米国議会演説の実現のため、ユダヤロビーを頼った、安倍首相の衝撃 !
未曾有の究極的対米隷属の安倍首相 !
魚住昭・佐高信の主張:安倍晋三は「平気で嘘をつくウルウルタイプ」
(天木直人のブログ 2015年04月25日)
★訪米した、安倍首相がより重視したのが、米国議会での演説だ !
4月23日の日経新聞「経済教室」で、米ジョンズ・ホプキンス大学のケント・カルダー教授が驚くべき事を漏らしていた。
あすから始まる安倍首相の訪米は、オバマ大統領との首脳会談と米国議会での演説の二つがすべてだ。
その二つのうちで、安倍首相がより重視したのが、米国議会での演説である。
なにしろ、米上下両院合同会議での演説は日本の首相で初めてだという。
なぜ、そのような栄誉ある演説が、よりによって歴史修正主義者と疑念を抱かれ、ついこの間まで「失望した」とまで言われた、安倍首相に出来たのか。
ブッシュ大統領との良好な関係を築いたあの小泉首相でさえ、靖国神社を参拝した事で演説させてもらえなかったとカルダー教授もこの論文ではっきり認めているというのに。
その謎がこのカルダー教授の論文の中ではからずもわかった。
すなわち、カルダー教授は、その論文の中で、次のように語っているのだ。
★安倍首相は、米上下両院合同会議での演説を
許可して貰うため、イスラエルに対し、融和的な姿勢を示した !
「・・・歴史的な演説の機会を与えるのだから、安倍首相が、融和的な意見を述べることが暗黙の前提であり、共和党優位の議会との静かな調整が必要であった・・・」
私が注目したのは、その後に続く、次のくだりだ、
「・・・オランダの『アンネ・フランク』家の訪問、その後のエルサレム訪問などにより、安倍首相が、イスラエルに対し、融和的な姿勢を示したことは非常に賢明なことであった。
これらに触発されて、米議会は、安倍首相に演説の機会を与えるに至った。
現駐米イスラエル大使のロン・ダーマー氏自身に米上院共和党スタッフとしての勤務経験があったことや、共和党が外交政策に及ぼすのに熱心なことも影響があった・・・」
これは物凄い暴露だ。
要するに、安倍首相はユダヤロビーに頼って米国議会演説をさせてもらったと言っているのだ。
そう思っていたら、きょう4月25日の各紙が小さく報じた。
政府は24日、安倍首相の訪米日程を発表したと。
その中には、戦後70年を意識し、ナチス・ドイツによる、ユダヤ人迫害の歴史を示すワシントンのホロコースト記念博物館を訪問することが含まれている。 もはや間違いない。
安倍首相は、訪米時の歴史認識問題を、侵略したアジアへの謝罪を行って克服するのではなく、日本とは無関係のホロコーストへの共感をあらわして克服したということだ。
そこまでして、米国議会で演説したいのか。
安倍首相は、日本の首相にこれ以上とどまる資格はない(了)
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2015年04月25日
★オバマ大統領とゴルフひとつできない安倍首相 !
真実を報道しない日本の御用マスコミの安倍首相への従属が露わ !
明日からいよいよ鳴り物入りの安倍訪米が始まるらしい。
御用新聞は、ここぞとばかり、外交は首脳同士の信頼関係が重要だ、安倍首相には
オバマ大統領との信頼関係を築いて日米同盟強化という使命を果たしてきてもらいたいと
いわんばかりの解説記事を垂れ流している。
そんなことできるはずがないだろう。
オバマ大統領が、安倍首相を嫌っている事は、日程一つ見てもわかる。
一週間も米国に滞在するのに、オバマ大統領と安倍首相のゴルフが設定されていない。
オバマ大統領のゴルフ好きは有名だ。
かつて、ハワイで休養していた時マレーシアのナジブ首相とゴルフをしていたことが報じられ、その時マレーシアの豪雨災害の最中だったことで批判されたことがあったほどだ。
安倍首相のゴルフ好きも有名だ。
どんなに批判されても、平気で仲間内のゴルフを重ねるほどだ。
おまけに祖父岸信介首相とアイゼンハワーの有名なゴルフ外交がある。
ゴルフを通じて、個人的友好関係を築いて、安保条約改定に偉業を成し遂げたという
あの嘘くさいエピソードだ。
敬愛する祖父を超えようとしている安倍首相の事だ。
今度の訪米中にオバマ大統領とゴルフをすることを安倍首相が目論んだことは間違いない。
