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2016年10月25日00時01分 〜
記事 [政治・選挙・NHK214] 「兼業・副業」を促進して「働き過ぎ」を防げ? 
「兼業・副業」を促進して「働き過ぎ」を防げ?
http://79516147.at.webry.info/201610/article_196.html
2016/10/24 22:48 半歩前へU


 安倍政府は24日、働き方改革実現会議を開き、柔軟な働き方を広げるため、会社員の「兼業・副業を促進」し、働く人や企業がどう対応すればいいかをまとめた指針を策定する方針を固めた。「働き過ぎを防ぐ」ため労働時間の管理も促す考え。

 この論法に矛盾を感じないでスンナリ理解できた、という人が何人いるだろうか?

 「兼業・副業を促進」し、「働き過ぎを防ぐ」? これは一体何が言いたいのか? 「働き過ぎを防ぐ」なら、仕事の量を減らして、家族や友人、恋人と靴ラグ時間を増やした方がいいのではないか。

 これまで以上に勤め人に「兼業・副業を促進」するとは、会社の仕事のほかにも仕事を知ると言っているようにも聞こえる。

 「兼業・副業を促進」は一見すると、耳障りの言い言葉だが、「今後、給料はそれほど増えないから、別な方法で稼げ」と呼び掛けているに等しい。これで「働き過ぎを防ぐ」と言われても、絵に描いた餅に映る。

 永田町の住人や公務員は、景気に関係なく“順調”に右肩上がりの昇給が期待できようが、民間の大半を占める中小企業務めはそうはいかない。

 これ以上、格差を広げていいのだろうか。安倍政権のやることは何から何までチグハグだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/851.html

記事 [政治・選挙・NHK214] その他大勢のためにカネを吐き出せ、と室井佑月 
             金持ちは金に汚いのぉ(※イメージ) 


その他大勢のためにカネを吐き出せ、と室井佑月
http://79516147.at.webry.info/201610/article_197.html
2016/10/24 23:51 半歩前へU


 「金持ちの厭らしいところは、金を持っていることが偉いと思っているところ」「結局、金持ちの金は、その他大勢から上手く巻き上げた金じゃんか」−。室井佑月は、大企業や富裕層は社会にカネを吐き出せ、と言った。

*******************
 
なんだか真面目に生きるのがイヤになってきた今日この頃。

NHKを見ていたら、ふいにこんなニュースが流れてきた(10月7日)。

〈「パナマ文書」の公表などをきっかけに、租税回避地=タックスヘイブンを利用した課税逃れが世界的な問題となる中、国連機関の専門家グループは、タックスヘイブンにある個人資産が最大で2500兆円に上るとする推計を発表しました〉

個人資産だけで最大2500兆円! 企業を入れたら、なんぼ? 頭がクラクラしてくる。

金持ちは金に汚いのぉ。タックスヘイブンを利用している金持ちが適切に税金を支払ったら、世界中の問題はどれだけ解決するんだろ。飢えに苦しんでいる人たちは、何人くらい救われるんだ?

ニュースではこうもいっていた。

〈年間に各国で合わせて数十兆円規模の税収が失われているとしています〉

てことは、この国の問題だってすぐに解決されるわな。増えつづける社会保障費、子どもの貧困や、教育の格差なども。

今の金持ちの厭らしいところは、金を持っていることが偉いと思っているところだ。いや、それもすごいことなのかもしれないが、ため込んだ金をその他大勢のためにもう少し吐き出せば、素直に尊敬してやる、というのだ。

これはあたしの持論であるが、金持ちは金のない人より道徳心を持つべきだ。だって結局、金持ちの金は、その他大勢から上手く巻き上げた金じゃんか。なら、少しでもその他大勢に還元したい、そういう気持ちがあってもいい。

が、金持ちはそんなことしない。デカい企業ほど税金を適正に払わず、金持ちほど法スレスレの節税ができるようになっている。適正に税金を払うくらいなら、政治家に献金をしたほうが安くついたりするんだろうか。だから、租税回避防止の法整備はなかなか進まないんだろうか。

それは政治家も、なんで政治家になったんですか、って話なんだけどな。彼らは我々より強い道徳心を持っていなきゃいけない、当たり前でしょう?

知ってる? 国会議員は白紙領収書に手書きしてもいいんだって。それって、みんなやってることだって、自民党の稲田朋美先生がいってたよ。

あたしは自分の事務所の個人経営者であるが、金額や日付を自分で書いた領収書を税理士に提出したら、確実に「こんなの認められるわけないでしょう!」と怒られるわな。

なんで、弱小の個人経営者のあたしが駄目で、先生と呼ばれる国会議員はOKなのさ?

ひょっとして、うちの税理士とあたしが心配性すぎたってオチか? なら、すぐに白紙領収書をバシバシ使わないといけませんね。税務署に叱られたら、こう答えますか。

「国会議員の先生たちからやり方を教わりました」と。  (週刊朝日 10月28日号より)


関連記事
室井佑月「金に汚いのぉ」〈週刊朝日〉
http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/830.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/853.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 「ポイントは、野田佳彦氏と連合が小沢一郎氏と共産党を毛嫌いしていることなんだよね:萩原 一彦氏」
「ポイントは、野田佳彦氏と連合が小沢一郎氏と共産党を毛嫌いしていることなんだよね:萩原 一彦氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20986.html
2016/10/25 晴耕雨読


https://twitter.com/reservologic

>小池晃 日本共産党は野党統一候補が安倍暴走政治と対決する「大義の旗」を掲げるとともに、野党が互いに信頼と敬意を通わせた「本気の共闘」に取り組んでこそ勝利できると訴え、そういう立場で努力してきました。選挙戦の全体を通じて、こうした点がつらぬかれたのかどうか、真剣な総括が必要だと考えます。

虚構新聞かと思った。

信じられないことだけど、連合は、嫌いな共産党の入った野党共闘が気にくわないので自分で推薦した民進党候補を衆院選東京10区補欠選挙で落選させようとしている。

そんな倒錯した圧力団体と縁を切らないと民進党は終わる。https://t.co/qVSR9Tr1k2

>上野 良樹 最大の労働組合団体であり、民進にとっては選挙の手足としても多大な貢献がある。なので完全に敵に回す事は事実上不可能<連合 何とか折り合いを付けなければ共闘の成果を挙げる事は難しいです。正念場です。

共産と組むくらいなら、自分とこが推薦した候補が落選した方がマシと考える自称「支持団体」は、米国に占領されるくらいなら一億人みんな死んだ方がマシと考えた人たちと、考え方が似ている。

そんな連中に支持しないと言われるなら支持してくれる人たちを大事にしたらいいじゃないかと思う私。

>上野 良樹 共闘というのは、敵を増やさずに味方を増やすための方策なので、連合を主敵にしてしまうと逆に向こうも公然と自公を支援する大義名分を手にしてしまう。反自公だけでは動かない労働者の支持を得るにはどうすればいいのかという問題でもあります。

ポイントは、野田佳彦氏と連合が小沢一郎氏と共産党を毛嫌いしていることなんだよね。

小沢一郎氏と共産党に何の共通点があるかという点を考えることが、連合が何を嫌い、何を恐れるかを知ることにつながるのだろうと思う。

で、その恐れを取り去ってやることが共闘への鍵なのだろうと思うのだけど…。

>かぶき者 いや、野田氏や連合に嫌気を差して去っていった市井の人々も沢山居たわけで、そこは単純に、切除しなければならない患部だと思う。切り取った方が早く快復するだろうし、力も蓄えられる。

>暇人 小沢氏と共産党の共通点って、自民党に妥協したり、裏でナアナアにならない事の様な…だから自民党と裏取引して、自民党を支える様になれば野田民進党は共闘するのでは?そんな政党群が国民の役に立つとは思えないけど。

>自民「2勝」 共闘の民進敗れる 衆院2補選 http://dlvr.it/MW6KZn #ニュース #followmeJP #news

「共闘の民進敗れる」と書いてあるけど、「連合に共闘の邪魔された民進破れる」の間違いじゃない?

>山崎 雅弘 連合という労働組合は、安倍政権の原発再稼働政策を支持しているのだから、普通は自民党を支持応援するだろう。彼らがわざわざ民進党に影響力を行使するのは、原発再稼働という安倍政権の政策を民進党が邪魔するのを阻止するためでしかない。野党が野党としての役割を果たせないよう重しの役割を担う。

見せかけの野党を作るために「連合」という団体があるってことは、連合は国民を騙すために存在してるということなのか…。

茶番劇でももうちょっとマシかも。

>アマノウズメ 私も連合の組合員ですよ。見せかけの野党を作るための団体?アホなこと言わないで下さい。連合は労組の集合体です。それぞれの組合によって特色も傾向もありますし、自由度が高いですから、連合会長が右向け右と言っても聞かない人はぞろぞろいます。自民党や公明党とは違う。民主的な団体ですより 

「連合会長が右向け右と言っても聞かない人はぞろぞろいます」これ聞いて、ちょっと安心した。

>さといも そうですよね。高度成長期とは個人の成熟が違うと信じたい。 民進党が連合と縁を切って改めて党の理念を示した方が地力がつくのではないかと、賭けではありますが思います。 なぜ無党派票がこんなに多いのか、埋もれた行き場のない市民を掬いとってほしい。

>さといも 産業構造も雇用環境も激変しているのに、連合は変われないのかしら?もう身動き取れないのかな。

>アマノウズメ 元のアカウント拝見して、納得しました。学者先生なんですね…。連合がどういう団体かご存じなくて書かれているご様子。 メーデーに参加すれば、雰囲気はつかめるのですがね〜。日本会議だの公明党だの、右向け右な組織とは違う。 基本左派リベラルですよ。

>記者拘束「危険な先例を作った」 国境なき記者団の沖縄声明全文 https://t.co/lUHWKRu6NE 国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」は22日、沖縄における報道の自由侵害を懸念する声明を発表した。ウェブサイトに英仏両文の声明を掲載した。声明全文はリンクを!

>ウメの健康日記「記者であることを警察に証明したにもかかわらず、現場から連れ去られた」と指摘 記者拘束や監視…「沖縄での報道の自由懸念」 国境なき記者団が異例声明 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | https://t.co/1H465GSfzP @theokinawatimesさんから 

日本の記者は軽く見られてるからなあ。

サラリーマン記者は上に飯食わせたり圧力かけたりすればどうにでもなると思われてるし、フリーはサラリーマン記者のなりそこないみたいに思われてる。

それはメディアの問題であって、市民の側に立った記事を書き続けることで民主主義の一翼をきちんと担わないと。

>本間 龍 電通社長が新入社員自殺を謝罪しない訳 《本間龍》 https://t.co/kGVGkKRL35 電通事件、これだけ社会的に大きな問題になっているのに、電通は今なお記者会見や謝罪を一切していません。その根底には一体何があるのか。どのメディアも伝えていない情報を書きました。

電通。

社会とのコミュニケーションを売りにする会社が社会とのコミュニケーションができないという実態は、恥ずべきことだけど、その手の「あんたはダメだけど、私はいい」という甘ったれた考えかたは、日本のリーダー的地位にいる企業や政党や行政や個人に蔓延しているように思う。

なんとかしなきゃ。

>岡口基一 これだけのことをしても減給以下の処分だけで済む特権階級 地下鉄の駅で、女性の上半身を衣服の上から触ったうえ、とがめた女性を突き飛ばし駆けつけた駅員2人に暴行 盗んだクレジットカードを使って同僚職員になりすまし新幹線の回数券を購入https://t.co/QoonH8H95A 

法で縛る側は、縛られる側と違ってさじ加減を自分で調整してもバチは当たるまいと思ってるんじゃない? 

自分が憲法で縛られてるという意識はないのかも。

国民は自分たちが公権力を憲法で縛っているという認識をもっと持った方がいいよね。



http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/854.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 巧妙なトラップ(反戦な家づくり)
巧妙なトラップ
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1506.html
2016-10-24 反戦な家づくり


ちょっと前まで、解散だ〜 と大騒ぎしていたのに、このところ声が小さいような気がする。

新潟では衝撃的な自公の敗北だったけれども、衆院補選は民進の自滅というか自公の圧勝だったのだから、もうちょっとボルテージがあがっても良さそうなものだ。

ところが、こんな記事まで出ている始末

自民議席「86減」の可能性 下村博文幹事長代行、次期衆院選で
http://www.sankei.com/politics/news/161024/plt1610240028-n1.html
2016.10.24 産経

夏の参院選で各党候補者が得た票数を衆院選に当てはめて単純比較したと説明。平成26年12月の衆院選小選挙区で自民党が得た223議席(追加公認含む)が「137になる可能性もある」と指摘。(引用以上)

まるで日刊ゲンダイのようなことを自民党の幹事長代行が言うのだから驚きだ。

大選挙区の票を小選挙区に当てはめること自体、ほとんど意味がない。意味がないのを、たぶん充分分かっていて下村は言っている。

なぜか。

一つには、発言の主旨の通り若手への引き締めということはあるだろう。

しかし、本当の狙いは、民進を蟻地獄に引きずり込むための罠ではないのか。

民進が、年末解散にノリノリになるように、仕向けている。

民進執行部と連合は、野党共闘したら票が減る、と本気で思っている。

バカじゃないかと思うのはこちらだけで、奴らは本気で思っている。

だから、「野党共闘の票で86減だったら、民進単独なら圧勝じゃないか」と、通常の脳みそでは考えられないようなことを考えるに違いない。

まあ、圧勝とまでは思わないだろうが、意外と行けるんじゃなの と強気になるだろう。

また、野田のような本当の極悪分子は、民進だけでは勝てないことを分かっている。ただ、野田の使命は「負けること」だから、負けるために野党共闘に必死に反対している。

繰り返すが、野田の使命は「民進党を負けさせること」だ。その使命を全うすることによって、自分の議席だけは安泰なのだ。

そこを勘違いしてはいけない。

だから野田は、あの下村発言を聞いて、脳みそが沸騰している執行部とは別の判断をする。
 
「新潟の二の舞をしてはいけない」「また野党共闘ができてしまって自民が86も減ったら大変だ」「共闘できないうちに早いこと解散したほうがいい」
と、いずれにしても、民進は解散総選挙に前のめりになっていくだろう。

もちろん、これは罠だ。

孫子の時代から現代まで、戦はウソと駆け引きの応酬なのだ。

そして、もし自民党が民進党を本気で潰しにかかっているのだとしたら、戦争と改憲がほんとに迫っているということだ。

平時においては、口だけ民進は、自民党の大事なパートナーだ。口先だけ反対すると見せかけて、ズルズルと自民の言うなりになる。負けるための選挙をやって、自民をバックアップする。そんな民進を、自民は本気で潰すことはない。

ところが、戦時になれば話は別だ。

反対すると見せかけて、なんて悠長なことは言ってられない。

即断即決の専制体制を築かなくては、戦争はできない。

下村のあの「弱気」発言は、そうした2017年に向けての、巧妙なトラップなのではないか。

そんな気がしてならない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/855.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 「「国防の要」といいながら、沖縄に対する敬意や感謝などは微塵もない。:兵頭正俊氏」 
「「国防の要」といいながら、沖縄に対する敬意や感謝などは微塵もない。:兵頭正俊氏」 
http://sun.ap.teacup.com/souun/20984.html
2016/10/25 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

東京10区、福岡6区の衆院補欠選挙は、いずれも小池百合子が応援に入った自民党候補が当選した。

野田―蓮舫の自民党補完政党は、新潟県知事選とあわせて3連敗となった。

民進党は、連合に隷属するかぎり、1%側の政党である。

政策はほぼ自民党と同じだ。

これが国民の選択肢を奪っている。

東京10区、福岡6区の衆院補欠選挙とも、過去最低の投票率となった。

これは民進党、とりわけ野田―蓮舫体制が、安倍―野田―蓮舫翼賛体制であり、国民から政策の選択肢を奪っているからである。

東京、福岡の低投票率は、野田―蓮舫体制で闘う限り、衆議院選挙に持ち越されよう。

連合は、組合員のための組織ではなく、会社のための組織である。

そこから連合に隷属する民進党と、財界に隷属する自民党との、酷似した政策が出てくる。

これが選挙民の選択肢を奪う。

低投票率の一因となって、組織票に頼る自公の勝利を招く。

共産、社民、自由は、戦略を練り直すべきだ。

>田中龍作 【衆院・東京10区補選】 @連合が鈴木候補の選挙事務所からスタッフを引き揚げさせた。A鈴木候補は連合に気兼ねして野党共同街宣に行けなかった。 選挙妨害と指摘されるのを恐れて、マスコミは今朝になって記事にしていますが、『田中龍作ジャーナル』は昨日のうちに記事化しています。

山県有朋と同様に、「沖縄をわが日本帝国の南門となす」と、日本の1%は現在も深奥で呟いている。

「国防の要」といいながら、沖縄に対する敬意や感謝などは微塵もない。

沖縄の位置づけは「国益の道具」であり、その胸臆にあるのは「この土人が」という差別意識なのだ。

明治政府が中国の内地通商権を得る代わりに先島を譲渡する分割条約を提案したように、太平洋戦争末期に昭和天皇裕仁は、戦犯免責・天皇制護持と引き替えに沖縄を米国に差し出したのである。

このような過酷な沖縄差別を、大阪府知事の松井らは知らない。

「土人」「ご苦労様」の根底にあるのは、無知だ。

敗戦間際、昭和天皇裕仁と周りの権力者にあった精神は、1 共産主義への恐怖、2 国民よりも天皇制護持の優先、3 米国の占領政策への積極的な関わり、の3点であった。

そこから沖縄は、国益の道具として米国に差し出されたのである。

爾来、日本の国体は、天皇から米国に代わっている。

地理的条件から、戦時に沖縄が本土に軍事的に使われるとする見方は、間違っている。

平時にも経済的に沖縄は差別され、収奪されてきた。

この差別と収奪の歴史のうえに、「この土人が」という本土公務員の言葉は投げつけられたのである。

松井の擁護の発言など、いかに無知の軽さが罪深いかがわかる。

「大阪府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。出張ご苦労様」などとうそぶく前に、松井はまず沖縄県民に知事として謝罪しなければならない。

そのうえで県警本部長を呼び、厳重に注意しなければならなかったのである。

土人発言に、沖縄の翁長雄志知事は沖縄県警本部長を県庁に呼び抗議している。

本部長は「極めて遺憾で残念。傷つけられた方、県民の方に深くおわびを申し上げたい」と謝罪し、「ひどい発言で、(派遣を受けた)県警にも大きな責任がある」と述べている。

