★阿修羅♪ > アーカイブ > 2015年6月 > 29日05時59分 〜
 
 
2015年6月29日05時59分 〜
記事 [政治・選挙・NHK187] SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)という団体と18才選挙権と共産党カクサン部
共産党カクサン部ですか。。。
http://www.jcp.or.jp/kakusan/
https://twitter.com/catbsky/status/615094401707085825/photo/1
SEALDs≒民青とほなみさん #戦争したくなくてふるえる #本当に止める http://togetter.com/li/837840

日教組もあるし、青少年の未来が心配ですね。


https://twitter.com/ishiitakaaki/status/615125819908685824

石井孝明
‏@ishiitakaaki
SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)という団体と18才選挙権と共産党がカクサン部 http://www.jcp.or.jp/kakusan/  という団体つくりット戦略強化していることと民青というついた変なイメージを、関連連想するのは、ニュースの裏読みの初級クラスですよ。気をつけて


・・・
https://twitter.com/catbsky/status/615098499323957249
Cat in the Blue Sky
‏@catbsky
SEALDsは完全にシバキ隊に取り込まれ、利用されてますね。

野間の暴露
・SEALDsの奥田愛基はシバキ隊の中指デモに参加している
・しばき隊とSEALDsは既に一体化
・CRAC Youthの中の人もSEALDs出身


・・・
Cat in the Blue Sky ‏@catbsky 10 時間10 時間前
”@machamacha02 馬鹿なの、なんで手の内をさらすの?”

SEALDsデモを含め反政府デモの全てにシバキ隊が絡んでいるのは最早明白ですが、彼らを支持する左翼メディアが「報道しない自由」を行使してくれると知っているのでヘッチャラなんでしょうね。


・・・
https://twitter.com/catbsky/status/615094401707085825
Cat in the Blue Sky
‏@catbsky
テレ朝がSEALDs渋谷デモを報道
SEALDsの女王様の背後に見えるのは首都圏反原発連合のマーク
反差別、反原発、SEALDsデモなど、反政府デモは裏でぜーんぶ繋がっているのが一目瞭然。

(ヘイトスピーチカウンターデモにも登場しましたね。)

・・・
https://twitter.com/catbsky/status/614721891475914752
Cat in the Blue Sky
‏@catbsky
SEALDsデモ@渋谷
「手垢のついていない若者のデモ」は表看板に過ぎない
民主、社民、共産らの手垢に塗れた政治家たちが次々に演説
渋谷でオシャレにデモをやるには莫大な金がかかる
学生に出せるはずがない
費用分担の仕組みが興味深い


<参考リンク>
■SEALDs検索結果
https://twitter.com/search?q=SEALDs&src=typd


■NHKと朝日は絶対に放送しない「真実」
https://twitter.com/itbe7/status/611171480781631489

itbe7
‏@itbe7
*NHKは「虐/殺は無かった」とクロ現で嘘報道!⇒【中共の天安門事件25周年】犠牲者2千*1万。NHKと朝日は絶対に放送せず http://www.youtube.com/watch?v=t2rOMlQZ2HY … 1989/6/5「戦車が民衆を轢いた後の写真」外国記者に寄託 pic

http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/608.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「炎上上等」百田尚樹氏ツイッターで「爆弾発言」続々 「本当につぶれてほしいのは朝日、毎日、東京新聞」[J-CAST]
「炎上上等」百田尚樹氏ツイッターで「爆弾発言」続々 「本当につぶれてほしいのは朝日、毎日、東京新聞」
http://www.j-cast.com/2015/06/28238873.html?p=all


自民党の若手議員らが開催した勉強会「文化芸術懇話会」の波紋が依然として収まらない。マスコミへの圧力と取られる発言が批判を浴び、党は関係する議員を処分して事態の幕引きを図った。

一方、会で講師を務めた作家の百田尚樹氏はツイッターで釈明をしたり、マスコミ批判を強めたりとボルテージを上げている。「本当につぶれてほしいと思っている」新聞社として朝日新聞、毎日新聞、東京新聞を名指しするなど、言いたい放題だ。

■沖縄紙への発言は「冗談」だから「取り消さない」

百田氏は2015年6月25日の勉強会で、「日本をおとしめる目的を持って書いたとしか思えない記事が多い」「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」と話したと報じられた。

こうした報道に対し、百田氏は25日夜からツイッターで釈明や反論を開始。「多くの人が私のTwitterを見たがっているようなので」と、それまで特定のフォロワーしか閲覧できないように「鍵」をかけていたのをわざわざ外して、完全公開で次々とツイートした。

“「沖縄の二つの新聞社はつぶれたらいいのに、という発言は講演で言ったものではない。講演の後の質疑応答の中で冗談として言ったものだ」
「朝日新聞の取材で、『発言を取り消しますか』と聞かれたが、『取り消さない』と答えた。たかが冗談、なんで取り消さないといけないか」

と釈明。あくまで「冗談」だったと繰り返し主張した。

また翌26日には「炎上ついでに言っておくか」とし、

“「私が本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞と毎日新聞と東京新聞です」

と放言。「新聞社の悪口を言えば、社会的に抹殺される時代がくるかも」ともつぶやいている。

27日には福岡市内のホテルで講演をしたと報告。マスコミも駆けつけ、立ち見が出るほどの盛況だったとし、

“「みんな、あの話を聞きたがっているので、冒頭20分その話をする。みんな爆笑。あー、しばらくはその話ばっかりさせられるんやろうなあ」

と顔文字つきでつづった。

■「マスコミに圧力ダメ」との発言は報道されないと不満

マスコミへの批判も盛んだ。もともと勉強会は冒頭の数分のみ公開されたため、マスコミ各社は独自に取材して百田氏や議員らの発言をまとめて記事にした。しかし百田氏は

“「左翼系マスコミは口を揃えて、『百田尚樹の発言は言論弾圧だ!』と叫ぶが、私が同じ懇話会で、『マスコミに圧力をかけるのはダメ』と発言したことは、まったく報道しない」

と不満げだ。

名指しされた朝日や毎日は28日付の紙面(いずれも東京版)で、百田氏にツイートについて取材した記事を掲載。「悪口書かれてきらいやから」というコメントを載せるなど、対決姿勢を鮮明にしているようだ。

百田氏がツイッターで気炎を上げる一方、自民党の谷垣禎一幹事長は勉強会の代表を務める木原稔青年局長を更迭し、1年間の役職停止処分にしたと発表。マスコミへの圧力と取られかねない発言をした3議員も厳重注意された。その内の1人、長尾敬氏は27日にツイッターで

“「関係各方面に混乱を招きましたこと、心よりお詫び申し上げます」

と謝罪している。

[J-CASTニュース 2015/6/28]
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/609.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 共産党・志位委員長 「安倍内閣には戦争法案を扱う資格なし」(日刊ゲンダイ)
             安倍首相との5月20日の党首討論が話題に(C)日刊ゲンダイ


共産党・志位委員長 「安倍内閣には戦争法案を扱う資格なし」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161131
2015年6月29日 日刊ゲンダイ


 党首討論では舌鋒鋭く安倍首相に迫るが、国政選挙では独自路線を歩む日本共産党。戦争法案を阻止するために野党はどこまで共闘できるのか。委員長のホンネに迫った。


■「これほど米国に無条件追従する国は日本だけ」


――5月20日の党首討論が相当、話題になりましたね。「ポツダム宣言」の認識を認めないのか、と迫り、安倍首相が「つまびらかに読んでいないので論評は差し控えたい」と答えたアレです。


 どうしても過去の日本の戦争を「間違った戦争」と言いたくない。そのためにああいう苦しい答弁になったんでしょうね。


――その後、別の野党議員が「読んだことがあるのか、読んだけど記憶にないのか」と質問主意書を出して、安倍内閣は「読んでいる」という答弁書を出しました。


「読んでいる」ということを答弁書として「閣議決定」するのもおかしいのだけれど、読んでいてあの答弁だとしたら、「間違った戦争」であると認めたくない。そういう解釈しか成り立ちませんね。


――どうして、そういう質問をしたんですか?


 これは戦争法案と深い関わりがあるんです。過去の戦争に対するきちんとした反省があるのかないのか。そういう認識がない人に集団的自衛権行使の権限を与えたら、大変危ういことになる。戦争法案を議論する前提となる土俵を設定するために、過去の日本の戦争に対する認識はきちんと聞いておかなければいけないと思ったんです。


――しかし、首相は「誤りだった」と認めない。


 村山談話についても「全体として受け継ぐ」と言っていますが、核心部分、「植民地支配と侵略に対する痛切な反省とお詫び」については「受け継ぐ」とは言わないわけですよ。国会でも、私は、過去の戦争は「間違った戦争だったのか」「正しい戦争だったのか」とシンプルに聞きましたが、お答えがない。つまり、本心は「間違った戦争」だと思っていないのでしょう。日独伊3国の戦争は侵略戦争だった。その反省の上に戦後の国際政治があるのに、それを明言できないような政権に、そもそも戦争法案を扱う資格はありません。


――すべての戦争は侵略ではなく自衛のためだと言って始まっていますし、そうした善悪の判断ができない政権であれば、米国が始めた戦争の是非も判断できないのではないか。当然、そういう懸念が浮かびますね。安倍首相は「違法な武力行使をした国を日本が支援することはない」とか言っていますが、怪しいものです。


 日本は、戦後、米国の戦争に一度も「ノー」と言ったことがないんです。ベトナム侵略戦争、グレナダ侵略、リビア爆撃、パナマ軍事侵攻、イラク侵略戦争と米国はたくさんの先制攻撃をやってきました。このうちグレナダ、リビア、パナマへの武力攻撃については、国連総会で圧倒的多数で非難決議が採択されています。しかし、日本政府は非難決議に反対したり、棄権してきた。これほど米国に無条件追随する国は、世界の主要国の中では日本だけです。


――そんな日本が米国から「協力しろ」と言われて、断れるわけがないんですよね?


 そうです。米国の言いなりの国が集団的自衛権を持つことの危険性、ここが肝になります。これまでは「憲法上、集団的自衛権は行使できません」と言えたわけです。それを取っ払えば、断れなくなる。米国の無法な戦争に参戦し、日本自身が無法者国家になってしまう。


■「首相の答弁は逃げとゴマカシ」



「事実と論理で追い詰める」と語る志位氏(C)日刊ゲンダイ


――志位さんに国会で追及された岸田外相は「グレナダ派兵やパナマ軍事介入に対しては日本政府は遺憾の意を表明している」と言いましたが、この答弁にも驚かされました。「遺憾の意」は表明しているが、それを表明した文書には後段があって「他方、米国の事情は理解できる」と続く。やっぱり米国には逆らえないのに、そういうところはぬぐって、都合のいいところだけを抜き取って答弁する。


 さらに安倍首相にただしたら「理解は示したが支持はしていない」という苦しい答弁をしていました。


――詭弁政権じゃないですか?


 首相の答弁は全体として不誠実。真正面から答えず、逃げとゴマカシで、その場を取り繕う。だから、こちらは動かせない事実、覆せない論理で追い詰めていくのが大事だと思っています。相手が不誠実であればあるほど、こちらは冷静に事実と論理で対応する。そうしないと、国民は「何をやっているんだ」となる。


――その国民は安倍政権を倒すためになぜ、野党共闘ができないのか、と思っていますよ。共産党は他の野党との選挙協力や候補者調整はできないんですか?


 まずはこの法案を潰さないといけない。そのために野党が一つの固まりになって力を合わせないといけない。延長国会への対応では野党5党首(共産、民主、維新、生活、社民)が集まり、反対で一致しました。野党が最大限まとまって行動する。そういうことがすごく大事だと思います。集団的自衛権についての立場はそれぞれの党で違うが、今の政府案は許さない。この点では一致できると思うんですね。


■「世論の反対が7、8割に達すれば」


――他の野党は水面下で再編の話までしている。共産党だけが独自路線のようにも見えますよ?


 この法案でどうやって政権を追いつめていくかについては、幹事長と書記局長、国対委員長レベル、現場レベルではいろいろ話し合っています。


――目の前の法案での共闘とおっしゃったけど、沖縄での衆院選(2014年12月)では候補者調整をして、結果的に野党が全選挙区で勝った。大阪都構想では共産党が自民党と共闘して、都構想を潰した。やっぱり共闘すると強いじゃないですか。


 共闘する大義がある時は柔軟に対応します。沖縄では辺野古の新基地建設反対という大義です。大阪では大阪市を解体し、暮らしと自治を壊すことへの反対です。大阪では自民党の方々と一緒に宣伝カーに乗って訴えた。大阪市民のために暮らしと自治を守るということで共闘した。沖縄の翁長さんは、かつては自民党の県連幹事長だった人だけど、共闘してみたら気持ちが通じ合って、深く信頼できる友人を得たという気持ちです。


――それじゃあ、国政レベルでも共闘すればいいじゃないですか。


 国政選挙で共闘する場合には国政の基本問題での一致――大義が必要だと思います。大義がないところでくっついても有権者への責任を果たせない。今度の岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投票)では現職の達増拓也知事を自主的に応援することを決めました。これは震災復興、被災地の皆さんのためです。宮城県は医療費や介護保険の減免制度を打ち切ったが、岩手県は継続してきた。県立病院も再建する。達増さんは被災者に寄り添って活動している。こうして大義がおのずと明確になってくる状況になれば対応しているし、今後も対応していきます。


――そういうのはどういう手続きで決めるんですか? 委員長の裁量ですか?


 現地の皆さんと連絡を取り合いながら、進めてきたんですよ。沖縄は去年1年間で考えられないような変化がありました。名護市長選で稲嶺進市長が勝った。稲嶺さんももともと保守の人ですよ。翁長さんが勝った知事選では劇的な保革共闘が実現して衆議院選挙でも全て勝った。大義があったからです。


――戦争法案を潰す。これは立派な大義になるんじゃないですか?


 今は法案を廃案にすること。そのために野党共闘を最大限追求する。そこに全力を挙げます。世論は劇的に変わってきています。憲法学会も日本弁護士連合会も断固反対。赤いものを身に着けた女性が国会を包囲した。若者の大規模なデモも話題になった。世論の反対が7割、8割に達すれば、いくら安倍政権がムチャクチャでも動きが取れなくなると思います。


▽しい・かずお 1954年生まれ。東大工学部卒、衆院南関東比例ブロック(8期当選)。2000年から日本共産党委員長。





http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/610.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 百田氏がまたもや暴言!「沖縄の2紙、今はもう本気でつぶれたらいいと思う。(沖縄新聞の抗議は)おかしな話だ」
百田氏がまたもや暴言!「沖縄の2紙、今はもう本気でつぶれたらいいと思う。(沖縄新聞の抗議は)おかしな話だ」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7004.html
2015.06.29 06:00 真実を探すブログ



☆沖縄の二つの新聞「本気でつぶれたらいいと思う」 百田氏が大阪で発言
URL http://www.sankei.com/west/news/150628/wst1506280056-n1.html
引用:
百田尚樹氏
作家の百田尚樹氏は28日、大阪府泉大津市で講演し、自民党勉強会での「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」との自らの発言に触れ、「その時は冗談口調だったが、今はもう本気でつぶれたらいいと思う」と話した。


 講演を聞いた人によると、共同の抗議声明を出した沖縄タイムスと琉球新報に対し「おかしな話だ。私の話を何も聞いてない。伝聞にすぎない」と批判。さらに「まだしばらく2紙とはやりあっていかないといけない」と述べた後「本気」発言をした。
:引用終了


以下、ネットの反応




















今回の講演会は泉大津青年会議所が主催したもので、百田氏は共同の抗議声明を出した沖縄タイムスと琉球新報に対して「おかしな話だ。私の話を何も聞いてない。伝聞にすぎない」と批判しました。


彼は何度も自民党勉強会での発言を冗談だと強調していましたが、本気ということは、冗談では無いということになりますよね?これは完全に言い逃れが不可能な発言で、改めて彼を追求するべきです。


最近ではネット上に殺害予告を投稿すると「威力業務妨害」で逮捕されるようになりましたが、公の場で潰すことを宣言したという意味ではネットの危険な書き込みと同じだと言えるでしょう。


☆沖縄2紙批判の百田氏が改めて釈明「冗談の一言」




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/611.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 戦争やる気満々安倍オフレコ発言ぜんぶ書く 「仮想敵国は中国」「橋下の本当の評価」「慰安婦問題は3億円あれば解決できる」
            


戦争やる気満々安倍オフレコ発言ぜんぶ書く 「仮想敵国は中国」「橋下の本当の評価」「慰安婦問題は3億円あれば解決できる」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43909
2015年06月29日(月) 週刊現代 :現代ビジネス



安保国会でヒートアップする総理〔PHOTO〕gettyimages


 思い上がりと不安が入り混じった、なんと正直な告白


かつてない興奮と憂鬱のはざまで、総理の心はさながら上り下りを繰り返すジェットコースターのようだ。新聞やテレビが決して報じないところで、にわかには信じがたい言葉を連発していた。


■あの橋下も驚いた


「国政進出、私は期待していますよ」


「(来年7月の)参院選には出ないということなら、衆参ダブルもありますから」


真剣な面持ちで身を乗り出す安倍晋三総理に、さすがの橋下徹・維新の党最高顧問も「いやあ……」と曖昧な笑みを浮かべるほかなかった。


今、日本一豪奢なホテルといわれる、虎ノ門ヒルズ高層階の「アンダーズ東京」。銀座、丸の内の夜景を一望する地上240mの個室に、安倍総理、菅義偉官房長官、橋下氏、そして松井一郎大阪府知事の4人だけが静かに座っていた。6月14日、日曜日の夜。番記者もシャットアウトした密室の会談は、3時間にも及んだ。


「もともとこの日は松井知事が単独で上京するから、菅さんと会おうという話だった。それが、橋下さんのたっての要請で『安倍・橋下会談を』ということになったんです。


橋下さんからは『安保法制、憲法改正で協力します』と。総理からは『橋下さんが国政に出るなら、バックアップする』と。そういう約束の場でした」(自民党閣僚経験者)


総理がそれほどオレを買っているとは。でも、あんなこと言って大丈夫か……。官邸との蜜月をアピールしようと目論んだ橋下氏にとっても、安倍総理の踏み込みぶりは想定外だったに違いない。


安倍総理の心身の状態は今、きわめて不安定になっている。上機嫌、饒舌で周囲を驚かせたかと思えば、官邸に詰めるスタッフに怒鳴り散らす。いきおい、危なっかしい「オフレコ発言」を頻発している。


■総理がそれを言っちゃあ…


官邸記者クラブのキャップが集うオフレコの懇親会、いわゆる「オフ懇」。6月1日の午後7時すぎ、赤坂の老舗中華料理店「赤坂飯店」に到着した安倍総理は、乾杯してすぐ、注がれたビールを飲み干した。赤ワイン派の総理にしては珍しく、グイグイと杯を重ねてゆく。持病の潰瘍性大腸炎は大丈夫なのか。出席した記者たちが気を揉むほどの飲みっぷりである。


この日は、午後3時頃に町村信孝前衆院議長の訃報が飛び込んできたばかりで、夜には総理も目黒の町村邸を弔問に訪れる予定だった。町村氏は、安倍総理の出身派閥の元領袖。「今夜、本当にやるのかな」と記者たちは訝ったが、官邸からは夕方「予定通りで」という連絡が入った。


「町村さんは、お気の毒でしたね」


ひとりの記者が水を向ける。しかし安倍総理は、


「うん、そうだね」


「いい人だったよね」


と、まるで他人事のように返す。そして、無表情にいくつかの思い出話を語るのだった。


ところが、話題が安保のことに移ると、総理の口は一転してなめらかに回り始めた。自説をとうとうと述べたてて、こう周囲に同意を求める。


「野党の人は、何でオレに質問しないんだろうね」


「だいたい論点は出尽くしたでしょ。もう議論することなんかないのに」


「(民主党の)岡田(克也代表)さんなんて、いつも同じことばっかり言ってる。意味がないですよ」


「あんなのに答える必要はない。民主党はもう終わりだよ」……。


この4日前、総理は衆院平和安全法制特別委員会で、民主党の辻元清美議員に「早く質問しろよ」とヤジを飛ばし、党内外から猛批判を受けたばかりだった。安保のことはオレが一番分かっている。野党の連中がやっていることは、所詮揚げ足取りにすぎない……酔いのまわった総理は、そんな憤りに身を任せていたのだろうか。


さらに安倍総理は、こうも言った。話題が集団的自衛権のことにさしかかった時である。


「安保法制は、南シナ海の中国が相手なの。だから、やる(法案を通す)と言ったらやる」


要するに安倍総理は、中国を自衛隊と米軍の「仮想敵国」だと考えている。この「誰もがうすうす感じているけれど、決して口にはしてはならないこと」を、あろうことか、当の総理が認めてしまった。まさか本当に、戦争をやる気なのか。


「総理、そろそろ……」


安倍総理の信頼を一身に集める側近・今井尚哉総理首席秘書官が耳打ちし、総理はやおら立ち上がって店を出て行った。


その足で安倍総理は、町村氏の自宅へ向かった。時刻はすでに夜9時前。やや赤らんだ顔で弔問に訪れた総理の姿に、遺族や派閥関係者は驚きを隠せなかった。


「町村さんと安倍総理の関係がかなり悪かったことは皆知ってるけど、さすがにあれはないな……」


後日、細田派(旧町村派)所属のある議員は、そう言って溜息をついた。


■バレたら国際問題になる


再び政権の座について以来「安倍一強」と言われ続けた総理は今、言うなれば「思い上がりと不安のせめぎ合い」に苛まれている。心身のストレスの針はとっくに振り切れ、それが「唯我独尊」の言動となって表れているのである。


事実、官邸では連日の国会審議の合間に、安倍総理の怒声が飛んでいる。


「どうにかならないのか!」


「何でもマジメに答えりゃいいってもんじゃない」


「ホントに、バカ正直だから困る」


この「安保国会」で野党がとっている戦略は、総理の足元をひたすら狙い撃つというもの。答弁がヘタな中谷元防衛大臣を徹底的に追及し、しどろもどろになったところで、ようやく安倍総理に振る。そうすれば、大将である総理は前衛が犯した答弁のミスを一手に引き受けざるを得ない。


ヘトヘトになった総理は、官邸に引き上げると、側近たちに向かって前述のように怒鳴っているというわけだ。「バカ正直」とはむろん、中谷氏のことである。自民党衆院議員が言う。


「野党のやり方はこたえていますよ。そもそも、身内から見ても自民党の安保法案はかなり無理筋。しかも、8月まで会期を延長すると言ったって、8月15日の『戦後70年談話』発表の時に国会が開いていたら、それこそ野党から猛攻撃に遭って収拾がつかなくなってしまう。ここは焦らずに、一度引いて仕切り直したほうがいいという声も党内では出始めています」


しかし、それでも安倍総理は「夏が終わるまでに押し切る」という構えを崩そうとしない。その理由を「ここにきて、またしても体調が悪化しているからだ」と明かすのは、ある自民党関係者だ。


「長年の悲願である憲法改正までたどり着けないのではないか、という懸念が総理の中で出てきているんですよ。


ここ最近官邸でよく言われているのは、トイレの回数がやたら増えている。30分に1回行く日も珍しくなくて、そんな時は『ちょっとヤバいね』と噂になっているんです。精神的にもかなり疲れていますからね」


内閣支持率はじりじりと下がり、第二次安倍政権が発足してから最低の41%となった(6月12~14日、NNNテレビによる世論調査)。このまま突き進んで、本当にうまくいくのか。不安が募れば募るほど、総理が漏らす「オフレコ発言」は過激になってゆく。


6月16日、TPP関連法案の採決で紛糾する米議会の混乱を見ていわく—。


「まったく、アメリカは何やってんだ! オバマは何やってんだ!」


21日には、翌22日の日韓国交正常化50周年を機に韓国の尹炳世外相が来日、岸田文雄外相と会談した。その直前、日韓関係について「ホンネ」を吐露していわく—。


「ほら、待ってれば韓国のほうからアプローチしてくるんだよ」


「従軍慰安婦問題は3億円あれば解決できるんだ。でも、カネの問題じゃないからなあ」


海外のメディアで報じられれば、ほとんど外交問題モノの放言ばかりである。こうした「オフレコ発言」が一向に報じられないところを見る限り、大新聞とテレビ局をガッチリ握る安倍官邸の優秀な「危機管理」は、しっかり機能しているらしい。


この夏を何とか乗り切れば、9月下旬には自民党総裁選が待っている。党内では「まったくの無風。このままいけば、安倍さんの無投票再選になる」(ベテラン議員)という見方が大勢だ。


しかし一方で、「ポスト安倍」を意識した動きが水面下では加速しつつある。


安倍総理が最も警戒する存在が、二階俊博総務会長であることは、永田町では衆目の一致するところである。5月下旬に3000人を引き連れて北京を訪れ、習近平・中国国家主席と面会したことは記憶に新しい。


「二階氏はいち早く『安倍再選支持』を表明し、大阪都構想の住民投票が行われる前日の5月16日には、見返りとして総理に地元・和歌山の高野山まで足を延ばさせました。


しかしその一方、安倍政権下ですっかり弱体化した石原派を、自身の二階派に取り込もうとしていて、『石原(伸晃前環境相)氏をポスト安倍の候補に担ぐ』とも示唆している。表立って総理に反抗はしませんが、牽制も忘れていない」(全国紙政治部デスク)


