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2015年11月02日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK195] 雑感。補正予算と高木復興相 公選法違反疑惑
雑感。補正予算と高木復興相
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52745344.html
2015年11月01日 在野のアナリスト


高木復興相に、公選法違反疑惑が報じられます。慶弔費や供花代を収支報告書に記載していた、とのこと。当選6回、細田派、というだけで大臣になれたような人物ですが、メディアの身体検査には耐えられなかった。そもそも安倍政権では、復興担当相はお飾りの名誉職ですが、不名誉な実態が次々と明らかになり、通常国会までに更迭が確実となったのでしょう。

30日、突如報じられた補正予算、事前に検討の報はありましたが、日銀の金融政策決定会合で、現状維持に合わせるよう市場が予想した規模より少し大きめに、といった念の入れようです。新規国債の発行なしに3兆円規模、としますから予備費や税収の上ぶれ分などを用いるとみられますが、恐らく昨年度までは税収が上ぶれしますが、今年度からはそうもいかない。企業の想定為替レートが、120円ぐらいになっているためで、下手をすれば為替が減益要因になりかねません。これで法人税減税などすれば、Wショックで税収は目減りしていくことでしょう。

問題はその使途で、介護施設の充実や大都市圏のインフラ整備、TPPの国内対策費ですから尚のこと景気刺激に乏しい。大都市圏のインフラ整備は、東京五輪関連も含まれるとみられますから規定路線ですし、介護施設を充実させたとて介護離職が減るわけでもない。介護報酬が増えない、また年齢や経験を重ねると給与が増える、といったことでもない限りは介護従事者が報われることがないので、人材の使い捨てのような状態はつづきます。TPP国内対策費は「攻めの農業」という言葉だけが踊り、具体的にどうすればそうなるか? ということが語られない。小手先の改善では、もう立ち行かないことが自明ですから、その具体策が出るまで評価は不可能です。

早くも出てきたのが、1億総活躍という名目でどう予算をとるか? という省庁の動きです。1億担当部署などができ、予算分捕り合戦が活発化している。安倍政権では、特にこうした看板がぽんと出るので、その名称に応じて予算はとるものの、実はまったく別のことにつかう予算がまかり通っている。政策効果がないばかりか、本来ならそれを監視する政治家の能力もない。それは自分の政治資金さえ、公選法違反の疑いがある支出を堂々と記載するぐらいのどんぶり勘定です。

しかも船頭が多くて、1億総活躍も、結果的にどの省庁が責任をもって担当するか、未だに不明です。横断的に…といっても、担当大臣の能力不足が顕著な中、担当大臣まで予算の分捕り、縄張り争いにかまけていれば、実行性が現れるはずもあありません。安倍政権の病巣である、この責任の所在が不明という事態が、ますます悪化しているのですから補正予算もただばら撒く、というだけで終わるのでしょう。先週末、米株の仕上がりが悪く、シカゴ日経平均先物は19000円を100円以上下回って、返ってきます。株価維持には日系の頑張りにかかってきますが、日銀の非協力ぶりと補正予算の実態をみるにつけ、年末2万円予想は儚くなってきた、というところなのでしょう。閣僚の首がころころすげ替わる安倍政権では、1億どころか閣僚2、3人でさえ活躍させるのが難しい、ということなら、株価の復興は成し遂げられないのかもしれませんね。



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/791.html

記事 [政治・選挙・NHK195] あまりに奇抜&ふざけすぎて、もはや判断不能な国会みやげの数々がスゴいぞ!(Business Journal)
あまりに奇抜&ふざけすぎて、もはや判断不能な国会みやげの数々がスゴいぞ!
http://biz-journal.jp/2015/11/post_12198.html
2015.11.02 文=編集部 Business Journal


 今夏、日本の象徴的風景であった「国会議事堂前のデモ」。安倍晋三政権が推し進める安全保障関連法案に反対する市民集会は徐々に拡大し、8月30日には約12万人(主催者発表、警視庁調べは3万人余り)を集めるまでになった。また、9月16日のデモでは、公務執行妨害容疑で13人が逮捕されるなど、その過熱ぶりも話題を呼んだ。


 さらに、このデモ旋風を巻き起こした中心的存在として、「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)」という学生団体がクローズアップされたことも記憶に新しい。


 しかし、「戦争反対!」「安倍は国民の声を聞け!」などの怒号が飛び交った国会議事堂のすぐ近くでは、本気なのか冗談なのか判断不能な、謎のセンスを誇る「国会みやげ」が販売されていた。今回は、その一部を紹介しよう。


 まずは「アベの野菜ミックスチップス」(税込540円)だ。安倍政権が推進する経済政策「アベノミクス」をもじったことは明白だが、こちらはさつまいも、れんこん、大根、ゴーヤ、かぼちゃ、ニンジン、オクラの7種の野菜が油で揚げられ、チップス状になっている。



「アベの野菜ミックスチップス」(税込540円)


 パッケージには「国会限定」「日本を元気に!!」「チップス食べて景気回復!!」の文字が並び、安倍首相や財務大臣の麻生太郎氏、地方創生担当大臣の石破茂氏(と思われる)などのイラストが描かれている。安倍首相はスーツ姿なのでまだわかるが、麻生氏や石破氏らは、なぜかTシャツ、短パンの運動会スタイルというシュールさだ。


■麻生太郎の「マフィアかりん糖」、小泉進次郎の「幸せショコラ」


 続いて、麻生氏を前面に押し出した「タロ・カポネ」(同620円)をご覧いただきたい。麻生氏といえば、2013年2月にロシアで開かれたG20(20カ国財務相・中央銀行総裁会議)に出席した際、黒のロングコートにハットを斜めにかぶったファッションが「ギャングスタイル」「マフィアみたい」と話題になり、「日本のアル・カポネ」と実在のギャングに重ね合わせる声まで上がった。



「タロ・カポネ」(同620円)


 そういった世論に思い切り乗っかった「タロ・カポネ」は、パッケージに麻生氏の愛読書である『ゴルゴ13』(さいとう・たかを/リイド社)をもじって「タロー13」と書かれている上、ライフルのイラストがデカデカと描かれている。


「マネーと日本の守護神」の文字に加え、安倍首相のイラストが「頼りにしています!」とつぶやいていることで、辛うじて政治家であることを保っているかのようなバランスだ。ちなみに、このかりん糖は「葉巻見立ての太タイプ」と、どこまでもキャラに忠実につくられたようだが、味は至って普通のかりん糖であった。


 また、パッケージ裏面には「Yシャツは香港の『アスコット・チャン製』」「靴はスイスの『バリー』」と、なぜか麻生氏の全身ファッション解説が入っており、横面には漫画オタクとして知られる麻生氏らしく「I LOVE AKIBA」の文字も入るなど、どこまでも太郎推しのようである。


 異彩を放っていたのが、「進ちゃんの幸せショコラ」(同620円)だ。先日、自民党の農林部会長に就任した小泉進次郎氏をモチーフにした「ベイクドハートショコラサブレ」という一品で、安倍首相と麻生氏が野菜チップスやかりん糖という、やや渋めなセレクトだったのとは対照的に、代官山や横浜あたりでも売っていそうなスイーツとなっている。さすがは「自民党のプリンス」といったところだろうか。



「進ちゃんの幸せショコラ」(同620円)


 パッケージには無数のハートが描かれており、色もピンクが基調で、もはやアイドル関連グッズのようだ。「タロ・カポネ」とは別の意味で、政治家のそれとは思えない。中身のほうは、ハートの造形がやや雑な気もするが、味は今回紹介した菓子の中で一番おいしかった。


■歴代総理のイラストが並ぶ、シュールすぎる手ぬぐい


 最後に、「歴代総理手ぬぐい」(同300円)という、すぐに家庭で役立つアイテムを紹介しよう。もはや説明不要の感もあるが、国会議事堂をバックに、初代の伊藤博文から現職の安倍晋三まで、ひたすら初老男性の似顔絵が並んでいる。普段使いにしたら、気が滅入りそうである。



「歴代総理手ぬぐい」(同300円)


 この手ぬぐいは、ほかに「タオル」「ガーゼタオル」と微妙に素材の違うものが売られており、同じく歴代総理ものではマグカップや湯呑みなどもあった。女性店員に売れ筋について話を聞くと、こんな答えが返ってきた。


「カップやタオルなど、歴代総理ものがよく売れます。キャラものだったら、やっぱり(小泉)進ちゃんと安倍さんね」


 この売店は国会議事堂の中ではなく、国立国会図書館そばにある観光バスの駐車場内にあるため、誰でも買い物が可能だ。また、あまり知られていないが、国会議事堂内は基本的に誰でも無料で見学することができる。衆議院と参議院で参観可能日時などに多少の違いはあるが、天皇陛下の御休所を見学したり、本会議場の傍聴席に座って写真撮影ができるため、秘かに人気を集めているのだ。


 今夏、日本を揺るがした安保法案がどのような場所で成立されたのか、その目で確かめてみるのもいいかもしれない。そして、その際はおみやげも忘れずに。
(文=編集部)



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/793.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 韓国、日中首脳のもてなしに差 安倍首相は“実務訪問”で食事会なし:李首相『公式訪問』:その代わり共同記者会見で日本に配慮

 外交活動で表に見せる部分はごくわずか、しかも、表に出している70%程度は、自国国内向けメッセージである。

(それに乗っかって反中・反韓・反北的報道に精を出すメディアは問題)

 安倍首相と朴大統領は、青年期からの知り合いで、お互い相手の表面的言動の意味や目的をそれなりに理解している。また、相手が国内及び国際で抱えている課題も知っている。

 この点で、首脳同士の関係としては、日中よりも日韓のほうがスムーズに運べる。

 むろん、中国の李首相や習国家主席も、安倍首相がそうであるように、相手(安倍首相)の“立場”を理解している。
さらに言うなら、2012年秋に、日本国内閣総理大臣に安倍首相が就任することを要請している中国は、安倍首相に対しぞんざいな扱いはしない。

 そういうわけで、表面的にはすぐに“仲良し”というわけでにはいかないが、今後間違いなく表面的にも日中韓の関係はもっと改善されていく。

 対中関係については、来年春に習国家主席が訪日できる国内環境を整えることが安倍首相の役目である。

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2015.11.2 00:15更新
【日中韓首脳会談】
韓国、日中首脳のもてなしに差 安倍首相は“実務訪問”で食事会なし[産経新聞]

 【ソウル=藤本欣也】「歴史を直視し未来を志向する」。日中韓首脳会談の議長国、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は1日の会談でこう強調して、日本を牽制(けんせい)した。一方で中国に配慮し、南シナ海問題を議題として取り上げるのを避けた。

 ただ、会談全体でみると、自らの実績にもなる「3カ国協力の完全回復」(共同宣言)という「未来志向」に重点を置いており、日本に一定の配慮を示したのも事実。「歴史直視」の舞台は2日の日韓首脳会談となりそうだ。

 「北東アジア地域の平和と繁栄の重要な枠組みである3カ国の協力体制が復元された歴史的意味は大きい」

 朴大統領は1日の共同記者発表でこう自賛した。安倍晋三首相、李克強首相ともに首相就任後初の訪韓だったが、韓国側の“もてなし”の度合いは異なっていた。李首相には10月31日に朴大統領との夕食会が用意されたが、安倍首相には予定されていない。韓国側は「李首相の訪韓は『公式訪問』という位置付けで、安倍首相は『実務的な訪問』にすぎない。差があるのは当然」との立場だ。

 それだけに、会談における朴大統領の安倍首相への配慮が目に付いた。中央に立っていた朴大統領が記者発表終了後、まず声を掛けて握手を交わした相手は安倍首相だった。会談の発言でも「韓、日、中」と3カ国を呼ぶ際に日本を中国より先に呼んだ。日本政府関係者は「来年の議長国が日本だからではないか」との見方を示している。

http://www.sankei.com/world/news/151102/wor1511020006-n1.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/794.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 「安倍首相頑張って」派が圧勝したら、悔しくなって消したようですね。「十分ブロックしたから消した。」とか言い訳を言っている
「安倍首相頑張って」78%
https://pbs.twimg.com/media/CSmqElvU8AAOKQf.jpg

CatNAさんのつぶやきから
https://twitter.com/CatNewsAgency/status/660312781036515328


CatNA
‏@CatNewsAgency CatNAさんがリツイートしました
「安倍首相頑張って」派が圧勝したら、悔しくなって消したようですね。
「十分ブロックしたから消した。」とか言い訳を言っている。
笑えますね。(笑)

@Miu2015Uyo
https://twitter.com/pfd1212/status/660309179471564801

CatNA ‏@CatNewsAgency 10月31日
CatNAさんがリツイートしました Aitit Sui
民意に耐え切れず削除・逃亡したしばき隊を晒しあげ。(笑)

@Miu2015Uyo

https://twitter.com/miu2015uyo/status/660245822219550720

みう ◡̈♥︎ ‏@Miu2015Uyo 10月30日
みう ◡̈♥︎さんがリツイートしました
え〜…((((;゚Д゚)))))))
「頑張って!」が38%も…

ブロックツールを使用してる人達の間の自己満投票なのにねw

ほなみ、bcxxx、玉蟲もRTしてるこの投票…

これ、ブロックされてても投票できますよ♪
⬇︎
https://twitter.com/pfd1212/status/660024593311137792


みう ◡̈♥︎ ‏@Miu2015Uyo 10月30日
@Miu2015Uyo
サヨクの自己満投票
こんなもん覆しましょう!

「頑張って!」に投票お願いします!
⬇︎
https://twitter.com/pfd1212/status/660024593311137792
https://pbs.twimg.com/media/CSmagXfUsAIv3Aa.jpg


みう ◡̈♥︎ ‏@Miu2015Uyo 10月30日
@Miu2015Uyo
サヨクの自己満投票
鼻をへし折ってやっちまった(⌒▽⌒)
⬇︎
https://twitter.com/pfd1212/status/660024593311137792
https://pbs.twimg.com/media/CSmeTp-UwAEccGZ.jpg


みう ◡̈♥︎
‏@Miu2015Uyo
@Miu2015Uyo
サヨクの自己満投票
ゴメンね♡
予想通りに行かなくて…
⬇︎
https://twitter.com/pfd1212/status/660024593311137792
https://pbs.twimg.com/media/CSmqEltUEAAY6yM.jpg
https://pbs.twimg.com/media/CSmqElwUAAArpCw.jpg


みう ◡̈♥︎ ‏@Miu2015Uyo 10月31日
@Miu2015Uyo
サヨクの自己満投票
@pfd1212 ←これ
なんか、ブツブツ言ってるみたいだけど…

ウフフ(^ν^)
すべて見えてるのよ♪
⬇︎
https://twitter.com/pfd1212/status/660024593311137792


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/795.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 自公政権とマスメディアによるTPP問題は「農業」だという矮小化は危険だ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5201.html
2015/11/02 05:44

<TPP=環太平洋パートナーシップ協定交渉の大筋合意を受け、自民党は今月取りまとめる国内対策の提言に、農業関係者らの意見を反映させようと、小泉進次郎農林部会長らを7つの道と県に派遣し、要望の聞き取りを行うことになりました。

TPP交渉の大筋合意を受け、自民党は先週、国内対策を検討する総合対策実行本部を開き、緊急に取り組むべき対策などを盛り込んだ提言を今月20日までに取りまとめることを確認しました。

自民党は、農業関係者を中心にTPPの影響を懸念する声が出ていることを踏まえ、今月6日から3日間、小泉進次郎農林部会長や、西川元農林水産大臣らを北海道や兵庫県など、7つの道と県に派遣することになりました。そして、生産者に大筋合意した内容や、農林水産省がまとめたコメや小麦など品目別の影響などを説明したうえで、具体的な要望を聞き取って、提言に反映させたうえで、政府に申し入れることにしています>(以上「NHKコュースウェッブ」より引用)


 TPP実施による貿易収支の「損益」をマスメディアはステレオタイプを国民に刷り込もうと躍起になっているようだ。それは農業では日本に損失が及ぶが、製造業では利益に働く、という矮小化した議論だ。

 しかし事実上、関税率50%近い引き下げと同等の効果をもたらした「円安」でも日本の輸出はそれほど伸びなかった。むしろ世界的な原油価格下落がなかったら、日本の貿易収支は壊滅的になっていただろう。関税率減50%近い円安でも国内産業はそれほど活性化しなかった。ただ企業の内部留保だけが異常に膨らんだだけだ。

 TPP実施による関税撤廃が日本の農業を直撃するのは議論の余地はない。その手当の空手形を自民党は早くも発行しようと躍起になっているが、TPP関税撤廃はその程度の対策で解消されるほど一面的なことではない。

 むしろ非関税障壁の撤廃こそがクセモノだ。TPPの問題は関税自体の撤廃だけではなく、本質は関税と同等の日本社会制度のあり方も「関税」と同じ働きをしている、と米国の投機家が指摘される「内政干渉」にある。それは指摘だけにとどまらず米国主導の世界銀行に設置された調停で裁定され国家賠償を求める、というものだ。これほどの不平等条約があるだろうか。

 かつて江戸時代末期、国際貿易と為替のありように対して無知な幕閣を黒船で恫喝して、不平等な日米修好通商条約を締結させた当時と米国は何も変わっていない。そして無知な幕閣が安倍自公政権に置き換わっただけだ。

 年間予算総額100兆円の日本国内の社会保障制度に米国がヨダレを流して凝視しているのは指摘されて久しい。郵政は民営化というプロセスを経て解体され、バラ売りで安く外資に買い叩かれる途上にある。それと同様な運命を日本の社会保障制度もたどろうとしている。その突破口がTPPによるISD条項だ。

 かつて民主党の「国民の生活が第一」政策の一環として、未来への投資「子ども手当」を批判する際に、マスメディアは煩いほど「財源は、」と追及したが、安倍自公政権の野放図な公共事業の大盤振る舞いや海外漫遊でばら撒く援助等に関して一切「財源は、」と批判しない。今回のTPPによる関税撤廃で国庫に入っていた関税の歳入がゼロによるというのに、マスメディアは数兆円の関税歳入が消えるという観点から一切論じていない。

 そのクセ10%消費増税時の軽減税率で消費税収入が減少する、などとワケの解らない議論を国民に刷り込むのに余念がない。この国のマスメディアは腐り切っている。全体像を伝えないで議論を矮小化するのはこの国のマスメディアのお家芸だ。小泉JRが農業対策で島根などを漫遊したと報じているが、この国の自給率をいかにして維持し、食糧安保を日本はどのように確保するのか、という観点なしに農業対策をやったところで、それは「国民の生活が第一」の政治ではなく、業界のための政治に過ぎない。まさしく壊れたレコードを国民は聞かされ続けることになる。それもこの国の翼賛マスメディアの犯罪の一つだ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/796.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 維新分裂の背後に安倍官邸+安保法案で揺れる公明党&攻める共産党(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/23830366/
2015年 11月 02日

 当ブログでも、時々、転載させていただく文芸春秋の「赤坂太郎」。11月号のタイトルは「長期政権の命運握る大阪ダブル選」だ。
 橋下&松井コンビが、8月に急に維新分裂に動いた理由や、大阪W選の結果が安倍政権に大きな影響を及ぼす可能性があることなどが記されているのだが。当ブログは今月、「おおさか維新を早めに潰そう!」「大阪W選で維新候補を落選させよう!」というキャンペーンをやっているので、参考になりそうだ。(・・)

 他にも、アレコレで揺れている公明党と創価学会、勢いを増している共産党についてなど、実に興味深い話が出ているので、少し長いけど、ここに全文アップしておきたい。(**)

* * * * *

長期政権の命運握る大阪ダブル選
文藝春秋 10月9日(金)

「祖父」を追い続ける安倍に、公明、維新はどこまで付いていけるのか

    ◇    ◇

 短いコメントの中に首相・安倍晋三の政権戦略が明確に込められていた。

「国民の命と平和な暮らしを守るための法的基盤が整備されたこと、第2次政権発足から1000日を迎えたこと、そしてまずは強い経済をつくっていくことに全力を挙げていくことを誓いました」

 シルバーウィーク後半の9月22日、静岡県小山町の冨士霊園。祖父の岸信介元首相、父の安倍晋太郎元外相の墓参りの後、安倍は記者団にこう述べた。

「強い経済をつくっていく」。この一言が示すように、アベノミクスへの回帰こそが安倍政権の次の一手である。

 安倍は衆院議員になってまだ2年目の1995年、集団的自衛権について国会で「真剣に議論をしていかなければいけない」と発言している。その行使容認を柱とする安保法成立は20年越しの悲願だった。さらに祖父の岸信介首相が「限定的な行使容認はあり得る」と答弁したのは60年。祖父の立場にたてば、55年目の悲願達成という側面もあった。

 安保法成立は、内閣支持率を30%台後半まで急落させた。それでも、安倍は安保法案の参院採決の前、周辺にこう話していた。

「あの時は反対がもっと強かったんだよね」。あの時とは、岸が旧安全保障条約を改定した時のことである。

 経済政策でも、祖父へのこだわりを感じさせる。安倍は「高度成長の基礎を築いたのは岸総理だ」と周辺にこぼす。岸は内閣発足直後の57年、高い経済成長率維持を目標とする戦後初の「新長期経済計画」を策定し、所得を倍増させる計画を経済審議会に諮問している。池田勇人首相の「所得倍増計画」は、その「新長期経済計画」の延長に過ぎないというわけだ。

「アベノミクス回帰」宣言は、「安保の岸」を安保法成立で追体験した安倍が、岸が下敷きを作った「経済の池田」の役回りも演じようとしていることを指す。

 そして、自民党総裁に無投票で再選され18年9月までの任期を手に入れたいま、大叔父の佐藤栄作首相以来の超長期政権をも目指す。

■花火を見た橋下と松井

 安保法案をめぐって野党が大立ち回りを演じている裏で進んでいたのが、「維新の党」の分裂だった。

 8月22日夜、全国的に有名な秋田県・大曲の「全国花火競技大会」会場の升席。そこには仲良く並んで花火を見る、青い雨合羽を着込んだ大阪市長の橋下徹と大阪府知事の松井一郎の姿があった。

