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2016年7月22日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK209] 田中稔 さん / 「鳥越候補の『醜聞』ネタを週刊誌に持ち回ったのは誰か」
田中稔 さん / 「鳥越候補の『醜聞』ネタを週刊誌に持ち回ったのは誰か」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/f749f5685649ed3a62f77ec03f230c7e
2016年07月21日 のんきに介護


ジャーナリスト 田中稔 @minorucchuさんのツイート。


――鳥越候補の弁護団は、本日21日、同日発売の週刊文春記事が鳥越氏の名誉を著しく毀損するとして、選挙妨害及び名誉毀損の罪で文藝春秋社を東京地検に刑事告訴する。「醜聞」ネタを週刊誌に持ち回ったのが、安倍首相の意を汲んだ内閣情報調査室とされる。こちらの方が問題だ。〔5:17 - 2016年7月21日 〕——


すなわち、政府組織がスキャンダルを捏造した


可能性があるということ。


それにつき、


ワンコフル♪ワールド @minajirou511 さんが


こんなコメントをしていた。


――@LindenMesicku @mtnyan3000 正確にはスキャンダルを探したのではなく、捏造したんですね!
菅直人氏が総理大臣だった時に、フクイチの事故後を安倍晋三が嘘八百で混乱に陥れた時とソックリですね!
自民党の土台は、嘘を捏造して塗り固めた金で出来ているのですね!〔19:15 - 2016年7月21日 〕——


自民党は、


幾ら選挙に勝つためとはいえ、


そこまでするのか――。


TOKYO DEMOCRACY CREW @TOKYO_DEMOCRACYさんは、


――参院選、秋田選挙区では共産党の選挙事務所の電話線が切られました。大接戦だったからです。東北全域で自民党が全敗する恐れがあったからです。追い詰められた権力とその手先は、何でもします。〔20:43 - 2016年7月20日 〕——


と証言される。


証拠がないんで肯定も否定もできない。


しかし、


ぶつかり合う陣営同士、


憎しみが


天を衝くような


心境になるのは本当かもしれない。


しかし、そんな風に


候補者同士は熱くなっても、


政党は、


冷静という信頼が成り立たなければ、


民主主義が


崩落するのか、


という危機感に見舞われるのは確かだ。


その手の自覚は十分なのか。


ツイッターにも


あてずっぽうだけで、


他陣営を誹謗中傷しているだけに見える


発言も見られる。


「文春」という週刊誌の情報、


当てになるんだろうか。


検討して見たく、


購入した。


読んで抱いた疑念は、


次の通り。


(1)なぜ、情報入手のルートが


犠牲者とされる女性の夫なのか。


(2)鳥越俊太郎氏が


どうやって女子大生と仲良くなれたのかにつき、


説明が一切ないのは、


どうしたわけか。


(3)女性は、夫とされる人物と


いつ結婚したのか説明がない。


また、女性が


夫である男性に


何を考えて告白したのか、


理解に苦しむ。


爺さんを欲情させるほどの美女だ。


痴漢をされた経験も豊富だろう。


そちらはだんまりで


鳥越氏が口説きにかかったことは口汚く罵るって、


不自然ではないか。


鳥越氏が


強引にキスしたとして、


一世一代の恋に生きようとしたのかもしれないのだぞ。


夫の垂れ込みが復讐心からではないと


わざわざ書かれている。


しかし、一体、復讐心じゃなかったらなんだ?


嫉妬心か。


「淫行」の具体的内容は、


他の男性がキスをしただけだなんて、


どこの国の話だ。


(4)鳥越氏の性格描写と、


唯一の物証とされるメールの内容がしっくりこない。


鳥越氏は、


件の女性に


「これを公表されたら自殺する」という


メールを送ったという。


(相手の女性じゃなく、鳥越氏が自殺をほのめかしたというのだ。


ほぼ爺さんと呼ぶのが相応しい人なのに、


どんんだけ初心やねん)


と思う。


雑誌にはそれまでも


女性は、


何度も鳥越氏の


自宅や別荘に押しかけていたという。


そんな相手に


「何もしないから」と言って、


誕生パーティに


誘ったという。


しかも、女性は、


鳥越氏宅に


何の疑念もなく一泊したというのだ。


もし、キスをされたと言っても、


その夜は


何事もなかった…


ぐっすり眠れましたって、


その関係のどこに“淫行”があるんだ?


もし、男女の関係が出来上がっていたとして、


夫と称する男性が現れ、


「話がしたい」


と言って来たら、


その人物は、


十中、八,九、美人局だぞ。


「文春」の記者は、


なぜ、そう考えなかったのか、


理由が知りたいな。

























http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/844.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 「鳥越さんに対する批判が、もっぱら人身攻撃に属するものであることは記憶すべきだと思う。」toriiyoshiki氏
「鳥越さんに対する批判が、もっぱら人身攻撃に属するものであることは記憶すべきだと思う。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20414.html
2016/7/22 晴耕雨読


toriiyoshiki氏のツイートより。https://twitter.com/toriiyoshiki

今日はいわきで大熊町からの避難者を取材予定。

この方の自宅は、先日、安斎育郎さんらが調査に入っている。

家の周辺で10〜13μSv/hの空間線量があった。

放射性物資は土に深く染み込んでおり、地表から20cmでも1万Bq/kgを超えた。https://t.co/T2NE3Vs3ip

放射線防護学者・安斎育郎さんの見立てによれば、この家の線量を下げようと思えば土を30cm剝ぎ取るしかない。

費用もさることながら、大量に発生する汚染土は処理不能である。

ゆえに「帰還困難」であり、原発事故は地域の息の根を止めたことになる。https://t.co/T2NE3Vs3ip

基本ノンポリのうちのかみさんは、当初は小池さんに投票すると言っていたが、昨日から「絶対、鳥越さん」に変わった。

きっかけは小池さんの「病み上がり」発言。

身近に癌患者がいる身には、許しがたい無神経な言いざまに聞こえたらしい。

…いや、実際、無神経だけどね。

今日から6日間の福島ロケ。

安斎育郎さんら「福島プロジェクト」の飯館村現地調査の模様、大熊、双葉、浪江(津島)の帰還困難区域の住民へのインタビューを撮る。

定年退職後、6日間という(それなりに)長丁場のロケは初めてだ。

「病み上がり」 どころか現役の癌患者でもこれくらいの仕事は大丈夫。

>政治が分からないで、無責任に立候補した、鳥越俊太郎はどうなの!

鳥越さんほど取材現場を踏んできた人が政治を知らないはずがない。

もともと局アナだった小池さんとはキャリアの格が違う。

…確かに裏工作や根まわしといった「政治」的慣習はわからないだろうが、そんなもの「わからない」方がいいんじゃないか。

>キャリアの格が違う! 鳥越俊太郎に言わせるに、『差別』に 該当。 昔の鳥越さんは、切れがよかった。

ちょっと言葉足らずだったが「格」とはあくまで「取材者としての格」。

取材キャリアの差は歴然とした事実で、それを指摘したところで「差別」には当たらない。

「差別」とは己が実力や責任に帰せない属性によって区別すること。

混同してはいけない。

>局アナは政治に関わっちゃならんと。 テレビ屋出身らしい見識じゃあないか。

「局アナは政治に関わっちゃならん」などと、たわけた主張をしている人間がどこかにいるのかな?

>小池ウヨ子は局アナでさえありませんよ。契約「キャスター」あがりです。なぁ〜んにもわからぬまま、態度だけでかくなっていったどうしようもないババぁでしかありません。

あ、そうなんだ。

…「どうしようもないババぁ」かどうかはいざ知らず、現場での取材キャリアはないに等しいのですね。

不可解。

「できないことをやってしまった」再計算だと認めながら、結論を見直す必要がないとは?…そもそも地震動の問題については島崎さんの専門であり、田中委員長は門外漢のはず。

この人のいう「科学」がだんだん信用できなくなってくる。https://t.co/DQG7y2bVQC

ぼくも当初は鳥越さんの健康を危惧したが、お元気であることに驚いた。

声にも張りがある。

…かくいうぼく自身、定年前の一年間は抗がん治療を続けながら若い同僚以上のハイペースで番組を作り続けた(いまも働いている)。

癌はいまや「つきあっていく病気」に変わっていることをまず理解してほしい。

ぼく自身は、「がんサバイバー」という言葉にはどこか悲愴感があって、好きになれない。

しかし、どう呼ぼうが、癌は「長く日常的につきあっていく病気」に変わろうとしているのは確か。

そこを無視して、小池さんは相手候補をこき下ろすために、それこそ「政治的」に「病み上がり」という言葉を使った。

もちろん、その言葉はがん患者への偏見を撒き散らすという重大な“副作用”を持つ。

そんなことにすら思い至ることなく、問題を指摘されれば「それが選挙」などと開き直る小池百合子さんはつくづく品性下劣な人間だと思う。

うちのかみさんは「意地悪な人」だと素朴な言葉で表現したが、まだ点が甘いぞw

都知事選はいよいよ乱戦の気配。

女子大生相手の情事がもし事実だったとしても(事実なら羨ましいな…w)、それは「淫行」とは呼ばない。

それを敢えて「淫行」と見出しを打つ文春や産経の報道の「偏向」(情報操作)をこそ問題とすべきだと思うのだが…https://t.co/1rVBu2wCpa

>もし記事が事実とすると「強制わいせつ」又は「強姦未遂」となりますが、そちらの見出しのほうがよろしかったですか?

「強制わいせつ」や「強姦未遂」が成立しないからこそ、「淫行」という事実に反する見出しで印象操作を図ったと見るべきだろう。

>「淫行」は 1=みだらなおこない。 2=社会の性道徳から外れた行為 なので、相手が未成年だろうと成人だろうと、性行為の強制は立派な「淫行」になりますよ。

「淫行」は通常、18歳未満(女子高生以下)について使われる言葉である。

社会的通念と違う言葉の使い方をしながら、辞書的な意味をもちだし正当化するのは詭弁の一種。

たいがいの夫婦は「みだらなおこない」をしているが、それを淫行とは言わない。

鳥越さんに対する批判が、病気や下半身スキャンダルなど、もっぱら人身攻撃に属するものであることは記憶すべきだと思う。

対して小池さんへの批判は、彼女の発言の不当性に対するものであったり、在特会や幸福の科学との関係…つまり、本来問われるべき政治姿勢に対する批判であることを指摘しておく。

鳥越さんのやったことが浮気、いわゆる「不倫」だというならそう報じればいい話である。

それを「淫行」という定義も曖昧な言葉…それも犯罪を想起させる言葉を使って報じることが印象操作だと指摘している。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/846.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 狡猾自公は勝ち馬に乗る 都知事選“三つ巴”という茶番劇(日刊ゲンダイ)



狡猾自公は勝ち馬に乗る 都知事選“三つ巴”という茶番劇
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186119
2016年7月21日 日刊ゲンダイ 文字お越し



2人に手を掴まれたらひとたまりもない(C)日刊ゲンダイ


 31日の投開票日まで残り10日になった東京都知事選。数字の上では主要3候補がデッドヒートを演じているようだ。

 大手メディアはそろって、先週末実施の世論調査をベースに「序盤情勢」を伝えたが、各社の内容は似たり寄ったり。元防衛相の小池百合子候補(64)とジャーナリストの鳥越俊太郎候補(76)が競り合い、元総務相の増田寛也候補(64)が追う展開と報じていた。

「各社のナマの数字を見ても、小池氏と鳥越氏は2〜6ポイントの僅差で争っています。増田氏も先を走る2候補に、おおむね1ケタ差以内で追う大接戦です」(大手メディア関係者)

 自民、民進、公明が独自に実施した調査結果も同様で、小池と鳥越が激しく競り合っている。自民党が17年ぶりの「分裂選挙」となり、自民の推薦を得られなかった小池と、自公の推薦を受ける増田で、自民支持層が真っ二つ。その結果、小池と鳥越の2人が接戦を演じている――。大手メディアは「横一線」の理由を自民分裂に安易に求めがちだが、こんな分析を信じていたら、有権者はバカを見るだけだ。

 都知事選の結果によって、日本の首都に「反安倍」の旗印を掲げたい有権者なら、なおさらのこと。権力を掌握するためなら「何でもアリ」の自公両党の習性を改めて知っておくべきである。

■小池の乱に怒り心頭なのは都連のドンだけ

 その証拠に、自民党は大事な都知事選で推薦候補が“造反候補”にリードを許しているのに、危機感は微塵もない。むしろ余裕シャクシャクで、党総裁でもある安倍首相なんて、最初の選挙サンデーとなった17日から夏休みを先取り。次の選挙サンデーの24日まで、山梨の別荘でゴルフ三昧の日々を過ごす予定で、すっかり傍観の構えだ。政治評論家の浅川博忠氏がこう指摘する。

「自民党全体を見渡すと、“小池の乱”にカンカンなのは『都連のドン』の内田茂都連幹事長らホンの一握り。都連内でも官邸と密接過ぎる増田氏に反感を覚える議員がいるほどです。安倍首相や党執行部も“彼女ごときに目くじら立てるな”で、小池氏が優勢ならば“勝ち馬に乗れ”がホンネでしょう。実際、親族の誰かが小池陣営を応援するだけで党員に除名をチラつかせているのに、党に後足で砂をかけた形の小池氏の党籍は自民のままです。党全体が“二股交際”を決め込み、いざ投票日直前に小池氏が鳥越氏に僅差で負けそうならば、増田氏への組織票を回して恩を売り、彼女を取り込むことだって考えられます」

 公明党だって本気で増田を支援しているのかは疑わしい。政界関係者は「先の参院選で支援組織の創価学会は期日前投票に必死でしたが、都知事選ではほとんど動いていない」と語る。また、公明党の女性支持者の一部は、小池陣営のサポートに回っているという。

 世論調査でも増田陣営が固めた公明支持層は6〜7割にとどまる。鉄の結束を誇る支援組織にすれば、締め付けはユルユルで、それだけ組織内に様子見ムードが漂っている証拠だろう。

 小池もまた、狡猾な自公両党に輪をかけて、したたかな女性だ。自公の習性も熟知しており、当選の途端、「ノーサイド」とか言って与党と手を握りかねない。

 政権与党としたたか小池の無節操ぶりは、自民党員に配った時代錯誤の「除名通達」も、無党派層の同情を買うための演出だったのではと思えてくるほどだ。



無念をムダにするな(C)日刊ゲンダイ


鳥越陣営はもっと危機感を持って戦え

 鳥越陣営はこんなヌエみたいな相手を敵に回しているのだ。小池と増田に“2、3位連合”を組まれれば、野党共闘はひとたまりもない。ダブルスコアの大敗を喫する可能性だってある。

 都知事選はたった1つの座を争う権力闘争だ。自公与党と接戦に持ち込んでも、勝たなければ何も得られない。鳥越を推す4野党も心してかからないと、痛い目に遭うだけだが、残念ながら危機意識は鈍過ぎる。

 政治評論家の森田実氏はこう言った。

「鳥越氏には都民1300万人を背負って立つ気概が感じられず、迫力不足は否めません。各陣営の演説日程を見ても、小池・増田両氏は1日8、9カ所と早朝から街頭に立ち、互いに数を競い合っている印象ですが、鳥越氏は1日1、2カ所程度。日中の酷暑を避けているのか、夕方から始めるケースも目立ちます。これでは高齢・健康不安に拍車を掛けるだけだし、ましてや今は、ネット選挙が当たり前の時代です。先の参院選でも、SNSなどを通じて演説の内容を有権者にいかに“拡散”し、浸透させるかが勝敗のカギを握りました。そのためにも演説の数をこなす必要がある。選挙活動を一切やらずに勝てたのは、青島幸男元都知事の時代まで。鳥越氏も青島路線を思い描いているのなら、発想が古過ぎます」

 演説の中身も、自身のがん闘病の話ばかり。慶大教授の金子勝氏は本紙コラムで〈具体的な政策が見えない。自分のがんのことではなく、アメリカ大統領選に手を挙げたサンダースと同世代なのだから、サンダースのように、もっと若者の未来について語るべきだろう〉と苦言を呈していたが、的を射ている。

 待機児童の解消など子育て支援はもちろん、都立高校の授業料無償化、首都大学の授業料の大幅引き下げ、給付型奨学金の拡充、若者や女性の就労支援、独自の子ども手当の創設……と東京から未来をつくり出す政策を次々と打ち出し、もっと街頭に立って若者たちにも熱っぽく訴えかければ、選挙戦の風向きは確実に変わる。いや、改憲勢力で衆参3分の2を制し、両院ともに単独過半数を得た安倍独裁にくさびを打ち込むためにも、鳥越陣営は変わらなくてはいけないのだ。

■共闘に身を捧げた候補たちの思いを忘れるな

 鳥越陣営が自公与党に勝つには、小池・増田両陣営の“連合”が無意味になるほど、圧倒的に引き離すしかない。

 折も折、21日発売の週刊文春が鳥越の「女子大生淫行」疑惑を大々的に報じている。醜聞の影響について前出の浅川博忠氏は、「高齢・健康不安を払拭できない中でのスキャンダル噴出は、マイナス要素の3点セットになってしまう。しかも鳥越氏の支持層は60代以上の女性が多い。女性スキャンダルで女性票を逃せば、さらに苦しい選挙戦を強いられます」と分析した。

 鳥越はよほどの覚悟を持って、あと1週間余りの選挙戦に臨まなければ、醜聞報道に沈みかねない。それが目下の専門筋の見立てである。

 前出の森田実氏は「鳥越氏が敗れると、4野党の一角の民進党内も、間違いなく大モメになります」とこう続けた。

「民進は先の参院選で改選議席を11減らし、改憲勢力の3分の2も許した。それでも岡田執行部が首の皮一枚でつながっているのは、1人区で11勝するなど野党共闘に一定の効果があったため。野党統一候補が都知事選に敗退すれば、もはや岡田執行部は持たないでしょう。党内の“反共勢力”が息を吹き返し、順風に見えた野党共闘路線も吹き飛びかねません。そうなると、共闘実現に学者生命をかけた慶大名誉教授の小林節氏の努力は水の泡。その上、鳥越氏の擁立まで人生を懸ける覚悟で知事選出馬を一度は決断しながら、野党共闘という“大義”のために断念に至った候補者も浮かばれません。俳優の石田純一氏や元経産官僚の古賀茂明氏、そして元日弁連会長の宇都宮健児氏らを“ピエロ”にしないためにも、鳥越氏には真剣に戦って欲しい」

 今度の都知事選は鳥越ひとりのための選挙ではない。鳥越陣営は、野党共闘に希望を託した人々の魂を背負っていることを忘れてはならない。



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/847.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 電通と政府の仕組んだ<小池百合子劇場>の舞台裏(simatyan2のブログ)
電通と政府の仕組んだ<小池百合子劇場>の舞台裏
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12182912043.html
2016-07-21 23:13:49NEW ! simatyan2のブログ


前回にも書いたように、電通と政府は小泉劇場と同じく、孤軍奮闘で
抵抗勢力と戦う小池百合子像を大衆に印象付けることで楽勝な
選挙を考えていました。

しかし少し計算違いが生じたため、現在のところ誰もが「おや?」と
感づくほど強引な戦略をとり始めたようです。

その一つが先日の投票率。

もちろん全体の投票率が低かったのは想定内で、というより低くなる
ような戦略を安倍自民が取っていたので当然の結果だったのですが、
18歳まで引き下げた結果が想定外だったのです。

安倍自民としては若者の右翼化にある程度手ごたえを感じたからこそ
引き下げ、全体としての投票率を下げ、組織票と若者票で更なる圧勝
を狙っていたと思うのです。

それが蓋を開けてみると19歳の投票率は39.66%だったのです。
つまり18歳と19歳の平均が全体より10%近く低かったんですね。

19歳が低投票率 政治への参加意識向上で具体的検討へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160717/k10010598821000.html

だから最終的には勝ったものの将来の若者票を当てにするためには、
今後の戦略の偏向を余儀なくされたと言うことです。

加えて共産党が宇都宮氏ではなく、4野党として鳥越氏を統一候補に
したので、これも多少計算違いになったようです。

結果、鳥越俊太郎への大ネガキャンペーンを張らざるを得なくなり、
それがまた大衆の不信感へと繋がっていくのですが、もうナリフリ
構っていられないというのが現状じゃないでしょうか。

それほど鳥越氏へのネガキャンが半端じゃないんですね。

・【都知事選】鳥越俊太郎の事務所が中国・韓国に染まってるぞww
・【放送事故】鳥越俊太郎が生放送で小池百合子にマジギレwww
・【鳥越俊太郎】がんの末、ボケてる説が2chで話題に
・【都知事選】 鳥越俊太郎が討論番組でまたとんでもない発言
・ 国民が知らない反日の実態 - 鳥越俊太郎
・ 「鳥越俊太郎、大生淫行疑惑」 \(^o^)/

それに引き換え、「News US」などでは、

【拡散】小池百合子氏、末期がんの母を最期まで看病していた!!!

などという持ち上げ様です。

ただ大方の国民は右翼でも左翼でもないので、見逃す人は見逃して
いるとは思いますが、誰が考えても「これはちょっと・・・」と引くんじゃ
ないでしょうか?

そもそも小池百合子は自民党のネット対策の広報本部長で、




平井卓也メディアネット局長を配下に指示を与えていた立場なのです。




つまり自民党内では第一線でネットの反響を研究する立場にあった
わけで、この過去の経緯を見れば、ネトサポ(チーム世耕)も交えて
今回のシナリオを組んだのは明らかでです。

で、安倍、石原などと一芝居、猿芝居を演じたわけですね。

ただし途中で路線変更せざるを得なくなったのは冒頭に述べたとおり
です。

しかし時間がなかったとはいえ少し強引過ぎましたね。

それでも騙される国民って・・・。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/848.html

記事 [政治・選挙・NHK209] (都知事選)NHK関係者が青ざめた立花孝志氏の政見放送 ・・・私見ですが、小池・立花コンビで東京都政を回すことができたな
【都知事選】NHK関係者が青ざめた立花孝志氏の政見放送・・・私見ですが、小池・立花コンビで東京都政を回すことができたなら、日本は絶対にもっといい方向に進みそうな予感がする-かいけつ
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/20160722-totijisen-nhk-kankeishaga-aozameta--tatibana-takashishino-seiken-housou.htm


東京都知事選(31日投開票)でテレビは小池百合子元防衛相(64)、鳥越俊太郎氏(76)、増田寛也元総務相(64)の3候補ばかりを取り上げ、他の候補者は泡沫扱いになっている。そんな中、唯一平等な機会が与えられるのが、NHKや日本テレビで放送される政見放送だが、NHK関係者が青ざめる政見放送が話題になっている。

 約5分間の政見放送で「NHKをぶっ壊す」と連呼しているのが、都知事選に政治団体「NHKから国民を守る党」から出馬している元千葉・船橋市議の立花孝志氏(48)だ。

 元NHK職員の立花氏は在局時にNHKの不正経理を内部告発し、ジャーナリストに転身。昨年、船橋市議に当選していたが辞職し、NHK問題の追及一点のみを公約に掲げ、都知事選にチャレンジしている。テレビでほとんど取り扱われることはないが、公職選挙法に基づいて行われる政見放送だけは、対等に戦うことができる舞台だ。

 政見放送はNHKのテレビ、ラジオ、民放テレビ(今回は日本テレビ)などで期間中、1候補者につき、2〜3度ずつ放送される。公序良俗に反しない言葉、内容であれば、基本的には無編集が原則とされる。

 ここで立花氏は「NHKをぶっ壊す」と宣言し、NHK職員の平均年収が1800万円で高額過ぎる問題から、相次ぐ職員の不祥事、恐喝まがいの受信料取りたての問題などに言及。不祥事ではNHK男女アナの「不倫カーセックス」問題までもがオンエアされる。

 男性アナと契約女子アナが番組出演後に車内不倫していた写真が今月、フライデーに掲載され、2人は番組を降板していたが、「NHKからは何の説明もない。隠蔽そのもの」(立花氏)とNHK問題の象徴として、取り上げたという。

 立花氏の政見放送はNHKでは21日(午後10時25分〜)と25日(午前6時〜)に放送される予定。NHKの政見放送でNHKが糾弾されるのも前代未聞で、立花氏は「NHKは問題だらけなことを知ってほしい」と訴えた。
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/849.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 都知事選の陰で「高齢者を救急センターに入れるな!」(サンデー毎日) :経済板リンク
都知事選の陰で「高齢者を救急センターに入れるな!」(サンデー毎日)


http://www.asyura2.com/16/hasan111/msg/186.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/850.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 政府とマスコミが、政敵を抹殺する行為である。……『週刊文春』の鳥越報道(永田町徒然草)
政府とマスコミが、政敵を抹殺する行為である。……『週刊文春』の鳥越報道
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1794
16年07月22日 永田町徒然草


『週刊文春』の“鳥越報道”をみて、私は平成21年3月4日の小沢一郎民主党代表の公設第一秘書逮捕を想起した。マスコミは、小沢代表の政治資金問題を、これでもかこれでもかと、執拗に報道した。小沢氏は同年5月12日に民主党代表を辞任した。この小沢事件を、私は,「検察を使って政敵を抹殺する行為」と厳しく断罪し、これを激しく非難した。マスコミは、検察の共犯者として小沢一郎という政治家の抹殺に血道をあげた。

今回の構図は、『週刊文春』の発信情報を、他のマスコミが拡散するというやり方である。『週刊文春』という媒体は、それなりの知名度と重さがある。さっそく今朝、私も『週刊文春』を買って読んだ。書いてある記事は、伝聞が殆んどであるし、疑問点も多くある。問題は、このような内容の記事を掲載した『週刊文春』を、なぜこの時期に発刊したかである。

それぞれの報道機関が、“この事件”を自分たちの責任で報道するとしたら、まず多くの時間と労力が必要である。とても報道できる“事件”ではないと判断する新聞社やテレビ局も多いであろう。ところが、『週刊文春』にこのような記事が載ったと報道すれば、同じ目的が果たせるのである。ずるいやり方である。鳥越氏の弁護団は、名誉棄損および選挙妨害罪で告訴すると言っているのだから、上記のような報道の仕方も選挙妨害罪に加担しているのである。

ところで、今回ような巧妙な構図での鳥越攻撃をいったい誰が考え、実行したのだろうか。いまや政府与党とマスコミの関係は、“ズブズブ”である。これはもう周知の事実と言って良い。だから、阿吽の呼吸でいとも簡単にこういう構図が出来るのだ、と私は思っている。兎に角、正常なマスコミを作ることは、喫緊の課題である。これは大事な政治の課題である。

さて、それでは今回の『週刊文春』の“鳥越報道”に、野党共闘や鳥越支持者はどう対応したらよいのか。鳥越候補は、「今回の報道は事実無根である」と言明している。まずそのことを拡散することである。次に為さなければならないことは、「今回の都知事で鳥越候補を落選させるために、政府与党はありとあらゆる手段を使っている。その典型的が“鳥越報道”なのだ。」と訴えることである。

鳥越氏を推薦した野党4党およびこれに呼応した市民・国民に対して、私は訴えたい。今回の“鳥越報道”は、野党共闘を潰すために、政府与党が仕掛けてきた極めて卑劣な攻撃と認識するが重要である。これはもう理論や理屈ではない。ただ闘うのみである。政府与党も必死なのである。だから、こっちも必死に闘うしかないのだ。この戦いに負ければ、大変なことになる、と私は憂慮している。

今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。




http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/851.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 鳥越俊太郎 周囲がベタ褒めする「結婚47年目箱入り妻」の度量:「女性自身」と「週刊文春」、どちらを読む女性が多いのかな?