■「後継指名」も飛び出した


対する安倍総理は、「次は稲田(朋美政調会長)」とほのめかしている。9月の人事で稲田氏を幹事長に据え、「女性初の総理大臣」へ道筋をつける。総理の器じゃない? そんなことは気にしなくていい。オレが後見人になれば、安倍政権が事実上続くのだから……。それが総理の目算だ。安倍総理と二階氏は「どちらが院政を敷くか」をめぐって、すでにバトルを始めているというわけだ。


面白くないのは、菅官房長官である。菅氏としては、身動きのとれない官房長官ポストは卒業して、党の実権を握る幹事長職に就きたい。しかし、あまりにも菅氏は安倍総理に尽くしすぎた嫌いがある。


「沖縄の普天間基地問題に、負け続けの地方選と、菅さんは『オレは地雷を踏んでも頑張っているのに』と思っている。ただ、頑張りすぎたせいで代わりがいない。このまま務めあげて、総理と一緒に退場するしかない」(前出と別の自民党関係者)


菅氏を解放しようとしない安倍総理の内心には、「菅ちゃんに幹事長をやらせると、どう転ぶか分からない」という警戒もある。何といっても菅氏は、政局のたびに変わり身を重ねて、政界を渡り歩いてきた人物なのだ。


その点を踏まえると、冒頭の安倍・菅・橋下・松井の「四者会談」には、安倍総理と菅氏の間で異なる意味合いを帯びていたことが分かる。


「橋下氏と個人的な結びつきがあるのは、総理ではなく菅氏です。橋下氏を抱き込むことに成功すれば、菅氏の立場は強くなる。安倍総理は、あくまで橋下氏を自分の駒として利用できると踏んでいるようですが……」(前出・全国紙政治部デスク)


第3コーナーをまわった安倍政権。ここから先、何が待ち受けているのか……。安倍総理の言動には、その心のうちの高揚と不安が、如実に表れている。


「週刊現代」2015年7月4日号より




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/612.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 平野啓一郎「マスコミは首相との飲み食いをホントやめた方がいいと思うわ。飲まれないために」









http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/613.html
記事 [政治・選挙・NHK187] 翁長知事は、果たして埋め立て承認を撤回するでしょうか(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/8918a20f8f03b07955fcad95af2b964b
2015-06-29 08:15:14

 翁長知事が、辺野古の埋め立て承認の是非を第三者に検討してもらう「検証委員会」を設置してからほぼ半年、7月上旬にも検証結果が提出される段取りです。この結果を受けて、埋め立て承認を撤回することに期待が集まっています。しかし、翁長知事は本当に承認を撤回するでしょうか。

 承認を撤回すれば、安倍政権はただちに提訴するでしょう。菅官房長官は、撤回に備えて準備おさおさ怠りなしのはずです。あくまでも撤回を貫こうとすれば、政府はとてつもない巨額の損害賠償を請求してくるでしょう。

 それよりも懸念されるのは、翁長知事自身の政治姿勢です。最初から消えない疑念は、翁長知事にはもともと埋め立て承認を撤回する意志はないのではないか、です。

 もしあるのなら、立候補の当初から、公約に「知事に当選したら、埋め立て承認を取り消します」と掲げればよかったはずです。その公約ほど強い「県民の総意」はないはずです。ところが、沖縄の共産党県連をはじめ市民団体の多くが幾度も強く公約に入れるよう求めても、頑として拒否してきました。なぜか。疑問はずっと残されたままです。

 沖縄県議会では今月24、25日の両日、各党の代表質問が行われ、社民党や共産党から県政の課題のほか、国会で審議中の「戦争準備法案」についても政治姿勢を問われました。しかし、知事はこれらの質問には自分では答えず、すべて町田優・知事公室長に代理答弁させました。しかもその答弁は、戦争法案に反対するどころか、むしろ事実上容認する内容だったと伝えられています。

 県政の直接の課題である高江のヘリパッド建設、宮古・石垣の自衛隊増強などについても直接答弁を避け、代理答弁ですませました。なぜ、自分の所見を表明しないのか。重大な疑問が残ります。

 沖縄の知事に寄せる期待は、辺野古の建設阻止だけではありませんよね。安倍政権がコントロールする日本丸は、安保法制など危険な針路へ舵を切りつつあります。それを改めさせようとする良識のある国民の期待も背負ってもらっています。沖縄の知事には、それだけ強い期待が寄せられているのです。

 しかし、翁長知事の行動にはどうしてもすっきりしない面が目立ちます。沖縄の県民ばかりでなく、日本国民をも裏切りかねないうさんくささがにおうのです。

 まもなく結論が出ます。もし、翁長知事が埋め立て承認を撤回してくれたら、このブログでいわれなき嫌疑をかけたことを謝ります。どうか、謝らされるようになる事態をお願いします。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/614.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 民主党、安倍側近&安倍の責任追及に意欲。温厚な谷垣激怒も党内に温度差(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/23339479/
2015年 06月 29日

【先週24日、大井競馬場で帝王賞が行なわれ、ホッコータルマエwith幸が優勝した。(*^^)v祝
 タルマエはこれでGI9勝め。ちょっと地味っぽいんだけど、ヴァーミリアン、エスポくんと並んでGI勝利最多タイ記録だ。(・o・) 前走から北海道の宮崎に手が戻った大井のハッピースプリントが3着に。早くGI優勝が狙える馬に育って欲しい。"^_^"

 そして、昨日28日にはJRAの宝塚記念が行なわれ、6番人気のラブリーデイwith川田が重賞初勝利をGI優勝で飾った。(*^^)v祝
 いつ走るのか走らないのかはわからない1番人気&宝塚3連覇がかかっていたゴールドシップは、パドックや馬場でも、ゲート入りでも妙に落ち着いているので、「オトナになったのかな〜?」「それとも今日はやる気がないのかな〜?」などと言っていたら、ゲートが開く直前になって立ち上がり、大出遅れをすることに。その後も楽しそうに走っていたけど、ギアチェンジする気は起きなかったようで15着に。う〜ん・・・。(-"-)(ちなみに馬券は三連複の5点ボックスで16と6ははいっていたものの、1がノーマークだったですぅ。(ノ_-。))

 そして今日からいよいよテニスのウィンブルドンがスタート。錦織圭の1回戦は日本時間の29日夜に行なわれる予定だ。(WOWWOWが無料中継するらしい)出場選手全員にガンバ!o(^-^)o>

* * * * *

 さて、前記事『安倍思想は正しい&邪魔者は排除〜安倍仲間のアブナイ考えを知って欲しい』のつづきを・・・。http://mewrun7.exblog.jp/23335874/

 自民党執行部は、安倍シンパの若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」でトンデモ発言が相次いでなされた問題を重視。勉強会の代表で、小泉進次郎氏と同じ党の青年局長も務めていた木原稔氏を更迭&1年間の役職停止の処分を課すことに決めた上、谷垣幹事長らの党幹部が釈明や謝罪を行なうことで、早くコトを収めようと必至になっている。(~_~;)

 前記事にも書いたように、安倍首相は26日の安保特別委で、「党の私的な勉強会だ。発言をもって処罰することがいいのか」と答弁。(安倍仲間である)若手議員を擁護したかったのか、彼らを処分することに難色を示していたのであるが・・・。
 谷垣幹事長らは、安倍陣営の抵抗にもかかわらず、すぐに木原氏らの処分を決めたのだった。(・・)

<尚、mewは、党が議員の発言内容に関して処分を行なうことが妥当か否か議論する余地があると思うのだけど。(それも言論弾圧につながるおそれがあるので。)ただ、政権与党が、明らかに憲法に違反するような&誤った形で権力を振りかざすような言動を行なった場合、問題視されたり責任追及されたりしても致し方ないと思うです。(-"-)>

 谷垣幹事長らは、もともと安倍首相のような極端な超保守思想(国家主義的思想)を有していないことから、彼らの発言内容自体、信じがたい&容認しがたいものがあったのではないかと思うし。
 何より、もしこの問題がきっかけになって、安保法制の審議や沖縄の辺野古移設の計画推進に支障が出たり、安倍内閣や自民党の支持率がさらに低下したりすれば、長期安定政権の維持が難しくなるおそれがあることから、執行部はイケイケで「何でもあり」のようになっている安倍シンパの言動にイラ立ちを覚えているのではないかと察する。(@@)

<安倍首相&官邸仲間は、内閣支持率の高さ&国政選挙3連勝の実績で、党内の意見を押さえつけて「政高党低」の政権運営を続けて来たのだけど。もしこの安保違憲&とんでも発言の問題によって、安倍官邸の勢いが衰えたら、安倍仲間vs.非安倍派の対立が始まる可能性があるし。そうなると総裁選も簡単には再選できないかも?^^;>

『自民党の谷垣禎一幹事長は28日のNHK番組で、(中略)「わが党の姿勢を誤解させるような議論がこの会合であった。報道に対するわが党の考え方からしても、極めて誤解を招くもの。また、安保法案の審議で、一番理解をして頂きたいと思っている沖縄の人たちに対しても、これにやや反する議論があった」とし「軽率な議論で、実(まこと)にけしからん」と関係議員を処分した理由を語った。(NHK15年6月28日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『自民党の谷垣禎一幹事長は28日のNHK番組で、党内若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関に圧力をかける発言が相次いだことを陳謝した。谷垣氏は同会代表の木原稔青年局長の更迭など、一連の処分を即断。安全保障関連法案の国会審議が大幅に遅れる中、みすみす野党に追及の材料を与えるような軽率な言動だけに、普段は温厚な谷垣氏も、さすがに「与党議員の自覚が足りない」と激怒した。
 谷垣氏は番組で、「『メディアの糧道を絶つ』などというのは、権力にある政党として、報道の自由に対する姿勢からしても極めて誤解を招くものだった」と指摘。木原氏の更迭は「大変申し訳ないという思いを込めた」と謝罪した。(中略)

 党幹部によると、谷垣氏は25日の勉強会直後の報道をみて「安保法案に苦闘する与党の一員の自覚が足りない」と激怒。26日には棚橋泰文幹事長代理と佐藤勉国対委員長を通じ、木原氏に青年局長の辞任を促した。しかし、木原氏が非公式の勉強会だったことなどを理由に渋ったため、27日に木原氏の更迭と問題発言をした3議員の厳重注意処分を決断した。

処分には、若手議員から「党内で言論の自由も民主主義もなくなってしまう」との批判もあるが、谷垣氏は周囲に「党本部を会場とし、しかも記者団がドアの前に陣取る会合で許される発言ではない」と指摘。勉強会は安倍晋三首相に近い議員によるものだったが、谷垣氏は27日に首相と電話で協議し、理解を取り付けた。

 党執行部はこれ以上不規則発言が出ないよう、若手議員のテレビ出演を事実上「許可制」にするなど、神経をとがらせている。

 谷垣氏が今回こだわったのは与党議員としての矜持(きょうじ)だ。木原氏の処分を発表した27日の記者会見では、語気を強めてこう指摘した。
 「与党政治家は言いたいことを言いつのればいいという責任の浅いものではない。物事が進み、世の中がそれなりに治まる状況をつくることこそが与党政治家だ」(Economic News15年6月28日)

* * * * * 

 これに対して、他党の反応はと言えば・・・。

『民主党の福山哲郎幹事長代理は「コメントするのも嫌な話だった。総理は一昨日、謝罪もしないし、処分もしない意向を示していた。国会に迷惑をかけたというのは木原議員(文化芸術懇話会代表)から出ていたが、迷惑をかけたのは、国民や沖縄のみなさんにだ。まったく何の処分か分からない。トカゲの尻尾きりではおさまらない」と批判した。

 与党・公明党の井上義久幹事長も「報道の自由、言論の自由は最大限尊重されるべき。圧力をかけるとお考えなら、政治家としての基本的認識が間違っている。自民党の若手の集まりで、そうした議論がされたというのは極めて残念だし、遺憾だ」と危惧した。

 維新の党の柿沢未途幹事長は「軽率かつ重大だ。数に驕っているとしか国民には思えない」と問題視した。また、柿沢幹事長はツイッターで、番組後の感想を載せ「自民党勉強会のアホなマスコミ圧力発言もあり、谷垣幹事長はお気の毒な感じ」とつぶやいた。

 日本共産党の山下芳生書記局長は「マスコミに対する言論規制を求める暴論が相次いだ。こういう政府に安保法案を扱う資格はないと言わざるを得ない」と酷評した。

 次世代の党の松沢成文幹事長は「自分たちの政策を理解されないのをメディアのせいにし、言語道断。猛省を促したい」とした。

 社会民主党の又市征治幹事長は「政治が言論の自由を圧殺しようという馬鹿げた話を何人もやっている。驕りの話ではない。深刻な話。自民党はしっかり対応されたい」と党執行部に対応を求めた。この問題については週明け国会での自民党総裁としての安倍晋三総理の発言にも関心が集まる。(Economic News 15年6月28日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 特に民主党は、岡田代表や福山幹事長代理らがこの暴言問題をさらに追及することに強い意欲を示している。(@@)

 前記事にも書いたように、問題になっている勉強会は、安倍側近の加藤官房長官や萩生田総裁特別補佐が深く関わっていることは明らかだし。百田氏や若手議員の発言は、安倍首相&超保守仲間たちの思想や考えと合致する点が多いことから、安倍首相の思想や内閣の方針とは決して無関係とは言えない部分が大きいからだ。(-"-)

『民主党の岡田克也代表は26日の記者会見で「極めて問題だ。自民党のメディアに対する締め付けがあらわになってきた」と批判した。維新の党の今井雅人政調会長は「言論統制をする独裁政党と言わざるを得ない」と断じ、共産党の志位和夫委員長も「言論の自由に対する乱暴な挑戦だ」と首相の謝罪を求めた。
 民主党の寺田学氏は26日の特別委で「党議員のことに関して責任を感じないのか」と首相に迫った。辻元清美氏も「社長は社員がおかしなことを言ったら責任を持つ」と追及した。
 辻元氏は、勉強会の講師だった作家の百田尚樹氏についても「首相は百田氏と本を出し、安倍政権がNHK経営委員に選んだ」と訴え、首相と百田氏の親密性を強調。民間人の百田氏の発言の真意を首相にただす筋違いの質問も連発した。(産経新聞15年6月27日)』

『民主党の岡田代表は、名古屋市で記者団に対し、「木原青年局長のクビを切れば、済む話ではない。安倍総理大臣はまるで他人事だが、自民党本部で行われた会合で、加藤官房副長官や萩生田総裁特別補佐も出席していたのだから、無関係を装うことは、できないはずだ。発言はとんでもない中身であり、安倍総理大臣は、もっと真剣に受け止めるべき」と述べ、引き続き、安倍政権の姿勢を追及していく考えを示しました。(NHK15年6月27日)』

* * * * * 

 また安倍首相は、こういう時は、自分が自民党の総裁であることをヨコに置いて、行政府の長なので党の議員の発言についてコメントできないとか、発言者に代わっておわびすることは不可能だとか言って、責任逃れをしようとしているのだけど。

 民主党の福山幹事長代理も、安倍内閣の一員である加藤官房副長官らの責任も含め、さらに問題を追及する意向を示している。

『「急転直下、処分するということは、いったい何に対する処分なのか説明いただかなければいけないと思うし、マスコミへのどう喝、沖縄の皆さんへの失礼千万な話も含め、謝罪していないから、そのことについてもしっかり委員会も含め説明を求めていきたい」(民主党 福山哲郎幹事長代理)(TBS15年6月28日)』

『民主党の福山哲郎幹事長代理は28日のNHK番組で、自民党の若手議員らが作家の百田尚樹氏を講師に開いた任意の勉強会(文化芸術懇話会)に出席していた加藤勝信官房副長官が「大変、拝聴するに値すると思いました」と衆院安保特別委員会で答弁している」としたうえで、「あの文化人(百田氏)は沖縄の2社(沖縄タイムス、琉球新報)をつぶせと言った。沖縄(普天間基地など)の経緯についても非常に歪んだコメントをされている。大問題」と指摘した。

 また、こうした考えの持ち主の百田氏を「公共放送であるNHKの経営委員に任命した安倍晋三総理にも問題があると思っている。自民党の体質が表に現れてきたと、残念に思っている」と問題視した。

 自民党の谷垣禎一幹事長は「あの方(百田氏)はもう(NHK経営委員を)お辞めになっているんじゃないですか(百田氏は2013年11月に就任し、今年2月末に任期満了で退任した)」とし、委員を外れているので問題外との受け止めを示した。
 そのうえで、「沖縄、あるいは報道の自由等々に関しての発言については、極めて残念な発言だったと思う」とした。加藤官房副長官の発言については講師に対する礼儀の意味もあるとの受け止めを示した。(Economic News15年6月28日)』

* * * * *

 おそらく安倍自民党は、これ以上、国会で問題を追及されるのを防ぐために、毎度ながらの手法で、「野党は法案とは関わりのない質疑を安保特別委で行なって、法案の審議を遅滞させている」と難癖をつけて(メディアにもそのような批判をさせて)、できるだけ早く衆院での法案議決を行なおうとするのではないかと思うのだけど・・・。

 野党や心あるメディアは、自民党のそんな圧力や脅しに負けず、しっかりと安倍総裁や安倍側近の責任を追及して欲しいと強く願っているmewなのだった。(@@)

                         THANKS



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/615.html

記事 [政治・選挙・NHK187] その場にいないと、責任をとらない「最高責任者」/これだと死人が出てもこの調子かも知れないね。















http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/616.html
記事 [政治・選挙・NHK187] 安倍政権が道徳教科書に採用「江戸しぐさ」がオカルト確定! でも下村文科相は責任逃れ(リテラ)
                『江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統』(星海社新書)


安倍政権が道徳教科書に採用「江戸しぐさ」がオカルト確定! でも下村文科相は責任逃れ
http://lite-ra.com/2015/06/post-1229.html
2015.06.29. リテラ


 今月6月25日に放送された『NEWS23』(TBS)の特集が、いまネット上で話題を呼んでいる。この日、番組が紹介したのは「江戸しぐさ」。ネットでは以前から“出所があやしい代物”として疑問視する声が高まっていたが、ついにテレビもこの疑惑を取り上げたのだ。


 さて、「江戸しぐさとはなんぞや?」という方に説明すると、江戸しぐさとは、〈江戸商人のリーダーたちが築き上げた、上に立つ者の行動哲学です。(中略)江戸時代は、260年以上もの間、戦争のない平和な時代が続きました。その平和な安心な社会を支えたのが『江戸しぐさ』という人づきあい、共生の知恵です〉(「NPO法人江戸しぐさ」HPより)という。注目されるようになったきっかけは、2004年、ACジャパン(公共広告機構)のCMで取り上げられてからだ。


 江戸のビジネスリーダーによる行動哲学……? そう言われてもさっぱりわからないと思うので、具体例を挙げてみよう。


 雨や雪の日に道ですれ違うとき、お互いに傘を外側に傾けて、相手の体に傘の雫がかからないようにする「傘かしげ」。狭い路地や混み合う道路では、お互いに右肩を引いて体全体を斜めにし、胸と胸を合わせる格好ですれ違う「肩引き」。人に足を踏まれたら相手に怒るのではなく、とんだところに足を出していて、うかうか踏まれた自分が悪いと、足を踏まれたほうが先に謝る「うかつ謝り」。──こういうものが、「江戸しぐさ」というらしい。


 で、この江戸しぐさ、日本社会で、とてもとてもウケている。


 まずは、企業にウケている。東京ディズニーランドを運営する株式会社オリエンタルランドを始め、その他、多くの企業の社員研修プログラムに江戸しぐさは取り入れられている。


 新聞各社にもウケている。朝日、毎日、読売、産経などの全国紙も、地方紙も、江戸しぐさに好意的な記事を掲載している。出版界でもウケている。『暮らしうるおう江戸しぐさ』(越川禮子/朝日新聞社)を始め、江戸しぐさに関する本は多数出版されている。


 テレビ各局にだってウケている。『テレビ寺子屋』(フジテレビ系/2013年)や『THE 博学』(テレビ朝日/15年)、日本テレビ、TBS の番組でも江戸しぐさは取り上げられている。NHK にだって、当然のことのように顔を出す。


 教育界でもウケている。全国小中高教師数万人がその会員、過去9年間に22万人以上がそのセミナーに参加したと言われる『TOSS(教育技術の法則化運動)』。この団体が開設している、指導案・授業コンテンツ共有サイト『TOSSランド』にも、江戸しぐさを題材にした小学生のための道徳授業の指導案がアップされ、誰でも閲覧可能だ。


 さらに、文科省である。教科書の世界では、すでにフジサンケイグループの育鵬社が、12年度版の『中学社会 新しいみんなの公民』のコラムで江戸しぐさをイラスト入りで紹介していた。そして、14年春、文科省が作成した道徳教材『私たちの道徳 小学校5・6年』に、ついに江戸しぐさが登場したのである。


 全国の小中学校に配布されたこの冊子では、「人とつながって」という礼儀や思いやりを説く章において、江戸しぐさのいくつかの具体例が解説され、〈三百年もの長い間、平和が続いた江戸時代に、江戸しぐさは生まれました〉と記載。江戸しぐさが江戸時代に生まれた歴史的・社会的背景も説明されている。


 そんな状況下で、歴史研究家・原田実氏は、江戸しぐさはまったくの眉唾もの、現実の江戸には存在しなかった歴史偽造による“オカルト物件”だと言い切る。


 “初の「江戸しぐさ」検証本”と帯に書かれた彼の著書『江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統』(星海社新書)の中で氏は、日本社会における江戸しぐさ普及の現状、江戸しぐさという創作物の誕生やその後の展開の歴史などに触れ、「傘かしげ」や「肩引き」といった個々の江戸しぐさについても、江戸に関する自身の専門知識を動員しつつ、その虚偽性を論証している。


 原田氏によれば、江戸しぐさは1980年代に芝三光という反骨の知識人が産みだした“発明”であり、芝に弟子入りした越川禮子という女性が芝の死後、草の根レベルでの普及活動を経たのち、江戸しぐさに興味をもった日本経済新聞社出版局部長、その後、日経CNBC 代表取締役社長になった桐山勝氏の助力を得て『NPO 法人江戸しぐさ』を設立したことで、ビジネス界や教育界に広く浸透していったのだという。


 また、この書の中で原田氏は、1920年代生まれの芝三光という人物から、なぜ、江戸しぐさのような創作が生まれたのか、芝氏が生まれ育った環境や当時の時代背景、さらに創作に影響を与えたと思われる70年代の社会状況なども分析し、その理由を考察。芝氏ひとりで墓場までもって行くはずだった創作に、彼の死後、「江戸っ子狩り」といった越川氏の創作が加わった可能性についても言及している。


 そして、こうした“オカルト”を私たちの社会はいかにたやすく信じるかを、また、このようなオカルトがビジネス界のみならず教育界をまで侵していることの責任の一端は、自分の専門世界に閉じこもり、社会の動きに無関心だった専門家たちにあることをも指摘している。


 原田氏がこの本を書こうと思った第一の動機は、日本の教育への危機感である。前述の道徳教材『私たちの道徳』は、第二次安倍内閣政権下での教育改革を受けて、文科省が作成した。“お上のお墨付き”でこうしたオカルトが教育現場に入って行くことに、彼は大きな危機感を覚えているのである。


 こうした危機感は、ネットを通じて一般の人たちのあいだでも広がっていた。きっと文科相も「江戸しぐさ」を道徳教材に取り上げたものの、批判が多く寄せられていたのだろう。それゆえ、今回の『NEWS23』の取材に対し、文科相は「歴史的には検証していない」と開き直り、「歴史的事実として教えるものではなく、礼儀やマナーを考えるきっかけになればと作成した」と言い訳。そのくせ「来年度以降については改訂を検討している」と回答している。


 原田氏も書いているように、例えば江戸しぐさも大人が相手なら〈ヨタ話をヨタ話として楽しむ権利も許されている〉で済むかもしれないが、ある種の策略が見えて来そうなこれらの教育教材が、どういう色にも染まることができる子どもたちへの教育現場に浸透となると、〈もはや洒落ではすまない〉のである。にもかかわらず、「歴史的には検証していない」のに“江戸時代に、江戸しぐさは生まれました”と断定して道徳の教材で取り上げた文科相の罪は重い。事実、『NEWS23』が行った街頭インタビューでは、若者がフリップにまとめられた複数の江戸しぐさを見て、「全部分かる」と答えていた。もうすでに、江戸しぐさはかなりの人に浸透し、存在が信じられているわけだ。


 また、教科書内で江戸しぐさを取り上げた育鵬社についても、いまさらながら「真偽にさまざまな議論があるとして来年度からは掲載しないことを決定した」(『NEWS23』より)という。しかしながら、この新版にも、以下のような江戸しぐさの精神に通じる記述が並ぶ。


〈個性尊重が強調される中、男女のちがいというものを否定的にとらえることなく、男らしさ、女らしさを大切にしながらそれぞれの個性をみがき、高めていくことが重要です〉
〈子どもを産み育てることは人間にとって喜びであり、その営みこそが次の世代、社会をつくりあげていきます。しかし、そのためには、自分本位の生活習慣から、家族の一員としての生活習慣への転換も必要です〉


 まさしく安倍首相や日本会議の主張と瓜二つだが、彼らが目指したい国、育てたい国民とはどういうものなのか、ここから透けて見えるようだ。


 ──国民は従順に政府に従い、個人生活に没頭することなく、家族のため、家の存続のために生活し、旗日には国旗をきちんと飾り、男は男らしく(どういうものか、よくわからないけれど)、女は女らしく(やっぱり、どういうものか、ちっともわからないけれど)ふるまい、非婚なんてとんでもなく、一定の年齢になれば結婚し、せっせと子づくりに励み、先祖代々日本人であれば必ずDNAに組み込まれているはずの「国民としての自覚をもって国際社会で主体的に生きる力を」(「」内、育鵬社の歴史教科書の編集基本方針より拝借)皆がもつ。そして人から言われなくても、「こぶし腰浮かせ」や「蟹歩き」がサッとできるような人間になり、「感謝の目つき」のように、相手の気持ちは目つきだけで間違いなくわかり、言葉によるコミュニケーションなどしなくても、異文化がぶつかり合う国際社会でだって、日本国民として主体的に生きられるはず。原発が爆発して被災地になるような所にうかうか住んでいた人は、そんなところに住んでいた自分が悪いのだから、東電や国より先に「うかつ謝り」しよう! 


