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2015年5月06日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK184] スプートニク日本の誤報?誤解?:沖縄駐留海兵隊一部グアム移転は06年の日米合意事項:米国議会の予算執行凍結で未実行

「日本のマスコミは隠している?ロシアが伝える日米記者会見(もうすぐ北風が強くなる)」
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/396.html

「スプ・米海兵隊グアムへ撤退、日本ダマスゴミ・辺野古しかない、ヤバイと感じたのか、NHKが中間位に訂正報道です。」
http://www.asyura2.com/15/cult14/msg/557.html

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 「スプートニク日本」の誤報というのか誤解といったほうがいいのかわからないが、日米首脳会談後の共同記者会見でのオバマ大統領の発言が、奇妙なかたちで再生産され流布されているようなので、事実関係だけは確認しておきたい。

 さらに、オバマ発言の同じ個所は、国内では日米共同記者会見を中継したNHKの同時通訳誤訳事件として問題になった。

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※ NHKの同時通訳者が、オバマ大統領が発言した「沖縄に駐留する海兵隊のグアムへの移転を前進させることを再確認した」という内容を、「沖縄の普天間基地の移転について、より柔軟に対応したいと思います」と“誤って”通訳したとされる事件。

 「NHKが同時通訳で誤訳 オバマ大統領の発言で:誤訳ではなく“陰謀”:誤訳をもとに書いた記事を報じた読売・朝日・産経」
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/148.html
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 沖縄駐留海兵隊のグアム移転にかかわるオバマ発言が波紋を引き起こしているのは、10年近く昔の日米合意が絡んでいることや辺野古基地建設問題が現在の日本で大きな政治的焦点になっていることが原因だろう。

 「スプートニク日本」が報じた「米国のオバマ大統領は、米政府が沖縄から海兵隊基地を撤去する用意のある事を確認した」という部分は、恣意的な解釈に基づく要約であり、誤報と言われてもしかたがないものである。

 オバマ大統領が、日米共同記者会見で、“沖縄から海兵隊基地を撤去する用意のある事を確認した”と解釈できるような内容を語った事実はない。
 オバマ大統領が語ったのは、記事自身が後半で引用しているように、「私は、海兵隊員を沖縄からグァムに移転させる問題を前進させるという我々の義務をあらためて確認した」というものでしかない。(“我々の義務”という表現に留意)

 オバマ大統領が表明したこの確認は、決して目新しい内容でも沖縄駐留海兵隊基地の撤去を意味するものでもない。あくまでも、過去の日米交渉で合意した“義務”の遂行に関する再確認なのである。

 日本と米国は、2006年5月に、普天間基地の名護市辺野古への移設を条件として、2014年までに沖縄駐留の海兵隊員約1万3千人のうち約8千人をグアムに移転することで合意した。
 その合意には、グアム移転で必要となる施設・インフラの整備費用およそ103億ドルのうちおよそ61億ドルを日本が負担することが含まれ、さらに、部隊司令部施設や兵舎・学校などの生活関連施設について28億ドルまでの財政支援を行う約束が追加された。

 グアムへの移転は合意に基づき本来なら昨年(14年)いっぱいで完了していなければならないが、米国年連邦議会がグアム移転予算を凍結したため実行されないまま期限が過ぎた。
 昨年暮れになってようやく、米国連邦議会が「米国防権限法」を成立させたことで、沖縄駐留海兵隊のグアム移転予算の執行凍結も全面的に解除されたのである。

(米国議会の予算凍結の背景には辺野古移転の見通しが立っていないことがあると言われている)

 先日の日米首脳会談後の共同記者会見でオバマ大統領が表明した内容は、このような歴史的経緯から、沖縄駐留海兵隊の一部グアム移転が実行できる米国側の政治的条件が整ったことを表明したに過ぎない。
 付加的意味合いとしては、米国もグアム移転に動くから、日本側も、辺野古の基地建設を進めてほしいというものである。

※ 参照投稿

「翁長さん、安倍さん、猿芝居をぎりぎりまで続けてください」
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/401.html

「日米首脳会談で「沖縄県知事は辺野古移転に反対」と「普天間基地の5年以内の運用停止」の二つを明確に語った安倍首相に“敬意”」
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/146.html

※ 「スプートニク日本」の該当記事

オバマ大統領 沖縄から海兵隊 基地撤去の用意を確認
© AP Photo/ Koji Sasahara
2015年04月29日 16:39(アップデート 2015年05月03日 18:21)


米国のオバマ大統領は、米政府が沖縄から海兵隊基地を撤去する用意のある事を確認した。大統領は28日、ホワイトハウスでの日米首脳会談を総括する安倍首相との共同記者会見で、このように述べた。

オバマ大統領は又「会談で合意された日米防衛協力の新しい指針は、地元住民の負担軽減のため、沖縄も含めた地域の米軍基地の移転に関する努力をさらに強めるものだ」と指摘し、さらに「私は、海兵隊員を沖縄からグァムに移転させる問題を前進させるという我々の義務をあらためて確認した」と述べた。

一方安倍首相は、この問題について「住宅や学校のある人口密集地区に位置する普天間基地の危険性を辺野古移設で一日も早く除去する。沖縄の基地負担の軽減を日米の強い信頼関係のもとで進めていく」と強調した。

http://jp.sputniknews.com/politics/20150429/262946.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/417.html

記事 [政治・選挙・NHK184] ・安倍総理の米議会演説は、成功か?失敗か?(メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』)
http://archive.mag2.com/0000012950/20150501194751000.html

(『阿修羅♪』投稿規定に基づき、商用広告の部分は削除しています。)


【RPE】★安倍総理の米議会演説は、成功か?失敗か?


RPE Journal==============================================

       ロシア政治経済ジャーナル No.1194

                         2015/5/1

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安倍総理は4月29日、アメリカ上下両院合同会議で演説しました。

演説は「成功」だったのでしょうか?

「失敗」だったのでしょうか?


詳細は、【本文】で!↓


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★安倍総理の米議会演説は、成功か?失敗か?


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

皆さんご存知のように、安倍総理は4月29日、アメリカ上下両院合同会議で演説しました。

これについて「賛否両論」でているようですが、どうなのでしょうか?



▼まず「背景」を把握しよう

どんな話をするにも、まず背景を知っておくことが大事です。

日本はどんな状況なのか?

アメリカはどんな状況なのか?

世界はどんな状況なのか?

08年、リーマンショックから「100年に1度の経済危機」が起こりました。

これ、本当に「1929年からの世界恐慌」に匹敵する危機だったのです。

しかし、人類は1929年当時より賢くなっていたので、前回ほどの悲劇は起こりませんでした。

世界の大国は、軒並み大幅なマイナス成長になった。

その中で、中国だけは、09年9.2%、10年10.4%、11年9.3%の成長を果たし、まさに「ひとり勝ち状態」になりました。

(正確にいうと、インドも勝ち組)

これが、中国を「増長」させます。

「アメリカは没落した。わが国は、これから自由に国益を追求できる!」と確信したのです。

2010年9月、尖閣中国漁船衝突事件が起こりました。

これをきっかけに、中国は「尖閣はわが国『固有の領土』であり、『核心的利益』である!!!」と全世界に宣言します。

(中国の領土要求は、1970年代はじめからあったが、大声で騒いではいなかった。)

日本も対抗措置をとらざるをえず、2012年9月、政府は尖閣を「国有化」しました。

これに激怒し、中国では超大規模な「反日デモ」が起こったのです。

問題はこの後です。

中国は、どうやって日本に逆襲するのか?

尖閣国有化から2ヵ月後、中国の代表団が、(事実上の)同盟国ロシアの首都モスクワにやってきました。

そして、「中国、ロシア、韓国、【アメリカ】で、【反日統一共同戦線】をつくろう!」と提案したのです。

ポイントは、「【アメリカ】も反日統一共同戦線に引き入れる」と宣言したことです。

「トンデモ、トンデモ、トンデモ〜〜〜」そんなあなたの声が聞こえます。

しかし、これは絶対証拠つきの事実です。

疑っている方は、ぜひこちらを熟読してください。

http://diamond.jp/articles/-/66110

そして、ずる賢い中国は、この戦略を成就させるために、全世界で大々的な「反日プロパガンダ」をはじめました。

韓国は、中国の先陣を喜んでつとめています。

ここ2〜3年、「慰安婦問題」が大騒ぎになっていますね。

これも要するに、中国の「反日統一共同戦線構築戦略」の一環なのです。

中国が罠をしかけたことを知らない安倍総理。

2013年12月26日、靖国を参拝しました。

すると、中韓だけでなく、アメリカ、イギリス、EU、ロシア、オーストラリア、シンガポール、台湾などなど、それこそ全世界から非難されたのです。

日本政府は、中国の対日戦略を知らないので、「なんでそうなるの??」とわけがわからなかった。

だって、「小泉総理は在任中6回靖国を参拝したのに、騒いだのは中韓だけだったじゃないか????」と。

特にアメリカの怒りはすさまじく、ブルームバーグは、「尊大な安倍を懲罰せよ!」などと主張していた。

中国の戦略は、まさに成功しつつあった。

そんなとき、安倍総理に「神風」が吹きます。

そう、プーチン・ロシアが2014年3月、クリミアを併合してしまった。

これで、アメリカは、日欧を巻き込んで「対ロシア制裁」を課す必要がでてきた。

安倍叩きは、ひとまずおさまりました。

しかし、中国の「反日統一共同戦線」戦略はいまも継続中です。

中国は今年、「安倍談話」と「憲法改正」問題を大騒ぎすることで、日米を分断させようとしている。

そして、今回の米議会演説については、保守派を支持基盤とする安倍総理ができないのを知りながら、「慰安婦問題で謝れ!」「アジア侵略について謝れ!」と圧力をかけていた。

中国のプロパガンダに侵食されたアメリカサイドから、そういう要求がでていた。

安倍総理は、演説を前に再び苦境に陥っていたのです。

しかし、また「神風」が吹きました。

それが、「AIIB」事件。

中国主導で設立される「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)。

アメリカが「入るなよ!」と命令していたのもかかわらず、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、韓国などが入ってしまった。

なんと57カ国が参加し、大国で不参加はアメリカと日本だけになってしまった。

これで日本は、アメリカにとって、「唯一裏切らなかった忠実な友」になった。

中国は、「覇権を狙うアメリカの主敵」。

韓国は、「裏切り者」。

こういう「追い風」の中で、安倍総理の演説は行われたのです。



▼演説の目的は

2012年11月に明らかにされた中国の「反日統一共同戦線」戦略。

プーチンロシアは、日本との関係を良好に保ちたいので、のらなかった。

韓国は、喜んでプロパガンダの急先鋒をつとめている。

アメリカは、AIIB事件前、かなり中国よりになっていた。

結局、中国世界戦略の最重要課題は、「日本とアメリカを分裂させること」なのです。

GDP世界1のアメリカと3位の日本を分裂させる。

そうすれば、尖閣・沖縄を容易に強奪できる。

大きなところでは、中国がアメリカを蹴落として覇権国家になることができる。

中国の戦略の要= 【日米分断】 にある。

そうであるなら、日本の戦略の要は、【日米関係強化】 にある。

(プラスアルファで、米中分断 をするべきだが。)

というわけで、安倍演説の目的は、「日本とアメリカの関係を強化すること」だった。

「成功」か「失敗」かは、「演説によって日米関係が強化されたか?」で判断されるべきなのです。



▼失敗する演説、成功する演説

演説に先立ち、RPEでは、「こんな演説はダメ!」「こんな演説ならよい!」と解説。

草案も出し、総理にも送らせていただきました。

(詳細はこちら↓
http://www.mag2.com/p/news/12846

失敗する演説については、こう書きました。

【間違い1】日本の実績、安倍内閣の実績を延々と話してしまう

セールスマンの商品説明でもそうですが、「自分が優れていること」を伝えることは大事です。

しかし 、あんまり延々とやると、アメリカの議員さんたちは「うんざり」することでしょう。

自慢話は、ほどほどにしましょう。

では、何をするの?

皆さん、台湾のことが好きですね?

なぜですか?

台湾が、自慢話をしたことを聞いたことがありますか?

私はありません。

しかし、台湾はいつも、「私たちは日本が大好きです」といいます。

それだけで、日本は台湾のことが 好きなのです。

だから、安倍総理は、自分の実績自慢はそこそこにして、

「私は、アメリカを尊敬している!」

「私は 、アメリカが大好きだ!」

「私は、アメリカの味方だ!」

「アメリカはすごい国だ、人類の希望だ!」


などと繰り返すべきです。

そうすれば、「右翼」「歴史修正主義者」などと呼ばれなくなるでしょう。


【間違い2】中国、韓国の悪口をいってしまう

自分の自慢話をするのと同様、中国と韓国の悪口をいうのも感心できません。

演説の中で、中国や韓国 を名指しして批判することは絶対避けるべきです。

なぜかというと、アメリカの議員さんの中には、中国、韓国からたっぷり金をもらい、中韓の利益のために動いている人がいる。

中韓を名指しで批判した途端、反発が強まり、安倍バッシングがはじまります。


【間違い3】歴史問題で弁明してしまう

これもありがちな間違いなのですが、中韓の反日プロパガンダに議会演説で対抗してしまう。

議会演説で説得力のある証拠を提示することは不可能。

それで、総理が何をいおうと、すべて「醜い言い訳」ととられます。

歴史問題には触れることなく、できれば記者会見なども開かない方がよいでしょう。


何か聞かれたら、「日本は第2次大戦について非常に強く反省している。日本はその反省の上に、70年間平和を維持してきた。今後も、日本が他国を侵略することなどありえない」などと、日本にもアメリカにも、中韓にもいいようにうまくいうべきです。>



簡単にいえば、

・自慢話はそこそこに

・中韓の悪口をいうな

・歴史問題で弁明するな

・とにかく、アメリカを褒めまくり、「アメリカが大好きである!」ことを示せ

とまあ、こういう話だったのです。

で、実際の演説はどうだったのでしょうか?



▼安倍総理は、「アメリカ大好き民主主義者」であることを宣言した

安倍演説について、中韓メディアは、もちろん批判しています。

日本のメディアも「謝罪がなかった」などと批判しています。

しかし、皆さんは、是非安倍総理の演説全文を読んでいただきたいと思います。

できればアメリカ人の気持ちになって。

www.nikkei.com/article/DGXLASFS29H1E_Z20C15A4M10600/

まず、これを読むとわかりますが、総理は上記三つの間違いをしませんでした。

終始一貫して、「アメリカを褒めること」に徹しています。

見てみましょう。

<議長、副大統領、上院議員、下院議員の皆様、ゲストと、すべての皆様、1957年6月、日本の首相としてこの演台に立った私の祖父、岸信介は、次のように述べて演説を始めました。

「日本が、世界の自由主義国と提携しているのも、民主主義の原則と理想を確信しているからであります」。

以来58年、このたびは上下両院合同会議に日本国首相として初めてお話する機会を与えられましたことを、光栄に存じます。>



これは、「私は民族主義者じゃなくて、あなたたちと同じ価値観の持ち主なのだ」といっているわけです。

<私個人とアメリカとの出会いは、カリフォルニアで過ごした学生時代にさかのぼります。

家に住まわせてくれたのは、キャサリン・デル・フランシア夫人。

寡婦でした。

亡くした夫のことを、いつもこう言いました、「ゲイリー・クーパーより男前だったのよ」と。心から信じていたようです。

ギャラリーに、私の妻、昭恵がいます。

彼女が日ごろ、私のことをどう言っているのかはあえて聞かないことにします。

デル・フランシア夫人のイタリア料理は、世界一。

彼女の明るさと親切は、たくさんの人をひきつけました。

その人たちがなんと多様なこと。「アメリカは、すごい国だ」。

驚いたものです。

のち、鉄鋼メーカーに就職した私は、ニューヨーク勤務の機会を与えられました。

上下関係にとらわれない実力主義。地位や長幼の差に関わりなく意見を戦わせ、正しい見方ならちゅうちょなく採用する。

この文化に毒されたのか、やがて政治家になったら、先輩大物議員たちに、アベは生意気だと随分言われました。>



この部分。

安倍さんは、「私は実際にアメリカに住んでみて、アメリカを尊敬しているし、大好きなんだ。

あまりにアメリカが好きなので、アメリカナイズされた」という意味。

これを聞いたアメリカ人は、「全然軍国主義者じゃないし、俺たちの仲間じゃないか」と思ったことでしょう。

<私の名字ですが、「エイブ」ではありません。

アメリカの方に時たまそう呼ばれると、悪い気はしません。

民主政治の基礎を、日本人は、近代化を始めてこのかた、ゲティズバーグ演説の有名な一節に求めてきたからです。

農民大工の息子が大統領になれる――、そういう国があることは、19世紀後半の日本を、民主主義に開眼させました。

日本にとって、アメリカとの出会いとは、すなわち民主主義との遭遇でした。

出会いは150年以上前にさかのぼり、年季を経ています。>



ここで総理は、「リンカーン」を尊敬し、「民主主義」を非常に大切にしていることを明らかにしています。

「アメリカとの出会いは民主主義との遭遇」だった。

「浦賀に来航したペリーは、『開国しなければ、攻撃するぞ』と恫喝したのです」とはいわず、「民主主義との遭遇」とした。

「目的」から考えればまったく正しいことです。



▼安倍総理は、戦争で亡くなったアメリカの兵士に謝罪した

つづいて総理は、第2次大戦の話をされます。

< 先刻私は、第2次大戦メモリアルを訪れました。

神殿を思わせる、静謐(せいひつ)な場所でした。

耳朶(じだ)を打つのは、噴水の、水の砕ける音ばかり。

一角にフリーダム・ウォールというものがあって、壁面には金色の、4000個を超す星が埋め込まれている。

その星一つ、ひとつが、斃(たお)れた兵士100人分の命を表すと聞いたとき、私を戦慄が襲いました。

金色(こんじき)の星は、自由を守った代償として、誇りのシンボルに違いありません。

しかしそこには、さもなければ幸福な人生を送っただろうアメリカの若者の、痛み、悲しみが宿っている。

家族への愛も。

真珠湾、バターン・コレヒドール、珊瑚海……、メモリアルに刻まれた戦場の名が心をよぎり、私はアメリカの若者の、失われた夢、未来を思いました。

歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。

私は深い悔悟を胸に、しばしその場に立って、黙とうをささげました。

親愛なる、友人の皆さん、日本国と、日本国民を代表し、先の戦争に斃れた米国の人々の魂に、深い一礼をささげます。

とこしえの、哀悼をささげます。>


ここで明確に、第2次大戦で亡くなったアメリカ兵士にお詫びしています。

「中韓に謝罪しなかったこと」を理由に演説を批判する人がいます。

しかし、アメリカにいってなぜ「中韓」に謝罪しなければならないのでしょうか?

これは、アメリカ大統領に、「中国にいったとき、『広島に原爆を落して申し訳ない』と謝罪しろ!」というほど、おかしなことです。



▼総理は、日米の和解を劇的に演出した

この後、演説の見所がやってきます。

<みなさま、いまギャラリーに、ローレンス・スノーデン海兵隊中将がお座りです。

70年前の2月、23歳の海兵隊大尉として中隊を率い、硫黄島に上陸した方です。

近年、中将は、硫黄島で開く日米合同の慰霊祭にしばしば参加してこられました。

こう、おっしゃっています。

「硫黄島には、勝利を祝うため行ったのではない、行っているのでもない。

その厳かなる目的は、双方の戦死者を追悼し、栄誉をたたえることだ」

もうおひとかた、中将の隣にいるのは、新藤義孝国会議員。かつて私の内閣で閣僚を務めた方ですが、この方のおじいさんこそ、勇猛がいまに伝わる栗林忠道大将・硫黄島守備隊司令官でした。

これを歴史の奇跡と呼ばずして、何をそう呼ぶべきでしょう。

熾烈(しれつ)に戦い合った敵は、心の紐帯(ちゅうたい)が結ぶ友になりました。

スノーデン中将、和解の努力を尊く思います。

ほんとうに、ありがとうございました。>


硫黄島で実際に戦ったスノーデンさん。

栗林大将のお孫さんである新藤さん。

この二人ががっちり握手する姿を見て、大きな拍手が起こりました。

その場にいたアメリカ議員さんたちも、感動したことでしょう。



▼戦後、日本はアメリカ側につくことで繁栄した

つづいて総理は、「大戦の反省」を述べます。

<戦後の日本は、先の大戦に対する痛切な反省を胸に、歩みを刻みました。

自らの行いが、アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目をそむけてはならない。

これらの点についての思いは、歴代首相と全く変わるものではありません。>


アメリカを除けば、先の大戦に関する言及はこれだけです。

それで、中韓も、日本のメディアの一部も批判しています。

しかし、アメリカの反応を見れば、この部分は「十分だ」といえるでしょう。

< アジアの発展にどこまでも寄与し、地域の平和と、繁栄のため、力を惜しんではならない。自らに言い聞かせ、歩んできました。

この歩みを、私は、誇りに思います。

焦土と化した日本に、子ども達の飲むミルク、身につけるセーターが、毎月毎月、米国の市民から届きました。

山羊も、2036頭、やってきました。

米国が自らの市場を開け放ち、世界経済に自由を求めて育てた戦後経済システムによって、最も早くから、最大の便益を得たのは、日本です。

下って1980年代以降、韓国が、台湾が、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国が、やがて中国が勃興します。

今度は日本も、資本と、技術を献身的に注ぎ、彼らの成長を支えました。

一方米国で、日本は外国勢として2位、英国に次ぐ数の雇用を作り出しました。>


ここで総理は、「日本が戦後発展したのはアメリカのおかげです」といっている。

確かに、ソ連に占領されていれば、戦後の発展はなかったことでしょう。



▼日本の改革は、「アメリカの利益」でもある

この後、安倍総理は、TPPの意義について語りました。

この部分は、省略させていただきます。

そして、総理は、「日本の改革の意義」について語ります。

< 私たちは、アジア太平洋地域の平和と安全のため、米国の「リバランス」(再均衡)を支持します。徹頭徹尾支持するということを、ここに明言します。>

アメリカの「リバランス」とは、「アジア重視」のことです。

「アジア重視」とは、要するに「中国に対抗する」こと。

ですから、日本がこれを支持するのは当然ですね。

< アジアの海について、私がいう3つの原則をここで強調させてください。

第1に、国家が何か主張をするときは、国際法にもとづいてなすこと。

第2に、武力や威嚇は、自己の主張のため用いないこと。

そして第3に、紛争の解決は、あくまで平和的手段によること。

太平洋から、インド洋にかけての広い海を、自由で、法の支配が貫徹する平和の海にしなければなりません。

そのためにこそ、日米同盟を強くしなくてはなりません。

私たちには、その責任があります。>


これは、名指しはさけているものの、明確に、「日米で中国の野望を粉砕しましょう」といっている。

中国が「アメリカから覇権を奪おう」と行動している。

ですから、アメリカにとって、安倍総理の言葉はありがたかったことでしょう。

そして、日本としても、「アメリカが中国を封じ込めてくれなければ勝てない」という切実な問題がある。

つまりこの件で、日米は「利害を共有している関係」にあるのです。

< 日本はいま、安保法制の充実に取り組んでいます。

実現のあかつき、日本は、危機の程度に応じ、切れ目のない対応が、はるかによくできるようになります。

この法整備によって、自衛隊と米軍の協力関係は強化され、日米同盟は、より一層堅固になります。

それは地域の平和のため、確かな抑止力をもたらすでしょう。

戦後、初めての大改革です。

この夏までに、成就させます。

ここで皆様にご報告したいことがあります。

一昨日、ケリー国務長官、カーター国防長官は、私たちの岸田外相、中谷防衛相と会って、協議をしました。

いま申し上げた法整備を前提として、日米がそのもてる力をよく合わせられるようにする仕組みができました。

一層確実な平和を築くのに必要な枠組みです。

それこそが、日米防衛協力の新しいガイドラインにほかなりません。

昨日、オバマ大統領と私は、その意義について、互いに認め合いました。

皆様、私たちは、真に歴史的な文書に、合意をしたのです。>


まさに「歴史的」です。

これで、日本はもっと米軍をサポートできるようになる。

このことはアメリカの利益であると同時に日本の利益でもある。

なぜか?