 都知事選候補者については、テレビ局も、直接的なかたちではなくコメンテーターの選択や“編集の妙”という手口で特定の人物を支援しているようだ。
 日テレは増田氏支援のようだが、フジテレビは意外に鳥越氏もOKというスタンスに見える。

 週刊誌については、“戦後民主主義(左翼)嫌い”の「週刊文春」や「週刊新潮」は端から反鳥越だと思っていたが、「週刊文春」は、ネタをどこで拾ってきたかはわからないが、10数年前のネタをほじくってなんとかかたちにし下品な形容を付けた見出しで頑張っている。

 わざわざ買って記事を読んだ感想では、“被害者女性”の現夫も、あの出来事についていまさら話したいとそれほどは思っていないのに、いきさつを知った文春の取材者から取材をしつこく迫られ(じゃあ奥さんに訊くとも言われ)、こうだったんじゃないの、ああだったんじゃないの、こうなったらいやでしょなどと誘導質問されて、“それはその通りです”、“そうだったと思いますよ”などと答えていったものがあのような文章になったように思えた。

 あの記事内容であれば、私なら、「週刊文春」は公職選挙法違反と判断する。

(公職選挙法148条1項但書で禁止されている「虚偽の事項を記載し又は事実を歪曲して記載する等表現の自由を濫用して選挙の公正を害する行為」だからである。虚偽の事項ではなく、“事実を歪曲して記載”に相当する。最後に書くが、鳥越氏は“被害女性”にキスをしたと思っている。それに関する表現や説明が“歪曲”にあたるという判断)

 「週刊文春」は第2弾を用意しているというから、鳥越氏の得票をたとえ1万票でも減らしたいと思っているのだろう。
 来週のほうが投票日に近いということもあり、第2弾のネタは、香具師の口上レベルで粉飾した第1弾“淫行記事”より破壊力が大きいと思っている内容だろう。(暴力沙汰らしいが)

 「女性自身」は、今回転載するものとは別の記事もあることから、鳥越氏支援で動いているとみることができる。
 「週刊文春」は女性の読者も多いが、「女性自身」は、家か待合室などに転がってない限り男は読まない女性“専門”週刊誌だろう。

 「週刊文春」で鳥越氏にまつわる“淫行記事”が出たことから、この「女性自身」の記事との兼ね合いで、東京都知事選の女性有権者の受け取り方について(バカバカしいことだが)考えてみた。

 男性有権者は、「週刊文春」の記事を読んでどうこうという話は少なく、それ以前の段階ですでに、鳥越氏について好きか嫌いかが決まっているだろう。

(好きな人は文春のフレームアップだとかこんなことは鳥越支持に影響しないと思い、嫌いな人はほら見たことかとますます鳥越氏が嫌いになるという構図)

 「週刊文春」しか読まなかった女性有権者のなかには、それまで好意的だった鳥越氏に“嫌悪感”を抱くようになり投票対象を変える人もいるだろう。

 今回転載する「女性自身」の記事しか読まなかった女性有権者のなかからは、それまで鳥越氏に投票しようとは思わなかったが、良き家庭人という好印象を抱いた鳥越氏に投票しようと思う人も出てくるだろう。

 全体でいずれの“変動”が多いかが問題だが、どっちの記事だけを読んだ女性の数がどれほどなのかで決まると思うので今のところなんとも言えない。

 厄介なのは両方の記事を読んだ人だが、「女性自身」が鳥越夫人を持ち上げる記事なので、「週刊文春」の記事と合わせて読むと、“あんなにいい奥さんなのに、若い子に手を出すなんて、鳥越さんは??奥さんがかわいそう”と思う人がけっこういるかもしれない。

 そういう人のために、鳥越氏は、「奥さんに、あなたが先に旅立ってしまったときは、20代の嫁をもらう」と語ったエピソードがあることを伝えておきたい。

 鳥越氏は、戦後民主主義のなかでのびのびと育った“明るい女好き”で、それを隠さないひとなのである。
(女性だって、同年代のじいさんより、「ムリかもしれないけど相手は若い子のほうがいいわ」と思う人が少なくないだろう)

 鳥越氏には、「週刊文春」に法的対抗措置をとるとともに、笑顔で“世に溢れているすてきで魅力的な女性につい惹かれてしまうのは事実です”といった切り返しをして欲しかった。

(その行為をどう表現する(“淫行”など)かは別として、鳥越氏が記事の“被害女性”にキスをしたのは事実だろうと思っている。私なら、20歳にもなった女性が私と二人きりの空間にいることを受け容れた段階で“セックスもたぶんOKだな”と思い、息子がむずむず元気になる(笑)だから、鳥越氏がキスの先を求めたとしても不思議ではない。一方、記事中の女性にそんな気はまったくなかった可能性もけっこう高いと思っている)


※「女性自身」の別記事

「鳥越俊太郎 盟友・菅原文太さんの妻が語る「天国からの応援」(女性自身)」
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/811.html

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鳥越俊太郎 周囲がベタ褒めする「結婚47年目箱入り妻」の度量[女性自身]
投稿日: 2016年07月21日 06:00 JST

「奥さんは立派な人。今回、夫の体を心配した奥さんは『出馬はやめて』と大反対したそうです。でも鳥越さんが出馬を決意すると、奥さんは『あなたが決めたのなら、全面的に応援します』と。鳥越さんの選挙戦は、奧さんとの“共同作業”なんですよ」
 
そう語るのは、東京都知事選に出馬した鳥越俊太郎(76)と30年来の親交がある、元参院議員の平野貞夫さん(80)。ノンフィクション作家の澤地久枝さん(85)も、博子夫人をベタ褒めする。
 
「奥さんは目立たず、自己主張をあまりせず、夫を陰で支える美しい人。昔、内助の功のある良妻のことを“家庭夫人”と呼んだものですが、まさにそのとおりの女性です」
 
これまで鳥越氏は、博子夫人をほとんどメディアに出したことがない。とっておきの“箱入り妻”なのだ。
 
では、博子夫人の“鳥越評”は?澤地さんが博子夫人に「鳥越さんの世話は大変でしょう」と聞くと、こんな答えが返ってきたという。
 
「いえ、主人は孫の世話で手一杯ですから(笑)」
 
澤地さんが続ける。
 
「鳥越さんの孫への耽溺ぶりはすごいんです。いつも自分から孫の話をしてきますよ」
 
博子夫人には、孫に夢中な“ラクな夫”であるようだ。

http://jisin.jp/serial/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84/POL/24746



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/852.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 自衛隊は違憲だと言いつつ、実は「共産党軍」創設を目論んでいた?! 恐るべき革命政党の本性(産経)
自衛隊は違憲だが、共産党の意のままになる共産党軍は合憲?
中国、北朝鮮は脅威じゃないが、アメリカや西側諸国からの攻撃は脅威?
ぼくは共産党が日本にとって脅威だと思う。


産経から
http://www.sankei.com/premium/news/160627/prm1606270012-n1.html

自衛隊は違憲だと言いつつ、実は「共産党軍」創設を目論んでいた?! 恐るべき革命政党の本性


 「自衛隊を解消した上で日本をどうやって守るのか」という疑問への答えは結局、現在の日本共産党綱領や党幹部の発言から見つけることはできない。そこでヒントになりそうなのが1994年7月の第20回党大会で採択された決議だ。

 決議では、憲法9条について《平和理念の具体化として、国際的にも先駆的な意義をもっている》と当然のように評価する一方で、現行憲法制定時の日本共産党が「日本人民共和国憲法草案」とする「対案」までつくり、唯一憲法9条に反対したことには一切触れていない。相変わらずのご都合主義だが、この決議には、実は重要な文言が含まれている。

 《わが国が独立・中立の道をすすみだしたさいの日本の安全保障は、中立日本の主権の侵害を許さない政府の確固とした姿勢と、それをささえる国民的団結を基礎に、急迫不正の主権侵害にたいしては、警察力や自主的自警組織など憲法9条と矛盾しない自衛措置をとることが基本である》

 つまり、「自主的自警組織」の設置に明確に触れているのである。これがなぜ、「憲法9条と矛盾しない」かの答えは書いていない。

 さらに、97年9月の第21回党大会での決議では、「国民の合意の成熟」による将来的な自衛隊解消を目指す方針を示す一方で、次のようにも述べている。

 《独立・中立を宣言し、諸外国とほんとうの友好関係をむすび、国民的団結によって主権を確保している日本には、どの国からであれ侵略の口実とされる問題はない。わが国が恒常的戦力によらないで安全保障をはかることが可能な時代に、私たちは生きているのである》

この2つの決議から導かれる結論は、自衛隊という「恒常的な戦力」は保持しないものの、日本に対する急迫不正の主権侵害があった場合には、自衛のための「自警団」のような「国民の蜂起」と警察力で対応するということらしい。まるで米軍爆撃機に対し「竹やり」で対抗することを国民に求めたような発想だ。

 しかも、「中立日本」と言っているのだから、この時点で当然、日米安保条約は廃棄されており、米軍による日本の防衛もあり得ない。日本は完全に無防備なまま、「臨時的」に結成される自警団と警察だけで安全保障を考えなければならないのだ。

 さらに、共産党の記録をさかのぼると、73年11月の第12回党大会で決定した「民主連合政府綱領についての日本共産党の提案」でも《急迫不正の侵略にたいして、国民の自発的抵抗はもちろん、政府が国民を結集し、あるいは警察力を動員するなどして、侵略をうちやぶることも、自衛権の発動として当然》と述べている。

 当時は、《独立した国家が一定の期間軍隊をもたず国の安全保障を確保しようとするのは、たしかに一つの矛盾》とも認めており、《わが党は、将来は、独立・中立の日本をまもるための最小限の自衛措置をとるべきことをあきらかにしています》とも明確に書いている。

 要するに、現在の自衛隊は認められないが、別の新たな自衛のための組織、すなわち共産党が政権を取ったときには、新たに「自衛軍」のような組織をつくることを否定していないのである。現在の自衛隊は大嫌いで違憲だが、新たに創設する「共産党軍」のようなものは素晴らしい組織であり違憲ではないということだ。

 すでに自衛隊が存在しているにもかかわらず、これを廃止して新たな防衛組織をつくる。そんなことは現実的な安全保障の観点からも、理屈の上でも通らないが、本音では、共産党としても「軍が必要ない」などとは決して思っていないのだ。

 共産党が1968年1月7日に決定した「日米軍事同盟打破、沖縄の祖国復帰の実現−独立、平和、中立の国をめざして(日本共産党の安全保障政策)」を紹介した翌8日付の赤旗の記事を読むと、共産党の本音とご都合主義ぶりがさらによく分かる。

 まず自衛隊について《アジア侵略の従属軍隊であるとともに、軍国主義復活の先頭にたっている人民弾圧の軍隊であり、憲法九条をじゅうりんしてつくられた非合法の軍隊である》と定義している。

 「人民弾圧の軍隊」とは実におどろおどろしい。半世紀近く前の政策とはいえ、ここまで侮蔑している自衛隊を現在の共産党は当面認めるというのだから不思議だ。

ところが、この後から不思議な展開になる。共産党として《日本民族が、自国を外国の侵略からまもる固有の自衛権をもっていることを否認したことは一度もない》とした上で、《日本が安保条約を破棄したからといって、自民党が宣伝しているようにソ連や中国など社会主義の国家が日本に侵略をしかけてくるような心配はまったくない》と明言。米ソ冷戦のまっただ中の時代に、《心配はまったくない》と言い切った後、さらに驚くべき論理が展開される。

 《帝国主義がなお存続する以上、独立して、平和、中立の政策をとる日本が、アメリカを先頭とする帝国主義陣営から侵略を受ける危険は、依然としてのこっている。この点からいっても、独立した日本が、自衛の問題を無視するわけにはいかないことは明白である》

 何の根拠も示さないまま、日本を侵略する可能性があるのは、ソ連(ロシア)でも中国でもなく、米国などの西側諸国だというのだ。さらに、《かちとった政治的独立をまもるために、必要適切な自衛の措置をとる完全な権利をもっていることは、いうまでもない》と明確に述べている。つまり、「日米安保に基づく米軍と自衛隊はいらない」が、「西側諸国と戦うための自衛組織は必要」と堂々と述べているのである

 憲法改正についても同様だ。「自衛措置は必要」としながらも、《現在の憲法のもとで国が軍隊をもつことは正しくない》と護憲の素振りを見せつつ、《完全に独立し、新しい民主的発展の道にふみだした日本が、どのような内外情勢の変化があっても、いつまでも現行憲法のままでよいということを意味するものではない》と明確に改憲を訴えている。ではどこを変えるのか。

 《たとえば、現行憲法には平和的、民主的条項のほかに、天皇制をのこして主権在民をあいまいにした反動的条項もある》としており、第1章の「天皇」は削りたいようだ。さらに次のような核心に踏み込む。

《将来、日本が、独立、民主、平和、中立の道をすすみ、さらに社会主義日本に前進する過程で、日本人民の意思にもとづいて、真に民主的な、独立国家日本にふさわしい憲法を制定するために前進してゆくことは、歴史の発展からいっても当然のことである。そして、そのとき日本人民は、必要な自衛措置をとる問題についても国民の総意にもとづいて、新しい内外情勢に即した憲法上のあつかいをきめることになるであろう》

 驚くべきことに、「独立国家日本にふさわしい憲法を制定するのは当然だ」と言い切っているのだ。

 共産党の究極の目標は、現在の綱領にも明記しているように「社会主義・共産主義の社会」をつくることにある。「天皇」の条項があり、私有財産権も保障している現行憲法で、共産党が理想とするような新国家がつくれるはずはない。

 そもそも「革命政党」なのだから、「現行憲法を守る」などという言葉を信じていいはずがないのである。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/853.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 「構造改革」が必要なのは安倍氏の脳内だ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5578.html
2016/07/21

<政府は今後、与党と調整を進め、来月上旬にも経済対策を閣議決定して、裏付けとなる2016年度第2次補正予算案を秋の臨時国会に提出する方針。与党内には一層の上積みを求める声もあり、規模がさらに膨らむ可能性もある。

 事業規模20兆円超の内訳は、国・地方の追加の財政支出が3兆円超▽国が低利で民間事業に長期融資などを行う財政投融資が最大6兆円程度▽国の補助を受けて民間企業が行う事業が6兆円程度▽財政投融資とは別に政府系金融機関が手がける融資が5兆円程度−−となる見込み。

 複数年度にまたがる民間事業を含めることで見かけ上の規模を大きくする。追加の財政支出の財源は、建設国債(使途を公共事業などに限る国債)を1兆円超発行するほか、低金利に伴う国債の利払い費の減少分などで賄う方針だ。

 追加の財政支出はインフラ整備が主体となり、訪日客拡大に向けた地方の港湾整備や、農産物の輸出拠点設置などを行う。財政投融資はリニア中央新幹線の大阪延伸前倒しに約3兆円、整備新幹線の建設に約8000億円を充てる。英国の欧州連合(EU)離脱に伴う金融市場の混乱を防ぐため、政府系金融機関を通じた民間企業へのドル資金融資も行う>(以上「毎日新聞」より引用)


 事業規模を10兆円から20兆円に拡大するというが、倍増した部分の真水は3兆円程度で、後は財投融資の「融資枠の拡大」だという。銀行の貸し出しが低調だから政府機関で融資を拡大するというのだ。

 従来表明していた10兆円部分の事業の大部分は公共事業で、そのメニューを見ると大きなものがリニア新幹線、港湾整備、そしてTPPに対応する農産物輸出拠点整備(と称する農村地区への公共事業支出」)といったものだ。それらを総称して安倍氏は「未来への投資」と名付けたようだが、公共事業は投資した次の段階から「費用の塊」である、という現実をご存じないようだ。

 日本の公共社会インフラが爆発的に拡大したのは前回の東京音のピック前後からだ。つまり国道整備や高速道路や新幹線建設などが行われてから半世紀近く経過して、それらの劣化は深刻な状態になっている。

 そこにリニア新幹線という完成後の運用収益が見通せない巨額名建設費用を要する施設が本当に必要なのだろうか。さらにリニア新幹線は安全性や強力な時期が及ぼす乗客の健康面に対して不安は払拭されていない。リニア新幹線は間違いなく「未来への荷物」になる。

 民間投資が低調なのは銀行が貸し渋りをしているからではない。企業が投資を拡大する環境にないからだ。中国では企業設備バブルを縮小させなければならないが、その動きは極めて緩慢だ。つまり世界的にモノが溢れて需給バランスが取れないまま供給過多の状態が今後も長く続くとみられている。企業収支が短期的に改善されない見込みの経済環境で、政府融資枠を拡大して効果があるとは思えない。

 安倍氏とその経済顧問たちが実施すべき「構造改革」は彼らの考え方から着手すべきだ。昭和40,50年型の公共事業偏重の経済対策は投資効果が1.5以上あった当時こそ有効だったが、現在では予算は組めども消化できない1以下でしかないのが実態だ。余った予算は基金として官僚たちの天下り先の特別別荘になっているではないか。官僚による官僚のための公共事業にどれほどの経済効果があるというのだろうか。

 安倍氏のいう「未来への投資」を具体化するには「子育て支援」「若者支援」を強化することだ。モノに投資しても消化不良になるのが関の山で、それよりも子育て世代の生活逼塞感を解消するために子ども手当を倍増、三倍増して「子育て費用は国が面倒を見る」覚悟を国民に示すべきだ。

 頭の古い政治家たちは「子育ては個人給付だ。個人給付は国がすべきではない」などといった発言を平気でして、経済が何かご存じない無知を曝け出している。その反面、官僚たちの老後個人保証でしかない公共事業未消化分の基金創設には熱心だ。その基金はどうなったか、たとえば「復興基金」などは被災地の復興にどういったメニューで使われたか、経過の仔細を国民に知らせるべきではないだろうか。

 日本は10兆円程度の需要不足に陥っている。消費増税で国民の可処分所得を奪い取ったツケがそっくり需要不足となって景気の足を引っ張っている。だから10兆円規模の景気対策をすれば±ゼロという発想なのだろうが、GDPの6割を占める個人消費を冷やして、GDPの2割程度の政府支出を吹かしてもエンジン出力はそれほど上がらない。

 中学の数学で学習する「解の公式」なら足して引けば同じ事だが、経済ではそうはいかない。個人から奪った所得は個人の所得へ戻すべきだ。その際、格差是正というキーワードで実施するなら、保育士や介護士の給与を数千円から一万円程度月額で引き上げるより、もっと大胆に数万円か程引き揚げるべきだ。財源がないというのなら、公務員給与をそれに見合うほど引き下げればよい。

 国民年金も生活保護費まで引き上げるべきだし、その財源がないというのならその財源に見合うまで共済年金や厚生年金を引き下げればよい。格差是正して国民が等しく生活できる日本にすべきだ。そうすれば不足していた需要がいくらかでも改善されるだろう。安倍氏が目材構造改革はまず安倍氏の脳内の思考回路を「構造改革」すべきだ。

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/854.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 小池百合子候補擁立の影の立役者・石破茂地方創生相が、閣僚から外れた途端、自民党内の抗争・戦いが始まる(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/d2048c239d387368ca925d190dbc0419
2016年07月22日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 東京都知事選挙(7月31日投開票)まで残すところ、あと9日。小池百合子候補(元防衛相)、鳥越俊太郎候補、増田寛也候補(元総務相)のだれが当選するか。その結果を待たず、自民党、民進党では、早くも「党内抗争」が始まっている。安倍晋三首相は、自民党役員・内閣改造人事を行い、秋の臨時国会に臨む。だが、自民党内では、「小池百合子候補擁立の影の立役者と目されている石破茂地方創生相が、閣僚から外れた途端、抗争・戦いが始まる」と囁かれている。一方、民進党は、代表選挙(8月25日告示、9月7日投開票)に向けて、続投意欲のある岡田克也代表に対して、蓮舫代表代行、前原誠司元外相、細野豪志元環境相らが、立候補の動きを示しており、党分裂含みの争いを深めつつある。



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/855.html

記事 [政治・選挙・NHK209] まるで“恐怖政治” 自民党が密告サイトを開設〈週刊朝日〉
             教師の政治的な発言の“密告”を求めている自民党。狙いは…(※イメージ)


まるで“恐怖政治” 自民党が密告サイトを開設〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160720-00000238-sasahi-soci
週刊朝日 2016年7月29日号


 何を期待しているのか。恐怖政治さながらだ。

 自民党がホームページで、学校教育で「政治的中立を逸脱するような不適切な事例」として、教師の政治的な発言の“密告”を求めている。「いつ、どこで、だれが」など具体的な情報の記入欄がある。

 党文部科学部会長の木原稔衆院議員はツイッタ―でこう呼び掛ける。

〈18歳の高校生が特定のイデオロギーに染まった結論に導かれる事を危惧してます〉

 一方で、神奈川県の30代教諭は不安そうに語る。

「現場の教師を萎縮させる効果は十分です。いまや、生徒に対してばかりか、職員室でさえ政治の話をしづらい空気になっている」

 当初掲示した文面は中立を逸脱した例示として「子供たちを戦場に送るな」と主張する教員を挙げていた。ネット上で批判され、「安保関連法は廃止にすべき」と例示を書き換え、さらに本音を露呈。その文言も削除するハメになった。

『戦前回帰「大日本病」の再発』などの著書がある、戦史研究家の山崎雅弘氏が厳しい口調で指摘する。

「狙いは、批判的な意見の者を服従させるため、恐怖心を植えつけることです」

 メディアに対し、スポンサーの圧力や放送法をチラつかせたのと同じ手口だ。

「ある法案に賛成と反対の意見を半々に報じるのが中立かのように言い募るが、それは誤り。多くの憲法学者から違憲と判断された安保法制を強引に通す、政権与党のルール違反を厳しく批判することこそ政治的中立です」(山崎氏)

 教育法に詳しい中京大国際教養学部教授の大内裕和氏はこう語る。

「教育基本法14条は、政治的教養の尊重を謳う。18歳選挙権導入で、教師が政治の現状を学ばせる必要性は高まっている。学校で安保法制や沖縄の基地問題をきちんと教えるべきです。自民党は自由で民主的な社会の基盤を揺るがしている」

 今回のサイトは、なりすまし、でっち上げなども考えられる。元文科省審議官で京都造形芸術大教授の寺脇研氏が呆れながら言う。

「政党助成金をもらい、国政調査権を持つのに、自分たちで事例を調べようとしないで事実関係が不確かなたれ込みを集めてどうするのか。中身の問題以前にあまりにお粗末。議員のレベル低下を天下にさらした」

 木原衆院議員に取材を申し込んだが、期日までに機会を得られなかった。(本誌・松岡かすみ、太田サトル、鳴澤大、亀井洋志、吉崎洋夫/黒田朔)


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/856.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 沖縄・ヘリパッド建設で緊迫・参院選翌日から資材搬入/政府あす沖縄県を提訴・辺野古移設再び法廷闘争へ(報道ステーション)








07/21 22:18 テレビ朝日 【報道ステーション】
沖縄・ヘリパッド建設で緊迫・参院選翌日から資材搬入

沖縄県東村高江の北部訓練場に、ヘリパッド建設に反対する人が集まった。
参議院選挙の翌日から国が急に工事用資材の搬入を再開し、全国から数百人規模の機動隊が派遣された。
日米両政府は1996年、米国海兵隊の北部訓練場の半分を返還することで合意した。
条件は返還される区域のヘリパッドを返還されない区域に移すことだったが、ヘリパッドは高江の集落を取り囲むように建設される計画で、村の意見は割れ工事は中断していた。
沖縄県民は「強引過ぎる。
参院選で沖縄県の民意が出たばかりなのに」とコメント。


07/21 22:21
 
テレビ朝日 【報道ステーション】
政府あす沖縄県を提訴・辺野古移設再び法廷闘争へ

政府は沖縄県・翁長雄志知事との会議の中で、明日沖縄県に新たな訴訟を起こすと通告。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/857.html
記事 [政治・選挙・NHK209] 『週刊文春』の“スキャンダル報道”は選挙妨害の意図的記事以外のナニモノでもない。ほとんど(全部)がまた聞きコメント。
裏取りもなし。



 








http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/858.html
記事 [政治・選挙・NHK209] 田原総一朗「鳥越俊太郎が都知事選で問う『ストップ・ザ・アベ』」〈週刊朝日〉
             もっとも早く出馬を表明した小池百合子氏


田原総一朗「鳥越俊太郎が都知事選で問う『ストップ・ザ・アベ』」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160720-00000235-sasahi-pol
週刊朝日 2016年7月29日号


 31日投開票に向けて各候補者の演説に熱が帯びる都知事選だが、ジャーナリストの田原総一朗氏は改めてその意義を問う。

*  *  *
 東京都知事選は、何を競う選挙なのだろうか。

 美濃部亮吉、青島幸男、石原慎太郎と、いわば知名度の高さを競う選挙であった。

 美濃部氏は、社会党、共産党が支持したのだが、2期目のスローガンは「ストップ・ザ・サトウ」であった。当時自民党の佐藤栄作氏が首相で7年目に入り、それこそ一強多弱状態だった。そこで美濃部氏は「ストップ・ザ・サトウ」を打ち出したのだが、当然ながら「都政」で佐藤内閣が止められるはずはない。だが、美濃部氏は「ストップ・ザ・サトウ」で都知事に再選したのである。

 青島幸男氏のスローガンは「都市博反対」であった。1996年に東京・臨海副都心で世界都市博覧会の開催が企画されていて、すでに段取りの段階に入っていたのだが、青島氏は、その都市博に断固反対するというのが唯一のスローガンで、都政については何一つ論じていなかった。なお、このとき自民党は石原信雄元官房副長官を支持していたのだが、青島氏に敗れた。

 そして都知事となった青島氏は、スローガンどおり都市博を中止させたが、それ以外に「青島都政」としての実績はない。

 都知事になって数カ月後に、私は雑誌の企画で青島氏にインタビューした。都市博をつぶしたこと以外にどのような抱負があるのか、と問うたのである。青島氏は、何とも意外なことを言いだした。

 実は、都知事選で、限りなく1位に近い、もっと言うと1位の人物をハラハラさせる票数をとって2位になりたかったのだというのである。つまり当選して都知事になるつもりはなかったのだという。これでは、都市博つぶし以外に抱負がないのは当然で、あらためて正直な人物だな、と感じた。

 そういう意味では、舛添要一氏と猪瀬直樹氏は都政のあり方に少なからぬ抱負を持った人物であり、現に都知事選のインタビューでは、私は両者から熱っぽい都政論を聞かされた。だが、その両者は都政にかかわる問題ではない部分で、辞めざるを得なくなってしまった。

 そこで今回の都知事選だが、都政の問題点に最も鋭く切り込んでいた宇都宮健児氏が、告示の前日に出馬を取りやめた。

 もっとも早く出馬を表明したのは、元防衛相の小池百合子氏だが、自民党、そして公明党も小池氏を推薦せず、前岩手県知事で元総務相の増田寛也氏の推薦を決めた。保守陣営は分裂選挙になるわけだ。

 それに対し、民進、共産、社民、生活の野党4党はジャーナリストの鳥越俊太郎氏の支援を決めた。宇都宮氏が出馬を断念したので、増田氏と鳥越氏の戦いになるのではないか。

 小池氏の当選で初の女性都知事登場というのも意義はあるが、自民党都連が、小池氏を支援した場合に「処分対象になる」としたのは、小池陣営には痛い。

 ところで、鳥越氏は参院選で自民党など改憲勢力が3分の2を占めたことを大変なことだ、と強く感じて出馬を決意したのだと語った。都政に問題があると考えたのでも、都政に特別な意欲があるのでもないわけだ。美濃部氏の表現にならえば「ストップ・ザ・アベ」である。

 76歳で、何度もがんの手術を受けているリベラリストの鳥越氏が危機感を募らせているのは、私は戦争を知る世代としてよくわかる。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/859.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 増田氏の応援に行かず 安倍首相は小池氏と通じているのか(日刊ゲンダイ)


増田氏の応援に行かず 安倍首相は小池氏と通じているのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186099
2016年7月22日 日刊ゲンダイ



左から小池氏、安倍首相、増田氏(C)日刊ゲンダイ


 7月31日の投票日まで残り9日になった都知事選。どの世論調査も、小池百合子、鳥越俊太郎、増田寛也の順番となっている。小池氏と鳥越氏が激しく競り合い、増田氏が一歩遅れている。だからか、すでに安倍官邸は増田氏の当選を諦め、小池知事を想定して動いているという臆測が流れている。

「とにかく増田さんは地味。政策も新味がないから、メディアも大きく取り上げない。遊説中にクレープを買わせて庶民派を演出したりしていますが、やっぱり芝居くさい。どうしたら票が伸びるか正直、妙案がない。あとは組織をフル稼働させ、小池、鳥越の2人がスキャンダルで自滅するのを待つくらいしかありません」(自民党都連事情通)

 増田陣営が最後の“切り札”として期待しているのは、安倍首相の応援演説だという。この土日、さらに選挙戦最終日である来週の土曜日の3回、安倍首相が増田候補と一緒に一日中、都内各地で遊説すれば、人が集まると期待しているという。

 実際、2年半前の都知事選の時、安倍首相は舛添要一と選挙カーに立ち、「決断力と実行力をもってできるのは舛添さんしかいません!」と熱弁を振るい、都知事に当選させている。応援に入れば安倍首相の本気度も伝わり、組織も動くという。

 しかし、安倍首相は最後まで、都知事選に関わらない方針らしい。

「すでに安倍首相は“小池知事”を想定し、ここでケンカをするのは得策ではないと判断しているようです。選挙に関与しないことが、小池さんに恩を売ることだと考えているのでしょう。それに『もう負ける選挙の応援はしたくない』と思っているといいます。参院選の時、安倍首相は1人区の10重点区を回ったが、結果は自民党の“1勝9敗”だった。そのため、民進党の岡田代表にまで『首相が回った方が我々にはよかった』とバカにされる始末。応援した増田さんが負けたら、またバカにされかねない。負けず嫌いの安倍首相は、増田さんの勝利が確実になるまで応援には入らないはずです」(官邸事情通)

■都議会のドンは生け贄?

