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2016年9月07日00時15分 〜
記事 [政治・選挙・NHK212] 急増する在日中国人、大使館指令で過激分子に 犯罪者の入国も続々、すでに自衛隊員以上の動員能力(JBpress)
オーストラリア・シドニーで、春節(旧正月)を祝い真っ赤にライトアップされたシドニー・オペラ・ハウスを、座って眺める中国人観光客(2016年2月8日撮影)〔AFPBB News〕


急増する在日中国人、大使館指令で過激分子に 犯罪者の入国も続々、すでに自衛隊員以上の動員能力
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47806
2016.9.7 森 清勇 JBpress


 筆者は JBpress(8月30日付)の「土地を爆買いする中国人、その恐るべき狙い 日本における蜂起の拠点づくりと訓練などのため?」で、日本国内の広大な土地が中国系資本で爆買いされている実態や、そこが秘密裏のサティアンとなり生物・化学兵器や軽易な小銃・機関銃などが作られる危険性などを指摘した。

 この夏、草津温泉に出かけた。フロントで受けつける女性は日本語もたどたどしい。それとなく聞けば、中国人ですと言う。ホテル内を注意してみると、レストラン、プール、ベッドメイキングなど、あちこちで中国人が勤務していた。

 いまや中国人アルバイターは、コンビニエンスストアやファミリーレストランでも頻繁に見かける。観光などの短期滞在者も中国人が最大であるが、労働力としてもあらゆる分野に進出し、中国人なしには日本社会が機能しない状況になりつつある。

 彼らが日本の生活習慣に馴染み、少子高齢化の日本の生産性を高める救世主として貢献してくれるならば大歓迎であるが、必ずしもそうではない。

 むしろ、日本での快適な生活や進んだ社会保障に肖ろうと永住権を求めて、あの手この手でやって来る中国人が多く、把握できない不法入国者や犯罪者もいる。

 中国籍を持つ華僑や日本籍の華人という意識から、日本の中に中国人社会をつくり、また本国と結ばれて、権利などを主張する政治的な行動に走ることもある。

 本稿では、関岡英之氏の『目覚める日本』や論文(『WiLL』2011年7〜9月号所収)などを参考にしつつ、日本にいる中国人の動向に焦点を当てる。


■在日中国人の激増

 近年の在留外国人は220万人前後で推移しており、韓国・朝鮮人、中国人、ブラジル人及びフィリピン人が主体である。

 ここ20年間(1995〜2014)を見ると、1995年には韓国・朝鮮人67万人、中国人22万人、ブラジル人18万人、フィリピン人7万人であったが、2014年はそれぞれ50.1万人、65.5万人、17.5万人、21.8万人となっている(図参照)。

 全体的な増加率は1.6倍(136万人→212万人)であるが、韓国・朝鮮人(0.7倍)およびブラジル人(0.9倍)は低減傾向にある。一方、フィリピン人(3.1倍)および中国人(3.0倍)は増大している。

 フィリピン人と中国人の倍増率はほぼ等しいが、フィリピン人の増加は2004年までで、その後は横ばいか微増である。一方、中国人は2000年以降増大の一途で、2020年頃には100万人を突破する勢いである。

 在日韓国人の80%は特別永住者と一般永住者で、留学生や日本人の配偶者は合わせても10%未満である。

 これに対し、在日中国人は一般永住者、技能実習、留学生がそれぞれ20%前後で、日本人の配偶者とその両親など家族滞在もそれぞれ8%前後を占めており、流動的な中国人であると言えよう。

 そもそも発展途上国(中国もその1つ)への技術移転などを促す国際貢献の目的でつくられ、日本各地の農家や工場で働きながら技術などを習得する技能実習では、在留資格保有者の9割近くが中国人である。

 また、最多で年間280万円の支援(2008年当時)を受ける外国人留学生は約20万人であるが、この約7割も中国人である。しかも、帰国しないで就職する中国人留学生が増大している。

 特に、福田康夫政権や菅直人政権が進めた入国審査の緩和措置は、「人件費の安い中国人の単純労働者を合法的に受け入れる方便に変質し」「日本への出稼ぎを希望する中国人にとって、最大の日本渡航手段」(関岡)になっている。

 各種の資格で来日する中国人であるが、主要な目的が日本での就業となると、一種の移民も同然である。2008年の時点では日本のフリーター200万人、ニート60万人、専業主婦1600万人がいたそうで、関岡氏は「移民を入れるしかない」という発想に疑問を呈していた。

 しかも、これらは登録の届け出があった者のみで、これ以外に把握できない水面下の不法入国者、不法滞在者が存在する。

 2008年復活した指紋取りの結果、初日だけで中国人犯罪者など5人、1か月累計で95人を摘発と法務省が発表した。「単純計算で年間1000人超の犯罪者が大手を振って日本に来ていた」(高山正之『オバマ大統領は黒人か』)ことになる。

 朝日新聞がルポ(2010年4月25日付)した中国最北部の黒龍江省方正県は、ソ連が満州に侵入した時、残留日本人孤児や残留婦人を世話した縁で、戸籍人口22万人中、約3.5万人が日本在住、約6.8万人が日本滞在歴を有し、人口のほぼ半数が日本と深い関係を持っているそうである。

 残留婦人となった件の女性は中国人と結婚し、のちに姉妹の住む日本に渡る。その娘(Tさん)夫婦も子供2人を連れて来日し、永住権を獲得する。その後、Tさんの兄弟3人とその妻や夫、子供たちも日本に渡る。Tさんの主人の妹3人も来日し、この夫婦の家系だけで、在日は30人になるという。

 ルポでは福建省福清市に留学や偽装結婚の仲介業者が数百人いることも紹介している。1つの結婚相談所では年50〜80組が成婚し、そのうち約3分の2が偽装だと打ち明けている。

 留学では働いてばかりいれば2年目以降は資格を喪失するが、結婚だと学歴や年齢に関係ないうえ、早ければ3、4年で永住権申請ができ、取得後に離婚すればいいと割り切っている。

 単純計算で、仮に200人の業者がそれぞれに50組を成婚させると、福清市からだけで1万人の偽装夫婦が誕生して、日本にやって来ることになる。

 中国の都市部では日本は魅力のない国であるようだが、地方では大変な人気である。こうしたところから、偽装結婚などの手段で来日した中国人が永住権を獲得し生活する。

 中国には一人っ子政策で、秘密裏に生まれた2人目は国籍が取得できない無国籍人間が約1300万人いると言われている。こうした人物が本国で安全に生活できないとなれば、偽装結婚や偽造パスポートで入国してこないとも限らない。

 しかし、華僑や華人には日本人と根本的に異なる習性がある。以下の例示でも分かるように、日本は多くの爆弾を抱えていると言えよう。



■日本に溶け込まない中国人

 2014年末における在日中国人の年齢構成(上の図)は、19歳以下10%、20代44%、30代25%、40代12%、50歳以上9%であり、他の3カ国(フィリピンは女性に偏っているが)に比しても中国人は20〜30代が多いことが一目瞭然である。

 20代や30代の若者は日中戦争どころか、文化大革命はもちろん、天安門事件さえ知らないで反日で凝り固まっているのは、1990年代以降の江沢民政権下での徹底した反日教育を受けたからだ。

 これに対して、50歳代前後はケ小平の政権下で徹底した親日教育を受けて育ったため、若者ほど反日的ではないと言われる。

 このように世代によって対日感情が大きく変わるのは、事実に基づく一貫した歴史教育が行われず、政権にとって都合がいいように感情に訴えた内容を歴史的事実であるかのように教育することから当然の結果であろう。これは歴史教育ではなく、中国共産党の思想教育である。

 「哀れな中国人民は、その時々の中国共産党の方針に左右され、親日になったり反日になったりする」わけで、「いちいち真に受けて感激したり、反発したりしても馬鹿を見るだけだ」と関岡氏はいう。

 中国では日照時間を減らすほどに大量の蝗(いなご)が発生し、農作物が十分に実らなかったり、実った農作物を食い荒らして飢餓死をもたらすことから、水害、旱魃と共に蝗害が3大災害として知られている。

 中国人は政治体制、イデオロギー、価値観、歴史認識などで独自の意識が強い。その上で集団を成し、移住先でも本国との関係を重視し、自分たちが生活の根拠にしている国を混乱させ、安全を脅かし、あるいは世話になった家族を惨殺し惨害をもたらすなどからは、蝗にも似た習性である。

 1930年代、日中15年戦争とも呼ばれた支那事変が始まると、「世界各地で華僑による反日救国運動が激しく行われた。

 華僑たちは、彼らが住む国において、日貨排斥などの組織的な抵抗運動を進める一方、中国に対しては蒋介石、毛沢東の別なく、資金を送り、武器を調達したのである。やはり、華僑にとっての祖国は〈中国〉だった」(樋泉克夫『華僑コネクション』)のである。

 これは21世紀の今日でも変わらない。関岡氏の分析によると、東日本大震災後の在日外国人で日本を脱出したのは中国人が最も多く、しかも日本に生活の根拠を置く一般永住者と扶養家族、長期滞在の技能実習や留学生などであった。

 先に見たように、日本は農業や工場などの技能実習として多くの中国人を受け入れ、また中国人留学生も多く在籍している。少子高齢化に直面している農業や工場の現場では、一面で彼らを労働力として頼りにし、また学校経営では中国人留学生に重きを置くようになっていた。

 ところが、東日本大震災および福島原発事故が起きると、彼らは一気に引き上げ、農業も工場も、また学校経営も成り立たなくなってしまったのである。いつの間にか、日本社会が中国人に依存しなければ成り立たなくなっていたのである。

 このことから、関岡氏は「一般永住者であっても、一旦有事にはわが国の主権下において、北京当局や中国大使館の号令一下、中国の国益を擁護し、わが国の国益を毀損する集団行動を統一的に展開する可能性を排除できない」とし、「これは軍事的脅威に勝るとも劣らない安全保障上の脅威である」と警告する。


■大使館指示で予行演習?

 2008年8月開催の北京オリンピックの一環で、中国政府主導のトーチ・リレーが同年4月26日に長野市で行われた。これに対し、「草莽全国地方議員の会」やチベット支持者などが、日本の名誉とチベット弾圧への抗議デモを行った。

 トーチ・リレーの応援に参加した中国人は、在日中国大使館の募集で一個旅団以上の4000人が応募する。彼らはフロントガラスに「東工大学友会・2号車」「東大学友会・5号車」などの張り紙をしたバスで長野に乗り込んでいる。

 彼らの五星紅旗(紅旗)は金属製の太い支柱に支えられた畳大ほどの布製で、ウンカのように集まってきた留学生たちが持ち寄って恰も長野市街を占領したかのように見えたそうである。

 ウエブサイト上の主催者は「全日本中国留学生学友会」で、自己負担は1人2000円、不足分は企業からの寄付で賄うとなっていたが、実際は中国大使館負担であったと朝日新聞が北京発特派員電で報道している。

 留学生ツア・リーダーに大使館経由で胡錦濤主席からねぎらいの電話があったということ自体、中国が国家絡みで、在日中国大使館が司令塔として動員したことが分かる。日本の主権下で、中国政府が大規模な示威活動をした初めての行動と言われる。

 他方、日本側は100人未満で、A3のコピー用紙に印刷した日の丸とチベット国旗を長さ45センチのストロー状プラスチック棒に糊づけした小旗を持っていた。しかも費用の8500円は自己負担である。

 ところが、当日の中国中央電視台はニュースで、「チベット独立分子は1人1万円で現地人(注・長野市民のこと)を雇い、デモに参加させた」とコメントしたそうである。

 関岡氏は「中国政府がいかに臆面もなく情報を捏造し、人を欺こうとする破廉恥な宣伝活動を行っているかを示す証左である。中国政府のこうした白々しい欺瞞体質には、誰しも愛想が尽き果てるはずだ」と述べる。

 2011年3月の東日本大震災および福島第一原発事故では、中国人が最も多く日本から脱出する。中国大使館は東北4県に大型バス数十台を派遣し、域内居住の中国人約3万人のうち希望者を成田空港や新潟空港に搬送し、費用も立て替えて帰国便まで世話したという。3万人は5個師団にも相当する人数である。

 震災後、1週目、2週目の「在日中国人の出国ラッシュは、単なる個々人の行動ではなく、その裏には、中国大使館が司令塔となった、国家が介在する組織的対応が存在していた」(関岡)のである。

 以上のように、トーチ・リレーでは在日留学生が動員され、東日本大震災では長期滞在の中国人家族に脱出指示が中国大使館を通じて下されたことが分かる。これは、行事や震災などの機会をとらえて、日本在住の中国人に対する指揮命令系統を普段から点検し、予行演習をしているに等しい行動である。

 尖閣諸島などを巡って公船や軍艦と共に、約300隻の漁船がウンカのように蝟集し、また小笠原の赤サンゴ漁に百余隻の漁船が集結する現象は、正しくこうした指揮命令の延長線上にあったと言えよう。

 尖閣(に出漁して、指揮するなど?)で活躍したとみられる責任者の表彰や、彼らの燃料代の補填を中国政府が行っているとみられる内容の文章を産経紙の特派員が確認していることからも確証される。

 佐藤雄二前海上保安庁長官は「尖閣は海保が守り抜く」(『文藝春秋』2016年9月号所収)で、「中国漁船の多くが中国版GPSを政府に持たされている。これにはメール機能が搭載され、自船の位置を知らせたり、一斉通報を受けられたりする」と述べ、「民間漁船も中国政府とつながっている」と確信的に述べていることからも明らかである。


■日本の対応

 トーチ・リレーで整斉と行われていた日本側のデモ隊の1人から、顔に紅旗をペイントした中国人の若い男が日の丸とチベット国旗の小旗をむしり取る。それを取り返そうとしたところに、別の中国人の男が殴りかかり顔面を激しく連打する。

 さらに別の中国人が猛烈な勢いで殴りかかるなどして、日本人2人が背骨にヒビが入る重傷などの被害を受ける。

 しかし、「なぜか現場の警官たちは犯人たちを現行犯逮捕しようとしなかった。(中略)その場で警官に抗議した議員もいたが、いっさい取り合ってもらえなかった」(関岡)そうである。この一部始終は、同行していたフジテレビやTBSのクルーが撮影していたことから判明する。

 「日本の警察やマスメディアの面前で、凶器準備集合罪容疑、道交法違反や暴行・傷害罪などの現行犯が白昼公然と行われたにもかかわらず、中国人たちはいっさい逮捕拘束されなかった。それどころか、中国人に暴行された警官がいたという説さえある」(関岡)という。

 実際、現場にいた警察官は逮捕するどころか、長野県警は「逮捕者は日本人や台湾人(正確には台湾籍チベット人)6人、けが人は中国人4人」と発表したが、その後の衆院外務委で警察庁警備局長が、長野県警が受理した被害届は日本側7件、中国側2件であることを明らかにしている。

 日本の主権下で、中国政府が主導して大規模な示威活動をした初めての行動であり、しかも、日本の警察は日本人が邪魔者であるかのごとく敵視し、協力したのであった。関岡氏は「わが国の体制は、中国政府の工作に加担するかのような対応に終始した」と難詰する。

 当時の首相は「相手が嫌がることは言わない」という心情の持ち主の福田康夫氏で、何事もなかったかのように8月8日の北京オリンピック開会式に出席した。そのためにも、現地警察などはことを荒げるのを良しとしなかったのかもしれないが、法治国家を放擲したのも同然ではなかったか。

 実は、これと全く同じ対応が現在の尖閣諸島においても行われている。日本人の上陸を警戒する海上保安庁は、日本の漁師に対しては島の2カイリ(約3.7キロ)以内で漁をすることを実力で徹底的に阻止している。

 ところが、中国船には退去を呼びかけるだけのため、島ギリギリの遊弋を許してしまう倒錯した状況が続いているそうで、葛城奈海氏は「政府が中国の増長を手助けしているようなものだ」(「産経新聞」8月18日付)と、警告を含めて語っている。


■おわりに

 海外にいる華僑、華人は約2600万人とも言われ、世界的な連携も強力で、そうした中の約100万人が日本にいるとみていいだろう。

 オーストラリアには既に100万人の中華系がおり、与党への個人や企業による献金も断トツで、中国に拠点があって共産党との関連が疑われる企業なども含まれて、政治に影響を及ぼしていると言われる。

 少子高齢化の日本ではあるが、安易に外国人労働者に依存してはならない。一時、自民党の有力者が人件費の節減を目指す財界の要望もあって、1000万人移民計画を提唱し、党は「日本型移民国家への道」という政策提言をまとめたこともある。

 しかし、「わが国の近隣で、これだけの規模の移民を日本に送り出せる国はもちろん中国しかない」し、これに「二重国籍や出生地主義(注:日本生まれには日本国籍を与えること)を認めたらいったいどうなるか?」と関岡氏は疑問を呈し、「中国への併呑の道、『六番目の自治区』への道だ」と断じる。

 日本国内の中国人が日本社会に同化することはもとより歓迎である。しかし、広大な土地が秘密裏に購入され、日本の官憲も立ち入れず、何が行われているかを知ることもできない状況は不気味である。

 中国はいざとなれば、在日中国大使館の指令で、血気あふれ身軽に行動できる技能実習者や留学生など、数十万人(何十個師団にも相当)を容易に動かせることを示した。

 万一、彼らが日本の関与できない山林などで普段に訓練を受け、武器を蓄えているということにでもなれば、ことは簡単ではない。




http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/439.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 世界に誇れる法治国家としての「天皇機関説」 象徴天皇は、目に見えず止まった存在であってはならない(JBpress)
皇居で、皇后陛下(右)が見守る中、天皇陛下(中)に手を差し出すミシェル・オバマ米大統領夫人(2015年3月19日撮影)〔AFPBB News〕


世界に誇れる法治国家としての「天皇機関説」 象徴天皇は、目に見えず止まった存在であってはならない
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47804
2016.9.7 伊東 乾 JBpress


 1935年と言えば今から81年前になりますから、昔話と思われる方が多いかもしれません。

 でも1933年生まれの明仁天皇にとっては、いまだ物心つく以前とはいえ、12月で83歳を迎える今日まで直結する、ある出来事が起きた年に当たります。

 「天皇機関説事件」。

 東京帝国大学名誉教授で貴族院議員であった美濃部達吉が社会的に非難の的となり、そののち2.26事件の動乱を経て、日本が翼賛体制と無謀な戦争に突入して行った、1つの道標となった出来事でした。

 2016年8月8日の「天皇放送」を読み解く重要なカギの1つが、ここにあります。

 1988年、平成に入って、元最高裁判事、前東宮職参与の團藤重光・東京大学法学部名誉教授は、天皇の相談役となるべく宮内庁参与に就任します。

 当時75歳だった團藤教授にとっては、1935年の「天皇機関説事件」も36年の「2.26事件」も、法律を修めた一青年として直面した現実で、その後のGHQとの交渉などで襟を正した毅然たる態度を一貫する大きなきっかけになったのでした。

■目に見えない「機関」の落とし穴

 1935年、22歳の團藤教授は東京帝国大学法学部を首席で卒業、直ちに助手に就任し、小野清一郎教授の下、いわゆる「新古典的」な刑法(「後期旧派刑法学」)の研究に着手したところでした。

 そこで発生した天皇機関説事件は「トンでもないモノだった」と團藤先生は言われます。

 「うちの近くに住んでいた菊池という軍人の代議士がね、美濃部先生を非難するひどい演説をした。それが新聞にも載って、それはひどいことになったものだった・・・」

 團藤先生には、美濃部教授は歴史上の人物ではなく、直接教えを受けた教授の1人として等身大の記憶があります。

 「本郷通りを歩いていたら美濃部先生が向かいから来られて、帽子をヒョッと、こう、上げてね、会釈される、そのしぐさがなんとも上品でね・・・」

 そんな美濃部教授が攻撃を受けた「天皇機関説」とは、どのようなものだったのでしょうか?

 美濃部教授の指導教官である一木喜徳郎教授は、年齢が美濃部と6歳しか変わらず、ドイツ留学を経て少壮教授として後進を育成したのち、貴族院議員、枢密顧問官、宮内大臣などを歴任、「天皇機関説事件」の1935年は68歳で現役の枢密院議長の要職にありましたが、美濃部同様やり玉に挙げられています。

 一木はドイツ留学中、イェーリングがドイツ皇帝を「国家機関」と位置づける進んだ学説を学び、これを大日本帝国憲法に適用して「天皇機関説」を主唱、教え子の美濃部はこれを継承、発展させました。

 「天皇機関説」とは、統治の権利を天皇「個人」に帰するのではなく、法人たる国家に帰属させ、天皇はその国家の最高「機関」として、内閣その他の輔弼を得て統治権を行使するいう考え方で、すでに大正時代には十分普及し、当然の解釈として流通していたものです。

 と言っても分かりにくいかもしれません。少し噛み砕いて考えてみましょう。

 例えばどこかの殿様が「今日、私は鷹狩がしたい。兵を出せ、鷹狩じゃ」と言ったとしましょう。 江戸時代ならあり得た話かと思います。思いついたその日に気分で命令されれば、その当時でも臣下の心は殿様から離れた可能性は高いかと思います。

 ここまで極端でないとしても、旧幕藩体制では、将軍なり殿様なりが「個人」として領地を治め、その行動は極論すれば「気分次第」、文字に書かれ精密に推敲された成文法によるのではなく「私がルールブックです」状態で、良く言えば柔軟、悪く言えば行きあたりばったりの、前近代的な支配がまかり通っていた。

 「そんなことでは、通商に際して我が国民最低限の権利や交易、ないしは身体の安全を保証されない」

 として、英米仏などの先進国列強は江戸幕府時代の日本と不平等条約を結びました。「治外法権の適用」「関税自主権を与えない」などなど、屈辱的なその実態は、小中学校の歴史の授業でも必ず一度は教わることでしょう。

 ちなみにこの当時、まだイタリアとドイツは国民国家の統一にたどり着いていません。のちに枢軸国として連携する日独伊の3国が「後発先進国」と言われるゆえんです。

 日本が近代国家として世界各国と同等に渡り合っていくにあたり、必要不可欠とされたのは、西欧列強が認める「法治の徹底」、端的には「憲法を定め、議会を開き、民主的な手続きと法の定めをもって国家が運営されること」を最低必要条件として、不平等条約の改正には応じようとしなかった。

 西南戦争で財政的には一度ほぼ「失敗国家」化しかかった明治新政府は、一方で松方デフレに代表される財政再建政策を敢行、他方で欧州各国に学んで憲法の制定と議会開設を急ぎます。

 いち早く民主化し、また産業革命の旗手であった英国、またいち早く市民革命を達成し人権思想のメッカとなっていたフランスと比べると、後発先進国であったドイツは「追いつけ、追い越せ」の国是遂行に当たって国力を集中した方が有利な面がありました。

 明治維新とほぼ同時期に統一を達成したイタリアやドイツで、ロンブローゾの犯罪人類学やフォン・リスト、フェリらの新派刑法など権力による支配強化につながる学説や法思想が発達したのは、決して故なきことではなかったと言えるでしょう。

 そんな中、絶対的な力を持つ皇帝権が私的に濫用されるのではなく、国家機構の最高「機関」として働く、と明確に規定することで、幕藩体制期のお殿様が「鷹狩じゃ!」と言うような水準とは明確に一線を画して、法治国家での機能を明確化した皇帝権を確固たるものにしたのが「ドイツ皇帝機関説」でした。

 こうした状況は、やはり後発先進国、しかも極東の小さな島国である日本にとっても同様、かつ切実な事情があったわけです。

 そこで日本は、似たような事情を抱えるドイツ法制をより多く参考にして憲法を作り、皇帝機関説を日本型に咀嚼し、また進んだドイツの「新派刑法学」なども導入して国の機構を整えた。

 そういう「法治の根幹」を、ならず者のようになし崩しにしたのが「天皇機関説事件」であったというわけです。

■機関説から解釈する天皇の戦争免責

 8月8日の天皇放送では「象徴天皇として行うべき天皇の象徴的行為」の決定的な重要性が語られています。

 なぜ天皇は単に象徴として「存在」するだけではダメなのか。何が不足しているのか?

 行為が不足している。象徴天皇は自ら行為し続けなければならない、と天皇放送原稿は繰り返し強調しています。摂政では足りない、天皇自身が分別を持って判断し行為行動し続けなければいけない。

 これを裏返すと「象徴天皇は(目に見えない、また止まった)機関であってはならない」と言うことができるかもしれません。事実「機関説的天皇」は、功罪両面を持って戦後に検討されることになりました。

 1945年8月15日、昭和天皇は最初の「玉音放送」を行い、ポツダム宣言が受諾され日本は連合軍に無条件降伏します。

 この時点で、昭和天皇は自らの死を覚悟し、また天皇制の廃絶をも覚悟した可能性が高いでしょう。このような戦争を起こしてしまったことへの慙愧の念は、想像するにあまりあります。

 やがて連合軍総司令官ダグラス・マッカーサーが来日し、9月27日、昭和天皇自らが出向いてマッカーサーと会見、自分はどうなってもよいから、我が身を犠牲にすべてを収拾することを願い出、むしろマッカーサーが天皇助命に奔走することになった経緯にはすでに触れました。

 これを、占領国の安全な統治上の便宜、あるいはソ連と赤色革命の脅威に対する防波堤といった、諸外国の「日本利用」の観点から考えるなら「天皇は生かされた」という話になってしまう。

 よく、日本は戦後、ドイツのように自らを裁かなかったから、いまだに過去を引きずっているという話が出ます。私も少なからずそのように思いますが、自ら戦後の新しい日本を選び取り、作っていこうと考えた1940年代後半の日本のリーダーたちは、いったい何をどう考えたのか?

