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2016年5月04日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK205] 「「先生、『正しい位置』って、どこですか?」「正しい位置にいつでも戻れる位置です」なるほど:内田樹氏」
「「先生、『正しい位置』って、どこですか?」「正しい位置にいつでも戻れる位置です」なるほど:内田樹氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/19937.html
2016/5/4 晴耕雨読


https://twitter.com/levinassien

新幹線まで時間が少しあるので、『文學界』の原稿を書きました。

「18歳の君が投票するとき考えてほしいこと」。

白馬の丸山さんの教えを書きました。

丸「スキーでは正しい位置に立つことが大切です」

内「先生、『正しい位置』って、どこですか?」

丸「正しい位置にいつでも戻れる位置です」なるほど。

「正解」というのは固定的なものではなくて、「そのつど千変万化する最適解を瞬時のうちに選び得ることのできる可動性の高さ」という次数の一つ高い能力のことなでした。

奥が深いなあ。

この知見は極めて汎用性の高いものだと思います。

もちろん政策の適否を判断するときも。

だから18歳の皆さんが政治家の適性を判定するときは「異論にも耳をかたむける」ことが出来る人かどうか、間違った政策判断をしたことが事後にわかった時に「間違えました」とさくっと認めることが出来る人かどうか、それを基準にして欲しいと思います。

『日本会議の研究』によれば、すべてが始まったのは1966年7月3日長崎大学の正門前のこと。

安東巌と椛島有三が徹夜で刷った「デモ反対、全学連反対」のビラを配ろうとした時に左翼の学生が「てめえら、どういう考えでこんなビラ配るんだ!」と言って椛島を平手打ちした時だそうです。

「この日のことを僕は永久に忘れない」と安東は書いています。

この日から安東・椛島は左翼学生との闘争にのめり込んで行き、それが全国学協・日本青年協議会・日本会議に結実する。

つまり、この「平手打ち」が半世紀後に安倍による改憲運動に結実したと言っても過言でないのです(過言ですけど)。

一人の人間が歴史に関わる事なんかできないという虚無的な考えを「リアリズム」だと思っている人が多いですけれど、そんなことないですよ。

いきなりの「平手打ち」か「おい、そこどけよ」くらいの言葉だけの恫喝だったかの違いで、その後の歴史が変わったりするんですから。



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/493.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 憲法記念日に考える(いまは憲法9条改憲論議に集中せよ) (天木直人氏)
憲法記念日に考える(いまは憲法9条改憲論議に集中せよ) (天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sokt31
3rd May 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


きょうは憲法記念日である。

 だからきょうの大手各紙は憲法記念日の特集記事を競っている。

 しかし今年のそれは例年の特集記事とはその様相が違う。

 なぜか。

 7月の参院選を間近かに控え、安倍首相の手による改憲を許していいかどうかが問われているからだ。

 文字通り改憲論議は待ったなしなのである。

 そんな紙面を読みながら、思うところを順不同に書き連ねたい。

 そして、それは大げさに言えば、

これまで私が様々な機会に断片的に書いてきた私の憲法9条護憲論の、

安易な、しかし、私にとっては重要な、集大成でもある。

 まず真っ先に指摘したいのは、当然のことながら、

改憲論議は憲法9条の改憲論議に集中しなければいけないということだ。

 言い換えれば、憲法9条以外の部分の改憲を、憲法9条改憲と同列において議論することは、

その緊急重要性から考えると、間違っていると私は考える。

 それどころか憲法9条を守ると言う観点から考えれば、危険ですらあると考える。

 いまは改憲論議は憲法9条改憲論議に集中しなければいけない。

 そして、そのことは、その後に述べる「立憲主義」という言葉の曖昧さと危険性につながっていく(続く)


           ◇

憲法記念日に考える(立憲主義ということばの持つ面妖さ)ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sokt37
3rd May 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks

誰が言い出したか知らないが、いまや、「憲法9条を守れ」ではなく、

「立憲主義を守れ」という言葉がはやりのようになってしまった。

 しかし、この言葉は、安倍首相の解釈改憲に反対する言葉だ。

 憲法は権力者を縛るもの、権力者は憲法を守れ、という意味だ。

 それを突き詰めていくと、権力者が正当な手続きを踏んで憲法9条を改正し、

それを国民が認めるなら、それでいいということになる。

 実際のところ、改憲論の先頭に立つ読売新聞は、きょう5月3日の社説で、

「改正へ立憲主義を体現しよう」と堂々と書いている。

 そうではない。

 憲法9条を変えるか、変えないか、という単純明快な議論を正面から行うべきである。

 憲法9条を守るか、捨て去るか、白か黒か、二項対立でいいのである。


           ◇

憲法記念日 改正へ立憲主義を体現しよう
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20160502-OYT1T50121.html
2016年05月03日 読売新聞社説

 ◆「緊急事態」を優先的に論じたい◆

 日本国憲法はきょう、施行69周年を迎える。

 この間、憲法は一字一句変わっていない。様々な劇的な変化があった内外情勢との乖離かいりが拡大してきたのは否定しようがない。

 国の最高法規であるからこそ、「不磨の大典」として飾っておくのではなく、より良い内容に見直す作業が求められる。

 国民主権、平和主義、基本的人権の尊重の3大原則を堅持しながら、21世紀にふさわしく、多くの目前の課題に的確に対応できる憲法にしていく必要がある。

 ◆より良い最高法規に

 集団的自衛権の行使の限定容認のような現行憲法の枠内の見直しは、政府の憲法解釈を変更し、国会の法律制定で担保する。

 枠外のものは、憲法96条の改正手続きに則のっとって改正する。

 こうした取り組みは、まさに立憲主義を体現するものだ。

 憲法改正は、夏の参院選でも重要な論点となろう。

 残念なのは、国会の憲法審査会の停滞だ。

 昨年6月、衆院で参考人が安全保障関連法案を「憲法違反」と断じ、法案審議が混乱したことに懲りたため、本来は論議を主導すべき与党が慎重姿勢を取り続けている。

 参院選は、改正論議を深め、有権者に判断材料を提供する格好の機会だ。どの条項を、どう改正するのか。各政党は、自らの立場を明確に示さねばなるまい。国の基本に関する問題で、曖昧な主張を繰り返すのは無責任である。

 民進党の枝野幹事長が「憲法を政局的テーマから外すべきだ」と唱えることには、違和感がある。「安倍政権下では改正論議に応じない」などと政局と絡めているのは、民進党自身ではないか。

 安倍首相は、参院選で憲法改正に前向きな勢力の合計で、改正発議に必要な3分の2以上の議席獲得を目指す意向を示した。自民、公明両党に、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党などが加わることを想定している。

 ◆民進を含む合意形成を

 だが、改正には、国民投票で過半数の賛成を得ねばならない。

 自民党の谷垣幹事長が指摘するように、野党第1党の民進党も含めた、より幅広い合意が可能なテーマを選び、改正を発議するのが現実的なアプローチだろう。

 3月施行の安全保障関連法は、日米同盟を強化し、日本と地域の平和を確保するうえで重要な意義を持つが、集団的自衛権の行使は存立危機事態に限定される。

 北朝鮮の核ミサイルの脅威や中国の軍備増強を踏まえれば、本来、憲法9条を改正し、集団的自衛権を完全に行使できるようにすることが望ましい。ただ、直ちに国会で合意できる状況にはない。

 当面、優先すべきは、大規模災害時などへの効果的な対処を可能とする緊急事態条項の創設だ。

 多くの国の憲法がこうした条項を備えている。日本も、より多くの国民の生命と財産を守り、国会機能を維持する危機管理を強化するため、憲法に明記すべきだ。

 野党などには「法改正で対応すれば良い」との反対論がある。だが、大災害の度に想定外の事態が発生し、その都度、法改正する受動的対応では限界がある。

 熊本地震では、予想を超える余震の頻発で避難者が大量に発生した。南海トラフ巨大地震では、東日本大震災より格段に大きな被害が想定される。

 大災害時の規定がない憲法は、災害列島の国として不十分だ。

 より迅速な被災者救助・支援のため、憲法で政府の権限を強め、一時的かつ必要最小限の範囲で国民の財産権などを制限することに問題はないはずだ。政府が違憲訴訟を恐れて、必要な措置を躊躇ちゅうちょするリスクの方が大きい。

 ◆国会改革も重要テーマ

 国政選が実施できないような被害が生じた際における国会議員任期の暫定的な延長とともに、具体的な規定の議論を深めたい。

 国会改革も大切なテーマだ。

 参院選での鳥取・島根などの合区導入を機に、各都道府県で最低1人を改選できるよう憲法に明記すべきだとの意見が出ている。

 地方の人口減少が加速する中、いずれ合区の拡大は避けられず、地方の声が国政に一層反映されにくくなる、との危機感がある。

 固有の歴史や伝統、文化を有する都道府県という行政単位を重視し、参院議員の地域代表の性格を強めることは検討に値しよう。

 「ねじれ国会」で政治の停滞を避けるため、衆院の再可決の要件を3分の2以上の多数から過半数に引き下げることと合わせて、論議を本格化させてもらいたい。


http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/496.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 憲法こわすな!戦争法を廃止へ!〜おおさか総がかり集会に2万人(レイバーネット日本)
憲法こわすな!戦争法を廃止へ!〜おおさか総がかり集会に2万人
http://www.labornetjp.org/news/2016/0503osaka
2016-05-03 21:43:15 井手窪啓一 レイバーネット日本



 憲法記念日の5月3日、大阪扇町公園で開かれた「平和といのちと人権を!憲法こわすな!戦争法を廃止へ!おおさか総がかり集会」に2万人の労働者市民が詰めかけた。



 舞台には民進党・共産党・社民党・生活の党と山本太郎となかまたちの野党がそろい踏みし、来る参議院選挙で共闘して自公・おおさか維新の改憲勢力に必ず勝利する決意が語られた。



 SEALDsKANSAI、安保法案に反対するママの会大阪、T−nsSOWLwest、T−nsSOWLのみなさんのそれぞれが、憲法の擁護とそれを破壊しようとする安倍政権の打倒を訴えた。「合法的な革命の手段、選挙に行こう!」「私たち一人ひとりの力は小さい。しかし、無力ではない」



 学者の会、宗教者の会、堺総がかり実行委員会がそれぞれ訴えた後、集会宣言を採択して、3コースに分かれて大阪市内をデモして市民に訴えた。




http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/497.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 「#争点は改憲 改憲問題なんて後回しにしろなんてのは、なんにもわかっちゃいない。:こたつぬこ氏」
「#争点は改憲 改憲問題なんて後回しにしろなんてのは、なんにもわかっちゃいない。:こたつぬこ氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/19942.html
2016/5/4 晴耕雨読


https://twitter.com/sangituyama

>nabeso 改憲なんか争点としては5番目、6番目にしろよ。北海道補選の得票差を甘く見るんじゃない。第一に景気、第二に生活・子育て、第三に教育支援にして、第四にインフラ再建で20-30台の支持の回復を狙うんだ。


>TOKYO DEMOCRACY CREW ところがどっこい、改憲・護憲ほど、左派・リベラル・野党側がポイントを稼げる争点は、他に存在しないのです。国民の圧倒的多数が護憲派だからです。景気や雇用は、むしろ政権側が小手先の選挙前対策として並べて、争点隠しをしてきます。


>TOKYO DEMOCRACY CREW 自民党の二階総務会長も、憲法改正の争点化について、「今の状況で、自民党がしゃにむに先頭に立って旗を振る姿勢を示したら、選挙は勝てない」と言っています。改憲が争点になればなるほど、自民党は分が悪いのです。 #争点は改憲 


#争点は改憲 改憲問題なんて後回しにしろなんてのは、なんにもわかっちゃいない。


最大多数の力と関心の集約点を盾にして、陣形はつくらなきゃダメなんですよ。


>市民連合 ・安倍晋三首相の下での改憲 「反対」56・5% 「賛成」33・4% ・アベノミクスにより貧富の差が拡大したか 「広がっていると思う」57・0% 「広がっているとは思わない」34・6% 共同通信社が行った全国電話世論調査の結果⇨https://t.co/o4JCnwCFtx

>市民連合 ・野党統一候補について 評価、どちらかといえば評価…52・6% 評価しない、どちらかといえば評価しない…39・1% ・安保法を判断材料にするか する…59・5% しない…35・3% 共同通信社が行った全国電話世論調査の結果⇨https://t.co/o4JCnwCFtx

>「首相は九条を含む改憲を目指し、夏の参院選で改憲勢力拡大を図る意向を示しているが、根強い反対論が政権戦略に影響を与える可能性もある」 共同通信社が行った全国電話世論調査の結果⇨https://t.co/o4JCnwCFtx

#争点は改憲 いま安倍政権と自民党は、むずがる安倍さんの首根っこをつかみながら、必死で改憲の争点化から逃れようとしているわけです。


ここに野党と運動が攻め込まないでどーする。


>TOKYO DEMOCRACY CREW 様々なテーマの中でも、安倍政権の政策・姿勢に対して、国民が最も明確なリアクションをしたのは、改憲・護憲の問題です。第二次安倍政権になってからの世論調査で、改憲派は激減し、護憲派は激増しました。もはやコアな右翼・保守・自民党支持層しか、改憲派は残っていない状態です。 #争点は改憲 


>東京新聞朝刊(5/2)2面 「岡田氏、参院選で「9条が最大争点」」#争点は改憲



今日10時からのクローズアップ現代「密着ルポ わたしたちの憲法」は必見らしいですよ。


護憲派、「改憲派」の活動に密着。


執念の97歳 中曽根元首相、「自主憲法」制定訴え 政権に努力促す:朝日新聞デジタルhttp://www.asahi.com/articles/ASJ524QJ2J52UTFK00H.html

#クロ現 地道な、あまり目立たないけど実は底支えをしている運動への目配りが丁寧。


憲法を生活や日常の目線から語ると、護憲派と改憲派の目線の違いが浮き彫りになるこどがよくわかりました。


>kenich fujimoto 確かに、前者は自らの生活者としての目線、後者は誰か為政者の目線のように感じた。国が安定してるから自由があるという言葉が印象的。つまり国の安定に寄与しない行為の自由はあり得ない。国の安定の定義は不明だが自由の範囲は国が決めるという事。


#クロ現 改憲派の方々、実にフラットでモノトーンで淡々とした方々が多いですね。


護憲派の方々、署名用紙に戦死した亡き父や兄弟の名前を書いてくる人、最低限の生活を守りたい、差別は許さないと声を絞る障がい者の方々、じつに多様でした。


クロ現、見事な「両論併記」です。


制約や抑圧があるからこそ必死で知恵を絞り抜いた作品は、淡々としながらも緊張感にあふれますよね。


>守山玲司 今夜のクロ現は「穏健な改憲派」が嫌悪する内容だったのではないだろうか。「両論併記」なのになぜかそんな感じですよね(笑)


>KaSuehiro 自分のスタンスを離れても、どう見ても護憲派の方がまともに見えると思うぞ。いいのか籾井的に。 #クロ現プラス


>お下劣奉行 クロ現、憲法で攻めてるなぁ。 両論併記という形にはしているけど、日本会議や神社本庁にも触れて、主張のヤバそうな部分もサラッと出している。


>雪原 #クロ現 の改憲派の方々、日本会議の冊子を手に「国家の基礎は家族」「日本人の、日本人のための」「天皇様の御皇室が」「個人より公」「日本人がわがままになってきた」「国の安定が保てないときは個人の自由はない」なんだろうこれ…?「日本人どうしちゃったんだろう」て、うん、そのまま返すわ。


>はるみ クローズアップ現代を見て分かったのは差別主義者の団体が憲法改正しようとしているんだってことかな。 あと離婚が個人のわがままとかどうとか言ってなかったな。 護憲派の人が、障がい者はカナリアだ、戦争のしわ寄せはまず弱者に来るって言ってたのが印象的だった。


>akabishi2 たしかに。ただ「日本会議」を名指しするためだけに両論併記の形を借りただけかと思っていたけど、あれは、 【今時の「改憲運動」の実態】と【「護憲」に託す人々の思い】 という二つのドキュメンタリーとも見ることができる。


のかもね。


クロ現みてつくづく、改憲派にしろ護憲派にしろ、これだけ憲法に、自分の人生観や社会観、理念や理想を賭ける国民もそうそういないと思った。


その意味で日本国憲法は、未完成なままに定着してるんだね。


>ATS x NOH8「日本の国のかたちを変える安倍自民党政権のこの重大な挑戦に、民進党は正面から対峙します。来たる参議院選挙、更には衆議院選挙において、誤った憲法改正を目指す安倍政権の暴走を止め、日本国憲法の根幹である平和主義を守り抜くことを、憲法記念日にあたり、改めて国民の皆さんにお約束します。」


民進党、宣言しましたね ともあれ、今年の憲法記念日はまさに記念日になります。


与党連合と野党連合が憲法をめぐって正面対決する参議院選挙で、与党が3分の2をとれなければ、安倍政権での改憲は無理。


いま安倍政権に全てを賭けて奮起している日本会議の老人たちは、現世の目標を失いガクッときちゃいますからね。


昨年、もし大阪住民投票で橋下を引退に追い込めず、反安保運動をうけた市民による野党共闘が実現していなかったら、日本会議は今日の憲法記念日を参院選勝利と来るべき改憲の前夜祭として凱歌を奏していたでしょうね。


運動の力が彼らの想定を崩し、今日1日のあり方をガラリと変えたわけです。


>はる。参議院選挙の争点の一つとして改憲の是非があげられると思います。全ての法律は憲法の理念に基づいて作られており、三権(司法、立法、行政)は憲法を基に運用されています。そして当たり前のように暮らす日常、幸せ、当たり前の自由も、それぞれの人々の個性も今の「日本国憲法」があるが故と思います


>はる。こたつ先生が、「護憲派は生活目線」とツイートされてます。「日本国憲法」の理念、前文、各条文の表れが皆さん個々の小さな幸せであり、生活そのものと言っても過言では無いと思います。身近な事から憲法を考える事はできます。


>憲法「現在のままでよい」初の5割 本社世論調査https://t.co/PHSq6S45ql

野党第一党の民進党の党首が、憲法集会に参加したことは、冷戦崩壊と55年体制崩壊以後の改憲のパターンを突き崩す歴史的なことなんですが、歴史的なことは一見意外とあっさりすすむもんですね。


➀野党第一党の民進党の党首が、他野党とともに憲法集会に参加したことは、冷戦崩壊と55年体制以後の改憲パターンを大転換する歴史的なことだが、歴史的なことは一見実にあっさりとすすむ。


A保守合同と左右社会党の合同を画期とする「55年体制」は、保守政治が長期多数派を牛耳るものの国会の議席の三分の一以上を革新野党が常に維持することで、憲法改正の発議ができないロックがかけられていた。保革の対立の機軸が安全保障問題という、先進国で稀にみる政治ブロックが展開されて きた


B90年代初頭の政界再編と55年体制の崩壊は、従来の保革の対立軸を壊し、社民・共産などの護憲派は周辺に追いやられ、新たなコンセンサス政治の構築が繰 り返しつづくことになった。二大政党内の改憲・護憲派は、時々の局面により増減があったが、改憲護憲が対立軸に座ることはもはやなくなった。


C 安倍政権は、こうした二大政党の「せっかくつみあげてきた」コンセンサスを破壊してしまった。本来、改憲や安全保障政策のような「国のかたち」を決定的に方向づける課題については、与野党、とりわけ与党と野党第一党のコンセンサスをつくる必要がある。


D「政権交代可能な」二大政党制度のもとでは法的な不安定性を払しょくできないからだ。昨年の安全保障法制制定にあたって、あの「郵政クラッシュ」をやった小泉純一郎でさえも、いみじくも「自分ならば民主党を説得してから制定する」といったのはそうした理由からだ。


E 急進的な安倍政権は、一度政権を失った恐怖からか、ひたすら民主党をバッシングし、与野党の国対政治を否定してきた。そして「与野党のコンセンサス」のパートナーとして期待したのは、橋下維新だった。


Fしかしこの安倍政権の急進的な姿勢が国民の反発を強め、社会運動を巻き起こし野党結集を促した。橋下を失った維新は国政では衰退。国民の改憲への警戒心が高まるとそこが共闘した野党の結集軸となり、遂には「改憲与党連合対護憲野党連合」という、55年体制の対立軸にやや似た対立図式に回帰した。


Gでもそれはあくまで「やや似た」ものであり、歴史は二度繰り返さない。この憲法をめぐる対立軸に、安全保障にくわえて、暮らしの問題、さまざまな権利、反差別といった課題をどれだけ込められるか。もはや「軸」は設定された。そこにどれだけ豊かな内容を込めることができるかが試金石になる。


>長島昭久 憲法に従って権力を制限することが国政の最低限の基盤であるとしても、閣議決定で政府解釈を変更し安保法制を成立させることがクーデタにあたるというのは、論理的というより情緒的といわざるを得ません。憲法解釈の中身こそ問われるべきです。


>TOKYO DEMOCRACY CREW 2016年の憲法記念日に居場所がない人。


TDCの目配りの効いた悪意(笑)


逃げ回る一日だったでしょうね。


改憲、主要争点にならず=自民副総裁−民進代表「9条改正阻止」:時事ドットコム https://t.co/dKwpVYzFUL @jijicomより


http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/498.html

記事 [政治・選挙・NHK205] ≪新ネタ≫安倍総理「『G7版三本の矢』を放つ必要がある」
【新ネタ】安倍総理「『G7版三本の矢』を放つ必要がある」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/16568
2016/05/03 健康になるためのブログ



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000049-mai-pol

首相は「金融、財政、構造改革といった政策手段を駆使して『G7版三本の矢』を放つ必要がある」と強調。「世界経済の成長実現のため、日本としてどのような貢献をしていくべきか世界のリーダーたちと議論を尽くし見極めたい」と語った。





