滋賀県内の河川で孵化ふかし、琵琶湖に流下したアユの数と産卵量が回復に向かっていることが、県の調査でわかった。
いずれも2012年に激減したが、県や漁業者らが資源保護に取り組んだ成果が表れてきている。
8月下旬〜10月、野洲川や安曇川など12の主要天然河川で産卵量を調査。アユの数については、天然と人工の河川で孵化して琵琶湖にやってくる数を調べた。
県水産課によると、12年のアユの産卵量は7億粒で、平年値(113億粒)の6%、アユの数を示す流下量も48億匹で平年値(255億匹)の19%まで落ち込んだ。
原因は県水産試験場が調査しているが、現在も不明。アユの餌となる動物プランクトンの減少が影響していた可能性があるという。
激減を受け、県などは養殖業者から仕入れた子持ちのアユを人工河川に放流。漁業者も漁期を短縮するなど、資源保護に取り組んだ。
この結果、13年は45億粒、129億匹と回復に転じ、14年も71億粒、160億匹に増加。
さらに今年は97億粒、218億匹と平年値の85%程度にまで回復し、激減する前の11年とほぼ同じ水準となった。
アユは湖国の食卓で重宝されるとともに、各地にも養殖用として出荷される琵琶湖の代名詞といえ、同課は「3年前に激減した原因を調べ、減少の兆候があれば早い対応で資源の安定を図りたい」としている。(岡本久美子)
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東日本大震災後、放射能を全国に拡散された民主党のバカな瓦礫焼却の影響が、川底に産卵した、放射能の影響を受けやすいアユの孵化を妨げたり、孵化してもすぐ死んだりした
のではないでしょうか。原発事故から4年8ヶ月経ち、バカな瓦礫焼却はすでに終わっただ
ろうし、セシウムの影響も半減してきているため、成長できたアユの産卵も回復してきた
のではないでしょうか。
滋賀県は調べるなら、アユや山や土地と、河川の放射能の残存量などを重点的に行うべきでしょう。福島県や関東のように、山や土地が汚染されていればいつまでも放射能は河川に垂れ流され続けます。