祝 維新政治塾講師決定! そこで、橋下徹弁護士の法律顧問としての実力を判定する。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/439b32d5b647ec4f658ab487a3567512
2015年11月27日 Everyone says I love you !
橋下市長の「全ては憲法9条が原因だと思っています」のトンデモ論理 国民をなめてる維新八策に騙されるな
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/24e5d1cfbd6d44c96a2cc7ab77663bf6
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この末尾の「全ては憲法9条が原因だと思っています」の飛躍ぶりが受けて、ツイッターのトレンドになり、
「あたいの胸が小さいのも全ては憲法9条が原因だと思っています」
「オレの頭の毛が薄いのも全ては憲法9条が原因だと思っています。」
「私がモテないのはどう考えても全ては憲法9条が原因だと思っています!」
「確定申告の準備が遅れてるのは憲法9条が原因。」
といったツイートが連発されたwww
国政政党「おおさか維新の会」の幹事長を務める松井一郎大阪府知事は2015年1月27日、2016年1月に開講する「維新政治塾」の講師に、政界引退を表明している橋下徹大阪市長を起用する考えを明らかにしました。
政治塾は来夏の参院選で擁立する候補者の発掘が狙いで、開講期間は半年を予定しているそうです。
また、橋下氏は12月の市長任期満了に合わせておおさか維新代表を退くものの、党の「法律政策顧問」として引き続き松井氏らをサポートする意向を示しています。
ここまでは、維新から私費で報酬が出る話だからいいんですが、松井府知事は6月に解散した大阪府市統合本部を改編して12月に『副首都推進本部』ってのを作るって言ってるんですが、まさか、この本部長に橋下氏を持ってくるということはないでしょうね。
そしたら、院政どころか、また橋下氏がず〜〜〜〜っと前に出てくることになるので、うっとおしくてしょうがないんですが。
この報酬は大阪府市民の税金だし。
2012年の橋下氏絶頂期。自らが代表を務める「大阪維新の会」の「維新政治塾」の入塾式を終え、笑顔で記者の質問に答える橋下徹大阪市長(左)と石原慎太郎東京都知事(2012年06月23日)。400人の定員に3000人以上の応募があった。
さて、もう遥か記憶の彼方になってしまいましたが、橋下氏は、大阪側が維新の党執行部を刑事告訴するっていってました。
ところが、実際にはおおさか維新側が次々と裁判や刑事告訴をされるばかりで、大阪側からは裁判も告訴も全く法的闘争が仕掛けられないままになっています。
まず、維新の党執行部側は、おおさか新党側が党員名簿の返還に応じず不法に所持しているとして、10月30日に名簿の引き渡しを求める訴えを、大阪地方裁判所に起こしました。
また、執行部側は、新党側が銀行口座の預金通帳や印鑑についても返還に応じず、業務を妨害したとして、新党側の議員らを威力業務妨害(刑法234条)の疑いで東京地方検察庁に告訴しました。
これについて、橋下氏はあろうことか
「僕は離党して、維新の党の党員でもないので、全く無関係だ。被告になっているなら、今後訴状をみて対応する」
と言って逃げちゃったんですが、大阪側の人たちはどう思っているのでしょうか。
維新の党が大阪組を刑事告訴&民事裁判を提訴。橋下市長「僕は離党して党員でもないので、全く無関係だ」
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/f5a715071dbf6126f685b9386634c240
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維新の党執行部側はさらに業務上横領罪での告訴も視野に入れている。
この維新の党との正統性争いでは、下のように橋下市長が弁護士としての能力をいかんなく発揮して、それらしいツイートを連発してました。
維新の党規約を徹底解釈する。少なくとも、大阪系グループの「臨時党大会」と「解党決議」は無効です。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/e834dc907624009ab5b54c3e9e2a01ca
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でも、橋下市長の論の最大の根拠が、監獄法に関する憲法訴訟の最高裁判決だったのには、私も
橋下市長が「維新の党に勝てる!」という主張の根拠が、全く関係ない監獄法に関する最高裁判例だった件w
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/537d5c790be77744e46119e17f5b5f26
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という記事で呆れて解説したのですが、元東京地検特捜部の郷原信郎弁護士も自身のブログの
「弁護士たる政治家」としての橋下徹氏への疑問
https://nobuogohara.wordpress.com/2015/10/21/%E3%80%8C%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%81%9F%E3%82%8B%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E6%A9%8B%E4%B8%8B%E5%BE%B9%E6%B0%8F%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%96%91%E5%95%8F/
