忘れるな!甘利明は高浜原発を動かした犯罪者だ〜広瀬隆緊急アピール
http://www.labornetjp.org/news/2016/0202hirose
2016-02-02 18:55:17 レイバーネット日本
全国のみなさま・・・広瀬隆です。どうしても我慢ならないことが二つあるので、お伝えします。
@第一は、甘利明の不正です。
この男は、1月28日の記者会見で「50万円を二回受け取った」ことを認めて辞任しましたが、その翌日29日に、高浜原発が再稼働されたのです。いいですか、安倍晋三政権が発足した当時から、さまざまなメディアで、「原発推進の旗振り役は、甘利明だ」と山のような記事が書かれていたことを、日本人がすっかり忘れていいものですか?
新聞のどこを読んでも、その二つの事実の関連を指摘し、痛烈に批判する記事が書かれていないではないですか。高浜原発を動かした犯罪者は、甘利明なのですよ。今こそ、それを国会でどこまでも追及して、川内原発も高浜原発も、動かしてはならないと言うべき時なのです。これほど深刻なことを追及しないから、安倍晋三政権の支持率があがり、野党が選挙で自民党に敗れるのです。
報道界は、どこを見ているのだ。目をさまさなければならない。甘利明は、電力会社から毎年、数百万円をもらい、総額1000万円をもらった年もあると、2014年1月27日の朝日新聞が大きく報じていたではないですか(写真)。100万円のはした金ではない!!
A第二は、ソフトバンクの卑劣な裏切りです。
電力自由化で、われわれ消費者も、電力会社を選べるようになりますが、注意しなければならないことがあります。電力自由化の売り物は、一般の家庭にとって、これまでより安価な電気料金だといういい加減なニュースが大量に流れています。ソフトバンクのような企業は、福島原発事故の直後には、孫正義が「原発反対」のようなスタイルをとってきたが、今や新潟県の柏崎刈羽原発を動かそうと目論むブラック企業の東京電力と組んで、携帯電話料金と抱き合わせで、安価な料金メニューを提示しているイカサマ会社です。あの孫正義は、大嘘つきだった。許しがたい人間だ。冗談ではない。自分がもうかるなら、誰とでも手を組むトンデモナイ企業である。ソフトバンクの手口がいかに悪どいか、という事実を、一般家庭の消費者に広めなければならないのです。
電力自由化における住民投票は、電気料金が高いか、安いかを選ぶ投票ではない! 「これからも原発を動かして、安倍晋三が邁進する地獄の日本を選ぶか」、それとも「狂気の政治集団と、電力会社を日本列島から完全に葬って、クリーンで、安心して暮らせる日本を子孫に残すか」という重大な選択なのです。この戦いは、一瞬の花火ではないのですよ。2016年4月1日から、ずっと続くことを忘れてはなりません。
◆追記──
高浜原発が再稼働された翌日、1月30日に、福島原発刑事訴訟支援団が発足の集会を開催しました。東京・目黒の大ホールは超満員で、盛りあがりました。いよいよ東京電力悪人トリオの被告、元東京電力会長・勝俣恒久、元副社長・武黒一郎、元副社長・武藤栄を刑事裁判にかけ、さらし者にして、徹底的に追及できるのです。下記サイトの一番下に、この支援団への「入会申込み」の方法が書かれていますので、全国のみなさまもどんどん入会して、金銭的にも応援してください。http://shien-dan.org/ これが、今後、再稼働に突進する電力会社幹部を震え上がらせる近道です。
★甘利明と高浜原発(pdf)
http://www.labornetjp.org/files/0202hirose