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2015年8月27日00時16分 〜
記事 [政治・選挙・NHK191] 2015.8.25内閣委「女性活躍法案〜DVについて[一時保護後はホッタラカシ!?… 参議院議員 山本太郎
2015.8.25内閣委「女性活躍法案〜DVについて[一時保護後はホッタラカシ!?長期的な総合アフターケア事業の確立を!]」
https://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/5112
2015年08月26日 参議院議員 山本太郎 国会活動



附帯決議⇒女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案に対する附帯決議(案)
http://www.taro-yamamoto.jp/wp-content/uploads/2015/08/f63c1601dca38cde535f9607fbd5d769.pdf
資料⇒配偶者からの暴力に関するデータ
http://www.taro-yamamoto.jp/wp-content/uploads/2015/08/eef498181cad6bd53a1a2fbe10660d501.pdf


○山本太郎君 ありがとうございます。生活の党と山本太郎となかまたち共同代表、山本太郎でございます。
女性活躍法案、前回に引き続きまして、ほとんど光が当たっておりません、放置状態にありますDV被害に苦しむ女性にフォーカスを絞り、質問していきたいと思います。
暴力を避けるためにそこから逃げたいんだと、家を出たいんですと思っても、暴力を振るう加害者に知られずに身を寄せる場所がない場合、被害者が一時的に避難する手段、一時保護というものがございます。


配付資料を御覧ください。以前の委員会で配らせていただいたものと同じものです。一枚目は、内閣府が所管、各都道府県などの自治体が運営する配偶者暴力センターにおける相談件数、暴力支援センターにおける相談件数と、その下が警察における暴力相談の対応件数、もう御覧のとおり双方とも年々右肩上がりだと。これが株価だったらいいんですけれども、これはDVの被害者の数なんですよね。もうとにかく右肩上がりだと。
そして、二枚目を御覧いただければ、上のグラフは婦人相談所における一時保護件数を表すものなんですけれども、年々暴力に苦しむ方々、一枚目の資料を御覧いただいたとおり右肩上がりにもかかわらず、その方々を受け入れる一時保護の件数は御覧のとおり横ばい、全く増えていないという状況です。
この一時保護を希望する場合、配偶者暴力相談支援センター若しくは県や市の福祉事務所に相談をするらしいんですけれども、保護要件、保護をしてもらえるという要件が曖昧だと、かつ厳し過ぎると、結局保護してもらえずに苦しんでいる人、たくさんいるらしいんですねということを前回取り上げました。今回はまず、DV被害者が幸運にも一時保護されたとして、その後の状況というものに関してお聞きしていきたいと思います。
お尋ねいたします。今現在、DVで駆け込んできた人の一時保護の期間というのは平均何日ぐらいなんでしょうか。


○政府参考人(安藤よし子君) 婦人保護事業に関する都道府県からの事業報告によりますと、夫等からの暴力によりまして平成25年度中に一時保護が取られた方の平均一時保護日数は14.7日となっております。


○山本太郎君 要するに二週間ですよね。これ、どうして二週間なんですかって、その二週間になっているというのは何なんだ。一時保護所というのは原則二週間しかいられないらしいんですよね。そういうルールで運営している自治体がほとんどだからだそうなんですけれども、このルールに法的根拠はないと、運用上そうなっているだけだそうです。
本来は、期間などをこんな短く設定せずに、相談員や福祉事務所のソーシャルワーカーとしっかりと話をしなきゃいけない。どうしたいのか、これからどうしていくことが本人にとって一番最善なのかという見通しを立てていくのが一番いいはずなんですけれども、現場の相談員から声が届いています。被害者の方の状況に配慮した場合、たった二週間ではしっかりとした生活再建計画を立てて自立するための道筋をつくることは非常に難しいと、そのような声がたくさん聞かれています。
心身共に深い傷を負う被害者の方が専門的な支援もないまま一人で生活していくことって不可能ですよね。できるはずもありません。しっかりとした支援、自立するための計画、道筋も立てられないまま、結果、二週間たってしまったらもう出るしかないんですよね。二週間たって施設から出されて、路頭に迷うような被害者もいらっしゃるということです。
一時保護施設退去後の行き先、またDV相談後の被害者の状況ってどうなっていますかね。把握されていますか。


○政府参考人(安藤よし子君) 同じく都道府県からの事業報告によりますと、夫等からの暴力により一時保護が行われ、平成25度中に一時保護が終了した方、4274人の状況につきまして調べましたところ、実家などへ帰郷された方、878人、20.5%、アパートなどに入居された方が724人、16.9%、一時保護直前の住居へ帰宅された方、716人、16.8%、母子生活支援施設へ入所された方、470人、11.0%、婦人保護施設へ入所された方、389人、9.1%となっております。


○山本太郎君 これ、非常に厳しい数字だと思うんですよね。今のお話を伺うと、婦人保護施設に入られた方が9.1%しかいらっしゃらない。そのほかの方々は実家に戻られたり友達の家を泊まり歩いたりとかという形ですよね。しかも、元の家に戻ったという方も多数いらっしゃると。これ、地獄ですよ。死ねって言っているようなものですよね、これって。もう精神的な死を意味することだと思うんです。
着のみ着のままで逃げてきた人が自立の一歩を踏み出すには生活保護を利用するしかありませんよね、これ。一時保護所退去後、生活保護を受給し、自立できた割合、これ何割ぐらいでしょうか。


○政府参考人(安藤よし子君) 夫等からの暴力により一時保護が行われ、平成25年度中に一時保護が終了した方、4274名のうち生活保護の適用を受けた方、974名、22.8%となっております。


○山本太郎君 二割だと、二割程度の方々しか生活保護につないでもらえなかったと、いろんな要件があるでしょうから、受けられる人が二割程度しかいなかったと。生活保護、これ受けさせてもらえなかった人、その後自立できているのかなと心配になりますよね。さっきも言ったとおり、友人宅を転々と移動していったりとかしていたら、もうこれ、ある意味広義のホームレスというところに入るわけですよね。広義のホームレス状態に置かれる方々もたくさんおられると。何より、先ほども言いました、命からがら逃げ出してきた被害者が、どこにも行く場所がなくて、最終的には加害者が待つ家に帰らなければならない恐怖って、これ想像を絶しますよね。
厚労省、内閣府には、被害相談に来た後帰っていった方たち、被害相談に来たけれども、もうそのまま帰っていっちゃった方々、話は聞いたけれども帰した方々、その後どうなったのか。また、一時保護された後、どうなったのか。友人宅へ避難した方々、その後ちゃんと自立できているの、実家へ帰郷した方、その後どうなりました、婦人施設へ入所し、その後どれだけの方々がどのように自立できましたか。いま一度、詳しく調査、把握ということをしていただきたいんですよね。対応していただきたいんですけれども、お願いできますか。


○政府参考人(安藤よし子君) 一時保護を終えた後にどういうところに行かれたかということについての調査はしておりますけれども、その後その方々がどこに行ったかということにつきましては、例えば、母子生活支援施設であればその生活支援施設の中でフォローアップがなされますし、婦人保護施設に入所された方はその中でフォローアップがなされると、またお帰りになられた方でありましてもその後婦人相談員がアウトリーチの支援を行うというようなケースもございますので、それは様々であるかと思います。
どのような形でどのような把握ができるかということにつきましては検討をさせていただきたいと考えております。


○山本太郎君 これ、後ほども触れるんですけど、これアフターケアという部分に関して余りなされていないということなんですよね。ほとんどなされていないと言ってもいいかもしれないです。アフターケア事業という考え方はあると思うんですけど、それが余りちゃんと推進されていないというか、それが前に進んでいない状況だと思うんですよ。
これ、その後どうなっていったかということは、やはりメンタルケアというものが非常に重要な案件だと思うんですね、DVに関して。PTSDというところにまで進んでいく方々というのは非常に多いので、どのような状況になっていくのかということをやっぱりしっかりとケアしていくということが必要になってくると思うんです。
その先に行きたいと思います。
何よりも、この案件に関しては、そのような調査というものもしていただきたいということをまた後ほどお願いしたいと思います。
先に行きます。
今現在、婦人相談所を退所した被害者に対する支援、ほとんどありません。退所後、孤立するケースが多数です。
国は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等のための施策に関する基本的な方針、この中で、被害者の切れ目のない支援、被害者の切れ目のない支援の必要性を都道府県に対し指示しています。ちゃんとやってくれているんですね、これね。指示してくれているんですよ、被害者の切れ目のない支援。
切れ目のない支援ということは、例えば、その後どうなったかというところに対して調査をするということも含まれますよね。その後どのような状態になっていったのかということをケアしていくんだよ、被害者の切れ目のない支援の必要性、都道府県に対し実際に指示をしています。それならば、国は、自立支援としてアフターケア事業の制度をいち早くつくらなきゃいけないんじゃないかなと思うんですよね。
ここで、まずDV被害者の心理ケアについてお伺いします。
今現在、DV被害者の心理ケア、どのように行っていますか。


○政府参考人(安藤よし子君) 一般的に申し上げまして、DV被害に遭った方々は著しく心の健康を損ねておられる場合が多いと考えられまして、被害者の心のケアを図ることは大変重要なことでございます。
婦人相談所におきましては、心理療法担当職員のほか、医師、心理判定員、婦人相談員、看護師など支援に関わる職員が連携して、被害者本人のみならず、同伴する児童に対しても心理的な援助を行っているところでございます。
特に、一時保護を行う婦人相談所や婦人保護施設におきましては、心理療法担当職員を配置いたしまして、DV被害女性や同伴家族に対してカウンセリングなどによって心理的回復を図ることができるようにしております。


○山本太郎君 心理職を全く配置していないわけじゃないんだよ、配置している部分もあるんだよ、でも配置されていないところもあるんだよという話ですよね。配置してあったとしても、これPTSDに精通した人でないと、一般の臨床心理士というだけで対応できるんですかね。現代の医学でもPTSD、心的外傷後ストレス障害を完全に治すことは難しいと、薬物療法や心理療法を含め、精神科や心療内科で専門の医師が総合的に治療する必要があり、経験や専門知識のない一般の心理療法士だけでは対応は不可能ですと、そのようにお聞きしております。DV被害者の急性ストレス障害、PTSDに進行する症状も出てくるそうです。そういうことにもきちんと対応できる人、必要なんですよね。
もちろん心理職と言われる方はおられるところもあるけれども、実際に全てのことに対して対処できる方々ではないんだと、専門職という方々をやっぱり置かなきゃいけないよねという話なんですけれども、PTSDの専門知識を持った人材の配置、していただけませんかね、御検討いただけませんか。


○政府参考人(安藤よし子君) PTSDに対する対応というものはDV被害者にとって重要な課題だというふうには考えております。
現在、その対応に当たるべき職員として心理療法担当職員その他の専門家を配置しているところでございまして、ここにおきましてそのPTSDに対応する能力を高めていただくということが肝要ではないかと思われます。


○山本太郎君 何て聞けばいいのかな。実際にはそういうふうに動いてはいるけれども、まだそんなには広がりは見えていないということですよね。そうでもない。どれぐらいカバーできていますか、じゃ。その専門職の方々、PTSDにも対応できるような方々はそれぞれ配置されている場所の何%カバーできていますか。


○政府参考人(安藤よし子君) 全国の婦人相談所に設置されております心理療法担当職員の数は48名、そのほか看護師が18名、また医師につきましては18名おりますが、それ以外に嘱託医として45名配置されているところでございます。この嘱託医45名のうち37名が精神科医というところでございまして、心理判定員につきましても68名がいるということですので、相当程度の資源はあるのかというふうに考えております。


○山本太郎君 各県に一人、二人というような状況だということですよね、恐らく、という状況だと思うんですけれども、でも、実際に被害者はうなぎ登りに上がっていっている、右肩上がりだと、でも、それを受け入れるというか、そのためのインフラというものが余り整っていないという状況だと。お医者さんの数も多分そういう状況だと思うんです、専門家の数も。だから、だから排除されなきゃいけない。だからみんな受けられない。だから調査しない。それを追っていったらやっぱり見なきゃいけなくなるから。その今設置されている専門家の数、医者の数というところで間に合わさなきゃいけないから見られる人は限定されていくという話ですよね。
話、次に行きたいと思います。
次に、先ほどもお話しされましたけれども、親がDVを受けているというのを目撃した子供たち、実際にDVを受けた子供、目撃した子供、そして実際に自分自身が暴力を受けたという子供のケアについてお聞きしたいと思います。
直接父親から暴力を振るわれていなかったとしても、母親に対する暴力を目の当たりにさせられること自体が子供に対する暴力ですよね。児童虐待であるということを、私たち、いま一度認識する必要があるようです。DVを受けた又は目の当たりにした子供たちは大変重篤な精神的ダメージ、影響を受け、長い間精神的に苦しむばかりか、トラウマとなり、著しく発達、成長を損なうことがあるそうです。
DV被害を受け、母子共に相談に来た子供、若しくは母子共に一時保護になった子供の精神的ケア、誰がどのようにどれだけの期間行いますか。先ほど少し答えていただいたと思うんですけれども。


○政府参考人(安藤よし子君) 先ほどお答え申し上げましたように、婦人相談所一時保護施設にいる心理ケア担当職員が同伴する子供についても心理的ケアを行うというケースもございますし、また婦人相談所、児童相談所と併設されているようなところもございます。そこには児童の専門のケア要員もいたりしますので、そういうところで連携して児童の面倒を見るというような事例も多くあると聞いております。


○山本太郎君 では、一時保護が終わった後、継続して心療ケア、受けられるような仕組みになっていますか。


○政府参考人(安藤よし子君) 一時保護を終わった後、一時保護の期間に十分な心理的ケアを受けていただくということがまずは前提ではないかと思います。その上で、一定落ち着いた状態で退所をしていただくということ、措置解除みたいな形になるのではないかと思います。それでもなお不安があるというような場合には婦人相談員が支援に赴いてフォローアップをするというような事例もあると聞いております。


○山本太郎君 一時保護の期間ってどれぐらいでしたっけ。二週間ですよね。二週間でその十分なケアってなされるのかという話なんですよ。もう精神状態というのは普通じゃなくなっているわけですよね。毎日のように親が暴力を振るう、例えばお父さんがお母さんを暴力を振るう姿を見ていたり、たまに自分も暴力を振るわれたりするというような状態で、もうほとんどPTSDみたいな状況にある子供たちが、二週間でまず十分な状況をつくると言っていますけど、その一時保護、例えば児童相談所と連携していたとしても、その一時保護という部分から離れてしまえば、何か受けるすべはあるんですか。どんなフォローをされていますか。仕組み、ないんですよね。
一時保護が終わってから、一時保護が終わってから心療ケアを受けている子供たちって何人ぐらいいるんですか。そういう仕組みがないでしょう。あるんですか、ないんですか。


○政府参考人(安藤よし子君) 一時保護は一時保護でございますので、一時保護を超えて更にケアが長期間にわたり必要であるという場合には、いわゆる母子寮、そちらの方の母子生活支援施設の方に入所していただいて必要なケアを受け、自立への道をたどっていただくというようなルートはございます。


○山本太郎君 その支援施設に入れる人は何%なんですかということですよね。だから、そこ、もう本当に細い糸での話でしょ、それって。細いクモの糸につかめるか、つかめないか、そのつかめる人たちなんて本当一握りなんですよね。違いますか。そうだと思うんですよ。
結局、一時保護中は二週間だけ、例えば心理療法担当職員が心療ケアを行い、その後出所したら支援する仕組みがほとんどないと。DV被害者、事実上これ放置している現状なんですよ。幸運にも自立できた人、新しい生活の孤独の中で、心の安定を確保するの大変な作業かもしれませんよ。誰も相談する人いないというような状況で一人だけで生きていかなきゃいけない。ピンポンとチャイム鳴ったとしても、また誰か来たん違うか、自分を取り返しに来たんじゃないかと思うような中で毎日新しい暮らしを続けていかなきゃいけない。
アフターケア事業、心理ケアによる支援を含めた自立支援、制度としてつくる必要あると思うんですね。そして、婦人相談所など一時保護機関や施設から被害者の退所先、市や区のDV相談、支援担当課の婦人相談員や民間支援団体等につなぎ、切れ目のない支援の仕組み、不可欠だと思います。
次に、DV被害者の心療ケア、医療に対する補助に関してお聞きしたいと思います。
今現在、国の制度として自立支援医療制度があるそうですけれども、通院による精神医療を続ける必要がある病状の方に通院のための医療費の自己負担、これ軽減するというものがあるそうです。これはDVによる急性ストレス障害、PTSDに苦しむ方々も対象になっていますか。


○政府参考人(藤井康弘君) 先生御指摘の自立支援医療は、これは障害者等が自立した日常生活あるいは社会生活を営むために必要な心身の障害の状態を軽減するための医療につきまして、その医療費の自己負担額を軽減するためのいわゆる公費負担医療制度でございます。
なお、PTSD等のストレス関連の障害につきましては、都道府県等におきまして、通院による治療を継続的に必要とする状態の精神障害というふうに認定された場合につきまして、これは自立支援医療の対象となってまいります。


○山本太郎君 対象になるということですよね、ある一定の症状であったりとか、そういうものが見られた場合。
DV被害者のうち何人がこの制度というものを利用されているんですかね、御存じですか、把握されていますか。


○政府参考人(藤井康弘君) その辺りの数字につきましては把握してございません。


○山本太郎君 把握していただきたいんです。把握するためには調査が必要。一時保護が終わって退所したら放置という姿勢というのがよく分かる答えだと思うんですよ。調査していただきたいんです。これ、調査して把握していただいて、本当にこの部分に対して光を当てて、健康で健やかに仕事をして、子育てをしてということが本当の女性活躍じゃないかなと思うんですよね。
自立支援制度のような制度があるのにDV被害者にはほとんど利用されていない状況ではないでしょうか。なぜこのような状況になっているのかというと、それは周知徹底されていないからじゃないですか。本気で心療ケアというものを推進しませんか。今コスト掛けたくない、お金掛かる、多分それですよね、このDVに関して光が当たらないの、そして施設が増えないの、救済されないの。目の前のお金を掛けたくない、今コストを掛けたくない、そのような考え方が、逆にトータルで見たときに、将来的な社会保障費用コスト膨らむ結果になりませんかね。
一番大切なこと、現在行われている放置や切捨てによるコストカットでなく、被害者の方々が心身共に健全な状態で社会復帰できるよう行政がケア、バックアップを行うことによって、本当の意味での社会保障費用の削減を目指すことが持続可能な社会づくりと言えるんじゃないでしょうか。
先ほど浜田先生おっしゃっていました、女性の活躍という部分に本当に踏み込んだとしたら、GDP1.5パー上がるんだよ、7兆円だぜ、ヒラリー・クリントンも言っている、16%も上がるんだよって。まず、その土台となる光が当たっていない、スタートラインに立てない女性たちに本当の意味で光を当てていただきたい。心療ケアを推進していただきたいんです。


とにかく、この医療制度、本当の意味での社会保障費用の削減を目指すことが持続可能な社会づくり、今現在生活保護を受けている方は医療扶助ということで、医療保険制度の枠内に限って心理療法、カウンセリングを全額公的負担によって受けることができる。医療保険制度外のカウンセリングなどの治療は、でも自己負担なんだと。生活保護を受けていない人は、保健医療の部分だけ公的に負担があるけれども、それ以外は全額負担なんだと。生活保護は受給できないけれども、生活が苦しい、だけれども、心療ケアを受けたくても受けられずに苦しむ人たちもまたたくさんいると。


これ、警察、いいことやっているんですよね。警察庁において、警察に相談又は保護された方を対象に無料で精神科医、臨床心理士の治療を受けることができる制度、警察庁独自で予算措置、設けているらしいです。
これ、厚生労働省が本当はやらなきゃいけないんじゃないですか。厚生労働省、やる気ないんですか、どうでしょう。


○政府参考人(藤井康弘君) 先生御指摘のPTSD等のストレス関連障害に関する治療等につきましては、私ども所管をしております精神医療の範疇で様々な対応が行われておるところでございますけれども、先ほど御指摘の自立支援医療につきましても、今後ともその制度の周知徹底を含めまして、実際に活用できる方が活用できるような方策を進めてまいりたいと考えております。


○山本太郎君 時間がないので、ちょっと高階政務官にお願いを申し上げたいんですけれども、今一連言ったことの調査であったり、そして今言った心療ケアであったり、例えばカウンセリングを公的負担にしてもらえるだとか、非常に重要なことだと思うんですね。それ、調査だけじゃなく、そして、やはりそこに予算を付けなきゃどうにもならないと。その受入れ側という部分を支える人たちももっと手厚くしなきゃいけないし、いろんな問題があると思うんですけれども、政治的にちょっと動いていただけませんかと。
というのは、以前これ質問したときに、この法案関係ないと言われちゃったりしたくだりもあったんですよね。でも、女性活躍という部分もあるので私はやっていきます、光を当てますと、大臣の方からお答えをいただいたんですけれども、是非とも、高階政務官は元々看護師でいらっしゃるんですよね。アフリカまで行って、HIVの教育をされたりとか、あるいは予防教育をされたりとか、感染症ケアもされたというような、本当、心ある方だと思うんですよね。


今、本当にこの光が当たっていないこの方々たちに光を当てるために、厚生労働省としての調査、そしてこの心療ケア、公的負担で例えばカウンセリングが受けられるだとかというところに一歩踏み出していただきたいんですけれども、そのように省内で話合い、先頭に立ってやっていただけませんか。


○委員長(大島九州男君) 高階厚生労働大臣政務官、簡潔にお願いいたします。


○大臣政務官(高階恵美子君) はい。
DV被害を受けられた方の傷というのは、心の傷、体の傷、そして社会的なもの、労働の場面のこと、そして一緒に逃げてきているお子さんの教育に関すること、非常に幅広い福祉も含めた支援が必要と、こういったようなことを認識してございまして、私自身も精神保健センターに勤務している時代には婦人相談所と一緒のお部屋で仕事をしておりましたので、朝出勤するとすぐ電話が鳴り始め、帰るときまで電話相談しっ放しと、これが婦人相談所の現実でございますので、逃げてこられた方、あるいは現に被害に遭っておられる方々にしっかりと寄り添う支援を中長期的にしていく、非常に重要な観点だと考えております。


そういう意味でも、平成26年度から、民間シェルター等に一時的に居住する被害女性に対しまして生活相談、あるいは行政機関への同行支援、それから生活を再建していくための様々な検証モデル事業なども、少しずつではございますが始めさせていただいている、そういう中でございますので、このモデル事業を少しずつ成果も踏まえまして確認をさせていただき、一人でも多くの被害者の方々が生活再建に向けて、自立に向けて歩みを進めていただけるような、そういう取組を、有効な施策を進めてまいりたいと思います。
今後とも御関心をお持ちいただきまして、御支援いただきたいと思います。


○山本太郎君 ありがとうございます。
そのモデル事業が来年から本格化されるぐらい、是非、高階政務官のお力をお借りして、この問題に光を当てていきたいと思います。是非お力貸してください。
ありがとうございました。



○山本太郎君 ありがとうございます。
私は、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案に対し、修正の動議、提出いたします。この内容、お手元に配付されております案文のとおりでございます。
これより、その趣旨について御説明いたします。
本法律案は、近年、自らの意思によって職業生活を営み、又は営もうとする女性がその個性と能力を十分に発揮し、職業生活において活躍することが一層重要となっていることに鑑み、女性の職業生活における活躍を迅速かつ重点的に推進し、もって男女の人権が尊重され、かつ、急速な少子高齢化の進展、国民の需要の多様化その他の社会経済情勢の変化に対応できる豊かで活力ある社会を実現することを目的としております。
しかし、自らの意思によって職業生活を営もうとしても営めない、活躍したくても活躍できないという状況に置かれている女性が我が国には数多く存在いたします。特に、重大な人権侵害であるDV、ストーカーの被害者の大半は女性であり、警察庁の統計によれば、平成二十六年のDV及びストーカー事案の認知件数は、共に過去最多を記録しております。これらの被害者は加害者から逃れるために仕事を辞めざるを得ない場合があり、精神的、肉体的に疲弊し、働きたくても働けない状況にあります。活躍できる一部の女性のみならず、これらの困難を抱えている女性にも光を当てるべきです。被害女性が心身共に健康になり、社会に復帰できるような支援体制、整備することこそが、女性の職業生活における活躍の推進であると考えます。
また、本年六月にすべての女性が輝く社会づくり本部が策定した女性活躍加速のための重点方針二〇一五においては、今後重点的に取り組む事項として、困難を抱えた女性が安心して暮らせるための環境整備を着実に進めること等が挙げられておりますが、法律においても、困難を抱えた女性への一定の配慮義務を規定すべきです。
そこで、修正案では、国及び地方公共団体は、女性の職業生活における活躍を推進するため、職業指導等の措置を講ずるに当たっては、配偶者からの暴力、ストーカー行為等そのほかの事由によって女性の職業生活における活躍に支障が生じている場合については、その女性の置かれた状況に応じて必要な配慮がなされるものとすることとしております。
以上が修正案の趣旨でございます。
何とぞ、委員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/476.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「撤退」は「転進」、「全滅」は「玉砕」、「敗戦」は「終戦」 さすれば「ヤジ」は「自席発言」となる。
大日本帝国大本営は「撤退」を「転進」、「全滅」を「玉砕」と言い換えて深刻な事態を隠蔽し続けた。この伝統は今も脈々と…。








http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/477.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 「安倍政治の本質を見る思い。原発再稼働を許し、原発事故被害者に対する補償は縮小:山口二郎氏」
「安倍政治の本質を見る思い。原発再稼働を許し、原発事故被害者に対する補償は縮小:山口二郎氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18191.html#readmore
2015/8/27 晴耕雨読


https://twitter.com/260yamaguchi

室井佑月「もういても立っても」で8.30デモ参加表明〈週刊朝日〉(dot.) - Yahoo!ニュース http://t.co/NbZnIyPnk4

デモに参加しないタレントだけで番組を作ったらカスみたいになるという状況を作ればこちらの勝ち。

世界的株安で、アベノミクスの化けの皮もはがれる。

官邸の狼狽ぶりが目に浮かぶ。

もう何も遠慮する必要はない。


国民の財産である年金基金をカジノに投じ、戦争のできる国に邁進する、亡国の安倍政治を徹底的に批判しよう。

今日は、sealdsの勉強会で、戦後日本政治の歴史の中に安保法制を位置づけるというレクチャーをする。

みんな熱心に議論をして、あっという間の2時間半だった。

運動を通して政治への理解が深まるという回路があると痛感した。

いつものことながら、NHKのニュースの安保法制に関する見出しは、なぜすべて政府の言い分を並べるのだろう。

野党議員の追及で審議が中断したことなど一切触れていない。

あげくに議論が熟したら採決をという安倍の言い分を紹介していた。

ニュースではなく政府広報の時間と看板を掛け替えろ。

被災者支援の縮小を閣議決定した件。

安倍政治の本質を見る思い。

原発再稼働を許し、原発事故被害者に対する補償は縮小。

これ以上避難するのは好き勝手なのだから面倒を見ないということ。

安倍という人には政治家の資格がないと思う。

安保法制以上に糾弾すべき問題。

8月30日は、これまでに安倍政権が犯した数々の罪を糾弾する機会となる。

原発事故被害者への非道な仕打ち、沖縄での傲慢極まりない基地建設、人間をもの扱いする労働法制の制定、そして戦争参加への道を開く安保法制。

戦後最悪の安倍政権に腹の底からノーを言おう。

国会前の道路に溢れ出よう。

維新内紛、党は分裂寸前 橋下氏、公開討論会を要求:朝日新聞デジタル http://t.co/gYuDqSnNWj

もともと政党を作ったことが選挙互助会と政党交付金目当ての野合でしかなかった。

さっさと別れろ。

その方が日本の政党政治にとってプラスとなる。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/478.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 辰巳孝太郎参院議員(共産)/報道ステで今日の質問。復興支援、非戦闘地域のイラクでさえ武器弾薬輸送のほとんどを民間に依存。









http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/479.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 8月26日 「緊急集会『ぶっ壊せ!アベ安保法制』」 「対談 小沢一郎氏 平野貞夫氏」 「安倍政権は終末を迎えるだろう」


IWJ Ch5 緊急集会 ぶっ壊せ! アベ安保法制 

Broadcast live streaming video on Ustream
※第1部 13分過ぎから二見 伸明氏 趣旨説明
※     18分過ぎから小沢一郎氏と平野貞夫氏の対談
※第2部 1時間35分過ぎからタウンミーティング 
      小沢氏「安倍政権は終末を迎えるだろう」
          「8月30日の安保法制反対デモが廃案に追い込む」


 緊急集会 『ぶっ壊せ!アベ安保法制』
http://nipponissin1.blog136.fc2.com/blog-entry-427.html
「日本一新運動」の原点―280


アベ安保法制をぶっ壊すため、8月26日(水)の憲政記念館緊急集会では、国会審議が忘れている「新ガイドラインと集団的自衛権の根本問題と違憲性」を、小沢一郎さんを招いて徹底的に議論


します。万障お繰り合わせの上、お一人でも多くのお仲間、ご家族をお誘いあわせの上、参加いただきますよう呼び掛けます。


               日本一新の会代表・平野 貞夫



 場 所 憲政記念館 東京都千代田区永田町1-1-1


 日 時 8月26日 (水) 午後3時30分 開場


               〃 4時00分 開会


               〃 6時00分 終了


入場料 無 料    ※事前申し込みは不用です。


 実行委員会


   共同代表:二見 伸明(元公明党副委員長)


        平野 貞夫(元自由党副幹事長)


  統括事務局:日本一新の会事務局


 参加団体(順不同)プロジェクト猪、主権者フォーラム


 日本一新の会、オリーブ神奈川、オリーブ千葉


 オールジャパン:平和と共生(AJPC)、草莽・埼玉塾


 市民じゃ〜なる、火の玉応援団


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            日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観



〇安全保障法制関連法案を廃案にする死角≠ェありますよ! 15


(「集団的自衛権」の正体を見極めよ!)


1)「集団的自衛権」は国連憲章の理念の例外としてつくられた。


 国連は「国家間の戦争を禁止するため」につくられたが、「集団的自衛権」は当初の憲章草案には入っていなかった。例外として入れられ、当時は多くの国際法学者から「国連設立の趣旨に反し、将来問題となる」との警鐘が発せられていた。


 集団的自衛権の実態は昭和31年のソ連によるハンガリー政府支援という民主化の弾圧として行使されたのが最初である。よく知られているのはベトナム戦争といわれる米国などによる南ベトナム支援である。現在までに14件が国連に報告されている。第2次大戦以後の戦争の大半は、集団的自衛権の名で行われている。米ソ冷戦の代理戦争や旧植民地の利権争いなど憲章の精神の冒涜・乱用が指摘されている。


 集団的自衛権は冷戦時代の鬼子といわれ21世紀のテロやゲリラなど、新しい国際情勢に役に立たないどころか、混乱を拡大させるものである。国連に新しい制度をつくるべく、日本は早急に努力すべきである。


2)憲法第9条は「集団的自衛権」を想定外としており、


解釈改憲は条理や法理上許されない。


 昭和20年10月、日本の敗戦を待って国連憲章が発効する。同時期、新憲法の制定準備が始まる。連合国は国連の理想主義を日本国憲法に生かそうとする。マッカーサー総司令官は3原則≠、昭和21年2月3日に提示する。それが憲法第9条2項の原形である。


「日本はその防衛と保護を、いまや世界を動かしつつある崇高な理想にゆだねる。日本が陸海空軍をもつことは、今後も許可されることなく、交戦権が日本軍にあたえられることもない」


 日本丸腰論といえるものだが、マッカーサーのいう「世界を動かしつつある崇高な理想」に意味がある。この時期、国連安保理の5大国による軍事参謀委員会が開かれており、正規の国連軍の設立が協議されていた。マッカーサーは、西太平洋地域に国連軍が設置されることを知っており、日本の安全保障を担保させることを構想していた。


 軍事参謀委員会の国連軍設置の協議は、奇しくもマッカーサーが3原則を提示した同じ2月3日から始まる。米ソ冷戦が始まるまでは、国連軍設置は真剣に協議されていた。昭和22年3月のトルーマン・ドクトリン発表ごろから不調となり、翌23年に入って協議は打ち切りとなる。


 新憲法制定の準備は、マッカーサー3原則提示から本格化する。第90回議会で、昭和21年6月20日から10月9日にかけて審議され成立し11月3日に公布される。この時期、国連の理想


主義は世界中で評価されており、日本国憲法の審議から公布までの期間、国連安保理は世界政府を目指した国連軍の設置を真剣に協議していた。


 憲法第9条は、国連軍が日本の安全保障を担保するとの前提で審議が行われた。9条2項の審議では、正当防衛としての自衛権の行使問題とか、国連に加盟したとき、国連軍に参加するためは9条改正が必要かどうか、熱心に議論されている。


 歴史の厳しい現実は、米ソ冷戦が始まる昭和22年3月頃から始まる。日本国憲法が施行される同年5月には9条2項を支える国際情勢は激変し、国連軍を前提とする「国連安全保障」は形だけの物になる。残ったのは、国連の理念の例外といわれる「集団的自衛権」であた。これは日本国憲法にとって想定外というより、9条2項とは次元の違った問題といえるものだ。


 当時の政府当局の発言にそれを証明するものがある。「集団的自衛権というものは、国際法上認められるかどうか、今日の学者間に非常に議論が多く、私どもはその条文の解釈に自信を持っていない」(昭和24年12月21日・衆議院外務委員会西村熊雄条約局長)


 以上のことから9条2項の解釈を変更して集団的自衛権を行使できるようにすることは、条理や法理から不可能なことである。


3)国会で集団的自衛権がどのように論議されたか。


 新憲法の施行で、帝国議会が国会となったのが昭和22年5月、集団的自衛権についての論議が国会で本格化したのは昭和29年の自衛隊法が成立してからである。それまでの政治事情を理解しておく必要がある。


 昭和22年頃から米ソ冷戦が始まり同25年6月には朝鮮戦争が勃発する。この時、国連安保理で拒否権を持つソ連が欠席する中で国連軍が結成される。形式上、国連軍であっても実質は米ソの代理戦争であった。朝鮮戦争の戦下の中で、吉田自由党政権は対日講和条約や日米安保条約交渉に取り組んでいく。米国は日本の憲法改正による再軍備を強く要求してくる。


 吉田首相は、1)日本の経済復興が完全ではなく、再軍備の負担に耐えない。2)今日の日本には軍国主義復活の危険がある。3)国民は憲法改正を選択しない。4)再軍備は近隣諸国が容認するようになってからだ。と拒否する。


 それに対して米国は再軍備の代案を迫ってくる。厳しい交渉の中で日本は米軍の駐留を認める。当時の政府には国連軍の代替との発想があった。吉田政権は警察予備隊(昭和25年)、保安隊(昭和27年)を設立していく。そして講和独立後の昭和29年6月に「自衛隊法」を制定する。


 憲法第9条をめぐる違憲論争が起こる。吉田首相は、「オタマジャクシ(自衛隊)はカエル(軍隊)の子ではない」とまで暴言を繰り返し、合憲論を主張する。同時に、米国の厳しい強要に、9条2項の首の皮一枚を残す考えを持っていた。それは「憲法上、国連憲章の集団的自衛権を行使しない」ことであった。


 それを証明するものは自衛隊法が参議院で成立した翌日の衆議院外務委員会の会議録にある。昭和29年6月3日、穂積七郎委員(社)の質問に対し、吉田首相兼外相に代わって、下田武三条約局長による次の発言である。


「集団的自衛権、これは換言すれば共同防衛・・・・ということでして、自分の国が攻撃されていないのに、他の締結国が攻撃された場合にあたかも自分の国が攻撃されたと同様に見なして自衛の名において行動するということは、それぞれの・・・・共同防衛条約なり、特別の条約があって初めて条約上の権利として生まれてくるものです。


 ところが、そういう特別な権利を生ますための条約を、日本の現憲法下で締結されるかということはできないことですから結局、憲法で認められた範囲と言うものは日本自身に対する直接の攻撃、あるいは急迫した攻撃の危険がない以上は、自衛権の名において発動し得ない、そう存じています」


 この「下田見解」が、その後の日本政府の集団的自衛権不行使の原点である。この年の暮れ、吉田首相は長期政権を批判され、退陣に追い込まれるが衆議院解散に拘る。その理由は「戦前の軍事国家に回帰させる輩がいる」として、暗に岸信介氏を批判し側近を困らせた。「国民を信じましょう」と、側近に説得され退陣する。60年続いてきたこの国民的合意を、いま安倍自公政権が破壊しようとしているのだ。


 昭和32年2月、岸信介氏は病気の石橋湛山首相に代わって政権に就く。同35年1月、新日米安保条約を締結するが、目標としていた片務性を双務性に改定することはできず、条約の範囲と連携を整備するに留まった。それでも野党は軍事同盟を強化させる違憲性があると追及した。いわゆる「60年安保闘争」である。


岸首相は「軍事同盟ではない」(2月3日、参議院本会議)、「集団的自衛権を行使することは、日本国憲法上できない」「新安保条約による日本の自衛権発動は個別的自衛権である」(2月10日、参議院本会議)と答弁した。


4)アベ・安保法制は、


国連憲章の集団的自衛権にあたらない「日米戦争協力法制」だ。


 日本政府の「集団的自衛権」についての見解は下田見解や岸首相の答弁などを原点として、田中内閣や鈴木内閣で整備されたものである。総括すれば、1)条理と法理から解釈改憲できない。


