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2016年9月28日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK213] デタラメの限りを尽くし原発再稼働を進める国家的犯罪(日刊ゲンダイ)
     


デタラメの限りを尽くし原発再稼働を進める国家的犯罪
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190606
2016年9月27日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   巨額の税金がつぎ込まれたもんじゅ(共同通信社)


「誰のお金でやっていて、誰のための市場なのか。無責任体制と言わざるを得ない」。東京・築地市場の移転予定地「豊洲市場」の問題で、小池百合子知事が都庁の体質をこう批判していたが、豊洲市場問題をはるかに上回る「無責任」と「巨額の税金タレ流し」が露呈しているのが、安倍政権の原発政策だろう。

「本年度中に廃炉を含めて抜本的な見直しを行う」。21日の原子力関係閣僚会議で、菅官房長官は、福井・敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉について言及した。

 原発の使用済み核燃料からウランとプルトニウムを回収し、新たな核燃料(MOX燃料)にリサイクルして「もんじゅ」で使用する――。資源に乏しい日本の“切り札”ともいうべき「核燃料サイクル」の中核に位置付けられていた施設が「もんじゅ」だ。知恵をつかさどる仏の象徴とされる「文殊菩薩」から命名され、85年に着工。“夢の原子炉”ともてはやされたものの、95年にナトリウム漏れ事故が発生し、2010年には炉内で機器が落下する事故が起きた。12年には約1万点の機器の点検漏れが判明するなど、トラブルが続発。長期間の運転停止を余儀なくされ、結局、94年の初臨界から、これまでの22年間で稼働した日数はわずか250日しかない。
  
 それでいて、投じられた国費は当初計画の350億円からアレヨアレヨと膨らみ、すでに1兆2000億円とベラボーな金額になっている。稼働停止中でも年間維持費に200億円もかかっているというから、もっと早い時期に廃炉にすべきだったのに、何だかんだと屁理屈をつけてダラダラと事業が引き延ばしされてきたのだ。ニッチもサッチもいかなくなって廃炉の方針を固めたのだろうが、日本原子力開発機構の試算だと、廃炉しても今後30年間で3000億円が必要という。1ワットの発電もできない施設に数千億円もの国費を負担し続けなければならないなんて冗談じゃない。

 原子力市民委員会の委員で、原子炉技術者の後藤政志氏はこう言う。

「『もんじゅ』で(冷却材として)使われるナトリウムは水や空気と触れると爆発する危険な物質な上、仮にトラブルが起きても一般の原発と違って原子炉内に『不活性ガス』という特殊ガスが使われているので作業員は近づくことができない。非常にリスクが高い施設で、私はずっと本稼働は不可能と言ってきました。高速増殖炉の技術開発は難しく、英国やドイツはとっくに手を引いているのに日本だけがこだわった。事業を推進してきた文科省が責任を問われるのを避けるため、やめなかったからです」

 結論ありきで突っ走り、気付いた時には多額の税金がパー。「誰のお金でやっていて、誰のための施設なのか」という言葉がまさにピッタリだ。


■「核燃料サイクル」は幻想。カネをふんだくる詐欺師の手口と同じ

「もんじゅ」の廃炉方針を打ち出した安倍政権は正義漢ヅラしているが、この政権はナ〜ンにも分かっちゃいない。相変わらず「核燃料サイクル」に固執しているからだ。ウランとプルトニウムを取り出すための青森・六ケ所村再処理工場は93年の着工以来、2兆円もの建設費用が投じられたが、完成時期は20回以上も延期され、本格稼働のめどは立っていない。もはや「核燃料サイクル」の破綻は明らかなのに、安倍政権は「核燃料サイクルを推進するとともに、高速炉の研究開発に取り組む」として、新たに「高速炉開発会議(仮)」の設置を決めた。

 あらためて「核燃料サイクル」の仕組みを検討するというのだが、この会議のメンバーは経産相、文科相のほか、原子力機構や原発メーカーだ。何のことはない。「原子力ムラ」のメンメンである。つまり、大失敗した「もんじゅ」や「六ケ所村再処理工場」に代わる新たなカネの受け皿をつくろう――というワケだ。巨額の税金をドブに捨てることになった責任に頬かむりしているどころか、さらに税金をふんだくるための看板掛け替えを画策しているのだからフザケている。前出の後藤政志氏は、「『核燃料サイクル』は幻想」と言い、こう続ける。

「『もんじゅ』や『六ケ所村』の失敗は日本の原子力行政が50年、60年と積み上げてきた結果です。その反省もなく、この手がダメなら、次はこの手でカネをブン捕ろう、なんて詐欺師の手口です。また莫大な税金が使われて借金になるだけです」


  
   福島第一原子力発電所 陸側遮水壁の凍結運転開始の捜査の様子(東京電力提供)


凍土壁が破綻した福島原発廃炉費用を国民にツケ回し

 安倍政権の国家ぐるみの“犯罪”とも言うべき原発行政のデタラメは、これだけじゃない。福島原発の汚染水対策と称して進められている凍土壁も大問題だ。東京電力は3月から、1〜4号機を覆う「氷の壁」の凍結を始めたものの、汚染水の発生量は1日約400トンで凍結前とほとんど変わっていない。地下水の流れが速く、凍結できない部分があるためだ。今夏の東日本地方への台風直撃時には、凍結部分の一部が溶ける事態も起き、原子力規制委員会の外部有識者が「破綻している」と断言している。

 ところが、国や東電は凍土壁の失敗を認めていない。許し難いのは、どんどん膨らむ福島原発の廃炉費用を国民にツケ回ししようとしていることだ。2014年に公表された東電の新総合特別事業計画などによると、政府は当初、福島原発の廃炉・汚染水対策で2兆円、賠償・除染費用で9兆円――と見積もっていたが、大幅に上回るのは時間の問題。そこで経産省は新たに「東京電力改革・1F問題委員会」(東電委員会)を設置し、10月から、国による廃炉費用の支援強化策を検討するというのだが、「改革」とは名ばかり。ホンネは、新たな枠組みをつくって電気料金や税金を東電にジャブジャブ注ぎ込む仕組みをつくりたいだけだ。委員会のオブザーバーに東電ホールディングスの広瀬直己社長が名を連ねているなんて頭がクラクラしてしまう。国も東電も無軌道この上ない。

■「原子力ムラ」はあの手この手で反原発の動きを封じ込める

 原子力を「重要なベースロード電源」に位置付ける安倍政権は原発推進の旗印を降ろす気は毛頭ない。となれば、「原子力ムラ」の連中が「奇貨居くべし」と、あの手この手で反原発の動きを封じ込めようとするのは容易に想像がつく。新潟・柏崎刈羽原発の再稼働に反対し続けてきた泉田裕彦・新潟県知事が突然、知事選への出馬を断念したのが典型だろう。泉田知事を長く取材しているジャーナリストの横田一氏はこう言う。

「『原子力ムラ』はあらゆる手を使って反原発を唱える知事、市長などを引きずり降ろしにかかっています。泉田知事の場合、地元紙が一役買ったと言われていますが、これは6月に辞職を表明した鹿内博・青森市長のケースと『同じ』と言われています」

 鹿内市長は「脱原発をめざす首長会議」のメンバーで、六ケ所村再処理工場に反対していた人物だ。ところが地元紙が突然、三セクをめぐる赤字問題を執拗に批判し始め、辞職に追い込まれた。泉田知事が知事選出馬を取りやめる原因になったのも、三セクの問題が発端だったが、単なる偶然とは思えない。

 安倍は26日始まった臨時国会の所信表明演説で、「アベノミクスの加速」や「TPP(環太平洋経済連携協定)の早期発効」などを挙げていたが、デタラメな原発政策もしっかりと審議するべきだ。


      



http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 「それは、国防戦士をたたえるヒトラーのようでもある。戦前・戦時中のようで気持ち悪い。:金子勝氏」
「それは、国防戦士をたたえるヒトラーのようでもある。戦前・戦時中のようで気持ち悪い。:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20821.html
2016/9/28 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

【小池スキャンダル】小池都知事の側近が特権的手法で大金を借り入れ、日銀金融緩和による不動産ミニバブルに乗っかって高崎にマンション建設という醜聞が出てきた。

石原元都知事を追及できるか。

電通から40万円献金も。

五輪裏金疑惑を追及できるか。https://t.co/1NqglZl9bT

【まるで北朝鮮】安倍首相の26日の所信表明演説で、海上保安庁、警察、自衛隊をたたえるため自らが約10秒間にわたって演説を中断し、自民党の議員たちも促されて一斉に立ち上がり、拍手をし続ける一幕があった。

まるで北朝鮮の会議のようです。https://t.co/QzeWU65CVb

【まるでヒトラ−気取り】それは、国防戦士をたたえるヒトラーのようでもある。

音声だけだが(26〜27分あたり)、戦前・戦時中のようで気持ち悪い。

やがてこうしたシーンをプロパガンダとしてテレビが流す日も遠くないのか。

生き方が問われてくる。https://t.co/BdriybYNcU

【敗戦濃厚】安倍首相は臨時国会を「アベノミクス加速国会」と自ら名づける。

、まるで、太平洋戦争中のようだ。

アベノミクスはすでに敗戦濃厚なのに「1億総活躍(総火の玉)になれば、TPP作戦で勝てる」と呼びかけている。

すでに産業競争力=戦力は衰退し、原発・リニアの戦艦大和建造に夢中だ。

【戦力の逐次投入も】イールドカーブを目標と言い換えても、日銀が大規模緩和の継続が難しくなり、テーパーリングに入らなくてはと慌て出す中でETF733億円プラス12億円で買い支えても、株価はパッとしない。

アベノミクスの戦況泥沼化は深刻だ。https://goo.gl/TYG78g

【戦況悪化の中で】日銀のクロダだけでなく、岩田、中曽の副総裁も、検証前後のアナウンスが嘘ばかりと取られ、市場の信認がなくなる中で、ジャブジャブ国債買いはダラダラ続き、現在国債の36%が日銀で、来年には5割を超える。

戦時中とそっくり。https://t.co/U2rVK61eyR

【マイナス金利の欧州戦線異状あり】金融拡大の綻びはリーマンの処理の遅れている所から始まる。

26日の欧州株式市場でドイツ銀行株が大幅に下落。

11ユーロを下回り、1999年のユーロ発足以来の最安値を更新。

一時は7%近く下げる場面があった。https://t.co/cEKj1Azjt0

【働き方改悪の嘘】アベは「長時間労働をなくす」と言ってホワイトカラーイクゼンプションを進める。

仕事量が同じならサービス残業拡大で賃金低下。

「同一労働同一賃金」の名で解雇規制緩和。

確かに皆非正規化すれば「非正規という言葉はなくなる」。

儲かるのはM&A投資ファンドで、デフレ化が進む。

【売国TPP】TPPは、アベの売国「改革」の典型である。

アメリカ多国籍企業は、ISDS条項で46件の訴訟を起こし、カナダやメキシコから多額の賠償金を受け取っている。

アメリカ企業が負けた事例は1件もなく、ISDS条項は、実質的には米国の多国籍企業に圧倒的に有利な仕組みである。

【ISDS条項の怖さ】ISD条項とはInvestor(投資家)、State(国家)、Dispute(紛争)の訴訟手続きを定め、アメリカの投資ファンドのローンスターがISD条項を盾に韓国政府に5千億円請求、ハーグでの手続きが最終段階に。https://t.co/lHOjzJbXVw

アメリカのローンスターは韓国政府を相手に、韓国ベルギー間の投資協定のISDS条項に基づいて損害賠償を起こし、米国影響下の世界銀行傘下にある国際投資紛争解決センター(ICISD)に提訴した。

しかも密室審議が進む。https://t.co/RDmwSbjwPa

週刊金曜日連載「あしたがあるさ!当事者主権の胎動」の最終回は、若年性認知症を発症しても普通に暮し発信し続ける丹野智文さんです。

新しい当事者主権のあり方を教えてくれます。

連載中いろいろな方々に応援していただき、ありがとうございました。https://goo.gl/A5bqo

http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/545.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 「情報も公開しない民間企業の救済に国がこれ以上のカネを出すのは筋が通りません。:木野龍逸氏」
「情報も公開しない民間企業の救済に国がこれ以上のカネを出すのは筋が通りません。:木野龍逸氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20810.html
2016/9/28 晴耕雨読


ttps://twitter.com/kinoryuichi

読み直してたら、改めて腹立ってきた。

メルトダウン隠蔽を謝罪した東電が、それを機会に完全に生まれ変わって神々しい企業になったような書きぶり。

なにを根拠に?

→東京電力改革・1F問題委員会(東電委員会)の設置について(経済産業省) http://ow.ly/BgrU304xcdG

「「新・総合特別事業計画」に基づき(略)10年間で5兆円のコスト削減に取り組んでいる」けれども、「賠償や除染、廃炉など事故に伴う費用は増大しているほか、全面自由化の中で需要は構造的に減少」してるから、「放置すれば福島復興や事故収束への歩みが滞りかねません」って、脅迫ですか?

要するに、「東電は頑張ってるのに周辺環境が変わっちゃって立ちゆかないよ、このままだとあんたらにカネ払えなくなるし、福島第一も放置することになるけど、それでいいの?」、ってことかと。

経営努力とか、あんまりない感じ。。(´_`)。。

おまけに。

「本年7月、東京電力は「激変する環境下における経営方針」を明らかにしましたが、これは、こうした危機感から出された抜本的自己改革宣言でもあります」

いや、あれは自己改革宣言じゃなくて、もうカネがないからよこせっていう、何度目かのギブアップ宣言だと思います。

加えて。

「メルトダウン隠ぺい問題に対して謝罪し、過去と決別した新たな企業文化を築くとともに(中略)世界標準の生産性を達成する。すなわち、非連続の経営改革を具体化し、その果実をもって、福島への責任を果たし、国民に還元するということにほかなりません」。

なんだろう、この絶賛は。

経産省の絶賛っぷりが、新興宗教の教祖様を持ち上げてるように見えませんか。。。

なにを根拠にここまで絶賛できるのか、さっぱりです。

というか、東電がそこまで責任を果たしたいなら、人を頼らないで自分たちでやればいいのにって、思わなくはないのでございます。

で、「東電改革の姿は、電力産業の将来を示し、この改革とパッケージで整備する国の制度改革は、被災者救済と事故炉廃炉促進のための制度」で、「福島復興、原子力事業、原子力政策の根幹的課題」なので、解決のために「東電委員会」を設置したっていうけども、なぜ民間企業の改革を経産省でやる?

もし東電の株を国がもってるからとかいうのなら、東電にそれなりの情報公開をさせろっていう話です。

東電は、自分たちを民間企業だって言い張って、事故収束作業のコストを含めて、情報公開を渋ってます。

情報も公開しない民間企業の救済に国がこれ以上のカネを出すのは筋が通りません。

つまり東電委員会は、国が前面に立って東電を救済して責任の所在を曖昧にするため(東電が破綻すると生きながらえさせた経産省の責任にもなるから)、これから全力でがんばるぞっていう委員会なんじゃないかと思うしかないわけで(>_<)

モラルの崩壊は、いちど始まると止まらないようです。

原発事故の取材活動は皆さまのご支援に支えられています。。 http://bit.ly/1fZXVZN / メルマガ配信中→ http://bit.ly/1GQH37v http://ow.ly/Ndr46 /「検証 福島原発事故・記者会見3(岩波書店)


http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/546.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 国民よ、これがパフォーマンス内閣の正体だ!(simatyan2のブログ)
国民よ、これがパフォーマンス内閣の正体だ!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12204126504.html
2016-09-27 17:07:57NEW !  simatyan2のブログ


26日、安倍晋三は所信表明演説で、

「1億総活躍の未来」「農林水産業の未来」「沖縄の未来」など
18回も「未来」という言葉を使い、その演説中、大多数の自民
党議員が立ち上がって拍手したそうです。

安倍首相、「未来」を18回=「世界一」もキーワード―所信表明演説
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160926-00000072-jij-pol

自民、演説中に立ち上がり拍手=野党「異様な光景」と批判−所信表明
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092600650&g=pol

上の時事通信の記事では、立ち上がって拍手をしないで批判する
野党を、それこそ批判したいような書き方をしてますね。

もっとも時事通信は電通の傘下なので仕方ありませんが・・・。

それにしてもパフォーマンスが過ぎますね安倍内閣は。

演説と実際やってることは間逆もいいとこなんですけどね。

例えば演説内で安倍晋三は、

「海上保安庁、警察、自衛隊の皆さんに拍手で敬意を!」

と叫び、自民議員ら拍手するも野党は拍手せず、などとネトサポ
などは批判しています。

しかし、先月23日、神奈川県横須賀市の海上自衛隊の基地を

視察した稲田朋美防衛大臣が何をしでかしたか?

潜水艦「こくりゅう」で隊員らに訓示したのはいいとしても、

なんと艦内をヒールのある靴で歩き回ったのです。




昔と違って今の潜水艦の表面は、音に対するステルスのために
特殊な処理をしていて、傷がつくと性能も落ちるし修理にお金
がかかるのです。

そのため自衛官は、ハイヒールで動き回る稲田大臣にヒヤヒヤ
ものだったそうです。

自衛官ヒヤヒヤ 稲田防衛相ハイヒールで艦内闊歩の非常識
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188410

このように何も事情がわからず上の役職につき、非常識な行動
を取る人のどこが愛国者なんですかね。

これをパフォーマンスと言わずして何と言うのか?

また、あれほど強引に押し通した安保法の決済の文書も、

「5月0日」

だなどと有り得ない日付を打つ杜撰さ。



これこそ緊張感0の証拠ですね。

隣国に舐められないため、と言いながら舐められるようなこと
をやってたら世話ないです。

だから「子供内閣」と言われるのです。

歳だけ喰った「ガキ大将」が集まって政治をやってるので無茶
苦茶なことをやってます。

安倍政権になって4年になりますが、

何か良いことがありましたか?

過去の悪事は散々書いてきたので、今後やろうとしていることを
書きます。

配偶者控除「廃止」が大勢=代替制度、意見分かれる−政府税調
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091500804&g=eco

介護保険料を全年齢から徴収することを考えながら、

【社会】介護保険料の負担対象、拡大を検討へ…厚労省
http://www.2nn.jp/newsplus/1472593692/

介護サービスの内容を縮小するというのです。

介護の縮小 「離職ゼロ」に逆行する
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2016092402000111.html

つまり「離職ゼロ」と言いながら離職者を増やすことばかり
やってるのです。

今やハローワークの職員ですら9割が非正規になってしまった
ようです。



政治がこんな体たらくだから、未来への希望を無くした若者たち
が、どんどん刹那的な犯罪に走るのです。

罰金命令で釈放の25分後、また万引き容疑で逮捕 三重25歳
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6215550

警察官かたり女児誘拐未遂疑い わいせつ目的、福井市の23歳
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/accidentandincident/105191.html

女性のスカートをバーナーで燃やす  陸上自衛官逮捕(24歳)
http://www.sankei.com/affairs/news/160824/afr1608240012-n1.html

いきなり抱きつく 強制わいせつ疑いで巡査逮捕(24歳)
http://mainichi.jp/articles/20160824/k00/00e/040/252000c

スマホを買い物かごに入れて盗撮…消防士を現行犯逮捕(26歳)
http://www.sanspo.com/geino/news/20160902/tro16090223540014-n1.html

26日、日本自動車連盟(JAF)が公表した自動車運転に
関する全国調査の発表では、

信号のない場所で横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても、9割
以上の車が一時停止していないというのです。

<JAF調査>横断歩道に歩行者 「止まらない」車9割
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160926-00000075-mai-soci

それだけみんな疲弊してイラついてるというこです。

余裕というものが国民から消えてしまったんですね。

上辺だけのパフォーマンス、



しかし中身は火の車、こういう国に安倍政治はしてしまったのです。




http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/547.html

記事 [政治・選挙・NHK213] “バカ殿”写真がネットで拡散し、話題沸騰!! 
“バカ殿”写真がネットで拡散し、話題沸騰!!
http://79516147.at.webry.info/201609/article_210.html
2016/09/27 22:21 半歩前へU


 安倍チャンチャコリンの“バカ殿”ぶりを示す写真がネットに拡散し、話題になっている。国会での演説原稿にふり仮名を打ったワンカットだ。しかも、(拍手)(水を飲む)などと芝居の台本のようにこと細かに書いてある。

 実際にそこで安倍首相はコップの水を飲んでいる。まるで旅回りの役者だ。写った写真から読み解くと「この場から彼らに対し、感謝の意を表そうではありませんか。(拍手)(水を飲む)・・・」とある。

 26日の所信表明演説かと思ったが、違った。調べた人がいて2013年2月28日の演説だった。首相官邸のホームページで検索したところ、第138回国会の首相の施政方針演説の中の一節と判明した。

 「今、この瞬間も、海上保安庁や警察、自衛隊の諸君は、強い意志と忍耐力で任務に当たっています。(中略)皆さん、与野党を超えて、今、この場から、彼らに対し、感謝の意を表そうではありませんか」とあった。

 26日の演説とそっくりだ。写真には「表そう」の「表」に、ちゃんと「あらわ」とふり仮名が振ってある。それにしても「表そう」が読めないとは情けない。安倍晋三が読めるなら、わざわざふり仮名などふらないはずだ。

 (拍手)とあるのは議員に対する指示だろうから、議員にも同様の“台本”は配られたのだろう。いつ「水を飲む」かも“台本”に書いてある。飲みたくなったら飲めばいいのではないか。すべてが出来レースだったことがこの写真でバレた。

 「表そう」が読めない。だから安倍晋三クンは、麻生太郎クンと仲がいいのだ。どちらも小学生程度の漢字が読めない。それにしてもよく、こんなのを議員に選ぶ有権者の気持ちが分からない。

問題の写真はここをクリック
https://www.facebook.com/yasuhiro.asano.31/posts/752654941540032

首相官邸のホームページ
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement2/20130228siseuhousin.html






http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/548.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 米グレンデール市の慰安婦像の撤去訴訟で慰安婦像の設置をもし控訴審での再審でも認めた場合(原告敗訴の時)、米国の同盟国であ
米グレンデール市の慰安婦像の撤去訴訟で慰安婦像の設置をもし控訴審での再審でも認めた場合(原告敗訴の時)、米国の同盟国である日韓の合意した慰安婦問題をぶり返し、
控訴裁の判決の前例から、米連邦政府の外交権への侵害になっても不思議では無い判決になるようです。
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp//20160927-bei-grendaileshino-ianpuzouno-tekkyososhoude---kousoshindeno-saishindemo-mitometabaai---beirenpousaino-gaikoukenheno-shingaininaru--hanketuyoudesu.htm

【目良浩一の米西海岸リポート(5)】
グレンデール市の慰安婦像の撤去を求める裁判は敗訴…しかし訴訟からは撤退しません、ご支援を!

控訴審は敗訴

 米国連邦裁判所の第9地区控訴裁判所は8月4日、カリフォルニア州グレンデール市にある慰安婦像の撤去を求める裁判で、われわれ原告・上告者にはグレンデール市の慰安婦像撤去を求める根拠が十分に認められないと判断しました。敗訴でした。

 ただ、控訴裁は第一審が認めなかった原告の訴訟を起こす資格があることを認めると判定しました。これは、第一審の判決とは大きな違いでした。

 米西海岸では法的な正義は得られないとして、撤退することも一つの方針です。しかし、われわれが起こした訴訟が2014年以降、米国における慰安婦像の設置を阻止してきた抑止力になっていることを思えば、簡単に撤退することはできません。戦いを続けるために残された道は、米連邦最高裁判所に上訴するか、判決を下した控訴裁判所に再審査を請求するかのどちらしかありません。

 弁護士を交えて慎重に検討した結果、控訴裁判所に再審査を請求する方が好ましいと判断しました。最高裁に上訴しても審査してもらえる可能性が低いという客観的な理由もありますが、再審査であれば訴訟を扱う判事の数が通常の3人よりも増えるので違った結果が出る可能性があると判断したからです。控訴裁の判事3人が下した判決の内容はかなり偏向していました。

判事の人数が増えるというのは、第9地区控訴裁判所の判事29名全員が参加して審議する方法のことで、アンバンク(En Banc)と呼ばれます。再審査を請求する際には、以前担当した3人のチームとアンバンクの審査のどちらかを請求できます。

 われわれは全員参加の審査を求めて9月16日に申請書類を提出しました。控訴裁の担当判事以外の判事が関心を寄せれば、アンバンクの審査が可能となります。どの判事も関心を示さなければ、今までの判事による再審査となります。

 再審査を請求したもう一つの理由は、控訴裁は慰安婦像については審査したものの、碑文についてはほとんど議論をしていないからです。慰安婦像については、一緒に設置されている碑文の内容が大変な問題なのです。慰安婦像は苦労をした元慰安婦を記念するために建てられたもので、表現の自由の範疇にあるとする控訴裁の判決は、慰安婦問題を単純化し問題の解決を避けたものです。

自治体の表現の自由は無制限なのか

 さらに言えば、この裁判の結果によって米国内の州や地方自治体に対する表現の自由に関する規則が出来るのです。この判決に書かれている「強制性を伴わない州や自治体の意見の表明はすべて表現の自由の範囲内にある」という法解釈は、もしわれわれがこの判決に対して行動を起こさなければ、判例となります。

問題点を具体的に指摘しましょう。碑文には「旧日本軍は1932年から1945年にかけて20万人を超えるアジアやオランダの女性を強引に家から連れ出し、性奴隷となることを強制した。2007年の米下院決議121号を記念して、日本政府にこれらの罪悪に対する歴史的な責任を認知することを求める」と書かれています。日本政府が認めていない「慰安婦の強制連行」「性奴隷化」「慰安婦20万人以上」といったことなどはすべて事実で、旧日本軍は人権侵害の罪を犯したとして日本政府を糾弾しているのです。

 日本政府は強制連行などを明確に否定しています。それなのに、単なる地方自治体であるグレンデール市が外交的に重要な慰安婦問題について無制限に意見を表明することは許されるべきでしょうか。外交問題について、一つの市がこのような意見を表明すれば、米国の外交政策は混迷を極めるでしょう。特に地方自治体がアメリカの重要な同盟国の日本に対して「罪悪国」呼ばわりしても良いのでしょうか。日米間には安全保障条約があり、両国は友好関係を保つことを誓約しています。日本の同盟国である米国の自治体が日本を「罪悪国」と呼ぶのは米国の方針に背くことになります。意見の表明の自由は、同盟国を誹謗することも含むのでしょうか。われわれは「否」と考えます。

参考になる判例

 州を含む自治体がどの程度外交について公的に意見を表明できるかについては、いくつかの関連した判決が出ていますが、米国ではまだ明確な指針が出ていません。われわれの訴訟はこの問題の指針を出そうとしているのです。

 参考になるのが同じ第9地区控訴裁が2012年に下した「モブセシアン対ビクトリア保険会社」の判決です。この裁判は、カリフォルニア州が20世紀初頭にトルコによって虐殺被害を受けたとされるアルメニア人に対し、「特別に保険支払い請求期間の時効に猶予を与える法律」を制定したことに端を発したものです。

 裁判の結果、カリフォルニア州が外交に関する措置を取ることは許されないという理由で、州法自体は無効になりました。通常、保険に関する事柄は州が規則を定めることが出来るのですが、訴訟になった州法は明らかにアルメニア人およびその子孫を特別扱いにするものであったために、連邦政府の外交権の侵害と判断されました。

 注目すべことは、このケースでは法律の「真の目的」が問題とされたことです。裁判では、「真の目的」はアルメニア人に危害を与えたとされるトルコを非難することだと解釈されたのです。判決は第9地区控訴裁の女性判事、スーザン・グレイバー氏が書き、多数の判事が承認しました。われわれは再審査の申請にあたって、この判例を主要な根拠として用いています。


ポイントは2つあります。連邦政府が態度を決めていない場合でも、地方自治体の行為が連邦政府のみが持つ外交権限を侵害したと判断できること。もう一つは、州や自治体の行動の「真の目的」を知ることが重要な意味を持つことです。慰安婦像について連邦政府は態度を決めていません。むしろ、日本と韓国が協議して決着する問題だと伝えています。そうであれば、現在の状況下でのグレンデール市の慰安婦像は「権限の侵害」であるといえます。

