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2015年8月31日00時06分 〜
記事 [政治・選挙・NHK191] 「4野党党首が一堂に会し市民の前で協力を訴えたことも、民意の作りだした光景:山口二郎」
「4野党党首が一堂に会し市民の前で協力を訴えたことも、民意の作りだした光景:山口二郎」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18228.html
2015/8/31 晴耕雨読


https://twitter.com/260yamaguchi

今日、国会前の集会で話をさせていただきました。


国会前の車道の人があふれだしたときは、鳥肌が立ちました。


平和と立憲政治を守りたいという市民の思いは十分表現できたと思います。


皆様お疲れ様でした。


ありがとう。


夏空ではなく、そぼ降る秋雨の下に十万を超える市民が集まったことで一層インパクトがあったと思います。


デモクラシーは街頭にもあると痛感させられました。


今日の岡田克也のあいさつは、気迫がこもっていた。


岡田民主党をここまで戦いの姿勢に追い込んだのは、ひとえに民意の力だ。


また、4野党党首が一堂に会し市民の前で協力を訴えたことも、民意の作りだした光景。


みんな自信をもとう。


>イルコモンズ とりま、じゃぽにか、がくしゅうちょう。



これ、新しい科目、「公共」のノートに使おうよ。


主権者としての自覚、気概を学ぶ上で、今回のデモこそが新しいモデルとなる。


自民党の政治家の皆さん、あなたたちが言う公共心にあふれた国民はここにいるのだよ。


NHK7時のニュースで、安保法制反対運動については全国の動きを正確に報じていた。


やっぱり文句を言えば、効き目があるものだね。


参加者について警察発表3万も並べて伝えていたが、3万ということはありえないだろう。


830は戦後政治の転機となるはず。


前にもツイートしたが、今まで政治エリートを相手に政治変革を説いてきて、挙句の果てが一強多弱、永田町の混沌。


社会が動けば政党がついてくる。


市民が主で、政党は従。


安倍政治打倒の道筋は見えてきた。


政治学の任務が様々な政治現象を説明、分析することにあることは異議なし。


しかし、こうして自分の国の命運に大きな憂慮を持つ人々に、漠然とした疑問を明晰化する言葉を提供することも政治学の任務だと確信した。


私は後者の仕事ばかりしているので偉そうなことは言えませんが。


今まで30年、政治学者という看板でいろいろ書いてきた。


きょう国会前に行く道すがら、たくさんの人から、コラム、ツイッター読んでいます、元気をもらっていますと声をかけてもらえたことは、学者人生最高の栄誉だと思う。


もちろん、これで満足はしませんが。


【2015年8月30日 国会10万人集会】

4野党党首の演説は5分過ぎからです。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安倍はやめろ!国会を包囲した12万人の怒り〜正門前は解放区に(レイバーネット日本) 
安倍はやめろ!国会を包囲した12万人の怒り〜正門前は解放区に
http://www.labornetjp.org/news/2015/0830shasin
2015-08-30 21:04:40 レイバーネット日本



 8月30日、戦争法案・安倍政権の怒りはついに爆発した。12時ごろには、どんどんつめかけた人々で国会周辺はあふれかえった。長崎から飛行機で駆けつけた人、大阪から車で来た人、文字通り全国各地から手弁当でやってきた。正門前の集会は午後2時からだったが、1時すぎには歩道があふれ、ついに車道が決壊した。警察車両もオロオロと撤退した。こうしてメイン集会は、正門前を埋めた巨万の人々を前にスタートした。政党挨拶では民主・共産・社民・生活の党首が並んだ。初参加の小沢一郎氏が登壇すると、どよめきが起きた。4党首はしっかり手をつなぎ「戦争法案反対・安倍退陣」にむけての共闘を誓った。断続的に雨が降ったが、参加者は元気いっぱい。正門前車道は怒りの人々の「戦争反対・安倍はやめろ」のコールが渦巻く解放区になった。最後に主催者から「12万人が参加した!」と報告がされると「ウォー」というものすごい歓声が起きた。(M)


→動画
戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人大行動

※小沢代表は4分過ぎからです。


↓レイバーネット川柳班の「川柳デモ」



↓日本山妙法寺の人たち



↓創価学会関係者がめだった




↓午後2時から集会がはじまった



↓解放区となった正門前




↓公園裏まで人が



↓4党首ががっちり手をつなぐ



↓シールズの奥田愛基さん



↓音楽家・坂本龍一さん「まだ希望はある」



↓「12万人参加」感激で涙ぐむ菱山南帆子さん




↓集会が終わっても、雨の中人々は声をあげつづけた(16時半)




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/722.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 8・30決起行動という現実の中で(永田町徒然草)
8・30決起行動という現実の中で
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1711
15年08月30日 永田町徒然草


8月30日午後1時40分頃から午後4時20分頃まで、私は国会正門前と国会前公園にいた。その前に私は国会周辺を車で回ってみた。とにかくあちこちから人々が集まってくる。全体でどの位の人数が集まったのかは、よほど専門家でないと分からないであろう。国会正門前の広い道路が8・30総決起集会の開催場所となった。それは歴史上初めてのことであろう。

この場所に何人入れるのか私は知らないが、この場所には入れない人々は周辺の国会前の公園(森)で待機している。広大な公園なので数万人が待機できる。そうは言っても、国会正門前に来ること自体が混んでいるので簡単には無理である。だから外務省前とか財務省前でも街宣車を中心に人が集まり、そこが決起集会の場となる。たぶんそのような決起集会が10箇所くらいできたと思うが、その詳細は私には分からない。

国会前と国会周辺に集まった人々の数を私は詮索する気はない。ただ10万人前後であることは確かであろう。大変な人数である。これだけの人数が集まったので民主党・共産党・生活の党・社民党の党首4人集まって決意表明した。これは政治的に大きな意味がある。参議院において自公“合体”政権が安保関連法案の採決することを簡単に許すことができなくなったということである。是非そうあって欲しい。

私は2時間くらい国会前と国会前公園(森)にいた。3時過ぎからは、雨足がかなり強くなった。雨具は持って行かなかったので、シャツも体もかなりびしょびしょになった。そんなことはどうでも良い。家に帰ってお風呂に入ればどうということはなかった。それよりもこの決起集会に集まった政治的意味合いである。参加者の行動や様子を見ながら、私は雨の中でずっと考えていた。

感じること・思うことはあまりにも多過ぎて、ここで簡単に述べることはできない。またそう簡単に言うべきではないであろう。政治は現実から出発する。いや出発しなければならないのだ。自民党や公明党の中で、この決起行動のど真ん中で8・30決起行動が持つ意味合いを考えた人は果たしているのだろうか。野党の中でそれを突き詰めて考えた人はいるのだろうか。そこが重要なのだ。

今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/723.html

記事 [政治・選挙・NHK191] おめでとう。 ありがとう。 国会前に 『戦争法案反対デモに 35万人以上の終結』 BBC、CNNもトップニュースで伝える
おめでとう。 ありがとう。 国会前に 『戦争法案反対デモに 35万人以上の終結』 BBC、CNNも トップニュースで伝える。
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1531.html
2015.08.30 リュウマの独り言


 やったね。 たいしたもんだ。 10万人が反対を訴えた。 イギリスBBCも、 アメリカCNNも トップニュースで流した。 日本のテレビは … もう気にしないでおきましょう。 そのうち 恥ずかしくなりますよ。 


                                                      BASIL @basilsauce
Wow!!国会前だけで12万人が。行ってくださった方々に感謝します。



                                                  篠原 勝之 @ge_jitsukaKUMA
これより前には行けないが後ろにも戻れない。シールズのラップ調の演説と、国会議員の演説が始まり小沢に、龍一に、大きなシュプレヒコール❗組織されたのと違う一人ひとりのヒトガタが叫びプラカードを打ち振る。


                                                   イルカちゃん @purumeria88
今まで日本人はおとなしすぎましたよね。
                                             mitsuko osakabe @nekonomeiyuu
安倍やめろ 弔い風船 高々と



                                                        sig_yok @yoksig
今は戦争協力法案の廃案を目指して全ての野党、団体、市民・学生・社会人、老若男女が団結するときです。



                                                      洪笑日 @hongsoil
国会前デモ、韓国の総合ニュースも報道。 「日本、安保法案反対デモの人波。バスの車壁登場」



                                                 Richard Smart @tokyorich
People wondering whether this is bigger than antinuke protests, it doesn't look it.



                                                 孫崎 享 @magosaki_ukeru
国会前デモ:本日の参加者で国会前だけのスペースを言っている人がいますが、周辺の道路、公園にぎっしり人が集合、動きとれず。多分誰も正確な数字を把握して位大量の人、過去これだけの人が集まったのは1960年の安保闘争以来ないでしょう。その意義を無視する大手メディアは酷い。


                                                    布施祐仁 @yujinfuse
今日の忘れられない場面はこれ。人が多くなりすぎて柵が決壊して車道に溢れた時、先頭に立って前進してきたのは彼らだった。国会の真正面まで来た時、涙を流してる人もいた。彼らがどれだけ今日に懸けていたのか、それが伝わってくる表情だった。



                                                  ⛵motty⛵ @novtnerico
100万人デモ計画、海外メディアも大々的に報道!ロイター通信やタイムズ等にSEALDsの文字



 ちょっと 仕事から帰ってきたばかりで 整理がついていませんが、 皆さんと一緒にお祝いしたくて、一択ここでアップさせてください。  


 おめでとう。 ありがとう。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/724.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「ものを書く人間として絶対に許せない」――作家・森村誠一氏が国会前でスピーチ 「戦争は最も残酷なかたちで女性を破壊する」
「ものを書く人間として絶対に許せない」――作家・森村誠一氏が国会前でスピーチ 「戦争は最も残酷なかたちで女性を破壊する」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/260728
IWJ Independent Web Journal


「どうかみなさん、今日の雨を忘れないように」――。


 『人間の証明』などの作品がある作家の森村誠一氏が、2015年8月30日、約12万人が集まった国会前でマイクを握り、スピーチを行った。



 1945年8月14日、生まれ育った街・熊谷で空襲にあったという経験を持つ森村氏。これまで、新聞や雑誌など、様々なメディアで「反戦」のメッセージを訴えてきたが、この日は国会前に立ってマイクを握った。


 森村氏はスピーチの中で、戦争になったら女性や若者がいかにひどい目に遭うかということを、実体験を交えながら語った。


 「いわゆる、女性が壊されるということは、子どもが生まれなくなって、人生が破壊されて、そして地球が滅びるということ。女性を軽率に、軽蔑して、そして、竹槍を持たせてB29を沈める訓練をさせた。こんな馬鹿馬鹿しい戦争はない。その馬鹿馬鹿しい戦争を、安倍は再びできるような、可能な国家にしようとしています」


 以下、森村誠一氏のスピーチ全文を掲載する。


【スピーチ全文掲載】「ものを書く人間として絶対に許せない」――作家・森村誠一氏が国会前でスピーチ 「戦争は最も残酷なかたちで女性を破壊する」


■森村誠一氏スピーチ全文


森村誠一氏「私は喋れと言われれば、一時間ほど喋れます。


 今日与えられたのはたった4分。従って、今日はこれだけ大勢の集まった女性に対してお話しをします。


 戦争は女性を破壊します。最も残酷な形で女性を破壊します。例えば、現在、デモクラシーのシンボルのような憲法においても、女性が美しくある権利を保障するという言葉はありません。なぜ、ないか。それは当たり前のことを憲法で謳う必要はない。


 ところが、戦争が終わった当日、日本の女性、すべての日本人、女性を含めて兵士になれという命令が出ました。その時に女性はどうされたか。まず、女性はもんぺという一番醜い衣服を着て、パーマネントをした女性は髪を刈られ、振り袖を着た女性は袖を切られました。


 そういう中で女性は竹槍を与えられて、あの時、ルーズベルトやチャーチルの藁人形に竹槍で、刺し貫く訓練をさせられた。私はそれを見て、大切な女性が破壊されている光景をまざまざと見て絶対に女性にとって戦争をやってはいけない。ごく当たり前の女性の権利を破壊される。安倍政権は、その女性を殺そうとしています。


 そして、一番最初に犠牲者となるのは若者たち。


 若者たちが一番明白な危険に晒される。そして、女性にとって一番大切な『美しさを守る』ということが踏みにじられます。特に今日、この雨を共有した女性たちはこのことを絶対に忘れずに、戦争が始まったら、女性の人権は破壊されるということを絶対に忘れないでいただきたい。


 いわゆる、女性が壊されるということは、子どもが生まれなくなって、人生が破壊されて、そして地球が滅びるということ。女性を軽率に、軽蔑して、そして、竹槍を持たせてB29を沈める訓練をさせた。こんな馬鹿馬鹿しい戦争はない。


 その馬鹿馬鹿しい戦争を、安倍は再びできるような、可能な国家にしようとしています。私もものを書く人間として絶対に許せない。


 けれども、私はかなり危険な思いをしました。『悪魔の飽食』という、アンチ平和を、その戦争というものの真実を書いた場合に、『森村暗殺計画』が企画されました。つまり言論の自由、思想の自由も圧殺された。


 みなさん、この中で特に一番最初に殺されるのは若い人たちです。それも大学生、高校生が多い。みなさん、今日、降ったこの雨を共有して絶対に忘れない、絶対に安倍を許さない。そして絶対に戦争可能な国家にしてはいけない。


 それは私たちの責任でもあり、使命でもあり義務でもあります。以上、4分経ちましたので。どうかみなさん、今日の雨を忘れないように。希望の雨です。どうもありがとうございました」
(取材:阿部洋地、写真:城石裕幸、記事:平山茂樹)



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/725.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 時代遅れこそが「政界」に君臨し続ける謎 | 岩下俊三のブログ
岩下俊三のブログ

時代遅れこそが「政界」に君臨し続ける謎
http://blog.livedoor.jp/shunzo480707/archives/4929453.html





大昔(ジュラ紀?)は恐竜がすべの頂点にあったというしぃ、、、、それほどの昔ではなくても日本でも「驕る平家も久しからず」というしぃ、、、、、一挙に時代は下って20世紀の後半頂点を極めた「テレビ」ですらも、いまやその凋落が激しいのは自然の摂理でからしても当然であろう。

なかでも

80年代僕に面と向かって「面白くなければテレビじゃねぇ!」と豪語して威張りまくっていた某局の某有名Pは今頃どうしているんだろうと「つい」思ってしまう。

なにせ

曙橋といえばCX、CXといえば「お笑い」と「生中継」、なかでも高視聴率を誇っていた自社関連のヤクルト対ドル箱巨人戦といえばゴールデンタイムの稼ぎ頭の一つであったことはいうまでもない。

ところが

そのかって民放の雄であった「局」の、というよりテレビ自体の凋落が著しい。僕は「個人的に」ザマアミロと言いたいが、そこは我慢しても、、、

まあ

ネット社会の「僕ら」には関係ないと言えば関係ないのだろうけれど、自民党の広報にして大票田である某サンケイ・フジグループにとって「は」大問題であろう。

というのは

具体的に、たとえば8月25日を例にとってみると、件の某局はゴールデン帯で平均視聴率3.6%、プライム帯で3.5%しか獲れなかった。(獰猛な猛禽類の「テレビやさん」たちは視聴率の数字を「獲る」と言っていると「僕には」聞こえていた。したがって彼らにとって視聴者は「獲物」でしかない。)

さらに

この日は19゜00”からのプロ野球ナイター中継『ヤクルト対ジャイアンツ』が3.7%であったのにはさすがの厚顔無恥(?)のテレビマンも驚いているようだ。

しかも

昔からあまり取りこぼさない「日本独特の」野球中継がややもすれば全盛期の早朝とか深夜に近い数字しか取れなくなったというのは関係者にとってはショックであろうおもわれる。

ちなみに

その後も同局は21゜00”からの『発見!ウワサの食卓』が3.4%、22゜00”からの連続ドラマ『HEAT』が3.3%と4時間に渡って3%台を叩き出してしまい、放送開始時刻から放送終了までに一日の平均である全日視聴率の4.9%を下回ってしまったのである。これはゆゆしきことであろう。

もちろん

テレビの全盛期であれば、しかもトップを争う球団との巨人戦であれば、20〜30%は獲れたものを、いくら日本のプロ野球が二軍の消化試合(一軍はみな大リーグに行ってしまうから)でつまらなくなったと言っても、生中継のコストは変わらないというか増えてきているのにこれでは「商売」にならない。

とはいえ

長年どんな熱戦でも時間が来ればぴたりと中継を止めて視聴者をゴミのように扱い、エンタメ界の王のようにに君臨してきたこの局の傲慢さが今頃しっぺ返しにさらされていると言えばそれまでだが、そうとばかりは言えないのである。

なぜなら

あの巨人戦を商売道具として発行部数を誇ってきたかの「なべつね」のグループも最近のシンノスケとハヤトだけの「ビッグスターなしの」巨人ではやはり今一つ盛り上がらず、某日テレの十八番であったジャイアンツナイターもすでに高視聴率が期待できなくなっており、10%以下でもまあまあと言うところまで低迷しているのが実情なのだ。

ことほどさように

テレビの時代はすでに「終わっている」にもかかわらず、テレビしか情報源のない年代と人々を頼りにした選挙では自民党・ナンミョウ党が大勝するのだから困ったものだ。

さらに

黙って何もしなくても自動的に野党はかってに自滅や分裂をしてくれるし、時代そのものは21世紀で変わっているのに「政治」だけはまだ「アナログテレビ」のような前世期で止まっているようである。
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/726.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 国会包囲 国民大行動が安倍法制を阻止 | 高橋敏男のブログ
高橋敏男のブログ

国会包囲 国民大行動が安倍法制を阻止
http://3620065.at.webry.info/201508/article_23.html






今日の国会包囲は、小雨の中にも拘わらず、
物凄い数の国民が集まりました。

事前のお知らせでは10万人と謳われていましたが、
それを遥かに超える人が集ったのではないでしょうか?

ビニールテープやバリケードで侵入を阻止するため
警察官が壁のように立ちはだかっていました。

安倍政権の安保法制に“NO”を突き付けるために
出掛けてきた人々に対する人権侵害、
或いは表現の自由を侵害するものだと思います。

勿論、警察官は国民を守るために存在するはずなのですが、
この過剰警備の様子を見ていると、むしろ真逆です。
権力者側を守っているのは明らかです。

実際、集まった人達からは、一体誰を守っているのか?
国民を守らずして、何をしている!・・・と怒鳴る方もいました。

現場の警察官は、仕事ゆえ現場に立っているので、
抗議を受けることは心外だと思っていることでしょう。

ですから、国民の気持ちも分かっていると思うのです。
実際、参議院議員会館前から、衆議院第一議員会館、
そして首相官邸前を通り、左回りに国会正門前まで行きましたが、
道路に出ることは制限されている中でも、
なんとなくゆるい状態に感じました。

その後、取り敢えず左回りに一周しようと思い、
動こうとしますが、殆ど身動きできませんでした。

国会正門前は、国会包囲大行動主催者の本部がある関係か、
微動だにしないほど過密でした。

しかし、ここで知人の一人の姿が見えました。
ですから何とか人をかき分けて、
近づき声をかけることが出来ました。

いつもメールで貴重な情報を送ってぐれるNさんです。
元教員のNさんは、
安保法制は是が非でも廃案にしたいと常々仰っていました。

熱心な方ですから、
このような過密な場所でもお会いできたのでしょう・・・。

また今日は26日のタウンミーティングで約束通り、
小沢一郎さんも見えました。

民主党の岡田代表、有田芳生氏、坂本龍一氏も、
そして福島瑞穂さんも訴えていました。

憲法学者、政治学者をはじめ早々たる専門家も、
今の安倍法制が破綻していることを見抜いています。
殆んどの国民が安倍法制が憲法違反であることを知っています。

憲法違反の法律を作らせてはなりません。

それにしても警察車輌が道路沿いに連なって、
道路に人がはみ出さないようにという理由で
主権者の抗議活動を遮ることは、
国会論戦では勝てないと諦め、与党の数頼みに代え、
強行採決をやる積もりの安倍首相の気持ちなのでしょう。

悪い権力者ほどナンデモやります。
主権者国民の抗議など構わず、国民イジメの法案を通そうとするのです。

自民党は戦後、最悪な首相を産んでしまいました。
自民党議員の中でも安倍法制は間違いだと思う人がいると思います。

それならば団結して安倍法制を阻止しなければ、
将来に大きな禍根を残します。

国家破綻に繋がってしまうかも知れないのです。
自民党、公明党の責任は重大です。

この場においては、
少なくとも正々堂々と議論を尽くし採決に望むべきです。
勿論、党議拘束を外し、無記名投票を実施するべきです。

政党の公認権とカネで議員の素質を潰してはなりません。
このようにして、
安保法制が潰されるならば安倍の面子も保たれると思います。

国会は最高の意思決定機関です。論戦の場なのです。
ですから、そこで正々堂々と議論した上で熟慮して、
採決に望むべきなのです。


それから今日は色々な方に出遭いました。

横光克彦さん、平山基生さん、白川勝彦さん、村井実さん、
そして小沢デモでお会いしている平松さんです。
皆さん、専門家であり、ジャーナリストです。
そして一般国民です。

それぞれ皆さん頑張っています・・・。
安倍退陣を国民が迫っているのです。

この安倍退陣の声が、どこまで安倍首相の耳に届いているでしょうか?
この声が届かない筈はありません、
この様子が知れない筈はないでしょう。

オドオドびくびくしている精神状態であるでしょう・・・。
ならば意地を張らずに国民イジメの法案を廃案にすべきです。



(中央タスキの方は、福島瑞穂さん:憲政記念館前で)


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/727.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 行ってきたよ〜そうだっ! 8月30日は国会前に行こう! 報告編(みんな楽しくHappyがいい♪)規制は決壊した!凄い動画
行ってきたよ〜そうだっ! 8月30日は国会前に行こう! 報告編
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4341.html
みんな楽しくHappy♡がいい♪


国会議事堂前に到着したのは午後1時頃。
歩道の向こう側とこっち側。
真ん中には普通に車が走っていた。
向こう側から学生たちのスピーチが聞こえる。
私は警察の人に「ステージはどこですか?」と聞いた。
ちょっとイケメンの警官が「たぶんあっちの方です」にっこりと笑って教えてくれた。



歩道は歩けないほどの人混み。
近くの人に「こんなに人が多いんだから車道は解放するべきですよね」なんて話しかけたりしながら私はステージの方へ行こうとしていた。
13時からはSEALDsの時間。
向こう側の歩道から聞こえる安倍の歌の後、シュプレヒコールが始まっていた。
こちら側の歩道はは割と静かで、
国会議事堂を背景に写真を撮って「この写真は孫に見せるんだ」と言っている方がいたりして、
なんとなくあったかい雰囲気。
でも、ぎゅうぎゅう詰。



その時向こう側の歩道の人々が「安倍はやめろ」「憲法守れ」という声とともにあっという間に車道に飛び出した。
その姿に吸い込まれるように私も車道の方に近づいた。
車道と歩道の間にあるゲートを数人の人がこじ開けようとしている。
急いで動画に撮ろうとiPatで動画を撮った。


ゲートが破られる瞬間の動画を撮ることができたと楽しみに家に帰ってきて見たら、
なんか一瞬の早回しで終わってしまって意味不明><。
調べてみたら、「タイムラプス」という早回しの設定になっていたようで…(/ _ ; )
Youtubeで少しゆっくり再生して、もう一度録画してみました。
見にくいけれど許してね〜


ゲートが破られる瞬間の動画 ※文末に国会議事堂前デモ 歩道に人があふれた瞬間の動画があります。

↑コマ送りになっちゃってる上に音声もない動画(大失敗なのだ)



サァみんな、こっちへ



ゲートの前は押したり押されたり



警官もある程度必死で抑えているけれど、
ゲートの隙間から数人の人が車道へ飛び出した。
私も続こうと頑張る。
だって、歩道だけじゃ人々が多すぎて窮屈すぎるもの。



隙間はちょっとだけ



一人の警官が「ダメです」と言いながら抑えているけれど、道の向こう側から大きな男の人が来て、おまわりさんに背を向けて盾になって私を守ってくれた。そして、女の人が手を引っ張って私を車道に出してくれた。
すごい!
感動!!!