 もともと安倍首相は、小池百合子氏を都知事候補に担いでもいいと考えていたらしく、小池氏本人も官邸からOKをもらったと思っていたらしい。ところが、小池氏を嫌っている自民党都連のドン、内田茂都議が“増田擁立”に動き、自民党と小池氏は対決することになったという。

 もし、小池氏が都知事に就任したら、“天敵”である“内田潰し”に動くのは間違いない。首相周辺は「内田都議を生け贄として差し出すことは仕方ない」と考えているのか。安倍首相が増田氏の応援に入るかどうかが、安倍官邸と小池百合子氏が裏で通じているか否かのバロメーターになる。



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/860.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 「鳥越氏vs.文春」橋下氏もツイッター参戦「事実無根なら言論で大喧嘩を」(THE PAGE)
「鳥越氏vs.文春」橋下氏もツイッター参戦「事実無根なら言論で大喧嘩を」(THE PAGE)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160722-00000001-wordleaf-soci

「報道の自由を最も尊重しないのが鳥越さんだった」「この程度で逃げ回っているなら知事になる資格なし」――。21日発売の週刊文春によって過去の「淫行疑惑」を報じられた東京都知事候補のジャーナリスト鳥越俊太郎氏(76)に対し、前大阪市長の橋下徹氏(47)がツイッター上で批判コメントを連投している。その理由として、これまで鳥越氏は報道の自由を強く叫びながら、自らが批判される側になるや、十分な説明責任を果たさないまま、いきなり刑事告訴に打って出たからだ。元「公人」の立場から橋下氏は「記事が事実無根なら言論での大喧嘩をしなさい。それが民主主義だ。法的措置なんて最後のおまけ」と説いている。

鳥越氏側は「事実無根」と文春を刑事告訴

 「被害女性の夫が怒りの告白!」「鳥越俊太郎 『女子大生淫行』疑惑」――。こうした見出しが躍る週刊文春の問題の記事は、14年前に起きた鳥越氏と女子大生Aさんとの性的トラブルに関する疑惑だ。当時、都内有名私立大2年の女子大生に対し、鳥越氏は自らの別荘に誘って「強引にキス」をし、未遂に終わったものの肉体関係を迫ったほか、その翌日には東京に戻る車中で「ラブホテルに行こう」と誘ったとされる。

 記事は全4ページ。「妻への取材は勘弁してほしい。その代わりに私が話します」。当時Aさんの恋人で、現在は夫である男性に週刊文春が接触を図った際、こうした条件で取材に応じ、記事は男性の証言によって構成されている。

 この証言をもとにした同誌の取材に、鳥越氏側はAさんに当時会ったことは認めながらも「身体の関係を迫った等の事実は一切ありません」と回答。鳥越氏の弁護団は記事について発売前日の20日に「事実無根」として同誌編集部に抗議文を送付し、翌21日午前には名誉棄損と公選法違反で東京地検に告訴した。

 注目の記事について当の都知事選候補・鳥越氏は、20日は報道陣の質問には応じなかった。21日は午後になってJR中野駅前での街頭演説後に「私の口から具体的な事実を言うのは控えさせていただきます」「事実無根なので法的措置を執ることが大事」などと話すにとどまった。同氏の弁護団はこの問題に関し、「記者会見等を開くつもりはない」と書面で公表している。

「法的措置なんて最後のおまけ」「説明できないなら公人になる資格なし」

 鳥越氏のこうした姿勢に強く異を唱えたのが、前大阪府知事・前大阪市長で弁護士の橋下徹氏だ。橋下氏は自らのフォロワー約160万人に向け、21日だけで計9回もの鳥越氏への批判をツイートした。

 日中は2回で、ボクシングでいうジャブ程度。「鳥越さん、あれだけ報道の自由を叫んでいたのに自分のことになったらちょっとケツの穴が小さくないか」「(東京地検に)訴える前に、いつも政治家に言っていた説明責任を果たしなさい」とつぶやいた。

 夜に入ると、短時間のうちに7回のツイートを繰り出した。第一弾の内容は「公人がメディアから追及を受けた場合には、たとえ事実無根でもまずは取材に応じて説明すべき」「重要なことは自らが前面に立つことだ。鳥越さん、逃げ回らずに早急に囲み取材を受けなさい」。

 続いて「公人がメディアから追及された場合に弁護士を使うのは最後の最後。自ら徹底してメディアに説明できないなら公人になる資格なし。鳥越さんもいつもそんなこと言ってたでしょ?」と皮肉った。

 攻撃の手はなお緩まない。「今回の週刊文春の追及くらいで説明責任を果たせないなら今後が思いやられる。知事になったらメディアの追及はこんなレベルじゃないよ」「記事が事実無根なら、まずは週刊文春と徹底的に言論での大ゲンカをしなさい。それが公人であり、民主主義だ。法的措置なんて最後のおまけ。こんな程度で逃げ回っているようでは知事になる資格なし」

 橋下氏はそうツイートした上で、「公人はメディアから追及を受けた場合には時間無制限で質問に応じて徹底して説明する義務がある。僕はそれをやってきた自負がある。自分の言葉で語るのが公人だ」と強調した。

 さらに、この日最後のつぶやきでは「つい最近も報道の自由を守れ!と大袈裟に記者会見していた鳥越さん。結局、自分が追及を受けた場合には、報道の自由を最も守らない人だった」と皮肉と揶揄をたっぷり込めていた。

問題なのはタイミングではなく「記事の真実性」

 鳥越氏の説明責任に関する批判の一方、選挙戦のさなかに掲載された記事をめぐって「政治的背景」があるとの指摘もある。鳥越氏自身、21日午前の民進党都連の会議で「単なる週刊誌の記事というより、何か政治的な力が働いたと感じる」といった内容の発言をしたほか、民進党の岡田克也代表は「このタイミングで出てきたことは非常に不自然」と不快感をあらわにした。

 ただ、刑事事件に詳しい元東京地検検事の落合洋司弁護士はネットメディアの取材や自らのツイッターを通してこうした内容の発言をしている。「問題なのは(選挙中という掲載時期ではなく)記事の真実性。どこまで裏付けをとったかが大きく問われる」「名誉棄損で告訴しました!と花火を打ち上げて、それで済む場合と済まない場合があり、鳥越氏の件は後者じゃないかな」

 ちなみに橋下氏も大阪府知事在職中の2012年、週刊文春に知事就任前の女性との不倫スキャンダルを暴かれた苦い過去を持つ。この時の対応は「今回は(文春に)バカはつけられない」と大筋で記事内容を認め、「(夫人との関係は)大変な状況です」と苦笑しながらうつむいた。
 
(フリー記者・本間誠也)

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/861.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 都知事選候補者、新聞報道の「政策に大差なし」は本当か 都知事選で誰に投票すべきかが難しい理由

安東泰志の真・金融立国論
【第71回】 2016年7月22日 安東泰志 [ニューホライズン キャピタル 取締役会長兼社長]
都知事選候補者、新聞報道の「政策に大差なし」は本当か

舛添前知事の辞職に伴う東京都知事選挙が7月14日に告示され、31日の投開票まで目が離せない。都知事選挙については、これまで政治的な側面ばかりが注目され、「政策に大差ない」といった安易な報道が目立つが、各候補者の公約を比較してみると、その主張内容や力点の置き方にはかなりの温度差がある。本稿では主要3候補の政策面での公約を比較検証してみることとしたい。

政策とは異なる論点が注目された3候補
都知事は都政の政策本位で選ばれるべき

 自民党の東京都連は、先月早々と出馬を表明した自民党衆議院議員だった小池百合子・元防衛相・環境相ではなく、告示の数日前になって元岩手県知事・総務相の増田寛也氏を推薦すると決定し、自民党は分裂選挙となった。さらに、野党は二転三転した上、告示の前日になってジャーナリストの鳥越俊太郎氏を推薦することとなった。

 自民党都連は、いわば身内である小池氏を推薦しない理由が必ずしも明らかでないまま他の候補者を模索し、増田氏に決まった後は、「増田氏以外の候補者を支援した場合は親族を含めて除名を含めた厳しい処分をする」との通達まで出すなど、不自然さが目立つ。

 これについては、辞職した猪瀬直樹・元知事らが自民党都連の一部幹部や森喜朗・元首相などによる都政支配をネット上で激しく告発したことなどとも相まって、「都政の透明化を主張する小池」対「従来型の都議会との調和を重視する増田」の構図が明確になった感がある。

 前者は、都政の意思決定プロセスを明確にし、五輪をはじめとする利権構造にも踏み込んで予算策定と運営を適正化しようというものであり、後者は、知事と議会の間にすき間風を吹かせないように気を遣いながら円満に物事を進めようというものだ。

 一方、民進党ほか野党4党の統一候補となった鳥越氏は、出馬会見で出馬のきっかけについて「参議院選挙の結果、改憲勢力が3分の2を取ったことへの危機感」と、都政とはあまり関係ないとも思われる理由を挙げる異例の展開となった。

 すなわち、今回の都知事選は、まず都政のガバナンス改革や、改憲の是非といった、個別政策とは異なる論点がハイライトを浴びてきた。しかし、都知事は本来、都政に関する政策本位で選ばれるべきものであろう。

 その点に関連して付け加えると、鳥越氏は、小池氏が街頭演説で自身の健康問題に言及したことについてテレビ番組で不快感を表明した。鳥越氏の健康問題や各種週刊誌報道などは次の4年間を考える時、都知事としての資質を判断すべき要素の一つではあろうが、これらは都知事選の「政策上の争点」ではない。なお、小池氏は、後述するように3候補者の中で最もダイバーシティを重視する政策を打ち出しているのであり、がん患者一般への偏見があるとは思われない。

キャッチフレーズと副題から
3人の姿勢の違いを見る

 告示直前に立候補を表明した増田氏・鳥越氏は、それぞれ支援を受ける政党のバックアップを受けて急ごしらえで政策を公表。

 これに対し、早い段階で出馬表明をしていた小池氏は、特定の政党の支援は得られなかったものの、それなりに政策を練る時間があったものと考えられる。特定の政党のバックアップがある場合には、どうしても政策面で配慮が必要であるが、そうでない小池氏の場合はより自由な発想で政策を構想できたものと考えられる。16日までに、3候補は各々の政策を公表している。

 まず政策全体のキャッチフレーズを見てみよう。増田氏は「あたたかさと夢あふれる東京に」、小池氏は「東京大改革宣言」、鳥越氏は「あなたに都政を取り戻す」だ。ちなみに、増田氏は副題として「東京の輝きを取り戻すために」、小池氏は副題として「都民が決める。都民と進める。」を掲げており、鳥越氏のキャッチフレーズは、これらのいいとこ取りをしたような感じがすることは否めない。なお鳥越氏の副題は、「住んでよし、働いてよし、環境によし、を実現する東京を」である。

 このキャッチフレーズと副題から、既に3者の姿勢の違いが垣間見える。増田氏は手堅い行政経験と政権与党の推薦を売りにしているだけに、従来路線を踏まえて落ち着いた東京を目指すのに対し、環境大臣時代にクールビズを全国区にした実績がある小池氏は、都政のガバナンス改革をテコにして前例にとらわれない斬新な政策をも視野に入れる。鳥越氏は、暖かみは感じるが、やや総花的で曖昧な感じがする。

3候補とも施策の柱とひとつとなる
「防災」と「安全」

 東京都知事候補の場合は、「防災」や「安全」は政策から抜くわけにはいかない論点だ。したがって、この点に関しては3候補とも施策の柱のひとつになっている。ただ、増田氏は住宅の不燃化や帰宅困難者問題等、極めて無難かつ堅実な政策に絞っているのに対し、小池氏は、それらに加えて「電柱ゼロ」「町会・消防団機能強化」「乳児用液体ミルクの普及」などのユニークな視点も加えている。

 また鳥越氏は、「住宅・マンションの耐震化助成」「原発に依存しない社会」といった視点を加えている。また、テロ対策については、増田氏がオリンピック・パラリンピックの成功という視点から論じているのに対し、小池氏・鳥越氏はより広く、平素からの東京の安全という視点からその必要性を論じている。

捉え方と具体策に大きな違いがある
子育て・介護・貧困等の問題施策

 東京にはまだ数千人もの待機児童がいること、高齢化が進んでいることなどから、3候補とも子育て・介護等については重点施策にしている。しかし、その捉え方と具体策の有無については大きな違いがある。

 増田氏は、「子育て支援3本柱」「介護福祉3本柱」と、まさに子育て・介護・貧困問題に関連する実務的な施策を打ち出している。具体策としては、待機児童に関しては「待機児童解消・緊急プログラム」を策定するという。市町村長の協力も得ると言明しており、自公推薦の強みを強調する形だ。

 これに対し小池氏は、それらを独立したものではなく、「ダイバーシティを実現するための必要条件」と大きく捉えている。小池氏はダイバーシティを「女性も、男性も、子どもも、シニアも、障がい者もいきいき生活できる、活躍できる都市・東京」と定義し、その目標を達成するための施策として待機児童問題や介護問題等の関連施策を具体的に細かく列挙するばかりでなく、「残業ゼロ」「満員電車ゼロ」などの働き方改革や、「給付型奨学金の拡充」など若年層の貧困問題にも取り組むとしている。

 鳥越氏は「都民の不安を解消する」という大目標の中に子育て・介護関連施策を取り入れ、更に、具体策は示していないものの「子どもの教育機会」「貧困・格差の是正」などにも目を向け、更に「がん検診受診率100%を目指す」というユニークな施策も取り入れている。また、推薦を受けた政党の主張に沿った形で、「正社員化の促進」「働き方改革」も主張する。

 なお、小池氏・鳥越氏は、共に、子育てや介護について、支援施設の建設だけでなく、保育士や介護職員の処遇改善による人材確保に言及しているほか、都民の健康のための受動喫煙問題にも言及している。

最も差異が大きい政策は
3人の成長戦略だ

 3人の候補者の政策に最も差異があるのが成長戦略だ。

 まず、そもそも小池氏は、政策全体を「セーフ・シティ」「ダイバーシティ」「スマート・シティ」とし、ホップ・ステップ・ジャンプのイメージを出している。「セーフ・シティ」で防災や安全を謳い、「ダイバーシティ」で子育て・介護・教育・働き方改革などを謳い、そして、それらを必要条件とした上で、その総仕上げとして「スマート・シティ」として具体的には「環境・金融先進都市」を謳っている。環境大臣の経験、経済番組のキャスター経験などを踏まえて、個別の成長戦略も具体的だ。

 例えば、「エコハウスへの補助・エネルギーステーションの推進・街灯のLED化・都市農業や森林の維持」などの環境対応、「国際金融特区や税優遇を活用して東京をアジアナンバー1の国際金融市場として復活・フィンテックの活用を含め東京版グラミン金融(小口無担保融資)の推進」「事業承継・新規事業者参入促進のため事業再生・ベンチャーファンドの育成」「東京ブランドの確立による観光・インバウンド客の増大」など非常に具体的と言える。ここでの「税優遇」が意味するものは、外国金融機関に法人都民税・法人事業税等を優遇すれば香港やシンガポールなどとそれほど遜色のない法人税率が実現できるということであろう。それは法律的にも都独自で実現可能な施策であり首肯できる。

 次に増田氏は「オリンピック・パラリンピック大会成功」「魅力あふれる東京への経済活性化」「2020年大会後を見据えた将来展望」にそれぞれ3項目ずつの施策を付記している。

 例えば、「オリンピック・パラリンピック大会成功の3本柱」としては、(1)ラグビーワールドカップ2019と一体となった機運醸成、(2)全国民参加型大会、(3)テロ・サイバー攻撃などへの備え、を挙げている。

 しかし、ラグビーワールドカップとの連携という項は、冒頭で触れた猪瀬元知事が指弾している森・元首相との関係を彷彿とさせるし、全国民参加型というのは、必ずしも東京都の施策とは思われない。また、「魅力あふれる東京への経済活性化」については、(1)東京を世界有数の観光都市化、(2)国の成長戦略と連携して東京都のGDPを大幅アップ、(3)海外展開支援など中小企業の持続的成長を支援、となっており、内容は首肯できるものの、具体策がないように思われる。

 更に、「2020年大会後を見据えた将来展望」では、(1)東京を世界の環境先進都市に発展、(2)早期に三環状道路ネットワークを完成、(3)2020年以降のグランドデザイン策定、などとなっているが、既に舛添前知事時代に策定されている「東京都長期ビジョン」に沿ったものであり、特段の新味はないように思われる。

 とはいえ、増田氏の政策は極めて無難で堅実あり、奇をてらわず官僚や市区町村を使って従来の長期ビジョンを地道に実現するということであれば、それはそれで評価できるという有権者もいるだろう。もっとも、小池氏も、出馬表明の記者会見において、すでに、東京都長期ビジョンの中でそのまま使える部分は踏襲すると述べており、実際には差がないとも言える。

 鳥越氏について特異なのは、成長戦略と呼べる政策が皆無に近いことだ。あえて言えば、五輪の成功という項目の中で「東京の可能性や魅力を世界にアピールできる体制を作る」という部分くらいだ。そのかわりに鳥越氏が強調しているのが、「人権・平和・憲法を守る東京」であり、特に目を引くのが「非核都市宣言を提案」という施策だろう。鳥越氏の出馬の目的が都政というよりは国政レベルの自民党政治への反発であることがよくわかる。

「政策に差異がない」という新聞報道は
明らかに誤りだ

 一度出馬を表明しながら最終局面で辞退した宇都宮健児氏は、金融産業に否定的な見解を示していた。野党統一候補として鳥越氏を擁立する過程でその政策をある程度受け継いだため、野党統一候補としては、小池氏のように「国際金融都市・東京」といったダイナミックな視点は持てなかったものと思われるが、ロンドンやニューヨークの例を待つまでもなく、金融は雇用創出や税収増の上でも極めて重要な産業であり、筆者としては残念なことと感じる。

 しかし、金融資本主義などよりも平等や配分を重視するという民進党など野党4党の主張に賛同する都民も当然一定割合存在すると思われるし、それが健全な民主主義であろう。

 このように、3人の候補者の政策には、あらゆる面で大きな差異があり、「政策に大差がない」という新聞の論調は明らかに誤りだ。安定なのか、変革なのかを含め、都民が新都知事に求めているものは極めて多様だ。都民が各候補の配布物やネット上に掲載されている政策を丁寧に読み、街頭演説を良く聞き、今度こそ賢明な選択がなされることを期待したい。

http://diamond.jp/articles/-/96308


 
岸博幸の政策ウォッチ
【第38回】 2016年7月22日 岸 博幸 [慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授]
都知事選で誰に投票すべきかが難しい理由
 都知事選が本格化して、7月31日の投票に向けてマスメディアは盛り上がっていますが、個人的には今回の都知事選は、主要3候補(小池、鳥越、増田)の誰に投票すべきかを決めるのが難しい選挙だと思っています。

どの候補も基本的にはイマイチ


主要3候補の誰が当選に近いのか。結果を読むのが非常に難しい選挙になりそうです
 というのは、そもそも出馬会見など最初の印象から、どの候補も都知事としてイマイチと感じざるを得ないからです。

 鳥越氏については、都知事選立候補のモチベーションが憲法改正反対という国政の課題です。その後付け加えたガン検診率100%というのも、大事な課題ではあるものの、東京都の固有の問題というより全国規模の問題です。そう考えると、都知事への適格性という観点からは疑問を抱かざるを得ません。

 小池氏は、都議会解散で既得権益打破を訴えたのは良いですが、議会解散は政策目的を実現する手段に過ぎません。お手本であろう小泉元総理の劇場型政治は、郵政民営化というそれを通じて達成したい目的が明確でしたが、では小池氏が都議会を解散して何を実現したいかとなると、よく分かりません。目的なき劇場型政治となっているように見受けられます。

 増田氏は、総務大臣時代に東京都に入るべき地方法人税のうち年間2000億円を国が地方に再配分する仕組みを作りました。かつ、最近は地方創生の絡みで東京から地方への人口移転を訴えていました。東京から地方にカネとヒトを移すべきという主張の人が都知事になってどうするのでしょうか?

 このように考えると、偉そうな物言いになってしまいますが、どの人もイマイチだなあとなってしまいます。

次の都知事に求められるべきは改革の姿勢

 しかし、文句や批判ばかり言っていてもしょうがないので、ではこの中で誰に投票したら良いのか、各候補の公約を見て考えてみましょう。

 その際に留意すべきは、マスメディアが日々取り上げるようなイシューにばかり目を奪われてはいけないということです。3候補とも、アプローチにこそ差はあれ、東京オリンピックの成功、保育や介護の充実、防災の強化を訴えていますが、これらの課題はある意味で目の前の課題であり、政治家としてしっかりと対応して成果を出すのが当たり前です。

 それ以上に重要だし問われるべきは、東京都という他の地方自治体とは明らかに異なるところのトップとして、東京都ゆえの特殊性を踏まえた対応をしっかりとやっていく気構えがあるのかです。

 それでは、他の地方自治体と異なる東京都の特殊性は何かというと、当たり前ですが東京都は日本の首都だということです。フランスやイギリスを見れば分かるように、首都がその国の政治に加えて経済の中心でもある場合、首都の国際競争力が強くあってこそ、地方や国全体も栄えます。つまり、東京都は経済面でシンガポールや香港、さらにはニューヨークやパリ、ロンドンといったグローバル都市との競争に勝たなければならないのです。

 そのためには、東京という地域経済の生産性と潜在成長力を高めることが不可欠となります。特に、東京都の人口は2020年がピークと予想されています。オリンピックまでは経済面でも人口面でも話題の面でも東京は盛り上がり続けますが、オリンピックという宴が終わった後は、人口減少と高齢化が急速に進むのです。その状況で世界の主要都市と競争をしなければならないのですから、東京の生産性をどれだけ向上できるかは日本の将来を左右する位に重要な課題なのです。

 そう考えると、政府以上に東京都は構造改革を進めなければいけないことが分かります。特に、改革の成果はすぐに出ないことを考えると、オリンピック後に向けた改革はこれからの数年が勝負になります。分野でいえば、保育や介護、雇用制度の改革はもちろんですが、それ以上に首都として重要なのは高度外国人材や外国企業の誘致に必要な改革です。

 余談になりますが、グローバルファンドのアジアでのヘッドクオーターはシンガポールか香港に置かれていますが、そこのトップの人たちと話していると、多くの人が「もしアジアのヘッドクオーターをどこに置くか自分が自由に選べるなら、東京にしたい」と言っています。東京の食事がアジア一であり世界一だからであり、加えて街が安全で、人々が親切で礼儀正しいからです。

 でも、実際には東京に来ません。その理由として彼らは、税金が高い、様々な手続きが面倒臭い、子どもを安心して通わせられるインターナショナルスクールが少ない、家族で安心してかかれる英語が通じる病院が少ないといった点を挙げています。逆にいえば、改革を通じてそうした点を改善すれば、外国企業や外国人材にとっての東京の魅力は格段に高まるのです。

どの候補も改革姿勢はイマイチ

 だからこそ、次の都知事には改革に前向きであり、かつ実際に改革を進められる人が選ばれるべきなのですが、3候補の公約を見る限り、まず鳥越氏は少し厳しいと思います。改革の「か」の字もないのですから。

 小池氏は、“世界に開かれた環境・金融先進都市”を掲げ、“世界から企業や高度人材を呼び込む”と言っているのは評価できますが、その一方で“東京版グラミン金融(小口無担保融資)”という訳の分からない政策を掲げており、真面目に改革を進める気があるのかよく分かりません。東京都が新銀行東京で大失敗した経験を忘れたのでしょうか。バングラデシュと東京では経済の発展段階や金融のニーズがかなり違うのではないでしょうか。

 増田氏の公約には、鳥越氏と同様にそもそも改革という言葉が出て来ません。“国の成長戦略と連携して東京都のGDPを大幅アップ”と掲げていますが、国の成長戦略が世界のエコノミストや金融市場からまったく評価されていないことを知らないのでしょうか。また、中小企業支援とか三環状道路ネットワーク完成とか、官僚っぽい陳腐な政策ばかりであり、さすが総務大臣時代も官僚の敷いた路線に乗っかっていたい人らしいなあと感じでしまいます。

 このように、偉そうな言い方で大変恐縮ですが、改革に関しての主要3候補の公約はどれもかなりイマイチです。

“万年野党”が公開質問状を出しました

 しかし、他にも立候補者はたくさんそういるものの、現実的な選択肢がこの3人しかない訳ですから、まあ文句ばかり言っていてもしょうがありません。彼らの公約、さらには今後のメディア上での論戦をじっくりと見ながら、誰が改革に前向きになってくれるかを有権者の側が慎重に判断するしかありません。

 そのヒントとなるよう、田原総一郎氏が会長で私も理事を務めているNPO法人“万年野党”は、3候補に公開質問状を提出しました。回答が来たらそれもすぐに公開しますが、政策専門家による厳しい質問ばかりですので、これに3候補がどのような回答をするかも、各候補の改革に対する姿勢を判断する際の参考にしていただければと思います。

◆万年野党「2016年東京都知事選公開質問状」
http://yatoojp.com/2016-tge-public-questions-12345/

http://diamond.jp/articles/-/96310
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/862.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 政界地獄耳 もはや公職選挙法違反状態(日刊スポーツ)
政界地獄耳 もはや公職選挙法違反状態
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1682415.html
2016年7月22日9時19分 日刊スポーツ


 ★都知事選挙はネガティブキャンペーンの度を越えて、公職選挙法違反状態になりつつあるのだろうか。「公職選挙法」は「だれもが平等に立候補し、かつ公平な選挙運動ができるように定めたもの」ではあるが、主に立候補者やその関係者の選挙違反を問うもので、公職選挙法第225条(選挙の自由妨害罪)は選挙に関し、4年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金に処するとしている。

 ★一方、同法には第148条第1項(新聞紙、雑誌の報道及び評論等の自由)があり、新聞紙、または雑誌が選挙に関し、報道及び評論を掲載する自由を妨げるものではない。ただし、虚偽の事項を記載し、または事実を歪曲(わいきょく)して記載する等表現の自由を濫用して選挙の公正を害してはならない、とも記している。21日、都知事選に立候補している鳥越俊太郎の弁護士は同日発売の週刊文春の記事が「事実無根で選挙妨害にあたる」として、公職選挙法違反と名誉毀損の疑いで、東京地検に告訴状を提出した。

