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2016年8月21日01時18分 〜
記事 [政治・選挙・NHK211] GHQ・GS主導日本民主化否定は本質的誤りー(植草一秀氏)
GHQ・GS主導日本民主化否定は本質的誤りー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp187o
20th Aug 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


二つの問題を混同するべきでない。

一つの問題は、政府の役割についての考え方である。

これを私は

「弱肉強食」対「共生」

と捉える。

自助・自己責任・機会均等

を基軸に、

結果における格差を容認する立場がある。

市場原理にすべてを委ねる市場原理主義。

新自由主義の立場。

これに対して、

共助・生存権・再分配

を基軸に

結果における平等、あるいは最低保障ラインの拡充を重視する立場がある。

共生重視主義

友愛主義

とでも呼ぶべき立場だ。

政府は経済活動に介入しないという立場と政府が経済に介入して「再分配」を行うという立場の対立である。


もう一つの問題は、政治形態の移行の方法に関わる問題だ。

議会制民主主義の制度を採用しているなかで、

選挙における多数勢力獲得を通じて政治の変革を実現するという立場と

武力による権力の奪取を目指すという立場の

対立である。

「共産主義との戦い」

という場合に、両者が混同されている場合が多い。

敗戦後の日本の統治はGHQによって行われた。

GHQによる日本統治の初期においては、GHQ内の民生局(GS)が実権を持った。

ケーディス、ホイットニー、マッカートなどの人物が日本占領政策を主導した。

この下で、戦後民主化が断行された。

農地解放、財閥解体、労働組合育成、教育改革などが断行され、日本国憲法が制定された。

しかし、1947年を境に、米国の対日占領政策が大転換した。

民主化措置は中断化され、占領政策の基本は「民主化」から「反共化」に転換した。

日本の「民主化」を主導した人々は、「共産主義者」として批判されていることも多い。


ソ連の事例を見れば、革命が行われ、その後「自由主義」が失われた現実がある。

このことから、「共産主義」に対する警戒が生まれるのは当然のことではある。

しかし、このことから、短絡的な論理の飛躍が行われていることが少なくない。

それは、「自由主義」を修正する、あるいは「自由主義」に制限を加える「修正資本主義」、

政府の「再分配機能」を重視する政治主張を、

単純に「共産主義」と総括する乱暴な論理が広く観察されることである。

日本政治をどう変えるのかという問題を考察するときに、この問題がそのまま援用されることも少なくない。

安倍政権が推進する「弱肉強食推進の政策」の是非の問題だ。

多くの主権者が「弱肉強食主義」に反対して「共生主義」への路線転換を求めている。

小選挙区制度のような選挙制度の下で「弱肉強食主義」の勢力を劣勢に追い込んで、

「共生主義」の勢力が政治権力を確保するためには、

「共生主義」を唱える政治勢力が大同団結することが必要である。

そのときに、安倍政権が持ち出すのが、

「暴力革命を目指す共産主義勢力」が「共生主義」勢力のなかに存在するという主張である。

本当に「暴力革命を目指す勢力」が存在するなら、「共生主義」を唱える主権者の多くは、

そのような勢力と手を組むことは拒絶するだろう。

このような重大な問題について、憶測や虚偽の主張は有害無益である。

主権者の大多数は暴力革命ではなく、議会制民主主義の下での政治刷新、政治変革を求めている。

大同団結を推進してゆくうえで、この点を明確にしたうえで、大同団結を推進してゆくべきであると思う。


米ソの冷戦が激化するなかで、両陣営がさまざまな諜報活動を展開したことは事実であるし、

米ソ両国がグローバルに両陣営の勢力争いを展開したことも事実である。

米国内部にもソ連側の立場で諜報活動を行った者が存在することは事実である。

そして、ソ連や中国においては「自由」が制限され、

「国家」による統制が厳しく実行されてきたこともまた事実である。

「自由」と「民主主義」を重んじる人々が共産圏諸国の現実を批判し、

この意味での共産主義に対抗してきたことは当然のことでもある。

しかし、この問題と政府の役割についての意見対立を混同するべきではない。

敗戦後の日本における「民主化」措置は、「民主化」措置であって「共産化」政策ではない。

北欧諸国などでは、国民負担率が高く、政府の「再分配」における経済への介入の度合いは極めて高い。

しかし、政治の体制としては「自由主義」であり「民主主義」である。

「弱肉強食」か「共生」かという問題と、

「自由」と「民主主義」の否定とは、

まったくの別問題なのである。


1947年以降の日本では、冷戦激化の環境下にあった米国が、日本における共産主義排除に総力を結集した。

そのために、「民主主義」の主張や、「所得再分配」の主張までもが、「共産主義」の一角と見なされて、

「赤狩り」

「レッドパージ」

の対象とされてきたのである。

「資本主義」、「自由主義」は放置すれば、際限のない所得格差を生み出す法則性を有する。

「共産主義」は「資本主義」、「自由主義」を否定する面を強く有するから、

資本主義の矛盾を指摘する主張は、「共産主義」と重なる部分を有するのは事実である。

しかし、「資本主義」や「自由主義」の枠組みのなかで、その問題点を指摘し、

その矛盾を是正しようとする立場が存在することも、十分にあり得ることなのである。


戦後日本では、1947年を境に、自由主義、資本主義を批判するすべての主張が

「アカ」として排除される傾向を有してきた。

その延長線上に現在があると言っても過言ではない。

「安倍政治を許さない!」

とする国民運動が高まり、日本政治を刷新しようとするうねりが生じている。

そして、衆参両院の国政選挙において、

「新自由主義経済政策」

=「弱肉強食推進経済政策」

に反対し、

「格差是正」

を求める政治勢力が「共闘」する行動を強めている。

国民の要請に基づく当然の行動である。


こうした主権者連帯運動が広がりを見せれば、安倍政治はたちどころに劣勢に追い込まれる。

その危機感から、さまざまな敵陣営に対する攻撃が行われている。

そのひとつの柱として、共産党攻撃がある。

共産党が本当に武力革命を目標にしているというなら、

多くの主権者は共闘の対象には含めて考えないだろう。

そして、共産党自身が明確にこのことを否定している。

野党共闘が成立して政権交代が実現するとしても、共産党が単独政権を樹立するということではない。

有りもしないことを喧伝して、誹謗中傷を展開することは、

憲法が保障する結社の自由に反する行為であるとも言える。


逆に考えると、弱肉強食推進=戦争推進の政治勢力は極めて強い危機意識を有しているということでもある。

安倍政治の

戦争推進

弱肉強食推進

に反対する主権者が結集すれば、安倍政治がたちまち瓦解してしまうことを認識していることの裏返しが、

さまざまなヒステリックな反応を生み出しているのだと理解できる。

安倍政権は、安倍政権が瓦解することを防ぐために、

共産党攻撃を強めるとともに、

民進党内の「隠れ自公勢力」の拡大を全面支援している。

この二つによって、

「安倍政治を許さない!」政治勢力の結集と拡大を防ごうとしているのである。


「安倍政治を許さない!」政治勢力の結集と拡大を実現するには、

共産党がより明確に「武力革命を否定」するとともに、

政策を基軸にする主権者の側の連帯を強化するために、

民進党内の「隠れ自公派」を排除する方策を構築することが重要である。

再論になるが、戦後日本の「民主化」にとって、

敗戦直後のGHQ・GS主導の民主化措置は極めて重要であったし、意義深いものであった。

この改革がなければ、戦後日本は存在しない。

日本国憲法も、戦後民主化も、初期のGHQ統治の賜物なのである。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/528.html

記事 [政治・選挙・NHK211] シンゴジラ : 庵野は国家機構オタクで、ネトウヨ認定!!!安倍改憲の掩護射撃の国策映画だ。
いやーただ券でシンゴジラ見てきたが、ガキ向け映画を大人が必死に見入っている図は3/11後のジャパン人の精神構造をジャストミートしたからと言うことで、大ヒットなんだろう。

しかし、庵野は確信的(無意識レベルまで行っているだけに恐い)ネトウヨだと言う事がはっきりした。以下、エバファン激怒のこの事実を説明しよう。

まず、庵野は風立ちぬの主人公の声を当ててたが、堀越二郎(実は零戦は英国の練習機のパクリだと言う事だ)同様の、アスペルガーで、メカやメカ同様の官僚機構、軍事機構、国家機構に対するオタクでもあるのだ。まあ、地球防衛軍とかネルフだっけ?とかそういうのが、大好きなのが証左だ。

このアスペルガー監督がそれを自己認識したのが3/11だ。この映画ののけぞりラストで生コンのポンプ車でゴジラに凍結材注入ってのが、いい証拠だ。おそらく庵野は3・11に政府の対応にわくわくしてテレビに釘付けになったはずだ。それが証拠に枝野に取材しているしな。

で、この映画が政治的に狙ったものであることは、企画にニコニコの川上のぶおがかんでいる事からもうかがえる。ついでにこいつの女房は経産省キャリアで今やゲッベルス世耕の部下となっている。もちろん、電通がフィクサーだが、麻生家も噛んでいるだろう。

それが証拠に長谷川ひろき演じる主役が副官房長官で、助演の武の内豊が安保担当主席補佐官だが、シンゴジラの製作時のそれはせこーと例の法的安定性無視発言の磯崎だ。いっかななんでもナルシストがすぎるぜ。東浩樹のいう細野とか小泉進次郎なんて,まとはずれもいいところだ。民主党の旧内閣を持ち上げてどうやって自衛隊の全面支援を得られるんだ。


では、次に庵野と映画秘宝トホホ大賞二冠の樋口しんじ(こいつもローレライとか無批判な保守映画が大好きだ)と制作サイドと電通の政治的狙いを分析してみよう。

まず、なんでこれだけの政治映画が政治的偏向を批判されず大ヒットしたかのしかけを前説しておこう。それは反米意識もからませて、反米右翼と反米左翼も上手く取り込んだ政治的計算の高さのおかげだ。もちろん、それらの引き算を加えても総体で国家主義を賛美する右翼映画であることは間違いないのだが、なんと、こばやしよしのりや宮台せんせが中立的で批判しない位、絶妙な政治的ポジショニングだったわけだ。それは形だけの反米で、反米左翼や反米右翼の批判をかわすためのレトリック(詭弁)、煙幕だ。最後の核兵器使用を冷却材攻撃まで延期する当たりはまるで、戦後の国挙げての米軍歓迎の偽装民主主義そのままだ。これにまんまと左翼と民族派右翼もひっかかったのだが、所詮日本人はこの程度の政治的民度しか無い全体主義的・伝統主義的ど民であることの証左だ。

このような政治的煙幕を張ったところで、この映画の政治的な目的がはっきり見えてくる。すなはち、緊急事態基本法とその後の安保改憲だ。これだけ、自衛隊をヨイショしているんだからあからさまだろうが、これを見えないのは逆に現在の日本人だけだ。それが証拠に海外での悪評トホホぶりを見よ。これは外人様には進撃の巨人と同じにしか見えないのだ。樋口映画だしな。おまけに避難遅れの市民がおんぶで逃げているのを発見して攻撃猶予とか、自衛隊の戦闘地域が多摩川河川敷とか、ご都合主義的に緊急事態法の無害性を演出している。当然、血の通った殺される市民の描写は無いがそれは庵野が殺される側の心理は全く関心がないのとともに緊急事態法導入に邪魔になるからでもある。

あと、特筆すべきは去年のシールズ達の国会前デモそっくりの映像で「ゴジラを救え」と合唱させている事だ。ようするに庵野は去年のデモも中国=ゴジラのような国難の大敵への安全保障をおびやかす愚行と捉えている事だ。この事実だけは見逃さずに拡散してくれ。

というわけで、庵野は現在の緊急事態法や改憲を狙う官邸の意向にジャストミートというよりはその意向を意識的に汲んだ映画を作った訳だ。したがって、欺瞞で美化していても死を描いていた永遠の0よりも政治的影響力では危険なネトウヨ映画だ。

で、結論から言えばこれを見た馬鹿国民は非常事態法導入に大股拡げて賛成だろう。安っぽい愛国心と民族意識なる出しでな。

だが、この国策映画を見て一つ教えられた事がある。将来、首相と大統領になりたいと臆せず語る主役と石原さとみ(あの下手な英語もECCのタイアップか)が地平まで見通せるような立川の旧飛行場跡(そういや砂川事件の場所でもあるが、あてこすりか)で「われわれ」と国とおのれを一人称で語るシーンがラストも含めて数カ所ある。そのとき、この掲示板に書き込む輩や国会デモをする連中もそのジャパン国の国民だが、その「われわれ」のうちに入っているのだろうか。おそらく主役達の認識では極めて少数の不逞な非国民だが、下流・下層でゴキブリやごみのような存在で、彼らのグレートな国家観の地平のはるかかなたの小さい暗雲でしかないのだろう。しかし、その暗雲は全ての専制君主が反乱者にいだくような不安をも内包していて、必要なときは容赦なく、叩き潰す対象なのだ。

こんな国策映画がネトウヨ温床となったアニメ文化、オタク文化の中心的人間から創られたということは必然ではある。アスペルガー庵野はそのような文化状況に意識的にのっかって、生きてきたが、仮に世の負け組のような人生を歩んできたら、こんな支配エリートに同化するような演出はできなかっただろう。まさしく、霞ヶ関の糞官僚、糞政治家とアニオタ映画監督と言うポジションがいかに庶民感覚から乖離した一種の特権階級であることがわかる。

まあ長くなったが、こんな国家主義、自衛隊賛美、民族意識称揚のあからさまな国策映画が大ヒットする時代はまさに80年前の第二次上海事変勃発の夏に相応しいのかもしれない。よりにもよって、援護射撃のように中国漁船が尖閣周辺に押し寄せてきたり、北のヒョロヒョロ弾頭が落下したしな。だが、ソ連もドイツ帝国、大日本帝国もも80年で幕を下ろした事を庵野や樋口や川上、せこーは思い起こした方がいいだろう。そして、かつて辻正信や土肥原賢二、永田鉄山、岸信介等の参謀や革新官僚と同じ役回りをおのれらメディアの寵児達が演じている事も自覚しておいたほうがよいだろうな。
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 小池都知事の東京カジノ誘致は菅官房長官への“意趣返し” プロはこう見る 経済ニュースの核心(日刊ゲンダイ)
             小池都知事(左)と菅官房長官/(C)日刊ゲンダイ


小池都知事の東京カジノ誘致は菅官房長官への“意趣返し” プロはこう見る 経済ニュースの核心
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188117
2016年8月19日 日刊ゲンダイ P6 文字お越し


「東京にさらに魅力をつけるため、その(施設の)中にはIR(統合型観光施設)もあってもいいと思っているんですね」

 小池百合子都知事は就任早々、各種マスコミのインタビューでこうぶち上げてみせた。小池氏が言う「その施設」とは「カジノ」。念頭に置くのは、フジサンケイグループと組んだお台場へのカジノ・IR誘致である。しかし、この誘致には、別の思惑も隠されているという。

「都知事選で増田氏を擁立する一方、暗に痛烈な小池批判を展開した菅義偉官房長官への意趣返しなんです」(政府関係者)

 カジノについては早期解禁が期待されたものの、カジノ関連法案は国会で継続審議になったまま。

 この間、沖縄や千葉、東京など多数の自治体が誘致に手を挙げたが、東京都については、積極誘致に動いた石原慎太郎、猪瀬直樹の両都知事に代わり、舛添要一知事になって一転して慎重姿勢に転じ、誘致担当部署も格下げされた。

 一方、小池氏は衆院議員時代にカジノ議連に所属するなど一貫してカジノ誘致に積極的。東京都知事就任で、お台場カジノ構想を復活させる腹積もりだ。

 だが、この東京お台場カジノ構想が復活することに面白くないのが、同じく京浜急行電鉄と組んで、地元横浜にカジノを誘致させようとしている菅官房長官である。横浜カジノのライバルとなるお台場カジノについて、菅氏は「土地が狭すぎてダメだ」と否定的で、誘致をもくろむフジサンケイグループも「いまや官邸のキングメーカーとなった菅氏の前にひれ伏した」(永田町関係者)といわれる。

 というのも、「カジノは関東では1つ」というのが、誘致の取り決めとなっているためだ。お台場カジノが実現すれば、菅氏が望む横浜カジノは頓挫しかねない。

 小池知事は8月9日に犬猿の仲といわれた東京五輪組織委の森喜朗会長と会談。和解劇を演じてみせた。両者の念頭にあるのは東京カジノを巡る利権だ。フジサンケイグループ出身の森氏と小池知事が組んで、菅氏に対抗する。小池氏の政治的嗅覚には空恐ろしいものがある。



http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 自分でやってみる投開票結果の分析―まずはデータの入手

投開票結果分析へのいざない

選挙の投開票結果をある程度は自分で分析できるようになりたい。投開票結果のデータにもとずく選挙結果の論評にたいして、それをさらに検証したり別の角度から分析したりしたくなることがある。あるいは、あまり大きな話題にならなかった選挙では、論評自体が少なくて自力で分析しなくてはならない場合がありうる。しろうとの分析であっても、とくに政治的ポジションの異なる人たちからの批判的な検証を通じて、それなりに客観性が高められていくことを期待できないだろうか。

都知事選挙の不正選挙疑惑

先日東京都知事選挙がおこなわれた。都知事選挙には、開票データの単純な分析結果にもとづく不正選挙疑惑がある。これは、2014年舛添要一前知事が当選した選挙の開票結果について孫崎享氏が疑念を表明したことで話題になった。各開票区での舛添氏の得票数がその前回選挙で当選した猪瀬氏の得票数のほぼ48%できれいにそろっていることがあまりに不自然だという指摘だ。今回の都知事選挙でも同様の分析結果をしめす人たちがいた。これについての判断をわたしはまだ保留している。このような分析をおこなったときにあらわれる数値についての経験知識がないので、「ほぼ48%」というのが不自然といえるほどのものかどうか見当がつかないからだ。ほかの知事選挙や政令市長選挙などを同じように分析したらどうなるのだろう。東京都のようなパターンはやはり珍しいものなのか。もしもまだそのようなあまりにも基本的な検証がおこなわれていないとしたら、あるいはすでにおこなわれていても十分に納得できなければ、自分でやってみるしかない

 知事選挙は実質的な信任投票になっていることが多いので、都知事選挙の比較対象になる選挙は限られそうだ。それでかりに東京都と同じような数値のパターンが見つかったとしても、それだけでは2014年都知事選挙の「不自然さ」を否定する根拠にならない。その類似例がむしろ新たな疑惑の対象になりかねない。こうしたことからすると、めぼしい選挙結果はだれかがとっくに分析していたとしてもおかしくない。

