日本ではロシアのシリア攻撃に隠れてあまり大きく報じられない様だが。米軍の行った『病院誤爆』について、国際支援団体からは「第三者による公正な調査」が求められている。調査開始を米軍の友好国であり、平和主義を掲げるこの国に求めるのはある意味必然だろう。
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http://www.asahi.com/articles/ASHB75SDVHB7UHBI016.html
誤爆調査「日本が要望を」 国境なき医師団日本事務局長
染田屋竜太2015年10月7日21時14分
国際医療NGO「国境なき医師団」の日本事務局のジェレミィ・ボダン事務局長(41)が7日、朝日新聞の取材に答え、同医師団がこの日求めた国際事実調査委員会の調査に向けて、「調査開始をぜひ日本が要望してほしい」と求めた。
調査開始には加盟国の要望が必要となる。日本もその一員だ。ボダン氏は「人の命を救う病院を攻撃するのは、完全に戦争犯罪だ」と怒りを示した。
ボダン氏は今回の誤爆について「あの場所に医療機関があることは周知の事実。米政府に連絡をとった後も30分、攻撃が続いた」と説明。「医療機関を狙った爆撃の卑劣さを米国は認識するべきだ」と述べた。
被害の詳細はわかっていないが、同医師団にとって、過去最も多くの犠牲を出した事件だという。仲間を失ったつらさの一方で「我々を必要としている人たちが大勢いる地域で活動を中止しなければいけないことが、非常に悔しい」と絞り出すように話した。
世界で紛争が頻発する中、医師団の活動へのサポートは年々広がりを見せているという。「我々にできることは目の前の患者に手当てをすることだけ。この活動を必要としない世界が来ることを心から願っている」と話した。(染田屋竜太)
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米大統領が認めていない「第三者調査」を求めるか否かは、この国が「平和憲法」を変わらず誇示してゆく国か、大国に捧げ続ける被占領国かを見極める一つの試金石となる。
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/153.html