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2015年8月24日00時16分 〜
記事 [政治・選挙・NHK191] メチャかっこいい国をつくろう!〜「全国若者一斉行動」東京・表参道でデモ(レイバーネット日本)
メチャかっこいい国をつくろう!〜「全国若者一斉行動」東京・表参道でデモ
http://www.labornetjp.org/news/2015/0823shasin2
2015-08-23 23:24:02 レイバーネット日本



 若者の間に急速に広がる戦争法案反対の声。8月23日(日)には、全国若者一斉行動が取り組まれ全国64ヶ所でデモや集会があった。東京では、シールズの呼びかけで青山公園から表参道・原宿のコースでデモ行進があった。17時に公園を出発したが、隊列はどんどん膨れあがり、デモ終了まで2時間以上かかった。サウンドカーを先頭にラップコールが行われ、合間に学生が交代でマイクを握った。ある男性はこう語る。「もしこの法案が通ったら、先人にも未来の子どもにも顔向けができない。再生可能な自然エネルギーで核を持たず、戦争の後押しをしない。それを世界に発信できる国ってメチャかっこいいじゃないですか。しかし安倍さんのおかげで知りました。戦後100年はただ待っているだけでは来ません。これからの平和はぼくたちがつくります!」。みずからの行動で「平和と民主主義」を獲得していこうという若者の運動が、いま確実に広がっている。(M)


→動画(5分50秒)
8.23 SEALDs 表参道デモ


↓デモ出発地の青山公園




↓外国人の参加者も多い



↓高校生の参加者「こうなりそうで恐い。だからデモに来た」



↓午後5時、デモ出発



↓サウンドカーの上から次々にアピール








http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/304.html

記事 [政治・選挙・NHK191] Re: (提案) デモに行きたいけど行けない人は『戦争をしない国 明仁天皇メッセージ』を買おう!

少しでも政治に関心のある人たちは心やすまる間のないこの夏であったと思う。

だが、一般の人たちはそうでもないようだ。私の所属するサークルでも8割以上は70年談話に賛成。ほとんどの人は日本会議は初耳。もっともネットで情報収集しているような人たちではないのでそんなところか。
学生時代の旧友に電話しても、仕事と家庭と更年期の体調不良で余裕がなく、学生デモの発生も知らなかった。
日本のマスメディアが情報を伝えず、自分から探しに行かない人たちに何とか伝えるには安保法案反対をトレンドにするしかない!

そこで提案です。矢部宏治著の『戦争をしない国 明仁天皇メッセージ』(小学館)をみんなで買ってベストセラーにしませんか?!
天皇の「平和国家・日本」に対する長期にわたる思索と大変な自己犠牲の中から紡ぎだされた「光もつ言葉」の数々。写真とそこに置かれた天皇皇后両陛下の歌もすばらしい。いい文章で、わかりやすい。1000円+税で、売り上げの10%は福島の子供たちの無料甲状腺検査などに使われるそうです。

〔付録〕世界はなぜ、戦争を止められないのか―
      国連憲章と集団的自衛権

は目からウロコです。

8/30のデモに行けない人は買って応援しよう!もう購読済の方は図書館にリクエストしよう。

阿修羅でもいくつか関連投書がありましたが、代表してひとつだけピックアップしました。http://www.asyura2.com/15/senkyo188/msg/610.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/305.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 教科書『政治は採択に関わるな』朝日社説で警鐘 | EconomicNews
EconomicNews
2015年08月23日 18:14

教科書『政治は採択に関わるな』朝日社説で警鐘
http://economic.jp/?p=52665


 朝日新聞が23日付けの社説で「自民と教科書、政治は採択に関わるな」と自民党の議員連盟が社会科の各社の教科書を比べるパンフレットを作り、全国の地方議員あてに配ったことに、国歌・国旗、集団的自衛権、憲法改正、南京事件、慰安婦問題などでの部分での比較が行われている内容から、安倍首相の考えに近い教科書採択への働きかけにつながらないよう、釘を刺した。

 自民党議連の行為がこれに当たるとは直接的にしていないが「政党が自らの主張に近い教科書を選ぶよう、働きかける行為は慎むべきだろう」とソフトに注意を促した。

 社説では「地方議員は教育委員の人事に同意を与える存在だ。行為が圧力と受け止められないよう自重してほしい」と要請している。また「教科書は、政党の主張を教え込む道具ではない」と民主主義教育で厳守すべき当然のことを改めて主張している。主張しなければならない危惧すべき状況が生じているということの裏返しである。

 社説では「教育委員会の制度改革で、各自治体ではこの春から首長が総合教育会議を設け、教育委員会と協議することになっている。文部科学省は教科書採択については、この会議の議題にすべきではないとした。教科書採択は政治的中立性が強く求められると考えているからだ」と教科書採択が政治介入や政治的意図で歪められてはならないことの重要性を強調している。これも当然のことだ。

 教科書の採択は今月末まで。教育委員には政党や議員の言動は他の材料とともに、ひとつの参考に留め、こどもたちの教科書としてふさわしいものを、責任を持って、自らの視点で、中立公正に判断することが強く求められている。少なくとも、なぜ、これを採択したのか、自身で明確に説明できるものでなければならない。(編集担当:森高龍二)
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/306.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 教科書採択 4年前は自民本部が『通達』 | EconomicNews
EconomicNews
2015年08月23日 18:17

教科書採択 4年前は自民本部が『通達』
http://economic.jp/?p=52667


 来春から中学で使用される教科書の採択が全国の自治体で進んでおり、今月末に終了するが、4年前の教科書採択更新時には、自民党の本部が地方の自民党議員に「教科書採択に関しては各地方議会における活動が死活的に重要」と明記した通達を出していた。

 通達では「教科書採択に関する我々の取り組みが、日教組・市民団体等から『不当な圧力』などと批判を受けないよう、活動にあたって節度と良識を持ってご対応いただきますよう併せてお願い申し上げます」とも記されていた。

 「教育を正す東葛市民の会」のHP(2011年6月21日)にアップされ、紹介されている日本教育再生機構の教育再生メールニュース(平成23年6月20日)に自民党組織運動本部地方組織議員総局・衛藤晟一総局長名で、自民党都道府県支部連合会幹事長あてに、この年の5月25日付けで発出された「平成23年夏の中学校教科書採択への取り組みについて(要請)」の文がアップされている。

 それによると「教科書採択に関しては各地方議会における活動が死活的に重要」と明記し、議会質問などを行うよう、質問文案まで提供していたことが分かる。首長や教育委員長に答弁を求めるもの。また議会決議文案も示していた。

 議会での質問文案では「下記の事実および史実について知事(市町村長)及び教育委員会委員長に御所見を伺います」と議会質問冒頭の入りから提示し「自衛隊は憲法違反ですか? 国土防衛や災害派遣で活躍している自衛隊を『憲法違反』と疑えるという紹介をする教科書について、率直にどう考えますか?」

 「学習指導要領にて、国旗・国歌の『意義』と『相互に尊重することが国際的儀礼』であることを理解させることを求めているが、数行で誤魔化して、きちんと教えていない教科書でよいと考えるのか?」

 「歴史上明確に疑われる事案について、一面的となっている教科書でよいのですか?例えば南京事件について、日本側が一方的に極悪非道に扱われている教科書で、子供たちの日本国への関心が高まりますか?」などを問うよう例示している。

 自民党が求める教科書に近いものに誘導するための議会質問といわれかねない要請だ。質問内容に問題があるわけではなく、地方議員として、議員の立場で疑問を質すには大賛成だが、背景については疑問が残るものだった。

 朝日新聞は23日、「政治は採択に関わるな」との見出しで社説を書き「教科書は政党の主張を教え込む道具ではない」「自らの主張に近い教科書を選ぶよう働きかける行為は慎むべきだ」と教科書採択の政治的中立性の確保を訴えた。

 自民党の議員連盟が地方議員に社会科の各社の教科書で、国旗・国歌や集団的自衛権、憲法改正、慰安婦問題、南京事件などの表記について比較したパンフレットを配布したことに、保守色の強い教科書を選んでもらう狙いがあると懸念したものだ。全国の中学でどのような教科書が使用されることになるのか、教科を担当する教諭のバランス感覚も求められている。(編集担当:森高龍二)

自民党本部から全国へ発信された教科書問題の通達について

2011.06.21

日本教育再生機構の「教 育 再 生 メールニュース」

【第162号】平成23年6月20 日(月)より。

「自民党本部から全国へ発信された教科書問題の通達について」を転載させていただきます。(仁)



1、 自民党本部から全国へ発信された教科書問題の通達について
@------------------------------------------------------
地方議会では6月議会が真っ只中ですが、
「自民党が今回は教科書採択で本気だ」
「これまでとは全然違う」――
こうした声が地方議員や関係者の間から
いま上がっています。
それは、
自民党の組織運動本部・議員総局の総局長である
衛藤晟一参議院議員の名前により、
全国都道府県支部連合会幹事長にあてて、
2月議会にむけて出された昨年12月の通達に引き続き、
6月議会にむけて本年5月25日にも
2度目の教科書問題の通達
(「平成23年夏の中学校教科書採択への取り組み(要請)」)
および
同「指針」、あるいは議会質問案や決議文案などの参考資料が
一斉に発信されているからです。

しかし、地域によっては
未だに各議員のレベルにまで通達が降りていない、
ぜひ通達の内容を教えてほしい、との声が
当機構にも数多く寄せられております。
そこで下記は、
すでに5月25日に自民党より発信されたものと同文ですが
さらなる一層の周知徹底がはかられるために
一部分を除いて全文をお届けいたします。

【要請】:

平成23年5月25日

都道府県支部連合会
 幹 事 長 殿

組織運動本部地方組織・議員総局
                 総局長 衛 藤 晟 一

平成23年夏の中学校教科書採択への取り組みについて(要請)
 
 日頃より党勢拡大に御尽力賜り感謝申し上げます。
 さて、平成18年12月に教育基本法が改正され、いよいよ本年夏には改正後初めての中学校教科書採択が各教育委員会および私立中学校において行われることとなります。すでに教科書採択については、昨年12月22日付で2月議会に向けた要請を申し上げており(「平成23年中学校教科書採択に関する取り組みについて(要請)」および同「指針」)、各位におかれては多大な御協力をいただいたことに深く感謝の御礼の言葉を申し上げます。
 
 しかしながら、本年3月末にマスコミに内容が公開された中学校教科書(歴史・公民)の大半は、教育基本法の理念・精神が十分反映されたものとは言えず、誠に遺憾と言わざるを得ません。例えば、自衛隊について未だに憲法違反とする意見を強調し、今回の大震災では称賛されている自衛隊の災害救助活動について何も記さず、国旗・国歌について粗略に記述し、国民的課題である拉致問題についても許しがたい人権侵害や国家主権侵害と記さずに簡略に描いた上、尖閣諸島や竹島について本文で触れないような教科書もあります。このままでは、教育基本法や国民の一般常識とはかけ離れた非常識な教科書が子供たちに教えられるという、由々しき事態が全国の教育現場で生じる恐れがあります。
 
 教科書採択に関しては各地方議会における活動が死活的に重要であり、そのため各位にお取り組み頂く指針を別紙の通り再度作成いたしました。適切な教科書採択にむけて、教育委員会の権限と責任で、教育基本法および学習指導要領改正の趣旨を反映した採択への取り組みを進めることは、教育基本法を制定したわが党の使命と考えます。今一度、都道府県議会および各市区町村議会にて指針を基に適切な採択環境整備に御尽力賜りますようお願い申し上げます。
 
 なお、教科書採択は外部の不当な圧力により結果が歪められることは決して許される事ではありません。教科書採択に関する我々の取り組みが、日教組・市民団体等から「不当な圧力」などと批判を受けないよう、活動にあたって節度と良識を持ってご対応いただきますよう併せてお願い申し上げます。
                                       以 上
【指針】:

平成23年夏の教科書採択に向けた地方議会での取り組み指針

1 基本原則
○教育基本法・学習指導要領改正の趣旨からかけ離れた非常識な教科書記述への議会質問を行う。
○その上で、教育基本法・学習指導要領改正の趣旨に最もふさわしい教科書採択の環境を整える。

2 具体的な取り組み
@ 議会質問(中学歴史・公民教科書用)
   本年3月末にマスコミ向けに公開された中学校教科書の内容に関して、次の問題記述について質問する。
 ・自衛隊を憲法違反とし、災害支援活動についても記さない教科書
 ・拉致問題を解決すべき国民的課題とせず、政府の方針と異なり、深刻な人権問題・国家犯罪・主権侵害とは教えない教科書
 ・竹島・尖閣諸島および国家主権の侵害についてきちんと教えない教科書
 ・二宮尊徳、勝海舟、高杉晋作、上杉鷹山など歴史上の重要人物を教えない教科書
 ・日本の神話を学習指導要領に反してきちんと教えない教科書
 
 これらの問題記述などについて、首長らに「自衛隊を違憲とする教科書についてどう思うか?」などと率直に考えを質すことで、これらは教育基本法や学習指導要領、国民の一般常識からかけ離れた非常識な教科書であることの認識を、議会内および教育行政において広げること。(質問文案は後掲。なお各教科書の問題記述については自民党広報部にてパンフレットも作成予定)
 
 また「拉致問題」については、すでに本年4月22日衆議院拉致問題特別委員会における古屋圭司議員(自由民主党中央政治大学院学長、日本の前途と歴史教育を考える議員の会会長)の質問に対して、中野寛成拉致担当大臣が東京書籍と育鵬社の公民教科書の拉致記述を読んだ上で「育鵬社に敬意を表したい」と発言しており、地方議会の質疑においても参考例となる。(後掲)

A 「教科用図書採択基準とその観点及び資料」の改善および議会決議
 都道府県の教育委員会では教科書採択にあたり、一般的な指針を示すものとして「教科用図書採択基準とその観点及び資料」を作成している。こうした都道府県の指針を基に、各市町村教育委員会においても選定資料が作成され、採択事務を進める際の基本資料となる。この「採択基準とその観点及び資料」において、平成18年12月に大改正がなされた教育基本法と学習指導要領の趣旨が反映されなければ、適正な教科書採択にはつながらない。
 改正教育基本法では新たに「道徳心」「伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛する」などの理念が盛り込まれた。こうした趣旨を反映した「教科用図書採択基準とその観点及び資料」となるように求める。また、同法・同要領に最も適した教科書採択を求める議会決議を行う。

 <都道府県議会での対応>「教科用図書採択基準とその観点及び資料」についてどのように教育基本法と学習指導要領の趣旨を反映させるか確認する。さらに同法及び同要領に最も適した採択を求める議会決議を行う。(文例後掲)
 <市町村議会での対応> 各市町村教育委員会が作成する選定資料について、教育基本法・学習指導要領の趣旨が反映されるよう求める。さらに同法及び同要領に最も適した採択を求める議会決議を行う。(文例後掲)

B 「開かれた採択」への対応
  文部科学省は「開かれた採択」を掲げて、教職員の意向だけで採択が決まることないよう保護者や一般の意見が反映される採択を求めている。したがって、採択権者である教育委員会の下部機関である採択審議会や調査員会において保護者や一般の意見が反映され、教科書展示会におけるアンケート内容が採択に適切に参考とされる仕組みを求めていくこと。なお、教職員による教科書の「絞り込み」や「序列化」が慣例としてある場合があり、こうした慣例は「教育基本法や学習指導要領改正の趣旨を踏まえた採択環境」に相応しいとは言えず、廃止を求めるほか、採択にあたっては外部からの不当な働きかけ等で採択がゆがめられないよう、静ひつな採択環境の確保を求める。

 <都道府県議会の対応> 選定審議会および調査員に保護者代表や一般人が入っているか確認し(入っていない場合は是正を求める)、アンケート結果の採択への適切な反映を求め、「絞り込み」「序列化」の廃止や、静ひつな採択環境の確保を採択方針に盛り込むよう求める。
 <市町村議会での対応> 選定委員会および調査員に保護者代表や一般人が入っているか確認し(入っていない場合は是正を求める)、アンケート結果の採択への適切な反映を求め、「絞り込み」「序列化」の廃止や、静ひつな採択環境の確保を採択方針に盛り込むよう求める。
                               以上
【参考資料】:

 以下は4月22日、衆議院拉致問題特別委員会における、自民党・古屋圭司議員の質問および中野寛成拉致担当大臣による大臣答弁の内容です。
 古屋議員は、今年夏の採択にエントリーした中学校公民教科書のうち、東京書籍(シェアトップで60%超)と育鵬社(フジサンケイグループの扶桑社の教科書会社)の2社の拉致問題記述を比較し、中野大臣にどう思うかと問いかけたものです。
 なお衆議院ビデオサイトでもこのやり取りを見ることができます。(http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php)

古屋委員  …(東京書籍の公民教科書は)拉致問題については、本文では下の方に、日本との関係では拉致問題が残り、北朝鮮との関係はまだ好転していません、この一行だけです。……
 育鵬社、これは同じく公民の教科書ですけれども…(グラビア写真の一つに)横田めぐみさんと横田滋さん御夫妻の写真が載っておりまして、…具体的に拉致問題のことを書いています。……(育鵬社のコピーの)三ページ目、これは、主権が侵害されることというのはどういうことなのかということを説明しているわけです。この主権侵害ということは、実は平成22年11月29日、これは対策本部長である菅総理が「拉致問題の解決に向けて」ということで指示を出したペーパーですけれども、冒頭に、「我が国に対する主権侵害かつ重大な人権侵害である、許しがたい行為である。」と「許しがたい行為」というところまで入れているんですね。前は、この言葉なかったんですよ。そこまで入れてるということは当然、こういうことを子供たちの中で勉強させるということは当たり前のことだと思います。
 なおかつ4月1日に閣議決定をして、…学校教育については、児童生徒の発達段階に応じて、拉致問題に対する理解を深めるための取り組みを推進する、こういうことです。…果たしてこの両方(東京書籍と育鵬社)を見た場合に、まず、どういう印象を持たれますか。

中野国務大臣 …それぞれの教科書について、おっしゃるように、公的に私がコメントするということは多分できないんだろうと思います。ただ、一つ言えますことは、育鵬社、よくここまできちっと書いていただいたなという意味では、拉致担当大臣としては敬意を表したいというふうに思います。……

古屋委員 ……やはり拉致担当大臣としては、育鵬社よく書いてくれた、よく書いてくれたというより政府が主張していることを当然のように記述をしている。もちろん、こういう教科書が中学校の生徒の皆さんに読まれることによって、国の考え方が正直言って理解できるわけでありまして、何の問題もないと私は思いますし、多分そういう趣旨でおっしゃったんだと私は解釈している。首を縦に振っていただいたので、それで結構でございます。
 特に、この東京書籍の公民の一番下の「日本との関係では拉致問題が残り、北朝鮮との関係は好転していません。」という、こんなしょぼい記述で終わっているだけじゃなくて、上から読んでいくと、線を引きましたけれども、日本が過去に植民地支配を行い、戦争で大きな被害を与え、東アジア等に与えた苦しい痛みを忘れてはいけません、むしろこっちが主題になっていて、後半がもう付録でついているということでありまして、実はこれが60%の採択率であったということ自身も極めて問題だと思いますけれども、その辺について改めて、印象で結構ですから、一言大臣の方から。

中野国務大臣 印象と言われましたので、個人的私情になるかもしれませんけれども、(古屋)先生と共通した心境を持っていることは事実でございます。

【参考】:

〜健全な教科書を子供たちに届けるために〜
あなたの議会で質問・決議をお願いします!

■趣 旨
 今年の夏、4年に一度の中学校教科書の採択が全国の各教科書採択区において行われます。今回の教科書採択は、新しい教育基本法が制定されて初めての採択となります。新しい教育基本法では、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」ことが教育の目標のひとつとして示されました。これら教育法規の改正に基づき、学習指導要領の改訂が行なわれ、教科書会社は教科書の編纂を行ないました。

しかしながら、今年3月末に検定合格となった教科書を調査すると、自衛隊を憲法違反とする意見を強調したり、拉致問題を解決すべき国民的課題とせず、深刻な人権問題・国家主権侵害と教えない教科書、竹島・尖閣諸島および国家主権の侵害についてきちんと教えない教科書、二宮尊徳、勝海舟、高杉晋作、上杉鷹山など歴史上の重要人物を教えないというような、新しい教育基本法や学習指導要領が求める「国家及び社会の形成者としての資質を養う」とする規定に沿っていない教科書が大半になっております。

 そこで、新教育基本法・学習指導要領に則った健全な教科書を子供たちに届けるために、貴殿の議会において、不適切な教科書を排除すべく、一般質問及び決議を行なって頂ければと存じます。

 つきましては、全国で健全な教科書において子供たちが学べるよう、趣旨ご理解の上、格別のご協力を賜れれば幸いです。

■一般質問案文

 今年度夏に行なわれます中学校教科書採択について、知事(市町村長)及び教育委員会委員長に質問いたします。
 今回の教科書採択は、新しい教育基本法が制定されて初めての採択となります。新しい教育基本法では、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」ことが教育の目標のひとつとして示されました。これら教育法規の改正に基づき、学習指導要領の改訂が行なわれ、教科書会社は教科書の編纂を行ないました。

 しかしながら、今年3月末に検定合格となった教科書を調査すると、新しい教育基本法・学習指導要領に沿っていない教科書が、検定をクリアしていることが伺えるのです。
 
 そこで、下記の事実および史実について知事(市町村長)及び教育委員会委員長に御所見を伺います。

 第1に、自衛隊は憲法違反ですか? 国土防衛や災害派遣で活躍している自衛隊を「憲法違反」と疑えるという紹介をする教科書について、率直にどう考えますか?
 
 第2に、拉致問題は国民的課題であり、許されない人権侵害・国家犯罪ではありませんか? そうした日本国政府の方針の通りに記さず、北朝鮮による拉致問題が、北朝鮮との関係好転を阻害している問題であるかのような記述をしている教科書について、どのように考えるか?
 
 第3に、外務省の公式見解と異なる領土見解を唱える教科書をどのように考えるのか。特に、竹島や尖閣諸島を教えない教科書でいいと考えるのか。

 第4に、学習指導要領にて、国旗・国歌の「意義」と「相互に尊重することが国際的儀礼」であることを理解させることを求めているが、数行で誤魔化して、きちんと教えていない教科書でよいと考えるのか?
 
 第5に、歴史上の重要人物を教えない教科書でいいのか?例えば、日本人の勤勉の象徴であり、且つ、報徳思想を唱えた「二宮尊徳」を歴史上の重要人物として取り上げなくてよいのか? 勝海舟や高杉晋作、上杉鷹山を教えない教科書をどう思いますか?
 
 第6に、歴史上明確に疑われる事案について、一面的となっている教科書でよいのですか? 例えば、南京事件について、日本側が一方的に極悪非道に扱われている教科書で、子供たちの日本国への関心が高まりますか? 
 
 以上、6点について、知事(市町村長)及び教育委員会委員長の御所見をお伺いいたします。

■決議案文 :

教育基本法・学習指導要領の目標を達成するため、最も適した教科書の採択を求める決議(案)
 
 平成18年の教育基本法改正では、新たに「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」ことが教育の目標の一つとして示された。これを受けて改正された学校教育法では、義務教育の目標の一つとして、「我が国と郷土の現状と歴史について、正しく理解に導く」ことが規定され、これらの教育法規改正に基づき学習指導要領の改訂が行なわれ、教科書会社は教科書の編纂を行なった。
 
 本年3月には、中学校教科書における検定結果が文部科学省より発表され、夏の教科書採択に向け、各教育委員会は準備に入ったところである。
 文部科学省の教科用図書検定調査審議会は、教育委員会が装丁や見映えではなく、内容を考慮した綿密な調査研究を公正かつ適正に行い、各採択権者の権限と責任のもと、地域実情に最も適した教科書を採択していくことや、教育基本法の改正内容や学習指導要領の改訂を十分理解し、適切な教科書採択を行なうよう求めている。
 そこで、教育委員会におかれては次の点を踏まえ、公正かつ適切な教科書採択が行なわれるよう強く求める。



一、審議会の答申を踏まえ、教育委員会の委員その他学校関係者に教育基本法及び学校教育法の改正並びに学習指導要領改訂の趣旨について周知徹底を図り、教育課程が改善されたことに対する理解を深めること。
二、各教科書が教育基本法、学校教育法や学習指導要領に照らし、教育の目標を達成し得るものとなっているのか評価の指標を設け、各々の教科書の特徴や個性、表記に関する比較検討ができるよう調査研究を行なうこと。
三、教育委員会の責任のもと、教育基本法、学習指導要領の目的・目標等の達成を目指し、最も適した教科書を採択すること。
 
以上、決議する
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http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/307.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 各地版SEALS、各地版MIDDLES、各地版OLDSの蜂起(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201508/article_22.html
2015/08/23 23:37

参議院国会もいよいよ終盤に入り、安倍政権は参議院においても強行採決を行うとの噂が絶えない。きっと、野党がどんなにがんばっても政府は強行するだろう。

しかし、現在各地に国会前に集結したSEALSをきっかけに、国会前に行けない各地の若者がSEALSを結成して活動を開始している。また、MIDDLES、OLDSも蜂起し出した。私の住んでいる地方の都市においても、高校生がSEALS的活動を行って、地方紙の話題となっている。これは明らかに、安倍氏の爺さんの時の60年安保、70年の大学紛争の時とは違った様相である。

高校生にまで戦争法案が影響が出ているのは、自公政権が自分達が有利となると思って選挙年齢を18歳に下げたせいと考えている。18歳以下の予備群の学生の目を政治に向けさせたことがせいである。今までの選挙では、20代の投票率が一番低く、保守化しているなか、その投票先が自民党のような保守層に流れると踏んでいた。

ところが、安倍氏の仕掛けた違憲の法案で、18歳以下の有権者予備群にまで、この法案の危険性を知らしめてしまった。これは、消費税増税の法案可決とは意味が全く異なる。つまり、戦争法案は自分達の命に係わることだと気付いたのだ。

先日、JICA(国際支援機構)に勤めていた人から紛争地の活動において、集団的自衛権を行使すれば、日本が米国と一体化したとみなされ、テロを含めて攻撃の的になることは必至であると聞かされた。海外で活動する人道支援のNPOなどの人達も攻撃の対象になるとという。日本は既にISに宣戦布告しており、この法案成立と共に、海外各地の最前線で働いている民間人が最も被害を受けるだろう。そんな被害者が出たとき、安倍首相の言うことは、テロに断固闘うと述べ、益々テロを助長することは目に見えている。

それをさせないためにも、全国レベルの憲法を守る蜂起が必要なのだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/308.html

記事 [政治・選挙・NHK191] なぜ信じる? マスコミに振り回される人々(simatyan2のブログ)
なぜ信じる? マスコミに振り回される人々
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12065064771.html
2015-08-23 22:13:57NEW ! simatyan2のブログ


大衆のテレビ離れが言われて久しいのに、その一方でマスコミ、特に
テレビの100%信じて疑わない人がまだまだ多いようですね。


このブログでも過去何度テレビのヤラセや捏造、仕込みについて書い
てきたし、今ちょうど放送してる読売系の24時間テレビの24時間
テレビについて女芸人も欺瞞性を暴露してるというのに。


24時間テレビよ、お前もか―― テレビスタッフの「泣きの押し売り」ロングマラソン
http://pageview.jp/entertainments-sports/2804/

その前にはフジが27時間テレビとかしていて、同じような長時間
マラソンをお笑い芸人がやってましたね。


いい加減に電波の垂れ流しは止めてほしいですが、それなりに視聴率
があるので困り物です。


しかも最近では今までマスコミ攻撃をしていたネトウヨでさえテレビ
を信じきってるようです。


安倍内閣の支持率が上がっては、


「ブサヨ涙目ー!!安倍内閣支持率上昇」


と単純に喜んでいます。


それも宿敵ウジテレビと叫んでたフジテレビの支持率調査にですね。


それと、ここ1週間ほどテレビニュースを占領してる中一殺害事件。


やけに騒ぎすぎですね。


おかげで安保も五輪不祥事も吹っ飛んでしまいました。


すごいタイミングの良さで、一般視聴者もこの話題で持ちきりで、
ネトウヨも疑問ももたず垂れ流し情報を鵜呑みです。


それだけじゃなく警察の捜査をベタ褒めなんですね。


【高槻中学生殺害】
山田浩二が逮捕されるまでの経緯が凄すぎる!!!!!
大阪府警有能すぎてヤバイwwwwwww
大阪府警有能すぎるだろ!
えー… 同じ車でまた遺体処分に出かけたのか
そら一発だわ、けーさつ乙
警察GJ!


とか言ってるんですよ、結果的に中学生が2人も死んでるのに。


いつからネトウヨは警察の太鼓もちになったんですかね。


もっとも自衛隊などはいつもベタ褒めでしたけど。


22日にも静岡県御殿場市の陸上自衛隊東富士演習場で、陸自の
実弾射撃演習「富士総合火力演習」で戦車が砲撃した際に砲弾の
破片が観客席に飛び来場者2人が足に軽いけがをしたそうです。



陸自演習で観客2人けが 砲弾破片当たる 東富士演習場
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150822-00000032-asahi-soci

2人はそれぞれ右ひざと左太ももにけがをし、現場で救急処置を
受けた後、そのまま見学を続けたそうです。


普通なら問題になりそうなことですが、でもネトウヨにかかれば、


29: 名無しキャット 2015/08/22(土) 15:26:03.14 ID:yW/L/9b00.net
むしろ喜んでたんじゃね?


22: 名無しキャット 2015/08/22(土) 15:24:42.60 ID:COrft9Bh0.net
観客も120ミリ砲に撃たれたのは本望だろ
演習を見にくるような客ならむしろ撃たれて嬉しいはず


23: 名無しキャット 2015/08/22(土) 15:24:45.93 ID:alW8I8Qh0.net
うらやましい俺も軽症で済むなら被弾したい


などと言う始末です。


少し前までなら官僚と戦う「安倍さん」をアピールしていたのに、
まるで手の平を返していますね。


ということは安倍晋三が官僚と戦うなんてのはポーズだけで本当は
官僚のための政治を行ってるのを認めたようなものです。


まあ実際考えてみればわかりますが、官僚に嫌われた政治家が2度
も首相を務めることなど出来ないはずで、出来てるということは
官僚とwinwinの関係を築いてるということになります。


そして先の中一殺人事件に話を戻すと、この容疑者、名前が山田浩二
(本名渡利浩二というらしいですが)、この容疑者が福島で除線
作業員だったらしく、それをまたネトウヨが次のように、


337:名無しさん@1周年2015/08/22(土) 17:48:33.56ID:N+ypkcyh0.net
やっぱ、反原発の左翼のやつは
平気で人殺したりするな


428:名無しさん@1周年2015/08/22(土) 17:54:58.57ID:Wrl5YtqV0.net
原爆はダメでも殺人はオーケーwww


などと書いてるんですね。


これを見て、政府はこのように持って行きたいんだな、と思いました。


ちょうど去年の今ごろからデング熱騒ぎが始まり、小一バラバラ殺人
事件が起きましたが、それは反原発集会で盛り上がった時期でした。


また、そのしばらく後の集団的自衛権で騒がれた時期には、兵庫県で
洲本5人殺し事件があり、逮捕された容疑者は左翼的人物と言われ、
その後の官邸ドローンの容疑者も左翼的な人物だと報じられました。


つまり政府にとって都合の悪いスキャンダルが問題になるたび不可解
な事件が起き、その容疑者の大半は反政府的な人物の印象が強い
ように報道されるんですね。


実際そういう、お誂え向きの境遇の人材を数多く確保してる場合もある
でしょうし、起きた事件の何割かは仕組まれたものだと思います。


だから政府に問題がある時は目先をそらせるために、事件がやたら
増えるのです。
愕然!保険の規約変更が証明する事件や事故の多発と戦争
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12064233377.html

それでも誤魔化されないで批判する人には攻撃が始まります。


先日、尾木ママこと尾木直樹氏は安保法案を批判しました。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/12/ogimama-security-law_n_7974916.html

また東京オリンピックのエンブレム騒動にも苦言を呈していました。


佐野研二郎氏は「日本の恥 エンブレム取り下げるべき」尾木ママが強く批判
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/18/sanokenjiro-ogimama_n_8002102.html

すると圧力がかかったようで謝罪をしたようですね。


尾木ママ「佐野研二郎氏に200億」発言で謝罪 専門外への「口出し」過去にも摩擦
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150822-00000001-jct-soci

どこの誰がどんな圧力をかけたのかはわかりませんが、経産省の兄
JOC理事や高名なデザイン審査委員長などが絡んでいるのです。


佐野一人ではなくても200億程度の金は動くのは当たり前なのに
よくも100万円しか賞金がないといえたものですね。


表向きの金と裏金はまた金額の桁が違うのです。


たぶん尾木さんのブログには凄い量の攻撃コメントがあったんじゃ
ないでしょうかね。


僕みたいな者のブログにも下のようにネトウヨの攻撃がしょっちゅう
ありますからね。


同じIPアドレスで名前の違うコメントが集中してるでしょ?