 見物客の目にもとまり、2人の行動を知った民主党は「(維新が自主投票としていた)山形市長選の実情を視察にきたのではないか」と疑心暗鬼に陥った。実際はお忍びの観光だった。ただ、2人の間でこの時、3カ月後に迫った11月22日の大阪府知事・市長のダブル選を勝つために「行動を起こす」というコンセンサスができあがったという。住民投票による都構想否決以来、地元大阪で
も一時ほどの勢いはない。場所は東北だったが、2人の頭には大阪しかなかったのだ。

(下につづく)

* * * * *

 そこから、橋下の動きは急だった。

 5日後の27日には、柿沢未途前幹事長の山形市長選をめぐる動きに反発して離党を表明。ダブル選に向けて政治団体である「大阪維新の会」を国政政党化すると表明した。

 松井以外、数人しか知らされていなかった橋下発言の衝撃は強かった。

 大阪選出議員は「聞いていなかった。メールも来なかった」と当惑の色を隠さず、翌日夜、京都市内の日本料理店で設定されていた維新の党との連携を模索する民主党の前原誠司元外相と橋下、松野頼久維新の党代表らの会合も、急遽取りやめとなった。

 維新の弱体化は「第三極を生き残らせる野党分断作戦」という官邸の戦略が崩れる可能性を秘めている。

 もし、勢いを失った維新が大阪のダブル選で全敗すれば、維新の求心力はいよいよ低下し、野党勢力の一本化が進みかねない。絶対に避けたいシナリオだ。

 官邸も手をこまねいているわけではない。官房長官の菅義偉は、橋下が離党表明する2日前の8月25日に松井と会食し、大阪系の勢力を確保するために全面的に協力すると約束したという。

 さらに安倍自身が動く。9月4日、国会開会中の平日にもかかわらず大阪に入って在阪民放のテレビ番組に出演し、安保法案への理解を訴えた。

 その後、公明党幹事長を務めた故・冬柴鉄三の次男・大が大阪市北区で経営する牡蠣料理店を訪ねて秘書官らと食事をして帰京した。この時、同席した公明党関係者に対して安倍は橋下との関係修復を依頼したという。

 維新候補を勝たせるなら本来、自民党大阪府連に候補者の擁立を見送らせればいい。だが、勢いづく大阪府連を翻意させるのは安倍や菅といえども不可能な状況だ。

 自民党府連に力が入るのは、5月の大阪都構想の住民投票で大阪の公明党・創価学会が、学会本部からの「中立」要請をも振り切って、「反維新」に舵を切ったことが大きい。公明党に対して、橋下が「宗教の前に人の道がある」と発言したことが未だに尾を引いている。

 公明票の最終的な行方が勝敗を決めた都構想の住民投票の二の舞は避けたい。せめて大阪の公明党・創価学会に中立の立場を貫いてもらいたい。それが官邸の本音だ。

 だが、安倍はこれまで、維新との蜜月関係を野党分断に利用すると同時に、与党の公明党の発言力を削ぐためにも使ってきた。

「選挙は地元の自公関係が基本だ。地元組織が自民党と一緒にやるというなら止められない」。安倍のご都合主義に公明党幹部は、そう冷ややかな視線を送る。

 橋下は9月26日、新党名を「おおさか維新の会」とし、知事選に松井、市長選には橋下の側近で衆院議員の吉村洋文を擁立することを正式決定。改めて大阪都構想を争点に掲げるとした。反対する自民大阪府連と再び全面対決になる。

■慌てる公明党・創価学会

 安保法案で重ねた無理は、官邸にとって公明党との関係でも足枷になっている。

 公明党は安保法案の審議の行方を当初は楽観していた。6月に憲法学者3人が安保法案を違憲と表明して反対運動が広がり始めたときも、「昨年7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定で決着済み」として静観していた。

 ただ、4月の統一地方選では、創価学会の運動員が「なぜ平和の党である公明党が安全保障関連法案に賛成するのか」と一般有権者から尋ねられる場面が多くなり、それが苦戦の原因になったとの声が内部で噴出した。このため、公明党は選挙後に急遽、この法案に関する学習ビデオを制作している。

 5月の大型連休後、創価学会は今年になって構築したネットによる映像配信システム(ビデオ・オン・デマンドシステム)で、全国の地区部長らにこの学習ビデオを配信した。だが、この時点では「必要に応じて地域の学習活動に使うように」との連絡だけで、視聴を徹底させるような指示は出していない。昨夏の集団的自衛権行使容認の閣議決定の際、学会では徹底した学習活動を展開していた。公明党が強く求めて行使を限定的にしたことで9条との整合性が図られたとの説明を組織内に徹底させた経緯もあり、「すでに対策は打ってある」と強気だった。

(下につづく)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 ところが、事態は一向に収まらない。6月、7月と国会審議が進むにつれ、一部の学会員が反対の署名活動を始めるなど学会内部からも反対の声が公然と強まってきた。反対デモに赤・黄・青の学会の三色旗を掲げる学会員が参加したことなどが相次いで報じられた。それでも学会本部はなお特段の動きを見せなかった。

 転換点の一つとなったのは、7月28日から4日間、東京・信濃町で開かれた全国13方面の方面長らと本部の最高幹部たちが一堂に集まる創価学会の全国最高協議会だった。

 年2回開催されるこの重要会合で、出席者から「『公明党はなぜ戦争法案に賛成なのか』と聞かれて会員たちが困っている」などと厳しい意見が相次いだ。初日の会合に招かれていた公明党代表の山口那津男は「しっかり対応します」と答えるのが精一杯だった。

 8月に入り、創価大学の教員らが呼びかけ人になって法案反対の署名活動が始まると、強気だった幹部たちの間にも動揺が広がった。

 学会では7月下旬から全国的に夏休みに入っていたが、休みが明けた8月24日から、先述のビデオを使った学習活動を全国で本格的に始めた。

 各支部やその下の地区の集会には、公明党の国会議員や地方議員も講師として駆り出された。国会開会中の平日は国会議員が東京に滞在していることから、安保法制の与党協議会で座長代理を務めた北側一雄(副代表)や衆院の特別委員会で理事を務めた遠山清彦らが、毎晩のように首都圏の集会に出席して説得した。

 学習ビデオには、公明党代表の山口に続いて、外部の有識者として元防衛相の森本敏や政治評論家の森田実らが登場。公明党がいかに与党協議で頑張って9条との整合性を保ったかについて解説している。だが、30人から50人程度が出席する「地区」の集会では、説得しても「納得できない」という学会員が出るという。

 公明党幹部は「来年の参院選は相当厳しい。F票(学会員以外の票)獲得活動を行う運動員が安保法制について『説明』を求められ、足が鈍る可能性が高い」と危機感を強めている。

■共産党の「アシスト」

 野党は安保法制闘争の延長戦を狙う。最初に動いたのは共産党だった。

〈「戦争法廃止、立憲主義を取り戻す」の一点で一致する政党が共同して、「戦争法廃止の国民連合政府」の樹立を〉。その日の未明に安保法が成立したばかりの9月19日午後、第4回中央委員会総会を東京都内の党本部で開き、安保法制廃止を結集軸に、来年参院選での選挙協力を野党に呼びかけることを決めた。

 官邸は、安保法制反対で野党の選挙協力が進むことを強く警戒していた。

 2009年衆院選で共産党は「比例選に重点を移す」として、当時の300小選挙区のうち、擁立を152選挙区に絞った。その結果、反自民票が集中した民主党が大勝、政権交代のきっかけとなった。

 しかし、共産党の声明の内容を知った菅は、自民党幹部に「この方向で進んでもいい」と漏らしたという。菅が胸をなで下ろしたのは、今回の発表が「国民連合政府樹立」まで踏み込んでいたからだ。民主党が共産党との選挙協力を進めれば「共産党との連立政権を組む」という印象が強くなり、保守層が逃げる。党勢を伸長してきた共産党にしてみれば、参院選を前に党員以外の有権者を取り込もうと一歩踏み込んだ形だが、官邸には思わぬ“援軍”となった。

 25日、民主党代表の岡田克也は共産党委員長の志位和夫と会談。岡田は連合政府については「簡単ではない」と否定的な反応を示しつつ、選挙協力には前向きな姿勢だ。

 経済政策の最優先と第三極を生き残らせる野党分断作戦は、第2次内閣発足当初の政権戦略そのものへの回帰でもある。しかし、その前提となる維新の党、そして連立パートナー公明党は揺らいでいる。(文中敬称略)
(文藝春秋2015年11月号「赤坂太郎」より)』

* * * * *

 そして、この記事を読んで、改めて「これ以上、安倍政権を長期化させてたまるか」と、早期の政権打倒に意欲を燃やすmewなのだった。(@@)

          THANKS



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/797.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 日中韓3国の首脳会議が3年半ぶり開催、安倍晋三首相は、いかに嫌われているかを思い知らされた(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/e10a78fc50934da9a235ddffe245fd79
2015年11月02日  板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆日本にとって、中国と韓国は、「最も近くて、最も遠い国」である。中国と韓国は、友好関係を築いているのに、日本は、中国と韓国両国ともに関係が、冷え込んできた。このため、毎年行われることになっていた日中韓3国の首脳会議が開かれず、「安倍晋三首相の近隣外交は、失敗している」と言い続けられてきた。それが、2012年5月以来、3年半ぶりにソウルで開催された。この首脳会議を促したのは、米オバマ大統領であった。

 中国の李克強首相、韓国の朴槿恵大統領による日本と中国、韓国の3か国による首脳会議は11月1日午後2時すぎからソウルにある韓国大統領府の迎賓館で始まり、およそ1時間半余りにわたって行われた。

しかし、朴槿恵大統領は、9月3日に中国北京市の天安門広場で開催された「抗日戦争勝利70周年」を祝う軍事パレード(30カ国の首脳を含む49の政府・国際機関代表らが参加)に招待されて参加したばかりなので、李克強首相とは、終始和やかな雰囲気だったのに、残念ながら、安倍晋三首相は、どことなく「浮いた感」があった。朴槿恵大統領、李克強首相ともに、心の底では「安倍晋三首相は、会いたくない相手」といった冷たい空気が流れているようだった。

 それもそのはず、朴槿恵大統領は、安倍晋三首相が慰安婦問題で誠意(カネ)を示す確たる感触は得ていない。李克強首相は、12月末に稼働する「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)に日本が参加してくれないので、気分が悪い。安倍晋三首相は、米オバマ大統領が、AIIBに乗り気でないため、勝手に参加表明できない。それどころか、中国を排除して「TPP経済ブロック」(日本と米国中心の12か国)を形成しようとしている。このため、「一帯一路構想」により、陸のシルクロードと海のシルクロードを整備して、対抗していくしかない。

 しかも、オパマ大統領が10月27日、南シナ海南沙諸島に米海軍のイージス駆逐艦「ラッセン」を派遣して、「航行の自由作戦」を実施し、中国が建設した人工島から12海里以内の海域を航行させたことに対して、朴槿恵大統領が、沈黙していたのに、安倍晋三首相は、すかさず賛意を表明した。李克強首相は、これが面白くはない。

◆3か国首脳会議の終了後、3首脳は、共同記者発表に臨んだ。朴槿恵大統領を中心に、向かって右に李克強首相、左にが並んだ。

 朴槿恵大統領は、「北東アジアの平和と繁栄のための重要な枠組みである3か国間の協力体制が復活したことは、歴史的な意義が大きい」と述べた。李克強首相は、「われわれは、歴史を直視して未来に向かい、歴史の敏感な問題を適切に処理して3か国の協力を進めることで一致した。3か国の指導者の対話メカニズムを2度と妨害してほしくないし、また、そうならないと信じている」と述べて、安倍晋三首相に皮肉を込めて、歴史問題で前向きな対応を促したという。

 だが、共同記者発表が終わって、朴槿恵大統領が、李克強首相の手を取って、安倍晋三首相と3人で手と手を重ねあわせようとした。だが、李克強首相は、安倍晋三首相と手を重ねるのを一瞬躊躇しているような素振りだった。普通ならば、3人が熱を込めてガッチリと両手を重ねあわせるのに、そうした感動的な場面にはならなかった。これが、3国の偽らざる「冷たい関係」であるということであり、安倍晋三首相が、いかに嫌われているかを示す証拠である。

【参考引用】
 NHKNEWSwebは11月1日午後4時55分、「日中韓首脳会議の定例化確認 FTA交渉加速へ」という見出しをつけて、以下のように配信した。 
https://www.nhk.or.jp/news/html/20151101/k10010290971000.html

 日本と中国、韓国の3か国の首脳会議は、1日午後、韓国の大統領府で行われ、首脳会議の定期的な開催と、来年、日本で会議を開催することで一致するとともに、日中韓3か国のFTA=自由貿易協定の締結に向けた交渉を加速していくことなどを確認しました。

 安倍総理大臣、中国の李克強首相、韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領による日本と中国、韓国の3か国による首脳会議は、1日午後2時すぎからソウルにある韓国大統領府の迎賓館で始まり、およそ1時間半余りにわたって行われました。3か国の首脳会議が開催されるのは、2012年5月以来、3年半ぶりです。


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/798.html

記事 [政治・選挙・NHK195] コラムニスト小田嶋隆氏 「言論弾圧は自主規制から始まる」(日刊ゲンダイ)
            新著「超・反知性主義入門」が話題の小田嶋隆さん(C)日刊ゲンダイ


コラムニスト小田嶋隆氏 「言論弾圧は自主規制から始まる」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/168014
2015年11月2日 日刊ゲンダイ


 反知性主義という言葉が流行している。立憲主義を否定し、学者の声も黙殺した安倍首相に対して向けられたもので、社会学者の上野千鶴子・東大名誉教授は「立憲主義の危機だけではない。知性の危機、学問の危機、大学の危機だ」と訴えた。そこで話題なのが「超・反知性主義入門」(日経BP)の著者・小田嶋隆氏(58)だ。反知性主義なのは野蛮政権のトップだけではない。そういう政権を選んだ国民にも危険な兆候が広がりつつあるという。


――この本は小田嶋さんの連載コラムをまとめられたものですが、もうバサバサというか、日本人の反知性主義が「これでもか」と出てきますね。生贄を求める社会、絆思考の危うさ、言論の自殺幇助……。世の中、全体が思考停止というか、反知性主義に毒されたというか。


 言論の自殺幇助でいえば言論弾圧って、憲兵がやってきて、言論の自由を掲げる闘士をしょっぴくみたいなイメージがあるじゃないですか。でも、実際は違って、公安や警察が直接手を出すことなんてまずあり得ない。戦前もそうだったけど、自主規制なんですよ。このテーマを書くと編集長がいい顔しないよ、読者の抗議はがきが殺到するよって。こんなふうに外側からやんわりと圧力がかかって書きにくくなる。ある種、言論に対する民意が言論の自殺幇助になる。


――本の中には戦前の息苦しさを描いた「言論抑圧」(中公新書・将基面貴巳著)の引用が出てきます。〈いかなる官憲も、軍人も、私自身に向かって、この原稿が悪いとか、こういうことを書くなと命じ、または話してくれたこともない。すべてが雑誌記者もしくは新聞記者を通じての間接射撃であった〉という馬場恒吾氏の言葉です。この間接射撃をしている主体は国民なんですね?


 戦前の言論弾圧だって、そんなことを言うのは非国民だ、お国のためにならない、許すなって、そういう民衆がたくさんいたと思うし、今がまた、同じような社会になっていると思います。


――よく安倍政権の言論弾圧が話題になるけど、それをやらせているのは、国民であると?


 ユネスコの記憶遺産に南京大虐殺が登録された時、菅官房長官は分担金を減らすことを示唆しました。驚天動地の発言で、昔だったらクビが飛んでいると思う。虐殺した数についての議論はあってしかるべきだが、虐殺の事実そのものを否定したり、分担金を減らしてユネスコに圧力をかけるのは別次元の話でしょう。しかし、菅官房長官がああ言うのは、国民の方に『ユネスコはケシカラン』という応援の声があるのを感じたからだと思う。ああいう発言ができちゃう空気が、すでに存在しているんですよ。


■「政治家はタカをくくっているんです」


――戦前の「欲しがりません」みたいな国策標語も、むしろ民衆が率先したような気がします。


 標語にあおられて戦争が泥沼化したのではなく、民衆にこびるような標語が作られた。順序として国民の熱狂の方が先だったように思います。


――五輪招致の時も、賛成しないと「なんで水をかけるんだという空気がある」と言われてましたね。


 五輪招致に賛成ではないという国民が2、3割はいるんじゃないですか? でも少数派の意見は控えろみたいな。こういうのが言論の不自由の最初の兆候です。会議は全員一致、会社は全社一丸。これがよき社会の在り方であると。シラけるような行動はやめなさいって。


――そういうところ、本当にありますね。


 最初は招致活動に反対だったのが、始まっちゃうと、やるんだったら勝ちたいよね、となる。招致に成功すると、決まった以上、みんなで頑張ろうねとなる。戦争もそうなんです。誰も戦争なんかしたくないけど、始まったら、戦争反対の声はかき消されて、国策標語の世界になる。


――危ない国民性ですね。


 だから、政治家はタカをくくっているんですよ。反対運動が多くても断固として信念を貫き通せば、日本人の場合、賛成に転じると思っている。安保法制もそうだと思います。


――お上のやっていることだから、しょうがねえかと?


 主体性がないんです。サラリーマンもそうです。これはおかしいと思って会社批判をしながら、しかし、最後は社の方針だからとかいって、黙ってしまう。理屈じゃなくて、最後は「だっておまえ、日本人だろ」「だって、同じ社員だろ」ってのが殺し文句みたいになる。



ネトウヨを恐れない辛口ぶり(C)日刊ゲンダイ


――集団になると、理性的な判断を棚上げしてしまうんですかね?


 日本人は集団になると変わってしまう。揃いのユニホームとか着ると、2割くらい下品になるじゃないですか。祭りの法被、慰安旅行での浴衣。そういうの着ると、途端に乱暴になったりするでしょう。個々の日本人は普段、控えめで温かいのに、チームになると、とても残酷になったりする。これがスポーツ観戦ならいいんです。あれはチケット買って、選手と同じユニホームを着て、人工的な一体感を買うゲームのようなもので、2時間くらいすれば覚めるから。しかし、この残酷さが社会の中で出てくると怖いと思う。お国のための一体感、陶酔感で、人が変わってしまった国民が、非国民探しを始めたりするんです。


――みんなで生贄を求めるような社会風潮も気になりますね。これも反知性主義として、ご本で取り上げられている。


 端的なのは佐野研二郎氏叩きですね。彼の仕事の中に、若干、コピペ、パクリを疑われる事例があったことは事実ですが、膨大な仕事の中から、疑わしいものを拾い集め、叩く。擁護すると「グルか?」となる。この先、新しいエンブレムができても、ネット検閲のゲシュタポが出てくると思いますよ。


■助け合う社会が美しいという勘違い


――お話を聞いていると、集団になると人が変わって残酷化する日本人と安倍政権の組み合わせが怖くなります。くしくも、この政権は個を否定しようとしている。1億総活躍とかいって、個人の利益よりも公共の利益を押し出そうとしている。それに対して、国民は反発するかと思ったら、のほほんとしている。


 国民の側も、自分たちが独立した個であることをそんなに望んでいないじゃないですか。歴史を振り返ってみても日本人ってそうでしょう。


――お上の言うことを聞いて、付和雷同の方が楽だから?


 戦後民主主義は人間が個人として尊重されるべきであり、それはいいことであると。アメリカから輸入した憲法にそう書かれていて、それをうのみにして信じてきた人は多いけど、そうした考え方は、日本の伝統を分断する悪の思想だと思っている人も決して少なくないと思います。


――最近はそういう人が増えてきた。あるいは目立つようになってきた。そこに安倍政権が登場して、個よりも国家を押し出している。


 キッカケは景気が悪くなったことでしょうね。景気がいい時は個だとか公だとか、どっちを優先すべきかなんて考えない。どういう原則で国が動こうが、おおむねうまくいっていればOKになる。しかし、20年、30年と不況が続くと、何がいけないんだろう? と考える。もしかしたら個人主義が国をむしばんでいるんじゃないか。そう思う人が出てくる。1億総活躍という言葉は「活躍」じゃなくて、「総」に力点が置かれている。1億人が一塊になるべきだという思想ですよね。私は活躍も嫌だけど、1億って言葉の方がもっと嫌です。その下にどんなすてきな言葉が入ろうが絶対に嫌ですが、そうじゃない人々が安倍さんの「日本を取り戻す」という考え方に変なところで呼応しているように感じます。


――「ALWAYS三丁目の夕日」の世界? みんなで助け合って頑張れば、もう一度、高度成長時代が来るって妄想?