2)日米安保条約の改定を必要とする。この二つの絶対条件が必要である。下田見解も岸首相の答弁も変更されていない。


 昨年7月の閣議による解釈改憲、本年4月の新ガイドラインの違憲性、そして国会に提出された安保法制諸法案は、米軍とともに他国で自衛隊が戦闘に参加するためのものだ。


 これらは国連憲章に抵触し日米安保条約に違反するものである。さらに集団的自衛権の問題をいまこのような形で論議すること自体が憲法違反以前の条理、法理、法治の基本に反するものである。


これらの安保法制の強行成立に荷担するものは、政治的犯罪に荷担することに等しいと断ぜざるを得ない。)



“ 緊急集会 ぶっ壊せ! アベ安保法制 ” と タウンミーティング
http://3620065.at.webry.info/201508/article_20.html
2015/08/26 23:58  高橋敏男のブログ


今日は、憲政記念館講堂で標題の集まりがありました。


小沢一郎さんと平野貞夫さんの対談は、
40年来の付き合いがあるというだけに、二人の呼吸が合っていたのでしょう。


話が纏まって聴きやすかったという意見が多かったです。


午後2時からスタッフの一員として、
会場設定の手伝いをさせて頂きましたが、
まずまずの人数で成功したと思います。


参加者数は515名ほどでした。
これは小沢さん人気が依然として高いことを証明してくれたと思います。


各界から著名人も参加していましたが、これも頷けます。


現在のように中途半端な日本国ではいけないという、
真の独立を求める人たちが多いことが分かりました。


山本太郎参議院議員が安保委員会の質疑で、
リアルに日米関係の現実を質問しているのが
ユーチューブで流れていますが、
質問に真面に答えられない安倍首相や閣僚が滑稽に見えます。


というよりも、なぜ答えれれないのか?
安倍政権が目論む下心が、
見透かされていることを知らないことが滑稽なのです。


それを見事に小沢一郎さんが推測ですがとの前置きをして、
解説してくれました(ここでは書きませんが)。


戦後70年という長く平和が保てたのは、
憲法9条があったからであることは間違いない事実です。


それを踏まえて、日米同盟の不平等性を現実に乗り越え、
真の独立を果たすことは難題ではあります。


しかし何時かは超えねばならないことです。


ジャパンハンドラーという一部の人たちの意向に、
従っているだけではなりません。
米国にも平和を愛する人々は多いのだし、議会人にも多いのです。


これを小沢一郎氏は、違う言葉をもって教えてくれました。


“ 対米従属症候群 ” という病から、立ち直らねばならないのです。
そのためには、議論を尽くすことが必要なのです。


至極、当たり前のことを仰っているのですが、
これを言えない国会議員の多いことが問題なのです。


ですから今こそ、与野党なく、現実を見据えた
政治家の一層の努力と覚醒が必要な時なのです。


この後のタウンミーティングでは、フロアからの質問に、
小沢一郎さんが丁寧に答えていたのが印象的でした。





http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/480.html

記事 [政治・選挙・NHK191] これが同一人物の発言ですか? 沖縄・翁長知事の変節は、あの元首相と同じでは…[産経ニュース]
【政治デスクノート】
これが同一人物の発言ですか? 沖縄・翁長知事の変節は、あの元首相と同じでは…
http://www.sankei.com/politics/news/150827/plt1508270001-n1.html

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に関して、沖縄県議会で行われた議事録を読んでいると、次のような発言がありました。

 「沖縄の基地問題の解決には、訪米要請(注・県が組織した要請団による訪米)もないよりはいいでしょうが、むしろ訪米のエネルギーを日本政府にぶつけることによって大きな進展がはかられるのではないでしょうか」

 これは、最近の議事録ではありません。平成7年6月の定例議会で、発言者は自民党県議の翁長雄志氏。現在、沖縄県知事の翁長氏が、当時の大田昌秀知事に対して行った代表質問での一幕です。

 翁長氏は大田氏が基地問題を訴えるためとした2度の訪米はたいした成果がなかったとして、日本政府との協議を重視すべきだったのではないかと追及していました。

 さらに県議会の議事録をめくっていると、大田氏に続いて県政を担った稲嶺恵一県政時代にも、当時の翁長県議は立派な発言をしていました。

 平成11年10月の県議会の定例会で、普天間飛行場の移設問題を取り上げ、「私たちがなにゆえにこの県内移設を早期にやらきゃならぬかという見地に立ったのは、県全体の立場に立っての危険性の軽減であります」と強調していたのです。

 その翁長氏ですが、政府との協議を重ねる前の今年6月、約10日間の日程でハワイやワシントンを訪問し、辺野古移設反対を訴えました。

 翁長氏自身や共産党県議が強調するように、「辺野古に基地を作らせない」と米側に直接訴えたことには一定の意義があるのかもしれません。しかし、米側はおおむね「(名護市辺野古への移設の)計画を白紙に戻すことはない」という反応で、一般に言う成果とはほど遠い結果に終わりました。

 今月から9月上旬までの1カ月間に県と政府は集中協議を行うことにしていますが、菅義偉官房長官が訪沖した8月11、12日の初会合に続き、19日の4閣僚との会談も「距離感は詰まらない」(菅氏)ままでした。

 協議は計5回程度行うことになっていますが、翁長氏はすでに、9月14日から10月2日の日程でスイス・ジュネーブで開催される国連人権委員会で演説する計画を立てているようです。

 海外で訴えるよりも、かつて自身が県議会で指摘したように日本政府にエネルギーをぶつけ、大きな進展をはかるべき時ではないかと思われるのですが、自身が知事になると意識が変わってしまうものなのでしょうか。

 歴代の知事に対する自身の発言や批判と矛盾しているのではないかと受け止める向きがあったとしても、知事に選ばれた以上は選挙支援してくれた勢力の意向を最大限、尊重すべきなのでしょうか。

 そういえば、民主党政権で、辺野古移設について「最低でも県外」とぶち上げていたにもかかわらず、首相に就任すると二転三転し、1年もたたないうちに「学べば学ぶほど…」と辺野古移設を容認した政治家もいました。

 首相を辞め、議員バッジをはずして政界を引退した彼は最近また、「辺野古に決めてしまったことを沖縄県民にお詫びする。辺野古では無理」と変心(さらに韓国で土下座も)しています。

 いい意味でも悪い意味でも「立場が人を変える」とは、よくいったものだと思わずにはいられません。

(政治部次長 佐々木美恵)

[産経ニュース 2015/8/27]
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/481.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 維新、内紛泥沼化 松井氏vs柿沢氏“公開タイマン”も 分裂ムードさらに高まる[ZAKZAK(夕刊フジ)]
維新、内紛泥沼化 松井氏vs柿沢氏“公開タイマン”も 分裂ムードさらに高まる
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150826/plt1508261543006-n1.htm

 維新の党の内紛が泥沼化している。山形市長選の対応をめぐり、松井一郎顧問(大阪府知事)が柿沢未途幹事長の辞任を求めている問題で、今週末にも、松井、柿沢両氏の「討論会」が開かれる見通しになったのだ。公開も検討されており、永田町では「しょせん維新は“見せ物政党”だ」(自民党ベテラン秘書)という冷ややかな見方が広がっている。

 「ここまでこじらせた以上、最後はけんかで決着するしかない。それも維新の特色と考えてもいいのではないか」

 維新の橋下徹最高顧問(大阪市長)は25日、所属国会議員に送ったメールで、討論会開催による騒動の決着を提案した。

 柿沢氏は9月13日投開票の山形市長選で、党が「推薦しない」と決めた野党系立候補予定者の応援に出向いた。これを問題視した松井氏や大阪系議員が辞任圧力を強めているが、柿沢氏は続投の意向を示している。

 柿沢氏は25日、大阪府庁に松井氏をアポなしで訪ね、経緯を説明して理解を求めたが、松井氏は受け入れず平行線に終わった。

 柿沢氏「党規違反をしたわけではない」

 松井氏「処分は求めていない。ケジメだ」

 そこで橋下氏が持ち出した打開策が「討論会」というわけだ。松野頼久代表はこの提案に応じることを決め、25日、橋下氏に電話で伝えた。

 公開の可否や開催日は今後協議するが、内輪モメを衆目にさらすことには「内紛のイメージを拡大するだけだ」(幹部)との慎重論も根強い。

 そんななか、柿沢氏は25日夕、安倍晋三首相も座禅をすることで知られる東京・谷中の全生庵を訪れたことを、自身のツイッターで紹介した。

 松井氏との激突に向け、只管打坐(しかんたざ)して無我の境地に達していたのかは不明だが、討論会の結果にかかわらず、党の分裂ムードはさらに高まりそうだ。

 政治評論家の小林吉弥氏は「松井氏や大阪系は、柿沢氏というより、松野執行部に対して分裂覚悟で宣戦布告している。修復の余地は見当たらない。早ければ、安全保障関連法案の参院採決の際に対応が分かれ、ケンカ別れする可能性もある」と分析している。

[ZAKZAK(夕刊フジ) 2015/8/27]
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/482.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 武藤貴也議員に新疑惑 議員宿舎で19歳少年買春/金銭トラブル釈明会見は利己的?“担当記者”以外締め出し[スポニチ]
武藤貴也議員に新疑惑 議員宿舎で19歳少年買春
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/08/27/kiji/K20150827011012850.html

 未公開株をめぐる知人との金銭トラブルが報じられ、自民党を離党した武藤貴也衆院議員(36=滋賀4区)にまたしてもスキャンダルだ。今度は19歳の少年が、27日発売の「週刊文春」に“未成年買春”を告白した。1回2万円前後で性行為を繰り返したとしている。武藤氏は26日、都内で金銭トラブルの釈明会見を行ったが、自民党記者クラブの記者ら“担当記者”のみを会場に入れ、それ以外は閉め出した。

 事務所関係者や警備員らに囲まれた武藤氏は午後1時の会見開始直前に会場入り。閉め出された記者からは「入れないのはなぜだ」「あんたこそ利己的だ」などの怒号が飛んだ。会見を取材できたのは、武藤氏が所属していた自民党の記者クラブと、武藤氏の地元・滋賀県の県政記者クラブの記者だけ。

 安保法案の反対デモを行う学生に対し「戦争に行きたくないのは、利己的個人主義」と批判し騒動になった武藤氏。先週の週刊文春では未公開株による「議員枠集金術」が伝えられて、自民党を離党。この日は、19歳の少年が同誌最新号に「武藤貴也議員は議員宿舎で僕を奴隷にした」と告白したことが判明。

 少年は「彼は僕をお金で買った」とし、基本的に1回2万円で性行為に応じ、議員宿舎にも呼ばれたとしている。少年に対し、武藤氏とみられる人物が記事になるのを止めようと送った無料通信アプリ「LINE(ライン)」も掲載されている。

 売買春は同性の場合、違法行為とならない。しかし、議員宿舎へ部外者を呼び寄せ、金銭を支払って性行為に及んだとしたら、モラルの面から問題視されるのは間違いない。

 会見終了後、会場に入れてもらえなかった記者から通路で「疑惑は本当ですか?」と声が飛ぶと、武藤氏は無言で振り返り、後を追ってきた報道陣をいちべつ。質問が続くと、事務所関係者が「共用のスペースは取材が禁止されているので」と制止し、武藤氏は足早に迎えの車に乗り込んだ。武藤氏の事務所は、会見の入場を一部の記者にしたのは「会場のスペースの都合上、混乱を避けるため」と説明した。

 政界関係者は「スキャンダルのあった政治家が記者を限定して釈明する会見なんて記憶にない」と首をひねった。

[スポニチ 2015/8/27]

 ◇

武藤氏 金銭トラブル釈明会見は利己的?“担当記者”以外締め出し
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/08/27/kiji/K20150827011013000.html

 自民党を離党した武藤貴也衆院議員(36=滋賀4区)は26日、都内で金銭トラブルの釈明会見を行ったが、自民党記者クラブの記者ら“担当記者”のみを会場に入れ、それ以外は閉め出した。

 未公開株をめぐる知人との金銭トラブルを報じられたことについて、武藤議員は会見で「辞職につながる法的問題はない。現時点で議員辞職は考えていない」と述べた。そして、「事実と異なると思います」などと未公開株をめぐる疑惑を次々と否定し、主張は週刊文春が報じた内容と大きく食い違った。

 週刊文春によると、武藤氏は「国会議員枠で値上がり確実な未公開株を買えるが資金がない」として、知人に集金を依頼したとされる。知人には「この案件はクローズ」「国会議員のために枠を押さえていると一般に知られたら大変」と、口止めを求めるようなLINEも送っていた。

 武藤氏は会見で「国会議員枠があるという認識はなかった」と主張し、LINEについては「国会議員のために枠を押さえていると誤解されたら大変だという意味だった。乱雑、誤解を招く表現だったことは反省している」と釈明した。知人に預けた資金が返金されなかったことが今回のトラブルの発端と説明。「この株を購入し、金銭問題を解決してほしいと考えていた。お人好しと批判されても仕方がない」と“人助け”の側面を強調した。

[スポニチ 2015/8/27]
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/483.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 維新、泥沼の様相 柿沢氏「こんなことで辞めない」 松井氏「永田町病にかかっとるわ」[産経ニュース]
維新、泥沼の様相 柿沢氏「こんなことで辞めない」 松井氏「永田町病にかかっとるわ」
http://www.sankei.com/politics/news/150827/plt1508270004-n1.html

 維新の党の内紛が臨界点に達しようとしている。柿沢未途幹事長の辞任を求めてきた松井一郎顧問(大阪府知事)は26日、自らの役職辞任という最後通告を突きつけ、柿沢氏に圧力を加えた。松井氏に同調する大阪系議員は「鉄の結束をみせる」(幹部)として集団離党さえもちらつかせる。対立は泥沼化の様相を呈している。(内藤慎二)

 「自分のポジションにしがみつく、わがままな、おこちゃまとしか言えない」

 松井氏は26日、この日の党会合で柿沢氏が幹事長職辞任を拒否したことに強く反発した。

 特に、柿沢氏が「こんなことで辞めるわけにはいかない」と述べたことを、「完全に病気にかかっとるわ。永田町病に」と非難。柿沢氏の発言には、非大阪系議員すら「あの表現はまずい。心に隙がある」としかめ面を浮かべた。

 この後、国会内で開かれた両院議員懇談会でも、大阪系議員が柿沢氏を激しく口撃。「若くて先があるのだから、一度身を引いたらどうだ」と辞任を要求する声が相次ぐなど、会場は党分裂が現実味を増すピリピリムードに包まれた。

 問題は、大阪系が実際に分党に踏み切るかどうかだ。柿沢氏は懇談会後、記者団に「党を割る割らないの駆け引きが行われていることは大変残念に思っている」と述べた。集団離党をちらつかせるのは、自らの進退の外堀を埋めようとする「駆け引き」にほかならないという見立てだ。

 ただ、松井氏らは総務省に19日付で、近畿2府4県の地方議員約200人による政治団体「関西維新の会」を届け出ている。「関西維新」は橋下氏が提唱したもので、国政政党として自立することも可能な勢力を有する。大阪系が維新の党から集団離党すれば、十分に受け皿になるとみられる。

 橋下、松井の両看板を失えば、国政での影響力低下は必至。懇談会で柿沢氏の進退問題で一任を受けた松野氏は「当然、だれであろうが、できるだけ辞任をすることは回避したいというのが思いだ」と述べた。

[産経ニュース 2015/8/27]
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/484.html

記事 [政治・選挙・NHK191] (ヘイトスピーチ)石平太郎氏「帰化した私に対し、しばき隊が『普通の日本人じゃない奴』と差別発言。普段は“差別反対”と叫ぶ

正義の見方から
http://www.honmotakeshi.com/archives/46058072.html

【ヘイトスピーチ】石平太郎氏「帰化した私に対し、しばき隊が『普通の日本人じゃない奴』と差別発言。普段は“差別反対”と叫ぶ左派やマスコミは黙認。どうかしている」


1: ショルダーアームブリーカー(岐阜県)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 17:38:13.78 ID:x9Zh7Nof0.net BE:723460949-PLT(13000) ポイント特典
sssp://img.2ch.sc/ico/ii.gif
石平太郎 @liyonyon 20:25 - 2015年8月25日
シルーズの中核メンバーは安倍首相のことを「バカ」と罵倒して、しばき隊の人は日本国籍に
帰化した私のことを「普通の日本人じゃない奴」と呼ぶ。誰から見ても典型的なヘイトスピーチにたいし、普段は「差別反対」と叫ぶリベラルの人々やマスコミはただ黙って容認しているようである。どうかしている。
https://twitter.com/liyonyon/status/636137345662648320


【スレタイの元ネタ】
Cat in the Blue Sky @catbsky 17:07 - 2015年8月26日
「反差別」を左翼運動に悪用している”しばき隊”の正体は、反対意見者のマイノリティーを
平然と差別するレイシストであることが確定しましたね。 @liyonyon @FIFI_Egypt
https://twitter.com/catbsky/status/636449818118787076

http://livedoor.blogimg.jp/honmo_takeshi/imgs/6/7/676d7847.png

2: 16文キック(秋)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 17:39:15.51 ID:s11N/QBB0.net
ヘイトスピーチ規制されて困るのはデモ隊という皮肉

7: ビッグブーツ(福岡県)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 17:49:50.66 ID:MSKV+ydP0.net
庇ってるブサヨも日本語通じないキチガイばかり
どうしようもない

8: ドラゴンスープレックス(大分県)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 17:59:03.88 ID:as/aph3K0.net
卑劣で薄汚い朝日新聞やTBS始めマスコミは必死で無視します

10: ダブルニードロップ(茸)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 18:03:03.19 ID:lABCiKqi0.net
こいつらが大好きなRen4やハクシンクンも帰化日本人だけど、
サヨクからすればやっぱり「普通の日本人じゃない奴」なんだ

13: アイアンクロー(dion軍)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 18:07:47.35 ID:R4hgHHpS0.net
よくこんな発言が出来たなぁ・・・
帰化した在日韓国人朝鮮人を普通の日本人じゃない奴
呼ばわりするのと何が違うの

16: ビッグブーツ(東京都)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 18:19:33.36 ID:9JEJGQMp0.net
普段から差別を意識し差別差別と連呼する奴ほど
実は差別してるんだよ内心ではな

21: ファルコンアロー(京都府)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 18:43:50.73 ID:VLnW4UbF0.net
朝鮮右翼なんだから仕方ないじゃん
元から日本人を差別するレイシストです

25: スリーパーホールド(茸)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 19:06:12.58 ID:CiaRwGv90.net
ブサヨは傲岸不遜にして唯我独尊だからな、中国や韓国擁護してるのも彼等を哀れな劣等民族として認識してるからだし。

26: シャイニングウィザード(宮城県)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 19:11:06.75 ID:g2mq1wGV0.net
>>25
薄汚い野良犬に優しくしてる自分素敵!って考えだからなブサヨはw

27: 河津落とし(dion軍)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 19:13:05.38 ID:CDs57Ftz0.net
サヨクなんて昔から差別主義者だぞw
なにを今さら

22: アトミックドロップ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 18:47:32.75 ID:gcIk0p6/0.net
しかし改めて
「普通の日本人じゃない奴」ってすごいなw

反ヘイトスピーチだ反差別だってスローガンの正当性が
一発で吹き飛んでしまった

引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1440578293/


しばき隊のbcxxx 石平氏への差別発言が炎上したことに気づいて、弁解してますね。 帰化したら外国人じゃないでしょ。 バカか、お前は。 @liyonyon @FIFI_Egypt pic.twitter.com/oyrOBUUIPa
― Cat in the Blue Sky (@catbsky) 2015, 8月 26

http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/485.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「武藤議員が釈明会見」、まさに釈明、言い訳だった(まるこ姫の独り言)
「武藤議員が釈明会見」、まさに釈明、言い訳だった
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2015/08/post-e275.html

自分の金銭ゴタゴタで自民党に類が及ぶと思ったのか、即座に
離党、自民党も説明も聞かずに即座に離党を許可していた、元
自民党の武藤議員が、午後一時から釈明記者会見を開いた。

>金銭トラブルで離党の武藤議員が釈明会見「未公開株の国
会議員枠は存在しない」 
           弁護士ドットコム 8月26日(水)13時15分配信

>週刊誌「週刊文春」に金銭トラブルを報じられ、自民党を離党
した武藤貴也衆院議員(滋賀4区)の記者会見が8月26日、衆
議院第二議員会館で開かれた。会見の模様はニコニコ生放送
で中継された。

先ず会見の場所が、首相の大好きなニコ生と言うところが武藤
議員らしいと言えば武藤議員らしい。
”会見当日に自民党の記者クラブと滋賀県の記者クラブに加盟
している社のみ出席を認めると報道陣に伝え、スポーツ新聞社
や雑誌社などは会見場から締め出された”
と伝えられているが、自民党の記者クラブと滋賀県の記者クラ
ブ加盟している社しか出席を認めないと言うのは、いかにも姑
息だ。

自分が正しいと思っているなら、すべての社をオープンにして
会見をすれば良い。
安倍首相同様、自分を認めてくれる所にしか良い顔が出来な
いようでは政治家として失格だ。

ましてや、週刊誌報道に対しての釈明会見なのに、その週刊
誌を締め出すのは、いかにも自分に甘い印象を受けた。
自分のホームで言いたい事だけを言って批判は受け付けない
と言う姿勢は、利己的じゃないのか。

そして武藤議員が出てきてお詫びと称して頭を下げたが、私は
釈明会見とは別の所が気になった。
その一番目立つ前頭葉部分のところが、異常に薄い!
あの若さでこれだけ薄かったら、早晩悲惨な状態になるだろう。
お気の毒に。
とまあ、勝手な私の個人的感想だったが。。。。。

その武藤議員が釈明の中で、自身が後輩に調達した金が3千
万円。
今、36歳として去年の事だから35歳で3千万円ものキャッシュ
を用意できる事は、ある意味すごい。
総額1億円ものカネを後輩に預けて、騙されて?
良く分からない釈明会見だった。

それにしても、一番の釈明は、自分の後輩のAに騙されたとか、
LINEのやり取りが誤解を生んだとか、そこばかり強調していた
が、「最低でも2倍になると言われています」、「枠は内々で取っ
てあるそうです」、「この案件はクローズだからね」
これらの証拠が残っている。
しかも、衆議院外務委員会に出席した武藤議員が委員会そっ
ちのけで下を向き、スマホをいじる姿が映し出されている。

釈明すればするほどみっともない見苦しい釈明会見だった。
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/486.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安倍政権とは 国粋主義者の仮面をかぶった米国ポチの典型(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/fc56cc3b57afdbab3545f8035cc7d607
2015年08月27日

特に解説はいらないが、以下、IWJさんが「第3次アーミテージ・ナイレポート」を翻訳してくれている。この、脅しに等しいアメリカと云う国のWスタンダードで、唯我独尊にして、我田引水な報告書をじっくり読み込めば、現安倍政権は、幾ばくかの長州乞食サムライ的冗長な言動を除けば、戦勝国米国の走狗として、忠実に、その提言勧告の内容をなぞっているだけだと、非常によく理解出来る。翻訳文が長いので、皆様なりの、興味の度合いに応じて、読み飛ばすも、じっくり読むも、自由である。長文なので、前篇後篇の二部構成に。

ただ、安倍の名誉のために付け加えておけば、前政権の野田佳彦も、この提言に沿って、忠犬豚を演じていたのだから、同じ穴のムジナなのである。そして、霞が関官僚組織も、同衾ムジナである。多分、ファッションで彩ってはいるが、日本のマスメディアも同衾している。経済界などは、自由主義経済の中で、金融自由主義、資本主義のカラクリだけで、成長と云う言葉を頻繁に使いながら、実は停滞を隠しているに過ぎない。本当の経済成長がない故に、レーガノミクス、サッチャリズム以降、米英海洋覇権勢力では、トリクルダウンが起きない。仮に、成長が本物である場合には、幾ばくかでも、下々にしずくは滴り落ちてゆくものだ。ところで、他人事ながら、GPIFはどんだけ損金を出しているのだろう?怖いが知りたくもある(笑)。


≪ 2013/02/03 【IWJブログ】CSIS「第3次アーミテージレポート」全文翻訳掲載(前篇)

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米日同盟 アジアに安定を定着させる
CSIS 国際戦略研究所
日本講座 
報告書
執筆者
リチャード・L・アーミテージ
ジョセフ・S・ナイ
2012年 夏

■目次
研究班 
参与者 研究班 
署名
はじめに           1
エネルギー安全保障      2
経済と貿易          6
近隣諸国との関係       7
新しい安全保障戦略に向けて  11
結論             15
提言             16
執筆者について        19

■はじめに

この日米同盟報告書は、日米関係が漂流している時期に発表される。日米両国の指導者たちが無数の他の課題に直面しているとき、世界で最も重要な同盟 の1つの健全性が危機に瀕しているのである。米国務次官補カート・キャンベルと、両政府内の彼の同僚たちによって、同盟の安定は大方保たれてきたが、同盟 地域内外における今日の課題と機会に対処するには、それ以上のことが必要である。日米双方は、中国の再台頭とそれに伴う不安定要素、核能力と敵対的意図を もつ北朝鮮、そしてアジアのダイナミズムの兆しに直面している。他にも、グローバル化した世界とますます複雑化する安全保障環境には多数の困難な課題が存 在する。このような今日の大問題に適切に対処するには、より強力でより平等な同盟が必要である。

上記のような同盟が存在するためには、米国と日本が一流国家の視点をもち、一流国家として振舞うことが必要であろう。我々の見解では、一流国家と は、経済力、軍事力、グローバルな視野、そして国際的な懸念に関して実証された指導力をもつ国家である。同盟の支援に関して米国側に改善点はあるが、米国 が一流国家であり続けることには寸分の疑いもない。しかしながら、日本には決定しなければならないことがある。つまり、日本は一流国家であり続けたいの か、 それとも二流国家に成り下がって構わないのか? 日本の国民と政府が二流のステータスに甘んじるなら、この報告書は不要であろう。この同盟に関する我々の評価と推奨事項は、日本が大きな貢献を果たせる世 界の舞台で完全なパートナーであることに依拠している。

我々は、今日の世界における日本の影響と役割を混乱させている諸問題を認識した上で、上記の質問を投げかけた。日本の人口は劇的に老齢化し、出生率 は低下している。日本の債務対GDP比は、200パーセントである。日本では、6年間に6人の首相が交代した。そして、多数の若い日本人の間に厭世観と内 向性が増大している。しかし、日本の重要性の低下は運命ではない。日本は、一流国家であり続ける十分な能力がある。要は日本がどのような傾向をもつかとい う問題にすぎない。

日本は多数の課題に直面しているが、日本の国力と影響力には、同様に多くの過小評価され十分に活用されていない側面が存在する。日本は世界第三位の 経済圏であり、中国の2倍の消費者セクターをもつ。日本は、改革と競争によって解き放たれる可能性のある巨大な経済的潜在力をもち続けている。自由貿易と 移民に対する開放性と女性の職場進出が増大すれば、日本の国内総生産(GDP)は著しく成長するだろう。日本のソフト・パワーも注目に値する。日本は、国 際的に尊敬される国としてトップ3にランクされ、「国家ブランド」としては世界第一位である。日本の自衛隊(JSDF)は、現在の日本で最も信頼されてい る機関であるが、時代錯誤の制約を軽減できれば、日本の安全保障と評判の向上により大きな役割を果たせる態勢にある。

日本は、世界の平穏な地域に位置する、取るに足りない国ではない。アジア太平洋地域の安定した戦略的平衡のための海の要、国連(UN)と国際通貨基 金(IMF)など主要多国籍機関に対する2番目に大きな貢献者、世界で最もダイナミックな半球のためにシーレーンをオープンに保つ米軍のホストとして、米 国とその他の国々は日本に頼っている。 ・日本が強い米国を必要とするに劣らず、米国は強い日本を必要とする。そして、この観点から、我々は日米同盟とそのスチュワードシップの問題を取り上げる。日本が米国と肩を並べ続けていくには、米国と共に前進する必要がある。日本は、今までアジアのリーダーであったが、今後もそうあり続けることができ るのである。

以下の報告は、日米同盟に関する超党派研究グループのメンバーの大多数の見解を示すものである。この報告では、特に、エネルギー、経済、世界貿易、 隣国との関係、そして安全保障に関する問題を取り上げる。これらの分野において、研究グループは、日本と米国に対して、短期および長期に渡る政策の推奨事 項を提言する。これらの推奨事項は、アジア太平洋地域およびそれ以外での平和、安定、繁栄のための力としての日米同盟を支えることを目的としている。

■エネルギー安全保障

◇原子力エネルギー 

2011年3月11日の悲劇は、未だ生々しい記憶であり、地震、津波、その後の炉心溶融によるすべての被害者に対し、謹んで哀悼の意を表明する。当 然ながら、福島の原子力災害は、原子力にとって大きな躓きの石となり、その影響は、日本全国だけでなく、世界中に波及した。英国や中国のように原子力拡張 計画を慎重に再開した国もあるが、ドイツのように原子力を段階的に全廃することを決定した国もある。

日本は、原子炉の徹底的な調査と原子力保安規定の改定を行なっている。原子力に対する一般市民の強い反対にも関わらず、野田佳彦首相の政府は、2基の原子炉の再稼動を開始した。さらなる再稼動は、安全性の確認と地元の合意に依存する。我々の見解では、このような状況において原子力発電を慎重に再開することは責任ある正しい措置である。

日本は、エネルギー効率の向上において非常に大きな進歩を遂げ、エネルギーの研究開発で世界的なリーダーとなっている。日本人は、エネルギー消費の 削減と、エネルギー効率に関する世界最高の基準の設定において、驚異的な国民的結束を発揮してきたが、近未来における原子力エネルギーの欠如は、日本に重 大な影響を及ぼすであろう。原子力発電所の再稼動なしでは、日本が2020年までに二酸化炭素 (CO2) 排出量を25パーセント削減する目標に向って有意義な進歩を遂げることは不可能であろう。原子力は、現在も将来も、排ガスのない基底負荷発電の唯一の実質的ソースとして残るであろう。環境省のデータによれば、日本の排出量は、原発再稼動なしでは、2020年までにせいぜい11パーセントしか削減できないが、再稼動できれば、20パーセント近くまで削減できるという。1原発を永久に停止した場合は、輸入した石油、天然ガス、石炭の消費量が増大するだろう。さらに、国のエネルギー政策に関する決定の延期は、エネルギーに依 存する重要な産業を日本から追い出しかねず、国家の生産性を脅かす可能性がある。

また、開発途上国は原子炉の建設を続けるので、日本の原発永久停止は、責任ある国際原子力開発を妨害することにもなるだろう。フクシマ以後一年以上 にわたって原子炉認可を中断していた(ただし、進行中のプロジェクトは中断しなかった)中国は、新規プロジェクトの国内建設を再開しつつあり、最終的には 重要な国際ベンダーとして台頭する可能性がある。中国が民生用原子力発電の世界的開発のメジャー・リーグでロシア、韓国、フランスに加わろうと計画してい るとき、世界が効率的で信頼性の高い安全な原子炉や原子力サービスから利益を得るためには、日本が遅れをとることはできない。

他方、米国としては、使用済核廃棄物の処理にまつわる不確実性をなくし、明確な許認可手続きを導入する必要がある。我々はフクシマから学習し、是正措置を導入する必要性を十分に認識しているが、原子力はエネルギー安全保障、経済成長、環境上のメリットなどの分野でまだ巨大な可能性を保持している。日 本と米国は、国内/国外の安全かつ信頼性の高い民生用原子力を推進する上で共通の政治的、商業的利益をもっている。東京とワシントンは、フクシマからの広 範な経験を生かしながら、この分野で同盟関係を活性化し、安全な原子炉の設計と健全な規制業務の普及を世界的に促進することにおいて指導的役割を再び演じ る必要がある。3.11の悲劇のために、経済と環境をこれ以上大きく衰退させてはならない。安全でクリーンな責任ある開発と利用によって、原子力は日本の 包括的な安全保障に欠かせない要素を構成する。そしてこの点において、原子力研究開発での日米の協力は不可欠である。  

◇天然ガス

天然ガスに関する最近の明るい進展により、たった数年前には誰も可能と思わなかった形で、二国間のエネルギー貿易がよみがえる可能性がある。アラス カとハワイ以外の48州で膨大なシェール・ガスが埋蔵されていることが発見され、米国は世界で最も急速に成長する天然ガス生産国となった。国際エネルギー 機関(IEA)によれば、2014年に計画されているパナマ運河の拡張により、世界の液化天然ガス(LNG)輸送船団の80パーセントがパナマ運河を使用 できるようになり、出荷コストが劇的に低下し、米国湾岸からのLNG輸出のアジアでの競争力が激増することになる。2

米本土におけるシェール・ガス革命とアラスカの豊富なガス埋蔵量は、日本と米国に相補的な機会を提供する。すなわち、 米国は2015年までにハワイとアラスカを除く48州からLNGの輸出を開始するはずであり、日本は世界最大のLNG輸入国であり続ける。1969年以 来、日本は比較的小量のLNGをアラスカから輸入してきたが、特に3.11を踏まえて、LNGの輸入先を増やして多様化する必要があり、LNG取引リンク の拡大に対する関心が高まっている。
注1,2略

しかしながら、米国と自由貿易協定(FTA)を締結していない国、特に、そのFTAに国のガス処理に関する条項がない国へのLNG輸出を求める米国企業は、まず、米国エネルギー省(DOE)化石エネルギー局の認可を得る必要がある。FTAを締結した16か国は、DOEの輸出認可を受けるが(ただし、 その他の規制および認可要件も適用される)、これらの国のほとんどは主要LNG輸入国ではない。

日本のような非FTA締結国には、認可を与えることが米国の「公益」でないとDOEが結論しない限り、認可が与えられる。キーナイLNG基地は、ア ラスカから日本への輸出に対するDOE認可を日常的に受領していた。しかし、ハワイとアラスカを除く48州からのLNG輸出の将来性が浮上するにつれ、 DOEの認可プロセスは政治的に精査されつつある。DOEの非FTA認可を既にうけているサビン・パスLNGプロジェクトに加えて、ハワイとアラスカ以外 の48州でのLNGプロジェクトに対する8つの認可がDOEの承認を待っている。

環境または経済上の理由により、活動家たちがLNGの輸出に反対している。輸出によって、米国天然ガスの国内価格が上昇し、天然ガスに大きく依存し ている国内産業の競争力を弱めるという懸念が存在するのである。ブルッキングス研究所による最近の政策提言で、この申し立てに対する反論が行なわれた。将 来輸出される見込みのある分量は、米国の天然ガス全供給量と比較して少なく、国内価格への影響は最小限であり、産業用、住居用、その他の国内用としてガス 使用の伸びを妨げるものではない、と結論されている。3 LNG輸出を制限すると、米国シェール・ガスおよびLNG輸出プロジェクトへの投資が不必要に抑止される。

米国は、資源ナショナリズムに走るべきではなく、民間部門のLNG輸出計画を禁止すべきではない。米国の政策立案者は、これらの新資源に対する環境に責任を持つ開拓を促進しながら、輸出に対してオープンであり続けなければならない。さらに、日本の危機においては、米国は、すでに交渉済みの商業契約と 一般商業レートによる日本向けLNGの供給に支障がないことを保証し(ただし、大統領による国内向け国家非常事態宣言がない場合に限る)、コンスタントか つ安定した供給を確保すべきである。 安全保障体制の一環として、米国と日本は、軍事上の同盟だけでなく、天然資源に関しても同盟すべきである。この協力分野は、開発が不十分なままである。

また、米国は、日本へのLNG輸出を妨げている現在の法律を修正すべきである。米議会がFTA要件を削除して自動認可に切り替えれば理想的だが、そ れは米国と平和的関係にある国ならどの国に対するLNG輸出も国益であるという反証可能な推定を確立することになる。代わりに、米議会は、LNG輸出で は、日本をFTA締結国の1つと見なして、他の潜在顧客国と対等な立場に置くべきである。少なくとも、ホワイト・ハウスは、現在の法律下で認可を検討する 際に日本関係の輸出プロジェクトを全面的に支援し、優先すべきである。

正しい政策支援があれば、天然ガスは二国間貿易を活性化し、日本の米国への対外直接投資(FDI)を増大させることもできる。北米のガス供給量は膨 大であるが、見込まれるタンカー通行量の処理に必要な基地、港、陸上輸送システムが十分でないという懸念がある。4 大きなインフラ投資がなければ、米国のガス生産は成長できない。 これが、米天然ガスに関する法律を修正して、他のFTA顧客国家と対等の立場を日本に与えるための、もう1つの有力な理由である。
*注:3,4略

◇メタン・ハイドレート: エネルギー協力の強化に寄与する潜在的大転換の好機

二国間協力には、もう1つの有望だがより不確実な長期的領域としてメタン・ハイドレートがある。メタン・ハイドレートは、深く埋もれた氷の中に閉じ 込められた天然ガスの結晶である。経済的および技術的な大きなハードルを乗り越えられれば、メタン・ハイドレートの埋蔵量は、現在の在来型および非在来型 ガスの埋蔵量をはるかに上回るだろう。