おまわりさんは私が車道に出るのを絶対に止めるという意思はなかったように私は感じた。
なんとなく本気じゃなかった。
「出てもいいよ」と、心のどこかで認めていてくれるような…そんな感じ(あくまでも個人の感想です)



そしてほどなくしてゲートは完全に破られ、歩道からはすべての人々が議事堂正面の車道に溢れ出した。
そこにはまだ数台のタクシーや乗用車が人混みに紛れて先へ進むこともできずに停まっていた。
だけど、今日国会議事堂前に集まった人々はみんなが紳士淑女。
「道を開けて」と誰かが声をかければ、身動き取れないくらいの人混みなのに、不思議なことにちゃんと車が走れるスペースが空く。
そして、とうとう車は一台もいなくなり、どこまでいるのかわからない人人人。
雨が降って寒いくらいのはずなのに、私がいる場所は熱気でムンムン
とっても暑かった。


青年たちのシュプレヒコールを大声で復唱しながら、なんか、涙が出てきた。
みんな、ものすごく真剣で。
子供もいるし、もちろんその親もいる。
高校生、大学生、…30代40代50代…80代(私が最初に言葉を交わしたのは80代の方だった)
すべての年代の人々がここに集まっている。
車椅子の方も、ここまで来るのはきっと大変だっただろうと思える人々もたくさんいた。
すごい
本当に凄かった。


脚立に乗っているカメラマンがいたから、
「最後尾見えますか?」と尋ねてみた。
「見えないなぁ」と答えたので、私は思わず「やったー!」とニッコニコ♪
そのカメラマンさんはちょっと困ったような顔をしてたなw


そんな中、私は講談師の神田香織さんを見つけて、思わず声をかけちゃったw。
以前お会いしたことがあるので、覚えていてくださったかしら。



「安倍はやめろ」の白黒の風船をつけた超特大の横断幕がやってくる。




後ろを振り返れば2時前なのに人々の最後尾なんて全く見えない。



心ゆくまで「安倍やめろ」って叫んだ後、最後尾はどこだろう?と、後ろの方に移動してみた。
どこまで行っても人人人で、最後尾には行き着けなかった。


とにかくものすごい人で歩くことも困難なほどだし、雨が降っているので傘なども危ないのだけど、
ここにきている人たちって、みんなみんなとってもあったかくて優しい。
自分のことよりも周りの人のことを考えて行動している感じ。
道も譲り合って、「こっちからの方が空いていますよ」と気軽に声を掛け合って、
人が溢れかえっているのに信じられないくらい居心地が良かった。
とってもあったかい空間だった。


そしてこの場にいるすべての人々が「安倍はやめろ」ってみんなが本気で思っていた。


たった一人で国会議事堂前に行くことに少しだけ不安はあったけれど、
本当に行って良かった。
だって、ここにいる人はみんなものすごく暖かい。
みんなものすごく優しい。
ひとりぼっちなのに、一人でいるんだなんて少しも思わなかった。


一人だから、行きたいところに自由に移動して、あちこち見ていろんなことを考えて、
かえって「自由に動けて良かったな」って、今は思っている。


警備をしている警察の人にも積極的に声をかけてみた。
「大成功でしたね」とか、「おつかれさま」とか、「駅はどっちですか?」とか、
そうすると、おまわりさんもみんなにっこりと笑って答えてくれた。


警察官だって、一人の市民だもの。
今日の日の大成功を心の中で喜んでいるのは、その表情でわかります。
冷たい雨の中、私たちの安全を守ってくださり、ありがとうございました。


今日はたくさんのパワーをもらって帰ってきました。
こんなに楽しいのだから、また行こうっと!


そして今後の課題は、私の友達みたいに無関心な人たちに今日の素晴らしさを伝えていくことだろうな、と私は思った。


ー追記ー
ひとつ言い忘れたことがあります。


毎日新聞の写真↓
http://mainichi.jp/graph/2015/08/30/20150830k0000e040122000c/002.html


すごいでしょ。
でもね、この写真の上下にある緑の木の下にもビッシリぎゅうぎゅうに人が詰まっているんです。
緑の葉が生い茂っているからその人々は写真には写っていません。
私は、そっちにも行ってみようと思ったけれど、人が多すぎて結局行けなかった。
それから、この写真には写っていない日比谷公園にも、いつも国会議事堂前に行っているベテランさん達が集まっていました。
なんでそれを知っているかって?
私が電車に乗るとき「安倍を許さない」と首からかけているおじさまがいたから、
「私は初めてなのでご一緒させていただけますか?」と尋ねたら、
「初めての人と、地方から来る人で国会前はいっぱいになると思うから私たちは日比谷公園に行くんです」とおっしゃって。
「あなたは初めてならば、国会に行くといいですよ」そう言ってくださったんです。
だから、日比谷公園にもたくさんの人がいたはずです。


ということで、ヘリでは写っていない、こんもりした緑の木下にもびっちりと人々がいたことと、日比谷公園にも集まっていたことを付け足しておきます。


違う角度(私がいた歩道の向こう側から見た映像)
国会議事堂前デモ 歩道に人があふれた瞬間(2015年8月30日) -Japanese Protest activity 2015.8.30-



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/728.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安保法案反対で国会前に12万人 全国300カ所以上でも続々と反対の声 − 新聞労連「70年前、新聞は戦争に加担した。」
Christian Today, Japan

安保法案反対で国会前に12万人 全国300カ所以上でも続々と反対の声
http://www.christiantoday.co.jp/articles/16923/20150830/830-demo-against-security-bills.htm



各々のプラカードを手に安保法案反対を訴える人々=30日、日比谷公園(東京都千代田区)の霞門付近で


安保関連法案に反対する大規模な抗議行動が30日、小雨が降りしきる中、国会周辺で行われた。主催者発表で約12万人が集まり、現在参議院で審議中の同法案をめぐっては最大のものとなった。この日は、国会前の行動とともに、全国各地でも同時に抗議行動が行われ、大阪市の扇町公園では、主催者発表で約2万5千人が集まり、「戦争アカン!」と書かれたプラカードを掲げ、「戦争反対」「いのちを守れ」などと訴えた。こうした抗議行動は全国300カ所以上で行われ、同法案反対の民意を大きく印象付けるものとなった。


国会前では、これまでおのおので声を上げていた、学生や若者による「SEALDs」、主婦らによる「安保関連法案に反対するママの会」、中高年を中心とした「MIDDLEs」、60、70代主体の「OLDs」なども共に声を上げた。抗議行動開始とされていた午後2時の1時間ほど前には国会北側で、自由の森学園の高校生を中心に、レ・ミゼラブルの「民衆の歌」の合唱があるなど、さまざまな世代がさまざまな形で安保法案反対を訴えた。日比谷公園の霞門近くには、十字架を掲げるのぼりも多く見られ、各教会で午前中の礼拝をささげた後、急いでやってきたというキリスト者たちが数多く集まった。



民主党の菅直人元首相(右)、社民党の福島瑞穂副党首(中央)、共産党の小池晃議員が登壇。国会の内側からも声を上げることを約束した。


霞門近くの街宣車からは、午後2時ちょうどから「戦争法案、絶対!」「9条守れ!」などのコールが始まり、地鳴りのような民衆の声が周囲を包んだ。数分に及ぶコールの後、街宣車の上に登場したのは野党議員たち。民主党の菅直人元首相は、「60年安保闘争では、安倍首相の祖父にあたる岸信介元首相が安保条約を強行採決の末、国会を通過させた後、その混乱の責任を取る形で岸内閣を解散させた。しかし今回、通過させてから解散ではなく、通過する前に廃案へ追い込もうではありませんか」と訴えた。


また、今月、同法案の参議院審議中に自衛隊・統合幕僚監部の内部文書を暴露した共産党の小池晃議員も登壇。「霞ヶ関で今日のような光景は見たことがない。この法案は、参議院で審議中にボロボロになってきた。廃案まであと一歩です。今の自民党は、まるで戦前の軍部の独走のようだ。皆さん、最後まで諦めずに共に闘いましょう」と語った。



作家の落合恵子さん。「今日、それぞれの事情を超えて、皆がここに集った意味は大きい」などと語った。


文化人からも反対の声が上がった。日本新聞労働組合連合の新崎盛吾中央執行委員長は、ジャーナリストの立場からスピーチを行った。「70年前の戦争で、新聞は戦争に加担したという事実があった。戦後、私たちの先輩は、『もう二度と戦争のためにペンを取らない、カメラを持たない、輪転機を回さない』と誓った。われわれは、その誓いの下に今まで仕事をしてきた。しかし、安倍政権は、私たちの取材をも取り締まる法律、特定秘密保護法案を成立させ、集団的自衛権の行使を認め、現在の安保関連法案の審議に入った。『戦争は秘密から始まる』といわれるが、まさにその通りになっている。これを防ぐことができるのは、世論の力だと私は思います。世論を反映してこそ、新聞であり、テレビ番組である」と語った。


作家の落合恵子さんは、「今日、それぞれの事情を超えて、ここにこれだけ大勢の人々が集まった意味は大きい。戦後70年を、新たな『戦前』にしないために、私たちが闘う。民意に耳を傾けるのは、民主主義の基本。政権与党の議員たちは、この光景を今どこで見ているのか。笑って見ているのなら、そのうち泣かせて見せようじゃないか!」と大声で語ると、それに応えるように群衆からは「おう!」と声が上がった。



日本バプテスト連盟ののぼりの下には、多くの牧師・信徒が集い、声を上げた。


この日デモに参加した日本バプテスト連盟東京北教会の魯孝錬(ノ・ヒョリャン)牧師は、「私は韓国で生まれ、韓国で育ちました。兵役も2年経験しました。その2年間は、自分が自分でいられなくなるほどの苦痛を味わいました。キリスト者として『殺してはいけない』と十戒にもあるのを知っているのに、人を殺す訓練をするわけです。日本には、憲法9条という素晴らしい憲法がある。戦争はしてはいけない。だれも戦争に出してはいけない。心からそう思っています」と話した。日本バプテスト連盟では、教団の名前が入ったのぼりを立て、関東近県の牧師や信徒が集まっていた。


また、日本基督教団本所緑星教会の信徒である藤野知恵子さんは、「私たちは、平和をつくり出すことを怠ってはいけないと思います。平和をつくり出すためには、みんなが戦争に行かなくて済むような環境が必要です。だからこそ、この法案には反対なのです。私のような小さな力も、何もしないでいるよりは少しでも行動しなくてはと思い、今日は国会前へやってきました。私たちに行動する力を与えてくださり、神様が祝福し守ってくださっていることを感謝致します」と話した。



大阪市の扇町公園で行われた抗議行動には、「戦争アカン!」と書かれたプラカードを持った人など、約2万5千人(主催者発表)が集まった。


これまでも安保法案反対の抗議行動に参加してきたという、日本ナザレン教団小岩教会の津田望さんは、「私の人生の中で、これほど多くの人を目の当たりにしたことはありません。老若男女、あらゆる言語、あらゆる宗教、あらゆる政党の旗が揺れ動いていました。『平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる』。デモの間、この聖句が頭をぐるぐると回りました。『平和を喜ぶ』でも、『平和を願う』でも、『平和を祈る』でもなく、『平和を実現する人々』。私たちクリスチャンは、今この時期に平和を実現させなければならない。まさに『シャローム』です。デモの最中、雨がどんどん強くなって、これまで数回のデモに使用した『九条壊すな』のプラカードは、芯まで濡れてとうとう再起不能になってしまいました。もう使わなくて済むことを願っています」と語った。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/729.html
記事 [政治・選挙・NHK191] (スピーチ全文掲載)「政党の立場を超え、安倍政権打倒に向け全力をあげていく!」――生活・小沢一郎氏代表が初スピーチ
IWJ Independent Web Journal

【スピーチ全文掲載】「政党の立場を超え、安倍政権打倒に向け全力をあげていく!」――生活・小沢一郎氏代表が初スピーチ 8・30国会前12万人抗議行集会で野党4党党首が大集結!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/260795


 「ここまでぼろぼろになった法案は廃案にするしかない!」−−。

 国会審議中の安保法案を廃案にすべく、国会前に集まった12万人の国民を前に、野党4党首が声をあげた。民主党代表の岡田克也氏、共産党委員長の志位和夫氏、社民党党首の吉田忠智氏、生活の党と山本太郎となかまたち代表の小沢一郎氏だ。

 なかでも目を引いたのは、小沢一郎氏だ。「今までこういう集会に顔を出したことはほとんどありません」と語る小沢氏が姿を見せスピーチを行ったことは、この日のデモの大きさを物語っている。

 4氏が壇上に上がると、参加者からは拍手と声援が送られた。4人の政治家たちは、通常の選挙の街宣では見られないほどの熱気に包まれた。

 安保法案を巡って、安倍政権が論理一貫しない答弁を国会で繰り返すことに関連し、岡田氏は、「議論すればするほどおかしくなる。議論すればするほどわからなくなる」と、政府のでたらめを突いた。安保法案については、志位氏が、「ここまでぼろぼろになった戦争法案は、廃案にするしかない」と言い、吉田氏が「憲法違反の欠陥法案」と一刀両断した。



 「力を合わせて、闘いぬきましょう!」と語った4党首は、スピーチが終わると壇上で手を握り合い、参加者とともに「戦争法案、絶対反対!」のコールを叫んで、野党と国民の「連帯」を強く参加者に印象付けた。

 以下、4党首のスピーチ全文文字起こしを掲載する。

記事目次

民主・岡田克也代表のスピーチ全文
日本共産党・志位和夫委員長スピーチ全文
吉田忠智・社民党党首スピーチ全文
小沢一郎・生活の党と山本太郎となかまたち代表スピーチ全文



民主・岡田克也代表のスピーチ全文





岡田克也氏「みなさんこんにちは、民主党代表の岡田克也です。今日はたくさんの民主党の議員、この活動に参加しています。本当にたくさんのみなさま、今日はこの国会を取り囲んでいただいて、ありがとうございます。

 今日から始まる3週間一日一日が、本当に大事です。参議院において、安保法案の審議が行われています。議論すればするほどおかしくなる。議論すればするほどわからなくなる。

 民主党はじめ各党の議論の中で、この法案の問題点、ますます明らかになりました。こんな法案、憲法違反の法案を通すわけにはいきませんみなさん。力を合わせてわたしたち国会のなかで結束をして頑張って参ります。

 しかし国民の皆さん、普通の国民が、みんなして危機感持って怒っている。このことを安倍政権に分からせなければダメなんです。ですからみなさん、これから3週間さらに力を貸してください。一緒になってこの法案、廃案にしようじゃありませんか。

 そしてもう一つ。安倍政権の狙いはこの法案にとどまるものではありません。自由民主党の憲法改正草案見てください。自衛権の行使を制限なく憲法が認めるようにしよう、限定した集団的自衛権の行使じゃなくて、集団的自衛権の行使は、認める憲法に変えよう。これが自民党のやろうとしていることではありませんか。

 安倍政治が続く限り、この動きは止まりませんよみなさん。一緒になってこの安倍政権の歩みを止めようじゃありませんか。

 どうか、最後までこの闘い、厳しい闘いです。しかし断固闘いぬいて、10年20年経って、『あの時あなたたちは何をしていたのか』と言われないように、私たちも徹底的に頑張ります。

 どうかよろしく願いします!ありがとうございました」


日本共産党・志位和夫委員長スピーチ全文





志位和夫氏「みなさんこんにちは。日本共産党の志位和夫です。

 参議院で『戦争法案』の審議が開始されて一ヶ月です。審議すればするほど、安倍政権が追い詰められる。まともな答弁ができなくなっているじゃありませんか。特別委員会の審議、これまでになんと77回も中断し、審議途中でも散会という自体が起こっています。ここまでぼろぼろになった『戦争法案』は、廃案にするしかありません。

 3つほど訴えたい。第一にみなさん、安倍政権は、『戦争法案』の根幹部分について、整合性のある答弁ができなくなっています。

 安部首相は集団的自衛権行使の具体例として、パネルまで使って、日本人を乗せた米艦の防護ということを言っていましたね。しかし先日の審議で中谷防衛大臣は、『日本人が乗っていなくても、集団的自衛権を行使することがある』と、言ったじゃないですか。

 あれほど繰り返した、ホルムズ海峡の機雷掃海についても、総理以外が「こんなことはありえない」と言う中で、言えなくなってるじゃありませんか。

 なぜ集団的自衛権行使が必要なのか。もう説明がつきません。

 政府が出してきた具体例というのは、どれもこれもがみんな、『嘘』『ごまかし』だったじゃありませんか。『嘘』『ごまかし』というのはどういうことでしょう。裏を返して言いますと、政府の裁量でなんでもできることですよ。自衛隊の戦争へ白紙委任状を与える。こんな法案断じて許されるべきではありません。

 第二に皆さん、今度の『戦争法案』、ありとあらゆる点で、自衛隊の軍事行動への歯止めがありません。

 参議院で恐るべきことが明らかになりました。米軍のために自衛隊がどんなものを運べるのか。クラスター爆弾を運べる、劣化ウラン弾も運べる、毒薬も運べる、核兵器まで法律上は運べると、こういうことです。大量破壊兵器も非人道兵器も、なんでも運べる。こんなものが憲法9条のもとで許されないことは明らかではないでしょうか。

 そして第三に、自衛隊統合幕僚監部が、秘密裏に、『戦争法案』の成立を前提に、具体化の検討をやっていたことが明るみに出てまいりました。

 その内部書を見て驚きましたよ。自衛隊と米軍との『軍軍の調整所』を作ると書いてある。『共同戦争CM』も作ると言うんです。それから南スーダンPKOは今、駆けつけ警護を追加する。南シナ海での警戒活動を検討する。どれもこれも国会では一度も説明されたことはないことですよ。

 それも5月26日、衆議院で審議が始まったその日に、全国350人も幹部自衛隊を集めて意思統一していた。これが「軍の暴走」と言わずしてなんというのかということになるじゃありませんか。

 戦前戦中、天皇大権のもとに軍部が暴走して侵略戦争になりました。今、米軍の大権、米軍の指揮下で自衛隊が暴走している。首相も防衛大臣も、この二人には揃ってやめてもらおうじゃありませんか。

 あと4週間、会期末までここが正念場です。絶対に止めようじゃありませんか。この手の運動を広げに広げる。この力で安倍政権を羽交い締めにして、参議院の採決させない。衆議院にも採決させない。必ず廃案に追い込み、安倍政権を打倒しようじゃありませんか。

 共に頑張りましょう!ありがとうございました」


吉田忠智・社民党党首スピーチ全文





吉田忠智氏「社会民主党党首の吉田忠智でございます。戦争法案廃案を求めて国会包囲行動に参加のみなさん、大変お疲れ様です。社民党を代表して心から連帯のご挨拶を申し上げます。

 みなさん、国会の審議は、安倍総理の思い通りにはまったく進んでいません。どうしてなのか。日本各地で戦争法案反対の声が大きく広がっているからであります。

 衆議院では118回国会が止まりました。そして参議院でもすでに77回も止まっています。大臣の発言がころころ変わる。修正に修正を重ねる。まさに憲法違反の欠陥法案であります。

 この間の国会の議論で、わたしは三つのことが明らかになったと思っています。

 一つは憲法違反。同じことの答弁しかしない。長年自民党政権の元でも積み上げてきた、集団的自衛権行使はできないという憲法解釈を、1972年の政府見解をつまみ食いしている。理由はただひとつ、安全保障環境が変わった。そして昨年の閣議決定で解釈を変えました。立憲主義を否定する、法的安定性などまったくない。暴挙じゃありませんか。

 二つ目。自衛隊を、アメリアや密接な国々と一緒に海外に派遣をする。全く歯止めのない海外への派遣で、戦争に巻きこまれる危険性が高まるのであります。

 安倍総理も中谷大臣も、『法律上はそうなるけども、政策では行わない、核兵器も輸送できるが、政策としてそのようなことは行うことはない』。そのように言いますけれども、そんなものは全く歯止めがないじゃありませんか。

 三つ目。安倍総理の『積極的平和主義』は時代遅れでまやかしだ。武力を背景にして、そして外交を行う。これは極めて時代遅れの安全保障政策であります。

 先日来日した、『積極的平和』を唱えるヨハン・ガルトゥングさんが言いました。

 『専守防衛も大事だ。しかし、紛争や戦争のもとになる貧困や差別や抑圧、これを取り除く人間の安全保障こそ、今一番大事だ』

 それを具体化するのが、憲法の前文、そして平和主義・基本的人権の尊重・国民主権、そして憲法9条を含む平和憲法じゃありませんか。平和憲法の理念を活かす安全保障政策こそ、今、求められています。そのように確信しています。

みなさんいよいよ正念場です。これからの私たちの闘いと行動が、必ずこの『戦争法案』を廃案に追い込む、そのように確信しています。社民党も、政党の立場を超えて、立場の違いを超えて、『戦争法案』廃案、安倍政権打倒に向けて全力をあげていく決意を申し上げまして、連帯のご挨拶に変えさせていただきます。

 頑張りましょう! ありがとうございました」


小沢一郎・生活の党と山本太郎となかまたち代表スピーチ全文





小沢一郎氏「大勢の国民の皆さん、今日は本当にご苦労さんでございます。ただいまご紹介いただきました、小沢一郎です。

 私は今まで、こういう集会に顔を出したことはほとんどありませんけれど、今回だけは何としても、いい加減で馬鹿げた危険な法律を阻止するために、何としても皆で力を合わせなければいけない。これを阻止して、安倍内閣を退陣に追い込む、そういう思いの中で今日、皆さんの前に立ちました。

 どうか皆さん、私どもも、岡田代表をはじめ、各党の皆さんと力を合わせて、最後の最後まで闘い抜く決意でございます。どうか国民の皆さんのお力を頂きまして、お互いに力を合わせて、安倍内閣の退陣までがんばりましょう。

 よろしくお願いいたします」
 
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/730.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 日本の春9/1,2015:私たちは今、自由と平和な日本へ向かうマーチのスタートラインに立っている
歴史的な8・30国会前抗議集会のイベントのプレリュードとなる美しい合唱を自由の森学園の生徒たちが会場に響きわたらせてくれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【動画】自由の森学園合唱『民衆の歌』
https://www.youtube.com/watch?v=Ex6Rs5xBPME

戦う者の歌が聴こえるか? 鼓動があのドラムと 響き合えば
新たに熱い 生命がはじまる 明日が来たとき そうさ明日が!

列にはいれよ 我らの味方に 砦の向こうに 世界がある
戦え それが自由への道

戦う者の歌が聴こえるか? 鼓動があのドラムと 響き合えば
新たに熱い 生命がはじまる 明日が来たとき そうさ明日が!

悔いはしないな たとえ倒れても 流す血潮が 潤す祖国を
屍超えて拓け明日のフランス

戦う者の歌が聴こえるか? 鼓動があのドラムと 響き合えば
新たに熱い 生命がはじまる 明日が来たとき そうさ明日が!

レ・ミゼラブルの「民衆の歌」の日本語歌詞と英語歌詞

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*レ・ミゼラブル ー民衆の歌(Do You Hear The People Sing?)ー 

1832年、パリ。
1830年の七月革命によりブルボン朝が倒れたあと、フランスではルイ・フィリップが王位に就き立憲君主制に移行しますが、中流階級が潤う傍ら労働者は相変わらずいわれなき抑圧と貧苦に喘いでいます。

こうした不公正な社会を糺(ただ)し、自由で平等な社会の実現を目指す学生組織「ABCの友」は、アンジョルラスをリーダーとして革命を決意します。そしてバルジャンの娘コゼットの恋人マリウスも加わり、ある夜、パリの貧民街にバリケードが築かれます。

このバリケードの中で、政府軍の攻撃を待ち受ける学生達が歌う歌が「民衆の歌(Do You Hear the People Sing?)」です。

【動画】Do you hear the people sing? best songs 2 Scenes GENERAL LE MARQUE & the ENDING Les Misérables 2012
https://www.youtube.com/watch?v=6eS-JqesARY

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私たちは2011年の3・11を決して忘れない。

敗戦後の対米従属に終始した日本の戦後政治を転換するマーチはゴールに到達するまで止まらない。

夜明けを迎えない夜はない。

春の訪れない冬はない。

2015年の8・30イベントは長いマーチのほんの始まりにすぎない。

2012年不正衆議院選挙でねつ造された安倍ニセ政権退陣の後にどのような日本を建設するかは日本国民の意思にかかっているのだから。

☆F★

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参照

● 今日は、裏社会が断崖から足を踏み外した歴史的記念日ですね。(RK8/30)
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201508/article_170.html

こんな危機的状況で、安倍晋三は、米国金融ユダヤ人の命令通り、無理やり法案を成立させるのか?それとも時間切れで廃案?

来夏、不正選挙で国民の信を得たと強弁し、仕切り直しですか?それとも今すぐ?

そうなると、次の選挙までの間、我々RK独立党は「不正選挙」の存在を、半覚醒した国民に知らしめる努力が必要になりますね。

「2016年夏の参院選では 支持率ゼロの自民党が勝利します。 4回目の不正選挙です。」

これを、世に浸透させなければ。そして、創価の内紛が、創価信者による不正選挙幇助、偽票書きを阻止する。

いいですね。いい風が吹きまくっています。

ワクワクです!