 ★また鳥越は18日、東京・巣鴨での街頭演説で友人・森進一を弁士に立て、プロ歌手・森が代表曲「襟裳岬」を歌っている。著名なプロ歌手がタダで歌うとなれば同法第199条の2第1項(公職の候補者等の寄付の禁止)や、候補者等が当選等を目的として有権者に財産上の利益を供与することなどを買収罪と規定する同法第221条第1項第1号に抵触するとの指摘もある。全体的にタガが外れてはいまいか。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/863.html

記事 [政治・選挙・NHK209] ≪爆笑&痛快≫都知事選「NHKから国民を守る党」立花孝志氏の政見放送がNHKで放送!「NHKをぶっ壊す」「男女アナの不倫
【爆笑&痛快】都知事選「NHKから国民を守る党」立花孝志氏の政見放送がNHKで放送!「NHKをぶっ壊す」「NHK男女アナの不倫カーセックス」など(動画6分)
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/19641
2016/07/21 健康になるためのブログ




http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/568767/

東京都知事選(31日投開票)でテレビは小池百合子元防衛相(64)、鳥越俊太郎氏(76)、増田寛也元総務相(64)の3候補ばかりを取り上げ、他の候補者は泡沫扱いになっている。そんな中、唯一平等な機会が与えられるのが、NHKや日本テレビで放送される政見放送だが、NHK関係者が青ざめる政見放送が話題になっている。

 約5分間の政見放送で「NHKをぶっ壊す」と連呼しているのが、都知事選に政治団体「NHKから国民を守る党」から出馬している元千葉・船橋市議の立花孝志氏(48)だ。

 元NHK職員の立花氏は在局時にNHKの不正経理を内部告発し、ジャーナリストに転身。昨年、船橋市議に当選していたが辞職し、NHK問題の追及一点のみを公約に掲げ、都知事選にチャレンジしている。テレビでほとんど取り扱われることはないが、公職選挙法に基づいて行われる政見放送だけは、対等に戦うことができる舞台だ。

 政見放送はNHKのテレビ、ラジオ、民放テレビ(今回は日本テレビ)などで期間中、1候補者につき、2〜3度ずつ放送される。公序良俗に反しない言葉、内容であれば、基本的には無編集が原則とされる。

 ここで立花氏は「NHKをぶっ壊す」と宣言し、NHK職員の平均年収が1800万円で高額過ぎる問題から、相次ぐ職員の不祥事、恐喝まがいの受信料取りたての問題などに言及。不祥事ではNHK男女アナの「不倫カーセックス」問題までもがオンエアされる。

 男性アナと契約女子アナが番組出演後に車内不倫していた写真が今月、フライデーに掲載され、2人は番組を降板していたが、「NHKからは何の説明もない。隠蔽そのもの」(立花氏)とNHK問題の象徴として、取り上げたという。

 立花氏の政見放送はNHKでは21日(午後10時25分〜)と25日(午前6時〜)に放送される予定。NHKの政見放送でNHKが糾弾されるのも前代未聞で、立花氏は「NHKは問題だらけなことを知ってほしい」と訴えた。




NHKの政見放送で【NHKをぶっ壊す!】


以下ネットの反応。






















最高ですな。

ツイッターでも相当話題になってます。トレンド入りしそうな予感。


 

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/864.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 都知事選がどうしてこうなったのか 小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明 
都知事選がどうしてこうなったのか

小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/072100052/illust.jpg
2016年7月22日(金)
小田嶋 隆

 参院選が終わってほっとする間もなく、都知事選がはじまっている。
 今回の選挙は、参院選以上にピンと来ない。
 正直な話、困惑している。

 いや、ガチで本当に正直な話をすれば、私は困惑しているのではない。
 私は、うんざりしている。

 不快感や嫌悪に囚われた時、気持ちの弱い人間は、本当の感情を押し隠して、態度の上では困惑として表現する。あるいは、ヒトサマの前でナマの感情を露呈するのは不躾な態度だという子供の頃からしつけられているマナーが、あからさまな不快感の表明を思いとどまらせているということなのかもしれない。

 いずれにせよ、この国では(「東アジアでは」と言った方が正確かもしれない)正直はマナー違反だ。うんざりすることも、だが。

 今回、選挙についての文章を書くにあたって、私は、礼儀正しさよりは、正直さの方を重んじる態度で取り組むつもりでいる。

 というのも、選挙は、人々を怒らせたり、うんざりさせたり、熱狂させたりする、扇情的なイベントだからだ。

 選挙の度に、ツイッターのタイムラインが、感情的な言葉で埋め尽くされるのは、偶然ではない。ある人々は、それ(感情的になることそのもの)を楽しんでいる。対立する陣営の政治的主張を冷笑したり、特定の誰かを口汚い言葉で罵ったりすることで癒される人々の存在が、選挙を選挙たらしめているというふうに言い換えても良い。

 政治好きな人々の中には、感情を動かすこと自体を好むタイプの人間が一定数含まれている。

 彼らは怒鳴り散らしたいという理由で立候補し、存分にわめきまわるために誰かの支援者になっている。

 感情的になることは、サッカーの応援でもそうだが、われら庶民に与えられた伝統的な娯楽だ。

 そういう意味では、私がうんざりしていることも、精神のストレッチングみたいなものなのだろう。

 感情が動かなくなると、人は無気力になる。
 たまには怒ったりうんざりしたり、悲しんだり喜んだりせねばならない。
 選挙は無感動になりがちな現代人にとって、精神のリハビリなのかもしれない。

 選挙を理詰めで書くこともできないわけではない。が、その書き方では、この、祭りに似た下世話で扇情的な営みの、最も大切なポイントを拾いきれない。選挙やボクシングのような、人々の感情を煽るイベントを扱う書き手は、感情を無視するべきではない。私は、選挙のような感情にまみれた出来事を正確に描写するためには、自分の感情も含めて、様々な人間の感情を正直に書くことが、結局のところ、一番の近道なのだと考えている。

 もっとも、政治向きの事柄に関して、正直な書き方を試みることは、様々な人々を怒らせる意味で、めんどうくさいことでもある。

 今回は、そうしたなりゆきには、頓着しないことにする。怒る人は怒れば良い。
 理性的であるべきである旨を主張している人は、つまるところ、感情的になっている。

 私はといえば、感情的になっている人間が投げて寄越すアドバイスの内容が、感情的になるなということだったりするバカバカしさに、ずいぶん前からうんざりしている。つまり、私は感情的になっている。だから、当稿では、自分の感情を熟考の結果であるみたいに見せかけるテのトリックを採用するつもりはない。

 私の都知事選への嫌悪感は、なによりもまず、政党の候補者選びからはじまっているのだが、その件については先週の当欄で既に書いている。

 現状で私の心をとらえているのは、個々の候補者への失望だ。
 いや、失望というのは不正直な言い方かもしれない。

 私は、21人の候補者全員をまるで支持していない。どちらかといえば、軽蔑を感じている。やはり、うんざりしていると書くべきだろう。私は、彼らにうんざりしている。顔も見たくない。なので、テレビが知事選の話題を扱うと、その瞬間にスイッチを切る。彼らは私にとってそういう人たちだ。

 こういうことを言うと、賢い人たちが

「民主主義は、ベストを選ぶシステムではない。ワーストを避けるための知恵だ」

 てなことを教えてくれるために大挙押しかけてくるのが最近の流れだ。
 わかっている。
 彼らの言うことは正しい。

 選挙は、素晴らしい人や、ついて行くべきリーダーや、すべてを任せるに足る理想的な政治家を選ぶための枠組みではない。数ある候補者の中から、満足はできないまでも、とりあえず最悪な人間が権力に近づくことを阻止するために、大勢の有権者が、せめて一番マシに見える候補者の名前を投票用紙に書き込むことを通じて、結果として、最も悲惨な結末を避けるために先人が残してくれた安全弁だ。それが、つまりは、選挙という実りある徒労なのであろう。

 ただ、それにしても、今回の候補者の顔ぶれはあまりといえばあまりにもひどい。

 正直に書くと言った手前、なるべく遠慮しないであるがままの本音を言うことにするが、私の見るに、今回立候補している人々の中に、知事職を追われていまはただの人になっている舛添さんや猪瀬さんと比べて、多少なりとマシに見える人は、一人たりともいない。ついでに申せば、直前になって出馬を辞退した宇都宮健児さんと比べて、マトモそうに見える人もまったくいない。ついでのついでに余計なことを申し上げるならば、私自身と比較してみても、オレより見識のありそうな人間は、一人も見当たらない。つまり、クズだらけなのだ。

 どういう考え方を採用したら、こんな人たちのうちの一人に投票できるというのだろうか。

 公示期間中でもあるので、どの候補者のどの部分がどんなふうにイヤであるのかについて、いちいち書くことはしない。

 ただ、都知事選の候補者の顔ぶれをひと通り眺め直してみて言えるのは、彼らが、そもそもがろくでもない昨今の国政選挙の候補者と比べてみてさえ、「有権者を舐めている」度合いが著しく高い。選挙公報に載っている彼らのうちの一人が同じマンションの別の部屋に入居してきたら、私は真剣に引っ越しを検討するだろう。

 どうしてこんなことが起こるのだろうか。

 立候補する政治家の側から見て、選挙は、2週間という非常に短い期間に、自分の政見と人物像を選挙区内の有権者に訴えて支持を取り付けなければならない非常にハードルの高いミッションだ。

 それでも、政党に属し、選挙区で日常的な政治活動に従事している政治家は、普段の日常の中で、選挙期間中とは別のアピールをすることができる。

 選挙区も、小選挙区の場合は、ほぼ自転車で回れる範囲に限られている。
 とすれば、まったくの新人でない限り、政治家は、日々の活動の中で、有権者に自分の顔と名前を覚えてもらう地道な活動に活路を見出すことができる。

 となれば、選挙自体も、まるっきりの人気投票(知名度合戦)にはならない。

 ところが、都知事選は、東京都という膨大な選挙区をすべてひっくるめた1127万4080人の有権者(7月13日現在)が、たった一人の知事を選ぶ、極めて抽象度の高い選挙だ。

 このレギュレーションで戦う限り、あらかじめ高い知名度を持っていない候補者は、はじめから勝負の土俵に乗ることさえかなわない。

 今回、21人の候補者が立候補しているが、事実上の選挙戦が、一定の知名度を備えた3人の候補者の間で争われることは、告示前からはっきりしていたし、現在でもこの設定はまったく変わらない。

 1000万人以上の選挙民が、かくも短期間に1回の投票でたった一人の候補者を選ぶようなべらぼうな選挙がほかにあるだろうか。

 私が知っている例では、フランスの下院および大統領選挙は、2回投票制を採用している。アメリカの大統領選挙も、全米の州ごとに予備選挙や党員大会を順次繰り返して、民主・共和両党による指名候補者を絞り込み、最終段階で、各州の大統領を選ぶ大統領選挙人を間接選挙で選ぶという、慎重な方法をとっている。期間としても、最終的に大統領を選ぶまでに、ほぼ丸1年を費やしている。

 先日まで行われていたイギリス保守党の党首選挙(事実上の次期首相選挙)も、投票を何回か重ねて最終的に候補者を一人に絞るシステムを採用している。

 これだけ周到な予防線を張っても、それでもなおトランプのような候補が選ばれてきてしまうのが選挙のおそろしさで、それはそのまま民主主義の不気味さということでもある。

 東京都知事選挙のレギュレーションには、今挙げた例の中に見られるような安全弁や再考の機会が、まったく含まれていない。

 東京都知事選挙が繰り返される度に、ネット上では「都民の民度」という話題が蒸し返される。

 まあ、千葉県知事選挙の時も千葉県民の判断力がしきりにあげつらわれていたわけだし、大阪の市長選や知事選でも浪速の知能指数が他都道府県民の嘲笑の的になっていたのだからして、これは、東京都に限った話ではないのだろう。要するに、首長選挙という枠組みは、どこで実施されるのであれ、多かれ少なかれバカな人気投票に終わるということだ。

 そして、その中でも東京都知事選のバカさは、群を抜いている。

 この選挙が毎回バカな結果に帰着するのは、これまで、この選挙が、毎度必ずバカな人物を選び続けてきた結果によってもたらされている呪いのようなものだ。

 マトモな政治家や、賢い候補者や、意欲あふれるリーダーは、最初の立候補の段階で二の足を踏んでしまう。

 だって、この選挙がテレビで名前の売れている電波有名人以外はお呼びでない、極め付きのポピュリズムミーハー投票に帰結することは、誰であれマトモなアタマを持った人間には初めからわかりきった話だからだ。

 ということはつまり、それでもなお立候補するのは、その電波有名人の資格を備えた軽薄才子か、でなければ、現実を現実としてリアルに認識することのできない夢想的な人々に限られるということでもある。

 で、そういう人間が21人並んでいるのがこの度の選挙公報ということになる。

 悲しいのは、バカな選挙結果が続いた歴史が、政党の候補者選びを無原則なアイドル総選挙の劣化版に堕さしめ、そうやって選ばれた馬鹿神輿の候補者が有権者を舐めた選挙戦を展開することで、ますます心ある有権者が選挙に(投票するしないは別の問題として)背を向ける結果をもたらしていることだ。

 このレギュレーションでは、そもそもマトモな候補者を立てること自体が困難だし、仮にマトモな候補者が立ったのだとしても、その候補者は、まず当選できない。そういういたちごっこを、われわれは繰り返している。

 選挙の当日、私は投票所に足を運ぶつもりだ。
 誰の名前を書くのかは、まだ決めていない。

 私が投票所を訪れる理由は、誰かの名前を書きたいからではない。私が投票所に赴く主たる理由は、どこかの媒体にインタビューされた折に、投票に行かなかった旨を答えることで惹起されるであろう不愉快な騒動をあらかじめ避けたいからだ。

 投票所では、誰かの名前を書くことになるだろう。
 しかしながら、私が書く名前は、その人物を当選させたいからという理由で書く名前ではない。ほかのもっと大嫌いな候補の当選を阻止するためにのみ、私はその人物の名前を書くはずだ。

 投票が終わったら、小学校の校庭にある手洗い場で、手を洗おうと思っている。
 石鹸をたっぷり泡立てて、不本意な汚れ仕事に疲れたかわいそうな手をいたわってあげたい。
 手を洗い終えたら、投票所に向かって中指を立てて、静かに帰路につきたい。

(文・イラスト/小田嶋 隆)

それでも、夕方、投票所にたくさん人が来るのを見るだけで
私はなにかほっとする気持ちが味わえるのです。

 当「ア・ピース・オブ・警句」出典の5冊目の単行本『超・反知性主義入門』。おかげさまで各書店様にて大きく扱っていただいております。日本に漂う変な空気、閉塞感に辟易としている方に、「反知性主義」というバズワードの原典や、わが国での使われ方を(ニヤリとしながら)知りたい方に、新潮選書のヒット作『反知性主義』の、森本あんり先生との対談(新規追加2万字!)が読みたい方に、そして、オダジマさんの文章が好きな方に、縦書き化に伴う再編集をガリガリ行って、「本」らしい読み味に仕上げました。ぜひ、お手にとって、ご感想をお聞かせください。(担当編集Y)

このコラムについて

小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たやすいこと」「取るに足らない出来事」「チョロい仕事」ぐらいを意味している(らしい)。当欄は、世間に転がっている言葉を拾い上げて、かぶりつく試みだ。ケーキを食べるみたいに無思慮に、だ。で、咀嚼嚥下消化排泄のうえ栄養になれば上出来、食中毒で倒れるのも、まあ人生の勉強、と、基本的には前のめりの姿勢で臨む所存です。よろしくお願いします。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/072100052/
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/865.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 橋下徹氏 鳥越俊太郎氏を批判「逃げ回っているようでは知事の資格ない」(被害者が嫌がっている過去をどのように説明すべき?)
 この記事には疑問がある。IWJなどで流されている情報を加えると、この「淫行」報道は17年前の「接吻」を誇大解釈した物である可能性が高い。もしそうであるとしたら、現在家庭を持ち証言さえ拒否している当時の「女子学生」について、細かく証言して本人に関する情報をマスコミにリークすることの意味は如何なるものであろうか。
 それを理解したうえで、この「コスプレシュチュワーデスとやっちゃった」報道等を受けた過去のある発言者はものを言っているのだろうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
http://news.livedoor.com/article/detail/11793508/


橋下徹氏 鳥越俊太郎氏を批判「逃げ回っているようでは知事の資格ない」

2016年7月22日 6時52分

ざっくり言うと
・橋下徹氏が、過去の淫行疑惑を報じられた鳥越俊太郎氏に批判を連投している
・「この程度で逃げ回っているなら知事になる資格なし」と説明の義務を訴えた
・鳥越氏は「事実無根なので法的措置を執ることが大事」と話すにとどまった

◆橋下徹氏が鳥越俊太郎氏を批判

橋下徹@t_ishin(写真略)


?鳥越さん、週刊文春の記事が事実無根なら、まずは週刊文春と徹底的に言論での大喧嘩をしなさい。それが公人であり、民主主義だ。法的措置なんて最後のおまけ。こんな程度で逃げ回っているようでは、知事になる資格なし。【橋下ゼミ・メルマガ】⇒hashimoto-law-office.jp/from.htm

2016/7/21 22:7

「鳥越氏vs.文春」橋下氏もツイッター参戦「事実無根なら言論で大喧嘩を」

2016年7月22日 6時52分 THE PAGE
[写真略]ツイッター上で鳥越俊太郎氏のメディア対応について持論を展開する橋下徹前大阪市長。自らも週刊文春に不倫疑惑を報じられた過去がある(アフロ)

 「報道の自由を最も尊重しないのが鳥越さんだった」「この程度で逃げ回っているなら知事になる資格なし」――。21日発売の週刊文春によって過去の「淫行疑惑」を報じられた東京都知事候補のジャーナリスト鳥越俊太郎氏(76)に対し、前大阪市長の橋下徹氏(47)がツイッター上で批判コメントを連投している。その理由として、これまで鳥越氏は報道の自由を強く叫びながら、自らが批判される側になるや、十分な説明責任を果たさないまま、いきなり刑事告訴に打って出たからだ。元「公人」の立場から橋下氏は「記事が事実無根なら言論での大喧嘩をしなさい。それが民主主義だ。法的措置なんて最後のおまけ」と説いている。

鳥越氏側は「事実無根」と文春を刑事告訴
 「被害女性の夫が怒りの告白!」「鳥越俊太郎 『女子大生淫行』疑惑」――。こうした見出しが躍る週刊文春の問題の記事は、14年前に起きた鳥越氏と女子大生Aさんとの性的トラブルに関する疑惑だ。当時、都内有名私立大2年の女子大生に対し、鳥越氏は自らの別荘に誘って「強引にキス」をし、未遂に終わったものの肉体関係を迫ったほか、その翌日には東京に戻る車中で「ラブホテルに行こう」と誘ったとされる。

 記事は全4ページ。「妻への取材は勘弁してほしい。その代わりに私が話します」。当時Aさんの恋人で、現在は夫である男性に週刊文春が接触を図った際、こうした条件で取材に応じ、記事は男性の証言によって構成されている。

 この証言をもとにした同誌の取材に、鳥越氏側はAさんに当時会ったことは認めながらも「身体の関係を迫った等の事実は一切ありません」と回答。鳥越氏の弁護団は記事について発売前日の20日に「事実無根」として同誌編集部に抗議文を送付し、翌21日午前には名誉棄損と公選法違反で東京地検に告訴した。

 注目の記事について当の都知事選候補・鳥越氏は、20日は報道陣の質問には応じなかった。21日は午後になってJR中野駅前での街頭演説後に「私の口から具体的な事実を言うのは控えさせていただきます」「事実無根なので法的措置を執ることが大事」などと話すにとどまった。同氏の弁護団はこの問題に関し、「記者会見等を開くつもりはない」と書面で公表している。

「法的措置なんて最後のおまけ」「説明できないなら公人になる資格なし」
 鳥越氏のこうした姿勢に強く異を唱えたのが、前大阪府知事・前大阪市長で弁護士の橋下徹氏だ。橋下氏は自らのフォロワー約160万人に向け、21日だけで計9回もの鳥越氏への批判をツイートした。

 日中は2回で、ボクシングでいうジャブ程度。「鳥越さん、あれだけ報道の自由を叫んでいたのに自分のことになったらちょっとケツの穴が小さくないか」「(東京地検に)訴える前に、いつも政治家に言っていた説明責任を果たしなさい」とつぶやいた。

 夜に入ると、短時間のうちに7回のツイートを繰り出した。第一弾の内容は「公人がメディアから追及を受けた場合には、たとえ事実無根でもまずは取材に応じて説明すべき」「重要なことは自らが前面に立つことだ。鳥越さん、逃げ回らずに早急に囲み取材を受けなさい」。

 続いて「公人がメディアから追及された場合に弁護士を使うのは最後の最後。自ら徹底してメディアに説明できないなら公人になる資格なし。鳥越さんもいつもそんなこと言ってたでしょ?」と皮肉った。

 攻撃の手はなお緩まない。「今回の週刊文春の追及くらいで説明責任を果たせないなら今後が思いやられる。知事になったらメディアの追及はこんなレベルじゃないよ」「記事が事実無根なら、まずは週刊文春と徹底的に言論での大ゲンカをしなさい。それが公人であり、民主主義だ。法的措置なんて最後のおまけ。こんな程度で逃げ回っているようでは知事になる資格なし」

 橋下氏はそうツイートした上で、「公人はメディアから追及を受けた場合には時間無制限で質問に応じて徹底して説明する義務がある。僕はそれをやってきた自負がある。自分の言葉で語るのが公人だ」と強調した。

 さらに、この日最後のつぶやきでは「つい最近も報道の自由を守れ!と大袈裟に記者会見していた鳥越さん。結局、自分が追及を受けた場合には、報道の自由を最も守らない人だった」と皮肉と揶揄をたっぷり込めていた。

問題なのはタイミングではなく「記事の真実性」
 鳥越氏の説明責任に関する批判の一方、選挙戦のさなかに掲載された記事をめぐって「政治的背景」があるとの指摘もある。鳥越氏自身、21日午前の民進党都連の会議で「単なる週刊誌の記事というより、何か政治的な力が働いたと感じる」といった内容の発言をしたほか、民進党の岡田克也代表は「このタイミングで出てきたことは非常に不自然」と不快感をあらわにした。

 ただ、刑事事件に詳しい元東京地検検事の落合洋司弁護士はネットメディアの取材や自らのツイッターを通してこうした内容の発言をしている。「問題なのは(選挙中という掲載時期ではなく)記事の真実性。どこまで裏付けをとったかが大きく問われる」「名誉棄損で告訴しました!と花火を打ち上げて、それで済む場合と済まない場合があり、鳥越氏の件は後者じゃないかな」

 ちなみに橋下氏も大阪府知事在職中の2012年、週刊文春に知事就任前の女性との不倫スキャンダルを暴かれた苦い過去を持つ。この時の対応は「今回は(文春に)バカはつけられない」と大筋で記事内容を認め、「(夫人との関係は)大変な状況です」と苦笑しながらうつむいた。
 
(フリー記者・本間誠也)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)

相手がプロである場合でも同じ、とでも言いたいのか。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/866.html

記事 [政治・選挙・NHK209] National Review の記事から「ファシズムに向かう日本」(内田樹の研究室)



2016.07.18

National Review の記事から「ファシズムに向かう日本」 (内田樹の研究室)


JOSH GELERNTER July 16

http://blog.tatsuru.com/2016/07/18_0943.php

日本の政治に津波

今週、日本の自民党とその連立パートナーは参議院で3分の2を制した。衆議院ではすでに3分の2の議席を擁している。国会両院の3分の2は日本国憲法の改定プロセスを開始するのに必要とされる議席数である。改憲は自民党綱領の中心的項目の一つである。
憲法は第二次世界大戦後にアメリカによって日本に押しつけられ、以後一度も改定されたことがない。なぜ、今改憲されなければならないのか?ブルームバーグによれば、自民党は「現行憲法条項のいくつかは自然権としての人権についての西欧的な理論に基づいているので、これらの条項は改定が必要だ」と指摘してきた。
自民党が反対している「自然権としての人権についての西欧的理論」とは何のことかと読者は当然疑問に思うだろう。お教えしよう。自民党の議員たち、大臣たち−安倍晋三総理大臣を含む−は日本会議と呼ばれるラディカルなナショナリスト組織のメンバーである。この組織は(最近まで文科相であった下村博文によれば)日本は第二次世界大戦中に犯した戦争犯罪を認めるという「自虐史観」を捨てなければならないと考えている。
日本会議の見解では、日本は戦争について不当な扱いを受けている。米議会のリサーチサービスによれば、日本会議は第二次世界大戦中に「日本は東アジア諸国を解放したことについて称賛されるべき」であり、「東京裁判は違法」であり、南京虐殺は「誇張され捏造された」ものであると信じている。日本会議は帝国陸軍による中国人朝鮮人“慰安婦”の強制的売春も否定している。そして、日本は現行憲法では憲法違反とされている軍隊を再び有すべきであり、天皇崇拝体制に戻すべきだと考えている。
ナチに類する非道な戦争犯罪に対する憤りゆえにアメリカは日本がリベラル・デモクラシーの政体になることを強要し、あわせて日本の天皇に自己の神格を否定する以下のような宣言をなさせた。「私と国民との間のむすびつきは、専ら相互の信頼と敬愛とによるものであって、単なる神話と伝説によって生まれたものではない。天皇は神であり、かつ日本国民は他民族に優越した民族であり、世界を支配すべき運命を有するとの架空なる観念に基づくものではない」。
だが、日本会議のメンバーの暴走は続いている。2013年、安倍晋三の新内閣の閣僚18人のうち15人が日本会議関係者であったことを祝うパーティではかつての「日章旗」が振られ、「戦後レジームからの脱却」が誓言され、国歌(たいへん短いものであるが、これまで論議の的になってきた)が斉唱された。日本の国歌は天皇に捧げられたものである。「あなたの治世が千年、八千年も続きますように。小石が苔の生す巨岩となるまで」。
自民党の改憲草案は政教分離原則を排除して、国家神道と天皇崇拝に戻る道をめざしている。
改憲草案はまた「日本国民は国権の発動たる戦争と武力による威嚇または武力の行使は国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」という条項と、「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」という条項も廃棄する。日本はこれまでのところこの特異なルールに従ってきたが、クレディ・スイスの戦力インデックスによれば、日本は現在世界第四位の軍事力を有している。これはアメリカ、ロシア、中国に次ぐものである)。
新憲法はまた政府は「公益及び公の秩序に違背する場合は」言論や表現を規制しうるとして、言論の自由も廃している(実際に、日本政府は過去何年か言論の自由には圧力を加えて続けている)。
『ジャパンタイムズ』によれば、2014年に総務大臣は、放送局に対して政府が「政治的に中立性を欠く」と判断した番組については放送中止を命じることができると警告した。日本の公共放送の会長−安倍総理の友人である−はNHK(日本におけるBBCに当たる)は「報道において政府の立場から離れるべきではない」というのが彼の立場であると公言した。
この五年間で日本の報道の自由ランキングは−国境なきレポーターが格付けするものだが−は世界11位から72位にまで転落した。
新憲法草案は「自由と権利の代償として責任と義務を負うことを自覚しなければならない」としている。この「義務」の中には新憲法の遵守義務と国歌尊重義務も含まれている。また、「国民は公益と公の秩序に従わなければならない」「非常事態」において「国民は政府の指示に従わなければならない」とも定められている。
しかし、すべての国民がこの義務を課せられているわけではない。天皇だけは憲法遵守義務を免ぜられる。天皇は新憲法下では内閣からの「助言」を求めることになっている。現行憲法では「内閣の助言と承認」である。
もし新憲法が国会の3分の2の賛成を得た場合、その採否は国民投票での単純過半数で決される。51%の日本の有権者が自分たち自身の市民権を制約する憲法に投票するというようなことを誰が予測ができるだろうか。そもそもそれ自体が不条理な話なのだが、にもかかわらず日本の有権者は自民党と改憲勢力に両院の3分の2を与えたのである。
五年前にオバマ大統領は「アジア旋回」政策を掲げた。中国が南シナ海を支配し、軍事化しており、北朝鮮は新たな核兵器のために運搬システムを実験しているおり、かつわれわれの最も重要なアジアにおける同盟国でありかつ自由世界で二番目に富裕な国がファシズムに方向転換しようとしている以上、アメリカが拱手傍観しているわけにはゆかないだろう。


オリジナル英文記事はこちら ⇒

Japan Reverts to Fascism
NATIONAL REVIEW by JOSH GELERNTER July 16, 2016 4:00 AM
http://www.nationalreview.com/article/437950/japans-new-fascism 

http://www.nationalreview.com/article/437950/japans-new-fascism 

Tsunami in Japanese politics.