 ……「江戸しぐさ」とは、たしかに現政権にとって、すてきな教材だったのだろう。今回の報道を皮切りに、その嘘っぱちさがどんどん曝かれていくことを望みたい。
(波田幾世)



                 ◇


NEWS23 女性アイドルが「自民党批判」…後援取り消し、脅迫まで なぜ? 20150625

※江戸しぐさは18分34秒からです。
“江戸しぐさ”に疑問 日本の伝統?それとも▽バスケットボール…夢の五輪へ改革の軌跡 熱闘プロ野球最新情報▽岸井・膳場が伝える重要ニュース



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/617.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 沖縄二紙の本気度を疑う  天木直人(新党憲法9条)
沖縄二紙の本気度を疑う
http://new-party-9.net/archives/2002
2015年6月29日 天木直人のブログ 新党憲法9条


 きょう6月29日の東京新聞が百田尚樹の暴言に対する琉球新報と沖縄タイムスの抗議声明全文を掲載している。

 それを読んで私は沖縄二紙の本気度を疑った。

 何と言っても、その内容がどちらも冗長で甘い。

 怒りが全く伝わってこないのだ。

 二つ目に、それを発したのが、どちらも編集局長はおろか、編集局次長どまりだ。

 なぜ社長の声明にしなったのか。社を潰すとまで言われたのに。

 三つ目に、そのタイミングの遅さだ。なぜ間髪を入れずに行わなかったのか。

 こんな抗議などクソくらえと言わんばかりに、百田尚樹は28日に大阪で行われた講演会で、「その時は冗談だったがいまは本気でつぶれたらいい」などと反省ゼロだ。

 百田がここまで言いたい放題できるのは今でも安倍・菅暴政コンビの後ろ盾があるからだ。

 なぜ沖縄二紙は社長名で「安倍政権を潰さないといけない」と言えないのか。

 私は沖縄二紙の本気度を疑う。

 百田暴言に対する抗議だけではない。

 辺野古移設反対についてもだ。

 沖縄二紙は本気で辺野古移設を阻止しようとしているのか。

 いまこそ結縄二紙は、すっぱ抜かれた菅官房長官と幹部のホテル高級バーでの密談についてその全貌を釈明しなければいけない。

 私の沖縄二紙に対する信頼はこの抗議声明文を読んで限りなく崩れようとしている(了)


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/618.html

記事 [政治・選挙・NHK187] “戦争できる国づくり”に協力するのか!と古賀茂明「いっそ、維新は自民党と合流したほうがスッキリする」(週プレNEWS)
“戦争できる国づくり”に協力するのか!と古賀茂明「いっそ、維新は自民党と合流したほうがスッキリする」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150629-00049885-playboyz-pol
週プレNEWS 6月29日(月)6時0分配信


元維新のブレーン・古賀茂明氏が『週刊プレイボーイ』のコラム「古賀政経塾!!」で、安倍政権と距離を縮める維新の党に苦言を呈す。

***

14日夜、都内のホテルで行なわれた安倍首相と橋下大阪市長の会談が波紋を呼んでいる。

首相はこの会談で、橋下市長に安全保障関連法案(安保法制)の成立に向け、維新の党の協力を要請したという。

すでに維新は労働者派遣法と同時に審議している同一労働同一賃金法案について、自公との協議で完全骨抜きの修正をのみ、さらに派遣法改正案の採決にも出席する決定をしている。この上、さらに安保法案の審議でも維新の協力を得ることができれば、安倍政権の国会運営はぐっと楽になる。

安保法案の議決は与党単独による強行採決となる公算が大だった。しかし、野党第2党の維新も交えてじっくりと議論を重ね、粛々と採決したという形をつくることができれば、内閣の支持率低下を抑え、安保法制に対する批判もある程度は和らげることができるだろう。

それにしても、どうして維新はここまで安倍政権に助け舟を出すのだろうか?

露骨な擦り寄りと目されておかしくない安倍政権との連携は、橋下市長を中心とする「大阪維新の会」のメンバー(大阪系)が主導して進められている。

来年夏には参院選挙がある。おそらく橋下市長は自民と協調し、首相に貸しをつくることが維新の勢力拡大にプラスになると判断しているのだろう。

ただ、維新には民主党からの離党組や結いの党出身の議員もおり、この非大阪系グループは民主党との連携に意欲を示していた。しかも、集団的自衛権の行使に慎重な議員も少なくない。それだけに自民との協力路線を突き進む大阪系グループに異論を唱えてもよさそうなものだが、週刊誌が「分裂か」などと騒ぐわりには、表立った動きは見えない。

政界引退を表明したとはいえ、橋下市長の人気、発信力はいまだ健在だ。もし橋下市長が政界にとどまり、来年の参院選挙で全国を遊説すれば、維新は100万、200万の票を上積みし、比例区なら1、2議席を増やすことができるだろう。

安倍首相に擦り寄れば、維新にもタカ派のイメージがつく。しかし、橋下市長が掘り起こす膨大な票はそのマイナスを補って余りあると、非大阪系グループはソロバンをはじいているのだ。なんとも情けない。

党内のリベラル改革派の不満を抑え込み、安倍首相との距離を縮める橋下市長のパワーには敬服する。

橋下市長の戦略は、実は複雑だ。安保法制での審議と採決に協力して安倍政権に大きな貸しをつくる。だが、維新がまとめる対案は自民がのめる内容にはならない。そこで、しっかりハト派にもアピールする。そして自民と維新の論戦がテレビに流れ、民主は埋没。これで維新は自民と対峙(たいじ)する唯一の責任野党などと言うのだろう。

しかし、その実態は「戦争できる国づくり」を目指す安倍政権に協力することにほかならない。いっそ、自民と合流してタカ派自民の中の「改革派」に収まればいいのではないか。

そのほうがずっとスッキリして、国民もわかりやすいと思う。橋下市長、いかがです?

●古賀茂明(こが・しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元幹部官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して2011年退官。著書『日本中枢の崩壊』(講談社)がベストセラーに。新著『国家の暴走』(角川oneテーマ21)が発売中



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/619.html

記事 [政治・選挙・NHK187] まさに「好事魔多し」 不退転の決意で 国会延長を決めた安倍首相 支持率はどこまで下がるか(現代ビジネス)
             身内に足を引っ張られてしまう


まさに「好事魔多し」 不退転の決意で 国会延長を決めた安倍首相 支持率はどこまで下がるか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43943
2015年06月29日(月) 田崎 史郎「ニュースの深層」 現代ビジネス


好事魔多し、とは、このことだろう。今国会の会期を戦後最長の95日間も延長したことによって、首相・安倍晋三は安全保障関連法案の成立、審議を尽くしたという「努力賞」、9月の自民党総裁選での再選という、3枚のカードを一挙に手にした。ところが、その3日後の25日、自民党の有志議員でつくる「文化芸術懇話会」で報道機関に圧力を加える発言が相次いだことが発覚。自民党は27日、会の代表である党青年局長・木原稔を役職停止1年、発言した衆院議員3人に厳重注意という処分を下さざるを得なかった。

何が起こったのか−−。

■総裁選も視野に入れた国会会期延長

9月27日までの延長幅を決めたのは、安倍本人である。自民党幹事長・谷垣禎一と官房長官・菅義偉が協議して安倍に提出した案は9月16日か同19日で閉じる案だった。

今年の秋は9月20日から23日まで4日連続の祝・休日があり、同19日の土曜日を含めると、5日間の休みが取れる「秋の大型連休」になる。維新の党の取り込みに失敗したことによって、大幅な会期延長を決断せざるを得なくなった時点で、この大型連休の前とするか、後にするかが焦点だった。

また、自民党総裁選との絡みもあった。安倍の党総裁任期は9月30日まで。自民党の総裁選規定は、次期総裁を決める国会議員による投票を「総裁の任期満了日前10日以内」、総裁選の告示を「投票日の12日前まで」と、それぞれ定めている。大型連休の後まで会期を延長するならば、総裁選が会期中に行われることになる。

安倍「総裁選が国会中となりますが、よろしいでしょうか」
谷垣「大丈夫です。お任せください」

安倍の手元には戦後の会期延長一覧の資料が置かれていた。安倍は超大幅延長によって、安保法案の成立を確実にするとともに、十二分な会期を確保することで「審議を尽くした」という大義名分も得て、「努力賞」をもらえる可能性も出てきた。

会期幅を決めた22日、安倍の再選支持を固めている谷垣は、即座に了承した。会期を決める自民党役員会で、安倍が延長幅を示すと、間髪を入れずに総務会長・二階敏博が「いいじゃないですか」と賛同した。

会期延長幅は、安倍の再選を確固としたものにする政局でもあった。国会開会中、自民党議員は党総裁でもある首相に弓を引くことはよほどのことがない限り、許されない。もし、総裁選に立候補するなら、野党を利する「利敵行為」という非難をあびることになるだろう。

■不支持率が上回る事態も覚悟していたが……

こう考えると、大幅な延長は「一石三鳥」の策だった。しかし、首相の足を引っ張るようなことを、安倍に近い文化人や議員が引き起こした。

安倍を側面支援する目的もあって結成された文化芸術懇話会で、自民党の若手衆院議員3人が「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番。経団連に働き掛けてほしい」「沖縄の世論がゆがんでおり、何とかしなければいけない」などと発言。作家の百田尚樹氏が「沖縄の新聞社はつぶさなあかん」と同調した。

いずれも、報道・言論の自由をないがしろにした発言で許されるはずがない。しかし、政権側の反応は当初鈍く、26日の段階で、安倍は衆院平和安全保障法制特別委員会で「私は存じ上げないが、それが事実であるとすれば大変遺憾」と述べるにとどまり、谷垣は記者会見で頬を緩め、「クールマインドでやっていただきたい」と自制を促した程度だった。

27日の朝刊各紙の報道やテレビ番組で政権が厳しく非難されたことから、一気に危機感が強まった。谷垣が同日夜、緊急記者会見して、「与党の政治家は自分の思ったことを言えばいいというものではない。自覚に持ってもらいたい」と一転して険しい表情で語り、早期の幕引きを図った。

安倍は安保法案の成立に不退転の決意で臨んでおり、不支持率が支持率が上回ることも覚悟している。だから、成立は確実だ。しかし、自民議員の発言のようなことが今後も起こるならば、安倍は法案成立時点で相当な痛手を負っていることになるだろう。(敬称略)



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/620.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 帝国の限界、肩代わりさせられる日本で良いのだろうか (古村治彦の酔生夢死日記)
http://suinikki.blog.jp/archives/34901772.html

2015年06月29日

 古村治彦です。

 アメリカの有名なジャーナリストであり、地政学に関する記事が多いロバート・カプランの記事を皆様にご紹介します。

 この記事の中で、カプランは帝国が万能ではないこと、不毛な争いに深く関与させられるのは愚であること、戦いは他に任せるべきことなどを主張しています。

 現在、日本では安保法制が可決しようとしています。憲法改正も行わず、自衛隊を米軍のお先棒担ぎに使えるようにしようとしています。調子に乗って「南シナ海で中国と戦うんだ」と勇ましいことを言っていると、アメリカの「代理」をさせられて、日本は大きく傷つくことになるでしょう。

 日本で戦争を実際に体験した人たちがどんどん減っていく中で、自分たちは安全な場所にいて、愛国心やらショーヴィズム、崇高な理念とやらをやたらと声高に訴える政治家たちが増えてきました。彼らは日本のため、国民のためという顔をしながら、私たちを地獄へと誘う存在であると思います。実際に地獄まで突き進むのかどうか、今は重要なポイントであると思います。

==========

戦争を避ける技術(The Art of Avoiding War)

―実際に戦うことはないであろう敵を打ち破るのはどうしてとても大変なことなのか。そして、イスラム国から中国までこのことはアメリカの戦略にとって何を意味するのか。

ロバート・D・カプラン(Robert D. Kaplan)筆

2015年6月号掲載

『ジ・アトランティック』誌

http://www.theatlantic.com/magazine/archive/2015/06/the-art-of-avoiding-war/392060/

 スキタイは騎馬の遊牧民族で国会北部から現在のウクライナ、ロシア南部にかけての広大な草原地帯(ポンティック草原地帯)を紀元前7世紀から紀元前3世紀まで支配した。その足跡を残すことなく消え去った古代の諸民族とは異なり、スキタイは姿を消した後も人々の記憶に残り、恐怖心を掻き立てる存在であり続けた。歴史家ヘロドトスはスキタイが「全アジアを荒らしまわった。彼らは支配した人々から貢物を取っただけでなく、襲撃をかけ人々が持つもの全てを略奪した」と記録している。ナポレオンはロシア侵攻の際、ロシア人たちが首都を敵手に渡すよりはと自ら火をかける様子を目撃し、「彼らはスキタイのようだ」と述べたと伝えられている。

 現代を生きる私たちを恐怖させるのは、スキタイの残酷さではなく、紀元前6世紀初めにダレイオス一世率いるペルシア軍が侵攻してきた際の戦術である。ダレイオス一世率いる歩兵がアゾフ海東部まで進軍してきた。ペルシア軍はここでスキタイ軍と決戦を行うことを望んでいた。しかし、スキタイは自分たちの支配地域の奥深くにまで撤退してしまった。ダレイオス一世は困惑し、スキタイ王アガテュルソイに挑発のための使者を送り、「自分たちが私たちよりも強いと思うなら、戦場に立って戦え。そうでないのなら降伏せよ」というメッセージを伝えた。

 イダンテュルソスは、「スキタイの支配地域には、敵が破壊目標とする都市や農地はない。私たちには防衛すべきものはない。従って戦う理由は存在しない」と回答した。スキタイ軍はペルシア軍との決戦を避けつつ、小競り合いを繰り返し出血を強要した。スキタイ軍は素早い撤退を繰り返した。小規模のペルシアの騎士隊はスキタイ軍を蹴散らしたが、ダレイオス一世率いる主力は根拠地と補給線から離れて進軍するにつれて弱体化していった。sの結果、ダレイオス一世はスキタイから完全撤退した。戦う機会を得ることなく実質的に敗北したのである。

 この故事から言えることは、「敵を殺害することは容易であが、その敵を探し出すことが困難だ」ということだ。これは今日でもその通りである。戦争の様相は、産業革命時代の用意周到に計画された戦いよりも、より巨大になり、戦闘員はより希薄に配置されるようになっている。これに関連する教訓は次の通りとなる。「幽霊を探してはならない。文明の利点が役に立たない状況にまで進んではならない」。中国古代の兵法家孫子は次のような有名な言葉を遺している。「いつ戦い、いつ戦わないかを知っている側が勝利を得られる。進んではいけない道、攻撃してはいけない敵、攻撃してはいけない城というものが存在する」。これに当てはまるケースは紀元前5世紀末の悲惨な結果に終わったアテネによるシチリア遠征である。これについては歴史家ツキティディスが詳細な記録を残している。アテネは同盟諸都市を支援するために遠くシチリアに小規模の軍隊を送ったが、その結果として徐々に紛争へと引きずり込まれていった。アテネ海洋帝国の威容をもってすれば勝利は確実なはずであった。ツキティディスの記録は私たちにヴェトナム戦争とイラク戦争を思い起こさせ、胸に痛みを覚えさせる。アテネとダレイオス一世のケースは、大国が名誉と名声を得ようとすると悲惨な運命が待っているという事実を示しており、私たちを驚かせる。ダレイオス一世の軍たちが決して姿を見せることのない敵を求めてあてどもなく遮蔽物のない荒れ果てた草原を進軍しているというイメージは強烈であり、ただの象徴や想像を超えるものだ。

 敵というものはこちらの思い通りには動いてくれない。敵は敵自身の考えで動くものだ。戦争が非対称であるのは有史以来のことだ。活発な武装勢力がイラクのごみごみした町々で自動車による自爆テロ攻撃を行い、アメリカ海兵隊員や兵士を苦しめる時、彼らはスキタイのようなのである。中国が、アメリカ海軍と対峙することを避けながら、漁船、沿岸警備隊の船舶、油田採掘プラットフォームを使ってフィリピン海軍を悩ませつつ、領海の主張を行う時、彼らはスキタイのように行動しているのである。イスラム国の兵士がナイフとヴィデオカメラで武装する時、彼らはスキタイと同じなのだ。彼らはスキタイのように行動するので、アメリカは超大国ではあるが、多くの紛争の結果を決定する能力が限定されてしまうのである。アメリカは帝国の抱える皮肉な真実を学んでいる最中なのである。その真実とは、「戦いをするのではなく我慢しなければならない」というものだ。紀元一世紀、ローマ帝国第二代皇帝ティベリウスは、北部国境を越えて血なまぐさい紛争に関わらないようにしたことでローマ帝国自体を保全した。ローマに対する大虐殺が起きた時も戦略的な忍耐を維持した。彼はローマ帝国の力の限界を理解していた。

 ダレイオス一世がスキタイでやったこととは異なり、アメリカは軍を送ってイエメンにおいて戦うべき相手を追いかけ回したりしていない。しかし、アメリカは空からの攻撃によって敵対勢力の人々を殺害している。ドローン(無人飛行機)を使用していることは、アメリカの強さの証明ではなく、アメリカの限界を示しているのである。オバマ政権はこの限界をしっかりと認識しなければならない。そして、シリアにおける紛争に対してより深く関与してはならない。今週の水曜日にアメリカが支援して独裁者バシャール・アル・アサドを追い落としたとして、木曜日にアサド政権に代わってスンニ派が聖戦を遂行するための政権を樹立することになったら、アメリカはどうするのか?もしくは金曜日にシーア派勢力によって民族浄化が始まったら、アメリカはどうするのか?これは、孫子が言うところの戦うべきではない戦いなのである。しかし、アサドはこれまでに数百数千、いやもっと多くの人々をも殺害し、イランから支援を受けているではないか!確かにその通り。しかし、こうした感情は確かに正しいのだが、分析を行う際の邪魔になってしまうのだ。

 どのようにすればアメリカはダレイオス一世の陥った運命を避けることが出来るか?どのようにすれば大国としての矜持と道徳的責任を果たしながらその運命を避けることが出来るか?アメリカは代理を使うべきだ。どの場所においても代理をしてくれる国を見つけることが出来たらそれを使うべきだ。たとえ敵の中に代理を務められる国があれば利用すべきだ。イランから支援を受けている武装勢力ホーシがイエメンでアルカイーダと戦いたがっているのなら、アメリカはどうしてそれに反対できるだろうか?イランがイラクで新たな宗派間の戦争を始めようとしているのなら、それは彼らの先祖がスキタイから教えられた教訓を理解していないということなのだから、やらせておく。中東ではスキタイのように行動する国々の間でダラダラとした争いが続いている。トルコ、エジプト、イスラエル、サウジアラビア、イランが壊れにくい勢力均衡状態に到達するまで争わせておく。この時、慎重さは、何もかも放り投げることとは違うことに留意する。アメリカは半歩だけ下がる。最後に、アメリカはその根幹である「アジアにおいては海洋大国、ヨーロッパにおいては陸上における守護者」の立場に立ち戻るべきだ。ヨーロッパにはスキタイのように行動する国は中東に比べて少ないが、ずる賢く立ち回る国は多い。スキタイは、自分たちの限界を知らない、主義や価値観を世界中に押し付けようとする国に復讐者として出現する。そうなのだ、アメリカは手を差し伸べるべきだが、手を伸ばし過ぎてはならないのだ。

(終わり)
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/621.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 岡田・松野・志位は戦争法阻止に命を掛けろ<本澤二郎の「日本の風景」(3033) <憲法は抵抗権を保障している、忘れるな>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52108868.html
2015年06月29日 「ジャーナリスト同盟」通信

<憲法は抵抗権を保障している、忘れるな>

 立憲主義の日本国憲法は、戦争法を禁じている。戦争法は明々白々憲法違反である。アメリカの戦争に加担することなど論外である。日本海は凪いでいる。風が吹けば、そのための外交だ。国連も存在する。安倍や山口の売国的詭弁を封じ込めよ。その責任が岡田・民主、松野・維新、志位・共産の双肩にかかっている。戦争法阻止に命をかけよ。失敗すれば、その汚名を戦後史に刻まれるだろう。日本国憲法は主権者に抵抗権を保障している。院の内外で抵抗権を行使して、断じて戦争法を成立させてはならない。これは日本国民・主権者の本心である。

<あらゆる手段・方法を駆使せよ>

 憲法違反の戦争法阻止のために、日本国憲法はあらゆる抵抗手段の行使を容認している。安倍・自公内閣はというと、公共放送のNHKを制圧してしまった。世論操作に懸命だ。大手の新聞テレビも、電通・博報堂を使って戦争法強行を可能にさせている。
 こんな悪辣な国家主義・国粋主義政権は、戦後初めてである。これを容認することは、善良な主権者には出来ない。憲法が命じる「戦争放棄」が唯一最善の道である。国際常識といってもいい。
 戦争法は死の商人・財閥を太らせ、主権者と隣人を危険にさらすことである。手段を選ぶ必要などない。暴力以外は何でもいい。体を張れ。岡田・松野・志位は命を捨てる覚悟で、この戦いに体当たりする義務がある。声を上げられない自衛隊員の家族も、深刻この上ない。こんな馬鹿げた戦争法を、安倍や日本会議の極右のために成立させてはならない。
 未来を平和に生きる子供や孫の運命がかかっている。戦争法で国民が危険・犠牲にさらされる。断じてあってはならない。

<善良な言論人・文化人・市民を糾合せよ>

 「日本国民の平和主義はいい加減なものではない」と叫んだ宇都宮徳馬を思い出す。彼は堂々と岸信介や中曽根康弘ら極右・国粋主義者に抵抗して、改憲阻止を貫いた。
 安倍ごときのアンちゃんに屈していい訳がない。暴利をむさぼる財閥に屈していいわけがない。主権者は日本国民である。
 極右は少数派である。多数の国民は平和を愛する、孫や子供の安全を願っている善良な市民である。ジャーナリストの一部は、ナベツネのような悪人もいるが、多くは善良である。財閥の金で仕事をしている学者・文化人も、多くが善良である。
 それは自衛隊員や警察官も、その家庭もそうである。野党指導者は党利党略を捨てよ。悪しき戦略を捨てよ。善良な主権者を糾合するために、党利党略を排して民意を貫くのである。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、である。
 平和を欲する日本人を糾合せよ。そうすれば、この戦後最悪の自公政権を、戦争法とともに打ち倒すことが出来る。知恵を出せ、知恵を国民のために、将来を生きる国民のために使うのである。

<NHK・読売を包囲せよ>

 悪しき政権は、クーデターの基本である「国営放送の占拠」に成功した。そうして戦争法を具体化させたものだ。革命の初歩は真っ先に国営放送の占拠であるが、これを安倍は強行して成功させた。
 本来、まともな言論人の集まりであるNHKであれば、体を張ったであろうが、今のNHKにはまともなジャーナリストは存在しなかった。無念のきわみである。こうしてクーデターは成功への一歩を手に入れた。
 こうした戦術は、悪しき読売が支援した可能性が強い。筆者の分析である。読売は、戦争の反省のない旧内務官僚によって急成長した新聞である。権力と財閥と癒着することで、大きく羽を伸ばしてきた。改憲軍拡・原発推進新聞である。
 このさい、善良な市民デモは、このNHKと読売に怒りのデモを敢行するといいだろう。この中にも窓際には、いい人間もいる。