日本はアメリカのお墨つきをえて、軍事力を強化していくことができる。

つまり、アメリカから抵抗を受けずに【軍事的自立】に近づくことができるのです。



▼安倍総理は、日本の「世界観」と「政策」を示す

< 自衛隊員が積み重ねてきた実績と、援助関係者たちがたゆまず続けた努力と、その両方の蓄積は、いまやわたしたちに、新しい自己像を与えてくれました。

いまや私たちが掲げるバナーは、「国際協調主義にもとづく、積極的平和主義」という旗です。

繰り返しましょう、「国際協調主義にもとづく、積極的平和主義」こそは、日本の将来を導く旗印となります。

テロリズム、感染症、自然災害や、気候変動――。日米同盟は、これら新たな問題に対し、ともに立ち向かう時代を迎えました。

日米同盟は、米国史全体の、4分の1以上に及ぶ期間続いた堅牢(けんろう)さを備え、深い信頼と、友情に結ばれた同盟です。

自由世界第一、第二の民主主義大国を結ぶ同盟に、この先とも、新たな理由付けは全く無用です。

それは常に、法の支配、人権、そして自由を尊ぶ、価値観を共にする結びつきです。>


この部分、非常に重要です。

日本の世界観は、「法の支配」「人権」「自由」である。

つまり、「アメリカと同じですよ」といっている。

それを実現するために、「国際協調主義にもとづく、積極的平和主義」でいくと。

これは、別の言葉でいえば、「どんどん自衛隊を海外に出します」ということでしょう。

批判も多いでしょうが、私はよいことだと思います。

「平和憲法さえあれば日本は安全だ」なんて、「夢物語」です。

中国はそんなにあまくないですよ。



▼総理は、「アメリカは世界の希望である!」と宣言し、アメリカを味方につけた

そして、いよいよ演説のクライマックスがやってきます。

まだ高校生だったとき、ラジオから流れてきたキャロル・キングの曲に、私は心を揺さぶられました。

「落ち込んだ時、困った時、……目を閉じて、私を思って。

私は行く。

あなたのもとに。たとえそれが、あなたにとっていちばん暗い、そんな夜でも、明るくするために」

2011年3月11日、日本に、いちばん暗い夜がきました。

日本の東北地方を、地震と津波、原発の事故が襲ったのです。

そして、そのときでした。

米軍は、未曽有の規模で救難作戦を展開してくれました。

本当にたくさんの米国人の皆さんが、東北の子供たちに、支援の手を差し伸べてくれました。

私たちには、トモダチがいました。

被災した人々と、一緒に涙を流してくれた。>


RPEの草案にも書きましたが、総理はラストで、東日本大震災後のサポートに感謝しました。

しかし、ここから、さらに感動的なラストにむかっていきます。

<そしてなにものにもかえられない、大切なものを与えてくれた。

希望、です。

米国が世界に与える最良の資産、それは、昔も、今も、将来も、希望であった、希望である、希望でなくてはなりません。

米国国民を代表する皆様。私たちの同盟を、「希望の同盟」と呼びましょう。

アメリカと日本、力を合わせ、世界をもっとはるかに良い場所にしていこうではありませんか。

希望の同盟――。

一緒でなら、きっとできます。

ありがとうございました。>


なんと、「アメリカは、世界の【希望】だ!」というのです。

AIIBでは、イギリス、ドイツ、フランス等欧州の大国、オーストラリア、イスラエル、韓国までがアメリカを裏切った。

世界的に孤立し、不安を感じているアメリカのエリートに、安倍総理は、

「アメリカは世界の希望だ!!!」

という。

こんなにありがたく、うれしいこと言葉はなかったことでしょう。



▼安倍演説は、「歴史的」であった

詳しくみてきました。

覇権を狙う中国の最重要戦略は、「日米分断」である。

だから日本は、「アメリカを味方につけなければならない」。

これが演説の「目的」でした。

そして、安倍総理は、そのミッションを見事にはたされました。

一日本国民として、総理のすばらしい演説に、心から感謝申し上げます。


北野幸伯


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○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」

発行者 北野 幸伯

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http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/418.html
記事 [政治・選挙・NHK184] 総理演説のベイナー下院議長の涙を伝えたのは日本では青山繁晴さん&飯田浩司さん、西村幸祐さんだけ?

https://twitter.com/boyakuri/status/594393458762125312

くっくり
‏@boyakuri
総理演説のベイナー下院議長の涙を伝えたのは日本では青山繁晴さん&飯田浩司さん、西村幸祐さんだけ?http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1716.html … https://www.youtube.com/watch?v=8D9PZvCVcpg … http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/northamerica/usa/11571617/Japans-Shinzo-Abe-expresses-deep-repentance-over-Second-World-War.html


★中韓の逆根回しを粉砕!安倍総理米議会演説は日本外交の稀に見る勝利! 青山繁晴「ザ・ボイス」
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1716.html

 日本時間4月30日未明、アメリカ議会上下両院合同会議で安倍総理の演説が行われました。
 ここでの演説は日本の総理大臣としては史上初でした。

■首相の米議会演説の全文(和文)
■首相の米議会演説の全文(英文)
■首相の米議会演説(動画・字幕付)

 この演説について、青山繁晴さんが30日夕方のニッポン放送「ザ・ボイス」で解説されていましたので、その内容を紹介します。

 今回ちょっと手抜きで、完全起こしではなく要約です<(_ _)>
 ちゃんとした発言を知りたい方は、音声ソースがYouTubeに複数あるので検索してみて下さい。

※ほぼ同様の内容を同じく30日朝の「虎ノ門ニュース 8時入り!」で話されてましたので、興味のある方はどうぞ。こちらは1週間経ったら削除されますのでお早めに!

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※画像はイメージとしてこちらで付けさせていただいたものです。
※画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。


 内容紹介ここから(要約)___________________________
 
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★オープニングトーク

 歴史に残ったことは間違いない。
 スタンディングオベーションが何度も行われたが、あれは本物。
 社交辞令ではない。

 中韓から政治資金を大量に受け取っている議員が、「安倍演説に拍手するな」ということも含めて、たくさん逆根回しを、徹底的に、特に与党民主党の中でやっていたのに、そんなの全く吹き飛ばす、大変な反響だったのは事実。

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[上院議長を兼務するバイデン副大統領(左)とベイナー下院議長(右)]

(飯田浩司「安倍さんが演説してる後ろに上下両院議長が座っていて、右の方のベイナー下院議長が何度もポケットからハンカチを取り出していた。泣いてましたよね。感動したってことですか?」)

 そうですね。
 ベイナーさんはマケイン上院議員などと並んで、特に最近安倍さんのことを好きになった。マケインさんの影響もある。

 (泣いたのは)それもあると思うが、日本の報道ぶりと全然違って、アメリカ議会だけじゃなくて社会の受け止め。

 僕が適当に言ってるんじゃなくて、議員、経済界の人とメール・電話で話して、ものすごく反響があったのは、一番反響あったのは、やっぱり硫黄島のくだり。

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 演説のけっこう前の方に硫黄島を持ってきて、しかも実際に若き海兵隊員として23歳で硫黄島で戦った海兵隊の退役中将スノーデンさんと、そして戦死した栗林中将の孫の新藤義孝さんを議場に招いて、演説の途中に、そこに目を向けてもらった。

 あざとい演出というふうに、安倍さん嫌いな人、リベラルな人は特にそう言うかもしれないが、僕は公平に見て、あざといという印象は全くない。

 実際、硫黄島の戦いは日本では忘れられたのに、アメリカではずっと記憶されて、それも日本の兵士の戦いぶりもずっと記憶されてきた。
 肉弾戦として惨い戦いだった。
 アメリカはプロの兵士だったが、日本側は徴兵された普通の人たち。

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 アメリカからしてみれば、プロの兵士でもない人たちが、自分のためじゃなく人のためにここまで戦えるのかという、尊敬を込めて、いわば真っ先に和解をして、自然発生で、毎年3月に合同慰霊祭をやってきた。

 その60年以上にわたる積み重ねのもとに、スノーデンさんと新藤さんの姿があったので、それでベイナーさんだけではなくて、みんな心を打たれた。

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 安倍さん自身もかつては硫黄島に関心お持ちでなかったが、野党時代に、ご遺骨が多数残ったまま自衛隊の滑走路について調べられて、再登板のあと、2013年4月、疲労で体調良くなかった時だが、硫黄島に行かれて、滑走路で土下座もされた。
 (これについては2013年9月25日「アンカー」後半参照)

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 硫黄島で戦った日本人は、戦いを引き延ばしてアメリカの爆撃を引き延ばし、女性・子どもを助けてくれた。
 そこから生まれたのが僕たちであるという、一番大事なところを、国民の一人として受け止めてくれて、それがこの演説にも表れている。

 そういう深い下地があっての演説。

 こういう事情はアメリカ側は誰も知らないけれども、日本の人も知らないだろうが、真実というのはそういうところに表れる。
 だからスノーデンさんと新藤さんの姿は、すごくみんなの胸を打った。

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 (演説最後の箇所で)「日米同盟が希望の同盟」って言われて、日米同盟は対等じゃないのにこんな綺麗な言葉で言って…と思った人もいると思う。

 しかし本当はこの演説にタイトルが付いていて、
 「Toward an Alliance of Hope」。
 Allianceとは同盟。Hopeは希望。
 Towardはそっちに向かってということ。

 だから「今はまだ希望の同盟と言えない」という含みがある。

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 演説全体に表れてるのは、たとえば朝日新聞で日米防衛協力指針を見直したり、安保法制を成立させるというのを、国会も通ってないのに勝手に言いやがってみたいな、例によって、一体どこの国の新聞かという話をやってる。

 そうじゃなくて、たとえば自衛隊のあり方を変えるというのは、安全保障はアメリカにお任せで、日本国なのに国民を守らない、日本国民を守るのは何とアメリカだと、いつまでそういう戦勝国・敗戦国を引きずるのか。

 それだったら「希望の同盟」と言えないから、日本も対等に、自らの国民は自ら守り、そして国際社会に対する責任も果たして行きますという意味で、対等な同盟を目指すというのが、含みである。

 電話して、感激したよってアメリカの議員には特にこの話をあえてして、そうすると向こうの反応は決して芳(かんば)しいわけではない。

 「理解できる」って言った人もいるけれども、やっぱり「こっちは戦勝国なんだと、それ忘れてもらっちゃ困るよ」ってことを言われたが、それ言ってたら、一回の戦争の勝ち負けがずっと歴史を支配したら、一体世界はどうなるのか?

 そこを世界に問題提起したとも僕は思う。

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 日本のメディアが、マイク・ホンダ議員みたいに、明らかに中韓からアンフェアな工作を受けている議員を、延々取り上げて、まるで中韓に同調するっていうか、例によって僕の古巣の共同通信の記事も、「中国、韓国の出方が注目される」って、まるで文句言ってよね、お願いしますよって言ってるみたいな報道になっている。

 そういう報道というものには、いただいたメールを見ても、むしろ国民は辟易していて、これメディアの自殺行為だってことが分かりませんか?

 安倍さんの政治に対して、異論・反論、僕もある。項目で数えたら異論の方が多い。

 しかし先の大戦でみんなのために亡くなった人を悪者にしないという点については、今までの立場の違いは乗り越えられるはず。

 ひいては、拉致被害者を生きたまま取り返す、そのためには、話し合いが付かなかったら取り返しに行きますよという憲法改正が必要じゃないかというのは、改憲派・護憲派の今までの違いを乗り越えられるのではないか。

 そういうことも謙虚に考えるひとつのきっかけになる演説だったと思う。

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 これは日本外交の稀に見る勝利で、中韓が一生懸命言ってるけど、それは外野で言っているだけになってしまって、この演説実現を阻めなかった中韓のロビー活動というのは、いくらカネを使っても最後にはこういう負け方をするんだってことを、知らしめた意味でも非常に大きな意味があった。


★ニュースピックアップ7

 依然として決して上手くない英語で、ぶつぶつ切るように言うから、英語特有のリズムが生まれにくいので、なかなか本当だったら引き込まれにくい英語。

 安倍さん一生懸命練習なさって、晩餐会では、あまり練習するので妻がうるさがって一緒に寝てくれなかったと言って、晩餐会が沸いた。

 晩餐会はジョーク、ジョークで、演説の前段としてはすごく良かった。

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 演説の中でもしきりにジョーク出てくるが、日本では考えられないが、アメリカでは絶対必要。

 できれば冒頭にジョークがないと、(聴衆は)ジョークを聞く構えになってるから、そこから始まってくれないと逆に肩すかしになる。

 準備万端だったと思う。
 一生懸命練習した成果はあった。

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 演説の最後の部分、残念ながら安倍さんの英語にあまりリズムはなかったが、文章としてはリズムがちゃんと付いていて、

「Ladies and gentlemen, the finest asset the U.S. has to give to the world was hope, is hope, will be, and must always be hope.」

 紳士淑女の皆さん、それは、アメリカが世界にもたらすことができるのは、過去も希望であった、現在も希望だと、そして未来もきっとそうだろう、そうでなければなりませんと。
 hopeって言葉をすごくリズムに乗せる英語になっていて、これはもちろん外務省が書いたのだが、上出来だと思う。

 あと隠し味として、一番最後の部分、

「Let the two of us, America and Japan, join our hands together and do our best to make the world a better, a much better, place to live.」

 我々の住んでいる世界を、もっと住みやすい良い所にするために、私たちは手を結べますよねと。
 そこで、「two of us」と言ってる。
 つまり日本とアメリカは対等に役割を果たせるはずだってことを、最後にニュアンスとして、もう一度出していて、僕はこれはそれなりの意味はあると思っている。

 この演説に至るまでに僕はいろんなことを勝手に総理サイドに申した。

 たとえば天皇陛下の戦争をめぐるご発言をもっと参考にすべきだと言ったら、総理に一番身近な、それもインテリジェンスに関わる人々が、「いや、陛下におかれては今年、満州事変に初めて触れられたりして、それを参考にするわけにはいかない」と言ったので、何を寝言をおっしゃってるのかと。そんな官邸では困ると。

 たとえば、陛下は、鳩山政権の時にむしろ一番長く、満州事変に触れられるどころか、小泉政権の時には、日本人が惨殺された済南事件、上海事件、ノモンハン事件、5・15、2・26に至るまで、ものすごく詳しく話されていて、むしろ安倍政権になってから、集団的自衛権の閣議決定があってからは、短く満州事変だけに触れられると。
 (2015年3月19日「アンカー」前半参照)

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 つまり陛下は、今の憲法がある限りは憲法を徹底的に守られるし、改正されたらその憲法を徹底的に守られ、常に憲法の擁護者でいらっしゃるから、したがってその憲法の中に、天皇陛下は実際に政治に関与しないという趣旨が明記されてるから、それをお守りになっている。

 そしてその天皇陛下のご発言に、戦争を2度と繰り返してはいけないと、それが日本だと強調されつつも、「おわび」とか、とにかく頭下げましょうとか、「おわび」すればするほど中韓がもっと頭下げろと言ってきたようなことを、そこに乗っかられるようなことは陛下は一切なさってない。

 そして天皇陛下の公平な敗戦後の歩み、今上陛下、昭和天皇におかれても、それは世界の認めるところであって、今上陛下や皇后陛下のお人柄も含め、世界が尊敬してるから、それを下敷きにすべきだってことを僕は申した。

 僕の意見は全然反映されてないだろうが、しかし「おわび」を言わずに、戦争っていう醜いものを繰り返さないってことを(演説で)強調しているのは、基本的にはそういう考え。

 だから、「おわび」を避けたとか、中国の報道で「おわびを拒絶した」って言ってるけど、それは全然違う話。

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 実は演説が実現することになった時に、アメリカの与党である民主党議員の中に、中韓が徹底的に手を入れた。

 この演説の中に、たとえば、実際存在しなかった「従軍慰安婦」、あるいは韓国が勝手に作った言葉「sex slave」、当時の慰安婦は仕事自体は嫌だったと思うが、しかし年収は少なくとも今の価値に換算すると2500万から、多い人は4000万ぐらいあった。

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 そんな高収入の人を奴隷とは呼べない。
 なのに「sex slave」という言葉を日本の総理大臣の演説に入れろとか、たとえば人口20万人しかいなかった南京で30万人殺した、その数字も入れろとか、無茶苦茶な要求をアメリカの民主党議員が言ってきた。
 (2015年3月25日「アンカー」前半参照)

 一時期、総理も官邸も苦しみ抜いた時期があって、その時に僕があえて申したのが、天皇陛下のご発言をきちんと踏まえていただければ、ちゃんと公平な演説ができるはずですと。

 僕の意見は何も反映されてないと思うが、結果としては天皇陛下の一番清潔な御心に沿った演説にもなって、そういうことも、そこはかとなくバックグラウンドになって、人の心を打ったんじゃないかと思う。

 これをひとつのきっかけとして、私たちが戦争の歴史や、敗戦後の歴史を、フェアに、右でも左でもなく真っ直ぐど真ん中から見るきっかけになればいいと思う。

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 (飯田浩司「何度もスタンディングオベーションがあったが、中でひとつ『おっ』と思ったのが、戦時の女性の人権についての箇所で、未来志向で、こういうことがあったのは胸が痛むことだし、今後日本としても未来永劫こういうことがあっちゃいけないんだと言った時に、ワーッと議場が沸いてスタンディングオベーションが。これは伝わったんじゃないかとすごく思った」)

 伝わっている。
 そこでブーイングやろうとしてた議員もいたが、とてもじゃないけどあの雰囲気に抵抗できなかった。
 これはあえて言うと、お金だけで世の中動くわけじゃないんだなということを、僕は思った。

<参考リンク>
◆バカ「安倍の米議会演説の原稿が酷い!笑いモノニダ!!」 ⇒ 菅直人の原稿がアップされブーメラン炸裂www クッソワロタwww(US)
http://www.news-us.jp/article/418356693.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/419.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 日本の政治家はなぜ中国に媚び諂うのか。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4817.html
2015/05/06 05:40

<日中友好議員連盟会長の高村正彦自民党副総裁は4日夜、北京で中日友好協会会長の唐家●(=王へんに旋)元国務委員と会談した。唐氏は安倍晋三首相の米議会演説について「村山富市首相談話に比べ、入っていない要素がある」と語り、「侵略」や「おわび」に触れなかったことに不満を示した。

 また、唐氏は、戦後70年談話に関し「歴史問題を適切に処理することが大事だ。首相がどんな談話を出すか注目している」と述べた。高村氏は「痛切な反省に立ち、平和国家への歩みは変わらないとの内容になる」と説明した。

 唐氏は安保法制整備についても「日本が平和国家の道を歩むか関心がある」と強調。高村氏は「特定の国をターゲットにしたものではない。理解してほしい」と求めた>(以上『夕刊フジ』引用)

 日本の安倍首相が戦後70周年談話を発表しようが、その談話でいかなる文言を使用しようが、それらは日本の国内問題である。日本の首相がいかなる「歴史認識」を持とうとそれは個人の自由であって、日本国憲法により思想信条の自由は保障されている。

 安倍首相の70周年談話は日本国民によって評価されるべきもので、中共政府との関係は日中平和条約で決着済みのはずだ。いかなる注文を付けようとそれは決着済みの問題を掘り返す言い掛かりに過ぎない。自民党副総裁たる高村氏が中国のナンバー3の人物から何を言われようと「それは決着済みだ」とツッ撥ねておけば良い類の話だ。

