★阿修羅♪ > アーカイブ > 2015年11月 > 21日04時00分 〜
 
 
2015年11月21日04時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK196] 教授に昇進した小黒氏はとらぬ狸の算術を弄ぶ愚か者:消費税を引き上げ続ければ財政(卵)どころか日本経済(親鳥)まで死滅

 財務省出身の小黒氏は、法政大学でめでたく教授に昇進したようだ。

産経新聞が、「財政破綻は確実だとする内容で、社会保障費の抑制などの歳出改革に加えて、行間から一段の消費税増税など歳入増の必要を大いににじませた」と説明しているだけで、財政制度等審議会や財務省が消費税の税率を引き上げて財政の健全化に動くといっているわけではない。

 小黒氏は、財政健全化絶対主義で消費税増税命という財務省出身者にあるまじき(笑)御仁である。

 小黒氏は、「消費税率引き上げで財政再建を行う場合、最終的な消費税率はケース1で約32%、ケース2で29%に設定する必要があることを示唆する」と平然と説明しているが、14年に消費税を3%引き上げたことで昨年そして今年の日本経済がどうなったか、97年に消費税を2%引き上げたことで、日本経済がデフレスパイラルに陥ってしまったことなどを失念しているようだ。(90年からのバブル崩壊も引き金は89年の消費税導入)

 消費税率1%で2兆円の税収増だから...10%で20兆円の増収といった算術がそのまま現実世界で通用すると思ったら学者としておしまいだ。


 歳入(税収)は卵であり、その卵を産むのは日本経済である。

 日本経済をぼろぼろにして財政が再建できると考えるひとが経済学の教授職という現実に恐ろしさを覚える。

 消費税税率引き上げで得られる税収増をすべて給付に回したとしても、消費税が有する性質から日本経済は疲弊していくのである。

(消費税が、実質として、「給与支払い税」であり「利息支払い税」であり「元本返済税」であることを肝に銘じなければならない)

 消費税に限らず増税は、鶏(日本経済)が肥満になって中身が薄く数も少ない卵しか産まなくなったとき(=悪性インフレ)に行えばいいものである。


※ 参照投稿

「KjuCTXCyEoさんへ:消費税は歳入増加(財政再建)が目的ではなく経済政策:特別会計400兆円の内実と意味」
http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/743.html

「ZL7o43eS1oさんへ:所得税の「ゼロ税率」とは何か?税の公平性という曖昧な観念:生活保護費減額問題について」
http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/659.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/801.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 火ダルマ必至 野党への生贄にされた下着ドロ高木大臣の命脈(日刊ゲンダイ)


火ダルマ必至 野党への生贄にされた下着ドロ高木大臣の命脈
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/170071
2015年11月21日 日刊ゲンダイ



質疑では火ダルマ必至なだけに…(C)日刊ゲンダイ


「近日中に衆参で復興特別委員会の開催を申し入れる予定だ」――こう息巻くのは、さるベテラン野党議員だ。自公両党が18日、10月に新入閣した10大臣の所信表明と質疑に応じる方針を固めたことで、「“パンツ大臣”を追い込むぞ」と躍起になっている。


 “パンツ大臣”とは言うまでもなく週刊誌に“下着ドロの過去”を書き立てられた高木毅復興相(59)のこと。選挙区内の葬儀で香典や枕花を送った公選法違反の問題も抱えている。


 自公は野党の要望があれば、衆参各委員会の閉会中審査に応じる方針だが、敵に塩を送る背景には安倍首相の非情な判断が働いていた。


「安倍首相は高木大臣をすっかり見放しているようです。『辞めるならどうぞ。辞めないなら説明責任を果たせ』と冷ややかで、守るつもりはありません」とは官邸の内情に詳しいジャーナリストの指摘だ。


 もともと、高木大臣は安倍首相と同じ細田派出身。安倍首相は派閥領袖の細田博之氏を信頼し高木大臣の「身体検査」は任せきり。ここまで問題が大きくなるとは思っていなかったようで、今になって復興相につけたことを後悔しているという。身勝手な話だ。


「安保法の成立以降、内閣支持率は43%まで回復。高木大臣のクビを切っても『30%割れ』の危険水域まで急落することはないと踏んでいるのでしょう。だからこそ『進退は自分で決めろ』と非情な態度に徹することができるのです」(前出のジャーナリスト)


 香典問題について、高木大臣は閉会中審査で「葬儀の日までに弔問に行き、香典を出した」と繰り返し、疑惑を否定した。遺族の証言と真っ向から食い違うだけに、いかにも苦しい“言い訳”にしか聞こえない。


 安倍首相は10日の衆院予算委で、「高木大臣は説明責任をしっかりと果たすべき」と吐き捨てるように話していた。腹のウチは「辞任やむなし」と決め込んでいるとしか見えない。大臣の命脈はいつ絶たれるのか。


「“下着ドロ”疑惑もさることながら、香典問題については、仮に答弁が“虚偽”だと確定したら、政権に与えるダメージは計り知れません。委員会開催を機に、来年1月の通常国会まで持たず辞任に追い込まれるかもしれません」(政界関係者)


 高木大臣は閉会中審査をやりすごした直後の11日、自民党重鎮の資金集めパーティーに出席。その表情はミョーに晴れやかで意気揚々としていたが、もう笑ってはいられない。当然、安倍首相の任命責任も問われてしかるべきだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/802.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 安倍政権は倒せる!/小林節 <第5回>共産党の組織票があれば国会の構成比を変えられる(日刊ゲンダイ)


安倍政権は倒せる!/小林節 <第5回>共産党の組織票があれば国会の構成比を変えられる
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/170074
2015年11月21日 日刊ゲンダイ



小林節氏(C)日刊ゲンダイ


 安倍政権が独裁政権化してしまっていることは既に明白である。明らかに海外派兵を禁じている憲法9条を無視して、実質的な質疑を一切回避して(つまり、圧倒的多数の世論の反対も無視して)、海外派兵に不可欠な集団的自衛権の行使を容認する法律を制定した。


 しかも、その論争回避の口実に使われた中国と北朝鮮の脅威は冷静に考えれば被害妄想に等しく、事実、政府自身、その「脅威」に緊急の対応を何も行っていない。その上で、防衛力を高めると称して、海外で米軍と共戦し、イスラムのテロを招く引き金に手をかけ、米国に続く戦費破産の道を歩み始めた。


 主権者国民から許されて一時的にこの国の運営を託されているにすぎない安倍政権が、主権者国民の意思(憲法と世論)を無視して、勝手にこの国をどこに連れて行こうというのか? 少なくとも、今、わが国は、立ち止まり、今回の「戦争法」について公正に再検討すべきであろう。


 そのためには、まず、国会における与野党の構成比を変えなければならないが、それは不可能ではない。安倍政権に対する逆風が吹いてはいなかった前回の総選挙でさえ、自公与党は、相対的な多数派に有利な選挙制度の効果として、4割に満たない得票で7割の議席を獲得した。対する野党は各党がバラバラで戦ったために、合計すれば4割以上の得票でありながら惨敗した。


 それに続く全く機能しない国会を体験した共産党が憲法(議会制民主主義)の回復の一点に絞ったあらゆる政党と組織と個人の選挙協力を党議決定した。あの頑固に全小選挙区に候補者を擁立して落選を重ねてきた組織政党が他党との選挙協力を提案した。これは、公明党が自民党との選挙協力を決定したことに匹敵する歴史的決定である。


 これを他党が受け入れれば、次回総選挙は与野党が互角な戦いになる。これまでは、自民党側に公明党の組織票が自動的に加算されるために、いわば一方的なハンディ付き競争であった。しかし、野党に共産党の組織票が自動的に加算されることになれば、今後は、世論のいわゆる「風向き」次第で、野党にも大勝の機会が訪れることもある。



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/803.html

記事 [政治・選挙・NHK196] (パリ発) アベ政権が学ぶ 「デモ集会の禁止」(田中龍作ジャーナル)
【パリ発】 アベ政権が学ぶ 「デモ集会の禁止」
http://tanakaryusaku.jp/2015/11/00012443
2015年11月21日 07:02 田中龍作ジャーナル



国民統合の場でもある共和国広場には献花台ができた。花とロウソクの灯が絶えない。=20日午後8時頃(日本時間21日午前4時頃)、パリ市内 写真:筆者=


 シャルルドゴール空港からパリ中心部に向かう列車には、ピストルを携えた警備員が配備されていた。


 列車はなかなか発車しなかった。隣駅で不審物が発見されたというのだ。


 結局、危険物ではないことが判明し、列車は約15分遅れて発車した。ターミナル駅では警備員がアラブ系の利用客を尋問していた。


 公共交通機関がテロに敏感になっている様子がうかがえる。


 フランス議会は21日、国家非常事態宣言の有効期間をこれまでの12日間から3ヵ月間に延長することを決めた。デモ集会の類はこの間、禁止となる。フランスが世界に誇る「表現の自由」よりも、治安維持が優先されるのだ。


 オランド政権は、これを機に通信傍受法の強化などを図る方針だ。憲法改正も狙う。



空港からパリ中心部に向かう列車には拳銃を腰に下げた警備員が乗り込む。=20日午後8時頃(日本時間21日午前4時頃)、写真:筆者=


 女神像前に献花に訪れていた女性(40代)は、何を尋ねても「ショックで何と言ってよいのか分からない」と口を押えた。


 地元ジャーナリストによれば「パリ市民の大方は彼女と同様だ」という。いわゆるショックドクトリンである。


 自民党の新憲法草案・第9章では、内閣総理大臣は、緊急事態を宣言することができる。「外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱」があった場合だが、判断するのは首相だ。


 日本でテロらしき事件が起きれば、マスコミが煽り、ショックドクトリンをもたらす


 そこで首相が「非常事態」を宣言すれば、デモ集会はフランスのように開催できなくなるのである。当然のように表現の自由も制約される。通信傍受法(盗聴法)の強化も容易だ。


 安倍官邸は息を凝らしてオランド政権の対応を見守っている。「学べるものはすべて学ぼう」と。


  〜終わり〜



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/804.html

記事 [政治・選挙・NHK196] ナベツネの不在を決定づけた読売の社説  天木直人(新党憲法9条)
ナベツネの不在を決定づけた読売の社説
http://new-party-9.net/archives/2942
2015年11月21日  天木直人のブログ 新党憲法9条


 かつて読売巨人の監督交代と野球賭博が相前後して世間を騒がせたとき、そこにあるべき、読売グループの総帥である渡辺恒雄ことナベツネの声も形も、まったくなかった。

 よほど健康状態が衰弱しているに違いないと私は思った。

 そしてきょう11月21日の読売新聞の社説を読んで、私のこの思いは確信になった。

 もはやナベツネは読売新聞やこの国の政治にとって不在である。

 きょうの読売新聞の社説は何と書いたか。

 イスラム国打倒へ結束せよと書いた。

 そこでいう打倒とは、欧米ロの空爆という軍事力による打倒だ。

 それに協力せよと書いている。

 たしかに、国連安保理は対ISに対する団結を訴える決議案を提出した。

 しかし、そこにはテロへの非難やテロと戦う決意こそ書かれているが、軍事行動には一切言及していない。

 これは決定的な違いだ。

 無理もない。

 軍事力でISを根絶することなど、出来ないばかりか、世界をさらに危険にさせる。

 これはもはや誰もが心の底で思っていることだ。

 それにもかかわらず、読売の社説は欧米ロの軍事力行使を支持し、それに結束せよと書いたのだ。

 日本をますますテロの標的にさせようとしている。

 こんな馬鹿な事を、ナベツネが説くはずがない。

 こんな馬鹿げた社説の掲載を、ナベツネが認めるはずがない。

 もはや読売にナベツネは不在だ。

 そして、ナベツネのリーダーシップなき読売新聞は、ただの凡庸な新聞記者たちの集団指導体制による、安倍迎合紙だ。

 読売新聞の購読者はますます減るだろう(了)


             ◇

パリ同時テロ 「イスラム国」打倒へ結束せよ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20151120-OYT1T50143.html
2015年11月21日 03時03分 読売新聞社説

 米欧やロシアなど国際社会が、過激派組織「イスラム国」打倒という共通の目標に向けて結束することが急務である。

 世界を震撼しんかんさせたパリ同時テロから1週間がたった。フランスは、国内のテロ抑止とシリアにある「イスラム国」拠点への空爆に力を入れている。

 仏当局は、事件の首謀者とされる「イスラム国」幹部が潜伏しているパリ近郊のアジトを強襲し、テロ再発を辛うじて阻止した。

 同時テロの犯行グループには、フランスやベルギーで育ち、過激思想に染まっていた共通点がある。同時テロ実行前、シリアと欧州を行き来していたという。

 欧州連合(EU)内の国境自由往来の普及がテロリストの移動を容易にした面は否定できない。

 問題なのは、欧州諸国の治安当局が、国際手配された幹部がシリアから欧州入りしていた事実を把握できなかったことである。

 EUは、域外と接する加盟国の国境での出入国管理を早急に厳格化せねばならない。各国の治安当局による情報共有も緊密化する必要があろう。EU法相・内相理事会や首脳会議の課題だ。

 オランド仏大統領は、非常事態の延長により、捜査態勢を拡充し、国内の治安維持を図る。

 一方で、仏軍空母を地中海に出動させ、米国と連携して、シリアでの「イスラム国」に対する空爆を強化している。

 EUは初めて集団的自衛権を発動し、各国がフランス支援策の検討に入った。キャメロン英首相はシリア空爆に参加する意向を示した。空爆を巡って、米欧の協調が深まったことは評価できよう。

 ロシアも、エジプトで先月起きた露旅客機の墜落を爆弾テロと判断し、独自に実施してきたシリア空爆を自衛権によるものと位置付けた。プーチン大統領は、オランド氏と、対「イスラム国」作戦での連携で合意した。

 ロシアが対仏協調姿勢をアピールするのは、ウクライナ介入などで陥った国際的孤立から脱却する狙いもあるのではないか。

 「イスラム国」との間に対話は成立しない。空爆など軍事力行使に加え、インターネットによる宣伝戦への対抗措置など、包括的な対策を講じるしかあるまい。

 国連安全保障理事会では、フランスが中心となって、「イスラム国」打倒を目指す決議案の検討が始まった。テロ対策が、欧州や中東だけでなく、世界規模の優先課題であることを、改めて確認しなければならない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/805.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 自民・丸川環境相・・・政党助成金で健康診断か(しんぶん赤旗)
「しんぶん赤旗」 2015年11月20日
自民・丸川環境相・・・政党助成金で健康診断か



 自民党の丸川珠代環境相(参院東京選挙区)が支部長を務める「自民党東京都参議院選挙区第4支部」が、政治資金で「健康診断代」「健康診査料」を支出していたことが、本紙の調べでわかりました。同支部には、多額の政党助成金が交付されており、そもそも個人のお金で支出すべき健康診断に、国民の税金が使われた可能性もあり、疑問の声があがっています。
 19日に公表された第4支部の政治資金収支報告書(2014年分)によると、「事務所費」のなかで、12月18日に「健康診断代」として、1万800円を支出しています。
 同支部は14年に約1650万円の収入があります。内訳は、日本医師連盟200万円、所属派閥(細田派)の政治団体「清和政策研究会」100万円など政治団体からの献金が405万円、党費が162人の19万1100円。七割以上の1200万円が自民党本部からの寄付です。同支部の政党交付金使途等報告書で確認すると、すべてが政党助成金です。
 13年分の政治資金収支報告書によると、同支部は13年も、「組織活動費」の「組織対策費」で、12月13日に「健康診断料」として、1万1403円を支出しています。
 13年は、約5053万円の収入のうち4割近い1900万円が自民党本部からの寄付で、すべて政党助成金です。
 本紙の問い合わせに丸川氏の事務所は「政党機関紙の質問には答えない」としました。

http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/806.html
記事 [政治・選挙・NHK196] 「もんじゅ」は、半年後もついにおしゃか(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/0c224fb9e2d1f804926d68cb18aa0fd5
2015-11-21 09:00:51

 九州大学教授の吉岡聡さんは、「もんじゅは、とっくの昔に無用のものになっています」と言い切りました。朝日新聞の本日11月21日の「耕論」紙面でそう言い切りました。

 吉岡さんは、「1990年代初めごろには世界的に行き詰まっていました。日本でも97年末に出された原子力委員会の方針で、実用化に向けたもんじゅ以降の計画は拍手となり、高速増速開発はゴールを失ったのです」といいます。

 そして、「その後の結果も、振り返ってみれば政策が空回りしただけ。まるで『飛べない不死鳥』です」と、容赦ない。

 「もはや誰も本気でもんじゅを動かせるとは思っていない。ここで廃炉を決め、核燃料サイクル政策も見直しの俎上(そじょう)に載せるべきです」と、持論を展開しています。

 しかし、国の政策は、「準国産エネ」への圧力が極めて強い。何とかして、取り上げようとしています。これから次の半年後も、「結局は、国の圧力が弱いから、もう少し粘ってみよう」と、手を変え品を変えて先送りすることになるでしょう。

 でも、次の半年後は、何としても「もんじゅ」を廃炉にする以外にない。つまり、日本は、「もんじゅ」を準国産エネルギーに失敗したのだから、もうこれで止めるべきです。


http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/807.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 国連の表現の自由調査、政府が突然の延期を申し入れ(まるこ姫の独り言)
国連の表現の自由調査、政府が突然の延期を申し入れ
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2015/11/post-9217.html#comment-135612610

やっぱりこういう事ができるのが安倍政権の真骨頂だ。
国連の”表現の自由調査”が日本政府の突然の要請で、延期
されていたと。。。。

><国連人権理事会>秘密保護法など調査 政府申し入れで
延期            毎日新聞 11月19日(木)20時22分配信

>国連人権理事会で表現の自由を担当しているデビッド・ケイ
特別報告者(米カリフォルニア大教授)が、来月1日からの訪日
調査を日本政府の意向で延期したと明らかにした。ケイ氏は特
定秘密保護法施行や自民党が昨年の衆院選を前に在京テレビ
局関係者を呼びつけた問題など、日本の表現の自由をめぐる
状況について、政府関係者らに面談して調査することになって
いた。

国連の調査が急に延期されるのは異例だそうで、”調査に協力
を予定していた市民団体関係者は「特定秘密保護法や、政府に
よるメディア介入などが取り上げられるのを避けたのではないか
」と批判している。

安倍政権なら調査延期など、何とも思っていないだろう。
予算編成作業を理由にしているようだが、この国では、ヘイトス
ピーチは表現の自由があるからと野放しにして来たが、政権批
判したら党本部に呼びつけるような国だ。
権力を持っている方は常に批判に晒されるのが世の常識だと
は思っていないようで、批判を悪口と捉えるのだから始末に負
えない。
政権与党が、メディアに介入するのは越権行為だとは思ってい
ないのか、公の場で、何かあると次も行うような発言をしている。
自民党・安倍政権の常識は世界の非常識を地で行く発想だ。

ジュネーブの日本政府代表部は”2016年秋まで訪問を延期する
と示唆した”と伝えて来たそうだ。
10月段階ですでに日本政府は公式訪問をOKしていたのにもか
かわらず、突然のキャンセルはなにを意味するのだろう。
予算編成が真の理由なら、打診された時に即座に断るだろうし。

最近の政府は、国連の人権機関からの勧告に従わなかったり
日本の意にそぐわない登録をしたとユネスコへの拠出金を凍
結するとか、NGOの拠出物資に日章旗を付けるよう指示したり
国際的に見てどうなんだろうと思うような事がしばしば起きる。

特定秘密保護法施行の経緯や政府のマスメディア介入など、
最近の政府の対応は、国連の人権理事会が調査をしたとする
と多分、政府が思っている以上の厳しい勧告が出ることが予想
される。
それを回避するために調査を拒んだとすれば、あまりに幼稚な
発想と思わざるを得ないが、今の安倍政権にはそれができてし
まうから怖い。

本来なら、マスメディアが真っ先に報道するべきニュースが、ほ
とんど報道されない。
報道の自由度が低い国ならではのゆえんだろうが、政府の対
応も対応なら、マスメディアの表現の自由に対しての危機意識
の無さ、国際感覚の無さも、もはや末期的だ。

http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/808.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 自衛隊の南シナ海派遣を検討+自民と公明、軽減税率の範囲でガチの対立(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/23889819/
2015年 11月 21日

 安倍首相は19日、APECが開かれているフィリピンでオバマ大統領と1時間半にわたって首脳会談を行なった。(@@)

 安倍首相としては、天敵・中国の南シナ海での活動に怒っていたものの、これまでは思い切った発言ができない面があったのだが。<保守タカ派、外務省、防衛省など、みんな、これまで肩身が狭い気持ちだったらしい。^^;>

 ようやく保守タカ派彼岸の「集団的自衛権の行使」や「自衛隊の海外派遣」を認めた安保法制を成立させた後の会談であるだけに、日本がこれから米国との同盟関係をさらに強化して、(米軍の手足として)安保活動に対する積極策をアピールしたくてたまらないんだろうな〜と思ってたのだが・・・。
 案の定、ちょっと胸を張るような感じで、強気の発言を連発。すっかり図に乗った首相は、(ついにはというか、やっぱというか)「南シナ海への自衛隊派遣を検討する」とまでクチにしてしまったという。 (゚Д゚)

 菅官房長官などは、すぐに派遣はしないと言っているが。(参院選までは慎重にふるまいたいところ?)安倍首相&仲間たちは、対中政策や軍事強化に前のめりになっているだけに、警戒する必要があると思う!(**)

* * * * *

『安倍晋三首相は19日、フィリピン・マニラ市内のホテルでオバマ米大統領と会談した。首相は中国が軍事拠点化を図る南シナ海情勢に関して「現状を変更する一方的行為は全てに反対だ」として、米軍による「航行の自由作戦」に支持を表明。南シナ海への自衛隊派遣について「日本の安全保障に与える影響を注視しつつ検討する」と伝えた。両首脳は、「法の支配」や「航行の自由」などの原則を重視し、連携して対応していくことで一致した。

 オバマ氏は「日米同盟は米国の安全保障の基軸となっている」と説明。その上で「『航行の自由作戦』は重要な行動だ。日常の行動として実行していきたい」と中国を牽制(けんせい)するため作戦を継続する考えを示した。
 首相はオバマ氏に対し、集団的自衛権の限定的な行使容認を含む安全保障関連法が成立したことを説明。オバマ氏も祝意を示した。(産経新聞15年11月19日)

『安倍首相は、外遊先のフィリピンで、アメリカのオバマ大統領と会談し、中国が人工島の造成を進める南シナ海に、自衛隊の派遣を検討する考えを伝えた。
安倍首相は、中国の海洋進出について、「現状を変更する一方的な行為は全て反対だ」と述べたうえで、アメリカ軍の艦船を人工島周辺に派遣する「航行の自由作戦」を支持する考えを示した。
さらに、南シナ海への自衛隊派遣について、「日本の安全保障に与える影響を注視しつつ検討する」と表明した。(FNN15年11月20日)』

* * * * *

『安倍晋三首相とオバマ米大統領による7度目の首脳会談は、日米同盟が新たなステージに入ったことを印象づけた。両首脳の念頭にあったのは、マニラで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で触れられることのなかった、南シナ海における中国の覇権的な動向への懸念。会談では、日本の「積極的平和主義」と米国の「アジア・リバランス(再均衡)」政策が、「中国」の動向をテコにして融合し始めたことをうかがわせた。

 首相は会談で「日本の積極的平和主義と米国のリバランスが連携し地域の平和、繁栄のためにより一層貢献していく」とさらなる政策協調を呼びかけた。
 米国のリバランス政策に関しては、元米国務省幹部が「近年はイラクやシリア問題などで忙しく、米国がアジアに目を向ける余裕がなかった」と指摘していた。それが、中国が南シナ海で建設を進めてきた人工島の滑走路が完成に近づくと、米政府内で対中懸念が高まり、リバランスが実体を伴うようになった。

 今回のAPEC首脳会議でも、中国問題が大きな議題になるとみられていたが、パリ同時多発テロに焦点が移り、取り上げられることなかった。
 しかし、安倍首相はオバマ氏との会談で「(中国の)エスカレーションを懸念している」と表明。大統領も、南シナ海での米軍の活動を「日常的な行動として実行していきたい」と応じた。テロの脅威の影にかくれてしまった中国問題に関し、日米両首脳はクギを刺すことを忘れなかった。
 リバランス政策の一環である環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉も大筋合意に達した。バラバラだった日米の政策が噛み合い、地域の安定に向けた連携が強化されている。(産経新聞15年11月20日)』
 
☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 この発言に対して、野党から早速、批判が出ているのであるが・・・ 

『民主党の蓮舫代表代行は20日の記者会見で、南シナ海問題に関して安倍晋三首相が自衛隊派遣の検討に言及したことをめぐり批判した。「臨時国会を開かず、海外で好き勝手に発言している。何を意図しているのか。早急に国会を召集し、堂々と説明すべきだ」と述べた。「自衛隊が南シナ海でどういう活動をするかは、政府の中だけで判断するものではない。勝手に進めるのは危険だ」とも訴えた。
 共産党の小池晃政策委員長も会見で、臨時国会を召集すべきだとして「安保法が、米国とともに世界で軍事的活動を進める法律であることを示す一つの動きだ。徹底的に追及したい」と強調した。(産経新聞15年11月20日)』

 菅官房長官は「米国が行っている『航行の自由』作戦に参加する予定は全くない。具体的計画もない」と強調したものの、将来、監視活動参加を検討することは否定しなかったという。
 
『菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、米中の緊張が続く南シナ海を巡り、安倍晋三首相が19日の日米首脳会談で自衛隊活動の検討を表明したことについて「米国が行っている『航行の自由』作戦に参加する予定は全くない。具体的計画もない」と述べた。一方で、フィリピンやベトナムなど周辺国への支援や米海軍との共同訓練の実績を挙げ、将来的な警戒監視活動などへの参加は「十分に検討したい」と述べた。
 首相は会談で米国の作戦支持を表明し、同海域での自衛隊活動について「情勢が日本の安全保障に与える影響を注視しつつ検討する」と伝えた。これに関し、菅氏は会見で「どこの地域についても(考え方は)全く同じだ」と説明した。(毎日新聞15年11月20日)』

* * * * *

 このブログでは何度も書いていることだが。軍事予算が削減されている米国は、アジア・太平洋地域での安保活動において、できるだけ日本を米軍のパートナー、手足として利用したいと考えている。(~_~;)
 しかも、安倍政権は米国に対して天敵・中国を抑制することを強く要望していることなどから、自衛隊を南シナ海の監視活動に参加させることを早くから検討。既に共同訓練も始めているという。^^;

 他方、安倍首相は、早く自衛隊を海外に出して米軍と安保活動をさせたい&特に中国抑止の安保活動を強化したいという思いが強いので、両者の利害関係が一致していると言っていいだろう。(-"-)
 先月には、既に産経新聞がこんな記事を出している。

『米側には、南シナ海での対中抑止に日本も加わることへの期待が強い。1月には米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を拠点とする第7艦隊の当時の司令官が「将来的に自衛隊が南シナ海で活動することは理にかなう」とも言及した。
 具体的に想定されるのは、自衛隊と米軍による平時の共同警戒監視活動(パトロール)だ。海上自衛隊の艦船が米艦と「共同演習」として南シナ海を遊弋(ゆうよく)したり、P3C哨戒機などが空から監視活動したりすることが挙げられる。

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は27日の記者会見で、共同パトロール構想について「そうした作戦に参加する計画はない」と現時点での可能性を否定したが、日本側にも「南シナ海は重要なシーレーン(海上交通路)で、航行の安全確保は人ごとではない」(元海自幹部)と積極論がある。オーストラリアを加えた枠組みでの実現を目指す構想も語られる。
 共同パトロールが実現すれば、新法制で可能になった「平時の米艦防護」が適用される見込みだ。従来、自衛隊は演習などで米艦と共同行動中でも自己防護しかできなかったが、新法制は米艦を攻撃から守るための武器使用を制約付きながら認めた。「互いに守り合う」ことで、より実効的な警戒監視が可能になる。

 万一、南シナ海で米中の武力衝突が発生し、「日本の平和と安全に重要な影響を与える事態」などの要件を満たせば、政府は「重要影響事態」に認定し、米軍などへの後方支援が可能になる。旧周辺事態法下では南シナ海有事に日本が関与できるかはあいまいだったが、安倍晋三首相は南シナ海も重要影響事態の認定範囲に含まれるとの考えを示している。
ただ、南シナ海への関与強化には課題も多い。平時の米艦防護など、新法制に応じた自衛隊の部隊行動基準(ROE)の整備などは今後の課題で「日本は東シナ海で手いっぱい」(政府高官)との意見もある。中谷元・防衛相は27日、「南シナ海の状況にどう対応していくか、今後とも十分に検討を行うべき課題だ」と述べるにとどめた。(産経新聞15年10月27日)』

* * * * *

 何分にも安倍政権のことゆえ、来年夏までにウラで着々と派遣準備を進め、7月の参院選(or衆参W選)に勝ったら、すぐに自衛隊を南シナ海に派遣するなんてことをやりかねないわけで。
 野党やメディアは、国会や様々な機会を通じて、国民にその可能性や問題をしっかり伝えておく必要があると思うmewなのだ。(@@)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 話は変わって。最近は、なかなか経済に関する話が書けないのだけど・・・。

 来年4月に消費税率が10%に引き上げられるのに伴い、自公与党は軽減税率の導入を検討しているのであるが。公明党が生鮮食料品だけでなく、加工食品なども対象に入れるように強く要望しているのに対して、自民党は財務省サイドの意見もきいて、対象をしぼるべきだと抵抗しており、なかなか両者の主張が折り合わずにいる。(~_~;)

 公明党は、民主党政権下で2012年に消費税に関する民自公の三党協議を行なった際に、軽減税率を認めることを条件にしており、同年末に自公の連立政権を組んだ時も重要政策に入れていたことから、この件には強くこだわっている様子。<しかも、本当は欧州のように、食料品だけでなく新聞や書籍、生活用品など広く対象にすることも提案していたのよね。(・・)>

それこそ安保法案やTPPなどで譲ったのも、軽減税率だけは絶対に確保するという約束をしていたからであって。(だから安倍官邸は、すぐに財務省の給付金を蹴ったのかな?)
 党や学会の関係者の中には、その約束を守れないなら、今後の選挙協力は難しい&連立離脱もいたし方ないという人も出ているという。(~_~;)