日本の南中央域、沖合にあるメタン・ハイドレートの鉱床は、天然ガス国内消費量の10年分に当たると見積もられ、世界的には、現在実証されている天 然ガス埋蔵量の100倍をはるかに超える700,000兆立方フィートと概算されている。5 メタン・ハイドレートは、陸上および沖合いに広く分布し、特に極地と連邦大陸棚に存在する。6 専門家たちが予想するように、メタン・ハイドレートのほんの一部しか開発できない場合でも、それらの量は、現在の天然ガス埋蔵量の見積りをはるかに上回る可能性が高い。

日本と米国は、可能性のある大規模メタン・ハイドレート生産の研究開発で緊密に協力している。5月には、アラスカのノーススロープでの日米現地試験 で、CO2の圧入および隔離によるメタン・ハイドレートの抽出に成功し、エネルギー供給と環境の両面におけるメリットが実証された。結果として大規模なメ タン・ハイドレート生産にいたる変革の可能性を踏まえ、我々は、日米が費用効果の高い、環境に責任をもつメタン・ハイドレート生産の研究開発を加速するよ うに推奨する。米国と日本は、代替エネルギー技術の研究開発に全力を傾けるべきである。  

◇地球規模の石油、ならびにガス共有地/公有地の確保 

当分の間、世界経済は主として化石燃料に依存し、輸送の分野では石油がほとんど独占の状態が保たれるだろう。現在世界第三位の大規模石油輸入国であ る日本と米国は、世界規模の石油取引におけるシフトが世界の地政学を不安定にしたり、中東のエネルギー供給国へのアクセスやそれらの国々からの出荷を脅か さないようにすることに、ますます中核的な戦略上の利害を共有しつつある。カナダ、米国、ブラジルの石油産出量の上昇が他地域からの輸入に対する南北アメ リカの依存度を減らすかもしれないが、世界の石油市場における次の大きなシフトは、中東の生産国からますます豊かになりつつあるアジアの消費国への石油と ガスの輸出量が急上昇することである可能性が高い(ただし、中東のエネルギー消費の上昇も輸出量に影響するだろう)。将来の石油需給に関する現在の予測で は、ペルシャ湾は、今後40年間で、世界の石油供給において、かつてよりはるかに重要な役割を果たすであろう。ペルシャ湾は、LNGの重要な供給元でもあ り、カタールのラス・ラファン液化プラントが取引されるLNGの3分の1を供給する。

ペルシャ湾からのエネルギー供給に対する世界の依存度が高まり、ペルシャ湾からアジアへのエネルギー・フローが増大するにつれ、地球上の共有地/公 用地に広がる資源を確保することの重要性が増すであろう。日本の艦艇は、2009年にソマリア沖で海賊退治の作戦を開始した。さらに、3.11以降の発電 用石油需要の要件の上昇にも関わらず、日本は、2012年の最初の5か月でイランからの石油輸入を3分の1に減少させ、米国の制裁と歩調を合わせた。さら に、海賊行為/著作権侵害、ペルシャ湾からの出荷の保護、地域の平和に対する脅威(現在のイラン原子力プログラムによる脅威など)を除去するための戦闘を 行い、シーレーンの確保などにおいては、東京(日本政府)は多国籍軍との協力を強化する必要があるだろうし、それは歓迎されるであろう。
*注:5,6略

■経済と貿易

2011年11月、野田首相は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)加入のための事前協議に日本が参加することを発表した。TTPは、完全に実現 すると、世界貿易の40パーセントを占め、大西洋から太平洋をまたいで少なくとも11か国が加入する。さらに、他の地域的なFTAとは異なり、TPPは、 包括的かつハイレベルな、法的拘束力をもつ自由貿易協定として際立っている。昨年の発表以来、日本のTPP加入への歩みは遅い。争点の幅広さや交渉関係者 の数のため、時間がかかり、細部への配慮も必要となる。しかし、交渉への参加を遅らせないことが、日本の経済安全保障上の利益になる。また、日本が最も重 要な同盟国とFTAを締結していないことは不条理であり、日本が交渉に参加することを我々は強く奨励する。米国側としては、交渉プロセスと協定案にもっと 光を当て、透明性を増すべきである。  

◇日米経済関係の活性化と確保

我々は、米日経済関係を強化し、確固たるものとするためにTPP討議に加え、骨太で革新的な多国間自由貿易協定を提案する。日本はメキシコとFTA があり、カナダとのFTAを拡大している。この2国は米国にとって最重要な貿易相手であり、世界最大のFTAであるNAFTA(包括的経済・エネルギー・ 安全保障協定)の参加者でもある。米国、日本、カナダ、メキシコがCEESAに加盟すれば、実質上は米日が、経済・安全保障・戦略的エネルギー関係を拡大、深化させることになる。日本には重大なエネルギー・安全保障上のニーズがあり、なおかつ投資するための資本がたっぷりある。日本は、国内での経済的損 失と人口統計上の挑戦(人口減少問題)による損失を補うために、海外投資による財務・金融リターンを増大・活性化する必要がある。他方、米国と北米の広域 には、天然ガス開発のチャンスがいっぱいあふれているというのに、開発のためのインフラ投資の資金難を抱えている。 CEESAには、次の3つの柱がある。 1.日本は、NAFTAとの連携協力を目指し、メキシコとの既存FTAと並んで、カナダと米国とのFTA交渉を行う。NAFTA加盟国の各国と共 に、日本はFTA(条約の)加盟[調印]国として、北米にあるエネルギーへの自由なアクセスを(拘束を受けずに)許可され、かつ、北米におけるインフラと 戦略的エネルギー投資機会を得るにあたって、有利な立場に置かれるだろう。 2.米国は、米日安全保障同盟の一部として、LNGガスと他の形状の“戦略的エネルギー”供給を、日本輸出用に保証することを誓約する。 3. 日本は1,000億ドルから2,000億ドルを、エネルギー開発を景気づける目的で北米に投資することを誓う。これには、天然ガス、石油、石炭、風力、太陽、次世代の核開発費が含まれる。

我々は、CEESAが現行の貿易政策の発展とは矛盾することなく、また、それ(現行の貿易政策)からの離脱を意味するものではないと信じる。日本 は、すでにメキシコとFTAを締結し、カナダとFTAを交渉する意図を発表した。したがって、次のステップは、日本の最も重要な同盟相手であり、最大の取 引および投資のパートナーである米国との交渉に向け邁進することである。カナダ、メキシコ、そして米国とのFTAは、日本の経済、エネルギー、および金融 の安全保障において、我々が思いつける他のどの手段より役立つだろう。これら3つのFTAは、日本のエネルギー供給を保護するだけでなく、米国、カナダ、 およびメキシコの農業製品への自由貿易アクセスも日本に付与し、結果として安定した食物供給を確保することになる。日本の農業人口は急速に減少しており、 日本の人口は老齢化し、農民の平均年齢は66歳を超えた。このような展望では、日本は農業貿易政策の調整を延期する余裕がない。すべての関係者が、持続不 能な防衛的貿易戦略ではなく、真の経済と食物の安全保障という観点で考察すれば、FTAを妨害する残りの農業障壁は容易に克服できる。大韓民国(ROK) が米国とのFTA交渉で成功できるなら、日本もできる。

CEESAに調印すれば、日本は、高度な工業化社会の急速に成長する部分と根本的に統合され、TPPによって具体化される先進経済と新興経済の架橋を支援し、世界最大の自由貿易圏を構築することで世界的な経済成長を促進することになる。 (以上和訳:斉藤みどる)


■近隣諸国との関係

◇米日韓関係を再興するために

日米同盟、ならびにこの地域の安定と繁栄のために極めて重要なのは、日米韓関係の強化である。この3国のアジアにおける民主主義同盟は、価値観と戦 略上の利害を共有するものである。日米韓政府はこのような関係を土台として、外交資源を出し合い、連帯して北朝鮮の核兵器開発を抑止すること、また中国の 再興(re-rise)に対応する最適な地域環境を整えるために助力することが必要である。

今後の国際的システムのルール作りに3国が共通して大きな関心を持っているのは、原子力エネルギーの分野である。核保有国の中で中国が台頭している ため、日韓両国のような世界市場で重要な役割を果たす同盟国にとって、原子力エネルギーの生産において適切な安全対策、拡散防止の手法、および高水準の透 明性を確保することが極めて重要になる。米国では、政策が定まらないこと、経済環境が不利に働いていること(天然ガスの価格下落を主因とする)、また米韓原子力協力協定(123 agreement)が更新されていないことが、原子力エネルギー・セクターの足かせとなっている。今こそ、世界の原子力発電の基準を策定するために、日 韓両国の政府がさらに大きな役割を担う絶好の機会である。現体制の将来を確かなものにするためには、日本が再び安全な原子力エネルギーに取り組むこと、そ して韓国が世界的な原子力エネルギー供給国として最高水準の透明性確保と拡散防止に取り組むことが不可欠になる。

国間協力のもうひとつの分野は、海外開発援助(ODA:overseas development assistance)である。米国は、現在日韓と戦略的な開発援助協定を結んでいる。開発に対する3国の考え方は類似しており、いずれも世界的な援助大 国である。韓国は、援助国支援の受益国から供与国への転換に世界で初めて成功した国である。今日の最大の被援助国は、日米両国にとって戦略上重要なアフガ ニスタンとベトナムである。現在韓国は、4000人規模の自国平和部隊を持ち、若者たちが世界中で開発と良い統治のプロジェクトに従事している。ビジョン と資金を出し合って協調的な取り決めを結び、世界中で戦略的開発を進めていくことが、同盟国3国の利益となるだろう。

米日韓は、価値観と経済的利害に加えて、安全保障問題も共有している。収斂されるべき核心は、3国が民主主義国家として無理ない同盟関係にあると仮 定されること。しかしながら、北朝鮮の核兵器開発を抑止し、また中国の再興に対処する最適な地域環境を整えるために大いに必要とされている3国間の協力 は、短期的な不和によって進展を妨げられている。

米国政府は、慎重な取扱いを要する歴史問題について判断を下す立場にないが、緊張を緩和し、再び同盟国の注意を国家の安全保障上の利害、および将来 に向けさせるべく、十分に外交的な努力を払わなければならない。同盟国がその潜在能力を十分に発揮するためには、日本が、韓国との関係を悪化させ続けてい る歴史問題に向き合うことが不可欠である。米国はこのような問題に関する感情と内政の複雑な力学について理解しているが、個人賠償を求める訴訟について審 理することを認める最近の韓国の大法院(最高裁)の判決、あるいは米国地方公務員に対して慰安婦の記念碑を建立しないよう働きかける日本政府のロビー活動 のような政治的な動きは、感情を刺激するばかりで、日韓の指導者や国民が共有し、行動の基準としなければならないより大きな戦略的優先事項に目が向かなく なるだけである。

日韓両国の政府は、現実的政策というレンズを通して2国間のつながりを見直すべきである。歴史的な反感は、どちらの国にとっても戦略上脅威となるも のではない。両民主主義国の間に構築された経済、政治、および安全保障上の関係を考えれば、両国がこうした問題を巡って戦争を始めることはない。しかしな がら、北朝鮮の好戦的態度、ならびに中国軍の規模、能力、および発言力が強まっていることは、両国にとって真の戦略的難題となっている。2010年以来、 韓国海軍の哨戒艦天安(Cheonan)の沈没、および延坪島(Yeonpyeong)砲撃事件など、通常兵器による挑発的軍事行動によって、北朝鮮の核 とミサイルが大きな脅威となってきている。さらに直近では、金正恩の長距離ミサイル実験および軍部との権力闘争は、北東アジアから平和を奪うものである。 同盟国は、根深い歴史的不和を蒸し返し、国家主義的な心情を内政目的に利用しようという誘惑に負けてはならない。3国は、別途非公式の場での活動を通じ て、歴史問題に取り組むべきである。現在そのような場がいくつか存在するが、参加国は、歴史問題についての共通の規範、原則、および対話に関する合意文書 に積極的に取り組むべきである。

2012年6月、日本の海上自衛隊と米韓の海軍が合同軍事演習を行ったことは、軋轢を招く歴史問題を棚上げし、より大きな今日の脅威に立ち向かおう とする正しい方向への一歩である。加えて、日韓両国政府が諜報活動から得られる北朝鮮に関する情報を系統的に共有できるようにする軍事情報包括保護協定 (GSOMIA)や、軍需品の共有を促進する物品役務相互提供協定(ACSA)といった懸案中の防衛協定を締結するために迅速に行動することは、同盟国3 国の安全保障上の利益に資する実務および事務レベルの軍事的取り決めと言うことができる。


◇中国の再興

過去30年の中国の経済力、軍事力、および政治的影響力の急速な伸びは、世界で最も人口の多い国を劇的に刷新してきただけでなく、東アジアの冷戦後 の地政学的環境を決定してきたことは明らかである。堅固な日米同盟は、決して中国の再興に対する制約となるわけではなく、安定的で予見可能な安全な環境の 提供に一役買うことによって、これに貢献してきたのであり、その環境の中で、中国は繁栄してきたのである。我々の同盟が中国の成功の一翼を担っているの だ。しかしながら、中国が新たに得た力をどのように利用するか、すなわち、既存の国際基準を強化するか、中国の国益に従ってこれを見直すか、あるいはその 両方であるかについて透明性を欠き、はっきりしないことが、ますます懸念されるところである。

特に心配な分野のひとつは、中国が中核とする権益の範囲を拡張する可能性があることである。新疆、チベットおよび台湾という公式に言及される3地域 に加えて、南シナ海および尖閣諸島が新たな権益として言及されるようになった。後者については非公式であり、宣言されているわけではないが、人民解放軍 (PLA)海軍が南シナ海および東シナ海で存在感を強めているため、我々の推論はあらぬ方向に導かれる。さらに、主権という共通するテーマから、尖閣諸島 および南シナ海における中国政府の意図に疑問が提起される。ひとつは疑う余地のないことだが、中国の中核とする権益の範囲が曖昧であることから、当該地域 の外交の信頼性がさらに低下することだ。

中国が急速に成長しつつある総合的な国力をどのように利用しようとする可能性があるか不確かであったため、対中戦略として、同盟国側は関与とヘッジ を組み合わせてきた。しかし、協調活動の地理的範囲の漸進的拡大、ミサイル防衛技術に関する共同作業、海上通信網の相互運用性、および維持に関連する任務 への十分な配慮、東南アジア諸国連合(ASEAN)などの地域機構を強化する取り組み、航行の自由への再注力、ならびに2011年12月の新たな日米印戦 略対話の開始といった中国の軍事力および政治的発言力の拡大に対する同盟国側のヘッジのほとんどの側面は、中国が引き続き高度経済成長の道を辿り、防衛費 および防衛力を同等に増強できるという仮定に基づくものだった。

この仮定は、もはや確かなものとはいえない。中国は1979年にケ小平が「改革開放」政策を実施して以来、30年以上が経っており、成長が減速しつ つあるという兆候が多数見られる。中国が輸出主導から国内消費主導型の経済に移行するかどうかについては、疑問がある。ここ数年のうちに、中国の指導者 は、エネルギーの制約、痛ましい環境悪化、厄介な人口問題、国民と地方の所得不均衡の拡大、新疆やチベットの少数民族の反乱、ならびに蔓延する公務員の汚 職という、少なくとも6つの悪に立ち向かわなければならない。そのうえ、経済の成功によって、中国の政治構造が、増加しつつある中間所得層から高まる期待 に応えるように並外れた圧力を受けることになるという「中間所得の罠」に対処する不確定要素も加わる。これらの難題はどれをとっても、中国の経済成長の道 を狂わせ、社会の安定を脅かす可能性がある。中国共産党(CCP)はこうした厄介な難題を認識しており、これを理由のひとつとして、中国指導者は2012 年に国内治安対策費を、おおむね防衛予算に匹敵する1200億ドルを超える規模に増額している。人民解放軍は、依然として、台湾の正式な独立を目指す動き を阻止することを含めて、外的脅威に対処する手段の開発に重点を置いている。しかし、中国共産党は、内なる脅威も等しく憂慮している。

中国が大きくつまずいた場合、同盟国側に提起されるおそれのある難題は、必ずしも軽微なものになるわけではない。質が異なるものになるというだけで ある。我々同盟国側は、中国の平和と繁栄から得るところが大きい。あるいは、中国指導者が深刻な国内の分裂に立ち向かう場合には、再び統一を取り戻そう と、現実のものであるか、想像上のものであるかにかかわらず、おそらく外的脅威を利用して、ナショナリズムに逃避しようとすることが考えられる。指導部が 秩序を維持するために、情け容赦のない手段に出て、既に起きている人権侵害を深刻化し、パートナーだった外国を離反させ、40年前にニクソンが始めて以 来、中国への西側の関与を牽引してきた政治的合意をないがしろにすることも考えられる。

またあるいは、中国の将来の指導者が、温家宝首相の提唱するような政治改革の新ラウンドに取り組めば、中国の内政と対外姿勢に異なる影響がもたらさ れる可能性もある。ひとつだけ確実なことは、同盟国側は、中国の軌道変更と幅広い将来の可能性に適応できるような能力と政策を開発しなければならないとい うことである。高度経済成長と動きのない政治権力は、将来の中国の新しい指導者が期待するものではない。我々は彼らの判断から情報を得る必要がある。  

◇人権と日米同盟:行動指針の策定

日米同盟に関する2012年4月30日の共同声明では、関係強化のための共通の価値観について次のように明示的言及がなされている。「日本と米国 は、民主主義、法の支配、開かれた社会、人権、人間の安全保障、自由で開かれた市場といった価値へのコミットメントを共有している。今日のグローバルな課 題に我々が共に取り組むに当たり、これらの価値がその指針となる」。この共同声明はさらに、その共通の価値観を次のように運用できるようにすることを誓約 する。「我々は、法の支配を推進し、人権を擁護するとともに、平和維持、紛争後の安定化、開発援助、組織犯罪と麻薬密売、感染症に関し、さらに協調してい くために、共に取り組んでいくことを誓う」。

人権については、さらに具体的な行動指針を策定することが、賞賛に値する目標であり、対象となる機会は多い。ビルマ(ミャンマー)において民主的改 革を進めることを、最優先とするべきである。日米は、民間部門の投資、外国の援助、および国際金融機関からの融資によって与えられる経済的レバレッジを活 用して、良い統治、法の支配、および人権に関する国際規範の厳守を促進するべきである。企業の社会的責任について最高水準の基準を設定すること、また少数 民族や政治的敵対勢力を含めて、ビルマのすべての利害関係者が意見を出し、ビルマの今後の経済に関与できるようにすることによって、日米両国政府は、残忍 な軍事独裁から真の議会制民主主義へと国を移行させるために働いているビルマの人々を支えることができる。国際人道法の推進および市民社会の保護に対する 誠実な取り組みによって導かれれば、同様の協調的活動がカンボジアやベトナムでも役に立つと考えられる。この2国は人権の歴史が浅い。米国は最近安全保障 面での協力を強化しており、日本は経済的および政治的に大きな利害関係を有している。

さらに日本に近い北朝鮮の問題は、難題である。北朝鮮政府の人権侵害は、十分な証拠書類があり、実にひどい状況にあるため、日米両国ともこれについ て声を上げてきた。しかし、米国は、従来から、北朝鮮における人権問題を非核化という「メイン・イベント」から注意をそらすものとみなしており、日本は、 主として、何年も前に北朝鮮に拉致された日本人の運命に重点を置いてきた。我々は、すべての拉致被害者について詳細な報告を求める日本の取り組みを支持す ることを再確認する。また、日米が、人権その他の問題に関する北朝鮮への効果的関与のためのより大きな戦略という文脈の中で、この問題に密接に協力するこ とを提言する。

北朝鮮と同盟国にとっての解決方法は、懸念の範囲を広げ、拉致や強制収容、政治および宗教の自由に関する厳しい制限だけでなく、食料安全保障や災害 救助、公衆衛生、教育、および文化交流を含めて、朝鮮半島におけるあらゆる人道上の問題に取り組むことである。朝鮮半島の非核化に関する6か国協議は事実 上中断されており、韓国政府その他の関係国が緊密に連携して、人道に重点を置いた指針をまとめれば、同盟国は、北朝鮮の新しい指導部が同国の将来を描く戦 略的環境を、再び整える機会を得られるだろう。(以上和訳:佐野 円)
続く(28日引用予定)
 ≫(IWJ:「『第3次アーミテージレポート』全文翻訳・完全注解?米国からの命令書」
*注:前篇
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/56226


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/487.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 大阪知事選 俳優・辰巳琢郎「出馬」なら松井知事に圧勝するか(日刊ゲンダイ)
              松井大阪府知事と辰巳琢郎(C)日刊ゲンダイ


大阪知事選 俳優・辰巳琢郎「出馬」なら松井知事に圧勝するか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163120
2015年8月27日 日刊ゲンダイ


 11月22日に行われる大阪府知事選と大阪市長選の「ダブル選挙」。自民党大阪府連が俳優の辰巳琢郎(57)に府知事選への出馬を打診していたことが分かった。

 自民党は有名人を担ぎ出し、“天敵”である維新の松井一郎現知事(51)を叩き落とすつもりだ。

「これまで府知事選の候補者には、Jリーグのチェアマンだった川淵三郎(78)、女子バレーの監督だった柳本晶一(64)、京大教授の藤井聡(46)と、何人もの名前が挙がっています。自民党府連はそれぞれに出馬を打診したが、全員から断られたようです。辰巳さんもフェイスブックで『可能性は0%。あり得ないことです』とコメントしている。ただ、自民党府連はまだ諦めていないようです」(府政関係者)

 11月のダブル選挙は、大阪でいがみ合ってきた「自民VS維新」の最終決戦。自民党府連は、ダブル選挙で2勝し、大阪から維新を一掃するつもりでいる。辰巳琢郎は大阪市出身、京大卒のインテリだが、出馬したら維新の本拠地で松井知事に勝てるのか。

「辰巳さんと松井知事との一騎打ちになったら、辰巳さんは圧勝すると思います。それほど松井知事は人気がない。ただ、ダブル選挙だけに、もしキャスターの辛坊治郎氏(59)が維新の候補として大阪市長選に出馬したら、情勢は一変する。辰巳さんは〈橋下―辛坊―松井〉のトリオと戦う形になり苦戦すると思う。辰巳さんが松井知事に勝つかどうかは、市長選に辛坊氏が出るかどうかで決まる。辛坊氏が出馬するのかどうかは、ギリギリまでハッキリしないでしょう。声をかけられた有名人が出馬を躊躇しているのも、選挙戦の構図がどうなるか分からないからです」(政界関係者)

 この際、橋下シンパの辛坊治郎氏も出馬し、自民と維新は、シロクロ決着をつけた方がいい。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/488.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 掛け声だけのアベノマジックは完全に破綻 永田町の裏を読む/高野孟(日刊ゲンダイ)
                 民主党の小川議員(C)日刊ゲンダイ


掛け声だけのアベノマジックは完全に破綻 永田町の裏を読む/高野孟
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163115
2015年8月27日 日刊ゲンダイ


 24日の参院予算委員会の集中審議で、民主党のトップバッターに立った小川敏夫議員が「安倍政権が発足後、今年6月までに勤労者の実質賃金は7.5%下がった」「円安で輸出が増えると言ったが、4半期ごとの貿易収支は一度も黒字になっていない」「『物価目標2%』は1%すら達成されていない」「株価もGPIFや日銀の公的資金で吊り上げているだけ」などの事実を挙げ、「アベノミクスは掛け声だけのアベノマジックだ」と追及した。安倍は質問に正面から答えずに、どうでもいいようなことをダラダラとしゃべって「アベノミクスは着実に成果をあげている」と力説、小川から「総理は自分に都合のいい数字をツマミ食いするのが得意ですね」と皮肉を返されていた。

 偶然ではあるが、ちょうどその頃、安倍答弁をあざ笑うかのように、兜町では株価暴落が始まって、あっという間に前週末に比べ終値895円安の1万8540円まで下落した。25日はさらに733円下げて1万7806円で引け、ニューヨーク、上海、シンガポール、欧州と連鎖する世界同時下落の流れに歯止めがかかる気配はない。マスコミはこれを「中国ショック」などと説明しているが、それはきっかけにすぎない。事の本質は、9月にも実施される可能性のある米連邦準備制度理事会の利上げを前に、米欧日の異常なまでの金融緩和に支えられてきた6年続きの株式バブルというお祭りがとうとう終わって、大調整局面が来るのではないかという不安が、妖怪のように世界を駆け巡り始めていることにある。

 乱高下はさらに進み、その中で世界の投機ファンドは「日本は公的資金相場だから比較的安全な避難港」とみているので、これまで以上に激しく日本市場に出入りを繰り返す。日銀やGPIFは全世界の投機家に立ち向かって株価を防衛しなければならなくなるが、そんなことをいつまで続けられるのか。むしろ、引くに引けない、売るに売れなくなって立ち往生し、調整局面の矛盾を一手に引き受ける羽目に陥るのではないか。

 企業業績がいいといっても円安効果の見かけだけで、輸出量は増えず、だから設備投資も増えず、賃金も上がらない。当然、消費も増えない、GDPもマイナス――という実体経済の悪循環を、公的資金による株価操作だけで覆い隠そうとするアベノマジックは、すでに破綻に瀕していると言える。

▽たかの・はじめ 1944年生まれ。「インサイダー」「THE JOURNAL」などを主宰。「沖縄に海兵隊はいらない!」ほか著書多数。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/489.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 文科省の大学改革 教養の軽視は大きな間違いだと大前研一氏(週刊ポスト)
文科省の大学改革 教養の軽視は大きな間違いだと大前研一氏
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150827-00000009-pseven-soci
週刊ポスト2015年9月4日号


 安倍政権が、大学改革でも大きな混乱を巻き起こしている。文部科学省が国立大学に対して「人文社会科学系や教員養成系の学部・大学院の組織廃止・転換」を通知したのだ。この教育改革には“致命的な欠陥”があると指摘する大前研一氏が、大学教育に求められる「リベラルアーツ(教養)」について解説する。

 * * *
 文部科学省は今年6月、国立大学法人に対し「社会に求められる人材」を育てるために「速やかな組織改革」を要求する通知を出した。その中で「とくに教員養成系や人文社会科学系の学部・大学院の組織廃止や社会的要請の高い分野への転換」を求めたことが大きな波紋を呼んでいる。

 欧米では、文学、哲学から歴史、地理、さらに美術や音楽に至るまで、基礎教養的な領域を学ぶ「リベラルアーツ(一般教養)」が、極めて重要視されている。たとえばアメリカには、レベルの高いリベラルアーツカレッジが中西部を中心にいくつもあり、そこを卒業していったん就職し、再び大学院に入ってMBA、弁護士、医者などの資格を取得する人が非常に多い。

 そして私の経験から言えば、グローバルな仕事をする時に最も役に立つのは(もちろん英語などの外国語ができることが前提だが)仕事に関する知識や議論する力よりも「幅広い基礎教養」である。ディナーなどの席で、その国や地域に関する歴史、地理、音楽、美術などについて豊かな会話ができる教養があれば一目置かれ、単なる仕事相手としてではなく、人間同士としての絆が深まるのだ。

 だから私は、文科省が今回のような通知を出した理由が全く理解できない。対象となった学部・大学院が「社会に求められる人材」を育てられていないとすれば、その原因はあくまで教育の「やり方と内容」であって、リベラルアーツとしての深さが足りないからだ。

 本来、リベラルアーツは教科書的な知識だけを問う学問ではない。歴史や地理を扱うにしても、それが現代とどうつながっているか、自分たちにとってどんな意味があるのかが問われる。

 もし私が教養課程を教える教授だったら、授業でこんな課題を出すだろう。

■中南米はスペインやポルトガルに征服されて長らく植民地支配を受けたが、今も多くのスペイン・ポルトガル企業が幅を利かせているのはなぜか? しばしば中国や韓国で批判される日本企業とどう違うのか?

■ジョージア(旧グルジア)やチェチェン共和国があるコーカサス地方はなぜ政治的に安定しないのか? その歴史や地政学的な意味からどう説明できるのか?

■世界中で人気がある村上春樹が、20世紀後半の日本で登場してきた背景には何があるのか? やはり海外で読まれている太宰治や三島由紀夫との違いは何か?

■アメリカ人歌手テイラー・スウィフトが、ツイッターで一言つぶやいただけで、アップル・ミュージックの戦略を引っくり返すことになったのはなぜなのか?

 そういった人文系の知識と現代の事象をつなぐような問いの答えを探っていくのも、広い意味でのリベラルアーツではないだろうか。むしろ日本人に欠けているのはリベラルアーツであり、それを軽視するのは大きな間違いだと思う。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/490.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安保法制後の「日米軍事一体化」計画を暴く〈週刊朝日〉
安保法制後の「日米軍事一体化」計画を暴く〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150827-00000003-sasahi-pol
週刊朝日 2015年9月4日号より抜粋


 盆明けに再開された参院の安保国会で、“爆弾”が炸裂した。自衛隊がひそかに作成した内部資料が暴露され、安倍政権の本音が次々と明らかになったのだ。さらに8月には沖縄で事故を起こした米特殊部隊ヘリに自衛隊員が同乗。そのヘリは事故前に本州でも目撃されていた。

 米国のエリート特殊部隊が、わざわざ来日して訓練を行った目的はなんだったのだろうか。

「本州でも沖縄と同じように自衛隊員への“教育”が目的の一つだったとも考えられ、防衛省に問い合わせています。今回は事故でたまたま露見したが、米軍からのノウハウの伝授は以前から行われているはず。それが安保法制に合わせ、より踏み込んだ形で行われるようになっているのではないか。法案が成立したら、低空飛行を多用するような特殊部隊の危険な訓練が常態化してしまうのではないかと危惧しています」(米軍の動向を監視する市民団体・神奈川県平和委員会のメンバー)

 実際、今回明らかになった自衛隊の内部資料の中でも、こうした説とリンクするような記述が散見される。

 例えば<船舶検査活動法(改正)>という項目では、経済制裁対象国の商船の積み荷などを調べる「船舶検査」について、

<今回の改正により、外国領域であっても当該外国の同意に基づき活動が可能となります>

 と、活動範囲の拡大に言及。その際の武器使用権限の範囲も拡大されると書かれていた。また、平時からの<情報収集、警戒監視及び偵察>(ISR)の範囲については<東シナ海等における共同ISRのより一層の推進><南シナ海に対する関与のあり方について検討>と、政府が活動範囲と明言していない南シナ海の地名まで挙げていた。

 こうした方針に基づいた訓練が、急ピッチで行われているとも考えられる。

 自衛隊の活動の範囲は、陸上でも拡大する。内部資料では、南スーダンでの国連PKOに参加する自衛隊員が、安保法制で新たに認められる「駆けつけ警護」を行う可能性が示唆されていたのだ。軍事ジャーナリストの田岡俊次氏が語る。

「『駆けつけ警護』を行えば戦闘に巻き込まれるのは避けられず、自衛隊員に犠牲が出る可能性が高い。ただ、もっと危ういのは日本の特殊作戦群が米軍の特殊部隊と連携をして秘密活動をすること。米特殊部隊の行動は要人の殺害や反政府勢力の支援など、非合法なものが多い。もしそれが露見すれば、日本政府は窮地に立つことになる」

 自衛隊の内部資料の記述に共通するのは、大国同士の全面戦争のような事態より、警戒監視や駆けつけ警護など「平時」の活動の検討に重きが置かれていることだ。共産党の小池晃参院議員がこう語った。

「(武力行使の)『新3要件』を満たす『存立危機事態』のようなことが実際に起きる可能性は限りなく低い。安保法制が成立した後で実際に起きるのは、中東やアフリカでの駆けつけ警護のようなシチュエーションで、自衛隊員が犠牲になったり、誰かを殺害してしまう事態でしょう。集団的自衛権の行使を認めることが突破口になり、海外での武力行使に歯止めが利かなくなってしまうのです」

 隠されていた安保法制の真の目的がようやく国民の目に見え始めた。

 折しも北朝鮮の金正恩第1書記が8月21日、各前線部隊が完全武装する「準戦時状態」を宣言する命令を出したとされ、朝鮮半島の緊張が高まっている。安保法制成立後、自衛隊は米軍とともにどこへ行くのだろうか。

(本誌・小泉耕平)


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/491.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 沖縄で事故のヘリだけでなく、富士でも陸自特殊部隊と米軍が極秘訓練か〈週刊朝日〉
沖縄で事故のヘリだけでなく、富士でも陸自特殊部隊と米軍が極秘訓練か〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150827-00000000-sasahi-soci
週刊朝日 2015年9月4日号より抜粋


「今回の資料の作成については、問題があるとはまったく考えておりません」

 8月21日の安保法制をめぐる参議院特別委員会。夏休み明けの安倍首相は、ある問題の火消しに躍起になった。

 追及したのは、共産党の小池晃参院議員ら。本誌(8月28日号)でも詳報したとおり、小池議員が国会で暴露した自衛隊の内部資料「『日米防衛協力のための指針』(ガイドライン)及び平和安全法制関連法案について」により、自衛隊が安保法制の成立を前提として、さまざまな項目について極秘に検討していたことが発覚したのだ。中谷元・防衛相は19日、資料が本物であることを認めた。

 資料の中には日米の「軍軍間の調整所」を設置すること、これまで政府が認めてこなかった日米の「共同計画」が実際には存在していたことなど、衝撃的な内容が盛り込まれていた。小池議員がこう語る。

「政府はこれまで集団的自衛権行使の具体例として朝鮮半島有事の際の日本人を乗せた米艦船の護衛などを挙げてきましたが、この資料にはそうした例は一切出てこない。書かれた内容の中心は、自衛隊と米軍が一体化を強め、中東やアフリカ、南シナ海など海外に出ていくための計画です。国民向けの宣伝と、内部での説明がまったく違うことが明らかになりました。資料の内容は国会でも説明されておらず、立法府の軽視も甚だしい」

 折しも、日米「一体化」が急ピッチで進められていたことを如実に示す出来事があった。

 8月12日、沖縄県の沖合で訓練中の米陸軍のヘリコプターが、輸送艦への着艦に失敗し、大破。7人がけがをした。7人の中にはなんと、陸上自衛隊中央即応集団・特殊作戦群の隊員2人が含まれていたのだ。

 なぜ、自衛隊員が米軍のヘリに乗っていたのか。日米同盟に詳しい軍事専門記者がこう解説する。

「特殊作戦群は陸上自衛隊初の特殊部隊として2004年に鳴り物入りで発足しましたが、ノウハウが足りないのでアメリカから学ぶしかない。今回の訓練はテロリストによるシージャックなどを想定したもので、自衛隊員はそうした技術を実地で学ぶために搭乗していたのでしょう。武装した敵の乗る航行中の船に着艦するのは非常に難しい作業。今回はバランスを崩してクレーンなどに接触したと思われます」 

 事故を起こしたのは米陸軍の特殊作戦ヘリMH−60ブラックホーク。特殊部隊の潜入などを支援する米陸軍の第160特殊作戦航空群、通称「ナイト・ストーカーズ」に所属する機体だった。同部隊は11年にアルカイダの指導者オサマ・ビンラディン氏をパキスタン国内で殺害した作戦に参加したとされる精鋭だ。

 実はこのヘリ、事故の少し前には本州で目撃されていた。米軍の動向を監視する市民団体・神奈川県平和委員会のメンバーの一人がこう語る。

「事故を起こしたヘリと同じ『63』のコールサインが機体に描かれたMH−60が、同型の2機とともに7月20日から25日まで、神奈川県の米海軍厚木基地を拠点に、静岡県の東富士演習場などで離着陸の訓練を行っていたのが目撃されている。ナイト・ストーカーズのヘリが日本で目撃されたのは、私が知る限りでは過去に聞いたことがない」

 7月21日には静岡県小山町の中学校に米陸軍のヘリから空包が落下する事故が起きている。このメンバーによれば、当時の訓練状況などから、MH−60から落下した可能性が高いという。

(本誌・小泉耕平)


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/492.html

記事 [政治・選挙・NHK191] NEWS23 「違憲」「廃案」のプラカを上げる学者と法曹。 「安保法案は憲法違反」廃案求める。










http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/493.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 「僕らが安倍首相辞めさせる」SEALDs支持集める理由(週刊FLASH)
SEALDsの目的はひとつ。安保法案の阻止。非暴力で、ヘイトスピーチをしなければどんな団体でも「ウエルカム」。


「僕らが安倍首相辞めさせる」SEALDs支持集める理由
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150827-00010001-jisin-soci
週刊FLASH9月8日号


「政治学や憲法学の教科書を読んだだけで、安倍政権の解釈改憲はおかしいって思うはずなんですよ。立憲主義そのもの、憲法を守るかどうかが問われている。右翼とか左翼、保守とか革新とか関係なくないっすか?」

 そう語るのは奥田愛基氏(23)。明治学院大学国際学部に通う4年生だ。安倍政権が推し進める「安保法制」に反対する学生団体「SEALDs」(自由と民主主義のための学生緊急行動)の立ち上げ人で、中心メンバーだ。毎週金曜日の夜、ラフな格好で、ビールケースを組み合わせた演壇に登り、短い言葉を重ねていく。

「ケンポー守らぬ総理はいらない」
「センソーしたがる総理はいらない」

 ときに英語を交えるラップのような掛け合い。ドラムに合わせたヒップホップのようなリズム。そのカッコよさ、参加しやすさが話題を呼び、国会正門前のデモは、1万人以上に達した。

 5月3日、憲法記念日に「SEALDs」を立ち上げた。メンバーは二十数人。「安保法制」がヤバいと思い、6月5日に開催した初めてのデモの参加者は800人にすぎなかった。大事なのは「無党派」。政治色がなく、シンプルで強いメッセージが支持を呼ぶ。