<信濃町を覚醒させよ>

 もう一人いる。信濃町である。
 ご存知、アメリカの戦争に加担する集団的自衛権行使の閣議決定に際して、信濃町はNOという立場を表明して、公明党をけん制した。既に公明党は、あろうことか平成の治安維持法である特定秘密保護法を強行していた。
 余談だが、この当時、木更津レイプ殺人事件で殺害された戦争遺児の学会員と意見交換した記憶がある。戦争遺児も衝撃を受けていた。娘婿が公明党で働いていたが、それでも「おかしい」と正論を吐いていた。
 閣僚の太田を「池田先生は決して許さない」とも口走っていた。やくざの脅迫殺人に遭遇しなければ、いまの公明党に対してどう対応していたろうか。
 このブログでも紹介しておいたが、永田町の友人も「婦人部が立ち上がった、と聞いている」と打ち明けてくれた。
 その昔、熱心な政治に突進した右翼宗教団体が存在したが、結局のところ、功少なくして選挙から足を洗った。創価学会にも同じ選択があろう。あるいは極右と連携する現在の執行部を支持しない、という方法もあろう。
 信濃町の極右を追放させるデモも効果的だろう。戦いはこれからだ。

2015年6月29日記(政治評論家・日本記者クラブ会員・武漢大学客員教授)



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/622.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 首相・橋下氏は改憲タッグ 共通項は「おとなげない」 読売テレビ 辰巳(共産)議員が出演



「しんぶん赤旗」 2015年6月29日(月)

首相・橋下氏は改憲タッグ
読売テレビ 辰巳議員が出演

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-29/2015062904_02_1.html

 日本共産党の辰巳孝太郎参院議員は、28日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会」の「安倍総理・橋下大阪市長は“改革者”か“独裁者”か? 徹底検証」にゲスト出演しました。

 「2人に足りないところは」と問われ、辰巳議員が「おとなげない」と答えると爆笑。北野高校ラグビー部の先輩の橋下市長について「私学助成存続を求める女子高生を泣かせるまで討論するなど、批判に耳を傾けない」。安倍首相について「いちいちヤジに反応する。政治家だから自分が言いたいことを言えばいいのに、いちいち答弁が止まる。おとなげないが共通している」と語ると、「なるほど」の声。

 「第1次安倍内閣がやりたかったこと」について、教育基本法の改悪を挙げ、「戦争に行く国民づくりをやろうとした」。「橋下市長のやりたかったこと」について、商店街まで既得権益者と呼んで敵視し分断をあおった「正義の味方ごっこ」。政治家をやめると表明した橋下氏と、首相が今後やろうとしていることについて「最悪改憲タッグ」と回答しました。

 ゲストは辰巳氏のほかに、外交評論家の天木直人、デモクラTV代表の山田厚史、軍事ジャーナリストの田岡俊次の各氏でした。

 関連キーワード

--------------------------------------------------------

【関連記事】

ウリ二つの独裁者 安倍晋三と橋下徹 安倍首相と橋下大阪市長 共通項は“幼児性むき出し”の逆切れ
2015年4月8日 日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158754

この2人はよく似ている(C)日刊ゲンダイ

http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/623.html
記事 [政治・選挙・NHK187] 自民党勉強会に参加した議員「沖縄の新聞は読んでないけど酷い」 島尻安伊子参院議員「沖縄メディア、選挙で偏っていた」
自民党勉強会に参加した議員「沖縄の新聞は読んでないけど酷い」 島尻安伊子参院議員「沖縄メディア、選挙で偏っていた」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7007.html
2015.06.29 13:30 真実を探すブログ



☆「読んでない」けど「沖縄2紙ひどい」 自民勉強会参加の議員
URL http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=121783
引用:
「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」などと述べた作家百田尚樹氏の発言を「彼一流のジョーク」と評価したのは白須賀貴樹氏(衆院千葉13区)。「勇ましい発言が続いたので、私はもう少しソフトな言葉を使った方がいいと言ったが、報じられなかった」とこぼした。


 終了10分前に入ったという鬼木誠氏(衆院福岡2区)は「人の発言だから、ちょっと控えます」と答えた。一方で「沖縄の2紙がひどいとは思う」と話し「実際に読んで検証していないので、あくまでもイメージですよ」と付け加えた。(共同通信)
:引用終了


☆「沖縄メディア、選挙で偏っていた」島尻安伊子参院議員
URL http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=121785&f=t%20
引用:
 自民党の島尻安伊子参院議員がことし3月に開かれた党内の政策審議会で、「選挙の際に私の地元のメディアは偏っていた」と発言していたことが27日分かった。沖縄県選出の野党国会議員が同日開いた百田尚樹氏への抗議声明の会見で、糸数慶子参院議員(無所属)が明らかにした。
:引用終了


☆沖縄、自民へ反発収まらず 報道圧力は「戦前回帰」
URL http://news.nicovideo.jp/watch/nw1664891?ver=video_q
引用: 
2015/6/27(土)21:04 共同通信社
 自民党の若手議員勉強会で沖縄県の有力2紙をはじめとする報道機関に圧力をかけるような発言が出た問題に関し、地元の沖縄では27日も「報道規制が敷かれた戦前への回帰だ」などと批判が相次ぎ、反発が収まる気配はない。早期に幕引きを図ろうとする自民党の姿勢にも「ご都合主義だ」と怒りの声が上がった。
:引用終了


以下、ネットの反応
















「読んでないけど酷い」とか、正に迷言。子供でも言わないような言葉を現役の与党議員が言うとか、何を考えているのやらという感じです。


今回の騒動で自民党議員らの一部が処分となりましたが、このような発言をした方も処分したほうが良いと思いますよ。谷垣幹事長はその辺の影響をかなり深刻に考えているようで、勉強会で発言した議員を処分するように主張し、記者会見でもかなり強い言葉で批判しました。


問題なのは安倍首相側が百田氏を始めとする連中を可愛がっている事で、首相の認識が変わらない限りは、今後も自民党関係者から同じ様な発言が飛び出てくることになるでしょう。


☆自民、木原青年局長を更迭 谷垣幹事長「看過できない」(15/06/28)


☆“メディア批判”で処分 木原氏を役職停止1年(15/06/27)




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/624.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 今日のビックリ   沖縄には 日本国政府から派遣された 「沖縄全権大使」がいるのだそうだ。(リュウマの独り言)
今日のビックリ   沖縄には 日本国政府から派遣された 「沖縄全権大使」がいるのだそうだ。
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1407.html
2015.06.29 リュウマの独り言


 2015年6月28日の「ポリタス」の記事に 佐野眞一 (ノンフィクション作家)が こんなことを書いている。

 翁長が訪米した目的の一つは、ワシントンに沖縄事務所を開設するためだった。 その点に関連して、「47都道府県の中で、沖縄には日本国から来た“在沖縄大使”がいることは、ほとんどの人は知らないのではないか」という翁長の発言も、驚きだった。

 皆さんは ご存じだっただろうか。 「知らないこと」というのは 多いものだ。 いつになっても あれこれ出てくる。 ○○大使と言って 外務省で 外に出すにはちょっと困った人たちの職場として そういうものがある、ということを 佐藤優氏 ( 元外務省主任分析官 ) が 『徹底討論 沖縄の未来』という本の中に紹介している。

 沖縄大使のほかにも、実は、国内に外務省から派遣されている大使がいます。

 成田大使……これは、外国の要人たちが成田を訪れるときに、握手するのが仕事だそうです(笑)。
 北海道大使……これは、時代とともに北海道東京間の距離がなくなり、廃止されたそうです。
 大阪大使……これは関西の財界の関係、情報収集らしい、ですが、何のためなんでしょう。

「率直にいいますと、北海道大使や成田大使は、外務省の人事抗争で敗れた人とか、 性格に問題がある人とか、こういう人は他の大使では出せないから国内に置いておく……」 「大阪大使は、外務官僚のたかりポストですよ」

それに対して、沖縄大使は、外務省のエース級の人が派遣されている。  8代目の樽井澄夫大使も、中国大使に派遣されてもおかしくない優秀な人らしい………。 こういう「シロアリ」を退治すると 先に政権交代をした「民主党」は 逆に「シロアリ」と「日本会議」に退治され、 現在の日本があるわけだが、 百田 (作家らしい) が 「本当につぶしたい」と言っている 「沖縄の地元紙」を見てみると、 しっかり報道している。

                                                   2013年8月31日  琉球新報
 【東京】政府は30日の閣議で、竹内春久沖縄担当大使(61)の後任として高田稔久(としひさ)駐ケニア大使(59)を充てる人事を決定した。高田氏は10代目の沖縄大使になる。発令は30日付。竹内氏は駐シンガポール大使に就任する。
 高田氏は東大卒。1976年外務省に入省し、内閣府国際平和協力本部事務局長を経て今年1月から駐ケニア兼エリトリア、セーシェル、ソマリア、ブルンジ大使。福岡県出身。

                                                 2015年5月12日  沖縄タイムス
 【東京】政府は12日、高田稔久沖縄担当大使(61)の後任に、アルゼンチン大使を務めた水上正史(みずかみ・まさし)氏(60)を充てる人事を閣議決定した。高田氏はニュージーランド兼クック兼サモア大使に着任する。12日付。
 水上氏は東京都出身。一橋大卒業後、1978年に外務省入省。国連日本政府代表部公使や中南米局長などを歴任し、2012年からアルゼンチン大使を務めた。                           (引用終り)

 見ようによっては、日本国政府が 「外国と同等」の扱いをしているともいえる。 沖縄独立論が 時々持ち上がるだけのことはある。 単に 1つの『県』として扱っていないことだけは確かだろう。 それなりの「優秀な大使」を派遣しているのだから … 百田氏も 「ネトウヨ諸氏」も そういうことを前提に話さないと 今のように 『日本の防衛のためには、多少の犠牲はやむを得ない』などというのは 失礼にあたる。 ということは、 多忙を理由に 『面談を拒否』し続け、 『粛々と実行』というのも 大変『礼を欠いた』厚意であるということになる。 



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/625.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 百田氏の発言を検証した結果、殆どがデマだったことが判明!「普天間飛行場は田んぼだった」⇒戦前は9千人超生活!
百田氏の発言を検証した結果、殆どがデマだったことが判明!「普天間飛行場は田んぼだった」⇒戦前は9千人超生活!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7006.html
2015.06.29 12:00 真実を探すブログ



☆百田氏発言「普天間飛行場、元は田んぼ」「地主年収、何千万円」を検証する
URL http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=121681&f=i
引用:


 百田尚樹氏が「田んぼで、何もなかった」とする米軍普天間飛行場が建設された場所は沖縄戦の前、宜野湾村の集落があった。宜野湾市史によると、1925年は現在の飛行場に10の字があり、9077人が住んでいた。宜野湾や神山、新城は住居が集まった集落がほぼ飛行場内にあり、大山などは飛行場敷地に隣接する形で住宅があった。


〜省略〜


 百田尚樹氏は「基地の地主はみんな年収何千万円」と発言した。しかし、地主の75%は200万円未満の軍用地料しか得ておらず、実態は百田氏の発言した内容と大きくかけ離れている。


 沖縄防衛局が発表した2011年度の軍用地料の支払額別所有者数(米軍・自衛隊基地)によると、地主4万3025人のうち100万円未満の地主が全体の54・2%に当たる2万3339人で最も多い。
:引用終了


☆沖縄が地元の自民議員、「百田氏発言」に反発


☆沖縄2紙、作家・百田尚樹氏に抗議声明


以下、ネットの反応














百田氏はここまで著名な人なのだから、もう少しちゃんとした数値やデータに基づいて発言をして欲しいところです。良い歳をして適当な妄想で印象操作をしているのは本当に最悪だと思います。


ネットで政治的な分野に入り込んでいる人にも同じような傾向があり、根拠も無く適当的にそれっぽい陰謀論や推論でバッシングを繰り返している連中が多いです。
これは右とか左とか思想に関係無く、特定の団体や組織の情報ばかりを見ている人ほど、盲目になって事実とは異なる情報を本気で広めている傾向が見られます。


そのままの思考で表舞台に出て来たのが百田氏であると言え、彼を信じている人もその予備軍です。百田氏を称賛した自民党勉強会の若手議員らも同じで、このような人達をちゃんと指摘せずに、野放し状態にしているのは非常に危険だと言えます。


              ◇


百田氏発言「普天間飛行場、元は田んぼ」「地主年収、何千万円」を検証する
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=121681&f=i
2015年6月27日 11:56 沖縄タイムス


9秒でまるわかり


・1925年当時、普天間飛行場の土地は村役場もあり、住民は約9千人
・沖縄戦中、住民が収容所に入っているうちに米軍が占領し建設した
・沖縄防衛局によると、地主の75%は軍用地料収入が200万円未満



戦前(1944年)の宜野湾村と普天間飛行場の重ね図


■普天間飛行場、もとは田んぼ→戦前は9千人超生活


 百田尚樹氏が「田んぼで、何もなかった」とする米軍普天間飛行場が建設された場所は沖縄戦の前、宜野湾村の集落があった。宜野湾市史によると、1925年は現在の飛行場に10の字があり、9077人が住んでいた。宜野湾や神山、新城は住居が集まった集落がほぼ飛行場内にあり、大山などは飛行場敷地に隣接する形で住宅があった。


 最も大きかった宜野湾は村役場や宜野湾国民学校、南北には宜野湾並松と呼ばれた街道が走り、生活の中心地だった。


 飛行場は、まだ沖縄戦が終結していない45年6月、住民が収容所に入っているうちに、米軍が土地を占領して建設を始めた。住民は10月以降に順次、帰村が許されたが、多くの地域は元の集落に戻れず、米軍に割り当てられた飛行場周辺の土地で、集落の再編を余儀なくされた。


 市立博物館の担当者は百田氏の発言に「人々が戦争で追い出され、何もなくなるまでの過程が抜け落ちている」として認識不足を指摘した。



軍用地料の金額別の割合(2011年度)


■地主の年収 何千万円→100万円未満が半数超


 百田尚樹氏は「基地の地主はみんな年収何千万円」と発言した。しかし、地主の75%は200万円未満の軍用地料しか得ておらず、実態は百田氏の発言した内容と大きくかけ離れている。


 沖縄防衛局が発表した2011年度の軍用地料の支払額別所有者数(米軍・自衛隊基地)によると、地主4万3025人のうち100万円未満の地主が全体の54・2%に当たる2万3339人で最も多い。


 次いで100万円以上〜200万円未満が8969人で20・8%を占め、200万円未満の割合が75%にのぼった。


 500万円以上は3378人で7・9%だった。


 軍用地料は国が市町村含む地主と賃貸借契約を結び、米軍と自衛隊に土地を提供する。地主に支払われる賃貸料は自衛隊基地を含み11年度は918億円だった。





http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/626.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 安倍首相 「最近、憲法改正実現に向け弱音漏らす」と党幹部 「憲法改正するために政治家になったのに行き着けないかも…」
                沖縄全戦没者追悼式でブーイングを浴びた安倍晋三首相


安倍首相 「最近、憲法改正実現に向け弱音漏らす」と党幹部
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150629-00000021-pseven-soci
週刊ポスト2015年7月10日号


「こんなはずではなかった」──見れば見るほど、そんなボヤキ声が聞こえてきそうな写真である。6月23日、黒いかりゆし姿で沖縄の全戦没者追悼式に出席した安倍晋三首相は、終始、心ここにあらずの様子だった。

 会場入りの際、祭壇への一礼を失念し、全員が黙祷を捧げる場面では一人だけ頭を高く上げた。参列者からは、県民の反対を押し切って普天間米軍基地移設を強行しようとする首相に反発して「帰れ!」「辞めろ!」という抗議のヤジが飛んだが、それさえ耳に入っていなかったのかもしれない。

 無理もない。得意の絶頂から、真っ逆さまに転落を始めたからだ。政権の大看板である安保法案には3人の憲法学者の違憲発言をきっかけに国民の反対運動が燃え広がり、国会審議は難航。首相は9月末までの大幅会期延長を余儀なくされ、なお成立の見通しは立たない。

 そこに「漏れた年金」問題で追い討ちをかけられた。内閣支持率はついに30%台に落ち込んだ。苦労知らずに育ったこの総理大臣は逆境にすこぶる弱い。

「総理は最近、弱気の虫に取り憑かれ、『憲法改正するために政治家になったのに、行き着けないかも知れない』と漏らすようになった」(自民党幹部)

 国民は8年前にもこんな光景を見せられた。

撮影■太田真三


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/627.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 安保法案「今国会の成立に反対」57% 本社世論調査:安保法案への理解深まらず 「政府の説明不十分」8割(日経)

安保法案「今国会の成立に反対」57% 本社世論調査[日経新聞]
2015/6/28 22:01

 日本経済新聞社とテレビ東京による26〜28日の世論調査で、集団的自衛権の行使容認などを盛り込んだ安全保障関連法案の今国会成立に「反対」が57%に達し「賛成」の25%を大きく上回った。政府・与党は24日までだった今国会会期を9月27日まで大幅に延長し、成立を目指すが、支持は十分に広がっていない。

 内閣支持率は47%で5月の前回調査から3ポイント低下した。50%割れは昨年12月発足の第3次安倍内閣で初めて。不支持率は4ポイント上昇して40%となり、2012年12月の第2次安倍内閣発足以降で最も高くなった。自民党支持率は5ポイント低下の38%、民主党は3ポイント低下の8%。無党派層は9ポイント上昇し36%だった。

 集団的自衛権の行使に賛成は26%、反対が56%だった。賛成した人のなかで16%が今国会での成立に反対している。

 原発再稼働については「進めるべきだ」が32%と3ポイント上昇し「進めるべきでない」が55%と4ポイント低下した。夏には全国の原子力発電所に先がけて九州電力川内原発が再稼働する見通し。内閣支持層でも再稼働を「進めるべきだ」が46%、「進めるべきでない」が42%と意見が割れている。

 調査は日経リサーチが全国の成人男女を対象に乱数番号(RDD)方式で電話で実施。有権者のいる1407世帯から1011件の回答を得た。回答率は71.9%。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS28H26_Y5A620C1MM8000/?dg=1

================================================================================================================
安保法案への理解深まらず 「政府の説明不十分」8割[日経新聞]
2015/6/28 22:00

 日本経済新聞社の世論調査で、政府・与党が今国会の最重要法案と位置づける安全保障関連法案への理解がなお深まっていない現状が鮮明になった。今国会成立には6割近くが反対しており、法案を「憲法違反」とする回答も半数を超える。政府の説明が不十分との回答も8割に上った。今後の国会で説得力のある議論ができるかがカギを握る。

 集団的自衛権の行使を可能にする安保法案は5月26日の衆院本会議で審議が始まった。6月4日の衆院憲法審査会で自民党推薦を含む憲法学者3人が「憲法違反」と指摘すると、民主党など野党が同調。内容だけでなく法案の「合憲性」も議論になっている。

 法案が「憲法に違反している」との回答は56%に上り「違反していない」は22%にとどまった。内閣支持層や自民党支持層でも3割以上、集団的自衛権行使に賛成と答えた層でも22%が憲法違反と答えている。

 政府・与党は24日までだった国会会期を95日間延長した。大幅延長で慎重審議を印象づけ、安保法案を必ず成立させる方針だが、同法案の今国会成立に「賛成」は「反対」の半分以下。内閣支持層では47%が賛成し、反対の35%を上回ったものの、不支持層では賛成が4%にとどまり、反対が87%に達した。無党派層では賛成が12%、反対が66%だった。自民支持層では賛成が45%で、反対も38%に上った。

 安保法案に関する政府の説明が「不十分だ」は前回から1ポイント上昇して81%と高止まりした。「十分だ」は8%にとどまった。法案の今国会成立に賛成する層でも、64%が政府の説明を不十分と答えており、約1カ月の国会審議を通じても理解が浸透していない。

 政府・与党は安保法案の審議を加速させる構え。ただ25日の自民党若手議員の勉強会で、報道に圧力をかけようとする発言が相次いだ問題など新たな火種も浮上、審議の先行きは不透明だ。

 内閣支持率は47%で5月の前回調査より低下し、不支持率は自民党の政権復帰後、最も高い40%になった。支持しない理由(複数回答)では「政策が悪い」が9ポイント上昇して46%と最多。安保法案を巡る政府の対応などが影響しているとみられる。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS28H2G_Y5A620C1PE8000/

http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/628.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 景気回復「実感せず」75% 優先政策「社会保障改革」最多:17年4月の消費税10%化もまともな政治家なら実施しない

景気回復「実感せず」75% 優先政策「社会保障改革」最多[日経新聞]
2015/6/28 22:00

 景気回復を「実感していない」は75%にのぼり「実感している」の18%を大きく上回った。日経平均株価は24日に18年半ぶりの高水準になった。政府は「アベノミクスの成果が反映されてきている」(菅義偉官房長官)とみるが、実感は広がっていない。

 内閣支持層でも「実感していない」が62%で「実感している」の30%を上回った。不支持層では「実感していない」が92%を占め「実感している」は5%。無党派層では83%が「実感していない」と答え「実感している」は11%だった。

 安倍内閣に優先的に処理してほしい政策課題を複数回答で聞くと「年金など社会保障改革」が57%で最も多く「景気対策」が38%で続いた。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS28H2S_Y5A620C1PE8000/


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/629.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 枝野幹事長「首相の鈍感な姿勢が最大の問題」:安保法制は別だがリベラル的政策を隠すため薄っぺらな右派を泳がせている安倍一派

枝野幹事長「首相の鈍感な姿勢が最大の問題」[NHK]
6月29日 12時47分

民主党の枝野幹事長は国会内で記者団に対し、自民党の勉強会で報道機関を批判する意見が相次いだ問題について、「安倍総理大臣の鈍感な姿勢と態度が最大の問題だ」と述べ、今後の国会審議で引き続き、安倍政権の姿勢を追及していく考えを示しました。

この中で民主党の枝野幹事長は自民党の勉強会で報道機関を批判する意見が相次いだ問題について「谷垣幹事長は謝罪をしたようだが、安倍総理大臣のこの問題に対する鈍感な姿勢と態度が最大の問題であり、安倍政権全体のこの2年間の積み重ねが問われている。安倍総理大臣がどのような対応や発言をするのかを厳しく見守りたい」と述べました。

そのうえで、枝野氏は「表現や報道の自由に無理解な政府が軍事に関わる政策を国民の世論を押し切ってまでやろうとしている。今後の法案審議の日程と一体不可分の問題だ」と述べ、安全保障関連法案を審議する衆議院の特別委員会などで、引き続き安倍政権の姿勢を追及していく考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150629/k10010131541000.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/630.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 首相「表現の自由に配慮の姿勢 明確に」:沖縄の方たちの気持ちに反する発言があったことは極めて遺憾

首相「表現の自由に配慮の姿勢 明確に」[NHK]
6月29日 14時24分

安倍総理大臣は総理大臣官邸で自民党の谷垣幹事長と会談し、党の勉強会で報道機関を批判する意見が相次いだ問題に関連して「沖縄の方たちの気持ちに反する発言があったことは極めて遺憾だ」と述べるとともに、表現の自由に配慮する姿勢を党として明確に示すよう指示しました。

この中で、自民党の谷垣幹事長は党の若手議員らが開いた勉強会で、出席者から沖縄の地元紙を含め報道機関への批判が相次いだ問題を受けて、主催した党の青年局長を更迭したことなどを報告しました。

これに対し安倍総理大臣は「これまで沖縄のことを一生懸命考えて取り組んだ先輩がたくさんいる中で、沖縄の方たちの気持ちに反する発言があったことは極めて遺憾なことだ」と述べました。そのうえで安倍総理大臣は「表現の自由は民主主義の根幹であり、自民党としてこれに配慮していく姿勢をはっきりと示さなければいけない」と指示しました。

会談のあと谷垣氏は民主党などがこの問題への安倍総理大臣の対応に批判を強めていることについて「党のことは、私が責任を持って判断する」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150629/k10010131601000.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/631.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 百田尚樹氏「発言」の真意 報じられた言葉と報じられなかった言葉(ZAKZAK)

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150629/plt1506291534001-n1.htm
2015.06.29


 自民党若手議員による、報道機関に圧力をかけるような発言がくすぶっている。衆院平和安全法制特別委員会は29日、安全保障関連法案の一般質疑を実施したが、民主党など野党は、同問題への攻勢を強める構えなのだ。自民党内にたまる不満。こうしたなか、勉強会の講師だった、作家の百田尚樹氏が発言の真意を明らかにした。

 「大変残念な事態だ。こうした事態に至らないため、何かできなかったのかとの思いだ」

 加藤勝信官房副長官は29日の衆院特別委で、一連の問題発言について質問され、こう語った。加藤氏は勉強会に出席していたが、問題発言が出る前に退席したという。

 安保法案の国会審議が遅れるなか、谷垣禎一幹事長率いる自民党執行部は勉強会代表の木原稔青年局長を更迭し、沈静化を急いだ。ただ、野党は「トカゲの尻尾切りでは収まらない」(民主党の福山哲郎幹事長代理)などと追及する構えだ。

 自民党内にも、谷垣執行部の処分や、若手議員らのテレビ出演の「許可制」方針に、「党内で言論の自由も民主主義もなくなってしまう」(若手議員)と批判がある。

 一方、勉強会に講師として出席した百田氏は28日、大阪府泉大津市で講演し、「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」とした自身の発言に触れ、「その時は冗談口調だったが、今はもう本気でつぶれたらいいと思う」と主張した。

 百田氏は27日にも福岡市内で講演した。講演や報道陣との質疑応答で、一連の発言の真意について説明した。

 まず、勉強会について、「どう考えても私的なもの」「最初、報道陣がいて、その後、報道陣は退出した。一般には公開されない内輪の席での会話です。ただ、声が大きいので(外に)丸聞こえだった」と語った。