* * * * * 

『平成29年4月の消費税率10%の引き上げ時に導入する軽減税率の与党協議で、公明党が強気だ。財源確保の点から対象品目を絞り込みたい自民党に対し、国民の「痛税感」の緩和と分かりやすさを重視し、幅広く設定することで一歩も引かない。背景には「生活者目線の公明党が暮らしに関わる話で譲歩すれば、来年の参院選は戦えない」との危機感がある。

 「できるだけ幅広い品目を対象とし、国民の理解が得られる制度の実現に全力で取り組む」。山口那津男代表が16日に党本部で開かれた全国県代表協議会でこう決意を述べると、出席者から同調の声が上がった。

 公明党は自民党との与党協議で、財源として社会保障の充実策「総合合算制度」の導入見送りで浮く年約4千億円を充てることで合意。自民党は、この額に収まる範囲に品目をとどめたい考えだが、公明党は加工食品までを対象にするよう主張。加工食品全般の税率まで8%に据え置くと税収減は1兆円に上るが、財源のめどは立たない。
 それでも山口氏は6日、斉藤鉄夫党税制調査会長に「一歩も引くな」と指示。強気の裏には来夏の参院選がある。公明党は改選数が増える地域を含め選挙区に過去最多の7人を公認し、「かつてない攻めの選挙戦」(山口氏)となる。

 その鍵を握るのが軽減税率の議論の行方だ。山口氏らは選挙で実動部隊の中心となる支持母体の創価学会婦人部の意向を反映しているともいわれ、党幹部は「庶民の財布に絡む話でうちが引けば選挙区全敗だ」と悲壮感をにじます。また、自民党が1人区で勝つには公明党や創価学会の協力が不可欠だ。公明党関係者はこうつぶやいた。
 「要求が受け入れられなければ、選挙協力にも二の足を踏む。自民党も共倒れすることになるだろう」(産経新聞15年11月17日)』

* * * * *

『これまでの与党協議は、対象品目を4千億円の枠内で収まる生鮮食品と加工食品の一部までにとどめたい自民党と、加工食品全体まで加えたい公明党が対立し膠着(こうちゃく)状態に陥っていた。公明党税調幹部は「加工食品まで含めなければ、痛税感の緩和にならない」と強調。来夏の参院選での選挙協力もちらつかせ、谷垣氏に政治決断を切望する。

 ただ、自民党では17日、谷垣氏ら党三役と税制調査会幹部が集まり、「4千億円の枠は譲らない」との方針を確認。同日、外遊の合間に帰国した首相も「ない袖は振れない」と複数の党幹部に語り、方針を追認したという。谷垣氏が妥協しないのはこのためだ。
 谷垣氏周辺は「一体改革の枠外で財源を認めたら、社会保障財源を確保するという根幹目的が揺らぐ」と強気の姿勢を崩さない。

 公明党側は、切迫する政治日程を前に焦りを募らせている。軽減税率を含む与党税制改正大綱は来月中旬までにまとめる必要があるが、谷垣、井上両氏は来月2日から中国訪問を控えており、協議時間を長く取れないからだ。
 自民党税調幹部は余裕たっぷりに皮肉を述べた。「(協議の行方は)公明党次第だ。北京には2人仲良く行ってもらいたいよね」(産経新聞15年11月20日)』

* * * * *

 安倍第二次政権では、ここまで公明党は官邸や自民党に押されっぱなしだし。しかも、公明党や学会の中には、(学会を守るためとの話もあるけど)ひたすら自民党と共に与党の座をキープすることを第一に考えている人や、自分や仲間たちの当選を優先する人なども少なからずいるようなので、結局は最後に譲歩しちゃうのではないかな〜と見る向きもあるのだが。^^;

 mewは、個人的に、ず〜っと幅広く軽減税率を設けるべきだと主張して来たので、その点では公明党と考えが合うし。安倍政権打倒を目指す立場として、公明党が自民党に選挙協力をしなくなるのは有難いことなわけで。ここは是非、公明党に突っ張ってもらいたいところ。
 また平和を愛する学会員のことを思えば、それこそ安倍首相が集団的自衛権の行使や自衛隊の海外派遣を実行に移す前に、連立離脱しちゃった方がいいかもよ〜と、メッセージを伝えたいmewなのだった。(@@)

    THANKS



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/809.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 脱原発だけでなく共謀罪でも権力に迎合した河野太郎  天木直人(新党憲法9条)
脱原発だけでなく共謀罪でも権力に迎合した河野太郎
http://new-party-9.net/archives/2945
天木直人のブログ 新党憲法9条


 河野太郎という政治家はどこまで腰砕けなのだろう。

 安倍内閣の大臣にさせてもらった途端、一気に権力側にすり寄っている。

 あれほど脱原発を唱えていたのに、HPを閉鎖してまで過去の言説を封印しようとしている。

 今度は共謀罪だ。

 パリのテロ事件を受けて、日本だけがテロ対策で穴になってはいけないなどと馬鹿な事を言って、共謀罪創設を柱にした組織犯罪処罰法の改正に前向きになっている。

 これは弱い者いじめの天下の悪法だ。

 どうしてこんな悪法を支持できるというのか。

 しかし、いかにも河野太郎らしい。

 かつて私がレバノンで大使をしていた時、仲間の議員をつれてやってきたことがある。

 自分たちの勝手な都合で政府要人に休日に合わせろと無理難題をいい、それは相手に失礼だと助言したら激高したほどの傲慢な政治家だ。

 傲慢な奴ほど権力に弱い。

 日本と言う国は、どうしてこんな政治家ばかりなんだ(了)

 
            ◇

<共謀罪>「テロ対策として議論の必要ある」公安委員長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151119-00000131-mai-pol
毎日新聞 11月19日(木)23時0分配信

 河野太郎国家公安委員長は19日、BS朝日の番組収録で、共謀罪を含む組織犯罪処罰法改正案について、「どういうやり方がいいのか議論をする必要がある」と述べ、国内テロ対策の一環として議論するべきだとの考えを示した。河野氏は「国際テロリズムと戦うためには、日本だけが穴がある状況になってはいけない」と語った。



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/810.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 政界地獄耳 米作戦も辺野古も 菅の適当発言(日刊スポーツ)
政界地獄耳 米作戦も辺野古も 菅の適当発言
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1568995.html
2015年11月21日8時31分 日刊スポーツ


 ★19日、日米首脳会談で首相・安倍晋三が自衛隊活動の検討を表明したことについて、官房長官・菅義偉は会見で「どこの地域についても(考え方は)全く同じだ。情勢が日本の安全保障に与える影響を注視しつつ検討する」と参加に含みを残しながらも、「米国が行っている『航行の自由』作戦に参加する予定は全くない。具体的計画もない」とした。また「日米の盤石な同盟をアジア太平洋地域と国際社会の平和と安定、繁栄のために有効に活用していくことで一致した。日米関係が高い次元へ飛躍しつつある中で、極めて大変有意義なものだった」と会談を高く評価した。

 ★外交筋が言う。「歴代の米大統領は日米関係の重要度も日本の忠誠度もよくわかっていて、それで日米関係は大体8年間の最後の方までないがしろにされ後回しにされる。任期を1年程度残すレームダック状態の時にやっと対話の時間が取れるという扱い。この扱いは共和党より民主党に顕著だ。無論、既に信頼関係があるからといった言い訳もあるだろうが、本当に重要な国ならもう少し緊密に関係を維持するという見方もある。その任期中に一体何人の首相が入れ代わり立ち代わりワシントン詣でをしているのか」と嘆く。

 ★野党幹部は言う。「菅は安倍発言の火消しに躍起だが、彼は沖縄でも辺野古の基地建設を巡り、随分と適当なことを言っている。17日の会見で『地元の人たちも条件付きで辺野古移設に賛同している』と直接交付金について言及したが、辺野古区長・嘉陽宗克と久志区長・宮里武継はともに『賛同していない』と否定している。嘉陽は「移設の見返りではなく、迷惑しているから補償を求める立場。国が(基地を)造ると言っている。迷惑を被るので当たり前に補償を求めている」と温度差があるようだ。この分だと、大阪ダブル選後は別のことを言い出すかもしれない。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/811.html

記事 [政治・選挙・NHK196] <ホームグロウン・テロリスト>平和活動家、マスコミ、野党は何故、日本を、安倍政権を憎み続けるのか?
<辛光洙>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%9B%E5%85%89%E6%B4%99#.E8.A6.81.E6.9C.9B.E6.9B.B8.E3.81.AE.E5.86.85.E5.AE.B9

^ 土台人とは、工作員の活動に協力する在日コリアンや暴力団関係者のことである。辛が逮捕されて間もなく、朴の兄で北朝鮮でアナウンサーだった朴安復が銃殺刑にされた。
1970年代後半、東京に住む朴の元に辛から金の工面を求める書簡が届いた。しかしこれ
までにも幾度か貸していた朴は、今回ばかりは自分の貯めたものだから自分の自由に使いたいと思い、北朝鮮にいる兄・安復の元に手紙を出し、兄を通して辛に断ってほしいと依頼した。しかしその手紙が兄の運命を変えてしまう。安復が宛先に書かれた場所に行ったところ、そこが工作員の拠点だった。一般人が工作員の拠点にやってきたことで、スパイ容疑の疑いをかけられた安復は直後から北朝鮮当局の監視対象になり、1980年3月に突然強制収容所送りにされた。5年後、辛が逮捕された時に北朝鮮では一時工作活動が混乱する事態になり、「朴兄妹が母国を売ったのだ」と嫌疑をかけられ、安復は銃殺刑に処されたのである。これについては後に工作員が妹・春仙に「兄の銃殺はどうしようもなかった」と冤罪だったことを暗に認めている。

^ 「青島幸男も村山富市も「拉致犯釈放」署名のマヌケ仲間 (ワイド特集 悪い奴ほどよく眠る)」週刊新潮2002年11月7日号。

^ 『反射鏡』 拉致問題解決を妨害したのはどの党か “辛光洙問題 当時の人道的要求を悪口のネタにする共産” (2003年2月16日). 2003年2月17日閲覧。

^ “千葉法相、署名を陳謝 拉致容疑者釈放求める嘆願書” (2009年9月29日). 2009年9月30日閲覧。

^ “第112回国会 予算委員会 第15号 参議院議事録(橋本敦委員)” (1988年3月26日). 2010年7月15日閲覧。

^ “公明党/拉致実行容疑者の辛光洙釈放要望/“知らなかった”ではすまない/署名の1年前に橋本議員追及/88年3月26日参院予算委 2公明議員が出席 しんぶん赤旗” (2003年2月20日). 2010年6月12日閲覧。
・・・

伊東完の「サイバー・インテリジェンス(祥伝社新書) 」を読んでいて、日本国中に潜伏した北朝鮮のスパイが夜中になると押入れから「ぱおぱおちん」で有名になった「短波ラジオ」を取り出して本国の指令を聞いていたとのくだりがあった。

さすがに今は短波に変わってネットに変わったらしいが、外国のスパイが、機密情報を求めて、今も活動している。

パギやんや日本基督教団の崔勝久氏が告白しているように、大学の留学同や教会が工作員育成の機関として活躍している現状があり、彼らの中から、「平和活動家」経由で政治家になるもの、マスコミに就職するもの、官僚になるものがいる。

日本の平和活動家、マスコミ、野党が「外国」と連携してイスラム過激派を口実に日本政府を攻撃する姿を見ると、日本はスパイ天国だということを実感する。

フランスのテロは、移民政策を推し進めた結果、二世、三世のイスラム教徒が、被差別意識、反政府意識が芽生え、それを中東のテロ組織が活用した形だが、日本では、戦前から密入国した「外国人」が同じように、被差別意識を膨らませ、中国、北朝鮮のスパイとなる。

秘密保護法、反スパイ法、共謀罪。。。

安倍政権の「テロ」し対する本気の取り組みが望まれる。

<参考リンク>

■ホームグロウンテロ
https://kotobank.jp/word/homegrown+terror-669520

国内で生まれ育った者が、国外の過激派組織の主義主張に共鳴し、自国内で起こすテロ行為。特に、西側諸国に居住する者がイスラム過激思想の影響を受けて行うテロリズムをいう。


■辛光洙
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%9B%E5%85%89%E6%B4%99#.E8.A6.81.E6.9C.9B.E6.9B.B8.E3.81.AE.E5.86.85.E5.AE.B9


■土台人
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%8F%B0%E4%BA%BA


■朝鮮民主主義人民共和国の諜報・情報機関
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%AB%9C%E5%A0%B1%E3%83%BB%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%A9%9F%E9%96%A2

北朝鮮の情報機関は多数あるが、大まかにいって朝鮮人民軍に属する情報機関と秘密警察に属する情報機関、朝鮮労働党に属する情報機関に分けられる。しばしば、組織や名称が変わるため把握が難しい。

これらの情報機関は、青瓦台襲撃未遂事件、ラングーン事件、軍事境界線を経由した数多くの侵入事件、潜水艦による侵入事件、金正日の妻の甥である李韓永の暗殺事件、金東植スパイ事件、大韓航空機爆破事件、日本人や韓国人などの外国人拉致、麻薬製造と密輸、不審船、武器の密売、偽札製造、偽旅券製造、親北朝鮮派の組織化、情報宣伝活動などさまざまな工作を行っているとされる。


■サイバー・インテリジェンス(祥伝社新書)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B9-%E7%A5%A5%E4%BC%9D%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E5%AF%9B/dp/4396114346/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1448063058&sr=1-1

http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/812.html

記事 [政治・選挙・NHK196] TPPで日本農業は本当に大打撃か? 日本人の舌を舐めるなよ(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/48cc0706e9d752de21f708e29dca074b
2015年11月21日

こんな見出しを書くと、市場原理主義者や安倍官邸、甘利経産相、ネトウヨ、日経‥等を喜ばせてしまうのだが、書こうとしている内容は、“TPP擁護論”ではない。国の垣根をなくして、相互に強みを最大限に生かし、弱点を相互に補い合うユートピアのような貿易協定なのだ。逆に言うと、国境の概念を経済的には取り払おうと云うことだが、先進諸国において、自国の関税と通貨の発行権利を放棄すると云うことになる。

独立国にとって、自国の産業を、国家の意志として、守るか開放するかは、本来是々非々なものである。無論、世界中を市場原理主義で統一して、弱肉強食市場を隅々まで普及させた時には、総体的には、平準化されることもあり得る。しかし、東西冷戦が済めば、平和になるかと思いきや、東西冷戦時以上に、問題解決が不可能に近い「文明的衝突」が顕在化している。つまり、TPPそのものは、非常に挑戦的な試みではあるが、この成立の経緯を見るまでもなく、政治的な交渉の場であり、まさにパワーゲームの場に過ぎなかった。アメリカの思い通りのTPPを日本がアシストした経緯は歴然としている。

この「文明の衝突」が顕在化した世界で、世界中を市場原理主義で統一出来ると考えるのは絵空事であり、「文明の衝突」と云う解決の糸口さえ見えない状況においては、つまみ食いの領域を出ることはない。欧米の「普遍的価値」の押し売りが、「文明の衝突」(一神教である、キリスト教とイスラム教)に油を注いでいると見るのが、現状の理解だ。TPPの神髄にもキリスト教文明と云う基盤が存在する。世界の33%を占めるキリスト教は、世界一の宗教人口を抱えているが、過半数にも達していない。

欧米の「普遍的価値」は当然のようにキリスト教に基盤を置いているのだから、日本会議の連中などは、安倍晋三が「普遍的価値」の共有などと云う言葉を口にして平気でいられると云うことは、彼らが信奉する「神道」への信仰心に疑問を持たざるを得ない。まあ、世界的な評価においては、わが国は仏教国に分類されているのだから、「神道」が伝統的文化様式乃至儀式と云う評価しかないとも言えるので、それを自覚しているのかもしれない。

百科事典「ブリタニカ」年鑑2009年版を参照する限り、キリスト教文化圏人口が33.4%。イスラム教文化圏人口が22.2%。ヒンドゥー教文化圏人口が13.5%。仏教文化圏人口が5.7%。無宗教、無神論が13.6%。中国伝統的宗教5.7%。その他に、バハーイ教、儒教、道教。神道も0.0%だが、278万人いることになっている。日本会議の連中が騒ぎ出さないようにと、ブリタニカも配慮したようである。場合によると、ブリタニカに圧力が掛かった?まあ、これは筆者の憶測の域だ。

気がつくと、横道にそれてきた。見出しの話に戻ろう(笑)。アメリカとオーストラリアは、日本市場参入の垣根が徐々に取り払われ、我々の農産物が、思うように売れると云う皮算用しきりのようである。果たして、そのようになるかどうか、筆者は個人的に、「アンタら、日本人の舌を、舐めてんじゃねえの?」と皮肉の一つも言いたい気分だ。大食漢病に冒されている日本人によっては、米国料理とか豪州料理に舌鼓を打つかもしれないが、個人的には、あんな料理一生食わなくて結構だ。

ある時、それ程リッチな育ちではなかった高校生三人を連れて、そこそこのレストランに入った。筆者は、ひと奮発と和牛ステーキを奢ることになったのだが、これがいけなかった。三人とも、食べている時は美味しい美味しいだったが、後がいけない。一人は、顔面蒼白、トイレに駆け込むし、残りのふたりも翌日下痢だったそうだ。つまり、彼らは、生来のオージービーフ育ちであったので、和牛の脂身に参っていたのだ。まあ、それ程、海外の肉と和牛には違いがある。

和牛育ちでない人々にとっては、外国産の肉が安くなるのは歓迎だろう。しかし、前述の高校生の話を別にすれば、和牛の方が、高いが美味しいのは確かだ。過激な霜降り肉が美味しいかと聞かれれば、さて?そこまで柔らかいものを食いたいなら、豆腐でも食べ続けたら如何かと言いたくもなる(笑)。外国産の肉が選択されるのは、断然安いからで、断然美味しいからではない。農業を、規模で簡単に数値化する考えは、文化程度が低い国だから、通用する話。致命的な言い方をすれば、歴史のないところは、食の歴史も文化も貧弱なものである。

上記の話は牛肉のことだが、豚肉も鶏肉にも言えるだろう。米にしてもだ、国産米と米国産米と表示さえあれば、まず日本人の多くは国産米を買うだろう。肉類も、コメも、野菜や果物も、一定水準に達している家庭では、日本産の購入行動は、安いと理由で、大きく変動するとは考えられない。米豪は、牛肉戦争で勝利したような気分だろうが、価格戦争だけで、日本人の消費者を支配しようと云うのは百年早い。以下は、日本市場を席捲できる勘違いで我が物顔の米農務長官の話だ。


≪ 米農務長官、牛肉の対日輸出「豪産と競争可能」 TPPで意欲

来日したトム・ビルサック米農務長官は20日、都内で日本経済新聞に対し、環太平洋経済連携協定(TPP)で関税が下がる米国産牛肉が「(日本でシェアを伸ばす)オーストラリア産に対抗できるようになる」と述べ、対日輸出の拡大に意欲を示した。

 米国から日本に牛肉を輸出する際にかかる関税は現在38.5%。TPP発効後に段階的に下がって16年目に9%になる。

 ビルサック氏は「需要の掘り起こし策が重要だ」と指摘。日本の外食店や食品スーパーと協力して、安全性や品質を日本の消費者に訴える取り組みに力を注ぐ方針を明らかにした。

 ライバルで首位の豪州産牛肉は今年1月に発効した日豪経済連携協定(EPA)で関税が先に下がった。ビルサック氏は関税面で条件が同じになれば、米国産が豪州産からシェアを奪えるとの認識を示した。

  TPPを巡る日米交渉で焦点となったコメは高関税を保つものの、米国に7万トンの無関税輸入枠を新たに割り当てることで合意した。ビルサック氏は「以前と 比べれば、米国産のコメの流通が日本市場で増えることは前向きに評価している」と述べた。その上で当面は日本政府に関税削減など一段の自由化を求めず、 TPPで合意した輸入枠拡大などの施策に集中すべきだとした。

 TPPが正式に発効するためには米国議会の承認が欠かせない。ビルサック氏 はTPPが米国にもたらす経済的な利益への理解が広がることで「米国の批准には100%自信がある」と述べた。米議会では来年2月にも関連法案が提出さ れ、その後批准に向けた法案審議に入る見通し。批准の時期は「2016年の半ばまでが望ましい」と述べた。

 TPPには韓国やフィリピン、 インドネシアなどからも参加の意向が相次いでいる。ビルサック氏はこうした国々の追加参加について「TPPが求める高い(自由化の)条件を満たすならば、 排除する理由はない」と語った。ただ「優先すべきは現在の参加国による批准だ」と強調し、批准前の他国の新たな参加には慎重な考えを示した。  ≫(日経新聞電子版)


長官も漏らしているように、各国議会がTPPに批准するかどうか、瀬戸際らしいので、このコラムもフライングになるかもしれない。正直、TPPが各国議会で承認され、批准まで行ったとしても、彼らが考えるほど、日本の消費者が甘くないことを、いずれ理解することになる。ウオールマートのアメリカ人消費者と同等だと思って舐めてかかれば、アメリカ車が、殆ど売れないのと同じ憂き目を見るのだろうと考えている。頭に来た彼らが、「国産表示はISD条項違反だと言い出すのではないかと、今から危惧している。

TPPの協定の内容は、他の分野における安倍政権の売国的分野の打撃の方が遥かに大きいに違いない。ただ、このコラムは、「日本人の舌を舐めちゃいかん!」の趣旨なので、他のことには触れない。小泉進次郎の今後は、以下のように、「日本産表示」と云う、消費者に対する最大のアピール力を、武器として生かせるか、また、以下の記事では触れていないが、ファミレス、各種食堂における「生産国表示」をどのように指導するか、或いは、外食業界が、「国内産材料使用」を集客の手段として取り入れるか否か、その辺にも注目しておきたい。


≪ 小泉進次郎氏が挑むTPP対策 “原産地表示拡大”の難しさ

TPP(環太平洋経済連携協定)で打撃を受ける国内農業への支援策の目玉として、原産地の表示を義務付ける食品を増やす案が浮上した。

 政府は11月までにTPP対策の大綱をまとめる予定。農業対策は自民党農林族が中心となって検討してきたが、既存政策の拡充がほとんどで、一般の 議員からは「目新しさに欠ける」といった指摘が続出。「インパクトのある農業支援策が打ち出せなければ、来夏の参議院選挙で勝てない」との危機感が募っていた。

 ところが11月11日、自民党本部でのTPP関連の会合後、新任の小泉進次郎農林部会長が記者団に「国産なのか、外国産なのか、食品の原産地表示をしっかりやっていくのが時代の流れだ。消費者も求めている」と述べたことで、風向きが変わった。

 生鮮食品や漬物など一部の加工食品に限られてきた原産地表示の拡大は農業従事者のたっての願いだ。立石幸一・JA全農食品品質表示管理・コンプライアンス部長は「本気で農業を守るなら、とにかく原産地表示で消費者が国産を選べるようにしてほしい」と話す。

 例えば、TPPで輸入が増えるとみられる豚肉。「とんかつ」の豚肉が輸入品でも、消費者はそのことを知らない場合が多い。「とんかつ」を総菜として売るスーパーや外食店に、豚肉の生産国を表示する義務はないからだ。 ・当然のことながら、食品メーカーや外食企業は原産地表示の拡大方針に反発している。外国産を名乗ることによる販売減や、表示のためのコスト増を懸念 しているのだ。政府内でも表示拡大への慎重論は根強く、小泉氏が農林部会長として挑む初仕事は一筋縄ではいかない。原産地を表示する加工食品を増やすには、河野太郎消費者担当相が消費者庁の有識者会議を動かさなければならない。その上、外食にまで表示義務を広げるとなると法改正も必要になる。現実的には、個別品目ごとに農業従事者と食品メーカーなどとの妥協点を探るしかない。

 自民党内では、消費税の増税時に税率を据え置く軽減税率の対象食品に原産地表示を義務付ける案も出ている。だが、ただでさえ調整が難しいテーマに、あえて農業対策を抱き合わせる戦略が吉と出るかは不透明だ。

■畜産農家に大盤振る舞い

 既存の農業政策の拡充については着実に方向性が定まってきている。特に経営の合理化を進めてきた畜産農家には予算を大盤振る舞いする。(1)畜産農家の赤字を補填する経営安定対策の法制化、(2)個別の畜産農家が設備投資に使える補助金の増額などが柱となる。

 もっとも、政府は予算のバラマキ批判は避ける構え。畜産農家と同水準の合理化を目指すコメや野菜などの担い手農家まで盛り上げていけるのか。小泉氏の手腕が問われている。
≫(ダイアモンドONLINE:「週刊ダイヤモンド」編集部 千本木啓文)


http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/813.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 1億総活躍会議に入った菊池桃子が真っ当すぎる! 1億総活躍は意味不明、安倍政権の弱者排除にきっぱりダメ出し(リテラ)
               「菊池桃子オフィシャルブログ「私設♥研究室」Powered by Ameba」より


1億総活躍会議に入った菊池桃子が真っ当すぎる! 1億総活躍は意味不明、安倍政権の弱者排除にきっぱりダメ出し
http://lite-ra.com/2015/11/post-1701.html
2015.11.21. リテラ


 鳴り物入りではじまった第3次安倍内閣による「1億総活躍社会」。非正規雇用が4割の大台に乗り、社会保障費を削減して軍事費につぎ込むこの政権が何を言っても何の期待感ももてそうにないが、そんななかで思わぬ“刺客”が現れた。それは「1億総活躍国民会議」に有識者として民間議員に選ばれたタレントの菊池桃子だ。

 まず菊池は、10月29日に開かれた第1回目の会合で、さっそく「1億相活躍」というネーミングに噛みついた。

「この一億総活躍社会という言葉について、皆さんが意味がわからない、もう少し詳しく説明して欲しいという言葉をよく耳にいたします。私はソーシャル・インクルージョンという言葉で多くの部分の説明を補えるのかと思っています。ソーシャル・エクスクルージョン、社会から排除するものをつくる。インクルージョンは社会から排除するものをつくらない。国連の理念をもとに広義な意味に捉えられ世界に広がったこのソーシャル・インクルージョンがまさに一億総活躍社会という言葉とつながってくると思うのです」(首相官邸「議事要旨」より)

 この初会合の後、菊池は記者団にこのように語っている。

「今、排除されているであろうと思われる方々を全て見渡して救っていくことを、あらゆる視点から、今日各大臣がご参加いただきましたので、考えていただきたいと、そのように申し上げました」(産経ニュースより)

 つまり、菊池は「“1億総活躍社会”では、排除されている人たちへの視点が足りていないのでは?」と、安倍首相はじめ内閣の大臣たちを目の前にしてやんわり批判したのだ。

 この「1億総活躍国民会議」の有識者に選ばれた際には、「元アイドルを使ってイメージアップ」「ただのお飾り人形」「参院選で自民党から出馬する前振り」などとメディアやSNS上で揶揄された菊池だが、ところがどっこい、蓋を開けてみれば、じつに真っ当な見識の持ち主だったのだ。

 しかも菊池による安倍政権の政策に対する“ダメ出し”は、これで終わらなかった。先日12日に第2回会合が開かれたが、ここでも菊池は「女性の活用」を謳う際によく用いられる“ダイバーシティ”(多様性)推進について言及。会合後、このように語っている。

「人材活用の中でも多様な人材を生かしていく社会のことを『ダイバーシティ』という言葉で解説することが多いと思いますが、ダイバーシティ人材、あらゆる人々がですね、やる気をなくしたり、前向きな意思をなくすような日本の慣習があるのではないかと話を致しました」
「具体的には企業の採用資格や受験資格というところに心身共に健康な者、もしくは心身とも健全な者という一文がございます。これを見たときに病気を持った方々や障害を持った方々などがこの一文があるためにチャレンジすることを躊躇してしまう、あきらめてしまう現実がございます」
「病気や障害の方々はもともと権利を持っているわけですが、義務も果たしたいと夢を描いています。とりわけ私がインタビュー調査を致しました若い児童、学生たちにおきまして、その意志が強く、権利を主張するだけではなく義務を果たしていきたいと。その時の社会に飛び出る障壁となるものが、例えばその一文であったりするわけです。その観点から企業、学校の採用基準の一斉見直しを提案致しました」(同前)

 この話を会議で聞いていた安倍首相は、一体どんな気持ちだったろうか。じつのところ、安倍首相は「私にとってのダイバーシティとは、社会政策ではなく、成長戦略なのです」「グローバル競争を勝ち抜き、日本経済の好循環を実現するため、全ての人が輝く社会を、共に創り上げていきましょう」(「平成25年度ダイバーシティ経営企業100選表彰式・なでしこ銘柄発表会シンポジウム」)と述べているように、国民を“経済発展のためのコマ”としか見ていない。しかも、厚労省は先日9日、「障害福祉サービスの利用者負担を拡大する方針を明らかにした」(福祉新聞11月16日付)ばかり。1億総活躍だ、ダイバーシティだ、と声高に叫んでも、実情はまったく伴っていないのだ。これは「女性の活躍推進法」がエリートのキャリア女性支援に留まり、待機児童やシングルマザーはもちろん、男性の育児・家事参加、男性優位社会の是正といった構造的な問題解消に踏み込もうとしないのと同じ話である。

 そんななか、この空疎な政策に菊池は正面から切り込み、採用・受験資格の一文にダイバーシティ推進とは真逆をゆく、社会における弱者排斥の思想が滲み出ていることを訴えたのだ。

 正直、まさか菊池桃子がここまで“有能な有識者”だとは、筆者も思いもしなかった。生き馬の目を抜く芸能界でも強い自己アピールなどせず、謎のロックバンド「ラ・ムー」を結成させられたり、清純派なのにお色気コメディ映画の『パンツの穴』に出演し「もう、ムキンポ君ったら!」なんて言わされていた、あの菊池桃子が、である(黒歴史ばかり並べてごめんなさい)。しかし、その発言は、よりよい社会をつくりたいという菊池の志しの高さがよくわかるものだ。

 すでによく知られているように、菊池は09年に法政大学大学院に進学し、修士課程を修了。現在は母校である戸板女子短期大学の客員教授やNPO法人キャリア権推進ネットワーク理事を務めている。そもそも大学院に入学したきっかけを、01年に出産した第二子の長女が乳児期に脳梗塞を発症したこと。健常児の長男と、ハンディキャップをもった長女──「圧倒的に(社会において)壁が存在したのは障がいのある娘のほうで、矛盾を感じたのです」(光文社「STORY」13年10月号)と菊池は言う。

「(長女は)身体の弱さゆえに、幼稚園や小学校を探すことが難しいという現実にぶつかります。地域の就学相談も脆弱に感じました」(生産性出版『キャリア・チェンジ!』コラムより)

