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2015年12月07日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK197] 「<日本の黒き霧>:金子勝氏」
「【日本の黒き霧】:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/19005.html
2015/12/7 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

【日本の黒き霧1】もんじゅを運営する日本原子力機構が、OBらが経営する18の「ファミリー企業」への不透明な発注が222億円に及ぶことが判明。

田中俊一氏が委員長を務め更田委員を出す原子力規制委員会もある種の「ファミリー企業」かも? http://goo.gl/cuH1lS

【日本の黒き霧2】辺野古関連業者が、2014年の衆院選前、当選した6人に計90万円を寄付。

国と契約を結ぶ業者からの国政選挙に関する寄付は、公職選挙法違反。

約2億9千万円の契約金のキックバック?

業者によれば「つきあいの範囲」だそうです。https://goo.gl/hkMwB5

【日本の黒き霧3】自民党中央への企業献金が22億円に加え、自民党の支部への企業献金は35億円も。

利益政治の賜物。http://goo.gl/rrtrtq

一方、首相呼び掛けた「子ども貧困基金」への寄付は300万円。

1億総活躍?http://goo.gl/a6aIIv

【日本の黒き霧4】ウエスティングハウスの損失隠し問題の背後にある東芝経営陣の確執。

アベのオトモダチ西室泰三氏が今も院政を引く。

第1次安倍政権以来の「原発ルネッサンス」に乗っかった東芝経営陣の愚かさ。

アベとともに沈む東芝です。 http://goo.gl/lAT25E

【霧を晴らせ】福井で「もんじゅを廃炉に」をスローガンに1200人がデモです。http://goo.gl/ZyKFU7

本日の13時〜シールズと学者の会が「安保関連法の廃止を求める学生・学者・市民の共同行動」で銀座大行進をします。https://goo.gl/4IcPvO



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/648.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 今日のビックリ  ニューズウイークの『クリエイティブ、冒険志向の肯定率のグラフ』にみる 世界から遠く離れた日本
今日のビックリ  ニューズウイークの『クリエイティブ、冒険志向の肯定率のグラフ』にみる 世界から遠く離れた日本
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1690.html
2015/12/07 Mon. 00:00 リュウマの独り言


 ここを訪れている皆さんは、「最近日本が少しおかしいのではないか」、と感じている方が多いと思う。 しかし、そういう皆さんは「日本」の中では少数派であって、多くの日本国民は、これが「普通であり、これを理解しない世界」を批判している。舞田敏彦氏がこんな記事を載せている。これを見ると『世界』では 皆さんが多数派に入るのかもしれない。日本1か国の異常さがよくわかる。でも、国内ではちっとも異常と感じていないことの方が『空恐ろしい。』


                                   2015年12月1日  
                               ニューズウィークジャパン
多くの国を含めた世界全体での日本の位置付けを見てみよう。<図2>は、右軸にクリエーティブ志向、縦軸に冒険志向の肯定率をとった座標上に、59の国を配置したグラフだ(英仏は調査に回答せず)。日本は最も左下にある。若者のクリエーティブ志向・冒険志向は世界で最低だ。諸外国の群れから大きく外れ、その低さは際立っている。



<資料:『世界価値観調査』(2010〜14年)>


 先程比較したアメリカはちょうど真ん中くらいで、それを上回る社会も結構ある。ナイジェリア、ガーナ、南アフリカ、フィリピンなどの発展途上国だ。こうした社会では、若者のクリエーティブ志向や冒険志向が強くなるのだろうか。


 お隣の韓国は日本と近い位置にあると思いきや、そうではない。この国では、冒険志向の若者の比率が高い。日本以上の超学歴社会で、一流企業に入るには英語力や海外留学経験が必須だと言われている。国内の就職が厳しいので、活躍の場を国外に求める若者も多い。韓国の若者の冒険志向(外向き志向)が反映されている。


 人間は年齢を重ねると柔軟な思考ができなくなる。守るべき地位や財産を持つようになって、リスクを冒すことは控えるようになる。クリエーティブな発想をして、冒険ができるのは若者の特権で、それを抑えつけるのは大きな損失だ。これからの日本では、少子高齢化で若者はますます希少になる。その人的資源の力を十分に活用することなしに、日本がイノベーション社会に進化することはできない。




http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/651.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 維新の党の代表選、松野頼久氏が再選!民主党と統一会派を結成すると宣言!遂に野党共闘が実現か!?
維新の党の代表選、松野頼久氏が再選!民主党と統一会派を結成すると宣言!遂に野党共闘が実現か!?
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-9039.html
2015.12.07 00:09 真実を探すブログ



☆維新代表に松野氏再選=「改革勢力の結集必要」
URL http://news.nicovideo.jp/watch/nw1929989?news_ref=nicotop_topics_topic
引用:
 維新の党の代表選は6日開票され、松野頼久代表(55)が小野次郎総務会長(62)を破り、再選を果たした。新たな任期は2018年9月末まで。松野氏は、再選を受けた臨時党大会でのあいさつで、「この国を新たにするためには改革勢力の結集が必要だ」と述べ、来年の参院選をにらみ野党再編への取り組みを加速させる考えを強調した。


 松野氏は年内に民主党と統一会派を結成すると表明。その上で「来年には新党をつくり、次の(衆院)選挙で政権交代を目指す」と述べた。松野氏は7日に民主党の岡田克也代表と会談し、統一会派結成について大筋合意する見通しだ。


 これに関し、岡田氏は三重県いなべ市で記者団に「次の通常国会冒頭で、まずは維新と統一会派をつくることからスタートし、他の政党や無所属は、その後の話になる」と説明。松野氏が将来の新党結成に当たり民主党に党名変更を求めていることについては「名前を変えれば国民は信頼してくれるのか」と慎重な姿勢を示した。 
:引用終了


維新代表に松野氏再選 野党結集へ論議加速


【維新の党代表選2015】代表・新三役による記者会見 2015/12/06


[東京系]維新の党 臨時党大会 新代表決定 2015-12-6 フルバージョン


無事に松野さんが新代表に選出されて良かったです。松野代表は民主党との協力を重視しており、今回の記者会見でも「年内に民主党と統一会派を結成する」と言っているので、野党共闘はほぼ確定路線になりました。


後の問題は「共産党と共闘が出来るのか?」という部分ですが、今の状況ならば、最終的には選挙協力で合意することが出来るかと思います。
野党共闘が実現をしても参議院選挙は厳しい戦いになりますが、まずは第一のハードルをクリアーしたことを喜びたいところです。



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/652.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 首相「占領時代の仕組み変える」 改憲へ意欲:志は良だが、従米政治家たちに米国支配層が厭う改憲をやれるはずもなく

 他の条文なら可能かもしれないが、「占領時代の仕組み変える」ことにつながる天皇関連条文や第9条の改正は米国支配層が認めない。
 日本の国柄(国体)が変わったり日本の軍事的自立につながったりする変化をことのほか嫌っているからである。

 日本を軍事活動の下請け(駐留経費分担や軍事費融通を含む)や米国製兵器の高額購入者として重宝に利用したいだけの米国支配層は、今回の「新安保法制」のように、現行憲法を維持したままより都合良く目的が達成されるような“変革”を求めてきた。

 GHQの指示で朝鮮戦争の渦中に名称とは裏腹に戦車や対戦車砲など軍隊レベルの装備に動いた警察予備隊は、憲法が禁じる“戦力”であり、新旧「日米安全保障条約」も、集団的自衛権の行使を否定している(とされる)憲法違反に違背している。

 これらからわかるように、米国支配層は、わざわざ憲法改正を求めなくとも憲法に違背する下請的軍事利用が可能とわかっている日本に、「占領時代の仕組み変える」ような憲法改正を認める気はさらさらない。

 勘違いしている人も散見できるが、米国支配層が日本の軍事活動強化に期待していることは事実だが、だからといって、それを第9条の改正を通じて実現しようとは思っていない。
 米国支配層が本当に第9条の改正を求めているのなら、占領末期を含めとっくの昔に憲法改正が政治のスケジュールにのぼっていたでだろう。

 米国支配層にとっては当然のことだが、占領以来せっかく米国という瓶に封じ込めてきた日本が、憲法改正で現行憲法の制約を取っ払って“自立”してしまうのは、危険で何かと厄介だと考えているからである。

 米国支配層は、憲法に違背する日本の軍事活動はあくまでの米国の差配によるものでなければならないと考え、そのような都合の良い軍事的下請けに日本をとどめる“政治的仕掛け”が現法憲法だと考えている。


 米国支配層が認めのは、安倍首相のように、「戦後レジームからの脱却」とか「占領時代の仕組み変える」といったことを口先だけ唱え“愛国保守気取り”をするところまでである。

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首相「占領時代の仕組み変える」 改憲へ意欲

 安倍晋三首相は28日、都内で開いた超党派の保守系議員連盟「創生日本」の会合に出席した。自民党の立党60年を踏まえ「憲法改正をはじめ占領時代につくられた様々な仕組みを変えていこうというのが立党の原点だ」と述べた。参加した地方議員らを念頭に「推進するためにも来年の参院選で力強い支援をいただきたい」と呼びかけた。

 創生日本は自民党の野党時代に立ち上げ、第2次安倍政権を発足させる原動力となった。

[日経新聞11月29日朝刊P.2]


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/653.html

記事 [政治・選挙・NHK197] アベ親衛隊の右翼がSEALDs若者デモを街宣車で妨害!2015.12.06 SEALDs東京・銀座デモ
アベ親衛隊の右翼がSEALDs若者デモを街宣車で妨害!2015.12.06 SEALDs東京・銀座デモ


2015/12/06 に公開
アベの親衛隊と見られる右翼活動家らがSEALDs若者らが行う平和デモの最終地点の東京駅付近にて街宣車をSEALDsサンドカーの前に乗り付けてSEALDsのサンドカーの走行を妨害(動画の25秒頃から)。右翼活動家は、爆音で何かの曲を流し続けましたが、SEALDsによるコールがそのまま続行されて路上ライブ状態になり、デモが問題なく終了しました。


こういった動画を流す事に議論はありますが、アベの支持者がどういった人たちであり、どのような事が行われているかを知って頂く為に動画を公開します。SEALDsの勇気ある行動には、本当に励まされました。







http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/654.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 安保法廃止集会詳報(6)佐高信氏「安倍は使いものにならない秘書官」「自民党に天罰を!公明党に仏罰を!」

安保法廃止集会詳報(6)佐高信氏「安倍は使いものにならない秘書官」「自民党に天罰を!公明党に仏罰を!」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151207-00000505-san-pol
産経新聞 12月7日(月)0時51分配信


 【佐高信氏】(評論家)

 「(会場近くの街宣車に対し)安倍晋三(ママ、以下同)を支持する人がどういう人なのか。安倍が何を望んでいるのかということを、あのスピーカーは私たちに教えてくれた。ああいう人たちが私たちの言論を封殺する社会を私は、私たちは許さない。11月14日と15日、ここにお集まりの皆さん方は読んでいないであろう産経新聞と読売新聞に全面意見広告が出た。それは渡部昇一とか、例の愛国者もどきの人たちが呼び掛けた意見広告で、全部が(TBSの報道番組)NEWS23のアンカー、岸井成格(しげただ)に対する個人攻撃だった」

 「岸井が…、また呼び捨てになってしまうが、彼は私と大学のゼミが同期で、50年のつきあいだ。だから呼び捨てにすることを許していただきたい。岸井がそこで個人攻撃を受けたのは、戦争法案、安保法案は廃案にすべきだということを繰り返し主張したからだそうだ。当たり前のことじゃありませんか。ここで内輪話といっても通らないが、岸井は決していわゆる革新的な人間ではない。私ともしょっちゅうぶつかってきた。しかし、あの決め方、そして、あの法案というのは許すべきではないんだということを思っているまっとうな人間だった」

 「岸井は毎日新聞の出身で、どっかの首相のおやじ(故安倍晋太郎元外相)も毎日新聞だった。そのおやじが外相当時、岸井は担当記者であり、非常に近い関係にあった。そのとき外相の秘書で全く使いものにならなかったのが安倍晋三だ。安倍晋三は、自分のそういったことを知っている人間に対して非常に複雑な感情を抱いている。よくいわれるように平沢勝栄という人は、安倍晋三の家庭教師をしていた。だから絶対大臣にはなれないと言われている。この愚かなる安倍晋三をゲッペルス(ナチスドイツの国民啓蒙・宣伝大臣)のように支えているのがスゲ…、菅義偉(すが・よしひで)だ。この男のいやらしさ、しつこさ、その一つを私は岸井から直接聞いた」

 「岸井成格が私的に開いている勉強会に、わざわざ菅はやってきて、最後までいて、そのころは沖縄県知事の翁長(雄志)さんにも会う暇がないほど忙しいときだったはずだ。それなのに最初から最後までいて、岸井に『いいお話を聞かせていただきました』というふうに言ったそうだ。それは内輪の話だ。ぜひオフレコにお願いしたい。その後、岸井にゆっくりと話を聞かせてほしいと言ったと言われた。岸井が言ったので、ぜひ50年来の友人を一人だけ連れて行きたい。そうやって言えと言っておいたが、その会談はまだ実現していない」

 「その岸井降板の画策は、すでに2カ月前から行われている。これははっきりした事実だ。その岸井の後に予定として託されているのが朝日新聞の星浩(特別編集委員)だ。骨なしクラゲのような男だ。私は『週刊金曜日』で、岸井成格一人がそんなに怖いのか。もし、その骨なしクラゲの星が引き受けるとしたら、それは火事場泥棒だろうと書いた」

 「岸井のNEWS23担当は月曜日から木曜日までだ。とりあえず月曜日から木曜日まではTBSのNEWS23にチャンネルをあわせてほしい。視聴率が高ければ、いま押しくらまんじゅうしているところ、とりあえずの動きはそうだということをぜひ皆さんにお願いしたい。岸井は私と違って、たたかれ慣れていない男だ。ただ私も今、必死に支えている。ただ、安倍からみると、私が支えていることが岸井にとっていいことなのかどうか、ということもあるが、ぜひ支えてあげてほしい。発言をまとめてくださいというので、最後に強引にまとめると、私は今度の参院選までぜひ皆さんの合言葉としてほしいというのをあの国会前のプラカードでみつけた。自民党に天罰を! 公明党に仏罰を!」



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/655.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 中小の新規設備、固定資産税半減へ 16年度から3年間:主旨はいいが地方税である固定資産税の補填策は必要

 政府が賃上げと設備投資増大をなんとかしようと必死なのは理解できる。
 しかし、法人税実効税率の引き下げまでやってあげようとしている日本経団連加盟企業などや労組連合が賃上げや設備投資増大に向けてまじめに動こうとしないからといって(笑)、スジがいいとは言えない政策を繰り出しているのは、問題であるばかりか実効性にも疑問だ。

 無関係の財政危機論を煽って消費税増税政策を押し通した手前、財政危機はないとわかってしまうような経済財政政策を実行できないことが政策をひどく歪めている。

 消費税増税のためについたウソに政府自身が縛られてしまうドツボに嵌まっている。

 いずれにしろ、税制で優遇しても、設備投資にはおカネがかかるから必要性がない設備投資は行わない。
 まずは、バラマキでも財政出動でもいいから、民間及び政府の総需要を大きく増加させる思い切った施策が必要である。
 それを行いつつ、世界とりわけ新興国の需要をどうやって増加させ、それを日本の供給につなげていくかを考えのが政府の役目である。


※ 関連投稿

「パート就労拡大へ企業に補助金 「130万円の壁」対策:なんと!事業者の賃上げと社会保険料の負担増加を国費で負担」
http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/570.html

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中小の新規設備、固定資産税半減へ 16年度から3年間[日経新聞]
2015/12/7 2:00

 自民党税制調査会は2016年度からの3年間、中小企業が新たに購入する機械などにかける固定資産税を50%軽減する方針だ。160万円以上の機械や装置が減税の対象で、年間の購入総額で見ると1兆円を超える設備に適用する。黒字の大企業が主な対象となる法人実効税率引き下げと両輪で、国内の設備投資を後押しする。

 経済産業省と総務省の案を自民党税調が受け入れ、10日にまとめる予定の与党税制改正大綱に盛り込む。中小企業庁が検討中の中小企業の生産性向上促進に向けた新法で制度化する。

 国内の中小企業約250万社の設備投資額は160万円以上の機械が9割を占める。今回、減税の対象となる機械だけでも額は14年度で1兆460億円に達する。減税の適用を受ける中小企業数は3年間で数十万社単位に上り、減税の規模は年間100億円程度となる見通しだ。

 政府・与党が固定資産税の軽減に踏み切るのは中小企業全体の7割近くを占める赤字中小企業の負担を軽くする狙いがある。黒字企業が対象となる法人税引き下げの恩恵を得られないためだ。

 甘利明経済財政・再生相は6日、都内で記者団に「(新規に投入した設備について)固定資産税の減免措置をかけると、赤字法人でも設備投資のメリットが出てくる」と強調した。

 既に来年度に20%台に引き下げることが固まった法人実効税率に加え、地方の中小企業にも幅広く効果が及ぶ税制上の措置が必要と判断した。

 英国やフランスなどの欧州諸国、中国や韓国は企業が持つ機械に固定資産税をかけていない。償却対象の資産に税をかけない国際的な流れに合わせる側面もある。

 減税の対象になるのは、資本金1億円以下の中小企業が新たに工場などに導入する160万円以上の製造機械や加工機械、発電機といった機械・装置。通常は評価額に応じて年1.4%かかる固定資産税を50%割り引く。

 減税の適用には、購入により時間あたりの生産量やエネルギー効率などのいずれかが1%以上高まることも条件となる。古くなった設備を最新の機械に入れ替える場合などが想定され、政府は中小企業の生産効率の上昇や電力消費の減少につながるとみている。

 例えば、16年に機械を買った企業は、17年度から19年度までの3年間減税を受けられる。償却により資産価値が目減りした4年目以降は通常の課税に戻る。

 ただ、機械装置に対する固定資産税の規模は全体で5500億円に達する。これを一度に廃止すれば、固定資産税を収入源とする地方自治体の財政への影響が大きくなる。そのため、減税対象を新たな機械装置に限定し、期間も3年間の時限措置とする。

 安倍政権は設備投資の拡大や賃上げなどを通じて、国内総生産(GDP)を600兆円に引き上げる目標を掲げている。目標の達成には都市部だけでなく、地方の経済の底上げも必要になる。政府は減税を設備更新に踏み切るきっかけにしてもらい、中小企業の割合が高い地方でも投資額を増やしたい考えだ。

 短期的には地方自治体の固定資産税が減る要因になるものの、課税対象となる固定資産が増えていけば中長期的には税収増につながる効果も期待できるとみている。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF06H01_W5A201C1MM8000/?dg=1


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/656.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 軽減税率「加工食品も選択肢」 自民幹事長、公明に:新聞・書籍への適用を内諾しているのなら加工食品への適用は“自明”

