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タイで違法建築を建てる日本設計、西鉄、スーパーホテル
日本設計は西鉄の依頼を受けて、バンコクのスクンビット通りソイ14で、全室280室、地上30階建てのホテルを設計している。建築主は、西鉄。何が違法建築なのかというと、この現地は、バンコク高架鉄道(BTS)アソーク駅の目の前にあり、駅とホテルを地上連絡通路でつなぐ計画が違法なのである。
タイの法律では、高さ30mを超える建物の周囲は、消防車が周回できる幅員6mの道路を設置しなければならない。そして、その道路の上には消防活動を遮る建築物があってはならない。勿論、連絡通路も許されない。この法律に抵触するのである。日本設計と西鉄は、役所の建物完了検査後に連絡通路を建設する前提で、設計しているのである。つまり、確認申請図面には、連絡通路が無い。
スーパーホテルは、バンコクのスクンビット通りソイ16に客室数140室、地上8階建てのホテルを建設する予定だ。何が違法なのかというと、スーパーホテルのセールスポイントは「お風呂」で、これを地下1階の建設する予定だ。
タイの法律では、この「お風呂」設置が違法となる。スーパーホテルは、上記の西鉄と同じく、役所の建物完了検査の後に、「お風呂」を建設する予定だ。つまり、確認申請図面には、「お風呂」が無い。タイだからと言って、違法建築を建設することは、日本人の恥にならないだろうか?
タイで違法マンションを買う旭化成、パナホーム
旭化成とパナホームは、タイの日系工場で働く日本人が多く住む街、シラチャで、それぞれ、マンションを約100室購入する。このマンションは、STASIA CAPITALが建築主、フューチャーリンク建築社が設計している。延面積20000u、全室280室のうち、旭化成とパナホームがそれぞれ、約100室を購入する。
何が違法なのかというと、タイの法律では、10000uを超える建物は、周囲に消防車用の幅員6mの道路を設けなければならない。しかし、このマンションは、その法律を逃げるために、20000uの建物を3つに分けて、1つの建物を10000u以下にすることにした。つまり、幅員6mの周囲道路が無いわけだ。
そして、上記2件と同じく、役所の建物完了検査後に、橋を建設して3つの建物をつなぐ計画としたのだ。勿論、確認申請図面には、橋が無い。タイの法律では、この3つの建物は、橋でつなげば、1つの20000uの建物とみなされ、消防車用の6mの周囲道路が必要であるのに、それが無いことが違法なのである。
このマンションは、建築主、設計会社が日系会社で、入居者も日本人を前提にしている。旭化成、パナホーム、その他の購入者も賃貸経営を目的として、購入している。タイだからといって、旭化成、パナホームが違法建築マンションを経営することが許されるのだろうか?
タイで、数々の違法建築を手がける日系設計事務所に仕事を依頼する高島屋
2017年、高島屋は、バンコク、チャオプラヤー川西岸に百貨店を出店する。この百貨店の内装工事を依頼しようとしているのが、上記3件の建物の設計に直接、または、間接的に関与してきたエムズデザイン タイランドだ。これら、数々の違法建築の設計を手がけた日系設計事務所に高島屋は、内装工事関係を発注しようとしている。消費者として、黙って、見ていていいものだろうか?
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