世界からテロを無くして行くには、西側諸国の国家の生き方を根本的に改める必要がある〜やる気がなければ根絶不可は明らか、テロと共存する他ない
・仏のトラック突っ込みで80人死亡 銃や手投げ弾も… 運転手射殺“テロ”で捜査 閲覧注意
http://www.asyura2.com/16/warb18/msg/234.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 7 月 15 日 11:00:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
(上のコメント欄から拙稿のみをピックアップ/一部補足)
5.仁王像[875] kG2JpJGc 2016年7月15日 21:57:58 : HE9aWbs6SE : AJh31RnmPls[1]
仏とトルコは際立ったテロ銀座になってしまった。
原因はあるのだろう。
二国(の支配層)が偽テロを仕掛けて自国民を殺し、さらには戒厳令を敷くなどして何のメリットがあろう。
仏は近代国家を標榜している最右翼だろう。テロ銀座は国家の恥である。
非常事態宣言を敷いても大規模なテロを防げなかったことは、近代的国家の枠組みそのものの根源が問われている。
(非常事態宣言の常態化も近代国家の恥さらしである)
資本主義とデモクラという政治経済システムの上に築かれた人権やレイシストなどの近代的概念も根本から問われている。英国はレイシストなどと言う概念をかなぐり捨て始めた。
さて翻って、「テロ」などという呼称事態に西洋バイアスがかかっている。これを「ゲリラ戦」と呼べば、通常戦争の枠組みに入る。テロを仕掛ける側は、当然そんな位置づけだろうと推測する。
15.仁王像[879] kG2JpJGc 2016年7月16日 21:20:31 : Dcz9xYshXA : nfk4dFDNzRE[1]
>>14
お出ましでしたか。一言。
「レイシスト」とは人種差別主義者として蔑む精神を指したものですよ。これは西洋が生み出した”洗練された”(自分たちの過去の悪行を覆い隠す)概念なんです。だから「人権」という綺麗ごととも矛盾しない。貴殿の指摘の通り資本主義では労働者の人権は保障されない。有りもしないことを「人権外交」(カーター元大統領)などと喧伝してきた。皆同じムジナ。
(人権は歴史的に形成されてきたもので、時代や地域の発展段階に応じてその内容は大きく異なる。そこから離れた普遍的・一般的な人権など存在しない)
・http://www.asyura2.com/16/warb18/msg/238.html#c3
>(1に追加)
仏は今日の事態を予測して2日前に大使館等を休館したのであれば、なかなかのインテリジェンスではある。
だが、それを以てしてもニースのテロは防げなかったのだから事態は深刻である。今後も防げないだろう。
仏を始めとした欧米各国の近代国家の成立ちそのものを根本的に立て直さなければならない。
端的に言えば、これまでさんざん積み重ねてきた中東・(北)アフリカでの蛮行を深く反省し、今後一切の蛮行を中止することである。一国の利益のためにこれらの地域を犠牲にするのでなく、対外外交を根本的に改めこれらの地域がイスラム法に基づいた国造りをしたいのならそれを支援し、西洋的価値基準グロ・スタなどというものを押しつけないことである。今の所、これ以外の道は考えられないと思う。
・http://www.asyura2.com/16/cult16/msg/341.html
>500年間の白人中心主義が今、終わろうとしている。
どれだけ威張っていても、自分たち西洋白人たちが作った、諸人権(しょじんんけん)、と平等主義(エガリタリアニズム)と、貧困者救済、と デモクラシー(民主政治)などの、荘厳な人権宣言(デクララシオン・ド・ ラ・オンム)の綺麗ごと=理想主義の 理念が、私たちの目の前で、ぶっ壊れつつある。/副島隆彦
17.仁王像[880] kG2JpJGc 2016年7月16日 23:01:42 : Dcz9xYshXA : nfk4dFDNzRE[2]
>>16
私は次の含意で使っている。そしてレイシストと西洋人が眉を潜めて言う時、人種差別主義者を蔑む”洗練された”概念として使っていると認識している。だからレイシストとレイシズムを同じにすると混乱する。
レイシスト=人種差別主義者
レイシズム=人種差別主義
それに、西洋人だけが人種差別主義者だなどとも言っていない(主たる供給源はここだが)。