■日本人が主体的に選び取った新しい未来

 GHQと戦後の刑事司法をゼロから立ち上げた團藤教授は、戦前の法制度の中で天皇「個人」の責任を追及しても意味がないと認識しておられました。

 この話題について明確に「天皇機関説」という言葉で團藤先生から伺ったことはありません。

 しかし戦後の新体制を作り出していくうえで、かつての過ちを顧み、それを改めていく、変化し向上していく人間の主体性と可能性を多とする「自由法学」の観点から、広く一般の刑事事件に対して「死刑廃止」を主張されるに至った團藤先生の議論を、そのまま「天皇の戦争責任」に重ねて考えれば、当然このような結論が出てくることになります。

 かつての日本は、明らかに判断を誤り、取り返しのつかない多大な犠牲を生みながら敗戦を迎えた。

 ここから新しい日本を作り出そうという時、例えば、首謀者をシンボリックに処刑するといった政治のシナリオが描かれやすく、実際日本でも極東軍事裁判が開廷され、A級戦犯の責任が問われました。

 ここで明示的に求責されなかった昭和天皇には、その誕生日に合わせて新しい憲法が準備され、象徴天皇としての新しい日々が準備された。

 逆に言えば、その新しい生命を、全力をかけて生き、生かしていく必要があった、そのように捉えることができると思います。またその思いが昭和天皇以上に切実であったのは、当時14〜15歳という多感な年齢にあった明仁皇太子であるに違いありません。

 昭和天皇の在世中、「いつか天皇に即位するであろう自分の行動」をどのように考えればよいかは、常に明仁皇太子にとって大きな課題であり続けます。

 浩宮が大学を卒業した年、東宮職参与として皇太子家・・・次代そして次々代の天皇となるべき人々の様々な相談の相手役に就任した團藤教授は、必ずしも「べき論」で、大所高所から大ナタを振るうような議論はされていないご様子でした。

 むしろ、具体的な局面に応じて、70代以降の短くない期間、様々な議論を重ねる過程で「国民の目線で考えてみる」「国民の目から見た天皇像を天皇ご自身もお考えになる」といったやりとりの中から「私の象徴実践」として明仁皇太子〜明仁天皇が、どのような決然たる「象徴的行為」を主体的に決意し、実行してこられたか。

 その1つの集大成として、8月8日の放送は様々なことを実は雄弁に語っていると思います。

 存在するだけで、その個人の思考や行動、実践が国民の目から、また国際社会から見えない「機関説的天皇」ではなく、自ら内外に隠れなく「象徴的行為」を実践し続けることによって義とされる、新しい憲法下で新しい生命を得た象徴天皇へ、という主体的な選択。

 押しつけでも諸外国の便宜や力関係でもない、内側からの、團藤先生の言葉をお借りすれば陽明学による本質的な「天命の改革」として、人間天皇個人の主体性が選び取られた。

 ここに「團藤説」こと、前々回にお話しした「目的的行動論」における「行為無価値」「結果無価値」の議論がぴたりと重なってくるわけです。

 あの戦争を食い止めることができなかったという「結果」のマイナスは問われないわけにはいきません。

 しかし、それを乗り越え、日本国憲法の新たな体制下、新たな命として提示された「象徴天皇制」を、かつての落とし穴に嵌らせないために、天皇は常に「象徴的行為」を行為し続けます。

 そして自ら平和の具現者となり、戦前の消極的でファンクショナルな天皇、御真影だけが奉られ、生きた等身大の人間像が隠された「神聖にしておかすべからざる」存在から、常に「いま・ここ」で、国民一人ひとりの目線と互いに交換可能な「国民統合の象徴」として、主体的にアクションし続ける存在へと飛翔していった。

 A級戦犯たちが刑に服した15歳の誕生日のあの日から68年、即位してからなら28年、このような「天皇実践」を日々自らに問い、決断し、実行する中で、被災者の前で膝も折れば、朝鮮半島との「ゆかり」にも果断に言及してこられた、半世紀を優に超す明仁天皇のひたむきで無私な努力に、私たち国民も謙虚に目を開き、耳を澄ますべきではないかと思うのです。

 そんな中でも、とりわけ勇気ある1つのジャンプとして、私たちは2016年8月8日の天皇放送を見ない、聴かないわけにはいきません。

 天皇がそうされたように、私たちもまた主体的に、一言一句をしっかり受け止め、今度は私たち国民が、あるべき明日を模索するアクションで応えるタイミングであろうと思うのです。


http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/440.html

記事 [政治・選挙・NHK212] "メダルの数"なら国民栄誉賞は「スキンヘッドの栄」に!(サンデー毎日)
"メダルの数"なら国民栄誉賞は「スキンヘッドの栄」に!
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2016/09/18/post-1098.html
サンデー毎日 2016年9月18日号


牧太郎の青い空白い雲 連載586

「ごめんなさい。取り返しのつかないことに......」

 リオ五輪が終わって半月。だけど、4連覇を逃し泣きじゃくる吉田沙保里クンの口から出た「あの言葉」が気になって仕方ない。

 沙保里クン、「お国のために必ず勝ちます」とでも約束したのか? そんなことはないはずだ。柔道もそうだが、他のスポーツと違って格闘技は金メダルを逃すと戦争に負けたような気分になるらしい。

 沙保里クン、レスリングは戦争ではないんだよ!

 できの悪い僕などは「取り返しのつかないこと」の連続。だから沙保里クン、恥ずかしいことはない。金メダルは国民の誇りではあるが、時の政権が目指す「国威発揚の道具」ではない。

    ×  ×  ×

 多分、こんな展開になるだろうと思っていたが、代わりに?劇的な逆転勝利で4連覇を成し遂げた伊調馨(いちようかおり)クンに国民栄誉賞授与を!という話が出てきた。地元・青森県八戸市関係者が早々に安倍政権に働きかけたとの説もあるが、彼女が辞退しなければ、安倍さんによる授賞はこれで4人目。中曽根政権と並ぶ史上最多タイ記録になる。

 今や「国民栄誉賞もアベ!」である。でも、異論が出た。

 国民栄誉賞の目的は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃(たた)えること」と規定されている。伊調クンはこれをクリアしている。が「人気抜群のヒロイン」であるかどうか?はいささか疑問が残る。

「男子体操の内村航平は過去3大会に出場し、個人総合2連覇を含む七つメダルを獲得しているから、彼こそ国民栄誉賞だ!」という意見もネットに溢(あふ)れた。感動なのか、人気なのか、それとも「メダルの数」が授賞の基準なのか?

    ×  ×  ×

"メダルの数"で選ぶというのなら、 いっそ「スキンヘッドの栄(さかえ)」を国民栄誉賞に選ぶべきだ。

 女子レスリングは、オリンピックの競技種目に採用された2004年のアテネ大会以来、今回のリオ五輪までに計8人(延べ16人)のメダリストを輩出している。そのうち7人を育てたのは、スキンヘッドの栄和人チームリーダー。

 浜口京子は父親の指導を受けているが、他の7人は、リオ五輪で金メダルを取った登坂絵莉(とうさかえり)も、土性沙羅(どしようさら)も、もちろん4連覇の伊調馨クンも、銀メダルに泣いた沙保里クンも「スキンヘッドの栄」の「愛弟子」である。

 世界でこれほどメダルを獲得したコーチは、多分、彼だけだろう。

 金メダルを取った選手が必ず「スキンヘッドの栄」を肩車して凱旋(がいせん)する。テレビで何度もこのシーンを見ているから、もはや「人気者」である。

    ×  ×  ×

 彼が立派なところは、女子レスニングに命を懸けていることだ。

 日体大出身。現役時代は自身も強豪選手として鳴らし、62キロ級で全日本選手権6回優勝。4回戦で敗退したが、1988年のソウル五輪にも出場した。その後、指導者に転身。レスリング協会の幹部から「女子をやれ」と命じられ、五輪種目でもなかった女子レスリング指導の第一人者を目指した。

 中京女子大付属高校の教諭になってレスリング部のコーチを兼任。7年後、愛知・中京女子大(現・至学館大)の監督に就任すると、4LDKのマンションを購入し家族と一緒に選手を住まわせた。部員が増えると一戸建てを買い、寮として選手に提供。すべて自腹。1日24時間、1年365日、選手と徹底的に向き合い、選手の食事の世話まで面倒を見るという。

 彼がいなければ「女子レスリングのメダリスト」は誕生しなかった。これぞ国民栄誉賞ではないか?

    ×  ×  ×

 国民栄誉賞を導入したのは福田赳夫(たけお)元首相である。ライバルの田中角栄元首相と比べ、人気がイマイチの首相が"人気取り"で考え出した。常に与える側の"人気取り"である。

 今回もアベノミクスの失敗で、人気下降ぎみの安倍さんの"人気回復策"の一つだろう。それなら思い切って「スキンヘッドの栄」を選んだら、歴代首相の中でただ一人「脇役にご褒美を与えた」として歴史に残るのは間違いない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/441.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 石破氏「シン・ゴジラは全然、リアルじゃない」元防衛大臣が抱いた、自衛隊に防衛出動させた違和感 戦車はどこから来たか
「シン・ゴジラ」、私はこう読む


石破氏「シン・ゴジラは全然、リアルじゃない」


元防衛大臣が抱いた、自衛隊に防衛出動させた違和感(前編)
2016年9月2日(金)
坂田 亮太郎

 日経ビジネスオンラインでは、各界のキーパーソンや人気連載陣に「シン・ゴジラ」を読み解いてもらうキャンペーン「『シン・ゴジラ』、私はこう読む」を展開しています。

 この映画に対して政治家や官僚の姿などがリアルに描かれているという評価が多いのですが、石破茂議員の意見は全く異なります。8月19日付のブログには「何故ゴジラの襲来に対して自衛隊に防衛出動が下令されるのか、どうにも理解が出来ません」と書いています。

 防衛大臣を務め、政界切っての「軍事通」である石破氏の真意は何か。前編・後編に分けて、たっぷりとお伝えします。

(聞き手は坂田 亮太郎)

※この記事には映画「シン・ゴジラ」の内容に関する記述が含まれています。
「シン・ゴジラ」が多くの国民から幅広い共感を得た理由を、どう捉えていますか。

石破:日本人はみんな、ゴジラが好きなんですね。ゴジラ以外にも戦艦ヤマトとかも、定番キャラとして大好きなんですよ。ゴジラが出てきたぞ、また映画になったぞ、というだけで話題にはなりますよ。


石破茂(いしば・しげる)氏
1957年生まれ、59歳。鳥取県八頭(やず)郡八頭町郡家(こおげ)出身。79年、慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)入行。86年、旧鳥取県全県区より全国最年少議員として衆議院議員初当選、以来10期連続当選。農林水産政務次官(宮澤内閣)、農林水産総括政務次官・防衛庁副長官(森内閣)、防衛庁長官(小泉内閣)を経て、2007年に福田内閣で防衛大臣。国会では、規制緩和特別委員長、運輸常任委員長、自民党では過疎対策特別委員長、安全保障調査会長、高齢者特別委員長、総合農政調査会長代行等を歴任。その後も2008年に農林水産大臣、2009年に自由民主党政務調査会長、2012年に同幹事長、2014年に国務大臣 地方創生・国家戦略特別区域担当(2016年8月に退任)。趣味は、料理(カレーには自信あり)、読書(特に漱石、鴎外、井上靖、五木寛之、福井晴敏)、遠泳。好きな食べ物はカレーとコロッケ(写真:的野 弘路)
石破:今回のシン・ゴジラに対しては、観に行った人からいろんな反応がある。エンターテイメント作品として面白かったと言う人もいれば、これからの核政策を考える意味で非常に意義深いと言う人だっている。または、我々のように、安全保障政策を考える意味でこの映画を捉える人もいる。

いろいろと、突っ込みどころが満載の映画と言うことですね。

石破:そうそう、敢えてそういう作り方をされたんでしょうね。

8月19日付のブログの中で「何故ゴジラの襲来に対して自衛隊に防衛出動が下令されるのか、どうにも理解が出来ませんでした」と書かれていました。違和感を抱いた理由は何ですか。

石破:例えば…国家主権って何ですか?

それは…突き詰めれば、国民の命と財産を守るということ…ですか。

石破:小学校でも中学校でも高等学校でも、そして大学でも「国家主権とは何か」ということは全然、教わりません。国民主権は習いますよ。でも、国家主権とは何か、ということは日本の学校では教えません。

 国家主権を守るということが独立と言うことです。国の独立を守るのが軍隊の仕事で、そこで発動されるのが自衛権なんです。自衛権とは国の独立を守るためのものなんですが、攻撃の主体は常に国または国に準ずる組織となる。これって基本中の基本なんですけれど、でも大学でも教わらない。

 国家主権の三要素である「領土」と「国民」と「統治の仕組み」。この三つについては、国または国に準ずる組織に指一本触れさせてはならない。それは領土であり、国民であり、統治の仕組みを守ることが国の独立を守るということだからです。軍隊の仕事というのはただ一つ、国の独立を守ることです。そんな大事なことも、実は私も議員になるまで知りませんでした。

 では警察とは何か。これは国民の生命と財産、そして公の秩序を守ることで、行使されるのが警察権です。従って、優れて、軍隊の作用というのは外国勢力に対して行われるべきものであって、国内において軍隊は機能するものではないのです。逆に、警察というのは、優れて、対内的な作用を果たすべきものです。対外的に警察権を行使すると言うことはあり得ないのです。

石破:軍であれ、警察であれ、実力組織であることに違いはありません。しかし、その2つは全く異なるものです。安全保障を語る上において、基本中の基本がほとんど誰も理解していない。だから私は、何故、ゴジラがギャーと暴れて、自衛権が行使されるのか全く分からない。


映画「シン・ゴジラ」の中では自衛隊に防衛出動が出されたが…©2016 TOHO CO.,LTD.
ゴジラは害獣であって、外国勢力とは言えないからですか?

石破:そうです。自衛権を行使するための三要件というのが法的で決まっています。我が国に対する国または国に準ずる組織からの急迫不正の武力攻撃があること。他に取るべき手段がないこと。その実力行使は必要最低限にとどめること。これが三要件です。映画で出てきた「防衛出動」というのは自衛権の行使に他なりません。だからこの三要件が満たされない限り、自衛隊に対して防衛出動が下令されることはあり得ません。

 去年、安全保障政策が国会に提出された時にあれほど議論したのに、映画とは言え、なんであんな平気に、自衛隊が出動してしまうのか…

あのゴジラをどっかの国がリモコンで操っていれば…

シン・ゴジラは映画としてリアルだ、リアルだと評価されていますけど、自衛隊に防衛出動させる法的な部分が簡略化してしまっているということですか。

石破:いや、間違っているでしょ。だから、あのゴジラをどっかの国がリモコンで操っていれば、国または国に準ずる組織からの我が国に対する武力攻撃とみなせるので、自衛権の行使はまったく問題ありません。でも映画の中ではまったくその部分は描かれていません。そうすると害獣駆除で処理するしかない。イノシシとか、クマとか、そういう害獣を駆除するのと基本的には全く同じです。だからクマが爪でガーンと攻撃するのと、ゴジラが火を吐くのは一緒なんです。

 国家とは何か、ということを別の言い方をすると、軍隊と警察という実力組織を独占する組織体だということです。これが国家なんです。マックス・ウェーバー流に言えば「暴力装置」なんです。かつて仙谷さん(由人氏=民主党政権における内閣官房長官)が言って大問題になったんですけど、仙谷さんはマックス・ウェーバーをちゃんと読んでいた。実力組織と暴力装置というのは、本質は同じです。要するに軍隊と警察という実力組織、マックス・ウェーバー流に言えば、暴力装置を独占的に所有する主体が国家です。だから国家とは何か、国家主権とは何か。警察とは何か、警察権とは何か。軍隊とは何か、自衛権とは何か。そういうことを整理する意味で、あの映画ってどうなんだろうねと言う議論は、あって然るべきでしょう、と思うのです。

 で、ブログを書いたことで私のところに「お前はそんな暇なことを考えているのか」とお叱りを頂戴するわけです(笑)。いやいや、私はゴジラ退治をどうしようと言うことを申し上げたいのではない。国家とは何か、国家の独立とは何か。そういうことをきちんと整理しておかないと、憲法9条を改正して国防軍を持つとか、自衛権を行使するのはどうすべきかとか、そういう議論の本質が分からなくなると。

 国権の最高機関である国会で、定義もきちんと分からずに議論すること。これは国民に対する冒涜だと、私は常に思っているんですよ。でも、そういう人がいっぱい、いるわけですよ、国会議員でも。

残念ながら、それが現実だ、と。

石破:それもある意味で、仕方がないことなんです。だって、大学に入っても法律についてきちんと学ぶことはほとんどない。私は法学部を卒業しましたが習っていない。国家公務員試験をパスして官僚になる人も分かっていない。経団連に加盟しているような大企業にお勤めの人も知らない。おそらく法曹界の弁護士でも、分かっている人はごく少数だと思いますよ。

 そういう状況下で自衛権をどうするかなど、緊急事態に対応するにはどうすべきか、という議論に私は恐ろしく危惧しています。

政治家の行動原理は票とカネだから


石破事務所には防衛に関する書籍が並ぶ(写真:的野 弘路)
しかし、現実問題として北朝鮮のミサイルが今日、発射されるかもしれない。あるいは尖閣諸島の周辺では、今この瞬間も中国海警局の船が日本の領海に侵入しているかもしれない。そういう脅威に晒されすぎて、国民の方もその脅威にだんだんと麻痺してきた状況です。

石破:政治家はこの手の話はやりたがらない。だって、世の中に受けないからです。国防に関わる話をしても票にならないし、パーティー券も売れないんですよ(笑)。政治家の行動原理は票とカネだから。全員とは言わないが、大半がそうです。でも私は、そういう国家のベースとなるところをきちんと議論するのが政治家だと考えています。そのベースがあって、そこから農林水産分野だろうが、建設だろうが、文教だろうが何でもいいんですけど、票やカネにつながることをおやりになればいい。でもベースはやっぱり、国家の独立とは何かということでしょ、と。

 我々自民党と民進党などでは立場や主義主張は大きく異なりますけれど、基本となる知識や用語について共通の理解がないと、まともな議論にならないのですよ。しかし現実には共通理解がないまま、感情的なやり取りだけが行われる。

とくに、去年の安保法制の議論には違和感を覚えました。

石破:おかしかったでしょ。国会の周囲にも「憲法9条を守れ」「戦争法案を許さないぞ」とデモをする方はたくさんいました。でも、基本的なことが国民に理解されないまま、数で勝る与党によって採決が進む。そんな状況だったので、当時、地方創生大臣だった私は「国民のご理解が進んだという自信がない」と発言したら、「貴様、安倍内閣の一員なのにそんなことを言うのか」と批判されました。でも、分かってないのは事実でしょ、と。

 では憲法改正の議論の時はどうするか。国民投票ですからね、国民がきちんと中身を理解しないまま投票したらどうなるか。

Brexit(ブレグジット)の例もありますからね、その時の流れで極論に傾いてしまう恐れがありますね。

石破:国の独立を守るというのは容易なことではない。この国はなぜ、太平洋戦争という勝算のない戦争に突き進んでしまったのか。そこの検証と反省ってどれくらいできたんでしょうか、と思うんですね。当時の国民は、アメリカの工業力とか工業生産額とか、あるいは資源力とか。全然知らされていなかったわけでしょ。教わったのは「鬼畜米英」ということ。敵は鬼であり、獣だと。

 また、アメリカは民主主義の国だから、最初にがーんとやってしまえば、厭戦気分が高まって有利に講和に持ち込めるぞと。要するに、正確な情報が国民に伝わらないまま戦争になってしまった。

 では、今の日本でも正確な情報がきちんと国民に伝わっているのでしょうか。

それはメディアの問題でもあります。

軍事に詳しいと「軍事オタク」とか「軍事マニア」と言われる


「軍事オタク」と呼ばれても…(写真:的野 弘路)
石破:国防に関わる話って、優れて政策的な話であって、政局的な話ではない。これは私の不徳の致すところでもありますが、軍事に詳しいと「軍事オタク」とか「軍事マニア」とマスコミに取り上げられる。大体、迫害排斥の対象になる(苦笑)。

 だけど医学に詳しい人が厚生労働行政に関わったとして、その人は「医学オタク」って言われることはあるでしょうか。

聞いたことがありませんね。

石破:鉄道や航空に詳しい人が国土交通大臣をやっても「鉄道オタク」や「飛行機オタク」とは言われないですよね、もっと好意的に専門家という扱いになります。軍事に関してだけは、オタクやマニアと言われ方をする。これはなぜかというと、その方がマスコミ的に面白い、受けるからですよ。

それは日本の教育に関わることなんでしょうね。日本では戦争について議論することはよろしくないという風潮がかつてありましたし、今も一部の人はそう考えています。

石破:でも、そういう人たちに限って、いざ有事になると振れやすい。超法規的にやれ、と。

 
(後編に続く)

石破氏:ゴジラを攻撃した戦車はどこから来たか
「シン・ゴジラ」、私はこう読む
元防衛大臣が抱いた、自衛隊に防衛出動させた違和感(後編)
2016年9月7日(水)
坂田 亮太郎

 日経ビジネスオンラインでは、各界のキーパーソンや人気連載陣に「シン・ゴジラ」を読み解いてもらうキャンペーン「『シン・ゴジラ』、私はこう読む」を展開しています。
 「シン・ゴジラ」を観て「何故ゴジラの襲来に対して自衛隊に防衛出動が下令されるのか、どうにも理解が出来ません」とブログに書いた石破茂・元防衛大臣。後編の今回は、ゴジラをきっかけに国家の有事について、もっと議論を深めるべきだと語った。
(聞き手は坂田 亮太郎)
※この記事には映画「シン・ゴジラ」の内容に関する記述が含まれています。
(前編はこちら)

国家の防衛について語る石破茂氏(写真:的野 弘路)
石破:小泉内閣時代、私は防衛庁(現防衛省)の長官を拝命しておりました。当時、北朝鮮のミサイル実験や不審船・工作船の銃撃事件などが起きました。そうなると国民からは「北朝鮮、討つべし」という世論が盛り上がる。国会答弁で、ある議員から「防衛庁長官、日本は北朝鮮と戦ったら勝てるのか?」と質問されたことがありました。
 私は「北朝鮮に負けませんが、勝てません」とお答えしました。その意味するところは、自衛隊は陸も海も空も対外勢力からの攻撃を排除する能力は持っている。日米安全保障条約が発動して、日米共同体制で応戦することもできる。だけど、大変申し訳ないが、我が陸上自衛隊も、海上自衛隊も、航空自衛隊も、自衛隊だけで北朝鮮を攻撃するための能力は持っておりません。
 そう答弁するとですよ、「一機100億円もする『F15』を200機も持っているのに何事だ」となる。たしかに一機100億円でございますが、それは(領空に入ってくる)敵の航空機を排除する能力を与えられているのであって、北朝鮮まで飛んでいって、向こうのミサイル基地を叩く能力なんて持っていない。
 そもそも、今のままではどこに基地があるのかも分からない。飛んでいったら向こうの戦闘機だって応戦してくるでしょうし、対空ミサイルだって上がって来る。それを避けるために飛行すると、通常の水平飛行と比べて燃料消費量がものすごく多くなる。そうなると空中給油機を十分に持っていないと、そんな作戦は指示できないんですよ。当時、航空自衛隊は空中給油機を2機しか持っていませんでしたから。
 しかもF15には対地攻撃能力もない。それでも行けとおっしゃるのであれば、神風特攻隊と何が違うんですか?あなたは航空自衛隊の能力を分かって言っているのですか?と、逆に私が質問したいくらいでした。法律も知らない。自衛隊の装備のこともよく知らない。でもそう言う人が圧倒的多数なのが、日本の現実なのです。
自衛隊の装備は充実していると、考えている国民は少なくないでしょうね。
石破:例えば映画でもそうです。神奈川方面からゴジラが東京にやって来た。すると多摩川の河川敷に、最新鋭の戦車がズラーッと並んでいたでしょう。あの戦車、どこから、どうやって来たんでしょうね。

映画「シン・ゴジラ」では首都東京を防衛するため、多摩川の河川敷に戦車部隊が展開した。©2016 TOHO CO.,LTD.
ロジ(兵站)はどうしたのか、と。
石破:本州にはあんな数の戦車がないんですけどね。日本では、最新鋭の戦車はだいたい北海道に配備してある。だからリアルさを追求するのであれば、北海道から多摩川までどうやって持ってきたのかも見たかった気はしますね。空輸するにも、日本は戦車を大量に運ぶだけの飛行機を持っていませんから。
 だから私は防衛庁長官・防衛大臣の時代に、「戦車を600両も持ってどうするのだ?」と尋ねたことがありました。最新鋭の戦車を北海道ばかりに配備していることに対しても「ロシアが戦車で攻めてくる可能性があるのか?」「北海道で戦車同士が打ち合うことが本当に起きるのか」と聞きました。私の考えではゼロとは言えないけど、まず起こらない。
「大臣は戦車がお嫌いですか?」
 では皇居があり、国会議事堂があり、霞ヶ関があり、丸の内がある東京はどうやって守るのか。もちろん東京だけが大事とは考えていませんが、首都中枢を守るのは国家防衛の基本の一つでしょう。北海道から戦車が駆けつける頃には、みんな終わっている。だからこそ、戦車ほど強くないかもしれないが、せめて時速100kmで走行できる装輪装甲車が要るんじゃないの、と。
 そうしたら「大臣は戦車がお嫌いですか?」と言われました。でも好きとか嫌いとか、そういう問題じゃないだろうと。結局は機動戦闘車の導入に向けて動き始めました。配備されるまで10年かかりましたけどね。

石破事務所に飾ってある機動戦闘車の35分の1モデル。実際の16式機動戦闘車は52口径105mmライフル砲を装備しており、最高速度は時速100kmを誇る。防衛省は「機動戦闘車は、戦闘部隊に装備し、多様な事態への対処に優れた機動性及び空輸性により迅速に展開するとともに、大口径砲により敵装甲戦闘車両及び人員に対処するために使用するもの」と説明している(写真:的野 弘路)
石破:日本国は世界196カ国の中で唯一、核攻撃を受け、生物兵器の攻撃を受け、化学兵器の攻撃を受けました。広島と長崎で原子爆弾を落とされ、オウム真理教は生物兵器とサリン(化学兵器)でテロを仕掛けました。それらをまとめてNBC(Nuclear, Biological, Chemical)攻撃と言いますけど、私が防衛大臣だった当時、これらに対応する能力はまだ十分に持っていなかった。
 Nについても、核兵器による攻撃が本当にないと言えるのか。核兵器はミサイルで飛んでくるだけではありません。「ダーティーボム」と言って、アタッシュケースに詰め込める核兵器だってある(注:爆薬などで放射性廃棄物など放射性物質をまき散らす兵器)。そういうものが使われる可能性は十分にあり得る。あるいは原子力発電所の事故だってあり得る。今から14年前に、私は防衛官僚とこう言う話をしていました。
 そういう経緯から配備されたのが、NBC偵察車両です。

