「「安倍は過去にも警察官僚を使って天皇の意向を握り潰そうとしたことがある。」:川本哲也氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20830.html
2016/9/29 晴耕雨読
>上丸洋一 「外国と戦うことを計画する者は、まず国内の組織を専制主義に切り換え、議会を無力にし、行政権とともに立法権をも政府の手に握って、思うままの政治をするのです」 文部省が1948年に作った中、高生向け教科書「民主主義」から。53年まで使用。95年に径書房が復刊。今を予言していたか!
>安倍官邸が天皇“お気持ち表明”に報復人事! 宮内庁に子飼いの公安警察人脈を送り込み天皇を監視、封じ込めhttps://t.co/WlKakJOl1N
「まるで安倍官邸が『天皇封じ込め』のために、刺客を送り込んだような人事だ……」
「・・この人事はどう見ても異常です。・・官邸のバリバリの危機管理監から直に宮内庁入りというのは聞いたことがない。生臭すぎる」
「安倍首相が側近に公安警察出身者を配置し、公安情報を使って謀略政治を展開しているのは有名な話ですが、その元締め的存在が杉田さんです。外交のための情報収集からマスコミ対策、野党対策、反政府活動の封じ込めまで一手に仕切る一方で、官邸に優秀な公安人脈をどんどん集めてきた」
「ところが、官邸はこの天皇の身を賭した訴えに対して、逆に激怒し、報復に出た。菅官房長官と杉田官房副長官は、天皇の意向を尊重し、安倍官邸の思惑に反する行動をとったとして、風岡宮内庁長官のクビをすげ替える人事を断行」。
「さらに、西村(泰彦)氏の最大のミッションはズバリ『陛下のご意向潰し』だ。安倍政権にとって皇室典範の改正によって天皇の『生前退位』を認めることはもってのほかだ。なぜなら、安倍政権の支持母体である日本会議はじめとする右派の皇室観に反するからである」。
「天皇の意向が表面化してからというもの、安倍応援団である日本会議系の学者が入れ替わり立ち替わり天皇批判を繰り返しているのは周知のとおりだ」。
「安倍は過去にも警察官僚を使って天皇の意向を握り潰そうとしたことがある。小泉純一郎政権末期の2005年、首相の私的諮問機関『皇室典範に関する有識者会議』が『女系天皇』も認める報告書を取りまとめた。将来にわたる天皇制の維持を心配する天皇自身の意思を当時の小泉首相がくみ取ったもの・・・だと言われ、小泉首相は本気で皇室典範改正を考えていた。しかし、当時官房長官だった安倍氏は『男系男子』にこだわり、なんとか小泉首相を翻意させようと躍起だった。そのとき安倍氏の手足となって暗躍したのが、当時警察庁長官だった漆間巌氏だったと言われる」。
「安倍もこの時、警察を使って政治を動かす不健全な権力運営に目覚めたのではないか。事実これ以降、政敵・・のスキャンダルを内閣情報調査室や公安警察を使ってかき集め、メディアにリークするというのが、政権の常套手段となった。・・蓮舫議員の二重国籍問題なども内調のリークだといわれている」。
「安倍はおそらく、憲法遵守の姿勢を鮮明にする天皇を、自分の野望を阻む最大の『敵』だと考えているはずだ。これから先、天皇は生前退位にとどまらず、公安警察出身の新しい宮内庁次長によってあらゆる民主主義的な発言を封印されてしまうことになるかもしれない」。