小林正弥
(こばやし・まさや) 千葉大学大学院人文社会科学研究科教授(政治学)
1963年生まれ。東京大学法学部卒業。2006年より千葉大学大学院人文社会科学研究科教授。千葉大学公共研究センター共同代表(公共哲学センター長、地球環境福祉研究センター長)。専門は、政治哲学、公共哲学、比較政治。マイケル・サンデル教授と交流が深く、「ハーバード白熱教室」では解説も務める。著書に『対話型講義 原発と正義』(光文社新書)、『日本版白熱教室 サンデルにならって正義を考えよう(文春新書)、『サンデル教授の対話術』(サンデル氏と共著、NHK出版)、『サンデルの政治哲学 〈正義〉とは何か』(平凡社新書)、『友愛革命は可能か――公共哲学から考える』(平凡社新書)、『人生も仕事も変える「対話力」――日本人に闘うディベートはいらない』(講談社+α新書)など多数。共訳書に『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業』(ハヤカワ文庫)など。
記事 [政治・選挙・NHK193] 「国民が今一番感じているのは、「民主主義には欠点がある」ということでしょう:内田樹氏」 「国民が今一番感じているのは、「民主主義には欠点がある」ということでしょう:内田樹氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18405.html
2015/9/22 晴耕雨読
https://twitter.com/levinassien
毎日新聞のインタビュー記事が昨日掲載されました。
ロング・ヴァージョンはこちら。http://blog.tatsuru.com/
古館さんが昨日の『報道ステーション』で言及してくれましたが、独裁の対立概念は民主制ではなく共和政であるというのはカントの『永遠平和のために』の言葉です。
自衛隊の集団的自衛件行使の最初の事例は「南スーダンで、米軍の肩代わりをして中国軍を警護し、中国の権益を守る」ということになりそうです。
「中国の脅威」論を押し立てて強行採決した法案の最初の適用が「中国権益の擁護」であるということから僕たちが知れるのは、この法案が最初から最後まで「アメリカの国益増大のためのもの」であり、当のアメリカは「どういう理屈で法案を通しても構わないが、わしらはそんなドメスティックな『理屈』には配慮しないから」という態度で一貫しているということです。
こういうことをされて黙っているのを従属国と呼ぶのです。
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http://blog.tatsuru.com/
2015.09.22
毎日新聞のインタビュー記事
9月21日の毎日新聞にインタビューが掲載された。こちらがロング・ヴァージョン
――各種世論調査では国民の6割が今国会での成立に反対する中、政府・与党は採決を強行しました。
国民が今一番感じているのは、「民主主義には欠点がある」ということでしょう。選挙で両院の多数派を占めれば、次の選挙まで、政権党はどんな政策でも強権的に実行できてしまう。その政策が現時点での民意とどれほど乖離していても、有権者には政権の暴走を止める手立てがない。
私たちが忘れているのは「民主制と独裁は共生可能だ」という事実です。独裁というのは別に「今日から私が独裁者である。逆らうやつは投獄する」というようなわかりやすいかたちを採るものではありません。「独裁」の定義は「法の制定者と法の執行者が同一である」という単純なものです。ですから、「独裁」の反対概念は「民主制」ではなく、「法の制定者と法の執行者が別である」制度すなわち「共和制」です。
現代日本のように、立法府が事実上空洞化し、議員たちが党議拘束をかけられて、官邸が作った法律がほとんど自動的に国会で承認されている状態は、形式的にはいまだ「民主主義的」ではありますが、もう十分に「共和的」ではありません。
先日、首相は委員会で野党委員に向かって「早く質問しろよ」というやじを飛ばしました。この言葉は、首相自身が国会審議を単なる「アリバイ作り」のセレモニーに過ぎないと思っていることをはしなくも露呈しました。法律を決めるのは官邸であり、国会はそれを追認するだけなら、それはもう限りなく「独裁」に近い政体になっているということです。
――他国軍の後方支援など自衛隊の活動は大きく拡大します。
自衛隊員に後方支援の大義名分が納得させることができるでしょうか。大義名分を信じている兵士は強い。自分が何のためにそこにいるのか、その意味を理解している兵士は、「どうしたらいいかわからない」状況でもその中で生き延びるための最適解を選択できる。でも、今の自衛隊員が例えば中東で米国の始めた戦争の後方支援に送られた場合、とっさの判断で最適解を選び取れるでしょうか。私は難しいと思います。そこにいる大義名分がないから。名前も知らない他国の都市を攻撃し、言葉も通じない非戦闘員に銃を向けることがなぜ日本の国防にとって必然性があるのか、現場の隊員は、いくら上官に説明されても、わからないでしょう。戦うことの意味がわからない兵士はとっさの判断に遅れます。敵味方の筋目が見えなくなる。非戦闘員に銃を向けることをためらう。むろん人間としてはその方が「まっとう」なのですけれど、兵士としては殺されるリスクが高い。
自衛隊員に死傷者が出たあと、おそらく日本のメディアは死者を英霊にまつりあげるでしょう。そして、「このように危険な派兵に大義はあったのか?」という常識的な責任論を語るものの声を「死者を犬死にさせる気か」というヒステリックな絶叫が黙らせることになるでしょう。米国のような言論の自由な国でさえ、9・11後はそれまで低迷していたブッシュ大統領の支持率が90%にまで跳ね上がり、政権批判がほとんど不可能になりました。日本なら、その程度では済まないでしょう。「派兵に大義はあったのか?」と問う者は「非国民」、「敗北主義者」と罵られ、石もて追われることになる。私はそう予測します。そして、安倍政権はまさにそういう状況の出現を期待して安保法制の制定を急いだのだと思います。
