「キューバのカストロ前議長が、謝罪なきオバマの広島演説を批判した。:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20571.html
2016/8/19 晴耕雨読
https://twitter.com/hyodo_masatoshi
カストロが、オバマ演説には、「何十万人の住民を殺害したことへの謝罪の言葉が欠けていた」と強調。広島と長崎を無作為に選んだ原爆の投下は「犯罪的な攻撃だ」と厳しく指摘した」というが、これが国際的な常識であり、日本政府と広島県被団協(坪井直理事長)の「感謝」の感覚が、卑屈で異常なのだ。
キューバのカストロ前議長が、謝罪なきオバマの広島演説を批判した。
この国に住んでいると、世界の非常識がそのまま日本の常識になっている。
核の問題(原発)はその典型である。
>きむらとも 【緊急答弁書速報】山本太郎議員の、高江ヘリパッド建設に抗議する市民への警官の暴行を質した質問主意書に「警察の責務で適切に行った」との答弁書。なんと安倍政権は、警官による非暴力市民への暴行を法的根拠無く「適切」と閣議決定。恐怖国家だ。
8月12日、愛媛県の四国電力伊方原発3号機が再稼働された。
この原発にはいかにも日本らしい世界の非常識がてんこ盛りである。
まず、伊方原発の6キロ沖には中央構造線断層帯があり、南側には南海トラフが走っている。
もはやこの国の1%は、国民の命などまったく考えていない。
伊方原発。
もし中央構造線断層帯で地震が起きると、10メートルを超える大津波が伊方原発を直撃する可能性がある。
もはや狂気の沙汰なのだ。
地震や「敵」の破壊工作、さらには人為ミスで原発が破壊されたとき、住民は間違いなく見殺しになる。
伊方原発。
避難訓練の際は、迎えのバスが港まで運んだ。
そこからフェリーで大分の方に逃がすという。
「机上の空論」である。
原発が破壊され、放射性物質が漏れているなかで、いったいどこの民間会社がバスやフェリーを出してくれるのか。http://bit.ly/2buxCSJ
伊方原発。
すべては「原発再稼動ありき」から始まり、そのための屁理屈(世界の非常識)が並べられているのにすぎない。
避難バスは、伊方原発からまだ放射能物質が漏れていない前提で出されるし、フェリーも津波が起きなかったという前提で出される。
真面目な論ではないことがわかる。