 「真の目的」は、元慰安婦を記念することではなく、日本をおとしめることにあります。それは慰安婦像設置を推進した韓国系団体やそれを支援している中国系の団体の言動から判断できます。さらにいえば、日米の強い絆を崩壊させ、アジアを中国の支配下に置くことであるともいえるでしょう。このような世界的な力関係があることを、再審査のために提出した文書で述べています。

新たな展開に期待

 われわれの訴訟が始まってから、グレンデール市を支援するために、「カリフォルニア州韓国系米国人フォーラム」(KAFC)と中国系在米反日組織「世界抗日戦争史実維護連合会」(抗日連合会)が「アミカス」という参考資料を裁判所に提出しています。最初は連邦裁判所での第一審の時でした。このときは判事がこれらの書類は無関係であるとして却下しました。しかし、控訴審で両団体が提出したアミカスは、公判の直前になって判事が提出を認めました。


両団体のアミカスは慰安婦が旧日本軍の性奴隷であったことの説明ですが、その内容は元慰安婦の口述書などで信頼に値しない資料です。しかし、慰安婦問題について知識のない人たちには、性奴隷説を印象付ける格好の材料になったでしょう。

 今回は再審査請求と同時に、日本の協力団体にアミカスの提出を検討するようにお願いしました。日本のほかの団体からのアミカスが再審査にどのような影響を与えることになるかも関心事です。

 再審査の請求は控訴審への訴状に比べても、内容がかなり強化されています。結果が出るには相当な日数がかかると思いますが、今までとは異なった結果に期待したいと思います。最高裁への上訴は、その結果をみてからにする方針です。

 訴訟にはかなりの費用がかかります。すでに弁護士には1億円を超える額を支払っており、再審査の要請書作成費の支払いにも困難が生じている状態です。みなさまのご協力・ご支援を得ることができれば幸甚です。われわれはグレンデール市の慰安婦像の撤去と今後の慰安婦像の設立防止に邁進していく考えです。

 ぜひホームページ(gahtjp.org)をご覧ください。寄付口座サイトは(https://gahtjp.org/?page_id=165)です。

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関連記事
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*韓国人団体などが日本を貶める目的の「慰安婦像」や「慰安婦碑」を米国内に設置工作中アジア国内でも工作中
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/kankokujin-dantainadoga-nipponwo-otoshimeru-mokutekino-ianpuzouya-ianpuhiwo-beikokunaini-settityuu----ajia-kokunaidemo-kousakutyuu.htm

*独・仏・加・豪など米国以外の海外での中国・韓国系団体の慰安婦問題での排日運動と日本側の対応
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/doku-futu-ka-gou-nado-beikokuigaino-kaigaidenokankokudantaino-ianpumondaideno-hainiti-undou.htm

http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/ianpumondaideno-kokurenwo-butaini-shita-tozukaeturou-bengoshira-hannitikatudoukatatino-robi-katudouto-kokuren-jinkeniinkaino-ugoki.htm

*慰安婦問題での国連を舞台にした、戸塚悦朗弁護士ら反日活動家たちのロビー活動と国連人権委員会のうごき
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/ianpumondaideno-kokurenwo-butaini-shita-tozukaeturou-bengoshira-hannitikatudoukatatino-robi-katudouto-kokuren-jinkeniinkaino-ugoki.htm

*中・韓&国内左翼共闘の慰安婦問題での捏造や、議会&国連工作などでの反日と、反日団体などへの日本側の対応
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/chu-kan-kyoutouno-ianfumondaideno-netuzou-gikaikousaku-nadono-hannitito-hanntidantai-nadoheno-nippongawano-taiou.htm
http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/549.html

記事 [政治・選挙・NHK213] ≪安保法≫後方支援の自衛隊員が捕まったら、捕虜扱いすらされない可能性!⇒捕まった隊員が敵側の法で一方的に処罰される
【安保法】後方支援の自衛隊員が捕まったら、捕虜扱いすらされない可能性!⇒捕まった隊員が敵側の法で一方的に処罰される
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/22481
2016/09/27 健康になるためのブログ




http://www.asahi.com/articles/ASJ9Q4FKRJ9QUPQJ004.html

集団的自衛権の行使や他国軍への後方支援を可能にする安全保障関連法が成立して1年。政府は自衛隊による新任務の訓練を始めるなど運用に動き出しているが、ここに来て、自衛隊員が海外で捕まったときのリスクについて、専門家が強い懸念を表明し始めた。現行法では、隊員は国際法で認められている捕虜の取り扱いを受けられない可能性があるからだ。憲法解釈と現実の自衛隊の運用の新たな矛盾があらわになった。

 国際法は、兵士が残虐な行為を受けることを防ぐため、「捕虜」として人道的な扱いを保証するルールを定めている。ジュネーブ条約という取り決めだ。

 ところが、政府は、自衛隊員が捕らわれてもこの条約上の「捕虜」には当たらないという立場をとる。これは昨年の国会審議で、民主党(当時)の指摘で明らかになった。辻元清美衆院議員の「捕虜の扱いを受けるのか」との追及に、岸田文雄外相は「日本は紛争当事国となることはなく、ジュネーブ条約上の捕虜になることはない」「こうした拘束は認めない。ただちに解放を求める」と述べた(2015年7月15日衆院特別委)。だが、これでは、捕まった隊員が敵側の法で一方的に処罰されることになりかねない。



以下ネットの反応。
















こんな問題が解決されないまま後方支援が強行されようとしているんですからムチャクチャな話です。国会で自衛官に拍手してましたが、本心では自衛官を人と思ってないのではないでしょうか。もし自衛官が自分の子供だったら国会議員は派遣できるのでしょうか?




http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/550.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 次期総選挙までに民進党をせん滅するー(植草一秀氏)
次期総選挙までに民進党をせん滅するー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp55lt
27th Sep 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


臨時国会が召集され安倍晋三首相が所信表明演説を行った。

安倍首相は、

「我が国の領土、領海、領空は、断固として守り抜く。強い決意を持って守り抜くことを、お誓い申し上げます。

現場では、夜を徹して、そして、今この瞬間も、海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が、任務に当たっています。

極度の緊張感に耐えながら、強い責任感と誇りを持って、任務を全うする。

その彼らに対し、今この場所から、心からの敬意を表そうではありませんか。」

と述べると演説を中断して自ら拍手を始めた。

連動して自民党議員が全員立ち上がり、一斉に拍手した。

演説は20秒ほど「中断」した。

生活の党の小沢一郎代表は

「異様な光景だ。

今までも日本の議会では見られないと思うし、北朝鮮か中国共産党大会みたいで、ますます不安に感じた」

と述べた。

米国議会では、大統領が年初に行う「一般教書演説」で、

強調したいポイントを話し終える度に、議員が儀礼的にスタンディングオベーションすることが通例となっている。

これを猿まねしただけの演出だが、アメリカのポチによる猿まねで

「品格なき政権」

「品格なき国会」

を象徴する出来事になった。


安倍首相は7月10日の参院選結果について、

「参議院選挙で、自由民主党と公明党の連立与党は、

目標の改選過半数を大きく上回る勝利を得ることができました。

「この道を、力強く、前へ」

これが、選挙で示された国民の意思であります。」

と述べた。

こんなことを言わせてはいけない。

主権者の多数は

「安倍政治を許さない!」

と考えている。

しかし、選挙というプロセスを経ると、この民意とはかけ離れた議会構成が出現する。

この

「ねじれ」

を解消することが急務である。

日本の既得権勢力は政権を握り、その体制を維持するために、あらゆる方法を駆使している。

2009年には政権交代が実現したが、この「悪夢」を二度と繰り返さぬために、

あらゆる方策を講じて、政権刷新が生じないようにしている。


この現状を打破して、日本政治を主権者の手に取り戻さねければならない。

米国では大統領選が実施されているが、メディアはクリントンを当選させるために全力を注いでいる。

その理由はクリントン氏が巨大資本の支配下候補であるのに対し、

トランプ氏が巨大資本の支配下候補ではないからだ。

巨大資本は巨大資本が支配する米国政治を維持するために、

共和党と民主党による二大政党体制を構築した。

どちらに転んでも、巨大資本が米国政治を支配するための体制だ。

ところが、今回の大統領選では巨大資本が支配しない人物が共和党統一候補に指名されてしまった。

そこで、トランプ氏に対する総攻撃が展開されているのである。

日本では、2009年に主権者の意思に基づく鳩山由紀夫政権が樹立されてしまった。

この「過ち」を二度と繰り返さぬように、あらゆる手立てが講じられている。

その柱は三つある。

第一は、野党第一党の民主党、現在の民進党を「隠れ与党勢力」にすること。

第二は、創価学会と共産党の連帯を阻止すること。

第三は、「隠れ与党」の「第三極」を人為的に創作すること。

である。

この三つの方策によって、既得権による支配を永続させようとしている。

この点を踏まえて、次の総選挙対策を講じることが必要である。


次の総選挙は2017年初に実施される可能性がある。

12月15日に山口県で日ロ首脳会談が開催される。

歯舞・色丹の2島引き渡しならロシアは応じる可能性がある。

そもそも、1956年の日ソ共同宣言の際に、二島引き渡しによる平和条約締結の可能性があった。

これを妨害したのは米国である。

日ソ関係の改善を妨害したのである。

そして、この瞬間から日本の主張が

「四島返還」

に変化した。

「四島返還」の論理的な基盤は極めて薄い。

ロジックとして成り立たない「四島返還」を表に出すことにより、日ソ平和条約締結の可能性が封印されてきた。


しかし、最近になって「戦後史の正体」が多くの研究者等によって白日の下に晒され始め、

「四島返還」論の矛盾が広く認識されるようになった。

「2島引き渡し」による日ロ平和条約締結の可能性が急激に上昇している。


ロシアは「2島」をできるだけ「高く売る」ことに関心を移していると見られ、

日本側の「買い値」条件次第で交渉がまとまる可能性がある。

平和条約締結の具体的道筋が示されれば安倍首相が衆院解散総選挙に突き進む可能性は高い。

日本の既得権勢力は、2009年のような主権者勢力による政権樹立を絶対に阻止することを

主眼に行動している。

そのために最大の力を注いでいるのが民進党のコントロールだ。

民進党を「隠れ与党」勢力にすること。

これが既得権勢力の最重要課題である。

菅直人氏と野田佳彦氏は既得権勢力の手先になることによって首相の椅子を手にした。

この種の「堕落した幹部」=「だら菅」=「だら幹」を養成することが既得権勢力の最重要課題のひとつである。

2009年の政権交代の大業は

菅直人と野田佳彦という

「だらかん」

によって破壊され尽くした。

その延長上に現在の民進党がある。

民進党の新体制は野党共闘を妨害するために創出された疑いが濃厚である。


そして、既得権勢力の第二の工作活動の柱は、創価学会と共産党の反目誘導である。

1993年以降は、公明党を既得権勢力に引き込むことによって、創共の反目が維持され続けている。

この二つの勢力が連帯すると、

既得権による日本政治支配の構造が根底から覆される可能性が一気に高まる。

だからこそ、二つの勢力の連帯は絶対に阻止しなければならないのである。


第三は、既存の政治勢力に賛同しない主権者が、反政府側に結集することを阻止するための方策だ。

そのための工作活動の先兵となったのが

「みんなの党」

であり、この党が賞味期限切れになって、

「橋下維新」

がメディアの大宣伝によって創出された。

こちらもすでに賞味期限切れになりつつあるが、

こうした「人為的第三極」創出は既得権による政治支配のための工作活動であると判断できる。


これらを踏まえて、既得権政治を打破するための方策を構築しなければならない。

それは、

政策と基軸に

党派に関わりなく、

一選挙区一候補者

の体制を

主権者が主導して構築することだ。

新潟県知事選で、民進党は「隠れ与党」の正体をはっきりと表した。

こんな政党が「打倒安倍政権」の先頭に立てるわけがない。

新潟では、共、社、生と市民団体が主導して、反原発候補を擁立した。

この方式を広く衆院選の全選挙区に広げることが必要だ。

自民党よりも前に、

「鵺(ぬえ)の民進党」

を全滅に追い込むことが先決だ。

できれば、年内に民進党を分離に追い込み、

主権者勢力が結集できる野党第一党候補になる新党創設を目指すべきだ。

衆院総選挙が早期に実施される前提で、対応を急ぐ必要がある。


http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/551.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 豊洲新市場問題に関する百条委員会設置について(日本共産党東京都議会議員団)

 日本共産党都議団は、9月27日、豊洲新市場問題について、都議会としての責務を果たすために、百条委員会設置を設置することを、都議会議長、各会派に申しれをしました。

東京都議会議長 川井しげお 殿

豊洲新市場問題に関する百条委員会設置について

2016年9月27日
日本共産党東京都議会議員団
幹事長 大山とも子 
           政調委員長 清水ひで子

 豊洲新市場に関して、おもな建物下に盛り土がされず、地下空間となっていること、その底に水が溜まっていることが明らかになりました。地下空間に溜まっている水を東京都や各会派が分析した結果、ヒ素や六価クロム、シアン、鉛などが検出され、地下水由来であることが明白になりました。24日に発表された東京都の調査では、地下に溜まった水からベンゼンが検出されたばかりか、地下空間内からもWHOの空間環境ガイドラインを超えるベンゼンが検出されています。
 専門家会議で土壌汚染対策として盛り土をすることが提言され、東京都は、盛り土してあり安全性が確保されていると、都議会で再三答弁してきました。都民にも、ホームページなどで同様に広報してきました。やると言ってきた最低限のことさえおこなわず、都議会に虚偽の答弁を繰り返してきたことは断じて許されない裏切り行為です。
 多くの都民は、食べ物を扱う市場であり、安全が第一でやってもらいたい、なぜ、やるといっていたことをやらず、しかもそのことを隠していたのか、そもそもなぜ、土壌汚染がひどい東京ガスの工場跡地に生鮮食品を扱う市場を移転したのか、談合や利権はなかったのかなど、疑問が噴出し、徹底的に明らかにしてほしいと声を上げています。
 事実を徹底的に解明し、このような不祥事の再発を防ぎ、都政への信頼を回復するために、都議会が果たす役割と責任は、きわめて重大です。 
 所管委員会である、経済・港湾委員会でこの問題に関わった関係者を招致し、集中審議をすることは当然です。同時に、真相の全面的究明のためには、関係者を証人として喚問し、証人は正当な理由がなく出席を拒否することができず、偽証罪をも問える強制力を持つ、百条委員会を設置し事実を明らかにすることが必要不可欠です。
 東京都議会としての責務を果たすために、豊洲新市場問題に関する百条委員会を設置することを提案するものです。なお、設置要綱(案)は別紙のとおりです。

以上

豊洲新市場問題に関する百条委員会設置要綱(案)





http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/552.html
記事 [政治・選挙・NHK213] ≪築地移転問題≫盛り土はスルー 「豊洲で安心安全を」ってか?(田中龍作ジャーナル)
【築地移転問題】盛り土はスルー 「豊洲で安心安全を」ってか?
http://tanakaryusaku.jp/2016/09/00014513
2016年9月27日 14:10 田中龍作ジャーナル



問題の地下空間。「豊洲鍾乳洞」と名づけて、東京の新しい観光資源にしたらいいのではないだろうか? =24日、豊洲市場 撮影:中山=


  文・中山栄子
 
 豊洲の問題は、やはり移転ありきの方向に行こうとしている。盛り土の経緯や費用、土壌汚染の実態など問題が次々と明るみに出る中、検証チームのトップが “このままで”と言い出した。

 24日、地下ピットの溜まり水を視察した専門家会議の平田健正座長が会見後のぶら下がりで明かした。「4.5メートルの盛り土に戻すかと言ったらできない。ならば今の状態で監督していけばいい」。

 この日、都は地下ピットを記者クラブ以外の報道陣にも公開した。公開されたのは7街区と呼ばれる卸売り棟だ。

 地下階段を降り、ドアを開けるとそこは真っ暗闇。白濁した水が深さ10センチ以上、建物の床いっぱいに満々と湛えられている。まるで鍾乳洞だ。湿気がものすごく、じっとりと汗をかく。

 歩くと波ができ、水が長靴に入り込む。微量でも毒物が混じっているかも知れないと思うと、気持ち悪さが先に立った。一週間前に同じ場所に入ったマスコミ記者が、増水ぶりに驚いていた。

 地下空間を見た平田座長は、会見で考えを述べた。「地下の重機搬入口も使えない。盛り土はできない。盛り土しようとすれば建物を壊すしかない。今ある施設で安心・安全を(目指す)」。

 もはや盛り土を断念し、溜まり水の成分が安全性の判断基準でもあるかのような物言いだ。

 都による溜まり水の検査結果も発表された。溜まり水は地下水だ。ベンゼン、シアン化合物は不検出であること、その他、鉛やヒ素なども基準値以下であるという。「安全性については問題ないという結果だ」と平田座長は説明した。



卸売り棟の地下空間を視察する専門家会議の平田座長。「記者クラブ以外も入れるように」と都に掛け合ってくれた。=24日、豊洲市場 撮影:中山=


 都の説明によれば、溜り水の排水システムは10月中旬に稼動する予定だという。平田座長は「(地下水を)管理していくのが大前提。管理システムを動かせば減っていく」と、地下水が管理できるとの見通しを示した。

 平田座長はまた「今後、地下ピットへの立ち入り、水の採取もご遠慮頂きたい」と宣言した。空気の成分が変わったりするからというのが理由だ。

 この間、共産党や公明党など都議会の各会派が独自調査しているが、数値はいずれも都の検査結果より高くなっている。

 水や空気の採取を希望する第三者が地下空間にアクセスできなくては、結果の公平性は見込めない。

 「盛り土の経緯を説明させる」と見得を切った会見から、わずか一週間でこの変わりようだ。

 地下水の成分は安全、地下水は管理できると胸を張る平田座長は最後にこう付け加えた。「あとは築地の皆さんが納得してくれるか。築地の皆さんの話を聞きたい」。

 ことは「築地の皆さん」が「納得できるか」だけの問題だろうか?

 近所の知人女性に豊洲の地下ツアーの話をした。「やだ、地下が水浸しとか。そんな所で大丈夫なの?署名(運動)か何かないのかなあ」。

 「豊洲で扱った食品と分かったら、買い控えるかも」。彼女は腕組みをして考えこんだ。



くるぶしの上まで地下水が上がってきた。=24日、豊洲市場・地下空間。撮影:中山=

   〜終わり〜




http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/553.html

記事 [政治・選挙・NHK213] ≪豊洲・盛り土問題≫での謝罪は形だけ!無責任を極める石原元都知事の「罪」と都政の行方(Business Journal)
           メディアは「石原元都知事、豊洲問題を文書で謝罪」と報じたが−−(「石原慎太郎公式サイト」より)


【豊洲・盛り土問題】での謝罪は形だけ!無責任を極める石原元都知事の「罪」と都政の行方
http://biz-journal.jp/2016/09/post_16746.html
2016.09.28 江川紹子の「事件ウオッチ」第63回 Business Journal


 新聞の見出しなどでは「謝罪のコメント」とあったが、全文を読んでみて呆れた。これでは「謝罪」というより、自己保身的な言い訳と取材拒否の通告書と受け止めるべきだろう。

 築地市場が移転する東京都・豊洲の敷地で、土地の汚染対策として行うはずだった「盛り土」が主要な建物の下にはなされていなかった問題で、石原慎太郎元東京都知事が、発言を変遷させた揚げ句に発表した文書を読んだ私の感想である。

■形式的な謝罪の言葉

 文書の趣旨は以下の2点で、反省の弁にはほど遠い。

(1)自分ももう年で記憶もはっきりしないから取材には応じない。事の真相は、都の職員に聞いてくれればわかる。

(2)自分が強引に今の工法をとらせたという一部の報道は事実に反する。

 確かに、冒頭に「まことに申し訳なく思っております」、末尾に「責任を痛感いたしております」という、石原氏らしからぬ殊勝な表現を置き、本文を挟む体裁をとっている。しかし、それは「手紙の書き方」に出てくる「時候の挨拶」と「結びの言葉」と同じくらい、形式的なもので中身がない。

 なにしろ、彼が「申し訳なく」思っているというのは、「私の東京都知事在任中の件で、皆様に多大な混乱やご懸念を生じさせるなど」していることであり、「痛感」しているという「責任」は、「私の都知事在任中の件に端を発してこのような事態になっていること」についてであって、己が知事としてなしたこと、なさなかったことに対する反省ではない。「今後事実関係を明らかにする検証を行う場合には全面的に協力するつもり」とはあるが、今回の問題に関して、自分自身にどのような責任があるか、自ら考察した形跡は、文書からはまったく伺えない。

 現在、盛り土問題で問われているのは、次の2つの点だ。ひとつは、豊洲の市場としての安全性。もうひとつは、東京都のガバナンスのありようである。

 前者については、移転は当面延期され、専門家会議が再招集されて検証を行っている。施設の安全性の判断は、地下水をくみ上げ浄化する地下水管理システム施設をしっかり稼働させ、その効果もふまえて冷静に行う必要がある。断片的な情報で、ことさらに危険イメージを膨らませるのは好ましくない。さまざまなデータや専門家の議論はインターネット上でしっかり公開し、外の目がチェックできるようにすれば、解決への道は開ける。

 より悩ましいのは後者だ。そもそも小池百合子都知事の問題提起に対して、都がすぐに「いつ、誰が、なぜ、どのようにして」工法の変更を行ったのか説明していれば、これだけの騒ぎにはならなかったろう。それができないことがわかっており、東京都が抱える構造的な欠陥あるいは弱点を象徴している問題だからこそ、小池都知事はここに焦点を当てたともいえる。

■石原氏が現場に与えた影響

 問題提起がなされてから2週間たっても、全容が判明しない。ここに、都のガバナンスの体たらくが見て取れる。その責任者はガバナー、すなわち都知事である。

 石原氏は、豊洲への移転、土壌汚染対策としての盛り土を決め、主な建物の下に盛り土を行わない工法がとられた時の都知事として、物事の決定過程がかくも不透明であり、虚偽情報を公表する結果になったのは、どこに問題があったのかを深く考え、自省してもらいたい。

 盛り土から地下空間へと変更になった当時の市場移転の責任者が、決裁書類に判を押していながら「盛り土がされていないことは知らなかった」などと言っているのを聞いていると、このように責任の所在がはっきりしない状況で重大な物事が決められていくのは都の体質ではないのかと思えてならない。たとえ、工法の変更が、技術者の善意(震災対策や万が一の汚染漏れの時の対応によかれと思ってなど)であったとしても、それは決められた手続きに沿って行われなければならないし、そのプロセスは記録に残し、情報は関係部署が共有されるべきだ。

 それがなぜなされていないのか。このようなガバナンスの不在ともいうべき事態は、盛り土問題に限ったことではないのではないかという疑問も湧く。13年半もの間、都知事を務めた石原氏は、こうした疑問に対して「自分は関係ない」とは言えないはずである。

 たとえば、石原氏は都知事時代、週3日ほどしか登庁しないと指摘されてきた。そうすれば、特にこだわりのある課題以外は役人任せとなってしまうのも、むべなるかなである。こうしたトップの態度が、現場に与えた影響は少なくないだろう。

 都知事という要職は、何年たっても在任中の問題に関しては説明責任を負う。日頃、人を侮辱するような放言・暴言を好きなように吐きながら(先の都知事選でも、小池氏を「ウソつき」「大年増の厚化粧」と罵倒した)、都合が悪くなると年のせいにして取材拒否というのは、無責任の極みと言わねばならない。

■突きつけられた自省と検証

 それにしても、この程度の通告文で追及をかわせると石原氏が思っているのだとしたら、メディアもなめられたものである。これまでも、メディアはなぜか石原氏に対しては追及が緩やかだったせいだろうか。

 たとえば、舛添要一前都知事に対しては、高額な海外出張費や政治資金の使い道の公私混同ぶりが激しく批判され、テレビでも連日のように大々的に報じられた。家族にも取材が及び、舛添氏の弁明記者会見は全国に生中継され、「どうしたら辞めていただけるのか」などとメディアはひたすら辞任を求めた。

 一方の石原氏の税金の公私混同ぶりも相当なもので、舛添氏以上ともいえる。都議会議員選挙のまっただ中に、「(選挙応援が)面倒くさい」からと外遊に出かけ、ガラパゴス諸島で豪華クルーズ船で4泊5日のクルーズを楽しんだ。また、画家である四男を都の文化事業に関わらせ、海外出張費などの公費を支出させた。身内との飲食まで経費で落とすなど、「せこさ」も舛添氏に勝るとも劣らない。しかし、舛添氏に対する追及に比べて、大手メディアの批判は非常にゆるかった。

 1400億円の血税をつぎ込むことになった新銀行東京についても石原氏は、「銀行を発案したのは私だが、私がプランをつくったわけではない」と述べるなど、責任を当初の経営陣に押し付けた。日中間の火ダネとなっている尖閣問題も、“出火元”は石原氏だ。森本敏元防衛大臣も、テレビ番組ではっきり「中国が領海侵入をし出したのは、石原さんが2012年に尖閣を買おうとしてから」と言っている。それでも、こうした問題について、石原氏への批判は限定的だ。

 石原氏といえば、高齢の女性を罵倒した「ババア」発言など、さまざまな暴言や放言を繰り広げてきた。ほかの政治家なら辞任に追い込まれるような発言もあり、しばしば物議を醸しながらも、ある種の“個性”として、なんとなく許されてきた。

 このようなメディアの甘さが、石原氏の増長を許してきたともいえるのではないか。

 また、都庁には大手メディアの記者が常駐している。都知事や都の職員と日常的に接し、取材しているなかで、都のガバナンスの問題に気づくことはなかったのだろうか。メディアは、盛り土問題で都を追及するだけでなく、権力の監視役としての役割を果たせなかった自らをも省みる必要があると思う。そのうえで、少なくとも石原氏以降の都政の状況を、きっちり検証してほしい。

 さらに、チェック機能をまるで果たしてこなかった議会の責任も小さくない。その責任を自覚したうえで、百条委員会を設置するなど本腰を入れて、今回の問題が起きた背景を検証すべきだろう。それに反対する議員や会派があるなら、それもはっきり出してもらいたい。多くの有権者が、次の都議会議員選挙の際の参考にするだろう。

 その有権者も、これまでの自分の投票行動について、これを機会に考えてみる必要があるのではないか。

 今回の盛り土問題は、さまざまなところに自省と検証を突きつけている。

(文=江川紹子/ジャーナリスト)


関連記事
なぜメディアは石原慎太郎に甘く舛添要一に厳しいのか 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/536.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/554.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 起立し拍手ながら後でオカシイと小泉進次郎!! 