 安倍さんは新著で、あの時代の日本は貧しかったけど人々のつながりがあったと書いていますが、この人は何も知らないなと思いました。あの時代、貧乏だから、助け合わなければ社会が回らなかった。相互扶助を本来の地域社会の美しい姿だというのは違いますよ。助け合わないのが悪いんじゃなくて、困れば、みんな助け合います。干渉しないで生きていけるようになったんだから、それはそれでいいんです。しかし、個人の利益よりも公の助け合いを強調すれば、息苦しい社会になる。町の治安を守るために隣組が監視するようになる。みんなと違う意見を言う人は黙れと言われる。そんな社会のどこがいいのかと思います。


▽おだじま・たかし 1956年生まれ、58歳。小石川高校から早大教育学部卒。ネトウヨを恐れない辛口コラムニストとして大活躍中。




http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/799.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 態度豹変・河野太郎氏に「入閣のため毒饅頭食った」と失笑も(NEWS ポストセブン)
態度豹変・河野太郎氏に「入閣のため毒饅頭食った」と失笑も
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151102-00000002-pseven-soci
NEWS ポストセブン 11月2日(月)7時6分配信


 政治家は入閣すると支持者から「オラが大臣」と喜ばれるものだが、逆に「露骨な変節」「失望した」と大ブーイングを浴びているのが河野太郎・行政改革担当相だ。

 河野氏は、「脱原発」を掲げて安倍政権の原発政策を厳しく批判し、名物ブログ「ごまめの歯ぎしり」で霞が関を相手に舌鋒鋭くケンカを売りまくる姿勢が人気を博して、「自民党の異端児」と呼ばれてきた。

 ところが、悲願の入閣を果たした途端、過去のブログを「閉鎖」し、原発批判を封印して首相に恭順の意を示した。

 たとえば、2014年7月のブログでは、九州電力川内原発1号機について、〈再稼働する前に、使用済み核燃料とどう向き合うか、国民を巻き込んでしっかり議論するべき〉と主張し、〈核のゴミに目をつぶり、やみくもに再稼働しようというのは無責任です〉と書いていたが、現在は削除されている。川内原発1号機は2015年8月に再稼働、9月には営業運転を始めている。

 この変わりっぷりに、元外交官で評論家の孫崎享氏からはツイッターで、〈河野太郎、入閣には過去を否定しなければならないのか。「初入閣の河野太郎が、ホームページ掲載の主張や政策を”メンテナンス中”と読めない状態に。(中略)撤回するなら初めから言うな〉と批判されるほどだった。

 自民党内からも、「いくら綺麗事を並べていても、最後は入閣のために毒まんじゅうを食ったということだよ」(ベテラン議員)と失笑を買っている。


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/800.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 内閣支持率はなんと18%! 農業従事者がTPPの大嘘に激怒し安倍政権にソッポ、党農林部会長・進次郎の対応は?(リテラ)
                 小泉進次郎 Official Siteより


内閣支持率はなんと18%! 農業従事者がTPPの大嘘に激怒し安倍政権にソッポ、党農林部会長・進次郎の対応は?
http://lite-ra.com/2015/11/post-1641.html
2015.11.02. リテラ


「安倍内閣を支持するのは18%、不支持は59%」──衝撃的な最低水準の内閣支持率が発表された。

 これは、日本農業新聞の農政モニター調査によるもの。10月28日付1面「『決議違反』69% 内閣支持18% 政府と現場認識にずれ 本紙農政モニター調査」によると、「日本農業新聞は、本紙の農政モニターを対象に行った環太平洋連携協定(TPP)大筋合意に関する意識調査の結果をまとめた。農産物の重要品目の聖域確保を求めた国会決議が守られたかどうか聞いたところ、『決議違反』としたのは69%に達した。安倍晋三首相は、農業分野を含めて『国益にかなう最善の結果を得ることができた』との認識を示しているが、生産現場の受け止めと大きく懸け離れていることが浮き彫りになった。安倍内閣を支持するとしたのは18%とかつてない低水準にまで下がり、不支持は59%に上った」という。

 日本農業新聞は1928(昭和3)年創刊。87年にわたって国内外の農業・食料に関するニュースを提供し続ける農業専門の日刊紙だ。全国のJAなどが出資する日本農業新聞社が発行し、発行部数は約40万部。農家とJAグループとをつなぐ機関紙としての役割も果たしている。農政モニター調査は、農業者を中心とした1060人を対象に行われたものだ(今回の調査の回答者は771人)。

 7月14日の前回の同調査では、内閣支持率は36%、不支持は61%と、他のマスコミの世論調査とさほど変わらない支持率だったが、(たとえば、朝日新聞社9月実施の全国緊急世論調査は、支持率35%・不支持45%)、10月5日の安倍政権のTPP大筋合意を受けて、将来的な自らの経営を不安視する農業者が安倍政権の大ウソに反発。政権に批判的な評価が大勢を占め、支持率が半減したのだ。

「支持率18%」への半減も当然だろう。2012年12月の政権復帰となった総選挙では、当時の民主党政権のTPP交渉に対し、「聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加に反対」との公約を打ち出し、13年4月には衆参両院の農林水産委員会は「農産物5項目」(コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、サトウキビなど甘味資源作物)について「農家が生産を続けられるよう関税の交渉から除外または再協議の対象とすること」「(守れない場合は)交渉からの撤退も辞さない」と関税死守(聖域確保)を決議。14年12月の総選挙では「経済連携交渉は、交渉力を駆使して、守るべきは守り、攻めるべきは攻め、特にTPP交渉は、わが党や国会の決議を踏まえ、国益にかなう最善の道を追求します」と公約を掲げていたはずだ。

 しかし、今回の大筋合意では、すべての農林水産物の8割にあたる1885品目で最終的に関税が撤廃されることになり、国会決議で聖域確保を求めた「農産物5項目」も3割で関税を撤廃することになってしまったのだ(日本農業新聞10月20日付「TPP関税撤廃 農林水産物の8割 重要品目3割守れず」)。

 なかでも、コメは「米国、オーストラリアに無関税輸入枠を設定」したうえに、米国との個別協議で、実質的な米国枠を6万トン増やすことにも合意しており、年約50万トンの米国産コメが入ってくることになる。これは、日本の15年産主食用コメ生産数量目標の約1カ月分にあたる。麦は「優遇輸入枠を新設、発効後9年目までに関税にあたる『輸入差益』を45%削減」、牛肉・豚肉の「段階的縮小・廃止」などと米国に譲りに譲った交渉になり、安倍政権の大ウソが明らかになったのだ。農業者の怒りももっともだろう。

 しかし、農業といえば、これまでの自民党の大票田。12年12月の政権復帰も、「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。日本を耕す!! 自民党」という大ウソのポスターを大票田の農村にバラまいたことが大きな原動力になった。

 それが、支持率18%。内閣支持率は「30%台で黄信号、20%台は危険水域、20%割れで退陣」といわれており、安倍内閣も農業の分野では危険水域に達したのだ。来年(16年)夏の参院選を控えた自民党にとってこれは由々しき事態といえる。

 実は今回の内閣改造で、安倍首相は入閣を拒否した小泉進次郎衆院議員を党農林部会長に起用したが、この人事はこうした農業従事者の支持率低下を見据えてのことだったといわれている。

「今の状況を考えると、農家の支持率を挽回するのは相当厳しい。それで、安倍首相は全く畑違いの進次郎氏を担当の農林部会長に起用した。進次郎人気で農家の支持率を取り戻したいというのはもちろんですが、うまくいかなくても、入閣を拒否するなど自分にたてつく進次郎氏の失点になって、政治的影響力を削ぐことができる。安倍首相としては、どちらに転んでもマイナスにはならないと踏んだんでしょうね」(政界関係者)

 27日の農林部会などの合同会議に出席した小泉進次郎農林部会長は「攻めの農業」を築く必要性を強調したというが、はたして怒る農業従事者たちにそんなまやかしが通用するのだろうか。

(小石川シンイチ)


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/801.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 日中韓首脳会談が教えてくれた事 それは度し難い安倍不信だ  天木直人(新党憲法9条)
日中韓首脳会談が教えてくれた事 それは度し難い安倍不信だ
http://new-party-9.net/archives/2862
2015年11月2日 天木直人のブログ 新党憲法9条


 どんなに御用メディアが成果を強調しようと、誰の目にもはっきりわかる。

 無理をして設定された不自然、不毛な首脳会談であった事が。

 どこの首脳会談で、懸案の諸議題について、どのような話し合いがなされたかが公表されない(11月2日産経)首脳会談があるというのか。

 どこの首脳会談で、直前まで議題が決まらず、外相同士の話し合いに委ねられる(11月2日読売)首脳会談があるというのか。

 無理をして、「関係改善がなされた」と強調する安倍首相のこわばった顔を見ると、哀れすら感じさせる。

 なぜそこまでして首脳会談にこだわるのか。

 相手にされないのなら、こちらも相手にしなければいいではないか。

 かつてみずからそう言っていたではないか。

 今度の日中韓首脳会談が教えてくれたこと。

 それは、中国、韓国の度し難い安倍不信だ。

 安倍首相が日本の首相でいる限り、中国、韓国との関係は改善しないということだ。

 安倍首相が首相を止めれば、その後に誰がなっても、今よりは関係が改善されるということだ。

 今度の首脳会談の最大の成果は、日中韓首脳会談の定例化が確認されたことらしい。

 そして来年は日本で首脳会談が開催されるという。

 結構な事だ。

 首脳会談を成功させるためにも、その時までに安倍首相が代わる必要がある。

 因みに、今度の日中韓首脳会談について、唯一産経新聞だけが「真の未来志向なお遠い」と社説で書いた。

 産経新聞は正直だ。

 だから購読を止められない(了)



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/802.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 低所得者世帯への給付削減分を軽減税率に充てると言う協議(まるこ姫の独り言)
低所得者世帯への給付削減分を軽減税率に充てると言う協議
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2015/11/post-4078.html#comment-135262352

軽減税率の協議がひど過ぎる。
自民党はともかく、公明党は建前として一応は弱者の声を代弁
して来た党ではなかったのか。
その党と、強者の論理の自民党の協議はと言えば。。。

>軽減税率、財源1000億円上積み 政府・与党が調整
     日本経済新聞          2015/10/29 14:00

>政府・与党は29日、消費税率を10%に上げるときに一部の
商品だけ8%に据え置く軽減税率の財源について、これまでに
確保した約4千億円から約1千億円積み増す方向で調整に入
った。総額5千億円程度とし、対象品目の範囲を広げたい公明
党に配慮する。
>新たな財源は子どものいる低所得者世帯への給付を削減す
ることなどでひねり出す案がある。

これまでの確保した4000億円もどうせ、弱者から取り上げた
物だろうし、今度は子供のいる低所得者の給付を削減した分を
軽減税率に充てる案が浮上していると言う。
どこまで国民をないがしろにしているのか。
公明党もこんなひどい案を良くも黙って聞いているものだ。

子供のいる低所得者への給付を削減して、それを軽減税率に
充てるって、政治家はどんな神経をしているのだろうか。
弱者を苦しめて軽減税率に充てる?
本来なら、持てるものから持てない者へ、応分の負担して貰う
のが政治家の仕事だろうに。。。
光の当たらない所へ光を当てるのが政治家の使命だろうに。
大企業や富裕層には優遇しまくって、弱者からは取り上げる
だけ取り上げる。
どこまで人でなし集団か。
これが日本の政治家の役目かと思うと暗澹たる気分になる。

軽減税率は金持ちも貧乏人も等しく受けることになるが金持ち
は、弱者の給付分を削減してまでも軽減された生鮮食品を買
うのに胸が痛まないだろうか。

大体が同じ1000円を使うのでも、金持ちと貧乏人では全く感
覚が違う。
それにかかる税率でも金持ちは痛くもかゆくもないだろうが、
一般庶民は全然違うし、低所得者はもっと痛いだろうし。
それを、弱者から取り上げた財源の軽減税率を金持ちまで一
律に享受するなんて、おかしな話だ。。。。

そう言う事を考えたら、消費税は逆進性が高すぎる最たる税
率ではないのか。
http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/803.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 『新3本の矢』について自民党議員 「うちのなかでも評判わるい。年が明ければ、安倍さん自身、言わなくなるかも」
大門みきし
〈 6本の矢なんて、びっくりぴょんだ 〉
https://m.facebook.com/photo.php?fbid=1551568055065675

きょう、たまたま同じ財政金融委員会の自民、民主党の議員と国会の廊下で一緒になり、しばらく歩きながら「情報交換」をしました

民主党議員
「大門さん、臨時国会やらないなんておかしいよね」
わたし
「びっくりぴょんだ」
自民党議員
「安保やTPPだけじゃなく、やればうちの委員会でも、みなさんにアベノミクスの『新3本の矢』をたたかれるよね」
民主党議員
「あれはひどい。中身がないよ」
わたし
「だいたい前の3本の矢をふくめて6本も矢を放たなければならないなんて、下手くそなんだよ。びっくりぴょんだ」
自民党議員
「うちのなかでも評判わるい。年が明ければ、安倍さん自身、言わなくなるかも」
民主党議員
「なんだそれは 」

まえから気になっていましたが、首相(自民党総裁)の言動にたいする自民党議員のなんとも気だるい傍観者的態度。批判を封じ込められているというより、そもそも批判能力を喪失してしまっているのではないか。内部からも瓦解がすすんでいるように思えてなりません。

現在、NHK朝ドラの影響で「びっくりぽん」という言葉が流行しつつあるようです。脚本家の造語とのことですが、「びっくりぴょん」という言い方は以前からありました。時代設定からぴょんでは不自然なので、ぽんにされたのでしょうか。たしかに主人公のあさちゃんには「びっくりぽん」が似合います。


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/804.html
記事 [政治・選挙・NHK195] 共産・志位氏「新しい日本つくる!」 全国遊説開始し、野党連立構想をアピール(産経新聞)



 

共産・志位氏「新しい日本つくる!」 全国遊説開始し、野党連立構想をアピール
産経新聞 11月1日(日)20時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00000550-san-pol 

 共産党の志位和夫委員長は1日、同党が提案している野党連立政権「国民連合政府」構想をアピールする全国遊説の第1弾として、横浜市で街頭演説を行い、「『戦争法(安全保障関連法)』廃止の声で安倍晋三政権を打ち倒し、新しい日本をつくろう」などと訴えた。

 志位氏は演説で、構想について「国民的大義のある仕事だ」と強調。「与党は基本政策の異なる政党間で連立政権をつくるのは野合だというが、自民党、公明党に言われたくない」としたうえで、「責任を持った政権運営はできる。どんな困難があっても必ず実らせたい」と訴えた。

 構想に難色を示す民主党については「来夏の参院選の選挙協力の方向性は共有している。実現のため知恵と力を尽くす」と粘り強く協議する考えを示した。志位氏は参院選に向け改選数が複数の選挙区を中心に各地で遊説する予定。
 


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/805.html
記事 [政治・選挙・NHK195] 『小泉今日子 書評集』 十年間の書評に添えられた今のコメントがまたいい。官邸前行動に共感も。あのキョンキョンが!


10月25日に小泉今日子書評集と言う本が出版されます
みなさんお買い求めください!
ちなみに1,400円と消費税です。

 


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/806.html
記事 [政治・選挙・NHK195] 民主主義の回復 何度でもできる/高橋若木 デモする大学講師










http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/807.html
記事 [政治・選挙・NHK195] 「権力の怖さを一番実感した時?それは今です。憲法さえも無視してしまうんですから。それに対してメディアも第一、怒っていない
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-a487.html
2015年11月 2日 くろねこの短語


「権力の怖さを一番実感した時? それは今です。憲法さえも無視してしまうんですから。それに対してメディアも第一、怒っていないじゃない」(古賀誠元自民党幹事長)


 いやあ、天皇賞は一番危惧していた展開で、エイシンヒカリのハナをクラレントが叩こうとは。スタート直後にくろねこの天皇賞は儚くも散ったのであった。

 そんでもって、ハロウィンで渋谷が狂乱と化す中、ペテン総理は日中韓首脳会談とやらでソウルへ。とは言え、三者三様に衣の下に鎧をチラつかせての会談だから、実りあるものになるはずもない。ペテン総理は相も変わらず「特定の過去にばかり焦点を当てる姿勢は生産的ではない」なんてこと口走ってるんだから、中国も韓国も「空気読めないやっちゃ」と呆れてますよ、きっと。いじめた側がまずは真摯に謝罪しなくちゃいけないのに、いつまでたっても「昔のことは水に流してさあ」なんてやってるんだから、まとまる話もまとまるわけがない。

・日中韓「歴史直視」で一致 3年半ぶり首脳会談 なお隔たり
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015110290070102.html

 しかも、ペテン総理のお稚児さんどもがこれまた狂ったように右旋回の発言を繰り出して、ペテン総理の代弁してますからね。なかでも勇ましいのが愛国婦人会の稲田君で、週刊誌のインタビューで「男子も女子も自衛隊に体験入学すべき」って進軍ラッパ吹いてます。こやつの言う体験入学ってのは、つまりは徴兵制の代替案ってことを意味してるんだね。経済的徴兵なんてのも当然視野に入っているわけで、任期制自衛官ってことで企業の新入社員の研修を画策しているのも根っこは同じです。

 こういう子分どもの発言を中国や韓国はちゃんとチェックしているんだから、ペテン総理が「日中韓協力の前向きな歴史を紡いでいきたい」なんて何万篇言おうと、この男が権力の座に居座っている限りは中国も韓国も素直に頷いてはくれません。もっとも、中国、韓国だってエラソーなこと言えた義理ではないんだけどね。人の振り見てわが振り直せ、と中国、韓国には言っておこう。

・ポスト安倍・稲田朋美が「男子も女子も自衛隊に体験入学すべき」! 過去には「国に命をかける者だけに選挙権」発言も
 http://lite-ra.com/2015/10/post-1632.html

 それはともかく、ペテン総理の専制政治を苦々しく思っている自民党の重鎮だっていないわけじゃない。元自民党幹事長の古賀誠君が朝日新聞のインタビューに「権力の怖さを一番実感した時? それは今です。憲法さえも無視してしまうんですから。それに対してメディアも第一、怒っていないじゃない」と噛み付いてます。ペテン総理だけでなく、メディアにも一発かましてるところに意味があるんだね。小沢一郎狂想曲では旗振り役のひとりだった毎日新聞のチョビひげ・岸井君もこのところメディアの責任をよく口にするけど、この視点ってとても大事なことだ。ここは試験に出ますよ、ってくらい大事だ。ペテン総理をここまで増長させたのはメディアの提灯記事の影響も大きいし、なんと言っても幹部連中が寿司友ですからね。

 というわけで、古賀誠君のインタビューをちょいと長いけど引用します。是非ともご一読を。


「権力の怖さを一番実感した時?それは今」 古賀誠さん
2015年11月1日朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASHBX569XHBXUCVL01F.html

■職業としての政治 マックス・ヴェーバー〈著〉

(思い出す本 忘れない本 元自民党幹事長・古賀誠さん)

 衆議院議員に初当選した時、田中六助先生(元自民党幹事長)の私邸に呼んでいただき、マックス・ヴェーバーの『職業としての政治』を手渡されました。「今まで勉強を全然やっていないだろうから、政治家の基本だけは勉強しなきゃだめだよ。これを何十回でもいいから読みなさい」と言って。先生の本はぼろぼろで、いっぱい線が引かれていた。最初は「ずいぶん古いものを」と思った。でも、約束したからと、借りた本をお返しして自分でも買いました。それから、もう何百回と読みました。一番、読んでいて記憶に残るのはトイレなのでトイレにも1冊置いています(笑)。

 節目節目で、読むたびに印象に残るところの違う本。今でも全部を理解できたとは思いません。でも、頭のどこかに引っかかって瞬時の判断を助けてきてくれた。

 政治とは何か。権力とは何か。政治を行うことは、悪魔の力と手を結ぶようなことだと書かれています。だからこそ、政治家は禁欲し、規範を持たなければいけないとも。情熱は必要だけど「事物と人間に対して距離を置いて見る」ことのできる判断力も必要だと。胸は燃えていても、頭は冷めていないといけないということを教えてもらいました。

 僕がこの本から自分のものにできたことがあるとすれば“辛抱と我慢”ですね。それが一番役にたったのは、党務についた時。政党政治である以上、省庁組織に守られている大臣よりも、党務の方が権力に影響を及ぼすことができる。でも、権力というものは、それはね、怖いことですよ。我慢も辛抱もやめて、決めてしまえば決まる、という場面はいくらでもあるわけですから。でも、ヴェーバーの言うように激情だけではだめだ、冷めた頭脳でいなければいけない、と自分を戒めたことが何度もあります。

 森喜朗首相(当時)が総裁選を前倒しし、各県連1票の地方票を5票にしたいとおっしゃったことがあった。僕は、誰が総理になるべきなのか、今の時代に誰が求められているのかは国会に選ばれた議員一人一人が命がけで、自分の責任で考えぬくべきだと思っていた。だから、どこかでギリギリの線を守りたいと戦い、3票に。この時に地方票の重みが増したことで、ポピュリズム的な、一般大衆受けする人が総裁になりやすくなった。今も忸怩(じくじ)たる思いがあります。そういう苦しい交渉の支えにもなりました。

 権力の怖さを一番実感した時? それは今です。憲法さえも無視してしまうんですから。それに対してメディアも第一、怒っていないじゃない。

 安保法制も、党内議論が浅くて深掘りできていないから、国民のみなさんがおわかりにならないのも当たり前です。大事な法律ほど、党内議論で「ここが変わる、ここは変えちゃいけない」とみなさんがわかるような議論をして、理解を深めていくのが責任なのに。政府と党はチェックとバランスの関係を常に保っていないといけない。それができなければ、一方的な権力の行使になってしまう。そうなってはいないという人がいますけど、今、なっていますよね。

 今とは比較もしたくないけど、僕は、国対委員長の時は国会運営を、党幹事長の時は党務を、政府・官邸がどう言おうとすべて自分がやるんだ、という自覚と責任と覚悟を持っていました。時間が必要な法案は、提出が一国会遅れても議論すべきだと言えた。それが伝統だったし、政党政治の使命だと教えられてきた。

 野党も、職業としての政治ということを考えている人がいない。権力の使い方も知らないんじゃないの? それじゃいい政治はできない。自民党は倒せませんよ。

 今、若い人たちの学歴はみんな立派です。でも、学歴だけある人を集めればいい政治ができるか。冗談言っちゃいけない。学歴は過去の栄光ですよ。学歴と学問は違う。政治家は日々の学問が大事です。こうした本を読んでおけば、判断に幅が出るし、一歩立ち止まることもできるようになるはずです。この本を読んでいる人をぜひ、総裁にしたいね。(脇圭平訳、岩波文庫・518円)

構成・守真弓

http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/808.html

記事 [政治・選挙・NHK195] <今週の民意>参院選へ向けて各党の全国遊説が始まる!ちなみに聴衆の数は共産志位委員長、8000人。ミンス岡田代表、10人
【今週の民意】参院選へ向けて各党の全国遊説が始まる!ちなみに聴衆の数は共産志位委員長、8000人。ミンス岡田代表、10人。
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/8272
2015/11/02 健康になるためのブログ









以下ネットの反応。




















そりゃこうなりますわな。民主党は何にも主張しないし、何にもしてないですもんね。こんないるのかいないのかわからない政党の話を聞く人がいるわけがありません。


関連記事
<正論>民主党桜井元政調会長「このままなら参院選惨敗。」連合・古賀前会長「今のままなら参院選半分落ちる。民主は頼りない」
http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/694.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/809.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 政界地獄耳 子どもの貧困 政府の本気度は(日刊スポーツ)
政界地獄耳 子どもの貧困 政府の本気度は
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1560715.html
2015年11月2日8時57分 日刊スポーツ


 ★アベノミクスの評価を確認するまでもなく、国民は景気が良くなったとする実感や、生活が以前より少し豊かになったという実態を確認できることはどこにもない。政府の掛け声はむなしく、3本の矢は未成熟で、新アベノミクスに移行するレベルでもない。それでも国家は動き続け、政府はさまざまな理屈をつけて金を使う。税収は足りなくとも、質素に、謙虚になどという真摯(しんし)な態度でもない。足りなきゃ国債を発行すればいい。打ち出の小づちはいくらでも予算をつけることができる。

 ★消費税の与党論議では、軽減税率導入による不足分をたばこの値上げや所得税から流用しようとさえしている。財務省は税収さえ確保できれば、適正運用などお構いなしなのか。各省庁も同様だ。報道によれば、会計検査院の調査によって約20府県の4300余りの公立小中校舎の定期点検でひび割れや火災報知機が作動しないなどの不備が確認されていながら、延べ4万件余りが放置されている実態だとの指摘があった。文科省や自治体の責任が問われるテーマだが、政府は昨年8月、「子供の貧困対策会議」を経て「子供の貧困対策に関する大綱」が閣議決定された。つまり国も積極的に関与することが方針づけられている。

 ★一方で、政府は対策の一環として先月、「子どもの未来応援基金」を創設した。民間から広く寄付を募り基金に充てようというのだ。これこそ未来の人材育成を積極的に国が進めるべきことではないのか。1億総活躍でも大きなテーマとなる子どもの貧困問題は国民の貧困の撲滅からではないのか。会計検査院の指摘や基金創設では政府の本気度は見えてこない。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/810.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 辺野古で政府に排除される人々。これが「本土から来た運動家」に見えますか。
辺野古で政府に排除される人々。これが「本土から来た運動家」に見えますか。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/e0d329cf5719dad9c3275db15e9d3953
2015年11月02日 Everyone says I love you !