● 安保法案反対の抗議行動に12万人が集結!しかし、その結果が安倍政権を退陣に追い込むだけならほとんど意味は無い。敵の本体は安倍政権ではなく、アメリカの金融マフィア、戦争屋なのだから。
http://samadi.cocolog-nifty.com/sahasrara/2015/08/post-5399.html

山本太郎議員が国会でぶちまけたように、安保法案の内容はアーミテージ・ナイ・レポートのほとんど完全コピー。つまり安倍政権はアメリカに命令されたことをそのまま丸呑みで実行しようとしているに過ぎず、その背景には、戦後70年ずっと日本はアメリカに植民地同然の支配を受けており、命令されたことは何でも言いなりの状態という現実があるのです。

つまり、安保法案を日本人に押し付けようとしているのはアメリカの意志であり、安倍政権はその「下請け」に過ぎません。たとえ今回の抗議行動で安倍政権を退陣に追い込んだとしても、それだけではなんにもならないのです。安保法案を廃案にして、二度と同種の法律を作らせないようにしない限り、抗議行動が成果を上げたとは言えません。命令しているのはアメリカの金融マフィア、戦争屋ですから、彼らにしてみれば日本の総理大臣などただの使い捨ての駒でしかありません。根本的には、日米安保条約や日米地位協定などの不平等条約を破棄し、在日米軍を日本国内から追い出すことができれば、完全勝利といえるでしょう。敵の本体は安倍政権ではなく、アメリカの金融マフィア、戦争屋なのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/731.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 8・30を一言も報じないNHKとは !?(永田町徒然草)
8・30を一言も報じないNHKとは !?
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1712
15年08月31日 永田町徒然草


NHKの午前5時から始まるニュースを見た。30分もあるというのに昨日の8・30大決起集会について一言も報じないというのは一体どういうことだ。ちなみに日本テレビでさえ午前4時のニュースでチャンと報道していた。他の局は確認していないが、少なくともNHKの報道姿勢には怒りを禁じざるを得ない。国会正門前の道路が法案反対の人々で埋まってしまうなど、昭和60年の安保騒動以来初めてのことなのに。

PS 午前6時からのTBSとフジテレビのニュースではチャンと8・30について報道していた。テレビ朝日は確認していない。それにしてもどちらも集まった人数について主催者発表12万人、警察発表3万人と報じている。主催者発表は良いとして、警察発表というのはいったい何なのだ。警察はどう測定したのだろうか。仮に正確に測定したとしても、何の権限と理由でわざわざ発表するのだろうか。警察当局が安倍首相の“犬”であることは明白なのに。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/732.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 首相サイド 総裁選無投票再選のため石破支持派公認外し恫喝(週刊ポスト)
首相サイド 総裁選無投票再選のため石破支持派公認外し恫喝
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150831-00000001-pseven-soci
週刊ポスト2015年9月11日号


 9月8日に告示される自民党の総裁選挙。ライバルの石破茂・地方創生相が事実上の出馬断念を表明すると、各メディアは一斉に「安倍晋三首相が無投票当選」と報じた。実はこの裏で、何が何でも「無投票再選」に持ち込みたい首相サイドは党内引き締めに躍起になっていた。

 安保法案の強行採決で安倍内閣の支持率が30%台に急落すると、石破グループ内から「総裁選に挑むべきだ」と主戦論が挙がった。官邸や自民党執行部がそれにぶつけたのが、石破支持派議員に対する“公認外し”の恫喝だった。

 さる8月3日、自民党は安倍首相出席の選対本部会議で来年夏の参院選の1次公認候補39人(選挙区27人と比例代表12人)を決定した。そのうち比例代表には「女性活躍社会に向けて候補の約3割を女性にする」という方針から、3人の女性新人候補が選ばれた。

 ところが、なぜか現職の自民党女性局長である三原じゅん子氏が漏れた。現職の改選組では他にも小坂憲次・元参院幹事長の名前もなかった。2人とも前回の総裁選で石破氏の推薦人を務めた石破支持派の中核だ。石破側近議員が語る。

「小坂さんの場合、『来年の改選時に党の内規である議員定年の70歳を超える』と説明された。しかし、小坂さんより年上の水落敏栄氏は公認されたし、一昨年の参院選でも当時71歳だった山東昭子氏が公認されて当選している。

『なぜ、水落、山東は公認されて小坂はダメなのか』という疑問の声が挙がると、選対の幹部は『水落の支持基盤は日本遺族会で支持者が70歳以上だからいいんだ。山東は何かの手違いで公認された』といってのけた。三原氏が漏れたのは“石破が総裁選に出馬する気なら公認しないぞ”という嫌がらせとしかいいようがない」

 三原氏の事務所に聞くと、「現在、神奈川県連からは内定を頂いておりますが、県連における手続きの関係上、党本部にはまだ上申されておりません」と回答した。

 総裁選出馬には国会議員20人の推薦人が必要だ。対立候補を支持する議員たちに“推薦人になるなら次の選挙で公認しないぞ”と圧力をかける横暴なやり方だ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/733.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 橋下徹の言う事は何から何まで信じられない(まるこ姫の独り言)
橋下徹の言う事は何から何まで信じられない
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2015/08/post-75f1.html

金子勝氏のツィートから引用
>【類は友を呼ぶ】橋下氏は、大阪都構想の住民投票敗北で
政治家引退を表明。維新の党顧問を辞任した時、党を分裂し
ないと言って1日で新党結成。これが最後の仕事?また嘘でし
ょう。安保法案を通すために、答弁がコロコロ変わり、最後は
「総合的判断」でOKのアベとそっくり。
お友達は似た者同士です。

大坂都構想が住民投票で敗北した時、橋下徹はなんと言った

今年12月の市長任期満了を持って政界完全引退と言った。
そして今回、柿沢とのいざこざから松井が”責任も取らない人
が所属議員を取りまとめ、さまざまな指示や命令を飛ばす。
誰がついていくのか”と柿沢を罵倒している。
松井は、柿沢に対して、永田町病にかかっていると言ってい
たが、結局、橋下・松井も、永田町病にかかっている。
それが自分たちには分からないだけだ。

その挙句が、松井、橋下が党顧問を辞任した。
橋下は27日に離党した際、維新の党幹部にメールで「党を割
らない」と伝えていたのに、その間わずか1日で新党結成の話。

橋下氏「12月までに新党」=国政転身も、維新分党提案へ
                時事通信 8月29日(土)16時49分配信

>地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹大阪市長は29日、
大阪府枚方市で街頭演説し、同会を母体とする国政新党につ
いて「(自身の市長)任期満了の12月18日までの間に、大阪維
新の会という国政政党をつくる道筋を付けて、松井一郎大阪
府知事や会のメンバーにその政治グループを引き渡したい」
との考えを明らかにした。
>また、松井氏は記者団に、橋下氏が国政選挙に出馬する可
能性について「十分ある」と述べた。

橋下にとって、本当にこれが最後の仕事なんだろうか。
橋下は、12月で市長任期満了となって政界引退すると言い切
ったが、これが残り3カ月をかけた人間の動きなんだろうか。
これから新党結成に向けて忙しい毎日になる筈だが、まともに
市長職をこなせるのか。
多分、市長職どころではないはずだ。

政治家から全面撤退すると言った橋下に対して、もちろん願望
もあるのだろうが、政界復帰は十分あるとする松井。
この橋下・松井に至っては、もう、どれだけ舌が付いているのか
分からない状態だ。
言ったもん勝ち、騙す、嘘をつく、威張る、批判した相手を倍返
ししてやり込める、権力をかさにきてやりたい放題だ。
大阪では未だに偉い人気だが、これだけ傍若無人に振る舞っ
てそれが政治家の資質だと思われているとしたら、一般社会
では通用しない半端者しか政治家になれないと言う事か。
しかも自分の言った事を次から次へとコロコロ変える。
もう有権者は何を信じて良いか分からないのではないか。
それでも大阪の人は橋下に期待をかけているとしたら、全国的
には理解しがたい、すごい土壌だと思うしかない。
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/734.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 8.30デモに多数の市民、4党首も参加。安倍にナメられないために、さらなる追い込み活動を。(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/23617953/
2015年 08月 31日

 昨日8月30日の午後、東京の国会議事堂前で、安保法制に反対するため10万人規模の集会&デモが敢行された。また、全国300カ所でも、デモや集会が行なわれたという。(**)

 国会前には、メインの主催者である市民団体「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」だけでなく、SEALDsをはじめとする学生の団体、ママを含めた女性の団体、弁護士や学者の団体などなど様々な人たちが集まって、大きな声を上げていた。(・・)
 
 野党4党(民主、共産、生活、社民)の党首も参加して、力強く安倍政権&安保法制に抗議すると共に、最後まで廃案を目指して抵抗する方針を示した。
 また、ミュージシャンの坂本龍一氏もマイクを持ち、「憲法や民主主義を取り戻すための大事な時期で、僕も一緒に行動していく」と訴えたとのこと。他にも作家の森村誠一氏など著名人が参加していたという。(++)

* * * * * * 

<安保法案>反対の波 全国300カ所でデモ 

 参院で審議中の安全保障関連法案に反対する市民らの抗議集会が30日、東京・永田町の国会議事堂前であった。雨の中、学生や子供連れの親、戦争を体験した高齢者などさまざまな世代や立場の人々が正午過ぎから国会一帯を埋め尽くし、法案を廃案にすべきだと訴えた。参加者は警察当局によると3万人、主催者発表では12万人で、同法案に対する抗議活動としては最大規模とみられる。

 市民団体「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催の「国会10万人・全国100万人大行動」の一環。同団体の呼び掛けで29、30両日、抗議の集会やデモが全国47都道府県の計300カ所以上で開かれた。

 国会前で午後2時に始まった集会には野党4党のトップも駆けつけ、成立阻止に意欲を見せた。民主の岡田克也代表は「参議院での議論で法案の問題点がますます明らかになった。こんな憲法違反の法案を通すわけにはいかない。これから3週間、さらに力を貸してほしい」と呼びかけた。

 生活の小沢一郎共同代表は「今までこういう集会に顔を出したことはほとんどない。今回は何としても、いいかげんでバカげた、そして危険な法律案を阻止するためにみんなで力を合わせないといけない」と声を張り上げた。共産の志位和夫委員長は「ここまでボロボロになった『戦争法案』は廃案にするしかない」、社民の吉田忠智党首は「政党の立場を超え廃案に全力を挙げる」と訴えた。

 また、壇上でマイクを握った音楽家の坂本龍一さんは「憲法の精神、9条の精神がここまで根付いていることをみなさんが示し、勇気づけられている。憲法や民主主義を取り戻すための大事な時期で、僕も一緒に行動していく」と語った。学生団体「シールズ」のメンバーで明治学院大4年の奥田愛基さんは「憲法を守った方がいいって、変なことですかね。おかしな主張ですかね。利己的ですかね」と訴えた。

 政府・与党は来月11日までに法案を参院で採決し、数の力で成立させることを目指してきた。だが、審議は中断続きで採決は困難との見方も広がり、与野党の水面下での攻防は激化している。【樋岡徹也】(毎日新聞15年8月30日)』

『集会には安全保障関連法案に反対する著名人も参加し、ステージから法案の撤回を求めました。
作家の森村誠一さんは「戦争で最初に犠牲になるのは若者たちです。私はかつて戦時中に女性が竹やりを持たされ、訓練させられる光景を見てきました。だからこそ、絶対に戦争可能な国家にしてはいけない」などと訴えました。
 このほか、宇宙物理学者で総合研究大学院大学の池内了名誉教授は「科学の軍事利用が具体的に始まり、海外に出かける兵士たちに武器を与える研究を科学者にさせるという状況が生まれつつある。今の段階でこうした芽を取り去るべきだ」などと主張しました。(NHK15年8月30日)』

<国会前デモの人数が主催者発表12万人、警察当局3万人とかなり差があるのは、(もともと主催者と警察発表は差があるものだけど)国会周辺にいた人たちの数と国会の真前にいた人たちの数の差もあるのかも。国会の真前は混んでいた&警察も多く規制のロープやバリケードなどもあったことから、国会周辺にいた人がかなりいたようなので。>。

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 残念ながら、野党5党のうち、維新の松野代表は党がゴタゴタしていることもあってか、今回のデモには参加しなかったのだが。^^;
 民主、共産、社民、生活の4党の党首も現場にGO!一緒に壇上に上がってスピーチを行なった後、4人で手を取り合って、参加者の声援に応える姿が見られた。(・・)

 民主党の岡田代表は、すっかり野党第一党の党首らしくなって、安倍政権に対する批判も堂に入って来た感じが。(++)
 mewは、特に「厳しい戦いだが、10年、20年経って『あの時、あなたたちは何をしていたのか』と言われないように徹底的に戦う」という部分に共感した。<mewもあとから何もしなかったと後悔するのがイヤで、このブログを続けているようなもんだしね〜。(~_~;)>

 また、生活の小沢代表がデモに参加して野外でスピーチするというのは、本人も言っていたように、めったにないことだと思うし。小沢氏の、何とか野党共闘を成功させたいという思いが伝わって来るようにも思えた。(**)

* * * * *

 民主党の岡田克也代表のスピーチ(朝日新聞15年8月30日)

『これから(国会閉会までの)3週間、さらに力を貸してください。一緒になって(安全保障関連)法案を廃案にしようじゃありませんか。安倍政権の狙いはこの法案にとどまるものではありません。自民党の憲法改正草案を見てください。自衛権の行使を制限なく憲法が認めるようにしよう、限定する集団的自衛権でなく、集団的自衛権の行使を認める憲法に変える。これが自民党がやろうとしていることです。
 安倍政権が続く限りこの動きは止まりません。一緒になって、この安倍政権の歩みを止めようじゃありませんか。厳しい戦いだが、10年、20年経って「あの時、あなたたちは何をしていたのか」と言われないように徹底的に戦う。』

 生活の党と山本太郎となかまたち・小沢一郎代表のスピーチ(同上)

 私は今までこういう集会に顔を出したことはほとんどありませんけども、今回だけは、何としても、いい加減で、バカげた、そして危険な法律を阻止するために何としてもみんなで力を合わせないといけない。それを阻止して、安倍政権を退陣に追い込む、そういう思いの中でみなさんの前に立ちました。どうぞみなさん、私どもも(民主党の)岡田代表をはじめ、各党のみなさんと力を合わせて最後の最後まで戦い抜く決意です。』

『共産党の志位委員長は、「審議をすればするほど安倍政権が追い詰められ、まっとうな答弁ができなくなっている。ここまでぼろぼろになった『戦争法案』は廃案にするしかない。安倍政権を羽交い締めにして採決させず、必ず廃案に追い込もう」と述べました。
 社民党の吉田党首は、「国会審議では大臣の発言がころころ変わっていて、まさに憲法違反の欠陥法案だ。平和憲法の理念を生かした安全保障政策こそが、今、求められており、政党の立場を越えて、『戦争法案』の廃案に全力を挙げていく」と述べました。(NHK15年8月30日)』

* * * * * 

全国各地の集会にも多くの人々が集まった。

『30日は国会周辺だけでなく、全国各地で安全保障関連法案に反対する集会やデモが行われ、名古屋市では、母親らのグループの呼びかけで名古屋駅前でデモ行進が行われ、参加者は「子どもを守れ」などと声を上げていました。

 また、北九州市では参加者たちがサッカーの「レッドカード」をイメージしたという赤い服などを身に着けて中心市街地を歩きました。
 広島市でも市民グループの呼びかけで集会が開かれ、参加者は街頭でチラシを配ったり、「戦争反対」などと声を上げたりして法案への反対を訴えました。(NHK15年8月30日)』

『大阪市北区の扇町公園であった集会にも約2万5000人(主催者発表)が集まった。集会の呼びかけ人となった大学教授らが安保法案の廃案を求めるスピーチをした後、参加者らは「戦争アカン!」と書かれたプラカードを掲げ、市内を三つのコースに分かれてデモ行進した。大阪府箕面市の大学教員の女性(56)は「米国に追随して戦争ができる態勢をつくる法案。近隣諸国との亀裂を生むような政権の動きに危機感を覚える」と話した。【遠藤孝康】(毎日新聞15年8月30日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 そして、集会に参加した人たちの声も。(・o・)

<ちなみにmewも、初めて税金を払った時に、自分の払った税金が人を殺すための弾丸に使われるはイヤだと強く感じたのよね。しかも、懸命にやった仕事の税金が、実は、小さな砲弾一発にしかならないと知って、愕然としたです。_(_^_)_>

『若者の代表として大学生の寺田ともかさんが発言し、「私の払った税金が弾薬の提供のために使われ、遠い国の子どもたちが傷つくのだけは絶対に止めたい。『やられたらやるぞ』と威嚇するのではなく、そもそも敵を作らない努力を諦めない国でいたい。戦争法案は絶対に止めることができると信じています」と訴えました。

看護師を目指す学生は

集会に参加した東京の佐竹美紀さん(23)はボランティア活動で、戦争で傷ついたアフガニスタンの子どもたちの医療支援をした経験から、「正しい戦争などない」と考えるようになったといいます。自衛隊員が誰かを傷つけたり、傷つけられたりする事態を招くべきではないと、法案に強く反対していて、看護師を目指す勉強の合間を縫って集会に駆けつけました。
佐竹さんは、「これまでの海外派遣で、自衛隊が武力を行使しないことで築いてきた信頼を、法案が崩してしまうのではないかと危機感を抱いています。一度、武力を行使する方向にむかうと歯止めがきかないと思うし、日本は人道支援や技術の提供で各国からの信頼を地道に得ていくべきだ」と話しています。

若者グループのメンバーは

安全保障関連法案に反対する若者たちのグループ「SEALDs」の中心メンバーの1人で大学4年生の元山仁士郎さんは、「きょうは多くの人たちと声を上げられることができ、勇気をもらった。今後も全国の若者と連携し、法案に反対の声を上げ続けていきたい」と話していました。
また、沖縄県出身の元山さんは「ずっと平和を求めてきた沖縄の思いが本土でも広がってきていると思う。これからもっと連携していけたらと思う」と話していました。(中略)』

* * * * *

 ただ、mewは、正直を言うと、まだまだこれでは足りないと思っているし。これに満足して、結局は夏の大イベント、思い出に終わらせてはならないとも考えている。(・・)

 というのも、安倍首相&仲間たちや自民党は、13年末の秘密保護法の時もそうだったのだが、今回の集会には目や心を向けないようにして(あたかも、そんな集会はなかったかがごとく)、粛々と安保法案を強行成立させる気でいるからだ。(-"-)

 彼らは、どうせ「こんな大規模な抗議集会やデモは続かない」「若者は、単にノリで騒いでいるだけだ」「他国のような大きな騒動(or暴動)には発展しない」「国民の多くは、法案が成立したら諦める」「来年の選挙の頃には、ほとんどの国民が忘れているだろう」とタカをくくっているのである。(ーー)

 もちろんmewは、暴動を起こすなど、決して暴力的な手法は用いるべきではないと思っているのだけど。<暴力は反対!違法行為もダメ!(`´)>
 でも、安倍首相や自民党が(公明党も)「もしこのまま法案を強行成立させたら、ただじゃ済まないかも」と、ある種の圧力や脅威を覚えるぐらいに、国民の強い意思、エネルギーを示す活動を継続的に行なうことが必要だと思うのだ。(**)

 しかも、以前も書いたように、安倍祖父の岸信介首相(当時)は、1960年に学生などによる反対運動が激化する中、強引に安保条約改正を行なったのだが。国民からの支持が低下したこともあり、国会や社会の混乱の責任をとって、自ら首相を辞任することになったのだ。(@@)

 ところが、安倍首相はと言えば「国民の多数が反対する安保法案は今国会で成立させる」と。しかも「自分はあと3年、次の任期いっぱい(うまく行けば、五輪まで5年?)首相を続けて、今度は憲法改選を実現したい」と欲張りなことを考えているわけで。完全に国民をナメ切っているのである。(ーー゛)

 それゆえ、ここから安倍首相が「もし安保法案を強行成立させたら、首相の座に居座ることはできない」と覚悟せざるを得ないように、一般市民、野党、識者、メディアなどなどの力で、ここからどんどんプレッシャーをかけて追い込んで行かなければならないと思うmewなのだった。o(^-^)o みんなでガンバ!

THANKS
 


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/735.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 小沢一郎代表は、「オリーブの木」で政権奪取、「健全な2大政党政治」を根付かせる戦略・戦術を展開中だ
小沢一郎代表は、「オリーブの木」で政権奪取、「健全な2大政党政治」を根付かせる戦略・戦術を展開中だ
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/74c2eb9c0796230c0e15d733837991f8
2015年08月31日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」


◆「今回だけはなんとしても、いいかげんでばかげた危険な法律を阻止するために、何としても力を合わせなければならない」


 小沢一郎代表は8月30日午後、民主党の岡田克也代表、社民党の吉田忠智党首、共産党の志位和夫委員長とともに、国会正門前に揃い踏みして、安倍晋三首相が、ゴリ押しして今延長国会(会期末9月27日)で可決成立させようとしている安全保障法制整備関連法案に反対し、「可決成立阻止」を訴えた。


これら野党4党首に維新の党の松野頼久代表を含めた5党首は8月19日、岩手県知事選挙告示(20日)を直前にして、盛岡市内に揃い踏み「共同記者会見」し、盛岡市に集まり、小沢一郎代表の側近中の側近である達増拓也知事の「3選支持」を表明した。達増拓也知事は、対立候補がいなかったため、無投票当選した。自民党・公明党に支援された平野達男務参院議員は、「勝てない」と判断した安倍晋三首相の要請で、「敵前逃亡」させられた。野党が結束すれば、自民党・公明党に支援された候補予定者を「敵前逃亡」させて事実上、打倒することができることを実証したのである。


今回、松野頼久代表は、維新の党分裂騒ぎの最中にあり、姿を見せなかった。だが、民主党との合流に向けての協議に意欲的だ。


◆「戦争法案、今すぐ廃案」―雨が降る中、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案への反対を叫ぶ国会周辺の市民集会・デモには、主催者発表で12万人(警視庁発表3万人)が参加した。主催者は一斉行動を呼びかけ、北九州、大阪、広島など全国300か所以上で集会・デモが行われた。


 消費税増税(5%→8%→10%)反対、原発再稼動反対、「集団的自衛権行使容認・憲法解釈変更・閣議決定(2014年7月1日)」反対、安全保障法制整備関連法案に反対などと安倍晋三首相は、国民有権者の批判の嵐にさらされ続けているうえに、中国、韓国、ロシアから相手にされず、近隣外交において、孤立無援の度合いを深めている。とくに安全保障法制整備関連法案は、「仮想敵国第1位=中国、第2位=北朝鮮」を宣言しているのに等しく、戦後70年続いてきた「平和国日本」のブランドをひどく傷付けている。おまけに、「アベノミクス」は、「アホノミクス」と経済学者らからヤユされている。


◆こうした安倍晋三首相に対する批判・攻撃材料は、「3本の矢」どころか、「4本の矢」「5本の矢」となってどんどん増えているので、野党政治家、とくに国会議員や候補予定者にとっては、またとない絶好の「武器」として有効に使える状況にある。否、むしろ使わない手はない。


 小沢一郎代表は、日本に「健全な2大政党政治」を根付かせようと考えて、現在、政界再編の旗振りを積極的に行っている。すなわち、「オリーブの木」を掲げて、既存の政党のまま、国政選挙戦のために設立する政党に結集し、「統一戦線」を形成して戦い、政権奪取を図る「戦略・戦術」を展開しつつある。「健康不安」を抱えている安倍晋三首相が、突然倒れて、7大派閥の領袖のうち、だれが後継首相=総裁に指名されても、自民党は、簡単には収まらず、大混乱に陥る可能性が大と予測されている。そのときは、自民党が2分裂するとも言われている。


 維新の党が分裂して、橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事が、「安倍晋三首相、菅義偉官房長官」とのつながりを強化して、自民党の補完勢力になろうとしている。これに対して、松野頼久代表、柿沢未途幹事長、今井雅人政務調査会長ら執行部、江田憲司前代表は、民主党の岡田克也代表、細野豪志政策調査会長らと合流の協議を進めており、「野党勢力の結集」を志向している。


民主党内には、枝野幸男幹事長、蓮舫代表代行らは、「民主党独自による再建」を唱える「純化路線」にこだわっているので、民社党も分裂の気配が濃厚である。


【参考引用】 
 TBSnewsiは8月30日午後5時15分、「全国で安保法案に反対デモ、国会周辺には12万人集まる」というタイトルをつけて、以下のように報じた。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2574435.html


 今国会の会期末まで1か月を切る中、国会周辺では野党の党首らも参加して、安保法案への反対を訴えるデモが行われました。主催者側は一斉行動を呼びかけていて、デモは全国300か所以上で行われたとしています。「戦争法案、今すぐ廃案」国会周辺のデモには主催者側の発表で12万人が集まり、雨が降る中、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案への反対を訴えました。「皆さんこれから3週、さらに力を貸してください。一緒になって法案を廃案にしようじゃありませんか」(民主 岡田克也代表)