 そのうえで、「講演で話したのは、集団的自衛権のこと」「その後の質問で、マスメディアの話、沖縄の新聞の話が出た。じっくりと沖縄の2紙について意見交換していない。笑いながら『あの新聞やっかいや、つぶれてもらわんとな』と。それで話は終わり。こんなニュアンスは字にはできないでしょ」と説明した。

 若手議員の報道機関に圧力をかける発言については、「私は『それはダメです』と。『そんなことしたらダメです』と答えた。それは書いてもらえない。おかしいでしょ。『百田尚樹言論弾圧』と。ひどいでしょ」と反論。報道陣に「言論の自由は守るべきと?」と聞かれ、「もちろんです。私も言論人ですから」と明言した。

 抗議声明を出した沖縄タイムスと琉球新報には、「私の(勉強会での)話を聞いていない。伝聞を元にして抗議声明もへったくれもない」といい、「朝日新聞が喜んで載せて。人にいわせて書くという汚い新聞なんです」「朝日も毎日新聞もつぶれたらええと思っているが、圧力をかけてつぶすもんやない。書くことむちゃくちゃで『こんな新聞読んでられへん』と多くの人が思ったときに、発信元はつぶれる」などと語った。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/632.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 報道機関批判問題 翁長知事「沖縄知らず」

報道機関批判問題 翁長知事「沖縄知らず」[NHK]
6月29日 15時04分

自民党の若手議員らが開いた勉強会で沖縄県の地元紙など報道機関を批判する意見が相次いだ問題で、沖縄県の翁長知事は29日の県議会で「本土のかたは、沖縄が、戦後どういう出来事にあってきたのかを知らない。あんな話をされること自体が沖縄のことを全く知らないということだ」と批判しました。

今月25日、自民党の若手議員らが開いた勉強会で、出席した議員から沖縄の地元紙の報道について「沖縄の世論がゆがんでおり、なんとかしなければいけない」といった意見が出されたほか、講師として招かれた作家の百田尚樹氏からアメリカ軍普天間基地の周辺地域について「街の真ん中に基地があり、騒音がうるさいのは分かるが、そこを選んで住んだのは誰だ」といった意見が出されました。

この問題に関連して沖縄県の翁長知事は29日の県議会の一般質問で「本土のかたは、沖縄が、戦後どういう出来事にあってきたのかを知らない。あんな話をされること自体が沖縄のことを全く知らないということだ」と批判しました。そのうえで翁長知事は戦争を体験した世代が少なくなっていることを踏まえ「今のうちに沖縄が発言をしないと、本土のご理解も得られない。口ごもっていると沖縄の問題は解決しない」と述べ、普天間基地の移設計画への反対を含め、沖縄から積極的に発言していかなければならないという考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150629/k10010131621000.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 総工費は北京五輪の5倍 新国立競技場の馬鹿アーチやめとけ(週刊ポスト)
総工費は北京五輪の5倍 新国立競技場の馬鹿アーチやめとけ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150629-00000017-pseven-soci
週刊ポスト2015年7月10日号


 蓋を開ければ想定を900億円も上回るドンブリ勘定だった。2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場は多くの批判を浴びながらも現行のデザインのまま建設されることが決定した。

 総工費は2500億円。2008年の北京五輪のメインスタジアムが540億円だったことと比較して約5倍と桁違いの金額だ。工事現場の労務費が中国と日本とでは違うからというのは理由にならない。なぜなら2012年のロンドン五輪ですら610億円で済んでいるからだ。

 そもそも当初3000億円といわれた巨額な工費が問題となり、床面積を約2割縮小し1625億円にまで総工費を圧縮したはずだ。にもかかわらず最終的に膨れあがったのはなぜか。

 元凶とされるのが、屋根にかかる2本の印象的な「アーチ」だ。建築エコノミストの森山高至氏がいう。

「高さ約70メートル、長さ約370メートルの鋼鉄製で、品質が高く高価な鉄が2万トン近く必要とされる。このアーチを取りやめれば、最大1500億円のコストカットになるという試算もあります」

 高額の理由はそれだけではないようだ。2000年シドニー五輪のメイン会場にも2本のアーチがあったが、総工費は510億円だ。デザイン変更の必要性を訴える建築家で、元東大教授の大野秀敏氏が語る。

「見積もりがここまで高騰したのは、巨大なアーチを支えるために本来必要のない高層マンション並みの高度な免震構造を導入しなければならなくなったからだと聞いています」

 確かに新国立には免震構造を採用することが発表されているが、これは本来必要ないものだという。大手ゼネコンに勤める免震構造の専門家が明かす。

「東京ドームや福岡ドームなど国内のスタジアムでも高層マンション並みの免震構造が導入されたものなどない。スタジアムの上に重いものが乗っていなければ、平たい競技場には必要ない技術です。過去の五輪のメイン会場でも免震を入れたという話は聞いたことがない。

 通常、マンションでは総工費の3%程度が免震装置の費用としてかかるが、スタジアムではさらに高額になる。業界ではアーチの維持に固執したのは“アーチを外すとデザイナーのザハ・ハディッド氏に違約金が発生する”“行政や施工主がなんとか巨額ビジネスにしたかったのでは”なんて声も出ている」

 施工予定社の大成建設、竹中工務店に見積もりの詳細を聞いたが、両社とも「お答えできません」と回答しなかった。

 巨額の血税を費やしてまで「アーチ」を実現してほしい国民はいない。今からでもやめるべきだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/634.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「十字架」ひとりで背負う係長 年金情報流出の「不自然」〈AERA〉
「十字架」ひとりで背負う係長 年金情報流出の「不自然」〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150629-00000013-sasahi-soci
AERA 2015年7月6日号より抜粋


 125万件もの個人情報が流出した日本年金機構の大失態。厚生労働省上層部は「知らなかった」と言い張るが、それにしては不自然だ。

 東京・霞が関の中央合同庁舎第5号館。そこの8階の薄暗い廊下の奥に、日本年金機構を監督する厚生労働省年金局の事業企画課がある。国会対応や資料づくりに忙殺される同課に、K係長の姿が見えない。「Kさんは?」と課員に尋ねると、「休みをとっています」。事件が表面化してから職場に来ないという。なぜ消えたのか、企画官に尋ねると、「職員個人のことは答えられません」。
 
 41歳のKさんは、庶務係長として機構との連絡役だった。「情報を一人で抱え込んでいた」として、サイバー攻撃で失態を犯した厚労省の責任を、たった一人で負わされている。

 関係者や報道によると、攻撃の始まりは、5月8日(金)。午前10時28分、機構の九州ブロック本部(福岡市)の外部窓口のメールアドレスに、「竹村」という送信者から、〈「厚生年金基金制度の見直しについて(試案)」に関する意見〉というメールが届いた。職員が開くと、<5月5日に厚労省年金局企業年金国民年金基金の渡辺課長に提出いたしました。添付ファイルをご覧ください>との文面。職員はメール末尾にあったURLをクリック。その途端、文字化けした文章が画面に広がった。不安に思った職員は、メールを削除した。

 感染したパソコンは、外部と通信を始めた。この不審な通信を政府の「内閣サイバーセキュリティセンター」(NISC)がキャッチ。厚労省の情報政策担当参事官室に通報した。 同参事官室の職員は、年金局事業企画課に連絡。K係長が受け、機構の経営企画部に事実確認と対応を求めた。

 機構は、不審メールを受信した九州ブロック本部のパソコンからLANケーブルを抜き、このパソコンを回収。ウイルス対策業者に解析を依頼すると同時に、全職員に注意喚起した。翌日、業者から「新種のウイルスを検出」との報告が届いた。

 機構は11日(月)、ウイルス検出の経緯を厚労省に報告。説明を受けたK係長は、課長ら上層部に報告しなかったという。事態は収束したかに見えたが、18日(月)になって機構へのサイバー攻撃が始まり、不審メールの通報が相次いだ。機構は翌日、警視庁高井戸署に捜査を依頼。一連の事態を厚労省に報告したが、またしても情報はK係長止まりだったという。厚労省の内情を知る人は言う。

「トラブルがらみの危ないことは、まずは上に報告、というのが役所の常道。係長が一人で抱え込むなどあり得ない」

 K係長は4月に着任したばかりだが、役所の“作法”はわかっているベテラン職員だ。そんな職員が上司に報告したのは、最初の攻撃から17日も経った25日(月)だったという。その間、23日(土)には機構の東京本部(東京都杉並区)のパソコン19台が大量に情報を外部に発信しているのが見つかっている。

 大勢の職員から不審メールが報告され、対策ソフトの導入やら、ネット接続の遮断など、機構内は大騒ぎになっていた。その間も、監督官庁である厚労省には情報が上がっていなかったことになっている。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/635.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 日本からの「独立論」強まる沖縄 描く青写真は〈AERA〉
琉球民族独立総合研究学会のシンポジウムが開かれた沖縄国際大学の講堂。ほぼ座席が参加者でいっぱいになるほどの盛況ぶりで、「独立」運動の盛り上がりを感じさせた(撮影/編集部・野嶋剛)


日本からの「独立論」強まる沖縄 描く青写真は〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150629-00000012-sasahi-soci
AERA  2015年6月29日号より抜粋


 6月23日、沖縄は戦後70回目の「慰霊の日」を迎える。だが、人々の心は癒えることがない。米軍基地がもたらす「ゆがみ」が、いまも沖縄と本土を分かち、沖縄の人々の仲を引き裂いている。

 5月16日、琉球民族独立総合研究学会の公開シンポジウムが、沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学で開催された。大講堂を埋めた数百人の聴衆には、沖縄風に髪を結う男性も目立つ。 高揚感が漂うなか、パネリストの一人、高良沙哉・沖縄大学准教授が声を詰まらせながら語りかける。

「植民地が独立するのは、きわめて自然な流れです。昔、独立学会に入ったと言うとヤマトの人に寂しそうな顔をされた。でも最近は、独立したほうがいいと言われるようになった。どちらにしても、独立するかしないか、私たちの判断であって、ヤマトの人がどうこう言うことではないですよね」

 大きな拍手が会場に響く。

 自己決定権を貫こう。民族自決が大事だ。琉球は独立国だった。いまもヤマトの植民地だ──そんな激しい言葉が飛び交った。主張は基地反対とも強く結びつく。学会の主要メンバーの友知政樹・沖縄国際大学教授は、シンポジウムでこう語った。

「琉球独立に向け、琉球の島々からすべての基地を撤去するのが、学会の掲げる大事な目標。だが、日本政府は基地撤去を認めない。琉球を平和な島々に戻すためには、琉球が自治権を確立し、独立するしかない」

 琉球独立への意欲は本物だが、それでは独立に向け、どんな青写真を描いているのか。
『琉球独立論』(バジリコ)の著者で、同学会の共同代表を務める松島泰勝・龍谷大学教授は、こんなプランを説明する。

(1)国連の脱植民地化特別委員会で「非自治地域」に登録させるため、県議会で決議を行う。
(2)登録後、国連監視下で住民投票し、独立が決定すれば独立を宣言する。
(3)世界にいる50万人の琉球出身者の協力も得ながら、各国に働きかけて国家承認を求める。

 松島さんによれば、南太平洋にある人口1万人のツバルや2万人のパラオも戦後、独立を達成している。

 2005年にある学者が行った調査によれば、独立支持者は25%。経済的自立が確かならば、5割に達する結果だった。一方、今年5月末の琉球新報などの世論調査によると、沖縄の将来について、現行通り日本の一地域(県)のままが66.6%、特別自治州などが
21.0%、独立は8.4%だった。調査によって数字にばらつきがあるようだ。

 しかし、この数年、琉球独立論が県民にとって「共通の話題」の地位を獲得しつつあることは間違いない。

 今後の琉球独立論の行方を松島さんは「辺野古問題の成り行き次第です」と見る。

「日本政府が辺野古の海を埋め立てるほど、独立の時期が早まると思います。日本政府が辺野古移設を断念し、普天間も嘉手納も返還するとなれば、一時的には沖縄で独立の雰囲気は弱まるでしょう。つまり日本政府が琉球を選ぶのか、米軍基地を選ぶのかが問われているのです」



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/636.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 安保法案反対165万人分署名 国会に提出:大反対運動は、たとえ成立してもどの政府も“使えない法制”にする効果

安保法案反対165万人分署名 国会に提出[NHK]
6月29日 16時45分

集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案などに反対するおよそ165万人分の署名が29日、国会に提出されました。署名を集めたグループが開いた会見では自民党の勉強会で報道機関を批判する意見が相次いだ問題について、権力を持つ者としての自制の意識が感じられないといった指摘が相次ぎました。

提出されたのは、集団的自衛権の行使を容認した政府の閣議決定の撤回を求め安全保障関連法案などに反対するおよそ165万人分の署名です。

提出に先立って署名を呼びかけたメンバーが記者会見し、評論家の佐高信さんは「与党の政治家は、国民がどのような思いでいるかに耳を傾けるべきだ」と述べました。また、会見では、自民党の勉強会で報道機関を批判する意見が相次いだ問題について指摘が相次ぎ、このうちルポライターの鎌田慧さんは「戦後の日本では一人一人の戦争体験が平和への意識を形づくってきた。勉強会に参加した議員らは『戦争を知らない恐るべき子どもたち』という感じで、権力を握っている者としての自制の意識が感じられない」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150629/k10010131711000.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/637.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 百田尚樹氏に一問一答 「沖縄2紙は嫌い」「つぶれてほしい」:立場が違う産経や読売にも報道活動を続けて欲しいと思っているが

百田尚樹氏に一問一答 「沖縄2紙は嫌い」「つぶれてほしい」[沖縄タイムス]
2015年6月27日 10:27 サクッとニュース

作家の百田尚樹氏が、沖縄2紙つぶせ発言の真意と持論を説明した
「冗談として言った。公権力、圧力でつぶすとの趣旨ではない」
「私と意見が違う2紙を誰も読まなくなり、つぶれてほしい」


 作家の百田尚樹氏(59)が、自民党の会合で発言した米軍普天間飛行場の成り立ちや沖縄の2紙に対する内容について26日、沖縄タイムスの電話取材に応じ、発言の真意と持論を説明した。(社会部・聞き手=吉川毅)

 ―米軍普天間飛行場の成り立ちについての発言は。

 「住民が騒音などの精神的に苦痛があり、補償しろと言う。苦しみは当事者にしか分からないこともあるだろう。それを踏まえた上で、違和感を覚えると発言した。なぜかと言えば、住んでいた場所に基地が引っ越してきたわけではない」

 ―普天間の現状認識は。

 「地権者には、膨大な地代が払われている。六本木ヒルズに住んでいる大金持ちと同じ。それはメルマガで書いた話だ。普天間が返還されたら、あっという間にまちは閑散とする。ぬくぬく暮らしていた地権者も困るはずだ」

 「滑走路のそばに小学校があるが、いまだに移転していない。移転に反対の運動も起きているが、本末転倒。基地批判のために小学校を置いている。何がしたいのか分からない」

 ―「沖縄の島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」の発言の真意は。

 「絶対、あってはならないことで仮定の話をした。沖縄の人は中国を歓迎している。(辺野古の新基地建設反対など)翁長雄志知事が言っていることも意味が分からない。沖縄の人の総意は何なのか。中国の危機意識がない人も見受けられる」

 ―沖縄戦について。

 「沖縄は戦争で犠牲になったと言うが、東京も大空襲があり、犠牲を払っている。沖縄だけが犠牲になったわけではない。大阪も大空襲で多くの人が死んだ」

 ―「沖縄2紙をつぶさないと」の発言について。

 「沖縄の新聞をしっかりと読んだことはないが、ネットで読むと、私と歴史認識が違う。全体の記事の印象から私が嫌いな新聞だ」

 「オフレコに近い発言で、冗談として言った。公権力、圧力でつぶすとの趣旨ではない。私も言論人。言論は自由であるべきだ。私と意見が違う2紙を誰も読まなくなり、誰も読者がいなくなってつぶれてほしいという意味での発言だ」

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=121683



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/638.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 維新 自公民に安保法案の対案概要を説明:武力行使要件「米軍への攻撃が日本への攻撃にもつながる可能性が高い場合に限る」??

維新 自公民に安保法案の対案概要を説明[NHK]
6月29日 17時18分

維新の党は取りまとめを進めている安全保障関連法案の対案について、自民、公明、民主の3党に29日、概要の説明を行うとともに、今週中にも各党との協議に入りたいという考えを伝えました。

維新の党は後半国会の最大の焦点である安全保障関連法案について、武力行使の要件を「アメリカ軍への攻撃が日本への攻撃にもつながる可能性が高い場合に限る」ことなどを盛り込んだ対案を今週中にも取りまとめ、正式に決定する方針です。

こうしたなか、維新の党は29日、柿沢幹事長らが国会内で自民、公明、民主の3党の幹部と相次いで会談し、対案の概要を説明しました。このうち自民党との会談では柿沢氏が「今週の金曜日には対案を示せると思うので、協議を申し入れたい」と述べたのに対し、谷垣幹事長は「われわれもきちんと検討し、しかるべき対応をしたい」と応じたほか、佐藤国会対策委員長は「法案の審議も進んでいるので、対案を一刻も早く国会に提出してほしい」と述べました。また、公明党との会談では、井上幹事長が「政府案がベストだと思っているが、正式に対案が提示されれば真摯(しんし)に受け止め、党内で検討したい」と述べました。

一方、民主党との会談では長妻代表代行が対案を検討するとしながらも、いわゆるグレーゾーン事態に対処するための「領域警備法案」を両党で協議してきた経緯があるとして慎重な対応を求めました。

一連の会談のあと、柿沢氏は記者団に対し、「われわれの案は国民の不安に的確に応える内容になっていると思うので、自信を持って示したい」と述べ、各党との協議を積極的に進めていく考えを示しました。


「各党とも対案を」

菅官房長官は午後の記者会見で、「安全保障法制というのは国民生活のなかでも、極めて大事なことであり、それぞれの政党の考え方を法案として提出し、国会で議論することは極めて大事なことではないか。そういう意味で、ほかの政党も、党内をまとめて法案を提出し、お互いが議論することは、国民にとっても、非常に分かりやすい」と述べました。

そのうえで、菅官房長官は政府案を修正する可能性について、「どこの政党から提案されても、真摯(しんし)に対応していくことは、当然のことだ。まだ内容を見ていないが、そうしたことを含めて、検討していく」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150629/k10010131761000.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/639.html

記事 [政治・選挙・NHK187] フジテレビの捏造報道は陰謀か?(simatyan2のブログ)
フジテレビの捏造報道は陰謀か?
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12044546299.html
2015-06-29 15:57:51NEW ! simatyan2のブログ


6月5日に放送があったフジテレビの番組、


金曜プレミアム「池上彰 緊急スペシャル!」


で、韓国人が喋っている発言の字幕を全く違う意味の内容で放送し
てしまったことが問題になっています。


下の画像が放送されたものです。



女性の発言が、


「嫌いですよ、だって韓国を苦しめたじゃないですか」


となってますが、実際に喋っている韓国語を翻訳すると、


「文化がたくさんあります。
 だから、外国の人がたくさん訪問してくれているようです」


になるそうで、聞いていた在日韓国人が指摘したそうです。


またフジテレビ側も、緊急に「お詫び」と訂正を発表しています。



http://www.fujitv.co.jp/b_hp/ikegamiakira_sp/

これは故意に韓国人による反日発言で、日本人の嫌韓感情を煽る
ために捏造したと言われても仕方ないほどの手違いですね。


果たして単なる手違いなのか?


嫌韓感情を煽るためなのか?


それとも、それを更に上回る陰謀があるのか?


そもそも池上彰はこんな単純なミスに、なぜ気が付かなかったのか?


いろいろと疑問が出てきますが、ただテレビの街頭インタビューが
捏造ものであることはブログでも度々書いてきたので、韓国人相手
だからと言って本気にすること事態アホらしいことかもしれません。


まともに考えると数々の矛盾点が出てきますからね。


○フジテレビは韓流ブームの過去から韓国推しをしてきた


○しかし嫌韓でネトウヨの支持を集めている安倍晋三は、フジ会長と
 度々会食やゴルフを共にし、自分の甥も入社させている


○安倍晋三自身、日韓議連の副会長をし韓国商工会議所から表彰
 されたり接待を受けたりし、韓国統一教会機関紙の表紙を飾った
 りしている


○読売テレビ「やしきたかじん」の番組で2度目の首相復活宣言を
 して見事に返り咲いたが、恩人である「やしきたかじん」は在日
 韓国人であることは有名である


○その「やしきたかじん」の本を執筆して問題となった百田尚樹も
 安倍政権と共にある人物


○ネトウヨネトサポはこれらの関係を一切無視して、ただひたすら
 嫌韓と愛国心を盾に安倍絶賛をくりかえすのみ


○そして今回のフジによる嫌韓煽り


とまあ、何ともややこしい関係ではありますね。


ネトウヨなどは、


「反日をやめたら成り立たない国・韓国」


などと言ってますが、それを言うなら、


「嫌韓をやめたら成り立たない国・日本」


も同じだと思います。


国内問題から目をそらすために外国との対立を煽るのは支配者の
常套手段です。


日本でも消費税増税や自衛隊海外派兵から目をそらすために嫌韓
を煽っているのも間違いないでしょう。


これ以上の思惑、陰謀があるのかどうかは今のところわかりません。


またあるように思わせている可能性もあります。


何せチーム世耕と一緒に暗躍しているのが電通です。


その電通の出身者が安倍晋三夫人です。


また電通傘下の共同通信出身者の青山繁晴、同じく傘下の時事
通信の田崎史郎が安倍擁護を繰り返しています。


その上に世耕弘成官房副長官がいます。


前にも書きましたが、電通の戦略十訓、十番目の項目は、


10.世の中を混乱させよ!


