3日、中国外交部の華春瑩報道官は、米国が南シナ海での海軍艦船による「航行の自由作戦」を四半期(3カ月)に2回かそれ以上の頻度で継続する方針を明らかにしたことを受け、「中国側は断固とした対応を取り、厳密な監視を続ける」と述べた。写真は南沙諸島。
中国は「断固対応、厳密な監視継続」=米国「南シナ海への軍艦派遣は3カ月に2回以上実施」に反発―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a122571.html
2015年11月4日(水) 12時50分
2015年11月3日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は定例記者会見で、米国防総省当局者が南シナ海での米海軍艦船による「航行の自由作戦」を四半期(3カ月)に2回かそれ以上の頻度で継続すると語ったことについて、「中国側は断固とした対応を取り、厳密な監視を続ける」と述べた。国際在線が伝えた。
華報道官は「中国は一貫して国際法による各国の南シナ海での航行・飛行の自由を尊重している。いかなる国であれ、航行・飛行の自由の名目で中国の主権と安全利益を侵害することに断固反対する。領土主権や安全、および合法的で正当な海洋権益を維持する中国の意志は固い。いかなる国であれ、故意の挑発に対しては、断固として対応を取る」と主張。
関連海域・空域の監視を今後も続けるとした上で、米国に対し「誤った発言や行動を直ちにやめ、中国の主権と安全利益を脅かす危険で挑発的な行動を二度と起こさないよう促す」と述べた。(翻訳・編集/柳川)