基本は客観的なデータ分析

上に紹介した不正選挙の疑惑が、やはり開票データの分析結果の強引な解釈によって生じたものだったとしよう。そうだったとしても、それをきっかけに多くの人が開票データの分析に関心を向けるようなったとすれば大きな意義がある
選挙管理委員会の公開している投開票結果のデータをどのように分析し、解釈したらいいのか。どのようなグラフや図にするのがわかりやすいのか。都知事選挙ともなると多くの論評記事が書かれる。そのなかには自分でもやってみたくなるようなデータ分析がある。比較的かんたんにできそうなものとしては、たとえば開票区ごとの得票率を算出して地図に落としてみるなど。そうした記事を参考に、みようみまねで選挙結果を分析してみたい。10月には、私の住む新潟県でも知事選挙がおこなわれる。泉田裕彦知事が4選をめざしているが、実質的な信任投票だった前回や前々回とは異なり、いままでの支持基盤に大きな変動が生じているので、予断をゆるさない。どのような結果になるにせよ、今回は自分でも投開票結果を分析してみよう。

 孫崎氏などの不正選挙の問題提起がきっかけでデータ分析にとくに大きな関心をもつようになったという人は、実際にはそれほど多くないのかもしれない。不正選挙の疑惑の対象にはじつにさまざまなものがあるからだ。しかし、その1つを立証するだけでもたいへんな作業だと思われる。データ分析による不正選挙疑惑の解明についていえば、選挙結果のごくふつうの分析をある程度習得してから着手するのが堅実なやり方ではないだろうか。

投開票結果のデータ入手

さて、ようやくここからが本題のつもりだ。ひとくちに投開票結果を自分で分析するといっても、やったことがないと敷居がかなり高く感じられるはずだ。その最初の困難はデータの入手にある。

まず、投開票結果は各自治体のサイトに公表されているが、どこに置いてあるのかわかりにくい場合がある。選挙管理委員会のホームページを開いて選挙結果へのリンクがないくらいだったらまだいい方だ。とりあえず47都道府県の近年の知事選挙の結果に的をしぼり、選挙結果へのリンクのあるページをまとめてみた [1]

次に、選挙結果のデータ形式の問題がある。データの分析にはエクセルなどの表計算ソフト(スプレッドシート)を使用するが、都道府県によっては、表計算ソフトで直接開くことのできないPDFファイルやHTMLページ上に選挙結果を公表している。これらのデータ形式を表計算ファイル形式に変換、あるいはデータをスプレッドシートに取り込む方法を、かんたんに紹介する [2]

最後に、分析に先立ってデータの編集が必要になることがある。たとえば、孫崎氏が紹介したものもそうだが、直近の選挙を過去の選挙と比較しようとするとき、都道府県によっては市区町村合併で投開票区が大きく変化してしまっているために、投開票区ごとの比較ができない。これは過去の選挙にさかのぼって投開票区を統合することで、一応の比較ができるようになる。かなりの手間がかかるうえに、ミスがないかどうかよくチェックしないといけない。過去4回分の新潟県知事選挙について直近の選挙にあわせて投開票区を編集したものを、サンプルとしてあげておく [3]

これでなんとかデータが準備できた。

分析データの共有化は今後の課題

それにしても、データの入手から分析までの作業を各自がそれぞれにおこなうというのは、いかにも効率が悪い。分析をした人が(面倒くさがらずに? 出し惜しみせずに? 恥ずかしがらずに?)データまで公表する習慣ができたらいいのにと思う

 そのさい匿名のユーザ同士がエクセル形式のファイルを直接やりとりすることは、セキュリティ上のリスクがあるので好ましくない。ほかの形式のファイルの配布やウェブページへの貼り付けだと、とくにセル内の数式の受け渡しができないという欠点がある。そこで上に投開票区の編集サンプルとしてあげた新潟県知事選挙のデータ [3] については、Googleドライブのスプレッドシートで公開するというやり方をしてみた。ダウンロードしなくても内容を確認することができ、ダウンロードしようとするとGoogleによるウィルススキャンがはたらく ※※。わたしはふだんGoogleスプレッドシートをまったく使っていないが、エクセルと比較したときの長所もいろいろとあるようだ。デメリットとしては、ユーザの情報を収集しまくり、その膨大なデータが今後われわれにとって致命的なかたちで悪用されないともかぎらないGoogleのサービスの一環であるということが、そもそもの根本的な問題としてある。実用面では、エクセルとの互換性にどうしても限界がある。匿名同士でのデータの共有は、その手段からしてかくも悩ましい。

※※ Googleドライブへのファイルのアップロード(Google Apps 管理者ヘルプ)


[1] 47都道府県の選挙結果ページ

都道府県過去の選挙結果リンク データ形式 
北海道過去の選挙結果[HTM]
青森県過去の選挙結果及び投票率青森県知事選挙の記録[PDF]
岩手県選挙の結果・予定[Excel]
宮城県選挙の結果[PDF]
秋田県過去の選挙結果[Excel]
山形県各種選挙結果[不明なものが多い][Excel]
福島県選挙結果・各種資料[Excel]
茨城県過去の選挙結果[Excel]
栃木県選挙の予定・結果[HTML][Excel]
群馬県選挙の記録[HTML][PDF]
埼玉県選挙データ[Excel]
千葉県過去の選挙結果(県・国)[Excel]
東京都都内選挙日程/データ[PDF][Excel]
神奈川県神奈川県選挙管理委員会[PDF]
新潟県新潟県選挙管理委員会のホームページ[PDF]
富山県選挙結果[Excel]
石川県石川県選挙管理委員会[PDF]
福井県選挙結果[PDF]
山梨県選挙結果&データ[PDF]
長野県過去の選挙結果 メインページ[PDF]
岐阜県岐阜県選挙管理委員会[Excel]
静岡県選挙管理委員会事務局[HTML][PDF][Excel]
愛知県選挙の記録[PDF]
三重県選挙の記録[PDF][Excel]
滋賀県選挙[PDF]
京都府各種選挙の結果[PDF]
大阪府過去の選挙結果[HTM]
兵庫県選挙データ集[PDF]
奈良県各種選挙の結果について[PDF]
和歌山県選挙データ[PDF]
鳥取県過去の選挙結果[PDF]
島根県島根県選挙管理委員会[詳細な結果が不明][HTML]
岡山県選挙管理委員会事務局[PDF]/ [HTML][Excel]
広島県過去の選挙[PDF]
山口県各種選挙の投開票結果[HTM]
徳島県選挙結果[Excel]
香川県香川県選挙管理委員会[PDF][Excel]
愛媛県選挙関連データ-過去の選挙結果[PDF]
高知県選挙管理委員会事務局[PDF]
福岡県選挙管理委員会[PDF]
佐賀県選挙関係情報(過去分含む)[PDF]
長崎県投票結果・開票結果[PDF]
熊本県選挙結果[PDF]
大分県大分県の選挙[PDF]
宮崎県選挙データライブラリー[Excel]
鹿児島県選挙結果[PDF][Excel]
沖縄県告知・啓発事項[PDF][Excel][GIF]

[2] 選挙結果データのエクセル形式ファイルへの変換・取り込み

PDFファイルをエクセル形式ファイルに変換する方法

無料ソフトでも最低限の用は足りる。オンラインサービスを使うのが手軽だ。わたしはSmallpdfをよく使う。ただし、たしか1時間に2回までの回数制限がある。
無料ソフトをパソコンにインストールすることもできる。最近瞬簡PDF変換9の体験版を使ってみた。それなりに満足できる性能だったが、体験版は試用期間内(15日間)しか使えない。また、3ページまでしか変換できないという制限もかかっている(4ページ以降についてはページを指定して別個に変換すればいいのだが、手作業で1つのエクセルファイルにまとめるという手間がかかる)。

 参考記事: PDFファイルをExcel形式に変換する方法(フリーソフト有り)(Excel Hack)

HTMLページ上の表(TABLEデータ)をスプレッドシートに取り込む方法

これは調べてみたらとてもかんたんだった。取り込みたい範囲をマウスで選択してコピーし、スプレッドシートに貼り付けるだけだ。パソコンに保存したHTMLページを表計算ソフトから開く(インポートする)という方法もあるが、これまでのところはコピー&ペーストで用が足りている。


[3] 投開票データ編集サンプルファイル

以下の編集済データおよび原データは、投稿者のGoogleドライブに保存されたエクセル形式(xlsx)ファイルであり、Googleスプレッドシートとして開かれる。閲覧以外にダウンロードとコメントが可能。

編集済データ

平成12〜24(2000〜2012)年 新潟県知事選挙
 投票結果[編集済][Excel]
 開票結果[編集済][Excel]

編集内容
(1)ページを連結した。
(2)直近の平成24年選挙に合わせ、合併のあった市区町村の投開票区を過去にさかのぼって統合した。

原データ

平成24(2012)年 新潟県知事選挙
 投票結果[原][Excel]
 開票結果[原][Excel]
平成20(2008)年 新潟県知事選挙
 投票結果[原][Excel]
 開票結果[原][Excel]
平成16(2004)年 新潟県知事選挙
 投票結果[原][Excel]
 開票結果[原][Excel]
平成12(2000)年 新潟県知事選挙
 投票結果[原][Excel]
 開票結果[原][Excel]

オリジナルの投開票結果PDFファイル(下のソースを参照)をエクセル形式(xlsx)ファイルに変換し、体裁をととのえた。

ソース:新潟県選挙管理委員会による投開票結果

新潟県サイト 県知事選挙
平成24年10月21日執行 新潟県知事選挙
平成20年10月19日執行 新潟県知事選挙
平成16年10月17日執行 新潟県知事選挙
平成12年10月22日執行 新潟県知事選挙


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/531.html
記事 [政治・選挙・NHK211] 岸田文雄外務大臣 在職日数は歴代3位でも“首相のパシリ” 安倍内閣の無能・無名大臣を裸にする(日刊ゲンダイ)
     


岸田文雄外務大臣 在職日数は歴代3位でも“首相のパシリ” 安倍内閣の無能・無名大臣を裸にする
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188115
2016年8月19日 日刊ゲンダイ 文字お越し


   
    今任期中に在職日数が戦後歴代3位になる見込み(C)日刊ゲンダイ


1区・当選8回・59歳広島

 2012年の第2次安倍政権の発足以来、外相を務める。今任期中に在職日数は1334日に達し、安倍首相の父・故晋太郎を抜いて戦後歴代3位になる見込みだ。

 これまでの訪問国は延べ70カ国以上。もともと激務なうえ、とりわけ今年は、伊勢志摩サミットやオバマの広島訪問のほか、バングラデシュの邦人殺害テロなどで大わらわ。「外務大臣はもういい、とこぼした」と一部で報じられた。

●経歴 1957年7月29日、広島県生まれ。全国有数の東大合格者数を誇る名門・開成高校から早大法学部に進学。同期に自民党の岩屋毅衆院議員がいる。82年に旧長銀に入行。87年から、衆院議員で、中小企業庁長官を務めた父・文武の秘書に転じ、92年に逝去した父の地盤を受け継ぐ形で93年の総選挙に出馬し、初当選した。以来、連続8期の当選を誇る。安倍首相と同期で、07年の第1次安倍改造内閣で初入閣。12年に政界引退を表明した古賀誠から「宏池会」を継承した。

●毛並みはピカイチ 顔は地味だが、毛並みの良さは党内でもピカイチ。祖父は実業家から衆院議員となった岸田正記。父・文武の妹は宮沢喜一元首相の弟に嫁ぎ、宮沢家とは姻戚関係にある。SM大臣と呼ばれた宮沢洋一元経産相とはいとこ同士だ。

「宏池会」は来年60周年を迎える。名門といわれる派閥の領袖として度々、「ポスト安倍の最右翼」に名前が上がるものの、党内からは「押しに弱くて断れない性格」「自己主張がない」と冷ややかな声が上がる。

「ホンネは外相を離れ、そろそろ党務に戻って幹事長を狙いたいと思っていたんじゃないか。『ポスト安倍』として名前が出ている石破茂前地方創生相は幹事長、稲田朋美防衛相は政調会長をそれぞれ経験しているが、岸田さんだけが党三役を経験していないからね。最近は安倍首相の外遊先に“先乗り”して地ならしする──みたいな役割が多いような……。まるで首相の使い走りみたいだ。酒を飲んだ時だけは『おぅ』『こらぁ』と発言も態度も大きくなるんだけどな」(自民党古参議員)

 これじゃあ、いつまで経っても安倍の“パシリ”から抜け出せない。




http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK211] アベノミクスは「高度危険期」に突入―中国メディア :経済板リンク
アベノミクスは「高度危険期」に突入―中国メディア

http://www.asyura2.com/16/hasan112/msg/250.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK211] <安倍首相>「反対」報道を否定…米の核先制不使用巡り 息をするようにウソを吐く安倍だぞ! しらばっくれてるに決まってる!


<安倍首相>「反対」報道を否定…米の核先制不使用巡り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160820-00000086-mai-pol
毎日新聞 8月20日(土)20時6分配信


   
    安倍晋三首相=小出洋平撮影


 安倍晋三首相は20日、オバマ政権が導入の是非を検討している核兵器の先制不使用政策を巡り、首相がハリス米太平洋軍司令官に反対の意向を伝えたと米ワシントン・ポスト紙が報じたことについて、「核の先制不使用についてのやりとりは全くなかった。どうしてこんな報道になるのか分からない」と否定した。羽田空港で記者団に答えた。

 首相は「先般、オバマ大統領と広島を訪問し、核なき世界に向け決意を表明した。着実に前進するよう努力を重ねたい」と従来の見解を繰り返したうえで、先制不使用については「米側は何の決定も行っていないと承知している。今後も米国政府と緊密に意思疎通を図っていきたい」と述べるにとどめた。【梅田啓祐】









































関連記事
<安倍首相>核先制不使用、米司令官に反対伝える 米紙報道 ≪広島と長崎で行ったスピーチは真っ赤な嘘!≫
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/348.html

もはやサイコパス! 米オバマの核軍縮政策を安倍が妨害していた! 日本を“中国の脅威”に晒す、安倍の犯罪的二枚舌(リテラ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/359.html

核先制不使用に反対していた事を米紙にばらされた安倍首相の恥  天木直人
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/385.html

米W・ポスト紙に抜かれた安倍首相の“二枚舌”と“大偽善”(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/440.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/534.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 「働き方改革」で一億総活躍社会を実現へ:時代と社会に合った労働のあり方
件名:「働き方改革」で一億総活躍社会を実現へ
日時:20160820
媒体:BLOGOS / ブロガー:菅義偉氏
出所:http://blogos.com/article/187668/
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今月発足した改造内閣において、「働き方改革担当大臣」が新設されました。


新たな内閣においての最大のチャレンジがこの「働き方改革」です。


「一億総活躍社会」の実現のためには、日本の正社員の長時間労働を前提としたこれまでの働き方を変えなければなりません。


長時間労働は、女性のキャリア形成や男性の家庭参画を阻み、仕事と子育てなどの家庭生活の両立を難しくして、少子化の一因にもなっています。


女性や若者などの多様で柔軟な働き方の選択を広げ、再チャレンジ可能な社会を築くためには、正規か、非正規かといった雇用の形態にかかわらない均等・均衡待遇が必要です。


また、日本には元気で就労意欲にあふれ、豊かな経験と知恵を持っている高齢者が多く、65歳を超えて働きたい方が約7割いるのに対し、実際に働いている方は2割にとどまっているという課題もあります。


安倍総理は、長時間労働の是正、同一労働同一賃金の実現に向けて「非正規という言葉をこの国から一掃します」と「働き方改革」に向けて強い決意を表明しています。


子育て、介護、それぞれの事情に応じた多様な働き方が可能となることが、社会の活力を生み出し、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避することに繋がります。


担当大臣のもとに「働き方改革実現会議」を設置し、年度内を目途に具体的な実行計画を策定します。


これまでの雇用慣行や中小企業の経営に配慮しながら、正規と非正規の待遇差、時間外労働の在り方、テレワークの推進、高齢者の雇用促進、「最低賃金1000円」の実現などについて結論を出し、スピード感を持って実行に移していきます。


誰もが生きがいを感じられる「一億総活躍社会」に向けて、「働き方改革」に全力を挙げてまいります。


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//memo



岩手盛岡 / Published on Nov 1, 2015



2020 summer / Published on Jan 21, 2016



ThePleiadian2012 / Published on Nov 16, 2015



http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/535.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 安倍自公政権のイヤラシイ揺さぶり。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5632.html
2016/08/21 05:59

<政府は19日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の格納庫などの老朽化が進んでいるとして、新たな補修工事を行うと発表した。名護市辺野古への移設作業が地元の反対でずれ込む中、米軍の安全な運用の維持のために必要と判断した。【村尾哲】

 政府は「普天間飛行場の固定化は絶対にあってはならないとの点で国と県は共通している」として、普天間の危険性除去のための早期移転に理解を求めてきたが、新たに大規模補修を実施すれば同飛行場の固定化を前提にしているとの疑念を招きかねず、沖縄県側から強い反発が出そうだ。

 同飛行場は設置から50年以上経過。雨漏りや壁の剥落など老朽化が進み、米側が補修を要望していた。防衛省は今月から、格納庫や隊舎、貯水槽、管理棟など19施設について調査を開始し、補修が必要と判断されれば年内にも工事に着手する。期間は2〜3年を想定。日米地位協定に基づき、事業費は日本側が全額負担する。娯楽施設は補修対象に含まれていない>(以上「毎日新聞」より引用)


 安倍自公政権はイヤラシイほど執拗に沖縄県民を政府の意に従わせようとしているようだ。ここに来て、普天間基地の永続しようかと思わせるような施設の大幅改修を行うという。
 格納庫など出来てから50年を経過して老朽化したため建て直すというのだ。50年を経過しているのは普天間基地の格納庫などだけではない。東海新幹線だって、首都高速や東名高速道路だって、建設されてから50年経過している。

 この国にある施設の老朽化は普天間基地だけのことではない。格納庫が老朽化により使用に耐えないというのなら、グアム基地へ飛行機を移動させれば良い。日本政府が莫大な費用負担してグアム基地への移設のための施設整備をしているのではないか。なぜ二重費用支出のようなことを日本政府は勝手にやるのだろうか。

 それとも米軍様は特別扱いで、日本国民の税金をフンダンに浪費するのが慣行なのだろうか。今までも何ら実績のない日本の国土防衛はともかく、少なくとも日本周辺の安全確保では全く役に立たなかった、今後とも役に立ちそうにない日本の基地に駐留している米軍に日本政府は何を期待しているのだろうか。

 それとも日本は首都を完全に包囲している駐留米軍の圧力に負けて、米国の言いなりになるしかないのだろうか。外国の意向に唯々諾々と従う国が「独立国家」といえるだろうか。

 悪ガキの喧嘩のような核兵器を誇示し合って睨み合った「東西冷戦」当時ならまだしも、金食い虫の核兵器保持に疲れ果てたソ連が崩壊して以来、日本に米軍が駐留している「正当性」を日本国民に理解させるためとしか思えない北朝鮮の核開発「容認」とミサイル開発暴走を「黙認」している米国と中国は「安保理常任理事国」の資格はない。

 中国の海洋進出を「容認」してきた米国はここに来てやっと中国の南シナ海への海洋進出「封じ込め」に転じたようだが、東シナ海に関しては口先だけだ。

 断じて間違ってはならないが、米軍は米国の防衛のために日本国内に駐留している。日本間国土防衛は日本が任に当たるしかないのは当然のことだ。米軍様にいかなる高待遇を与えようとも、米軍様は日本の国民と国土のために働くことはない。

