「「首相は迅速に検討する意向を示した」4日も経つのに、まだ迅速に検討する意向なのか:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/19844.html
2016/4/18 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
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専門家「これ以上の本震が今後あるかもしれない」地震連鎖可能性否定出来ない(西日本)http://bit.ly/22DNX8Z
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東京大地震研究所の古村孝志教授(地震学)「地溝近辺ではこれまで、大きな揺れがなくエネルギーがたまっているエリアが多い。地震が次の地震のきっかけになる連鎖が起きる可能性は否定できない」
鹿児島大の井村隆介准教授(地質学)「本震の後に余震が続き、やがて収束していく『本震余震型』の地震のパターンだけではない」
「今回の地震が本震なのかどうか、まだ分からない。これ以上の本震が今後あるかもしれず、余震が数カ月続くことも考えられる」
津久井進「災害対策の現場からみた憲法改正『国家緊急権』創設の危うさ」(HP、2015年2月19日)http://huff.to/1IznELQ
「災害対策の現場からすると『国家緊急権』はいらない。理由は3つある」
「緊急時といえども憲法秩序を取っ払ってしまうことには強い懸念がある」
「国家緊急権などなくても日本の制度は十分整っている」
「思い出して欲しい、東日本大震災の直後の政府の対応を。被災者を助けるための『災害救助法』があるのに、それを正しく活用しない。惨憺たる被災地を応援する『災害対策基本法』の規定があるのに、それを適用しない。地球規模の緊急事態である原発事故に際し、情報を隠蔽し、予定された法システムを無視し、『子ども被災者支援法』を制定したのに実行しない」
「ところが『大災害への対策だ』という大義名分を冠に載せると、社会もメディアも何となく無批判に受け入れてしまう。国民も、それ以上は深く考えない」
大義名分に弱い。
今回の熊本大地震に対する安倍政権の対応はとてもじゃないが「迅速」と呼べるようなシロモノではない(リテラ)http://bit.ly/1WylHVU
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「首相は今頃になって『事は一刻を争う』などと偉そうに言っているが、当初は地元の要請をはねつけ、その結果、被害をさらに拡大させた形跡https://t.co/57UBmSDNQlがある」
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「14日、1回目の地震が起きた時点で、熊本県では行政機能がマヒしている地域がいくつも出てきており、同県の蒲島郁夫知事は政府に対して、主導的に災害対策に取り組んでもらえるよう『激甚災害の早期指定』を求めていた。ところが、政府は取り合わなかった」
「ちなみに東日本大震災であれだけ対応の遅れが指摘された菅政権は地震発生の翌日、激甚災害の指定を閣議決定しているが、安倍政権は今日16日昼の時点でもまだ、指定していない」
「自衛隊の増派についても同様だ。知事側は最初から大量派遣を求めていたにもかかわらず、政府は当初、2千人しか出さなかった。そして今日未明、M7.3の大地震が起き、被害の大きさを知ってからようやく増派を決定」
安倍政権は、発生4日目に当たる17日午前の時点でも、まだ激甚災害に指定せず「安倍晋三首相のリーダーシップのもと、情報収集しているところだ」という。
現地の地方首長の権限を拡大した方が、非常事態への対処をより効果的に行えると頭ではわかっていても、今の政権にはそれはできない。
それをすると「憲法へ緊急事態条項を盛り込む必要性」の説得力が薄れ、無くても対処できたじゃないか、という事実が作られる。
国民の命は、あちこちで後回しにされる。
九州電力は昨年8月に川内原発を再稼働する前の審査で、原子力規制委に「免震重要棟を再稼働後に作る」と嘘をつき、12月に「やっぱり作るのを止めます」と発表した。
つまり再稼働時に約束した条件が崩壊しているので、止めるともう再稼働できない。
九州電力が「免震重要棟を作りません」と約束を破った時、本当なら規制委は「それなら承認を取り消す」と厳格に対応するはずだが、なぜか馴れ合いで嘘を黙認している。
同じ嘘の手口は二度使えない。
嘘を糊塗するために稼働させ続けなくてはならない。
無免許運転でスピード違反した人間が、サイレンを鳴らしたパトカーに追跡されて「車を停めれば無免許運転がバレる」と焦り、ブレーキではなくアクセルを踏んで逃走を図るケースに、今の川内原発稼働強行の構図は似ている。
止めたら規制委の再審査は通らない。