右端の数字がIPアドレスで同じ数字が並んでるのがわかると思います。


つまり一人何役もこなしてるのが丸わかりなんですね。


こういう具合に世耕官房副長官率いるチーム世耕と雇われ書き込み
人が、一般市民から芸能人まで政府に否定的な人を脅しにかけるの
です。


コメントは全て反映されるとは限りませんし、反映してもコメント
全てに返信があるとも限らないことをご了承願います。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/309.html

記事 [政治・選挙・NHK191] アホノミクスと「あんぽんたん」法制が国を滅ぼす(リベラル21)
アホノミクスと「あんぽんたん」法制が国を滅ぼす
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-3281.html
2015.08.24 リベラル21


盛田常夫 (在ブダペスト、経済学者)

■日本社会の特殊性

 公共インフラや社会保障の拡充を図ろうとすれば、必然的に国家財政の規模が膨らむ。ヨーロッパのほとんどの国では、国家財政の規模はGDPの5割前後で、フランスや北欧諸国のそれは50%を超える。単純化して言えば、所得の半分が各種国税地方税や医療・年金の社会保障負担として、財政や基金に集中される。福祉国家を建設しようとすれば、当然のこととして、個人所得から個人消費に回す部分を犠牲にして、公共サービスの維持に拠出しなければならない。個人所得が小さくなる分だけ、個人消費市場の規模は拡大しない。しかし、北欧の諸国は個人消費を犠牲にして、公共福祉を維持している。たとえば、大きな集合住宅では、個別の家庭が洗濯機を保有することは稀で、いわばコインランドリーのようなシステムで、日常の洗濯を行っている。こうすることで、個人消費が抑えられ、その分だけ公共福祉へ所得が回される。他方、個人消費が抑制されれば、消費財市場の規模も抑制され、消費財産業が日本やアメリカの様には発展しない。しかし、そうやって、質素な生活を維持しながら、公共福祉を維持しているのが北欧諸国である。

 こういう状況をみると、アメリカと日本はヨーロッパの諸国と異なる社会だということが分かる。税収が国家財政に締める割合は15%前後で、地方税や社会保険負担を含めても、それらの総額の対GDP比は3割前後である。経済活動に占める個人消費の割合が大きいから、消費市場経済が非常に発達している。

 しかし、日本とアメリカは根本的なところで異なっている。アメリカ人に社会保険という発想はない。国民皆保険をなかなか導入できないように、「社会保障の拡大は社会主義」という観念が強い。「国家が経済を掌握すると民間経済が弱まり、自由な経済活動が制限され、金儲けが出来なくなるから、社会保障の拡充には絶対反対」というのが、中・上流階級の基本的な考えである。一攫千金を狙って相互に競い合い、経済的利益のぶんどり合戦を行うのがアメリカである。最初から社会連帯という発想は希薄である。もともと、アメリカは世界の各地から移民してきた人々が構築した国だから、この国是を否定するのは難しい。

 こうやってみると、日本は非常に興味深い国で、アメリカ的な消費経済とヨーロッパ的な福祉国家の両方を追及している、世界でも希有な国である。日本は海に囲まれた島国。しかも厳しい自然環境で四季を過ごす日本人は、社会連帯がなければ社会を平和的に維持するのが難しい。だから、アメリカ的な消費経済の影響を受けながら、他方で社会連帯の絆が強く、強固な社会保障制度を構築して社会維持が図られてきた。日本ではよく西欧の社会保障の充実が話題になるが、日本の社会保障の水準は、ヨーロッパ諸国のそれと比べてもひけをとらないばかりか、かなりレベルが高い。高度な市場経済を土台にしているから、福祉サービスのベースも高くならざるを得ない。この面では、日本は高度に発達した社会主義と言っても過言ではない。旧社会主義国の社会保障など、比較対象にもならないほど日本のレベルは高い。

 しかし、個人所得への課税を抑えながら、他方で社会保障を充実させるという離れ業はどうやって実現できるのだろうか。政治家や官僚が、無駄を極限まで削減し、国庫に集中した各種税や基金を効率的に運用しているからだろうか。そうではないだろう。

■麻痺する政治家と官僚の金銭感覚

 社会保障制度の維持や公共インフラの維持整備に巨額の費用がかかる。ところが、日本の税収はGDPに比して極端に低い。歴代自民党政府は有権者の票目当てのポピュリスト政策と成長促進一本槍の経済政策で、税率を上げて税収を増やすことに消極的である。当然、足りない部分は国債発行に頼る。その結果、政府の累積債務は増え続け、1000兆円を超えている。この借金経営はいずれ絶対的な限界にぶつかる。イデオロギーで解決できない問題だ。破綻する前に、政治家・官僚の綱紀粛正と制度全体の再構築が必要だ。

 すでに団塊世代が年金生活に入り、社会保障支出が増大しているのに、労働人口は減少するばかりだ。少ない労働人口で、膨れ上がった年金生活者を支えなければならない。中長期的に日本の財政は崖っぷちに立っている。年金基金の枯渇も迫っている。人口が減るのに、拡大を続けるインフラ(高速道路網や新幹線網)の維持管理費用は増え続ける。しかし、右も左も政治家の財政にたいする危機感は乏しい。国のお金は地中から沸いてくるような感覚でいる。

 新国立競技場の見直しで、「国がたった2500億円のお金もだせないのか」、「オリンピックは5兆円かかる」などという発言が簡単に口から出るのは、金銭感覚が麻痺している証拠だ。2500億円は国民1人当たり2500円、5兆円は国民1人当たり5万円である。もし「1人5万円、4人家族で20万円の東京五輪実行特別税を払ってくれますか」と問えば、ほとんど国民はそんなにかかるなら五輪は不要と答えるだろう。しかし、政治家だけでなく、国民もすぐに自分の腹を痛めるわけではないし、あまりに金額が大きすぎて現実感覚がないから無関心になる。

 ここに財政が肥大化した現代国家の問題がある。日本のみならず、西欧でも旧社会主義国でも、財政規模が大きくなった諸国では、政権政党の政治家と一部の高級官僚が財政のおこぼれを最大限に享受している。補助金支出や業務委託などを通して、政権政党の関係者に国のお金が流れている。日本ではあからさまなインサイダーの利益供与は厳しく罰せられるから、高級官僚が省庁の外郭団体を作り、補助金や企業からの会費で運営される財団や基金などを増やして、天下って役得を得るシステムが構築されている。1000兆円を超える借金があるのに、政治家も官僚も口だけの「財政改革」で、実行がまったく伴わない。

 国立競技場の建設で責任の所在が議論されているが、本来の責任組織である日本スポーツ振興センター(JSC)は文科省管轄の独立行政法人で、文科省関係者の天下り先である。こういう組織の代表は、たいした仕事もしないのに、専用車の送り迎えがある「ごっつあん」仕事だ。だから、国立競技場の建設問題の責任と言われてもピンとこないほど感覚が鈍っていて、「責任」観念すら失った組織なのだ。

 欧州ではOECDのルーティン的な会合への出席に、欧米諸国の大臣が空港からタクシーで駆けつけることがある。日本の大臣が外遊しようものなら、ベンツの借り上げ車が何台も用意され大名行列になる。こういう感覚だから、私的なゴルフへ行くにも公(社)用車を使ったり、ハイヤーを利用してその請求書を組織や会社に回したりすることに疑問すら感じない。

 この種の天下りのために作られた組織は数え切れないほどある。これをすべて整理すれば、数兆円はすぐに節約できる。しかし、官僚にも政治家にも、自らの役得を消滅させようとする決意などない。だいたい、料亭で飯を食いながら財政改革などできるはずがない。財政改革などはたんに任期を全うするまでの、お題目にすぎない。

■知性の偏差値が低い宰相

 ヨーロッパと違い、日本の官僚の多くは地方出身で、格式ある家系の出身者は少ない。どちらかと言えば、家庭が貧しく苦学して立身出世を遂げた人が多い。政治家も「良家」の出身者は少数派だろう。ところが、現在の日本の内閣を構成している主要な政治家は、経済的に豊かな家系の出身で、たいして勉強や苦労もせずに、付属校をエスカレーターで上がってきた連中だ。要するに、「ぼんぼん政治家」である。

 余談になるが、どの私立大学でも付属校出身者の学力が低く、英語などの基本学力の差をどう埋めるかは常に教授会のテーマになっている。中学や高校の受験競争は熾烈だが、いったん付属校に入学してしまうと勉強しなくなる。3年間の高校時代にしのぎを削って勉強してきた学生と、遊んできた学生では、大きな学力の差が生まれる。

 幼稚園や小学校から大学まで付属で過ごした学生の学力など言うに及ばない。だから、漫画は読めるが、難しい漢字が読めない学力不足の宰相がいても、なんの不思議もない。こういう「良家」出身の政治家は箔を付けるために留学させてもらっているが、きちんと学業を修めたわけではない。経歴にアメリカやイギリスの大学に留学と書いてあるが、学業を終えた形跡はない。中身がゼロの短期留学である。だから、よせばいいものを、アメリカ議会で英語演説すると、英語力を露呈してしまう。単語を発音するだけでは、英語のスピーチにならないことが理解できない。やはり、坊ちゃん留学は使い物にならない。

 かくように、今の政治を主導する政治家の知性のレベルは極めて低い。この程度の政治家を高く評価し、ヨイショする御仁もご主人様と同類である。安倍政治の太鼓持ち百田尚樹、安倍様のネトウヨ歴史観に感動する男芸者橋下徹、安倍メディア監視の小間使い籾井勝人をみれば、皆五十歩百歩だ。麻生派に属する放言議員の知性の程度も、親分と同じかそれ以下だろう。こういう連中に国家の将来を任せると、日本は破滅する。だから、心ある知性人は皆、安倍政治に声を上げ始めている。

■ぼんぼん宰相の浅知恵が国を滅ぼす

 知性の偏差値が低い政治家は、歴史的視野も狭い。心情的に、過去の日本が犯した過ちを認めたくない、口に出したくないというのは、子供と一緒だ。いつまでも高度経済成長の夢を見続け、景気高揚のために何でもありと考えるのも、馬鹿の一つ覚えだ。日銀がふんだんに通貨を供給してバブルを煽っているが、実体経済が1%も成長しないのに、株式市場だけが何十%も上昇するのはバブル以外の何でもない。しかも、そのバブルを支えるために、国民の年金資産や簡保の資産が投入されている。バブルが崩壊して、これらの資産が毀損した場合、誰が責任をとるのか。誰も責任を取らないだろう。原発しかり、国立競技場しかり、金融緩和しかり、国民資産の株式運用しかりだ。

 垂れ流した日銀資金をどうやって回収するのか。アメリカでさえ禁じている年金基金の株式運用という禁じ手を使った罪は大きい。安倍一族や麻生一族の資産をすべてつぎ込んでも、賄いきれないほどの損失がでる。バブル崩壊による国民資産の毀損は万死に値する。それが分からないほど、知性の偏差値が低い。

 「隣の家が火事になった時に助けるのは当たり前」という集団的自衛権の例えも間違っている。すでに日本は、この70年間、米軍にひさしを貸して母屋を取られている。アメリカが日本から遙か遠方で起こす戦争に、荷担する義務が追加されるだけの話だ。ヴェトナム侵略戦争で国内のアメリカ軍基地の使用に抗議すら出来なかった日本政府だ。あんぽんたんのぼんぼん宰相が推進する安保法制は「あんぽんたん法制」だ。

 知性の偏差値が低い宰相の浅知恵は、日本国民に大きな禍根と犠牲を強いるものになろう。しかし、毀損や犠牲が生じてからでは遅いのだ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/310.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <安保法案>今夜7時のNHKニュースは「抗議行動」を報道しなかった 官邸に媚びる「洗脳」番組に成り下がるのか。
【安保法案】今夜7時のNHKニュースは「抗議行動」を報道しなかった
http://alcyone-sapporo.blogspot.jp/2015/08/nhk_23.html
2015年8月23日 低気温のエクスタシーbyはなゆー


若者団体シールズは安保関連法案に反対する「全国若者一斉行動」が全国の64カ所で行われたと明らかにした。
2015/08/23 19:12 【共同通信】
http://www.47news.jp/FN/201508/FN2015082301001503.html

               ↓


https://twitter.com/akahataseiji/status/635404690545479681



若者が一斉に「安保法案反対」 全国64カ所、シールズ主導
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015082301001485.html
2015年8月23日 19時40分 東京新聞



安全保障関連法案に反対し、東京・表参道をデモ行進する「SEALDs」のメンバーら=23日夕


 安全保障関連法案に反対する大学生らのグループ「SEALDs(シールズ)」が呼び掛けた「全国若者一斉行動」が23日、各地で行われた。シールズによると、北海道から沖縄までの64カ所でデモや集会が実施され、若い世代の反対運動が広がりを見せた。参加者らは「法案は戦争への道を開く」「私たちの行動は政権にも影響を与えるはずだ」と訴えた。


 東京都港区の青山公園で開かれたシールズの集会には、若者や家族連れが続々と集結。約6500人が渋谷方面に向け、ラップ調の「憲法守れ」「戦争反対」とのコールを上げながらデモ行進をした。
(共同)



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/311.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 8/24 深夜1:20分のNNNドキュメント 原子力発電所から常時放射性物質が放出されていますか? 原発板リンク
日本に現存する原子力発電所の通常運転時に排気塔からの
放射性物質が放射されているか?を番組のエンデングで
字幕入りで放送差れてました。 答えは下記URLからご覧ください。

http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/682.html
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/312.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「日本が侵略戦争したのではない:宋 文洲氏」
「日本が侵略戦争したのではない:宋 文洲氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18158.html
2015/8/24 晴耕雨読


https://twitter.com/sohbunshu

>ジョージ 【新事実】「岸に関するCIA資料はまだ秘密指定を解除されていない。つまり岸とアメリカの関係はいまだに表に出せない内容が含まれている」安倍首相の「安保法制」妄執の背景に、敬愛する祖父岸信介がA級戦犯を逃れるため米国と交わした裏取引きが! http://t.co/nf6robM6l8

日本が侵略戦争したのではない。宋 文洲 http://t.co/yD1TVYAPOX

>ジョージ 【日本は未だアメリカに占領されており、官僚、自民党議員は米国奴隷だ。】山本太郎が安倍首相の「ネタ元」リポートを暴露! 安保法制はすべて米国のリクエストだったという証拠が http://t.co/SiIFx5LMMf

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http://t.co/yD1TVYAPOX
日本が侵略戦争したのではない

中国人に「日本は中国を侵略した」と面と向かって言われると私にも辛いものがあります。なぜならば戦前でも戦争したい日本人は滅多にいないことを知っているからです。妻の両親の二人の祖父は赤紙で呼ばれて戦争に行きました。どこでどう死んだかは未だに不詳です。徴兵に応じないと憲兵が来るし、当時の日本社会では生きていけないのです。

しかし、海外の人に「日本が侵略」と言われると、多くの日本人は辛いでしょう。戦争や侵略が嫌いな自分が「侵略した」と言われた気分になるからです。

では外国人、特に中国人が「日本が侵略戦争をした」と言う時は、どういう中身を意味するでしょうか。

中国人は小さい時から日中戦争は日本軍国主義によって起こされた侵略戦争で中国に甚大な被害をもたらしただけではなく、日本国民も被害者だと教えられてきました。これは日本への報復禁止を呼び掛ける当時の蒋介石政府の声明にも、毛沢東政府の日中国交回復の声明にも、はっきりと書いてあります。つまり、「日本の侵略」は「日本軍国主義の侵略」を意味するのです。

軍国主義による被害の数字に見解の相違があれば、日本政府は客観的に中国政府に指摘すればよいのですが、日本政治家が「虐殺がなかった」と言い出すと、「歴史否定」と思われてもおかしくないはずです。特に国会の場で「侵略戦争に定義がない」とか村山談話を見直すとか宣言する国の代表がいれば、外交の場で「講和の契約をちゃんと守ってくださいよ」と言われるのは当然です。

このことを極右の方々が中国の「反日教育」と言うのは見当違いです。中国には日本軍国主義に反対する教育があります。旧日本軍を悪く描く映画やドラマもあります。しかし、戦後の日本や日本国民のことを悪く描く教科書や映画や番組などを私は見たことがありません。日本のマスコミのほうが中国のマイナス情報に熱心です。

私の中国側の親戚や友人は、私の日本人親戚や友人に向かって「日本は中国を侵略した」と言いませんし、思い付かないのです。相手のことを信頼している上、国民が同じ戦争被害者である自覚を持っているからです。しかし、未だに戦争を起こしたい人が日本に居ることも事実です。

先日、フジテレビの「みんなのニュース」に出て「日本はまた戦争するか」という討論に参加しました。100歳のむのさんの「当時殆どの国民は戦争を心配し、行きたくなかった。今のように思ったことが言えないからどんどん戦争にはまっていった」との回想に触発されて、私は以下の発言をしました。

「日本がまた戦争するかとの問い方に違和感を覚える。戦争したい国などない。しかし、戦争したい人は未だにいる。石原先生はカメラの前で『今の野望はシナと戦争して勝つことだ』と言いました。」

その場に居た石原慎太郎さんはさすが自分の前言を否定できず、苦笑いしながら「私は何も中国と事を構えるつもりは・・・しかし、尖閣はどう思うか」と話を逸らそうとしました。

私は「戦争を起こす人は戦争に行かない。自分の子供も行かない。石原先生はこの御年だから戦争に行く訳がない。戦争を起こしておしまい。」と言った時、むのさんが石原さんに向かって大声で言いました。

「そうだそうだ。石原、戦争に行って来い、行って来い。」

そうなんです。戦争をしたいのは国家ではなく人間です。戦争を避ける一番の方法は戦争したい人同士が戦争に行けばよいのです。戦争したくない人を巻き込まないでほしいのです。そして戦争したくない人の名誉も汚さないでほしいのです。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/313.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <速報>神奈川県の米軍施設が爆発・炎上!米軍の規制で消防は放水できず!町中で爆音が鳴り響く!
【速報】神奈川県の米軍施設が爆発・炎上!米軍の規制で消防は放水できず!町中で爆音が鳴り響く!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7719.html
2015.08.24 02:24 真実を探すブログ



☆米軍施設で火災、爆発音=規制で放水できず―神奈川・相模原
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150824-00000009-jij-soci
引用: 
 24日午前0時50分ごろ、相模原市の米軍関連施設「相模原総合補給廠」で、「爆発音がして、火が見える」と110番があった。
 神奈川県警相模原署などによると、米軍側の規制のため警察や消防は出火現場に近づけず、燃えている物も不明なため、放水活動もできていない。けが人の情報は入っていない。
:引用終了


☆アメリカ軍関連施設で爆発音 相模原
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150824/k10010200001000.html
引用:
24日未明、相模原市にあるアメリカ陸軍の補給基地「相模総合補給廠」から爆発音がしたという通報が付近の住民から警察にありました。消防などによりますと基地の敷地内にある倉庫1棟で火災が発生したということで、警察や消防で詳しい状況を調べています。
:引用終了


↓付近の住民が撮影した動画


爆発?











http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/314.html

記事 [政治・選挙・NHK191] またも首相の決断頼み? 組織委、都知事、五輪相ともに模様眺め[産経ニュース]
【五輪エンブレム問題】
またも首相の決断頼み? 組織委、都知事、五輪相ともに模様眺めhttp://www.sankei.com/politics/news/150823/plt1508230012-n1.html

 政府は、安倍晋三首相が白紙撤回した新国立競技場の建設計画とは異なり、「完全に大会組織委員会の問題だ」との立場だ。ただ「盗用」疑惑の拡大に五輪関係者はみな模様眺めを決め込んでおり、首相の二度目の白紙撤回の決断を待ち望む声も出ている。

 「組織委から発表前に国内外の商標調査をしていると報告を受けている」

 菅(すが)義(よし)偉(ひで)官房長官は問題発覚直後の7月30日の記者会見でこう述べ、政府としてエンブレムについて問題視しない考えを示していた。

 その後、エンブレムを制作したアートディレクターの佐野研二郎氏が手掛けた過去の複数のデザインにも「酷似している」との指摘が続出。これで、エンブレムへの疑念がさらに深まってしまったが、政府として、いったん「問題なし」と認定した以上、組織委も東京都の舛添要一知事も遠藤利明五輪相も、事態収拾には積極的に動きづらい。

 政府高官は「エンブレムのデザイン選定に政府は一切関わっていない。政府が芸術的なものを評価するのも難しい」と頭を抱える。

 ただ、新国立競技場の計画撤回の際には、首相が「(東京五輪は)皆さんに祝福される大会でなければならない」と強調していただけに、エンブレム問題の泥沼化は政権への不信感につながりかねない。政府・与党内からは「今回も首相がリーダーシップを発揮すべきだ」との意見が聞こえてきている。現実的に首相の“鶴の一声”くらいしか打開策はなさそうだ。

[産経ニュース 2015/8/23]
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/315.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 民主、安保反対は“街頭”頼み 岡田氏、連合集会で「私たちは少数」[産経ニュース]
民主、安保反対は“街頭”頼み 岡田氏、連合集会で「私たちは少数」
http://www.sankei.com/politics/news/150823/plt1508230010-n1.html

 民主党の岡田克也代表は23日、連合が国会前で主催した集会に参加し、安全保障関連法案の成立阻止に向けた共闘を呼び掛けた。最近の民主党は街頭演説などで世論を巻き込んで反安倍晋三政権を訴える戦略にシフトしつつある。国会で数の劣勢にあえぎ、論戦でも行き詰まり感が漂う中、頼みは“場外戦”のようだ。

 岡田氏はあいさつで「国会で残念ながら私たちは少数だ。法案を阻止するためには国会の外で多くの皆さんに声を上げていただくことが不可欠だ」と訴え、集まった約1万4千人(主催者発表)の組合員に協力を求めた。

 さらに岡田氏は「衆院で強行採決がなされ、安倍内閣の支持率はがくんと落ち、法案の反対はさらに増えた」と強調。「私たちが国会の中と外でそれぞれ共同してがんばることで、強行採決ができない状態を作り出していくことを目指そう」と呼び掛けた。

 法案賛成の組合員も抱える連合は、これまで大規模な安保関連法案の反対集会を控えてきた。だが、古賀伸明会長は、12人の比例代表候補を民主党から擁立する来夏の参院選を、連合にとっても勝負どころととらえており、集会では「国民の声に耳を傾けない安倍政権に明確にノーを突きつけよう」と述べ、民主党と歩調をあわせた。

 民主党は法案が衆院を通過した7月下旬以降、こうした街頭戦に力を入れる。幹部が手分けをして全国各地で街頭演説を展開。今月7日には、新たに「権力の暴走を許さない。」とのポスターを作製して地方組織に配布し、お盆返上で「反安倍」を訴えてきた。

 ただ、国会では首相や閣僚、自民党議員らの失言の追及に力を入れ、対案の提出も未定のまま。場外戦へのシフトは、国会での力不足の反映ともいえそうだ。

[産経ニュース 2015/8/23]
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/316.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <教訓>かつてのベルギー...中立を宣言、他国の善意に依拠し外交で平和を目指す ⇒ 2度の大戦でドイツに侵略される ⇒

正義の見方から
http://www.honmotakeshi.com/archives/46026846.html


【教訓】かつてのベルギー...中立を宣言、他国の善意に依拠し外交で平和を目指す ⇒ 2度の大戦でドイツに侵略される ⇒ 戦後、これを教訓に集団的自衛権を重視(読売)


824: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/23(日) 17:02:33.546 ID:qV3QpTSf0.net
今日の読売新聞
「編集手帳」でいいこと書いてる

かってベルギーは中立を宣言し
外交で平和を維持できると考えた

他国の善意に依拠したのだ

結果、2度の世界大戦で
ドイツの侵略を許した。

戦後ベルギーはこれを教訓に…
http://livedoor.blogimg.jp/honmo_takeshi/imgs/7/a/7a43e5a5.jpg

. 今日の読売新聞 「編集手帳」でいいこと書いてる かってベルギーは中立を宣言し 外交で平和を維持できると考えた 他国の善意に依拠したのだ 結果、2度の世界大戦で ドイツの侵略を許した。 戦後ベルギーはこれを教訓に… . pic.twitter.com/9pcrF62Bxv
― 丘田 (@okada014) 2015, 8月 23

・・・・・

ヨーロッパの国は「戦争国家」なんですかね?
中露の領海侵犯はどう思ってるんでしょうか?

反対するのは国籍不明の反日勢力とマスコミ?


<参考リンク>

★「憲法9条を考える」日本の平和憲法を守るフォーラム、韓国で開催 朝日新聞社などが後援
http://hosyusokuhou.jp/archives/45190417.html

1:鴉 ★@\(^o^)/:2015/08/22(土) 23:23:07.65 ID:???*.net
日本の憲法9条の役割などについて考える「北東アジア平和共存フォーラム 日本の平和憲法を守る討論会」
(翰林〈ハンリム〉大学、翰林聖心大学主催、朝日新聞社など後援)が22日、
韓国江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)市の翰林大学で開かれた。参加者らは、
平和憲法にノーベル平和賞を授与するための運動を、春川から展開していくことを宣言した。

フォーラムには日中韓の有識者や市民団体のメンバーらが参加。基調演説をした韓国の
韓完相(ハンワンサン)・元副首相兼統一院長官は、安倍政権の下での集団的自衛権行使容認や
安保法制の動きに触れたうえで、「平和憲法は日本だけでなく、日本によって苦痛を強いられた
アジア諸国、さらに世界にとっても重要な規範だ」と指摘した。

「9条の会」事務局長の小森陽一・東大大学院教授は安保法制に反対する世論が日本で
広がっていることを紹介し、平和憲法の堅持と安保法制の廃案を訴えた。

日本では「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会が、「憲法9条を保持する日本国民」に同賞を
授与するよう求める署名運動を続けている。春川でも署名運動が始まり、この日までに集まった
4200人超の署名が実行委員会に手渡された。実行委の高橋順二・共同代表は「韓国から
の支援は本当に心強い」と話した。

最後に、フォーラム実行委員長の尹載善(ユンジェソン)・翰林聖心大教授が、平和憲法に
ノーベル平和賞を授与するための春川推薦委員会を立ち上げ、毎年、推薦していくことなどを
盛り込んだ「春川アジェンダ宣言」を読み上げた。


★【過激派】中核派が集会「革命への進撃を宣言する。安保法制粉砕!安倍を倒して、相まみえよう」
http://hosyusokuhou.jp/archives/45190361.html

1:鴉 ★@\(^o^)/:2015/08/22(土) 21:48:56.84 ID:???*.net
週刊『前進』08頁(2693号01面02)(2015/08/17)
8・2東京 革共同政治集会930人で成功
 ゼネストと革命へ進撃を宣言

8月2日、革共同政治集会が豊島公会堂において930人の結集でかちとられた。
安保法制粉砕・安倍打倒のゼネストへ向けた9月大決戦への猛進撃が始まった。

その先陣を切るのが動労総連合と全学連の青年・学生だ。集会は、革命情勢の接近に対し、
「自衛戦争賛成」を唱え革命を圧殺する日本共産党スターリン主義の打倒を、プロレタリア革命への
歴史的飛躍点として確認した。

■安保法制粉砕の革命的展望
基調報告を木崎冴子同志が行い、安保法制粉砕・安倍打倒の革命的展望について提起した。
木崎同志はまず、「革共同はゼネスト―革命で安保法制を粉砕する」と戦闘宣言を発した。

・・・

全学連国際部から内田しをり同志が国際連帯闘争の画期的前進を報告。反原発闘争から
NAZENの織田陽介事務局長が8・29いわき現地闘争への大結集を呼びかけた。

革共同救対部から金山克己同志が、「戦争反対貫き、安倍を倒して、相まみえよう」という
星野文昭同志のメッセージを紹介し、9・6徳島現地闘争への決起を訴えた。


★【SEALDs】安倍首相に「バカか、お前は」「クーデターやめろ」文春の吐血報道を元に「病院に行って辞めた方がいい」 *安保法案反対の具体論は語らず
http://www.honmotakeshi.com/archives/46022131.html

1: ◆PARIDAK.Ds パリダカ筆頭固定 ★ 2015/08/23(日) 16:49:59.30 ID:???*.net
 安全保障関連法案反対のデモ活動を行う学生団体「SEALDs(シールズ)」の中核メンバーである奥田愛基氏が23日、連合が主催した国会前の反安保関連法案集会に参加し、安倍晋三首相について「バカか、お前は」などと訴え、退陣を迫った。
奥田氏は安保関連法案のどの部分が反対かは一切語らなかった一方、週刊誌や民主党議員らの発言を元にしたとみられる情報で「首相は早く病院に行って辞めた方がいい」「どうでもいいなら総理をやめろ」などと批判した。

 「こんな暑い日の中、真っ昼間からこんなことはしたくない」と切り出した奥田氏は、
「残念ながら、このようなあり得ない政権がいるから、こうやってあり得ないことをやらなきゃいけないわけですよ。『ふざけんな!』って話ですよ」と訴えた。

 連合が招いた奥田氏は、シールズを批判し、
その後週刊誌の金銭トラブル疑惑報道で自民党を離党した武藤貴也衆院議員についても言及。
「戦争に行きたくないのは利己的だという議員がいましたけど、そんなこと言っていない」と反論し、「お前らが言っていることが極端で利己的な意見だ。ふざけんなよと思っていたら、案の定、ちょっと利己的な発想があったのか、自民党を去られた」と述べた。

※続きはソースをご覧下さい。

http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/317.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <スクープ!>母・洋子から息子・安倍晋三への「引退勧告」〜あの子の身体が心配でたまらない(週刊現代)
            連夜、会食を入れているせいか、国会で眠そうにしていることも多い〔PHOTO〕gettyimages