起立し拍手ながら後でオカシイと小泉進次郎!!
http://79516147.at.webry.info/201609/article_211.html
2016/09/28 01:24 半歩前へU


 日本の国会でナチスのヒトラーの再現を思わせる異様な事態が起きた。安倍晋三が26日、衆議院本会議で行った所信表明演説で、 自衛隊員らを称賛し演説を中断して拍手をした。

 これに促されるかのように議場の自民党議員が一斉に立ち上がって拍手の嵐。こんな光景は日本で見たことがない。異様としか言いようがない。世論が反応し、野党が抗議した。

 この光景に「あれは、ない。ちょっとおかしいと思う」と自民党の小泉進次郎が感想を言った。バカを言うでない。進次郎はあのとき、ほかの自民党議員と一緒に起立して拍手を送っていたではないか。

 記者の追及を受け、進次郎は 「私もびっくりして、つい立ってしまった」と白状した。 何がびっくりだ。驚いたのはこっちだ。こやつは常にこの調子だ。原発の再稼働にも賛成しておきながら、「あと講釈」をする。いい子になろうとする。

 テレビなど一部マスコミは何かと言うと知名度があるという理由で小泉進次郎を取り上げチヤホヤする。とんだ食わせ者だ。このブログ「半歩前へU」で何度も取り上げた。どれほどかは以下を閲覧願いたい。

「この男 要注意」小泉進次郎は、ここをクリック
http://26663082.at.webry.info/201510/article_5.html

小泉進次郎に政治の「主役」の資格はない!!は、ここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201608/article_145.html

これは平成の神風特攻隊は、ここをクリック
http://26663082.at.webry.info/201511/article_20.html


「あれはない」と進次郎氏 “自民党の拍手”を批判(16/09/27)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000084341.html


 26日の国会で起きた拍手に意外な人から批判です。自民党議員らの行動に「おかしいと思う」と語った小泉進次郎議員。その訳とは。



http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/555.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 「俺たちにも生活ある」 ヘリパッド作業員、市民の車に乗り込み溝に落とす(沖縄タイムス)
「俺たちにも生活ある」 ヘリパッド作業員、市民の車に乗り込み溝に落とす
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/63884
2016年9月27日 10:01 沖縄タイムス


 沖縄県米軍北部訓練場のヘリパッド建設をめぐり、国頭村・東村境のG、H地区へつながるゲート近くで26日午前5時ごろ、ヘリパッド建設の作業員が抗議行動中の男性の軽トラックに無断で乗り込んで運転し、道路脇の側溝にタイヤを落としてパンクさせた。作業員は男性の車を放置し、ゲート内へ入っていったという。一緒に抗議していた男性2人も居合わせた作業員に引きずられ、背中や膝に傷を負った。男性は被害届を出すか検討している。


作業員に側溝へ落とされ、穴が空きホイルにも傷が付いた左前輪(男性提供)

 被害に遭ったのは「ヘリパッドいらない住民の会」の男性(47)=東村高江。男性によると、午前5時ごろ、軽トラック2台を路上に止め、ゲートへ入る車を止めて話を聞いていたところ、作業員を乗せた車6台が来て6、7人の男性作業員が車から降り、「俺たちにも生活がある」「止められる権限はない」などと男性らと押し問答になったという。

 その際、作業員の一人が勝手に男性の軽トラに乗り込んでエンジンをかけた。男性は窓から手を入れてハンドルをつかむなど抵抗したが、作業員は道路左側の側溝にタイヤを落としたという。タイヤには直径3センチほどの穴が空き、パンクした。

 男性は「工事を強行するむちゃくちゃな政府の姿を見て、作業員は何でもやっていいと勘違いしているのではないか。住民と作業員の対立を生ませる構図自体が異常だ」と政府の姿勢を批判した。



【俺たちにも生活がある】沖縄・高江のヘリパッド作業員が市民の車に乗り込み溝に落とす「工事を強行するむちゃくちゃな政府の姿を見て、作業員は何でもやっていいと勘違いしているのではないか」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/22484
2016/09/28 健康になるためのブログ



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00063884-okinawat-oki

被害に遭ったのは「ヘリパッドいらない住民の会」の男性(47)=東村高江。男性によると、午前5時ごろ、軽トラック2台を路上に止め、ゲートへ入る車を止めて話を聞いていたところ、作業員を乗せた車6台が来て6、7人の男性作業員が車から降り、「俺たちにも生活がある」「止められる権限はない」などと男性らと押し問答になったという。

 その際、作業員の一人が勝手に男性の軽トラに乗り込んでエンジンをかけた。男性は窓から手を入れてハンドルをつかむなど抵抗したが、作業員は道路左側の側溝にタイヤを落としたという。タイヤには直径3センチほどの穴が空き、パンクした。

 男性は「工事を強行するむちゃくちゃな政府の姿を見て、作業員は何でもやっていいと勘違いしているのではないか。住民と作業員の対立を生ませる構図自体が異常だ」と政府の姿勢を批判した。


以下ネットの反応。


















「住民と作業員の対立を生ませる構図自体が異常だ」

彼らの労働する権利を侵害し、彼らの生活を壊そうしている者立ちこそは本物の悪ではないのか。


森林を破壊し、高江の住民の労働する権利を侵害する、まさしく政府の責任ですね。わかります。




http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/556.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 首相所信表明 起立・拍手、再発防止へ…議運理事会で確認(アベすぎる輩は二度と出るまいが...)
 アベノミックス崩壊で目に見えぬ負債はたまる一方。強引な戦争法案は派遣自衛隊員の危機を刻々高めている。最早パフォーマンスしかすることが無い「アベすぎる」輩に、与党からも「再発防止」とは。

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首相所信表明 起立・拍手、再発防止へ…議運理事会で確認

毎日新聞2016年9月27日 20時36分(最終更新 9月27日 21時44分)http://mainichi.jp/articles/20160928/k00/00m/010/055000

*衆院本会議での所信表明演説を中断し、海上保安官、警察官、自衛隊員をたたえて拍手する安倍晋三首相=国会内で2016年9月26日午後2時40分、藤井太郎撮影
*画像略

 民進、共産、日本維新の会の野党3党は27日の衆院議院運営委員会理事会で、安倍晋三首相の所信表明演説中に自民党議員の多くが起立して拍手した問題について「異常な事態だ」と抗議した。与野党は再発防止に努めることを確認した。

・<安倍首相>「未来」18回、「世界一」8回http://mainichi.jp/articles/20160927/k00/00m/010/118000c
・<首相の所信表明>「未来」は謙虚に語ろう
http://mainichi.jp/articles/20160927/ddm/005/070/105000c
・<所信表明演説の全文>
http://mainichi.jp/articles/20160927/ddm/010/010/024000c

 理事会で野党側は起立・拍手に「事前に申し合わせたのではないか」と指摘。自民党は「自然発生的に起こった」と否定したが、「決してよいことではなかった」と釈明した。


 首相は26日の衆院本会議での演説で、自衛隊、海上保安庁、警察の活動をたたえて「心からの敬意を表そう」と呼びかけた。自民党議員の起立で10秒以上演説が中断し、大島理森議長が着席を促した。

 ただ、過去にも衆院本会議で同様の事例はあった。与党関係者や速記録などによると、2009年10月26日、鳩山由紀夫首相(当時)が所信表明演説を終えた後、民主党(同)議員らが起立して拍手した。15年2月5日には、過激派組織「イスラム国」(IS)による日本人人質事件を非難する決議を全会一致で採択した際、一部の議員が起立して拍手したという。【高橋恵子】

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http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/557.html

記事 [政治・選挙・NHK213] もはや北朝鮮、安倍首相の所信表明「自民党議員の起立・拍手」の裏側! 見た目の異様さ以上に恐ろしい事態が
選挙のまえは「アベノミーックス、アベノミーックス」
選挙後は「ケンポーカイセー、ケンポーカイセー、ケンポーカイセー」
と「憑く憑く法師」のごとき、ア●ソーリ。
地デジ等大マスゴミの批判者を全て飛ばし、周りを「友だち○こ」で固めて安泰政権。
選挙で負けない限り、どれだけア●を遣ろうと止めるものは無い。
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もはや北朝鮮、安倍首相の所信表明「自民党議員の起立・拍手」の裏側! 見た目の異様さ以上に恐ろしい事態が
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0927/ltr_160927_1528019898.html

LITERA9月27日(火)15時30分
*画像(略):所信表明中に起立と拍手を促した安倍首相(首相官邸HPより)

 こいつはヒトラーか、金正恩にでもなったつもりなのか。昨日、衆院本会議で行われた安倍首相による所信表明演説をみて恐怖で鳥肌がたった。それくらい、あの光景は不気味なものだった。

 国会中継を見ていない人のために、改めて経緯を振り返っておこう。それは、安倍首相が演説で北朝鮮の核実験問題を取り上げた後のことだった。いきなり陶酔的な口調で「我が国の領土、領海、領空は、断固として守り抜く。強い決意を持って守り抜くことを、お誓い申し上げます」と宣言した後、こう続けた。

「現場では夜を徹して、そして、いまこの瞬間も海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が任務に当たっています。極度の緊張感に耐えながら強い責任感と誇りをもって任務を全うする。その彼らに対し、いまこの場所から、心からの敬意を表そうではありませんか」

 安倍首相がそう言うと、自民党議員らが次々に立ち上がり、拍手を始めたのである。途中で安倍首相自身も拍手をはじめ、じつに10秒近く、拍手は続いた。途中で大島理森衆議院議長が「ご着席下さい」と注意しても、拍手は鳴り止まなかった。

 首相の所信表明演説でこんなパフォーマンスが繰り広げられたのは、おそらく戦後の日本でははじめてだろう。ファシズムを想起させるこの異様な光景には、野党や一部メディアからもさすがに「まるで北朝鮮や中国共産党の党大会だ」「言論の府にふさわしくない」という批判の声が上がった。

 しかし、このパフォーマンスには見た目の異様さ以上にもっと恐ろしい問題が隠されている。

 そのひとつが、安倍首相が今回、"起立して拍手"を促す際、「海上保安庁、警察、自衛隊に敬意を表す」という大義名分を掲げていたことだ。これは明らかに、今後、起きる事態を想定したものだと考えられる。

「海保や警察のこともふれていましたが、安倍首相の演説の目的が自衛隊にあったことは明白です。これから先、自衛隊に『命をかけさせる』事態が起きるのは確実ですから、そのための地ならしをしたということでしょう」(全国紙政治部デスク)

「命をかけさせる」事態というのはもちろん、安保関連法に基づく「駆けつけ警護」の開始だ。自衛隊は、PKO派遣先の南スーダンでその新任務に初めてつく可能性が高いが、南スーダンは今、武力紛争状態にあり、自衛隊宿営地の目と鼻の先でも銃撃戦が繰り返されている。今月17日、稲田朋美防衛相はマラリア薬のアレルギー症状が出たという理由で直前になって南スーダン視察を"ドタキャン"したが、これも戦闘に巻き込まれる懸念があったためではないかとも言われているほどだ。当然、そのような場所で駆けつけ警護を行うことは、自衛隊員の命を奪う可能性が非常に高くなる。

 安倍首相は今回の演説で、駆けつけ警護については一言も語らなかった。つまり、実際の危機が間近に迫っていることを巧妙に隠しながら、あらかじめ自衛隊員の"英雄化"をはかっておくことで、殉職者が出た場合の反発を最小限に押さえ込もうとしたのではないか、というのだ。

「他にも、安倍首相は将来、尖閣諸島をめぐる武力衝突や朝鮮半島への派兵なども念頭に入れているはずです。そのために、自衛隊員に敬意を表するポーズをとりながら、『国のために命を捧げるのは当然』という空気をつくりだそうとしているのでしょう」(前出・全国紙政治部デスク)

 いずれにしても、今国会の所信表明演説で繰り広げられた事態は、まさに安倍政権による「戦争のできる国」「国民が国家のために命を投げ出す国」づくりの一環だった、そう考えるべきだろう。

 さらにもうひとつ、今回のパフォーマンスで露わになったヤバいことがある。それは、安倍首相の呼びかけにほとんどの自民党議員が立ち上がり、一斉に拍手を送ったことだ。

「今回のパフォーマンスは、安倍さんの側近幹部や閣僚が手下の若手議員に事前に指令を出し、リードさせたものらしいですが、最終的にはほぼ自民党議員全員が立ち上がって拍手を送っていた。これは、今の自民党の状況をそのまま物語っているといえるでしょう。安倍首相の独裁体制が完全にできあがっていて、誰も逆らえない。若手議員はむしろ、政権中枢に取り入るために、率先してタカ派的姿勢、歴史修正主義的姿勢をアピールしている状態です」(政治評論家)

 日本が戦後、ずっと自民党政権による一党支配が続いていたにもかかわらず、民主主義をかろうじて守れてきたのは、自民党内に保守からリベラルまで多様な意見があり、それがある種のバランス装置として機能してきたからだった。ところが、安倍政権下でそのバランス機能は完全に失われ、いまや自民党は"安倍サマの党"になってしまったのだという。

「この流れは、小選挙区比例代表制によって総裁が人事と金を握ることになったことから始まったもので、小泉政権時代にもあった。しかし、安倍首相はその流れをさらに陰湿なかたちでエスカレートさせています。とにかく自分たちに逆らう非主流を徹底的に干し上げ、ときには謀略で陥れ、党内の抵抗勢力を一掃してしまった。一方で、選挙では、自分たちに逆らわない議員、同じ極右的思想をもつ新人に率先して公認を出していった。こうした結果、二階(俊博)幹事長はじめ、かつては"面従腹背"といわれていた幹部も次々に安倍さんの軍門に下って、独裁体制ができあがったというわけです」(前出・政治評論家)

 ようするに、いまの自民党は、安倍が自衛隊を戦地に送れと言えば、すぐに戦地に送る、憲法改正とをやると言えば、党を挙げてやる、そんな体制ができあがってしまっているということらしい。

 しかも、恐ろしいのは、自民党でいま、この独裁状況を「総裁任期延長」によってさらに固めようという動きがあることだ。自民党の総裁任期は、連続2期6年までとなっているが、二階幹事長を中心に、それを連続3期9年あるいは無期限に変更する議論が始まっているのだ。

 もちろん、この総裁任期延長も安倍首相の意向によるものだ。安倍は2013年、五輪の東京招致が決まった直後、側近記者に「東京五輪はオレが呼んだんだから、オレがやるのが当然だろう」と語っていたというが(「週刊ポスト」2016年9月16・23日号/小学館)、リオデジャネイロ五輪の閉会式では「東京で会いましょう」と堂々と宣言し、任期延長の野望を隠さなかった。

 しかし、総裁任期が長期に及ぶことは、必ず党の私物化や専横、腐敗をうむ。だからこそ、多くの民主主義国家では、政権を担う政党の総裁任期に制限をもうけてきたし、自民党でもこの任期だけは厳格に守られてきた。支持率の高かった中曽根首相や小泉首相の時代ですら、任期延長は実現しなかった。ところが、安倍首相はそのタブーを破って、本当の独裁体制を築こうとしているのだ。

 しかも、いまの自民党をみていると、これに反対している有力議員は石破茂、小泉進次カ、岸田文雄外相くらいしかおらず、延長は確実な情勢だ。「任期無期限」になりそうな気配さえ漂っている。

 ヒトラーというのはさすがにオーバーかもしれないが、このままいけば、安倍首相がロシアのプーチン大統領並みの独裁者になる可能性は極めて高い。その意味でも、昨日国会で繰り広げられたものは、たんなるパフォーマンスではない。明日の日本の政治を先取りした光景なのだ。
(編集部)

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http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/558.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 不法行為への後ろめたさは微塵もなく…実態は県外から来た活動家ばかり 地元住民とのトラブルも頻発(産経)

県外?
外国人でしょ。

「韓統連 沖縄」検索結果
https://twitter.com/search?q=%E9%9F%93%E7%B5%B1%E9%80%A3%E3%80%80%E6%B2%96%E7%B8%84&src=typd

”MAYBE @BEMAYBE2 9月19日
韓国から反国家団体指定され、韓国民団からも従北・親北団体とされる韓統連が沖縄で米軍基地の反対運動にずっと関わっていたんですね。なんでマスコミはこういう事をちゃんと書かないんだ。平和平和と連呼しながら北朝鮮の問題に完全にダンマリじゃないか。終わってるなぁ。”


産経から
http://www.sankei.com/politics/news/160926/plt1609260004-n1.html


不法行為への後ろめたさは微塵もなく…実態は県外から来た活動家ばかり 地元住民とのトラブルも頻発


米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事をめぐる反対派の行きすぎた行為は、沖縄防衛局職員に対する暴力だけにとどまらない。

 「山(訓練場)の中では50人以上が入っているといいますから、今日もしっかり工事を止めているでしょう。すごい戦いです!」

 24日午前、「N1ゲート」と呼ばれる訓練場搬入口前の県道70号の路上(東村高江)でマイクを握った活動世話人の山城博治氏は誇らしげに報告した。集まった約230人(主催者発表)も拍手で応える。そこには、不法侵入に対する後ろめたさなどは微塵も感じられない。

 この日は訓練場に入ろうとするトラックを、反対派が車両や座り込みの人海戦術で阻止していた。道路交通法違反に当たる行為だ。トラック搬入の阻止に成功した後は集会が開かれ、山本リンダさんの曲の替え歌を合唱した。

 魔法の言葉、解釈改憲、もうどうにもとまらない…

 集会後、山城氏に話を聞いた。「まともに書いてくれるかね、産経さん」と言いながらも穏やかな口調で答えてくれたが、内容は穏やかではない。違法認識はあるか問うと「新聞紙上で言っても現実は変わらない。こうでもしないとこの暴挙は止められない」と主張。沖縄防衛局が被害届を出していることには「でっち上げ。それが彼らの手口ですよ」と語気を強めた。

 こうした運動を支えているのは、東村外や県外の活動家だ。24日の集会でも山城氏が「県外から来た方、手を挙げてくれる?」と問いかけると約20人が挙手。山城氏は「今日もたくさんだね」と相好を崩した。

 東村住民によると、7月22日に工事が再開される直前に活動家が急増。N1ゲートでは資材搬入のたびに渋滞が発生し、近隣小学校の教師が授業に遅れる事態も生じた。通行車両に乗った人物が政府関係者や工事業者でないかを確かめようと、勝手に“検問”を行うようにもなったという。

 検問を担うのは東村の外から来た活動家がほとんど。地元住民の顔を識別できない活動家が車を強制停止させ、怒った住民との間でトラブルが生じている。
 
 今月17日には地元の農地を管理する東村の農業、依田啓示氏ともみ合いになった男女2人がけがを負ったとして、活動家側が名護署に被害届を提出した。依田氏は「先に手を出したのは向こうだが、反省している」と述べる一方、「地元住民でもない人たちが、さも自分たちが権威のように振る舞っている。納得がいかない。私の友人たちも怒っている」と話す。

 高江区住民は村費で購入した「高江生産組合」と書かれたステッカーを貼った車両には検問をしないよう村を通して要請した。移設工事容認派の住民は「なんでこんなことをしなくちゃいけないのか。せめてステッカー代は反対派が出すべきだよ」と憤る。

 もうどうにもとまらない−。反対派の「闘争」は暴走の一途をたどっている。(杉本康士)

http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/559.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 米大統領選でトランプ氏の勝利と米軍の日本からの撤退を願う。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5704.html
2016/09/28 05:38

<米大統領選の第1回テレビ討論会で、共和党のトランプ候補と民主党のクリントン候補の双方から「日本」への言及があった。近年の大統領選では経済、軍事両面で存在感を増した「中国」には触れても、日本への言及はない討論会が目立っていた。全米ではプロフットボールNFLの優勝決定戦「スーパーボウル」に匹敵する、過去最多の視聴だったとみられる。

 「Japan」と言及したのはトランプ氏が4回、クリントン氏は2回。トランプ氏は「日本のせいで我々は巨額の資金を失っている。世界の警察官になることはできない。必要な負担を求める」「何百万台も車を売っている経済大国の日本を守ることはできない」などと持論を展開した。クリントン氏は「選挙戦で世界中の指導者を不安にさせている。私は日本、韓国との防衛条約を尊重する」となどと反論した。

 安全保障分野で日本がクローズアップされるのは、米国の地位が相対的に低下したことのあらわれでもある。野上浩太郎官房副長官は27日の記者会見で「次の大統領が誰になるにせよ、日米同盟は外交の基軸だ」と述べた。政府部内でトランプ候補が同盟国に負担増を求める主張のなかで、日本に何度も言及したことに警戒感も出てきた>(以上「日本経済新聞」より引用)


 トランプ氏は米国の1%のエージェントでない大統領候補のようだ。だからあからさまにTPPに反対し、日本や韓国の駐留米軍の本来の使命をご存じないようだ。

 もちろん、駐留米軍は駐留している国の防衛のためではない。米国本土防衛のために駐留している。日本国内の駐留米軍はさらに日本の真の独立を妨げるために「占領」体制を維持している。

 トランプ氏はGHQがいかに日本の誇りを踏み躙り、日本国民を「自虐史観」の呪術で洗脳したかをご存じないようだ。だから日本から米軍を撤退させよ、とか、日本の核武装を容認するかのような発言を平気でするのだ。

 戦後米国史上で、トランプ氏はこれまでの大統領とは唯一の異質な候補者だ。世界支配を目指す大統領ばかり続いてきたが、トランプ氏は明確に内向きの姿勢を打ち出している。それもこれも、米国内の貧富格差が国民の忍耐の限度に達したからだろう。

 米国民も米国の1%が米国と世界を支配していることの理不尽さに気付いたようだ。東西冷戦の時代、米国の軍事大国には米国民を東の軍事的脅威から守る、という大義名分があった。しかし旧ソ連の崩壊により東西冷戦が終息し、米国軍が世界に展開する必然性が低下した。

 だから中国が南シナ海で岩礁を埋め立てて軍事基地化するまでダンマリを決め込んでいた。米国の軍事マフィアにとって世界平和は失業を意味する。だから米国本土の脅威にならない程度の中国の軍事的脅威は大歓迎だろう。

 日本を米国に寄らしむためにも中国の軍事的拡大は歓迎だろう。日本の近隣諸国が日本にとって危険でなくなれば、米国の軍事マフィアは大口顧客を失うことになる。だから北朝鮮の核開発が確定していても、北朝鮮へイラクのように軍事侵攻しなかった。

 日本に駐留している米軍は日本を占領していたGHQの代役に過ぎない。真の独立を果たすためにも、日本から米軍が撤退するのは歓迎だ。そして日本独自で日本の防衛を行うべきだ。当然、米国に気兼ねなく戦闘機などを開発すれば良い。日本は自前で日本の国家と国民を守るために軍備を増強すべきだ。そのためにもトランプ氏の大統領当選を願う。


http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/560.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 本当に国民の鏡なのか? 政治、官僚、司法、財界の堕落は(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/c74c49a0c3d6bd417fcb48d229ce55f6
2016年09月28日

 昔から、その国の政治行政司法‥等が腐れ切っているのは、その国の国民の真の姿が反映していると言われるが、本当だろうか?たしかに、安倍右翼政権が、内閣支持率で五割を超え、政党支持率でも四割を超えているのだから、「成るほどね、おっしゃる通りかも」と思う日もある。しかしだよ、自民党と云う政党以外に、特殊な人々を除けば、選択する政党がないのだから、「敢えて選択するのであれば…」と云う結論もあり得るわけだ。つまり、選択肢がないのだから、五割だ、四割だと言われても、それが、我ら一般ピープルの鏡と言われるのは釈然としない。

 現状の日本の政界を眺めていると、共産党、社民党、生活の党を除けば、それ以外の政党は与党乃至は“ゆ党”なのだから、目糞鼻糞な選択肢しか、我々に提示されていないのだから、一党独裁体制の国家と、それほど大きな違いはない。アメリカ一国主義の流れもアップアップ。グローバル経済の限界も見えてきている。デモクラシー体制と云う国体も、どうも真っ当に機能するレベルに至ってはいない。ただ、困ったことに、それらのイデオロギーに取って代われる「ネクスト・デモクラシーや資本主義」が見えていない。その結果、「人間の知恵のモラトリアム時代」に突入したのだと云う考えも成り立つ。

 そうなると、人と云うものは、今あるものに固執する傾向があるのかもしれない。最低でも、今あるものは「我が手中に」と云う気持ちが強くなるのだろうか。その傾向が強ければ強いほど、既得権を守ると云う流れに、どうしてもなってしまう。社会体制のモラトリアム状態が長引けば長引くほど、モラトリアムが、いつの間にか変質して、歴史が逆回転するような現象まで起きるのかもしれない。“先祖返り”ってこともあるからね。まあ、先祖返りも結構だが、明治を取り戻そうはヤメテくれ!江戸か縄文にしてくれ!(笑)。今夜は、日本政治・社会の呆れた信じられない現象を羅列しておく。(順不同)気がついた分だけだけど…、きっともっと仰山あるのだろう。ひと口コメント、思いついた奴はつけておく。


★もんじゅ廃炉「国の裏切り」 世耕経産相に福井知事

 西川一誠福井県知事は23日、経済産業省で世耕弘成経産相と会談し、政府が検討している高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県)の廃炉について「地元にまったく説明がなく、無責任極まりない。県民の感情として国の一種の裏切りと言われても仕方ない状況だ」と不快感を示した。…。朝日新聞

*コメント:県民の感情は、「もんじゅ」歓迎か?それはないだろう。永遠に補助金払えば良いということか?であれば、放射能永久仮置き場に名乗り出てもよさそうなものだが、そういう腹は決まっておらず、補助金のだけは要求しているとしか聞こえない。


★豊洲市場問題 小池知事 9月中に調査まとめる考え

豊洲市場の土壌汚染対策をめぐる問題で、東京都の小池知事は23日の定例記者会見で都の内部調査の経過報告が不十分だったことを明らかにし、「いつ誰が盛り土をしないことを決定したのか、などについてあいまいな部分を残していて、より詳細な解明が必要だ」と述べました。そのうえで、早急に追加の調査を進め、今月中に結果をまとめる考えを示しました。
豊洲市場の土壌汚染対策をめぐる問題で、東京都の小池知事は23日の定例記者会見で、都の内部調査の経過報告に触れ、「いつ誰が盛り土をしないことを決めたのか。ホームページや議会の答弁で事実と違う説明をなぜしてきたのか。こうした点についてあいまいな部分を残している」と述べ、報告内容が不十分だったことを明らかにしました。そのうえで「より詳細な解明が必要で、調査を続け、報告を今月いっぱいでまとめたい」と述べ、早急に追加の調査を進め、今月中に結 果をまとめる考えを示しました。……。NHK

*コメント:小池都知事も、本気で、この築地移転と豊洲問題と云う藪を突くと、鬼が出るか蛇が出るか、はたまたお縄者が出るか、実は戦々恐々な面もあるようだ。石原が呼ばれもしないうちからしゃしゃり出たところを見ると、「小池さん、実は築地豊洲はCIA関連だから、程ほどで手打ちしておかないと収拾つかなくなるよ」おそらく、そんなアドバイスを囁くような気がする。全体の事業規模は、新規事業含めれば数兆円レベルの話し。3000億円くらいは、色んなルートで、色んな人間の懐を肥やすのだろう。


★執行率95%以上は11議会=政活費調査結果−全国オンブズマン

全国市民オンブズマン連絡会議は23日、全国の都道府県、政令市、中核市114議会を対象とした2015年度の政務活動費に関するアンケート調査結果を公表した。政活費の支給額に対する使用額の割合となる執行率では、11議会が執行率95%以上で、政活費の不正受給により市議が相次いで辞職した富山市議会は100%だった。

 アンケート調査は今年6月、47都道府県、20政令市、47中核市を対象に実施した。 
 執行率が95%以上だった11議会の内訳は都道府県が7、政令市が1、中核市が3。一方で前年度から10ポイント以上減少した議会は12議会。県議による政活費の不明朗支出が問題となった兵庫県議会は66.4%と、2年連続で10ポイント以上減少した。……時事通信

*コメント:どうも、全国の都道府県、政令市、中核市114議会の「政務活動費」と云う名目の税金の支出は、その多くが、議員らの給与の一部と見做されているのだろう。国会議員の余禄給与にも目を向ける必要がある。文書交通費、公務出張経費、立法調査費(これは会派単位)、公設秘書給与3人2千万円。平議員一人に最低6400万円。その上、要件が整った政党には、政党助成金が支払われる。よく、議員の数を減らせの議論がまかり通っているが、実は、数は増やせ、給与を下げる。これが、正論。


★電通ネット広告不正、閲覧数虚偽報告も 「経営の問題」

 広告大手の電通は23日、インターネット広告業務で不正な取引があったと発表した。これまでに判明した分だけで広告主111社について633件あり、広告の代金で約2億3千万円分に上る。うち14件、約320万円分は、広告を掲載していない分まで過大に請求していた。

 電通はさらに調査を続け、年内に結果を報告する方針。電通が扱うネット広告は1810社、約20万件あり、不正の規模は今後膨らむ可能性もある。…。朝日新聞

*コメント:電通はウハウハ商売しているわけだから、このような問題は、経営の問題と云うよりも、組織内の競争が生みだした膿である。


★福島第一原発 汚染地下水が大雨で急増 流出防止作業、廃炉の足かせ

 東京電力福島第一原発では、相次ぐ台風による大雨で、護岸に近い敷地の地下水が急激に増加した。現場は連日、放射性物質の混じった地下水が海に流れ出さないよう護岸際の地下水ドレン(井戸)から水をくみ出し、建屋に移送する作業に追われている。 (山川剛史)