 むしろ安保法制の改定に対して中共政府が「中国に対処するためのものか」と聞かれて「特定の国を想定したものではない」などと誤魔化さずに「もちろんそうだ、中国の軍事費が毎年10%越えと異常な伸びに対処するためには安保法制の改正は必然だ」と高村氏は中国を名指しで批判すべきだった。

 日本の政治家は中国に対して媚び諂う政治家ばかりなのだろうか。なぜ毅然として「貴国の海洋進出は目に余るし、東南シナ海の軍事バランスを大きく崩し不測の事態を招きかねないし、そうした場合の責任は全面的に貴国にある」と批判できないのだろうか。それにより殺されることはないが、たとえ身に危険が及んだとしても日本の名誉ある政治家といえるのではないだろうか。

 国内の与党協議ではなかなか強腰で臨んだようだが、所詮は高村氏も極めて普通の内弁慶揃いの日本の政治家だったということだろう。中国政府要人から「歴史認識がww」と言われれば、なぜ「今日の中国の繁栄に日本は大きく寄与している」と胸を張って指摘しないのだろうか。

 そうした上で「歴史認識をいつまで持ち出すのだ。それは決済済みの古証文だ」と一蹴すれば良い。それぐらいの決断ある発言と相手を呑みこむ度量ある態度で中国人には接すべきだ。かつて聖徳太子は「日いずる国のww」という書き出しで文書を中国の皇帝へ送った。中国を訪問する日本の政治家はそうした矜持を持ち合わせる人物であって欲しいものだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/420.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 朴槿恵大統領が、「明治日本の産業革命遺産」にいちゃもん、李朝の開明派・金玉均の悲劇を忘れている(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/ab5007ab32d0b357d88b28ec8c994597
2015年05月06日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆韓国の朴槿恵大統領が、ユネスコ世界遺産委員会傘下の民間諮問機構である国際記念物遺跡協議会「イコモス」(ICOMOS)にまたもや「いちゃもん」をつけている。世界文化遺産への登録を目指している「明治日本の産業革命遺産」について、イコモスが「世界遺産に登録することがふさわしい」とする勧告を行ったのが、よほど気に食わないらしい。

 朴槿恵大統領自身が4月16日午後に出発し、27日までコロンビア、ペルー、チリ、ブラジル 南米4か国を歴訪、コロンビアやペルーなどユネスコ世界遺産委員会委員国で、「明治日本の産業革命遺産」の登録反対を訴えて回ってきた。

 「明治日本の産業革命遺産」は、福岡県の官営八幡製鐵所や長崎県の三菱長崎造船所など、九州の5つの県と山口、岩手、静岡の各県にある計23の資産で構成されている。朴槿恵大統領は、これらの資産のなかに「朝鮮人を強制労働させた企業関係施設がある」として登録反対を触れ回っているのだ。しかし、朴槿恵大統領の言い分の一部が正しいとしても、世界遺産は、第一・第二強制収容所「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」の遺構は1979年、第二次世界大戦における悲劇の証拠であり後世に語り継ぐべきものとして、ユネスコの世界遺産に登録されており、日本では、いわゆる「負の世界遺産」に挙げられる。「産業革命遺産」のみならず、世界遺産の裏には、必ず「負の部分」が含まれているものであり、それらをすべてひっくるめて、人類遺産というべきものなのである。この意味で朴槿恵大統領の言い分は、正当ではない。

◆朴槿恵大統領が、「明治日本の産業革命遺産」登録に反対すればするほど、韓国が、「日本の明治維新」に見倣って、開国を拒否して、文明開化を怠り、大東亜戦争後、世界のなかで「最貧国」と言われた時代があったことを肯定することになる。つまり、朴槿恵大統領の父・朴正煕大統領が1965年6月22日、佐藤栄作首相との間で「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約」(日韓基本条約)に署名して、日本政府から約11億ドルの無償資金と借款の援助を受けて、「日本に追いつけ、追い越せ」と高度経済成長の道を走り続けてきた近代化の歴史、すなわち、明治維新から97年遅れて始まった「韓国維新」をも否定することにもなる。

 朴正煕大統領は、日本政府から得た約11億ドルのなかから、「慰安婦」に対する「慰謝料」を支払うべきであったにもかかわらず、これを怠った。それどころか、かなりの資金が、「汚職体質」の政財官に吸い取られたと見られる。朴槿恵大統領は、この父・朴正煕大統領に養われてきているので、その罪業を償わなくてはならない責任と義務がある。

◆なぜ韓国が、日本の「明治維新」を見習わなかったために「遅れた最貧国」になったのか、かつ、朴槿恵大統領が、「明治日本の産業革命遺産」登録に反対するのかの疑問を解くための手がかりの1つとして、このサイトで2014年05月30日 05時19分05秒に配信したブログを、以下再録しておこう。

 中国の漢朝が紀元前108年、朝鮮半島西部にあった衛氏朝鮮を滅ぼし、楽浪郡を設置し、郡治所が朝鮮県(衛氏朝鮮の王険城、いまの平壌市)に置かれ、郡の南部には南部都尉が置かれて以来、約2000年にわたり、朝鮮は「中国の属国」であった。

 中国・清朝から完全独立しようとした動きは、1884年12月4日に朝鮮で起こったクーデター「甲申事変=朝鮮事件」に現れた。

 李朝時代後期の開明派政治家であった金玉均(きん ぎょくきん、1851年2月23日〜1894年3月28日)は、1882年2月から7月まで日本に遊学し、福澤諭吉の支援を受け、慶應義塾や興亜会に寄食した。また、留学生派遣や朝鮮で初めての新聞である「漢城旬報」の発行に協力。日本の明治維新を模範とした清朝からの独立、朝鮮の近代化を目指した。クーデターによって守旧派を一掃し、日本と協力して近代化を図ろうとした。だが清の介入で失敗し、わずか3日間の政権で終了し、金玉均は、井上角五郎らの助けで日本に亡命。1894年3月28日に上海におびき出されて李氏朝鮮の第26代王・高宗の妃「閔妃」の刺客洪鐘宇(ホン・ジョンウ)にピストルで暗殺された。

 遺体は清国軍艦咸靖号で本国朝鮮に運ばれ凌遅刑(清の時代まで中国で行われた処刑の方法のひとつ。生身の人間の肉を少しずつ切り落とし、長時間苦痛を与えて死に至らす刑)に処せられた。すなわち、その遺体はバラバラにされ、胴体は川に捨てられ、首は京畿道竹山、片手及片足は慶尚道、他の手足は咸鏡道で晒された。

 福沢諭吉は、金玉均の死を嘆き悲しみ、真浄寺住職寺田福寿に依頼し、「古筠院釈温香」という法名を付け、福澤邸に招いて法要を営んだ。犬養毅、頭山満らが支援し、東京・青山霊園の外人墓地に墓を建てたという。

福沢諭吉は、1885年3月16日付け新聞「時事新報」社説に「脱亜論」を掲載。「不幸なるは近隣に国あり」として、支那(清)と朝鮮(李氏朝鮮)の両国が近代化を拒否して旧態依然とした体制にのみ汲々としているのを批判、甲申政変を念頭に、「両国に志士が出て明治維新のように政治体制を変革できればよいが、そうでなければ両国は今より数年を出でずして亡国と為り、西洋列強諸国に分割されてしまうだろう」と予測。「我れは心に於て亜細亜東方の悪友を謝絶するものなり」、すなわち、「東アジアの悪友である清国と朝鮮国とは、隣国という理由で特別な関係を持つのではなく欧米諸国と同じような付き合いかたにして、日本は独自に近代化を進めて行くことが望ましい」と力説して結んでいる。

【参考引用】 
 NHKNEWSwebは5月4日午後10時47分、「『明治日本の産業革命遺産』世界遺産に登録を勧告」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 世界文化遺産への登録を目指している「明治日本の産業革命遺産」について、ユネスコの諮問機関・イコモスは、世界遺産に登録することがふさわしいとする勧告を行いました。

「明治日本の産業革命遺産」は、福岡県の官営八幡製鐵所や長崎県の三菱長崎造船所など、九州の5つの県と山口、岩手、静岡の各県にある合わせて23の資産で構成されています。

ことしの世界文化遺産への登録を目指して、国が推薦し、ユネスコの諮問機関・イコモスが去年9月に現地を調査するなど、世界遺産にふさわしいか検討し、ユネスコ側に勧告を行いました。

これを受けて、内閣官房の推進室の担当者が4日夜、記者会見し、勧告の内容を明らかにしました。

それによりますと勧告では、「明治日本の産業革命遺産」を世界遺産に登録することがふさわしいとしており、23の資産をいずれも構成要素として認めるとしています。

一方、名称については「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」を、「明治日本の産業革命遺産製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」と変更したうえで、登録することがふさわしいとしています。

さらに、構成資産の保全状況はおおむね適切だとしながらも、「軍艦島」の通称で知られる長崎市の「端島炭坑」について、緊急の保全措置などの必要性を指摘しています。

内閣官房の担当者は記者会見で、「勧告を尊重して、しっかり対応していきたい」と述べました。

イコモスの勧告を受けて、「明治日本の産業革命遺産」は、来月28日から7月8日にかけて、ドイツのボンで開かれるユネスコの世界遺産委員会で審議されることになっています。

今回の勧告は、4つある区分の中で最も評価が高く、これまでに日本が推薦した候補のうち、この勧告を受けた17のケースは、いずれも世界遺産に登録されています。ただ、世界遺産委員会の21の委員国のうち韓国は、「韓国の国民が強制徴用された悲しい歴史がこもった施設だ」などとして、登録に反対する立場をとっており、政府は、関係国に歴史的な意義を説明するなど、登録実現に向けた取り組みを進めることにしています。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/421.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「最強の官房長官」評もある菅義偉氏 基地問題では立ち往生(SAPIO)
「最強の官房長官」評もある菅義偉氏 基地問題では立ち往生
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150506-00000001-pseven-soci
SAPIO2015年6月号


 長期安定政権を築く安倍内閣において、菅義偉官房長官こそが絶対的な要であると誰もが認める。しかしその彼がいま、沖縄基地問題において初めて矢面に立たされている。ノンフィクション作家の森功氏が迫る。

 * * *
 それは菅義偉にとって、想定外の一撃だったかもしれない。四月五日九時四十分、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで対峙した翁長雄志(沖縄県知事)に菅は、反発を覚悟で話し合いの口火を切った。
 
「日米同盟の抑止力の維持と、そして危険除去、こうしたことを考えたときにですね、辺野古移設というのは、唯一の解決策であるというふうに、政府は考えてます」
 
 米普天間基地の辺野古移設は、政府として譲れないという意志を表した。案の定、翁長はすぐさま反論した。
 
「辺野古の新基地は、絶対に建設することはできないという確信を持っております」
 
 あくまで話し合いは平行線をたどった。そこまでは菅にとっても、予想できた反応だったに違いない。菅はいつものようなポーカーフェースで余計な言葉を極力ひかえ、ただ政府の姿勢を伝えることに専念しているかのようにも見えた。翁長も興奮する様子はない。そして、タイミングを見計らい、話題を切り替えた。
 
「官房長官が、『粛々』という言葉を何回も使われるんですよね。僕からすると、『問答無用』という姿勢が、上から目線のように感じられ……」
 
 翁長にしてみたら、メディア受けするよう計算ずくで使った言葉だったに違いない。菅の態度が、かつて米軍統治下の沖縄で圧政を敷いたキャラウェイ高等弁務官の姿と重なる、とまで批難した。その計算通り、「粛々」という言葉がクローズアップされ、まるで権力を振り回す横暴なイメージを残した。
 
 翁長との会談の席上、むろん菅は沖縄に対する気遣いも見せた。米海兵隊の垂直離着陸輸送機「MV22オスプレイ」訓練の県外移転に加え、米国の映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)が沖縄にやって来るよう協力するとまで言った。しかし、それも翁長には、まったく通じなかった。
 
 菅義偉は、二〇一二年十二月の安倍晋三政権発足以降、霞が関の官僚や産業界に睨みをきかせ、官邸を差配してきた。「影の総理」とまで呼ばれる。歴代の自民党内閣のなかで、最強の官房長官と絶賛する声もある。だが、その菅でさえ、沖縄の基地問題では立ち往生している。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/422.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 改憲オバサン=櫻井よしこは、天皇陛下ご夫妻と「直接対決」できるか?  山崎行太郎
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20150506
2015-05-06 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』


改憲オバサン=櫻井よしこは、天皇陛下ご夫妻と「直接対決」できるか? ますます改憲志向を強める安倍首相や櫻井よしこ等だが、彼等の前に立ちはだかる護憲派の代表は、天皇陛下であり、皇后陛下である。果たして、安倍首相や櫻井よしこ等は、天皇陛下ご夫妻の「護憲論」にどう立ち向かうのか?



2013/10/20、79歳の誕生日に、皇后陛下は、次のような発言を行っている。明らかに安倍首相等の改憲論を批判した護憲発言と思われる。政治的発言を封じられているはずの天皇陛下や皇后陛下が、ここまで踏み込んだ、具体的な護憲発言をするとは、かなりの危機感を感じているということだろう。


「5月の憲法記念日をはさみ、今年は憲法をめぐり、例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます。主に新聞紙上でこうした論議に触れながら、かつて、あきる野市の五日市を訪れた時、郷土館で見せて頂いた『五日市憲法草案』のことをしきりに思い出しておりました。明治憲法の公布(明治22年)に先立ち、地域の小学校の教員、地主や農民が、寄り合い、討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案で、基本的人権の尊重や教育の自由の保障及び教育を受ける義務、法の下の平等、更に言論の自由、信教の自由など、204条が書かれており、地方自治権等についても記されています。当時これに類する民間の憲法草案が、日本各地の少なくとも40数か所で作られていたと聞きましたが、近代日本の黎明期に生きた人々の、政治参加への強い意欲や、自国の未来にかけた熱い願いに触れ、深い感銘を覚えたことでした」「この1年も多くの親しい方たちが亡くなりました。(略)日本における女性の人権の尊重を新憲法に反映させたベアテ・ゴードンさん、映像の世界で大きな貢献をされた高野悦子さん等、私の少し前を歩いておられた方々を失い、あらためてそのご生涯と、生き抜かれた時代を思っています」。


皇后陛下が、「五日市憲法」にまで言及して、護憲論を展開するとは驚きである。「五日市憲法」とは、明治時代、自由民権運動の中心地・三多摩地区で、千葉卓三郎という教員が書き上げた憲法草案である。歴史家の色川大吉が、戦後になって、発掘した歴史資料である。もちろん、明治憲法に採用されたわけではない。しかし、戦後の平和憲法(日本国憲法)との類似性が注目されている憲法草案である。


■緊急連絡■


今週=発売中の「週刊金曜日」(ゴールデンウイーク特集号)に、「保守論壇の『スター』たちの憲法観=ぶった切り」を書きました。ご一読ください。


櫻井よしこや八木秀次等の「トンデモ憲法論」について批判的考察を行い、その「口から出任せの稚拙な憲法改正論」を徹底批判しました。





http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/423.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 日本が70年戦争をせずに来たのは憲法に守られてきたから」(美輪明宏さん) TABIBITO
日本が70年戦争をせずに来たのは憲法に守られてきたから」(美輪明宏さん)、「戦争しない唯一無二の平和国家……時の政権が国民を置き去りにしたまま崩していく」(高田延彦さん)
http://blogs.yahoo.co.jp/moritakeue/12915880.html
2015/5/6(水) 午前 0:07 TABIBITO


「東京新聞」が5月3日付から「平和をつなぐ」と題した連載を始めた。
3日付の第一回は、歌手の美輪明宏さん(79)だ。



戦後70年の憲法記念日。
「『戦争をしない国』を支えてきた憲法九条は今、危機を迎えている」「政府は集団的自衛権が行使できるようにする法整備を着々と進め、その先には改憲も視野に入れる」としながら、「これからも憲法を守りたい」とメッセージを発信している。

華やかな舞台装置と衣装に包まれて、鍛え抜かれた美声で「愛の讃歌」などのシャンソンの名曲を歌う三輪さんの華麗なコンサート。それが第2次安倍晋三政権が発足した直後の2013年から変わったという。

美輪さんは自作の反戦歌を歌うようになった。
ロマンあふれるシャンソンとは趣が違う、長崎で原爆に遭った自身の体験を重ねた原爆孤児の悲しみを描いた「あの原爆の火の中を 逃げて走った思い出が 今さらながらによみがえる」(美輪明宏作詞・作曲「ふるさとの空の下に」より)を歌う。

三輪さんにとっては70年を経ても拭い去れない悪夢。不戦を誓う憲法を手にした時、「もう逃げ惑う必要がない」と安堵(あんど)したという。

その憲法が崩れるかどうかの瀬戸際にあるとして「私たちは憲法に守られてきた。世界一の平和憲法を崩す必要はない」と若い世代も多い観客に伝えたくて、反戦歌を歌う。原爆体験や軍国主義への強い嫌悪が美輪さんを駆り立てている。

「1945年8月9日、いつもと変わらぬ夏休みの朝だった。美輪さんは、防空ずきんを背にかけ、縁側の机で宿題の絵を描いていた。ピカッ。白い閃光(せんこう)の後、ごう音と揺れに襲われた。
お手伝いさんに手を引かれ外へ出た。全身が火ぶくれてうなり声を上げる人。首のない赤ちゃんの上に倒れ込み泣き転げる女性。『助けてくれ』とつかまれた人の手を振り払うと、肉片が自分の腕についた」

「原爆 水爆大好きな 戦争亡者の親玉よ お前の親や兄弟が 女房や子供が 恋人が 焼けて爛(ただ)れて死ぬだろう 苦しみもがいて死ぬだろう」(美輪明宏作詞・作曲「悪魔」より)

美輪さんにはもう一つ、胸に刻まれた戦争の光景があった。
「実家のカフェで働いていたボーイの三ちゃんが出征した時。汽車が出る寸前だった。三ちゃんの母親は、息子の足にすがり『死ぬなよ。どげんことあっても帰ってこいよ』と叫んだ。
憲兵に引きずり倒され、頭を打って血を流してもなお、母は「死ぬな」と声を上げた。その三ちゃんが生きて帰ることはなかった」

三輪さんは言う。「戦争や軍隊、軍国主義の正体をみんな知らなすぎます」

普通に暮らしていた人たちが、理不尽な暴力と死に直面する。それが美輪さんが体験した戦争の正体だった。だから、「国民を守る」「国を守る」という耳当たりのいい言葉で、改憲の議論が進むことにいら立ちを隠せない。

「改憲して戦争に参加できるようにって、どうして学習能力がこんなにもないのか」
そんな政治家を舞台に立たせたのは、国民の選択だった。そのことをもう一度考えてほしいと美輪さんは歌い、語り続けている。

「無辜(むこ)の民衆が戦争に狩り出されるのではない。選挙民に重い責任があるのです」

<みわあきひろ> 長崎市生まれ。16歳でプロの歌手となり、シャンソン喫茶「銀巴里」などに出演。1957年「メケメケ」が大ヒット。日本におけるシンガー・ソングライターの元祖として多数の曲を自作。2012年に初出場したNHK紅白歌合戦で、自作の「ヨイトマケの唄」を歌い反響を呼んだ。


翌日、4日付では、「政治の素人でも判定できる──つぶやく9条危機」と題して、元プロレスラーの高田延彦さん(53歳)が登場している。


「集団的自衛権行使容認、姑息(こそく)でインチキなやり口ですね。」
「時の政権が勝手に解釈変更など憲法の冒涜(ぼうとく)です。」

高田さんの「ツイッター」に突如、こうした怒りの書き込みが交じり始めた。
平和憲法が骨抜きにされていくことに憤り、この一年来、発信を続けているのだという。

その内容は、強敵に気後れせずに立ち向かい、最強を目指した「平成の格闘王」とも、テレビ番組で見る「ひょうきんなオジサン」ともイメージが異なる。

「政治の素人」と自任する高田さんだが、「ボクシングでも相撲でも見慣れれば、素人だって『この試合、ちょっと判定がおかしいんじゃないか』と分かるようになる」と述べ、「身近に悲惨な戦争体験をした人もいない。それでも、53年間生きていれば、この国の平和に対する風向きが変化していることは感じる」という。
高田さんは、中学を卒業してプロレスの世界に飛び込み、格闘家として身体と命を張って試合に臨んできた。大けがも負った。妻でタレントの向井亜紀さんはがんで子宮を摘出し、代理母出産で双子の男子を得た。
そうした経験から、「何の変哲もない昨日までと同じ普通の日常が何よりの幸せ」と感じるようになったという。

集団的自衛権の容認が議論になっていた昨年5月には「学のない私でも平和について今まで以上に日々真剣に考えるようになりました。明日も考えます。」と書き込んだ。
平穏な毎日が続くこと。それこそ、憲法九条の恩恵だと信じている。

「私が日本人として幸福と感謝を強く意識するのは、やはり九条のある時代を生かされているという実感からなんですね」
その「誇り」でもある部分に危機が迫っていると感じた。「戦争しない唯一無二の平和国家、その最も大事なところを時の政権が国民を置き去りにしたまま崩していくっていう…」。そんな切迫感から自然な流れで書き込みを始めた。
この取材にも「今からでも真剣に考えようなどと感じてもらえるならと、のこのこ出てきました」と言う高田さか。
今、その気持ちを、小学六年生になった二人の息子にも伝えようとしている。
高田さんは最近、漫画「はだしのゲン」を読み返したが、それを見ていた子どもたちも、いつのまにか本を手にして食い入るように読んでいた。
「戦争の悲惨さを知る材料を、子どもたちの手の届く距離に置いておきたい」。息子にも平和に感謝する気持ちを持ってもらいたいと願う。
<たかだ・のぶひこ>横浜市出身、東京都在住。元プロレスラーで総合格闘技にも参戦。現在はタレントや俳優として活躍する。子どもたちがレスリングや体育のスキルアップをする「高田道場」を主宰。全国各地で開く子ども向け体育教室(ダイヤモンド・キッズ・カレッジ)にも力を入れる。