軽減税率「加工食品も選択肢」 自民幹事長、公明に

 自民党の谷垣禎一幹事長が4日に中国・北京で公明党の井上義久幹事長と会談した際、2017年4月の消費増税時に導入する軽減税率について「加工食品への適用は選択肢の一つだ」と伝えていたことが分かった。自民党は対象品目を生鮮食品より広げることに難色を示していたが、財源確保を前提に接点を探る姿勢に転じた。両幹事長は6日、都内で協議する。

 両幹事長は流通業者などの混乱を避けるには商品管理のしやすい対象品目にすべきだとの考えで一致。菓子類などの線引きが複雑な加工食品に適用する場合、すべてを含めるのが望ましいとの認識を共有したという。

 生鮮食品が対象なら必要な財源は約3400億円。加工食品全てを含めるなら1兆円規模に達し財源確保が難しくなる。自民側には生鮮食品から段階的に拡大する案が念頭にあるとみられる。

[日経新聞11月6日朝刊P.1]


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/657.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 安倍・榊原連合、押し通す 法人税29.97%決定の舞台裏:要するに「消費税増税と法人税減税の一体改革」

 法人税税率の引き下げは、消費税増税で消費税還付が増え利益が増大するグローバル企業の法人税増加を抑制する“既定の方針”。

 それがわかっているこそ、安倍政権は、税制を通じて得た“不労利益”を賃上げや設備投資で使うようしつこく厳しく経団連などに要求している。

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安倍・榊原連合、押し通す 法人税29.97%決定の舞台裏
経団連「投資増・賃上げ」転機に 財務・経産省痛み分け

 政府が法人実効税率を2016年度から29.97%に引き下げる方針を固めた。国内総生産(GDP)600兆円へ成長戦略を加速したい首相官邸の強い意向が背景にある。「来年度」に慎重だった財務省と、代替財源となる赤字大企業への課税強化に反対した経産省は痛み分けとなった。政府内の逆風を押し切ったのは、安倍晋三首相と経団連の榊原定征会長との蜜月関係だ。


 「来年度から20%台に下げられる財源を探せ」。菅義偉官房長官は11月下旬、財務、経済産業両省の幹部を首相官邸に呼び指示した。「財源はみつからない」。財務省幹部は説明したが、菅氏は「来年度から絶対にやるんだ」と突っぱねた。

 同24日の経済財政諮問会議でも「16年度に20%台に引き下げるように様々な方策を検討すべきだ」と表明した。

 法人実効税率をめぐっては15年度税制改正で、14年度の34.62%から15年度に32.11%、16年度は31.33%に下げると決めた。今年6月に改定した新成長戦略では「数年で20%台まで引き下げる」と明記していた。


「税収は上がる」


 だが、菅氏は夏ごろからさらに野心的な目標を周囲に漏らし始めた。

 「来年度から20%台に下げたい。税率を下げたほうが税収は上がる」。アベノミクスの最大の成果ともいえる株価は8月を過ぎると2万円台から急落し、市場には悲観的な見方が急速に広がっていた。7〜9月期の実質経済成長率も2四半期連続のマイナス成長に落ち込んだ。来夏の参院選もにらみ、迅速に経済の上昇機運を取り戻せる政策はないか。その答えの一つが法人税だった。

 だが、財務省は早期引き下げには赤字の大企業への課税強化になる外形標準課税の拡充が必要と譲らなかった。経産省は財源確保を後回しにする先行減税には積極的だが、赤字企業への課税強化に反対し、16年度からの引き下げには一時トーンを落としていた。

 政府内には「企業の内部留保に回るだけ」との批判も根強かった。11月中旬頃には「法人税は盛り上がらない」との見方が広がっていた。

 それでもあえて11月下旬に「来年度」の旗を掲げた菅氏。勝算は水面下で進んでいた榊原経団連との二人三脚にあった。

 10月下旬、安倍首相の中央アジア歴訪。海外出張には常に同行する政務の今井尚哉首相秘書官の姿がなかった。首相は腹心を国内に残し、経団連が官民対話で賃上げと設備投資に関して踏み込んだ見通しを公表する調整に当たらせていた。

 11月5日の対話で、首相は「次回、見通しを示してほしい」と正式に要請した。前首相秘書官の柳瀬唯夫経産省経済産業政策局長らが何度も経団連を訪れ、詳細を詰めた。それが11月26日の官民対話での経団連の榊原会長の「決意表明」だ。

 「設備投資は経営側の努力で80兆円は見込める」。榊原氏は今後3年間で設備投資を約10兆円増やすことが可能との見通しを示した。来年の春季労使交渉は「今年を上回る水準を期待」との意向も伝達。経団連要望の「早期引き下げ」を超え「来年度の20%台実現をぜひお願いしたい」とも踏み込んだ。

 最大の難関だった財源問題の解決でも、経団連が大きな役割を果たした。「絶対反対する」と目されていた外形標準課税拡大に同意する方向に転じた。財務省幹部はこれについても「榊原氏主導だった」と振り返る。


「財源で協力を」

 「産業界には法人税改革の財源確保に協力してほしい」。26日の官民対話を首相はこう締めくくった。経団連内には、赤字企業への課税強化への反対論はなお根強く、最後まで先行減税への要望は強かった。だが、官邸サイドには先行減税の選択肢は残っていない――。首相の言葉からそう察した榊原氏は首相の意をくみ、赤字企業への課税強化を受け入れた。

 先行減税がない以上は、赤字企業への課税強化がより安全な選択肢との計算もあった。代替案にあげられた内部留保課税や研究開発減税の縮小・廃止は会員企業の反対がさらに強かった。

 「はしごを外された」。経産省内には所管の経団連がどたんばで赤字課税の強化を選んだことに苦渋の色がみえる。一方、財務省も当初想定していた17年度からとのシナリオを崩された。財務・経産両省が痛み分けを余儀なくされた構図だ。

 一方、自民党税制調査会は蚊帳の外に置かれたままだった。自民党の宮沢洋一税制調査会長は、来年度の引き下げは難しいと一貫して語ってきたが、調整に直接かかわった形跡はみえない。「すべて経団連と財務省からの事後報告だった」。税調関係者は証言する。

[日経新聞11月6日朝刊P.2]


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/658.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 防衛費5兆円どう使う:貴重な“金づる”日本は米国軍需企業からグローバルホーク1千億円など多額の兵器購入へ

※関連参照投稿

「首相「占領時代の仕組み変える」 改憲へ意欲:志は良だが、従米政治家たちに米国支配層が厭う改憲をやれるはずもなく」
http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/653.html

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防衛費5兆円どう使う

 陸上自衛隊が毎年8月に富士山の麓で行う総合火力演習、通称ソウカエンは入場券の抽選倍率が20倍を超す人気行事である。地響きをあげて進む重戦車。上空を舞うヘリ部隊。戦争ゲーム好きのミリオタ(軍事マニアのネット用語)でなくとも思わずわくわくしてしまう迫力がある。

 30年近く前、北海道名寄市の陸自駐屯地を訪れたことがある。その頃、駐屯地の統廃合論が出ており、出迎えた陸自幹部は最北端の名寄がなぜ必要かをくどいくらい説明した。

 「ソ連軍が宗谷海峡を渡ってきたら稚内からいったん退き、名寄の部隊が音威子府の峠で防ぎます。その間に上富良野と千歳の戦車部隊が北上します」

 ソウカエンで見せているのはそういう戦争である。本土に上陸してきた敵軍を地上戦で押し返す。本当にそんな戦いが現在の日本で起きるのだろうか。

 2007年の中越沖地震では新潟県にある自動車部品工場が被災して供給がストップ。自動車メーカーは長期間、操業停止に追い込まれた。よほどの離島を別にすれば、国内のどこかが戦場になった時点で日本経済は立ちゆかない。今後の日本の戦争は勝つにせよ、負けるにせよ、ミサイルを何発か撃てばおしまいだ。

 となると、専守防衛の概念も変わらざるを得ない。敵軍が上陸してくるまで傍観している場合ではない。

 米国の有力シンクタンクが最近、在日米軍に2隻目の航空母艦を配備するように提言して話題になった。自衛隊OBに「日本も空母艦隊を保有した方がよいのではないか」と聞いたら、「むしろ米軍と役割分担した方が効率的」との答えだった。

 日本の得意分野は何か。そのOBによれば、自衛隊の哨戒能力は米軍をも上回るそうだ。日本は敵ミサイルを迎撃するイージス艦を6隻持ち、近海に配備しているが、広範囲に不穏な動きを察知するには偵察能力は一層高めた方がよい。

 防衛省に今年できた防衛装備庁は11月、最適装備の導入に向けたプロジェクトチームを立ち上げ、無人偵察機RQ4グローバルホークや対潜哨戒ヘリSH60Kシーホークなど12品目を重点対象に選んだ。欲をいえば、オーストラリアとの共同開発を検討中の潜水艦をもっと増やしたい。

 難点は新鋭装備はいずれも価格が高いことだ。防衛費はいよいよ5兆円時代に入る。岸信介の孫である安倍晋三首相は吉田茂流の軽武装路線はお気に召すまいが、アベノミクスも正念場を迎え、国内総生産(GDP)が日本の2倍を超えた中国と正面から軍拡競争するのはなかなかしんどい。

 リストラ候補は本土決戦に備えた名寄の普通科連隊(旧軍でいう歩兵)のような部隊しかあるまい。災害対応や海外派遣を考慮しても陸自の15万人(全体の61%)はいささか多い。

 1915年から16年にかけて中東のガリポリ半島で英軍とトルコ軍がぶつかった。第1次大戦で有数の激戦というだけでなく、陸海空戦力が初めて一体運用された戦いとして知られる。同大戦は戦争の姿を変えたが、これもその一つだ。

 それから1世紀。再び戦争は変わりつつある。米軍は海空一体のエア・シー・バトルに向け、編成替えを進める。日本にも同じような名前の部隊はできたが、自衛隊全体を劇的につくり変えるには至っていない。

 ソウカエンは近年、離島奪還作戦も披露するようになったが、ミリオタが喜ぶのは相変わらず10式戦車の華麗なスラローム射撃などである。航空決戦時代に大艦巨砲にこだわった旧軍の愚行を笑えるだろうか。

(編集委員 大石格)

[日経新聞12月6日朝刊P.]


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/659.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 2人出るのはよくない(12年9月 谷垣自民総裁)再選論広がらず出馬断念:総理になれない総裁だから総裁になれた谷垣氏

[政 その瞬間]2人出るのはよくない(12年9月 谷垣自民総裁) 再選論広がらず出馬断念

 2012年秋、民主党政権から民意が離れ、首相の野田佳彦が衆院解散に踏み切れば自民党の政権復帰が有力視される中、野党・自民党を総裁で率いる谷垣禎一の任期が迫っていた。

 9月26日の党総裁選は勝利すれば「次の首相」を意味する。09年から苦しい野党運営を担った谷垣の周辺に「再選支持の声が多い」との楽観論が覆っていた。

 だが8月中に対抗馬が相次いで現れる。元首相の安倍晋三は所属する派閥会長の町村信孝に出馬意欲を伝達。町村も立候補の意向を示し、地方組織の支持が強い石破茂や、初挑戦の林芳正も準備を進めた。首相の座を目前にして谷垣をたてる空気は広がらなかった。

 無投票再選の構想が崩れた谷垣は9月14日告示に向け支持集めに動く。ところが谷垣を支えてきた幹事長、石原伸晃が9月2日「谷垣総裁を支えるために政治をやってきたわけではない」と出馬に意欲を示した。

 背景には派閥に配慮しない人事や党運営を進めた谷垣に対する実力者の反発があった。出身派閥の宏池会会長、古賀誠が3日、谷垣に「若い人を支持したい」と不支持を通告。元首相の森喜朗、元参院議員会長の青木幹雄は石原に流れた。

 総裁と幹事長がたてば執行部批判が高まる懸念があり、副総裁の大島理森の仲介で一本化を模索。谷垣は当初、「逃げるわけにはいかない」と譲らず、川崎二郎、逢沢一郎ら側近が20人の推薦人集めを続けた。

 10日、逢沢ら陣営メンバーの朝食中、川崎から「谷垣さんが不出馬と言ってきた」との電話が入った。必死で引き留めたが、谷垣は党本部で記者会見を開き「出馬しない決断をした。(執行部が)2人出るのはよくない」と明言した。

 谷垣抜きの総裁選は石原、石破が有力視されたが、結局は安倍が制し、12月の衆院選後に政権を発足。1年9カ月後、ナンバー2の幹事長に谷垣を起用した。

=肩書は当時、敬称略

(酒井恒平)

◆「政 その瞬間」は政治が大きく動いた場面を検証し、象徴する言葉とともに人間模様を描きます。

考え甘かった 反省しかない

 逢沢一郎・元自民党総裁特別補佐 党再生に一番努力してきた谷垣総裁で政権を取り戻すのがまっとうな考えで、議員も全国の党員も理解してくれると思った。甘かったと反省するしかない。古賀誠氏は「谷垣氏支持はできない」との判断を示した。2人が相談や報告したりしていなかった。両氏と近い我々の配慮が十分でなかった。

[日経新聞12月6日朝刊P.12]


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/660.html

記事 [政治・選挙・NHK197] (沖縄サヨク)辺野古カヌー妨害部隊の担当者は元在日朝鮮人(日本国籍)と判明!抗議活動を指南 民族運動家・・・
ホームグロウン・テロリズム?


正義の見方から
http://www.honmotakeshi.com/archives/47118517.html

【沖縄サヨク】辺野古カヌー妨害部隊の担当者は元在日朝鮮人(日本国籍)と判明!抗議活動を指南 民族運動家で、修学旅行生にカヌー体験を指導


682: 名無しさん@おーぷん 2015/12/04(金)13:22:55 ID:Lxx
***@***

裁判に負けたら翁長さんは夫婦で辺野古に座り込むと。
そうしたらそこに一万人以上の人が集まり基地に雪崩れ込む騒ぎに。血を見るでしょう。
アメリカはそこまでして辺野古が欲しいか、ってこと。傷つくのは日本人じゃないか。
https://twitter.com/datsugenp/status/672405092394385408

***@***
また沖縄を戦場にするんですか……ホンッとに好戦的ですねあなた方は。
#辺野古
https://twitter.com/Drif78/status/672417502719184898

***@***
@*** @*** @*** @*** @*** @***

カヌー妨害部隊“辺野古ぶるー”の担当者はキム・チミョンって書いてる…どう見ても日本人じゃないね。
http://livedoor.blogimg.jp/honmo_takeshi/imgs/5/d/5d00e5e0.jpg

http://livedoor.blogimg.jp/honmo_takeshi/imgs/1/1/113586b3.jpg

https://twitter.com/hisashi19860619/status/672427115619352577

引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1448662253/


【補足】
在日二世の記憶
在日コリアンの声を記録する会
27 朝鮮人の父と日本人の母に生まれたからこそ朝鮮にこだわる
金治明(キム・チミョン) 男
取材日/二〇一四年九月七日
出生地/神奈川県横浜市
現住所/沖縄県名護市

>二〇〇四年から名護市の辺野古新基地ボーリング調査建設阻止行動に参加。カヌー教室も主宰している。

>以降、毎年来ることになり、二〇〇四年九月には労組と地域の市民運動が信州沖縄塾というグループを立ち上げ、そこで辺野古の「命を守る会」からカヌーを送ってほしいという要請を受けたのです。

>辺野古に新基地を作らせてはならないのです。沖縄県民の意思を無視した新基地建設のためのボーリング調査阻止のためカヌーを漕ぎ、海での抗議行動に出ています。

>生活を支える収入面は、修学旅行生にカヌー体験を指導することです。四年前からしています。

>いま私は朝鮮籍ではありません。なぜなら私は二一歳のときに日本国籍者となったからです。

>私は日本人でいるのは嫌でしたから、日本国籍からどう「朝鮮」籍に戻るかを考えました。朝鮮籍の女性と結婚するなり、養子になれば可能ではないかと考えたのです。しかし、朝鮮籍になるためには、いったん韓国籍になってから朝鮮籍に変えることがわかりました。
《中略》
韓国の政治的な状況から断念しました。


集英社新書WEBコラム
http://shinsho.shueisha.co.jp/column/zainichi2/027/


【ツイッターの反応】

*辺野古カヌー隊にやはり在日の影 金治明(キムチミョン)さんより辺野古緊急報告 『人民新聞』1525号
http://livedoor.blogimg.jp/honmo_takeshi/imgs/7/8/788c6869.jpg

http://livedoor.blogimg.jp/honmo_takeshi/imgs/4/4/442d2209.jpg


* 混じってるねー。すすんで担当までしちゃってw

*一応日本国籍だから外国人が口を挟むなとは言いづらいが、経歴を見ると日本国籍をただ持っているだけのバリバリの朝鮮民族派だな。自分で言ってるし。

・・・

<参考リンク>

■【サヨク速報】安保法廃止集会がスゴい「韓国市民と連帯!尖閣に人は住んでない、騒ぐな!自民に天罰、公明に仏罰!NEWS23、毎日観て岸井応援!」
http://www.honmotakeshi.com/archives/47128196.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/661.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 地方都市の駅前も「限界集落」だらけだ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5247.html
2015/12/07 06:36

 駅前から活力が無くなり、シャッター通りになっているのは地方都市の定番の風景になっている。そこで秘かに進行しているのが人口減と高齢化だ。

 地方の中心都市に各社の営業所や支店が集約され、中小地方都市の駅前「昼間人口」は激減している。駅前に林立している雑居ビルの二階や三階に入居していた各社の営業所や支店が閉鎖され、駅前周辺の飲食店から人影が消えた。もちろん夜の接待もなくなり、料飲店も閑古鳥が鳴くようになった。

 それだけではない。駅前に住んでいた人たちまで高齢化し、人口減に陥っている。つまり定住人口の激減が進行している。限界集落は山間僻地で起こっているだけではない。駅前の「中心市街地」までもが「限界集落」になっている。

 かつては駅前商店の子弟が後を継いでいたが、家業の先行きに自信が持てないため、指定は進学した都市部で卒業後に就活に励んで会社員になり、地方都市の駅前に帰って来なくなっている。地方都市の駅前が凋落しているのは定住人口面からでも明らかだ。

 そして止めを刺すのが高止まりしている地価だ。駅前に無料駐車場があるなら近郊の人たちも車で駅前に出掛けて買い物をする機会もあるだろうが、押しなべて駅前駐車場は有料だ。

 主婦は一円五円の価格差でスーパーのチラシを見て走り回る。それが買い物をして一時間も駐車していたら二百円から五百円も取られるのなら決して駅前に買い物に出掛けようとは思わない。近隣の駐車場を持つ大型スーパーに出掛けるのが常になっている。

 それなら商店主たちが話し合って駅前の「共同大型店舗」を建設して集客しようとするのか、というとそうした動きは皆無だ。ただただ行政に「中心市街地活性化」を何とかしろ、と要請するだけだ。