 特に厳しかったのが台風16号。二十日ごろから地下水位が急上昇し、翌二十一日午前七時前、井戸の水位は地表ぎりぎりにまで達した。地下水に含まれる放射性物質の濃度は、建屋地下にたまる高濃度汚染水とは比べものにならないほど低いが、過去には放出基準(放射性セシウム137は一リットル当たり九〇ベクレル)を上回ったこともあった。…東京新聞

*コメント:年々歳々、アンダーコントロール出来なくなるのだろう。2019年辺りに、安倍が任期延長で首相の座にいる場合、青天の霹靂が起きるのだろうが、まあ、総辞職すれば、それで何もかも禊は終わるのだから、政治家と河原乞食と役者は、一度やったら辞められないものらしい。


★独法首脳の年収、GPIFが最高 3千万円超、15年度

 総務省は23日、2015年度の独立行政法人役職員の給与水準を発表した。99法人のうち理事長らトップの年間報酬が最も高かったのは、株価下落による運用損失が問題となった年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)で3131万円だった。

 次いで高かったのは国立病院機構の2304万円でGPIFが突出していたが、総務省は「金融機関の報酬水準を踏まえ設定された。独立行政法人通則法の規定に基づく評価も経ており、妥当性は担保されている」としている。

 トップの退職手当が最も多かったのは理化学研究所で1688万円だった。……東京新聞

*コメント:まさに、盗人に追い銭の典型事例だね(笑)。


★TPP早期承認は不可欠=安倍首相、自民改憲草案の撤回拒否−衆院代表質問 安倍晋三首相は27日午後、衆院本会議での各党代表質問で、環太平洋連携協定(TPP)の承認案について「米国に発効に向けた努力を続けてもらうためにも、交渉をともにけん引してきた日本がこのタイミングで国内手続きを前進させることが不可欠だ」と述べ、11月30日までの会期内に承認するよう訴えた。TPP再交渉には「米国から求めがあっても応じる考えは全くない」と断言した。民進党の野田佳彦幹事長らへの答弁。……時事通信

*コメント:一つくらい、オバマに勝ったぞーと云う実績が欲しいのかもしれない。他の、TPP参加国内では、話題にする政治家すらいなくなっているというのに、まったく馬鹿げた話だが、真面目に報じるなよ(笑)。


★築地跡地 大規模駐車場として利用の計画 豊洲に移転したあとの築地市場跡地のオリンピックでの使い方について、組織委員会の森会長は26日、BS日テレの番組『深層NEWS』で、5000台規模の駐車場として使用する計画であることを明らかにした。その上で、移転延期がオリンピックの計画や準備に与える影響に、改めて懸念を示した。……(NNN)

*コメント:まあ、このオッサンも石原同様に絡んでいるのだろう。震源地は、米ファンドの企みにデベロッパー、ゼネコン等々が絡んで起きた、一大疑獄事件だが、小池知事のやる気ひとつで決まる感じだ。半分は、このまま終息させたいと思っているだろう。出来れば、政治ポジションを上げた上で。


★NHKスペシャルの「縮小ニッポン」の衝撃の内容に、絶望の声が相次ぐ……マイナビ

*コメント:NHKスペシャルと銘打っているので、どこまで深堀するのかな?と視聴したが、上っ面をなぞっただけの脅しドキュメント紛い。限界集落の自治体の苦労も、余命ドキュメントの傾向が強いので、暗い気持ちになる必要もない。時が経てば、8,9割解決済みになる。国も自治体も、それを見込んだアリバイ作りと云うのが本音だろう。


★まるで北朝鮮 安倍首相所信表明に自民“総立ち拍手”の異様

……スタンディングオベーションは、安倍首相が愛国心を煽るような演説をした後、起きている。……

〈わが国の領土、領海、領空は、断固として守り抜く〉

〈現場では、夜を徹して、海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が、任務に当たっている〉

〈彼らに対し、いまこの場所から、心からの敬意を表そうではありませんか〉

と、安倍首相が呼びかけた後、発生している。……日刊ゲンダイ

*コメント:まあ、あんなものだよ。岸信介の孫らしいが、世界一のリーダぶりたいガキだよね。反吐が出る。感想はそれだけだが、北朝鮮とたしかにいい勝負しているけど、あの人やあの政党は国民の5割とか4割の支持率だからね、我々も、拍手した方が良いのかも?(笑)。


★天皇の生前退位 「特措法」は違憲の可能性 「生前退位」。

政府は特措法での実現を目指しているが、「違憲」の指摘もある。これでいいのだろうか。…皇位の継承については、憲法2条に、「皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する」とあり、憲法が参照する皇室典範4条には、「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する」とあって、生前退位は認められていない。

…恣意的皇位継承の危険。

 朝日新聞が9月に実施した世論調査では、91%の人が生前退位に「賛成」と答えた。そのうち、「今の天皇だけが退位できるようにするのがよい」という人が17%にとどまったのに対し、「今後のすべての天皇も退位できるようにするのがよい」は76%だった。…

「特措法で一代限りの生前退位を認める」ことは可能なのか。…

「違憲の可能性」を指摘するのは、憲法学が専門の首都大学東京の木村草太教授だ。 憲法は「皇位は世襲」としているだけで皇位継承のタイミングは定めていないので、「生前退位」自体は違憲にはあたらない。

だが、皇位継承の根拠となる皇室典範の改正は「最低限必要」だと指摘する。さらに、特措法の整備となると、「憲法2条から、特別法を許さないという趣旨も読み取れる」 と言い、違憲の可能性があるという。……AERA

*コメント:駄目な会社の総務課長が考えそうな「今回限りの例外規定」。こういう弥縫策で、天皇の地位や譲位問題を取り扱うなど不敬の典型である。かと思えば、「天皇はケシカラン。俺たちに盾突いた」宮内庁人事でお仕置きしておかなければという二重の不敬な罪を犯す安倍官邸である。(下段記事も含む)日本会議よ、天誅だと、官邸に乗り込めよ!(笑)。


★官邸、宮内庁にてこ入れ=お気持ち表明で不満

 宮内庁長官の風岡典之氏が26日付で退任し、山本信一郎次長が長官に昇格、後任の次長には西村泰彦内閣危機管理監が就任する。天皇陛下のお気持ち表明に至る過程で、宮内庁の対応に不満を持った首相官邸が、人事でてこ入れを図ったようだ。

 宮内庁幹部の異動は春が通例で、風岡氏も当初は来年3月末まで務めるとみられていた。政府関係者は、退任が早まった理由について「お気持ち表明に関し、誰かが落とし前をつけないと駄目だ」と語った。

 陛下の生前退位のご意向が官邸に伝えられて以降、杉田和博官房副長官らは、退位の自由は憲法上認められていないと判断し、負担軽減策の検討を進めていた。そうした中で陛下のお気持ち表明の動きが表面化した。官邸は宮内庁に対し、「陛下が思いとどまるよう動くべきだった」(関係者)と辛口評価だ。  宮内庁次長には、事務次官経験者が各省の顧問などを経て就任する例が多く、西村氏の「官邸直送」は異例。警察出身者の起用は22年ぶりで、同じく警察出身の杉田氏の意向が反映されたとの見方がもっぱらだ。西村氏は、来月から始まる「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の事務局に宮内庁を代表して参加する。
 
 ただ、官邸サイドの思惑通りに事態が進むかは不透明だ。安倍晋三首相は政府内の検討について「期限ありきではない」としているが、風岡氏は21日の記者会見で「できるだけ優先的に対応していただきたい」と述べ、ことさら検討をせかした。別の政府関係者は「人を代えたらうまくいくとは限らない」との見方を示した。時事通信


★安倍首相「1月解散」は意外と本気 維新150周年に意欲

 相次ぐ台風で日本各地に大きな被害が出る中、臨時国会が始まったばかりの永田町では突風のような「解散風」が吹き始めた。きっかけは日経新聞の〈来年1月解散説 永田町に浮上〉(9月17日付朝刊)記事だった。

 麻生太郎・副総理が派内に「理論上は1月解散はありうる。しっかり準備しておけ」と指示を出しており、安倍首相は12月の日ロ首脳会談で〈北方領土問題を前進させる政治決断を下し、その信を国民に問う──との観測だ〉という内容だ。

 とはいえ、首相は7月の衆参ダブル選挙を断念したばかりだ。自民党内では「高齢で強面、決して世論受けがいいとは思えない二階俊博氏が幹事長に起用されたことで総選挙は遠のいた」との見方が強まっていただけに、解散説は寝耳に水。

 選対のベテラン幹部は「複数の新聞記者から1月解散の問い合わせがあったが、ありえないと答えた。官邸から選挙準備の指示は何も出ていない。新聞社がネタがないときによくやる観測記事の類だろう」と一笑に付している。

 しかし、火のないところに煙は立たない。官邸筋は「解散はある」とこういう。

「官邸の有力なスタッフが総理に1月解散を進言し、総理も本気で解散を視野に入れている。総選挙に勝って国政選挙5連勝となれば、自民党総裁任期を延長して安倍総理が東京五輪を迎えることに党内の誰も文句を言えなくなる」

 実際、自民党の総裁直属機関、政治制度改革実行本部では党内の反対を押しつぶすような強引なやり方で任期延長の党則改正手続きが進んでいる。

 本部長の高村正彦・副総裁は同本部の初会合(9月20日)でいきなり現在2期6年の総裁任期を「3期9年」に延長する私案を提出し、安倍首相から直接、「総裁任期の延長を検討してほしい」と本部長就任を要請された内幕を明らかにした。

 いくら安倍首相が「任期延長は全く考えていない」と否定しても、首相の特命なのはバレバレなのだ。……週刊ポスト

*コメント:あるだろうね。米大統領選でヒラリー・クリントンが勝利して、プーチンとの会談で、北方領土交渉に道筋が見える。この二つの要件が成立すれば、解散総選挙は7割の確率である。民進党は、その瞬間から分裂の危機に立つ。ウッカリすると、野田蓮舫ラインは、自公政権の真ん中に潜り込むことまである。まあ、その方が、色が判ってやり易い(笑)。連合も洩れなくついていくのかも?
以上。

http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/561.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 専門家は転用可能と指摘 豊洲市場に浮上し始めた売却情報 解除できるのか 豊洲“時限爆弾”(日刊ゲンダイ)
      


専門家は転用可能と指摘 豊洲市場に浮上し始めた売却情報 解除できるのか 豊洲“時限爆弾”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190581
2016年9月28日 日刊ゲンダイ


  
   うまい転用法はあるのか(C)日刊ゲンダイ


 盛り土がなく、使い勝手にも難があり、“違法建築”の疑惑まで浮上している豊洲新市場。もはや“白紙撤回”は避けられない状態だ。とても食品市場としては使えない。そこで、ここへきて、ナント豊洲の売却話まで飛び出している。

 東京都に売却してしまったが、もともと豊洲で工場を稼働させていた東京ガスは、跡地にホテルを建設する計画を立てていたという。敷地面積約40ヘクタールを誇る豊洲は、土壌汚染問題はあるものの、東京ガスがホテル建設を考えたように、それなりに利用価値があるようだ。

「ホテルはもちろんですが、カジノや大型商業施設、運動場などに利用できるとの話が以前から出ていました」(都政事情通)

■気になる売却先は?

 もはや、市場は開かれないと判断したのか、すでに複数の企業が「買いたい」と、手を挙げているという。

「最も熱心だとみられているのが、ネット物流大手A社です。豊洲に立つ3棟のうち1棟に目星をつけ、大規模な物流センターとして使うことを想定しているといいます。市場関係者の間では、A社が買収するらしい、という噂が飛び交っています」(都政事情通=前出)

 カジノを含む統合型リゾート(IR)として転用することを想定し、複数のアミューズメント会社も名乗りを上げているという話も流れている。

 その他、「大手放送局が買収するのでは」「プロ野球球団が球場建設を狙っているらしい」といった臆測まで囁かれている。

 しかし、豊洲の建物は、荷物の重みで床が抜ける恐れがあり、土壌汚染の懸念もくすぶる。“欠陥”だらけの豊洲を果たして転用できるのか。

 東京都が設置した「市場問題プロジェクトチーム」メンバーで、建築エコノミストの森山高至氏はこう言う。

「豊洲は、建築物そのものは別の用途に転用できる可能性を持っています。5900億円もの事業費をムダにしないためにも、多角的な視点を持って今後、用途について検討を重ねる必要があると思っています」

 うまい転用法が見つかればいいが、果たして……。




http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/562.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 安倍首相演説はヤラセ! 萩生田副長官が「演説をもり立てて」と依頼! ≪首相演説に一斉起立・拍手、事前に「指示」飛び交う≫






首相演説に一斉起立・拍手、事前に「指示」飛び交う
http://www.asahi.com/articles/ASJ9W55NWJ9WUTFK00D.html
2016年9月27日22時49分 朝日新聞

 安倍晋三首相の所信表明演説中に自民党議員らが立ち上がって拍手した問題で、野党が27日の議院運営委員会理事会で抗議した。自民は「適切ではなかった」と認め、首相に伝えることを約束。野党側には「自然発生的だった」と説明したが、議場内では「指示」が飛び交っていた。

 自民議員らが一斉に起立・拍手したのは、26日の衆院の所信表明演説で首相が海上保安庁や警察、自衛隊をたたえたときだ。衆院の規則違反ではないが、日本では慣例でない行動で、議事進行が遅れた。大島理森衆院議長もその場で注意。佐藤勉議運委員長は記者団に「自然発生的とはいえ、決していいことではない」と述べた。

 だが、関係者によると、演説前の26日午前、萩生田光一官房副長官が、自民の竹下亘・国会対策委員長ら幹部に、「(海上保安庁などのくだりで)演説をもり立ててほしい」と依頼。このとき、萩生田氏は起立や拍手までは求めなかった。

 午後、首相の演説が始まると、自民国対メンバーが本会議場の前の方に座る若手議員に萩生田氏の依頼を一斉に伝えた。当該のくだりで「拍手してほしい」と伝えられた若手もいれば、「立って拍手してほしい」と聞いた若手もいた。

 指示が伝わったのは前方に座る当選回数が1、2回の議員ら。このため、後方の中堅・ベテラン議員のなかには「自然発生」と受け止めた人もいた。中ほどに座る当選3回の小泉進次郎氏は記者団に言った。「あれはない。ちょっとおかしいと思いますよ。自然じゃない」。とはいえ、自身も驚いて立ち上がってしまったという。

 首相は27日夜、東京都内で若手議員らと会食。出席者によると、起立・拍手の話題に触れて、自衛隊員らへの「敬意」の拍手だったから野党議員も座って拍手すれば良かったとの趣旨の話をした。起立・拍手をめぐっては2009年の民主党政権時、鳩山由紀夫首相に民主議員が立ち上がって拍手した例があるが、演説の終了直後だった。(田嶋慶彦)






















































安倍首相の所信表明演説で行われた自民党議員の拍手、起立に批判が相次いでいます。その拍手と起立は首相側近が国会対策委員長らに依頼したヤラセだったことが明らかになりました。萩生田官房副長官は官邸の指示により依頼したものと思われます。これは国会並びに国民を冒涜する重大問題であり首相及び官邸の責任追及は必然です。

野党はこのヤラセを徹底追及してほしいものです。本日、午後に本会議が開かれますので注目してください。



関連記事
安倍首相の所信表明演説、演説の原稿に「拍手」の文字!自民党の「自然発生」は大嘘だった!
http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/542.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/563.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 豊洲の建設工事の入札問題。落札率99.9%の異常な高落札。赤旗や共産党が取り上げてきた問題が、とうとうNHKでも。


 










http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/564.html
記事 [政治・選挙・NHK213] 政界地獄耳 称えるべきは堪え忍ぶ国民(日刊スポーツ)
政界地獄耳 称えるべきは堪え忍ぶ国民
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1716624.html
2016年9月28日9時50分 日刊スポーツ


★今までこんな所信表明演説があっただろうか。大政翼賛会が議会の主流を占めようが、議場では言論の府として律するという緊張と覚悟があったと思うが、野党各党が指摘するような異様な雰囲気に議場は包まれた。26日の衆院本会議で首相・安倍晋三は日本領域の警備を続ける海上保安庁、警察、自衛隊に「今この場所から心からの敬意を表そう」と呼び掛けた。すると自民党議員が段取りのようにほぼ総立ちで拍手しだした。

 ★「こんな光景は米大統領の新年の一般教書で、喝采を浴びる時ぐらいしか見たことない」とはある野党議員。加えて「大統領自身に国民の信頼や尊敬があればこその拍手だ」とその違いを説明する。日夜、国防や安全保障に命を懸けている人たちがいるのは分かる。労をねぎらい安心して生活を営むことへの敬意もある。しかし、国防以外にも、この国をさまざまな形で担い支えている人たちはいる。そこには公務員だけにとどまらず民間人もたくさんいる。国防が最大の国家の守りではない。経済や技術、朝、安全な牛乳が届けられ、子供を保育園に預け、1日全力で働くお母さん。ダイヤ通りに運行される電車。国防以外にも日本を支え、秩序を保ち、形作っているたくさんの人たちがいる。中途半端なアベノミクスで国民に犠牲を払わせている政府がたたえるべきは、よく耐え忍んでくれている国民に対してであり、そこに敬意を払うべきでないのか。それこそが1億総活躍社会というものではないのだろうか。

 ★国防を担う関係者たちは照れながらも思いを新たにしたかも知れない。しかし、彼らは「任務だから」と答えるだろう。「演説に手をたたいたり、やじが飛んだりということはよくある。(野党が)あの程度のことをやっても、我々は抗議しない」とは自民党幹事長・二階俊博。このピントのずれっぷりも追記しておきたい。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/565.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 安倍マンセーの拍手は、側近の指示。二階が五輪まで安倍続投宣言?+まやかしだらけの所信表明要旨(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24685926/
2016-09-28 10:06

 昨日の『北朝鮮のような安倍賛美の光景に、超保守派からも批判&安倍に「未来」と「世界一」はない!http://mewrun7.exblog.jp/24683545/』の続報を・・・。
<この記事には何かNGワードがあるのか、ぶろぐ村のランキングには全く入れてもらえない。(ノ_-。)>

 自民党は、当初、あの安倍首相へのスタンディング・オベーションは自然発生的なものだったと主張していたのだが。前の方を陣取って、ふだんからヨイショやヤジを担当している若手議員が、自然に立って拍手を行なったため、後方の中堅、ベテランまでつられて、ほぼ全員が立つことになったと説明していた。<最後列のベテランまで立っていたのには、ビックリ。それもよりによって河野太郎ちゃんまで。^^;>

 もし自民党が何の指示もしていないので、完全に自然発生的なものとして、議員たちがあのような行動を行なったら、それはある意味で、もっとコワイ、アブナイ、おかしいものだとも言えるわけで。<もう某独裁国議員のマンせー体制が浸透しつつあるってことだからね。(@@)>

 小泉進次郎氏も、こんなこと説明をしていた。(・・)

『■小泉進次郎・自民党農林部会長  (安倍晋三首相の所信表明演説で自民党の議員が一斉に立ち上がって拍手を送った問題について)あれはないよね。あれは私も含めて、ちょっとおかしいと思いますよ。よくアメリカとかの議会で見るのは分かるけど、自然じゃないですよね。僕もびっくりして、つい立っちゃったよ。自然がいいと思います。(党本部で記者団に)(朝日新聞16年9月26日)』

* * * * *
 
 野党側は議員運営委員会に抗議。与党もあのスタンディング・オベーションは異常だったと思うので、安倍官邸にも伝えて、今後は控えることにすると約束したようなのだが・・・。

<注・一部保守紙やネトウヨが、09年に民主党の鳩山首相(当時)が所信表明を行なった後に、スタンディング・オベーションがなされていたとブーメラン反論をしているのだけど。あれが演説は終わった後だからね。(・・)
 今回は演説の途中でのこと。しかも、首相自身が、議員に呼びかけて&自らも壇上で拍手して、煽ったんだよ。・・・コワイ、コワイ。^^;>

『安倍晋三首相が26日の所信表明演説で、海上保安庁、警察、自衛隊をたたえた際、首相に促された自民党の議員たちが一斉に立ち上がって拍手を送った問題で、民進、共産両党は27日の議院運営委員会理事会で、「極めて異常な事態だ」と抗議した。日本維新の会も再発防止を申し入れた。与党側は「適切ではなかった」と認め、首相に伝えることを約束した。

 理事会後、民進党の泉健太筆頭理事は「演説中の起立は不適切」と指摘。佐藤勉議運委員長は「自然発生的に起こったとはいえ、決して良いことではない。特に与党自民党は今後注意しようということで決着した」と述べた。(朝日新聞16年9月27日)』

* * * * *

実は、今日になって、案の定、安倍首相の超側近の萩生田が、あらかじめ盛り上げるように指示していたことがわかったという記事が出ていた。 (゚Д゚)
<萩生田氏は古くからの安倍氏の側近。今政権では総裁特別補佐として、党内外で首相が言えないことを代弁して来たのだが。今年から内閣官房副長官として官邸入りして、地方出張や外遊の時に、ずっと首相の後ろにくっついてアレコレ補佐をしたり、首相が直接言えないことを内外で伝える影のスポークスマン的な役割もしている。(-_-;)
 この間まで首相の後ろにいた、世耕くんは顔が大きいものの、こじんまりひそやかにしてたけど。萩生田くんは首相より全体的に大きくて、エラそ〜に立っているので、目立つ(正直、うざい)んだよね。(-"-)>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『首相演説に一斉起立・拍手、事前に「指示」飛び交う

 安倍晋三首相の所信表明演説中に自民党議員らが立ち上がって拍手した問題で、野党が27日の議院運営委員会理事会で抗議した。自民は「適切ではなかった」と認め、首相に伝えることを約束。野党側には「自然発生的だった」と説明したが、議場内では「指示」が飛び交っていた。

 自民議員らが一斉に起立・拍手したのは、26日の衆院の所信表明演説で首相が海上保安庁や警察、自衛隊をたたえたときだ。衆院の規則違反ではないが、日本では慣例でない行動で、議事進行が遅れた。大島理森衆院議長もその場で注意。佐藤勉議運委員長は記者団に「自然発生的とはいえ、決していいことではない」と述べた。

 だが、関係者によると、演説前の26日午前、萩生田光一官房副長官が、自民の竹下亘・国会対策委員長ら幹部に、「(海上保安庁などのくだりで)演説をもり立ててほしい」と依頼。このとき、萩生田氏は起立や拍手までは求めなかった。

 午後、首相の演説が始まると、自民国対メンバーが本会議場の前の方に座る若手議員に萩生田氏の依頼を一斉に伝えた。当該のくだりで「拍手してほしい」と伝えられた若手もいれば、「立って拍手してほしい」と聞いた若手もいた。

 指示が伝わったのは前方に座る当選回数が1、2回の議員ら。このため、後方の中堅・ベテラン議員のなかには「自然発生」と受け止めた人もいた。中ほどに座る当選3回の小泉進次郎氏は記者団に言った。「あれはない。ちょっとおかしいと思いますよ。自然じゃない」。とはいえ、自身も驚いて立ち上がってしまったという。

 首相は27日夜、東京都内で若手議員らと会食。出席者によると、起立・拍手の話題に触れて、自衛隊員らへの「敬意」の拍手だったから野党議員も座って拍手すれば良かったとの趣旨の話をした。起立・拍手をめぐっては2009年の民主党政権時、鳩山由紀夫首相に民主議員が立ち上がって拍手した例があるが、演説の終了直後だった。(田嶋慶彦)(朝日新聞16年9月26日)』

* * * * *

 今朝には、もう一つ、mewが驚くようなニュースが出ていた。(@@)

 二階幹事長が、中国の元国務委員と会談をした際に、2020年の東京五輪も安倍首相がやっていると認めた、というのである。 (゚Д゚)

『東京五輪も安倍首相?二階氏「おっしゃる通り」

 自民党の二階幹事長は27日、中日友好協会長の唐家セン(タンジアシュエン)元国務委員と党本部で会談した。

 同席者によると、唐氏が「次の(夏季)五輪でも首相は安倍さんではないか」と投げかけたのに対し、二階氏が「おっしゃる通り」と応じる一幕があった。

 安倍首相の総裁任期は2018年9月までだが、総裁任期延長の議論を主導する二階氏が、20年の東京五輪・パラリンピック開催時まで、首相が続投するとの見方を示した格好だ。(読売新聞16年9月28日)』

 安倍首相&陣営は、東京五輪は安倍首相のお陰でが招致に成功したのだから(あのウソのアンダーコントロールで?)、20年の開会式に首相として出席するのは当たり前だと主張しているらしいのだけど・・・。
 総裁任期の延長については、党内でも、いまだに党内でも賛否両論あるのは事実。(・・)

 それに自民党内も、さすがに4年も安倍独裁体制、官邸主導の国政運営が続き、党の要職や議員の意見がほとんど政治に反映されない、反論もできない状況が長いと、閉塞感が生じてかなり不満もたまって来ているようなのだ。^^; <そろそろアチコチで、アンチ安倍派が動きそう。>

 しかし、安倍首相&周辺は、自民党内で高村副総裁や二階幹事長の主導させる形で、年内に総裁任期延長を決めて、東京五輪や憲法改正発議まで安倍体制を守り、アベサマの歴史的なお手柄を作ろうとしているのである。(>_<)

<いざとなれば年末年始解散で、党内も脅してね。^^; 衆院選が2年に1回行なわれるので、よほどのリッチな議員を除いては、議員、候補者の多くが選挙活動やお金の準備が追いつかず、ひいひい言っている人がかなりいる様子。となると、安倍官邸や金庫番の二階幹事長の意向にはむかうわけには行かなくなっちゃうんだよね。(~_~;)>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 最後にとりあえず、安倍首相の所信表明の要旨をアップしておく。(・・) <全部を読みたい方は、首相官邸HPにあるです。>
 民進党の蓮舫代表が、あまりにまやかしのバラ色政策をちりばめた所信表明をきいて『「首相の頭では、夢のような社会が実現しているように見えるが、私たちは現実をもっと見た提案をしっかりとしていきたい」と皮肉ったそうだが。本当にそんな感じがしたです。(~_~;)

『安倍晋三首相は26日に召集された第192臨時国会の冒頭、衆参両院本会議で所信表明演説を行った。憲法改正に関し「憲法はどうあるべきか。決めるのは政府ではなく国民。その案を国民に提示するのは国会議員の責任だ」と述べ、野党に改憲の議論に参加するよう促した。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の早期発効と、それに伴う農業改革を強調。長時間労働是正や同一労働同一賃金の実現など「働き方改革」を進める決意を表明した。

 首相は演説前、自民党の両院議員総会で「いよいよ国会がスタートする。世界情勢の変化にしっかり対応し、責任政党として結果を出す」とあいさつした。

 今年7月の参院選で、改憲に前向きな勢力が衆参両院で3分の2を超える議席を占めたことを受け、首相は演説で、憲法審査会での改憲項目の絞り込みの議論を始めるよう与野党に呼びかけた。

 経済では「世界経済の成長と市場の安定に日本は責任を果たす。アベノミクスを一層加速し、デフレからの脱出速度を最大限に引き上げる」と述べ、事業規模28兆円超の経済対策の実施などを訴えた。働き方改革では「長時間労働の慣行を断ち切る。『非正規』という言葉をこの国から一掃しよう」と語気を強めた。

 天皇陛下の生前退位に関しては高齢や公務負担を挙げ「ご心労に思いを致す」とし、「有識者会議において国民的な理解の下に議論を深めていく」と述べた。

 外交では日米同盟重視と沖縄の基地負担軽減を強調した上で、日露平和条約締結に向け「交渉を前進させる」と表明。日韓関係では慰安婦合意の進展を受け、1月の施政方針演説での「新しい時代の協力関係を築く」の表現を「深化させる」と改め、その前段には「未来志向、相互の信頼の下に」とも加えた。中国は1月の演説にあった「友好関係を発展」の表現を消し、「地域の平和に大きな責任を持つことを共に自覚し、大局的な観点から関係改善を進める」とした。沖縄・尖閣諸島周辺での中国公船の活動活発化を反映させ、けん制したようだ。【古本陽荘】