――学生らの反対活動は全国に波及しました。
特に運動が盛り上がってきたのは、法案が衆院で強行採決された後でした。立憲政治の手続きが踏みにじられたことに対する怒りです。学生たちのスピーチを聞いていると、彼らが心から怒っていることが分かります。学校名と氏名を名乗り、人々の前に生身をさらして、なぜ自分がここに立っているのか、その思いを、自分の言葉で語っている。その切実さに私は胸を打たれます。
久しく「若い人たちは非政治化している」と私も思っていたので、彼らの出現はほんとうに意外でした。徴兵されて、戦場で人を殺したり殺されたりするということは、彼らにとってもまだそれほどリアルに切迫した未来ではないと思います。でも、安倍政権の人権抑圧的な政策がこのまま次々施行されるなら、若者たちにとって耐えがたく息苦しい社会になるということについてははっきりとした身体的な違和感・恐怖感を感じていると思います。
――今回の学生たちの運動は今後の政治にどんな影響を与えるのか。
SEALDsは運動を続けてゆくと思います。彼らは一法案についてだけではなく、民意をくみ上げ、異論との合意形成をはかることができなくなった今の政治システムそのものに対して「NO」と言っているわけです。法律ひとつで終わるはずがない。
ですから、このあと「デモの次は選挙」という方向になると思います。来夏の参院選に向かって、彼らは「安保法案に賛成した議員は全員落とす」という運動に転換していくでしょう。
6月に選挙権年齢を18歳以上に下げる法改正が成立し、参院選から240万人の新有権者が登場します。安倍政権はこの集団の政治性を低く見積もって、「どうせ選挙権を行使しない」「メディアや広告を使えば簡単に自民党支持層に繰り込める」とたかをくくっていたのだと思います。でも、今は後悔しているはずです。というのは、この240万人に対して今一番影響力を持つ組織は、自民党でも民主党でもなく、SEALDsだからです。
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/468.html
記事 [政治・選挙・NHK193] ご希望どおり制度(憲法)変更したので、自分の時だけはお許しくださいという安部の卑怯な小細工? 反発招いた首相の「誤算」 安保関連法が成立:成立後の適用をPKOレベルにとどめたい安倍政権は反対運動の高まりを“歓迎”
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/322.html
にも関しますが、以下のような危惧を持っています。
安部には論功行賞として、小細工をしなくてもアメリカは厳しい要求はしなだろう。実際に小細工をしたとしたら自分が政権にいる間さえ何とか取り繕えばそれでよしとする今の刹那的安倍政権をよく表している。しかし、安倍政権が永久に続くはずもない。アメリカにとっては制度変更、特に今回は実質改憲をさせたことが重要である。これは安倍政権がなくなってももう後戻りできない。10年経てば、全く違った状況になっているだろう。50年年代の保安隊創設から中曽根政権、小泉政権と60年以上にわたって続く連綿とした流れの一部である。結局、下のようなことになるのではないか。
日本のさらなる属国化を目指すアメリカ
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/819.html
を改変。
集団安保法
一緒に集団自衛権を行使するのはアメリカ軍以外には当然想定されていない。自衛隊をアメリカ軍の一部に組み込むための法律である。そのために、新ガイドラインの同盟調整メカニズム(ACM)も準備されている。アメリカ軍と海外でも「集団」として自衛権を行使するためには、当然普段から一体として行動する準備が必要で、今後自衛隊のアメリカ属軍化がますます進む。
自衛隊は、アメリカ軍の指揮権の下で戦争に
上述した属軍としての訓練を受けた自衛隊の使い道だが、手始めは、最近話題になったようにやはりPKOでのより重要(=危険)な任務である。国力の低下からアメリカとしても自国の失策が招いた失敗国家の対処に手を焼いており、後始末の手伝いはネコの手も借りたいほどである。スーダン等で練度を上げたあと、その後は、イラク、アフガニスタンの後始末の手伝いをしてもらいたい。
その過程で、多少の戦死者を受け入れるような社会改造も実行されるであろう。つまり、集団で自衛行動をすると言っているのに、数百人程度の戦死者が出ただけでもう自国だけは引き下がりますと言うような行動は、属国にあるまじきことであり、鍛え直す必要があるということである。状況により、雇われたテロリストによる自衛隊を狙った狙撃攻撃や自爆テロが起こる可能性がある。死者が断続的に発生し数百人単位で積み上がれば、交通事故の死者と同じで社会として受け入れていく。戦前は、日本の戦死者の許容度はかなり高かったはずである。現在でも、過労死を諦観を持って受け入れる日本人、巧妙に馴致させればかなりの戦死者を受け入れる許容度はあると思われる。
そして、将来アメリカが戦闘行為を行う際には、集団自衛権の行使として、日本も馳せ参じることになる。「いざ鎌倉」である。馳せ参じなければ、忠誠心を疑われるとともに「国際世論」から大非難を浴びるだろう。イギリス、オーストラリア、韓国の各軍が米国に従って前線で血を流しているときに、それに耐えきれる政治家は日本にはいない。憲法上の制約はなくなったのですが、やはり国民が怖いといっているし、我が政権が持たないので許してくださいなどといえるはずがない。実際に派兵した暁には、属国日本は実質上指揮権も米軍に移譲して、自衛隊は米軍の指揮命令の下、アメリカの国益推進のためご奉仕することになる。
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/469.html
記事 [政治・選挙・NHK193] 中国外務省が「日本課」を廃止した衝撃ー(天木直人氏) 中国外務省が「日本課」を廃止した衝撃ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sngjei