ですからね。


しばらく混乱は続きそうです。




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/640.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 安保法制案をつぶすことより安保論争をしろと書いた山田孝男−(天木直人氏)
安保法制案をつぶすことより安保論争をしろと書いた山田孝男−(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sms5cq
29th Jun 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks


きょう6月29日の毎日新聞「風知草」で山田孝男という記者がとんでもないことを書いている。

 「安保論戦は関連法案を通すか、つぶすかの一点に傾き、日本の平和を守るために何をなすべきかという、総合的な討論はない」

 こういう書き出しで始まるその論説は、正論の皮を被ったとんでもない安倍擁護だ。

 確かにこの国を守るにはどうすればいいかという安全保障政策に関する本質論は重要だ。

 しかし、その本質論が与野党の間で議論されてこなかったことが、この国の戦後の政治だった。

 そしてそれは今でもできていないし、この国の政治はそれをしようとしない。

 長年政治記者をやってきた山田がそれを知らないはずがない。

 その本質論がないままに、本質論を決定づけるのが安保法制案だ。

 それを強行成立させようと急ぐ安倍政権こそ、批判さるべきである。

 この山田孝男という記者は、専門編集委員という大げさな肩書をつけているが、ただの一線を退いた政治記者だ。

 政治家に取り入って政局がらみの記事を書いてその存在感を誇示するしか能がない。

 ひところは小沢たたきに走り、いまでは小泉に取り入って脱原発を売りにしている。

 安倍宴会記者懇の常連に名を連ねていることがバラされたにもかかわらず、恥ずることなくこのような安倍御用記事を書いている。

 もはや憲法学者から学生まで、すべての国民が反対している安保法制案は廃案するしかないというのに、毎日の紙面を借りて正論をふりかざして野党をけん制しているのだ。

 このような記者を使い続ける毎日新聞もまた、リベラルを装った権力に屈した新聞であるということである。

 私の眼をごまかすことはできない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/641.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 気付けば、日本の隣国に親日的国家は全てなくなりました。 台湾・馬英九政権「反日」に舵?―(孫崎享氏)
気付けば、日本の隣国に親日的国家は全てなくなりました。台湾・馬英九政権「反日」に舵?―(孫崎享氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sms5bi
29th Jun 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks


A:事実関係

28日産経配信「台湾・馬英九政権「反日」に舵?」

「台湾の馬英九政権が終戦70年の今年を「抗日戦争勝利70周年」と位置付け、

さまざまなイベントを打ち出している。

当局は、中国に対抗し、

「戦争を主導したのは中国共産党ではなく中華民国だったことを知らせるため」と

説明しているが、馬総統自身の思い入れの強さもあり、波紋が広がっている。

 国防部(国防省に相当)は7月4日、北部・新竹県の陸軍基地内で、

記念の軍事パレードを行う。

日中戦争の発端となった盧溝橋事件が発生した7月7日にはシンポジウム、

旧日本軍の降伏式典が行われた10月25日の「台湾光復節」には記念大会など、

16項目のイベントを企画。

今月23日には「中央銀行」が記念のメダルの発行を発表した。

 馬総統はこれまでも積極的にイベントに参加してきた。

3日には米スタンフォード大主催のテレビ討論で、

「中華民国は日本軍を中国大陸に貼り付けたことで他の戦場での反撃を可能にした」と

第二次世界大戦全般への貢献を強調。

この中で南京事件を英語で「レイプ・オブ・南京」と表現している。

同日、学術討論会で台湾初の「慰安婦記念館」の開設を発表した。」

B:過去、台湾は最も親日的な「国」と位置付けられてきた。

しかし、この国が「反日」に舵を切るのは大きな変化である。

 要因には2つある。

 一つは台湾の対中輸出の比率が極めて高くなったこと、

 今一つは安倍政権の戦争見直し機運に対する反発。

 2012年の輸出比率を見てみたい。

 中国    26.8%、

 ASEAN   18.8%

 香港    12.6%

 米国    10.9%

 EU      8.7%

 日本     6.3%

これを見れば、日本に対して特別の配慮をしなければならない時代は終わった。

逆に中国へは日本の3倍の輸出を行っている。

中国寄りの政策を打ち出してもなんら不思議はない。

いま一つは安倍政権の戦後関連政策である。

南京事件であるとか、従軍慰安婦などで日本の右派が火遊びし、

日本自身がこれらに対する批判・反省のトーンを弱めようとする動きで

反発の材料を与えてしまっている。


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/642.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 安保法案「違憲」54.3% 本社県民世論調査(福島民報) 安倍内閣支持10・7ポイント急落、28・4% 不支持50・6%

安保法案「違憲」54.3% 本社県民世論調査
https://www.minpo.jp/news/detail/2015062923733
2015/06/29 08:33 福島民報


 福島民報社は福島テレビと共同で県民世論調査(第10回)を行った。安全保障関連法案が憲法に照らして「違反している」との回答は54・3%と半数を超え、「違反していない」は15・3%だった。集団的自衛権の行使容認に「反対」は51・7%で、「賛成」の14・5%を大きく上回り、県民の法案への疑問や懸念が浮き彫りになった。安倍内閣を「支持する」は28・4%で、今年3月の前回調査の39・1%から10・7ポイント急落した。

 安全保障関連法案が憲法に照らしてどう思うかを聞いた結果は【グラフ(1)】の通り。

「違反している」との回答は「違反していない」の3倍強だった。「どちらともいえない」の20・6%、「わからない」の9・8%を合わせると約3割を占め、法案への理解が十分に浸透していないこともうかがえる。

 年代別では、「違反している」は30代の70・0%が最高。次いで50代63・6%、60代61・3%だった。「違反していない」は40代の29・5%が最も高く、80歳以上24・8%、30代20・0%と続いた。

 集団的自衛権の行使容認について聞いた結果は【グラフ(2)】の通り。「反対」が50%を超える一方、「賛成」は1割強にとどまった。

 年代別では、「反対」は30代の70・0%が最も高く、50代60・6%、60代59・3%と続いた。「賛成」は40代が29・5%、次いで80歳以上が21・8%だった。

 安保法案をめぐっては、衆院憲法審査会で参考人の憲法学者全員が「違憲」と主張し、与野党の見解が対立している。一方、安倍晋三首相は「国際情勢に目をつぶって、従来の憲法解釈に固執するのは政治家としての責任放棄だ」などと主張。26日の衆院平和安全法制特別委員会で、安保法案を会期延長後の今国会で採決し、成立を目指す方針を明言している。


■内閣支持30%割り込む

 安倍内閣を支持するかを聞いた結果は【グラフ(3)】の通り。「支持する」が30%を割り込んだのは、同じ内容を質問項目とした平成25年3月の第4回調査以降初めて。「支持しない」は50・6%で、初めて半数を超えた。

 男女別では、「支持する」は男性35・2%、女性22・6%、「支持しない」は男性51・2%、女性50・0%となった。

 安倍政権に望む復興政策は「景気経済対策」が29・3%で最も多く、前回調査より4・3ポイント増えた。次いで「県民の健康管理」14・6%、「除染」11・2%、「風評被害対策」10・8%と続いた。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/643.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「自由民主党という名前こそ、最大のブラックジョーク:山口二郎氏」
「自由民主党という名前こそ、最大のブラックジョーク:山口二郎氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17726.html
2015/6/29 晴耕雨読


https://twitter.com/260yamaguchi

自由民主党という名前こそ、最大のブラックジョーク。

自民党が目指すモデル。

秦の始皇帝、ナチスドイツにおける焚書、そしてポルポトが進めた知識人絶滅。

やられてたまるか。

雨の中、国会前に集まってくれた皆さんに心からお礼を申し上げます。

今、政府与党が次々と醜態をさらしているのも、批判的メディアや知識人に憎悪をむき出しにしているのも、みんなが安保法制に反対しているからです。

無理に無理を重ねれば、そのうちもっと大きなぼろが出る。

自信を持って戦いましょう 戦後政治学は戦後民主主義とともにあった。

戦後政治学を学んできた私たちは、こういう状況で民主主義を守る発言をするために政治学者としてべ供してきた。

今この状況で態度表明ができない人は、政治学者という看板を下ろしてほしい。

今の状況に重ね合わせて、最近復刊された日高六郎『1960年5月19日』を読む。

60年安保に関する分析。

前史1,2は藤田省三先生が書いた。

その中に岸政権について、支配はあるが、支配過程(ガヴァメンタル・プロセス)がないという言葉を見つける。

まさに孫が同じことを今繰り返している

プロセスとは、異なった主張が衝突、相互作用をする中で、少し新しい結論が形成される過程のこと。

対話を拒否し、力ずくで異論を抑え込もうという政府には、プロセスがないということ。

藤田先生の言葉に改めて感銘を受ける。

永田町の野蛮人 http://t.co/iDQFyxwZpG

自民党と百田の錯乱に関する論評。

内閣に入っていない与党議員をいかに束ね、引き締めるかは、政党政治における難題である。

閑な自民党議員がネトウヨ化し、安倍をひいきの引き倒しにするという構図。

勝手にしろという感じ。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
http://t.co/iDQFyxwZpG
永田町の野蛮人

Category : 東京新聞 本音のコラム
Author : 山口二郎

 二六日朝の各紙は、前日自民党の会合である作家が講演し、沖縄の二つの新聞をつぶせとか、報道統制のためにテレビ番組の広告主に圧力をかけろと言ったことを報じている。この作家の妄言は論外だが、与党の政治家がそれに付和雷同して、言論抑圧の気勢を上げたことは看過できない。さらに、党内に発言の自由があるなどととぼけたことを言う幹部には、自由民主党という看板を返上せよと言いたい。

 小人閑居して不善をなし、群れを作れば集団発狂する。そもそも自民党の議員は多すぎる。同党の衆議院議員の四割は当選一、二回生である。政府の役職に就けないその他大勢は、委員会の定足数や採決の時の員数合わせ要員である。普段は暇を持て余し、ネトウヨレベルのおだを上げて、国を憂えた気分になる。

 こんな底の抜けた愚者たちが権力という凶器を持って、国を壊そうとしている。前にこの欄で、安倍政治は秦の始皇帝の時代を目指していると書いたが、ほかならぬ自民党議員がそのことを証明している。我々は文明を守るのか、野蛮につくのか、選択を迫られている。

 与党の政治家をしてここまで苛立たせ、本性を明らかにさせたのは、この間の世論の動きであり、市民の力である。国会会期を大幅に延長したことで、劣化した政治家はもっとぼろを出すことだろう。楽しみだ。


東京新聞6月28日



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/644.html

記事 [政治・選挙・NHK187] ふたたび「安倍話法」について - 鈴木耕(BLOGOS)
ふたたび「安倍話法」について - 鈴木耕
http://blogos.com/article/114518/
マガジン9 2015年06月03日 12:05 BLOGOS


だいぶ前のことだけれど、このコラム「風塵だより17」で、ぼくは「『安倍話法』という詐術」を書いた。読者少数のこのコラムには珍しく、ずいぶん多くの人たちが読んでくれたようだった。それだけ、安倍首相の話しぶりに違和感を持っている人が多かったということだろう。

 最近では、新聞記事にも、チラホラと「安倍話法」という言葉が散見されるようになった。提唱者としては嬉しいけれど、こんな言葉が流行るような人物が我らの国の“最高責任者”であることは、いかにも辛い。

 その安倍首相だが、最近は「安倍話法」に、ますます磨きをかけているようで(苦笑)、しゃべることが支離滅裂になってきた。

 しかも、親分がそんな具合だから、子分たちだって支離滅裂ぶりを競い合うようなあんばい。だから、国会での質疑がきちんと成立するはずもない。それこそ“ハンパない”惨状に陥っている(無理して若者言葉を使いたくなるほど、ハチャメチャだ)。

 つまり「安倍話法」が「安倍内閣話法」へと拡大(?)しつつあるのだ。むろん、安倍のシリメツレツぶりが突出しているのは、さすがに親分の貫録(?)というところか。


1. きちんと説明できないことは、ペラペラと関係ないことまで持ち出して長々としゃべりまくり、相手のやる気を殺ぐ。

 これが、国会審議の場で、もっとも目につく「安倍話法」の真髄だろう。

 何しろ、うるさい。あの舌足らずな話し方で、訊かれてもいないことを延々としゃべり続ける。1分ほどの質問に5分以上も使って、中身のないペラペラ答弁をまくし立てる。持ち時間が決められている質問者にとっては、たまったもんじゃない。

 説明のつかない「安全保障関連法案(戦争法案)」に関しては、この傾向がことのほか強い。

 しかも、質問に対応できずに右往左往する中谷防衛相を抑えて、自分が指名されてもいないのに答弁に立つ。質問者に「ソウリ、あなたに質問しているんじゃない」と言われても「答弁者の指名権は委員長にある。あんたに指名権はないんだ」と開き直る。

 もはや、制御不能のメルトダウン原発みたいなものである。危なくってしょうがない。


2. ほとんど意味不明の下品なヤジを飛ばすが、謝れば済むと思っている。

 まあ、これほどヒドイ首相ってのも、日本政治史上初めてだろう。なにしろ国家の最高責任者である首相自らがヤジを飛ばし、しかもそのヤジに品がないときている。よく「世界に対して恥ずかしい」なんてことを言う人がいる。それこそ誰かさんたちがよく言う“自虐”っぽいので、ぼくは使わないけれど、今回ばかりは、本気で「世界に対して恥ずかしい」と赤面しちゃう。実際、下品なヤジを飛ばしてヌニヤニヤ笑う“国の最高責任者”の姿を目にしたら、世界の人はどう思うだろう?

 2月19日の衆院予算委員会では、民主党玉木議員の質問中に「日教組、日教組、日教組どうすんの!」とヤジ。これは日教組が補助金をもらっているというほとんど“ネット右翼情報”並みの怪情報を信じ込んでいたというお粗末。むろん、数日後に陳謝せざるをえなくなった。

 5月28日には、民主党の辻元清美議員の質問中、「早く質問しろよ」と恫喝まがいのヤジ。@で指摘したように、自分では延々と質問者の持ち時間を浪費するような、無意味で冗長な答弁でごまかすばかりだが、相手に対しては威丈高に吠え立てる。ある意味、幼児性むき出し。もっと言えば、言葉は悪いけれど“ガキ”だ。

 これも、陳謝に追い込まれたが「言葉が少し強かったとすれば、お詫びする」と、わけの分からない言い逃れでごまかした。言葉の「強い・弱い」の問題ではあるまい。まさに、首相としての資質が問われる問題なのだ。

 だが、もっと深刻で下品なヤジもあったのだ。実は、同じ辻元議員への別のヤジだ。

辻元「人の生死とか、戦争に関わる話なんですよ。なにも大げさな話を申し上げているわけではないんです」

安倍「大げさなんだよっ」

 安倍の無知蒙昧、というより冷酷さがはっきりと現れたヤジだ。辻元議員が「人の生死や戦争に関わる話」と言っているのに、それが「大げさ」だとまぜっ返す。人間としての最低限の品性さえ感じられない。

 安倍の頭の中では、人の生死も戦争も、何の現実感もないらしい。自分の妄想(ノブスケじいちゃんの渇望の実現)だけが膨らんでいるのだろう。

 こんな首相が振り回す「戦争法案」で海外派遣される自衛隊員は、ほんとうにたまったもんじゃない。なぜか、このヤジはあまり伝えられず、これについての安倍の陳謝もないままだが、本質的にはこのヤジのほうが最悪だと、ぼくは強く思う。

 これだけでも、安倍退陣の理由になるほどだろう。


3. まったく根拠のないことでも、さも裏付けのある事実のように粉飾して相手を煙に巻く。

 たとえばこの「戦争法案」で海外派遣される「自衛隊員のリスク」に関する質疑だ。自衛隊員の任務はこの法案によって、膨大に拡大する(はずだ)。危険極まりないのが「後方支援」「治安維持」「駆け付け警護」などだろう。

 軍事ジャーナリストの田岡俊次さんも、次のように強調している(週刊金曜日、5月29日号)。と題する論考だ。

軍事がわからない安倍首相の暗愚

(略)同法(注・PKO協力法)改定案には住民などに対する危害の防止や区域の保安のために「監視、駐留、巡回、検問、警護」を行うとしている。イラクの例を見れば、テロリスト、ゲリラの監視のため、もし家宅捜索をすれば反撃を受けることがあり、街路を装甲車で巡回すれば道路脇爆弾や対戦車ロケットの犠牲となることも多い。(略)

 「国際平和支援法案」では、自衛隊が提供する役務の中に「補給、輸送」が入っているが、ゲリラは戦闘部隊と正面衝突するよりは、後方に潜入して補給を妨害しようとし、輸送車列は攻撃を受けやすい。安倍首相は「戦闘が起きれば、ただちに部隊の責任者の判断で一時中止、あるいは退避する」というが、車列が停止し、Uターンして退避しようとすればかえって狙われやすく、応戦して突破する方が合理的な場合もある。(略)

 こうした任務を自衛隊に課しながら「戦闘に参加することは決してない」と言うのは、もし戦闘になって、死傷者が出れば、この発言が非難の的となるだけに政治的方便としてもおかしいが、メディアがこの矛盾を十分指摘したとは言い難い。(略)

 どうだろうか。この他にも田岡さんは「駆け付け警護」のデタラメさも、「デモクラTV」などで指摘している。

 すなわち「駆け付け警護」とは、現に武装勢力からの攻撃に遭っている他国軍や国連機関、NPOなどの救出に向かうものであり、戦闘そのものに参加することだ。ここで「戦闘が起きたから、はい、中止、撤退」などということをしたら、それこそ世界中の物笑いの種になるし、批判の的になるのは当たり前だろう。

 安倍は、そんなことも知らずにこんな法案を推進するのか、と田岡さんが慨嘆するのだ。誰が聞いても当然な指摘だと思う。


4. 「“絶対に”大丈夫」とか「“決して”起きない」などと、根拠のない強い表現を好むが、そこを突かれると逆切れする。

 田岡さんもBで触れているけれど、安倍は「自衛隊員のリスクが増えるではないか」と指摘されると「戦闘に参加することは決してない」と胸を張った。どうしてそういうことになるのか、説明はまったくない。ただ、自信たっぷりに「決してない」を繰り返すだけ。もはや壊れた録音機である。その“根拠なき自信”がどこから来ているのか、さっぱり分からない。

 審議後の記者会見でも、安倍は「アメリカの戦争に巻き込まれるのではないか、という声もあるわけですが、はっきり申し上げます。絶対にありません!」と、根拠のない“絶対”を繰り返した。どこにこの“絶対”の根拠があるのかについては、まったく答えない。

 田岡さんの指摘にどう反論できるのか。国会審議の質問者も、その点をもっと突けばいいのに…と、国会中継を見ながら、ぼくも思った。


5. 意味不明の言葉を新語・造語をやたらと持ち出す。その言葉の定義があいまいだから、議論がうまく噛み合わない。むしろ、そこを狙っているのかもしれない。

 とにかく、今回の「戦争法案」は、妙な言葉の大安売りだ。その中でも特に訳が分からないのが「事態」だ。

 「重要影響事態」「存立危機事態」「武力攻撃予測事態」「武力攻撃切迫事態」「武力攻撃切迫事態」「国際平和共同対処事態」…。これらをきちんと説明できる人がいたら、ぜひお目にかかりたい。

 しかも、それらの「事態」が互いに入り組んでいて、どこからが「重要影響事態」で、どこから「存立危機事態」に変化するのか、訊いている質問者も答弁する大臣らも、よく分かっていないらしい。だから答えがバラついて、よけい訳が分からなくなる。

 麻生財務相が「議員の奥さんたちを集めて説明会を開いたが、まったく理解できなかった」というほどだから、奥さんたちに限らず議員たちだって理解の外なのだろう。

 これは、安倍個人だけではなく、もう安倍内閣の閣僚や自民党の重鎮たちにまで蔓延している。

 たとえばこんな例。

 「武器使用」と「武力行使」は違うのだという。これは、中谷防衛相も繰り返していることだが、「武器の使用は正当防衛などの警察権の範囲内で行うものであり、武力行使は国家もしくは国家に準ずる組織との戦闘行為であるから、両者はまったく違う概念」だというのだ。

 5月27日の国会審議で、維新の柿沢議員の質問に対し中谷防衛相は、「武器の使用と武力行使の違い、ほんとうに分かりませんか。分からないのなら議論はできませんよ」と開き直った。だが、この質疑における中谷防衛相の説明は、以下のようなものだった。

「武力の行使」とは、我が国の物的人的組織体による国際的な武力紛争の一環としての戦闘行為を行います。これが武力行使です。一方「武器の使用」とは、直接人を殺傷し、または武力闘争の手段としてものを破壊する機械を、その本来の用法にしたがって用いることを言います。

 この説明で「武器使用」と「武力行使」の違いを、きちんと理解できる人がいるだろうか?

 むろん、官僚が書いた作文を中谷大臣が棒読みしただけのことだろうが、そもそもこんなわけの分からない文章を読み上げて、「これが分からないなら議論できない」などと開き直るところが、なんともスゴイ!

 この内閣、一事が万事こうなのだ。特に、「安全保障関連法案(戦争法案)」の審議に入ってから、こういう理解不能な問答(とても議論とは言えない)が多くなったのだ。

 そんな有り様なのに、安倍以下閣僚たちは「国民に丁寧に説明して理解を求めていく」と繰り返す。


6. 無知を恥じない。恥の上塗りをする。

 もう有名になってしまったが、5月20日の党首討論において、志位和夫共産党委員長の質問に、なんと安倍首相はポツダム宣言について「その部分をつまびらかに読んでいないので、ただちに論評することは差し控えたい」と、まさに驚天動地の答弁をしてしまったのだ。

 「ポツダム宣言」とは、日本に無条件降伏を迫るために、1945年7月26日に、米英中の首脳がドイツのポツダムで合意した歴史的文書だ。これによって、日本の戦後の道筋が決められたといってもいいほどの重要な意味を持つ。
 そんな重要文書を、当事国の首相である安倍が「つまびらかに読んでいない」と口走ってしまったのだ。

 さらに、志位氏によれば、安倍首相は2005年、自民党幹事長代理だった当時、月刊誌「Voice」(05年7月号)で次のように語っていたという(朝日新聞5月22日付)。

(略)(安倍氏は)「ポツダム宣言というのは、米国が原子爆弾を二発も落として日本に大変な惨状を与えた後、『どうだ』とばかり(に)たたきつけたものだ」と語っていたと指摘。だが、宣言は1945年7月26日に米英中の名で発表され、同8月6日と9日の原爆投下後、日本が同14日に受諾した。志位氏は「(宣言は)二つ原爆が落ちた後に『たたきつけられた』ものではない。事実誤認がある」と述べた。(略)

 つまり、安倍首相は、事実関係さえ知らずに、その時の思いつきでペラペラと分かったようなフリをして、話をしてしまうのだろう。この時だって、自民党幹事長代理という要職にあったのだから、こんなに言葉を軽く扱っていいわけはない。

 だが、これは彼の本質のようだ。何度間違いを犯しても、まるで反省の色もなく、それを指摘されると逆切れする。


7. 開き直る。

 とにかく批判されると開き直る。

 これも、5月20日の党首討論、岡田民主党代表に問い詰められると、安倍首相、なんとも奇妙な開き直り。

 「法案の説明についてはまったく正しいと思いますよ。私は総理大臣なんですから」…??????……

 いったい何なのでしょうか、この答弁。

 わけが分からなくなったり、答えに窮したりすると、こういうなんとも珍妙な開き直りをするのも「安倍話法」の大きな特徴だということは、憶えておいたほうがいい。

 「安倍話法」のデタラメさは、もっともっとたくさんある。書いても書いても書き切れない。書いているほうも、くたびれてしまう。だから、今回はこの辺でやめとこう…。

 最近も、ぼくはいろいろな集会やデモに参加している。反原発、秘密保護法、戦争法案、沖縄米軍新基地建設反対、マスメディアと表現の自由、改憲…とテーマはさまざまだ。あんまりいろんなことがあるので、参加するだけでけっこう忙しい。

 そんな場では、「もうさまざまなテーマ別にやっていては間に合わない。『安倍退陣!』こそが、いまや最大最重要のテーマだ」という声が、とても大きくなっている。
 ぼくも、心からそう思う。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/645.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「ばれちゃいました。ゴメンナサイ」で 済むわけがない 「フジテレビ」の ねつ造 日本語字幕。 検証こそが大事。
「ばれちゃいました。ゴメンナサイ」で 済むわけがない 「フジテレビ」の ねつ造 日本語字幕。 なぜ、 話していることと全く違う字幕になったのかの 検証こそが大事。
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1408.html
2015.06.29 リュウマの独り言


 28日に 伝えた「池上彰スペシャル」、 字幕が 間違っていたのは確かで、 その件を謝ることもは「当然」なのだが、 なぜ話している内容と 『逆』の内容で伝えたか (そういう字幕になったか) 、 その調査こそ するべき話であろう。


                                             2015/06/29 13:52 【共同通信】
 フジテレビは29日、5日放送の番組「池上彰 緊急スペシャル!」で、日本についての韓国人へのインタビューを放送した際、「嫌いですよ」などとする字幕と実際の映像が異なっていたとして、おわびの文書を公式サイトに掲載した。


 フジテレビによると、韓国女性が日本について「嫌いですよ、だって韓国を苦しめたじゃないですか」と語ったとする日本語の字幕が流れたが、実際には韓国について「文化がたくさんある。だから、外国の人がたくさん訪問してくれているようだ」と話していた。



   インタビューを受けた女性は「문화가 너무많아요.그리고 외국인이 정말 많이 방문해주는 것 같애요.
                       文化がとても多いですね。そして外国人が本当にたくさん訪れてくれるようです」
     と言っているのに なぜ こんな字幕ですり替わって放送するようになったのか。 それが問題だ。       
      記事は→ http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1402.html  6月28日アップ分

 最近は 『言論弾圧』が激しいので (笑)  コソーーッとお教えします。 方言が丸出しになってきたなぁ、 


 今日の1枚 かな。 株価も 明日も500円下がると、 この数字も グッと 下がると思いますよ。



関連記事
今日の1枚 『韓国憎し』の世論を盛り上げたい、『内閣、産経、日本会議』が 番組内容すら でっち上げて 国民をミスリード 
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/588.html

安保法案「違憲」54.3% 本社県民世論調査(福島民報) 安倍内閣支持10・7ポイント急落、28・4% 不支持50・6%
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/643.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/646.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 百田氏発言、翁長知事「愕然」 宜野湾市議会は抗議決議(朝日新聞)
百田氏発言、翁長知事「愕然」 宜野湾市議会は抗議決議
http://www.asahi.com/articles/ASH6Y5S3SH6YTIPE02M.html
2015年6月29日20時40分 朝日新聞


 自民党若手国会議員の勉強会で、作家の百田尚樹氏が「沖縄の二つの新聞社はつぶさなあかん」「基地の周りが商売になるということで住みだした」などと発言したことについて、翁長雄志・沖縄県知事は29日、「沖縄のことを全く知らない」と批判した。県議会の一般質問で答弁した。

 翁長氏は「本土の方々は沖縄の戦後のことを知らない。あんな話をされること自体が沖縄のことを全く知らないということ。沖縄側が発言しないと本土の理解も得られない」と語った。

 議会後の取材でも「愕然(がくぜん)としている。悲しいし、寂しいし、知識人であるがゆえに大変怒りも出てくる」と批判。勉強会での百田氏や参加議員のメディアに関する発言について「メディアで考え方はそれぞれ違うと思う。違うことそのものが大切だ」と語った。

 また、宜野湾市議会は同日、百田氏の発言への抗議決議を全会一致で可決した。決議では「現在の普天間基地は戦前、村役場や郵便局が存在する村の中心だったが、大戦によって強制的に奪われた。宜野湾市内の軍用地の借料は平均200万円」などと指摘。「県内外の人々に誤解と不信を与えかねない。地主のみなさんの尊厳を傷つける発言であり容認できない」として、発言の撤回と謝罪を求めている。(泗水康信、吉田拓史)



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/647.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 戦争法案は廃案にせよ 赤嶺政賢議員(日本共産党)が質問/すごい迫力。与党もヤジ一つせず、聴き入る。






