高畑監督ら呼びかけ安保法案反対 ! 大物監督・俳優ら反対に賛同 !
山田洋次さんら10人 ! 吉永小百合さん達も反対 !
「民主主義を否定」する現政権を許すわけにはいかない !
憲法解釈を変えた偉大な男として「歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣だ」 !
(www.asahi.com/:2015年7月16日より抜粋・転載)
安保関連法案を厳しく批判する映画監督たち。
左から池谷薫、神山征二郎、高畑勲、降旗康男、ジャン・ユンカーマンの各氏=
東京・霞が関
☆吉永小百合さんや倍賞千恵子さん、野際陽子さんらも反対 !
民主主義を否定する現政権を許すわけにはいかない !
映画関係者らで作る「映画人九条の会」は16日、安全保障関連法案に反対するアピールに賛同する映画人が446人に達したと発表した。
俳優では、吉永小百合さんや倍賞千恵子さん、野際陽子さんら、監督は是枝裕和さんや井筒和幸さんをはじめ、現代の日本映画の第一線を支える人たちが名を連ねている。
「民主主義を否定する現政権を許すわけにはいかない」(周防正行監督)など厳しい言葉が事務局に寄せられている。
☆特集:安全保障法制に反対 ! 映画監督の大林宣彦さん、山田洋次さんら10人 !
このアピールの呼び掛け人を務めたのは、映画監督の高畑勲さん、降旗康男さん、大林宣彦さん、山田洋次さんら10人。
会見した高畑さんは「自公の議員も(審議の進め方などに)全面的に賛成していないのに、どんどん進んでしまっている。日本人にはズルズル体質がある。
重大な物事を決める時に大勢に順応し、破局に至っても誰も責任を取らない。
ズルズル体質を自覚し、一線を越えてはならない」と話した。
降旗さんは朝鮮戦争が始まった時の体験を語った。
「親の世代の人に『今度はお前たちの番だぞ』と言われました。
しかし、憲法9条のおかげで私たちは戦争に行かずに済んだ。
9条があって良かったというその時の思いは今も忘れない」
☆米国は絶えず紛争に関わってきた、良いことは一つもない !
また、米国人のドキュメンタリー監督ジャン・ユンカーマンさんは「米国は絶えず紛争に関わってきた。しかし良いことは一つもない。
米国が関わることで、問題は拡大し、深刻化する一方だ」と話した。
映画人九条の会では「強行採決で国民の反発は強まっている。
もっと声を上げれば廃案につなげられる」(高橋邦夫事務局長)と、衆院通過後も闘う姿勢を崩さないことを強調した。
(参考資料)
宮崎駿監督が、安倍首相を批判 !
憲法解釈を変えた偉大な男として「歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣だ」
弁護士ドットコム 7月13日(月)14時25分配信より抜粋・転載
●憲法解釈を変えた偉大な男として歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣なことだ !
宮崎駿監督が安倍首相を批判「歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣だ」
宮崎駿さんの記者会見の模様はインターネット動画サイト「YouTube live」で生中継された
沖縄県名護市辺野古への米軍普天間飛行場の移設に反対する「辺野古基金」の共同代表に就任したアニメ映画監督の宮崎駿さん(74)が7月13日、東京都内で記者会見を開いた。
質疑応答で、記者から安保法案の成立を急ぐ安倍晋三首相について問われると、宮崎さんは「憲法解釈を変えた偉大な男として歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣なことだ」と批判した。
●「辺野古に埋め立ての基地をつくることは反対だ」
宮崎さんは「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」などのヒット作で知られる映画監督。2013年に長編アニメの制作からの引退を表明したが、現在は「毛虫」をテーマにした短編
アニメの制作に取り組んでおり、「引退前とあまり生活は変わっていない」という。
今年5月には、辺野古移設の反対運動を支援する「辺野古基金」の共同代表に就任した。
宮崎さんは「沖縄の人の過半数以上が辺野古に基地を作ることに反対している。
これから困難な道があるが、永続的にあらゆることをやっていく」「僕は辺野古に埋め立ての基地をつくることは反対だ」と述べた。
●「平和憲法は占領軍から押し付けられたものとはいえない」
軍事力で中国の膨張を止めることは不可能で、別の方法を考えるために、
日本は平和憲法を持ったのだと思う」
会見の質疑応答では、憲法違反の指摘を受けながらも、安保法案の成立を急ぐ安倍首相について、記者から質問が出た。宮崎さんは「私と逆の考えだ。
軍事力で中国の膨張を止めることは不可能で、もっと別の方法を考えるために、日本は平和憲法を持ったのだと思う」「憲法解釈を変えた偉大な男として歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣なことだ」と語った。
さらに、「なぜ日本人は憲法を大事にしているのか」という質問に対しては、「15年にわたる戦争は、惨憺(さんたん)たる経験を日本人に与えた。
平和憲法は光が差し込むようなものだった」「平和憲法は(第一次大戦後の)不戦条約の精神を受け継いだもので、必ずしも、歴史的に孤立したものだったり、占領軍から押し付けられたものとはいえない」と答えていた。
今回の宮崎さんの記者会見は、外国特派員協会のメンバー限定で開かれたが、その模様はインターネット動画サイト「YouTube live」にある同協会のチャンネルで生中継された。