This week, Japan’s Liberal Democratic Party and its coalition partners won a two-thirds majority in the legislature’s upper house, to go along with their two-thirds majority in the lower house. A two-thirds majority is required in each house to begin the process of amending Japan’s constitution. And amending the constitution is one of the central planks in the LDP’s platform. The constitution was imposed on Japan by the United States after the Second World War; it has never been amended. Why should it be amended now? As Bloomberg reports, the LDP has pointed out that “several of the current constitutional provisions are based on the Western European theory of natural human rights; such provisions therefore [need] to be changed.”


What has the LDP got against the “Western European theory of natural human rights”? you might ask. Well, dozens of LDP legislators and ministers — including Japan’s prime minister, Shinzo Abe — are members of a radical nationalist organization called Nippon Kaigi, which believes (according to one of its members, Hakubun Shimomura, who until recently was Japan’s education minister) that Japan should abandon a “masochistic view of history” wherein it accepts that it committed crimes during the Second World War. In fact, in Nippon Kaigi’s view, Japan was the wronged party in the war.

According to the Congressional Research Service, Nippon Kaigi believes that “Japan should be applauded for liberating much of East Asia” during WW2, that the “Tokyo War Crimes tribunals were illegitimate,” and that the rape of Nanking was either “exaggerated or fabricated.” It denies the forced prostitution of Chinese and Korean “comfort women” by the Imperial Japanese Army, believes Japan should have an army again — something outlawed by Japan’s current constitution — and believes that it should return to worshipping the emperor.

When, in the wake of Nazi-level war crimes, the U.S. forced Japan to become a liberal democracy, it also forced Japan’s emperor to issue the following statement denying his divinity: “The ties between us and our people have always stood upon mutual trust and affection. They do not depend upon legend and myths. They are not predicated on the false conception that the Emperor is divine, and that the Japanese people are superior to other races and fated to rule the world.”

And members of Nippon Kaigi are still mad.

In 2013, at a Nippon Kaigi party celebrating Shinzo Abe’s new appointments to his cabinet — 15 of whose 18 members were Nippon Kaigi-niks — the old imperial “Rising Sun” flag was flown, pledges to “break away from the postwar regime” were made, and the (very short and controversial) imperial national anthem was sung. The lyrics are addressed to the emperor:

“May your reign Continue for a thousand, eight thousand generations, Until the pebbles grow into boulders Lush with moss.”

The LDP’s draft for an amended constitution would eliminate the prohibition on imbuing religious organizations with “political authority,” clearing the way for the return of state Shintoism and emperor worship.

The draft would also repeal the provision that the “Japanese people forever renounce war as a sovereign right of the nation and the threat or use of force as a means of settling international disputes,” along with the provision that “land, sea, and air forces, as well as other war potential, will never be maintained.” (Not that Japan has, hitherto, been too strict about this particular rule: According to the Credit Suisse Military Strength Index, Japan currently has the fourth-strongest military in the world, behind only the U.S., Russia, and China.)

The new constitution also repeals the right to free speech, adding a clause stating that the government can restrict speech and expression that it sees as “interfering [with] public interest and public order.”

(In fact, Japan’s current government has been working on the free-speech problem for a few years now: According to the Japan Times, in 2014, the internal affairs and communications minister warned that broadcasters could be shut down if they aired programming that the government deemed was “politically biased.” The director of Japan’s public broadcasting corporation — a friend of Prime Minister Abe — has said publicly that it was his policy that the NHK (Japan’s BBC) “should not deviate from the government’s position in its reporting.”

In just the last five years, Japan’s press freedom — as ranked by Reporters without Borders — has fallen from 11th globally to 72nd.

The new draft constitution adds a warning that “the people must be conscious of the fact that there are responsibilities and obligations in compensation for freedom and rights.” These “obligations” include the mandate to “uphold the [new] constitution” and “respect the national anthem” quoted above. Also that “the people must comply with the public interest and public order,” and “the people must obey commands from the state” in times of “emergency.”

But not everyone is bound by these obligations: The Emperor is exempt from the requirement to uphold the constitution. Likewise, the Emperor is required, under the new constitution, to seek “advice” from the cabinet — but not, as he is currently required, to seek “advice and approval.”


If the new constitution is approved by two-thirds of each house of the Japanese legislature, its adoption will be voted on in a national referendum requiring a simple majority. Who can say if 51 percent of Japanese voters would vote against their own civil rights? On the one hand, it seems absurd; on the other, they did give the LDP’s coalition a two-thirds majority in both legislative chambers.

Five years ago, President Obama called for a foreign-policy “pivot to Asia.” With China seizing and militarizing the South China Sea, and North Korea testing delivery systems for its new nuclear weapons, it would probably be a good idea — “pivot to Asia”–wise — not to stand idly by while our most important Asian ally, and the second-richest democracy in the world, reverts to fascism.

— Josh Gelernter writes weekly for NRO and is a regular contributor to The Weekly Standard. He is a founder of the tech startup Dittach.



 

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/867.html
記事 [政治・選挙・NHK209] 日本農業を悪魔産業に転落させる安倍政権ー(植草一秀氏)
日本農業を悪魔産業に転落させる安倍政権ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sou0cb
21st Jul 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


異常な都知事選が繰り広げられている。

選挙の告示から投票日まで、メディアは報道に細心の注意を払わねばならない。

7月19日付ブログ記事

「国土の半分で反安倍陣営勝利理由はTPP」

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-4c05.html

に記述したように、公職選挙法第148条に以下の規定がある。

第百四十八条 この法律に定めるところの選挙運動の制限に関する規定
(第百三十八条の三の規定を除く。)は、新聞紙(これに類する通信類を含む。以下同じ。)
又は雑誌が、選挙に関し、報道及び評論を掲載するの自由を妨げるものではない。
但し、虚偽の事項を記載し又は事実を歪曲して記載する等表現の自由を濫用して
選挙の公正を害してはならない。

選挙が告示されてから投票日までは、選挙妨害に該当するような誹謗・中傷は基本的に自粛される。

ところが、今回の東京都知事選では、既得権勢力が

文字通り

「目的のためには手段を問わない」

品格なき選挙戦を展開してくることを再三指摘してきた。

既得権勢力の側が2名の候補者を擁立し、反既得権勢力が候補者を一本化したから、

勝負は基本的についている。

これを転覆させるための工作活動が激しく展開されている。

そのなかには、「不正選挙」も含まれると思われる。

鳥越氏に対する常軌を逸した人物破壊工作は既得権勢力が

いかに追い詰められているのかを示す象徴的な事象である。


この選挙戦のさなか、7月20日に

「TPP交渉差止・違憲訴訟」第5回口頭弁論

が開かれた。

本ブログでの告知も十分にできなかったこともあり、当日の傍聴希望者が100名を下回った。

口頭弁論が開かれる前に東京地裁正門前で門前集会が開かれ、

さらに、衆議院第一議員会館多目的ホールにおいて、報告集会が開催された。

これらの概要について、ジャーナリストの高橋清隆氏が早速、

ブログ記事を公開されているので、ぜひご高覧されることを推奨する。

「TPP違憲訴訟に黄色信号、次回で結審か=第5回口頭弁論」

http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1907054.html

松本利幸裁判長は次回期日をもって審理を打ち切る構えを示しているようである。

参院選も終わり、政治が空白期を迎える可能性がある。

この状況を睨み、政治権力に支配される裁判所は、権力迎合の行動を加速させる可能性がある。

TPPは日本の司法権を奪うものである。

裁判所自体が原告となって違憲の訴えを起こしても起こしくないような事案であるにも関わらず、

裁判所の問題意識が極めて低いように見受けられる。

TPPはグローバルな収奪極大化を追求する強欲巨大資本のための制度である。

これによって、日本の主権者は大損失を蒙る。

主権者にとっては、まさに「百害あって一利のない」条約である。

しかも、憲法を否定するものであることも明白である。

このような憲法破壊の条約に対して、裁判所が正々堂々とこれに対峙することのない現状が、

日本の没落を象徴している。


このTPPに関して、新潟県のJA関係者からご丁重な意見をいただいた。

安倍政権はいま、JA解体に向けてまっしぐらに突き進んでいる。

日本のTPP参加と平仄を合わせるかのように、

日本の内側から、日本農業の根本を破壊する行動が推進されている。

この現実に対する極めて正当な、そして正鵠を射た問題意識がJA内部で保持されている。

しかしながら、その危機意識が、日本の農業関係者全体に共有されていない。

全中をトップとする農業関係者の組織は、政権与党である自民党の軍門に下っている。

そのために、農業関係者の利益を守る主張さえ示せなくなっている。

全国の各地域で汗を流す農業従事者の多くが、詳細な情報を得ることもなく、

政治権力の軍門に下った農業団体幹部の指示に追従してしまっている。

ごく一部の、真実を探求する力を持つ農業関係者だけが、安倍政権の策謀を見抜き、

農家を不幸にするTPPと、これと表裏一体をなす農協解体策の悪魔性を指摘して抵抗を示している。

農水省の事務次官に農協解体に突き進む人物が起用された。

この人事が安倍政権の策謀を如実に物語っている。

この状態を放置すれば、ほとんどすべての農業関係者が不幸のどん底に突き落とされる。

重要なことはすべての農業関係者に真実を伝えることだ。

自民党を支持し、自民党を支援しても、最後は使い捨てカイロのように捨てられるだけだ。

そのような理不尽に直面して後悔する前に、事実を知らせ、

ほぼすべての農家を不幸にするTPP反対の狼煙を挙げなければならない。


7月10日の参院選では、日本の国土の半分で反安倍陣営が勝利した。

互角の結果となった地域を除く日本列島を、

安倍陣営勝利地域と反安倍陣営勝利地域に区分すると、反安倍陣営勝利地域の方が広い。

安倍支持と安倍不支持は日本を二分している。

とりわけ、安倍不支持が優勢となった地域は東日本に集中している。

西日本では、三重、大分、沖縄で反安倍陣営が勝利し、

茨城、東京、静岡、愛知、京都、広島で安倍支持と安倍不支持が引き分けになった。

これを北海島・奥羽越列藩同盟の勝利と書いた。

地理的には、北海道、秋田を除く東北、新潟、長野、山梨で反安倍陣営が勝利した。

北海道・東北・甲信越で反安倍陣営が勝利したのである。


明治以降の日本は、外国金融資本と結託した長州を中心とする勢力が日本を収奪してきた歴史である。

日本政治の金権腐敗体質も長州が定着させてきたものである。

明治以後の日本を決定づけたのは明治六年政変である。

これは、金権腐敗体質を打破し、民権重視、冤罪防止、司法権独立を目指した江藤新平が、

国権重視、冤罪容認、行政権の独裁を目指した大久保利通によって排除された事変である。

江藤新平が排除されたことで、長州を軸にする金権腐敗体質が温存することになり、

日本政治が汚濁にまみれたものになる道筋が定着されたのである。

長州は実質的に日本を乗っ取り、その乗っ取りを正当化するために皇室を利用し続けてきたのである。

尊王ではなく、皇室の利用が本質である。


その長州閥の流れを引く安倍晋三氏が国際金融資本の命令に従って

TPPを詐欺的な手法で強行推進している。

この売国政策に東日本全体が異議を唱える図式がより鮮明になっている。

TPPによって日本社会は破壊される。

第一に農業

第二に医療

そして

第三は労働

である。

すべてを貫く軸は、

多国籍企業の利益極大化

である。

その裏側で生じることは、

国民の苦役

である。


地産地消、安全な食糧、食料の自給

が破壊される。

日本農業は多国籍企業に支配されることになり、食糧自給は壊滅、食の安全も崩壊する。

これまでの農業を守ってきたのが農協=JAである。

安倍政権はこのJAを破壊しようとしている。

JAの業務から信用事業と共済事業を簒奪する。

信用事業と共済事業を奪われたJAは存立不能になる。

JAを存立不能に追い込み、株式会社化する全中の支店に転換させられる。

この株式会社組織は強欲巨大資本=多国籍企業の下請け機関になる。

遺伝子組み換え種子、農薬という名の化学兵器、営利だけの

悪魔の産業に身を落とす。

その事実を大多数の農家が知らされていない。


JAの信用事業と共済事業に蓄えらえた資金は外資の利益追求だけに投じられることになる。

強欲巨大資本は郵政マネーに狙いをつけて、これを収奪する道筋を強引につけさせた。

その延長線上に、日本のすべての協同組合資金の収奪を狙っている。

JAが集めた資金を収奪しているのが農林中央金庫と全共連であり、

不要なのはJAではなく、農林中金と全共連である。

JAを完全に温存し、日本の地域農業、地産地消、地域共同体、食の安全、食の自給を守る。

これが国民の側に立つ農政である。

安倍政権は経産省による農水相吸収合併を目論んでいる。

日本農業を多国籍企業が支配する悪魔産業に転換させることを目論んでいる。

このような悪魔の政策を日本国民は絶対に許すべきでない。

本当の意味での農業を守り抜かねばならない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/868.html

記事 [政治・選挙・NHK209] ≪注意≫保育園問題解決をアピールする小池氏だが、「保育園落ちたの私だ」超党派・院内集会などに出席していないとバラされる!
【注意】保育園問題解決をアピールする小池氏だが、「保育園落ちたの私だ」超党派・院内集会などに出席していないとバラされる!自民・お維は誰も出席せず!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/19651
2016/07/22  健康になるためのブログ




以下ネットの反応。






















危ない、危ない、もう少しで「小池劇場」に騙されるところでした。だいたいが自民党に在籍したまま「一匹狼」なんて言ってるところからして、怪しさ満点なんですよね。




http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/869.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 小倉智昭に“大橋巨泉の弟子”を名乗る資格なし!『とくダネ!』では巨泉の遺言を封殺、“裏切り”行為も(リテラ) 
                  上・大橋巨泉オフィシャルウェブサイトより/下・OG's Diaryより
 

小倉智昭に“大橋巨泉の弟子”を名乗る資格なし!『とくダネ!』では巨泉の遺言を封殺、“裏切り”行為も
http://lite-ra.com/2016/07/post-2435.html
2016.07.22. 小倉智昭が師匠・大橋巨泉に裏切り行為  リテラ


 やっぱりこの男は裏切り者だ──。大物司会者・大橋巨泉の死を報じるテレビ各局のワイドショーをチェックしていて、そう確信した。この男というのは、巨泉と40年にわたって師弟関係にあり、自ら巨泉を「師匠であり恩人」と公言していたフジテレビ『とくダネ!』の司会者・小倉智昭のことだ。

 もちろん表向き、小倉は身内のように巨泉の死を悼んでいた。巨泉の死を最初に伝えた7月20日の『とくダネ!』では、小倉は開口一番、「巨泉さんがいなかったら、今こうやって『とくダネ!』の司会をやってるということはなかった」と発言。自分を抜擢してくれた巨泉への感謝の思いをとうとうと述べていた。そして、間近で見た巨泉の人柄、テレビ界に果たした役割、夫人から聞いた闘病の様子などを涙ながらに話した。

 小倉は同日の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ)にも生出演し、ここでも涙を流しながら、巨泉の思い出話を語った。さらに、翌21日の『とくダネ!』では、自分の結婚式の写真を紹介しながら、巨泉に仲人をしてもらったエピソードを公開。千葉の家までテレビの配線をしに出かけたこと、大量のレコードを譲り受けていたことなども明かし、いかに自分が巨泉と身内同然の関係にあったかを強調した。

 しかし、小倉はその一方で、巨泉が最後に一番伝えたかったメッセージを完全に黙殺してしまったのだ。

 周知のように、巨泉は晩年、病床から憲法をないがしろにする安倍政権の危険性を必死で訴えていた。そして、直前の「週刊現代」(講談社)7月9日号の連載コラム「今週の遺言」最終回では、「安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい」「このままでは死んでも死にきれない」と、まさに遺言ともとれる壮絶な安倍批判の言葉を残していた。だが、小倉は巨泉のこうした政権批判について一秒たりとも触れなかったのだ。

 もちろん、巨泉の安倍批判を無視したのは、小倉だけではない。とくに「安倍晋三に一泡吹かせて下さい」という遺言については、『NEWS23』(TBS)以外、どのテレビ番組も取り上げなかった。

 しかし、小倉は自他共に認める「巨泉の弟子」である。師匠が「このままでは死んでも死にきれない」と言いながら発したメッセージは、体を張ってでも伝えるのがスジではないか。

 しかも、小倉の態度は他の番組MCよりもっと悪質だった。実は、7月20日の『とくダネ!』では、コメンテーターの深澤真紀氏が「週刊現代」のコラムのことを取り上げようとしていたのだが、小倉がそれを封じ込めていたのだ。

「(「週刊現代」の連載で)世界情勢だったり、日本の政権だったりということにずっと問題意識をもって、ずっと怒ってらっしゃっていて、俺はこのままでいいのか、日本は……っていうことを最後まで書いてらっしゃった」

 こう話を切り出した深澤。ところが、小倉氏はこれを完全にスルー。菊川怜に向かって「実は巨泉さんはこの番組を見てくれていて、最近の怜ちゃんの仕事を褒めていた」と全く関係のない話を始めた。

 ようするに、自分が巨泉の安倍政権批判を口にしなかっただけでなく、師匠の“遺言”を番組が取り上げること自体を許さなかったのだ。これが「裏切り」でなくて、なんだというのか。

 いや、そもそも、小倉の巨泉への裏切りは今回の“遺言封殺”という問題だけでない。「愛弟子」「恩人」などといいながら、小倉はとっくに、巨泉を切り捨てていたという見方がテレビ業界では根強い。

 小倉はテレビ東京のアナウンサー時代、上層部と対立して進退きわまった際、大橋巨泉に拾われて1976年に「大橋巨泉事務所」(現オーケープロダクション)入りした。当時小倉には多額の借金があり、しかも仕事も鳴かず飛ばず。そんな中、『大橋巨泉の日曜競馬ニッポン』(ニッポン放送)に小倉を起用し、『世界まるごとHOWマッチ』でブレイクさせたのが巨泉だった。

 その後、小倉は巨泉を師匠として仰ぐようになり、まさに『とくダネ!』で語ったような身内同然の関係になるのだが、しかし、その関係は実際には09年頃から大きく変化していた。

 原因は、巨泉が「オーケープロダクション」の株式を売却、同社が大手テレビ制作会社「イースト・グループ・ホールディングス」の完全子会社になったことだった。当初は、それでも、オーケープロダクションの社長だった巨泉の実弟が引き続き社長を務めたのだが、しかしほどなくして社長の椅子を追われ、そのため巨泉と「オーケープロダクション」の縁が切れてしまう。

 このとき、多くのテレビ関係者は、小倉も巨泉の弟と一緒に事務所を出るのだろうと思ったようだが、小倉のとった行動は逆だった。小倉はもともと同社の株式を持ち取締役に就任していたが、そのまま居残っただけでなく、イーストと蜜月関係を築き、一気に経営への関与を強めていった。そして、「オーケープロダクションの事実上の経営者」と呼ばれるくらいに大きな影響力を持って君臨するようになる。

「この小倉さんの変わり身に、古くから巨泉さんを知る局員の中には『裏切り者』呼ばわりする人もいたようです。実際、その後、小倉さんは巨泉さんと疎遠になり、あまり会っていないという話もある。今回の『とくダネ!』でも小倉さんは巨泉の病床の様子を話していたが、全部、夫人からのまた聞きで、直接、見舞いにいっている感じはしませんでしたからね」(テレビ局関係者)

 そして、小倉のスタンスが変わっていったのも、この頃からだった。権力に迎合するような姿勢が目立ち始め、巨泉との師弟関係があった頃には絶対にしなかったような発言を口にするようになった。

 その典型がかつてオーケープロダクションに所属していた俳優・萩原流行のバイク事故死についてのコメントだった。昨年4月23日放映の『とくダネ!』で、小倉は萩原が事務所が反対する中国の“反日映画”に出演したことが原因で事務所を辞めたなどと、事実無根のレッテルを張り、萩原を貶めるような発言をした。萩原への「反日」攻撃は明らかに濡れ衣なのにもかかわらずだ。その後、萩原の未亡人が警察による事故隠蔽を告発して大きな話題となったが、しかし小倉氏は未亡人を擁護することはなく、切り捨てた。

 政治的にも、自民党や安倍政権に擦り寄るような発言をしきりに始め、14年12月に起こった韓国のいわゆる「ナッツリターン」事件では、「韓国の人は自分の責任は認めないで他人の責任にするのか」「韓国人は日本人を見習わないと追いつけない」といった上から目線のヘイト発言をして大きな批判を浴びた。

「小倉さんが変わったというより、本音を出せるようになったということじゃないですか。それまでは巨泉さんの手前、リベラルなふりをしていたけど、巨泉さんがいなくなったことでタガが外れ、もとから持っていた本性があらわになったんじゃないですかね」(前出・テレビ局関係者)

 そう考えると、今回、小倉が大橋巨泉の安倍批判を封殺したのも当然というべきだろう。安倍政権のPR放送局の情報番組キャスターという地位に大満足しているこの男はおそらく端から、利用価値がなくなった“元師匠”の遺言など歯牙にもかけるつもりはなかったのだ。

 7月20日の『直撃LIVE グッディ!』に生出演し、司会の安藤優子から「巨泉の後継者」などと持ち上げられた小倉はまんざらでもないという様子で「継げないでしょうね、大きすぎて」などと発言した。

 しかし、小倉が巨泉の後継者になれないのは、大きさの問題ではない。最後まで権力に対峙し、命を削りながら憲法を守るために発言を続けた昭和の名司会者と、世間の空気に迎合し無自覚な差別意識を垂れ流す電波芸者とでは、志が決定的に違うのだ。

(田部祥太)



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/870.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 小池氏「都知事になったら都議会を解散」vs増田氏「議会は知事と対等」 知事が変われば東京は変わるは幻想
小池氏「都知事になったら都議会を解散」vs増田氏「議会は知事と対等」
 
[2016/07/21] 

■ケンカ上等の元防衛相・小池百合子氏

野党統一候補として選挙戦をたたかうジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は、出馬会見で都議会との関係について「ケンカするつもりはない。かといって特別仲よくなるつもりもない」と是々非々で臨む姿勢をみせた。

この都議会に猛然と噛みついたのが、自民党の前衆院議員で元防衛相・小池百合子氏(64)だ。同党都連を「ブラックボックス」呼ばわりし、都知事になったら冒頭都議会を解散するとしている。

JR池袋駅前の街頭演説では「組織やしがらみを超えてまい進します」と宣言。党都連は小池氏に売られたケンカを買い、推薦しない候補者を所属する国会議員や地方議員が応援したときは除名などの処分を科すとした文書を配布している。それでも小池氏はビビらなかった。

街頭演説で有権者に対し、「どのように税金が使われているか、無駄がないかをチェックする。東京五輪・パラリンピックの関連予算も明確にします」と約束した。

しかし、小池氏は議会との対決姿勢が鮮明すぎて、舛添氏への追及が甘くなりがち。

13日の記者会見では舛添問題についてこう述べている。

「4年で3人のうち2人がカネの問題で途中辞任したのは異常。個人の問題があったことは否定できないが、構造上の問題はないか。カネの問題で独立した委員会をつくる」

党都連が言うことを聞かない知事に“しっぺ返し”し、都政に混乱を招いているとの見方を示した。

ただし、舛添問題の処理として新たに第三者委員会を設置し、調査委員を公募することも検討するという。

■改革派の元岩手県知事・増田寛也氏

自民・公明などが推薦する元岩手県知事の増田寛也氏(64)は記者会見で、再発防止のために「知事サイドから日程などを情報公開していく。都民のみなさまが納得できるルールをつくる」と述べている。

1995年に岩手県知事に初当選。三重・北川正恭氏、宮城・浅野史郎氏らとともに地方分権を進める改革派知事として知られ、3期12年にわたって首長を務めた。

「議会は知事と対等という二元代表制でチェックしなければならない。そういう仕組みができていなかったように思います」(増田氏)

公開討論会で小池氏から「都議会の言いなりになるのか」と問い詰められ、「初めから緊張関係を醸し出すつもりはありません」と突っぱねた。

千代田区・隼町の選対事務所前で行った街頭演説でまず「都政の混乱に終止符を打たなければならない」と訴えた。

次で断ち切らないと、“都知事の祟り”になりそうな政治とカネ問題。

ジャーナリストの大谷昭宏氏は「臭いものにフタをしたままだ」と指摘する。

「舛添問題で都議会の総務委員会は2回目の質疑をせず、より強い権限を持つ百条委員会の設置も見送られた。舛添氏が議会答弁で約束した美術品の詳細や退職金支給などについて検証し、結論を出すべきです」(大谷氏)

http://news.mynavi.jp/news/2016/07/21/528/


 

小池百合子氏の爆弾発言、都議会「冒頭解散」の真意は?そんなことって実際に可能なの??
2016年7月6日 19:35 • 都議会の話 • 内田茂, 小池百合子, 都知事選2016
こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
本日17時、小池百合子氏が自民党都連の推薦を得ないまま出馬表明に踏み切ったわけですが、
そこで掲げた公約(宣言?)が予想外過ぎてぶっ飛びました。

1.(都議会の)冒頭解散
2.利権追及チーム
3.舛添問題の第三者委員会設置
2番と3番はわかりますが、議会を解散!!
これはすごい球を投げてきました。
彼女が伝えたい意図は明白です。
舛添問題の追求姿勢といい、その後のリオ海外視察を巡るゴタゴタといい、
五輪に関わる利権漁りといい、都議会に対する都民の不満は鬱積しています。
今回、当初は自民党都連(=都議会自民党)に推薦を求めた小池百合子氏ですが、
それが難しいとわかると一転して対決姿勢に転じ、
「今の東京都議会は、都民の気持ちからかけ離れている」
「都議会を変えないかぎり、これまで(猪瀬・舛添)の繰り返しになる」
「都政の抜本的改革には、議会の刷新が必要だ!」
ということを有権者に訴えかけていく作戦なのでしょう。
まさに機を見るに敏な、小泉純一郎ばりの「劇場型政治」…!
2番の「利権追及チーム」の対象には当然、都議会議員も入っているものと思われますし、
本当にこれが実現すれば高い注目度の下、都議会にもかつてないメスが入る可能性があります。

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猪瀬直樹/inosenaoki
✔@inosenaoki
小泉元首相の「最近は女も度胸がある」の真意を表面的にしかわからない人が多い。小泉さんの思想は既得権益への斬り込みなのだ。自民党都連に挑んだ小池百合子氏をその意味で評価している。
NewsPicsで...http://npx.me/Gz0Q/od5c #NewsPicks
2016年7月6日 03:58


【東京都知事選】小泉純一郎元首相、小池百合子氏の出馬に「最近は女も度胸がある」 (産経ニュース)
小泉純一郎元首相は5日、都内で記者会見し、自民党の推薦を得られなくても東京都知事選に出馬する意向を示している小池百合子元防衛相に関し、「前は『女は愛嬌、男は度胸』といったが、最近は女も度胸がある」と強気の対応をたたえた。ただ、小池氏への支援については「選挙には一切関わらない」と否定した。
newspicks.com