【スクープ!】母・洋子から息子・安倍晋三への「引退勧告」〜あの子の身体が心配でたまらない
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44879
2015年08月24日(月) 週刊現代 :現代ビジネス


もういい、十分やった、見ていられない。安倍総理の母、洋子さんが、心を痛める。「ゴッドマザー」と呼ばれた勝気の女性を、ここまで心配させるほど、総理の心身は、ボロボロになっている。

■「起きていられない」

長崎への原爆投下の日(8月9日)、平和祈念式典に参列した安倍晋三総理は、明らかに様子がおかしかった。

田上富久長崎市長のあいさつが始まり、まわりの参列者がじっと前を見る中、安倍総理だけがキョロキョロと目を泳がせて落ち着きがない。

実はこの時、会場の外では、政権批判のシュプレヒコールが発せられており、総理はその声を聞いていたのだ。自分を罵倒する人々の叫び声は、総理の耳に不快に響いた。

内閣の「不支持率」が、どの調査でも40%を超える中、九州電力・川内原発(鹿児島県)の再稼働や、戦後70年談話発表といった大きなイベントが続く。

これ以上、支持率は減らせない。緊張を要する事態の連続に、安倍総理の疲労、いらだちは、ピークに達している。そんな中、批判が渦を巻くシュプレヒコールを聞き、総理が落ち着かなくなるのは当然のことだった。

これにあわせるようにして、体調も悪化の一途をたどっているという。

「総理は、相当疲れているようで、富ヶ谷(渋谷区)の自宅に帰るとバッタリと眠ってしまうそうなんです。本当なら、安全保障、原発、労働者派遣法、TPPなど、ストレスの種となる難問が山積していて、これらについて勉強しなければいけないのに、『起きていられない』状態だといいます。

トイレに駆け込む回数も増えています。ストレスで持病の潰瘍性大腸炎が悪化している可能性が高い。私邸に帰るのも、たいてい午後10時前と早くなっています」(官邸スタッフ)

精神的な負担も積み重なっている。官邸スタッフが続ける。

「自民党議員の失言もあり、イライラして、官邸でも頻繁に怒鳴っている。感情のコントロールが効きにくいようです。これは、持病の薬の副作用もあるらしい。大腸炎の薬、ステロイドは、量が増えると躁鬱気味になり、感情の起伏が激しくなりやすいと言われています。おそらく、服用量が増えているのでしょう」

結果的には誤報と分かったが、一時は安倍総理が吐血したという情報が永田町を駆け巡ったのも、総理の現状を物語る。

いま、こうした安倍総理の体調、精神状態の悪化を、誰にも増して心配している女性がいる。総理にベッタリの側近よりも、自民党の代議士よりも、誰よりもだ。

それは、安倍総理の母、洋子さんである。

「最近、洋子さんはしきりに、『晋三の体調が心配』と周囲に漏らしています。洋子さんは、総理私邸の3階、安倍夫妻が暮らすワンフロア上に住んでいますが、ことあるごとに総理の所へ行き、『体重は減ってない?』『今日は何を食べた?』『夜は眠れているの?』と聞き、これ以上ないほど気をつかっているのです。

総理は慶応大学病院で定期的に人間ドックを受けるのですが、その予定についても、『そろそろ健康診断する頃だったわよね』と念入りに確認しているそうです。

総理の体調がすぐれない時は、消化にいい具材で雑炊を作っている。いままではお手伝いさんに作らせることが多かったらしいのですが……。洋子さんがここまでするのに驚いています。若くして亡くなった夫の晋太郎(元外務相)さんを重ねているのでしょう」(安倍家と親しい関係者)

■三代の権力を支えた女

洋子さんは、政界の「ゴッドマザー」と呼ばれる。「妖怪」岸信介元総理の娘として生まれ、のちに自民党のニューリーダーと称された安倍晋太郎氏の妻となり、我が子、晋三氏を、総理のイスに再び座るまで育て上げた。

父を亡くした後の晋三総理に、政治家としての立ち居振る舞いを叩きこみ、「帝王学」をほどこしたのは、洋子さんだったと言われている。

安倍総理が'03年に幹事長になってからも、

「あなた、早口過ぎて、お年寄りの方には聞き取れないわよ。それにあんまりキョロキョロしないように」

などと指導を怠らなかった。総理は当時、朝出かける際に洋子さんに会うと、必ず90度のお辞儀をしていたという。その姿は、上司と部下のようだと言われた。

「洋子さんは、父親である岸元総理の最大の目標であった憲法改正を、何とかして実現するということを目標にかかげてきた。そのために、夫である晋太郎元外相、息子の安倍総理をはじめとした、一族の政治家たちに期待をかけ続けてきた」(政治評論家・浅川博忠氏)

夫の晋太郎氏は、総理大臣一歩手前まで行った。しかし、外相や党幹事長など要職を歴任し、無理をして外遊等を続ける中、膵臓がんが発覚。それでも総理の座を求めて政治活動を強行し、'91年、67歳で亡くなった。

その時、洋子さんが、「最後の切り札」として政界に送り出したのが、晋三氏だったのだ。

「晋太郎さんが死んで、わずか2ヵ月ほどで、洋子氏は安倍氏の次期選挙出馬の準備を始め、'93年の初の衆院選では、選挙区の端々まで歩いて回るという気の強さを見せました」(地元紙記者)

だが、そうして自ら「鉄の女」と化し、岸家と安倍家を守り支え続けてきた洋子さんに、大きな心境の変化が出始めているというのだ。地元の後援会幹部はこう話す。

「後援会のトップの間では、晋三さんが大腸炎の薬に耐性ができてしまって、効果が出にくくなっていると言われているのですが、そのことが話題に出ると、洋子さんは、『そんなことで大丈夫なのか』と、ひどく心配していました」

■あまりに痛ましくて

安倍総理は'07年、第一次政権を、ストレスの結果悪化した持病のために放り出すことになった。その後、ゼリア新薬の「アサコール」という薬を服用するようになり、

「画期的な新薬ができたお陰でいまはまったく問題ない」(安倍総理)

はずだったのだが、様相は一変している。後援会幹部が続ける。

「洋子さんは、毎朝、総理に『薬は忘れていないでしょうね』と聞くようになったそうです。また、朝のトイレが長いと、心配して『また出血しているの?』と尋ねているといいます。総理の持病は悪化すると、毎朝、出血するようになるのです」

そんな中でも安倍総理は無理を続けているのだから、洋子さんの心配は募るばかりだろう。

7月28日の夜、東京・赤坂の洋食屋「津つ井」に現れた際の安倍総理の姿は、周囲の不安を裏付けるように、痛ましいものだったという。

会合は午後6時30分から始まり、会場には、30人弱の議員たちが待ち受けていた。直前に「(安保関連法制において)法的安定性は関係ない」と失言をした礒崎陽輔首相補佐官の姿もあった。

総理はSPを引き連れて到着、あいさつをし、ネクタイを緩めた。途端、猛然としゃべり始めた。

「延々と一人でしゃべり続けるのです。しゃべり始めたら止まらない。異様な印象を受けました。ランナーズハイのようでした」(自民党中堅議員)

和室に3つのテーブルを並べての会で、総理はすべての席をまわった。

「普通なら、議員たちが総理のテーブルを順繰りに行き来しますが、この日は総理が次々と動くので、議員は恐縮しきりでした」(前出・中堅議員)

総理の話題は、脈絡なく多方向に及んだ。

「民主党の質問は本当によくない。あれじゃ、まともに答えられないよ」

「岸(信介)は、選挙の時、自分の選挙区に入らなくても当選していた。そういう時代だった」

総理は、しゃべる間にもビールやワインを飲み、揚げ物にも手を付けてバクバクと食事をしていたという。酒や油っこいものは、持病にさわるにもかかわらず。

「結局、総理は午後9時頃までいました。普通、総理大臣が、重要法案を参院で審議している最中に、2時間半も会合に出席するなんて、あり得ません。どこかヤケクソといっていいような雰囲気でした」(同・中堅議員)

かつての洋子さんは、いいニュースに対しても、悪いニュースに対しても、きわめて冷静だった。'03年、晋三氏が幹事長になったとの非公式の報を受けた際には、各所に電話を入れようとする夫人の昭恵さんを、

「政界では、何が起こるか分からない。公式発表があるまで待ちなさい」

とたしなめたという。目標達成のために、決して舞い上がらない。この強い母あってこその安倍総理だった。

その洋子さんが、いまひとつの決断を下そうとしている。

「晋三さん、もういいのです。あなたはお祖父さまやお父さまの無念を晴らし、私の期待に立派に応えてくれました。これで十分なのです」

母から息子への引退勧告である。

いまや、安全保障法制の整備は参議院の通過を待つだけになっている。

現在、洋子さんは87歳。岸内閣が退陣した'60年から55年の歳月を経て、父、夫、息子の3人の力で、悲願である憲法改正への足がかりは確実なものとなった。

■後継者も決まっている

ようやくそこまでたどり着き、洋子さんがふと気が付くと、目の前にいるのは、もはや精も根も尽き果てかけた、無残な息子の姿だった。

「これ以上は、許されない」

母は、そう痛感しているのではないか。

安倍総理は、これだけ体調が悪いにもかかわらず、洋子さん以外にはキチンとお世話をしてくれる人がいない。家に帰ったところで、昭恵夫人は、福島の被災地を訪れたり、自分が経営する居酒屋『UZU』の業務で忙しかったりと、連日のように出歩いている。洋子さんはそれにも心を痛めている。自分がケアをしなければ、息子の体調はどんどん悪化していく。

いま洋子さんは、複雑な思いを抱いているに違いない。自分が息子に対してかけた期待に、息子自身が、がんじがらめに縛られ、体を痛めつけているのだから。

すでに安倍家には跡取りもいる。洋子さんは、ただ一人の母親として、息子の安息を求めている。

「実は、昨年春頃、洋子さんの長男(安倍総理の兄)、寛信氏の長男が安倍家の後継者だと正式に決まったんです。慶応義塾大を出て、英語が堪能、現在はある議員の秘書をしています。彼がいれば、安倍家の政治家としての血筋が絶えることはない。洋子さんが、安倍総理の引退を考えている可能性も十分にあると思う」(前出・後援会幹部)

もうこれ以上、母と子が揃って無理をし続ける理由はない。超長期政権を狙っていると言われた安倍総理自身、最近では、「(来年5月の)伊勢志摩サミットまではやりたい」と「期限」を切るような発言をしたともいう。安倍総理が肩の荷をおろし、静かな生活に戻ることこそが親孝行というものではないか。

「週刊現代」2015年8月29日号より



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/318.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安保法制は韓国にも適応可能!首相官邸は朝鮮有事の自衛隊派遣も想定か?菅官房長官「朝鮮半島緊迫、安保法案成立を」
安保法制は韓国にも適応可能!首相官邸は朝鮮有事の自衛隊派遣も想定か?菅官房長官「朝鮮半島緊迫、安保法案成立を」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7715.html
2015.08.24 06:00 真実を探すブログ



☆「朝鮮半島緊迫、安保法案成立を」 官房長官
URL http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS22H1N_S5A820C1PE8000/
引用: 
 菅義偉官房長官は22日、青森県弘前市で講演し、安全保障関連法案について「北朝鮮が今年何回もミサイル実験をし、核開発が進んでいる。今は韓国との間で数日間緊迫状況が続いている。法律が成立することで国民の平和な暮らしを守れる」と必要性を訴えた。「(法案は)他の国のために一緒に戦争するものではなく、日本の自衛のためだ」と強調した。
:引用終了


☆首相官邸 「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(第1回)
URL http://www.kantei.go.jp/jp/singi/anzenhosyou2/dai1/gijiyousi.html
引用:
アメリカ以外の国との関係、とりわけ東南アジア諸国、オーストラリア、韓国等を含めた国から何らかの支援を要請された時にどのように対応するかということも検討しておく必要がある。


集団的自衛権の対象国としては、アメリカが中心であるが、集団的自衛権の適用範囲をオーストラリア、インド等に拡大して考えていく必要がある。
:引用終了


☆集団的自衛権「豪韓にも適用検討」 シーレーン防衛 柳井安保法制懇座長
URL http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130227/plc13022722250014-n1.htm
引用:
集団的自衛権行使容認に向けた有識者会議「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)が、海上交通路(シーレーン)を共同防衛するオーストラリア軍や韓国軍が第三国から攻撃された場合、自衛隊による反撃を認める方向で検討することが分かった。安保法制懇座長の柳井俊二元駐米大使が27日までに産経新聞のインタビューで明らかにした。
:引用終了


以下、ネットの反応
















よく勘違いしている方が居ますが、集団的自衛権と安保法制はアメリカ軍以外の国も対象です。別に同盟国ではなくても、日本と親密で友好的な関係にあれば、アメリカ軍と同じように自衛隊が救援に駆け付けます。


自民党の支持者たちが「韓国は同盟ではないから関係ない」とか言っていますが、これは真っ赤な大嘘です。政府は国会答弁で何度も「戦争には巻き込まれない」「これは戦争法案ではない」と強調しており、何とか安保法制の戦争というイメージを払拭しようとしています。


菅官房長官は朝鮮有事を利用して安保法制を推進しようとしているようですが、今まで何度も戦争との関係を否定していたことを考えると、逆に国民は「戦争と関係があるんだ・・・」と自覚することになるでしょう。


与党「安保法制」骨格で合意 自衛隊の海外活動拡大(15/03/21)


集団的自衛権「行使容認」。米国”知日派”が求めるもの





http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/319.html

記事 [政治・選挙・NHK191] “Mr.文部省”寺脇研氏 「新国立問題の迷走は政治家の暴走」(日刊ゲンダイ)
             現在は京都造形芸術大で教授を務める(C)日刊ゲンダイ


“Mr.文部省”寺脇研氏 「新国立問題の迷走は政治家の暴走」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162922
2015年8月24日 日刊ゲンダイ


 新国立競技場の建設問題、国立大学・大学院の人文社会系分野の見直し、ますます強まる愛国教育――。文部科学行政の迷走が止まらない。古巣の体たらくをOBはどう見ているのか。ゆとり教育を旗振りし、“ミスター文部省”と呼ばれた寺脇研氏(63)に聞いた。


――2520億円もの総工費が問題になった新国立競技場の建設計画は白紙に戻りましたが、まだ先は見通せません。


 小泉政権以来もてはやされてきた「政治主導」の弊害です。政治家が決めるのがいいことなんだ、官僚は黙っていろという空気でしょう。そもそも東京五輪は石原慎太郎元都知事の誘致に始まり、政治マターで進められてきた。政治家もそれに乗っかってきた。IOC(国際オリンピック委員会)はカネを出すわけじゃないから、候補国にいいモノを造れと言ってくる。今度こそ招致を成功させるためには今の競技場じゃダメだ、こんなに立派なモノを造りますから――とイケイケになった結果、建設費が膨大に膨らんでしまった。


――政治家に問題アリということですね。


 もともとスポーツ界は政治家がベッタリ。東京五輪組織委の森喜朗会長はラグビー協会名誉会長ですし、JOCの竹田恒和会長は竹田宮家の流れをくんでいる方でしょう。政治家と選手がのさばっている世界で、役人は軽く見られているんです。政治家の声は大きいし、そこのけそこのけスポーツが通る、なんですよ。五輪開催決定が発表されたIOC総会が象徴的で、政治家とスポーツ選手が圧倒的に多かった。首相まで出席したのは初めてのこと。「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録が発表された会場とは大違いですよ。新国立の問題は役人が機能していれば、ここまでメチャクチャにはならなかったはずです。


■政治家と官僚のパワーバランスは「10対0」


――役人が機能とはどういうことですか。


 通常、国立の施設は財務省の監視も厳しくて建設計画をキッチリ詰めてきます。最近の例だと、2007年にオープンした国立新美術館(東京・六本木)。国内最大で総工費は400億円でした。費用をできるだけ抑え、周囲の景観に配慮するなど、細かいことを詰めて利害損失を精査するのが官僚仕事なんです。新国立のケースは、そういう検討が十分になされていなかった。文科省は「三流官庁」といわれ、政治家の顔色をうかがうだけの「御殿女中」と揶揄される役所。財務省ですら政治主導でやり込められているんですから、文科省の官僚が何を言っても聞いてもらえなかったんでしょう。役人の暴走とよく言われるけど、僕は政治の暴走だと思いますよ。


――役割を果たさなかった文科官僚にも責任がありませんか。


 立法、行政、司法の三権分立を考えれば、政治家と官僚のパワーバランスは6対4くらいがいいと思うんです。でも今は10対0。すべて政治家が決める。特にいまの文科大臣は10ゼロの方。かといって、すべての責任を取るわけじゃない。整備計画を担当していた久保公人スポーツ・青少年局長(58)の辞職は事実上の更迭ですよ。「後進に道を譲る」なんていう役人がいるわけがない。「譲れ」と言われたから「かしこまりました」という話で、さらし者にまでされて本当に気の毒です。霞が関中の役人がやってられないよ、という心境ですよ。官僚本来の仕事はさせてもらえず、責任だけ負わされるんですから。



「安倍政権のやっていることは論拠が薄弱」と看破(C)日刊ゲンダイ


――京都で教壇に立っていらっしゃいますが、文系学部廃止論についてはどうですか? 教育界からはもちろんのこと、財界の一部からも反論が出ています。前駐中国大使の丹羽宇一郎氏(伊藤忠商事元社長)も「知の衰退を招きかねない議論はやめてほしい」と声を上げています。


 ブルドーザー的な発想をしない役人には到底考えられない政策ですよ。国が支給する運営費交付金の増減に言及したのも極めて政治的です。国立大に文系学部が設置されている理由はおおまかに、▼文理両方あることで学問が体系的に成り立つ▼地方の私学では一定レベル以上の文系教育が難しい――の2点が挙げられます。東大や京大の文系学部を廃止して地方大学は維持、というのであればまだ理解できる。東大ならそれを補う私学の早慶上智、京大なら関関同立がありますからね。


――政治家の暴走でこの国の教育が歪められていくと。


 入学式や卒業式での国旗掲揚や国歌斉唱の要請もそう。安倍政権のやっていることは論拠が薄弱なんです。安倍首相は国会で「税金によって賄われていることに鑑みれば、新教育基本法の方針にのっとって正しく実施されるべきではないか」と答弁しました。つまり、「国がカネを出しているんだから」ということですよね。その理屈がまかり通るなら、生活保護受給者は国旗を掲揚しろ、補助金や助成金を交付されている企業は朝礼で国歌を歌え、ということになる。あり得ない話でしょう。憲法23条は学問の自由とともに、それを担保する制度的保障として大学の自治を認めている。違憲にもかかわらず、野党は追及しない。政治の世界も自民党と野党が10ゼロになっている。情けない話ですよ。


――そんな安倍首相の教育改革で象徴的なのは、第1次政権時代から力を注いでいる愛国心復活です。


 安倍教育改革は極端に言えば支離滅裂です。第1次政権の方針は、まだ理解できた。ゆとり教育を「軟弱な若者ばかりになった」と否定し、教育法を改正。教科書検定で愛国心を盛り込み、全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)を実施して成績を比べさせました。国家主義的かつ競争主義的なんです。国民は国家が教育するもので、競争によって経済は活性化する――というのが安倍首相の考え方。ゆとり教育はその真反対。国家より、国民。生涯学習に立脚し、国民が学ぶことによって、その集合体である国家も栄えるという考え方なんです。競争ではなく共生を目指している。


■「ゆとり教育」が名前を変えて復活


――寺脇さんは「ゆとり教育」でずいぶん攻撃されました。


 私が役人のくせに分をわきまえずやってきたように思われていますが、中曽根元首相の強いリーダーシップで始まった政策なんです。といっても、中曽根元首相は10ゼロの政治家ではありませんから、多方面の意見を集約して87年にスタートし、02年からゆとり教育と呼ばれるようになりました。


――安倍首相の第1次政権の方針は理解できたということですが、では第2次は何がおかしいと感じているのですか。


 安倍首相がフリースクールを視察したのにはビックリしました。学校という“素晴らしい教育機関”に合わない子供たちの学習の場がフリースクール。生涯教育、ゆとり教育の権化みたいなところですよ。それを制度化もしようという。夜間中学の拡充もそう。一番驚いたのはセンター試験の廃止。1点刻みの入試をやめろという。私が大賛成することを次々にやる。同じ政権が、ですよ。だから、教育専門家は一体どっちなの? と戸惑っています。政策の統一性が取れていなければ、原則もない。こんな教育改革は、役人だったらあり得ない。中曽根臨教審は生涯学習社会がこの国の教育制度の方向性であるというハッキリした理念があり、閣議決定もされました。ゆとり嫌いの安倍首相がこの閣議決定を取り消す閣議決定をすれば、ゆとり教育は瞬く間に消えたんです。それが名前を変えて復活してきているんですから……。


――ゆとり教育への揺り戻しが起きている?


 文科省がグローバル人材育成を旗印にしきりと言う「キャリア教育」や「アクティブラーニング」は生涯学習のことですし、ヨーロッパにならって「国際バカロレア」(国際的な教育プログラム)を推進している。ゆとり教育はヨーロッパスタンダードで、どれもゆとり教育でやろうとしていたことなんです。私はニヤニヤしながら見ていますが、現場は大混乱ですよ。近代国民教育は国家の言うとおりにしていれば必ず立派な人間になれるというものでした。しかし、ポスト近代は、幸せは自分で勝ち取るもの、という考え方。ヨーロッパはいち早くそれに気づいて実行しているんです。安倍政権は上半身が保守で、下半身は新自由主義。結局、国家主義も競争主義も立ち行かないのは歴史の必然だと気付かされたのでしょう。


▽てらわき・けん 1952年、福岡市生まれ。ラ・サール中高、東大法学部を経て、75年、文部省(当時)入省。初等中等教育局職業教育課長、大臣官房審議官、文化庁文化部長などを歴任。06年に退官後、現職。近著に「大田堯・寺脇研が戦後教育を語り合う」(学事出版)。




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/320.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安保法案を潰す秘策を話そう/小沢一郎 <第8回>野党5党の代表共同会見は大きな意味があった(日刊ゲンダイ)
              小沢一郎氏(C)日刊ゲンダイ


安保法案を潰す秘策を話そう/小沢一郎 <第8回>野党5党の代表共同会見は大きな意味があった
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162971
2015年8月24日 日刊ゲンダイ


 安倍総理の戦後70年談話は予想通り、意味不明の曖昧な内容だった。内閣の談話にも総理自身の談話にもなっていなかった。歴代内閣が既に十分おわびしている、子孫にはおわびをさせたくないと言っているが、では一体、安倍総理自身はどう考えているのか、安倍総理はおわびするつもりがあるのか。そうした自分の主張が全くなかった。

 曖昧にせざるを得なかったのはなぜか。もちろん総理自身の心情もあるだろうが、もうひとつには、安倍さんが再び総理になれたのは、その是非は別として、取り巻きの右寄りの人たちの支援が、うまく時流に乗ったからで、そうした取り巻きへの配慮もあり、明確に言えないんだろう。

 それにしても談話に「日露戦争」が出てくるとは思わなかったね。西洋の帝国主義の時代だから、一方的に批判することはできないが、それでも戦後70年にあたって、あえて日露戦争を取り上げ、「アジアやアフリカを勇気づけた」などと言うとは、驚くほかない。日露戦争を是とするのなら、太平洋戦争も是だったと考えているのか。70年談話については安保法案の審議でも取り上げられているが、こういう歴史や戦後体制についての安倍総理の認識について、もっと参議院で深く追及すべきである。

 国会も残り1カ月強。いよいよ野党が結束して、安倍政権を追い詰めていかなければならない。野党各党は政府提案の安保法案については反対ということで一致している。それぞれの事情や手続き面の考え方に多少の違いはあっても、「反対」というその一点で徹底的に共闘すればよい。国民もそれを求めている。

 こうした中、岩手県知事選告示前日の19日、盛岡市で、民主、維新、共産、社民、生活の野党5党の代表が共同記者会見をした意味は大きい。地方で野党党首がそろうのは初めてのことだ。安保法案の成立阻止だけでなく、その先の参院選、衆院選に向けて、国民が野党共闘への期待感を高めてくれればいいと思う。「受け皿作りを急げ」という野党各党へのプレッシャーにもなるだろう。

 目下、安保法案に対する国民の反対はますます強くなっている。今月30日には、全国で100万人、国会前に10万人を集める大規模デモが企画されているという。国会前に10万人が来れば、相当なインパクトだ。そのデモに先立ち、26日には憲政記念館で私も参加して、「ぶっ壊せ!アベ安保法制」というタウンミーティングが開かれる。平野貞夫さん(元参院議員)らが主催するのだけれど、私たちの支持者だけでなく、いろいろな分野の方々に広く参加を呼びかけているようだ。

 とにかく、野党は国会で議席数が少ないのだから、採決されればかなわない。しかし、国民世論の高まりに、国会議員も呼応しながら反対の声を大きくしていけば、法案の成立阻止は、まだまだ可能だ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/321.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 室井佑月「もういても立っても」で8.30デモ参加表明〈週刊朝日〉
             今月30日には全国各地で計100万人参加を目指したデモも企画されている(※イメージ)


室井佑月「もういても立っても」で8.30デモ参加表明〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150824-00000001-sasahi-soci
週刊朝日 2015年8月28日号


 安全保障関連法案に関して、矛盾だらけ、苦し紛れの答えで野党からの追及を逃れようとしている自民党・安倍政権。今も国会前などで反対デモが起きているが、今月30日には全国各地で計100万人参加を目指したデモも企画されている。作家の室井佑月氏はそこに乗り込むようだ。

*  *  *
 参議院の国会中継を、ネットで見ている人はどのくらいいるだろう。この審議を見れば、一発で安倍首相が推し進める安全保障関連法案が怪しいかがわかる。だって、この国の安全のための安全保障関連法じゃない、かの国のため。与党はそうはっきりはいえないから、野党に突っ込まれ苦しい答弁になる。

 まず、7月30日。安全保障関連法案を審議する参院特別委員会で、社民党の福島瑞穂議員の質問に、中谷防衛相は、「弾薬は武器じゃない」といい張った。

 そして、8月3日。中谷防衛相は、共産党の井上哲士議員の質問に、「手榴弾も武器じゃない」といい出した。

「手榴弾は直接人を殺傷することなどを目的とする火薬類を使用した消耗品であり、弾薬として提供可能」

 非人道的殺人兵器といわれるクラスター爆弾や、劣化ウラン弾の輸送が可能かどうかは、

「確定的に言えない」

 だって。怖〜っ。どういった人殺し兵器でも、かの国に命令されたら運ぶ、そうすでに決めているんだわさ。

 7月30日の審議では、福島議員が、

「今までの概念は武器の中に弾薬は入っている。何で提供できるようになったのか」

 そう質問したら、中谷防衛相は、

「現行法の制定時においては、米軍からのニーズがなかった」

 そう悪びれもせず答えていたしな。もう、アメリカ様の命令が絶対です、そうぶっちゃけてしまうことにしたんかい?