 14年2月に開かれた講演では、菊池は長女が幼稚園に進学するころ、娘本人からこんな質問を受けたことを明かしている(「女性自身」14年3月11日)。

「ママ、私って普通の小学校に行けるの?」「私は将来、どんなお仕事ができるの?」

 この問いに、「確かな答えを持っていなかった私は、いい加減なことを言ってその場をごまかしてしまったんです」と言う菊池。そして「子どもたちのキャリア形成をとりまく社会構造に疑問と問題意識」をもった彼女は、キャリアについて学びたいと考えるようになった。

「病気とか障害という人の心と繊細につながった部分に、何の知識もない私がいたずらに踏み込むことは、危険ですよね。ほんのちょっとのことで、人を傷つけたりします。だからこそ、大学院での学びが、私には必要だったんです」(同前)

 キャリアを“誕生から人生の終焉まで”と捉え、自分の芸能活動を通じてキャリアと雇用の問題を広く社会に発信したい。そうした強い思いをもった菊池が、「1億総活躍国民会議」の席で“お飾り人形”でいるはずはない。むしろ、威勢ばかりがよくて実質を伴わない空虚な安倍政権の政策に、弱者の視点に立った提言をぶつけてくれるのではないだろうか。

 それにしても、安倍首相はいまごろ頭を抱えているはずだ。普段は有識者委員会などを「お友だち人事」で固め、異論が出ないようあらかじめセッティングするのが安倍首相の常套手段。しかし今回、菊池を選んだのは安倍首相の右腕である加藤勝信・一億総活躍担当相だ。しかも選考理由は「加藤大臣が以前から(菊池の)ファンだった」(新潮社「週刊新潮」11月12日号)から。「明らかに破格の扱いで、向かい合わせに座った加藤大臣は終始、彼女に見とれていたとか」というから呆れてしまう。だが、菊池はただカワイイだけの元アイドル教授ではなかった。彼女が真っ当なことを言えば言うほど、「1億総活躍社会」の綻びは露わになる。これは政権にとって“大誤算”だったのではないか。

 実際、第二回目の会合で菊池が「企業、学校の採用基準の一斉見直し」を提案したことについて、「総理からの何か言葉をかけられたか」と記者から訊かれた菊池は、「今日は個別で1人1人へのお言葉はありませんでした」と答えている。

 今後、菊池は会議で冷たい扱いを受けることもあるかもしれないが、ぜひ奮闘してほしいと願わずにいられない。そして、安倍政権が排除しようとする、弱い人びとの声を届けてほしいし、その期待に応えてくれるはずと信じたい。なにせ、彼女は前掲書『キャリア・チェンジ!』のなかで「生涯にわたり学習を続ける決意です」と述べ、こんなふうに力強く宣言しているのだから。

「動き出した私は、もう止まることはないでしょう」

(大方 草)



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/814.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 慰安婦像撤去が先だと安倍首相が朴大統領に伝えたという衝撃ー(天木直人氏)
慰安婦像撤去が先だと安倍首相が朴大統領に伝えたという衝撃ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1snt9u6
21st Nov 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks


11月2日に行われた日韓首脳会談では、

慰安婦問題の協議を加速する事で一致した、大きな成果だ、などと日本のメディアは喧伝した。

 そして、それを受けて局長級の協議が行われ、

日本側から慰安婦像の撤去が交渉の前提だと提案し、これに韓国が反発したという報道が流された。

 それを見た私は、入り口でこのような大問題を日本側が提起するようでは、

協議の進展は難しいと書いた。

 なぜならば、慰安婦への謝罪と補償を日本政府が行う前に、

慰安婦像を撤回せよと、朴大統領が慰安婦や韓国国民に命じられるはずがないからだ。

 官僚同士の協議で、そんな大問題を最初から提起してどうする。

 慰安婦問題での協議を加速する事で合意した、などと騒いだのは真っ赤なウソだった。

 そう、私はその時書いた。

 ところが11月19日の朝日新聞のスクープを見て驚いた。

 なんと安倍首相自らが朴大統領に向かってそう伝えたというのだ。

 しかもそれを首脳会議のはじめに行われた少人数の極秘会合で伝えたと言う。

 朝日のそのスクープ記事は書いている。

 「・・・首相は、慰安婦問題は1965年の日韓請求権協定により解決済みとする従来の立場を強調。

その上で、早期妥結には『慰安婦像の撤去が最低条件だ』と伝えたという」と。

 この朝日の記事には朴大統領がどう応じたかは書かれていない。

 しかし、このような一方的で威圧的な安倍首相の要求を、朴大統領が受け入れるはずがない。

 日韓首相会談はとんでもない会談だったということだ。

 メディアの報道とは正反対に、日韓関係の進展は安倍首相では無理だという事である。


http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/815.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 安倍政権が国連の「表現の自由」調査に突然延期要請!このドタキャンは普通の国では「通常見られない」。
安倍政権が国連の「表現の自由」調査に突然延期要請!このドタキャンは普通の国では「通常見られない」。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/453ec210f875a7f8656b20f2815b35c3
2015年11月21日 Everyone says I love you !



国境なき記者団による報道の自由度ランキング。日本は安倍政権で過去最低の61位に。


民主党の時がそんなに自由だったという実感ないけど、記者会見の一部オープン化などが評価されたとのこと。たぶん、彼らには情報をコントロールする能力がなかったということだなw


もちろん、福島原発事故後、ガクッと評価が下がりました。




 国連人権理事会で「表現の自由」を担当しているデビッド・ケイ特別報告者(アメリカ・カリフォルニア大教授)が2015年11月17日に明らかにしたところによると、12月1日から8日まで予定していた訪日調査を、日本政府が突然の要請で延期したということです。


 岸田外相も11月20日にこのことを認め、


「予算編成作業や他の業務との関係で、政府として十分受け入れ態勢を整えることが困難な見通し。そのため、日程の再調整を申し入れた。先方の理解を得た」


としていますが、現時点で新たな調査日程は未定だというのです。


 こういうのを無期限延期っていうんですよね。



 ケイ氏は、日本訪問がキャンセルになった経緯をブログで報告。
 https://freedex.org/2015/11/17/cancellation-of-official-visit-to-japan/
 ・
「私たちは、会合の設定や訪問準備に深く関与してきた。


 先週金曜日、残念ながら、ジュネーブの日本政府代表部は、関係する政府関係者へのミーティングがアレンジできないため、訪問は実施できないと伝えてきた。


 日本政府は、2016年秋まで訪問を延期すると示唆した。私は日本政府当局に対し、彼らの決定を再考するように要請した。


 しかし、ジュネーブの日本政府代表部は昨日、公式訪問は実施できず、今やキャンセルされたと確定的に伝えてきた。」


ということです。


 来年秋まで延期って、つまり、来年夏の参議院選挙後まで、安倍政権に不利な、余計なことはしに来るなってことですな。



 ちなみに、国連の「表現の自由」報告者の前任者であるフランク・ラ・ルー氏は、2013年に特定秘密保護法が多くの反対を押し切って国会で通過した前後の時期に、国民の知る権利や報道の自由を脅かす危険性がある、ということで強い懸念を表明しています。


特定秘密保護法(秘密保全法)案は以下の理由から廃案にすべきです。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/578b2d37ddf2f53babc89a0c25051d8e



 そこで、後任のケイ氏は、特定秘密保護法の施行や、自民党が2014年の衆院選を前にNHKとテレビ朝日幹部を呼びつけた問題など、日本の表現の自由をめぐる状況について、政府関係者らに面談して調査することになっていました。


テレビ朝日とNHKは報道機関である以上、自民党の事情聴取には応じるべきでない。他のマスコミは援護を!
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/0175d8b561854d1b93c5bd1903f09010



 まさに、BPO(放送倫理公正委員会)から厳しく批判されたばかりの今、安倍政権がここが今一番触れられたくない部分なんでしょう。


放送法に関する最高裁判決と通説の通りだ→BPO委員長、首相らの批判に反論 政治介入に「NO」。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/c2228be13f4f7172c08986e048093ef3



 岸田外相が釈明していますが、予算編成なんて毎年この時期にするのは決まっているわけですから、予算編成のために十分受け入れられないなんて言い訳に過ぎません。


 ちゅうか、臨時国会を憲法通りに召集しないことと言い、なんでもかんでもルーティンワークの予算編成を言い訳にすな!


安倍首相、憲法には「臨時国会を召集しなければならない」と書いてあるのに、何を与党と相談するのですか?
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/cd23d5d29ef110e5e40a47b25c8bd2ab



 ケイ氏の調査への協力を予定していた国際人権NGOのヒューマンライツ・ナウ事務局長で弁護士の伊藤和子さん(うちからもブログをリンクさせていただいてます)によると、国連の公式訪問に対して正式なInvitation(ご招待)を出しておいて、2週間前に断るなどということは、もちろん通常あり得ないことだそうです。


 また独裁国家ならいざ知らず、国連と合意した公式訪問調査日程をドタキャンするというのは普通の民主主義国、人権を大切にする国ではほとんど例を見ないことだと言います。


 うう、うちの国は、もうほとんど例を見ない民主主義国家なんですよ、伊藤先生。


 ちゅうか、もう、半ば独裁国家!?



 国境なき記者団が毎年発表している世界の報道自由度ランキングで、日本は民主党政権下の2010年には世界で11位だったのですが、2015年にはまたランクを二つ下げて、韓国の次の61位になっちゃいました。


 その主な理由はやはり特定秘密保護法の制定。


 我々は、安倍政権下の日本が、国際的に見てトンデモないことになっていることを自覚すべきようです。




この自由のなさがだんだん当たり前になってくるのが怖いんです。



安倍政権・言論弾圧の犯罪
浅野健一 著
社会評論社
最新刊。


放送や記事の内容をチェックし恫喝する自民党。戦後史上最悪の政権による言論弾圧だ。そして、ジャーナリズムの使命を忘れ、安倍首相と頻繁に会食を繰り返すマスコミ幹部たち。安保法制強行のなかで、完成しつつある安倍政権のメディア支配への警告!



政治報道のカラクリ 安倍政権誕生の真相 & 操られた平成選挙史
鈴木哲夫 著
イースト・プレス
第一章 つくられた「政権交代」
●2013年夏の参院選で自民党が隠していたこと
●「決められない政治」という秀逸なコピー ほか
第二章 政党と代理店に操られる選挙報道
●自民党と電通の関係
●「小泉郵政選挙」で始動したコミ戦部隊 ほか



安倍官邸と新聞 「二極化する報道」の危機 (集英社新書)
徳山喜雄 (著)
集英社
憲法改正、集団的自衛権、秘密保護法、靖国参拝、アベノミクス、対中・対米外交…。新聞は、それらをどのように報じた(報じなかった)のか。主要紙は「読売・産経・日経」vs「朝日・毎日・東京」という構図で分断され、相反する主張や論調が日々飛び交うなかで、私たちは何を信じればいいのか?



安倍政権のネット戦略 (創出版新書)
【辛坊持論】津田 大介 (著), 香山 リカ (著), 安田 浩一 (著), 鈴木 邦男 (著), 中川 淳一郎 (著)
創出版
月刊『創』にこの間掲載してきた論考をまとめ、大幅に加筆したもの。 安倍政権のメディア戦略について知るための決定版ともいえる1冊!



NHKはなぜ、反知性主義に乗っ取られたのか
上村 達男 (著)
東洋経済新報社
NHK前経営委員による最新刊。


「籾井会長は経営委員会が指名したのですから、私にも経営委員の一人としての責任があることは間違いありません。(中略)本書のような書物を出版することで、問題のありかをすべてさらけ出し、NHKの今後のあり方を検討するための素材を提供することこそが、私にできる責任の取り方と考えるほかはありませんでした。」


日本の「表現の自由」国連の調査が延期に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151120/k10010313791000.html
11月20日 15時02分 NHK



日本における表現の自由について、来月1日から行われる予定だった国連の特別報告者による調査が日本政府からの要請で延期されました。

これは、表現の自由を担当する国連のデービッド・ケイ特別報告者が自身のブログで明らかにしたものです。


それによりますと、ケイ氏は来月1日から8日の予定で日本を訪れ、報道の自由や、去年12月に施行された特定秘密保護法などについて調査する予定でしたが、スイスにあるジュネーブ国際機関日本政府代表部から、日程の延期を要請されたということです。


ケイ氏は、「対応できる当局者の日程の都合がつかないとして、来年秋への延期を提案された。今回の訪問はキャンセルされたが、日程の再調整が行われることを期待している」としています。


ジュネーブ国際機関日本政府代表部は、NHKの取材に対し、「代表部から、ケイ特別報告者に対して、電話で『日程上の都合で再調整をお願いしたい』と連絡した。時期については、お互いの都合のよい時期で今後、再調整することになっている」と話しています。
日程の再調整を要請した理由については、「政府として今の日程では万全の態勢で受け入れられないためだ」としています。


岸田外相「引き続き調整したい」


岸田外務大臣は閣議のあと記者団に対し、「国連から任命された担当者が来月1日から8日にかけて日本訪問を計画し、調整が行われていたのは事実だ。しかし、この時期は予算編成作業などとの関係で、政府として十分に受け入れ体制を整えることが困難な見通しなので、日程の再調整を申し入れ、先方には理解を得られたということだ。現時点で新たな日程は決まっていないが、引き続き調整したい」と述べました。


表現の自由 国連調査 予算編成理由に延期、外相認める
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201511/CK2015112002000259.html
2015年11月20日 東京新聞夕刊


 岸田文雄外相は二十日の記者会見で、表現の自由を担当する国連のデービッド・ケイ特別報告者(米国)が十二月一日から八日まで予定していた日本での現地調査が延期されたことについて、日本政府側が予算編成を理由に延期を要請したことを認めた。


 国連の調査が急に延期されるのは異例。岸田氏は「予算編成作業や他の業務との関係で、政府として十分受け入れ態勢を整えることが困難な見通し。そのため、日程の再調整を申し入れた。先方の理解を得た」と述べた。


 現時点で新たな調査日程は未定。岸田氏は「引きつづき調整をしていきたい」と述べた。ケイ氏は十月下旬の国連総会第三委員会(人権)で、日本を十二月に訪れると公表していた。ケイ氏は国民の知る権利を侵害する恐れのある特定秘密保護法などに関し、日本政府当局者やメディア関係者、情報公開関連の市民運動家から、聞き取りを行う計画だった。国連の特別報告者は、国連人権理事会のもとで、各地の人権問題を調べる専門家。調査対象国との合意の上で年に数カ国を訪問する。



国連「表現の自由」に関する特別報告者が突然来日を延期。日本政府が土壇場でキャンセル
伊藤和子 | 弁護士、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長
http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20151120-00051621/
2015年11月20日 1時49分配信



国連ウェブサイトをスクリーンショット・国連特別報告者の日本訪問が合意されたと明記


■  突然の公式訪問のキャンセル


国連「表現の自由」に関する特別報告者デビット・ケイ氏(米国人・国際法学者)が、12月1日より8日まで日本への公式訪問調査を予定されていました。


国連のオフィシャルなウェブサイトに日の丸マークで、


Agreed with dates from 1 December 2015 to 8 December 2015 (訳:2015年12月1日から8日の日程で合意された)


と記載されています。受入国政府との間で合意されたということを意味し、受け入れ合意がないものはこのウェブサイトには掲載されません。


国連「表現の自由」に関する特別報告者といえば、2013年に特定秘密保護法が多くの反対を押し切って国会で通過した前後の時期に、前任者であるフランク・ラ・ルー氏が、国民の知る権利や報道の自由を脅かす危険性がある、ということで強い懸念を表明し、日本政府に対して再考を求めたにもかかわらず、政府がこうした国連の声を全く顧みずに、採決に進んでしまった経緯があります。


それに加え、最近日本では、メディアに対する公権力の介入とみられる事態が続き、戦後かつてないほど、言論・表現の自由・報道の自由が危機に晒されているといえるでしょう。


こうした状況もあり、国連「表現の自由」に関する特別報告者の来日はまさに時機を得たものだと言えるでしょう。


ところが、驚いたことに、つい最近になってこの公式訪問が日本政府の都合でキャンセルになったとのことです。


前代未聞のことで私はとても驚きました。


ケイ氏自身が11月18日付のTwitterでDisappointedとこのキャンセルについてつぶやき、多数リツイートされるなどして既に国際的にも問題になっています。



■ どうしてキャンセルなのか


ではどうしてキャンセルなのでしょうか。デビット・ケイ氏本人が事情を説明しています。


彼のブログを英語ですが紹介しましょう。


During my presentation before the Third Committee of the General Assembly in October, I was able to announce that the Government of Japan had issued me an invitation to conduct an official visit from 1 to 8 December. A visit would be an important moment to evaluate certain aspects of freedom of expression in the country, such as the implementation of the 2013 Act on Specially Designated Secrets (about which the Human Rights Committee expressed concern last year), online rights, media freedom, and access to information.


・・これを和訳してみますと、


「10月に国連総会第三委員会でプレゼンテーションをした際、私は日本政府が、12月1日から8日にかけての私の公式訪問に対する招待を日本政府から受け取ったことをアナウンスすることが出来た。この訪問は、国連自由権規約委員会が昨年懸念を表明した2013年制定の「特定秘密保護法」の実施、インターネット上の権利、報道の自由、知る権利などの日本の表現の自由に関する一定の側面を評価する重要な機会となりえただろう。」ということです。


この文章は以下のように続きます。


We had been deep in the work of setting up meetings and preparing for the visit. Unfortunately, last Friday, the Permanent Mission of Japan in Geneva indicated that my visit would not take place as the Government would not be able to arrange meetings with relevant officials. The Government suggested postponing the visit until the fall of 2016.


I asked the Japanese authorities to reconsider their decision, but the Mission confirmed to me yesterday that the visit will not go forward and is now canceled.


・・これを和訳してみますと、


私たちは、会合の設定や訪問準備に深く関与してきた。先週金曜日、残念ながら、ジュネーブの日本政府代表部は、関係する政府関係者へのミーティングがアレンジできないため、訪問は実施できないと伝えてきた。日本政府は、2016年秋まで訪問を延期すると示唆した。私は日本政府当局に対し、彼らの決定を再考するように要請した。しかし、ジュネーブの日本政府代表部は昨日、公式訪問は実施できず、今やキャンセルされたと確定的に伝えてきた。


■ 浮かび上がる疑問


しかし実に不思議な話です。10月段階ですでに日本政府は公式訪問をOKしていたのです。その段階で、ミーティングがアレンジできないという事情はなかったはずでしょう。そのような事情があれば、OKを出す前に伝えるはずです。


実は福島原発事故後に国連「健康に対する権利」特別報告者のアナンド・グローバー氏が来日調査を行いましたが、2011年秋に訪問したいと言ったところ、日本政府は「まだ震災復興で日本全体が大変な状況で、対応できません」と述べて一年延びたことがあります。


今回は特にそのような事情もなく、10月時点でOKを出していたわけで、なぜ事情が変わったのでしょうか。


また、12月1日から8日までという長い間いるわけですから、政府関係機関とのミーティングがアレンジできないというのも不思議な話です。表現の自由を所轄する政府機関はどこで、誰が会えない、会いたくないといったのだろうか、というのも疑問です。


政府一丸となって、国連と会わないぞ、という姿勢を徹底しているのでない限り、会えないという理由を合理的に説明することは困難なように思われます。


共同通信等の配信記事によれば、


外務省は「予算編成などのため万全の受け入れ態勢が取れず、日程を再調整する」と説明している。


とのことです。しかし、外務省のウェブサイトを見る限り、ひっきりなしに要人が訪れ、もっと予算に関わりそうな話を展開している模様。なぜこの件だけ、事前にOKしたのに、予算を理由に断るのか、理解が出来ません。


そして、予算が理由であれば、なぜ来年秋までひっぱる理由もないはずで、もっと早期にリスケジュールできるはずです。


是非、国会で背景事情を質問するなどして聞いていただきたいところですが、臨時国会も開催されていないため、何もできない状況で、様々な意味で日本の現在の状況を象徴する事態となってしまっています。


■ 民主主義国として極めて異例な対応


日本は、国連の特別報告者によるいかなる調査も受け入れるオープンな国であるという表明を2011年に出しており、このことは国際社会から高く評価されてきました。


ところが今回、国連の公式訪問に対して正式なInvitationを出しておいて、2週間前に断るという、通常あり得ないことになったわけです。独裁国家ならいざ知らず、国連と合意した公式訪問調査日程をドタキャンするというのは普通の民主主義国、人権を大切にする国ではほとんど例を見ない、極めて遺憾なことです。


近年、日本政府が国連の人権機関からの勧告に従わないどころか、敵対的な姿勢を示すことがしばしばであり、国際的にも問題視されつつあります。そうした歴史に新たな負の一ページをつけ加えてしまうことはとても残念です。


特定秘密保護法や政府の言論介入など、最近の政府の対応に対しては、厳しい勧告が出ることが予想されますが、仮に、厳しいことを言われたくないので調査を拒んだとすれば、あまりに幼稚というべきではないでしょうか。


日本政府には国際社会との人権に関する対話の道を閉ざす方向に進んでほしくない、と切に願います。


また、国連特別報告者の来訪というのは大変貴重な予算や資源を使った重要な機会であるのに、それを無駄にしてしまったということも考えてみなければならないでしょう。


表現の自由に関しては、日本以外にもとても深刻な問題を抱えている国もあります。こんな直前のドタキャンでなければ、ほかの国に行けたかもしれないのに、結局貴重な訪問枠を潰してしまったことになるわけです。


海外の深刻な言論弾圧に関する活動もしている私たちヒューマンライツ・ナウとしては、そうしたことにも思いを馳せざるを得ません。


■ メディアこそ、もっと取り上げるべきでは。


ケイ氏のブログはこのように終わっています。


Of course, I hope that the visit will be rescheduled. In the meantime, we will continue to engage with the Government as we do with all governments through regular communications, meetings in Geneva and New York, and other opportunities as they arise.


和訳すれば・・もちろん、私も新しい訪問日程のスケジュールが決まることを希望する。同時に、日常的な意思疎通や、ジュネーブ、ニューヨークでの会合やその他の機会を通じて、日本政府には他の政府と同様に関与を継続していく。


とのことですね。


NGOの間でも外務省に問い合わせたり、早期訪問を求めるなど、相談をしているところです。


しかし今回の問題はメディア、表現の自由に関わること、日本のメディアこそが、こうした事態をきちんと報道したほうがいいのではないでしょうか。


そもそも、高度な言論・表現の自由が保障されてきた日本で、報道の自由、言論の自由が危機的な状況に陥り、国連が心配して調査に入るような事態になってしまったこと自体深刻に受け止めるべきです。そして、その調査についても政府が突然ドタキャンしてしまう、そのような動きも報道せず、スルーするということで、果たして権力へのチェック機能がきちんと果たせるのでしょうか。


政府のあり方も、メディアのあり方も、問われています。


「報道の自由度」ランキング、日本はなぜ61位に後退したのか? 日本大学大学院新聞学研究科教授・福田充
http://thepage.jp/detail/20150304-00000004-wordleaf?pattern=2&utm_expid=90592221-44.iIeVhoXLRU-r6cUsT3743Q.2&page=1&utm_referrer=http%3A%2F%2Fthepage.jp%2Fdetail%2F20150304-00000004-wordleaf%3Fpattern%3D2%26page%3D2
2015.03.04 17:29 The Page



[写真]2013年11月21日、秘密保護法案に反対する大規模集会が都内で行われた。「報道の自由度」ランキングにおける日本の順位低下に拍車をかけたのは、特定秘密保護法の成立だった。


 国境なき記者団が発表する「世界報道自由度ランキング」で、2015年に日本が順位を61位まで下げたことが大きく報じられた。その理由は何なのか。言論・報道の自由が保障されている「はず」の日本に対して、なぜそのような評価がなされるのか。その背景を考察したい。


世界報道自由度ランキングとは?


 「国境なき記者団」(Reporters Without Borders, http://en.rsf.org/ )は、世界の報道の自由や言論の自由を守るために、1985年にパリで設立された世界のジャーナリストによるNGOである。活動の中心は、世界各国の報道機関の活動と政府による規制の状況を監視することであり、その他にも、世界で拘束された記者の解放や保護を求める運動や、戦場や紛争地帯で危険に晒された記者を守る活動など、幅広い活動が展開されている。


 その中心的な活動である世界各国の報道機関と政府の関係についての監視と調査の結果をまとめた年次報告書が「世界報道自由度ランキング」(World Press Freedom Index)である。これは2002年から開始された調査報告書であり、世界180か国と地域のメディア報道の状況について、メディアの独立性、多様性、透明性、自主規制、インフラ、法規制などの側面から客観的な計算式により数値化された指標に基づいたランキングである。つまり、その国のメディアの独立性が高く、多様性、透明性が確保されていて、インフラが整備され、法規制や自主規制などの規制が少ないほど、メディア報道の自由度が高いとされる指標である。


世界的なトレンドは?



[図]世界報道自由度ランキング。白、黄色、オレンジ、赤、黒の順で順位が低くなる


 2002年から2015年までの間で13回発表されているが、国際的には、フィンランド、ノルウェー、デンマークなどの北欧諸国の報道がランキングの上位を占めてきた。一方で、毎年の変動はあるものの、アメリカやイギリス、フランスといった先進国は、その時代情勢によって10位代から40位代の中間よりやや上位を推移している。


 また、中国や北朝鮮、ベトナム、キューバといった社会主義諸国のランキングは170位代前後を推移し、常に最下位レベルである。中東のシリアやイラン、アフリカで紛争の続いたソマリアやスーダンなどのランキングも常に最下位レベルである。このように、国家の体制により、または国内の政治情勢により、政府とメディアの関係は大きな影響を受け、メディア報道の自由度が決まってくるという考え方である。同報告書では、2014年に報道の自由が世界的に低下したとされており、その一因をイスラム国やボコ・ハラムなど過激派組織の活動によるものと指摘している。


日本の評価は?


 日本のランキングは2002年から2008年までの間、20位代から50位代まで時代により推移してきたが、民主党政権が誕生した2009年から17位、11位とランキングを上げた。2008年までの間は欧米の先進諸国、アメリカやイギリス、フランス、ドイツと変わらない中堅層やや上位を保っていたが、民主党政権誕生以降、政権交代の実現という社会的状況の変化や、政府による記者会見の一部オープン化もあり、2010年には最高の11位を獲得している。


 しかしながら、2011年の東日本大震災と福島第一原発事故の発生の後、2012年のランキングでは22位に下落、2013年には53位、2014年には59位を記録した。そして今年2015年にはついに過去最低の61位までランキングを下げる結果となった。自由度を5段階に分けた3段階目の「顕著な問題」レベルに転落した状況である。


なぜ日本の順位は後退したのか?


 世界報道自由度ランキングのレポートでは、日本の順位が下がった理由を解説している。ひとつは東日本大震災によって発生した福島第一原発事故に対する報道の問題である。例えば、福島第一原発事故に関する電力会社や「原子力ムラ」によって形成されたメディア体制の閉鎖性と、記者クラブによるフリーランス記者や外国メディアの排除の構造などが指摘されている。


 戦争やテロリズムの問題と同様に、大震災や原発事故などの危機が発生したときにも、その情報源が政府に集中することにより、「発表ジャーナリズム」という問題が発生する。政府が記者会見で発表した情報をそのまま鵜呑みにして報道する姿勢である。また、同様に戦場や被災地など危険な地域に自社の記者を派遣しないで、フリー・ジャーナリストに依存する「コンプライアンス・ジャーナリズム」の問題も重要である。メディアとしての企業コンプライアンスによって、危険な地域に自社の社員を派遣できないという状況から、危険な地域に入るのはフリー・ジャーナリストばかりになるという構造的問題である。


 このような日本のメディアの状況下で一昨年に成立した特定秘密保護法の成立が日本の順位下落に拍車をかけた形である。特定秘密保護法の成立により、戦争やテロリズムに関する特定秘密の存在が自由な報道の妨げになるという評価である。日本が置かれる国際状況や、日本国内の政治状況が大きく変化している現在こそ、日本のメディア、ジャーナリズムに自浄作用と改革が求められている。


福田 充(ふくだ・みつる)
1969(昭和44)年生まれ。コロンビア大学客員研究員を経て、日本大学大学院新聞学研究科教授。博士(政治学)。東京大学大学院・博士課程単位取得退学。専門はテロや災害などメディアの危機管理。内閣官房等でテロ対策や危機管理関連の委員を歴任。著書に『メディアとテロリズム』 (新潮新書) 、『大震災とメディア〜東日本大震災の教訓』(北樹出版)などがある。




http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/816.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 「何故政治の再生を政党だけの閉じた枠組みの中で行おうとするのか。:あべともこ氏」
「何故政治の再生を政党だけの閉じた枠組みの中で行おうとするのか。:あべともこ氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18882.html
2015/11/21 晴耕雨読


https://twitter.com/abe_tomoko

そもそも安全保障というなら、その第一は国民保護であり、福島原発事故はそれが出来なかった政治の無力を露呈させた。

にもかかわらず再稼働に舵をきった政府はどやって国民の安全を守るのか、国民に具体的に示す責任がある。

全く軌道に乗らないもんじゅや再処理での無駄遣いも含めて、国策が問われる。

パリでの多発テロの報道から3日、日々重くのし掛かる思いが強まる。

実行犯の特定、逮捕は勿論のこと、容疑者の捜索、拘束、或いは集会の禁止、軍の投入、国境封鎖、戒厳令下では全てに優先して、治安管理体制がしかれる。

そしてフランスによるシリアへの空爆、人権も人命もギリギリのせめぎあいに。

2001年ニューヨークツインタワービルへのテロ攻撃に対し、米国はアフガニスタンへの報復空爆を宣言、国連もそれを支持した。

引き続くイラク攻撃により中東では内戦、内乱地域が拡大し現在のイスラム国の台頭に繋がっている。

21世紀は、果たしてどんな信義を持って人々の平和的生存を守るのか?