22nd Sep 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks
きょう9月22日の一部の新聞(私の見るところでは産経と日経)が
北京発の一段の小さな記事で書いていた。
中国外務省のアジア局の中から日本課が廃止され、
朝鮮半島や北東アジアを担当する課と統合・整理されたと。
中国外務省の報道官は21日の記者会見で、
これは通常の整理統合で対日政策に変更はないと述べたらしいが
そんなことはありえない。
私も外務省で整理・統合を見たり行ったりしてきたが、
整理統合されるときは、必ずその部局の仕事が軽視・軽減される時だ。
予算要求の説明で我々は財務省(大蔵省)には必ずそう繰り返してきた。
そうでなければ整理・統合の合理的説明は不可能だ。
これを要するに安倍首相では日中関係の改善は望めないどころか、
関係が縮小していくということだ。
しかもよりによって北朝鮮・韓国の部局に整理・統合される。
これ以上の外交失策はない。
メディアはなぜ大きく取り上げないのか。
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/470.html
記事 [政治・選挙・NHK193] これからは戦死者を交通事故死者と同様に受け入れさせる「馴致」が始まるだろう これから数年をかけて、日本を戦争ができる普通の国にする「馴致」過程が始まるだろう。「馴致」と書いたのは、どうも現在の安倍政権の手法にナチスに似た暗いサド・マゾ的な匂いを感じるからである。これについては別途書きたいと思うが、馴致化は以下のように進むと思われる。
今回の集団安保法は、自衛隊をアメリカ軍の一部に組み込むための法律である。そのために、新ガイドラインの同盟調整メカニズム(ACM)も準備されている。アメリカ軍と海外でも「集団」として自衛権を行使するためには、当然普段から一体として行動する準備が必要で、今後自衛隊のアメリカ属軍化が制度的に進む。
しかし、制度的に属軍にしたところで数百人程度の戦死者が出ただけでもう自国だけは引き下がりますと言うような行動は、属軍にあるまじきことであり鍛え直す必要がある。日本政府も普通に戦争ができる国になるためにそのような「鍛錬」は歓迎するであろう。まず、手始めは、最近話題になったようにやはりPKOでのより重要(=危険)な任務である。スーダン等で練度を上げたあと、その後は、イラク、アフガニスタンの後始末の手伝いもさせる。月に数人ずつ程度の死者がコンスタントに出るような任務が与えられるだろう。故意に刺激されたり、果てには雇われたりしたテロリストによる自衛隊を狙った狙撃攻撃や自爆テロが起こる可能性さえ想定される。
最初の戦死者に関してはもちろん社会的には大騒ぎになる。しかし、お国のために命を投げ出した兵士の死を厳粛に受け止めろ、自由と国の安全のため貴い犠牲になった方に、泥を塗るような反対運動は許されないといったプロパガンダが全力で動き出すに違いない。加えて国葬や高額の遺族年金といった装置を組み合わせつつ死者が出ても受容するような馴致が進むだろう。戦死者が、断続的に発生し数百人単位まで積み上がれば、交通事故の死者と同じで社会として受け入れていく。戦前は、この馴致が極端なほど成功しており、男子はお国のために死ぬのが当然、女子はどんどん子供を産むべきという常軌を逸した認識を国民が当然のものとして持っていたようである。現在でも、企業戦士の過労死を気の毒だとは思ってもなんの行動も起こさない日本人である。よほど心してこの流れに反対しないと自分の子供が戦死しても「バンザイ」と叫ぶまで馴致されかねない。
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/471.html
記事 [政治・選挙・NHK193] 「武器を持って乱入しなかったというだけのことでこれは立派なクーデターだということだよね:萩原 一彦氏」 「武器を持って乱入しなかったというだけのことでこれは立派なクーデターだということだよね:萩原 一彦氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18401.html
2015/9/22 晴耕雨読
https://twitter.com/reservologic
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政策なんか今は違ったっていい。
→ 民主岡田氏「選挙区で競合を避けるのは重要だが、政策をどうするかなど、さまざまな議論をしないといけない」民主、共産両党首が協議へ 反安保で選挙協力 - 47NEWS http://smar.ws/MPqvz
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>もえぎのわかば#燃え尽きている暇はない まずは戦争法案の廃案に向けて結集する。最優先はここにある。岡田さん、ちょっといろいろ考えすぎかも。頼むから上手く話を進めて欲しい。 #言う事聞かせる番だ俺たちが
ですね。
>毛ば部とる子 この動画は8月、神保氏「もしこの安保法が一回通ってしまった場合、廃案を約束して5野党が選挙協力・連携する、しかもそれを共産党が積極的に自分から音頭を取る可能性はあるか?」志位氏「ん〜今その質問に答えるのは早いな」神保氏やはりするどい https://t.co/smXdZzx67d
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【5金スペシャルPart2】志位和夫氏:もしも共産党が政権の座に就いたなら
VIDEO
>毛ば部とる子 民主党最大の支持母体である連合傘下の組合でも共産党への警戒感は強く、共産党との連携の動きは、民主党内の亀裂をさらに広げる可能性が大きい。 http://t.co/t8AlPwk1Cj ⇒連合ってのが民主党の曲者だよね。そもそも構成員は今回の立法過程に疑問を持っていないのかね?