 「今回だけはなんとしても、いいかげんでばかげた危険な法律を阻止するために、何としても力を合わせなければならない」(生活 小沢一郎共同代表)


 主催者側によりますと、30日は少なくとも全国300か所以上でデモや集会が行われたということです。大阪でも反対集会が行われ、法案に反対する学者や弁護士、野党の国会議員らが参加しました。「アメリカの戦争の下請け法案だということが、はっきりしたんじゃないでしょうか」(民主党 辻元清美衆院議員)集会には、ほかにも学生団体「SEALDs KANSAI」のメンバーや自民党と連立を組む公明党の支持母体でもある創価学会の会員も参加し、法案反対を訴えました。被爆地の広島でも安保関連法案に反対するデモが行われました。母親のグループは、誰の子どもも殺させないと書かれた幕を掲げ、繁華街を練り歩きました。「戦争法案、いけんじゃろ」取材者によると、デモの参加者は広島県内のおよそ30か所で2600人以上に上っています。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/736.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 大阪・枚方市長選、維新の会の新人が現職破る  (読売) : 大阪維新の会の候補が 勝利  橋下新党に弾み

[私のコメント]


>大阪府枚方(ひらかた)市長選が30日投開票され、地域政党・大阪維新の会の新人で前府議の伏見隆氏(47)が、3選を目指した無所属現職の竹内脩氏(66)ら3人を破り、初当選した。
> 大阪維新は、橋下氏や松井一郎幹事長(府知事)が伏見氏の応援に入り、所属議員も連日、現地入りするなど総力戦を展開。橋下氏が新党結成を表明したことも追い風になったとみられる。


昨日は橋下が新党結成を発表しましたが、今度は上記の通り大阪維新の会の候補が枚方市長選で勝利しました。

それも2選の現職市長を破っての当選。
今回の選挙では橋下大阪市長が選挙戦に乗り込んで応援をしていましたが、その成果が出たわけです。

橋下は維新内の民主寄りの議員をばっさり切り捨てて、大阪維新の会を母体とする新党を立ち上げることを発表しました。

橋下新党には20名超の議員が参加すると予想されています。
今回の大阪維新の会の候補の勝利が橋下新党に弾みをつけ、新党結成を加速させるのは間違いありません。

橋下はもともと自民党の菅官房長官の後押しで政界に進出しました。
安倍政権と橋下の政策は近く、与党寄りの強力な新党が生まれることになります。


[記事本文]

大阪府枚方ひらかた市長選が30日投開票され、地域政党・大阪維新の会の新人で前府議の伏見隆氏(47)が、3選を目指した無所属現職の竹内脩氏(66)ら3人を破り、初当選した。

大阪維新は、橋下徹代表(大阪市長)が国政政党化を表明した直後の勝利で、今後の党運営や11月の府知事・大阪市長のダブル選に弾みをつけた。投票率は38・70%(前回36・13%)。

 大阪維新は、橋下氏や松井一郎幹事長(府知事)が伏見氏の応援に入り、所属議員も連日、現地入りするなど総力戦を展開。橋下氏が新党結成を表明したことも追い風になったとみられる。

http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20150830-OYT1T50104.html?from=ycont_top_txt



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/737.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 内閣支持率46%に回復 不支持40%、70年談話「評価」42%  日経新聞
 日本経済新聞社とテレビ東京による28〜30日の世論調査で、内閣支持率は7月の前回調査から8ポイント上昇し、46%に回復した。不支持率は10ポイント低下して40%。7月は2012年12月の現在の安倍政権発足後、初めて支持と不支持が逆転したが、8月は再び支持が上回った。

 内閣支持率が上向くのは4カ月ぶり。支持、不支持とも6月とほぼ同じで7月の安全保障関連法案の衆院通過を巡る混乱の影響は続かなかった。安倍晋三首相の戦後70年談話を「評価する」は42%で「評価しない」の33%を上回った。自民党支持層の64%、無党派層の26%が「評価する」と答えた。

 談話は過去の戦争に「痛切な反省と心からのおわび」を表明してきた「歴代内閣の立場は今後も揺るぎない」とした。この「おわび」の表現が「適切な表現だった」は41%。「もっと明確におわびすべきだった」が30%、「おわびの表現は必要なかった」が16%だった。

 自民党支持率は3ポイント上昇し39%、民主党は2ポイント低下し9%。無党派層は1ポイント上がって37%。調査は日経リサーチが全国の成人男女を対象に乱数番号(RDD)方式で電話で実施した。有権者のいる1473世帯から1033件の回答を得た。回答率は70.1%。


8月31日 日経新聞朝刊より
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/738.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「戦争法案」採決強行に対して、野党や学者たちは違憲を問う戦いを準備せよ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5066.html
2015/08/31 05:33

<安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会で、28日、維新の党が提出した対案の趣旨説明が行われたのを受けて、自民・公明両党は、維新の党との修正協議に入るとともに、修正案を委員会に提出したい考えの次世代の党など野党3党とも協議を始めました。
与党側は、国会運営が強引だという批判を避けるためにも、こうした協議を丁寧に進めることにしており、法案を修正した場合、衆議院で再び可決する必要があることや、大阪市の橋下市長らが離党届を提出するなど、維新の党の党内で亀裂が生じていることなども念頭に、法案の採決の際に付帯決議を行うことも含め、最終的な対応を判断する考えです。

また、与党側は、法案の採決に向けた環境を整えるため、衆議院の3分の2以上の賛成で再可決できる、いわゆる「60日ルール」が来月14日以降、使えるようになることも踏まえながら、週明けから、野党側に対し、特別委員会での参考人質疑の開催を働きかけることにしています。

これに対し、民主党などは、「成立阻止に向け、法案が憲法に違反していることなどを世論に訴えていく必要がある」として、徹底した審議を求めることにしており、週明け以降、採決日程をにらんだ与野党の駆け引きが活発になる見通しです>(以上「NHK,NEWS,WEB」より引用)


 国会は圧倒的多数を握る自公与党に維新の党まで修正協議に加わることから「戦争法案」が可決するのは時間の問題だ。しかし可決したからといって万事休すではない。

 成立したとしても「戦争法案」は違憲立法審査に付すべきだ。憲法解釈が内閣で勝手に変更され、憲法に書かれていないことを「合憲だ」として法律を巨大与党と協力する「自民党の補完政党」が談合して、勝手に作ってこの国の憲法を形骸化するとは、かつてヒトラーが「民主的」にワイマール平和憲法をナチス党により停止したのと何処が異なるというのだろうか。

 安倍自公政権は恰も日本国憲法の上に君臨しているかのようだ。ただし、米国政府の僕に自ら甘んじて、日米ガイドラインに沿って米国による自衛隊への要望を法案化した「戦争法案」を国会審議が始まる前に、米国議会で成立を誓うという、独立国・日本の首相としてあるまじき振舞いに及んでいる。

 安倍氏は日本の自衛隊を米国の軍隊並に世界の何処でも米軍と共に戦争できるようにする。そのためにこれまであった自衛隊の軍事行動を地理的に箍を嵌めていた「周辺事態法」を改定するのだ。それでも日本国憲法に違反していないとする安倍自公政権とその賛同者たちは大嘘つきか常軌を逸した者というしかない。

 安倍氏が大嘘つきなのは既に実証済みだ。福一原発事故による放射能汚染水は「完全にブロックし、コントロールしている」とオリンピック招致国際会議で堂々と大嘘を吐いた。日銀の異次元金融緩和でで円安・株高を操作してみせたが、それを安倍氏はアベノミクスと自画自賛して、恰も景気が回復して富が国民の隅々まで浸透すると根拠のない戯言を繰り返し御用マスメディアを動員して吹聴した。

 しかし結果は多くの国民が知っている。福一原発の放射能汚染水はダダ漏れで、溶解した核燃料が何処にあるのかすらわからない状態だ。溶解した核燃料が地下深くで臨界に達して核融合を繰り返しているのではないかと思われる核種が何度か検出されている。最悪の事態だ。それに対して地下水を止める堰に「凍土方式」で臨むとしたが、当初から専門家でも堰になるべく「凍土」が出来るのか、と疑問視する声があった。しかし政府は「凍土方式」の工事を行って、未だに地下水の流入を止めるべく凍土の堰は完成していない。

 経済は改めて指摘するまでもないだろう。安倍自公政権は経済の素人もいいとこで、経済成長の主力エンジンたる個人消費を冷え込ます消費増税を8%に増税し、景気に全く関わりのない法人税減税に必死になるというポカを演じた。個人の懐からカネを巻き上げて、法人に付け替えて景気がどう良くなるというのだろうか。シタリ顔をしてアベノミクスを囃し立てた幇間経済評論家や学者たちは雁首を並べて懺悔して頂きたい。結局消費増税後一年たっても個人消費は回復していない。実質GDPはマイナスになったままだ。

 大嘘つき安倍自公政権と、アベノミクスという幻想を国民に刷り込んだ御用マスメディアがこの国をダメにしている。そして先人たちが戦後70年間積み上げてきた他国で「戦争をしない国」という日本の表看板を叩き壊そうとしている。それも日本国憲法の改正なしに、解釈改憲という安倍氏の個人的な妄想に内閣閣僚が集団催眠にかかったかのように賛同し、国民の代表者たる国会議員の大多数が安倍氏の集団催眠術に陥って「戦争法案」を採決しようとしている。なんという愚かな国会議員たちだろうか。

「戦争法案」は自衛隊員の命を米国に売り渡す「売国」法案だ。憲法を蔑にして決定される法律なぞ認めるわけにはいかない。いかに多数決という民主的な手続きを踏もうと、違憲は違憲だ。廃案への戦いはこれからも続く。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/739.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 作家・池澤夏樹氏が危惧「筋交いがない日本という家は潰れる」(日刊ゲンダイ)
             安倍政権は「都合のいい神話をつくっている」と池澤夏樹氏(C)日刊ゲンダイ


作家・池澤夏樹氏が危惧「筋交いがない日本という家は潰れる」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163141
2015年8月31日 日刊ゲンダイ


■平和の民族が明治以降、カン違い


「日本の三権分立は死にかけている」と朝日新聞のコラムで書いた。実際、憲法判断を放棄している司法、さながら大政翼賛会と化している立法府。民意は無視され、憲法破壊が公然と進んでいるのだから、ひどいものだ。沖縄や憲法問題に真っ向から取り組んできた作家に、安倍政権の危うさと日本の行く末を聞いてみた。


――安倍政権が言う積極的平和主義って、何だと思われますか?


 戦争主義ですよ。つまり戦力を誇示し、威嚇と恫喝によって周囲を黙らせることでしょう。


――しかし、多くの日本人はいまだに安倍政権の勇ましさを支持しているように見えます。日本人って、そういう民族なんでしょうか?


 実は3.11の東日本大震災をきっかけに日本という国、日本人に大きな関心が湧いてきたんです。1年ほど東北に通って、惨憺たる場所を見たり、時にはボランティアの手伝いをして、国土について調べ、日本人はどうしてこんなところで生活してきたのかを考えました。日本は島国で、異民族支配を知らないで済んできた。そのせいで、少しトロいというか外交下手のところもある。自分たちが起こした戦争ですら、自然災害のように早く忘れてしまう。何なんだろう、日本人って。どういう人たちなのか、を知りたくなった。そのためには日本文学を読むのが一番いいのではないかと。


――それで「日本文学全集」(河出書房新社)を編集し、古事記の現代語訳から取り組まれた?


 そうです。日本人を知るために全集を始めたんです。知らないから、必死で勉強しています。各巻で解説を書いていますし、古事記には苦労しました。


――日本人は平和志向の民族のように感じますが、違いますか?


 基本的には平和の人たちです。島国で単一民族とはいわないが、ほぼ同じ言語で似たような文化を育んできた。戦になってもどこかでリミッターがあるんですね。蒙古兵のような、ひたすら殺すというようなパターンにはまずならない。殺しても幹部だけだったり、どこかで落人として生きていける余地があった。女子供、民間人まで虐殺したのは「島原の乱」くらいです。あれは幕府にとってキリシタンが異民族に見えた。一種の恐怖心ですね。それ以外は、どこかで抑制が働いた。それが明治以降で慣れないことをしてやけどをした。


――長い歴史の中で明治以降の一時期がおかしかったと?


 日本は戦争は上手ではないんです。外で勝ったのは日清戦争だけ。日露は事実上、引き分けですからね。


――それなのに列強に伍すとか言い出して。その勘違いを安倍首相も引きずっているように見えますね。


 日本は大国意識を持たないほうが幸せです。明治はよかったと言いますが、そうでしょうか。ある時期までは植民地にされる恐怖から富国強兵を目指したが、その後、次の目標がなくなってしまった。それでおかしなことを始めていく。東大教授の加藤陽子さんが毎日新聞で、南満州鉄道の利益は5000万円ぐらいだったが、平和を選んでいたら日中貿易は10億円の利益が出たはずという分析を紹介し、当時の日本には実利の視点が欠けていたと語っていました。


――冷静さを全く欠いていたんですね? でも今の政権はそうした反省、分析を置いといて、ただ単純に「強い日本を取り戻す」みたいに叫んでいる。


 自分に都合のいい神話をつくっている。都合の悪い事実はなかったことにしている。今に、「アジアの解放」なんて再び言い出すんじゃないか、と危惧しています。


――朝日新聞のコラムで三権分立が壊れかけていると。民主主義のもろさを書かれていましたが、実際、憲法もないがしろにされてしまった。


 国とは柱や梁や屋根があるものだと思っていました。国家と書くぐらいですからね。しかし、日本の家は筋交いが入っていなくて今や平行四辺形。潰れますよ、いずれ。



池澤夏樹氏は「結局、全部が米国」と指摘(C)日刊ゲンダイ


■新自由主義は「悲しい流しそうめん」


――9条のことだけでなく、95条(一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票において、その過半数の同意を得なければ、国会はそれを制定することができない)も問題にされていますね。95条の精神によれば、沖縄に基地を造る以上、住民投票が必要なのに、そうしない。裁判所も司法判断を逃げてしまう。


 結局、全部が米国なんですよ。基地問題、安保法案、原発の後ろにも米国がいる。沖縄国際大学に米軍のヘリが落ちたときも、すぐに米兵がその場を封鎖してしまって、日本の警察は現場検証もできなかった。絶対におかしいのに、日本は地位協定の改定を申し入れない。ドイツも韓国も地位協定を変えているのに、日本はしない。この間、ウィキリークスが暴露した盗聴問題にしてもウヤムヤ決着ですから、ひどいものです。


――その米国は戦争することによって成り立っていると書かれていた。


 戦後、しなかったことがないくらいに戦争をしています。戦争しなければ国を維持できない。ここがヨーロッパの国と違うところです。


――だとすると、安保法制の意味、米軍が辺野古の基地にこだわる理由も、戦争屋の理屈ということになりますか?


 尖閣諸島にしたって、今さらフォークランド紛争みたいなバカな戦争はできませんよ。それなのに、アメリカが辺野古の基地建設にこだわるのは、海兵隊の既得権益を放したくないのだと思います。


――経済政策にしても、日本は米国流のグローバルスタンダードというか、新自由主義を全面的に受け入れている。


 企業が儲かれば庶民にも恩恵が行くというトリクルダウン説ってあるでしょう。僕はあれを「悲しい流しそうめん」と呼んでいます。下流の方でいくら待っていても何も流れてこない。沖縄については「後ろ手で縛られた回転ずし」と書きました。目の前を富のようなものが流れていくけど、沖縄の人は手を出せない。結局、この国は主権在民ではなく、主権在企業なんですよ。すべては企業のお金の尺度になって、企業が栄えて、国はどんどん劣化していく。人間にとって幸福とは何かを、頭から考え直さなければいけないと思います。


――ところが、この政権は人文科学なんて大学のカリキュラムに必要ないという考え方ですよね。


 内田樹氏が「今の大学は品質の揃った卒業生を作るファクトリーだ」と書いていたのが当たっています。過激なことを教えると親が怒ってくるそうです。本来、大学とはとんでもないことを言うヤツを揃えることに値打ちがあったのに。


――ヨーロッパではピケティやトッドといった学者が出てきて、新自由主義見直しの動きがあるんじゃないですか?


 宗教や哲学の力は、まだ残っているし、神の意思にかなうようによりよく生きるという建前がありますから、個人個人がどこかで、人はどう生きるべきかを考えているような気がします。


――フランスではデモが当たり前と聞きました。


 政府が高校の制度を変えようとしたら、フランス全土の高校生が町ごとにデモをしたことがありました。一斉の指令ではなく、シュプレヒコールもなくて、ただ、町の中をぞろぞろ歩いて、抗議した。役人もやります。むしろ率先してやる。官公庁の職員は身分が保障されているのだから、率先して意思表示すべきだという自覚があるんです。


――日本もデモが根付いてきましたね。


 やっと日本もデモができる国に戻ったという感じです。積極的意思表示というのはそれだけで力がありますからね。SEALDsの動きも落胆で終わらないようにしなければならない。ただし、デモを拡散しているSNSというツールには危ない側面もあります。これまでインテリは勉強し、一応の理屈を用意してから発言をした。だから、論争にもなった。ところが、SNSはきちんと整理された意見ではなく、その場の思い付きや感情が連結されて、炎上したりする。こういうメディアの特徴は知っておくべきです。


――冷静なオピニオンリーダーが必要ですね?


 主権在民の世界において、インテリは国民という王様に仕える顧問という立場であると思っています。王様に読む意思がなくても、リポートを出し続けなければいけないと思っています。


▽いけざわ・なつき 1945年生まれ。「スティル・ライフ」で芥川賞。「マシアス・ギリの失脚」で谷崎賞。個人編集の世界文学全集に続き、日本文学全集も刊行中(いずれも河出書房新社)。朝日新聞に連載中の「終わりと始まり」が新書で話題に。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/740.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 大阪市の扇町公園で行われた抗議行動には、「戦争アカン!」と書かれたプラカードを持った人など、約2万5千人が集まった。
安保法案反対の国会前抗議行動に12万人 全国200カ所以上で続々と反対の声
大阪市の扇町公園で行われた抗議行動には、「戦争アカン!」と書かれたプラカードを持った人など、約2万5千人(主催者発表)が集まった。








http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/741.html
記事 [政治・選挙・NHK191] さあ、戦いはここからだ&「敵味方をはっきりさせて安保関連法制を作ったら、次は国民統合を」(谷垣自民党幹事長。

http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-80e7.html
2015年8月31日 くろねこの短語


さあ、戦いはここからだ&「敵味方をはっきりさせて安保関連法制を作ったら、次は国民統合を」(谷垣自民党幹事長。「ナチスに学べ」の麻生といい、こいつら何かに取り憑かれてる。


 昨日は霞ヶ関で降りて大正解。そのままひとの流れに乗って歩いていくうちに、国会正門脇のステージ近くまで到達。その後は、ひと波をかきわけ、下の写真の左手前の憲政会館北庭の大木の下でシュプレヒコール。メールでやり取りしていたkappamanさんとも、ここでようやく合流できたのであった。

 警察発表は3万人とか。ははは、そんなことはないでしょ。3万人っていったら東京ドームの観衆くらいなもんで、現場にいるとそんな程度ではとてもすまないひとの波でしたからね。それにしても、雨にもかかわらず、すさまじい熱気だった。でも、問題はこれからです。ここからが戦いの始まりなんだね。11日に強行採決仕掛けてくる可能性が高いからね。

・安保法案反対、全国で一斉抗議 国会前でも廃案訴え
 http://digital.asahi.com/articles/ASH8Z6HH6H8ZUTIL01W.html

 ママチャリ野郎・谷垣君は、「この法案は何としても今国会で成立させ、次に進む」って息巻いたそうだ。上等じゃありませんか。国民舐めたらいかんぜよ、ってなもんです。でもって、弁護士崩れのこの男は、レレレのシンゾーにこんなこと進言していたそうだ。曰く、「敵味方をはっきりさせて安保関連法制を作ったら、次は国民統合を考えてください」とさ。

 「国民統合」ですよ。これって、異論は許さずってことだよね。つまり、国民を適と見方に分けて、徹底的な「国民統制」を図ろうってわけか。「ナチスに学べ」のひょっとこ麻生といい、こいつら何かに取り憑かれてるんじゃないのか。政治家のこういう発言ってけっして聞き流してはいけないんだけど、近頃の新聞・TVってのは政治家の「言葉」にはいたって肝要で、明確な「嘘」に対してすらおおらかなもんですからね。

・「寛容と忍耐」大切に…谷垣氏が安倍首相に進言
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150830-OYT1T50057.html

 というわけで、やっぱり一般大衆労働者諸君が声を上げるしかないわけで、さあ、戦いはこれからだ、と決意も新たにする小雨模様の月曜の朝であった。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/742.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 怒りの12万人国会包囲で安倍暴政は最終章へ(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/12-f8b7.html
2015年8月31日

山が動いた。

「戦争法案廃案!安倍政権退陣!
 8・30国会10万人・全国100万人大行動」

は、東京で12万人の主権者による国会包囲が実現した。

もちろん、私も参加した。

「誰かが変えてくれるから、自分たちで変えるへ」

日本の主権者の行動が大きく変わり始めている。

主権者の山が動いたのだ。

理由は明白だ。

安倍政治を許せない!

ということだ。

国会の多数議席を有していれば、何をやっても許される。

安倍晋三氏はそう考えているのだろう。

「選挙で勝った政権は、憲法解釈を変えられる」

と国会答弁で堂々と発言するくらいだから、

ポツダム宣言をつまびらかに読んだことがないだけではなくて、

立憲主義

とか

法の安定性

とか

人権保障

とか

権力分立

とか、

何も知らないのだろう。

そのことに対する主権者の怒りが、いま爆発しようとしている。


1989年。

東側社会の人々が行動して

「ベルリンの壁」

を崩壊させた。

いま日本では、

主権者が動いて、

「バカの壁」

を崩壊させる。

その日は目前に迫っている。

安倍晋三氏は自民党総裁選で再選されて、

「オリンピックのときに総理でいたい」

の願いに一歩近づいたと考えているだろう。

しかし、この願いは脆くも崩れ去る。

安倍政権崩壊のXデーが目前に迫っているのである。


動員された市民ではない。

自主的に動いた主権者が行動したのである。

安倍独裁政権は、日本の腐敗したマスゴミに、戦争法案報道を最小限に抑制させる命令を発していると見られる。

そのために、マスゴミは、報道番組で、

殺人事件報道

に最大の時間を配分している。

そして、時間の空白を埋めるための素材が次々と投入される。

定番は芸能人の麻薬事件だ。

2009年の総選挙に合わせて摘発された芸能人がいた。

2014年の集団的自衛権閣議決定の際にも、大物芸能人の麻薬事件が投入された。

PM2.5の報道が突然、前触れもなく出現して、報道番組を占拠したのは2012年の総選挙の時期だった。

今回は、山口組報道が投入されているのだ。

しかし、騙されない主権者が急増し始めている。

マスゴミに指令を出して、情報封印しているにもかかわらず、草の根の情報を広がりは、もはや抑えることができない。

それでも安倍政権は強行採決に突入するだろう。

しかし、それが致命傷になる。

主権者多数が強硬に反対しているのだ。

もはや、この主権者は

サイレント・マジョリティー

ではない。

怒りのマジョリティー

なのだ。

潮目は変わり、安倍政権の「バカの壁」が崩壊する日は目前に迫っている。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/743.html

記事 [政治・選挙・NHK191] NHKふれあいセンターへお尋ねしました。 昨日の国会前の抗議をどう流しましたか?

皆様のHNKでしょうか?

いいえアベ様の犬HKです。

ヘリ飛ばしましたか?

飛ばしてません。


ニュースで取り上げた時間を教えてきださい
地デジ
18時のニュース 18:02:22-18:04:09
19時のニュース 19:08:57-19:11:07

BS
18:50:58-18:52:41
20:52:01-20:53:57
21:53:48-21:55:43

NHKニュースWebで見つかったもの

野党4党首 国会前集会で安保法案成立阻止を訴え
8月30日 16時48分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150830/k10010209731000.html

安保法案 国会周辺で最大規模の反対集会
8月30日 18時43分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150830/k10010209801000.html


昨日の出来事はこの程度の事ですか?


