自民党・安倍首相、岡田氏の公開質問状
に「回答しない」と民進党に伝える !
「安倍総理は議論に応じるべきだ !
2週間議論の場がないのは異常」岡田代表が主張 !
資本主義対民主主義の対立図式と、既得権益勢力は、マスコミで、
情報操作している事を理解すべきだ !
T 岡田克也代表が安倍首相あてに送った
参院選の争点に関する公開質問状送付 !
(毎日新聞2016年7月1日 10時30分より抜粋・転載)
自民党は、6月30日、民進党の岡田克也代表が安倍晋三首相あてに送った参院選の争点に関する公開質問状について「回答しない」と口頭で民進党側に伝えた。
理由については「選挙とは各党が政策を国民へ直接訴えるべきものだ。街頭に出て大いに訴え、審判を仰ぐべきだ」との主張を自民党のフェイスブックに掲載した。
フェイスブックでは、今回の参院選で党首討論は、既に7回行われたが、旧民主党政権時代の2010年の参院選では5回だったとも指摘した。
民進党は党首討論の開催を申し入れたが、自民党が応じないため、29日に
経済▽社会保障▽憲法▽政治とカネ−−の4テーマについての見解を聞く質問状を送り、回答を求めていた。
☆有権者を目隠しして聞こえなくして、とにかく自分に
入れろと言っているが、民主主義の基本に反する !
これに関連し、岡田氏は、30日、千葉県柏市の街頭演説で、党首討論に応じない首相について「(首相は)政策論争に勝つ自信がない。
(有権者を)目隠しして聞こえなくして、とにかく自分に入れろと言っているが、民主主義の基本に反する」と批判した。【高橋恵子、松本晃】
U 「安倍総理は議論に応じるべきだ !
2週間議論の場がないのは異常」岡田代表が主張 !
(www.minshin.jp:2016年06月30日より抜粋・転載)
ニュース 柏市 参院選2016 千葉県 岡田克也 代表
岡田克也代表は、6月30日、千葉県柏市内での街頭演説を終えて記者団の取材に応じた。
岡田代表が演説の中で批判した安倍総理の姿勢について、あらためて認識を問われ、「私が申し上げているのは『ちゃんと議論しましょう』ということだ。批判ばかりしていないで、しっかりと議論する場を作ってもらいたい。
(選挙戦が始まって)2週間議論の場がないというのは異常な事態だ」と強調した。あわせて報道機関に対しても「意図しているかどうかは別にして、結果として安倍総理に力を貸すことになっている。
そこはよく考えてもらいたいし、真剣に受け止めてもらいたい」と問題提起した。
なお、29日に安倍自民党総裁宛に提出した公開質問状への回答は30日朝までには「来ていない」とした。
野党4党首ら(生活の党は玉城デニー幹事長)や市民連合が、6月29日夕に愛媛県松山市内で開いた
合同街頭演説について感想を問われ、「1000人を超える人に集まっていただいたと思う。
非常に雰囲気も良かった。愛媛も保守の強いところだが、いい状態になっていると思う」と手応えを示した。
安倍総理が、30日に三重県での遊説活動を予定していることへの受け止めについては「三重県民の良識を信頼している。何も恐れることはない」と応じた。
今回の選挙戦で保守層をどう取り込んでいくかと問われ、千葉県選挙区については「水野候補はもともと保守政治家としてスタートしているので(主張が)届きやすいと思う。
千葉では小西・水野の両候補が立っているが、どちらかと言えばリベラル勢力の小西さん、より中道にアプローチするのは水野さんと、それぞれの強いところで訴えていくのがそれぞれの勝利につながると思っている」と応じた。
その上で「安倍総理のやっていることはかなり右寄りだ。本来の自民党の主流だった人たちや公明党の考え方とは違う。みんな安倍総理に違和感を持っているけど言えない。
そういう違和感を持っている人たちに、『安倍1強を許してはいけない、このままでは日本が歪んでしまう』と訴えていきたい」と述べた。
民進党機関紙局
(参考資料)
資本主義対民主主義の対立図式と、
既得権益勢力は、マスコミで、情報操作
している事を理解すべきだ !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/06/23より抜粋・転載)
1)参院選は、「安倍政治・アベノミクスの是非」
を問う選挙である !