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という記事の中で、
『実は、橋下氏が持ち出している専門用語や判例に対する理解というのは誠に不正確で素人的なものであり、そこで持ち出すことの妥当性には重大な疑問符がつく。』
『人権の制限について法による委任の範囲を超えることが許されないということと、今回の維新の党のような、組織法に関して上位規範による委任の範囲をどのように解釈するかという問題は、性格が全く異なるのであり、同列に論じることはできない。』
『「平成3年の最高裁判例」についても、憲法31条についても、橋下氏の論理は、あまりに表面的かつ素人的な「こじつけ」にしか見えないのである。』
とコテンパンにやっつけています。
そういえば、橋下氏が法律について素人なんじゃないか的に驚いた事件が、今年の安保法案審議中にありました。
それがこのツイート。
もちろん内閣等が憲法判断する際には憲法学者の意見も尊重する必要があるが、最後の責任を負うのは内閣であり、最高裁である。今、違憲を唱えている憲法学者の意見も重要だが、砂川事件判決の最高裁長官田中耕太郎氏の補足意見がより重要。最高裁長官の意見なのだから。
— 橋下徹 (@t_ishin) 2015, 6月 14
なぜならば、最高裁長官の意見なのだから!
関係ねえよ!www
橋下市長のバカ理論「憲法学者より砂川事件判決の最高裁長官の意見が重要。最高裁長官の意見なのだから」
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/c949b2abd533d6ddad3418910dca7aaa
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田中氏は明言する。自衛は他衛。他衛は自衛。自国のことだけを考えてはいけない。国際情勢の中でどのような防衛レベルを採るかは内閣の政治行為だと。国の統治を行う上においては何百人の憲法学者の意見よりも最高裁長官の意見の方が重い。これが立憲主義だ。
— 橋下徹 (@t_ishin) 2015, 6月 14
橋下市長はまだ言ってますが、最高裁の判事は皆平等で、長官だろうがなんだろうが意見の軽重はありません。判例評釈でもこの意見は長官のだから重要、なんて珍解説は見たことがありません(笑)。
それを重んじるのが立憲主義って、どんな立憲主義や(爆)。
それにそもそも、この判決は集団的自衛権に関しては何も言っていないのは法律家ほぼ全員の結論。
おまけに、田中長官はこの判決前にアメリカと連絡を取り合っていて、その意見が安保を合憲にするための恣意的なものだったことが明らかになっています。
砂川事件最高裁判決は集団的自衛権の行使が合憲である根拠にはならない。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/757fe94d0909caec5963dbe1885df4af
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さて、法律の素人と言えば、今をさかのぼること、3年前。
橋下市長が大阪市の全職員を対象に、政治・組合活動に関するアンケートを2012年2月16日まで実施し、日本弁護士連合会や市労働組合連合会などが「憲法違反」と猛反発する事態に発展。当然、職員労組らから
「憲法で保障された思想・良心の自由や政治活動の自由をじゅうりんし、労働組合活動を侵害する不当労働行為。二重の憲法違反」
として提訴され、実際、裁判で負けまくっています。
不肖わたくし、裁判になることも、
また裁判の被告になる橋下市長 大阪市職員の思想調査アンケートは憲法違反 住民訴訟提起は必至 続報あり
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/98cc8e05c671c765111047c3e66c6bfe
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橋下氏が裁判で負けることも、
橋下思想調査アンケートは違法とする敗訴判決 当ブログは3年前から!橋下敗訴を予言してました(笑)
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/89e03fd523dc4bc8b48a9839629a9a26
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完全予想の上、的中させております(笑)。
教育も素人だし。
15の春を泣かせ続ける橋下市長の強権姿勢が体罰の実態調査と対策をできなくしてしまった
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/54f25ca813c147e536ca84e5f1230d19
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経済も素人だし。
橋下徹市長激白!「大阪五輪、都構想実現なら招致できる!」←2020年に東京でやるのにまた日本で(爆)
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/bcc224dbfe7e2d64ce596b99fa14125d
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橋下氏は選挙だけは玄人ですから、そのあたりを維新政治塾で伝えて行ったらいいんじゃないでしょうか。
むしろ、私を法律顧問として雇ってくれたら、ええ仕事しまっせw
さらば! 虚飾のトリックスター ~「橋下劇場」の幕は下りたのか?