今回のパリでの無差別テロを前にしての暗憺たる思いは、勿論日本でも起こりうるテロに対して、日本社会はそれを克服する力を持っているだろうか、という問にも繋がる。

力とは軍事力や警察力だけでなく、世界をより平和なものにする為の外交力、人権擁護、人道支援、等の全てを日本はどう準備できたか。

同時多発テロに見舞われた仏では、米国やロシアとともにシリアへの空爆を強化、国内的には憲法改正して日常的に市民の自由を制限できる体制も考えるとか。

空爆が問題の根本的解決にならないばかりか、無差別殺戮であることを承知の上で、また何よりも個人の権利を重要視する仏ですら隘路にはまりこむ。

日本でも早々と共謀罪の声、こんなに行政府が暴走してしまった国で、秘密保護法にかてて加えて共謀罪では、市民の自由は思想信条も含めて根こそぎ奪われる。

一日も早く、三権分立、民主主義のルールを取り戻す為に、国会議員は全力をあげるべき。

野党再編云々で指導権争いをしている場合ではない。

民主党と維新の党の統一会派、更に合流もという動きがあるが、何故政治の再生を政党だけの閉じた枠組みの中で行おうとするのか。

勿論生活の党や社民党、無所属などへの働きかけもない。

国民の中に広がる立憲主義、主権在民を取り戻さないととんでもないことになる、という危機感を全く受け止めずに。

昨日は長年視察に行きたいと思った自衛隊の工科学校の見学にいった。

横須賀武山駐屯地の敷地内にあり、毎年三百人以上の中学卒業生が入学するこの学校の倍率は二十倍近く、日本全国から受験生が集まると。

高校年齢の学生が軍事を含めた訓練を受ける学校は世界で前例がなく、今年は開校60年となる。

私がこの学校のことを知ったのは、選挙区にある有名な進学校の湘南高校の夜間に、工科学校の生徒としてかよっていた青年に出あったこと、そして数年前にある中学生に、母子家庭で進学は大変だから毎月生活費の給付される工科学校に行きたいと伝えられてから。

わずか15歳から全寮制とも聞いていた。

自衛隊工科学校生徒は、県立の通信専門高校が出来て以降は湘南高校の定時制には来なくなったそうだが、今でも全寮制で、一室に六人から八人が暮らす生活は大変だと思う。

最近いじめ問題が発覚したこともあり、また十六才から銃を貸与されるという特殊な環境の中で育つ彼らの成長を考えさせられた。

国会と政党がどんどん劣化、国民の代表としての機能を果たさない状態が広がり、それを象徴するように野党は党内主導権争いばかり。

そんな政党をみて、果たして参議院選挙で国民は投票したいと思うだろうか?

空洞化した政党政治に主権者が息吹きをいれる仕組みが必要。

その為に比例区でも立憲の枠を。


http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/817.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 大阪維新とイスラム国は「似ている」のか? 噂を検証してみた(日刊ゲンダイ)
            「IS」の略称以外にも類似点は多い(C)日刊ゲンダイ


大阪維新とイスラム国は「似ている」のか? 噂を検証してみた
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/170239
2015年11月21日 日刊ゲンダイ


 22日投開票の大阪ダブル選挙で優勢が伝えられる大阪維新の会だが、そんな維新にある噂が広がっている。大阪維新の会とイスラム国はそっくりなのでは、というものだ。さっそく検証してみると、あるわ、あるわ。驚くほどの類似点が浮かび上がってきた。

 橋下徹大阪市長を絶対視する強烈な“原理主義”が特徴的な大阪維新の会だが、イスラム国と重なる部分は多い。大阪府と大阪市を統一しようとする「都構想」と、イスラム国が目指す「イスラム圏の統一」。強引に物事を推し進めようとしているところは確かに似ている。なんと「IS(いしん)」という略称まで一緒だ。

 ほかにも、別表のとおり、維新の会とイスラム国は驚くほど類似点がある。テレビカメラが回っている前で、自分と意見の異なる文化人や記者、メディアを公開罵倒し“恐怖心”を植え付けるあたりも、イスラム国の公開処刑のやり方とそっくりだ。

 大阪維新の会を取材しているジャーナリストの櫻本幸吉氏はこう言う。

「維新の会では橋下氏の言ったことが全てです。離反を許さず、上の命令に従わなければ除名になります。原理主義という観点からは似ているのかもしれません。橋下氏は知事時代、『関西州、関西州』と言っていました。でも、周りの京都府知事らがついてこなかったため、いつの間にか都構想に変わっていた。本当は関西を“統一”したかったんだと思います」

 “自爆”する議員が多いのも維新の会の特徴だ。17日に維新の党党紀委員会が出した大阪維新の会の議員に関する審査結果はひどい内容だった。すでに政務活動費の不正使用が次々に発覚しているが、そんなトンデモ議員がほかにもゴロゴロいたのだ。

 政務活動費を使って「大学院の入学金」「ダイソン掃除機」「電動アシスト自転車」などを購入する議員もいた。架空のタクシー代24万円を政務研究費として計上した府議なんかは詐欺師同然だ。ツイッターをするために、市議会中にトイレに行った市議も。都構想反対派の市民を恫喝した市議なんてヤクザ顔負けである。

「『税金の使い道に厳しいのが維新だ』と言いながら、維新の会の議員を叩けばどれだけでもホコリが出てきます。言っていることとやっていることがムチャクチャなんです」(櫻本幸吉氏)

 果たしてこんな団体に大阪を任せていいのか。府民はいま一度立ち止まって考える必要がある。



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/818.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 7年前、橋下徹に恫喝されたあの“女子高生”が声をあげた! 橋下が放った冷酷な言葉、そして今、大阪に起きていること リテラ
                橋下徹オフィシャルウェブサイトより


7年前、橋下徹に恫喝されたあの“女子高生”が声をあげた! 橋下が放った冷酷な言葉、そして今、大阪に起きていること
http://lite-ra.com/2015/11/post-1702.html
2015.11.21. 【大阪ダブル選挙直前特別インタビュー】 リテラ


「今日は、維新政治への怒りの気持ちと思いをスピーチしに来ました。正直言って、こんな人前には立ちたくないし、当時、たくさんの人から誹謗中傷を浴びたので、ここに立つのがすごく怖いです。でも、ほんとうに今回のダブル選挙で維新政治を終わらせたくて、今日ここに立っています」


 府知事・市長のダブル選挙を11月22日に控えた大阪・梅田で先日、SEALDs KANSAIが行った街頭演説で、一人の女性のスピーチが大きな注目を集めた。7年あまり前、大阪府内の私立高校2年生だった彼女は、私学助成予算の大幅な削減を打ち出した当時の橋下徹府知事(現・大阪市長)に仲間とともに面会し、計画の撤回を求めた。しかし、その場で橋下は言い放った。「日本は自己責任が原則。それが嫌なら、あなたが政治家になって国を変えるか、日本から出て行くしかない」。府民・市民の反対を押し切って強行され、マスメディアも持て囃した橋下の「改革」が大阪の教育現場をどれほど疲弊させ、破壊したか、彼女は身をもって知っている。だからこそ、勇気を持ってこう訴えるのだ。


「私は絶対に、これまでの維新の会の政治をやめさせます。そして、ここ大阪でも、民主主義を始めるのです」


 彼女の名は織原花子さん(24)。投票日直前の大阪で、その思いをあらためて聞いた。


●必死の訴えを「自己責任」で一蹴、心の傷をえぐるような言葉を…


大阪府堺市で生まれ育った織原さんは中学1年で母親を亡くし、父、兄との父子家庭になった。父親が突然会社を辞めることになり、そのほかさまざまな悪条件が重なって、中学の時は「とにかく目の前の一日を生きていくのに必死だった」という。


とても落ち着いて勉強できる環境じゃなかったんです。当然成績も良くなく、進学先も選べない。「底辺校」と言われる私立高校に入るしかなかった。そこは学力的に「底辺」というだけじゃなく、私と同じように経済的に困窮していたり、いじめで不登校になったり、いろんな理由で生きづらさを抱える子が集まっていた。私たち世代は幼い頃から自己責任論を刷り込まれていますから、みんな自分を責め、劣等感の塊でした。私も、自分が私立にしか行けなかったせいで、父に無理をさせているという負い目を感じていた。だけど、その学校の授業や出会った先生のおかげで、教育制度や社会にも大きな矛盾があることに気づいたんです。子供の貧困問題、公立と私立の学費格差、過当な学力競争……。決して自己責任だけでは片付けられない現実があることを知り、自分も生きていていいんだと自信が持てた。


 橋下さんが知事になったのはそんな頃、私が高校1年の冬(2008年2月)でした。直後に府の財政改革PT案というのが出て、そこに私学助成の大幅削減も入っていた。私は当初、政治なんかに全く興味はなかったけど、これが通れば学費が値上げされるかもしれないと聞き、先生の勧めもあって、08年の春に学校の先輩や他校の生徒たちで発足した「大阪の高校生に笑顔をくださいの会」に半年ほど遅れて参加するようになったんです。



織原花子さん


府内の私立・公立高校の生徒たちが学校の垣根を越えて集まった同会は、年収288万円から430万円以下の家庭でも7万円もの学費値上げとなる私学助成削減の撤回を求め、さまざまな運動を展開した。そして08年10月、織原さんを含む12人のメンバーが府庁で橋下と面会し、窮状を直接訴えることになった。その時の模様を彼女はこう語る。


 広い部屋に入って行くと、周りを大勢の記者やカメラマンが取り囲んでいて、すごく緊張しました。橋下さんが入ってくると、一斉にフラッシュが光り、「なんでこんなところに来てしまったんやろ。早く帰りたい」と思った。橋下さんは最初にこう言いました。「君たちもいい大人なんだから、今日は子供のたわごとにならないように」って、威圧的な感じで。当時すごい人気のあった知事にいきなりそんなことを言われたらひるみますよね。だけど、メンバーは一人一人順番に、自分のしんどい状況や思いをしっかり訴えました。20分の予定だったのが、1時間半近くになったと思う。


 私の学校の先輩は、「いじめで不登校になって勉強が遅れ、内申点も付かないので私立に行くしかなかった。父親は病気で働けず、学費が大きな負担になっている」と、自分の傷も隠さず、思いきって話しました。でも、その先輩に向かって橋下さんは言ったんです。「いじめられた時になんで転校しなかったんですか?  転校すればよかったじゃないですか」と。その突き放すような冷たい言い方に、先輩は泣いてしまいました。私たちが抱えてきた傷や、どうしても拭えない劣等感を、彼はえぐるような言い方をするんです。徹底的に自己責任論で押してくる。


「橋下知事は『子供が笑う』を公約に当選されましたが、私たちは笑えません」という意見に対しては「『子供が笑う』とはみなさんが笑うためではない」と突っぱね、「高校は訓練の場です。社会に出るまでの通過点でしかないんだから、そんな訴えには意味がない」と、教育の意義を全否定するような言葉もあった。そして、「それが嫌なら、いまの政治家を選挙で落とせばいい」「自分が政治家になってこの国を変えるか、日本を出て行くしかない」です。橋下さんは、自分が(母子家庭という)しんどい環境から公立の進学校に入り、弁護士になったという自信があるせいでしょう、困っている人に対してすごく厳しい。貧困家庭に生まれたのも、勉強してそこから抜け出せないのも自己責任だという考え方です。でも、ほんとうは教育って学力競争だけじゃない。生きづらさを抱えている子に、生きる希望を与えるものでしょう。横で聞いていて、悲しかったし、許せないと思った。


このほかにも、橋下は「努力して公立に行けばいいだけ」「学校に行かなくても学ぶ機会はある」「府の財政はギリギリ。学校だけのことを考えるわけにはいかない」など、勇気を振り絞って訴えた高校生たちの声をことごとく一蹴した。織原さんは、ちょうど一人手前で時間切れとなり、直接訴えることはなかったが、橋下の言葉に深く傷ついたという。それは、この面会を報じるマスメディアの報道に対しても同じだった。


 自分の苦しさを必死で訴える高校生に、橋下さんは「府財政の現状をわかってますか?」「日本のGDPはどれぐらいだと思います?」などと逆質問をぶつけてくるんです。こちら側は答えられず言葉に詰まる。さっき言ったように泣いてしまう人もいる。テレビはそういうところだけを切り取って流すんです。ほんとうは、私たちの側も「自己責任だけで語ってほしくない」「教育は学力だけが目的じゃないはず」と、言うべきことも主張した。それなのに、「わがままな高校生たちが自分勝手な甘えた主張をして、橋下さんに論破された」という印象のニュースに仕立てられる。『ミヤネ屋』のアナウンサーや、フジテレビのニュースの木村太郎さんなんかは「私学助成は憲法違反だ」と言っていたのを覚えています。


 そういう報道を見た人たちから、学校に抗議や嫌がらせが相次いだそうです。「甘えたことを言うな」「どんな教育をしてるんだ」って。私の卒業後には、「あの学校は日の丸を掲げてないらしい」「授業で貧困問題など余計なことを教えているようだ」という話に広がっていったとも聞いています。私が今回、SEALDs KANSAIでスピーチしたことに対しても、動画がネット上に出ると、誹謗中傷の書き込みが拡散されました。写真と名前、職場名とともに「共産党の手先」などと書いたコラ画像などがいくつも出回っているのを確認しています。ネットの反応などを見てると、私のような主張をする人間が許せないんだそうです。多くが維新の支持者のようですが、それだけじゃない。橋下さんのような考え方に世の中の多くの人が染まっているような気がします。


●荒廃する大阪の教育現場、今ここで橋下改革を終わらせておかないと……


高校生たちの必死の訴えは、橋下が声高に唱える自己責任論と、それに無批判に追随するマスメディアや世論によって蹂躙され、私学助成の削減も強行された。しかし、織原さんはくじけなかった。高校3年になると、「大阪の高校生に笑顔をくださいの会」の代表となり、一方で猛勉強して立命館大学へ入学。教職免許の取得を目指しながら、「教師の卵」というサークルを立ち上げ、真にあるべき教育とは何かを考え、実践し続けた。


 うちの家は経済的余裕がなかったので、とにかく早く自立しないといけなかった。大学の学費は奨学金頼み、生活費はすべてアルバイトでまかないました。深夜の居酒屋で時給800〜1000円程度で働いて。それに授業があって、サークルがあって。大学時代は忙しすぎて大変でした。正直もう二度と戻りたくないです(笑)。


 サークルを立ち上げたのは、周りで教職を目指す子たちの教育観にすごく違和感を覚えたからです。いかに効率よく資格を取るか、模擬授業のハウツーをいかに身に付けるかといったような話ばっかりしていて、本来の教育のあるべき姿はなんだろうと考えない。私は、教師というのは生徒たち一人一人に寄り添う伴走者であるべきだと思います。橋下さんの言うような競争偏重、一部のエリートだけを育てる教育では子供たちを救えない。むしろ、そこからこぼれ落ちた子たちに孤独を感じさせ、学校現場を荒れさせるだけです。それは、生きづらさを抱え、自己責任論と劣等感にさいなまれた自分だからこそ確信できます。私は、あの高校の先生たちに出会ったことで救われたんです。


 大学1年の終わり頃に東日本大震災があり、卒業までの約3年間に被災地へ何度も行きました。ただでさえ今の教育に疲れている子供たちが、被災し、親を亡くして傷ついているのに授業再開を急ぎ、子供の減った学校を簡単に統廃合してしまうことに違和感がありました。だから、私はできるだけ子供に寄り添いたいと思った。


 教員免許は取得しましたが、今は教職には就いていません。奨学金の返済額が800万円近くに上っているので、夢よりもまず、お金を稼がないといけない。働きながら教員採用試験の勉強をするのはかなり大変なので、現時点では考えていません。でもいつかチャンスがあれば、自分の理想とする教師になりたいという夢はあります。


こうした経験をしてきたからこそ、織原さんは橋下維新にノーを突きつける。「教育改革」という名の破壊によって、大阪の教育現場はすっかり荒廃してしまっている、と。


 橋下さんと維新の議員によって、教育基本条例が府と市で定められました。教員を評価と処罰で徹底的に管理し、締め上げる内容です。また、彼らは教員に対し、国歌の起立・斉唱を強制する条例も作った。誰のための教育かという視点が全くなく、すべてにおいて上から管理して従わせる発想なんです。これを安倍首相も評価している。つまり、大阪の「教育改革」は、国の先を行ってるんです。もちろん、悪い方向へ。


 その結果、大阪の学校現場では荒れる生徒が増え、不登校も増加している。何より深刻なのは、そういう状況だというのに、「大阪でだけは教師になりたくない」と志願者数が減っていること。今ここで維新政治を終わらせておかないと、大阪の教育現場はこれからもますます荒廃し、子供たちが生きづらくなっていくばかりです。そして、それはいずれ全国に広がっていくでしょう。ほんとうにそんなことでいいんですか。大阪の実情を有権者に知ってもらい、真剣に考えてほしいと私は願っています。
(大黒仙介)


関連記事
7年前、橋下徹氏と対談した女子高生が街宣車の上で「大阪府民なめんな!」――弱者を切り捨てる「自己責任」の押しつけにNO!
http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/512.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/819.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 農林部会長を引き受けた小泉進次郎の大きな誤り  天木直人(新党憲法9条)
農林部会長を引き受けた小泉進次郎の大きな誤り
http://new-party-9.net/archives/2947
2015年11月21日 天木直人のブログ 新党憲法9条


 なぜここまで安倍自民党がTPPの農業対策に熱心なのか。

 それは、裏を返せばTPPによる農業が受ける打撃が大きいからだ。

 だから選挙での悪影響を避けるために農家の反発を抑えようと必死なのだ。

 しかし、報じられるところの自民党のTPP対策案なるものを見て、目もくらむ思いだ。

 競争力強化とか、攻めの農業だとか、掛け声ばかり勇ましいが、根本対策には程遠い従来通りのバラマキである。

 無理もない。

 自由化を進めれば農家は打撃を受けることは自明だ。

 農家を守るには保護するしかない。

 かつて私が外務省にあって貿易自由化に少しばかり関与していたとき、農林官僚が繰り返していたセリフはこうだ。

 すなわち、コメはみずほの国の文化であり、故郷の田園風景であり、なによりも食糧安保だ。

 つまり農業は国益だというのだ。

 もし、それが事実なら、何があっても農業は保護されるべきだ。

 そしていかなる国も保護すべき産業はあってよい。

 ところが今度のTPPは徹底した自由化だ。

 あのガット・ウルグァイ・ラウンドさえ認めた保護を、根こそぎ否定する自由化が求められている。

 農業の保護とTPPはそもそも両立しない。

 農業を単なる経済商品と考えるなら自由化でもいいだろう。

 しかし、農業が国益なら保護されなければいけない。

 TPPをここまで推進するなら、農林官僚の言っていた農業国益論はウソ、方便であったことになる。

 農業利権や選挙対策の保護政策であったということになる。

 もし農業が国益なら、安倍政権はその国益を米国に売り渡したことになる。

 なにもかも矛盾に満ちた自民党のTPP大筋合意後の農業対策だ。

 「おそらく私が一番何も知らない者だ」などと公言しながら農水部会長を引き受けた小泉進次郎は、大きな間違いをおかした。

 次の次の総理だ、などとおだてられて引き受けたとすれば愚かだ。

 その頃には日本の政治は激変しているだろう。

 自民党はおろか既存の政党は軒並みになくなっているかもしれない。

 日本の政治そのものが変わっているかもしれない。

 小泉進次郎が目指すべきは、自民党農水部会長などのポストを蹴って、新たな政治のための変革の先頭に立つ事である。

 このままでは小泉進次郎は潰されるだろう。

 やはりそれが安倍首相の狙いだったというわけだ(了)


http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/820.html

記事 [政治・選挙・NHK196] <やる気なし>「民主党参院選へSEALDsに協力求める」共産党の呼びかけには応じず、SEALDsの人気だけ利用する。
【やる気なし】「民主党参院選へSEALDsに協力求める」共産党の呼びかけには応じず、SEALDsの人気だけ利用する。
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/9061
2015/11/21 健康になるためのブログ



http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151120/k10010313201000.html

安全保障関連法の成立から2か月となった19日、民主党など野党5党は、国会内で、「SEALDs」や「安全保障関連法に反対するママの会」など5つの団体を招いて意見交換会を開きました。


この中で、民主党の枝野幹事長は来年の参議院選挙について、「立憲主義と民主主義を守る大事な戦いになる。皆さんが、幅広く応援できる候補者が擁立されることが重要だ」と述べ、与党に対抗するため野党各党で候補者の調整を進め幅広い支持を得られるようにしたいとして、協力を呼びかけました。


これに対し団体側の参加者からは「参議院選挙に向けて野党間の協力構築が進んでいないように見える。各党が別々の候補者を立てるのではなく、市民がまとまって応援できる候補者の擁立が必要だ」といった意見が出されました。


以下ネットの反応。












「一方的に共産党が候補を立てないことは構わない」「候補者調整はするが互いに応援するようなことはない」など、共産党の連携提案に対して常に上から目線で、まともに応じる気はない。


ただ、一方で「シールズの人気は欲しい」「戦争法廃止・安倍政権反対の人たちの票は欲しい」という下心は丸見えなのでそういった団体には異常に気を使う。


上記の2点から見て、やはり民主党は「憲法違反の自公を本気で倒す」とか「立憲主義を回復する」と言ったことはまったく考えていませんね。口ではそう言ってますがただただ、自分達への票が欲しいだけ、野党第1党でいたいだけという姿勢を微塵も崩していません。


ただ、これは想定内でもありますよね。今国会だって民主党は国民の声があまりにも大きくなって本腰を入れざるを得なくなって、参議院からようやく動き出しただけですもんね。


ということで、僕は今の民主党の方針は「共産党の呼びかけには応じず、SEALDsの人気だけ利用して、野党第1党を確保」だと考えてます。でも、そのお大臣様のような態度は国民の声で変えることはできます。街宣などで民主党議員が来ていたらとっ捕まえて、「どうなってるんだ!」とどんどん追い込んでいきましょう。


前回のシールズ東海での街宣でも今国会で一躍名を上げた民主福山議員が来てましたが、聴衆の反応は薄〜いものでしたし、「野党共闘は、どうなってるんだ!」のヤジが飛んでいました。



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/821.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 遺族から実行犯へ「君に憎しみは与えない」全文:作者の妻が本当に死んでるのならオランド大統領は殺人犯

 犯罪をでっち上げてでも支配を完遂する国家機関は当然のことだが、ニュースに使える元ネタから見栄えのするいいシーンを見つけ出すために編集し現地で取材もしている日本のTV局など主要メディアは、フランスなどから手に入れた映像リソースの確認や入手情報を通じて、「パリのテロ」が「偽テロ」だとわかっている。
(経営及び報道分野幹部に限られ、一般記者やアナウンサーはしらないかもしれないが)

知っていながら、“大人だから”・“仕事だから”と心で言い訳し、イスラム過激派の犯行とし、「偽テロ」を示す映像を切り貼りして垂れ流し続けている。
 そのあげく、“偽遺族”(死んでいたらオランド大統領は権力乱用罪や誣告罪ではすまず殺人犯)の“精神性の高い名文”と錯覚させて人々をたぶらかす文章まで報じているのが世界の主要メディアである。

(心の中で言い訳するひとであればいいほうで、騙されてる大勢の人々をあざ笑って楽しんでいる連中も少なくない)

欧米先進国の支配層は、悪魔と天使のあいだで変わり身が早いえぐい精神性の持ち主であることを忘れずに。

※参照投稿

「仏オランド政権の醜悪な「偽テロ」その1:リアリスト勝新なら激怒の出来の悪さ:こんな低レベルフェイクに騙されたら恥!」
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/785.html

==========================================================================================================================
遺族から実行犯へ「君に憎しみは与えない」全文[NHK]
11月20日 20時03分

パリの同時テロ事件で妻を亡くした男性が実行犯に宛てたメッセージをフェイスブックに投稿し、「憎しみに怒りで応じることは君たちと同じく無知に屈したことなる」などと述べ、憎しみを憎しみで返さない姿勢に共感が広がっています。メッセージの全文です。

『君たちは私の憎しみを得られない』

金曜日の夜、私のかけがえのない人、そして息子の母親である人の命を君たちは奪った。

けれども、君たちは私の憎しみを得られないだろう。君たちが誰なのか知らないし、知りたくもない。君たちの魂は死んでいる。

無差別な殺りくの名目となった神が自分の姿に似せて人間をつくったのだとしたら、妻の体の中にある銃弾の一つ一つが神の心の傷となるだろう。

だから、憎しみという贈り物はあげない。
君たちは憎しみを求めたが、憎しみに怒りで応じることは、君たちと同じく無知に屈したことになる。

私が怖がり、市民を警戒の目で見て、安全のために自由を犠牲にすることを君たちは願っているのだろう。しかし、君たちの負けだ。私は変わらない。

何日も何夜も待ち、私はけさ、ようやく妻に対面した。彼女は先週の金曜日に出かけたときと同じくらい美しかった。12年以上前に激しく恋に落ちたときと同じくらい美しかった。

もちろん、私は深い悲しみに打ちのめされている。
君たちが小さな勝利を収めたことを認めるが、それも長続きはしないだろう。

妻は私たちのそばにいる。
君たちが決して行くことができない自由な魂の天国で妻と再会できることを私は知っている。

私と息子は2人になったが、私たちは世界中の軍隊よりも強い。それに、私はこれ以上君たちのために割く時間はない。

昼寝から目を覚ますメルビルのそばにいてあげなければならない。息子は生後17か月で、いつもと同じようにおやつを食べるだろう。そして、いつもと同じように私たちは遊ぶだろう。

息子が幸せに、自由に生き続けることが君たちを辱めるだろう。
なぜなら君たちは、息子から憎しみを得られないからだ。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151120/k10010314241000.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/822.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 9条発案者は幣原首相<本澤二郎の「日本の風景」(2181) <マッカーサーも驚く戦争放棄> <9条誕生秘話>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52120626.html
2015年11月21日 「ジャーナリスト同盟」通信

<マッカーサーも驚く戦争放棄>

 天皇制国家主義という前近代の政治体制下の日本為政者は、敗戦時でも時代の変化を読み切れず、明治憲法の焼き直しの改正案(大日本帝国憲法改正案)でやりくりしようとしたことを、憲法学者はみな承知していることである。あまりのひどさに、ポツダム宣言を履行する立場のGHQも、基本的な原則を用意するほかなかった。そこに、当時の幣原喜重郎首相の9条案が飛び出した。これにマッカーサー元帥も驚いたようだが、次の吉田内閣のもとで徹底審議のうえ、圧倒的多数で成立した。それが現行の日本国憲法である。戦後70年の平和の原動力である。

<日系将校の証言>

 クリントン・民主党政権発足直後のアメリカを1か月かけて、取材旅行をしたことがある。これの概要は「アメリカの大警告」(データハウス)に詳しいが、西部カルフォルニア州のサンフランシスコ郊外で、元日系将校のオクノ・シロウと会見、新憲法誕生時の日本印象を証言してもらった。
 彼は「日本人すべてが歓呼の声でもって受け入れていた」と即答した。反対派はいなかった、というのだ。「仕事の関係で地方にも行ったが、農民団体の組合事務所の壁には、憲法誕生を喜ぶポスターも貼ってあった」とも語った。

 オクノは通訳将校であった。日米開戦を前にして、米軍は頭の良い日系米人の若者を集めて、日本語教育を特訓した。彼はその一人だった。日本占領下、GHQで活躍した人物である。会見は1993年3月のことである。
 農場を営んでいたオクノは、別れ際に「日本は2度と戦争をしてはいけない」と訴えた。祖国の悲劇を2度と見たくない、とも言った。

<9条誕生秘話>

 これまで考えを進めてきたときに、9条というものが思い浮かんできた。そうだ、誰かが自発的に武器を捨てるとしたら?最初それは脳裏をかすめたひらめきのようなものだった。
 この情勢の中で、天皇の人間化と戦争放棄を同時に提案することを、僕は考えたわけである。そこで僕はマッカーサーに進言し、命令として出してもらうように決心した。

 この幣原証言は、2004年(平成16年)11月10日の第161回参院憲法調査会に提出された「幣原喜重郎の語り」からである。「津久井進の弁護士ノート」に載っている。
 ポツダム宣言を完璧に履行できる9条であることに、マッカーサーも脱帽したであろう。

<井上清著の「日本の歴史」>

 日本を代表する歴史家・井上清は、新憲法制定について「まず要綱、ついで正式の草案が公表され、国民の検討にゆだねられた。その後の選挙で選ばれた議会で十分に審議され、修正もされた」と冷静に記述している。
 民主政治は過程を重視する、この点で日本国憲法制定に非はない。戦争法で見せた安倍・自公の暴走とまったく異なる。

 彼は続ける。「新憲法は支配階級には”おしつけ”、民衆はそうではなかった。熱烈に歓迎された」のである。ここでいう支配階級とは、侵略戦争を反省しない安倍の祖父や財閥ら戦争勢力のことである。
 戦時中、内務官僚だった奥野誠亮は、先ごろ102歳にして日本記者クラブにきて「侵略戦争」を敢然と否定した。謝罪することに対して「恥ずかしい」とも述べている。
 当時の官僚もまた「支配階級」であった。その後継者が安倍であり、今の自民党、これに追随する公明党創価学会ということになろう。日本は、こうしてみると、乱世・戦国時代に突入していることにもなろうか。

<沖縄県民の戦いを支援する日本人へ>

 安倍晋三は、先のオバマ米大統領とのマニラ会談で、辺野古移転について、何としても約束を守ると公言した。改めて沖縄に緊張の槍を投げつけた。

 なぜか?彼は本当に日本人ではないからだ。沖縄と沖縄県民への差別である。しからば、沖縄県民の戦いを支援する日本人でなければ、9条に顔向けできないだろう。
 アメリカの労働組合も、沖縄を支援すると立ち上がったという。米国の市民・労働者との連帯は重要である。韓国の従軍慰安婦運動も米国で歓迎されている。沖縄の問題では、韓国や中国にも支援する仲間がいるだろう。国際連帯で米帝と極右政権を追い出すしかない。これは日本国憲法9条が命じている。

<9条は世界の最高峰>

 戦争放棄の9条が、犯罪である戦争をなくす唯一の方法である。日本は、そうして国際社会に認知されたものである。9条はアジア諸国民への永遠の公約でもあるのだ。武器弾薬で幸せは来ない。
 幣原もマッカーサーも正しかった。9条は世界に冠たるもの、最高峰のものである。

2015年11月21日記(ジャーナリスト・日本記者クラブ会員)

 

http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/823.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 安倍政権で企業の内部留保課税が浮上!?菅官房長官「政策的議論を深めていただく」麻生財務相「何のためにするのか」
安倍政権で企業の内部留保課税が浮上!?菅官房長官「政策的議論を深めていただく」麻生財務相「何のためにするのか」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8823.html
2015.11.21 17:00 真実を探すブログ



☆内部留保課税「議論深めて」=菅長官
URL http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015112000381
引用: 
 菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、自民党内で浮上している企業の内部留保に課税する構想について、「そうした対応を行わなければ経済界のマインドは変わらないのか、政策的議論を深めていただくことがまず先決だ」と語った
:引用終了