キャンプ・シュワブ前で資材搬入を阻止しようと座り込んだ人たちは、次々と機動隊員や警備員によって排除されていった。


2015年10月29日午前7時10分、沖縄県名護市。




 2015年6月。


 沖縄慰霊祭にやってきた安倍首相にヤジを飛ばして抗議した男性のことを、英BBCなど海外メディアが一斉に報じたのに、肝心の日本のNHKが全く報道しようとしなかったということがありました。


 そのことを記事にした時に、この男性は本土から来た運動家だとコメントした人がいて、私は正直のけぞりました。


 この人が沖縄の人だと、見てわからないのか、と。


「へい、NHK。なんで安倍首相に『帰れ!』と叫んでいる人々を映さないんだ?」グリフィスAFP通信副支局長
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/a01fce741dc6a34753af95b14be2e1d0



ロイター通信 2015年6月23日 Japan PM Abe met with rare heckling at Battle of Okinawa ceremony(日本の安倍首相が沖縄戦慰霊の式典で異例の野次を浴びる)より
http://uk.reuters.com/article/2015/06/23/uk-ww2-anniversary-japan-idUKKBN0P30TT20150623


 安倍政権は2015年10月29日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部で埋め立ての本体工事に着手しました。


 辺野古を移設先に定めた1999年の閣議決定から、16年の年月を経てとうとう本格的な工事に踏み出したのです。


安倍政権が辺野古でいきなり基地本体の埋め立て工事に着手。普天間海兵隊基地はグアムに移転すべき。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/ffa7367397f0d6e76096c71fd86fc78e



 この日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先とされる名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前では、移設計画に反対する人々が早朝から激しく抗議しました。


 ゲート前に座り込んで工事車両の進入を阻止しようとする人たちを警察官が排除するなど、現場は騒然となったそうです。



 沖縄防衛局が29日、新基地建設に向けた埋め立て本体工事に入ったことを受け、辺野古在住で移設に反対して抗議行動を続ける島袋文子さん(86)も同日、米軍キャンプ・シュワブのゲート前に駆け付け、最前列で体を張って抗議行動をしました。



辺野古のキャンプ・シュワプゲート前で抗議活動をする、島袋文子さん(右から二番目)と沖縄社会大衆党の糸数慶子参議院議員(左から二番目)ら。


この人たちが本土から来た運動家に見えますか。




 島袋さんは警察官に抱えられて排除されても、再び車両進入の阻止のために抗議行動を続けました。


 さらに他の市民らが一時休憩の時間に入っても、しばらくゲート前を動かず怒りをぶつけ、強制排除しようとする警察官には声を荒らげて抗議しました。



 島袋さんは、1929年、後に沖縄戦最後の激戦地となる糸満(いとまん)市で生まれ、小学校1年生の時に父親を亡くしました。戦争末期、兄たちは防衛隊などに徴用され、家に残ったのは目の不自由な母と15歳の文子さんと10歳の弟でした。


 辺野古にある米軍キャンプ・シュワブのゲート前のテント村で19年!座り込みを続けている島袋さん。



警察官に混じって警備員も市民を排除する。彼らは、辺野古への基地移設関連の業務を担う建設会社などが契約した民間の警備会社の警備員。警察以上に暴力的だとして悪名高い。




「一生にひとつぐらい良いことをやろうと思っていますが、難しいです。


 私ができることは、基地建設を止めることぐらい。それができたら、今すぐにでも天国に行ってもいいです。思い残すことはありません。


 でも、この海を埋めるなら、海に入ってでも止めるよ」



 この日も


「負けない方法 勝つまでずっと 諦めぬこと」


と記したピンク色のTシャツを着けた島袋さんは早朝から座り込みに参加。


 他の市民らとスクラムを組み、排除しようとする警察官らをにらみつけました。



「名護市辺野古の新基地建設に向け、防衛省・沖縄防衛局は29日早朝から、陸上部分の本体工事に着手した。


 普段、穏やかな笑みを絶やさない島袋文子さん(86)が、別人のような形相で警備員をにらみつけ、怒りの声を上げた。


 血の水をすすって沖縄戦を生きながらえ、本土とはまったく異なる米軍支配下の戦後を歩んできた86歳の老女を、日本政府は国家意思によって排除したのだ。」


10月30日 沖縄タイムス社説


『[辺野古本体工事着手]自治破壊する暴挙だ』 より
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=139317



関連記事


暴力を肯定しているのは誰なんですか、安倍首相。辺野古での海上保安庁の圧倒的な暴力をまず止めさせて!
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/4e0ab9d65a29f0def41db8dc8dddf06b



これまで島袋さんのことを知らなかったのですが、冒頭の写真などに驚き、今回いろいろと調べました。


19年間、座り込み!


驚きました。


「負けない方法 勝つまでずっと 諦めぬこと」


肝に銘じます。



2015年10月29日 中日新聞夕刊


政府、辺野古埋め立て工事に着手 知事「強権極まれり」 
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015102902000265.html


米軍キャンプ・シュワブのゲート前で、工事車両を止めようとして排除される人=29日午前、沖縄県名護市で


 政府は二十九日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部で埋め立ての本体工事に着手した。辺野古を移設先に定めた一九九九年の閣議決定から、十六年の年月を経て本格的な工事に踏み出した。辺野古移設を推進する政府と、反対の立場の沖縄県は、それぞれ法的対抗策を繰り出しており、裁判による決着をにらんだ応酬が続く見通しだ。



 翁長雄志(おながたけし)知事は県庁で記者団に「強権極まれりだ。国は浮足立っている。しっかり対峙(たいじ)したい」と述べ、政府の姿勢を批判した。


 工事主体の防衛省沖縄防衛局は「護岸工事に必要な仮設工事の一つであるシュワブ敷地内作業ヤードの整備工事に着手した」と発表。移設先に隣接する米軍キャンプ・シュワブ内の陸上部分から工事を始めた。翁長氏による十三日の埋め立て承認取り消しで中断していた海底ボーリング調査関連作業も再開した。


 工事阻止を目指す県側は、翁長氏による承認取り消しの効力を停止した国土交通相の決定を不服として、第三者機関「国地方係争処理委員会」に近く審査を申し出る。


 政府側も、今後予定する埋め立てに明確な法的根拠を得るため、知事に代わって取り消し処分を撤回する「代執行」の手続きに入った。手続きの一環として国交相が翁長氏に撤回を勧告する文書が二十九日、県に届いた。


 防衛局は当面、護岸造成に必要な資材の置き場や仮設道路を整備する。これに続いて土砂を搬入し、沿岸部の約百五十七ヘクタールを埋め立てる予定だ。県に提出した着手届で、工事完了予定日を「二〇二〇年十月三十一日」とした。


◆世耕官房副長官「普天間返還進める」


 世耕弘成官房副長官は二十九日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場の移設の本体工事に着手したことについて、「一日も早く普天間飛行場の返還を進め、住民の事故の危険や騒音被害をなくして基地の縮小を着実に進めたい」と述べた。地元住民が反発を強めている点については「沖縄県民の理解を得られるよう、適宜説明を行いたい」と述べた。


◆沖縄住民座り込み 逮捕者も


 米軍普天間飛行場移設に向けた埋め立て本体工事が開始された名護市辺野古では二十九日、移設に反対する市民らが資材の搬入を阻止しようと、早朝から米軍キャンプ・シュワブのゲート前に座り込み、警察官ともみ合いになった。道路には一時、工事関係車両十台以上が立ち往生した。


 辺野古沿岸部では午前八時すぎ、クレーン車が小型船を海面に落とす作業が確認された。反対する市民グループのメンバーは船を出して海上でも抗議。日米両政府による立ち入り制限区域を示すオレンジのフロートを乗り越えて区域内に入り込んだ船が、海上保安庁のゴムボート二隻に取り囲まれる場面もあった。


 朝からゲート前の座り込みに参加した主婦徳森セツ子さん(64)=南風原(はえばる)町=は、警察官とのもみ合いで服の一部がちぎれたという。「工事車両を阻止できず悔しい。沖縄に対する扱いは戦後七十年間変わらないだけでなく、よりひどくなっている」と憤った。


 市民団体代表の安次富浩さん(69)=名護市=は「沖縄は日本政府やアメリカ政府のものではない。思うようにはさせない」と強調した。


 午前九時半ごろゲート前を訪れた稲嶺進名護市長は、「問答無用という形にしか映らず、とても許される行為ではない」と厳しく非難。「名護市や県との事前協議は何もクリアされていない。本体工事の着手とは言えない」と政府をけん制した。


 名護署は同日、キャンプ・シュワブのゲート前で進入防止のため設置された防災メッシュを引き裂いたとして、器物損壊容疑で抗議に参加していた自営業男性(36)を現行犯逮捕した。



「翁長よくやった」 辺野古取り消し、反対派から歓声
http://www.asahi.com/articles/ASHBD6GVLHBDTIPE00M.html

岩波精


2015年10月13日11時31分 朝日新聞



「埋め立て承認取り消し」の一報が伝えられ、キャンプ・シュワブ前に設けられた移設反対派のテントから歓声があがった=13日午前、沖縄県名護市辺野古、岩波精撮影


 沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事が13日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設先とされる同県名護市辺野古の埋め立て承認を取り消した。辺野古にある米軍キャンプ・シュワブのゲート前では同日午前、移設計画に反対する人々から拍手がわきおこり、「よし」「翁長よくやった」と声が上がった。


 反対派は午前6時ごろから、この日の座り込みを開始。午前10時に沖縄県庁で翁長知事の記者会見が始まると、スピーカーから流れる音声に約200人が聴き入った。19年間座り込みを続ける島袋文子さん(86)は「明日から大変だと思うけれど、負けない。私たちは命をかけて座っている」と話した。


 1週間前から抗議行動に参加しているという同県宜野座村の安慶田由美さん(26)は「これから国も対抗してきて、全面対決になると思う」。那覇市で生まれ育ったが、「基地があるのが当たり前で、平和活動に参加したこともなかった」。仕事の関係で上京し、6月から安保法に反対する国会前集会に参加するようになって思いが変わったという。「戦争は昔のことと感じていたけれど、安保法の動きを見ていてひとごとと思えなくなった。民主主義は地元に住む人の意見を尊重するはず。いまの政府のやり方はおかしい」


 同県うるま市から来たという池原盛助さん(76)は「翁長さんはぶれたりしないと信じていた。孫やひ孫に基地のない社会を残すためにも戦い続ける。これからが勝負よ」。同県浦添市のキャンプ・キンザーで40年間働いた。ベトナム戦争の時には、兵士のためのアイスクリームを現地に送ったという。「基地は戦争につながる。造らせないことが必要だ」と話した。(岩波精)



沖縄のおばあが語る沖縄戦・最後の証言「日本兵は住民を守ってくれませんでした」
http://wpb.shueisha.co.jp/2015/08/21/52263/
週刊プレイボーイ 2015年8月21日(金)6時0分配信



現在は辺野古新基地建設反対の座り込みにも参加している島袋さん。彼女の左腕には米軍の火炎放射器で焼かれた痕が残っている



戦後70年の沖縄の夏、名護市辺野古の米軍基地建設現場には不自由な体を押して座り込む「おじい」「おばあ」の姿があったーー。


なぜ、彼らはそこまでして抗議を続けるのか。その中にいる多くの戦争体験者が抱く強い思い、エネルギーの源泉となる沖縄戦とはなんだったのか?


1945年3月に始まり、米軍が凄まじい戦力で進攻する中、3ヵ月以上続いた無謀な戦いで県民の4人にひとり、12万人以上が亡くなった。


そこで起こったことに戦後70年の今、体験者の証言から思いを馳せてほしい。


* * *


「あたしはね、命からがら壕(ごう)から這(は)い出したんだよ」


と静かに力を込めて語る島袋文子さんは、キャンプ・シュワブのゲート前で座り込みを続ける地元・辺野古のおばあだ。座り込みテントには足の悪い文子さんのために専用の折りたたみイスが用意されている。


昨年は工事用資材を積んだトラックが基地に入るのを止めようとして立ちはだかった。県警機動隊に排除された時に頭を道路に打ちつけ、救急車で運ばれることに。過激なおばあだが、その壮絶な人生を知ると、命を張ってまで基地建設を止めようとする理由がわかってくる。


* * *


1929年、後に沖縄戦最後の激戦地となる糸満(いとまん)市で生まれ、小学校1年生の時に父親を亡くした。戦争末期、兄たちは防衛隊などに徴用され、家に残ったのは目の不自由な母と15歳の文子さん、10歳の弟だった。


「艦砲射撃や空爆、機銃掃射が激しくなって、米軍が糸満市にも迫ってきていました。それで母の実家のある与那城(よなしろ ※現・うるま市)に家族3人で避難することにしたんです。昼は艦砲射撃が激しく危険なので壕(ほり)に隠れて、夜になると移動するんです。でも、夜でも照明弾が上がると昼間のように明るくなる。そうすると、周辺でまた艦砲射撃が始まります。


なんとか艦砲射撃から逃れて与那城に着いた時には、もうすでにたくさんの避難民がいて、私たちが逃げ込んだ壕はすし詰め状態でした。そして壕の向かいの家の庭に爆弾が落ちて、その家のおばさんは両足を切断されました。たまたまそこにいた避難民の男の子もやられました。男の子のおなかが裂けて内臓が飛び出していたのを覚えています。でも、誰もその光景をどうすることもできません。自分のことで精いっぱいでしたから」


与那城の艦砲射撃も激しくなったため、文子さんは母親、弟と糸満に引き返すことにする。


「目の不自由な母と弟の手を引いて暗闇の中を歩くのは本当に大変でした。母は少しの食料を頭の上に載せていました。平坦(へいたん)な道路だけじゃなく、畑の中も通りましたが、住民や日本兵の死体がたくさん転がっていました。艦砲や機銃掃射でやられた死体です。


目の見えない母に『お母さん、ここは人が死んでいるからまたいでください』と教えながら死体をまたいで歩かせるんです。腐敗して体内にガスがたまって、パンパンに膨れた死体を踏まないように進むことは大変でした。艦砲に当たる怖さより、死体を踏むことが怖かった。間違えて踏んでしまうと、猛烈な悪臭がするんです。


ある晩、弟が『水が欲しい、水が飲みたい』と言うので、真っ暗な中を探し回り、砲弾跡にできた水たまりを見つけて、その水を弟にも母にも飲ませました。私も飲みました。


翌朝、明るくなると、水たまりには住民や日本兵の死体が浮いていました。水は死んだ人の血で真っ赤に染まっていました。暗闇の中で汲(く)んだ水は死人の血が混ざった水だったのです。そのことは母にも弟にも言いませんでした。


糸満に帰る途中、5歳ぐらいの子の手を引いて、もっと小さな子供をおんぶして逃げている女性がいました。手には荷物を持っていました。そこへ艦砲弾の破片が飛んできて赤ちゃんの首をサッと切り、首が飛んでいきました。頭がなくなっていました。真っ赤な血が噴き出しました。あの光景は今でも忘れられません」


そうして糸満に着くまでに、どれくらいの時間を歩いていたのか記憶がないという。


「糸満では3畳ほどの広さの小さな壕に4家族が一緒に隠れることになりました。壕の外から米兵が『出てこい』と叫びました。あたしたちは『天皇陛下のために命を捨てなさい』『捕虜になったら、男は戦車でひき殺され、女は裸にされて辱(はずかし)めをうける』と教わっていましたから、捕虜になるより死んだほうがましだと出ていきませんでした。


そうしたら、穴の中に手榴弾(しゅりゅうだん)が投げ込まれました。何人かは亡くなりましたが、私たちがそれでも出ていかなかったので、今度は米兵が火炎放射器を壕の中に噴射したんです。息もできず、苦しくて、両手を挙げて出ていきました。髪の毛は焼け焦げ、左半身のほとんどがやけどになっていました。その時に負ったやけどや手榴弾によるケガの痕が、今も私の頭、首、顔、腰、尻、太もも、膝、足まで全身に残っています。


皮肉にも、小さい時から鬼畜と教わっていたアメリカ兵が、やけどや傷の手当てをしてくれました。これが日本兵だったら見捨てられていたでしょう。日本兵は住民に銃剣を突きつけて『ここは日本軍が使う』と言って、隠れていた壕から追い出しました。大切な食料を日本兵に奪われることも珍しくありません。


壕の中で日本兵と一緒の時は、小さい子供がいる母親は特に大変でした。暗くて怖いから子供が泣くでしょ。すると『泣き声でアメリカ兵に見つかってしまう。静かにさせろ!』と、子供の口をふさいで窒息死させてしまったこともありました。日本兵は住民を守ってくれませんでした。住民をアメリカへの盾に使っていたのです」


今も辺野古で闘い続ける島袋さんのところには、沖縄戦の体験と米軍基地の話をしてほしいとの講演依頼が各地からある。


「長野県から呼ばれた時、会場近くの長野市松代に天皇を避難させるために掘られた大本営の壕が残っていることを知りました。『この壕を掘る時間を稼ぐために、沖縄の私たちは犠牲にさせられたのだ。どうしても見たい』と思い、案内してもらったことがあります。天井が高く、立派な地下壕でした。入り口から500m辺りまでしか入れませんでしたが、その奥に天皇や皇族の部屋、食堂、食料倉庫などがありました。


同じ時期、自分たちは沖縄で食べるものもなく、狭くジメジメした壕にすし詰めになって、死線をさまよっていました。本土決戦に備え、天皇の隠れ家が掘られていたことをあらためて知って、全身に怒りがこみ上げてきました」


戦後の一時期、島袋さんは基地でメイドとして働いた。生きるためだ。


「キャンプ・シュワブの将校ハウスの掃除や台所の手伝いなどの仕事でした。英語がカタコトでもできたので高給をもらえました。でも、ベトナム戦争が始まって、将校が『ベトナムに行く。これはビジネスだ』と言ったんです。その言葉を聞いた途端、沖縄で殺された人たちのことが頭に浮かんで『何がビジネスだ!? 人殺しがビジネスだと? ふざけるな! 人殺しがビジネスなんて許されるわけがない!』とその場で荷物をまとめて、仕事を辞めました。以来、基地の仕事はやっていません。


一生にひとつぐらい良いことをやろうと思っていますが、難しいです。私ができることは、基地建設を止めることぐらい。それができたら、今すぐにでも天国に行ってもいいです。思い残すことはありません。でも、この海を埋めるなら、海に入ってでも止めるよ」


キャンプ・シュワブゲート前には今日も、たくさんの県民が集まっている。その中に島袋さんの顔もあった。一度、インタビューの途中で彼女が感情を抑えきれなくなり、取材を中止せざるを得ないこともあった。70年たった今も、当時の混乱した記憶は整理できていない。つらく悲しい記憶は体験者の頭をかき乱す。沖縄戦のトラウマに苦しめられている。血圧上昇、頭痛、情緒不安定など症状は様々だ。


しかし、それらを乗り越え、体験を次の世代に残さなければという強い思いが、おにぎりとおかずの梅干し入り豚肉炒めを持って、今日も灼熱のゲート前に向かわせるのだ。




http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/811.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 「慰安婦」交渉を加速=日韓首脳、関係改善で一致:いい方向、右派と錯覚されている安倍首相なら右派の反発を避け可能

