8月24日、聯合ニュースによると、韓国軍は、北朝鮮が潜水艦から発射した弾道ミサイルは約500キロメートル飛行し、日本の防空識別圏に落下したことを明らかにした。KCNA提供(2016年 ロイター)
北朝鮮の潜水艦弾道ミサイル、日本の防空識別圏に落下のもよう
http://jp.reuters.com/article/north-korea-missile-idJPKCN10Y2BR
2016年 08月 24日 08:34 JST
[ソウル 24日 ロイター] - 聯合ニュースによると、韓国軍は24日、北朝鮮が潜水艦から発射した弾道ミサイルは約500キロメートル飛行し、日本の防空識別圏に落下したことを明らかにした。
また、米国防総省当局者は匿名を条件に、北朝鮮の潜水艦弾道ミサイルが約300マイル(約480キロメートル)飛行し、日本海に落下したとし、「KN─11弾道ミサイルとみられる」と述べた。
韓国軍合同参謀本部の幹部によると、ミサイルは午前5時半ごろ、東海岸沿いの新浦に近い沖合から発射された。衛星画像では同地域に潜水艦の基地が確認できるという。
2日前には韓国軍と米軍が、朝鮮半島で定例の合同軍事演習を開始しており、北朝鮮はこれに反発して「核先制打撃」を仕掛けると警告していた。
北朝鮮は1月に4度目となる核実験を実施、2月には事実上の長距離弾道ミサイルを発射するなど一段と孤立を深めている。
今月初めには北朝鮮が発射した弾道ミサイルの弾頭部分が日本の排他的経済水域(EEZ)内に初めて落下した。