 日本国民もそろそろGHQショックから覚醒してはどうだろうか。有史以来初めて外国軍に大敗したショックと引き続き米国を主力とする日本解体GHQ占領政策の悪夢に掻き回されたが、独立国家としての矜持を取り戻してはどうだろうか。

 その成り立ちからしてわかる通り、米国は一般の日本国民が考えているほどフェアーな国ではない。日本にとって危険な国は中国よりも北朝鮮で、北朝鮮よりも米国だ。米国はTPPなどにより日本を丸ごと米国の属州にしようとしている。

 日本のマスメディアを信用してはならない。日本のマスメディアは未だにGHQショックの真最中で、田中角栄氏などの日本の独自政策を実行しようとした政治家を米国が抹殺するのに力を貸した連中だ。田中角栄氏の系譜に連なる小沢一郎氏が政権を執ろうとした時も、日本のマスメディアはジャパンハンドラーたちの意を受けた検察の情報を垂れ流して日本の真の独立を邪魔した。

 そして米国のポチを前面に出した安倍自公政権は捏造しているとしか思えない異常な高支持率を維持し、日本の安全保障の米国依存を強めている。これほど日本国民にとって危険な政権はないが、そうした実態を日本のマスメディアは一切日本国民に伝えない。

 普天間基地の施設を大規模改修するゾ、と脅せば沖縄県も屈服するだろう、いや屈服しないまでも沖縄県の姿勢に嫌気を差すだろう、という思惑がミエミエだ。米国ポチ政権の真骨頂というべきだろう。

 米国の世界戦略にいつまで日本政府は付き合うつもりだろうか。日本国民の税だけでなく、命までも差し出すと決めた愚かな安倍自公政権を日本国民はいつまで支持するのだろうか。

http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/536.html

記事 [政治・選挙・NHK211] ≪第1報≫ 経産省前・脱原発テント 未明に強制撤去(田中龍作ジャーナル)
【第1報】 経産省前・脱原発テント 未明に強制撤去
http://tanakaryusaku.jp/2016/08/00014295
2016年8月21日 06:40 田中龍作ジャーナル



東京地裁は経産省前の歩道を通行止めにし、撤去作業を進めていった。=21日午前4時44分頃、経産省前 撮影:筆者=


 国はきょう未明、経産省前にあった脱原発テントを強制撤去した。

 ガードマン30人余りがテント周辺を固め、制服警察官が遠巻きに守るなか、東京地裁の執行官が午前3時30分頃、撤去作業に着手。

 脱原発テントがあった一角は、2時間余りで更地に近い状態となった。

〜つづく〜









「脱原発テント」の強制執行始まる 経産省の敷地
http://www.asahi.com/articles/ASJ8P1PGJJ8PUTIL001.html
2016年8月21日05時43分 朝日新聞

 東京・霞が関の経済産業省の敷地に建てられた「脱原発テント」の強制執行が21日未明に始まった。最高裁の決定に基づき、国側が着手した。

 21日午前3時半過ぎ、国の執行官らが強制執行を開始。バリケードを築いてテントが設置された交差点の一角を封鎖し、作業に取りかかった。大きな混乱は今のところ、起こっていない。

 東日本大震災から6カ月後の2011年9月11日、国の原子力政策に反対するグループが経産省の敷地内にテントを設置。脱原発を訴える活動拠点として使ってきた。

 国は13年にテントの撤去と損害賠償などを求めて訴訟を起こし、最高裁は今年7月28日付の決定で、グループ側の上告を退けた。グループ側の敗訴が確定したため、テントの撤去と土地の明け渡しが強制執行される見通しになっていた。









http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/537.html

記事 [政治・選挙・NHK211] ≪えっ?≫国連が核兵器禁止条約に向けた報告書を採択!日本は棄権!オバマの広島訪問って・・
【えっ?】国連が核兵器禁止条約に向けた報告書を採択!日本は棄権!オバマの広島訪問って・・
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/20808
2016/08/21 健康になるためのブログ




http://www.asahi.com/articles/ASJ8N0HJ5J8MUHBI02T.html

スイス・ジュネーブで開かれていた国連核軍縮作業部会は19日(日本時間20日未明)、「核兵器の法的禁止を協議する会議を2017年に開くよう国連総会に勧告することに、広範な支持が寄せられた」とする報告書を賛成多数で採択した。国連総会の場で、核兵器禁止条約づくりに向けた議論が初めて本格化する。

報告書は、国連加盟国(193カ国)の半数超の約100カ国が支持、と記している。一方で、日本や韓国など米国の「核の傘」の下にある国々など「特に24カ国」が「勧告に同意しなかった」と明記した。

 議長国のタイは全会一致を目指してきた。だが、双方の立場の溝は深く投票となり、メキシコやオーストリアなど68カ国が賛成、22カ国が反対、日本など13カ国が棄権した。米国など核保有国は作業部会に参加しなかった。



http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000081713.html

スイスのジュネーブで開かれていた国連の核軍縮部会は、核兵器禁止条約について「来年から交渉を始める」ことを国連に勧告する報告書を採択しました。

 会議では、新たな核兵器禁止条約の制定を目指すメキシコなどと、安全保障上の理由で核の必要性を訴える日本などとの対立が深まっていました。会議は全会一致を目指していましたが、「来年から交渉を始める」としたことにオーストラリアなどが反対姿勢を崩さず、採決に持ち込まれました。投票の結果、報告書は賛成多数で採択されました。日本は棄権しました。アメリカなど核保有国はこの会議には参加していません。



核なき世界に背を向ける唯一の戦争被爆国日本政府 20160819 報道ステーション

核なき世界に背を向ける唯一の戦争被爆国日本政府2... 投稿者 gomizeromirai


以下ネットの反応。
























オバマを広島に呼んだのは何だったの?核の過ちを世界にアピールすることじゃなかったの?

それとも「ただの選挙向けのパフォーマンス」だったのかなぁ〜?



関連記事
<安倍首相>核先制不使用、米司令官に反対伝える 米紙報道 ≪広島と長崎で行ったスピーチは真っ赤な嘘!≫
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<安倍首相>「反対」報道を否定…米の核先制不使用巡り 息をするようにウソを吐く安倍だぞ! しらばっくれてるに決まってる!
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/534.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/538.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 「超リアリスト」安倍晋三首相は、創造力を失った国家指導者であり、もはや現代に生きる価値はない(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/651d7779b508e7cad0a52070eb420c18
2016年08月21日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「超リアリスト」の安倍晋三首相は9月下旬、米ニューヨークで開かれる国連総会に出席し、その後にキューバを訪問する日程で調整しているという。日本は現在、「国連安保理事会非常任理事国」に選ばれている。だが、日本政府は、国連総会で「敵国条項」から外すことを決議しているので、これを実行することと、「国連安保理事会入り」を目指してPRや国連改革を提唱してきた。だが、国連安保理事会は、米英仏中ロ5大国が「拒否権」を握っているので、国際紛争解決に5大国の利害が衝突した場合、何も解決できないという事態に陥る。そこでいまは、国連機能をグレード・アップさせて、「地球連邦政府樹立・地球連邦軍創設」を実現する必要性が迫られている。にもかかわらず、安倍晋三首相は、「超リアリスト」であるが故に、現体制にドップリ浸かっていて、根本的な国連改革に臨む姿勢は、皆無である。創造力を失った国家指導者は、もはや現代に生きる価値はない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/539.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 「安倍首相は3期9年首相を続け憲法改正する」と書いた読売  天木直人
「安倍首相は3期9年首相を続け憲法改正する」と書いた読売
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/08/21/post-5213/
21Aug2016 天木直人のブログ


 驚いた。

 ついに読売新聞はきょう8月21日の紙面で大きく書いた。

 安倍首相は3期9年首相を続け憲法改正をやるつもりだと。

 もちろん、クエスチョンマーク付きの書き方をしている。

 そのためには「1期3年、連続2期6年まで」と定めた自民党の党則を改正する必要があり、それは容易ではないと書いている。

 しかし、安倍首相には、祖父岸信介首相が果たせなかった悲願を自らの手で行うという強い思いがあると書いている。

 そしてそれは憲法9条の改憲だけではない。

 1964年の東京五輪は、岸元首相が誘致したが、1960年の日米安保改定を巡る混乱で退陣を余儀なくされ、開会式には後任の池田隼人首相(当時)に譲らざるを得なかった。

 「祖父がかなえられなかった東京五輪開会式への出席はひそかな悲願だ」(自民党関係者)と書いている。

 なるほど。

 安倍首相がわざわざみずからリオまで行って五輪閉会式に出席したはずだ。

 つまり2020年8月まで首相をやると安倍首相は言ってるのだ。

 とんでもない事だ。

 何としてでもそれを阻止しなければ日本は沈没する。

 2020年の東京五輪のあとは「野となれ山となれ」となる。

 どうやったらそれを阻止できるのか。

 ひとつは自民党内の反安倍勢力がそれを阻止することだ。

 しかし、小池百合子が小泉進次郎を担ぎ出して倒閣の動きでもしない限り、石破や岸田や二階ではどうにもならない。

 もうひとつは野党共闘が安倍政権を倒すことだ。

 しかし、この可能性はもっと低い。

 統一候補という名の野党共闘はもはや完全に失敗した。

 共産党が共産党をやめ、本当の意味でのひとつの国民連合政党が出来ない
限り、安倍自公政権は倒せない。

 しかし、その可能性は皆無だ。

 このままでは、安倍首相がふたたび、そして今度こそ本物の腹痛を起こさない限り、3期9年は現実のものとなる。

 何とかしなければいけない。

 その事を教えてくれる読売新聞の記事である(了)


            ◇

総裁任期延長論 「1強」のおごりが透ける
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/268442
2016/08/20付 西日本新聞朝刊


 自民党内で安倍晋三首相の党総裁任期延長論が浮上している。首相の総裁任期は2018年9月まである。2年余り先だ。いくら何でも早すぎはしないか。

 任期延長論は今夏の参院選直後に二階俊博総務会長(当時)が「検討に値する」と述べたことで表面化した。その後、幹事長に就任した二階氏は「検討の会議をつくって協議してもらう」と前のめりで、年内に結論を出すという。

 自民党の総裁任期は1期3年で連続2期までとされ、3選は禁止だ。安倍首相は現在、連続2期目に入っている。総裁任期は過去、時々の都合で変更されたが、延長は衆参同日選圧勝が評価された中曽根康弘氏の1年だけだ。

 総裁任期は一義的には党で決めることだ。しかし、総裁の座を争ったかつての派閥機能や政策面での幅広さが失われた中で、「首相1強」の党運営が続く姿には、危惧を持たざるを得ない。

 首相も延長を思い描いているようだ。憲法改正には衆参両院の憲法審査会での検討、国会発議、国民投票という手続きが必要だ。2年余の残り任期では時間的に厳しい。20年の東京五輪を首相として迎える希望もあるとされる。

 党としても12年以降、衆参4回の国政選を勝利に導いた首相の人気は捨てがたい。首相に代わる有力なリーダー候補が見当たらないのも実情だろう。

 ただ、自民党総裁イコール首相というわけではない。現在の衆院の任期は18年12月までだ。安倍政権継続には、それまでに行われる総選挙で勝利する必要がある。

 共同通信の世論調査では総裁任期延長について「しない方がいい」が52%で「した方がいい」の37%を上回った。「1強政治」長期化への不安や首相の経済政策「アベノミクス」への不満を映す。

 首相自身は「任期延長は考えていない」というが本音ではなかろう。むしろ党執行部には世論を甘く見るおごりがありはしないか。まずは経済政策の立て直しや地方創生など、公約の実現を図ることが任期延長の大前提である。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/540.html

記事 [政治・選挙・NHK211] <シン・ゴジラと憲法9条>もし、北朝鮮のミサイルが秋田沖でなく三沢基地に着弾してたら、共産党はどう国民を守るの?

小池晃@koike_akira

「シン・ゴジラ」見てきました。映画としては面白かったけど、うーーーん。
でも一部の方が言ってるような憲法9条否定の映画でも、緊急事態条項が必要だと主張している映画でもないことは確かですね。


北朝鮮のミサイルがが秋田沖でなく三沢基地に着弾してたら共産党はどうすんの?
どうやって共産党は国民を守るの?

新党9条関連の天木直人や孫崎がミサイル防衛は無駄だやめろと北朝鮮や中国の意向を受けて(?)主張してますが、北朝鮮のミサイルがそのまま数百キロ延長した先の三沢基地に着弾しても、北朝鮮を刺激するな、自衛隊は憲法違反とか共産党や反日知識人は主張するのでしょうか?

シン・ゴジラでは緊急事態に閣議決定だ、法案成立だと大混乱してましたが、ミサイル攻撃を受け、自衛隊を出動するための法案審議で共産党や反日勢力は自衛隊は違憲だ、国民が抵抗すべきだ、他の穏健な手段はないのかと大騒ぎしそう。

阿修羅に巣食う9条信者(北・中国の工作員)は青山繁晴さんの動画と孫崎さんの動画を比べてみて、秋田沖のミサイルが、領土に着弾していた場合のシミュレーションをしてみてください。

★160820青山繁晴★胸いっぱいサミット!2時間SP D 青山繁晴解説 中国尖閣大量侵入の目的
https://www.youtube.com/watch?v=273xYQONynY


★160820青山繁晴★胸いっぱいサミット!2時間SP E 青山繁晴解説 中国尖閣大量侵入の目的 北朝鮮ミサイル秋田沖攻撃の深層
https://www.youtube.com/watch?v=5fgovSz7FEw


★160820青山繁晴★胸いっぱいサミット!2時間SP F 青山繁晴解説 北朝鮮ミサイル秋田沖攻撃の深層 地下街をシェルターに 中国機に追いかけられたのは青山氏が搭乗したF15だった
https://www.youtube.com/watch?v=2iNrnCKr1w0


★孫崎享「北朝鮮に対する日本の防衛は一切ムダである!」
https://www.youtube.com/watch?v=X6IbJLLVJuw

<参考リンク>

■北ミサイル 秋田沖落下
日本海の排他的経済水域は初
断じて許されない 小池書記局長が厳しく抗議
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-08-04/2016080401_02_1.html


■血税を役立たずのミサイル迎撃システム強化に使う大失策ー(天木直人氏)
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/901.html


■中国が南シナ海問題で常設仲裁裁判を拒否する理由がわかったー(天木直人氏)
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/557.html


■京大准教授に対北制裁 核研究で総連系から奨励金受け取る 再入国禁止措置の対象に
http://www.sankei.com/affairs/news/160502/afr1605020005-n1.html


■闇に葬られた北による幼児二人拉致事件
http://meron.vanillapafe.info/archives/2421



http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/541.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 失言なら失言、国民には本当のことを言うべきだぞ、安倍晋三首相!
失言なら失言、国民には本当のことを言うべきだぞ、安倍晋三首相!
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/1324bc2be793c9ab6e9ec337d14fe4cf
2016年08月21日 のんきに介護


毎日新聞生活報道部 @mainichikurashi さんのツイート。


-—#安倍晋三首相 は20日、オバマ政権が検討している核兵器の先制不使用政策を巡り、自身がハリス米太平洋軍司令官に反対の意向を伝えたと報じられたことについて、「どうしてこんな報道になるのか分からない」と否定しました。http://ow.ly/XIjG303qipt#毎日新聞
23:59 - 2016年8月20日 〕——


Wポストへの


この情報のリークがあったとき、


直感的に


大ニュースだと思った


(「『憲法の押しつけ』論につき、米国のお墨付きを得たと舞い上がっているネトウヨのお目出度さは笑止千万だな」✳http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2e860146cacbe737655e434b6ebf02ca)。

官邸は、


否認していたけれど、


このままでは済まんだろうな


という


予想通りの結果になった。


8月17日付の朝日新聞によると、


否認の一方で


別の外務省幹部はこう語っている


という。


「もし米政権が核の先制不使用を宣言すれば、


日本を守る米国の拡大抑止は成立しなくなる。あり得ない話だ」と。


もっとも、首相本人が登場して否定すれば


残念だけど、


それで国内対策として十分かもしれない。


しかし、


安倍本人の胸の内はどうか――。


外国が日本を見る目は、


今後、明らかに変わってくるに違いない。


世界中で笑い者になっていることを意識しないではいられないだろう。


その危機意識をしっかり国民に伝えなければ、


ストレス過重で倒れるんじゃないか。


もし、伝えなければ、


天木直人氏の


「それ(忠太注:外務官僚とその振付に従って動いたこと)がばれても、知らぬ顔をしているということだ。


 これ以上の恥知らずはない」


という批判、


図星じゃないか


(同氏のブログ記事「核先制不使用に反対していた事を米紙にばらされた安倍首相の恥」参照。*http://天木直人.com/2016/08/17/post-5186/)。

国民に語り始める勇気が出なけりゃあ、


僕の書いた


「癒し言葉:『あたしこれつかえないんですけど !』」(✳http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/bfb93df122223ab6909ad67ffd5ac88c

という記事、読んで見ろ。


実は、


この記事を書いているとき、


安倍晋三さん、なぜか、あんたを思い浮かべなかったわけではない


って言ったって読むわけないか。


声が届かんもんな。


ははは



http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/542.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 「国会議員」は金もうけの道具なのか?
「国会議員」は金もうけの道具なのか?
http://79516147.at.webry.info/201608/article_152.html
2016/08/21 09:17 半歩前へU


▼安倍政権は世襲内閣
 さらに後援会と称する「利益集団」は一種の互助会で、議員と会員が互いに甘い汁をなめ合っている。だから議員は引退する時、真っ先に身内から後継者を出そうとする。営々と築き蓄えた「利権」を他人に渡したくないのである。

 世襲議員が選挙で難なく当選を重ねるのは、こうした「仕掛け」があるからだ。安倍内閣を見れば一目瞭然。安倍晋三を筆頭に、麻生太郎をはじめ、8月3日の選手交代(内閣改造)で身を退いたが石破茂、中谷元、塩崎恭久、林芳正、宮澤洋一、竹下亘・・それの口利き疑惑男の甘利明、これらは全員、世襲議員だ。

 彼らは「棚からぼた餅」だから、庶民の心など知る由がない。田中角栄のようにゼロから這い上がってきた政治家と違い、苦労と言うものを知らない。机上の空論ですべてことを運ぶ。市民感覚とずれるのは当たり前だ。戦争法が好例だ。ロボットのように機械的に賛成する。世襲議員が国を誤らせている。

▼国会議員を「家業」にするな
 だから私は世襲議員に反対だ。国会議員を「家業」、ショウバイにして飯を食ってはいけない。議員を金もうけの道具にしてはならない。英国などはほとんどボランティア。日本のように議員1人あたり毎年、約1億円も税金を投じている国は世界のどこにもない。

 こうした無能な世襲議員が議席を占めるため、幾多の人材が出馬の機会を奪われている。政界にコネも、カネも、地盤もなく、ゼロから立候補する者はスタート時点からハンデーが付いている。これでは当選はおぼつかない。何度、選挙を繰り返しても、金太郎飴のように毎度、おなじみの顔ぶれが登場するのはこのせいだ。

