World | 2016年 06月 10日 04:28 JST 関連トピックス: トップニュース
ロシアを含めG8復活を、ドイツ経済相が訴え
[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツのガブリエル経済相は、主要7カ国(G7)は早期にロシアを枠組みに復帰させ、G8を復活させるべきとの考えを示した。
独ロシアフォーラムとのインタビューがウェブサイト( Russlandkontrovers.de )に掲載された。同フォーラムには政財界、学会の首脳400人以上が参加する。
ロシアがウクライナのクリミア半島を編入して以降、日米、英国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダで構成するG7は、ロシアをG8の枠組みから外した。
ガブリエル氏は「ロシアは世界で重要な役割を担っている」と指摘。ロシアは政治的にはドイツにとり多くの面で問題のある方向に進んでいるが、改革プロセスは継続しているとし、「ロシアを枠組みに復帰させ、G7からG8に戻すよう求める」とした。
http://jp.reuters.com/article/germany-russia-g-idJPKCN0YV2C9
円が対ユーロで3年ぶり高値、株安などでリスク回避ムード
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、円が上昇した。世界的な株安やコモディティ価格下落を受けてリスク回避ムードが強まり、安全通貨とされる円が買われた。
円はユーロに対して一時約3年ぶりの高水準となり、対ドルでも5週間ぶりの高値を付ける場面があった。
ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズ(ニューヨーク)の通貨ストラテジスト、エリック・ビロリア氏は「全般的に警戒ムードが漂った。株価は下落し、国債利回りは低下した」と指摘した。ドイツと英国の10年債利回りはそれぞれ過去最低を更新。原油価格は反落した。
ユーロ/円EURJPY=は2013年4月以来の安値となる120.29円まで下落した後、終盤は1%安の120.88円。ドル/円JPY=は欧州時間に5月4日以来の安値の106.24円まで売られ、終盤は0.2%安の106.76円だった。
ドルは円以外の主要通貨に対しては値を戻した。米新規失業保険申請件数が予想に反して減少し、4月の米卸売売上高が予想を上回ったため、第2・四半期に米国経済が減速しているとの懸念が和らいだ。
直近の主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.4%高の93.981となった。
アナリストによると、米連邦準備理事会(FRB)が来週14─15日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、ドルは狭い値動きにとどまりそうだ。FOMCは、23日の英国民投票で欧州連合(EU)離脱が決まれば市場が混乱する可能性を踏まえ、利上げを見送ると予想されている。
シリコンバレー・バンクのシニア通貨トレーダー、ピーター・ング氏は「FRBは来週何もしないだろう。英国民投票の結果を待った上で、より多くのデータを集めることになる」と述べた。
終盤のポンド/ドルGBP=D4は0.2%安の1.4470ドル、ユーロ/ポンドEURGBP=は0.4%安の0.7826ポンド。
ドル/円 NY終値 107.08/107.11
始値 106.48
高値 107.17
安値 106.40
ユーロ/ドル NY終値 1.1314/1.1318
始値 1.1340
高値 1.1352
安値 1.1306
http://jp.reuters.com/article/ny-forex-close-idJPKCN0YV2KP?sp=true
http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/215.html