以下ネットの反応。














旧3本の矢で出口の見えない金融緩和をし続け、年金貯蓄を株に突っ込み日本経済・社会保障をめちゃくちゃにし、新3本の矢は言っただけ、そして今度は「G7版3本」の矢だそうです。もし、安倍総理がおっしゃっていることがわかる方がいらっしゃいましたら教えて頂ければ幸いです。


海外の人たち相当バカにしてるだろうな、安倍総理と日本人を(恥ずかしい)。


 



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/499.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 憲法改正を叫ぶ輩を右翼反動と呼ぶ理由。昭和憲法の歴史を検証する。(永田町徒然草)
憲法改正を叫ぶ輩を右翼反動と呼ぶ理由。昭和憲法の歴史を検証する。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1767
16年05月03日 永田町徒然草


南無昭和憲法居士としては、憲法記念日に永田町徒然草をネグレクトすることなど本来できない筈である。実は今度の憲法記念日にupdateしようとしていたものがあった。ところが、やむを得ない事情で昨日から出張せざるを得なかった。でも私はどこでもインターネットに接続できるツールを持っているので、昨晩の仕事としてその作業をやるつもりだった。

少々重くなったが、荷物にパソコンを入れて出かけた。仕事が終わり、「さぁ、作業だ」と思った。ところマウスがなかった。マウスがなくとも一応は動かせるパソコンだが、それには慣れていないので永田町徒然草をupdateすることは到底無理であった。だから昨晩のupdateは断念した。日程を少し切り詰めて午後7時頃に東京に帰って来たので、今日中のupdateを目指していま書き始めたところだ。

いまの憲法、すなわち日本国憲法(以下、昭和憲法という)が施行されてちょうど満69年となった。昭和憲法が公布されたのは、その半年前の昭和21年11月3日。終戦が昭和20年8月15日だから、敗戦・ポツダム宣言の受諾から2年もたっていなかったのだ。これを捉えて拙速という輩もいるが、革命とはこんなものである。昭和憲法の交付と施行は、まさに革命だったのである。

どういう革命かというと、大日本帝国憲法(以下、明治憲法という)の価値観を昭和憲法の価値観に変更するという大転換だったのである。形式は、明治憲法の改正手続きで行われたが、その内実は明治憲法の価値観を否定し、全く新しい価値観に基づいた憲法だった。だから、憲法学者の中には、「これは憲法改正でない。新しい憲法の制定であり、明治憲法と昭和憲法の法的連続性は認められない」という説があるくらいだ。

昭和憲法の成立は、太平洋戦争(第二次世界大戦)にわが国が敗北しポツダム宣言を受諾した事実を抜きに語ることはできない。そのポツダム宣言の中に、明治憲法的価値観を昭和憲法的価値観に改めることが明記されていたのだ。それでは昭和憲法的価値観の内実とは何か。ひとつは国民主権である。もうひとつは自由主義的思想である。そして憲法9条の平和主義すなわち軍国主義との決別と戦争放棄だったと私は思っている。

憲法制定議会は、昭和21年4月に実施されて衆議院選挙(女子にも初めて選挙権が与えられた)で選出された衆議院であった。焼け野原の中にポツンと立つ国会議事堂の中で、憲法制定の議論が熱く交わされたのだ。GHQから提示されたマッカーサー草案に大きく影響されたことは否めないが、それを土台にしたとしても昭和憲法を作ったのは、その時に存在していた衆議院であったのだ。押し付けられた憲法という非難は当たらない。

革命的に変わったのは、憲法の条文だけではなかった。明治憲法で形成され定着していた社会実態を、昭和憲法で定められたように変革することが実はいちばん重要なのである。それはまさに凄まじい闘いであった。社会のあらゆる分野でそのような闘いが繰り広げられたのである。私が物心ついた昭和27〜28年でも、そのような闘いはあらゆる分野で現に行われていた。

古い価値観に基づく実態と新しい価値観に基づく実態の区別は、子供ながら分かった。古い価値観にも基づく勢力は、やはり大きな力を持っていた。これに挑む新しい価値観に基づく勢力が敗北していくのを私は数限りないほど見てきた。それでも新しい価値観に基づく勢力は、人を変え形を変えて闘いを挑んでいった。古い価値観に基づく勢力・実態が劣勢になり、新しい価値観に基づく勢力・実態が社会の大勢を示すようになったのは、昭和40〜50年頃だったと私は思っている。

憲法はいかなる条文があるかだけが重要なのではない。「その条文を根拠にしていかなることが争われて、結局はどのようなところで決着したのか」ということが重要なのだ。ドイツの法学者ルドルフ・フォン・イェーリングが力説した「権利のための闘争」が憲法の内実を決定づけるのである。昭和憲法の敵は、いつも存在した。日本国民は、いつもこの敵と闘ってきた。全部勝ったとは言えないが、まずまずの闘いをしてきた。そしてわが国には昭和憲法の価値観が大勢となってきた。

この状況を苦々しい思いでみてきた勢力が、右翼と呼ばれる人々である。さまざまな理由付けをするが、この勢力は要するの昭和憲法的価値観がわが国の主流となることを拒否しようとしているのである。そのために権力を使ってあらゆることを画策してきた。しかし、多くの国民は彼らが主張する明治憲法的価値観を好ましいと思わなかった。戦後の憲法史を見れば、多くの国民は昭和憲法を支持してきた歴史であった。

国際的にみても、昭和憲法は世界でも最も自由主義的な憲法である。自由主義の歴史的総括に堪える正しい意味におけるリベラルな憲法である。その典型として挙げても良いのが、「昭和憲法25条1項 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。2項 国はすべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」であろう。

結論的にいえば、昭和憲法は戦後の闘いの中でわが国のあらゆる分野で定着してきたのである。多くの国民はこれを好ましいことだと考えている。昭和憲法は、条文でもそれを理想としている。これを是として守るのが、正しい意味における保守である。しかし、わが国で保守と自認する自民党の一部がこれを非として、明治憲法的価値観を取り戻そうとしている。そういう考えは本来保守とはいえないのだ。正しくは、反動というべきなのだ。これを煎じ詰めて“右翼反動”というのが正しいのだ。

この右翼反動の政治を行っているのが、安倍首相を先頭にしている自民党であり、これに追随している公明党である。この二つの勢力が作っているが、自公“合体”政権である。安倍首相を先頭にする自公“合体”政権は、来るべき参議院選挙で、彼らの野望を果たそうと狙っている。昭和憲法は、誕生以来最大の危機に瀕している。国民は団結してこの危機を跳ね除(はねの)ければならない。そんな思いを強くせざるを得ない69回目の憲法記念日である。

それでは、また。


http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/500.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 反対意見が増えているTPPをオバマ米大統領は擁護するため、米国が規則を書き、支配すべきと主張 :国際板リンク
反対意見が増えているTPPをオバマ米大統領は擁護するため、米国が規則を書き、支配すべきと主張(櫻井ジャーナル)

http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/594.html

http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/501.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 社民共生連合で自公「戦争と弱肉強食」政権を倒すー(植草一秀氏)
社民共生連合で自公「戦争と弱肉強食」政権を倒すー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sokvki
3rd May 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


憲法記念日である5月3日の今日、午前11時から、


東京の有明防災公園(東京臨海広域防災公園)で


憲法集会が開催された。


午後1時に開会された本集会では、


解釈で憲法9条壊すな!実行委員会


の高田健氏が開会あいさつをした。


むのたけじさんなどのあいさつの後、


野党4党の代表である


岡田克也氏、志位和夫氏、吉田忠智氏、小沢一郎氏が勢ぞろいしてあいさつした。


集会終了後、参集した主権者は二つのグループに分かれて豊洲と台場に向けてパレードした。


安倍政権が憲法改定の手続きを経ずに憲法の内容を変えてしまうという解釈改憲を強行し、


集団的自衛権行使を容認する戦争法制を強行制定してしまった。


本年夏の参院選で安倍政権与党が参院で3分の2以上の勢力を獲得すれば、


今度は憲法そのものの改変に着手する可能性が高い。


この安倍政権の基本姿勢を許さない!と考える主権者が多数存在する。


その主権者が憲法記念日の今日、


安倍政権による憲法破壊、憲法改変を許さない!との思いで、この憲法集会に参集したのである。


集会では、当然のことながら、夏の参院選に向けてのアピールが示された。


政治を変えるには議会の議席構成を変えることが必要である。


選挙に勝たねばならないのである。


その選挙に勝つには、現行の選挙制度を熟知し、選挙制度に見合う戦術を採用することが必要である。


そのような具体的な対応が求められている。


そのためにいま取られているのが野党共闘の推進である。


「安倍政治を許さない!」


と考える主権者と政治勢力が大同団結することが何よりも重要になっている。


社会民主党、民進党、日本共産党、生活の党と山本太郎となかまたち


の4党が大同団結することが大切だ。


頭文字を取って


社民共生連合


を構築するべきである。


これが安倍政治を打破する第一歩になる。


32ある参院選1人区で、


社民共生連合候補を一人に絞り込むことが、まずは重要になる。


そのなかで問題になるのは、繰り返しになるが、


民進党のなかに「隠れ自公派」が潜伏していることだ。


この「隠れ自公派」こそ、2009年に樹立された主権者政権を破壊した主犯である。


集会で岡田克也氏があいさつしたが、拍手はまばらだった。


民進党の支持率は低迷を続けている。


主権者の民進党不信、民進党嫌いは、ほとんど是正されていない。


社民共生連合が候補者を一本化し、


生活の党の小沢一郎代表と他党代表者が並んで応援演説をすることが必要なときに、


小沢氏排除を主張しているようでは主権者の信頼を得られるわけがない。


諸悪の根源は民進党悪徳10人衆にある事実は変わらない。


この「障害」を抱えたまま、安倍政治に対峙しなければならないのだから、


前途は容易ならざるが、主権者のための政治を実現するには、この問題点も克服してゆかねばならない。


そのために重要になるのが


「政策基軸」


の考え方である。


「安倍政治を許さない!」


内容を、より明確に示してゆく必要がある。


原発稼働、憲法破壊、TPP参加を許さない。


辺野古基地、格差拡大を許さない。


の政策路線をより明確に示してゆくことも重要になる。


政策を明示することにより、


「隠れ自公派」


をあぶり出すことが可能になるからだ。


主権者の分布は次のようなものだ。


選挙に行く国民が全体の半分。


選挙に行かない国民が半分。


選挙に行く国民のうち、半分が自公支持。


残りの半分が反自公。


これが基礎票である。


参院の1人区、衆院の小選挙区で、反自公が複数候補を擁立すると自公が圧倒的に有利になる。


だから、反自公は候補者の一本化を実現しなければならない。


選挙に行かない残りの5割の主権者のなかでは、


3割が自公支持、7割が反自公である。


したがって、投票率を5割から6割に引き上げることができれば、政権交代実現の可能性が大幅に高くなる。


投票率が5割から6割に上昇する場合、


この10%の有権者のなかの


3%部分が自公に投票し、7%部分が反自公に投票する。


これを式にして表すと


25+3<25+7


になる。


北海道5区の選挙でも、無党派層の7割が池田真紀氏に投票したと見られている。


反自公勢力が政権を樹立できる基礎的条件は整っていると言ってよいだろう。


障害は何か。


それは、


社民共生連合のなかに、この連合の構築を妨害する勢力が潜んでいることだ。


野党統一候補を選定するなかで、


共産党候補が一人も野党統一候補として選定されないことはおかしい、と共産党の小池晃書記局長が述べた。


当然の言い分であると思う。


社民共生が共闘体制を構築するのであるなら、


それぞれの勢力がメリットを感じられるように共闘体制を構築することが重要である。


ウィンウィンの関係を構築することが成功の秘訣である。


安倍政権は


社民共生連合が構築されることを強く警戒している。


そのために、その妨害活動を活発化させている。


その妨害活動を担っているのが、


民進党の隠れ自公派=悪徳10人衆であり、


共産党を排除した野党連合構築を提唱する運動である。


この事実を見つめれば、主権者がどのように行動すればよいのかが見えてくる。


共産党を排除する野党連合の提唱は、安倍政権の意向を受けた工作活動であり、


したがって、野党連合のなかに、必ず共産党の参画を求めるべきであるということになるわけだ。


憲法集会の参加者の平均年齢はかなり高めである。


SEALDSの奥田愛基さんもリレートークに登場したが、会場に多数の若者が参集したわけではない。


大事なことは選挙に参加することで、集会に参加することが必ず必要ということではないが、


日本の未来を左右する重要問題の決定に関して、


年齢の低い有権者が積極的に参画するべきことは言うまでもない。


夏の参院選に向けて、若年層に対して、重要な情報を提供し、参政権を放棄せずに行使することを、


どのように働きかけてゆくか。


ここに大きな課題がある。


若者が政治に関心がないはずがない。


若者を取り巻く経済環境は25年前に比べて格段に悪化している。


マスメディアがアベノミクスを絶賛しても、経済環境改善の実感は若年層にまったく届いていない。


戦争、原発、消費税などの問題について、若年層はそれぞれに意識と主張を持っていることだろう。


民主主義は主権者が望む政治を実現できる政治制度である。


その実現に向けての道筋を示し、主権者として何をするべきであるのかを、


若年層に対して、しっかりと説明してゆくことが必要だ。


政党エゴを取り除き、すべての有権者、主権者に正確な情報を提供し、


主権者が自分の目で現実を見て、自分の頭で考えて判断し、そして行動する。


このプロセスを確実に実行するなら、日本の政治を刷新し、


主権者のための政治を実現することができるだろう。


現実がいかに悲惨な状況にあろうとも、私たちは希望を捨てる必要がない。


当たり前のことを、当たり前に、確実に実行すれば、必ず道は開ける。


妨害工作を展開する者があろうとも、その妨害者の正体をあぶり出すことにより、


妨害者を排除することも可能になる。


今年夏の参院選で、日本政治刷新の第一歩を確実に踏み出さなければならない。


2016.05.03 明日を決めるのは私たち 平和といのちと人権を!5.3憲法集会 《集会編》

※、政党代表あいさつは28分24秒からです。:民進党・岡田克也代表、共産党・志位和夫委員長、社民党・吉田忠智党首、生活の党と山本太郎となかまたち・小沢一郎代表



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/502.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 基本的人権の永久不可侵を削除!憲法が憲法でなくなる自民党改憲案
基本的人権の永久不可侵を削除!憲法が憲法でなくなる自民党改憲案
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-12156411385.html
May 03, 2016 かばさわ洋平


基本的人権の永久不可侵性を削除!


日本国憲法が1947年に施行されてから69回目の憲法記念日を迎えました。安倍政権が改憲を目指すと公言するなか、なかなか自民党改憲案をメディアが深掘りすることがありません。しかし、中身をみると憲法から個人を抹消する、基本的人権の永久不可侵性を削除する、権力ではなく国民が憲法を守る立場に逆転するなど、個人の尊厳という立憲主義の核心を破壊しています。



赤旗5/3


さらに日本国憲法第2章の戦争放棄は安全保障に改めてられ、戦力不保持規定を削除。国防軍による無制限の武力行使が可能になります。他国は何度も書き換えているとか、環境権が必要だからとか漠然に改憲必要と思う方も自民党改憲案をしっかりとみて判断することが必要です。



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/503.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 舛添さん、都知事ってそんなに偉いんですか? 「決まりを守っている」で済む話ではない5つの論点(現代ビジネス)

舛添さん、都知事ってそんなに偉いんですか? 「決まりを守っている」で済む話ではない5つの論点
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48580
2016年05月04日(水) 佐々木信夫(中央大学教授、法学博士) 現代ビジネス


「都知事」について残念な報道が相次いでいる。

海外に出掛けると一度に5000万円も使うという「海外出張」問題、今年は3億円以上の予算が組まれているという。そして毎週末、東京から100kmも離れた自己所有の「温泉別荘」へ公用車で通う「別荘問題」。ガソリン代だけで400万円余のカネが消えるという。

「都知事って、そんなに偉いんですか?」という声が他の知事、知事経験者からも聞こえる。会見で繰り返した「決まりを守っている」で済むのか、公私混同も甚だしい。この件に関して、舛添都知事、貴方は間違っている。

■都知事ってどんな存在?

国民の1割、1300万人が暮らす東京。外見上豊かだとされる東京だが、内側には生活に大きな格差を抱え、貧困との戦い、孤老死の増大、少子高齢化、インフラの老齢、木造密集地の存在、首都直下地震の恐怖など、先行きに様々な不安を抱え、暮らしているのが東京だ。

大企業本社の7割、日本の政治、行政、経済、情報、教育、文化など多くの高次中枢機能を束ねる東京。一方で、東京一極集中こそ地方衰退の諸悪の根源とされ、地方創生が最大の政治テーマになっているのが現状だ。

そうした中、身を切る改革どころか、公人である都知事の放漫な贅沢三昧、公私混同の振る舞いが次々と明るみに出てきた。これまで誰も知らなかったのか、それとも関係者は大なり小なり似たようなものなのか。

ここにきても、もう1つの都民代表の政治機関である都議会からはあまり反応がない。来夏の都議選を恐れて口をつぐむのか、不思議である。少なくとも国会でもこの種のことなら野党はすぐ反応するはず。

127議員からなる都議会、何のための都民代表か。こうした振る舞いを容認しているとすれば、都議の日常も似たり寄ったりなのではないか。石原都政前半の財政再建以後、この10年、都政から「身を切る改革」論議など一度も聞こえない。

都議会の重要な役割は、知事ら執行機関の日常を都民に代わり監視し、執政のあり方を質すことである。なぜ動かない。

都知事の存在が他の府県知事と一つ違うとすれば、都知事は都民の代表であると同時に皇室、国会、省庁、司法機関など首都機能を預かる「首都の顔」であるということ。だから日本の首都・東京、そのトップである都知事はよく「もう一人の首相」にも擬せられる。

ただ、それが舛添氏のような行動につながるとすれば、それは「首都の恥」ということになる。

■都知事は誰でもできる、しかし誰でもはなれない

筆者は5年前、『都知事―権力と都政』(中公新書)という本の「まえがき」で、都知事のことをこう表現した。

――都知事は誰でもできるという説がある。しかし、それは誰でも「なれる」という話ではない。何百万票という有権者の支持を得なければ、都知事にはなれない。首相が国会の中だけで選ばれるのと違い、都知事は都民の多くの支持がなければ、その地位には就けない。それにはビックネームとカリスマ性が必要となる。

しかし、いったん都知事になると、ごく普通の知事でも務まる。石原慎太郎、青島幸男とこの16年間作家出身の知事が続いたが、行政について詳しくない知事でも都政は動いた。

もちろん、この12年間都知事を務めた石原慎太郎が傑出した政治家であることを否定はしない。ワンマンであろうが独善的であろうが、石原知事はリーダーとして強さを発揮した。しかし、だからといって石原慎太郎が知事として特に優秀だという話はあまり聞かない。

普通の知事がやっても東京は繁栄する。それは特に都知事の力量でも、都庁官僚の力量でもなかろう。多くの高次中枢機能が集積する東京の立地条件、中央集権という体制が東京の繁栄をもたらしている。都知事がオリンピック招致で百数十億円のカネをムダにしても、銀行税でカネ集めに失敗しても、東京都は決して潰れない。

都庁官僚に任せておけば一定の行政水準は保たれる。ヒト、モノ、カネ、情報が集まる大都市東京は、“集積が集積を呼ぶ”メカニズムの中で栄えているのだ。

もとより、だからといって東京都政の経営がやさしいということではない――。

■ここ数年、東京の政治がおかしい

その後、この3〜4年、どうも東京の政治はおかしい。今から4年前、「猪瀬君で十分だ!」と啖呵を切って任期半ばで都政を放り出した石原慎太郎氏のあと、都政、いや都知事は東京の政治の混乱要因になっている。

空前の430万票を得たと舞い上がった猪瀬直樹氏、1年そこそこで5000万円の政治資金問題を説明できず辞任。急遽その後任知事となった舛添要一氏、2年経ったら他から「都知事ってそんなに偉いんですか」と指さされる始末である。

公私混同にも「ルールに従っているだけ」としか答えない舛添氏、もはや公人としての資質自体が問われかねず、この先どうなるか分からない。『現代ビジネス』5月2日公開記事で、田崎史郎氏が書いていたように、「再選に黄信号がともった」のは間違いない。

2020年東京五輪は4年後に迫っている。ことしのリオ五輪はブラジル大統領の職務停止やジカ熱の流行など混乱が続くが、この体たらくから肝心の東京ももう一度、都知事選で「仕切り直せ!」という声が大きくなりかねない。

■なぜ、そうした行為に出るのか

都民の生命、財産を守り、巨大都市の経営を委ねられている都政の最高責任者。12兆円財政、17万人公務員を率いる都庁トップが、海外出張のたびに桁違いの5000万円近い出張旅費を使う。

かと思えば、日本にいる時は毎週末のように金曜午後2時過ぎには執務先の都庁を離れ、100kmも離れた神奈川県湯河原の自分の「温泉別荘」へと公用車で消える。

そもそも都知事というのはその程度の執務体制で職務を全うできるポストなのか?