戦争法案は廃案にせよ 赤嶺政賢議員(日本共産党)が質問

6月29日、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、衆院安保法制特別委員会で政府を追及。­自民党議員の会合での言論弾圧を求める暴論問題をとりあげ、沖縄県民に対する侮辱だと­批判し、菅官房長官に政府自民党の認識をただし、謝罪を求めました。

http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/648.html
記事 [政治・選挙・NHK187] 日本共産党の辰巳孝太郎参院議員が「そこまで言って委員会」で四面楚歌に(トピックニュース)
日本共産党の辰巳孝太郎参院議員が「そこまで言って委員会」で四面楚歌に
http://news.livedoor.com/article/detail/10284609/
2015年6月29日 7時0分 トピックニュース


28日放送の「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ)で、日本共産党の辰巳孝太郎参院議員が、出演者からの集中砲火を浴びる場面があった。

番組では、今年12月で大阪市長を退任する橋下徹氏の功罪について、出演者が意見を交わした。その中で、「橋下氏が政治家としてやりたかったことは何か」との質問に、辰巳氏は「正義の味方ごっこ」と答え、仮想敵を作って攻撃するその政治手法を厳しく批判した。

ここでジャーナリストの須田慎一郎氏が、批判を浴び続けた橋下市長にもひとつ評価すべき点があるとし、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)のヘイトスピーチが問題となったときに桜井誠氏を大阪市役所に呼びつけ、公開討論を行ったことをあげた。

須田氏は「『(ヘイトスピーチを)止めろ!』と体を張って言ったのは橋下さんだけです!」と当時の橋下氏が取った対応を評価した上で、辰巳氏に「日本共産党は何かやりました?」と詰め寄った。

辰巳氏は「もちろん、私もヘイトスピーチ反対のデモなんかにも出てますよ」と返したが、その答えを聞くなり、須田氏は「デモだけじゃん!」「集団でやってるだけでしょ?体張ってないでしょ?周りでワーワー言ってるだけじゃないですか!」と声を荒らげ、「アンタ、何もやってねぇだろ!」と一喝した。

須田氏の発言にスタジオからは笑いが起こり、中には拍手する者も現れたが、対する辰巳氏も「アンタこそ何もやっていない!」と須田氏に応戦した。両者の間でさらに言い合いが続きそうなところで、MCの辛坊治郎氏が間に入っために何とか事なきを得た。

その後、元衆議院議員の中田宏氏が、橋下氏が大阪市の全24区の区長を一般公募したことなどに触れた。中田氏はこの試みが失敗に終わったとして批判されていることについて「『100%成功することしか政治家はやっちゃいけないの』って話になるわけですよね?」と持論を述べた。

これに辰巳氏は「挑戦することそのものを否定しているわけではないんです」と反論したが、中田氏は「その結果、必ず批判をするのが共産党でしょ?」とバッサリ。中田氏の指摘にはスタジオでは爆笑と大きな拍手がわき起こった。

辰巳氏はなおも「市民のためになっていないことを批判することの何が悪いんです?」と食い下がったが、先ほど中田氏から「必ず批判する」との指摘を受けたばかりなだけに、出演者から「それが『正義の味方ごっこ』だって言ってるんだよ!」などと、集中砲火を受ける羽目に。

辰巳氏が四面楚歌となった状況を見かねたのか、辛坊氏はここで「頑張れ!辰巳!」と冗談めかして声を張り上げていた。


※こちらに動画があります。
そこまで言って委員会NP 安倍・橋下は改革者か?独裁者か?徹底検証SP 天木直人氏、山田厚史氏が出演
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/599.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/649.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 北東アジアでの中国・ロシアの戦略的協力―日米同盟 VS 中露の戦略的協力―(戦争板リンク)
.
北東アジアでの中国・ロシアの戦略的協力―日米同盟 VS 中露の戦略的協力―(戦争板リンク)
http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/673.html


.
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/650.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 日本共産党が原発推進派だったって知ってました?:本物の歴史修正主義政党 = 変化し、生成し、消滅する
件名:日本共産党が原発推進派だったって知ってました?
日時:20110506
媒体:日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+キンピー問題笑える査問録音公開中
出所:http://kinpy.livedoor.biz/archives/51934266.html
-----


14. 青島丸 2011年05月06日 08:55
日本共産党は原発問題に例えれば、彼ら自身が「逆原発」体質とでも言うべき性格を持っているのではないか?


原発推進派は今まで一貫して欺瞞的な「安全性」を強調し、自らに都合のよいデータや学説などばかり宣伝し、原発に批判的な意見は徹底的に敵視してこれをあの手この手で攻撃。都合の悪いデータは隠蔽し、あるいは目をそらし、話をはぐらかし続けてきた。


では、日本共産党はどうだろうか?


今、彼らは盛んに「日本共産党だけがこんなに原発問題を取り上げ続けてきた」というニュアンスで宣伝をしていますが、そこに書かれているのは彼らに実に都合の良い「武勇伝」ばかりで、日本共産党の原子力政策の歴史などの全体像を正確に表すものとは程遠いものだ。


かつてソ連が世界初の商業原子力発電に成功した時は、原子力の平和利用だとして、そしてソ連をはじめとする社会主義陣営の科学技術の優秀性を示すものとして歓迎してはいなかったか?


90年代に社会党が基本政策を劇的に右傾化した時は、日米安保問題についてはかなり力を入れてこれを批判したが、社会党が「原発容認」に踏み切るという決定的に重要な事態においても、日本共産党はさほどの強い反応を示さずに、型どおりの赤旗報道で小さく批判したに過ぎなかった。


むしろ、社会党支持者や左派系議員、地方組織や反原発団体、原発周辺地域の住民から社会党執行部に対する凄まじい抗議と抵抗に比べれば、日本共産党の反応は「冷ややか」そのものであった。


うそだと思う御仁は当時の「赤旗」や中央委員会総会決定、党大会決定を見て欲しい。


15. 太宰ファン 2011年05月06日 22:02
青島丸様
その通りです。「反原発は反科学論だ」として、批判してきました。以前、広瀬隆氏の反原発の本がブームになったとき、野口邦和氏(共産系)が「文化評論」か何かに、広瀬氏の本を、それこそ口を極めてののしるような論文を書いていて、興醒めした覚えがあります。


-----
//memo

poponsmemo / Published on Apr 30, 2014


日本共産党が小出裕章氏を強烈にバッシングした過去。


歴史を"修正"するのは誰だ?


気をつけろ、彼らはコロッと変化、生成する…






http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/651.html

記事 [政治・選挙・NHK187] <酷い>安保反対デモ運動で共産党と握手した初鹿明博衆院議員、維新の党が処分を検討へ!「自ら離党を望んでいる行動にしか…
【酷い】安保反対デモ運動で共産党と握手した初鹿明博衆院議員、維新の党が処分を検討へ!「自ら離党を望んでいる行動にしか見えない」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7019.html
2015.06.29 21:00 真実を探すブログ



☆維新、共産と「握手」議員の処分検討 初鹿氏、安保法案反対で街頭演説 「大阪都構想」の敵との連携問題視
URL http://www.sankei.com/politics/news/150629/plt1506290003-n1.html
引用:
 安全保障関連法案に反対するイベントに共産党の志位和夫委員長らと参加したとして、維新の党が初鹿明博衆院議員の処分を検討していることが28日、分かった。29日に党規委員会で協議する方針。


〜省略〜


共産党は大阪都構想に強硬に反対したこともあり、遠藤敬国対委員長代理ら維新の大阪系が反発。初鹿氏の処分を執行部に求めた。ある大阪系幹部は、民主党出身の初鹿氏について「自ら離党を望んでいる行動にしか見えない」と述べた。
:引用終了


☆2015.06.27「戦争法案に反対するハチ公前アピール街宣 (SEALDs)」: 初鹿明博衆議院議員【8/12】


以下、ネットの反応


















維新の党の上層部は大阪都構想で対立した自民党と食事までしているのに、握手だけの初鹿明博衆院議員を処分するとか理不尽です。議員にも最低限の活動や言論の自由があるわけで、それを安易に取り締まるような維新の党の処分はどうかと思います。


この前の自民党勉強会みたいに「潰れろ!」等と暴言を言ったわけでもないですし、共産党と握手をしたのも「安保法制で取り組みましょう」という意思表示だけです。共産党と勝手に政策で合意したわけでなく、彼を処分するのは結果的に維新の党の評判を落とすことになるでしょう。
というか、維新の党は安保法制に反対するのかどうか、ハッキリと表明して欲しいところです。


関連記事
安保法制反対で共産党の志位委員長、民主党の菅直人元首相、維新の党の議員らが握手!渋谷のデモでは三党が同じ街宣車で演説も!
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/563.html




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/652.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「一国の首相の莫逆の友ってこういうレベルなんですよ。その事実に戦慄しなければならない。:氏家法雄氏」
「一国の首相の莫逆の友ってこういうレベルなんですよ。その事実に戦慄しなければならない。:氏家法雄氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17729.html
2015/6/29 晴耕雨読


https://twitter.com/ujikenorio

信条というのは、おそらく硬化というか、いわば心の糊づけであって、糊はなるべく少ないほうがいい。


E・M・フォスター「折々のことば 84鷲田清一」『朝日新聞』2015年6月25日付 http://t.co/2S76s0O1M3


非常に大切なポイント→ 生きる軸とでもいうべきものが見つからない人は、つまらぬ信条で武装するもの。


たしかに自分をまとめるのに信条は必要だが、何が起こってもそれに正確に対処できるような柔軟なものでなくてはならぬと、作家はいう。


鷲田清一


信条というのは、おそらく硬化というか、いわば心の糊づけであって、糊はなるべく少ないほうがいい。


フォースター。


反逆者なのでこと言葉をゆっくり味わっております。


>田母神俊雄 百田尚樹氏が25日に自民党本部で開かれた勉強会で「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない」などと発言した。これを野党が言論弾圧だと騒ぎ立てている。ちゃんちゃらおかしい。マスコミには日本を貶める言論の自由が無限にあるが、百田氏には言論の自由がないというのか。安保法制つぶしだ。


ちゃんちゃらおかしいのは、国士気取りの田母神「先生」議論。


権力による恫喝教唆は言論の自由の内に含まれるものではありません。


バカな与太話繰り出す田母神「先生」の居酒屋政談こそ日本の品位を著しく毀損する暴挙ですよ


きりがないなあ(T_T)


「自民報道圧力 大西氏が『広告ななくせ』」『東京新聞』2015年6月28日付 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015062890065943.html

「マスコミを懲らしめるためには、広告料収入をなくせばいい」の代議士、昨年の女性蔑視ヤジ謝罪の人なんですねえ、



今日の『朝日新聞』の折々のことばおよみするといいですよ http://t.co/nTYeh8xDLY

「自分以外のいかなる審級にも自分を委ねない」醜さ https://t.co/2wZWK79X3J @hyakutanaoki


今日の折々のことば(朝日新聞・鷲田清一)を読ませたい偉い人が多すぎてとても一人じゃ仕切れない。 http://t.co/nTYeh8xDLY



このオッさん。


訴訟起こされるような糞本やコピペの物語しか書けないから、目立つためには炎上マーケティングするしかないんやなあ。


そのことで生身の人間が傷つくことへの想像力も一切無し。


文士気取るの辞めて欲しいわ https://t.co/NIHpMK9Pal

一国の首相の莫逆の友ってこういうレベルなんですよ。


その事実に戦慄しなければならない。 https://t.co/NIHpMK9Pal



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/653.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 安倍首相、オフレコで“安保法制は中国が相手”・・日本報道に中国ネット民「全国民、戦争準備だ!」「永遠に日本人を信じるな」

安倍首相、オフレコで“安保法制は中国が相手”・・日本報道に中国ネット民「全国民、戦争準備だ!」「永遠に日本人を信じるな」
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/422062/
2015年06月29日


中国紙・環球時報が29日、日本の複数のメディアが最近、安倍晋三首相がオフレコの場で「安保法制は南シナ海の中国が相手だ」といった発言をしていたと報じたことについて伝え、中国のインターネット・ユーザーたちの注目を集めた。

日本の報道によると、安倍首相は6月初めに東京都内で行われた官邸記者たちとのオフレコの懇親会で、集団的自衛権にからみ、「安保法制は南シナ海の中国が相手だ。だから、やる(法案を通す)と言ったらやる」と断言。マスコミの前で、中国との戦争を想定していることを堂々と認めたもので、「集団的自衛権を使い、米軍と一緒に南シナ海で中国を叩く」といった趣旨の発言をしたという。

また報道は、こうした安倍首相の発言に対して官邸がメディアに圧力をかけ、報じないようにさせていたと伝えている。

この環球時報の報道に対して、中国ネットユーザーたちから日本に対する反発を込めたコメントが続々と寄せられた。その一部を拾ってみる。

「この報道が中国人に教えてくれたこと。『永遠に日本人を信じるな』」
「原爆で日本人を消せ」
「日本はすでに中国侵略戦争の準備をしている。それでも中国人は『中日友好』!?」

「全国民、戦争準備だ!」
「バカな中国人どもよ、目を覚ませ。また日本と戦争することになったら、日本本土を叩く必要がある。永遠に立ち直れないように」
「世界平和のために日本をやっつけろ!」

「日本人は世界で一番、恥知らずな民族」
「これは明らかな宣戦布告だ!」
「第2次甲午戦争(日清戦争)」

「中国人は日本の物を買うな。愛国せよ! 同胞たちよ」
「抗日ドラマに出てくるスゴいヤツら、出番だぞ! 国を守る時が来た!」

「日本製品を買うな。日本を美化するな。必死に国を防衛だ」
「戦争は避けられない」

(編集翻訳 恩田有紀)

関連記事
戦争やる気満々安倍オフレコ発言ぜんぶ書く 「仮想敵国は中国」「橋下の本当の評価」「慰安婦問題は3億円あれば解決できる」
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/612.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/654.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 6.28 安保法案反対の声:千葉・高崎・栃木・新潟・石川・伊賀・大津・徳島・高知・鹿児島
<千葉>


「声上げ続けよう」千葉で安保法案反対集会
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150629/CK2015062902000175.html
再び戦争をさせない! 6.28県民集会
落合恵子さんが「デモや集会に参加して意味はあるのかと尋ねる人がいる。
どんなに小さい集会でも反対の声を上げることは意味のあること。
声が消えるのを待っている人たちがいるから」と語った。


安保関連法案:「反対の声上げ続けて」千葉で集会 落合恵子さん訴え
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20150629ddlk12010010000c.html


「戦争法案」廃案訴え 千葉市で県民集会
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/264417


-------------------------------------------------------------------------------


<高崎>


再び戦争させない県民集会
http://www.chiba-tv.com/info/detail/5062


「戦争立法ストップ」県民集会:高崎で1000人参加 自民勉強会発言を批判
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20150629ddlk10010017000c.html
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150629ddlk10010017000c.html
「戦争させない1000人委員会・群馬」代表の角田義一・元参院副議長は
「自衛隊は自国の専守防衛に徹すべきだ。子や孫の世代に
『どうしてあのとき平和憲法に背くような法律を容認したのか』と
問われないようにしなければならない」と話した。
集会に参加した高崎市の女性(80)は、国民学校5年生だった1945年、
前橋空襲で近所の夫婦が黒焦げになった記憶が忘れられないという。
「子や孫が平和を享受できるよう、今こそ声をあげる時」と話した。


-------------------------------------------------------------------------------


<栃木>


安保法案に危機感「平和を考える市民の会」に75人参加 栃木
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20150628/2003574
若者から じぃじ ばぁばまで平和を考える市民の会
出兵経験のある80代の男性は「安保法案は大変なこと。
既に戦争体制に入りつつある」と危機感を募らした。
夫婦で参加した女性は「子どもや孫の世代に戦争が起きないように、
今私たちができることをやりたい」と話した。


-------------------------------------------------------------------------------


<新潟>


護憲や反戦訴え、新潟でデモ行進 若者の力で平和守れ
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20150629190009.html


若者の立場から護憲や反戦などを訴えるデモ行進が28日、新潟市で行われた。
約50人が参加し、JR新潟駅前から古町十字路を経由して
白山公園までの道を「平和を守れ」と声を上げて歩いた。
県青年9条の会が企画。会員制交流サイト(SNS)などで参加を呼び掛けた。
参加者らは小雨の降る中、「戦争反対」「憲法守れ」と書かれた
プラカードを掲げ、「若者を守れ」「自由を守れ」などと訴えた。
通り掛かった人から「頑張れ」などと声を掛けられる場面もあった。
参加した燕市の会社員男性(31)は
「安全保障関連法案が国会を通過しそうだということを知らない人も多い。
デモを見て、一人一人が考えるきっかけにしてほしい」と話した。


-------------------------------------------------------------------------------


<石川>


石川)「戦争は始まらないうちに止める」むのさん講演
http://www.asahi.com/articles/ASH6W62KGH6WPJLB00N.html
「戦争はやらせないことが大事。始まったら誰も止められない。
始まらないうちに止める、それが今だ」と力を込めた。


講演:従軍記者経験 100歳の現役ジャーナリストむのたけじさん「第三次世界大戦」回避を 加賀
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20150628ddlk17040188000c.html


-------------------------------------------------------------------------------


<伊賀>


安保法案:反戦歌で「反対」市民集会に40人 デモも 伊賀
http://mainichi.jp/area/mie/news/20150628ddlk24010167000c.html
コンサートでは、ヒット曲の「遠い世界に」や反戦歌が披露され、
参加者が曲に合わせて口ずさんだ。
伊賀市の山下洋子さん(73)は「戦争中、防空壕に逃げ込んだことを覚えている。
孫達にあんな怖い思いはさせたくない。法案は絶対阻止しなくては」と話した。


-------------------------------------------------------------------------------


<大津>


安保関連法案:「戦争できる国、嫌だ」若者ら150人反対デモ 大津
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20150629ddlk25010379000c.html


-------------------------------------------------------------------------------


<徳島>


徳島)弁護士会が安保法案反対パレード 300人参加
http://www.asahi.com/articles/ASH6X5TSBH6XPUTB008.html


安保法案:弁護士会「違憲」JR徳島駅前で訴え
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150629ddlk36010366000c.html
阿波市の建築業、佐野仙二さん(60)は「親戚2人を戦争で亡くした。平和を願う
なら安保法制は要らないはず。安倍政権は戦争がしたいのか」と話していた。


-------------------------------------------------------------------------------


<高知>


安保法案:反対訴え集会 高知で1500人
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20150629ddlk39010356000c.html
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150629ddlk39010356000c.html
「憲法アクション inこうち」
「高知憲法アクション」など10団体が主催。高知大の岡田健一郎准教授が基調
報告し「解釈改憲は立憲主義だけでなく、国民主権や民主主義にも反している」
「集団的自衛権を認めると日本が先制攻撃をする国になる。
党派を超えて立憲連合を作って、廃案にしていく」


高知市で安保法案反対集会
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=340125&nwIW=1&nwVt=knd
安全保障関連法案に反対する集会が28日、高知市の中央公園で開かれ、
約1500人が参加。デモ行進して「戦争法案を廃案に」と訴えた。


-------------------------------------------------------------------------------


<鹿児島>


医療関係団体が安保関連法案反対で街頭活動
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2015062800010260
街頭活動は県保険医協会など、県内の4つの医療関係団体が行ったものです。
鹿児島市の天文館では、県内の医師や看護師らおよそ20人が、
安全保障関連法案への反対を呼びかけるチラシなどを配り署名を集めました。
医療関係4団体では今後も法案への反対を訴える街頭活動などを行う予定です。


-------------------------------------------------------------------------------


6.27
安保法案「今すぐ廃案に」川崎でデモ 県内各地で声上がる
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20150628/CK2015062802000137.html


「戦争できる法律、いらない!」
鳴り物入りのデモの声が27日、川崎市のJR川崎駅周辺に響いた。
集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案に反対の意思を示そうと、
250人の参加者は「今すぐ廃案!」と訴えた。
法制化を食い止めようとする市民の声は、県内各地で水かさを増している。
川崎市の集会では、参加団体がリレートーク。
高津区のたかつ九条の会の山本武彦代表(76)は
「自民推薦を含む憲法学者三人が法案を違憲と指摘して潮目が変わった」と強調。
沖縄戦で住民が避難したガマ(鍾乳洞)で起きた悲劇を描く映画「GAMA−
月桃の花」の上映会を十月に市平和館で開く実行委員会の大塚真一さん(62)は
「戦争に加担する法案は許せない」と、静かに語った。
参加した菊田由佳さん(42)は二児の母親の立場から
「子どもたちを戦場に送らない点では多くの人と一致していける」と話し、
看護師松原美保さん(38)は「人が傷つけ合うことになる戦争法案には反対だ」
公害問題に取り組む昼間忠男さん(77)は
「軍事は金を食い、社会保障を犠牲にする」と訴えた。
実行委の三嶋健弁護士(61)は「二週間の急な呼び掛けで、
支持政党も異なるだろう人びとがよく集まった」と手応えを感じていた。
通りがかった主婦(38)は「デモで戦争がなくなるとは思えないが、ああいう
人たちがいるから世の中が悪くならないのかなとも思う」と見つめていた。

http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/655.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 壮大なる医療費40兆円の無駄<本澤二郎の「日本の風景」(2034) <ハゲタカ医師会に食い荒らされる健保>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52108924.html
2015年06月29日 「ジャーナリスト同盟」通信

<ハゲタカ医師会に食い荒らされる健保>

 NHKが6月29日のニュースで、会計検査院が検査した無駄遣いは、ざっと4000億円とはじき出して、政府関係機関に警鐘を鳴らした。だが、本当の無駄はほかにある。「壮大なる無駄は、国民の医療費40兆円で、これまでもずっと繰り広げられてきている」と指摘するのは、日本接骨師会(登山勲会長)である。「健保が食い荒らされたままでいいのか」と警鐘を必死で鳴らし続けている。筆者は息子を東芝病院の医療事故で亡くしている。入院直後に100分も個室に放置して、痰が喉に詰まっての窒息死である。原発や武器弾薬でも暴利をむさぼっている東芝は、それでいて反省も謝罪もしない。刑事告訴したが、東芝は検察に手を回したらしく不起訴にされた。この機会に日本国民は、医師会・医師の暴走に歯止めを掛けないと、そら恐ろしい大変なことになろう。

<日本丸沈没などおかまいなしの医師会>

 日本医師会は、日本を代表する圧力団体で知られる。そこでは不正請求が一般化している。検査漬けから投薬漬けが日常化している。健康保険組合連合会(健保連)だけでも、年間270億円の不正請求が行われていたことが、既に発覚して久しい。1989年レベルで、この数字である。
 大手企業のサラリーマンが加入する健保連の財政が悪化していることは、以前から明らかである。1419組合の3分の2が赤字になっている。赤字から解散に追い込まれた組合もある。
 国民健康保険(国保)に比べて、保険料負担率が半分程度の健保でこの有様である。なぜ赤字なのか。医師会のぼったくりに全ての原因がある。誰も指摘しないが、医師会の内情に詳しい日本接骨師会は勇気ある主張をしている。
 看護師もそうだが、接骨師も医師に隷属させられている。奴隷である。性奴隷が一番深刻であるが、医師会に牛耳られる看護師や接骨師も厳しい。
 1000兆円を軽く超えてしまった日本財政である。その借金の割合は、円がゼロになった1945年に相当する。いつ財政破綻してもおかしくない。そうした中で、医師会は40兆円医療費に吸血鬼・ハゲタカよろしくむしゃぶりついている。こんなことが、これからも許されていいのだろうか。

<広告独占の東京都医師会>

 手元に2013年3月11日の読売新聞夕刊がある。夕刊だから16ページであるが、うち12ページの広告欄全てを東京医師会が買い占めている。これは驚愕すべき大事件である。
 新聞の広告欄全ページを医師会が独占している。東京都医師会である。これは読売だけなのか。確認できないのが残念だが、正直、新聞人でありながら、こうした広告新聞を見たのは初めてのことである。恐ろしい。
 医師会と読売の癒着は知る人ぞ知る、である。原発・改憲と人間の命を粗末にする読売が、治療ビジネスにくらいつく医師会とも?勘ぐれば、医師会は人間の命・医療費を食い物にする医師の集まり、ということにならないだろうか。
 読売の広告を全面買い取った東京都医師会は、これが初めてではなかった。2011年10月20日の夕刊も同様に全ての広告欄を独占していた。
 費用はどれくらいだろうか。数億円はたいた可能性が高い。
 こんなどえらい広告資金を拠出できる医師会は、実に優雅な圧力団体ということになる。暴利をむさぼっている、これは明白な証拠、事実なのだ。宗教・教育と医療に対して、優遇税制を施している日本である。
 40兆円医療費が、空前の赤字財政下、ハゲタカのような医師会と医師によって食い荒らされている。これに誰もメスを入れようとしない。新聞テレビも、である。報道機関を封じ込めるための広告といえるだろう。

<医師のバイト1日10万円>

 日本の刑務所が、深刻な医師不足という。理由は「病院に比べて収入が低いため」というのである。医師の守銭奴にも困ったものである。
 聞くところによると、医師の病院でのアルバイト料が1日で10万円。派遣労働者が聞いたら腰を抜かす金額である。病院がなぜ10万円も出せるのか。みな患者と保険負担が高額だからである。
 この狂った医療費を放置すれば、間違いなく日本沈没である。
 日本人は、いま自公政権によって戦争法と医療費で首を締め上げられている。本当に恐ろしい時代だ。

<恐ろしい高額医療費>

 ここに月2回の後期高齢者の往診請求データがある。何をするか。血圧測定だ。誰だって出来る。ついで聴診器を当てる。「変わりありませんか」と声をかけておしまい。およそ10分以内。3ヶ月に1度採血検査もする。
 請求書には在宅医療費6,666点、検査1,063点、合計7,729点である。保険分負担7,730円である。医師には7万7000円がはいる。
 ざっくり往診4回で10万円が懐に入る計算だ。これが時間外となると、当然、これにプラスされる。まことに結構な商売があるものである。素人でも出来るだろうに。医師だと別格なのである。

<医師も悪党>

 こんな往診治療で4回40分、10万円はひどすぎる。良心があれば遠慮すべきだろうが、そうしない医師は悪党である。
 最近は往診で稼ぐ開業医が多い。

2015年6月29日記(日本記者クラブ会員・政治評論家)


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/656.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 内閣の言いなりだった内閣法制局も、世論に押されて政府の意向とのズレが見られてきた。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201506/article_26.html
2015/06/29 23:05

先日、60年安保、70年大学紛争における学生運動について述べ、学生の正義感は少なくなったと嘆いた。今回の安倍内閣が進めようとする安保(戦争)法案は違憲となる法案で、60年安保に匹敵するものと思える。

さすがに、大部分の学者が違憲と述べた法案に対して、学生たちが動き出した。東京では
SEALDsの国会前抗議行動が始まった。また、京都で学生2200人がデモ行進して法案に「ノー」と宣言した。また札幌では、19才の女性が呼びかけ、「殺すのイヤだから戦争反対」 とデモを行った。

今回の文化芸術懇話会での暴言が、また世論を動かしている。今まで、政府の意向に沿って話していた内閣法制局の話が、微妙な変化を起こしている。安倍首相が、米艦艇への攻撃は集団的自衛権の最たる例と話していたが、「日本への武力攻撃と認定できるのであれば、個別的自衛権で対処できる」と述べたのだ。

今まで政府の御用人となり果てていた内閣法制局の中にも、世論の大きさに反応した動きが出て来たことは注目すべきだ。


個別的自衛権でも対応可 横畠氏、公海上の米艦防護
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015062901001490.html
2015年6月29日

 横畠裕介内閣法制局長官は29日の衆院平和安全法制特別委員会で、朝鮮半島有事に公海上で警戒する米艦に対する攻撃への対応に関して「日本への武力攻撃と認定できるのであれば、個別的自衛権で対処できる」と述べた。米艦防護は安倍晋三首相が集団的自衛権行使の典型例と説明している。民主党の長島昭久氏は個別的自衛権で対応が可能であるなら、集団的自衛権行使は不要になると追及した。

 中谷元・防衛相は「日本への武力攻撃か、密接な関係の他国に対する武力攻撃かは非常にあいまいだ。状況による」と述べ、集団的自衛権で対処する場合もあるとの考えを示した。

(共同)


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/657.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「百田氏にとって、沖縄県民は日本人じゃないのかな?:想田和弘氏」
「百田氏にとって、沖縄県民は日本人じゃないのかな?:想田和弘氏」 
http://sun.ap.teacup.com/souun/17730.html
2015/6/30 晴耕雨読


https://twitter.com/KazuhiroSoda

百田センセーによると、政権与党である自民党の勉強会って、「飲み屋でしゃべっているようなもの」らしいです。

→百田尚樹氏:発言は「飲み屋でしゃべっているようなもの」 - 毎日新聞 http://t.co/06IZjqC5Yq

なっさけね〜。

→自民若手議員「朝生」出演ドタキャン 勉強会発言影響か:朝日新聞デジタル http://t.co/NFTGTHkvIG

>唐沢“プラダを買えない悪魔”香織 これって「飲み屋では発言出来るけど、公の場でちゃんとした日本語でって言われちゃうと自信無いんで…」ってこと?