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>ボーンズ88 議会占拠のために乱入した自民党議員は、安保特別委のメンバーではなかった。さらに民間人である議員秘書もいたという。これは完全に国会法違反。不法状態で行われた採決は無効だ!
>BASIL うわ、ひどい!会議メンバーじゃない人達まで勝手に委員会室に入り込んで委員長を人垣で隠してそれに対する抗議と応戦で委員長の声も聞こえない状態になり、委員長はその混乱を収めもせず賛成者のカウントも物理的に不可能な状態で可決した事にした。
これなむ、クーデター。
>高野敦志 乱入してきたのは、自民党の議員ですらなく、自民党議員の秘書だそうです。不法侵入です。鴻池委員長への問責決議案は否決されたんだから、鴻池委員長が議決すべきなのに、ヒゲが勝手に議決を代行するという越権行為を行った。これは明らかにクーデター!
武器を持って乱入しなかったというだけのことで、これは立派なクーデターだということだよね。
>iano 南スーダンの駆け付け警護。アメリカが人を出したくないから日本が代わりに人を出すのが良く分かります。そして日本が駆け付け警護するのは中国軍ね。中国脅威論って何だったんだ??
国際政治学という学問の最先端がアメリカにあるからなのかどうか、今回(国際)政治学者と呼ばれる人たちの視点は、ジャパンハンドラーと呼ばれる人たちの視点と似ているなあと思うことがよくあった。
そう感じたのは僕だけだろうか……。
「突破」された民主主義のセーフティネット
VIDEO
ビデオニュースドットコム http://bit.ly/1FpmiTJ
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では、宮台真司氏が、安倍政権は、まさかそんなことをやるなんて誰も考えてないような掟破りをどんどんやってくる政権で、国民が意表を突かれて対策が取れないでいるうちに好き勝手やられてしまうと警告していた。
尖った鉛筆で人を刺すなんてこと、できても誰もやろうと思わない。
だから鉛筆は普通に売っている。
鉛筆で人を刺すみたいなことをやったのが安倍政権で、自分たちに都合がいい法解釈のために法制局長官の首をすげ替えるのに内閣の人事権を使うなんてまさにそれ。
国民が想定してないシステムの悪用。
内閣に人事権を集中させた時には、それで高級官僚が省益のために動くことを阻止して、内閣の考えた政策をサポートするようになると期待したんだよね。
ところが、安倍政権は、言葉は悪いけど官僚の手先みたいになって、官僚の考えた政策を実行するために内閣の人事権を使った。
権力の想定外使用だった。
>とよぞう この国の根本的な問題は、官僚の帰属意識が、「国民」ではなく「省」にある事だと思う。 公務員はともかく、官僚は固定化させてはいけないのでは無いだろうか。それをしなければ根本的には変わらない。 この数年でその様に考える様になった。
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/472.html
記事 [政治・選挙・NHK193] 土田晃之が安倍首相を「おじいちゃん超えたい、歴史に名を残したいだけ」と批判し、ネトウヨから卑劣な「在日」攻撃(リテラ) ニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』公式サイトより
土田晃之が安倍首相を「おじいちゃん超えたい、歴史に名を残したいだけ」と批判し、ネトウヨから卑劣な「在日」攻撃
http://lite-ra.com/2015/09/post-1519.html
2015.09.22. リテラ
土田晃之が安倍首相を批判して炎上! .