豪華海外出張についても、毎週のような別荘暮らしについても、『週刊文春』の報道まで誰も知らされていなかった。

知事の日常動静を知らせる「公開日誌」にもない。別荘で公務をしているというなら、なぜ公開日誌に書かないのか。やはりプライベートな生活ではないか。

一連の報道について、本人は会見を開き「ルールに従っている」と繰り返すばかり。この釈明会見をテレビ、新聞等を通じて見ている全国の国民はどう感じているだろうか。

「ああ東京は金持ちなんだ」「都知事ってすごい権力者なのだ」「なぜ今まで誰も何も言わないんだ」「どうせ何を言っても変わらない」等々、さまざまな思いで見ているのではないか。

はたして、都民の何割がこの行動を容認しているだろうか。たぶんほとんどゼロに近いのではないか。

増税ばかりが喧伝される昨今だが、その前にやるべきことがある。無駄を省き効率性を高め、公務への信頼を回復すべき時期に、身を切る改革どころか、私利私欲の塊のような行動が続く。都政は緩んでいる。しかも、どうも本人に反省の意識などない模様だ。

あるいはここはツッパリどころと、厚顔を貫こうとしているのか。誰も後継者はいないと見てのおごりか。

しかし、代わりはいくらでもいることを意識した方がよいのではないか。誰でも務まるポストであるという説によれば。世の中はそんなに甘くない。リコール(解職)請求など有権者の反撃が始まるかもしれない。それだけみな怒っている。

■何が問題なのか、どうすべきかーー5つの論点

@ 公用車使用のルールは適切か?

都知事には専用車、専任運転手付き、要人警護のSPもつく。専用車について東京都の規定では、「公務」と思われる業務に使用することは時間、場所に制限はない。発着点のいずれかが公務に関わる場合は、距離や時間に関わらず使用が認められる、とされる。

だが、社会常識的な「使い方」というものがあろう。宴席などで夜10時以降になる場合、ふつうはハイヤー等を自費で用意するものではないか。

まして、100kmも離れた別荘に行くのに使う感覚はどうか。要は税金の使い方の問題だ。納税者に説明のつかない使い方は公人としてふさわしい使い方ではない。別荘を「公務」の場所と抗弁しても、理解されまい。公私混同が甚だしいというのが普通の感覚だろう。

問われているのは「ルールを守っているか」ではなく、その使い方が社会常識からみて「妥当性があるかどうか」だ。

舛添氏の「ルールに従っている」発言を聞いていると、都知事ではなく、都職員が抗弁しているように聞こえる。雇われている職員と、都民を代表し、職員を雇いルールを守らせて仕事をさせる都知事はまったく立場が違う。都民に代わる公選職の自覚がどこまであるのか、疑わしい。都政の経営者として失格ではないか。

加えて「都の規定では」といっても、この規定自体、100kmも離れた他県にある個人の別荘を執務場所だという知事が現われるなどとは、全く想定していないはず。舛添氏の行動はまさに「想定外」。

公選知事の役割は、仮に規定にあっても、それがルールとして時代に合うかどうかを判断し、合わないなら随時改正することではないのか。

知事が動かないなら、都議会が直ちに議員立法で条例改正へ踏み切るべきだ。それは局長らが使用している黒塗りの車の使い方も含めて。こういうと議員ら自身に跳ね返ることを恐れ腰が引けるかもしれないが、ここは都民の代表、都民の税金の使い方の話。都民代表として堂々と綱紀粛正を進めるのだ。この場面、議員諸氏は逃げるべきではない。都議会の出番だ。

もっとも、今回の舛添都知事の報道と抗弁を見聞きした都議会議員や都庁の幹部たちが、税金の使い方、経費の使い方について、「都知事がああなのだから我々もある程度問題ない」と、考えても何の不思議もない。トップがあれでは、「部下」に示しがつかない。いったい、誰がタガを締めるのか。

A 都知事が毎週末に東京から離れることの問題はどうか?

別荘問題は公私混同以外にもう一つ大きな問題がある。危機管理の最高責任者としての役割を果たせるかどうかだ。

1300万人都民の生命と財産を守る仕事が基本的な政治家・都知事の役割。首都直下地震やテロなどの想定外事態が発生しても、即座に対応できることが不可欠だ。物理的に100kmも離れた、他県の温泉地で毎週末過ごすやり方でその職責を果たせると言えるか、とてもそうとは思えない。

週末の別荘滞在については、都庁内部からも不安視する声は強い。「緊急無線があるので」と舛添氏は繰り返し抗弁しているが、熊本地震の事態を目の前にしてもそう言えるか。まして5年前の3月11日の事態は忘れたのか。道路も鉄道も全く動かなくなる。都市インフラは寸断され、通信回線もパンクする。

知事経験者の中には「緊急ヘリ」を湯河原に送ればという声もあるが、何を言っているのか。なぜ湯河原なのか。都知事の公邸がそこにある訳ではない。まったくの個人の別荘、セカンドハウスではないか。危機管理意識の弱い都知事は不適格、都民は大きな不安を持つ。

もし個人的に別荘を使いたいなら、それは夏休みか正月休みではないか。それが常識である。安倍首相らもそうしているではないか。

B 知事の外遊時の出張費用の使い方はどうか?

そもそも、20人近いスタッフをつれ、大名旅行をする必要がどこにあるのか理解できない。しかも飛行機はファーストクラス、宿泊はその国の超豪華一流ホテㇽを使い、1回5000万円の支出をするようなカネの使い方は、過去の知事にはいないはず。

石原慎太郎氏が一度観光都市づくりを名目に海外の島めぐりをしたとき類似の支出(約2000万円)をしたことがあったと思うが、マスコミの指摘後、大幅に修正した。簡素で必要最小限のスタッフのみで海外に出るようになった。

法外な経費の使い方について、「身を切る改革」を実践してきた前大阪市長・元府知事の橋下徹氏は、「舛添さん、都知事はそんなに偉いんですか?」「ルールに従っているというのは官僚答弁。不合理なルールはどんどん変えないと」とツイートしている。

詳しくは、筆者も近著『地方議員の逆襲』(現代新書)に書いたが、毀誉褒貶はあっても、橋下氏が、経費節減はじめ、税金の無駄遣いを「身を切って」改革してきた一点は事実、間違いなく評価に値する。

橋下氏や松井府知事のツイッタ―によると、大阪府知事、市長は公用車使用や出張費の計算が日本一厳しくなったという。

たとえば、米国欧州の大都市で29000円、シンガポール以外のアジアの都市は19400円。国内の都市部の宿泊は、1泊13200円。国内出張の飛行機はエコノミーが基本、グレードアップは1000円自腹、海外はビジネスクラスだという。

ちなみに、都条例では、知事の宿泊費上限は出張先で異なるが、最高で1泊4万200円。ただし人事委員会の承認を得れば上限を超えられるとしている。舛添氏はこの例外規定を使っているようで、就任した14年2月以降、宿泊費はすべて条例の上限を大幅に超え、最高はロンドンの1泊19万8000円。15年度末までの8回の出張で延べ10都市のホテルに宿泊し、うち7都市はスイートルームを利用したとされる。

昨年10月、ロンドン市長が大阪、東京などを訪ねたとき、航空機はビジネスクラス、ホテル代は4泊で12万4000円とされる。

神奈川の黒岩知事は英国出張でも上限以下の1泊3万2200円など。近隣3県知事は海外でもビジネスクラスのみなのに、都は知事がファーストクラス、一部職員もビジネスクラスを利用。

こうしてみると、もう都の旅費規定は時代感覚に合わないのではないか。もちろん、例外規定を一般化する舛添氏のような使い方なら、どう規定しても抜け穴を探すかも知れないが、そんな知事感覚が都民の理解を得られるとは到底思えない。

舛添氏がスイートルーム利用の理由に挙げている「要人が突然訪ねてくると失礼になるから」など、論評にも値しない。単なる口実に過ぎない。

C 舛添知事の都政の在り方はどうか?

こうした批判がいろいろ出てくる背景には、もうひとつ舛添都政の評判が芳しくない点も関わっているように思う。

いまの舛添都政は「顔が見えない都政」ではないか。やたら、韓国、中国、イギリス、フランス、アメリカなどの海外に出る時だけ目立つ。五輪を大義としているようだが、何のための出張かもうひとつピンとこない。

アメリカで赤いオープンカーに立ち沿道に手を振ってもいいが、その前にやるべきことは、東京の生活都市づくりと経済都市づくりの両面を睨んだ「大都市経営」ではないか。福祉の美濃部都政、マイタウン東京構想の鈴木都政、ディーゼル車規制の石原都政といった、過去の知事の特徴づけからすると、舛添都政は何と名付けたらよいのか。

身を切る改革が求められる時代に、私利私欲を最大限追求しているようなカネの使い方なら、「放漫体質の舛添都政」のレッテルを張られかねない。

D 舛添都政2年の評価をどうみる?

任期4年の知事の行政を半分の段階で評価するのは時期尚早かも知れない。ただ、あえてコメントするなら、都知事選時に推薦母体であった、自公与党との関係を良好にしようと腐心(気を使う)してきたことは事実。しかし、今は怪しい。

当初無難な滑り出しであったが、上昇気流に乗ってきたかといえばそうとは思えない。依然、低空飛行、“期待感、存在感なき”舛添都政の印象をぬぐえない。

施策的に、@五輪関係のプロジェクトチーム設置や国立競技場経費等の見直し、A待機児童対策、B総合計画の策定、C活発な都市外交など、いろいろしてはいるが、成果はよく見えない。

要は「何をしたいか、はっきりしない舛添都政」ではないか。14年余続いた石原都政の、「東京から日本を変える」といった国と対決する姿勢とも違う。むしろ国に寄り添う形で安倍政権と良好な関係を保ち、2期8年を視野に、2020年五輪成功に注力する色彩が強い。

東京の構造的な問題、都政の本来果たすべき役割に本腰のリーダーシップが見えない。地方から声高に叫ばれている東京一極集中批判にも耳傾けずの感が強い。

■いますぐルールを改め、身を正すべき!

舛添さん、貴方は間違っている。

都知事のような公人は365日24時間勤務に近く、休みはないに等しいが、公用車をのべつ幕なしに使うのは問題だ。公私の分別をつけ、海外出張費の問題を含め、普通の都民感覚に戻すべきだ。いまの状況は自己規制・自己規律が弱すぎる。

人間だから休める場は必要だ。としても、それは100q離れた別荘ではないだろう。必要なら、都心ないし都心に近い所に自費で用意すればよい。知事在職中は公人として別荘通いはやめるべきだ。

下手な言い訳を続けるのではなく、一刻も早く一般の方々が『そうだ!』と思ってもらえるようなカネの使い方に変えるべき。ヨソの知事さん方もそうしている。

都民のみではなく、貴方のことは全国の国民が見ている。もちろん都の職員も、都議会議員も見ている。「都知事は別格だ! 俺はそれだけのことをしている」などと考えていたとしたら、それは驕りであり、大きな間違いなのだ。

今からでも遅くはない。ルールを改め、身を正してはどうか。


佐々木信夫(ささき のぶお)
中央大学教授、法学博士。大阪副首都推進本部特別顧問。1948年岩手県出身。早稲田大学卒業、早稲田大学大学院政治学研究科修了、慶應義塾大学法学博士取得。東京都庁勤務を経て、94年から中央大学教授、現在に至る。2000年〜01年カリフォルニア大学(UCLA)客員研究員。慶應義塾大学、明治大学、日本大学各講師。現在、政府の地方制度調査会委員、日本学術会議会員、大阪府・市特別顧問など兼任。専門は、行政学、地方自治論。著書に『人口減少時代の地方創生論』(PHP)、『新たな日本のかたち』(角川ssc新書)、『東京都政』(岩波新書)、『日本行政学』『現代地方自治』(学陽書房)、『都知事―権力と都政』(中公新書)、『道州制』(ちくま新書)など多数。テレビ、新聞、雑誌などのコメント、地方各地での講演も多数。近著『地方議員の逆襲』(現代新書)では、地方創生のための地方議員、地方議会制度の大胆な改革案を提言して話題に。


http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/504.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 寺田逸郎最高裁長官に田中耕太郎の砂川判決を謝罪させたい  天木直人
           憲法記念日を前に談話を発表する最高裁の寺田逸郎長官=東京都千代田区、仙波理撮影 :朝日新聞


寺田逸郎最高裁長官に田中耕太郎の砂川判決を謝罪させたい
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/05/04/post-4472/
4May2016 天木直人の公式ブログ


 最高裁の寺田逸郎長官が5月3日の憲法記念日に合わせた定例記者会見でハンセン病の隔離法廷について謝罪したという。

 4月25日に行われた最高裁事務総局の謝罪が前代未聞なら、それに加えて、最高裁長官みずからが謝罪するのはもっと前代未聞だ。

 そこまで異例の対応を見せて当時の被告に誠意を見せるなら、寺田逸郎最高裁長官には、是非とも砂川裁判の再審訴訟について語ってもらいたい。

 そして、大先輩である田中耕太郎最高裁長官の前代未聞の司法干渉について謝罪し、田中耕太郎最高裁を弾劾してもらいたい。

 米国の極秘公電が見つかって、田中耕太郎最高裁長官が日本の司法を米国に売り渡したことが暴露された事を、寺田逸郎最高裁長官が知らないはずがない。

 この新事実の発見によって、当時の被告者たちが再審請求訴訟を起こしていることを寺田逸郎最高裁長官が知らないはずがない。

 ハンセン病患者の被告にここまで誠意を見せながら、砂川判決の被告に不誠実であり続ける理由はどこにもない。

 それとも、田中耕太郎最高裁がひねり出した統治行為論と言うへ理屈は、被告に対する謝罪にまで及ぶとでもいうのだろうか。

 寺田逸郎最高裁長官には田中耕太郎最高裁長官の砂川判決についても謝罪させたい。

 謝罪しなくても、少なくとも砂川判決について語ってもらいたい。

 ここまで教えてやっているのだ。

 メディアは記者会見でその事を質さないようでは失格だ(了)


             ◇

ハンセン病隔離法廷、最高裁長官が謝罪 「深くおわび」
http://www.asahi.com/articles/ASJ524VWYJ52UTIL01H.html
2016年5月2日18時54分 朝日新聞

 最高裁の寺田逸郎長官が3日の憲法記念日を前に記者会見を開いた。ハンセン病患者の裁判を隔離された「特別法廷」で開いていた問題について、「裁判所のあり方を深くおわび申し上げなければならない」と謝罪の言葉を述べた。

 特別法廷をめぐっては、最高裁が4月25日、調査報告書を公表。司法行政を担う事務方トップの事務総長が、特別法廷を認めた裁判所の運用が裁判所法違反だったとして、謝罪した。

 寺田長官は会見の冒頭にこの問題に触れ、「最高裁として自らを省みて二度とこのようなことを繰り返すことがないよう決意する。裁判所の対応に、差別の助長につながる姿勢があったことは、痛恨の出来事だ」と話した。

 調査の過程で、特別法廷が憲法の「法の下の平等」に反すると有識者に指摘されたにもかかわらず、報告書で認めなかったことについては「違法と結論づけたので、それ以上に憲法違反かどうかの判断は法律的には必要ない」と説明。「事務総局が(憲法判断を)躊躇(ちゅうちょ)したのは、理解できる」と繰り返した。

 特別法廷が実質的に「非公開」で、憲法の保障する「裁判の公開」に違反するとの指摘に対しては、「資料が乏しい中で、『公開の法廷』を意識した設営作業がみられた」と発言。「調査によっては個々の裁判の判断に影響を与えることにもなりかねず、調査の限界を踏まえたのだろう」と語り、「裁判官の独立」への配慮を強調した。


 調査を要請した元患者らが要望している再発防止策については「人権意識の向上のために、新たな研修プログラムなどが求められるのではないか」と述べた。

 また、参院選でも争点の一つとなる憲法改正については「国民的な議論をもとに、国会や社会全体で決めることだと思う」との見解を示した。安保関連法の国会審議などで、集団的自衛権と憲法をめぐる議論が高まったことについては「憲法の柱となる民主主義のあり方について、社会で議論が進むのは大変望ましいことだ」と話した。(市川美亜子)


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砂川再審請求訴訟の判決が示したものー(天木直人氏)
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/554.html

ハンセン病の次は砂川判決だ  天木直人
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/163.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/505.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 戦争させない、9条壊すな!5・3兵庫憲法集会に11,000人
  

私も参加しました。

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主催者発表で参加者は11,000人。

メインの講演は元広島市長の秋葉忠利さん ⇒

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交通事故のため予定されたパレードは三宮のメイン交差点で流れ解散に。




http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/506.html
記事 [政治・選挙・NHK205] 「公共の福祉」という民衆側と、「公益および公の秩序」という権力側(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/d062ce5a6b3938c252e588febeb6758a
2016-05-04 08:50:30

 憲法記念日は、今年も日本が真っ二つに分かれていたことを表しました。安倍政権は、日本がここまで分かれていることを承知の上で、強引に一つにまとめようとしています。

 日本の憲法は、21世紀に入ってからますます光を強めています。敗戦直後にGHQ(連合国政府)から求められているものをそのまま入れたというばかりではなく、そのGHQは「日本がその先を見越す国づくり」を見越したのだといえます。

 国民主権、基本的人権の尊重、平和主義です。さらにいえば、国際協調。つまり、この3原則、あるいは4原則が日本の守るべき価値として、現在も先を照らしています。

 この原則は、21世紀を照らして、今も燦然として輝いています。しかし、安倍政権とその周辺の人びとは、これを何とかして変えようと試みています。安倍政権側は、普通の国になろうとしており、つまり戦争ができる国にしようとしています。

 昨日の改憲側の主張を見ていると、日本が「平和条項」を見ているのが許せないらしい。なんとしても、中国と、あるいは北朝鮮とぶつかりたいと考えているようです。

 では、安倍政権側の人に聞きますが、「中国などと本当に戦火を交えたいのですか」。単に後ろにアメリカが控えているから安心だなどというのでは、まさに危なっかしくて見ておれません。


http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/507.html

記事 [政治・選挙・NHK205] ”時代のあだ花”安倍政権 詭弁解釈を排除する改憲と云う選択(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/7659dd8d0eada29b93f9785257aa88d2
2016年05月04日

5月3日は、大型連休の祝日の1日に過ぎないと考える国民が増えているのは事実だろう。悪しき思惑を隠そうともしない安倍政権下においては、凪の中で迎える憲法記念日とは趣を異にする。幾分大袈裟な受けとめ方にも思われるが、国際問題の解決を、強力な軍事抑止力で解決しようと企てたり、衰退気味の米国の穴を埋める代打自衛隊(集団的自衛権行使)の軍事力を高め、平和憲法など帳消しにしようとしている人物が政権に就いている状況なのだから、平和時の憲法記念日とは、色合いは異なる。

各地で、護憲、改憲派が二手に分かれて、憲法記念日の集会を開いていた。改憲派にしてみれば、このような機会は二度と訪れないと云う強い自覚があるので、観察するかぎり必至だ。改憲に賛成する考えの人々の、その目的や変えるべき部分に関しての意見は多様で、その改憲部分の統一は見られない。護憲派は、理屈抜きに“手を着けるな”と云う意思統一があるようだ。各種世論調査などを見てみると、改憲派は40%〜45%、護憲派は60%〜55%程度になっている。筆者は、どちらかと云うと改憲派だが、日本会議系の人々との考えの逆さまで、もっと国家権力を縛りつける憲法に改正する考えに賛成だ。

幸か不幸か、安倍政権と云うナチ手法を踏襲すると、現在の憲法条文では、充分に国家権力の暴走や、官僚らによる、詭弁的解釈論が入り込む隙があるわけで、安倍政権と云う国家権力の濫用の事態を奇貨として、国家権力の解釈余地を縛りつける条文に変えるべき点があると理解している。日本会議的改憲は、自由に軍隊を持ち、どことでも交戦出来る普通の国になりたいわけだから、このような思考経路を根絶やしする為の条項の追加などは検討されて然るべきと考えている。筆者は、特別の平和主義者ではないが、国家権力によって、公共の権利云々などと云うマヤカシで、個人の人権が冒されることは、絶対にあってはならないと考えている。

日本人の人権や自由の積み重ねが、仮に、他国からの侵略を受ける事態になったとしても、それは、日本人が、人権や自由の使い道を間違ったわけだから、潔く侵略に甘んじることになる。つまり、逆の言い方をすれば、政府や行政の裁量で、個人の人権や自由を束縛されても、中国やロシアや韓国、米国が、日本を侵略する可能性はゼロではない。国家権力に権利を縛られて、且つ、侵略されたのでは、浮かぶ瀬もない。仮の話が、今の安倍政権下で、対中包囲網の先遣部隊的集団的自衛権行使した場合、緊急事態法を振りかざし、個人的権利は半分は制限されるだろう。そう云う青天の霹靂な事態が起きないように、国家権力をもっと明確に制限する条文や条項を追加した方が良いと考えている。安倍よりも、もっと酷い政権が現れないと、誰も保証出来ないのだから。

鬼才と呼ばれる憲法学者の石川健治東大教授は、安倍政権の集団的自衛権行使容認閣議決定は、「法学的にはクーデター」と柔らかい表現にとどめているが、日本国憲法の継続性を断絶させた点を重く見れば、「現実のクーデター」なのだと思う。あんなにいとも簡単に「クーデター」が起こせる事態を避けるためには、筆者は「改憲反対」では不足なのだと思っている。現在の日本国憲法の一文たりとも改めない。ただし、“ゆがんだ合法”が、裁量的になされない権力への縛りを、更に追加制約する条項の追加は必要と考えている。

例えば、個別的自衛権は、どこまでも個別であり、集団的自衛権を含まない。憲法解釈を、内閣や法制局等行政官庁が行うことは出来ない。解釈に疑義ある場合は、新設の「憲法裁判所」の判断に委ねる。小室直樹氏の著作の題名ではないが「憲法とは国家権力への国民からの命令である」と云う考えを、更に強化する必要がある。戦争を知らない世代が中心になる日本社会なのだから、尚更だ。スマホなど、ネットで若い世代が興じるゲームの多くには、戦闘シーンが多く、痛みも苦しみもなく、人が死ぬ。こういう時代だからこそ、噛んで含めた縛りは、忸怩たるものはあるが必要だろう。