NBC偵察車の20分の1モデル。核・生物・化学兵器に対して、その被害を極限に限定するため早期に汚染地域の状況を解明する必要がある。NBC偵察車には汚染物質を検知・識別するための高性能情報処理機器も搭載している。最高速度は時速95km(写真:的野 弘路)
石破:そうした危機は明日、起こるかもしれない。それなのにゼロから研究開発していたら、配備までに10年はかかる。国産にしたい気持ちは分かるけど、BやCを使ったテロは明日、発生するかもしれない。米国や欧州には既にあるんだから、国産車両の準備ができるまで、外国のNBC車両を入れたらどうかと言いました。そうしたら「何をおっしゃいますか、大臣。外国のクルマはデカいので、日本の道路は走れません」と反論してきました。
 「有事だから、道路交通法の適用除外できるのではないか」と私が問うと、「日本の法律では、そのようなクルマは走れません」の一点張り。結局、NBC車両が日本で配備されたのは福島第1原子力発電所の事故が起きた後でした。
一番活躍しなければならなかった時に、なかった。
石破:だから3.11で、戦車が出てきたでしょ。74式ね。ある程度の放射線防護能力があるので、放射性物質で汚染された瓦礫を撤去するために派遣されました(注:現地で訓練も行われたが、実際には使われなかった)。主力戦車の90式には、その能力はありません。あの時、NBC車両があったらと、今でも悔やみます。
 相手は国または国に準ずる組織ではないけれど、3.11はまさしく有事でした。それなのに5年も経つと、その教訓が薄れかけてきている。
 ゴジラに話を戻せば、法律的にどうなの?と思うところはあります。なんで最新鋭の戦車がこんなに多く、多摩川に配備されているの?とも疑問に感じました。それでも、国家に危機が訪れたときにどうすべきか、それを思索する場になれば良いと思いますよ。だから、ゴジラを観て、みんなで考えようというシンポジウムとかあったら、実に面白い。
「よく見ろ日本人、これが戦争だ」

虚構(ゴジラ)が現実(ニッポン)の課題をあぶり出す©2016 TOHO CO.,LTD.
今回、日経ビジネスオンラインでシン・ゴジラの特集を組んだのも、そうした狙いもあります。たくさんの有識者の方々に、シン・ゴジラを観て何を思ったのかを語っていただいています。映画はフィクションですけれど、これを機にいろんなことがきちんと議論される機会になったらいいなと、考えています。
石破:私は自民党の中で安全保障調査会長を務めたし、国防部会の中に防衛基本政策検討小委員会を作って、長らく委員長もやってきました。その時に題材にしたのが、この種の小説です。中でも私が一番好きなのは「亡国のイージス」(講談社)。福井晴敏さんが書かれた作品で、実に精緻な小説です。映画化の際に、自衛隊は陸・海・空とも全面協力をさせていただいたんです。
 この映画には裏話があります。私が長官2年目の頃だったか、広報課長が私のところにやって来て、「亡国のイージスの映画化で自衛隊に撮影協力の依頼があったので断りました」と言ったのです。あぜんとしましたよ。それで彼に、亡国のイージスを読んだことがあるのかと尋ねたら「読んだことがありません」と。現職の護衛艦の艦長が艦を乗っ取り、北朝鮮の工作員と共に、日本国政府を脅迫するストーリーなので「そんな不名誉な映画に我々が協力することなんてできません」と言うのです。
 私はこの小説を3回も読んでいました。遠洋航海に出る幹部候補生たちに「この本を読んだらいい」と渡したしたこともありました。危機が起きた時に日本がこうなってしまうということが、実に精緻に書かれている。書籍の帯には「よく見ろ日本人、これが戦争だ」と書いてある。まさに、その通りだと思いましたよ。

徹底的にリアリズムにこだわる石破茂氏(写真:的野 弘路)
石破:そういうやり取りを経て、映画の撮影には全面的に協力させてもらいました。さすがに艦長が護衛艦を乗っ取るのはまずいというので「副長にしろ」と指示したり(笑)。小説で1カ所だけ間違っていたのは、乗っ取られた護衛艦を沈めるのにF15が使われたことです。航空自衛隊が船を沈めるのに使うのはF2なので、そこだけは原作と映画で差し替えてもらいました。
 ですから映画として、法律の面でも、装備の面でも完璧に出来ていたのは亡国のイージスだと私は思っています。ただ、今度のゴジラは、法律や装備の面でおかしいなということは百も万も承知で作っていると思いますよ。でも、ゴジラをきっかけに、日本の安全保障について様々な議論が巻き起こることは良いことです。
安保法制などもリアリティに基づいてもう一回、考え直さなければならない。そういうことですか?
石破:当然です。現実に、今の日本は軍事的な脅威にさらされている。これは主義主張にかかわらず、紛れもない事実です。今の法体系できちんと抑止力が働くのでしょうか。
 抑止力というのは、兵隊が何万人いるだとか、戦闘機が何百台あるかということだけで決まるのではないのです。法律、装備、人員、そして運用。この四要素が揃って初めて、抑止力が働きます。
 人材面で言えば、例えば海上自衛隊。3等海佐、2等海佐、1等海佐、海将補、そして海将。こうした幹部人材のリザーブ、予備役がほとんどいないんです。ゼロに等しい。航空自衛隊も同じようなものです。だから防衛大臣時代、彼らに対して「君たちは不死身かね?」と問い続けてきました。
弾に当たれば誰だって死ぬ
病気で倒れた時のことを考えろ、ということですか。
石破:いやいや、死ぬでしょう。弾に当たれば、誰だって。それが現実です。指揮官が死んだら、その軍隊はどうなりますか。バラバラになって、組織がきちんと動かなくなる。だからどの国も、リザーブは確保しているんです。だって、人は死ぬから。にもかかわらず、日本では幹部は死なないことを前提にしている。そんな縁起でもないことは考えたくない、と言うことなのでしょうか。
 しかしそれでは実働できないのではないか。幹部も死ぬことを前提に予備役を置いてくれ、それが抑止力だろうと、防衛省の幹部には何度も、何度も言いました。
外国勢力が日本を攻めるとしたら、まず幹部が集まっているところを狙うでしょうね。
石破:だからと言って、日頃、民間に務めている予備役の人たちが突如として艦長ができるわけがない。でも市ヶ谷(防衛省の本部)で、あるいは海軍基地でデスクワークしている現役の海上自衛官がいる。そう言う人たちを前線に回して、後ろのロジ部分を予備役にやってもらう。十分に現実的なプランだと私は思いますけどね。
 「幹部は死なない」という考えと、「憲法九条さえ唱えていれば日本は平和だ」と信じている人のメンタリティって、互いに通じるものがないでしょうか。もし憲法九条自体が抑止力になり得るのであれば、世界中の国が採用するんじゃないですか。でも現実には日本だけです。
日本の防衛により多くの人が関心を持ってほしい
 「憲法九条を守れ」と言う人に限って、憲法九条の条文をきちんと暗唱できません。

石破氏は憲法九条の条文を、よどみなく暗唱した(写真:的野 弘路)
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
 これが憲法九条の条文です。これで武力の行使と武力による威嚇は何が違うか。国際紛争って何か。「国権の発動たる戦争」と「武力の行使」は何が、どう違うのか。これをきちんと理解している日本人は、百人に一人もいないかもしれない。にもかかわらず、憲法九条を守れとおっしゃる。条文を暗唱できないし、言葉の定義もままならない。それで、どうやって、守るんですかと私は言いたいのです。
 私は安全保障の仕事を20年以上してきましたが、あんまり進歩していないなぁというのが正直な感想です。
その意味で、ゴジラという皆が親しみやすい題材で、日本の防衛について改めて考えてみることは意義があるということですね。
石破:だと思いますね。日経ビジネスをお読みになっている方は世の中に影響力のある方も多いでしょうから、そう言う人たちにこそ興味を持ってもらいたいと思っているのですよ、日本の防衛について。
読者の皆様へ:あなたの「読み」を教えてください
 映画「シン・ゴジラ」を、もうご覧になりましたか?
 その怒涛のような情報量に圧倒された方も多いのではないでしょうか。ゴジラが襲う場所。掛けられている絵画。迎え撃つ自衛隊の兵器。破壊されたビル。机に置かれた詩集。使われているパソコンの機種…。装置として作中に散りばめられた無数の情報の断片は、その背景や因果について十分な説明がないまま鑑賞者の解釈に委ねられ「開かれて」います。だからこそこの映画は、鑑賞者を「シン・ゴジラについて何かを語りたい」という気にさせるのでしょう。
 その挑発的な情報の怒涛をどう「読む」か――。日経ビジネスオンラインでは、人気連載陣のほか、財界、政界、学術界、文芸界など各界のキーマンの「読み」をお届けするキャンペーン「「シン・ゴジラ」、私はこう読む」を開始しました。
 このキャンペーンに、あなたも参加しませんか。記事にコメントを投稿いただくか、ツイッターでハッシュタグ「#シン・ゴジラ」を付けて@nikkeibusinessにメンションください。あなたの「読み」を教えていただくのでも、こんな取材をしてほしいというリクエストでも、公開された記事への質問やご意見でも構いません。お寄せいただいたツイートは、まとめて記事化させていただく可能性があります。
 119分間にぎっしり織り込まれた糸を、読者のみなさんと解きほぐしていけることを楽しみにしています。
(日経ビジネスオンライン編集長 池田 信太朗)


このコラムについて
「シン・ゴジラ」、私はこう読む
「現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)」。大ヒットとなった映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督)は、現実の日本に、ゴジラという虚構をぶつけることで、日本人、特に組織の中で生きる人間に対して、自らの弱さ、強さ、そして「仕事」を、強烈に意識させる作品になった。オトナとしてこの社会の中で生きている日本人たちに、それぞれの立場からの、シン・ゴジラへの読み解きを寄せてもらった。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/083000015/090600008

http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/442.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 民進の3代表候補者より、共産党の方が余程大人である(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201609/article_6.html
2016/09/06 22:36

民進党の代表選挙も、告示早々にはマスコミにも取り上げられたが、最近は地方遊説を行っているはずなのに、さほど話題になっていない。安倍内閣の支持率も中々下がらない。流石、伊達に首相を2回もやっていない。支持率を下げないように、出来ることはすべて行っている。それにも増して、民主党政権時に民主党内部で、自党の仲間を座敷牢に入れたり、後ろから口鉄砲で撃ったり、批判しあったりバラバラだった状況が、国民には民主党はもう懲り懲りと思わせているのだ。これに対して、自民党内でも不満があるかと思うが、批判は聞こえて来ない。

今回の民進代表候補の3名は、参院選挙で野党共闘によって惨敗を免れた成果を決して良く言わない。逆に、共闘の中で民進の主体性が埋没して不満だったようである。前原氏に至っては、野党共闘はリセットした方がいいと言い切った。もし、野党共闘をしないで、民進だけでどうするというのだ。これでは、政権を何としても取りたいと行動するリーダー、監督ではない。

それに対して、野党共闘のキーを握る共産党の小池氏は、民進にコケにされていること怒りもせず、冷静である。記者会見で、民進党代表選で野党共闘をめぐって出ている議論について問われ、

「日本共産党は、野党共闘に安保条約や自衛隊に対する共産党独自の政策は持ち込まないと繰り返し表明しています。天皇制についても、綱領で天皇の制度を含めて憲法の全条項を守ることを明確にしています。また、当面の政治課題になっているわけでもありません。野党の共闘にとって何の障害にもなりません」

と強調したという。共産の方が余程大人の対応で、その本質を理解している。民進の代表候補は、共産の爪の赤でも煎じて飲んだほうがいい。自公にとって、民進が野党共闘をすることが最も恐ろしいことを理解していない。


野党共闘、公党間の合意に基づいて議論を
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-09-06/2016090601_02_1.html

小池書記局長が会見

 日本共産党の小池晃書記局長は5日、国会内で記者会見し、民進党代表選で野党共闘をめぐって出ている議論について問われ、「日本共産党は、野党共闘に安保条約や自衛隊に対する共産党独自の政策は持ち込まないと繰り返し表明しています。天皇制についても、綱領で天皇の制度を含めて憲法の全条項を守ることを明確にしています。また、当面の政治課題になっているわけでもありません。野党の共闘にとって何の障害にもなりません」と強調しました。

 小池氏は、4野党の間で、これからの国政選挙でできる限りの協力を行うことを何度も確認し、アベノミクスによる格差と貧困の拡大を是正することなどに加えて、15本の共同法案や市民連合との間で確認した19項目の政策など共通政策を豊かに発展させてきたことを強調。「公党間の合意は重い。これまでの合意に基づいて議論し、さらに発展させていきたい」と表明しました。

 そのうえで小池氏は、民進党代表選で憲法審査会の議論に積極的に参加していくといった議論が出ていることにふれ、「4野党は党首会談で『安倍政権のもとでの憲法改悪に反対する』ことを合意しています。そして、憲法審査会は憲法を一般的に議論する場ではなく、改憲案および改憲発議の審査を目的とする機関です。そのことを踏まえて対応するべきです。政党間の合意に基づいて改憲反対という立場を貫くことを求めます」と述べました。


http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/443.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 蓮舫議員の過去発言が物議!1997年の記事で「私は台湾籍」と発言!
蓮舫議員の過去発言が物議!1997年の記事で「私は台湾籍」と発言!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-13290.html
2016.09.07 02:25 情報速報ドットコム


     


     






以下、ネットの反応




















前後の文章も全て読まないと断定は出来ないですが、この時点で台湾国籍となっているのならば大問題だと思います。蓮舫氏を応援していただけに、ちょっとこれには驚きです。
蓮舫氏の説明では日本国籍を獲得した直後に台湾国籍は放棄しているようなので、事実関係に矛盾が発生しているように感じられます。


蓮舫 参議院議員 記者会見@外国特派員協会 2016-8-23


関連記事
命取りになりかねない蓮舫議員の二重国籍問題  天木直人
http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/410.html

蓮舫代表代行の二重国籍疑惑、今日に国籍離脱の手続きを完了か!蓮舫氏「台湾籍の放棄を宣言しています」
http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/431.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/444.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 蓮舫にしろ、米軍基地問題にしろ、何で日本の政治問題で「外国人」?朝日の植村記者も韓国系キリスト教団の関係者っだったし
いつも不思議に思うんですが、何で日本の政治問題で「外国人」?

蓮舫氏なんか18歳で日本国籍を取得した、日本人だと主張してましたが、30歳で「私は中国籍」と明言。まあ、民進党議員には「元外国人」が多いので、そんな政党なんだなと思えばいいのでしょうか?
 
 
高江ヘリパッド建設現場では、なぜか韓国人が逮捕。
こんな写真が出回っています。
https://pbs.twimg.com/media/CrrGdxUVUAA1MR5.jpg
 
 
慰安婦問題で韓国訴訟団の代表の娘と結婚していた朝日の植村さん、先ごろ自伝を出版しましたが、読んでみると高校時代で共産主義や朝鮮問題にかぶれ、大学時代は反日で有名な「西早稲田」の韓国系キリスト教団の学生寮に住み、金大中の支援デモなどに参加していたと告白している。

国会前、官邸前、沖縄、あちこちでデモや活動家の妨害が報道されているが、報道する側のTBSは「韓統連」の学生委員長を採用。。。。

おかしくありません?

<参考リンク>
https://twitter.com/fuwari_kitten/status/773121047725940736

凛子@草むしり中
@fuwari_kitten
今話題の蓮舫w
1997年の雑誌CREAでは自分は台湾籍だと発言してましたね。
 
 
 


https://twitter.com/maruchan777jp/status/773148515912474624
中丸 啓認証済みアカウント
@maruchan777jp
速報です。本日逮捕され、名護署に拘束されているのはキムさんという朝鮮人とのこと。罪状は高江の路上で牛歩運転を繰り返し、それを制止しようとした警察官に車を接触させ公務執行妨害罪で現行犯逮捕されています。
ヤギ以外は県外という現実。
 
 
 
https://twitter.com/tanimach/status/773185698723573760

tomtom
@tanimach
沖縄
高江
辺野古

TBSの報道がネットで拡散されています。
しかし、TBSは昔から在日左派勢力と親密なのは有名です。
昔は総連。最近では韓統連の学生委員長だった人物が報道に採用されて話題になりました。


http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/445.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 泉田知事不出馬についての雑感 (内海聡)
http://touyoui.blog98.fc2.com/blog-entry-466.html#more

原発派の嘘と謀り以上に反原発派の思想が最悪である。

私が原発反対の放射能危険論者であるため、この情報が日々流れてくるが、前々から書いているように私は政治家に微塵も期待したことがないので、泉田知事が不出馬だろうがどっちでもいい次第である。しかし今回の騒動では別の問題の方が重要だろうと思うので、それについての雑感を書いてみたい。おそらく原発反対の多くの人とは意見が違うだろうが、それはそれで構わないと思う。また、このネタは多いので、これくらいでアカウントは消えないだろうし。

事の流れをごく簡単に書くならば、出馬していたのを撤退し、その理由は表向きには、新潟県が出資する第三セクターの子会社によるフェリーの購入をめぐって、偏向した批判的報道が原因となっている。泉田知事本人が声明の中で「新潟日報社が発行する県紙の「新潟日報」で「憶測記事や事実に反する報道が続いた」、「このような環境の中では十分に訴えを県民に届けることは難しい」と述べている。

まずこれを意味不明と思うのが、自称覚醒者の大多数の発想であろう。確かに地方新聞ごときで何が動くのか、もともとネットを中心に世論を固めてきたのが反体制派であり、知事に真の意味でやる気があれば地方新聞の嘘を打破するため、出馬を維持すると考えるのが人情である。しかし現実は違う方向に進んでおり、脅しだ圧力だいろんな噂が出ている。所詮ネットだしその辺で右往左往するのがいいと思うし、そこが外れているわけではない。

しかし今回の問題で本質はそこではないだろう。もともと自殺うんたらと知事は語り、命はある程度かけてきたはずである。それよりこの泉田知事を応援してきた反原発の人々、この対応と態度がすこぶる酷く悪すぎるほうが、知事以前に反原発とか社会を変えるとかいう点では、よほど問題である。このままいくと、原発推進派知事候補がそのまま通ることになるので、いやだと思う人が多いのはわかるが、それこそが本末転倒の極みであろう。

まずは出来レースの極みである。泉田氏出馬撤回と同じタイミングで、原発推進派の知事出馬が決まっているが、これは出来レースであることを意味する。泉田知事は出来レースには入っていないと思う自称覚醒者の、勘違いぶりはすさまじいものがある。でも本質はここにさえない。本質は理由が何であれ、泉田知事が出馬を自分自身で撤回したということにある。理由は何であろうがこれは関係ないのだ。脅しだから撤回したというならそれでもいい。

自分や家族の命はとても大切なものだし、それは裏の理由になりうる。脅しにかけられたのではと書き込むネット市民と反原発派が、いかに無責任が極まっているか、これだけでもお笑いに値する。しかしもっと問題は泉田知事は素晴らしかった、頑張ってくれたという自称覚醒者が、泉田知事にもう一度出馬してもらいたいという、依存と無責任の極みを堂々と社会変革であるかのように名乗ることである。泉田知事は理由は何であれ自分で決断だけはしたのだ。

泉田知事の三期は素晴らしかった、我々はろくに応援もしてこなかった、そんな見捨てていたも同然の泉田知事が不出馬に切り替えた、だから人々は応援するふりをして応援だ出馬の為に交渉だと、どこまで人間は自己中心的なのだろうか。ほんの少しでも恥があれば、絶対のこの行動は起こせない事である。この行動を起こしている人々とは結局のところ、自分では真の努力は絶対にしないが、泉田知事に責任を押し付ける輩に過ぎない。

これは本当に吐き気を通り越すほどに醜い。なぜなら泉田知事は理由は何であれ自分で出馬を撤回しているからだ。たとえそれが脅しであれ命の危険であれ他の理由であれ、ネットごときに載っている話の何があてになるだろう。それもてきとうに情報を調べた気になり、自分が出馬するわけでもなく自分がお金を出すわけでもなく、泉田知事応援してますよと言う嘘を振りまく自称反原発派が、いかに嘘つきかはもはや語るまでもあるまい。

本当に新潟の再稼働に反対であり、家族を守りたいのであれば自分が出馬すればいいことであり、誰か反原発派を出馬させ全身全霊を捧げればいいことである(もうできないが)。これが反原発派という嘘つきと体制派との圧倒的な差である。反原発派は正しい情報、心のありよう、健康や社会の在り方などを建前としながら、本心はそれを主題にはしておらず、その場だけで動き情報戦の意味も知らず、正しいしか興味がなく究極的なまでに依存症であることを、今回のことでも証明してしまったのだ(毎回だが)。

日本において反原発派や医療問題を指摘する人々、食やその他の問題を指摘する人々が、絶対に主流にならないのも誰も見ないのも、相手にされないのも自己満足なのも、絶対に負け続けるのも当然のことである。テレビの中では正義の味方は必ず勝つが、それはテレビが作ったからであり、悪の組織は常に前々から緻密に計画を練り統率され、正義の味方とやらはいつもいきあたりばったりで、自分たちが間違えたことは言っていないと勘違いしているだけだ。

つまり今回の泉田知事騒動は、参議院選挙から続いた日本のシステム管理の仕上げでもあり、絶対に反体制派が勝つことなど無理であることを証明したのである。反体制派とはどこまで行っても自分では何もせず、ネットで署名したら何かが動くと思っているレベルであり、自分ではリスクなど決して冒さない人々である。ネットで呼びかけしたら自分はリスクを冒していると思っているのだから、その思想のスバラシサには感嘆するよりない。

はっきり言うなら、泉田知事は意味不明な理由によって、市民を見捨てたといってもいい。しかしそれには見捨てる理由がある。知事撤回の後の行動にこそ見捨てるべき理由があるのだ。誰が先頭に立って危険を冒してきたものの行動を矯正しようというのか。まさに山本太郎を応援する日本人と同じである。「応援してます」という嘘つきに共通するのは、自分たちは真の意味での努力は決して行わず、自分は立候補もせず泉田知事を動かそうとする究極の偽善性なのである。

私は究極の欺瞞には付き合う気がおきない。日本人が思う反原発と私が思い描く反原発は、全く向いている方向が違っているのだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/446.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 蓮舫氏「台湾籍は1985年に放棄したつもりだったが確認中」→1997年に「自分は台湾籍」と発言する記事が見つかる 鳥越化
蓮舫氏「台湾籍は1985年に放棄したつもりだったが確認中」→1997年に「自分は台湾籍」と発言する記事が見つかる


follow us in feedly2016年09月07日06:00|コメント( 78 )| 政治 | 炎上 |

蓮舫 二重国籍 嘘に関連した画像-01
【民進党代表選】蓮舫代表代行、台湾籍の除籍手続き取る 「二重国籍」問題で「確認取れない」 - 産経ニュース

蓮舫 二重国籍 嘘に関連した画像-02

民進党の蓮舫代表代行は6日、高松市での記者会見で、日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」疑惑について、「いまなお確認が取れない」と述べ、6日に台湾当局に対し、現在も台湾籍があるか確認手続きを取り、同時に台湾籍を放棄する書類を提出したことを明らかにした。

蓮舫氏は会見で「昭和60年1月21日に日本国籍を取得し、合わせて台湾籍を放棄を宣言した」と説明した。

手続きは、台湾の大使館的な役割を担う台北駐日経済文化代表処(東京都港区)で台湾人の父と行ったという。ただ、「(台湾当局者と)台湾語でやりとりが行われ、どういう作業が行われたのかまったく覚えていない」としている。

蓮舫氏の関係者は6日、台北駐日経済文化代表処を訪れ、台湾籍が残っているか確認を求めた。同日に除籍を申請したのは、今でも台湾籍が残っているか確証が持てないための措置とみられる。

以下、全文を読む

http://livedoor.4.blogimg.jp/jin115/imgs/1/5/15da501d.jpg
http://livedoor.4.blogimg.jp/jin115/imgs/d/b/dbcf7cf5.jpg

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今話題の蓮舫w
1997年の雑誌CREAでは自分は台湾籍だと発言してましたね。
2016年9月6日 20:29
2,411 2,411件のリツイート 986 いいね986件

蓮舫 二重国籍 嘘に関連した画像-03
蓮舫 二重国籍 嘘に関連した画像-04

<この記事への反応>

蓮舫はまた嘘をついていた!1997年の雑誌CREAのインタビュー記事で自分は台湾籍だと発言していた!

