(23日の報ステ)
〔犯行グループの狙い、連鎖は止められるのか〕
(前略)
(ベルギー多発テロ関連)イスラム国に対するイメージ・パネルで説明。中東の一部の国々にはイスラム国を「好ましい」と思っている人びとがいる。
内藤正典「たとえばパキスタンでは9%の人が”好ましい”と答えているが、人口比からするとおよそ1600万人の人になる。トルコでは8%だが、人口では600万人に達する。(マレーシア&セネガル:11%、ナイジェリア:14%、インドネシア:4%、パレスチナ:6%。ヨルダン:3%。イスラエル:1%など)
これをわれわれは異常なことと考え(て済むのか)ということ。…ヨーロッパにイスラム教徒の移民の人たちが渡ったのは1960年代のことだ。それからもう半世紀も経っている。失業している人たちが何代にもわたって繰り返している。失業手当を受け取ればただでメシを食っていると言われる。働けば労働市場を圧迫していると言われる。そういうことの繰り返しが長く長く積み重ねられている。
イスラム国の問題はイスラム教徒の病なのだ。これを治すのはイスラム教徒でなければできない。われわれに出来ることは手助けすること。武力行使(外科手術)をして誤爆で一般人を殺してしまうというやり方でテロ組織を壊滅できるというのは幻想に過ぎない。
また中東の指導者たちも民意を良く汲んで公正は政治−(一部の人に富や権力を集中するのでない)ーをしていかないとダメ。これまで民意を封殺してきてしまった」
http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/138.html