「日米の防衛協力が進展をし、ガイドラインの見直しを進められた協議の中で、米側から、これらを含む幅広い後方支援、これの期待が示されたということだ」

 だと。なにキリッと答えてるんだよ。この国では「武力行使との一体化」は憲法違反のはずだけど。この国の憲法の前にアメリカがあるってか。

 自公の議員は、この国の国民も、アメリカに依頼されればすぐに差し出せる、弾薬のような消耗品と思っていないか? 人殺し兵器 を他国に運ぶのも、現地で危ない目に遭うのも、いいだしっぺの彼らじゃない。自公議員は、アメリカに頭を撫でられることを最高の仕事と思っているよう。こういう人たちを当選させてしまったあたしたちは、今度こそ本気で反省せねばならない。

「戦争に行きたくないは、利己的個人主義」

 自民党の武藤貴也衆院議員が、安保法案の反対デモをしている学生団体「SEALDs」についてそうツイートし、炎上していたが、これが彼らの本音だよ。おまえらただの駒なんだから、駒らしくいわれた通り動いてりゃいいんだ、そんな思いが根底にある。

 そして、この発言を受け、親玉の麻生副総理は、

「発言は法案通ってから」

 だとさ。本音を出すのは、国民をうまく騙くらかしてから、というまた本音。

 8・30、あたしは行く。もういても立っても……。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/322.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安倍首相の「積極的平和主義」は盗用だった! 言葉をつくった世界的権威の学者が「正反対の意味で使っている」と徹底批判!
                 「積極的平和主義」を誤用・悪用し続ける安倍首相(首相官邸HPより)


安倍首相の「積極的平和主義」は盗用だった! 言葉をつくった世界的権威の学者が「正反対の意味で使っている」と徹底批判!
http://lite-ra.com/2015/08/post-1419.html
2015.08.24. リテラ


 安倍晋三首相が繰り返し使いつづけている「積極的平和主義」という言葉がある。先日の戦後70年談話でも〈「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります〉と述べたが、いま、この言葉の“産みの親”が安倍首相に「中身が違う」「盗用だ」と怒りを露わにしている。

「おそらく安倍首相の言う『積極的平和主義』は日米の軍事的な同盟をベースとしており、日本が米国の戦争を一緒に戦うことになる。私の『積極的平和』と中身は違う」(東京新聞、8月20日付)
「(安倍首相は)私の言葉を盗んで正反対の戦争準備をしている」(沖縄タイムス、8月22日付)

 こう発言しているのは、今月20日に来日したノルウェーのヨハン・ガルトゥング博士だ。ガルトゥング博士は“平和学の父”とも呼ばれる著名な学者で、今回の来日を企画した映画配給会社「ユナイテッドピープル」の社長・関根健次氏のブログ記事によると、来日前には〈私が1958年に考えだした「積極的平和(ポジティブピース)」の盗用で、本来の意味とは真逆だ〉と関根氏とのSkypeで語ったという。

 このようにガルトゥング博士が反論するのも当然で、じつは安倍首相の言う「積極的平和主義」と、平和学における「積極的平和」とは、まったく違うものだ。

 まず、ガルトゥング博士が提唱した「積極的平和」とは、〈単に戦争がない状態を消極的平和と呼び、社会正義が果たされて飢餓や貧困もなくなった状態を積極的平和と呼んだ〉ことから生まれた概念だ(児玉克哉、中西久枝、佐藤安信『はじめて出会う平和学』有斐閣)。

 そもそもガルトゥング博士は、1950年代後半に20代という若さで国際平和研究所を設立。当時、平和研究の分野では、おもにアメリカが冷戦状況から米ソ核戦争を回避させる研究が進んでいたが、ガルトゥング博士は〈北欧から見れば、むしろ、五〇年代、六〇年代に生まれてきたアジア・アフリカの新しい国の貧困という惨憺たる状態を生み出す国際構造を研究しない限り、国際平和を研究したことにならない〉と考え、〈まったく違ったスタンスで、研究をはじめ〉たという(高柳先男『戦争を知るための平和学入門』筑摩書房)。

 つまり、平和について考える際、核軍拡にフォーカスした議論では飢餓や貧困といった開発途上国の問題は軽んじられてしまう。こうしたなかで、ガルトゥング博士は「積極的平和」という概念を提唱した。これが新しかったのは、さらに〈暴力の概念を、直接的暴力と構造的暴力とに分け、戦争を直接的暴力に、飢餓や貧困を構造的暴力に位置づけた〉ことだった。このガルトゥング博士の概念により、平和学は核軍縮や戦争の問題にとどまることなく、〈不平等や経済的不公平、社会的不正などといったものにまで、アプローチすべきものという認識が確立〉されることになったのだ(前出『はじめて出会う平和学』)。そのため平和学は、環境問題、ジェンダー問題、人権の抑圧、経済の問題など、さまざまな研究領域を含むことになった。

 戦争をなくすだけでなく、人が貧困や抑圧といった暴力を受けない状態を目指すこと。これこそが正しい意味での「積極的平和主義」だ。対して、安倍首相の言う「積極的平和主義」とは、どんなものか。

 安倍首相が「積極的平和主義」という言葉を使いはじめたのは、2013年に開かれた「安全保障と防衛力に関する懇談会」での挨拶と言われているが、それからというもの、ことあるごとに国内外で「積極的平和主義」を連発してきた。だが、「新たに積極的平和主義の旗を掲げる」と述べた13年9月の国連の演説で説明したのは、「国際平和維持活動をはじめ国連の集団安全保障措置に、よりいっそう積極的な参加ができるよう図っていく」ということだった。

 同様の意味で13年12月に閣議決定された「国家安全保障戦略」でも、「積極的平和主義」は日本の安全保障戦略の基本理念として掲げられているが、安倍首相はこの「積極的平和主義」を実現させるためには安保法案が必要だ、といま主張しているのだ。つまり、アメリカと一緒に有事の際の行動に参加し、海外に自衛隊を派遣して、さらなる武器使用を認める法案こそが「積極的平和」だと言っているのだ。──こんな意味で言葉を使われるとは、盗用どころか悪質な誤用であり、あらゆる戦争や紛争、貧困や抑圧をなくす方法を研究してきたガルトゥング博士が怒るのも無理もない話だ。

 最初に「積極的平和主義」を“誤用”したのは、保守系のシンクタンク・日本国際フォーラム理事長の伊藤憲一氏が1991年に出版した著書『「二つの衝撃」と日本』(PHP研究所)だといわれているが、安倍政権はこれを現在にいたるまで、本来の意味を理解しないまま、あるいは確信犯で、「積極的平和」という言葉に含まれる耳ざわりの良さを利用し、誤用したまま使用してきた。しかし、「積極的平和」という言葉は、本来の意味があってこそ、人びとが目指すべき概念となる。戦争のきっかけづくりに使われる言葉ではあってはならないものなのだ。

 だからこそ、ガルトゥング博士は来日を決意し、このように安倍首相に疑問を投げかける。

「日本はアメリカに依存しており、これでは平和に貢献することはできない。私が話すことができるのは、もし日本がアメリカに依存しない独立した(independent)国になったときにできることです」(東大新聞オンライン、8月22日付)
「私は、日本がこう主張するのを夢見てやまない。『欠点もあるが憲法9条を守っていく』『憲法9条が当たり前の世の中にしよう』『軍隊は持たず、外国の攻撃に備えることもない』『そして核兵器は持たない』と」(朝日新聞、8月19日付)

 ちなみにガルトゥング博士は、安倍首相との面会は叶わなかったものの、昭恵夫人と対談を行ったらしい。前述した関根氏のFacebookの投稿によれば、〈ガルトゥング博士からはたっぷりと平和学における「積極的平和」をお伝えする時間がありました〉という。

 ここはぜひ、アッキーから安倍首相に「積極的平和主義って言葉、意味と使い方が間違ってるよ!」と指摘してくれればいいのだが……。

(水井多賀子)


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/323.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 時事通信、菅官房長官の「マスコミが洗脳」発言を「宣伝」に変える(まるこ姫の独り言)
時事通信、菅官房長官の「マスコミが洗脳」発言を「宣伝」に変える
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2015/08/post-cf77.html

時事通信も、安倍政権のマスゴミへの圧力に屈したか。。。
時事通信は、悪代官九菅鳥が講演会での発言を記事にしたが
初めに配信した記事を書き換えていたのだと。

>時事通信が記事改変 菅長官発言「マスコミが洗脳」→「宣伝」
                日本報道検証機構, 2015年8月22日

>時事通信が8月22日午後、「野党・マスコミが洗脳=菅長官」
という見出しで記事を配信したが、まもなく見出しが「専守防衛
不変=『徴兵制あり得ない』−菅長官」に書き換えられていた
ことが、わかった。当初の記事では、菅義偉官房長官が同日、
青森県弘前市で講演し、「戦争法案だとか徴兵制復活だとか、
全くありもしないことだ。(反対派は)一部野党やマスコミから洗
脳されている。日本の自衛のためであり、他国のために一緒
に戦争するものではない」と発言したと報じていた。しかし、修
正後の記事では、菅長官の発言箇所が「戦争法案だとか徴兵
制復活だとか、全くありもしないことだ。そうしたことが一部野党
やマスコミから宣伝されているが、日本の自衛のためであり、
他国のために一緒に戦争するものではない」に改変されていた。

当初講演会で、悪代官九官鳥は大多数の国民は一部野党や
マスゴミに洗脳されていると語っていたが、時事通信はそのよ
うに記事にしていたが政権の意向を忖度したかしないか・・・・・
宣伝と書き換えている。
どうも安倍政権によるマスゴミへの介入は未だに続いていると
言う事か。
陰になり日向になり、圧力をかけ続けているのかもしれない。

やはり、宣伝より洗脳の方がより騙されている感があるが、そ
れにしても国民をその程度にしか見ていないのか。
よほどこの国の国民はバカだと思われているのか。
私たち国民は、これは多数だと思うが、この安保法制を知れば
知るほど、国会での議論を聞けば聞くほど、相当ヤバいと思っ
て来たが、悪代官九菅鳥は、何も考えない国民が野党やマス
ゴミ恣意的な発言や記事によって国民が洗脳されたと思ってい
るのか。。。。。

洗脳されたと思っている方が簡単ではあるが、洗脳と言う、陰
謀論に持って行くあたり、この政権は国民の声に真摯に耳を傾
ける事をしないし、洗脳された国民の声など無視してもかまわ
ないと思っているのだろう。
どこまでも唯我独尊政権だ。

悪代官九官鳥は国民は洗脳されたと言うが、国会での議論を
見ていたら、この集団的自衛権は、アメリカへの追随であり、
他国への干渉であり、日本の自衛のためでないことくらい、分
かる。
時の政権の解釈次第で何でもできると言う事も分かった。
大きい目を開ければあけるほど、政権の強引さ、横暴さや論
理破たんが見えて来た。
決して、洗脳や宣伝に乗っかったものではない。
よほど国民を見くびっているのか、馬鹿にしているのか。。

思えば悪代官九官鳥は、自民党議員の数々の暴言、失言、政
治とカネの問題など、すべて“問題ない”と言いきって来た議員
だ。
国民には厳しく、身内には超甘い、こんな議員の発言など誰
がまともに受け止めるだろうか。
国民を馬鹿にするより前に、自分たちの頭の中身や程度を考
えたらどうか。
あまり調子に乗っていると、そのうち、天罰が下るよ。
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/324.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安倍首相の戦後70年談話で 朝日新聞が「重大誤報」!? 〜官邸の陽動作戦に引っかかったのか(現代ビジネス)

安倍首相の戦後70年談話で 朝日新聞が「重大誤報」!? 〜官邸の陽動作戦に引っかかったのか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44889
2015年08月24日(月) 田崎 史郎 現代ビジネス


■まず「トーンダウン」があった

この欄「ニュースの深層」で複数の筆者が執筆されているが、首相・安倍晋三の「戦後70年談話」について書き残しておきたいことがある。それは、決定のプロセスと、新聞報道に関することだ。いつ、どこでこの談話が決まったかが正確に報道されているとは言えず、少なからず「誤報」もあったからだ。

この談話を作成したのは、安倍と首相秘書官・今井尚哉の二人だ。とりかかったのは6月上旬からだった。今井の補助として、秘書官付の佐伯耕三が加わった。一部で報道された内閣官房副長官補・兼原信克は有識者会議「21世紀構想懇談会」の報告書のとりまとめに当たっただけで、この打ち合わせには加わっていない。

談話の内容、決定方式をめぐる本格的な報道が始まったのは6月下旬からだった。朝日新聞が同23日付朝刊で「70年談話、閣議決定せず 自身の歴史観反映か 首相方針」と報じた。

《安倍晋三首相は戦後70年を迎える今夏に発表する「安倍談話」について、閣議決定をしない方針であることがわかった。首相周辺が22日、明らかにした》

朝日は翌24日朝刊2面「時時刻刻」で「『個人の談話』あえて選択 安倍首相、閣議決定見送りへ 村山談話「上書き」せず」という見出しで詳細に続報した。

《安倍晋三首相は、今夏に出す戦後70年の「安倍談話」を閣議決定しない意向を固めた。政府の公式見解となる「首相談話」ではなく、あえて首相個人の「首相の談話」と位置づけることで、閣議決定された戦後50年の村山談話や戦後60年の小泉談話の上書きはしないとの姿勢を示す》

朝日はよほど自信があったのだろう、25日の社説で「戦後70年談話 いっそ取りやめては」と書いた。しかし、一連の報道から約1ヵ月半後の8月6日付朝刊1面で「安倍談話、閣議決定の方向 14日発表で調整 戦後70年」と180度転換した。

《安倍晋三首相は、戦後70年の談話(安倍談話)について、14日に発表する方向で調整に入った。政府関係者が明らかにした。政府の公式見解とするため、閣議決定する方向で検討している。》

《首相は当初、談話の閣議決定を見送る方向で調整していた。連立与党を組む公明党が村山、小泉両談話を大きく書き換えることに慎重で、閣議決定には公明党の閣僚の同意も必要になるからだ。しかし、首相周辺から、談話が「個人の見解」となることに異論が出たうえ、公明党も、首相が同党と事前に調整して閣議決定することを求めた》

「意向を固めた」とまで書いたのに、事実上の訂正記事で「見送る方向で調整していた」とし、さらに後で記す15日付社説で「傾く」とトーンダウンさせるのは潔くない。しかし、記事がこのように転換したのは必ずしも「誤報」ではない。私が6月24日、安倍と会食した際、与党との調整が必要になることを理由に閣議決定に消極的だったからだ。

しかし、この理由だけでは閣議決定の有無を決める根拠に乏しいと判断したし、安倍は「決めていない」とも語っていたので、朝日の報道は踏み込みすぎだと思った。

■3日時点で「おわび」はあった

とはいえ、報道によって状況が変わることはよくあること。朝日の報道をきっかけに閣議決定をした方がよいという意見が官邸内で強まり、安倍も考え方を徐々に変えていったのは事実だ。この点では朝日に全面的に非があるわけではない。

しかし、9日付朝刊1面の「安倍談話『おわび』盛らず 首相原案、公明『侵略』明示要求」は「誤報」だ。

《安倍晋三首相が14日に閣議決定する戦後70年の談話(安倍談話)をめぐり、首相が7日夜に自民、公明両党幹部に示した原案には、戦後50年の村山談話や戦後60年の小泉談話に盛り込まれたアジア諸国への「おわび」の文言が入っていないことが分かった。公明は、おわびの気持ちを伝えるとともに、「侵略」という文言も明確に位置づけるよう注文を付けたという》

ご承知の通り、70年談話には「おわび」が盛り込まれていた。私の取材では、70年談話の原案は7月中旬には出来上がり、同下旬には閣議決定することが固まっていた。

そして、8月3日、官邸で開かれた「正副長官会議」で原案が提示された。正副長官会議とは、首相を中心に官房長官・菅義偉、官房副長官・加藤勝信、世耕弘成、杉田和博、それに今井が加わる官邸の司令塔だ。ほぼ連日、内々に開かれている(この会議の詳しい内容は拙著『安倍官邸の正体』を参考にしてほしい)。

この原案は、その後、5日午前に自民党幹事長・谷垣禎一、総務会長・二階敏博、広島から帰京後の6日午後に副総裁・高村正彦、政調会長・稲田朋美、総務相・高市早苗、公明党出身の国土交通相・太田昭宏、7日夜に公明党代表・山口那津男、井上義久に、10日夕にケネディ駐日米大使らに事前に示された。

原案はすべて回収された。安倍は14日夕に記者会見して談話を公表したが、13日までの段階で原案を持っていたのは安倍、今井、佐伯の3人だけだった。3日に正副長官会議で示された原案と、実際に発表された談話は違っていたのか。正副長官会議に出席した6人のうち複数のメンバーはこう断言している。

「まったくと言っていいほど変わっていない」

■「悲惨な迷走」はどっちのほうか

以上から、9日付朝日新聞の報道は「誤報」だったということだ。私たちも気をつけなければならないので内実を一つ明かしておく。正副長官会議で、あるメンバーが内容に驚きこう提案した。

「よくここまで踏み込まれました。14日まで厳秘にしましょう。外にはできるだけ『期待値』を下げるように話しておきましょう」

3日以降、官邸の要人は記者からの取材に対し、できるだけ期待値を下げるように話したわけだ。朝日は官邸の陽動作戦にひっかかってしまったのではないか。にもかかわらず、朝日は15日付朝刊社説で「戦後70年の安倍談話 何のために出したのか」と題してこう書いた。

《それにしても、談話発表に至る過程で見せつけられたのは、目を疑うような政権の二転三転ぶりだった。安倍氏は首相に再登板した直後から「21世紀にふさわしい未来志向の談話を発表したい」と表明。村山談話の歴史認識を塗り替える狙いを示唆してきた。

そんな首相の姿勢に中国や韓国だけでなく、米国も懸念を深め、首相はいったんは閣議決定せずに個人的談話の色彩を強めることに傾く。それでは公式な政府見解にならないと反発した首相側近や、公明党からも異論が出て、再び閣議決定する方針に。節目の談話の扱いに全くふさわしくない悲惨な迷走ぶりである。

この間、国内のみならず欧米の学者も過ちの「偏見なき清算」を呼びかけた。世論調査でも過半数が「侵略」などを盛り込むべきだとの民意を示した。そもそも閣議決定をしようがしまいが、首相の談話が「個人的な談話」で済むはずがない。日本国民の総意を踏まえた歴史認識だと国際社会で受け取られることは避けられない。それを私物化しようとした迷走の果てに、侵略の責任も、おわびの意思もあいまいな談話を出す体たらくである。》

「目を疑うような二転三転」、「悲惨な迷走」をしたのは政権ではなく、朝日新聞である。朝日の社説は「論」として立派かもしれない。しかし、誤った報道に基づいて「論」を構成するなら、砂上の楼閣ではないか。(敬称略)


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/325.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 8月23日の60箇所以上のデモ参加者 各地の新聞から主催者発表の参加人員を主計してみませんか?
安倍様の 犬HKを筆頭にマスゴミは
この戦争法案の異常性を認識していない、
人々を目醒めさせないように、配慮して
8月23日のデモの規模がイメージできない
報道に徹してます。


な、の、で

各々の地方新聞等で
ご当地隣県のデモ参加人員を集計してみませんか?

当方九州北部
ゴミ売り デモ記事すら掲載なし 天下のゴミ売り!
毎日新聞 トップページにドーンとハガキより大きい写真入りで 6段ハガキ3枚分
福岡約200名 主催側発表で350名だったけど?
その場所で時間違いデモでも300名ぐらいの規模 計650名
北九州市デモあった筈だけど?
長崎市 約150人
東京都 青山公園 約6500人
西日本新聞 東京都 青山公園 約6500人 (デモ 京都、長崎市内、福岡 ) 7段ハガキ2枚分

佐賀新聞 佐賀市1000人 東京都青山公園6500人 8段ハガキ2枚分


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/326.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 8月23日SEALDsKANSAI京都でのスピーチ(内田樹の研究室)
8月23日SEALDsKANSAI京都でのスピーチ
http://blog.tatsuru.com/2015/08/24_0753.php
2015年08月24日 07:53  内田樹の研究室


8月23日(日)15:30から京都円山公園で開催されたSEALDs KANSAIの集会で「安全保障関連法案に反対する学者の会」を代表して連帯の挨拶を述べた。

ふだんは即興でやるのだが、この日は少し長めの時間をもらったので、原稿を作っていった。それをだいたい頭に入れて話した。現場でした話と細かいところは違うけれど、だいたいこういう話。

安全保障関連法案に反対する学者の会を代表して、ひとことご挨拶を申し上げます。

この円山公園での「戦争法案に反対する若者の全国一斉行動」にお集まりくださったすべてのみなさんに学者の会を代表して、感謝と連帯の気持ちを表したいと思います。

そして、この間、一貫して忍耐強い、手作りの反対運動を全国規模で展開し、現に行われている国会審議にも強い影響力を及ぼし、さらに国内だけでなく、海外メディアからも注目されるに至ったSEALDs の学生諸君の献身的な活動に対しても、心からの敬意を表したいと思います。みなさんのご努力のおかげで、安保法制に対する反対の運動は、国民的な規模の「うねり」にまで高まりつつあります。

僕が知る限り、過去にこれほど大きな規模の、国民的な政府への異議申し立ての運動が、いかなる既成の政治勢力や政治組織とも無関係に、自発的に、自分たちの手作りで、無名の学生たちがひとりひとりの個人的な発意に基づいて、文字通り「身銭を切って」創り出したことはありません。戦後70年をふりかえっても、このような運動のかたちははじめてのことではないかと思います。

SEALDsのこの運動のかたちは、戦後70年にわたる平和主義と立憲デモクラシーの蓄積という土壌からはじめて生まれた「地場の平和主義、自前の立憲デモクラシー」のかたちだと僕は評価しています。

日本の平和主義と立憲デモクラシーは、残念ながら、戦後日本人が手作りしてきたものではありません。敗戦国として、戦勝国アメリカに「与えられた」ものです。ですから、それを「押しつけられた政治体制」だと言い張る人たちがつねにいた。そして、それがついには日本の政官財メディアの世界、それらの世界の指導層の中での支配的な意見になるに至った。安倍政権を支持し、安保法制の整備に賛成し、自衛隊の海外派兵を国威の発揚のチャンスであり、また絶好のビジネスチャンスであると信じている人たちが、いまの日本の指導層を形成しています。政界、財界、官界、メディアにおいては、すでに多くの領域で「戦争をしたがる人たち、戦争をするためには、平和憲法が最大の妨害であり、立憲デモクラシーという政体が非効率だと思っている人たち」がトップに立っています。

みなさんは、そのような否定的な状況の中から立ち上がった。

僕が一番うれしく思うのは、そのことです。みなさんが語る言葉は政治の言葉ではなく、日常のことば、ふつうの生活実感に裏づけられた、リアルな言葉です。

その「ふつうの言葉」で平和主義と立憲デモクラシーが語られている。これまで、ひとまえで「政治的に正しい言葉」を語る人たちにはつねに、ある種の堅苦しさがありました。なにか、外来の、あるいは上位の「正しい理論」や「正しい政治的立場」を呼び出してきて、それを後ろ盾にして語るということがありました。

でも、SEALDsのみなさんの語る言葉には、そういうところがない。自分たちとは違う、もっと「偉い人の言葉」や「もっと権威のある立場」に頼るところがない。自分たちがふだん学生生活や家庭生活のなかでふつうに口にしている言葉、ふつうに使っているロジック、それにもとづいてものごとの正否を判断している常識、そういう「手元にある道具」を使って、自分たちの政治的意見を述べている。こういう言葉づかいで政治について語る若者が出現したのは、戦後日本においてははじめてのことだと思います。

僕が学生時代に経験した政治闘争から学んだことのひとつは、政治闘争は「持続」しなければならないということでした。いっときの高揚感や興奮によって、夢中になって、寝食を忘れて、家族との語らいも、友だちとの付き合いも、大学での勉強や、日々のふつうの学生生活を犠牲にして行う政治活動は長続きしない。持続できない運動は弱い。そのことを僕はかつて学びました。

そのときに得た教訓は「自分が日常的に、何の気負いもなく語れるような政治的意見でなければ、どんなときにも、どんな抑圧や規制にも耐えて、持ち続けることはできない」ということでした。それこそ、朝起きて歯を磨いて、顔を洗って、ご飯を食べて、というような日常的なルーティンのなかに組み込まれて、自分にとってごく自然で、当たり前のもの、呼吸するように自然に口から出てくるような言葉だけが、どのように歴史的条件が変わっても、風雪に耐えて語り続けられる。「呼吸するように語る言葉」とは「それを口にすることを止めたら自分自身が死んでしまう言葉」だからです。

SEALDsのみなさんのスピーチを聴いて、僕が感じたのは、この人たちはどんな局面でも、どんな人を相手にしても、今ここで言った言葉をそのままきちんと繰り返すことができるだろうということです。それは彼らにとっての「自然な言葉」「深く身体の中にしみこんだ言葉」「身体の奥底からにじみ出てくる言葉」だからです。

そのような言葉づかいで戦後日本の平和主義と立憲デモクラシーを擁護し、顕彰する言葉が語られる時代が来たことを、日本人のひとりとしてほんとうにうれしく思います。

僕たちは安倍政権の登場、特定秘密保護法の制定、集団的自衛権行使容認の閣議決定、そして、戦争法案の強行採決衆院通過というかたちで、この2年間戦後日本の平和主義と立憲デモクラシーが破壊され、踏みにじられ、否定される現場に立ち合ってきました。それは平和主義と立憲デモクラシーの敗北、その失敗を示すものでした。

しかし、それと同時に、SEALDsの運動は平和主義と立憲デモクラシーが、この日本の土壌深くに根づき、こうしてみごとに開花したことを知る機会を提供してもくれました。これは戦後日本の平和主義と立憲デモクラシーの堂々たる勝利と成功のしるしだと僕は思っています。

つまり、僕たちはいま、2015年の夏に、戦争法案の参院審議のさなかにあって、日本の平和主義と立憲デモクラシーの「死」と「再生」の劇に立ち合っているということです。法案が廃案になれば、それは平和主義と立憲デモクラシーの勝利です。決定的な勝利です。日本に外から「押しつけられた」と言われてきた平和憲法の理念が、ついに日本人自身によって選びとられ、その理念を自分のものとして語ることのできる「身体」を持ったということです。

それが事実なら、これは私たち日本人にとって戦後政治史上最大の勝利となるはずのものです。そのような決定的瞬間に歴史的瞬間に、いま僕たちは立ち合っています。

今日この場に参加したすべてのみなさんが、あと何年かしたあと、「2015年の夏に、日本は決定的な岐路にたっていた。そのとき、私は歴史の方向を変える運動に身を以て参加していた」と回想できることを願っています。

ありがとうございました。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/327.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安倍首相の訪中取り止めを報じた読売とNHKの衝撃  天木直人(新党憲法9条)
               8月24日 4時03分 NHKニュース


安倍首相の訪中取り止めを報じた読売とNHKの衝撃
http://new-party-9.net/archives/2555
2015年8月24日  天木直人のブログ 新党憲法9条


 今朝の読売新聞の朝刊を見て驚いた。

 一面トップで「首相 来月訪中見送り」という見出しの記事を掲載したからだ。

 そう思ったら早朝6時のNHKニュースで同様の事を報じた。

 これできまりだ。

 しかし、これは意外な展開だ。

 なにしろ安倍首相は9月3日前後に訪中し、習近平主席との三度目の首脳会談を行う事がほぼ決まりにように報じられていたからだ。

 そしてそれは安倍外交にとっても支持率アップにつながる自主外交となる。

 おまけにプーチン大統領や朴クネ大統領との立ち話首脳会談もできる。

 私だったら断然行く。

 なぜ安倍首相は取り止めたのか。

 安保審議が大詰めを迎えるから国会審議を優先したというのは明らかなウソだ。

 安保審議で安倍首相がいかに国会軽視をしているかは皆が知っている。

 やはり、抗日式典が「反日色」が強いから警戒したからなのか。

 しかし、抗日式典には出席せずに時間をずらして訪中する事は出来たはずだし、それでも中国は歓迎するという報道もされていた。

 内閣支持率を上げて長期政権を目指すためだと言えば右翼の取り巻きも黙るはずだ。

 やはり安倍首相は米国に行くな、西側の結束を乱すな、と言われて最終的に止めることにしたのだ。

 ここにきて、あれほどこだわっていた岸田外相の訪ロもプーチン大統領の年内訪日も、ロシア首相の択捉訪問であっという間にぶち壊された。

 すべては米国の意思だ。

 安倍首相のあらゆる外交は、最後は米国につぶされるという事である(了)


            ◇

安倍首相 来月の中国訪問 見送りへ
動画→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150824/k10010200021000.html
8月24日 4時03分 NHK

安倍総理大臣は、中国政府が来月開く「抗日戦争勝利70年」の記念行事について、国会審議の状況などを踏まえて欠席するとともに、これに合わせた中国訪問も見送る意向を固めました。ただ、今後、相次ぐ国際会議の場などを活用して、習近平国家主席との首脳会談を模索していくことにしています。

中国政府は、安倍総理大臣を含む各国の首脳を来月3日に北京で開催する「抗日戦争勝利70年」の記念行事に招待していて、ロシアのプーチン大統領や韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領などが出席する意向を示す一方、アメリカのオバマ大統領など欧米の首脳の多くは出席しない見通しとなっています。

これについて、安倍総理大臣は先に、「まだ決めていないが、行事がいわゆる反日的なものではなく融和的な行事になるということが前提ではないか」と述べ、行事の性格を見極めたうえで出席するかどうか判断する考えを示していました。

こうしたなか、安倍総理大臣は、今の国会で最大の焦点の安全保障関連法案をはじめ、重要法案の国会審議の状況などを踏まえて、記念行事を欠席するとともに、これに合わせた中国訪問も見送る意向を固めました。

政府は、こうした意向を、近く、中国側に外交ルートを通じて連絡することにしています。

ただ安倍総理大臣は、中国との間でさまざまな懸案があるなかで、首脳間の対話を継続していく必要があるとして、国連総会やAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議といった、来月以降相次ぐ国際会議の場などを活用し、習近平国家主席との首脳会談を模索していくことにしています。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/328.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「謝罪 続けなければならない」毎日新聞みんなの広場(8月21日)総理の戦後70年談話に異論
「謝罪 続けなければならない
安倍晋三主首相は戦後70年談話の中で「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子供たちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と述べた。「先の国交正常化で、日本と戦争被害国との間の賠償問題は解決済み、だから謝罪はもう必要ない」と言う思いが根底にあるのだろうか、それは国と国、しかも時の政権同士が取り決めたことに過ぎない。大切なのは被害者個人の心に寄り添うことだ。
植民地支配、侵略、そして個人尊厳を傷つけた行為を許してくれない人が一人でもいる限り、私たちは世代を超えてでも謝罪を続けなければならないと思う。
過ちに対する責任は将来世代まで受け継がれる。戦争とはそういうものだということを子供に教え、その思いを未来永劫伝承していかなければならない。それが何よりも戦争の抑止力となることを信じて。」
(以上)
▼小林よしのり(漫画家)は投稿者と正反対だった
8月14日朝まで生テレビ「激論!戦後70年の総括と日本の未来」の中で、視聴者より「小林よしのり」氏への質問、
戦後70年の談話で、次をどう思うか
「戦争には何ら関わりない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子供たちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」

小林氏「談話の中で共感出来たただ一つがあるがそれはこのことだ、総理は私より一つ年下、だからそれ以降は謝る必要はない、国家間で謝罪は一回限りで良い、トルーマンの孫が広島に来たが、謝罪の要望があったが謝らなかった、アメリカとは言え感銘を受けた、アメリカ人だけど立派だった」と話していた

※アメリカ政府は原爆投下を正当化して謝罪はしていない、トルーマンの孫も謝罪出来なかった理由かも知れませんね(仮に謝罪していたら評価したいですね)※日本政府も米国政府に謝罪を要求すべきですね

▼朝まで生テレビで、小林氏に反論したのは金慶珠(東海大学准教授)「和解が重要なのに、今の時代は謝っておけば後は謝る必要ない、これでは統一性がない」との主旨、「和解には相手国が許すという感覚がなければ」と言った岩田 温(政治学者 拓殖大学日本文化研究所客員研究員)反論だかは分からないがこの2人だけ、
金氏は田原司会者に余計なことだ、とか、他から国家間の謝罪は一回限りで良い、とか言われて、金氏に味方する人は居なかった、

※事実が悪いことであるなら、歴史は変わらないので謝罪心は子孫であっても忘れず持つべきと思うが、両国間の信頼向上からも必要と思うが
「謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と明言したのは、歴史に忠実でない、あるいは本人が悪いと思わないからだと思うのです。

▼「国家間の関係を良くして謝罪要求がないようにする」これなら喜ばしいが、「要求されても謝罪しない」これなら日本人の信頼がなくなると思う、
歴史を尊重するなら、謝罪心は永久に持つべきと思うのです。投稿者に同感です。
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/329.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 政界地獄耳 地方票重視も安倍再選確実か(日刊スポーツ)
政界地獄耳 地方票重視も安倍再選確実か
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1527556.html
2015年8月24日8時55分 日刊スポーツ


 ★22日、自民党幹事長・谷垣禎一は横浜市内で開いた自らが会長を務める政策グループ「有隣会」の研修会での講演で、9月に予定されている自民党総裁選について「必ずしも無理に争いを作る必要はないのではないか」と述べ、首相・安倍晋三の無投票再選を後押しする考えを示した。

 ★谷垣は「来週に入ると、総裁選の日程を具体的にいつにするか決めなければならない。幹事長は時の総理総裁と一緒になって支えていくのが仕事。しかし同時に公平な総裁選もやらなければならないから、あまり一方的なことを言うわけにはいかないが、無理に争いを作る必要も必ずしもないのではないか。安倍さんの再選の流れが強くなってきたのなら、それはそれで私は非常に意味のあることだと思う」とした。

 ★地方創生相・石破茂が出馬見送りを示唆し、前総務会長・野田聖子が出馬を模索するなどしているが谷垣を始め、総務会長・二階俊博など幹部が相次ぎ安倍再選支持を表明している。しかし、自民党総裁選挙規定は改正されており、地方票はこれまで300票で固定されていたが、今回から地方票を重視して議員票と同数となる。また1回目の投票で過半数を得る候補がいなかった場合の決選投票は前回までは議員のみが投票できたが、今回からは各県連も各1票、計47票を持つ。国会議員票402票、地方票402票の計804票で争われる。

 ★自民党関係者は言う。「地方の古くからの自民党員たちは安倍政治に危機感を持っている。地方票が議員と互角になれば、リベラル系の対抗馬が出れば互角の戦いをするのではないか。ただ、立候補の要件である20人の推薦人が集まらないのならば話にならない」。安倍再選確実か。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/330.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 外務省の事務次官人事について書いた日経新聞の「風見鶏」  天木直人(新党憲法9条)
外務省の事務次官人事について書いた日経新聞の「風見鶏」
http://new-party-9.net/archives/2559
2015年8月24日  天木直人のブログ 新党憲法9条


 きのう8月23日の日経新聞に、「秋風や 霞が関の人事劇」という見出しの「風見鶏」と言うコラム記事があった。

 伊奈久喜という特別編集委員の手になる記事だ。

 同期3人が一年ごとに財務省事務次官を交代した異例の安倍首相による霞が関人事に言及し、1年の次官任期で何が出来るのかと当事者の一人に聞いたら、「うちは組織ですから」という答えが返ってきたという。