▼進次郎の英雄視はない
 現状を変えるには「世襲議員には票を投じない」ことだ。「視聴率さえ上がればなんだって構わない」のテレビに騙されてはならない。

 日本が海外にまで出張って行って、他国の軍隊と一緒になって戦う可能性が強い戦争法に、何の違和感も感じないで賛成票を投じる小泉進次郎を英雄視してはならない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/543.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 機動隊が記者排除し閉じ込め 東村高江 弁護士「報道の自由侵害」≪機動隊の強制排除、根拠説明なし 羽交い締め、抗議聞かず≫
機動隊が記者排除し閉じ込め 東村高江 弁護士「報道の自由侵害」
http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-340617.html
2016年8月21日 05:04 琉球新報



機動隊による1度目の強制排除の場面。機動隊員は両側から琉球新報記者の腕をつかみ、後ろから背中を押して南側へ移動させている=20日午前10時半ごろ、東村高江(読者提供)



 【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設をめぐり、東村高江で抗議活動をする人たちを県道上で取材していた本紙記者が20日午前、機動隊に強制排除され、約15分間、隊員による人垣と車両の間に閉じ込められた。この間、工事車両の資材搬入などの現場に近づくことができず、取材機会が奪われた。沖縄タイムスの記者も同様に排除され、一時閉じ込められた。弁護士らは報道の自由の侵害と問題視している。

 朝から抗議行動をしていた市民ら約50人は、東村高江のN1地区ゲート前から南下し、工事車両の搬入を止めようと県道70号の高江橋の上に座り込んだ。午前10時25分、南側から約30人の機動隊員が近づき、座り込む人たちの腕や体をつかんで強制的に排除した。

 排除される際、本紙記者は機動隊員に腕章を示した上で「琉球新報だ」と訴えたが、解放されず、その後、閉じ込められた。現場にいた小口幸人弁護士は「記者排除は大問題だ。国家権力が、強制力を持って市民を排除する場から記者を排除して、報道させないのは、報道の自由の根幹部分の侵害だ。絶対に許してはいけない行為だ」とした。

 座り込みを排除した後、砂利を積んだ工事車両10台が警察車両に守られながら、ゲート内へ入っていった。

強く抗議する

 普久原均琉球新報編集局長の話 本紙記者は琉球新報の腕章を身に着け、住民の抗議行動を記録するための正当な取材をしていた。現場には県民に伝えるべきことがあった。警察の妨害によって、その手段が奪われたことは大問題だ。警察官が記者を強制的に排除し、行動を制限した行為は報道の自由を侵害するもので、強く抗議する。


機動隊が記者排除し閉じ込め 東村高江


機動隊の強制排除、根拠説明なし 羽交い締め、記者の抗議聞かず
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-340625.html
2016年8月21日 05:03 琉球新報

 ヘリパッドの建設作業とこれに反対する市民らの取材をしていた本紙記者らは、座り込みの排除の現場にカメラのレンズを向けている際、機動隊員に両腕を抱えられて強制的に移動させられ、車両と隊員らで囲われた道路脇のスペースに閉じ込められ、この間も続いていた排除の現場を取材することはできなかった。

 午前10時25分、県道70号の高江橋で機動隊による強制排除が始まった。開始直後、機動隊員の1人は本紙記者に「プレスの方ですよね」と確認すると、その場から動かすことはしなかったが、対応は隊員によって違った。

 市民が排除される様子を撮影していると、何の確認もないまま、後ろから羽交い締めにされた。2人の機動隊員に両腕をつかまれた記者は「やめてください」と声を出したが「移動してください」とさらに背中を押された。約40メートルほど移動させられた際、近くにいた小口幸人弁護士が「新報の記者だぞ」と大きな声で指摘。このタイミングで機動隊員は記者を放した。

 同10時45分ごろ、記者が高江橋に戻り、写真を撮影していると、沖縄県警の腕章を付けた警察官が「危ないですよ」と言いながらカメラの前に立ち、両肩をぐっとつかんだ。本紙記者であることを告げると「はい、移動して」とだけ答えたが、そのまま別の機動隊員2人に両腕をつかまれ、さらに背中を1人に押される形で排除され、約40メートル離れた場所で機動隊員の人垣の中に閉じ込められた。

 記者は琉球新報の所属であることを告げ、排除の根拠を聞いたが、隊員らは終始無言のまま。約15分後に解放されるまで、橋上では排除が続いていたが、記者はその現場を見ることはできなかった。

















Masahiro Mori
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100004946647789&story_fbid=596754930499390
記者クラブ、新聞協会などの報道機関は抗議すべきだ。こんな弾圧は民主主義の破壊。もし、これに対してなんの抗議もしなかったら報道機関も沖縄を差別している。


山本 りか
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100005976096027&story_fbid=540538852821980
ホンとにひどい展開です。オリンピックで熱狂している間にやってしまえということなんでしょうか。
昨夜の、NHK 「空白の一年」を見てなおさらに怒りと悲しみが・・・
もちろん、アメリカの仕業だけれど、
放置してきた、というか、差し出してきた日本政府と、
知らないフリ、知ろうとしなかった私たちの責任は大きい。


すずき りょう
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100001691720703&story_fbid=1051525681580479
当局は自分たちがやっていることに正当性がないことを知っているんだ。そうでもなければ記者を排除するなんてことはできない。













http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 沖縄 空白の1年 〜“基地の島”はこうして生まれた〜/ジャーナリズムは主義主張の展開より、事実の掘り起こしこそ使命である







沖縄 空白の1年 〜“基地の島”はこうして生まれた〜 
初回放送2016年8月20日(土) 午後9時00分〜9時49分 





https://www6.nhk.or.jp/special/detail/2016/0820/img/thum_01.jpg><span   style=

https://www6.nhk.or.jp/special/detail/2016/0820/img/img_01.jpg   https://www6.nhk.or.jp/special/detail/2016/0820/img/img_02.jpg

1945年8月15日、本土の人々が太平洋戦争の終わりを告げる玉音放送を聞き、悲嘆に暮れる中、沖縄では、人口のおよそ9割が「収容所」に入れられるなど、全く別の「戦後」がはじまろうとしていた。 

今回NHKは、アメリカ軍の占領直後―――「1945年6月から1946年にかけて」の映像や、米軍の機密資料、未公開の沖縄の指導者たちの日記等を入手した。資料を詳細にみていくと、この時期、アメリカの占領政策は揺れており、まさに沖縄が「これからどうなるか」が決められていく期間でもあったことが分かってきた。沖縄はこの時期、アメリカでもなく日本でもない、“空白の状態”に置かれながら、次第に「基地の島」へと変貌させられていったのだ。戦後、本土が平和と繁栄を謳歌する一方、その代償として重い負担を背負った沖縄。「空白の1年」を通して、沖縄の戦後の歩みと今を考える。
 


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/545.html
記事 [政治・選挙・NHK211] リオのオリンピックは、日本のテレビで見る限り、失敗といえます(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/2583006c1646e08159cbbbfd6261e166
2016-08-21 09:03:46

 あと1日。なんとまあ、この間の辛抱強いテレビの我慢。テレビは、とくにNHKが最もひどく、新聞も大同小異。一面の頭から、読売新聞にいたってはトップ見出し。しかも高校野球などもかさなって、まるでスポーツ新聞です。これが丸2週間続いたわけだから、もうこれ以上やめてほしい

 まるで世界がオリンピックをはじめとするスポーツに占領されたみたい。というよりこの傾向は、日本にだけことさら出されているようです。NHKは、視聴者の大切な代金を、むだにオリンピックについやすなんて。テレビで各視聴者のお手盛り番組では、それぞれにあつめられた観客動員数が「良かった。良かった」。

 日本には、子育ての問題、高齢者の死、子どもを育てられない人々がたくさんいます。それをあたかもそっちのけにして、オリンピック、オリンピックです。ちょうど、ローマ時代に、コロシアムでライオンやあるいは人と一緒に戦って殺し合う様に酔いしれたみたいです。これを昔から、政治学では「人を興奮させるには、ゲームがいい」です。

 安倍政権、そしてNHKなどが、自らのその仕掛けにはまり、国民はその罠から抜け出せません。

http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/546.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 国連の核禁止条約に協力しない日本。安倍の核先制不使用に関する反論も信じ難い(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24607596/
2016-08-21 04:45

<昨日の陸上、男子100x4リレーは、マジでめっちゃ興奮しましたね。(**)
 08年に『【北京五輪特集】 祝・男子陸上400mリレー銅メダル。 朝原選手&全関係者に有難う。http://mewrun7.exblog.jp/8505855/』という記事を書いたのだけど。ついにそれを上回る選手たちが登場したことに、喜びと驚嘆を覚えるとともに、彼らにもワクワクを有難うと言いたいです。次は個人100mの9秒台ですね!o(^-^)o>

 さて、先週、安倍首相が、オバマ大統領が目指す「核兵器の先制不使用」政策に安倍首相が反対を唱えた・・・と、米紙が報じていたという記事をアップしたのだが。<『安倍、核先制不使用に反対してた+日本で新型ミサイル等の武器開発も決定』http://mewrun7.exblog.jp/24598795/

 昨日、安倍首相が「核の先制不使用についてのやりとりは全くなかった。どうしてこんな報道になるのか分からない」と、その報道を否定したという。(@@)

『<安倍首相>「反対」報道を否定…米の核先制不使用巡り

 安倍晋三首相は20日、オバマ政権が導入の是非を検討している核兵器の先制不使用政策を巡り、首相がハリス米太平洋軍司令官に反対の意向を伝えたと米ワシントン・ポスト紙が報じたことについて、「核の先制不使用についてのやりとりは全くなかった。どうしてこんな報道になるのか分からない」と否定した。羽田空港で記者団に答えた。

 首相は「先般、オバマ大統領と広島を訪問し、核なき世界に向け決意を表明した。着実に前進するよう努力を重ねたい」と従来の見解を繰り返したうえで、先制不使用については「米側は何の決定も行っていないと承知している。今後も米国政府と緊密に意思疎通を図っていきたい」と述べるにとどめた。【梅田啓祐】(毎日新聞16年8月20日)』

* * * * *

 う〜ん。本当なのかな〜?(~_~;)

 あ、とりあえず「安倍首相がハリス米太平洋軍司令官と会談した時には、核の先制不使用についてのやりとりは全くなかった」けど。他の機会に、首相または日本政府側が反対の意向を伝えているということなのかな?(・・)

 日本がオバマ大統領の「核先制不使用」案に反対しているというのは、WP紙の報道以前から出ている話だし。
 もし安倍首相が本当に反対していないのであれば、それこそカメラの前で堂々と「私は核の先制不使用案に反対していない」「同案を支持する」と言えばいいことだ。(**)

 しかも、19日にジュネーブで開かれた国連の核軍縮作業部会で、国連総会に核兵器禁止条約作りを勧告する報告書を採択するか否かの決議が行なわれたのだが。日本は、その決議に棄権したとのこと。(>_<)
 もともと安倍首相は(稲田防衛大臣も)核武装論者だし。このようなニュースを見ると、ますます安倍首相の「核なき世界を目指す」という言葉がウソっぽく感じられる。<`〜´>

* * * * * 

 このことは『日本が核軍縮に反対?〜核武装容認の安倍内閣、オバマの先制不使用案を支持せず http://mewrun7.exblog.jp/24579000/』という記事にも書いたのだけど・・・。

 オバマ大統領は、5月に広島を訪問して演説を行なった際に、「核の先制不使用」宣言を盛り込む予定もあったのだが。日本政府が真っ向から反対したため、見送られたとのこと。(・o・)

『米ワシントン・ポストによると、オバマ大統領は、任期中にこの方針を宣言する核軍縮策を打ち出そうとしているという。さらに、オバマ大統領は今年5月の広島訪問時の演説にこの「核の先制不使用」宣言を盛り込む予定もあったのだが、日本政府はこれに真っ向反対。広島でも宣言が見送られたのだという。(LITERA16年8月6日)』

 また、日本政府が反対しているのを知って、米国の元政府高官や科学者らが先月、日本政府に核の先制不使用を支持するよう求める書簡を公開したというのである。(@@)

『オバマ米大統領が「核政策の大転換」の一環として検討しているとされる核兵器の先制不使用宣言について、米国の元政府高官や科学者らが27日、日本政府が支持するよう求める書簡を公開した。
 核兵器の先制不使用は、敵の核攻撃を受けない限り、先に核兵器を使用しないという政策。米国の「核の傘」下にある日本など同盟国は、米国に慎重な扱いを求めている。

 書簡は、長年にわたって米国の核戦略を担ったモートン・ハルペリン元大統領特別補佐官ら14人の連名。先制不使用の宣言で日本に対する攻撃への抑止力が低下するとの懸念について、「比類なき米国の通常戦力を考えれば、核の先制使用の脅しに頼る必要はない」と指摘。オバマ大統領が5月の広島訪問で改めて表明した「核兵器のない世界の追求」に触れ、「日本がその追求の障害になるとすれば悲劇だ」としている。(毎日新聞16年7月29日)』

 他にも、このオバマ大統領の「核先制不使用」案には、日本や他の同盟国が慎重、反対だという書いている記事がいくつも出ていることを考えると、日本政府(安倍内閣)は少なくとも「支持はしていない」ととらえるのが自然だろう。_(。。)_

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 この国連での活動に関するニュースを見ても、安倍内閣が核兵器&核の傘を重視するあまりに、核廃絶や核軍縮に熱心に取り組もうとしていないことがよ〜くわかる。(-"-)
 
『<核禁止条約>交渉開始勧告の報告書採択 日本は棄権 ◇非保有国主導の取り組みが始動

【ジュネーブ福島良典】スイス・ジュネーブで開かれた国連核軍縮作業部会は最終日の19日、核兵器禁止条約交渉の来年中の開始を国連総会に勧告した報告書を賛成68、反対22、棄権13の賛成多数で採択し、閉会した。「核兵器のない世界」を最終目標に据えた非核保有国主導の取り組みが始動した。参加国の大半は総意による採決を目指したが、交渉開始に反対するオーストラリアの要請で投票に持ち込まれた。

 日本は「投票による採択は、核軍縮を巡る国際社会の分断を一層進めることになりかねない」(外務省筋)との判断から棄権した。佐野利男軍縮大使は作業部会終了後、記者団に対して「今後、(核軍縮に取り組む国々が)団結していけるように最大限の努力を図っていきたい」と述べた。

 採択された報告書は「作業部会は広範な支持を得て、国連総会が法的拘束力のある核兵器禁止文書の交渉会議を2017年に開催するよう勧告した」と明記した。投票に参加しなかった国々を含め、交渉開始を支持した禁止推進派は「核の傘」に入っていない非保有国107カ国。

 その一方で報告書は、「核の傘」に依存する日本や北大西洋条約機構(NATO)加盟国など24カ国がこの勧告に「同意しなかった」ことを記録し、安全保障上の懸念に配慮した多国間の核軍縮交渉を前進させるべきだと主張したことを盛り込んだ。

 報告書は秋の国連総会に提出され、核兵器禁止条約の交渉開始を巡る議論が本格化する。一部の条約推進国は19日の会合で、報告書に基づく総会決議案の起草・採択を提案した。

 核実験全面禁止条約(CTBT)や核拡散防止条約(NPT)など現行の枠組みは核兵器の存在を前提にしているが、報告書は「核兵器が存在する限り、人道上の壊滅的な結末を招く危険が残る」と指摘。条約で想定される要素として、核兵器の保有、使用、備蓄、配備や関連融資などの禁止や、核実験などの被害者への援助を列挙している。

 保有国の米露英仏中やインド、パキスタンなどは作業部会に不参加。条約交渉が開始されたとしても保有国の参加は見込めない。

 作業部会は昨年12月の国連総会決議で設置され、今年2月の第1回会合、5月の第2回会合を経て今月5日から19日まで最終会合が開かれた。

 ◇国連核軍縮作業部会の報告書の骨子
・「核兵器のない世界」の達成、維持のための法的措置検討を勧告
・国連総会に核兵器禁止条約の来年中の交渉開始を勧告
・一部の国々は現行の枠組み重視の核軍縮の取り組みを支持
・透明性の向上、偶発的事故など危険の削減を勧告
・核兵器の保有、使用、備蓄、配備や関連融資などの条約による禁止を想定
・世界の指導者に広島、長崎訪問を提案 (毎日新聞16年8月19日)』

* * * * *

『【ジュネーブ時事】ジュネーブで開かれた国連の核軍縮作業部会が19日、核兵器禁止に向け、2017年の交渉会合招集を国連総会に勧告する報告書をまとめたことで、新たな条約づくりを視野に入れた議論が今秋から総会で動きだす。
 だが、部会では全会一致が崩れ、条約推進派と「核の傘」の下にある国々の間の思惑のずれが鮮明になった。唯一の被爆国として核兵器保有国と非保有国の橋渡し役を自認する日本は、難しい調整を迫られる。

 核兵器禁止条約を目指すメキシコ政府代表は部会で、「(勧告は)過去20年で核軍縮に対する最も重要な貢献だ」と絶賛。勧告にはアフリカや中南米諸国を中心に、国連加盟国の半数を超える100カ国以上の支持があったと言われる。
 背景には核軍縮が遅々として進まないことへのいら立ちがあった。ジンバブエの代表は「(核保有国の)行動の欠如は容認できない。核兵器の惨禍を黙って待つわけにはいかない」と強調。フィジーの代表は「(勧告を)核廃絶の前向きな一歩に」と訴えた。

 一方、2、5、8月に続けられた部会に米国やロシアなど核保有国の姿はなかった。最終日の土壇場の採決で反対したドイツの代表は「核兵器の削減は保有国が(核軍縮)プロセスに関与しなければ実現できない」と指摘。非保有国だけで突き進んでも結果は伴わない「現実」に理解を求めた。
 採決で棄権した日本の佐野利男軍縮大使も「核軍縮は核保有国の関与と協力を得ながら、実践的、具体的措置を着実に進めるのが基本だ」と原則的立場を繰り返した。(時事通信16年8月20日)』

* * * * *

 繰り返しになってしまうが・・・。

 日本は原爆による多数の犠牲者を出した経験のある唯一の被爆国であって。それこそ(クチだけかも知れないけど、安倍首相も含めて)多くの日本国民が「核のない世界」を望んでいるのに・・・。そして、本来なら、国連での核兵器禁止条約作りの取り組みも含め、世界の国々の先頭に立って積極的に核廃絶を訴えて活動すべき立場にあるはずなのに・・・。<それこそ、ここで指導力を発揮したら、ノーベル平和賞だってもらえちゃうかもよ。^^;>
 
 折角、米大統領や国連の多くの国が、核軍縮・廃絶に取り組もうとしている時に、安倍政権下の日本政府が非協力的であることに、怒りを通り越してやるせなさを覚えてしまうmewなのだった。(@@)
 
 THANKS

http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/547.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 「核先制不使用政策」への反対発言を否定した安倍首相の不徳ー(天木直人氏)
「核先制不使用政策」への反対発言を否定した安倍首相の不徳ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp19am
20th Aug 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