筆者が心配な点は、安倍政権や日銀の「法螺っちょ」に関わらず、世界経済も日本経済も一層の不況に陥るのは目に見えている。バブルを起こして、好況を装うことが出来ても、所詮バブルだから弾ける。そうなると、金融資本主義の最後の断末魔的方向が加速し、格差の拡大は手がつけられない状況に至る。そうなると、感情の劣化が限界点を超えて、人々は、ヘイト的になり、感情のみで怒りをぶつける対象を求める。或る時は、富裕層に向く場合もあるだろうし、他国に向かうこともある。歴史的には相当危険な水域に入っているが、安倍政権が、その最終地点の「あだ花」であれば、かなりラッキーな範囲だ。


≪「クーデター」で立憲主義破壊 
 憲法学者、石川健治・東大教授に聞く

3日は憲法記念日。多くの国民が反対した安全保障関連法が成立してから初の記念日だけに、どこか重苦しさが漂う。会いたい人がいた。「現代憲法学の鬼才」と評される石川健治・東京大教授。市民団体「立憲デモクラシーの会」の呼びかけ人の一人である。節目を前に何を思うのか。 【江畑佳明】

 ドアを開けた途端、懐かしい本のにおいを感じた。東大駒場キャンパス(東京都目黒区)にある「尾高朝雄(ともお)文庫」。尾高氏は元東大教授の法哲学者で、ここは石川さんの研究拠点の一つ。戦前に出版されたドイツ語やフランス語の哲学書や法学書などが、本棚に並ぶ。古典文献から得た幅広い知識を憲法論に生かす研究姿勢に加え、自著への書評で「鋭敏な時代感覚も持ち合わせている」などと高く評価される。

  「再び首相の座に就いた安倍晋三氏の政治手法には、日銀、NHKなどを含め、権力から独立してきた組織にお友達を送り込んで、その自律性を奪うなど、『違憲』ではないにしても『非立憲』的な姿勢が、当初から目立ちました。そこに憲法96条改正論議がでてきたわけですね」。石川さんは政権に対し、厳しい視線を向けているのだ。

 実は長年、忠実にある教えを守り、メディアの取材にはほとんど応じなかった。その教えとは「憲法学者は助平根性を出してはならない」。憲法学は政治と密接な関わりを持つ研究分野だからこそ、メディアなどで政治的な発言をするようになると、学問の自律性が損なわれかねない−−という意味だ。師と仰ぐ東大名誉教授で「立憲デモクラシーの会」の共同代表を務める樋口陽一氏(81)から受け継いだ「一門」の戒め。そもそもは、樋口氏の師で東北大名誉教授の清宮四郎氏(1898〜1989年)が説いた。戦後の憲法学の理論的支柱だった清宮氏は、こうも言い残したと、樋口氏から聞かされた。「『いざ』という時が来れば、立ち上がらねばならん」

 約3年前、石川さんは立ち上がった。2012年12月の政権発足直後、安倍首相が96条改憲を言い出したからだ。同条が定める改憲発議のルールについて、現在の「衆参両院の総議員の3分の2以上」から「過半数」の賛成で可能にしたいという。「憲法秩序を支える改正ルールに手をつけるのは憲法そのものを破壊することであり、革命によってしかなし得ない行為だ。支配者がより自由な権力を得るために、国民をだまして『革命』をそそのかす構図です」

 正直、今が師の教えである「いざ」の時かは分からないが、「ここで立たねば、立憲主義を守ってきた諸先輩に申し訳が立たない」という思いが全身を駆け巡った。

 立憲主義とは「憲法に基づく政治」「憲法による権力の制限」を意味する。なぜそれが大切なのか。石川さんは語る。「支配者は自らを縛る立憲主義のルールを外したがるものです。支配者を縛ることは、権力の恣意(しい)的な法解釈や法律の運用を防ぐという意味で、被支配者、つまり私たち国民すべてに利益がある。支配者による人権侵害を防ぎ、法律が国民に公平に適用される社会のために、立憲主義は不可欠なのです」

 「立ち上がる」決意を固め、新聞社からの依頼に応じて96条改正を批判する論文を寄稿すると、読者から大反響があった。講演やシンポジウムの演壇にも立ったり、インターネットテレビ番組に出演したりする機会が多くなった。

 96条改正は与党内部を含めた多方面の批判を浴びたため、政権は口をつぐんだ。ところがまたも立憲主義を揺るがす事態が起きる。それは14年7月、9条の解釈を変更し、集団的自衛権の行使を一部容認する閣議決定だ。

 「法学的には、クーデターです」。眉間(みけん)にギュッとしわが寄った。

 「従来の解釈は、国が当然に持つとされる個別的自衛権を根拠にして、自衛隊は9条で定めた『戦力』ではない『自衛力』だ、という新手の論理構成を持ち込むことで一応の筋を通していました」と一定の評価をして、こう続けた。

  「他方で、日独伊三国同盟のように共通の敵を想定して他国と正式に同盟を結ぶことは、9条によって否定された外交・防衛政策ですが、日米安保条約が次第に『日米同盟』としての実質的な役割を持つようになりました。その中で『同盟』の別名と言ってよい『集団的自衛権』を日本は行使できない、という立場は、現行の憲法の枠内で論理的に許容される“最後の一線”です。それを破ってしまったら、これまでに築かれた法秩序の同一性・連続性が破壊されてしまう。そういう意味で、正式な憲法改正手続きをとらずに9条に関する解釈の変更という形で、憲法の論理的限界を突き破った閣議決定は、 法学的にみれば上からの革命であり、まさしくクーデターなのです」

 昨年の国会に提出された安保関連法案に反対する国民の声は大きく、石川さんも8月、国会前の抗議集会に参加し、マイクを握った。

 石川さんはもう一つ大きな問題があると指摘する。解釈改憲と安保関連法の成立は、安倍政権を支持する人々の勝利であり、9条を守りたい人々の敗北だ−と見る構図だ。「いや、そうではありません。私たち全員が負けたのです」と切り出した。「立憲主義は主張の左右を問わず、どんな立場を取る人にも共通した議論の前提です。安倍政権はこの共通基盤を破壊しました。だから私たち国民全員が敗北したといえるのです」

 国民が敗者−−。戦後、新憲法のもとで築き上げた共有財産が崩れたというのだ。大切な土台は突然破壊されたわけではない。安倍政権は13年8月、集団的自衛権行使に賛成する官僚を内閣法制局長官に登用した。「法の番人」の独立性を保つため長官人事に政治力を発揮しない、という歴代内閣の慣例を破った。さらに昨秋、野党が要請した臨時国会を召集しなかった。憲法は衆参どちらかの総議員の4分の1以上の要求があれば召集せねばならない、と規定しているにもかかわらず。「基盤」は破壊され続けている。 安保法は「国民の敗北」

 最後の一線指摘

 熊本地震後には、緊急事態条項を憲法に加えるべきだという声が自民党から出ている。石川さんはまたも立憲主義が脅かされることを危惧する。「大災害のような緊急事態が起こることはあり得るけれども、それには災害対策関連法で対応できます。緊急事態条項の本質は一時的にせよ、三権分立というコントロールを外して首相に全権を委ねること。これも立憲主義の破壊につながりかねない。『緊急事態に対応するために必要』という表向きの言葉をうのみにせず、隠された動機を見ねばなりません」

 石川さんは「憲法を守れ」とだけ叫ぶことはしない。「日本国憲法は権力の制限や人権尊重を最重要視する近代立憲主義の上に成り立っています。『政権がそれ以上踏み込めば立憲主義が破壊される』という、越えてはいけない最後の一線はここだと指摘し続けることが、僕の役割だと思っているのです」  憲法学者の毅然(きぜん)とした覚悟と誇りを見た。

 ■人物略歴

いしかわ・けんじ  1962年生まれ。東京大法学部卒。旧東京都立大教授を経て、2003年から東大教授。著書に「自由と特権の距離」、編著に「学問/政治/憲法」など。  ≫(毎日新聞:特集)


http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/508.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 安倍改憲はアブナイという印象が、国民に広がっている。さらなる拡散を!(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24352520/
2016年 05月 04日

【サッカーの岡崎が昨年移籍したレスターが、英国のプレミア・リーグで優勝してビックリ。(*^^)v祝 
 ふとmewが小さい頃から応援していたプロ野球のYB☆が38年ぶりに優勝した時、大感激したことを思いさしたのだけど。レスターは創設以来133年にして初めての優勝、しかも下部リーグに長くいたので、桁違いの喜びだろうし。(オッズも5千倍以上の大穴だ〜。)ラニエリ監督も監督歴30年で初めての優勝だと言うし。エースのヴァスターは8部リーグから這い上がって来た人だし。まさにドラマティックな奇跡の優勝なのである。(@@)
 そんな中、岡崎がチームのために身を挺して攻守に動き回っていることを、監督も選手もファンもみんな知っていて、彼をリスペクトしてくれていることを嬉しく思うと共に、誇りに感じるmewなのだった。(@@) この経験を大きな自信にして、代表でもエースとしてガンバって欲しいです。o(^-^)o】

* * * * *

 さて、憲法記念日が近づくと、各社が憲法(改正)に関する世論調査を行なう。(・・)

 安倍首相はこの2年で違憲とされて来た集団的自衛権の行使を解釈改憲で認めてしまったし。今年は安倍首相が年初から憲法改正実現の意欲を示しており、参院選でも大きな争点になる可能性が大きい。(-_-;)

 近時では、最も憲法改正が現実味を帯びて来た中、果たして国民はどのような反応を示しているのか、mewはと〜っても気になっていたのだけど。幸いに国民は、かなり慎重に構えて来ているようだ。"^_^"

* * * * *

 90年代後半から憲法改正に賛成するor改正が必要だと考える国民が増えて来て、調査によっては50%を超えるところもあって。安倍首相らの改憲派は、その数字を元に、改憲機運が高まって来たと判断して、今度こそ実行に移そうと本気で考えていたようなのだが。

 ところが、安倍第二次政権が始まってから、だんだん改憲に賛成だと考える国民の率が減り始めて、反対の人が増えて来ているし。
 特に安保法制や集団的自衛権の違憲性が問題になってからは、どの調査でも、9条改正に賛成の人がかなり減って、反対の人がぐ〜んと増える傾向にある。(・o・)

 賢明な日本国民は、憲法改正を容認していた人も含めて、どうやら、安倍首相を中心とした超保守派やタカ派に改憲を任せるのはアブナイと気づき始めた様子。(^^)b
あとは本当は改憲慎重派の公明党や、安倍改憲に反対する姿勢を示す野党4党が、いかに安倍改憲が危険なものなのか、その問題点を国民にアピールできるか、心あるメディア(特にTV)がそれをどこまでしっかり伝えるか、そこにかかっているように思う。(**)
 
* * * * *

 朝日新聞の調査では、その傾向が顕著にあらわれている。<グラフはコチラhttp://www.asahi.com/articles/photo/AS20160502004087.html

『憲法記念日を前に朝日新聞社が実施した憲法や政治についての全国世論調査(郵送)によると、憲法を「変える必要はない」が昨年3月の調査の48%から55%に増え、「変える必要がある」は昨年の43%から37%に減った。憲法9条についても「変えない方がよい」が昨年の調査の63%から68%に増え、「変える方がよい」は27%(昨年の調査は29%)だった。

 憲法9条については、第2次安倍政権が発足した後の2013年3月以降の推移をみると、「変えない」の増加が目立つ。今回は男女ともに「変えない」が昨年より増え、20代以外のすべての年代で「変えない」が増加した。(朝日新聞16年5月2日)』(推移を示すグラフはコチラ)

* * * * * 

『調査からは、昨年9月に成立した安全保障関連法の影響もうかがえる。
 安保関連法の賛否は「賛成」34%、「反対」53%。同法が憲法に「違反している」は50%、「違反していない」は38%だった。ここで安保関連法に「反対」とした人で、9条を「変えない方がよい」は93%、同法が憲法に「違反している」とした人で「変えない方がよい」は83%と、こちらも圧倒的多数に上った。
 加えて、同法に「賛成」とした人でも、「変えない方がよい」は35%と一定数おり、9条改正反対派を押し上げているようだ。

 自衛隊については、憲法に「違反していない」が69%で、「違反している」の21%を大きく上回った。自衛隊が憲法に「違反している」と答えた人でも、9条を「変える方がよい」は29%で、全体の数字とほぼ変わらなかった。(同上)』 

『国民の間で憲法を変えるかどうかの議論がどの程度深まっているか尋ねると、「深まっている」は、「かなり」1%と「ある程度」15%を合わせて16%。「深まっていない」は、「あまり」57%と「まったく」25%を合わせて82%に達した。

 安倍政権のもとで憲法改正を実現することには「賛成」25%、「反対」58%。第1次安倍内閣時代の2007年4月に電話調査で同じ質問をした際は「賛成」40%、「反対」42%でほぼ並んでいたが、今回は「反対」に大きく傾いた。(同上)

* * * * *

 共同通信でも、わざわざ「安倍首相の下での憲法改正に賛成か反対か」というえぐい質問の仕方をしていた。こちらも、反対が圧倒的に多い。(@@)

『共同通信社が29、30両日に実施した全国電話世論調査によると、安倍晋三首相の下での憲法改正に「反対」が56・5%で「賛成」の33・4%を大きく上回った。(共同通信16年4月30日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 NHKの調査でも同様の傾向が見られる。

『今の憲法を改正する必要があると思うか聞きました。
「改正する必要があると思う」が27%、「改正する必要はないと思う」が31%、「どちらともいえない」が38%でした。
去年の同じ時期に行った調査と比べると、「改正する必要がある」は、ほぼ同じ割合だったのに対し、「改正する必要はない」は増え、「どちらともいえない」は減りました。
NHKは平成19年からことしまで、合わせて5回、同じ質問を行っていますが、憲法を「改正する必要はない」と答えた人の割合は、今回、最も多くなりました。(NHK16年5月2日)』

『憲法9条」について、改正する必要があると思うか聞きました。
「改正する必要があると思う」が22%、「改正する必要はないと思う」が40%、「どちらともいえない」が33%でした。
3年前の同じ時期に行った調査では、憲法9条について改正が「必要」という人と「必要はない」という人の割合はほぼ同じ程度でした。その翌年のおととしからは、それぞれ「必要はない」という回答が「必要」という回答を上回っています。(同上)』

* * * * * ☆

 NHKでは、安保関連法や立憲主義に関する質問もしていた。

『ことし3月、安全保障関連法が施行され、日本が集団的自衛権を行使することが可能になったことについて賛成か反対か質問したところ、「賛成」は25%「反対」は27%、「どちらともいえない」は40%でした。

今の憲法の基本的な考え方である「立憲主義」について聞きました。
「政府の権力を制限して国民の人権を保護する」という立憲主義を知っていたかどうか尋ねたところ、「知っていた」が16%、「ある程度知っていた」が37%、「あまり知らなかった」が30%、「まったく知らなかった」が11%でした。
NHKはおととしも同じ項目の調査を行っていますが、立憲主義を「知っていた」「ある程度知っていた」という人の割合はいずれも増加しています。

憲法解釈や憲法改正を議論するにあたって、立憲主義の考え方を重視すべきかと思うか聞いたところ、「重視すべきだ」が69%、「重視する必要はない」が12%でした。これはおととしの調査結果とほぼ同じ程度で、回答したおよそ7割の人が「立憲主義を重視すべき」だと考えていることが分かりました。(同上)』

『ふだん、憲法について考えたり話し合ったりすることがどの程度あるかを聞きました。
「よくある」が5%、「ときどきある」が36%、「あまりない」が38%、「まったくない」が15%で、合わせて半数以上が「ない」と答えました。
 こうした機会を増やしたいと思うかどうか聞いたところ、「大いに増やしたい」が10%、「ある程度増やしたい」が50%。「あまり増やしたくない」が24%、「まったく増やしたくない」が6%で、憲法について考えたり話し合ったりする機会を増やしたいと考える人が回答の6割に上ることが分かりました。(同上)』

* * * * *

 「立憲主義」という言葉を知っていた人が50%以上いたことにはチョット驚いただけど。<たぶんmew周辺の一般ピープルは、今でも7割以上の人がこの言葉や意味を知らないと思うです。(~_~;)>
 ただ、幸いこの言葉は国会やニュースでもかなり取り上げてくれたので、意識する機会が増えたのではないかと察する。(・・)

 mewは、憲法改正が選挙の争点になるのをいい機会にして、国民の多くが憲法について関心を抱き、自分なりに勉強したり考えたりする時間を設けるようになるといいな〜と願っている。<できれば、TVメディアやネットがそういう場を作ってくれるといいんだけどな。(++)>

 自分たちの国の、自分たち国民の様々な権利を守るための憲法なのだから。ある程度の知識を持っていないと、相手の言うことを鵜呑みにして、騙されることになりかねないからだ。(~_~;)

<各国の憲法の仕組みや内容もよく知らないで、ネットの受け売りで「これまで改憲したことがないのは、日本だけだ」「憲法に緊急事態条項のない国はない」とか言ってる人もいるし。安保法制に関しても、エラそ〜に「野党は対案を出さない」という人の中に、政府案をちゃんと知らない人がいたりするケースも少なくないし。困ったもんだと思うです。^^;(よくわかっていないくせに、エラそ〜にするやつを見ると、思わず「あれ? 存立危機事態の定義って何だっけ?」とかいじめたくなるmew。(^^ゞ)>

* * * * * 

 mewは、以前から書いているように、改憲は絶対にダメという護憲派ではない。憲法が自ら改憲条項を設けている以上、もし主権者たる国民が本当に自分たちの権利や利益のために改正した方がいいと思えば、改正してもいいと考えているし。mewなりに、こういう条項を設けたらどうかなと思うものもあるのだけど。
 ただ、今、国民の中から「ここをどうしても改正したい」という強く要望する声も出ていないし。ましてや、自民党の改憲草案を見て、当分の間、憲法改正は実施しない方がいいと思い始めている。(~_~;) <5年の草案もひどいけど、12年の草案はとんでもない。(-"-)>

 というわけで、国民の中に「安倍改憲はアブナイ」というとらえ方が広がっていることは、実に嬉しいことだったし。ここから安倍改憲を阻止するために、さらにそのアブナさを訴えて行きたいと思っているmewなのだった。(@@)
 
 THANKS
 

http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/509.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 日本人奴隷化の真実<本澤二郎の「日本の風景」(2344)<歴史の逆転にかける安倍・日本会議><引きずられる公明党創価学会
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52136939.html
2016年05月04日 「ジャーナリスト同盟」通信

<明治に確立した暗い明治>

 岩波文庫「近代日本思想案内」(鹿野政直著)を開くと、日本人の奴隷化政策が、不幸にして明治に確立したことを教えている。武器弾薬には兆速の進歩を遂げたが、文化面では徳川の江戸幕府の方が、あるかに優れていることがわかる。明治の欧化政策で注目させた学問的成果は、欧米の近代思想の翻訳である。中国の留学生は、日本で民主主義やマルクス主義を学んでいるほどだ。日本はしかし、明るい明治づくりに失敗して、侵略戦争に突入して、その挙句、原爆投下とソ連参戦によって、手ひどい仕打ちを受けてしまった。自業自得である。明治の失敗を教訓にしないと、日本の未来はないだろう。

<国家神道・教育勅語・大日本帝国憲法>

 欧化政策は、明るい日本を約束するはずだったかもしれないが、時の薩長藩閥政府は、欧米の悪しき侵略路線を選択した。それが大日本帝国憲法と教育勅語である。
 鹿野本の指摘だが、もう一つ重大な事実を忘れていた。それは宗教政策である。廃仏毀釈による国家神道の確立である。
 数世代の強要によって、多くの日本人は、神社信仰の、恐怖で強いられたカルト教であることをすっかりと忘却している。マルクスが「宗教はアヘン」と決めつけた理由がわかる。神社の祭礼には、違和感を抱くことなく、参加する市民は現在もいる。特に右翼議員の祭礼参加は、靖国参拝に比例している。家の中心に飾った神棚と、近隣にある無数の神社、そして本山である靖国神社・明治神宮・伊勢神宮・出雲大社を、不思議とありがたがる風習は、現在も変わっていないかのようだ。
 明治期に確立した日本人の奴隷化の根源は、宗教と教育と憲法である。この3本の矢を撃ち込まれて、人々は健全な思考と抵抗心を完璧に失って、奴隷化されてしまった。問題は、そのことさえ理解する能力を喪失してしまった点にある。

<駆逐された自由民権運動>

 明治の欧化政策の評価される学術成果は、民主主義を学ぶ機会を手にしたことである。これが自由民権運動として、政治的な運動体として開花した。
 これが主流となれば、日本の近代史は大きく塗り替えることが出来たろう。不幸にして、地方侍による明治政府は、天皇制国家主義へと突っ走って、自由民権運動を駆逐してしまった。
 民主的な議会の開設や天賦人権論は、天皇主権・天皇神格化の前に封じ込められてしまった。ここに日本とアジアの不幸が生まれた。教育勅語と国家神道による神社参拝が、幼児期の日本人頭脳を改造してしまった原動力である。

 「天皇のために死ぬことが誇り」という想定できない奴隷人間を作り出してしまった。これに似た政権は地球上に存在しない。明治官僚の悪辣さを象徴して余りあろう。背後に、日本を代理戦争に狩りたてた欧米の列強も控えていたことも重要である。

<治安維持法による恐怖政治>

 むろん、この政治的カラクリを見抜いた民権派・自由主義者・共産主義者・リベラルな宗教者は少なく無かった。これら抵抗勢力を屈服させることが、時の政府の主要な仕事になった。
 その手段・方法が治安維持法である。体制に抵抗する団体・個人を、片端から獄につないでいく。恐怖政治である。天皇批判に重罰を加える体制の確立である。これを徹底した。天皇に従順な日本人奴隷を徹底化させることが、軍国主義化と侵略戦争を可能にしてゆく。

