人民元が円を上回る取引高に
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4949210.html
2015年10月07日 NEVADAブログ
国際銀行間通信協会(Swift)は、国際的な資金決済に使う通貨のランキング(8月)を発表し、人民元が2012年には0.84%だったものが今や2.79%と急上昇し世界第4位になったと発表しており、日本円は2.76%と第5位になっています。
人民元は管理された通貨ですが、ロンドンのヒースロー空港に行けば人民元の巨大宣伝看板があるように世界的認知度を高めるために、活発な活動を中国政府(銀行)は行っており、今後もシェアを拡大させていくことになるはずです。
世界的オークション会場でも、円が表示通貨から消え人民元が加わるようになっており、人民元の力が着実に強まっているのが伺えます。
世界的に通貨は管理されており、人民元だからだめというものではなく、世界的に使い勝手が良い通貨になるかどうか。
日本円は果たして使い勝手のよい通貨でしょうか?
日本はかつて金融立国を目指すとしていましたが、世界的に使い勝手のよい通貨にはなっていません。
その証拠が今のシェア2.76%となっているのです。
今後日本円のシェアが3%を超えていくのか、中国人民元のシェアが3%を超えていくのか、果たしてどちらでしょうか?