米紙ワシントン・ポストが、安倍首相自ら米太平洋軍司令官に対し

核先制不使用政策には反対だと伝えていたと報じた事について、

安倍首相はリオに出発する羽田飛行場で、これを否定したらしい。

 この安倍首相の否定発言に先立つきのう8月20日の産経新聞は、

事実の確認もなく無責任な報道をした米紙を批判する論説さえ掲載する始末だ。

 それはそうだろう。

 この発言が事実なら、唯一の被爆国である日本の首相として面目丸つぶれである。

 核廃絶どころか、核兵器を先制攻撃に使わないことすら反対するのだから、平和宣言への裏切りである。

 そして、米紙が誤報や、捏造報道をすることを、私は外務省にいた時に体験的に知っている。

 だから、ひょっとして安倍首相は記者を前にみずから語ったごとく、

「核先制不使用についてのやりとりは全くなかった。

どうしてこうした報道になるのか分からない」というのも、あながちウソではないのかもしれない。

 しかし、問題は、「安倍首相なら核先制不使用には反対だと言いかねない」、と皆に見られていることだ。

 実際のところ安倍首相は、これまでの発言の中で、

中国や北朝鮮に対する米国の核抑止力の重要性について認める発言を様々な機会に述べてきており、

今度の報道でも、やはりそうだったのか、安倍首相なら米太平洋軍司令官にそう伝えかねない、

と思わせるに十分なのだ。

 まさに安倍首相の不徳の致すところである。

 米紙の報道の真偽がいずれにあるにせよ、そのような報道がなされた時点で安倍首相の負けである。


            ◇

安倍晋三首相、米の核先制不使用宣言への反対報道を否定 「やりとりは全くない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160820-00000569-san-pol
産経新聞 8月20日(土)20時13分配信

 安倍晋三首相は20日、オバマ米大統領が検討中とされる核兵器の先制不使用宣言に関し、首相が反対の意向をハリス米太平洋軍司令官に伝えたとの米紙の報道について「ハリス司令官との間において米の核の先制不使用についてのやりとりは全くない。どうしてこういう報道になったか分からない」と述べ、報道内容を否定した。羽田空港で記者団の質問に答えた。

 その上で「現在、(核の)先制不使用について米側はまだ何の決定も行っていないと承知している。米政府と緊密に意思疎通を図っていきたい」と語った。



http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/548.html

記事 [政治・選挙・NHK211] ≪訃報≫ むのたけじさん死去

【訃報】 むのたけじさん死去
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c2e35f7f8dbec41285e058edc1afd542
2016年08月21日 のんきに介護


朝日新聞によると、

「戦争絶滅」を訴え続けたジャーナリスト、

むのたけじ(本名・武野武治)さんが21日、老衰のため、さいたま市の次男宅で死去した

とのことです。

101歳だった。葬儀は未定。

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASJ8P2DW1J8PUJUB001.html

同紙には、

次のように業績が記されてました。

―― 朝日新聞記者時代に終戦を迎え、「負け戦を勝ち戦のように報じて国民を裏切ったけじめをつける」と終戦の日に退社。ふるさとの秋田県に戻り、横手市で週刊新聞「たいまつ」を創刊。1978年に780号で休刊してからは、著作や講演活動を通じて平和への信念を貫き通した。

 100歳になった昨年は戦後70年で「歴史の引き継ぎのタイムリミット」といい、講演で各地を飛び回った。今年5月3日に東京都江東区の東京臨海広域防災公園で行われた「憲法集会」でのスピーチで「日本国憲法があったおかげで戦後71年間、日本人は1人も戦死せず、相手も戦死させなかった」と語ったのが、公の場での最後の訴えとなった。

 2002年に胃がんの手術をし、06年に肺がんで放射線治療を受けたが、ほぼ完治。90歳を過ぎても自転車に乗り、「80歳より90歳のほうがいい仕事ができるようになった」と話した。

 「戦争いらぬやれぬ世へ」(評論社)や「99歳一日一言」(岩波新書)、「日本で100年、生きてきて」(朝日新書)などを著し、「週刊金曜日」では故野坂昭如さんのあとのコラムを担当していた。(木瀬公二)——

人間だからいつか死ぬとは思っていました。

しかし、それを忘れさせるエネルギーに満ちた人でした。

合掌


むのたけじさんが死去
http://jp.reuters.com/article/idJP2016082101001354
2016年 08月 21日 11:58 JST

 新聞記者として戦争取材に関わった反省から、故郷の秋田県で週刊新聞「たいまつ」を発刊しながら反戦を訴え続けたジャーナリストむのたけじ(本名武野武治)さんが21日午前0時20分、老衰のため、さいたま市内の自宅で死去した。101歳。秋田県出身。葬儀・告別式の日取りは未定。後日しのぶ会の開催を検討している。

 東京外語大卒。太平洋戦争中に朝日新聞記者として海外特派員を務めたが、敗戦と同時に退社。1948年、秋田県横手市で「たいまつ」を創刊し、反戦・平和や農村、教育問題などで評論活動に当たった。

【共同通信】

http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/549.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 片山さつきは、ゲシュタポのつもりか。この女、犬っころをぶつように弱い者いじめをしている
片山さつきは、ゲシュタポのつもりか。この女、犬っころをぶつように弱い者いじめをしている
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/b5169008fc5ed45e1ae668c6b6675f8b
2016年08月21日 のんきに介護


昨日、TLで


片山さつきが絡んでいるらしい


貧困生活者叩きの


ツイートを読んでまたかと思った。


たとえば、


赤い豚 ⚒ @cochonrouge さんの


――あいつ貧乏だって言ってるのに、1000円の昼飯食ってるぞ!と吹き上がるが、大臣室で50万円現ナマで手渡ししても不起訴の連中には怒らない皆さん
こんにちわ!〔10:50 - 2016年8月20日 〕——


という指摘。


これ、片山の


――私は子ども食堂も見させていただいてますが、ご本人がツイッターで掲示なさったランチは一食千円以上。かなり大人的なオシャレなお店で普通の高校生のお弁当的な昼食とは全く違うので、これだけの注目となったのでしょうね。 https://twitter.com/chikahappyhappy/status/766984867263373314
22:12 - 2016年8月20日 〕——


というツイートを読んだばっかりなので、


とても生々しかった。


片山は、


憲法第25条の規定する生存権につき、


「生きるか死ぬかという人が保護の対象」という


独自な枠付で、


はみ出す人を吊し上げようとしている。


そんなことすることが


果たして政治家の業務なのか。


上掲以外にも


片山は、


こんなツイートもしている。


――拝見した限り自宅の暮らし向きはつましい御様子ではありましたが、チケットやグッズ、ランチ節約すれば中古のパソコンは十分買えるでしょうからあれっと思い方も当然いらっしゃるでしょう。経済的理由で進学できないなら奨学金等各種政策で支援可能!〔16:11 - 2016年8月20日 〕——


これは、


政治家が個人として、


支持者にした雑談というなら、


許される余地はある。


しかし、公人として


福祉事務所のやっていることに一々嘴を突っ込むのは、


違法だ。


その点が


ツイッター上でも


ほとんど論点になっていない点に


恐ろしさを感じる。


「生存権」保障は、


あたかも山で遭難している人に


とりあえず、


命を失わない範囲で保護するがごとく


片山は考えているのだろうけど、


憲法の規定は


そうなっていない。


「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」


という憲法25条1項の規定をじっくりと読んで見てはどうか。


芦部先生の直弟子と言うなら、


この条項が保障する生存権とは、


山での遭難者が何とか命を繋ぐ程度の保護、たとえば、板チョコ一枚で一週間生活せよ


という趣旨ではないことぐらい理解しろよ。


分かりにくければ、


同志社大学の浜矩子さんの説明が


お勧めだ。


僕のブログ記事「浜 矩子さん / 『生存権とは何か』」の紹介の形をとるのは、


恐縮だけど、


英単語の「decent(まとも)」という言葉を使って、


実に簡潔にして


当を得た説明をしてくださっている。


一読して欲しいと思う。


☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/30ff335e921f70dc731d7ca259200ff8

まともかどうかで考えたとき、


ただたが千円程度のランチを食べたからって、


糾弾する”のは、


まともじゃないぞ。


この点、


毛ば部とる子
@kaori_sakai さんが


――部屋に2万円程度のコピックセットがあって、コンサートや映画に行って、2000円ほどのランチをすることで「豪遊」とまで言われてしまう。これを豪遊とする人の多さに、むしろ貧困層の拡大を感じる。〔18:12 - 2016年8月19日 〕——


と言っておられる。


政治家は、


貧困生活のレベルを


「空腹でティッシュを食べた子ども」程度であることを求め、


「経済的な理由で進路を断念しなければならない」ような場合は、


保護の必要な貧困と認めず、


“贅沢”のあら捜しをして留飲を下げる言動の卑しさを悟れ!、


政治家の仕事って、


そんな浅く、


器量のないやっかみに奉仕することでなく、


逆に、そんな2000円ほどのランチをすることで


「豪遊」とまで言ってしまう貧困層が溢れないようにすることが


本来の職務ではないのか。


片山がやっているのは、


お互いが


もっと助け合うのでなく、


足を引っ張り合う人間関係をサポートしているように見えるじゃないか。


そんなこと考えて、


昨日は、


一夜過ごした。


さて、今朝、松井計@matsuikei さんのこんなツイートで


また、堪忍袋の緒が切れた状態だ。


――片山氏、週明けにはNHKに説明を求めると。これが放送に対する介入だという意識はあるのかな? NHKには毅然とした対応を望む。片山氏が仮に番組に何か言いたいのであれば、議員として説明を求めるのではなく一視聴者としてこちらに電話すべし。
https://www.nhk.or.jp/css/goiken/call_center.html
10:10 - 2016年8月21日 〕——


松井さんが


「NHKオンライン」の


URLまで記してくれている。


ただ、


この片山に、


「放送に対する介入」ということに


対して、


罪の意識があるのかどうか――。


問題の根本は、


福祉事務所の保護者処遇が


不適正であっても、


政治家が直接、支持するべきではない。


もっと分かりやすい例で言えば、


警察の取り調べにつき、


不適正な扱いがあっても政治家が


しゃしゃり出てきて


指揮権を発動すべきじゃない。


むしろ、そちらが越権行為として不適正の度合いが高い。


片山が


もし、福祉事務所の処遇に


介入したければ、


その事務所の監督官庁に就職し直す必要がある。


国会議員というだけでは、


政治家は、


ここの行政機関を指導する立場にはない。


どうしても介入したければ、


安倍に頼んで


厚生大臣にでもならせてもらうべきだな。


しかし、


その場合でも


福祉事務所の自由裁量の範囲内にある事柄には


介入できないよ。


それが法治主義ってもんだ。



http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/550.html

記事 [政治・選挙・NHK211] ピーコがNHKに戦争批判コメントをカットされたと告白!「放送を見て力が抜けた」…永六輔追悼番組で(リテラ)
                    『片目を失って見えてきたもの』文藝春秋


ピーコがNHKに戦争批判コメントをカットされたと告白!「放送を見て力が抜けた」…永六輔追悼番組で
http://lite-ra.com/2016/08/post-2512.html
2016.08.21. NHKがピーコの戦争批判をカット リテラ


 放送作家の永六輔、そして大物司会者の大橋巨泉と、今年の夏はラジオ・テレビという放送メディアをつくり上げてきた巨星が立て続けにこの世を去った。そして、このふたりはともに一貫して戦争に反対してきた人物でもあった。──安倍政権という戦後もっとも危険な男が総理の座に就くいま、警鐘を鳴らしてきた著名人がひとり、またひとりと鬼籍に入る現状に不安を覚えている人も少なくないだろう。

 それはこの人も同じだったらしい。双子の弟・おすぎとともにテレビで活躍してきた、ファッション評論家のピーコだ。

 じつは「おすぎとピーコ」の名付け親は永六輔であり、長年にわたってふたりをかわいがってきたという。今月、朝日新聞のインタビューに登場したピーコは、「声高に言わないけど、立場の弱い人たちの側に立ってものをしゃべったり、見たりすることが大事だといつも語っていました」と永について語った。

 だが、このインタビューでピーコは、現在の放送界で進行する“もの言えぬ空気”をもあきらかにしている。それは、NHKが7月17日に放送した永の追悼番組『永六輔さんが遺したメッセージ』に出演したときのことだった。

「「永さんは戦争が嫌だって思っている。戦争はしちゃいけないと。世の中がそっちのほうに向かっているので、それを言いたいんでしょうね」と言ったら、そこがばっさり抜かれていた。放送を見て力が抜けちゃって……。永さんが言いたいことを伝えられないふがいなさがありますね」(朝日新聞8月20日付)

「戦争はしちゃいけない」という故人のメッセージさえ伝えられない──。これはNHKに限らず、永の訃報に際してこうした永の想いをほとんどのニュース番組は触れようとしなかった。しかも、今回ピーコが告白したように、実際はゆかりのある人が言及していても、それをテレビ局はカットしていたのだ。

 しかし、これは今回に限ったことではない。2014年12月、俳優の菅原文太が亡くなったときには夫人がコメントを発表し、そのなかで菅原の晩年の活動について〈一つは、先進諸国に比べて格段に生産量の少ない無農薬有機農業を広めること。もう一粒の種は、日本が再び戦争をしないという願いが立ち枯れ、荒野に戻ってしまわないよう、共に声を上げることでした〉と触れたが、NHKはこの部分を丸々カットして放送した。

 また、大橋巨泉が亡くなった際も、大橋は亡くなる直前に「週刊現代」(講談社)7月9日号掲載の連載コラム最終回で、〈最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです〉と書き遺していたにもかかわらず、やはりNHKも民放もことごく無視。『報道ステーション』(テレビ朝日)でさえ最後のコラムの〈今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずなことが連日報道されている〉という部分までしか紹介せず、安倍首相について言及した部分まで報じたのは『NEWS23』(TBS)だけだった。

 ピーコは、知識の幅や魅力ある話術をもっていた永や巨泉について、「「戦争はいやだ」っていう話も、永さんや巨泉さんの口から出るとみんな聞いてくれる」と言う。だが、彼らはもういない。そのためピーコは、「そういう人たちがいなくなるのは、大きな財産を失っちゃったんだなと思う。私なんか、その人たちについて行っていればよかったわけですから」と無念さを滲ませるのだ。

 しかし、だからこそいま重要になってくるのは、こうした故人の想いを引き継いでいくことなのだろう。ピーコは以前、永に「ピーコとおすぎは炭鉱のカナリアになりなさい」と言われたというが、実際、そのことを実践してきた人物でもある。

 たとえば、特定秘密保護法が国会で審議されていたときには、「何でこんな拙速に前のめりで、人権を侵害する秘密保護法案を成立させようとしているのかしら。本当に怖い気がするの」「特高警察ができて、治安維持法ができていった戦前みたい」(「赤旗」13年11月10日付)と語り、昨年の安保法制議論の際は、こうも話していた。

「すごく恐ろしい人が総理大臣になっていると思うの。安倍さんはよく「総合的に判断する」と答弁するけれど、判断するのはその時の政府で、今でいえば安倍さんでしょ。野党に痛いところを突かれれば感情的になり、やじまでとばし、国会を無視して自分の思い通りにしたい人が判断する。ファッショね」
「安倍さんの言う平和ってなんなんだろうね。「南シナ海で埋め立てしている国がある」なんて言って、まるで中国を名指しして、戦争したいと言ってるようなものじゃない」(同前15年6月7日付)

 また、ピーコは憲法改正についても、真っ正面からNOと言ってきた。

 小泉政権下で憲法改正の動きが活発化していた05年に発売された『憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言』(岩波書店)のなかでピーコは、「私が生まれたのは昭和二〇年の一月です。ということは我が国の“平和憲法”と一緒に生きて来たといっていいでしょう」と述べ、「私は、誰がなんと言おうと日本にとってこの“平和憲法”はなくてはならないものと思っています」と断言している。

「何故かというと憲法9条の反戦、非戦という考え方が大好きだからなのです。私はどんな種類の戦争も嫌いです。どんな大義名分を揃えても戦争はあってはならないのです。正義の戦いなんてないのです。大きな顔をして“正義”“正義”と言う人ほど信用できないものはありません」
「今一度日本人全員が第9条の素晴らしさを認識すべきです。人の命よりも大事な国家などないのですから。守らなくてはならないのは“命”なのです」

 永から「炭鉱のカナリアになりなさい」と言われ、同じように抱えもってきた反戦の気持ちを言葉にして訴えてきたピーコ。ピーコにとってテレビやラジオに出演することは、重要なことだった。なぜなら〈何かあった時に“戦争はしてはいけない!”と大きな声で全国に向かって言うことが可能なのです。それ は、人間としてとても価値のあるお仕事〉(自著『片目を失って見えてきたもの』文藝春秋)だからだ。

 ただ、一方でピーコは、こうも語っている。

「私は「戦争反対」ときちんと言おうと思ってテレビやラジオの仕事をしてきたし、今もそう思っています。ただ、政治について話せる番組は、どんどん少なくなっています」(前掲「赤旗」15年6月7日付)

 このピーコの危機感は、“世の中が戦争に向かいつつある”と感じていた永の気持ちを代弁したメッセージさえNHKがカットした一件とも重なる。もうすでに「戦争反対」という当たり前の言葉さえ、テレビやラジオでは放送にのせられないNGワードになりつつある。そして同時に、社会のなかでも「戦争反対」と言うことが「政治的発言だ」などと受け取られつつある。これがいかに異常なことなのか、その流れのなかに身を置いていると見えづらくなっていき、それを「ふつうのこと」と受け止めはじめる。──それこそが、まさしく“戦前”の空気なのだ。

「炭鉱のカナリア」の鳴き声が潰されている。そんな時代にいま、突入しているということを、わたしたちはもっと強く意識しなくてはいけないだろう。

(水井多賀子)


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/551.html

記事 [政治・選挙・NHK211] ”基地の島”はこうして生まれた〜何故70年経っても埋めることが出来ないのか〜の問いも今私たちに突きつけられている/Nスペ
(昨夜のNスペ)

〔沖縄 空白の1年 1945−1946 ”基地の島”はこうして生まれた〕から抜粋

 米国で戦時中のラジオ放送を記録したディスクが見つかった。
「沖縄の人は自分を日本人だと思っているが本土からは差別されている。日本の軍国主義を教え込まれているが地位は低いのだ」

 海軍軍政府が(国務省管轄)沖縄統治のために作成した「沖縄民事ハンドブック」には、明治以降、沖縄は本土に強制的に支配下に置かれてきたと記されたいた。
 海軍郡政府は、本土との潜在的な溝に着目し、そこから沖縄を解放することを考えていた。(が、マッカーサーの統合参謀本部管轄のもう一つの沖縄政府、陸軍部隊によって潰された)

 1946年1月30日のマッカーサーの陸軍の高官に当てた電信。
 「本土にいる沖縄人の大多数は、女、子ども、老人で極貧状態にある。食糧、住居などで日本人に依存している。本土復興の妨げとなっている」

 デイビット・オーバーミラー准教授(グスタフス大学)は、マッカーサーは本土の復興を急ぐため、その負担となるものを沖縄に押し付けたと指摘する。
 準教授「マッカーサーは日本をできるだけ早く効率的に民主主義国家へと変え、その成果を米国民に示したかったのだ」