結局ウソかよw

なんだ、普通に嘘つきか。

良く見つけてくるねー。
蓮舫もう言い逃れ出来ないけど、そんなことどうでも良い。

こういうの出て来るからネットは凄い。というか恐い。嘘はすぐ暴かれる。

おやおや。これで、左翼の人が「外国人バッシング」とかわけのわからないことを言いだしたらおもしろいけど。

これはさすがに擁護できない…

その場しのぎのウソって必ず自分のクビを絞めるな

19年越しのブーメランが突き刺さるとかすげぇな。

R4もう諦めよう


完全に自分が台湾籍って自覚してるよな
どういうことなの?嘘だったの?
やる夫 PC 真顔


これじゃ父親が手続きミスってたって言い訳も通用しないな
やらない夫 腕組み 汗


http://jin115.com/archives/52146041.html
http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/447.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 借金1000兆、予算100兆〜国民は安倍と共に経済・生活不安の道を進む気なのか(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24642104/
2016-09-07 04:59

【全米OPテニス、錦織圭は4回戦で、211cmのビッグサーバー・カロビッチ(23位)と対戦。3セット途中まで、アタマを使い&集中力を保ち、かつ丁寧なプレーを心がけ、おそらくは今年最高のプレーで、ストレートで勝利した。(~o~)<天才・錦織らしいスーパーショットもいくつか出た。>
 本人もこのレーには満足行ったようで、試合終了後もご機嫌。次のマレー戦に向けて、やる気を示していたのだけど。ただ、スピードを落としてファースト・サーブを入れるように努めていたものの、ギリギリ6割しかはいらず。^^; マレーもそろそろ疲れているはずだし(期待込み)、マレー戦では、ともかくファーストを入れて、マレー以上に動き回って欲しいと願っているmewなのだった。ガンバ!o(^-^)o 】

* * * * *

 さて、安倍首相は第二次政権で、ともかく経済を第一に考え、経済再生&財政再建を両立させるとして、アベノミクスを推し進めて来たのであるが・・・。
 一時的には株高円安が大きく進み、一部の投資家と大企業がそれなりの利益を得たものの、一般国民の懐まではその効果は届かず。何年立っても「道半ば」で、成功を見ずに終わってしまいそうな感じがある。(>_<)

 そんな中、昨日、財務省が2017年度の各省庁の概算要求総額を発表したのだけど。過去最高の101兆4707億円で、3年連続の増加&100兆円超えになるという。(@@)

 安倍首相は防衛費を年々増やしている上、(5兆円台よ〜!)、バラまき用の公共事業費用も増加しすることに。さらに、経済再生のためという大義名分で、1億総活躍がどうやら、働き方改革がどうやらと、妙な予算が増えるばかり。
 他方、アベノミクスがうまく行かないため、なかなか経済が再生は進まず。思ったほど税収も伸びず。<消費増税も先送りされてるし。^^;>

 それゆえ、結局、どんどんと借金が膨らんで、6月末時点の「国の借金」の残高が何とついに1000兆円の大台にのってしまったとのこと。 (゚Д゚)<国民1人当たりで約829万円だって。(~_~;)>

 財務省は、社会保障費をいかに削るか考えているようなのだが。(介護サービス抑制や負担増、生活保護の見直しなども検討。)それでは、根本的な解決にはならないのは明らかだろう。^^;

 日本の国民は、これからも安倍首相の富国強兵ごっこに付き合って、国の借金を増やし、なかなか豊かにならぬ生活に耐えて、一緒に貧乏になって行くつもりなのだろうか?(**)
 mewは不思議でならない。_(。。)_

* * * * * 

 先に、国の借金が安倍自民党政権になっても、どんどん増えているという話を・・・。(>_<)

『「国の借金」1053兆円 国債残高、過去最高に

 財務省は10日、6月末時点の国債や借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」の残高が1053兆4676億円だったと発表した。名目国内総生産(GDP)の2倍強に匹敵する。3月末に比べて4兆1015億円増えた。財政投融資の原資となる財投債や繰り延べ債なども含む国債の残高は7兆6667億円増え、918兆4764億円で過去最高となった。

 「国の借金」の残高を今年7月1日時点の総務省の人口推計(1億2699万人、概算値)で割ると、国民1人当たりでは約829万円になる。3月末から1人当たり約3万円増加した。普通国債は816兆7635億円で、1人当たりでは約643万円になる。
 国の借金は3月末の名目GDP(季節調整値)の2.09倍となる。

 普通国債のうち、償還期間が10年以上の長期国債は585兆7892億円で過去最高だった。3月末より10兆9993億円増えた。
 財務省は長期国債を計画的に増やしている。国債が満期を迎えると、償還するための資金を新たに国債を発行して調達する。その際金利が上昇していると高い利回りで国債を発行する必要があるためだ。財務省は低金利の環境を生かし、借り換えの回数が少ない長期国債の発行割合を増やしている。
 借入金は3月末から2兆955億円減の52兆7120億円。政府短期証券は1兆4697億円減って、82兆2792億円だった。(日本経済新聞16年8月10日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 でも、安倍政権は、国の財政や一般国民の生活のことなどお構いなしに、国民の税金を安保軍事の強化や、支持をキープするための利益バラまきごっこを続けるのである。^^;

『財務省は6日、国の2017年度予算(一般会計)について、各省庁の概算要求総額が101兆4707億円だったと発表した。16年度当初予算より4兆7488億円(4・9%)多い。国の予算はすでに3分の1を借金で賄っていて、ゆとりはない。年末までの予算案づくりは、支出の3割超を占める社会保障費の圧縮が焦点だ。

 前年の要求額よりは1%減った。最近の低金利で、国の借金の返済に充てる国債費が減ったためだ。それでも、1億総活躍社会や成長戦略など安倍政権の看板政策にかかわる要求額が膨らみ、3年連続で100兆円を超えた。

 高齢化が進み、医療や福祉に使う社会保障費の自然増は6400億円を見込む。政府は財政健全化計画で、18年度までは自然増を年5千億円程度に抑える目安を設けた。要求額は目安より1400億円多く、減らす必要がある。昨年、8年ぶりの減額となった診療報酬の改定作業は2年に1度のため、今回は見直すことができない。(朝日新聞16年9月6日)』

* * * * * 

『<概算要求>3年連続総額100兆円超え 財政健全化は…

 2017年度予算編成に向けた各省庁の概算要求が31日、出そろった。一般会計の要求総額は3年連続で100兆円を突破し、101兆円台となる見通し。過去最大だった16年度(102兆4099億円)の要求額は下回るが、低金利で国債の利払い費などが減った影響を除けばこれに匹敵する。税収の伸び悩みも予想される中、年末に向けた予算編成では財政健全化との両立が問われそうだ。

 17年度の各省庁の概算要求では、安倍晋三政権の看板政策を反映した要望が目立つ。成長戦略関連では、経済産業省が人工知能(AI)や小型無人機「ドローン」などの研究開発支援として275億円を要求。国土交通省が訪日外国人観光客受け入れの基盤整備に155億円を要求した。

 1億総活躍関連では、厚生労働省や内閣府が、待機児童解消に向けた保育の受け皿拡大や保育士・介護士の待遇改善を要求した。

 対外発信や安全保障を重視する安倍政権の方針に沿う要求も並ぶ。外務省が在外9公館の新設を求めたほか、防衛省が過去最高となる5兆1685億円を要求した。成長戦略などに沿う政策に充てる「特別枠」は、上限の4兆円程度となった模様。高齢化による社会保障費の増加もあり、政策経費は16年度要求時(76.3兆円)を上回る77兆円規模となりそうだ。

 一方、国債の利払いや償還に充てる国債費の要求は、24兆6174億円。日銀のマイナス金利政策で金利が下がったため、16年度概算要求時より1.4兆円減った。ただ、国債の発行残高が増えているため、16年度予算比では約1兆円増えた。

 各省庁の要望が膨らむ中、今後は安倍首相が主導する政策の財源をどう確保するかが課題となる。首相は、17年4月に予定した消費税率10%への引き上げを見送る一方、年金受給資格の短縮など税収増加分を充てる予定だった政策の一部を先行実施する方針を表明している。財務省は、失業給付などを手当てする雇用保険の積立金への繰り入れ縮小などで工面したい考えだが、調整はこれからだ。8月に閣議決定した新たな経済対策に盛り込んだ給付型奨学金の創設なども、財源のメドは立っていない。

 政府は15年に、政策に使う経費を新たな借金に頼らずに賄えるかを示す国と地方の基礎的財政収支を20年度に黒字化する財政健全化計画を策定。16〜18年度の3年間で、一般会計から国債費と地方交付税交付金を除いた「一般歳出」の伸びを年平均5300億円程度に抑える方針を示している。これに沿えば、財務省は重点施策の財源を確保しつつ、要求総額を2兆〜3兆円削る必要がある。

 菅義偉官房長官は31日の記者会見で、「安倍政権は経済再生と財政健全化、極めて難しい二兎(と)を追って二兎を得る政権だ」と強調した。だが、与党などから歳出拡大を求める圧力は根強い。景気停滞で税収の伸び悩みも予想されており、今後、財務省と予算確保を求める各省庁の攻防が注目される。【小倉祥徳】(毎日新聞16年8月31日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『防衛省は31日、平成29年度政府予算の概算要求で、米軍駐留経費などを含む総額として過去最大の5兆1685億円を計上する方針を決めた。5年連続の要求増で、28年度当初予算(5兆541億円)比で2・3%増。03式中距離地対空誘導弾一式の取得(177億円)など中国を念頭に、離島防衛関連装備に重点を置く内容となった。

 防衛予算は第2次安倍晋三政権発足後の25年度予算から4年連続で伸びている。ただ、人件・糧食費が前年度予算比78億円増の2兆1551億円と4割以上を占めた。

 新規事業では、サイバー攻撃監視態勢などに計125億円のほか、最新鋭「そうりゅう」型潜水艦を改良した新型潜水艦の建造費(760億円)を要求。新艦対空ミサイルの開発に90億円、改良型12式地対艦ミサイルと哨戒機用新空対艦ミサイルの開発に116億円を計上した。

 また、新たな海上配備型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の取得費(147億円)、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)改良型の取得費(1056億円)を初めて盛り込んだ。(つづきは*1に・産経新聞16年8月31日)』

* * * * * 

『17年度予算 国交省 公共事業費、16%増 物流改善に3000億円

 国土交通省は29日、2017年度予算の概算要求を発表した。総額を16年度当初予算比15%増の6兆6654億円とする。うち公共事業関係費は16%増の6兆183億円とし、経済成長につなげるための道路や空港などのインフラ整備や、地方への訪日外国人旅行者の誘致に力を入れる。

 交通網では、羽田空港の発着回数の増加に向けた誘導路整備などに16年度当初の約2倍の305億円、3大都市圏の環状道路や空港・港湾を結ぶ道路の建設など物流改善に25%増の2974億円を盛り込んだ。

 訪日客誘致では、クルーズ船が寄港できる港湾整備に137億円、新規事業として観光案内所の増設や鉄道駅のバリアフリー化など受け入れ環境整備に155億円を計上した。(毎日新聞16年8月30日)』

『<厚労省概算要求>社会保障上限超す 1400億円削減必要

 厚生労働省の2017年度予算の概算要求は、過去最大規模の31兆1217億円と、30兆円台の要求は5年連続となった。高齢化が進むことによる社会保障費の自然増は6400億円と見込むが、財務省からは最終的な増加額を5000億円程度に抑えることが求められている。今後の予算編成での調整に注目が集まる。(中略。省略部分*2に)

 来年度予算では診療報酬改定など大きな制度改正がない。「目安」を超える1400億円を、どのように削減するのか。現在、社会保障審議会で介護保険法改正に向けた議論が進む。買い物などの生活援助サービスを保険対象から外すことや収入が高い大企業のサラリーマンなどの保険料負担を増やす「総報酬割り」の導入など、介護サービス抑制や負担増などで財源を捻出する可能性もある。

 厚労省幹部は「削減できなかった額が18年度に持ち越されることも想定している」と話す。その場合、18年度に予定されている診療報酬と介護報酬の同時改定や生活保護法改正などで、報酬切り下げや生活保護基準の見直しが選択肢として浮上し、いずれも国民へのしわ寄せが不可避となる。【野田武、阿部亮介】(毎日新聞16年9月4日)』

* * * * *

 安倍政権の政治思想、安保軍事政策もヒドイ&アブナイものだのだけど。ましてや、彼らの戦前志向の強い国ごっこ実現のために、国の財政不安、国民の生活不安をもたらすことになるのは、さらに許せないと思う
mewなのだった。(@@)

  THANKS


*1

『 一方、南シナ海の領有権を中国と争うフィリピンとベトナムに、防衛駐在官をそれぞれ1人増員する。中国が経済協力で影響力を強める中央アジアに関しては、能力構築支援の対象としてカザフスタンとウズベキスタンを新たに加える。

 今後約20年を見通して科学技術分野の取り組みの方向を示す「中長期技術見積り」を10年ぶりに改定。これを反映し、概算要求に国産水陸両用車(44億円)の研究、米海軍で開発が進めるレールガン(電磁加速砲)の研究(21億円)などを含める。将来有望な先進技術の研究を助成するファンディング制度は前年度の6億円から大幅増の110億円を計上する。』

*2

<厚労省概算要求>社会保障上限超す 1400億円削減必要
毎日新聞 9月4日(日)14時32分配信

 厚生労働省の2017年度予算の概算要求は、過去最大規模の31兆1217億円と、30兆円台の要求は5年連続となった。高齢化が進むことによる社会保障費の自然増は6400億円と見込むが、財務省からは最終的な増加額を5000億円程度に抑えることが求められている。今後の予算編成での調整に注目が集まる。

 主要分野別にみると、待機児童の解消に向けた取り組みに1169億円、介護サービスの確保に2兆9907億円、年金制度の運営に11兆4067億円、医療・介護連携の推進に3兆482億円、医療保険制度の運営に11兆5795億円などを要求した。

 年末の予算編成に向けて焦点となるのが、少子高齢化の進展に伴って増加を続ける社会保障費の抑制だ。昨年6月に閣議決定した「骨太の方針」は、社会保障費の伸びを16〜18年度で計1・5兆円に抑える「目安」が盛り込まれた。

 「目安ではなく実質的な上限だ」(与党厚労族議員)との指摘もあり、単純に割り算すると、各年度5000億円ずつに抑える必要がある。財務省が減額を求める根拠になっている。昨年の概算要求では約6700億円だった自然増の見込みが、最終的に4997億円に絞り込まれた。医療の公定価格である診療報酬改定率が、年末の塩崎恭久厚労相と麻生太郎財務相の交渉で、マイナス1・03%で決着したことが大きく寄与した結果だ。

 来年度予算では診療報酬改定など大きな制度改正がない。「目安」を超える1400億円を、どのように削減するのか。現在、社会保障審議会で介護保険法改正に向けた議論が進む。買い物などの生活援助サービスを保険対象から外すことや収入が高い大企業のサラリーマンなどの保険料負担を増やす「総報酬割り」の導入など、介護サービス抑制や負担増などで財源を捻出する可能性もある。

 ただし、厚労省幹部は「削減できなかった額が18年度に持ち越されることも想定している」と話す。その場合、18年度に予定されている診療報酬と介護報酬の同時改定や生活保護法改正などで、報酬切り下げや生活保護基準の見直しが選択肢として浮上し、いずれも国民へのしわ寄せが不可避となる。【野田武、阿部亮介】

http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/448.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 世界支配層は、習近平国家主席、李克強首相から敬愛されている小沢一郎代表が一刻も早く政権を築くのを待ち望んでいる(板垣 )
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/65c1855d638e3fae16fd155e51266a66
2016年09月07日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 天皇陛下を頂点とする世界支配層は、中国の習近平国家主席、李克強首相から敬愛されている小沢一郎代表が一刻も早く政権を築くのを待ち望んでいる。「小沢一郎政権」が誕生しない限り、中国を民主化する目的での「物心両面」からの支援を実行できないからである。「小沢一郎政権」誕生が遅れれば、遅れるほど、中国の民主化が遅れ、北朝鮮の民主化も遅れ、朝鮮半島統一も遅れる。安倍晋三政権は、中国を第1位の仮想敵国、北朝鮮を第2の仮想的国とする安全保障整備関連法を制定(2015年9月19日)しており、中国側から信頼されていない。むしろ嫌われ、警戒されている。米中国交正常化を実現させた最大の功労者であり、世界支配層の1人である米国ヘンリー・キッシンジャー博士(戦略国際問題研究所=CSIS顧問、ニクソン政権国務長官)らは、超右翼的な安倍晋三首相を「バランスの破壊者」と厳しく批判している。



http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/449.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 共同通信の墜落?<本澤二郎の「日本の風景」(2475) <安倍・日本会議とのダンス> 日本は簡単に世論操作可能な危険国家
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52148939.html
2016年09月07日 「ジャーナリスト同盟」通信

<安倍・日本会議とのダンス>

 9月1日は、羽田から北京に飛んだ日である。北京時間午後7時過ぎに到着したが、出迎え口に出た時は8時を軽く回っていた。同4日からの杭州G20のためのものだった。そのころ、東京の読売新聞本社で、ナベツネ主宰の夕食会が開かれていた。主賓は極右・日本会議代表の安倍と共同通信社長だった。「共同がいよいよ安倍とダンスを始める!」といった噂も飛び交ったようだ。筆者は知る由もなく、数日後に確認した。「共同よ、お前もか」である。

<ナベツネに顔を立てる、で済まない>

 日本の新聞は、70年前に権力を監視するジャーナリズムを約束して、再スタートを切った。これを知らない日本人はいない。
 だが、いち早く産経が崩れて、権力に迎合する新聞へと方向転換した。配下のフジテレビも従った。現在は後者が実力を上回っている。そして読売新聞・日本テレビも、中曽根内閣から「中曽根新聞」を発行するように変質した。
 黒幕は財閥・電通である。日経新聞とテレビ東京も、いつの間にやら改憲論を合唱している。

 一時、運動部記者から社長になった共同通信も崩れたが、その後は体勢を立て直した、と見られていた。どっこい、ナベツネがそこに手を伸ばしてきた。それが9・1会食であったのだろう。 

<地方新聞に破壊的悪影響>

 多くの国民は関心がないだろうが、全国の地方新聞は、共同通信が配信する記事によって、新聞を作成している。地方テレビ局も連動している。
 共同のありよう次第で、地方新聞とテレビは、もろに影響を受けることになる。首都圏を離れると、新聞は地方の県紙が羽振りを効かせている。全国紙は太刀打ちできない。したがって、TPPや原発問題、改憲論に対して、地方の日本人の方がシャンとしているのは、共同通信の成果といっていいだろう。
 日本人の多くは、今でも新聞テレビを無意識に信じる体質を有している。その点で、共同の読売化・産経化・日経化は、歴史の逆転を許すことになりかねない。
 既にNHKは、財閥派遣の籾井によって変質してしまっている。意識の高い日本人は、読売の不買運動、NHK排除に熱心である。当たり前の流れであろう。
 今回の事件は、地方新聞の編集者にものすごい衝撃を与えたはずである。共同社長の責任追及が待たれる。このまま容認することは出来ない。ことほどジャーナリストには、国民に対して厳しい倫理観を課せられているのである。

<電通の大株主>

 戦前の体制翼賛通信社・同盟通信は、戦後に時事通信と共同通信の二本立てにして、競争の原理を導入したが、前者はいち早く政府に屈して、御用通信社に成り下がってしまった。政府批判をしない通信社である。健全な労働組合潰しに成功した。

 他方、共同の労組は威勢が良かった。権力に屈することは、記者の恥と考える人たちばかりだった。その体質が少しだけ残っていた。このことが、地方の日本人の健全さに貢献してきた。
 時事と共同が、言論界の生殺与奪の権力を握っている電通の大株主である。この電通の暴走が朝日新聞やテレビ朝日、毎日新聞やTBSを揺さぶっている。東京新聞も、である。この電通は財閥の意向を受けて行動している。

<日本は簡単に世論操作可能な危険国家>

 こうしてみてくると、日本のメディアが容易に転んでしまう制度と体質にあることが判明する。具体的には、新聞とテレビの一体化、そして記者クラブ制度などで、情報操作は簡単である。そこに危険性がある。
 特定秘密保護法や戦争法という、世紀の改憲悪法の成立が証明している。言論界の悪役であるナベツネ・籾井の、暴走を止めることが出来るかどうか、極右・日本会議の行方と共に、日本丸とアジアの動向を占える材料の一つであろう。悲しいかな、これが現実である。

 共同通信には、まだ労働組合が存在するはずである。読売化阻止に立ち上がってほしい。国民の切なる要望である。

 2016年9月7日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/450.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 検証・天皇の「お言葉」と敗戦の「玉音放送」 こんなに似ている〈AERA〉
祈りと行幸を軸とした象徴天皇が安定的に続くようにと願う「お言葉」。しかし代替わりによって「天皇制の姿は必ず変わる」と原氏/2016年8月8日、街頭の大型ビジョンにも天皇の姿が。大阪市北区 (c)朝日新聞社


検証・天皇の「お言葉」と敗戦の「玉音放送」 こんなに似ている〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160906-00000203-sasahi-soci
AERA  2016年9月12日号


 国民の多くが共感したとされる天皇の「お言葉」。この言葉を「玉音放送」と聞きくらべた人がいた。歴史家・原武史氏だ。天皇が抱く「危機感」が垣間見えた。

 NHKの続けざまのスクープで、「その日」の詳細は次第に明らかになっていった。天皇に「生前退位の意向」があると報じられたのが7月13日。天皇の「お言葉」が8月8日頃、テレビなどを通じて国民に伝えられると報じられたのが7月29日。

 報道を横目に、放送大学の原武史教授(日本政治思想史)はツイッターに書き込んだ。

<8月8日に北海道の登別温泉に一泊し、翌日に神秘の湖・倶多楽湖を訪れる予定を前々から入れていた。航空券も旅館もおさえてある。それが今日の報道でキャンセルを検討せざるを得なくなった>(7月29日)

●実録と原盤の影響か

「お言葉」のニュース価値を認めたことだけが理由ではなかった。ある条件を満たせば、この「お言葉」の本質、つまり「お言葉」を近現代天皇制のなかでどう位置づけるべきかが垣間見えるという考えがあった。

「条件」とは、「事前の告知の有無」だと原氏は言う。

<告知されれば1945年8月15日の玉音放送にますます近くなる。暗に国民全体が見るように促すことにつながるからだ>(7月30日のツイッター)

 NHKが「(お言葉の)放送は8月8日15時から、約10分間行われる」と特報したのは、このつぶやきから5日後だった。

 終戦の詔書を読み上げた昭和天皇の肉声がNHKのラジオで放送された、いわゆる「玉音放送」の場合、放送前日の8月14日21時と当日の15日7時過ぎの2回にわたり、「重大放送がある」という内容の予告があった。その事実と今回の「お言葉」をめぐる一連の動きが、原氏の中で重なった。迎えた2016年8月8日15時。原氏は、2人の天皇の肉声がその内容でも符合していることに驚くことになる。

 14年には『昭和天皇実録』が公開され、昭和天皇が過去にどのような発言をしたか、活字で読めるようになった。さらに同年、劣化が進んでいた玉音放送原盤の音声が復元され、翌15年、原盤とともに公開された。天皇と皇后、皇太子および秋篠宮の4人も公開に先立ってこれを聞いたとされる。原氏は言う。

「これらが影響を与え、昭和天皇の言葉が、今回の天皇の言葉に受け継がれた箇所がいくつかあると思っている」

 その一つが、天皇と国民の関係について語った部分だ。

 玉音放送にはこうある。

 常ニ爾臣民ト共ニ在リ……

 今回の「お言葉」でも、天皇の務めについて述べた文脈のなかにこんな一文がある。

 常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました

 結びでも、現天皇は言う。

 これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり……

●私の意をよく理解して

 大日本帝国憲法下における天皇と臣民、日本国憲法のもとでの天皇と国民はそれぞれ異なる存在で、関係性も違う。帝国憲法下の天皇が「統治権の総攬者」だったのに対し、新憲法下では「国民統合の象徴」で、主権は国民のものだ。それなのに、両天皇は「国民と共にある」という共通の理想を掲げている。原氏はこう解説する。

「昭和天皇は『朕ハ茲ニ国体ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ』(私は、ここにこうして、この国のかたちを維持することができ、忠義で善良なあなた方国民の真心を信頼し、常にあなた方国民と共に過ごすことができる)という言葉で、国体の中核とは『君民一体』を指すと強調している。そこにあるのはあくまで天皇と臣民の関係であって、政府や議会などの機関については語られていない。天皇は直接、臣民に向けて語りかけているのです」

 同様の語りかけはまだある。

 玉音放送では、国家再建に向けた思いを語る最後段で、

 任重クシテ道遠キヲ念ヒ総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ国体ノ精華ヲ発揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スへシ
(任務は重く道のりは遠いと自覚し、総力を将来の建設のために傾け、踏むべき人の道を外れず、揺るぎない志をしっかりと持って、必ず国のあるべき姿の真価を広く示し、進展する世界の動静には遅れまいとする覚悟を決めなければならない)

 と述べ、こう続ける。

 爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ体セヨ
(あなた方国民は、これら私の意をよく理解して行動してほしい)

 これに対し現天皇は、

 これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました

 と語り、最後に訴えた。

 国民の理解を得られることを、切に願っています

「玉音放送の『世界ノ大勢』『時運ノ趨ク所』といった言葉に呼応するように、現天皇も『日々新たになる日本と世界』といった言い回しを使っている。勢いやなりゆきといった共通した意味を反映した言葉です。天皇が公的に発する言葉のボキャブラリーが限られていることを踏まえれば、現天皇は玉音放送を意識しながら『お言葉』を組み立てたのではないかと推察できます」(原氏)
 昭和天皇と現天皇の言葉を比べることで浮かび上がったのは、国民と一体となることを呼びかける一貫した姿だった。

 原氏は、現天皇の「お言葉」からはさらに強い思いを読みとることができるという。それは、

 私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました

 という部分。原氏は<何よりもまず>という言葉に注目する。

「象徴天皇の務めとして大切なのは、祈ること。第二が行幸。国事行為よりもこの二つに力点が置かれています」(原氏)

 祈りとは宮中祭祀であり、これは天皇の私的行為。皇后とともに訪れる被災地慰問や戦地への慰霊の旅は行幸(行啓)と呼ばれ、これは公的行為に当たる。「お言葉」からにじむのは、憲法で規定された国事行為以上に国民に寄り添う活動を重視する、現天皇の意思だ。

●昭和天皇よりも強固

 現天皇は即位の際や80歳の誕生日など、ことあるごとに憲法順守の意思を表明しているが、その憲法は「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ」(第4条)と定める。

「矛盾があると思いませんか。憲法に忠実に従えば、宮中祭祀や行幸はやらなくていいことになる。私は現天皇に昭和天皇との連続性を感じます」(原氏)

 昭和天皇は皇太子時代と戦後の2回、全国を回る行啓や行幸を行っている。数万〜数十万単位の人々が各地で熱狂的に出迎え、君が代斉唱や万歳を通して「君民一体」を体験した。

 そして、皇太子・同妃時代から、広島、長崎、沖縄、硫黄島、サイパン、パラオ、フィリピンなどかつての激戦地を訪れてきたのが、現在の天皇と皇后。即位後の91年に雲仙・普賢岳が噴火した際は、長崎県の避難所で被災者の前に両ひざをついて向き合った。原氏は言う。

「憲法が変わって天皇の地位が変わり、戦前と戦後には断絶があると言われるが、宮中祭祀や行幸は変わっていない。むしろ、昭和天皇のスタイルをより徹底したのが現天皇と言える」