安保法制成立から2日後の9月20日、意外な人物が安保法制を批判し、大炎上している。その人物とはお笑い芸人の土田晃之だ。
土田はこの日のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(ニッポン放送)で今週一番気になるニュースとして真っ先に安保法制を挙げ、こう切り出した。
「賛成多数で可決されるのは分かったことだから、参院本会議の映像を普通に見ていて超みっともねーなと思いましたけどね。パフォーマンスな感じがすごくするかな」
一瞬、当たり障りのない野党の議事妨害批判でお茶を濁そうということか、と思ったのだが、土田は続いて自らの安保に対する考えをこう表明したのだ。
「今回国民のデモとかがあって反対している人もいますし、僕もどっちかというと反対なんですけど」
「安保って今よりさらに戦争をしないようにと安倍さんは言っているわけですよね。でも、取りようによってはこれで戦争ができてしまう」
土田の思いはかなり真剣のようで、祖父母から聞いた体験談を紹介しながら、戦争に対する思いをストレートに語った。
「国民は我々を含めて戦争しちゃいけないし、したいとも思っていない。死んだ婆ちゃんや爺ちゃんがよく言ってたのは、戦争を経験していて本当に悲惨な目にあった、大変だったよという話で。東京大空襲や大阪もそうですし、なんせ唯一の被爆国でもありますから。戦争は本当に絶対しちゃいけないと思っている」
さらに、土田の批判の矛先は、安保法制をゴリ押しした安倍首相自身にも向かっていく。しかも、あの安倍首相の“コンプレックス”に言及する形で、だ。
「安倍さんはもうちょっと国民の人たちに納得できる、この先絶対戦争を起こりませんよということを、ちゃんと説明してからじゃないと。ちょっと焦り過ぎですよね。焦っている感じは、テメーが歴史に名を残したいだけなのかな。おじいちゃんを超えたいんでしょう。たぶん(フッっと嘲笑)。岸(信介・元首相)さんを。『俺は憲法をいじったんだぜ』くらいに思ってるのかなぁ」
安保法制成立前、多くの芸能人たちが安保法制に反対し、これまでタブーとされてきた“政治的発言”をしてきたのは本サイトでもお伝えしてきたが、しかし、その背景にある安倍首相の体質、“おじいちゃんコンプレックス”に触れた芸能人はいなかった。土田はそこにあえて踏み込んだのだ。
もちろん、ネットでは早速、安倍親衛隊のネトウヨたちによって大炎上。「バカ芸人が政治に口出すな」「安倍さんへの名誉毀損だ」といったおきまりの批判はもちろん、「土田って見た目があっちの人だしなぁ」「テメーは只の朝鮮人だろ」といった「在日」認定攻撃までが巻き起こっている。
しかし、土田はこうした一部の卑劣な連中のことなどまったく気にする必要はない。なぜなら、安保法制については、多くの国民が疑問を持ち、今国会での成立に否定的な意志を表明しているからだ。安倍首相がおじいちゃんコンプレックスに突き動かされていることも、政治ジャーナリストや学者がさんざん語ってきた明らかな事実だ。
それを芸能人が口にしたというだけで、なぜ非難を浴びなければならないのか。むしろ、今回の土田の発言は、成立後には安保法制を批判したうえ、きちんと安倍首相の問題にまで言及したという意味で、かなり質の高い論評といえよう。
しかし、今回の土田に限らず、安保法制をめぐる論議では、多くの芸能人や著名人たちが批判を恐れず“政権への反対意見”を堂々と表明していた。これは、日本に戦争をもたらす危険な動きを止められなかったなかで、唯一の希望というべきかもしれない。
芸能人や著名人たちには、安保法制が成立してしまった今後も、ぜひこうした動きを萎縮させることなく続けていってほしいところだが……。
(田部祥太)
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/473.html
記事 [政治・選挙・NHK193] 安倍首相の祖父さんに報告してもだめだ。この法案は野党共闘で廃止される運命だ。(かっちの言い分) http://31634308.at.webry.info/201509/article_22.html
2015/09/22 22:11
首相が、祖父さんの岸元首相と父親のお墓に、安保法案成立について報告したということだ。また、首相在位1000日を超え、歴代6位になったことを報告した。首相の心の中はわからないが、「どうだい、お祖父さん、お父さん、僕はあなた達を超えたよ」と言ったかもしれない。
今回の安保法案は、祖父さんの安保条約とは違う。安保条約は、少なくとも憲法9条の下で運用されていた。しかし、今回の安保法案は、明らかに自衛隊員が死ぬのは仕方がないという法案である。駆けつけ警護において、武器使用の内部条件を整備することが行われる。この意味するところは、攻撃があれば積極的に応戦して殺し合うことが前提になる。自衛隊員が他国民を殺すということが始まることを意味している。自衛隊が死んだ場合、その補償がどうなるかは決められているのか?その場合、所謂生命保険は保証されているのか?
