13日、韓国・聯合ニュースは、韓国内で中東呼吸器症候群初の4次感染者が発生し、地域感染への懸念が高まっていると報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。資料写真。
韓国MERS、初の4次感染者発生!「地域感染」の懸念高まる=「わが国では手に負えない」「全国民がセウォル号に乗っている気分」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a111453.html
2015年6月13日(土) 21時5分
2015年6月13日、韓国・聯合ニュースは、韓国内で中東呼吸器症候群(MERS)初の4次感染者が発生し、地域感染への懸念が高まっていると報じた。
韓国保健福祉部中央MERS管理対策本部は13日、遺伝子検査の結果、MERS確定判定を受けた133番目の70歳の患者は、76番目の患者から感染したとみられると発表した。133番目の患者は、5日と6日に3次感染者である76番目の患者を移動した民間救急車の運転手で、初の4次感染者となった。
今回新たに確定認定された133番目の患者の感染経路が、病院内の患者同士、あるいは医療スタッフと保護者がいる病室・緊急治療室など、これまでの病院空間内の感染事例とは異なっており、MERSウイルスが病院外に広がったのではないかという懸念が高まっている。保健当局は、この患者が病院と病院を結ぶ救急車の運転手であり、患者を搬送している途中で感染したことから、医療システム内の感染であると判断している。
この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。
「情けないのを通り越して、腹が立ってきた」
「この運転手はマスクと保護メガネの着用を怠ったのではないか?」
「この広がり方をみると、空気感染しているのではないか?」
「診断キットを市販してくれ。これからは、企業内、家庭内でも十分に感染することがある。たびたびチェックしていれば感染拡大を防げる」
「WHOの助けが必要なんじゃないか?韓国の能力では手に負えそうにない」
「昨年は高校生がセウォル号に乗って災難に遭ったが、今年は全国民がセウォル号に乗ってしまった気分だ」
「3次感染はないと言っていたのに、4次感染まで発生か。子どもたちへの感染もないようなことを言っておきながら、結局、小学生も感染した。国民は混乱するばかりだ」(翻訳・編集/三田)