 空白の1年に生まれたことは、何故70年経っても埋めることが出来ないのか。
 その問いも今私たちに突きつけられている。
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/552.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 良心が悲鳴をあげても止められないシリアの悲劇に思うー(天木直人氏) :戦争板リンク
良心が悲鳴をあげても止められないシリアの悲劇に思うー(天木直人氏)

http://www.asyura2.com/16/warb18/msg/481.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/553.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 世襲議員は社会の恥、癌だ、一掃しろ
世襲議員は社会の恥、癌だ、一掃しろ
http://79516147.at.webry.info/201608/article_153.html
2016/08/21 半歩前へU


▼小泉のどこがいいのか
 いまだに「将来の首相候補」などと、小泉進次郎をヨイショする素っ頓狂なメディアが存在する。小泉のどこがいいのか? 原発騒ぎが起きると「再稼働は問題だ」。ところが、安倍首相から役を授けられた途端、踵を返しダンマリを決め込んだ。

 戦争法にも進んで「賛成票」を投じた。この人は父親に似て、パフォーマンスは得意だが中身は空っぽ。もともと頭はあまりよくない。軽薄でいい加減な男だ

 なぜ、小泉進次郎を取り上げたかと言うと、誤った情報が危険を生むからである。事情をよく知らない市民は、彼を「正義の味方」だと信じ込む。マスコミが垂れ流す弊害である。

▼政治を茶化したテレビ
 特にテレビ。「進次郎はイケメン。絵になる」とそれだけの理由で追っかけ、争ってヨイショ。政治を小泉劇場などと茶化し、娯楽番組扱い。この感覚が今も続いている。

 繰り返し放映されるCMと同じで、再三、進次郎が登場すると、大衆は慣らされてしまう。気が付けば小泉進次郎が「茶の間の人気者」となっていた、というわけだ。人気者はたちまち「永田町の英雄」に“昇格”、という塩梅だ。

▼“政界三種の神器”を手に
 進次郎はオヤジ同様に、政治哲学など持ち合わせていない。その場その場で態度がコロコロ変わる。このあたりは安倍晋三とそっくりだ。進次郎はオヤジが築いた「永田町の遺産」を引き継ぎ、バッジを付けたに過ぎない。

 地盤、看板、かばん(カネ)の“政界三種の神器”を苦労なく手に入れた。それにも増して有難いのは数億円の政治資金。どういうわけか非課税で、オヤジからそっくりバトンタッチ。 

続きはここをクリック

「国会議員」は金もうけの道具なのか?
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/543.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/554.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 国際問題:アグレマン拒否(ウクライナ)と日本・アメリカの立場(GLOBAL EYE) :国際板リンク
国際問題:アグレマン拒否(ウクライナ)と日本・アメリカの立場(GLOBAL EYE)

http://www.asyura2.com/16/kokusai15/msg/105.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/555.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 誰を“血祭り”に? リオ閉幕で「東京五輪利権」追及本格化(日刊ゲンダイ)
   


誰を“血祭り”に? リオ閉幕で「東京五輪利権」追及本格化
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188225
2016年8月21日 日刊ゲンダイ


   
    小池都知事は本気でメスを入れるのか(C)日刊ゲンダイ


 リオ五輪は21日(日本時間22日)に閉幕。次は東京となるわけだが、小池都知事が五輪旗受け取りの「ハンドオーバーセレモニー」から戻れば、いよいよ“五輪利権”の調査が本格化する。誰を“血祭り”に上げるのか。すでにターゲットの絞り込みが行われている。

 小池がブチ上げた「都政改革本部」は18日、新たに外部の5人のメンバーが追加され、合計10人となった。このうち「東京五輪・パラリンピック調査」のキーパーソンとみられるのが最初に任命された2人。弁護士の坂根義範氏と公認会計士の須田徹氏である。

 坂根氏は、小池を都知事選の時から応援してきた若狭勝衆院議員と同じヤメ検で、若狭の弁護士事務所に所属している。須田氏は債権回収のプロとして知られている。

「この2人がメンバーに加わったということは、狙いは『疑惑追及』。具体的な“成果”を出してくるでしょう」(都政関係者)

 都政改革本部の正式始動は9月初旬だが、「五輪調査」については9月28日の都議会開会までに「中間報告」をまとめる予定。1カ月しかないだけに、すでに問題にする調査対象の絞り込みが進んでいるという。

「東京五輪はもともと7000億円程度だった予算が、2兆円、3兆円に膨らむとされている。すでに着工している施設もあり、金額を大幅に削るのは簡単ではない。1カ月で調べるのにも限界がある。そこで『インパクト』勝負になる。外形的に分かりやすく象徴的なもの、対立軸がはっきりとしているもの、がターゲットになるはずです。疑惑の施設や事業の具体名を挙げ、間接的に関係者をイメージさせるようなことをするんじゃないでしょうか」(前出の都政関係者)

 例えば、本紙既報(19日発売)の五輪組織委員会が入居するオフィスの高額家賃の問題。

 これが疑惑の俎上に載ると、結果的に組織委会長の森喜朗元首相が批判の矢面に立つことになる。“都議会のドン”内田茂都議が監査役を務める企業が受注した五輪施設の価格に疑念が持たれれば、暗に内田本人にも矛先が向く、というわけだ。

 小池がリオから帰国するのは24日。さて、どこまでメスを入れられるのか。






















http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/556.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 世界の多数の国が核兵器の廃絶に向かって動くのに日本は米国に隷属しこれに加わらない。 そして存在しない「核の傘」の論を…
世界の多数の国が核兵器の廃絶に向かって動くのに日本は米国に隷属しこれに加わらない。
そして存在しない「核の傘」の論を振りまく。−(孫崎享氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp19c8
20th Aug 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


A事実関係「核兵器禁止条約に向けた報告書採択 日本は棄権 朝日新聞8月20日

核兵器禁止条約に向けた報告書採択 日本は棄権

スイス・ジュネーブで開かれていた国連核軍縮作業部会は19日(日本時間20日未明)、

「核兵器の法的禁止を協議する会議を2017年に開くよう国連総会に勧告することに、

広範な支持が寄せられた」とする報告書を賛成多数で採択した。国連総会の場で、

核兵器禁止条約づくりに向けた議論が初めて本格化する。

 報告書は、国連加盟国(193カ国)の半数超の約100カ国が支持、と記している。

一方で、日本や韓国など米国の「核の傘」の下にある国々など「特に24カ国」が

「勧告に同意しなかった」と明記した。

 議長国のタイは全会一致を目指してきた。だが、双方の立場の溝は深く投票となり、

メキシコやオーストリアなど68カ国が賛成、22カ国が反対、日本など13カ国が棄権した。

米国など核保有国は作業部会に参加しなかった。

B:評価

・日本は唯一の被爆国としてかつては核兵器廃絶の先頭に立っていた。

・しかし核兵器使用の選択を残したい米国の政策にれいぞくし、

世界の100以上の国が廃絶に向かい動く中、日本は棄権している。

・ここでもまた、日本は米国の「核の傘に依存しているからという論理が使われている。

「核の傘」はない。虚構である。日本人は早くこの虚構から脱するべきである。

本ブログの「“核の傘”など、はじめからありません。(『21世紀の戦争と平和』から)」を再掲する。

「日本は核の傘によって、ロシアや中国の核兵器から守られている」と言われるのを、私たちはよく耳にします。 

ここでいう「核の傘」とはなんなのでしょうか。

 もちろん、文字通りの「傘」が日本上空に漂っているわけではありませんし、

ロシアや中国が撃ってきた核弾頭ミサイルを撃ち落とすシステムがあるわけでもないのです。

日本を攻撃する中距離弾道ミサイルは、秒速二〇〇〇メートルから三〇〇〇メートル、

長距離弾道ミサイルにいたっては秒速七〇〇〇メートルの速度で落下してきます。

これを撃ち落とすことなど、現実的にありえないのです。

「核の傘」は次の手順を踏みます。

@特定の紛争で日本が中国に合意しないと、中国は日本に「核兵器を撃つぞ」と威嚇する。

A日本は米国に「中国から核兵器で脅迫されている。助けてくれ」と頼む。

B米国は中国に「日本を核兵器で脅すのを止めろ。日本を核攻撃したら、
その報復に中国の上海を核兵器で攻撃するぞ」と牽制する。

@→A→B→中国は上海を核兵器で攻撃されたらたまったものでないので、
日本に対する核攻撃の脅しを取り下げる。

 以上が「核の傘」と言われるものです。

 しかしこれが機能しない可能性があるのです。

@特定の紛争で日本が中国に合意しないと、中国は日本に「核兵器を撃つぞ」と威嚇する。

A日本は米国に「中国から核兵器で脅迫されている。助けてくれ」と頼む。

B米国は中国に「日本を核兵器で脅すのを止めろ。日本を核攻撃したら、
その報復に中国の上海を核兵器で攻撃するぞ」と牽制する。

C中国は米国に「上海を攻撃したら、米国本土のサンフランシスコを撃つぞ」と中国が応酬する。

 このCが発生するケースは十分にありえます。

 そういう可能性を踏まえ、米ソ間の戦略交渉の中心人物であった、

ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官は代表的著書『核兵器と外交政策』(日本外政学会、一九五八年)
の中で「核の傘はない」と主張し、こう指摘しています。

 全面戦争という破局に直面したとき、ヨーロッパといえども、

全面戦争に値すると(米国の中で)誰が確信しうるか。

米国大統領は西ヨーロッパと米国の都市五〇と引き替えにするだろうか。

西半球以外の地域は争う価値がないように見えてくる危険がある。

「核の傘があるかないか」はきわめて重要なので、別の人物の発言も見てみたいと思います。

ドイツ生まれの国際政治学者ハンス・モーゲンソウの著書『国際政治』(福村出版、一九八六年)は、

米国の古典的リアリズムのバイブル的存在です。国際政治を研究する者で、

この本を手にしたことのない人間はまずいないというくらいの本です。

同書は核の傘について次ように言及しています。

 核保有国Aは非核保有国Bとの同盟を尊重するということで、

Cによる核破壊という危険性に自らさらすだろうか。

極端に危険が伴う時にはこのような同盟の有効性に疑問を投げかけることになる。

「核の傘」に疑問を呈しているのは学者たちのみではありません。

「米国が日本に核の傘を与えることはありえない」と発言した人物がいます。

元CIA長官のスタン・ターナーです。

 ターナーはアマースト大学、海軍士官学校卒、ローズスカラー(ローズ奨学生)
(歴代、米国の蒼々たる人物がこの栄誉をうけ英国オックスフォード大学に留学しています。
ナイ・ハーバード大学名誉教授、スーザン・ライス元米大統領補佐官、ビル・クリントン元米大統領、
アシュトン・カーター元米国務長官、リチャード・ハース外交問題評議会会長など)
としてオックスフォード大学に留学し、ミサイル巡洋艦艦長、NATO南部軍司令官、海軍大学校校長、
大西洋を所管する第二艦隊司令官を経てCIA長官となっています。
ミサイル巡洋艦艦長、NATO南部軍司令官、第二艦隊司令官として、
核兵器の実勢配備の責任者にあった人物です。

 一九八六年六月二五日付の読売新聞一面トップは、

「日欧の核の傘は幻想」「ターナー元CIA長官と会談」「対ソ核報復を否定。

米本土攻撃時に限る」の標題のもと、次の報道を行いました。

 軍事戦略に精通しているターナー元CIA長官はインタビューで核の傘問題について、

アメリカが日本や欧州のためにソ連に向けて核を発射すると思うのは幻想であると言明した。

 我々は米本土の核を使って欧州を防衛する考えはない。

 アメリカの大統領が誰であれ、ワルシャワ機構軍が侵攻してきたからといって、

モスクワに核で攻撃することはありえない。そうすればワシントンやニューヨークが廃墟になる。

 同様に日本の防衛のために核ミサイルで米国本土から発射することはありえない。

 我々はワシントンを破壊してまで同盟国を守る考えはない。

 アメリカが結んできた如何なる防衛条約も核使用に言及したものはない。

 日本に対しても有事の時には助けるだろうが、核兵器は使用しない。

 キッシンジャー、モーゲンソウという米国の安全保障・外交理論の第一人者たちが、

核の傘はないと明言し、米海軍第二艦隊司令官やCIA長官という重要ポストを経たターナーもまた

同じことを延べているのです。

 もちろん米国国務省員や国防省員は、日本を引きつけるために、あるいは有利な取引を得るために、

ある種のリップサービスとして「核の傘を提供しています」と過去に言ってきました。

おそらくこれからも言いつづけるでしょう。

 しかし米国が同盟国に「核の傘」を保証することが、米国の安全に重大な害を与える行為である以上、

「核の傘」は存在しないと考えるほうが現実的です。

 日本が集団的自衛権行使に踏み切るからといって、

米国は日本に有益な新たな取り決めはなにも行いませんでした。

ターナー元CIA長官が述べたことを覆すようなことは、なんら起きていないのです。

 第二次大戦以降、日本は非核三原則を貫いてきました。

その状況の中では、自衛隊員は、「本当は核を保有したいという願望があるのだろう」と

非難されることを恐れ、核理論を勉強してきませんでした。

リベラル勢力は「核兵器なんてとんでもない」と考えるばかりで、

それについて知ることさえもタブーにしてしまい、核戦略を勉強しませんでした。

 つまり、右も左も、核の理論を考えることを怠ってきたわけです。

しかしその背景には、前述の理由に加えて、

両者ともに「日本は米国の核の傘に守られている」という根拠のない油断を

同じく持っていたせいもあるのではないでしょうか。

 しかし核の傘など、はじめからなかったのです。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/557.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 朝日記者の「押し紙」内部告発 公取委に怯える新聞社(SAPIO)
                   新聞界は戦々恐々


朝日記者の「押し紙」内部告発 公取委に怯える新聞社
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160821-00000016-pseven-bus_all
SAPIO2016年9月号


 新聞界が大揺れだ。かねて指摘される新聞社の「押し紙」問題が再燃し、重大な局面を迎えているのだ。

 日本記者クラブで行われた杉本和行・公正取引委員会委員長の講演会(今年2月)でのこと。質疑応答の最後に手を挙げたのは、朝日新聞のO記者だった。O記者は「(朝日では)25%から30%くらいが押し紙になっている。どこの販売店主も何とかしてほしいのだけれど、新聞社がやってくれない。(中略)押し紙の問題については委員長、どのようにお考えになっていますか?」と質問した。

「押し紙」とは、新聞社が発行部数を水増しするため、販売店に注文以上の部数を押しつけたり、注文させたりする行為のこと。独占禁止法で禁じられているうえ、部数水増しは広告主に対する詐欺行為にあたるとして問題視されてきた。記者が自社の不正を暴露するなど、前代未聞だ。O記者の質問に杉本委員長は、「実態がはっきりすれば、必要な措置をとる」と返答した。

 O記者の“公開内部告発”からひと月半後の3月末。公取委は朝日新聞に、販売店との取引に関して口頭注意を行ったという。元全国紙記者で『小説 新聞社販売局』(講談社刊)の著者・幸田泉氏が解説する。

「公取委が新聞業界のタブーである『押し紙』問題に切り込んだことで、新聞社は販売政策の根本的な見直しを迫られるはず。朝日以外の全国の新聞社にとっても重大な出来事と言えます」

 O記者の言う通りなら、朝日の公称660万部のうち、200万部が実際には配られていないことになる。公取委は本誌取材に「注意をしたのは事実だが、その内容については個別の案件には答えられない」と回答した。

 一方の朝日新聞は、本誌の取材に対し、押し紙の存在を否定したうえで、販売店からの注文部数を減らしたいとの申し出に対応した同社社員の言動が「営業活動としてはやや行き過ぎた」ことを公取委から指摘され注意を受けたことを認めた。

「今回指摘のケースは押し紙にあたらないと考えておりますが、注意については真摯に受け止めております」(同社広報部)

 近年はネットニュースの台頭などにより新聞の購読契約数が漸減。「押し紙」に苦しむ販売店からのSOSは裁判所や公取委への告発という形で発信されてきた。

「中でも朝日新聞は、ここ10年の部数凋落が激しく、『慰安婦誤報』問題など一昨年に相次いだ不祥事が追い打ちをかけた。販売所の苦境が臨界点に達したために、公取委も販売店の声を無視できなくなったのでしょう。O記者の行動は、新聞社の歪んだ販売方針に対する強い問題意識からであるのは間違いない」(幸田氏)

 O記者の発言内容についてあらためて朝日新聞にコメントを求めると、「ご指摘の記者が発言したとされる内容は、弊社の見解とはまったく異なります」との回答があった。幸田氏はいう。

「朝日が販売店への姿勢を改めないのであれば、さらなる指導、処分などが下る可能性もあります。またこの問題は朝日だけでなく、ほぼすべての全国紙、地方紙が抱える問題です」

 朝日記者の“告発”に端を発する公取委の動きに、新聞界全体が戦々恐々としている。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/558.html

記事 [政治・選挙・NHK211] “装備庁のエース”まで 防衛省エリート幹部2人左遷の内幕(日刊ゲンダイ)
            


“装備庁のエース”まで 防衛省エリート幹部2人左遷の内幕
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188219
2016年8月21日 日刊ゲンダイ


   
    省内は一時大騒ぎに(C)日刊ゲンダイ


 防衛省内で2人のエリート幹部の“左遷人事”が話題となっている。

 同省は7月1日付で、鈴木敦夫防衛政策局次長を大臣官房審議官兼同局次長に、堀地徹防衛装備庁装備政策部長を南関東防衛局長とした。

 鈴木氏は在沖米軍海兵隊のグアム移転計画に関わるなど沖縄問題のエキスパート。一方の堀地氏は、昨年10月の防衛装備庁発足と同時に装備政策部長に昇進。「装備庁のエース」ともてはやされた人物だ。

 それが今回の人事で、鈴木氏は兼任ではあるものの前職だった大臣官房審議官に戻り、堀地氏は装備庁発足から1年も経っていないのに地方に飛ばされた。それも防衛業者の多い近畿中部ではなく、南関東だ。防衛省職員が内幕を明かす。

「鈴木さんは“防衛フィクサー”の秋山直紀氏が呼びかけ人に名を連ねていた講演会の講師になっていたことが発覚したのが響いた。この件で、鈴木さんの頭は白髪が目立つようになっていたから、相当ストレスがたまっていたのでしょう。堀地さんのケースもやはり、秋山氏との関係が問題視されたようです。というのも、東京地検が公選法違反容疑で起訴された元航空幕僚長の田母神俊雄被告の関係先を家宅捜索した際、堀地さんと秋山氏の親密な関係を物語る写真や書類が見つかったといいます。地検の報告を受けた防衛省内は大騒ぎになりました」

 第2、第3の「山田洋行事件」が起こらないことを祈るばかりだ。











松本 美紀子
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100002591176615&story_fbid=1054756734620689
自衛隊員が思うように集まらない。そうなるとアメとムチで行くしかない。犠牲になるのは自分の意志ではなく自衛隊訓練を受けて戦場へ行く若者たちである。防衛相って極右体制そのものである。




http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/559.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 安倍首相のワシントンポスト報道否定こそ大嘘だ! 過去にも核武装発言を「発言してない」と虚偽の弁明(リテラ)
                  自民党HPより