所信表明演説のポイント

・世界一暮らしやすく、信頼される国を目指す
・世界経済の成長と市場の安定に責任を果たす。アベノミクスを一層加速しデフレからの脱出速度を最大限に引き上げる
・働く人の立場で労働制度を大胆に改革。長時間労働の慣行を断ち、「非正規」の言葉を一掃
・環太平洋パートナーシップ協定(TPP)早期発効
・日米同盟は不変の原則。沖縄の基地負担軽減に全力
・北方領土問題解決に日露交渉を前進させる
・韓国は戦略的利益を共有する最も重要な隣国。未来志向、相互信頼の下に新しい時代の協力関係を深化
・中国の平和的発展を歓迎。地域の平和と繁栄に責任を持つと、共に自覚し大局的観点で関係改善を進める
・天皇陛下の公務のあり方について有識者会議で議論
・憲法改正案を国民に提示するのは国会議員の責任 (毎日新聞16年9月26日)』

* * * * *

 細かい点については、これから追々書いて行きたいのだが。mewが一番引っかかったのは、安倍首相が、東シナ海で活動する自衛隊員などの敬意を払うように呼びかけていたものの、これから「駆けつけ警護」や「日米共同の軍事活動(物資交換)」などを実行に移す安保法制について全く触れなかったことだ。(・o・)
<南スーダンPKOなんて、マジに内戦の中で活動していて。これから宿営地や要人擁護のために銃撃戦に巻き込まれることになるかも知れないのに。(ーー゛)>

 そして、果たして新生(?)民進党が他の野党と強力して、どこまで安倍政権を追い込んで行けるのか。<共産党はこういうとこでは頼もしい武器になるよ!> 
 できれば、メディアにも(せめて都議会の半分ぐらいは?)国会の大事な議論も伝えて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

 THANKS、



http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/566.html

記事 [政治・選挙・NHK213] ≪新潟県知事選≫野党共闘は潰えた 民進、原発再稼働の連合に配慮(田中龍作ジャーナル)
【新潟県知事選】野党共闘は潰えた 民進、原発再稼働の連合に配慮
http://tanakaryusaku.jp/2016/09/00014522
2016年9月28日 12:12 田中龍作ジャーナル



蓮舫代表。口だけは勇ましいが。=2015年9月、宮下公園での反安保集会 撮影:筆者=


 野党共闘に向けての一縷の望みは絶たれた ―

 あす(29日)告示の新潟県知事選挙に、社民、生活、共産の推薦で立候補を予定している米山隆一氏(49歳)。

 米山氏はけさ民進党本部を訪れて蓮舫代表に支援を要請するはずだったが、中止となった。

 米山氏は野党第一党である民進党の支援を得られないまま、原発再稼働を掲げる自公候補と選挙戦を戦うことになる。

 「野党共闘路線を維持する」とした蓮舫新体制のウソが早くも露呈した。

 田中はきょう午前8時30分頃から永田町の民進党本部前で米山氏が現れるのを待った。「9時に同党本部を訪れて蓮舫代表に会い、支援を要請する」という情報があったからだ。

 ところが直前になって米山氏が自身のツイートで「今朝民進党のツイッターで新潟5区公認内定取り消しとなった事を知りました・・・予定を取り消させて頂きます」と表明、訪問中止となった。

 米山氏本人が知らぬ間に「公認取り消し」「新潟5区支部長解任」となっていたのである。

 泉田裕彦知事に近い筋によると、泉田氏は自らの原発再稼働慎重路線を継承する米山氏を推していた。

 だが原発再稼働を熱望する連合新潟は猛反発し米山潰しにかかった。米山氏は離党のやむなきに至る。

 おんぶにだっこで連合のお世話になっている民進党が米山氏を支援できるはずがない。



東電の廣瀬直己社長は、柏崎刈羽原発の再稼働容認を求めて泉田知事に最敬礼した。=2013年9月、新潟県庁 撮影:筆者=


 共産、社民、生活の3党は米山氏擁立を民進に要請したが、民進党は17日に自主投票を決定してしまう。

 泉田路線を継承し柏崎刈羽原発の再稼動に慎重な姿勢を示す米山氏は、連合に嫌われ、民進党から無視されるかっこうとなった。

 米山氏は今の心境を和歌に託した。「捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ 我が身をぞ 越後の川に 賽と投げ打つ」。

 もし米山氏が出なければ森氏の無投票当選になるところだった。東電・柏崎刈羽原発の再稼働が争点となる選挙戦さえなかった。

〜終わり〜








http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/567.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 杉本県議が虚偽請求 道路修理名目でガソリン代受領 「5年で90万円」





http://webun.jp/images/item/7313000/7313636/7dc0ae79-be60-4e63-97c7-38f8e4f2e8d0.jpg 
虚偽の請求によって、政務活動費から車のガソリン代を受け取っていたことについて説明する杉本氏=県民会館


【関連記事】
 
富山県議
架空「道路調査」4000キロ 「経費」14万円請求

毎日新聞

http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/568.html
記事 [政治・選挙・NHK213] 朝日新聞の安倍政権への“すり寄り”が加速 
朝日新聞の安倍政権への“すり寄り”が加速
http://79516147.at.webry.info/201609/article_212.html
2016/09/28 10:11 半歩前へU


 安倍政府に対する朝日新聞の“すり寄り”が加速している。時の人を登場させる「ひと」欄で、宮内庁長官に就任した山本信一郎を取り上げている。彼は、天皇陛下に不満を持つ安倍政権が風岡典之宮内庁長官を更迭し、後釜に据えた人物だ。

 そんな人物を朝日は「安倍晋三首相が臨時国会で本格的な検討方針を打ち出した26日、宮内庁のかじ取り役に就いた」などと紹介。安倍のご機嫌を取っている。

 そればかりか、同じ日の紙面、読者による投稿欄「声」では、「民進、共産、社民、生活の野党4党は、10月の衆院2補選と次期衆院選で、協力を行うことで一致した。しかし私はこの合意を疑問に思う」とする投稿に「政策合意なき野党共闘は無意味」のタイトルを付けて掲載。

 市民に様々な意見があるのは承知だが、最近の朝日の政権「迎合」は目に余る。読売や産経と同様に安倍政府御用達になって、読者が「増える」とでも考えているのだろうか?

 現実は真逆で、失望した読者の朝日離れは留まるところを知らず、部数は激減。広告も減り、かろうじて不動産部門で帳尻を付けているという。言論機関が権力の監視を怠れば、新聞不信は加速しよう。


http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/569.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 安倍首相が解散総選挙を決断!? プーチン大統領の訪日が決め手となった裏事情とは(週プレNEWS)
             財務省の幹部官僚から本誌記者に衝撃的な情報がもたらされた


安倍首相が解散総選挙を決断!? プーチン大統領の訪日が決め手となった裏事情とは
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160928-00072652-playboyz-pol
週プレNEWS 9月28日(水)6時0分配信


8月下旬、財務省の幹部官僚から本誌記者に衝撃的な情報がもたらされた。「官邸からウチのトップに、総理の12月のスケジュールを全面的に空けておくようにとの指示が入った」というのだ。

首相や閣僚にとって12月はかなり忙しくて重要な時期。それなのに一切の予定を入れたくないというのは異例極まりないこと。官邸サイドはその理由を「外交日程のため」だと説明したそうだが、1ヵ月も必要な外交案件なんて存在するはずがない。つまり、ウソってことだ。

ウソをついてまで1ヵ月も空白期間をつくりたい事情はひとつしかない。解散だ。財務省の幹部が次のように証言する。

「財務省に関係する12月の政治日程といえば、最も重要なのが来年度予算案の閣議決定で、例年は12月23日から25日にかけて行なわれます。閣議決定を済ませなければ、年明けの通常国会で予算案を審議することすらできませんから、キャンセルなんて絶対にありえないんです。

また、銀行協会や経団連などの経済主要団体の忘年会への出席も重要です。これも安倍首相にとって、選挙対策や政権基盤の安定に欠かせない行事ですから。

それなのに12月を丸々空けたいということは、もう解散総選挙しか考えられない。解散してしまえば、予算案の閣議決定は選挙後になりますし、忘年会に出席しなくても誰も怒りませんから」

民進党の新代表に蓮舫氏が就任したことも早期解散を後押しする材料だ。「民進党の支持率は超低空飛行状態がずっと続いていたけど、蓮舫さんになってどの程度変わるのか、われわれも注目していた。しかし二重国籍問題が浮上し、以前よりも明らかに弱体化した」と話すのは、ある自民党議員。

さらに、来年6月に予定されている東京都議会議員選挙も解散時期に影響している。

「これから小池(百合子)さんが新党を作る可能性もあるし、都政の先行きは非常に不透明です。そして連立パートナーの公明党さんは都議会を非常に重視していて、衆院選と都議選の日程をなるべく離したいという強い要望がある。だからなるべく早く解散するか、逆に都議選の後に選挙をするしかない」(前出の自民党議員)

しかし、解散の理由は何か? 「どうもロシア関係でいい外交成果が得られるんじゃないかという話がある」と自民党関係者は言うが…。

そこで取材を進めると、12月のロシア・プーチン大統領の訪日をきっかけに「歯舞群島と色丹島の『2島先行返還』に向けて本格交渉を始める」という方針が見えてきた。

つまり、「北方領土4島一括返還」の姿勢を転換し「2島を先行して返還させる方向で交渉することの是非を問う」のが、解散総選挙の理由になるのだ。

発売中の『週刊プレイボーイ41号』では、現状で濃厚とされる解散総選挙の日程を公開。永田町や霞が関周辺の徹底取材で見えてきた安倍政権の思惑を、ぜひお読みいただきたい。

(取材・文/菅沼 慶)

■週刊プレイボーイ41号「安倍首相が『北方領土解散』を決断した!!」より



http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/570.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 日本では所得格差も貧困意識も拡大していない決定的データ 日本ではなぜか使われない高齢層を除いたジニ係数

【第10回】 2016年9月28日 本川 裕 [統計データ分析家]
日本では所得格差も貧困意識も拡大していない決定的データ

日本ではなぜか使われない
所得格差の国際的な標準指標

 私は常々、日本については、国際的な標準指標で所得格差の拡大が検証されない点に奇妙さを感じている。
 所得格差の国際的な標準指標というのは、途上国を含む世界各国の経済統計要覧として国際的に権威のある世界銀行の統計集(World Development Indicators)でも格差の基本指標とされている2つのデータ、すなわち、(1)可処分所得の世帯分布の不平等度を示すジニ係数、(2)高所得世帯と低所得世帯との平均所得倍率である。
 ところが、日本で格差拡大が統計指標で示される場合は、基本的には、近年になってにわかに取り上げられるようになった相対的貧困率の指標だけであり、2つのオーソドックスな格差指標はないがしろにされている。
 まず、所得格差の基本指標であるジニ係数の推移を日本と主要国について見てみよう。準拠したのは、先進国の統計集としては最も参照されることが多いOECDのデータベースである。OECDでは、データ提供を加盟各国に要請し、定義や指標作成方法を標準化させ、国際比較が可能な指標を整備しており、図はこれを示したものである。
◆図1 日本と主要国の所得格差の推移
©本川裕 ダイヤモンド社 禁無断転載
http://diamond.jp/mwimgs/c/f/650/img_cf67f78c26d381dcc1907c1050e7c82a284379.jpg

 ここで、ジニ係数とは何かについてふれておく。所得が最低の世帯から最高の世帯まで順に並べ、低い方から何等分かに分けた累積所得を求め、完全に平等な所得分布であった場合からの乖離度を面積比率として計算し0〜1の値にまとめた数値をジニ係数という。0で完全平等、1で完全不平等となる。何等分を細かくし、究極的には個別データに至るとより正確な所得の平等度(あるいは不平等度)を表現できることになる。ジニ係数は所得分布を表す定番指標となっているが、実は、土地所有などその他の不平等度を表すためにも広く使用される。
 図の中の日本の値は、厚生労働省の国民生活基礎調査の3年毎の大規模調査時のデータにもとづいているが、国内では発表されていない生産年齢人口のジニ係数が掲載されている点に独自の価値がある。高齢化にともなって退職後の所得が相対的に低い世帯が増えるので、ジニ係数も上昇に向けたバイアスがかかる。そこで、高齢者を除いた人口集団でジニ係数を計算すれば、高齢化の要因を取り除いた格差の状況が分かるのである。
 なぜか、国内発表では、前々から知りたかった高齢層を除いたジニ係数が提示されていなかったので、私は、たまたま、OECDのデータベースでこれが記載されているのを知って溜飲を下げたことを思い出す。
 図を見れば、主要国では、いずれの国でもジニ係数が上昇傾向にある点が明確である。主要国の中でも最もジニ係数が高い米国では、1980年代以降、継続的にジニ係数が上昇している。ドイツやフランス、そして福祉先進国として知られかつては非常にジニ係数が低かったスウェーデンでも、最近は、格差拡大が無視できない状況となっている。
 一般には、冷戦終結(1989年)後のグローバリゼーションの進展とともに経済の自由競争が過熱し、その結果、経済格差が拡大しているという見方がああり、移民や難民の増加とともに、こうした国内格差の拡大が、各国でネオナチなどの排外主義的な政治潮流の台頭の背景になっているともいわれる。
 日本も同じ道をたどっていると一般には思われているが、果たして、そうであろうか。
元々高かった格差水準が
最近落ち着いてきている
 図中の日本のジニ係数には2つの特徴がある。
 まず、水準自体が低くない点が重要である。日本は、従来、平等な国だったが、最近、格差が拡大して住みにくい国になったという論調が一部に見られるが、このデータでは、少なくともバブル経済に突入する以前の1980年代半ばには、すでに、スウェーデンばかりでなく、ドイツやフランスを大きく上回り、米英に次ぐ高いジニ係数の水準となっていた。もし日本の格差水準が高いとしたら、以前から高かったと考えねばならないのである。
 また、ジニ係数の動きをよくみると、日本の場合、2000年をピークに、どちらかというとジニ係数は、横ばい、あるいは微減傾向にあると捉えることができる。特に、高齢化要因を除いた生産年齢人口でのジニ係数はこの点がより明確である。他の主要国がジニ係数を上昇させる傾向にあるのとは対照的なのである。
 すなわち、日本の場合、低かった格差水準が最近高くなったのではなく、元々高くなっていた格差水準が最近落ち着いてきているのである。この点について、さらに、たんねんに見ていくため、ジニ係数ではなく、所得格差についてのもう1つの指標を、次に、取り上げよう。
 その前に、全年齢と生産年齢人口のジニ係数の関係について日本の特徴を整理しておこう。
 日本について、全年齢のジニ係数と高齢化要因を取り除いた生産年齢人口(ここでは通常の15歳以上ではなく、18歳以上で65歳未満の人口)のジニ係数の推移を比べると、前者の方が後者をだんだんと上回るようになっており、この差の拡大が高齢化の要因による格差拡大といえよう。
 日本以外の国では、日本と異なり、全年齢と生産年齢人口との差はむしろ縮小、あるいは逆転する傾向にある。年金や税制による所得再分配がないとすると高齢者層では働き盛りのときの貯蓄や資産運用の運不運で格差が生産年齢人口より大きくなるのが一般的である。
 高齢者層を含めた全年齢のジニ係数が生産年齢人口のジニ係数より上回っている点が明確なのは米国と日本であるが、米国は、機会の平等を重視し、結果の平等は致し方ないとする考え方が根強いからであろう。日本の場合は、アジア的な自助思想の影響のためと、高齢化が急であり、高齢化の程度も尋常ではないため、財政制約もあって、再配分が追いつかないためだろう。日米以外の国ではそれなりに再配分機能が働いているため高齢者を含めた場合でも格差が広がらないのだと考えられる。
高所得世帯の平均所得は
低所得世帯の何倍か
 ジニ係数と並んで格差の国際的な標準指標として、高所得世帯の平均所得が低所得世帯の平均所得の何倍になっているかという指標がしばしば使用される。学者的には、中間層まで含めて不平等度分布を正確に表わせないと見なされ、あまり使用されないが、ジニ係数より実感的に理解できる点がメリットとしてあげられる。この2つの指標は、ほぼパラレルに動いているので、実際上は、どちらを使ってもよいのである。
 図には、家計調査(総務省統計局)から、所得格差の動きを、所得の上位20%世帯と下位20%世帯の所得倍率で示した。前図の日本のジニ係数とほぼ並行的な動きを示しているが、時系列的には、かなり古くから推移を追える点のメリットがある。二人以上の世帯が対象なので、増加する高齢単身世帯が含まれていない分、高齢化の影響は小さい指標とみなせる。
◆図2 所得格差と世代間格差の推移
©本川裕 ダイヤモンド社 禁無断転載
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 高度成長期さなかの1963年(東京オリンピックの前年)には所得格差は5.65倍と大きかったが、オイルショックで高度成長期が終わりを記した1973年には4.08倍とめざましい低下を見た。経済の高度成長にともない、安定した職を得て従来の貧困層の所得が大きく上昇したのが原因だと考えられる。
 その後、じりじりと所得格差は拡大し、バブル期を経て、1999年に4.85倍のピークを記したのち、2003年に急落し、近年は、ピーク時からはかなり低い4.5倍前後の水準でほぼ横ばいに推移している。
 図には30代世帯主世帯の所得と50代世帯主世帯の所得との世代間格差の動きをあわせて示しておいたが、高度成長期が終わった頃からは、ほぼ、全体の所得格差とパラレルな動きとなっている。
年功序列賃金による世代間格差が
日本の格差動向を左右してきた
 格差には階級格差と世代間格差とがあり、世代間格差は、若いときに低所得でも壮年期には高所得となるということなので、階級格差と異なり、深刻な社会の亀裂には結びつかないと思われる(生産年齢人口と高齢人口との格差も世代間格差であるが、ここでは生産年齢人口の中での世代間格差を考える)。日本は世代間格差が大きいため、海外と比較して、もともと、ジニ係数や相対的貧困率などの格差指標が高目に出る傾向にある。高度成長期の格差縮小は階級格差の縮小だったが、それ以降の日本の格差の動きは、世代間格差によって影響されている側面が大きいと考えられる。
 世代間格差が拡大したのは年功序列賃金が広がったためだと思われる。農業などの自営業分野が縮小し、企業社会が一般化するとともに、従来は大企業だけだった年功序列が中小企業にまで普及し、いわゆる日本型経営が支配的となったことが背景にある。若いうちは少ない給与で働き、経験と技能を高め、企業内の階梯をのぼることで給与が大きく上昇するパターンが、安低成長期の企業成長の中で実現し、若年層と壮年層との世代間格差が拡大したことで、日本の格差が拡大したかのように見えていたのである。
 1990年代のバブル崩壊後にも、こうした企業秩序はしばらく失われなかった。というより、しばらくしたら80年代のような経済状況に戻るという、後から考えるとはかない予想の下、不良債権問題の処理を先送りにしながら無理して従来の企業秩序を維持していたともいえる。デフレ経済のもとで実質賃金が上昇し労働分配率が過去最高水準となったのもこの頃である。人数の多い団塊の世代が賃金が最も高くなる50代になったので企業の負担感はピークに達していた。
 そして、こうした無理がついに維持できなくなった1990年代末から、大手金融の経営破綻・大型倒産が相次ぐ中、リストラの嵐が吹き荒れ、本当の意味でのバブル崩壊が日本社会を襲った。高止まりしていた壮年層の所得水準はリストラに伴って一挙に崩壊し、世代間格差はバブル期以前の水準まで急低下した。上位20%の高所得世帯の実態は、安定した所得を得ていた壮年層だったため、この層の所得低下で日本の格差は一気に縮小することとなったのである。団塊の世代は浮かれていた時代のツケを支払わされたといえよう。中高年の自殺率は急上昇した。
「改革なくして成長なし」のスローガンとともに小泉政権(2001〜2006年)が登場したのはこの頃である。郵政民営化は、リストラの影響で辛い目にあっていた国民が抱いていた、従来秩序に守られ安穏としていた公的機関への反感を追い風に進められた。2006年の通常国会では、構造改革が社会格差の広がりを生んでいるとする野党の批判に対して、小泉首相は、「格差が出ることが悪いとは思わない」、「勝ち組、負け組というが、負け組に再挑戦するチャンスがある社会が小泉改革の進む道」と反論したため、格差拡大自体は進んでいる印象が国民に広がった。
 これまで掲げた2つの図のオーソドックスな指標はともに小泉政権下では格差が縮小していることを示しているが、国民は、小泉政権の改革路線の影響で格差が拡大しつつあると思い込むようになったのである。
 海外と異なり、日本では、実態と意識が大きく食い違うこうした皮肉な状況となったのは、日本の格差が世代間格差の動静で大きく影響される特殊な性格をもっているからだと考えられる。小泉路線の影響で非正規雇用が増え、格差が広がっている側面も当然あるのだが、一方で、既得権益の打破で世代間格差を縮小させる側面がそれを打ち消し、結果としては、格差指標が横ばい傾向をたどっていると考えられよう。
 いずれにせよ、日本の格差は、この程度のものなので、欧米のような階級対立につながるような格差拡大の動きには、いまのところ至っていないと判断できよう。日本の場合は格差社会と言うよりは格差不安社会が深刻化しているのである。
依然として日本は「総中流」
下流意識は広がっていない
 もしマスコミ報道などで当然視されている日本の格差拡大が本当なら、当然、国民の中には「下流意識」をもつ人が増えている筈である。この点に関するデータがないわけではないが、報道されることがないので、ここで紹介しておくことにする。
 データ源は、国民意識の調査としては、無作為抽出によるサンプル数の多さや電話調査でなく訪問調査という調査方法の継続実施などから、もっとも信頼性が高いと見なせる内閣府世論調査である。
 かつて高度成長期をへて国民生活が豊かになり、人口も1億人に達した1970年代に、日本社会は「一億総中流化」と特徴づけられるようになった。この時に必ずマスコミによって引用されたのがこの調査である。「お宅の生活程度は」ときかれて、「中の上」「中の中」「中の下」を合わせて「中」と答える者が国民のほとんどを占める結果となっていたことでそう言われたのであった。
 近年では、所得や資産の不平等感が増しており、貧富の格差は広がっているとされることが多くなっているが、そうであるならば、この意識調査の結果も、「中」が減って、「下」(あるいは「中の下」)が増えている筈であるが、果たしてそうなっているだろうか。
◆図3 階層意識の推移
©本川裕 ダイヤモンド社 禁無断転載
http://diamond.jp/mwimgs/4/e/650/img_4e764004887aa4c9222b2717843edd83251492.jpg
 この世論調査の推移は一目瞭然。今でも、総中流化という特徴は変わっていない。また、「中の上」が増え、「中の下」や「下」が減少という傾向が長期的に続いている。さらに、貧困の増大や格差の拡大が進んでいるとされる小泉政権(2000年代前半)以降の時期になっても、にわかに「中の下」や「下」といったいわゆる下流層(あるいは下流層と自認している層)は増えておらず、むしろ、減っている。
 最近目立っているとすれば「中の上」(あるいは割合は少ないが「上」)の増加であり、格差が増大しているとすれば、少なくとも意識上は、貧困層の拡大というより、富裕層の拡大だけが進んでいると考えざるを得ない。
 1980年代後半のバブル期には富裕層は減り、むしろ下流層が増えていた。これは、世の中に富裕な層が多くなっているという報道に接し、自分は、それほどでもないと感じる者が増えたためだと思われる。このときと全く逆に、最近、富裕だと自認する者が増えているのは、世の中に貧困層が増えているという報道に接し、自分はそれほどではないと感じる者が増えているためであろう。
 いずれにせよ、こうした推移を見る限り、深刻な格差拡大が起こっているようには見えない。この調査結果だけでは信じられない人のために、継続的に実施されている日本の代表的な意識調査の結果から、貧困意識、あるいはそれに近い生活不満意識の推移をとりまとめた図を、さらに以下に掲げた。
◆図4 代表的な意識調査で追った貧困意識の推移
©本川裕 ダイヤモンド社 禁無断転載
http://diamond.jp/mwimgs/7/8/650/img_781cfe9522ca4aa1ba0b5600755421b6162159.jpg
 図を見れば、多くを語る必要はないであろう。日本人の中で貧困意識を抱く者は長期的に少なくなってきていることが確実である。格差が拡大しているという常日頃の主張と合わないからといって、有識者や報道機関が、こうした意識調査の結果をすべて無視しているのはフェアな態度とはいえないと思う。
 格差社会が深刻化しているというより格差不安社会が到来しているのだと上に述べた。理由を考えてみると、高度成長期や安定成長期と異なり、まじめに働けば誰でも安定的な生活向上が望めるという気持ちを抱けなくなったためであろう。そして、それだけ、貧困状態に陥った者に対して自分のことのように感じる同情心が増したのである。また、生活一般に余裕が生まれ、困っている人に対する人々の福祉思想が上昇しているためでもあろう。
 障害者対策に力を入れる方向での国民合意が出来上がったのは障害者が増えているからではなかろう。貧困対策も同じなのである。

http://diamond.jp/articles/-/103116

http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/571.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 自民、新党阻止で小池に擦り寄り、若狭も10区公認にbut区議処分で怒りを買い、対立か(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24686131/
2016-09-28 12:52

 今日28日午後から東京都議会も始まるのだが。今朝のテレ朝のワイドショーで初めて知って、驚いたことに、都議会定例会の初日は開始時刻の20分前から、東京都交響楽団によるセレモニー演奏が行なわれるのが鈴木都政の時代から何十年も続いている慣わしなのだとか。(・o・)<これ、いらなくない?(++)>

 今日は、小池知事の所信表明が行なわれることになるのだが。小池氏が何を語るのか、また都議会(特に自民党都議団)がどのように受け止めて対応して行くのか、大きな関心が集まっている。こちらも追々、このブログで取り上げて行きたい。(・・)

 何分にも、自民党は+公明党は、都議会で127議席中82議席を占めているだけに、その気になれば、最初から小池知事側の副知事案の承認とか、豊洲移転チェックのための部署などの変更案などを全部認めないなんていう嫌がらせ抵抗も可能なのだが。
 小池知事は、都議選で圧勝し、都民からの支持が高いだけに、露骨な嫌がらせはしにくいところ。(~_~;)

 自民党本部は、党に許可を得ず出馬した小池氏や同氏を支援した若狭勝氏の除名や厳しい処分は見送ることに決め、若狭氏に口頭で厳重注意を行なうにとどめることに。
 さらには、何と若狭氏を小池氏が抜けたあとの東京10区補選の公認候補に決めて、彼らを自民党から離れないように、がっちり確保する作戦に出ている。(@@)

<東京10区補選は、形式的には候補者の公募(論文、面接)などを行い、45人が応募したそうななのだが。若狭氏を公認候補に選ぶための、出来レースだったと言われている。^^;>

* * * * *

 また、小池知事が政治塾を作ることを発表したことも、自民党へのいいけん制(圧力がけ、脅しの武器?)になっている。もし小池知事が、都議会で自公の強力を得られなかった場合には、この小池塾が小池新党に変身する可能性があるからだ。(@@)

 来年には東京都議選が行なわれるのだが。自民党の候補者は、できるだけ小池知事の支援を受けたいところ。
 しかし、小池氏が新党を作った場合、(橋下大阪知事が自公の抵抗に負けないために、大阪維新の会を作った時と同様)、自民党から(野党からも?)小池新党に議員や候補者が流れる可能性が十分にあるわけで。自民党としては、何とかそれだけは阻止したいという考えが強いのである。(~_~;)

 こうして、どんどん小池都知事に対して妥協を重ねて、擦り寄っている自民党なのだが。
 ところが、都連の方が小池知事を支援した区議7人に離党勧告処分を出したことから、小池知事&周辺が怒りや警戒心を強めることに。もしかしたら、早めに小池新党が作られたり、自民党の都連や都議団の一部と対立したりする可能性が出て来た。(~_~;)
 
* * * * *

『東京都の小池百合子知事が主宰する「政治塾」の運営を担う事務局となる政治団体「都民ファーストの会」が設立された。来年夏の都議選を見据えて、小池氏が「都政刷新」のために立ち上げる「小池新党」の母体となる可能性もありそうだ。