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/744.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 政界地獄耳 橋下の「ケンカ」で何が良くなった?(日刊スポーツ)
政界地獄耳 橋下の「ケンカ」で何が良くなった?
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1531023.html
2015年8月31日8時37分 日刊スポーツ


 ★前維新の党最高顧問・橋下徹・大阪市長の魅力はなんだろう。政治的にはっきり言えない政治家を尻目にズバズバとものを言う姿勢や、迫力、物おじしない態度だろう。29日の街頭演説では「政治家を引退するまでの残り約3カ月で、大阪の名前のついた国政政党を作る。これが最後の仕事だ」「政党は人間の集団だから別れたり、くっついたりの繰り返し。合わなければ別れる。今の維新のメンバーと一緒にやっても大阪維新の会が考える改革はできない。だから別れる」ときっぱり。この潔さが受けているのかもしれない。

 ★だが、7年前、大阪の景気を良くすると知事になり、市長となった橋下の政治的成果とはなんだろうか。大阪の地盤沈下は7年前以上に厳しく、士気下がる商いの街・大阪の人たちに東京の鼻を明かしてやるという覚悟は評価されたが、都構想は住民投票で否定され失敗した。行政も経済も大阪人の満足は得られない。

 ★国政でもみんなの党と合流目前に破談。石原慎太郎と組んだものの、全く相いれなかった。今回も維新の党を壊し、今や橋下は政界の壊し屋といってもいい。今回の離党劇もきっかけが欲しかっただけなのは政界でも国民にも見抜かれている。なぜなら「けんかしかない」と言いながら全てを取り下げている。このけんか手法は相手を引きずり込まなければ橋下戦法に勝機がない。それでも維新の大阪系議員たちは橋下についていかないと将来が見えないのだろう。詭弁(きべん)やうそも政治を進めるには必要と考える橋下は政界引退を表明しながら今後、国政に進む可能性を示唆している。今更うそつきと言っても始まらないが、信頼のできない政治や政治家に頼るしかない有権者は不幸だ。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/745.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「露首相の択捉島訪問」(DW English・RFI・メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』)

(Japan angry at Russian PM Medvedev's visit to disputed Kuril islands: DW English)
http://www.dw.com/en/japan-angry-at-russian-pm-medvedevs-visit-to-disputed-kuril-islands/a-18665634


ロシア


メドヴェージェフ露首相が係争中の千島列島を訪問し、日本を怒らせる


ドミートリー・メドヴェージェフ露首相が係争中の千島列島に訪問し、これに促され日本は抗議を行った。日本は同列島の主権を主張している。島々は第2次世界大戦の日本降伏後にソ連軍部隊によって占拠された。




土曜日、ロシア首相は択捉の地に降り立った。択捉はロシア極東海岸から離れた場所にあり、日本の北に位置する千島列島を構成する4島の1つだ。メドヴェージェフ氏はいくつかのインフラ事業を視察し、同島で開催される若者たちの討論会に出席する予定だとロシアメディアは報じた。

「ここでは全てが完全に現代的だ」とロシア首相は到着の際に述べたと伝えられた。「これはクリル列島開発事業計画の結果だ」と、彼は付け加えた。

しかし、日本政府はメドヴェージェフ氏の訪問に強硬に反応した。日本外務省の林肇・欧州局長は在東京ロシア大使に電話をかけて正式な抗議を行った。

「この旅行は北方領土をめぐる日本の立場と相違し、日本国民の感情を損ね…これは極めて遺憾だ」と、林氏は述べた。

メドヴェージェフ氏のインスタグラム・アカウントによれば、首相はロシアの国旗の日の記念に、巨大なロシア国旗の前で政府主催の若者の討論会の参加者たちと一緒にいる写真を自分で撮影した。

「ロシアの国旗の日にクリルにて」と写真の説明文に書かれている。

2014年、日本では北方領土として知られるこの島々でロシアは軍事演習を実施し、日本はこれを厳しく非難した。メドヴェージェフ氏は大統領だった2010年にもこの島々を訪問している。

千島列島をめぐる紛争は日露関係に長年の緊張をもたらし、これが妨げとなり両国は戦後の平和条約を署名していない。


shs/ng (dpa, AFP)


発表 2015年8月22日
関連テーマ アジアウラジミール・プーチン
キーワード アジア千島列島択捉島ロシアメドヴェージェフ日本太平洋



−参考−

メドヴェージェフ露首相の北方領土訪問を受けての林欧州局長からアファナシエフ駐日ロシア大使への申入れ(日本国外務省)

ロシア連邦首相D.A.メドヴェージェフの択捉島訪問に対する日本外務省の反応についてのロシア外務省の声明(在日ロシア大使館)

アムール州およびクリル諸島訪問を終えたロシア連邦首相D.A.メドヴェージェフのマスコミに向けた声明より(在日ロシア大使館)

「日本外交の無能力はすでに証明されており、ロシアはそこにつけ込んだ」(RFIの記事より)(阿修羅♪)
−メドヴェージェフ氏の2010年11月国後島訪問についての投稿者による投稿



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(Dmitri Medvedev visite les îles Kouriles, disputées avec le Japon: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20150822-russie-japon-iles-kouriles-medvedev


ロシア日本ドミートリー・メドヴェージェフ


発表 2015年8月22日・更新2015年8月23日00:44


ドミートリー・メドヴェージェフ氏が日本と係争中の千島列島を訪問する


記者 RFI


択捉島でトミートリー・リヴァノフ教育相などの高官を伴うドミートリー・メドヴェージェフ露首相(右から2人目)、2015年8月22日。
REUTERS/Dmitry Astakhov/RIA Novosti/Pool




ドミートリー・メドヴェージェフ露首相は土曜日、ロシア極東・南クリル諸島の1つの訪問地に到着した。日本はこの訪問を即座に非難した。日本は第2次世界大戦の終結によりロシアが併合したこの島々の主権を主張している。


報告 RFIモスクワ特約記者、ミュリエル・ポンポンヌ


ロシア首相が国内の若者たちの教育をテーマにした討論会や、この島々で進められている複数の経済事業を訪ねた。日本が主権を主張している島々でのロシア政府の行動の結果に彼は満足した。

ロシアは日本人投資家を含む外国の投資家が島々に来ることを期待していると、ドミートリー・メドヴェージェフ氏は明言した。

モスクワにとって、クリル列島をめぐるロシアの主権を論じるなど問題外(投稿者の和訳だ。島々はドミートリー・メドヴェージェフ氏によれば「サハリン州の重要な一部であり、さらに、私たちのロシア領土の重要な一部だ。」

この論法により、ロシアは太平洋の「前哨」として見なしている千島列島の再武装の意思を表明した。今年3月、ロシアはこの島々で軍事演習を実施した。

モスクワでは、この公式訪問を非難した日本高官の言葉を「容認できない」と判断した。彼らの目には、ロシアの国内問題に日本が口出ししているように映っている。





1956年、日本とソ連は妥協の寸前にまで達していた


報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル


ドミートリー・メドヴェージェフ露首相は千島に到着した時に「ロシアの最優先課題は経済発展だ」と明言した。彼は外国の投資家たちにこれに参画するよう呼びかけ、「もし日本の隣人たちが興味を示してくれるなら好都合だ」と付け加えた。

1875年から1945年まで、千島は日本帝国を構成する部分だった。スターリンがその占領を命令したのは日本が降伏した後だった。その時以来、千島は自国の防衛のために不可欠であるとロシアは考えている。2014年、ウクライナ危機が激しくなると、ロシア政府はクリルの再武装計画を発表した。

今日、ドミートリー・メドヴェージェフ氏が空港の視察から択捉島訪問を開始したとしても、それは偶然でない。いかなる軍事施設よりも空港が先だ。

1947年以降、日本は千島南部の4島の主権を主張している。1956年には平和条約(投稿者による和訳締結を念頭に、日本とソ連は4島のうち2島を返還することで妥協の寸前にまで達していた。

今日、安倍晋三首相は再び妥協を見出すためににウラジミール・プーチン氏の東京訪問を実現しようとしている。しかし、ウクライナの危機は激しく、ウラジミール・プーチン氏がロシアの領土を譲る可能性はわずかだ。



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(メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』より、本文のみ掲載)
http://archive.mag2.com/0000012950/20150825000000000.html


RPE Journal===============================================


       ロシア政治経済ジャーナル No.1251

                         2015/8/25


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★メドベージェフ北方領土訪問、ロシアの本音は?


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。

今回は久しぶりにロシアの話です。


<ロシア首相、択捉島を訪問…日本の中止要請無視

読売新聞 8月22日(土)12時34分配信
*
【モスクワ=田村雄】 ロシアのメドベージェフ首相は22日、北方領土の択捉島を訪問した。

露首相の択捉島入りは初めてで、今月で占領70年となる北方領土の実効支配を内外に訴える狙いとみられる。

首相の訪問中止を求めてきた日本政府の要請を無視したもので、北方領土問題をめぐる歩み寄りを拒む姿勢を鮮明にした。

日露が目指すプーチン露大統領の年内訪日に向けた調整に影響を与える可能性がある。>



これはなんでしょうか?

今回は「ロシアの本音」について書きます。

こういうのを書くと、「あなた(北野)は間違っている!」とクレームしてくる人がいます。

私の本音ではなく、ロシアの本音ですから、よろしくお願いします。


▼日本は誠意を見せている?


日本とロシアの関係は、安倍さんが総理になってからしばらく良好でした。

ところが、両国関係を悪化させるできごとが起こります。

それが、2014年3月のロシアによる「クリミア併合」。

それにつづく、「対ロシア経済制裁」。

日本はこれに参加したので、日ロ関係は悪化したのです。

しかし、「私が任期中に北方領土返還を実現する」と決意されている安倍総理は、「他の国々より、ゆるい制裁をする」ことにしました。

これをもって、「ロシア側に日本の誠意は伝わっている」という人がいます。

どうなのでしょう?

たとえば、「荒れている中学校の一室」をイメージしてください。

小さくて弱いウクライナ君は、体が一番大きいロシア君の子分でした。

ところが、アメリカ君と欧州君は、ウクライナ君にいいます。

「ロシア君なんて裏切って僕たちと遊ぼうよ!」

ウクライナ君の心は揺れ、「裏切ろうかな?」と思いました。

しかし、そのことがロシア君にバレ、「ふざけるな!」と激怒された。

それを見たアメリカ君は、欧州君、日本君、オーストラリア君と相談し、「ロシア君をボコボコにしようぜ!」ということになります。

みんなでよってたかって、ロシア君に蹴りをいれ、さすがのロシア君も防戦一方になります。

しかし、日本君は、蹴りを入れる際、【ゆるく蹴る】ことにしました。(ゆるい制裁にした。)

ロシア君は、「やっぱり日本君はやさしい!」とちょっとウルウルします。

ロシア君が日本君に「ありがとう!」というと、日本君は(蹴りながら)にっこり笑ってこんなことをいいます。

「いいんだよロシア君。だから、島返してね!!!!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


この時、ロシア君は、「ありがとう日本君!もちろん島は返すよ!」となりますか?

「なんて狡猾で自己中な奴だ!

僕が皆から袋叩きにあっているときに、島を取り返すことだけ考えているなんて!」

と辟易するのでは?

もちろん、ロシア側に「日本の誠意」など通じていません。

なぜかというと、「島をゲットするために、ゆるい制裁をする」というのは、「誠意」といわないからです。


▼実は「安保関連法案」を嫌がるロシア


最近、複数のロシア人から、「安保関連法案についてどう思う?」と聞かれました。

この件、ロシアのテレビでは全然報道されていないので、驚きました。

私は、「中国が沖縄を自国領と主張しているから、対中国ですよ」と毎回答えています。

しかし、どうもロシアは、「安保関連法案」を恐れているのですね。

理由はわかります。

2014年3月の「クリミア併合」以降、世界の構図は、


アメリカ、欧州、日本、ウクライナ 対 ロシア、中国


という感じになりました。

上の構図で、ロシアは「日本の脅威」について考える必要がなかった。

なぜなら、日本は「集団的自衛権行使」を認めておらず、自国が攻められた場合以外、米国と一緒に戦うことができない。

ところが、「安保関連法案」が成立すると、「日本がアメリカと一緒に戦える」道が開けることになります。

そして、そのアメリカは、今現実にウクライナを支援することでロシアと戦争している。(一応、半年前に停戦合意したが。)

つまり、ロシアから見ると、


1、アメリカの敵ナンバーワンは、ロシアである

2、ロシアの敵アメリカは、GDP世界3位の日本と一体化してより強力になる



だから、「安保関連法案」をロシアは嫌がるのです。

今回のメドベージェフ首相の「北方領土訪問」。

これは、ロシアの「危機感のあらわれ」と見てよいでしょう。

「日本は敵のアメリカとますますひっついているので、国境を固めなければ」と。


▼米ロ関係の現状


ところで、2014年に比べると、アメリカのロシアバッシングはゆるくなっています。

理由は、2015年3月の「AIIB事件」。

イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オーストラリア、イスラエル、韓国などが、アメリカの制止を無視し、中国主導の「AIIB」に参加した。

これでアメリカは、中国の影響力の大きさに仰天した。

「敵ナンバー1」は、ロシアから中国に移った。

そして、2015年の5〜6月にかけて、「南シナ海埋め立て問題」で米中関係が劇的に悪化したのです。

ロシアは、アメリカからの攻撃が止まって、「一息つけた」感じでした。

しかし今、米ロ関係が、再び悪化してきました。

ウクライナが「臨戦態勢にもどりつつある」と、こちらでは報じられています。

テレビニュースを見ると、「アメリカ批判」「ウクライナ現政権批判」がたくさん流れています。

ロシア人は、「現在戦争中」という意識なので、制裁で苦しくても「プーチン批判」をしません。


▼米国内の思想争い


現在アメリカには、大きく二つの「対ロシア戦略観」が存在しています。

一つは、冷戦直後に策定された「一極支配を進める」戦略。

この戦略によると、アメリカの仮想敵は、中国、ロシア、ドイツ、日本(!)。

この4国が、アメリカの「ライバル国になるのを阻止すること」が重要。

つまり、「アメリカ以外の『極』が現れるのを阻止する」。

この戦略を支持する人たち(たとえばネオコン)は、「アメリカには、中国とロシアと同時に戦える力がある」と考えています。

もちろん、「戦う」というのは、「情報戦」「経済戦」も含めます。

というか、中ロは核大国なので、「情報戦」「経済戦」がメインと考えるべきでしょう。

もう一つは、ミアシャイマー、キッシンジャー、ロバート・ゲイツ、ルトワックさんたちの「リアリスト的」戦略観。

「中ロ同時に敵にまわすなんて愚かだよね。それより、ロシアと和解して、中国叩きに集中しよう。なんやかんやいっても、アメリカ最大の脅威はロシアではない。わが国の覇権を脅かす可能性があるのは、中国だけなのだから」というもの。

つまり、アメリカはロシアと和解し、アメリカ、日本、欧州、オーストラリア、東南アジア、インド+ロシアなどで、「中国包囲網」をつくろう。

どっちがいいかは、賛否両論あるでしょうが、「どっちの戦略を採用すれば、勝ちやすい?」と質問すれば答えは明白でしょう。

中国とロシアを分裂させ、ロシアを自陣営に引き入れれば、中国に勝つのは相当容易になります。

「AIIBショック」の後は、「リアリスト的戦略観」のほうが優位にたった。

それで、ロシアとの関係を少し改善させ、中国叩きに専念した。

ところが、日本政府と同じでアメリカも揺れるのですね。

「ロシアとなんか和解できるか!わが国は、中ロを同時に敵まわしても勝つ力がある!」と自国のパワーをを過大視する勢力がまた優勢になってきている。

米ロ関係の現状は、こういう感じなのです。


▼日本にとって、ロシアのあるべき姿とは


では、日本はどうするべきなのでしょうか?

世界がまさに「戦争前夜状態」にある中、日本はロシアに対し「北方4島を返してもらうことしか考えてない」。

これは、「世界情勢がわかっていない」「大局が理解できていない」証拠で、とても心配です。

(●もちろん、北方4島の返還を実現することは超重要です。)

日本の脅威は、「日本には沖縄の領有権がない!」と宣言している中国一国です。

この国は、「中国、韓国、ロシア、【アメリカ】で【反日統一共同戦線】をつくる」という戦略をたて、実際に行動している。


●必読証拠。↓
http://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/


結局日本の安全保障上の課題は、「中国をどうするか?」という一点につきるのです。

尖閣(沖縄も)をめぐって戦争が起こると仮定します。

その時、中国の戦略どおり「日米関係」が破壊されていたとします。

アメリカは日本を守りたくないので、


・日本 対 中国


の戦争になってしまった。

通常兵器の戦いならひょっとしたら勝てるかもしれませんが、中国が、「尖閣を渡さないと核を使うぞ!」と恫喝したら、「そんなことをすれば国際世論が許さないぞ!やれるものならやってみろ!」と切り返せるでしょうか?

中国は、「国際社会は中国に制裁できないよ。だって、中国は安保理の『常任理事国』で『拒否権』をもっているからね」と開き直るかもしれません。

いずれにしても日中戦争というのは、非常に分が悪い。

では、


・日本、アメリカ 対 中国


の戦争なら?

これは圧勝できますね。

だから、日本最大の課題は、「日米同盟を強化すること」なのです。

では、


・日本、アメリカ 対 中国、ロシア


なら?

これは、どっちが勝つかわかりません。

いずれにしても、日本は、


・日本、アメリカ 対 中国


の戦いにもっていくことが必要。

こういう形を保っていれば、中国は勝てないので、戦争が起こりにくくなります。

ですから、日本は、中国とロシアを分裂させて、中立化させることが重要なのです。

ちなみに、世界3大戦略家のルトワックさんは、「ロシアを中国包囲網に取り込む重要性」を繰り返し説いておられます。

引用しておきましょう。

ルトワックさんは、日本が独立を維持できるか、それとも中国の属国になるかどうかについて、以下のように述べています。


<もちろん日本自身の決意とアメリカからの支持が最も重要な要素になるのだが、ロシアがそこに参加してくれるのかどうかという点も極めて重要であり、むしろそれが決定的なものになる可能性がある。>(188p)


ちなみに、ルトワックさんの「自滅する中国」は、日本の指針を知りたい方必読です。

是非ご一読ください。


●自滅する中国 ルトワック 奥山真司

(詳細は→ http://tinyurl.com/l2f87d6  )


▼では、日本は今、何をするべきか?


こういう大局を理解したうえで、日本は今何をするべきなのでしょうか?


1、「安保関連法案」は、「対中国」であり、ロシアにとって脅威ではないことを、繰り返し伝える


ホントのことですから。


2、「アメリカがロシア攻撃をやめるよう努力します」といい、実際努力する


オバマさんに「自滅する中国」を渡して、「世界3大戦略家のルトワックさんは、『ロシアと組んで中国包囲網をつくったほうが【お得】だ』といってますよ」と伝える。

今回のメド北方領土訪問で、「岸田さんの訪ロがなくなった」とか「プーチンの訪日が微妙になった」とか、いわれています。

はっきりいえば、「訪問がどうの」というのは大きな問題ではありません。

問題は、安倍さんがプーチンと会ったときに、「島返してね!」と【しか】いえないところにある。

ロシアから見ると、「その見返りは?」ってことなのです。

日本政府は、世界の危機的状況をはっきり理解していただき、戦略的に、


「中ロ分裂」

「米ロ和解」



を進めましょう。

そうすれば、尖閣問題で 日米 対 中国の構図ができあがり、中国もなかなか手出しできなくなるでしょう。


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★編集後記

支配者の夏休みも終わりに近づき、また世界が荒れてきました。

私はリアリストですが、平和な世界がくることを願っています。


RPEジャーナル
北野幸伯


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○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」


発行者 北野 幸伯


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アドレス変更・解除は http://www.mag2.com/m/0000012950.html


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(投稿者より)

ドイチェヴェレ(英語)・RFIの各サイトに掲載された記事と、メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の記事です。翻訳には誤訳があるかも知れません。また、「阿修羅♪」投稿規定に基づき広告部分は削除していますが、奥山氏の著書の紹介は北野氏の論旨を理解する上で重要な情報なので残してあります。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/746.html
記事 [政治・選挙・NHK191] デモ、凄かった。 三色旗を振る学会員のグループに連帯の挨拶。皆、泣いていた。創価学会本部は現実から逃げるな。 二見伸明













http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/747.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 姜尚中氏はいつから創価学会の広告塔になったのか  天木直人(新党憲法9条)
姜尚中氏はいつから創価学会の広告塔になったのか
http://new-party-9.net/archives/2601
天木直人のブログ 


姜尚中氏はいつから創価学会の広告塔になったのか

 小泉政権と連立を組んで米国のイラク攻撃を支持した公明党とその背後にある創価学会を私は批判した。

 よくも平和の党、平和の宗教団体を名乗れるものだと。

 よほど図星と見えて、私は公明党・創価学会から嫌われた。

 しかし、今度の安保法案に加担する公明党・創価学会はあの時以上だ。

 なぜならば公明党・創価学会が反対すれば安保法案は阻止できるからだ。

 安保法案を成立させようとする公明党・創価学会は、今度こそアウトだろう。

 その批判をかわすために、公明党・創価学会も必死になって安保法案は平和のためだと言い募っている。

 聖教新聞の印刷・発行を引き受けていると言われる毎日新聞が、きのう8月30日の広告紙面で、「戦争のない21世紀への提言」なるものを大きく掲載した。

 私が驚いたのはその提言が、8月2日に行われた創価大学における姜尚中氏の講演録だったことだ。

 東京大学名誉教授、政治学者という立派な肩書の姜尚中氏は、週刊金曜日から始まってNHKに至るまでおよそすべてのメディアで重宝がられているリベラル識者の筆頭だ。

 当然ながら戦争法案に反対し、安倍首相に批判的な言論人のひとりだ。

 その姜尚中氏が公明党・創価学会の広告塔であるとは知らなかった。

 この国の言論はウソだらけである(了)


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/748.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 8.30国会12万人
 8・30の朝、予報通りに本格的に降り出した雨を眺めて阿倍首相はほくそ笑んだかもしれない。こんな天気では大した人数が集まらないだろうと。いくら人数を集めようとマスコミは報道せず、国民の眼に届かないようにすることはできる。しかしそれも限度問題だ。あまり多く集まってしまうと、その策も決壊してしまう可能性がある。
 この日決起した全国で1000ヶ所100万にも及ぼうという人々はこの可能性を追求している。
 国会周辺を包囲した12万人の人々は国会正門前の厳重な規制を決壊させ、歩道と車道の区別をなくさせた。世界にまれに見る穏健な日本国民のデモ行動が、ガチガチの規制を専らとする警察のやる気を失わせた。世界的常識からすればあまりにも当然のことだろう。12万人の人々は本当に怒っていた。半数以上が女性だった。多くの若者たちが参加していた。彼らは皆いちように怒っていた。「戦争法案今すぐ廃案!」「安倍政権は今すぐ退陣!」「阿倍はやめろ!」この怒りは60年安保で当時の岸首相にぶつけられた怒りを彷彿とさせた。当時小学生だった自分でさえも、日本国中に響き渡ったこの声をはっきり覚えている。阿倍首相は尊敬する祖父のこの足跡はしっかり継いでいると感ぜざるを得なかった。これほど嫌われても、日本を戦争のできる国にしたいのだ。東条内閣から受け継いだDNAの強さは驚くべきものだ。
 反対に、平和を愛し憲法を守ろうとする人々の確かな存在を眼前の現実としてはっきり確認した。
 シールズのメンバーをはじめ演説をした人々は皆語っていた。この闘いは始まったばかりだと。戦争に反対する日本国民の闘いはこれからもずっと続くと。女性たちや若者たちがこれを宣言していることの意味は大きい。何よりも彼らこそが、この法案の招来する日本の当事者となるのだから。 


福井孝典ホームページhttp://plaza.rakuten.co.jp/fukuitakanori/
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/749.html

記事 [政治・選挙・NHK191] それでも「安保法制」をゴリ押しする安倍政権(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/3eafa98cc19a684b52d4cad9ba573edf
2015-08-31 09:55:04

 安保法制に反対する一般の人々が昨日8月30日、東京での12万人をはじめ、全国各地で抗議の声を上げました。ボクが参加した大阪・扇町公園でも、小雨交じりのなか立錐の余地もないほどの2万5千人が、「閣議決定で憲法を変えるなど安保法制は違憲法制だ」という意思表示をしました。

 参加団体アピールでは、政府与党の一角公明党の支持団体である創価学会からも、有志が「安保法制には絶対反対です。学会の教えに背いている」と、勇気あるスピーチが。小学校校長会の元会長は、「かつては教え子を戦争に送り出したが、もう二度と同じ過ちを繰り返してはならないと思っています」と、訴えました。学生の代表や宗教界、学者も声を上げました。民主党の辻本清美衆院議員は、「皆さんとともに、国会の内と外が一体となって、この悪法を廃案にしましょう」と、呼びかけました。

 全国で見られたこの日の盛り上がりは、半世紀以上前の「60年安保」に匹敵する規模です。それが、大きな団体の組織的な動員ではなく、市民一人ひとりの自発的な行動として、つまり「民主主義の声」として実現したのでした。日本の民主主義史のなかでは画期的な出来事として記録されるべき現象ですが、この“事件”を読売新聞は第二社会面でたった35行、さらっと扱った程度でした。安倍政権に都合の悪いことはできるだけ扱わない、見えないようにするという偏向した編集方針です。