 それを聞いて、企業社会では「組織の三菱、人の三井」という言葉があるが、財務省が組織の三菱型なら、外務省はさしずめ人の三井型か、と書いている。

 そして、伊奈久喜氏は、自らの外務省番記者の経験を生かして、過去の外務省事務次官と時の首相の人事抗争劇について、余人では書けないドラマで、その後に続く記事を埋め尽くしている。

 そのいくつかは私も目撃して来たものであるが、私も知らなかった時の首相と外務官僚トップの驚くべきせめぎ合いも多く書かれている。

 首相は官僚の人事権を握っているが、同意にその人事を間違えば、そっくりそのまま、その刃は自分に降りかかってくるのである。

 しかし、私がこのメルマガで書きたい事は、その事ではない。

 私がこのメルマガで最も注目したのは、その記事の最後が次のように締めくくられていたことだ。

 「2015年に(話を)戻れば、日韓関係で奔走した杉山晋輔外務審議官の次官昇格が順当とされる。どんな外交史のドラマがそこに展開していくのだろう」

 伊奈氏は本当に杉山普輔外務審議官が次官に昇格すると思っているのだろうか。

 もし杉山晋輔氏が彼の書くように「順当に次官に昇格」すれば、週刊ポストは待ち構えていたように過去の週刊ポストの記事を引用しておもしろおかしく書くだろう。

 外交機密費を自分の家族の「お子様ランチ」に流用するような外務官僚に、この国の外交を行う資格はない、と。

 そのような人物を外務省のトップにする安倍人事は、国民の感情を逆なでするものだ、と。

 しかも、杉山氏のスキャンダルは杉山氏にとどまらない。

 杉山氏は斎藤邦彦事務次官の秘書官だった。

 その斉藤邦彦事務次官こそ、後に、松尾克俊という外務省会計担当官が官房機密費を流用して世間を騒がせた官房機密費流用事件(いわゆる松尾事件)につながるとされた人物なのである。

 松尾事件は、その全貌が明らかにされれば、外務省に壊滅的打撃を与えるが故に、ごまかされて終わった。

 杉山次官の昇格ともに、再び松尾事件の寝た子を起こすような事になれば、その時こそ外務省と安倍政権は吹っ飛ぶ事になる。

 それでも安倍首相は杉山氏を外務事務次官に昇格させるのだろうか(了)



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記事 [政治・選挙・NHK191] (ウォッチ安保国会)若者発デモ、悩んで学んで 23日は全国64か所でデモ  朝日新聞
 国会で安全保障関連法案の審議が続いたこの夏、法案に反対する都内の若者たちが立ち上げたデモは、全国各地の大学生やママ世代などを巻き込んで広がった。60カ所以上で繰り広げられた23日のデモには、悩み、考え、一回り大きくなった若者の姿があった。

 ■周囲は制止、覚悟の最前列――モデル 冷めた自分、恥じる思いも――短大生

 上智大1年の中川えりなさん(19)は23日、東京・青山で行われた学生団体「SEALDs(シールズ)」のデモの最前列で横断幕を手に声をあげていた。お気に入りの青いワンピース姿。SNSに載せるデモの写真をスマホで何度も撮った。「沿道の人も興味を持ってくれていた。いい雰囲気だった」

 6月下旬の誕生日、「何か特別なことを」と思い立ち、1人でデモにでかけた。高校時代から続けるモデルの仕事と勉強で忙しい毎日だったが、大学の授業で「集団的自衛権の行使容認はカトリックの教えに反する」と聞き、法案が気になり始めていた。

 国会前で配られた「9条壊すな」のプラカードを持って「自撮り」した写真をツイッターに載せると、リツイートの数に驚いた。

 参加を重ねるうちに、周囲から「モデル活動のイメージダウンになる」と止められ、迷ったこともあった。だが、今は「考え方も含めて憧れられるモデルを目指せばいい」と覚悟を決めている。

 岩手大3年の田渋敦士さん(21)は、深夜バスで約7時間かけて上京し、この日のデモに参加した。

 法案には反対だが、政治を語る機会がない。そんな中でSEALDsを知り、「若者が声を上げてもいいんだ」と衝撃を受けた。

 衆院特別委で法案の採決が強行された7月15日、初めて国会前に。「安倍を倒せ」というコールには「ちょっと過激だな」と違和感もあった。「分かりやすい表現に流されて大事なものが見えなくなるのは嫌だ」。法案反対は変わらないが、冷静な視点も忘れたくないと思っている。

 東京都渋谷区の女子短大生(20)はこの夏、悩み続けた。7月、初めてデモに参加したとSNSに投稿すると、知らない人から「バカか」「洗脳されてる」と罵声が飛んだ。もっと怖かったのは、いつも「いいね!」をくれる友達の沈黙。2度目に踏み出せなくなった。

 衆院通過時の熱気をテレビで見ながら、「どうせ通るなら意味がない」という冷めた自分と、涼しい部屋でゴロゴロしているのを恥じる自分が交錯した。8月に入り、再び、恐る恐る足を運ぶようになった。

 この日は列の後方で参加。初めて来たという女子大生(20)とLINEのIDを交換した。新しい友達に勇気をもらい、デモの写真をまた投稿してみようと決めた。「批判されてもいい。届く相手がいるかもしれないから」

 ■全国64カ所に広がる

 この日のデモは、東京都内の大学に通う学生らを中心につくる「SEALDs」の呼びかけに応じ、全国の大学生や高校生、ママ世代などが一斉に行動を起こした。SEALDsによると、北海道から沖縄まで、小さな町も含め64カ所で抗議行動が行われた。

 京都市中心部では、関西圏の学生らでつくる「SEALDs KANSAI」が主催。約1800人(主催者発表)が参加した。福岡・天神では母親らでつくる「ママの会@福岡」など3団体がデモをした。(伊木緑、後藤遼太、市川美亜子)


8月24日 朝日新聞朝刊 社会面掲載記事

http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/332.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「ものを言い続けることが大事です」と、河野太通さん(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/66fc08efd8a0129aa8907c66ccae997a
2015-08-24 09:30:48

 85歳の禅の老師が、「安保法案にNOを」と、呼びかけています。臨済宗妙心寺派元管長の河野太通(たいつう)さん。全日本仏教界の会長や花園大学の学長などを務めたこともあります。

 その花園大の教員から要請があって、「安保法制反対声明の呼びかけ人」を二つ返事で引き受けました。

 呼びかけ人引き受けのいきさつを、河野さんのインタビューに応じる写真とともに掲載した朝日新聞(8月22日付け夕刊)は、「口つぐんだら誤る」という見出しをつけました。

河野老大師は、かつて仏教者までもが口をつぐみ戦争に協力した過ちを深く反省し、積極的に発言しています。

 記事によると、花園大には河野さんが起草した「教堂の祈り」が掲げられ「尊厳なる人格を侵す者には諌め拒む勇気を」と諭しているそうです。安倍政権は、安保法制を人々に強制することで、人々の尊厳を深く傷つけようとしています。傷つけられようとしている私たちは、それを諌めそして拒むことが大事だと説いているのです。

 河野さんは、阪神大震災の時は神戸の祥福寺の住職(師家)でしたが、山門が倒壊するなどの被害を受けながら、寺の若い僧侶全員を被災者の救援に当たらせました。被災地の焼け土で「やすらぎ地蔵」を焼き、お地蔵さんの柔和な顔で人々を癒すとともに、「まあ、お茶でも飲んで行きなされ」と慰めました。

 山田無文さんを師と仰ぎ、南太平洋戦没者慰霊、遺骨収集活動に同行するなど、行動する仏教者を実践してきました。

 福島原発事故が起きた後は、「子孫に負の遺産を残すのか、再生エネルギーで行くのか、よく考え、住民の意思を政治のあり方につなげよう」と、繰り返し主張しました。河野さんは自ら、語り続け、行動を続けています。

 「弾圧の時代になったら声をあげるのも難しい。そうならないよう、ものを言い続けることが大事です」と、危機感をあらわにしています。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/333.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 頼みの綱の株価下落で安倍政権の危機加速(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-a726.html
2015年8月24日

8月24日の参議院予算委員会で安倍晋三氏は、日本経済について

「好循環は着実に回り、デフレではない状況を作り出した」

「四半世紀ぶりの良好な経済状況を達成しつつある」

と述べた。


しかし、この日、日経平均株価は前日比623円安の18812円で午前中の取引を終えた。

「四半世紀ぶりの良好な経済状況」

とは矛盾する金融市場反応が観察されている。

「好循環が着実に回って」

いるのかどうか、極めて疑わしい。

好循環を示す言葉として、安倍政権はしばしば、

「トリクルダウン」

という言葉を使う。

「トリクルダウン」

というのは、

企業部門の収益拡大が、企業で働く労働者の所得増大をもたらし、家計消費が増大して経済成長が促される

という

「経済の好循環」

を示す言葉なのだろう。

こうしたプラス循環が形成されれば、経済の安定成長実現を体感できることになるだろう。


しかし、現実は、このような

「好循環」

とはほど遠い。

勤労者の賃金所得の現状はいかなる状態にあるか。

厚生労働省が発表する毎月勤労統計に示される

現金給与総額統計では、驚くべき数値が示されている。

事業所規模5人以上の事業所における勤労者の現金給与総額が、

前年同月比で−2.5%

の減少を示している。

賃金は増加ではなく、減少しているのだ。

しかも、減少率は−2.5%という大幅なものになっている。

2015年6月の消費者物価上昇率は、

前年同月比で+0.4%

だった。

物価上昇分を加味すると、勤労者の現金給与総額は、

前年同月比 −2.9%

の大幅減少を示している。

安倍政権が喧伝する

「トリクルダウン」という好循環

とは、まったく正反対の深刻な状況が広がっているのである。


たしかに、企業収益は増大して株価は上昇した。

しかし、その増大した企業収益が労働者の所得増大には結びついていないのである。

安倍政権は税制改定において、

法人税を減税し、

消費税を大増税する

組合せを採用している。

そして、労働市場においては、

企業が労働者を安い賃金で雇用できるための制度変更、労働者を簡単に解雇できるための制度変更などを、積極的に推進している。

他方で、一般庶民の生活をさらに窮地に追い込むべく、

生活保護給付を切り込み、各種社会保険保険料を増大させ、医療費の窓口負担を増大させる

などしている。

大企業と、大企業のごく一部の高所得者層だけを潤わせ、大多数の労働者、一般庶民の生活を追い詰める政策を積極採用している。

「トリクルダウン」の好循環など、この日本にまったく存在していない。

まさに「弱肉強食化」だけが推進されているのである。

そして、安倍政権は中国経済と日本経済とが、切っても切れない相互依存関係にあることも見失っている。

中国との関係を悪化させることは、日本経済を悪化させることにつながり、日本国民の生活を破壊させることにつながるのである。

経済政策の基本路線の大転換が強く求められているのである。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/334.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 首相に「バカか、お前は」「どうでもいいなら、やめろ」の激しい批判〜全国で安保反対集会(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/23594510/
日本がアブナイ!

 急に出かけることになったので、昨夜キープしておいた安保反対集会に関する記事を。(~_~;)

 安保法案の参院での採決日が迫る中、SEALDsの呼びかけなどもあり、全国64カ所で一斉にデモが行われたとのこと。
 「黙っていたら採決される」・・・この危機感を、もっと広めたいところだ。(・・)

 昨日、国会前では、連合主催の集会が行われ、民主党の岡田代表なども参加していたのであるが・・・。

 SEALDsの中核メンバーも、国会前の集会に参加。
「このようなあり得ない政権がいるから、こうやってあり得ないことをやらなきゃいけないわけですよ。『ふざけんな!』って話ですよ」
「(そんなこと)どうでもいいなら首相をやめろ。バカか、お前は」
・・・などと、mewが内心、言いたいと思っているようなことを、大きな声で訴えてくれたらしい。(・o・)

* * * * *

<安保法案>黙っていたら採決される…全国64カ所一斉デモ
毎日新聞 8月23日

 参院で審議中の安全保障関連法案に反対している市民や学生らが23日、全国各地で一斉に抗議活動を行った。主催団体の一つで学生たちがつくる「自由と民主主義のための学生緊急行動」(SEALDs=シールズ)によると、この日は東京都心や仙台、京都、福岡など全国64カ所で抗議が繰り広げられ、このうち20カ所以上ではシールズなど若者らの団体が関与。同法案への抗議活動としては過去最大規模という。

 抗議活動を呼びかけるホームページの声明は、「本当は夏休みだから、勉強もしたいし、遊びたいし、旅行もしたい。だけど、黙っていたら『戦争法案』が採決される」と危機感を表明した。

 都内では午後5時ごろから港区の青山公園に、学生や高校生を含む幅広い年代の約6500人(主催者発表)が集まり、デモ行進した。【狩野智彦】』

『安保関連法案の成立阻止を〜民主・岡田代表

民主党の岡田代表は23日、国会議事堂の前で行われた安倍政権に抗議する集会で挨拶し、改めて安全保障関連法案の成立阻止を訴えた。
 岡田代表「(安保関連)法案を阻止するためには国会の外で多くのみなさんに声を上げていただく、国会の中と外でしっかりと共闘していくことが不可欠なんです」
 岡田代表はまた「安倍総理大臣の答弁では理解できない。この2か月間で法案は憲法違反だという意見が10ポイント以上高まった」と述べた。その上で「安倍政権が強行採決できない状態を作り出していく」と訴えた。
 抗議集会には労働組合「連合」のメンバーなど主催者発表で約1万4000人が集まった。(NNN15年8月23日)』

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『民主・岡田代表、安保法案反対集会で廃案に全力尽くす姿勢強調
フジテレビ系(FNN) 8月23日(日)

民主党の岡田代表は、安全保障関連法案に反対する集会に出席し、廃案に向けて全力を尽くす姿勢をあらためて強調した。
民主党の岡田代表は、「法案を阻止するためには、国会の外で、多くの皆さんに声をあげていただく。国会の中と外で、しっかりと共闘していくことが不可欠なんです」と述べ、「みんなで安部政権にNO!」とシュプレヒコールをあげた。
集会で、岡田氏は、「それぞれ共闘して頑張ることで、強行採決ができない状態を作り出していく」と述べ、廃案に向けて全力を尽くす姿勢をあらためて強調した。』

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首相に「バカか、お前は」連合主催集会でシールズメンバー 安保法案反対の具体論語らず
産経新聞 8月23日

 安全保障関連法案反対のデモ活動を行う学生団体「SEALDs(シールズ)」の中核メンバーである奥田愛基氏が23日、連合が主催した国会前の反安保関連法案集会に参加し、安倍晋三首相について「バカか、お前は」などと訴え、退陣を迫った。奥田氏は安保関連法案のどの部分が反対かは一切語らなかった一方、週刊誌や民主党議員らの発言を元にしたとみられる情報で「首相は早く病院に行って辞めた方がいい」「どうでもいいなら総理をやめろ」などと批判した。

 「こんな暑い日の中、真っ昼間からこんなことはしたくない」と切り出した奥田氏は、「残念ながら、このようなあり得ない政権がいるから、こうやってあり得ないことをやらなきゃいけないわけですよ。『ふざけんな!』って話ですよ」と訴えた。

 連合が招いた奥田氏は、シールズを批判し、その後週刊誌の金銭トラブル疑惑報道で自民党を離党した武藤貴也衆院議員についても言及。「戦争に行きたくないのは利己的だという議員がいましたけど、そんなこと言っていない」と反論し、「お前らが言っていることが極端で利己的な意見だ。ふざけんなよと思っていたら、案の定、ちょっと利己的な発想があったのか、自民党を去られた」と述べた。

 約6分間のあいさつで、奥田氏から安保関連法案そのものに触れた発言はなかった。関連した話題としては立憲主義にわずかに言及しただけで、奥田氏は「中学生の公民の教科書に立憲主義と書いてある。憲法とは権力者を縛るものだと書いてある」と指摘した。その上で「権力者が憲法違反のことをしたらどうなるか。政治家をお辞めになるしかない。それかクーデターだ。そのようなことが起こっている」と述べ、「安倍首相がクーデターを起こしている」との趣旨で訴えた。だが、安保関連法案のどの部分が憲法違反なのかについては最後まで一切語らなかった。

 さらに奥田氏は「一言でいうと、バカなんじゃないかなと思いながら見ている」と首相を批判。「国会の傍聴には行かない。首相が『どうでもいい』なんてやじを飛ばしたが、ああいうことを見ると、靴でも投げそうになるのでインターネットを通して見るようにする」と述べた。

 奥田氏が指摘したのは、21日の参院平和安全法制特別委員会で民主党の蓮舫代表代行が質問している最中の首相のやじとみられる。蓮舫氏は「『そんなことどうでもいいじゃん』とはどういうことか」と首相を攻撃したが、実際は「まあいいじゃないか」とのやじを飛ばした首相は「どうでもいいと言ったわけではない」と否定していた。

 しかし、奥田氏は蓮舫氏の主張に沿って「どうでもいい」発言を事実とした上で、「どうでもいいなら首相をやめろ。バカか、お前は」とアピール。さらに「『バカか』とかひどいことを言っても、あんまり伝わらない。もうちょっと優しく言えば、僕は首相の体調が非常に心配なので、早く病院に行かれてお辞めになられた方がいい」と語った。首相の事務所が抗議文を送付した週刊文春の「吐血」報道を元にしたようだ。

 奥田氏は最後に「本当に通したらまずいぞっていう空気をドンドン作っていきましょう」と連合組合員に呼び掛け、ラップ調で「どうでもいいなら総理をやめろ」「憲法を守れ」「戦争反対」「安倍は辞めろ」と連呼してあいさつを締めくくった。』

* * * * *

 今週、来週が、大きなヤマ場になりそうな感じ。(**)

 「安倍政権&安保法案にNO!を」の声を全国に広めるべく、みんなで力を合わせてガンバです。o(^-^)o

     THANKS


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/335.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 対ロシア、対中国外交での 日本報道の可笑しさ。 「相模総合補給廠」での 爆発事故に 外国軍駐留の悲哀を感じる。
対ロシア、対中国外交での 日本報道の可笑しさ。 「相模総合補給廠」での 爆発事故に 外国軍駐留の悲哀を感じる。
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1524.html
2015.08.24  リュウマの独り言


 日本国内で ここ1年程度で 少なくとも 3件の焼身自殺があった。 瞬間的に報じられはしたが (私が知っているくらいだから)  詳細の報道は すぐに停止されて 日本社会は平穏を保ったままだ。 焼身自殺を考えた人々は、 いくらかでも社会に訴えたいと思ったであろうに、 これほど『無視』されるとは 思っていなかっただろう。 報道されなければ、無かったも同然である。 国家というのは 「中国」であれ「日本」であれ、 同じようなことをするものだなぁ、と思う。


 ところで、 最近のニュースで こんなものがあった。 いかにも 「対ロシア外交」「対中国外交」が 行われているかのような表現である。


 政府は22日、メドベージェフ氏の北方領土入りに抗議し、8月末で調整していた岸田文雄外相の訪露を延期する方針を固めた。交渉をロシア側と冷静に進める環境にないと判断した。安倍晋三首相は、プーチン大統領の年内来日を引き続き目指す意向だが、実現は一層困難な情勢となった。 〔産経新聞 8月23日(日)〕


安倍総理大臣は、中国政府が来月開く「抗日戦争勝利70年」の記念行事について、国会審議の状況などを踏まえて欠席するとともに、これに合わせた中国訪問も見送る意向を固めました。 〔8月24日 NHK〕


 プーチンの来日にしても、 岸田文雄外相の訪露にしても、 ロシア側は 『そんな話は聞いたことがない。』という反応だ。 国内では昨年来 『プーチンの来日』は あたかも決まっているかのように報じている。 ロシアとの外交はうまくいっていて、細部の調整に時間がかかっているかのような報道だが、ロシアの反応は あっけないものである。 「外相の訪露を延期したなど、ありえない。 そんな話(日本の外相を受け入れる)は 決まってもいない。 決まっていないことが、 延期になるなどありえない。」と手厳しい。 この言い分をきちんと伝えたであろうか。


 安倍総理の訪中も 似たり寄ったりである。 「国会審議が--」と述べているが、 まず 前段の「中国の訪中条件」が 政府として受け入れられないのだろう。 「抗日戦争勝利70年」の軍事パレードの閲兵式参加は この政権ではとても無理なのだが、そのあとでの訪中であっても、『中国側の言う歴史認識』とは 大きな差がある。 こんどの談話では、 主語をなくすことで どちらともとれる表現にしたが、 反省や謝罪の部分は 「日本の事」ではない、と言いたい「現政権」の思惑が はっきり出てしまう。



 ご存じとは思うが、 相模原の米軍基地で 「爆発事故」 -- なんか世界的に 爆発事故が多いですねぇ。 -- が起きた。 と言っても、 治外法権である 『米軍基地内』では 日本の消防も警察も 手出しできないから じいっと見守っただけだろうか …


                                         2015年8月24日(月)   時事ドットコム
 24日午前0時45分ごろ、相模原市中央区にある米陸軍施設「相模総合補給廠」で「爆発音がした」と119番があった。相模原市消防局などによると、施設内の鉄筋平屋建て倉庫1棟約900平方メートルが全焼し、同7時10分ごろ鎮火した。倉庫の保管物が特定できなかったため、鎮火直前まで放水活動を見合わせた。けが人はいなかった。


 ここ「相模総合補給廠」は、新施設建設で最近問題になった。 日米軍事同盟で揺れる 『基地の町』の一端を示している。


                                           カナロコ by 神奈川新聞 7月2日(木)
  基地の監視活動を続ける相模補給廠(しょう)監視団(沢田政司代表)は1日、相模原市中央区の在日米陸軍相模総合補給廠で計画される施設建設に中止を求める立場から、質問状を加山俊夫市長宛てに提出した。「施設建設は基地機能の強化につながる」と警戒している。


 監視団がただすのは、上矢部団地寄りで補給廠の北東部分に計画されている「戦術機器保守施設」。米国直轄予算で整備される施設で、米連邦事業機会庁が6月5日に公示したという。   -- 中略 --


 沢田代表は「補給廠の一部が昨年、返還されるなど歓迎すべき部分がある一方で、基地機能の強化が進んでいる。施設建設は基地の強化に当たるので、少なくとも市は中止を求めるべきだ」と強調している。


 米国直轄予算による施設整備は市に情報が入らないが、市は米側のホームページで建設計画を把握している。市渉外部は「日本政府を通じて米側に情報提供を求めている。思いやり予算による倉庫計画でも施設面積が同等か、それ以下になるよう国に要請している」と話している。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/336.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 8/30札幌でデモ・集会があれば教えてください
28と29日にはあるようですが、30日の予定はどこを探しても分かりません。
やっぱり、全国と同じ日に行動したいので、小さなデモでも計画があったら教えてください。

こういうサイトの利用×でしょうか?すみません、そういう情報を調べれるサイトがあればそちらも教えてもらえれば…。
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/337.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 美濃加茂市長収賄事件あす控訴審 あらためて無実証明(岐阜新聞)
                  控訴審を前に心境を語る藤井浩人市長=岐阜県美濃加茂市役所


美濃加茂市長収賄事件あす控訴審 あらためて無実証明
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20150824/201508241004_25580.shtml
2015年08月24日10:04 岐阜新聞


 岐阜県美濃加茂市の浄水設備導入をめぐり、業者から現金計30万円を受け取ったとして事前収賄などの罪に問われ、一審名古屋地裁で無罪判決を言い渡された藤井浩人市長(31)の控訴審の第1回公判が25日、名古屋高裁で開かれる。現金授受を認め、有罪判決が確定した贈賄側の供述の信用性が、あらためて焦点となる。控訴審を前に、藤井市長は「一審は全て審議された上での判決。一日も早く無実を証明してほしい」と語った。

 藤井市長は市議だった2013年3〜4月、地下水供給設備会社社長(45)=贈賄や詐欺などの罪で懲役4年判決確定=から浄水設備導入で便宜を図るよう依頼され、市議会で導入を検討するよう促す趣旨の発言をした謝礼などとして、同4月2日と25日に計30万円を受け取ったとして起訴された。

 一審は「市長に金を渡した」とする社長の供述の信用性が最大の争点となった。弁護側は「供述内容は変遷しており、捜査機関による誘導、創作の疑いがある」と主張。藤井市長は、捜査段階から一貫して無罪を訴えた。一方、検察側はメールや出入金記録、関係者の証言など間接事実を重ね「供述は具体的で自然」と主張した。今年3月、名古屋地裁は「供述の信用性に疑問があり、現金授受があったと認めるには合理的な疑いが残る」と、無罪(求刑懲役1年6月、追徴金30万円)を言い渡した。

 判決では、現金を渡したとする2度の場面でのやりとりの説明がほぼ同じなど、「核心的な場面について具体的で臨場感、迫真性を伴う供述でない」と指摘。捜査機関の資料に合うように「供述を整えたりした可能性が否定できない」と判断した。当時、融資詐欺の捜査を受けていた社長が、捜査機関の関心を他の重大事件に向けるため、「虚偽の供述をした可能性」にも言及した。

 検察側は一審判決を不服として控訴。控訴審では、現金を渡して浄水設備を売り込もうとした経緯などをより細かく立証する見込み。社長を取り調べた際のメモを示すほか、取調官の証人尋問も求めるとみられる。弁護側は全面的に争う姿勢だ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/338.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「世界は見ている」オリバー・ストーン監督ら海外の74人、辺野古の埋め立て承認取消求める(Huffington Post)
            左からオリバー・ストーン氏、ノーム・チョムスキー氏、モートン・ハルペリン氏 | AP


「世界は見ている」オリバー・ストーン監督ら海外の74人、辺野古の埋め立て承認取消求める
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/23/oliver-stone-henoko_n_8026800.html?utm_hp_ref=japan-politics
2015年08月24日 12時13分 JST The Huffington Post


アメリカの映画監督オリバー・ストーン氏や言語学者のノーム・チョムスキー氏ら、海外の知識人74人が8月22日、沖縄県の普天間基地を名護市辺野古に移転する計画に反対する緊急声明を発表した。沖縄タイムスと琉球新報が報じた。

声明は「世界は見ている」というタイトル。沖縄県の第三者委員会が埋め立て承認手続きに「瑕疵(かし)がある」との検証結果をまとめたことを受けて、翁長雄志知事が「承認を取り消さないようなことがあったら、それは違法なプロセスに加担することになる」と強調した。

また、日本政府が翁長知事に工事中断と、大きな経済振興計画を約束して、翁長知事に反対をやめさせることを狙った協議に入っていると指摘。「このような買収の試みは沖縄の人々にとっての侮辱である」と断言。「沖縄の人々は、知事が無条件で妥協や取引も全く伴わない埋め立て承認取り消しを行うことを求め、期待していることを明白にしている。我々は沖縄の人々のこの要望を支持する」と訴えた。

今回の声明には、普天間の辺野古移設に反対し、即時無条件返還を求める声明を2014年1月に発表した海外の識者や文化人らを中心に名を連ねた。沖縄返還に関する米政府の交渉担当者のモートン・ハルペリン氏も初めて加わった。

翁長知事は7月29日、名護市辺野古移設をめぐり、仲井真弘多前知事が出した辺野古沿岸部の埋め立ての承認を取り消す可能性を示唆した。8月下旬以降に、埋め立て承認を取り消すか最終判断する方針だ。


           ◇

O・ストーン監督ら、翁長知事に辺野古取り消し求める
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=129744
2015年8月23日 07:58 沖縄タイムス

 【平安名純代・米国特約記者】オリバー・ストーン氏(米映画監督)やノーム・チョムスキー氏(米マサチューセッツ工科大学言語学名誉教授)、モートン・ハルペリン氏(元米政府高官)ら海外の著名人や文化人、運動家ら74人は22日、名護市辺野古の新基地建設計画をめぐる声明を発表した。同計画を阻止する鍵を握るのは、翁長雄志知事による埋め立て承認の取り消し・撤回だと主張し、「知事が無条件で妥協や取引を全く伴わない埋め立て承認の取り消しを行うことを求め、期待する沖縄の人々を支持する」と表明している。

 声明は、第三者委員会が7月に翁長知事に提出した報告書の中で、前知事による埋め立て承認には法的瑕疵(かし)があると違法性を明確にしたとし、「翁長知事は、日本政府に基地建設を進めることを許してきた埋め立て承認を取り消すための証拠を手にした」と評価。「翁長知事は自らの権限において、これを阻止する鍵を握っている」と知事の行動が計画を左右すると位置づけた上で、「知事には(埋め立て承認を)取り消す法的義務がある」とその重要性をあらためて強調した。

 また、県と政府の集中協議について、日本政府が協議の結果にかかわらず、終了後に建設作業を再開させると断言したのは、「沖縄の人々にもう一つの平手打ちを食らわせるかのようだ」と指摘。政府の真意について、「大きな経済振興計画を約束し、翁長知事に反対をやめさせることを狙った」などと分析。「このような買収の試みは沖縄の人々にとっての侮辱である」と強く批判した。

 一方で、翁長知事が埋め立て承認の取り消し・撤回の判断を一カ月先延ばししたことについて、「翁長知事が埋め立て承認を取り消さないようなことがあれば、それは違法な計画に加担するということになる」とくぎを刺した。

 その上で「沖縄の人々は、知事が無条件で妥協や取引も全く伴わない埋め立て承認取り消しを行うことを求め、期待していることを明白にしている」と述べ、「われわれは沖縄の人々のこの要望を支持する。世界は見ている」と辺野古新基地阻止へ向けた沖縄の闘いへの支援を表明した。


           ◇

辺野古埋め立て承認取り消し「義務」 海外識者、知事決断求め声明
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-247705-storytopic-53.html
2015年8月23日 9:44 琉球新報

 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】米国やオーストラリアなどの世界的に著名な文化人や識者ら74人が21日(日本時間22日)、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設阻止に向け、翁長雄志知事に埋め立て承認を取り消すよう求める「世界は見ている」と題する緊急共同声明を発表した。県の第三者委員会が埋め立て承認手続きに「瑕疵(かし)がある」との検証結果をまとめたことを指摘した上で「知事が承認を取り消さないようなことがあったら、それは違法なプロセスに加担することになる」と強調した。

 声明は第三者委の報告書提出や日本政府と県が移設計画に関する工事を1カ月停止し、協議を始めたことを受け、急きょ出された。翁長知事に埋め立て承認の取り消しを促すのが狙い。

 言語学者のノーム・チョムスキー氏、アカデミー賞受賞の映画監督オリバー・ストーン氏をはじめ、普天間の辺野古移設に反対し、即時無条件返還を求める声明を2014年1月に発表した海外の識者や文化人らを中心に名を連ねた。沖縄返還に関する米政府の交渉担当者のモートン・ハルペリン氏も初めて加わった。

 声明では、日本政府が県との集中協議の結果にかかわらず新基地の建設を進めると断言していることを批判。県民が沖縄への米軍基地集中を構造的差別だと理解していることも記した。また、第三者委の検証結果を受け、翁長知事に「取り消す法的義務がある」と指摘した。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/339.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 愚か者たちの川内原発「再稼働」全舞台裏 「日本が滅びるかも…」あの恐怖を忘れていいのか(週刊現代) :原発板リンク
愚か者たちの川内原発「再稼働」全舞台裏 「日本が滅びるかも…」あの恐怖を忘れていいのか(週刊現代)

http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/685.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/340.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 「SEALDs」6500人デモ行進 大人は指をくわえて見ている場合か(日刊ゲンダイ)
            表参道を行進する「SEALDs」のメンバーら(C)日刊ゲンダイ