 依然として高い地価を唯一の拠り所として、プライドばかり高い没落貴族のような思考に陥っている。口を開ければ郊外の大型ショッピングを呪い、行政が何もしてくれないと愚痴を言う。そして限界集落は進行して定住人口は以前の50%を割り込むまでになっている。

 一度、落ちるところまでとことん墜ちなければ、這い上がることは出来ないように見える。地価も下落して誰も駅前に見向きもしなくなり、見捨てられた時こそが再生の機会になるだろう。

 駅前商店街の店主たちが自力で商売を再開するのを諦め、総意として『共同化』しなければ何もできないと意見集約が為されない限り、駅前商店街の再生はあり得ない。細々と行政が一年間だけ開店資金と家賃補助を行って「喫茶店ごっこ」や「カレー店ごっこ」を空き店舗で行っているようでは再生は決してない。むしろ行政も徹底して「自力再生」を駅前商店街に求めるべきだ。そうしない限り力強く駅前商店街が再生することはない。


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/662.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 類似メロディ判別ソフトはやはり存在する?あと「聖母の御子」に著作権あるのかね?
このあいだ話題にした「メロディ判別ソフト」存在するかも。それともこれって、オレが知らないだけで世間の常識なの?でも、ま、イチオー、なぜそう思うか理由を説明しておく。


ちょっと前にカミさんの実家へ行って、そこで村の行事を撮影した。これは、仏教行事なんだが、イサン(タイの東北部ね)の人は、湿っぽいことだけで終われない人たちだから、行事のあと盆踊りみたいなことをやる。面白いから、オレも酒飲んで踊りながら撮影し、戻ってから少し編集してYoutubeにアップした。するとYoutubeから「第三者から不服の申し立てがあった」と連絡がきた。盆踊りで使われた幾つかのタイの流行歌がひっかかっちゃったわけだ。


その第三者氏は「広告を載せて料金を徴収する」ことで同意したらしく、こちらはバナーが入ることを気にしなければいいだけで、それ自体はどうでもよいのだが、「待てよ」と思った。これ、プライベートのビデオで親戚連中に見せるためだけにアップしたものだから、第3者が見れるはずないのである。とするならば、Youtubeが自分で審査したわけで、こんなもの人海戦術でやれるわけもなし、ソフトを使っているに違いない・・・と、こう考えるわけだ。


それから、オレは最近、時代劇にこっていて、鬼平犯科帳などを片端から見ているが(剣客商売はだめだな、藤田まことがミスキャスト)、中でもお気に入りの「陽炎の辻」などは、「検閲」にひっかからないようにテーマ音楽だけ意図的に抜いているフシがあるのですな。あきらかにテーマ曲が入るべきところに入ってないときがある。これが「検閲ソフト」の存在を疑わうもうひとつの理由。


それから、「聖母の御子」のチェロ演奏バージョンにも不服申し立てがきたらしい。こちらは公開しているから、権利関係者(あるいは彼らのマシーンが・・・笑)がチェックした可能性はあるが、カタロニア民謡に著作権があるのかな?この曲は、セゴビアの演奏を耳で聴いて、それを Finale Notepad で楽譜に起こし、編曲をかえてボーカ郎氏に演奏してもらったものだ。特定の楽譜に依拠して作ったわけではない。


それから、「聖母の御子」は日本の「さくらさくら」のような「詠み人しらずの」古歌だと思ってたのだが、オレの認識が違うのかな?そうだとすれば、権利者も存在せず、著作権の保護期間もとっくに過ぎているように思うのだが・・・・。あるいは、著作権なんてものは、登録したもの勝ちの世界なのかな。不服申し立てをした団体が、例えばセゴビアの業績を広めるための基金だったり、何らかの公益性がある機関なら、納得できるし、すっきりもするのだが・・・。


詳しい人がいたら事情を教えてね(笑)


以下、何にも音楽を投稿しないのもなんなので、Vocaloid の聞きくらべ。



いやあ、ボーカルソフトも進化を続けておるね。謡子さんに安住している場合ではない。オペラ歌手バージョンなどは驚異的なデキだと言っていい。


しかし、日本のボーカロイドは、なんでああ、ガキっぽい不快な声が多いのかね。Megpoid の登場まではGACKTのやつ以外使えるものがない。


ではでは




http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/663.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 衆参同日選は来年7月10日か 1月4日国会召集で一気に真実味(週刊ポスト)
衆参同日選は来年7月10日か 1月4日国会召集で一気に真実味
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151207-00000010-pseven-soci
週刊ポスト2015年12月18日号


 憲政史上3回目の衆参同日選挙のXデーは「来年7月10日」になる──。自民党内で衆院選と参院選の同日選挙論が急速に広がっている。

 口火を切ったのは佐藤勉・国対委員長だ。11月28日の自民党議員のパーティで、「来年ダブル選挙があるかもしれない」とぶち上げると、谷垣禎一・幹事長が「いろいろな可能性はある」と追随し、伊達忠一・参院自民党幹事長は「参院選との相乗効果が見込める」と歓迎のコメントを出した。

 政権与党の最高幹部たちがここまで解散日程に踏み込んだ発言をするのは異例といえる。本来、解散・総選挙は「総理大臣の専権事項」であり、党幹部は解散について質問されても、「総理が決めること」と言及しないものとされてきたからだ。

 そのため、自民党内には、「執行部が解散風を煽るのは『当分自分の選挙はないから』と動きの鈍い衆院議員たちに危機感を与え、参院選に力をいれさせるためのブラフ(威嚇)」という見方がある。

 しかし、単なるブラフではない。同日選シナリオの震源地が首相官邸だからだ。来年の参院選は安保法制やTPP(環太平洋経済連携協定)に対する批判で自民苦戦が予想されている。それを見越した官邸は10月の内閣改造直後から「衆参同日選」に持ち込んで有権者に「安倍政権か」「共産党を含む野党連合政権か」と政権選択を問いかけ、一気に選挙戦を有利に運ぶ逆転戦略を練っていた。

「現在の内閣支持率や野党の選挙準備不足の状況は、『死んだふり解散』と呼ばれた1986年の中曽根康弘内閣の同日選の時に非常に似ている。当時、自民党は衆院300議席、参院72議席(非改選を含めて143議席)という過去最高議席を獲得した。自民党の選挙部隊が行なった極秘シミュレーションでは、来年同日選を打てば衆参ともに圧勝できるという分析がなされ、官邸では具体的な同日選の日程を検討してきた」(官邸筋)

 その投開票日が来年の7月10日になるというのだ。憲法上、「総選挙は解散の日から40日以内」と定められるなど衆院選や参院選の投開票日は国会日程とのからみで細かい制約があり、同日選が可能な日付は限られる。数少ないチャンスの一つが7月10日だが、その日に同日選を実施するためには通常国会を正月の1月4日に召集し、安倍首相は会期末の6月1日にピンポイントで衆院を解散しなければならない。

 しかも、1月4日には宮中で「奏事始(そうじはじめ)」という祭儀が行なわれる。モーニングコートを召された天皇が午前10時から、宮殿の鳳凰の間で掌典長から前年の伊勢神宮や宮中の祭祀が滞りなく行なわれた報告を受けるものだ。その日に国会を召集すれば、重要な奏事始の祭儀がある天皇に国会開会式への臨席も求めなければならない(開会式は召集の数日後にすることも可能だが、今年の常会、昨年の常会ともに召集日に開会式を開催)。

 安倍首相が、ハードルが高いはずの奏事始と同じ日の国会召集、つまり同日選への道筋を決断したのは11月16日だった。

「大変異例だが1月4日に通常国会を召集したい」

 外遊先のトルコで同行記者団にそう表明したのだ。自民党は幹事長会談で野党に召集日を通告し、「同日選」は一気に真実味を帯びた。


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/664.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 佐野眞一氏「SEALDsは面白いノンフィクションにはならない」(SAPIO)
            SEALDsのシュプレヒコール(2015年8月14日、国会前)


佐野眞一氏「SEALDsは面白いノンフィクションにはならない」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151207-00000008-pseven-soci
SAPIO2016年1月号


 学生時代、左翼運動にどっぷり浸かっていた経験を持つノンフィクション作家・佐野眞一氏は現在60年安保闘争当時、全学連委員長だった唐牛健太郎の評伝を取材中だが、SEALDs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行動)に代表される昨今の大衆運動には、取材者としてまったく触手が動かない、と語る。一体なぜか。

 * * *
 私の入った大学(早稲田大学)は学生運動が盛んで、私も入学と同時にある党派に誘われて入った。だが、すぐに内ゲバの季節に入った。左翼運動とはこんなものだったのか。その現実に幻滅して、自分の方から学生運動とは一線を引いた。

 その頃、昔の活動家仲間と喫茶店に入り、別れて外に出ると、救急車がその店の方に急行していくのが見えた。翌日の新聞に、活動家がバールで頭蓋骨陥没という記事が載ったのを見て震えがきた。それ以来、学生運動とは完全に決別した。

 これは大学卒業後のことだが、歴史学者の網野善彦の『異形の王権』を読んでいて、中世に流行した覆面と石礫は権力の及ばないアジール(聖域)に向かっての庶民のはかない抵抗ではなかったか、という記述にぶつかって心から驚かされた。

 覆面とはすなわちヘルメットや催涙ガス除けのマスクのことであり、石礫とは文字通り投石のことである。統治権力が及ばない世界に対しては、覆面で顔を覆って素顔を隠し、見えない場所から石礫でも投げる以外に憂さの晴らしようがない。なるほど、われわれ世代の学生運動は各地の成人式で暴れる若者とあまり変わらなかったのかも知れない。

 要するにわれわれの学生運動は、中世の抵抗運動と地つづきであり、大人になるためのイニシエーション(正式の社会人に承認されるための通過儀礼)の一種だった。そう思うと、学生運動も若気のいたりでやったとばかりは言えなくなった。

 それは60年安保闘争を闘った唐牛健太郎も、安倍総理の安保法制化に反対するSEALDsの若者も、あまり変わりがないのかもしれない。

 ただ、唐牛健太郎の評伝をこれから発表しようとする者の立場から一言だけ言わせてもらえば、唐牛らが反対運動をしていた時代に生きた日本人には、歴史の等高線がしっかり刻まれていた。

 唐牛らが打倒を叫んだ岸信介は、単なる保守反動ではなく、戦前は満州国をつくり、戦後は巣鴨プリズン入りしても自説を曲げず、アメリカと対等な条約を目指した。そういう意味では腹の据わった政治家だった。

 唐牛を支援するフィクサーにはフィクサーとしての信念があり、左翼運動をぶっ潰そうとする右翼には日本の将来を憂える“国士”としての誇りがあった。それらの魅力的なバイプレイヤーたちがいるからこそ、唐牛の人生はノンフィクションとして書くに値する。そう私は信じて、いまも唐牛の足跡を追い続けている。

 それではSEALDsは、書くに値するノンフィクションになるだろうか。

 即断は避けなければいけないが、直感で言えば、あまり面白い作品にはならないような気がする。それは彼らに魅力がないというより、彼らを取り囲む人々の世界に、歴史の等高線がなく平板だからではないか。これでは「物語」が生まれようがない。

 それはサヨクに限らない。日本人はいつからアドレナリンを放出させる「物語」をなくしてしまったのだろうか。


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/665.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 橋下大阪市長は「大阪のプーチン」になる(週プレNEWS)
              一度は引退するも、橋下氏の国政デビューの可能性があると古賀氏は予測する


橋下大阪市長は「大阪のプーチン」になる
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151207-00057777-playboyz-pol
週プレNEWS 12月7日(月)6時0分配信


大阪府知事・市長のW選が終わった。おおさか維新の会の大勝となった大阪府知事・市長の“維新”バトルーー。

『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏は、この勝利は橋下徹氏が国政進出する第一歩だという。

***
大阪府知事・市長のW選は、橋下徹大阪市長率いる「おおさか維新の会」(以下、おおさか維新)の圧勝で終わった。

維新の党(以下、維新)との分裂で、衆参19議席の小勢力になったおおさか維新だが、このW選で息を吹き返した。国政での影響力UPは確実だ。

まず考えられるのは野党再編への波紋だ。現在、民主と維新は再編・統合を目指している。だが、この動きに背を向けて、おおさか維新との連携に動く民主、維新議員が出現するはずだ。

なぜか? 民主、維新の支持率は両党合わせても10%ほど。これでは一緒になっても政権支持率4割台をキープする安倍自民にはとても対抗できない。

そこで、おおさか維新の復活が鮮明になった今、別の野党再編シナリオが急浮上している。民主党の前原誠司(せいじ)元外相、細野豪志(ごうし)政調会長など、これまで橋下市長と近いにもかかわらず、「橋下新党はジリ貧に終わる」と見て合流をためらっていたグループが大挙しておおさか維新に合流するか、あるいは新党を作り、おおさか維新と統一会派を結成する可能性が出てきた。その結果、残りの民主党は弱体化する。

おそらく、おおさか維新は今後、「東北維新の会」「九州維新の会」など「維新」の名称を冠した地域政党を各地で立ち上げるだろう。そうなれば、残った維新本体は埋没して存在感を失う。今の党名では選挙もろくに戦えず、解党か、さもなくば党名を改称して再起を期すしかない。

こうなると、心配なのは来年の参院選後だ。参院選でおおさか維新はさらに党勢拡大は確実。橋下市長は憲法改正が悲願の安倍首相に「あらゆる協力を惜しまない」とエールを送っている。自民や次世代、新党改革など憲法改正を目指す勢力におおさか維新を加えて3分の2以上になれば、憲法改正発議が一気に現実味を帯びる。

橋下市長からも目が離せない。引退を公言したので一度は政界から身を引くだろう。しかし、橋下市長は同時に「私人になった後は自由にやらせてもらう」とも発言している。

橋下待望論は根強い。ロシアのプーチン氏が一度、大統領から首相に退き、しばらくして再び大統領に復帰したように、橋下市長も早ければ来年の参院選、あるいはその後の衆院選に出馬して国政デビューということになるのではないか?

政界はタカ派が勢力を増している。一方、「戦争できる国づくり」に反対するリベラル政党は元気がない。反安倍、反安保法制の受け皿となる信頼できる政党が見当たらず、リベラル層は選挙のたびに漂流している。

このW選挙は「改革」を叫ぶおおさか維新候補に、共産と「共闘」して野合批判を浴びた自民推薦候補が負けた。その意味では、自民、共産、民主、いずれも敗者だ。

しかし、本当に敗北を喫したのはリベラル層の市民である。デモでは盛り上がったが、4年前から決まっているこのW選挙に反安倍、反橋下のリベラル票の受け皿となる自前候補を擁立できなかったからだ。

今回の選挙を受けて、リベラルの市民層は来年の参議院選に向けて、他人任せではなく、自らが主導して信頼できる候補者を立てるしかないことに気づくべきなのだ。

●古賀茂明(こが・しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元幹部官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して2011年退官。著書『日本中枢の崩壊』(講談社)がベストセラーに。著著に『国家の暴走』(角川oneテーマ21)

(撮影/山形健司)



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/666.html

記事 [政治・選挙・NHK197] ジャーナリスト堤未果氏 「国民皆保険の切り崩しは始まっています」(日刊ゲンダイ)
             堤未果氏は各メディアで発言、執筆・講演活動を行っている(C)日刊ゲンダイ


ジャーナリスト堤未果氏 「国民皆保険の切り崩しは始まっています」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/170925
2015年12月7日 日刊ゲンダイ


 臨時国会を拒否し、2日間の閉会中審査でTPP審議をはぐらかした安倍政権がバラマキを始めた。最も反対の声が大きい農林水産業界を黙らせ、国民が売国条約の全容を知る前に承認に持ち込もうというハラなのだが、問題は農業だけじゃない。米国が狙う本丸は医療分野だ。その懸念を早くから訴えてきたこの国際ジャーナリストの堤未果氏は、「国民皆保険制度の切り崩しはすでに始まっている」と警鐘を鳴らす。


――10月に大筋合意したTPPの全文が11月にようやく公表されました。


 日本政府が作成した30章97ページの「TPP協定の全章概要」はかなりはしょっています。ニュージーランド政府の英文文書はまったく同じ内容なのに598ページ。文書を含めた全体では1500ページ超が215ページに縮められています。話になりません。


――日本政府が公開したのは本当の意味の全文じゃないんですね。


 私が取材している医療や食品にとって重要な「知的財産章」「投資章」「透明性及び制度に関する規定章」は、138ページが21ページに圧縮されています。そもそも、TPPの正文(国際条約を確定する正式な条約文)は英語、仏語、スペイン語。域内GDPで米国に次ぐ経済力のある日本が入っていないことになぜ外務省は抗議しないんでしょう? 「不都合な真実」を国民に知られまいと、外務省が正文扱いを断ったんじゃないかという臆測まで広まっています。


――一般の国民が全容を知るのは不可能に近いですね。国会議員でも怪しいところですが。


 外務省は英語正文を読み込める国会議員はいないとタカをくくっているんです。外務省が都合よく翻訳した「概要」をベースにいくら審議を重ねても意味がない。いつものように手のひらで転がされるだけです。


■TPPの正文翻訳を急がなければ安倍政権の思うツボ


――国会議員がしっかりしないとマズい。


 正文に記された内容を正確に把握した上で問題点を追及しなければ、承認を急ぐ安倍政権の思うツボ。日本語の正文がない以上、外注でも何でもして大至急翻訳する必要があります。法律には巧妙な言い回しで“地雷”を埋め込まれていますから、国際弁護士のチェックも欠かせません。適用範囲が拡大したTPPの肝であるISD条項(国と投資家の間の紛争解決条項)はすべての国会議員が目を通すべきですし、厚労委に所属する先生だったら食の安全と医療は最低限押さえるとか、それぞれの専門分野の正文を読むべきです。こういう時のために税金から政党助成金が配分されているんです。30人の国会議員で1章ずつ翻訳を頼めば、アッという間にできる作業でしょう。臨時国会が召集されず、審議が本格化する年明けの通常国会まで時間はあるんですから。


――正文の翻訳をHPなりSNSにアップしてくれれば、一般の国民も内容に触れやすくなります。


 そうですね。まずは全章翻訳ですが、TPPは付属書と日米並行協議などの内容をまとめた2国間交換文書の3つで1セット。法律は付帯文書に核心を仕込んでいることがままありますし、TPP参加の入場券と引き換えに日米並行協議で非関税障壁を要求されています。ここで日本がのんだ「譲歩リスト」は特にしっかり精査しなければなりません。TPPは「1%VS99%の情報戦争」。時間との勝負なんです。


米国でTPPが批准されないという見通しは甘い



堤氏は「皆保険切り崩しは始まっている」と警鐘を鳴らす(C)日刊ゲンダイ


――「1%VS99%」とは、どういうことですか?