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猪瀬前知事が核心をついたコメントを各種SNSに残していますが、
内田茂氏を筆頭とする都議会の権力構造はまさに「伏魔殿」と称するにふさわしいもので、
私自身も「都知事をどれだけ変えたところで、都政は変わらない」と繰り返し訴えてきました。
参考:
「都知事が変われば東京は変わる」は幻想。本命は、日本一旧態依然とした東京都議会だ
自民党都連にフラれた結果論とはいえ(ボソッ)、
都議会との対決姿勢を鮮明にした小池百合子氏の方向性は
正しいものだと思いますし、一定の民意を受けるものと予想されます。

とはいえ。
都知事に「議会を解散」って、そもそもできるんでしたっけ?
はい、できません。
常時解散権を持つ国政の内閣と異なり、地方地自体の首長は
「議会に不信任案を出された時」のカウンターとしてしか、議会を解散することができません。
記者会見では、
「自ら解散をすることができないのは存じている」
「議会が私をダメだと判断すれば、不信任案が出ますよね?」
ということをおっしゃっていましたが、
議会は首長をやめさせるために不信任案を出すわけで、
自分たちが解散させられるとわかっていて不信任案を出す議会はありません。
特に都議会は、今回小池百合子氏が「ケンカを売った」自民党と友党の公明党が
ほぼ3分の2の議席を確保しているわけで、不信任案を出してくれるとは考えづらい状態です。
現実的に、不信任案を出させる方法があるとすれば…。
議会が嫌がるような条例案、例えば
「議員報酬・議員定数9割カット条例」
みたいなものを出しまくって、議会と激しく対立。
ほとんどの条例案がマトモに採決されないような状態を自ら作り出して、
「都政を停滞させているのは、旧態依然とした都議会だ!!」
と世論を劇場型で煽り、ニッチもサッチもいかない膠着状態の中で、
都議会が不信任案を出さざる得ない状況をつくる…とかでしょうか。
極めてハードルも高いし時間もかかりますが、
これが実現すれば
「知事を支持する新興勢力VS守旧派の現職議員」
という構図が明確な都議選に突入し、
民意の爆発で都議会が刷新される可能性があります。
また、仮に解散が実現できないとしても、
実は小池百合子氏にそれほどデメリットはありません。
これまた
「民意は解散を望んでいるのに、不信任案を出さない議会こそが改革の敵だ!」
という構図を見せ続けて、都民の支持をキープすることができるからです。
そして時間切れで解散ができずに来年6月の都議選に突入しても、公約違反にはなるものの、
結局上記と同じ構図での選挙が行えることになるわけですね。

このように様々な可能性はゼロではありませんが、
小池百合子氏の「冒頭議会解散」公約は、極めて実現可能性の低いものと言えるでしょう。
なのでこれは要するに、彼女の師匠の一人である小泉純一郎氏が、
「自民党をぶっこわす!!」と言って一世を風靡したことと同じなのではないでしょうか。
彼自身は実際に、自民党を壊したわけではありません。
ですが、「自民党を壊すくらいの勢いで」改革を進め、
このキャッチフレーズは大きな反響を呼びました。
同様に小池百合子氏も、「議会を解散させるくらいの勢いで」都政の改革、
都政の闇に切り込むという意気込みを示した、と見るのが現時点では妥当な分析であると思います。
それにしても、小池百合子氏の「使える状況はすべて使う」という
勝負師としての動きには、改めて驚嘆せざるを得ません…。
実際に、都議会と先鋭的に対立する都知事が誕生すれば都政は激変すると思いますけど、
この対決姿勢と「解散」発言が果たして凶と出るか吉と出るか。。
これを受けた自民党都連・および野党などの動きも見ながら、
私としても適切な対応を模索していきたいと思います。
なお明日は本件でテレビ朝日「モーニングショー」にスタジオ出演予定です。
出番は朝8時台、お時間のある方はぜひ御覧くださいませ。
それでは、また明日。
※小池百合子氏SV自民党都連の過去記事はコチラから↓
「自民党」と「都議会自民党(自民党都連)」の関係を、小池百合子氏の出馬表明から考えてみる
http://otokitashun.com/blog/togikai/11952/

 

「都知事が変われば東京は変わる」は幻想。本命は、日本一旧態依然とした東京都議会だ
2016年6月22日 01:38 • 都議会の話

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
本日が舛添知事の任期最終日となりましたが、各種報道の通り本人は現れず、
代わりに(?)新しく就任した方を含めて4名の副知事が挨拶にきて下さいました。

(両角都議は公務のため不在)
左から2番目の安藤副知事は、石原・猪瀬・舛添知事の三代に仕え、
そのいずれもが任期途中の辞任となった結果、三度目の知事職務代行に突入するという、
まさに都政を支えるエース中のエースです。
もう東京都知事、安藤副知事が昇格でいいんじゃないか…?
なんて話も冗談めいて流れる今日このごろです。

そして昨日から都議会議員団のリオ視察の件が燃え上がっており、
今日もメディアなどの関係者と色々と話していたのですが。
どうも多くの人は
「都知事が変われば、東京都政のすべてが変わる!」
という、過剰な幻想を抱いているのではないかという結論に到達しました。
確かに、直接選挙で上り詰められる最高権力である東京都知事の力は絶大です。
絶大ですが、そこには明白な限界があります。
その前に立ちはだかるのがそう、まさに「東京都議会」です。
厳格な二元代表制を取る地方自治体では、議会の承認なくしては
重大な物事を進めることは決してできません。
それはそれで健全な姿ではあるのですが、
とにもかくにも東京の場合はこの議会のタチが悪いと。
私自身がそう言うのは天に唾する部分もありますが、もう言い切るしかありません。
長い歴史を持ち、「国政以上に保守的」「伏魔殿」とも揶揄される東京都議会は、
今回の視察の件といい、セクハラやじ問題といい、本当に多くの問題を抱えています。
にも関わらず、普段はほとんど注目が集まらないことから、
まったく自浄作用が働きません。自らの利権と子分たちを守ることに長けた、
「長老」と呼ばれる大物議員たちが我が物顔で跋扈する世界です。
そんな都議会の三分の二をいわゆる「与党」が占めているのですから、
どんな方が知事になるのであれ、彼らの顔色を伺わずにはいられません。
仮に蓮舫さんが都知事になろうが、宇都宮けんじさんが都知事になろうが、
相当に議会に対して「歩み寄り」を見せなければ、ほどなくして都政は完全にストップし、
一歩も動くことができなくなってしまうでしょう。

このように実は重大なファクターである東京都議会なのですが、
その選挙は統一地方選挙日程から外れており、比較的ひっそりと行われます。
加えて徹底した組織・政党選挙になる
「準国政選挙」
とも呼ばれており、都政課題よりも
国政の状況によって争点が決まったりすることもしばしばです。
これは浮動票が動きづらく、大番狂わせが起きにくいことを意味します。
結果、東京都議会はいつまでも新陳代謝が起こらず、旧態依然とした状態が続いていくのです。
このサイクルをどこかのタイミングで打ち破らない限り、
隠蔽体質で税金の使い方にルーズな東京都政の体質を改めることは、
極めて難しいのではないかと私は感じています。
ちなみに某民主党の「政権交代」の際に、
都議会でも史上初めて民主党が第一党になるという変革のチャンスがありましたが、
国政同様にほとんど成果を残せず、混乱のうちに都議会は元の構図に戻りました…。
都知事だけを変えても、都政は変わらない。
その1年後の都議会議員選挙こそ、実は変革の本丸である。
まだまだ都知事選挙は候補者すら定まらない状況ですが、
そんなことに鑑みながら投票行動を考えていただけると、
少し違った光景が見えてくるかもしれません。
そうこうしているうちに、明日から参議院選挙!
お役御免かとおもいきやまたTBS「ビビット」に呼ばれましたので、
スタジオ出演してから諸々の選挙戦の波に突っ込んでいこうと思います。
それでは、また明日。
おときた駿、人生初の著作、ついに発

http://otokitashun.com/blog/togikai/11769/


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/871.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 菅官房長官が翁長知事に確認し、「辺野古」の命運はすでに「GO!」です(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/8ffe40cfdbbd534d51a413845a10b008
2016-07-22 11:58:17

 菅官房長官の「GO!」は、安倍政権が沖縄県から得られる最大の「進め!」プレゼントです。なぜなら、安倍政権は「沖縄県民にどんな犠牲を払わせても、辺野古に米軍基地を」と、進めています。どんなに地元沖縄が反対しようが、「押せ!押せ!」です。押して、押して、何としても辺野古に作る考えです。

菅氏は「確定判決には従うことを、翁長知事に確認しました」と、21日の会見で3度も繰り返しました。よほど嬉しかったのでしょう。菅氏としては、翁長知事のこの「発言」こそ、地元知事から得られる最大のプレゼントだったと言えるのではないでしょうか。翁長氏がどんな口実をつけても、菅氏はただ、ただこの言葉こそを望んでいたのです。

 分からないのは、参院選が始まる前に、「休戦協定」を結んで、参院選が終わるや、直ちに「打ち方、はじめ!」です。安倍政権は、沖縄県と揉めていては選挙に不利と考え、ついでに沖縄も裁判から降ろさせることを狙いました。

 そして、安倍政権は4か月後、同じように「打ち方、はじめ!」です。それは、東村高江でのヘリコプター(オスプレイ)建設計画を、参院選の翌日11日から再開したことでもうなずけます。

 要するに、安倍政権は、参院選で「勝ってしまえば、こっちのもの」です。翁長氏は、知事立候補のときから、この「たとえ政府に楯突いても、いずれは安倍政権にそっと手渡してくれる」という、一種の“密約”があったのでしょう。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/872.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 流れ弾に身をすくめているぐらいならさっさと撤収すべきだ  天木直人
流れ弾に身をすくめているぐらいならさっさと撤収すべきだ
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/07/22/post-5005/
22Jul2016 天木直人のブログ


 きょう7月22日の各紙は、きのう7月21日に行われた岡部俊哉陸上自衛隊幕僚長が記者会見で明らかにした事を一斉に報じた。

 すなわち、その記者会見で、岡部幕僚長は、自衛隊PKOの宿営地内に、小銃のものと見られる弾頭が複数落下していたことを明らかにしたのだ。

 そんな各紙の報道の中で私が特に注目したのは、朝日新聞に書かれていた次のような記述だ。

 すなわち7月22日の朝日新聞はこう書いている。

 「陸自によると、隊員や施設に被害はなかった。戦闘時、隊員は宿営地内で防弾チョッキやヘルメットをつけて、身を低く構えていたという」と。

 これは、流れ弾に当たるのを恐れて首をすくめている姿、そのものではないのか。

 これが、陸上自衛隊のトップが記者会見で明らかにした自衛隊の南スーダンPKO活動の姿である。

 命がけで南スーダンの平和維持という崇高な活動を行っていたと思っていたが、無事駐留を続けることが最優先になってる。

 これは本末転倒だろう。

 一日もはやく撤収して帰国すべきである。

 それができないのは、安倍首相が強行成立させた安保法によって国際貢献が自衛隊の主要任務になってしまったからだ。

 日本を守るよりも外国の平和維持活動が自衛隊の主要任務になってしまった。

 これ以上ない本末転倒である(了)


             ◇

PKOの陸自宿営地に弾頭落下 南スーダン、流れ弾か
http://www.asahi.com/articles/ASJ7P55SXJ7PUTIL03J.html
2016年7月21日21時47分 朝日新聞

 南スーダンの首都ジュバで今月起きた大統領派と副大統領派の大規模な戦闘で、現地の国連平和維持活動(PKO)に派遣されている陸上自衛隊の宿営地内に、小銃のものとみられる弾頭が複数落下していたことがわかった。岡部俊哉陸上幕僚長が21日、記者会見で明らかにした。

 岡部陸幕長は「宿営地近くでの発砲にともなう流れ弾が上空を通過しているという報告は受けていた。弾頭は日本隊を狙って撃たれたものではないとみている」と述べた。陸自によると、隊員や施設に被害はなかった。戦闘時、隊員は宿営地内で防弾チョッキやヘルメットをつけ、身を低く構えていたという。

 現在の情勢について岡部陸幕長は「比較的安定はしているものの、まだ予断は許さない」と説明。陸自部隊は、宿営地がある国連施設内で道路整備や施設の補修をしている。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/873.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 燃える闘魂、鳥越俊太郎!「やっぱり、これは負けられない!こんなものに負けてたまるか!!」 中野駅前、鈴なりの人が大声援!






鳥越俊太郎候補が決意を新たにしたあいさつです。ぜひご覧ください。


















動画「鳥越俊太郎候補 中野駅北口街頭演説」


東京都都知事選挙 候補者 鳥越俊太郎 中野駅前


新しい東京へ心ひとつに












































http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/874.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 次の選挙で「自民党大敗」を裏付ける2つのデータ(週刊ポスト)
             次の選挙では自民党大敗も?


次の選挙で「自民党大敗」を裏付ける2つのデータ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160722-00000013-pseven-soci
週刊ポスト2016年8月5日号


〈与党大勝 改選過半数〉(読売)
〈改憲勢力 3分の2超す〉(毎日)

 新聞・テレビは一斉に参院選での自公圧勝を報じ、選挙戦はそのまま第2ラウンドの東京都知事選に突入した。

 議席数だけを見れば、自民党は27年ぶりに参院での単独過半数を回復(追加入党含む)し、改憲支持4政党の勢力は衆参で3分の2を超えた。

 しかし、安倍首相は喜んではいなかった。テレビカメラの前で勝利宣言したときは笑顔だったが、側近たちだけになると別の顔を見せた。

「勝ってなんかいないからな」

 そう吐き捨てるように語ったという。

 そのうえで、安倍首相は参院選が終わると早めの夏季休暇に入った。都知事選の第一声で自公推薦候補の増田寛也・元総務相の応援に立つこともなく、休養先では選挙戦の憂さを晴らすようにゴルフに興じた。

 理由がある。

 参院選のデータを詳細に分析すると、2012年の政権復帰以来、国政選挙で「常勝」を重ねてきた安倍自民党の勢いに陰りが出てきたばかりか、次の総選挙で「自民党大敗」の兆候がはっきり見えてきたからだ。

■データ(1)安倍応援は「勝率1割以下」

 まず、選挙に強いといわれた安倍首相の「神通力」が消滅した。

 自民党選対幹部が語る。

「安倍首相が今回応援に入った11の重点選挙区の結果は1勝10敗、勝率が1割を切った。総理が入るのは大接戦や苦戦している選挙区とはいえ、2012年の総選挙の時は87%の勝率を誇り、前回総選挙(2014年)でも総理の応援した選挙区は38勝38敗の勝率5割だった。この有権者の動向は内閣支持率の数字だけでは決してわからない選挙特有のものだ。“俺が入れば負けない”と思っていた総理は相当ショックだったようだ」

 ちなみに安倍首相は今回、事前の情勢調査で負け濃厚だった沖縄には応援に入らなかった。皮肉なことに、安倍側近の世耕弘成・官房副長官夫人で民進党の林久美子・前参院議員を落選させた(滋賀選挙区)のが唯一の勝利だったのである。

■データ(2)「東北の乱」の悪夢再来

 参院選で事実上の与野党一騎打ちとなった1人区で自民党は21勝11敗と予想外の苦戦を強いられた。その中でも1勝5敗と負けが込んだのが東北6県だ。

 東北は安倍首相と自民党にとってまさに“鬼門”だ。公明党の基礎票は多くないが、農業地帯で保守地盤が強く、過去、自民党は自力で勝ってきた地域だった。

 ところが、第1次安倍政権当時の2007年参院選で自民党は東北の1人区で全敗(当時は宮城は2人区)して与野党のねじれが生まれ、2年後の総選挙で民主党への政権交代の引き金となった。政界変動の前触れが起きる地域なのである。

 安倍首相は前回参院選では東北で失っていた自民党の議席を回復し、リベンジを果たした。今回も東北を重点選挙区として首相自ら複数回応援に入って徹底的にテコ入れした。それにもかかわらず、再び「東北の乱」が起きた。

「勝った」と喜べる状況ではないのである。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/875.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 政府が沖縄県提訴 「辺野古移設」狂った早期再開シナリオ(日刊ゲンダイ)
             沖縄県の翁長知事(C)日刊ゲンダイ


政府が沖縄県提訴 「辺野古移設」狂った早期再開シナリオ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186206
2016年7月22日 日刊ゲンダイ


 安倍政権は22日午前、米軍普天間基地の辺野古移設をめぐり、沖縄県を相手取って地方自治法に基づく違法確認訴訟を福岡高裁那覇支部に提起した。

 翁長雄志知事が埋め立て承認取り消しの是正指示に従わないことの違法性を確定させる狙いだ。国と県の訴訟合戦は3月にいったん和解したが、約4カ月半を経て再び法廷闘争に戻る。

 政権サイドが3月の和解条項で描いたシナリオはこうだ。総務省の第三者機関「国地方係争処理委員会」の審査を踏まえ、沖縄県が不服として改めて国を提訴、司法判断を仰いだ後に埋め立て工事を再開する――。ところが、同委は翁長知事の承認取り消しをめぐる違法性の判断を回避。当然、沖縄県側は提訴を見送り、安倍政権の想定シナリオに狂いが生じた。

 政権サイドからの提訴は想定外の事態で、この先は県側がさまざまな手段で判決の引き延ばしを図ることも予想される。工事の早期再開を目指す安倍政権には痛手だ。


              ◇

【号外】辺野古新基地、再び法廷へ 政府が沖縄県を提訴
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=179578
2016年7月22日 09:03 沖縄タイムス

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、石井啓一国土交通相は22日、辺野古埋め立て承認取り消しの取り下げを求める是正指示に応じないのは違法として、県を相手とする違法確認訴訟を那覇市の福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)に起こした。是正の指示や取り消し処分の適法性をめぐって、国と県が再び法廷で対決する。

 これまで国と県は、3月の代執行訴訟の和解で、辺野古の埋め立て工事を中止し、「円満解決に向けた協議」を続けてきた。しかし、普天間飛行場の移設先を「辺野古唯一」とする国と、「辺野古移設阻止」を掲げる県の溝は埋まらず、国が再度の提訴に踏み切った。

 県側は国地方係争処理委員会(係争委)の示した「協議での解決」を訴えており、提訴に反発を強めている。国側は、訴訟と協議は「車の両輪」として協議は続ける姿勢だ。

 ただ、地元住民の反対が根強い東村高江の集落周辺でのヘリパッド建設工事に着手し、辺野古の陸上部での工事再開の方針を示すなど、沖縄に対し、強硬な姿勢が続いている。


              ◇

<辺野古訴訟>翁長知事が批判「民主主義国家からほど遠い」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=179634
2016年7月22日 14:06 沖縄タイムス

 【東京】翁長雄志知事は22日、内閣府で国が違法確認訴訟を提起したことについて「国の強固な態度は異常だ。強行に新基地建設を進めることは、民主主義国家のあるべき姿からはほど遠い」と批判した。

 同日、東村高江でヘリパッド建設を再開したことに関しては「強行に工事する政府の姿勢は到底容認できない」と抗議。米軍北部訓練場の一部返還が明記された日米特別行動委員会(SACO)合意の着実な実施は負担軽減につながるとの認識を示しつつも「オスプレイを配備する根拠がみえていない。オスプレイが訓練するのははっきりしている。説明がないまま着工すべきではない」と述べた。

 機動隊が反対する市民や車両などを除去したことについては「強制的に排除する事態が生じていることは県民に大きな衝撃と不安を与えるもので残念だ」と不快感を示した。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/876.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 鳥越スキャンダルが炎上する理由 公人の「二重基準」に“ブーメラン”は当然(足立康史 おおさか維新の会 政調会長代理)
鳥越スキャンダルが炎上する理由 公人の「二重基準」に“ブーメラン”は当然(足立康史 おおさか維新の会 政調会長代理)
http://adachiyasushi.jp/?p=6242

東京の都知事選に立候補している鳥越俊太郎氏が、淫行スキャンダルで窮地に立たされています。昨日発売された週刊文春、その内容については各所で紹介されていますので繰り返しませんが、それこそ表で話題にするには誠に情けない、恥ずかしい内容。本人も出来れば穏便に済ましたかったものと思います。

堀江貴文氏が「女性問題とかで叩くのもういい加減止めにしない?」とツイートされているように、こうしたスキャンダル報道に辟易されている方も少なくないものと存じます。しかし、私は、これはアウト、橋下徹氏や八幡和郎氏が批判している通り、都知事候補としては致命的なミスを犯したと考えています。

八幡氏が批判するのは、鳥越氏がサンデー毎日編集長として宇野首相のスキャンダルを「プライベートな問題は詳細に書かないという報道規範があったものを無視し、生々しい個人間のやりとりまで暴露」した当人であったこと。いわばブーメランであり「踏み込んだ報道をされてもいたしかたあるまい」という。

選挙期間中の報道であった点についても八幡氏は、「鳥越氏の立候補声明が告示直前であったことを考えれば、その手の疑惑追及は告示までにすませておくべきだ、という規範の範囲で追究することが不可能だった」、だから今回の週刊文春の報道は例外的に許容されるべき、であると説得的な指摘をしています。

八幡氏が週刊文春による報道の正当性に焦点を当てているのに対し、橋下徹氏は、公人たる鳥越氏の「説明責任」について集中的に批判を展開しています。曰く、「公人がメディアから追及を受けた場合には、例え事実無根でも、まずは取材に応じて説明すべき」「逃げ回らずに早急に(時間無制限で)囲み取材を受けなさい」と。

そして八幡氏と橋下氏に共通する指摘は、いわゆる“ブーメラン”について。橋下氏曰く、「根拠が薄くともメディアの立場で徹底して公人を批判し追及してきた鳥越さん。」それが、いざ自分が追及を受けたら、弁護士の後ろに隠れて「囲み取材」にも応じない、そして法的措置をとると言って逃げ回るだけの醜態。

私は、八幡氏が指摘する週刊文春による報道の正当性も、橋下氏が指摘する公人の説明責任も、いずれも大事な指摘であり同意するところですが、私が一番大事だと思っているのは、お二人ともが言及された「首尾一貫性」。他人に厳しく自分に甘い公人の「二重基準」だけは、絶対に見逃してはならないと考えます。

いま有権者が政治家に求めているのは、まさに「首尾一貫性」です。国民に増税を求めるのであれば、それを求める側の政治家が「身を切る」のは当然なのに、既存政党は2014年の消費増税の直後に(公約である議員定数削減もそこそこに、)国会議員の歳費を引き上げ、公務員の給与も遡って引き上げました。

そして、ブーメランを受けるためだけに存在している民進党は、相変わらず呑気なコメント。鳥越氏を担ぎ出した岡田代表は「(報道が)この時期に出るのは不自然」と“何らかの力が働いている可能性”を示唆したといいますが、民進党お得意の単なる“ブーメラン”であり、“不自然”でも何でもありません。

ここまで来ると、民進党はじめ野党4党の言動について「首尾一貫している」と褒めてあげるべきなのかもしれませんが、ことは公党や公人にかかわる問題であり、その“一貫”した下劣な「二重基準」を見逃すべきではありません。臨時国会が開会した際には、改めて、白日の下に晒してまいりたいと存じます。

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/877.html

記事 [政治・選挙・NHK209] ≪沖縄・高江発≫ 山城議長「これ以上機動隊の暴力に晒されたくない」(田中龍作ジャーナル)
【沖縄・高江発】 山城議長「これ以上機動隊の暴力に晒されたくない」
http://tanakaryusaku.jp/2016/07/00014088
2016年7月22日 15:51 田中龍作ジャーナル



街宣車の上から落とされそうになり悲鳴をあげる女性。反対派住民のマイカーが下に見える。=22日午前8時50分頃、東村高江 撮影:筆者=


 夜がやっと白み始めた午前5時30分。機動隊の第一陣がゲート前になだれ込んで来た。あれよあれよ という間に増派されていき、30分も経たぬうちに300人位にまで膨らんだ。

機動隊は座り込んでピケを張る反対派住民を次々とゴボウ抜きしていった。住民の次はゲート周辺に停めているマイカーの排除だ。機動隊はマイカーをジャッキ付きの荷車に乗せて一台一台移動させていった。

 援軍が駆け付けようにも不可能だ。警察はゲートの4q手前から道路封鎖した。タクシーさえも通れない。すべての交通を遮断した。反対派住民は孤立無援となった。

 反対派の街宣車2台が10年前からゲートに横付けされヘリパッド建設資材・機材の搬入を阻んでいた。反対派にとって最重要の砦だ。だが砦をガードしていたマイカーも住民も排除された。

 砦は裸同然となった。2台の街宣車の屋根に乗る反対派は、合わせて約10人。彼らはロープで自らの体と街宣車をつないだ。田中は一緒に街宣車の屋根に乗った。

 機動隊は間髪を入れず攻め込んだ。街宣車の屋根によじ登り反対派の排除にかかった。高さ2メートル以上ある街宣車の屋根から落ちれば大ケガは免れない。

 「危ないから止めて」。屋根から逆さに落とされそうになった女性(写真・上段)が悲鳴をあげた。機動隊は一向に気に留めなかった。首を絞められる男性(写真・下段)もいた。



大量の機動隊が投入され、ゲート前の県道70号線は屈強な男たちで埋め尽くされた。=22日午前8時50分頃、東村高江 撮影:筆者=


 午前10時20分。反対派のリーダーである山城博治・沖縄平和運動センター議長がマイクを握った。山城議長は「これ以上機動隊の暴力に晒されたくない。今日は これで ここを 出る」と一時撤退を宣言した。辺りは静まりかえった。

 反対派弁護士の小口幸人氏は「法律がないのに警察は思うがままにしている。戒厳(※)と同じ。県はこんなことをする気がないのに」と指摘した。

 現場の道路は県道70号線で管理者は沖縄県だ。街宣車を停めているのは道路から外れた路肩だった。県道封鎖についても正当な法的根拠はない。

 「警察の上(官邸)が命令を出せばそれがルールになる。治安維持のためならそれがルールになると思っている」。小口弁護士は喝破した。

 治安維持のためなら首相に大権が与えられ、個人の権利を制約できる。道路封鎖を決めたのは官邸だという。

 「(強制排除について)一切説明はなかった。問答無用の安倍政権を象徴している」。山城議長の言葉が事態を的確に表していた。

(※戒厳:戦時・事変に際し、立法・行政・司法の事務の全部または一部を軍の機関に委ねること。通常、人権の広範な制限がなされる。戒厳令:戒厳を布告する命令。)



街宣車の屋根にのぼって来た機動隊員から首を絞められる男性。=22日午前8時50分頃、東村高江 撮影:筆者=


  〜終わり〜




沖縄・米軍ヘリパッド工事再開、反対住民らと激しい衝突
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2827127.html


 沖縄県のアメリカ軍北部訓練場の一部返還に伴い、建設が条件となっているヘリパッドの工事が再開され、反対する人たちと激しい衝突が起きています。
 東村高江の県道70号の先の現場で、機動隊と住民との激しい衝突がありました。現在道路は封鎖されていて、報道機関を含め現場に向かうことが一切禁止されています。
 22日の夜明け前から東村高江のアメリカ軍北部訓練場のゲート前に、全国から動員された機動隊が集まってきました。そして、午前6時ごろから工事に反対する住民らの車両が撤去され、ヘリパッドの建設工事が再開されました。
 北部訓練場の一部返還をめぐってはヘリパッドの建設が条件となっていますが、住民らの反対運動もあって、およそ2年、工事が中断していました。現場では全国から動員された機動隊と反対する人たちとの激しい衝突が起きているほか、道路の封鎖によって生活への影響も生じています。
 防衛省は、車両の撤去が終わり次第、現場に資材を搬入する方針です。(22日11:36)





















http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/878.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 騙されるな! 小池百合子は“女性の敵”だ! 待機児童を狭い部屋に詰め込み、女性だけに育児押しつけ、性差別丸出しの少子化論
                  小池百合子オフィシャルサイトより