「SEALDs」6500人デモ行進 大人は指をくわえて見ている場合か
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163037
2015年8月24日 日刊ゲンダイ


「安倍はヤメロ!」――安保関連法案に反対する学生グループ「SEALDs」が呼びかけた「全国若者一斉行動」が23日、各地で行われた。


 デモや集会があったのは、北海道、仙台、京都、福岡、沖縄など全国64カ所。都心では、約6500人が港区・青山公園から表参道を経由し、渋谷に向かってデモ行進を行った。


 いまや、安保法案反対のデモや集会は完全に若者主導である。この日のデモ行進も若者が率先して先導し、「憲法守れ」「戦争反対」と音楽に合わせながら大声を張り上げた。“勝手知ったる”はずの「労働組合」のノボリはほとんど目につかず、中高年の参加者はまばら。常に若者に押されっぱなしで、学生たちと反対の声を競い合うような相乗効果は感じられない。ひたすら若者の叫び声だけが、夕暮れの繁華街にこだましているようにも見えた。


「そろそろ、組合の組織力を発揮しなければいけません。例えば、安保反対の一斉ストライキを示唆するだけで、安倍政権には大きなプレッシャーになります。ただでさえ、今は中国の景気減速で株価が低調です。そこへ、ストの情報が流れれば、さらなる株価の押し下げ要因になりかねない。安倍政権の支持率は株価頼みです。決して無視することはできないでしょう」(高千穂大准教授の五野井郁夫氏)


 安保法案の国会審議は佳境に差し掛かりつつある。労組は若者だけに反対行動を任せてばかりでいいのか。今こそ、重い腰を上げ、安倍政権に大打撃を与える出番ではないか。




2015.08.23「戦争法案に反対する全国若者一斉行動 - SEALDs 表参道デモ」【1/11】


015.08.23「戦争法案に反対する全国若者一斉行動 - SEALDs 表参道デモ」【2/11】


2015.08.23「戦争法案に反対する全国若者一斉行動 - SEALDs 表参道デモ」【3/11】


2015.08.23「戦争法案に反対する全国若者一斉行動 - SEALDs 表参道デモ」コーラー:池内さおり衆議院議員【4/11】


2015.08.23「戦争法案に反対する全国若者一斉行動 - SEALDs 表参道デモ」【5/11】


2015.08.23 戦争法案に反対する全国若者一斉行動SEALDs表参道デモ






http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/341.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 8.20-22 安保法案反対:弘前・習志野・諏訪・新潟・大津・奈良・米子・松山・長崎・宮崎
8.22
青森デモ!戦争法案反対!@弘前 - 2015.8.22 青森県弘前市
https://www.youtube.com/watch?v=m8wxwRP26FM


安保法案:反対 県内でも若者動く 音楽や仮装で訴え/青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20150823ddlk02010178000c.html


8.22
「戦争法案に今すぐ反対」習志野でパレード
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150823/CK2015082302000126.html


デモ行進に先立つアピールでは、小学校教諭の男性(51)が「高二の娘が
『どうせ私達(の世代)が戦争にいくんでしょ』と漏らした。子供は声を
上げられず、投票もできない。大人が法案をストップさせないといけない」
会社員宮川千代子さん(46)は高二の長男と暮らすシングルマザー。
「格差などで就職が難しくなれば、望まないのに自衛隊を選ぶ家庭も出てくる。
家計の厳しいシングルなら不安はなおさらだ」
会社員阿部朋さん(32)は妻(32)、長女(4)と参加。「抗議活動に初めて参加した。
原発もそうだが、好き勝手やりすぎる安倍政権に反対の意思を示したかった」


8.22
長野)安保法案廃案求め500人、諏訪でパレード
http://www.asahi.com/articles/ASH8Q55S4H8QUOOB009.html


「勝手に決めるな 戦争するな! 戦争法案廃案・安倍暴走政権NO!
8.22諏訪地区総行動」


諏訪で安保法案反対集会「制服向上委員会」も
http://www.shinmai.co.jp/news/20150823/KT150822GII090001000.php


「抑止力は互いを読み取るあいまいな読心術。先制攻撃の誘惑に駆られる」
「平和的に(問題を)解決するのなら、
なぜ国外に出掛けて米国の兵たんを担当する必要があるのか」


8.22
若者訴え「安保法案反対」新潟市中央区でデモ行進
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20150822200886.html


子どもを連れて参加した新潟市西蒲区の会社員女性(36)は
「デモ行進は初めて。国会の審議を見ていると、
法案成立ありきのように見える。自分も反対の声を上げようと思った」


8.22
奈良)安保法案反対、奈良で市民集会 2500人参加
http://www.asahi.com/articles/ASH8Q5WBQH8QPOMB00D.html


「弁護士会は多様な考えの者が集まり、支持政党もバラバラ。
それでも集会が実現したのは法案が憲法に違反するものだから。
立憲主義、平和主義、国民主権、個人の尊厳などが否定されるという
危機感があった」。切り出したのは、奈良弁護士会の児玉修一会長(42)。
「いま声をあげないと自由に発言できない社会が来る危機感もある。
戦争のない社会、他国に行って他国の人を殺さないで済む社会を守ろう」


8.22
<安保法案>女性ら150人反対集会 長崎市中心部をデモ行進
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150823ddlk42010193000c.html
「女の平和in長崎」が22日、長崎市中心部であり、約150人が参加した。
参加者は、安保法案に反対の意思を示すために赤いTシャツやスカートなどを
身に着け、赤い日傘やタオルなどを持参。「子供たちを戦争に行かせない」
「レッドカード、安倍総理」などと声を上げ、市中心部をデモ行進した。
長崎市の主婦、中尾愛さん(36)は「戦争を前提にした法律を作るのではなく、
どんなことがあっても戦争をしない、させないためのあらゆる努力を
することが大人の努めだ」と語った。


8.22
「法案NO」デモ行進 弁護士ら900人参加
http://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_14152.html


「戦争イヤだ 安保法案NO 宮崎大集会」


安保法案:「反対、全国に」市民900人が訴える 弁護士呼びかけ 宮崎で初集会
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20150823ddlk45010216000c.html


8.21
「新安保法制NO!!」緊急集会開きデモ 滋賀弁護士会
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20150822/CK2015082202000004.html


8.21
松山市で安保法案反対集会
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20150822/4152301.html
https://www.youtube.com/watch?v=WpEcZJ0ywEI


愛媛県東温市から参加した女性は「国民の意思を無視した今の政治が許せないと
思い、参加しました。集団的自衛権の行使を容認することで、自衛隊の活動範囲
が際限なく広がっていく可能性があることが、1番怖いことだと思います」


ストップ安保法案 松山で緊急集会 800人デモ行進
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20150822/news20150822953.html


8.20
鳥取)「平和を守って」米子でパレード
http://www.asahi.com/articles/CMTW1508213200002.html


「平和を守って」などと記したボードを手作りした市内のパート女性(39)は、
長男(7)と長女(4)と参加。「戦争場面がテレビに映ると怖がる子どもたちを見て
いて、声を上げたかった。みんなと行動することは勇気が出る」と話していた。

http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/342.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 8.23 安保法案反対:岩手・仙台・水戸・宇都宮・東京・川崎・名古屋・岐阜・福井・京都・神戸・広島・佐賀・熊本・鹿児島
8.23 安保法案反対:岩手・仙台・水戸・宇都宮・東京・川崎・伊豆・長野・名古屋・岐阜・石川・福井・京都・神戸・広島・高知・福岡・佐賀・熊本・鹿児島・沖縄


安保法案:黙っていたら採決される…64カ所で抗議デモ
http://mainichi.jp/select/news/20150824k0000m040052000c.html
写真特集 18枚
http://mainichi.jp/graph/2015/08/24/20150824k0000m040052000c/001.html


安保法案ノー 若者の輪 全国60カ所以上で集会・デモ
http://www.asahi.com/articles/ASH8R5GK9H8RTIPE00D.html
写真10枚


若者が一斉に「安保法案反対」全国64カ所 シールズ主導
http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015082301001485.html


8.23 東京:若者たちがデモや集会 安保法案反対訴え (NHK・毎日新聞)
https://www.youtube.com/watch?v=eFMhgVTYA0g


若者たちがデモや集会 安保法案反対訴え
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150823/k10010199831000.html
高校3年生の女子生徒は、「18歳になり、来年選挙に行くために政治の勉強を
始めました。国会は国民の意見にもっと耳を傾けてほしい」と話していました。


若者の怒り、拡大 安保法案に全国60カ所で「反対」
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015082402000073.html


名古屋市中区の白川公園では集会後、二百人余りが繁華街を二キロほど行進。
楽器のリズムに合わせ「集団的自衛権は、いらない」と繰り返した。
泊まりがけで岐阜の友人宅に向かう途中に寄った愛農学園農業高校二年の
飛田卯雪さん(16)は「戦争ができる国にしたくない。何かしたいと思った」


若者ら200人 安保法案反対デモ 名古屋
http://www.news24.jp/nnn/news86226153.html


8.23 安保法案反対:名古屋 (中京テレビ・朝日新聞)
https://www.youtube.com/watch?v=G4HOXkZpw0U


岩手)「ストップ戦争法案」宮古で集会
http://www.asahi.com/articles/ASH8M72PGH8MUJUB00P.html


宮城)仙台市内で学生団体主催の安保法案反対デモ
http://www.asahi.com/articles/ASH8R4D6WH8RUNHB007.html


<安保法案>若者一斉にNO 500人行進
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150824_13027.html


「SEALDs TOHOKU」
大学2年の女子学生(20)は「不安を抱えながらも多くの人が勇気を
出して声を挙げている。国民を無視した政治はもはや許されない。
今からでも遅くはなく、新しい民主主義をつくろう」と呼び掛けた。


「子どもに平和な世の中を」川崎区で安保法案反対集会に550人参加
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20150824/CK2015082402000162.html


「ストップ戦争法案!オール川崎市民集会」
実行委員長の川口洋一・学習院女子大名誉教授は「反対の動きが
若者から大人まで広がっている。国の在り方を決める今回の法案は、
国会議員の数だけで決めていい話ではない」と力を込めた。


「戦争NO」訴え 水戸 安保法案阻止へ集会
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14403328323657


栃木)「憲法守ろう」2千人パレード 宇都宮
http://www.asahi.com/articles/ASH8R61MVH8RUUHB009.html


「平和憲法を守り戦争法案に反対する県民パレード」
https://www.youtube.com/watch?v=rgayfMfn16U


安保法案反対でパレード 弁護士会が主催 若者らも参加
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20150824/2060268
(写真5枚)


「戦争法案」廃案へ2000人パレード 宇都宮
http://www.crt-radio.co.jp/8241.html


静岡)3人の呼びかけに50人 伊豆で安保法案反対集会
http://www.asahi.com/articles/ASH8R3TL3H8RUTPB003.html


集会を呼びかけたのは、市内在住の杉本忠義さん(71)と70代の主婦2人。
安保関連法案が7月に衆院を通過した後、
「反対のために何か行動しなければ」と3人で話し合い、集会を計画した。
今月に入ってから500枚のビラを配ったり、知人に参加を呼びかけたり。
今月中旬には交流サイト「フェイスブック」にも登録して集会をアピールした。


長野:若者叫ぶ「安保法案NO」県内 街頭でアピール
http://www.shinmai.co.jp/news/20150824/KT150823FTI090003000.php


岐阜)県内でも安保法案反対デモ
http://www.asahi.com/articles/ASH8R4DSGH8ROHGB005.html


安保法案「絶対に阻止」岐阜市で1000人デモ行進
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20150824/201508240954_25573.shtml


「STOP戦争法!アベ政治を許さない県民集会」
戦争をさせない1000人委員会県実行委員会共同代表の高橋弦同大名誉教授も
「米国の世界戦略のために日本の若者を戦地に送り出す法案。
抑止力を理由に軍事力を大きくするのは危険な冷戦の論理。
平和主義を貫き、法案撤回に追い込もう」


石川)「戦争ほうきの会」内灘で安保法案廃案訴える
http://www.asahi.com/articles/ASH8R62S3H8RPJLB005.html


「ストップ安保法制」福井市内で県民集会
http://www.asahi.com/articles/ASH8R5GYBH8RPGJB001.html
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20150823001678_comm.jpg
1歳半の長男と参加した保育士、浅川有希子さん(31)は「子供を戦争に行かせる
ような国にしたくない。何かできればと思い初めて参加しました」と話した。


安保法案反対、全国で「若者一斉行動」京都では内田樹氏も参加
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150823000087


思想家の神戸女学院大名誉教授、内田樹さんも集会に参加した。
法案の衆院通過を「憲法が定めた平和主義と立憲デモクラシーが
根本からくつがえされ、瓦解している」と批判


兵庫)安保法案「強行採決認めない」神戸で集会
http://www.asahi.com/articles/ASH8R6J2TH8RPIHB013.html


姫路市出身の元自衛官、泥憲和さん(61)が登壇し、「自衛隊が戦うには大義と
名誉が必要。アメリカや外国のために戦うのにそれがあるのか」と指摘。
「反対の声が多い中、危険な任務を強制されるとなれば、
疑問に思う自衛官も多いだろう」と話した。


広島)「安保法案に反対」三次と東広島で集会
http://www.asahi.com/articles/ASH8R54SBH8RPITB00N.html


高知:安保法制反対集会に300人
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=343028&nwIW=1&nwVt=knd


どうする安保:関連法案 廃案訴え 700人が集会とデモ行進 小倉北区/福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20150824ddlk40010299000c.html


どうする安保:「戦争法案今すぐ廃案」市民団体 パレードで訴え 飯塚/福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20150824ddlk40010311000c.html


8.23 佐賀市で安保法案反対県民大会 1000人訴え
https://www.youtube.com/watch?v=7I7jOH4MIfg


佐賀:「戦争なんてイヤだ」県民大会開催
http://www.sagatv.co.jp/news/#0021201
【呼びかけ人代表稲村蓉子さん】「安倍政権のやりかたは、
既成事実を積み上げて法律をつくり、そしてその法律で憲法を
変えてしまうというものです。こんな暴挙は絶対に許してはいけません」


佐賀市で安保法案反対集会 1000人訴え
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/222082


7月に福岡市で行われた大学生中心の安保法案反対デモに参加した
高校2年の大里隣さん(17)は「人間の歴史は『憎しみには憎しみを、
やられたらやり返せ』の繰り返し。なぜ大人たちは歴史に学ぼうとしないのか。
未来の尊い命が奪われないよう声を上げていきたい」と語った。


どうする安保:連合抗議集会「安倍政権の暴走許さぬ」350人が怒りのシュプレヒコール/熊本
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150824ddlk43010157000c.html


8.23「法案反対」若者が一斉行動 熊本市でデモ行進 (朝日新聞)
https://www.youtube.com/watch?v=0EdL3nQLed4


「法案反対」若者が一斉行動 熊本市でデモ行進
https://kumanichi.com/news/local/main/20150823004.xhtml


結成メンバーの1人でフリーターの井田高史さん(21)は
「戦争は『まさか』の連鎖で知らないうちに起きる。
戦争で自分の命や大切な家族、友人を傷つけたくない」とアピール。
京都造形芸術大2年の上村征良さん(20)は「平和を守るのはこれから
大人になる私達の宿題。廃案になるまであきらめない」と訴えた。


菊池市のパン店経営田中英一さん(52)昌子さん(51)夫妻は
若者に触発され、初めて参加した。先頭近くを歩き、
「法案は戦争の火種を増やすだけ。反対の輪が広がってほしい」
熊本市の臨時社員前田厚さん(62)も「若い世代の行動に希望を感じる。
あきらめずに反対の声を上げ、廃案に追い込みたい」と話した。


鹿児島:安保関連法案反対パレード
http://news.ktstv.net/e59244.html
1500人規模の集会が鹿児島市で開かれました。


シールズ琉球緊急アピール
http://www.qab.co.jp/news/2015082369764.html
会場には大粒の雨が降る中、親子連れや学生など約500人が集まりました。

http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/343.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 右翼系メディアがシールズの奥田愛基氏のスピーチを意図的に報道、拡散? 安倍に退陣を迫ったスピーチ全録 
右翼系メディアがシールズの奥田愛基氏のスピーチを意図的に報道、拡散?
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-3966.html
2015.08.24 カナダde日本語


極右メディアと名高い産経ニュースが


8月23日の連合の「安倍政権NO! 」の国会前集会で、


「シールズ」の奥田愛基さんが行ったスピーチの中でも


意図的に安倍をなじった部分だけを取り上げ、


『首相に「バカか、お前は」 連合主催集会でシールズメンバー 


安保法案反対の具体論語らず 「首相はクーデター」


「病院に行って辞めた方がいい」』


と悪意的なタイトルを付けた記事を報道した。


また、YouTube上でこの産経の記事をコピペした動画が次々と拡散され、


「暴言」「お子ちゃま発言」などと同じく悪意的なタイトルで奥田さんを批判。


さらに、本日の『Yahooニュース』アクセス・ランキングでも


この記事は、現在4位となっている。


             ◇


安倍に退陣を迫った『シールズ』の奥田愛基さんのスピーチ (動画あり)
http://canadadenihongo.blogspot.jp/2015/08/blog-post_23.html
Sunday, August 23, 2015 カナダde日本語


産経の『シールズ』奥田愛基さん批判記事が


YouTube上で拡散されているが、


元記事のソースに触れず、記事の全文がコピペされているため、


本来ならば、記事の著作権侵害として削除されるべきだが、


産経の記者が意図的に拡散していているとしたら、


産経の同意を得てやっているのだろうから、削除はされないであろう。


また、そのせいかどうかはわからないけれども、


この産経の記事は、日本政府によって牛耳られている


Yahoo ニュースのランキングで4位となっている。


8.23連合主催 国会前集会 : 「シールズ」奥田愛基さんの発言


2015/08/23 に公開
2015年8月23日、連合の「安倍政権NO! 」の国会前集会があった。ここで「シールズ」の奥田愛基さんがスピーチをしたが、産経ニュースはかれの発言を部分的に取り上げ、意図的に報道していた。当日の全発言(6分)をここにアップするので、ご自分で内容をご確認ください。撮影=レイバーネットTV。


安倍内閣の御用メディアがこのような些細な出来事を大々的に報道し、拡散するとは、


安倍内閣からシールズをつぶせとの指令があったのかもしれない。


もちろん、たっぷりと豪華な食事と高額な機密費をいただいた上で(笑)。


個人的には、馬鹿を馬鹿と呼んで何が悪いと思うけど、


シールズは、今日本中だけでなく、世界中から注目されているので、


発言にはくれぐれも気を付けたほうがいいかもしれない。



参考記事1/3:


首相に「バカか、お前は」 連合主催集会でシールズメンバー 安保法案反対の具体論語らず 「首相はクーデター」「病院に行って辞めた方がいい」
http://www.sankei.com/politics/news/150823/plt1508230007-n1.html

安全保障関連法案反対のデモ活動を行う学生団体「SEALDs(シールズ)」の中核メンバーである奥田愛基氏が23日、連合が主催した国会前の反安保関連法案集会に参加し、安倍晋三首相について「バカか、お前は」などと訴え、退陣を迫った。奥田氏は安保関連法案のどの部分が反対かは一切語らなかった一方、週刊誌や民主党議員らの発言を元にしたとみられる情報で「首相は早く病院に行って辞めた方がいい」「どうでもいいなら総理をやめろ」などと批判した。


「こんな暑い日の中、真っ昼間からこんなことはしたくない」と切り出した奥田氏は、「残念ながら、このようなあり得ない政権がいるから、こうやってあり得ないことをやらなきゃいけないわけですよ。『ふざけんな!』って話ですよ」と訴えた。


連合が招いた奥田氏は、シールズを批判し、その後週刊誌の金銭トラブル疑惑報道で自民党を離党した武藤貴也衆院議員についても言及。「戦争に行きたくないのは利己的だという議員がいましたけど、そんなこと言っていない」と反論し、「お前らが言っていることが極端で利己的な意見だ。ふざけんなよと思っていたら、案の定、ちょっと利己的な発想があったのか、自民党を去られた」と述べた。(続く)




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/344.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 日経平均株価900円を超える大暴落。総理は「バイマイ アベノミクス」などと軽口をたたくべきではない。 小沢一郎(事務所)
              日経平均株価 一時900円以上の値下がり NHKニュース




日経平均株価 一時900円以上の値下がり
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150824/k10010200511000.html
8月24日 14時12分 NHK


24日の東京株式市場は中国経済の減速など世界経済の先行きへの懸念が強まったことから、午後の取り引きで売り注文がさらに膨らみ、日経平均株価は先週末より、900円以上値下がりし、急落しています。


24日の東京株式市場は全面安の展開となり、日経平均株価は取り引き開始直後におよそ5か月ぶりに1万9000円を割り込みました。さらに午後の取り引きでは値下がりの幅が一段と広がり、日経平均株価は一時900円以上値下がりしました。


株価が急落しているのは中国経済の減速を背景に世界経済に対する懸念が強まり、先週末のニューヨーク株式市場や、24日の上海株式市場など世界の株式市場で株安の連鎖に歯止めがかからないためです。また、東京外国為替市場で円相場が大きく値上がりしていることも輸出関連銘柄への売り注文が膨らむ要因となっています。


市場関係者は「投資家の不安が高まり、午後に入ると売りが売りを呼ぶ展開となっている。注目されていた上海市場をはじめ、きょうのアジア市場で株価が軒並み大きく値下がりしていることも投資家の心理を冷え込ませている」と話しています。


関連記事
世界株安連鎖、日経平均は一時800円超安:識者はこうみる(ロイター)
http://www.asyura2.com/15/hasan99/msg/906.html

日経平均大引け、大幅に5日続落 895円安、6カ月ぶり安値水準に(日経新聞)
http://www.asyura2.com/15/hasan99/msg/909.html




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/345.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 2015.8.21安保特「総理発言『ルールは横には置けないんです!?』」 参議院議員 山本太郎
2015.8.21安保特「総理発言『ルールは横には置けないんです!?』」
https://www.taro-yamamoto.jp/files/5074
2015年08月24日 参議院議員 山本太郎 山本太郎資料ファイル


【速報・動画】山本太郎vs安倍晋三【全9分】8/21


○山本太郎君 生活の党と山本太郎となかまたち共同代表の山本太郎と申します。
 本日の質疑、八分しかございません。全て総理への質問です。よろしくお願いいたします。
 国民の皆さんの理解を深めるために自ら説明したいとおっしゃっていた今回の安保法案、総理自身、国民の理解は深まったなと思っていらっしゃいますか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 世論調査等によると、残念ながらまだまだ国民の皆様の理解が進んでいると言えない状況であろう、また様々な点で誤解もされているんだろうと、こう思うところでございまして、こうした審議等を通じまして、そうした誤解を解きながら、国民の皆様の御理解を得るべく努力をしていきたいと、このように思っております。


○山本太郎君 総理自身、広がりが余り見えない、理解が深まっていないと考えると。そうなんですよね。
 衆議院での強行採決が行われましたと。そのときの共同通信の世論調査、本法案への理解が不十分という方、八二・九%。先日、お盆頃に行われた調査では、本法案への理解が不十分だと言われる方々は八一・一%。上がっているじゃないですか、総理、一・八%。でも、一・八%って、これほとんど誤差ですよ。だから、ほぼ理解が深まっていないと考えるべきだと。だから、総理御自身で言われていましたとおりだと思います、まだまだ深まっていないんだと。
 報道によると、話ちょっと変わりますけれども、総理は八月十日の夜に官邸でお仕事を終えて、それから山梨の別荘に移動されて夏休みに突入されたというふうに報道でありました。しかしです、翌日、八月十一日、本委員会、ここにいる皆さんはここで本法案の審議をしていたんですよ。おかしくないですか、これ。(発言する者あり)誰が延長した、そのお言葉のとおりですよ。この最高責任者で一番この法案を通したいと思っている方が夏休みに突入しているのに、委員の皆さんは夏休みに入れずにここで審議をしていたというお話なんです。
 もちろん、総理というお仕事は激務だと思われるんですよ。休んでいただきたい。ゴルフも心から楽しんでほしいと思うんです。でも、安倍政権退陣を願う僕でさえそう思うのにもかかわらず、やっぱり今休んでもらっちゃ困るんですよ。十本もの法案を無理くり一本にまとめて、今国会で通すと言い切ったのは誰なんですか。総理ですよ。あなたですよ。
 それだけじゃない。一日の延長で三億円ぐらい掛かると言われている国会を、戦後最長の九十五日延長すると決めたの誰なんですかって。総理ですよね。あなたなんですよ。総理お一人だけ夏休み突入なんて誰も納得していません。
 総理自らが分かりやすい言葉で国民の皆さんに対して説明する努力というのは十分だと思われていますか。
 衆議院で本法案審議された中で、総理の出席率、三三%程度なんですよ。三三%程度。一番法案を通したがっている最高責任者が出席したのが三割程度ですよ、皆さん。あり得ますか。あり得ません。
 丁寧にできる限り分かりやすく説明を行い、国民の皆様の御理解を得るよう努力してまいります、参議院本会議での総理のお言葉でございます。国民の皆さんの理解を深めるために自ら説明したい、これも総理の御発言なんですよね。総理のこの言葉というのはうそじゃないと思うんですよ、うそじゃない。じゃ、総理自身が審議に積極的に参加する、毎回出てきても……(発言する者あり)しているじゃないかという応援、本当にむなしいからやめてください、与党の皆さん。本当に、何かすごくむなしい発言された後の拍手とか、本当に心寂しくなるんです。
 そうじゃない。とにかくこの法案、一番通したいのは誰だ、税金を使って九十五日間延長したの誰だ、この国の在り方を百八十度変えるようなこの国の政策を推し進めようとしているのは誰だ、その最高責任者は安倍総理じゃないですか。じゃ、毎日でも出てきてくださいよ、この法案の審議にというお話なんです。そして、公共放送を通じて国民の皆さんに分かりやすく伝えていただきたい。
 現在、本委員会、週三日ほど審議があるんですよね。そのうち少なくとも総理自身が毎週一日以上、国民に分かりやすく説明するために審議に参加するというお気持ちがあるのかないのか。あるのかないのかだけお答えください。ありがとうございます。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、委員会の運営におきましては委員会の委員の皆様方でお決めになることでありまして、その要請には当然行政府の長として応じなければならないと、こう考えているところでございます。
 その中において、例えば総理として予算委員会や様々な委員会もあるわけでございまして、同時に、この法案については担当大臣がいるわけでありまして、まさに担当大臣が責任を持ってこの法案について答弁をしていくことになるわけであります。そのための担当大臣でございます。私は、総理大臣として大所高所からの意見を求められたときにこの委員会に出てきていると、こういうことではないかと思います。


○山本太郎君 はい、分かりました。
 もちろん、この委員会での話、そしてNHKの話は諸事情いろいろあると思います。それ、一度置いておいてください。総理自身がそのお気持ちがあるのかないのか、毎日でも出てくるぞ、少なくとも一週間に一回以上出る気持ちが御本人にあるのかないのかがお聞きしたい。あるのかないのかでお答えください。お願いします。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、委員会の運営については委員会においてお決めになることでありまして、それに対して行政府としては対応していくというのが基本的なルールでございます。


○山本太郎君 もうこんな不毛なやり取りをしていてもしようがないんですよ、総理。
 総理自身にそのお気持ちがあるかないかどうか。先ほど言いました。委員会でのルール、そしてNHK呼べるかどうかのルールは一旦横に置いてください、その先の話ですから。総理自身にそのお気持ちがあるかないのかをお聞きしたいんです。お願いします。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、この委員会だけではなくて予算委員会でもそうでございますが、まさに委員会から総理の出席を求められれば当然我々は出席をするという義務を負うわけでございます。
 そういう運営を行っていくわけでありますが、同時に、予算委員会においては主務大臣として財務大臣もおり、そして、財務大臣も私が出席をしない中においては答えていくわけでありますし、それぞれの大臣が求められればそれぞれの大臣が出ていく、そしてまた、当委員会はまさに担当大臣として防衛大臣と外務大臣が出席をしているということではないかと思います。


○山本太郎君 何かすごく消極的といいますか、御本人の気持ちを聞いても、余り前のめりさというか、これだけ、八一%の人たちがみんな理解していない中で、何が何でも私が説明いたします、私が最高責任者ですという気概さえも感じない。
 委員会のルールがあるということは分かっていると、それを一旦横に置いてお聞きしているんだという話をしているんです。
 御自身のお気持ちを何回もお聞きします。御本人としては、出てくるお気持ちはあるんですか、ないんですか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、ルールは横には置けないんですよ。
 つまり、委員会や議会の運営というのは、慣例またルールに従って運営することが求められているわけでございまして、その中において行政府と立法府との関係、守るべき関係というものがあるわけでございまして、その中で当然求められれば我々は出席する義務を負っていると、こういうことではないかと思います。


○山本太郎君 ルールは横には置けないんだよ、ただいまのせりふ、非常にしびれました。
 でも、憲法違反の法案を通そうとしているその姿は一体何なんですか。ルール横に置いて考えているじゃないですか。全くやっていることが真逆、余りにもおかし過ぎます。
 委員長、是非、より国民の理解を深めるために、総理入り、より多い時間を取っていただけるように委員会で御審議いただけますか。よろしくお願いいたします。


○委員長(鴻池祥肇君) 私、答弁するの。私への質問。


○山本太郎君 いや、違います。お願いです。理事会でのお取り計らいをよろしくお願いいたします。


○委員長(鴻池祥肇君) 理事会で対話をしましょう。


○山本太郎君 ありがとうございます。
 終わらせていただきます。



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/346.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 2015.8.21 安保特「総理発言『ルールは横には置けないんです!?』」 巨大ブーメランの巻 参議院議員 山本太郎


2015.8.21 安保特「総理発言『ルールは横には置けないんです!?』」
http://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/5078
2015年08月24日 参議院議員 山本太郎 国会活動


2015.8.21 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会


○山本太郎君 生活の党と山本太郎となかまたち共同代表の山本太郎と申します。
本日の質疑、八分しかございません。全て総理への質問です。よろしくお願いいたします。
国民の皆さんの理解を深めるために自ら説明したいとおっしゃっていた今回の安保法案、総理自身、国民の理解は深まったなと思っていらっしゃいますか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 世論調査等によると、残念ながらまだまだ国民の皆様の理解が進んでいると言えない状況であろう、また様々な点で誤解もされているんだろうと、こう思うところでございまして、こうした審議等を通じまして、そうした誤解を解きながら、国民の皆様の御理解を得るべく努力をしていきたいと、このように思っております。