☆麻生太郎財務相「企業は利益貯めて減税? 何のためにするのか」と疑問符 内部留保課税には否定的
URL http://www.sankei.com/politics/news/151120/plt1511200030-n1.html
引用:
麻生太郎財務相は20日の閣議後会見で、自民党内で企業の内部留保への課税を検討する動きがあることに関し「二重課税になり得るのはいわずもがなの話だ。内部留保課税の話を(財務省内で)検討させているという事実はない」と述べ、否定的な見解を示した。
:引用終了


以下、ネットの反応
















私は内部留保課税には反対です。企業の内部留保は確かに問題がありますが、それでも企業の資産である以上は政府が徴収という形にするのは不味いと思います。


内部留保課税が認められた場合、そのまま資産課税という話が出てくることになるでしょう。内部留保を使わせるという意味では悪くはないですが、資産という側面から見ると課税には断固反対です。
内部留保を使わせて景気を良くしたいのならば、内部留保の使用を促せるような景気浮上策を打ち出すべきだと言えます。


政府の“内部留保批判”に反論 米倉経団連前会長(15/11/16)


大竹まこと×眞鍋かをり:企業内部留保が過去最高、賃金は上がらず


関連記事
財務省「内部留保金への課税」検討の脅威 〜非協力的な大企業が晒される日も近い?(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/15/hasan102/msg/738.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/824.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 11月の安倍首相の日程、半分が外遊期間に!G20やASEAN等で異例の長期旅行!
11月の安倍首相の日程、半分が外遊期間に!G20やASEAN等で異例の長期旅行!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8826.html
2015.11.21 18:00 真実を探すブログ



☆1カ月の半分 首相外遊 G20、ASEAN、COP21…
URL http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201511/CK2015112102000124.html
引用: 
 【クアラルンプール=関口克己】安倍晋三首相は20日、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議出席のためマレーシアに到着した。首相は11月、多くの国際会議などに出席し、1カ月の半分を海外で過ごすことになる。
 一、二日はソウルを訪問し、約三年半ぶりの日中韓首脳会談を行った。中韓首脳とは個別にも会談。韓国の朴槿恵(パククネ)大統領と就任後、初の首脳会談を行った。中国の李克強首相とは、東シナ海でのガス田開発問題などを話し合った。
 十三日からは、トルコ最大の都市イスタンブールを訪問し、エルドアン大統領と会談。十五、十六日は同国のアンタルヤでの二十カ国・地域(G20)首脳会合に出席した。
 十七日昼にいったん帰国し、翌十八日早朝にはフィリピンに向け出発。マニラでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席した。十九日にはオバマ米大統領と四月以来の日米首脳会談を行った。
 マレーシアには二十日から二十三日まで滞在。日ASEAN首脳会議や日中韓ASEAN首脳会議、米国などを含めた東アジア首脳会議(EAS)などが予定されている。二十九日からは、パリで開かれる国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)に参加する予定だ。
 十一月は毎年、世界各地で国際会議が開かれる。十二月のクリスマスシーズンを前に一年間を総括する会議が開かれるためだ。
:引用終了


以下、ネットの反応


















外遊と言っても外交がかなり多かったので、一概に批判するのは難しいですね。ただ、11月のほぼ半分を海外で過ごしたというのはちょっと多すぎだと言え、無駄が無かったのか野党にはチェックして欲しいと思います。
国会を開かずに外遊していることも問題で、10月〜12月の間に臨時国会くらいはどうにかやるべきでした。


中国牽制どこまで ASEAN首脳会議に臨む安倍総理(15/11/21)


中央アジアで存在感示せたか 安倍総理、歴訪終える(15/10/28)



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/825.html

記事 [政治・選挙・NHK196] NHKのニュースを見たら、安倍首相が「指示」を求めたんやて。やっぱり安倍首相はアメリカの指示で動いてたんやね。







http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/826.html
記事 [政治・選挙・NHK196] 石破氏「共謀罪は必要」(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151120-00000155-jij-pol
時事通信 11月20日(金)19時7分配信


 石破茂地方創生担当相は20日のTBS番組収録で、パリ同時テロを受けて「共謀罪」創設を含む法整備を求める声が自民党内で上がっていることに関し、「テロは待ってくれない。丁寧で真摯(しんし)な説明をして議論する。成立は必要なことだ」と訴えた。

 共謀罪の創設に当たっては「(対象を)重大な罪に限るとか、国民の権利を抑圧してはいけないとか、何重にも縛りをかけないといけない」と指摘した。 
http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/827.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 本サイトがスクープした自衛隊大物OBのロシアスパイ問題が今頃浮上! 抑え込んでいた官邸が解禁した理由とは(リテラ)
           安倍首相は自らの政策のためなら警視庁の捜査もコントロールするのか(YouTube『ANNnewsCH』より)


本サイトがスクープした自衛隊大物OBのロシアスパイ問題が今頃浮上! 抑え込んでいた官邸が解禁した理由とは
http://lite-ra.com/2015/11/post-1703.html
2015.11.21. リテラ


 陸上自衛隊の元幹部が在日ロシア大使館の軍人外交官に防衛省の内部資料を渡したとして、警視庁公安部が自衛隊法違反の疑いで書類送検する方針を固めた。本日、こんなニュースが新聞各紙で一斉に報じられた。

 じつはこの事件、本サイトが今年6月6日に「スクープ!自衛隊大物OBにロシアスパイ疑惑!安保法案への影響怖れ官邸がもみ消し」という記事で、元「東部方面総監」がかつて部下だった現職自衛官を通じ、自衛隊の内部書類を入手、軍出身のロシア大使館関係者に提供したと報じていたものだ。

 さらに翌7日には本サイトの報道を産経新聞も後追いし(「元陸自幹部 露に情報漏洩か 警視庁公安部が事情聴取」)、「陸上自衛隊の戦術などについて記述された「教範」と呼ばれる冊子を譲渡」などと報じた。

 いずれも今回報じられた内容とほとんど一致している。公安は半年も前に情報をつかんでいながら、なぜ今ごろ書類送検なのか。

 実はこの事件については、官邸が警視庁に圧力をかけて捜査をストップさせていた。半年前の6月といえば、安保法制審議の真っ最中。防衛省の暴走なども指摘されていたなか、元自衛隊幹部と現職自衛官の絡んだ情報漏えいという不祥事が明るみになれば、安保法制審議への妨げになりかねない。また、官邸はこの時点ではまだ、プーチン大統領の訪日を実現しようとしており、その交渉に影響があることを嫌がったのではないかといわれていた。

 しかし、ここにきて安保法制が成立した上、イスラム国への対応をめぐり米露の対立が激化。プーチンの訪日もなくなった。そこで、官邸が捜査を解禁したということらしい。

「官邸は対テロ対策を大義名分に共謀罪や盗聴体制を強めようとしていますから、逆にこの事件の捜査を進めて、その管理強化の世論作りに利用しようとしているのかもしれません」(政治部記者)

 自らの政策をゴリ押しするために、警視庁の捜査をコントロールする安倍政権。本誌が当時、つかんだ情報と官邸の狡猾な実態を以下に再録するので、ご一読いただきたい。
(編集部)

********************

 混迷が続く「安保法制」の国会審議。そこへ追い打ちをかけるような、とんでもない防衛スキャンダルがここにきて持ち上がっているという。匿名を条件に、ある防衛省関係者が打ち明ける。

「陸上自衛隊の大物OBが、あろうことか、ロシアの情報将校と接触し、自衛隊内部の文書を渡していたという疑惑が持ち上がっています。しかも、この大物OB、その立場を利用して、かつての部下だった現職自衛官に文書を持ち出させたというおまけ付き。万が一、情報漏えい事件として立件されようものなら、安保法制の審議はストップしてしまいます」

 安倍政権はこの疑惑にピリピリしているようだ。国会審議もさることながら、「今年中に実現するかもしれないプーチン大統領の訪日にこだわる安倍晋三首相の意思をおもんばかり、官邸サイドは警察当局に対して、今回の立件に暗に待ったをかけている」(官邸関係者)ともいわれているのだ。

 官邸を悩ませている疑惑について、さっそく報告していこう。

 陸上自衛隊では、ナンバーワンに当たる陸上幕僚長のもと、全国を5つのブロックにわけて「方面総監部」を置いている。疑惑の人物は、首都を守る方面総監部を率いるトップ「東部方面総監」だったという。「その東部方面総監は陸上自衛隊内で、いわゆる情報担当をつとめたことがあります。陸海空の3つの自衛隊を総括する統合幕僚会議で作戦参謀として活躍したこともあり、まさに主流派として王道を歩いていました」(防衛省担当記者)

 数年前退官したこの元総監は、やがて世界的なメーカーの顧問に就任すると、世界中を飛び回っていたらしい。とても社交的な性格で、ロシア人に限らず、外国人との接触も多かったようだ。そんな中、疑惑とされる「接触」が行われたという。前出の防衛省関係者の話。

「日本国内にあるロシア大使館駐在のロシア軍部出身者と接触し、防衛に関する複数の資料を提供してしまったようです。防衛省が困ったのは、ほかでもない、警察当局のいわゆる外事警察がピッタリとマークし、受け渡し現場をつぶさに撮影していたからなんです」

 しかし、大物とはいえ、OBであれば、内部文書を持ち出すのも容易ではない。そこに一枚かんだのが、かつて部下だった現職自衛官なのだ。前出の官邸関係者がこぼす。

「その部下とは、女性自衛官で、大物OBとは愛人関係にあったのではないかといわれている。情報漏えいだけでも大事なのに、“愛人疑惑”まで持ち出されたら、もう国会審議なんて持ちこたえられない」

 そこで、官邸は総力をあげて事件もみ消しに動いているらしいのだ。

 実はこれにかぎらず、最近、官邸を悩ます公安事件が続いている。今年5月には、北朝鮮からマツタケを不正輸入したとして、警察当局は、朝鮮総連トップ・許宗萬議長の次男を逮捕している。拉致事件をめぐる日朝交渉の真っ直中だっただけに、官邸の慌てぶりはただごとではなかったようだ。官邸担当記者が言う。

「2年前にこの次男の関係先は家宅捜索されていたようだ。しかし、立件できるかどうかは微妙な内容で、官邸もまさか立件するとは思っていなかった。ところが、日朝交渉が始まったとたんにそれを妨げるように捜査が始まったのです。官邸の激怒ぶりはすさまじかったようです」

 もっとも、警察当局のこうした動きは、安倍政権がつくりだしたものでもある。安倍首相による公安警察の重用、そして右派強行路線で、警察当局はすっかりイケイケドンドンになって、仮想敵国に関係するような団体を片っ端から捜査し始めた。ところが、肝心の官邸はそんなに単純ではなく、とくにロシアと北朝鮮については、外交優先の方針をとった。つまり、警察当局としては梯子を外された結果になってしまったのである。

「はっきりは断定できませんが、見方を変えれば、安倍政権を支えてきたはずの警察当局の一部が、一連の事件を通じ、離反を始めたといえなくもない。いずれにしても、今は、官邸と警察当局のせめぎあいの真っ最中という感じなので、予測がつかない」(前出・官邸担当記者)

 安保法案審議の最中に浮上したこの自衛隊スキャンダルがいったいどうなるのか。要注目である。
(田部祥太)



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/828.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 辺見庸 ちょっとおどろいている。北日本放送が昨日夕、ニュース番組でわたしへのインタビューを放送した。
日録1 私事片々 2015/11/10〜

・きのふYさんがクリスマスローズを坪庭に植えてくれた。赤い実をつけた鉢も移植したが、名前を失念した。今朝、さっそく鳥が飛んできた。赤い実をついばんだところは見ていない。高桑さんとけふ「社会ファシズム論」とコミンテルン第7回大会の「人民戦線路線」について長いこと話す。数十年ぶりのおさらい。疲れた。トロツキーの「社会ファシズム論批判」のことも。1920〜30年代にはすでに、いまの怪(珍)現象の祖型のほとんどがあったのにはあらためておどろかされる。げんざいの歴史は、いまはじめて経験されているのではない。まあたらしいテクノロジーはあっても、新品の歴史はない。1920〜30年代は複雑で、やっかいで、どこまでもいやらしい。あくことない陰謀と裏切りと組織の内訌。なぜニッポンの民衆はたちあがって戦争をやめさせることができなかったのか。革命は人間的な理由から発して非人間的な結果を生じる、にしても、ニッポンのマスメディアそして知識人≠フオポチュニズムと幼稚さ無知、無責任ぶりは、いまもむかしもまったく変わるところがない。「反資本・反共・反ファシズム」の三反主義をかかげた社会大衆党は、なぜあれほどまでにファッショ化し、結局、大政翼賛会に合流してしまったのか? 対中侵略戦争直前のこのクニには、天皇制ファシズムも軍国主義も自由主義も社民主義もあるにはあったのだった。天皇制ファシズムと軍国主義が言論のすべてを圧殺して、その結果、戦争が発動されたとはかならずしも言えない。日中戦争開始までは言論活動がそれなりに許されていたのであり、ニッポン型社民主義はまだかつかつ生きてはいた。デモクラシーが理念としてもかんぜんに燼滅したのは、主として戦争発動後である。社民主義は反戦運動をまったく組織せず、戦争を阻止し(でき)なかったけれども、戦争は社民主義さえ一気に消滅させたのだった。だいたい社民主義が帝国陸軍と連携し戦争を積極的にあとおしするなどという、およそありうべからざることがおきていたのだ。とうじは社民主義か国家社会主義か、その区別さえ知識層のあいだでもわからなくなっていた。それが実相だ。いまとの類似点、いま学ぶべき点、検証されるべきできごとが無数にある。高桑さんは「砕氷船理論」についても持論をかたった。砕氷船理論!耳にしたのは学生のときいらい。なんだかなつかしかった。けふ、来春の大阪講演のスケジュール、コンセプトのあらましが実行委員会から送られてくる。コンセプトには「戦争法の強行採決、原発再稼働、格差の拡大、ネオファシズムの台頭、自由度の縮小等、歴史が目まぐるしく反転する中にあって、私たちはどこに連れていかれようとしているのか。さまざまな疑問と難題が沸騰するなか、原点にかえり、反戦主義の可能性を探る言説を展開中の辺見庸氏を招き、今どのような時代に生きているのか、私たちにどんな可能性があるのかを考える」とあった。「反戦主義の可能性」の文言だけ、「妥協なき徹底的反戦主義の可能性」に変えていただくことにする。来月19日の横浜講演の趣旨と基本的にはおなじだ。大阪講演では、会場でチェリスト中山由香里さんに約15分の演奏(バッハ「無伴奏チェロ組曲1番からプレリュードほか」)をしていただくことになった。うれしい。横浜講演にせよ大阪講演にせよ、まったく少数のひとびとの手づくりだ。こちらとしてはそれまで最低限、生きていないといけない。(2015/11/10)

・権力をあまりに人格的にとらえるのはどうかとおもう。口にするのもおぞましいドブの目をしたあの男を、ヒステリックに名指しでののしれば、反権力的そぶりになるとかんがえるのは、ドブの目をしたあの男とあまり変わらない、低い知性のあらわれである。権力の空間は、じつのところ、非人格的なのだ。だからてごわい。中心はドブの目をしたあの男=安倍晋三であるかにみえて、そうではない。ドブの目をしたあの男はひとつの(倒錯的な)社会心理学的な表象ではありえても、それを斃せば事態が革命的に変化するようなシロモノではない。権力には固定的な中心はなく、かくじつに「われわれ」をふくむ周縁があるだけだ。ドブの目をしたあの男は、陋劣な知性とふるまいで「われわれ」をいらだたせ、怒らせるとともに、「われわれ」をして社会心理学的に(かれを)蔑視せしめ、またそのことにより、「われわれ」が「われわれ」であることに無意識に満足もさせているのかもしれない。ところで、「われわれ」の内面には、濃淡の差こそあれ、ドブの目をしたあの男の貧寒とした影が棲んでいるのだ。戦争は、むろん、そう遠くない。そう切実にかんじられるかどうか。いざ戦争がはじまったら、反戦運動が愛国運動化する公算が大である。そう切実に予感できるかどうか。研ぎすまされた感性がいる。せむしの侏儒との「ふるいつきあい」がベンヤミンのなにかを決定した。そう直観できたアレントほどするどくはなくても、研ぎすまされた感性がいる。けふコビトがきた。ミスドにいった。(2015/11/11)

・〈暴力〉とはなにか、は、〈顔〉とはなにか、とともに、すぐれて今日的テーマでなければならない。このことも来月19日の横浜講演(および来春の大阪講演)で触れざるをえないだろう。〈暴力〉にかんする誤解は、スターリニズムにたいする無知と誤解に、かつてもいまもじつによく似ている。スターリン主義を、たんに粛正とテロルと抑圧という行動現象だけでとらえるのはとんでもないまちがいだ。一見平穏で一見遵法的で一見理知的な静かなるスターリニズム≠ヘ、ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・スターリン存命中にもあったし、没後にもあり、ファシズムとともに、いまも綿々としてつづいている。歴史の目的論と国家論、組織論ひいては偏頗な人間論に根ざす静かなるスターリニズム≠ノは一時、サルトルやメルロ=ポンティも同調していたほどだが、なぜそうだったかはここでは措く。さしあたり〈暴力〉のかくされた位相が静かなるスターリニズム≠熹O頭に、いまはイメージされなければならない。そして〈暴力〉の従来型イメージは大胆にめくりかえされなければならない。わたしに言わせれば、たとえば、遵法的服従はしばしば犯罪よりもよりいっそう犯罪的な〈暴力〉となりうる。それはミルグラムが『服従の心理』(山形浩生訳)の第1章「服従のジレンマ」で引用しているC.P.スノーのことば「人類の長く陰気な歴史を考えたとき、反逆の名のもとに行われた忌まわしい犯罪よりも、服従の名のもとに行われた忌まわしい犯罪のほうが多いことがわかるだろう」にもかかわる。服従という非〈暴力〉は、無関心という非〈暴力〉とともに、反逆的〈暴力〉よりもはるかに暴力的で犯罪的である……とわたしは年来おもっている。辺野古におけるあからさまな国家暴力をまえにして見て見ぬふりをするホンド民衆の非〈暴力〉は、沖縄にたいするホンドの圧倒的かつあまりにも理不尽な〈暴力〉の行使にひとしいことは言うまでもない。安保法制反対をとなえる服従(屈従)的デモのあとにデモ参加者が路上清掃をしたという美談≠、もしもアーレント(あるいはローザ・ルクセンブルク)が聞いたらなんと言うだろうか。ハハハとふきだすか、ちょっと、それは国家暴力と同質じゃないの、と言うにちがいない。町内会(あるいは自治会、自警団)的〈暴力〉、貧困と差別の〈暴力〉が各所に伏在するこのクニには、自覚せざるネオ・ファシズムのほかに、それを支持、補強する静かなるスターリニズム≠熕ィいを伸張しつつある。じつに面妖である。〈顔〉について書くのが面倒になった。一言だけ。ドブのような目をしたあの男の〈顔〉は、外部にとりかえしのつかないかたちで露出してしまった〈暴力〉なのであり、ことばの本質的意味あいで公序良俗に反する。現行犯逮捕すべきである。(2015/11/12)

・昨日は久しぶりに東京にいった。1日だけでたくさんのことがあったようにおもいだされる。堀田善衛の『時間』復刊(岩波現代文庫)にかんし、岩波書店で北日本放送TVのインタビュー。『時間』の復刊はひとつの「事件」だ、とおもったままのことを話す。復刊を企画、実現した編集者Nさんとそこではじめて会う。メールのやりとりはしていたが、初対面。『時間』復刊をおもいたち、わたしに解説を書かせた編集者。オシップ・マンデリシュタームやシャラーモフに詳しい男……というのはメールで知ってはいた。文面に落ち着きがあり、ですぎず、問い合わせへの応答がはやく、抑制的ながらわたしの下品なユーモアを解し、しかし、あくまでも礼儀正しいので、熟達の編集者で、当節めったにはいない教養人、歳のころは推量するに50〜60くらいか。てっきりそうおもっていた。仰天した。眼前の男は長身痩躯でじつにもの静かな若者。おもわず歳を訊いたら、こともなげに28だという。絶句。昭和末年に生まれ、身体的には昭和をなにも知らないであろうはずの若者が、1950年代の堀田の問題作『時間』を復刊したとは!N君にはまったく気負いがなかった。わたしの連載「1★9★3★7」を読んでいて、そこになんども引用されている『時間』が絶版になっていることを知り、復刊をかんがえたという。笑いだしたくなるぐらいおどろいた。愉快だった。近来まれな快事とはこのことだ。絶版になった新潮文庫版『時間』の古本はAmazonでいっとき7000〜8000円の高値になっていた。だから復刊して儲けようという意図など毛頭ないことは、かれとのやりとりでわかりきっていた。そんなことより、『時間』復刊の歴史的意味がはるかに重い。それは南京大虐殺という史実への編集者の現在的位置を表明することにもかかわる、すぐれて個的なあかしでもある。それなりの勇気もいる。が、N君は涼しげだった。まったく力みがなかった。にもかかわらず、『時間』―『1★9★3★7』―げんざい、という流れに、戦慄すべきなにものかをかんじとっていることはあきらかであった。わたしが内心、驚倒したのは、そうした歴史的、世界史的イメージ(普遍的危機)の感得が28の若者にも可能らしいという、わたしの偏見を軽々とくつがえす事実に、である。かいかぶりではない。昨日は北日本放送の濱谷さんのはからいで堀田善衛の著作権継承者であるお嬢さんと電話でお話しすることもできた。電話のむこうに歴史と時間がはげしくうずまいていて目眩がした。昨日はまた、早稲田のホテルのロビーで転倒し、ガーナのコワクさんに助けおこされた。深い美しい目をした人だ。くらべものにならないほどの色模様の内面がつややかな瞳からこぼれ落ちている。夜、M君から電話。日本共産党機関紙しんぶん赤旗が、みずから申し込んできた『1★9★3★7』(イクミナ) にかんするわたしへのインタビューを急きょ中止するむね連絡してきたという。数日前に、インタビューしたいので都合のいい日時を提示してほしいということで、今月17日午前11時半を提案した矢先の、不可解な、そして無礼千万なドタキャン。不快だな、とはおもうが、まったく予期していなかったわけでもないので、心はさほどに沸騰しない。ただ、なにか不気味なものを感じる。M君ら編集者たちは一様におどろき、国会前の権力屈従的デモにたいするわたしの批判を、日本共産党への批判と同一視したすえの、「スターリン主義的な傲慢・短絡」の発露だろうと言う。だろうか?わからない。ともあれ、インタビューはかれらが申し込んできたのだ。それを、納得できるじゅうぶんな理由もなくキャンセルするというやりかたはとうてい尋常ではない。「国民連合政府」樹立をよびかける政党の、これが〈道理〉というなら、わたしはちゃんちゃらおかしいと嗤うしかない。とまれ、流砂的政治状況のいま、これは考察の対象ではある。『時間』を復刊したN君のあくまでも静かな目、ガーナのコワクさんの、視たものを吸いこむような瞳をおもう。それらの目こそ視るに値する。そう言えば、堀田善衛は共産党を信じなかった。昨日、朝日新聞朝刊一面に『1★9★3★7』の三八広告が載る。オビ文をそのままつかっているようでいて、じつはそうではない。おもしろいものだ。肯綮がちゃんとはずしてある。おどろくべき「獣性」と「慈愛」をつないだ天皇……の文言は、だれがそれを指示したのか、きれいに消えていた。隣には佐藤優なる人物の本の広告、2センチ右上には皇室特集記事の案内。膚がザワザワする。(2015/11/14)

・大道寺将司最新句集『残(のこん)の月』(太田出版)を読む。ブスリ。脳天に垂直に五寸釘を打ちこまれる。どんな評言も『残の月』には近づけまい。(2015/11/15)

・日本共産党機関紙しんぶん赤旗が、拙著『1★9★3★7』をめぐるインタビューを申しこんできながら、こちらがそれをOKし、インタビュー日時を提示したにもかかわらず、突如「中止」を通告してきた経緯は、むろん、釈然としない。だが、このような言い方は党機関の内部文書のように人間のにおいに欠ける。インタビューを申し込んできたK記者は、「辺見さん」と「われわれ」には考え方のちがいはあるけれども、『1★9★3★7』は赤旗紙上でもぜひ紹介したいので……と要請の理由を率直に話してくれたのだそうだ。わたしはK記者の取材動機と発意を、わたしの担当編集者から聞いて、なにがなし好感をもった。わたしは同党と考え方がぜんぱんてきにことなる。しかし、これまで赤旗のインタビューを断ったことはない。極右紙ならいざしらず、とくに断る理由がないからである。『1★9★3★7』は、多喜二虐殺と官憲のかかわり、それについての国会でのやりとりなどについて、昔の赤旗の記事を参考にもしている。だから、そのこともふくんだうえでのインタビュー申し込みなのかな、とおもっていた。急きょ「中止」を連絡してきたK記者は極度に緊張し、泣きだしそうなほど声がふるえていたそうだ。突然のとりやめがK記者の意思ではなく、「上部からの指示」であることは歴然としていた。わたしの担当編集者M君はかなり怒って、赤旗編集局に抗議の電話をした。すると、責任者は紙面スケジュール上の理由であるむねを冷然と言いはなったそうだ。そんなことは理由にならない、失礼ではないかと反ばくしたところ、言いがかりをつけるのか、邪推≠ヘやめろ……といった趣旨のことを傲然と告げられたという。この話はすべてM君からの伝聞であり、赤旗責任者からちょくせつに聞いたことではない。責任者はきょうにいたるも、ドタキャンの「弁明」をわたくしにしてきてはいない。わたしのほうも、共産党に謝ってほしい、釈明してほしいとは、かならずしもおもっていない。どのみちそうはしないだろうから、求めもしなかったのだ。M君は先だって、お父さんを亡くしている。この1年でご両親があいついで他界した。共産党にはあずかり知らぬ話だろう。だが、わたしにはとても大事な話だ。『1★9★3★7』の編集、校正の追い込み期間には、危篤状態だったお父上が、息子の仕事をわかっていたかのように、なんとかがんばって小康をたもってくれたのだった。『1★9★3★7』編集、校正をやっとのことで終えるのとほぼ同時に、お父さんは息をひきとった。日本共産党にはなんの関係もない話だ。だが、インタビューがあったら、わたしはそのことを言おうとおもっていた。紙面に載ろうと載るまいと。一冊の本をこしらえるということは、ありとある人間の葛藤をためらわず、ひきずるということだ。『1★9★3★7』は赤旗だけでなく志位和夫委員長らにも献本されているらしい。志位さんの読後感を聞いてみたかった。わたしは中野重治を何冊か読んだことがある。『甲乙丙丁』も。中野はニッポンとニッポンジンそして共産党を知るうえで、たいへん重要な作家だ。赤旗編集局の諸君は、中野重治をどれほど読んでいるのだろう。中野重治についてなにをおもっているのだろう。M君はまだ怒っている。「辺見さんは赤塚不二夫の漫画『狂犬トロッキー』のようにおもわれているんじゃないですか。ハハハ……」と冗談を言われた。怒りをまぎらわしているのだ。『狂犬トロッキー』をわたしは知らない。わたしが提示したインタビュー日時は明日朝、2015年11月17日午前11時半からだった。K記者にはなんの責任もない。志位さん、ぼくは前よりもっと憂うつになったよ。(2015/11/16)

・(承前)というわけで、2015年11月17 日の朝をむかえた。ずいぶん暖かな午前。穏やかだけれど、この気温は不穏だ。不時現象という。だが、毎日毎日が不時現象のれんぞくである。すると不時現象が常態となり、「常」とは、結果、「不時」となる。「ときあり」ということばは死語になるのかもしれない。11時半。この時間に、もともと柏木氏と会うことになっていたのだが、日本共産党機関紙しんぶん赤旗のインタビュー申し込みのために、日時をずらしてもらったのだ。柏木氏にはわるいことをした。わたしはかれに詫びた。だが、日本共産党も「赤旗」も、インタビュー中止について、わたしに詫びてきてはいない。電話1本こない。11時35分。志位さんは電話をくれない。小池晃さんからも梨のつぶて。たったの電話1本。それもできないのだろうか、とわたしはほんとうはおもってはいない。それは、本音を言えば、無人冷酷資本主義システムAmazonからの〈ほんとうの人の声〉を期待するのとおなじほど、おそろしく無意味なことであろうからだ。ただ、「もしや」という気分もまったくないわけではなかった。インタビューはこちらからお願いした話ではない。「赤旗」のほうから要請してきて、わたしに日時場所を提示させたのだ。こちらが中止したのではない。非礼なのはどちらかぐらい、自民党の村会議員(失礼!)にでも(のほうが、と言うべきか)わかる話ではないか。これは瑣事かもしれない。忘れてしまえ。そうおもわぬでもない。が、なにかが黒いネバネバした蜘蛛の巣のように胸にひっかかる。K記者は「上部の指示」に泣く泣くしたがわざるをえなかったのだろう。紙面スケジュールを無視してインタビューを申し込むなど、党機関紙だろうが商業紙だろうがありえない。K記者という生きている人間の意思を「上部の指示」が消したのである。この「上部の指示」の理由と背景、あるいは指示の発出者がだれかについて、党には外部に公開する義務も意思もない――ということか。ほう、それって、ちょっとすごくないか。拙著『1★9★3★7』は、聞くところによると、天皇には、(そうすべきなのに)献本していない。本文中で昭和天皇の戦争責任についてさんざ書いてあるにもかかわらず、今上天皇には送られていない。送り方がわからないからだろう。安倍晋三というならず者にも献本されていない。どうせ読まないだろうだろうからだ。安倍の私的年表には、どだい、「1937年」がまるっきりないからである。しかし、志位さんや小池さんには献本した。昭和史という、日本共産党も大いにかかわる底なしの謎について、ともにかんがえる度量と姿勢くらいはあるだろうとおもったからだ。尊敬する在日コリアンの学者らからは『1★9★3★7』につよく感応するメッセージがたくさんとどいた。しかし共産党からはK君をのぞきゼロ。なにかが変わったようだ。少なくとも、わたしにたいする「かれら」の態度は変わった。「かれら」は以前、わたしに(とくに選挙前などに)インタビューし、党を支持する文化人≠フような体裁で記事化していたのだ。謝礼はたしか7000円(税別)ではなかったか。それが「上部」の指示で変更された。わたしはずっと余儀なくわたしでありつづけているのだが、日本共産党がわたしを広義の「味方」から「敵」とみなしはじめた。そうとは知らないK記者が、 『1★9★3★7』を「赤旗」読者にも紹介しようとわたしにインタビューを申しこみ、それを知った「上部」に叱責された。そうではないのか。わたしはそう訝り、そのように想像する権利も根拠もあるとおもっている。邪推ではない。このほかにもこのところ不可解なことがつづいている。「やつは敵だ。敵は殺せ」――あらゆる政治の、いっかな超克のあたわない究極の原型は、この論理である。政治はこれをのりこえようとしながら、まったくのりこえられずに、ここまできた。「上部の指示」をはねかえせない下部≠スち。志位さんか小池さんは、ドタキャンにつき、わたしに電話1本くらいくれるべきだった。わたしと近所のマックで不味いコーヒーを飲みながら10分ほど話したって損はなかったはずだ。「敵」とはなにも話さないというのか。わたしには話す用意がじゅうぶんにあるのに。『1★9★3★7』には、〈「敵」と人間〉の問題についても根をつめて書いたつもりなのだが……。先日、編集者のN君と堀田善衛の『橋上幻像』のことを話したのをぼんやりとおもいだす。カダヴル(cadavre)のこと。「カレラノアイダニヒトツノ屍(カダヴル)ガアル」というフランス語は、「カレラハグルニナッテナニカヤッテイル」という意味になるらしいということ。N君の静かな目が、キラリと光ったっけ。N君は28歳だ。あのとき以来、口笛を吹きたくなるような浮きたつ気持ちと暗澹たる気持ちが交互にわいてくる。(2015/11/17)