 TPPは「1%のクーデター」とも呼ばれています。1%というのは、米国の多国籍企業や企業の利益を追求するロビイスト、投資家やスーパーリッチ(超富裕層)のこと。彼らの目的は国から国家の機能を奪い、株式会社化して、効率良く利益を最大化することなんです。民営化は彼らをますます潤わせる手段です。いま、米国で最も力のあるロビイストは製薬業界。彼らが虎視眈々と狙っているのが日本の医療分野で、30年前から自由化の圧力をかけてきた。TPPはその総仕上げなんです。


――中曽根政権時代ですね。


 86年のMOSS協議(市場分野別個別協議)で米国から薬と医療機器の市場開放を求められたのが皮切りです。その後も対日年次改革要望書などで混合医療の解禁や米保険会社の市場参入、薬や医療機器の価格を決定する中医協に米企業関係者の参加を要求するなど、さまざまな注文を付けてきた。TPPを批准したら安倍首相の言う通りに皆保険の仕組みは残りますが、確実に形骸化します。自己負担限度額を設けた高額療養費制度もなし崩しになるでしょう。米国民と同じ苦しみを味わうことになってしまいます。


――米国では14年にオバマ大統領が皆保険を実施しましたが、そんなにヒドイ状況なんですか?


 通称「オバマケア」は社会保障の色合いが濃い日本の皆保険とは似て非なる制度。民間医療保険への加入を義務付けられたのです。日本では収入に応じた保険料を支払い、健康保険証を提示すれば誰でもどこでも病院で受診できる。オバマケアは健康状態によって掛け金が変動する民間保険に強制加入させられる上、無加入者は罰金を科されます。オバマケアは政府に入り込んだ保険会社の重役が作った法律。保険会社はリスクが上がるという口実で保険料を引き上げ、プランごとにカバーできる医療サービスや処方薬を見直した。保険料は毎年値上がりするし、米国の薬価は製薬会社に決定権があるため非常に高額。日本と同程度の医療サービスを受けられるのは、ひと握りの金持ちだけ。当初喝采していた政権びいきのNYタイムズまで保険料や薬価が高騰したと批判し始めました。


――盲腸の手術に200万円とか、タミフル1錠7万円というのは大げさな話じゃないんですね。


 WHO(世界保健機関)のチャン事務局長もTPPによる薬価高騰の懸念を示していますし、国境なき医師団も非難しています。「特許期間延長制度」「新薬のデータ保護期間ルール構築」「特許リンケージ制度」は、いずれも後発薬の発売を遅らせるものです。製薬会社にとって新薬はドル箱です。TPPによって後発薬発売が実質延長されるでしょう。米国では特許が切れたタイミングで後発薬を売り出そうとする会社に対し、新薬を持つ製薬会社が難癖をつけて訴訟に持ち込む。裁判中は後発薬の発売ができませんから、引き延ばすほど製薬会社にとってはオイシイんです。


■「TPPの実態は独占」


――HIVや肝炎などを抱える患者にとっては死活問題ですが、日本の薬価や診療報酬は中医協や厚労省が決定権を握っています。


 TPPの「透明性の章」と関係するんですが、貿易条約で言う「透明性」は利害関係者を決定プロセスに参加させる、という意味。米国は小渕政権時代から中医協に民間を入れろと迫っているんです。TPPでそれを許せば、公共性や医療の正当性を軸にしている審査の場にビジネス論理が持ち込まれてしまう。グローバル製薬業界は新薬の保険適用を縮小したり、公定価格との差額を政府に穴埋めさせるなどして皆保険を残したまま高く売りつけたい。医療費がかさめば、民間保険に加入せざるを得なくなり、保険会社もニンマリですよ。TPPが発効したら、政府は医療費抑制のために3つの選択肢を示すでしょう。▽皆保険維持のために薬価は全額自己負担▽自己負担率を8割に引き上げ▽診療報酬の引き下げ――。診療報酬が下がれば儲からない病院は潰れ、医師は米国と同じように利益を意識して患者を選ばざるを得なくなる。最終的にシワ寄せは私たちにきます。


――安倍政権が取り組む国家戦略特区で、大阪は医療分野の規制緩和に向けて動き出しています。


 大阪だけではすみません。特区内に本社を置けば、特区外でも同様の医療サービスを展開できる。事実上の自由診療解禁です。マスコミはTPPを自由化というスタンスで報じていますが、TPPの実態は独占。国内産業保護のために規制していた参加国のルールは自由化されますが、製薬会社などが持つ特許や知財権は彼らの独占状態になる。1%の人々にとってTPPは夢。ロビイストが米議会にバラまいた献金は100億円を超えましたが、その何百倍もの恩恵を未来永劫得られるのですから安い投資です。米国でTPPが批准されないという見通しは甘い。実現に向けて彼らはさらに札束をまくでしょう。日本が抜ければTPPは発効しません。年明けの国会が最後の勝負です。


▽つつみ・みか 1971年、東京生まれ。NY市立大学大学院修士号取得。国連、証券会社などに勤務。「報道が教えてくれないアメリカ弱者革命」で黒田清日本ジャーナリスト会議新人賞。「ルポ 貧困大国アメリカ」で日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞。「政府は必ず嘘をつく」で早稲田大学理事長賞。近著に「沈みゆく大国 アメリカ」(2部作)。



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/667.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 室井佑月 イスラムと西側欧米諸国の「泥仕合にあまりかかわらないで」〈週刊朝日〉
             日本もついに宣戦布告されてしまった…(※イメージ)


室井佑月 イスラムと西側欧米諸国の「泥仕合にあまりかかわらないで」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151207-00000002-sasahi-int
週刊朝日 2015年12月11日号


 フランスでテロを起こしたイスラム国。日本もついに宣戦布告されてしまったが、作家の室井佑月氏は、被害に遭わないためにも日本は「イスラム側とも西側欧米諸国側とも距離を置いてほしい」と願う。

*  *  *
「フランスとロシアは11月17日、シリアにある過激派組織『イスラム国』の拠点を空爆した。13日のパリ同時多発攻撃と10月のロシア旅客機墜落に関与したイスラム国への報復が目的で、両国はさらなる攻撃強化に向けて連携に動いている」

 というロイター通信の記事。その後、さらなるつづきがあって、

「米国からパリに向かっていたエールフランスの旅客機2便が17日夜(日本時間18日午前)、『爆破予告』を受けて緊急着陸した」

 今後も世界中で爆破予告はあるだろうか。人命がかかっているから、そのたび世の中の動きを止めなくてはならない。実際に殺されてしまった人もいるのだし。

 無差別に人を殺すテロは許せない。早く消えてなくなれと思う。

 しかし、感情的なことは置いといて、テロをなくすための具体案はないんじゃないかとも思う。

 現在、西側欧米諸国やロシアが行っている空爆が、功を奏しているとは思えない。

 家族や恋人を殺された報復に燃える人だっていることだし、同族感情から西側欧米諸国を憎む人も出てくるはずだ。

 そしてまたテロが起こり、それに対して報復し……。その戦いに終わりはあるのだろうか。

 何度もいうが、無差別に人を殺すテロは許せない。けれど見方を変えれば、向こうだって無差別に人を殺す空爆は許せない、そう思っているのかも。

 この国は、そういう泥仕合にあまりかかわらないでほしい。できるだけイスラム側とも西側欧米諸国側とも距離を置いてほしい。

 イスラム国と戦う周辺諸国への支援を約束し、日本人はテロのターゲットに名指しされてしまった。でも、ターゲットの順番はまだ低いと願いたい。直接、軍を送ったり、空爆はしていないから。

 今後、西側欧米諸国からせっつかれ、支援金を出さざるをえなくても、できるだけ目立たないようにやってほしい。兵站や武器提供なんか絶対にしないで。

 こういったことをいうと、「テロに屈するのか!」「イスラム国の味方か!」と一部の人が怒ったりする。

「友達が戦っているのに、こちらも血を流さなくては」といわれてもね。友達が敵になったりするのが世の常識。ほんとうに仲の良い自分らの事情を話せる友達じゃないから、困っているんじゃないんですか?

 それに、テロが怖いと思う気持ちをやめろといわれても無理がある。

 実際に血を流すのは、西側欧米諸国と一緒に戦おうと、勇ましい約束をしてきたりする人じゃない。そういう人たちには、屈強なSPがつき、送り迎えはハイヤーで、テロで死ぬ確率も低そうだ。

 11月17日、トルコから帰国した安倍さんは、国家安全保障会議(NSC)を開き、菅官房長官らに「未然防止に全力を尽くしてほしい」と指示を出したという。

 フランスだって、とっくにそうしていたと思うけど。



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/668.html

記事 [政治・選挙・NHK197] このままでは安倍自民党は大勝する  天木直人(新党憲法9条)
このままでは安倍自民党は大勝する
http://new-party-9.net/archives/3009
2015年12月7日 天木直人のブログ 新党憲法9条


 このままでは危うい。

 テロのことではない。

 この国の政治のことである。

 岡田民主党と松野維新の党が、来年夏の参院選に向けて選挙協力することで合意したという。

 そのひとつとして、市民団体などが推薦する候補者を統一候補とするのだという。

 最悪の動きだ。

 これでは安倍自民党には勝てない。

 なぜか。

 安倍自民党との対立構図にならないからだ。

 市民団体が推薦し、それに喜んで応じるような候補者からは、まともな候補者は出て来ないからだ。

 このままでは、来年の衆参同日選挙で安倍自民党は大勝するだろう。

 そう思っていたら、今日発売の週刊現代(12月19日号)と週刊ポスト(12月18日号)が偶然にも同じ事を書いた。

 すなわち週刊現代で古賀茂明氏が書いている。

 打倒安倍の市民の声を生かせず、迷走を続ける野党では選挙に勝てないと。

 週刊ポストに至っては、このままでは自民一党独裁だ、とまで書いている。

 両者に共通していることは、おおさか維新の会の圧勝だ。

 この勢いをみくびるなというのだ。

 橋下と組む安倍自民党に対する危機意識が野党には決定的に欠けていると古賀も週刊ポストも警鐘を鳴らしている。

 このままでは「100年の後悔」につながると古賀はいい、週刊ポストは「安倍は本気だ」、「安倍&橋下圧勝で憲法改正へ!」とまで書いている。

 私もそう思う。

 しかし、古賀も週刊ポストも、それを阻止する提案はできないままだ。

 それこそが、この国の本当の危機である(了) 



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/669.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 自民支部へ企業献金集中、一方で子ども貧困基金たったの300万円(まるこ姫の独り言)
自民支部へ企業献金集中、一方で子ども貧困基金たったの300万円
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2015/12/post-4c56.html#comment-135862093

14年は自民党中央への企業献金が22億円、自民党の支部へ
の企業献金はもっとすごく35億円も。
引き換え民主党へは4億3000円。
余程政権党に対しての旨みが違うのだろうし、企業は金で政策
を買うために献金をしているとも言える。

>自民支部へ企業献金集中、14年
               ロイター 2015年 12月 5日 22:15 JST

>自民党の衆参両院議員が代表を務める政党支部への企業・
団体献金が2014年は前年比で7億6千万円増の35億9千万
円に上り、他党を含めた政党支部全体の85%超を占めたこと
が5日、共同通信の集計で分かった。先に総務省が公表した自
民党の政治資金団体「国民政治協会」(国政協)の企業・団体献
金収入(22億1千万円)の1・6倍に当たる。党中央レベルだけ
でなく、支部に対しても企業側が自民党に献金を集中させた実
態が浮き彫りとなった。

少し前に経団連の会長が企業献金を呼び掛けていたが、さっそ
く実施したと言う事か。
日本の経済は政権とつるんでさえいれば、色んな恩恵を受けて
来た歴史があり、最近の経団連会長まで積極的に献金を呼び
掛ける姿は、国民から見たらおぞましい。
各企業がこぞって企業献金をして政策を買うも同然の手法がま
かり通っているが、政党交付金を導入した原点はなんだったの
か。

今では、政党交付金は貰い、企業献金も増え続け、政治家にな
れば、特に自民党議員になったらどんなに無能でも、国会での
賛成・反対起立要員としてだけの存在でも、多額の政治資金が
懐に入る。
一度政治家をやったら止められない人間が多いのも頷ける。

自民党への献金額は、野党転落前の水準をほぼ回復したそう
だから、自民党はそれに応えるようにますます企業への優遇策
を展開するのだろう。
日本の政治も末期的なのではないかと思う今日この頃。。。

一方で安倍首相は、本来なら子供の貧困対策こそ大きな政治
課題だろうに、恥ずかしげもなく子供の貧困対策として寄付を呼
び掛けたが、大口がほとんどなく11月末時点で計約300万円
にとどまっているのだと。

>子ども貧困基金、寄付低調 - 首相呼び掛けも大口なし
                      共同通信社 [2015/12/05]

>安倍晋三首相らが発起人となり、子どもの貧困対策として10
月に立ち上げた民間基金で、政府が期待する経済界からの大
口寄付が1件もなく、寄付総額は11月末時点で計約300万円
にとどまっていることが5日分かった。

欧米先進国なら、大統領や首相が呼びかけをしたら、ものすご
い数の寄付がされるだろうに、日本では献金になん億出しても
子供への貧困対策には、ほとんど反応の一つもない。
上の人間がこれだけ冷酷で冷徹だと、少子化問題が解決する
訳がないし、ひいては日本の未来が危ないとも言えるのに。。。

http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/670.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 産休2週間で第一子出産! 膳場アナがギリギリまで『NEWS23』に出続けたのはTBSのマタハラ降板圧力への抵抗だった
                 TBS『NEWS23』番組ページより


産休2週間で第一子出産! 膳場アナがギリギリまで『NEWS23』に出続けたのはTBSのマタハラ降板圧力への抵抗だった
http://lite-ra.com/2015/12/post-1758.html
2015.12.07. リテラ


『NEWS23』(TBS系)のメインキャスターを務めるアナウンサー・膳場貴子氏が第一子である女児を出産していたことが5日わかった。正確に何日に生まれたのかはわかっていないが、関係者によるとこの日までに出産しており、母子ともに健康だという。

 しかし、膳場アナが産休前、最後に出演したのは、先月20日のこと。少なくとも出産2週間前まで、キャスターの仕事を務めていたことになる。労働基準法の定める産休が産前6週間から。膳場アナはフリーで個人事業主なので対象外ではあるが、これがいかに異例かわかるだろう。

 この膳場アナの頑張りの背景には、TBSからの降板圧力に対する抵抗があったと考えられる。

 本サイトでも報じたとおり、膳場アナをめぐっては今月3日、スポーツ報知が「育児専念を理由に、自ら降板申し入れ」と報道。これに対して、膳場アナが自らFacebookで「申し入れしていない」と否定する騒動があった。

 スポーツ報知に嘘情報をリークしたのは、もちろんTBSサイドだった。なぜそんなことをしたのか。

 背景にあったのは、『NEWS23』への政治圧力だった。同番組は政権への批判をきちんと報じる数少ない番組であるため、官邸と自民党からはことあるごとに“標的”にされてきた。安保法制を徹底批判していたアンカーの岸井成格氏と、安倍首相が同番組に出演した際、衆院選の街頭インタビューをめぐる報道圧力を質した膳場アナについては、名指しで「なんとかしろ」という批判の声が上がっていた。

「そこで、TBS上層部は少し前から岸井氏と膳場氏を番組から降ろして収束を図りたいと考えてきた。放送時間を短縮して『NEWS23』を事実上、解体しようと考えていたようです。そこに、例の『放送法遵守を求める視聴者の会』の意見広告問題があったので、一気に事態が進み始めたわけです。ところが、岸井氏も膳場氏もそれに抵抗した。そのため、TBS上層部はまず、膳場氏に対して“育児に専念するから降板”と先手を打ち、降板への流れをつくりたかったのでしょう」(TBS関係者)

 しかも、政治圧力に屈した降板を糊塗するために、TBSは膳場アナに対して出産を理由にした降板勧告、つまりマタハラを行っていた。

 先週発売の「女性セブン」(小学館)12月17日号は、膳場アナの降板を報じたうえ、膳場アナがTBS報道局幹部から「来年3月をもって専属契約を終わりにしたい」と告げられた際、出産を理由にされていたことを明かしている。

「女性セブン」の記事では、膳場アナはほかの幹部からも「生まれてくる赤ちゃんのためにも、キャスターの仕事はやめたほうがいい」などと説得を受けたとある。一方の膳場アナは出産後の来春には復帰を、と考えていたといい、実際、広告代理店に勤める夫は「1年間の育児休暇まで申請していた」らしい。まさに膳場アナにとっては〈契約打ち切りの通告は事前の相談もなく、まったくの寝耳に水〉状態だったという。

 そのため、膳場アナは出産、育児を理由に、降板に追い込まれないようぎりぎりまで番組に出演を続け、産休前の最後の出演でこう語ったのだ。

「かなりギリギリの時期までニュースを伝えてきましたが、またこの番組に戻ってお目にかかれる日を楽しみにしています」

 しかし、TBSはその復帰を既成事実としないために、嘘情報をリークしたというわけだ。

 しかも、ここにきて、TBSはマタハラとの批判を回避するためか、「岸井、膳場の降板は(圧力でなく)予算削減のため」「視聴率が悪いのにギャラが高い」などというカウンター情報も出し始めた。

 膳場アナには、自民党の不当な報道圧力をこれ以上強めないために、そして、同じようなまたハラで苦しんでいる女性のためにも、ぜひ、なんとか抵抗して、キャスターを続けてもらいたい。

(伊勢崎馨)


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/671.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 政界地獄耳 W選挙を軽々言うな(日刊スポーツ)
政界地獄耳 W選挙を軽々言うな
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1576110.html
2015年12月7日6時54分 日刊スポーツ


 ★政界は来夏の参院選が衆院選とのダブル選挙になるのではないかとの臆測で揺れている。与党国対委員長、幹事長らがダブル選挙に言及したり、それを否定しなかったからだが、冷静に考えれば、解散権は首相の専権事項。本来ならば首相以外の者が解散に言及する立場にないだけに、自民党サイドのけん制やアドバルーンに使われたと考えるべきだが、1強他弱の現在の政界ではこんなうわさですぐ浮足立つ。また自民党にも基盤の安定しない1、2回生が多いからすぐあたふたとする。

 ★その疑問に首相・安倍晋三が答えた。5日、「自民党幹部から同日選への言及があるが、検討する考えはあるか」との記者の問いに「全く考えていない」とした。半年以上先の解散について聞く方も答える方もまさに建前のやりとりだ。元来、消費税アップ後の解散に難色、ダブル選に公明代表が不快感などあたかも政局のようだが、野党統一候補構想へのけん制程度のことだ。ただ、党総務会長・二階俊博は面白い見方をした。

 ★「選挙運動が盛り上がらない人も参院にはいる。当選させるために衆院と同時に選挙をやらせたらと考える人もいるが、参院に対して失礼な話だ。『参院は存在する必要があるのか』というところまで議論が及ばないとも限らない。軽々に言うべきではない。衆院と参院がそれぞれ、(国政上の)問題に対してどういう反応かということを国民が把握する大きなチャンス。いっぺんにやったら意味がない」。そして最後に「同時選挙の経験はあるが、いいものじゃない」とした。これは86年の中曽根内閣、いわゆる「死んだふり解散」を指しているが二階をはじめ、幹事長・谷垣禎一、衆院議長・大島理森、生活の党・小沢一郎ら当選10回以上のベテラン組が経験している。無論、官邸のスタッフは首相をはじめ未体験ゾーンだ。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/672.html