○山本太郎君 総理自身、広がりが余り見えない、理解が深まっていないと考えると。そうなんですよね。
衆議院での強行採決が行われましたと。そのときの共同通信の世論調査、本法案への理解が不十分という方、八二・九%。先日、お盆頃に行われた調査では、本法案への理解が不十分だと言われる方々は八一・一%。上がっているじゃないですか、総理、一・八%。でも、一・八%って、これほとんど誤差ですよ。だから、ほぼ理解が深まっていないと考えるべきだと。だから、総理御自身で言われていましたとおりだと思います、まだまだ深まっていないんだと。
報道によると、話ちょっと変わりますけれども、総理は八月十日の夜に官邸でお仕事を終えて、それから山梨の別荘に移動されて夏休みに突入されたというふうに報道でありました。しかしです、翌日、八月十一日、本委員会、ここにいる皆さんはここで本法案の審議をしていたんですよ。おかしくないですか、これ。(発言する者あり)誰が延長した、そのお言葉のとおりですよ。この最高責任者で一番この法案を通したいと思っている方が夏休みに突入しているのに、委員の皆さんは夏休みに入れずにここで審議をしていたというお話なんです。
もちろん、総理というお仕事は激務だと思われるんですよ。休んでいただきたい。ゴルフも心から楽しんでほしいと思うんです。でも、安倍政権退陣を願う僕でさえそう思うのにもかかわらず、やっぱり今休んでもらっちゃ困るんですよ。十本もの法案を無理くり一本にまとめて、今国会で通すと言い切ったのは誰なんですか。総理ですよ。あなたですよ。
それだけじゃない。一日の延長で三億円ぐらい掛かると言われている国会を、戦後最長の九十五日延長すると決めたの誰なんですかって。総理ですよね。あなたなんですよ。総理お一人だけ夏休み突入なんて誰も納得していません。
総理自らが分かりやすい言葉で国民の皆さんに対して説明する努力というのは十分だと思われていますか。
衆議院で本法案審議された中で、総理の出席率、三三%程度なんですよ。三三%程度。一番法案を通したがっている最高責任者が出席したのが三割程度ですよ、皆さん。あり得ますか。あり得ません。
丁寧にできる限り分かりやすく説明を行い、国民の皆様の御理解を得るよう努力してまいります、参議院本会議での総理のお言葉でございます。国民の皆さんの理解を深めるために自ら説明したい、これも総理の御発言なんですよね。総理のこの言葉というのはうそじゃないと思うんですよ、うそじゃない。じゃ、総理自身が審議に積極的に参加する、毎回出てきても……(発言する者あり)しているじゃないかという応援、本当にむなしいからやめてください、与党の皆さん。本当に、何かすごくむなしい発言された後の拍手とか、本当に心寂しくなるんです。
そうじゃない。とにかくこの法案、一番通したいのは誰だ、税金を使って九十五日間延長したの誰だ、この国の在り方を百八十度変えるようなこの国の政策を推し進めようとしているのは誰だ、その最高責任者は安倍総理じゃないですか。じゃ、毎日でも出てきてくださいよ、この法案の審議にというお話なんです。そして、公共放送を通じて国民の皆さんに分かりやすく伝えていただきたい。
現在、本委員会、週三日ほど審議があるんですよね。そのうち少なくとも総理自身が毎週一日以上、国民に分かりやすく説明するために審議に参加するというお気持ちがあるのかないのか。あるのかないのかだけお答えください。ありがとうございます。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、委員会の運営におきましては委員会の委員の皆様方でお決めになることでありまして、その要請には当然行政府の長として応じなければならないと、こう考えているところでございます。
その中において、例えば総理として予算委員会や様々な委員会もあるわけでございまして、同時に、この法案については担当大臣がいるわけでありまして、まさに担当大臣が責任を持ってこの法案について答弁をしていくことになるわけであります。そのための担当大臣でございます。私は、総理大臣として大所高所からの意見を求められたときにこの委員会に出てきていると、こういうことではないかと思います。


○山本太郎君 はい、分かりました。
もちろん、この委員会での話、そしてNHKの話は諸事情いろいろあると思います。それ、一度置いておいてください。総理自身がそのお気持ちがあるのかないのか、毎日でも出てくるぞ、少なくとも一週間に一回以上出る気持ちが御本人にあるのかないのかがお聞きしたい。あるのかないのかでお答えください。お願いします。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、委員会の運営については委員会においてお決めになることでありまして、それに対して行政府としては対応していくというのが基本的なルールでございます。


○山本太郎君 もうこんな不毛なやり取りをしていてもしようがないんですよ、総理。
総理自身にそのお気持ちがあるかないかどうか。先ほど言いました。委員会でのルール、そしてNHK呼べるかどうかのルールは一旦横に置いてください、その先の話ですから。総理自身にそのお気持ちがあるかないのかをお聞きしたいんです。お願いします。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、この委員会だけではなくて予算委員会でもそうでございますが、まさに委員会から総理の出席を求められれば当然我々は出席をするという義務を負うわけでございます。
そういう運営を行っていくわけでありますが、同時に、予算委員会においては主務大臣として財務大臣もおり、そして、財務大臣も私が出席をしない中においては答えていくわけでありますし、それぞれの大臣が求められればそれぞれの大臣が出ていく、そしてまた、当委員会はまさに担当大臣として防衛大臣と外務大臣が出席をしているということではないかと思います。


○山本太郎君 何かすごく消極的といいますか、御本人の気持ちを聞いても、余り前のめりさというか、これだけ、八一%の人たちがみんな理解していない中で、何が何でも私が説明いたします、私が最高責任者ですという気概さえも感じない。
委員会のルールがあるということは分かっていると、それを一旦横に置いてお聞きしているんだという話をしているんです。
御自身のお気持ちを何回もお聞きします。御本人としては、出てくるお気持ちはあるんですか、ないんですか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、ルールは横には置けないんですよ。
つまり、委員会や議会の運営というのは、慣例またルールに従って運営することが求められているわけでございまして、その中において行政府と立法府との関係、守るべき関係というものがあるわけでございまして、その中で当然求められれば我々は出席する義務を負っていると、こういうことではないかと思います。


○山本太郎君 ルールは横には置けないんだよ、ただいまのせりふ、非常にしびれました。
でも、憲法違反の法案を通そうとしているその姿は一体何なんですか。ルール横に置いて考えているじゃないですか。全くやっていることが真逆、余りにもおかし過ぎます。
委員長、是非、より国民の理解を深めるために、総理入り、より多い時間を取っていただけるように委員会で御審議いただけますか。よろしくお願いいたします。


○委員長(鴻池祥肇君) 私、答弁するの。私への質問。


○山本太郎君 いや、違います。お願いです。理事会でのお取り計らいをよろしくお願いいたします。


○委員長(鴻池祥肇君) 理事会で対話をしましょう。


○山本太郎君 ありがとうございます。
終わらせていただきます。




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/347.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 制服向上委員会が「操られている」説に反撃! 「太田さんにはがっかり」「誹謗中傷には負けたくない」(リテラ)
制服向上委員会のなかから今回インタビューに応じてくれたメンバーの皆さん(左から、齋藤優里彩、木梨夏菜、齋藤乃愛、西野莉奈)


制服向上委員会が「操られている」説に反撃! 「太田さんにはがっかり」「誹謗中傷には負けたくない」
http://lite-ra.com/2015/08/post-1421.html
2015.08.24. リテラ


〈諸悪の根源 自民党/Oh ズサンナ その政治/戦後から 何も変わらない〉(「Oh ズサンナ」)
〈大きな態度の安倍総理 おじいさんと同じ〉(「おじいさんと同じ」)


 6月13日、神奈川県大和市の主催するイベントでこんな歌を披露して、自民党所属の大和市議から圧力を受けたアイドル・グループ、制服向上委員会。このニュースは、テレビ、新聞、週刊誌など各媒体で大きく取り上げられ、彼女たちの名前は立ちどころに多くの人の間で知られることとなった。


 もっとも、ネットで非難を浴びたのは圧力をかけた自民党の側ではなく、制服向上委員会の方だった。彼女たちのもとには「アイドルなのに政治運動するのはおかしい」といった攻撃、「こいつら全員ぶっ潰す」といった“脅迫メール”までもが寄せられた。


 そして、同時に上がったのが「どうせサヨクの大人に操られているんだろう」「洗脳されて自民党批判を歌わされてるだけ」という声だった。


 さらに、ネットだけではなく、爆笑問題の太田光までが、自身のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)のなかで「さすがにちょっと痛々しいよね」「やらされてるんだろうなあ、かわいそうだよね」と発言した。


 この太田発言に対しては、制服向上委員会メンバーの齋藤優里彩が「私からすると安倍さんにゴマをすってる太田光さんの方が痛々しく見えます」と反撃ツイート。太田のほうが恥をかく結果となったが、しかし、制服向上委員会が「やらされてる」「操られている」という声は今も世間の人々の間で消えていない。


そこで、リテラは制服向上委員会のメンバーにロングインタビューを敢行。アイドルである彼女たちがいったいどんな思いで政治的、社会的メッセージを歌い、デモに参加しているのか。そして、ほんとうに大人に操られているか否かを直接、問いただしてみた。


 インタビューに応じてくれたのは、齋藤優里彩(18)、木梨夏菜(17)、西野莉奈(16)、齋藤乃愛(15)の4人。主催イベントのリハーサルの合間でのインタビューだったが、これまでにない本音が聞けたと思うので、ぜひ読んでほしい。


■高校生中心のデモは元気も迫力もすごくて楽しかったです


――制服向上委員会の歌には政治的なメッセージが入っている曲も少なくないですし、デモや集会など、実際の政治活動にも参加していますよね。メンバーのみなさんはそれぞれどういう思いで活動しているんですか。


 齋藤優里彩(以下、齋藤(優)) 特定のメッセージを届けたいというより、「この子たちでも社会問題に目を向けてるんだ」と思ってくれたらいいな、みなさんが社会問題について考えるきっかけになればいいなという思いが一番強いですね。ツイッターなどで「制服向上委員会の歌を聴いて、初めてデモに参加してみたよ」なんてお声をいただくと、本当に嬉しいです。


 齋藤乃愛(以下、齋藤(乃)) 子どもでも言いたい事や感じた事、気になった事は沢山あります。そういうことをはっきりと言える環境がもっと増えてほしいと思っていて、まず自分から声を上げようって思っています。


 木梨夏菜(以下、木梨) デモなんか行ってもなにも変わらないよ、どうせ安保法案は成立するなんて言う人がいるじゃないですか。でも、それだって今度の選挙でひっくり返せばいいんですよ。だから、それまでに私たちがどういう行動をしていくかですよね。やっぱり、選挙に行かない人がすごく多いので、そういう人たちが意識を高めてくれるように、どうすればいいかなって考えてますね。



齋藤優里彩


 西野莉奈(以下、西野) だから、8月2日のデモ(高校生が中心のグループT−ns SOWLが主催した安保法制反対デモ)はすごく楽しかったですよね。真面目な人から見たら、お祭り気分だとか、ただ騒いでるだけとか、そういう見方もあるかと思うんですけど、渋谷とか原宿といった人の多い場所でやったというのもあって、「これは何だ?」って、一般の通行人に興味をもたせるようなデモだったと思います。


 齋藤(乃) 迫力がすごかったですね。私たちも歌で盛り上げようと頑張ったんですけど、まだまだ足りないなと思ってしまいましたから。それぐらい、みんなの元気がすごかったです。


 木梨 デモとは全然関係ない方も、リズムに乗りながらノリノリでこっちに向かって「頑張れー!」って声をかけてくれたりしてね。


――ただ、デモに参加したり政治メッセージを発したりすると、大和市の件みたいに反発を受けるし、悪口を言われたりするでしょ。それは大丈夫?


 齋藤(乃) 6月13日の大和市の騒動のすぐ後に定期公演があったんですけど、そのときには「殺しに行くぞ」みたいな脅迫文も事務所に届きました。警察の方にも待機していただいて何事もなかったんですけど、それにしても怖かったです。あと、デモをやっているときに、そのデモとは反対意見の右寄りの人たちが街宣車から音楽鳴らして邪魔してきたことがあったんですけど、それがすごい音で。あれは怖かったな。ただ、そういうのには負けたくないです!


■ネットで「ブサヨク」とか言われても私は気にしないです


――ネットの誹謗中傷についてはどうですか?


 木梨 最近言われたものですごくムカついたのは、「アイドルはアイドルらしく可愛い曲だけ歌ってればいいんだよ」っていう意見です。それはあなたが求めてるアイドル像かもしれないけど、私たちは歌いたい歌があって、こうやって歌ってるんだから、とやかく言わないでほしいなって。


 西野 そういうアイドルを求めてるんだったら、そういうアイドルさんのところに行けばいいんですよね。あと、ネットで叩く人ってたくさんいるんですけど、私たちは顔を出して意見を言っているのに、あの人たちは自分の顔や名前も晒さないで「ブサイク」とか文句を言う。そんなの何の説得力もないです。



齋藤乃愛


 木梨 見た目のことに関して、「ブス」とか「ブサヨク」とかよく言われるんですけど、私は何かに向かって突き進んでる人って格好いいなって思うんですよ。だから、ネットで文句を言っている人たちには、「私たちは見た目のことに関して色々言われても全然気にしないよ」ってことを伝えたい(笑)


 齋藤(乃) あと、「子どものクセに生意気なことを言って」とか「もっと勉強してから言えよ」とかよく言われるんですけど、そういう言葉に負けて口を閉ざしちゃったら、賛成したのと同じだって思うんですよね。逆に、そういう言葉をもらったからこそ、もっと大きな声で意見を言わないと伝わらないんだなって思いました。


 木梨 そういう風に、意見を主張する人が出てくるとすぐに文句を言うタイプの人が増えたせいで、いま、表現の自由が閉ざされてきてるのかなと思います。


 西野 私たちのケースだけではなく、いまの日本には言論弾圧みたいなものがあると感じていて、そういう空気のある国はおかしいと思う。


――そういえば、爆笑問題の太田光がみなさんのことを「やらされてる」とバカにしてましたよね。あの発言を知ったときはどうでしたか。


 齋藤(優) ちょうど『沖縄・うりずんの雨』という沖縄戦を描いた映画をメンバーみんなで観に行ったとき、待ち時間にツイッターを見ていたら、リツイートでまわってきたんですよね。それまで、私、太田さんのことを信じていて、ウソをつかない人だと思ってたんですよ、世間に対して物怖じしない人だし。そういうこと言うとは思ってなかったので、ちょっとがっかりしました。


 齋藤(乃) 優里彩と私の姉妹はお笑いが本当に大好きで、太田さんのこと、小さい頃からDVD見るぐらい応援していたんですよ。なのに、あぁこんなこと言われちゃうんだ……って。ホントショックでした。


 齋藤(優) でも、少ししたら、そういえば、この間、太田さん、安倍さんと会ってたなあって思い出して。それでああいうツイートをさせていただいたんです(笑)


――あれは見事な返しでしたね。ただ、制服向上委員会については太田光と同じようなことを多くの人が思っているのも事実です。「大人に洗脳されてる」とか「操られてる」とか。


 木梨 そういうことを言う人に、一つだけ言いたいことがあります! 私たちは、3.11以降にグループに入ったメンバーなんですけど、オーディション受けるときに、制服向上委員会ってどんなグループなんだろう?ってYouTubeとかで検索するじゃないですか、普通。そしたら、一番最初に出てくるのは「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」なんですよ(笑)。だから、私たちが何にも知らないで、っていうのはありえないですよ。アイドル目指してたのに政治的なことを叩き込まれたんだろって言われるのはすごくイヤ! 



木梨夏菜


 齋藤(乃) 私は「かわいそう」って言われるのが一番ムカつく。自分の意志でやってるのに、なんでそういうふうに言われるんだろうって。


 齋藤(優) ただ、周りがそういうふうに見るのもわかりますけどね。私の場合も、山口百恵さんに憧れ、歌や踊りをやりたいと夢見てオーディションに応募したので、正直、原発といわれてもピンとこなかったですから。オーディションに受かったあと、グループに入って最初の顔合わせの日に、プロデューサーに、「原発って知ってる?」と聞かれたんですけど、正直に「すいません。なんでしょうか?」って答えて(苦笑)。私の家は、テレビのニュースも週に2、3回しか見ない家庭だったので……。


 西野 私も前はアニメ『ラブライブ!』が好きでアイドルに憧れていただけでしたね


 木梨 私は制服向上委員会のメッセージ性がカッコいいと思っていましたけど、一番の動機はやっぱり音楽が好き、ということでしたね。テイラー・スウィフトやリアーナなどの洋楽が好きだったのですが、制服向上委員会の活動を通してボブ・ディランや、アレサ・フランクリン、ディクシー・チックス(編注:ブッシュ政権時にイラク戦争批判を行い全米に論争を巻き起こしたカントリーグループ)などに影響され、ますます洋楽が好きになり、いつか自分もそういう音楽をやりたいなって。


 齋藤(乃) 私はディズニーのパレードダンサーに憧れていて、ダンスをやりたいと思ってたんですけど、お姉ちゃんが入ったときに制服向上委員会の歌をはじめて聴きました。でも、原発とかはむずかしすぎて……。


 木梨 入ったとき、まだ小学生だったもんね(笑)


――じゃあ、こういう政権批判の歌に出会った時や、デモに初めて参加した時は、かなり驚いたんじゃないですか?


 齋藤(優) 私が初めて聴いたのは「悪魔Noだっ!民主党」だったんですけど、〈公約ダメ 政策ダメ 内閣ダメ すべてダメ 何やってんのダメおじさん〉という歌詞で、申し訳ないですけれども、悪口?って思ってしまいました(笑)



 西野 原発デモにはじめて参加したときは、ちょっと衝撃でしたね。デモって警察の方がいっぱいいるじゃないですか? それがすごく怖くて。「何でデモしてるんだ!」って感じで、捕まっちゃうんじゃないかって不安でした。


 他全員 それは思った!(爆笑)


 西野 だよね〜(笑)……ただ、そういう私たちも政治のことや社会問題を勉強して、少しずつ意識が変わっていったんですね。デモにいっても、自分だったらこの問題をどう考えるかを意識するようになって。歌詞への思い入れもすごく大きくなりましたね。


 制服向上委員会のメンバー達はこちらが想像していた以上に、政治や社会問題に関心をもち、自分の意見をはっきりともっていた。しかし、同時に自分が過去にほとんどそういう問題に関心をもっていらず、知識がもなかったことも正直に話してくれた。


 では、彼女たちはどういうプロセスで原発や安保法制などの問題を学んでいったのか。次回はそのへんにもう少し踏み込んでみよう。また、安倍首相や安倍政権に対して彼女たちが今、どう考えているかも率直に話してくれているので、ぜひ楽しみにしていただきたい。


 後編(明日公開予定)へ続く。
(インタビュー・構成/編集部)


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■制服向上委員会プロフィール
1992年結成のアイドルグループ。安倍政権批判で話題の曲「おじいさんと同じ」「Oh ズサンナ」収録のプロテストソングコンピレーションアルバム『3あくついほう!』好評発売中。また、先日復活した制服向上委員会のスピンオフユニット・寿隊による最新アルバム『終わりよければ全てよし』も発売されたばかり。9月22日(火・祝)国分寺Lホールにて単独ライブ、9月25日(金)国分寺Café SlowにてPANTA(頭脳警察)・中川五郎とのトーク&ライブが予定されている。その他、今後の詳細はオフィシャルホームページ(http://www.idol-japan-records.net/ski/)を参照。


2015/08/23 【茨城】安倍政権NO!リレートーク@茨城(動画) 1分〜 制服向上委員会

Broadcast live streaming video on Ustream


1分〜 制服向上委員会/33分〜 リレートーク/39分〜 田中氏挨拶/47分〜 リレートーク

http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/348.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <危険>安保法制反対のデモ隊にマンションから植木鉢やジョウロが投げられる!デモ隊からは怒りの声!
【危険】安保法制反対のデモ隊にマンションから植木鉢やジョウロが投げられる!デモ隊からは怒りの声!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7721.html
2015.08.24 19:00 真実を探すブログ

























これは本当に危なすぎです。普通に暴行などの類で、警察沙汰になるような事件だと言えます。
けが人が居なかったのは幸いですが、このような暴力行為を平然と行ってくることに強い怒りを感じました。是非とも警察にはシッカリと対応して頂きたいところです。


「安倍総理はヒトラーの再来だ!」高校生5000人が渋谷をジャック! 安保法制に反対しデモ行進


2015.08.23「戦争法案に反対する全国若者一斉行動 - SEALDs 表参道デモ」【6/11】


2015.08.23「戦争法案に反対する全国若者一斉行動 - SEALDs 表参道デモ」【7/11】


2015.08.23「戦争法案に反対する全国若者一斉行動 - SEALDs 表参道デモ」【8/11】






http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/349.html

記事 [政治・選挙・NHK191] (卑劣)シールズの奥田愛基氏を産経ニュースが個人攻撃:「バカか、お前は」という言葉尻を捉えて | 健康になるためのブログ
健康になるためのブログ

【卑劣】シールズの奥田愛基氏を産経ニュースが個人攻撃:「バカか、お前は」という言葉尻を捉えて
http://健康法.jp/archives/4362




8月23日産経ニュースが安全保障関連法案反対のデモ活動を行う学生団体「SEALDs(シールズ)」のメンバーである奥田愛基氏を中傷するような記事を掲載し炎上しています。

首相に「バカか、お前は」 連合主催集会でシールズメンバー 安保法案反対の具体論語らず 「首相はクーデター」「病院に行って辞めた方がいい」
http://www.sankei.com/politics/news/150823/plt1508230007-n1.html


安全保障関連法案反対のデモ活動を行う学生団体「SEALDs(シールズ)」の中核メンバーである奥田愛基氏が23日、連合が主催した国会前の反安保関連法案集会に参加し、安倍晋三首相について「バカか、お前は」などと訴え、退陣を迫った。奥田氏は安保関連法案のどの部分が反対かは一切語らなかった一方、週刊誌や民主党議員らの発言を元にしたとみられる情報で「首相は早く病院に行って辞めた方がいい」「どうでもいいなら総理をやめろ」などと批判した。

約6分間のあいさつで、奥田氏から安保関連法案そのものに触れた発言はなかった。関連した話題としては立憲主義にわずかに言及しただけで、奥田氏は「中学生の公民の教科書に立憲主義と書いてある。憲法とは権力者を縛るものだと書いてある」と指摘した。その上で「権力者が憲法違反のことをしたらどうなるか。政治家をお辞めになるしかない。それかクーデターだ。そのようなことが起こっている」と述べ、「安倍首相がクーデターを起こしている」との趣旨で訴えた。だが、安保関連法案のどの部分が憲法違反なのかについては最後まで一切語らなかった。

さらに奥田氏は「一言でいうと、バカなんじゃないかなと思いながら見ている」と首相を批判。「国会の傍聴には行かない。首相が『どうでもいい』なんてやじを飛ばしたが、ああいうことを見ると、靴でも投げそうになるのでインターネットを通して見るようにする」と述べた。



以下ネットの反応。













シールズのホームページを見れば法案のどこに反対かは明確に示してあります。そして、シールズはツイッターなどで何度も憲法学者の木村草太氏の寄稿を紹介し、「この寄稿が戦争法案が違憲であることが一番わかりやすい」として紹介しています。

なぜ憲法学者は「集団的自衛権」違憲説で一致するか? 木村草太・憲法学者

では、集団的自衛権の行使を基礎付ける憲法の条文は存在するか。これは、ネッシーを探すのと同じくらいに無理がある。国際法尊重や国際協調を宣言する文言はあるものの、これは、あくまで外国政府の尊重を宣言するものに過ぎない。「外国を防衛する義務」を政府に課す規定は、どこにも存在しない。

また、外国の防衛を援助するための武力行使は、「防衛行政」や「外交協力」の範囲には含まれず、「軍事」活動になるだろう。ところが、政府の権限を列挙した憲法73条には、「行政」と「外交」の権限があるだけで「軍事」の規定がない。政府が集団的自衛権を行使するのは、憲法で附与されていない軍事権の行使となり、越権行為になるだろう。

 つまり、日本国憲法の下では、自衛隊が外国の政府との関係でなしうる活動は、防衛行政としての個別的自衛権の行使と、外交協力として専門技術者として派遣されるPKO活動などに限定せざるを得ない。

 以上のように、個別的自衛権すら違憲と理解する憲法学者はもちろん、個別的自衛権は合憲と理解する憲法学者であっても、集団的自衛権の行使は違憲と解釈している。憲法学者の圧倒的多数は、解釈ロジックを明示してきたかどうかはともかく、集団的自衛権が違憲であると解釈していた。さらに、従来の政府も集団的自衛権は違憲だと説明してきたし、多くの国民もそう考えていた。だからこそ、集団的自衛権の行使を容認すべきだとする政治家や有識者は、改憲を訴えてきたのだ。



もう、戦争法案が違憲であるなんてことは国会前に来ている人たちの間では常識であり、何度も繰り返す必要のないことです。

そして、好青年である奥田君が「バカ」という表現を使わなければならないほどの失態を繰り返す、我が国の首相とその手下たちこそ、本当に糾弾されるべき相手でしょう。

それを、大新聞社ともあろう産経が、24歳の青年の言葉尻を捉えての揚げ足取りとは本当に情けなくなります。人としての矜持というのはないのでしょうか?

http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/350.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 安倍政権が無視できない日本会議 「女性が女性ただす」戦略も〈AERA〉
安倍政権が無視できない日本会議 「女性が女性ただす」戦略も〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150824-00000014-sasahi-soci
AERA 2015年8月31日号より抜粋


 憲法改正や防衛力強化を掲げる国内最大の保守系団体「日本会議」。安倍内閣の現役閣僚の実に4分の3が連なり、政権中枢に深く影を落とす。

 8月15日、靖国神社参道に設けられたテントには、約600人が詰めかけていた。日本会議が主催する「第29回戦没者追悼中央国民集会」。首相補佐官の衛藤晟一氏や自民党政調会長の稲田朋美氏など、国会議員や地方議員の顔も見える。

 田久保忠衛会長が挨拶(あいさつ)に立ち、前日に安倍晋三首相が発表した戦後70年談話について、こう言及した。

「まだ東京裁判史観を信奉する人たちが大きな顔をして運動している。安倍談話に100%は賛成できないが、要点は村山、小泉談話とは違うということ。(中略)現在完了進行形で『深い反省をしている』と言っていないことに注目すべきだ。安倍さんの時代になり、大きく潮目が変わった」

 会場から大きな拍手が起きた。稲田氏も挨拶に立ち、自民党内に東京裁判を検証する組織の設置を検討中だと明かした。

 そんな保守思想を持つ日本会議はいま、安倍政権にとって無視できない存在だ。

 首相が2月、憲法改正の国会発議とその賛否を問う国民投票の時期について、来年夏の参院選後が「常識的だろう」と初めて言及した。これは「参院選での国民投票を強く求める日本会議を抑えるのが目的だった」(自民党議員)という。そもそも体調不良でいったん首相を辞した安倍氏が再登板できたのは、「日本会議が推したから」(民主党の首相経験者)ともいわれる。

 日本会議の事務局によると、会員数は3万8千人。47都道府県すべてに本部があり、区市町村には242の支部を持つ。

 日本会議ウォッチャーとして知られる俵義文氏(子どもと教科書全国ネット21の事務局長)によれば、第3次安倍内閣の閣僚20人のうち15人が日本会議国会議員懇談会のメンバーだという。

 日本会議では、女性が目立つのも特徴だ。男女の性差を否定するジェンダーフリー教育や、選択的夫婦別姓にも反対の立場をとるが、自民党政調会長の稲田朋美氏など女性の発言も多い。

 モンタナ州立大学の山口智美准教授(文化人類学)は、もともと右派や反フェミニズム運動では女性の役割が重要だと指摘して、こう言う。

「慰安婦問題にしても、男性が言えば差別的に捉えられる問題も、女性であれば問題にされにくい。だから、女性が女性をただす戦略をとっているのです。日本会議は夫婦別姓や男女共同参画の問題が出てくると、別組織として『日本女性の会』をつくった。改憲に反対するのは女性が多い。だから、女性を取り込もうとしているのです」



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/351.html

記事 [政治・選挙・NHK191] (息嘘)先の衆院選で「国民の支持を受けた」と首相は言うが、安保法案の公約は296項目中271番目 | 健康になるためのブ
健康になるためのブログ

【息嘘】先の衆院選で「国民の支持を受けた」と首相は言うが、安保法案の公約は296項目中271番目
http://健康法.jp/archives/4378




「平和主義」を捨てるという国の根本を変える法案である「安保法案」ですが、先の衆院選での公約では296項目中271番目に掲載されていたということです。

【唖然】安倍総理昨年末のアベノミクス解散を「平和安全法制が総選挙の主要な論点の一つであった」と国会で

この記事で紹介した動画でも冒頭からハッキリと「本日、衆議院を解散致しました。この解散は、アベノミクス解散であります。」と言っています。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015082402000127.html

安全保障関連法案をめぐり、安倍晋三首相が「法整備を選挙で明確に公約として掲げ、国民から支持を頂いた」と繰り返している。法案内容に国民の反対が根強いことへの反論の一環だ。しかし、昨年衆院選の自民党公約では、安保法案の説明はごくわずかしかない。解散時は経済政策を前面に押し出し、安保法案は公約の全二百九十六項目の中で、二百七十一番目の一項目にすぎない。

参院の審議が始まってからも、野党は各種の世論調査を挙げ「ほとんどの国民が法案内容の説明が十分でないと答えている。国民の過半数が法案に憲法違反の疑いがあると認識している」(維新の小野次郎氏)などと批判を続けている。

 これに対し、首相は「さきの衆院選では昨年七月の閣議決定に基づき、法制を速やかに整備することを明確に公約として掲げ、国民から支持を頂いた」と、安保法案は選挙で公約済みと強調する。

 しかし昨年の自民党公約では、安保法制への言及は二百七十一番目だっただけでなく、「集団的自衛権の行使容認」は見出しにも、具体的な文言にもない。歴代政権が違憲としてきた集団的自衛権の行使を認めるという、国のあり方を根本から変える政策なのに目立たない位置付けだった。

 二〇一二年衆院選の公約に入っていた「集団的自衛権の行使を可能とする」という文言は一三年の参院選から消え、「法整備を進める」という表現になった。

 昨年十一月の衆院解散直後の会見では、安倍首相は「アベノミクスを前に進めるのか、それとも止めてしまうのか。それを問う選挙であります」と明言し、自主的な発言は経済政策と地方創生に終始。記者から「集団的自衛権行使容認の閣議決定は争点に位置づけるか」と問われて初めて、「そうしたすべてにおいて国民に訴えていきたい」とだけ答えた。

 共同通信社の八月中旬の調査では、安保法案が「憲法に違反していると思う」は55・1%に上り、「違反していると思わない」の30・4%を大きく上回る。法案の今国会成立にも62・4%が反対している。 

◆国民投票で信問え

 北海道大の吉田徹准教授(政治学)の話 前回の衆院選はデフレ脱却という、誰もが賛同する「合意的争点」が前面に出された。世論調査の結果を見れば、安保法制という個別の政策が信任されていないのは明らかだ。憲法という国の土台に関わるものなのだから、衆参で3分の2を集めて(発議し)国民投票で信を問うのが望ましい。



以下ネットの反応。



















そして選挙公約の前面に押し出した「お金じゃぶじゃぶ刷りまくりアベノミクス」は富裕層だけを潤し、株に突っ込んだ国民の年金貯蓄(GPIF)と共に、今まさに消え去ろうとしています。
http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/352.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 「男ならハラキリしろ!」ロシア副首相が北方領土問題で挑発 「騒いでいるだけ」と侮辱(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150824-00000566-san-eurp
産経新聞 8月24日(月)19時53分配信


 ロシアのロゴジン副首相は23日夜、メドベージェフ首相による北方領土・択捉島への上陸に日本政府が抗議したことに対し、自身のツイッターで「ハラキリ(切腹)」という言葉を使って日本を批判した。