「慰安婦」交渉を加速=日韓首脳、関係改善で一致
時事通信 11月2日(月)12時10分配信

 【ソウル時事】安倍晋三首相は2日午前(日本時間同)、韓国の朴槿恵大統領とソウルの青瓦台(大統領府)で約1時間40分会談した。

 両首脳は今年、日韓国交正常化から50年を迎えたことを踏まえ、懸案のいわゆる従軍慰安婦問題について、早期の妥結に向け交渉を加速させることで一致。関係改善に努力することも確認した。

 会談後、首相は記者団に「将来世代に障害を残すことがあってはならない」と述べ、解決を急ぐ考えを強調。韓国政府関係者によると、朴大統領は席上、「慰安婦問題が両国関係改善の最も大きな障害だ」と指摘し、被害者と韓国国民が納得できる解決策を求めた。

 これに関し、日本政府関係者は1965年の日韓請求権協定などを踏まえ「補償の問題は解決済みだ」と重ねて強調。一方で「人道的見地に立った対応」を検討していることを明らかにした。両政府は首脳間の合意を踏まえ、外務省局長級協議で接点を探っていく見通しだ。

 首相は会談で「50年間の日韓関係の発展を高く評価する。それを基礎に未来志向の日韓関係の新たな時代を築くべく、朴大統領と努力していきたい」と表明。大統領は「痛ましい歴史を癒やすことができる会談になり、両国関係を発展させていく大切な機会になることを願う」と述べ、関係改善に前向きな姿勢を示した。

最終更新:11月2日(月)13時23分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151102-00000043-jij-pol


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/812.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 日中韓3国の攻防<本澤二郎の「日本の風景」(2162) <軍国主義復活狙う安倍・自公内閣> <歴史直視ゼロの東京>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52119177.html
2015年11月02日 「ジャーナリスト同盟」通信

<三国志か呉越の争いか>

 いま中国では、春秋戦国時代の呉と越の攻防戦がテレビで放映されている。越に滅ぼされた呉の復権の様子を、時に呉越同舟・臥薪嘗胆として今日に伝えている。あるいは、三国志にも想定されるのだが、それにしても日本軍国主義復活にかける安倍の野望を知悉している中国と韓国を、東京が再び騙せるかどうか。日中韓3国は、戦後70年・2015年11月1日のソウル会談を経て、なんとか入り口に立った、ただそれだけのことだった。

<軍国主義復活狙う安倍・自公内閣>

 当然のことながら、中国と韓国の首脳は言葉を選びながら、それぞれ「戦争法」に重大な懸念を表明した。中国脅威論を喧伝、国民の民族主義化を悪用して実現した、自公による戦争法である。
 アメリカの産軍複合体・戦争屋を巻き込んだ、軍事的中国封じ込め策略である。他方で、TPPなる経済協定でも、それを具体化させている。いわば極右日本の中国封じの総力戦と分析できるだろう。こびりついた反共主義に問題の根源が潜んでいる。
 そこには信頼・友好の観念はない。日本会議と財閥の神輿(みこし)に乗る、安倍・自公路線の危険な安保・外交路線でもある。
 春秋の筆法から読める、いまの東京である。ゆえに善良な日本国民は、11月3日にも列島で「安倍NO」の、怒りの運動を展開する。これらまともな国民運動を報道しない、NHKや読売の安倍チャンネルや安倍新聞に対しては、料金の不払いや購読反対の訴えが拡大してゆく。 

<戦争法に重大懸念の北京とソウル>

 11月1日の日中韓の首脳会談では、安倍・自公内閣が強行した戦争法に、深刻かつ重大な懸念が、北京とソウルから発せられた。
 昨今の世界経済の低迷という、お互いの弱点をカバーするために、決裂を回避する共同宣言をまとめて、その場をやり過ごした3国会談でしかなかった。
 軍事面での覇権・覇道を求める東京に「歴史を直視する」考えなどない。

<歴史直視ゼロの東京>

 同日、安倍側近中の側近である自民党・稲田という極右の女性政調会長が、右翼テレビに出演して、安倍の真意をさらけ出していた。
 国連のユネスコに登録された南京大虐殺資料について、報道によると彼女は「事実なのか、事実でないか、が重要だ」と途方もない発言をしていた。日本会議の立場であろう。また、従軍慰安婦問題では「未成年女性を強制連行した証拠はない」との暴言も、公然と吐いていた。
 軍国主義復活にかける安倍・自公内閣には、歴史を直視する考えはない。結論は、視界ゼロの3国関係であろう。不信と不安が渦巻く大陸・半島と列島である。東京の極右政権の負の遺産である。

 それにしても、3か国共同宣言の「歴史を直視して」という約束を、同時点で破壊する東京である。11月2日の日韓首脳会談の行方も、ここから占えることが出来るだろう。
 女性の人権問題は、21世紀最大の国際社会がかかえる重大課題である。これまでの、口先だけの安倍の「女性の人権擁護」論は通用しない。
 一方、韓国の女性大統領の背後には、暴利に走る韓国財閥が足を引っ張っている。財閥メディアも、である。どう収拾を図るのか?昼飯抜きの攻防戦となろう。日本では、自民党女性を操れる実力者と自負する安倍が、半島の女性大統領をどこまで説得が出来るのか?

<東京は南沙の人工島で反撃>

 北京とソウルの共同戦線下、3年半ぶりに実施された首脳会談である。しかも、歴史を正当化・軍国主義復活に突っ走る東京である。和やかな会議は当初から期待できない。
 それでも、何とかこぎつけた安倍・自公は、日本国民向けの政治宣伝狙いでもあった。すべては来年の国政選挙である。ここで3分の2の議席確保が、9条解体の条件となる。そのための方策でもある。
 決裂は回避しなければならない。これもまた安倍に課せられていた。同時に反撃もしなければならなかった。ワシントンの戦争屋と日本会議向けである。
 南沙人工島問題を強く指摘することも忘れなかった。ところが、これを強調することで、10・27の米第7艦隊のイージス艦強行侵入が、戦争法正当化作戦であることを、見事に証明することにもなった。

<中国の報道に安倍映像なし>

 11月1日午後7時と同9時の中国中央テレビの国際ニュースを確認してもらったのだが、なんと安倍の映像は全く登場しなかった。東京では大々的に報道宣伝されたが、北京は完全に無視した。それは、習近平と握手した山口・公明党の映像が出なかったのと、同じレベルの扱いだった。
 「評価しない会談」を報道に値しないと判断する北京なのだ。

<大義のない東京を改めて確認>

 言えることは「国際連帯で軍国主義復活阻止」というアジア諸国民の悲願は、助走し始めたのかもしれない。安倍・自公政権に大義はない。退陣の時期は迫ってきている。

2015年11月2日記(武漢大学客員教授・日本記者クラブ会員)


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/813.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 強固な日韓関係こそ東アジア、世界平和の要(談話) 生活の党と山本太郎となかまたち 代表 小沢一郎
強固な日韓関係こそ東アジア、世界平和の要(談話)
http://www.seikatsu1.jp/activity/declaration/20151102.html
2015年11月2日 生活の党と山本太郎となかまたち


生活の党と山本太郎となかまたち
代表 小沢一郎

■日韓中で協力して東アジアに平和を

日中韓首脳会談が11月1日、3年半ぶりに行われたのに続き、日韓首脳会談が2日、両国で現政権に交代してから初めて開催されました。21世紀の東アジア地域が政治、経済、安全保障と、あらゆる面で非常に不安定な要因を抱えている中、日中韓の連携協力は自明の理です。それにもかかわらず、今日まで日韓首脳会談を開けなかったというのは政治的に不正常であり、両国民の利益に反するものでありました。

今後の東アジアにおいて、中国問題は、世界が直面する最大の懸案事項です。特に隣国である韓国、日本はもちろん、国際社会に大きな影響が出ることは間違いありません。そのためにも、中国の政治・経済状況にきちんと目を向け、日韓が連携して中国社会を何とかソフトランディングさせることが必要だと思います。そして、中国を民主化の方向に持っていくことが実現できれば、東アジアだけでなくて、国際社会も平和に共存していくことができるはずです。

そのためにも、民主主義と自由経済という基本的な価値を共有する日韓両国が、東アジア地域の中核となり、あるゆる面で交流を深め、協力を進めていくべきです。強固な日韓関係を築き上げた上で、民主化された中国が加わり、日韓中が完全な協力態勢をつくることができたなら、今まで3ヵ国が人類史で築いてきた以上の大きな歴史的役割を果たすことができる、と私は確信しています。

■日韓二千年の歴史の積み重ねは隣人としての貴重な財産

日韓関係を考える場合、両国間の二千年におよぶ友好協力の歴史を踏まえ改善のあり方を構築していくべきです。特に今年は、韓国と日本が国交を正常化して半世紀になります。国交正常化当時、両国間の人的往来は年間1万人ほどでしたが、今や年間500万人へと飛躍的に増えています。このような両国関係の背景には、両国間に二千年以上の人や文化の交流の積み重ねがあったことを忘れてはなりません。

古代王朝時代には、日本と朝鮮半島との間では通訳なしに会話ができたと言われています。言葉すらほとんど一緒だったわけです。また、日本の大和朝廷から新羅や百済の役職に就いた人もいますし、逆に朝鮮半島から来た人が大和朝廷で重要な役割を果たすこともよくありました。つまり両国は渾然一体の関係であったと言えます。そして時代が下り江戸時代には、徳川幕府による鎖国政策がとられていたにもかかわらず、唯一の外交使節として朝鮮通信使は12回も来日しています。

このように、韓国と日本は本来、民族的、文化的、政治的、経済的にも、あらゆる面で最も身近な隣人として交流していたのです。ところが現在の日韓関係は、今日まで首脳会談を開けないほど不正常な状態が続いてきました。これを正すためには、日韓両国がお互いに傲慢さや偏見を捨て、謙虚に誠意をもって友好協力関係の発展に努めるべきだと思います。

■大きな視点に立って、日韓関係の改善を

ナチスドイツに占領されていたフランスも、現在はドイツと非常に仲良くしています。かつて覇権争いをしてきたイギリスとフランスも、今では英仏海峡トンネルを掘ってユーロスターで繋がっています。こうした仏独や英仏の関係に倣い、21世紀の日本も大きな視点に立って日韓関係を考えれば、必ず良い方向に向かっていくはずです。

そのためにも日本は、歴史的事実を冷静に見つめ、謝るべきは謝り、正すべきは正すという姿勢を示すことが、真の信頼関係を構築する上で重要です。その一方で、韓国においても過去の事実にとらわれて、反日的な教育・宣伝をすることを止めなければなりません。そのような中から両国は困難な問題を乗り越え、もっと力を合わせていくのが自然な姿であり、日本人も韓国人の大部分もそれを望んでいるのではないでしょうか。

1990年に訪日した盧泰愚(のてう)大統領が国会で演説した際、「来る世紀には東京を出発した日本の青年が海底トンネルを通過して、ソウルの親友と一緒に北京、モスクワ、パリ、ロンドンへと大陸を結び世界をひとつに繋ぐ友情旅行を楽しむ時代を共に創造しましょう」と訴えました。私はこれに大変な感銘を受けました。今こそ、民族的、文化的、言語的にも最も近い隣国である韓国と日本は、このような夢を実現するためにお互いに力を尽くすべき時だと確信しております。


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/814.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 辺野古移設は絶対無理!by日刊ゲンダイ「楽観的なことを言うわけではないが、焦っているのは沖縄防衛局。 八方ふさがりの状態
辺野古移設は絶対無理!by日刊ゲンダイ「楽観的なことを言うわけではないが、焦っているのは沖縄防衛局。 八方ふさがりの状態だ」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/8262
2015/11/02 健康になるためのブログ



http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/168251/1

国と沖縄県の対立が激化している米軍普天間基地の名護市辺野古沖の移設問題。民主主義の基本にのっとり、きちんと手順を踏んで埋め立て工事の承認取り消しを決めた沖縄県に対し、国は一切の説明をスッ飛ばして工事に着手した。安倍政権は、このままイケイケドンドンで工事を進められると思っているのだろうが、大間違い。国・防衛省はどう転んでも絶対、辺野古沖に基地は造れない。


「楽観的なことを言うわけではないが、焦っているのは沖縄防衛局。八方ふさがりの状態だ」


 30日、参院議員会館で開かれた「ストップ!辺野古埋め立て工事の強行、許さない」と題した緊急集会で、沖縄平和市民連絡会の北上田毅氏がこう言った。


本体工事=辺野古沖の埋め立て工事は「翁長知事があらゆる知事権限を駆使すれば絶対できない」と断言したのである。


Okinawa: no alla base militare Usa, in centinaia tentano di bloccare il cantiere




以下ネットの反応。




















この記事通りに移設が断念されれば良いのですが、実際のところはどうなんでしょうか。


男性が警察に引き倒されている動画は、ユーロニュースで流れた映像のようです。日本のマスコミはこういった映像を流しませんよね。




http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/815.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 「新3本の矢」は もう折れた 「希望出生率1.8」ビックリ仰天計算式(日刊ゲンダイ)
             


これが新3本の矢…「希望出生率1.8」いい加減すぎる根拠
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/168334
2015年11月2日 日刊ゲンダイ



安直すぎる数値目標(C)日刊ゲンダイ


 安倍首相が「アベノミクスは第2ステージに入った」とブチ上げた成長戦略「新3本の矢」のひとつ「希望出生率1.8」。昨年の合計特殊出生率「1.42」を10年ほどで3割近く引き上げるという大ブロシキには、発表直後から「達成は不可能」との声が出ていたが、やっぱりというのか、この数値の根拠は超テキトーだった。


 驚きの“新事実”が明らかになったのは、先週末の民主党の厚労部会。山井和則衆院議員が、厚労省担当者に「希望出生率1.8」をはじき出した根拠を質問。担当者は、国の調査で、結婚を希望する若者が約9割に上ることと、夫婦が希望する子どもの平均数が2人だったことを挙げて、「0.9×2=1.8」と説明したという。結婚しない若者の経済的支援や保育施設の充実などで積み上げた数字ではなく、まさしくただの“希望”なのである。山井議員が改めてこう言う。


「私も『1.8』が達成されればいいと思っていますが、それにしてもこんな計算式で国家目標を立てるなんて安直すぎます。具体策を聞いても(担当者は)『これから検討する』と言うばかり。何も決まっていないのです」


 それじゃあ、どうやって「1.8」を達成するつもりなのか。


「希望出生率というのは新語で、(合計特殊などの)一般的に使われている出生率とはニュアンスが違う。あくまで『希望』です。安倍政権にとってはしょせん、安保法に対する国民批判をかわすための話題作りに過ぎないのでしょう。『希望』だから、数値が『1.8』でも『1.6』でも何でもいいのですよ」(山井議員)


「矢じり」の正体はハリボテだったのだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/816.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 嘘ばっかり! テレビと電通のハロウィン協奏曲(simatyan2のブログ)
嘘ばっかり! テレビと電通のハロウィン協奏曲
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12091072878.html
2015-11-02 15:30:48NEW ! simatyan2のブログ


昨日25日は朝からNHKが、その後は読売系日本テレビなどが、


去年はゴミが巻き散らかされていたのに、今年は人々のモラルが
向上したらしく、ゴミ一つ無く綺麗に掃除されていたなどと報道
していました。


馬鹿を言っちゃいけないです。


ゴミの量は去年以上だと渋谷区在住者の声が上がっているのです。


「私が何をしたというのですか? ひどい仕打ちだ」。


2015年11月1日午前5〜6時ごろ、ゴミが散乱した路上で激怒し、
そう嘆いている男性がいた。


話を聞くとこの男性、渋谷に30年以上前から住んでいる住民とのこと。


ハロウィン参加者がゴミを撒き散らし、放置したまま帰宅している
ため、渋谷がゴミの山になっている事に腹を立てているのだ。


一昨年はハロウィンでもここまでゴミが散乱することはなかったらし
いが、昨年から人とゴミが増え、今年はゴミが散乱し、吐き気がする
ほど悪臭を漂わせているという。


確かに、腐ったような、公衆トイレのような、嫌なニオイがする。


・地域住民の声


「我が物顔で渋谷に集まって、叫んで、暴れて、飲んで食べて、ゴミ
 を撒き散らす。


 ハロウィンだか何だかよくわかりませんが、騒ぐのはいいですよ。


 でもマナーとモラルというものがありますよね。私が見るかぎり、
 渋谷に集まった若者たちにそれはまったくありませんでした。


 だからこのザマなんでしょう。


 ゴミの山です。自分だけが楽しければよいということなんでしょうね。


 私が何をしたというのですか? ひどい仕打ちです」


・頭が悪いハロウィン参加者


実際に渋谷の町を取材してみると、いたるところにゴミが散乱している。


「とにかくゴミ箱に入れればOK」と思っている頭が悪いハロウィン
参加者もいるようで、ジュースの缶専用のゴミ箱に可燃ごみを詰めて
いるケースも多々あった。
http://buzz-plus.com/article/2015/11/01/halloween-shibuya/

つまりテレビは、ボランティアや子どもたちが清掃した後を映して
去年より綺麗だといってるに過ぎないのです。


中には、わざわざ仮装したままの人がゴミを収集してる姿を映し出し、
「これが日本人のモラルだ!」などと放送してる馬鹿番組もあります。


仕込みもはなはだしいですね。


本当は、


・買い物もしない人に勝手に店のトイレを使われる、
・着替える奴がトイレを占拠して用を足す人間がトイレを使えない
・街中にゴミが散乱
・流しなどがケンカをした後の血糊や塗料で汚されまくる





これなんですよ。


なぜこんなことになるのかというと、テレビ局、特に日テレなどが
無理矢理テンション上げまくったからです。


前日のこのバニーガール(下の写真)などプロですよプロ。



夏の行楽シーズンが終わって 12月の年末まで消費が少なくなる。


電通はこの時期のハロウィンを毎年毎年 ゴリ押しして一儲けしよう
としてるわけです。


今年は特に力を入れているようで、六本木パレードを担当した、
電通CRプランニング局 デジタルクリエーティブセンター田中 寿




は次のように言っています。


「通常、電通の業務はクライアントからいただいた案件を“受注”し、
対応するという取り組み方が仕事の多くを占める流れなのですが、
この仕事はクライアントである六本木商店街振興組合様と一緒に
街全体をコンテンツ化し、できたコンテンツをセールスするという、
コンテンツ開発型の新しい取り組みとなったと思います。」


また今年4月から電通の代表取締役社長に就任した石井直



は次のように言っています


「電通の存在意義、それは、時代を動かし、世の中を進化させること
でもあります。」


見るからにカルト宗教の教祖のように見えますね。


電通ビルに一歩はいると下のような目が並んだ部屋や金色の部屋が
客を出迎えますがピッタリ似合いそうです。





電通が動き出せば、それが成功しようと失敗しようとテレビ局は
逆らえないのです。


なぜならテレビ局のCM枠の場合、7割は電通に任されていると言わ
れています。


主な枠だけで言えばほぼ10割です。


つまり、電通を通さないとロクなCMを打つことは出来ないからです。


そのためテレビは今年もハロウィン推しをするのです。


このハロウィン推しは偶然にも第2次安倍内閣が誕生してから特に
酷くなってるように思いますね。


安倍首相の妻、昭恵夫人が電通社員だったからでしょうか?


