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日本のノーベル賞受賞者の一覧を見ると、西欧の政治的思惑が浮き出てくる
日本人でノーベル賞を受賞された方たちを見ると、当然のことながら、とても優れた業績を上げられているのがよく分かります。しかし、同時に、時期的な偏りがあり、戦後日本の実態、つまり、原発を日本各地に造ることを誘導され、最終的には、世界の核廃棄物処分場となるべく操作されてきているのが分かります。それぞれの受賞者の方の後に*で背景を簡単に指摘しておきます。
そもそも、1960年代以降、特に1980年代以降は先進国はどこも研究者は多くいて、どこの国でもそれなりに優れた研究はされているのです。
1949年の湯川秀樹氏から1999年までの50年で8名がノーベル賞受賞、2000年から今年までの16年間に15名が受賞。1999年以前は6.2年に一人の割合で、2000年以降は1年に一人の割合。つまり、1999年以前の6倍以上の頻度で2000年以降はノーベル賞受賞がされているのです。戦後日本が頑張ったのであれば、1980年代から1990年代で受賞が増えてもよかったはずです。もちろん、山中伸弥氏のIPS細胞発見の様な特別に重要な発明があったことも確かですが、2000年以降の増加には政治的な背景があるように思えてしかたありません。
もし、そういった思惑が西欧にあるのであれば、それに対して、注意する必要があります。何が誘導されているのかを少なくとも考えるべきです。
受賞発表は10月から11月の様子です。
1.1949年(昭和24年) 湯川秀樹 物理学賞
*戦後日本を励まし、工業化に向けてはげましたもの。7月から8月にかけて下川事件、三鷹事件、松川事件が発生。
2.1965年(昭和40年) 朝永振一郎 物理学賞
*4月に小田実らが「ベトナムに平和を!市民・文化団体連合」(ベ平連)を結成。日本の初代高速増殖炉常陽は1960年(昭和35年):設計開始。
3.1968年(昭和43年) 川端康成 文学賞
4.1973年(昭和48年) 江崎玲於奈 物理学賞
*同じく日本初の新型転換炉ふげんは昭和45年(1970年)に「ふげん」の設置許可
5.1974年(昭和49年) 佐藤栄作 平和賞
*総理大臣在任期間1964年11月から1972年7月は日本が原子炉設置に突き進んだ時代。
6.1981年(昭和56年) 福井謙一 化学賞
7.1987年(昭和62年) 利根川進 医学生理学賞
8.1994年(平成6年) 大江健三郎 文学賞
9.2000年(平成12年) 白川英樹 化学賞
10.2001年(平成13年) 野依良治 化学賞
11.2002年(平成14年) 小柴昌俊 物理学賞
12.2002年(平成14年) 田中耕一 化学賞
*2001年のアメリカ同時テロ
13.2008年(平成20年) 下村脩 化学賞
14.2008年(平成20年) 小林誠 物理学賞
15.2008年(平成20年) 益川敏英 物理学賞
16.2008年(平成20年) 南部陽一郎 物理学賞
*9月にリーマンショック。2007年10月1日の郵政民営化、それに続く、郵政物件の安売り。
17.2010年(平成22年) 根岸英一 化学賞
18.2010年(平成22年) 鈴木章 化学賞
*2009年9月鳩山イニシアチブ(原発増設)
19.2012年(平成24年) 山中伸弥 医学生理学賞
20.2014年(平成26年) 赤崎勇 物理学賞
21.2014年(平成26年) 天野浩 物理学賞
22.2014年(平成26年) 中村修二 物理学賞
23.2015年(平成27年) 大村智 医学生理学賞
*2011年に福島第一原発事故
2015年10月05日22時50分 武田信弘
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/288.html