子どものとき、長崎で戦争を体験した美輪さん。戦後生まれの高田さん。
二人とも共通するのは、「普通の暮らし」「何の変哲もない昨日までと同じ普通の日常」が壊され、「理不尽な暴力と死に直面する」のが戦争であるということ。そして、戦後70年間、憲法9条がそうならないように守ってきたとしている。



憲法記念日に向けて、マスコミ各社が憲法改正に関する世論調査を報じている。

どの社の調査結果も、この数年、憲法改正に「賛成」が多数だったものが、第二次安倍内閣が発足した2014年から「反対」が増加し、「賛成」と拮抗するという変化が起きている。

朝日新聞社の郵送による調査では、憲法を「変える必要はない」が48%で、「変える必要がある」43%を上回った。2014年に「変える必要がある」が大きく減少して「必要はない」を下回り、2015年もほぼ同様の傾向となった。
NHKが4月17日から19日まで、RDDによって行った調査では、憲法を「改正する必要があると思う」28%、「改正する必要はないと思う25%、「どちらともいえない」43%だった。2013年までは「改正する必要がある」が「必要はない」を大きく上回っていたが、2014年からほぼ同数になったという。

産経新聞とFNNが4月25,26日に行った調査でも、賛成40.8%に対し反対が47.8%となっている。

安倍政権による集団的自衛権行使の憲法解釈変更や、安保法制の論議などに対して国民世論が敏感に反応し、戦争放棄を定めた9条などの改正に慎重になっていることがうかがえる。

美輪さんも、高田さんも「憲法に危機が迫っている」と危惧する。
今こそ、国民的に「憲法とはどういうものか」「憲法9条は何を言っているのか」について多くの人に知ってもらい、議論していくことが必要だろう。

二度と戦争の惨禍を繰り返さないために。




http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/424.html

記事 [政治・選挙・NHK184] アメリカとドイツとイギリスのジャーナリストからの安倍首相批判(ちきゅう座)
アメリカとドイツとイギリスのジャーナリストからの安倍首相批判
http://chikyuza.net/archives/52786
2015年 5月 6日 ちきゅう座


<小澤俊夫:小澤昔ばなし研究所所長>

メール通信 「昔あったづもな」 第39号

 日本のマスメディアは、安倍首相と現在の政府・自民党が外国からどう評価されているかについて、ほとんど報道していない。しかし実は、安倍首相たちが過去の歴史を無視し、自分に都合のいいように修正する政策は、強い批判を浴びているのである。

 そのことを丹念に紹介しているのが「内田樹の研究室」というホームページである。いろいろな問題について、丹念に外国の新聞を紹介しているので、ぜひ検索してみることをお勧めする。その一端を紹介する。

 ニューヨークタイムス紙は、最近の日本の政治状況について、かなり正確な観察を記している。その一部、安倍首相についてである。

「彼は公的には戦争について遺憾の意を表し、性奴隷制を含む侵略の過去についての謝罪を履行すると述べている。しかし、コメントに曖昧な形容詞を付け加えることで、彼は謝罪を真剣に引き受ける気がなく、むしろそれを洗い流そうとしているのではないかという疑惑をかきたてている。

彼の政府は歴史を改竄しようとする企てによってこれまでも繰り返し問題を起こしてきた。今月、韓国と中国は、日本の文科省が中学の教科書出版社に対して、領土係争中の島々と戦争犯罪を含む歴史的事実の記述を、より曖昧な政府の公式見解に合致させるよう書き換えを命じたことを批判した。去年は、安倍政府は日本が性奴隷化した女性たちについての1996年の人権レポートの書き換えを国連に求めて失敗している。

日本の右派は彼らの国が戦後アメリカとその同盟国によって不当に中傷されてきたと信じている。日本はすでにその軍国主義的行動と蛮行について十分な償いを済ませていると信じているという印象を安倍氏は与えてきた。そんなことよりもアジアにおけるアメリカの対中国政策を支援し、グローバルな責任を果すことのできる21世紀のリーダーとして彼の国を基礎づけることを優先させようとしている。

しかし、日本がその過去についての批判を退けようとする限り、今以上の大きな役割を引き受けることができるようには思われない。明仁天皇と彼の家族たちは首相よりずっとよい範例を示している。最近の談話の中で、あきらかに安倍氏を批判する意図で、皇太子は未来の世代に『正しく歴史を伝える』ことの必要性について言及した。」(「New York Times の記事から。安倍訪米を前に」より引用 http://blog.tatsuru.com/2015/04/21_1622.php


 天皇・皇后ご夫妻とその一家が、平和への強い思いを精いっぱい表明していることを、ぼくもこの「昔あったづもな通信」第36号で指摘した。

 ドイツのフランクフルターアルゲマイネ紙の東京特派員を五年務めたカルステン・ゲルミス氏も日本の状況を正確に把握して、ドイツに報告している。ゲルミス氏はこの長い報告の中で、日本外務省の驚くべき行動のことをドイツ人読者にこう伝えている。

「海外特派員たちが官僚から聴きたいと思っていた論点はいくつもあった。エネルギー政策、アベノミクスのリスク、改憲、若者への機会提供、地方の過疎化などなど。しかし、これらの問いについて海外メディアの取材を快く受けてくれた政府代表者はほとんど一人もいなかった。

そして誰であれ首相の提唱する新しい構想を批判するものは「反日」(Japan basher)と呼ばれた。

五年前には想像もできなかったことは、外務省からの攻撃だった。それは私自身への直接的な攻撃だけでなく、ドイツの編集部にまで及んだ。

安倍政権の歴史修正主義について私が書いた批判的な記事が掲載された直後に、本紙の海外政策のシニア・エディターのもとをフランクフルトの総領事が訪れ、「東京」からの抗議を手渡した。彼は中国がこの記事を反日プロパガンダに利用していると苦情を申し立てたのである。
冷ややかな90分にわたる会見ののちに、エディターは総領事にその記事のどの部分が間違っているのか教えて欲しいと求めた。返事はなかった。「金が絡んでいるというふうに疑わざるを得ない」と外交官は言った。これは私とエディターと本紙全体に対する侮辱である。

彼は私の書いた記事の切り抜きを取り出し、私が親中国プロパガンダ記事を書くのは、中国へのビザ申請を承認してもらうためではないかという解釈を述べた。

私が? 北京のために金で雇われたスパイ? 私は中国なんて行ったこともないし、ビザ申請をしたこともない。もしこれが日本の新しい目標を世界に理解してもらうための新政府のアプローチであるとしたら、彼らの前途はかなり多難なものだと言わざるを得ない。」(「ドイツのあるジャーナリストの日本論」より引用http://blog.tatsuru.com/2015/04/10_1343.php


イギリスの記者も、安倍首相一派の歴史修正主義について、鋭く批判している。歴史を日本に都合のいいように改ざんしようという主義についてである。

「英国の知日派の人々は「アベノミクス」と国防問題の見通しについては意見がそれぞれ違うが、日本の歴史修正主義者を擁護する人はひとりもいない。

最近の曽野綾子によるアパルトヘイト擁護の論の愚劣さは英国の日本観察者に衝撃を与えた。日本ではこのような見解が真剣に受け止められ、活字になるということがわれわれにはほとんど信じがたいのである。安倍晋三首相がどうしてこのような意見の持ち主を教育政策のアドバイザーに任命することができたのか私たちには理解できない。」

(Japan Times の記事から「日本の厄介な歴史修正主義者たち」より引用  http://blog.tatsuru.com/2015/04/15_1013.php

日本で、右翼的なマスコミにちやほやされている曽野綾子のアパルトヘイト発言のことである。島国日本は、地理的に島国であるばかりでなく、思想的にも世界から孤立しているのである。

「内田樹の研究室」にはもっといろいろな情報があるので、ぜひ立ち寄ることをお勧めする。(2015・4・23)

初出:「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion5325:150506〕


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/425.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「誰が総理でも同じ」はダメ…国民の良心にかかる国の行く末(日刊ゲンダイ)
     3月の「安倍政権NO!0323大行動」デモ集会(C)日刊ゲンダイ


「誰が総理でも同じ」はダメ…国民の良心にかかる国の行く末
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159530
2015年5月6日 日刊ゲンダイ


 4月28日の日米首脳会談で、安倍首相は米軍普天間飛行場の辺野古移設を約束してきた。当然、沖縄の反発はすさまじい。もともと28日は沖縄にとって特別な日だ。サンフランシスコ講和条約で本土から切り離され、米施政権下に置かれた「屈辱の日」と呼ばれている。県庁前や辺野古周辺では大規模な抗議活動が行われた。そんな日に沖縄を売ってきたのだからヒドイものだが、この政権の大ボラ政治は沖縄に限らず、アチコチで行き詰まっている。

「これだけ民意が反対している以上、辺野古移転は無理でしょうが、基地問題に限らず、安倍政権の政策は、ことごとく行き詰まっている。アベノミクスは失敗だし、世界に『アンダーコントロール』と嘘をついた福島第1原発は打つ手がない。『必ず解決』と大見えを切った拉致問題も暗礁に乗り上げています」(政治評論家・本澤二郎氏)

 世論調査を見ても、集団的自衛権や原発再稼働など、安倍政権の個別政策は何ひとつ支持されていない。それなのに、なぜか内閣支持率だけは高止まりしている。

「野党が無力だし、自民党内にも代わる勢力がいない。メディアも牛耳られて政権批判をしない。それで国民も問題意識を持たず、漫然と支持してしまっているのでしょう。しかし、このまま何となく支持していたら、最悪の事態になりますよ。安倍首相は、支持率さえあれば、何をしても許されると考えて、やりたい放題です。強権的に反対勢力を抑え付け、ますます独裁を強めて政権を維持していくでしょう。来年の参院選で勝たせれば、いよいよ憲法改正です。この政権が続く以上、国民は日常的に覚悟を求められるようになります。原発は次々と再稼働し、戦争に参加、血を流す国になるのです。本当にそれでいいのか、真剣に考える必要がある。独裁者による軍国化を止めるには、世論調査や選挙でハッキリと『ノー』の意思表示をするしかないのです」(本澤二郎氏=前出)

 このペテン政権をストップできるかは、主権者である国民の良識にかかっている。政治への関心を失い、“誰が総理をやっても同じ”などとシニカルになっていては権力者の思うツボだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/426.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 保坂展人:「大阪都構想・住民投票」 大阪市が独立性を強め、24カ所の行政区の住民自治を強化するという道もある。











http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/427.html
記事 [政治・選挙・NHK184] 安倍の英語での演説はイマイチ。顔を上げる場面まで指示する演説原稿(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/23063949/
2015年 05月 06日

安倍首相は、3日に米国から帰国して、その日の夕方に河口湖の別荘にGO!4日、5日と大好きなゴルフを楽しんで、英気を養っているらしい。(@@)

 ところで、今さらと言われてしまうかも知れないのだが。^^;やっと安倍首相が先週、米議会で行なった演説の動画を見終えたので、感想を述べてみたい。(・・) 

<mewには、あれを45分間も続けて見る忍耐心がなかったので、15分ぐらいずつ3回に分けて見たです。(>_<) 帰国子女+αのmewは、ちょこっと英語の聴力があるので、アラが目立っちゃうし。折角のお休みに、具合悪くなりたくはなかったんだもの。(~_~;)>
http://mewrun7.exblog.jp/23040090/ http://mewrun7.exblog.jp/23036033/ 
 尚、安倍首相の米議会での演説は、「英語全文」版が当ブログのコチラに、「邦訳全文」版はコチラにあるので、関心のある方はご覧下さい。"^_^"

<関連記事・『安倍、念願の正式訪米も、オバマは1日しか相手をせず。演説以外は寂しい日程』『小渕、3億以上の虚偽記載も、本人は不起訴+安倍、米演説のためユダヤに擦り寄る?』など。>
http://mewrun7.exblog.jp/23017193/ http://mewrun7.exblog.jp/23031589/

* * * * *

 まず、The Huffington Postに、安倍首相の演説原稿の写真が何枚か載っていたので、そちらをご覧いただきたい。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/30/shinzo-abe-speech-note_n_7177172.html
『安倍首相の演説、海外でカンペ画像が報じられる「顔を上げ拍手促す」
The Huffington Post | 2015年04月30日

 安倍晋三首相が4月29日、アメリカ議会上下両院合同会議で演説した。この様子を報じた海外の記事が話題になっている。
 この日、安倍首相は英語で演説を行ったが、ウォール・ストリート・ジャーナルは安倍首相が手に持った原稿を、大きな写真で紹介した。原稿には、「次を強く」など抑揚をつける位置や、息継ぎの箇所が赤ペンで書き込まれていた。
 カナダ版のYahoo!ニュースに掲載されたロイターの記事には、「顔を上げ拍手促す」などの書き込みも見られる。(中略)
 
 安倍首相はこの演説に向けて、昭恵夫人の前でも練習していた。45分間にわたる演説となったが、会場からは評価され、10回のスタンディング・オベーションを受けたという。』

* * * * *

 mewは安倍首相が時折、急に原稿から顔を上げて、ハンパな「どや顔」みたいな笑みを浮かべながら、会場を見渡すシーンがあるな〜と思っていたのだけど。どうやら、それが「顔を上げ拍手促す」と記された場面だったようだ。(~_~;)

 先日も書いたように、安倍首相のスピーチライターは、いかに首相が米議会議員に評価される演説を行なえるか、米国の政府や議員などと打ち合わせをした上で、原稿を作成。
 そのお陰もあって、首相は、第二次世界大戦で戦死した米兵に哀悼や悔悟を示した部分や、米国をヨイショし、今後、日本が米国のパートナー(ポチ、手足?)として安保軍事や経済面で尽力することを約束した部分などで、大きな拍手や賞賛を受けることに成功したのだが・・・。
 たぶん、そのようなところに「拍手を促す」の記述がなされていたのだろう。(@@)
 
『議長役を務めたベイナー下院議長(共和)は「第2次大戦中に戦死した英雄に言及したことに、本当に感謝している」との談話を発表した。
 スティーブ・コーエン下院議員(民主)は「傑出した演説。第2次大戦がもたらした死と悲しみを認めたこと、女性(の活躍)に言及したことは適切だった」と指摘した。レーガン元大統領のスピーチライターだったダナ・ローラバッカー下院議員(共和)は「Aプラスの演説だった」とたたえた。(時事通信15年4月30日)』

 まあ、mewと考えが合うかどうか別として、「米議会、米議員にウケる演説」という点では、今回の原稿の中身は、及第点だったかも知れない。(・・)

<演説内容に関して、ツッコミたいところは多々あれど、またの機会に。実際、顔を上げて拍手を促したにもかかわらず、拍手の広がりがイマイチの時もあったしね。^^;>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 ただ、演説の内容ではなく、英語の演説の出来という点に着目した場合、決して評価は高くなかったようだ。(>_<)

 安倍首相にとって、今回の演説は悲願だったようだし。また、国内外、特に米国に自らをアピールする最大のチャンスゆえ、mewは、今度の演説はめっちゃ練習をして来るのではないかと思っていたのだけど。

<演説の前日の晩餐会の席では、スピーチの練習に関して、こんなジョーク(事実?)を飛ばしていたほどだし。『安倍首相はここ2晩ほど、4月29日の両院合同会議で行うスピーチの「真剣な練習」に費やしたことを来客の前で披露。「残念ながら、私のスピーチを聞き飽きたと妻から言われたので、昨晩は別々の部屋に分かれることになりました」と語り、場を和らげていた。』>

 しかし、残念ながら、その出来は及第点とは言えないものだったのだ。^^;

* * * * *

『民主党の小西洋之参議院議員は安倍首相の演説に「ひどい棒読みだな。単語を読み上げているだけ。日本の高校生よりひどい」と批判したが、ネットからは「カタカナやひらがなで書いてないだけマシ」「“仕事は準備が8割”って教えをこの画像は語ってる」など、様々な意見が出た。(同上)』

『日本メディアが「10回以上のスタンディングオベーションが起きた」と持ち上げている米上下両院での演説も、失笑の対象になっている。
 米メディアが安倍首相を笑いモノにしているのは、安倍首相が英語で書かれた原稿をひたすら棒読みしただけでなく、原稿に日本語で「顔を上げ、拍手促す」「次を強く」などと、あんちょこが書かれていたからだ。「ウォールストリート・ジャーナル」などが、あんちょこペーパーを大きく報じている。アメリカ人記者たちは、「まるで中学生の英語スピーチ大会だ」と笑い合っているそうだ。素直に日本語でやればよかったのだ。

 国際ジャーナリストの堀田佳男氏は言う。
「テレビで見ていましたが、リズムが悪すぎて意味がわかりませんでした。米議員の半分以上がスピーチを聞かずに、紙を見ていた。文節の切り方がおかしいし、リズムもない。単語ひとつひとつを明確にしようということなんでしょうが、8割の議員がわからなかったでしょう。安倍首相は演説で自らの留学のエピソードも入れていましたが、ただ恥ずかしいだけです」
 議員の中には途中退席する者もいたという。米議会では、スタンディングオベーションは習慣で、タイミングもあらかじめ決まっている。ありがたがっているのは、何も知らない日本のメディアと、おめでたい安倍首相だけだ。(日刊ゲンダイ15年5月1日)』

* * * * *

 そうそう。mewが最近、ごヒイキにしている民主党のコニたん(小西洋之氏)が、ツイッターで安倍首相の演説を酷評したら、保守派から攻撃を受けて炎上しちゃったのだとか。(~_~;)
 ちなみに、小西氏は4月29日のツイッターにこんな感想(抜粋)を書いていたです。

『米国連邦議会での安倍総理の演説をNHKで中継中。しかし、ひどい棒読みだな。単語を読み上げているだけ。日本の高校生よりひどい。せめてちゃんと練習ぐらいして行けと。』

『なんで、ここで詰まるんだ、というところで詰まりまくっている。聞いていて非常にイライラする。内容以前に。これは、歴史的に演説だ。英語の読み上げすらできなかったという意味で。』

『日本国の国会議員として、この上なく米国議会に恥ずかしいし、この上なく申し訳ない。
 素直に最初から日本語でやればいいのに。なぜ、格好をつけるのだろうか。準備してもこれほどまでに格好つけられないのに。』

『私は安倍総理の英語力を馬鹿にしたのではない。英単語を途切れ途切れに読み上げるだけの演説の仕方を批判。@演説の内容が日本語として理解できていない、A一つ一つの英単語の意味が理解できていない、B英語の文章としても内容が理解できていないこと等のハイブリッドのみでなせる「世紀の国辱技」。』

『私の官僚時代の経験からも、一国の総理があのような機会で英語で演説をするのに、あんな出来はあり得ません。安倍総理の英語能力以前の政治家としての根本問題が原因です。「顔を上げ拍手を促すカンペ」といった事務方の努力も根本がずれていました。なお、総立ち・喝采は儀礼かつ計画的なものです。』

『現地報道によって安倍総理の手元の原稿の画像が示されています。まさに、文脈を離れ単語の断片的な固まりを読み上げていただけの、想像以上にすごい事態でした。いずれにしても、内容を自らのものと出来ない、そもそも何を話すかの根本がないから、あのような手持ち原稿になったことは断言できます。』

<小西くんは、演説内容に対する批判もかなり書いていたのだけど。機会があったら、いずれ紹介したい。最も印象に残ったツイートは、『安倍総理は本当に卑怯で卑劣な政治家だ。国会議員として国民の皆さんのため、こんな政治家に絶対に負ける訳にはいかない。』がんばれ、あんな政治家に負けるな〜。o(^-^)o>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 突然だが、これは中高生の音読(教科書や英検の二次試験)でも社会人のスピーチでも共通することではないかと思うのだけど。mewは、英語の原稿を読む際に、気をつけるべきことが3つあると考えている。<当然にして、原稿の単語、文の意味は理解しておくべし。>

 1・各単語のアクセントの位置を気をつける。
 2・一つの文の中で、どの単語を強く読むか(抑揚)に気をつける。
 3・文章を読む際に、切る位置、息継ぎをする位置(文章の中で、長い文は一文の中でも、大きく切るとこ、小さく切るとこ)に気をつける。

<まず、原稿にアクセントや抑揚、切る位置などのマークをつけて、何度も読む練習をして、本番では、重要なところ、間違えやすかったところだけマークを残して臨むといいのではないかと思うです。>

 英語の発音を急に向上させるのは、決して容易ではないのだけど。発音がイマイチでも、アクセントや抑揚がしっかりしていると、ネイティブや他国の人に通じやすいし。切るところも含めて、スピーチの内容が、ぐーんと理解しやすくなるからだ。(・・)

<ちなみに、麻生副総理は英語が堪能のようで。昨日もADB(アジア開発銀行)総会の会合で、英語で講演を行なっていたのだけど。
 麻生氏は、自分の話していること、各単語の意味をきちんと把握しているし。いかにも日本のオジサン的なカタカナ発音っぽい部分が多いものの、アクセントや抑揚、切るところのメリハリがしっかりついているので、たぶん外国人には聞き取りやすいのではないかと察するです。(++)>
 
* * * * *

 ところで、mewは、安倍首相がどれだけ英語を話せるのか知らないのだが・・・。
 安倍氏は、学生時代に米国に留学、鉄鋼会社の社員時代も米国勤務の経験があるそうで。(演説でも、わざわざそのことを伝えていた。「それで、あの英語?」ってツッコまれそうだけど。^^;>
 今回の訪米でも、リンカーン記念館でオバマ大統領と通訳なしの2人切りで20分間過ごしたとのことで。オバマ氏が何かを指差して安倍氏に説明するシーンがTVに映っていた。(・o・)

<ただし、会話が成り立ったのかは不明。^^;それよりも会談の前に、何か「2人きりで何かを確認しておく必要性があったのかしらん」なんて、うがった見方をしちゃったりもして。(「TPP、ライスの関税、□%でOK?」「OK、OK」とか?(~_~;)>