これがまともな対応だ。

ご苦労様、ではないのだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/856.html

記事 [政治・選挙・NHK214] ≪72位≫「国境なき記者団」が沖縄の報道の自由を懸念する声明「安倍晋三氏が再び首相に就任して以来、報道の自由は大幅に後退
【72位】「国境なき記者団」が沖縄の報道の自由を懸念する声明「安倍晋三氏が再び首相に就任して以来、報道の自由への配慮は大幅に後退している」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/23535
2016/10/24 健康になるためのブログ




http://tanakaryusaku.jp/2016/07/00014088




http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/67801?utm_content=bufferebd88&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

国際組織「国境なき記者団」が沖縄の報道の自由を懸念する声明
高江取材中の記者が拘束されたことに「危険な先例作った」と批判
在沖米軍が抗議者や記者を監視していた問題にも危機感を示した

国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は22日、沖縄における報道の自由侵害を懸念する声明を発表した。沖縄に関する声明は初めて。東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設問題を取材中、沖縄2紙の記者が機動隊に拘束されたことなどを列挙し、「安倍晋三氏が再び首相に就任して以来、報道の自由への配慮は大幅に後退している」と指摘した。



以下ネットの反応。
















まあメディアのトップと総理大臣が仲良く飯を食いに行く国ですから、まともな報道期待する方が無理っちゅーもんですわな。まずはこの異様な会食をやめさせるために、とりあえず安倍氏に総理を辞めてもらいましょう。日本のメディアが正常化するためにはそれしかありません。




http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/857.html

記事 [政治・選挙・NHK214] これが「自民86議席減」発言の真意だ! 
これが「自民86議席減」発言の真意だ!
http://79516147.at.webry.info/201610/article_198.html
2016/10/25 00:27 半歩前へU


 自民党幹事長代行の下村博文は24日、次期衆院選で自民党の獲得議席(小選挙区)が前回より86減る可能性があるとの見方を示した。

 衆院当選1、2回の党所属議員を集めて国会内で開いた勉強会で、野党が候補者を一本化した場合の分析として明らかにした。

 夏の参院選で各党候補者が得た票数を衆院選に当てはめて単純比較したと説明。2014年12月の衆院選小選挙区で自民党が得た223議席(追加公認含む)が「137になる可能性もある」と指摘した。共同通信が伝えた。

*****************

 この記事を見て喜んでいたらダメ。「自民86減」は野党共闘で完全に一本化した場合のことで、民進党があの体たらくではあり得ない。

 なぜこんな話を持ち出したかと言うと、自民党内の引き締めが狙いだ。安倍自民党の絶対多数が続く中で「一党他弱」と言われ、衆院補選でも連勝した。1月解散がささやかれ、自民党の一部には早くも楽勝ムードが漂っている。

 そうした党内の空気に「カツ」を入れたのだ。特に、当選1、2回の議員を集めたのは、選挙地盤が固まっていないからで、「浮かれていたら次の選挙で必ず落ちるぞ」と先輩の下村が檄を飛ばした。「86減」などと本気で考えていない。目標は次回も圧勝だ。

 民進党にこうしたタガを締める者がいたら多少は変わっていただろうが、あそこは野田佳彦のような「昼間の行灯」ばかりだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/858.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 皇后さまのお誕生日のご会見でも超温和な皇后さまをへきえきさせたマスゴミ その造語 「生前退位」なる不敬な言葉を、 なお
皇后さまのお誕生日のご会見でも超温和な皇后さまをへきえきさせたマスゴミ その造語 「生前退位」なる不敬な言葉を、なおも押し通おそうとして、信長や家康でさえも畏れ多くてできなかった上から目線で陛下や皇室を見下し、天下をとったつもりの「マスゴミ」の代表・NHK
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/20161024-kougousamano-otanjyoubino-gokaikendemo-choonnwana-kougousamawo-hekiekisaseta-masugomi-sonozougo-seizentaii-naru-fukeinakotobawonaomo-oshitoosu-nhk.htm

記事ソース 2016/10/24 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161024/k10010741721000.html

生前退位など検討する有識者会議 議事概要を公表

政府は、天皇陛下の生前退位などについて検討する有識者会議の初会合の議事概要を公表し、メンバーから、スピード感を持った検討を求める意見や、長所や短所を虚心に検討する必要があるという指摘が出されたことが明記されています。

政府は、天皇陛下の生前退位などについて検討する有識者会議が、今月17日の初会合で、発言者の名前を明らかにしない形で会議の議事概要を公開することを確認したことを受けて、24日、総理大臣官邸のホームページで初会合の議事概要を公表しました。

それによりますと、自由討議でメンバーから、「この問題には国民が高い関心を示しており、国民の間にもいろいろな考えがあると思われる。この会議の役割としては、論点や課題を明確に示すことが重要だ」という指摘が出されたことが明記されています。また、「ご高齢となった陛下のご事情を鑑みるとき、慎重さを旨としながらも、何よりもスピード感を持って検討を進めることが重要だ」という意見や、「専門家の意見を伺い、長所や短所を虚心に検討することが必要だ」という指摘も出されました。

さらに座長に就任した経団連の今井名誉会長が、専門家からヒアリングを行い、国民世論も踏まえて提言を取りまとめる方針を示し、次回、今週27日の会合で、天皇陛下のご公務の状況などについて政府側から説明を受けるとともに、ヒアリングを行う専門家を選ぶことが確認されたとしています。

官房長官「情報発信に努めている」

菅官房長官は午前の記者会見で、「公表した議事概要は、当日の主要な議論を網羅したものだと思っており、政府としては情報発信に努めている」と述べました。
そのうえで菅官房長官は、記者団が「有識者の発言が匿名で紹介されているのはなぜか」と質問したのに対し、「静かな環境で議論を進めていくことが大事なのではないか」と述べました。
http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/859.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 茶番劇、劇場型政治でこの国は何度も失敗してきた。結局、格差は拡大し続け、国の膨大な借金だけが残っている 小沢一郎(事務所

































































http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/860.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 基地フェンスの違法設置物を撤去する名護市民を集団襲撃、顔を執拗に撮影 撮影者はなんと『名護市議』(動画&画像)
沖縄の騒動はマスコミと極左のコラボレーション。

twitterから
https://twitter.com/andakueboja/status/790365280060833792

油喰小僧
@andakueboja
山城博治達がテープなどを貼って汚したフェンスを掃除をしている名護市民の男性を取り囲んでボコボコに。
その時、赤マルの女は止めようともせず被害者男性の顔を執拗に撮影。
この女の正体はなんと名護市議の「翁長久美子」。

#高江
#辺野古

https://pbs.twimg.com/media/Cvfw9xsVUAEIPji.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Cvfw9x1VYAAcpeh.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/honmo_takeshi/imgs/5/f/5f6966e4-s.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/honmo_takeshi/imgs/7/2/72a6b475.jpg



sin @sin007777 7 時間7 時間前
@andakueboja これがオール沖縄か...暴力集団?恐ろしいな。



福袋 @hukubukuro 19 時間19 時間前
.@andakueboja そもそもフェンスクリーンで襲われるとか、おかしいでしょうが…。



ぐるこさみん @setagayaguruko 18 時間18 時間前
@andakueboja
名護市議会の顔写真入り一覧pdfより。
「軍事基地等対策特別委員会(長)」が気になりますね。

https://pbs.twimg.com/media/CvgHAmAUEAIfPQP.jpg



cafe.s @shuucafe 17 時間17 時間前
@andakueboja 警察官がいるのに。完全に舐めてる。自分達は何をしても安全圏にいるし、自分達と考えの違う者に人権は無いと本気で思っているんだろう。



otoyan @1030_otoyan 18 時間18 時間前
@andakueboja @hukubukuro 自称市民らに本物の市民から鉄槌を下さないかんな。はらわた煮え繰り返りますね。



nekojarashi64 @nekojarashi64 19 時間19 時間前
@andakueboja
翁長??知事のあのヅラの親戚か何かですか??



heero @heero400s 11 時間11 時間前
@andakueboja @kamikazegimiy 議員が障害現場助勢罪か。翁長久美子は立派な犯罪者だよ。

<参考リンク>

■【動画】
【沖縄の声】現場には名護市議会議員も!ヘイワ運動家9名による集団暴行事件について[桜H27/4/25]
https://www.youtube.com/watch?v=WGjlEF4nsfw

※30:19〜



http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/861.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 野党共闘で86減と自民幹部+駆けつけ警護〜稲田に判断能力あるのか?&武器使用は公開せず(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24747687/
2016-10-25 03:33

 昨日、安倍首相の盟友でもある自民党の下村幹事長代行が、と〜ってもいいお話をして下さった。(++)

 野党が共闘して一本化すれば、自民党は小選挙区で86議席も減る可能性があるというのだ。 (゚Д゚)

『「(野党は)一本化、衆議院においてもしてくる可能性があるかもしれない。前回223議席獲得できたところ、137。86議席は小選挙区で勝てない可能性も統計上はある」(自民党 下村博文幹事長代行)(TBS16年10月24日)』

 とりあえず、この数字をしっかり覚えておこう!(**)<野党幹部の人もしっかり覚えておいてね〜!(・・)> 

* * * * *

 実はこの数字の話、自民党が若手議員をハッパ(脅し?)をかけるために行なった「選挙塾」で出たものだという。
 
 自民党で12,14年に当選した1〜2回生議員は、安倍自民党に追い風が吹く中(=民進党に超逆風が吹く中?)、特にすごく努力しなくても当選してしまった人たちが多いため、かなりのんびりしている人がいるようで・・・。

 近いうちに解散総選挙があるかも知れないのに、彼らが相変わらず、地元での地道な活動などをやっていないことから、幹部クラスはハラハラ、イライラしている様子。^^;
 候補者差し替えまで示唆して、お尻を叩き始めているという。(~_~;)
 
『当選1、2回の若手議員を対象に自民党が24日、国会内で開いた「選挙塾」で、萩生田光一官房副長官が「選挙で勝つ見込みがない、努力しない場合は(候補者)差し替えも辞さない」との言葉を安倍晋三首相の意向として紹介。次期衆院選に向けた選挙基盤強化の遅れにクギを刺した。

 党幹部が差し替えを検討中だが、発言は安倍首相もそうした手法を認めていることを明かし、党内を強く引き締める狙いがある。選挙塾では、下村博文幹事長代行が野党共闘を想定した「単純な足し算」としながらも、「自民党は小選挙区で前回(追加公認を含め)223議席を獲得できたが、86の小選挙区で勝てない可能性もある」との試算を披露した。

 官邸幹部もこの日、衆院選で2回連続で比例復活した現職は差し替えるべきだとの考えを明かしたうえで、「自民党には必ず厳しい時が来る。その時に絶滅してしまう」と述べ、危機感を強調した。(朝日新聞16年10月24日)』

『「選挙に勝つ気のない人、努力しない人、当然『差し替え』とか私が言わなくても地元から(声が)起こってくる」。自民党の二階俊博幹事長は18日の記者会見でこう述べ、次期衆院選で苦戦が予想される若手の現職国会議員に党公認を出さず、候補者を差し替える可能性に言及した。(中略)
 自民党は2012年、14年の衆院選で大勝。「風」を受けて当選した若手の中には、選挙基盤が弱いままの議員もいるとされ、党内で問題視されている。与党推薦候補が敗れた新潟県知事選でも、地元の若手議員の地力の弱さを指摘する声が上がっている。(朝日新聞16年10月18日)』

* * * * * 

 でもって・・・折角、自民党が「野党共闘による候補者一本化」を嫌がってくれてるのだから。しかも、若手がダレていて、万全な状態にないのだから。(++)

 すぐに政権交代を成し遂げるのは難しくても、ともかくまずは自民党の議席を少しでも減らして、安倍晋三氏を首相の座から引きずりおろすことが、日本の平和、一般国民の生活や利益のために、何より大切なのだから。(**)

 野党の幹部、議員の人たち、とりわけ民進党の幹部の人たちには、よ〜く考えて欲しいと強く言いたいmewなのだった。(@@)

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さて、もう一つ。mew的に、いい数字の話を。(~~)

 NNNの世論調査によれば、駆けつけ警護などの新たな任務を、「加えるべきだと思わない」の方が断然多いとのこと。(・o・)

『NNNがこの週末に行った世論調査によると、国連平和維持活動のため来月、南スーダンに派遣される予定の自衛隊部隊に、駆けつけ警護などの新たな任務を加えるべきかについて、半数以上の人が否定的な考えを示した。

 世論調査では、駆けつけ警護などの新たな任務を、「加えるべきだと思わない」が56.9%、「加えるべきだと思う」は27.0%だった。(NNN16年10月23日)』

 でも、安倍内閣は、国民の意思などそっちのけで、どんどんと自衛隊の海外進出やアブナイ任務遂行を進めようとしているのだ。(ーー)

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 安倍首相は23日、自衛隊の観閲式で訓示を行ない、安保法制や(駆けつけ警護)などの新任務に言及。さらに、「国際的な舞台で活躍してもらいたい」と海外進出を後押しするような言葉を送ったという。(-"-)

『安倍首相は23日、陸上自衛隊朝霞訓練場(埼玉県新座市など)で行われた自衛隊観閲式で訓示した。
 首相は、安全保障関連法に関し、「法制によって新しい任務が与えられる。尊い平和を守り抜き、次の世代へと引き渡していくための任務だ。そのことを肝に銘じ、平和の守り神として精強な自衛隊を作ってほしい」と述べ、備えに万全を期すよう指示した。

 政府は11月にも南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣する陸自部隊に、「駆けつけ警護」などの新任務を付与するかどうか検討している。首相は「今後も積極的平和主義の旗を高く掲げ、国際的な舞台で活躍してもらいたい」と語った。
 観閲式は、陸海空の各自衛隊が毎年持ち回りで開催している。今年は隊員約4000人、戦車など車両約280両、航空機約50機が参加し、米軍の新型輸送機オスプレイも祝賀飛行を行った。(読売新聞16年10月23日)』 

* * * * *

 同じ23日には稲田防衛大臣が、岩手県内の自衛隊の演習場に赴き、駆けつけ警護などの新任務の視察を行なった。(・o・)

 実は21日に、稲田大臣がこんな会見をしているのを見て「はあ?あんたに習熟度とか判断できんの〜?」って思ってたのだけど・・・。

『稲田防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、「あさって、訓練を視察し、同行する陸上幕僚長から専門的な説明や助言を得つつ訓練状況を確認する」と述べ、23日に岩手県にある演習場を訪れ、訓練の習熟度を確認することを明らかにしました。
 そのうえで、稲田大臣は「駆け付け警護」などの新たな任務の付与について「部隊の練度に加えて、現地の情勢などを慎重に見極めながら、総合的に政府部内で検討していきたい」と述べました。(NHK16年10月21日)』

 23日に訓練の視察を行なった後には、「私が見た範囲では、非常にスムーズにというか、しっかり訓練がなされている様子だった。隊長からも“日に日に練度が増している”(という話があった)」と評価していたとのこと。(TBS16年10月23日 *1)

<この時のしゃべり方が、小学生みたいな感じで、あまりにもたどたどしかったので、アンチ稲田ながらも心配になっちゃったりして。(>_<)
 そもそも、本来どうあるべきかをアタマに置きつつ、何度か同じ訓練を見ないと、スムーズでしっかり訓練できてるかわからないんじゃん?(~_~;)>

 また、『稲田大臣は部隊に訓示し、「すべてが初めてのことであり、これまでに数々の苦労をしたと思うが、駆け付け警護などにかかる一連の状況下における各種動作を整斉とこなしている姿を確認することができ、大変頼もしく感じた」と述べ』たという。(NHK16年10月23日)

<南スーダンの安全状況の視察に行った時もそうだけど。稲田大臣は、自分が見た狭〜い範囲に問題がなくて、関係者からもいい話をきくだけで、すぐに「大丈夫」って言えちゃうタイプなのよね。^^;>

* * * * *

 しかも、自衛隊は24日に、駆けつけ警護などの訓練を、メディアにも公開したのだけど。何と肝心の「武器の使用」は一切行なわなかったという。 (゚Д゚)
 手の内を明かさないためというのは大義名分で、世論の刺激を避ける目的というのは本当のとこだろう。(-"-) 

『陸自、駆け付け警護訓練=安保法新任務で初公開―武器使用は見せず・岩手

 陸上自衛隊は24日、来月南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に派遣される部隊に対して、安全保障関連法に基づき付与される可能性がある新任務「駆け付け警護」と宿営地の共同防護の訓練を岩手山演習場(岩手県滝沢市)で、初めて公開した。

 暴徒が周辺にいる建物から国連関係者らを自衛隊が救出するシナリオで行われたが、群衆に銃を構えるなど武器使用を想定した訓練は「手の内を明かすことになる」との理由で公開されなかった。

 駆け付け警護では、暴徒などによる妨害を排除するために威嚇射撃もできる。正当防衛・緊急避難に該当する場合は危害射撃も可能だ。安保法制定をめぐっては自衛隊の武器使用拡大に反対する意見もあっただけに、武器使用場面の非公開は世論の刺激を避ける目的もあるとみられる。

 訓練は11月に南スーダンへ派遣される予定の陸自第9師団(青森市)が実施した。駆け付け警護では、国連関係者が居住する建物周辺に、職を求める群衆が集まり暴徒化し、国連南スーダン派遣団(UNMISS)に救助要請があった事態を想定。銃を携行して救出に向かった陸自隊員は、軽装甲機動車に防護されながら国連関係者がいる建物に前進。盾などを使って暴徒を排除し、国連関係者を救出した。(時事通信16年10月24日)』

* * * * * 

 果たして、安倍首相やタカ派らの「自衛隊をもっと海外で仕事をさせたい。武器使用もできるようにさせたい」(そのウラには、血を流さないと国軍として一人前じゃないとの思い)という考えだけで、こんな風に安易に新たな任務や危険な武器使用を認めていいのか・・・。
 心底から憂慮しているmewなのだった。_(。。)_

 THANKS 


*1

駆けつけ警護 緊迫の訓練を初公開、最終判断へ

TBS系(JNN) 10月24日(月)19時1分配信

 23日、岩手県入りした稲田防衛大臣。政府は南スーダンでのPKOに参加する自衛隊に対し、安保関連法で可能となった駆けつけ警護など新たな任務を付与するか検討していますが来月、派遣予定の部隊を視察したのです。