政府はハロウィンに批判が集まらないように、あの手この手ですね。


DJポリスを使ったり、



経済効果があると言ってみたり、


一般社団法人・日本記念日協会によると、昨年の国内市場規模は
約1100億円でバレンタインデーの約1080億円を超えた。
http://www.hochi.co.jp/topics/20151101-OHT1T50037.html

こんな数字どこから出てきたのやら。


たとえ経済効果があろうと住民に迷惑かけるなら本末転倒でしょう。


日本人のごく一部だとは思いますが、それでも煽られて乗せられて
の人たちが後を絶たないんですね。



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/817.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 必読 シールズ琉球「とある米兵との会話」 「沖縄の学生から話を聞いてすごくショックを受けた。クレイジーなのは米国なのかも
【必読】シールズ琉球「とある米兵との会話」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/8277
2015/11/02 健康になるためのブログ



https://www.facebook.com/SEALDs_RYUKYU-691159531028094/?fref=nf

今年3月、「今日はとても暑いから」と100本余りの水のペットボトルをゲート前のテントに差し入れてくれたキャンプ・シュワブ所属の海兵隊員2人。連絡先を交換していたので、到着前に連絡してみたところ、私達に会いにテントまで来てくれました。


 彼らやホワイト・ビーチ所属の海軍兵2人を交えて、県内の学生と食事をしながら辺野古の新基地や既存の在沖基地についてディスカッションを行ったこともありました。その時彼らは「僕達は中国や北朝鮮から沖縄を守る為に来た」と話していました。


 今日、11月1日、3月に初めて会った時に同世代の沖縄の学生/若者と話して受けた印象やその後の変化について話してくれました。「母国を離れ、沖縄や日本を守る為に来た僕達は感謝され、歓迎されるかと思っていたのに、いざ沖縄に来ると迷惑がられ、とても困惑していた」


「海兵隊の僕らは特に有事の際には突撃隊となるから、死ぬのが怖くないんだ。クレイジーな敵国から米国や同盟国を守る強い僕達はヒーローなんだと教えられて沖縄に来た。でも沖縄の学生から聞いた話は全然違った。僕達は沖縄を何も知らなかった」


「僕達は琉球王国の存在や、日本に併合された事、沖縄戦における捨て石作戦とその大きな被害、その後の切り離しや復帰を機に増加した基地負担の事など、何一つ知らなかった。政治的にどれだけ振り回されてきたかを少しも知らずに沖縄に来たんだ」


「沖縄の学生から話を聞いてすごくショックを受けた。入隊して沖縄に来るまで聞かされていた事とあまりにも違いすぎた。クレイジーなのは中国や北朝鮮じゃなくて米国なのかもしれないと思った。その後、色んな資料を読んで沖縄について勉強した」


「180度違う目線から米国について調べて始めて、愛する母国がこれまでどれだけ世界中の人々を傷付けてきたのかを知った。それも金儲けの為に。そして日本と協力しながら沖縄を利用してきた事を知った。ゲート前の抗議行動を今なら理解できる」


「大きな構造の中で、沖縄の人々がここまで振り回され、人権が踏みにじられてきた事を知らずに、感謝されると思っていた自分を恥じた。そして僕達にウソを教えてきた海兵隊の教官や学校の先生を憎んだ。政府は僕らの事も利用していると気付いた」


「ゲート前で友達になれて、沖縄の歴史や文化について教えてくれて嬉しい。今は沖縄の人々の抗議行動を応援している。米軍のシステムを批判的に考える米兵はまだまだ少ない。だから僕が知っている沖縄の事を、少しずつ周りの米兵に知らせている」


以上、SEALDs RYUKYUのツイッターより。
Twitter:@SEALDs_RYUKYU


p.s. その後、話をした米兵たちと一緒に、沖縄そば食べに行った。車で基地の近くに送り、別れを告げた。彼らは、「Marines Out!!」と言われながら、基地の中に帰っていった…


以下ネットの反応。
























クレイジーなのは中国や北朝鮮じゃなくて米国なのかもしれないと思った。


180度違う目線から米国について調べて始めて、愛する母国がこれまでどれだけ世界中の人々を傷付けてきたのかを知った。それも金儲けの為に。


どこの国でも利用されるのは教育を満足に受けられない若者です。日本でも2002年の日韓ワールドカップ以降、嫌韓・反中の薄っぺらい情報がネットや本屋の雑誌コーナーで取り上げられ(僕は昔は雑誌コーナーをチェックしていなかったので、そういった本が出回っているのを知りませんでした)、それを鵜呑みにしてしまう人たちが激増し利用され続けています。


しかし、今回シールズ琉球の人たちが紹介してくれたような出会いによって新たな視点、切り口を持ち、学び知識が深まることがあります。嫌韓・反中感情を持たされてしまっている人も、一度落ち着いて様々な人の意見を聞いたり、書籍を読んだりして知見を深め、他国の人間をひとくくりにして差別的発言を繰り返すことがいかに愚かなことか早く気付いて欲しいものです。




http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/818.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 辺野古基地のゲート前で衝突!約100人の座り込み住民を警察が強制排除へ!東京でも辺野古反対デモ!数千人が声を上げる!
辺野古基地のゲート前で衝突!約100人の座り込み住民を警察が強制排除へ!東京でも辺野古反対デモ!数千人が声を上げる!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8596.html
2015.11.02 19:00 真実を探すブログ








↓東京・新宿で辺野古基地反対運動






☆辺野古ゲート前、市民と警察官がもみあい 
URL https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=139790
引用:
 名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前では2日午前、辺野古新基地建設に反対する市民ら約100人が集まり、排除にあたる警察官ともみ合いが続いた。シュワブのビーチでは、重機が海上用のフロートをつり上げるなど作業を始めた。
:引用終了


☆異例の対応 警視庁機動隊が辺野古警備へ
URL http://www.news24.jp/articles/2015/11/02/07313803.html
引用: 
沖縄・米軍普天間基地の移設先の名護市辺野古に警視庁の機動隊が派遣され、4日から警備にあたることが分かった。先月29日に沿岸部の埋め立て工事が始まり、現地で住民らによる抗議活動が行われている。抗議活動に県警以外の警察が直接対応するのは異例。
:引用終了


10/30 辺野古ゲート前早朝行動1


2015.11.01 辺野古の海を埋め立てるな!11.1緊急デモ@新宿アルタ前


2015・11・1 辺野古の海を埋め立てるな!基地建設を許さない!デモ


政府が沖縄県知事の権限を凍結して、辺野古基地建設の強行を決定してから、再び沖縄の衝突が激化しています。けが人の報告も出ている上に、政府側は本土から機動隊を増強して異例の体制を整えました。


ただ、沖縄側の反発が根強く、政府が知事の権限を止めても反対運動が収まる気配は無いです。グリンピース等も辺野古基地に来ているようですし、これからが辺野古基地を巡る騒動の本番になると言えるでしょう。


「悲しい」反対派は抗議・・・辺野古埋め立て工事を再開(15/10/29)






http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/819.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 「なんか、アメリカに着くか中国に着くかを迫られたときの日本みたいな立場の民主党だったり:萩原 一彦氏」
「なんか、アメリカに着くか中国に着くかを迫られたときの日本みたいな立場の民主党だったり:萩原 一彦氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18731.html
2015/11/2 晴耕雨読


https://twitter.com/reservologic

>尾崎行雄bot (日本の貧困層)はいざ投票というと自分達の味方(無産党)に投票せずして、貧乏人を虐める方の金持ちに投票する。金持ちに寄ってたかって自分らをどう虐め殺してくれと言わぬばかりに、その方に投票している。・・・(日本人には)虐めてもらうことを有難がる癖がある。『普選問題の研究』

うへ〜、今とおんなじ。

こうだからいじめる側に「ニッポンを取り戻」されちゃう。

この「アベソーリ」という名の装置は単なる拡声器に過ぎないと思うようになった。

RT @thomasmathiew16: 嘘つきも甚だしい。 原発再稼働、100%安全確保されない限り行わず=安倍首相https://t.co/dZ8DpC4WEE via @Reuters_co_jp

>本間 龍 関電大飯原発事故想定し避難訓練 滋賀・高島、山間部の高齢者 - 47NEWS https://t.co/IJLzLMPhJV 笑った。本当に大地震が来たら家や道路が倒壊するのに、高齢者が徒歩やバスで避難できるはずがない。大前提が間違ってる避難訓練なんて、何の意味もない。

原子力規制委の「世界一厳しい安全基準」による規制は事故が起きないことを保証するものではない上に、住民が安全に避難できるかどうかすら評価しない。

だからこういういい加減なカタチだけの避難訓練になる。

でも立地自治体は本当にそれでいいの?

>岩上安身 民主党執行部に、共産党との連合、やる気なし。世論も完全に読み違え。宮城県議会選も惨敗だと全く思っていない。世論との乖離、甚だしい。自民党が野党を恐れないのは当然。RT @yukari_chan1969: 民主党に対して「野党連合へ参加要求デモ」を仕掛けた方がいいかもしれません。

今まで「自民党の補完勢力」といえば必ず一人区で候補を立てて野党の票を割る共産党のことだと相場が決まっていた。

でもどうも今回は共産に変わって民主がその美名を獲得する情勢。

ホント、頼むぜ、民主党。

目を覚ませよ。

参院本会議で枝野幸雄氏や福山哲郎氏がした熱い演説を思い出して欲しい。

>福田 保子 私、ハッキリと今日言います。私、民主党のサポーターですが今の民主党が何を考えているのかサッパリわからん!何がしたいの!本当に国民目線で考えて!今変わらんかったら、いつ変わるんだ!

あれをやったことで、自民との差別化が決定的に不可能になったと思う。

菅直人、野田佳彦政権でミイラ取りがミイラになっていくさまを見たような気がした。

RT @itotaigya12: 今の民主党が最悪なのは消費税増税でしょう。

#自民党なんか感じ悪いね RT @hage3826: 自民党新ポスター発表 「1億総活躍」 https://t.co/9UXdMY7CEY 気持ち悪いぞ安倍!

>Sophee どうしてこうも民主党の幹部はセンスが悪いのか。失望してしまいます。参院選まで時間はないのに。

なぜ、隠れてるんだろう。

特別な事情でもあるんだろうか。

RT @2525293wa: @Sophee71 @pipenokemuri2 @reservologic @mapleakichanセンス以前に民主党内部には隠れ自民党サポーターが居ますから 

岡田代表がダメだと言った http://bit.ly/1M4uaaZ 辺野古廃案について、細野氏は考え直してみる http://bit.ly/1M4uare と言ったわけだ。

野党共闘に向けて政策面で共産や生活、社民と擦り合わせようとしているようにも見えるけど…どうかな。

Foreign Affairs のなかなか興味深い記事 http://fam.ag/1M4v2MG

尖閣から北方領土に至るまでの東北アジアの領土問題の火種を残したのは米国だから、米国にはその幕引きの責任があるという内容。

時間があったら訳してみたい。

>knamekata 小林節さんが紹介した民主党幹部とのやりとりが面白い。 民主「共産党とは政策が違う」 小林「別の党だから政策が違うのは当たり前でしょう」 民主「保守票が逃げる」 小林「もう逃げている。安倍ちゃんより、志位さんのほうがいいでしょう」 民主「ああ」…。 昨日の革新懇全国交流会の発言。

なんか、アメリカに着くか中国に着くかを迫られたときの日本みたいな立場の民主党だったり……。

>akage 結局「民主党トラウマの裏表」みたいです。民主党は中道左派に戻るべきだと私は思いますが、鳩山政権で官僚と、現実主義者と、アメリカにやられたトラウマが重症ではないかなと。ちなみに国民一般もこの病が重篤で勝ち馬にしか乗れない。

選挙で負け組に入りたくない人が何に投票するかは、すべてマスコミ次第みたいなことになっちゃう。


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/820.html

記事 [政治・選挙・NHK195] これは有田芳生議員の勇み足だ  天木直人(新党憲法9条)
これは有田芳生議員の勇み足だ
http://new-party-9.net/archives/2869
天木直人のブログ 新党憲法9条


 きょう11月2日の各紙が小さく報じた。

 民主党の有田芳生参院議員が訪朝し、日朝協議に関与する北朝鮮高官らと協議したと。

 その結果を次のように記者に語ったと。

 すなわち拉致被害者の再調査報告書についてはほぼ完成しているが、日本側への提出は年を越すかもしれないと北朝鮮側から説明を受けたと。

 そこまではいい。

 問題は、その後に続く有田議員の次の発言だ。

 すなわち有田氏は記者団に対し、北朝鮮側は次のように話したことを明らかにしたらしい。

 すなわち、日本政府が報告書の中身に納得できず受け取れないという局面になれば、「一方的に発表せざるを得ないということもありうる」と話したというのだ。

 これは北朝鮮側のあきらかな安倍政権に対する恫喝だ。

 NGO職員が訪朝して北朝鮮側と接触し、その結果を日本のメディアにどう話そうと、それは勝手だ。

 しょせん政府の外交とは無関係な、一私人の無責任な言動である。

 しかし、現職の議員が、しかも野党第一党の民主党の議員が、日本政府と十分な打ち合わせなく訪朝し、しかもこのような恫喝まがいの北朝鮮の言い分をそのまま垂れ流すのは勇み足だ。

 来年夏の参院選で改選される有田氏が選挙目当てにパフォーマンスしたのなら何をかいわんやだ。

 これを聞いた安倍政権は激怒しているに違いない。

 拉致被害者家族も困惑し、怒っているに違いない。

 安倍政権は有田議員の国会招致を求め、その言動を徹底追及することになるかもしれない。

 民主党は、有田議員の単独行動であれ、民主党としてのお墨付きを与えた訪朝であれ、どっちにしても、政府の外交の足を引っ張った責任から免れないだろう。

 またしても民主党はドジを踏んだ事になる(了)


            ◇

北朝鮮:拉致調査報告「越年も」 有田議員に説明
http://mainichi.jp/select/news/20151102k0000m030097000c.html
毎日新聞 2015年11月01日 22時55分

 北朝鮮を訪問していた民主党の有田芳生参院議員は10月31日、北朝鮮による日本人拉致被害者などの再調査について、報告書がほぼ完成しているが日本への提出は「年を越すかもしれない」との説明を北朝鮮側から受けたと述べた。訪朝を終え経由地の北京で報道陣に語った。

 有田氏は27日から訪朝、日朝協議に関与する北朝鮮高官らと協議した。

 北朝鮮側は、報告について口頭ではなく文書で提出したいと説明。また、日本政府が報告書の中身に納得できず受け取れないという局面になれば「一方的に発表せざるを得ないということもあり得る」と話したという。

 有田氏は、日本人の遺骨返還をめぐり北朝鮮が高額な経費を要求しているとの報道について「事実でないことを確認した」と強調。今年に入り複数の残留日本人が亡くなったことも確認したとし、「政治的思惑にとらわれずに早く日朝交渉を前に進めなければならない」と述べた。(共同)



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/821.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 総理、やばいっす! 安倍のミックス(寄せ集め)は(ニュースソクラ)
                 Attribution License / JoshBerglund19 撮影


総理、やばいっす! 安倍のミックス(寄せ集め)は
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151102-00010001-socra-pol
ニュースソクラ 11月2日(月)16時10分配信


「昭和」な1億総活躍 菊池桃子さん、ご苦労様です

 以前は、チンピラが「やばい」と言えば、危ない・まずい、の意味と決まっていた。今の若者の「やばいっす」は、時に褒め言葉だったりして、紛らわしい。

 「やばい」の語源は諸説ある。江戸時代の娯楽、小弓で矢を射させる射的屋(矢場=やば)には、いかがわしい業者が多く、そこで「矢場い」となった、という説も。

 アベノミクス矢場も、相当やばい。飛んでいた3本の矢に、別の3本が割り込み、的も替わる。アベノミクスは第2ステージとか。 

 旧1の矢「大胆な金融政策」は、インフレ目標こそ未達だが、円安、株高を導き、企業収益も良くなった。2の矢「機動的な財政政策」は、人手不足の声が出る今、アクセルを踏むより、歳出にメリハリをつける局面だ。出遅れていたのが3の矢の「成長戦略」だ。

 人手不足気味なのにGDPが足踏みするなら、供給サイドの対策、潜在成長率の天井を押し上げる成長戦略が一番大事だ。例えば岩盤規制を崩して新市場を創造し、労働市場改革で成長分野に人材が移りやすくする。

 3の矢に力を集中する政権の覚悟が聞けると思っていたのに。岩盤にひるんだのか。

 新1の矢、GDP600兆円はともかく、2の矢「出生率」、3の矢「介護」とくれば、エコノミクス(経済学)のワクをはみ出す。「安倍のミックス(寄せ集め)」と呼ぼうか。

  「1億総活躍」なる新語が登場し、担当大臣が任命され、あわただしく国民会議を立ち上げる様は、ずさんな杭打ち基礎工事を見るようだ。

 「突如登場した概念」と石破地方創生相が評すると、二階自民党総務会長が「(1億総活躍相の名称を)あんな大臣」と呼ぶ。経済財政諮問会議も相談に預かっていない。首相と少数の側近で、基本政策の骨格が突然変わる安倍政権のガバナンスは、大丈夫なのか。

 大戦中の大政翼賛会のスローガンが「進め一億火の玉だ」。1億総活躍とは何とも「昭和な」ネーミングを思いついたものだ。側近は「総理、やばいっす」と止めなかったのか。止めたが、褒め言葉と勘違いされたのか。閣僚や与党幹部にしてあれだから、国民に白けるな、と言う方が無理だ。

 一億総活躍国民会議の初会合がにぎにぎしく開かれた。浮き世の義理で引き受けた、菊池桃子さんら民間議員の方々には、ご苦労様というしかない。

土谷 英夫 (ジャーナリスト、元日経新聞論説副主幹)


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/822.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 10月30日(金)31日(土)11月1日(日)に行われた安倍政権反対デモの様子
10月30日(金)31日(土)11月1日(日)に行われた安倍政権反対デモの様子
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/8283
2015/11/02 健康になるためのブログ



10月30日(金)に行われた安倍政権反対デモの様子










10月31日(土)に行われた安倍政権反対デモの様子












11月1日(日)に行われた安倍政権反対デモの様子















http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/823.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 戦争責任を一般国民に押し付ける安倍70年談話ー(植草一秀氏)
戦争責任を一般国民に押し付ける安倍70年談話ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1snpamc
2nd Nov 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks


11月1日、東京千代田区にある日比谷公会堂で、

憲法改悪反対!
歴史認識を明確にし、
「平和政策」を実現する11・1大集会

がJR東日本労組主催で開催された。

会場には2000名を超える関係者が終結し、大盛況裏に集会が挙行された。

2002年11月1日、「えん罪JR浦和電車区事件」が発生してから13年の時間が経過した。

故・後藤昌次郎弁護士は、

「国家にしかできない犯罪。

それが戦争と冤罪である」

という言葉を遺された。

不当逮捕された7人の組合員は344日の長期にわたり勾留された。

344日の勾留期間を忘れぬため、そして、不当な弾圧を行う世の中に対して、

平和・人権・民主主義を守り、明るい未来をつくるために、

344を漢字に読み替えて、(3=み=美、4=よ=世、4=し=志)美世志会が結成されて、

毎年11月1日に大集会が開催されてきた。

2015年の11月1日は、この思いを継承しつつ、

新たに、未来に向けての活動として、

平和、いのち、自由、そして人権と民主主義生を守るための集会が開催されたのである。

集会のオープニングに、JR東日本労組青年部合唱隊による詩の朗読と合唱が演じられた。

合唱曲は「リメンバー」

「平和・いのち・自由」

を守る大切さが胸に染みわたる素晴らしい合唱だった。

「リメンバー」

は、作詞:なかにし礼、作曲:鈴木キサブローによる合唱曲である。

なかにし礼さんのオフィシャルウェブサイトに、この楽曲についての記述がある。

http://www.nakanishi-rei.com/

佐藤しのぶさんと共に核兵器反対の歌「リメンバー」記者発表

「2013年11月12日午後、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、

核兵器に反対する歌「リメンバー」を披露しました。

会見の中で佐藤さんは「リメンバー」を高らかに歌い「世界中の人に歌ってほしい」と語りました。

日本記者クラブで歌の発表・披露が行われるのはこれまでになかった画期的なことです。

多くの報道関係者が訪れ、会見は大好評のうちに終わりました。」

https://www.youtube.com/watch?v=NLaES2Q7UMw

その歌詞を紹介する。

『リメンバー』

この地球を宇宙から眺めたら

美しい青い星だ

国境は引かれていない

今もどこかで 戦争は続いている

悲しみと山のような

屍(しかばね)が折り重なって

戦争と核兵器のない

平和の実現を願うものは集まれ!

リメンバーヒロシマナガサキ

過ちは繰り返さない

リメンバーヒロシマナガサキ

人間に叡智(えいち)と愛があるなら

遠くとも核なき世界を

めざして手をつなぎ

みんな歩き始めよう!

リメンバーヒロシマナガサキ

沈黙にさよならしよう

リメンバーヒロシマナガサキ

行動と勇気で生まれかわろう

10月8日の【オールジャパン平和と共生】総決起集会で鳩山友紀夫元首相は次のように述べた。

「安倍政権の普通の国は、どうも「戦争のできる普通の国」ということなのだと見える。

しかし、私は「戦争のできる普通の国」になるくらいだったら、

「戦争のできないめずらしい国」であり続けるべきだと思う」

「武力で平和をつくる、これは絶対に不可能、

憎悪の連鎖を生むからだ」

私たちは、この思いを共有して「平和と共生」の社会を実現してゆかなければならない。

https://www.alljapan25.com/

集会では、琉球大学名誉教授の高嶋伸欣氏が講演をされた。

演題は

「鉄道現場から

世界とりわけ東アジアとの共生に向けた取り組みを考える」
  
サブタイトルは、

「−近隣諸国との緊張を高める安倍政権の歴史認識の先にあるものを衝く−」

安倍首相は敗戦70年に際して談話を発表したが、そのなかで、

「日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。

あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、

謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。」

と述べた。

高島氏は、産経新聞などは、この部分を絶賛して、

販促用の新聞見本にこれを賛美する産経新聞本紙の記事を使っているが、

この記述は謝罪の責任を国民に押し付けようとするものだと批判した。

山梨学院大学の小菅信子教授は著書

『戦後和解─日本は〈過去〉から解き放たれるのか』(中公新書)

で第27回石橋湛山(たんざん)賞を受賞した。
  
著書は歴史を忘却せずに和解を実現することの重要性を説いたものである。

小菅氏は第二次世界大戦後のドイツと日本の戦後平和構築の方法をこう指摘する。

「敗戦国の国民を、戦争指導者や加害者と、

彼らに騙(だま)されて戦争協力した一般国民とに分けて、

その一般国民と、戦勝国の国民や被害者・戦争犠牲者との間の関係を修復して、

最終的に和解へと導いていこうとする方法」

であったと。
  
小菅氏は石橋湛山賞の受賞講演で石橋湛山元首相の言葉を紹介した。

「ナショナリズムをどういうふうにしてプラスの方向に向けるかが重要ですね。

これは結局人間自身の問題です。

つまり体制とか組織とかいうけれど、つきつめていえば人間の問題だ。

人間が人間自身と取り組む、これが一番重要ではないですか」

『湛山座談』

小菅氏の指摘を正確に理解することが必要である。

第二次大戦後のドイツと日本の平和構築は、

「敗戦国の国民を、戦争指導者や加害者と、

彼らに騙(だま)されて戦争協力した一般国民とに分けて、

その一般国民と、戦勝国の国民や被害者・戦争犠牲者との間の関係を修復して、

最終的に和解へと導いていこうとする方法」

によってもたらされてきた。

謝罪するのは敗戦国の国民ではない。

戦争指導者、加害者の所在、責任を明らかにして、国家がその責任を代表して謝罪を行うものなのだ。

国民に謝罪の責任を押し付けて、その責任を免責しようとするなどと言うことは、

筋違いも甚だしいし、こうした意味で謝罪の打ち切りを賛美する産経新聞などの姿勢も

筋の通らないものである。

話は脇に逸れるが、11月1日夜のフジテレビ番組「Mr.サンデー」で、

産経新聞記者が韓国で名誉棄損の罪を問われる裁判を受けていることについて、

耳を疑う発言を示した。

「朴槿恵大統領はこの裁判に影響力を与える立場にあるのだから、

日韓関係のために何らかの行動を示すべきだ」

という主旨の発言を示したのだ。

木村氏が

「大統領が裁判の結果に影響を与え得る」

と考えているとするなら、これは、ポツダム宣言を読んだことがないとか、

立憲主義を法学部で学んだことがない、などに匹敵する

「反知性主義」

のお仲間であることを意味する。

民主主義を支える基本のひとつに「権力の分立」がある。

政治権力そのものである「行政権」のトップであっても、司法権への介入を認めない。

これが近代民主主義国家の基本である。

日本の場合、政治権力が憲法を破壊し、裁判にも常に介入するから、

三権分立は成立しておらず、立憲主義も民主主義も実現していないが、

木村氏は他国についても同じ土俵の上にあると勘違いしている。

民主主義、立憲主義が、土足で踏みにじられる現実が広がっているが、

この暴政に抗し、この暴政を排除できるのは、主権者だけである。

戦争が「必然」によっておこることはない。

戦争は「必要」によって創作されているのだ。

軍産複合体は、資本の利益を極大化するために、

必要のない戦争、意味のない戦争を人為的に創り出している。

そして、戦争で犠牲になるのは、常に、末端の兵士と戦場の罪なき市民である。

戦争は国と国の間で行われるものではない。

戦争は安全な場に身を置く戦争犯罪者と戦場の兵士、戦場の市民との間で行われるものだ。

映画『父親たちの星条旗』のクリント・イーストウッド監督は、

「ずっと前から、そして今も、人々は政治家のために殺されている」

と述べた。

沢木耕太郎氏はイーストウッド監督が映画のなかで訴えようとした真のメッセージは、

「戦争を美しく語る者を信用するな。彼らは決まって戦場にいなかった者なのだから」

であると指摘する。

ナガサキで被爆し、妻を失い、自分も死に追いやられた永井隆博士は、

「戦争に勝ちも負けもない。あるのは滅びだけである」

の言葉を遺された。

私たちは二度と戦争を引き起こさないため、平和憲法を守ってゆかねばならない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/824.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 5金スペシャル SEALDsが日本社会に投げかけた素朴な疑問(VIDEO NEWS)
5金スペシャル SEALDsが日本社会に投げかけた素朴な疑問
VIDEO NEWS 2015年10月31日
http://www.videonews.com/marugeki-talk/760/