・劈開(へきかい)ということばがある。裂きひらくことだ。とくに、方解石や雲母などについて、結晶が一定の方向に割れたり、はがれたりして、平面を現すことを言うらしい。ひとや組織には劈開ということばはもちいられない。けれども昔から、政治組織や政治党派を劈開してみたら、なにがみえてくるのか……といった突拍子もないことを想像(妄想)する癖がぬけない。組織の結晶度がかたければかたいほど、劈開面の紋様は他との異動と変化にとぼしく、種々様々であるべきひとの顔も見えにくかろう、というのがわたしの仮説だ。日本共産党機関紙「赤旗」のわたしにたいするインタビュー中止(ドタキャン)にさいし、この党を劈開するといったいなにが見えてくるのか、とまたも想像してしまった。説明・釈明・弁明・謝罪なき一方的ドタキャンを、ま、こんなもんでしょう、と苦笑いですますきもちもある。共産党なんてどうせそんなもんだよ、と割りきる気分だね。だが、一方で日本共産党に〈人間的例外〉を待つ(待ちたい、待つべき)という、甘い期待ではないけれど、好奇心のようなものもわたしは捨ててはいない。問答無用の例外なき〈断定〉こそ、スターリニズムの許すべからざる犯罪であった。岩波現代文庫『時間』(堀田善衛)の末尾は、「人生は何度でも発見される」である。主人公の中国人は南京大虐殺の惨禍ののちでも「人生は何度でも発見される」と言うのだ。志位さん、そうおもいませんか?あなたとわたしは歳もちがうし生き方もちがう。かんがえかた、好きな映画、好きな音楽もちがうかもしれないし、おなじものを好きかもしれない。志位さんのすべてがわたしとことなっていても(そんなことはありえようがないけれど)、わたしはあなたを一個の人間存在として、口はばったい言いかたですが、みとめる。一個の人間存在としてみとめるということは、対話可能ということだ。つまり、わたしは志位さんや個々の共産党員と、会話が不可能なのであり、だから物理的に排除すべきであるとはまったくかんがえていない。ただ、わたしは言うだろう。「共産党」を名のるということは、じつにものすごいことなのだ、と。「共産党」の名のもとに、ひとを組織し、率い、議論し、たたかい、それでもなおかつ、主体的で自由な一個の人間存在でありつづけるということは、じつにじつに大変なことですよね。そうかたりかけるだろう。そうした文脈から、わたしは志位さんに問う。あなたがたはなぜ、いったんは申しこんだわたしへのインタビューを、急きょ中止することにしたのか?なぜ中止の理由を、わたしおよび党内外に(本日午後5時にいたるも)、率直に説明しないのか?この沈黙はやや傲岸不遜ではないか……そう吐き捨てたくなる衝動をわたしはおさえている。志位さん、「戦後民主主義」などという美言をかんたんに信じるにはあまりにも濃い泥闇をわたしは漕いで、ここまで生きながらえてきた。伊藤律・元日本共産党政治局員を、あなたはご存じだろうか。妖しい魅力のある人物でした。1980年、北京国際空港で「伊藤律さんですか?」と、かれにさいしょに声をかけた記者はわたしだ。いまの若い党員は、ながく中国で収監されていたかれの名前も、ぶったまげるほかない経歴も知らないだろう。かれの顔をまじかに見、かれの声を耳にして、わたしは涙がでそうなほど感動した。そのときいらい、ニッポン近・現代史の基本テーマは、天皇制と日本共産党、思想転向と公安警察だ、と直観したのだ。志位さん、これらをあなたと話してみたいのですが、無理だろうな。それから、2004年の第23回党大会で改定された「日本共産党綱領」の、「一、戦前の日本社会と日本共産党」についても貴兄のご意見を聞きたいが、これもかなわぬ話だろうね。このなかの「(二)党は、日本国民を無権利状態においてきた天皇制の専制支配を倒し、主権在民、国民の自由と人権をかちとるためにたたかった」という箇所につき少しく吟味してみたいのですが、いかがでしょうか。じつは、こうしたことをすべて念頭に、拙著『1★9★3★7』(イクミナ)は書かれたのです。志位さん、わたしたちは徹底的に率直でなければならない。「赤旗」がわたしへのインタビューをとつぜん中止した事実を、志位さん、あなたはご存じでしたか?理由はなんですか?ほんとうのわけは、ひところの国会前のデモを、あまりにも「権力迎合的」だとわたしが口汚く非難したからではないですか。そのことをみとめれば、問わず語りに、あそこには「まっさらの若者たち」だけでなく、共産党や民青の別働隊≠ェ多数入っていた事実を承認することになるので、あなたがたは卑小な沈黙をきめこんでいるのではないですか。いや、いいのです。わたしは別働隊≠ェ潜りこんでいようと、純粋な若者≠偽装しようと、いわばあたりまえのことだし、ましてニッポン近、現代思想・精神史がふくみもつ天皇制と共産党の役割にくらべれば、そんなことは屁のように小さななことだ、とおもっているのです。にしても、党はあまり変わらんな……と感じるのです。やっぱりつくづく「人間というものはたまらない」と。志位さん、これはだれのセリフか知っていますか。「人間というものはたまらない」。けれども、ひとを十把一絡げに断じる愚をおかさないように、わたしはいま、じしんになんども言いきかせております。志位さん、わたしと『1★9★3★7』について「赤旗」紙上で対談をしませんか。多くの読者がそれを望んでいます。朝日にも毎日にも讀賣にもできない企画です。わたしは半身不随でヨロヨロではありますが、代々木にでむき、あなたと真摯に『1★9★3★7』について話します。どうでしょう、「人生は何度でも発見される」とおもいませんか。志位さん、日本共産党史上、もっとも例外的に自由で勇気ある委員長になる気はないですか?(2015/11/18)

・午前中に、犬にさそわれ犬といっしょに空―雲をみた。ジェット雲のようなの、ドーナツのようなの、きしめんのようなの、ダックスフントのようなの、沈下するもの、斜交いにまじわるもの、アト知恵の輪、目路のかぎり凍結した屍体、青いパイパンの刃、死者の息……。犬をのこして外出。家をでるなり特高がつけてくる。威圧尾行というやつだ。金井貞吉と会うわけでもないのに。駅前でシンニッポンなんとかというのが、たすきがけで愛国連合政府樹立署名活動をやっている。特高が電柱の陰からじいっとみている。とおりすぎるわけにはいかない。おばさんに言う。ぅわたくすぃ、手がわるいのでアナルコサンディカサインでもよかですか?愛国おばさん「アナルコでもハメルコでもよかどすえ。おっちゃん、元気だそう!」。ほなと、ケツメドで落款す。ペタ。失敗。もいっかい。朱肉が穴にちゅめたいわ。腸が冷えるわ。ペタ。乱れし菊のご紋。聞こえよがしにうたへ、キミガヨ。ニッポンゼンコク、ソウイン、起立!右むけぇ右!

ケツメドでうたへ、キミガヨ
(文科省推薦・ヌッポン国旗国歌法第2条に基づくソネット)

ケーツーメドはケツメドだ
おれのケツメドは ただれ ゐわをとなりて
こけのむすまでおれのケツメドだ
おまえのケツメドはおれのケツメドじゃない
エンペラーのきったねえケツ チンのケツ
アベのケツ
の眼窩の襞
を頌え 頌えってんだよ
エンペラーのケツの眼窩の襞の
クソのかけら
のアルシーヴ
を読め 
アホウども 党のハンドラーたちよ
洪積期のウンコの眩惑
くっちゃい穴(孔)と穴(孔)のまわりを
さあ、たんとお舐め
ペチョペチョ
ぼくちゃんのアルコーヴ
ウンコのエノンセでいっぱいの
夢のアルシーヴ
ケーツーメドはケツメドだ
おれのケツメドはおれのケツメドだ
ちよにやちよにケツメドだ
おまえのケツメドはおれのケツメドじゃない
さあ、やったんさい
いれて
ぶちこんで
さして
ちょっとぬいて
すぐ
ついて
こねて
たれて
だして
ちよにやちよに
あへあへ あへりんこ
タマのーむーうーすーまああで
いってえ!
あっあっ、いっちゃふ!
みんすすぎってなんだあ?
ケツメドだあ!
(2015/11/19)

・ちょっとおどろいている。北日本放送が昨日夕、ニュース番組でわたしへのインタビューを放送した。堀田善衛の小説『時間』の復刊(岩波現代文庫)、南京大虐殺と歴史修正主義、拙著『1★9★3★7』などについて話したのだが、正直、ここまで放送できるとはおもっていなかったのでびっくりした。東京主要紙、NHK、民放各キー局ではとてもかんがえられないことだ。本ブログの読者にもぜひみていただきたい。
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=9462
けっきょく「独り」である。たった独りの営為が、連鎖して、つぎの独りの存在を意味あらしめることが、ごくまれにある。『時間』の復刊を企画、実現した奈倉君、北日本放送の濱谷さん、『1★9★3★7』のすべての読者たち……の、どうにもならない「独り性」に感謝し、敬意を表したい。「赤旗」のインタビュー・ドタキャン事件でわたしが夢想しているのは、日本共産党の「機関決定」的な「公式」の謝罪なんかではない。勘違いしないでほしい。巨大組織に属する人間の、どうにもならない「独り性」が内側から発する肉声。もしも、もしもだ、そんなものがあれば聞きたいとはおもうが、まったく期待なんかしていない。かつて小泉政権下で、いったいどれほど多数の日本共産党支持者たちが、どうじに、小泉純一郎の政治を熱烈に支持、歓迎したか。信じがたい。噴飯ものである。じつにばかげている。だが、おもいだしてほしい。流砂はあのころからとっくにはじまっていたのだ。流砂のただなかで、どうにもならない「独り性」を発揮して、しがない砂一粒として踏みとどまった者がいったいどれほどいたのか。であれば、「国民連合政府」樹立構想をいぶかしむ理由はいくらでもある。一朝ことあれば、たとえば、朝鮮有事ないし尖閣有事、はたまた国内テロがおきたら、「国民連合政府」は、ほどなくして「愛国連合政府」になりかねない。「反戦平和」はいつだって「愛国統一」に変位しうる。週刊金曜日だって怪しい。インタビュ・ードタキャン事件で、週刊金曜日は日本共産党にたいし抗議なんかしていない。一部編集部員をのぞき、さして怒りもしていない。記事にさえしていない。なぜか?電話で抗議したのは、ながくわたしを担当している週刊金曜日の外の編集者である。モサドの回し者≠フような人物にも平気で原稿を書かせて、ゼニになればなんでもやりそうな、一見、市民運動ふうの雑誌も、いまはうす汚い流砂に流されっぱなしではないか。日本共産党機関紙「赤旗」も週刊金曜日も、「独り」をナメてはいけない。言っておく。「独り」はペラペラの一票ではない。自覚的「独り」こそがもっともよくたたかうのだ。(2015/11/20)

http://yo-hemmi.net/article/429387467.html


北日本放送は日本テレビ系列の放送局であり富山県を放送エリアとしている。

シリーズ私と戦争、堀田善衞の「時間」 2015/11/19



シリーズ私と戦争です。

長く絶版となっていた小説がこのほど復刊され18日県内の主な書店に並びました。

高岡市伏木出身の芥川賞作家、堀田善衞の「時間」です。

日中戦争下の1937年、日本軍による南京虐殺事件を中国人の眼を通して描いた小説です。

これが復刊された「時間」です。

文庫も出版されていましたが、絶版のため読者は古本でしか手に入れることができなくなっていました。

今回、岩波書店が復刊することとなり、その解説を作家の辺見庸さんが執筆しました。

戦争の被害ばかりが強調され、加害者としての戦争責任が忘れ去られようとしている今、辺見さんに「時間」復刊が今、私たちに何を問いかけているのかを聞きました。

辺見さん「南京に南京大虐殺記念館ができるというのを報じたのは僕が初めてなんですよ日本で。歴史の問題というものが、僕流に言えば、こう流砂状にですね、足もとが崩れてゆくくらい、自明であったことが自明でなくなってきているという印象を僕は持っていまして、慌てていたわけですよ。南京にせよ慰安婦の問題にせよ、僕は直接取材した問題でもあり、直接原稿を書きもしたことがあるわけで、ということは僕にも一端の責任があると思っていたわけですね。」

1937年、日本軍の南京攻略に伴う、一般市民を巻き込んだ南京虐殺事件は、日中歴史共同研究で殺害された人数の差はあれ、双方が歴史的事実として認定しています。

堀田善衞の小説「時間」は日本軍が迫りくる1937年11月、陳英諦という「わたし」が体験し目撃する南京事件を一人称で語らせ、かくも悲惨な所業を行う人間とは何かと問いかけています。

戦中から戦後にかけて上海で暮らし、中国を熟知していた堀田だからこそ書けた小説でした。

辺見さん「陳英諦という『「わたし』ですね主人公が中国人のインテリだということですね、これは離れ業もいいところで、あっと驚くわけですね。僕の表現でいえば目玉の入れ替えみたいなことをやっているわけですね。見る側と見られる側をひっくりかえしちゃう、ひっくり返してやる。つまり我々の日中史観というか対中国侵略戦争史観にたりなかったのはそれなんですよ。やられた方からはどうなんだと。やられた方はどういう風に考えたんだ。」

『時間』より朗読 「妻の莫愁も、その腹にねむっていた、九ヵ月のこどもも、五歳の英武も、蘇州から逃れて来た従妹の楊嬢も、もはやだれもいないのだ。恐らく嬲りものにされ、姦されての後に殺されたのだ。」「何百人という人が死んでいるーしかし何と無意味な言葉だろう。死んだのは、そしてこれからまだまだ死ぬのは、何万人ではない、一人一人が死んだのだ。一人一人の死が、何万にのぼったのだ。何万と一人一人。この二つの数え方のあいだには、戦争と平和ほどの差異が、新聞記事と文学ほどの差がある・・・。」

辺見さん「僕はものすごく力説したいのは、この「時間」というテクストは残されるべきであったと思う。学校教科書として配ってもいいくらい。だからここの中にも国家というか集団対ひとりとか、あれは戦争のせいだったんだからというふうな総括の仕方、まとめ方というのを堀田はすごく嫌ったということですね。ここにも書いてありますね。戦争のせいだけという言い方はたまったもんじゃないと、そこを堀田はあくまで、そうではない、個人の目で見たらどうなんだと。という書き方をしている」

『時間』より朗読 「おそろしく基本的な時代だ、いまは。人間自体とひとしく、あらゆる価値や道徳が素裸にされてぎゅうぎゅうの目に遭わされている。ひょっとすると、いまいちばん苦しんでいるもの、苦しめられているものは、人間であるよりも、むしろ道徳というものなのかもしれない。」

辺見さん「そこで「時間」のリアリティというか「時間」でかかれているスケッチしている日本軍の所業のナマナましさとか、それに対する堀田さんの自由な展開の仕方、南京というのがあれほど無残にズタズタにされたけれども、これは人類史的には基本的な時代なのかもしれない、ということを言ってみたりするわけですよ。すげぇこというな、と思うわけです。大きいんですね、なんか、目が大きい視野が大きいというんですかね。この「時間」じゃないけれど今の時間というのは堀田さんが過ごしてこられた時間よりももっと極度に歴史というものがほとんど転覆されてしまった時間にあると思う。それは南京大虐殺だけではない、従軍慰安婦もそう、東京裁判もそう、サンフランシスコ講和条約もそう、ポツダム宣言も、そんなもんなんですかという時代ですよ。僕は今の為政者たちかなりの過半の人間がそう思っている可能性があると思う。それを何の痛みともしていない。」

岩波書店が「時間」を復刊したのは辺見さんが雑誌に連載していた「1★9★3★7」)がきっかけでした。

辺見さんは日中戦争が本格化した1937年に焦点を当て、堀田の「時間」と辺見さんの個人的な記憶を織り交ぜて、戦争へと傾斜する今の時代を浮き彫りにしています。

辺見さん「はっきり言って人間は、ぼくは『1937』の中でも書いていますが、戦争するべき、戦争するべく生まれてきた存在だと思っているけれども、現実可能性としての戦争、あるいは局地戦というのは、かなりリアルに迫っていると僕は思う。はっきり言って状況は。状況は僕の言い方でいえば、これから来るんじゃなくて、もうそのプロセスにもう入った。戦争期に入ったと思う。その意味では始まっている。それに対する反対する世論というのは、人間的な力ですね、それは僕はある意味、知的な力というのは、極めて弱いと思っている。かつてよりも格段に弱い。」

『時間』より朗読 「絶望的なこの状態を超えようとせず、身を委ねれば、そしてそこへ精神を閉じ込めておけば、わたしは幸福にさえなれるだろう。奴隷の幸福。」

辺見さん「今くらい絶望を深めなきゃいけない時期はないんじゃないかと思う。メディアがそうですよね基本的に。自衛隊の特殊訓練というものをこんなに無批判にまるで美化するように写している時期というのはないです。そういうときにこの「時間」というテキストは、ちょっと次元が高すぎるといえば、そうかもしれないけれど。何も化学変化がないとは言えないですね。僕はちっちゃなものでいいと思う。ちっちゃな化学変化でも起きてくるといいなと思っているし、勘で起きると思う。」

『時間』より朗読 「してみれば、南京暴行事件をも、一般の日本人は知らないのかもしれない。戦わぬ限り、われわれは「真実」をすらも守れず、それを歴史家に告げることも出来なくなるのだ。」

1937年12月から始まる日本軍の南京総攻撃には富山県の36連隊も参加し、南京攻略後、市街地の掃討作戦を実行しています。

その事実を伝える当時の報道は36連隊の武勇を掲載し、日本軍による虐殺行為には触れていません。

戦争はいったん始まれば多くの市民が被害者になるだけでなく、加害者の立場になり人間を傷つけてしまいます。

今だからこそ堀田善衞の「時間」から戦争という過ちを犯す人間とは何かを見つめていく時です。

http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=9462


はてさて、明日はどこ行こうか。
http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/829.html
記事 [政治・選挙・NHK196] 「コック服を着て嬉しそうにトンカツを食ってる豚みたいなことにはならないようにしませんとね。:松井計氏」
「コック服を着て嬉しそうにトンカツを食ってる豚みたいなことにはならないようにしませんとね。:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18879.html
2015/11/21 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

>小田嶋隆 表現の自由度を調べることが許されない国があるのだとしたら、その国はおそらく自由な場所ではないのだろうな。

>小田嶋隆 表現の自由に関する現地調査のために来日している国連のスタッフに対して、政府による調査の延期要請が為されるような国で、いったいどんな自由が守られているというのだろうか。→ 国連の表現の自由調査、突然延期 日本政府が要請【共同通信】 https://t.co/FQFbwxY036

なんというかなあ、今の日本社会からは〈共感力〉とでもいうべきものが失われつつあるように感じますね。

特に社会的に大きな責任を持っている人に、その傾向が顕著のように思える。

その背景には、政治その他における世襲制度の弊害があると思いますよ。

新たなる階級社会が生まれようとしてるのかもね。

ひどいもんだな。

こんな論、当のフランスの人間が聞いたら、狂ってるとしか感じないだろう。

⇒『ミヤネ屋』も『ひるおび!』も「仏でテロが起きたのは自由と人権尊重のせい」…テロを利用して人権制限キャンペーンが  https://t.co/4IP0MD9jbo @litera_webから

これも不思議な話だよね。

政府に国民の政治活動を制限する権限なんかどこにもないはずなのに、何十年もの間、国民はこれを受け入れてきた訳だからね。

ま、民主主義国家ではないな

⇒日刊ゲンダイ|高校生の政治的活動が禁止された「69通達」の問題点 https://t.co/KHyFBpQzDK 

18782+18782=37564で、嫌な奴+嫌な奴=皆殺し、てのは詫びなきゃいけないような話なの? 

これなんか、へー、と思うほどよくできてる話で、それこそ知的好奇心を刺激するような話だと思いますけどね。

>障害児出産発言、茨城県教育委員が辞職申し出 http://t.asahi.com/iphp

当然だ。

遅いくらいだよ。

しかし、難しいものだな。

外からはテロの危機、内からはそれに乗じて国民の権利を制限しようとする政府。

どちらも困った勢力だよね。

だからこそ、〈テロは許さないが、さりとて、国民に強権を振るう政府も許さない〉という考え方が大切になってくると思いますよ。

日刊ゲンダイ|経営を知らぬ政権に経済を語る資格なし https://t.co/BZJCqEkvws

>橋下徹 世界では自らの命を落としてでも難題に立ち向かわなければならない事態が多数ある。しかし、日本では、震災直後にあれだけ「頑張ろう日本」「頑張ろう東北」「絆」と叫ばれていたのに、がれき処理になったら一斉に拒絶。全ては憲法9条が原因だと思っています。

>盛田隆二 橋下徹氏「全ては憲法9条が原因だと思っています」 大阪維新の支持者は、橋下氏のこんな発言にも「その通り!」と盛大な拍手を送るんだろう。いや、全く不可解。 大阪ダブル選挙、もし維新が勝ったら、本当に恐ろしい時代の幕が開くことになる。

>fckisn@さらば詐欺集団維新 維新の党・大阪維新の不祥事があまりにも多すぎた まとめ https://t.co/JBI87zib79 あまりにも異様なまでに多い維新議員の不祥事。この殆どが党に全く処分されていない。投票前にこのページを見てもらいたい。 #大阪ダブル選挙 #1122ALLOSAKA

為政者と国民との関係では、往々にして〈自分の首切り役人を熱烈に支持する〉ということが起こるわけだけど、ま、昔、よく、トンカツ屋の看板にあった、コック服を着て嬉しそうにトンカツを食ってる豚みたいなことにはならないようにしませんとね。

今、日本社会では難民を憎む声があるけれども、プロ野球草創期の大エース、ヴィクトル・スタルヒン氏は難民だし、大相撲界最大のスター大鵬関は難民の子ですよ。

そればかりでなく、旧満州にいた同胞は難民として塗炭の苦しみを味わったわけですよね。

そういう歴史も踏まえて欲しいものですな。

>自民、来月にも歴史検証初会合 谷垣氏トップ、波紋も http://bit.ly/1jaOb7A

いや、だけど、日露戦争以降の歴史については、歴史学的にもう結論が出てるじゃありませんか。

それを改めて検証し直すというんだから、これはどう言い繕っても〈歴史修正主義〉そのものでしょう?

「最近、近現代史の事で、政権内部の人にムチャな発言が多いから、基本文献を読み込んでしっかり歴史を学び直す場を作る」というのなら分かるけれども。

そういう姿勢ではないわけでね。

これはもう、困ったものですよ。

大変な話だ。

〈政府は国益を考えて、それに沿う情報だけ出せばいい〉〈メディアが国益に反することを報道するのは罪〉という論を見た。

凄まじいなあ。

この頃、こういうことを言う人が増えたよね。

でもさあ、それだと、我々はどうやって主権を行使するの? 

判断材料がなくなっちゃうべ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/830.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 大阪ダブル選挙、最終日は両陣営ともに大白熱!ヨドバシカメラ前が人で埋め尽くされる!大勢の大阪市民が参加!22日夜に投開票
大阪ダブル選挙、最終日は両陣営ともに大白熱!ヨドバシカメラ前が人で埋め尽くされる!大勢の大阪市民が参加!22日夜に投開票!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8831.html
2015.11.21 20:54 真実を探すブログ



☆ダブル選:大阪府知事・大阪市長選22日投開票
URL http://mainichi.jp/select/news/20151121k0000m010172000c.html
引用: 
 大阪府知事・大阪市長のダブル選が22日、投開票される。地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹市長が進めてきた改革路線の評価を巡り、各陣営が論戦を繰り広げている。大阪市を廃止し、特別区に再編する「大阪都構想」への再挑戦の是非も大きな争点だ。都構想を否決した5月の住民投票から半年後の市長選で、有権者の判断に注目が集まる。
:引用終了


☆【大阪ダブル選2015】松井一郎氏&吉村洋文氏 ネット最後の訴え 生中継 [詳細]
URL http://live.nicovideo.jp/watch/lv240175769#21:22


橋下徹 街頭演説 最後の訴え 松井一郎 吉村洋文 2015年11月21日 なんば


柳本あきら W選最終日のスポット街頭演説 京橋【2015.11.21】


大阪を守る街頭アピール@ 京橋 ダイジェスト


↓橋下市長とおおさか維新の演説














↓政党連合の柳本あきらさんの演説




























最終日ということで両陣営ともに総力戦でした。大阪市民も大阪都構想に匹敵する数が参加しており、ヨドバシカメラ前の大通りは大勢の人で埋め尽くされるような状態となっています。


橋下市長の人気も根強いですが、柳本あきらさんの勢いも凄かったです。メディアの調査でも最後まで優勢な方が分からず、ほぼ僅差の状態で明日の投開票日を迎えることになるでしょう。


この選挙は大阪だけではなく、来年の参議院選挙にも影響を与えます。大阪市民の方は絶対に投票だけは行くようにしてください!




http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/831.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 「『子どもが笑う』 とは皆さんが笑うことではない」橋下大阪府知事が女子高生を泣かせたハシズム全開討論
「『子どもが笑う』 とは皆さんが笑うことではない」橋下大阪府知事が女子高生を泣かせたハシズム全開討論
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/3e562ceb8beb7cca8424c65067df5080
2015年11月21日 Everyone says I love you !




どうなる!大阪の教育―橋下・教育基本条例案を考える

フォーラムA


橋下維新の会が進める教育政策の批判。



検証 大阪の教育改革――いま、何が起こっているのか (岩波ブックレット)
志木宏吉
岩波書店
大阪大学大学院の教育学教授である著者による「教育基本条例案」の問題点、それが登場してきた思想的・現実的な背景、教育改革の世界的な動向について概観、真の「格差を超える教育」を考える本。


 大阪ダブル選挙に向けて、再度、世に問います。




 大阪府の橋下徹知事が2008年10月23日、地元高校生と私学への助成金削減プランをめぐり、意見交換会を行ないました。


 橋下知事と高校生の意見交換会は90分にわたる大激論となりました。


 橋下府知事は最後に「続きはやりましょう。納得するまで」と言いましたが、懲りたのか、二度とこの企画は行えないほど、高校生に徹底的にやり込められました。


 これが、「橋下流『自己責任』に女子高生号泣」として伝説になっている討論会です。


 この討論会に、橋下府知事の子どもたちへのまなざしのすべてが現れています。


 教育への理解の浅薄さ。憲法や教育基本法への無理解。弱肉強食の人生観。競争に負ける人間への酷薄さ。


 つまり、愛がないのです。


 橋下・維新の会の教育基本条例案について、だめな教師を統制する必要があると言って賛成する人がいますが、肝心の子供達に対して、こうも残酷な考え方で作られた教育基本条例が教育にとって良いことがないのは明らかでしょう。


橋下・維新の会「教育基本条例」案批判1 教育の基本を外れた教育基本条例 子ども未来法律事務所通信11
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/2af0b2430806ed1a76b259395359f34c

橋下・維新の会の教育基本条例案に、橋下府知事肝いりの委員を含め教育委員全員が総スカン
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/165bc7c40f00e115ab7dac27ad93afe3



 激論のきっかけは、財政再建を進める橋下知事が決めた私学への助成金28億円の削減プランでした。
 これに反対する「大阪の高校生に笑顔を下さいの会」の12人が府庁を訪れ、橋下知事に直談判し、1時間半にわたって議論したわけです。橋下府知事は以下に見るように強弁と屁理屈に終始して言い逃れました。


 この議論を終え、議論に勝って勝負に負けた形の生徒たちは


「悔しいです」、「傷ついている人たちの気持ちなんて、まったくわかってくれてないという感じで」「結局、自分が悪いみたいな感じで言っていたので、腹が立ちました」


などと話し、生徒同士で


「勉強せなあかん。負けてたらあかんで。悔しいからな、勉強していろんなこと知らなきゃあかん」


と語り合っていたそうです。


3年経った今、どう過ごしているのでしょうか。




雇用・暮らし・教育の再生の道―大阪都構想・カジノからの転換

自治体研究社
大阪都とカジノに狂奔する橋下維新政治の誤りを正し、雇用、暮らし、教育再生の道を市民共同の力で開く最新本。


 橋下府知事は、この討論の中で、


「今の世の中は、自己責任がまず原則ですよ。誰も救ってくれない」と語りました。
これに対して、高校生から「それはおかしいです!」と意見が出ると、橋下知事は


「それはじゃあ、国を変えるか、この自己責任を求められる日本から出るしかない」と反論しました。


 のっけから、為政者が子どもを脅迫しているわけです。


 また、橋下府知事は、とにかくお金がないからと教育予算を削減すると言い募るのですが、この人が府庁移転断念で大阪府民に与えた損害を考えると、片腹痛いとはこのことだという気持ちになります。


 自分がまず自己責任を取ってから言え。


橋下府知事 府庁移転断念「僕の読み甘かった」と認める ならば府民は100億円の住民訴訟を!
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/f373bf815ffab6ea3e48a41edbbc44ea

橋下府知事の買った湾岸庁舎で1200億円の損害 維新の会、当然府知事候補に断られる
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/30c2f9cfaba92e69307678cc0620f33d



 高校生たちは


「私立にしか行けなかったんです。家は決して裕福ではなく、父親は中学3年生の時にリストラにあいました。橋下知事は『子どもが笑う大阪に』とおっしゃっていましたが、わたしたちは苦しめられています。笑えません」


「僕は今、私立の高校に通っているんですけど、僕の家は母子家庭で、決し て裕福ではなくて、僕はそんな母をこれ以上苦しめたくないので、私学助成援助を減らさないでください」


と必死に窮状を訴えました。


それに対する橋下府知事の答えは


「 いまの高校をいいと思うなら、 いいものを選べばいい値段 (学費) がかかる。」


というだけなので、高校生は、


「だから、『そこ(私立)にしか行けない』って(教師に)言われたんですよ」


と泣き出したのです。


よう、こんなこと言えますねえ。責任放棄も良いところで、政治家としてまず失格ですが、もっと大人として言いようがあるでしょう。


人間として欠陥があるんじゃあないでしょうか。



 とにかく橋下府知事は、お金がないのなら進学しなくて良いと一生懸命説得します。


「人生のルートは大学がすべてではない。 読み書き、 計算以上の化学式や歴史は、 僕は何も覚えていない(憲法も法律も覚えてない)。 絵だって、 音楽だっていい。 僕の同級生でも、 高校に行かずに社長になった人も、 いっぱいいる」


などというのです。今の高校進学率が96%なのがわかっているのでしょうか。本当に現実がわかっていないのは府知事の方です。


そこで、生徒達から「 生きていく上で、 勉強は不可欠です。」


と当たり前の突っ込みを受けると(どっちが大人なんだ)、橋下府知事は


「足し算、 引き算、 掛け算、 割り算、 読み書きくらいで十分、 世の中生きていける。 化学式なんていらない。 あとで自分でやろうと思えば勉強できる。」


と言い出す始末です。いつの時代の話や!