首相は、墓前で日本の安全を強化するための法案と報告したそうだが、逆に危険の要素を抱き込んだということである。テロが国内外で起こる可能性が格段に上昇する。
共産党からの、本法案の廃案という点において大同団結し、選挙区調整を行いたいという提案は画期的と言っていい。今、自公の参議院議員は震え上がっていると思われる。今までの投票結果を参考にした単純計算でも、20議席程度は自公は減ると言われている。それが、この法案の強制成立により、無党派層の5−10%がマイナスイメージを持ち投票すれば、今まで当落上に居た議員は確実にタダの人に転落する。そうなると、安倍首相が候補者一覧表の前で、脂汗を流している姿を拝見出来ることになる。
その姿を見るために、国民は、強行採決の姿を脳裏に焼き付けて、選挙で仕返ししなければならない。
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/474.html
記事 [政治・選挙・NHK193] 辺野古テント襲撃 卑劣極まりないテロ行為だ:事の重大さを皆さんに認識して欲しい 件名:辺野古テント襲撃 卑劣極まりないテロ行為だ
日時:20150922
媒体:琉球新報
出所:
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249256-storytopic-11.html
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米軍基地の新たな負担を拒む「非暴力の運動」の拠点を暴力で破壊する行為は、卑劣極まりないとしか言いようがない。
新基地建設に反対する市民らが座り込む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前に、抗議行動に不満を持つ男女約20人の集団が現れ、横断幕を破ったり、市民にけがを負わせたりした。男3人が傷害と器物損壊容疑で警察に逮捕された。
現場にいたという民族団体の男性は「日本、沖縄をよくするため、つぶさないといけない」と語っている。気にくわない表現や言論を暴力で屈服させようという行為はテロリズムと同じだ。断じて許すことはできない。
米軍普天間飛行場移設問題には、賛否両論がある。自らの思想、信条に基づき意見を活発に戦わせるのが民主主義だ。賛否の立場を問わず、正々堂々と、自らの表現と言論で戦うべきだ。
テントを拠点に抗議活動を続ける市民らの元に最近になって「襲撃情報」が入り、警戒していたさなかに事件が起きた。民族団体を名乗る集団が現場に現れ、挑発行為をしたり、付近で酒を飲んだりしたことから、市民らは警察に通報している。夜にはゲート前の警察官に集団の動きに注意するよう要請したという。
警察は「(市民、集団)双方に言い分があり、一方だけを抑え込むわけにはいかない」としているが、暴力、破壊行為までに及び、けが人が出た。警察は未然に防ぐことはできなかったのか。疑問が残る対応だと言わざるを得ない。
かつて言論や表現の自由を封じ込めるために使われた「国賊」「売国奴」などの言葉が、辺野古問題をめぐってもネット上を中心にあふれ、暴力的な論理を展開している。
これらに共感するような一部勢力が新基地建設に反対する県民集会や、若者たちの街頭行動に街宣車で押し掛け拡声器を使い、がなり立てたこともある。「問答無用」「異論を許さない」という勢力が増えつつあると多くの人が感じている。
新基地を造らせない運動の軸足は徹底した非暴力にある。私たちは暴力で沖縄の民意を抑え込もうとする行為に断固として反対する。抗議を続ける市民らと共に非暴力を貫き、憲法で保障される言論や表現の自由に基づき、沖縄の民意を国内外に発信し続けていきたい。
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//memo
VIDEO
ANNnewsCH / Published on Sep 20, 2015
2015年9月19日夜から20日未明にかけて辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で極右勢力による言論表現の自由に対する凄惨な白色テロが発生しました。私はその卑劣悪質性において、近年類例を見ないほどの事件だと考えています。
"首謀者"はすでに警察によって逮捕されているとはいえども、この先、赤狩りと称して本土から極右が送り込まれる可能性があり、事態は猶予を許さない。そしてこのような白色テロを惹起させる公人の言動を放置するような風潮、安逸な風潮がある。
そしてこれは残念だけれども、ここ数年の沖縄県における一連の道理に適った抗議行動に対する警察、自衛隊の傲慢さを鑑みれば、恐らく直情あるいは命令として彼ら極右連に同調してしまうだろう。
ここで一つお願いがある。新聞記者、フリーのジャーナリストはできる限り現地で取材を継続して行って欲しい。外国語ができる方は、情報を海外へ拡散してください。できない方も阿修羅掲示板などにおいて、関連情報を投稿、またはコメントしてみてください。あるいは、ご家族、ご友人にこんなことがあったよと話題にしてみてください。
誇り高き原色の民、粘り強き沖縄の民は、何があっても沈黙しない。
だがしかし、このままでは本当に、人が、殺されてしまいます。
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/475.html
記事 [政治・選挙・NHK193] 「メディアが権力の下部組織になれば社会がどうなるかを我々は目の当たりにしている。:山崎 雅弘氏」 「メディアが権力の下部組織になれば社会がどうなるかを我々は目の当たりにしている。:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18403.html