<財閥のための天皇制国家主義>

 この天皇制国家主義の最大の悪用・利用者は、政商から財閥となった巨大資本である。その莫大な資金を悪用することで、財閥は軍閥から官閥・政閥をコントロールしてゆく。むろん、言論界も、である。

 天皇制国家主義は、財閥のためだった。植民地支配・侵略戦争によっての暴利を、財閥は独り占めにした。そこを日米戦争の相手国・ワシントンは、正しく認識していた。ポツダム宣言は、日本の侵略政治の背後を見抜いていたものだった。占領軍は、真っ先に財閥と軍閥を解体した。

 いま現在、同じく財閥が牙を抜いて、アジア・世界に挑戦しようとしている!安倍・日本会議の黒幕である。

<被害者はアジア諸国民>

 日本人の奴隷化でもって、多くの被害を受けたのも、奴隷化した日本人だったが、近隣のアジア諸国民のそれが、はるかに、はるかに上回った。
 日本の悪しき近代化は、周辺国に向かった。それもこれも、宗教と教育と天皇神格の憲法によって、国粋主義化した天皇制国家主義の行き着く先だった。その被害を受けた隣国が、防衛のために軍事化を急ぐ理由ともなっている。
 日本の新たな軍拡が、戦争の火種となることに国民は、昨年の戦争法強行で気付き始めた。

<歴史の逆転にかける安倍・日本会議>

 昨日の5月3日に東京・江東区では、5万人前後の巨大集会が開かれた。「安倍退陣」「戦争法廃止」を訴えるプラカードが、天に向かって泳いでいた。他方、その前日に中曽根康弘や民進党の右翼・松下政経塾の松原、公明党の斎藤ら改憲派が奇声を挙げた。
 後者は、日本会議・神社本庁が仕掛けたものだろう。会場としては明治神宮がぴったりだろうが、露骨すぎて使用しなかったらしい。歴史の逆転にかける右翼の面々、天皇制国家主義者らの集いであるが、国民は戦争体制に反対である。中国や北朝鮮の脅威論でもって、国民を欺こうとしても無理なことだ。

<引きずられる公明党創価学会>

 問題は宗教である。思考停止の教団を軽視してはならない。彼らは理屈では理解しない。上層部の指令で動く軍隊と同じである。
 北海道5区の補選は、不正選挙と創価学会の支援もあって、自民の弔い合戦候補に軍配を上げた。
 それまで、平和を高らかに歌っていた公明党創価学会である。突然、日本が危ないと信じ込まされて、戦争体制の先頭を走らされている。そのことに気付かない会員が少なく無いという。
 宗教も、信者を奴隷化する手段として効果的なのであろう。

<歴史を後戻りさせない!>

 残念ながら3日の朝日新聞社説を読んでいない。「朝日デジタル」で見出しだけである。「歴史を後戻りさせない」とあった。正論に戻った朝日新聞に安堵した。むろんのことで、朝日世論調査は「9条改憲反対」が68%。世論調査に自信をもったものであろう。

 自民党の改憲案は大日本帝国憲法に回帰している、教育勅語もカルトの国家神道も願い下げだ。朝日が元気を出せば、国民も勇気が出てくる。29年前の5月3日は、阪神支局襲撃事件が起きている。極右の犯行に相違ない。
 朝日の無念を理解できる日本人は、奴隷化に屈しない自立人間であろう。懸念してきた「朝日のナベツネ化」はないと軌道修正したい。ならば「パナマ文書」やTPPの甘利喚問、少し古い腐敗事件の「徳洲会疑獄」にも健筆をふるってもらいたい。北海道5区補選の千歳開票区の点検も忘れてほしくない。

 歴史の逆転は、日本人の奴隷化にほかならない。

2016年5月4日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/510.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 政界地獄耳 国民に問わないなら「改憲論」は封印(日刊スポーツ)
政界地獄耳 国民に問わないなら「改憲論」は封印
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1641764.html
2016年5月4日10時0分 日刊スポーツ


 ★連休が終わると、6月1日の会期末まで、実際は伊勢志摩サミット直前までで1月4日から始まった国会は閉会する。のみならず、この数週間はたまりにたまった法案の採決、補正予算の審議、そして与党は参院選、または衆参同日選挙の対策と公約策定、野党は野党統一候補の準備と野党統一公約の策定、各党の公約づくりを並行させる、相当窮屈な日程になる。逆に言えば、その準備ができたところが、この選挙で頭ひとつ抜け出すということだろう。

 ★2日、自民党総務会長・二階俊博は参院選について「国民は慎重に考えている。こちらが憲法、憲法というのは得策ではない。自民党が先頭に立って憲法改正に旗を振る姿勢を示したなら、選挙に勝てない」と改憲を争点にすることは参院選挙にとってマイナスになるという認識を示した。

 ★しかしそれもおかしな話だ。憲法について争点にすると選挙で勝てないということは国民の議論の中心に憲法問題がないということでもあり、国民の優先順位が高くないということ。加えて、憲法という国民にとって基本中の基本に触れられないということは、自民党結党以来の党是である、憲法改正が国民の中にまるで浸透していないということ、いやそれ以上に改憲に関心がない、または反発されるという分析を二階がしていることと同義語である。

 ★国民が政治に意思表示をするチャンスはそう多くない。選挙はその数少ないチャンスだ。二階が言うように改憲を選挙の争点にすると選挙に負けるというのならば、それを目指している、首相・安倍晋三は裸の王様になりかねない。口では言うが正面から国民に問うことをしないのならば、自民党は改憲論を封印すべきだ。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/511.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 安倍総理「自衛隊は違憲と思われたままでよいのか」ネット「別に違憲と思ってない」「解釈改憲する人が言うのw?」
安倍総理「自衛隊は違憲と思われたままでよいのか」ネット「別に違憲と思ってない」「解釈改憲する人が言うのw?」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/16582
2016/05/04 健康になるためのブログ



http://www.asahi.com/articles/ASJ53667NJ53UUPI005.html

今の憲法には「自衛隊」という言葉はありません。昨年6月に朝日新聞が行った調査によれば、憲法学者の約7割が自衛隊は違憲の可能性があるとしていますが、その一方で自衛隊は創設されてすでに60年あまりが経過し、昨年1月の世論調査によれば、国民の9割以上が自衛隊を信頼していることが分かります。こうした中で本当に、自衛隊は違憲かもしれないと思われているままでよいのかということは、国民的な議論に値するものだと思います。


以下ネットの反応。
































権力を縛る「憲法」を変える必要がある時というのは、国民が今の憲法ではどうしても上手くいかないことがあると感じた時(権力を縛り足りないと感じた時・例えばむちゃくちゃな解釈改憲するような政権が出てきた時)であって、それ以外は法改正で何とかしていくべきです。


長年の憲法解釈で安定し、国民の9割が信頼している自衛隊の立場の問題で「違憲かも知れないと思われている」なんて理由で改憲していいわけがありません。


もしこれが、自衛隊が他国の市民を誤って死なせた時に、今の憲法では過失にならないから、憲法を変えるという話なら論理的にはわかりますけどね。


そして、そんな自衛隊の立場もあやふやなまま海外の戦場に送り出そうとしている安倍政権が、自衛隊の事を考えているなんて話をするのは完全にイカレテいるとしか言いようがありません。


そりゃ護憲派が過去最大になるわ。


http://iwj.co.jp/wj/open/archives/249182

2015年6月14日、東京都内で、岩上安身による東京外国語大学大学院教授・伊勢崎賢治氏インタビューが行われた。伊勢崎氏は、「集団的自衛権行使はまったく国益にならない」と何度も繰り返し、「今の戦争は民衆と戦闘員の区別がつかない非対称戦で、他国民の殺害は、今後、必ず起きる」と懸念する。


 しかし、日本の法体系では、自衛隊員は国家の責任を個人で負っていると伊勢崎氏は言い、「(戦闘で誤って市民を死なせた場合でも)過失にならず、犯罪者として裁かれてしまう。これが自衛隊の海外派兵の、最大の矛盾だ」と訴えた。


【内閣支持率48・3%】安倍政権下での改憲「反対」56%、アベノミクスで格差「拡大」57%、野党統一候補「評価」52.6%
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/16410

【改憲いらない】憲法 「変える必要はない」55%(7ポイント増) 9条 「変えない方がよい」68%(5ポイント増) 朝日世論調査
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/16448






http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/512.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 野田佳彦と共産党。  山崎行太郎
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20160504
2016-05-04 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』


野田佳彦と共産党。野田は、つい最近(昨年末?)、共産党とは思想も政策も全然違う、共闘することはありえない、と宣言したばかりである。

それが、4月の北海道補選では、共産党との共闘による野党統一候補の応援にノコノコと出かけている。私は、政治家が、思想や政策を変えることを批判するつもりはないが、それにしても、野田の豹変ぶりには、「恥ずかしくないのか?」と問い質したくなる。

というのは冗談で、私は、ただ、野田佳彦という政治家が、苦渋の決断どころか、安易に変節を繰り返す、底の浅い、軽佻浮薄な政治家だと、あらためて思うだけだ。シロアリ演説から消費税増税への変節がそうだったように、共産党批判から共産党との共闘へ。まったく漫画である。

(続く)



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/513.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 安倍首相が護憲派に激怒!テレビ番組で野党批判!「(護憲は)思考停止している。真剣に考えてほしい」
安倍首相が護憲派に激怒!テレビ番組で野党批判!「(護憲は)思考停止している。真剣に考えてほしい」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-11333.html
2016.05.04 12:00 真実を探すブログ



☆「思考停止している政治家、政党に真剣に考えてほしい」 安倍首相、憲法9条改正に否定的な野党を批判 
URL http://www.sankei.com/politics/news/160429/plt1604290033-n1.html
引用:
安倍晋三首相は29日に放送された日本テレビ番組(28日収録)で、憲法9条の改正に関し「これからもずっと後回しにしてよいのか、思考停止している政治家、政党に考えてほしい」と述べ、改正に否定的な民進党など野党の姿勢を批判した。首相は「政治家がやらなければならない仕事は沢山あるが、(憲法9条の改正を)ずっと後回しにしてきた」とも述べた。
:引用終了


以下、ネットの反応


















憲法改正の国民投票その物には反対では無いですが、憲法よりも今の日本はやるべきことが山のようにあると思います。安倍首相は憲法改正を後回しにしているなどと言っていますが、今まで少子高齢化問題や格差問題を放置していたのは誰かと言いたいところです。


それらの問題を解決するまでは、「後回し」等と言うべきではありません。護憲=思考停止というレッテル貼りも間違っていますし、改憲に反対するという考え方も否定するのは疑問です。


階猛(民主) VS 安倍総理「総理は憲法の根本も知らなじゃないか!見てる高校生にも謝れ!→一瞬議場騒然ヤジ嘲笑の嵐」面白い[国会中継]最新2016/01/08


安倍晋三の憲法改正論


安倍晋三(ビデオメッセージ)「今こそ憲法改正を!武道館一万人大会」主催 美しい日本の憲法をつくる国民の会 日本武道館於 平成27年11月10日



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK205] ≪阿呆≫麻生太郎大臣「税収を伸ばし、GDPを伸ばしているのは日本だけ」⇒国民「この前のGDPはマイナスだった・・・」
【阿呆】麻生太郎大臣「税収を伸ばし、GDPを伸ばしているのは日本だけ」⇒国民「この前のGDPはマイナスだった・・・」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-11342.html
2016.05.04 14:10 真実を探すブログ



☆麻生財務相、消費税率を予定通り10%に引き上げる意向強調
URL http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00323709.html
引用:





また麻生財務相は、「日本が先進国の中で、最も政権が安定している。税収を伸ばし、GDP(国内総生産)を伸ばしているのは日本だけ」とアピールした。
:引用終了


☆日本のGDP推移
URL http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp.html



以下、ネットの反応












日本よりもGDPの成長率が高い国は沢山有るんですが、何を根拠にして「GDP(国内総生産)を伸ばしているのは日本だけ」等と言ったのか気になるところです。


ここまで来ると頭がボケているとしか思えず、国際的な話し合いの場で言うべき発言ではないと言えます。いずれにせよ、根拠になる数字やデータをシッカリと公開するべきです。


20160407-麻生太郎(為公会例会)


【消費税】 麻生太郎の増税に怒りを感じる 【三橋貴明】



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/515.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 青山繁晴さんのお蔭で大阪府民の政治意識も変わってきた!!デマに騙されず、国益を意識

まあ、日本人の方は動画を見てください。

160430青山繁晴 胸いっぱいサミット!2時間生SP
https://www.youtube.com/watch?v=_zAw-ZpHm_0
https://www.youtube.com/watch?v=xAioOLHHDac
https://www.youtube.com/watch?v=dJUgjlBEq7Y
https://www.youtube.com/watch?v=J7-4C5V5ggc


大坂で毎週アンカーという番組で人気を博した青山繁晴さんですが、
スタッフの熱い希望で青山さんが復活。
大坂府民に向けて政治、経済、国際問題をずばずば斬りまくる。


原発止めて年間4兆円が国外に流出。
中央構造線の地図を捻じ曲げて川内原発に繋げるイデオロギー。
でもパネラーは地図の捏造やエネルギー安全保障問題を理解していたのは一安心。

領土問題でもサンフランシスコ講和条約に参加しなかったソ連や中国の立場に立った元外務官僚の天木直人、孫崎享等の意見と異なり、当時の国際情勢を正確に分析する青山さん。

国連調査で地下資源が発見されてから尖閣領有問題を提起した台湾・中国。

日本独立前に李承晩ラインを勝手に引いて竹島の漁民を虐殺した韓国政府。
日本の野党やマスコミは前後関係や国際情勢も理解できないんですかね。

中国の影響か安倍たたきに注力するマスコミ、野党、赤い知識人。。。
改憲・自衛隊廃止が党是の共産党がアメリカに与えられた「GHQ憲法」を守れと主張する矛盾。


<参考リンク>

■青山繁晴 【”パナマ文書”数年後にCIAは無くなり世界はカオスに 】 ワイドスクランブル
https://www.youtube.com/watch?v=OwoJcUUQceI


■民進党の談話:憲法改正をすれば、日本は「普通の国」へ突き進む事になり危険と指摘し国民が唖然とする
http://www.honmotakeshi.com/archives/48521449.html

安倍自民党政権が勝利すれば、憲法9条を改正して集団的自衛権を制限なく
行使可能とすることは確実で、日本は「普通の国」へと突き進むことになります。

それは、国際的な紛争解決のために我が国が武力行使することはしないという、
先の大戦の犠牲と反省に基づく日本国憲法の平和主義の根幹を大きく変質させるものです。


■【嫌いな政党ランキング】1位:日本共産党 2位:公明党 3位:民進党 4位:おおさか維新の会 5位:自民党(※朝日新聞 調べ)
http://www.honmotakeshi.com/archives/48520886.html


■1945年5月、中国・延安での野坂参三演説のパンフレット [東アジア・近代史]
http://datyz.blog.so-net.ne.jp/2013-11-21

日中戦争末期の1945年4月から6月にかけて、中国共産党第七回全国代表大会が延安で開催されました。毛沢東、朱徳、劉少奇、周恩来ら錚々たる指導者が居並ぶ中、一人の日本人がこの会議に参加し、演説を行いました。岡野進こと野坂参三(1892〜1993)、のちの日本共産党議長です。私が手に入れたのは、このとき野坂がおこなった「建設民主的日本(民主的日本の建設)」と題する演説を記録した、当時の小冊子です。この演説の内容自体は、戦後『野坂参三選集』にも再収録され、天皇制に関する柔軟な方針を提出したことで知られています。が、45年当時のパンフレットということで、歴史マニアの血が騒ぎ、すぐさま買ってしまいました。

1940年2月、野坂は周恩来を同行者としてモスクワを出発、カザフスタン、新疆を経由して、3月に延安に入りました。野坂らは同年夏、中国共産党の後援を得て延安に「日本労農学校」を創設、日本軍捕虜らの反戦教育に従事しました。延安には「日本人反戦同盟」も組織され、1944年「日本人民解放連盟」へと発展し、日本の敗戦の日が近づくのを見据えて、在中国さらには内地の日本人に向けて、日本の民主化を目指して働きかけてゆくことが目指されました。


■野坂参三というスパイ
http://d.hatena.ne.jp/ooidoya/20151214/1450100055

 最近は、チャンネルくららを聴いておりますが、今日、聴いたのがこちらでございます。初代日本共産党の立役者である野坂参三氏です。この人は三重スパイとか五重スパイとか呼ばれております。ゾルゲ事件関係者でもあり、仲間を売る人でなしです。

http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/516.html

記事 [政治・選挙・NHK205] ≪驚き!≫安倍内閣:支持43%不支持49%:安倍政権下での憲法改正:賛成25%反対58%:郵送世論調査
【驚き!】安倍内閣:支持43%不支持49%:安倍政権下での憲法改正:賛成25%反対58%:郵送世論調査
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/16594
2016/05/04 健康になるためのブログ



http://www.asahi.com/articles/ASJ4N63MMJ4NUZPS00F.html

◆安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。


 支持する 43支持しない 49


◆次にあげる安倍内閣の政策の中で、評価する政策にいくつでもマルをつけてください。


 景気・雇用36


 社会保障・福祉19


 消費税増税12


 財政再建13


 TPP(環太平洋経済連携協定)26


 震災復興22


 原子力発電・エネルギー8


 教育・子育て16


 外交・安全保障25


 憲法8


◆次にあげる安倍内閣の政策の中で、評価しない政策にいくつでもマルをつけてください。


 景気・雇用33


 社会保障・福祉37


 消費税増税50


 財政再建23


 TPP(環太平洋経済連携協定)16


 震災復興28


 原子力発電・エネルギー45


 教育・子育て40


 外交・安全保障25


 憲法37


◆今年の夏に参議院選挙があります。仮にいま、投票するとしたら、比例区では、どの政党またはどの政党の候補者に投票したいと思いますか。


 自民39▽民主党と維新の党が合流してできる党23▽公明6▽共産8▽おおさか維新の会8▽改革結集の会0▽社民2▽生活1▽日本のこころ0▽元気0▽新党改革0▽その他の政党2▽答えない・わからない11


◆今度の参議院選挙で投票先を決めるとき、次にあげる政策の中で、重視する政策にいくつでもマルをつけてください。


 景気・雇用67


 社会保障・福祉65


 消費税増税35


 財政再建27


 TPP(環太平洋経済連携協定)13


 震災復興31


 原子力発電・エネルギー27


 教育・子育て49


 外交・安全保障36


 憲法29


◆前の質問で選んだ政策のうち、一番重視するのはどれですか。


 景気・雇用30


 社会保障・福祉22


 消費税増税8


 財政再建4


 TPP(環太平洋経済連携協定)1


 震災復興3


 原子力発電・エネルギー4


 教育・子育て9


 外交・安全保障6


 憲法8


◆今度の参議院選挙で一番大きな争点は、憲法だと思いますか。ほかに重要な問題があると思いますか。


 一番大きな争点は憲法だ32


 ほかに重要な問題がある60


◆いまの日本の景気をどのように感じていますか。


 とてもよい0


 ややよい26


 やや悪い49


 とても悪い21


◆安倍内閣の経済政策で、あなたの暮らし向きはどうなりましたか。


 よくなった4


 悪くなった21


 変わらない72


◆では、安倍内閣の経済政策で、今後、あなたの暮らし向きはどうなると思いますか。


 よくなる7


 悪くなる27


 変わらない62


◆憲法を変えるには、衆議院と参議院でそれぞれ3分の2以上の議員が賛成して提案し、国民投票で過半数が賛成することが必要です。今度の参議院選挙の結果、憲法改正に賛成する政党の議員が参議院全体で3分の2以上を占めたほうがよいと思いますか。それとも、占めないほうがよいと思いますか。


 占めたほうがよい39


 占めないほうがよい51


◆以下は、憲法第9条の条文です。(憲法9条条文は省略)憲法第9条を変えるほうがよいと思いますか。変えないほうがよいと思いますか。


 変えるほうがよい27


 変えないほうがよい68


◆集団的自衛権を使えるようにしたり、自衛隊の海外活動を広げたりする安全保障関連法に、賛成ですか。反対ですか。


 賛成 34反対 53


◆安全保障関連法が、憲法に違反していると思いますか。憲法に違反していないと思いますか。


 違反している50


 違反していない38


◆いまの自衛隊は、憲法に違反していると思いますか。違反していないと思いますか。


 違反している21


 違反していない69


◆憲法第9条を変えて、自衛隊を正式な軍隊である国防軍にすることに賛成ですか。反対ですか。


 賛成 22反対 71


◆テロや大災害などに対応するため、政府の権限を強める「緊急事態条項」をいまの憲法に加えるべきだ、という意見があります。一方で、法律を充実すればいまの憲法でも十分対応できる、という意見もあります。いまの憲法に「緊急事態条項」を加えることに、賛成ですか。反対ですか。


 賛成 33反対 52


◆憲法で国家権力の濫用を防ぎ、国民の権利を保障する「立憲主義」という考え方があります。「立憲主義」に共感しますか。共感しませんか。


 共感する77


 共感しない13


◆憲法は、簡単に変えないほうがよいと思いますか。それとも、柔軟に変えるほうがよいと思いますか。あなたの気持ちに近い方を選んでください。


 簡単に変えないほうがよい62


 柔軟に変えるほうがよい31


◆いまの日本の憲法は、全体として、よい憲法だと思いますか。そうは思いませんか。


 よい憲法67


 そうは思わない23


◆いまの憲法を変える必要があると思いますか。変える必要はないと思いますか。


 変える必要がある37


 変える必要はない55


◆安倍首相は憲法改正を目指すことを明言しています。安倍政権のもとで憲法改正を実現することに、賛成ですか。反対ですか。


 賛成 25反対 58


◆放送法は、「表現の自由の確保」という目的のほか、「政治的に公平であること」といった基本方針を定めています。この放送法を理由に、テレビ局の報道内容が政治的に公平かどうかを政府が判断して、電波停止などを命じるのは妥当だと思いますか。妥当ではないと思いますか。