 「全てが初めてのことであり、これまでに数々の苦労をされたことと思います」(稲田朋美防衛相)

 そして、防衛省は駆けつけ警護などの訓練を報道陣に初めて公開しました。

 「駆けつけ警護の訓練です。建物に閉じ込められたPKO関係者を救出するというシナリオで、自衛隊員が盾で説得しながら暴徒を押しています」(記者)

 24日、公開されたのは安保関連法で認められた「駆けつけ警護」などの新たな任務を想定した訓練。「駆けつけ警護」とは国連職員や他の国の兵士などが武装勢力に襲われたとき、自衛隊が武器を携えて、駆けつけ助けることです。89式小銃を手に駆けつけた部隊が「暴徒」役の隊員らを押し返し、外国の「PKO関係者」役の隊員らを救出するという流れの訓練が行われましたが、24日の訓練では「手の内を明かすのは適切でない」として、実際に武器が使用されることはありませんでした。実は稲田防衛大臣は23日夜、非公開で行われた武器を使用した訓練を視察しています。

 「今日、私が見た範囲では非常にスムーズというか、しっかり訓練がされている様子でした」(稲田朋美防衛相)

 訓練の習熟度が十分かどうかは、新任務を付与するかどうかの判断材料となります。もう一つの判断材料は現地情勢で、稲田大臣が今月初め南スーダンを視察しました。

 「7月の衝突はあったが、(治安が)落ち着いているということを目で見ることができ」(稲田朋美防衛相)

 新たな任務を付与することに向けて、準備は着々と進んでいるようにみえますが、ここに来て政府内で不安の声が聞かれるようになりました。

 「安保関連法に“戦争”というイメージがつき、野党だけでなく与党も冷静に法律の内容が理解されていない」(防衛省幹部)

 国会で安保法制や新任務の付与について、本質的な議論ができていないのではないかというのです。

 「端的に聞きます。リスクは増えるんですか、減るんですか」(民進党 緒方林太郎衆院議員【衆院予算委 今月12日】)

 「新たな任務が加わるからといって、単純にリスクが増えるというものでは、ありませんということでございます」(稲田朋美防衛相)

 「おかしいと思いますけれども、これで質問を終わらせていただきます」(民進党 緒方林太郎衆院議員)

 自民党の会合でも新たな任務の付与について慎重な声が出たほか、国民の理解が進んでいないなどの懸念の声があがりました。政府は、部隊が南スーダンに出発する来月20日ごろまでに、最終的な判断を下すことになります。(24日16:45)

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稲田防衛相、自衛隊の新任務訓練を初めて視察

 稲田防衛大臣は、安全保障関連法で可能となった「駆け付け警護」などの自衛隊の新しい任務の訓練を初めて視察しました。

 訓練は、来月から南スーダンでのPKO=国連平和維持活動に参加予定の青森の陸上自衛隊第9師団を中心とした部隊が参加し、視察も含め非公開で行われました。

 稲田大臣は、安保関連法で可能となった、離れた場所にいるPKO関係者を武器を使って救出する「駆け付け警護」や、他国軍と宿営地を共同防衛する訓練を視察したということです。

 「私が見た範囲では、非常にスムーズにというか、しっかり訓練がなされている様子だった。隊長からも“日に日に練度が増している”(という話があった)」(稲田朋美防衛相)

 稲田大臣は、新しい任務の付与について「ほかの視察の結果や治安情勢を総合的に判断し、政府全体で決める」としています。(TBS24日00:25)


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/862.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 自由党の小沢一郎代表は、世界支配層が望む「原発ゼロ・自民党流憲法改正反対」を争点に「政権」を獲得する(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/6d4def7c8c521956e5c9e4d205e4ff2f
2016年10月25日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 自由党の小沢一郎代表は、「世界新機軸」を実現するため「小沢一郎政権」樹立を目指して、驀進している。10月23日の衆院東京10区・福岡6区の補欠選挙の結果、東京10区は自民党公認の若狭勝候補、福岡6区は無所属の鳩山二郎候補が当選、自民党は鳩山二郎候補を追加公認した。これにより、自民党の衆院勢力は、293議席(62%)となったが、政局は、1月〜2月に予想される衆院解散・総選挙(年内解散・総選挙も要警戒)に向かって雪崩れ込み始める。

最大の争点は、「原発ゼロ・自民党流憲法改正反対」の是非であり、国論を2分するテーマだ。小泉純一郎元首相は、「原発争点なら自民敗北」(埼玉新聞10月22日付朝刊「第3総合」面)と予言している。総選挙では、必ず「3分の1」が入れ替わるという経験則があり、自民党衆院議員のうち、選挙地盤が脆弱な「当選回数1、2回安倍晋三チルドレン世代(ひよこ)121人(自民党全体の4割)」「3、4回小泉進次郎チルドレン世代59人」の計180人(6割)が草刈り場となり、経験則の「餌食」にされ、小沢一郎代表の「自由党」に駆逐される運命にある。


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/863.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 血税5億円で地球7周…“公私混同”トンデモ豪華出張 石原慎太郎 腐敗の13年(日刊ゲンダイ)
   


血税5億円で地球7周…“公私混同”トンデモ豪華出張 石原慎太郎 腐敗の13年
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192437
2016年10月25日 日刊ゲンダイ


  
   陳水扁総統との会見でご満悦の石原元知事(04年訪台)/(C)共同通信社


 舛添バッシングの端緒となった豪華外遊の先鞭をつけたのは、石原慎太郎元知事だ。

 任期13年で海外出張は34回、都合201日を数える。都庁に顔を出すのは週2、3回程度だったのに外遊は4カ月に1回ペース。西はスイス、東はエクアドルまで移動距離は27万キロを超え、地球7周分に及んだ。

 多い時は19人が随行する大名旅行。費用は当然かさむ。共産党都議団の調査によると、都が情報開示に応じたのは30回分のみ。「4回分は期限切れを理由に拒否された」(共産党都議団事務局)という。30回分の平均出張費は1681万8636万円。計5億455万円に達した。

■お気に入り通訳に1回200万円

 石原氏の偏った思想を反映したのか、行き先にはかなり偏りがある。ご執心だったのが、大好きな台湾だ。就任半年後の初外遊はもちろん台湾。計7回も訪台し、計28日間を過ごした。

「総統就任式に3回出席し、国際会議もありましたが、視察をかたった物見遊山のようなものだった。観光地見物や政府関係者との面会が大半。現地合流した四男の延啓氏を要人に紹介したこともあった。かたや、大嫌いな中国訪問は1回だけ。東京五輪の招致に動いていた手前、北京五輪の開会式に出席したのですが、典子夫人帯同で1泊2日の弾丸スケジュール。夫人は公費でたびたび外遊に同行していました」(都政担当記者)

 外遊決定はトップダウン。それに家族が入り交じっていたら、公私混同を疑われても仕方がない。その上、特定の通訳を重用し、1回約200万円をポンと支払い、日本から随行させていたのである。06年の都議会定例会で共産党の清水ひで子都議から豪華外遊を追及された慎太郎氏は、シレッとこう答えた。

「現場主義のもとに、国内外に自ら足を運び、この目で確かめることで新しいアイデアを得、政策の実現につなげてまいりました」

 通訳についての答弁は失笑ものだった。

「質問がみんな同じものですから、面倒くさくなってマイナーなテレビには、はしょりましたら、彼女が日本のためだと補足してくれました。愛国的な非常にベテランな通訳で、頼りにしています」

 公金で好き勝手にアチコチ出かけた揚げ句、煩わしいことは他人任せ。とことん自分勝手な人間だ。





http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/864.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 新潟知事選と補欠選に見る蓮舫民進党のお粗末 今後の野党共闘はどうなるのか? 元戦闘員の盗賊が跋扈、江戸時代は怖かった・・

新潟知事選と補欠選に見る蓮舫民進党のお粗末
今後の野党共闘はどうなるのか?
2016.10.25(火) 筆坂 秀世

http://jbpress.ismedia.jp/mwimgs/2/4/600/img_244cea186b6bffd05b09dff09a51e266166364.jpg

新潟知事選挙では柏崎刈羽原発の再稼働が争点となっていた(資料写真、出所:Wikipedia)
与野党対決の構図に入れなかった民進党

 新潟知事選挙では、事前の「接戦」という予想に反して、無所属新人の米山隆一氏が自民、公明推薦候補に6万票以上の差をつけて勝利した。

 この選挙は、東電柏崎刈羽原発の再稼働が争点となっていた。米山氏は、泉田前知事の姿勢を継承するとして、再稼働に慎重な態度を表明していた。これが県民多数に受け入れられたということだ。

 米山氏を推薦していたのは、共産、自由、社民の3野党である。原発容認の電力総連、連合の顔色を窺う民進党は、推薦できず“自主投票”という中途半端な対応をとらざるを得なかった。選挙終盤になって米山氏が勝ちそうな戦況になって、あわてて蓮舫代表が駆け付け応援演説を行ったが、これでは勝ち馬に乗っただけである。

 米山氏の当選を報じるテレビや新聞は、米山氏に「共産、自由、社民推薦」という説明を必ず付けていたが、野党第一党の民進党の名はなかった。情けない話ではないか。

 自由党の小沢一郎代表が「勝ちそうになったから応援に行くのは、野党第一党(の党首)として主体性がなさすぎる」「最大野党の民進党は何のために政党を構成しているのか。政権を取る気がないなら、それは国民への背信行為、民主主義を否定する行為だ。そんなのは解散したほうがいい」(10月18日記者会見)と厳しく批判したのも当然であろう。

 この選挙は、民進党が推薦せずとも「自公」対「共産、自由、社民」の与野党対決の構図となっていた。この構図の中に入ることができなかったのが蓮舫民進党なのである。

 この選挙では自民党も相当に力を入れ、二階幹事長も応援に駆けつけたが、自公陣営もお粗末だった。この陣営が撒いた法定ビラには、「赤旗を県庁に立てさせてもいいのですか?」というのがあった。ところが新潟県の県旗はすでに真っ赤なものだったというのだから笑うしかない。おそらくそれを知らない東京で作ったビラなのであろう。そもそもこんな攻撃の仕方は数十年前に流行ったもので、あまりにも時代錯誤というしかない。

補欠選挙で惨敗、蓮舫氏の二重国籍問題も影響か

 10月23日に投票が行われた東京10区と福岡6区の補欠選挙では、民進党は完敗した。

 東京10区で小池氏が前回の選挙で得た得票率は50.7%だった。今回、自民党公認の若狭勝氏は60%を超える得票率である。福岡6区では、民主党が候補を立てた前々回の総選挙で鳩山邦夫氏の得票率は42%だった。それが今回、次男の鳩山二郎氏(自民党新人)が獲得したのは67%の得票率であった。

 今年の参議院選挙では1人区32選挙区のうち、11選挙区で野党統一候補が当選を果たした(民進党7人、無所属4人)。3年前の参院選では、当時民主党は19の1人区に候補者を立てたが全敗であった。それと比較すれば、11選挙区で野党候補が当選を果たしたことは奇跡的と言っても良いものであった。

 なぜ、これほどの善戦をすることができたのか。答えは明瞭だ。野党が共闘し、統一候補を立てたからである。

 それにもかかわらず、なぜ今回の補欠選で民進党候補は惨敗したのか。

 もちろんそこには、東京10区が小池百合子現都知事の地盤であり、自民党候補がその小池氏を知事選で支えた若狭氏だったということや、福岡6区では鳩山邦夫氏の死去に伴う選挙で、候補者がその子息だったということもある。

 だが民進党候補の惨敗ぶりは、それだけでは説明できないものがある。蓮舫氏自身の二重国籍問題も影響したことは間違いないだろう。

 蓮舫氏は10月15日、都内の区役所に提出した台湾籍の離脱証明書が受理されなかったとして、戸籍法に基づき「(日本国籍の)選択宣言をした」と語り、戸籍法の義務である「22歳までの国籍選択」を、最近までしてこなかったことを明らかにした。違法状態だったという指摘さえなされている。いずれにしてもこのような重要問題で、説明が二転三転どころか、何度も変わり、いまだにすっきりした説明がなされていないというのは、政党の党首として、国会議員として許されることではない。

野党共同への腰が据わっていない民進党

 今回の補欠選挙では、参議院選挙の時ほど野党が一体とはなっていなかった。そもそも民進党は、共産党の推薦を断っていたのである。

 そのせいだろう。共産党の志位委員長が東京10区にも、福岡6区にも応援に入り街頭演説を行っているが、そこには蓮舫代表や野田佳彦幹事長の姿はなかった。それどころか候補者の姿すらなかったのである。東京10区の候補には、他のどの野党の推薦もなされていなかった。福岡6区の場合には、社民党の推薦だけがなされていた。

 要するに共産党が候補者を降ろしたというだけのことである。志位委員長は、いずれの応援演説でも「野党統一候補」ととってつけたように強調していたが、実態はそんなものではなかった。

 普通なら候補者を降ろした政党の党首が応援演説に入るときには、それ相応の扱いというものがあるはずだ。共産党から見れば、無礼千万な話なのである。だが、どんなことがあっても野党統一を続けたい共産党は、怒りをぐっと我慢して民進党に付き合っているということである。

 それにしても蓮舫執行部になってから、民進党の野党共同への腰が据わっていない。社民党の又吉征治幹事長が10月18日の記者会見で「野党共闘を積み上げてきた岡田執行部とその枠外にいた人々との思惑の違いがある。依然として共産党が入るのはけしからんという人や、脱原発を主張する候補者はイヤだという組合がある」「そういうはざまで、執行部がグラグラしている」と解説しているが、そういうことだろう。

今後の野党共闘はどうなるのか

 安保法制では、野党の共闘が実現した。それが参院選での野党統一候補へとつながっていった。では、来年早々にも予想されている衆院の解散総選挙では、野党共闘はどうなるのか。

 行方を決めるカギとなっているのがTPP(環太平洋パートナーシップ協定)である。

 民進党の国会での対応を見る限り反対の意向が強いようだが、もともとTPPの交渉が開始されたのは2010年3月からであり、当時は民主党菅直人政権であった。その後を継いだ野田政権も前向きであった。自民党に政権を奪取された2012年12月の総選挙での民主党のマニフェストには、「アジア太平洋自由貿易圏の実現を目指し、その道筋となっている環太平洋パートナーシップ、日中韓FTA、東アジア地域包括的経済連携を同時並行的にすすめ」と書かれている。

 これに対して共産党は、はじめからTPPに反対してきた。仮に、民進党がTPP反対を貫けば、安保法制同様に、野党の共闘の機運を大きく高めることになるだろう。

 いまのところは「強行採決反対」ということで民共の共闘体制が構築されているが、もし自公が強行採決を回避すれば、TPPは民共共闘のテーマではなくなる可能性もある。ただ民進党がこの問題でも党内の意見が一致していなので、動揺を繰り返すことになるだろう。

 これは原発でも同様だ。民進党は、もともと脱原発の立場ではなかった。だが福島第一原発の事故もあって、菅直人氏らが「原発ゼロ」と言い出しただけである。ただ蓮舫氏も福島第一原発を視察した後、「再稼働ありきでは絶対国民の理解は得られない」と語っている。ここに共産党から、国の原発政策の見直しを次期衆院選での共通政策にしようという球も投げられているようである。

 いずれにしろ安保法制だけではない共通政策を野党が持つことができるか否かが、今後の野党共闘の帰趨を決めていくことになるだろう。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48214



元戦闘員の盗賊が跋扈、江戸時代は怖かった・・・
HONZ特選本『「火附盗賊改」の正体 幕府と盗賊の三百年戦争』
2016.10.25(火) HONZ
本当に読むに値する「おすすめ本」を紹介する書評サイト「HONZ」から選りすぐりの記事をお届けします。
江戸時代は平和なイメージがあるが本当はどうだったのか?(写真はイメージ)
(文:鰐部 祥平)

「火附盗賊改」の正体 (集英社新書)
作者:丹野 顯
出版社:集英社
発売日:2016-09-16
 火附盗賊改(ひつけとうぞくあらため)といえば、池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』を思い浮かべる人も多いであろう。特にテレビドラマで中村吉右衛門が演じる長谷川平蔵が「火附盗賊改である!」と見得を切るシーンは有名だ。

 ところが、小説やドラマなどで有名な火附盗賊改という組織がどのような組織であったのかと問われると、私をはじめ多くの人が明確には答えられないのではないか。そもそも江戸の治安を守っていたのは北町、南町の奉行所ではないのか?という疑問が湧いてくる。

 小説や映画、果ては漫画まで江戸時代を扱う作品は巷にあふれるように存在している。そのために、この時代の事はなんとなく知っているように思いがちだ。火附盗賊改もそんな存在の一典型ではないだろうか。

関東一円で賊を殲滅

 では火附盗賊改とはどのような組織であったのだろうか。それを知るには徳川幕府創世記の慶長・元和の時代まで遡る必要がある。戦国の余風が残るこの時代には滅亡した大名家の残党とも言うべき人々が新たな職に着く事もできず困窮していた。こうした者たちの多くが戦士としての生き方しか知らず、平和になりつつある世の中で燻り続けていたのである。

 一度、戦闘員となった者たちが一般人として社会に復帰する事がいかに難しいかは、現代のアフガニスタンや内戦に明け暮れたアフリカ諸国を見れば理解できるだろう。当時の関東一帯も同じような状況であった。こうした者たちの一部、特に下級戦闘員出身の者たちが盗賊として跋扈していたのである。

本コラムはHONZの提供記事です
 そこで慶長16年に幕府は3人の足軽大将に部隊を与え常陸、下野に派遣する。賊たちも真っ向から受けて立ち、戦端が開かれた。このとき多くの賊が討ち取られ、捕らえられた賊三百余人の全てが斬首された。この武断的な事例が後の火附盗賊改にも受け継がれていく。

 江戸の町奉行が主に江戸市内の治安を維持していたのに対し火附盗賊改は市中だけでなく関東一円を活動の場所とした。さらに捕物が中心の町奉行とは違い、初期の火附盗賊改は賊の殲滅をもっぱらの任務としていたのである。もっとも時代が下ると火附盗賊改も捕物を中心するようになった。