騙されるな! 小池百合子は“女性の敵”だ! 待機児童を狭い部屋に詰め込み、女性だけに育児押しつけ、性差別丸出しの少子化論も…
http://lite-ra.com/2016/07/post-2436.html
2016.07.22. 小池百合子は“女性の味方”じゃない!  リテラ


 本サイトでは先日、東京都知事候補者である小池百合子氏がいかに国際都市の首長にふさわしくないヘイト体質の持ち主であるかをお伝えしたが、今回は彼女のもうひとつの一面にスポットを当てたい。

 それは、小池氏の大きなアピールポイントになっている「初の女性都知事」という面だ。

 現に、小池氏は出馬表明会見においても、「女性が輝くということで進めておられますけども、それを体現できるのが東京の『女性知事』ではないかと思っています」と強調した。

 くわえて、“自民党のオッサンどもにパージされそうになっても、都民のためにひとりすっくと立ち上がったジャンヌ・ダルク”という笑止千万なイメージ(なぜこれがお笑いなのかというのは後述する)も手伝い、小池氏=初の女性都知事誕生に期待を寄せる声が高まりはじめた。その一例が、現代美術家スプツニ子のツイートだろう。

〈私は小池百合子さんに都知事になってほしいな、パワフルな女性として素直に尊敬する〉
〈小池百合子さんが都知事になったら、女性をはじめ多様な声を東京の未来にガンガン反映してほしいな〉

 もちろん、女性都知事の誕生を願う声があがるのは、男性支配的な政治の世界において、女性の地位や生活向上の意見を都政に反映してほしいという願望ゆえで、唯一の女性候補である小池氏に期待したい気持ちは理解できる。

 だが、はっきりと断言しよう。小池氏には、女性の声を政治に反映させようというような意志はおろか、女性がいま置かれている立場や生活不安を理解しようという気は、まったくない。むしろ、石頭な男性議員なんかよりももっとゴリゴリのマッチョ思考をもった女性だ。

 たとえばそれは、小池氏が今回の都知事選で掲げている「ダイバーシティ」(多様性)政策を見てもあきらかだ。

 まず、選挙公約には、〈「待機児童ゼロ」を目標に保育園受け入れ年齢、広さ制限などの規制を見直す〉とあり、小池氏は保育園の規制緩和策を打ち出している。だが、現状でも保育園設置の面積最低基準は狭く、小池氏の政策は“子どもをさらに狭い場所に詰め込めることができる”ようにするだけだ。当然、こうした規制緩和策には、保育関係者や保護者のあいだから安全面や健康面の観点が抜け落ちていると批判が上がっている。

 しかも、小池氏は街頭演説で、保育園問題の根本になっている保育士の待遇改善について、“お給料を上乗せするという平面的ではない小池式の考え方”があると主張。「空き家ですよ! 空き家はたーくさんあります」と前置きして、こんなことを話している。

「(保育士に)その空き家でもって生活をしていただくことが、真の意味の待遇改善に繋がると、このように思うんですがいかがでしょうか! 家を使うんです!」

 つまり、保育士の給料は増やさないが、「ただ空いているアパート、ちょっと古びた一軒家」(小池氏)に住まわせてやる、と言うのである。

 規制緩和で無人になっているアパートが保育園になり、狭い部屋に子どもたちがぎゅうぎゅう詰めにされ、ついでに保育士たちもそうした場所に押し込められる。──小池氏の話からは地獄絵図のような状況しか目に浮かばないが、こんな政策をドヤ顔で「真の待遇改善だ!」と言える神経がさっぱり理解できない。

 さらに、育児支援の策として、小池氏は〈保育ママ、保育オバ、子供食堂などを活用〉と謳っている。

 これにはもう、「厚顔無恥もいいかげんにしろ」と言いたい。そもそも子供食堂というのは、政府および行政に共働きやシングルの家族へのフォローがないため、地域に住む人びとが自発的かつボランティアとして行ってきた活動だ。これを育児支援として“利用”することは、行政の責任をまったく自覚していない証拠だろう。

 また、小池氏は「保育ママ、保育オバを活用する」というが(「保育オバ」という謎ワードへのツッコミはとりあえず置いておく)、どうして子育てにかかわる人間を女性に限定させるのか。小池氏は“女性の活躍を体現できるのは女性知事の私しかいない”と胸を張るが、結局は保育を女性にだけ押し付け、男性が子育てに参加する機会を奪っているに過ぎない。

 つまり、小池氏に“女性ならではの提言”などなく、保育問題にかんしてはむしろ現状より悪化させそうな策しか打ち出していないのである。もし、いま東京で暮らす女性たちや子どもが置かれた環境について真剣に考えているのであれば、こんなあほらしい政策は恥ずかしくて出せるはずがない。

 しかし、女性を小馬鹿にしているとしか思えない小池氏のこうした政策は、ある意味、本人の思想を見れば深く納得できるものだ。

 実際、小池氏は、自身のオフィシャルサイトで、少子高齢化の原因について、このような論考を披露している。

〈(少子高齢化の問題は)今時の女性が結婚に価値を見いださず、結婚したいと思わなくなったことにある。「この人の子供を生みたい」という気にならないことにある〉
〈社会心理学的には、女性はどんなに社会的、経済的に強くなったとしても、どこかで、誰かに守ってもらいたいという「シンデレラ・コンプレックス」を持つものである〉

 小池氏はどんな女性も庇護されたいと思うものだと断言しているが、「シンデレラ・コンプレックス」という概念の生みの親である作家のコレット・ダウリングは、女性は自立しようとしても内面に成功への恐怖が生まれるために自立を邪魔していると指摘し、それは幻想だと看破したのだ。当然、「女はこうあるべき」という規範が社会に根強いために女性たちは“成功してはいけない”と葛藤するのであって、女性が生まれもって「誰かに守ってもらいたい」と考える生き物だというわけではない。小池氏のように「女ってこういうもの」と押し付ける人間こそが、女性の経済的自立を妨げてきたのだ。

 こうした性別による差別を助長させてきた古い価値観を、小池氏は「伝統的」などと呼んで守ろうと言うのだが、もちろん、規範を押し付ける相手は女だけではない。小池氏は果たして、男性にも“強さ”を強制する。

〈ところが、最近の男性は女性化する一方で、むしろ自分が守ってもらいたいような母性愛を求める傾向が強いようだ。このすれ違いこそが女性に結婚や出産を思いとどまらせる原因となっているのではないか。つまり、頼もしい男性が決定的に減っていることこそが、少子化の最大の原因というのが小池説である〉

 男はもっと強く頼もしく、女はそれに守られる存在であれば少子化にはならない。……って、これ、たんなる昭和のオッサンの説教とまったく同じ。小池氏の他の政策のトチ狂いっぷりを見ていると、都知事になったら“草食系男子版戸塚ヨットスクール”でも開く気なのではないか、と心配になってくるほどだ。無論、こうした性別による規範を強いる人間なのだから、LGBTの権利向上など語れるはずがない。ダイバーシティの意味なんて、いまだに理解できていないんじゃないだろうか。

 いや、ダイバーシティを理解しないだけではなく、小池氏はきっとどれだけ自身の“マッチョイズム”を批判されようと、その考えをあらためることはないだろう。というのも、それは彼女の処世術であり、“生き方”そのものだからだ。

 思えば小池百合子氏は、“政界の渡り鳥”と呼ばれるように、つねに時の権力者にぴったり寄り添ってキャリアをアップさせてきた人物だ。

 留学経験を活かして通訳やコーディネート業に就いていた小池氏がメディアの脚光を浴びたのは、『竹村健一の世相講談』(日本テレビ)のアシスタントを経て、1989年に『ワールド・ビジネス・サテライト』のキャスターに抜擢されたときだろう。この番組で財政界との人脈を広げた彼女は、92年に日本新党から参院選に出馬。このとき小池を口説いたのは細川護煕氏だが、対する小池氏も〈細川に似合うネクタイを贈ったり、そのネクタイが曲がっていると見れば辺り構わず直したり〉(伊藤惇夫「文藝春秋」2007年10月号掲載レポートより)と、甲斐甲斐しく細川氏に寄り添った。

 だが、細川氏が求心力を失うと、「あの人はダメなのよ」「殿様の限界を知らなかったのよ」と批判。3年後、細川氏が離党した際には、「もっと早く出ていってほしかった」「(ゴルフに喩えると)結局、池ポチャかOBになる人です」(「週刊朝日」97年7月4日号/朝日新聞出版)と手のひらを返してみせた。他方、同時に小池氏は、今度は小沢一郎氏と距離を縮めていく。事実、小沢氏の元側近である平野貞夫氏は「ほんの少し前までは細川のネクタイを選んでいた小池が、今度は小沢さんのネクタイや洋服を選び、マスコミへの対応について細かく教えているんですからね」(前出「文藝春秋」)と、小池氏の当時の無節操ぶりを証言している。

 しかし、小沢氏が自民党との連立を解消すると、またもあっさり小沢をポイ。そして“小泉フィーバー”の到来に合わせて小泉純一郎氏にすり寄り自民党に鞍替えすると、入党からたったの9カ月で環境相に抜擢されたのだ。このとき、ふたりは結婚説までもが流れる親密ぶりで、ときには小池氏が小泉首相に手づくり弁当を届けるほどだった。

 ネクタイを選び、弁当をこしらえ、覚えめでたく大臣にのぼり詰める。──結局、男性支配の政界でのしあがるのはそんな方法なのかと絶望的な気持ちになるが、そうした人生すごろくも、人事問題で防衛相を辞任して以降、そりの合わない安倍晋三氏が首相となったことによって頭打ちとなってしまった。

 前出「文藝春秋」の記事では、小池氏と交流のある議員が、小池氏が初当選したころ、こんな言葉を口にしていたことを証言している。

「政治家なら、誰だって権力が欲しいわよ。頂点に立たないと」

 議員になって間もないのに、すでにそのときから総理大臣の椅子を目指していた小池氏。しかし、自民党内はいまや安倍一強体制が築きあげられてしまった。完全に行き詰まった小池氏に残された道……それこそが「都知事」の座を手にすることだったのだ。

 その軌跡を踏まえれば、“自民党から圧力を受けても立ち上がった勇敢な女性”という小池評は、ちゃんちゃら可笑しい。あえて言うなら、小池氏は“寄生する権力者が国政にいなくなったから都知事に乗り換えた”だけで、ゆえに掲げる政策も、自民党イズムを継承した市民に責任を押し付けるゴリマッチョなシロモノばかりになってしまうのだ。

 だからこそ、最後にもう一度言っておきたい。小池氏は“自民党にパージされても腐敗した都政に挑むジャンヌ・ダルク”などでは決してない。ヘイト体質も、政治資金の使い方も、保育園問題など社会福祉に対する姿勢も、そして女性や性的マイノリティへの視線も、安倍自民党のそれとまったく同じであり、「反自民」というポーズはとんだ“茶番”でしかないのだ。

 清楚な山の手セレブマダムふうの見た目に騙されてはいけない。あれは仮面だ。内面はたんなる上昇志向と権力欲で膨れあがった昭和ジジイなのだということを、どうかくれぐれも忘れないでほしい。

(田岡 尼)



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/879.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 鳥越俊太郎氏は今すぐ認知症及びがん検診診断書を提出せよ -- 渡瀬 裕哉(アゴラ)
鳥越俊太郎氏は今すぐ認知症及びがん検診診断書を提出せよ -- 渡瀬 裕哉(アゴラ)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160722-00010008-agora-pol&p=1


鳥越俊太郎氏及び民進党は「都民に健康問題騒動を謝罪をするべき」だ

鳥越俊太郎氏の健康問題がリアル・ネットを問わず都知事選挙の議論の対象となっています。

筆者は担当医ではない人が他者に対して認知症・末期がんであると断定することは避けるべきだと思っています。ただし、そのための大前提として「本人が本当に健康であること」が証明されることが重要です。

東京都庁は約13兆円の予算を扱う巨大組織です。経営者のヘッドハンティングを行う場合でも常識ですが、この規模の経営者を調達する場合、医師の診断書を確認することは必須と言えるでしょう。

鳥越氏の健康問題は立候補以前から周知の事実であり、鳥越氏の推薦政党である民進党等は都民に対して鳥越氏の健康状態について良好であることを証明する重要性を認識するべきでした。

鳥越氏が共同記者会見で提示すべきものは「がん検診100%」ではなく「医師の診断書」だったことは間違いありません。

東京都政の担い手を選択する都知事選挙において、特定の候補者の健康問題が重要な争点になって徒に議論の時間が費やされている不毛な状況を生み出していること自体が失態です。

「病み上がり」「がんサバイバーへの侮辱」と罵り合うのは勝手ですが、自分のプライドのために都知事選挙の貴重な時間を費やすのを止めていただきたいものです。鳥越氏及び民進党ら推薦政党は低レベルの騒動が起きていること自体について陳謝することが当然だと思います。
.

超高齢化社会「ポスターに並ぶ高齢候補者たち」は本当に大丈夫なのか?

米国でも大統領職を争うヒラリー・クリントンは健康問題が懸念されており、対抗馬であるドナルド・トランプは自らの健康診断書をメディアに対して公開しました。外国でも高齢の政治家の立候補に伴う健康問題は投票に際して重要な判断要素になると思います。

選挙と言えば「掲示板のポスター」ですが、鳥越氏に限らず高齢者の顔ばかりが並んでいる現状があります。超高齢化社会においては必然的に立候補者の年齢も上がっていくものです。

つまり、今回の鳥越氏の健康問題のような事例は珍しいことではなくなる可能性が高く、有権者が立候補者の健康状態について事前に知ることの重要性は増していくものと思われます。

たとえ健康状態に問題があったとしても、それでも投票したい人物がいるなら有権者がその人物を選択することは構わないと思いますが、自分自身の深刻な健康状態を公開することなく投票させる行為は善意の有権者を騙すことと同様だと考えられます。


政党は「医師診断書」の提出を義務化し、有権者に対して品質保証してください

政党は自分たちが推薦する候補者の健康問題という非常に低レベルな議論が起きる状況を回避するべきです。推薦候補者という有権者に提示する商品の品質保証を当たり前にクリアしてから立候補させることが常識でしょう。

今後、超高齢化社会における選挙で政党として候補者を推薦する場合、候補者自らが有権者に対して認知症・がん検診などの一通りの診断書を提示するか、政党の公認・推薦段階でそれらの書類を揃えて事前チェックすることを義務化することが重要です。

鳥越氏に関しては一日の演説回数なども少ない状態であり、テレビ番組などをキャンセルされているケースもあるようですから、明日にでも医師の診断を受けてください。そして、有権者に対して医師の診断書を提示して「健康であること」を証明するのはいかがでしょうか。

渡瀬 裕哉

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/880.html

記事 [政治・選挙・NHK209] ≪7月9日≫安倍昭恵さんが沖縄で「(安倍総理は)独裁者ではない!」と絶叫調で訴えていたことが判明!家庭内野党は全くの嘘!
【7月9日】安倍昭恵さんが沖縄で「(安倍総理は)独裁者ではない!」と絶叫調で訴えていたことが判明!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/19663
2016/07/22 健康になるためのブログ



安倍昭恵夫人が涙ながらに必死の「島尻あい子 応援演説」@那覇



http://www.sankei.com/politics/news/160709/plt1607090030-n1.html

安倍晋三首相(自民党総裁)の昭恵夫人が9日、参院選の候補者応援のため沖縄県入りし、那覇市内で街頭演説を行い、「(安倍首相は)独裁者で戦争をするといわれているが、そんなことはない。この国に生まれてきた良かったと思ってもらえるよう、必死に頑張っている」と絶叫調で支持を訴えた。




以下ネットの反応。






















安倍昭恵さんは今の高江についてどう考えているのでしょうか?







http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/881.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 共産党支持者3割が小池百合子支持の衝撃(ニュースソクラ)
共産党支持者3割が小池百合子支持の衝撃(ニュースソクラ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160722-00010002-socra-pol

東京都知事選挙、宇都宮降ろしに反発も

 小池百合子、鳥越俊太郎、増田氏の三つ巴となっている31日投開票の都知事選。今週に入って報道各社の序盤情勢分析によると、小池氏が優勢、あるいは小池、鳥越の競り合いとなっている。

 なぜ、組織の支援が得られなかった小池氏がリードできたのか。保守層をうまく取り込んでいることに加え、野党支持者が、野党統一候補の鳥越氏ではなく、小池氏支持に回っているからだ。たとえば、産経新聞の7月18日の序盤情勢調査では、民進党支持者の2割、共産党支持者の3割もが小池氏支持と回答している。

 各陣営の分析によると、最大の要因は、宇都宮健二氏に立候補取り下げさせたこと。前回の都知事選では共産党は宇都宮氏を支持していただけに、告示直前での野党内で候補一本化への反発がでているという。「小池さんの思い切りがいいし、宇都宮さんを強引におろしたのが頂けない」という声が小池氏を支持する革新系支持者から聞こえてくる。

 政策面でもリベラル色を出していることが、野党支持者を取り込めている模様。小池氏のウェブサイトを見ると、「東京大改革宣言」と銘打ち、「納税者・生活者のための政治 まじめに働くあなたのために」と打ち出している。医療・子育て・福祉の充実や地方分権などリベラル派に歩み寄った政策が目立つ。

 衆院選でも中選挙区時代、「マドンナ旋風」を引き起こした土井たか子氏及び社会党の牙城である旧兵庫2区(西宮・芦屋)で土井氏に次ぐ第2位で衆議院初当選を飾っている。小池氏は「左寄り」の票を切り崩す方法をよく知っていると解説する人もいる。

 支持層を切り崩されている形の鳥越陣営はというと、民進党は蓮舫氏、共産党は吉良佳子氏など人気女性議員を応援演説に連日投入し、組織票のテコ入れに必死である。

 ある都内の共産党の幹部は、「3割もの我が党の支持者が小池支持とは驚いた。周囲に伝えていく」と動揺を隠せない。一方で同党の選挙対策本部は、「選挙というのは、その日まで結果がわからない。3年前の参議院選挙でも京都では共産党は圏外と言われていたが、最後はひっくり返った。『小池さんを支持する』という支持者には、子育て政策を国会でどれだけ取り上げたのかといった話をして説得していく」と巻き返し戦略を練るが、危機感を募らせているのは間違いない。

 鳥越陣営全体のムードは、「まだ序盤戦なので、組織票を固めていけばひっくり返せる」と追い上げを狙う。

 マスコミ各社の世論調査では、小池氏がややリードで、鳥越氏が追うという分析が大勢だ。組織のない小池氏は終盤で不利になるという見方が一般的である。このまま終盤まで逃げ切れるのか。

■角田 裕育(ジャーナリスト)
1978年神戸市生まれ。大阪のコミュニティ紙記者を経て、2001年からフリー。労働問題・教育問題を得手としている。著書に『セブン−イレブンの真実』(日新報道)『教育委員会の真実』など。

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/882.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 参議院選挙が終わって、また沖縄虐めが始まった(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/07/post-d1a5.html
2016-07-22 


参議院選挙が終わった途端、また沖縄への圧力が始まった。

><沖縄ヘリパッド>政府、移設工事を再開 現場は大混乱
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160722-00000036-mai-soci
               毎日新聞 7月22日(金)10時53分配信

>政府は22日早朝、米軍北部訓練場(沖縄県東村、国頭村)
の約半分の返還に伴うヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移
設工事を再開した。

>新たなヘリパッドは東村高江の集落を取り囲むように計画さ
れていることから、住民らは騒音などを訴えて反対運動を展開。
移設工事は2007年に着工し、6カ所のうち2カ所が完成した
が、4カ所は着工できていない。危険性が指摘される米軍輸送
機オスプレイが運用されることからも、住民らはヘリパッドの移
設に反対している。

せっかく国と県の和解が成立したのに、成立してわずか4カ月
余り、参議院選挙の時は何を潜めていたが、島尻愛子が大差
で敗れたと同時に、工事を再開している。

問題解決に向けた話し合いをすると言いながらのこの、沖縄
に対しての無慈悲な扱いは、本当に腹立たしい。



沖縄に対しては、何かあると常に機動隊配備。



これが、国民に寄り添うと言った、安倍首相の仕打ちか。

それとも、沖縄県民は日本国民にあらずという所か。


裁判所の和解勧告の勧告文には
>本来あるべき姿としては、沖縄を含めオールジャパンで最
善の解決策を合意して、米国に協力を求めるべきだ。とある。

まったく裁判所の勧告文の通りだ。

この国の政府は沖縄を都合のよいように利用してきた歴史が
ある。

この期に及んでも、沖縄に寄り添って解決策を話し合うなどと
の発想は全くないらしい。

なぜ、沖縄の民意を汲んでアメリカに協力を求めようとしない
のか。

例え相手が飲まなくても、粘り強く交渉するのが、”国民の生
命財産を守る義務がある”と声高に言う首相の責務じゃないか。

いつもアメリカの意向ばかり汲んで、沖縄の民意は汲まない。

予算を大幅に削減するなど嫌がらせをせずに、腹を割って話
し合う事こそ、安倍首相がやるべき仕事じゃないのか?

沖縄には機動隊投入で流血騒ぎになっているのに、安倍首
相はのんきにゴルフ三昧。

今年も8月が来て、広島・長崎で記念式典が行われ、安倍首
相は、例のごとく、誰かが書いた、まったく心に響かない作文
を使いまわしするのだろう。



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/883.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 翁長知事一人で米国・安倍の辺野古強行同盟と戦うのは無理だー(天木直人氏)
政府・沖縄県協議会と普天間飛行場負担軽減推進会議を終え、報道陣の質問に答える沖縄県の翁長雄志知事(中央)=21日午前11時53分、首相官邸、飯塚晋一撮影 :朝日新聞


翁長知事一人で米国・安倍の辺野古強行同盟と戦うのは無理だー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sou1sq
22nd Jul 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


安倍・菅暴政コンビがいよいよ辺野古移設建設に向けて動き出した。

 早期司法決着を目指そうとしてきた事がその象徴である。

 いまの司法が安倍・菅暴政コンビに楯突くような判決を下せるはずがない。

 そして司法の判決には翁長知事は従わざるを得ない。

 3月に、辺野古埋め立ての承認の取り消しをめぐる裁判で、和解条項を受け入れてしまったからだ。

 安倍・菅政権の再提訴を受けて、きのう7月21日に官邸で政府・沖縄県協議会が開かれたらしい。

 テレビに映し出される光景を見て、私は目もくらむ失望感を覚えた。

 政府側の出席者は、菅官房長官を真ん中にして岸田外相と中谷防衛相がならんでいた。

 対する沖縄県側は翁長知事を真ん中に安慶田副知事と佐喜眞宜野湾市長だった。

 翁長知事の辺野古移設反対の覚悟を私は疑うものではない。

 しかし安慶田知事や佐喜眞市長議員では、安倍・菅暴政コンビには勝てない。

 ましてや日米同盟が推し進める辺野古移転は防ぎようがない。

 翁長知事は苦しい立場に立たされるだろう。

 一人でもいいから翁長知事を助ける真の政治家が沖縄にあらわれて来ないものだろうか。


             ◇

政府、沖縄県を22日付で提訴へ 普天間移設問題
http://www.asahi.com/articles/ASJ7P3F95J7PUTFK003.html
2016年7月21日13時00分 朝日新聞

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の負担軽減策などについて政府と沖縄県の幹部らが話し合う、政府・沖縄県協議会と普天間飛行場負担軽減推進会議が21日午前、首相官邸で開かれた。翁長雄志(おながたけし)知事と菅義偉官房長官らが出席。菅氏は同県名護市辺野古への移設計画をめぐり、県を相手取って地方自治法に基づく違法確認訴訟を起こす方針を表明した。

 普天間の移設問題では、今年3月、政府が翁長知事を訴えた代執行訴訟が和解し、政府と県がそれぞれ起こしていたほかの訴訟も、いったん取り下げられた。今回の提訴で、移設計画をめぐる政府と県の対立は再び法廷に持ち込まれる。

 政府の提訴は、6月中旬に第三者機関「国地方係争処理委員会」が、翁長知事による辺野古埋め立て承認取り消しの撤回を求めた国土交通相の是正指示について、適否を判断しなかったことを受けたもの。

 翁長氏は21日の会合で、係争処理委の審査結果について、訴訟を提起しない方針を改めて説明。これを受け、菅氏は22日付で福岡高裁那覇支部に提訴する方針を伝えた。翁長知事が是正指示に従わないのは違法だと訴える。会合後、翁長氏は記者団に「話し合いでなく直ちに提訴になり、非常に残念だ」と述べた。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/884.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 鳥越俊太郎候補「平和と憲法と核のない世界を東京から実現していこう!」 小沢代表、志位委員長ら必勝応援に湧き立つ!≪有楽町







都知事選 5党代表街頭演説会

有楽町イトシア前から
鳥越俊太郎・知事候補
応援弁士
 志位和夫・日本共産党委員長
 枝野幸男・民進党幹事長
 小沢一郎・生活の党代表(予定)
 又市征治・社民党幹事長
 西崎光子・生活者ネットワーク都議


















鳥越 俊太郎(東京都知事候補) @shuntorigoe
「歴代の自民党政権も集団的自衛権は違憲だとしてきたのに、騙しうちのような解釈改憲。東京都民としてノーと言わなければならない。はっきり言いましょう。反安倍の旗を東京で立てる」















































http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/885.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 公明・山口代表は改憲原案「1年では困難」の発言。 公明党内に改憲に慎重な勢力が極めて多いことを考えると、 とても急げない
公明・山口代表は改憲原案「1年では困難」の発言。
公明党内に改憲に慎重な勢力が極めて多いことを考えると、
とても急げない。ー(孫崎享氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sou1a6
22nd Jul 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


今回の参議院選挙で、自公は3分の2を獲得した。

安倍首相は改憲に強い意向を持っている。一気に進む印象がある。

しかし、公明党内には改憲につよい抵抗の勢力がある。ここにきて山口代表は慎重論を展開している。

A事実関係 7月21日東京新聞。

公明党の山口代表は二十日、本紙のインタビューで、

改憲に関し、野党第一党の民進党なども含めた合意形成が「望ましいプロセス」とした上で

「一国会とか一年とか短い時間では、到底(改憲の)発議にふさわしい合意を作り出すのは難しい」と、

短期間で改憲原案に関する合意を得るのは困難との考えを示した。 

 改憲には、まず衆参両院の憲法審査会で改憲原案を審議。

ともに出席議員の過半数の賛成で可決される。

可決した場合、両院で総議員の三分の二以上が賛成すれば国会が改憲を発議。

国民投票で改憲案が投票総数の過半数の賛成を得れば、改正される。

 山口氏は改憲項目の絞り込みに関する公明党内での議論についても「相当時間がかかる。

一年などと限定を付ける必要はないし、そういうことを見通せる状況ではない」と述べた。

 九条に関しては、「今の憲法解釈や平和安全法制(安全保障関連法)を、

国民が『変えろ』と求めない限りはもうこれでよい。変える必要はない」と述べた。

 山口氏は憲法審査会の議論に関し「今は何らの合意形成の元もない。

かなり時間がかかる」と指摘し、安保法を巡る与野党対立などによる議論の停滞を受けて

「落ち着いて議論を深めていく姿勢が大事」と強調した。

B評価

7月16日発売日刊ゲンダイで「改憲で公明は分裂する」を書いた。内容は次のおりである。

*******************************

参院選で、自公などの改憲勢力が3分の2の議席を獲得した。

 選挙期間中、自民候補は憲法問題に言及することを避け、

大手メディアも、3分の2問題や憲法問題は参院選の争点ではないような報道に終始した。

安倍首相は3分の2の議席獲得が濃厚になった途端、

開票日のテレビで「憲法審査会で審議」と本音を語った。

 自民、公明などの改憲勢力が3分の2の議席を獲得したため、

今後、改憲の動きが一気に進む──と考えるのは早い。公明は党内事情で改憲に強引に進めないからだ。

 参院選の投開票日の翌11日、

朝日新聞は与党と野党統一候補が戦った1人区の投票行動について報じていた。

各政党の支持層が与野党候補のどちらに投票したのかを分析したのだ。

それによると、「自民候補」と「野党統一候補」に投じた割合は、

自民支持層は86%、11%、公明支持層は66%、24%、民進支持層は7%、90%、

共産支持層は9%、84%──だった。

 つまり、党の方針に従わなかった有権者の割合が自民支持層で11%、民進支持層で7%、

共産支持層で9%だったのに対し、「鉄の規律」を重んじる公明支持層は24%も離反したのである。

 さらに朝日新聞は〈公明党支持者中、

改憲4党に投票した人(66%)の憲法改正への意識は『必要がない』が36%〉と報じた。

大ざっぱにいえば、改憲4党の投票者の中でも24%(66%×36%)は改憲に反対で、

離反者と合わせて計48%にも達するのだ。

 公明は今、どの政党よりも分裂の危機を抱えていると言っていい。

それは当然である。公明は「平和の党」でスタートした。

しかし、自公は憲法違反の集団的自衛権の行使を容認し、強引に安保法制を成立させた。

そして今、それを正当化するために憲法改正しようとしている。

 公明は今回の選挙公約で改憲は「争点にならない」として公約に入れなかった。

創価学会の内部には「改憲勢力の一角」の位置づけに批判が出ている。

山口代表は分裂の危機を抱えても自民追随を続けられるのかという分岐点に立っている



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/886.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 鳥越俊太郎さんから、返信がありました。小沢さんの二の舞にならないように拡散をご協力ください。
明日、東京に行きますので、都知事選の街頭演説等に出会ったならば、鳥越さんでなくとも、どなたであろうとも下記文書を渡そうと思います。