 安倍政権は、法案成立を強行する方針です。おそらく9月11日に強行採決するつもりのようです。安倍内閣に対する世論調査の支持率は30%台後半の高さを示し、相対的にはまだ高い支持率を維持しているとみることもでき、菅官房長官は、国民的な反対の盛り上がりを、「国民的なうねりにはなっていない」と否定的に見ています。

 これだけ反対の声があるにもかかわらず、政権側にまだ落ち着いているかのようにみせる余裕を与えているのは、ひとえに野党第一党の頼りなさのせいです。自民党は信用できないけれど、民主党も同じように信用できない。なにしろ、民主党の有力議員のなかには、前原誠司、玄葉光一郎、長嶋昭久氏らのように、安保法制に賛成の議員も少なくない。国民の間に広範な反対の機運が広がっている現実を前にしても、「わが国の安全のために、安保法制が必要と言ってはばからないご仁らが、「反対」で党の見解をまとめることに強く抵抗しています。

 結局、この法案を廃案に追い込む力は、国民みずからの力に頼るほかないようです。来年7月の参院選まで残すところ1年を切りました。安保法制に賛成する与党議員を落選させる「落選運動」の準備も始めましょう。議員名簿と電話番号あるいはメール・アドレスの一覧表を用意しておき、折に触れて抗議のメールをするなども大切な運動の一環だと思います。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/750.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 日本政治を塗り替えた100万人デモ<本澤二郎の「日本の風景」(2102) <安倍・太田クーデターを封じる快挙>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52114104.html
2015年08月31日 「ジャーナリスト同盟」通信

<安倍・太田クーデターを封じる快挙>

 日本の政治史上最大の怒りの2015・8・30デモが、今後、消えることはない。海外のメディアも大きく取り上げた。警視庁が国会周辺の12万人デモを、必死で矮小化しても無駄である。安倍・自公内閣は退陣するしかない。戦争法の強行採決や60日ルールで成立させようとすれば、日本国民の怒りはさらに増大、政権の根幹まで揺さぶることになろう。戦争法は阻止されたと政治判断すべきだろう。安倍ー大田の極右クーデターを、国民は断じて容認しない。快挙快挙の8・30の100万人デモだった。

<全国200か所以上同時デモも新記録>

 主権者の怒りの渦をNHKなどは、午後6時のニュースでカットしたという。7時のトップニュースはタイの事件報道だった。真実を報道しないNHKは解体する運命にあろう。
 読売の今朝のネット新聞も、世紀の巨大デモを1行も載せていなかった。海外の日本研究者は、現在の新聞テレビを観察すると、既に自由と民主のない日本に気付くはずである。

 100万人デモは、東京だけではなかった。全国各地で繰り広げられた。200か所以上の都市で、人々が自由に集まって、堂々と敢行された。これも歴史を飾る快挙だろう。
 インターネット時代の成果である。ネットの発明者にもお礼をいいたい気分だ。新聞社の原稿用紙を、ボールペンで埋めていた世代でも、なんとかこうして活字で発信できる。この幸運な気分は最近までなかったのだから。
 60年安保もそうだったが、市民の怒りを正直に体現できる人たちは、時間のゆとりのある学生である。学生が政治に目覚めれば、反動的な政治は抑制されることになる。

<戦争の危機に決起した主権者>

 いまのシリア難民の姿を目撃すれば、だれも理解できる。「戦争は犯罪である」ことを、しっかりと認識できる。
 戦争法反対に決起した主権者である日本人に対して、泉下の政治指導者も目を細めているだろう。保守的なリーダーでさえも。「吉田茂は9条改憲に反対して政権を降ろされた」、「鳩山一郎は改憲総選挙に失敗して引導を渡された」「大平正芳や田中角栄は日中友好を決断・実行して、極右に狙われ続けた」「宇都宮徳馬は徹底した平和・軍縮派のリベラリストとして、生涯の、安倍の祖父岸政治と対決した」これらの平和主義者らである。

 改めて、戦争の危機におびえていた日本人は、戦争経験者だけではなかったことが判明したことになる。これには安倍や太田の大馬鹿・屑野郎も仰天したであろう。友人は「これでも目を覚まさない創価学会であれば、もうおしまいだろう」と引導を突き付けた。
 中国のテレビは、戦争経験者の元日本兵の率直な証言を紹介している。「性病治療に殺害した中国人の脳みそを焼いて」と具体的に証言するものもいた。

<街頭に飛び出した老若男女>

 中国のテレビは8月31日の今朝も100万人デモを大きく報じていた。久しぶり小沢一郎の怒りの演説と、こぼれそうな笑顔を見ることができた。日本のテレビはカットしたであろうが、この巨大な国会包囲デモは、米CNNなど世界へと発信されている。むろん、韓国でも。

 このため、安倍や自民党・公明党の極右と、普通の日本人は「違う」ということを理解してくれている。海外で生活する日本人にとって、日本政治史上最大の8・30デモは、心地よいものとなった。
 中国のテレビは、参加者の声をしっかりと映像で発言とともに流した。中国の友人は「みなさんの意思が強くなっている」との印象を述べた。
 小雨が降る中を、傘もささずに怒りの声を張り上げる老若男女らに「ご苦労さん」と声をかけたい。参加者にとって忘れることの出来ない8・30デモであったろう。それは子供や孫にも伝えられていく。

<世界が見直した日本の平和主義>

 こんなすがすがしい気分も珍しい。そういえば、今まで経験したことがない。
 この快挙をまともに報道しなかった新聞テレビ人間は、胸を張って歩けなくなるかもしれない。
 戦争法反対の空前絶後の街頭行動に対して、各国は見直してくれている。日本人の平和主義を、人類に知らしめることができたことは、日本にとって素晴らしい成果であろう。衝撃を受けているのは、東京とワシントンの極右・戦争屋・死の商人だけである。

<財閥は軍国主義復活野望を放棄せよ>

 安倍と自公を操る震源地は財閥である。三井住友と三菱が司令塔であろう。彼らに言いたい。歴史の教訓を学べ。軍事力で平和も繁栄もない、ということを。野望を放棄せよ、と警告したい。

2015年8月31日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/751.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 室井佑月「挑戦者? ゲーマーか?」〈週刊朝日〉
                   国民への平和の誓いは…


室井佑月「挑戦者? ゲーマーか?」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150831-00000005-sasahi-pol
週刊朝日 2015年9月4日号


 8月14日に「戦後70年談話」を発表した安倍晋三首相。作家の室井佑月氏は、どうも腑に落ちないという。

*  *  *
 8月5日付の朝日新聞「戦後70年『あの戦争』とは」という記事に、東大教授で歴史研究家の加藤陽子さんのインタビューが載っていた。

 冒頭で記者は、

「あの戦争とは何だったのかを考えるとき、加藤さんが注目するポイントはどこですか」

 そう質問している。それについて加藤さんは、

「戦後50年にあたって出された村山談話を読み返すとき、私が最も興味深く感じるのは主語の問題です。談話は『わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ……』と述べています。『国が』国民を存亡の危機に陥れたと語らなければならない戦争とは一体、何でしょう」

 と答えていた。

 あたしはこれを読んで、ちょっとだけ胸のモヤモヤがすっきりしたのだ。

 この国の戦争について、この国の代表が語る。他国の人々に対し、我が国としてお詫びや反省を述べるのは当然だ。が、この国の戦争について、この国の国民だって、被害者であった。戦争に巻き込む力がある側と、戦争に巻き込まれてしまう側と、いっしょくたに「我が国は」「私たちは」とされるのは、腑に落ちない。

 世界の中の日本と考えれば、国民は身内みたいなものだし、他国への配慮のほうが大切だ。だから、国民に対し反省の弁が足りないとか、そんなことをいいたいんじゃない。

 この国の代表ならば、この国の平和をいかに維持していくかを語ることこそ、国民への平和の誓いになるのだと思う。安倍談話も、その翌日の全国戦没者追悼式の式辞も、安倍さんにはそこの部分をきちんと語ってほしかった。まして、安倍さんの自慢の祖父は、戦時中閣僚だった岸信介さんなのだし。

 今、多くの国民は、安倍さんの掲げる「積極的平和主義」に懐疑的だ。地球の裏側まで自衛隊を派遣する集団的自衛権の行使や、人を殺すための武器の輸出が、なぜ平和につながるの? それらのことを具体的に説明するには、いい機会ではなかったか?

 安倍さんは談話の中で、

「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない」

 という(主語はなし)。その一方で、

「私たちは、国際秩序への挑戦者となってしまった過去を、この胸に刻み続けます。―中略―その価値を共有する国々と手を携えて、『積極的平和主義』の旗を高く掲げ……」

 ともいう。我が国として、戦争は絶対駄目と思うなら、たとえばこれから先、同盟国が誤った道に進みそうなら、堂々とそれに反対する意向なのか。それとも、同盟国にハブられちゃ不味(まず)いから、なにがなんでも協調路線を歩むのか。

 そんな基本ラインもわからない談話に意味あるの?つーか、挑戦者は戦争するんだ? ゲーマーか?



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/752.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <瞬間>8/30国会前デモ:警察の鉄柵が決壊し国民が車道へ流れ込む!
【瞬間】8/30国会前デモ:警察の鉄柵が決壊し国民が車道へ流れ込む!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/4807
2015/08/31 健康になるためのブログ



【国会前発〜第1報】「戦争法案反対」10万人 警察の規制線決壊
http://tanakaryusaku.jp/2015/08/00011866

戦争法案に反対する人々の怒りが警察をはね飛ばした。


 予兆は正午頃からあった。国会議事堂正門前に向かう参加者は引きもきらず、身動きが取れないほどになっていた。


 警察は参加者を内側へ内側へと押し込めた。「窒息者が出たらどうするんだ?」。筆者は警察に抗議した。


 それでも警察は中へ中へと参加者を押しやった。寿司詰め飽和状態へと達していた。


 「龍作さん、決壊した!」。友人のカメラマンが怒鳴った。数えきれないほどの市民が国会議事堂前の車道に出ている。


 午後1時40分。警察の規制線が決壊したのだ。


国会議事堂前デモ 車道に人があふれた瞬間(2015年8月30日) -Japanese Protest activity 2015.8.30-


2015/8/30「戦争法案に反対する国会前緊急行動」車道解放












以下ネットの反応。
















http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/753.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「いつか教科書に載る景色」 国会前デモ、なぜ広がった  朝日新聞
 安全保障関連法案を審議している国会議事堂は30日、法案反対の声に包まれた。安倍政権の政策すべてに反対というわけではないという人もおり、デモ参加者は立場を超えて法案反対で足並みをそろえた。今後はデモが一過性に終わらず、投票を通じた政治参加につながるかも焦点になる。

 小雨の国会前。色とりどりの雨傘の間から学生団体の声が響き、労働組合や宗教団体ののぼり旗が林立した。老若男女が声を上げた。

 喧噪(けんそう)の中心に、学生団体「SEALDs(シールズ)」がいた。正式名称は「Students Emergency Action for Liberal Democracy−s」(自由と民主主義のための学生緊急行動)。憲法記念日の5月3日に、都内の大学生十数人が中心になって立ち上げた。彼らの声は、ツイッターなどを通じて拡散。毎週金曜日の抗議活動は、回が重なると人数が増えた。

 早稲田大1年の広内恒河(こうが)さん(19)は「いつか教科書に載る景色ですね」と漏らした。安保法案は「解釈改憲というプロセスが違憲」と思う。アベノミクスは「必要な施策」と肯定的だが、地元の岩手で総選挙前に街頭演説をした安倍晋三首相が、安保法制にあまり触れなかったのが疑問だった。「安保法案が後で出てきた。だますつもりだったんだ」と思い、7月から国会前に足を運んでいる。

 都内の弁護士の男性(77)は、「山積みの仕事」を放り出して、国会前に足を運んだ。「これだけの声を反映できない安保法案は、国民主権をないがしろにするものだ」と話す。

 60年安保闘争の光景が浮かぶ。学生仲間と腕を組み国会前を歩いた。「動員が多かったからね。今日は市民が自発的に集まっている。いい光景じゃないか。民主主義が定着したんだね」と目を細めた。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150831-00000005-asahi-pol
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/754.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <驚き>維新の党が民主党と合流か!?31日に両党の代表が会談!橋下市長は松野代表との通信を遮断!橋下新党は20人超が参加
【驚き】維新の党が民主党と合流か!?31日に両党の代表が会談!橋下市長は松野代表との通信を遮断!橋下新党は20人超が参加へ
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7807.html
2015.08.31 12:00 真実を探すブログ










☆維新と民主「合流」視野…31日にも代表会談 橋下新党、維新から20人超が参加へ
URL http://www.sankei.com/politics/news/150830/plt1508300026-n1.html
引用:
 維新の党の松野頼久代表は30日、「民主党の岡田克也代表と野党再編について話す機会を作りたい」と述べた。両氏は31日にも会談する。松野氏は「年内に100人規模」の野党再編を公言しており、橋下徹大阪市長が維新の大阪系議員を中心に10月中の結成を目指す新党に参加しない「残留組」と民主党との合流構想が加速するとみられる。
:引用終了


☆維新・松野氏、民主との合流協議加速 「強い野党必要」
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150830-00000030-asahi-pol
引用: 
 維新の党の松野頼久代表は30日、民主党の岡田克也代表と両党の合流に向けた協議を加速させる考えを強調した。両氏は31日、国会内で会談する。


 松野氏は、東京都内で記者団に「岡田氏と野党再編について胸襟を開いて話す機会を作りたい。一強多弱の状況を変えていくため、強い野党をつくっていかなければいけない。岡田氏も同じ思いではないか」と語った。
:引用終了


以下、ネットの反応














やはり、橋下市長と松野新代表の関係は悪いみたいですね。橋下氏が一方的に嫌っているようですが、このような行為をした以上は仲直りということにはならないでしょう。


問題は残された維新の党の動きで、私が最初に指摘していたように、民主党と合流する方向で動く可能性が高いです。恐らく、次の両代表の会談で具体的な話し合いが行なわれると見られ、合流すれば、次の総選挙でかなり議席を増やすことになると思います。


一方で、橋下氏の新党に合流すると見られている維新の党の議員は約20人ほどで、橋下市長が国政に進出するという話も浮上中です。
この時期に橋下氏が新党を立ち上げる理由として、今年末までに国から支給される「政党助成金」の存在があります。20人規模ならば、数億円程度の政党助成金が受け取れるため、来年の参議院選挙の軍資金という意味合いもあるはずです。


橋下氏は維新の党の議員は全員落選させると表明していますし、これから参議院選挙に向けてドンドン動き出すことになります。


維新分裂問題、松野代表「橋下氏本人に確認したい」


橋下大阪市長 「大阪維新を国政政党化」明言

 維新の党を離党した大阪市の橋下徹市長は、自ら代表を務める地域政党「大阪維新の会」を国政政党にするため、遅くとも年内に維新の党から独立させると明言しました。


 「大阪という名前のついた国政政党を作って、永田町のよくわからない連中に任せられますか」(大阪維新の会 橋下 徹 代表)


 「大阪維新の会」の橋下代表は29日、大阪府枚方市で行った演説で、政治活動のゴールとして「大阪」という地域名がついた国政政党を年内に立ち上げたいと話しました。この方針は28日、大阪維新の会に所属する議員らには、すでに伝えられていて、維新の党は分裂が確実となりました。


 橋下代表と松井幹事長は27日、維新の党を離党した際に「党を割ることはない」としていましたが、わずか1日で前言を翻した形です。


 また、松井幹事長は29日夜、新しい党は地方分権を旗印に活動するとした上で、来年7月の参院選に全国で候補者を立てるとしました。その上で、将来的に橋下代表が政界に復帰することは十分ありえるとし、新党がその受け皿になるという考えを示しました。(30日04:07)



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/755.html

記事 [政治・選挙・NHK191] NHKより、BBCやCNN Todayの方が「国会前行動」をしっかり報道しているのは異常事態であり、民主主義の危機。







http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/756.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 昨日、国会前、各地の抗議に参加された皆様、本日は自民党本部前抗議!是非、ご参加下さい
昨日、国会前で行われた抗議、全国各地で行われた抗議に参加された皆様、
お疲れ様でした。

本日は、以下の通り自民党本部前で抗議が行われます。
平日ですが、お時間がある方は是非ご参加下さい。

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【出鱈目政治いい加減にしろ!0831自民党抗議】
日時:8/31(月)18時半〜
場所;永田町 自民党本部前
呼び掛け:自民党から命を守る主権者の会

憲法をないがしろにし、国民に嘘をつき、米国言いなりの自民党に対し、
あなたたちは、政権与党にいる資格はないという声を届けに行きましょう!


----------------------------------------------------------
抗議用プラカードは、7-11のネットプリントに登録してあります。
以下のまとめを参照してください。

【拡散希望!】使ってね♥
「出鱈目政治いい加減にしろ!0831自民党本部抗議」用 #プラカード 集 - Togetterまとめ
http://togetter.com/li/867703
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/757.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 国会前の安保法制反対大デモ、ロイター通信が警察による悪質な妨害を報じる!駅を内部で完全に遮断!抗議の人が殺到!
国会前の安保法制反対大デモ、ロイター通信が警察による悪質な妨害を報じる!駅を内部で完全に遮断!抗議の人が殺到!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7811.html
2015.08.31 13:30 真実を探すブログ



☆ロイター通信 Huge protest in Tokyo rails against PM Abe's security bills
URL http://uk.reuters.com/article/2015/08/30/uk-japan-politics-protest-idUKKCN0QZ0CG20150830














国内のメディアはデモの人数すらスルーしている会社もあるので、このような裏で大変な事態になっていた事は何処も触れていません。本来ならば、海外メディアよりも国内のマスコミが真っ先に取り上げるべき情報です。


CNNやBBCも国会前デモの中継をしてくれましたが、NHKはデモが終わって数時間してから報道を開始しました。あまりにも遅く、今回の警察による悪質な妨害の件を含めて、ちゃんと報道するべきです。
ちなみに、警察が駅から出ようとした乗客を塞いだ影響で、駅の出入り口付近からは人が居なくなっていました(苦笑)。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/758.html

記事 [政治・選挙・NHK191] くすぶり続ける革命の火種 国会包囲ルポ(田中龍作ジャーナル)
くすぶり続ける革命の火種 国会包囲ルポ
http://tanakaryusaku.jp/2015/08/00011876
2015年8月31日 13:05 田中龍作ジャーナル



「憲法守らぬ総理は要らない」・・・若者たちは力の限り叫んだ。=30日、国会正門前 写真:島崎ろでぃ=


 2時間余りの革命だった―


 デモ隊が警察の規制線を破り国会議事堂に向けて突き進んで行った。先導するのは学生たちだ。


 「アベは退陣、アベは退陣」・・・シュプレヒコールが、国権の最高機関に突き刺さるように響いた。


 機動隊の輸送車が2列になって議事堂正門を塞いだ。国会突入を防ぐためだ。輸送車の手前にはバリケードが置かれ、議事堂とデモ隊を直接遮断した。


 デモ隊はバリケードのすぐそばに座り込んだ。沖縄から来た大学4年生の顔は紅潮していた。


 「僕らの声を聞いてほしくて決壊(警察の規制線を破る)させた。安倍にこの声を聞かせたい。聞いていないとは言わせない」


 男子学生はコールをあげながらインタビューに答えた。


 徴兵制が敷かれれば、彼らは戦地に赴き銃をとることになる。経済的徴兵制も現実味を帯びてのしかかる。危機感で一杯だ。



警察は輸送車とバリケードでデモ隊の前進を食い止めた。画面左が議事堂。=30日、国会正門前 写真:島崎ろでぃ=


 幼な子を片手で抱っこしながら、もう一方の片手で拳を突き上げる男性(40代)がいた。


 「(安保法案は)子を持つ親にすればありえない。勝手に進められていることに怒りを感じる」。男性は厳しい表情で拳をギュッと握りしめた。


 朝から降ったり止んだりしていた雨は大粒となった。「アベは辞めろ」・・・それでもコールの熱は冷めなかった。


 人々の怒りはメタンガスのように充満していた。三色旗を掲げて立っているのは、大阪から朝一番の新幹線で駆けつけたという創価学会婦人部の女性(40代)だ。


 「まさか戦争はしないだろうという『公明党信仰』があった。野党にいたら公明党は(安保法案に)賛成しただろうか? 安倍政権も公明党も倒す」。


 女性は眉を吊り上げ、歯がみしながら話した。


 怒りは既成秩序をくつがえす。国会前を埋め尽くした12万人の市民(主催者発表)に警察は手出しできなかった。


 「民主主義って何だ? ここだ」。学生たちのコールが雨空を突いて響いた。独裁政治の教科書のような安倍政権に対する怒りだ。


 30余年間続いたムバラク政権を倒したエジプト・タハリール広場の集会が頭をよぎった。



市民たちが戦車を取り囲んでタハリール広場のオキュパイを続けた。=2011年2月、カイロ 写真:田中=


 革命を連想させた熱気は、しかし、束の間だった・・・


 「気を付けてお帰り下さい」。主催者が呼びかけた。ゾロゾロと引き揚げる参加者たち。8月30日午後4時。アベ続投が決まった瞬間だ。


 タハリール広場にはテントが林立し、集会参加者が寝泊まりした。広場のオキュパイは約20日間も続いた。


 参加者が治安部隊に射殺されても、市民は続々と広場に押し寄せた。


 エンジンがかかった戦車の下に体を敷き込んだ建築作業員の言葉は、今も耳の奥に響く。「怖くない。民主主義のためなら死んでもいい」と。


 タハリール広場と比べることが、おかど違いなのかもしれないが。


 それでも坂本龍一氏が学生たちに贈ったエールは、安倍政権がある限り革命の火種となり燻(くすぶ)り続けることだろう―


 「まだ日本には希望があると思った。仮に安保法案が通ってもこれで終わりにしないで行動を続けてください」。


    〜終わり〜



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/759.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 戦争法案 立法事実もぼろぼろ/国民の力で廃案に NHKで小池・共産党政策委員長

















http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/760.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 政治に無関心な日本が目覚めた 世界のメディアが驚き犬HKが黙る(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/388382ca8cff31a72d101ed9cd80c4e8
2015年08月31日

リテラの速報は幾分参加者多めだが、この小雨と云うか、傘を差す状況で議事堂前10万人越えは、凄い。実際問題、筆者も日比谷公園から国会に向かったが、人が群れていて、歩道では動きが取れない。ちょっくら、路肩を歩くと、何も知らんぬ掻き集め警官が飛んできて、歩道に歩道に、うるせえ!まあ、面倒も嫌だから、戻ったふりして、また路肩。このような国民の自主的行動と声は、20年後以降の教科書に載るにふさわしい歴史的事実だ。この事実が、教科書に載らないような国にしてはいけない。

途中から、こりゃ小沢君や志位君の顔を拝むのは無理と考え、官邸前に方向に遠回りしたが、こっちも相当な人の入り。議事堂の近くなら、どこだって抗議の声を出せる、そんな雰囲気だった。それにしても、これだけの老若男女が、法案に反対の意思表示をする。国政選挙より、信頼できる自己表現だな。こんなお天気なので、お子さん連れの参加が少なかったのは残念だが、今回の反対デモで、特段に、日本の女性のポジティブさは、隔世の感がある。

常々、反対のデモをしていた人々も、勇気百倍になったどうろうし、35万人近くの人間が、明るく平和裏に、反対の意思表示をしても良いんだ。そのくらいのことは、警察官自体も、自分の家族を守るには当然かも、と思っている節もあった。こういう行動が重なって行けば、昨日、参加できなかった人々も、花火の上がらない、声の花火大会だ。普段出せない、大声を出せるいい機会だ。そして、民主主義を守ると云う行動に参加した意識に実感が伴う。この次があるなら、必ず出るぞ、そう云うにも見本を示す戦後最大のデモであり。唯一平和なデモだった。

世界中のテレビニュースは、トップニュースで配信していた。世界の新聞がどのように扱っているかまでは未確認だが、読売新聞、日経新聞は、一度たりとも、トピックに載せていなかった。世界中のメディアが注目している、平和ボケの、行動力のない日本人が、政治組織の動員もなく、娘に引かれて善光寺参りするように、三三五五と、国民に敵対的為政を行う「安倍政権」に「NO」を付きつけに行った。アメリカの権力層が、日本の中枢以上に悩んでいるだろう。安倍の行動の悉くが、アメリカの指示だと、多くの日本人が、今ほど理解した時点はない。反米、アメリカからの独立、この意識を生んでしまった、安倍政権は、アメリカにとっても、取扱い注意な政権になった。

日本の毒まんじゅうメディアの紙面を見ても、真実は書いてない。一部のテレビ番組を除けば、NHKはじめ、日本の民放TVニュースを観ても、デモの意義など伝わってこない。なぜ、彼らが行動するのか、海外メディアは、そこのところを理解して報道している。

≪ 安保デモ:海外が注視…BBC「日本の若者は目覚めた」

東京・永田町の国会周辺で30日、安全保障関連法案に反対する数万人規模の抗議集会やデモが開かれたことについて、海外メディアは同日、英BBCが 「日本の若者は目覚めた」と伝え、独第1、第2公共テレビが夜のメインニュースで報じるなど、強い関心を示した。【隅俊之、ブリュッセル斎藤義彦】  

◇独TV「市民の反対増加」

 BBCは「日本の若者は政治に無関心で無気力だと批判されるが、彼らは目覚め、沈黙することを拒否しているようだ」と報じた。デモ参加者へのイン タビューを交えながら、「(安倍晋三首相が)この声を聞いているのかが問題だ」とも。英紙フィナンシャル・タイムズは、中国の領土的野心への懸念から法案が準備されたと伝え「安倍首相は軍国主義の過去から学んでおらず、中国も同じ道を歩む危険がある」とのデモ参加者の声を紹介した。

 日本と同じ敗戦国で現在は北大西洋条約機構(NATO)の集団的自衛権に基づく作戦に参加しているドイツも関心を見せ、第1、第2公共テレビはそ ろって30日夜のメインニュースで取り上げた。安保関連法案を「戦後初めて自衛隊を海外での戦闘に参加させる法案」と解説し、「平和主義からの決別に市民 が反対している」「安倍首相は9月中の法案成立を願っているが、逆に市民の反対は増えている」と伝えた。米CNNや通信社も「ここ数年で最も大きなデモの 一つだ」(ロイター通信)などと報じた。

 中国では、国営新華社通信が「『安倍首相は辞任しろ』などのスローガンが国会の上空に響き渡った」などと報道。国営中国中央テレビも夕方7時の定時ニュースで取り上げた。

 また、韓国の京郷新聞(電子版)は「日本の誇る坂本も怒った」と、音楽家の坂本龍一さんが国会前でマイクを握ったことを伝えた。 ≫(毎日新聞)


≪「政治に冷淡な日本人が...」 安保法案の国会前デモ、海外はどう報じた?