 一昨年か昨年、安倍首相が、国連総会で英語で演説した時は、単語のアクセントや抑揚がイマイチで、すごくわかりにくかったのだけど。
 今回は、スタッフもそのことを意識したようで、アクセントや抑揚については、かなり気をつけていたように思われる。<原稿の写真からも、強く読むべき大事な単語は、ピンクで囲っていたのがわかる。>

 でも、小西氏も書いていたように、安倍首相はそれぞれの英単語や文節、文章の意味を十分に理解できていなかったためか、英単語を途切れ途切れに読み上げるような演説をすることになったため、尚更にたどたどしさが目立ってしまったように感じた。(-"-)

* * * * *

 しかも、安倍首相は、おそらく演説の際に、老眼用のメガネやコンタクトを用いることを拒んだのだろう。<国内では老眼鏡と思われるメガネをかけている時もあるんだけどね。^^;>

 スタッフは、安倍氏が裸眼で読めるように、大きな文字で本番の原稿を作成しなければならなくなったため、1枚の原稿には、1行に数単語で10行ぐらいしか書き込めず。一文の途中で終わってしまっているものも多かったため、全体的に文の流れを見ながら、どこで切るのかを判別することが困難に。
 それもあって、ますます安倍首相は、妙なところで途切れ途切れに文を止めてしまったり、ブツ切れで単語をたどたどしく読み上げるような演説を行なうことになってしまったのではないかと察する。(~_~;)

 まあ、mew個人は、安倍首相の演説の評価が低くても一向に構わないのだけど。
 ただ、今後、官邸のスタッフは、あまり英語が得意でない首相には、もっと読み方の練習や、本番用の原稿の作り方をもっと工夫した方がいいのではないかと思ったです。(・・)

* * * * *

 ただ、安倍首相の米国での共同会見、演説に関して、最も問題にされているのは、国民軽視で米国と勝手に様々な約束をなしてしまったことや二枚舌外交を展開していることなわけで。<あと日米の外務、防衛大臣による、日米ガイドラインの改定もしかり。(-"-)>
 連休明けからは、その辺りをどんどん追及して行きたいと思っているmewなのだった。(@@)

                        THANKS 


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/428.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 世界遺産 欧米追随の維新を美化、ちゃっかり長州松下村塾(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/9140c663999fa98e1da6ff46df160fc8
2015年05月06日

長州の明治維新に貢献した記録を世界遺産にすべく、安倍官邸は何をしたのだろう。根本的に金をバラ撒き、世界に追認させる手法を取ってきている外交なのだから、迂回資金等々を含めて、どれだけの金が流出したのか、調べる方法がない。3年連続で、世界遺産に指定される国も珍しいが、何が目的なのか、筆者にはさっぱり判らない。NHKなどテレビ局は大々的に、指定されるであろう文化遺産と云うか、観光地に群がる「アメリカン・ジャパニーズ」の映像を流していた。

韓国は、あいも変わらぬ同じロジックで、世界遺産登録を勧告された「業革命遺産」の23施設のうち、7施設で韓国人は強制労働をさせられた、と怒り心頭で、全力で阻止運動を展開するそうだ。この抗議は、年中無休の韓国行事の様なものだから、別段、良いとも悪いとも、筆者は感じない。そんなことよりも、そもそも論として、明治維新が、本当に日本にとって正しいことであったかどうかが議論される事が優先されるべきだと思う。脱亜入欧が日本の正しい選択だと、「アメリカン・ジャパニーズ」は決めつけているようだが、本当にそうだったのか、その議論が、明治維新後の日本では抜け落ちている。

西郷隆盛、勝海舟らが目指した日本(江戸幕府)の大政奉還は、長州の田舎侍が考える攘夷とは異なるものだったと聞き及んでいる。おそらく、この時代にも、欧米のインテリジェンスと云う力が長州土佐薩摩の下級武士らの行動を、現在行われているCIAのNPO支援と操りと同様の行為がなされていた可能性は大いにある。或る意味で、現体制を転覆させる為にテロルを容認する吉田松陰の話に魘された(うなされた)下級武士どもが、いい思いをしたいと云う欲望で走り出しただけのことである。

明治維新の精神などは、明治、大正、昭和に権力構造の常に上位に位置した、長州人による歴史のねつ造だったことは、歴史学者らの手で、少しづつ掘り返されている。吉田松陰の教え子たちが、明治維新、明治の産業改革に並々ならぬ貢献をしたと云う“サクセスストーリー”は、日本の近現代文学史上も顔を出さない大衆小説家・司馬遼太郎(産経新聞記者)によって、ねつ造された史実だと認識している。明治時代になり西洋文明の輸入により、西洋の思想・文学の翻訳と紹介を中心とする啓蒙時代と云う誤りが、ことのすべてと考えている。この時、縄文・弥生文化はズタズタにされたのだろう。それを美化運動に引き上げたのが司馬遼太郎云う人物である。あまり、百田尚樹となんら変わらないのだが、ある時から、文豪の様な扱いを受けるようになった(笑)。日本が日本じゃなくなった改革?革命?が、どうして日本の精神の象徴になるのかサッパリ判らん。


≪ 世界文化遺産:「明治日本の産業革命遺産」に登録勧告

◇登録なら15件目 自然遺産も含めると国内19件目に

 日本が世界文化遺産に推薦していた「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」(福岡、長崎、静岡など8県)について、世界遺産への登録の可否を調査する諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス、本部・パリ)は4日、「登録が適当」と国連教育科学文化機関(ユネスコ)に勧告した。

 勧告は「西洋から非西洋国家に初めて産業化の伝播(でんぱ)が成功したことを示す」「1853年から1910年までのわずか50年余りという短期 間で急速な産業化が達成された段階を反映している」として普遍的価値があると評価した。6月にドイツのボンで開かれる第39回ユネスコ世界遺産委員会で正 式決定する。イコモスが登録を勧告した場合、世界遺産委員会でもそのまま認められる可能性が極めて高い。

 「産業革命遺産」が登録されれば、日本の世界文化遺産は昨年の「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)に続き15件目、世界自然遺産も含めた世界遺産は国内19件目となる。

 産業革命遺産は、通称「軍艦島」で知られる「端島(はしま)炭坑」(長崎市)▽長州藩が西洋式帆船を造るために設置した「恵美須ケ鼻造船所跡」 (山口県萩市)▽薩摩藩が手がけた機械工場や反射炉の遺構で構成する「旧集成館」(鹿児島市)▽幕末に実際に稼働した反射炉で国内で唯一現存する「韮山 (にらやま)反射炉」(静岡県伊豆の国市)−−など、日本の近代工業化を支えた炭鉱、製鉄、造船などの23施設で構成される。

 このうち稼働中の施設(稼働資産)は、官営八幡製鉄所(北九州市)▽三菱長崎造船所(長崎市)▽橋野鉄鉱山・高炉跡(岩手県釜石市)▽三池港(福岡県大牟田市)−−など8カ所あり、日本の世界遺産候補では初めて入った。

 勧告は遺産の名称を「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」と変更するよう求めた。さらに、端島炭坑について優先順位を明確にし た保全措置の計画の策定▽各施設での来訪者の上限数の設定▽来訪施設の増設・新設の提案書の提出−−などを勧告した。イコモスは、各国から世界遺産に推薦された案件の価値を評価する専門家組織で、昨年9〜10月に産業革命遺産を現地調査した。

 今年の世界文化遺産登録を巡っては、政府内で、内閣官房が推薦する「産業革命遺産」と、文化庁推薦の「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本両県)が検討対象になった。推薦は各国で年1件のため菅義偉官房長官の「政治判断」で産業革命遺産が選ばれた。「長崎の教会群」は2016年の登録を目指している。【三木陽介】

 ◇イコモスの勧告のポイント ・名称を「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」に変更 ・一連の産業遺産群は西洋から非西洋国家に初めて産業化の波及が成功したことを示す ・一連の資産は1853年から1910年までのわずか50年あまりの短期間で急速な産業化が達成された幕末、明治前期、明治後期の三つの段階を反映している ・資産に対して考えられる脅威は訪問客、インフラの開発、一部資産の不十分な保全

 ◇世界遺産  ユネスコの世界遺産条約に基づき、文化遺産や自然遺産を人類全体の財産として保護する制度。昨年までに文化遺産779件、自然遺産197件、複合 遺産31件の計1007件が登録されている。各国の推薦案件は、イコモスの勧告を経てユネスコ世界遺産委員会で審議される。普遍的価値や保護管理体制があ ることが条件。勧告内容は(1)登録(2)情報照会(追加情報を提出して来年度以降に再審議)(3)登録延期(推薦書を再提出し、再来年度以降に再審議) (4)不登録(不適当。再推薦も不可)−−の4区分がある。近年は審査が厳しくなり、2014年度から文化遺産の推薦は各国1件に限定されている。 ≫(毎日新聞)

産業革命遺産と云うのが英国なら、何の抵抗もなく受け入れるが、猿真似文明の象徴が、世界遺産に登録されるなど、日本の恥である。富士山は自然だから良いとして、富岡製糸場、続いて明治の産業革命。どう考えても変だろう。挙句に、ちゃっかり松下村塾が含まれている。筆者のような考えの人間でなくても、変だと思うべきだ(笑)。“我田引水”の典型を見せられている事に、恥ずかしさを憶えるのが、日本文化だと思うのだが?

≪ 世界文化遺産:松下村塾など5件の萩市「維新150年へ」

◇登録勧告は「明治日本の産業革命遺産」

 世界遺産への登録の可否を調査する諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス、本部・パリ)から4日、「登録が適当」と国連教育科学文化機関(ユ ネスコ)に勧告された「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」(福岡、長崎、静岡など8県)。構成資産のある自治体も喜びに沸いた。

 吉田松陰が主宰した私塾「松下村塾」など5件の構成資産がある山口県萩市。世界遺産登録勧告の連絡を受け、市役所に祝賀の横断幕を掲げる準備に取りかかった。

 野村興児(こうじ)市長は「登録を目指して関係機関や市民と協力してきた成果。市民とともに大変喜んでいる」と話した。萩市観光協会の松村孝明会長も「誘客に努め2018年の維新150年につなげたい」と期待した。

 「萩城下町」なども勧告に含まれており、イコモスの現地調査で説明をした萩博物館の道迫(どうさこ)真吾主任学芸員(42)は「松下村塾は産業化に貢献する人材を生み出し、城下町は産業化を進めた長州藩そのもの」と語った。 ≫(毎日新聞:川上敏文、田中理知)



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/429.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 景気回復? 不都合な事実から目をそむけ思考停止に陥る日本(日刊ゲンダイ)
       国民生活は逼迫しているのに(C)日刊ゲンダイ


景気回復? 不都合な事実から目をそむけ思考停止に陥る日本
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/159528/1
2015年5月5日 日刊ゲンダイ


 今年のゴールデンウイークの国内旅行者数は前年比3%増の2380万人(JTB調べ)で過去最高だという。

 大マスコミはこれを「アベノミクスで景気回復の兆し」と解説する。テレビをつければ、行楽地ではしゃぐ人々の姿が映し出される。やけっぱちというのでもないが、どこか奇妙な高揚感である。

 足元を見れば、サラリーマンの賃金は23カ月連続でマイナス。消費税率アップに加え、円安によるコスト高で乳製品や食用油、コーヒーなどの値上げが続き、国民生活は逼迫している。一方で国の借金は1000兆円を突破し、日本国債はまた格下げされた。とても浮かれていられるような状況ではないはずだ。

「世界」5月号で評論家の寺島実郎氏が〈日本人が経済的にも精神的にも貧困化し、アジアのダイナミズムに突き上げられながら物事を深く広く考察する余裕を急速に失いつつある〉と書いていた。

 金融緩和は国民を豊かにすることなく、家計の可処分所得は大きく目減りした。貧富の格差は広がり、生活保護世帯は過去最悪を更新。空前の利益を上げた大企業が巨額の内部留保を積み上げているのも、経営者が為替の変動リスクに怯えているからである。もはや日本はアジアで最も豊かな国ではないという心理的圧力が日本人の心に高まっている。その結果、見たくない現実から目をそむけようとするムードが蔓延していると寺島氏はこう分析する。

〈経済的優位性に支えられた心の余裕は、経済的劣勢によってあえなく憔悴する。自分の価値を探究するよりも、「せめて近隣の国にはなめられたくない」というプチ・ナショナリズム的心理が頭をもたげてくる〉

〈「ここがすごいぞ日本人」といったTV番組が目につくが、自らを冷静に評価する眼差しを持たねば独りよがりになる〉

 国中が不都合な事実から目をそむけ、自己肯定に逃げ込んで思考停止に陥っているのではないか。閉塞感の中で、この国は静かに沈みつつある。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/430.html

記事 [政治・選挙・NHK184] アイク・岸ゴルフ首脳外交を特集した産経新聞の大チョンボ  天木直人
アイク・岸ゴルフ首脳外交を特集した産経新聞の大チョンボ
http://new-party-9.net/archives/1288
2015年5月6日 天木直人のブログ


 きのう5月5日の産経新聞が「戦後70年 安保改定の真実」という連載特集記事の第二回目として、アイゼンハワー米大統領と岸信介首相の緊密な関係を取り上げていた。

 すなわち、1957年6月19日の朝、ワシントンに到着した岸首相は、その足でハワイトハウスに向かうと、そこにはアイゼンハワー大統領が笑顔で出迎えたと。

 そして次のように岸首相にたずねたというのだ。

 「午後は予定はありますか?」と。

 そして「別にありません」と答える岸首相に 対し、アイゼンハワー大統領は即座にこう答えたと言う。

 「そうか。それではゴルフをしよう!」と。

 ゴルフ後二人でシャワーを浴びあって裸の付き合いをした。

 プレー後に記者に囲まれたアイゼンハワー大統領はこう答えた。

 「大統領や首相になると嫌いな奴とも笑いながらテーブルを囲まなければならないが、ゴルフだけは好きな人とでなければできない」、などなど。

 この緊密なアイゼンハワーと岸首相の首脳同士の仲が1960年の日米安保条約改定につながったというわけだ。

 安保条約の改定に難色を示すダレス国務長官を説き伏せたのがアイゼンハワー大統領だったというのだ。

 私がこの産経新聞の記事を長々と紹介したのは、これは安倍首相を激怒させる記事だと思ったからだ。

 なぜならば、この産経新聞の記事は安倍首相の訪米に対する強烈なあてつけであるからだ。

 安倍首相はついにオバマ大統領とは岸・アイゼンハワーのような首脳関係は築けなかった。

 なにしろ、一週間も米国に滞在しておきながらオバマ大統領とゴルフができなかったのだ。

 オバマ大統領が昨年の4月に訪日した時はわざわざパターまで贈って誘ったのに無視されたのだ。

 好きな人としかゴルフはしないというわけだ。

 岸首相を超えたと喜んでいる安倍首相だが、じつは岸首相の足もとにも及ばなかったということだ。

 さぞかし産経新聞幹部は安倍首相に呼び出されて怒られているだろう。何人かの首が飛ぶかもしれない(了)


Photo by : 2015年5月5日 産経ニュース
『【安保改定の真実(3)】 岸とアイクが示した日米新時代 「ゴルフは好きな相手としかできないものだ」』
[http://www.sankei.com/world/photos/150505/wor1505050008-p3.html]


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/431.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 都構想は当初、大阪市だけでなく、隣接諸都市も一気に統合再編するというプランだった。だが、その構想自体がすでに破綻。









http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/432.html
記事 [政治・選挙・NHK184] 安倍官邸が安保法制の閣議決定で、また目くらましを画策(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/8769de35fbca4a8869fe9d31980862fd
2015-05-06 09:43:25

 安倍晋三という男は今月5月15日(金)、安全保障関連法案の改定案を閣議決定する方針です。しかし、アベチンにとってしゃらくさいのは、国民の反対論がいまだに根強く、邪魔なのです。閣議決定にあまりいちゃもんをつけられたくない。できれば、スムーズに運んだという体裁を整えたい。

 そこで、目をそらせる奇策が画策されているわけです。一つは、IS(イスラム国)によって殺害されたという後藤健二・湯川遥菜事件に関連するものです。具体的には、注目されたフリージャーナリストの常岡浩介氏(とともにハサン中田考氏も)を「私戦予備陰謀罪で送検させる案です。

 もう一つは、サリン事件の主犯、麻原彰晃の死刑執行。

 送検案は、ISの支配地域へ渡航しようとした北大生とそれを助けようとした常岡氏らを私戦予備陰謀事件で送検するのですが、これは戦後初めてのケースであり、目くらましになるのではないかという案。。

 この事件を改めて世間にさらそうとするのは、連休明けの国会で後藤・湯川殺害事件の検証結果が公表されることとも関係しています。

 この「私戦予備陰謀」とは、刑法93条の「外国に対して私的に戦闘行為をする目的で、その予備又は陰謀をした者は、3月以上5年以内の禁固に処する」というものです。

 これにひっかけるには無理があると警察も考えているようですが、安倍官邸が「とにかく何かでひっかけろ」と圧力をかけているのだそうです。

 安倍官邸は、邦人人質事件の救出にあたり、事実上何もせず見殺しにしました。この何もしないで見殺しにしたことが明らかになれば、面倒だ。

 そこで政府はいろいろ手を尽くしていた一環としてのお芝居で、常岡氏らを書類送検するというのです。これも随分と国民をコケにした話です。

 二番目の麻原死刑執行は、文字通りメガトン級の目くらましになります。

 アベチン政権は、いつも何か具合上が悪いことを行う場合、こうした目くらましをかませます。そして、大手のメディアは、新聞、テレビともご丁寧にその筋書き通り、国民の目をそらせることに協力します。

 日本の民主主義がまともに育たない一因は、時の政権寄りのメディアのあり方に大きな責任の一端があるといえます。もちろん、みずからのメディア・リテラシー力を鍛えようとしない国民、つまりメディアが報じることを安直に信じてしまうお人よしの国民に問題の根元があるといえます。


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/433.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「国会議員の資格試験」ってのはありかもね。せめて、漢字の「読み書き」と最低限の「モラルはクリアしてもらおう。
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-6196.html
2015年5月 6日 くろねこの短語


「国会議員の資格試験」ってのはありかもね。せめて、漢字の「読み書き」と最低限の「モラル(嘘はつかない、約束は守る、他人のせいにしないetc)」はクリアしてもらおう。


 アメリカへの朝貢外交から帰国してからというもの、レレレのシンゾーは昼はゴルフで、夜はBBQだ焼肉だと飽食三昧。ただでさえ持病を抱えてるってのに、健康管理もへったくれもあったもんじゃありません。

 その他の閣僚連中も外遊でさんざん税金使って遊びまくっていい気なもんなんだが、だからなんだろうね、マッスルタレントの武井壮君に「国会議員は司法試験以上の試験を義務化しろ」なんて言われちゃいました。ま、ニュース・バラエティ番組でのことだから、ちょいと気の利いた意見言ってみたって程度なのかもしれないが、言ってること自体はなかなか興味深い。ていうか、その通りなんだね。

・武井壮「国会議員は司法試験以上の試験」義務化主張
 http://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cfettp01505030032.html

 もっとも、司法試験以上の難関テストなにんてことになったら、またぞろ偏差値だけが高くて、社会性の欠如した連中がゴロゴロなんてことになるだろうからそこは置くとしても、政治を家業とする世襲政治屋を排除するためにも、なんらかの資格制度ってのはありかもしれませんね。本来なら、「出たい人より出したい人」っていうのがそうした資格の代わりなんだろうが、現実は「出たい人」とその取り巻き連中が選挙そのものを牛耳ってますから。

 資格制度ってことになったら、まずもって国語力は必須だね。せめて感じの「読み書き」くらいはクリアしてもらいましょう。でもって、「嘘はつかない」「約束したことは守る」「過ちは素直に認める」「他人のせいにしない」「相手の意見を聞く」・・・こうした素養があるかどうかを採点する。もっとも、誰がどうやって採点するかという大きな問題があるけれど、こうしたことを妄想したくなるほどいまの政治家どもってのはレベルが低いですからね。

 でも、よく考えてみれば、「嘘はつかない」「約束したことは守る」なんてのは、小学生レベルの躾の問題なんだね。それすらまともにできない政治家ってのは、いったい何なんだろう。マッスルタレントの武井君が言うように、「憲法すら変えられる立場にいる人間」なんだからね、政治家は。だからこそ、一般大衆労働者諸君以上に「モラル」や「社会性」が問われるわけで、白昼公然と「息を吐くように嘘をつく」総理大臣なんてのが存在していること自体、この国がいかに病んでるかの象徴なんですね。そんな人間が口走る改憲なんて、ロクなもんじゃありませんよ、ったく。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/434.html

記事 [政治・選挙・NHK184] さすがのプーチンもこれには怒っただろうと思わせる朝日の記事  天木直人
さすがのプーチンもこれには怒っただろうと思わせる朝日の記事
http://new-party-9.net/archives/1291
2015年5月6日 天木直人のブログ


 産経新聞の記事がチョンボだとしたら、こちらは確信犯的な記事かも知れない。

 やはりきのう5月5日の記事だ。

 朝日新聞は「プーチンの実像 第3部 孤高の皇帝その11」という記事の中で要旨次のように書いている。


 すなわち安倍首相は4月29日の米国議会演説で次のように語った。「日本は、米国と共に、冷戦に勝利した・・・」。しかし昨年10月、世界の有識者との討論会でプーチン大統領はこう語った。「米国は自身を、冷戦の勝者だと宣言した」、「『勝者』と称する者が、自分たちの利益のためだけに、全世界を塗り替えようとしている・・・」。これはロシアが「冷戦の敗戦国」として扱われることを拒絶することだ。そんなプーチン大統領の強い決意を知ってか知らずか、安倍首相はよりによって米国議会演説で「日本は米国と共に、冷戦に勝利した」と胸を張って語ったのだ。