2015/9/22 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
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9月20日フジテレビ『報道2001』 http://bit.ly/1Qr8j0d
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「一糸乱れぬ連携プレーで法案を可決していく与党側」
「政権与党の圧倒的な経験の前に、ただ声をあげるしかない野党議員たち」
「そして委員会の採決は終了した」
完全に政権目線で語るフジテレビのナレーションがすごい。
日枝久会長が首相と親しい友人のフジテレビは、佐藤正久議員指揮下の大勢の議員による、野党の表決権妨害という一連の行動を「政権与党の圧倒的な経験」と肯定・称賛すらしている。
私の生まれ育った日本は、別の国へと変わりつつある。
稲田朋美自民党政調会長は能面のように「法案採決に瑕疵はありません」と繰り返すが、換言すれば「これが今後の意思決定のスタンダードだから国民はそのつもりで」との公告でもある。
メディアが権力監視という役割を放棄し、逆に権力の下部組織になれば社会がどうなるかを我々は目の当たりにしている。
>Shoko Egawa 参院特別委で与党委員が委員長席を取り囲んだのは防衛大学校の開校祭のメインイベント棒倒しをヒントに佐藤氏が指導したなど舞台裏を得々と書いている読売新聞。議事録に何も残らない騒動を「採決 スクラム戦術」などと美化する愚
>玉木雄一郎 週末のテレビを見ていて誤解があると思いましたので、整理してみました。最初に委員長席を取り囲んで強行採決をしようとしたのは特別委員会のメンバーではない自民党議員。議事録にも採決の跡がない。
「SEALDsの功罪」や「法案反対デモの是非」に論点を矮小化する言説をあちこちで見るが、問題の核心は「この国の『民主主義とされるもの』が、今回の法案採決でどんなダメージを被り、今後この国がどうなるのか」だろう。
デモを単なるコンテンツとして消費し、飽きさせて終わらせようとしている。
SEALDsとは、ある目的のために緊急で集まった個人の集合体が名乗る「仮称」なのだから、「半年後に同集団がどうなっているか」など外野が議論しても意味はない。
今と同じような政治状況が続くなら、各個人は今よりスキルを高めた形で、別の形態をとっているかもしれない。
集団は外殻でしかない。
この「個人の集合体」という形態を、独立した思考を捨てて所属集団のために戦う「人」には理解できない。
理解できないから怖れる。
特定のリーダーを潰せば、組織の活動の息の根を止められると考えて罵倒や誹謗をエスカレートさせるが、個人が自律して動いている集合体は、各自が勝手に活動を継続する。
SEALDsの集会で学生のスピーチを聞くと、異口同音に共通する論点がいくつか出てくる。
一つは「自分たちこそが主権者だ」という意識。
もう一つは「いつまでも個人として物事を考える」という姿勢。
特定の法案への反対は、この二つの土台から派生した枝葉のひとつで、法案反対自体が目的ではない。
「言うこと聞かせる番だ俺たちが」というコールは、いわゆる「主権在民」を普段の生活に近い言葉で言い換えたものだが、このコールを大勢の市民、特に若い世代が連呼している状況は、自分の国での民主主義の成熟を望む市民にとっては好ましい。
民主主義の成熟を歓迎しない人間にとっては好ましくない。
特定の法案採決とは別に、いったん日常の生活に定着した「自分たちこそが主権者だ」という意識と「いつまでも個人として物事を考える」という姿勢は、そう簡単には消せない。
ろうそくの火は、吹けば簡単に消えるが、備長炭に入った火は吹いても消えず、逆に炎が恒常化する。
現政権はそんな火をつけた。
>佐々木敦 起業家みたいな人たちが妙に現政権寄りで、またそのことを隠そうともしてないのは、アベノミなんたらのせい以前に、彼らが定められたルールの中での勝ち負けで生きており、ルール自体の書き換え可能性には思いも寄らない、というかそれには反対であるということが多分に関係してるのじゃないかと思う。
「戦争になったら彼らは戦争を煽る方向に行く」「ただ雰囲気に流されているだけ」など、自分の偏見と思い込みだけで、デモに参加する学生の知性をここまで低く見積もって貶めるのがすごい。
学生たちが積み上げ始めたものを足で蹴って恐そうとしている。
>安西敦 これから、全国で、弁護士と憲法学者が協力して訴状を書き上げることになる。原告の人数は物凄いものになるだろう。裁判所が「人権保障の最後の砦」としての違憲立法審査権を与えられたのはこのときのためだ。その訴訟が進む中で、参院選を迎えることになるだろう。すべてはこれからだ。
>【落選運動に最適!】これ、めっちゃ細かくてすごい! どの議員が戦争法案に賛成/反対/退席したかがわかる一覧表。 サイトや連絡先まで揃ってる!膨大だけど見やすい! 国会議員いちらんリスト http://democracy.minibird.jp
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>布施祐仁 この落選運動は世界からも注目される日本の憲政史上かつてないものになる。今回法案に賛成した改選議員は失業を覚悟した方がいいだろう。 安全保障関連法成立後のSEALDs 賛成議員の落選運動を展開する http://t.co/mDRtR8c7vB
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>西村大樹 いやいや、これはダメでしょ。違う場所で語られたことを、同じ場で語ったようにまとめてしまうのは、最低のまどめサイトや最低の自称ネットニュースサイトと同レベル。そもそも、議事録は、なんのために存在しているのか、分かっているのか?