 宮中祭祀も行幸も憲法に規定されていないのだから、やめても縮小してもいい。しかし「お言葉」には、現在のあり方を次世代も継承してほしいという思いが透けて見える、と。

「そこに怖いくらいの強い思いを感じる。昭和天皇が全国を回ることで築いた君民一体の国体を継承したい、という思いです」

 そして、昭和天皇の「君民一体」が「1対多」の関係だったのに対し、現天皇のそれは<市井の人々>との間で結ばれたより強固な「1対1」の関係で成り立っている。原氏は言う。

「被災地などで天皇が一人一人に語りかけ、一人一人に天皇の姿が刻まれる。そうした双方向性が『平成流』の君民一体。現天皇が、完成形ともいえるいまの象徴天皇の安定をこれほど強く願う背景に、天皇制の将来への危機感があるように思います」

(ライター・宮下直之)

※玉音放送の現代語訳は、2015年8月1日付の朝日新聞から。
国文学研究資料館・寺島恒世氏、国立国語研究所・間淵洋子氏の監修を受けたもの


http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/451.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 副大臣・政務官も ごっそり所属/日本会議関連議連 臨時国会で明文改憲論議狙う(しんぶん赤旗)




「しんぶん赤旗」 2016年9月7日(水)
副大臣・政務官も ごっそり所属/日本会議関連議連 臨時国会で明文改憲論議狙う
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-09-07/2016090701_03_1.html

 安倍晋三首相と閣僚20人のうち16人が改憲右翼団体・日本会議と一体の議員連盟「日本会議国会議員懇談会」に所属し、副大臣、大臣政務官も同議連や「神道政治連盟国会議員懇談会」など改憲・「靖国」派の諸団体に所属する議員で占められている第3次安倍再改造内閣。発足から1カ月たち、“日本会議内閣”はますます改憲右派の様相を強めています。(北野ひろみ)

 日本会議の機関誌『日本の息吹』9月号は、巻頭グラビアで7月の参院選の結果を特集。「改憲勢力3分の2確保―憲法改正、国会発議可能に」の見出しで、安倍首相の「(憲法改正の国会発議に向けて)橋はかかったんだろう」との発言を紹介しています。

 また同号の別企画では「憲法改正、新たなステージへ」と強調し、安倍首相の自民党総裁としての最短の任期(2018年9月)までは「改憲実現のために非常に大事な2年間になる」との論評を掲載。「『加憲』を掲げる公明党も賛成できる内容」として「緊急事態条項」の制定から手をつけよと提案し、「『(憲法)前文=無責任国家』のままでいいのか」と改憲をあおっています。

 日本会議の現会長と前会長が共同代表を務める「美しい日本の憲法をつくる国民の会」などは、実動部隊として各地の神社などで「憲法改正署名」などに取り組んでいます。

 一方、首相は内閣改造後の記者会見で、参院選中には一切触れなかった憲法条文そのものを変える明文改憲について「自分の任期中に果たしたいと考えるのは当然だ」(8月3日)と強い意欲を示しました。9月末から始まる臨時国会では、衆参両院の憲法審査会で明文改憲論議を推進する姿勢をあらわにしています。

 さらに、臨時国会では、実際の犯罪行為がなくても相談し合意しただけで犯罪とされる「共謀罪」法案の提出を図る構えです。同時に、安保法制=戦争法に基づく「駆け付け警護」などの自衛隊の危険な新任務の発動へ動きだしています。 


http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/452.html
記事 [政治・選挙・NHK212] 豊洲新市場が抱える“時限爆弾” 築地の6倍 豊洲新市場の空き家警備に「1日180万円」の怪(日刊ゲンダイ)
     


豊洲新市場が抱える“時限爆弾” 築地の6倍 豊洲新市場の空き家警備に「1日180万円」の怪
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/189312
2016年9月7日 


   
    市場の中はスカスカ(C)日刊ゲンダイ


 開場しなくても、1日700万円の税金が消える――。都はたとえ豊洲新市場が「空っぽの箱」でも、ざっくりとした試算を基に莫大な維持費がかかると言い張る。

 新市場は水産卸棟で10度、水産仲卸棟で25度と温度を適切に管理する巨大な冷蔵庫だ。高温や風雨から水産物を守り、鮮度を保つという「コールドチェーン」が吹きさらしの築地市場との大きな違い。いかにも温度管理にコストがかさみそうな施設で、維持費の大半は空調に伴う電気代かと思ったら、大間違いだ。

■維持費の3割弱が警備費

 ある都政関係者は「すでに小池知事には700万円の詳細な内訳が報告されており、最もウエートを占めたのは警備費だと聞いています。全体の3割近くに達するようです」と打ち明けた。確かに豊洲の警備費はベラボーに高い。

 都の入札経過を調べると、豊洲の警備委託の発注は今年6月9日のこと。前日に入札を行い、都内の大手警備T社が落札。業務履行は6月10日から来年3月31日まで。落札額は5億3588万円(消費税込み)に上る。履行期間の日数で単純に割り出すと、1日あたり約182万円となる。

「豊洲の警備委託の入札は2度目。前回の5月25日は参加全社の応札額が予定価格を超え、入札不調に終わった。そのため、2度目は予定価格を本来より引き上げました」(都財務局の担当者)

 一方、築地の警備委託の入札は今年3月4日に行い、豊洲と同じT社が1億448万円で落札。履行期間は4月1日から来年3月31日まで。1日あたり約29万円である。豊洲の警備費は築地の実に6倍強に跳ね上がっているのだ。

 豊洲の建物の延べ床面積は40.8万平方メートル。築地(28・5万平方メートル)の1・43倍に過ぎない。しかも、築地は入荷から販売まで24時間フル稼働。1日約1万9000台の車両がひっきりなしに行き交うが、豊洲はまだ“空き家”だ。

 ちなみにT社は地上48階建て、高さ240メートル強の都庁本庁舎の警備も請け負い、1日あたりの金額は約163万円だ。空き家の警備に日額200万円近い税金が消えるなんて奇々怪々である。

 都は「警備委託については、セキュリティーなどの観点から、内容について明らかにしておりません」(中央卸売市場財務課)と答えるのみだ。

 はたして都は、セキュリティーを盾にした“ブラックボックス”に不正の温床が隠れていないと言い切れるのか。














http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/453.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 政界地獄耳 野党共闘のボールは共産が持っている(日刊スポーツ)
政界地獄耳 野党共闘のボールは共産が持っている
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1706225.html
2016年9月7日9時29分 日刊スポーツ


 ★民進党代表選挙に出馬する候補者3人が、共産党との野党共闘について距離を置く発言が相次いでおり、共産党書記局長・小池晃は気が気でない。5日の記者会見で小池は元民主党代表・前原誠司が共闘を「リセットすべきだ」と発言したことに激しく反応し、「国政選挙でできる限りの協力を行う」との公党間の合意が既にあると強調。「1回、2回ではない。4回ぐらい確認している。だから無しにはできない。公党間の約束は重い。そう簡単に無しという話にはならない」と踏み込んだ。

 ★さらに小池は「参院選での共闘が大きな効果を上げたことは共通の認識。そういう方向で議論は進んでいくだろう」としたが、民進党は先の参院選の総括をきちんとしていない。党代表・岡田克也は負けたと思っていないからだ。だからこそ、その脇にいた党代表代行の蓮舫は堂々と出馬できる。執行部に責任がないとすれば、小池もその流れが継承されるべきと考えるのは当然だ。

 ★しかし、政界はこの野党共闘に冷ややかだ。ことに自民党は野党共闘に強い危機感を持つ。4日、首相・安倍晋三の出身派閥、細田派の派閥の研修会で同派会長で党総務会長・細田博之は「我々が批判をして(民進・共産の)主義が違い、政策が違うのにけしからんとか言っても、参議院で現に結果が出ている。次も必ず共闘してくるだろう」。

 ★政界関係者が言う。「まさに民進・共産の『主義が違う』が与野党のコンセンサスになってきている。共産はこのままでいいのかというボールは共産党が持っていることになる。小池も公党間の約束を強調するより、国民に新しいビジョンが示せるかどうかではないのか」。民進党代表選挙は、にわか共産党次第政局になってきた。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/454.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 二重国籍を求めた蓮舫の往生際の悪さ  天木直人

二重国籍を求めた蓮舫の往生際の悪さ
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/09/07/post-5353/
7Sep2016 天木直人のブログ


 やはり二重国籍疑惑は蓮舫にとって致命的となった。

 民進党の蓮舫代表代行がきのう9月6日記者会見で語ったと言う。

 台湾籍があるかないか台湾に確認を求めているがまだ確認は取れていないと。

 あらためて9月6日に台湾籍放棄の手続きをしたと。

 この記者会見の発言は、すなわち9月6日まで二重国籍だったことを認めたということだ。

 しかし、問題はこれで終わらない。

 騒ぎが大きくなるまで二重国籍だったことを蓮舫は本当に知らなかったのだろうか。

 知らなかったなら、それだけで政治家失格だ。

 私は知っていたと思う。

 二重国籍は様々な意味で便利だからだ。

 もし知っていながら放置していたなら、知らなかったよりも悪質だ。

 保身の為にウソをついているのなら、往生際が悪すぎる(了)


関連記事
蓮舫議員の過去発言が物議!1997年の記事で「私は台湾籍」と発言!
http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/444.html

命取りになりかねない蓮舫議員の二重国籍問題  天木直人
http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/410.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/455.html

記事 [政治・選挙・NHK212] ≪高江≫ なぜ、ここまでする? 〜 徐行運転の女性を拘束 「地面に押さえ付け手錠」
【高江】 なぜ、ここまでする? 〜 徐行運転の女性を拘束 「地面に押さえ付け手錠」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/4c8de0451772ed1590dfab0db2f08654
2016年09月07日 のんきに介護


琉球新報@ryukyushimpo さんのツイート。

――高江、徐行運転の女性を拘束 「地面に押さえ付け手錠」 http://j.mp/2cg1tjT
16:22 - 2016年9月6日〕——



このツイートには、

――@ryukyushimpo
沖縄
高江

女性が暴れれば押えつけるしかなく。
手錠の使用となる。

当然の事を歪曲している〔16:28 - 2016年9月6日 〕——

というコメントをする

tomtom@tanimach のような人がいた。

この人は、

機動隊員が女性に手錠をかけただけでなく、

ポケットをまさぐった!

ということ知っているのだろうか


(ちえぞう@tchiezinhaさんのツイート〔23:01 - 2016年9月6日 〕参照 )。


ちなみに、

軽自動車で溢れた高江の道路の

下の画像を見て欲しい。

地元住民が押し寄せ、反対しているってことだ。

ドライバーを運転席から引きずり出して

手錠をかけたのは

“見せしめ”

のためだろう。



転載元:カナmen@Kanamen2さんのツイート〔19:35 - 2016年9月4日


こんなことをするために、

他府県の自治体は、

金を負担しているのか――。

たとえば、

千葉県警の機動隊の高江派遣に、2800万円の国費が出ていた

という話だ。

大概にして欲しいな。



転載元:高江を報道しろ!23と報ステを応援する会@ouenhstさんのツイート〔4:26 - 2016年9月7日




http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/456.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 小池応援団の処分問題と衆院補選を絡めての報道は、知名度の低いヤメ検にとって大きなアドバテージとなるだろう。
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-4a03.html
2016年9月 7日 くろねこの短語


小池応援団の処分問題と衆院補選を絡めての報道は、知名度の低いヤメ検にとって大きなアドバテージとなるだろう。これって偏向報道じゃないのか?&築地移転にまつわる怪しげな金の流れが発覚!?


 都知事選でぼったくりバーのチーママ・小池君を応援したヤメ検のエロ髭・若狭君の処遇がどうなるかと思っていたら、なんとまあ厳重注意でシャンシャン。しかも、チーママの後釜として衆院東京10区補選の自民党公募に応募することも認められた。小池応援したら一族郎党処分するぞってお達しは、結局のところただの脅しだったってことか。

 チーママが落選してたら即刻除名だったんだろうが、自民党のまま都知事に当選しちゃったから事を荒立てることはないってことね。ようするに、何の信念も理念もない政党でございますって自ら言ってるようなものだ。もっとも、それは自民党に限ったことではなく、この国の政党の業みたいなものなのだが・・・。

 それはともかく、ただでは転ばないのが自民党で、エロ髭・若狭君の処分問題を衆院東京10区補選に絡めることで、新聞・TVを選挙運動に上手に使っとります。土建政治の二階君との会談を終えたエロ髭・若狭君をまるで凱旋将軍のように取り扱ってますからね。テレビ朝日『スーパーJチャンネル』なんか、そのへんを突っ込まれることを百も承知だったんだろう、このニュースの最後に既に発表されている民進党と共産党の候補者をアリバイつくりで紹介していた。これって、都知事選の時のその他の候補者ってやつと同じ扱いだね。

 公示前だってのに、「小池都知事も支持してくれる」なんて見出しが新聞紙面を飾るんだもの、それだけでエロ髭・若狭君の知名度は急上昇。投票前に勝負あったようなものだ。陸山会事件では郷原弁護士にさんざん論破されたヤメ検が、いまや時の人ですからね。腐ったとはいえ、新聞・TVの影響力というのはまだまだ侮ってはいけないということだ。もうひとつ言えば、ペテン総理の鼻薬がここでも効いているってことなんだね。

・衆院東京10区 出馬意向の若狭氏に厳重注意処分 自民、分裂回避を模索
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201609/CK2016090702000109.html

 ところで、築地市場の移転問題なんだが、これまでも自民党都連と中卸組合の幹部との癒着が噂されていたんだが、移転推進派が「2013年の東京都議選直前に、自民党東京都連(自民党東京都支部連合会)に200万円の献金をしていた」って週刊文春がスクープしている。

 なんでも、築地・水産仲卸政策協力会ってのが献金していたそうなんだが、「この政策協力会は、築地市場に住所を置く任意団体で、政治団体としての届け出はない」のだとか。さらに、「代表を務める伊藤淳一氏は、東京魚市場卸協同組合(東卸)の理事長を務め、移転推進派の中心人物」で、この御仁はチーママ・小池君のヒアリングの時に声を荒げるようにして移転を主張している姿がニュースで流れていた。

 ところが、この献金については、組合員には知らされていなかったというから、なにやらきな臭くなってくる。落選中だった都議会のガン・内田君がこの時の選挙で復活。でもって、移転先の豊洲市場の電気設備工事を受注したのが内田君が役員を務める企業ってんだから、まあ、皆さんやりたい放題です。

・築地移転推進派が自民党都連に200万円献金
 http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6531

 厳重注意でエロ髭・若狭君の処分問題が幕引きされたことに、自民党都蓮は不満タラタラだそうで、そこにもってきて築地の移転問題に絡む怪しげな金の流れにチーママ・小池君が手を突っ込んできたら、それこそガチで抗争が勃発。オリンピックも含めて、すべてが卓袱台返しになったらさぞかし愉快なんだが・・・。


http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/457.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 民進党は自民2軍だ 「それなら1軍の方がいいや」 
民進党は自民2軍だ 「それなら1軍の方がいいや」
http://79516147.at.webry.info/201609/article_48.html
2016/09/07 12:57 半歩前へU


 「民進党は何のための政党なのか。会社には定款がある。定款なくして会社なし。民進党は何のためにできた政党なのか、もう一度考えた方がいいと思う。

 今のままでは自民党に入れなかった人が民進党を作り、政治家になるために作ったような自民党の2軍に見える。それなら1軍の方がいいや、となりませんか」―。

 いいねえこのセリフ。座布団1枚やってくれ! 城南信用金庫の前理事長、吉原毅である。吉原は経営者としては珍しく、東日本大震災が起きる前から脱原発を目指し、訴えてきた男だ。

 吉原毅の経営姿勢に共感して、私は原発に資金協力しているメガバンクから年金の受け取りなどを城南信用金庫に切り替えた。難点は自宅の近くに支店がないことだが、信金カードがあれば問題なし。

 全国の「信用金庫」と名の付くところから無料で出し入れができるからだ。信用金庫の店舗は全国に約7400店舗。ATMの数は全国に約2万台もある。

 三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行などメガバンクすべて合わせても約1700店舗。だから城南信用金庫で不自由はない。

吉原毅にインタビューを試みた朝日新聞とのやり取りを転載する。

*****************

 ――厳しい指摘ですね。

 「原発問題への姿勢に、問題が象徴的に表れています。民進党内には、脱原発に反対する人もいて、党として原発反対を言えない。支持基盤の労働組合、中でも電力総連の顔色をうかがっているからでしょう。民進党が再生できるか、原発問題は一つの踏み絵。国民の多くが願っていることを実現しようとしない政党に、期待はできません」

 ――原発推進論が強い経済界で「原発ゼロ」を言えるのはなぜですか。

 「企業は金儲けだけでいいのでしょうか。尊敬される企業でありたいし、企業には社会的責任があります。危険で、クリーンでなく、高くつく原発に頼る社会は危険です。金融マンだったら金融を通じて、どういう社会にしたいのかを考えます。健全な未来を築くために必要なことではないでしょうか」

 ――あえて「異論」を唱えているということですか。

 「いいえ。自分は『野党』だと位置付けると万年野党になります。信じたことを続ければ、理解され『与党』となる日が来る、そう思っています。あえて対立軸を作ろうとすると、心からでないから見破られる。二大政党制が必要なら、自民党がよくない理由を明らかにし、民進党としての存在意義を明確に打ち出すべきです」

 ■私利私欲か公益か

 ――代表選では「発信力」も焦点になっています。

 「それがダメ。発信力に頼ろうということは、中身がないことの裏返しでしょう。では、なぜこれまで『原発ゼロ』を言えなかったのですか。その理由を明確に発信してほしいですね」

関連原稿はここをクリック
http://26663082.at.webry.info/201210/article_10.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/458.html

記事 [政治・選挙・NHK212] あまりにあまりな鶴保庸介・科学技術担当相の速度感覚、免許返上しろ 
あまりにあまりな鶴保庸介・科学技術担当相の速度感覚、免許返上しろ
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/0fb24d8d9dc07dc109c0172319268462
2016年09月07日 のんきに介護


松井計
@matsuikei さんのツイート。

――高速で40キロオーバーして、そのくらいの実感しかないんだったら、それは運転に向いてないわ。取り返しのつかない大事故を起こす前に、免許を返納したほうがいい。⇒速度違反「そんなに出ていたのか、と」 鶴保担当相会見:朝日新聞デジタル〔18:31 - 2016年9月6日〕——


この人の、

法治主義など、

「そんな小さなことにこだわるな」感は、

片山さつきに似ている。

ルールは、

庶民を縛るもの。

為政者には関係ないと言わんばかりだ。



転載元:菅野完@noiehoieさんのツイート〔12:46 - 2016年9月6日


人格的に

何か歪んだものがありそうだ。

テレビに出演した際の

山本太郎に向けられた軽蔑のまなざしが

記憶に新しい。



転載元:三宅 桂子@keikomiyakeさんのツイート〔3:32 - 2016年9月7日




http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/459.html

記事 [政治・選挙・NHK212] お言葉は安倍政権に対する怒りだったと書いた毎日新聞の衝撃  天木直人
         ビデオメッセージで象徴としての務めについてのおことばを述べる陛下=8月8日、宮内庁公表


お言葉は安倍政権に対する怒りだったと書いた毎日新聞の衝撃
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/09/07/post-5351/
7Sep2016 天木直人のブログ


 きょう9月7日の毎日新聞が、天皇陛下のお言葉表明の背景を検証した一大特集記事を掲載している。

 その内容は国民必読だ。

 あまりにも衝撃的だ。

 私が予想した通り、お言葉は、安倍政権に対する天皇陛下の怒りだった。

 それを毎日新聞は一面トップで書いた。

 「陛下の本気度伝わらず」と。

 すなわち、天皇陛下の退位の意向は、昨年夏の戦没者追悼式での読み間違えの時から伝えられていた。

 そして、その思いを、天皇は昨年12月の天皇誕生日を前にした記者会見で、みずから「行事の時に間違えることもありました」という表現で述べられた。

 それにもかかわらず、安倍政権はその意向に沿った対応をとろうとしなかった。

 それどころか、退位ではなく摂政で対応すべきだと答えていたというのだ。

 つまり、仕事をせずに在位を続けているだけでいい、というわけだ。

 これこそ、天皇陛下が最も嫌った事だ。

 それを押し付けようとしたのだ。

 安倍政権は今年の春ごろから杉田和博内閣官房副長官をトップとした極秘チームを作って検討を重ね、そういう結論を宮内庁に伝え、これで一件落着と思っていた。

 ところが、ね耳に水の、天皇退位のNHK報道が流れた。

 まさしく天皇陛下の怒りがあの渾身のお言葉になって表出したのだ。

 しかも、それに対して安倍首相はどう対応したか。

 天皇陛下がお言葉を表明する数日前に、宮内庁から届いた原稿案が摂政に否定的な表現だった事を知って、なお、「摂政を落としどころにできないか」と宮内庁に伝えようとしていたという。

 どこまで天皇陛下の気持ちを踏みにじろうとするつもりだ。

 そして、極めつけは、天皇陛下のお言葉が表明されて一か月ほどたった数日前の産経新聞のスクープ記事である。

 問題を先送りして、鎮静化を図り、特別立法と皇室典範の附則変更でごまかそうとしている。

 どこまで天皇陛下のお気持ちを軽視すれば気が済むのか。

 これは平成の大謀反だ。

 とても内閣総辞職どころではおさまらない、日本の歴史に残る一大事件である(了)


             ◇

検証 おことば表明1カ月 政府、今春「退位は困難」 宮内庁に「摂政で」回答 陛下の本気度伝わらず
http://mainichi.jp/articles/20160907/ddm/001/040/197000c
毎日新聞2016年9月7日 東京朝刊

 天皇陛下が生前退位の意向がにじむおことばを表明されてから8日で1カ月を迎える。関係者の証言を基に振り返った。

 「生前退位ができるか検討したが、やはり難しい」。今年春ごろ、首相官邸の極秘チームで検討していた杉田和博内閣官房副長官は宮内庁にこう返答した。

 天皇陛下は昨年12月18日、82歳の誕生日にあわせた記者会見で「行事の時に間違えることもありました」と述べた。昨夏の戦没者追悼式で手順を誤ったことなどを指す発言とみられている。宮内庁は官邸に「8月15日に段取りを間違えて陛下は退位の思いを強くされた。おことばを言いたいという強い思いがある」と伝えた。「陛下は摂政には否定的だ」という条件もついていた。

 官邸は水面下で検討を始め、杉田氏のもとにチームが結成された。総務、厚生労働両省、警察庁などから数人程度が出向し、内閣官房皇室典範改正準備室の別動隊という位置付けだったが、準備室のメンバーさえ存在を知らない「闇チーム」(政府関係者)だった。

 チームの結論は、「摂政に否定的」という陛下の意向を踏まえたうえでなお、「退位ではなく摂政で対応すべきだ」だった。結論は宮内庁に伝えられ、官邸は問題はいったん落ち着いたと考えた。陛下の意向が公になった7月13日の報道も寝耳に水だった。

 陛下がおことばを表明する数日前、宮内庁から届いた原稿案を見た官邸関係者は、摂政に否定的な表現が入っていることに驚いた。官邸内には「摂政を落としどころにできないか」との声が依然強かった。安倍晋三首相と打ち合わせた官邸関係者は、「陛下のお気持ちと文言が強すぎる。誰も止められない」と周辺に漏らした。官邸と宮内庁で原稿案のやりとりを数回したが、摂政に否定的な表現は最後まで残った。

 陛下は2010年夏ごろから退位の意向を周辺に示されていた。12年春ごろ、陛下から意向を直接聞いた宮内庁幹部はその場で思わず「摂政ではだめですか」と聞き返した。しかし陛下は象徴天皇としてのあり方について話し、摂政には否定的な考えを示したという。

 皇室典範は退位を想定しておらず、政府はこれまで国会答弁で否定してきた。複数の官邸関係者は「宮内庁から官邸に陛下の本気度が伝わっていなかった」と証言。「だからおことばに踏み切らざるを得なかったのだろう」との見方を示す。

 政府にできたことは、表現を和らげることだけだった。首相周辺は「最初の原稿案は、より強くてストレートな表現だった」と話す。おことばは「天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら」と断り、「私が個人として」話すとしている。天皇が政治に関与できない憲法の規定を踏まえ、整合性を取ったとみられる。

 おことばには「象徴天皇の務めが安定的に続いていくことを念じ」ともあり、典範改正を望むようにも読み取れる。政府は、退位の条件などを制度化するのは議論に時間がかかるとして、特別立法を軸に検討している。【野口武則、高島博之】



http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/460.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 蓮舫さんの国籍二重問題 
蓮舫さんの国籍二重問題
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/48aa67e1aa7b1878fbe4ea46f9444349
2016年09月07日 のんきに介護


蓮舫さんの

国籍が問題になったのは、

「他国籍を離脱したかどうか定かではない」

からだという

(若林 宣@t_wakさんのツイート〔0:39 - 2016年9月7日 〕参照 )。


その蓮舫さんの説明に言い淀むところ(?)があって、

騒ぎが大きくなったようだ。

しかし、議論の中身たるや、若林 宣宣@t_wakさんによると、

――流れてきたツイートで一番呆れたのは、「事業仕分けで官僚には恨みがあるから叩いて当然」というもので、ここまでくると「国籍の衝突」はもはや全く関係ない。〔0:48 - 2016年9月7日 〕——

ということのようだ。

まさに、

仁義なき戦い!

鬱陶しいな。

同僚議員の長島明久まで

保身のため

こんなツイートをしている。



転載元:mold@lautreaさんのツイート〔20:35 - 2016年9月6日


「外交安保を司る」国会議員って、

なんだよ。

日本国籍を取得するとき、

何ら日本国の側に不都合は無かったわけだろ?