 とはいえ、犯人を現場で切り殺す権利が制限されていた町奉行とは違い、火附盗賊改は犯人を斬殺する事に制限を課されてはいなかったという。本書の帯に書かれているように「殺しのライセンス」を持つ者たちだったのだ。

 組織としての大きな違いもある。町奉行が役方と呼ばれる文官系なのに対し火附盗賊改は番方と呼ばれる武官系のトップである先手組頭が任命された。先手組頭とは戦国の時代の足軽大将のことで、戦さの際には先鋒として敵陣に切り込む武将達だ。華々しい部署ではあるが、損耗率が高く、勇敢な者でなければ勤まらない役職である。

幕閣へと出世する者も

 江戸初期の火附盗賊改は戦国時代に武勇を馳せた家の子孫が任命されていたが、時代が下るにつれ家名と現当主との能力の差に乖離が現れるようになり、低い身分の者で武勇に優れた人物が任命されるようになっていく。ちなみに町奉行がひとつの役職であるのに対し火附盗賊改は先手組の指揮官に与えられる任務であり、先手組頭の任務と兼務されていた。

 先手組頭の役高は1500石で「足高制」という制度が用いられていた。これは、1500石に満たない身分の者が先手組頭に任命された際に石高の不足分を任命期間中に限り支給されるというもので、上記の鬼平こと長谷川平蔵は400石の家禄で不足分がこの足高制によって支給されていた。

 火附盗賊改は実入りよりも出費の方が嵩み多くの者が1〜2年ほどで転任していたそうだ。火附盗賊改の歴史200年の間に役200人もの者が火附盗賊改に任命されている。そんな中にあって長谷川平蔵は9年もの間、火附盗賊改を勤めていた。

 武官のトップといっても戦争のない時代なので彼らの任務は将軍の警護という地味なものが多く、出世に関しては行き詰まり感がどうしてもぬぐえない。

 しかし、元禄の頃の久貝中左衛門正方のように文官としての能力も備えた者たちが現れ、番方から役方に取り立てられ、実入りの良い遠国奉行などに抜擢され、幕閣へと出世する者も現れる。火附盗賊改は番方の出世登竜門のような意味合いが強くなっていく。

 さて、江戸に名奉行がいたように、名火盗改と呼ばれる人物も存在する。その一人が中山勘解由だ。

 この男の苛烈さは同時代人を震え上がらせている。中山は侍、町民の区別なく怪しいと思った者を捕縛し、自身が考案した海老責と呼ばれる拷問で自白させ多くの人々を火刑にしている。その中には無実の人もおおく含まれていたのではないかと著者は指摘する。

 ではなぜこの男が名火盗改なのか。それは中山が火付改という職分を超えて、当時、町奉行でも手が出せなかった旗本出身のかぶき者集団「大小神祇組」を壊滅に追い込んだ為である。

 詳細は本書『「火附盗賊改」の正体 幕府と盗賊の三百年戦争』に譲るが、アンタッチャブルな存在として武士、町人に恐れられていたアウトロー集団に果敢に挑んだ事により、その酷薄な面が相殺され名声を博したようだ。また鬼平こと長谷川平蔵は公平な裁判と自費をなげうって犯罪者予備軍たる無宿人の更生に尽力した事が高く評価されている。

江戸時代は思っていた以上に治安が悪かった

 また火盗改の敵となる盗賊団も興味深い。例えば日本左衛門こと浜島庄兵衛は100人から200人ほどの手下を率い東海道で暴れまわったという。現地の奉行や近隣の大名も手が出ず、自由気ままに振舞っていた。彼は基本的に殺しはやらなかったようだが、押し込んだ先の婦女を必ず強姦したという。また長谷川平蔵の時代、江戸では武家屋敷ですら抜刀した押込強盗の被害にあうことも頻発していた。

 その代表格の一人が大松五郎という男で、浜島庄兵衛と同じく押し込んだ先の婦女を必ず強姦したという。多くの旗本の婦女が被害にあっている。大松は長谷川平蔵に捕らえられ、速やかに斬首された。本来これほどの大盗賊ならば市中引き回しのうえ獄門となるところだが、旗本の婦女子が陵辱されていたために、こっそりと処分されたようだ。

 江戸300年はある種のノスタルジーを伴う牧歌的イメージが強く、人々が平和で安心して暮らしていた時代という思い込みがあるのだが、本書を読むと思っていた以上に治安が悪く、警察組織である町奉行や火附盗賊改が取締りに苦労していた一面が見えてくる。また犯罪という側面から江戸を見ることにより、この時代を生きた庶民たちの欲望が活き活きと蘇ってくる。

 新書という形態のため、歴史本といっても肩肘張らずに読むことができる。秋の夜長に楽しむのにベストな一冊である。


サムライとヤクザ―「男」の来た道 (ちくま文庫)
作者:氏家 幹人
出版社:筑摩書房
発売日:2013-03


吉原夜話 (青蛙選書)
作者:喜熨斗 古登子
出版社:青蛙房
発売日:2012-11


逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)
作者:渡辺 京二
出版社:平凡社
発売日:2005-09


鬼平犯科帳〈1〉 (文春文庫)
作者:池波 正太郎
出版社:文藝春秋
発売日:2000-04


鰐部 祥平
1978年愛知県生まれ。10代の頃は中学3年で登校拒否、高校中退、暴走族の構成員とドロップアウトの連続。現在は自動車部品工場に勤務。気がつくとなぜかHONZのメンバーに。趣味は読書、日本刀収集、骨董品収集、HIPHOP。

◎こちらもおすすめ!
・『明治の企業家』 新刊超速レビュー
・『進みながら強くなる』思考と道徳について考える。
・『それでも、日本人は「戦争」を選んだ 』
・『奴隷のしつけ方』奴隷を中州に捨てるべからず
・『慟哭の海峡』大正生まれの男たち
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48197
http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/865.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 「朝日」社説「野党は共闘を立て直せ」/共産党、民進党に不快感「補選対応で説明求める」
















http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/866.html
記事 [政治・選挙・NHK214] 問題提起だけして大騒ぎはするけれど、実のところ何ひとつ決められない小池都政。(くろねこの短語)
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-e4dc.html
2016年10月25日


 知らぬ存ぜぬと逃げまくるレイシスト石原君に、ぼったくりバーのチーママ・小池君が改めてヒアリングを要請するらしい。もうまだるっこしいことはやめて、とっとと百条委員会設置してお白洲に引きずりだせばいいのに。

・豊洲新市場問題、小池都知事は石原氏に再度ヒアリング要請へ
 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161024-00000045-jnn-soci

 このところオリンピックの会場見直しですったもんだしていたから豊洲新市場については一段落ついたようなムードが漂っているけど、実は何も解決してないんだよね。豊洲の次はオリンピックって具合に次から次にアドバルーン上げる手法はまんまお子ちゃま弁護士の橋↓君と同じで、さすが慶応の教授だのかつての維新の会のブレーンがチーママに付いてるだけのことはある。

 でもって、さんざん騒ぎ立てるわりにはなにひとつ解決策が見つからず、結局は元の木阿弥ってことになるのがこういう劇場型政治の定めで、豊洲はともかくとしてもオリンピック会場の見直しなんか口だけで終わりそうな様相だ。昨日の昼のワイドショーなんか軒並み「海の森水上競技場」で決定みたいな論調でしたからね。さらに、IOC会長の政治手腕がどうしたこうしたなんてヨイショまでしてるんだから、何をかいわんやなのだ。

 建設費用はもちろんだけど、選手から指摘されていた風や波、さらには羽田を発着する飛行機の騒音などの問題はどう決着つけるつもりなのだろう。そういう声を無視しての「アスリートファースト」なんて成立するわけがない。

 衆議院補選では東京も福岡も小池が応援した候補が当選して、ぼったくりバーのチーママ・小池君のご威光ここに極まれりって雰囲気だけど、ではいったい何がどう解決したかというと、ただ大騒ぎしているだけで具体的に問題解決したこなんかひとつもない。それなのにチーママの政治塾に4500人の応募者ってんだから、まるでお子ちゃま弁護士・橋↓君の維新の会の再現みたいなもんだ。

 なんだかみんな忘れているようだけど、チーママ・小池君は自民党ですからね。けっして改革の政治家ではないから、オリンピック会場もそうであるように、へたすると豊洲だっていつのまにか「安全宣言」しかねない。築地の老朽化が深刻だなんてニュースが流れ始めてるのは、そのための布石かもしれませんよ。

・築地市場、修理し延命=劣化進み高額補修も―都、来年度も対策予算
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161023-00000042-jij-pol

http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/867.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 安倍首相、今度はフィリピンに50億円! 
安倍首相、今度はフィリピンに50億円!
http://79516147.at.webry.info/201610/article_199.html
2016/10/25 08:37 半歩前へU


▼安倍首相、今度はフィリピンに50億円!
 共同通信によると、安倍首相は、25日に初来日するフィリピンのドゥテルテ大統領との会談で、同国南部ミンダナオ島の農業開発支援に約50億円の円借款供与を伝える方向で調整に入った。複数の日比外交筋が22日、明らかにした。同島はドゥテルテ氏の地元。

******************

 日本国内では次々、社会保障をカット。今度は年金も引き下げるというのに、外国へは豪華なプレゼントを忘れない安倍晋三。自分の「人気取り」を楽しんでいる場合か、と改めて問いたい。

 「借款」となっているが、ほとんど返済されたためしがない。実際は「棚上げ」という形をとって、贈呈に近い。最近ではキューバ訪問の際、安倍首相は、手土産代わりに日本に対する債権1800億円をチャラにし、大歓迎を受けた。


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/868.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 比大統領にハシゴ外され 安倍首相「中国包囲網」は大失敗(日刊ゲンダイ)
   


比大統領にハシゴ外され 安倍首相「中国包囲網」は大失敗
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192440
2016年10月25日 日刊ゲンダイ


  
   23日、陸自の観閲式に出席した安倍首相(右はドゥテルテ比大統領=手前と中国の習近平国家主席)/(C)AP


 フィリピンのドゥテルテ大統領が南シナ海の領有権問題を棚上げし、「米軍は去るべきだ」と唱え、「親中」姿勢を鮮明にした。日本政府が巡視船を供与するなどフィリピンへの軍事支援を強化している時で、安倍首相が狙った「中国包囲網」は完全にはしごを外されてしまった。

 ドゥテルテは25日来日して安倍首相と会談するが、「協議のほとんどは経済協力」と語っている。軍事面で“ともに中国に対抗”という話にはなりそうもない。

 日比の軍事協力は親米だったアキノ前大統領の時からの話。日本は米国の要求に応じる形で、中国を牽制するため、比に新造巡視船10隻の供与を決めた。ところがドゥテルテは、南シナ海での日米共同のパトロールに参加しないことを表明。何のために巡視船を供与するのか、訳が分からない状況になってしまった。

■比と中国の和解で巡視船は“記念碑”に

 安倍政権の比に対する前のめりな軍事援助について、昨年からコラムなどで警鐘を鳴らしていた軍事評論家の田岡俊次氏はこう言う。

「船は寿命が30年以上あり、公海上で活動するから目立つ。国際情勢が変化し、比が中国と和解すれば、供与した巡視船は日本が比と中国を対抗させようと狙った“記念碑”になりかねない。比の大統領がドゥテルテ氏に代わって早くも情勢が変化したわけです。間の悪いことにドゥテルテ氏の暴言騒ぎの最中、8月18日に日本で建造した最初の巡視船1隻がマニラ湾に到着し、残り9隻も今後2年間に次々到着する予定です。さらに、全長90メートル級の大型巡視船2隻の供与や海自の双発練習機5機の貸与も決まっています。その教育訓練に教官や整備の技術者も派遣される。反米・親中の国の軍隊の訓練を日本の自衛官がするのだから、気まずいでしょう」

 安倍首相は、ドゥテルテの地元ミンダナオ島の農業開発支援に50億円の円借款を用意して、何とかドゥテルテを取り込みたいと考えているようだが……。

「フィリピンはかつてスペイン領。米西戦争で米国支配下に入った点でキューバと似ている。ドゥテルテ氏は共産党シンパらしく、なかなかの調略家ですから、懐柔は難しいと思います。フィリピンに限らず、豪州でも昨年、首相が親中派に代わっています。『中国包囲網』は妄想に過ぎなかった」(田岡俊次氏)

 対米従属と嫌中の結果がこれだ。安倍政権は滑稽極まりない。




























http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/869.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 政界地獄耳 民進は執行部を変えるか連合と手を切るか(日刊スポーツ)
政界地獄耳 民進は執行部を変えるか連合と手を切るか
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1728972.html
2016年10月25日9時24分 日刊スポーツ


 ★民進党は参院選挙敗北後、都知事選挙でも迷走、蓮舫新執行部ができてからも新潟知事選挙、衆院東京10区と福岡6区の補選でもさして有効な手だてなく、野党共闘の確認すらできず敗北記録更新中だ。その間、連合は野党共闘に極めて非協力的で、民間労組はもう労働組合というより大企業の自民党別動隊でしかない。

 ★20日、連合会長・神津里季生は蓮舫が新潟県知事選で、党が「自主投票」と決めた共産、自由、社民が推薦した米山隆一の応援に駆けつけたことについて、「(自公候補を支援した)連合新潟にとっては、火に油を注ぐようなものだった」と批判した。前日には党幹事長・野田佳彦が連合に謝罪している。連合は原発に関する政策について「国の原子力規制委員会で安全が確認され、地元住民の同意があるものは再稼働すべきだというのが基本的な流れ」としている。つまり原子力政策は国策で労組が口をはさむべきものではなく、国策が変更されればそれに準ずるということなのだろう。

 ★「民間労組の電力、JR、自動車などはこの政策に準じている。しかしもう連合は政策などではなく自民党の別動隊のようなものだ。元来連合は労働3法にも批判的で、国策うんぬんなどという立場ではない。ところが労使関係をうまくやる労組幹部は、その後会社本体の労務担当役員として会社の経営陣に返り咲くものが多い。労働者の代表という立場は腰掛け。それに連合686万人とその家族は、単純計算でもその倍、1300万票ぐらい出てもいいはずだが、自分の出身母体の組織内候補は一生懸命当選させるが民進党支持者ではない」(民進党中堅議員)。連合は新潟の考えで行くのならもう民進に推薦を出すことはできなくなるのだろう。民進党は執行部を変えるか、連合と手を切るか決める時期だ。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/870.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 10月30日に新党憲法9条の結党宣言をします  天木直人
10月30日に新党憲法9条の結党宣言をします
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/10/25/post-5587/
25Oct2016 天木直人のブログ


 ついに、10月30日に新党憲法9条の新しいHPを公開し、新党憲法9条の結党宣言をすることにしました。

 その日の朝に新しいHPのURLをお知らせします。

 私が新党憲法9条構想を明らかにしたHPを公開したのは、昨年の4月28日でした。

 なぜその日を選んだかといえば、その日が安倍首相の米国議会における演説の日だったからです。

 日本国民に十分な説明もせず、日本国民の理解も得ていないまま、憲法9条を否定する集団的自衛権の行使容認を認める安保法を米国議会で約束する。

 これほど日本を軽んじた首相を許さない、その怒りを込めて、その日に新党憲法9条構想を公表したのです。

 それから1年半ほどたち、日本の政治はさらなる安倍政権の1強多弱が進みました。

 共産党が清水の舞台から飛び降りる覚悟をもって提案した野党共闘も、残念ながら行き詰まりました。

 この国の政治からまともな野党が消えつつあります。

 安倍政治もダメなら野党ももっとダメだ。

 そう考える、政治に不満な良識な国民の受け皿が完全になくなりました。

 新党憲法9条を、構想の段階から実現の段階に移すのは今しかない。

 そう確信して、私は結党宣言をする覚悟を決めました。

 なぜ結党宣言の日を10月30日に選んだか。

 それは小池百合子東京都知事が政治塾「希望の塾」を開講する日だからです。

 今後の自民党の出方次第では、小池塾が小池新党となり、小池百合子首相が誕生する可能性が高まっていくでしょう。

 それが国民のために正しい政治をするなら何の問題もありません。

 小池百合子氏が目指す政治が正しければ支持し、協力する。

 間違えば正すべく対抗する。

 私が新党憲法9条の結党宣言を10月30日にしたのは、いわば小池新党に対する挑戦状を公開するようなものです。

 おりから天皇陛下が「生前退位」のお言葉を国民の前で語られました。

 これが安倍首相の改憲志向の政治に待ったをかけようとされる「勅令」であることはもはや明らかです。

 このお言葉に安倍政権がどのような形で対応策を講じようとも、憲法9条を国是とすることを堂々と公約に掲げる政党を、天皇が在位のうちに誕生させなければいけません。

 小池新党の動きと天皇の生前退位のお言葉。

 これは、私が新党憲法9条を構想した昨年4月の時点では、まったく予想されない事でしたが、この二つのあらたな動きこそ、私に新党憲法9条結党の覚悟をさせた二大要因でした。

 新規参入を認めない既存の政党、政治家や既成メディアの壁は大きいものがあります。

 新党憲法9条は無視されるでしょう。

 しかしインターネット上で話題になれば、無視し続けることはできません。

 その決め手は、どこまで寄付金が集まるかです。

 私はどこまで寄付金が集まるか、日々、その金額を全面公開します。

 大した寄付金が集まらなければそれまでです。

 しかし、もし寄付金がどんどん集まるようなら、もはやそれは誰も無視できない一つの政治勢力です。

 私はそれを目指します。

 私は新党憲法9条を10月30日に結党宣言をしますが、それはあくまでもきっかけを作ったに過ぎません。

 もちろん私の個人政党ではありません。

 新党憲法9条は、こころざしを同じくする者すべてが完成させる、これまでとはまったく異なった政党です。

 そこには一切の私利私欲はありません。

 今度こそ、国民が自らの手でつくり、活用する、本物の政党が誕生するのです。

 私はあなたであり、あなたは私なのです(了)


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/871.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 民進党がある限り政権交代は二度と起きないー(田中良紹氏)
民進党がある限り政権交代は二度と起きないー(田中良紹氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp7rur
24th Oct 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