 妥当だ18


 妥当ではない75


〈調査方法〉 全国の有権者から3千人を選び、郵送法で実施した。対象者の選び方は、層化無作為2段抽出法。全国の縮図になるように338の投票区を選び、各投票区の選挙人名簿から平均9人を選んだ。3月16日に調査票を発送し、4月25日までに届いた返送総数は2077。無記入の多いものや対象者以外の人が回答したと明記されたものを除いた有効回答は2010で、回収率は67%。


 有効回答の男女比は男47%、女52%、無記入1%。年代別では20代8%、30代14%、40代18%、50代16%、60代21%、70代16%、80歳以上7%。


以下ネットの反応。








世論調査はどの組織が調査するかによって偏りが出るものですが(おそらく朝日には回答しない、読売には回答しない、産〇経なんて新聞じゃない、みたいに思っている人が回答しないためじゃないかと考えてます)、それにしても内閣支持率で6ポイント不支持が上回った調査が出たのには驚きです。


記事元はもっと詳細な質問があるのでぜひじっくり見てみてください。しかし、どの世論調査を見ても平和憲法である日本国憲法の価値は改めて見直され、安倍政権下での改憲なんて問題外という意見が激増しているのは間違いないトレンドです。思考停止に陥り・世論無視をしているのは誰なんでしょうか?






http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK205] ≪とにかく改憲したいA≫自民・高村副総裁「憲法改正、実現可能なものからやるのは当然」 ネット「理念もへったくれもない」
【とにかく改憲したいA】自民・高村副総裁「憲法改正、実現可能なものからやるのは当然」 ネット「理念もへったくれもない」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/16588
2016/05/04 健康になるためのブログ



http://www.asahi.com/articles/ASJ5355ZCJ53UTFK008.html

自民党の高村正彦副総裁は3日のNHK番組で、憲法改正について「実現可能なものからやるのは当然」と述べ、改正の発議に必要な3分の2以上の賛成を得られる項目から改正するべきだとの考えを示した。具体的な項目として、大災害発生時の国会議員の任期延長を定める緊急事態条項の新設を挙げた。


 憲法9条については「自衛隊の存在を明記することが必要」と改正の必要性を指摘しつつ、「喫緊の課題かどうかと言われると、必ずしもそうは言えない」と述べた。夏の参院選で憲法改正が争点になるのか問われると、「これからも(憲法改正を)訴えていく。反対という党がある以上、争点になる」とした。


以下ネットの反応。
















「実現可能なものからやるのは当然」


そりゃ本音はそうでしょうが、テレビで本音言ったらいかんでしょう(笑)日本会議の講演会場じゃないんですから。


もうこの人たちの中では「日本国憲法=悪」というのは決定事項で、変更するのは「あまりにも当然なこと」となっているのでこういった本音がポロポロ出ちゃうんでしょうね。その中でも高村さんは特別に出ちゃいますけど。


そして、安倍ちんの「自衛隊は違憲と思われたままでいいのか」なんて話は、とりあえずはどうでもいい事だとも言っています。



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 2016参院選 全選挙区「当落予想」 “安倍王国”山口にも異変 自民県連に渦巻く候補者への不満(日刊ゲンダイ)
           野党統一候補の纐纈(こうけつ)厚氏の出馬会見(C)日刊ゲンダイ


2016参院選 全選挙区「当落予想」 “安倍王国”山口にも異変 自民県連に渦巻く候補者への不満
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/180477
2016年5月4日 日刊ゲンダイ


 安倍首相のお膝元、山口県は全国有数の「保守王国」である。当然、参院選(1人区)も圧勝するとみられている。だが、意外にも現地を取材すると綻びが見える。

 自民党候補は、現職の江島潔参院議員。下関市長を4期つとめた後、参院に転出している。安倍首相直系の“子飼い”として地元では有名だ。2013年に初当選した時も、安倍首相の全面支援を受けている。だが「出馬の経緯をめぐって反発を生み、盤石とは言い難い状況になっている」と下関市議は話す。

「当時、東部選出の有力県議が出馬の意向を示していたのです。なのに、首相の鶴の一声で江島さんが候補となった。当然、県連内に不満や疑問が渦巻き、いまでも不協和音が残っています」(県政ウオッチャー)

 自民党の県議や市議が反発しているのは、下関市長時代の江島議員の評判が良くなかったからだ。

「4期14年の江島市政では、安倍首相が勤務していた神戸製鋼が市内のゴミ処理関連の事業を連続受注し、談合疑惑が浮上して裁判にもなった。女性問題も発覚、結局、05年に追われるように5選出馬を断念しています。なぜ、そんな人物を候補にしたのかと不満が強いのです」(下関市議)

 安倍首相の選挙区でもある下関市。しかし、街を歩いていても活気がない。かつて32万人を記録した人口も、30万人を割り込み、現在は28万人。商店街にはシャッターを下ろしている店も目立つ。商工会議所関係者がこう漏らした。

「神戸製鋼など安倍系企業ばかりがおいしい仕事を取る一方、地元中小企業は冷遇されています。アベノミクスの恩恵は、下関を含めて県内に及んでいない」

 自民党に対抗する野党陣営は、勢いづいている。4月7日、野党統一候補の纐纈厚・元山口大副学長の出馬会見が山口市内で開かれた。

 政策協定を結んだ野党3党(民進党・共産党・社民党)の代表が勢ぞろいし、SEALDsも駆け付けた。SEALDsのメンバーが挨拶すると、会場のボルテージは上がり、昨年夏の国会前デモが山口にタイムスリップしたかのような雰囲気となった。

 どうやら野党陣営は、選挙区情勢を分析したうえで自信を深めているようだ。

 県内衆院4選挙区を自民が独占しているが、県西部の下関では市長時代の江島議員の不評の記憶が消えず、県東部では候補者選定のシコリが残り、県中部の山口市には、纐纈氏が副学長を務めた山口大学がある。たしかに、西部・中部・東部のどの地域も、江島議員が突出して集票するとは考えにくいのだ。
(ジャーナリスト・横田一)


http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 民進・細野氏強調「共産党と政権を共にすること、あり得ない」 米での講演 選挙協力も否定?:共産党が候補者を立てないだけ

民進・細野氏強調「共産党と政権を共にすること、あり得ない」 米での講演 選挙協力も否定?
産経新聞

 米国を訪問している民進党の細野豪志元環境相は3日午前(日本時間3日夜)、ワシントンのシンクタンクで自民党の小野寺五典元防衛相らとともに講演し、共産党との選挙協力について「米国の方々は民進党が共産党と協力をするというと違和感を持つかもしれないが、共産党と政権をともにすることはあり得ない」と強調した。

 さらに「選挙協力という言葉も使っていない。共産党が自らの判断で候補者を出さないことについてはプラスになるので、それを認めているに過ぎない」と述べた。

 また、細野氏は夏の参院選に合わせて衆院選を行う「衆参同日選」について「今でもダブル選挙の可能性が高い。そのときに国民に選択してもらえるような準備をしている」と述べた。

 小野寺氏は安全保障関連法が選挙に与える影響に関し、「法案が成立してから賛成が反対を上回っている。選挙に与える影響はない」と説明した。(ワシントン支局)

http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%b0%91%e9%80%b2%e3%83%bb%e7%b4%b0%e9%87%8e%e6%b0%8f%e5%bc%b7%e8%aa%bf%e3%80%8c%e5%85%b1%e7%94%a3%e5%85%9a%e3%81%a8%e6%94%bf%e6%a8%a9%e3%82%92%e5%85%b1%e3%81%ab%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%93%e3%81%a8%e3%80%81%e3%81%82%e3%82%8a%e5%be%97%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8d-%e7%b1%b3%e3%81%a7%e3%81%ae%e8%ac%9b%e6%bc%94-%e9%81%b8%e6%8c%99%e5%8d%94%e5%8a%9b%e3%82%82%e5%90%a6%e5%ae%9a%ef%bc%9f/ar-BBsAN0X?ocid=spartandhp


http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK205] レッテル貼りをするなと言う安倍首相は護憲=思考停止のレッテル貼り(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/05/post-dbb8.html
2016-05-04


国会を見ていると、野党の質問に対して安倍首相は、”レッテル
貼りをするな”と激高しているが、可笑しなことにその張本人は
いつもレッテル貼りをしている。

自分は平気で相手に対してレッテル張りをするのに、相手が決
め付けるのは許せないらしい。

不思議な思考の人物だ。

>安倍首相憲法9条の改正に意欲 日本テレビ番組 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160429-00000043-mai-pol
               毎日新聞 4月29日(金)20時3分配信

>安倍晋三首相は29日に放送された日本テレビの番組で、憲
法9条の改正に意欲を示した。「自衛隊を憲法学者の7割が違
憲と言っている状況のままでいいのか、真剣に向き合わなけれ
ばいけない」と述べた。首相は「政治家には(改憲以外に)やらな
ければいけない仕事がたくさんあると言って、これからもずっと後
回しにしてよいのか。思考停止している政治家、政党の皆さんに
真剣に考えてもらいたい」とも話し、野党を批判した。

この人の頭にはテレビ局はフジ系や日テレ系しかないのだろうか。
いつも同じ局ばかりに出演している。

それは置いておいて、自衛隊を憲法学者の7割が違憲だと言う
が、だったら憲法学者の9割以上が違憲だと言った安保法制を
強行採決したのは何だったのか。

悪代官菅に至っては、安保法制を合憲だと言う学者は沢山い
ると言うからどれだけかと問うたら、数人だった。というお粗末な
話さえある。

砂川判決だって無理無理な話を曲解してまで持ち出す。

それくらいしか、世術がないのだろうが。。。。。。

そういった政権に都合の悪い話は全く無視して、政権に都合の
良い話ばかり持ち出して、無理矢理に推し進めるのが今の安
倍政権のやり方だ。

とにかく安倍政権の憲法改正に対しての姿勢は、どれだけ強引
なのか。

憲法記念日に、NHKの番組に与野党の党首や副党首が出演し
ていたが、与党の幹部でさえ、安倍首相は憲法改正に前のめり
になっていると言っていた。

なるほど、最近の安倍首相は憲法改正になりふり構わずで、遮
二無二前に進めようとしているように見える。

この執念はすごい。

それにしても、なぜ護憲を主張すると思考停止になるのか。

確かに何も考えずに護憲が一番だと考えている人もいるかもし
れないが、考えた末の末に護憲と結論付けた人もいるかもしれ
ない。

それを、護憲と考えている人すべてに思考停止と言い放つのは
あまりに短絡的だし傲慢だと、私は思う。

改憲と考えている人も、大きな声に流されているだけかもしれな
いし、自分の知った人、有名人が改憲と主張するから改憲が良
いのじゃないかと考えている人もいるかもしれない。

人それぞれじゃないか。

安倍首相は、護憲を主張すると思考停止と短絡的にレッテル貼
りをする。

一方向にしか物事を考えない幼稚園児安倍首相らしい思考だ。

改憲を扇動して前のめり過ぎる安倍政権に対して

>9条「変えない」が増 安保法影響か 朝日新聞世論調査
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160501-00000027-asahi-pol
            朝日新聞デジタル 5月1日(日)17時9分配信

>憲法記念日を前に朝日新聞社が実施した憲法や政治につい
ての全国世論調査(郵送)によると、憲法を「変える必要はない
」が昨年3月の調査の48%から55%に増え、「変える必要が
ある」は昨年の43%から37%に減った。憲法9条についても
「変えない方がよい」が昨年の調査の63%から68%に増え、
「変える方がよい」は27%(昨年の調査は29%)だった。

調査に応じた人は、すべての面で改憲に否定的だ。

やはり今までの国会でもわかるように、、数の力でごり押しす
る安倍政権に任せたら、どこまでも都合のよいように憲法を変
えられてしまうかもしれないと危惧しているのではないか。

安倍首相御用達NHKの調査さえ、同じような結果になっている。

賢明な考え方をしている人が多くてホッとした。

そして改めて、夏の参議院選挙がこの国の岐路に立つと思っ
たし、改憲派を少しでも落選させる必要があると思った。

自民党政権に暴走されたら今度こそおしまいだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 5.3憲法集会 小沢一郎代表「ただ、一点!野党結集!安保法廃止、安倍内閣を退陣に追い込むには選挙に勝つしかない!」




2016.05.03「5.3 憲法集会」: 小沢一郎 衆議院議員 (生活の党と山本太郎となかまたち共同代表)【13/28】


※文字お越し


皆さん、こんにちは。


生活の党の小沢一郎でございます。


今日は、日本国憲法の理想と、理念をしっかりと、守り抜いていこうという、


本当にこうした大勢の皆さんが結集して憲法集会が開かれますことを、


たいへん嬉しく、また、心強く思っております。


そして、また、同時に皆さんの積極的な活動。


今こそ、この積極的な活動が必要です。


皆さんの行動に対し、心から敬意を表するものであります。


本当に皆さん、ありがとうございます。


さて、もう既に3党の代表の方々から縷々お話がありましたし、


その前にはゲスト方からも、たいへん多くのお話がありました。


私は重複を避けます。


ただ、一点。


皆さんの頭の中に、心の中に、しっかりと刻んでいただきたいことは、


この憲法の理念、理想を守ることも安保法を廃止することも、


何もかも、その思いを実現するためには、


選挙に勝たねばなりません。


私たちはそういう意味において、4党協力して、


そして、また、市民の皆さんと協力して、


何としても、来るべく選挙戦に戦い、勝ち抜こう。


あと僅か2か月です、皆さん。


本当にこの参議院選挙、あるいは衆参のダブル選挙、


この選挙で安倍内閣を退陣に追い込んで、


そして、ほんとうに我々の、国民のための政権を、


政治を実現しようではありませんか。


どうぞ皆さん、よろしくお願いいたします。


ありがとうございました。















































http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/522.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 日本会議などが賛同している憲法改正の署名運動、賛成700万筆を集める!神社と氏子組織をフル動員!選挙運動にも利用?
日本会議などが賛同している憲法改正の署名運動、賛成700万筆を集める!神社と氏子組織をフル動員!選挙運動にも利用?
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-11347.html
2016.05.04 19:00 真実を探すブログ



☆<改憲署名>賛成派700万筆集める 氏子を動員
URL http://mainichi.jp/articles/20160504/k00/00m/040/133000c
引用:
 憲法記念日の3日、改憲を訴える団体や護憲を掲げる団体が全国各地でイベントや集会を開いた。夏の参院選の結果次第では憲法改正が政治日程に上る可能性もあり、公布70年の節目で憲法を巡る論議が熱を帯びている。


 憲法改正を目指す団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」は東京都内でイベントを開き、全国で同日までに700万2501筆の改憲賛同署名を集めたと発表した。署名活動の現場を取材すると、地域に根づく神社と氏子組織が活発に動いていた。
:引用終了


以下、ネットの反応






















この700万筆はそのまま参議院選挙でも使えるため、700万票の改憲票と見ることが出来ると言えるでしょう。今回の署名運動では神社などの地域組織がフル動員され、年末年始も必死になって署名を集めていました。


日本会議などの組織が司令塔として動いていたようで、かなり効率良く署名を増やしています。このまま運動を続けられると、将来的には1000万筆を超えることになるでしょう。
改憲票を固めることにも繋がるわけで、彼らの戦略性の高さに私も拍手を送りたいところです。護憲派も見習う部分があると言え、是非とも護憲派も頑張って欲しいと思います。
*神社の中には反対派も居るようですが・・・。


憲法記念日について 「護憲」「改憲」それぞれが集会が開かれる


【安倍晋三 元総理】日本会議B 尖閣・竹島・韓国大統領暴言抗議


22 荻上チキ「★憲法記念日 各地で護憲・改憲の集会|★熊本市で被災者向け公営住宅の抽選会を実施」2016.05.03



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/523.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 亡くなった元ゼロ戦パイロット原田要氏は生前、安倍首相を痛烈批判していた!「戦前の指導者に似ている」と(リテラ)
                   元零戦パイロット・原田要氏の著書『最後の零戦乗り』(宝島社)


亡くなった元ゼロ戦パイロット原田要氏は生前、安倍首相を痛烈批判していた!「戦前の指導者に似ている」と
http://lite-ra.com/2016/05/asyuracom-2214.html
2016.05.04. 元ゼロ戦パイロットが安倍首相を批判 リテラ


 第二次世界大戦当時、ゼロ戦パイロットだった原田要氏が、昨日3日、多臓器不全のため99歳で死去したことが報じられた。

 原田氏は元大日本帝国海軍のエースパイロットで、真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦などに参加。ガダルカナル島の戦いで重傷を負い帰国後は、教官となり終戦を迎えた。『最後の零戦乗り』(宝島社)など、自らの経験を記した著書もある。

 その経歴が共通することから、百田尚樹のゼロ戦小説『永遠の0』の主人公のモデルのひとりともされている人物だ。

 しかし、戦争を美化し安倍政権の戦争政策を後押しする百田とは対照的に、晩年の原田氏は湾岸戦争をきっかけに、講演などで自身の体験とともに戦争の恐ろしさ、平和の大切さを伝える活動をしていた。

 さらに生前の原田氏は安倍首相の歴史認識や戦争に対する考えについて痛烈に批判していた。それは、昨年4月の米紙「ニューヨークタイムズ」のインタビューに原田氏が応じた際のことだ。

 当時本サイトでも、「Retired Japanese Fighter Pilot Sees an Old Danger on the Horizon(元日本人戦闘機飛行士は差し迫った古い危機をみる)」と題された、その原田氏のインタビュー記事を、紹介した。

 インタビューのなかで、原田氏は、安倍首相の歴史認識や戦争に対する考え方について、こう批判していたのである。

「安倍首相は必死で日本の戦争放棄を取り消そうとしたがっているように見える」
「戦後の長い平和がひとつの達成であったということを忘れているように思えてならない」

「安倍首相ら最近の政治家は戦後生まれだから、どんな犠牲を払ってでも戦争を避けなければならないということを理解していないのです」

 そして続けて、こんな危惧も語った。
「その点で彼ら(安倍首相ら)は戦前の指導者たちと似ているんです」

 インタビューの掲載された昨年4月といえば、安倍政権が日本を“戦争できる国”に変える安保法制の国会審議を控えていた時期のこと。その後安保法制は、憲法も民意も無視したまま強行成立してしまった。そして今さらに、安倍首相は、改憲によってまさに「戦争放棄を取り消そう」と、動いている。だからこそ今あらためて原田氏の言葉を、私たちは噛み締めるべきではないか。言っておくが、原田氏は決して左翼に転向したわけではなく、別の局面では愛国的な発言もしている。そんな人物が「安倍首相は戦前の指導者に似ている」と指摘したことの意味は大きい。

 ニューヨークタイムズのインタビューに対し、「私は死ぬまで、私が見てきたものについて語りたい」「決して忘れないことが子どもたち、そして子どもたちを戦争の恐怖から守る最良の手段なんです」とも語っていた、原田氏。

 その戦争と平和への思い、安倍政権への危惧を、以下に再録するので、ぜひご一読いただきたい。
(編集部)

********************


 4月3日、米「ニューヨーク・タイムズ」に、第二次世界大戦時、零戦のパイロットだった男性のインタビューが掲載された。原田要さん、98歳。元大日本帝國海軍エースパイロットである。

 原田さんは真珠湾攻撃では上空直掩隊として艦隊上空を警戒し、セイロン沖海戦、ミッドウェー海戦に参加。ガダルカナル島の戦いで撃墜され、重傷を負いながらも帰国し、教官となって終戦を迎えた。総撃墜数は19機。自らの経験を記録したいくつかの著書を残している。

「Retired Japanese Fighter Pilot Sees an Old Danger on the Horizon(元日本人戦闘機飛行士は差し迫った古い危機をみる)」──そう題された「ニューヨーク・タイムズ」の記事は、長野で行われた原田さんの講演会の描写から始まる。彼はゆっくりと壇上に上がると、セピアに色あせた写真を掲げたという。それは、革のフライトジャケットを着込んだ、若かりし頃の自分の姿だった。そしてこう語った。

「戦争ほど恐ろしいものはありません」
「私は、あなたたちに私自身の戦争体験を伝えたい。若い世代に、私と同じ恐怖を体験させないために」

 講演会のあと、原田さんは「ニューヨーク・タイムズ」のインタビューに応じている。

「私は零戦のコックピットから戦争を見ました。いまだに私が殺した兵士たちの顔はよく覚えています」
「戦場でのかつての敵兵もまた、私たちと同じように父であり、息子なのです。彼らを憎んだり、知りもしないでいることはできません」
「戦争は人間から人間性を奪うのです。全くの他人を殺すか、殺されることを選ばざるをえない状況に置かれることによって」
「私は気がつきました。戦争が、私を人殺しへと変えてしまった。私はそうありたかったわけではないのに」

 人を殺したくない、そう思っていても、人を殺してしまっている──戦場の現実を知る当事者の言葉は、重い。記事には書かれていないが、原田さんの著書『最後の零戦乗り』(宝島社)には神風特攻のエピソードも記されている。

 1943年1月、原田さんは霞ヶ浦航空隊に教官として着任し、海軍兵学校出身者3名を受け持つことになった。そのなかの一人が関行男大尉(2階級特進後、中佐)だった。初の神風特攻により、レイテ沖海戦で戦死した軍人である。そして、原田さん自身もまた、霞ヶ浦航空隊にいたころ、「参謀肩章を付けたお偉いさん」から特攻の志願を促されたことがあったという。ガダルカナルでともに死の淵に立った戦友は、「命令されたら仕方がない。こうなったら俺は志願するよ」と言って、戦死した。原田さんは「俺はいやだ」と志願しなかったと書いている。