記事 [政治・選挙・NHK197] <炎上>自民党60周年記念式典への五郎丸選手の出席に北陸中日新聞記者が噛みついて「一政党のイベントに出るのは…
【炎上】自民党60周年記念式典への五郎丸選手の出席に北陸中日新聞記者が噛みついて「一政党のイベントに出るのは自らの影響力を勘違いしているのでは?」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/9834
2015/12/07 健康になるためのブログ



前略五郎丸歩さま 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/column/fumon/CK2015120502000211.html

ラグビーのワールドカップから帰国以降、テレビ出演、イベント出席など、お忙しいようですね。それでもトップリーグの試合では獅子奮迅の活躍、さすがと言うしかありません。しかし、しかしですよ。十一月二十九日、自民党の立党六十年記念式典に出席なさったのは理解に苦しみます。マスコミに露出するのは競技の認知度を上げるためですよね。与党とはいえ、一政党のイベントに出るのは自らの影響力を勘違いしているのでは、と思えてなりません。シーズンはこれから佳境を迎えます。プレーに集中なさることをお薦めします。


【自由民主党】 立党60年記念式典 五郎丸歩ラグビー選手挨拶


以下ネットの反応。




















「影響力を勘違いしている」というのがどういう意味なのかがわかりません。影響力があると勘違いした天狗的意味合いなのか、ないと勘違いした思慮の浅さを指摘したものなのかどちらなのでしょう。


僕は「影響力を勘違いしている」というよりも、このイベント参加で五郎丸選手が大損したと考えてますのでそちらの方が気になります(実際かなりの批判的なコメントがあった)。


【サプライズ】ラグビーの五郎丸選手が自民党立党60年記念式典に登場!安倍総理があのポーズを?ネットでは「スポーツの最悪の政治利用」という厳しい声も
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/9462



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/673.html

記事 [政治・選挙・NHK197] <これは酷い>参院宿舎の建て替え復活を政府が決定へ!地元住民の反対で中止になるも強引に再開!
【これは酷い】参院宿舎の建て替え復活を政府が決定へ!地元住民の反対で中止になるも強引に再開!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-9041.html
2015.12.07 12:00 真実を探すブログ







☆参院宿舎 建て替え復活) 利用半分 定数減なのに
URL http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015120602000128.html?ref=rank
引用:


 周辺住民らの反対で七年前に棚上げされた参院清水谷(しみずだに)議員宿舎(東京都千代田区紀尾井町)の建て替え計画が、与野党合意によって復活し、二〇一六年度予算案に設計費が計上される方向になっていることが分かった。現宿舎は入居者が部屋数の半分に満たない上、参院議員の定数も削減されており、妥当性を疑問視する声もある。 (中根政人)
:引用終了


☆議員宿舎 
URL https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%B0%E5%93%A1%E5%AE%BF%E8%88%8E
引用:


議員宿舎(ぎいんしゅくしゃ)は、地方選出国会議員の在京生活を保障し、議員の職務を円滑に遂行するために設置されている寮施設である。形態はマンション。宿舎の使用料は国家公務員宿舎法に準じて各施設毎に異なる。原則として東京23区に自宅を所有する議員は入居できない。


参議院議員宿舎
宿舎名 所在地 完成年 戸数 階数 広さ 間取り 設備 家賃
清水谷宿舎 千代田区紀尾井町 1969年 31戸 地上7階 48m²
(32m²) 2LDK
(1K&2K) 1万8477円
(1万1209円)
:引用終了
*問題の宿舎は2LDKで家賃1万8477円


東京・千代田区 清水谷の参院宿舎の移転 議論再び(14/07/30)


前回の移転は地元住民の強い反対で頓挫しているので、まずは地元住民との話し合いが第一だと私は思います。報道記事を見る限りは地元住民と合意したようには見えず、今の段階で設計費を計上するのは変な話です。


野党にも賛成している政党が居ますが、これは安易に賛成して欲しくなかった案件だと言えるでしょう。地元住民も黙っているとは思えませんし、後でこの議員宿舎を巡って荒れることになりそうです・・・


議員宿舎の賃料2割↑・・・でも赤坂・3LDK月"10万円"(14/03/28)


記事コメント


なるほど税金はここや海外のばらまきにつかわれるんだ。
[ 2015/12/07 12:14 ] 名無し [ 編集 ]


仮説住居でええやろ
[ 2015/12/07 12:22 ] 名無し [ 編集 ]


政府は憲法無視し、反国民行動ばかりなので、解体して刑務所へ送るべきだと思うけどどう思う?
[ 2015/12/07 12:30 ] 名無し [ 編集 ]


>>2 w
2ナイス♪
[ 2015/12/07 12:32 ] (((o(*゚▽゚*)o)))死極右保守ます族はるこ安倍しんぞう死ねぃ.inc [ 編集 ]
上級国民はなんか勘違いしとるんちゃうかー
税金返せコラー!。


https://www.youtube.com/watch?v=Sskan-xW3r0

どうや
[ 2015/12/07 12:40 ] あんじょりーな・じぇりーやで [ 編集 ]


税金は使わなければ損という考えしかない政権です。選挙前までにまだまだ使い倒すことでしょう。
[ 2015/12/07 12:43 ] 名無し [ 編集 ]


家賃安っ!なにこれ?税金で負担しまくり?
[ 2015/12/07 12:48 ] 名無し [ 編集 ]


箱モノ復活ッ! 箱モノ復活ッ!
建て替えてぇ〜


我輩の愛読書グラップラー刃牙より抜粋
[ 2015/12/07 13:05 ] 名無し [ 編集 ]


こういうイカくさい箱が
武藤とかいうボケナスの愛の巣となるわけだ
[ 2015/12/07 13:13 ] (((o(*゚▽゚*)o)))極右保守ます族はるこ安倍しんぞう死ねぃ.inc [ 編集 ]


テロが懸念される時代に議員が固まって居住していいのか。
[ 2015/12/07 13:16 ] 名無し [ 編集 ]


テロ
そこは狙わないよう打ち合わせ済みだから♪ お仲間で
[ 2015/12/07 13:24 ] (((o(*゚▽゚*)o)))極右保守ます族はるこ安倍しんぞう死ねぃ.inc [ 編集 ]


家賃
家賃の安さが信じられない。
普通は10万はする。四畳半の風呂なしでも2万以下で借りられる部屋なんか一般人にはないのに。
[ 2015/12/07 13:27 ] ななし [ 編集 ]


清水谷や麹町・九段、さらに、3・5番町・代官町とかの宿舎周辺に住む地元住民って、
一体、何人くらいいるんだろう。何となく思うのだけれど、
事務所兼住居の大きなマンションに住んでいる人がいるのは知ってるけど、
もしかすると、数人の両手両足があれば、事足りちゃうのかな?と感じてしまうなあ。


だからといって、無条件な議員宿舎および公務員宿舎OK派ではないんですけどね。
非常時のことも考慮した霞周辺の宿舎以外は、
周辺家賃平均の8割くらいの賃料ならば、と思ってしまうことが、まま、あるなあ。
[ 2015/12/07 13:38 ] 名無し [ 編集 ]


武藤のこともあるから24時間ネットで監視できるようにしたらどうだ?
国民がしっかり監視しないと公務員はやりたい放題だから仕方ない処置だろう。
[ 2015/12/07 13:38 ] 名無し [ 編集 ]



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/674.html

記事 [政治・選挙・NHK197] シールズのデモを右翼街宣車が妨害!が!!シールズはコールをやめず超ポジティブに対応!路上ライブ状態に発展し大盛り上がり!
シールズのデモを右翼街宣車が妨害!が!!シールズはコールをやめず超ポジティブに対応!結果⇒路上ライブ状態に発展し大盛り上がり!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/9845
2015/12/07 健康になるためのブログ



https://www.youtube.com/watch?v=BI0GyMJSTuE

アベの親衛隊と見られる右翼活動家らがSEALDs若者らが行う平和デモの最終地点の東京駅付近にて街宣車をSEALDsサンドカーの前に乗り付けてSEALDsのサンドカーの前に突っ込んで走行を妨害(動画の18秒)しました。右翼活動家は、爆音で何かの曲を流し続けましたが、SEALDsによるコールがそのまま続行されて路上ライブ状態になり、デモを問題なく終了させることができました。


こういった動画を流す事に議論はありますが、アベの支持者がどういった人たちであり、どのような事が行われているかを知って頂く為に動画を公開します。SEALDsの勇気ある行動には、本当に励まされました。


アベ親衛隊の右翼がSEALDs若者デモを街宣車で妨害!2015.12.06 SEALDs東京・銀座デモ


以下ネットの反応。
























牛田君ってすごいですね。動画見てて「あっヤバイな」と思った次の瞬間には、なんかかっこいいコール(歌?)し始めてます。運動してれば妨害もありますが、めげずにポジティブに対応していくことの大切さを感じました。



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/675.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 安倍首相の肝いり“子供の貧困対策” 寄付わずか300万円(日刊ゲンダイ)
            子供の貧困対策を寄付に頼る安倍首相(C)日刊ゲンダイ


安倍首相の肝いり“子供の貧困対策” 寄付わずか300万円
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171203
2015年12月7日 日刊ゲンダイ


 安倍首相が発起人となり、鳴り物入りで10月に立ち上がった「子供の未来応援基金」。11月末現在、約300万円しか寄付が集まっていないことがわかった。経済界からの大口寄付は1件もないという。対策には億単位のおカネが必要なのに、このままでは子供の貧困は放置されたままだ。

 この基金は今年4月に提起された「子供の未来応援国民運動」の一環。発起人には安倍首相を筆頭に、第一生命保険の斎藤勝利会長やNHKの籾井勝人会長ら“お友達”の面々が名前を連ねている。

 しかし、そもそも、子供の貧困対策を「寄付」前提で進めていること自体がありえない話だ。こういうところにこそ、しっかり税金を使うべきだろう。政治評論家の森田実氏はこう言う。

「日本は6人に1人が貧困状態にあり、先進国の中でも最悪な状況。子供の貧困対策は国家の責任でやるべきで、寄付金を募ってやるような軽い問題ではないでしょう。『1億総活躍』と言う前に、最優先でやるべき政策です。安倍政権として一生懸命やっている姿を見せたいのでしょうが、自分たちの宣伝材料に使おうとしているようにしか見えない。これではうまくいくはずがありません」

 経済界も経済界だ。昨年、企業や団体が自民党に献金した総額は約22億円となり、5年ぶりに20億円台となった。自民党に寄付するが、子供の貧困対策には出さない。寄付が足りないというなら、自民党への献金を回せばいいだけの話だ。そのほうがよっぽど日本のためになる。

「今の経済界は“自分さえ良ければ”主義です。献金すれば、見返りがあると計算しているのでしょう。社会全体のこと、国民の将来のことを考える人間が本当に少なくなった。戦後の経営者は『国民のための経営だ』と言って、一生懸命やっていた。今の経営者は社会的責任を負っていることを自覚していないのでしょう」(森田実氏)

 卑しい大人たちの下で、子供たちはどんどん貧しくなっていく。



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/676.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 民主と維新 通常国会で統一会派結成方針で合意:維新松野代表が民主との新党結成視野と出戻り宣言

民主と維新 通常国会で統一会派結成方針で合意[NHK]
12月7日 13時56分

民主党の岡田代表と維新の党の松野代表が国会内で会談し、来年夏の参議院選挙に向けて両党の連携を強化するため、来年の通常国会で両党が統一会派を結成する方針で合意しました。

会談は7日午後に国会内で行われ、両党の幹事長も同席しました。

この中で、民主党の岡田代表と維新の党の松野代表は、巨大与党に対抗するためには政策と理念を共有しながら、両党が連携を強化する必要があるとして、来年の通常国会で両党が統一会派を結成する方針で合意しました。

また、▽両党間で協議を重ねてきた、安全保障関連法の憲法違反など問題のある部分をすべて白紙化することや、国会議員の定数や国家公務員の総人件費の削減などの基本的な政策を共有するとともに、▽政権交代が可能な政治を実現するため、両党の結集も視野に地方組織も含めさらに信頼関係を高めること、それに▽政策や理念を共有する幅広い野党勢力の結集を目指し、各党や各会派などに呼びかけることでも合意しました。

民主党と維新の党は、党首会談での合意を受けて、統一会派の結成などに向けてそれぞれ党内手続きに入り、週内にも再度、党首会談を行って、最終的に合意したいとしています。

ただ、維新の党では、旧結いの党出身の議員を中心に、「将来的に両党が解党して、新党の結成を目指すことを確認するのが統一会派の前提だ」などの意見も根強いことから、松野氏らは丁寧に党内調整を進める考えです。

会談のあと民主党の岡田代表は記者団に対し、「考え方が非常に近い両党が、国会の中で一丸となって連携しながら、巨大与党に立ち向かっていきたい。新党の結成については、会派としてうまくいかなければ新党がうまくいくはずがないので、会派としての行動がまずは試される」と述べました。

また、維新の党の松野代表は、「まだ第一歩だが、ようやくここまできたという感じがしている。確認事項の中に『両党の結集も視野に』という文言が入っているので、私は新党の結成を目指していきたい。これをきっかけに、ほかの野党勢力にも声をかけていく」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151207/k10010332461000.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/677.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 財閥政治の浮沈<本澤二郎の「日本の風景」(2197) <中曽根バブル崩壊で天国から地獄へ> <小泉内閣で血税投入で再生>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52121834.html
2015年12月07日 「ジャーナリスト同盟」通信

<中曽根バブル崩壊で天国から地獄へ>

 日本を代表するであろう歴史家・井上清分析の戦後日本の唯一の支配階級である独占資本(財閥)は、中曽根バブルの罠にかかって乱舞したあと、天国から地獄へと失墜した。結果、経済大国の座を中国に譲るしかなかった。その中国は、いまやアメリカをも追い抜こうとしている。これに恐怖を抱いた日米財閥による、怪しげな中国封じ込め外交が、安倍内閣を誕生させた。TPPはその経済版である。さしずめ、沈む太陽と飛龍を印象付けている。混迷する財閥政治の浮沈を概観するとどうなるのか?

<小泉内閣で血税投入で再生>

 沈没した財閥を救済する役割を担ったのが、小泉内閣である。あろうことか、竹中なる御用学者を起用して財閥救済に血税を投入した。

 中曽根バブル崩壊で失業した国民は数知れない。タクシー運転手で生き残った幸運な人たちもいたが、会社を倒産させ、命を絶った人も少なく無かった。一般市民は、中曽根バブル崩壊で厳しい生活を強いられた。日本の中産階級の没落ともなった。
 対する財閥・独占資本は、ちゃっかり国民の税金を懐に入れさせる暴挙を強行させ、まんまと再生した。いまでは内部留保資金は400兆円前後とみられている。国は1000兆円を超える借金で首が回らない破たん国家である。
 国が沈下しても、財閥は生き残る日本である。それは政治権力の主役で、政府は彼らの僕(しもべ)だからだ。 

<平和産業の失墜>

 中曽根バブル崩壊で悪戦苦闘した財閥も、気が付いてみると、車やテレビ、洗濯機も、先端技術の半導体分野も、他国企業と肩を並べるか、追い抜かれてしまっていた。コスト高で競争力を失ってもいた。
 冷蔵庫や洗濯機やテレビなどの平和産業の分野は、それまで日本財閥のお家芸だったが、韓国や台湾にも先行されてしまった。日本の電気メーカーは、斜陽産業と言われるまでに落下した。

<極右政権実現と原発・武器弾薬に特化>

 こうした財閥の地盤沈下が、戦後否定されてきた”天皇制国家主義”との関係強化・一体化とみて間違いないだろう。
 そうして誕生した安倍内閣は、3年前に政権を担当すると、真っ先に原発の売り込み外交を展開した。まだ記憶に新しい。しばらくすると、安倍・自公内閣は武器輸出3原則を大幅に緩和させた。
 アベノミクスなる新語で世論を引き付けたが、やったことは急激な円安政策で、財閥に暴利を得させることだった。

 昨今は、平和憲法をないがしろにする武器製造と輸出を、政府が音頭を取って推進している。しかも、必ずしも中国との関係が良くない国々に、それの輸出攻勢をかけている。いまや原発・武器弾薬に特化させている財閥なのである。あたかも平和の衣を脱ぎ捨てて、鎧兜に身を固め、それを見せびらかせる危うい財閥といっていい。改憲軍拡路線で、生き延びようとする財閥に変質したことになる。

<中国敵視政策で戦争法を強行>

 その手段が、中国敵視政策の具体化であった。これを外交や防衛の青書や白書で鮮明にさせた。さらに、尖閣問題を突出させることで、新聞テレビを使って中国脅威論を喧伝、国民の反中意識を育てた。また集団的自衛権については、歴代政府の憲法違反という当たり前の立場を変えてしまった。安倍・自公内閣は、公然と憲法違反を強行してワシントンの戦争屋を喜ばせた。ことし2015年9月のことだ。

 すなわち、アメリカの戦争に自衛隊を投入するという明白な憲法違反を、自公両党が強行した。安倍は自ら「南シナ海対策」と報道陣に打ち明けた。
 日本財閥は、北京では笑顔を振りまきながら、東京では、逆に改憲軍拡をあおり、急がせていたのである。

<9条改憲のため、選挙戦略に特化した安倍・自公内閣>

 天王山は戦争放棄の9条改悪である。これが極右と財閥の狙いであることは、今では疑いの余地はない。そのためには、衆院と参院で3分の2の改憲派を結集するしかない。
 来夏の参院選、もしくは衆参同時選挙で大勝利を博す必要がある。そのためには、あらゆる手段・方法を用いて国民、有権者の懐柔政策を優先させることになる。戦争法で失墜した安倍内閣の支持を浮上させるための策略が、予算編成に絡めて推進させることになる。
 戦争法に蓋をかけるためにも、臨時国会を開催せずに安倍を敵前逃亡させ、補正と本予算を悪用して人気取り政策に専念させている。

<外交柔軟・内政は消費税凍結>

 隣国との柔軟姿勢で反発を抑えて、最後の内政の決め球は、国民が怒り狂う消費税10%を凍結させる奇抜な選挙戦術だ。野党にその対抗策はあるのか。
 財閥政治の3分の2戦略の行くへが注目される。

2015年12月7日記(武漢大学客員教授・日本記者クラブ会員)


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/678.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 政府の名前は「合体JAPAN」 女優 毬谷友子さんが野党共闘を願う「正義の合体ロボのように野党がたとえ一瞬でも合体したら
【政府の名前は「合体JAPAN」】女優 毬谷友子さんが野党共闘を願う「正義の合体ロボのように野党がたとえ一瞬でも合体したらいいのに」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/9851
2015/12/07 健康になるためのブログ



http://ameblo.jp/takumiuna/entry-12100055036.html

去年の8月、赤旗のインタビューの時「想像できますか?渋谷のスクランブル交差点やパリのエッフェル塔に爆弾が落とされることを・・」。自分でも飛躍したイメージだと思いながら、集団的自衛権を認める危険のインパクトを伝えたくて話しました。それがついにパリが襲撃されたではありませんか。