奥田愛基氏(SEALDs・明治学院大学4年)、福田和香子氏(SEALDs・和光大学4年)
マル激トーク・オン・ディマンド 第760回(2015年10月31日)



 5週目の金曜日に特別企画を無料でお届けする恒例の5金スペシャル。今回の5金では安保法制に反対する国会前デモで一躍注目を浴びた学生グループ「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーを迎えて、彼らシールズの活動を通じて見えてきた日本の実相への素朴な疑問について、大いに語ったもらった。

 ラップ音楽に乗った「コール」で、安保法制に反対するデモをリードしてきたシールズ(SEALDs:Students Emergency Action for Liberal Democracy-s = 自由と民主主義のための学 生緊急行動)は、2013年に成立した特定秘密保護法に反対する学生団体サスプル(SASPL: Students Against Secret Protection Law = 特定秘密保護法に反対する学生有志の会)をその前身に持つ。

 東日本大震災と原発事故後の政府の対応や特定秘密保護法、安保法制の制定過程などを通じて、日本の民主主義の在り方に対する根本的な疑問を持つ人が増える中、実際にその影響を最も強く受けることになる若者、とりわけ学生たちにも、その危機感は十二分に共有されていた。しかし、民主主義や民主主義を守るために立ち上がった学生たちと聞くと、従来の学生運動を思い起こす人も多いに違いない。ましてやその中心メンバーとなれば、さぞかし意識の高い若者たちなのだろうと思いきや、その一人、奥田愛基さんは、今回の安保法制への反対運動を始めるまでは、ほとんどデモに参加したこともなく、特に特定の政治問題に対するスタンスを公言したこともなかったという。

 同じく中心メンバーの一人、福田和香子さんも、たまたま国会前で秘密保護法に反対する座り込みをやっていると聞き、独りで出かけてみたことが運動に参加するきっかけだったというが、毎週金曜の夜にデモに行かなければならなくなると、クラブに踊りに行けなくなることを気にかけながら、マイペースで運動に参加していたという。
 しかし、奥田さんにしても福田さんにしても、反対の声をあげる必要があると感じたきっかけは、今の社会や政治に対する素朴な疑問からだった。奥田さんは、末代まで市民社会に大きな影響を与えるような法案が、数の力だけ押し切られてしまう特定秘密保護法の成立過程を見ていて、「議会制民主主義が機能していない」ことに危機感を覚えたという。

 しかし、後にシールズとして注目されることになる彼らが、従来の学生運動と最も大きく異なっていた点は、運動の展開の方法だった。物心がついた時はすでにインターネットが普及していた、いわゆる「インターネットネイティブ世代」の彼らは、ただ反対の声を上げるだけでは意味がないことを、皮膚感覚として持ち合わせていた。ただ、声をあげるだけでは自己満足で終わってしまう。しかし、同じ声を上げるにしても工夫次第で、周囲の多くの人を巻き込むことができる。白黒文字がぎっしり並んだ声明文をどれだけ配っても、ほとんど誰も読んでくれないが、カラフルでグラフィックなフライヤーなら、より多くの人が関心を持ってくれるかもしれない。シールズは誰もか薄々感じてきた社会や政治の在り方に対する素朴な疑問を、単に「表出」させるのではなく、それを「表現」して見せた。そこが彼らの新しいところであり、面白いところであり、多くの人が彼らに新しい草の根運動の息吹を感じたところだった。

 シールズが正式に立ち上がったのは今年5月。毎週金曜日夜の恒例となった国会前のデモでは「コール」と呼ばれるリズムに乗った掛け声で、参加者からの「レスポンス」を求めることで、多くの人の参加意識を刺激することに成功した。また、ビジュアルにも気を配り、ファッション性や音楽などをミックスすることで、若者を中心に、これまでデモや市民運動に参加したことのない多くの人々を惹きつけた。
 しかし、奥田さんらはそうした表層的な側面だけを切り取ってシールズの活動に今風の若者像を重ねようとするメディア報道には違和感を感じるという。実際にそうした広報戦略が功を奏した面があったことは確かだが、それはシールズのほんの一面に過ぎない。

 シールズのメンバーはLINE(ライン)などのSNSを通じてメンバー間の緩やかなネットワークを作り、情報を共有している。そのラインのグループには現在全国で400人前後の学生が関わっていて、イベント情報の共有や班ごとの役割分担の連絡に利用しているという。しかし、シールズのメンバーを繋いでいるのは基本的にそれだけで、メンバーの名簿すら存在しない。シールズの活動にどの程度コミットするかも各人の自由で、例えば、デモとバイトが重なったために、バイトを優先するメンバーがいても、周囲はそれをごく当たり前のように受け入れているという。得意の英語を活かしたコールで、デモでは注目を浴びた福田さんは、シールズの運営面にはほとんど関わらず、普段はダンスや彼氏とのデートに忙しい普通の学生生活を送っていると、平然と言ってのける。

 そんな彼らだが、シールズの活動を通じて見えてきた日本の実相に対する指摘は鋭く、手厳しい。

 福田さんは自分とシールズの関わりが広く報道されたことで、近所の人から「かわいそうに」とか「そっちに行っちゃったのね」などと、自分が変なことをしているかような扱いを受けたと苦笑する。日本では政治的な発言をするだけでも敬遠される傾向があるが、それが若い女性の場合、その風当りはさらに何倍も強いものになることを実感させられたそうだ。また、一見シールズを応援しているかのような発言をする大人の中には、派手目に見える福田さんのファッションに難癖つけてくる人も多いという。他人に自分たちの主張を聞いてもらいたいのであれば、それ相応の服装やスタイルを身につけなさいということだそうだ。まだまだ日本では、出る杭は打たれて当然と考えている人が多いことを、彼らはシールズの活動を通じて痛感したという。

 メディア報道によって有名になったことで、シールズのメンバーがネット上で誹謗中傷に晒されたり、発言の一部が切り取られてネットが炎上するような現象もしばしば起きている。匿名の陰に隠れて誹謗中傷を書き込む卑怯者たちも問題だが、シールズの活動自体には賛同すると言っておきながら、そうした行為を批判もせずに放置しておける日本社会の在り方についても、彼らは強い疑問を抱く。

 シールズのメンバーたちは、自分たちにできることをやるだけやった上で、来年夏の参議院選挙をもって解散すると、あっさりと言ってのける。「シールズは次は何をやるんだ」、とか、「解散はもったいない」などと言われることも多いが、それは旧態依然たる「まかせてブーたれる」おまかせ民主主義の悪弊の反映にすぎない。彼らは普通では到底できないことをやってのけ、既にできることは十二分、いやそれ以上のことを成し遂げている。問題の核心は、彼らが投げ掛けた日本の民主主義に対する素朴な疑問を、われわれ一人ひとりがどのように受け止め、次の行動に移していくかにある。沖縄の翁長知事も同じことを指摘していたが、多くの深刻な問題を抱える日本の現状は、「シールズは次は何をやってくれるの」などと見物人気分で呑気に聞いている場合ではない。

 分からないこと、おかしいと思うことがあれば、声を上げるのが当たり前の社会への第一歩を踏み出す先鞭をつけた学生グループのシールズが、その活動を通じて見たもの、感じたことを、その中心メンバーの奥田愛基さん、福田和香子さんと、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。 


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/825.html
記事 [政治・選挙・NHK195] 飯島勲までもが認めた外務省崩壊ー(天木直人氏)
飯島勲までもが認めた外務省崩壊ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1snp8nj
2nd Nov 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks


そのユネスコ世界記憶遺産登録問題について、

安倍内閣の特命担当参与である飯島勲氏が書いている。
(11月5日号週刊文春飯島勲の激辛インテリジェンス)

 ユネスコ拠出金見直し発言は本当にいいの?と。

 そんなことをやってると、すかさず中国が全額負担するといいだすよ、そうなったらどうするの?と。

 まさしく私があの時書いたとおりだ。

 しかし、私が言いたいのはその事ではない。

 私がメルマガで書こうと思って書かなかった事を見事に書いている。

 すなわち、中国の外交責任者である楊潔チ国務委員が

日中関係の進展を模索するために訪日した事があった。

 このような重要な訪日の時に岸田外相はイラン、カタールへ外遊中だった。

 楊潔チ国務委員に会ったのは、露払いとしての谷内国家安全保障局長であり、

その後、安倍首相、菅官房長官が会談した。

 何でわざわざ岸田外相の不在の時を選んで楊潔チを招く必要があったのか、

これはおかしいぜ、まるで日中外交は外務省抜きで官邸主導でやるからと

中国にメッセージを送っているようなもんだぜ、と書いている。

 その通りである。

 あの楊潔チ訪日は異例だった。

 その事を書きそびれた私の代わりに、飯島勲氏が週刊誌で見事に書いてくれた。

 外務省は崩壊し、すべては安倍に従属だ。

 そして、その官邸主導の外交が、今度の日中韓三カ国首脳会談で見事に失敗に終わったのである。

 外交崩壊である。



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/826.html

記事 [政治・選挙・NHK195] <超テキトー>アベノミクス新3本の矢「希望出生率1.8」は「結婚を希望する若者9割×夫婦が希望する子どもの平均数2人…
【超テキトー】アベノミクス新3本の矢「希望出生率1.8」は「結婚を希望する若者9割(0.9)×夫婦が希望する子どもの平均数2人(0.2)=1.8」だったことが判明。
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/8287
2015/11/02 健康になるためのブログ



http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/168334

安倍首相が「アベノミクスは第2ステージに入った」とブチ上げた成長戦略「新3本の矢」のひとつ「希望出生率1.8」。昨年の合計特殊出生率「1.42」を10年ほどで3割近く引き上げるという大ブロシキには、発表直後から「達成は不可能」との声が出ていたが、やっぱりというのか、この数値の根拠は超テキトーだった。


 驚きの“新事実”が明らかになったのは、先週末の民主党の厚労部会。山井和則衆院議員が、厚労省担当者に「希望出生率1.8」をはじき出した根拠を質問。担当者は、国の調査で、結婚を希望する若者が約9割に上ることと、夫婦が希望する子どもの平均数が2人だったことを挙げて、「0.9×2=1.8」と説明したという。結婚しない若者の経済的支援や保育施設の充実などで積み上げた数字ではなく、まさしくただの“希望”なのである。


以下ネットの反応。


















結婚したい人が9割、欲しい子供の人数は2人、だから国民が希望している出生率は1.8です。そしてアベノミクスではそれを頑張って達成します。だけどその達成の仕方はまだ何も考えていません。それって政府の指針として発表されるべきものなのでしょうか?


安倍政権は言ってること、やってること意味不明すぎです。


関連記事
「新3本の矢」は もう折れた 「希望出生率1.8」ビックリ仰天計算式(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/816.html




http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/827.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 児童扶養手当の増額は「低所得者への逆差別」?橋下市長と乙武さんがツイッターで激論
児童扶養手当の増額は「低所得者への逆差別」?橋下市長と乙武さんがツイッターで激論
https://www.bengo4.com/internet/n_3859/

ひとり親世帯に対して政府が支給する「児童扶養手当」。その2人目以降の子どもへの支給額の増加を要望するインターネット署名活動が10月22日に始まった。この日、署名を呼びかけている有志らは、東京・霞ヶ関の厚生労働省記者クラブで記者会見を開いた。その中には、作家で教員経験がある乙武洋匡さんの姿もあった。


弁護士ドットコムニュースは、記者会見の模様を取材し、同日、記事を掲載した。記事の中では、乙武さんのコメントを紹介。「経済的理由で子どもたちのスタートラインにばらつきがあることに対して、現場でもどかしさを感じていた。他者と同じだけのチャンスが平等に与えられる、本当の意味で豊かな社会を作るためにも、このキャンペーンを成功させたい」という言葉を伝えた。


この記事について、翌23日の午前9時ごろ、大阪市の橋下徹市長が「これは気を付けないと低所得者に対しての逆差別になります。ひとり親かどうかではなく所得を基準とすべきです」と批判的なツイートをした。これに対して、乙武さんが「そこまで大がかりな制度転換は困難」などと反論し、ツイッター上で熱い議論が交わされた。


●乙武さん「大がかりな制度転換は困難で、時間がかかる」


橋下市長のツイートに対して、乙武さんは約2時間後に反応。「ひとり親家庭のなかにも経済的に困ってない層は存在しており、そうした世帯への支給まで増やすことは逆差別につながるのではというご指摘よくわかります」と理解を示した。


その一方で、「所得」を基準に給付する制度の難しさについて投稿を続けていった。


「もしフリーハンドで制度設計できる権限があり、ゼロから理想の仕組みをつくることができるのであれば、市長ご提案の通り、あくまで『所得』を基準に給付をすべきなのかもしれません。しかし、そこまで大がかりな制度転換は困難をきわめ、また可能だとしても長い時間を要します」


「そうしたなかで、官邸が『子どもの貧困』を政治的課題と捉え、解決に向けて取り組む動きを示し始めました。それに呼応するように、厚労省も貧困率が5割を越えるひとり親家庭の支援額を増やすことに対して、前向きな検討を始めました。これは今までになかった大きな変化です」


「理想を追い求め、その実現に向けて努力をすることは重要です。しかし、たとえ理想形ではなくとも、いま目の前にある現実をしっかりと見つめ、そこへの解決策をスピーディーに実行し、人々の暮らしをわずかでも改善していく。これもまた重要なことではないかと考えております」


●橋下市長「両親があっても低所得の世帯にも同じようにサポートしましょう」


乙武さんの一連のツイートに対して、橋下市長は「すみません、言葉足らずでした。ひとり親支援大賛成です。大阪市も相当力を入れています。ただ根本的に突き詰めると所得を基準にしないと、両親のある家庭でより低所得の世帯が救われないことに気付きました」と釈明するツイートを返し、次のように続けた。


「ひとり親であることの不便をサポートする話と所得を補う話は別個ではないかとの結論に自分なりに至りました。サポートすることは大賛成ですが、金銭サポートは両親のある低所得者世帯との公平性も考えなければならないと」


「ひとり親だけでなく両親があっても低所得の世帯にも同じようにサポートしましょうという考えです」


乙武さんが言及した制度転換の難しさについては、「制度転換は難しくはない」との持論を展開した。


「世帯所得で児童手当の額を決めればいいだけ。問題は財源。今回ひとり親世帯には対応していますが、両親世帯の子どもが救えていません。そうであれば一世帯の給付額は薄くなるかもしれませんが世帯所得で決める方が公平とういのが持論です」(原文ママ)


●橋下市長「生まれてから大学まで教育費完全無償化の国を目指したい」


さらに橋下市長は、「僕は低所得者世帯の子どもの教育環境を何とか改善したいという思いでやってきました」として、大阪市が全国で初めて取り組んでいる「教育バウチャー制度」に言及した。


「一月一万円の教育バウチャー制度を始めています。これで塾に通ってくれています。ひとり親のみならず低所得世帯の子どものサポート。政治の仕事です」


「僕は低所得世帯に限らず、生まれてから大学まで教育費完全無償化の国を目指したいですね。日本のあらゆる課題解決に繋がると考えております。またお話しさせて下さい」


これをうけて乙武さんは「市長ご指摘の通り、ひとり親家庭に限らず、苦しい立場にある人に適切な支援が行われることが何より肝要と考えます」「私も教育の力を信じ、私にできるかぎりの尽力をしてまいりたいと思います」とツイートした。


橋下市長も「お会いできるのを楽しみにしております」とツイートし、2人の意見交換は終了した。


乙武さんと橋下市長のやりとりに対して、ネット上では「『子供に平等なチャンスを』橋下さんも乙武さんも、根っこは同じなんだと思った」「橋下さんと乙武さんの様に、知的に情熱込めて意見を交わされたら、世の中もっと建設的に変化しそう」といった反応が見られた。

(弁護士ドットコムニュース)
http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/828.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 辺野古移転工事取り消し停止不服は裁判所の判断に持ち込まれる。前途は厳しいが本土国民も支援を!(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201511/article_2.html
2015/11/02 22:24

今日、翁長知事が、国の辺野古移転工事取り消し停止に対して、国地方係争処理委員会に審査を申し出た。これで少しは沖縄側に有利な話になるのかと思ったら、東京新聞の以下の記事を見ると、「不服申し立て」は審査の対象外と想定して、審査入りせずに却下される公算が大きいという。拍子抜けの感が大きい。どうも本当に裁判所の裁定になるようだ。今日、翁長知事の記者会見を聞いていたが、翁長氏の言葉の端々に、小さいころからの日本の政治が、如何に沖縄を翻弄して来たのかを感じた。未だに日本の米軍基地の70%以上が、沖縄にある理不尽さを述べていた。

新聞によると、基地反対者を排除するため、東京の警視庁から150人規模の機動隊が助っ人に来るという。警視庁というから、政府の要請も入っていると思われる。今度は、沖縄県とは全く関係の無い機動隊であるので、容赦ない行動となるかもしれない。沖縄の問題に、本土、東京からの精鋭の機動隊が来るというのも、今の安倍政権の問答無用のやり方を象徴している。

基地反対のために、県土砂条例が施行された。本土から持ってくる土砂に、沖縄にとって外来種が入っていれば、その業者に注意を与えて公開出来る。ただ、罰則規定がないので完全な防御にはならないが、翁長知事は出来ることは、ひとつづつやっていくと、堅い意志を見せていた。
沖縄SEALsも基地反対に動くという。本土の我々も他人事と見ていてはいけない。


辺野古、取り消し停止に不服請求 「対象外」と却下の公算
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015110201001740.html
2015年11月2日 16時54分

 沖縄県は2日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を翁長雄志知事が取り消した効力を石井啓一国土交通相が停止した決定を不服として、第三者機関「国地方係争処理委員会」に審査を申し出た。
 効力停止は、翁長氏の承認取り消しに対し、防衛省が不服審査を申し立てたのを受けて国交相が決定した。係争処理委について定める地方自治法は「不服申し立てに対する決定」などを審査の対象外と規定している。このため、県の申し出は審査入りせず却下される公算が大きい。
 県は、却下された場合や、審査で主張が認められなかった場合は、高裁に提訴する方針だ。
(共同)


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/829.html

記事 [政治・選挙・NHK195] <原発利権>原発1基再稼働で最大25億円!政府が自治体に新交付金制度!原発を再稼働を条件に支援!
【原発利権】原発1基再稼働で最大25億円!政府が自治体に新交付金制度!原発を再稼働を条件に支援!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8586.html
2015.11.02 12:00 真実を探すブログ



☆原発1基再稼働で最大25億円 立地自治体に新交付金、経産省
URL http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015103101001493.html
引用:
 経済産業省は31日までに、原発が再稼働した際の立地自治体に対する支援策として、最大で25億円の交付金を支払う新制度を導入した。すでに官報に掲載し、運用を始めた。立地自治体への交付金を手厚くすることで、原発再稼働に対する地元の同意判断を促す狙いがあるとみられる。
:引用終了


以下、ネットの反応






原発1基再稼働で最大25億円 立地自治体に新交付金、経産省 - 47NEWS(よんななニュース) https://t.co/j5Lo4HVy77 福島原発事故で故郷に戻れない方たちの避難生活を、今後のわが身と思えよ。金で買えないものがある。
— ゲンの独り言 (@naka3265) 2015, 11月 1












露骨過ぎてドン引き・・・(^_^;)。ただ、この補助金を受け取った自治体は原発推進派であることを表明するのと同じなので、逆に原発に対する姿勢を判別する良い基準になりそうですね。


最近は過疎化で町の財力が弱まっている自治体が増えていますが、それを考えると25億円はデカイと言えます。正に人参で釣って、馬を走らせているような感じであると言え、エサ代である税金を支払う国民側からは不満の声も出て来ることになるでしょう。


薩摩川内市:原発交付金25億円全額で大型会議場建設へ


自治体へ再稼働圧力? 停止原発の交付金減額を検討(15/08/11)


原発マネーの幻想〜山口・上関町30年目の静寂〜



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/830.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 外務省が安倍政権に外交を丸投げしている動かぬ証拠ー(天木直人氏)
外務省が安倍政権に外交を丸投げしている動かぬ証拠ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1snp8n4
2nd Nov 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks


きょう11月2日の毎日新聞「風知草」で、

山田孝男氏が、ユネスコの南京大虐殺の世界記憶遺産登録について、わけのわからない事を書いている。

 言い過ぎは禁物だが、沈黙が無難というわけでもない、と。

 菅官房長官が分担金、拠出金の支払い停止に言及した事に対し、一定の評価をしているのだ。

 私がここで言いたいのは、山田孝男氏のそのような菅官房長官に対する好意的評価の事ではない。

 この発言は、菅官房長官みずからの判断で行われた発言である事を言いたい為の、

次のような舞台裏の暴露である。

 すなわち、菅官房長官が山田孝男氏に自慢げに語ったという舞台裏は次の通りだという。

 外務省が記者会見用にあらかじめ用意した「応答要領」には、次の三通の選択肢がならんでいたという。

 1。分担金に全く触れない

 2。支出留保を婉曲的に示す

 3。支払い停止の可能性を明確に発言する

 そして菅官房長官は迷わず3。を選んだという。

 この菅官房長官の判断を、「カネを絡めた反撃の評価は分かれた」という表現で、

山田氏は一定の評価をしている。

 私は菅官房長官の発言を批判した。

 その是非をここでは問わない。

 私が驚いたのは、外務省が自らの方針を示すことなく、

選択肢を菅官房長官に丸投げしていたという事実である。

 おそらく今の外務省はすべてがそうなのだろう。

 私が外務省にいた時は、こんな事はあり得なかった。

 外務官僚が方針を決めて、それを外務大臣や首相に言わせようとした。

 もちろん外相や首相の意向で変わることはあった。

 しかし、少なくとも外務省の方針は示した。

 斉木次官の下の今の外務省は、ことほど左様に安倍政権に外交を丸投げしているに違いない。

 恐ろしいまでの外務官僚の安倍政権に対する従属である。

 外務省崩壊である。

 日本外交が行き詰まるはずである。

 それを示してくれた山田孝男氏の「風知草」である。


            ◇

風知草:自己主張について=山田孝男
http://mainichi.jp/shimen/news/20151102ddm002070074000c.html
毎日新聞 2015年11月02日 東京朝刊

 言い過ぎは禁物だが、沈黙が無難でもない。

 「南京大虐殺」関連の文書が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録された。中国が申請し、日本の主張は全く顧みられなかった。

 どう思いますかと記者会見で聞かれた菅義偉(すがよしひで)官房長官(66)が答えた。

 「わが国の(ユネスコへの)分担金、拠出金の支払い停止も含め、あらゆる可能性、見直しを検討していきたい」(10月13日)

 カネを絡めた反撃の評価は分かれた。はっきりしたのは、記憶遺産制度の問題点と、歴史をめぐる外交の険しさである。

 たしかに、カネを持ち出すのはハシタない。あえて持ち出した理由は何か。後日、菅に聞いた。

 菅によれば、外務省が記者会見用にあらかじめ用意した「応答要領」には、分担金をめぐり、三つの選択肢が並んでいた。

 (1)まったく触れない

 (2)段階的な支出保留の可能性を婉曲(えんきょく)に示す

 (3)支払い停止の可能性を明確に発信する

 −−である。

 菅は迷わず、<明確に発信>を選んだ。

 理由はこうだ。

 「世界記憶遺産は審査のプロセスに問題が多い。制度改革を促すための一つのオプション(選択肢)として申し上げた。私の判断です。日本はこれまで言わな過ぎたんですよ」

    ◇

 ユネスコの遺産関連制度は三つある。このうち世界遺産(富士山など)と無形文化遺産(和食など)は国際条約で登録手続きが定められ、利害関係をもつ国に議論の場があり、審査手続きも公開される。

 それに対し、記憶遺産は根拠の条約がない。関係国への照会義務がなく、審査も非公開。政治宣伝を防ぎにくいしくみだ。

 他方、昨年のユネスコ予算の分担率を見ると、日本は10・83%で米国の22%に次ぐ。ただ、パレスチナのユネスコ加盟(2011年)に反発した米国が支払い停止中のため、じつは日本が最大拠出国。中国は5・15%で今は6位だが、数年先には日本を抜いて首位に立つとみられている。

    ◇

 「南京大虐殺」関連文書には、犠牲者を「30万人以上」と推計した1947年の南京軍事法廷(当時の国民党政府が設置)の判決書などが含まれる。

 犠牲者数については多くの研究、論争がある。両国の歴史家による共同研究報告書(10年)で、日本側は「20万人を上限に4万人、2万人などさまざまな推計がある」と指摘しているが、ユネスコは日本の意見を聞いていない。

 中国は、「旧日本軍慰安婦」の関係資料も登録を求めていた。今回は却下されたが、次回17年、韓国などとともに、再び申請する公算が大きいという。

 まだある。今回の審査で日本の「シベリア抑留からの引き揚げ者手記」の登録も決まったが、ロシア外務省が「歪曲(わいきょく)」と反発。歴史をめぐる外交はとげとげしさを増している。

    ◇

 争いを広げる記憶遺産制度の閉鎖性は、多国間の協議を通じて改善されるべきである。分担金カードで政治意思を貫くのはアメリカ流だが、来年から国連安全保障理事会の非常任理事国になり、国連改革をリードしようという日本の選択肢にはなりえない。

 戦争から生まれた問題の根は深い。駆け引きにふければ百害あるが、沈黙と微笑で相互理解に至る−−という幻想にひたるべきでもない。(敬称略)=毎週月曜日に掲載


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/831.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 「「法・ルール・規範なきガバナンスに支配される日本」:金子勝氏」
「「法・ルール・規範なきガバナンスに支配される日本」:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18733.html
2015/11/3 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

【法ルールなき国】辺野古を強行し、憲法53条を無視し国会も開かない。

そもそも安保法案、参議院での採決は速記係が聞き取れず、後から「可決すべきものと決定した」と付け加えたもの。

安保法の議決はなかった、廃案を目指すなら認めてはいけない。 http://goo.gl/kLMLpp


【法ルールなき国2】経営委員会委員長代行だった上村達男氏の「NHKはなぜ、反知性主義に乗っ取られたのか」(東洋経済)は、副題が「法・ルール・規範なきガバナンスに支配される日本」です。

NHKを乗っ取ったアベは、開発独裁そのものです。 https://goo.gl/j7dJTL

【嘘つき首相】アベは息を吐くように嘘をつく。

認知症を早期診断する専門医等が不足で、「認知症初期集中支援チーム」を2015年度中に設置予定としたのは306市区町村で、全国の17・6%にとどまる。

どうやって「介護離職ゼロ」を実現するのか。http://goo.gl/Ma1XGw

【嘘つき首相2】下着泥棒に暴力団交友疑惑の閣僚を守ろうとするが、法やルールを無視する安倍内閣にふさわしい。

ネズミ講詐欺のアベノミクスは失敗が鮮明になってきているが、その間に、民主主義を破壊できるだけ破壊しようとしている。

嘘つきアベには、ファッショ以外に生き残る道がないからだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/832.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 「何故同じように保険料を払いながら医師のいない地域を受忍せよというのか?:あべともこ氏」
「何故同じように保険料を払いながら医師のいない地域を受忍せよというのか?:あべともこ氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18734.html
2015/11/3 晴耕雨読


https://twitter.com/abe_tomoko

昨日は綾部から伊丹空港経由で青森空港に。

さらにレンタカーで大湊迄移動。

むつグランドホテルに泊まり入ったお風呂の名が斗南温泉と。

そうか、会津藩が領地替えで福島からこの下北半島にきたのだ。

その福島が原発災害に苦しみ、下北半島は原子力政策に翻弄され。

柔らかな湯に浸りながら歴史を思う。

今朝大湊を出て車で大間の先の佐井村迄約一時間半。

途中に六ヶ所村も東通も通った。

到着した佐井村では無医村に医師を呼ぶべく、青森県保険医団体連合会の大竹さんがシンポジュウムを企画、村長始め近隣の大間病院、さらに遠方からもシンポジストが参加。

住民の参加も多く、医師不在の切実さを実感。

地方自治と地域経済の活性化は世界平和の基礎とかいたが、大阪維新の橋元市町は地方主権を唱えながら、何故か中央集権の安倍総理に同調したいようだ。

他方本来もっと地方分権を主張してよいはずの民主党からはその声が聞かれない。

地方こそ暮らしの足元、TPPはその土台の農業を壊す。

反対を鮮明に。

下北半島佐井村の医療シンポジウムには二百人以上が参加、半分は住民の皆さんだと思う。

診療所の医者が不在となって七年?、14キロ先には自治医大が医師を送る大間病院があり、巡回バスが走るので何とか対処しているが、やはり地域に医者がいてほしいとの切実な声になかなか答えられず申し訳ない。

昨日無医村の医療シンポジウムのあった佐井村は、下北半島の人口二千人の村。

かつて日露戦争の頃に手縫いの赤十字の旗を掲げて、満州での戦いで多くの負傷者の命を救ったことで有名な三上剛太郎医師の故郷、江戸時代からこの三上家が地域の医療と人々を守ってきた。

その由緒ある村に今は医師がいない。

江戸時代から代々続く三上家が佐井村の人々を守り、昭和の高度成長期迄九代に渡りこの地域を支えたと。

その後韓国出身の医者が赴任して医療は紡がれてきたが、過疎化、人口減少と集約化が叫ばれる今日、二千人の村に医者を配置する政策はない。

国民皆保険で保険料は払っても医療は遠くなるばかり。

江戸から明治、大正、昭和と近代化、中央集権化を進めた日本、さらに高度経済成長を経て、持続可能な成熟社会をどう実現できるか問われる矢先に、暮らしの足元の地方は人口減少故に医者も配置されず、消滅自治体という言葉に脅かされている。

かって医者は地域の文化や伝統の大事な一翼だったのに。

一票の格差というけれど、何故同じように保険料を払いながら医師のいない地域を受忍せよというのか?

首都圏に人口が集中し、都会の一票が軽くなったのが違憲なら、当然生存権の格差はもっと違憲のはず。

でも佐井村の皆さんは、穏やかに、自分達の村の魅力を解ってきてくれる医師が現れるのを待つと。


http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/833.html

記事 [政治・選挙・NHK195] <首脳会談>日本と韓国が慰安婦問題の協議加速で合意!日本政府が「人道的見地に立った対応を検討」と発表!
【首脳会談】日本と韓国が慰安婦問題の協議加速で合意!日本政府が「人道的見地に立った対応を検討」と発表!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8602.html
2015.11.02 23:25 真実を探すブログ










☆「慰安婦」交渉を加速=日韓首脳、関係改善で一致
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151102-00000043-jij-pol
引用:
これに関し、日本政府関係者は1965年の日韓請求権協定などを踏まえ「補償の問題は解決済みだ」と重ねて強調。一方で「人道的見地に立った対応」を検討していることを明らかにした。両政府は首脳間の合意を踏まえ、外務省局長級協議で接点を探っていく見通しだ。
:引用終了


☆日韓 従軍慰安婦問題の協議加速で一致
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151102/k10010291721000.html
引用: 
安倍総理大臣は韓国のソウルでパク・クネ(朴槿恵)大統領との初めての首脳会談に臨み、いわゆる従軍慰安婦の問題について、外交当局間の局長級の協議などを加速し、早期解決を目指すことを確認しました。また、両首脳は、今後も国際会議の場などを利用して、首脳間で意思の疎通を図っていくことで一致しました。
:引用終了


異例の「共同会見なし」 初顔合わせの日韓首脳会談(15/11/02)


以下、ネットの反応
























批判している人も多いですが、私は「金で友好関係を買った」と見ています。韓国と関係を改善するにはこれ以外の方法はなく、金額次第ではやむを得ないと言えるでしょう。
もちろん、1兆円みたいな金額だったら止めるべきですが、1000億円程度ならば、今までのバラ撒きよりも安いと感じています。


中国とも定例会議の開催で合意したわけで、今回の日中韓首脳会談はかなり大きな収穫がありました。安倍政権にしては評価できる内容の外交で、この調子でアジアの団結と友好を深めて欲しいところです。
*土下座外交だけは勘弁


          ◇


日韓首脳会談、慰安婦問題「早期妥結」で一致
動画⇒http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2626341.html
TBS


 すっかり冷え込んでいた日本と韓国の首脳会談が3年半ぶりに実現しました。両国の主張が平行線のままだった最大の懸案=「従軍慰安婦問題」では、「できるだけ早期の妥結を目指す」ことで一致しています。この会談をきっかけに解決へと向かうのでしょうか。


 「私たちのようなこれだけ近い国であっても、一部の国の間では、いまだに深い理解が成り立っていない」(中国 李克強首相)


 3年半ぶりに開かれた1日の日中韓3か国の首脳会談。中国の李克強首相は名指しこそ避けたものの、歴史問題への日本の対応を批判。これに対し、安倍総理は「特定の過去ばかりに焦点を当てることは生産的ではない」と反論しましたが、会談後には、韓国の朴大統領も「歴史を直視することは重要だ」と指摘しました。


 「歴史を直視し、未来を志向していくという精神をもとに、地域の平和安定の実現のために努力していくことにした」(韓国 朴槿恵大統領)


 どことなくぎこちない雰囲気も漂う3首脳。こうした中で、2日は安倍総理と朴大統領が初めて正式な首脳会談に臨みました。


 「私は50周年である今年、両国が過去の歴史を克服して、未来に向かって共に出発する転換点をつくらなければならないと強調してきました」(韓国 朴槿恵大統領)


 「未来志向の日韓関係の新たな時代を築くべく、朴槿恵大統領と努力していきたいと思います」(安倍首相)


 1日の雰囲気はよそに、両首脳がそろって「未来志向」を強調してみせたのです。そして、2人の首脳は、1時間にも及んだ少人数での会談の多くを両国の間にまたがる最大の懸案、従軍慰安婦問題に割きました。


 「慰安婦問題については、未来志向の協力関係を構築していくうえにおいて、将来世代に障害を残すことがあってはならない。できるだけ早期の妥結を目指して交渉を加速させていくことで一致しました」(安倍首相)


 日韓が互いに歩み寄って交渉をまとめていくことを意味する「妥結」を目指すことで一致したと明らかにしたのです。(02日17:21)




http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/834.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 「「本土の記者さん、みなさんは一体誰の顔を見てその記事を書いているんですか?」:フジヤマガイチ氏」
「「本土の記者さん、みなさんは一体誰の顔を見てその記事を書いているんですか?」:フジヤマガイチ氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18735.html
2015/11/3 晴耕雨読


https://twitter.com/gaitifujiyama

石原都政の成果はカラス退治だけだったとか言われてたが、大阪維新がやったことでプラス面が出た政策って何があるんだろう?


/学テ活用を事実上断念、大阪 来年度以降は代替案 - スマホ版 - 47NEWS(よんななニュース) https://t.co/514zDqdbxb 

どっかの一部の不届き者の仕業とかいう話ではなく、完全に日本の建設業界そのものの信頼性揺らぎ始めている


/マンション杭打ち不正、鹿島施工でも地盤に届いていない可能性: https://t.co/2VtifVajxG

契約社員と下請けがやったこと、という当初の説明は霧消した模様


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>不法投棄防止へ合同パトロール - NHK 鹿児島県のニュース https://t.co/e6AjNVro5P ゴミの不法投棄をなくそうと鹿児島市で、「1日産廃Gメン」に委託された小学生らも参加して合同パトロール隊の出発式が行われました。


いや、実際に小学生がパトロールやるとは思わないよ。


でも産廃不法投棄なんて刑事事件起きやすい、それこそ裏社会が動く相当に危ない事案でしょ?


そこで小学生を広報役ににするとか、ボランティア動員かけるとか正気の沙汰とは思えんのだが


金かけなきゃいけないところには、金かけようよ。


危険性伴う仕事なら尚更だ。


ボランティアって言葉、人手をタダで使うための方便になってないか?


底なしの無能である


『内部通報を受け県塩釜保健所岩沼支所の職員2人がヒット仙台に姿を現す。検査開始1分後に期待は落胆に変わった。職員は検査を打ち切りあっという間に立ち去ったからだ』


<賞味期限偽装>「食の番人」役割放棄 | 河北新報/ https://t.co/1EBByYivlE

>マンデードキュメント 今夜のマンデードキュメントは… 『なぜペンをとるのか〜沖縄の新聞記者たち』 MBS毎日放送制作作品をお送りします。 今夜7時 BS-TBSにて放送! どうぞご期待ください! #沖縄 #辺野古 #基地問題 #琉球新報 #沖縄タイムス



番組の終盤、記者の人が「我々は(この仕事を)職場の先輩記者から学んでいるというよりも、一人一人の沖縄県民の皆さんから学んでいる」と目を真っ赤にしてカメラに語りかけていたのが印象深かった。


MBSの報道さん、いい仕事している


「私達は記者の仕事というものを県民の皆さんから教えてもらっている」


新報の記者さんのこの言葉は、本土の記者さん達への問いかけにも思えたな


「本土の記者さん、みなさんは一体誰の顔を見てその記事を書いているんですか?」という、新報記者さんらの声なき声が聞こえてきそうであった


>落合洋司 東住吉事件など相次ぐ冤罪にも反省なし! 警察が冤罪をさらに増やす「DNA鑑定独占」を画策中 http://bit.ly/1WsrZTf

この落合弁護士の提案は、かなり大事だと思う。


興味深く拝読した



http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/835.html

記事 [政治・選挙・NHK195] 「近現代の歴史が教える安全保障の基本は「敵を作らず/増やさず、味方を作る/増やす」こと:山崎 雅弘氏」
「近現代の歴史が教える安全保障の基本は「敵を作らず/増やさず、味方を作る/増やす」こと:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18732.html
2015/11/3 晴耕雨読


https://twitter.com/mas__yamazaki

近現代の歴史が教える安全保障の基本は「敵を作らず/増やさず、味方を作る/増やす」こと。


軍備には軍備で対抗する、という態度を「リアリスト」だと勘違いしている人が多いが、大局的には逆に戦争や紛争を引き寄せる結果になることが多く、安全保障面での悪手でしかない。


現政権は敵を増やしている。


特に韓国とは、世界規模での対立図式に共同で対処しなくてはならない隣国であり、一方が困った時に他方が助けるという関係を作ることで大局的には日本の安全は向上する。


日清・日露戦争を日本が行った理由は何だったか。


日本の背後に突き出た朝鮮半島が「敵」の影響下に入ることを回避するためだった。


「韓国と断交せよ」などと威勢のいい幼稚な言葉を書く人間は、実際には「国」の安全のことなど何も考えていない。


自国の歴史も実はよく理解できず、低次元な差別と偏見の思想に酔っている。


戦前戦中の日本と同様、アジアの周辺国を見下して偽りの優越感に酔う空気が、また現代の日本に広がりつつある。


私は自国に愛着を持つ日本人なので、日本がかつて(戦前戦中)と同じような、大勢の人々の犠牲を伴う「破滅の道」を繰り返さないように、ということを第一に考えて、日本社会に見られる問題点を敢えて指摘している。


そういう意図で日本の問題点を指摘する行為を、皮相的に捉えて「自虐だ」と拒絶したり「中国や韓国にも同じような問題がある」という論法で相対化して誤魔化す意見が返ってくることもあるが、そんな態度は一見すると「日本の味方をしている」かのように見えて、実は自国の問題解決の道を遠ざけているわけで、そちらの方がはるかに「反愛国的」だと思う。


偽物の愛国が増えている。


第一次大戦の「戦勝国」の一員であるベルギーは、戦費や戦災復興等で金備蓄を減らしたが、隣国のオランダは参戦せず「中立」を保ち、金備蓄を大きく増やした。


戦争や紛争を「勝ち負け」だけで捉える人は多いが、大局的に見た場合、最大の勝者は「戦争や紛争に参戦しない国」だという認識も必要だろう。


>N Watanabe 社会保障費ではすぐに財源の話になるが・・・ 防衛費・軍事費予算ではなぜ財源の話が出ないのか?・・・・ 首相が海外でばらまく金ではなぜ財源の話は出ないのか?・・・


辺野古や原発再稼働の立地にばら蒔かれる札束について「俺たちが汗水垂らして働いて納めた税金を、そんなことに使うな」というデモが必要だろう。


税金の使い道について、今まで国民は政府を甘やかし過ぎた。


政府が一線を越えたことばかりするなら、国民の側も違うレベルで厳しく対応しないといけない。


街頭デモは「政治や生活上の問題に関する個人/市民としての意思表示行動」であり、私も前は「デモや集会などの意思表示行動」と丁寧に書いていた。


政治権力の個別の行使への同意や不同意、抗議などの意思は、数年に一度の「議員を選ぶだけの選挙」では表明できない。


その制度的欠陥をデモが補完する。


首相は安保法制を正当化する方便として「切れ目のない」というフレーズを多用したが、民意の政策への反映という問題については、切れ目どころか「小さい断片」しかない現状を問題視しない。


民意の政策への反映を「切れ目のない」状況にする上で、選挙と選挙の間の「選間期」のデモや集会が意味を持つ。


>琉球新報 県警機動隊、抗議の市民ごぼう抜き 辺野古ゲート前



>SEALDs <社説>新基地本体着工 『 民主的な行政手続きによる県の埋め立て承認取り消し、非暴力の理念を踏まえた市民の抗議行動を安倍政権は黙殺した。国策への隷属を民に強いる前時代的な強権政治を断じて許すわけにいかない』-琉球新報 -https://t.co/A2idcbYHnP

>litera 内閣支持率はなんと18%! 農業従事者がTPPの大嘘に激怒し安倍政権にソッポ、党農林部会長・進次郎の対応は? http://ift.tt/1KRc7D9

>ハフィントンポスト日本版 【新着ブログ】ネタニヤフがホロコースト修正主義と、イスラエルとパレスチナの衝突を必要とする理由(スティーブン・ズネス) http://huff.to/1MBoeLW




http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/836.html

   

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