 脳科学者の茂木健一郎氏が「ノーベル平和賞」と絶賛したのはご愛嬌としても、思想家の内田樹氏、作家の高橋源一郎氏、音楽家の坂本龍一氏らリベラル派がこぞって支持の声を上げている。メンバーも関東180人、関西140人、東北30人、沖縄20人に膨らんだ。

 SEALDsはなぜ支持を集め、力を持つのか?市民運動に詳しい専修大学法学部の内藤光博教授はこう話す。

「いままでのデモと違い、政治的背景で組織化されていないからです。専門用語を使わず、自分の言葉で訴える。型にはまっていない。政党が支持して力を持つのではなく、政党に支持させる力があるのです」

 SEALDsの目的はひとつ。安保法案の阻止。非暴力で、ヘイトスピーチをしなければどんな団体でも「ウエルカム」。30日には、10万人規模で国会を包囲する予定だ。

「体はしんどい。でも、あと1カ月。決着がつくまで続けます。数の力で進めるなんて、制度を利用した独裁ですよ。憲法違反した安倍総理には辞めてもらわないと」(奥田氏)



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/494.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「籾井はやめろ」「アベチャンネルにするな」ーNHK包囲の片隅で | 澤藤統一郎の憲法日記
澤藤統一郎の憲法日記

「籾井はやめろ」「アベチャンネルにするな」ーNHK包囲の片隅で
http://article9.jp/wordpress/?p=5496


昨日(8月25日)の夕方、NHK包囲の抗議行動に参加した。
NHK放送センター西門の近くで、「私たちは怒っているゾー」「籾井はただちにやめろ」「アベチャンネルにするな」などコールを繰りかえしながら、NHKってなんだろう、と考え続けた。

NHKのNは、今や「内閣」のNである。Hは「奉賛」のH、あるいは「諂う」のH。「内閣奉賛会」ないしは「内閣へつらい協会」ではないか。「安倍政権報道部」の実態が抗議の対象とされている。「政府の声でなく、国民の声を報道しろ!」「『皆さまのNHK』を忘れないでー」と声があがる。

戦争法案の審議が進行し、衆議院の強行採決さえなされた。平和と憲法にとっての存立危機事態である。このときに、安倍政権とNHKとの癒着である。とりわけ政権がNHKの人事を牛耳って自らの政策遂行の道具としていることが到底座視しえない。

安倍が籾井を牛耳り、籾井が経営委員会や理事会を牛耳ることで、安倍がNHKを支配し、NHKが安倍政権におもねりへつらう態勢が構築されている。由々しき事態ではないか。

大本営発表を繰り返した戦前のNHKの体質は変わらず、今また、安倍政権と二人三脚で、新たな大本営発表を繰り返そうとしているのだ。このことに危機感を持ち、抗議しなければならないというのが、参加者の切実な思いなのだ。

有名無名の多くの人がリレーでスピーチした。NHK上層部を痛烈に批判するとともに、印象に残ったのは、良心的なNHK職員を励まそうというスピーチだった。

今さら言うまでもないが、NHKは国営放送ではない。受信料は税金ではない。飽くまで、NHKと視聴者各個人との受信契約締結の効果としての民事的な債務なのだ。だから、契約自由の原則に従い、本来は契約するもしないも視聴者の選択による。

ただし、放送法は不思議な規定を置いて、「NHK放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、NHKと放送受信についての契約をしなければならない」と定めて、NHKとの受信契約の締結を「しなければならない」としている。もちろん、受信契約締結強制も民事法上のもので、罰則での強制があるわけではない。契約締結者の受信料不払いも、そのことは民事的な債務不履行とはなり得ても、刑事罰の対象とはなり得ない。

放送法は、NHKを国民の信頼に支えられた報道機関と位置づけている。国民がNHKの報道姿勢を信頼し、進んで受信契約を締結して受信料を支払うことを想定しているのだ。この想定に反して、国民がNHKを見捨てた場合には受信料収入が激減することも想定されているといってよい。

この日のスピーチで、何人かが「今のようなNHKでは受信料を払えない」「籾井がやめるまでは受信料を払わない」「NHKよ。私に受信料を払いたいと思わせるまともな報道姿勢を貫いていただきたい」と発言した。これこそ、放送法が想定する最も真っ当な市民の声だ。

国民から信頼される報道機関としての基本は、何よりも権力から独立していることにある。今のように、政治権力と国民との立場が大きく乖離しているとき、権力と国民は公共放送であるNHKを自らの側に近づけようと、必死の綱引きをしているのだ。今この綱引きは、政権の側が優勢である。会長や経営委員の人事を牛耳って、政治報道には政権批判を許さないどころか、内閣奉賛の実態となってしまった。だから、「政府広報はやめろ」「戦争法案に加担するな」とコールが浴びせかけられるNHKの現状。これはあまりにもお恥ずかしい実態。

NHKOBである永田浩三さんが鋭く叫んだ。「NHKは政権のものでない。国民の貴重な宝物なのです」。なるほど、そのとおりなのだ。

籾井会長は「政府が右といえば、左というわけにはいかない」という安倍政権ベッタリの人物。「籾井会長はNHKトップに最もふさわしくない!」と何度も声があがった。安倍の息のかかったこの人物が会長として君臨する限り、国民の貴重な宝物は、安倍政権の手中でブロックされ、コントロールされるばかり。

国民はそれにふさわしい政府をもつ、という。国民は自分たちにふさわしいメディアをもつ、と言い換えられてもいる。しかし、今のNHKの現状が、国民にふさわしいとは到底考えられない。もっとまともなNHKにしなければならない。短期的には、戦争法案を廃案に追いこむために。長期的には、日本の民主化を促進するために。

それにはまず、籾井をやめさせることが先決問題だ。これが、考え続けての平凡な結論。あらためて叫ぼう。「籾井はやめろ」「アベチャンネルにするな」。
(2015年8月26日)
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/495.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 戦後70年談話の裏で自民党は改革ほったらかし!のバラマキ政策を復活させていた(週プレNEWS)
            「改革断行国会」の裏にあるバラマキは安倍首相からの見返りだという古賀氏


戦後70年談話の裏で自民党は改革ほったらかし!のバラマキ政策を復活させていた
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150827-00052677-playboyz-pol
週プレNEWS 8月27日(木)6時0分配信


『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏が、戦後70年談話の裏で行なわれていた自民党のバラマキに言及した!

***
この夏のTPP(環太平洋連携協定)交渉妥結を見込み、自民党は新たな予算バラマキを画策していた。

農水省の試算によれば、TPPが成立すれば、日本の農業の生産額は3兆円も減るという。そのため、与党の農水族議員や農協などが農業への補助金を強く求めているのだ。

予算の概算要求は8月末に出そろう。もし今月中にTPP交渉がまとまっていれば、農業振興のための補助金などを盛り込める。年末の折衝を経て年明けの国会で予算案が成立すれば、来年4月から予算は執行される。同年夏には参院選が控えており、その直前に巨額の補助金を投入すれば、農協の大票田を確保でき、政権にとって何よりの追い風となるはずだった。

だが、TPP交渉は難航。このままでは補助金をバラまく大義名分を失う。そこで自民党は別の予算バラマキに乗り出した。

その主人公は二階俊博(にかいとしひろ)自民党総務会長だ。彼は8月14日、閣議決定された「国土形成計画」に、ある仕込みをした。

「国土形成計画」とは、今後10年間の国づくりの指針となるもので、人口減と高齢化が進む中、医療、福祉、商業などの都市機能を集積した中核地方都市「コンパクトシティ」を形成することで地方を活性化させる。いわば限られた地方の資源を“選択と集中”で有効利用しようとする戦略だ。

しかし、二階総務会長はその計画に「国土の均衡ある発展」という文言をねじ込んだ。

この文言は“選択と集中”とは正反対。「均衡ある発展」とは国土整備にあたり、インフラなどの公共事業を全国一律にバラまくことを意味するからだ。

実は今年5月に公表された当初案には、このフレーズはなかった。それどころか昨年9月の記者会見では、この計画を主管する太田昭宏(あきひろ)国交大臣が全国一律の開発計画は予算バラマキにつながるとして「均衡ある発展を目指したこれまでの国土開発計画は変えなくてはいけない」と明言さえしていたのだ。

二階総務会長はその国交省の方針をひっくり返す形で、このフレーズを押し込んでみせた。しかもそのタイミングが絶妙だ。「国土形成計画」が閣議決定された今月14日の国民の関心は、首相の戦後70年談話に集まっていた。このタイミングなら、時代錯誤的なバラマキを画策してもマスコミに叩かれる心配はないと踏んだのだろう。

残念なのは安倍首相の反応だ。「改革を断行する」と叫びながら、二階会長の動きに異論を挟まなかった。つまり、新たなバラマキを追認したのだ。

二階派は9月の自民総裁選に向けて、派閥の中で一番に安倍支持を表明している。安保法制に関する安倍首相の進め方に対してはやや批判的な言動もしていた二階氏の支持表明は、支持率低下に悩む首相にはよほど嬉しかったのだろう。自ら二階氏にお礼の電話をかけたと報じられている。

今回の国土形成計画の変更劇は、二階氏への露骨な見返りだったのだ。

かくして、首相が「改革断行国会」と名づけた今国会は表は安保法案一色、その裏は、改革はおざなり、バラマキには熱心という、いつもの自民党政治が繰り広げられただけで終わることになるのである。

●古賀茂明(こが・しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元幹部官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して2011年退官。著書『日本中枢の崩壊』(講談社)がベストセラーに。著著に『国家の暴走』(角川oneテーマ21)

(撮影/山形健司)


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/496.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「戦争に行きたくないは利己的」武藤議員に今度は未成年男性相手の“ゲイ買春”疑惑が浮上、政治資金流用も?(リテラ)
                 衆議院議員 むとう貴也 オフィシャルサイトより


「戦争に行きたくないは利己的」武藤議員に今度は未成年男性相手の“ゲイ買春”疑惑が浮上、政治資金流用も?
http://lite-ra.com/2015/08/post-1428.html
2015.08.27. リテラ


「戦争に行きたくないのは利己的」の武藤貴也衆議院議員が昨日、ようやく「国会議員枠未公開株」問題についての釈明会見を開いた。

 もっとも、その内容は説明責任を果たすどころか、責任逃れに終始する支離滅裂なものだった。

「学生時代からの知人A氏に事業資金として1億円を預けていたが、事業実態もなく返ってこなかった」と自らを被害者に仕立て、「秘書の知人から値上がりしそうな株があるから穴埋めしたらどうかと提案された」などと、秘書に責任を押し付ける。

 さらに、「うちが国会議員のために枠を抑えてるのとが一般にしれたら大変」(原文ママ)というLINEを送って関係者など23人から約4100万円を集めていたにもかかわらず、「A氏に対し国会議員が枠を押さえていることは事実と異なるので、そのような表現を使わないよう注意した」という主旨だ、などという説明を強弁した。

 しかし、どんな言い訳をしても、武藤議員の置かれた状況はかなり苦しい。

「すでに東京地検も当初から今回の問題を注視し、詐欺での立件を視野に内偵捜査を開始したようです。また1億円もの資金について政治資金収支報告書に記載されていないため武藤議員が会見で「資産公開の対象になるか調査中」だと述べていましたが、これについても当局は重大な関心を抱いているという情報もある」(大手紙司法記者)

 しかも、ここにきて、武藤議員にはさらなるスキャンダルが浮上している。それが“未成年男性へのゲイ買春”疑惑だ。

 報じたのは、未公開株問題と同じ「週刊文春(外部リンク)」(文藝春秋)。今日発売の9月3日号で「武藤貴也は議員宿舎で僕を奴隷にした」というショッキングなタイトルで、武藤議員に金で買われ、肉体関係を持った19歳の男性の告白を掲載しているのだ。

 この男性の告白によると、武藤議員とは昨年11月、ゲイ向け出会い系サイトで知り合い1回2万円で肉体関係を持った。生で中出しまでされたという。以来、会ったのは20回ほどで、「お金はいつも手渡し。基本的には二万円」だったというが、3万円が振り込まれたこともあったという。

 しかも驚いたことに、この男性は議員宿舎の武藤議員の部屋にも4度ほど招き入れられ、宿舎でセックスをしたという。

 この記事に対して、武藤議員は全面否定をしているが、「文春」は武藤議員が男性に送った「俺の言うこと全て言いなりになるなら振り込む」「奴隷だよ」といった文面のLINEも入手しており、男性の携帯に登録された武藤議員の携帯番号も一致。さらには、文春の取材翌日、武藤議員がこの男性にかけてきた口止め電話の一部始終もおさえており、記事の信憑性は非常に高い。

 この報道で問題なのはやはり、国会議員が未成年に対して買春行為を行っていたということだろう。法律的には罰則はないが、倫理的にはありえない行為だ。しかも、武藤議員は他の男性ともそういう行為をしていた可能性が高く、かなりの金をつぎ込んでいる。今、問題になっている「国会議員枠未公開株」でかき集めた金を流用していたのではないか、そんな疑惑も浮上しているのだ。

 いずれにしても、よくもまあこんな人間が国会議員に、と呆れ果てるが、しかし、これは武藤議員ひとりだけの問題ではない。

 武藤議員は安倍首相の盟友である麻生太郎副総理の派閥所属で、憲法審査会の委員。例の「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのがいちばん」という言論弾圧発言が飛び出した「文化芸術懇話会」の結成にも関わっている。極右団体・日本会議の総会にも出席し、安倍晋三首相が会長を務める「神道政治連盟国会議員懇談会」にも所属している。

 いわば、典型的な安倍チルドレンの若手タカ派議員なのだが、こういう金権体質は安倍チルドレンにおいて1人や2人ではないという。

「文化芸術懇話会で言論弾圧発言をした井上貴博議員にも寄付金1300万円の収支報告書未記載、愛人へのDV疑惑が報道されましたが、安倍チルドレンにはほんとうにタチの悪い議員が多い。他にも、金銭がらみや愛人がらみのスキャンダルが囁かれている議員が相当いるようです」(全国紙政治部記者)

 まさに「利己的」な政治家たちがこぞって、平和憲法と戦後教育を「利己的」と攻撃し、国民に愛国を強制しているというわけだ。もはや悪い冗談としか思えない。

(田部祥太)


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/497.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「首相の態度荒っぽい」=民主、参院特別委で抗議  時事通信
 民主党は26日の参院平和安全法制特別委員会理事会で、安倍晋三首相の同特別委での態度について「非常に荒っぽい」などと批判、改めなければ審議に応じられないと与党側に抗議した。自民党は陳謝し、再発防止を約束した。

 席上、民主党筆頭理事の北沢俊美元防衛相は首相の自席からの不規則発言を取り上げ、「委員会がスタートしたときは真摯(しんし)にやっていたが、座ったままで足を投げ出し、非常に荒っぽくなっている」と指摘。「これ以上、委員会にふさわしくない態度があれば、頭を冷やしてもらうためにも委員会を少し休ませていただきたい」と審議拒否も辞さない姿勢を示した。

 これに対し、自民党側は「首相から不規則発言があったことは誠に遺憾だ。今後そのような事案が発生しないよう、しっかりと首相と政府側に伝えたい」と応じた。


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015082600587
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/498.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 戦争法案廃止へ 「8月30日」 10万人デモ -- 最終決戦 --  SEALDs批判の武藤議員には、 性交渉疑惑も浮上
戦争法案廃止へ 「8月30日」 10万人デモ -- 最終決戦 --  SEALDs批判の武藤議員には、 性交渉疑惑も浮上。 自分のことは棚に上げて は 「日本の全体主義者」共通の性格なんだろう。
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1528.html
2015.08.27 リュウマの独り言


 どんな不祥事があっても、 だれも辞めずに -- 日本会議系でない大臣は二人辞めたが、 … -- 突っ走っている安倍政権であるが、 唯一の『成果』であった株高が揺らいでいる。 先の 「安倍談話」の海外での反応を正しく伝えないことで 支持率を持ち直してきている。 


 その突っ走る原因となっているのが 俗に『戦争法案』と言われる 「集団的自衛権」の行使を容認するという 各種の法律だ。 紛争解決にあたって 武力行使をしない、という憲法内に収まるという考え自体 ありえないのだが、 今は、直感的に 「戦争は嫌だ」という 感情に訴えての反対運動で これをつぶそうとしている。 我々 政治の素人には、事細かな法律論は無理だろうし、 少なくとも 日本が戦争の主体国になることは だれも望んでいないのだから、 こういうやり方もありだと思う。


 来る 8月30日には、 大規模デモが計画されている。 見ている限りでは 相当数の参加者が出るのではないか、盛り上がりを感じる。



                                              ジャーナリスト 田中稔 @minorucchu
「8・30国会前10万人デモが日本の命運を左右する!」。こんな見出しが女性誌に大きく掲載されるほど、安保関連法案に対する女性の見方は大変厳しい。



 今週の『女性自身』


 SEALDsを中心とする運動を 『利己的』と批判した武藤議員は、 まず「議員枠の未公開株」で 出資を募り、 今週に入ると 19歳の少年と性的関係を持った、と『文春』に すっぱ抜かれてしまった。 彼は 安倍晋三首相に近い若手議員が立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」のメンバーなのだそうだから、 安倍首相と意見も近く、おなじみの「櫻井よしこ氏ら」とも 近い考えを持っている。 これでも、 辞職はしないだろう。 「武藤議員を 守れ」と叫んでいた人々は どうなるのだろう。 どうにもならないだろうが …



 山本太郎氏の国会質問も、 そういうことに興味がある方の間では 評価は高いのだが、 いかんせん、マスコミが報道しない。本来なら もっと注目を集めるべきなのだろうが、 これも SEALDs同様 外国の通信社に期待するしかないのかもしれない。 


                                                いまさらチョースケ @vivabeer1
正直今まで、「政治家なんて誰がやっても同じ」「国会中継なんてのらりくらり、意味のないヤジだらけで小学生の学級会以下」ってもう観るのも嫌で政治に興味を持つのをやめていた。でも山本太郎氏が議員になってから俄然政治に興味が湧いてきた。権力や地位を失うことを恐れるだけの政治家に鋭く質問を浴びせ、真実を知りたい国民の欲求に応え、もやに包まれた問題を分かりやすくしてくれる。こんな人を待っていた!と思う。私は難しいことは語れないけれど、今までの政治じゃこの国は潰れてしまうと考えていた。山本太郎議員、応援しています。夜更かししてでも国会中継見直したいと思える。


今、日本に起こっていることをだいたい把握している方々は山本太郎議員の発言を「何を今更。みんな知ってるだろう」と批判していたりする。でも、私は無知なので「そうだったのか‼」と初めて知ることばかり。興味を持つキッカケを作ってくれたというだけで、山本氏の功績は大きい。


                                          kaz hagiwara(萩原 一彦) @reservologic
今日の山本太郎氏、経済界が防衛省側と、企業で採用した人材を自衛隊に出向させ訓練させるアイデアを交換していたことを指摘。自衛隊に入るつもりのなかった人を本人の意に反して自衛隊に送ることは憲法18条違反だと指摘。当然、政権側は知らないと答弁。次の鋭い質問を予感させたところで終了した。
                                                      宮本徹 @miyamototooru
辰巳議員が質問に使った防衛省資料。企業が2年間、業務命令で社員を自衛隊に派遣、自衛隊は任期制士として受け入れ、将来的には予備自衛官として活用。中谷大臣はこの具体化は否定したが、自衛隊はここまで検討している。



 戦争ができる準備をすすめる進むニッポン。 世界の国々から そう見られても仕方がない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/499.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 新国立競技場問題 急浮上した「五輪後は巨人軍の新球場に」計画の真相 〜読売グループはすでに動き始めた!(現代ビジネス)
              まもなく誕生から30年目を迎える「ビッグエッグ」【PHOTO】iStock


新国立競技場問題 急浮上した「五輪後は巨人軍の新球場に」計画の真相 〜読売グループはすでに動き始めた!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44932
2015年08月27日(木) 伊藤 博敏「ニュースの深層」 現代ビジネス


■「赤字垂れ流し」は避けられるが…

新国立競技場の新整備計画が大詰めを迎えている。

「ゼロベースから見直す」

安倍晋三首相が、7月17日、電撃的な白紙撤回を発表して以降、遠藤利明五輪担当相をトップに関係閣僚会議を開き、新計画策定に向けた基本的な考え方や方向性を議論してきた。

その結果、8月14日に公表された「基本的な考え方」では、@原則としてスポーツ専用競技場、A屋根は観客席の上部のみ、B設計・施工を一貫して行う公募型プロポーザル方式、C大会後は民間事業への移行、などが明らかにされた。

そのなかで突如現れたのが、オリンピック後、読売ジャイアンツの球場として生まれ変わるのではないかという観測だ。つまり、それを視野に新整備計画がまとまるのではないか、と私は見ている。国交省関係者が解説する。

「斬新なキールアーチが総工費を膨らませたザハ・ハディド案への反省から始まっているだけに、工費の上限は1500億円程度、開閉式の屋根は設けず、構造はできるだけシンプルにし、大会後は民間委託してプロが活用する、と方向性は固まった。そうなると、将来のジャイアンツ球場を念頭に、逆算した整備計画になる」

伏線がある。安倍首相の白紙撤回前から後藤田正純代議士(元内閣府副大臣)が持ち歩いていた新国立ジャイアンツ球場案だ。

五輪用の競技場は、シンプルな構造にして600億円で建設。それに350億円をかけて開閉式の屋根を設ける。そのうえで、隣の第二神宮球場を五輪後、ラグビーやサッカーが可能な新秩父宮スタジアムにする――。

読売ジャイアンツが、「五輪大会以降、新国立競技場をホームグランドに使用する」との観測は、以前から一部の関係者の間で取り沙汰されていた。

■読売グループは動き始めている

ホームグラウンドの東京ドームは、1988年に開業、そろそろ建て替えを検討する時期を迎えている。また、新球場は、器の限界があって伸び悩む観客動員数、客単価の向上にもつながる。

事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)にとっても、新国立の年間数十億円の維持費を賄うための使用料が懐に入り、渡りに船だ。五輪大会以降の赤字補填を税金で拠出する懸念が払拭され、財務省にとっても望ましい。

当初の開閉式のハディド案の際、年間収入は、年間80日のスポーツ関連イベント、年間12日のコンサートと、ありえない机上の計画で黒字を捻出することになっていた。ジャイアンツ球場案は、赤字垂れ流しにはならないという意味で現実的だ。

既に、読売グループはジャイアンツ球場に向けて舵を切っている。「五輪後に改修し、プロ野球、サッカー専用球場に」といった観測を読売系のスポーツ紙や日本テレビが流し、読売新聞は、安倍首相の白紙撤回の前から社説で「見直し論」を展開していた。

下村博文文科相は、後藤田代議士にプランを示された時から乗り気だった。だが、文科省にもJSCにも、ハディド案を覆すような発想はなく、独自に新たな計画を捻出する知恵と技術を持つ人材はいなかった。

加えて、舛添要一都知事に新国立建設費として500億円の拠出を求めて感情的に対立した。舛添都知事が「(読売新聞系の)報知が仕掛けている。下村文科相は民間への払い下げを考えているようだが、そんなものに都民の税金は出せない」と、噛み付き、一時、ジャイアンツ球場案を引っ込めた。

しかし、議論が深まるにつれ、プロ活用が現実味を帯び、それが8月14日の「基本的な考え方」につながった。

8月18日、産経新聞のインタビューに応じた下村文科相は、「公設民営化」について次のような見解を示した。

「ナショナルスタジアムにこだわる必要はない。2020年以降は民間委託するが、(活用方法として)野球やサッカーのホームグラウンドにするのは、十分にありうる話だ」

既に政府は、陸上競技と球技の両立を可能とする可動式観客席を見送る方針を固めている。原案では、観客席8万席のうち1万5000席を可動式として整備することになっていたが、経費削減の対象となった。

国際的な陸上競技大会を開催するのに不可欠なサブトラック問題も解決していない。東京五輪では神宮外苑の軟式野球場に仮設して国際基準を満たすが、五輪後、神宮側は軟式野球場を継続する考えだという。

■他の選択肢が弱すぎる

つまり、このままでは国際大会が開催できないわけで、それが球技専用という発想につながっている。一方、ジャイアンツ球場案だけでなく、1万5000席を陸上トラック部分に増設、サッカーワールド杯の招致に必要な8万人会場の球技場へと変更する、という案もある。

もっとも、近く発表される新整備計画で明らかになるのは、総工費と資金使途だ。五輪後の使途まで決まるわけではない。

ただ、シンプルな構造で建設費を抑制し、五輪後の運営までを視野に入れると、読売ジャイアンツ球場以外の選択肢は、それほど多くないのは事実。新国立を巡る議論は、「読売への払い下げ」を抜きには語れない。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/500.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安保法案の欠陥を衝く/倉持麟太郎 <第13回>この法案はルービックキューブでつじつまが合わない(日刊ゲンダイ)

安保法案の欠陥を衝く/倉持麟太郎 <第13回>この法案はルービックキューブでつじつまが合わない
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163119
2015年8月27日 日刊ゲンダイ


 間違いであると思っていたら、実は「あえてそうしていた」ということがある。狡猾でしたたかな話だ。「逆オオカミ少年」とでもいおうか。

 自衛隊法で、「武器等(航空機、艦船も含む)防護」の条文における「武器使用」の主語は、「自衛官」であることは、すでに見た。「自衛隊」を主語にしてしまうと、組織的な武力行使となり憲法9条1項に違反してしまうから、そうしているのだろう。

 さらに本改正自衛隊法案では、122条の2という条文が新設された。これは、従前、雑駁にいえば上官の命令に違反した場合や、また、これらを共謀したり、唆したり、扇動した者に、それぞれ3年以下の懲役が科される、という罰則を日本国外で犯した者にも適用するものだ。これにより、自衛官は憲法違反の海外派兵をされても命令にも違反できず、罰則を科せられてしまうという強固な管理体制が構築されたわけである。

 ところが、不思議なことに「武器の不正使用」の条文には、この国外犯処罰規定がない。「武器の不正使用」とは正当防衛など、武器を使用することが許容されていないのに、武器を使用することである。自衛隊の海外活動では危険が伴う。武器使用を前提とするのであれば、あって当然の規定がないのは一見、法の欠陥に見える。

 しかし、これぞ逆オオカミ少年で、あえて意図的に規定しなかったのではないか。そんな疑念を持っている。

 自衛官による武器使用は、実態は上官の命令で部隊として行われる(8月21日中谷答弁)。しかし、テロとの戦いの場合、正当防衛か否か、民間人か否かを確認できないまま撃たざるを得ない武器の不正使用も想定される。命令によってした武器使用が不当であった場合、国外犯処罰規定で処罰されると考えるのが普通だ。それがないのはこのとき、武器使用の命令に基づいて行動した当該自衛官を未確認を理由に武器不正使用で罰していたら、武器使用の目的を達成できないという判断が働いたのだろう。

 米軍等の武器等防護の主語を自衛官にして、自衛官個人の責任で武器使用をするという建て付けはかくも矛盾をはらむ。そうした矛盾をガス抜きする立法技術として、海外における自衛官の武器の“不正使用の罰則”をあえて置かなかったのだとすると、本当に武器を不正に使用したものが野放しになってしまう。憲法改正を経ずに無理やり立法しているため、終わりのないルービックキューブのように、どこかをいじればどこかに不備が生じてしまう。この法案は決してつじつまが合うことがない。

▽くらもち・りんたろう 1983年生まれ。慶大法を経て中大法科大学院卒。安保法案に反対する若手の論客として知られ、衆院特別委にも参考人として呼ばれた。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/501.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 政界地獄耳 認識甘い菅の“政権総括”(日刊スポーツ)
政界地獄耳 認識甘い菅の“政権総括”
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1529038.html
2015年8月27日9時33分 日刊スポーツ


 ★官房長官・菅義偉が25日に都内で講演した。内容はさしずめこの2年間を振り返り、秋以降の課題を説く安倍内閣の総括講演のようだった。「政権の座について2年8カ月だ。来月、総裁選が行われるが、もうそんなになったのかなと。ちょうど前回の総裁選前の日本の状況は、円高でデフレ、長引く景気低迷、そして鳩山民主党政権で沖縄について『最低でも県外』との中で日米関係が最低の状況だった。そうした足元を見透かすように、中国の公船が尖閣諸島に出入りし、韓国大統領は竹島に足を踏み入れた。東日本大震災からの復興も進まない。その中で安倍政権が発足。ですから、最優先は経済再生だ」。

 ★「私たちは昨年暮れに、衆院解散総選挙に踏み切った。それは今年10月から消費税をさらに2%引き上げが既に決定していた。しかし総理自身は絶対に10月に2%引き上げたら、ようやくデフレ脱却の機運を作ってきたのが台無しになってしまう。しかし党内をはじめ、与野党で決めたことは実行すべきとの意見が大勢だった。大義名分がないと当時はいわれたが、今振り返ると最高のタイミングで解散したと思わないでしょうか。おかげさまで3分の2の議席を与党で得られた。私たちが政権の座に就いた時は株価は8000円台だった。円も82、83円だった。円高になったというが、その時も、政権交代前は八十数円が今日は118円。私たちは今の経済運営に自信を持っている」。

 ★菅の総括、もっともだが、いまだに民主党政権時代より良くなった程度の話をされてもアベノミクスは民主党政治との優劣ではないはずだ。加えて安倍政権の成功例に経済を訴えるが、今の政権の実態は議席の多さに対してアベノミクスの失敗や外交の手詰まり、安保法制の強引さが目立つ状況。認識が甘いのではないか。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/502.html

記事 [政治・選挙・NHK191] これは日本国民とカルト集団との戦いである!(simatyan2のブログ)
これは日本国民とカルト集団との戦いである!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12066284864.html
2015-08-27 08:53:21NEW ! simatyan2のブログ


三遊亭円楽(落語家)
笑福亭鶴瓶(落語家)
中居正広(SMAP)
吉永小百合(俳優)
倍賞千恵子(俳優)
野際陽子(俳優)
大竹しのぶ(俳優)
渡辺えり(俳優)
山田洋次(映画監督)
井筒和幸(映画監督)
是枝裕和(映画監督)
今井絵理子(元SPEED)
長渕剛(歌手)
ラサール石井(タレント)
星田英利(ほっしゃん)
田村敦(ロンドンブーツ)
坂本龍一(音楽家)
瀬戸内寂聴(作家、僧侶)
美輪明宏(演出家)
鳥越俊太郎ジャーナリスト)
沢地久枝(作家)
大江健三郎(作家)
金子兜太(俳人)
森田実(政治評論家)


など、有名人が続々と安倍批判や安保法制に反対表明をしています。


それに危機感を抱いた勢力が、先月あたりから安保法案賛成デモ
なるものをネトウヨを中心に実施してるようですね。


桜井 誠  緊急抗議行動! 妄想左翼へ街宣&カウンター H27/07/18



見ればわかるように、反対派の10万人に比べれば100分の一の
数百名程度ですが、日の丸の旗を振りまわしてるので派手さと人数
は実数以上の集団には見えます。


何のために日の丸を振ってるのかわかりませんが、集まってる人種の
胡散臭い雰囲気は反対派とは全く違うんですね。


実際、上の動画で叫んでるのは在特会の桜井誠ですし、反対派が
暴力的で危険だと言いながら、自分たちのプラカードには、


「拉致豚、殺せ!」


とか書いてるので、この集団のほうが余程危険な感じがします。


これはもう完全にカルト集団です。


ネトウヨはマスコミは反対デモばかり放送して、賛成派のデモを
何で放送しないんだと息巻いてますが、こんなの放送できるわけが
ないでしょう?


もろに「朝鮮人が嫌いです」とか言ってるんですから。


こんなこと放送したら賛成派のデモの正体やネトウヨの正体がバレ
ちゃいますからね。


それに数百人程度では放送されませんよ。


反原発や安保反対デモにしても数百人レベルでは放送されません。


1万人超えてからやっと放送されるようになったんですから。


またジャーナリストの桜井よしこ氏らが安保法制を支持する
フォーラムなども立ち上げています。


安保法制賛成派が決起も…彼らの主張を小林節氏が一刀両断
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162740


しかし反対派が200人以上の憲法学者、全国52の弁護士会が
「違憲」としているのに対し、賛成派は数十人レベルですから
どちらが本当の世論かすぐわかりますね。


しかも反対派と賛成派の人種の質も全く違います。


例えば安倍批判や安保法制に反対している有名人は、ジャーナリスト
だけじゃなく、作家、音楽家、俳優、歌手、僧侶、映画監督など
ジャンルを問わず多岐にわたっています。


それに比べて賛成派は、桜井よしこ(元読売系日本テレビアナ)
辛坊治郎(元読売アナ、現政府のシンクタンク代表)青山繁晴
(近畿大学客員教授、現政府のシンクタンク代表)など、


かなり一定方向の人種に限定されてきますね。


あとはチャンネル桜ぐらいですか。


デモにしてもプロ市民が大半で、この人たちに払う日当も馬鹿に
ならないので数百人どまりなんだと思います。


反対派は金を貰わず、自分の意思で参加する人たちですから人数
に制限なんかありません。


もし反対派のように万単位のデモになれば日当も軽く億を超えるので
内閣官房機密費を使うにしても無理なんでしょうね。


だからマスコミも藪蛇になるので賛成デモは報じたがらないのです。


その理由をネトウヨは知っていながら賛成派のデモは報道されない
なんて言ってます。


でもちゃんとネトウヨの味方をやってるんですね。


25日、山本太郎議員が安倍晋三にアメリカのイラク攻撃の時、
アメリカが人道上、許されざる行為をしたことを追求している
ときもNHKは途中で中継を止めてしまいました。


山本太郎8/25「総理との一騎打ち 」【全19分】


それをネトウヨは未だにNHKは安倍の敵だと言って、何も知らない
ネット民を誤誘導してますね。


先日の質疑でも山本太郎議員がアーミテージレポートを安倍総理に
追求していましたが、安倍晋三とNHKとアメリカ(アーミテージ)
の関係を表した面白い絵があるので下に掲載しておきます。




今、日本で起きていることは左翼や右翼の論争などという生易しい
ものではありません。


まさに日本国民と国家を乗っ取ったカルト集団との戦いなのです。




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/503.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 日本政治は貧乏人に冷たく金持ちに暖かい事例(海外比較)、逆な事例があったら教えて頂きたい
日本政治は貧乏人に冷たく金持ちに暖かい事例(海外比較)、逆な事例があったら教えて頂きたい
日本は島国なので国民は誤解している、海外に目を向けましょう、
景気は低迷、日本「GDP/人」29位と低迷、スウェーデン18位、台湾20位にも追い越されている(2014年)、経済の大転換が必要ですね
▼本日(8月27日)テレ朝バード「▽下流老人5人に1人貧困の現実」
医者にもかかれない、クーラーも利用できない、などの貧困の実情、お金を持っている人が多いので助け合う必要、などの放映があった

▼日本の最低賃金は先進国最低
国連が衝撃発表!
国連「日本の最低賃金は先進国最低。生存基準を下回っている」
http://ameblo.jp/sekainosyoutai/entry-11750685125.html
※最低賃金が低いことが景気低迷の根源ですね

▼教育への公的支出日本は最下位 奨学金制度が鍵=OECD報告書
http://www.huffingtonpost.jp/2013/06/25/oecd_education_at_a_glance_2013_n_3496085.html

▼日本の富裕層は人口比で米の1.5倍多い、この10年で世界一の富裕層形成しワーキングプアー1千万人超
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11358813797.html


▼日本政治は貧乏人に冷たく金持ちに甘い(米国より)10事例
逆な例があったら教えて頂きたい
http://www012.upp.so-net.ne.jp/visitor/1.3.6.htm
(10事例)
▽国家予算日米比較(2012年度)米国は医療皆保険ではないが65歳以上と低 所得者の医療費に国家予算の20.2%計上している
▽消費税増ありきは国民騙し「所得税+資産税」が米国と同じなら18兆円、フランス なら28.4兆円、スウェーデンなら63兆円税収増になる
▽個人所得税の負担率は11カ国で最低、日本の負担率は1桁、他10カ国は2桁、消 費税増でなく「所得税と資産税」を上げるのが筋
▽課税最低限、日本は最低、日本の税制は貧乏人からまで税を取っている、NHKも誤解しているのでNHKに抗 議
▽米国の税制は税額控除(EITC) 日本でも所得控除を廃止し給付付き税額控除を 実施して頂きたい、さらに日本の課税最低限は先進国最低、
▽日 本は物価が高い 電気料は米国の2倍も高い、食料はさらに高い、海外価格に近づいているのでデフレではない、海外に近づいているだけ
▽自動車価格も高過 ぎ 自動車業界の販売体制が日本経済をダメにしている、これに気 付きましょう、
▽政府機関奨学金日米比較 日本は極めて脆弱、米国に見習って奨学金総額を3倍に増額し うち1/3を返済不要にすべき
▽医療の海外比較 ワクチン16種米国は全て無料、日本5種のみ無料、日本のがん検診率は極めて低 い、日本医療は後進国ですね
▽日本は労働に見合う賃金を払っていない 日本の対外純資産は世界ダントツ、最低時給 を上げて対外純資産を減らし「360円/ドル」に戻そう
 「GDP(PPP)/人」は世界トップ(2014年は世界29位)、食料自給率は大幅アップ、少子化も財政赤字も解消する、
日本は技術と競争力は世界一、しかるに低賃金の結果で円高だから実力が発揮できない、日本の政治家もエコノミストもマスコミもこのことを認識 して頂きたい
※公務員は高賃金で天下り、消えた年金、税金の無駄使い、無駄な公共投資、これからも日本は低福祉なのは容 易に推察出来るはず