外務省に命じて日程設定を申し入れたに違いない。
なにしろ去年4月にオバマ大統領が訪日した時はパターをプレゼントしてメッセージを送っていたほどだ。
それにも関わらず、日程にオバマ大統領とのゴルフがない。
これを要するに断られたのだ。
あるいは、はじめから断られることが分っていたので、申し込む事さえできなかったのかもしれない。
今度の安倍訪米に、見せ場が無いのは、ゴルフ外交のないところだ。
その事を書くメディアが出てこないようでは、この国のメディアも情けない(了)
(参考資料)
魚住昭・佐高信の主張:安倍晋三は「平気で嘘をつくウルウルタイプ」
T 魚住昭さんと佐高信さんの対談:
(caprice.blog63.fc2.comより抜粋・転載)
今日も簡単な記事でご勘弁願いたいと思う。
昨日も紹介した魚住昭さんの記事の中にも実例をあげて書かれているが、安倍晋三というのは平気で嘘をつき、同情を引こうとするタイプらしい。
金曜日刊「安倍晋三の本性」に収録されている魚住昭さんと佐高信さんの対談にも、同じ件について魚住さんが語っている部分があるので、以下に引用する。
☆安倍晋三は、平気で嘘をつくウルウルタイプ
魚住昭: 僕はNHKの番組改編問題を結構取材したんですけど、そのなかでびっくりしたのは、安倍さんの問題発覚後の言動です。
彼はテレビや雑誌に出まくって、ありもしないことを平気で言う。
たとえば、『朝日新聞』の本田雅和記者が、夜遅くにいきなり安倍さんの家にやってきて、妻が「主人は風邪で寝込んでおります」と言ったのに「会ってもらえなければ取材拒否ということにしますよ」と言ったとか、インターホンを切っても延々と五分間もインターホンを押し続けたとかしゃべりまくっている。
取材が「夜遅かった」というのは嘘です。
実際には午後六時過ぎだということは朝日新聞社の取材用の車の運行記録にも残っています。安倍夫人が「主人は風邪で寝込んでいます」なんて言った事実もない。
普通に「ちょっとお待ちください」と安倍氏に取り次いでいる。
さらに五分間もの間、インターホンを鳴らし続けたというけれども、実際に取材したのは一五分間くらいインターホン越しに行われている。
このインターホンは三分で、自動的に切れるようになっている。
切れるとまた押して、向こう側が応ずればまた三分間話すという繰り返しです。
五分間鳴らし続けたとか、相手が出てくるまで鳴らし続けたとか、向こうが拒否しているのに
無理やり話させたとか、そういうのは事実と違います。大嘘なんです。
しかし、嘘の言い方が、非常にうまい。私はこんなひどい目にあったんだと同情を引きながら訴えるやり方ですね。あれは一種の才能です。
佐高信: いじめっ子なのにいじめられっ子。
魚住: 子どもが叱られた時には、二種類の対応があるんじゃないでしょうか。
一つの型は黙りこくって、聞いているんだか聞いてないんだかわからないような対応する子。
それは小泉型の人間。安倍さんは、親や大人に怒られたら、目をウルウルさせて、訴えかけるような顔をして、相手の怒る気持ちを削いだり、同情を引くタイプの子どもですね。
そういうマスコミ応対技術は、彼の最大の危機だったNHK問題の時に相当効果的だったし、これからも威力を発揮するでしょう。
小泉さんの新自由主義政策で国民の大多数はかなり疲弊してきた。
あれだけ、他人を蹴ちらかして金を儲けた奴がエラいんでしょという資本主義の論理がむき出しになると、国民を束ねようとしても束ねられない。
ところが今回の安倍さんがソフトムードでやろうとしていることがもし成功したら、国民が束ねられて本当のファシズムになる危険があると思っているのです。
安倍さんに対して、綿貫民輔さん(国民新党)が「小犬みたい」とからかっていたけど、あのちょっと毛筋のいい小犬みたいな人が、あと何年か政権を担って、慈父とか国父というイメージになってきたら、その時は本当に日本は終わりだな、危険極まりないことになるという感じがします。
☆安倍晋三を総理大臣にしている事は、日本及び日本国民にとって「恥」だ !
金曜日刊「安倍晋三の本性」 (2006) 第6章「対談 安倍晋三の本性」(魚住 昭+佐高 信)より私が付け加えるべき言葉は何もない。
安倍晋三を総理大臣にいただいているというのは、日本及び日本国民にとって「恥」以外の何物でもないとしか言いようがない。