>壺井須美子 公聴会は、委員会へ持ち帰り、参加していない委員員に内容を報告し審議の材料にする為の物。それをやらずに議事録に書き込めば、こと足れりという物ではない!これが鉄拳ヒゲのレベル。
>壺井須美子 議事録というものを理解できない人はかなりいますねん。 午前中いっぱいかかった大激論の議事録を作っといてといったら、結論だけ1行しか書いてこない、なんてヤツ会社にうじゃうじゃといますねん。 最近のウヨクや自民党の反知性傾向はすさまじいねん。
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/476.html
記事 [政治・選挙・NHK193] 「共産党の呼びかけによってあぶり出されたもの。:兵頭正俊氏」 「共産党の呼びかけによってあぶり出されたもの。:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18409.html
2015/9/23 晴耕雨読
https://twitter.com/hyodo_masatoshi
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>coco 沖縄問題「初めて知った」ジュネーブ国連欧州本部 シンポジウムでは、翁長知事が20分にわたり講演。 「沖縄の悲惨さを知事から聞き、驚きと同情を禁じえない」 聴衆は熱心に聴き入り、ノートにペンを走らせた。 @BARANEKO 琉球新報
>土佐の酔鯨 これだけ自民党の暴走が批判されても民主党は支持を伸ばせない。民主党への落胆と不信がそれだけ大きいことの現れだ。民主党は政権を失った後も信頼回復の努力をなにもしてこなかったのだからそれも無理は無い。少なくとも自民党に民主党を売り渡した野田某(名前を忘れた)を除名処分せよ。それからだ
共産党との選挙協力を嫌う勢力は、政権交代したあとに、第二自民党としての政治がやれなくなるのを警戒している。
それは、米国・官僚・財界隷属の政治である。
民主党内の米国エージェントや、旧民社系の反共主義者が興奮するのは、戦争法廃止も閣議決定の撤回もする気がないからである。
共産党アレルギーといえば、公明党アレルギーもある。
自民党アレルギーも民主党アレルギーもある。
小沢アレルギーも安倍・野田・橋下アレルギーもある。
今の状況では共産党アレルギーを克服し、乗り越えなければならない。
志位和夫はずいぶん遠慮している。
しかし、共産党も内閣に入るべきである。
>古村治彦@『暗黒日記』再び ここで何の芸もなく野党が分裂したままで選挙に臨めば、「やっぱり野党ダメじゃないか」となって、現在よりも議席を増やすことは難しくなるだろう。そうなれば自民党、安倍政権が継続することになるが、野党の中でそれを望んでいる人々が多くいることがあぶりだされている。
共産党の呼びかけによってあぶり出されたもの。
それは野党にあって、その存在理由が自公政権の延命である連中だ。
次世代、元気、改革はそういう位置づけだ。
次世代はすでに消えた。
民主・維新が問題だ。
もし共産党の呼びかけを断れば、相当な国民的批判にさらされよう。
それが狙いかもしれないが。
国民のなかのアレルギーは、共産党より、むしろ民主党の方が強い。
民主党が厚顔無恥にそれを知らないだけだ。
今日の日本の惨状は、民主党野田佳彦によって準備され、安倍自民党で実現されたものだ。
共産党は支持者の誇りのなかにあるが、民主党は支持者の汚辱のなかにある。
断れば汚辱は深まる。
次世代は、戦争法を野党から支持し、強行採決ではないというミッションを果たして消えた。
維新は政党助成金の争奪戦で忙しい。
しかし、争うだけまだ生き生きとしている。
生ける屍は民主党だ。
菅・野田らは民主党にしがみついて出てゆかない。
それならせめて世代交代を図ったらどうか。
ふがいない野党への批判が拡大している。
その批判は共産党の呼びかけを拒否した政党に収れんするだろう。
それは民主か維新のいずれかになる可能性が高い。
そのときその政党は国民的な批判にさらされよう。
どんな屁理屈を述べてもダメだ。
今はネットがすぐに暴く。
その政党への落選運動も起きるだろう。
今日の惨状の、A級戦犯のひとりは、間違いなく石原慎太郎だ。
仕掛けだけ作って、それが現実化されそうになると、卑怯にも身をくらます。
都政、尖閣、オリンピック、次世代。
すべて仕掛けて、その禍々しい現実を突きつけられる前に、違うところに身を移す。
無責任な日本人の典型のような男だ。
何でもいいから政権交代できたらよい、ということではない。
問題は、何をする政権かということだ。
それは最低でも
(1) 国会で戦争法廃止の議決を行う、
(2) 昨年7月1日の安倍政権による集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回する、ものでなければならない。
民主・維新の本気度が問われる。
実は、共産党の呼びかけで、もっとも得をするのは民主党である。
国民の不信と怒りのなかにあるこの政党が、議席を大幅に伸ばすばかりか、新政権の首相を生む可能性すら出てくる。
それでも共産党の呼びかけに応じないとしたら、執行部が、米国、自民党などの要請で、戦争法の定着を決意したときだ。
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/478.html