 同団体は、知事選で小池氏を支援した都議会会派「かがやけTokyo」(旧みんなの党)の都議3人が中心となって設立した。16日に政治団体の届け出を都選挙管理委員会に提出した。

 代表には、自民党の本橋弘隆豊島区議が就任した。本橋氏ら7人の豊島、練馬両区議は小池氏を支援したため、自民党都連から離党勧告を突きつけられている。本橋氏らの動きも注目される。

 会計責任者は、かがやけの音喜多(おときた)駿都議が務める。

 都民ファーストの会は近く、政治塾参加の呼びかけや講師の選定などを行い、10月初旬にも「開校式」を行うという。自民党の若狭勝衆院議員を常任講師に迎える案なども出ているほか、小池氏が直接講義を行い、選挙戦術を指南することも視野に入れている。

 「都民ファースト」は、小池氏が都政運営で最も重視するスローガンだ。政治塾の塾生が都議選の「刺客」候補となり、「都議会のドン」こと内田茂都議率いる都議会自民党現職の地盤に放たれるプランも練られているという。(産経新聞16年9月21日)』

<最近、やたらにTVに出まくっているおときた都議が絡んでいるというのも、何だかね〜。この人は、例の都立高跡地に韓国人学校を作ることに反対して、ネットで舛添叩きの先鋒役を務めた、ウヨ保守っ子なのよね。(-"-)>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 自民党都連は、同党が推薦した増田寛也氏が知事選で惨敗したため、幹部5人が一応責任をとって辞任したのだが。
 新会長には、結局、元副会長で、安倍盟友&党でも幹事長代行の要職につけてもらった下村博文氏が選ばれることに。下村氏は元文科大臣で、森御大の下、東京五輪構想にも絡んでいるので、安倍官邸と五輪組織委、都連と都議会のパイプ役にを務めることも、望まれているのだと察する。(・・)

 実は、下村氏は都知事選が終わった直後まで、小池氏への厳しい処分を示唆していたのだが。

『今回の選挙で、小池百合子氏が当選し、自民党などが推薦した増田寛也元総務相が敗れたことについて、同党の下村博文総裁特別補佐は1日午前の民放番組で「予想以上の大敗だ。謙虚に受け止める必要がある」と述べ、小池氏出馬の経緯に関して「反党行為だったことは事実だ」として、党紀委員会で処分を検討すべきだとの考えを示した。(時事通信16年8月1日)』

 その後、都連の新会長に決まり、安倍首相と会談をしてから、態度が一変。全面協力するという姿勢を打ち出した。(・o・)

『自民党東京都連の次期会長に決定した下村博文幹事長代行は7日、来月の衆院東京10区補選勝利に全力を挙げる考えを示した上で、先の都知事選で争った小池百合子都知事との関係について「いらぬ対立をすべきではない。都政の発展のために協力できるところは全面的に協力していきたい」と語った。党本部で記者団の質問に答えた。

 これに先立ち、都連は役員選考委員会を開催。辞任した内田茂氏の後任幹事長に高島直樹都議、会長代行に菅原一秀衆院議員、総務会長に萩生田光一官房副長官、政調会長に井上信治副幹事長を選出した。(時事通信16年9月7日)』

<ここにも安倍側近の萩生田くんがしっかりはいり込んでいて。尚、ドン内田茂氏の後任幹事長の高島氏は、ドンべったりの側近ゆえ、傀儡操り幹事長になる可能性が極めて高いらしい。^^;>

* * * * *

 でもって、先述したように、自民党の本部は東京10区の公認候補を、出来レースで若狭勝氏に決め、若狭氏も当初は、こんな発言をしていたのだけど・・・。

『自民党は20日、小池百合子氏の東京都知事選出馬に伴う衆院東京10区補選(10月23日投開票予定)で、若狭勝衆院議員(59)=比例東京ブロック=を公認する方針を固めた。21日に発表する。10区補選の候補者公募には若狭氏を含む45人が応募し、党本部と都連が審査していた。
 若狭氏は都知事選で党方針に反して小池氏を支援したため、当初都連は公認に難色を示した。ただ、党執行部は小池氏との関係改善を模索。二階俊博幹事長が6日に若狭氏を口頭で厳重注意したことで、公募参加が可能となっていた。【加藤明子】(毎日新聞16年8月21日)』

『来月の衆院東京10区補選に自民党公認で立候補予定の若狭議員が会見し、小池新党が仮に出来ても参加しない意向を示すとともに、国と東京都の橋渡しをしたいと強調しました。

 「小池知事が小池新党、いわゆる地域政党をつくるかどうかというのは、私も必ずしもはっきり承知しているわけではないが、(私は)自民党の公認候補予定者ということですから、そうした立場を今後続けていくと」(自民党 若狭勝衆院議員)

 補選には、民進党の鈴木庸介氏と共産党の岸良信氏も立候補する見通しです。(TBS16年9月23日)』  

* * * * *

 これで当分は、小池陣営と自民党都連も持ちつも持たれつの様子見モードで行くのかと思っていたのだが。
 ところが、自民党都連がこれと同時期に、小池氏を都知事選で支援した東京10区に相当する豊島、練馬区の区議7人に、突然、離党勧告処分を発表したことから、両者の関係が悪化することになったのだ。(>_<)

『小池氏支援の自民党区議に「離党勧告」処分

 自民党東京都連は、東京都知事選挙で小池都知事を支援した自民党区議7人に対して「離党勧告」の処分を決めた。
 16日に開かれた東京都連の会合で決まったもので、党の方針に反して立候補した小池氏の支援に回った豊島区と練馬区選出の自民党区議7人に対し、自民党から離党するよう勧告することになった。

 一方で、自民党執行部は党の方針に対して立候補した小池知事への処分は行っておらず、また支援に回った若狭勝衆議院議員に対しても口頭での厳重注意にとどめている。
 このため16日の会合では、「処分に差がありすぎる」などと反対意見も出たが、最終的に処分は了承されたという。(NNN16年9月16日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 これには、さすがのマダム百合子が激怒したようで。彼女は自分を支援してくれた「7人のサムライ」を守ると宣言。自民党に翻意を促した。(・o・)

『都知事選での小池氏圧勝を支えた「チーム百合子」の主要メンバーが23日夜、小池氏の支援団体が東京・池袋で開いた会合で、久々に顔をそろえた。衆院東京10区補選の党公認が決まったばかりの若狭氏に加え、都知事選で小池氏を応援、都連から離党勧告処分が下った豊島、練馬両区の区議7人も姿を見せた。

 会合で講演した小池氏は都知事選を振り返る中で、7人の「サムライ」と呼び、「7人のサムライたちが汗をかいてくれた。今は冷や汗、脂汗をかいている」と、離党勧告の現状を紹介。その上で「7人のサムライ、ありがとう。みんなの命はしっかり守る。心配しないで」と呼び掛けた。

 若狭氏は、二階俊博幹事長から口頭で厳重注意されただけだが、都連は7人の区議に、党則で定められた8つの処分のうち、2番目に重い離党勧告を通告。党本部と都連で、「処分格差」が生じる事態になった。

 小池氏はこの「処分格差」が、補選にもたらす影響を指摘。「区議7人と(党と)の間に、まだ溝ができているのは事実だが、離党勧告というナイフをグッと突き付けたまま選挙(衆院補選)というのは、戦う環境としてあまりよろしくない」と述べた。安倍晋三首相が「必勝」を命じた、東京10区補選。実動部隊の区議を処分したまま活動させることに疑問を呈し、暗に都連に「翻意」を迫った。

 会の最後には、主催者に促される形で若狭氏、7人の区議と壇上でそろい踏み。小池氏にとって、後継指名した若狭氏を7人のサムライとともに支えるという無言のアピールになった。

 区議7人はすでに、補選での若狭氏への支援に関する協議に入った。一方で、離党勧告の文書も手元に届いた。党内では、若狭氏が補選に勝てば「7人も勝利に貢献した」との理由で、処分は緩和されるとの見方が強い。「厳しい処分は、都連がメンツを守りたいだけ」(党関係者)。小池氏も、見透かしているのかもしれない。【中山知子】(日刊スポーツ16年9月23日)』

* * * * *

 さらに東京10区補選から自民党公認で出馬することが決まっていた&小池新党には参加しないと若狭勝氏も、密約があったことを公表し、自民党離党をにおわしたという。(++)

『衆院東京10区補選(10月11日告示、23日投開票)に自民党公認で立候補する若狭勝衆院議員(59)=比例東京=は27日、7月の都知事選で党推薦候補と対立した小池百合子氏を支援した豊島区議ら7人について、「(7人が党を)除名になれば、(私も)離党も考える」と述べた。

 都知事選では若狭氏も小池氏を支援。選挙後、党本部が若狭氏を厳重注意で済ませたのに対し、党東京都連は7人を離党勧告処分とし、応じなければ除名する方針を決めている。若狭氏は、10区補選の候補者公募の際、7人の処分見送りを条件に応募したと明かし、「私が公認されたのは、7人が処分されないことが前提と思っている」と話した。(朝日新聞16年9月27日)』

『若狭氏はこの直前、安倍晋三首相(党総裁)から公認証を受け取り、「がんばって」と激励されていた。若狭氏は記者団に「区議が除名された場合、自民党議員を続けることはできない」と主張。「離党するのか」との質問に「そうだ」と明言した。
 小池氏を支援した若狭氏には、二階俊博幹事長が口頭で厳重注意とした上で公認候補に決定。一方、党都連は豊島、練馬両区議計7人に離党勧告を行い、除名も検討している。若狭氏は「著しくバランスを欠く」と批判し、都連に処分の撤回も求めた。(産経新聞16年9月28日)』

 ・・・というわけで、都議会の状況と並行して、若狭氏を含む小池陣営の動きにも注目をして行きたいと考えているmewなのだった。(@@) <もしかしたら安倍政権の足元を揺るがすことにもつながるしね。(・・)>

  THANKS


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記事 [政治・選挙・NHK213] 日本の大学は多いのか少ないのか、対立する2つの見解 問われる人的資源開発:進まない大学の「機能別分化」(1)
日本の大学は多いのか少ないのか、対立する2つの見解
問われる人的資源開発:進まない大学の「機能別分化」(1)
2016.9.28(水) 児美川 孝一郎
大学は多すぎるのか。大学に求められているのは何なのか。(写真はイメージ)
 現在、日本には大学が777校ある(文部科学省「平成28年度学校基本調査」)。この数を多い(多すぎる)と見るか、けっして多くはないと見るかは、論者によって見解が異なる。

 この対立を、単なるすれ違いに終わらせないために、現在の姿のままで大学の数を維持するのではなく、大学の「機能別分化」を進めていくべきだという見解も存在している。

 つまり、今のままであれば、大学は多すぎるのかもしれないが、求められる役割を機能的に分担した大学制度であれば、今後とも社会のニーズを満たす存在になるのではないかというわけである。後で述べるように、文部科学省の大学教育政策は、実はこの立場に依拠している。

 しかし、実際問題として、日本の大学の「機能別分化」は、なかなか進展していない。政策として、こうした提起がなされてからすでに10年以上が経つのだが、その結果、日本の大学制度が質的に変化しつつあるようには、贔屓目に見てもみえない。

 それは、なぜなのか。「機能別分化」は必要なことのように思われるにもかかわらず、なぜ進まないのか。今回は、このあたりのことを考えてみたい。

大学の数が多すぎる?

 いきなり本題に入る前に、争点を整理することから始めよう。

 日本には「大学が増えすぎた」と「大学が足りない」という2つの見方がある。それぞれは一体どんな論拠に基づいているのか。

 まずは、大学が増えすぎたのではないかという見方は、主として2000年前後から、財界人や企業経営者あたりを中心に盛んに主張されるようになった。その背景には、大卒の就職難が深刻化し、社会問題化していたことがある。そうした状況に対して、企業社会を代表する側の論者は、就職難が生じたのは、(企業の責任などではなくて)世の中が必要とする以上に大学生の数が増えすぎたからだと応答してみせたわけである。

 確かに、日本の大学の数が増加し始めたのは、規制緩和が進んだ1990年代のことである。しかし、この時期は同時に、18歳人口の急減期とも重なっていた。その結果、何が起きたのか。

 大学進学率が50%を超えるようになり、この連載でもすでに触れたように、各大学は「大衆化の衝撃」に見舞われることになった。「大衆化の衝撃」とは、端的に言ってしまえば、これまでは大学には来なかったであろう大量の学生たちが、大学に押しかけるようになり、各大学は、さまざま意味で教育上の困難に直面したということである。

大卒は基幹社員?

「大学が多すぎる」と主張する財界人や経営者が想定する大卒人材とは、おそらくは、大手を中心とする企業に就職し、いずれは入社した会社の基幹社員となっていくような人材のことであろう。そうした人材像を「標準」と考えれば、大衆化した大学の多くが輩出する卒業生たちは、そうした基準を満たさないことが圧倒的に多い。

「大学が増えすぎた」とする主張は、まさにこの「落差」の感覚に根拠を置いている。「大学が多すぎる」論とは、以前の連載で紹介したM・トロウの発展段階論に即して言えば、大学制度の発展の「エリート段階」あるいは「マス段階」の前半くらいまでの大学を想定した議論なのである。

世界の趨勢は高進学率?

 こうした主張に対して、いやいや日本の大学進学率は、世界の趨勢と比べて、少なくともOECD諸国と比較して、けっして高くはないという主張も提出されている。

 この主張の支持者は、主として文部科学省や大学関係者である。そして、その際、根拠として持ちだされるのが、以下のグラフにほかならない(出展は、OECD、Education at a Glance 2012)。

http://jbpress.ismedia.jp/mwimgs/6/4/-/img_6462231d8735301502cbe8aed971b70835747.png
拡大画像表示
(* 配信先のサイトでこの記事をお読みの方はこちらでグラフをご覧いただけます。http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47933

 グラフには、OECD諸国の高等教育進学率が、高い順に並べられている。確かに、並べられた数値を見れば、日本の進学率は、けっして高くはない。むしろ、OECDの平均を下回って、下位3分の1程度の順位にとどまっている。

 さらに、時代状況に目を向けよう。今や先進諸国の社会変動のトレンドは、「知識基盤社会」化の方向に舵を切っている。そうした「知識基盤社会」で求められる労働力の水準は、当然、従来よりも高度化していく。トップレベルの人材だけではなく、ミドル層を含めた全体の底上げが必要となる。

 それゆえに、グローバル経済競争において優位な位置に立つためには、国を挙げて人材育成、人的資源開発に力を入れることが不可欠なのである。だからこそ、教育改革は、今やどの国にとっても喫緊の政策課題へと浮上している。

 こう考えれば、日本においても、「大学が多すぎる」などと言っている場合ではないはずだ。むしろ、OECD諸国の水準を目標に、これまで以上に大学教育を拡充していく必要さえある。――これが、日本の大学数は決して多くはないとする主張の論拠である。

 では、なぜそのような対立が、決着を見ることなくいまだに続いているのか。それを読み解くためには、そもそも大学が果たすべき役割とは何かを考える必要がある。次回はその考察と、文部科学省が進める大学の「機能別分化」政策について述べることとしたい。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47933
http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/573.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 自民党は批判されるや、何かと言えば、民主党を引き合いに出すが、それは正当なのか。卑怯過ぎないか
自民党は批判されるや、何かと言えば、民主党を引き合いに出すが、それは正当なのか。卑怯過ぎないか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/9873493a1536e30c971f903e501cb7c1
2016年09月28日 のんきに介護


安倍首相の演説中に大多数の自民議員が立ち上がり拍手したことにつき、

「異常で、異様な光景だ」

「気持ち悪い」と

野党から批判されるや持ち出したのが

今から7年前、

2009年のできごとである。

これだ。




鳩山元首相の演説のとき、

突如、

なされたスタンディング・オベーションだ。

この場合と、

一緒だと言うのだ。

自分たちは、

民主党の切り拓いた道を歩んでいるだけだと

言わんばかりだ。

しかし、果たして本当に、

鳩山元首相の演説のときと同列においていいのか――。

上掲GIF(ミニ動画)を見れば分かる通り、

安倍マリオと違って、

自分に向けられた称賛の拍手に呼応して

一緒になって

拍手するような真似をしていない。

この点が重要だ。

単に謙譲の美徳が身についているかどうかではない。

ファシストに対して

一線を画しているかどうかなのだ。

あるいは、

ネトウヨたちは、

安倍マリオが促したのは

海上保安庁、警察、自衛隊の諸君に対しての

拍手であって、

自身に対するものではない

と反論しよう。

あ(ひ)るケミス卜@alchemist_113 さんが

――自民党は自衛隊や海保に対して拍手したのに、あたかも安倍首相に拍手したかのように勝手に解釈して勝手に発狂してることだよね。自分に拍手させたのは鳩山じゃないの?〔22:53 - 2016年9月26日 〕―—

と言っているように。

この言い分の滑稽な点は、

自衛隊員等は、

安倍マリオの指示・命令に従って

行動しているだけという点を見逃していることだ。

「私の部下を敬え」

という誘いかけほど、傲慢なものはない。

そこに気づくべきだ。

前にさんざ論じたところだ

(拙稿「自民党の議員に総立ちで拍手され、海上保安庁等の実力部隊員は、嬉しいだろうか。まるで「兵隊さんよ、ありがとう」だ」参照。✳http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d101b6ef7a4f4ce0f8fc988208ad9f5b)。

まだ、分からなければ、

ある男が息子と一緒にいるところを

想像して欲しい。

そして自分じゃなく、

年端も行かなきゃ、物の分別もついてなさそうな

「息子を敬え」という。

その場合、

「自分を敬え」と言ったときと比較して、

どちらを傲慢と感じるか。

間接に敬意を求める方が遥かに厚かましいじゃないか。

次の

名もなき投資家 ♥٩(ˊᗜˋ*)و @value_investorsさんのツイートが

その点に、

注意を振り向けるため、

こんな風に断ずる。

——所信表明演説でのスタンディングオベーションがダメなんじゃなくて

鳩山の場合は「国民生活を豊かにする」と言う演説で起こった拍手喝采

今回は行政府の長が自分の部下を拍手して讃えようと国会議員に拍手喝采を促して自分の威信を高めようとしたこと

この違いがわからないようではダメよね〔10:06 - 2016年9月27日 〕——

まだ、

これでも誤解が解けないだろうか。

スタンディングオベーションがダメと言っているのじゃないのだ。

これは、

米国でよくみられる。

しかし、為政者が

これを誘い掛け、民衆がこれに応じるや

自分も一緒になって拍手するのは、

北朝鮮の金正恩か、

我が国の安倍マリオしかいないと言っているのだ。

なぜ、

こんな風になってしまうかというと、

日本では、

軍部独走について

十分な反省がなされていないからだ。

次の、

動画を見て欲しい。




「治安や防衛を担う組織は、巨大な権力と物理的な力を独占している。美化され批判、批評をしにくい存在になり易い」

という、

青木理さんの解説は、

その間危険性をよく指摘していると思う。

起立・拍手、

今後は自粛するなど、与野党が申し合わせた

(時事通信記事「起立・拍手、今後は自粛=与野党」参照。*http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092700412&g=pol

という話は、

国会で起立・拍手をするしないの問題に、見事にすり替えられてると言うしかない。

「自画自賛、自己陶酔型の演説。誰も異を唱えない」

(小沢一郎(事務所)@ozawa_jimushoさんのツイート〔17:07 - 2016年9月27日 〕参照 )

独裁容認の

傾向がまざまざと窺える演説であることが

看過できない点なのだ。

小泉進次郎氏は記者団に言った。

「あれはない。ちょっとおかしいと思いますよ。自然じゃない。

とはいえ、自身も驚いて立ち上がってしまった」と。

彼のような人気者をして

「驚いて立ち上がってしまった」

と認めざるを得ないほどに、

議場で思考停止した事実が背筋を凍らせる。

まさにそれは、

青木理さんの指摘する

「治安や防衛を担う組織は、美化され批判、批評をしにくい存在になり易い」

傾向を実証した証言となっている。

その危険性は、

安倍マリオが誰かの傀儡であるかどうかによっては、

減殺されない。

確かに、

安倍マリオは、「他人事」「表す」が

読めないから、

演説するとき所持している

コピペに振り仮名を打っているのだろう。

また、

水を飲むタイミングや

拍手を待つ余裕がないから、

それらを

一々、コピペにメモっているのだろう。

しかし、いかに

それがために愚かに見えようと

見くびってはいけない。

すべては、

演出の過程で

計算し尽くされているだろうからだ。

安倍マリオも

自分の目論見に綻びが出たとき、

石原老人と同じく

責任を擦り付けるための

伏線として

受け入れているのだろう。

そう思って

下の画像を見ると

狡猾さに反吐が出そうだ。


転載元:チーちゃん@chilcochiko0121さんのツイート〔23:58 - 2016年9月27日


<追記>

戦争をさせない1000人委員会@committeeof1000さんのツイート。

――"首相の演説が始まると、自民国対メンバーが本会議場の前の方に座る若手議員に萩生田氏の依頼を一斉に伝えた。当該のくだりで「拍手してほしい」と伝えられた若手もいれば、「立って拍手してほしい」と聞いた若手もいた"〔10:11 - 2016年9月28日 〕―—

自民党は、

一斉起立・拍手につき、

自然発生という説明をしていたはずだ。、

だが、それは、

真っ赤な嘘なようだ、

何だかな、

という話だよ。

そんなところで茶番をすれば、

野党へのヤジも含め、

全部がインチキに見えるがな。

いいんかな。

2016年9月28日昼 記


〔資料〕

「首相演説に一斉起立・拍手、事前に「指示」飛び交う」

   朝日新聞(2016年9月27日22時49分)

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASJ9W55NWJ9WUTFK00D.html

 安倍晋三首相の所信表明演説中に自民党議員らが立ち上がって拍手した問題で、野党が27日の議院運営委員会理事会で抗議した。自民は「適切ではなかった」と認め、首相に伝えることを約束。野党側には「自然発生的だった」と説明したが、議場内では「指示」が飛び交っていた。

 自民議員らが一斉に起立・拍手したのは、26日の衆院の所信表明演説で首相が海上保安庁や警察、自衛隊をたたえたときだ。衆院の規則違反ではないが、日本では慣例でない行動で、議事進行が遅れた。大島理森衆院議長もその場で注意。佐藤勉議運委員長は記者団に「自然発生的とはいえ、決していいことではない」と述べた。

 だが、関係者によると、演説前の26日午前、萩生田光一官房副長官が、自民の竹下亘・国会対策委員長ら幹部に、「(海上保安庁などのくだりで)演説をもり立ててほしい」と依頼。このとき、萩生田氏は起立や拍手までは求めなかった。

 午後、首相の演説が始まると、自民国対メンバーが本会議場の前の方に座る若手議員に萩生田氏の依頼を一斉に伝えた。当該のくだりで「拍手してほしい」と伝えられた若手もいれば、「立って拍手してほしい」と聞いた若手もいた。

 指示が伝わったのは前方に座る当選回数が1、2回の議員ら。このため、後方の中堅・ベテラン議員のなかには「自然発生」と受け止めた人もいた。中ほどに座る当選3回の小泉進次郎氏は記者団に言った。「あれはない。ちょっとおかしいと思いますよ。自然じゃない」。とはいえ、自身も驚いて立ち上がってしまったという。

 首相は27日夜、東京都内で若手議員らと会食。出席者によると、起立・拍手の話題に触れて、自衛隊員らへの「敬意」の拍手だったから野党議員も座って拍手すれば良かったとの趣旨の話をした。起立・拍手をめぐっては2009年の民主党政権時、鳩山由紀夫首相に民主議員が立ち上がって拍手した例があるが、演説の終了直後だった。(田嶋慶彦)




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記事 [政治・選挙・NHK213] 米国大統領選の討論会が教えてくれた事(今こそ対米自立だ)−(天木直人氏)

米国大統領選の討論会が教えてくれた事(今こそ対米自立だ)−(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp58gj
28th Sep 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


 クリントンとトランプの討論会を聞いた。

 これほど貧困な討論会はないと思って聞いた。

 馬鹿くさくて途中で聞くのを止めた。

 メディアはどっちが勝ったか負けたかばかりを報じている。

 しかしそんなことより重要なことは、討論会の演説の内容だ。

 嘘八百を並べたり、相手の誹謗中傷をするのはまだ愛嬌がある。

 聞き捨てならないのは、どちらの候補も、米国にとってどちらが利益をもたらすかを競い合っているところだ。

 そこには世界のために米国が何をすべきかという理想は見る影もない。

 ここまで米国は行き詰まったということだ。

 こんな米国に従属一辺倒の日本外交では、日本の将来は危うい。

 命と金をどんどんむしりとられていく。

 クリントンとトランプの討論が教えてくれたこと。

 それは対米従属と決別し、自主、自立した日本を取り戻すべきだということだ。

 そのことを国民に堂々と唱える政治家や政党がいまこそ求められる。

 それは右翼や左翼とは無関係だ。

 日本の政治が目指す当たり前の事である。


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記事 [政治・選挙・NHK213] 安倍官邸が天皇“お気持ち表明”に報復人事! 宮内庁に子飼いの公安警察人脈を送り込み天皇を監視、封じ込め(リテラ)
                 宮内庁「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」より


安倍官邸が天皇“お気持ち表明”に報復人事! 宮内庁に子飼いの公安警察人脈を送り込み天皇を監視、封じ込め
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2016.09.28. 安倍が天皇“お気持ち表明”に報復人事  リテラ


「まるで安倍官邸が『天皇封じ込め』のために、刺客を送り込んだような人事だ……」

 こうつぶやいたのは、元宮内庁詰めのベテラン記者。宮内庁は9月23日、風岡典之長官が26日付で退任し、山本信一郎次長が長官に昇格、後任の次長に内閣危機管理監だった西村泰彦氏(第90代警視総監)を充てる人事を発表した。宮内庁長官は通常、70歳の節目に交代し、次長が昇格する。風岡氏は今月70歳を迎えたのでその意味では通例通りのようにも見えるが、先のベテラン記者はそうではないと言う。

「通例という意味では、宮内庁幹部の異動は春に行われるというのが通例です。風岡さんも来年3月までは長官を務められると誰もが思っていた。この人事はどう見ても異常です。西村さんの次長就任も極めて異例で、警察官僚が就くのは22年ぶり。次長はまさしく『次』の宮内庁長官ですから、事務次官経験者がどこかの省の顧問などを務めてから就任するのが普通です。官邸のバリバリの危機管理監から直に宮内庁入りというのは聞いたことがない。生臭すぎる」

 生臭いどころではない。これは明らかに安倍官邸による「生前退位」問題への“報復人事”だった。その辺の事情をズバリ書いたのは、9月25日付の時事通信だ。風岡長官の退任が早まった理由について、「お気持ち表明に関し、誰かが落とし前をつけないと駄目だ」という政府関係者のコメントを紹介していた。

 たしかに、今年7月、NHKが天皇の「生前退位の意向」をスッパ抜いた際、官邸はこの動きを事前にまったく知らされておらず、「宮内庁の幹部のリーク以外にありえない、いきなり報道でぶつけてくるとは何事か」と激怒していた。その後、天皇自身による「お気持ち」の表明があった後も、官邸周辺からは「(宮内庁は)陛下が思いとどまるよう動くべきだった」(時事通信)、「宮内庁が政府の一員として動いているかどうか分からないところがある」(朝日新聞)といった声が上がるようになっていた。

 しかし、この間の生前退位をめぐる官邸と宮内庁の舞台裏を取材してみると、これは完全に八つ当たりとしか思えない。怠慢なのはむしろ安倍官邸のほうだからだ。

 実は、天皇は2010年頃から生前退位の意向を口にしており、宮内庁も2014年頃に官邸に非公式で生前退位の検討を要請していた。しかし、安倍官邸はこのとき要請に取り合わず、握り潰してしまっていたのだ。