「愛国者」を自称する百田氏が、外国軍の基地の存在を正当化するために、自国民である沖縄県民を貶めるデマを広めるのだから倒錯している。

それとも百田氏にとって、沖縄県民は日本人じゃないのかな?

→百田氏「普天間基地は田んぼの中にあった」のウソ http://t.co/dktcC3FduJ

外国軍の基地を作ることを推進するために、反対する地元の住民に「お前ら金目的」だの「お前ら左翼」だの言う「愛国者」って、いったいどの国を愛しているのかほんとに謎だよね。

あれ?これは不思議。

こないだ維新の最高顧問が、大阪都構想に反対してた自民の総裁とメシ食ったりしてたよね。

あれは処分しないの?

→維新、共産と「握手」議員の処分検討 初鹿氏、安保法案反対で街頭演説 「大阪都構想」の敵との連携問題視 http://t.co/I40Ix6V0hA

>井上大輔 維新の党の東京事務所の電話して聞いた。「安倍政権寄りの産経新聞の一方的な報道(トバシですね)で、その証拠に朝日その他の新聞には載っていない。党としては処分は考えていない」。

>コハラ ミユキ 私は「まだ事実関係を確認中」と言われました。@DINO_INDO @KazuhiroSoda 維新の党の東京事務所の電話して聞いた。「安倍政権寄りの産経新聞の一方的な報道(トバシですね)で党としては処分は考えていない」。https://t.co/VIrmbks4ia

>コハラ ミユキ 維新の党の大阪本部に電話しました「処分を検討中であることは事実です」と言われました。党首の松野さんの事務所にもかけました。「具体的なことは何も決まっていない」と言われました。東京と大阪で違うお返事だと言ったら「そ、それは」と苦笑。


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/658.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「大手の新聞も首相とごはん食べてないで,地方紙のがんばりに続こうよ。:安西敦氏」
「大手の新聞も首相とごはん食べてないで,地方紙のがんばりに続こうよ。:安西敦氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17720.html
2015/6/29 晴耕雨読


https://twitter.com/a_anzai

そのとおりだ。


報道人の矜持を見た。


「政府に批判的な報道は、権力監視の役割を担うメディアにとって当然であり、批判的な報道ができる社会こそが健全だと考える。」


百田氏発言をめぐる琉球新報・沖縄タイムス共同抗議声明http://t.co/oYJxhcdNjV

「おさらいをしておく。権力はかくも暴走する。そのためにできないこと、国民の権利のためになすべきことを憲法に明記し、縛っておく。それが立憲主義の要諦である。」 【速報社説】報道批判 加速する為政者の暴走(カナロコ by 神奈川新聞) -http://t.co/M3niGXMHHs

大手の新聞も首相とごはん食べてないで,地方紙のがんばりに続こうよ。


【照明灯】地元紙の存在意義 http://www.kanaloco.jp/article/105204 @カナロコ・神奈川新聞さんから 

朝日と毎日,明日の社説はがんばってよ。


読売と産経は書くのかどうか知らないけど。


>冨永 格 NHKのNW9が「マスコミ懲らしめ発言」を意外にもしっかり取り上げていました。河野キャスターの締めコメも大意「とりわけ百田氏の発言は報道機関の一員として認められない」と。再びエールを送りたい、頑張れ現場!





>毎日新聞映像グループ 札幌:「戦争したくなくてふるえる」デモ -http://t.co/DENFHQ97Bm 札幌市在住の高塚愛鳥(まお)さん(19)が、安保関連法案に反対するデモ「戦争したくなくてふるえる」を発案。約450人が集まりました。 (賢)


>y/ABE.S 今日国会前抗議で高校生が一番前に立って参加してたんだけど、東北から来てた子のスピーチのときに、涙ポロポロ落としながら唇を噛んでくいしばってた表情をしていたのが忘れられない。たった一人で制服姿で国会前に来てる4つ5つ年下の高校生が何人もいる。大学生の自分も出来ることやってかないと。


>礒崎陽輔 秘密を増やしたり、一般国民への規制を強化するものではありません。新聞は大分理解しておとなしくなったのですが、一部のテレビ局ではなお異常な報道が続いています。


自民党の言論統制は今回のことに始まった話でもない。


報道機関が政府を批判することの意味を理解していない言動は,特定秘密保護法のときにもあった。


もう,報道機関をコントロールできていると思っていたんだろう。


まさにそう。


報道機関の意味が問われている。


--- 報道の自由に対する挑発、挑戦である。


平和国家として歩み続けてきた戦後日本が重大な岐路に立たされている今だからこそ、沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で抗議すべきことである。 東京新聞 http://t.co/sF1u4dH3Pp

「日本国憲法第21条  集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。」


民主主義の根幹をなす,表現の自由だ。


自民党はこれに手を付けてしまった。


>Tomohiko ASANO 長谷部さんを憲法審査会に呼んだときには、その発言が党の意向に反するということで「人選ミス」との声が党内から続々と上がったようだが、その党の集まりに百田さんを呼んだことについて「人選ミス」との声は上がっていないようなので百田さんは党の意向を正しく代弁してくれたという認識なのだろう。百田氏発言、自民認める 首相「勝手におわびできない」 | 沖縄タイムス+プラス http://t.co/tNNwKpYBKI @theokinawatimesさんから

>沖縄タイムス 百田尚樹氏、自民勉強会で暴言連発 ▼基地の近隣住民がカネ目当てで移り住んできた ▼うるさいのは分かるが、そこを選んで住んだのは誰だと言いたい ▼沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない ▼マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい http://t.co/uDCPvRB4BM

>BARA ***必読*** 沖縄タイムス 百田尚樹、沖縄タイムスの電話取材に答える 26日 「沖縄2紙はキライ」「しっかり読んだことはないがネットで・・」「わたしと意見の違う2紙を 誰も読まなくなってつぶれて欲しい」もちろん沖縄認識かわらず



「左翼に乗っ取られている」 自民、党勉強会で県内2紙批判 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース http://t.co/4ml1UWeJq2

報道機関を本気で怒らせるとこういう目に遭うのだなあ・・・ 百田尚樹に関するニュース [1/1ページ] | 沖縄タイムス+プラス http://t.co/8ivRbzY5tv @theokinawatimesさんから

百田発言は論外だが,その場で誰かが「意見は参考にするが,我々は報道機関の言論の自由も大切にする立場だ」と言えば一民間人の与太話ですんだ。


問題は,言論統制に同調し,百田による沖縄への差別発言を引き出したのが与党議員だということだ。




http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/659.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 「自分たちの手で生み出したモンスターは自分たちの手で始末しなければならない:フジヤマガイチ氏」
「自分たちの手で生み出したモンスターは自分たちの手で始末しなければならない:フジヤマガイチ氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17723.html
2015/6/29 晴耕雨読


https://twitter.com/gaitifujiyama

>ポンピィ 言うべきでない事、単なる暴言・差別発言を、歯に衣着せぬ発言、タブーを打ち破る発言、綺麗事ではない本音と評価し、それを誇るべき大阪の独自性にしてしまった在阪メディアの罪は重い。たかじん委員会やその他お笑い芸人の暴言等々。

これは本当にそう思う。

殆ど死に体だった安倍が再登場する前段として媒体露出のキッカケ与えたのも在阪メディアだった。

大阪維新の勢力拡張含め自分たちがこれまで何をやって来たのか胸に手を当てて考えてもらいたい。

日本中が焼け野が原になる前に

安倍との組閣ごっこ写真、太田出版の売れれば何でもあり商法、その裏には見城徹か。

経理担当に会社のキャッシュカード預けて9億円持ってかれても気が付かなかった薄っぺらい男がフィクサー気取る薄っぺらい国。

RT@鍵: 在阪の、特にスポーツ紙やタブロイド紙の記者さん、さすがに今回の百田の一件についてどう思うのか、上岡龍太郎さんに取材して、それを記事にしてほしい。

断られたら、それを報じてほしい。

週刊誌がロングインタビューするのもいいと思う。

これは「芸能マスコミ」の義務ですよ。

落とし前をつけるなら今しかない。

自分たちの手で生み出したモンスターは自分たちの手で始末しなければならない。

どっかから突然現れるヒーローに退治を期待するのは間違いだし、それは違う危険を生むだけだ。

>りんこ 「永遠の0」公開のころ、感動したー、これぞ反戦っていってた人たちどこ行ったんだろう。まあ、さすがに変だったんだな、って気づいてくれてればそれでいいけど。

どうかなあ、気付いているのかなあ……

>作家の百田尚樹氏、沖縄の新聞社発言について「今はもう本気でつぶれたらいいと思う」。大阪府での講演で。 http://bit.ly/17n4iz

野党は国会に呼べよ。

この人はただの一般人ではないのだから。

しかも自民党が自ら党本部に公式な会のゲフトとして呼んで、その中での話なんだから。

しかも発言を訂正、謝罪、撤回するどころかこうやって更に話をさらに強めてるんだから

この百田尚樹の発言は完全に民主主義に対する挑戦でしょ。

公人が政権与党の本部で自分が気に食わない報道機関は潰れろと言ってるんだ。

で、その発言は本気だと更に言ってるんだ。

こんな奴を公共放送の経営委員に送り込んだんだよ、今の政権は。

これは完全な政治問題でしょ?

国会で問いただせよ 

>なるほどやっぱ「冗談」なのかwhttps://t.co/YekXg6NccA

要するに舐められてんだよ。

本人は事の重大さ、全くわかってないのさ。

これでスルーしたらずっとこれ続くよ。

大阪のノリが分からないのかみたいな詭弁で誤魔化してくるのさ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/660.html

記事 [政治・選挙・NHK187] 県民は金目当てで親中、戦争の悲劇は捏造…百田尚樹と“沖縄ヘイト”のインチキを暴く!(リテラ)
                   百田尚樹・田原総一朗『愛国論』(KKベストセラーズ)


県民は金目当てで親中、戦争の悲劇は捏造…百田尚樹と“沖縄ヘイト”のインチキを暴く!
http://lite-ra.com/2015/06/post-1231.html
2015.06.29. リテラ


 自民党勉強会の言論弾圧、沖縄ヘイト発言をめぐって国会で釈明に追われている安倍政権と自民党。だが、騒動の火元である安倍首相のお友達・百田尚樹氏はどこ吹く風らしい。

 27日には福岡市の講演会で「(発言は)飲み屋でしゃべっているようなもの」「飲み屋で『あいつ殺したろうか』といったら殺人未遂なのか」と無茶苦茶な言い訳を強弁。28日には、大阪府泉大津市で沖縄の2紙について「その時は冗談口調だったが、今はもう本気でつぶれたらいいと思う」と開き直り。反省の弁を述べるどころか、さらに暴言を連発しているのだ。

 もはや、このおっさんに何を言っても、さらに嘘とデタラメを重ねるだけ。いちいち真に受けて反論しても何の意味もないかもしれない……。

 そんなふうに思っていたのだが、しかし、27日付沖縄タイムスの百田インタビューを読んで、考えを改めた。

 沖縄タイムスといえば、百田氏から「つぶさんとあかん」と名指しされた沖縄の新聞のひとつだが、百田氏はその取材に応じ、「普天間基地ができた後に住み始めて文句を言うのはおかしい」「基地の地主はみんな大金持ち」といった勉強会の時とほぼ同じ発言を繰り返した後、こんな主張までしているのだ。

「沖縄だけが戦争の犠牲になったわけではない。大阪も大空襲で多くの人が死んだ」
「沖縄の人は中国を歓迎している(から問題だ)」

 まったく唖然とするような発言ばかりだが、しかし、これらはいずれも最近、ネトウヨや保守メディア、右派の評論家の間でとみに高まっている「沖縄ヘイト」の論理そのものである。そして、ネットを見ていると、このデマを本気で信じ込んでいるユーザーも少なくない。

 だとしたら、この機会に、百田発言を検証するかたちで、沖縄ヘイトのデマをひとつひとつつぶしておいたほうがいいだろう。

 ということで、さっそく普天間基地の話からいこう。百田氏は勉強会で「(普天間基地は)もともと田んぼの中にあり、周りは何もなかった。基地の周りに行けば商売になると、みんな何十年もかかって基地の周りに住みだした」と発言。沖縄タイムスのインタビューでも「住んでいた場所に基地が引っ越してきたわけではない」と自説を繰り返した。

 これはネトウヨが基地問題を語る際に必ずもち出す論理なのだが、事実はまったくちがう。

 すでに本サイトをはじめ、いくつかのメディアで指摘されているが、普天間基地が建設された場所は、「周りは何もなかった」などということはまったくなく、1925年の段階で1万人近い住民が住み、役場や小学校もあった。45年4月、沖縄戦で上陸した米軍が住民を強制排除して占拠し、本土決戦のため普天間での滑走路建設に着手。つまり、元々そこに住んでいた住民たちは強制的に土地を奪われたのだ。

 そして、45年の終戦直前には住民は収容所に入れられ、終戦後に帰村が許されたときには、すでに基地に占拠され、自分の集落に立ち入ることができなかった住人が多くいた。それでやむをえず、米軍から割り当てられた周辺の土地に住み始めたのである。その歴史的経緯を無視して「基地ができた後に商売になると人が住み出した」などというのは、言いがかりも甚だしい。

 基地の地主がみんな大金持ちという話も同様だ。勉強会では「基地の地主さんは年収何千万円なんですよ、みんな」「ですから地主さんが、六本木ヒルズとかに住んでいる。大金持ちなんですよ」と言っていたのが、沖縄タイムスのインタビューでは「地権者には、膨大な地代が払われている。六本木ヒルズに住んでいる大金持ちと同じ」とニュアンスを変えているが、いずれにしても、大嘘である。

 沖縄タイムス、琉球新報の2社がこれに丁寧に紙上で反論しているので、引用しよう。

〈だが県基地対策課のまとめ(2013年)によると、県内の軍用地主のうち、軍用地料の受取額は100万円未満が54・2%、100万円以上200万円未満が20・8%を占める。大部分が200万円未満で「年収何千万円」と懸け離れている。〉(琉球新報)
〈沖縄防衛局が発表した2011年度の軍用地料の支払額別所有者数(米軍・自衛隊基地)によると、(中略)500万円以上は3378人で7・9%だった。〉(沖縄タイムス)

 ちなみに、六本木ヒルズの住居(レジデンス)の家賃を本サイトが不動産業者に聞いてみたところ、1LDKなどの安価物件も含めて、ざっくりと平均で一ヵ月50万から150万。年換算で600万〜1800万円の家賃である。百田氏の言う「地権者は六本木ヒルズに住んでいる大金持ちと同じ」というのは、もはや妄想としか思えない。

 沖縄戦についてのスリカエ発言も、指摘しておく必要があるだろう。

「沖縄は戦争で犠牲になったと言うが、東京も大空襲があり、犠牲を払っている。沖縄だけが犠牲になったわけではない。大阪も大空襲で多くの人が死んだ」

 百田氏は沖縄タイムスのインタビューでこう答えているのだが、これこそ、歴史をまったく理解せず、戦争の真実から目をそらして、自分たちの主張に都合のいいように事実をねじまげるネトウヨ思考の典型のような発言だからだ。

 先の戦争では、東京、大阪、その他の都市も空襲による甚大な被害を受け、多くの犠牲者を出した。そんなことは当たり前だ。だが、沖縄戦の悲惨さはそれらとはまったく質がちがう。沖縄は我が国で唯一、地上戦が行われた場所であり、12万2千人の県民がこの戦闘で死亡している。当時の沖縄県民は59万人といわれているから、実に5人に1人が戦死した計算だ。しかも、12万人のうち9万人は民間人だった。

 この沖縄戦の悲劇は、空襲のように米国の一方的な戦闘だけで起きたものではなかった。本土決戦を少しでも遅らせるために、日本政府から徹底抗戦の場所として「捨て石」にされ、そのことが被害をより甚大なものにしたのである。

 ネトウヨたちはこの「捨て石」についても、またぞろ「左翼の捏造だ」と喚いているが、それこそデマだ。45年の年始に大本営が策定した公的文書「帝国陸海軍作戦計画大綱」にも、〈右前線地帯の一部においては状況真にやむをえず敵の上陸を見る場合においても極力敵の出血消耗を図りかつ敵航空基盤造成を妨害す〉とはっきり書いている。

 また、沖縄防衛を担う陸軍第32軍の高級参謀として作戦担当にあたった八原博通大佐も自著『沖縄決戦 高級参謀の手記』(中央公論新社)のなかで、沖縄戦の役割をこう記している。

〈第三十二軍は本土決戦を有利ならしむる如く行動すべきである。すなわち戦略的には持久である。(中略)沖縄につとめて多くの敵を牽制抑留し、かつ、つとめて多くの出血を敵に強要し、しかも本土攻略の最も重要な足場となる沖縄をつとめて長く、敵手に委させないことであった。〉

 また、同書の「あとがき」で、大本営の戦略に対し〈迷妄な空軍決戦主義と狂気じみた裸突撃〉〈ばかげた攻撃要求〉と激しく非難。第32軍の参謀長であった長勇中将の自決に立ち会ったときのことをこう回想している。

〈参謀長は、自決の直前、私に「沖縄戦はどんな作戦を採っても、結局わが軍が負けるに決まっていた。お前は本土に帰っても作戦の是非を論ずるな」と申された。あるいは、参謀長の言葉通りだったかもしれない。〉

 ようするに、当時の日本軍は結果が見えていたにもかかわらず、沖縄になるべく多くの敵を集めて、そこで民間人を巻き込んだ血で血を洗う残虐な戦いを引き延ばし続けていたのだ。これを「捨て石」と言わず、なんというのか。

 しかも、沖縄が内地と決定的に違うところは、戦時中だけでなく、終戦後も長く米軍の占領下におかれ、返還後も米軍基地への土地提供というかたちで「捨て石」にされ続けていることだ。

 ところが、百田氏はじめ、ネトウヨ、保守メディア、右派評論家たちは、自分たちの戦争肯定思想に邪魔なこうした事実をネグり、「沖縄だけが特別じゃない」と話をスリカエていく。

 そして、最後は「沖縄=反日」のレッテル張りだ。右派メディアやネトウヨは、自分たちの大好きな米軍を拒絶する沖縄が相当に気に入らないらしく、沖縄に中国の観光客が大挙して来日していることやその観光ビジネスに中国資本が進出していることをあげつらい、「沖縄は中国のスパイ」などと言いだしている。

 百田氏もまさにその典型で、沖縄タイムスで「「沖縄の島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」の発言の真意は?」と問われ、こう答えている。

「絶対あってはならないことで仮定の話をした。沖縄の人は中国を歓迎している。(辺野古の新基地建設反対など)翁長雄志知事が言っていることも意味が分からない。沖縄の人の総意は何なのか。中国の危機意識がない人も見受けられる」

 どうしても沖縄を“中国の手先”にしたい意図が見え隠れするが、でも、その根拠が「中国人を歓迎している」だけとは……。日本の消費産業はいま、中国人客頼み、沖縄以外でも観光地ならみんな「マナーが悪い」と言いながら中国人を歓迎していると思うのだが。

 いや、日本だけじゃない。日本の保守派が大好きな台湾だって、中国の観光客を多数呼び入れて、企業は大きなビジネスを展開している。普通に考えればわかるが、中国の観光客受け入れやビジネスの提携は、そういうネトウヨ的な陰謀論とはまったく関係がないリアルなところで進んでいるのだ。

 それを無理矢理、自分たちの単純な二分法的イデオロギーと結びつけ、基地問題を無視し続ける日本政府に対して反発している行為を、“中国の属国になって本土に仕返しする”というストーリーに仕立ててしまう。ここまでくると、狂っているとしか言いようがない。

 どうだろう。ここまで読んでもらえれば、百田氏らが口にしている、“沖縄ヘイト”はいかに根拠がなく、デタラメで陰謀論丸出しの中身のないものであるかが多少はわかっていただけたのではないか。

 しかし、深刻なのは、こういうデマだらけの“沖縄ヘイト”の方法論が百田氏やネトウヨだけでなく、政治の世界にまで浸食していることだ。言っておくが、それは、今回、勉強会を開いた安倍チルドレンたちのレベルの話ではない。

 2ヶ月ほど前、「週刊文春」(文藝春秋)がやはり、翁長知事と中国との関係を追及するキャンペーン記事を掲載していたのをおぼえているだろうか。

 翁長知事が観光誘致目的で日本国際貿易促進協会の訪中ツアーに参加することをとらえ、基地問題で中国と連携しているかのような印象を与えたり、翁長知事とは会ってもいないのに、知事当選の2日後に人民解放軍の工作機関が沖縄入りしたと意味ありげに書いたり、翁長知事となんの関係もない琉球独立運動の団体に中国が食指をのばしていることを指摘したり……。

 いずれも、それらしい情報をかき集めてつなげただけの“確証バイアス”丸出しのネトウヨ記事だが、実はこれ、官邸が内閣情報調査室と公安を動かして「文春」に書かせた記事らしいのだ。

「『文春』の新谷学編集長は、安倍首相の本『美しい国へ』の担当編集者で、最近は菅官房長官ともべったり。この翁長追及企画も菅官房長官が直々にもち込んできた企画のようです」(週刊誌関係者)

 百田氏自体はこの騒動で官邸から切られてしまうだろうが、彼がもっていたネトウヨ的思考と“沖縄ヘイト”に象徴されるデマ攻撃の手法は、明らかに政権中枢にまで入り込み、増殖を続けている。

(宮島みつや)


http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/661.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2015年6月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。