8月30日に国会前であった安全保障関連法案への大規模な抗議デモを、多くの海外メディアが報じた。 イギリスのBBCは 国会前の現地リポートを含む動画で「こんな場面は日本では前代未聞だ。日本人は政治に対して冷淡だとしばしば言われてきたが、今、彼らが求める声は熱い」 と切り出した。

「デモの参加者は、法案を参議院で成立させることで、安倍政権は巨大な政治リスクを抱え込むと考えている。目下の疑問は、安倍首相がこの声 に耳を傾けているかどうかだ」と指摘した。

「労働組合の組合員と、老いゆく左翼の活動家によるデモが典型的だったが、新たな顔ぶれが登場してきた」と伝えたのはAP通信。

「雨の中、母親が子供を連れて戦争反対のプラカードを掲げ、学生は安倍晋三首相と安全保障政策に反対するスローガンを、ドラムのビートに乗せて叫んだ」と、デモの様子を描写した。
韓国メディアも軒並み現地の様子を詳報した。ケーブルテレビ局、JTBCは現地リポートで「日本の国会議事堂周辺を取り囲んだデモ隊。あちこちでかけ声が上がっています。

政治的発言を控える日本国民の普段の雰囲気はここでは見られません」と伝えたほか、「国会を包囲した怒った市民たち」(ハンギョレ)、「怒った列島の民心」(朝鮮日報)と、デモ参加者の「怒り」を強調した。 ロイター通信は「2012年夏の反原発デモ以来、東京であった最も大きなデモ」と報じ、世論調査で半数近くが安保法案に反対していることや「この法案を止める動きに参加しなければ、将来、子供に何と説明していいのか」と話す参加者の女性の声を伝えた。  ≫(http://www.huffingtonpost.jp


NHK6時のニュースで国会前デモを報じず!7時のニューストップは「タイの爆破事件」を大々的に報道。まさに「犬HK」にふさわしい。職員であることが、恥ではないの?金さえもらえば?糞小便報道にセンター建設5000億、キチガイだな。「犬HK」とナベツネ新聞はもうあかんな(笑)

  号外流したのは、赤旗さんだけ。 筆者が拾い集めた限り、BBC、CNN、独第1、第2公共テレビが夜のメインニュースで報じる  韓国の総合ニュース、英紙フィナンシャル・タイムズ、AFP,AP、ロイター、タイムズ、ロシアスプートニク、国営新華社通信、韓国の京郷新聞‥等。多分、筆者拾い切れていないのも多々あるだろう。


≪ 国会議事堂前に反安保デモ35万人! これでも官邸と安倍親衛隊は「大半がバイト」とデマをとばすのか

 国会議事堂前に地鳴りのように響き渡る「安倍はやめろ!」「戦争反対!」のシュプレヒコール。本日、国会前で開かれた安保法制反対のデモは、雨に見 舞われるという悪天候ながら、これまでで最大規模の人びとが詰めかけた。その人数は、なんと35万人(主催者発表)にも上った。さらに、本日は全国各地 250箇所で同じようにデモやイベントなどが行われており、それらの数を合わせると相当な人数になると思われる。

 熱気もすさまじい。高校生グループは「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」を歌い上げ、大学生たちは全国津々浦々から結集。世界的ミュージシャンの坂本龍一氏もスピーチに駆けつけた。当然、歩道には人が溢れかえり、早々に警察のバリケードは決壊。これまで封鎖されてきた車道に人の波が押し寄せ、結局、4車線の車道はあっという間に人が覆い尽くしてしまった。

 ──この光景を見れば、それだけでこれまで安保法制反対デモに対して流されてきたデマの数々は真っ赤なウソだと証明できるだろう。先月、首相補佐官の礒崎陽輔と百田尚樹が“デモ参加者の大半がアルバイト”とツイートしたが、数万人ものバイト代を支払える組織なんてあるわけない。渦中の武藤貴也議員は性懲りもなく「若い人たちがだまされている」と言ったが、これだけの高校生や大学生たちが何にだまされているというのか。

 菅義偉官房長官は「私は全共闘世代だが当時はこんなもんじゃなかった」としたり顔で語ったが、国会前が完全に反対派の人びとで包囲されたきょうの様子を見て、同じことを言えるのだろうか。官邸は反対派デモを共産党や革マル派などの左翼団体が行っているとまったくの嘘っぱちを流布しているようだが、左翼団体がいま十数万人も動員できると信じているのならおめでたいにも程がある。

 そして、デモをしても無駄だと冷笑した太田光は、これでもまだ無駄だと思うのか。堀江貴文は反対派デモは情弱だとほざくのか。「まあ、いいじゃん」などと平気で口にしてしまう総理は許せない、その真っ当な怒りをまだ笑うのだろうか。

 安倍首相の顔色をうかがう多くのメディアは、きょうの大規模デモも矮小化して伝える可能性は高い。官邸もなかったことのように振る舞うだろう。だ が、国民ひとりひとりが強権的な安倍政権にNOを叩きつける動きを続けていけば、何かを変えることはできるかもしれない。そんな希望を感じた1日だった。  ≫(リテラ:編集部)


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/761.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 台湾の馬英九総統に笑われた中国の抗日戦勝キャンペーンー(天木直人氏)
台湾の馬英九総統に笑われた中国の抗日戦勝キャンペーンー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1snc4p2
31st Aug 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks


中国が日本に対して「正しい」歴史認識を迫る時に、

必ず真っ先に持ち出すのが1943年のカイロ宣言である。

 なぜならカイロ宣言こそ日本が無条件降伏を受け入れたポツダム宣言の原点であるからだ。

 しかし、カイロ宣言の当事者は米国のルーズベルトと

英国のチャーチルと国民政府(のちの台湾)の蒋介石だ。

 日本軍と戦ったのも多くは国民政府軍だった。

 中国共産党が毛沢東主席の下で中華人民共和国を宣言したのは

カイロ宣言から数年後の1949年である。

 これが史実だ。

 ところがカイロ宣言を宣伝するポスターの写真が蒋介石ではなく

毛沢東となっているというのだ。

 これを知った台湾の馬英九総統が「とんだお笑いだ」と批判したというのだ(8月29日朝日)。

 もしこれらが事実なら、中国政府は歴史を改ざんしたことになる。

 中国国民はおろか世界を騙したことになる。

 政治的キャンペーンに走るあまり、あまりにもお粗末な作為だ。

 やはり安倍首相は抗日戦争勝利記念式典から逃げるべきではなかった。

 堂々と参加して、中国の政治的プロパガンダをたしなめて、

和解と言う未来志向を訴えるべきだったのだ。

 そのための安倍談話だったのではなかったのか。

 もっとも安倍首相の歴史認識では中国を批判する資格はない。

 日本に正しい歴史認識を持った指導者がいれば、

日本の国際的地位ははるかに優勢になっていたに違いない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/762.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <マスメディアの動向>8/30国会前デモを各メディアはどう扱ったか&国民の反応
【マスメディアの動向】8/30国会前デモを各メディアはどう扱ったか&国民の反応
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/4809
2015/08/31 健康になるためのブログ







































メディアというのは本当は権力を監視しなければならないものですが、その役割を十分に果たしているマスメディアはありません。NHK・フジ産経・読売・日経などが政府広報機関であることは皆さんご存知かと思いますが、東京新聞(マスメディアでは1番)や毎日でさえも完全に国民側とは言い切れません(朝日は最近ヤバイ)。


ですから、我々はマスメディアが暴走していかないように、権力と共にマスメディアも監視していかなければなりません。特に、国民のお金でご飯が食べられているNHKが政府の広報をやっている現実を一刻も早く変えなければなりません。


【安倍広報】NHK6時のニュースで国会前デモを報じず!7時のニューストップは「タイの爆破事件」!誰の金で飯を食っているのか?
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/4769



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/763.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 民主、維新が野党結集で合意 今国会後に枠組み作り(朝日新聞)
会談する民主党の岡田克也代表(右)と維新の党の松野頼久代表=31日午後1時、国会内、飯塚晋一撮影


民主、維新が野党結集で合意 今国会後に枠組み作り
http://www.asahi.com/articles/ASH804VGKH80UTFK008.html
2015年8月31日15時04分 朝日新聞


 民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表が31日、国会内で会談し、通常国会終了後に両党間で政策や選挙について協議の枠組みを作ることで合意した。野党勢力の結集に向けて緊密な関係を構築する狙いがある。


 両代表はほかに、▽政府の安全保障関連法案について協力して対応する▽今週後半に他の野党党首にも会談を呼びかけることでも合意した。









http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/764.html

記事 [政治・選挙・NHK191] NHKをサイバー攻撃しよう!
と、思ってNHKのサイトを開いて見ても、ご意見欄が簡単には出てこない。
敵もさるもの。

http://www.nhk.or.jp/

色々と探しているうちに、何回かクリックを繰り返したのち、次の様な場面を探し当てた。


メールによるご意見・お問い合わせ

NHKおよび放送番組についてのご意見・お問い合わせ

地域番組については該当の放送局へお問い合わせください。→全国のNHK

メールでのご意見・お問い合わせ メールフォームはここをクリック

NHKにおける個人情報保護について

http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html

そこで早速メールしたのが、NHKのニュース報道についてのご意見である。

安保法制反対デモが盛り上がっているが、NHKの報道姿勢は自民党内閣の擁護に徹し、国民の意思を全く取り上げていない。
もう我慢がならぬ。
司法関係者を含むこれだけの人々の運動を無視する態度は、北朝鮮や中国の国営放送と何ら変わらない。

公共放送として、強制的に視聴料を取りながら、国民を騙し続ける様は、戦前の国営放送と何ら変わることはない。

民主主義国家のおけるメディアの使命を完全に踏みにじって恥じない、その姿勢には、こことから憤怒の思いで煮えたぎっている。

聞けばNHK職員はは、トンデモない年収を取っているらしい。
誰の金を取っているか、思い知れ。
今後は絶対に視聴料は払わない。
NHKの電波など、流れてこないようにしろ。

馬鹿者め!

(おわり)

説明によると、返事をくれるそうだが、碌なものではないだろう。
それを機会に、マスマス突っ込んでやるつもりである。

皆様も、お手数ですが、試していただけませんか。
1日に1万通の問い合わせで、悲鳴を上げさせましょう。

何かしなければ腹の虫がおさまらない。
NHK視聴料など払う必要はない。

みんなでやれば、怖くない。
NHKなど、なくても構わない。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/765.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「戦争法案反対」12万人の凄まじい熱気と安倍官邸の異常対応(日刊ゲンダイ)
             


「戦争法案反対」12万人の凄まじい熱気と安倍官邸の異常対応
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163259
2015年8月31日 日刊ゲンダイ



人で埋め尽くされた国会前(C)日刊ゲンダイ


 国会前を埋め尽くした人、人、人。地鳴りのように響き渡る「戦争法案絶対反対」コール。その中を静かに風船が上がり、「安倍やめろ!」の垂れ幕が曇天の空に広がった。


 弁護士の太田啓子さんは「これぞ、市民革命」とSNSに書き込んでいたが、大げさではない。


 とにかく、想像を超えるド迫力だったのが、きのう(30日)の安保法制反対大集会だ。
「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」が呼びかけた一斉反対行動は主催者発表で12万人が集まり、「身動きが取れないほど」(取材したジャーナリスト・横田一氏)の人で埋め尽くされた。


 国会前の広い道路は映画のワンシーンのように人があふれ、そこから流れる人々の列が国会を取り囲んだ。それでも地下鉄の入り口からは次から次へと人があふれ出てくる。シールズのツイッターによると、最終的には延べ人数で35万人が集まったという。


 スピーチをした法大教授の山口二郎氏はこう言った。


「これまでのデモとは全く違う熱気でした。特に国会正面前の車道をも埋め尽くした人々の光景は感動的でした。


 この大衆を前に野党4党首(民主、共産、社民、生活の党)が次々に壇上に立って挨拶した。おそらく、これだけの反対運動を見せつけられても安倍政権は安保法案を強行するのでしょう。安倍首相の頭は普通じゃないから。しかし、それで国民の怒りが収まると思ったら大間違いです。この闘争は長く続く。野党が一致団結し、国民の怒りを受け止める受け皿をつくれば、間違いなく、安倍政権は倒れると思いましたね」


 国会前を埋めた群衆は当初、歩道に押し込められていた。しかし、あまりの人数に警察が固めていた鉄柵が決壊、車道は瞬く間に大群衆で埋め尽くされた。同じくマイクを握った佐高信氏はこう言った。


「雨が降っている日曜日なのに、お年寄りが集まった。子供連れの女性もたくさん来ていました。これはこれまでの運動と全く違うところです。安倍自民党がいくら、その場しのぎの狡猾な政権運営をしても、国民は冷静に見据えて、それを凌駕する行動に出ている。自民党ならぬ非自由非民主党、公明党ならぬ蝙蝠政党の正体は見透かされていて、最終的にはひっくり返る。そんな予感がしました」


 ミュージシャンの坂本龍一氏は「現状に絶望していたが、希望があるなと思った。日本人の中に9条の精神が根付いていることに勇気づけられた。憲法を血肉化することが大事だと思う」と訴えた。作家の森村誠一氏、ルポライターの鎌田慧氏も次々にマイクを握り、そのたびに、「安倍辞めろ」コールが盛り上がった。


 驚くべきは、こうした反対運動が全国350カ所で、沸き起こったことだ。大阪の扇町公園も反対運動の2万5000人で埋め尽くされたし、広島は500人、名古屋は200人、新潟は2000人、秋田は800人、山形も800人(いずれも主催者発表)が一斉に反対運動に参加した。秋田では小林節慶大名誉教授が「安倍首相のやり方は裏口入学。民主主義に対する重大な挑戦」と切り捨てた。


 安倍政権が強行突破しようとしている安保法案に対する国民の答えは、これ以上ないくらいに明確に示されたのである。



警察官が鉄柵を“死守”(C)日刊ゲンダイ


■警察の過剰警備は後ろめたさの裏返し


 国会前には本来のデモ警備の2倍にあたる警察官が集結したという。その数、ざっとみても数百人、警察車両は数十台。官邸に絶対に近づけさせないという“異常”な警戒ぶりだった。


 国会正門前は丁字路になっているが、両脇を機動隊のバスで固め、国会前には警察車両とバスで二重のバリケードを敷いた。


 フツー、混乱を避けるために警察は出てくるものだが、今回は逆。多くの人が正門前に押しかけ、「警備はいらない」と警察官ともみ合った。鉄柵が倒れる事態も起こり、2人が公務執行妨害で逮捕されるなどの小競り合いも各地で起きた。


 参加者からは「鉄柵や誘導などが多く、人を分断して集まりづらくさせているのでは」との声も上がった。


 最近は警察の過剰警備が心配されてきた。「SEALDs」などの団体や弁護士が今月14日、国会周辺の警備があまりに過剰だとして、警視庁に抗議を申し入れた。抗議スペースを小さくするなどデモへの抑圧が目立っていたからだ。


 民主党や社民党の有志が28日、警察が表現の自由を抑圧するような過剰な警備をしないかを監視する「国会議員監視団」を結成。きのうは約20人の国会議員がタスキをかけ巡回し、警察官とデモ参加者が衝突した際の仲介も行った。


 監視団のひとりで、参議院議員の有田芳生氏はこう言う。


「以前の国会前デモでは69歳のデモ参加者が行かせろ行かせないということだけで逮捕されたこともあった。今回も監視をしていましたが、やはり過剰警備だったと思います。スペースがあるのに後から参加者を入れないように誘導していました」


 過剰な警戒は、群衆が国会と官邸を完全に取り囲むのを避けたかったように見える。反対運動を小さく見せかけようとしたのであれば、後ろめたさの裏返しとしか思えない。


※この記事の続きは、本日(8月31日)発売の日刊ゲンダイ紙面で読めます。


「法案反対!」国会前10万人のうねり 全国各地でも(15/08/30)


Tens of thousands protest at military bills outside Japan Diet




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/766.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <国民舐めんな!>菅官房長官が8/30全国デモを受けて「国民に大きな誤解が生じている」と発言!
【国民舐めんな!】菅官房長官が8/30全国デモを受けて「国民に大きな誤解が生じている」と発言!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/4838
2015/08/31 健康になるためのブログ



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150831-00000055-jij-pol
菅義偉官房長官は31日午前の記者会見で、安全保障関連法案に反対する大規模デモについて「一部の野党やマスコミから戦争法案だとか徴兵制の復活などの宣伝もされ、大きな誤解が生じていることは極めて残念だ。政府として、誤解を解く努力をしっかり行っていきたい」と述べた。


 同法案に関しては「国民の声に耳を傾けながら、国民の生命と平和な暮らしを守ることは、国としての責務だ」として、成立を急ぐ考えに変わりのないことを強調した。 


以下ネットの反応。






























全国で1000万人が戦争法案反対デモに参加したことを「誤解」の一言で片づけようとする、官房長官。


国会を5分見れば、閣僚や官僚が誰一人としてまともに答弁する気がない・答弁できない(法案を理解していない?)のは小学生でもわかります。


国民はそんな与党議員たちの姿を見て、自分たちで一生懸命調べ、この法案が完全に違憲で、アメリカの戦争の下請け法案であることを理解したからこそ全国でデモが爆発的に増え続けているのです。


国民を舐めるのもいい加減にしろ!と言いたいです。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/767.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「国防にすらならない、犬死にする法案を絶対に止めたい」ーーSEALDs関西、寺田ともかさんが自衛隊員の友人を思い8.30
「国防にすらならない、犬死にする法案を絶対に止めたい」ーーSEALDs関西、寺田ともかさんが自衛隊員の友人を思い8.30国会前で訴え
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/260891
IWJ Independent Web Journal


 「安倍首相、私たちの声が聞こえていますか? この国の主権者の声が聞こえていますか? 自由と民主主義を求める人たちの声が聞こえていますか?」——。


 2015年8月30日、SEALDs東北、SEALDs関西、SEALDs琉球など全国13の若者からなる団体が勢揃いしたこの日、大阪からきた大学生の寺田ともかさんが国会前でスピーチした。


 「この法案が通ることによって、こういった殺人に日本が積極的に関与していくことになるのではないかと、本当に居ても立ってもいられない思いです」。


 ともかさんは、集団的自衛権を行使することによって派兵される自衛隊員が「戦争犯罪」に関与することになるのでは、と強い不安を覚える。


 この点について8月25日、生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎議員が参院特別委員会で安倍総理を追及した。イラクで米軍が民家に押し入り、生後5ヶ月の赤ん坊を含む一般市民を銃殺、非暴力のデモ隊に向けて銃を乱射した行為を『戦争犯罪』かどうかと問いただした場面だ。明確な回答を避けた安倍総理だが、法案が通ればそうした殺人に自衛隊が積極的に関与していくことになるのではないか——ともかさんは、居ても立ってもいられないという思いを口にした。


【安保法制国会ハイライト】「宗主国様には何も言えないのか!」――安倍総理が山本太郎議員との「一騎打ち」から遁走!イラク戦争、広島、長崎への原爆投下…米国の戦争犯罪に“沈黙”!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/259641

 ともかさんには自衛隊員の友人がいるという。集団的自衛権の行使は「国防のためにならない」と指摘したうえで、「後方支援」などで他国の戦争に自衛隊員が巻き込まれ、仮に死ぬとすればそれは「犬死に」だと言い、「法案を絶対に止めたい」と訴えた。


 そして、日本が「平和憲法に根ざした新しい安全保障の在り方を示し続ける国」であることを願い、最後に「国民の力を持ってすれば『戦争法案』は絶対に止めることができると信じます」と参加者に向かって呼びかけた。


【スピーチ全文掲載】SEALDsKANSAIともかさん「安倍総理。民主主義が生きている限り、私たちはあなたを権力の座から引きずり下ろす権利がある。私たちは来年、戦後71年目を無事に迎えるでしょう」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253905


 以下、寺田ともかさんのスピーチ動画と全文文字起こしを掲載する。


【スピーチ全文掲載】「国防にすらならない、犬死にする法案を絶対に止めたい」ーーSEALDs関西、寺田ともかさんが自衛隊員の友人を思い8.30国会前で訴え


■寺田ともかさんスピーチ全文



 「大阪から来ました寺田ともかと言います。


 私たちは今、こみ上げてくる怒りや衝動を、肉体的な暴力や一時的な快楽で誤魔化すことなく、言葉と不断の力によってここに集まっています。


 安倍首相、私たちの声が聞こえていますか?


 この国の主権者の声が聞こえていますか?


 自由と民主主義を求める人たちの声が聞こえていますか?


 人の命を奪う権利を持つことを拒否する人間の声が聞こえていますか?


 先週テレビで国会中継を見ていたら、イラク戦争での米軍の戦争犯罪について安倍首相が質問を受けていました。


 米軍が民間人の家に立入り、戦後5ヶ月の赤ちゃんを含む無抵抗の11人を銃殺したこと。子どもたちが通う学校を米軍が占領し、それだけは止めて欲しいと非暴力のデモを行なった市民に対して、米軍が銃を向け、次々に射殺したことを。


 ファルージャ総攻撃では息をしている者はみんな殺せという指令のもと、女性も子どもも家畜も、助けにきた救急隊員も白旗を握りしめていた少年でさえ皆殺しにされたことを。


 これらの米軍の行為は戦争犯罪ですよね?と山本太郎議員に問われた安倍総理は、これに答えることができませんでした。


 『事実確認ができないので、戦争犯罪だと断定することはできない』という理由でした。


 だったら私が代わりに答えます。イラクでの米軍の無差別殺人は戦争犯罪です。


 私はこの法案が通ることによって、こういった殺人に日本が積極的に関与していくことになるのではないかと、本当に居ても立ってもいられない思いです。


 すべての命には絶対的な価値があり、私はそれを奪う権利も奪うことを許す権限も持っていません。


 なぜならいくら科学技術が進歩しても、私たちは死んだ人を生き返らせることはできないし、奪った命を元に戻すことはできないからです。


 今、この法案を許すことは私にとって自分が責任の取れないことを許すということです。


 それだけは絶対にできません。


 私はこの国の主権者であり、この国の進む道に責任を負っている人間の一人だからです。


 70年前、原爆で空襲でガマの中で、あるいは遠い国で餓死し、失われていったかけがえのない命を取り戻すことができないように、私はこの法案を認めることによってこれから失われるであろう命に対して責任を負えません。


 私の払った税金が弾薬の提供のために使われ、遠い国の子どもたちが傷つくのだけは絶対に止めたい。人の命を救いたいと自衛隊に入った友人が国防のためにすらならないことのために犬死ぬするような法案を、絶対に止めたい!