参議院選挙後初の国政選挙となる衆議院東京10区と福岡6区の補欠選挙は予想通りの結果になった。

いずれも自民党の候補が当選し民進党は惨敗した。

民進党の惨敗は誰の目にも明らかだが、しかし自民党の勝利は単純でない。

与党幹部は「安倍政権が信任を得た」として今後の政権運営に弾みがつく見通しを示すが、

この二つの選挙区でアベノミクやTPPが争点になったわけではなく、

有権者はそれとは違うところで判断を下した。

東京10区は小池東京都知事の都政改革に対する信任投票となり、

福岡6区は故鳩山邦夫衆議院議員の「弔い合戦」の要素が大きい。

それを的確に把握して事前から布石を打った自民党の二階幹事長の手腕が

自民党に勝利をもたらしたと言える。安倍自民党の勝利と言うより二階幹事長の勝利と言うべきである。

仮に自民党が都知事選で「裏切者」となった若狭氏を公認せず、若狭氏が無所属で立候補していれば、

小池氏が自民党の公認を得られなかったあの都知事選の再現になり、

若狭氏は今回以上の票を獲得したかもしれない。そして安倍自民党は悪役を演ずることになった。

そうならなかったのは小池都知事誕生直後に幹事長に就任した二階氏が小池氏との融和路線を採り、

公募による候補擁立にして若狭氏を自民党の公認候補にしたからである。

また二階氏は福岡6区でも福岡県連が推薦する候補より支持率が高い故鳩山邦夫氏の次男を

小池氏に応援してもらう算段をした。

東京オリンピックを成功させるため小池都知事と対立する訳にはいかない安倍総理は、

緑のネクタイを締めて若狭候補の応援に入り、

小池氏の方も森喜朗東京五輪組織委会長と対峙するには安倍総理の協力を必要とする立場にある。

その両者の思惑を背後で二階氏が支える。

そして当選した若狭氏や鳩山氏が恩義を感ずる相手は二階氏や小池氏であって自民党ではない。

従って自民党内の権力構造に軋みも生まれてくる。

都知事選挙で増田寛也氏を公明党とともに担いだ菅官房長官にしてみれば、

国民の注目を集める小池都知事との協力関係に異論をはさむことはできないが、

しかし小池氏を利用して二階氏が影響力を強めていくことには抵抗があるはずだ。

また福岡6区でも麻生副総理兼財務大臣が福岡県連の推す候補の選対本部長として陣頭指揮したが、

故鳩山邦夫氏の次男に惨敗した。鳩山氏の側には二階幹事長だけでなく菅官房長官もついた。

安倍総理との強固な盟友関係を続けてきた麻生氏にとって、

菅官房長官と二階幹事長の台頭は自身の影響力の弱体化につながる。

何らかの対抗策を講じなければならない。

こうして安倍総理を取り巻く権力の構図はこの選挙結果で微妙に変化していく。

とりあえずは解散風を吹かせ続けてきた二階幹事長の口ぶりが変わった。

それは開票日に補選の結果を受け安部総理から二階幹事長に電話があってからのことである。

解散に慎重な口ぶりになった。

フーテンの推測はこうだ。

二階幹事長が解散風を吹かせ続けてきたうえに補選で全勝となれば、

議員たちはみな解散が近いと考え走り出す。それが誰にも止められない暴走と化せば、

総理の解散権も意味がなくなる。

暴走させずにその後の政局を見ながら再度考えようという電話だったと思う。

なぜ二階氏は解散風を吹かせたか。

選挙に勝利すれば総理の力も強くなるが幹事長の権力も強くなり、総理と五分に渡り合えるようになる。

かつて金丸幹事長を取材してきたフーテンは中曽根総理と渡り合った金丸氏と二階氏が二重写しになる。

だから解散を急ぎたかったのは二階幹事長の方だと思う。

しかし安倍総理は解散風によって自分の解散権が左右されるのを嫌った。

二階氏は一応それを受け止め、従って来年の1月解散は消えたとも消えないとも言えない。

いったん暴走させないようにして様子を伺う。何の様子を伺うか。野党共闘の行方である。

共産党を含む野党共闘が全面的に実現すれば、

自民党は公明党との選挙協力をもってしても壊滅的な打撃を受ける。

小選挙区で70以上の議席減になるというデータもある。

安倍自民党は思い通りの政権運営ができなくなる。そうさせないようにするのが自民党の選挙戦略だ。

ところが新潟県知事選挙を見ても、今回の補選を見ても民進党には選挙に勝とうとする意志が見えない。

まるで負ける選挙をやるのが野党の使命と思っているようだ。

フーテンは万年野党だったかつての社会党を思い出す。

国民が何を求めているかより支援労組の言いなりになり、しかしその労組は裏で自民党とつながっていた。

しかし考えてみればそれもそのはずだ。

負けるのが分かっていながら選挙をやって権力を自民党に差し上げた珍しい政治家が

民進党の選挙を差配する幹事長なのだから、誰にも理解できない思考で事を進める。

自民党を震え上がらせた新潟県知事選挙を巡り、

民進党の野田幹事長は蓮舫代表が応援演説に入ったことを謝罪するため

わざわざ連合新潟まで足を運んだという。

新潟県知事選挙の後でフーテンは「民進党が主導しなければ選挙協力はうまくいく?」というブログを書いたが、

「?」をつけたのは間違いだった。

蓮舫―野田体制を選んだ民進党がなくならない限り政権交代は二度と起きない。

万年与党と万年野党の時代が続き、与党の中の権力闘争で疑似的な政権交代が可能な時代が再来する。

たとえて言えば麻生対菅対二階の権力闘争によって自民党は国民の中の政治に対する不満をかぎ取り、

それを交代で実現していく。

その政治が訪れる予兆を今月に行われた新潟県知事選挙と衆議院の補選は感じさせてくれた。

何しろ自民党の幹事長は選挙の負けを深刻に受け止め、選挙に勝っても謙虚になろうと言っているのに対し、

民進党の幹事長からは新潟県知事選や補選を深刻に反省している様子が見えず、

勝てる構図があるのにそれを無視するのだからこの落差は大きい。



http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/872.html

記事 [政治・選挙・NHK214] もう東電を切り捨てるしかない!? 新潟県知事選「想定外の大差」の意味 再稼働なんて夢物語(現代ビジネス)


もう東電を切り捨てるしかない!? 新潟県知事選「想定外の大差」の意味 再稼働なんて夢物語
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50049
2016.10.25 町田 徹 経済ジャーナリスト  現代ビジネス


■ぬぐえない原発への不信感

柏崎刈羽原発の再稼働の是非を巡る「ワンイシュー(単一争点)選挙」となった先週日曜日(10月16日)の新潟県知事選挙で、「現状では議論も始められない」と対立候補よりも慎重な立場をとった米山隆一氏(共産、自由、社民各党が推薦)が、自民、公明両党推薦で「徹底的な検証」を主張した森民夫前長岡市長らを予想外の大差で破った。

この選挙が浮かび上がらせたのは、有権者の間に、福島第1原発の事故で経営破綻に瀕した東京電力を庇い続けてきた菅、野田、安倍の歴代3政権の原発政策に対する根強い不信感が、今なお存在するという事実だろう。

選挙戦の最中(10月12日)に、当の東電グループが35年間も使い続けたケーブルで火災を起こし、都心で大停電を招いたことも、有権者に原発事故当時から拭えない懸念を思い起させた。どんなに原子力建屋などの耐震基準を厳格化しても、肝心の東電の体質が変わらないのでは、原発を委ねられないという懸念である。

その一方で、大型原子炉が7基もある柏崎刈羽は、世界最大の発電容量を持つ原発だ。きちんと動かせれば、化石燃料市況にコストを左右されない首都圏への安定電力供給源になる。その意味では、現政権の経済面での1枚看板である成長戦略の一翼を担うことも可能だろう。

1日も早く再稼働させたいと政府が本気で願うのならば、遅ればせながら東電保護政策と決別する時だ。東電を同原発の運営と切り離し、信頼される他の主体に委ねることにして、新潟県民の原発への信頼を取り戻す必要がある。



■「反省が足りていない」

米山氏は52万8455票を獲得、次点の森氏(得票数46万5044票)に6万3411票の差をつけて当選した。マスコミによると、この差は「予想外の大差」だ。

投票直前まで「どちらが勝つにしても数千票以内の差だ」(産経ニュース)とみていたからである。確かに、地元では8月末、泉田前知事がかねて表明していた4選出馬を撤回した段階で、すでに出馬を表明していた森候補が圧倒的に優勢とみられていた。

森氏は建設官僚時代から政治家への転身を周到に準備してきた人物で、9月初めの退任まで現役の全国市長会長だった。

今回は、自民、公明両党の推薦だけでなく、早々に民進党の最大支持母体である連合のローカルセンター「連合新潟」の支持も取り付け、知名度と組織力の両面で大きくリード。泉田時代に細った中央とのパイプを復活して減った公共事業を回復するとの主張も説得力があった。

一方の米山氏は医師で、どちらかと言えば知名度に難があるうえ、もともと「民進党の次期衆院選候補」とされていた。

ところが、前述のように連合新潟が森氏支持を決めたため、民進党は自主投票を決め込み、米山氏は同党の推薦を受けられなかった。同氏が立候補表明に漕ぎ着けたのは告示のわずか6日前である。当初は、米山氏を泡まつ候補扱いにしたメディアまであったという。

しかし、米山氏は「泉田知事の後継者」「現状では再稼働の議論は始められない」と主張して、ある種の旋風を巻き起こした。

加えて、大きく影響したのが「東京電力パワーグリッド」が選挙期間中(10月12日)、35年も使われてきた、首都圏の3つの変電所を結ぶ地下ケーブルで火災を起こし、それが大停電の原因になったことだ。55分程度で復旧したものの、範囲が東京都内の千代田、中央、港、新宿、豊島など主要10区の58万軒に及ぶ大規模停電だった。

これだけの停電を起こしながら、マスコミ向けの説明と謝罪に出てきたのは、中間管理職だった。この対応を見た有権者の多くが「福島第1原発事故と同じ対応だ。またしても反省が十分でない」、「柏崎刈羽原発でも似たような事故を繰り返すのではないか」と不安にかられ、米山旋風を加速させたとみられる。


■原発ワンイシュー選挙を恐れる東電

福島第1原発事故以来、東電は、資本主義のルールを無視した国有化、賠償・除染・廃炉に対する巨額の財政支援、そしてBWR型原発の新規制基準適合審査でトップバッターとする優遇措置など、あの手この手の国策支援を受けて、経営破綻を免れてきた。

しかし、事故以前に「(津波堆積物の)痕跡がない」と言い張って津波対策を怠ったのは周知の事実である。それどころか、事故後も今年7月にメルトダウン隠しの事実を認めて謝罪するまで5年以上の歳月を費やすなど、安全軽視の隠蔽体質が一向に改まった兆しが見えて来ない。

そんな電力会社に2度と原発を運転してほしくないと考えるのは、市民として当たり前の感覚だろう。

今回、複数の原発を持つ電力会社がショックを隠せないのは、米山氏の都市部での強さが際立ったことだ。同氏は森氏との得票差の7割弱に相当する4万2580票を新潟市内で獲得した。一方の森氏は、原発立地の柏崎市と刈羽村で米山氏を上回る支持を得たものの、都市部での大差を埋められなかった。

原発慎重派知事の誕生例として見た場合、米山氏は、今年7月に就任した鹿児島県の三反園訓知事に次ぐケースだ。

件(=くだん)の電力会社は今後、青森、宮城、福井、島根、愛媛、佐賀といった主要な原発立地県で、米山型ワンイシュー選挙を仕掛けて当選する反原発候補が相次ぐことを憂えている。政府の「安全が確認された原発は再稼働する」という原発政策が、知事権限で反故にされかねないからだ。

別の電力会社は、筆者の取材に「もちろん原発再稼働という総論は賛成だ。が、今回は柏崎刈羽の再稼働が遠ざかってホッとした」と、耳を疑いたくなるような話をした。

というのは、今年4月にスタートした電力自由化で電力会社間の競争が始まり、本来ならば原子力損害賠償支援機構から受けた資金支援の返済に充てるべき収益を、東電が顧客囲い込みキャンペーンに注ぎ込む場面を目の当たりにして「公正な競争に反する」と不信感を抱いていたからだという。

東電幹部がここへきて「柏崎刈羽が再稼働したら、料金面で大攻勢をかける」と檄を飛ばしていたことも、この電力会社が胸中で森候補敗北期待を膨らませる原因になっていたらしい。


■東電擁護策との決別を!

だが、この知事選の結果をどう分析したのか。政府・与党は引き続き、東電擁護政策を堅持どころか、強化していく構えだ。

経済産業省は先月から今月にかけて、審議会の下部組織として「電力システム改革貫徹のための政策小委員会」(貫徹委員会)を設置したほか、研究会として「東京電力改革・1F問題委員会」(東電委員会)を新設した。

年度内に東電の収益力の一段の強化策や、福島第1原発の廃炉費用を賄うための公的支援の拡充策、そうした費用の一般への幅広い転嫁策などを網羅的にまとめる方針と聞く。

自民党も、経済産業省の政策決定に関与するため、「原子力政策・需給問題等調査会」(会長・額賀福志郎元財務大臣)が、年内に廃炉費用や核燃料サイクル問題に関する提言を作るという。

だが、今回の新潟県知事選挙は、様々な争点のある国政選挙や、地元利害の意見集約の場にしやすい市町村レベルの選挙と異なり、県知事選挙では依然として原発問題が大きな争点になり得、東電への異例の支援が前提の原発政策が批判の的になり易いことを浮き彫りにした。

同じように運営主体問題を抱える高速増殖炉「もんじゅ」では、原子力規制委員会が「相応しい運営主体が見つからなければ、廃炉」と背水の陣を敷いて抜本的な政策転換を迫った。

柏崎刈羽原発も、運営主体の東電に対して多くの市民の危惧が集中しているのだから、もんじゅ同様に運営主体を見直すのは当然のことのはずである。つまり、東電擁護策との決別が信頼回復への第1歩ではないのだろうか。




http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/873.html

記事 [政治・選挙・NHK214] ドゥテルテ比大統領訪日の報道から目が離せないー(天木直人氏)
ドゥテルテ比大統領訪日の報道から目が離せないー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp7tb5
25th Oct 2016  市村 悦延 · @hellotomhanks


いよいよきょう10月25日からドゥテルテ比大統領の訪日が始まる。

 楽しみだ。

 ドゥテルテ比大統領の訪日が楽しみなのではない。

 ドゥテルテ比大統領の訪日に関するメディアの報道どのようなものになるか。

 それを知るのが楽しみなのだ。

 きょう10月25日の読売新聞は、マニラ発向井ゆう子、池田慶太記者の記事として、

訪日に先駆けて行われた大統領と読売新聞の単独インタビューの模様を掲載した。

 今度の訪日で最大の問題点となるのは、

中国の南シナ海拡大の動きに対して日本とフィリピンの立場がどこまで一致するかだ。

 その中国の南シナ海拡大について、ドゥテルテ大統領は読売新聞に対し、

仲裁裁判所の判決の法的拘束力を認めた上で

「仲裁裁判の判決をふりかざせば『最終的には戦争になる』」と語ったという。

 「話し合いは平和的でなければならない」と語ったという。

 このインタビューの模様は今朝早朝の読売テレビでも放映されていたが、

そこではドゥテルテ大統領は、もっとはっきり語っていた。

 安倍首相とは南シナ海問題で時間をかけて意見交換する事になるだろうが、

南シナ海問題は中国との話し合いで解決するしかないと。

 これは、中国包囲網のためにフィリピンを取り込もうとする安倍首相の思惑とは全く反対の立場である。

 そしてドゥテルテ比大統領の事だから、読売新聞に語る言葉と、

首脳会談で安倍首相に語る言葉を使い分けるような姑息なことはしない。

 これを要するに、もし安倍首相が中国包囲網を強く迫れば、

それでは解決しないと、話し合いは平行線に終わるということだ。

 しかし、御用メディアは決してそうは書かないだろう。

 ドゥテルテ比大統領が仲裁裁判所の判決を認める発言をしたことを強調して、

「南シナ海の問題は法の支配を尊重して解決することで一致した」などと、会談の成功を報じるだろう。

 実際にところ、おなじくドゥテルテ比大統領との単独インタビューをこころみたNHKは、

今朝の放送で、すでにそのような趣旨の報道をしていた。

 ひょっとして、安倍首相と外務省は、はじめから中国包囲網を持ち出さす、

ドゥテルテ比大統領に迎合して「平和的解決」の重要性を繰り返すのかもしれない。

 そうであればメディアはウソを書かずに済み、

何よりもドゥテルテ比大統領からを地獄に落ちろと言われなくても済む。

 果たして、ドゥテルテ比大統領と安倍首相の首脳会談を関するメディアの報道は

どのようなものになるのか。

 いまから楽しみである。


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/874.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 銀座のスナックでお世辞をくれた 蓮舫との思い出と提言 溝口敦の「斬り込み時評」(日刊ゲンダイ)
   


銀座のスナックでお世辞をくれた 蓮舫との思い出と提言 溝口敦の「斬り込み時評」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192455
2016年10月24日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   自民党のような政策を掲げる民進党はいらない(C)日刊ゲンダイ


 別に民進党の支持者でもないし、蓮舫代表のファンでもないが、最近の彼女にはもどかしさや違和感を感じる。

 第一に気に入らないのが、今もって顔を見るだけで不愉快な野田佳彦を幹事長に据えたことである。政治家としての野田の軌跡はぶざまの一言に尽きるが、そんな野田を尊敬しているという蓮舫もそうとうおかしい。

「私はバリバリの保守」というだけあって、野党との選挙協力にさえ逃げ腰である。昔ながらの反共意識に凝り固まって、共産党の議員と握手することにさえ、身の毛がよだつのかもしれない。

 私事にわたるが、銀座に新宿ゴールデン街から進出したスナックがあり、私も昔、そこに出入りしていた。蓮舫も村田信之氏と結婚するかしないかのころで顔を出していたし、菅直人も常連客だった。一度彼と破綻銀行への公的資金の注入について言い合いになり、しつこく食い下がっていたら、ママさんから「溝口、黙れっ!」と一喝された。彼女は一見進歩風を装いながら、世評や権威には弱いところがあった。

 蓮舫と隣り合わせに座り、彼女の歯のきれいさを褒めると、お返しに蓮舫が歯を見せろといい、「溝口さんだって歯並びがいい」とお世辞をいってくれた。蓮舫の母親は「ミス資生堂」(美容部員のこと?)だったとかで、蓮舫自身は外見でそうとう得をしている。彼女の清新さの相当部分は外見からきているのかもしれない。