 この記事を書いたモスクワの駒木特派員は、その記事を次のように締めくくっている。

 「13年4月の安倍訪ロをきっかけに首脳間のパイプもつながりかけた。それが今、再び切れようとしている・・・」と。

 そんななまやさしいものではない。
 
 プーチン大統領は今度こそ安倍首相を許さないだろう。

 安倍首相がもっとも誇らしげに語る米国議会演説こそ、安倍対ロ外交の迷走のなれの果てだ。安倍外交の失敗だ。

 あれほどプーチン大統領との個人的関係を自慢していた安倍首相が、あれほど嫌っていたオバマ大統領に心もなくすり寄って、プーチン大統領を敵に回した。

 中国にもロシアにも敵視され、肝心の米国には搾り取られて最後は捨てられる。

 そんな安倍外交に、もはや活路はない(了)


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/435.html

記事 [政治・選挙・NHK184] だれが舞台裏で日本の政策を決めているのか? 安倍内閣の教育再生実行会議にアフラックや三菱重工の関係者
だれが舞台裏で日本の政策を決めているのか? 安倍内閣の教育再生実行会議にアフラックや三菱重工の関係者
http://www.kokusyo.jp/nihon_seiji/7618/
2015年05月06日  MEDIA KOKUSYO


新聞やテレビを通じて政治を監視しても、だれが根底で政策の方向性を決めているのかが明確に見えてこない。輪郭が浮上しない。これに対してインターネットを駆使すると、政策決定のプロセスを読み取るデータが現れる。

日本人の多くが認識していない問題のひとつに、選挙で選ばれていない人々が、内閣設置の委員会などに参加して、直接に政策を方向付ける役割を担っている事実がある。日本に構造改革=新自由主義を導入しようとしていのは、保守系の政治家と官僚だけではない。彼らと関係が深い人々までが、政策の策定にかかわっているのである。

国会議員の人数が少ないことも、こうした問題を引き起こす原因であるが、政府が恣意的に政策の方向性をコントロールすることを意図して、有識者らにそのためのアリバイ的な役割を求めている可能性も否定できない。

たとえば新自由主義の教育改革を推進している安倍内閣の管轄下には、教育再生実行会議がある。ここに名を連ねている「有識者」は次の通りである。

漆紫穂子 (品川女子学院校長)
大竹美喜 (アフラック創業者)
尾ア正直 (高知県知事)
貝ノP滋 (政策研究大学院大学客員教授)
加戸守行 (前愛媛県知事)
蒲島郁夫 (熊本県知事)
鎌田 薫 (早稲田大学総長)
川合眞紀 (東京大学教授、理化学研究所理事長特別補佐)
河野達信 (岩国市立高森小学校教諭、前全日本教職員連盟委員長)
佐々木喜一 (成基コミュニティグループ代表)
鈴木高弘 (専修大学附属高等学校理事・前校長、NPO法人老楽塾理事長)
曽野綾子 (作家)(注2)
武田美保 (スポーツ/教育コメンテーター)
佃和夫 (三菱重工業株式会社相談役)
向井千秋 (東京理科大学副学長、日本学術会議副会長)
八木秀次 (麗澤大学教授)
山内昌之 (東京大学名誉教授、明治大学特任教授)
アフラックや三菱重工の企業関係者までが、教育再生会議に参加しているのである。

◆安保法制懇

憲法改正を目指している「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会有識者」(安保法制懇)も例外ではない。安保法制懇は、内閣総理大臣が開催し、「必要に応じ、関係者の出席を求めることができる」。ここでも選挙で選ばれていない人々が堂々と政策の方向づけにかかわっているのである。

安保法制懇の有識者は次の通りである。さすがに企業関係者は少ないが、政治思想のバランスを考慮した公平な人選とは思えない。

岩間陽子(政策研究大学院大学教授)
岡崎久彦(特定非営利活動法人岡崎研究所所長・理事長)
葛西敬之(東海旅客鉄道株式会社代表取締役会長)
北岡伸一(国際大学学長・政策研究大学院大学教授)
坂元一哉(大阪大学大学院教授)
佐瀬昌盛(防衛大学校名誉教授)
佐藤謙(公益財団法人世界平和研究所理事長)(元防衛事務次官)
田中明彦(独立行政法人国際協力機構理事長)
中西寛(京都大学大学院教授)
西修駒(澤大学名誉教授)
西元徹也(公益社団法人隊友会会長)(元統合幕僚会議議長)
細谷雄一(慶應義塾大学教授)
村瀬信也(上智大学教授)
柳井俊二(国際海洋法裁判所長)(元外務事務次官)


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/436.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 天木氏はほんとうに全権大使まで務めた外交官なの?失礼ながら中高校生の討論会レベルの言説

 とくに優秀じゃなくとも普通の国家指導者なら、よその国の政治的指導者がそれぞれに“都合”を抱えており、相手や状況に応じて語る内容が変わることくらい承知している。

 ロシアのプーチン大統領や中国の習国家主席も並み以上の政治的指導者だから、日本の政治的指導者が米国という場で語った内容を吟味して“意味”を判断する。(ブレーンのサポートもある)
 このことは韓国の朴大統領についてさえ言える。(失礼な言い方だが)

 そして、ある国の政治的指導者がどこかの国に対して語った内容にどう反応するのかも、それぞれの国が抱える“都合”で方向づけられる。
 安倍首相の米国連邦議会上下合同会議演説に対し、中国は満足できない意を表明し、韓国は非難の声を上げたが、それらも、それぞれの国の対日関係や内政に規定されたものである。

 さらに言えば、ある国の政治的指導者がどこかで“やばい”話をするときは、重要な関係にある国に対し事前に根回しをしておくものだ。
 AIIB参加問題や日米防衛協力指針改定も、日本のみならず米国までが中国に対し事前に“意図”を告げている。

 天木氏が問題視している安倍首相米国連邦議会演説のなかの「日本は、米国と共に、冷戦に勝利した・・・」という内容は、西側諸国間における“常套句”であり、上述したようなレベルで問題になるようなものではなく、ロシアを含めどこかがカリカリすることでもない。

 プーチン大統領の「米国は自身を、冷戦の勝者だと宣言した」、「『勝者』と称する者が、自分たちの利益のためだけに、全世界を塗り替えようとしている・・・」という発言も、現在のロシアが抱えている“都合”を考慮して語られたものである。
 そして、日本を含め西側諸国は、そのようなプーチン発言にカリカリすることなく、気持ちはわかるけどねという受け止め方をしている。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/437.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 元朝日の植村隆氏、NYで安倍首相を批判!櫻井よしこ氏らも!「私は激しいバッシングを受けている。この闘いに負けない」
元朝日の植村隆氏、NYで安倍首相を批判!櫻井よしこ氏らも!「私は激しいバッシングを受けている。この闘いに負けない」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6392.html
2015.05.06 12:00 真実を探すブログ



いわゆる従軍慰安婦問題で女性の証言を初めて報じた元朝日新聞記者の植村隆氏(56)が、激しいバッシングを受けているとしてニューヨークで講演をしました。


植村氏は講演会で「私は激しいバッシングを受けている。この闘いに負けない」と述べ、慰安婦問題の記事で様々な攻撃があると明かしています。その上で、捏造と指摘されている自身の記事について、「捏造だと攻撃することは、慰安問題をなきものにしようということにもつながる」と主張しました。


また、このような記者に対するバッシング行為は日本が戦後70年間守り続けてきた「言論の自由」や民主主義への攻撃でもあるとし、「勇気を持って辛い体験を話した慰安婦のおばあさんたちの尊厳をも傷つける」と強調。他にも安倍政権や植村氏非難を繰り広げるジャーナリストの櫻井よしこ氏らを強く批判しています。


ちなみに、この件で植村氏は文芸春秋などに名誉が傷つけられたとして、計1650万円の損害賠償などを求める訴訟をしている最中です。


☆元朝日の植村隆氏、NYで安倍首相を批判 櫻井よしこ氏らも 「私はこの闘いに負けない!」
URL http://www.sankei.com/world/news/150505/wor1505050039-n1.html?view=pc
引用:
【ニューヨーク=黒沢潤】元朝日新聞記者で慰安婦報道に関わった北星学園大(札幌市)の非常勤講師、植村隆氏は4日、米ニューヨーク市で講演し、集まった約80人を前に「私は激しいバッシングを受けている。この闘いに負けない」と強調した。


 植村氏は「捏造」と指摘される元慰安婦の証言を取り上げた記事(1991年8月)について「捏造だと攻撃することは、慰安問題をなきものにしようということにもつながる」と主張。日本が戦後70年間守り続けてきた「言論の自由」や民主主義への攻撃でもあるとし、「勇気を持って辛い体験を話した慰安婦のおばあさんたちの尊厳をも傷つける」と訴えた。
:引用終了


☆【平成27年1月9日】植村隆 元朝日新聞記者 記者会見


☆元朝日記者、植村氏が文芸春秋などを提訴 東京地裁


以下、ネットの反応




















わざわざニューヨークで言うのではなく、国内でズバッと言ったほうが良いと私は思います。ネット上でもこの点が物凄い批判されており、彼に賛同する意見は全くと言っていいくらいに見えませんでした。
裁判をしている身でもあるわけで、自分の主張はちゃんと日本で言うべきです。


関連過去記事
☆慰安婦報道の植村元朝日記者、文春などを提訴!「慰安婦は捏造」との記事に抗議!「不当なバッシングに屈するわけにいかない」
URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5131.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/438.html

記事 [政治・選挙・NHK184] NHK籾井会長 受信料使こうて言い訳は情けないで!(今西憲之 商売繁盛で笹もってこい!)
NHK籾井会長 受信料使こうて言い訳は情けないで!
http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/44602854.html
2015年05月05日 今西憲之 商売繁盛で笹もってこい!


まいど、いまにしです。


これまで、何回かNHKの籾井会長の話をブログに書いた。
http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/43894770.html

税金にきわめて近い、受信料でようさん、給料をもらい、秘書を抱え、
している。


にもかかわらず、個人的に政治家や大手アパレル会社U社のトップ、
日本を代表する製鉄会社S社のお偉い人らと、ゴルフに行ったそうで、
そのタクシー代を短期間であっても、受信料で立て替えさせる。


まさに、公私混同。


けど、籾井会長、NHK職員に対して、反論を展開しているんや。


4月23日夜、NHKの職員ならだれでも見ることができる、掲示板のようなところに
<新年度 大きな一歩を踏み出すために>
というタイトルで籾井会長が5分17秒にわたり、しゃべっている動画をアップされた。



その内容、



「自分の失態を棚に上げて、言い訳に終始している。許せん」


とNHKの中からも、批判があがるほどだ。


動画は、最初は正面から、次に右斜めなどアングルをかえて撮影。


手が込んでいる。


そこで、籾井会長は最初こそ、ビジョンや東京五輪について語っているが、
途中からは、ハイヤー問題に移り



<私がプライベートでハイヤーを利用した問題については、みなさんにご心配や


ご迷惑をかけてしまいました。


一つだけ私がはっきりとみなさんに申し上げたいのは、


公私混同ということは120%、ございません。


ただ、私の指示が明確ではなかったために、途中でいろんなことが起こってしまいました>


と言い訳がはじまる。


プライベートなことをNHKの職員にやらせること自体、会長として大問題。


こんな簡単な指示すらできない人が、会長やっててええんかいな?


そして、



< 私は、天地神明にかけて、1点の曇りもない、公私混同をしたことはございません>


と、信じがたい発言。


ハイヤー問題が週刊現代でスクープされ、大きな問題になったことに
腹を据えかねているのか



< この問題をめぐりまして、様々な内部情報が流出し、国会や報道で
取り上げられました。


(中略) やはりこいう内部のことが外に漏れるということは、やはり組織として実に残念なことであり、かつ恥ずべきことだと私は思っております>


だいたい、NHKの役所や捜査機関などから、内部情報とってスクープとか
言うて、報道してるがな。


いったい、何を言うとるねん?


にもかかわらず、



< 内部情報が流出しない非常に硬いNHKにしていこうではありませんか>


と訴え、最後に



< 自由に意見を出し合い、自ら解決していく、そういう自由闊達な組織であってほしい>


と締めくくった籾井会長。


5分17秒のうち、半分くらいが「言い訳」に終始やで。


「こんなんで、どこが自由闊達にできるのか。言論統制ですわ。誰が見ても
恥ずべきは、籾井会長ですよ。もう、NHK終わりです」


と職員の一人は、ぼやいていた。


籾井会長の動画のコピー、私の手元にある。これも内部情報が漏れた
ことになるんかな? 


この動画の撮影にも、おそらく受信料が使われとる。


これ、完全に公私混同やろう?


大きな一歩を踏み出すんやく、恫喝して後退させようとしてるんやなか?


そう思うんは、ワシだけやないはず。




http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/439.html

記事 [政治・選挙・NHK184] AIIB、日本参加なら歓迎 駐日中国大使 程永華氏:対日関係の改善望む

[グローバルオピニオン]AIIB、日本参加なら歓迎 駐日中国大使 程永華氏

 中国の習近平国家主席は2013年秋に「シルクロード経済ベルト」と「21世紀の海上シルクロード」の構築を提唱した。2つを合わせて「一帯一路」と呼んでいる。

 「一帯一路」は世界経済の新たな成長点を育てるのが目的だ。インフラを整備し、中国とユーラシア諸国の開発戦略をつなげる。周辺諸国が中国の発展から利益を得て、中国もまた周辺諸国の発展から利益を得る構想である。

 アジアのインフラ投資の需要は巨大だ。既存の融資機関だけでは需要をまったく満たせない。そこで習主席は「一帯一路」と合わせてアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立を提唱した。この構想は多くの国の反響を呼び、4月15日までに57カ国がAIIBの創設メンバーとなった。

 AIIBはほかの国際金融機関に取って代わるものではない。いまある国際金融の秩序を完全に近づけるものだ。中国はAIIBの設立準備と今後の運営プロセスのなかで、世界銀行やアジア開発銀行(ADB)などとの協力を積極的に推進していく。

 「一帯一路」は中国と日本の協力に新たな土台を提供する。中日はともにアジアの金融・通貨、インフラ整備などで協力を進められる。われわれは日本が中国の提唱を支持するよう希望する。

 中国は日本がAIIBの設立準備に加わるなら、心より歓迎する。日本は参加するか否かにかかわらず、中国とともにアジアの経済発展のために協力していただきたい。

 4月22日に習主席がジャカルタで安倍晋三首相と昨年11月に続いて会談し、両国関係の持続的な改善に新たな政治的な力を注ぐ方向を示した。

 同時に、中日関係はまだもろい面があることも認識すべきだ。双方は中日共同声明など4つの政治文書の精神に厳格に従い、昨年11月に合意した4項目の原則的共通認識を厳守し、重大で敏感な問題を適切に処理し、両国関係が正しい方向に沿って発展していくことを確保すべきだ。

 歴史問題は中日関係の政治的基礎にかかわり、また日本自身の国際イメージにもかかわる。日本がアジアの隣国、特に戦争被害国の関心事に真剣に対応し、関連の態度表明と約束を確実に守り、歴史を直視して反省する誠意ある態度を示し、平和発展の道を堅持するよう希望する。

 われわれは先般、安倍首相が訪米中に、中国に関する問題について発信したメッセージに注目している。中国は平和発展の道を堅持し、米国と新型の大国関係の構築に力を入れると同時に、日本と平和発展のパートナーになりたいと思う。中日米の3国は「ゼロサム」の思考を超え、ともに世界と地域の平和、安定と繁栄のために積極的な貢献をすべきだと考える。

Cheng Yonghua 中国吉林省生まれ。駐マレーシア大使、駐韓国大使などを経て2010年2月から現職。日本の創価大に留学した経験がある。60歳。

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対日関係の改善望む

 中国は日本との関係改善を本気で探っている。習近平国家主席が4月22日の安倍晋三首相との会談で、ちらっと笑顔をみせたときにそう感じた。「新常態(ニューノーマル)」の中国経済は成長ペースが鈍る。新たな発展の種をまく「一帯一路」に日本を加えたいのは本音だろう。日米が結束し中国に対抗するのも望ましくない。経済と安全保障の両面で良好な対日関係は必須だ。それでも歴史問題というトゲは残る。互いの心中を読み誤り、険悪な関係に戻る事態は避けたい。

(国際アジア部次長 高橋哲史)

[日経新聞5月4日朝刊P.5]


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/440.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 安倍氏米議会TPP推進発言は明白な公約違反(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-18e3.html
2015年5月 6日

安倍首相が米国議会でのスピーチについて賛否両論がある。

安倍政権を支持する人はプラスの評価を示すし、支持しない人はマイナスの評価を示す。

支持、不支持がはっきり分かれるから、評価が分かれるのも当然である。

英語でスピーチを行ったことについても賛否両論がある。

恐らく、ほとんどの聴衆は安倍氏の言葉をほとんど理解できなかっただろう。

聴衆は配布された安倍氏のスピーチドラフト(英語原稿)を手元に置いて、それを読むことで安倍氏のスピーチ内容を把握した模様である。

米国議会でのスピーチであるから英語でのスピーチを選択したのであると思われるが、十分に使いこなせないのであれば、日本語でスピーチする選択もあったと思われる。

とはいえ、安倍氏はleaderではなくreaderであった。

用意されたスピーチ原稿を読んでいるだけなのだ。

米国でも大統領にはスピーチライターが存在する。

優れたスピーチライターの確保は、政治技術上の重要事項である。

しかし、スピーチを行う者がスピーチ内容を完全に自分のものにしていなければ、想いを聴衆に伝えることはできない。

安倍氏がどこまで「想い」を伝えられたのかは、すべての聴衆に聞いてみなければ分からないことだが、感動とはかけ離れた評価だったのではないかと推察する。


安倍氏が米国議会でスピーチの機会を得たのは、安倍氏の業績が評価されてのことではない。

米国議会多数派を共和党が握ったこと、そして、安倍氏が米国共和党の意向に沿って行動することを確約して、この機会が付与されたものである。

安倍氏のスピーチ券取得には大きな対価が払われたことは間違いなく、日本の主権者は、この点を冷静に見定める必要がある。

スピーチの評価は、その内容に依拠するべきである。

スピーチそのものは一種の社交辞令、セレモニーであって、スピーチの大半は儀礼的な内容で占められている。

問題は、日米間の政治課題について、安倍氏がそれをどのように取り上げ、どのように話したのかである。


具体的に取り上げられたことは、歴史認識を除けば二点のみである。

TPPと安全保障政策だ。

TPPについて安倍氏は、

「日米間の交渉は、出口がすぐそこに見えています。

米国と、日本のリーダーシップで、TPPを一緒に成し遂げましょう。」

と述べた。

他方、安全保障政策については、

「日本はいま、安保法制の充実に取り組んでいます。

実現のあかつき、日本は、危機の程度に応じ、切れ目のない対応が、はるかによくできるようになります。

この法整備によって、自衛隊と米軍の協力関係は強化され、日米同盟は、より一層堅固になります。」

「戦後、初めての大改革です。この夏までに、成就させます。」

「日本は、世界の平和と安定のため、これまで以上に責任を果たしていく。

そう決意しています。

そのために必要な法案の成立を、この夏までに、必ず実現します。」

こう述べたのだ。

1.TPPを成し遂げる

2.安保法制を夏までに実現する

この二点が具体的言及であり、歴史認識を除けば、論点はこの二つしかなかった。

しかし、TPPについて、安倍自民党は日本の主権者に6項目の公約を明示している。

そして、2012年12月の総選挙で、

「TPP断固反対!」

を宣言しているのである。

他方、安保法制は、これから国会で審議されるものである。

国会がそのような結論を示すのかが確定していない時点で、米国議会で

「法案の成立を、この夏までに、必ず実現する」

と明言することは「暴挙」以外の何者でもない。

逆に言えば、この二点を米国議会で確約することと引き換えに「スピーチ券」を取得したのだと推察できるのである。

この行為を「売国」以外の用語で表現することは不可能である。


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/441.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 独財務相 AIIBドイツに拠点を

独財務相 AIIBドイツに拠点を[NHK]
5月6日 7時14分

ドイツのショイブレ財務相は、中国が提唱するAIIB=アジアインフラ投資銀行について、ヨーロッパに拠点などを設ける場合にはドイツが最も適していると中国側に働きかけていく考えを示し、今後、銀行を巡り、ヨーロッパ内での主導権争いが活発化しそうです。

ドイツのショイブレ財務相は5日、首都ベルリンで外国メディアを対象にした記者会見を開きました。この中でショイブレ財務相は、中国が提唱するアジアインフラ投資銀行について、「すべての参加国は中国との緊密な関係や交流に大きな関心を抱いている」と述べ、銀行の役割に期待を示しました。そして、ヨーロッパに銀行の拠点などを設ける場合の対応について、「中国側には、ユーロ圏で最もよい設置場所はフランクフルトだと呼びかけていきたい」と述べました。

アジアインフラ投資銀行を巡っては、イギリスやフランスなどヨーロッパの主要国はいずれも銀行の創設メンバーに加わっており、今後、拠点の設置などを巡ってヨーロッパ内での主導権争いが活発化しそうです。

一方、ショイブレ財務相は、今月下旬にドイツで開かれるG7=先進7か国の財務相・中央銀行総裁会議の場で、アジアインフラ投資銀行に参加を表明していない日本やアメリカも含めて意見を交わし、既存の国際金融機関と同じ厳格な運営基準が導入されるよう、ドイツとして力を入れていく考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150506/k10010070961000.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/442.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 学問の基本姿勢を疑われる米国の日本歴史学者たち 慰安婦問題の「事実」に目を向けよと新進の米国人学者が猛批判