 国家の名の下に人の命が消費されるような未来を絶対に止めたい!


 敵に銃口を向け、やられたらやるぞという威嚇をするのではなく、そもそも敵を作らない努力を諦めない国でいたい!


 平和憲法に根ざした新しい安全保障の在り方を示し続ける国でありたい!


 私はこの国に生きる人たちの良識ある判断を信じています。


 国民の力を持ってすれば『戦争法案』は絶対に止めることができると信じます。


 いつの日か、ここから、今日、この一見、絶望的な状況から始まったこの国の民主主義が人間の尊厳のために立ち上がる全ての人々を勇気づけ、世界的な戦争放棄に向けてのうねりになることを信じ、2015年8月30日、私は戦争法案に反対します」


(取材:阿部洋地、写真:城石裕幸、記事:ぎぎまき)



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/768.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <忠犬自民>谷垣幹事長「米国の力が落ちてきた。何かで補わなければ」
【忠犬自民】谷垣幹事長「米国の力が落ちてきた。何かで補わなければ」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7808.html
2015.08.31 15:00 真実を探すブログ



☆米国の力落ちた、何かで補わなければ
URL http://www.asahi.com/articles/ASH8Z6J9YH8ZUTFK009.html
引用:
 あの当時、世界で圧倒的に強い国だったアメリカと同盟を組んでいること自体によって、日本の安全が相当確保できたことは間違いありません。しかし今、アメリカの力がかつてほどでなく、代わりに中国がものすごい力をつけてきた。アメリカの力が落ちてきた部分を、何かで補わなければいけないことを正面から認めなければならないと思います。そうしてそれを冷静に分析して組み立てていく議論を今回、本当はしなければいけない。
:引用終了


以下、ネットの反応




















そのアメリカを補う役目が日本ということですね。ここまでハッキリと言ってくれると、分り易くてとても助かります。


つまり、アメリカが弱くなってきたから日本が安保法制やTPP等でアメリカの軍事と経済の両面をサポートするということです。安保法制が成立すれば、将来的には湾岸戦争やベトナム戦争みたいな戦いに日本も全面参加するという事態になるかもしれません。


谷垣幹事長の発言からも分かるように、自民党は本気で日本の富をアメリカにプレゼントする気です。普通の国ならば、アメリカとは別の同盟国を探しますが、それをせずにアメリカの奴隷を選ぶのは中々凄いと思います。


谷垣幹事長 安倍総理の無投票再選を支持(15/08/23)




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/769.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 8月30日のデモについて「嫌ネトウヨ、ネトサヨ」さん語りませんか?
「嫌ネトウヨ、ネトサヨ」さん
8月30日の国会前10万デモ
並びに同時開催の
全国100万人に関して阿修羅の皆さんと議論してみませんか?


申し出OKならこのスレッドにコメント下さい。

8月30日でスレッド立ちすぎだし、「嫌ネトウヨ、ネトサヨ」さん
メチャクチャ、あちこちにコメント分散していて、

結局何を言いたいのか? よーわかりません。


だから貴方の為に(本当はみんなに為に)この場を設けました。

勝手なお誘いですから、コメント残すも残さないも貴方の自由

ですがその行為が又、貴方の今後のコメントの判断基準になるかも
しれません。


よければ「嫌ネトウヨ、ネトサヨ」さんがメインとなって皆さん
とこの件で真剣に議論してみませんか?

勿論私も参加させていただきます。
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/770.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「サザンのコンサートで意思決定する方が、よほど民主主義」国会前集会に橋下氏 : デモで国の決定が変わるのは民主主義の否定

[私のコメント]


>日本の有権者数は1億人。国会前のデモはそのうちの何%なんだ? ほぼ数字にならないくらいだろう。こんな人数のデモで国家の意思が決定されるなら、サザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ


橋下市長の主張する通りですね。
昨日のデモ参加者数は、警察発表によれば約3万人。
(ちなみに主催者発表の数は水増しするものなので、何の参考にもなりません)
つまり有権者数の1/3000以下であり、こんなもので国会の意思決定がブレることはあってはなりません。
それは有権者による選挙結果を無視した、民主主義の否定でしかありません。

当然のことですが‥。


[記事本文]

(産経ニュース)

大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は31日、自身のツイッターで、安全保障関連法案に反対する市民団体が主催した30日の国会周辺の集会に関して「日本の有権者数は1億人。国会前のデモはそのうちの何%なんだ? ほぼ数字にならないくらいだろう。こんな人数のデモで国家の意思が決定されるなら、サザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ」と記した。

 橋下氏は「デモは否定しない。国民の政治活動として尊重されるのは当然。政治家も国民の政治的意思として十分耳を傾けなければならない」と指摘。その上で、「ただしデモで国家の意思が決定されるのは絶対にダメだ。しかも今回の国会前の安保反対のデモ。たったあれだけの人数で国家の意思が決まるなんて民主主義の否定だ」と強調した。

http://www.sankei.com/politics/news/150831/plt1508310043-n1.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/771.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「「安倍辞めろ、安倍辞めろ」と名指しで「辞めろ」とは、憲政史上初の異常事態だ。:きむらとも氏」
「「安倍辞めろ、安倍辞めろ」と名指しで「辞めろ」とは、憲政史上初の異常事態だ。:きむらとも氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18235.html
2015/8/31 晴耕雨読


https://twitter.com/kimuratomo

国会正門前車道だけでも「おしくらまんじゅう状態」だった。


地図上ではこの道だけで面積7000平米だ。


身動きがまったく取れぬこの状況、一人ひとりの足のサイズを30cmとしたって、単純計算でも7万人は下らない。


3万人って一体どういう計算だ。



夏休みの宿題が終わらないと渋がる息子たちを国会前に連れて行った。


国会議事堂を見て喜ぶ三男、一方次男は「おしくらまんじゅう」に険しい顔。


デモから離れ、ネットに上がった空撮写真を見て次男、三男に「俺たちもここにいたんだぜ」と誇らし気に笑った。


宿題なんかどうでもいい、これが大切なんだ。


さすが安倍べったり会長がゴルフ仲間のフジテレビ。


「ピエロ宮根」のMr.サンデーは「国会前の史上空前デモ」について、一切取り上げないのはさすがにマズイと思ったのか知らないが、「今週の出来事」の一つに紛れ込ませて「ほんの数秒」だけ流した。


あんなにデカい中継車を国会前に停めていたのに。


過去様々酷い首相がいたにせよ、ここまでの群衆が「安倍辞めろ、安倍辞めろ」と名指しで「辞めろ」とは、憲政史上初の異常事態だ。


過去様々酷い首相がいたにせよ、安倍晋三@AbeShinzoは彼らを凌ぐ、憲政史上「最も異常な首相」ということだ。



ーーーーーーーーーーーーーーーー
YoJung Chen氏:https://twitter.com/YoJungChen

フランス大革命の時もそうだった。権力者が人民の気持ちを見くびると、とんでもない怒りの爆発を招く事になる。




日本の国会周辺に10万人が集まったという知らせに急ぎNHKニュースを見たら、なんと!?「野党党首4人が国会前で演説」というニュースだけで終わり…


NHK的には、誰もデモしておらず、あくまで野党党首4人がなぜか演説をしただけ。


中国国営放送を超えた見事なニュース管制に只々脱帽!拍手!


念の為、先のツイットの、デモの報道が一切なかったNHKニュースとは6時のニュースでした。


その後の7時のニュースはちゃんと今日のデモを伝えていました。


多分、6時の段階では4人の野党党首しか国会前に居なかったのかな?


日本の若者はおとなしくて政治に無関心だと今迄思い込んでいた自分が間違っていたと思い知らされた一日でした。


どうやら、こういう思いをした外国人は私一人ではないようだ。



外国人が現代日本人について様々な固定観念を持つ。


その一つ、「大人しくて、周りに無関心、主張しない、物言わぬ」という固定観念は昨日の全国的デモで通用しなくなった。


さて、もう一つ、「どうせ次の選挙迄には忘れるだろう」という固定観念はどうなるか?


一年後の答えを楽しみに…



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/772.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安保反対デモ「大きな誤解が一因」…菅長官〔読売新聞〕
 国会審議を通じて理解を求めていく、というなら理解が深まるまで採決を待つべきではないか。
 現実には『議論』を重ねるにしたがって反対デモの参加が増えている様子だが。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここから)

安保反対デモ「大きな誤解が一因」…菅長官
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150831-OYT1T50073.html
2015年08月31日 19時14分

 菅官房長官は31日の記者会見で、30日に国会周辺であった安全保障関連法案に反対するデモについて「法案は『戦争法案』『徴兵制の復活』などと宣伝され、大きな誤解が生じている」と述べ、国会審議を通じて法案への理解を求めていく考えを示した。

 主催者がデモの参加者を12万人と発表する一方、警察関係者が3万3000人としたことについては「だいぶ開きがある」と指摘した。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここまで)


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/773.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安保法制「反対」「賛成」デモ〔読売新聞〕(何故か29日の500人「賛成デモ」も同時記載?!)
 発行部数世界一の称する大新聞は、全国規模の巨大デモを34面に報じている。
何故か、更に前日の500人デモと並べて報じるという独特の記述方法を用いている。

~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここから)

安保法制「反対」「賛成」デモ
〜土日の国会周辺や新宿〜

http://pbs.twimg.com/media/CNsB6SpUkAA9DJJ.jpg

 参議院で審議中の安全保障関連法案に反対する最大規模のデモが30日、国会周辺であり、参加者は「廃案にしよう」と訴えた。一方、29日には東京都内で法案に賛成するデモもあった。
 反対派のデモは30日午後行われ、参加者が国会の正門前などで太鼓のリズムに合わせ、「戦争させない」「集団的自衛権はいらない」などと声をそろえた。民主、共産など野党4党首もスピーチをした。
 小雨の中を参加した東京都小金井市の女性(47)は「世論調査では多くが反対している。国民の声を少しでもくみ取ってほしい」と話した。参加者は主催者発表で12万人。警察関係者は約3万3千人としている。主催者によると、同様のデモが全国300か所以上であったという。
 賛成派のデモは29日午後、新宿区内であり、主催者発表で約500人が「安保賛成」と声を上げた。女性会社員(43)は「法案の中身を正しく知らないで反対している人が多い。今のままでは国を十分に守れない」と訴えた。

~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここまで)
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/774.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「>スガよ、俺たちは誤解しているんじゃなくて理解しているんだ、この戦争法案を:萩原 一彦氏」
「>スガよ、俺たちは誤解しているんじゃなくて理解しているんだ、この戦争法案を:萩原 一彦氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18236.html
2015/9/1 晴耕雨読


https://twitter.com/reservologic

豪州ABCもAFP経由で国会包囲デモの記事を流しています。


いわく「反対派は安保法案は日本を遠く離れたアメリカの戦争に引き込むものと言い、憲法学者は違憲だと言っている。法案は一般国民に極めて不人気で安倍政権への支持は下がっている」と。 http://ab.co/1hNPyJB

ちなみに、豪州ABCの表現では、国会でも参加者の数は、”tens of thousands” ですね。 http://ab.co/1hNPyJB

>橋下徹 デモは否定しない。国民の政治活動として尊重されるのは当然。政治家も国民の政治的意思として十分耳を傾けなければならない。ただしデモで国家の意思が決定されるのは絶対にダメだ。しかも今回の国会前の安保反対のデモ。たったあれだけの人数で国家の意思が決まるなんて民主主義の否定だ。


ここにも国民個人の意思を軽視する人が……。


デモを人数の問題に矮小化して過小評価する点が上から目線に特徴的だし、そもそも「デモで国家の意思が決まる」とか、だれも言っていない架空の問題をデモを小さく評価することで解決しようとしている。


>橋下徹 日本の有権者数は1億人。国会前のデモはそのうちの何パーセントなんだ?ほぼ数字にならないくらいだろう。こんな人数のデモで国家の意思が決定されるなら、サザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ。


パーセントの話で何か言おうとするなら、国会議員は国民の何パーセント? 


ひとりひとりの国会議員は多数国民の代表だと言うんなら、昨日のデモの背後にだって、デモに参加しなかった多数の国民がいる。


デモで国家の意思決定なんて話は誰もしてない。


>スガよ、俺たちは誤解しているんじゃなくて理解しているんだ、この戦争法案を。 だから反対しているんだ。http://t.co/80Y1XEewoC 安保法案の抗議行動「大きな誤解、残念」 菅官房長官


>VOAでも「戦争法案(Military Legislation)」という表記ですね。日本政府は希代の嘘つきになった。 − Massive Protest Against Japanese Military Legislation http://t.co/kAP3aphsCP

>土佐の酔鯨 厚かましいのもいいかげんにして欲しい。明白に反対しているのに理解されていないとか今後とも丁寧な説明を続けたいとかこの頃永田町界隈で流行っているこうしたもの言いはいったい何なのか。言いたいことはちゃんと理解したからこれ以上の丁寧な説明は必要ないよ。これを「永田町話法」と名づけたい。


この「識者」たち http://bit.ly/1fQIbis は「今回のデモは新しくもなんともない」と言うんだけど、昨日デモに出かけた人の何人が「新しさ」を求めて出かけただろうか。

「新しくないこと」が民衆の意思表示にダメージを与えると思っている「識者」がいることにおどろいた。


>中村新史 松ちゃんがTVで安保法に関して「このままではダメ新しいモノを」と言って橋下を支持してる様で、政治に目新しさ?と思った。政治とエンタテイメントをごっちゃにしてるな、と思った


>ハフィントンポスト日本版【New】橋下徹氏、安保デモを牽制「サザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ」 http://huff.to/1EuZsK0

あ、HuffPost は、やっぱりこの一言を見出しにしたか。


橋下徹氏って、夢想的な問題を立てておいて、それは夢想だと批判するようなマッチポンプが目立つよね。


今回もそれ。


>毛ば部とる子 安保デモ「大きな誤解」=菅官房長官 http://t.co/QQJv4XuTgm ⇒「誤解」とは「洗脳」に次ぐ失礼さ。前回の菅氏の「洗脳」発言を時事はすぐに書き換えたが、菅氏の本音はここにあると思う。

>安保デモ「大きな誤解」=菅官房長官 http://t.co/17Bgnj8yaf #Yahooニュース ▽憲法無視っていうのが論点になってることがわかってないのは、官房長官の大きな誤解。

>なすこ まんが「それは誤解です」 http://t.co/edlsIwAEnE 安保法案反対大規模デモに対する菅官房長官のコメントより


自分たちが至らないはずはないと誤解してるからでしょ。


RT @AkageYu: @kaori_sakai ほんとそんなにたくさんのひとに誤解されるのは自分たちが至らないからだとなぜ思わないんだろう。


ある立場に立つと、立場が無謬性を保証してしまうというのが日本の権力構造の特徴だよね。


その立場に立つ者は間違いがあってはならないので絶対間違えないことになってしまう。


無謬性を保証するのが立場なので論理性がない。


RT @AkageYu: その姿勢が大問題 @kaori_sakai「総理は私ですから」なんて言ってしまうのも、立場が無謬性を保証しているという幻想に囚われているから。


そういう意味では立場に洗脳されてしまっている。


RT @AkageYu: @kaori_sakai そういうのは確かにあるけど、今次アベ政権はそれが完璧に狂った形で現われている。


後ろの方にジョージ・ブッシュJr も…www RT @tosasuigei: 30日の国会前デモにあのアーミテージがお忍びで参加していた。アーミテージも実は戦争法案に反対だった?(未確認情報 画像あり)




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/775.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <炎上せず>橋本徹が「8.30国会前デモよりもサザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義」と発言
【炎上せず】橋本徹が「8.30国会前デモよりもサザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義」と発言
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/4851
2015/08/31 健康になるためのブログ



8月30日に国会前などで開かれた安保法案に反対するデモに関して、大阪市長の橋下徹氏が苦言を呈しました。






以下ネットの反応。


























ま、全国で100万人規模でデモやりましたから橋本徹の話の根拠は成り立ちません。


それにしても、橋本徹もいよいよ賞味期限切れですね。さすがに毎日嘘ついてると国民も気づいちゃいますよね。言葉づかいも悪いし。ホリエモンとそっくり。しかも、ネトウヨにも嫌われてるのか、応援コメントもありませんでした。


嘘つき&ケンカ屋&炎上屋というスタイルで築き上げてきた橋本像も、もはや機能しなくなっているようです。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/776.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 世界中のメディアが大々的に報道した安保法制反対デモ!ロイターやCNN、BBC等など!菅官房長官反論「反対派は誤解している
世界中のメディアが大々的に報道した安保法制反対デモ!ロイターやCNN、BBC等など!菅官房長官は反論!「反対派は誤解している」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7813.html
2015.08.31 21:00 真実を探すブログ











☆People hold placards and shout slogans as they protest against Japan's Prime Minister Shinzo Abe's security bill outside parliament in Tokyo
URL http://news.yahoo.com/photos/people-hold-placards-shout-slogans-protest-against-japans-photo-055733186.html?soc_src=mediacontentphoto&soc_trk=tw


☆Japan military legislation changes draw protests
URL http://www.bbc.com/news/world-asia-34101222


☆ロイター通信 Huge protest in Tokyo rails against PM Abe's security bills
URL http://uk.reuters.com/article/2015/08/30/uk-japan-politics-protest-idUKKCN0QZ0CG20150830


☆安保デモ:海外が注視…BBC「日本の若者は目覚めた」
URL http://mainichi.jp/select/news/20150831k0000e040168000c.html
引用:
東京・永田町の国会周辺で30日、安全保障関連法案に反対する数万人規模の抗議集会やデモが開かれたことについて、海外メディアは同日、英BBCが「日本の若者は目覚めた」と伝え、独第1、第2公共テレビが夜のメインニュースで報じるなど、強い関心を示した。【隅俊之、ブリュッセル斎藤義彦】
:引用終了


☆安保デモ「大きな誤解」=菅官房長官
URL http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/jiji-2015083100319/1.htm
引用:
 菅義偉官房長官は31日午前の記者会見で、安全保障関連法案に反対する大規模デモについて「一部の野党やマスコミから戦争法案だとか徴兵制の復活などの宣伝もされ、大きな誤解が生じていることは極めて残念だ。政府として、誤解を解く努力をしっかり行っていきたい」と述べた。
:引用終了


8月30日、安保法制反対の抗議活動/日比谷公園から国会前へ

2015/08/30 に公開
14時から15時くらいの様子です。日比谷公園の図書館前でテストして、霞門の日比谷ステージへ向かい、各省庁のビルの間を抜けながら、外務省前の宣伝カーステージの前を通り、六本木通りを国会前まで移動しています。


地上5メートルくらいからの俯瞰映像。マイク用のブームポールに小さなカメラをつけて撮影しました。


これは凄い!CNNやBBCは欧米でもかなりの大手ですし、中堅どころのメディアもある程度は日本のデモ運動を取り上げていました。
菅官房長官は今頃になって「反対派は安保法制を誤解している」等と言い訳をしていますが、ここまで反対の声が大きくなった以上は止めることは出来ないでしょう。


世論調査でも8割前後の国民が安保法制にNOと言っているわけで、最低でも法案の審議延長や採決中止の決断くらいはするべきだと私は思います。
こんなに反対運動が広がると、何をしても火に油を注ぐだけです。今まで好き放題やっていた自民党も、今回ばかりは思い通りには動いていないように感じられます。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/777.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 戦争法案を廃案に!大阪集会に2万5千人〜創価学会員も「廃案目指す」(レイバーネット日本)
戦争法案を廃案に!大阪集会に2万5千人〜創価学会員も「廃案目指す」
http://www.labornetjp.org/news/2015/0830osaka
2015-08-31 21:34:03 黒鉄好 レイバーネット日本



 8月30日、戦争法案反対の行動は大阪でも取り組まれ、会場となった扇町公園には主催者発表で2万5千人が集まった。公園内も、公園最寄りの大阪環状線・天満駅も人であふれかえった。
 午後4時から始まった集会では、主催者あいさつの後、民主、共産、社民の野党3党があいさつ。辻元清美衆院議員(民主党)は「私は、今、安倍総理に一番嫌われている国会議員だろうと思う。だが私はそのことに誇りを持っている。今日の集会後、ただ「しんどかったわ〜」で終わるのではなく、ここにいる参加者全員が、少なくとも10人に働きかけてほしい」と参加者に法案反対の働きかけを強めるよう訴えた。


 続いて、辰巳幸太郎参院議員(共産党)は、「イラク復興支援として現地に出向いたのは7割が企業関係者など民間人だった。戦争法案が成立すれば、港湾、航空、運輸など多くの民間労働者も戦地に送られ、また戦争への協力を強いられる。これこそ経済的徴兵制だ」として、政府与党が戦争法案で「徴兵制復活はあり得ない」などとしていることに対し反論。戦争法案の危険性を訴えた。


 又市征治参院議員(社民党幹事長)は、「違憲の法案をいくら審議しても合憲になるわけがない。廃案しかない」と、改めて戦争法案廃案への決意を表明した。


 ここで、おそらく予定外であったと思われる「ゲストスピーチ」。発言者が紹介されると会場からどよめきが起きた。現役創価学会員の女性2人が登壇。ひとりはマイクを握り、もうひとりは創価学会のシンボル、三色旗を高く掲げて(写真)。


 マイクを握った学会員の女性は、牧口常三郎・初代会長、戸田城聖・第二代会長が現在の平和を築くため、どれだけの努力と苦労を重ねてきたかについて述べた後、一気に法案への思いを訴えた。


 「(公明党は)法案への理解が深まっていないというが、私たちは法案をきちんと理解しているからこそ反対している。安保法案で自民党に追随することは、SGI(創価学会インターナショナル)が戦後、追い求めてきた平和の理念を覆すもの。安保法案の廃案を願っており、絶対廃案を目指す。皆さんも学会員に働きかけてほしい」。


 女性がこのように述べると、会場から大きな拍手が湧いた。辻元議員は「学会員のスピーチが一番拍手が大きかった」と述べているが、これは私も現場にいたから間違いない。


 牧口初代会長は、戦時下の1943年、伊勢神宮の神札を祭ることを拒否したため、治安維持法と不敬罪により逮捕、投獄され、翌1944年、収監先の巣鴨拘置所で獄死している。初代会長を弾圧し、奪った軍国主義、戦争と対決することは創価学会員にとって原点のはずである。与党の地位を維持するため、下駄の雪のように自民党に追随する公明党、創価学会指導部に対し、多くの心ある学会員が声を上げている。


 集会中、不思議なできごともあった。この日の大阪市は、朝から時折、小雨のぱらつく空模様だった。集会が始まるころ、ようやく雨があがったが、どんよりした空は相変わらずだった。だが、この学会員女性がスピーチをしているとき、ほんの一瞬、雲の切れ間から陽が差した。女性のスピーチが終わると、再び太陽は雲間に隠れ、以降、集会が終わるまで二度と姿を現すことはなかった。


 参加者が全員で「戦争アカン」と書いた紙をいっせいに掲げアピールした後は、落語家の笑福亭竹林さん、元大阪市小学校長会長、日蓮宗の僧侶など各界各層の人たちが次々と演壇に立った。安倍「独裁」と戦争法に反対する闘いが、あらゆる人々の間に広がっていることを改めて印象づける集会となった。


 普段であれば、集会・デモを申し訳程度に小さく報道した後で、居丈高に市民を威嚇する安倍の肉声を垂れ流すNHKニュース。だがこの日はキャスターが谷垣自民党幹事長の発言内容を読み上げるのみで安倍の肉声も流さなかった。闘いに確信を持ち、ますます意気盛んな10万人の大デモ隊に、安倍も「安倍さまの犬HK」も恐れおののいている。


 戦争法案は当初、お盆前にも成立が狙われていたが、市民の闘いで8月中の採決を阻止した。会期末まで1ヶ月を切っており、週末、「シルバーウィーク」の連休などを除くと、実質的な国会会期は約半月程度しかない。野党とその支持者だけでなく、公明党の支持母体、創価学会にまで広がった闘いは、戦争法案粉砕のゴールが見え始めるところまで安倍政権を追い詰めた。(筆者は北海道在住)


*大阪集会の写真は辻元清美議員のブログよりお借りしました。
http://www.kiyomi.gr.jp/blog/6298/

〔追記〕 この集会の2日前、8月28日には札幌市で行われた「戦争法案反対フライデーアクション」に参加した。札幌では毎週金曜、このアクションが連続して行われている。北海道庁前でも毎週金曜日には、首相官邸前に呼応して反原発行動が行われており、この日は通算162回目の行動だった。参加者は約200人。札幌市中心部・大通公園で集会後、若者たちの「戦争させない、憲法守れ」「解釈変えるな、総理を変えろ」「安倍は辞めろ」のコールに合わせてデモ行進した。デモ隊は、自民党北海道連前で解散すると、そのまま隣接する道庁前で反原発を訴えた。






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