▼日本の対外純資産は366兆円と世界ダントツに膨れ上がっている、しかるに国会でも新聞テレビでも話題にすらならない
日本のエコノミストは無知無能だと断言できる、対外純資産を知らないのでしょう、これでは日本国民は不幸ですね
※アダム・スミスが批判している「重商主義」を理解して頂きたい

日本の「GDP/人」は世界29位と低迷、スウェーデン18位、台湾20位にも追い越されている(2014年)、これからも日本国民は不幸ですね、呆れています
 次を参照下さい(資本主義は素晴らしい)
http://6238.teacup.com/newbi/bbs
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/504.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 日本だけが中国の抗日記念行事に欠席するなら外交的大失態だ  天木直人(新党憲法9条)
日本だけが中国の抗日記念行事に欠席するなら外交的大失態だ
http://new-party-9.net/archives/2569
2015年8月27日  天木直人のブログ 新党憲法9条


 きょう8月27日の産経がワシントン発共同を引用して報じた。

 米国務省のカービー報道官は北京で9月3日に開かれる抗日戦争勝利
70年記念行事に米国を代表してボーカス駐中国大使が出席する事を確
認したと。

 当然だろう。

 本国政府から要人を派遣せずに駐在大使の出席で済ませることは、米
国としてその行事を手放しで歓迎しないというサインだ。

 しかし、駐在大使の出席さえも見送るなら、それはもはやあからさま
な敵対行為だ。

 9月初めに習近平主席を迎えるオバマ大統領がそのようなことをする
はずがない。

 そして、米国と歩調を合わせるかのように、欧州主要国や豪州、カナ
ダなどいわゆる西側主要国はみな政府代表と言う形で現地大使や代理を
参加させる。

 もちろん中国との関係を重視する国は、プーチン大統領や朴クネ大統
領を含め、30カ国が首脳級を派遣する。

 ところが日本だけが駐中国大使さえも参加させない方針であると報じ
られている(8月26日東京)

 これが事実なら、外交の常識を逸脱した中国敵視行為だ。

 世界の主要国の中で、日本だけが習近平主席が最も重視している行事
をボイコットするのだ。

 いくらこの行事が日本の侵略を批判する日本敵視行事であるとして
も、欠席してはいけない。

 いや、だからこそ、堂々と出席して日本の度量を示すのだ。

 安倍談話でお詫びまでしているのだから、安倍談話を抗日バレードで
繰り返し、そのかわりお得意の未来志向を強調して、いつまでも過去に
こだわるのはやめようと世界に向かって呼びかけるべきなのだ。

 世界は安倍首相のほうに軍配を上げるだろう。

 誰が、どういう考えで、木寺駐中国大使の出席すら拒んだのか。

 まさか谷内NSC局長や斎木次官がそれを進めたのではないだろう
な。

 もしそうなら安倍首相に迎合した、外務官僚の風上にも置けないしわ
ざだ。

 もし安倍右翼政権の意向であるなら、それを止められなかった彼らの
責任は大きい。

 もし米国の圧力で欠席を決め込んだなら、安倍首相ははしごを外され
たことになる。

 もし、米国がボーカス駐中国大使を出席させることを予想していな
かったとすれば、あまりにも情報不足だ。

 木寺大使はボーカス大使とほとんど現地で接触していない証拠だ。

 いずれが真実であったにしても、中国の抗日戦争勝利70年行事に日
本だけが欠席することになるなら、前代未聞の外交失態だ。

 いまからでも遅くない。

 日本を代表して誰かを参加させるべきだ。

 村山富市元首相が出席すると伝えられているが、安倍首相としてこれ
ほどの恥はない(了)



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/505.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <重要法案>安保法制の成立に暗雲!自民党の目標、9月11日までの成立が困難に!来月末の総裁選に悪影響も?
【重要法案】安保法制の成立に暗雲!自民党の目標、9月11日までの成立が困難に!来月末の総裁選に悪影響も?
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7758.html
2015.08.27 12:00 真実を探すブログ



☆<安保法案>採決日程調整大詰め 「11日まで成立」厳しく
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150826-00000102-mai-pol
引用: 
 参院で審議中の安全保障関連法案の採決日程の調整が大詰めを迎えている。政府・与党は、来月11日までの成立を目標としているが、野党との修正協議などもあり、日程的に厳しい状況だ。さらに、来月30日に任期満了を迎える自民党総裁選についても法案審議への影響を避けなければならず、慎重な判断を迫られている。【高橋克哉、影山哲也】
:引用終了


以下、ネットの反応














衆議院で強行採決をした結果、支持率が10%以上も低下したことに焦って、自民党は参議院での強行採決を見送りました。自民党の方針は参議院で野党の合意を取り付けて可決することですが、これには来月末の自民党総裁選というタイムリミットがあります。
最悪の場合は「60日ルール」を使って可決することになると思われていますが、そうなると来月末の自民党総裁選と日程が衝突することになるのは確実です。


また、法案の審議時間も目標の100時間以上になるのは怪しく、最低でも来月中旬頃まで法案の審議を継続する必要があります。そこで自民党は総裁選の日程を変更する案を検討していますが、どれもかなり時間が足りない状態です。


安倍政権は辺野古基地の問題を始め、不都合な政策を次々に先送りにしていましたが、ここに来てそのツケが出て来たと言えます。今後の日程次第では、自民党政権その物の行方を左右することになりそうです。


他国軍への武器などの輸送、中谷防衛相「除外規定必要ない」


安保法制、あす審議再開 内部文書問題など追及へ(15/08/18)





http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/506.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安倍首相夫人・アッキーが布袋寅泰と不倫? 深夜のバーで腕をからませキスを…夫婦関係はすでに崩壊の証言も(リテラ)
左・『安倍昭恵の日本のおいしいものを届けたい! 私がUZUを始めた理由』(世界文化社)/右・『別冊カドカワ 総力特集 布袋寅泰』(KADOKAWA)


安倍首相夫人・アッキーが布袋寅泰と不倫? 深夜のバーで腕をからませキスを…夫婦関係はすでに崩壊の証言も
http://lite-ra.com/2015/08/post-1429.html
2015.08.27. リテラ


“家庭内野党”として数々の逸話や武勇伝を持つ安倍首相夫人アッキーこと昭恵夫人。その日本のファーストレディにまさかの仰天“不倫疑惑”が持ち上がっている。

「昭恵さん 布袋寅泰と深夜2時! 酔って、唇、しなだれて」

 こんな刺激的タイトルでそれを報じたのは「女性セブン」(小学館)9月10日号だ。記事によれば8月下旬の深夜、南青山の会員制バーで泥酔状態のアッキーが電話で布袋を呼び出したという。

「呼んじゃった! 今からカレ、来るって、うふふ」

 そのわずか10分後に布袋は駆けつけたのだが、そこでアッキーは布袋にしなだれかかり、首に腕を絡ませ、肩に頭を乗せ、首筋にキスをしたという。周囲にはアッキーの仕事関係者や一般客のいる場での出来事だった。

「ちょうど『セブン』の編集者がたまたまそのお店にいて、一部始終を目撃したようです。実際はもっと濃厚なシーンや会話もあったと言われますが、自主規制でソフトにしたのではないかという話も流れています」(週刊誌関係者)

 深夜2時、アッキーはSPに連れられ無事ご帰還したようだが、気になるのは安倍首相の対応だ。今回ばかりは夫である安倍首相も激怒し離婚危機?と思いきや、実はそうはいかないようだ。

「安倍首相はこの記事を既に発売前に知っていたようですが、静観の構えを崩さないようです」(全国紙官邸担当記者)

 たしかにこの夫婦、これまでも様々な局面で“対極”にあった。憲法改正を目指し原発再稼働に邁進し、辺野古移転を強行し嫌韓を煽る夫・安倍首相に対し、アッキーは護憲、反原発、親韓、反基地と政治信条は真逆。さらにそうした自らの主義主張や家庭内での安倍首相の様子をアッキーは積極的にメディアで語り、夫の反対を押し切り居酒屋「UZU」を経営し、自らの講演や慈善活動に邁進する。考えれば、アッキーは民主党の辻元清美議員や蓮舫議員、社民党の福島瑞穂議員など、安倍首相が苦手とする野党の女性議員たちと共通する部分もある。

 ところが、そんなアッキーに対し、夫の安倍首相はといえばそれを諌めるわけでもなく、事実上黙認してきた。こういう態度が「実は懐が深い」「妻を自由に行動させ自ら掲げた“女性が輝く社会”を実践している」などと、安倍首相の高評価に繋がった部分もある。

 しかし、国会論戦などでは自分に都合の悪い質問や議論に対し、すぐにイラつきキレる安倍首相がなぜ、アッキーの自由奔放な振る舞いや“家庭内野党”を自認する言動に対しては寛容なのか? 大いに疑問だったが、しかし今回のアッキー報道でその疑問が解けた。

 そう、安倍夫妻の関係はもはや仮面夫婦であり、夫は妻の行動をまったく把握できていないのだ。だからこそ妻のアッキーはそれを十分承知の上で、連日深夜まで外出し、講演活動や著名人たちとの交遊など自らの予定を優先している――。

 実際「女性セブン」には安倍首相の日常についてこんな記述がある。

「公務を終えて私邸に直帰した安倍首相は、同居する母親の洋子さん(87才)の部屋でくつろぎ、趣味のDVD鑑賞をして妻の帰りを待たずに寝るという」

 また、永田町では、こんな見方がずっと流れていた。

「安倍さんはそもそも女性に関心がない。奥さんともまったく男女関係がないと言われていました。ただ、政治家という立場上、夫婦を演じているだけではないかという噂はかなり前から流れていましたね」(自民党国会議員秘書)

 しかも、この状態は第二次安倍政権になって、アッキーがメディアに引っ張りだこになったことでエスカレート。今では、安倍夫妻は仮面夫婦どころか家庭崩壊状態になっていると言われる。

 しかし、安倍首相はどういう状態になってもアッキーと離婚することはできない。アッキーは森永製菓社長だった松崎昭雄の長女という“閨閥結婚”であり、仲人は元首相の福田赳夫。安倍首相にとって離婚なんて“あり得ない”選択だ。さらにアッキーは現在、女性の間で絶大な人気を誇り、もし離婚などという事態になれば、さらなるイメージダウン、支持率低下は必至だからだ。ましてや、安倍首相の前には安保法制成立、9月の自民党総裁選が迫っている。そんな時に家庭不和や離婚騒動などあってはならない。

 安倍首相がやれることといえば、妻と同じ思想をもつ辻元議員や蓮舫議員が国会質問する時に、野次を飛ばして八つ当りするくらいのことだったのだろう。

 今回の報道で、世論がどういう反応を示すかは不明だが(おそらく黙殺の可能性が高いが)、アッキーにはこれからもどんどん奔放な生活をして、家庭内で安倍首相をどんどんゆさぶっていただきたい。あるいは、この際、離婚を決意して、安倍首相の素顔を暴く暴露本でも出版するのもアリかもしれないが……。

(林グンマ)



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/507.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 8.26 法曹関係者と学者ら集結「法案は憲法違反」と廃案求める(NEWS23・NHK)
8.26 法曹関係者と学者ら集結「法案は憲法違反」と廃案求める(NEWS23・NHK)
https://www.youtube.com/watch?v=uv4O5DQi4_s


(村越進日弁連会長)
「立憲主義の破壊だけは認めることができない。
そんなことがまかり通るようであれば
憲法が憲法でなくなってしまう」


(大森政輔元内閣法制局長官)
「集団的自衛権の行使は違憲であるということを閣議決定で覆した。
法的安定性を自ら害している」


(濱田邦夫元最高裁判事)
「(砂川判決は)問題がないんじゃなくて、問題にならない」


(宮崎礼壹元内閣法制局長官)
「ちょっぴりであろうと、たっぷりであろうと
憲法9条の下では集団的自衛権の行使はできないというのは、
歴代の内閣総理大臣を始めとして
40年から50年かけての一貫した政府の確定解釈」


法曹関係者と学者ら集結「法案は憲法違反」と廃案求める
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2571898.html


最高裁元判事ら 安保法案反対を訴え
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150826/k10010205411000.html
最高裁判所の元判事の濱田邦夫さんが「法案は国民の声を無視している。
憲法違反の法案を国会が強引に推し進めるのは許されない」と述べました。
内閣法制局の元長官の宮崎礼壹さんは
「集団的自衛権は行使できないというのが、戦後長らく一貫した政府の解釈だ。
憲法9条の下では容認されるはずがない」と述べました。


安保法案:弁護士ら反対集会 元最高裁判事も批判 東京
http://mainichi.jp/select/news/20150827k0000m040063000c.html
元最高裁判事の浜田邦夫氏(79)は「法案は違憲というだけでなく、
国民の声を無視しているという意味でも非常に問題がある」と批判した。
元内閣法制局長官の大森政輔氏(78)と宮崎礼壹氏(70)も同席した。
大森氏は「廃案」と書かれたプラカードを胸に掲げ、
「心の中からこのように考えている」と力を込めた。
宮崎氏も「ちょっぴりであろうとたっぷりであろうと、
憲法9条の下では集団的自衛権の行使ができないというのは
一貫した政府の確定解釈だった」と強調した。


(写真特集 写真5枚)
http://mainichi.jp/graph/2015/08/27/20150827k0000m040063000c/001.html


法曹と学者そろって安保法案ノー 違憲、廃案訴え
http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015082601001819.html

東京・日比谷野外音楽堂で開かれた安全保障関連法案に反対する集会で
「違憲」と「廃案」のプラカードを掲げる参加者=26日午後


村越進日弁連会長は「これだけの人が結集するのはかつてないこと。
立憲主義の破壊だけは認めることができない」と強調した。


元最高裁判事ら安保法案批判 日比谷で日弁連が集会・デモ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015082702000117.html
宮崎礼壹・元内閣法制局長官は
「(政権は)安全保障環境の変化があったというが、一切論証されていない。
(存立危機事態などの)要件も歯止めの名に値しない」と批判した。
元最高裁判事の那須弘平さんは「憲法前文の平和主義の理念が破棄されようと
している今、国民は自身の良心に問う必要がある」とメッセージを寄せた。


反安保法案に学者250人 北大や道教大も 東京で廃案訴え
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0172539.html

http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/508.html

記事 [政治・選挙・NHK191] (不幸中のさいわい) もし、今の戦争法案反対デモが盛り上がってなかったとしたら 自民党の憲法草案とは?
まだまだ予断を許さない、戦争法案の行方ですが。


もし今回のシールズなどの全国に波及する動きがなかったら?
としてこの問題も考えて見てください。


(実は今でも怖い、マスゴミがあちら側からまだ戻ってきてないから
、またそのやり口が今回で明らかだから)

来年の参議院の選挙結果次第では参議院でも2/3の勢力を
政権与党側は持ち得ました。

そうなったら
この自民党が党是としている憲法改正がどうなっていたか?

非常に背筋が凍る思いです。


自民党HPより

https://www.jimin.jp/activity/colum/116667.html

自民党は「憲法改正原案」の国会提出を目指しています。

 「国民投票法」の施行に伴い、「憲法改正案」を国会に提出することが

可能となりました。わが党は、国民の理解を得る努力を積み重ね、「憲法

改正原案」の国会提出を実現し、憲法改正に向けて全力で取り組みます。

2015年6月17日
「18歳選挙権」改正公選法が成立


そして憲法改正に必要な
衆議院 2/3はクリヤー
参議院 は今は半分超 来年の改選で2/3クリヤーも見えている
(マスコミは手中に収めている)
そしたら
国民投票ですね。 (多くの国民は催眠電波で寝ぼけている)

自民党の憲法草案て

自民党のマンガ本を見ても
http://constitution.jimin.jp/pamphlet/
自民党の憲法草案Q&Aを見ても
http://constitution.jimin.jp/faq/

(今回の戦争法案より見えずらいから)
なかなか気づかないのですが、、、、、、、、、

中身をちきんと見れば
トンデモナイ憲法改正です。
中身は改正ではありません、、、、、

民主主義を否定した、戦前の日本か北朝鮮に近い憲法になってます。
http://constitution.jimin.jp/draft/

現行日本国憲法
(3つしかない最高法規の章)
97条(国民に将来に渡って永久の基本的人権がある事の確認)
98条(憲法を超える事は許されない事の確認)
99条(憲法を尊重、擁護すべき立場は誰であるかの確認)

国民(97条)が憲法(98条)によって権力側(99条)を縛るの構図

どう変化するか
http://constitution.jimin.jp/draft/
にてご確認ください。

(基本的人権の10ー40条の文言の変化もトンデモナイです)


又その事を 自民党が何と解説しているか?

詐欺会社のパンフレット説明と個人的には感じてます。

http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/509.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 老後崩壊と親子共倒れを放置し、「戦争法案」に狂走する安倍政権(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/728f07230be3288e26364b51535b63ae
2015-08-27 09:42:32

 高齢者は退職金などもあって比較的金持ちと見られがちです。ところが、実態は貧困高齢者が激増し、独居老人の餓死が増えています。子どもが居ても、親子ともども生活が行き詰まり、二人とも死亡、つまり「親子共倒れ」も少なくないそうです。

 こんな具合です。親の介護のために息子がやむを得ず離職してふるさとに戻る。その息子にふるさとでの職は見つからない。しかも、それまでは生活保護を受けていた親が、息子が同居するようになるとそれも打ち切られ、結局、親の少ない年金収入だけでの生活という矛盾。ついには生活が行き詰って「親子共倒れ」になるというのです。経済大国といわれる日本で、そんなことが現実に起こり始めている。

 安倍政権は、こうしたところに政治の温かな手を差し延べようとはせず、もっぱら“戦争法案”の成立に狂奔しています。大企業や富裕層には減税する一方、庶民には増税し、格差は広がるばかりです。

 「戦後70年」とは一体、何だったのでしょうか。敗戦後、廃墟と化した日本列島から、たしかに力強く復興したはずでした。労働三法を成立させ、国民皆保険も達成して、開発途上国からうらやましがられるほどの国を作ることができました。

 ところが、その成功が目の上のたんこぶのように気に入らないアメリカは、繊維規制にはじまり、鉄鋼、自動車など日本に輸出規制を押し付けました。円の切り上げも力でねじ伏せられ円高不況に陥るとともに、金融機関にはBIS規制という自己資本比率を8%までむりやり引き揚げさせるルールで、カネの循環が滞るようになった。国内需要を喚起するため大型の土木事業を強要し、そのための財源として国の借金である国債発行も強要しました。オイル・ショックなども重なり、日本経済はたちまちガタガタ。

 なぜ、アメリカの要求に抵抗できなかったのか。それは、日本の安全をアメリカさまにお願いしているからでした。日米安保条約で駐留軍が居座り、アメリカの核の傘の下で日本の安全を守ってもらっている以上、アメリカの要求を無下に拒否するわけにはいかない。つまり、アメリカ追従、属国化の深化、植民地化が次第に徹底し、日本のリーダーはアメリカの顔色をうかがいながら政策を決める状態になってしまいました。

 これが戦後復興の裏側で進んできた「もうひとつの日本」の姿です。魂を売って経済を手に入れた、カネのために魂を売った、と申しましょうか。

 安倍政権の魂の売り方は、一部の富裕層のためであって、庶民ははねのけです。庶民はむしろむしり取られる側に位置づけられました。

 ただ、安倍政権の胡散臭さが次第に広く認識されつつあります。民主党をはじめ野党のだらしなさが歯がゆいですが、これも日本の実情です。少しずつでも前進するように頑張りましょう。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/510.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 橋下、松井が離党を表明〜維新がついに東西分裂&野党共闘の強化を歓迎(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/23605891/
2015年 08月 27日

 これは23日にアップした『維新の東西対立、主導権争いが激化+早く分裂して、自民党と対峙する野党Gの結集を』の続報になるにだが・・・。

 維新の党では、柿沢幹事長が山形市長選で、民主&共産党が推薦する安保反対派の候補の応援を行なったことに、安倍シンパの松井一郎氏(顧問・大阪府知事)が激怒し、柿沢氏の幹事長辞職を要望。^^;
 今週にはいって、「松井vs.柿沢」の新旧幹事長の対立に端を発した東西の争いがさらに激化していた。(@@)

 橋下徹氏(最高顧問)は、これを受けて、松井氏と柿沢氏が公開討論会を行なうことを提案。24日、25日、党の幹部や議員たちに「皆さんがくだらないと言う討論会を開くか、僕と松井知事がおさらばするかです」「最後はけんかで決着するしかない」とメールを送ったりしていたのだが・・・。(・・)

 柿沢氏本人や、松野代表をはじめとする東側陣営が、公開討論会や幹事長辞職(or更迭)に難色を示していたことに、松井氏らが憤慨。
 何と今日27日の朝、ついに松井氏が維新を離党する意向を表明したとのこと。松井氏は、橋下氏も離党する見込みだと語ったという。 (゚Д゚)

 橋下氏らは既に「関西維新の党」なる政治団体を、自分たち&議員たちが移り得る受け皿としてしっかり用意してあるので、党を割るタイミングを狙っていただけ・・・と言えるかも知れないのだけど。
 この2人が党を去るとなれば、大阪維新系の国会&地方議員や党員の多くが2人に追随して離党し、維新の党が東西分裂する可能性が極めて大きい。(・・)

 でもって、mewは当初から「維新と結いの合流」に大反対だったし。「維新の東西分裂」が早く実現して欲しいと願っていただけに、もしそれが本当なら、今朝の離党のニュースを大歓迎しているです。(*^^)v

 というのも、松井氏は、安倍首相と同じ日本会議系の超保守派で。安倍政権や安保法案、憲法改正、教育再生などの超保守政策を支援したい気持ちが強いし。共産党や社民党、民主党左派が大嫌いなので、松井氏や大阪維新に多い超保守派が維新の幹部やメンバーである限り、安倍自民党に正面から対峙する野党共闘グループを形成することができないからだ。(**)

<松井氏は25日夜に、東京で菅官房長官と会食して、ちゃんと今後について協議してるんだよね。^^;>

* * * * *

 山形市長選を巡る経緯については、23日の記事をお読みいただきたいのだが・・・。

<山形市長選は、民共推薦の野党系候補、自公支援の与党系候補の一騎打ちになりそうなのだが。安保賛成&共産党嫌いが多い大阪維新が、野党系候補の応援に難色を示したため、維新の党は自主投票をすることに決めたのだが。柿沢幹事長が、個人的に野党系候補の応援に行ったため、松井氏が激怒し、幹事長辞職を迫っていた。^^;>

 橋下氏は、松井氏と柿沢氏で、公開討論会を開いて決着をつけるべきだと提案。討論会を開かない場合、「僕と松井知事がおさらばするかです」と記したメールを党幹部に送っていた。

『維新の党は24日、国会内で党幹部による会合を開き、党が支援を見送った山形市長選の立候補予定者を応援した柿沢幹事長の対応を協議した。

 この問題に関して橋下徹最高顧問(大阪市長)が提案した公開討論会の開催については、結論は出なかった。松井一郎顧問(大阪府知事)は柿沢氏の辞任を求め続けており、橋下氏ら「大阪系」の要求を拒みきれない松野代表は、求心力を失いつつある。

 関係者によると、橋下氏は先週末、柿沢氏の応援問題を巡る党内不和の打開策として、柿沢、松井両氏が参加しての公開討論会開催を提案した。24日朝、党幹部に「皆さんがくだらないと言う討論会を開くか、僕と松井知事がおさらばするかです」と記したメールを送り、離党をちらつかせ、討論会の実施を迫った。橋下氏が大阪系寄りの意見を表明したことで、松野氏が「処分は必要ない」としていた柿沢氏の進退問題に発展する可能性が出てきた。

 橋下氏は25日、所属国会議員にメールを送り「どちらの言い分に理があるか判断したい。ここまでこじらせた以上、最後はけんかで決着するしかない。それも維新の特色と考えてもいいのではないか」と訴えた。
 橋下氏は同日夕、松野頼久代表と電話で対応を協議し、近く討論会を開催すべきだとの認識で一致した。開催日や公開の有無は今後検討する。松野氏は山形市長選の党対応が「自主投票」扱いだったとして柿沢氏を擁護している。(読売新聞15年8月25日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 しかし、松野代表や柿沢幹事長が属している東側陣営は、柿沢幹事長は辞任する必要はないと主張していて、公開討論会の開催にも消極的な立場。<大体、公開討論会によるケンカ対決を行なった後、どのように決着をつけるのか「???」だよね。観戦者(?)の多数決で決めるの?^^;>

 そこで、柿沢幹事長はとりあえず、松井氏と話し合いをすべく大阪を訪問したのだが。15分しか話す時間がとれず。物別れに終わったという。(・・)
 
『党内で辞任要求が高まっている維新の党の柿沢未途幹事長は25日、今井雅人政調会長とともに大阪府庁を訪れ、辞任を強く求めている党顧問の松井一郎知事と会談した。事態の早期収束を図るためとみられるが、議論は平行線に終わった。

 柿沢氏らは同日午前、知事室で約15分間会談した。終了後、取材に応じた柿沢氏によると、柿沢氏が「私にも瑕疵(かし)はあると思っているが、周辺からも幹事長を辞める話ではないと言われている。(進退は)自分で判断したい」と伝える一方、「党を割る割らないの話に結びつけるのはいかがなものか」と主張。松井氏は「けじめをとってほしい」と辞任を要求したという。松井氏も記者団に対し、柿沢氏が辞任しなければ自身が顧問を辞任する考えを改めて示した。(毎日新聞15年8月25日)』

* * * * *

 松井氏は、この夜、上京して、菅官房長官と会食したとのこと。おそらくこの時に、松井氏らの離党や維新分裂、今後の安倍政権との関わり方などについても相談したのではないかと察する。(++)

『菅義偉官房長官は25日夜、松井一郎大阪府知事(維新の党顧問)と東京都内で会談した。
 11月22日投開票の大阪府知事・市長のダブル選や、維新の党内情勢などについて意見を交わしたとみられる。(時事通信15年8月25日)』

 松井氏は、もともと自民党の府議だし。安倍首相らと同じ日本会議に属する超保守派で、安倍氏に維新の党首になって欲しいと要請したほどの安倍シンパゆえ、本当は野党として安倍政権と対峙するのではなく、安倍政権をアシストしたいという思いが強い。^^;

 ただ、かねてから日本に保守二大政党制を築いて、憲法改正や安保軍事強化をどんどん進めたいと考えていた保守勢力は、維新の党が野党再編で活躍することを期待。維新の党は、民主党などの保守系議員を巻き込んで、それなりの規模の保守系の新党を作ることを目指すことになった。(・・)

 しかし、民主党を巻き込んだ野党再編は、なかなか実現できず。しかも、大阪維新が最大の目標にしていた大阪都構想も、住民投票で否決され、断念せざるを得ないことに。さらに橋下徹氏が、政治家引退を表明したため、維新の党内では、大阪維新の発言力や存在感がかなり低下して、東側陣営のペースで、党運営がなされるようになって来た。
 
 橋下&松井氏は、6月に安倍&菅氏に会って、安保法制の審議に協力すると約束していたのであるが。東側陣営が、野党5党の共闘に参加して、国会やその他の場で、安保法案批判に走っているため、十分に協力することもできず。松井氏としては、苦しい思いをしていたことだろう。^^;

 松井氏は、大阪維新内には地元の子分がたくさんいるものの、政治家としての実績や実力がまだ乏しいので、国政政党・維新の党では、さほど重視されておらず。もし橋下氏が本当に政治家を引退して維新を離れた場合、松井氏ひとりでは太刀打ちができず、東側に実質的に党を支配されるおそれが大きい。(~_~;)

 それゆえに、23日の記事にも書いたように、大阪系は11月に改めて党の代表選を行ない、そこで巻き返しをはかることを計画していたのであるが。
 同時に、いざとなれば、早めに党を割ることも考えて、「関西維新の会」なる政治団体を用意しておいたのである。(**)

* * * * *

『山形市長選の対応をめぐり、維新の党の松井一郎顧問(大阪府知事)が同党の柿沢未途幹事長の辞任を要求している問題で、柿沢氏が辞任しない意向を表明したことを受け、松井氏は26日、大阪市内で記者団に対し、27日に顧問の辞表を提出すると明らかにした。合わせて、橋下徹最高顧問(大阪市長)も一緒に辞表を提出することになるとの認識を示した。

 松井氏は、柿沢氏が26日の党会合で「辞任しない。こんなことで辞めるわけにはいかない」などと述べたことに対し、「責任を取らない、けじめをつけないのは、わがままなお子ちゃまだ」と批判したうえで、「明日、事務局に顧問の辞表を届ける」などと述べた。
 また松井氏は、自身が党を割る考えはないことを改めて強調したうえで、このまま柿沢氏が辞任しなければ、「逆に党を割ることになるのではないか」と牽制(けんせい)した。(産経新聞15年8月26日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 しかし、ここは維新の党の支配権争奪という面でも、日本の行く末にとってもで大事な場面ゆえ、東側陣営も、簡単には引かず。 
 26日、柿沢幹事長は、自ら辞任することを改めて否定。松野代表も、(集団離党の脅しに屈さず?)、柿沢氏を続投させる意向を示したという。(・・)

『維新の党の柿沢未途幹事長は26日、国会内での党会合で、党の対応が未定の山形市長選で特定の立候補予定者を応援した問題に関し、幹事長を辞任する考えのないことを強調した。

 発言は次の通り。

 「冒頭、私が山形市長選挙の応援にはいったことについてマスコミでもいろいろ取り上げられていてみなさんにもご心配おかけしていますことを申し訳なく思っている。この問題をめぐって『幹事長辞めろ』という声を頂戴していて、また党内からもさまざまな私に対する批判をいただいていて、この点についても非常に党内の状況を見ていると私も残念に思っているところです」

 「そうした中で私自身もいろいろ考えてまいりましたけども、しかし、こんなことで私が幹事長を辞めるというわけにはいかないと思っていますし、また、党内外からも『絶対に辞めるな』という声も多数頂戴しています」

 「これから現場のみなさんとも意思疎通はかりながら党運営にあたってまいりたいと思いますし、私自身も党内の内輪もめについては外向けに言わない方がいいという思いで黙ってまいりましたけども、しかしこの間の経過についてどこかでみなさんにも説明したいと思っています」

 「今日はそうしたことを話し合う場ではないので国会議事の話を進めていただきたいが、当面の国会運営、さきほど馬場国対委員長がお話しされたとおりこれからも着実に進めていってもらいたいと思います」(産経新聞15年8月26日)』

* * * * *

『維新の党の松野頼久代表は26日、地元の意向に反して山形市長選(9月13日投開票)で特定の候補予定者を応援した柿沢未途幹事長の進退について、「27日正午までに発表する」と述べた。関係者によると、柿沢氏を続投させる意向だという。一方、柿沢氏の辞任を求めている松井一郎顧問(大阪府知事)は26日、顧問職の辞表を27日に党事務局に提出すると表明し、橋下徹最高顧問(大阪市長)も自身に同調すると強調。党内は分裂含みの様相を強めている。

 松野氏は26日深夜、自身に近い同党議員に対し、電話で「柿沢氏を更迭する考えはない」と伝えた。当面は柿沢氏を続投させ、党内のさらなる話し合いを促す考えとみられる。柿沢氏も同日の党会合で、「こんなことで辞めるわけにはいかない」と述べ、幹事長職の辞任を拒否した。

 これに対し、松井氏は大阪市内で記者団に、「『しがみつく』と言っているんでしょ。その人の下で議員集団のサポートはできない」と述べた。さらに、松井氏は「顧問は辞める。(顧問職を)このまま続ければ、逆にそれが党を割ることになる」と強調。盟友の橋下氏も同調して最高顧問を辞任するかを問われると、「そういうことになるでしょう」と述べた。

 松井氏に近い大阪系議員からは「松井氏が出て行くのなら、自分たちが党内に残るわけにはいかない」と集団離党をちらつかせながら、柿沢氏の辞任を迫る意見も出ている。(産経新聞15年8月27日)』

* * * * *

 そして、すったもんだの挙句、27日の午前中、ついに松井一郎氏が維新の党を離党することを発表。今、ネットを見たら、橋下氏も離党する考えを伝えたという。(**)

『維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)は27日午前、松野頼久代表らに、メールで松井一郎顧問(大阪府知事)とともに離党する考えを伝えた。松井氏が辞任を要求していた柿沢未途幹事長が続投する方向となったため。松井氏は同日、大阪府庁で記者団に「(党執行部は)永田町病にかかっている。党を離れ、大阪に集中する」と表明した。
 柿沢氏が地元の反対を押し切り、山形市長選で民主党などが推す立候補予定者を応援したことをめぐって、松井氏が反発し、辞任を要求。柿沢氏が拒否したため、党全体を巻き込んだ対立となっていた。

 橋下氏は松野氏らに対し、柿沢幹事長の留任を容認する▽要請していた討論会の開催見送り▽党は割らない▽橋下、松井両氏は大阪政治に専念する、との自身の方針を伝えた。松野氏はこれを了承した。橋下氏は午後、記者会見で離党を正式表明する予定。
 松井氏はこの日も「大事件を起こさない限り、幹事長職にとどまるのか。その価値観に僕はもうついて行けない」と柿沢氏を改めて批判した。一方で「党を割ろうとしてやっているんじゃない」とも語った。

 馬場伸幸国対委員長(衆院大阪17区)は国会内で記者団に、橋下氏から「即党を割るようなことはせずに、国会は安全保障問題があるので、それに集中してほしい」との指示があったことを明かした。橋下、松井両氏に近い国会議員は当面、推移を見守る姿勢だが、松野代表ら執行部への反発を強めており、分裂回避は難しい状況になっている。
 11月には大阪府知事、大阪市長のダブル選挙も控えており、橋下、松井両氏には、離党して、こうした大型選挙に集中する狙いもあるとみられる。(朝日新聞15年8月27日)』

* * * * *

 でもって、維新の東側陣営には、こんなことにたじろがず。もはや大阪維新に配慮する必要はないので、野党5党の共闘体制をさらに強固にして、安倍自民党と全力で対峙して欲しいと願っているmewなのだった。(@@)


     THANKS


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記事 [政治・選挙・NHK191] 全階層が戦争法反対<本澤二郎の「日本の風景」(2098) <池田氏を裏切った太田・山口ら公明党> 
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52113735.html
2015年08月27日 「ジャーナリスト同盟」通信

<残った創価学会>

 宗教界も戦争法反対に立ち上がってきている。学会や労働界、そして一番活動的な学生・主婦も戦争法反対に立ち上がってきた。まさに主権者の決起そのものである。中国のテレビは、あらゆる階層の戦争法NOのデモを大きく映像で紹介している。「いい日本人に感動している」が、比例して安倍と公明党憎しが増大している。そして不甲斐ない池田大作氏の創価学会に対して「どうしてか」との疑問は、反発へと拡大している。唯一戦争法を支援する創価学会という最悪局面に追い込まれている。そこでの安倍・自公の強行採決か、刻一刻、悲劇は近づいている。

<宗祖日蓮を裏切る創価学会>

 創価学会の信仰する本尊は、宗祖日蓮である。彼は法難の中で成長、そうして庶民から武士まで信仰者にした。正義を説く宗教には法難はつきものである。
 創価学会もまた法難を受けてきた。回避するための装置が公明党であった。それが、あろうことか戦前の国粋主義と結びついて、日本国民とアジア諸国民を裏切る戦争法に突進している。
 これぞ、法難を恐れるあまり日蓮の教えに反している。

<池田氏を裏切った太田・山口ら公明党>

 問題の根っこには、公明党の腐敗体質にある。政治をわきまえない、甘すぎる人間がバッジをつける恐怖でもある。儒家は修身斉家治国平天下を説くが、根本の修身斉家に合格していない。それは安倍にもいえる。
 公明党の歴代の幹部には、ろくなものがいない。婦人部が選挙で手を抜けば、すべてがいい加減な人物であることが露呈する。料亭・女・金で崩れる輩ばかりである。そうして恩師を裏切ってしまった。
 いまの公明党の惨状であろう。宗教者に値しない政治屋ばかりだ。権力の走狗に成り下がって、国民をいたぶっている。これぞ公明党の正体なのであろう。日蓮・池田主義が少しでもあれば、国粋主義に呑み込まれることはないはずである。池田氏を裏切った太田、それに連動した山口・井上・北側らは、昔なら切腹ものであろう。

<日本国民を裏切った池田・創価学会>

 日本国民が選択した平和憲法である。世界に約束した戦後日本の国際公約である。軍事力による平和などない。戦争は犯罪である。
 9条憲法は、国民に平和を約束してくれる最高手段である。それゆえに朝鮮戦争やベトナム戦争に日本は、巻き込まれないで平和を享受してきた。これまでの創価学会の確固たる路線でもあった。それを世界に発信して信者獲得に成功してきたものであろう。
 だが、この2年は全く違う。軍事力の日本へと舵を切った公明党である。それを容認してきた創価学会だった。憲法違反の数々は、日本国民を裏切った創価学会を意味する。
 これは由々しき一大事である。その極め付きが戦争法の強行である。このことを日本国民は忘れない。

<アジア諸国民を裏切る蛮行>

 戦争法は、主権者である日本国民への裏切りだけで済まない。13億の中国人民を含むアジア諸国民への裏切りでもある。
 国家神道と軍国主義の復活にかける極右・日本会議と武器弾薬生産による暴利を当て込む財閥を喜ばせるだけではない。ワシントンの戦争屋を狂喜させてもいる。ここに大義はひとかけらもない。
 アジア諸国民・国際社会に懸念を抱かせる戦争法強行は、人類の名において否定・弾劾されるだろう。公明党・創価学会の蛮行と指摘されるゆえんである。逆に創価学会が覚醒して、公明党を断罪すれば戦争法は成立しない。

<覚醒する動き>

 悪法を強行する悪人の精神が安定することはない。それが健康破壊の原因となる。
 8月22、23日に自宅で休養した安倍は、25日の国会での民主党議員が質問している、その最中に便所に駆け込んだ。そうならないための、薬の効果が切れてしまっている証拠である。心配する山口が翌日官邸に駆け込んで、安倍の様子もかねて、戦争法強行の決意を確認している。
 列島全土からの怒りの決起の効果であろう。NHKは野党議員の手厳しい質問を遮るように、中継を止めてしまった。これは体制の動揺を伝えている。
 他方、8・25NHK包囲デモを、朝日新聞デジタルが記事にしたと、関係者は驚いている。国民の怒りのデモを報道しないNHK・読売・産経は承知していたが、大手の新聞テレビも右ならえしていたのであろう。恐れ入る日本のメディアであろうか。
 国会では「アメリカの間違った戦争(が全てだが)にも自衛隊を提供するのか」という率直な質問があったという。国民目線の質問が初めて国会に登場している。民主党など野党の猛省を求めたい。

<残るは創価学会のみ>

 列島が戦争法反対で燃え上がっている。ひとり信濃町が沈黙しているが、もはや許されるものではない。決断声明を出す時である。機会を逃すな!