学問の基本姿勢を疑われる米国の日本歴史学者たち 慰安婦問題の「事実」に目を向けよと新進の米国人学者が猛批判
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150506-00043708-biz_jbp_j-nb
JBpress 2015/5/6 12:24 古森 義久


 慰安婦問題で日本側の主張を無視し続ける米国の歴史学者たちに対して、新進の米国人学者が「事実関係を見ようとしない態度は歴史研究の基本に反している」とする厳しい非難の声を浴びせた。

 慰安婦問題に関して日本を糾弾する米国学界の一枚岩にヒビを生む新しい動きとして注視される。

 慰安婦問題は、安倍晋三首相の訪米でもまた影を広げることとなった。安倍首相がボストンでの講演で韓国系学生から慰安婦問題に関する質問を受けただけでなく、米国議会での演説でも、一部の議員たちから慰安婦問題での謝罪がなかったことへの非難が起きたのだ。

 だが、米側の慰安婦問題についての基本認識が事実に反していることはいまや明白である。また、そのように事実を無視して日本を非難する勢力のなかで、米国の歴史学者の集団が大きな座を占めることも歴然としている。

 その学者集団への批判が同じ米国人歴史学者から出たのだから、日本にとっての意味はきわめて大きいと言えよう。

■日本側の抗議を封じた米国の歴史学者たち

 新進学者による今回の批判のもともとの契機となったのは、米国の大手出版社マグロウヒル社の高校生用歴史教科書の慰安婦についての誤記だった(当コラム「ワシントン・ポストに噛みついた『反日』団体幹部」」を参照)。この教科書の記述には以下の内容が含まれていた。

 「慰安婦は日本軍の強制連行による20万人の性奴隷だった」

 「日本軍は終戦時に証拠隠滅のため慰安婦多数を殺した」

 「慰安婦は天皇から日本軍への贈り物だった」

 いずれもなんの根拠もない誤記である。

 日本の外務省は当然ながら2014年11月、出版社と著者に記述の訂正を求めた。しかし出版社も著者も訂正はもちろん、記述の是非を論じることさえ拒否した。

 この動きに対して、米国の歴史学者たちが2015年3月、日本側の抗議は「学問や言論の自由への侵害だ」とする声明を発表したのである。

 この声明は、慰安婦問題を取り上げて長年日本を糾弾してきたことで知られるコネチカット大学のアレクシス・ダデン教授が中心となり、コロンビア大学のキャロル・グラック教授や、問題記事の筆者であるハワイ大学ハーバート・ジーグラー准教授ら合計19人によって署名されていた。

 ちなみにダデン教授は2000年の「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」の主催者の一員だった。昭和天皇を有罪と断じたあの模擬裁判である。ダデン氏は安倍首相への攻撃を年来続け、「悪漢」「裸の王様」などという侮蔑的な言葉を連発してきた経緯がある。

 今回の声明も、日本側の主張自体を「悪」とする感情的な非難に満ちていた。そしてマグロウヒル社の教科書の慰安婦記述は正しいと宣言し、その記述に異論を呈する日本側の動きは「右翼」や「修正主義」によるものだというレッテルを貼り、言論や学問の自由への弾圧だと断ずるのだった。

■先輩の歴史学者たちの研究姿勢を批判

 この米側の歴史学者19人の声明を真正面から批判したのが、米ウィスコンシン大学博士課程の日本歴史研究学者ジェーソン・モーガン氏である。「19人の学者たちこそ、慰安婦問題での事実関係を考えず、語らず、日本側の正当な抗議を意味の不明なののしり言葉のレッテルで排除している」という批判だった。

 モーガン氏は37歳。学者としては新進であるが、アジアとは深く関わってきた。テネシー大学を卒業後、ハワイ大学の大学院で中国研究により修士号を得て、中国の雲南大学や日本の名古屋大学でも勉学を続けた。韓国にも在住して英語を教えた経験がある。日本で4年ほど翻訳会社を経営した後、米国のアカデミズムに戻り、ウィスコンシン大学の博士課程で日本史を専攻した。現在はフルブライト奨学金学者として早稲田大学で日本の法制史を研究し、博士論文をまとめているという。

 そのモーガン氏が、先輩のダデン教授ら米国の歴史学者たちに対して、その研究の★姿勢を正面から批判したのである。慰安婦問題について日本側の事実に基づく正当な抗議にまったく答えようとせず、論点をそらし、論題から顔を背けているというのだ。

 ダデン教授らの声明は米国歴史学会(AHA)機関紙の3月号に掲載された。そこでモーガン氏も非難の声明を同機関誌へ投稿した。その投稿が掲載されるかどうかはまだ不明だが、モーガン氏は4月下旬、インターネット上で自分の意見を公表した。先輩の歴史学者への挑戦というきわめて異例の公表だった。

■事実に目を向けようとしない米国の日本歴史学界

 モーガン氏の見解の骨子は以下の通りである。

 ・ダデン教授ら19人による声明は、慰安婦に関する日本政府の事実提起の主張を言論弾圧と非難するが、その非難の根拠となる事実をまったく明示していない。この点は、学問を探求する当事者として偽善としか呼びようがない。

 ・声明は、日本の吉見義明氏の研究を「20万強制連行」などのほぼ唯一の論拠として言及している。だが、吉見氏も慰安婦の強制連行の証拠はないことを認めている。同声明は、日本軍による多数の慰安婦殺害や天皇の贈り物などという記述になんの根拠もないことにも触れようとしない。

 ・声明は、米国の研究者も年来依拠してきた吉田清治証言の虚構や朝日新聞の誤報にまったく触れていない。事実を優先すべき歴史研究で不都合な事実を意図的に無視する態度は、学問の基本倫理に違反している。

 ・声明は、日本側からの慰安婦問題に関する事実の提起を、「右翼」「保守」「修正主義」などという表現で片づけている。この種の用語は侮蔑的なレッテル言葉であり、実体のある意味がなく、真剣な議論を拒むための煙幕にすぎない。

 ・声明は、日本政府の動きを中国などの独裁国家の言論弾圧と同等に扱い、学問や言論の弾圧を恒常的に実施しているかのように描いている。だが、自分たちがその日本政府機関からの資金で日本研究を行ってきた事実を無視している。

 以上の主張を表明したモーガン氏は、「米国の日本歴史学界で、この19人の明らかに錯誤している意見に誰も反対しないという状態こそ、学問の自由の重大なゆがみだと思う」と強調するのだった。

 慰安婦問題で事実に基づく主張に耳を傾けようとしない米国の日本研究者の研究姿勢が、モーガン氏の反論によって改まることを期待したいところである。


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/443.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 引っ張りだこ蓮舫氏、「パフォーマンス頼り」も(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150506-00050016-yom-pol
読売新聞 5月6日(水)14時0分配信


 民主党の蓮舫代表代行が、全国各地の演説要請などで引っ張りだこだ。

 「岡田さんは真面目です。冗談も通じない、プレゼントも受け取らない。でも、巨大与党に向き合う今こそ、真面目な男が必要なんです」

 統一選の街頭演説では、軽妙な語り口の蓮舫氏に人だかりができた。演説が終われば、握手や写真撮影にも気軽に応じた。目の病気で長距離移動が出来なかった岡田代表の代役としては、「党幹部の中で応援要請が一番多かった」(党関係者)という。

 タレント、報道キャスターなどを経験し、知名度も高い。政府内には「岡田氏や枝野幹事長より、世論に訴える力がある」(自民党の閣僚)との警戒感もある。

 ただ、「パフォーマンスに頼る傾向がある。党をまとめる力は未知数だ」(党関係者)との声も聞かれる。後半国会では、政策論争などで党の存在感を高めることができるかどうかが問われそうだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/444.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 5月15日前後に注意せよ!(simatyan2のブログ)
5月15日前後に注意せよ!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12023206307.html
2015-05-06 14:07:04NEW ! simatyan2のブログ


安全保障関連法案が5月14日か15日には閣議決定される模様で、
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/165039

また、17日は橋下徹の「大阪都構想」の住民投票が大阪で行われ
る予定になっています。

集団的自衛権に反対する人、賛成する人が拮抗する中、安保法案の
閣議決定を強引に推し進めたい政府は表立って大きな報道は避けた
いでしょう。

また大阪の住民投票も、安保にブレーキをかける公明党より政府に
絶対服従する橋下を取り込むために応援したい本音があります。

またブログでコメントされた方が言ってたように、

「憲法改正の模擬演習」

という意味もあるようです。

そして大阪都構想が実現すれば、大阪都構想が勝利した時に得られ
るビッグデータは

「憲法改正の模擬演習の成功サンプル」

として憲法改正の国民投票で活用する可能性もあり、その意味で
大阪だけの問題ではなさそうなんですね。

そこで出てくるのが目晦まし。

つまりスピン報道と、リアルで仕掛けるイベントです。

日刊ゲンダイは、

オウム麻原彰晃「死刑執行Xデー」5月16日説が流れる理由
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/159514

という記事で、5月16日に麻原彰晃死刑囚の執行がされる可能性
について振れていますが、それも無きにしも非ずだと思います。

こういう日本の今後の行く末を左右する重要なイベントがある時は、
なぜか決まって大事件や大事故、大騒動が発生する傾向が日本に
はあります。

特にここ数年、世間を賑わす事故や事件が政府の動きと連動してい
実感は、僕のブログの過去記事を振り返るだけでも決して主観では
ないことが証明できます。

先日のドローン騒動は去年の夏のデング熱騒動を彷彿とさせます。

また今年だけでも、子どもが被害者、あるいは加害者になっての
殺人事件やバラバラ殺人事件が5件起きています。

子どもが被害者の事件は、親としても防衛本能が働き、外部への、
そして他者への攻撃力のストッパーが外れやすくなります。

つまり自衛権の行使への抵抗がなくなるということでもあります。

例えば下のような事件が起きると、

2月、和歌山で小学5年生の男の子が刃物で殺される。
http://matome.naver.jp/odai/2142312647631684601

2月、福岡県で小学5年生女児が首を絞められて殺される。
http://www.sankei.com/west/news/150201/wst1502010020-n1.html

もっとも猟奇的事件の場合はスピン報道としての役目と、もう一つ
警察権力を誇示するためにも必要だと言うことです。

治安が悪くなるのは警察の失態と言えますが、治安が良すぎても
警察組織を維持拡大出来ない面もあるのです。

つまりある程度事件が起こり、治安が悪くなくてはならないわけで、
警察権力の恐さを世間に知らしめる必要もあるのです。

さて今度は何が起きるんでしょうか?

子どものバラバラ殺人?
一家5人殺し?
脱線事故で数百名の死傷者?
新たな感染病?
新らしい発見や世界遺産登録?

今の安倍政権なら何でも有りです。

とにかく気をつけるに越したことはないですね。


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/445.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 村山談話により「日韓・日中関係がガタガタすることはなかった」は本当か[産経ニュース・ZAKZAK(夕刊フジ)]
【阿比留瑠比の極言御免】
村山談話により「日韓・日中関係がガタガタすることはなかった」は本当か
http://www.sankei.com/premium/news/150424/prm1504240012-n1.html
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150506/plt1505061130001-n1.htm
(注)どちらのリンクも同一記事、見出しはZAKZAK(夕刊フジ)のもの。

 4月22日付の産経新聞政治面を開くと、元首相の村山富市、鳩山由紀夫両氏が並んで講演している写真が目に飛び込んできた。後者についてはもう相手にしても仕方がないので触れないが、村山氏の発言は看過できないのでしつこく書く。

 村山氏は、日本の「植民地支配」と「侵略」に「痛切な反省」と「心からのおわび」を表明した平成7年8月15日の村山談話について、こう述べた。

 「安倍晋三首相の国会答弁は一貫していない。質問がいろいろあると、『侵略という言葉は国際的な定義はない』とかはぐらかす」

 はて「はぐらかす」とは何を指しているのか。4月1日の参院予算委員会で、岸田文雄外相が7年10月の村山首相(当時)の答弁をこう紹介している。

 「村山首相ご自身が『侵略という言葉の解釈にもいろいろな意見があるから、固定してこれが侵略だといった定義はないのではないか』と答弁している」

■事実に反する講演

 この件は以前も当欄で指摘した点だが、自身が述べたことを後の首相が踏襲したら「けしからん」というのは、わけが分からない。また、村山氏は講演でこんな自賛もしていた。

 「村山談話が出てから今日まで、歴史問題で日韓・日中関係がいろいろガタガタすることはなかった」

 これも明確に事実に反する。村山談話発表から3週間もたたない7年9月3日、中国の江沢民国家主席(当時)は演説で、次のように強調した。

 「ここ数年、日本では侵略の歴史を否定し、侵略戦争と植民地支配を美化しようとする論調がしばしば出ている。日本は真剣に歴史の教訓をくみ取り、侵略の罪を深く悔い改めてこそ、アジアの人民と世界の理解と信頼が得られる」

 この言葉から、村山談話による何かしらの効果が読み取れるだろうか。この年11月、江氏と韓国の金泳三大統領(当時)がソウルで会談し、共同記者会見を開いた際には、金氏は歴史問題に関してこう言い放った。

 「この際、(日本の)態度を必ず改めさせる」

 韓国は、中国との間にも朝鮮戦争の際の中国軍の大量介入など清算されていない歴史問題があるにもかかわらず、中国を表立って批判しようとはしない。

■中韓に利用された

 いずれにしろ村山談話の発表後、日中・日韓間の歴史問題が収まったという客観的事実は見当たらない。日本のメディアが政治家の歴史をめぐる発言を問題視して中韓両国にご注進し、その結果、国際問題化するというパターンは現在まで何も変わっていない。

 むしろ、村山談話は中韓による対日要求の根拠、外交カードとして利用されている。韓国にすり寄り、根拠もなく慰安婦募集の強制性を認めた5年8月の河野洋平官房長官談話もそうで、「性奴隷の国、日本」という誤ったイメージの拡散に使われる始末だ。

 両談話により、中韓との関係改善が進んだとの見方はごく短期間のことしか見ていないか、あるいは幻想だったのではないか。

 「歴史問題については政治家は謙虚でなければならず、歴史家や専門家に任せるべきだと考えている」

 安倍首相は4月1日の参院予算委でこう述べた。一方、自身の社会党的で特殊、偏狭な政治信条を談話に反映させた村山氏も、宮沢喜一内閣の総辞職(河野談話発表の翌日)を前に政治決着を焦って事実関係をおろそかにした河野氏も、少なくとも歴史に謙虚ではない。(政治部編集委員)

[産経ニュース 2015/4/24・ZAKZAK(夕刊フジ) 2015/5/6]
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/446.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 自衛隊で高卒の人材が減少している事が判明!アプリなどで必死の宣伝も! 子どもの人口は34年連続減!1617万人で過去最少
自衛隊で高卒の人材が減少している事が判明!アプリなどで必死の宣伝も! 子どもの人口は34年連続減!1617万人で過去最少に・・・
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6393.html
2015.05.06 13:30 真実を探すブログ



安倍政権が推進している集団的自衛権や少子高齢化等の相乗効果で、今の自衛隊は高卒の人材が不足している事が判明しました。


自衛隊が人材集めのために開発したゲームの取材記事で担当者が、「特に高卒者の採用では人材の確保に苦労している」とコメントしています。
自衛隊はスマートフォン向け公式ゲームアプリ「自衛隊コレクション(Jコレ)」等で若者を受けを狙おうとしていますが、反応はイマイチみたいです。


それを裏付けるかのように、総務省が5月4日に発表した子どもの推計人口で過去最低を更新しました。2015年4月までの子どもの人口は前年より16万人も減少して、1617万人となっています。これは比較可能な50年以降の統計で過去最低で、人口比にすると1950年の3分の1程度です。


昨年に自衛隊が若者を対象に募集のハガキを配布したことが話題になりましたが、この若者減少と集団的自衛権の影響が大きいのだと思われます。今後も若者の減少傾向は変わらず、自衛隊を含めて人材確保の競争は過熱化する可能性が高いです。


☆自衛隊初の公式ゲームアプリ「難しい」と想定外の大人気
URL http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0501/san_150501_1213607268.html
引用:
自衛隊もアベノミクスによる好景気に伴う人手不足や少子化、高学歴化を背景に、特に高卒者の採用では「人材の確保に苦労している」(陸幕担当者)と苦戦模様だ。自衛隊はJコレの実戦投入で、局面の打開を狙っている。
 それだけに自衛官募集HP上では、陸海空統合版をはじめ陸・海・空の計4種類のゲーム紹介動画「いま、守るとき」を作成して公開している。中でも海自バーションでは“海自の歌姫”三宅由佳莉さんも登場している力の入れようだ。
:引用終了


☆子どもの人口、34年連続減=1617万人で過去最少―総務省
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150504-00000061-jij-pol
引用:
総務省が「こどもの日」に合わせて4日発表した15歳未満の子どもの推計人口(4月1日現在)は、前年より16万人少ない1617万人で、1982年から34年連続の減少となった。比較可能な50年以降の統計で、過去最少を更新。政府が子育て支援策を重視する中、少子化の進行に歯止めがかからない実態を改めて浮き彫りにした。内訳は男子が828万人、女子が788万人。
 総人口に占める子どもの割合は、前年比0.1ポイント減の12.7%で、41年連続の低下。人口4000万人以上の主要国と比べても、米国(19.3%)、英国(17.6%)、中国(16.5%)、韓国(14.3%)、ドイツ(13.1%)などを下回る最低の水準が続いている。
:引用終了


☆総務省 I-1 こどもの数は1617万人、34年連続の減少
URL http://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/topi891.htm#aI-1







http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/447.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「永田町ではろくに法律も作れない議員ほど憲法改正を唱えているように思います。:小西ひろゆき氏」
「永田町ではろくに法律も作れない議員ほど憲法改正を唱えているように思います。:小西ひろゆき氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17277.html
2015/5/6 晴耕雨読


https://twitter.com/konishihiroyuki

>平野啓一郎 「自分は日本人だ」ということを声高に誇る人たちほど、自衛隊など、「同じ日本人」が死ぬ、殺す可能性がある集団的自衛権の行使に積極的。自分でそういう職業を選んでいるんだから、と割り切っている。他方、リベラルな人たちの方が「同じ日本人」が死ぬ、殺すことに危機感を抱いているという逆説。

各立場の方々がこの通りかは別として、集団的自衛権を巡る自衛隊員の命・尊厳の問題について本質を突いていると思う。

自衛隊員「服務の宣誓」は、末尾「国民の負託」たる国民投票なくして成り立たない。http://t.co/0d6oYJYwa5

憲法記念日の朝に新聞各紙を買い込んで電車移動中。

憲法改正は、本来、国会議員が国民の皆様のため必要不可欠な法律が憲法違反になり立法できない時のみに改正発議をして国民投票をお願いするもの。

なので環境権規定など不要です。

憲法は必要がなければ七百年でも七千年でも変えてはならないものです。

私は参院憲法審査会の幹事(役員)を務めている。

国会法で衆参憲法審査会の任務は改正原案の発議だけではなく、現行憲法につき調査審議することと規定。

つまり、衆参憲法審査会の第一の使命は解釈改憲の憲法適合性について徹底的に審議すること。

HPの私の参院審査会での意見表明をぜひご覧下さい。

国会議員として痛感するのは、安部総理が権力を握る政治状況とそれを抑止すらできない与野党議員のレベルで、憲法改正など絶対にやってはいけないこと。

報道機関も腰砕けになって来ている。

憲法は国民の皆様がご自分達を守る最後の命綱です。

決して愚かな政治家や一部マスコミに騙されないで下さい。

永田町ではろくに法律も作れない議員ほど憲法改正を唱えているように思います。

その代表格が安倍総理でした。

憲法13条を知りも理解もしない、憲法学の第一人者の芦部教授の御名前すらも知らない安部総理が憲法改正を唱えるのは「十年早い」などの次元ではなく「生まれ変わって」頂く必要があります。

憲法13条を改悪する安倍総理に、その内容を質問し説明を求めるのはクイズではないのですが、産経新聞のご支援のもとクイズ王の称号を戴く私も、あの瞬間にもう一問大切なクイ・・じゃなくて質問をしなければならないことに気付きませんでした。さて、どんな質問でしょう?

先ほどの私からの憲法記念日にふさわしいク・・ではなくご質問に対し、見事正解された方には、他称国会クイズ王より、「安倍総理より遥かに憲法にお詳しい主権者さま」の称号を送らせて頂きます。

そんな称号は当たり前すぎるとのご意見ある場合は、もう少し知恵を絞らせて頂きます。。汗

ヒントは、昨年の解釈改憲の日の私のブログをご覧下さい。(携帯の機能上リンクが貼れず申し訳ありません。メインタイトルは「安倍総理の解釈改憲の本質」です。)

>ここでクイズです 参議院議員の仕事とは何でしょう

はい。安倍総理とは違って憲法13条を筆頭に日本国憲法を正しく理解し、それに従って国民の皆さまの命と尊厳を守る法律を作り、皆さまに代わって政府の働きを監督し、安倍総理のような憲法を壊す政治家と闘うことだと考えています。

>1日に何回安倍総理って言ったら気がすむのですか?

