2. 2016年11月03日 00:01:22 : C4nhwMcfAc : pXB8iz5IT_Y[4]
1970年代は、海外からの短波ラジオ放送を聴くBCLと呼ばれる趣味が流行りましたが、日本のリスナーは語学の壁に突き当たり、日本語放送以外はなかなか他言語の理解までいかず、1980年代にBCLブームは衰退してしまいました。しかし、この時代に日本メーカーは、欧米のメーカーを追い抜いたのです。
Zenith Trans-Oceanic D7000Y-2 and Sony CRF-320 Compared on 31 Meters
https://www.youtube.com/watch?v=Uli6DPRJkX8
●1975年に登場したソニーCRF-320は、欧米の高性能短波ラジオを越えた製品で、アメリカのゼニスは負けてしまったのです。これは新旧交替の貴重な動画ですね。
PANASONIC RF 2200 CALIBRATION
https://www.youtube.com/watch?v=2fGzyBoU1DM
●1976年に登場した、ナショナルのRF-2200は、「直ダイメカ」と呼ばれる、通信機並のギアドライブ機構を採用していました。別名クーガ2200。
動画は北米仕様と思われます。(クーガは、フォード社が商標登録して使えなかった。)
欧州向けは、DR22の別名称がありました。
Tescun S-2000 SSB (USB) DX QSO на 20 метрах
https://www.youtube.com/watch?v=dcMk7TGAYCM
●しかし21世紀は、待望論先生の言われるように、中国大陸の時代です。中国大陸のメーカーが安くて高性能なラジオを出すにつれて、日本メーカーは撤退していきました。中国大陸メーカーは、最初はドイツのグルンディッヒやイギリスのイートンのブランドで生産していましたが、今ではTecsunとかDegenと言った、メーカーの名前を出すようになりました。
10 Best Shortwave Radios 2015
https://www.youtube.com/watch?v=GUNLu_W5jT0
●4位にソニーのICF-SW7600GR(十和田オーディオ製造)が入っているだけで、中国大陸メーカーばかりになっています。これが世界の現状です。
http://www.asyura2.com/16/cult17/msg/216.html#c2