 当時、要請を握り潰したのは、風岡長官の官邸サイドのカウンターパートで、“官邸の情報将校”の異名をもつ杉田和博官房副長官(元内閣危機管理監)だったと言われる。

 杉田氏は1966年東大法学部卒業後、警察庁に入庁。ほぼ一貫して警備・公安畑を歩み、警察庁警備局長を務めた公安のエリートだ。1997年から内閣情報調査室長を務め、2001年1月に初代内閣情報官、同年4月に内閣危機管理監になるのだが、この時の官房副長官(政務担当)が安倍晋三だった。そして、2012年の第2次安倍内閣誕生とともに杉田氏は官房副長官(事務担当)として官邸入り。以後、日本のインテリジェンスの中枢を牛耳る存在として、官邸に君臨している人物だ。

「安倍首相が側近に公安警察出身者を配置し、公安情報を使って謀略政治を展開しているのは有名な話ですが、その元締め的存在が杉田さんです。外交のための情報収集からマスコミ対策、野党対策、反政府活動の封じ込めまで一手に仕切る一方で、官邸に優秀な公安人脈をどんどん集めてきた。首相の右腕と言われる北村滋内閣情報官も元々は杉田さんの部下で、杉田さんの強い推薦があったと言われています。官邸では菅官房長官も一目置く存在で、政権の最大の要ともいう声もあるほどです」(全国紙政治部デスク)

 その杉田官房副長官は、2014年頃、風岡宮内庁長官から天皇が生前退位の意向をもち、かなり意思が固いこと、15年の誕生日記者会見でその「お気持ち」を表明する希望があることを伝えられていた。ところが、杉田官房副長官は憲法上、退位の自由が認められていないことを盾にこの要請を一蹴。風岡宮内庁長官に対して公務負担の軽減などで乗り切れ、と突き放し、15年末のお気持ち表明の計画も潰してしまったのだという。

「もちろん、杉田官房副長官は事前に安倍首相、菅官房長官に相談もしていたはず。検討拒否は、その意向を受けてのことです。ようするに、官邸は天皇陛下を甘く見ていたんですよ」(前出・元宮内庁ベテラン記者)

 実際、天皇の意思の固さは想像以上だった。この官邸の冷たい姿勢に、天皇の周辺は逆に「もう時間がない」「このままでは陛下の意向が官邸によってなきものにされてしまう」と危機感を募らせ、その結果、NHKのスクープとお気持ち表明という強硬手段に出ざるをえなくなったのだ。

 ところが、官邸はこの天皇の身を賭した訴えに対して、逆に激怒し、報復に出た。菅官房長官と杉田官房副長官は、天皇の意向を尊重し、安倍官邸の思惑に反する行動をとったとして、風岡宮内庁長官のクビをすげ替える人事を断行。時事通信に「お気持ち表明に関して、誰かが落とし前をつけないと駄目だ」とコメントした「政府関係者」も杉田官房副長官だと言われている。

 しかも、連中が考えているのは、たんなる報復だけではなかった。それがよくわかるのが、冒頭で紹介した内閣危機管理監の西村泰彦氏の宮内庁次長抜擢だ。

 西村氏は東大法学部卒、1979年に警察庁に入庁した。2013年1月には警察官僚としては警察庁長官に次ぐナンバー2の警視総監に就任するが、わずか1年弱で退官し、14年2月から内閣危機管理監に就任する。これまた、杉田副長官の推薦で安倍首相が「一本釣り」したと言われている。

「今回の人事も杉田官房副長官主導で進められた。西村氏はもともと警視庁の広報課長もやっており、マスコミにも太いパイプをもっている。この間も杉田官房副長官の手足となって、官邸でマスコミ対策も担っていた。その人脈を使って、マスコミをコントロール。天皇サイドからの情報リークの動きをあらかじめ潰そうという意図もあるのでしょう」(全国紙政治部デスク)

 さらに、西村氏の最大のミッションはズバリ「陛下のご意向潰し」だ。安倍政権にとって皇室典範の改正によって天皇の「生前退位」を認めることはもってのほかだ。なぜなら、安倍政権の支持母体である日本会議はじめとする右派の皇室観に反するからである。天皇の意向が表面化してからというもの、安倍応援団である日本会議系の学者が入れ替わり立ち替わり天皇批判を繰り返しているのは周知のとおりだ。

 政権維持のためには、天皇自身の意思を踏みにじってでも、右派勢力の意志には従わなければならない。そこで、安倍首相が着々と進めているのが、特別措置法によっていまの天皇に限って「生前退位」を認める方針だ。宮内庁人事が発表されたのと同じ23日、政府はこの問題を検討する有識者会議のメンバーを発表した。議論をまとめる座長には今井敬・経団連名誉会長が就く見通しだという。今井氏は、首相の側近中の側近といわれる今井尚哉政務秘書官の叔父で、安倍首相とも頻繁に会食を重ねている。

「有識者会議のメンバーを見ても、安倍首相に近い人脈ばかりで、皇室問題の専門家はひとりもいない。明らかに官邸の思惑通りの提言を出させようというのがみえみえです」(前出・全国紙政治部デスク)

 そしてこの有識者会議の事務局には、前述の西村氏が宮内庁を代表して参加する。つまり、有識者会議の議論もすべて官邸のコントロール下に置き、特措法での対応を既成事実化しようという魂胆なのだ。しかし、これは明らかに天皇の意思にも反する行為だ。国民世論にも逆行している。例えば、朝日新聞が9月に実施した世論調査では、91%の人が「生前退位」に賛成し、そのうち76%が「今後もすべての天皇が退位できるようにするのがよい」と答えている。

 実は、こうした天皇と安倍首相の暗闘はいまに始まったことではない。安倍は過去にも警察官僚を使って天皇の意向を握り潰そうとしたことがある。小泉純一郎政権末期の2005年、首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」が「女系天皇」も認める報告書を取りまとめた。将来にわたる天皇制の維持を心配する天皇自身の意思を当時の小泉首相がくみ取ったものだと言われ、小泉首相は本気で皇室典範改正を考えていた。しかし、当時官房長官だった安倍氏は「男系男子」にこだわり、なんとか小泉首相を翻意させようと躍起だった。そのとき安倍氏の手足となって暗躍したのが、当時警察庁長官だった漆間巌氏だったと言われる。

 漆間氏は、第1次安倍政権発足後も安倍に乞われて警察庁長官として居座った。安倍政権の下で漆間氏は「北朝鮮への圧力を担うのが警察の役割」などと公言し、朝鮮総連関連など「北朝鮮が嫌がる捜査」に血道をあげた。『日本の公安警察』(講談社現代新書)の著書があるジャーナリストの青木理氏は一連の漆間氏の振る舞いを、かつての特高警察を彷彿とさせる“政治警察宣言”にも等しいと喝破している。

 そして、安倍もこの時、警察を使って政治を動かす不健全な権力運営に目覚めたのではないか。事実、これ以降、政敵や野党幹部のスキャンダルを内閣情報調査室や公安警察を使ってかき集め、メディアにリークするというのが、政権の常套手段となった。最近では、民進党代表選で浮上した蓮舫議員の二重国籍問題なども内調のリークだといわれている。

 いずれにせよ、安倍政権にとっての警察は国民の命と安全を守る組織ではなく、国民を監視・支配するための道具なのだ。

 そう考えると、今回の宮内庁人事もその一環、とみたほうがいいかもしれない。安倍政権に逆らう者をひとくくりに「敵」とみなし公安警察を使って監視する、その対象を天皇周辺にまで広げたということではないか。

 これは決してオーバーな話ではない。安倍はおそらく、憲法遵守の姿勢を鮮明にする天皇を、自分の野望を阻む最大の「敵」だと考えているはずだ。これから先、天皇は生前退位にとどまらず、公安警察出身の新しい宮内庁次長によってあらゆる民主主義的な発言を封印されてしまうことになるかもしれない。

(エンジョウトオル)



http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/576.html

記事 [政治・選挙・NHK213] ≪画期的≫ネット上のヘイトスピーチを「人種差別」と認定!都知事選立候補の桜井誠氏に賠償命令!まとめサイト「保守速報」も…
【画期的】ネット上のヘイトスピーチを「人種差別」と認定!都知事選立候補の桜井誠氏に賠償命令!まとめサイト「保守速報」も2200万円の損害賠償を求められ裁判中!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/22502
2016/09/28 健康になるためのブログ




http://www.huffingtonpost.jp/2016/09/27/zaitoku-sakurai-discrimination_n_12210876.html?ncid=engmodushpmg00000004

ネット上の民族差別発言で精神的苦痛を受けたとして、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)と、元会長の桜井誠(本名・高田誠)氏に対し、フリーライターで在日韓国人の李信恵(リ・シネ)さん(45)が計550万円の損害賠償を求めていた裁判で、一審・大阪地裁の増森珠美裁判長は9月27日、人格権の侵害を認め、在特会側に計77万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

産経WESTによると、判決は在特会を「在日朝鮮人を日本から排斥することを目的に活動する団体」と認め、会長だった桜井氏の発言が「在日朝鮮人への差別を助長、増幅させる意図で行われた」として、日本が加入する人種差別撤廃条約に違反すると認定した。


http://www.sankei.com/west/news/160927/wst1609270049-n1.html

判決理由で増森裁判長は、在特会会長だった桜井氏がネット動画やツイッターで、李さんのことを「朝鮮ババア」「差別の当たり屋」などと表現し、名前とかけて「ドブエ」と連呼したと指摘。「社会通念上許される限度を超える侮辱行為で、原告の人格権を侵害した」と批判した。

李さんは、まとめサイト「保守速報」に対しても、「朝鮮半島に帰れ」といった書き込みをまとめたブログ記事を掲載したとして2200万円の損害賠償を求めて裁判で争っている。



以下ネットの反応。


























極めてまともな判決ですし、ネットでの書き込みにもヘイト(人種差別)が認められたことは画期的です。

どこの国にも変な人もいればまともな人もいるのは当然ですが、それをひとまとめにして「あの国の人は全員ダメなやつだ」なんて言うバカな発言はダメという事ですね。僕だってネトウヨと一緒にされて「日本人は差別主義者ばかり」と言われるのはイヤです。

今まで軽い気持ちで差別をしていた人たちは、考え直して早く辞めるべきです。




http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/577.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 委員会報告はペーパー1枚だけ…豊洲“元凶”は都の隠蔽体質(日刊ゲンダイ)
             ポーズだけ(岸本市場長・右はペーパー1枚の資料)/(C)日刊ゲンダイ


委員会報告はペーパー1枚だけ…豊洲“元凶”は都の隠蔽体質
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190661
2016年9月28日 日刊ゲンダイ


 こんなことで全容解明ができるのか。27日行われた都議会の「経済・港湾委員会」。言うまでもなく、主な議題は「豊洲市場」の問題だったのだが、新たな進展も情報もゼロ。直前の理事会は紛糾し、委員会の開始が1時間20分も遅れる波乱の幕開けとなった。

「どうなってるんだ!」。委員会の開始予定時刻の午後1時になっても、都議が議場に姿を現さない。そんな異常事態に傍聴人から怒声が飛んだ。

 委員会の開始が遅れたのは、直前に行われた理事会が終わらなかったからだ。原因は、都側が「豊洲市場」に関する情報を出し渋ったことだ。民進党や共産党が繰り返し、関連資料の開示を求めていたにもかかわらず、都はノラリクラリ。やっと出してきた追加資料は、既に公表されていた「水質調査と空気測定の結果」だった。野党都議はこう憤る。

「信じられない話ですが、当初、都は議会に『豊洲市場の移転延期』だけを説明する予定でした。それが委員会の2日前に分かって都側と大モメになり、スッタモンダの末に『盛り土問題』についての説明を入れさせたのですが、示された資料はA4判のペーパー1枚だけ。これでは、何も分かりませんよ。議会、ひいては都民をバカにしている。このため普通は5、6分で終わる理事会が紛糾したのです。追加で示された資料は既に都のホームページで公表されているもの。これだけ問題になっているのに、都は新しい情報を開示しようなんて気はサラサラないのです。追及すると、『我々は市場問題プロジェクトチーム(PT)の調査対象になっているため、勝手に判断して資料を出せない』という。“隠蔽体質”は全く変わっていません」
  
 岸本良一市場長は委員会で「全庁をあげて調査しており、早期の原因解明へ、意識改革、意思疎通を良くしていきたい」と殊勝に頭を下げていたが、冒頭からこの調子なのに“意識改革”なんてできるはずがない。共産党の可知佳代子都議はこう言う。

「都はこれまでの議会で、盛り土をしていないのに『している』と虚偽の説明を続けてきた。これは“罪”です。(強い調査権限のある)百条委員会を設置して、真相を徹底的に追及していくしかないと思っています」

 特権意識にベッタリ張り付いた都庁役人の意識をブチ壊さない限り、「伏魔殿」の内側は見えない。   





森下 和三
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100003517085436&story_fbid=960476154079612
ヤル気なし。ここももんじゅの体質。日本人のこころはどこへ行ってしまったのですかね

















http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/578.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 核ミサイルは防げるのか(週刊実話)
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 核ミサイルは防げるのか
http://wjn.jp/article/detail/6520062/
週刊実話 2016年10月6日号


 9月9日、北朝鮮が5度目の核実験を強行した。北朝鮮は、今回の核実験によってミサイルに搭載可能な核弾頭の開発に成功したと主張しており、米国もその可能性を認めている。

 また、その核実験に先立つ9月5日には、北朝鮮がノドンとみられるミサイル3発を、ほぼ同時に北海道・奥尻島沖の排他的経済水域(EEZ)に撃ち込んだ。

 日本が北朝鮮からの核ミサイル攻撃の脅威にさらされたことが確実になる中で、政府はミサイル防衛システムの強化を打ち出している。例えば、複数のミサイルが飛んできたら、いまのイージス艦の数では迎撃できないから、増強が必要だと言うのだ。

 しかし、事態を冷静に考える必要がある。いまの日本のミサイル防衛は、大気圏外まで打ち上がったミサイルをイージス艦から発射するSM-3で撃ち落とすのと、それが不調に終わった場合に、大気圏に再突入してきたミサイルを地上からPAC3で撃ち落とすという二段構えだ。

 しかし、北朝鮮が撃ったミサイルが、日本に着弾するまでの時間は10分たらずだ。その時間でSM-3による迎撃が本当にできるのだろうか。

 例えば今年6月、日米韓3カ国が、北朝鮮のミサイルを迎撃するための初の合同軍事演習を行った。日米が行ってきたミサイル防衛分野の訓練に韓国が加わったのは初めてだが、行った場所はハワイ沖で、ミサイルの脅威にさらされている日本海ではないのだ。

 一方、PAC3の方は、もともと射程距離が20キロ程度しかない。重要拠点を守るための迎撃ミサイルなので、このミサイルで広範囲を守ることは、もともと不可能なのだ。しかも、核弾頭が搭載されたミサイルにPAC3を使用できるかどうかも疑わしい。迎撃すれば、放射能を拡散させてしまうからだ。

 さらに問題なのは、そもそも政府と自衛隊は、今回のミサイル発射を即座に認知できていたのかということだ。

 北朝鮮のミサイル発射は、発射直後に「早期警戒情報伝達システム」を通じて、在日米軍から防衛省に連絡が入ることになっている。今回それがあったのかどうかは、明らかになっていない。少なくとも、着弾のリスクがあった北海道民には、何ら警告が与えられていないのだ。もし、発射探知ができないのであれば、いくら迎撃態勢を強化しても無意味なことは明らかだろう。

 いまの時点でミサイル防衛が十分できないのであれば、必要な対策はたった一つ。北朝鮮に撃たせないようにすることだ。

 政府は、今回の核実験を受けて、北朝鮮への経済制裁を強化するという。しかし、これまでの厳しい制裁が効果を発揮していない理由は、中国と北朝鮮の間で密貿易が行われていること、そして北朝鮮の資金調達を可能にしているタックス・ヘイブンの存在だ。

 だから、中国と丁寧な外交をする中で、北朝鮮への圧力を高めてもらうことと、タックス・ヘイブンへの資金流出を徹底して封じ込めることが必要なのではないか。

 戦後の日本は、防衛費の負担が比較的小さかったことで高度成長を可能にしたと言われる。ここで安易に防衛費を増やせば、北朝鮮の思うつぼだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/579.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 歓喜の総立ち拍手は例のごとく台本通りで、カンペ付き(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/09/post-ac78.html
2016-09-28


秋の臨時国会で、安倍首相の所信表明演説は、安倍首相自ら
が拍手をし(これ本当に気持ちが悪い、まるで安倍ジョンウン)、
議員にも拍手を促していたが、あれは作られたものだった。

要は、台本通りだったという事だ。



偉そうに時代がかった演説をしていたが、すべて誰かの書いた
作文だったか。。。

所信表明演説時の安倍首相の姿がテレビに出て、原稿がちら
っと映ったが、やけにデカい字だったことだけは記憶に残ってい
るが、またまたあんちょこ頼りだったとはね。

今回の台本騒動で、去年、安倍首相が米国議会で、英語での
スピーチをしたが、英語の原稿に日本語で”顔を上げ、拍手促
す”とか、”次を強く”などと書かれてあって、それがバレた時の
事を思い出してしまった(笑)



結局、どこに行ってもルビは付き物、その上”ここで水を飲む”
とか、”ここで拍手”とか、タレント顔負けの台本が必ず必要だ
という事か。。。。。

安倍マリオではなく、安倍マリオネットってか?(笑)




http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/580.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 日本に良いのはトランプそれともクリントン?ー(植草一秀氏)
日本に良いのはトランプそれともクリントン?ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp595o
28th Sep 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


11月8日に投票日を迎える米国大統領選。

勝敗の行方を左右する3回のテレビ討論の第1回が9月26日に実施された。

日本時間では9月27日午前10時から行われた。

主要メディアの論評はクリントン氏優勢としたが、この情報を鵜呑みにしない方が良い。

主要メディアは明確にクリントン支持のスタンスを取っている。

メディアは米国を支配する支配者の広報機関である。

今回選挙ほど、メディアが2名の候補者に対する支持・不支持を鮮明に打ち出している例は過去にない。

その理由はトランプ候補が「異質」であるからだ。

「異質」という意味は、

米国の支配者にとってトランプ氏が選出されてはならない候補者であるからだ。

トランプ氏の切込みに対して、クリントン氏は笑顔を絶やさずに切り返した。

このことから、評点はクリントン氏優位に傾いたが、今回大統領選で浮上しているのは、

既存の権力層が市民の素朴な疑問に真摯に答えないことに対する市民のいら立ちなのである。

クリントン陣営にはこの点に対する認識が不足していると見られる。

「討論に買って勝負に負ける」

結果がもたらされる可能性は低くないと思われる。


大統領選の情勢をリアルタイムで伝えている

Real Clear Politics

http://www.realclearpolitics.com/

の最新調査結果は、

クリントン支持  46.7

トランプ支持   44.3

となっている(9月27日現在)。

クリントン候補が2.4ポイントリードしている。

しかし、米国大統領選の勝敗は単純な支持率で決まらない。

州ごとに投票結果が集計され、ほとんどの州が選挙人の「総取り」方式を採用しているため、

接戦州の勝敗によって結果が左右される。

投票総数が多くても敗北するというケースもある。

上記” Real Clear Politics”は、州ごとの情勢も発表している。

9月27日時点の情勢は、

クリントン氏が優位に立っている州の選挙人数合計が188

トランプ氏が優位に立っている州の選挙人数合計が165

接戦州の選挙人数合計が185である。


8月8日時点の数値は

クリントン氏が優位に立っている州の選挙人数合計が233

トランプ氏が優位に立っている州の選挙人数合計が154

接戦州の選挙人数合計が151だった。

クリントン氏が優位を保っていた州でクリントン優位が崩れ、接戦に転じている。

9月27日段階で接戦州の選挙人数合計が185あり、接戦州の情勢如何で選挙結果はどちらにでも振れる。

フロリダ     29
ペンシルバニア  20
オハイオ     18
ジョージア    16
ミシガン     16
ノースカロライナ 15
バージニア    13
アリゾナ     11
ミネソタ     10
ウィスコンシン  10

などが接戦州になっている。

ワシントンがすべてを決める米国政治

ウォールストリートに支配される政治

に対する反発が米国全体に広がっている。

トランプ氏の場合、イスラムやメキシコ系住民への過激発言で得票を減らす部分があるが、

白人労働者層の支持が強い。

クリントン氏がトランプ氏の指摘に対して、

「上から目線」の「批判に正面から向き合わない」スタンスでの対応を維持する場合、

上記の接戦州でのとりこぼしを重ねる可能性がある。

トランプ氏選出の可能性は依然として低くないと見ておくべきだろう。

日本にとってクリントン氏とトランプ氏のいずれが大統領に選出されることが良いのかを考えておくべきだ。

日本のメディアも明確にクリントン支持のスタンスを採用している。

その理由は、クリントン氏が

グローバリズム

を推進しているからである。

グローバリズム

とは、

少数の巨大資本による世界市場支配計画

のことだ。

少数の巨大資本は日本政府をも支配下に置き、日本市場からの収奪を加速する計画を有している。

この支配下にある日本の政権が安倍晋三政権である。

グローバリズムの直接支配下に置かれた政権が

小泉政権と

第2次・第3次安倍政権

である。

グローバリズムを推進しているのが強欲巨大資本=ハゲタカであり、

ハゲタカが現時点で最重要施策に位置付けているのが

TPP

である。

日本をTPPに組み込み、日本を完全収奪する。

これがハゲタカの最重要課題である。

米大統領選ではトランプ氏がTPP拒絶を明確にしている。

クリントン氏はTPP反対に転じたが、正体を隠している。

大統領に選出されれば、TPPを修正してTPP批准に進むと見られる。

安倍首相はTPP再協議に応じないとしているが、安倍氏の約束はまったく信用できない。

過去の「実績」を踏まえれば、安倍氏の言葉を信用することはまったくできない。

「信用して裏切られる」場合、信じた方に非があると言われて誰も反論できない状況だ。


だから、日本がこの臨時国会でTPPを批准することは

「売国行為そのもの」

である。

TPP最終合意文書が日本語で用意されていないことが、ものごとの本質を端的に示している。

日本がまったく重視されていない。

尊重されていない。

この失態を招いたのは安倍晋三政権である。

日本の国会に承認を求めるなら、まずはTPP最終合意の日本語正文を用意するべきだ。

米国はTPPの修正なくしてTPPを批准しない。

その修正内容も明らかでない現時点で日本が拙速にTPPを批准する理由は皆無なのだ。


トランプ氏はTPP拒絶を明確にしている。

この一点だけを捉えても、トランプ氏の当選が日本の国益に適う。

また、トランプ氏は駐留米軍の費用すべてを日本が負担しないなら、

日本から米軍を撤退させることを示唆している。

敗戦から71年も経過してなお、米軍が日本占領を続けている。

「米国が引き上げる」

と言うのだから、これは

「渡りに船」

以外の何者でもない。


米国を支配する強欲巨大資本=ハゲタカにとって、

トランプ氏の大統領就任は絶対に容認できない事象なのだ。

だからこそ、トランプ氏が攻撃を受けている。

しかし、日本の本当の国益を考えるなら、トランプ氏の大統領選出は歓迎すべきことである。

日本は米国、中国、ロシアとの友好関係を強化して、日本の安全保障の確保に努めるべきである。

英国では主権者がEU離脱を決めた。

これもグローバリズムに対する明確な反旗であった。

巨大資本はうろたえたが、英国民は英断を下した。

米国民もハゲタカ強欲資本が推進するグローバリズムに反旗を翻す可能性がある。

それは、世界の新しい時代幕開けの宣言を意味することになる。


http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/581.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 12億円で豊洲を設計 全貌知る「日建設計」は議会で説明を(日刊ゲンダイ)
       


12億円で豊洲を設計 全貌知る「日建設計」は議会で説明を
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190660
2016年9月28日 日刊ゲンダイ


  
   全貌は明らかになるか(C)日刊ゲンダイ


 小池百合子氏が東京都の知事に就任してから初の都議会が28日、開会する。注目はもちろん、問題続出の「豊洲市場」の真相解明だ。

 都は有識者によるプロジェクトチーム(PT)を立ち上げて「豊洲市場」の検証作業を始めたが、事実経過が明らかにならなければ、責任の追及も難しく、今後の防止策も立てようがない。このため、都議会の共産党や民進党などはPTと並行し、問題の徹底調査に乗り出す方針を示している。

 石原慎太郎元知事や歴代の市場長ら関係者を参考人招致する案が浮上しているが、都の事情聴取に対する関係者の受け答えを見る限り、実現してもはぐらかされるのがオチ。ならば、ガチガチの“張本人”を招致するべきだろう。豊洲市場の基本、実施の両設計を担当した「日建設計」だ。

「豊洲市場かく創れり」。今年6月25日、豊洲市場の設計・施工に関わった業者が一堂に会したシンポジウムが、都内で開かれた。来賓で出席した都の岸本良一市場長の挨拶に続き、設計監理を担当した日建設計のI氏は誇らしげにこう語った。

「豊洲市場をデザインすることは、都市をデザインすること。短冊状の屋根の帯を造り、大きな屋根を単調にしない工夫をした」

 今となっては、ナゾの地下空間に加え、耐震性などの問題も浮上している建物の「デザイン」もヘッタクレもないが、自信満々に設計内容を説明していたのだ。都議会に参考人招致されれば、設計書が変遷された経緯について、昨日のことのように詳述するだろう。

 本来なら、都議会に呼ばれなくても自ら説明に出向くのが筋だが、日建設計は「守秘義務」を理由に、何も明らかにしていない。しかし、過去の都議会の議事録を読むと、同社は都から豊洲市場の基本、実施設計を特命随契で委託され、12億7000万円ものカネを手にしている。巨額の血税が投じられた以上、社会的な責任として積極的に説明する義務はあるはずだ。

 日刊ゲンダイの取材に対し、日建設計は「現時点ではお答えできないが、PTの調査には協力する」(広報担当)と回答。一刻も早くコトの全貌を明らかにするべきだ。













http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/582.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 「革新的大学」スタンフォード首位維持、日本は16位東大が最高=調査 
「革新的大学」スタンフォード首位維持、日本は16位東大が最高=調査
 9月28日、ロイターがまとめた2016年の最も革新的な大学ランキング(100校)で、米スタンフォード大学が首位を維持した。写真はカリフォルニア州のキャンパス、2014年5月撮影(2016年 ロイター/Beck Diefenbach)
 9月28日、ロイターがまとめた2016年の最も革新的な大学ランキング(100校)で、米スタンフォード大学が首位を維持した。写真はカリフォルニア州のキャンパス、2014年5月撮影(2016年 ロイター/Beck Diefenbach)
[28日 ロイター] - ロイターがまとめた2016年の最も革新的な大学ランキング(100校)で、米スタンフォード大学が首位を維持した。米国の大学が100校中46校と、最も多くランクインした。トップ10では8校が米国の大学だった。

今年で2年目となる「ロイター・トップ100」は、特許の出願件数、論文での被引用回数などの項目を調査。それによると、2位と3位も前年と同じく米マサチューセッツ工科大学(MIT)と米ハーバード大学が選ばれた。アジアで最もランキングが高かったのは韓国科学技術院(KAIST)の6位で、欧州の最高位はルーヴァン・カトリック大学(ベルギー)の9位。

日本の大学は、100校中9校がランクインし、国別では米国に次いで最多となった。東京大学が16位、大阪大学が21位、京都大学が29位、東北大学が31位、東京工業大学が43位、慶応大学が48位だった。

国別の3位はフランスと韓国の8校。続いてドイツ(7校)、英国(5校)、スイス、ベルギー、イスラエル(各3校)、デンマーク、中国、カナダ(各2校)、オランダ、シンガポール(各1校)となった。
http://jp.reuters.com/article/university-innovative-reuters-idJPKCN11Y0TB
http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/583.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 北方領土「2島先行返還」は本当なのか 鈴木宗男氏、安倍首相「大きな決断」を明言(J-CASTニュース)
               日本外国特派員協会で会見する鈴木宗男氏


北方領土「2島先行返還」は本当なのか 鈴木宗男氏、安倍首相「大きな決断」を明言
http://www.j-cast.com/2016/09/28279244.html?p=all
2016/9/28 18:31 J-CASTニュース
              

