現地時間17日夜、リオ五輪卓球男子団体決勝戦で、中国が3対1で日本を破り、オリンピック3連覇を果たした。中国選手団の蔡振華副団長は、中国卓球チームは、少なくともあと10年間は世界王者の座に君臨するだろうとの見方を示した。
<リオ五輪>中国の卓球元世界王者、「日本は我々の想像を上回っていた」とたたえるも、「あと10年は中国が王者に君臨する」―中国メディア
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2016年8月19日(金) 22時10分
現地時間17日夜、リオ五輪卓球男子団体決勝戦で、中国が3対1で日本を破り、オリンピック3連覇を果たした。決勝の現場に姿を現した中国選手団の蔡振華・副団長は、試合終了後、中国卓球チームは、少なくともあと10年間は世界王者の座に君臨するだろうとの見方を示した。人民網が伝えた。
今回のリオ大会で、日本は中国卓球チームにとって最大のライバルになった。蔡副団長は、決勝終了後、次の通りコメントした。
「我々はかなり前から、日本が最大のライバルであると考えていた。今大会で活躍した日本の選手たちは、2020年東京大会では年齢的にさらに円熟する。今日の試合を見た限り、彼らの技術や打法は、すでに世界最先端レベルに達している。東京五輪では、日本チームは中国にさらに脅威を及ぼす存在になるに違いない」
当日の決勝で、中国代表は日本代表にかなり手こずった。第二試合では、水谷隼選手が許■(■は日へんに斤)選手に勝利したことで、試合の情勢はさらに緊迫したものとなった。次のダブルスでも、日本は中国を圧倒する場面があった。蔡副団長は「日本の攻撃スピードは、我々の想像を上回っていた。我々は帰国後、十分に研究しなければならない。目覚ましい進歩を遂げた日本チームのいくつかの技術は、我々にとって十分に研究する価値がある」と述べた。
日本チームの挑戦は予想を上回るものだったが、中国卓球チームは今大会で4個の金メダルを独占した。中国の卓球が長い間決して衰えを見せない理由について、蔡副団長はこう続ける。
「実のところ秘訣はない。『周りに敵なし』の状態になると、問題が生まれる。まだ改善の余地があると認識している間は、レベルアップが可能だ。強い卓球チームにするためには、指導者と選手自身が常に課題に取り組む意識が必要になってくる」
「中国卓球界は、選手層の厚さ、卓球規律に対する監督の意識、選手の育成システム、卓球文化の深さなどのいずれの面においても、かなりの優位性を保っている。個人的には重大な誤りや問題が生じない限り、中国の卓球は今後10年間は世界をリードし続けるだろうと予想している。次の五輪でも、卓球に4種目が設けられれば、ミスを出さない限り、4個の金メダルを勝ち取ることができるだろう」。(提供/人民網日本語版・編集KM)
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