この人に任せて学力テストの点数が上がるんですか(笑)。


こんな感覚で教育を語る人間が作る教育基本条例を、支持する人もいるから信じられません。



 ここで高校生から


「 みんなに学ぶ権利があります。」


と憲法で保障されている教育を受ける権利(憲法26条1項)について真正面から問われ


「ある。 中学校までは保障している」


と、憲法26条2項の義務教育と完全に間違えて答えてしまう橋下府知事。それは、保護者が子どもに教育を受けさせ、国家がそれを無償にする義務のことでしょう。


教育を受ける権利は高校生にも当然保障されています。橋下さんは今、司法試験を受けたら落ちますね。


それで司会に「憲法にはそうは書いていません」と突っ込まれた橋下府知事は困って


「高校まで保障するとも書いてない」(爆)


と誤魔化し、いきなり「続きはやりましょう。 納得するまで」と言って討論を慌てて終わったのですが、いまだに続きは行われていないというわけです。


この討論から3年後になんの反省もなく出されてきた教育基本条例案。


大阪府民の皆さんは、こんな人にまだ大阪の未来を任せたいですか?


橋下大阪府知事・維新の会 違憲・違法の教育基本条例案提出 ハシズムの暴走激化
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/fbf6504c052893a3630ecf81f8e0cf2c



追伸


 私が問題にしているのは、ここに登場した高校生たちが私立に行くことになったのは自己責任かどうかというような話ではなくて、橋下徹氏の政治家としての構えの問題です。


 そして、それは単純な引き算の問題なんです。


今年、大阪府で中学校を卒業し高校に進学したいと考えている子の数をAとします。
公立高校の定員をBとします。


もし、A>B、なら、必ずA−B=Cの子は公立高校には行けないんですよ。


これは、Aの子全員が20000%頑張っても絶対動かせない事実なんです。
だから、Cの子たちにいくら頑張ればよかった、自己責任だと言っても、意味がないんですよ。
だって、必ず余る子は出てくるんだから。どんなに頑張っても。


ここで問題なのはCに入ってしまった個々の高校生のことではなく、必ず生じるCの子たちに政治がどう対応するかという問題なのです。


したがって、この対話を読んで高校生の自己責任しか考え付かない人は、そもそも公立高校どころか小学校に戻った方がいいんですね。



橋下市長もさすがにそこはわかっているので、自己責任論だけに終始するのではなくて、やれ中学卒業でも社長になれる、だとか、難しい化学式知らなくても社会でやっていけるとか言いだしているわけです。


しかし、それは高校不要論であって、99%近い中学生が高校に行く社会においては全く説得力がないじゃないですか。


政治家ならば、現実にCが必ず出るのならば、Cの子たちも経済的事情に関わらずにBの子たちと同じく学校に行けるように条件を整える義務があるのです。
もちろんBを増やしてCを極力減らすという考え方もありますが、いずれにしてもCは出ますからね。


それをしないで誤魔化して言い訳ばかりして、とって返す刀で高校生を無用にいたぶるから、ハシズム全開討論なんですよ。


そこに彼の人格、政治家としての資質もまたよく現われています。




どうなる大阪: 「都」になれない都構想
平松邦夫
せせらぎ出版

橋下維新の会に最も嫌われている男、平松邦夫前大阪市長の最新本。



大阪都構想が日本を破壊する (文春新書 1020)
藤井聡
文藝春秋

これまた橋下維新の会の天敵、藤井聡京大教授の最新本。



橋下主義(ハシズム)を許すな!
ビジネス社
内田樹、香山リカ、山口二郎教授などによる元祖ハシズム研究本。


2008年10月23 日に 「大阪の高校生に笑顔をくださいの会」 が橋下徹知事と面談した際の主なやりとりは次の通りです。


◇ 司会 (私立高3年) 橋下知事は、 「子どもが笑う大阪」 と掲げて知事に当選され


ましたが、 私学助成削減や高校事務員の削減で、 私たちは笑顔を持てません。 私た


ちの声をぜひ政策に結び付け、 大阪の未来につなげてください。


◇ 知事 こうして政治の場で政治的主張をする以上、 僕も意見を言う。 社会の実態を知


った上で主張しないと。 「子どもたちのたわ言」 にならないよう、 厳しく反論する。


◇ Aさん (私立高1年) 中学のとき勉強面、 友達関係に悩み、 学校に行けませんで


した。 父親は私が中学3年のときにリストラになり、 両親は 「学費の心配はいらな


い」 と言ってくれましたが、 申し訳ない気持ちでいっぱい。 助成削減はやめてほし


いです。


◇ 知事 不登校になって、 学校を変わろうとしなかったのは、 なぜか。 いじめを認め


るつもりはないが、 公立に行きたいとは言わなかったのか。


◇ Aさん そういう気力もありませんでした。


◇ B君 (私立高2年) 僕の家は母子家庭です。 私学でお金に迷惑をかけると悩みま


したが、 「あなたが決めるなら応援する」 と言ってくれた母親を、 これ以上苦しめ


たくないです。


◇ 知事 なぜ公立を選ばなかったのか。


◇ B君 いまの高校なら、 中学でできなかったことも補えると勧められました。


◇ 知事 いまの高校をいいと思うなら、 いいものを選べばいい値段 (学費) がかかる。


◇ Cさん (府立高3年) 私の高校は来年、 統廃合でなくなります。 在校生の文化


祭や体育祭、 伝統あるクラブがどうなるか、 不安。 非常勤補助職員の先生の職を奪


わないで。


◇ 知事 日本で1年間にどれくらい失業者が出ているか、 分かっているか。


◇ Cさん 多くの若い人たちが非正規雇用で悩んでいるのは知っています。 税金は教育、


福祉、 医療に使うべき。


◇ 知事 あなたが政治家になって、 そういう活動をしてください。


◇ Cさん いまの政治家が、 国全体を視野広く見てやるべきです。


◇ 知事 僕も府民から選ばれた中で判断している。 あなたのようにしっかりした考えが


あるなら、 いまの政治家を落とせばいい。


◇ Cさん 私は有権者ではないし、 私が政治家になってからでは遅いです。


◇ 知事 教務補助員は、 他府県にはない制度で、 大阪だけの特別の制度。


◇ Cさん それは大阪のいいところとして、 続けたらいいと思います。


◇ 知事 お金があれば、 やる。


◇ Cさん 無駄な道路を造ったりしているのに。


◇ 知事 どこが無駄な道路か。 僕の考えがおかしければ、 有権者に選ばれない。 大阪


のGDPがいくらで、 ベイエリアにどんな産業が来るか、 分かっているか。 無駄な


道路だと言うなら、 調べてからに。 (府立高校は) ちゃんと定員を定めて、 高校は


義務教育じゃないから。


◇ Cさん これ以上つぶされたら、 私学へ行かざるを得ない状況になり、 私学助成も


減らされたら、 勉強したくても勉強できなくなる。


◇ 知事 入試制度があって、 能力で選ばれてしまうのが高校。 全員受け入れるという


仕組みにはなっていない。 もう少し幅広く勉強してほしい。


◇ Cさん それなら私たちが安心して勉強できるようにしてください。


◇ 知事 勉強は学校がなくてもできる。


◇ D君 (定時制高校生の手紙を代読) 定時制には低所得の家庭が多く、 昼間働いて


家にもお金を入れています。 定時制の教科書無償制度がなくなると困るという人も多


く、 全日制でも学費のためにバイトしている子がいます。


◇ 知事 まず府の借金を止める。 10 年後に君たちが医療や福祉に税金を使いたいと思


ったときに、 お金を使えるような大阪を目指している。 このままでは、 小さな子ど


もたちも借金を負わされる。 どこかで我慢しないと借金はなくならない。 借金してば


らまくのは簡単。 「子どもが笑う」 とは、 皆さんが笑うためではない。


◇ Eさん (私立高3年) 保育士になるのが夢ですが、 授業料の高い短大への進学は


あきらめ、 いまの高校にしました。


◇ 知事 公立で保育士を目指す人もいる。


◇ Eさん 勉強がついていけなくなるので、 いまの高校しかないと言われました。


◇ 知事 そういう道をあなた自身が選択した。 なぜいまの高校だけに限ったのか。


◇ Eさん そこにしか行けないと言われました (涙ぐむ)


◇ 知事 人生のルートは大学がすべてではない。 読み書き、 計算以上の化学式や歴史


は、 僕は何も覚えていない。 絵だって、 音楽だっていい。 僕の同級生でも、 高校


に行かずに社長になった人も、 いっぱいいる。


◇ Cさん 勉強はもちろんだが、 一人一人の個性を生かした教育をするのが本当の学校。


◇ 知事 それは社会人になっても生かせるから。 高校に行かなくても個性を伸ばしてい


けるルートを準備しなければ。


◇ Fさん (私立高3年) 私は看護師になりたいのですが、 あきらめる子もいます。


◇ 知事 看護師になるのに高校行かなくてもいい道もある。 公立になぜ行かなかったか。


◇ Fさん 受験で落ちました。


◇ 司会 世間ではみんなが同じスタートラインではありません。 そういう子どもたちが


たくさんいることを分かった上で、 それを重点化する教育を考えなければ。


◇ Gさん 奨学金を借り、 アルバイトで学費を払っている子もたくさんいます (涙ぐ


む)。


◇ 司会 財政を切り詰め、 我慢を強いられることで、 人間らしい生活ができない人は、


これから出てくる。 それは見捨てていくのですか。


◇ 知事 人間らしいとは、 どれくらいのことか。


◇ 司会 生活保護を受けている人や、 母子家庭の人たちも、 一生懸命生き、 学校に行


きたい子もいます。 生活費を切り詰めているのに、 私学助成が削られ学費が上がると、


通えない子も出てきます。


◇ 知事 公立に入れるよう、 頑張らなきゃ。


◇ Cさん 落ちるのは私たちの自己責任ですか (涙ぐむ)。


◇ 知事 社会に出ると、 全部定数があり、 自分たちで乗り越えないといけない。 義務


教育までが、 みんなを平等に扱う最後の年限。 16 歳なら女性は結婚できる。 半分大


人扱いされることを、 もっと自覚しなきゃ。


◇ Cさん そこで倒れた人はどうすればいいのですか。


◇ 知事 最後の最後のところは救うのがいまの世の中。 生活保護制度がある。


◇ 司会 受けられずに餓死した人もいるではありませんか。


◇ 知事 それは申請の仕方が悪かったり。 いまの日本は、 自己責任がまず原則。


◇ Cさん その自己責任がおかしい。


◇ 知事 なら、 国を変えるか、 日本から出るしかない。 私学助成が削られたというが、


ゼロじゃない。 府立高校生1人当たりの経費は90 万円くらい。 医療費助成もある。 何


でもかんでも自己責任じゃない。


◇ 司会 思いは伝えきれていません。 またこういう機会を設けてください。


◇ 知事 いいですよ。 義務教育を終えて大人になるための第一の壁が高校入試。 その


壁から逃げちゃいけない。 訓練だ。


◇ Cさん だからといって競争させるのですか。


◇ 知事 競争でなく、 訓練。


◇ Cさん 生きていく上で、 勉強は不可欠です。


◇ 知事 足し算、 引き算、 掛け算、 割り算、 読み書きくらいで十分、 世の中生きて


いける。 化学式なんていらない。 あとで自分でやろうと思えば勉強できる。


◇ Cさん みんなに学ぶ権利があります。


◇ 知事 ある。 中学校までは保障している。


◇ 司会 憲法にはそうは書いていません。


◇ 知事 高校まで保障するとも書いてない。 どうするかは有権者の選択の中で政治が決


めていく。 有権者が賢くなければ、 政治家がちゃんと行動できない。 高校に行って


も、 社会のことなんて学べない。 先輩面するようだが、 5年、 10 年たてば分かる。


続きはやりましょう。 納得するまで。


◇ 司会 ではまた要請します。


◇ 知事 してください。


◇ 司会 きょうはありがとうございました。




http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/832.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 新潟県泉田知事と愛媛県中村知事との原発に対する感性と知識の違いに驚嘆(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201511/article_19.html
2015/11/21 21:53

このブログで、伊方原発は他の原発に較べて、極めて危険だという記事を書いた。その理由として、ここの原発が事故を起こせば、瀬戸内海は未来に亘って、放射能に汚染された海になるからだ。また、半島の付け根にあるため、原発事故のときはまず、多くの住民が取り残される。

今日、TBS報道特集で、伊方原発再稼働に当たっての現状、問題を特集していた。この特集の中で、地震学者がこの地域で震度6,7の地震があったという記録が残っていて、津波も発生し、これからも地震の可能性があると述べていた。

ところが、金平キャスターが中村知事にインタビューしていた中で、この原発の地域では地震は起きないと言い切った。この知事は、全く地震についての懸念を持っていなかった。また、電力を作る手段として、原発が最も効率がいいとベタ褒めであった。知事は、まずは県民の安全第一に考えるべきであるが、こんなノー天気で無知な知事では県民も浮かばれない。

それに対して、東電最大の原発がある柏崎刈羽原発の再稼働に対して、新潟県泉田知事は「虚偽説明する組織とは一緒に仕事ができない」と述べ、極めて慎重な考えを示している。福島原発は津波で電源が使えなくなったことが事故の主因と言われているが、震度6で、原発内の配管系が破壊され、工場内は高濃度の核物質を含む水蒸気が充満し、工場内に入って行けなかったと言われている。愛媛の中村知事は、そのようなことを知っているのだろうか?知らないのなら勉強不足で、知っているのなら確信犯である。中村知事のような人間が、原発事故が起これば人にせいにして、真っ先に東電幹部のように責任逃れをするだろう。


柏崎刈羽原発:新潟知事が東電に不信感 再稼働同意に慎重
http://mainichi.jp/select/news/20151121k0000m040186000c.html

 新潟県の泉田裕彦知事は毎日新聞のインタビューに応じ、同県内の東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の再稼働を巡り「虚偽説明する組織とは一緒に仕事ができない」と述べ、極めて慎重な考えを示した。2011年3月の東電福島第1原発事故の際、炉心溶融(メルトダウン)の公表が遅れた東電への不信感を示したもので、現状の東電には再稼働の同意を与えない考えを強調。原子力規制委員会は柏崎刈羽原発の安全審査を進めているが、再稼働に必要な地元同意を早期に得るのは困難だ。

 福島原発事故の際、政府は当初から「メルトダウンが進んだ可能性がある」と説明していたが、東電は「データが十分そろっていなかった」などとして、事故発生から2カ月後の5月までメルトダウンしていたことを認めなかった。知事は「東電は『分からなかった』との見解をいまだに変えていないが、(発生)当日に分かっていたのではないか」と疑問を呈した。原発を襲った巨大津波についても、「14〜15メートルの津波が来ることは、2年半前に社内で分かっていたのに対応を取らなかった」と主張し、柏崎刈羽原発の再稼働について「議論する段階にない。事故の検証と総括が先」と突き放した。

 一方、知事は柏崎刈羽原発の運営を東電本体から分離して別会社にし、運営会社が緊急時の対応で最終責任を持つよう求めている。東電は今年4月に新潟本社を設立したことで理解を求める方針だが、知事は「財務機能と意思決定権がなく、本社という名前の出先機関があるだけ」と不満を表明。一方で、東電以外が原発運営を担うことにも「本社が別のところにあれば意味がない」と述べ、県内に本社組織を置くことにこだわった。

 また、規制委が、原発の外部から炉心冷却作業を行えるような設備など、原発のテロ対策設備の設置期限を先延ばししたことについて「安全性を確保する方向性と一致するのか」と批判。政府が再稼働していない原発のある自治体への交付金を減らす方針であることに不快感を示した上で、「(交付金に)依存しているわけではない」と再稼働が遅れることによる地元自治体の財政への影響を否定した。【小倉祥徳、寺田剛、宝満志郎】



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/833.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 「なぜテロ対策で共謀罪が必要なのか、全く分からないのですが。:kazukazu88氏」
「なぜテロ対策で共謀罪が必要なのか、全く分からないのですが。:kazukazu88氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18880.html
2015/11/22 晴耕雨読


https://twitter.com/kazukazu881

ISISの思想、大義名分では、異教徒・多神教徒というだけで、殺害や奴隷化はOKなのだと思っていたけど、違うの?

→「イスラム国は思想集団なので大義名分を大切にする。人道支援に徹するかぎり、相手はこちらを責められない」

てか、人道支援活動家がISISに人質にされて首切られていたよね?

ISIS(犯行声明が出されたが未確認のも含む)のテロによって殺害された日本人は、チュニジアのテロで3名、ISISの人質殺害で2名、バングラディッシュで1名でしょうか。

>☪常岡浩介容疑者☪ ISの前身も含めれば、イラクで香田証生さんが殺害されたケースも。

今回のパリのテロだって、ISISの犯行声明の大義名分は「音楽やサッカーや酒やセックスを楽しむ背徳の街」としてパリを襲ったのだから、原理的には日本が人道支援に徹していたとしてもISISが東京を襲っても全然彼らの大義名分には反しないだろうに。

テロに襲われないように人道支援に徹するのではなく、それが日本の国としての原理原則だから人道支援に徹するなら分かるし、賛同するけど。

>イタリア人気観光地、テロの標的か 容疑者5人を追跡中 https://t.co/z0GTRoOaaV

「イタリアか。。。

これは容疑者を逃すな」と記事を読みつつ思ってしまいました。

自分の完全な偏見。

でも、サン・ピエトロ広場やミラノ大聖堂が狙われている可能性って。。。

喧嘩売りすぎだろ。

トルコ政府がロシア大使を呼びつけるほど、トルコの国境付近を空爆したのか。。。

ロシア、どこまでやるんだろ。。。

>☪常岡浩介容疑者☪ 「ロシアは欧米を味方に付けてウクライナ攻撃を再開」と、ワシントンポスト:Russia opens fire on Ukraine again as the West stands by http://wpo.st/v-_q0

>NN suspends correspondent over tweet criticising House bill to block Syrian refugees http://dailym.ai/1T3vOOC

シリア難民受け入れ停止の法案を下院議会が可決したのを批判するツイートをした記者を処分するって、CNNは報道機関として終わりすぎだろ。

>deepthroat 時事◆石破氏「共謀罪は必要」 https://t.co/QET8K2lLwt 「テロは待ってくれない。丁寧で真摯(しんし)な説明をして議論する。成立は必要なことだ」※丁寧で真摯な強行採決?

なぜテロ対策で共謀罪が必要なのか、全く分からないのですが。

今回、テロの計画で使われたのは、ネットでの、それも比較的高度な暗号化もなされていないようなSNSでのコミュニケーションだったよね?

だから、自民党はテロ対策の法案を作るとしたら、今必要なのは、海外の傭兵や武装勢力に参加することを禁止する法律なのではないかと。

政府が現在進行形で発生しているテロを分析することなく、民主主義に対しては問題がある一方でテロ対策としてなんら効力を発揮することもないであろう法案を通すことばかり専念しているのを見ると、このダメダメ感が恐ろしいのですが。

今年だけでも、6人の邦人がテロの犠牲になっているのですけどね。

誰か日本のジャーナリストは、今回のパリの連続テロと同様のことが同様の手段で日本で計画されているとして、共謀罪があれば防げるのか、もし防げないとしてもテロの計画に関わった人たちを効果的に追及できるのか、自民党の幹部にインタビューしていただけませんか?

たぶん、共謀罪で逮捕できるのは、テロを計画としていると知らないまま実行犯と会った友人とか宿泊させた人とか向かいれた人権組織や宗教団体とかになるのではないかと。


http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/834.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 橋下・維新政治は悪質な「ブラック・デモクラシー」である。京都大学大学院教授 藤井聡
http://satoshi-fujii.com/shinnihon2-151110/

(新日本経済新聞2015年11月10日)

多くの現代人は、デモクラシー=民主主義といえば、まずは「善いもの」であって、「悪いもの」だとは微塵も思っていないようです。

しかし、デモクラシーが「平然と上手なウソをつく」悪質な詐欺師のような政治家と交われば、それは瞬く間に邪悪で真っ黒「ブラック」なものへと変質してしまいます。

なぜなら、「平然と上手なウソをつく」政治家なら、彼こそが他の政治家をさしおいてデモクラシー=民主主義によって、リーダーに選ばれ、人々を豊かにする全うな政治が全て停止され、デマとテロルに塗れたおぞましい民主政治、

「ブラック・デモクラシー」

が始まってしまうからです。

ブラック・デモクラシーとは、何が正しいとか善いのかといった議論の全てを度外視し、邪悪で悪質な政治を、単なる「数の力」でもってごり押ししていく邪悪な政治です。

彼らは「数の力」で全てを押し切るために、「多数決至上主義」を標榜します。

そして、理性的な議論を全て度外視し、デマとウソと詭弁に塗れた「プロパガンダ」を繰り返し、徹底的な「世論工作」「多数派工作」を仕掛けます。

さらには、反対論者を、自らが持つ公権力を駆使して徹底的に「封殺」「弾圧」します。それはまさに「テロル」です。

こうした「テロル」と「プロパガンダ」でもって多数派を形成し、(彼らの党利党略にとっては有益なものの、世間の利益を大きく損ねる)邪悪な政策を推し進めていく──これが、ブラック・デモクラシーです。

その典型例は、言うまでも無く史上最悪の独裁者と目されているヒトラーが展開した「デモクラシー」ですが、それはもちろん別名「全体主義」と呼ばれるものです。つまりブラックデ・モクラシーとは、民主主義の衣をまとった真っ黒な「全体主義」政治の事を言うのです。

筆者はこの度、中野さん、適菜さん、薬師院さん、湯浅さんとの5名で、そんな「ブラック・デモクラシー」を様々な角度から徹底的に論ずる書籍、

『ブラック・デモクラシー 〜民主主義の罠』
http://www.amazon.co.jp/dp/4794968213

を編纂、出版いたしました。

この書籍では、民主主義をめぐる政治学、政治哲学に関する議論と、ブラック・デモクラシーの具体例をとりまとめています。

本書の中でその具体例として取り上げたものこそ、大阪の「橋下・維新政治」です。

筆者は橋下・維新政治は、ブラック・デモクラシーの最も分かりやすい典型的事例であることを、学者として確信しています。

そもそも、ブラックデモクラシーとは、先にも紹介したように、

(1)「多数決至上主義」
(2)デマとウソと詭弁の塗れた「プロパガンダ」
(3)公権力を駆使した言論弾圧(=「テロル」)

の三要素を含むデモクラシーですが、橋下・維新政治の中にはこの三要素が濃密に見いだせるのです。

まず、第一の多数決至上主義は、橋下・維新政治に明白に見いだせます。

そもそも、橋下氏は住民投票で都構想が否決された夜、その記者会見の席上で、

「僕が提案した大阪都構想、市民のみなさまに受け入れられなかったということで、やっぱり間違ってたということになるのでしょうね。」「民主主義という政治体制は本当に素晴らしいですね。」

と発言しています。つまり彼は、政策の客観的是非すら、多数決で決められるという立場に立っている程の、多数決至上主義者なのです。

同様に彼は、投票前には、次のようにつぶやいています。

「大阪都構想は大阪の将来を左右する。だから住民投票で住民に決めてもらう。議会が否決するような話ではない。」「住民投票で住民に決めてもらう。議会が否決するような話ではない。住民が判断する。」「最後に住民投票。みなさん、政治家が決めれることには限界がある。」

これで彼を多数決至上主義者と呼ばないのなら、多数決至上主義者などこの世にはいない、ということになってしまうでしょう。

では、第二のデマとウソと詭弁に塗れた「プロパガンダ」ですが、これもまた、彼らの政治の中に数多く見出すことができます。

例えば橋下・維新らは、今年の5・17に都構想が否決された住民投票で「ラストチャンス」「ワンチャンス」と賛成票を煽りに煽りまくっていたにも関わらず、この度、再挑戦を、その舌の根も乾かない内に言いだしました。これは、いわゆる、

「閉店セール詐欺」

そのものです。しかも、その際には、テレビCMやチラシの全戸配布等に政党交付金が原資とみられる数億円もの大金がつぎ込まれていたわけですから、これもまた、これを「ウソと詭弁に塗れたプロパガンダ」と言わずして一体何が「ウソと詭弁に塗れたプロパガンダ」なのか──といわざるを得ない代物であることが分かります。

なお、これ以外にも実に数多くのウソとデマに塗れた以下のような詭弁とプロパガンダが繰り返されている疑義が濃厚なのですが───これについては下記原稿にてご確認ください。

【「負ければ即引退マッチ」詐欺】
【「おおさか」は大阪じゃないんだよ詐欺】
【臨時党大会で解党したよ詐欺】
【お金は全て国に返すよ詐欺】
【僕って法律の専門家なんだよ詐欺】
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/11/03/fujii-168/

つまり橋下維新政治は、「ウソと詭弁に塗れたプロパガンダ」の宝庫であると言わざるを得ない──それが筆者の明確な確信です。

では第三番目の「公権力を駆使した言論弾圧」についてでありますが──これもまた、多言を弄するまでも無く、橋下・維新政治で繰り返されていることは、明々白々です。

「自分達に批判的な論者を『TVに出演させるな』という圧力をかける文書を、公党名義でTV局に送りつける。」
http://satoshi-fujii.com/150504-4/
http://satoshi-fujii.com/150426-3/

「自分達に批判的な論者を雇っている大学の総長に、彼を雇っていることそれ自身を問題視する文書を、公党名義で送りつける。」
「放送を所管する総務大臣に、自分達に批判的な論者を出演させているTV局を問題視する国会質問を、公党国会議員が行う。」
「大学行政を所管する文部科学大臣に、自分達に批判的な論者を雇っている大学を問題視する国会質問を、公党国会議員が行う」
http://satoshi-fujii.com/pressure/

「自分たちに批判的な論者の私信を入手し、それを公開すると同時に、その論者がTVに出演することを法的根拠が薄弱なままに問題視する公党名義のBPO申し立てを行う」
http://satoshi-fujii.com/shinnihon2-151020/

つまり彼らは、「自分達に批判的な論者」を黙らせるためなら、公党の権力や大阪市長の社会的影響力等を駆使しつつ、「私信の公開」といった違法である疑義が濃厚な行為まで行いながら、論者個人や、論者個人が出演するTV局や勤務する大学、さらにはそれらを所管する政府に対して国会の権威まで使いながら、徹底的な圧力をかけ続けたわけです。

これらの詳細は、上記HPか著書『ブラック・デモクラシー』の当方の章で、詳しくその証拠物件と共に論じていますが、これらを踏まえれば、橋下維新政治において、公権力に基づく「言論封殺」「言論弾圧」という「テロル」が行われていると考えざるを得ません。

・・・

つまり橋下・維新政治は、「とにかく多数決は素晴らしいということにしておいて、自説を広めるための徹底的なデマとウソと詭弁を駆使したプロパガンダを通して多数派工作を図ると同時に、反対論者を黙らせるためのテロル(弾圧、封殺)を、市長や公党の権限を駆使して徹底的に仕掛け、それを通して党利党略を追及し続けてきた」、疑義が濃厚なわけです。

ここまで豊富な証拠がある以上、橋下維新政治こそが悪質なブラック・デモクラシーの典型例なのだと断定せざるを得ないと筆者は考えます。

この様なブラック・デモクラシーが大阪の地で続けられれば、大阪はますます疲弊し、凋落していく他ありません。

しかしこの問題は、大阪にのみ止まる話ではありません。今後の展開によっては、橋下・維新政治が中央政治権力と結びつき、ブラック・デモクラシーが日本のど真ん中で本格的に駆動することも十二分に想像できるのが、現状です。

そうなったとき、わが国日本は修復しがたい巨大被害を被ることとなる──筆者は政治哲学的な見地から考えて、そう強く懸念しています。

こうした筆者の懸念が現実のものとなるか否かは、11月22日の大阪ダブル選挙の結果に、大きく依存しています。

この度の大阪ダブル選挙では、こうした「大局」的な視野に収めた、賢明なる有権者判断が下されんことを、心から祈念したいと思います。

PS
『ブラック・デモクラシー』の神髄を是非、ご賞味ください!
http://www.amazon.co.jp/dp/4794968213

http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/835.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 大阪の教育・経済・政治をダメにする橋下・松井・吉村おおさか維新政治、一目でわかる資料集!
大阪の教育・経済・政治をダメにする橋下・松井・吉村おおさか維新政治、一目でわかる資料集!
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/de2b25f56abf3af456d8fd814aabb0d3
2015年11月21日 Everyone says I love you !



教育!