今頃になって、

問題視する合理性ってあるのかな。

蓮舫さんは、

自分のアイデンティの問題として

「蓮舫」という名に

こだわり続けていらっしゃる。

むしろ、

「外交安保を司る」国会議員に

相応しい

態度ではなかろうか。

すなわち、

「日台友好の証」の

役割を期待できるからだ。

日本も

いい加減鎖国をよしとする

価値観から

脱却する必要性があるんじゃないか――。


<追記>

エリック ・C @x__ok さんの

ツイートです。

――このウイキによれば、世界の中で、二重国籍を完全に認めない国は、アゼルバイジャン、中国、コンゴ、日本、ウクライナだけである。
日本人も日本国も、このことで大変に損をしている。 
http://fr.wikipedia.org/wiki/Double_nationalit%C3%A9#Interdiction_totale
19:03 - 2015年9月17日 〕——

2016年9月7日昼 記


<追記ー2>

昭和おやじ 【打倒安倍政権】 @syouwaoyajiさんの

こんなツイート。

――安倍右係メディアが必死に蓮舫を叩く!!
蓮舫を選べというメッセージだ!!
野党なら安倍の嫌がる事をしろ!!〔8:11 - 2016年9月7日 〕——


確かに、都知事選ならともかく、

民進党の代表戦で難癖をつけるのは、

うがった見方だが、

蓮舫さんを選べ

というメッセージに受け取れなくはない。

安倍政権にもっとも好都合に

動きそうなのは、

野田元首相に政治的立場が近い

蓮舫さんだもんな。

国民も

もし、蓮舫さんが選ばれるようなことになったら、

民進党はこれで野党としてオシマイ、

と考えるべきか。

しかし、若干、考えすぎな気がするな。

ネトウヨって、

さほど組織的に動く頭を持っていない。

もし、

組織的に動いているように見えたりしたら、

1人で、

千人ほどの垢を持っていたりするせいだろう。

個々のネトウヨどもは、

金が絡まない限り、

単に衝動的に

排外主義的な欲望に突き動かされ、

悪口を言っているに過ぎなく見えるな。

民進党は、

蓮舫さんを選ぼうが選ぶまいが、

もうすでに死んでいると理解するのが正しい。

2016年9月7日昼下がり 記




http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/461.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 総務省がNHKにワンセグ受信料免除を要請か?ワンセグ放送を見てない人から不満が噴出
総務省がNHKにワンセグ受信料免除を要請か?ワンセグ放送を見てない人から不満が噴出
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/21602
2016/09/07 健康になるためのブログ




http://www.nikkei.com/article/DGXLZO06957420X00C16A9EE8000/?dg=1&nf=1

総務省はNHKに対して、ワンセグ機能付き携帯電話だけを持っている世帯の受信料を、事実上免除するよう求める方針だ。テレビを持たず、ワンセグ放送も見ていない人から不満が出ているため。総務省の要請に強制力は無い。NHKはこれまで徴収する方針を示しており、今後どう対応するかが焦点になる。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160907-00000007-asahi-soci

NHKは契約義務があるという立場で、高市早苗総務相も2日、「従来、携帯受信機も受信契約締結義務の対象と考えている」と述べた。


以下ネットの反応。
















これはワンセグ機能付きの携帯から離れる人が続出するでしょうから、受信料払えというのは無理筋ですよね。ただ、今後もテレビ離れは加速するでしょうから、NHKはなんとかして全国民から受信料を徴収しようとするでしょうね。




http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/462.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 何気に世界で唯一、TPPに前のめりになっている国、日本! 
何気に世界で唯一、TPPに前のめりになっている国、日本!
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/39c283c6ee4233c04c2f90dc0d2a2834
2016年09月07日 のんきに介護


tomy dona@sibakendonaさんのツイート。

――【何の為の年内承認か】安倍は今国会でTPPを承認しアベノミクス加速国会と銘打っています。米国では何れの候補が大統領になろうとTPPは見直し必死で承認など不可能です。島国だからなのか国内では異論は出ていません。海外では誰も相手にせず「馬鹿も休み休み言え」が共通した見方です。〔4:57 - 2016年9月7日 〕——


政府とメディアが

民意そっちのけで宣伝しています。



TPP承認 国会審議急ぐ必要ない
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/opinion/editorial/2-0081051.html
09/04 08:50 北海道新聞社説

 政府が26日召集予定の臨時国会で環太平洋連携協定(TPP)の承認を目指す姿勢を示している。

 米大統領選で民主、共和両党の候補がTPPへの反対姿勢を強めていることを踏まえ、日本が率先して手続きを終え、米国の議会承認を促す狙いがあるという。

 だが、国民の疑問は一向に解消されていない。とりわけ、関税撤廃による影響を大きく受ける農業関係者は強い不安を抱いている。

 国会はTPPの是非について議論を尽くさなければならない。そのためには、負の側面を含めて政府が情報をきちんと公開し、説明責任を果たす必要がある。

 それなしに、与党が数の力で押し切るようなことは許されない。

 TPPを巡る状況は大きく変わった。米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は雇用悪化の懸念などから反対を表明し、共和党のドナルド・トランプ氏も協定からの離脱を訴えている。

 議会の有力者も年内の承認に否定的な見通しを示した。来年1月までのオバマ大統領の任期中は困難な情勢だ。

 協定は、域内の国内総生産(GDP)総額の85%以上を占める国が手続きを終えることを発効の条件としている。このため、米国抜きでは成り立たない。日本が結論を急ぐ理由はない。

 そもそも協定には問題が多い。

 コメ、牛肉・豚肉など重要農産物は3割の品目で関税撤廃が決まり、その後の協議でさらなる撤廃を迫られる恐れもある。

 一方、米国の自動車関税撤廃は25年も先になるなど日本の輸出増加に結びつくメリットは乏しい。

 投資に関するルールは、グローバル企業に有利とされる。

 例えば、海外進出した企業が投資先で不利益を被った場合、賠償を求めて相手国政府を訴えることができるISDS条項だ。

 市民団体が、健康や環境に関する国内の法規制を揺るがす恐れがあると指摘するのはもっともだ。

 米国が欧州連合(EU)と交渉中の環大西洋貿易投資協定(TTIP)では、米国の求めるISDS条項や食品の安全基準緩和にフランスやドイツが強く反発し、決裂の可能性もあるという。

 先の通常国会で政府は、具体的根拠も示さずにGDPを14兆円押し上げる効果があるなどと、TPPのメリットばかりを強調した。

 これでは、TPPに対する国民の理解は深まらない。政府がまず、マイナス面にもしっかり向き合うべきである。




http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/463.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 五輪組織委家賃は年5億円 わずか1年で1.5倍に膨れあがる(日刊ゲンダイ)


五輪組織委家賃は年5億円 わずか1年で1.5倍に膨れあがる
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/189374
2016年9月7日 日刊ゲンダイ


   
    森喜朗組織委会長(右)は無報酬らしいが…(C)日刊ゲンダイ


 事務所の賃借料が高すぎると批判されていた東京五輪・パラリンピック組織委員会がようやく事務所賃借料を公表した。

 それによると、昨年3月から組織委が入居している東京・港区の高層ビル「虎ノ門ヒルズ」の2015年度の家賃は年間で約4億7600万円。月額にして約4000万円だ。

 年間5億円近い家賃というだけでも驚きだが、組織委はシレッと「今年度は新たに事務所が2カ所増えたので、賃借料は約7億1500万円を見込んでいる」と言ってのけたから二度ビックリ。わずか1年で1.5倍に膨らんだのだ。

「現在の組織委の職員は各省庁や東京都、競技団体などからの出向者ら約750人。東京五輪開催の4年後には現在の約9倍の7000人になるというから、それだけ事務所も数が増え、大きくなる。組織委の家賃だけで数十億円というべラボーな金額になるのは間違いありません」(五輪関係者)

 それでなくても、組織委には「予算は小さく産んで、経費は大きく育てる」という前科がある。

 当初は五輪メーンスタジアムなどの施設整備費を含め7000億円程度とされていた東京五輪の総経費が、あれよあれよという間に2兆円、3兆円といわれるまでに膨らんできた。

 東京五輪の錦の御旗の下、都民や国民はこれから4年間、一体どれだけの税金を無駄遣いされるか分からない。










http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/464.html

記事 [政治・選挙・NHK212] ≪愚劣≫「二重国籍」疑惑と称し蓮舫氏を追い詰める産経新聞とその仲間たち。蓮舫氏「心が折れそうになった書き込みもあった」
【愚劣】「二重国籍」疑惑と称し蓮舫氏を追い詰める産経新聞とその仲間たち。蓮舫氏「心が折れそうになった書き込みもあった」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/21595
2016/09/07 健康になるためのブログ




http://www.sankei.com/politics/news/160906/plt1609060032-n1.html

「ただここで、今回、インターネット等を通してほんとに…心が折れそうになった書き込み等もあったんですが、31年前、あの、誕生日来る前だったので、17歳でした。高校を国籍取得の手続きで休みの届けを出したのをかろうじて覚えている。父から聞いたのは、未成年だったので父と一緒に東京にある台湾の代表処に行って、台湾籍放棄の手続きをしています」

「ただ今回、一部指摘がありましたので改めて台湾に確認を求めていますが、いまなおまだ確認が取れていないんです。31年前のことで、少し時間がかかるかもしれないと。その確認が取れていないこともありましたが、この確認をとる確認の作業の間にも、父が否定されるような言いぶりがあるのはちょっと受け止めがたいので、今日なんですけど、台湾の代表処に対しまして、台湾籍を放棄する書類をこれ提出しました」

 「そのことによってしっかり、私は日本の法律の下で日本人です。改めて、今確認が取れていないものは確認とりますが、同時に、台湾籍を放棄する手続きをしました。いろいろとほんとにご心配をかけたことを申し訳なく思います。ただ私は日本人だということを改めて申し上げます」



民進党・蓮舫氏 台湾籍放棄の書類を改めて提出(16/09/07)


以下ネットの反応。




















この話はどう考えたって「手続き上」の話ですよね。それを産経新聞や「一部」の人たちは鬼の首を取ったかのようにはやし立てるわけです。低劣な「差別」「人格攻撃」は今すぐやめるべきです。




http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/465.html

記事 [政治・選挙・NHK212] フリーメイソン 安倍内閣にもメンバーがいた(SAPIO)
             フリーメイソンにとって重要な教えが描かれた壁画彫刻


フリーメイソン 安倍内閣にもメンバーがいた
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160907-00000018-pseven-int
SAPIO2016年10月号


 世界に約600万人、日本のメンバーは約1600人フリーメイソンの組織の実態は、会員以外には杳として知れない。だからこそ、「陰謀論」が囁かれることも多いと言える。 その真実に迫るべく、日本にある15のロッジ(拠点)を束ねる総本部「日本グランドロッジ」に足を踏み入れた。そして日本グランドロッジを主宰する第60代グランドマスターの猪俣典弘氏に疑問をぶつけた。

──なぜ、陰謀組織とみなされるのでしょう。

猪俣氏:日本は先進国では例外的に「フリーメイソン陰謀論」が根強い。これはアンチ・メイソンの歴史の影響と考えられます。

〈日本で初めてフリーメイソンの会合が開かれたのは1865年1月とされる。その後、明治政府は外国人会員が集会を開くことを黙認する一方、日本人を会員に誘うことを禁じる「紳士協定」を結んだという。〉

猪俣氏:昭和に入ると、ユダヤ系団体や国際金融資本とフリーメイソンを結びつけて糾弾する運動が激しくなりました。日本軍が中国にあるロッジを襲って押収した備品を都内のデパートで展示し、「フリーメイソンは恐い団体」とのイメージを一般国民に植え付けたこともあったそうです。

──戦後も、たとえばオウムの麻原彰晃は「ユダヤ=フリーメイソンが世界征服を企んでいる」と吹聴した。

猪俣氏:仮想の敵がほしい集団にとってフリーメイソンは格好のターゲットです。今でも「東京タワーから悪い電波を飛ばさないで下さい」といった手紙が届きます(苦笑)。

──自身がメイソンであることを公表するのはNG?

猪俣氏:自ら公表するのは問題ありませんが、他人がメンバーと明かすのはマナー違反。国によっては極右に攻撃されたり、富裕層とみなされ誘拐されたりするので、公表を望まないメンバーもいます。

──過去に鳩山一郎や皇族の東久邇宮稔彦など、日本の首相を務めた人物もメンバーだった。ずばり、安倍内閣にメンバーはいますか?

猪俣氏:ええ。

──最近、内閣改造されたばかりですが、現在の内閣にいますか?

猪俣氏:あ、現内閣にはいませんが、過去の内閣には……いますね。ともかく、現職の国会議員はいます。

 少なくとも、複数回改造された安倍内閣にメンバーがいたことは間違いないようだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/466.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 安田純平さんのカードが使われていたと言う報道の衝撃ー(天木直人氏)
             安田純平さんとみられる男性の画像


安田純平さんのカードが使われていたと言う報道の衝撃ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp34ds
7th Sep 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


おそらく共同通信の配信だろう。

 きょう9月7日の栃木県の地方紙「下野新聞」で知った。

 シリアで行方不明になったジャーナリストの安田純平さん名義の複数枚のクレジットカードが、

安田さんとの連絡が取れなくなった昨年の6月以降も、使用されていたことが、

日本の警察当局への取材でわかったと。

 数十万円分の通信費などが欧州の複数のインターネットサイトで支払われていたというのだ。

 本人のフェイスブックへのメッセージを閲覧した形跡もあるという。

 日本政府は、何としてでもこの犯人を突き止めなければいけない。

 それは、安田純平さんの解放に向けての重要な一歩になるからだけではない。

 日本がテロの標的にならない為にも、何としてでも犯人を特定し、

事件の全貌を明らかにしなければいけないからだ。

 それにしても、こんな重要なニュースを地方紙が流したにもかかわらず、

大手新聞やテレビなどが一切報じないのはどうしたことか。

 これをきっかけに、世論は騒ぐべきだ。

 忘れ去られたままの安田純平さんの失踪について、

政府の責任と、その後の政府の対応について、メディアは徹底検証しなければいけない。


              ◇

【ジャーナリスト拘束】安田さん名義のカードに使用歴 拘束犯、成り済ましか
http://www.sankei.com/affairs/news/160907/afr1609070005-n1.html
2016.9.7 08:31 産経新聞

 シリアで行方不明になったジャーナリスト、安田純平さん(42)名義の複数枚のクレジットカードが、連絡が取れなくなった昨年6月末以降、使用されていたことが6日、日本の警察当局への取材で分かった。計数万円分の通信費などが欧州の複数のインターネットサイトで支払われていた。本人のフェイスブック(FB)へのメッセージを閲覧した形跡があることも判明した。

 警察当局は、状況から拘束した犯行グループが本人に成り済ましてカードを使ったり、FBを開いたりしたとみている。安田さんは国際テロ組織アルカーイダ系「ヌスラ戦線」(「シリア征服戦線」に改称)に拘束されたとの情報があるが、特定されていない。

 警察当局は、拘束グループを絞り込む手掛かりとみて重視し、関係国の捜査機関に使用履歴やネットの接続記録などの情報提供を依頼。クレジット会社にも照会した。カードが本人から奪われたか、番号を聞き出されたとみられる。カードの提示と、名義人の署名や暗証番号を求められる店などでは使われていない。いずれのカードも現在使用が止められている。

 安田さんは昨年6月末、内戦中のシリアを取材するためシリア北西部に入り、予定していた昨年7月中旬を過ぎても帰国しなかった。



http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/467.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 自民党の場合、閣僚がスピード違反40キロオーバーでも問題なし(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/09/post-45f4.html
2016-09-07


出た〜、悪代官菅の問題ない発言。

鶴保という議員は、色々な問題が取りざたされてきたが、この
スピード違反問題も、すごいとしか言いようがないし、自民党の
場合、どんな不祥事も悪代官菅が、”問題ない”と庇ってくれる。

>菅官房長官「閣僚の規範はしっかり順守している」 速度超
過の鶴保庸介沖縄北方担当相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160906-00000552-san-pol
                 産経新聞 9月6日(火)17時9分配信

>菅義偉官房長官は6日の記者会見で、鶴保庸介沖縄北方
担当相が大阪府内で制限速度を40キロ以上超過し車を運転
したとして道交法違反容疑で摘発されたことに関し、5日午後
に鶴保氏から報告を受けたことを明らかにした。菅氏は「今回
の事案について反省し、今後は襟を正して職務に邁進すると
いう話をいただいた」と述べた。

>(鶴保氏は)閣僚としての規範はしっかり順守されている」と
述べ、政府の対応に問題はないとの認識を示した。

自民党の場合、閣僚の規範ってなんなんだろう。

速度超過も立派な法律違反だと思うが、大臣になると速度オー
バー40キロ程度は規範を守っていると言事になるのか。

一般人からしたら、この40キロオーバーは凄いとしか言いよう
がないんだけど。

どんな不祥事も、事件まがいも、規範に則って問題なし。

ものすごい緩い規範なんだろうなぁ。。。。信じられない。


一方、民進党の蓮舫議員に対して、無理矢理に国籍問題を
問題の俎上に挙げている大マスゴミや一部人間もいるが、代
表選の今頃のこの誹謗中傷的な見方はどうなんだろう。

国籍がどうのこうの言うのだったら、まず初めに参議院議員立
候補時に大問題になっていただろうし、民主党政権時の閣僚
になる時点でも国籍問題が上がっていたはずだ。

当時、国籍問題なんて聞いたことがない。

なぜ、代表選に名乗りを上げた途端、いかにも重箱の隅をつ
つくような話になるんだろう。

この人、代表代行でもあるのに。

代表と、代表代行で、どの程度の差があるのか。


この時期の蓮舫攻撃は、何が何でも野党を攻撃したい勢力が
あるのかしらん。

裏を返せば蓮舫が代表になったら都合が悪いと考えているか
らこそかもしれない。

鶴保氏は、過去もスピード違反をやっていて、今回で二回目
だというが、今回もバレるまでダンマリで、バレたらバレたで

>科学技術を使って自動運転の時代が来るようなことも考え
ている。

え?今の問題そこ?

自らの法律違反を棚に上げて、何たる言い草、何たる言い訳
か。

懲りていないというか、外野が騒ぐから仕方がないから謝罪し
たというだけのことで、自民党特有の、”誤解を与えたなら”不
愉快な思いをさせてしまったなら”と同じ発想だ。

よほどきっちり謝罪をするのが嫌なのか。

本当に姑息な集団だわ。。。。。


謝罪するときは心から謝罪した方が、よほど気持ちが良いし、
潔いと思えるし、下手な言い訳など聞きたくない。。。。




http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/468.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 何を考えているのか、安倍晋三 @天皇御前 
何を考えているのか、安倍晋三 @天皇御前
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/4fce283c2e83582dd6a91ab9af8298da
2016年09月07日 のんきに介護


生方ノリタカ @ubiemanさんのツイート。

――この画像を見よ。皇太子時代を含め、明仁天皇がこんな厳しい表情を誰かに向けた場面をかつて見たことがない。これが、全てを物語っている。見ていてゾクゾクした。〔22:38 - 2016年8月10日 〕——




<追記>

哲夫:小沢一郎・生活の党支持 @bbtetsuoさんのツイート。

――安倍の失政のつけは必ず回ってくる。そのつけを償うのが一般国民か。また一億総懺悔みたいな話になるのか。〔15:53 - 2016年9月7日 〕——


皆、思っていることは

同じだなぁ。

インチキ選挙なのに、

「国民の支持があったと信じた」

なんていう

下手な言い訳はするなよ。

ところで、

安倍某は、なぜ、社会保障費を削るか。

これも国民は、

真意を

知ってるよ!

答えは、

簡単。

キックバックがないから――。

富国強兵なんたら、

もっともらしく愛国心を持ち出すのは

止めてね。



転載元:Yab. (反戦・反核・反原発)@yab887さんのツイート 〔17:39 - 2016年9月7日

2016年9月7日夕刻 記




http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/469.html

記事 [政治・選挙・NHK212] CIA日本政治誘導工作核心と打破の方策ー(植草一秀氏)
CIA日本政治誘導工作核心と打破の方策ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp33ch
6th Sep 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


政治を変えるには政権を変えることが必要だ。

政権を変えるには、衆議院の多数勢力を入れ替えることが必要だ。

したがって、日本政治刷新の最大の焦点は次の衆院総選挙ということになる。

「政治を変える」とは「政策を変える」ということだ。

とりわけ重要な基本政策を変更すること。

それが「政治を変える」ということだ。

いま私たちの目の前にある重要な基本政策とは何か。

私は五つのテーマを挙げている。

原発・憲法・TPP・基地・格差

である。

安倍政権は、

原発を推進し、

憲法を改定して、日本を戦争のできる国にしようとしている。

TPPに参加し、

米軍基地を新設し、

格差拡大を容認、奨励している。

日本の主権者の多数が、この基本政策に賛成しているなら、安倍政権の存続に矛盾はない。

しかし、日本の主権者の多数が、この基本政策に反対しているなら、安倍政権の存続は矛盾である。


現実は後者であると判断される。

したがって、この矛盾を解消することが必要である。

矛盾を解消するには、衆議院の総選挙で、

後者の政策を公約に掲げる議員に議会過半数を占有させることが必要である。

しかし、現実には、後者の政策を求める主権者が多数であると考えられるにもかかわらず、

後者の政策を公約に掲げる議員が議会過半数を占有するに至っていない。

その理由が三つある。

第一は、野党第一党である民進党の政策公約が明確でないこと。

原発稼働に反対なのか、集団的自衛権行使に反対なのか、TPPに反対なのか、

辺野古基地建設に反対なのか、消費税増税に反対なのか、はっきりしない。

この「鵺(ぬえ)」のような民進党の存在が日本政治を悪くしている最大の原因である。

第二は、本来は「平和と福祉」の旗を掲げているはずの公明党が、

安倍政権に取り込まれている、あるいは、すり寄っていることだ。

公明党は政権与党に加わることを最優先課題に位置付けているように見える。

「政策より政権」というのが公明党の基本になってしまっているように見える。

公明党勢力の遊離が第二の問題だ。

第三の問題は、総選挙に際して、後者の政策を掲げる候補者が

同一選挙区に複数立候補することが多いことだ。

小選挙区制度では当選者はただ一人である。

複数候補が出馬すれば、候補者を一人に絞り込む自公候補の当選を支援することになる。


逆に考えると、この三つの問題を克服すれば、結果が変わるということになる。

そのための方策を提示しているのが「オールジャパン平和と共生」である。

衆議院総選挙に際して、

原発稼働阻止、憲法改悪阻止、TPP参加阻止、辺野古基地建設阻止、

格差拡大阻止の公約を明示する候補者を

一選挙区一候補者

というかたちで絞り込む。

民進党は「水と油の混合物」だから、党を全体として支援できない。

「選別支援」になる。

民進党が候補者を擁立しても、この候補者の政策公約が上記の5方針に反するなら、

オールジャパン支援候補にはならない。

共産党候補が上記5方針に一致する公約を明示するなら、

こちらの候補者をオールジャパン候補とすることになる。

これらの選別を、

政策を基軸に

党派にはかかわりなく、

主権者が主導して推進する。

これが

「オールジャパン平和と共生」メソッド

である。

だから、単純な野党共闘とは一線を画すことになるが、民進党以外の

社・共・生の連帯強化を推進し、ここに民進党内の「清冽な地下水」勢力の糾合を目指すことになる。


民進党が代表選を実施しているが、まったく主権者の関心を呼び起こさない。

その理由は、3名の候補者がすべて、主権者の側に立つ候補者ではないからだ。

既述した5大基本政策である

原発・憲法・TPP・基地・格差

について、安倍政権の基本政策に対峙する公約を明示する候補者が立候補するべきだった。

しかし、そのような人物は立候補しなかった。

民進党の人材が枯渇しているということでもある。

民進党のなかの「清冽な地下水」勢力が枯渇し、

大半が「汚れた油」で汚染されてしまっているということでもある。

主権者の立場からすれば、何よりも望ましいことは、一刻も早く現在の民進党が消滅することである。


参院選比例区で当選した議員は、ほとんどが労働組合の支援を受けた候補だった。

労働組合の支援なしに当選者が出ない政党になっている。

しかし、その労働組合が、上記5大政策について、主権者の側に立つ基本方針を明示していない。

民進党の支持母体である連合は、

電力、自動車、電機

の三つの産業分野の労働組合に支配されている傾向が強い。

労働組合といっても、この、電力、自動車、電機

の三つの産業分野の労働組合は、

原発稼働に賛成し、

集団的自衛権行使を容認し、

TPP参加を推奨している。

さらに言えば、

辺野古基地建設を容認し、

消費税増税まで容認する傾向が強い。

こんな政策方針を提示するなら、自公の支持母体になるべきだ。


連合に加盟していながら、これらの電力、自動車、電機の労働組合と基本政策を共有しない労働組合は、

連合から離脱するべきである。

残される連合は「汚れた油」だけになる。

「御用連合」などに組織名も変更するべきだろう。

連合は「水と油」の同居状態を解消し、「御用連合」と「清冽地下水」に分離するべきだ。

労働組合において「水と油が同居」しているから、民進党においても「水と油が同居」しているのである。


民進党が「鵺(ぬえ)」であること、

公明党が与党に取り込まれていること、

野党共闘体制がまだ確立されていないこと、

が、主権者の意思に反する基本政策を掲げる安倍政権の存立を支える基本背景になっている。

そして、この三つの状況を誘導しているのが米国なのだ。

CIAの最重要課題がこの三つであると言っても過言でないだろう。

従来の民主党においても、民主党が本当の意味での主権者政党になることを徹底的に阻止しようとした。

CIAにとって、小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏が連携する体制が何よりの恐怖だったのだ。


CIAが恐れるもう一つの状況が

創共協定の成立

である。

共産党支持者と公明党支持者が連帯すると、最強の脅威になる。

この成立を防ぐことが日本の米国支配の最重要条件であった。

それでも、公明抜きの野党体制でも、これが一つにまとまると重大な脅威になる。

そこで、野党共闘成立を阻止する情報工作を展開している。

その中心は共産党攻撃である。

共産党に対する激しいネガティブキャンペーンを展開することにより、野党共闘を阻止する。

この役割を担うのが、民進党の「汚れた油」勢力である。


「彼を知り、己を知れば、百戦して殆からず」

の言葉を知らねばならない。

敵の策略を知り、こちらの戦略の拙さを正すことにより、結果が見違えるようになる。

「政策を軸に候補者一本化」

これを愚直に進めるしかない。



http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/470.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 怒りも台本通り! フジと読売に見るテレビのシナリオ(simatyan2のブログ)
怒りも台本通り! フジと読売に見るテレビのシナリオ
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12197675561.html
2016-09-07 15:48:31NEW ! simatyan2のブログ