いま、フランスを訪れるアメリカ人はカナダの国旗のバッジをつけていると聞きます。カナダはISへの空爆から離脱した国。だからテロの標的にされないというのです。


日本は反対に戦争法を作って集団的自衛権を認めました。早く、アメリカと手を切り、「憲法9条を守り、他国を攻めない国」に。日本人だから安全という状態に戻してほしいと思います。


8月30日、国会包囲行動に私も参加しました。民主党代表の岡田さんや共産党委員長の志位さんたちが手を取り合って。「正義の合体ロボのように野党がたとえ一瞬でも合体したらいいのに」と心からそう願いました。


それが9月19日!戦争法可決の日に志位さんが「だったらみんなで手を組もう」って。もう奇跡でしたね。支持政党はないですが、そう思いました。自分の不利益やリスクを重々承知の上で、最近どこの選挙でも議席を伸ばしている共産党が言っている。有難いことです。


最近は9条だけでなく憲法全体が危ないと危惧しています。去年の総選挙後、安倍首相は改憲に努力すると公言しました。秘密保護法に続いて共謀罪を作ろうとしている。実現したら、安倍政権は倒せないでしょう。そうなる前に何とか倒してほしい。


以下ネットの反応。










「正義の合体ロボ」は言い得て妙ですね。確かに敵は強いですから、合体しなければ絶対にかないません。「合体ロボ」のイメージがピッタリ来ます。




http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/679.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 12月6日 SEALDs のデモ(東京大行進)に右翼の街宣車が突っ込むも、そのまま逃走。『警官』ニタニタで終わったのだ
12月6日 SEALDs のデモ(東京大行進)に右翼の街宣車が突っ込むも、そのまま逃走。『警官』ニタニタで終わったのだそうだ。 数日前に「鳩山元総理の車」が 交差点で十数台の街宣車に囲まれ立ち往生したばかり… 日本の治安レベルはたかが知れている。
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1693.html
2015/12/07 Mon. 12:32 リュウマの独り言


 こういう事件が「外国」にどのように報道されるだろう。一般の国民は「私には関係のないこと」と口をつぐむ。政府を批判する人々がいて その人々が合法的に抗議行動をとっているのを妨害する団体があり、それを警察が阻止しない、こういう日本社会がどう伝えられるか、そんなに深く考えなくともわかるだろう。その国が「一丁前」に先進国面 (づら) して、世界をリードしたがったり、国連の「常任理事国」になりたがったり…



                                     弁護士神原元 @kambara7
今日の銀座デモ。参加者は右翼の妨害に恐れを感じていなかったし、むしろ鼻で笑って盛り上がった。しかし、警察官の面前における明らかな犯罪が見逃される社会はやはり異常。警察官は笑いすら浮かべていた。同じことをカウンターがやったら即現行犯逮捕だろう。警察の恣意的対応を許してはならない。   (引用終り)


 弁護士が『違法』と考えるのだから、どの程度の罪になるかは裁判によらなくてはならないが「犯罪」と考えてよいだろう。けが人こそ出なかったが、デモは警官が先導しているのではないのか。 最近 SEALDs のデモについての話題は少ないが こんなことで書くとは思わなかった。「テロ」がどうのこうのいえるような段階ではない。こんなことも「阻止」出来ない能力、そんな風に思える。


 今回は1台の車だったから『見逃した』と思うかもしれないが、先に『鳩山元総理』が 十数台の街宣車に囲まれて、10分間立ち往生した。首都のど真ん中の交差点で、である。こんなことがいとも簡単に行われるということは「テロ」への戦いなど 日本の警察能力では阻止できないことを意味する。 もちろん、テロリストも少しは研究するだろうから、事前に「反韓、反中」の言動をしておくぐらいの芸当もできよう。これらの車に爆発物を積んでの自爆テロなど、それを専門にこなす人々にとっては簡単な事ではないのか。



                                      2015年12月3日 読売新聞
 鳩山由紀夫元首相(68)が乗った車を街宣車で囲んで走行を妨害したとして、警視庁公安部は3日午前、右翼団体構成員の男の自宅などを威力業務妨害容疑で捜索するとともに、街宣車を差し押さえた。


 捜査関係者によると、男らは10月4日午後5時頃、東京都千代田区内の交差点で、鳩山元首相が乗った車を街宣車12台で囲んで約10分間にわたって立ち往生させ、走行を妨害した疑い。鳩山元首相は、都内で開かれた日中関係のシンポジウムで講演した帰りだった。               (引用終り)


 日本では価値観の違いからか、扱いが小さいので写真は韓国のテレビのものになった。「鳩山元総理」が『反安倍』であろうから扱いは小さいのだろうが、その持つ意味は大きい。こんなことが「首都で平時に平気で起きている」という日本社会を世界に『打電』させることになる。 それでなくとも、先日ドタキャンした国連による「人権委員会」の現段階での日本の評価は ほとんどの項目が0点だと言う。 何もしていないか、する気がない、そう評価されている。こんな状況で『国内でテロ』でもおきたら、「ああ、やっぱりね」と言われて終わりだろう。少なくとも、体制側も「遵法の姿勢」を見せておかないと…


 この政権になってから、「ヘイトデモ」も「街宣右翼」も わがもの顔に活動している。どういう性格の政権なのか、一目瞭然である。それが 「日本の国際的地位」をどれだけ下げているか、ロイターや欧州の新聞などの安倍総理を扱う写真からよくわかる。 「反安倍」の主張を日本のマスコミが全く伝えないのと同様、安倍総理の活躍 (?) も 世界に全く伝えてもらえない。その意味を考えたい。



先のG20での 『日本の皆様用』の写真      ロイター電(英文)に使用されている写真



 G7での『日本の皆様用』の写真           欧州の新聞が使用した『写真』



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/680.html

記事 [政治・選挙・NHK197] <世論調査>読売の世論調査、内閣支持率がダウン!前回の51%から48%に!軽減税率は範囲拡大が6割以上!
【世論調査】読売の世論調査、内閣支持率がダウン!前回の51%から48%に!軽減税率は範囲拡大が6割以上!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-9043.html
2015.12.07 13:30 真実を探すブログ



☆軽減税率「加工食品も」61%…読売世論調査
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151206-00050084-yom-pol
引用:
 消費税率の10%への引き上げと同時に軽減税率を「導入すべきだ」との回答は58%で、前回(11月6〜8日)の69%から低下した。自公両党の協議が長引いていることが影響したようだ。導入すべきだと思わない人は31%(前回24%)だった。
 安倍内閣の支持率は48%で、前回の51%からやや低下した。不支持率は40%(同38%)。
:引用終了


以下、ネットの反応






















前回の調査は安保法案が一段落した反動で跳ね上がりましたが、今回は何もなかった影響でジワ下げとなりました。今回の調査結果で興味深いのは、軽減税率を「導入するべき」と回答した国民の数が激減している点です。前回は69%も軽減税率賛成派が居たのに、今月の値は58%まで落ち込んでいます。


軽減税率は消費増税と合わせて、国民が注目している政策の一つとなっていますが、ここまで低下するのは理由が気になるところです。
*他は政党別の支持率が見たい件。特に橋下市長が結成したおおさか維新の支持率が物凄い知りたい!この値次第では参議院選挙にも影響が出ます。軽減税率は飲食品の全てを対象にすればOK。


世論調査 「8割近くが政府の説明不十分」安保法制(15/06/29)




http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/681.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 日本の近代化を問い続けた小津安二郎と原節子ー(田中良紹氏)
日本の近代化を問い続けた小津安二郎と原節子ー(田中良紹氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1so08f0
6th Dec 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks


週の初めの風邪が忘年会続きで一向に良くならない。

そのため原節子の事を書きたいと思いながら集中力が高まらずにいた。

でも書くしかないだろう。

フーテンにとって昨年の高倉健、菅原文太と同様に原節子の訃報は胸にズシンときた。

演じた世界と役柄を現下の政治状況と重ね合わせてしまうからだ。 

勿論、高倉健や菅原文太と原節子とはまるで異なる役者の世界を生きた。

高倉健と菅原文太は、明治から大正、昭和、そして戦後の焼け跡から高度成長期にかけて、

国家権力の近代化政策が地縁、血縁の共同体を破壊するのに抵抗したヤクザを演じたが、

原節子は日本の戦争と敗戦を生きた女性、そして日本の美しさを演じたように思う。

特に小津安二郎監督とコンビを組んだ一連の映画での品格ある美しさは忘れることが出来ない。

原節子は1935年に15歳で映画界にデビューした。

大きな目と高い鼻という日本人離れした容貌はドイツ人監督の目に留まり、

すぐ日独合作映画のヒロイン役に抜擢される。

日独防共協定と時を同じくして映画は公開され、

原節子はナチス・ドイツに大歓迎された。

これでスターになった原節子は日本の戦争が拡大すると「上海陸戦隊」、

「ハワイ・マレー沖海戦」、「望楼の決死隊」など数々の戦意高揚映画に出演する。

それが敗戦によって日本は連合国に占領された。

日本映画は戦時中内務省によって検閲されたが、

今度は占領軍がすべての映画を検閲する事になる。

そのため「軍国主義」「国家主義」「封建主義」と思われる映画は上映が禁じられた。

検閲を行う部署の中で日本の映画人に最も嫌われたのがデヴィッド・コンデという男である。

コンデは軍閥や財閥を批判し労働組合を称賛する映画を奨励し、

キスシーンを挿入する事を「民主化」だと言って強要した。

そのコンデの指導で作られたのが黒沢明の『わが青春に悔いなし』や

木下恵介の『大曾根家の朝』、今井正の『民衆の敵』である。

いずれも名作と言われるがしかし本質は民主主義を扇動するプロパガンダ映画である。

原節子もこの時代にはプロパガンダ映画に出演させられた。

コンデは映画だけでなく労働組合も作った。

彼が作った東宝労働組合は後に米軍まで出動する大争議を引き起こすが、

作ったのが米国なら鎮圧したのも米軍という話である。

やがてコンデは天皇の戦争責任を問う映画『日本の悲劇』を作ろうとして占領軍内部から解職された。

日本政府を天皇中心の傀儡政権にすることは戦時中からの米国の方針だが、

それをコンデが無視したのである。

コンデが外されても米国の日本洗脳政策はその後も変わらない。

「貿易は映画に続く」というのが米国の考えで、映画によって米国製品への憧れを創り、

米国の生活様式を普及させれば米国製品が売れる。

そのため日本への米国映画の輸入割り当てを大きくし、その他の外国映画は少なくなるよう制限した。

また「民主主義を広める」との理由で映画館や劇場を接収し、

音楽や演劇の市場を米国が占有できるようにした。

その結果、キリスト教徒でもないのに日本人が教会で結婚式を挙げ、

映画で見たクリスマスを日本の家庭が祝うようになる。

原節子はコンデが強制したキスシーンを拒み、

また東宝の労働組合運動からも脱退するが、その頃出会ったのが小津安二郎監督だった。

初めてコンビを組んだ『晩春』は古都鎌倉を舞台に、

戦争のために婚期を逃した娘を原節子が演じる。

父親は結婚させようとするが、

娘は母親を亡くして一人になった父親の面倒を見ると言ってきかない。

父親は再婚するフリをして娘を嫁がせるのだが、

この映画に戦争直後の荒廃した日本の姿はつゆほども出て来ない。

茶の湯、能楽など日本の伝統美の中に美しい日本人の姿がある。

同時期に上映された黒沢明の『酔いどれ天使』は焼け跡の汚れた町を舞台にして

全く対照的である。そして原節子は黒沢の『わが青春に悔いなし』の時より

フーテンには魅力的に見えた。

その後、小津と原の二人は『麦秋』、『東京物語』、『東京暮色』を相次いで撮るが、

これらにはいずれも戦争の傷をうかがわせる設定がある。

『麦秋』で原節子が結婚を決意する相手は戦死した兄の親友で、

戦死した兄が意味を持つ。また『東京物語』で原節子は戦争未亡人である。

さらに『東京暮色』では原節子の母を演ずる山田五十鈴が、

夫が朝鮮に赴任している間に愛人を作り、満州に駆け落ちする設定である。

小津安二郎は日中戦争が始まると同時に召集され約2年間中国各地を転戦した。

本物の戦争を経験した小津は、しかし戦争映画を1本も作らなかった。

軍服を着た兵隊が画面に登場した事もない。

しかし小津の映画にはどこかに戦争の傷が映っている。

『東京暮色』の設定は、日本の近代化政策が植民地を作り、傀儡国家を作り、

戦争に突入した事実を下敷きにしている。

そしてそれが家族をバラバラにしたのである。

つまり小津はこの映画で、明治からの日本の近代化は国民を幸せにしたのかと問うているのである。

小津安二郎は60歳の誕生日に亡くなった。

原節子は葬儀で号泣したと言う。その2年後に彼女は引退し、

誰の前からも姿を消して「伝説」となった。小津監督の死に殉じたとの見方もある。

原節子は小津作品に自分のすべてを出し尽くしたとフーテンは思う。

数々の「戦意高揚映画」に出演し、

次にそれとは逆の「民主プロパガンダ映画」にも出演した原節子は、

ようやく小津監督と出会い、共に日本の近代化と戦争と家族を問い続ける映画を撮った。

その小津監督がいなくなれば共に問いかける事も出来ない。

それが引退の真意だったのではなかろうか。

日本の戦争を巡って国民世論が高揚した今年9月、

原節子は日本の近代化と戦争と家族を問い続けた小津安二郎の元に旅立った。

そしてフーテンはやはり近代化に抵抗する役を演じた二人を思い出す。

高倉健と菅原文太が演じたヤクザの抵抗の仕方は、勝ち目がなければやみくもには闘わない。

じっと耐えて怒りを内側に膨らませ、それを意地に転化する。そして意地を張るのである。

死んでも意地を貫く。これに全共闘世代の学生たちは熱狂した。

その世代は今では高齢者である。しかし彼らは政治に関心がある。

その投票動向が選挙の帰趨を決めるという説もある。

ところが民主党への政権交代が起きた09年の選挙で7割近くにまで上昇した投票率は、

自民党に政権が戻った12年の選挙で6割弱、さらに14年の選挙では5割ちょっとまで激減した。

しかも地方の選挙区の投票率が都会よりも低い。

自公が圧勝する理由は都会の若者の支持と高齢世代の選挙離れにあるのではないかと

フーテンは思っている。だから健さんや文太に憧れた世代が投票所に行けば

次の選挙は結果が大きく変わる可能性がある。

原節子の訃報を聞いた時、フーテンはそんなことを考えた。



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/682.html

記事 [政治・選挙・NHK197] おおさか維新の支持率、6%で維新の数倍に!近畿地区では自民党と並ぶ20%を記録!民主7%、共産3%、公明3%、自民29%
おおさか維新の支持率、6%で維新の数倍に!近畿地区では自民党と並ぶ20%を記録!民主7%、共産3%、公明3%、自民29%
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-9045.html
2015.12.07 17:00 真実を探すブログ



☆毎日新聞 夫婦別姓賛成51% 「同姓を選択」73%
URL http://mainichi.jp/articles/20151207/k00/00m/010/084000c
引用:


内閣支持43% 不支持を逆転
 安倍内閣の支持率は10月の前回調査から4ポイント増の43%、不支持率は同6ポイント減の37%だった。7月の調査から不支持が支持を上回っていたが、再び逆転した。主な政党支持率は、自民29%▽民主7%▽公明3%▽共産3%▽維新1%▽おおさか維新6%−−など。「支持政党はない」と答えた無党派層は37%だった。維新の党から分裂した新党「おおさか維新の会」の支持率は、近畿地区では自民党と並ぶ20%に達した。【今村茜】
:引用終了








毎日新聞でこの値だと、読売新聞や産経新聞の数字はもっと上がりそうですね・・・。
やはり、橋下市長のおおさか維新は大阪を中心に近畿地方の支持を固めています。先月の大阪ダブル選挙で勝った影響が大きく、これが無ければ、支持率は半分程度になっていたかもしれません。


意外と自民党も支持率を下げていますが、それ以上に民主党や共産党等の野党勢の支持率が上がっていないことが気になります。


特に野党最大の民主党に対する不信感は根強く、マニフェスト破りの印象で民主党という言葉に嫌悪感を感じている人が多いです。前の政権の問題を含めて、民主党は何処かで有権者に謝罪と反省を述べたほうが良いと思います。
*大阪は日本第二位の都市ということで近畿圏の票を取られると、それだけで10議席前後の勢力が作れます。衆参ダブル選挙の可能性もあり、反改憲勢力はヤバそうです。


「おおさか維新の会」結党大会


荒川強啓デイ・キャッチ 青木理 さすらいのニュース解説「大阪W選挙はおおさか維新が圧勝」 2015.11.23



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/683.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 安保法制反対 あれはだから「負け」ですらなかった。たたかっていなかったのだから。にしてもパルタイはどこまでも卑劣だった。

・昨夜、コビトに訊かれた。戦争法強行採決をまえに、なぜ「ゼネスト」が呼びかけられなかったのか?なぜその呼びかけさえこころみられなかったのか?戦争法はそのくらいの国家暴力の立法化ではなかったのか。国会、地方議会、官公庁、交通運輸、港湾、郵便、国公立各大学、高校、同教職員、各報道機関、農水産、商業、サービス、非正規雇用者関連各ユニオン、映画、美術、演劇、文芸家協会、スカンピンの、今晩食うにも困っている個人たち……。どこかで腹の底からの瞋恚の炎はあがったか。なにかがかつてなく激しくはじけたか。このクニにほんの一部でも機能マヒはあったか?抗議の辞職をした野党議員が一人でもいたか?怒って辞めた大学の学長はいたか。ハンガーストでだれかが餓死したか。抗議のしるしとして1面白紙の新聞をだしたところが1紙でもあったか。編集局長の方針に逆らって懲戒された記者が何人いるか。なぜなのですか?豆麩をほおばりながらコビトは訊いた。わたしはだまっていた。ゼネストなど10万キロ先のはなしだ。はらわたが破裂するほどの怒りなんか、ありはしなかったのだ。9条違反どころではない、常時「例外状態」化をねらう戦争法のものすごさ。それにみあうストラグルなんか、どこにもありはしなかった。あれはだから「負け」ですらなかった。たたかっていなかったのだから。にしてもパルタイは、60年安保時とまったくどうように、どこまでも卑劣だった。国会前の群れにかくれ、若者をまつりあげて、他者の踊りをじぶんのそれのようにみせようとした。「赤旗」はなぜわたしへのインタビューを急きょ中止したのか。中止のわけを紙上であきらかにしないのはなぜか。放っておきゃ、いずれことはすむと判断したか。コビトに訊いた。どうだろう、こだわるのは無意味だろうか?コビト「いま有意味ってなにかあるかな」。ダフネに行った。エベレストにのぼった。(2015/12/02)