新党大地の鈴木宗男代表(68)は2016年9月28日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見し、2016年11月と12月に相次いで予定されている日ロ首脳会談で、安倍晋三首相が北方領土問題について「大きな決断」をし、プーチン大統領も「必ず答えてくれる」との見方を語った。

鈴木氏は「平和条約 『4島帰属』前提とせず」と報じた読売新聞の記事の確度も高く評価し、いわゆる「2島先行返還」で事態が前進することを念頭に置いていることを示唆した。


■安倍首相と8か月間で6回にわたって会談

安倍首相は9月2日にロシア極東のウラジオストクでプーチン大統領と会談したばかり。これに加えて、11月19、20 日にペルーのリマで行われるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会合でも顔を会わせ、12月15日に来日するプーチン大統領と安倍首相の地元・山口県でも会談が予定されている。

鈴木氏は北海道出身の政治家として、北方領土問題も含めてロシア関係の人脈に強い。安倍首相とは15年12月末から16年8月末にかけて6回にわたって会談しているほか、9月27日に都内で行われた鈴木氏と長女の鈴木貴子衆院議員のパーティーには、安倍首相も参加するなど、頻繁に顔を会わせる関係で、北方領土問題でも意見交換をしているとみられている。鈴木氏は

“「今、大事な時期なので、安倍総理の足を引っ張るような、中身の話は避けさせていただきたい」

と会談の中身については明言を避けたものの、北方領土問題について、かなり突っ込んだ意見交換をしていることをうかがわせる会見だった。鈴木氏は会見の中で、16年11月と12月の首脳会談について

“「必ず安倍総理は、日本の総理として、国益の観点から、北方領土問題は『このラインで進めていきたい、解決していきたい。是非とも大統領、ご理解いただきたい』という、大きな決断をしてくれるし、なされるものだと信じている。安倍総理の提案に、プーチン大統領は必ず答えてくれるものだと思っている」

として、安倍首相がロシア側に何らかの提案をするとの見方を示した。その上で、安倍首相が「この北方領土問題を解決して、ロシアと平和条約を結ぶのが日本の国益に資するというお考えを持っていると思っている」とも話した。


■読売記事「それなりに裏付けをとっての報道と受け止める」

鈴木氏が念頭に置いている安倍首相の「提案」の内容は必ずしも明らかではないが、読売新聞が9月23日の1面トップで報じた記事がひとつのヒントになりそうだ。記事は、

“「北方領 2島返還が最低限 政府、対露交渉で条件」
「平和条約 『4島帰属』前提とせず」

の見出しで、

“「政府は、ロシアとの北方領土問題の交渉で、歯舞群島、色丹島の2島引き渡しを最低条件とする方針を固めた。平和条約締結の際、択捉、国後両島を含めた『4島の帰属』問題の解決を前提としない方向で検討している」

などと伝えている。この記事について、鈴木氏はブログで、

“「天下の読売さんの記事なので、それなりに裏付けをとっての報道と受け止める時、安倍総理への期待が高まるものである」

などと肯定的に受け止めていた。

ただ、菅義偉官房長官は9月23日午前の会見で

“「まったく、そうした報道のような事実はない。これは明確に断言をしておきます。政府としては、4島の帰属の問題を解決して平和条約を締結する、その基本方針は変わっていない」

などと報道内容を否定している。


関連記事
北方領土問題 米大統領交代の権力空白タイミングを見計らう(週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/506.html

森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 北方領土返還の好機(週刊実話)
http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/301.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/584.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 膨張する五輪予算も大ナタ “小池五輪”に組織委は戦々恐々(日刊ゲンダイ)
           


膨張する五輪予算も大ナタ “小池五輪”に組織委は戦々恐々
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190662
2016年9月28日 日刊ゲンダイ


  
   どこまで切り込めるか(C)日刊ゲンダイ


 豊洲市場の次は東京五輪が標的に――。小池東京都知事が本部長を務める都政改革本部の調査チームは29日、2020年東京五輪関連の都の予算について中間報告を行うが、その衝撃の内容が明らかになった。

 調査チームが問題にしているのは、都が整備する五輪8施設のうち、水泳会場の「アクアティクスセンター」(江東区・整備費約683億円)、カヌー・ボート会場の「海の森水上競技場」(東京湾中央防波堤・同約491億円)、バレーボール会場の「有明アリーナ」(江東区・同約404億円)の3施設。

 アクアティクスセンターは観客席の縮小または近くにある「東京辰巳国際水泳場」を改修して対応。海の森水上競技場は埼玉県や宮城県の既存のボート場に移す。有明アリーナは都外施設への移転または規模を縮小するなどと提案している。

 五輪招致時は1538億円だった都の整備費が一時は4584億円に膨張。その後、整備費の見直しが行われ、2014年1月に2241億円に圧縮された。しかし、都はその裏で、圧縮によって足りなくなった整備費用のうち約232億円を他の部局の予算に付け替えていたことが分かっている。この一件も追及されるものとみられる。

 また、都は公益法人の五輪組織委員会に約60億円を拠出しており、拠出割合は97.5%に上る。組織委の職員約730人のうち33%が都から派遣されている。こうした実態がありながら、組織委は都が指導監督が及ぶ監理団体に指定されていない。

 調査チームは、組織委の運営費がスポンサー収入などで賄えず、赤字になった場合は国と都が公費で補填するとの取り決めを問題としており、組織委を監理団体に指定することを小池都知事に提言する。組織委がこれに応じない場合は、拠出金の返還請求も辞さない構えだ。

 豊洲問題で世論の支持を集める小池知事が、最終的に2兆円超に膨らむと見込まれる東京五輪予算の闇にもメスを入れる。安倍マリオや組織委の森喜朗会長は「このままでは“小池五輪”になってしまう」と戦々恐々に違いない。




http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/585.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 監視してください  山本 太郎
監視してください
http://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-12204479026.html
2016-09-28 19:11:00 山本太郎オフィシャルブログ 「山本 太郎の小中高生に読んでもらいたいコト


この国会から、皆さんに監視して戴く事が1つ増えた。


「資源エネルギーに関する調査会」だ。


会の名前からはわからないが、この調査会での調査は、

原子力事故に関する事も含まれる。

原子力問題をコンスタントに審議する場が、

この調査会に集約されてしまった、って事。

この動きによって国会審議での、原子力問題の、

矮小化・風化に向かう事を懸念しています。

これまで、原子力問題は、

「東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会」の中で、

復興問題と原子力問題、交互に審議が行なわれてきました。


ここにも問題はありました。

復興問題も原子力事故問題も、審議されなければならない問題が山積み。

重要法案と同じくらいの時間を国会毎に話し合われる事が重要なはず。


本来は、それぞれ別の委員会で丁寧に審議されるべき話なのに、

復興及び原子力問題特別委員会、と一本化してしまった。


復興、復興とお経のように唱えられる一方、

同時進行でオリンピックなどに力を注ぐ片手間っぷりにより、

復興したとは言えない現実がハッキリと目の前にあり、

「原子力緊急事態宣言」は2011年から5年以上経った今も、

解除されていない程に、解決方法も判らない原発事故は進行中だ。


これ程の大問題をリンスinシャンプーみたいな事にするのは無理がある。

大前提として、別々に委員会を持つ事が必要だ。


だから、今回、これを2つに分けましょうね。と言う動きには同意できる。

ただ、振り分け先には気をつける必要があるだろう。

どう割り振ったのだろうか。

現実は、

復興問題はそのまま特別委員会に残し、原子力問題は調査会に移動となった。


原子力問題が移動した先は、

「資源エネルギーに関する調査会」


名称から「原子力」が消えた。

ここからして違和感があるのは、私が考え過ぎだからか?


復興・原子力が1つの委員会にされる、ずっと前。

原子力特別委員会の立ち上げ段階の話に戻る。


国会事故調査委員会の提言に基づいて衆議院・参議院に設置されたのが、

原子力特別委員会だった。


事故調は、16の提言の1つ目で、

「国民の健康と安全を守るために、規制当局を監視する目的で

国会に原子力に係る問題に関する常設の委員会等を設置する」

とした。


「常設」とあるのは、国会として、

恒久的にこの問題に取りかかる必要性を意味する。

直に片付く話じゃない、腰据えてやりなさいよ、のメッセージだ。

他にも提言の中には、専門家の諮問機関を作る旨なども書かれており、

常設の委員会等と諮問機関の両輪で、政府が履行するべき事のCheckと、

規制当局への監視を求める提言がなされていた。


だが、諮問機関は作られず、常設の委員会ではなく、

原子力問題特別委員会としてスタート。


その後、安倍政権下で復興問題と原子力問題は一緒にされ、そして今国会からは、

原子力問題は、「資源エネルギーに関する調査会」の中の調査項目になった。


これを前進と取るか、後退と取るのか。


できれば、ポジティブに受け取りたい。

調査会の理念をフルで発揮できれば、

原子力問題の抜本的解決に向けた動きが3年間に渡ってできるはずだ。


しかし、現在の調査会を見てみれば、あまりそれは期待できない。

(2016.4.8 参議院調査会に関する過去ブログ記事)
http://s.ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-12148170536.html


「国の統治に関する調査会」にしか属した事がない私が言うのは

あまりにも生意気で無知かもしれないが、

調査会は参議院の独自性そのモノなのだから、

誰が何と言おうと、この調査会がこの問題に対して爪痕を残す、

といった誇りや気概のようなものは感じられず、

優雅な消化試合的雰囲気で毎回、

参考人からご意見を有り難く頂戴する、と言った印象がある。

ちなみに、本調査会の進め方のレクチャーを受けたところ、


・調査会の開催は、会期後半に1回開催される
・午後1時から長くて3時間程


今国会中に開かれるのが、たったの1回???

舐めすぎじゃない?

始まる前からこのヤル気のなさ。

調査会の会長も理事も、調査会に出席する多くも、与党側だ。

政権与党に不利になるような、

張り切った議論や提案などが積極的に行なわれる事が難しいのは当然だ。

しかも毎年の報告書(中間報告2回)と最終年の最終報告書を本会議で報告するのだが、その内容は、与野党の合意のある内容が多い。

つまり、ここでも内容に手心を加えられる事になる。


だとすれば、原子力問題も他のエネルギー問題と混ざり合いながら、

マッタリと話し合われる場にされてしまい、

喧々諤々の議論が行なわれる場にはなりにくい。


それは、特別委員会でも同じかも知れないが、

自分の肌感覚として、今の調査会の方が、難しい気がする。


とは言っても、まだ始まっていない。

そして、原子力の名前を隠した、

「資源エネルギーに関する調査会」が、素晴らしいものになる可能性は充分にある。


それは、会長や理事、参加する議員たちが、この調査会を特別のものにする、

と言う気概があるか、ないか、で変わる。

それで全く違ったものになる。


まだ、会長も理事も決まっていないが、決まった段階で、

皆さんには、党派を問わず是非エールを送って戴きたい。


そして、調査会が始まったら、多くの人々に注目していただきたい。


予想を超える人々が注目する事により、議員の取り組み方、

調査会のあり方が変わっていくから。



http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/586.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 自公に解散風を吹かれて、バカにされ始めた野党第1党の民進。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201609/article_28.html
2016/09/28 21:04

臨時国会が始まったばかりなのに、もう自民党から、解散は来年1月にあるかもしれないと報道されている。今日、公明党の山口代表も、敢えて解散に言及して、首相の専権事項であり、いつ解散があってもいいように準備すると述べた。解散解散と言い出したのは、民進の新代表は組みやすいとバカにされているからだろう。

11月に、わざわざプーチン大統領を自分の地元の山口県に呼んで会談するというのも、意味深である。国民がアッと驚く2島返還があるかもしれない。安倍首相よくやったと思わせ、総選挙になだれ込むことは、狡猾な安倍政権では十分過ぎるぐらい可能性がある。

先日の生活の小沢代表の記者会見で、マスコミでは報道されていないが、重要なことが言われている。民進は、政権交代に関わる選挙では、共産などの野党と共闘しないという話が出て来て、生活側での真意を確認中だと述べた。役員会で議論し、正式に連絡をすると聞いており、小沢氏が相当不満そうに述べていた。

実質代表の野田幹事長ならありうる話であり、自公は野党の足元を見透かしているように思える。改憲に必要な3分の2は取れると見ているように思える。民進が自分たちだけで政権を取れるような幻想を抱いているようでは、これから十年以上自公政権が続くことを認識出来ていない。もう国民は、民進ではない、頼りになる野党勢力を作らなければならないと悟るべきである。


http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/587.html

記事 [政治・選挙・NHK213] なぜTPP批准を急ぐのか 安倍ポチ首相の正体と危うさ(日刊ゲンダイ)
     


なぜTPP批准を急ぐのか 安倍ポチ首相の正体と危うさ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190688
2016年9月28日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   誰のための政治なのか(C)日刊ゲンダイ


「米国が発効に向けた努力を続けるため、日本が国内手続きを前進させることが重要だ」

 安倍首相はこう言って、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認案を臨時国会で押し通す姿勢を見せている。

 27日の衆院本会議で行われた代表質問。民進党の野田幹事長らが、安倍政権が進めるTPPは「守るものを守り切れていない」と承認案への反対を表明したのだが、安倍は「厳しい交渉の中で国益にかなう最善の結果を得られた。国民との約束はしっかり守れた」と強弁し、「この国会でやらねばならない」と息巻いた。

 不思議なのはなぜ、そんなにTPPを急ぐ必要があるのかということだ。世界が注目する米大統領選は日本時間27日、初のテレビ討論が行われたが、民主党のクリントン候補も共和党のトランプ候補も、そろってTPPには反対の立場。日本が今国会で急いで批准したところで、次の大統領の意向で反故にされる可能性もある。

 しかも、これまでに明らかになった交渉結果は、日本にとって不利な内容ばかりだ。「国益にかなう結果」なんて大嘘もいいところで、「必ず守る」と大見えを切ったコメ、牛・豚肉など「聖域5品目」さえ守れなかった。農産物のみならず、妥結にこぎ着けることを最優先して、保険や知的財産の分野に至るまで譲歩に次ぐ譲歩を重ねたのが、日本の交渉姿勢だったとされる。

■どこまでも国益を差し出す不埒

 日本にとって不利な条件だらけの条約批准に、安倍がシャカリキになる理由が分からないが、TPP問題に詳しい東大大学院教授(農政)の鈴木宣弘氏はこう指摘する。

「クリントン候補の『TPP反対』は大統領選向けのポーズで、本音では賛成なのです。ただ、大統領就任後の議会運営や支持率を考えると、できればオバマ政権のうちにTPPは決着してほしい。そうすれば、自分は責任を負わなくて済みますからね。
   
 安倍首相はオバマ大統領のレガシーづくりに協力し、クリントンにも喜んでもらおうと、忠実なポチになって批准を急いでいる。驚くべきことに、米議会を納得させるため、日本側の譲歩が水面下でさらに進んでいるのです。駐米公使が『条文の再交渉はできないが、日本が水面下で米国の要求をまだまだのんで、米議会でTPP賛成派が増えるようにすることは可能だ』と漏らしたという話も聞きました。米国のためのTPPに邁進し、どこまでも国益を差し出そうというのだから、呆れて言葉もありません」

 今国会の会期は11月30日までで、わずか66日間だ。交渉を担当した甘利前経済再生担当相も、金銭スキャンダルで表舞台から姿を消してしまった。TPPは国民生活全般に影響が及ぶ重大テーマなのに、十分な審議ができるのか。

 ここへきて、米価格の「偽装問題」も浮上している。政府はこれまで、TPPで米国などからの輸入米が増えても、価格差はなく、国産米への影響はないと説明してきた。だが、政府が国家貿易で輸入する売買同時入札(SBS)米を、公表されている落札価格より安く取引する商慣習が横行していたことが明らかになってきた。そうなると、国産米より大幅に安い価格で市場に販売することも可能になる。嘘の説明で農家や国民を騙してきたわけで、この問題も時間をかけて審議する必要があるだろう。


  
   代表質問もデキレース(C)日刊ゲンダイ


保身のためなら何でもアリの売国DNAは祖父譲り

「この短い臨時国会で批准を目指すということは、形式的な審議だけして、最後は数の力で強行してしまおうという姿勢がミエミエです。そういう傲慢な態度だから、どんどん綻びが生じてくる。国民をナメているとしか思えません。安倍首相はTPPの発効を『大きなチャンス』と言いますが、それはグローバル企業経営陣にとってのチャンスであり、多くの庶民にとっては百害あって一利もないのがTPPです。だからこそ、米国でもほとんどの国民が反対している。それで、大統領選でも両候補がTPP反対を掲げている。TPPが発効すれば、農薬まみれの遺伝子組み換え食品が安価で大量に流入し、日本の食の安全は崩壊してしまう。国民皆保険制度は骨抜きにされ、かんぽマネーや農協マネーも米国に吸い上げられる。国民には『TPPの悪影響は何もない、大丈夫』と説明しておきながら、米国には『おたくが得をするように協力しましょう』とどんどん譲歩する二枚舌は、本当に度し難いと思います」(鈴木宣弘氏=前出)

 きのうになって、TPPの協定文書と付属の概要説明書の計18カ所に和訳の誤りがあることも判明した。「政府の貨物を含む」と訳すべきところが「政府の貨物を除く」となっていたり、「国有企業」が「国内企業」になっていたりした。TPPについては前の通常国会衆院特別委で23時間、審議をしたが、前提文書が間違っていれば、まったく意味が変わってくる。仕切り直しが筋ではないか。

 それに、“優秀”な外務官僚サマがこんな凡ミスを犯すことも解せない。海外向けの英文と国内向けの和訳で巧妙にニュアンスを変えて使い分けるのは、安倍政権の常套手段だ。そういうコスッカラい政府だから、あえて誤訳したのではないかと勘繰る声も出ている。

「さすがに意図的な誤訳ではないと信じますが、どのみち数の力で通ると慢心し、いい加減な仕事をしているのか、TPPを主導した外務省の役人にも理解できないほど複雑な内容になっているのだと思います。もっとも、どのみち米国の利益のための仕組みづくりでしかないわけだし、審議の前提が誤訳だった以上、ゼロから審議し直すのは当然でしょう。ここで野党が厳しく追及すれば、批准は難しくなる。こんな対米従属の不平等条約は叩き潰すべきで、野党には何とか頑張って欲しいのですが、代表質問を見る限り迫力もないし、あまり期待できそうにありません」(元外交官の天木直人氏)

■与野党攻防の政局スケッチは目くらまし

 そもそも、交渉参加を決めた当事者の野田がTPP反対を口にしたところで、説得力ゼロなのだが、メディアは「TPP承認をめぐる与野党の攻防」が今国会の焦点だと解説してみせる。

「大メディアは対決ムードを演出していますが、こんなのデキレースです。実質的な野田体制になった今の民進党は“第2自民党”でしかなく、野田氏は本音ではTPPにも憲法改正にも賛成だから、本気でTPP批判などできっこない。TPPが批准されれば、国民生活も日本経済も破壊されてしまいます。そういう大事なことを伝えるのが新聞・テレビの本来の役割なのに、与野党対決に矮小化してしまう。安倍政権の意向を忖度し、様子見を決め込んでいるのです。メディアの怠慢によって、国民はTPPの本当の恐ろしさを知らされていない。メディアがマトモに機能していれば、TPPのような悪魔的な条約など、交渉妥結にも至らなかったはずです」(政治評論家・本澤二郎氏

 TPPの本質は、「売国」の一言だ。日本市場も国民の資産もすべて米国に明け渡す。食の安全よりも、米グローバル企業の儲けが優先。保険も知的財産もひっくるめて、ワンパッケージで米国に捧げようというのである。

「米国盲従は祖父譲りのDNAです。A級戦犯だった岸信介は、自分が生き延びるためにCIAの工作員となり、米国から資金供与を受けて首相に上り詰め、米国の犬として働いた。まさに“この祖父にしてこの孫あり”という系譜ですが、この裏切りの血筋によって、かつてないほどの売国が行われようとしている。ロシアとの領土交渉もそうですが、安倍首相は、自分の保身・延命のためには、日本と国民の未来がどうなってもかまわないのでしょう。首相の保身のために、米国の属国化が完成してしまうのです。保守派がなぜ怒りの声を上げないのか、不思議なほどです」(本澤二郎氏=前出)

 大メディアが盛り上げる目くらましの茶番劇に騙されてはいけない。この売国奴首相をのさばらせていいのか。それが今国会の最大の焦点なのである。



          



http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/588.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 生活の党と山本太郎となかまたちは、 9/29(木)告示の新潟県知事選挙において、新人の米山隆一氏への推薦を決定しました。




新潟県知事選挙において新人の米山隆一氏の推薦を決定
http://www.seikatsu1.jp/activity/party/20160928.html
2016年9月28日 生活の党と山本太郎となかまたち

任期満了に伴う新潟県知事選挙において、生活の党と山本太郎となかまたちは、
新人の米山隆一氏の推薦を、9月28日付で決定しました。

推薦候補者 : 米山 隆一( よねやま りゅういち )
1967年 9月8日生まれ。49歳。新潟県北魚沼郡湯之谷村(現魚沼市)。

経歴 :
1980年 湯之谷村立井口小学校 卒業
1983年 新潟大学教育学部附属長岡中学校 卒業
1986年 灘高等学校 卒業
1992年 東京大学 医学部 卒業
元ハーバード大学研究員、東京大学特任講師

連絡先 : よねやま隆一 後援会事務所
〒950-0913 新潟県新潟市中央区鐙1丁目16番20号
TEL:0258-39-5250 FAX:0258-39-5251
HP: http://www.yoneyamaryuichi.com/
Twitter:@RyuichiYoneyama
Facebook: 米山隆一後援会
ブログ: 米山隆一の10年先のために































http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/589.html

記事 [政治・選挙・NHK213] 安倍が所信表明で高江の「米軍ヘリパッド」建設強行を宣言! 反対派排除に巨額税金、機動隊員は高級リゾートに宿泊(リテラ)
                 自由民主党HPより


安倍が所信表明で高江の「米軍ヘリパッド」建設強行を宣言! 反対派排除に巨額税金、機動隊員は高級リゾートに宿泊
http://lite-ra.com/2016/09/post-2590.html
2016.09.28. 高江でヘリパッド反対派排除に巨額税金  リテラ


 26日、安倍首相が所信表明演説で、沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド建設工事について「もはや先送りは許されません」と述べた。首相自らが個別の米軍施設について言及するのは異例のこと。

 米軍ヘリパッドをめぐってはこれまでも反対派市民への暴挙としか言いようがない排除行動が続いており、13日には、自衛隊ヘリが建設工事現場に重機を搬入している。安倍首相の所信表明をきっかけに、現地では、決定的な弾圧作戦が展開されるのではないか、と危惧されている。

 しかし、こうした実態は驚くくらいに、中央マスコミでは報道されない。豊洲新市場の問題はあれだけ毎日、大きく報道されているのに、この民主主義を無視した国民への弾圧はまったく触れようとしないのだ。

 こういうと、「豊洲新市場に関しては、都民の税金があんなデタラメな使われ方をされていることが発覚したのだから、大問題になって当然だろう」という答えが返ってくるかもしれない。たしかにその通りだが、しかし、実は高江でも、豊洲新市場と同じように、税金の使途問題も浮上している。安倍政権はヘリパッド建設の反対派市民を排除するため、国民の血税を湯水のように使っているのだ。

 その一例が、機動隊の派遣費用だ。高江には、全国からピーク時には500人以上もの機動隊員が派遣されているが、その費用は「国費」、つまり我々の税金で賄われている。

 これを報じた「日刊ゲンダイ」(8月11日)によると、千葉県佐倉市の大野博美市議が県警に情報公開を求めたところ、千葉県警だけで2800万円もの「国費」が投じられていたことが分かったという。

「県費だと思っていたら国費負担だったので驚きました。つまり、機動隊の派遣を決めたのは県ではなく国であり、恐らく警察庁でしょう。国が各都道府県の知事をすっ飛ばして命令を出したわけで、いわば戒厳令ですよ」(大野市議のコメント 同紙より)

 たしかに、そのことは機動隊派遣の経緯を見ても明らかだ。高江への機動隊派遣を要請したとされる沖縄県公安委員会だが、実際には要請のための会議すら開かず、また要請が出された7月12日の前日11日にはすでに警察庁が「沖縄県警察への特別派遣」を通知していた。ようするに、要請はかたちだけで、高江の過剰警備、住民排除は政府、安倍政権が主導して強引に行っているものなのだ。

 警察庁によると高江への機動隊派遣費用は、給与は各都府県から、そして日当、宿泊費、交通費、車両の移送費などは国費からだという。千葉県警の2800万円がどれくらいの期間の分なのかは不明だが、高江には6都道府県の機動隊が派遣されていること、また、大野市議が県警から回答を引き出してからさらに時間が経過していることを考えると、合計数億円もの金が投入されているのではないかとも考えられる。

 いずれにしても、住民150人の村である高江に機動隊を派遣するために、つまり、住民を排除するためにこれほどまでの莫大な税金が投入されていることになる。

 機動隊だけではない。9月2日付の「赤旗」には反対住民を排除するため、機動隊だけでなく防衛庁が民間警備会社と契約を結んでおり、その額は1年間で約8億円にのぼると報じられている。

 警察という国家権力だけではおさまらず、民間企業にまで“国民弾圧”を手助けさせるとは驚きだが、さらに、仰天させられるのは、機動隊員たちの宿泊施設だ。同じく9月2日付の「赤旗」によれば、派遣された機動隊員が宿泊しているのは、高級リゾートホテルだという。

「沖縄県名護市内の高級リゾートホテルの駐車場に他県ナンバーの警察車両が深夜から早朝にかけて多数駐車しています。国民の税金で快適なリゾートホテルに宿泊し、連日、沖縄県民の弾圧へ“出勤”しているという異常な構図です」

 この名護の高級リゾートホテルのひとつが、ゴルフ場やエステなどを備え、客室はすべてスイートルームなみの広さという沖縄でも有数の高級ホテル「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」だ。このホテルの正規料金は現時点で、ひとり11,500円〜30,500円。派遣が始まった7、8月はピークシーズンにあたるため、倍近くなるという。

 もちろん実際の宿泊料金はもっと割り引かれており、他のホテルにも分散して宿泊していると思われるが、それでも500人もいれば、1日300万円以上になるだろう。

 問題はまだある。政府は警察、民間警備会社の他にも、防衛省職員約70人を全国から動員し高江に派遣し、ヘリパッド建設に抗議する住民たちの監視、警備に当たっている。加えて9月4日の「沖縄タイムス」には驚愕すべき記事が掲載されたのだ。

 記事によると8月25日、高江に陸上自衛隊の3尉が現場近くで市民を装い、現場の様子を伺ったり写真を撮るなどの “警備”をしていたという。「沖縄タイムス」の取材に陸自はこの3尉を千葉から沖縄入りさせたことを認めているが、本人は現地の市民らに身分を偽っていたという。

「3尉はパラシュート降下を任務とし、精鋭で知られる第1空挺(くうてい)団(千葉県・習志野駐屯地)の後方支援隊落下傘整備中隊に所属。私服姿で、市民に「自衛隊の方ですか?」と聞かれたが、「違いますよ」と答えた」(「沖縄タイムス」9月4日より)

 さらに、この3尉に同行する形で米陸軍兵も周囲をうかがい、メモを取ったり、N1地区のフェンス内に出入りしているのが確認されているという。

 警察の機動隊に加え、防衛省、自衛隊、そして米軍が総掛かりで住民たちを排除し、監視する。それら諸経費は全て日本の税金から捻出されている。これほどまでしてなぜヘリパッドは必要なのか。自国民を弾圧してまで、なぜ米軍、米国に追従しなければならないのか。

 しかしこうした実情を本土のマスコミは伝えないばかりか、その実態を日々伝え続ける地元新聞を“偏向”していると糾弾さえしている。そしてネットでは反対派を貶める噂が垂れ流され、政府もまた基地移転反対を主張する沖縄に対し振興費を削減するという恫喝を繰り返す。

豊洲新市場の問題ももちろん重要だが、マスコミはそれだけでなく、基地の島で、もっと国民を蹂躙する事態が、もっととんでもない税金の使われ方が進行していることを知らせるべきではないのか。

(伊勢崎馨)



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