台湾に中国語を学びにやって来る韓国人高校生が増加、その理由とは?―台湾メディア
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/425197/
2015年08月04日
台湾・自由時報電子版は1日、韓国の高校生が中華文化を体験するサマーキャンプが台湾で行われ、以前は10人あまりだった参加者が今回は30人に増加したことを紹介。その背景に関する専門家の分析を伝えた。
このサマーキャンプは台南市にある遠東科技大学で行われ、京畿道観光高等学校、先花芸術高等学校、韓国外食科学高等学校、松谷観光高等学校といった韓国の高校からやってきた学生が11日間の研修活動に参加する。
韓国の台湾教育センター理事長は、「アジア諸国と韓国との往来はますます頻繁になっている。中国語は韓国で2番目にポピュラーな外国語だ。生徒たちは中国語を学んで国際的な競争力を高めたいと考えており、保護者の多くは子どもを台湾に送って繁体字の中国語を学ばせたがっている」とコメントした。
遠東科技大学交際交流センターの主任は、「台湾の治安の良さもある」と説明。友好的な台湾人、良好な生活環境、学費が生活費が韓国より安いことが、ますます多くの韓国人高校生を台湾での中国語学習、さらには大学進学に呼び込んでいるとしている。
(編集翻訳 城山俊樹)