民進党、あまり芳しくない反応だが…。
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16年03月19日 永田町徒然草
春分の日の関係で3連休だ。秋分の日は、彼岸の中日(ちゅうにち)だ。昔の田舎では、彼岸の中日はかなり大事な日であった。彼岸の中日には、縁の深い家の仏様のお参りをした。私の実家では、彼岸の中日になると嫁いでいった叔母や姉たちが泊まりに来て、夜遅くまで話をしていた。その人数は8〜10人。子供の私もその中に入り、興味深く聴いていた。懐かしく思い出される。その叔母たちは、既に鬼籍に入った。
白川勝彦法律事務所は、今週も忙しかった。土曜日の今日もいつもの通り出勤だ。仕事を済ませて自宅に帰り、今度は大相撲中継を見る。忙しいので最近は昼食がなかなか取れない。だから、この頃になると腹が減る。取組を見ながら私は夕食を作って食べる。最近これもけっこう堂に入っている。今週と来週は、大相撲中継があるので私の午後はかなり忙しいのだ。私はかなりの大相撲ファンなのである。
政治も大きく動いている。だからニュース報道番組も見なければならない。インターネットでフォローしなければならないものも結構ある。いろいろなことを感じるのだが、それについて一々述べていたのでは専門の政治評論家になってしまう。週に一度、永田町徒然草をupdateすることにしている。先週は、野党共闘の核となる“民進党”について書いた。
私としては精一杯の肯定的記事を書いた積もりだが、読者諸氏の反応はあまり芳しくなかった。そのことは永田町徒然草No.1814「32ある1人区で25以上勝てる!」と比較すると明らかだ。残念ながらこれが世間一般の反応なのだろう。ニュース報道番組でも民進党のことはあまり取り上げられない。民主党・維新の党の合流話より、山口組と神戸山口組の抗争の方が圧倒的に多く報道されている(笑)。
マスメディアは徹底的に“無視”を決め込んでいる。これは安倍内閣の意向を戴してのことである。しかし、最後まで無視することはできない。野党共闘を願う人々が民進党を無視している訳ではないのだ。現に民進党の結成を契機に、野党共闘は大きく前進している。これで良いのだ。この動きを大切にしてもらいたい。
永田町徒然草No.1814で私は、「タイムリミットとしては、遅くとも連休前までだと、私は思っている。そして、32ある1人区すべてに候補者を擁立しなければならない」と書いた。この考えは、いまも変わっていない。野党各党や安倍内閣を何とかしなければならないと考えている人々は、このことに全力を傾注すべきだ。そうすれば、必ず所期の結果はもたらされる。
衆参ダブル選挙という話が、またぞろ出始めている。衆議院を解散するかどうかは、それ自体が大きな政治的テーマなのである。あたかも自然現象のように予測する論者は、それ自体が衆参ダブル選挙を狙っている安倍首相の手先とみなければならない。そういう目でこの種の報道を見てもらいたい。この件については別に述べたいと思っている。
今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。