2015年8月27日記(武漢大学客員教授・日本記者クラブ会員) 



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/512.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <これは酷い>中谷防衛大臣「米国の軍艦に日本人が居なくても防護対象」⇒野党から猛反発!「安倍首相の説明は何だったのか!」
【これは酷い】中谷防衛大臣「米国の軍艦に日本人が居なくても防護対象」⇒野党から猛反発!「安倍首相の説明は何だったのか!」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7760.html
2015.08.27 13:30 真実を探すブログ








☆「邦人乗船が絶対ではない」 防衛相、米艦防護要件巡り
URL http://www.asahi.com/articles/ASH8V42CYH8VUTFK008.html
引用:
 安全保障関連法案を審議する参院特別委員会は26日、一般質疑を行った。集団的自衛権を行使する代表的事例として、安倍晋三首相らが再三強調してきた邦人輸送中の米艦防護について、中谷元・防衛相は「邦人が乗っているかは絶対的なものではない」と述べ、邦人保護が行使の理由にならないことを認めた。
:引用終了


“米艦防護に邦人存否は無関係”大臣答弁に野党反発(15/08/26)


総理の掲げたあの事例に中谷大臣は・・・


以下、ネットの反応






















これは酷い。あれだけ安倍首相が「米国の軍艦に日本人が乗っていたら、それを守るのが集団的自衛権です」と強調していたのに、その前提条件が大嘘だったということになります。


だったら、最初から米国の軍艦を自衛隊が守っている絵を使うべきです。民主党議員が言っているように、このような方法は本当に最低だと思います。
中谷防衛大臣の失言だけで終わらせて良い問題ではなく、安倍首相の説明や自民党の宣伝にも切り込むべきです。




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/513.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 買春疑惑には触れず 武藤議員「言い訳」だらけの噴飯会見(日刊ゲンダイ)
             深々と頭を下げる武藤貴也議員(C)日刊ゲンダイ


買春疑惑には触れず 武藤議員「言い訳」だらけの噴飯会見
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163156
2015年8月27日 日刊ゲンダイ


 27日発売の「週刊文春」に、未成年男性の買春疑惑を報じられている武藤貴也衆院議員(36)が26日、“緊急会見”を開いた。てっきりこの疑惑の釈明かと思ったら、「未公開株」の話をデッチ上げてカネを集めた“黒い集金疑惑”の釈明だった。

 しかも、自民党を離党したくせに平河クラブ(自民党担当)と滋賀県政クラブ以外の記者を会場から締め出し、自分に都合のいいことを一方的にベラベラとしゃべっただけ。それもたった40分間で打ち切りだったから、説明責任も何もない。

 この疑惑の核心は、武藤が「国会議員枠」という言葉でカネを集めたのかどうかだ。〈この案件はクローズだからね。正直証券会社からもうちが国会議員のために枠を抑えてるのとが一般に知れたら大変だと言っています〉(原文ママ)と、武藤が「知人A氏」に対し、口止めするLINEのやりとりが文春に掲載されたからだ。

 ところが、武藤は「国会議員枠という言葉が独り歩きしている」とこれを完全否定。「A氏を完全に信頼していたため乱雑なLINEのやりとりになってしまった」「証券会社が押さえていた枠は一般顧客のためのものだった」「国会議員枠を押さえていると思われたら大変だという意味だった」と言い訳した。

 こんな説明は誰も信用できないから、記者クラブも一応突っ込みは入れたが、武藤の隣に座っている弁護士が「質問は1社1つ」「あと2分」などと邪魔をするものだから、追及は中途半端なまま終わってしまった。

 しかも、武藤は聞かれてもいないのに、A氏の情報もベラベラしゃべった。10年以上前の学生時代から寝食を共にするほど懇意だったこと、有名ブランドを転売して利ザヤを稼いでいたこと、ブラックリストに載り証券会社に口座を作れない人物だったこと、金銭トラブルが原因で疎遠になったことなどである。そして、フト寂しそうな表情を浮かべ、「彼の心の中で何かが変わってしまったのかもしれません」と漏らした。噴飯会見と言うしかない。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <四面楚歌>安倍総理の母校も戦争法案に反対!「成蹊学園有志(成蹊大・高・中)」が声明を出していたことが判明
【四面楚歌】安倍総理の母校も戦争法案に反対!「成蹊学園有志(成蹊大・高・中)」が声明を出していたことが判明
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/4589
2015/08/27 健康になるためのブログ



安倍晋三首相の母校、成蹊大や、成蹊中学・高校などの教員らによる「成蹊学園有志」が、安全保障関連法案をめぐり、首相に「平和を求める多くの人々の声に謙虚に耳を傾け、廃案にすることを切に望む」と求める声明を出していたことがわかりました。


http://linkis.com/www.nikkansports.com/nUg6C
声明は15日付。「首相が卒業した成蹊学園は、かつて少なからぬ同窓生を戦地へと送り出した歴史を持っている」と振り返り、首相に「次代を担う若い世代を再び戦地に送らないために、そうした痛恨の歴史に学ぶ」ことを求めている。


以下ネットの反応。












「ソーリ、もう味方はおりません、今すぐ撤退を!撤退のご英断を!」とご進言する賢い参謀はいないんでしょうかね?みんないけいけどんどんの「日本会議」でバッチリ決められちゃってるんでしょうか?


【(戦前の)日本を取り戻す】安倍政権を裏で操る「日本会議」とは?19閣僚中15人がメンバー
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/2699


成蹊学園有志が声明を出したことは非常に勇気のある行いだと思いますし、尊敬します。「民主主義が死んだ日本」で生きたくない人は続いて声を上げなければなりません。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/515.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「首相夫人の行為が支持者離れに直結する」と官邸から心配の声(女性セブン)
                奔放な昭恵氏の行動に官邸では心配の声も?


「首相夫人の行為が支持者離れに直結する」と官邸から心配の声
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150827-00000018-pseven-soci
女性セブン2015年9月10日号


 新国立競技場の建設費問題、連日の安保法制反対デモに加え、肝入りの戦後70年談話は「左右両陣営への妥協の産物」「出す意味がなかった」と党内での評価も散々。安倍晋三内閣の支持率は一時37%にまで落ち込んだ(7月30日共同通信調査)。

 さらに最近、安倍首相の体調は芳しくないという。

「持病の潰瘍性大腸炎は完治することはありません。普段は薬で抑えていますが、ストレスですぐに悪化しますからね。ここ最近、トイレの回数も増えていて、30分に1回はトイレに立つ日も珍しくない。体重も減ったし、官邸周辺では“かなりキツいのでは”という声も聞こえてきます。実際、今は慶應大学准教授の主治医が官邸でも付きっきりです」(自民党関係者)

 しかし、そんな安倍首相に対し、妻の昭恵さん(53才)は自由奔放に暮らしている。8月下旬のある夜、昭恵さんが南青山の会員制バーに布袋寅泰(53才)を呼び出し、酔って首筋にキスをするなど絡みついていた様子を女性セブンがキャッチしたのだ。

 そんな昭恵さんの行状に、首相官邸では今、心配の声が高まっている。

「いくら自由だといっても、首相に逆風が吹き荒れているこの時期に、あまりに軽率だと思います。昭恵さんの一挙手一投足もまた注目されていますから、泥酔して顰蹙を買うような行為が続けば、首相自身の支持者離れに直結する。もう少しファーストレディーとしての自覚を持ってもらいたい」(永田町関係者)

 昭恵さんの連日の宴を横目に、公務を終えて私邸に直帰した安倍首相は、同居する母親の洋子さん(87才)の部屋でくつろぎ、趣味のDVD鑑賞をして妻の帰りを待たずに寝るという。

「岸信介さんの長女として育った洋子さんは、政治家一家の内助の功を知り尽くしていますから、昭恵さんの奔放さに苦言を呈したこともあるそうです」(前出・自民党関係者)



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/516.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 2015.8.26安保特「前原かねいち氏の意向を受けて、防衛省がニュータイプの徴兵制?!」 参議院議員 山本太郎
2015.8.26安保特「前原かねいち氏の意向を受けて、防衛省がニュータイプの徴兵制?!」
http://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/5141
2015年08月27日 参議院議員 山本太郎 国会活動


山本太郎 8/26「経済的徴兵制」【全19分】


○山本太郎君 ありがとうございます。生活の党と山本太郎となかまたち共同代表の山本太郎です。


いきなりですけれども、通告なしの質問です。日本国憲法第18条にはこうあります。「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。」。これは、人を奴隷的拘束に置くこと、通常考えられる以上の苦痛を伴うような強制的な労務は、犯罪による処罰以外では、たとえ本人の同意があったとしても絶対的に禁止だよということですよね。


日本国憲法第18条を根拠として、徴兵制は我が国では憲法違反であるという理解でよろしいでしょうか、防衛大臣。


○国務大臣(中谷元君) そもそも、徴兵制は憲法十八条が禁止する意に反する苦役に該当する明白な憲法違反でありまして、徴兵制の導入は全くないということでございます。


○山本太郎君 ありがとうございました。通告なしの答えにもばっちりのお答えをいただきました。


これ、特に意に反するという部分、意に反するという部分が一番のポイントであり、大切な重要なところだと思いますけれども、いかがお考えですか、大臣。


○国務大臣(中谷元君) 戦後の日本は、自由そして民主主義、これが基本でありまして、この自由主義、民主主義に反しているということで、大事な規定だと思っております。


○山本太郎君 意に反するということがすごく重要な部分だということをおっしゃってくださったんですよね。ありがとうございます。


では、パネルをお願いします。(資料提示)


先ほど、お名前の間違いがありました。前原キンイチさんではございません、前原カネイチさんでございます。是非、覚えて差し上げてください。


本日は、8月6日に質問を私がいたしました経済的徴兵制の続きでございます。


パネル、配付資料でお示ししましたのは、昨年5月26日、文部科学省の学生への経済的支援の在り方に関する検討会議事録、当時、経済同友会専務理事の前原金一(かねいち)さんの発言です。この前原さん、奨学金の日本学生支援機構での立場が二転三転したんですよ。というのも、この8月3日の委員会に是非お呼びしたいということでスケジュールをお伺いしたんですけれども、その立場が二転三転したという話を今からしたいと思うんです。


日本学生支援機構にそのことについて、あれどうなった、あのときのこと、あのときの混乱どうなったと、スケジュールのことを改めて確認しましたところ、前原さんは、質問当日の8月3日はまだ日本学生支援機構運営評議会委員だったんですけれども、質問の翌日の8月4日に退任手続が完了して、8月1日付けで日本学生支援機構運営評議会委員を退任したそうなんですよね。何でこんなややこしいことをするのか、よく分からないなというね。だったら委員会呼べたんじゃないのかとも思うんですけれども、よく分からないな、やっていることがという話なんです。


参考人としてお呼びすることを理事会でも協議していただいたんですけれども、残念ながら、経済同友会の壁は厚かったのか、駄目でした。


話を進めます。パネルの下の部分、資料の下の方ですかね、前原さんの発言がございます。百数十万人いる無職の者の就職対策として、防衛省は二年コースのインターンシップをやってもいいと言っているという発言について、中谷防衛大臣、先日、防衛省では前原氏に対して、企業が新規採用者を二年間自衛隊に実習生として派遣するとのプログラムのイメージについてお示ししたことはございます、プログラムのイメージについてお示しをしたことはございますとお答えになられました。


パネルを替えていただきました。


防衛省が作ったというプログラムのイメージをパネルにいたしました。皆様はお手元に資料があると思います。これ、先ほど共産党さんも出されていましたよね。これ、タイトルがあります。「これって、新しいタイプの「徴兵制」じゃないの」というのは、こちら、私で勝手に付けました。もちろんですよね。その下の部分が防衛省から提出してもらったものです。


防衛省の説明では、二年ほど前、内閣官房副長官補室の再チャレンジ担当者から経済同友会、前原さんの意向が伝えられ、防衛省で作成したということでした。内閣官房、これ事実でしょうか。その経緯について簡潔明瞭に御説明いただきたいのですが。


○政府参考人(岩渕豊君) 御説明申し上げます。


政府におきましては、平成25年の2月から若者・女性活躍推進フォーラムを開催し、再チャレンジ担当大臣の下で若者の活躍に関する取組についての検討を行い、提言を取りまとめました。その過程で、就職・採用活動開始時期の変更について経済三団体に事務方から説明に伺いました。


経済同友会につきましては、当時この件を担当されていた前原金一副代表幹事・専務理事に説明いたしましたが、その際に先方から、若者が自衛隊において研修することについての提案がありましたので、防衛省にその旨をお伝えいたしました。


○山本太郎君 以上ですか。


この経済同友会の前原さんという人の意向が伝えられるとどうして防衛省はこういうものを作ってくるのかというのが、訳が分からないですよね、よく分からないなと。今日はその内容について質問していきたいと思います。


この防衛省が作成いたしました長期自衛隊インターンシッププログラム、イメージ、企業と提携した人材確保育成プログラムですけれども、これは防衛省の誰の責任で作成し、誰の決裁で前原氏に提出し、そして当時の防衛大臣は、小野寺さんですかね、知っていたんでしょうか。簡潔に御説明ください。


○政府参考人(真部朗君) 防衛省におきましては、今委員おっしゃいました前原氏に対しまして、企業が新規採用者を二年間自衛隊に実習生として派遣するというプログラムのイメージにつきましてお示ししております。これは、自衛隊へのインターンシップ受入れにつきまして前原氏側から関心が示されたと。それを受けまして、防衛省の任期制自衛官制度に当てはめた場合のプログラムのイメージの一案、そういうものとして、課題も含めて当時お示しをいたしたものでございます。


あくまで部外の有識者に対しお示しするイメージの一案、これを担当課において作成したものでございまして、当時の防衛大臣に対して報告あるいは説明をしたというものではないというふうに承知をいたしております。


○山本太郎君 大臣も知らなかったって。だって、防衛省の人間使ったんですよ。話聞いたら、これ三、四人で作りましたと、二か月ぐらい掛かってと。防衛省の人間を使って、しかも税金で食っている人たちですよ。なのに、大臣はそんなこと知らないんですかという話なんですよね。


で、誰が作ったんですかという話についてはちょっと具体的には聞けなかったような感じがするんですけれども、そうでもなかったですか。(発言する者あり)ありがとうございます。具体的にお願いします。何々課、誰々ですか。


○政府参考人(真部朗君) 先ほど担当課と申しましたが、この担当課は人事教育局の人材育成課でございます。


○山本太郎君 ありがとうございます。


なるほど、そうですか。(発言する者あり)あっ、そのとき関わっていたんですか、御本人。そのときは部署が違うかったんですかね。


○政府参考人(真部朗君) これは二十五年当時でございますので、私自身はこれには関わっておりません。


○山本太郎君 ありがとうございます。


後ろからリクエスト来るので、ついでに聞いてみたいと思います。局長は知っているのかという檄が飛びましたので、局長さんは御存じだったんでしょうか、このことは。


○委員長(鴻池祥肇君) 質問ですか、今。


○山本太郎君 はい、そうです。委員長、済みません。済みません、委員長。


○政府参考人(真部朗君) 当時の局長にまで報告なり説明なりはしたというところの確認は取れておりません。


○山本太郎君 ありがとうございます。


じゃ、それを確認していただいて理事会に報告していただけるように、お取り計らいをよろしくお願いいたします。


○委員長(鴻池祥肇君) 後の理事会で諮ります。


○山本太郎君 戻ります。このパネル、このイメージの内容に戻りますと、見てみると、企業側から見れば、企業側から見れば、新規採用者、二年間、自衛隊に実習生として派遣するとあります。実習生とは言っているんですけれども、自衛隊側から見ると、二年間、任期制自衛官として正式に採用、給料も自衛隊が支給すると、給与等も自衛隊支給。まさに自衛隊員そのものになりますよというお話なんです。


防衛省側のメリットとしては、厳しい募集環境の中、援護不要の若くて有為な人材を毎年一定数確保することができる、企業側との関係が進めば、将来的には予備自衛官としての活用も視野と書いてあります。


これって、企業に正社員として採用されたが、本人が望んでいないのに、企業の指示、命令で二年間、自衛隊員として勤務させられるということになるんじゃないですか。これ、まさに本人の意に反する自衛隊勤務ってことになりますよね。これって新しいタイプの徴兵制じゃないのって思うんですけど、大臣、どう思われますか、防衛大臣。


○国務大臣(中谷元君) 当時の担当者から意見を聞いたわけじゃございませんが、あくまでも二年に限ったインターンシップということでございまして、これを、将来も拘束するという意図もない、純粋にインターンシップとして捉えていたのではないかと思います。


なお、この点につきまして、身分、給与、採用選考などの様々な点で課題はたくさんあるわけでございまして、この中身、具体的な検討についてはその後行っていないというふうに聞いております。


○山本太郎君 今やられていないから別に問題ないじゃないかという話ではないと思うんですよ。こんなことが行われていたという事実があるんですよね。


岸田大臣、これ、またついでにと言ったらおかしいんですけれども、その流れでちょっとお聞きしたいんですけれども。昨日はありがとうございました。総理が答えないことを大臣が答えられる範囲で答えていただけて、ありがとうございました。


話は戻るんですけれども、再チャレンジ担当大臣でいらっしゃったんですよね、以前。ちょうど2007年ぐらいですか、夏ぐらいに。その絡みということもあるわけなんですけれども、これ、ニュータイプの徴兵制というにおいというか、何か、ぱっと聞いてみて、何かそんな感じというのを大臣自身は受けないですか。短めにコメントいただけると助かります。


○国務大臣(岸田文雄君) 少なくとも、私、そのプログラムを拝見しまして、ニュータイプの徴兵制だということは感じておりません。


○山本太郎君 ありがとうございました。


資料に戻ります。真ん中の段、企業側のメリットと書かれた一ポツ目、企業側のメリット、こんなことありますって書かれています。自衛隊で鍛えられた自衛隊製体育会系人材を毎年一定数確保することが可能という宣伝文句にしているんですよ。


そんなつもりで元々いた会社の面接を受けた人ってほぼいませんよね、自分がまさか自衛隊製の体育会系人材にされると思って。全然関係の、だったら元々、自衛隊の面接受けてますって話ですよね、それが希望だったら。何なんだ、それって。企業の指示、命令で二年間、自衛隊員として勤務させられるという、まさに本人の意に反する自衛隊勤務。憲法第十八条違反じゃないですか、これって。


中谷大臣、今後とも、防衛装備調達など防衛省・自衛隊とつながりのある企業も含めて、このような企業と連携した自衛官の採用ということ、行うことはないんだというふうに断言していただけますか。


○国務大臣(中谷元君) この目的というのは、インターンシップということで短期間に学ぶというのが目的ではないかなと思っておりますが、企業側のメリットにつきましては企業側の方がお考えになったことでございます。


しかし、このような徴兵制を狙うとか、その人の意に反して拘束するとか、そういう気持ちは毛頭ございませんし、そういう計画は私は作らせません。


○山本太郎君 もう普通に考えて、二年間、インターンシップという名の下に、元々行っていた会社、自衛隊に行くつもりじゃなかったのに行かされてというような状況をつくるということ自体がもう憲法十八条違反になっているということなんですよ。それを感じもせずに、経済団体のおじさんと、そして防衛省の人間が一緒になってそのイメージつくりましたみたいな感じでやり取りやられていること自体が恐ろしいという話なんです。でも、そういうことはしない、この先しないということが確認されたと思います。


続きまして、パネルの上の方になりますかね。前原さんが奨学金の延滞者情報を求めた、奨学金延滞者情報を欲しい、求めていた件。八月三日の質疑で日本学生支援機構は、個別の延滞者の情報について、前原委員あるいは防衛省、他省庁に提供したり、防衛省や他省庁から問合せを受けた事実はございませんと答弁されました。


下村大臣、お待たせいたしました、申し訳ございません。今後とも、防衛省や他省庁に対して個別の延滞者の情報を提供することはないと断言していただけますか。


○国務大臣(下村博文君) おっしゃるとおりでありまして、この奨学金に関する個別の延滞者の情報について、日本学生支援機構は、防衛省や他省庁に対してこれまで情報提供を行ったこともございませんし、今後も提供を行うことは考えておりません。


○山本太郎君 ありがとうございます。


下村大臣、先日テレビ番組で、低所得者の方の奨学金の返済について、マイナンバーを活用して返済猶予など所得連動型返済制度をつくると言われていたんですけれども、これちょっと少し不安になるんですね。もちろん、奨学金返済について、もっと若い人たちの負担が軽くなるようなことを考えてくださっていると思うんですけど、少し心配がある。それは何か、マイナンバーなんですよ。


例えば、マイナンバーのような共通番号制度を取り入れたアメリカでは、年間900万件を超える成り済まし、損失額は2006年からの二年間で被害が約2兆円ですって。共通番号制度はやばい、セキュリティー万全なんて無理ということがもう世界中のこれ主流なんですよね。目的別にばらばらの番号制に移行しているのが現実なんですよ。


それだけじゃなく、奨学金情報が防衛省に伝わってというか共有されてしまったりとか、延滞者リストなど奨学金情報が自衛官募集に利用されることになるんじゃないかなというふうにちょっと不安になるんですけれども、それもないんだということをはっきりと言っていただきたいとともに、もしも、今大臣が考えていらっしゃっている奨学金の全無利子化、そして所得連動型の返還制度というものにおいてマイナンバーを使うというお気持ちがあるんだったら、それを使わないという選択肢もそれを申請する人たちが選べるということをお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。


○国務大臣(下村博文君) 我が国で考えられておりますマイナンバー制度において取り扱うことができる個人情報は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー制度法におきまして規定されている所得とか、それから年金の受給等に関する情報、これにもう限定しているわけであります。日本学生支援機構の奨学金の延滞者等に関する情報は含まれておりません。ですから、当然、防衛省等の日本学生支援機構以外の機関が延滞者の情報を利用することはできないわけでございます。


そして、この所得連動返還型奨学金制度をなぜ導入しようと考えているのかは、年収300万以下については返済猶予をすると。それが必ずしも若いときだけでなく、場合によっては失業するとかいう形で、40代、50代でもそういうときがあるかもしれません。そのときに、所得証明が三百万以下であればその期間は返済しなくてもいいと、そういうような非常に使い勝手のいいことを考えておりますし、所得に合わせて返済額も決めていくという意味では、これはマイナンバーできちっと所得を把握するという意味では重要なことだと思います。


ただ、どうしてもそれが嫌だということであれば、その方が毎年毎年所得証明書を役所に行って取って、そして支援機構に出さなければいけないということですから、相当手続的にはかえって利用者にとっては煩雑になるのではないかと思います。理論的にはそれは可能でありますが、やはりマイナンバーを活用するということの方が利用者にとっては十分なメリットがあるのではないかと思います。


○山本太郎君 時間が来たのでまとめたいと思うんですけれども、とにかく防衛省による若い人たちのリクルート、その情報の吸い取りというのはすごいんですね。全国のほとんど全ての市区町村から、中学三年生と、17歳から23歳までの合計七世代の若者の住所、氏名、性別、生年月日、個人情報を収集している。


次回予告なんですけれども、八重山毎日新聞で報じられました戸別訪問でやりたいと思います。


ありがとうございました。




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 学生たちが国会前でハンスト「戦争法案反対」(田中龍作ジャーナル)
学生たちが国会前でハンスト「戦争法案反対」
http://tanakaryusaku.jp/2015/08/00011842
2015年8月27日 19:03 田中龍作ジャーナル



ハンストに突入した4人。胸に決意を秘めているのだろう。笑顔の中にもピリピリした緊張感があった。=27日午後2時過ぎ 参院会館前 写真:筆者=


 戦争法案に反対する学生4人が、きょうから、国会前で無期限ハンストを始めた。


 4人は水とポカリスエットだけを採り、24時間態勢で座り込む。彼らはSEALDsではない。


 ハンスト突入にあたって4人が決意表明した―


 「安倍政権の戦争法案は絶対止めなければならない。怒りを持っています。戦争に加担することは明白です」(専修大学4年生・嶋根健二さん)


 「なぜハンストするのか? 日本の平和は戦争と関わっている。70年間平和だったというものの朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争と間接的に関わってきた。70年の平和を問い直したい」(上智大学2年生・井田敬さん)


 「(4人の)ハンストだけで安倍政権を倒せるとは思っていない。団体、市民、学者が反対声明を出している。(皆の)協力があってこそ(安保法案を)止められる。世論に影響を及ぼすマスコミの役割も大きい」(早稲田大学1年生・木本将太郎さん)



米軍辺野古基地の建設に反対する運動家たちが応援に駆けつけた。=27日午後2時過ぎ 参院会館前 写真:筆者=


 「直接行動によって真の民意を示す。打倒安倍政権。(安保法案の)審議は即停止」(専修大学4年・元木大介さん)。


 元木さんに今の気持ちを聞いた。「(ハンスト決行は)8月1日から決めていた。(最初は)生きた心地がしなかった。(その後)開き直った。今朝は『やってやるぞ』という気持ちになっていた」。


 悲壮感においては濃淡があったが、4人に共通していたのは、「戦争法案を許せない」という怒りと正義感だった。
 
 何事もなければ夏休みを満喫しているはずの学生が、国権の最高機関の前でハンガーストライキに打って出た。


 どこにでもいる若者をここまで追い詰めた安倍政権の非人間性こそ歴史に記すべきではないだろうか。


 〜終わり〜



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 橋下氏&松井氏が離党 維新分裂へ 大阪系十数人も“集団離党”[ZAKZAK(夕刊フジ)]
橋下氏&松井氏が離党 維新分裂へ 大阪系十数人も“集団離党”
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150827/plt1508271700002-n1.htm

 維新の党の内紛が27日、急展開した。山形市長選の対応をめぐり、松井一郎顧問(大阪府知事)が、柿沢未途幹事長の辞任を求めていた問題で、橋下徹最高顧問(大阪市長)と松井氏が離党の意向を表明した。今後、十数人という大阪系国会議員の「集団離党」に発展しかねない情勢だ。

 「党全体を敵に回すわけではないが、今の執行部のやり方は完全に永田町病にかかっている」

 松井氏は27日午前、府庁で記者団にこう語り、離党の決意を明らかにした。橋下氏も同日午後、離党の考えを明らかにした。

 ただ、大阪系議員の去就について、松井氏は「残って頑張ってもらいたい。永田町病を治療してほしい」と発言。橋下氏も周辺に「(大阪系議員は)離党はすべきでない」と伝えている。

 維新内紛のきっかけは、柿沢氏が14日、地元の意向に反して山形市長選(9月13日投開票)で特定の候補予定者を応援したこと。反発した松井氏が「ケジメをつける必要がある」と幹事長辞任を求め、大阪系議員も批判を強めた。

 松野頼久代表は「幹事長が辞する案件ではない」として口頭注意にとどめたが、松井氏は、柿沢氏が辞任しないなら顧問の辞表を出すと明言。激しいバトルが続いていた。

 橋下氏をめぐっては、近畿2府4県の維新勢力を結集して国政を動かす新たな政治グループ「関西維新の会」(大阪市中央区)が今月19日付で、政治団体として総務省に届けられたことが分かっている。橋下、松井両氏の離党は今後、「関西維新の会」を核とした政界再編、集団離党につながる可能性もある。

 橋下氏は同日午前、「柿沢氏の辞任の必要はない」とする考えを党幹部に伝え、松井氏と自身は、国政から距離を置く考えを示した。同時に、大阪系議員に対しては、集団離党に踏み切らないよう訴えた。

 松野氏ら党執行部は27日午後、全国会議員を対象にした会合を開催。橋下氏の考えを説明し、柿沢氏の続投が了承された。

 「非大阪系」と「大阪系」の内紛は収拾するのか。橋下氏は同日午後、大阪市役所で会見。「僕と松井知事はきたるダブル選に向け、国政と距離を置き、大阪の地方政治にしっかりと取り組みます。維新の党には、安保法制に対応してもらい、将来的にはしっかりと野党再編をしてもらう」などと述べた。

[ZAKZAK(夕刊フジ) 2015/8/27]
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 金銭トラブルの武藤議員 ピリピリ会見のウラには文春が報じた“疑惑”? [ZAKZAK(夕刊フジ)]
金銭トラブルの武藤議員 ピリピリ会見のウラには文春が報じた“疑惑”?
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150827/dms1508271900015-n1.htm

 未公開株をめぐる金銭トラブルが発覚し、自民党を離党した武藤貴也衆院議員が26日、初めて釈明会見を開いた。「プライベートな問題だ」として議員辞職を否定したが、複数のメディアを会見場に入れないなど、終始ピリピリムードを漂わせていた。背景には、トラブルをスクープした週刊文春が最新号(27日発売)で、武藤氏に関する「未成年買春」という驚がく記事を掲載したこともありそうだ。

 「現段階では議員辞職を考えておりません」

 武藤氏は26日午後、衆院議員会館で行われた会見でこう語った。

 文春によれば、武藤氏は昨年10月、ソフトウエア会社の未公開株の購入を「国会議員枠で買える」などとして知人に持ちかけ、23人から計約4100万円の出資を受けた。しかし、未公開株は購入せず、出資者が返金を求めたが、いまだに約700万円が返済されていないという。

 武藤氏は会見で「国会議員枠があったという認識はなかった」と報道の内容を否定。あくまで知人との金銭トラブルだったと強調した。議員活動の継続をアピールしたうえで、次期衆院選への出馬についても、「今後の私の活動にかかっている」と意欲をみせた。

 強気の姿勢を崩さなかった武藤氏だが、一連の対応でナーバスになっている一面ものぞかせた。

 弁護士同席の会見への出席を認めたのは、離党したはずの自民党を担当する平河クラブと、選挙区である滋賀県の県政クラブに所属する記者だけ。文春などの週刊誌やスポーツ紙の記者は“排除”され、「どうして入れないのか」「利己的だ」などと猛抗議した。

 武藤氏は約45分の“独演会”を終えると、衛視2人を両脇に従えて、足早にその場から立ち去った。武藤氏がピリピリしていた背景として、文春最新号に掲載された「驚がく記事」を指摘する向きもある。

 永田町関係者は「記者会見が始まる直前、文春の早刷りのコピーが永田町に出回った。問題の記事には『武藤貴也は議員宿舎で僕(19歳)を奴隷にした』『1回2万円“未成年買春”相手が告白』という衝撃的な見出しが付いていた。これが原因ではないか」と語る。

 同席した弁護士が「(未公開株トラブルに関する)記事以外の質問はご遠慮願います」とクギを刺していたためか、記者会見では、文春の驚がく記事に関する質問は出なかった。

 そこで、夕刊フジでは文春最新号の記事について質問状を送った。すると、武藤氏の事務所は「事実でない。辞職の意思がないことに変わりはない」と回答してきた。

[ZAKZAK(夕刊フジ) 2015/8/27]
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 小沢代表『対米従属しょうがない症候群』を糾弾(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-8fcf.html
2015年8月27日

昨日、8月26日(水)午後4時から、東京永田町の憲政記念館で

「緊急集会 『ぶっ壊せ!アベ安保法制』」

が開催された。

平野貞夫氏が主宰する日本一新の会によるイベントであった。

オールジャパン:平和と共生=AJPaC

も参加団体のひとつとして、広く主権者に参加を呼びかけた。

平日の昼間の時間にもかかわらず、500席の会場が、主権者によって埋め尽くされた。

小沢一郎氏の支持者だけでなく、アベ安保法制をぶっ壊したいと思う主権者が多数参集したのである。

本ブログ、メルマガ、

【オールジャパン平和と共生】サイト
https://www.alljapan25.com/

をご覧いただきご参集下さったすべての主権者のみなさまに深く感謝を申し上げたい。


集会は実行委員会の共同代表である二見伸明元衆議院議員のあいさつで幕を開けた。

第一部は、同じく実行委員会の共同代表である平野貞夫元参議院議員が、「生活の党と山本太郎となかまたち」共同代表の小沢一郎衆議院議員に対する質疑のかたちで進められた。

第二部は、集会に参集した主権者が質問に立ち、これに小沢一郎氏が答えるという形で進められた。

平野貞夫氏は、壇上で小沢一郎氏と対談をする形式の講演は初めてのことだと述べたが、この方式が非常に効果的であったと思われる。

さまざまな問題について、さまざまな角度から質問が投げかけられて、その質問に対して小沢一郎氏が持論を展開する形式であったから、小沢氏の考え方が非常に分かりやすく参加者に伝わったと思われる。


冒頭、あいさつに立った二見伸明氏は、

「自分は公明党を除名されたが、創価学会からは除名されていない」

と告白した。

そして、安倍政権が推進する安保法制=戦争法制制定反対の考えを表明した。

もともと公明党は、平和と福祉を看板に掲げて、創価学会を設立母体として創設された政党である。

この政党がいま、安倍政権と一緒になって戦争法制を推進している。

この行動に、多数の創価学会員が怒りの声を上げ始めているのだ。

すべての創価学会員が「平和と福祉」の基本理念に立ち帰るなら、戦争法案は間違いなく廃案に追い込まれることになる。


平野氏と小沢氏による対談で取り上げられた特筆事項は次の三つであろう。

第一は、安倍政権の行動が米国の指令に基くものであること。

本来は憲法があり、憲法の下に法律が制定され、その法律に則って行政権が行使される。

ところが、安倍政権の手法は完全に逆なのだ。

行政権の行使である日米ガイドラインがまずあって、これに合わせて法律が制定される。そして、その法律が憲法に違反していても押し通す。

すべての根源に日米ガイドラインが置かれるということになるが、この日米ガイドラインは日米で決めたものではない。

米国が決めたものなのだ。

だから、「日米ガイドライン」と表現するのはミスリーディングで、米国ガイドラインとするべきである。

米国が自衛隊の行動基準を定めて、それに合わせて安倍政権に法律制定を命令している。

そして、その法律が日本国憲法に違反しようと、構わない、としているのが米国で、安倍政権は、単に言いなりになっているだけなのだ。

この本末転倒が第一の問題だ。


第二は、この新ガイドラインとガイドラインを後付けする戦争法制のなかに、地理的制約が取り払われたことである。

周辺事態法には、地理的な制限が設けられていたが、アベ安保法制では、地理的概念が取り払われている。

存立危機事態でも重要影響事態でも、地理的制約が取り払われている。

つまり、地球上のどこへでも自衛隊が出動し、武力行使するということになる。

小沢氏は、安倍晋三氏の本音は、日本を軍事大国にして世界中で戦争を行える国にすることにあるのではないか、日米同盟をその口実として使っているのではないかと指摘した。

これまでの法制とはまったく異なる次元に突入することになる。


第三は、こうした憲法破壊行為が繰り広げられる背景に、日本人特有の

「流れに身を任せてしまう」

行動様式があるのではないかという指摘だ。

日本が危機に突入する原因になっているのは、こうした行動様式で、取り分け、現在の局面に当てはめると、

「対米従属しょうがない症候群」

が、最大の問題であると小沢氏が指摘した。

日本は敗戦国である。

米国が上から威圧的に命令すると、日本の官僚、政治家は、がたがたに崩れて、何もものを言えない。

押しに押されて、結局のところ、宗主国の米国さまがこう言っているんだから、こんな法律がつくられてしまっても、

「しょうがないよなあ」

で締め括ってしまう。

この「事なかれ主義」が日本を奈落の底に突き落とすのだと小沢氏は警鐘を鳴らした。

この「対米従属しょうがない症候群」に罹患しているのは、官僚や政治屋だけではない。

多数の日本国民が罹患してしまっている。

これが危機の本質であると、小沢氏は訴えた。

事態を打開するには、主権者が立ち上がり、行動するしかない。

「戦争法案廃案!安倍政権退陣!
 8・30国会10万人・全国100万人大行動」

http://sogakari.com/?p=633

に、どれだけ多くの主権者が参集して、行動を示すかが、アベ安保法制をぶっ壊すカギを握ることを小沢一郎氏が強調して集会は幕を閉じた。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「AERA」で語った翁長知事の”政治生命を賭ける覚悟”〜承認取り消しはタイミング、と明言/報ステ(8月4日)
(8月4日の報ステ)

