「改憲したいなら、自民党は改憲草案を大量に刷って、じゃんじゃん配布すればいい。:内田樹氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20335.html
2016/7/9 晴耕雨読
https://twitter.com/levinassien
>山やま 選挙直前の議席予想ほど意味のないというか害悪なものはないと思う。開票0秒で当確速報も要らない。勝ち馬予想の印象報道が雑音となり、人から本来の「政治」のことを考える時間ときっかけを奪う。でも日本ではずっと、勝ち馬レース=「政局」のことを「政治」と呼んできたからややこしい。
「てんこもり」だん。
三月に一度の出演です。
次回は10月。
参院選の争点は改憲。
でも、自民党は改憲草案を有権者にあまり読んで欲しくない(読んだら、びっくりして相当数の票が野党に流れるから)。
かといって草案を廃棄するわけにはゆかない(本音が書いてあるから)。
だから「その話はしない」。
「今度の選挙で自民党に入れる」という有権者の中で改憲草案を読んだことのある人はたぶん10%に満たないでしょう。
でも、そういう質問をしている世論調査を僕は見たことがないです。
投票日前にぜひこの質問を入れたアンケート取って欲しいです。
改憲したいなら、自民党は改憲草案を大量に刷って、じゃんじゃん配布すればいい。
CMで「憲法をこう変更します」(というより立憲主義を廃絶します)と訴えればいい。
それで議席を取れる自信があれば、そうするはずです。
>添川 趣旨は違うかも知れませんが、高知新聞がそれに近い街頭アンケートをやってます。改憲草案を熟読した人は100人中、ゼロ… 【参院選 土佐から】改憲への「3分の2」 高知で83%意味知らず:高知新聞 https://t.co/GDEoyTlNtW
>masanorinaito 日本政府のイラク戦争に対するいい加減な検証を見よ。所詮、あの程度のもので、誤魔化してしまうのなら、自衛隊員の命は軽く扱われることになる。過去を直視せず、歴史に学ばないのならば、将来、必ず国民を無駄に犠牲にする
>gotouyumiko 戦前のしゃれた若者が「帝国米英に宣戦を布告」の記事を読む写真を以前ネットで拾いました。 おそらく地下鉄があり、東京でしょうね この後何年か後に東京は大空襲に遭い10万人が 焼夷弾地獄で焼け死にました。
I
>町山広美 戦前について思い違いをしてる人は多いが、こういう写真や映画を観ればよくわかる。豊かさを守りたい人たちがいたんですよね。
白井聡さんとの対談本『属国民主主義論』の一部がネットで読めます。https://t.co/ljh2V0SieW どんぞ。
また「マイナンバー教えて」手紙が来ました。
機械的にコピーを貼って戻してますけれど、いったい何社にマイナンバーを告知したのか記憶していないくらいコピーをばらまきました。
面倒だからSNSで告知しちゃおうかな。
あ、それがいいや。
手間かからないし。
「みんなが知ってるマイナンバー」マイナンバーシステムはすぐに破綻すると思います。
だって制度設計むちゃくちゃなんだもの。
「あなたのマイナンバーを教えてください」と言って来る人に無差別的に教えなければならず、コピーを貼ったりホッチキスで止めたとんまな書類をバラして入力するのにどれほどの人がかかわるか不明なんだから。
この恐ろしいほど穴だらけなシステムを考えた下僚と採用した大臣は「歴史に残るバカ」なので、ぜひ総務省玄関前に金属プレートに名前を彫って「以て頂門の一針」として末永く語り伝えて頂きたいです。
横浜国大での室井さんとの対談のゲラリタッチだん。
「読書人」に掲載される予定です。
もう二人とも怒りっぱなし。
とくに僕はもう大学に属していないので、言いたい放題です。
文科省の人があれ読んだら怒りのあまり血圧が上がるどころか心停止するんじゃないかな。
僕の意見は過去4半世紀の文科省の教育政策は全部失敗だったというものです。
しかし、文科省は「政策は正しかったが、教育現場が政策の実現を妨害した。
それゆえ教育現場には処罰を与えて、研究教育の自由裁量を制約する」という考え方です。
文科省の責任を免ずるために他責的に処罰対象を作り出した。
文科省の教育政策が正しかったことを証明したければ科学的な実験をしたらどうか、というのが僕からの提案です。
定員や学部構成や教育プログラムがよく似ている大学をいくつから選び出して、一方のグループには文科省の指示通りの教育活動を行わせる。
一方の大学は好き勝手にやらせる。
そして、10年後にそれぞれのグループの研究教育のアウトカムを比較する。
文科省に出す書類がない、そのための会議もない、自己評価もない、科研費申請の義務もない、シラバスもない、半期15週の授業のしばりもない。
好きなだけ研究教育ができる大学がどんな成果を出すか、楽しみではないですか。