 民主党政権になって内閣府設置の事業仕分けを手掛けた。その際、次世代スパコン開発について、仕分け人の蓮舫が「2位じゃダメなんでしょうか」と発言し、科学界で論議を呼んだが、とはいえ当時の蓮舫には清新さや明快さが感じられた。スパコン問題は別にして、私なども「いいぞ、不要事業の見直しはガンガンやれ」と思ったものである。

 要するに自民党のような政策を掲げる民進党はいらないのだ。そんな政策は自民党で間に合うから社会的な需要がない。一方、民進党は単独では選挙に勝てない。菅直人や野田佳彦がすっかり信用を地に落としてしまったからだ。野党との選挙協力が必須で、その野党の中心勢力となっているのが共産なのである。

 蓮舫は9条は絶対に守るといいながら、憲法審査に積極参加といったり、TPP交渉促進議員連盟に所属していたり、で、政治的にワケが分かってんかいな、と人を不安にさせている。せめて、たとえば日刊ゲンダイに政治コラムを連載している高野孟氏あたりにブレーンをやってもらったらどうか。色女がもう少し長く輝けるだろうにと思う。




http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/875.html

記事 [政治・選挙・NHK214] イカサマ厚労省 年金試算“底上げ”報道に猛抗議の笑止千万(日刊ゲンダイ)
         


イカサマ厚労省 年金試算“底上げ”報道に猛抗議の笑止千万
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192441
2016年10月25日 日刊ゲンダイ


  
   塩崎厚労相は「引き続き議論していく」とシドロモドロ(C)日刊ゲンダイ


 厚生労働省はどれだけイカサマを繰り返せば気が済むのか。厚生年金の給付が現役世代の手取り収入の何割になるかを示す指標「所得代替率」を算出するにあたり、意図的に高くなる計算式を使っている疑いが明らかになった。21日の衆院厚労委で民進党の長妻昭議員が追及し、翌22日付の朝日新聞が1面で報じた。

 現在、政府は会社員の夫と専業主婦の「標準世帯」について「所得代替率」を62.6%とし、現役世代の手取り収入の平均を月額34万8000円と設定。将来の給付を月額21万8000円としている。ところが、この「所得代替率」の算出方法にトンデモないカラクリがあるようだ。「分母」は税や社会保険料を除いた「現役世代の手取り収入」、「分子」は税や社会保険料を含めた「年金生活者の総額」で計算。その結果、将来給付が2割以上も“底上げ”されている可能性があるという。

■計算方式によって将来給付が2割もダウン

 長妻昭議員は所得代替率の算出方法について、「(分母と分子の条件を)どちらかにそろえて計算した方がいいのではないか」と質問。すると塩崎厚労相は「これまでの連続性もあるし、(そろえると)物差しとして役割を果たせないこともあり得るのではないか」とした上で、(1)いずれも税や社会保険料を含めると50・9%に低下、(2)いずれも手取りで計算すると53・9%にダウンするという試算結果を公表した。計算方式によって、将来給付が17万7000円まで下がってしまうことになる。

 翌日の朝日は厚労省が公表した2つの試算について「所得代替率は将来的に50%を割り込む可能性が高い」と分析を交え、現行の計算方式を「高く算出するための不適切な試算」と指摘。すると、厚労省はすかさず公式ホームページのトップで〈朝日新聞の年金記事について抗議・訂正を要求しました〉と反論した。

 もっとも、その内容が笑止千万なのだ。(1)厚労省は04年改正の法律に従い計算しているので不適切ではない(2)国民年金法及び厚生年金法は50%を上回る給付水準を将来にわたり確保すると保障しているという。つまり「法にのっとってやっているのだから悪くない」と言いたいようだ。国民に誤解を与えかねない計算式であることには頬かむりである。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏が言う。

「所得代替率の算出方法について断定的なことは言えません。ただ、厚労省を見ていると、現役世代に多く保険料を納めさせ、高齢者の年金をカットするために都合のいいように数字を操作し、ツジツマを合わせようとしているとしか思えません。ウソにウソを重ねてごまかそうとするからボロが出てしまうのでしょう」

 早ければ年金が5年後から減らされる国会で審議中の「年金カット法案」もそうだ。年金生活者のカット分を過小に見せ、現役世代の年金アップを強調しようとしていると、厚労省のいかさまぶりを民進党が追及している。

 大体、厚労省が朝日の記事にムキになって抗議・訂正を求めるのも、痛いところを突かれたからと思う人もいるのではないか。






















http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/876.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 反原発野党が第一党に大躍進!!  リトアニア 
反原発野党が第一党に大躍進!!  リトアニア
http://79516147.at.webry.info/201610/article_201.html
2016/10/25 15:04  半歩前へU


  【モスクワ共同】バルト3国の一つリトアニアの中央選管は23日、議会選(定数141)の結果、反原発を掲げる野党の農民・グリーン同盟がこれまでの1議席から54議席へと大躍進し、第1党になったと発表した。

 リトアニアには日立製作所が事実上受注したビサギナス原発建設計画がある。だが2012年の国民投票で建設反対が6割を超えた。

 2014年には液化天然ガス基地を設けるなどエネルギー事情が大きく変わり、計画は進んでいない。今回の選挙の結果を受けて原発建設一層難しくなった。

 農民・グリーン同盟は与党、社会民主党が中心となった政府の汚職や雇用政策を批判し、支持を集めた。

********************

 反原発野党が第一党に大躍進。台湾政府の脱原発への方向転換に続く素敵な朗報だ。ストップ・ザ・原発はこれからの世界的な潮流となるのではないか。既に欧州ではこの傾向が表れている。

 農民・グリーン同盟は「政府の汚職や雇用政策を批判し、支持を集めた」。この懸命な国民の選択を称えたい。こんなビッグ・ニュースを聞くにつけ、日本人の民度の低さを痛感する。

 公約を平気で反故にし、失敗を覆い隠す。ウソがばれたら居直る。挙句の果ては失敗のツケを国民に回す。そんな政府を支持する思考停止の有権者がいまだに50%以上もいる日本。 あー、もう嫌になる。


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/877.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 菅長官vs麻生財務相 補選2勝自民「年内解散」めぐり暗闘 「安倍自民党、無党派層の蜂起を恐れはじめている」(日刊ゲンダイ
         


菅長官vs麻生財務相 補選2勝自民「年内解散」めぐり暗闘
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192494
2016年10月25日 日刊ゲンダイ


  
   菅官房長官と麻生財務相(C)日刊ゲンダイ


 予想通り、自民党の2勝に終わった「衆院東京10区」と「衆院福岡6区」のダブル補欠選挙。

 自民党が2連勝したことで「解散」は早まるのか。解散時期を巡って〈麻生財務相VS菅官房長官〉の暗闘が勃発しているという。

「麻生さんは、すぐにでも解散すべきという立場です。首相時代、解散のタイミングを逃して政権から転落したトラウマのある麻生さんは、『勝てるチャンスがあったらやるべき』と訴えている。一方、菅さんは、解散すれば議席を減らすと、慎重です」(自民党関係者)

 麻生VS菅の対立は、これで3回目だ。加えて自民党が分裂した福岡6区補選では、2人はそれぞれ、違う候補を支援していた。

 ただ、2人とも「自民党は次の選挙はヤバイ」という認識では一致しているという。

「東京10区の投票率が34%という低さだったことに自民党は驚いています。福岡6区も盛り上がらなかった。無党派層は動かなかった。深刻なのは、無党派層が動き、投票率が43%から53%に跳ね上がった新潟県知事選は、野党候補が勝利したことです。安倍自民党は衆院選2回、参院選2回と、国政選挙で4連勝しているが、いずれも低投票率で、衆院選は2回とも過去最低です。もし、無党派が動いたら、自民党は敗北する恐れがあります」(自民党事情通)

 はたして、安倍首相は、麻生財務相の訴えに従って早期解散するのか、それとも菅官房長官の進言を受け入れて解散を先送りするのか。

 解散風がやまない永田町では、この臨時国会の会期末の11月30日に解散する可能性も囁かれている。

「補選に2敗し、蓮舫が“選挙の顔”にならないと分かった民進党は、急ピッチで野党の選挙協力を進めるはずです。自民党は、野党の選挙協力が整う前に解散した方がいい。イザとなったら自民党は、蓮舫の戸籍謄本を取り寄せて、日本国籍を取得した時期にウソがあると追及するとみられています。でも、来年になったら、国民は二重国籍問題への関心を失う。その意味でも、年内の方がいいわけです」(政界関係者)

 安倍自民党が、無党派層の蜂起を恐れはじめているのは間違いない。





http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/878.html

記事 [政治・選挙・NHK214] ≪辞任せよ!≫ついに高市総務相が「白紙領収書」の使用を認める!ネット「辞任」「辞任」「辞任」「辞任」「辞任」の声
【辞任せよ!】ついに高市総務相が「白紙領収書」の使用を認める!ネット「辞任」「辞任」「辞任」「辞任」「辞任」の声
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/23560
2016/10/25 健康になるためのブログ


     



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161025-00000040-jij-pol

高市早苗総務相は25日の衆院総務委員会で、同僚議員の政治資金パーティーに出席した際、金額欄が空欄のままの領収書を受け取った後、自身の事務所で記入したことがあると明らかにした。

高市総務相は政治資金規正法を所管しており、同委で「法律上の問題は生じない」と答弁している。 



以下ネットの反応。


















【民意】自民党の白紙領収書「問題だ」86%「問題ではない」11%蓮舫代表「期待する」53%「期待しない」39%(朝日)

白紙領収書問題の是非を問う世論調査をやったのが朝日だけと言うのがまず問題ですが、それでも国民の9割近くが「問題だ」と答えたわけです。それなのに大臣が「問題ない」と言えばそれで終わってしまうのでしょうか?本来ならば報ステやNEWS23は毎日徹底的に追求しなければならないはずです。

この問題が報道されないことで「安倍政権の異常さ」「メディアの異常さ」に気づく人も流石に増えるでしょうけどね。




http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/879.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 南スーダン陸自新任務訓練 誰が考えても、「暴徒」が無抵抗で退散なんて、現実にはあり得ない想定でしょ。




「しんぶん赤旗」 2016年10月25日(火)
陸自新任務訓練 「暴徒」無抵抗で退散/南スーダンの現実と隔たり/「殺し殺される」道へ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-25/2016102515_01_1.html


 「道を開けなさい!」「説得したが群衆は解散せず!」「車両、前へ!」

 岩手県の最高峰・岩手山ろくに広がる陸上自衛隊岩手山演習場(滝沢市、八幡平市)に、緊迫した無線の交信が続きます。

 初めて姿を見せた、安保法制=戦争法に基づく自衛隊の新任務の訓練とは―。


盾持ち突入


 南スーダンで政府に職を求めた群衆が暴徒と化し、国連職員が取り残されたため、国連PKO(平和維持活動)に「駆け付け警護」を要請。これに応じた陸上自衛隊約20人が軽装甲車から大音量の警告音を発し、「暴徒」がひるむと盾を持って突入し、現場を制圧。建物の中に取り残されていた国連職員を救出して現場を離脱。「暴徒」は無抵抗のまま退散していった―。

 24日、報道陣に公開された「駆け付け警護」などの新任務の訓練は、戦闘状態の南スーダンに11月中旬から派兵される陸自第9師団第5普通科連隊(青森市)を中心とした部隊によるものでした。

 戦争法の一部である改定PKO法では、敵対勢力の殺傷を含む「任務遂行」のための武器使用が可能になります。自衛隊が戦後初めて、海外で殺し、殺される道に踏み出す―。その最初の一歩になりかねない訓練です。

 しかし、肝心の武器使用を伴う訓練は「手の内をさらす」(自衛隊関係者)として非公開でした。武器使用基準も覆い隠されています。
 
深刻な矛盾


 そもそも、今回の訓練で想定された状況は、南スーダンの実態からかけ離れています。

 南スーダンでは政府軍と反政府勢力(副大統領派)が戦車による砲撃を伴う激しい戦闘を展開しています。武装した政府軍が国連施設やNGO(非政府組織)関係者を襲撃する事例が相次いでいます。「駆け付け警護」の最も現実性が高いシナリオは、南スーダン政府軍などとの交戦なのです。

 関係者は、「より烈度の高い訓練も行っている」と述べました。しかし、仮に政府軍や副大統領派まで想定しているのなら、憲法9条に反する海外での武力行使を前提にした訓練となります。逆に、「暴徒」以上の想定を行っていないとしたら、自衛隊は南スーダンでほとんど何もできません。

 深刻な矛盾を抱えたまま、政府は来月、南スーダンPKOへの新任務付与を判断します。(竹下岳)


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http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/880.html
記事 [政治・選挙・NHK214] TPPはいよいよ28日に”強行採決”する方針です。低所得者は”ジ・エンド”(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/70db71b1db62075299eb2dd941179139
2016-10-25 09:35:04

・TPPはいよいよ28日に“強行採決”する方針です。低所得者は“ジ・エンド”

 「黒塗りのペーパーを持ち込み、これで審議しろ」とは、恐れ入ったものです。TPP(環太平洋経済連携協定)の審議はどれも黒塗りペーパーです。これでは審議のしようもない。それでも自民党はごり押しにし、10月28日に「強行採決」する方針です。

 安倍政権は、アメリカのTPP審議が「大統領選挙」で伸びているため、今のうちに日本が先を越してケリをつけておこうという態度です。アメリカは、新政権が発足するまで、どうしても批准が遅れてしまいます。

 日本はそのかわり「先を越して」批准し、アメリカに先手を取って橋を渡り、たとえばロシアとでは「例えば、2島返還」で譲ってもらう。つまり、「2島返還は、アメリカの猛反対があったから流れた」という経緯の上に立った推論です。しかしそんなにうまくいくものですかね。

 TPPは、日米の富裕層の上に立った仕掛けです。低所得者には全然関係がありません。それどころか、害あって益なし。米(こめ)はアメリカから入ってくるは、医療費や教育費はアメリカ並みにされてしまうはで、得するものはなし。

 TPPは、結局、市場原理主義に基ずくもので、裕福な層がさらに持ち分を増やすだけです。低所得者はその持ち分を増やすだけです。なんとしても潰さなければなりません。


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/881.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 嘘つき猪瀬!虚飾で固めたオリンピックが必要とは思えない件(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/10/post-1.html
2016-10-25


ハア?40年前の五輪施設を使う?

世界一金のかからない五輪?




招致当時のコンパクト五輪3000億が7000億になり、知らない間
に3兆円もかかるとも言われているが。。

世間が騒ぎ始めたら、急に低予算でもできると言う話になって
来て、だったら前のあの高予算は何だったのかという話だ。

バナナのたたき売りじゃあるまいし(笑)

テレビに出てくるコメンティター達は、招致するためには仕方な
いという話をしているが、そんないい加減な話が通用するのだ
ろうか。

世界を騙してまで招致して、招致したとたん、知らないうちに莫
大な費用が掛かると言う話になっているが、これが日本流の手
法だとしたら恥ずかしい限りだ。

オリンピック開催に手を上げる国がそうそういないから、こんな
騙し撃ちみたいな手法が通用するのかもしれないが、そんなに
までしてオリンピックを開催する理由がどこにあるのか。

お金が潤沢に回っている時代ならともかく、これだけ国内では
経済も生活も疲弊しているのに、たった15日間の為に3兆円
ものお金をかける必要がどこにあるのか。

5輪で一儲けしようと企んでいる輩たちは、五輪メイン会場の国
立競技場をあっという間に解体して、後戻りできないようにして
その他の五輪施設も40年前の施設どころか、すべて新品のピ
カピカに変えようとしている。

なぜ新品に拘るのだろう。

スマートでコンパクトという触れ込みなら、リフォームという考え
になぜならないのか。

もちろん、五輪に群がるシロアリたちの考える事だから、後先
の採算など度外視なんだろうが、トップがしっかりしていたらこ
こまでいい加減な計画にはならなかった。

やはりどのトップもトップとは名ばかりで、自分がシロアリ集団
の一員か、もしくはシロアリに良いように操られている無能な人
間だったという事じゃないか。

この3兆円もの投資で、国内の経済が活性化するとも思えない
しむしろ借金が積み上がり、経済の活性も一時的に終わるだ
ろうし、原発事故や地震の被災地の人にしてみれば、オリンピ
ックどころじゃないだろうし。

オリンピックで夢を与えると言う話もあるが、たった二週間強の
世界大運動会で、終わった後、どれだけの人が生活に張りが
出てきて、生きる希望に繋がるのだろう。

オリンピックを目指している人に取っては夢や希望に繋がるか
もしれないが、一般人にとって、日本国内でのオリンピック開
催がどうしても必要だとは思えないのだが。




http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/882.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 年金減額 自分の失敗の責任を押し付ける安倍首相 
年金減額 自分の失敗の責任を押し付ける安倍首相
http://79516147.at.webry.info/201610/article_200.html
2016/10/25 13:52 半歩前へU


 安倍政府は、国民が知らない間にまた、年金制度をいじくっている。安倍晋三が株で大穴をあけたその損失を穴埋めするために、年金生活者が今、受け取っている受給額を減らそうという。それが年金減額法案だ。

 法案は受給者受け取り額を強制的に減額する巧妙な仕組みが盛り込まれている。 今回の案は、仮に物価が上がっても、現役サラリーマンの平均賃金が下がれば年金生活者の受給額を下げるという制度だ。

 安倍晋三は、自分の失敗の責任を年金受給者に押し付ける。それでなくとも受取額はこの2、3年で大幅に減った。これ以上減らされたら、高齢者はどうしろ、というのか?

*****************

フェイスブックに吉永信治さんが投稿した。
 どうも、これを言い出したのは、年金の投資失敗があるのでは? 30兆円近い損失では、年金運用がやばくなったのだと・・・。奴らのやり方は汚い。

 年金は個人の生涯を設計し、計画して、仕事に励んだ。例えば18歳からの勤務で、今65歳だとすれば、47年前に方向性を決めて人生設計ができていただろうに。

 ところがいざ、定年の年になって、「実は年金がこんなに下がるのです」と宣言され、後戻りできない。哀しいサラリーマンとなってしまいます。

 また、医療費も70歳になると、1割でよかったのがどうだろう、3割に成るし、日本経済を けん引してきた親父たちの明日は全く暗い。貧困が増えるはずです。貧困は、国がひそかに引導しているのではないか?


