悪化した日銀短観の中身
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4946115.html
2015年10月01日 NEVADAブログ
日銀短観が発表され、大企業製造業は6月の15から12となり、先行きは10となり、連続して悪化するとなっています。
この中で異常な数値を示している部門があります。
木材・木製品です。
動きは以下の通りです。
−29 → +18 (変化率+47)→0
今回この異常な動きをした【木材、木製品】がなければ日銀短観(大企業製造業)はマイナスに陥っていたはずです。
意図的な数字のいじくりがあったとは思いたくもありませんが、この異常な動きは大企業短観には相応しくない(あり得ない)動きだと言えます。
統計は100%信用するべきものではないとは昔から言われていますが、今回の数値をみれば、見事な?アレンジがされたのかも知れません。
アベノミクス第二段、新内閣等々を勘案しながら、鉛筆をなめながら、官僚が数字を¨調整¨したのかも知れませんし、そのような意図を汲んでそのような数字を下があげたのかも知れません。
因みに中小企業(製造業)の数字ですが、0→0→−2(先行き)となっており、浮上しない間に水面下に沈むとなっています。