【中国危機】上海市場で不安定な動きが続く!28日も5%以上の下落!IMFが中国当局に警告!「過度の市場介入を懸念」
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2015.07.28 22:00 真実を探すブログ
27日に8年ぶりとなる大きな暴落が発生した中国市場ですが、28日も一時マイナス5%超の急落が発生しました。
中国の株式市場は先月から記録的な暴落状態が発生しており、7月に中国当局が大規模な介入や売買の強制停止などを実行。それから売りは収まっていましたが、不安定化している株価を見た中国人たちが急いで現金化したところ、再び急落したと見られています。
中国当局は株式市場をコントロールしようと躍起になっていますが、介入だけではなく、売却停止などの行為を繰り返したことに国際通貨基金(IMF)も中国当局に警告を出す事態となりました。
昨日からの急落が止まらない背景には中国当局が介入を躊躇しているという理由もあり、中国の金融市場は崩壊の瀬戸際に立っています。
☆上海株
URL http://stock.searchina.ne.jp/data/chart.cgi?type=chart_day&code=SSEC
☆上海株式市場 不安定な値動き
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150728/k10010169181000.html
引用:
上海の株式市場では代表的な株価指数である「総合指数」が今月8日までの3週間余りでおよそ32%下落したあと、中国政府などによる下支え策を受けて持ち直す動きを見せていましたが、27日は8.48%値下がりし、1日の下げ幅としては2007年以来の大幅な下落となりました。
:引用終了
☆「過度の市場介入を懸念」IMFが中国当局に警告…投資家“悲観論”から売りが売りを呼ぶ展開
URL http://www.sankei.com/world/news/150728/wor1507280005-n1.html
引用:
下げ止まっていたはずの上海株式市場が週明け27日に再び急落したのは、「習近平指導部の株価下支え策が終(しゅう)焉(えん)に向かった」とする“悲観論”が投資家に広がり、売りが売りを呼ぶ展開となったからだ。関係筋によると国際通貨基金(IMF)が先週、株式市場への介入をこれ以上行わないよう中国当局に警告したため、週末に新たな株価下支え策が打ち出されなかったという。株式相場までコントロールしようとした習指導部は追い込まれつつある。
:引用終了
上海株再び大幅下落 ニューヨーク市場にも影響(15/07/28)
日本政府も株式の買い支えなどをしていますが、中国当局の介入はそれを遥かに超えるほどの超法規的措置ばかりです。自宅などの不動産を株式の担保にしたり、挙句の果てには主要銘柄の売却停止とか、正に独裁国家という感じの対応をしています。
IMFがこれまで黙っていたのも不思議なくらい、中国政府は他国よりも飛び抜けた市場操作や介入を繰り返していました。ただ、この影響で市場関係者は「実体経済との差が大きいのでは?」「本当に現金化出来るのか?」と不安を感じるようになり、逆に売り注文が増える事態になっています。
中国政府の自業自得でもありますが、世界経済も一緒に沈んでしまうので、日本も他人事ではありません。