 ロゴジン氏は「本当の(日本の)男なら、伝統に従ってハラキリをして落ち着いたらいい。今はただ騒いでいる」と侮蔑的な表現を使った。

 メドベージェフ氏は22日、択捉島に空路で上陸。抗議した日本政府に対し、露外務省は「第二次大戦の結果に異論を唱え続けている」などと批判している。(モスクワ 黒川信雄)



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/353.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 北朝鮮、ナイスタイミング。by 安倍ちゃん。
イヤー、いつも、安倍さんが安保上の緊張を望む、いいタイミングで北朝鮮は威嚇してくるよね。

いわく、テポドン君を近海に打ち込んでみたり、拉致被害者で嘘の軟化姿勢を見せたりと。

どうしてかね。朝鮮系パチンコの警察利権とか、統一教会とか、しーあいえーとか、関係あるのかなあ。

でも、もう国民もこの手のブラフにゃ12時間で忘れちゃってる状態なんですが。

右翼くんでも左翼君でも、だれでもいいから教えてくれ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/354.html

記事 [政治・選挙・NHK191] <70年談話>中韓識者、過半数が批判…言論NPO調査(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150824-00000085-mai-pol
毎日新聞 8月24日(月)20時17分配信


 非営利団体「言論NPO」(工藤泰志代表)は24日、安倍晋三首相が発表した戦後70年談話に関し、日中韓3カ国の有識者を対象に実施したアンケート調査の結果を発表した。それによると、韓国の83.1%、中国の56.9%が「評価していない」と回答し、中韓両国で批判的な見方が強いことが明らかになった。

 調査は今月18〜22日、学識経験者やマスコミ関係者などに行い、日本307人、中国337人、韓国159人の計803人から回答を得た。

 日本は「評価している」が45.6%、「評価していない」が41.7%と賛否が拮抗(きっこう)した。「評価している」は中国で21.4%、韓国では5.7%にとどまった。

 今後の日中、日韓関係改善への影響については、日本は「役立つ内容になった」(25.4%)と「役立つ内容になっていない」(25.1%)がほぼ同水準。韓国では74.9%、中国では54.9%が「役立つ内容になっていない」と答えた。

 談話が「おわび」などに言及したことへの評価を中韓両国に尋ねたところ、韓国の88.7%、中国の64.7%が「談話が侵略戦争を反省する内容と感じなかった」と回答した。

 日本の有識者に談話を評価できない理由を複数回答で聞いたところ、「中途半端で談話自体が全体的に冗漫」(41%)、「首相自身の戦争責任や平和に対する考えが読み取れない」(39.7%)などが上位を占めた。【小田中大】



http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/355.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 創価大学関係者が安保法案反対の署名活動をする理由、佐野潤一郎さんに聞く | アイデアニュース
アイデアニュース

創価大学関係者が安保法案反対の署名活動をする理由、佐野潤一郎さんに聞く
http://ideanews.jp/archives/7876
筆者:橋本正人                更新日: 2015年8月24日


創価大学と創価女子短期大学の関係者が特設サイト「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者 有志の会」で行なっている安全保障関連法案(戦争法案)への反対署名は、8月24日の時点で1400人を超えました。安保法案を推進している公明党とも関係の深い創価大学・創価女子大学の関係者が、なぜ法案反対署名の活動をはじめたのか。それに対する風当たりはどうなのか。署名活動の呼びかけ人の1人、創価大学通信教育部非常勤講師の佐野潤一郎さんにインタビューして、たっぷりお話をうかがいました。※署名締切は8月26日(水)午前0時で、26日に予定されている「安全保障関連法案に反対する学者の会」の「100大学有志共同行動」で与野党参議院議員に提出されます。
署名サイトはこちら → http://sokauniv-nowar.strikingly.com/

「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者 有志の会」のページ


 佐野さんは北海道出身で、中学までは地元の中学で学びました。中学の先輩に自衛官になった人がいて、その人が演習中に地雷の事故で亡くなり、彼の母親が嘆き悲しむ姿を見たのがきっかけとなり「何かが間違っているのではないか」と考えるようになったということでした。そして、そのことを伝え聞いた人が「その答えを出してくれるのは池田(大作)先生しかいません。この子は創価学園に行かせた方がいい」とアドバイスし、佐野さんは東京の創価高校に進学することになりました。

 創価大学文学部に進んだ佐野さんが関心を持ったのは、米国の作家、マーク・トウェインでした。「トム・ソーヤーの冒険」や「ハックルベリー・フィン」で知られるマーク・トウェインは、児童文学を通して大人社会のウソや欺瞞を暴き、晩年には反帝国主義運動などに身を投じた人物です。そして、佐野さんは創価大学大学院を卒業し、創価大学の非常勤講師となります。佐野さんの研究対象は「権威主義に対する風刺の笑い」で、現在、佐野さんは創価大学の九州と関西の地方スクーリングで、英語の授業を担当しています。

 創価大学は公明党議員を多く輩出しているため、その公明党が推進する安保関連法案に反対することはハードルが高いことは容易に想像できます。佐野さんは、なぜこの法案に反対しているのでしょうか。掲載が随分遅くなりましたが、特設サイトが公開された翌日の8月12日に佐野さんにお会いしてうかがった内容を、佐野さんの言葉でお伝えします。

創価大学の佐野潤一郎さん=2015年8月12日、撮影・橋本正人


−−まず、「安全保障関連法案に反対する学者の会」(http://anti-security-related-bill.jp/)の賛同者リストで、「2015年6月11日20時から6月15日15時までのご署名分」の部分に、創価大学講師(非常勤)として佐野潤一郎さんのお名前が、創価女子短期大学非常勤講師の氏家法雄(うじけ・のりお)さんらと一緒に出ていますが、この「反対する学者の会」に署名された経緯をお教えください。

今回の法案が通ってしまったら、まず第一に自衛隊がどんなことをしでかすかわからないと思いました。私は、自衛隊で先輩を亡くした経験から、とにかく武力ないし人の命を手段にする、そうしたことには一切反対という、かなり急進的かもしれませんが、そうした立場です。自衛権うんぬんは別にしても、安倍政権は国民の声を聞かずにどんどん先走ってしまっていますが、国民の声を聴かないというのは国会議員ではあってはならないことです。彼らは私たちが選挙で選んで、そして権威を負託した立場です。だから私たちには、それに対して言う権利があります。にもかかわらず、それを聞かずに「まだ理解が進んでいない。理解が十分ではない」と公明党の山口代表もおっしゃってますし、安倍首相もおっしゃってます。私たちは理解しているからこそ反対しているのに「理解が進んでいない」と言うのは、「私たちの意見を聞きなさい」ということですよね。

−−教えているような感じですね。

それに対しては我慢がならない。そうではなくて、理解したうえで反対しているということを表明したかったんです。表明するにしても、ツイッターやフェイスブックでは限界があります。氏家法雄くんが徹底して、いろんな議員のフェイスブックに書き込んで、反論につぐ反論をしたんですけど、まったく返ってこない。それどころか、まわりの支持者という人たちから総攻撃にあって来た。氏家くんは、1人で孤軍奮闘して、私はツイッターで、いろいろな人のリツイートをしたりしていました。

−−ツイッターでリツイートを。

ええ、リツイートですね。そして、法案に反対だという表明をしてきました。そうしたなかで、こうした場(法案に反対する学者の会)があったので、氏家くんから聞いて、私もすぐに署名したということです。

−−そういうことをすることに対して、創価大学あるいは創価学会から「何をしてるんだ」という声は?

大学というのは何を言っても自由なはずですね。学問の自由がありますし。それから卒業生であれ教職員であれ関係者であれ、大学の理念に賛同するということであれば、別に創価学会という宗教でもなければ公明党という政治団体でもありませんので、ここは言論が担保されるであろうという風に考えました。

−−学者の会で名前を連ねたことに対して、まわりの反応はどうだったんですか?

ほとんど黙殺でした。

−−何をやってるんだとも言われなかった。学者の会の署名の時は。

この時にはまったく。まあ、いわゆるネトウヨの人からは多少はありましたが、それ以外は、ほとんどありませんでしたね。

−−創価学会というか公明党が一枚岩で来たことにたいしての「分裂工作」というような声はなかったのですか?

どうでしょうか。一枚岩かどうかすら、私にはわかりませんね。ただ、みんなが声をあげないということが不思議だと思っておりまして。賛成なら賛成で、私はツイッターに書いたんですけど、賛成してるんだったら、なぜ安倍さんを支援するデモに一緒に行かないんですかと。

−−ああ〜、でもそれは結構つらそうですよね。あそこに行くのは勇気いるでしょうねぇ。

でしょうねぇ。SEALDs(シールズ/Students Emergency Action for Liberal Democracy ? s/自由と民主主義のための学生緊急行動)のデモに行くよりずっと敷居高いと思いますよ。

−−旭日旗ですもんね。

私は、むしろSEALDsの方には親近感を持っていて、(今年の)6月21日でしたかね、(京都の)円山公園のデモに初めて参加しました。

−−では、今回、「創価大学・創価女子短期大学関係者 有志の会」で署名活動をしようということになった経緯はどうなんでしょうか?

大学ごとにやっている運動を広げていかなければならないと思いましたが、創価大学はなかなか立ち上がりません。私は以前、日本大学の非常勤講師もしていて、日本大学が立ち上がったので、そこにすぐに名前を連ねさせていただいて。そのうちに、創価大学の若い世代の人たち、今回の発起人の中でも若い世代の人たちから、やっぱり創価大学でやりたいよねという声が出てきました。氏家くんが「こういう若い人がいるんですけど、佐野さん、私たち2人で人身御供になりませんか」と。「10人揃ったら始めようか」と言っていたのが、おとといだったんです。そしたらあっという間に10人集まって。

−−おとといですか。

それから池田先生の指導をもとにした文案をもらいました。ただ、私としては、自衛権についての議論になってしまうと、いろいろな考え方があると。私は自衛隊自体を違憲だと思っている人間ですけど…

−−ようするに、日本への直接的な攻撃についての個別的自衛権を認めるのかどうかということになってしまうと、いろんな意見が出てくるということですね。

はい。ですから、そこでまとまるのは難しいだろうから、むしろ「我々は何を創価大学で学んできたのか」ということを中心に考えて、やはり「人権を守る、民衆を守る」ということだろうと思いましたので、このような文面の声明に書きあらためさせていただきました。

「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者 有志の会」の声明


−−つまり、今回の声明というのは、人権意識を持っているなら今回の法案には反対しないとおかしいというか、だからこそ反対しているんですよということで、憲法9条の「戦争の放棄」について自衛隊がどうなのかということとは別、ということですね。

そこは別ですね。

−−人権の尊重から言って、今回の法案は認められないと。

今回の法案と、今回の法案を通そうとする人たちの動きが認められないということです。ですから、法案の内容については、今回の宣言では一切触れていません。今回の運動は、声を上げられない状況になっているといことが問題なのだいうことです。

−−創価学会員の中には、一部、もしくはごく一部と言われるかもしれないけれども、デモに参加して法案反対のプラカードを掲げている人もいますよね。

勇気ありますよねぇ。

−−それよりも広い状態で、創価学会や公明党の支持者のなかで、どこかで討議は行なわれていないんでしょうか? あるいは、あっても見えてこないのか。

実際のところ、みんなが遠慮しあって声をあげていないというのがひとつと、創価学会の支援という闘いの中で、公明党に異議をとなえるのはどうかと思うという人たちがたくさんいらっしゃって、「あなたたちがやっていることは、公明党が一枚岩で自民党を止めるための戦いをしているのに、それを弱めるものだから、自民党を利することになってしまう」と…

−−ちょっと、そこ、大事なところだと思うんですが、自民党の暴走を止めるために公明党が一枚岩になって闘っているのに、その足を引っ張るというか、それを弱くすると、そういう理屈ですね。

そういう理屈でツイッターなどで言ってくる人たちが多いですね。新設されたばかりのアカウントで、突然来て、ツイートはそれしかなかったりとか。そんなことがあって。どんどんブロックしていますけど。

−−実際に、公明党は自民党が暴走するのを止める役割をしていて、平和に対する貢献をしている、公明党こそが平和を作り出しているという主張はありますよね。

小渕さん(小渕恵三さん)が頭を下げられて政権入りした時、当時は私もそうだと思っていました。ですから、それはもう諸手を挙げて賛成しましたし。

−−公明党が政権入りした当時、佐野さんは、それに賛成されていたんですね。

ええ。そして公明党議員を必死になって支援しましたし、ついこの間の選挙まで、徹底して選挙の支援活動はしていました。

−−じゃあ、PKOの時はどうだったんですか?

PKOの時は、私は大反対しました。当時は東京に住んでいたんですけど、東京の市議会議員さんが来られまして、立派な方でした。この方は、毎日話を聞いてくださった。でも結局、話は平行線のままでした。

−−PKOの時もいろんな議論があったけれども、それでも先生は公明党を支持してきた。

ええ。

−−それが今回はちょっと違うんだというのは、どういうことなんでしょうか? そういう人もいると思うんですよ。PKOまではギリギリだった。実際に何をやるかどうか、それが突破口になるかどうかは別として、PKOは形としては国連の旗のもとで行う活動ですから、そこまではいいだろうと。だけど今回は何が違うのか。

PKO法案が通り、防衛庁が防衛省になり、秘密保護法が通り、もうここぐらいでダメだろうなと思っていました。そしたら案の定、今回は安保法制がこうなってしまった。もう、これ以上は歯止めになるとか言っても、もう信用できない。

−−今回は、米軍とともに戦闘が行われている現場にも行く可能性が非常に高い法案になってますよね。

はい。その可能性が高い法案ですね。しかも、そのあいまいさというのが、時の内閣が考える、それが根拠になってしまうという可能性が今の法案にはありますので、それは憲法どころか法治主義を否定していることになってしまいます。

−−「それでも公明党がブレーキ役になっている」という議論はどうですか?

いや、ブレーキ役には、もうなっていないと思っています。逆に、安倍さんが公明党内の固さを信じて、自民党内からどんな声が上がろうと、公明党がいるんだから大丈夫という風にすらなっているんじゃないかと思います。

−−今回は公明党がブレーキ役というより、安倍政権の中の中核部隊というか、カッチリした部分として動いていると。たしかに一枚岩ですよねぇ。

それが不思議なんですよねぇ。地方議員に至るまでそうでして。

−−公明党は造反の声を聞きませんよね。自民党の中には、いろいろな声がありますけどね。国会議員にも地方議員にも、反対の声を上げている自民党議員はいる。

まあ、いろんな温度差はありますけどね。

−−ただ、現役の公明党議員で、明確に私は反対だと声を上げている人は、少なくとも私の知る限りではいませんよね。

いませんね。何か議論ができない雰囲気ができてしまっている。これって人権問題じゃないかと思いまして。人権が抑圧されてる状況にある、無言の圧迫があると。

−−公明党内の議論が聞こえてこないですね。

何が議論を妨げているのかはわかりません。彼らがどういったことを考えているのか、わかりません。ただ、彼らはなぜか同じことを繰り返しているんですよね。ペルシャ湾の話だとか、何か答案ペーパーがあってそれをオウム返しに読んでいるような、薄気味悪さがあります。

−−そういえば、ペルシャ湾の機雷の件に関しては中東の学者さんたちが「おかしい」と声を上げましたね。そして、今度はだんだん日本の近くに話が戻ってきて、今度は中国が脅威だと言いだして…。

中国は内部にはいろんな声があると思いますけど、中国大使の程永華(てい・えいか)さんは、創価大学の卒業生で……

−−中国大使?

東京にある駐日中国大使館のトップの全権大使は、程永華さんで、この方は創価大学の卒業生。一番最初に中国から受け入れた留学生の1人なんです。

−−創価大学の卒業生が中国大使館のトップに…

ええ、トップです。それだけ創価大学は中国と強いきずなを持っています。安倍政権が中国は仮想敵だと、国会答弁ですら中国を名指ししました。私は創価大学中国研究会の会員でもあるんですが、あれは本当に、ほんとに腹が立ちました。そして、それに対して何も言わない公明党に対して、もっと腹が立ちました。池田先生が中国のことを大切にされ、中国の人たちと日本の市民とで友好が結ばれようとしているのに、それを国レベルで名指しして、いらん火をあおって…。これは違うと思いました。

−−中国だって名指しされたら、「なにを」って思いますよね。日本が軍備を拡張すれば中国はもっと拡張しなければいけないと。一部には防衛じゃなくて先につぶすべきだとか言っている人もいますよね。

答弁を聞いているとそれを否定しないどころか、それが見えてしまいますよね。

−−池田大作さんとアーノルド・トインビーさんの「二十一世紀への対話」も読ませていただきましたが、この本をきちんと読めば、今回の法案はおかしいとわかりますよね。きちんと読めよって思っちゃいますよね。

そうした開かれた対話ができたら、すぐわかってしまうから、開かれた対話ができていない。そういう状況を打ち砕きたいというのが、我々の「人権」という立場なんです。みんな不満に思っているんだけれど、どうしていいのかわからない。

−−公明党や創価学会の中でもおかしいと思っている人がいるけれど、それについて議論されないまま進んでいっていいのかといことですね。

その部分を公明党が説得、ないしは指導するという。私は「指導」という言葉は嫌いでないんですよ。指導というのは困っている人に寄り添うということだという風に池田先生が使っているので、創価学会指導主義、それは私は納得しています。でも、公明党から指導される立場じゃないですよね。

−−創価学会が指導するんですか?

創価学会の指導という言葉は、私は使っています。

−−公明党の指導はないんですか?

それはないと思います。聞いたことがないですね。だいたい信仰は、公明党を拝んでませんから。

−−署名サイトを立ち上げて、これからはどういう風に活動を展開していくイメージなんですか?

今回のことは、安保法制廃案、これだけです。26日の学者の会に、できるだけ多くの署名を持っていく。

「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者 有志の会」のページより


−−26日というのは8月26日。「学者の会」のホームページに出ている8月26日の「100大学有志共同行動」(http://anti-security-related-bill.jp/)に持って行くんですね。

はい。東京で100大学を目標に集まって、ここに私が創価大学の有志の会の代表として署名を届け、共同歩調をとるということです。国会議員に対する請願もやってゆくと聞いています。そこで、これだけの人が反対しているんですという声を届ける。これが一番だと思っています。

−−なるほど。

創価大学というと世間から何やってるんだとかいろいろ言われますけど、創価大学も大学のひとつです。そして、この会は、「学者の会」の一部としての創価大学の会だと思っています。ですので創価大学が公明党に対してだとか、創価大学が創価学会に対してではなくて、学者の会の一部として安保法制に反対する創価大学の人の集まりだと思っています。

−−今回の学者の会というのも、大学が入っているわけではなくて、それぞれの大学の中の学者さんが集まってますよね。名前もいろいろあって、有志の会だったり、教職員の会だったり。

そうですね。

−−そういう中の1つとしてやっていくということですね。ただ、世間から見ると、法案に反対している創価学会員はいるけれども、それは創価学会員のごく一部で、創価大学でも反対しているのはごく一部の人じゃないかという意見もあると思うんですが?

私たちも一部ですし、彼らも一部かもしれませんし。大多数が声を上げていないわけですから。そして、私たちが今、集めているのは、創価大学の理念に賛同してくださる方であればどなたでもということで、それを新しい創価大学を作ってゆく声にしたいと。なによりも自由に声が上げられること。創価学会の中で声があげられないので、代償行為として創価大学の中でサインをするという人もいると思います。日本大学でも、卒業生、父母、みんなOKなんです。そうしたものの1つとして創価大学の署名を集めて、その動きを国会に伝えたいということです。

「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者 有志の会」のページより


−−わかりました。

※「創価大学・創価女子短期大学関係者 有志の会」の署名締切は、8月26日(水)の午前0時です。
署名はこちらから → http://sokauniv-nowar.strikingly.com/

創価大学の佐野潤一郎さん=2015年8月12日、撮影・橋本正人


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/356.html
記事 [政治・選挙・NHK191] 「安倍政権はもう北方領土はいらないらしい。:萩原 一彦氏」
「安倍政権はもう北方領土はいらないらしい。:萩原 一彦氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18178.html
2015/8/24 晴耕雨読


https://twitter.com/reservologic

>Akiyoshi Komaki 駒木明義 ロシア外務省声明その2「このようなレトリックを公にすることは、東アジアの国々の数千万人の国民に死と損失をもたらした先の戦争の歴史的事実や記憶を尊重しているこ という日本の現在の政府の約束に疑問を投げかける」ロシア外務省が、日本を批判する声明を発表 その1


>Akiyoshi Komaki 「メドベージェフ首相の択捉訪問に対する日本側の反応は、国際社会にとって重要な第2次大戦の終結から70年を前に、一般的に受け入れられている大戦の結果に日本が異を唱え続けていることをまたしても示した」ロシアは安倍談話の冒頭いきなり持ってきた日露戦争の話にやっぱり不満を示してきた。


戦後70年談話なのに、必要もない100年前から始めると、こういうことになる。


安倍政権はもう北方領土はいらないらしい。


>tomo san ソ連の対日参戦を促すためにヤルタ会談において米国が極秘に提示した秘密協定で北方領土はソ連のものとされたわけで、米国様に追従する政府がそれに楯突くのは無理かと(笑)


>散歩 ソ連参戦は米国の後押し。北方領土やると約束、日本の国民意外と知らない。不可侵条約破ったの宣伝のみ知ってる。 ヤルタ協定秘密領土線引き。


安倍氏が戦後70年談話でこんなこと言うからだ→「日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました」


RT @akomaki: 北方領土交渉、停滞必至 ロシア首相、択捉視察:朝日新聞デジタル http://t.co/ZIE3Jow0R9

ロシアの首相が択捉島に上陸して、ここはこれからもずーっとロシア領だと言ったのを見て、ロシアも相当気を悪くしてるなと思った。


行ったのがプーチンじゃなくてメドベージェフだったところが、まだこれは「警告」の段階だよいうメッセージで、そのボールは今日本側にある。


安倍談話が70年前の「戦後」についての談話だったにもかかわらず100年前の日露戦争に触れたのは「日本だって戦争に勝ったこともある」「日本だっていいこともした」と言いたいためで、後段にある「日本はもうずっと謝ってなくてもいいよね」とセットになった安倍氏の譲れない本音だったと思う。


でも、そんな安倍氏個人の譲れない本音のために、「談話」は一気に稚拙な雰囲気になってしまったと思う。


この稚拙さは安倍氏の視野の狭さを反映している。


日本側はこの談話をあらかじめ米側に見せてOKをもらったそうだけど、安倍氏の生きる「世界」は所詮日本国内と米国に限られているようだった。


日本が勝った日露戦争は、そのおかげで独立したフィンランドという国もあるし、ロシアもそれでロシア革命が成功したんだから、安倍氏が談話で日露戦争に触れても、今のロシアがそう悪く取ることはないだろうとでも思ったかもしれないけど、負けた戦争を思い出させて相手がいい気分なわけはない。


ただでさえ、ウクライナ問題で、何の関係もないのに米国の尻馬に乗って経済制裁をかけたり、日本の外交姿勢に頭にきていたところに、安倍談話で負けた日露戦争の話をされて、ロシアは、それじゃこの前の戦争で日本の北方領土に何が起きたか思い出させてやれ、と思っても不思議はない。


そりゃ日露戦争に触れても、米国はかまわないだろうからOKを出す。


安倍氏にしたらあとは国内向けの談話だから、勝った戦争もあるし、負けた戦争のことはもういいじゃないか、と言っときたかったんだろうけど、いつものとおり外から見ればそういう「利己主義」は稚拙にしか見えない。


戦後70年談話に見る安倍氏のこの姿勢は、各方面で本当に国益を損なってると思う。


とりわけ、日本と周辺諸国とのあいだの国境問題をひとつも解決する気がないということを身をもって示している点には、がっかりさせられる。


武藤貴也議員はもう安倍晋三氏のことを利己主義と呼んでもいいんじゃない?


>ジョージ 「安倍首相は『積極的平和』という言葉を盗用し、私が意図した本来の意味とは正反対のことをしようとしている」 平和学の父・ガルトゥング氏 安倍首相の積極的平和「盗用」 安保法案「時代遅れ」 琉球新報 2015.8.23



>鳩山由紀夫 矢部宏冶さんが書かれた「日本はなぜ『基地』と『原発』を止められないのか」を読んで、目からうろこが何枚落ちたか分からない。その一つが日米合同委員会の組織体制である。 この60年以上続く米軍と日本の高級官僚から成る同委員会が決めた内容は非公開である。誠に恥ずかしい限りではあるが、


>神浦 元彰 韓国と北朝鮮が南北の軍事境界線上にある板門店で会談を続ける中、韓国国防省当局者は23日、北朝鮮の潜水艦約70隻の約7割が基地を出たことを明らかにした。こうした事態は極めて異例という。(朝日新聞 8月23日 電子版)すでに北の首にはロープが掛けられている。自ら椅子を蹴飛ばせば自滅。




http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/357.html

記事 [政治・選挙・NHK191] 安倍失速明白<本澤二郎の「日本の風景」(2095) <訪中できない体調不良> <母親が「座布団投げた」は本当>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52113515.html
2015年08月24日 「ジャーナリスト同盟」通信

<村上誠一郎決起せよ!>

 少し太ってしまったが、正義の言論をはける自民党唯一のリベラル派・村上誠一郎に決起するよう促したい。戦争法反対派を代表して自民党総裁選に殴り込みをかけてもらいたい。義弟の岡田克也も同じ思いではないだろうか。ともかく失速・墜落目前の国粋主義者・安倍を退陣させ、戦争法を破棄させる、これが日本国民、天の声であろう。村上誠一郎よ、立て!男は1回勝負するものだ、泉下で三木武夫や河本敏夫が叫んでいる!

<訪中できない体調不良>

 官房長官が8月24日午前、記者会見で安倍訪中断念を明らかにした。日程調整困難は嘘である。
 安倍の健康が許さないことが判明したものだ。珍しく外出好きの安倍が、土曜日と日曜日の2日間、自宅にこもった。こんなことはかつてなかったことだ。「半島情勢で別荘暮らしをやめた」というのであれば、公邸に待機するのが筋である。

<70分の軍事パ・分列行進見学不可能>

 中国政府の発表では、軍事パレードと分列行進に70分かかるという。この間、安倍の興味のある中国の新兵器を見学することができる。それも目の前で、である。
 だが、とても無理なのである。潰瘍性大腸炎治療の副作用も加わっている。安倍の健康不安は、テレビを見てる誰もが確認できる。
 いわんや側近の心配はただ事ではないだろう。この病はストレスが災いのもとである。戦争法反対の声は、日本列島全体に響き渡っている。学生・労働者・主婦のデモに加えて、とうとう日教組など連合も決起した。

<精神・肉体ボロボロの心臓>

 安倍の心臓も爆発寸前とみていい。
 前にも紹介したが、病気は精神に異常をきたすことから発生するものである。広島や長崎に行っても、感謝されることはない。「安倍帰れ」の罵声ばかりである。安倍の精神はボロボロである。間違いない。
 精神も肉体もボロボロ。それでも戦争法を強行採決しようとしている。まさに悪魔人間の所業であろう。

<母親が「座布団投げた」は本当>

 週刊誌報道によると、86歳の岸信介の娘である母親が、息子に対して座布団を投げたという。「もう総理をやめなさい」と言っているというのだが、子を思う本心からのものであろう。
 偽りではないはずだ。逆に当人は何としても強行採決へと突っ走る。そうして2日間の休養を経て、本日、参院予算委員会に顔を出したが、国民の怒りのデモは比例して激しさを増してゆく。

 8月25日は安倍が世論操作の手段としているNHKに対して、大がかりな包囲デモが行われる。彼の祖父は60年安保騒動に対して、自衛隊を出動させようとしたが、防衛庁長官が反対して阻止された。
 安倍はどうか。幸か不幸か平和的なデモである。その要件を全く満たさない。それでも出動させれば、それこそ国会を100万人の市民が包囲するだろう。

<創価学会も戦争法応援やめろ>

 明白なことは、公明党が反対すれば戦争法を阻止できる。創価学会が決断すれば、戦争法は成立しない。安倍の強行採決を止められる勢力は、創価学会のみなのである。
 怒りの市民デモの標的は、信濃町に集中することになろう。創価学会は池田大作氏の裏切り者を成敗すればいいだけのことである。簡単なことである。大義は公明党にはない。

 8・30の100万人デモの先がどうなるか。急ぎ声明を出して、安倍に引きずられる公明党の強行採決論を止めさせ、戦争法反対へと舵を切らせるのである。憲法違反を止めるという大義が、いま何よりも優先されるだろう。

<1億2000万人は9条憲法死守>

 戦争を肯定する人間はいない。死の商人・戦争屋だけである。一番反対しているのは、政府の命令で戦争を強要させられる自衛隊員とその家族である。
 戦争の被害者は、真っ先に婦女子・子供である。若者である。

 威勢のいい極右人間ほど逃げるものだ。安倍や日本会議の面々が一目散に逃亡するだろう。わかりきっている。まぎれもない事実は、1億2000万人は安倍・自公戦争に巻き込まれることに反対している。むろん、創価学会員も大反対である。
 日本国民を救うために村上誠一郎は決起して、健康不良の戦争屋・安倍を退治する使命がある。創価学会も戦争法支援の公明党を叩き潰す責任がある。

2015年8月24日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/358.html

記事 [政治・選挙・NHK191] アベノミクスの崩壊。集団的自衛権にうつつを抜かしている場合か?(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201508/article_23.html
2015/08/24 22:52

安倍政権は、本来アベノミクスが売りで、民主党とは違うと売り込んでいた。実際、株価は2万円台を超えて、経済はやはり自民党政権だということになっている。その高株価を背景に、今や国会審議の大部分は集団的自衛権の話に費やしている。本来の公約であった社会保障の話もほとんどなされていない。

アベノミクスの象徴である株価高騰の原因は、日銀の量的緩和政策により、だぶついたお金が株に流れているからだ。また安倍政権になって株価高騰を演出するため、国民年金基金の株運用を15%程度から25%程度までに引き上げた。これにより、株を買えば当然株価は上がる。しかし、株価は不変ではない。ピークとなれば必ず谷がある。

今、高値を付けていた日本株が、中国株、米国株の下落と連動し、日経平均が一時19000円割れをして、下げ幅は900円近くになった。日本経済好調の象徴であるトヨタ株も、500円近く下げた。

この株価の大幅な下落は、GPD成長率が連続マイナスとなったことを、よりはっきりさせた。つまり、アベノミクスが崩壊してきたということである。自公を支持している国民も、今まで経済は上手く行っていると思わされてきたから、集団的自衛権のごり押しにも我慢してきた。しかし、その自公シンパ層も、経済が上手く行かないとわかれば安倍政権に反旗を翻すのは時間の問題である。

年金基金の株運用率は、もう上限の25%近いと言われている。つまり国民年金基金の打ち出の小槌も、これ以上いくら振ってもお金を株には投入出来ないということだ。株価上昇の魔法の杖の効力はなくなってきた。今日の国会でも日銀の量的緩和の効果は無かったと民主党から攻撃されていた。民主党政権のときはもっと良かったと。安倍首相はいろいろ答弁していたが、満足な回答になっていなかった。

今日の安倍首相の答弁の様子から、やはり体調が良くないように見えると、日頃首相を普段からよく見ている記者が話していた。八方ふさがりな状態になってきた。退陣も意外と近いかもしれない。



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