〈ミッドウェーでの「巻雲」での経験、ガ島から病院船での出来事、とにかく私は、
「命を大事にしなくては」
 と、最後まで、命はむだにしちゃいけないと思っていた。〉(『最後の零戦乗り』より)

 ──このエピソードを聞いて、なにかを思い出さないだろか。海軍のエースパイロット、教官に転身、「命を大事に」。そう、百田尚樹『永遠の0』の主人公、宮部久蔵である。原田さんと宮部久蔵は、操縦練習生出身という点でも同じだ。

 実は、百田と原田さんは少なくとも一度、会って話したことがあるらしい。『永遠の0』出版後の2010年に、百田はツイッターでそのことをつぶやいていた。実際、そんな縁もあり、前出の『最後の零戦乗り』の帯に百田が推薦文を寄せている。

 原田さんは、百田に会ったときに「(主人公の宮部は)いろいろな零戦搭乗員の話を聞いてから作った、ひとりの偶像です。このなかには原田さんも入っています」と聞かされたという。しかし、安倍首相を礼賛し、タカ派発言を連発する百田とは対称的に、原田さんはインタビューのなかで、安倍首相の歴史認識や戦争への考え方に対して、こう「鋭いジャブ」を入れている。

「安倍首相は必死で日本の戦争放棄を取り消そうとしたがっているように見える」、そして、「戦後の長い平和がひとつの達成であったということを忘れているように思えてならない」と。

 積極的平和主義の名の下に、日本を再び「戦争ができる国」にしてしまった安倍首相。その口から常日頃飛び出すのは「有事にそなえて」「中国の脅威は予想以上」という国防論だ。そこからは、原田さんが語る「全くの他人を殺すか、殺されることを選ばざるをえない状況に置かれる」「戦争が、私を人殺しへと変えてしまった」という生々しい血の匂いと、背負うことになる罪の重さは、まったく感じられない。

 原田さんはインタビューで、「安倍首相ら最近の政治家は戦後生まれだから、どんな犠牲を払ってでも戦争を避けなければならないということを理解していないのです」と語り、そして、こう続けている。

「その点で彼らは戦前の指導者たちと似ているんです」

 戦後、眠れないほどの悪夢に苦しめられたと語る原田さん。夢のなかで彼が見続けていたのは、自分が撃墜したアメリカの飛行士たちの怯える顔だった。自身の戦争体験をようやく語れるようになるまでに、何年もの時がかかったという。

 記事は、原田さんのこんな言葉で締めくくられている。

「私は死ぬまで、私が見てきたものについて語りたいと思う」
「決して忘れないことが子どもたち、そして子どもたちの子どもたちを戦争の恐怖から守る最良の手段なんです」

 安倍首相や百田に、その「恐怖」は想像もできないらしい。

(梶田陽介)



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/524.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 「現政権は海外派兵へ改憲目指している」小沢氏(エコノミックニュース)
「現政権は海外派兵へ改憲目指している」小沢氏
http://economic.jp/?p=61351
2016年05月04日 08:13 エコノミックニュース


 生活の党の小沢一郎代表は憲法記念日の3日、現行憲法について「大日本帝国憲法下で自由や権利が奪われ、戦争という悲劇を生むことになった。この反省から1946年、大日本帝国憲法73条の憲法改正手続に従い、帝国議会の審議を経て、現在の日本国憲法が制定された。実質は憲法改正ではなく、新憲法の制定だった」としたうえで「いまの政権は憲法はGHQのおしつけとし、戦前の世の中に戻すかのような勢いで、現行憲法改正への強い意欲を示している」と問題提起した。

 小沢代表は「現行憲法はGHQの監督下で草案が作成された経緯があるが、憲法前文で謳っている『国民主権』『基本的人権の尊重』『平和主義』『国際協調』という4大原則は現在においても守るべき人類普遍の考え方であり、引き続き堅持すべきもの」と断言。

 そのうえで、小沢代表は「いまの政権は昨年の安保法制の強行採決からもわかるように、目指すところは自衛隊の海外派兵。これは平和主義を根本から覆す大変危険なもの。その実現のための憲法改正は決して許されるものではない」と発信した。

 小沢代表は「国民がより幸せに、より安全に生活ができ、日本が世界平和に貢献するためのルール作りを目指し、国民皆さんと積極的に議論していく。自由や権利、平和のためには、我々国民一人ひとりがしっかりと考え、行動していく必要があります。全ては国民一人ひとりの判断にかかっている」と国民一人ひとりがしっかり考え、行動する必要があると呼びかけた。(編集担当:森高龍二)



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 民進細野のお陰で、野党共闘に冷や水。細野発言は反党行為だ。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201605/article_4.html
2016/05/04 21:19

民進の細野という男は、もう少し配慮のある男と思っていたが、やはりモナ男である。現在、岡田代表、つまり民進党が共産を筆頭とする他野党との共闘を推進しようとしているのに、民進が有利になるから、偶々共闘しているだけあると述べた。

共産党と連立を組むなどと言うのはありえないと言い切った。この主張が民進の総意で言っているなら、今までの態度はポーズということになる。民進のバラバラ感をさらけ出した。この発言を外国で話したことは、民進の代表して話していると見なされる。

北海道5区で、共産の穀田氏が前原氏と一緒に街宣し、肩を抱き合ったことも、票のためのポーズということだ。この発言が民進の本音というなら、国民を限りなく愚弄する発言である。

もし、これが細野の個人的な意見というなら、正に国民の空気を読めない、配慮欠如のモナ男の本領発揮というところだろう。それしきの男である。

個人的には、共産の根っからの支持者ではないが、民進のモナ男・細野グループより、共産党の方が余程誠実で国民の声を代弁していると思っている。

民進の中で、今回の発言をどう処理するかを見たい。この発言は、反党行為であると言ってよい。無実の小沢氏の場合、党籍停止まで行った。反党行為なら、自ずと処分をどうするかは、わかるはずである。


「共産党と政権共にせず」 渡米中の民進党細野氏
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016050401000745.html
2016年5月4日

 【ワシントン共同】米国を訪れている民進党の細野豪志元環境相は3日、夏の参院選に向けて共産党と候補者の擁立調整を進めていることについて「われわれの選挙にプラスになるので認めているにすぎない」と述べ、共産党と連立政権を組むことはないと強調した。ワシントンでのシンポジウムで語った。

 細野氏は「米国の方は野党第1党の民進党が共産党と協力することに違和感を持つかもしれないが、共産党とわれわれが政権を共にすることはない」と語った。

 衆参同日選については「今でも可能性が非常に高いと思っている」と警戒感をあらわにした。


http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/526.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 共産党・井上哲士議員が安倍首相批判の展示物を称賛「しんぞうを一撃!」(トピックニュース)


共産党・井上哲士議員が安倍首相批判の展示物を称賛「しんぞうを一撃!」
http://news.livedoor.com/article/detail/11485648/
2016年5月4日 13時33分 トピックニュース


1日、共産党の井上哲士参院議員が自身のTwitter上で、安倍首相への批判を表現したデコレーションを称賛した。


井上議員はこの日、自身の選挙区がある京都のメーデー会場を訪れており、京建労(全京都建築労働組合)醍醐支部による、安倍首相批判のボードを画像付きで紹介した。


そのボードは、ハート型の大きな心臓を一本の矢が射抜くというものだ。その上には「5本の矢でしんぞうを一撃!」という文言が掲げられている。


井上議員の説明によると、「矢」は民主党、維新の党、共産党、社民党、生活の党、山本太郎となかまたちを合わせた「野党5党」を示し、「心臓」は安倍首相の名である「晋三」とかけてあるようだ。


このボードに対して、井上議員は「いいぞ!」とコメントし、称賛していた。




なお、堀江貴文氏は3日に自身のTwitter上で、こうした安倍首相批判に対して、たった一言「最悪」と言い放っている。





http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/527.html
記事 [政治・選挙・NHK205] 右翼が大同団結した日本会議が改憲賛同署名700万人分を集める。市民と野党も共闘!大同団結!!
右翼が大同団結した日本会議が改憲賛同署名700万人分を集める。市民と野党も共闘!大同団結!!
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/afb268a3a4b78f6ade53fb4561fd18ca
2016年05月04日 Everyone says I love you !




日本会議の研究 (扶桑社新書)
菅野 完 (著)
扶桑社
ベストセラー1位- カテゴリ 国際政治情勢


「右傾化」の淵源はどこなのか?「日本会議」とは何なのか?


市民運動が嘲笑の対象にさえなった80年代以降の日本で、めげずに、愚直に、地道に、そして極めて民主的な、市民運動の王道を歩んできた「一群の人々」がいた。


彼らは地道な運動を通し、「日本会議」をフロント団体として政権に影響を与えるまでに至った。そして今、彼らの運動が結実し、日本の民主主義は殺されんとしている。――


安倍政権を支える「日本会議」の真の姿とは? 中核にはどのような思想があるのか?


膨大な資料と関係者への取材により明らかになる「日本の保守圧力団体」の真の姿。



ご存知、集団的自衛権の行使は憲法に違反しないと述べる一握りの憲法学者の一人で、日本会議系「美しい日本の憲法をつくる会」幹事長の百地章日大教授の味わい深いお言葉。



 毎日新聞が本日2016年5月4日、


賛成派700万筆集める 氏子を動員
http://mainichi.jp/articles/20160504/k00/00m/040/133000c
という記事で、我が国最大の右翼団体である日本会議系で、憲法「改正」を目指す団体である「美しい日本の憲法をつくる国民の会」が5月3日の憲法記念日に改憲集会を開き、そこで、全国で同日までに700万2501筆の改憲賛同署名を集めたと発表したことを報じています。


 まだ署名活動を始めて1年なのに、目標の7割に来てしまっています。


 そして、これだけの署名を短期間に集められた秘訣として、


「署名活動の現場を取材すると、地域に根づく神社と氏子組織が活発に動いていた」

というのです。




2016年の元旦には全国の至るところの神社で、このような署名が集められていた。


それにしても「地球規模の環境破壊が進む中、自然との共存や環境保全の規定を新設しましょう」など、改憲をオブラートに包むやり口があざとい。




 なにしろ神社神道というのは日本国民全員を氏子と考え、自分の宗教の信者と数えている宗教であることをご存知でしょうか(我々も勝手に信者だと扱われている)。


 氏子組織というのは町内会とかぶっていることもざらです。


 そして恐ろしいことに、日本会議はこの改憲署名をこれからも続け、この署名簿を憲法「改正」の国民投票時にはフルに利用すると書いています。


 署名した人の多くはそんなこととはつゆ知らず、でしょう。



5月3日の集会で挨拶する櫻井よしこ氏。今回も安倍首相がビデオメッセージを寄せている。




 ところで、日本会議という右翼団体は神道系の団体だけが集まった組織ではありません。先ごろ、冒頭の「日本会議の研究」を上梓された菅野完氏のルポ


リポート「改憲1万人集会」 “動員”された1万人の観衆たち――シリーズ【草の根保守の蠢動 第23回】
http://hbol.jp/67748
によると、 2015年11月10日、日本武道館で行われた、美しい日本の憲法をつくる国民の会」が主宰する「今こそ憲法改正を!1万人大会」では、確かに神社関係と日本遺族会は老舗団体として特別扱いされています。


 しかし、それ以外にも崇教真光など多種多様な団体、宗教団体が整然と集まってきていることが書かれています。



2015年11月の1万人集会の様子。




 そして、菅野さんは彼らの大同団結ぶりについて、フェイスブックにこんなことを書いておられます。


『北海道で野党共闘が負けて一番喜んでるのはおそらく新左翼界隈だと思うぞ。


 彼らの間では「自民党が勝つ」ことよりも「共産党が勝つ」ことを問題にするってのがお作法。「容共政権」を警戒する心は、そこらの中途半端な右翼より高いかもわからん。


 それぐらい彼らにとっては「共産党が負ける」のが重要。なんだったら自民党が一党独裁してくれて共産党を徹底的に弾圧したら諸手を挙げて賛成するんではないか?
 
 で、これは日本会議が天下をとる理由でもある。



 例えば高橋史朗は藤岡信勝とまだ仲わるい。高橋史朗の教育再生機構と藤岡信勝の「作る会」は左翼業界でいうと、中核派と革マル派並みの内ゲバを繰り返しとる。


 でも、彼ら、例えば慰安婦問題で声明文出すとか、朝日相手の裁判をするとか、選挙だとかの「負けられない喧嘩」では、大同団結しよるの。


 そりゃ、日本会議が勝つわな。


 で、彼らからしたら、創価学会なんか不倶戴天の敵なのに、「憲法改正」という大目標なら創価学会とも手を握る。


 天皇絶対信仰の日本青年協議会に所属する高橋史朗は、「天皇より大川隆法の方が偉い」という幸福の科学で講演もする。。。。
 
 ということで、何度も言いますが。。。。 日本会議が強いわけでも、偉いわけでもないんです。左翼が馬鹿だったってことなんですよ。』



 毎日新聞は、こう書いています。


『国民の会は国民投票の有効投票数を6000万人と想定。


署名した1000万人に2人ずつ声かけをさせれば、改正に必要な過半数の3000万票に届くと計算する。』


 日本の有権者数は2014年12月の衆議院総選挙の時点で1億424万人。これに現在選挙権のない18歳19歳の有権者240万人が加わりますから、有権者はおよそ1億660万人。


 日本会議は憲法「改正」の国民投票の投票率が6割と想定し、それでも過半数を自分たちの手で集められるという算段をしているということです。無党派層の風頼みのようなことは全く考えていません。


 もう、安倍政権下での改憲に反対する野党や市民が「内輪」で揉めている余裕は全くないのです。




関連記事
朝日新聞による日本最大の極右団体日本会議特集。安倍首相「子育ての社会化はポルポト派が実行した」。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/e443b3126985eb04b92cacdaf11e51d9
「改憲1万人集会」。国会議員たちを惹きつける日本会議の組織力と動員力。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/6b6f6e7020036b9516664155eabcc47f


画像なし
「日本会議」の正体
青木 理 (著)
平凡社

現政権とも密接な関係をもち、憲法改正等掲げて保守運動を展開する「日本会議」。 その成り立ち、活動の現状、今後の方向性を描く。



日本会議とは何か: 「憲法改正」に突き進むカルト集団


上杉 聰 (著)
合同出版

本書は、安倍政権が頼りにする日本会議との関係を実態に即して紹介する。「憲法改正」を切り口に、彼らがめざす社会とはいったいどんな社会なのか、その論理、手法、政権との関係はいったいどうなっているのか、彼らの計画を可視化する。



いよいよ新聞各紙にも日本会議の名が踊り、日本会議に関する本も続々と出版されるようになった(しかも菅野さんの本は売れまくっている)のは慶賀の至りです。


しかし、最近右翼雑誌WILLも分裂しましたが、でもいざとなると大同団結するんでしょうね。あなどれん。



改憲署名 賛成派700万筆集める 氏子を動員
http://mainichi.jp/articles/20160504/k00/00m/040/133000c
毎日新聞2016年5月4日 09時00分(最終更新 5月4日 09時00分)

宮司から渡された署名用紙のコピーを指さす氏子総代の男性=福島県二本松市内で2016年3月1日午後2時19分、川崎桂吾撮影(一部画像加工しています)


 憲法記念日の3日、改憲を訴える団体や護憲を掲げる団体が全国各地でイベントや集会を開いた。夏の参院選の結果次第では憲法改正が政治日程に上る可能性もあり、公布70年の節目で憲法を巡る論議が熱を帯びている。


 憲法改正を目指す団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」は東京都内でイベントを開き、全国で同日までに700万2501筆の改憲賛同署名を集めたと発表した。署名活動の現場を取材すると、地域に根づく神社と氏子組織が活発に動いていた。


 地元で「弁天さん」と呼ばれ親しまれている福島県二本松市の隠津島(おきつしま)神社は毎年正月、各地区の氏子総代を集めてお札を配る。だが2015年正月は様子が違った。神事の後、安部匡俊(まさとし)宮司(62)がおもむろに憲法の話題を持ち出した。「占領軍に押しつけられた憲法を変えなくてはいけない」。宮司は総代約30人に国民の会の署名用紙を配り、「各戸を回って集めてほしい」と頭を下げたという。


 総代の一人としてこの場にいた男性は「違和感があった」と振り返る。それでも地区約30戸を1軒ずつ回って「よく分からない人は署名しないで」と前置きして説明。5人が署名した。「前置きがなければ10人はいったと思う」と話す。


 安部宮司は今年3月、取材に「福島県神社庁からのお願いで県下の神社がそれぞれ署名を集めている。総代が熱心に回ってくれた集落は集まりが良かった。反対や批判はない」と話した。隠津島神社の氏子は約550戸2000人で世帯主を中心に350筆を集めたという。


 氏子たちの反応はさまざまだ。「現憲法では国防が不十分なので応じた」(40代男性)という一方で、「憲法はこのままでいいと思うので署名をしなかった」(70代男性)。


 ネット上にも全国各地から「神社から署名が回ってきた」などの声がアップされ、今年正月には東京都内の神社が境内に署名用紙を置いて話題になった。全国で氏子組織が動いているのかなどについて、全国の神社を統括する宗教法人「神社本庁」(東京都)は取材に「国民の会に協力しているが、詳細は分からない」と説明。国民の会は「各団体、各地域で一番やりやすい方法で集めてもらっている」としている。


 福島・隠津島神社の別の氏子総代は言う。「地元の人が選挙に出ると地縁血縁で後援会に入らざるを得なくなる。署名集めもそれと似ている。ましてや神様からお願いされているようで、断りづらい面があったと思う」【川崎桂吾】


国民投票時の名簿に利用


 署名活動で神社関係者の動きが目立つが、「国民の会」を主導するのは保守系の任意団体「日本会議」だ。宗教団体などが集う「日本を守る会」と政財界や文化人の「日本を守る国民会議」が1997年に合流し設立。会員約3万8000人で政界とのつながりが深く、同会の国会議員懇談会には党派を超え300人が所属する。


 「これは請願署名ではない。国民投票という大空中戦で投票を呼びかける名簿になる」。長野市内で昨年9月に開かれた日本会議の支部総会。東京から来た事務局員は、1000万人を目標とする改憲賛同署名の狙いを説明した。会場には、長野県内の神社関係者が目立った。


 憲法改正は衆参両院3分の2以上の賛成で発議され、国民投票で決まる。国民の会は国民投票の有効投票数を6000万人と想定。署名した1000万人に2人ずつ声かけをさせれば、改正に必要な過半数の3000万票に届くと計算する。


 賛同署名は、改憲の具体的な内容をこれまで明確にしてこなかった。だが、3日の国民の会のイベントでは、大災害や有事で人権保障や三権分立などの憲法秩序を一時停止できる緊急事態条項の新設を主要テーマとすることを決めた。安倍晋三首相も自民党総裁としてビデオメッセージで「憲法改正に向けてともにがんばろう」と呼びかけた。【川崎桂吾】




「明治憲法にかえれ」 改憲派集会で本当に語られていること 「新憲法制定の障害はほとんど取り除かれた」
https://www.buzzfeed.com/satoruishido/kaiken-genjitsu?utm_term=.camWMnp58#.teG4RVZrm
2016/05/03 15:10



石戸諭 BuzzFeed News Reporter, Japan


東京・永田町の国会議事堂にほど近い憲政記念館で5月2日、改憲を目指す集会が開かれた。出席者のトップは98歳になろうという元総理大臣・中曽根康弘氏。自民、公明だけでなく、野党からも保守派議員、経団連や商工会議所の幹部らも駆けつけ、次々とマイクを握った。憲法が争点の一つとなる参院選が迫る中、何が語られたのか。


受付で配られた自民党改憲漫画


受付で封筒を手渡された。中には資料や大会決議案とともに、自民党が作った憲法改正のPR漫画が同封されている。



Satoru Ishido / BuzzFeed


漫画では、4世代が同居する一家が憲法について調べ、その問題点を指摘する。例えば、このコマのような感じだ。



自民党「ほのぼの一家の憲法改正ってなぁに?」


「憲法はその国の在り方」「家訓みたいなもの」「(現在の憲法では)個人の自由が強調されすぎて、家族の絆や地域の連帯が希薄になった」


憲法学が強調する、「憲法は権力の暴走を防ぐためのもの」という立憲主義的な考えとは違った主張が展開されている。


「基本は明治憲法にかえる」



Satoru Ishido / BuzzFeed


会場の中に入る。定員496人は満席になっており、立ち見も出ていた。ゴールデンウィークの谷間、平日の昼間。参加者はほとんどが高齢だったが、若者もちらほら見かける。主催者側に聞いたところ、参加者は第2会場もあわせると1200人。ほぼ例年並みという。


強硬な保守論客として知られる、渡部昇一氏の講演で会場は沸いていた。


「いまの憲法は憲法ではなく、その性質上、占領政策基本法」


「(この体制が)25年、50年が続けば日本人は精神的な牙を抜かれて、悪く言えばかつてのインディアンみたいに大人しくなるだろうとアメリカは考えたに違いない」


「いまの憲法の足りないところを変えるようでは、ごまかしが残る。私は明治憲法にかえるべきだと思うんです。明治憲法は欠点はあったにしても、有色人種で最初に作られた記念すべき憲法です」


渡部氏の主張はさらに続く。


「あらかじめ立派な憲法草案を作り、ガッツのある首相が『明治憲法にかえります』と宣言し、明治憲法に改正条項に則り、草案通りに新憲法を発布すればいい。基本は明治憲法にかえること。ごたごた、改正とか言っている暇はない」