安倍首相のワシントンポスト報道否定こそ大嘘だ! 過去にも核武装発言を「発言してない」と虚偽の弁明
http://lite-ra.com/2016/08/post-2513.html
2016.08.21. 安倍のワシントンポスト報道否定は大嘘 リテラ


 オバマ大統領が現在、検討しているとされる「核兵器の先制不使用宣言」をめぐって、安倍首相がハリス米太平洋軍指令官に反対の意向を示していたことを先週、各紙が報じた。元となったのは15日付けのワシントンポストの報道だ。

 だが、昨晩、安倍首相は記者団に対し、「ハリス司令官との間において米の核の先制不使用についてのやりとりは全くない。どうしてこういう報道になったか分からない」と、ワシントンポストの報道を全否定した。

 しかも、この安倍首相の否定を受けてネット上では安倍応援団が、ワシントンポストにそういうくだりはなく報道を後追いした朝日や毎日が記事を捏造した、などとわめき立て始めた。

「ワシントンポストの原文を読んできて下さい。反対を示す言葉はどこにも書かれていません」「朝日は英語も読めないのか」「完全にマスゴミの仕業だな」「反日どもがいつものように大嘘を喚いているだけ」

 まったく、バカに構うと日が暮れるとはこのことか。調べればすぐわかるのに嘘ばかり垂れ流すネットの安倍応援団は、元となったワシントンポストの記事をとくと読めばいい。以下が原文と翻訳したものだ。

〈Japan, in particular, believes that if Obama declares a “no first use” policy, deterrence against countries such as North Korea will suffer and the risks of conflict will rise. Japanese Prime Minister Shinzo Abe personally conveyed that message recently to Adm. Harry Harris Jr., the head of U.S. Pacific Command, according to two government officials.〉

〈もしもオバマが核の「先制不使用」を宣言したら、北朝鮮のような国に対する抑止力が損なわれ紛争のリスクが高まると、日本は信じている。2人の政府官僚によると、日本の安倍晋三首相は、このメッセージを最近ハリス太平洋司令官に直接、伝えた。〉

 ワシントンポストは、安倍首相が直接、ハリスに「抑止力が損なわれ紛争のリスクが高まる」と伝えた、しかも、2人の政府官僚が証言したとはっきり書いているのだの。これを読んで「反対とは書いていない」と言うのは、もはや英語力以前の問題だろう。これでもまだ捏造と言うのなら、寝言は寝てから言え、という話である。

 だいたい、怪しいのは「ハリス司令官との間において米の核の先制不使用についてのやりとりは全くない」という安倍首相のほうだ。

 実は、安倍首相が7月26日にハリス司令官と会談し、反対の意志を伝えたことは、日本の官邸、外務省関係者も一部のメディアにオフレコで認めていた。日本のメディアは自主規制して報道しなかったが、今回はアメリカ側がそれを報じたため後追いしたのである。

 さらにいえば、日本は国連で一貫して「核兵器禁止条約」の交渉開始決議に棄権しており、核軍縮の進展を目指す国連作業部会の会合でも、佐野利男軍縮大使は安全保障上の問題を理由に核が必要とし「核兵器を削減・廃絶するのはほとんど非現実的」と主張。「核兵器禁止条約」の締結に対して反対し続けている。オバマ大統領が打ち出そうとしている核兵器の先制不使用宣言についても、外務省や政府高官は非公式に反対の意志を示してきた。

 また、安倍首相自身も、2006年に「核兵器であっても、自衛のための必要最小限度にとどまれば、保有は必ずしも憲法の禁止するところではない」と答弁書に記すなど、積極的な核武装論者であることは論を待たない。

 ワシントンポストの記事以前に、こうした事実を総合するだけでも、安倍首相が直接、ハリス司令官に反対の意志を伝えていたと可能性は極めて高いといえるだろう。ようするに、安倍はワシントンポストの報道で、世論から予想外の批判を受けたため、慌てて「発言していない」など得意の二枚舌で否定しただけではないのか。ましてや背後でこれだけの動きをしておきながら、「どうしてこういう報道になったか分からない」などと嘯くのはサイコパスとしか言いようがない。

 実は、安倍は、以前も“核武装”をめぐって発言したことを「発言していない」と大嘘をついたことがある。発端は、官房副長官時代の2002年、早稲田大学で開かれた田原総一朗氏との学生向けシンポジウムのなかで、こんなことを語ったことだった。

「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。小型であればですね」

 まさに明確な核武装を肯定する発言で、「サンデー毎日」(毎日新聞出版)がこれをスクープしたのだが、安倍はなんとそんな発言はしていないと完全否定したのだ。「サン毎」編集部はこの講演会の録音テープを入手しており、そのテープの内容を詳細に公開していた。にもかかわらず、この発言を追及された国会では、安倍は「使用という言葉は使っていない」と主張しながら、こんなことを言いはじめたのだ。

「本来静かな学びやであるべき大学の教室にサンデー毎日が盗聴器とまた盗撮ビデオを仕掛けて、そしてそれによってセンセーショナルな話題にするということは、私はそれは学問の自由を侵すことにはならないかと、強い私は危惧を持つものでございます」

 自分にとって不都合な報道には「盗聴器と盗撮ビデオを仕掛けられた」とメディアを一方的に犯罪者扱いする──。もちろん、「サン毎」が盗聴器や盗聴カメラを仕掛けていたという事実はまったくなく、この発言もまた大きな問題になったのだが、保身のためならどこまでも嘘をつき通し、卑劣な罵倒を繰り出す性格は、このころから何も変わっていないのだ。今回のワシントンポストの報道を否定しているのも、それで逃げ切れると考えているのだろう。

 しかし、先日も夏季休暇中に日枝久フジテレビ会長とゴルフに興じていた安倍首相だが、海外メディアを国内メディアのようにゴルフや会食で手なずけることも、官邸が圧力をかけることもできない。実際、国内と違い安倍政権を“忖度しない”海外メディアは安倍首相の極右思想を客観的事実に基づいて冷静に分析、報道してきた。

 だが、そんな報道に対して、首相は「捏造された」と言わんばかりの態度をとっている。今回の問題だって、記事を否定するのであれば核兵器の先制不使用に対する自身の考えをあきらかにするべきだが、それさえしていないのだ。そして、ネット右翼が「反日の捏造だ」と沸き返り、反知性主義丸出しの安倍首相擁護を繰り出す──。つくづく、この国のレベルはどうなっているのか、と溜息をつくほかない。
(編集部)


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http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/560.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 護憲派を「反対派」と呼び、悪が仕掛けるワナ!!
護憲派を「反対派」と呼び、悪が仕掛けるワナ!!
http://79516147.at.webry.info/201608/article_155.html
2016/08/21 18:30 半歩前へU


 次々流れるテレビニュースに、視聴者は洗脳さていることに気づかない。伝え方ひとつで受け止める側の印象が変わる。どう変わるかー。

 安倍政権による新聞、テレビへの圧力は第2次政権が発足した当初から始まった。NHK会長の首のすげ替えに始まり、朝日新聞への集中攻撃。朝日を“撃沈”させると、政権に辛口コメントをするキャスターを一掃した。

 仕上げが総務相によるテレビ局への恫喝だ。放送免許の取り上げをチラつかせただけで局側は飛び上がった。いご“自主規制”が徹底した。今やテレビはほとんど安倍政権の言いなりになっているのが現状だ。

 それでもなお、安倍首相は自分を批判する報道に対して、「一方的だ」「偏向だ」と激しく攻撃を繰り返す。まったく逆だ。見ている視聴者に聞けば一目瞭然。実態は、露骨な安倍政権寄りの偏向報道を繰り広げている。

 NHKの改憲報道にこんなのがあった。「憲法改正めぐり"賛成派"と"反対派"が集会」。もう、気づいたと思うが、これだと憲法を守ろうと擁護するのが悪のように扱われている。

 改憲を主張する側を「賛成派」と呼び、護憲する側を「反対派」と位置付けて報道したのである。安倍首相の狙い通りの「改憲」への誘導報道そのものだ。

 一見、見過ごしがちだが、こうしたことが繰り返されると、「改憲」に異を唱えること自体が良からぬことのように見られてしまうのだ。「反対派」との呼び方には損あたし「毒」が仕込まれている。

 解毒のためには「誘導報道」に気がついたら、間髪入れず摘発、局に抗議することである。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/561.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 「「どうしてあんな二流の政治家が大きな顔ができるのか・・・」:内田樹氏」
「「どうしてあんな二流の政治家が大きな顔ができるのか・・・」:内田樹氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20598.html
2016/8/22 晴耕雨読


https://twitter.com/levinassien

昨夜のNHKスペシャルはがんばってましたね。

米海軍も米陸軍もどちらも「沖縄と日本を切離す」点では合意していた(一方は独立した民主的自治政府として、一方は軍事基地として)ということを知りました。

どちらも「日本政府はアメリカの言いなりだから」ということを前提にしていたのがあれですが。

1945〜46年段階のアメリカは日本をこれからどうしようかについてはニューディーラーたちの方が理論的にも組織的にも勢いがあったということは加藤典洋さんの『戦後入門』に書かれていました。

それが逆転して「反共の砦」になるのは、かなりの部分まではスターリンのせいなんですよね。

「この人がいたせいで世界史が変わった」と言えるのはヒトラー、スターリン、毛沢東、チャーチル、ドゴールくらいまででしょうか。

1960年代からあと半世紀はもうそういうスケールの政治家はどこの国からも出なくなりました。

よいことなのか、悪いことなのか。

割とよいことなんでしょうね。

パリの青子ちゃんから新作が届きました。http://nagaya.tatsuru.com/seiko/

フランス人て、個性的であることに「取り憑かれている」という感じがしますね。

あるフランス人の言葉「フランス人はあらゆることについて自分の意見を持っている。

自分が知らないことについても」

>石川康宏 「予備自衛官雇用で法人税控除案 自民党部会」。「防衛省は、企業が現在雇用している予備自衛官を2人以上、かつ10%以上増やした企業に、予備自衛官1人あたり40万円の法人税控除を行う税制改正の要望案を提示し、部会で了承された」。https://t.co/QSnmVIW7S3

「金以外のインセンティブ」で動く政治家しかスケールの大きな事業はできません。

でも、それって「イデオロギー」か「宗教」しかないんですよね。

安倍政権は「金」で財界を巻き込み、「イデオロギー」で右派を集め、「宗教」で日常運動を作っているのになんであんなにスケールが小さいんだろう。

マルクスの『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』はルイ・ボナパルトというどこから見ても二流の政治家がそれにもかかわらず政財官、メディア、ブルジョワ、ルンペンプロレタリアートからの圧倒的な支持を集めて20年にわたって「革命の祖国」に皇帝として君臨した歴史的事実を論じたものです。

マルクスがそれについて長い考察(実にすぐれた書物です)を書いたのは、マルクスの知性をもってしても「どうしてあんな二流の政治家が大きな顔ができるのか・・・」が十分には解明できなかったからです。

「ルンペン・プロレタリアート」というのは「プロレタリアでありながら、みずからの階級的利益を損なう政治的立場を熱狂的に支持する」人たちがどうして「そんなこと」をするのかマルクスにもうまく理解できなかったという消息を伝えております。

カール・マルクスが現代日本に生きていたら『安倍晋三のブリュメール18日』という本を書くんじゃないかな。

それ、読みたい。

山本七平『日本人と中国人』の「解説」だん。

「なぜあの国とまともにつきあえないのか」という副題が初版にはついてますけれど、勘違いして「嫌中本」だと思って買うとえらいめに遭いますよ。

全篇「日本人が中国について罹患している狂気」の話なんですから。

山本七平という人は「体系的な学問をしていないけれど異常に博識な人」によく見られる「自分が引用する文献の周知度を過大評価する」傾向がありますね。

だからつい「ふつうの人はこんなもの読んでないよな〜」と思っても「周知のように」と書いてしまう。

ふつうの人はそんなもん読んでないですよお。

もちろん学者にもそういう人はいくらでもいます。

「周知のように」を頻用する学者はその類です。

「周知のように」のあとに「あなたの知らないこと」が書いてあったら、それは「あなたを読者に想定していないテクスト」ですから、ただちに閉じていいんです。

院生の頃に読んだ論文で、論文そのものが「周知のように」から始まるものがありました。

これはもう病気ですね。





http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/562.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 大下が描く「ナベツネの素顔」<本澤二郎の「日本の風景」(2456) <冷徹なマキャベリスト> <フィクサー渡辺恒雄誕生>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52147308.html
2016年08月21日 「ジャーナリスト同盟」通信

<冷徹なマキャベリスト>

 友人が送ってくれた小雑誌に「読売の首領 ナベツネの素顔」という記事が出ていた。作家の大下栄治が書いたものである。目的の達成のためには手段を選ばないマキャベリストというのである。確かだ。目的のためには悪人も利用する。ということは、民主主義も平和主義もナベツネにはどうでもいいことなのだ。それが読売新聞の体質ともなっている。NHKを安倍チャンネルと呼んでいるが、読売は安倍新聞である。ここにはジャーナリズムの片りんさえない、との指摘もある。


<大野伴睦側近に右翼の児玉誉士夫>

 筆者は72年に政治記者になると、山口政治部長から大平派の担当を命じられた。自民党きっての名門派閥・リベラル派である。同時に、当時小派閥の中曽根派も回った。中曽根派は右翼だったが、大平派のお陰で筆者が右翼になじむことがなかった。
 大下は「渡辺恒雄は大野伴睦を通じて人脈を広げていく。その中の一人に児玉誉士夫がいた」と書く。その通りだろう。
 児玉とナベツネの深すぎる仲は、だれでも知っているが、彼は「弘文堂」事件が両者を結び付けたと決めつける。これは知らなかった。

<「弘文堂」事件処理で深すぎる関係に>

 昭和30年ごろの3000万円は大金だ。この弘文堂が東海興業から借りて返却できないところから「魑魅魍魎が暗躍」する。困った弘文堂の元日本共産党東大細胞で、東大新人会の中村正光が、同窓のよしみでナベツネに泣きついた。
 ジャーナリストはまずは活字にするのだが、ナベツネは違った。なんと中曽根に相談した。中曽根は児玉に持ちかけて、児玉が「魑魅魍魎」を退治した。ナベツネは昭和33年9月、この弘文堂から「派閥―保守党の解剖」を出版した。

 筆者は20年余の自民党派閥を総なめにした時点で「自民党派閥」(ぴいぷる社)を出版して、政治評論の世界に飛び出した。
 ナベツネは違った。児玉や中曽根と共に弘文堂の株主(2万株)になった。児玉4万株、中曽根2万株である。大映社長が経営する東京スタジアム6万株、萩原吉太郎の北海道炭礦汽船10万株である。

<フィクサー渡辺恒雄誕生>

 読売もいい加減な会社である。社員がこんなことをしていれば、即刻首をはねられるが、実際は違った。いえることは、記者になって10年そこらで児玉や中曽根と肩を並べるフィクサーとなっていた。
 中曽根とナベツネと児玉が、このアカデミックな弘文堂をいいように利用してゆく。児玉の「なまぐさ太公望―随想」でナベツネを取り上げていた。「読売新聞の渡辺恒雄さん」と紹介している。右翼のドンによって、ナベツネは「さん付け」である。
 言論人ではない。

<弘文堂から九頭竜ダム事件にも関与>

 ダム建設で鉱山会社が地底に沈む。電源開発がまともな補償をしてくれない。大野伴睦に陳情しても埒が明かない。やむなく児玉に頼む。その下りを緒方克行社長は「権力の陰謀」でこう綴った。
 「最後、児玉に会い、訴える。場所は世田谷区等々力にある児玉邸の一室であった」
 「児玉は緒方の話を聞き終わると言った」
 「書類その他、よく調べてみた。内容も了解できたので、何とか調停してあげましょう。既にこの問題に携わるメンバーも決めてあります。中曽根さんを中心にして読売新聞の政治記者の渡辺恒雄君、同じ経済部の氏家斉一郎君に働いてもらいます。ま、しばらく成り行きを見てください」
 翌日、児玉から「1000万円用意しろ」と連絡が入った。

 結局のところ、この事件は「児玉がたよりにしていた中曽根の親分であった河野一郎が急死。事態は一転する」という。

 改めていえることは、ナベツネも氏家も、二人の育ての親である宇都宮徳馬を裏切って、ジャーナリストの道から完全に外れてしまっていた。それでいて、氏家は日本テレビの頂点に立った。ナベツネはまだ踏ん張っている。中曽根同様に?
 政治だけでなく、メディアも腐敗している日本なのである。

2016年8月21日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/563.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 核先制不使用巡り、反対を表明した安倍首相が全面否定しているが(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/08/post-5dce.html
2016-08-21


安倍首相、羽田飛行場で、核の先制不使用についてのやりと
りは全くなかった。どうしてこんな報道になるのか分からない。

と言ったそうだが、また国内向けに二枚舌を使ったのではない
か?