平松 邦夫 (著)
ビジネス社
前市長による最新刊。
橋下維新政治の正体を暴く!大阪はホンマに良くなったのか?橋下妄想政治にピリオドを打つ!内田樹氏らとの討論収録!
誰が「橋下徹」をつくったか ―大阪都構想とメディアの迷走 (大阪都構想とメディアの迷走)
松本 創 (著)
140B
最新刊。
2015年11月22日の大阪府知事・市長ダブル選挙直前に、橋下徹とマスメディアの関係を検証する初の書。住民投票へと至る橋下と在阪メディアの歪な関係性を、竹山修身堺市長、藤井聡京都大学教授、平松邦夫前大阪市長など関係者の証言を交えて徹底的に検証。そして、「敵を作る政治」を演出し、詭弁・多弁で感情を煽る“テレビ政治家・橋下徹"という存在を生みだした背景に、粘り強い取材で迫る。
ルポ・橋下徹 (朝日新書)
朝日新聞大阪社会部 (著)
朝日新聞出版
最新刊。
地元大阪と各界のキーマンを徹底的に取材。橋下氏本人と、橋下氏と関わってきた人たちのインタビューも多数収録!
政治家・橋下徹の実像と「橋下政治」の深淵に迫る。朝日新聞大阪社会部の記者が、至近距離で見続けた全記録。
政治家・橋下徹に成果なし。
薬師院 仁志 (著)
牧野出版
最新刊。
引退を惜しむ声もあるが、いったい彼は政治家として何をしてきたのか?稀代のポピュリストは、じつは何もしていなかった!?情報ツールを駆使し、詭弁を弄して真実をねじ曲げる橋下維新の虚妄を、社会学者が徹底検証。「大阪で何が起こったのか」、「大阪〈虚〉構想の真相」、「橋下政治の実態と虚像」、「橋下政治の本性」……彼の政策を徹底検証!
「橋下徹」ニヒリズムの研究
森田実 著
東洋経済新報社
橋下徹の言葉の大胆さ、着眼点の斬新さを見るだけでも、彼がいかにして民心を把握することに新たな視点を持ち込み、負のマインドセット、虚無的心情を巧みにシステム化したかがわかる。
橋下徹のカネと黒い人脈 (宝島NonfictionBooks)
一ノ宮 美成+グループ・K21 (著)
宝島社
サラ金業界などの財界アウトサイダー、食肉王ハンナンの浅田満をはじめとした関西アンダーグランドの面々……橋下人脈は徹頭徹尾、きな臭いのだ。週刊誌さえまだ気づいていない、時代の寵児の正体がここに明かされる!
「最も危険な政治家」橋下徹研究 孤独なポピュリストの原点―新潮45eBooklet
上原善広
新潮社
「改革」と称して次々と奇策を繰り出し、それを疑問視するものは徹底的にやりこめる。チャパツの弁護士から政治家に転進し、自身の政党まで作り上げたこの人物は、いったい何に突き動かされているのか。そして彼の思想、行動力はどんな環境が育んできたのか。新潮45掲載時に大反響を呼び、いくつもの後追い記事を生んだ「橋下徹研究」の嚆矢。
橋下徹 改革者か壊し屋か―大阪都構想のゆくえ (中公新書ラクレ)
吉富有治
中央公論新社
大谷昭宏事務所所属の気鋭のジャーナリストによる橋下ウォッチング最新刊。
大阪都構想が日本を破壊する (文春新書 1020)
藤井聡 著
文藝春秋
本書は、構想の設計書である「協定書」を徹底的に読みこみ、「都構想とは大阪市解体案」「賛成多数でも大阪府のまま」「二重行政解消の財政効果はほぼゼロ」「東京23区は実は特別区に反対」といった驚きの事実を明らかにする。
大阪市解体それでいいのですか?―大阪都構想 批判と対案―
冨田 宏治 (編集), 森 裕之 (編集), 梶 哲教 (編集), 中山 徹 (編集)
自治体研究社
「大阪都構想」なるものが実質的に「大阪市解体・5特別区設置」構想に他ならないこと。
また、その「大阪市解体・5特別区設置」構想をまとめた協定書の作成手続きに、さまざまな問題があったこと。
それゆえ、この協定書の内容に対する賛否を問う住民投票には、それ自体、問題が多いこと。
そして、カジノ推進構想等々、いま提案されている大阪維新の会の諸改革では、ほんとうに関西経済の活性化に至るかどうかあやしいこと。