大阪「都」構想のデメリット 橋下市長の教育破壊 教育予算・現役世代予算5倍増の嘘
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/a4c4c69737d34e13d5296f08c6530059








体罰を容認してきた橋下市長のあるべき反省と謝罪のしかた 追伸あり
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/af3f483c620ceaa0065add07bfb29889



桜宮高校の体育科入試中止のような、募集続行のような、何も解決しない「すばらしい大人の決定」
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/062e5c49300ea7133fd29234c08d0014




「『子どもが笑う』 とは皆さんが笑うことではない」橋下大阪府知事が女子高生を泣かせたハシズム全開討論
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/3e562ceb8beb7cca8424c65067df5080



15の春を泣かせ続ける橋下市長の強権姿勢が体罰の実態調査と対策をできなくしてしまった
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/54f25ca813c147e536ca84e5f1230d19


経済!



大阪維新の政治は有能か?橋下・松井大阪府政8年間を検証する。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/264c5dd13dc8d3fbd1fe52362224aaca





日本経済新聞 “大阪府・市、橋下体制8年の軌跡 ダブル選22日投開票 再建道半ば、再び「選択」迫る”より
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/0e2a9424b518e2b970109440a1a52021









これは「有効求人倍率の改善」の推移を示しているが、グラフの目盛りの幅に細工が施されている。


 大阪市民を騙すという明確な悪意がなければこうはならない。しかも東京や愛知、福井など数値が高いところを削除し、数値が低いところだけを比較対象にすることで、大阪の有効求人倍率が突出しているように見せかけている。
 香川も〇・六九から一・三六に急上昇しているが、こうした「事実」は完全に無視される。
フジテレビと橋下市長に見る「詐欺にパネルは使いよう」 気を付けよう、ハシモトトオルとフジサンケイ。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/622bd31c6f0f352dc0520dc80623bd04




2008年の橋下大阪府知事、2011年の松井府知事・橋下市長の登場以来、地盤沈下を続ける大阪。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/241c7837dbfdfdaa9c7054bf7733cdb5



カジノしかない大阪「都」構想 橋下市長のご学友のパワハラ教育長中原徹氏がパチスロのセガサミーに就職 
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/3f0a273a328ae92c4fa3c24598545077



毎日新聞に経済無策でCランクと書かれた橋下徹市長と維新の会が、カジノ推進法案にのめり込む利権の実態
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/d6bda3ceaae4861fe403536daf601c70



橋下市長「反維新が大阪府市3港の統合に反対するのはやる気がないからだ!」←実は港の性格が全然違うw
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/442c503bf95dddd9741f0f17d94f687e


政治!



2008年の橋下大阪府知事、2011年の松井府知事・橋下市長の登場以来、地盤沈下を続ける大阪。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/241c7837dbfdfdaa9c7054bf7733cdb5



橋下市長が大阪市主催の大阪「都」説明会で、次期市長選への出馬に言及は税金使っての政治活動でアウト。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/c1bf43611cf518920e3380594d48d732



税金泥棒の「放蕩市長」橋下徹氏ほど納税者をナメた政治家はいない。そんな大阪「都」構想に絶対反対を。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/614b4d8c748721c599eadad9118cd007





大阪「都」構想の嘘2 二重行政解消の嘘 大阪市を解体・廃止しても「財政効果なんて意味ない」程度
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/82591d82aa434529e5304acca5da161b




日本最大の政令指定都市大阪市を解体・廃止すると、権限と財源がこんなに奪われる 大阪「都」構想の嘘5
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/649581b3d36e2653a3616fa958926219



大阪市を解体→5つの特別区にすると、議員数・財源・権限が減って住民自治は村以下に! 「都」構想の嘘3
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/428a23eed1ef06128d0f43b78fa745ae



橋下市長が「金にガメツイ人は消滅する」←政務費を他の目的に一番流用してきたのは大阪維新の会です。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/af6ff5f32be43ba9715493d2f1be9fc8



橋下市長「平松氏は言論で戦え」の大ブーメラン 思想調査アンケートでまた敗訴 問答無用の違法行為が弾劾
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/2202c0d309d092815341e2663cebd028



祝 「君が代斉唱口元チェック」の中原徹大阪府教育長(橋下市長のご学友)がパワハラで辞任
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/834951a7039ad5c32ee94dbcd7f6cc5e



橋下市長が特別秘書=後援会長の息子(休職率15%)に総額2000万円以上の給与!←身を切らぬ改革w
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/2e3bb2cc4997a8705f41467d52e7cc64



橋下市長が12万人集会に「たったあれだけの人数で国家の意思が決まるなんて民主主義の否定」と言う欺瞞
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/3a41c285bc674a79285e9bf7cfaabd99



橋下松井で言ってることが全く一緒だったww


おおさか維新 松井一郎大阪府知事の「飛び抜けた能力」が今ここに。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/34479c530f810d38034d8ecc65953a94



おおさか維新の吉村洋文大阪市長候補は、あの違憲・違法の教育基本条例を作った人だった!
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/54e47d79ee07c52ebae9e0653c75aecb



橋下大阪市長が、生活保護受給者への支給の一部をプリペイドカードで行なう実験を発表したアホらしさ
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/a8ea7acf93a17d88742c9b33a9458991



橋下徹市長激白!「大阪五輪、都構想実現なら招致できる!」←2020年に東京でやるのにまた日本で(爆)
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/bcc224dbfe7e2d64ce596b99fa14125d



橋下市長はなぜ平気で嘘をつくのか。「大阪維新の会を国政政党にする」←前日は「維新の党は割らない」。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/c95947d02e50cabc3fa520785c350fd2



政界を引退する橋下徹氏は大人しくすっこんでろ!安倍首相は橋下氏より国民の声を聞け!!
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/34da54d66b86c1025af6304497d3f969



大阪ダブル選挙 橋下・松井維新の会が、大阪「都」構想を再び争点にすることは許されない。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/1d3d130555b2adcf79eaf74902b88f11



橋下市長「同じ大阪都構想じゃない。バージョンアップした都構想だ」(笑)
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/abe575b414d111393b03e0bc7b560832



橋下市長の嘘には飽き飽きした。失政悪政の追及を!
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/dc71af18103f4555bc5656b08f895bb8


参考ホームページ


翔の会
https://khiramatsu.com/home/
明るい大阪民主府政を作る会
http://osaka-akarui.com/
「大阪都構想」を考える
http://satoshi-fujii.com/book/



まだまだあるけど、もうお腹いっぱいだ。


資料が寄せ集めなので、美的感覚ゼロですみません。


しっかし、我ながらよく粘るなあ!!



さらば! 虚飾のトリックスター ~「橋下劇場」の幕は下りたのか?
平松 邦夫 (著)
ビジネス社
前市長による最新刊。


橋下維新政治の正体を暴く!大阪はホンマに良くなったのか?橋下妄想政治にピリオドを打つ!内田樹氏らとの討論収録!



誰が「橋下徹」をつくったか ―大阪都構想とメディアの迷走 (大阪都構想とメディアの迷走)
松本 創 (著)
140B
最新刊。


2015年11月22日の大阪府知事・市長ダブル選挙直前に、橋下徹とマスメディアの関係を検証する初の書。住民投票へと至る橋下と在阪メディアの歪な関係性を、竹山修身堺市長、藤井聡京都大学教授、平松邦夫前大阪市長など関係者の証言を交えて徹底的に検証。そして、「敵を作る政治」を演出し、詭弁・多弁で感情を煽る“テレビ政治家・橋下徹"という存在を生みだした背景に、粘り強い取材で迫る。



大阪都構想が日本を破壊する (文春新書 1020)
藤井聡 著
文藝春秋
本書は、構想の設計書である「協定書」を徹底的に読みこみ、「都構想とは大阪市解体案」「賛成多数でも大阪府のまま」「二重行政解消の財政効果はほぼゼロ」「東京23区は実は特別区に反対」といった驚きの事実を明らかにする。



大阪市解体それでいいのですか?―大阪都構想 批判と対案―
冨田 宏治 (編集), 森 裕之 (編集), 梶 哲教 (編集), 中山 徹 (編集)
自治体研究社
「大阪都構想」なるものが実質的に「大阪市解体・5特別区設置」構想に他ならないこと。
また、その「大阪市解体・5特別区設置」構想をまとめた協定書の作成手続きに、さまざまな問題があったこと。
それゆえ、この協定書の内容に対する賛否を問う住民投票には、それ自体、問題が多いこと。
そして、カジノ推進構想等々、いま提案されている大阪維新の会の諸改革では、ほんとうに関西経済の活性化に至るかどうかあやしいこと。



新潮45 2015年 05 月号 [雑誌]

新潮社
【特集】「大阪都構想」の大嘘
・市民は「自治」を失い、大阪は破壊される/藤井聡
・これぞ戦後最大の詐欺である/適菜収
・私が「橋下維新」を離れた理由/村上満由


暴走止まらない橋下徹市長、なぜその「正義」が通用してしまうのか
http://www.newsweekjapan.jp/satetsu/2015/11/post-4_3.php
2015年11月18日(水)17時00分 ニューズウィーク



メディアを凌辱しながら管轄するのが橋下政治の真骨頂 Yuya Shino-REUTERS



「こっちが本物、あっちは偽物」、「いいやそっちこそ」と言い争った「維新の会」の分裂は、血気盛んなロックバンドが勢い任せにバンドをぶち壊しているようにしか見えなかったし(分裂後、バンド名の使用権を争うこともよくある)、この22日に投開票される大阪府知事・大阪市長のダブル選挙は、任期満了に伴う選挙ではあるものの、「解散します」と宣言していたミュージシャンが早速「再結成します」と意気込んでいるかのように見える。


 橋下徹・大阪市長は、今年5月の住民投票で大阪都構想が否決されると、今年いっぱいでの政界引退を表明した。今回の知事選では引き続き、松井一郎・現知事が立候補しているが、彼は住民投票が否決された時から、「政治家として燃えるようなことが出てきたときに、二度とやらないとはいえない」(産経WEST)と含みを持たせてきた。


 反対多数で否決されたことを受けた会見で橋下市長は「日本の民主主義を相当レベルアップしたかと思います。大阪市民のみなさんがおそらく全国で一番政治や行政に精通されている市民ではないかと思っています」と、自分の敗北を出来うる限り清々しいストーリーで伝えようとしたが、あらゆる出来事を劇場化する振る舞いに慣らされた人たちは、そのストーリー変換に同調することはなかった。


 しかし、朝日新聞が14、15日に行った電話調査によれば、来たるダブル選挙では、知事選・市長選のいずれも「大阪維新の会」公認の2人が優位に立っているという。在京のテレビではあまり報じられていないダブル選挙だが、なぜいまだに橋下政治の「正義」が通用し続けているのだろう。選挙の時期に合わせて出版された2冊の本に頼ることにする。


 藤井聡・編『ブラック・デモクラシー 民主主義の罠』(晶文社)の編者は、都構想について「賛否はさておき」と譲歩しつつも記したコラムについて、橋下市長から「バカな学者」、「お世間知らずのお学者様」、「内閣参与のバカ学者」と罵られ続けた。今回、その憤りを注ぎながら、橋下政治の構造を読み解く1冊を編み上げた。


橋下市長は、気に食わない報道を見つければ「一部分だけ恣意的に引用するな、全文を読め」と恫喝し、物申してくる誰かがいれば「あなたが選挙に出て政治家になって変えてみればいいじゃないか」と恫喝する。住民投票が否決された際の会見で橋下市長は「民主主義という政治体制は本当に素晴らしいですね」と漏らしたが、藤井はこの手の議論の持ち運び方について「多数決の勝者である者だけが、意見を言う権利を与えられるのであって、意見の正しさなど多数決の勝利の前では無価値なのである」と分析する。


 同書内で、中野剛志が「『勝敗』と『正否』とを同一視しているのではないか」とも指摘しているが、その同一視の中に向けて投じられる異議申し立ては、どれだけ建設的なものであろうとも「対案を出せ!」の一喝で潰されるし、向かってくる声をおしなべて「取るに足らない意見」として掃き捨て続ける。つまり、「勝ったから、正しい」のである。


 メディアを陵辱しながら管轄するという荒技は橋下政治の真骨頂だが、その真骨頂に甘んじてしまうメディアと有権者の「空気」を丁寧に解き明かしたのが、松本創『誰が「橋下徹」をつくったか 大阪都構想とメディアの迷走』(140B)である。


 松本は、ある府議との会話の中から、「あれほど怒るなんて、橋下さんは真剣に取り組んでいる証拠」、「言い方や態度はきついけど、よう頑張ってはる」という代表的な橋下支持者の声を拾い上げる。この手の空気が生まれる要因を、私たちは、彼が小泉純一郎的な「ワンフレーズ」の巧さを持っているからだと分析しがちだが、著者によれば「橋下はものすごく多弁ではあるものの、決して理路整然と語るわけではない」という。


 質疑をしてもまともに応答してくれない彼の多弁におじけづいたメディアの記者は、とにかく従順になる。橋下市長は、テレビニュースが使うコメントの最大値と言われる15秒の中に収まる痛快なコメントを連呼し、テレビがノーカットで使えるように心がける。高木徹『国際メディア情報戦』(講談社現代新書)に詳しいが、ボスニア紛争で名を馳せたPR会社「ルーダー・フィン」社のジム・ハーフが、世論誘導のために要人に対して「長くても十数秒の間にもっとも重要なことをシンプルなセンテンスで伝える」ことを強いていたのを思い出す。橋下市長の端的なコメントは、「皆に分かりやすい」政治を目指すためではなく、「こちらはこんなに分かりやすく提示してんのに分かってくれないバカなマスコミがいる」という空気を醸成する。


11月14日のツイートで橋下市長は、YouTube動画のリンクを貼り付けたうえで「大阪市議会共産党幹事長山中氏『選挙が終われば自民党は共産党の言いなりになる!』」とツイートしたが、該当のYouTube動画を見ても、そのような発言は確認できない。いかにも脇の甘いツイートだが、この手の煽りは「『勝敗』と『正否』とを同一視」している彼の常套手段である。つまり、動画を確認して「嘘つくなよ」と憤る人よりも、勢いまかせのテキストに「マジかよ!」と反応してくれる人の数が勝るのであれば、それが彼にとっては正しいのである。


 彼の得意技である「テレビニュースが使いやすい数秒のコメント」、「端的なツイート」という、厚みに欠ける攻撃の連鎖がもたらした空疎を、腰を落ち着けて熟考した2冊の書籍が丁寧に捌いていく。「『勝敗』と『正否』とを同一視している」彼からしてみれば、この手の本も、いつもの「だったら選挙出て倒してから言えよ」で処理しようとするのだろう。


「東のど真ん中」では民主主義が軽視されているが、「西のど真ん中」では藤井が「ブラック・デモクラシー」と名付けるように、民主主義が黒光りしている。どっちもどっちだが、化けの皮が剥がされぬまま繰り返されようとしている後者は、「東のど真ん中」がこれから持ち込もうとしている手法のひとつでもあることを肝に銘じておきたい。



2015年11月19日(木)


橋下維新 高校つぶし・学テ内申反映・「教育に穴」…
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-11-19/2015111904_01_0.html

教育こわしもうごめん


大阪ダブル選 22日投票


最終盤に突入した大阪府知事・大阪市長ダブル選(22日投票)で「橋下維新の『教育こわし』はもうごめん」の声が広がっています。(小浜明代)



(写真)高校つぶしはやめてくださいと訴える保護者ら=大阪府庁前


 「前回の選挙では維新を支持しました。でもいまは、子どもたちのことが全然わかっていない人たちだと思います。勉強が苦手だった子どもたちが先生の親身な援助で自信をつけ、成長して社会に出て行っています」。定員割れを理由に存廃の危機に立たされている府立西淀川高校(大阪市西淀川区)保護者の郡山麻理さんは、厳しいまなざしで語ります。松井一郎知事が「定員割れする学校は魅力がない。そこに通う子どもたちは成長しない」と子どもたちや保護者、学校関係者を深く傷つけたからです。


 府と大阪市は18年度までに府立と市立の高校7校程度を廃止する計画で、昨年度と今年で府立の4校が廃止・再編整備の対象とされました。存続を求める署名は延べ7万人に上っています。同じく定員割れを理由に廃止が決まった咲洲(さきしま)高校(大阪市住之江区)保護者で、8年前の知事選で橋下氏を支持したという谷田香奈さんはいま、府内各地で維新政治の実態を訴えています。


「競争」と「強制」


 高校つぶしは、橋下維新が進めてきた競争と強制、自己責任の教育の一環です。最たるものは、異常な学力学習状況調査対策です。


 「教育は2万%強制」「競争がなければ勉強しない」「日本は自己責任の国。それがいやなら日本から出ていくしかない」と言い放つ橋下氏は知事時代、学力学習状況調査結果が全国最低クラスだったことをうけて「クソ教育委員会」とののしり、市町村別結果の公表を強要。大阪市では学校別結果も公表させました。


 中学1、2年生への府独自の統一テストを実施し、今年の高校入試の直前に中学3年生の学力学習状況調査結果を内申点に反映させるとし、現場が混乱しました。内申点への反映は文科省から、実施要領に逸脱すると批判されています。


 これだけではありません。進学実績の高い府立高校10校のみに特別に2億円、大阪市では「がんばる校長」に500万円、「がんばる教師」に100万円を特別に支給しています。その一方、教育効果が検証済みの35人以下学級は小学1、2年生のみで、全国の府県で同水準なのは他に2県だけです。


教育費600億円減


 正規教員の採用を減らし続け、2014年度は定員枠7400人に対し採用は3000人。4400人が講師です。そのため産休や病休などのときに代替教員が来ない「教育に穴」という事態がまん延。府の教育費は7年間で約600億円減り、給料は全国最低。大阪への教員志望者がどんどん減っています。


 こうした中で子どもたちはどうなっているか。小・中・高の暴力行為件数が昨年度1万件を超え、過去3年間連続全国1位。全国平均の2倍です。高校の不登校率、中退率ともに全国ワースト1(14年度)、小・中の不登校も全国20位(09年度)から6位(14年度)に急増しています。特に大阪市は橋下市長になって以降、12年度から2年間で小中の暴力行為が2倍、不登校が1・5倍に急増しています。


 ダブル選ではこうした現状に校長や管理職から「もう維新はこりごり」「自民党はどうもと思っていたが、柳本あきらさん(市長候補)と、くりはら貴子さん(知事候補)の教育の訴えはとてもいい」との声が寄せられています。


まやかしの政治に終止符を


 22日投票の大阪ダブル選では、大阪維新の会のウソとまやかしの政治にも終止符を打たなければなりません。


 橋下徹大阪市長はいま、大阪の「暗黒の過去」として「自民党から共産党が手を組んだ8年前の政治」なるものを持ち出し、「あの昔のデタラメな政治に戻すのか。前に進めるのか」と叫んでいます。


 しかし、大阪にいつ“自民共産の大阪府政や大阪市政の時代”があったというのでしょうか。まったくの作り話。詭弁(きべん)の類いです。


 橋下氏が「暗黒政治」の象徴として取り上げるWTCビル(現・大阪府咲洲=さきしま=庁舎)などの無駄な大型開発は大半が前世紀中には完成していた事業です。当初から反対してきた日本共産党も、当時与党だった自民党などの会派も、いまでは「バブル期の政策の失敗」という認識で一致しています。


「暗黒の8年間」


 ところが、その後も税金の無駄遣いを続けているのが2008年に府知事に就任した橋下氏です。知事時代には、「維新」の源流となる府議らとWTCビルの購入を強行。このときの騒動で自民党を飛び出した府議らが後に橋下氏を代表とする大阪維新の会を結成したのです。


 橋下氏はWTC購入でいまも続く無駄な「二重庁舎」問題を引き起こす一方、後任の松井一郎知事とともに、大阪府の命や暮らし、中小企業支援などの予算を削りに削りました。


 その結果、大阪では雇用者報酬も家計消費支出も府内総生産も全国以上に落ち込み、「1人当たり県民所得」は08年の5位が、12年の10位に転落しています。府の借金も増え、12年には新たな地方債発行に総務相の許可が必要な「起債許可団体」に転落しています。


 いま大阪で問われているのは、まさにこうした橋下「維新」政治の「暗黒の8年間」です。


 「維新」は「身を切る改革」を唱えます。しかし、実際には、相次ぐ政務活動費の不正使用、維新の党分裂をめぐる政党助成金の「分捕り合い」など税金へのたかりが鮮明です。知事の「退職金ゼロ」宣伝も実は収入総額348万円の増です。選挙のたびに「身を切る」と言って政治家としての「身分」を守り、切り捨てるのは府民の暮らしです。


審判下ったのに


 「維新」自身の主張に照らしてもおかしいのは、5月の住民投票でノーの審判が下った「大阪都」構想を、「住民投票は1回限り」と断言してきた橋下氏が再び持ち出し、「反対多数なら民間人に戻る」と語っていた松井知事が公約に掲げていることです。


 松井氏は「3年ほどかけてもう一度新しい設計図をつくりたい」と訴えますが、「都」構想が、大阪をダメにする大阪市廃止・分割政策であることには、変わりはありません。


 橋下氏が持ち込んだ対立や分断、制度論に終始した住民投票前の大阪に戻すわけにはいきません。前に進めるというなら、いまこそ「維新」政治を終わらせて、市民・府民の声をしっかりと聞いてみんなで話し合う「オール大阪」の新しい政治へと進めるべきです。


 (藤原直)




http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/836.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 「テロを非難するのは当然だか、暴力は暴力では阻止できない:山口一臣氏」
「テロを非難するのは当然だか、暴力は暴力では阻止できない:山口一臣氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18885.html
2015/11/22 晴耕雨読


https://twitter.com/kazu1961omi

>PassyKis 宮田律・現代イスラム研究センター理事長:教育を受けられない→産業の発展がない→ますます貧困に陥る→武装集団に入って生活の糧を得る→テロが拡大する。だから国際社会はその集団を生み出す社会経済的な矛盾を解決するべき 日本がやるべきことは武器を売ったり自衛隊を送りこむことではないね。


>永添泰子【「現代イスラム研究センター」の宮田律理事長も「欧米的な“やられたらやり返す”的な発想では暴力の連鎖は止まらない」と語っておられました。】


>岡良君 そもそも総研 現代イスラム研究センターの宮田氏「軍事的な手段でテロを撲滅するという発想は不可能」とズバリ・・・・同感です。





>野口健 ISは最も怒らせてはならない人を怒らせてしまった。ロシアはアメリカのように外交的、軍事的に中途半端な関わり方はしないだろう。 プーチン大統領“激怒” IS拠点を猛爆撃 206カ所破壊、出撃80回超 - ZAKZAK https://t.co/Mnd7uMReur

つうか、アメリカが本気でなかったことがこれでバレたわけです。


ロシアが本気を出したとたんにISが負け始めています。


>山本太郎 火事場泥棒を続ける為の下準備。 テロとの戦いを謳う先進国という泥棒たち。 https://t.co/Vyd5dxWnPS

>平野啓一郎 ISに資金提供「G20含め40カ国」 プーチン大統領:朝日新聞デジタル https://t.co/CbLfEmzSUY

>神田大介 仏大統領演説は治安強化を強調した。裏を返せば一定の自由の制限が課されることになるが、フランス国内で反対する声は聞こえない。/フランス、米ロと対IS連携強化 大統領「ともに戦う」 https://t.co/ML7n3vvLCP

新幹線でたまたま手にした京都新聞の土曜時評に現代イスラムセンターの宮田律さんの論文が載っていた。


とてもわかりやすく、事態を考える上での参考になる。


→オランド大統領は報復を口にし、さっそく空爆を進めているが、これは暴力の連鎖という典型的なパターンに陥ったことになる。


テロを非難するのは当然だか、暴力は暴力では阻止できないことを理解してほしい


→宗教的なものに寛容でないフランスの体制は、イスラム教徒からみれば極めて敵対的に映る


→テロにはフランスで生まれ育ったイスラム系住民が加わっていたことは重要だ。


移民第1世代はまだ、受け入れ国での格差や差別も「新参者だから仕方がない」と思うが、第2、第3世代になれば、「自分はフランス人のはずなのになぜ差別されるのか」との怒りになる


→日本が「テロとの戦い」の中で、欧米側に立って戦争に参加していく印象を与えてしまうのは極めて良くない。


米国が進める「テロとの戦い」の美名の下で人権無視、むごい攻撃が続き、テロとは何の関係もない市民が犠牲になっている現状がある


→理由もはっきりしないまま始まったイラク戦争では、膨大な民間人が犠牲になっている。


日本人は「テロとの戦い」という抽象的な表現でなく、そこで起きている実像をよく知るべきだ


→その上でその戦いで「責任を果たす」ことが本当に日本の国益に合致するか考えてほしい


→原爆を落とされ戦争に負けても平和な国を築いてきた日本の中東におけるイメージは依然かなり良い


人権無視の「テロとの戦い」に参加したとの印象を持たれれば、好感は消えてしまう


→自爆テロにしか生きがいを見出せない若者を救うためには、教育や就業の機会を与えることが一番の解決になる


→日本はこうした点でこそ貢献していくべきだろう。


要約引用おわり



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/837.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 橋下市長の弁護士時代が酷いとネット上で話題に!違法な利息取り立て、商工ローンの被害騒動!
橋下市長の弁護士時代が酷いとネット上で話題に!違法な利息取り立て、商工ローンの被害騒動!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8830.html
2015.11.21 22:00 真実を探すブログ



☆泥憲和さんの連続ツイート【橋下が弁護士だったころの話】 #大阪W選挙
URL http://togetter.com/li/902328
























橋下市長の弁護士時代は酷かったという噂は聞いていましたが、具体的な内容を見ると本当にエグいですね・・・。
もちろん、これが嘘である可能性もゼロではないですが、「大阪高裁 シティズ」等で検索すると裁判の記録が出て来るので、事実だと私は見ています。市長としての説明責任もあり、この問題は選挙に関係無く、シッカリと追求して欲しいところです。


辛坊さん、大阪市長選候補者のホンネを聞く


橋下徹市長が住吉市民病院の統合問題について解説 ウルトラC発言 大阪ダブル選挙前の演説 大阪維新の会 2015 フルHD画質60P


柳本大阪市長候補とオリンピック担当大臣の応援演説 酒屋つながりで意外と演説上手なのにビックリ 大阪ダブル選挙




http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/838.html

記事 [政治・選挙・NHK196] 「減反廃止などもあって、価格が下落する下で大規模化が対策になる?<地域を潰す>:金子勝氏」
「減反廃止などもあって、価格が下落する下で大規模化が対策になる?【地域を潰す】:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18887.html
2015/11/22 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

【地域を潰す】自公両党がTPP対策を提言。

内容はお粗末きわまりない。

コメの新たな輸入枠に相当する国産米を備蓄用に買い入れ、牛・豚肉農家の赤字補填率を8割から9割にする。

安い米が入れば価格は下落し、牛・豚肉農家の所得減少は止められない。http://goo.gl/GoWyyN

農産物輸出を1兆円に増やすというが、野菜も果物も関税ゼロ、国内向け農業は見捨てるというのか。

おまけに減反廃止などもあって、価格が下落する下で大規模化が対策になる?

そんな農家や経営者がいたら、経営能力ゼロです。 http://goo.gl/GdkY69

【1億総不活躍3】1億総活躍社会実現で官庁が予算ぶんどり合戦です。

不妊治療の支援拡充や認可保育所などの整備の前倒し、3世代同居のための住宅建設支援(時代遅れのサザエさんモデルです)、出産前後の国民年金の保険料免除で出生率が上がるか? http://goo.gl/UAyRro

【1億総不活躍4】都市部に介護施設を確保するための国有地の賃料減額や設置基準の緩和、サービスつき高齢者向け住宅の整備加速で、「介護離職ゼロ」が実現できるか。

介護休業の分割取得や給付補償の引き上げしても、そもそもマタハラが横行し、とくに非正規はとれない現実を解決する方策はナシ。

【1億総不活躍5】「名目GDP600兆円」の実現に向けて、来年度の法人税率を早期に20%台に引き下げるというが、この間、内部留保ばかりため込んで雇用を壊し賃金を上げずにマイナス成長に陥っている。

アベノミクスの大失敗をタブーにして、メディアキャンペーン。

間違いを正さない罪は重い。

【支離滅裂】政府は補正予算のバラマキの一方で、社会保障費の伸びを今後3年間で合わせて1兆5000億円程度に抑える予算編成をする。

消費税増税を法人税減税に回して、社会保障費の自然増さえ削るという。

1億総活躍どころか家族負担が増えるだけ。http://goo.gl/gFq6SK

今晩の9時〜NHKスペシャルは「追跡 原発事故のゴミ」。

原発事故による汚染物が3千万トン放置されたまま、フレコンパックの寿命が切れていく。

リサイクル施設による濃縮・減容が不可欠だが、東電救済優先は福島の汚染を元に戻してしまう。 http://goo.gl/ASAOa1

【新しい世界戦争】マリでもホテル占拠とテロ。

犠牲者は27名。

宣戦布告がなく、内戦と外戦の区別もない。

これは新しい世界戦争なのかもしれない。

アベに一貫しているのは現行憲法を無視し、改憲のためにこの対テロ世界戦争に加わろうとしていること。http://goo.gl/LjWeGs

【新しい世界戦争2】米国中心のグローバリズムはイラク戦争に行き着き、イラク戦争の失敗が戦争のグローバリゼーションを産み落とした。

仮にISを空爆で追い込んだところで、彼らは至るところで報復のテロを繰り返す。

この国境なき世界戦争に参加し、日本を巻き込もうとしているのがアベなのだ。

【新しい世界戦争3】アベは憲法21条を侵す特定秘密保護法を決め、憲法9条を無視して閣議決定で集団的自衛権行使を容認し、憲法53条を無視して臨時国会を開かず、外遊で対テロ戦争を煽る。

狙いは緊急事態条項の改憲で非常事態宣言。

新しい世界戦争になし崩しに参加し改憲を実現しようとしする。



http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/839.html

記事 [政治・選挙・NHK196] <大阪晩秋の陣>あす(11/22)投開票大阪ダブル選挙!期日前投票は4年前よりも14%アップ!
【大阪晩秋の陣】あす(11/22)投開票大阪ダブル選挙!期日前投票は4年前よりも14%アップ!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/9066
2015/11/21 健康になるためのブログ



http://www.news24.jp/articles/2015/11/21/04315451.html

大阪市長と府知事のダブル選挙は22日、投票日を迎える。「大阪維新」対「非維新ら」の構図で激しく争う選挙戦。候補者たちは21日、有権者へ最後の訴えを行っている。


http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00309080.html

20日までに、市長選挙の期日前投票を行った人は、およそ22万人と、関心の高かった4年前のダブル選挙から、14%増えている。






以下ネットの反応。














維新VS非維新、どちらに入れるかよく検討して投票しましょう。期日前投票が前回(4年前)よりもアップしているというのは素晴らしいことだと思います。




http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/840.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2015年11月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。