・「歴史は徹底的であるから、何度でも追試≠ウせられる。しかも無反省な輩はその都度なんどでも同じ過ちをくりかえす」。友人Sさんの手紙のなかの1行。ニッポンの「国際反テロ戦争」参戦が近い、とかれはみている。わたしもそうおもう。参戦前夜をひしひしと予感する。「国際反テロ戦争」は、テロ′サ象の可変的深層をだれもつかみえないまま、拡大し、変容し、いたずらに泥沼化するだろう。テロ≠フ様態はみるもののつごうで、つごうよく変えられ、表現される。そのとき、ひとびとの精神と立ち居ふるまいはどうなるだろうか。愛国化、民族主義化、祖国防衛戦線化しないものか。パルタイは「国際反テロ戦争」参戦にはっきりと反対できるだろうか。そこだ。追試≠ニはそれなのだ。第二次世界大戦はファシズム対反ファシズムではなく、反ファシズム戦争の装いをした帝国主義戦争であった。追試≠フポイントはそこにある。パルタイは追試≠ナ合格するか。またも落第の公算が大ではないのか。「赤旗」のインタビュー・ドタキャン事件について、まだなんの連絡もきていない。パルタイ中央にはきっと「事件」の感覚もあるまい。みずからの歴史をいくども塗りかえてきたものたちに、歴史修正主義を難ずることはできないはずだ。歴史はあまりにも徹底的にめぐってくるので、わたしたちは何度でも追試≠うけさせられる。コビトと犬と東口のカフェ。エベレストにのぼらなかった。(2015/12/03)


・キャスとダフネ。エベレストにのぼった。昨日、Nさんから久しぶりのメール。共産党機関紙「赤旗」のドタキャン事件にかんする深々とした所感。とても参考になった。これはやはり小事ではなかった。インタビューを申しこんできたK記者はその後どうなったのか。気になる。ずっと気にしている。問題はパルタイという組織の病症であるとともに、それ以上に、わたしをふくむ生身の個人(主体)の思考の試練でもある。「スターリニズム」というひとことですべてがすむというものではない。これだって、なんどめかの歴史の追試≠ネのだ。Nさんは手術を受けていた。

午後、ドタキャン事件と週刊金曜日、そして拙著『1★9★3★7』(イクミナ)をめぐり、大きな動きがあった。わたしは、事件の経緯と週刊金曜日の基本的立場を同誌の記事として読者に公表し、赤旗紙および日本共産党に抗議すべきであると主張してきた。これにたいし、金曜日の北村社長は本日、辺見庸の主張は「100パーセントわかるが……」(笑止!)と述べるいっぽうで、しかしながら、同誌での事件経過説明も共産党への抗議もできない、と言明した。その背景として、北村氏はまことにわが耳をうたがわざるをえない、まったく承服しがたい珍妙無類の理由≠あげた。金曜日の読者の多数が日本共産党員であるため、公表も抗議もできない――というのだ!これはなんというバカげたロジックだろう!?以上のことがらについて、わたしは『1★9★3★7』のすべての読者、当ブログの愛読者たち、および全国各書店にたいし、近日中に詳しく説明する責任と義務があると感じている。『1★9★3★7』の運命は、わたしの予感のとおり、これから大きく変わるだろう。そもそも『1★9★3★7』は遠い血煙のなかからついに生まれた本である。読者は知っている。1頁1頁に血糊がついている一冊なのだ。これを、「市民運動」に名をかりた、そのじつ、ファシスト以下、スターリニスト以下のインチキどもにまかせておくわけにはいかない。(2015/12/04)


・と、おめいたところで、いくら息んでみたところでだ、おまえらに唇をゆがめてヘラヘラ笑われるのがオチだ。じつはおれもクククククと失笑しているのだ。いやはや、おかしくておかしくてしかたがないぜ。ククククク。それなら、みんなして笑おうじゃないか。ヘラヘラクククククププププ……。アベは笑へ。シイも笑へ。キタムラも笑へ。ジンミンは笑へ。ゼンジンミンは笑へ。みんなして笑い死にしようや。ヘラヘラクククククププププ……。「吊せ 人民の敵/ブランコみたいに揺すぶるのがいる/まだ息するのがいるぞなんて最後に頭をたたき割ったのがいる/残酷なかれら」(1956年12月)。大した話じゃない。おれはパルタイに、あんたらの民主的な党議決定により、どのように「分類」されたのか、ちょっと知りたいだけなんだよ。「人民の敵」か。「反党分子」か。「反社会分子」か。それとも「狂犬トロツキスト」か。ヘラヘラクククククププププ……。「信じてくれ/賢い同志たち/これは可笑しい本当に可笑しい/ぼくは哄笑った ぼくの屍体が/笑うほかない屍体の身震いで」(1956年12月)。1956年12月だって!すごいじゃないか。おお、1956年12月。黒田喜夫は「ハンガリヤの笑い」を書いたんだ。おれは2行だけまだ暗記している。「ラコシって誰? あそこに吊下がっているの?/ナジはどこにいるの?」。ラコシは笑った。ナジは声ごと消された。ヘラヘラクククククププププ……。アベは笑へ。シイも笑へ。キタムラも笑へ。ゼンジンミンは笑へ。キャス、犬と動物病院。じぶんも病院。エベレストにのぼった。(2015/12/05)


・コビト、紀尾井町に行くとちゅうにたちより、昨日買いかえた携帯の設定をあれこれこころみるものの不成功。やれパスワードがどうのアドレスがどうのユーザー名がどうのとなんどもやりなおし、さいごは根負け。ほうり投げる。音声入力機能で「クソッタレ!」と言ったら「ソレハザンネンデス」と機械から女声の応答があった。呪詛も無効。コビト、ピキピキと怒りの声を発しながら紀尾井町にむかう。訴えのいっさいは無効である。「世界新秩序の内部では、もはや革命は存在しない。……あるのは痙攣だけだ。……あるのは機能不全と断層と衰弱と動脈瘤的断絶だけである」と説くボードリヤールの肉声を聴いたのは、もう10数年も前だ。いまや、より人間であろうとすればするほど、事態はより危険になる。人間は機械的端末として「死の生」をえらぶか、もしくは端末たることを拒んで「生の死」をえらぶしかない。正義めかしたあの雑誌は、筑紫哲也さんがかんけいしていたころからそうだったのだろうか。共産党批判のできない雑誌だったのか。事実上の共産党の下部機関化していたのか。筑紫さんはそれをご存じだったのか。共産党の下部機関(宣伝端末)だから悪いというのではない。経済的バックアップがあろうとなかろうと関心はない。聞け!〈事実を書こうとする者の意思の抑圧〉はだんじてあってはならない、と言っているのだ。〈読者に報せるべき事実の政治的隠ぺい〉は最悪だ、と言っているのだ。以上2点だけで、市民に依拠していることを標ぼうする雑誌は死滅する。ジャーナリズムの最低倫理上の自殺である。やむをえない自滅だ。人間の機械的端末化の嚆矢はむろん携帯電話ではない。志位君、北村君、人間の機械的端末化の思想的嚆矢はなんだったか、答えてほしい。「あれ」以外にあるならば、どうかわたしに教えてほしいものだ。言えまい。北村君は志位君に面談をもうしこみ、わたしの批判をつたえることもかんがえたという。ちがうのだよ、北村君。ぜんぜんちがうよ。読者にたいする事実の全面的公開こそがなによりも大事なのだ。そして問題の所在と性質を読者(三分の一が共産党員ないし支持者であるにせよ)とともにかんがえることが、いの一番に肝要だったのだ。痙攣と機能不全と断層と衰弱と動脈瘤的断絶は、痙攣と機能不全と断層と衰弱と動脈瘤破裂の前兆である。エベレストにのぼった。(2015/12/06)



http://yo-hemmi.net/article/430537725.html

http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/684.html
記事 [政治・選挙・NHK197] 維新代表は松野氏再選で、「民主と統一会派を年内に」(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/88600136c35a4aace8bbe0643f05c557
2015-12-07 09:34:36

 松野頼久代表は本日12月7日にも、民主党の岡田克也代表と会い、「年内に統一会派を結成する」と語りました。

 岡田氏は三重県いなべ市で記者会見し、「(新党の)可能性は否定しないが、統一会派の議論をしているのに、新党の議論はおかしい。国民の議論を一歩一歩進めたい」と話しました。

 年内といえば、あと20日ばかり。なによりも、これからどう公約を取り組んでいけるか。さらには、金も困っているらしい。

 ともかく、公約をどう作っていけるか。憲法改悪、戦争法制反対、TPP(環太平洋経済連携協定)、あるいは原発反対など、たくさんの項目があります。しかし、これを多く集めようとすると、かならずちゃちゃが入ります。といって、戦争法制反対だけでは、あとあとで大変なことになります。しかし、もう20日ばかりしかない。ともかく前に進ませなければならない。

 さらに、同日選挙もほぼ一緒になってきました。

 民主党は、一人でいくのなら、それもよし。ただし、めためたにやられるよ。といって、一強の自民党に立ち向かうなら、何か策はないのかねえ。

 とりあえず、今日の代表どうしで、どんな結論になるのか。


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/685.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 政策基軸・超党派・主権者主導で総選挙を勝ち抜くー(植草一秀氏)
政策基軸・超党派・主権者主導で総選挙を勝ち抜くー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1so0bbv
7th Dec 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks


2016年夏に参院選が行われる。

投開票日は7月10日に決定される可能性が高い。

2010年7月11日に実施された第22回参議院議員通常選挙で選出された参議院議員の

任期満了が2016年7月25日。

公職選挙法第三十二条は次のように定めている。

(通常選挙)
第三十二条 参議院議員の通常選挙は、議員の任期が終る日の前三十日以内に行う。

2016年の参院選は2016年6月25日から7月24日までの間に実施されることになる。

この参院選日程に影響を与えるもう一つの要因が、18歳以上の国民に選挙権が与えることを決めた法改定だ。

改定法は1年の周知期間を定めており、2016年6月20日以降に公示される選挙でなければ、

改定法の規定を適用できない。

二つの条件を満たす日程は、

6月23日公示、7月10日投開票

6月30日公示、7月17日投開票

7月7日公示、7月24日投開票

の三つだが、7月17日と24日は、連休や夏休み最初の日曜日となるため、

7月10日投開票日が有力視されている。

この選挙に合わせて、衆議院総選挙を実施するとの憶測も存在する。

衆議院の任期は2018年の12月。

任期を2年以上残すが、2014年12月に安倍政権が総選挙を実施したから否定はできない。

現段階では、2017年4月に消費税再増税が計画されている。

消費税再増税を強行実施すれば日本経済は間違いなく崩落するだろう。

2017年の衆院解散総選挙は難しい。

2018年に入れば、解散のタイミングを選択する余地が狭まる。

2017年消費税再増税を実施する前提であるなら、

2016年7月の衆参ダブル選の可能性は十分にあると考えてよいだろう。

2016年夏に参院選がある。

そして、衆参ダブル選の可能性もある。

この前提で考えなければならない。

いま、主権者の多数が

「安倍政治を許さない!」

の考えを有している。

この言葉が流行語大賞にノミネートされたことにも表れている。

「安倍政治を許さない!」

ためには、選挙で国会の議席構成を変えなければならない。

主権者にとって大事なのは、この点だ。

参議院の定数は242。

その半数の121議席が、3年ごとの選挙で選出される。

任期は6年である。

2016年参院選での非改選議席は次の通りだ。

自民   65

公明   11

次世代   4

元気    4

改革    1

民主   17

維新    6

共産    8

生活    1

社民    1

その他   3

(2015年1月31日時点の議席数)

自公が76議席を占有する。

戦争法に賛成した3野党が9議席を占有しており、これを加えると85議席になる。

これ以外の議席数が36議席だ。

したがって、

自公+次世代・元気・改革の勢力が参院で半数以下になるには、

2016年参院選で

86 対 35 

以上の対象を収めなければならない。

それは極めて難しい。

まずは、自公の数を減らさなければならない。

自公の改選議席は58。

前回獲得議席が76だ。

自公議席を76以下に抑制し、できれば58以下に抑え込むことをまずは優先しなければならない。

2016年参院選で121議席が改選される。

選挙区の定員が73

比例代表の定数が48

である。

選挙区は都道府県が単位になるが、鳥取・島根、高知・徳島は、2県で1人の当選者を出す「合区」になる。

選挙区の定数は以下の通り。

定数1   32  32
定数2    4   8
定数3    5  15
定数4    3  12
定数6    1   6

勝負を分けるのは32ある、定数1の選挙区である。

もともと、この1人区選挙区は自民党が強い。

この自民党が強い1人区選挙区で、野党が勝利しないと、参院の勢力図を変えることは難しい。

したがって、32選挙区については、野党連合を構築することが極めて重要になる。

このことは、衆議院選挙とはやや事情が異なる部分である。

「オールジャパン平和と共生」

が進める政治運動は、

「戦争と弱肉強食」の政治を

「平和と共生」の政治に変える

ことを目指すものである。

その運動三原則として、

政策基軸

超党派

主権者主導

を掲げている。

主権者にとって大事なのは、政党ではなく、政策である。

良い政策が実現するなら、どの党が関与しても構わない。

悪い政策が実行されるなら、関与する政党はすべてが好ましくない。

この考え方に立つ。

重視する政策課題を五つ提示している。

原発稼働

戦争法

TPP

辺野古基地

格差

だ。

この五つの基本政策課題について、主権者の意志を反映する政策を実現させることを目指す。

そのためには、選挙において、公約が明示される必要がある。

公約を明示する候補を、選挙区においては一人に絞り込み、

主権者が連帯して、その「オールジャパン候補」を支援する。

このような運動である。

重要なのは、32の1人区、4の2人区、5の3人区である。

合計41の選挙区がある。

この41の選挙区で、基本公約を明示する候補者をただ一人選定して、

この候補者に主権者の投票を一本化することを実現しなければならない。

ただし、問題は1人区において、自公以外の候補者が複数立候補する場合、

自公候補者が有利になるという点だ。

非自公候補者の公約が、五つの問題で、すべて明確でなくても、

自公に対峙する候補者は一人に絞り込まなければ、

自公候補の独走勝利を許してしまうことになる懸念が強い。

したがって、非自公の共闘と、

政策を基軸にした候補者絞り込みを併用してゆくことが必要になるだろう。

2016年参院選で、いきなり、参議院の与野党逆転を実現することは容易でない。

重要なことは、2016年参院選で、政治の流れを変えることだ。

原発稼働、憲法破壊、TPP推進、辺野古基地建設、格差拡大を推進する安倍政権に対して、

主権者がNO!の意思を突き付ける。

「安倍政治を許さない!」

意思を明示すること。

これが参院選の課題である。

参院改選議席121の過半数61を自公勢力に渡さないことを、まずは目指すべきである。

そして、本当の決戦は次の総選挙ということになる。

これが、場合によっては、2016年に実施されるかも知れない。

その選挙で、自公勢力を半数割れに追い込む。

そして、五つの政策で、主権者の側に立つ議員が、衆議院過半数を占有する状況を作りだす。

これが最大の目標である。

政策基軸、超党派、主権者主導の原点を守り、これからの闘いを勝ち抜かなくてはならない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/686.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 戦後日本の名門企業が淘汰される日
http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/13579295.html
戦後日本の名門企業が淘汰される日

 東芝が窮地に追い詰められています。きっかけは、やはりどう見てもウェスチングハウスの買収でしょう。

 ソニーの不調は既に5年以上続いています。サンヨーは既に企業としては姿を消しました。

 三菱重工は、MRJで活況を迎えているように見えますが、サン・オノフレ原発の蒸気発生器問題を抱えています。

 戦後日本の大きな転機は1985年です。この年、プラザ合意がされ、円高が始まりました。しかし、この頃、団塊の世代はまだ30代であり、日本企業はまだまだ活気がありました。そのため、バブル景気に多くの方たちが浮かれてしまい、その後のバブル崩壊の傷口を深くしてしまったのです。

 中小企業を含めての企業の海外進出だけでなく、技術者の首切りが行われ、韓国や中国への日本からの技術移転が非常に大規模にされてしまいました。バブル崩壊後の技術者首切りをしなければ、まだ日本企業の技術的優位性は保たれていた可能性が高いと思います。

 更に、日本は派遣を大幅拡大しました。そのため、企業人としていろいろなスキルを身に着けるべき人々が単に時間労働だけをやり、企業人としてのスキルが全く身に付かないまま中年から老年になりつつあります。

 上の二つのことは、基本的に一定の階層の特権階級化のためであったはずです。円高になったとき、管理職の給与を削減して、企業全体で首切りを避けることができたはずです。同様に、派遣に頼らずに正社員だけでやっていくことも、正社員全体の給与水準を下げれば十分にできたはずです。

 社会全体から見ると、公務員の特権階級化とでもいうべきことが起こりました。特に、平成の初めのころにそういった傾向が顕著で、バブル崩壊に伴う民間の労働条件の悪化とともに公務員の特権階級化が進んだ様子です。しかし、この頃、同時に、公立高校での入試不正・試験不正が非常に大規模に始まったため、金で学歴を買った人たちが一般的な公務員・官僚だけでなく、警察・裁判所職員、NHKなどに大挙して進出してしまった様子です。

 その結果、特に2011年の福島第一原発事故後顕著ですが、重要な問題に全くきちんと取り組むことが出来ず、単に取り組んでいるフリだけがされることが非常に多くなってきました。そのことは、福島第一原発事故対応に多く典型的な事例を見ることができます。福島県の甲状腺検査は、組織的に発がんした子供を数えないような運営がされている様子です。つまり、A2判定が出た段階で、福島県の甲状腺検査以外の医療機関へかかるように誘導がされているのです。福島県の甲状腺検査は特定の病院だけで行われているため、それ以外の病院で甲状腺がんの摘出をやっても福島県の統計には出てきません。

 同様なことは、財政赤字問題でも顕著です。増税と言えばただただ消費税しか話題に上らず、しかも、実際にはなかなか増税が出来ませんでした。そのため、財政の硬直化は究極的なところまで来てしまっていて、今後は公務員給与や年金支払いを国債でやるぐらいしか打つ手がないとさえ思えます。それほど、日銀の年80兆円の国債買い入れは禁じ手であったのですが、そのことの認識さえなかなかできていない様子です。

 現在の日本の病の名前は「エリートの腐敗」です。まったくのウソを平気で言い、誰もがそのことが実態からかい離していることを指摘しない。そして、社会の弱者が犠牲になっていることを平気で黙認しているのです。

 つい10年前であれば、今の東芝やソニーの状況は思いも付かないものであったはずです。

 しかし、1985年以来の日本の政治経済の動きを多少きちんと振り返れば、非常に見事にアメリカ軍産複合体とでもいうものによって誘導がされてきたのが分かります。

 世界の投機資金は実需の100倍はあると言われています。株価や為替の操作は、そういった資金によって組織的に行われていて、必ずしも経済実態にあったものではないのです。