><安倍首相>「反対」報道を否定…米の核先制不使用巡り
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160820-00000086-mai-pol
                毎日新聞 8月20日(土)20時6分配信

安倍晋三首相は20日、オバマ政権が導入の是非を検討し
ている核兵器の先制不使用政策を巡り、首相がハリス米太平
洋軍司令官に反対の意向を伝えたと米ワシントン・ポスト紙が
報じたことについて、「核の先制不使用についてのやりとりは全
くなかった。どうしてこんな報道になるのか分からない」と否定し
た。


ネットではワシントンポスト紙のガセネタか、ネトウヨの嫌いな毎
日か朝日の先走り誤報道のようにとらえている向きもあるが、
例の様に、言ったもん勝ちの安倍首相の国内向けへのパフォ
ーマンスとも考えられないだろうか。

安倍首相の日頃の言動から見て、ワシントンポストや、毎日・朝
日の誤報道とは、考えられないのだが。

ワシントンポストの誤報なら、あの悪代官菅がすかさず会見を
開いて、コメントを出すと思うし、それがないのであれば、あれ
だけ嘘を付きまくって来た安倍首相の発言は信じられない。

個人名まで出してハリス司令官との間で核先制不使用のやり
とりは全くないと言い切っているが、だとしたらハリス司令官が
嘘を言ったという事にもなるが。。。。

大体が、相手国の安全性の担保もなく原発輸出を積極的に示
したり、世界で唯一原爆を落とされた国が、核兵器禁止条約に
賛同しなかったり、非核三原則もなし崩し的に破られようとして
いる安倍政権の現状から見て、核を積極的に利用しようとする
魂胆が見え隠れする。

そんな姿勢の政権が、オバマが検討している核先制不使用は
我慢ならないのだろうと想像は付く。

特に北朝鮮に対しては、異常なほど毛嫌いしているとあっては
反対表明も、さもありなんだ。

外務省幹部も、”もし米政権が核の先制不使用を宣言すれば、
日本を守る米国の拡大抑止は成立しなくなる。”
とも言ってい
ることもあり、安倍首相の発言はにわかに信じられないし、国
内向けのパフォーマンスじゃないのか。

なんといっても、国会で何度となく発した、”立法府の長”発言
も議事録を改ざんして無かった事にしたことから考えても、都
合の悪い発言はなかったことにしたいのだろう。

安倍政権の場合、何でもするしできる事になっているから。

マスメディアの監視が無ければちょろいものだ。




http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/564.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 読売新聞に褒め殺されている野党共闘と共産、民進の本気度ー(天木直人氏)
読売新聞に褒め殺されている野党共闘と共産、民進の本気度ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp19l1
21st Aug 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


きょう8月21日の読売新聞の連載記事「政治の現場」民共融合Bは底意地の悪い記事だ。

 そこでは民進党と共産党がつぎの衆院選でも共闘を続ければ

東京や大阪でかなりの野党統一候補が自民党候補に勝てるとグラフで説明している。

 たとえば、東京では、共闘しなければ負けるはずの菅直人が土屋正忠に勝ち(東京18区)、

松原仁は石原宏高に勝つ(東京3区)。海江田万里が山田美樹に勝ち(東京1区)

長島昭久が小田原潔に勝つと(東京21区)書いている。

 大阪では平野博文が佐藤ゆかりに勝ち(大阪11区)、

滋賀では川端達夫が大岡敏孝に勝つ(滋賀1区)と書いている。

 熊本では松野頼久が木原稔に勝つ(熊本1区)と書いている。

 だから共産党と民進党の選挙共闘が衆院選でも続くなら、安倍自公政権にとって脅威になると書いている。

 そして自民党もそれを警戒しているという。

 しかし、これらの予想は、あくまでも共産党の票がそのまま民進党の候補者に上積みされた場合の

単純計算の結果でしかない。

 そして、読売新聞のその記事は同時にこう書いている。

 「とはいえ、事はそう簡単に運びそうもない」と。

 つまりこの読売新聞は、つぎの衆院選挙における共産党と民進党の野党共闘を褒め殺して、

野党にその気にさせて、しかし野党共闘の話し合いが進めば進むほど

民進党と共産党との間で対立が表面化し、結果として国民の前で醜態を見せる事を期待しているのだ。

 ここまで舐められては共産党と民進党は意地でも選挙共闘するしかない。

 果たしてそれができるか。

 共産党と民進党の本気度が試される事になる。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/565.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 日本よ、沖縄を畏れよ!「沖縄独立論」を知らずして「日本国防論」を語るなかれ!  山崎行太郎
日本よ、沖縄を畏れよ!「沖縄独立論」を知らずして「日本国防論」を語るなかれ!
http://yamazakikoutarou.hateblo.jp/entry/2016/08/18/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%88%E3%80%81%E6%B2%96%E7%B8%84%E3%82%92%E7%95%8F%E3%82%8C%E3%82%88%EF%BC%81%E3%80%8C%E6%B2%96%E7%B8%84%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E8%AB%96%E3%80%8D%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%89
2016-08-18 山崎行太郎の政治=哲学=文学ブログ『毒蛇山荘日記2』


先日、沖縄問題について、「月刊日本」編集部の中村君のインタビュー取材を受けた。沖縄問題とは、先日の知事選や米軍基地問題、尖閣諸島問題など、もっぱら政治問題 、国防問題として語られるのが、日本の、あるいは東京を中心とするマスコミ報道の常識だ。しかし、最近、話題になり始めた「沖縄独立論」が象徴するように、「政治問題 、国防問題」としてのみ沖縄問題を語るには 、限界がある。

というわけで、僕は、沖縄問題を論じるためには、沖縄と日本の歴史、沖縄と日本の民族問題を度外視しては、現在の沖縄問題は語れないと、主張した。

まず日本と沖縄の歴史だ。沖縄の芥川賞作家・大城立裕に『琉球処分』という作品がある。「琉球処分」とは何か。沖縄、琉球は、明治維新前は、厳密に言うと、「日本」ではなかった、ということだ。明治維新前後の薩摩藩による武力征服、明治維新後の琉球処分・・・などを経て、蝦夷地(北海道)や朝鮮半島などとともに、「日本」という近代国民国家に統合されたということだ。これは、常識だが、我々は、現在、沖縄を語るときに、この歴史的事実を忘れているか、隠蔽している。だから議論がチグハグになるのだ。

哲学者の柄谷行人も言うように、最近、国際問題に発展しつつあるスコットランド独立論やカタルニア独立論などと同様に、「沖縄独立論」、ないしは「琉球独立論」も、起こるべくして起きている議論なのだ。沖縄問題は、その歴史と現実を踏まえて議論しなければならないのだ。

もう一つ。歴史問題と重複するのだが、沖縄人、琉球人 、あるいは琉球諸島の民族問題である。柳田國男や折口信夫をはじめとして、島尾敏雄や谷川健一、大江健三郎などにいたるまで、沖縄文化に関心を持つものは少なくない。何故か?沖縄=琉球は、異国の地でありながら、日本文化の原郷であり、そこへ郷愁のようなものを感じるからではないのか?少なくとも、我々は、こういう問題を念頭に置いたうえで、現在の沖縄問題を語るべきではないのか?

ある意味では、沖縄問題は朝鮮半島問題とも無縁ではない。つまり、「琉球処分」は、「日清・日露戦争」「日韓併合」という近代国民国家形成期の大事件なのだ。当時、「日鮮同祖論」が論壇に登場したように、「日琉同祖論」も登場している。これは朝鮮半島も琉球諸島も異国であり、異民族であったということだ。つまり、朝鮮半島が、第二次大戦後、独立したように、沖縄も独立の可能性があったということだ。

もし、沖縄独立論がさらに大きくなり、沖縄独立が現実的問題になって来ると、尖閣諸島問題も日本の国防問題も、まったく別のものになっていくことになる。沖縄独立が現実化するとは思はないが、その可能性がまったくないとは言えない。「尖閣諸島は日本固有の領土だ」などという議論は根底から崩れ、吹っ飛ぶ。「尖閣諸島は沖縄の領土だ」ということになるからだ。少なくとも、その可能性を頭の隅に置いたうえで、沖縄問題は議論すべきだろう。

話しは変わるが、「おなが知事」を圧勝に導いたのは、沖縄ナシオナリズムである。厳密に言えば、「沖縄反日ナシオナリズム」である。それは、「沖縄独立論」とも無縁ではない。つまり、安倍晋三やその周辺が考えているような「左翼」でもないし、「左翼=共産主義勢力」でもない。極めて健全な「保守民族派ナシオナリズム」である。知事選挙の結果を見て、早速、ジョセフ・ナイやアーミテイジらが、反応したように、米軍と米国政府は、沖縄の「保守民族派ナシオナリズム」の動向に敏感である。鈍感なのは、安倍晋三とその周辺の保守文化人たちだけだ。

日本の保守民族派には、本物の「保守ナシオナリズム」はない。沖縄米軍基地を容認する保守民族派ナシオナリズム」なんてナンセンス。そもそも戦後日本の民族派的ナシオナリズムは、保守民族派ではなく、左翼学生運動や左翼過激派によって、実質的に担われてきた。だからこそ、三島由紀夫も、保守民族派よりも、左翼過激派にシンパシーを感じていたのだと思う。僕は、最近のネット右翼や保守民族派の出張する保守ナシオナリズムが、「命懸けのナシオナリズム」だとは思わない。

日米関係は重視し、日米安保も軽視すべきではないが、日本を植民地的属国化した上での日米安保=日米関係はよくない。

柄谷行人は帝国と帝国主義を区別している。帝国の植民地支配は、柔らかい支配であり、その国の文化や伝統を尊重した、多元的、鷹揚な支配だった。帝国主義は、その国の文化や言語、伝統を破壊し、本国の文化や言語で、一元的に支配するものだった。

沖縄問題は、帝国スタイルでやるべきだ。「沖縄独立論」も尊重した上で、沖縄の人々が、実質的には、「米軍支配から本土復帰へ」の道を選んだように、日本国民も、暖かく寛容な態度で対処すべきだ。そのためにも、沖縄米軍基地を、できるだけ早く、国外移転を模索すべきだ。辺野古移転は、日本にとっても沖縄にとっても最低の選択だ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/566.html

記事 [政治・選挙・NHK211] ネトウヨよ目を覚ませ! いつまで騙されるつもりだ!(simatyan2のブログ)
ネトウヨよ目を覚ませ! いつまで騙されるつもりだ!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12192457771.html
2016-08-21 20:39:25NEW ! simatyan2のブログ


このブログには色んな人たちがコメントをされるわけですが、当然
ネトウヨの攻撃コメントも少なからずあります。

ほとんどがプロ市民(自民ネトサポ、電通、創価学会、幸福の科学、
書き込み請け負い職人、公務員)なので非表示にしています。

例えば下のように、違う名前で、コメントの書き方も微妙に違うのに、
右端のIPアドレスは同じなのがわかります。



前回の記事にも下のようなコメントが残されていたので、



いつものプロ市民かと思って辿って行くと、どうやら一般の人が
書き込んでいたようです。

内容的には自身の病気との闘いを日々綴ってるブログなんですね。

前にも同じようなコメントがあり辿ってみると、親の介護で悪戦
苦闘している、まじめなブログの管理人だったことがあります。

こういうように、プロ市民でないネトウヨ的言動の人の場合、結構
生活が楽ではない、ある意味苦労人が多いんですよね。

それなのになぜか考え方は、「憎むべきは在日朝鮮人や中国人」で、
安倍政権は、日夜それらと戦ってるという思い込みをしている人が
多いのです。

上記の人も例外ではなく、まるで犯罪者は在日朝鮮人と決めてる
ようですし、人によっては自分の生活レベルが低いのは在日や中国
人のせいだと言う人たちばかりなんんですね。

そして自分たちのために安倍政権は在日朝鮮人や中国人と一生懸命
戦ってくれているんだ、と・・・。

まあヘイトスピーチまで行かなくてもそれに近いものがありますね。

しかし現実は全く逆で、少なくとも安倍政権は在日朝鮮人とも中国
とも戦ってないと思います。

戦っている振りをしてるだけで、実際は在日などの外国人は安倍
政権になってから増えているわけで、また今後とも増やすつもり
なのです。





訪日客の入国審査、出発地で迅速に、まず韓国・台湾
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS27H1Y_U6A810C1MM8000/

政府は日本への入国審査を出発前に現地の空港で済ませられる
仕組みを導入する方針、つまり入国しやすくするということです。

それともう一つ、ネトウヨが常に言ってることの一つに、電通や
フジテレビは在日に乗っ取られているという都市伝説があります。

実際そうなのかもしれませんが、しかし、それなら安倍晋三がフジ
テレビに甥を入社させたり、マスコミの中で一番ゴルフや会食が多
いのがフジテレビというのはなぜなのか?

在日に乗っ取られているはずの電通に勤務していた昭恵氏を夫人に
したり、電通の世耕弘成を官房副長官や大臣に抜擢し、側近として
身近に置くのはなぜなのか?

また、兄が電通幹部の秋元康を友人にするのはなぜなのか?

韓国統一教会機関紙の表紙を毎回安倍晋三が飾るのはなぜなのか?

在日韓国商工会議所から安倍晋三が表彰されるのはなぜなのか?

これらの説明がつかないのです。

つまり客観的事実と取り巻く状況は、今までネトウヨが言ってきた
ことと間逆なんですね。

ではなぜ一般人が事実とは逆のことを信じてしまうのか?

それは電通の戦略が功を奏しているからです。

電通が、プロ市民ネトウヨに自作自演をさせて洗脳活動をしてきた
からですね。

つい先日、「アジアのこころ(アジここ)というブログが閉鎖に
なりました。

「韓日ハーフの私が、日本史を一刀両断!」というサブタイトルの
在日2世が書いたブログとして有名だったようです。

過去記事を一部抜粋すると、

○嫌でも日本に住むしかない理由
○そこまで言うなら、日本から出て行ってやる!
○私は日本の法律に従わない。
○日本は即刻、日の丸と旭日旗を廃止せよ。
○韓日ハーフの私の家族
○韓日戦争シミュレーション 〜日本軍、韓国軍の伏兵に敗れる〜
○なぜ、ネトウヨさんは日本人である事ばかり誇るのか?
・最新記事
○在日韓国人なのですが、7月9日に日本から退去する事になりました。
 悔しいです・・・

など、上記のようにネトウヨが嫌うタイトルが並びます。

しかし、これがネトウヨの自作自演だったことがバレて、本人も
それを認めたのです。



アジアのこころ(アジここ)@ajianokokoro
ワタクシ、本当は特定アジアが大嫌いな日本人でございます。
趣味(右傾化促進)と実益(ネット収入)を兼ねて、韓日ハーフ設定のなりきり垢を運営しております(^^ゞ
https://archive.is/ytoRi
https://archive.is/mHoFj

上のブログの開始時期は第二次安倍内閣の発足と重なります。

こういう風にプロ市民のネトウヨは在日になりすまし、自作自演
をするんですね。

それに釣られるのが、日々苦しい生活を強いられる一般ネトウヨ
ということです。

嫌韓も親韓も同じネトウヨ、掲示板もブログもコメントも一人芝居、
自作自演、いったい全体どこに真実があるのかと言いたくなります。

ネトウヨの皆さん、いいかげん目をさます時だとは思いませんか?




http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/567.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 石破氏、総裁任期延長論を強くけん制
石破氏、総裁任期延長論を強くけん制
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/0caf077ea637a8aaceac36627cebfd60
2016年08月21日 のんきに介護


かんな【シン・犬尻派㌠公式】@WanWan1Wanko さんのツイート。


――石破氏、総裁任期延長論を強くけん制 #日テレNEWS24 #日テレ #ntv http://www.news24.jp/articles/2016/08/04/04337073.html

うーん…安倍総裁の任期を延長するにしても、それは総裁戦を経た結果として欲しい。
前回、総裁戦をやらずにまた…ってのは良くないと思う。〔4:23 - 2016年8月4日 〕——



政治家というのは、


人気命のようなところがある。


愛嬌なら


石破氏の方が安倍某より勝っていると思う。


頑張ってほしい。





http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/568.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 片山さつきの仲間って、自分たちが「悪」だって知っているのか?
片山さつきの仲間って、自分たちが「悪」だって知っているのか?
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/705f31c54707c2e85a1605f9eb264ce7
2016年08月21日 のんきに介護


シュナムル
@chounamoul さんのツイート。


――心底腹立ってるとツイートの文章もなかなかまとまらない。くだんの女子高生を嬉々として叩く連中、挙句に容姿を罵倒したり、住所を晒したり、なりすましアカウントを作ったりする連中の陰湿さ執拗さは一体何なんだろう。〔21:07 - 2016年8月20日 〕——


鳩は、


喧嘩になれば、


相手を殺すまで攻撃を止めない。


不安だからだろう。


片山およびその仲間の


貧困者叩きも


似たところがある。


みんなが


その内、片山の攻撃に


合法性がなにと


気付くのではないか…


と恐れているんではないだろうか。



http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/569.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 「思考停止に陥らされて、アベの支持率は高い。死にかけている国。:金子勝氏」

「思考停止に陥らされて、アベの支持率は高い。死にかけている国。:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20599.html
2016/8/22 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

【普通のことを普通にする】普通であることが難しい世の中になった。

だが、三反園鹿児島県知事は、避難計画の見直しのための周辺地域視察が終わり、今月末頃をめどに文書をまとめて九州電力に川内原発停止と点検を求める。

手順をしかり踏んでいる。https://t.co/aS24nChT66

岡田民進党代表が北海道の米・酪農家を視察し、臨時国家ではTPPに反対する。

民進党には、国民の声を聞き、それを政策にし、国民に返す姿勢がなかったが、岡田代表は市民連合の声を聞き改善した。

元に戻らないように。https://t.co/3NizaTVty7

【異常のなし崩し】南スーダン派遣の自衛隊に安保法を適用し、「駆け付け警護」と「宿営地の共同防衛」の新任務を実施するために国内訓練を開始。

立憲主義を踏みにじる安保法をなし崩しに実施し既成事実化を図る。

やがて死者が出てエスカレートする。https://t.co/TCfB1H8Uvh

【二枚舌】国連の核軍縮部会において、核兵器禁止条約を話し合うよう国連総会に求める決議が、賛成68,反対22,棄権13カ国で通った。

安倍首相は米軍幹部に核兵器先制不使用に反対を伝えたとの報道を否定したが、唯一の被爆国なのに日本は棄権。https://t.co/kPf4pSSrFA

政策目標は何一つ達成できなくても息を吐くように嘘をつき、出口ナシのシャブ漬け経済に走り、批判はメディアへの圧力で封じ、権力者はどんなに腐敗や不正をしてもおとがめナシ、国会の多数を背景に憲法をも無視する。

それでも思考停止に陥らされて、アベの支持率は高い。

死にかけている国。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/570.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 政府はTPP批准の強行採決はやめて十分な議論をすべき(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201608/article_18.html
2016/08/21 23:35

米国の次期大統領候補のクリントン氏、トランプ氏の両氏がこぞって、大統領になったら、TPPの批准はしないと述べている。TPPはオバマ政権が主導し、日本も強く同調して米国を補佐した。その主導した当時の甘利大臣は、国会で交渉の中身を話す前に、斡旋利得の疑惑を隠すため、偽りの睡眠障害で国会会期中雲隠れした。したがって、TPPの本当の内容は、全く国民に知らせられていない。国会議員ですら、何がどう決められたかわからないだろう。

民主党の代表選挙が終われば、臨時国会が始まる。民進党の枝野幹事長が、TPP批准を急ぐ必要はないと言い、米国の新大統領が現状のTPP案ではダメと言っている以上、日本だけ批准を先行させる必要はないと述べている。

これは正論である。批准は条約で、日本国内法より上位であり、決まれば簡単に変えることができない。自公は絶対多数を保有しており、採決を強行しようと思えば、いつでもTTP案を可決出来る。TPPは安保法より内容が分からない。多数をいいことに強行採決することは許されない。


民進・枝野幸男幹事長 TPP批准「急ぐのは国内的なメンツ、日本だけ先行する意味ない」
http://www.sankei.com/politics/news/160820/plt1608200013-n1.html

 民進党の枝野幸男幹事長は20日、さいたま市内で行った講演で、9月の臨時国会で審議される環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案に関し「急いで批准すべき状況では全くなくなっている」と述べ、11月の米大統領選前の批准を目指す政府・与党を牽制(けんせい)した。

 枝野氏は、大統領選で民主、共和両党の候補がいずれもTPPに反対しているとして「米国が批准する流れになる可能性は相当低い状況で、日本だけ先行する意味はない」と指摘した。

 その上で米国側に再交渉を切り出させ、日本に不利な内容の改善を要求することも選択肢の一つと主張。「TPP推進だとしても、少なくともアメリカの状況を見極める。急いでやるのは国内的なメンツ以外の何物でもなく、全く合理性がない」と重ねて述べた。

 枝野氏は講演後、記者団に対して現状のままTPPは容認できないとし、「TPPの交渉にあたってきた甘利明前経済再生担当相が国会で説明できる状況になっている。まずはそこからだ」と語り、国会で甘利氏に交渉経過の説明を求める考えを示した。



http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/571.html

   

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