 今週発売の雑誌「AERA」で翁長知事と佐藤優が対談。その中で語ったのは”政治生命を賭ける覚悟”だった。

 辺野古基金共同代表・佐藤優「辺野古には基地を造れないし出来ない。土砂を入れられても取り除けばいい。安部政権は沖縄の底力を甘く見ている。沖縄系の人々がアイデンティティーに目覚めてきている」

 翁長知事は承認取り消しについて、あとはタイミングだと取り消しを明言しこう述べた。
 翁長知事「ここ1.2年が政治生命をかける一番重要な時期だと思っています。安部政権は、”日本を取り戻す”と言いつつ米国の懐の中で生き抜こうとしています。沖縄で戦後レジームを死守しようとしている。ここで踏ん張れば日本も変わるし若者に私たちのDNAを引き継げる。辺野古移設を止めることが、沖縄にとっても日本にとっても大切です」

 知事(肉声)「やはり普天間飛行場を辺野古に移設するということは不可能である。辺野古唯一という以外にも、日米安保体制というようなものについての代わりはあろうかと思う。辺野古の場合にはそれを埋め立ててしまったら、すべてがダメになる」

 立野純二・朝日論説主幹「これは20年来の問題である。ここで話し合う時に、普天間の現状維持なのか、辺野古への移転なのか二つに一つなのだ、ということを言い合うだけでは道は開けないだろうとうと思う。
 これから長い目で、中国とはどう向き合うのか、米軍基地はどうあるべきなのか、自衛隊はどうあるべきか、といった対外戦略を広い眼でみて着地点を見出す努力が必要ではないか。
 こう考えると集中協議で向き合うべき相手は沖縄ではなく米国ではないかと思う。今回の対話がもし、安保法制を国会で論議している間だけの見せかけで、一か月後に手のひらを返すようなことがあれば、一層深い禍根を残すことになる。…これ以上沖縄の人たちを突き放し傷つける、そういった行動は厳に慎むべきだ」

・(タイミングが必要)
 http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/350.html#c5
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/522.html

記事 [政治・選挙・NHK191] (アベノミクス崩壊)株安で僕らの「年金」が消えた!「ここ6日間で5兆円」「リーマン並の株価下落で26兆円」の衝撃
健康になるためのブログ

【アベノミクス崩壊】株安で僕らの「年金」が消えた!「ここ6日間で5兆円」「リーマン並の株価下落で26兆円」の衝撃
http://健康法.jp/archives/4580




ここ1週間ほど世界的な同時株安が進みました。昨日今日はNYダウ・日経平均は若干持ち直しているようですが、震源地である上海株は追加金融緩和策を発表したにも関わらず続落を続けています。このまま上海株の続落が止まらなければ、当然のように他国の株価も再度下がるでしょう。

そして、ここ数日の株価下落でなんと我々の年金資金が5兆円も消失していることが、昨日の国会質疑で判明しました。



山井和則 叫んで叫びまくる山井 安定の音割れ 2015年8月26日 国会 厚生労働 最新








2015/01/29 「リーマン並の株価下落で年金資金26兆円消失」の衝撃 民主・長妻代表代行がGPIFリスク問題で政府を追及 〜損失のツケは国民へ!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/228600


長妻代表代行は、「GPIFにおける年金積立金運用リスクの想定損失額等に関する質問」を昨年2014年12月に政府に提出し、1月9日に政府答弁書が公表された。この長妻氏の質問主意書により、年金積立金の想定される損失額は「26.2兆円」にのぼるとされる政府答弁引き出された。



2015/01/29 民主党 長妻昭代表代行 定例会見


以下ネットの反応。















株をやっている人の間では今の株価が官製相場でGPIFが我々の「年金貯蓄」を使って、買い支えているというのは明白な事実。簡単に言えば庶民のお金を勝手に使って、株やってる富裕層を潤しているという仕組み。でもネトウヨはそれがわからず、株価上がってるから民主党時代よりいいじゃんでお終い。究極の無知。

国民に株式投資へのリスク、量的緩和の異常性を説明しない、究極の詐欺とも言えるアベノミクス。詐話師政権はいつまで続くのでしょうか?
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/523.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 安倍首相、総裁選は無投票再選の公算 自民全派閥が支持(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASH8W4SPWH8WUTFK007.html
2015年8月27日19時25分

 自民党は27日、9月末の安倍晋三総裁(首相)の任期満了に伴う総裁選について、9月8日告示、20日投開票とする方針を固めた。また、岸田派(45人)と石原派(14人)は27日、安倍首相の再選支持を正式に決定。党内の7派閥すべての支持を集めた安倍氏が無投票で再選されるとの見方が強まっている。

 谷垣禎一幹事長と、党総裁選挙管理委員長の野田毅税調会長が27日に党本部で協議し、総裁選日程を確認した。28日の選挙管理委員会で正式に決める。

 総裁選日程について、党執行部内には「安全保障関連法案という重要法案の審議中に、党の行事である総裁選を行うと野党の批判を招く」との懸念があり、法案を11日に成立させ、直後の14日に告示、26日投開票とする案も検討された。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/524.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 辺野古埋め立て取り消し判断は?〜司法の場で争うと対立は決定的なものともなりかねない/西川龍一(nhk) 7月22日
辺野古埋め立て取り消し判断は?/西川龍一(nhk) 7月22日

 沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡って、沖縄県の前知事が行った埋め立て承認に瑕疵があるとする報告書を県の第三者委員会がまとめました。これを受けて翁長知事は、来月以降、埋め立て承認の取り消しなどを判断することにしていますが、政府は引き続き埋め立てに向けた作業を進める考えで、政府と沖縄の溝はさら深まる様相です。今夜はこの問題について考えます。

 沖縄県の第三者委員会は、普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する翁長知事が設置しました。弁護士や生態系に詳しい研究者など6人がメンバーです。今年2月から行われた会議では、仲井真前知事が行った辺野古沿岸部の埋め立て承認に▽法律的な問題はなかったか▽「環境保全への十分な配慮」や「国土利用上、適正で合理的」といった埋め立て承認基準に適合しているかどうかといったことについて、検証が進められてきました。

 第三者委員会は、ほぼ半年をかけて行った検証の結果をまとめ、先週、翁長知事に報告しました。示された内容のうち、ポイントは2つです。仲井真前知事が行った埋め立て承認について、▽普天間基地の移設のためにただちに辺野古沖の埋め立てが必要だとすることに疑いがあること。もう一つは▽法律に基づく既存の環境保全計画に違反している可能性が高いことです。こうした点を踏まえれば、承認には瑕疵があり、法律に定められた要件を満たしていないと結論づけました。

 内容を詳しく見てみます。まず、移設のために辺野古沖の埋め立てが必要だとすることに疑いがあると指摘したのは、どういう意味があるのか。政府は、普天間基地の危険性を一刻も早く除去するためには、辺野古移設が唯一の解決策という立場です。これに対して沖縄県側は、なぜ移設先が辺野古でなければならないのか問い続けてきました。県内移設では、沖縄の負担軽減にはつながらないうえ、海兵隊の基地が沖縄になければならないという合理的な理由がないという考えからです。沖縄県にとって明確な回答が得られない中で、報告書は、海を埋め立てるという取り返しの付かない工事を進めるのなら、合理的な説明が必要だということを示し、国側に突きつけた形です。

 もう一つは、環境保全の問題です。元々、県の環境部局は、予定地周辺のさんご礁や国の天然記念物であるジュゴンへの影響など環境保全への懸念が払拭できないという意見でした。それが承認の際には、県の見解は「現段階で取り得ると考えられる環境保全措置が講じられている」となり、移設に反対する住民や自然保護団体などから疑問視する声があがっていたという経緯があります。報告書が法律に基づく環境保全計画に違反している可能性を指摘したことはこうした疑念を裏打ちする形です。

 翁長知事は、第三者委員会を設置した時から、委員会の報告を重視するという考えを示してきました。報告書の提出を受けて、顧問弁護士などと相談しながら、最大限尊重して承認の取り消しなどを判断する考えを示しています。資料とあわせると500ページを超える報告書の内容を精査するには、1か月程度はかかる見通しですが、承認が取り消されれば、国が進めている埋め立ての法律的な根拠が失われることになります。
これに対して、国側はどう考えているのでしょうか。菅官房長官は、沖縄県の有識者会議に関することに政府としてコメントすることは控えるべきとことわった上で、「前知事の埋め立て承認によって、すでに行政判断は示されている。」「わが国は法治国家で、行政の継続性という観点からはすでになされた承認に基づいて埋め立て工事を進めさせて頂いている」と述べました。

 国の沖縄防衛局は、翁長知事が第三者委員会を設置した際、結論が出るまで作業を中断して欲しいと要請したもののこれを受け入れず、ボーリング調査を続けています。こうした状況からすれば、報告書が出たからと言って、作業をやめるという選択肢はないというのが実情でしょう。
一方、この間、沖縄県議会で、辺野古移設に関係する新たな条例が成立しました。沖縄県内に持ち込まれる埋め立て用の土砂を規制するというもので、翁長知事の県議会与党の主導で成立したのです。条例の目的は、外来生物の進入を防ぐことで、本土とは異なる沖縄独特の生物の多様性を保護することです。県外から搬入される埋め立て工事に使う土砂に特定外来生物が混入しているおそれがある場合、知事は立ち入り調査を実施し、混入が認められれば使用の中止を勧告できます。辺野古の移設予定地の埋め立てには、2100万立方メートル、東京ドーム17杯分という大量の土砂が使われることになっていて、そのうち8割が県外から搬入される予定です。政府は、特定の事業を狙い撃ちにしたものにならないよう運用を見守るという立場を示しましたが、移設工事への影響は避けられないという見方が強まっています。

 一連の沖縄側の動きを受けて、今後、どういったことが想定されるのでしょうか。
翁長知事は、報告書の内容に沿って、埋め立て承認の取り消しや撤回を判断することにしていますが、結論を出すまでの間、政府に対し、改めて移設計画を中止・撤回するよう要請することも検討しています。去年就任してからほぼ4か月間、政府首脳との会談が実現しなかった翁長知事ですが、今月4日にも菅官房長官とは会談しています。翁長知事としては、なんとか開いた対話の窓を閉ざすことはないという姿勢です。
今後、翁長知事が承認の取り消しや撤回を決めれば、埋め立て作業の法律的な根拠が失われます。政府は国が違法な作業を続けると言われる事態を避けるため、地方自治法に基づく是正指示などの対抗措置を取ることになると見られます。こうした対応によって移設に向けた作業自体は止まることはないという見方もあります。ただ、そうなれば、司法の場で国と県が争うという事態も予想され、対立は決定的なものともなりかねません。

 安倍総理大臣は、新国立競技場の建設計画の見直しにあたって「国民の声に耳を傾けて見直す」と述べました。方針を転換したこの問題に比べ、こと辺野古移設に関しては、これまで県知事選挙や衆議院選挙など、各種の選挙で移設反対という沖縄の民意が示されても、政府は「普天間の危険性を一刻も早く除去するためには、辺野古移設が唯一の解決策」との立場を崩してきませんでした。民意によって見直しをするというのなら、辺野古の問題にはなぜかたくなな態度を取るのか、沖縄の気持ちに寄り添うと繰り返す政府側の言葉はどうなっているのかというのが、沖縄の人たちの気持ちです。国内問題とは違い、アメリカという相手がいるだけに、同じ対応は難しいとは言え、それでも主張すべきことは主張する。政府が県民の思いを伝える努力は不可欠だと思います。

(西川龍一 解説委員)

http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 議論が「熟す時」などやってくるはずのない安保法案  田中良紹
議論が「熟す時」などやってくるはずのない安保法案
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakayoshitsugu/20150826-00048865/
2015年8月26日 23時57分 田中良紹 | ジャーナリスト


衆議院段階で議論が消化不良のまま強行採決された安保法案は、参議院の審議によってますます意味不明の度合いを強めている。

なぜかと言えば、法案があいまいに作られている上、政府答弁が二転三転するからである。したがってほとんど質問と答弁はかみ合わない。かみ合わないまま審議時間だけが過ぎていく。

一見すると安倍政権が提出した安保法案は「まことにお粗末な法案」に見える。しかしそれを「お粗末だ」と批判するだけで阻止できるかといえば甘いかもしれない。安倍政権は当初から安保法案を意図的にそのように仕組んでいるかもしれないのである。

表で「国民の理解を得るようしっかり議論する」と言いながら、実は法案を誰にも理解できない内容にして国民の頭を混乱させ、理解できない答弁を繰り返すことで国民から合理的な判断能力を奪う目的かもしれない。

そう考える理由は、私が以前「フーテン老人世直し録」に書いたように、安倍政権が真似をしようとしているのが「ナチス」の手法だからである。2013年の参議院選挙に勝利して「ねじれ」が解消すると、麻生副総理ははっきりとそれを口にした。

改憲派の会合で麻生氏は、「ヒトラーは選挙で選ばれた。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わんでください。そして、彼はワイマール憲法という当時ヨーロッパで最も進んだ憲法下にあって出てきた」と発言した。麻生氏はまず「ファシズムは民主主義から生まれた」ことを説明したのである。

次いで「憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね」と発言した。会場には安倍支持者しかいないと思ったのか、麻生氏は安倍政権の目的を正直に吐露した。つまり「ナチスの政治を真似ること」が安倍政権の目的なのである。

実際、ヒトラーは権力を握るとワイマール憲法の順守と国際的平和主義を宣言して国民を安心させ、一方で中央銀行総裁シャハトと組み、巨額の手形を振り出して経済を好転させ、経済不況に苦しむドイツ国民を救済した。そのまた一方、国会議事堂放火事件を口実に共産党を弾圧し、緊急事態を口実に全権委任法を成立させてワイマール憲法を骨抜きにした。

独裁権力を獲得したヒトラーの手法について、片山杜秀慶応大学教授は著書『国の死に方』(新潮選書)の中で、ヒトラーはスターリンのように敵を粛正して権力を一元化したのではなく、民主憲法に縛られる政府と全体主義的な政党(ナチス)の二元体制を作り、責任の所在と役割分担をあいまいにすることでドイツ国民の合理的な判断能力を奪い、独裁権力を握ったと解説している。

ヒトラーは新たな政策を次々に国民に提案し、新組織を次々に立ち上げることで国民に考える時間を与えず、さらにメディアを支配して共産主義者とユダヤ人が外国と手を組みドイツの転覆をはかっているとのプロパガンダを流す。そしてベルリン・オリンピックを最大限に利用することで独裁権力を掌握したのである。

麻生発言以来の安倍政権は、まさしく国民に考える暇を与えないほど次々に新提案を行い、また新組織を続々立ち上げ、さらにメディアの中枢NHKを人事で掌握し、中国や韓国を擁護するいわゆる「自虐史観」の日本人を敵として、憲法改正を伴わない憲法体制の骨抜きに乗り出した。

安倍政権の依って立つ権力の源泉は選挙で得た議席数である。したがって「民主主義は多数決」という論理を振りかざす。しかしヒトラー独裁を肌身で経験したヨーロッパで「民主主義は多数決」という論理を信奉する者はいない。むしろ大衆の支持する政治は民主主義を破壊する可能性ありと考える。「少数意見の尊重」こそが民主主義なのである。

ところが民主主義に未熟な日本では安保法案をめぐる対立が民主主義と立憲主義の戦いになった。安倍政権は選挙で多数を得たことを最大の根拠として安保法案を押し通そうとする。一方、反対する側は法案が憲法違反であることを根拠とし、憲法に従わなければならない政治家が憲法を無視することは許されないと反対する。

しかし麻生発言を思い起こせば、安倍政権にどれほど立憲主義や民主主義を訴えても聞く耳を持つはずはない。むしろ意図的に議論を混乱させ、意味不明にすることを使命だと考え、しかもそれを「日本国民の生命と安全を守る唯一の道だ」と本気で思い込んでいる可能性がある。

そして国民の法案に対する理解などなくとも、ヒトラーが国会放火事件を口実に全権委任法を成立させて憲法を骨抜きにしたように、日本周辺で国民に恐怖を与える事件が起これば、国民は簡単に操作できると考えるかもしれない。

私は25日の特別委員会を見て、安倍総理は論理で説得することを全く考えていないとの印象を強く持った。維新の党の寺田典城参議院議員との質疑で、寺田議員は長年秋田県知事を務めた経験から、日本の保守政治家の極めて常識的なものの見方を開陳し、安保法案に対する批判を展開した。

寺田議員の想いは、日本政治には他にやるべきことがあるのに、なぜ今こんな議論をしなければならないのかということである。現在の政治を寺田議員は「日本の国家は理性を喪失している」と表現し、「やるのなら憲法を改正するしかない。国民の理解がない法案は取り下げるべきだ」と安倍総理に迫った。

すると終始目をつむっていた安倍総理が「しかるべくご審議をいただき、議論が熟した時には採決をしていただきたい。民主主義なので決めるときは多数決だ」と応じたのである。それを聞いて私は「議論が熟す時など永遠に来ない」と思った。

安保法案ははじめから交わる議論をしていない。それが安倍政権の狙いなのだから永遠に交わることにならない。にもかかわらず採決をすれば日本国家は分断状態になる。分断国家に「抑止力」などあろうはずはなく、安倍政権は他国に「抑止力」を頼って自国を分断させた政権として歴史に刻まれることになる。

安保法案を議論する意義は「抑止力」を高めることでも「安全保障力」を強めることでもなく、米軍による占領体制を独立後も継続させられてきたこの国の実態を国民に知らしめるところにある。そうした視点での議論の展開を私は期待することにする。


田中良紹
ジャーナリスト
「1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、日米摩擦、自民党などを取材。89年 米国の政治専門テレビ局C−SPANの配給権を取得し(株)シー・ネットを設立。日本に米国議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年からCS放送で「国会TV」を放送。07年退職し現在はブログを執筆しながら政治塾を主宰」


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/526.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 8/26(水)「100大学有志合同記者会見」&「日弁連と学者の共同記者会見」&「8.26大集会&パレード」@日比谷野音
健康になるためのブログ

8/26(水)「100大学有志合同記者会見」&「日弁連と学者の共同記者会見」&「8.26大集会&パレード」@日比谷野音
http://健康法.jp/archives/4553




安全保障関連法案に反対する大学有志のグループは全国の100を超える大学に広がっていて、各グループの代表らが26日、東京都内で会見し、法案の成立は戦後最大の危機だとして廃案にするよう訴えました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150826/k10010205031000.html

安全保障関連法案を巡っては、全国の大学で法案に反対する教職員や学生らによる有志のグループが発足していて、現在は108の大学に広がっているということです。
このうち26日は、およそ80の大学から200人以上が出席し、東京・千代田区で会見しました。



法曹関係者と学者ら集結「法案は憲法違反」と廃案求める


創価大教員「公明党議員反対してほしい」














以下ネットの反応。

















弁護士会館に学者が到着した時に、弁護士が拍手で迎えるシーンは感動的で強い想いを感じさせるシーンです。元内閣法制局長官たちが今回の法案について「どう考えても違憲」と言っているのに法案を押し通そうとする与党議員たち。

ふざけた人たちばかりのようなのでわかっていないと思いますが、「逆賊として歴史に名を残す覚悟があるのか」「これからどういった人生が待っているのか」よくよく熟慮して欲しいものです。離党届け・反対意見を出すなら今のうちです。
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/527.html
記事 [政治・選挙・NHK191] (ヤジ3回)安倍総理の国会での態度の悪さが大問題に!ネットでは「懲罰動議」の提出を求める声も
健康になるためのブログ

【ヤジ3回】安倍総理の国会での態度の悪さが大問題に!ネットでは「懲罰動議」の提出を求める声も
http://健康法.jp/archives/4595




民主党は26日の参院平和安全法制特別委員会理事会で、安倍晋三首相の同特別委での態度について「非常に荒っぽい」などと批判、改めなければ審議に応じられないと与党側に抗議しました。

ネット上では安倍総理に対して「懲罰動議」を提出するよう、野党に働きかける運動も起こっているようです。

http://jp.wsj.com/articles/JJ10055346153062203979318558179773127776720

席上、民主党筆頭理事の北沢俊美元防衛相は首相の自席からの不規則発言を取り上げ、「委員会がスタートしたときは真摯(しんし)にやっていたが、座ったままで足を投げ出し、非常に荒っぽくなっている」と指摘。「これ以上、委員会にふさわしくない態度があれば、頭を冷やしてもらうためにも委員会を少し休ませていただきたい」と審議拒否も辞さない姿勢を示した。

 これに対し、自民党側は「首相から不規則発言があったことは誠に遺憾だ。今後そのような事案が発生しないよう、しっかりと首相と政府側に伝えたい」と応じた。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150826/k10010204631000.html

安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会で、安倍総理大臣が25日、中谷防衛大臣兼安全保障法制担当大臣の答弁を巡って自席から発言したことに、民主党など野党側が反発し、安倍総理大臣は発言を撤回する考えを示しました。





民主・枝野幹事長、「安倍首相には学習能力がない」と苦言呈す(15/08/26)


以下ネットの反応。



今国会だけで3度もヤジに対する注意を受けた安倍総理。野党から態度に関する指摘を受け、党幹部が「すいませんうちの総理が」なんて言われてる人間が最高責任者であっていいわけがありません。野党は「懲罰動議」も視野に入れて動くべきです。
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/528.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 大阪維新、独自候補擁立へ=11月のダブル選―橋下氏(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150827-00000114-jij-pol
時事通信 8月27日(木)18時14分配信

 地域政党「大阪維新の会」の橋下徹代表(大阪市長)は27日の記者会見で、任期満了に伴う大阪府知事・大阪市長のダブル選(11月22日投開票)に関し、「候補者を擁立する。党内プロセスを踏むよう指示を出した」と述べ、独自候補を立てる方針を明らかにした。
 
 自身の提唱する「大阪都構想」が5月の住民投票で否決されたことを受け、任期満了で市長を退任する意向を表明している橋下氏は、後継候補について「(同党所属の)地方議員でやっていきたい。これが王道だ」と語った。
 知事選に関しては、「松井一郎知事に代わる人はいない」と強調。大阪維新で幹事長を務める松井氏の再選出馬が望ましいとした。 


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 戦争法案の対案を出せという人(安倍政権・産経〇聞・ネ〇ウヨ)たちへ | 健康になるためのブログ
健康になるためのブログ

戦争法案の対案を出せという人(安倍政権・産経〇聞・ネ〇ウヨ)たちへ
http://健康法.jp/archives/4602




戦争法案に関する話題でネトウヨ(産経〇聞含む)たちがよく言うのが「対案も出さないくせに」というものです。その対案厨たちがしょぼん(´・ω・`)としてしまう記事を発見しましたのでご紹介します。

http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00229

立憲主義は、安全保障問題の議論を否定するものではない。ただ、それは立憲主義の枠内で安全保障問題を議論することを要求するだけである。つまり、違憲法案のゴリ押しを止め、憲法改正論として安全保障問題を提起すればよいだけである。立憲主義と民主主義を標榜する限り、誰もこの手順に異議を唱える者はいないだろう。


http://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/22586#asyuracom-22586

最近、安倍政権だけでなく、産経新聞やネトウヨの方々も、「対案を出せ」などと言い始めました。産経やネトウヨが卑怯なのは、SEALDsなどの、安保法制に反対する「市民」に対して、対案を出せと執拗に絡むところです。まさに「対案バカ」。ストーカーのように執拗です。

 いやいや、ちょっと待ってよと。そもそも安保法制の問題というのは、解釈改憲という卑怯な手口で集団的自衛権の行使を認め(←憲法違反)、米議会演説や日米新ガイドラインというもはや憲法の外で、勝手に自衛隊と米軍の「一体化」を決め(←法治国家からの逸脱)、その延長線上にある、具体化されたものが安保法制なんです。

 憲法違反で民主主義の手続きに反した「安倍政権のやり口」そのものに反対しているのであって、それに対して「対案を出せ」というのは、まったくもって的外れな批判ですよね。米国から押し付けられたものを、そのまま日本国民に押しつけようとしている産経らに対しては、「アーミテージらの言いなりになっているのではなく、対案を出せ!」と言いたいですね。

 そういう意味で、この橋本教授の明快な指摘を、ぜひ多くの産経新聞記者および読者、さらにはネトウヨ諸氏には見ていただきたいと思います。



「対案」とかいう問題の前に「憲法違反」「法治国家からの逸脱」というとんでもないことをやっちゃってる安倍政権・現自民党です。国としての形を守らず、国防を考えるフリ(アメリカに言われるがままだから)をしている人たちに、どんな「対案」を出せと言うのでしょうか?無理やり出すなら「退陣」「解散」「議員辞職」「お遍路」とかですか。

今回紹介した文章の意味が分かる人ならば、絶対に「対案を出せ」とは言えないはずです(論理的には)。

現状脅威なのは中国よりも北朝鮮よりも間違いなく「安倍政権・現自民党」です。
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/530.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 山本太郎氏「総理、米軍の戦争犯罪に異議となえたんですか?」国会で安倍首相との一騎打ちを要求 | ログミー
ログミー

山本太郎氏「総理、米軍の戦争犯罪に異議となえたんですか?」国会で安倍首相との一騎打ちを要求


2015年8月26日、参議院の「我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」で生活の党と山本太郎となかまたち・共同代表の山本太郎氏が、国会質問をしました。山本氏は、日本が戦争犯罪・国際法違反と認める基準について、過去のイラク戦争を振り返り、米軍による民間施設の爆撃や民間人の殺害が戦争犯罪にあたるかどうか、安倍晋三・内閣総理大臣を問い質しました。

ログ名
2015年8月25日 平和安全特別委員会
2015年8月25日のログ

スピーカー
内閣総理大臣 安倍晋三 氏
生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表 衆議院議員 山本太郎 氏
外務大臣 岸田文雄 氏



「本日は総理との一騎打ちであります。助太刀はおやめください」



山本太郎氏(以下、山本):「生活の党と山本太郎となかまたち」のお時間がやってまいりました。共同代表の山本太郎と申します。よろしくお願いします。

本日の質疑は17分しかありません。中谷大臣、岸田大臣、ご安心ください。本日は総理との一騎打ちであります。後ろの方、ぜひ助太刀はおやめください。よろしくお願いします。

以前4月30日、本委員会での私と安倍総理との質疑の中で、戦争にもルールがあるというお話になりました。民間人の殺害、軍事施設以外への攻撃、捕虜への拷問などの禁止、これは完全な国際法違反です。

それらを禁止したものがジュネーブ諸条約、国際人道法などであり、日本はこれらの条約を批准しています。我が国はルール違反を許さない立場であります。

総理、我が国はジュネーブ諸条約、国際人道法など、国際法に違反する他国への支援・協力は行わないということを、総理のお言葉で確認していただけますか。



安倍晋三氏(以下、安倍):自衛隊が活動するにあたって、国際法を遵守し、国際法上、違法な行為に対する支援を行わないことは当然であります。

ある国がジュネーブ諸条約をはじめとする国際人道法に違反する行為を行っている場合、そのような行為に対して、我が国が支援や協力を行うことはございません。

山本:ありがとうございます。続きまして安倍総理、日本が支援・協力を決めた同盟国が民間人の殺害を繰り返すような戦争犯罪を起こし、自衛隊員がその共犯者になることはあってはならないと考えます。

総理ももちろん、同じ考えですよね? 同じ考えであるか、ないかだけでお答え願えますか。

安倍:仮にある国が、国際人道法上の原則に違反する行為を行った場合、我が国はそのような行為を支援することがないのは当然であって、自衛隊がご指摘のような共犯者になることはございません。

山本:ありがとうございます。総理、米軍がジュネーブ諸条約をはじめとする国際人道法違反を行った場合は、たとえ米軍であっても、支援・協力はしないということでよろしいでしょうか。

安倍:先ほど申し上げましたように、自衛隊が活動するにあたっては、国際法を遵守し、国際人道法に違反する行為に対する支援を行わないことは当然のことでありまして、これは支援対象国のいかんにより変わることはありません。

山本:ありがとうございます。少し安心しました。ルールに則って物事を進めていくんだという安倍総理の理念、お聞きすることができたと思います。


戦争犯罪・国際法違反の線引きについて

山本:では、何が戦争犯罪なのか。どこが国際法違反なのか。その線引き、どんな感覚で行われるのかといういくつかのケースをもって、最高責任者である安倍総理にお聞きしようと思います。

イラクの戦場にも足を運ばれました、フリージャーナリスト・志葉玲さんの資料では、2006年3月15日、イラク中部のイシャキ村で起きた一家惨殺事件の例があげられています。

ウィキリークスによって流出した米軍の内部文書、現地報道などによると、手錠をかけられ無抵抗な状態で家にいた11人を米軍は銃殺。

この事件、地元テレビでも報道され、その映像はBBC、CNNなど欧米メディアも伝えましたが、日本のメディアはこれらの映像を全く使わなかったそうです。

この事件について、米軍はメディアに対し、「イラクのアルカイダ・ネットワークの支援者を捕まえるために民家を攻撃したんだ。敵から銃撃を受け、兵士達は応戦した」。そのように主張しました。

そう聞くと一瞬、「なるほど、テロリストの掃討作戦だったのね」と思っちゃいますよね。でもですね、米軍が踏み込んだのは、そして殺害に及んだのは、地元小学校の教師であった当時28歳、ファイズ・ハラットさんの家でした。

米兵に殺されたなかには生後5ヵ月、3歳、5歳のファイズさんの子供たち、3歳の甥っ子、5歳の姪っ子も無慈悲にも殺害されました。

被害者のなかには、家を訪ねてきていた若い男女もいました。この2人は婚約者同士、次の週に結婚する予定だったそうです。地元の警察の報告によれば、子供や女性たちも手首を縛られ、目隠しをされた状態で殺害されていた。

また米兵たちはファイズさんらを殺害後、家を爆破した上、家畜までも殺していったそうです。総理、これ戦争犯罪ですよね? 国際法違反ですよね? いかがですか。

安倍:今、山本議員からご紹介した事案について、私は承知をしておりませんので、今ここで論評をすることは差しひかえたいと思います。

山本:当時ですね、小泉内閣の官房長官であった安倍総理なんですけれども。これ、一般論で答えてくださいよ。今のケースでわかるでしょう。

後ろに手を縛られて無抵抗な状態です。頭にも布をかけられていた。11人殺された。子供も含まれている。この状態、普通に言って、戦争犯罪じゃないですか? 国際法違反じゃないですか? いかがでしょう。

安倍:実際そういう行為が行われたかどうかですね、私自身、確認のしようがございませんので、米軍の行為として例としてあげられたわけでございますので、それについて確認しないでですね、お答えすることは差しひかえたいと思います。


米軍が行ったファルジャー総攻撃の内容

山本:なるほど。2つ考えられると思います。1つは逃げた。そしてもう1つは本当にその事件を知らなかったから答えようがない。その2つのいずれかだということだと思います。



ではパネルをお願いいたします。本日、この時点から使用するすべての写真はDAYS JAPAN、フォトジャーナリスト・広河隆一さんが撮影されたものです。

先ほどお伝えしたエピソード、イラクでは特別珍しいお話ではないそうです。イラク全土、罪のない子供や身内、友人を米軍に虐殺された人々が大勢いらっしゃいます。

米軍はイラク戦争、アフガン戦争、テロとの戦いという名の下に国際人道法に違反する、数多くの戦争犯罪行為を行う戦争犯罪常習国です。



次のパネルお願いします。米軍による民間人が暮らす地域への空爆、市民への殺害など、度重なる非人道的行為にイラクの人々は疑問を持ちます。

モスク、礼拝所ですよね。モスクに対する攻撃、子供たちの学校を占拠し、その正面に戦車を置いて米兵が駐留したことに憤りを感じた、ファルージャ。

ファルージャのお父さんお母さんたちは学校の占拠はやめてくれと、デモを行います。そのデモ隊に対し、治安の安定化と称し、米軍は沈静化に動きます。

米兵の威嚇発砲にデモ参加者が驚き、民家の中に逃げ込み、その後数人の米兵が追いかけて、家の中でデモ参加者を射殺。

民主的な行動で訴えを起こす人々に対して、乱暴狼藉のかぎりをつくす米軍への反発で日に日にデモの規模、膨れあがっていきます。すると米軍は直接、参加者を銃で撃つようになっていったそうです。

米軍は占拠した学校の屋上に土嚢を積み上げ、住民を狙撃する拠点をつくったそうです。そして2004年4月に続き、米軍は大規模な作戦を展開、ファルージャ総攻撃、ご存知ですよね? 皆さん。報道陣は街からシャットアウトされます。米軍は街を完全に包囲します。

人々が街から出れないようにし、食料や医薬品も外から供給できない兵糧攻めの状態をつくりました。

完全に遮断された状況にしびれを切らせた40名を超えるイラク人、医療関係者が医薬品を持ってバクダットから駆けつけ、ファルージャ総合病院を目指しましたけども、17名の医療関係者は米軍に射殺されました。

2004年11月、完全包囲されたファルージャの街に激しい空爆、砲撃が始まります。ファルージャ総合病院は米軍に占拠されました。市内に合った2つの診療所は米軍が空爆しました。

米軍の空爆によって火事が起きた場所、そこで消火活動をしていた地元の消防士、警官までも米兵は攻撃しました。夜間外出禁止という理由からです。

この頃のイラク、米軍の上層部から各兵士に命令される交戦規定、戦場のルールですよね。交戦規定は毎日のように、下着を着替えるように、振り向く度に、次々とこの交戦規定が変わっていったと言います。

攻撃されていなくても、不審な人物と思ったら発砲してよし、不安を感じたら発砲してよし、目が合えば発砲してよし、イスラム教徒の衣装のものは敵対していると見なして、撃ってよい。路上にいる者はすべて敵の戦闘員と見なせ、息をしているものはすべて撃て。

『冬の兵士 良心の告発』というDVDで証言するファルージャ攻撃に参加していた元海兵隊員は、空爆・砲撃が続いていたある時期、ファルージャの住民に対し、米軍は14歳以上の男子を戦闘可能年齢とし、街から出ることは許さず、それ以外の子供や女性を外に出そうとしたと言います。

男性の家族と別れるか、もしくは死を覚悟して一緒に残るか、究極の選択を米軍は迫りました。14歳以上の男子、戦闘可能年齢として、避難をすることを米軍は許しません。

米軍から確実に攻撃を受ける場所に、中学生、高校生くらいの息子をおいて、母親が避難できますか?

少年や男性だけを残して避難できなかったそんな人々がたくさんその場に留まり、実際に、街から出たのは、わずかな老齢の女性たちだけでした。

2004年の最初のファルージャ攻撃では、700人以上が殺害され、2回目の11月、ファルージャ総攻撃では、行方不明者は3000人に及び、6000人もの住民が殺されたと言われます。中には、白旗を握りしめたままで発見された少年の遺体もあったそうです。



次のパネルをお願いします。このような一般市民に対する虐殺、イラクのあちこちで起こっていた現実。このパネル、子供専用の墓地だそうです。

戦争前から存在するものでしたけれど、戦争が始まってからは、埋葬する場所もないくらいになっているのが、御覧いただけると思います。安倍総理、これ米軍が行ったまぎれもない国際法違反、戦争犯罪ですよね?


広島・長崎への原爆投下は国際法違反か

安倍:ただいま、山本議員がお話をされたわけでございますが、私は今、中身について検証する材料をもっていないわけでございますので、コメントは差しひかえたいと思います。

山本:総理の師匠筋にあたりますかね、小泉元総理。ファルージャ総攻撃に対して、2004年11月9日、首相官邸で、ファルージャ総攻撃に対して、「成功させなきゃいけない」とコメントされています。

安倍総理、当時、幹事長代理でしたか。当時、総理、反対しました? ファルージャ総攻撃。住民殺されまくっていますよ。米軍の戦争犯罪に対して、異議唱えたんですか? お願いします。

安倍:ただいま、山本議員の述べられたこと自体が、どの程度事実にもとづいているか、私も今、承知をしていないわけでございますし、当時はもちろん、そういう事実は承知をしていなかったわけでございます。

山本:なるほど。事実かどうかがわからないから、私は確認できていないから、それを判断するのは難しいと。確かにそういう部分もあるでしょう。

でも、そのような事態があったとしたら、これはまぎれもない国際法違反であり、戦争犯罪だと思います。

分かりました。じゃあ、「何が戦争犯罪か」っていうもっとわかりやすい例え、総理には必要だなということを今感じたので、お聞きしたいと思います。

米軍による爆撃、我が国も受けております。広島、長崎、それだけじゃない。東京大空襲、そして日本中が空爆、爆撃をされた。それによって、50万人以上の方がなくなっていますよ。この50万人の中に、そのほとんどを占めるのが、一般市民じゃないですか?

子供、女性、民間人への無差別攻撃、アメリカによる広島、長崎の原爆投下、それだけじゃなく、東京大空襲をふくむ、日本全国の空襲、民間人の大虐殺、これは、戦争犯罪ですよね? 国際法違反ですよね? いかがですか?

議長:岸田外務大臣。



山本:(岸田外務大臣は)呼んでないですよ!



