FIFAの副会長2名を含む幹部ら7人が逮捕される!プーチン大統領が大激怒!「米国の露骨な試みだ。司法権を拡大している」
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2015.05.30 12:00 真実を探すブログ
サッカーW杯などを主催するFIFA(国際サッカー連盟)の副会長ら幹部が一斉に起訴された汚職事件を巡り、ロシアのプーチン大統領が大激怒してアメリカを批判する事態になりました。
この事件はアメリカの司法当局が多額の賄賂などの受け渡しがあったとして、FIFAの関係者9人とスポーツ関連会社の幹部ら5人を組織的不正の罪などで起訴したという物で、会長選挙の直前に逮捕されたことから現職のブラッター会長(79)を妨害する目的があったと見られています。
同時にスイス当局も、2018年と22年のW杯開催地選定をめぐる不正の捜査を開始したと明らかにしました。2018年のワールドカップはロシアでの開催が決まっており、この決定には現職のブラッター会長(79)の意向があったと報じられています。
ロシアのプーチン大統領は「ブラッターFIFA会長の再選を妨げようとする明らかな試みだ」と述べ、FIFAへの強制捜査を批判しました。
更に続けて、「自国の司法権を他国に適用しようとする(米国の)露骨な試みだ。残念なことに、アメリカは利己的な目標を達成するためにそのような手段に出て、人々を違法に迫害する。FIFAのケースも全く同じことだ」とプーチン大統領はアメリカの姿勢を指摘しています。
☆FIFA、ブラッター会長5選 汚職事件で批判票も
URL http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK29H6P_Z20C15A5000000/
引用:
【フランクフルト=加藤貴行】国際サッカー連盟(FIFA)は29日開いた会長選挙で、現職のブラッター会長(79)の5選を決めた。唯一の対抗馬だったヨルダンのアリ王子(39、FIFA副会長)は3分の1近くの票を集める健闘を見せたが及ばなかった。ブラッター会長の新たな任期は4年。盤石とみられた会長に批判票が多く集まり、今後のFIFA運営にも影響を与えそうだ。
:引用終了
☆FIFA元理事が繰り返し賄賂要求
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150529/k10010096181000.html
引用:
アメリカの司法当局は、多額の賄賂などの受け渡しがあったとして、FIFAの関係者9人とアメリカやブラジルのスポーツ関連会社の幹部ら5人を組織的不正の罪などで起訴しています。
このうちFIFAのニコラス・レオス元理事は、サッカーの南米王者を決める大会コパアメリカを巡って、試合の放送や広告などの権利を得るのに便宜をはかる見返りに、ブラジルのスポーツ関連会社トラフィックに賄賂を要求したとされています。
:引用終了
☆プーチン・ロシア大統領、FIFA幹部逮捕を非難 どうなる2018年ワールドカップ
URL http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/28/putin-disputed-fbi_n_7465798.html
引用:
プーチン大統領はFIFA幹部の逮捕について、5選を目指すゼップ・ブラッターFIFA会長(79)の再選を阻止するための「明らかな企て」だと指摘。そのうえで、ブラッター会長の再選を支持する考えを示した。会長選は29日に予定されている。
大統領は「問題が起きたとしても、米国の領土内で起きていない問題は米国には関係がない」とし、「自国の司法権を他国に適用しようとする(米国の)露骨な試みだ」と批判した。
ロシアにとって、昨年のソチ冬季五輪に続くW杯の開催は、ウクライナ問題をめぐり欧米諸国との関係が冷え込むなか、大国としての存在感を示す機会になる。
:引用終了
☆プーチン大統領、アメリカの捜査を批判
☆FIFA贈収賄事件 プーチン大統領がアメリカを批判(15/05/29)
☆プーチン大統領 FIFA贈収賄事件でアメリカを批判(15/05/28)
5月29日の選挙で何とかブラッター会長は再任されましたが、タイミングがあからさま過ぎて苦笑物です。アメリカとロシアの戦いという模様になっていることから、この騒動はドンドン悪化することになるかもしれません。
スイスのW杯開催地選定をめぐる不正の捜査も取り消しを視野に入れているようですし、公認取り消しでロシアの単独強行開催という形になる恐れもあります。
そうなると、国際的な関係に大きな亀裂が入るのは確定的で、冷戦構造が復活することになる可能性が高いです。プーチン大統領が自ら声明を発表しているのはその前兆で、アメリカのやり方はあまりにも強引過ぎると言えるでしょう。