7月10日の選挙は、「安倍政治の是非」を問う選挙である。
「安倍政治の是非」を問う一つの項目に経済政策がある。
これも選挙争点のひとつになるが、これだけで選挙を判断してよいわけがない。
原発、憲法=安全保障、TPP、基地、経済の五つの問題があるのだ。
NHKの政治部を代表する人物はニュース番組の解説のなかで、「与野党の政策に違いがない」
などというふざけた発言を示したが、日本の主権者が戦わなければならない相手は、「メディア」
でもある。
原発、憲法、TPP、基地、経済の五つの問題があり、いずれも日本の未来を左右する重大問題である。
2)原発、憲法、TPP、基地、経済の五つの問題
で、反安倍政権の候補者を支援すべきだ !
そして、この五つの問題について、安倍政権と安倍政権対峙勢力との間に、正反対の主張が存在する。
原発:推進 対 廃止、憲法:戦争推進 対 平和主義維持、TPP:参加 対 不参加
基地:建設強行 対 建設阻止、経済:格差推進 対 格差是正という対立がある。
「政策が似ている」などという論評はあり得ない。
これらの重要争点における対立の原点は、資本主義 対 民主主義である。
資本主義というのは1%の利益の追求であり、民主主義というのは99%の利益の追求だ。
3)資本主義 対 民主主義 の対立図式、既得権益勢力
は、マスコミで、情報操作している事を理解すべきだ !
資本主義 対 民主主義 の対立図式で政治を理解することが必要だ。
そして、1%の資本主義が、99%の資本主義に勝つための武器が、情報操作=メディア・コントロールである。
1%の側は、メディアを支配し、情報を統制しない限り、99%の勢力に負ける。
そこで、1%の勢力は、マスメディアを完全支配するが、これだけでは足りない。
インターネットという情報空間が生まれており、この空間をも支配しなければ、1%が99%に勝つことができない。
6月19日に開催された「ネット党首討論」はインターネット上の空間に対する既得権勢力の支配を鮮明に浮かび上がらせた。
4)安倍政権の家来・マスコミは、政治的公正、
中立をまったく確保していない !
この企画の中心に位置したのが、株式会社ドワンゴだが、こうした存在が、政治的公正、中立をまったく確保していない。
司会に古市憲寿なる人物を起用して、偏向した党首討論を実施した。
NHKも偏向しているが、ドワンゴが企画する企画も十分に偏向している。
その古市氏が、生活の党と山本太郎となかまたち代表の小沢一郎氏に対して、極めて幼稚な対応を示した。
https://www.youtube.com/watch?v=Nwm9-iwK0bs&feature=youtu.be
5)既得権勢力に汚染され、支配されている日本の情報空間
では、安倍政権の家来・偏向人物が充満している !
この一件だけで、古市氏の起用がなくなるのは当然のことだが、既得権勢力に汚染され、支配されている日本の情報空間では、こうした下劣な存在が温存される。
主権者は、1%の勢力による情報操作、情報誘導、メディア支配に抗って、正しい判断を下し、正しい行動を示さなければならない。
マスメディアのみならず、インターネットの情報空間も十分に汚染されていることを知っておかねばならない。
人間にもいろいろな種類がある。それを大きく分類すると二つに分かれる。
ひとつは、自分の利益を優先する種類の人間。
6)利己主義者・偏向人物によって、インターネット
の情報空間も十分に汚染されている !
もうひとつは、自分の利益よりは、ものごとの筋道を優先する種類の人間。
それぞれの生き方だから、それはそれでいい。
しかし、自分の利益を優先する種類の人間は、はたから見ていて見苦しい。
見苦しくても、何を言われようとも、自分の利益になるなら構わないと考える種類の人間だ。
最近は、お笑いの世界のなかにも、この種類の人間が増えている。
たしかに、それをやれば出番も増えるし、所得も連動して増えるから、そちらになびく人間が増えるのは分かるが、はたから見ていると、やはり見苦しい。
これに対して、筋を通すタイプの人間が減った。
−以下省略します−