岸田文雄氏(以下、岸田):広島、長崎への原爆投下等が、国際法違反かというご質問でありました。

こうした行為は、絶大な破壊力、殺傷力故に、この国際法の思想的基盤にあります、人道主義の精神に合致しない。このように我が国は理解をしております。国際司法裁判所等においても、そうした議論が行われていると承知をしております

山本:まあ……本当に奥歯に何かが挟まったようなものの言い方なんですね。はっきりしてるんですよ。当時はジュネーブ条約なんかなかったけど、ハーグ陸戦条約があったじゃないですか? 

民間人の攻撃、無差別攻撃は禁止されてましたよ。これ、完全なる国際法違反であり、戦争犯罪じゃないですか? これに対して、どうしてはっきり言えないんですか? 総理、このこと知ってるじゃないですか?

それでも、答えようとしないんですか? 代わりに外務大臣に答えてもらって、おかしな話ですね。言えないんですね、宗主国様のことははっきりとは。

過去の米軍の過ちを認められないものが、どうやって戦争犯罪、常習国である米国の行動をこの先ジャッジできるんですか?

この先米軍が戦争犯罪を行った場合、総理が我が国の最高責任者として、米軍の行動を止めるんですよね? 自衛隊、撤退させられるんですよね?大丈夫ですか、総理?


イラク戦争を検証する第三者委員会の設立が必要

安倍:先ほど答弁させて行ったようにですね、自衛隊が活動するにあたって、国際法を遵守し、国際人道法に違反する行為に対する支援を行わないのは、当然のことであり、これは支援対象国により変わることはない。これはもう、明確にしておきたいと思います。

山本:総理ね、1776年にアメリカって建国されて、239年近く経っているわけでしょ。そのうちの93%が戦争をし続けたっていうくらい、戦争続いている国なんですよ。戦争で経済を回しているような国なんですよ。

その国に対して、一体化。いろんなものも運んであげるよって。このファルージャに運んだかもしれない。そのような米兵もいたかもしれない。武器弾薬も届いていたかもしれない。中身チェックできないですもん。

当時、石破(茂)さん、そんなコメントしてなかったですか? イラク戦争のときに。

今回のルール改正、戦争法案で自衛隊で死者がでるだけでなく、後方支援という名の一体化で、米軍とともに、加害者側になる可能性大なんですよ。イラク戦争時、政権中枢にいたばかりではなく、総理までやってらっしゃるんですよね。

米軍の戦争犯罪である、非戦闘員の虐殺、民間人の大虐殺、化学兵器、先ほども出てました。白リン弾も使った。大量破壊兵器を持っている、化学兵器を持っていると言いながら、イラクに入っていったけれども、結局それは何も見つからなかった。当たり前です。

700回、500箇所。それを捜索したのに出てこなかった。これ完全な国連憲章違反ですよ。なのに大量破壊兵器、化学兵器を使ったのは、アメリカ、イギリスじゃないですか。

白リン弾、劣化ウラン弾、クラスター爆弾、大量破壊兵器を持っている、化学兵器を使っていると言いながら、自分たちがそれでイラクに住む人々を傷つけたわけですよね。これ、検証が必要だと思います。

総理に言いたいんですけれども、第三者の検証委員会をつくっていいただきたいんです。アナン国連事務総長も言ってますよ。「イラク戦争は違反である」と。国連のトップが。

それ、検証する必要があるでしょ。イギリスやオランダのように、公開性の高いものをつくっていただきたい。

戦地へ行ったジャーナリスト、現地で支援をしているNGOを入れて。この検証委員会、当たり前でしょ。自衛隊を外に出すのに、過去に出した、それに関しては検証なしですか? ありえませんよね。第三者検証委員会の設立を求めます。総理、いかがでしょう。

議長:岸田外務大臣。

山本:なんで大臣なんですか! 意味がわからない。

岸田:我が国の支援・協力についてのご質問ですが、我が国はこのジュネーブ諸条約を国際人道法に反する行為に支援・協力することは全くありません。

そして、これからも我が国が支援する行為の中に、こうした国際法違反があったとしたならば、我々は支援することはありません。

そして、その直接支援していない行為以外の部分において、仮に国際法違反が、もし確認されたとしたならば、それが国家として組織的に行われているものなのか、あるいは一部の兵士の命令違反によって行なわれているものなのか、これを具体的に判断することによって、我が国の対応を考えていく。

これは基本的な方針であります。これからもこうした方針をしっかり守っていくのが、我が国の協力・支援のありようであります。

山本:総理ってお願いしたんですよ。しかも過去、お手伝いしてるじゃないですか、ちゃんと。

議員:(質疑終了)時間だよ!

山本:時間じゃないですよ。求めた答弁者が出てこなかったんですから、当然じゃないですか。はっきり言いますよ。自衛隊は、米軍の2軍ではないんですよ。

議員:ルール守れよ。

山本:過去に出した、自衛隊のその検証ができていないなら、自衛隊の活動を拡大させるわけにはいかないんです。第三者による検証委員会、立ち上げて下さい。以上で、質問を終わります。
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/531.html
記事 [政治・選挙・NHK191] NHKの恣意的国会中継から、日本をステルス支配している黒幕の存在を知れ!(新ベンチャー革命)
NHKの恣意的国会中継から、日本をステルス支配している黒幕の存在を知れ!
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35212813.html
新ベンチャー革命2015年8月27日 No.1197


1.安倍政権を追い込むには、戦争法案反対運動のみならず、その黒幕の存在を国民に暴露するのが効果的

 本ブログ前号にて、安倍政権を追い込むには、国会前で戦争法案反対抗議活動するのに加えて、安倍自民党の背後に控える黒幕の存在を国民に知らしめる方が効果的と主張しました(注1)。そして、具体例として、先日の山本太郎・参院議員の国会での質問を挙げました(注2)。

 山本氏は日本の政界のタブーに挑戦、安倍政権の背後にアメリカ様が控えていて、安保法案(戦争法案)は、そのアメリカ様の要求であることをばらしたのです。その根拠として米国戦争屋ジャパンハンドラーのひとり、アーミテージのレポートを引き合いに出し、安倍政権が強行している安保法案はアーミテージ・レポートそのままであることを示したのです。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。http://u888u.info/nxj8

2.安倍官邸に制圧されたNHKは山本太郎・参院議員の質疑中継を途中で打ち切った?

 ネットの投稿掲示板・阿修羅によれば、NHKは国会中継しているのに、山本太郎・参院議員の質疑の中継を途中で中断したそうです(注3)。

 同じようなことは、フジテレビもやっています。安倍談話の出た8月14日の夕方、フジテレビの報道番組に出演した村山元首相に司会者が安倍談話へのコメントを求めたところ、村山氏が安倍談話のどこが、自分の談話と異なるかを解説し始めたら、司会者が途中で時間切れといって、村山氏のコメントを途中で打ち切りました。

 このハプニングも、上記、山本氏の質疑中継を途中で打ち切ったハプニングとよく似ています。

 ちなみに、NHKは過去にも、同じように、番組を途中で打ち切った例があります。それは、東電福島原発事故の報道にて、事故原発に設置された非常用炉心冷却装置のスイッチが切られていたことが国民にばれそうになったときです(注4)。このときのNHKのあわてぶりは実に無様でした。

3.安倍政権を操る黒幕の正体が日本国民にばれないよう、日本のマスコミは徹底的に監視されている

 上記のように、日本のマスコミが、日本をステルス支配している米戦争屋の正体を国民にわからせるような報道したら、即座に、マスコミ各社に指令が飛んで、いろいろ注文がつけられるということです。

 米国戦争屋CIAはFBIS(注5)という組織をもっていて、実質的に米戦争屋の属国のマスコミを監視しています。その目的は、米戦争屋の属国のマスコミが米戦争屋に不都合な情報を、その国の国民に知らしめないよう監視することです。日本は当然、彼らCIAの監視対象国のひとつです。

4.なぜ、米国戦争屋CIAは日本のマスコミを執拗に監視するのか

 米戦争屋にとって日本は、ホンモノの友好国でも同盟国でもなんでもなく、本音では、日本は依然として仮想敵国なのです。彼らにとって、日本は日米太平洋戦争の戦利品であり、その認識は70年経っても変わりません。在日米軍の駐留軍人3万7000人、家族や軍属を含むと5万人規模もの米国人を日本に駐留させているのは、日本を仮想敵国とみなして支配しているからでしょう(注6)。

 お花畑思考しかできない親米似非右翼は、これらの米国人は日本を守ってくれていると信じていますが、米戦争屋がこれだけの米国人を日本に駐留させているのは、日本を監視するためと見るべきです。その証拠に、米戦争屋NSAは常時、日本政府の各省庁の交信を盗聴しています(注7)。

 さらに、米戦争屋が日本のマスコミを徹底的に監視するのは、日本人の反米化を防ぐためと本ブログでは観ています。5万人もの在日駐留米国人の安全を守るために、日本人の反米化は対米人テロを招くと彼らは考えます。

5.日本を属国支配する米国戦争屋は60年安保時代(反米運動)の再来を恐れる

 筆者が学生だった頃の60年代の日本では、大学の学生および企業の労組中心に安保反対運動が盛んでした。

 当時の日本における安保反対運動は大きく二通りありました。ひとつは、日本共産党を中心とする親ソ系日本人による安保反対運動です。彼らはソ連のコミンテルン運動の流れを汲む国際共産主義潮流(注8)に利用されていたのです。コミンテルン運動は米戦争屋にとって脅威だったため、この運動が日本に蔓延するのを阻止するため、米戦争屋は安倍氏の祖父・岸信介など自民幹部に勝共連合(注9)をつくらせました。そして、韓国・統一教会を米戦争屋CIAのエージェントとして利用し、CIAは統一教会経由で自民を支配してきたのです。親ソ系日本人の安保反対活動は、91年にソ連崩壊後、米戦争屋にとって脅威度が下がって今日に至っています。

 もう一つの安保反対運動は、全共闘系(新左翼)によるものですが、こちらは、親ソ系から派生していますが、重点を日本のソ連化に置かず、明確に反米系でした。本ブログでいう米国戦争屋を、当時は米国帝国主義者(米帝)と呼んで敵視していました。米戦争屋CIAは親米似非右翼を通じて、新左翼に闇資金を流し、新左翼内の分裂と内ゲバを扇動すると同時に、日共(親ソ)系組織と敵対させ、安保反対運動そのものを消滅させることに成功しました(注10、注11)。

 60年代の安保反対運動は米戦争屋から見れば、日本人による反米運動であり、在日米軍を敵視する運動だったのです。当時の在日米軍関係者は、日本人による対米人テロを何より恐れたのです。

 そして、2015年の今、再び、安保反対運動が起きています、しかしながら、今の安保反対運動には、反米という視点はなく、単に日本の平和主義遵守の運動です。そこで、米戦争屋CIAは、この運動が60年代安保時代のように反米運動化しないよう、徹底的に、日本全体を監視しているわけです。

 上記、山本太郎・参院議員の背後には小沢氏がいるため、米戦争屋は山本氏の行動をすでにCIAの監視下に入れてマークしているでしょう。実際にコマとして動くのは、警視庁公安部や東京地検特捜部です。これらの組織は、CIAのための組織と観て間違いないでしょう。

 山本氏は、小沢氏から立ち回りに関して指南を受けているはずですが、いずれにしても身辺に十分、注意すべきです。

注1:本ブログNo.1196『安倍政権を追い込むには戦争法案反対だけでは不十分:安倍政権の黒幕の存在をみんなに気付かせることが効果的、山本太郎を見習え!』2015年8月25日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35207657.html

注2:本ブログNo.1193『2009年に日本国首相になるはずだった小沢氏は、山本太郎・参院議員を代弁者に立てて無念を晴らしている:日本を乗っ取っている米国戦争屋の盲点を突くゲリラ戦法か!』2015年8月22日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35199202.html

注3:阿修羅・政治版“(国民怒る)8/25山本太郎議員国会質疑動画:NHKが太郎議員の質疑途中で放送を打ち切るという大暴挙!”2015年8月25日
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/394.html

注4:本ブログNo.423『NHK放映中途遮断:東電福島事故機の非常用炉心冷却装置のスイッチが切られていた?スリーマイルおよびチェルノブイリと同じなのは偶然か?』2011年8月18日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/26101705.html

注5:Foreign Broadcast Information Service
https://en.wikipedia.org/wiki/Foreign_Broadcast_Information_Service

注6:在日米軍
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E7%B1%B3%E8%BB%8D

注7:ハフィントンポスト“アメリカ情報機関NSA、日本政府を盗聴 ウィキリークスが報じる”2015年8月2日
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/01/wikileaks-japan-us_n_7919336.html

注8:国際共産主義潮流
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%85%B1%E7%94%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E6%BD%AE%E6%B5%81

注9:国際勝共連合
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8B%9D%E5%85%B1%E9%80%A3%E5%90%88

注10:本ブログNo.196『菅・仙谷新政権:親米全共闘内閣出現のなぜ?』2010年9月18日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/18673155.html

注11:本ブログNo.629『孫崎享氏の『戦後史の正体』:岸信介は対米自立派だった?安保反対の全学連を闇支援していたのは米国CIAだった?それはほんとうか!』2012年8月26日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30255644.html

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 河野氏「安保法案は違憲 総選挙で民意を」:違憲の法案は総選挙で問うても合憲になるわけではない
河野氏「安保法案は違憲 総選挙で民意を」
8月27日 20時31分

河野元衆議院議長は、大阪市で講演し、今の国会の最大の焦点となっている安全保障関連法案について、違憲だと指摘したうえで、衆議院の解散・総選挙を行って、民意を問うべきだという考えを示しました。

この中で、河野元衆議院議長は、安全保障関連法案について「到底、合憲と言える代物ではなく、違憲だ。憲法9条の精神を変えてしまうのは、絶対に認められない」と述べました。
そのうえで、河野氏は「前回の選挙で得た議席で、多数決で突っ切ろうとすれば、完全に世論とかい離した国会になってしまう。安全保障法制は、しっかりと議論して、世論が納得したことを確認しながら進める必要があり、総選挙を行って、もう一度、民意を確かめるというくらいの手続きをとらなければならない」と述べ、衆議院の解散・総選挙を行って、民意を問うべきだという考えを示しました。
また、河野氏は、安倍総理大臣が発表した戦後70年にあたっての総理大臣談話について、「談話の中にある『次の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない』という表現は、問題だ。『謝罪はもうこれで終わりだ』ということは、被害者側が言うべきであり、加害者である日本が言っても、納得してもらえない」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150827/k10010206531000.html
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 内閣人事局の顔色をうかがいながら仕事をする厚労官僚 | 月刊『集中』
月刊『集中』

内閣人事局の顔色をうかがいながら仕事をする厚労官僚
http://medical-confidential.com/confidential/2015/08/post-979.html


 厚生労働省は、社会保障制度を守り、育てるという本来の役割を放棄しようとしているのか──。最近、そうした声を耳にする。「社会保障費の抑制路線に強く抵抗して首相官邸の怒りを買い、人事で不利な扱いを受けることは避けたい」との思いが省内にじわじわ広がっているというのだ。背後には、内閣人事局の存在が見え隠れしている。

 6月30日に閣議決定された、経済財政運営の基本方針(骨太の方針)。その中には、社会保障費の伸びを3年間で1・5兆円程度に抑える方針とともに、特許の切れた先発医薬品(新薬)を希望する患者は後発薬との差額を全額自己負担とすることや、湿布などを保険適用から外すことを「検討する」方針が、厚労省の反対を押し切る形で盛り込まれた。

 骨太に記された一連の社会保障抑制案に対し、自民党厚労族は「検討し、何もしなければいいだけだ」と言う。ただ、ある厚労省OBは「来年の参院選をにらんで、確かに骨は抜かれたが、文案の交渉過程が気になる」と話す。

 骨太の内容を詰める過程で、財務省が示してきた薬剤費の抑制策などに対し、厚労省は「患者の負担増に国民の理解を得られるか」「かえって高額な薬剤が使用される」といった疑問を示し、「こうした観点を踏まえた検討が必要」と指摘した。このような表現に、このOBは「あれっと思った」と言う。「これまでのように、真っ向から反論するのを避けている。官邸の顔色をうかがっているのでなければいいが」

 そんな指摘が出始めたのは、今年1月に決着した2015年度の介護報酬改定にさかのぼる。「国民の負担軽減」との観点から減額改定を迫る官邸に対し、厚労省は本来なら増額を求める立場。ところが、同省は特別養護老人ホームの利益率が8%に上る、とのデータを自ら示した揚げ句、「特養はもうけ過ぎ」との批判をかわせず、結局、介護報酬は2・27%減と過去最大の減額幅になった。田村憲久元厚労相らは「厚労省のオウンゴールだ」と強く反発したものの、同省の担当幹部は「泣く子と官邸には勝てない」と漏らした。

 厚労省がおとなしくなった理由として、同省の政策決定に関わる有識者の一人は、昨年5月に発足した内閣人事局を挙げる。同局が各省庁の幹部人事を一手に握るようになり、官僚は一層、官邸の意向を忖そんたく度するようになったという。初代内閣人事局長は、財務省OBで厚労族の加藤勝信官房副長官。厚労行政に明るい加藤氏は「次期厚労相」の一人と目されており、「今、厚労官僚が最も気を使う政治家の一人」であることは間違いない。「変節」との批判に対し、厚労省幹部は「官邸の顔色を見ることなどあり得ない」と強く反論し、「それだけ財政が逼迫し、選択肢が狭まってきているということだ」と言う。しかし、前出の厚労省OBは、後輩たちを思いやりつつ、ポツリと言った。「今のような優しい反論を続けていると、政権が本気で社会保障費のカットを仕掛けてきたとき、ことごとくやられてしまう」
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/534.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 橋下市長や松井知事が「維新の党」の離党を表明!山形市長選で民主党との共同路線に反発!「永田町病にかかっている」
橋下市長や松井知事が「維新の党」の離党を表明!山形市長選で民主党との共同路線に反発!「永田町病にかかっている」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7766.html
2015.08.27 21:30 真実を探すブログ










☆橋下氏・松井氏、維新離党を表明 「執行部は永田町病」
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150827-00000031-asahi-pol
引用:
 維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)は27日午前、松野頼久代表らに、メールで松井一郎顧問(大阪府知事)とともに離党する考えを伝えた。松井氏が辞任を要求していた柿沢未途幹事長が続投する方向となったため。松井氏は同日、大阪府庁で記者団に「(党執行部は)永田町病にかかっている。党を離れ、大阪に集中する」と表明した。
:引用終了


橋下氏・松井氏が離党表明 維新、両院議員懇談会(15/08/27)


橋下氏、離党を正式表明 維新、党分裂の可能性


火種くすぶる“今後の維新”2人の離党でどうなる?(15/08/27)


以下、ネットの反応




















橋下市長は大阪都構想で負けた時に「政治家を辞める」と言っていたのに、相変わらずの状態ですね(苦笑)。山形市長選で柿沢幹事長らが民主党と協力する路線を打ち出したことに強く反発して、橋下市長や松井知事は辞任するようですが、これでは野党分裂を狙っているようにしか見えません。


民主党と維新の党が協力するために一番邪魔な障害となっていたのが橋下市長達だったので、これで来年の総選挙は一気に野党統一の話が出て来ることになると思います。


本当に大阪都構想の否決が日本政治情勢を一変させた言えるでしょう。あの時に可決されていたら、未だに橋下市長は維新の党のトップとして好き放題にやっていたはずです。
そう考えると、大阪都構想の選挙が歴史の分かれ目だったと見ることが出来ます。橋下市長のことなので何かを企んでいる気がしますが、党のトップを降りた以上はお終いです。




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/535.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 次世代 松沢幹事長が離党届提出:いずれにしろ選挙と政治資金を意識しただけの同床異夢は長続きしない
次世代 松沢幹事長が離党届提出
8月27日 18時00分

次世代の党の松沢幹事長は、28日、党首選挙が告示されるのを前に、今後の路線を巡って、みずからの考えに党内の理解を得られず、党での活動を続けることはできないとして、平沼党首に離党届を提出しました。

次世代の党は、去年8月に結党してから初めての党首選挙が、28日、告示されることになっており、平沼党首が退任することを受けて、これまでに、松沢幹事長と中山参議院議員会長が立候補に意欲を示し、党内では一本化に向けた協議が行われてきました。こうした協議を通じて、松沢氏は、安倍政権との関係を巡って、あくまで是々非々の立場を取るべきだとするみずからの考えに対し、政権との関係をより強化すべきだとする議員らの理解を得られず、党での活動を続けることはできないとして、27日、平沼党首に離党届を提出しました。

このあと、松沢氏は国会内で記者会見し、「党首選挙を巡る路線の対立があり、党の抜本的な改革を訴えたが、理解を得られなかった。私は離党という形で党を離れる。当面は無所属の立場で活動していきたい」と述べました。

松沢氏は神奈川県知事などを経て、おととしの参議院選挙で、みんなの党から立候補して当選し、その後、党の解党を受けて、去年11月に次世代の党に入党し、翌12月から幹事長を務めてきました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150827/k10010206651000.html

http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/536.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 山口組に分裂の動き 傘下20団体、新組織を模索:これはすこぶる政治問題で、ある。
件名:山口組に分裂の動き 傘下20団体、新組織を模索
日時:20150827
媒体:神戸新聞
出所:http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201508/0008341424.shtml
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全国最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)傘下の複数の2次団体が山口組から離脱し、新組織を結成する可能性のあることが27日、関係者への取材で分かった。兵庫県警も同様の情報を把握しており、真偽の確認作業を急ぐとともに警戒を強めている。

関係者によると、新組織には最大約20団体の参加が見込まれ、近く会合が開かれる可能性もあるという。人事構想が固まりつつあるとの情報もある。

9月1日には総本部で「直参」と呼ばれる約70人の直系組長が集まる定例会が予定されているが、今のところ新組織に加わる組長は出席を見送るとみられる。

一方、27日朝から、執行部に位置付けられる複数の直系組長が総本部に集まる姿を県警が確認。ただ、離脱情報がある組長の姿は確認できていないという。県警は、こうした組長への処分も含め今後の対応が協議されているとみている。

山口組をめぐっては、篠田建市(通称・司忍)組長が6代目に就任した2005年以降、同組長の出身母体である弘道会(名古屋市)の影響力が強まったとされる。捜査関係者の間では、こうした状況が分裂騒動の背景にあるとの見方が出ている。

6代目体制のもとでは08年、静岡県の2次団体だった後藤組組長が除籍処分となり、反発したとされる直系組長約10人が一斉に処分された。

【指定暴力団山口組】 1915(大正4)年に創設。当初は神戸市兵庫区に拠点を置き、労働者供給業で資金を得ていたとされるが、3代目組長の時代(46〜81年)に抗争を繰り返しながら全国へ進出した。85年、同組から分裂した一和会系組員が4代目組長を射殺した事件を機に大規模な「山一抗争」も起きた。警察庁などによると、全国の構成員は約1万人。これまでに、兵庫県公安委員会から暴力団対策法に基づく指定を計8回受けている。

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//memo

聞くところによると、6代目は結構な"愛国者"だという…

ほうほう、くさっとるの。分裂じゃ、分裂じゃー。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/537.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「山本「米国防総省が共通番号やめて独自番号に切り替えたことを知ってる?」:萩原 一彦氏」
「山本「米国防総省が共通番号やめて独自番号に切り替えたことを知ってる?」:萩原 一彦氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18204.html
2015/8/28 晴耕雨読


https://twitter.com/reservologic

内閣委員会 山本太郎「年金機構だけ切り離してマイナンバー法を通すの。国の機関がハッキングされたんでしょ?セキュリティー対策は万全?」


向井審議官「それなりの安全基準が義務付けられている。大丈夫だと思っている。」 http://bit.ly/1EYgXxc

山本「年金機構の情報漏洩の時には直属の上司に情報をあげるのに6日もかかってる。セキュリティーなんてないも同じじゃないか。第三者機関による検証が必要では?」


谷垣審議官「指摘されたので善処している」


山本「第三者機関の話をしてる」


谷垣「国会でも討議されるし、政府にも報告するし…」


山本「(サイバー)セキュリティーが一番高いのはどこの省庁?」


谷垣内閣審議官「システムがいろいろな使われ方をしてるしそんなこと一概に答えられない」


山本「防衛省って言わなくていいの?」


谷垣「どの省庁がセキュリティーが強いのか言っちゃうとどこが弱いのかわかっちゃうので言わない」


山本「きのうのレクの時は、セキュリティーが高いのは警察とか防衛省だとかじゃないかと言ってたじゃないか。厚労省はどうなの?米国国防省と比べてどう?」


谷垣内閣審議官「よその国のセキュリティーレベルのことを答える立場にない」 http://bit.ly/1EYgXxc

山本「じゃ、米国防総省はセキュリティーがこんなとこがすごいとかは?」 谷垣内閣審議官「だからよその国のことは言えない」


山本「昨日は何か起こった時の対応は違うだろう、リテラシーが高いだろうと言ってたよね。年金機構を除いた他の省庁のセキュリティーレベルは米国防総省並みだと言える?」


谷垣審議官「よその国のことは言えない。よその国との比較で日本がどうかということも言えない」


山本「米国防総省が共通番号やめて独自番号に切り替えたことを知ってる?」


谷垣「知ってる」


山本「それは共通番号の社会保障番号にしたらなりすまし被害が多かったから。年間900万件以上」


山本「16歳以上の全人口の5%がなりすまし被害に遭っている。被害額2兆円。2011年になりすまし還付申告を94万件も見つけてる。アメリカでこれが起きているのに、それを導入しようとは気は確かか?マイナンバーで得た情報の保存機関は?」


向井審議官「情報ごとの保存機関に従う」


山本「で、保存機関は?」


向井「税だと普通7年」


山本「総務省の人説明して」


宮地審議官「住基ネットワーク情報を150年保存する」


山本「150年に決まる前は?」


宮地「戸籍の除籍簿の保存機関が150年なのでそう決めた」


山本「アメリカでは死亡者名簿を売り出した。それを使ってなりすまし犯罪が激増した。日本で150年も個人情報を共通番号と一緒に保管しても大丈夫なの?米国では、他人の共通番号の悪用が多かったから共通番号の使用、メールでの送付を禁止している。日本では?」


向井「インターネットは使わない」


山本「個人事業主はネットを使わなければ仕事にならない。メールだって使うだろう。メールで共通番号を送った時の罰則は?」


向井「番号だけじゃなく日本は米国と違い本人確認も必要」


向井審議官「米国と日本は違う。マイナンバーを何にでも使えるわけじゃないから安全」


山本「最初はそうかもしれないが、何にでも使えるようにできると書いてあるでしょ。マイナンバーを使用すると、使用状況から個人情報が蓄積する。その蓄積した個人情報を企業が利活用すると書いてある。」


山本「国の言う『安全です』ってにわかには信じがたい気持ちがある。食べても大丈夫とか、食品の汚染は大丈夫とか、リニアも大丈夫、子宮頸がんワクチンもOK、食品添加物も農薬も大丈夫、TPPも、戦争法案も大丈夫と、いろんなことが大丈夫と言われてるけど本当に大丈夫か心配になってしまう。」


山本「内閣府のマイナンバー問い合わせ窓口に電話した人がいる、なりすまされてお金が取られたらどうすると聞いたら、漏洩した方の責任ですと言われたと。どういうこと?」


向井「盗んだ人間の責任ということ。番号を扱った企業がガイドラインを守ってなければ企業の責任もありうる」


山本「盗んだ人間が悪いのはもちろんだけど、捕まえることはできるの?年金機構(の情報漏洩)の犯人は捕まった?捕まらないでしょ?被害者は泣き寝入り?そもそも国民が頼んでマイナンバーを導入してくれと頼んだわけじゃない。セキュリティーの甘い中小企業はどうなる?管理責任が重い負担になる」


山本「イギリスでは一旦きめた国民IDカード法を人権侵害の可能性があるとして廃止したものを中小企業が管理させられることを心配してる。問題が起こった時補償する考えは?」


向井「日本の制度ではなりすましはほぼ起こり得ない。」


山本「本当におこらない?」


山口俊一担当大臣「極めて少ない」


山本太郎氏討論 http://bit.ly/1Ly0nsC


山本「英首相になる前のキャメロン氏は『IDカードから50項目もの情報が国の管理下に移る。住所、名前だけじゃなく、顔の輪郭、目の虹彩も、監視国家にコントロールされたくなければ立ち向かわなければならない』と言った。」


山本「マイナンバー法案付帯決議12に、『個人番号の公的人認証記録の利用時における本人認証方法について生体認証の導入を含め…』とある。人のプライバシーを盗み見、企業に『利活用』という名で横流しし、マイナンバーによってこの国の人々のプライバシーは侵害され監視国家への十分な材料になる」


山本「IDカード廃止法案が提出されたとき、英国女王は『政府は国民の最少限度の情報を保有すべきであり、国家による人権侵害状況を正すべきだ』と言った。英国では自浄作用があり軌道修正できた。現在の我が国にそれを期待することはできない。失敗から学ぶのが政府の役割。反対討論を終わる」


山本太郎氏は今日マイナンバー制法案に反対する質疑と反対討論をした。


論点は、米英は結局個人情報管理を主目的とした共通番号制度は人権侵害と犯罪助長の恐れの問題が解決できず、それぞれ廃止したのに、日本にだけはうまく管理できると考えることはできない、というもの。


残念ながら法案は通過。


安保法案審議での山本太郎氏の論点だった「米軍による日本占領状態の事実上の継続」というテーマにくらべて、プライバシーと人権の保護に絞った内閣委員会でのマイナンバー法案審議での発言は、インパクトが低かったかもしれない。


このテーマの重要性がわかる人は日本にはそもそも少ないのかも…。


>アメリカには、戸籍謄本という制度は、ありません。出生届けだけです。 だから、SOCIAL SECURITY というナンバーが存在します。 日本には、必要ないものだと思います。


           ◇


速報★#山本太郎:#マイナンバー制度 悪法に怒る!ハッカーが責任?誰が制度頼んだ!


2015年8月27日、参議院内閣委員会より。*続き、山本議員の反対答弁と委員会可決☛https://www.youtube.com/watch?v=bnZCHbWT5Dg

山本;厚生労働省はもっと危機感ない


山本:ハッキングから6日も警察への通報掛かった。


役人;その通りです、ペコ。


山本:第三者委員会の検証必要でしょ 役人:はい、サイバーセキュリティ対策してる。 第三者委員会の検証必要だ!


山本:どの省庁がセイキュリティいいのか?


役人:どの省庁とは言えない。


山本:防衛省鉄壁といってよ


役人:何処とはいえない


山本:残念な答弁。厚労省は米国防省並みセキュリティか?


役人;他国のことはいえない


山本:どこがいいとか言えないか?


役人:差し控えしたいばかりですね


山本:どこがセキュリテーいいといえない?


役人:他国のことは評価できない。


山本:米国では共通番号制辞めた!


山本:なりすまし被害多発のため、共通番号辞めた。900万件なりすましあった。人口5%が被害者なった!
山本:安全保障上大問題!共通番号制大丈夫か?


役人:住基ネットシステム、マイナンバーに利用。150年間記録。


山本;150年も、この前のシステムでは?


役人:戸籍除籍簿が基準で150年間。


山本:米国では死亡者ファイルを売ってた、大丈夫か?


山本:なりすまし凄すぎ、共通番号制変更の検討した。カルフォルニア州ではさらに対策とった。


山本;米国では法案提出してなりすまし防止法提出したが成立せず。共通番号制やばいということ。生きた失敗の教材学ばない のか!


山本:本人確認のありかたは?


役人:米国ではすべてで社会保安番号使う、日本は番号と本人確認をする。


山本:米国とは違うので安全?


役人;一定の場所でしかつかえない


山本:今は少しでも今後ドンドン広がるでしょ!


山本:マイナンバー今後どんどん使い道あるとしてるじゃないの?戦争法案、TPP大丈夫と、ほんと大丈夫か?


山本:やってみなきゃわからないことを話してるじゃない。成りすましの被害誰が保証する?

役人:一義的にはハッカー責任、会社が責任取ることもある


山本:ハッカーつかまってないじゃない!誰がマイナンバ進めてと頼んだ!


山本:中小企業はマイナンバ管理は大負担!英国では制度廃止した!問題ある場合国から保証あるか?


役人;成りすまし無いほぼないと思う、無いようする。


大臣;なりすましないと思う。


山本 太郎:安全担保無い!



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/538.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安倍首相の「自席発言」って何だ NHKの聞きなれぬ表現にブーイング(J-CASTニュース)
             NHKに安倍首相への配慮があった?


安倍首相の「自席発言」って何だ NHKの聞きなれぬ表現にブーイング
http://www.j-cast.com/2015/08/27243752.html?p=all
2015/8/27 19:28 J-CASTニュース


「参院安保委 首相の『自席発言』に民主が抗議」。NHKはサイトで、安倍晋三首相の度重なる国会審議中の「ヤジ」に民主党が抗議したことを、こう伝えた。

新聞各紙が「ヤジ」と報じる中、「自席発言」という聞きなれない表現を用いたNHKに対し、ネットでは「正式発言と誤解させる」「首相への配慮か」と批判が集まっている。


■新聞各紙は「ヤジ」と表現

NHKはこの記事の見出しで「自席発言」、本文では

“「安倍総理大臣が25日、中谷防衛大臣兼安全保障法制担当大臣の答弁を巡って自席から発言したことに・・・」

と表現。見出し、本文ともに「ヤジ」という表現を使わなかった。

同じニュースに関して、新聞各紙は「ヤジ」と表現している。たとえば読売新聞は「首相は21日の同特別委で民主党議員の質問中、『いいじゃないか』などとヤジを飛ばしたほか・・・」、毎日新聞は「安倍晋三首相のヤジなどの不規則発言が目立つとして・・・」としていた。

もちろんNHKが今までのニュースの中で「ヤジ」という表現を使ってこなかった訳ではない。

14年10月、民主党の野田国義参議員が山谷えり子国家公安委員長をヤジったことについて「参議員予算委員会で、『ねんごろなのではないか』とヤジを飛ばしたことについて・・・」としたり、15年2月には安倍首相が日教組に関するヤジをした際には「安倍総理大臣は、先の衆議院予算委員会でのみずからのやじに関連して・・・」としたりしていた。

それなのに今回に限って「自席発言」という耳慣れない表現を用いたことに違和感を持った人が多いようだ。ツイッターには、

“「『自席発言』ってなに???NHKの言葉遣い、おかしくない?」
「自席発言って言葉初めて聞いた」

という書き込みが相次いだ。

“「印象悪くして支持率に影響すると心配したか」
「どうしてもヤジと言いたくないのなら、せめて不規則発言くらいの表現にしろよ」

など、安保法制をめぐって風当りが厳しい安倍政権に、NHKが配慮したのかとする見方もあった。


■NHK「適宜、適切な用語を使っています」

政治評論家の浅川博忠さんは、「自席発言」という表現について「官邸の顔色をうかがって、上層部で穏便な表現にした可能性はある」と話す。

もともとNHKは予算審議や経営委員の任命など、国会や政権とのかかわりが多く、ほかのメディアに比べて、官邸からすれば「優等生」的な傾向がある。浅川さんによれば、「籾井勝人会長の就任の経緯などから、政権への配慮は安倍首相の再登板以降さらに濃厚になっている」という。

「自席発言」には政権への配慮があったのか。NHK広報は「ニュース原稿の表現については、国会論戦のやりとりなどもふまえ、適宜、適切な用語を使っています」と説明。配慮については「まったく当たりません」と回答した。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/539.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 橋下、松井氏の維新からの離党は、野党再編の第一歩である。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201508/article_27.html
2015/08/27 23:38

維新の創始者橋下氏が維新を離党した。これは時間の問題であった。元々国会議員でもない橋下市長が、国会議員を束ねることは無理があった。また、民主党政権から自民党政権が与党として返り咲いた時、維新は民主党はダメだが、自民には投票したくはない人たちの受け皿になった。橋下氏が出てきた当初は、それこそ「維新」の言葉通り、自民でもない民主でもない政治をやってくれるのではないかと思ったものだ。

それが、共同代表として石原慎太郎元東京都知事を迎えたころから、維新に投票した国民を裏切り始めた。自民より極右の石原氏とつるむなんて、誰も考えもしなかっただろう。その橋下氏、松井氏が離党するのは必然であった。橋下氏の威光で当選した大阪維新系の議員も、多かれ少なかれ離党するであろう。

国会議員の維新の代表は民主党出身の松野氏で、その他にも多く元民主の議員が多い。路線は自ずと当初の維新とは変わってくる。ここで、野党の再編がもう一度起こってくると思われる。

その方が自民に対抗する野党となり、国民の受け皿となる。そのように期待したい。


維新、路線対立激化 橋下、松井氏が離党 
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015082701001397.html
2015年8月27日

 維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)は27日、離党する意向を正式表明した。松井一郎顧問(大阪府知事)と共に松野頼久代表に離党届を提出して受理された。大阪市役所で記者団に「国政政党から離れる。大阪の地方政治に軸足を移す」と述べ、11月の大阪府知事と大阪市長のダブル選に専念する考えを示した。橋下氏に近い「大阪系」国会議員と、非大阪系議員の間では11月の党代表選をにらみ安倍政権との距離感をめぐる路線対立が激化しており、執行部は党の分裂回避に全力を挙げる。

 野党第2党の中心的な創設メンバーだった橋下、松井両氏が離党したことで、維新の求心力低下は必至だ。

(共同)


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/540.html

   

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