関連記事
≪消える年金問題≫「政府が初めて年金積立金30兆円の損失発生可能性を認めました」by民進・辻元清美
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カサマ厚労省 年金試算“底上げ”報道に猛抗議の笑止千万(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/876.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/883.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 自民は知事選「5連敗」 民進党はこの結果を教訓にせよ! 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)
   


自民は知事選「5連敗」 民進党はこの結果を教訓にせよ! 金子勝の「天下の逆襲」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192524
2016年10月25日 金子勝 慶応義塾大学経済学部教授 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   左から時計回りに三日月大造、翁長雄志、米山隆一、山口祥義(C)日刊ゲンダイ 


 新しい政治の潮流が生まれつつある。

 2014年7月、滋賀県知事選は「卒原発」を掲げた三日月大造が当選し、同年11月の沖縄県知事選は「基地建設反対」を訴えた翁長雄志が、自民党系候補を破って勝利した。

 つづいて2015年1月、「オスプレイ」「TPP」「玄海原発」が争点になった佐賀県知事選も、山口祥義が自民系候補を打ち破って勝利した。

 さらに、2016年に入ると、7月に川内原発の再稼働に異を唱えた三反園訓が自民系候補に勝利して当選。そして10月に行われた新潟県知事選でも、柏崎刈羽原発の再稼働に反対した米山隆一が、自民系候補に大差をつけて勝利している。

 これらの動きは、いくつかの点で過去に例がない、新しいものだ。1970年代に革新自治体が誕生したが、ほとんどが大都市だった。都市の膨張に対する住民の不満が原動力だった。選挙の争点は都市問題であり高度成長の歪みだった。

 ところが、最近の動きは1970年代とは大きく違う。選挙結果を見る限り、地方の反乱といった様相を呈している。いま地方は、アベノミクスの恩恵がまったく行き渡らず、経済は疲弊し、少子高齢化が急速に進む。しかも、過疎化が進むなかで、都会が引き受けない「基地」や「原発」を中央政府に押しつけられている。その不満が爆発した格好である。

 1970年代は、社会党や共産党など政党が主導していたが、いまは住民が主体的に動いている。新潟県知事選などは、野党第1党の民進党は、最後まで公認も推薦も出さなかった。こうした最近の動きは、野党とりわけ最大野党である民進党に大きな教訓を与えている。

 中央政治は安倍1強体制がつづき、国政選挙は自民党が4連勝している。しかし、たとえば「原発に賛成なのか反対なのか」「基地新設を受け入れるのか否か」「TPPに賛成か反対か」などといったように、住民目線に立って争点を明確にし、自民党との対立軸をつくれれば、野党陣営は勝利する可能性が高くなる、ということだ。逆に言えば、安倍自民党が国政選挙で勝利しているのは、経済最優先といって争点ぼかしに成功し、野党が争点をつくれていないからである。知事選に学ぶことが必要なのだ。





http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/884.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 知らない、記憶にない、ないないづくしの慎太郎 
知らない、記憶にない、ないないづくしの慎太郎
http://79516147.at.webry.info/201610/article_203.html
2016/10/25 20:28 半歩前へU


 豊洲市場をめぐる問題で、東京都は小池百合子が知事として元知事の石原慎太郎に書面で送った質問書と石原の回答を25日、公表した。

 14日に小池が言った通り、慎太郎は「自分は聞いていない、記憶にない、分からない、覚えていない」の一点張り。「作家生活、都知事の”功績”を無になさらないようにしていただきたい」と小池がバッサリ斬り落とした。

 公表した質問書では、慎太郎が就任直後の平成11年に、築地市場が「市場として不適切だ」とする感想を述べたことに対し、誰からのどのような説明や根拠に基づくものか、ただした。

 これに対し、慎太郎は「少なくとも豊洲という土地への移転は規定の路線のような話であり、そのことは当時の資料をお調べいただければわかるものと思います」などと回答。

 また、平成22年10月の記者会見で移転決断を表明したあと、敷地全域に盛り土をするとの専門家会議の報告に従った対策をとるものと認識していたか、には「全く記憶がありません」と回答。

 さらに、建物の地下には盛り土をしないとの報告を受けたことがあるかの質問には、「ご質問のような報告を受けた事実はありません」と回答した。

 そのうえで、「一連の問題について、当時の知事として道義的責任があるとお考えか」と質したことに対し、慎太郎は「このような専門的な内容の事項について、道義的責任をご質問いただくことに、いささか複雑な思いを感じざるをえませんが、

 市場関係者の皆さんを含め、東京都民の皆さんや国民の皆さんに対しては、私が就任中のことに端を発して、結果としてこのような事態に立ち至っていることについて、まことに申し訳なく思っております」。

 沈没船の船長の例を見るまでもなく、例え末端の者が問題を起こしても最後の責任を取るのが組織の長というものだ。

日ごろの傲慢な大言壮語はどうした? 慎太郎よ、往生際が悪すぎるぞ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/885.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 強行採決まっしぐら TPPが招く競争至上主義の惨憺(日刊ゲンダイ)
   


強行採決まっしぐら TPPが招く競争至上主義の惨憺
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192519
2016年10月25日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   何が何でも早期成立(C)日刊ゲンダイ


 安倍政権がTPP承認案の早期成立に向け、シャカリキになっている。衆院の特別委員会は、委員長の職権で25日の参考人質疑を設定。与野党の攻防が激化しているが、与党は26日に地方公聴会を行い、月内の採決を強行する構えを崩していない。

 国民生活を最優先に考えれば、臨時国会では他にもやるべきことがあるのに、安倍政権は「何が何でもTPP」なのである。

 首相はTPPを通すためなら虚偽答弁もいとわない。強行採決発言の農水大臣をクビにすることもなく、国民にちゃんとした説明もせず、数の論理で推し進める暴挙だ。

 だが、TPPという米国主導の究極の自由競争が、本当に国家に繁栄をもたらすのか。世界を見渡せば、グローバリズムの矛盾が噴出しているではないか。

 米大統領選でトランプ人気の異常事態になっているのも、英国で事前予想に反してEU離脱派が勝利したのも、行き過ぎた競争至上主義の弊害が背景にある。米英というグローバリズム“先進国”の惨憺たる状況を、日本は今こそ直視して、考え直す時なのに、安倍政権はTPP推進で逆のことをやっている。

 保護主義に戻れというのではない。TPPの本質が、「自由貿易とは名ばかりの米国の多国籍大企業を儲けさせるためのルール」だからダメなのだ。TPP参加国でこれまで批准した国が一カ国もないのがその証左である。急ぐ日本は異常だ。

 上智大教授の中野晃一氏(政治学)はこう言う。

「グローバリズムの弊害が格差を拡大させたということで、スペインのポデモスや米国のサンダース人気のようなリベラル左派が生まれた。トランプ現象はグロテスクな形ではありますが、あれも反グローバリズムの結果、出てきたものです。かたや日本では、TPPに代表されるような対米依存の新自由主義で格差拡大を進め、国民を苦しめるような政策ばかり行いながら、安倍政権は、それに対する国民の不満を排外主義によって解消しようとしている。二枚舌というか、やっていることがめちゃくちゃです」


  
   新自由主義の弊害が生んだ怪物(C)AP


低所得層が大金持ちを“英雄視”する矛盾

 米英でいま何が起きているのか。

 日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介氏が「トランプ現象と資本主義」のタイトルでこんなことを買いていた(23日付毎日新聞)。〈資本主義の反対語は社会主義や共産主義だけではない。身分制度を前提とした封建主義こそ本来の対置概念である〉〈今世紀資本主義の最大の問題は、表に表れた格差ではない。親の地位や富裕度で子供のスタートラインに決定的な差がつくという事態のエスカレート、すなわち(身分制度のような)封建原理の復活こそが根本問題だ。放置すれば必ず社会不安が高まり、資本主義は自滅に向かう〉

 しかし、米国ではここでねじれが生じている。つまり、固定化された差別に不満を持つ低所得の白人層が、銀の匙を咥えて生まれてきたようなトランプを支持している。自分たちの税金が貧困層に回ることに不満を募らす彼らは、刹那的にトランプの排他主義を信奉するのだ。

〈政府の介入を小さくすればするほど資本主義はうまく回ると信じるトランプ支持者たちは、富裕な親の下に生まれて最初からゲタを履いているトランプ氏のような連中の体のいい食い物になってしまっているのだが、それに気付かない〉
 
 行き過ぎた新自由主義による格差固定化は、そのシステムの問題ではなく、さらなる弱者をいたぶる歪んだ排他主義を生んでいる。競争至上主義の病巣はここまで深い。

 一方英国では、「凄まじいテロ対策」が進んでいることを発売中の月刊誌「Wedge」(11月号)が伝えている。英国では今年から、地方自治体や刑務所の職員、学校・大学の教員、医師や看護師といった人たちはテロリズムに発展する恐れのある過激化の兆候を見つけたら、すぐに当局に報告するよう義務づけられたという。グローバリズムが膨張した結果、反発して起こるテロの横行。それを防ぐために、隣組による密告制度のような“監視社会”になってしまった。とてもじゃないが、まともではない。

 仏社会学者エマニュエル・トッドの著書の翻訳などで知られる慶大教授の堀茂樹氏(仏文・哲学)は「もともと新自由主義はアングロサクソンの国である米国と英国から始まったものですが、いまやその両国が新自由主義を終わらせる先頭に立ちつつある」と言う。これは歴史の皮肉というか、しっぺ返しというべきか。

 歪んだトランプ現象と行き過ぎた監視社会は、グローバリズムに対する反逆にも見える。

■観念的な国家主義で国民を欺く安倍政権の欺瞞

 結局、自由主義競争というのは幻想なんじゃないか。「1対99」に分断され、“自由”という言葉とは裏腹に、ほんの一握りの、1%のエリートしか決して勝者にはなれない。それもその1%は、生まれた時から富める者で、最高の教育を受けられ、巨万の資産を相続するエスタブリッシュ階級だ。これが代々続くことで格差は固定化する。

 日本はまだ米英ほどの階級社会ではないとはいえ、確実に格差が固定化しつつある。貧困から抜け出せない若者は絶望的になり、その結果、社会不安が高まる。そして、生活保護批判に見られるように弱者同士が互いに罵り合い、「社会保障なんていらない」と言い、排他主義、差別主義が蔓延する。

 国民の安全安心を最優先すると言いながら、大企業富裕層のための政策を重視する安倍政権が、結果的に、日本をそうした歪で閉鎖的な国にしてしまったのではないか。

 前出の堀茂樹氏が言う。

「安倍政権はナショナリズムに見えて、その実、国民の連帯のシステムである国家を機能させて、国民を守ろうとはしていません。やっていることは国家主義のむしろ逆で、経団連の望む政策を実行し、富裕層の階級闘争を助長している。観念的にナショナリズムを煽りながら、国家による保護を個人から奪おうとしている。欺瞞に満ちています」

 聖学院大教授(憲法・フランス法)の石川裕一郎氏も安倍政権に二面性を感じているひとりだ。それは「自民党改憲草案の中にも見られる」とこう続ける。

「自民党改憲草案は『復古主義』が特徴ですが、それと同時に『新自由主義』の側面も持っています。前文には『経済活動を通じて国を成長させる』という文章が加えられました。経済で国を成長させることが国民の目標だというわけです。また、第22条の『職業選択の自由』では、『公共の福祉に反しない限り』という文言が削除されています。人権や言論の自由などでは『公』を優先しながら、経済活動については『公』は取り払われ、たとえ公共の福祉に反しても利益を追求してよいということになっています。格差拡大もよし、としているのです」

■グローバリズムは周回遅れの思想

 格差拡大で不安定化した社会で、テロでも起きようものなら、すぐにでも戦争に発展しかねない。考えるだけで恐ろしいし、ロクなことにならない。

 今こそ、もっと足元を見つめた経済改革で、例えば里山資本主義のような、自然環境や人間関係など「金銭換算できない価値」を大事にする考え方に立ち戻ってみるべきではないか。

 世界が反グローバリズムへと逆回転している中で、TPPという周回遅れのグローバル化しか眼中にない安倍政権は本当に狂っている。そして、安倍と一緒にTPP推進を旗振りして、バラ色の未来があるかのように伝えるメディアも、その罪は重い。TPPで国民は決して幸福にはならない。TPPを通したら、この国はオシマイである。



         



http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/886.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 食を作れない国に安全は保障されない!! 
食を作れない国に安全は保障されない!!
http://79516147.at.webry.info/201610/article_204.html
2016/10/25 21:2 半歩前へU


▼食を作れない国に安全は保障されない!!
 「落語家殺すにゃ刃物はいらぬ、あくび一つで即死する」、などと言うが、この伝でいくと、「日本責めるにゃ武器などいらぬ、食糧止めたら即死する」というわけだ。

 安倍首相は「日本の安全と安心を断固として守るために日米安保の強化が必要」と再三、強調する。しかし、いくら戦車やステルス戦闘機を並べても、食べるものがなければ日本は干上がる。

 そんなことは世界の常識で「食糧安保」という言葉まである。農水省の「世界の食糧自給率」によると、OECD加盟国の穀物自給率は1位がオーストラリアで291%、2位はカナダ202%。以下、ハンガリー、フランス、チェコと続き、米国が118%で6位、ドイツ103%で14位、イギリスが101%で15位だ。

 これに対して日本は、たったの28%である。100人中72人は何も口にすることが出来ない計算だ。こんなことで「国民を守る」ことが出来るというのか。

 安倍晋三は「だから不足分は海外から輸入する。TPPはそのために必要だ」と言う。異常気象による干ばつで各国が突然、食糧輸出をストップしたらどうなる?

 5倍、10倍の値段で買い取ると言っても、どこも売ってくれない。自国の国民の台所を優先するからだ。安倍が本気で日本のことを考えるならTPPより先に、「28%の食糧自給率」をほかの先進国並みに引き上げることを考えるべきだ。

食を作れない国に安全は保障されない。



http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/887.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 維新・松井代表(大阪知事)が憲法審査会は民進党抜きでもやるべきだと主張!民主的なプロセスは必要なし
維新・松井代表(大阪知事)が憲法審査会は民進党抜きでもやるべきだと主張!民主的なプロセスは必要なし
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/23566
2016/10/25 健康になるためのブログ


      



http://www.sankei.com/politics/news/161025/plt1610250006-n1.html

日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は24日、大阪市内で産経新聞のインタビューに答え、約1年5カ月実質的な審議が行われていない衆院憲法審査会について「民進党が入らなくとも自民党は開会の決断をしてほしい」と述べ、維新など改憲勢力のみでも審議を進めるよう求めた。

 松井氏は「民進党は誘っても(審査会に)出てこない。自民党は民進党の国会対策に遠慮する必要はない」と指摘。「自民党が開催に躊躇(ちゅうちょ)している」とも述べ、積極的な対応を促した。



以下ネットの反応。


















「土人」発言で火が点いちゃったんでしょうか、維新の代表がとんでもないことを言い始めました。「改憲勢力」だけでやるってことは、民進・共産・社民・自由などを支持した・投票した有権者も無視するってことですよね。やっぱスゲーわこの人。




http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/888.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 衆院補選で負けた主因は、野田・蓮舫執行部が原因であるが、連合も原因大だ。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201610/article_25.html
2016/10/25 22:04

衆院補選で民進が大敗した。その原因は、野党共闘と言いながら、民進から積極的に共産、自由、社民に応援を要請しなかった。その原因がだんだんと明らかになってきた。その大きな原因が連合にあることが明らかになった。

新潟県知事選挙で、連合新潟が自公推薦の森氏を応援したが、民進議員が野党共闘の米山氏の応援に入り、最後に蓮舫代表が応援に入った。それらの行為について、野田幹事長が連合会長に謝罪した。この謝罪を見て、野党共闘、特に共産との共闘に、連合が拒否の圧力を掛けていたことがわかる。

この流れが、東京、福岡の補選選挙に引き継がれていたことが明らかになった。大手マスコミは報道しなかったが、IWJが核心的な事実を報道している。

連合は、新潟県知事同様に、野党共闘、特に共産が入ることを拒否しているようだ。東京10区の鈴木候補の事務所を手伝っていた連合東京が手を引いたという。共産の志位委員長、自由の山本太郎氏、社民の福島氏が最後に応援に入ったとき、鈴木候補がその応援場所に出て来なかったという原因について、合点がいった。日刊ゲンダイ紙に、『選挙で民進3連敗野田幹事長と連合はまるで“減票マシン” http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192436』と書かれていたその通りであることがわかる。

それにしても、連合という組織は何様だと思っているのだろうか?とても大部分の労働者の味方とは思えない。逆に企業内労働組合であり、経営者側とべったりで、連合執行部などは労働貴族と化している。特に共産党を支持する労働組合には敵意丸出しである。今や、共産党の方が余程柔軟で大人の党になっている。

野党共闘も民進に期待しないで、共産、自由、社民、市民連合で組んだ方が、却って票が取れる。


「結局は野党共闘になっている。だから『ちょっと(応援を)控えるぞ』、と」連合がIWJの取材に回答!民進党への圧力の実態!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/340730#idx-2

  取材に応じた連合東京・政治局長の小林昭浩(あきひろ)氏は、取材にあたった原佑介記者の質問にこたえて、応援スタッフを「引き上げた」という表現には難色を示したものの、選挙戦最終盤になって応援から手を引いた事実は認めた。

――なぜ応援を控える必要があったのか?