 それどころか、何が経済であるかという根本的な認識そのものが人工的に操作されているのが現状であり、その典型がレーガノミクスでありトリクルダウン理論でした。

 東芝が窮地に陥った仕掛けは時価会計にあります。のれん代をどの程度に想定するかなどはどれもその時その時の判断の問題であり、いくらでも細工が出来てしまうからです。旧来の会計基準であれば仕入れ値などの実際の取引価格が簿価になりましたから、今回の東芝の様な問題には構造的にならなかったのです。

 時価会計とは、究極的な強いもの優遇の会計制度です。世論を操作できるものが自分に有利に制度運用ができるのです。

 同様に、今始まりつつあるTPPも、単に関税問題ではなく、行政運営そのものが巨大資本の支配下に置かれる制度であるはずで、今後の日本はより一層窮乏化して行くでしょう。まず、教育が大きく民営化に移行するはずです。同様に、さまざまな公的制度が骨抜きになるでしょう。健康保険も例外ではないはずです。地域によっては自治体運営そのものが民間委託されることも十分にありえるはずです。

 このままでは、今から25年後の二十歳の若者に東芝やソニーと言う社名を聞いても、「そんな企業知らない」と答えるのではないでしょうか。

 今やるべきは、目先の利害にしがみつくことを止め、きちんと情報公開し、日本が持っている資源を最大限に生かすことです。一つは人材であり、過去の入試・試験不正をある程度でも認め、今後繰り返さないこと。そして、輸入資源に頼らずに、エネルギーや食糧の自立化をはかることです。

2015年12月07日20時20分 武田信弘 
http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/687.html

記事 [政治・選挙・NHK197] <移民党>経団連「人手不足対応に外国人の受け入れ拡大を」⇒加藤大臣「様々な受け入れ方法を検討する」
【移民党】経団連「人手不足対応に外国人の受け入れ拡大を」⇒加藤大臣「様々な受け入れ方法を検討する」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-9047.html
2015.12.07 19:00 真実を探すブログ







☆経団連 人手不足対応に外国人受け入れ拡大を
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151207/k10010332311000.html
引用: 
経団連の榊原会長は7日、加藤一億総活躍担当大臣と東京都内で会談し、介護や建設業界で深刻化している人手不足に対応するには外国人の活用が重要だとして、受け入れの拡大に必要な法改正などを要望しました。
:引用終了


以下、ネットの反応


















フランスなどでテロ事件があったばかりなのに、この外国人労働者万能論は何処から出て来るのやら・・・。外国人労働者を大量に受け入れたとしても、最近は海外の労働環境も大きく改善されています。
日本の宣伝を見て良い待遇を期待している人が多いわけで、厳しい現実の労働環境に失望して暴れる外国人労働者が増えることになるかもしれません。


実際に農家が大量の外国人労働者を受け入れていますが、酷い労働環境で裁判沙汰にもなっています。イスラム国みたいな武装集団が紛れ込むリスクもありますし、今の状況での外国人受け入れには私は断固反対です。
*それ以前に日本人の労働環境を改善するべき!


外国人労働者の現状D


移民(難民)受け入れ絶対反対 国民大行進 in 埼玉2015/11/29デモ前


移民亡国ドイツ



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/688.html

記事 [政治・選挙・NHK197] ゲート前座り込みで排除されました クソ!〜12.7辺野古現地報告(レイバーネット日本)
ゲート前座り込みで排除されました クソ!〜12.7辺野古現地報告
http://www.labornetjp.org/news/2015/1207moti
2015-12-07 20:29:24 望月吉春 レイバーネット日本



 12月7日朝6時に集合してゲート前の座り込み、メインの4人の内の1人になったのでがんばりました。結果的には排除されましたが、人数のわりには時間的には最長といわれて、「無駄に痩せていなかった?」と喜んだ。他方、機動隊の頭突きで脳震盪と怪我をした人が出たため、救急車をよんだ。4針縫って全治10日の診断が出ました。



 そもそも私たちは「静岡沖縄を語る会」のごぼう抜き体験ツアーに参加したのですが、イイ経験をしました。



 午後は高江に行きましたが、いきなりヘリコプターが文字通り頭上を飛んだりオスプレイが飛んだりといくつも見られました。オスプレイの飛行モードは初めて見ましたが、時速500キロも出るとかで、カメラにはおさまりませんでした。


↓ゲート前のテント村がグレードアップしていました



↓こんなものも売っていました




http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/689.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 茶番 8%、10%、生鮮食品、加工食品、もはや軽減にもならなければ、国民生活にプラスにもならない。 小沢一郎(事務所)


軽減税率協議、平行線続く=溝深い自公
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151207-00000131-jij-pol
時事通信 12月7日(月)19時1分配信


 生活必需品にかかる消費税率を低く抑える軽減税率をめぐり、自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は7日、東京都内で会談し、対象品目などで一致点を探った。
 しかし、6日に続いて結論は得られず平行線に終わり、さらに協議を継続することになった。
 谷垣氏は会談前の7日午後の記者会見で、2017年4月の導入当初から加工食品を対象に入れて制度をスタートすることについて「難しいと思う」と述べ、導入時は生鮮食品だけを対象にすべきだとの考えを改めて示した。
 会談後、自民党幹部は結果について記者団に「お互いの考えについての理解は深まったが、溝は深い」との認識を示した。また、報告を受けた同党税制調査会の幹部は「(軽減税率導入時に)生鮮食品全般を対象に含めるだけでも難しいことを、まだ分かってもらえていない」と語った。 

























http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 日本の未来を背負う若者に責任を負うべく、来年の参議院選挙に向けて野党共闘の真価が問われる。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201512/article_8.html
2015/12/07 21:49

維新の代表に松野氏が選ばれ、取りあえず維新のゴタゴタは収束の方向となった。世論調査では、約6割がおおさか維新には期待しないとの数字であった。至極真っ当な数字であろう。橋下氏の人気で、議席を得た政党である。もう橋下氏の魅力はない。政治家は言葉が命である。それがコロコロと変わるのでは、少し正常な意識のある者は信じないだろう。維新は早く新党を結成して、ゴタゴタをリセットしたい思いがミエミエである。

今日、維新の代表松野氏と民主の岡田代表が会談し、来年の国会において統一会派を組むことを決めた。他野党にも統一会派を呼び掛けている。各党が分散して国会質疑をするよりは統一会派とした方が、長く、フレキシブルに、且つ会派の中で質問テーマを決めることが出来るので、効率的に質疑出来る。

今後は、共産党が提案している来年の参議院選挙での1人区での野党統一候補の調整が出来るかが、大きな焦点となる。このチャンスを逃せば、安倍政権の暴走を抑えることは出来ない。正に野党共闘の真価が問われる。

昨日、SEALsの学生に希望を見ると書いたが、今度18才以上に選挙権が付与されたが、選挙に行くかどうかを高校生に聞くと、約7割が行くと答えたという。この数字は、まさにSEALsが「選挙に行こう」と叫んでいた数字そのものである。今の20代の投票率が20%台というから、驚異的な数字である。SEALsや高校生には、日本の未来を感じる。このような若者の未来を潰さないために、過去の旧態依然たる利権にまみれた政治から脱却し、世界の動静に乗り遅れないためにも、まずは共産党も含めた野党の共闘が必須である。


高校生7割「選挙に行く」 選挙権引き下げで意識調査
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015120701001719.html
2015年12月7日

 来年の参院選から「18歳以上」に引き下げられる選挙権を取得した場合に「選挙に行くと思う」と答えた高校生が76%に上ることが7日、リクルート進学総研(東京)の意識調査で分かった。

 調査は9月にインターネット上で実施し、高校1〜3年生の計1437人が回答した。「選挙権を取得したら選挙に行くと思うか」と尋ねる設問で「必ず行くと思う」35・4%、「たぶん行くと思う」40・6%だった。男子の方が「行くと思う」の割合が高く、特に「必ず行くと思う」は男子41・8%、女子28・9%で、男子の方が10ポイント以上高かった。

(共同)


http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 毒舌 評論家の佐高信氏シールズ集会で「安倍は使えない秘書官」「菅のしつこさ・いやらしさを岸井から聞いた」「自民党に天罰を
【毒舌】評論家の佐高信氏シールズ集会で「安倍は使えない秘書官」「菅のしつこさ・いやらしさを岸井から聞いた」「自民党に天罰を!公明党に仏罰を!」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/9862
2015/12/07 健康になるためのブログ



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151207-00000505-san-pol

「岸井は毎日新聞の出身で、どっかの首相のおやじ(故安倍晋太郎元外相)も毎日新聞だった。そのおやじが外相当時、岸井は担当記者であり、非常に近い関係にあった。そのとき外相の秘書で全く使いものにならなかったのが安倍晋三だ。安倍晋三は、自分のそういったことを知っている人間に対して非常に複雑な感情を抱いている。よくいわれるように平沢勝栄という人は、安倍晋三の家庭教師をしていた。だから絶対大臣にはなれないと言われている。この愚かなる安倍晋三をゲッペルス(ナチスドイツの国民啓蒙・宣伝大臣)のように支えているのがスゲ…、菅義偉(すが・よしひで)だ。この男のいやらしさ、しつこさ、その一つを私は岸井から直接聞いた」


 「岸井成格が私的に開いている勉強会に、わざわざ菅はやってきて、最後までいて、そのころは沖縄県知事の翁長(雄志)さんにも会う暇がないほど忙しいときだったはずだ。それなのに最初から最後までいて、岸井に『いいお話を聞かせていただきました』というふうに言ったそうだ。それは内輪の話だ。ぜひオフレコにお願いしたい。その後、岸井にゆっくりと話を聞かせてほしいと言ったと言われた。岸井が言ったので、ぜひ50年来の友人を一人だけ連れて行きたい。そうやって言えと言っておいたが、その会談はまだ実現していない」


佐高信さん(評論家)の情熱スピーチ 「TBS NEWS23 岸井成格さんと50年の付き合い」からの発言 SEALDs★1206 銀座大行進 KEEP CALM AND NO WAR 日比谷野外音楽堂


菅官房長官、翁長知事に会わずにこんなことしてたんですね。画面に映った通りの、ねちょねちょねとねとした男ですね。


関連記事
安保法廃止集会詳報(6)佐高信氏「安倍は使いものにならない秘書官」「自民党に天罰を!公明党に仏罰を!」
http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/655.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/692.html

記事 [政治・選挙・NHK197] 「石井紘基は死なない」〜権力の闇と戦った国会議員、石井紘基氏の命日に東大・安冨歩教授が講演、「知的探求の継続が、彼を復活
「石井紘基は死なない」 〜権力の闇と戦った国会議員、石井紘基氏の命日に東大・安冨歩教授が講演、「知的探求の継続が、彼を復活させる」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/272068
IWJ Independent Web Journal


 「いつの時代も、預言者は命を狙われる。石井議員は暗殺というかたちで世を去ったが、彼が明らかにした真実は残り、それに触れた人間は探求を開始する。この知的活動の継承が続く限り、石井紘基は死なない」


 東京大学東洋文化研究所教授の安冨歩氏は、13年前、凶刃に倒れた国会議員の石井紘基氏の死を巡って、その背景にある日本社会の構造を分析するとともに、「われわれが(石井氏と同じように)知的探求を止めないことが大切なのだ」と説いた。


 民主党の衆議院議員だった石井紘基氏は、2002年10月25日、東京都内の自宅駐車場で暴漢に襲われ、左胸を刺されて命を落とした。13年目の命日となる2015年10月25日、東京都世田谷区で「石井紘基没後十三年追悼講演会」が開催され、遺族や関係者らが集って故人を偲んだ。


 石井氏は議員活動の中で、特殊法人の無駄遣いや官僚の天下りなどを問題視し、国の不透明な特別会計に切り込むなど、国政調査権を使った独自調査によって、一貫して権力の不正を糾弾してきた。襲撃されたのは国会質問の3日前のことで、質問内容は不明だが、石井氏は「これで与党はひっくり返る」と周囲に話していたという。犯人は「動機は金銭トラブルによる恨み」と供述したが、襲われた時に石井氏が持っていた鞄から、国会に提出予定の書類が消えている。そして、事件から7年後、犯人はメディアの取材に対し、「頼まれてやった」という発言をしている。


 この日、追悼講演を行った安冨氏は、明治以降の日本の近代化の中で、徴兵制の実施に伴って「立場主義社会」が成立したとし、二度の世界大戦を経て強度を増した立場主義は、戦後日本の経済発展に貢献したことで、国民的イデオロギーになったと語る。そして、金や情報が集まる場所を押さえた者が特権的利益を得る「関所型経済」と結びつき、複雑で強大なシステムを築いたという。


 その上で、「立場主義と関所型経済を揺さぶり、真実を白日の下に晒した石井氏は、特別な政治家だ。彼が命を落とした最大の原因は、彼が真理を追究していく人間だったからではないか」とした安冨氏は、冒頭の言葉のように、知的探求を続けていくことが「石井紘基の復活」になると希望を込めて示唆した。


2013/11/27 【文化】「複雑化したシステムの中心に東大がある」石井紘基氏が調べていた特別会計の闇の源流 〜安冨歩教授の授業
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/113657
2012/07/12 安冨歩先生の授業「石井紘基氏と特別会計改革」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/22540


2015/10/25 石井紘基没後十三年講演会 ―講演 安冨歩氏


・講演 安冨歩氏(東京大学東洋文化研究所教授)
・日時 2015年10月25日(日)9:30〜
・場所 三茶しゃれなあどホール(東京都世田谷区・三軒茶屋)
・告知 石井紘基没後十三年追悼講演会(石井紘基公式ブログ)
   http://ameblo.jp/ishiikoki/entry-12087737734.html
   ・


■事件前日、暗い声で娘の名を呼んだ石井紘基氏



▲石井紘基のご息女の石井ターニャ氏


 はじめに、石井氏の妻のナターシャ氏がマイクを握った。「この13年間、彼を知る人々から『紘基さんがいてくれたら』という声を聞くことが度々あり、彼が抜けた穴は今も塞がっていないのかと思う。彼が活動にかけた情熱を思い出していただいて、皆さまのこれからの力になれば幸いです」と挨拶をした。


 石井氏の娘のターニャ氏は、「事件当時は、(ショックで)父の記憶が頭から消えてしまった。そして、大きな力が動いていることも感じていた」と話す。


 「私が(父親の後を継いで)選挙に出ることを期待した人もいたかもしれないが、父が一番望むのは、何より私の安全だと思った。『とにかく生きろ』と言われている気がして、つらさや悔しさはあったが、耐えていかなくては、と思っていた」


 ターニャ氏は、事件の約1週間前と前日の2回、父親から暗い声で名前を呼ばれたことを覚えているという。「面倒な話かと思い、私はぞんざいな態度をとってしまった。すると、父は『何でもない』と言った。あの時、話を聞いていれば。けれど、逆に聞かなかったから、私は安全でいられたのかもしれない」と複雑な思いを口にした。


■「石井氏は日本にとって大切な人」と語った実行犯


 また、事件についての偏向報道で名誉を傷つけられ、さらに民事と刑事の裁判を通して虚偽を並べられるなど、ターニャ氏は遺族が二重三重に苦しめられたことに言及した。一方で、全国から励ましの温かい言葉が寄せられ、「人の心の真実に触れることができて、大いに支えられた」と謝辞を述べた。


 さらにターニャ氏は、石井氏殺害の実行犯(受刑者)に面会に行ったことも明かした。


 「その人は深々とお辞儀をして、『日本にとって、なくてはならない大切な人を亡くしました』と言った。本当に恨みによる犯行だったら、そんな態度はとらないと思う。そして、私に『深入りするな』とも……」


 なお、石井氏が亡くなって7年後の2009年、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」が獄中の実行犯に取材し、「殺害を依頼された」という告白をスクープしている。また、同番組では、鞄の持ち手を握る石井氏の指が外側から切りつけられていた、という証拠を入手。鞄にあったはずの書類を奪うのが目的だったという見方が濃厚になっている。


 石井氏は国会議員としては異例なほどの、膨大な量の資料を残している。ターニャ氏によれば、これまでに約4万枚をスキャナーで読み込んだが、あまりに量が多いため、国会図書館に寄贈する話も進んでいるという。石井氏の国会質問の様子はDVDに記録して保存し、事件当日に身につけていたものなど、遺品は憲政記念館の資料室への寄贈が決まっている。


■証拠の90%は裁判に出ず、被害者遺族は記録にアクセスもできない



▲弁護士の紀藤正樹氏


 続いて、ゲストのスピーチに移った。遺族とともに裁判で戦った弁護士の紀藤正樹氏は、「石井さんが刺されたと聞いて、病院に駆けつけた日から13年。毎年10月25日が巡ってくると時間が止まったように感じる」と話す。


 テレビ朝日の取材で明らかになった石井氏の指の傷について、紀藤氏は、「当時はわかっていなかった」と言う。そして今なお、犯罪被害者基本法の運用が不十分で、被害者が記録にアクセスできないのは法律の不備だと指摘して、このように述べた。


 「裁判に出てくる証拠は全体の1割ほどで、残り9割の証拠は被害者の目に触れない。石井さんの事件も、真実は明らかになっていないと思う。遺族は事件の情報を集めるため100万円の懸賞金をかけたが、むずかしい。しかし、この事件は終わってはいない。皆さんには、石井家のために応援をお願いしたい」


■一人会派「紘基会」が気を吐く豊橋市議会



▲豊橋市議会議員の寺本ひろゆき氏


 愛知県豊橋市議会議員として3期目の寺本泰之(ひろゆき)氏は、石井氏の生き方を尊敬し、2007年の当選以来、一人会派の「紘基会」を設立して、石井氏の政治理念の継承を表明している。


 2002年の事件をきっかけに石井氏を知ったという寺本氏は、「すぐに紘基さんの著書5冊を読み、共感した。これらは日本改革のバイブルだ。この国の政・官・業の癒着、三権分立というより『三権談合』のような状態を何とかしないと、日本は滅びると思った」と話す。そこで一念発起して地方議員を目指した寺本氏は、無所属で立候補して3度目で当選。石井氏の遺族に連絡し、「紘基会」という会派名を快諾してもらった。「豊橋では、石井紘基の政治は生きている。後に続く者も出てくると信じている」と力を込めてスピーチを終えた。


 「石井紘基氏後援会」の元会長の阿部武彦氏、渡辺周衆議院議員、保坂展人世田谷区長からのメッセージが読み上げられたあと、石井氏が亡くなったと思われる時間に、全員で黙祷を捧げた。


■徴兵制がもたらした、日本の立場主義システム



▲「石井紘基は死なない」というタイトルで講演をされた東京大学東洋文化研究所教授の安冨歩氏


 第二部では、安冨歩氏が「石井紘基は死なない」と題した講演を行った。


(取材:沼沢純矢、文:IWJテキストスタッフ・奥松由利子)




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