板挟みになり悲鳴を上げる団塊世代!!
http://79516147.at.webry.info/201609/article_198.html
2016/09/26 11:49 半歩前へU
65歳以上の高齢者が3000万人を超えた。いま、団塊世代が大変だ。自らの高齢化に加え、親の介護。加えて団塊ジュニア世代は職難就で未婚者が多いために同居。団塊の現状を伝えるレポートを紹介しよう。
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北海道高齢者大会でのNHKチーフプロデューサー・板垣淑子さんの講演は非常にわかりやすい話でした。
日本では65歳以上の高齢者が3000万人を超える超高齢社会になっている。みずほ総研によると、独り暮らしの高齢者は2015年で600万人。3年で100万人増加した。
その半数・300万人の月収は10万円(年収120万円)未満、憲法25条が保障する生活保護水準の月額13万円以下だが、受給者は70万人に過ぎない。さらに200万円以下が8割以下になっている。
元気なうちは「節約上手」でなんとか生活が成り立っているが、病気になったり、高齢がすすむと医療費や介護利用料の自己負担が増える。要介護1で1万円、5で5万円。成り立たなくなっているが現実だ。
いま、「団塊世代」は自らの高齢化に加え親の介護もある。加えて、団塊ジュニア世代は職難就(就労率70%)で未婚者が多いために同居世帯が300万世帯に達するなど、親と子の板ばさみになっている。
埼玉県幸手市のある団地では、介護負担を地域で軽減できないかと「幸せ手伝い隊」を立ち上げ、80歳代の高齢者など数百人がボランティア登録、料理や送迎など、各人ができることで協力することで地域の風通しがよくなった。
板垣さんは、放送された映像を紹介しながら、高齢者医療費が3割負担に向かっていると述べ、「社会保障の充実」や「最低保障年金制度」が必要だとも話されました。