会場からは、笑いが起こった。


この日、最大の拍手


講演が終わり、壇上に椅子が並ぶ。来場者からみて、左側、ジャケットにひときわ大きな白い花飾りをつけた中曽根氏の姿があった。


右側には自民、公明、民新、おおさか維新、日本のこころを大切にする党、経団連、商工会議所、青年会議所の代表者がずらりと並ぶ。


壇上に雅楽師の東儀秀樹さんが上り、国歌が演奏された。全員が一斉に起立し、壇上に掲げられた国旗に体を向ける。1分17秒。静かな会場に国歌が響きわたる。



Satoru Ishido / BuzzFeed


この日、一番大きな拍手が起きたのは、中曽根氏が紹介される場面だ。「中曽根先生は今月27日のお誕生日で満98歳になります」


「え〜」と驚く女性の声とともに、大きな拍手が起きる。



中曽根康弘元首相 Satoru Ishido / BuzzFeed


中曽根氏は杖をつき、階段の上り下りには介助者が必要だが、自分の足で立つ。白いペーパーを取り出し、あらかじめ用意してきた挨拶を読み上げる。


「来年は憲法施行から70年となる。現憲法がグローバル化の中で、日本民族の民族たる意味を示しうるのかどうか。国を取り巻く状況変化に十分に対応しうるかどうかといったことが従前にも増して、大きく問われる」。声は力強く、明瞭だ。


「憲法改正による障害をなおざりにすることなく……」。痰が絡んだのか、声が細くなる。咳払いをし、続ける。声は再び、強さを取り戻す。


「丁寧な説明と対応をもって問題を一つ一つ、解決していかないといけない。現下、内閣は憲法改正への意欲を示し、その実現のために取り込もうとしている。我々はこれを大きく支持する」


「我々が目指す憲法とは、自由と民主主義のもとに民族の歴史、伝統、文化を据え、世界を見渡し、国際環境に対応しながら、国家の進路を切り開くものであります。それは新たな国家像の希求に他ならず、国家的理想への前進でもあります」


ペーパーを丁寧に折り、ジャケットの内ポケットにしまおうとしたが、一度でしまうことはできない。2回、3回と同じ動作を繰り返し、しまうことができた。このまま、壇上を降りた中曽根氏は、参加者に一礼し、会場を後にした。


実は足並みがそろっていない改憲派


各政党から挨拶が続く。



壇上にあがった各政党の代表者 Satoru Ishido / BuzzFeed


自民からは「新憲法は党是」と従来からの主張が繰り返された。その一方で、公明は自衛隊を巡る考え方をとっても、「党内で議論が続いている」現状を報告する。


民進の松原仁議員は「憲法は改正しなければいけない。前文から問題がある。裏切られた前文だ。伝統文化をどう憲法に書き込むかは極めて重要な試金石。党内でも同志を募る。ともに頑張りましょう」と力強く宣言した。


会場の盛り上がりに対し、改憲勢力と目されている、おおさか維新からは「『美しい日本を取り戻す』とか『日本の伝統を取り戻す』といった精神的、道徳的、情緒的議論に偏重するとすれば、護憲派に付け入る隙を与えてしまうのではないか。憲法改正をイデオロギー論争にしてはいけない」と釘をさす発言があった。


そうかと思えば、直後に登壇した「日本のこころを大切にする党」の中山恭子代表は「なぜ、日本が情けない国になったのか。考えを突き詰めると日本国憲法に行き着く。独立国家の憲法ではないことを認識すべき」という保守派におなじみの主張が出る。


「改憲が必要」以外の一致点がどこにあるのだろうか。


かつての支持者から批判される安倍首相



「歴史通」(ワック出版)2016年5月号の表紙 Satoru Ishido / BuzzFeed



足並みの揺らぎは、政党間だけでなく保守論壇も同じだ。安倍政権には、かつての支持層だった保守論壇から批判の声もあがる。


安倍氏を支持してきた保守派論客、中西輝政氏は「さらば安倍晋三、もはやこれまで」(「歴史通」2016年5月号)と題した論文で、戦後70年に発表された「安倍談話」を自身の歴史認識と違うと批判する。


ある保守派の論客は、BuzzFeed Newsの取材にこう語った。


「(中西氏は)状況をまったくわかっていない」と批判する。いわく「改憲には政治的な妥協も必要だが、戦後70年かかった主張を実現する時期が迫っている。この時期に内輪揉めを印象づけるような批判をしてはいけない」


「いまは千載一遇の好機」改憲派の現状認識とは…


安倍政権に近く、多くの憲法学者が違憲とした安保法を合憲と主張した改憲派の憲法学者、百地章氏にも話を聞いた。


「いまは改憲の千載一遇のチャンスだ。これ以上のチャンスはもうないかもしれない。改憲がもうすぐそこまできている。参院選で改憲勢力で3分の2を取り、一致しやすいところから改憲に着手すべきだ」と語った。


「改憲はすぐそこ」。その認識は、集会の参加者に共有されていたようだ。万雷の拍手とともに承認された大会決議には、こんな文言が盛り込まれていた。


「関係者の努力により、新憲法制定の障害はほとんど取り除かれ、今後いつでも改正作業に取りかかれる状況にあることを慶賀したい」



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/528.html

記事 [政治・選挙・NHK205] 小沢一郎氏が角栄ブーム語る 「貴様!このバカ野郎、と」(日刊ゲンダイ)


小沢一郎氏が角栄ブーム語る 「貴様!このバカ野郎、と」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/180486
2016年5月4日 日刊ゲンダイ 文字お越し



石原慎太郎には「ア然」と小沢氏(C)日刊ゲンダイ


今、オヤジが注目されるのは先行き不安の裏返し


 空前の角栄ブームである。反田中の急先鋒だった石原慎太郎が“変節”したかのような筆致で出版した「天才」までもが50万部突破の大ヒットだ。没後23年。世間はなぜ今、角栄に引かれるのか? 角栄に息子のようにかわいがられた小沢一郎・生活の党代表(73)に聞いた。


  ◇  ◇  ◇


 精神的なところで日本人が不安定だからでしょう。なんとはなしに強いリーダーシップに憧れるという心理じゃないか。雇用はどんどん非正規化し、年金は掛け金だけ増えて、もらえる金額は減っている。


 TPPで農林水産業はもちろんのこと医療もその一角を崩されることになる。誰もが先行きに不安を感じている。もうほとんどの人が田中先生のことは知らないはずだけど、「決断と実行」というキャッチフレーズや「今太閤」と呼ばれたように学歴もないのに(注・高等小学校卒)首相まで上り詰めたというイメージはある。


 日本社会の現状を見た時に、「あの人がいたら、いろんな悩みもおかしなことも解決してくれるんじゃないだろうか」と。そんな思いで単純に引かれるんじゃないかな。


 競争原理が第一の小泉・安倍政権で、政治の理念、使命、責任に対する考え方は百八十度変わってしまって、もはや今の自民党は抜け殻だ。
 
 田中先生もそうだったけど、かつての自民党のリーダーは「等しからざる」を憂いて、富の配分の公平さを政治で実現しようとした。どんな山あいのへき地でも離島でも、一定の生活をきちんと保障する。


 そんな基本の哲学があった。国民は田中先生に対して、そうした政治理念を無意識のうちに感じ取っているんだと思う。



小沢氏(左)がまだ1回生議員のころ/(提供写真)


世話好きで面倒見がよかった


 石原慎太郎が角栄本「天才」を書き、かつてと逆の言動を取っていることについては「不可解っていうのか、ア然とするね」と一言。ここからは小沢だけが知る角栄の素顔、印象深いエピソード――。


  ◇  ◇  ◇


 オヤジは非常にこまやかな神経の持ち主だった。若い連中や地元の陳情も全部自分で受けて、全部自分でやった。僕が覚えているのは、例えば田中邸に地方の人が来て写真を撮った時のこと。オヤジが自ら椅子を並べて「こっち座れ、あっち座れ」って。そういう類いのことまでやる人だったよ。ものすごく人情こまやかで世話好きで面倒見がよくて。だから好かれるのさ。


 そんなオヤジに一度だけ、どやしあげられたことがあった。


 ロッキード事件の後、僕が議運の委員長の時に国会が止まっちゃって。「田中先生を国会に呼べ」とか野党が要求したんだったかな。それで、田中先生のためと思って、野党にも少し譲る知恵を出して、「こういう案で解決してはいかがでしょうか」と伝えに行った。


 そうしたら、野党の要求なんて突っぱねろと、「貴様! このバカ野郎!」って怒って、怒って。僕が「しかし、そうしないと解散ですよ。このまま選挙じゃ困っちゃうでしょう」と言うと、「うるさい。貴様、何を言うか!」ってボロクソ。オヤジは僕のことを本当に内輪に感じてくれていたから、他では言わないような感情もあらわにしたんだと思う。


 僕は見ていないけど創政会(注・小沢ら田中派の中核が竹下登を後継に想定して立ち上げた派中派の勉強会)をつくった時もかなり怒ったらしいなあ。オヤジはロッキード裁判を抱えているから、派閥を維持するために後継が必要だと思った。僕らはオヤジを外すとかそういうことじゃなかったんだけど、オヤジにとってみれば面白くない。取り巻きが「クーデターだ」とか言うものだから、ますますカッカしちゃった。


 騒動が落ち着いてから、僕と梶山(静六)と羽田(孜)がオヤジに呼ばれて、まあまあ、と休戦になったんだけど、それを(創政会をつくるより)先にやられていたら、創政会はなかったな。オヤジのような苦労人は、人を腹の中までは信用しないんだ。もし、僕に「おまえだけでも話しに来い」って言ってくれていれば、創政会はできなかったな。


 オヤジはとにかく頭の回転が速く、あらゆる意味で優れていた。でも戦後の右肩上がりの東西冷戦時代の政治家だからね。今の国民の不安感を解消してくれ、といっても時代が違うからそのままじゃ無理。ただ、今の時代に生きていて、政治家として育っていたら、対応できただろうね。



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK205] ≪カッコ悪すぎ≫民進・細野前政調会長「共産党と政権共にせず、選挙協力も我々のプラスになるから認めているだけ」
【カッコ悪すぎ】民進・細野前政調会長「共産党と政権共にせず、選挙協力も我々のプラスになるから認めているだけ」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/16600
2016/05/04 健康になるためのブログ



http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016050401000745.html

米国を訪れている民進党の細野豪志元環境相は3日、夏の参院選に向けて共産党と候補者の擁立調整を進めていることについて「われわれの選挙にプラスになるので認めているにすぎない」と述べ、共産党と連立政権を組むことはないと強調した。ワシントンでのシンポジウムで語った。



以下ネットの反応。






















10日前に北海道5区に応援に入って共産党議員と一緒の街宣車に乗っといてこの発言はいくらなんでもカッコ悪すぎます。もともと八方美人なうえに、吉川晃司に憧れて白髪染めやめるような人らしいですけど、それにしてもカッコ悪すぎます。



http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK205] ≪悲報≫神社が改憲署名を集める⇒神社に対するイメージ悪化の声「これからは寺を回る」「もうお賽銭しない」
【悲報】神社が改憲署名を集める⇒神社に対するイメージ悪化の声「これからは寺を回る」「もうお賽銭しない」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/16605
2016/05/04 健康になるためのブログ



http://mainichi.jp/articles/20160504/k00/00m/040/133000c

憲法改正を目指す団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」は東京都内でイベントを開き、全国で同日までに700万2501筆の改憲賛同署名を集めたと発表した。署名活動の現場を取材すると、地域に根づく神社と氏子組織が活発に動いていた。


 地元で「弁天さん」と呼ばれ親しまれている福島県二本松市の隠津島(おきつしま)神社は毎年正月、各地区の氏子総代を集めてお札を配る。だが2015年正月は様子が違った。神事の後、安部匡俊(まさとし)宮司(62)がおもむろに憲法の話題を持ち出した。「占領軍に押しつけられた憲法を変えなくてはいけない」。宮司は総代約30人に国民の会の署名用紙を配り、「各戸を回って集めてほしい」と頭を下げたという。


 総代の一人としてこの場にいた男性は「違和感があった」と振り返る。それでも地区約30戸を1軒ずつ回って「よく分からない人は署名しないで」と前置きして説明。5人が署名した。「前置きがなければ10人はいったと思う」と話す。


以下ネットの反応。




















神社が改憲署名を集めるのは構わないのかも知れませんが、初詣で行って新年早々あんなポスターがあって、改憲署名を促がされたら、ちょっと来年からは初詣でやめようかなと思う人が出てきても不思議ではありません。せっかくパワースポットブームで神社が一般的になったのに、またアングラな世界へと逆戻りしていくことにもなりかねません。


個人的には、寺で座禅がオススメです!


 

http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK205] NHKの「憲法記念日」報道がヒドすぎる!「改憲反対」が増加した世論を無視し改憲派の盛り上がりだけを強調(リテラ)
               NHK『クローズアップ現代+』番組公式サイトより


NHKの「憲法記念日」報道がヒドすぎる!「改憲反対」が増加した世論を無視し改憲派の盛り上がりだけを強調
http://lite-ra.com/2016/05/asyuracom-2215.html
2016.05.04. NHKの憲法記念日報道がヒドすぎる  リテラ


 本サイトでもすでにお伝えしたように、NHKの最新世論調査で、憲法改正について「改正する必要があると思う」が27%、「改正する必要はないと思う」が31%という数字が出た。これは過去5回行われた同様の調査のなかでも、「改正の必要なし」の回答がもっとも多く、「改正の必要あり」の回答がもっとも少ない結果となった。

 9条改正も「必要ある」が22%だったことに対して「必要なし」が40%、「集団的自衛権行使可能」も「賛成」25%、「反対」27%と、どちらも改憲必要なし、安保法も反対が上回っていることを示した。とくに「立憲主義を重視すべきか」という問いには、「重視すべき」69%、「重視する必要ない」12%という結果が出ており、国民が安保法成立に際して立憲主義を無視した安倍政権に不信感を募らせているかがよくわかるものだった。

 朝日・毎日新聞、共同通信社でも改憲については同じ傾向が出ていることからも明らかなように、安倍首相が改憲に意欲を示していることに対し、多くの国民が危機感を覚えているのだ。

 ところが、そのNHKの憲法記念日前夜と当日の報道は、こうした民意とはまったくかけ離れたものだった。それも、国民の改憲への危機感が高まっていることを無視したというようなレベルではない。護憲、改憲を公平に扱うことすらせず、明らかに改憲が盛り上がっているかのような誘導を行ったのだ。

 たとえば、5月2日の『ニュース7』と『ニュースウオッチ9』(以下『NW9』)では、一応、この世論調査結果を伝えていた。しかし、そのあと“この結果を専門家はどう見るのか”とナレーションが入るのだが、最初に登場したのは「改憲に向け議論を」と訴える、改憲派の憲法学者である井上武史九州大学准教授だったのだ。

 井上准教授は、安保法を違憲ではないとした数少ない憲法学者のひとりだが、この日も、「70年間憲法が変わっていないということは70年間の社会の変化を憲法がまったくとらえてないということ」「誰が読んでもわかるかたちに変えるのは立憲主義の観点からも望まれる」と解説。つづけて、「いまは改憲すべきではない」という立場をとる石川健治東京大学教授のVTRが流れた。

 これはいわゆる"両論併記"ではない。意見が多いほうから取り上げるのが"通常"のルールであるうえ、今回は「憲法改正は必要がない」という意見が前年より多くなったのだから、まず、その分析を行うべきだろう。ところが、『ニュース7』『NW 9』はなぜか数としては少ない「改正の必要あり」の主張をまず流して、調査結果をごまかしてしまったのである。

 だが、もっと醜かったのは、憲法記念日当日の『NW9』だ。憲法記念日は護憲派・改憲派がそれぞれ集会を開いたが、実は両者のイベントの盛り上がりには極端な差があった。

 たとえば、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」や「市民連合」などによる護憲派団体が主催したイベントには主催者発表で約5万人が集まった。一方、安倍首相がビデオメッセージを送った「民間憲法臨調」と日本会議のダミー団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」による改憲派イベントの参加者は主催者発表でたったの約1100人。

 民放各局はこの2つのイベントを公平に並べて報道していたが、なぜか『NW9』ではそれらの集会には触れず、昨年、自治体の施設で開かれた憲法の催しが増えたという調査の結果をクローズアップ。

 しかも、それはたんに自治体調査の結果を伝えただけではなかった。レポートの最初に登場したのは、改憲派である「新しい憲法をつくる国民会議」が3日に開いた集会。「大勢の人たちが集まっています」「およそ500人が集まりました」と隆盛ぶりをアピールするのだ。一方、護憲派については1日に開かれた映画上映会の模様を放送したが、何人が集まったかといった説明はなかった。

 レポート内容は自治体施設の利用実態についてだったが、その扱い方は明らかに"改憲側に風が吹いている"という印象を残すものだった。また、自治体調査の結果を報道するにしても、その前に3日に開かれたイベントに触れないというのは、いかにも不自然。5万人が集まった護憲派イベントは日本テレビやフジテレビでさえ伝えていたが、この映像を『NW9』はどうしても流したくなかったとしか思えない。

 このように、一見、両論併記に見せかけた上での"憲法学者も改憲にお墨付きを与えているし、改憲イベントにも大勢詰めかけて盛り上がっている"というイメージづくりは、改憲を国民運動化したい日本会議系の極右陣営にとっては都合の良いものに違いない。そして、そうした"極右寄り"報道の最たる例が、2日に放送された『クローズアップ現代+』だろう。

 この日の『クロ現+』のテーマは、「密着ルポ わたしたちと憲法」。改憲派の後には必ず護憲派の主張が差し挟まれるという忙しない構成で、「誰からも文句が出ないよう両論併記しました!」と言わんばかり。

 しかも、改憲の国民運動化に邁進する「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の設立を主導したのが日本会議であるとし、「中心メンバーは60年代から改憲を訴え、旧軍人や宗教団体などの保守系の組織を統合してこの会を設立しました」と紹介するなど、改憲派の実態に踏み込む内容でもあった。なかでも、"日本会議の中心メンバー"として百地章日本大学教授が登場し、「首相が突然(改憲議論に)入ってきたわけではなく、これまでの運動のなかで首相が誕生した」と発言したことは、"改憲運動あってこその安倍首相"という実相を明示するものだった。

 そのほかにも日本青年会議所や「頑張れ日本!全国行動委員会」、神社本庁などという政治や宗教、歴史修正主義などの団体が混ざり合いながら改憲運動が進んでいるという点を取り上げたことは、意味がないとは思わない。しかし、この『クロ現+』が歪なのは、そうした団体の主張を無批判に紹介し、それぞれの団体に属する"個々人の考え"としてまとめ上げた点だ。

"首相もかかわる団体による改憲運動とその主張"という切り口ならば、当然、戦前回帰を目指す現政権の改憲内容の危険さに話題は及ぶ。だが、"個人の考え"というエクスキューズのせいで、改憲の問題点はまったく浮かび上がってこない。改憲派が推進する自民党憲法改正草案は、個人の権利を剥奪し、人権さえ制限される可能性があるという"危険な内容"も、結局は個人の意見というかたちに収められ、矮小化されていってしまったのだ。

 現に、VTRに登場した前出の百地氏は、菅義偉官房長官が「(安保法制を)合憲だとする憲法学者はたくさんいる」と大ホラを吹いた際に真っ先に名を挙げた憲法学者だが、番組中、そうした百地氏のプロフィールは一切紹介されなかった。それは、極右の政治運動に長くかかわってきた人物が憲法学者として政権をバックアップしているという事実を隠すためだったのではないか。
 
 司会の伊東敏恵アナウンサーは番組の最後に「主権者はわたしたち」と強調し、「そのために議論を積み重ねていく必要がある」とまとめたが、いま、改憲内容を具体的かつ国民に広く説明すべきは安倍首相であり、なのにその論議から安倍首相が逃げているのが、いま現在の状況だ。

 いや、逃げているのは安倍首相だけではない。憲法記念日の特別番組として3日に生放送された『憲法70年 9党代表に問う』で、前述したNHKの世論調査結果についてどう読み解くか?と質問された高村正彦自民党副総裁は、数秒間フリーズ状態に。そのあと高村副総裁が絞り出したのは「平和安全法制ができて集団的自衛権の一部を限定的に行使できるようになったため、喫緊の必要性が減じたということは言えるかもしれない」という、無理矢理にも程がある話だった。

 その上、高村副総裁は「急に数字を読み解けと言われても」と、司会のNHKアナにキレだす始末。安保法制での暴走は棚に上げて「(改憲の)発議で強引なことをするなんてありえない」と言う一方で、「憲法改正をどこかしたい」と漠然すぎる回答を行った。

 政権には何のツッコミも入れられず、両論併記と見せかけて改憲へ誘導する──。3月24日に行われた高市早苗総務相の「電波停止」発言に抗議するジャーナリストたちによる会見では、岸井成格氏が「(NHKは)いつも最後に政府与党の言い分をくっつけることでニュースを完結させようとしている」と指摘し、大谷昭宏氏も「(国会論議のニュースは)必ず政府側答弁で終わらないといけない」と、NHK内部でルールができあがっていることを滲ませていた。しかし、NHKの憲法関連の報道を観ていると、さらに政権への忖度ぶりに拍車がかかり、世論さえ無視しはじめている。かろうじてドキュメンタリーでは政権に一矢報いるような番組も少なからずあるものの、今回、憲法にかんするドキュメンタリーが放送されることはなかった。

 こうして危険な憲法改正の中身が報じられないまま、7月の参院選になだれ込めば、どうなるのか。そう考えると、NHKは公共放送の有名無実化を認め、国営放送なのだと開き直ってもらったほうがまだ害が少ないのではないか。そんな気さえしてくるのだった。

(水井多賀子)


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