新潮45 2015年 05 月号 [雑誌]
新潮社
【特集】「大阪都構想」の大嘘
・市民は「自治」を失い、大阪は破壊される/藤井聡
・これぞ戦後最大の詐欺である/適菜収
・私が「橋下維新」を離れた理由/村上満由
2015.11.27 13:27 産経新聞
http://www.sankei.com/west/news/151127/wst1511270047-n1.html
「橋下氏講師に政治塾」来年1月スタート…おおさか維新の参院選候補を選ぶ! 松井知事披露
大阪ダブル選後、初めて記者団の質問にこたえる大阪市の橋下徹市長
大阪ダブル選で再選を果たし、27日に2期目をスタートした大阪府の松井一郎知事は、府庁で記者会見し「大阪都構想」の議論継続を強調し、「首都機能を網羅できる大阪づくりに取り組みたい」と述べた。その上で、以前、橋下徹大阪市長とともに設置した「府市統合本部」を「副首都推進本部」に名称変更し、年内に会議を開くと明言。橋下氏を講師に招いて政治塾を開くプランも披露した。
松井氏は、都構想の制度設計を担う事務局も「大都市局」から「副首都推進局」に変更、来年2月議会に設置議案を提出し、来年度の発足を目指す意向を示した。都構想の制度設計をめぐっては、「特別区」を設置して公選区長を置くことは変えないが、区割りや数、区名を住民の意見を聞いて再検討するとした。
また、おおさか維新の会幹事長でもある松井氏は、来年夏の参院選の候補者育成のため、「維新政治塾」を来年1月中旬に開講し、来月中に塾生の公募を開始する考えを明らかにした。講師には橋下氏らを考えているという。
橋下氏、新党の意思決定「関わらない」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS26H2T_W5A121C1PP8000/
2015/11/26 23:49 日経済新聞 電子版
橋下徹大阪市長は26日、結成した国政政党「おおさか維新の会」の党運営について「意思決定には関わらない。自分が関わったらおかしい」と述べた。市内で記者団に語った。来年夏の参院選への対応は「相談されれば答える」と述べた。
橋下氏は12月18日の市長任期での政界引退を表明している。松井一郎大阪府知事らは政界引退後の橋下氏を党の「法律政策顧問」として迎え助言を求める考え。橋下氏は「まだ誰からも頼まれていない。どの党から言われても金額の高いところと契約する」と述べた。
「橋下氏抜き」新党多難…政界引退改めて表明
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151126-OYT1T50183.html
2015年11月27日 08時21分
大阪ダブル選の結果などを語る橋下市長(26日、大阪市役所で)=泉祥平撮影
橋下徹大阪市長は26日、大阪市役所で記者団に、市長任期満了となる12月18日で政界を引退する考えを改めて示した。
自らが暫定代表を務める新党「おおさか維新の会」とも一線を画すとした。同党は、大阪府知事・大阪市長のダブル選勝利を追い風に、党勢拡大を目指す構えだが、「橋下氏抜き」という難題を突き付けられた格好だ。
橋下氏が取材に応じたのは、ダブル選の勝利後初めて。党内には、党運営への自らの関与などに言及するのではとの期待もあったが、橋下氏は「(自身が)意思決定に関わったらおかしい」と明言。来夏の参院選で党を応援する可能性についても、「もう私人」と否定し、将来の政界復帰は「私人なんだから何をやろうが自由。自分探しの旅に出ようか」と煙に巻いた。
橋下氏の人気は、ダブル選でも圧倒的で、この日の橋下氏の発言に対し、党内からは「そこまで言わなくてもいいのに」(若手)と困惑する声が出ている。次期代表への就任が有力視される松井一郎大阪府知事に対しては、全国的な知名度に欠けるとの指摘がある。
2015年11月27日 08時21分 Copyright © The Yomiuri Shimbun