フジテレビで「バイキング」という番組があります。



生放送を売り物に、今や芸能界のご意見番と化した坂上忍をメイン
に、局アナと共に政治家や芸能人など、話題の人物を招いてバトルを
繰り広げるトーク番組です。

先日は上西小百合議員を招いて、

「昨年3月衆議院本会議をズル休みしたことが許せない!」

というタイトルで放送していたわけですが、その時の台本が下の
画像です。



見ても判るとおり、元維新の東国原が、怒りも露に追求する姿勢は元
より、謝らない上西議員、その険悪な雰囲気に割ってはいる坂上忍
の、態度やせりふなどが細かく指示されていますね。

先月の読売系日本テレビ「24時間テレビ」でも、売り物の100
キロマラソンで、ランナーの林家たい平がスタッフに時間調整を
されてる場面が映って顰蹙を買ったばかりです。



視聴率のために時間調整!林家たい平「100kmマラソン」のゴールをスタッフが阻止
http://www.asagei.com/excerpt/65012

感動の名場面ですら指示通りなのです。

このように全てはシナリオ通りに番組が進行するわけですが、大半
の視聴者は本物のように感じて、時に怒り、時に泣き、時に笑い、
時に感動するんですね。

舞台裏を知れば白けるばかりですが、それを知りつつ楽しんでる分
には何の害もないと思います。

しかしその虚構を本物のように受け止め、しかもそれが政治的な面
で視聴者の判断に影響を与えるとしたら大問題です。

さらにそれが意図的に誘導されたものだとしたら最悪ですね。

ブログでは過去何度もテレビのヤラセ問題を断じて来ましたが、今
ほど危機感を抱く時代はありません。

僕が広告代理店にいた時代から、ヤラセやステマは横行してました。

が、それは純粋に商品を売るためのものでした。

今は日本最大の広告代理店「電通」が安倍政権を最大限後押しを
し始めています。

なぜかというと、総理の妻、元電通の安倍昭恵夫人が積極的に動き、
同じく世耕弘成が閣僚になり、秋元康が政権のプロデュースを始め
たからです。

役者(安倍晋三)は馬鹿でも、スタッフが超一流なのです。

過去の政治家などと比べ物になりませんね。

映画やドラマなどで人を感動させ泣かせるプロ中のプロが安倍晋三
を支えてるんですよ。

CMは15秒(前後の切り替え時間を省けば賞味13秒)で人を
笑わせ、泣かせ、怒りを覚えさせることも出来ます。

優秀なコピーライターは、わずか一行のコピー(キャッチフレーズ)
で人を動かすことが出来ます。

「私が、小泉が、自民党をぶっ潰します!」
「構造改革なくして成長なし」
「私の内閣の方針に反対する勢力、これはすべて抵抗勢力だ」
「痛みに耐えてよくがんばった! 感動した! おめでとう!」
「過去に戻すか、前に進めるか」

これらはトップクラスのコピーラーターが考えたものです。

そしてこの、漫画チックな端的な破壊力のある演出と、支持率などの
捏造が合体して、効果を表しているのが安倍政権なのです。

また安倍政権を母体に小池百合子劇場なるものも功を奏しています。

大衆よ、騙されるな!




http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/471.html

記事 [政治・選挙・NHK212] ≪絶望≫G20で多くの首脳が「ミスターマリオ」「安倍マリオ」と総理に声をかけ「非常に高いパフォーマンス」と評価
【絶望】G20で多くの首脳が「ミスターマリオ」「安倍マリオ」と総理に声をかけ「非常に高いパフォーマンス」と評価
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/21618
2016/09/07 健康になるためのブログ




http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160906/k00/00e/030/222000c

中国・杭州で4、5両日に開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、安倍晋三首相がリオデジャネイロ五輪の閉会式で人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のマリオに扮(ふん)して登場した演出が話題になった。日本政府高官によると、各国首脳らから「非常に高いパフォーマンス」と評価する声が寄せられたほか、「親子の会話のきっかけになった」と謝意が示される場面もあった。

首相に感謝を伝えたのは世界銀行のキム総裁。キム氏は首相に歩み寄り、「思春期で全然口をきいてくれない16歳の息子が閉会式をテレビで見て、『安倍首相はクールだ(格好いい)』と言ったので、自分が『親しい友人だ』と説明したら親子の会話ができるようになった」とのエピソードを紹介したという。

 このほか、首脳会議の合間に、多くの首脳が「ミスターマリオ」「安倍マリオ」と首相に声を掛けた。



以下ネットの反応。
















絶望した!G20に絶望した!




http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/472.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 米国民に対する生物兵器を使ったテロ攻撃が計画されています。
メディアは一切報道しませんが、グローバリストのパペットである米政府は米国民を弾圧するために戒厳令の準備を着々と進めているようです。どうやら、彼らの計画通りに事が進めば、生物兵器が使われるようです。それが非常に危険なウイルスなのか毒薬なのかわかりませが。。。また、空から撒くのか川や水道水に混入するのかウイルスを感染させるのかわかりませんが。。。何らかの大規模テロ攻撃を計画中だそうです。
アメリカ旅行を計画の方は当分の間延期した方がよいのでは?などと心配してしまいます。

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/iTRpRWiFHRM" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

(概要)
私のコモンセンス・ショーに出演のポール・マーチンズ氏はとても悪いニュースを皆さんにお伝えしなければなりません。
マーチンズ氏:
私の友人(情報筋)から重大な情報を入手しました。彼はコロラド州の超巨大施設で働いていますが、そこに生物兵器によるテロ攻撃に対応するためのバイオ・ギア(大量の巨大テント、ガスマスク、衛星電話、棺の大きさの灰色の箱など)が大量に運ばれています。なぜこのようなことをしているのかについては、2年前に知ったことですが、米政府は米国民に生物兵器を使ったテロ攻撃を計画しているのです。
バイオ・ギアがコロラド州の巨大施設のみに運び込まれているとは思えません。全米でこのようなものが準備されているのではないでしょうか。
先週月曜日にコロラド州で複数の政府関係者と会ったジョン・ムーア氏によると、米国民はみな衛星電話を所持する必要があるとのことです。
なぜなら、そのうち電話(携帯電話も)が使えなくなるからです。アメリカではこれから複数の出来事が同時に起こるでしょう。

4年前にFEMAの関係者は、世界の支配者=グローバリストがアメリカを乗っ取るためには、生物兵器を使うはずだと言っていました。彼は既に国外に逃亡し行方不明です。

また、米軍関係者からの情報によると、軍の実力者たちは米国民の側に立っていますが、現在、若いヒスパニック系や黒人のギャングが大量に軍に入隊しており、彼らは兵士としては完全に無能ですが、命令通りに米国民をテロ攻撃することができます。また、イスラム系やアメリカで最悪のギャングMS13のメンバーも兵士となって軍内部に潜伏しています。米軍は完全に腐敗・崩壊しています。彼らは何の戦術も持っていませんので本格的な戦争では何もできません。
現在、テキサス州の4か所で大規模軍事演習が行われていますが、その目的は米国内のゲリラ戦争に備えるためです。ゲリラ戦争は戦術など必要ないのです。

コロラド州のフットボール・スタジアムが改修工事のために閉鎖されました。しかし閉鎖の本当の理由は改修工事などではありません。スタジアム内にFEMAキャンプ(収容所)を造っているのです。そしてスタジアムの巨大駐車場にはトレーラーが大量に置かれています。
また、スタジアム内には戒厳令が敷かれ時に使われるプレハブの封鎖壁が保管されています。これらの壁は市民らを狭いエリアに閉じ込めておくために高速道路や一般道路を封鎖する時に使われるのでしょう。
一旦、自宅を出る場合は二度と自宅に帰ってこれなくなりますから、荷物をまとめて徒歩で自宅を出る必要があります。
多分、戒厳令という言葉は使われないでしょうが、全米に放送されるテレビ番組から、戒厳令らしきものが宣言されるでしょう。

http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51992643.html
http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/473.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 存在感示した毎日新聞の「陛下の本気度伝わらず」!! 
存在感示した毎日新聞の「陛下の本気度伝わらず」!!
http://79516147.at.webry.info/201609/article_52.html
2016/09/07 半歩前へU


▼やっと出た期待の紙面
 毎日新聞のけさ(9月7日)一面トップ原稿が素晴らしい。文句なしに朝刊各紙の中で秀逸だ。久々に「これぞ新聞」、という存在感を感じた。大衆はこうした紙面を渇望している。国民必読の内容である。全文転載する。
******************

検証 おことば表明1カ月 陛下の本気度伝わらず

 天皇陛下が生前退位の意向がにじむおことばを表明されてから8日で1カ月を迎える。関係者の証言を基に振り返った。
「生前退位ができるか検討したが、やはり難しい」。今年春ごろ、首相官邸の極秘チームで検討していた杉田和博内閣官房副長官は宮内庁にこう返答した。

 天皇陛下は昨年12月18日、82歳の誕生日にあわせた記者会見で「行事の時に間違えることもありました」と述べた。昨夏の戦没者追悼式で手順を誤ったことなどを指す発言とみられている。

 宮内庁は官邸に「8月15日に段取りを間違えて陛下は退位の思いを強くされた。おことばを言いたいという強い思いがある」と伝えた。「陛下は摂政には否定的だ」という条件もついていた。

 官邸は水面下で検討を始め、杉田氏のもとにチームが結成された。総務、厚生労働両省、警察庁などから数人程度が出向し、内閣官房皇室典範改正準備室の別動隊という位置付けだったが、準備室のメンバーさえ存在を知らない「闇チーム」(政府関係者)だった。

 チームの結論は、「摂政に否定的」という陛下の意向を踏まえたうえでなお、「退位ではなく摂政で対応すべきだ」だった。結論は宮内庁に伝えられ、官邸は、問題はいったん落ち着いたと考えた。陛下の意向が公になった7月13日の報道も寝耳に水だった。

 陛下がおことばを表明する数日前、宮内庁から届いた原稿案を見た官邸関係者は、「摂政に否定的な表現」が入っていることに驚いた。官邸内には「摂政を落としどころにできないか」との声が依然強かった。

続きはここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201609/article_51.html


存在感示した毎日の「陛下の本気度伝わらず」 2
http://79516147.at.webry.info/201609/article_51.html
2016/09/07 半歩前へU

 安倍首相と打ち合わせた官邸関係者は、「陛下のお気持ちと文言が強すぎる。誰も止められない」と周辺に漏らした。官邸と宮内庁で原稿案のやりとりを数回したが、摂政に否定的な表現は最後まで残った。

 陛下は2010年夏ごろから退位の意向を周辺に示されていた。12年春ごろ、陛下から意向を直接聞いた宮内庁幹部はその場で思わず「摂政ではだめですか」と聞き返した。しかし陛下は象徴天皇としてのあり方について話し、摂政には否定的な考えを示したという。

 皇室典範は退位を想定しておらず、政府はこれまで国会答弁で否定してきた。複数の官邸関係者は「宮内庁から官邸に陛下の本気度が伝わっていなかった」と証言。「だからおことばに踏み切らざるを得なかったのだろう」との見方を示す。

 政府にできたことは、表現を和らげることだけだった。首相周辺は「最初の原稿案は、より強くてストレートな表現だった」と話す。

 おことばは「天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら」と断り、「私が個人として」話すとしている。天皇が政治に関与できない憲法の規定を踏まえ、整合性を取ったとみられる。

 おことばには「象徴天皇の務めが安定的に続いていくことを念じ」ともあり、典範改正を望むようにも読み取れる。政府は、退位の条件などを制度化するのは議論に時間がかかるとして、特別立法を軸に検討している。


 「生前退位ができるか検討したが、やはり難しい」。今年春ごろ、首相官邸の極秘チームで検討していた杉田和博内閣官房副長官は宮内庁にこう返答した。

 天皇陛下は昨年12月18日、82歳の誕生日にあわせた記者会見で「行事の時に間違えることもありました」と述べた。昨夏の戦没者追悼式で手順を誤ったことなどを指す発言とみられている。宮内庁は官邸に「8月15日に段取りを間違えて陛下は退位の思いを強くされた。おことばを言いたいという強い思いがある」と伝えた。「陛下は摂政には否定的だ」という条件もついていた。

続きはここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201609/article_50.html


存在感示した毎日の「陛下の本気度伝わらず」 3
http://79516147.at.webry.info/201609/article_50.html
2016/09/07 半歩前へU

 官邸は水面下で検討を始め、杉田氏のもとにチームが結成された。総務、厚生労働両省、警察庁などから数人程度が出向し、内閣官房皇室典範改正準備室の別動隊という位置付けだったが、準備室のメンバーさえ存在を知らない「闇チーム」(政府関係者)だった。

 チームの結論は、「摂政に否定的」という陛下の意向を踏まえたうえでなお、「退位ではなく摂政で対応すべきだ」だった。結論は宮内庁に伝えられ、官邸は問題はいったん落ち着いたと考えた。陛下の意向が公になった7月13日の報道も寝耳に水だった。

 陛下がおことばを表明する数日前、宮内庁から届いた原稿案を見た官邸関係者は、摂政に否定的な表現が入っていることに驚いた。官邸内には「摂政を落としどころにできないか」との声が依然強かった。安倍晋三首相と打ち合わせた官邸関係者は、「陛下のお気持ちと文言が強すぎる。誰も止められない」と周辺に漏らした。官邸と宮内庁で原稿案のやりとりを数回したが、摂政に否定的な表現は最後まで残った。

 陛下は2010年夏ごろから退位の意向を周辺に示されていた。12年春ごろ、陛下から意向を直接聞いた宮内庁幹部はその場で思わず「摂政ではだめですか」と聞き返した。しかし陛下は象徴天皇としてのあり方について話し、摂政には否定的な考えを示したという。

 皇室典範は退位を想定しておらず、政府はこれまで国会答弁で否定してきた。複数の官邸関係者は「宮内庁から官邸に陛下の本気度が伝わっていなかった」と証言。「だからおことばに踏み切らざるを得なかったのだろう」との見方を示す。

 政府にできたことは、表現を和らげることだけだった。首相周辺は「最初の原稿案は、より強くてストレートな表現だった」と話す。おことばは「天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら」と断り、「私が個人として」話すとしている。天皇が政治に関与できない憲法の規定を踏まえ、整合性を取ったとみられる。

 おことばには「象徴天皇の務めが安定的に続いていくことを念じ」ともあり、典範改正を望むようにも読み取れる。政府は、退位の条件などを制度化するのは議論に時間がかかるとして、特別立法を軸に検討している。【野口武則、高島博之】

詳報はここをクリック
http://mainichi.jp/articles/20160907/ddm/001/040/197000c

最初の記事はここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201609/article_52.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/474.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 若狭氏出馬で石原大臣赤っ恥も 都議会ドン“不死身”の理由(日刊ゲンダイ)


若狭氏出馬で石原大臣赤っ恥も 都議会ドン“不死身”の理由
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/189372
2016年9月7日 日刊ゲンダイ


   
    明暗がはっきり分かれた2人(C)日刊ゲンダイ


 小池都知事の衆院議員失職に伴う衆院東京10区補選(10月11日告示、23日投開票)に、都知事選で小池氏を応援した自民党の若狭勝衆院議員(59=比例東京)が出馬表明した。若狭氏は6日、党本部で二階俊博幹事長と会談し、立候補の意向を伝えるとともに、党が行う公募に応じる姿勢を示したという。

 若狭氏は都知事選で自民推薦候補を支援せず、党の方針に反したとして、都連から処分を求める声が出ていたものの、二階幹事長が口頭で厳重注意し、若狭氏も「厳重に受け止めたい」と受け入れた。お咎めナシ――となったわけだが、これで赤っ恥をかいたのは前都連会長の石原伸晃経済再生担当相だ。

 何せ知事選前、わざわざ〈各級議員(親族等含む)が非推薦の候補を応援した場合は(略)除名等の処分の対象となります〉との文書を配って締め付けたのだ。これでシャンシャンとなったら格好がつかない。それなのに石原氏は口をつぐんだまま。もともと底が浅いボンボン議員で知られているが、都連議員からはますますソッポを向かれるだろう。

 してやったり、とほくそ笑んでいる小池都知事の姿が目に浮かぶようだが、石原氏と一緒に「都議会のドン」こと、内田茂前幹事長の求心力も低下すると思ったら違うらしい。

「都連が何だかんだ言っても、国会議員の処分は党本部が行う。その党本部が『手打ち』と決めたのだから、四の五の言っても仕方がない。それに小池知事の地盤である東京10区で、後釜候補に若狭さんが出たら誰も勝てない。仮に都連が対抗馬を出しても惨敗は確実。さすがに知事選に続き連敗はできないから、そんなバカはやりませんよ。都議から選ばれる新たな都連幹事長に有力視されているのは、内田議員の側近です。『ドンが慌てている』なんて報道もあるが、デタラメ。不死身ですよ」(自民都議)

 やはり、主戦場は都議会。小池都知事がドンとどこまでガチンコ勝負できるか見モノだ。




http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/475.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 蓮舫氏の二重国籍騒動について菅官房長官がコメント!長官「ご自身で説明すべき問題」「22歳まで国籍は選択する必要」
蓮舫氏の二重国籍騒動について菅官房長官がコメント!長官「ご自身で説明すべき問題」「22歳まで国籍は選択する必要」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-13296.html
2016.09.07 17:00 情報速報ドットコム




菅義偉官房長官「ご自身で説明すべき問題」
http://www.sankei.com/politics/news/160907/plt1609070017-n1.html
 菅義偉官房長官は7日午前の記者会見で、民進党の蓮舫代表代行をめぐり浮上している日本と台湾のいわゆる「二重国籍」疑惑について、「詳細は承知していないので、政府としてコメントは控えたい」とした上で、「ご自身が説明すべき問題だ」と述べた。


9/7 菅官房長官 蓮舫氏の日本国籍を剥奪?!


以下、ネットの反応




















菅官房長官は「ご自身が説明すべき問題だ」と述べ、基本的にはこの騒動に関わらないとしています。ただ、同時に22歳まで国籍を選択する必要性があり、選択しない場合は日本の国籍を失う可能性があると指摘しました。

蓮舫氏の国籍については最近まで二重国籍だった可能性がネットなどで指摘され、記者会見で説明するような事態になっています。蓮舫氏を「日本人ではない」とする声も飛び出て来るような状態で、かなり規模の大きな炎上騒動として今も意見が殺到中です。
*蓮舫氏は証拠書類を見せて、22歳までに国籍を放棄していたと明らかにするしか方法はない。


蓮舫「台湾籍は抜いている 高校3年で日本人を選んだ」


蓮舫氏リードも・・・国籍問題や“2位・3位連合”が浮上(16/09/07)


【三橋貴明】 三橋貴明 断言! 蓮舫は嘘をついている!!!



http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/476.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 築地移転は権力闘争 政界風見鶏・小池百合子のしたたかさ(日刊ゲンダイ)
     


築地移転は権力闘争 政界風見鶏・小池百合子のしたたかさ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/189399
2016年9月7日 日刊ゲンダイ 文字お越し


   
    上昇志向の塊(C)日刊ゲンダイ


 小池百合子東京都知事が築地市場の豊洲への移転を延期したことについて、世論の評価は上々のようだ。JNNが2、3日に行った世論調査では、移転延期を「評価する」と答えた人が63%、「評価しない」はわずか18%だった。小池の都政運営についても「評価する」が62%で、都民に限れば「評価する」が71%に達した。

 冷静に考えれば、ただ「延期」しただけで、中止を決めたわけではないし、最終的に豊洲移転を認めるのなら、何のための延期かという話になる。いたずらに混乱を招いた責任を問われかねない。延期で生じる巨大なコストが都民の負担となれば、なおさらだ。

 もちろん、そこは小池も分かっている。6日、日本記者クラブで会見を行い、知事就任から1カ月が経過した心境などを語ったが、その中で移転延期についても触れ、「混乱するのは既得権のある方」「豊洲新市場のモニタリングの結果を待たずして決めれば、私が記者でも、見出しに『見切り発車』と書くと思う」などと言って牽制していた。

「移転延期自体は、ガス抜き程度の意味しかないでしょう。それより、都議会で主導権を握るためには、最初にガツンとやっておいた方がいいと判断したことが大きいのだと思う。対決姿勢を前面に出した方が、世論の支持を得られるからです。いずれ都議会自民党と協調路線に転じるにしろ、自民党の方からスリ寄らざるを得ないような体制を築いていく。その道具として、市場の移転延期を使ったということです」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 移転延期はパフォーマンスでしかないから、年明けに豊洲市場用地の地下水汚染の有無を調べるモニタリング調査の結果が出たら、「安全性に問題はない」として移転を認めることは容易に想像がつく。小池にとって、話題になり、騒がれることが重要なのだ。

■しょせんは醜悪な権力闘争

 小池は豊洲移転延期を決めた理由として、「安全性への懸念」「巨額かつ不透明な費用」「情報公開の不足」の3つを挙げた。今後は、1日に立ち上げた「都政改革本部」を使って、費用の検証などを行っていくという。それで税金のムダ遣いをあぶり出せば得点になる。よしんば“都議会のドン”こと内田茂都議らの利権を暴き、見せしめにでもすれば、都民は留飲を下げるだろう。

 都議会や役人を敵に見立てて叩いていれば、小池に批判の矛先が向くことはなく、主導権を握り続けることができる。詰まるところ、移転延期は権力闘争の象徴なのである。

「どうすれば有権者が拍手喝采するか、世論の反応を見て動く。口癖のように『都民ファースト』とアピールしていますが、実際は『都民に受けることファースト』です。確固たる目標やビジョンがあるわけではなく、世論を見ながら、自分の人気を落とさないために何をするか考える。小池都政は究極の曲芸ポピュリズム政治ですよ。都民ファーストは、議会運営で主導権を握るために有権者の支持を利用することでしかない。新党結成をチラつかせているのもその一環で、世論の動向を見ながら、自分にとってメリットが大きいかどうかを計算し、したたかに立ち回ることでしょう」(政治学者の五十嵐仁氏)

 自分には世論の支持があるという強気の姿勢に都議会が反発すれば、小池にとって思うツボで、「じゃあ、不信任案を出してください」という話になる。知事選でも冒頭解散を掲げていたくらいだから、願ったりかなったりの展開である。そうなれば、小池新党だ。


   
    曲芸政治家とタッグ?(C)日刊ゲンダイ


維新と連携して民進党を潰し自分を高く売る計算も

 6日の会見で、小池は「知事選で政治が身近に感じられたという人たちの受け皿になる、塾のようなものを開いてもいいのかなと考えている」と言っていた。大阪維新の会の橋下徹氏が新党結成にあたり、政治家育成を目的に設立した「維新政治塾」を彷彿させる。

 そもそも小池知事が誕生した瞬間から、維新との連携は囁かれていた。橋下が大阪府知事、大阪市長時代にブレーンを務めた上山信一慶大教授が、東京都の特別顧問に就任。「都政改革本部」のメンバーにも加わった。地域政党から始まり、国政に進出して影響力を発揮するプロセスを視野に入れての人選なのは間違いない。

「これまで小池氏がたどってきた道を見れば、異常なまでの上昇志向の強さは際立っています。細川護煕、小沢一郎、小泉純一郎といった時の権力者にスリ寄ることで重要ポストを手にし、のし上がってきた。彼女は決して都民の味方でも正義の政治家でもない。都政改革にしても、しょせんは権力闘争であり、利権争いでしかないということを忘れてはいけません。いかにして権力を掌握するか。この先、さまざまなオプションが考えられます」(五十嵐仁氏=前出)

 まずは、都議会で主導権を握ること。有権者の支持を得られるなら自民党との協調路線でもいいし、小池新党という選択肢ももちろんある。その場合、維新との連携は現実味のある話だ。

 民進党の代表選に立候補している前原誠司元外相は3日、京都市内のホテルで講演した際、小池新党について、こんなふうに話していた。

「小池新党と橋下徹さんが結びついて、人気が出て新党ブームになれば、民進党は埋没する」

「野党第1党の民進党という枕詞がなくなるような状況、危険性がある」

■「女性初の総理」を諦めていない

 前原の懸念はもっともで、小池新党と維新が組めば、都議選だけでなく、国政選挙でも躍進する可能性がある。野党ヅラして改革を掲げ、既得権益との対決を演出して支持を集めるのは得意とするところだ。東京と大阪を拠点にする地域政党が反自民の受け皿として勢力を拡大、民進党は駆逐されるだろう。今回の民進党代表選で蓮舫代表に決まれば、敗れた前原一派が、そこに加わる可能性すらある。国政が自民党と、自民の補完勢力に席巻される異常事態だ。

「民進党を叩き潰すことに成功すれば、小池氏は自民党に対して、ますます自分を高く売ることができる。安倍自民との連携は当然のこと、野党勢力の一掃を手土産に国政に復帰して、ポスト安倍に名乗りを上げるというシナリオもあり得ます。彼女は、初の女性総理という野望をまだ諦めていないと思う。それだけ権力志向が強いから、これまで『政界渡り鳥』と批判されても生き残ってきたわけだし、政界を渡り歩いて学んできたことをすべて生かしている。劇場型政治の手法は小泉氏の直伝、選挙戦術は小沢氏に学び、裏の立ち回りなどは老獪な二階氏さながらです。そうやって培ってきた政治力を都政のためにいかんなく発揮し、文句のつけようがない知事になってもらえればいいですが、パフォーマンスだけで終われば、都民には何のメリットもありません。上っ面のパフォーマンスに気を取られている陰で、新たな利権争いが生まれ、より闇が深くなる可能性もある。権力闘争で都政がメチャクチャにされないよう監視することは、小池氏に期待して一票を投じた有権者の責任でもあります」(山田厚俊氏=前出)

 上昇志向の塊で典型的な権力亡者。そういう本質が変わっていなければ、自らの野望のために、都政や有権者を利用することもいとわないだろう。都民もメディアも、そこは冷静に分析する必要がある。

 パフォーマンスに熱狂し、ジャンヌダルクだ、改革のヒロインだと持ち上げ過ぎると、バカを見ることになりかねない。



             



http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/477.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 民進・玉木氏、前原氏に涙の訴え 蓮舫氏「男が泣くな 民進党このままでは万年野党の道か ゴジラが来るぞ「その時、どうする」