貴殿の「「普遍主義」の次元で「人権」を語ってい」ると言うが、人権が保障されない資本主義とデモクラの上に無理にくっつけて整合性がとれるのかな。ただ理想を(夢物語)を語っているように見える。
そしてなによりも肝心なことは西側諸国がテロ銀座から逃れる実践的な方法論は何かということ。私はそれを提案している。
20.仁王像[881] kG2JpJGc 2016年7月17日 05:22:39 : UaPuxH8S5o : yXIt0U3PEiY[1]
>>18
>そういう発想は私には、ない。
それじゃ端から話にならない。長い議論は単なる空回り議論だった。
私の提案は、蛮行を直ちに中止することだ。ここが肝心なところで、国造りの支援は付随的なこと。文脈を見ればすぐ分かるはずだ。蛮行が有志連合(実質白人連合)による卑劣な空爆であることも。
支援が嫌なら邪魔をしなければよい。空爆を止めてあとは放置すればよい。
ところが貴殿は、イスラム教批判を飽き飽きするほどの展開に終始するだけで、「支援は理でない」などと肝心なところをスポイルして茶を濁している。
「テロリストには屈しない」、も実に陳腐で、西側首脳(安部含む)の言論となんら変わりはない。こりゃダメだ。
このままでは仏はテロ銀座国家として知られ徐々に疲弊して行くだろう。それを貴殿は「しからずんば死を」と大見得を切って満足する。こりゃ〜何だ。
(蛇足)イスラム教素人の貴殿の長々しい批判は、表題を見るだけで読む気もしないし読んでいない(中川謀と同じ扱い)。こっちももちろんイスラム教素人。私は論議板に多くアップした専門家、先生たちの言論が胸にストンと落ちている。
21.仁王像[882] kG2JpJGc 2016年7月17日 10:21:45 : mq7blb6D3U : N1qSM3VgCkw[1]
14では「近代民主主義の理念そのもの」がテロの対象になっていると言いくるめようとしているが、イスラムのこんな素人解釈はまったく信用できない。
テロの対象となる理由は一に中東・北アフリカで際限もなく繰り広げられてきた蛮行の数々である。またしてもここが肝心なところである。論点外しをここでもやっている。
だから蛮行を中止すれば、テロという名のゲリラ戦が緩和される可能性がある。これを拒否すると言うなら自業自得である。
難民は増え続け、EU諸国に流れていく。英国のEU離脱の最後の一押しとなったのがこれだ。EU各国も難民問題に悩まされている。だから英国を始め、EU各国の右派勢力は住民の気持ちを代弁して、「レイシスト」などと眉をひそめる文化をかなぐり捨て始めている。
空爆を続ける限り、やがてEU崩壊を加速することにもなる。
それでも「しからずんば死を」などとうそぶいている余裕はあるのか。(EU崩壊は歓迎だが)。
22.仁王像[884] kG2JpJGc 2016年7月18日 06:45:48 : j5qtiPuL2c : a5EPN0jQLYg[1]
(総括/読者へ)
世界からテロを少なくする、無くす、根絶するにはどうしたら良いのか。誰もが思う関心事と思う。
いわゆるテロの発生は、言ってみれば西側諸国の国家のこれまでの生き方が原因であることは多弁を要しない。
だから筆者は、西側諸国の国家のあり方を根本的に問い直す必要があるとして、簡単な提案をした。高級な政治概念に裏打ちされたものではない、荒削りの素朴な提示である。素人が提示できるのはこれくらいである。
だが、世界は大きくは民衆の総意で動いていく、結局はそうなる。
イスラム教をいくら激しく批判・糾弾しても世界は変わらないだろう。なにしろ世界で一番信者数が多く、今も増殖中である。”百年河清を俟つ”に等しい。
このような方法論では摩擦を拡大するだけでテロの側に追いやる効果しか期待できない。
・http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/336.html
>大航海時代、ルネッサンスを契機として、ヨーロッパは近代へ向けて発進することになるが、いずれもイスラムの文化的指導がなければありえなかった。世界がイスラムに負うのは、アラビア数字だけではない。代数学、天文学、化学はもとより、ギリシャ、ローマの思想研究もまたアラブを母体とする。
このことを欧米人がすっかり忘れてしまっている忘恩こそが、イスラムと欧米の紛争の原因なのである。/小室直樹
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/379.html