都知事選で、日本滅亡を阻止できるかも・・・。と期待したのですが・・・。
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【2016/07/21 (木) 17:29 に、以下の返信がありました。】
鳥越俊太郎ご意見 <torigoe.goiken@gmail.com>
ご意見ありがとうございました
この度は、貴重なご意見頂きありがとうございます、一人一人のご意見に耳を傾け、スタッフ一同出来る限り最善の策を講じて参ります。
これからも、様々な気付きを私達にお知らせ下さい。
鳥越俊太郎スタッフ一同より
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⇒まるで読んでいないということが、大変よく解る返信文ですね。(笑)
昔、小沢側近らもそうでした。
たったこれだけのことで、小沢さんは政治力を失ったのです。
この文書が小沢さんや鳥越さんに届けば、まだ間に合うのです。
小沢さんや鳥越さんに届くように、拡散をご協力ください。

---------------------------------------------------------------
日本の未来を担う方々へ_鳥越俊太郎様         平成28年7月21日

7月15日にメールしましたが、お読み頂けていないようですね。
小沢一郎先生の時もそうでした。何故、私のメール等を届けないのかが不思議でなりませんでしたが、この頃、やっと解った気がしています。
至極単純に「周りの者の頭が悪いので、ちょっと難しいとポイしちゃう」てな具合に扱われていたのだろうと言う事です。「都民の声を聴きます」って、よく言うよね。

私の息子夫婦は東京都民ですので、このメールは東京都民の声と思ってください。
そして、これから述べることは、「今、国家滅亡の危機に立たされているという認識を持って頂きたい」ことと、鳥越様がこのメールで「正気を取り戻す(洗脳から醒める)」ことができれば、日本再構築が始まり、日本滅亡が回避できるということです。

さて、真剣に私の話を聞かないと、後で取り返しのつかない事になりますよ。
まず、週間文春の件ですが、弘中惇一郎弁護士では、小沢一郎先生の二の舞、つまり、政治的に抹殺されることになるでしょう。
「陸山会裁判・小沢裁判は、あからさまな冤罪裁判だった」なんてことは、東京都知事になろうとする者として、本来、解っていてしかるべきなのですよ。

7月15日のメールにも書いてありますが、都税条例に「本登記における所有者小澤一郎を陸山会代表小沢一郎とみなして土地取得税の規定を適用する」とありますから、人格の無い社団等である陸山会の土地の取得日は、本登記日に限られます。

しかるに、「本登記日を土地の取得日としたことは、政治資金規正法に違反する」との有罪判決を最高裁は石川知裕前衆議院議員に下したのです。

何故、弘中惇一郎弁護士は小沢裁判の時に、当該都税条例に触れなかったのでしょうか?それは、弘中惇一郎弁護士が体制側(司法官僚等)の人間だからです。
その証拠に、上記の件も、後述の「政治資金規正法12条3項(資産等)」の件も、当時、私が直接に弘中惇一郎弁護士事務所に電話して、許可を得てFAXしています。

【7月15日のメールのあらまし】
独立行政法人会計基準が施行(平成16年)されてから今日まで、当該基準を悪用して国庫補助金を横領するという行為が日本中で行われています。
その穴埋めに横領相当額を銀行借入等して、毎月の返済に充てるため介護報酬・医療報酬等を水増し請求し、運営費交付金も水増し請求するという手口であります。
このことは、皆さんが今話題にしている保育施設等にもあてはまることだと思います。

全ての横領額を全額回収したとすれば、1千兆円規模の金額となるでしょう。
昨年から介護報酬等は、区・市が管轄行政機関となりましたから、都知事としてもこれらの全容解明は、一番重要な使命であると思います。

そして、全容が解明されれば、都財政のみならず国家財政も全て見直しとなり、予算は全面再策定が余儀なくされることでしょう。
従って、消費税増税も法人税額減税も年金制度・介護保険制度・医療制度・保育施設等への国庫補助金制度も全て白紙に戻して、全面再策定することとなるでしょう。
これにより、待機児童問題・介護施設入所問題・医療費負担問題・年金問題等々は、全面的に解消されるものと考えます。

この一連の確たる証拠を掴んだ私は、めぐりめぐって総務省に辿り着き、東京大学の開始年度の分析結果を総務省内にある独立行政法人会計基準研究会にFAXし、電話で話したところ、その総務省こそが悪の根源であることを突き止めたのです。

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日本の未来を担う方々へ_鳥越俊太郎様             平成28年7月15日
【要旨】
都知事選挙にあたり、特に政治家、マスコミ関係者の皆様には、”今の日本の真の姿が、まるで何も見えていない”ことを悟って頂きたいのであります。
これから申し上げることを、ご自分の頭でよく考えて頂ければ、安倍政権を倒すことなど”いともたやすき事”であり、今、新政権による日本再構築をしなければ、『日本は滅亡する』ということを肝に銘じて頂きたいと切に願うものであります。

さて、私が、この国の異変に気付いたのは陸山会事件でした。
「陸山会事件の真相布教」とのブログを開設して、冤罪裁判であることの完璧な証拠を記載したにもかかわらず、誰も(小沢一郎でさえも)動こうとはしなかったのです。
<陸山会事件の真相布教>
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/
<冤罪裁判の様子を垣間見たい方は数珠をご用意の上、こちらをご覧ください>
『陸山会事件の真相から、やっと、日本の闇の総理(支配者)が解かりました。でも、駆除するのは、意外と簡単。小保方会議付。』
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/110.html

そこで、私は、当該四人の裁判長を訴追請求しましたが、失敗に終わりました。
それもその筈です。調査して解ったことは、「裁判官弾劾法第5条4:第22回国会の会期中にこれ(参議院議員たる訴追委員の選任)を行う」には、文言の誤りがあることが判明いたしました。
(「第22回国会の会期中」とは、なんと”昭和30年の国会”を指しております。)

ですから、参議院選挙が終わると、「参議院議員たる訴追委員の選任を行う」こととなるのでありますが、実は過去一度もこれが正しく行われたことはなかったのです。
これの示すところの意味は、安倍政権も今迄の裁判も今迄の衆院選・参院選も、全て「違憲・無効」であったということです。

これは、「弾劾裁判所を設ける(日本国憲法第六十四条)」、「被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する(日本国憲法第三十七条)」は、憲法制定の時から、今日まで、反故にされていたということなのです

私が辿り着いた結論は、官僚達の天下り先で、月額報酬200万円そして3年後退職金1億5千万円を受け取ったりしていたことが発覚したことがありましたが、そのような既得権益を守るために邪魔な政治家等を冤罪裁判にかけ抹殺するために「裁判官弾劾法第5条4」を修正せずにいるのだろうということです。

そして、その既得権益に群がる悪党まで現れました。
それは、独立行政法人会計基準を悪用して国庫補助金を横領している介護施設・医療法人です。その金額たるや「1千兆円規模」になると推計されます。
私は、10年程前のことですが、独立行政法人会計基準に誤りがあり、運用が正しく行われない可能性があることをパブリックコメントで指摘した経緯があります。

案の定、とんでもないことが起きてしまいました。
この事実を伝えようと、あちらこちら電話した結果、最終的に独立行政法人会計基準研究会_大道様に辿り着きました。ところが、話してみると10年前と同じで、その独立行政法人会計基準研究会自体が”まるで何も解っていない”のです。

そこで、国立大学会計基準(独立行政法人会計基準と内容は同じ)が施行された平成16年度の東京大学を分析してみましたところ、とんでもないことが発覚しました。
それは、平成15年度から繰り越されたであろう現金預金(ちなみに、平成17年度期首は、109億円)が財務諸表に記載されていないのです。
このことを、悪徳裁判官を輩出した東京大学へ、冤罪裁判・「裁判官弾劾法第5条4」の件も含めて電話したところ、許可を頂けたので以下の文書をFAXしました。
『東大の仲人で、小沢一郎と話ができるかも?日本再生をお願いしちゃおうかな。地震で、この真実が闇に葬られないために公表。』
http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/669.html

東大他同様、このメールも、鳥越さんには届かないのかもしれませんが、もしも届いた時には、この私に連絡をください。
この日本を再構築するために、お話したいことが山ほどあります。

【”まるで何も見えていない”こと】
<前都知事の罪>
まず手始めに、前都知事の公金の私的流用につき、「政治資金規正法」の改正が必要との意見が散見されましたが、とても良い題材ですので、これを少し掘り下げて考えてみましょう。

では、「政治資金規正法の第何条のどのような改正が必要なのですか?」と質問したら、貴方は答えられますか?
そうです。この問題は「政治資金規正法12条2項(支出)」の問題では無いのですよ。
公金を私的流用したら、それは「公金横領」という立派な犯罪(刑法)です。

これは、申告罪ですから都議会が百条委員会を設置して、全てを明らかにした上で都知事を告訴すべきだったのです。
何故そうしなかったのかは、最後まで読んで頂ければ、きっと解るものと思います。

<陸山会裁判>
4億円の「政治資金規正法12条1項(収入)、2項(支出)」が収支報告書に不記載、「政治団体からの2億8千万円」が架空記載であるとして石川知裕前衆議院議員は、最高裁に「有罪確定」判決を受けました。
しかしながら、平成19年の「翌年への繰越額」は、「67,176,032円」なのですから、「政治団体からの2億8千万円が架空記載である」というのは嘘だったのです。

また、「政治資金規正法12条3項(資産等)」については、逮捕理由にも起訴理由(訴因)にも判決理由にも、一切触れておりません。これは、平成16年から平成19年まで、そして今日まで不記載というのですから、「資産等_借入金(小澤一郎)の残高」は、「4億円」以上の金額で無ければ辻褄が合わないのです。

もうひとつの訴因。
「本登記における所有者小澤一郎を陸山会代表小沢一郎とみなして土地取得税の規定を適用する」という都税条例がありますから、人格の無い社団等である陸山会の土地の取得日は、本登記日に限られます。
つまり、陸山会裁判は都知事までグルとなって”冤罪裁判”を行ったということです。

<法人税減税>
法人税減税で、経団連会長は賃上げすることを約束しました。
「法人税減税は、設備投資につながる」などと、おバカなことを言う輩がいるようですが、減税分のお金の行き先は、役員決算賞与と株主配当金であり、さらに余剰金があった場合の設備投資のための内部留保は株主総会の決議事項です。
尚、「設備投資をすると、賃上げとなる」などという思考回路には呆れたものです。
誰かが、国会の場で、このように安倍総理を追及していたら、恥ずかしくてテレビに出られなくなっちゃったでしょうね。

<消費税増税>
「軽減税率」どころか、消費税の制度自体に誤りがあるのです。
事務用品を法人が購入使用した場合は、「仮払消費税」として計上し、売上に係る「仮受消費税」から控除した金額を申告納付する仕組みです。
なので、結果的には、実質的な国への歳入額はゼロ円ということになります。
ですから、現行制度では、法人がする設備投資等の巨額な「消費税額」についても、実質的には国に歳入されていないということを理解して下さい。

よって、「仮払消費税」の計上を禁止するだけで、消費税率を3%に戻しても現行の消費税歳入額より多い金額になるのではないでしょうか?
こんなの初歩的なことなのに、誰も知らなかったなんて、どういうこと?

これらを、是正する方法は、こちらをご覧ください。
『まだ見ぬ総理待望論。1月24日の「池上彰特別教室」の質問コーナーで、日本再生をお願いしてきます。』
http://www.asyura2.com/16/senkyo200/msg/183.html

以上でありますが、正気を取り戻された方は、本メールを拡散して同志を一人でも多く集めて下さい。そして、総理大臣の器を持った真のリーダーを見つけましょう。

『このままでは、日本は必ず滅亡します。これが、最後のチャンスかも知れません。』

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/887.html

記事 [政治・選挙・NHK209] スキャンダルで離れる共産女性票 鳥越氏に起死回生策は?(日刊ゲンダイ)
         


スキャンダルで離れる共産女性票 鳥越氏に起死回生策は?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186202
2016年7月22日 日刊ゲンダイ



ぶら下がり取材は黒山の人だかり(C)日刊ゲンダイ


 都知事選の真っただ中、発売中の「週刊文春」で“女子大生淫行疑惑”を報じられたジャーナリストの鳥越俊太郎候補(76)は21日、代理人を通じて名誉毀損と公選法違反の疑いで、同誌編集人を刑事告訴した。

 報道陣にも「心ない誹謗中傷。事実無根だ。政治的な力が働いているとしか思えない」と怒りをブチまけたが、真偽はさておき、鳥越陣営のダメージは決して小さくない。

「鳥越さんを支援してきた共産党系女性支持者の間で“鳥越嫌い”が広がりつつあります。共産は個人演説会などの箱物イベントを仕切り、動員をかけて盛り上げる。民進は街頭演説などの遊説を担当する、とすみ分けてきた。基礎票があってないような民進と比べ、確実に票読みができる共産の一角が崩れてしまうのは痛い」(都政関係者)

 都知事選に出馬経験のある元宮城県知事の浅野史郎氏は言う。

「高齢批判や健康不安を指摘される中で、マイナス点がさらに増えた印象です。告訴にまで踏み切ったのだから、経緯の説明があってしかるべきですが、言い訳がましいイメージをもたれたら舛添前知事の二の舞いになりかねない。これ以上失点を重ねない“守りの選挙”に徹するほかなさそうです」

 そもそも、鳥越氏の選挙活動には賛否両論ある。1日10カ所ほどの遊説をこなす小池と増田両候補に対し、鳥越氏が街頭でマイクを握るのは1日2回ほど。18日、歌手の森進一(68)を引っ張り出した巣鴨の練り歩きでは、あいさつ程度で森にマイクを渡す“伝説の40秒演説”をやってのけ、集まった有権者の猛反発を買った。そこに降ってわいた醜聞だ。挽回にどう動くのか。

「街頭演説は今後も1日2回ペースで調整していますが、都民と触れ合い、都民の声に耳を傾ける機会を増やしていきます。保育所や老人介護施設などの視察も始めました」(鳥越選対関係者)

 この調子で負のスパイラルから抜け出せるのだろうか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。

「何しろ鳥越さんは選挙が初めて。問題は選対を預かる民進がまとまりを欠き、統一的な戦略を固めていないことです。船頭多くして船山に登るで、遊説先ごとに仕切り役が変わり、動きも対応もバラつきがある。“伝説の40秒演説”にしたって、〈聴衆の熱中症に配慮して短く切り上げた〉と言う関係者がいれば、〈もっと演説しないとダメだ〉と言う人もいる。握手や撮影もOKだったりNGだったり。小沢一郎的な剛腕がビシッととりまとめないとキツイでしょう」

 残り1週間あまり。今度の週末がヤマ場だ。

















http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/888.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 「軍事オタクの小池氏。相当に危ない政治家です。:金子勝氏」 
「軍事オタクの小池氏。相当に危ない政治家です。:金子勝氏」 
http://sun.ap.teacup.com/souun/20418.html
2016/7/23 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

【小池の国会活動】小池百合子氏は子育て・介護と言葉を並べているが、彼女の国会発言をみると、元沖縄担当相、元防衛大臣として軍事、基地、原発でうまっており、安保軍事オタク、原発推進オタクの小池百合子氏の本質がよくみえてくる。

実は怖い人。

なるほど、ネトウヨたちが応援するわけだ。

小池氏は第一次安倍内閣の元防衛相だったが、13年の自民党国防部会で基地負担軽減をもとめる地元議員に「沖縄のメディアの言っていることが県民を代表していると思わない」と、メディア抑圧の尖兵に立ってきた。

百田尚樹と同類。https://t.co/y1WhZSuZBz

小池氏は国会の質問で福島原発事故後、大飯原発が冷却水トラブルで停止した2011年、原発を動かさないと「6.6%たりなくなる」として「脱原発とか、縮原発はことばだけのもの」と原発再稼働推進発言を繰り返す(P.11)。http://goo.gl/6vpjjt

2012年野田政権時代には「マニフェスト違反だとうい姑息な理由で先延ばししないで消費税を増税しろ」と主張していた小池氏だが、アベ政権の「消費税増税延期には賛成」という、公約反故は当たり前に豹変(議事録P.15)。http://goo.gl/DSDTRR

2015年には「機雷掃海といえばホルムズ海峡がよくいわれるが紅海のイエメン側もイランの影響化で国家として崩壊のなかになる」と、ホルムス海峡だけでなくイエメンも含めシーレン全部に出ていくべきと発言(議事録P.15)。http://goo.gl/JJ2X35

軍事オタクの小池氏。

好きな映画が「陸軍中野学校」で、「外国人と結婚している人は警戒せよ」といった類いの質問を行うなど、アベが防衛大臣に登用した危険な本質がよく見えてくる(議事録14ページ)。

相当に危ない政治家です。http://goo.gl/5oUxIS

【小池氏のネット誘導】小池百合子氏は都知事選で「インターネット応援団」を募集しており「応援団」が組織的に動いている可能性があります。

米国ではよくあることですが、慣れない人は真に受ける。

軍事・原発オタクには気をつけないといけませんね。https://goo.gl/L9GHxV

高知大で元四国電力社員が「フィルター付きベントなしでどう事故を防ぐか訓練」が必要、避難計画について「距離ごとの段階的な避難は非現実的」等と欠陥を挙げ、「避難計画が自治体に丸投げされている」ことを問題視する講義。

現場経験者の発言は重い。http://goo.gl/XU4B9z

強権政府】県知事選、衆議院選、参議院選と沖縄の民意が揺るがない。

だが、政府は、辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消しに対する是正指示に従わないとして、県に対して新たな違法確認訴訟を22日に福岡高裁那覇支部に起こす。

話し合う気もない。https://t.co/DNOPu7cBZv

【強権都政】国会議事録を読めば、小池百合子氏のほとんどすべての質問が安全保障、軍事、あとは原発とめるな、です。

もう片方が、元建設官僚でジャブジャブ公共事業漬けや東電救済の先兵の増田寛也氏。

今の自民党の腐った部分が「双頭の鷲」で出てきた感があります。

極右か利権屋か……。

本日15時過ぎに文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」に出ます。

ルイ14世末期の貨幣乱発のような状況で、極右ナショナリストの扇動政治が世界を行き交う。

いよいよ社会が滅びる前の様相を呈してきた。

誤った選択は取り返しがつかない事態を招く。http://goo.gl/oAnuC



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/889.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 落合洋司さんの、「鳥越氏の『僕のカン』は、ちょっとどうよ」感について
落合洋司さんの、「鳥越氏の『僕のカン』は、ちょっとどうよ」感について
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/0596c2d0cf9633966bfdcd833ad30ec7
2016年07月22日 のんきに介護


落合洋司(オンラインチャット相談対応可)@yjochi さんが


日刊スポーツの


「鳥越氏『僕のカン』文春報道に政治的な力/一問一答 」


という記事を受けて、


――説明せず逃げている、という印象を与えやすい対応では。ちょっとどうよ感あり。〔0:29 - 2016年7月22日 〕——


などと難じている。


これは、


橋下徹氏の


――政治家に対しては差別報道・人格攻撃を除いて、とことん報道するのが民主主義。鳥越さん、訴える前に、いつも政治家に言っていた説明責任を果たしなさい RT @YoichiTakahashi: ジャーナリストの常。他人に厳しく自分に甘い〔9:58 - 2016年7月21日 〕——


という批判の延長線上にある。


権力の犬たちは、


こうやって必死こいて、


鳥越氏を撃ち落とそうとしている。


なぜなのか――。


「説明せず逃げている」


というのは、


確かに印象としてある。


しかし、これについては、


橋下氏によれば、


例外を認めていい場合が二つある。


「差別報道」と「人格攻撃」の場合だ。


これらの場合、


報道に正当性がないから


相手にならなくていいのだとして、


今回の報道については、


後者の


「人格攻撃」に該当するんじゃないか。


記事を読めばわかるけれど、


永井と


称する美人局風の男の


証言があるきりだ。


こんなもの、


「人格攻撃」以外の何かであり得るのか。


嘘だと思うなら、


記事を転載しておいたから読んでみればいい


(拙稿「田中稔 さん / 「鳥越候補の『醜聞』ネタを週刊誌に持ち回ったのは誰か」」の〔資料〕参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/f749f5685649ed3a62f77ec03f230c7e)。

僕が


落合氏のコメントを取り上げたのは、


同氏の


弁護士という外観故だ。


橋下氏は、


悪名ゆえに、


鳥越氏への嫌味を


いつまでもみんな、覚えていると思う。


しかし、落合氏のツイートは、


無責任でありながら、


選挙後、


忘れられてしまうだろう。


しかし、本当に覚えておかなければならないのは、


この手の人物の駄弁だ。


弁護士なんだから、


週刊文春が


「浅野健一同志社大教授「学内セクハラ」を被害者が告発!」


というタイトルで記事を書いたとき、


訴えられ、


裁判所に


完全なでっち上げと認定され、


賠償金を払う羽目になった事件は知っているだろう。


また、


政治的に競り合っている


小池百合子は、


憲法破棄の手ほどきを首相にするぐらいの


人権否定派の総本山、


日本会議の大幹部だということも知っているだろう。


知らないのなら、


下の


現行憲法の効力「停止」や


「廃止」を主張し、


国民の基本的人権を制限する「緊急事態条項」創設の手順を政府に伝授した


小池百合子氏の


昨日、今日の足跡を伝える


新聞記事を読んで見たらいいだろう。



転載元:キジトラニャンコ @kijitora0510さんのツイート〔9:06 - 2016年7月22日


もし、こんな人物が


当選したら、


民主主義は終わりなんだぞ。


在特会だとか、


しきしま会だとか家賃問題だとか大変なスキャンダルが噴出しているのに、


魔法使い・小池氏は、


「知りません」で済ましている。


落合氏は、


この人相手では、


「説明責任を果たせ」


などとは


口が裂けても言わないのは、


ちょっとどうよ?


橋本玉泉@H_gyokusen さんが


こんなこと言っている。


――「疑惑」なんて取り上げて、何の意味がある。バラエティ番組の「効果絶大のダイエット方法」と、どこがどの程度違うのだ。疑惑やらスクープやらで、世の中が変わる時代は終わったのだ。そのことをわかっていない時点で、メディア関係者もまた、「終わっている」としか感じられない。私見ながら。〔3:03 - 2016年7月19日 〕——


余計なこと、


言うようだけど、


この人、終わってるわ


となったら


弁護士と言えど、


生活が苦しくなるんじゃないかな。


〔資料〕


「鳥越氏「僕のカン」文春報道に政治的な力/一問一答」


   日刊スポーツ(2016年7月21日22時26分)


☆ 記事URL:http://www.nikkansports.com/general/news/1682289.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp

 東京都知事選に立候補している鳥越俊太郎氏(76)は21日、同日発売の週刊文春の報道について、JR中野駅での遊説後、取材対応した。以下、一問一答。


   ◆◆◆◆


 −週刊誌報道について所見を


 鳥越氏 週刊文春の記事。まったく事実無根でございますので今日午前中、私の法的代理人の方が東京地検に告訴状を提出いたしましたので弁護士の方に一任をしております。それ以上のことを言うつもりはありません。


 −昨日はなぜ無言だった


 鳥越氏 昨日はまだ見てない。今日でしょ、本出たのは。


 −ジャーナリストだが、司法の手に委ねるのか。言論で返すことはお考えでないのか。


 鳥越氏 それはもちろんあるが、事実無根なのできちっと法的措置を取ることがまず第1と思いましたので。そこから始めたい


 −女性と別荘に行ったのは事実か


 鳥越氏 そういうことも含めまして、裁判になったり、法的な問題ですので。うかつに私の口から具体的な事実についてアレコレ言うのは控えさせていただきます。弁護士に一任をしています。以上です。


 −政治的な力が働いた


 鳥越氏 それは私のまあ、感想なので、事実を確認したわけじゃないので、それはあんんまり強く言うことは控えたい。


 −力が働いたと思った理由は


 鳥越氏 理由は何もない、僕のカンです。私は51年仕事をしてきて直感をいつでも働かせて仕事をしてきましたので。直感である程度は、そういうことは、有るかもしれないな。何も事実があるわけではない。こういう事実があるからこうだというつもりはまったくない。


 −女性に心当たりは


 鳥越氏 それについても一切、ここで答えるつもりはありません。私の法的代理人の方に一切、窓口になっているので通してください。それ以上のこと言うつもりはありません。


 −イメージダウンだが


 鳥越氏 私は私なりにちゃんと受け止めていますので、それがどうなるかということについては私が感想を言う立場にありません。影響がどうかと弁護士に聞いていただければ、お答えできると思います。


 −不安に思う都民もいる


 鳥越氏 それはだから、私がきちっと法的措置をとったということで不安は解消していただきたいと思います。断固たるつもりで私はやっていますから。


 −政治家になるつもりなら、まず説明する責任がある。自分の言葉で


 鳥越氏 説明する責任は、私の法的代理人のところから、きちっと説明させていただきます。


 −本人が説明しないのか


 鳥越氏 告訴状を提出いたしましたので、今後、法的な裁判ということになってまいります。具体的なところは私の一存で具体的に言及するのはここでは控えさせていだたく。以上です。



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/890.html

記事 [政治・選挙・NHK209] ≪弾圧≫沖縄・高江で機動隊員が反対市民をぶん殴っている映像がTBSのニュースで流される!
【弾圧】沖縄・高江で機動隊員が反対市民をぶん殴っている映像がTBSのニュースで流される!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/19675
2016/07/22 健康になるためのブログ




沖縄・米軍ヘリパッド工事再開、反対住民らと激しい衝突 2016年7月22日(金)11:36


RBC THE NEWS「東村高江ヘリパッド工事再開」2016/07/22


以下ネットの反応。
























動画を見ると完全に殴ってますね。一体全体この国はどこへ向かおうとしているのでしょうか?こういったことを無理やりやっているのが安倍政権ですよ。



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/891.html

記事 [政治・選挙・NHK209] (ア〇ウ)麻生財務相「引きこもりやオタクが外に出るようになった。精神科医よりマンガ(ポケモンGO)の方が効果が出る」
【ア〇ウ】麻生財務相「引きこもりやオタクが外に出るようになった。精神科医よりマンガ(ポケモンGO)の方が効果が出る」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/19680
2016/07/22 健康になるためのブログ




以下ネットの反応。
















確かにそういう一面はあると思いますし、マンガやゲームが効果的というのはあるでしょう。

ただ、麻生さんの場合はこの一件をもってして、本気でマンガ・ゲームの方が精神科医より必要と思ってそうですから、一応釘を刺しておきます。



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/892.html

   

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