民進・玉木氏、前原氏に涙の訴え 蓮舫氏「男が泣くな」
安倍龍太郎2016年9月7日20時33分
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「私は前原さんには謝ってもらいたくない」と涙ながらに訴える玉木雄一郎氏=7日午後、長野市
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 「私は前原さんには謝ってもらいたくない」。長野市で7日にあった民進党代表選の候補者集会で、候補者の玉木雄一郎氏が涙ながらに前原誠司元外相に訴えかける場面があった。

 集会には蓮舫代表代行を含め、3候補が顔をそろえた。冒頭、前原氏が旧民主党時代の政権運営について、頭を下げて謝罪した。ところが、続いてマイクを握った玉木氏は涙を見せ、声を震わせながら前原氏に「反論」。前原氏が国土交通相や外相として羽田空港国際化やビザ取得緩和などを進めたとして、「安倍政権が自分の手柄のように言っているが、前原さんの手柄だ」と指摘した。

 玉木氏の代表選キャッチフレーズは「義理と人情と浪花節」。一方の前原氏は、自身が旧民主党の政権運営失敗の「戦犯」だと公言している。こうした2人のやりとりの後に発言した蓮舫氏は、「玉木君、男が泣くな」とたしなめていた。(安倍龍太郎)
http://www.asahi.com/articles/ASJ976FLFJ97UTFK01G.html

 
代表選中ですが、民進党にもの申す このままでは万年野党の道か

毎日新聞2016年9月7日 東京夕刊

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民進党代表選告示後の記者会見で握手を交わす(左から)蓮舫氏、前原誠司氏、玉木雄一郎氏。政権交代できる野党に再生できるのか=東京都千代田区の日本記者クラブで2日、後藤由耶撮影
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 このまま政権交代を狙わず「万年野党」への道を進む気なのか。民進党の代表選(15日投開票)は熱気がない。注目されていた野党共闘のあり方も論争にすらなっていない。選挙中ですが、あえて有識者に聞いてみた。なぜ民進党は2大政党の主軸になれないのか−−。【宇田川恵】

 ストロボの光を浴び、握手する蓮舫、前原誠司、玉木雄一郎の3氏。2日の告示後に行われた日本記者クラブの会見では闘志を見せたものの、「野党共闘」路線について激しいバトルはなかった。

 参院選で実現した野党4党共闘に一定の評価をしてきた蓮舫氏をはじめ、3氏とも共産党との連立政権は組まない方針を表明。今後の選挙協力については蓮舫氏さえ、「参院選での連携が絶対とは思わない」と述べ、党内保守派への配慮をにじませた。一方、現状の野党共闘路線の見直しを求める前原、玉木両氏も選挙区事情によっては共産党との連携もあり得るとの含みを残し、対立点はぼやけた。

 「僕は参院選では民進党に投票したし、しばらく投票するつもりです。でも今の民進党には失望しており、擁護する気は全然ない。ただ、ちゃんとした野党第1党に生まれ変わってほしいだけです」。作家で思想家の東浩紀さんを訪ねると、神妙な面持ちでこう語った。問題視するのはやはり、野党共闘の枠組みだ。

 「参院選を見る限り、共闘した野党は、国のあり方とか政策についてではなく、『反安倍政権』ということでしか一致していない。つまり、自民党の長期政権を前提とし、野党はそれに反対するだけという『55年体制』への回帰でしかないと思います」

 立命館大教授の上久保誠人さん(政治学)も野党共闘には懐疑的だ。「民進党はこのままでは万年野党への道しかない」と警告し、「共闘を優先するあまり、基本政策も一致しない他党に引きずられて左に寄りすぎ、中道にいるサイレントマジョリティー(物言わぬ多数派)の支持を得られなくなっている。共闘路線のまま政権を取ろうなんて不可能ですよ」と語気を強めた。

 一方、作家の室井佑月さんは、今夏の参院選では野党共闘により、「1人区」の11選挙区で議席を確保したことを重視、「惜敗した選挙区も含め、おもしろい選挙になったのは事実。それを忘れちゃいけない」と強調する。巨大与党に対抗するには、現実的な手段として共闘は欠かせないとの思いがある。ただ、今の民進党が政権批判の受け皿にきちんとなっているとも思えない。「私、選挙で投票する時なんか、ホントに苦しいよ……」と絞り出すような声で語った。

 野党共闘のあり方には関心が高い。民進党は本気で政権を取りにいく気があるのか、最終的にはどの方向に進むつもりか。共闘のあり方がそんな疑問の答えになるからだ。代表選では共闘について明確にしてほしいのに、論点は不透明で、候補者の主張は逃げ腰にさえ映る。そんな民進党が広く信頼を得る政党として根本的に変わるには何をすればいいのか−−。

分裂上等、出直し期待
 「民進党が打てる手というのはもう、保守系の『第2自民党』みたいな勢力か、社民党寄りのリベラル系の勢力か、党内をはっきり分けることしかない。本当なら、代表選は、両側から代表者がそれぞれ立候補して、徹底的にガンガン議論し合い、負けた側が民進党から出ていくぐらいのことをすべきだったんです」

 厳しい口調でこう話すのは、野党共闘の必要性を指摘する室井さんだ。「党を割ってでも」徹底した議論が必要な理由について、こう続ける。「今、重要なのは、安倍自民の政治を嫌う多くの人を取り込み、その行き過ぎを食い止めることでしょ。自民党の対抗軸になるためには、第2自民党みたいな勢力ではなく、社民党寄りのリベラル系の勢力が民進党の前面に立つべきだと、私自身は思いますよ」

 党が分裂すれば弱体化は加速しそうだが、上久保さんも否定しない。上久保さんは、現在の民進党がすぐに政権の座に返り咲くのはかなり難しいとしたうえで、こう話す。「民進党の議員たちは、自分たちの代で政権を取り戻そうとせず、20年ぐらいかけ、コツコツと政策ベースで若手を育てることをまず、すべきでしょう。その意味では、党内で政策が全然合わない人たちが分裂したっていいと思います。むしろ分裂して、地道に政策議論をしながら出直す方が国民の気持ちに響くのではないでしょうか」

 東さんも、重要なのは政策であり、将来像を示すことだと訴える。「自民党や共産党と異なり、民進党は歴史も浅く、アイデンティティーが弱い。大事なのは、一回、小さくなることも覚悟で、アイデンティティーを取り戻すことです。民主党が以前訴えていた『コンクリートから人へ』でもいいじゃないですか。自公政権下で東日本大震災の被災地は今、防潮堤などコンクリートだらけ。問題提起すれば耳を傾ける国民はいっぱいいるはずです。どんな国を作り、未来へのビジョンを持つのか。十分に議論し、国民に示す政党になってほしい」

 原点に立ち返り、地道に政策論争を重ねる。民進党に求められるのは、選挙で勝つための党勢の拡大や派手なパフォーマンスではないのだ。

「長期的に育てる」国民も覚悟を
 いつか政権を取り戻す日に向け、地道な環境作りも必要とされる。旧民主党時代に自民党に対抗する政策を提案した知識人グループ「リベラル懇話会」のメンバー、明治学院大教授の稲葉振一郎さん(社会倫理学)はまず、「足場を支える人たち、草の根の支持者を広く集めることが重要」と言う。さらに「政権を取ろうというなら、政策研究をするブレーンスタッフをきちんとそろえるべきだ」とも話す。

 民進党の党員・サポーター数は6月6日時点で24万2907人と過去最多だった民主党時代の2010年(35万508人)から10万人超も減った。大都市から地方まで支持者の裾野を広げる努力は欠かせない。そのうえで腰をすえて政策論争に取り組める基盤作りも不可欠といえる。

 一方、東さんは「日本という国の政治文化の健全化のためには、やはり強い野党が必要です。そうでなければ、与党があぐらをかき、まじめにやらなくなる。国民も民進党にチャンスを与えなければならない。長期的に野党を育てていくしか、選択肢はないんだから」とし、国民側にも忍耐強さが必要だと呼び掛ける。

 民主党政権時代の「失政」の記憶を引きずり、「民進党よりはまし」と安倍政権を支える側に回るだけでいいのだろうか。国民自身も、改めて野党の役割を問い直さなければいけないのかもしれない。
http://mainichi.jp/articles/20160907/dde/012/010/004000c

 
ゴジラが来るぞ 映画見ながら「その時、どうする」

毎日新聞2016年9月6日 東京夕刊

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写真は「シン・ゴジラ」の一場面((C)2016 TOHO CO.,LTD.)。映画は全国東宝系で上映中
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石破氏(左)と福山氏
 突然現れた巨大不明生物が街やビルをぶっ壊し、政府は右往左往する。大ヒット中の映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督)はそんな作品だ。虚構のゴジラに立ち向かう人間の描き方は妙にリアルで、日本の危機対応は大丈夫か?と思わせる。ならば専門家に聞いてみた。本当にゴジラが来たら、あなたならどうする?【沢田石洋史、庄司哲也】

政策決定の経験者 「災害派遣を想定」石破元防衛相 「震災を思い出す」福山元副長官
 映画は7月29日の公開以来、観客動員数約413万人、興行収入約60億円(9月4日現在)で、今年の邦画実写部門の興行収入1位に躍り出た。映画好きの国会議員らでつくる超党派の「映画を観て語る会」(代表世話人・玄葉光一郎元外相)も9月の課題映画に指定、虚構の物語とはいえ、危機対応を真面目に議論するたたき台になっている。

 まずは、ブログに「害獣駆除として災害派遣で対処するのが法的には妥当なはず」と書き込み、話題になった自民党きっての安全保障通、石破茂元防衛相を訪ねた。映画では、都市を破壊しながら前進を続けるゴジラに対し、政府は「防衛出動」を決定するが、石破氏は異を唱える。「あのゴジラは他国の意思を受けて我が国を攻撃しているわけではありませんから」と言うのだ。

 自衛隊が出動する主なケースには、他国からの武力攻撃に対する防衛出動のほか、警察では対応能力を超える場合の「治安出動」、災害発生時の「災害派遣」などがある。石破氏は治安出動についても「治安の維持のためと考えれば可能性はありますが、災害派遣に比べればどうしても手続きに時間がかかります」と疑問を投げかけた。

 石破氏が害獣駆除で自衛隊が派遣された例として挙げるのは、北海道で1959年、地元漁協の要請でトドを退治した事案だ。この時は、航空自衛隊のジェット機4機が空から機銃掃射した。「ゴジラやUFO出現のような極限的な事例を検討すると頭の体操になり、法的問題を整理できる。いろいろな問題を喚起させるのが、この映画のいいところです」。石破氏は「ゴジラ対策論争」の広がりを歓迎しているようだ。

 次に、映画で大活躍した主人公の「官房副長官」は実際どう動くべきだったか。東日本大震災発生時の官房副長官、福山哲郎参議院議員(民進党)の口は重い。「福島原発事故がモチーフとして随所にみられます。私は当時、原発事故で米国との協議を担当し、福島の皆さんに避難をお願いしたせいか、娯楽映画として楽しむことはできませんでした……」

 映画で避難指示が出されると「ダメだ! 東京では大渋滞が起き、混乱する」。屋内退避の呼び掛けには「ゴジラがどこへ向かうか予見できない。屋内にいたほうが危ない」。政府は対策の拠点を東京都立川市に移すが、官邸の危機管理センターは地下にあるため「移す必要はない」。福山氏は当時の官邸での体験を投影し、ハラハラしながら心の中で論争していたという。

 政府は最終的にはゴジラの進撃を食い止めるが、福山氏が気になるのは「ゴジラのその後」だ。「巨大な『放射性廃棄物』をどこに、どう処分するのか。映画はこの国の現実の姿を映しています」

「官邸への情報集約が重要」専門家
 安保問題の専門家はどう考えるのか。陸上自衛隊研究本部長、防衛大教授などを歴任し、現在は笹川平和財団の参与を務める山口昇・元陸将は、ゴジラの体重を考えながら映画館に向かったという。ゴジラは全長118・5メートルの設定で体重は公表されていない。2014年のハリウッド版ゴジラは全長108メートル、体重9万トンだった。1両の重さ50トンの戦車に単純換算しても1800両を超す。「この塊に穴を開けるには、武装ヘリの20ミリや30ミリの機関砲では全く通用しないな。何で破壊すればいいんだ」

 映画では山口氏の予想通り20ミリ砲にも30ミリ砲にもびくともしない。やがて自衛隊の武器では全く歯が立たないことが分かる。

 山口氏は東日本大震災が起きた11年3月から半年間、内閣官房参与として政府に危機管理対応を進言した。「映画には『想定外』という言葉がたくさん出てきますが、大震災もそうでした」と振り返る。山口氏は「次のゴジラ」は首都直下地震だと指摘したうえで、最大の懸念は通信網が途絶した時の情報の集約と国家中枢の判断だと警告する。「省庁ごとに専用線があり、JRなど企業も自前の回線がある。危機管理用の回線が途絶えても生き残った回線をつなぎ合わせ、首脳のもとに情報が集まるようにできるか。そこが重要です」

 巨大不明生物の正体は何か、突然、官邸に招かれたらどう助言するか−−。恐竜を専門とする生物学者で、国立科学博物館の真鍋真(まこと)博士は「まず、距離のあるところからX線で内部構造を見るよう進言します。ゴジラが生き物だとすると、オスがいて、メスがいて、子供がいるはずですから、ゴジラ1匹を駆除すればいいという話じゃない」。

 映画前半で登場する生物学者はその無能ぶりが強調されるが、真鍋氏は「なぜX線撮影を提案しないのか、もどかしい思いで見ていました。CT(コンピューター断層撮影)的なデータがあれば、脳の形から嗅覚、視覚などが推定でき、行動の予測が可能になるはず」。ゴジラを倒すことに主眼が置かれた設定に対しても「陸に上がった原因を特定し、生息地に押し戻すのが一番いい対策」と提案する。

「緊急事態条項」に懸念 法律家
 一方、市民は逃げ惑う姿でしか登場しない。「リアルでよくできているが、徹頭徹尾、権力者の目線で描かれている」と評するのは、弁護士の永井幸寿氏だ。東日本大震災で日弁連災害復興支援委員会の委員長を務めた。永井氏が違和感を持ったのは、もたつく日本政府の官房副長官に米国特使が「誰が決めるの!」と迫る場面。「国会を超えた権限が首相に必要だとも受け取れる。現在の政治状況に照らすと、リアルなだけに、憲法を改正して緊急事態条項が必要との結論になりかねません」と懸念する。

 永井氏は米映画「スター・ウォーズ」を例に緊急事態条項の危険性を説明する。「同じ娯楽映画であるスター・ウォーズでは、非常時に権力を集中させた結果、民主政治から独裁に至る過程が描かれますが、シン・ゴジラでは権力乱用の危険性が全く指摘されない。国会でいわゆる改憲勢力が3分の2を超える中、結果としてプロパガンダになっているのでは」

 憲法制定過程の1946年、金森徳次郎憲法担当相(当時)は緊急事態条項を盛り込まない理由について「行政当局者にとって実に調法だが、国民の意思をある期間有力に無視しうる制度である。民主政治の根本の原則を尊重するかの分かれ目だ」と問題点を指摘した。永井氏はこの政府答弁を例に「危機の時こそ民主主義が問われる」と問題提起する。

 論争を政治家や専門家だけに任せず、権力乱用をどうチェックするか、私たちも自問してみよう。ゴジラが来たら、一市民として何ができますか−−。
http://mainichi.jp/articles/20160906/dde/012/040/003000c

http://mainichi.jp/articles/20160906/dde/012/040/003000c
http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/478.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 「宰相はオレのもの」二階の“毒素”VS菅の“毒気” 醜悪バトル激化(週刊実話)
「宰相はオレのもの」二階の“毒素”VS菅の“毒気” 醜悪バトル激化
http://wjn.jp/article/detail/7558135/
2016年09月07日 週刊実話


 永田町には二匹の“妖怪”が跋扈する。二階俊博自民党幹事長と菅義偉官房長官だ。この“影の宰相”とも呼ばれる2人の対立が激しくなっている。表面化したのは、二階氏がBS朝日の番組内で女系天皇容認発言をしたのに対し、菅氏が慎重論を唱え反対した会見だ。

 「二階氏の突出ぶりに菅氏が苦々しく思っているのは、女系天皇問題ばかりではありません。官房長官マターでもある沖縄問題にも二階氏が口を挟み、翁長雄志知事と会談し、知事に予算を含めできるだけのことをすると口約束した。沖縄の基地移転問題で押したり引いたりしている菅氏は、やりづらくて仕方がないでしょう」(自民党関係者)

 尖閣問題でも二階氏は、日頃から“棚上げ論”を唱え、政府(菅氏会見)の「日本固有の領土であり棚上げすべき問題とも異なる」という意見と対立。

 二階氏といえば親中派として知られる。過去、日本国内に江沢民元主席の銅像建立に動き頓挫。3000人の訪中団を引き連れ習近平主席に頭を下げ、さらに日中間で対立する東シナ海ガス田問題でも「中国にくれてやればいい」など言動も突出していた。そのため中国側も、二階氏の幹事長就任と同時に王毅外相が訪日して二階氏と会談するなど、ここぞとばかりに懸案事項を中国有利に仕切ろうと攻勢をかけている。

 「しかも二階氏は、総裁任期延長論を唱えるなど、安倍首相へのゴマすりも徹底している。安倍氏も二階氏を幹事長に抜擢するだけでなく、何かと政権運営の相談をして二階氏をとり込んでいる。菅氏の不満は募るばかりです」(前出・関係者)

 しかし、そこは二階氏以上の策士・菅氏。ある側近に「二階氏も何かなければいいが…」とつぶやいたという。

 その側近はこう明かす。

 「菅氏は、自身が中心となり官僚人事を行う内閣人事局を設置して以来、官僚を完全掌握した。その官僚情報で、自分の政敵の弱点を徹底して洗う。二階氏といえば何度も検察から狙われた過去があるが、それにもかかわらず、今や国土強靭化対策本部長として200兆円予算を牛耳っている。ゼネコンがパーティーに群がり不死鳥のように蘇ったが、それを横目に菅氏は、“二階情報”を徹底して集めているともっぱらです」

 甘利明前経済再生担当相の金銭授受疑惑の仕掛けにも、菅氏説がある。二階氏にはどう出るか、周囲は固唾を飲んで見守っている。

 政界に撒かれた二階の“毒素”と菅の“毒気”。当人どころかそれに巻き込まれる政治家も出てきそうだ。

http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/479.html

記事 [政治・選挙・NHK212] 「今度の代表選後は☆民進党の支持率は半減するだろう。固定客が半減するからだ。:にゃんとま〜氏」
「今度の代表選後は★民進党の支持率は半減するだろう。固定客が半減するからだ。:にゃんとま〜氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20700.html
2016/9/8 晴耕雨読


https://twitter.com/nyantomah

アッ(^^*)たぶん民進党代表選については、★コクミンはドン引きしちまって、虚無感に包まれているだろう。

ワイも虚しくなってきたの。

そりゃTPPのこともあるけど、憲法も大きいからの。

憲法に関するマスメディア各社の世論調査の結果を無視している。

これではダメだの。

もうイヤになったの。

アッ(^^*)民進党代表選。

 安倍総統と竹中平蔵の高笑いが聞こえる。

アッ(^^*)安倍総統がまだ公式にはナニもゆっていないし閣議決定すらしていない段階で民進党代表選の全候補者が改憲を謳う。

1人を除きこれは官邸の工作ではない。

★自民党より先に改憲姿勢を打ち出せば国民向けに良いパフォーマンスができるとのあざとい打算の産物。

国民は改憲志向ではないのに。

レンホーは官邸の工作だから仕様もないが、残りの2人がマンマと引っ掛かるたあの(*^^)クププ~~ RT @SeriousTom1 nyantomah 民進党の候補者は票にならないネトウヨに改憲をアピールするなんて愚か者の極みですなー(笑) 馬鹿は死ななきゃ治らない(笑)

アッ(^^*)自民党の総裁選や民進党の代表選というのはマスメディアも意図的に取り上げるので、多少なりともコクミンの目が行く。

だから総裁選や代表選の後に自民党や民進党の支持率は上がるものだ。

だが今度の代表選後は★民進党の支持率は半減するだろう。

固定客が半減するからだ。

※参院選の結果からわかるように、そもそも民進党がどうにか議席が見込めるのは愛知以東、主に東日本である。

西日本では弱い。

大阪市議会では議席0であるくらいだ。

改憲志向は西日本の方が強い。

今回官邸の工作がなかったとしても代表選で候補全員が改憲で保守ということは★東日本での支持を失う。

※ネオリベ勝利宣言近し。

★小泉進次郎「(農業の)持続可能性と産業化を進め(※引用者注:農業参入資本や商社、イオンなどの流通大手がトコトン)儲かる農業の実現に向けてお互いに取り組もうと共有できた」JAcom6日 https://t.co/1DxGOIGRwP

アッ(^^*)日農(7日)は★論説で民進党代表選を「冷静に」論じている。

3候補の主張なども詳述。

ワイはどうもカッカ来ちまうのでのぉ(爆)。

★ふだん民進党には酷い記事が多い日農には珍しい(*^^)ワッハッハ~。

だが、きょうの紙面は提灯が多し。

なお農中総研の平澤明彦氏のお顔が拝める。

アッ(^^*)協同組合が調達する資材の価格にまで自民党は政治介入して、あたかも攻めの農業の基盤つくりだみたいなお為ごかしをゆっているが、でんでん農業には役に立たない。

そんなことより★TPPを批准しないことの方がはるかに役に立つ。

要は協同組合を株式会社に転換した上で潰したいのだの。

アッ(^^*)4月のダイヤ改正で最高時速285`で走るのぞみ号が増えた東海道新幹線だが、まだまだ改良の余地は多く、将来的には東京〜新大阪は現在の最速2時間22分から20数分の短縮は可能だと言われている。

既存のものを改良していくことが、これから★没落していく日本には合っている。

アッ(^^*)ニホンの新幹線技術というのは世界でもトップクラスであるのは確かだ。

電車では「後発の」ヨーロッパ諸国の高速鉄道がニホンの新幹線より速度が出るのは致し方ない。

車体の断面積が小さく設計されているからだ。

ニホンのは輸送人員を多くとっているからネ。

これを変えれば速くなる。

アッ(^^*)国内でも後でできた東北新幹線は最高速度をもっと引き上げることは可能で★時速400`の営業運転はスグにもできる筈だ。

実際、試験走行で走れているワケだからネ。

ただ、騒音対策とかあるのでまだしばらくはかかる。

さらに在来線並の車体断面積にしてしまえばもっと速度は出せる。

アッ(^^*)在来線を新幹線と同一の軌道に改軌いわゆるミニ新幹線用の新幹線車輛は、在来線だったトンネル区間を走らなければならないので、車体断面積がフツーの新幹線車輛より小さい。

これが国内の試験走行で初めて時速400`超を記録した(後に別の車輛で時速500`超も記録)。

リニア不要。

アッ(^^*)前にもゆったことがあるが、むかし長野県の飯田から中津川に至る鉄道を国鉄が設計して、工事に入った。

これはローカル線ではなく特急なども走る幹線として設計されたものだった。

ところが工事を進めてトンネルを掘ったら温泉が吹き出て計画が頓挫した。

その温泉が昼神温泉である。

アッ(^^*)リベラルはネオリベとは違うんだ(キリッ)とかゆって小沢一郎の前に出ると途端に眼が『ベルサイユのばら』(*°°)になっちまう大学のセンセがおるが(爆)、残念ながらニホンの文脈では★リベラルとネオリベはほぼ同義だ。

そもそもニホンに「市民社会」が成立しているんですかネ。

マァ(^^*)ナニがナンでも実現したいんだと思っているからだろうけど、姑息なのはそれをあからさまにゆってしまうと支持されないからネ。

原発再稼働は電力供給というより核武装のためでしかない。

リニアもその原発再稼働を正当化するためでしかない。

ただ、工事で犠牲になるヒトのために祈るよ。




http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/480.html

記事 [政治・選挙・NHK212] ≪民進代表選≫蓮舫氏、これ以上「二重国籍」と煽り立てられた場合は法的措置も辞さない構え⇒ネット「やれば」
【民進代表選】蓮舫氏、これ以上「二重国籍」と煽り立てられた場合は法的措置も辞さない構え⇒ネット「やれば」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/21623
2016/09/07 健康になるためのブログ




http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/589829/

永田町関係者は「蓮舫氏はこの問題を法的にクリアしているようです」と話す。それならば国籍放棄した等の証明書でも公開すればすぐに事は収束しそうだが、そう簡単でもなさそうだ。

「プライバシーの観点からそこまでする必要があるのかの問題がある。これ以上、二重国籍と煽り立てられた場合は法的措置も辞さない構えのようです」(前出の関係者)



http://blogos.com/article/189596/?p=1

これは単なる事務的ミスだが、結果的には違法状態だ。罰則はないが、二重国籍を長く続けていると日本国籍を失うこともある。国会議員の二重国籍を禁じる規定はないが、「外国の国籍を有する者」は外交官になれないので、外交を指揮する首相にもなれないと考えるのが自然だ。


と述べている。

 これはおかしい。

 蓮舫議員がわが国の国籍を選択したのなら、国籍法上はそれで足りるのであり、「結果的には違法状態」でも何でもないのだから。

リンク先の記述が理解できないほど池田氏が愚かとは思えない。

 これはネットデマではないのか。

 池田氏は、確信犯的にそれをやっているのではないか。

八幡氏や池田氏らはこの蓮舫議員の対応を自分たちのネット言論の勝利だと考えるのかもしれないが、私には、先のビジネスジャーナルの虚報にも似た、ネットメディアの信頼性を失わせる実に愚劣な騒動だったと思える。



http://news.livedoor.com/article/detail/11986329/

続けてケントは「そっちの方がよっぽど問題なんでね。蓮舫さんはそれほど大きな問題じゃないと思うんだけどね」「ネットでワイワイ騒いでるけど、これ人種差別に聞こえますね。彼女に関しては」と、ネット民にも苦言を呈したのだった。



以下ネットの反応。






















今回の件は蓮舫氏にどう落ち度があっても「事務的ミス」でしょう。「経歴詐称」にあたるわけがありません。





http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/481.html

   

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