21日、中国の南シナ海での人工島建設をめぐり、米上院軍事委員会のメンバーから12カイリ域内への進入を訴える声が上がっている。写真は南シナ海。
<南シナ海問題>中国の人工島12カイリ以内に早く米軍を進入させるべき、先延ばしにすればリスクが拡大する―米上院議員
http://www.recordchina.co.jp/a121662.html
2015年10月22日(木) 7時5分
2015年10月21日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトによると、中国の南シナ海での人工島建設をめぐり、米上院軍事委員会のメンバーから12カイリ域内への進入を訴える声が上がっている。
共和党のダン・サリバン議員がワシントンにある戦略国際問題研究所(CSIS)で20日に述べたもので、米軍が人工島の12カイリ以内に進入することについて「当然リスクはある」と指摘。その上で「これを実行に移さなければ、将来的に直面するリスクはさらに大きくなる。米軍が待てば待つほどリスクは拡大する」との見方を示した。
米軍が近く12カイリ以内に進入する見通しとの情報は今月上旬に報じられたが、ホワイトハウスとペンタゴンはいずれも明確な説明を行っていない。一方、中国側は「航行の自由の名のもとに中国の主権を脅かすことは許されない」と表明している。(翻訳・編集/野谷)