ブラジル大統領弾劾 下院で可決[スプートニク日本語]
2016年04月18日 16:11
ブラジル議会下院は17日、同国ルセフ大統領の弾劾手続きを可決した。
弾劾の支持派は、承認に必要な342票を上回る367票を獲得した。反対は137人、7人が棄権し、2人が欠席した。
採決は6時間以上にわたって続いた。下院の513人の議員が一人ずつマイクを使って10秒間で意見を述べなければならなかった。一方で多くの議員が、同規定を守らなかった。
ブラジルでは、議会の外の状況も緊迫していた。議会建物の周辺では、ルセフ大統領の支持者と反対派がデモを開き、合わせて数千人が集まった。