トランプ氏 NATO崩壊を許容[スプートニク日本語]
2016年04月03日 16:42(アップデート 2016年04月03日 17:01)
米大統領選挙に向けた共和党候補者指名争いに立候補しているドナルド・トランプ氏は、NATO軍事ブロックへの貢献が極めて少ないとして米国の同盟国を再び非難し、これを根拠にNATO崩壊を許容した。ロイター通信が報じた。
トランプ氏はウィスコンシン州ラシーンの集会で、NATOの同盟国は「自分たちのしかるべき持分を支払っていない」と述べ、28カ国が加盟するNATOは「時代遅れだ」と指摘した。
またトランプ氏は、「彼らが過去の滞納金を支払うか、あるいは彼らが脱退するかだ。もしNATOが崩壊したならば、それはそれでしかたがない」と語った。