「公共放送が、日本会議など国家神道系政治団体の主張内容を電波に乗せて宣伝している:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18143.html
2015/8/20 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
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新たな安全保障法制の成立をめざす安倍晋三首相が掲げるのは「積極的平和主義」。
しかし、この言葉を提唱したノルウェーの平和学者、ヨハン・ガルトゥング博士が定義する意味とは異なる。
博士は19日に来日し「本当の平和とは何か」を語りかける(朝日)http://bit.ly/1J2VGE9
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「博士は1969年の論文で、戦争のない状態を『消極的平和』としたのに対して、貧困や差別といった構造的な暴力のない状態を『積極的平和主義』と定義した」
首相は、第三国の戦争に日本を介入させる行為を正当化するために、同じ言葉を使ってるが、意味は全然違う。
後者は戦争を平和と呼ぶ。
加藤陽子さんの話「村山談話ですごいのは、主語が明確なこと。『わが国が』国民を存亡の危機に陥れた、と自国民の被害に対する国(政府、指導部)の責任を明確化している」(文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」8月14日)http://bit.ly/1TTilrD
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この視点はとても重要。
「左翼は日本を弱体化させようとしている」等の文言はネットでもよく見るが、歴史的事実が示しているのは、日本という国に歴史上最大のダメージを与えて滅亡の危機に導いたのは、戦前戦中の国家神道体制時代の日本だった。
亡国を愛国と錯覚する人が多い。http://togetter.com/li/735446
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占領前文書焼却を指示…元法相 奥野誠亮さん 102(読売)http://bit.ly/1JpTHPF
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「もう一つ決めたことは、公文書の焼却だ。ポツダム宣言は『戦犯の処罰』を書いていて、戦犯問題が起きるから、戦犯にかかわるような文書は全部焼いちまえ、となったんだ。会議では私が『証拠にされるような公文書は全部焼かせてしまおう』と言った。犯罪人を出さないためにね」
映画『日本のいちばん長い日』でも、公文書が大量に焼かれ灰になるシーンが正しく描かれているらしい(金曜に観に行く予定)。
「文書が無いから無罪」と主張する権利は、証拠隠滅を行った日本政府にはない。
>月光 ヒットラー後継者に指名されたデーニッツ元帥は自伝で終戦時、命令によって海軍の全ての記録の破棄を禁じたと書いている。残された記録によって、海軍では戦争犯罪行為がなされていないことを証明出来るのはこの命令によってだという。
ドイツ紙「首相自身の言葉でおわび言わず」安倍談話(朝日)http://bit.ly/1Nsz5WP
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フランクフルター・アルゲマイネ紙「首相自身の言葉でおわびは言わなかった」
南ドイツ新聞「安倍首相は圧力に対して頭を下げた」「首相自身の(侵略を認めない)見解を変えたわけではない」
15日付の英紙タイムズは第2次大戦終結70年に関し社説を掲載した。
14日の安倍晋三首相の戦後70年談話などについて「恥ずべきほどなまでに(戦争中の)日本の罪ときちんと向き合わなかった」と論評した(時事)http://bit.ly/1hLCoMR
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欧州諸国は当然ドイツと比較する。
靖国神社では総理大臣や閣僚による靖国神社への参拝を求める団体が集会を開き、主催者の発表で1600人余りが参加しました(NHK)http://bit.ly/1KsUA4J
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「『日本会議』会長で杏林大学名誉教授の田久保忠衛さんが『談話に100%賛成かというと必ずしもそうではないところもあるが、子々孫々にまで謝罪する宿命を背負わせてはならないと述べたことは、大きく潮目を変えたものと断言できる』などと述べました」
「集会では安倍総理大臣に対し、今後も靖国神社を参拝するよう求めるとともに、憲法改正の早期実現に向けて国民運動を力強く展開するなどとする声明を発表しました」
公共放送が、日本会議など国家神道系政治団体の主張内容を電波に乗せて宣伝している。
しかも「日本会議」という名前まで堂々と出して、田久保忠衛会長の「日本会議による談話の採点」を広報している。
宣伝費用は一般視聴者の受信料。
8月17日のNHK午後9時ニュースでは、天津の爆発事故での中国政府によるメディア操作を紹介した後、女性アナが「国民の不満をかわすために、こんなこと(印象操作と情報操作)までしているのか、という印象ですね〜」と驚き呆れるふりをしていた。