免震重要棟も住民避難も条件を満たせない。
私も署名しました。
「川内原発を止めてください」(チェンジ)http://chn.ge/1NtZdhb
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原発は冷温停止状態の方が稼働時より安定する。
電力が不足しているわけでもない。
今止めても何の問題もないにもかかわらず、意地と面子にこだわって川内原発を停止しない政府と九州電力https://t.co/GDHynh6SpGの姿勢は、彼らが日頃口にする「安全を第一に考えて」という言葉が、いかに中身の無い空疎な台詞に過ぎないかを示している。
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「今止めたら次の再稼働が前回よりさらに難しくなる」
「今止めたら反原発派に屈したことになる」
そんな愚かな理由で国民の命をロシアンルーレットに賭けないでほしい。
九州電力 お問い合わせ http://bit.ly/1XCiK4V
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私も意見を送信しました。
気象庁も地質学者も地震学者も「かつてない事態で予測は不可能」と述べている時、原発関係者だけ「想定内の事態しか起こらない」と強弁している。
丸川原子力防災担当相は川内原発を止めない判断について、原子力規制委に全責任を押しつけているが、2年前の川内原発再稼働をめぐる国会答弁でも、安倍首相が同じように規制委に全責任を転嫁していた。
いずれ事故が起きることを本当は想定している。https://twitter.com/mas__yamazaki/status/528138619215544320
>広河隆一 メディアは注意深く、言及を避けていますが、中央構造線が動いたという話がいよいよ説得力を。これは、川内原発、伊方原発を通ります。 川内原発の一時停止を求める運動がありましたら、教えてください。広瀬隆さんが、20日夜文京シビックでこの地震の分析をします。
>盛田隆二1ヶ月前の「東京新聞」の記事だが、熊本地震に乗じて「緊急事態条項」改憲をたくらむ安倍政権を、既に全否定している >緊急事態条項「むしろ被災地に権限を」7首長を本紙調査、否定的な声複数→https://t.co/Fq4NX3CQnp川内原発再稼働同意「命の問題発生せず」鹿児島知事(毎日)http://bit.ly/1xa0ar3
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「規制委員会の指針や九電の評価を引用し、事故が起きても『避難の必要がない。普通に生活してもいい』と述べ、『もし福島みたいなことが起きても、もう命の問題なんか発生しない』と明言した」
2014年11月、鹿児島県知事が川内原発の再稼働に向けて放った言葉。
事故が起きても「避難の必要がない。普通に生活してもいい」、「もし福島みたいなことが起きても、もう命の問題なんか発生しない」地元の県知事がこの程度の認識しか持たない。
古市憲寿氏が出演者の一人と聞くとなるほどと思うが、出演者の首相に対する「突っ込み」が「気が短いんじゃないか」程度でしかないというのは、救いがたい状況だろう。
「ユルユルの笑いで安倍晋三首相のイメージアップを図る」権力者へのお追従番組。
>地震で放映中止、松本人志『ワイドナショー』の安倍首相出演はそもそも放送法違反だ! 選挙テコ入れ協力の偏向>山口茜 ケラさんかっこええなー。少しでも現政権を批判するとすぐさま左翼扱いされる馬鹿げた世の中。
「これだけの露骨な嘘八百を裁けないメディアもメディアだ。いつだって子供たちは見ている。世の中、こんなんでいいんだ、と思うだろう」
総理大臣が率先して開き直り、居直りの嘘をつく。
政敵を攻撃する武器として嘘を使う。
嘘が社会に氾濫している。
「東日本で建物が壊れていない」とは何の話でしょうか?
ちなみに東電の清水正孝社長(当時)は「あれ(免震重要棟)がなかったらと思うとぞっとする」と語っています。http://bit.ly/1Vt6hCz
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自民党の谷垣禎一幹事長、二階俊博総務会長、稲田朋美政調会長は17日、安倍晋三首相を官邸に訪ね、熊本地震を激甚災害に指定するよう要請した(ロイター/共同)http://bit.ly/1S2u8H3
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「首相は迅速に検討する意向を示した」4日も経つのに、まだ迅速に検討する意向なのか。
「迅速に検討する意向」とは、普通はあまり使わない、変わった言い方だと思う。
一見すると「迅速に」問題に対処しているかに見えるが、実は対処以前に何かを「検討する」ことを「迅速に」行うというだけで、しかもそれをしたい「意向」なのだという。