小林氏「前々から『野党共闘』すべきでない、というのが連合のスタンスです。『そもそも政策が違う政党と組むのはどうなのか』ということを、連合は、民進党に投げかけています。


「野党共闘」に「危機感」を抱いた連合東京が、鈴木候補の応援から手を引き、揺さぶり!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/340730#idx-2

 野党共闘より、単独で挑んだほうが闘える――鈴木候補のこの主張が現実離れしたものであることは言うまでもない。同時にこの現実離れした考えは、民進党の現執行部の方針でもある。

 自分を応援してくれる他の野党党首らを袖にして、合同街宣に顔も出さず、挨拶もしなかった鈴木候補は、党執行部の意向に忠実に従ってみせたわけである。

 そんな「忠実」な鈴木候補に対し、民進党の最大の支持母体である「連合」が、なおもダメ押しをするようにプレッシャーをかけている、という情報が入った。

 鈴木候補の選挙事務所に応援のスタッフを送り込んできた連合東京が、選挙の最終盤になって、スタッフを引き上げた、というのだ。しかもその理由が、野党の合同街宣に不満を募らせたため、というのである。

 事実であればことは重大である。連合が鈴木候補の選挙戦に強い負の影響力を行使し、鈴木候補の当落など二の次と言わんばかりに「野党共闘」の実現を阻止しようとやっきになっていることになる。しかも、鈴木候補は党執行部と連合の意向に「忠実」に従って、合同街宣への参加を見送っているのに、それでもなお気に入らず、ダメ押しをかけるかのように応援から手を引いていることになる。尋常ではない。



http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/889.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 民進党の解体再編なくして日本政治刷新はないー(植草一秀氏)
民進党の解体再編なくして日本政治刷新はないー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp7udq
25th Oct 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


10月23日に函館9条連主催

「緊急事態条項反対!
 憲法9条を守り広める
 函館地区集会」

で基調講演をさせていただいた。

演題は

「いのちと暮らしを脅かす安倍政治
−自民党憲法改定案とアベノミクスの正体」

である。

函館国際ホテルの集会会場には約250名の市民が参集下さった。

安倍政治が推進する

原発稼働

憲法破壊

TPP参加

はすべて同根の政策である。

99%の主権者のための政治

ではなく

1%の巨大資本のための政治

なのである。

経済政策を「アベノミクス」と命名しているが、その本質は、

「弱肉強食の推進」

である。


臨時国会では日本の主権者にとって「百害あって一利なし」のTPPを強引に批准する行動が示されている。

衆院TPP特別委の自民党委員で理事の福井照衆院議員は

「この国会ではTPPの委員会で西川(公也)先生の思いを、強行採決という形で実現するよう頑張らせていただく」

と発言して同委員会理事ならびに委員を更迭された。

このことについて、安倍首相は10月17日の国会答弁で

「我が党においては(1955年の)結党以来、強行採決をしようと考えたことはない」

「円滑に議論し、議論が熟した際には採決する。民主主義のルールにのっとっていくのは当然のこと。」

「この考え方とは相いれない発言であったから(福井氏)本人が辞職した」

と述べた。

ところが、この翌日にあたる10月18日に、山本有二農水相が衆院議院運営委委員長で

自民党衆院議員の佐藤勉氏のパーティーに出席して、

「野党が必ず強行採決するだろうと総理に質問するが、強行採決するかどうかはこの佐藤勉さんが決める。

だから私は、はせ参じた。」

と述べた。

佐藤氏に強行採決をお願いするために「はせ参じた」としか理解できない発言だった。


野党4党は山本有二氏の辞任を求め、また、衆院TPP特別委の塩谷委員長に対して

「強行採決はしない」念書の提出を求めた。

安倍首相は国会答弁に沿って、山本農水相を辞任させるべきであったが、この野党要求を跳ねつけた。

野党は要求を粘り強く通すことが必要だったが、

与党が野党議員退席のなかで決めた10月24日開催の地方公聴会日程を

10月26日に延期することで了承し、委員会再開に応じてしまった。

野党は10月24日の参考人を招致しての質疑開催に反対したが、

与党は野党議員退席のなかで委員会開催を強行した。

衆院委員会採決を与党は10月28日に行うことを提案しているが、

野党が反対しているため、10月31日にずらす案を提示したが、野党が応じないため、決着がついていない。

臨時国会は11月30日が会期末になる。

11月1日までに衆院でTPP批准案が承認されると、

日本国憲法第60条および第61条の規定により、参議院が承認の議決をしなくても、批准案は自然成立する。

したがって、野党は少なくとも、衆院での承認を11月2日以降に先送りさせなければならない。

ところが、これまでの野党対応は手ぬるく、11月1日までの強行採決を阻止することを確保し切れていない。

「数の力」で押し通そうとする安倍政権の基本姿勢が何よりも問題ではあるが、

野党第一党である民進党の行動に気魄が欠けていることがより重大な問題である。

民進党は主権者の信頼を完全に失うことのないよう、

少なくともTPP批准案の衆院通過を11月2日以降に先送りさせなければならない。


函館での平和集会で、私は、

安倍政権の「戦争と弱肉強食の政治」を

「平和と共生の政治」に

転換しなければならないことを訴えた。

安倍政権は

原発を推進し、憲法を破壊し、TPP参加に突き進み

沖縄に米軍基地を建設し、格差拡大を推進している。

この「戦争と弱肉強食の政治」を打破して、

「平和と共生」の政治を実現しなければならない。


アベノミクスの正体は

「弱肉強食の推進」

であり、

「一億総活躍」

の名称で推進されているのは、

「一億総低賃金強制労働」

「一億総非正規化」

であって、

高齢者に対しては

「社会保障切り捨て」

が推進されている。


TPPは

「ハゲタカのハゲタカによるハゲタカのための条約」

であって、

日本農業の破壊、公的医療保険制度の崩壊、一億総非正規化、共済・農協・生協・労組の解体、

国民マネーの収奪をもたらすものである。

TPPに日本語正文はなく、6300ページの最終文書の1800ページしか日本語には訳されておらず、

しかもその表現は抽象的で分かりにくい。

さらに、4年間の秘密保持規定があり、交渉内容が隠蔽されている。

レーダーに映らないステルス爆撃機のようなものであり、

さらに恐ろしいことは、このTPPには「ISDS」という核弾頭が搭載されている。


ISDSは日本の諸制度、諸規制改変を強制する恐ろしいもので、

日本の諸制度、諸規制を日本が、日本国民が決められなくなる。

そして、このTPPについて、米国の2名の大統領候補は反対を表明しており、

現オバマ政権下での承認も絶望視されている。

この状況下で、日本を収奪するために、

何としてもTPPを成立させたいと考える強欲資本=ハゲタカは、安倍首相に、

「数の力でTPP承認を押し通せ!」

と命令しているのだと思われる。

日本がTPPを承認したら、大統領選後のいわゆる「レームダックセッション」で、

あわよくばTPPを米国でも批准してしまおうと考えているのだ。

その場合、米国はTPPの内容修正を求めてくることが確実である。

だから、TPP交渉参加国は米国の動向が明確になるまでは承認手続きを見送っている。

この情勢下で批准を急ぐ日本政府の姿勢は、

「究極の売国対応」

と言わざるを得ない。


これらの諸点を広く主権者に伝達して、TPP拙速批准を阻止するのが野党の責務だが、

その野党の行動に気魄が不足している。

日本政治を立て直すには、まずは、野党勢力の立て直しが必要である。

何よりも大事なことは、

民進党を分離、再編することだ。

「野党共闘を推進する勢力」

「野党共闘に背を向ける勢力」

に二分するべきだ。

日本政治を立て直すには、これを最優先の課題と位置づける必要がある。

民進党の解体、再編なくして、日本政治刷新の歩みは進まないと考える。


http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/890.html

記事 [政治・選挙・NHK214] 欅坂46の衣装がナチスそっくりと炎上! ウケ狙いだけで「ファシズム」「軍服」を安易に取り入れる“秋元康”的手口(リテラ)
                    「サイレントマジョリティー」
 

欅坂46の衣装がナチスそっくりと炎上! ウケ狙いだけで「ファシズム」「軍服」を安易に取り入れる“秋元康”的手口
http://lite-ra.com/2016/10/post-2646.html
2016.10.25. 欅坂46ナチス炎上の背景にあるもの  リテラ


 デビューシングル「サイレントマジョリティー」が初週26万1580枚を売り上げ、女性アーティストのデビューシングル初週売り上げ歴代記録を塗り替えるなど、いま最も勢いのある欅坂46。

 THE YELLOW MONKEYの吉井和哉やHi-STANDARDの横山健も楽曲を評価するなど業界内人気も高く、デビューから1年も経たずにAKB48以上に握手券の入手が困難になるといった状況もあり、今年の紅白歌合戦にも出場するのではと噂されている同グループだが、現在インターネットを中心に非難を浴びている。先日披露された衣装がナチスの軍服そっくりだというのだ。

 問題とされているのは、今月22日に横浜アリーナで行われたライブイベント『PERFECT HALLOWEEN 2016』で披露された衣装。全員お揃いの黒いワンピースだったのだが、それは明らかに軍服をモチーフにしたものだった。

 細身の上半身に、狭い幅でタテに二列ならんだボタン、襟の詰まった首元、ひきしまった襟の角度、腕のカフタイトル(袖章)と肩章……。さらに、黒いマント、黒い帽子、とくに帽子に刺繍された鷲のような紋章はナチスのものと酷似している。そして、全身を黒で統一し、ときどき見える裏地の赤との組み合わせは、ナチスのカラーを彷彿とさせる。たしかに、ナチスの軍服を模したと批判されても、仕方のないものだ。

 こうした批判に対しては、過剰反応だとか、べつにナチスの思想を肯定しているわけじゃないからいいじゃないかという声が必ずあがってくる。しかし、いまさら言うまでもなく、ナチスといえば、卑劣な人種差別で何百万人もの罪のないユダヤ人をはじめマイノリティを大量虐殺した。つい最近もヒトラーの生家が聖地化することを避けるため取り壊されるというニュースがあったが、ドイツ、ヨーロッパでは、いまも昔話などではなくふたたびナチス思想が力をもつことがないように細心の注意を払っている。ましてや、ハロウィンの仮装コスプレにするような“ネタ”ではない。

 実際、無自覚にナチス風のデザインを取り入れた結果、問題となったケースは過去にいくつもある。

 たとえば、2011年にはロックバンド・氣志團がテレビ番組で着ていた衣装がナチス親衛隊の制服に似ていると、ユダヤ人人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターから抗議を受け、バンドが所属するソニー・ミュージックアーティスツが公式サイトに謝罪文を出している。メンバー自身も今後は問題の衣装を使用せず廃棄するとの謝罪の声明を出した。

 さらに、お隣の韓国でも、14年、デビューしたての女性アイドルグループ・PRITZが着ていた全身黒のゴスロリ風衣装にハーケンクロイツを思わせるようなデザインの腕章がついており大問題となっている。

 また、歌手の衣装の話ではないが、ZARAで売られていた胸に大きな星のマークのついた子ども服がナチスの強制収容所で収容者が着せられていた服に似ていると問題になったり、ファッションセンターしまむらで売られていたタンクトップに付属しているペンダントがハーケンクロイツそっくりと炎上した事件も記憶に新しい。

 このように無自覚にナチス風のデザインを取り入れたために、発売中止など大きな問題になったケースは少なくない。

 ナチスの軍服のデザインがかっこいいから仕方ないというような声もよくあるが、そもそもヒトラーはそうした様式美や芸術を大衆の煽動にいかに利用するかを緻密に考えており、当時もまさに「カッコいい」と憧れて入隊する若者がいたわけで、そうしたものを「カッコいい」と感じてしまう感覚自体に慎重であるべきだ。

 しかも欅坂46の場合、今回の衣装がたまたまナチスっぽかったわけではない。おそらく今回の衣装は、欅坂46のデビュー曲にして代表曲である「サイレントマジョリティー」の衣装の今イベント用特別バージョンだと思われる。

 先述した、細身の上半身に、狭い幅でタテに二列ならんだボタン、襟の詰まった首元、ひきしまった襟の角度、左腕のカフタイトル(袖章)、肩章……。今回の黒い色やマント、帽子を除くこうした衣装のディテールは、デビュー曲「サイレントマジョリティー」のブルーグリーンの衣装、二曲目「世界には愛しかない」の白地に紺の衣装にも共通しているものだ。「軍服っぽい」という指摘は、それがおもしろいという肯定的な評価も含め、デビュー時からずっとされていた。

 実は、そのことは衣装スタッフ自身が認めている。「BRODY」(白夜書房)16年5月号のインタビューに対し、同曲の衣装のデザインと制作を担当した尾内貴美香氏はこのように答えている。

「今回は最初から曲も振付も軍隊っぽい感じを取り入れたいから、カワイイ感じじゃなくてもいい、尾内さんがカッコイイと思う衣装を作ってくださいと言われました」
「いろんな軍服を調べました。それこそ世界各国の軍服から、軍隊をテーマにしたアニメまで。かつ欅坂46のテーマカラーはグリーンなので、それを基調にしようと。ただ、軍服的なグリーンだと重々しく見えてしまうので、顔映りがキレイになるようなブルーグリーンにしたんです」

 つまり、「軍隊っぽいカッコいい感じ」というのが、そもそも欅坂のコンセプトになっていたのだ。

「軍服的なグリーンだと重々しく見えてしまう」といかにも軍服っぽい色を避け、ナチス的な色合いでもなかったことから、表面化していなかったが、デビューの時点でおそらく、衣装スタッフが参考にしたという「世界各国の軍服」のなかには、ナチスのものも含まれており、ある程度取り入れていたのだろう。

 だが、そもそもナチス以外の軍服であればいいのか、という問題もある。

 たしかに、欅坂はアイドルブームも下火となった状況でのデビューだったため、既存のアイドルとの差別化や新しさはそれまで以上に求められただろう。PVではアイドルに必須の笑顔はなく、「かわいい」でなく「かっこいい」というコンセプトだったのは、わかる。「サイレントマジョリティー」の歌詞も、恋愛や友情を歌うような類の一般的なアイドルソングではない。

 でも、なぜ「軍服」なのか。乃木坂46がデビューしたときは、AKBをはじめとする48系のグループとの差別化で、同じ制服ファッションでも、スカート丈をあえて膝丈にして上品さ・清潔感を売りにした。欅坂は、さらに禁欲的な印象で「カッコいい」、またアニメなどでも萌えると人気の高い「軍服」をコンセプトとしてチョイスしたのだろう。

 しかし、「軍服」をあえて選ぶ必然性はどこにもない。それどころか、「サイレントマジョリティー」に至っては、歌詞でうたっていることは全くの真逆だ。

〈君は君らしく生きていく自由があるんだ 大人たちに支配されるな〉
〈選べることが大事なんだ人に任せるな 行動しなければNoと伝わらない〉
〈君は君らしくやりたいことをやるだけさ One of themに成り下がるな〉
〈見栄やプライドの鎖に繋がれたようなつまらない大人は置いて行け さあ未来は君たちのためにある No!と言いなよ!サイレントマジョリティー〉
〈誰かのあとついて行けば 傷つかないけど その群れが総意だと ひとまとめにされる〉

 そう、「サイレントマジョリティー」は“同調圧力に負けるな”と歌っているのだ。対して軍服は集団至上主義や同調圧力の象徴だ。アイロニーとして軍服や軍隊風の振付なのかと最初は思ったが、その後、軍服も軍隊風の振付も批判的な視線にさらされることはなかった。

 一方、振付のTAKAHIRO氏は、前掲「BRODY」16年5月号のインタビューで、

「この曲からは『社会のシステマティックさと、若者の自我の焔の両面を対比させた画』というイメージが伝わってきました。衝動や衝撃、若さの中の不安定さ、それに打ち勝つパワーをバランスよく表現しようと思いました。」

 と語っているが、PVから伝わってくるのは、「社会のシステマティックさ」だけで、「若者の自我の焰」はほとんど感じられない。同曲ではサビ部分でセンターの平手友梨奈が、ナチス式敬礼にも見えるポーズでメンバーの群れをかきわけて前に進み出る振りがあるが、まさかこれが「若者の自我の焰」なのだろうか。

 歌詞を考えた人間とPVのコンセプトを考えた人間が、本当に同一人物なのかと疑いたくなる。軍服風の衣装、軍隊の敬礼や行進を彷彿とさせる振付、突出したセンター……強いインパクトを求めるあまり、安易でわかりやすい「ファシズム」というファッションに飛びついたのではないか、という気もしてくる。

 実際、欅坂46のファシズムファッションは「軍服」だけではない。メンバー全員が出演したテレビドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』(テレビ東京)では、目の部分をくり抜いた紙袋を出演者がかぶっているシーンが何度も登場し、「これ、KKKっぽい」と、差別思想を掲げて有色人種に卑劣な暴力を加えたアメリカの秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)の服装との類似性も囁かれたこともある。

 もちろん、こうした安易な仕掛けの裏には、秋元康の存在があるはずだ。最近の秋元康が欅坂46のセンターを務める平手を、かつての前田敦子や島崎遥香、宮脇咲良のように頻繁に観劇に同伴するなど寵愛していることはファンの間では有名な話だが、もちろん欅坂とのかかわりは、それだけではない。

 たとえば「日経エンタテインメント!」(日経BP社)のインタビューで秋元は、

「欅坂46もオーディションに合格したメンバーと話したり、あるいは楽曲を選んだりしているうちに、なんとなく今の自分がやりたかったことはこういうことなのかなと気づいてきました。初めから『サイレントマジョリティー』での、笑顔がないアイドルを作ろうと思ったわけではないんです。」

 また二曲目の「世界には愛しかない」についても、

「この子の雰囲気はこのセリフに合うなというように、誰がどこを歌うのかを決めていきました。
 僕の中では女子高の演劇部みたいなものがあったら面白いんじゃないかというイメージがあって。例えば「舞台に立ったときに平手(友梨奈)が走ってきて、このセリフをどういうふうに言う?」というように、セリフの言い回しや解釈について話し合いながらレコーディングを進めたんです。」

 と語っている。

 だからといって、秋元が“お友だち”である安倍首相の軍国主義路線を先取りして……などという陰謀論を語るつもりは毛頭ない。

 HKT48の「アインシュタインよりディアナ・アグロン」炎上問題のときと同じで、流行りものを深く考えもせず、なんとなく使ってみただけ。単に「アイドルと軍服、おもしろいんじゃない?」くらいの、無自覚なものにすぎないだろう。

 でも、その無自覚こそ危ない。先述のとおり、軍服のカッコよさや集団行動の様式美みたいなところから軍隊への憧れを抱く者も当然いるわけで、ヒトラーはじめ権力者たちはそれを少なからず狙ってきた。どういう思想のもとに生まれたかを抜きにして、ただデザインがいいから、美しいから、というのは無防備すぎる。

 レニの映画やワグナーの音楽を芸術として評価するとしても、それらの作品を思想抜きで語ることはやはりできないだろう。いいと思ってしまうことに、留保が必要だ。とくに、為政者が「美しい国」を語り、そこに異論を唱える者を反日と攻撃する、いまの日本ではなおさらだ。

(酒井まど)



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