一日の間に何回安倍総理と書いたりしているか数えたことはないですが、幸い安倍総理のことが夢に出てきたことは一度もありません。

夢に出てくる前に国民の皆さまに退陣させて頂きたいと、必要な材料を国会質疑で次々と作っております。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/448.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「小さく産んで大きく育てる」発想がすべての安倍政権(そりゃおかしいぜ第三章)
「小さく産んで大きく育てる」発想がすべての安倍政権
http://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/f0a409c088c7054740cd95d7bf8661df
2015-05-06 そりゃおかしいぜ第三章


塩崎厚労大臣が、「ぐっと我慢していただいて、とりあえずは通す」として残業ゼロ法案を、先月24日の経営者たちの集まりで発言している。対象者が少なすぎるという、経団連などの苦情への回答である。まずは1千万以上貰っている人を対象にするとして、とりあえず通すということにご理解を戴きたいと思いますと発言している。

つまり「小さく産んで、大きく育てる」と発想を代えていただきたいとのことである。これは最近のことではない。痛くないよと言いながら、子どもに注射するのと同様に、何でもありませんと最初に言う、騙しの手法である

国歌・国旗法は強制することはなく国が決めるだけのことですよと説明をしていたが、国歌を歌わなかったり起立しなかった公務員が次々と懲罰されたり解雇されている。国立大学に対して、安倍政権は強制する動きを見せている。最初から大きな話をすれば通らなかった。小さく産んだものが大きく育っているのである。

消費税初導入の時には、3%以上にはしませんと言っていたがドンドンあげることになっている。しかも、社会保障や財政規律を盾にしていたが、とりあえず通してしまえば、約束や前提条件などは気に留めることなく、ドンドンあげることになる。

憲法改正も同じである。環境法や非常事態時の対応でまず憲法に手を付けて、戦争法案を通して九条をなくそうというのである。環境法や非常事態などは一般法で十分であり、憲法で扱う問題ではない。小さく産んで大きく育てる腹づもりである。

集団的自衛権も同じである。怒りもしないような事例を漫画にしての説明である。無防備の女性や子供を引き合いに出して、情感に訴えるような事例を戯画化しての空論でる。ネ、大変でしょ。ということである。小さく産んで大きく育てる典型である。

アメリカの後方支援とか言っていたが、いつの間にやら同盟国になったり、日本の周辺や極東に限られた話が、いつの間にやら世界中どこにでも広がっている。集団的自衛権行使容認は、小さくんで大きく育てることになる。

制度や法令を「小さく産んで、大きく育てる」とは、国民騙しのテクニックである。最初から大きくすることが目的である。大きくなったことが法の真の目的なのである。安倍政権にはこうした、騙しのテクニックがあふれかえっている。

消費税、原発再稼働、特定秘密保護法案、国家安全保障局、普天間基地の移転、TPP参入、農家取得倍増、地方創生、アベノミクス、みーーんなみな、本音は隠して最初は小さな話や騙しを前にだして、大きく育てるのである。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/449.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 市場規模4兆円と囃すマイナンバーに3つの重大リスク(週刊実話)
市場規模4兆円と囃すマイナンバーに3つの重大リスク
http://wjn.jp/article/detail/1094513/
週刊実話 2015年5月14・21日 合併号


 今年の10月、日本国内に住んでいる全ての人々に、住民票のある市区町村から簡易書留が届く。12ケタの社会保障・税番号、すなわちマイナンバー制度が来年1月からスタートするのに先駆け、政府が割り当てた個人番号を通知するためだ。

 政府は「公正・公平で、きめ細かな社会保障などの行政サービスを実現するため」と導入の狙いを強調する。国や自治体がマイナンバーで個人情報を管理し、資産を把握するだけでなく税金や保険料の徴収を迅速に行う一方、マイナンバーを与えられた個人は行政手続きが簡単になり、将来的にはカルテなど医療情報とリンクさせる計画も浮上している。

 確かに個人の利便性が高まり、脱税や生活保護の不正受給などがあぶり出せることから、大手メディアは“ウエルカム”の報道に徹している。まして情報ネットワークの構築には巨額の資金が不可欠で、大手シンクタンクは早くも「4兆円市場」と強気のソロバンをはじく。だからこそ大手証券幹部は鼻息が荒い。

 「ここへ来てマイナンバー関連銘柄を物色する動きが加速している。大企業ならば関連投資だけで5000〜6000万円を投入する。おかげでNTTデータ、電算システムなど受注競争で有力視されている会社の株価が値を飛ばしている。日立やNECを推奨する向きもおり、こうした熱気が日経平均株価をさらに大きく押し上げそうです」

 これを称し、株式市場では「マイナンバー特需の到来」と囃し立てる。実際、証券界では関連銘柄をリストアップした資料が出回り、“営業マンの必読書”になっているという。

 とはいえ、繰り返せばマイナンバーの旗振り役は国民ではなく、消費税引き上げなどを通じて税収確保にまい進したい政府である。そこに秘めた思惑が働かないわけはない。

 実は今、鳴り物入りでスタートするマイナンバー制度には大きなリスクが指摘されている。第1点はこの制度が円滑に機能するためには巨大な“日の丸ネットワーク”を構築する必要があることだ。しかし制度が発足した後、システム運営に関与する面々が自分の立場を逆手に取って個人情報を盗み出せば、本人に成り済まして年金や保険の不正受給が可能になる。それどころか他人の銀行口座を不正に操作し、自分の口座に送金させることも大いに可能である。

 「システム受注にシャカリキになっているIT企業は口をそろえて『当社の社員に限ってそんな心配は無用』と言うでしょうが、下請けを含めてどこまで徹底できるかは怪しい限り。世間を騒がせたベネッセをはじめ、この手の話には事欠きません」(ITベンチャー企業)

 リスクの第2点は、今や海外のハッカーが舌なめずりしていることだ。彼らが持ち前のIT技術を駆使して日の丸ネットワークに侵入すれば、それこそ何でもできる。現に日本のマイナンバーに近い制度を導入した米国や韓国では、いち早くハッカーの侵入を許し、その修復作業に膨大な資金を投入している。セキュリティー対応では見劣る日本が彼らの餌食になれば、それこそ目も当てられない。

 実はもっと深刻な問題がある。先日、自民党がNHKとテレビ朝日の担当役員を党本部に呼び出し、放送内容をめぐって聴取した。このとき、多くのメディアが「権力の介入」と批判したのは記憶に新しい。しかし、マイナンバー制度が定着すれば、もう“恫喝”では済まなくなる。これが第3のリスクである。

 「権力者が自分の敵を抹殺しようとする場合、マイナンバーは極めて好都合です。12ケタの数字から相手のプライバシーが全て把握できるため、必要ならば別件逮捕に踏み切らせて刑務所に放り込める。こんなことがまかり通れば国家権力に歯向かう輩に対し、強力なけん制球になる。むろん、テレビなどで政権批判を執拗に繰り返すコメンテーターを抹殺することだって可能です」(永田町関係者)

 これは極端なケースかもしれないが、かつて飛ぶ鳥を落とす勢いだった大物政治家サイドを取材した経験がある経済記者が振り返る。

 「先方の女性秘書の対応が悪かったことに対し、批判がましいことを口にして電話を切ると、男の名物秘書(故人)から折り返し電話があり『恫喝する気か!』と絡んできた。これぞ大物政治家のご威光です。当時、マイナンバーが定着していたら果たしてどうなっていたか…。冷や汗ものです」

 マイナンバーは個人情報を一括管理する制度だ。政府広報が謳うように便利な側面がある一方、そこに“思惑”が一つでも絡めば、国民にとっては“凶器”と化す。そんな恐ろしい面がこの法律にはあるのだ。

 わざわざ消費増税論議に隠す格好で進められた以上、今さら政府がこの点を丁寧に説明するわけはない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/450.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 安倍の政策は全く以って愚鈍かアメリカ用の税金搾取だ!(ハイヒール女の痛快日記)
安倍の政策は全く以って愚鈍かアメリカ用の税金搾取だ!
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1403.html
2015.05/06 ハイヒール女の痛快日記


はじめまして!東京ルミックスです。
セクシーなハイヒールウォーキングで男を虜に!?


安倍政権は専業主婦らの所得税などを軽減している「配偶者控除」の大幅な見直しを2017年にも検討するように指示したという。政府の推進している女性の社会進出に配偶者控除が邪魔になるとの考えから、配偶者控除を排除して女性労働者の拡大を目指すとしている。


安倍政権が推し進める「女性活躍」の目玉政策として成長戦略に盛り込む考えだという。


安倍の愚鈍さには言葉も出ないわね。配偶者控除が女性の社会進出を阻害しているという理由らしいが、これがマジなら正真正銘オツムが悪いとしか言いようがない。これをなくせば、女の社会進出に拍車がかかると思っていたら愚の骨頂、「アホは死んでも治らない」をそのまま地で行っているわね。この男に政策を考える頭脳があるとは到底思えないわ。取り巻き政治家か胡麻すり官僚に入れ知恵をされたのだろう。


但し、狡さだけは持ち合わせているから、これを理由にアメリカに回すために税金搾取の可能性もあり得る。


現在の配偶者控除とは別の新制度を創設するらしいが、いずれにせよ、税金の引き算足し算を繰り返しているだけだ。要は安倍の遣りたい放題、好き放題の政権になっているだけだ。しかも、安倍はアメリカから帰国後、その足で山梨県内の別荘に向かい翌日早朝からゴルフ三昧だという。本日も経団連会長らとプレイしているという。


一体、何をか言わんやだ!ちなみに、御用マスコミの安倍ゴルフ提灯記事は以下の通り。情けない!


訪米終えた安倍首相、静養先の山梨でゴルフ


今月3日にアメリカから帰国し、その足で山梨県内の別荘に向かった安倍総理大臣は、4日早朝から趣味のゴルフを楽しみました。安倍総理は早朝から別荘がある山梨県内で友人などとゴルフを楽しみました。最終18番ホール。さすがに訪米の疲れが出たのか、1打目やバンカーでは苦しいショットが続きますが、最後はパットを沈めて、このガッツポーズ。安倍総理は相次ぐ外国訪問を終え、このゴールデンウイーク中は家族や知人などと趣味のゴルフや食事などを楽しみ、後半国会に備えて静養する予定です。(TBS配信)


官僚も政治家も給料ほか消費する全てのお金を国民の税金で賄っているのだ。マトモな政策も考えることもできないボンクラばかりが集まって、本来の生業である政治家の仕事を全う出来なければただの税金泥棒だわ。国民から税金を徴収して、使い道だけを指図するのであれば猿でもできる!ツーか私にもできるわ。


政治家は国民が幸せになる政策や法律を考え実現させる能力がなければ、国会議院を今すぐ辞めるべきだ。


もっと言うと、徴収した税金を増やすような政策を考えて何ぼなのよ!乱暴な論理だが、五輪を東京に誘致しても、そのために遣うお金がそれ以上なら意味がない!誰でもできるじゃん!誰でも出来ることをやる人たちは必要ないわね。ツーことで、安倍を頂点とした政治家や官僚は思い上がらないで欲しいわ。


本来、あなたたちは国民の僕であるべきなのよ。




http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/451.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 不戦の誓い 至高で最大の防御 若者よ 権力を疑え 浜矩子さん(62) 東京新聞


不戦の誓い 至高で最大の防御 若者よ 権力を疑え 浜矩子さん(62)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015050502000140.html
2015年5月5日 東京新聞



憲法9条への思いを話す浜矩子さん=東京都中央区で(五十嵐文人撮影)


 青いドレスに黄色のスカート、頭には赤い大きなリボン。白雪姫に扮(ふん)したのは、紫色の髪をした経済学者・浜矩子さん(62)だった。


 今年三月、都内で開かれた教育関係者の集会での演劇「白雪姫−絶望の壁を乗り越えて」。意地悪な王妃に負けず、白雪姫が幸福をつかむ。そんな童話が、学者仲間の書いたシナリオでは、人々の権利を抑え込む「壁」を打ち倒す内容になっていた。


 演技は不慣れで、観客からは苦笑も漏れた。だが、「壁を倒すのに必要なのは、耳と声」との、呼び掛けは本気だった。浜さんが倒したかったのは、憲法の理想を阻む壁だった。


 この劇をきっかけに、浜さんは「ある王子と鏡の対話」の題で、地方紙にコラムをつづった。そこにこうあった。


 「鏡よ鏡、この世で一番大切なものは何であるか」「それは平和憲法でございます」


 ◇ 


 憲法への思いは、八十五歳になる母の京子(たかこ)さんから受け継いだ。京子さんは東京の女学校に通い、福岡・門司(もじ)に疎開した。戦争が終わり、東京の実家に帰る途中、原爆で焼け野原になった広島を目の当たりにした。「聖戦だ」「負けるはずはない」。戦時中に伝えられた情報を「うそ」と実感した瞬間だった。


 そして京子さんは、平和憲法に新しい時代の希望を抱き、地域ボランティア、国際人権活動へと進んでいった。


 四十年前、若かった浜さんは京子さんと沖縄・ひめゆりの塔を訪ねた。「沖縄は遊び気分でなく、巡礼で行く所」と語る京子さん。負傷者の看護にあたった同世代の女学生たちが命を落とした場所で、心に「戦争の時代に二度と戻してはいけない」という京子さんの思いが響いた。


 浜さんは「憲法には、断固たる戦争との決別の思いが託されている。不戦の誓いこそ至高にして、最大の防御」と信じている。


 ◇ 


 しかし、大学の講義などで日ごろ接する学生の多くは、改憲の動きにあまり関心を持っていない。「権力を疑ってかかるという知的姿勢が足りない」。浜さんは、こう厳しい目を向けつつ、若者に期待もしている。


 権力に立ち向かい、社会を変えるのは若者。そんな現実を浜さんは八歳以降、二回にわたり計十三年暮らした英国ロンドンで目にした。


 浜さんが通った現地の小学校では、子どもたちが政治への意見を述べ、選挙に合わせて模擬投票をした。若者はデビューしたばかりのビートルズに熱狂。カラフルな服装で町を歩き、保守的で格差の大きい社会への怒りを発散させていた。大人たちも若者の動向を気にせざるを得なくなった。


 だから浜さんは「怒ることを覚えてほしい」と若者に願う。壁を打ち破るには、自分の思いを萎縮せず表現し、みんなで声を上げること。「物語をハッピーエンドに導くのは子どもたちなんです」。演じた白雪姫の創作劇に重ね、希望を託す。 (土門哲雄)


 はま・のりこ 同志社大学大学院ビジネス研究科教授。経済学者。都立戸山高校、一橋大学経済学部卒業。三菱総合研究所ロンドン駐在員事務所長(1990〜98年)を経て、2002年から現職。専門はマクロ経済分析、国際経済。著書に「国民なき経済成長」「新・国富論」など。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/452.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「70年前に自国が直面した破滅的状況から、学んだ者と学んでいない者の違いが浮き彫りに:山崎 雅弘氏」
「70年前に自国が直面した破滅的状況から、学んだ者と学んでいない者の違いが浮き彫りに:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17295.html
2015/5/6 晴耕雨読


https://twitter.com/mas__yamazaki

メルケル氏は独国内で戦争責任に対する意識が希薄になっていることについて「歴史に終止符はない」と警告。


「ドイツ人はナチ時代に引き起こした出来事に真摯に向き合う特別な責任がある」と述べ、戦後70年を「終止符」とする考えを戒めた(毎日)http://bit.ly/1zv5DuQ

「『日本を取り戻す』を旗印に政権を奪還した安倍晋三首相は2月、南京事件に対する海外からの誤った批判に正当な理解を得るよう発信していくと明言した。この『歴史戦』に敗れれば、日本の名誉は永遠に汚され続ける」(産経、2015年3月27日)http://bit.ly/1DlY7xv

このメルケル独首相の言葉と、産経が煽る日本の首相周辺の「歴史戦」を比べれば、今現在の日本とドイツの政治家のレベルの差に加えて、日独両国が今後向かっていく正反対の進路も示されていると思う。


70年前に自国が直面した破滅的状況から、学んだ者と学んでいない者の違いが浮き彫りになっている。


安倍晋三首相と親密な関係にある百田尚樹氏が、米国の下院議員を出自や民族に関連づけて誹謗中傷している。


民族的偏見と憎悪を煽り、敵意むき出しで罵倒しているが、出自や民族に関連づけた誹謗中傷は、現在の国際社会では「レイシズム」と見なされる。



憲法改変に肯定的な人間が、人権を蹂躙する差別的言辞を繰り返し発信する行為は、憲法改変に好都合な社会的空気を醸成するのに役立っている。


「割れ窓理論」の通り、人権を蔑ろにする空気が社会に蔓延すれば、人権を重視する憲法の価値は失墜する。


「もう事実として壊れたもの」を人は守ろうとしない。


憲法に関する議論で交わされる「言葉」の内容そのものを検証することも大事だが、それらの「言葉の発され方」や「ある形式で発信される言葉が社会に及ぼす波紋と影響」にも目を向ける必要があると思う。


前者の「木」を巡る議論だけに囚われて後者の「森」に関心を払わなければ、後者が前者を凌駕する。


百田氏は「日系人でありながら日本への憎悪は異常である」と書いているが、産経新聞やWAC出版、徳間書店などの刊行物を見ると、韓国の悪口を言う韓国人や、中国の悪口を言う中国人、イギリスの悪口を言うイギリス人などが何人もいて、前々から不思議だと思っていた。


特に最後のイギリス人について。


イギリスの悪口を言うイギリス人、ヘンリー・ストークス氏について、百田尚樹氏に倣ってウィキペディアで調べてみたが、英文ページを見ると内容がスカスカなのに驚かされる。


新聞社の肩書きを別にすれば、実績は三島由紀夫氏の自伝しか書かれていない。



「英・米紙の東京支局長を歴任し、半世紀にわたって日本を報道してきたストークス氏は『日本が海外で誤解されている、その立場が正しく認識されていないのは、日本が効果的な発信をしていないからです』」(産経)http://bit.ly/1F32aGy

海外に効果的な発信をせよと主張する。


ストークス氏が、本当に「日本が海外で誤解されている」「その立場が正しく認識されていないのは、日本が効果的な発信をしていないから」だと思うなら、日本語に訳されて日本国内だけで出版され、莫大な印税を得ている自著を原文の英語版で出版すればいいと思うが、それを一切やらないのはなぜだろう?


>>今の政権になってからの2年半で、本当に日本社会の「日の当たるところ」で、レイシズム(民族差別)とセクシズム(性差別)が顕著になったと思います。首相周辺の女性蔑視の価値観は、女性閣僚として選んだ議員がそうした性差別問題に全く無関心な人ばかりという点にも表れています。


>北島遊正 差別問題に無関心でないと上にあがれない構造を作ろうとしている、とも取れそうです。閣僚だけでなく、国全体として、随所にそういう構造を作っているようにも。自然に”美しい”人達だけが選別される国づくり。


「差別などの人権蹂躙の言葉が、社会に氾濫すればするほど、自分たちの政治目標が達成しやすくなる」そういう集団に国政の中枢を乗っ取られた心境です。


「美しい」という言葉を彼ら・彼女らが臆面もなく多用するのは、本質的な「醜さ」を彼ら・彼女らが自覚している証しだと思います。


>北島遊正 ネガティブな感情というものは、自分で制御しきれないゆえに、利用されやすいのだと思います。恐ろしいのはそれが「将来の日本のビジョン」に基づいてされているのではなく、政権維持・獲得の為に利用されていることではないでしょうか。そこには議席以上の思想がない。


日本外国特派員協会(FCCJ)が選んだ「報道の自由推進賞」(HP)http://huff.to/1R8sBhc

【調査報道賞】ファクタ、朝日新聞「プロメテウスの罠」、ジェイソン・クレンフィールドさん(ブルームバーグニュース)


【報道功労賞】ジョン・ミッチェルさん(ジャパン・タイムズほか)


【報道の自由の友】古賀茂明さん(元経産官僚)、中野晃一さん(上智大学教授)、マイケル・ウッドフォードさん(オリンパス前 CEO)


【年間最優秀出版賞】東京新聞。


今現在、大手紙四紙では毎日新聞のみがこの件を報道。


それもきわめて小さい。




日本外国特派員協会(FCCJ)が選んだ「報道の自由推進賞」の内容を見れば、現在の日本が外国人記者の目にどう映っているのか、外国のジャーナリズムが日本国内の「報道」に携わる人々をどんな基準で評価しているのかがよくわかる。


日本国内で叩かれる人が「報道の自由」という基準では評価される。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/453.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 2大新聞からも、民主党の安保法制の曖昧な立ち位置を指摘される。分裂を恐れていては衰退の一途。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201505/article_6.html
2015/05/06 21:34

連休明けから、国会で安保法制の審議が始まる。安倍首相は、3日間ゴルフ三昧である。ゴルフ自体に文句を言う筋合いはないが、6日は歴代経団連会長とのゴルフである。私的な休暇と言えども、国のトップが経団連の会長とゴルフに興じるとはいかがなものかと思う。

政府の憲法違反とも指摘されている安保法制について、国会で質す野党第1党の民主党の責任は重い。その民主党が、連休前にやっと集団的自衛権の見解をまとめたとしているが、
党の分裂を恐れて玉虫色の内容になっている。

それに対して、政府の御用新聞の読売が、以下のタイトルで民主党の立ち位置をはっきりするべきと社説を書いている。


読売新聞社説:民主党安保見解 いつまで「曖昧」を続けるのか
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150505-OYT1T50091.html
2015年05月06日

相変わらず曖昧で、安易な結論である。これでは、党勢の退潮が底を打つのは難しかろう。
民主党が、安全保障法制に関して、「安倍政権が進める集団的自衛権の行使は容認しない」との見解をまとめた。行使自体への賛否を示せなかったのは、「先送り体質」の産物である。
 党内論議は最後まで対立が続いた。旧社会党系など行使反対派は「容認しないことを明確にすべきだ」と唱えた。保守派は「政権復帰時のことを考え、行使の余地を残した方がいい」と主張した。

 結局、双方に配慮し、「安倍政権が進める」との前提を「行使」に付けて反対することにした。
 岡田代表は「これ以上はっきりした言い方はない」と強調する。だが、党内の亀裂を恐れ、「当面の反対」で足並みをそろえるしかなかったのが実情だろう。

 民主党は、政府との対決姿勢を示すだけでなく、政権担当の経験を踏まえ、より現実的で責任ある安全保障政策を追求すべきだ。

読売新聞のように政府べったりの立場ではないが、毎日新聞も民主党の安保法制に対する曖昧な態度に危惧を抱いて、以下のように社説を書いている。毎日新聞の意見は、読売新聞のように政府の立場に立っていないが、民主党のリベラル派と保守派のどちらを党の本筋とすべきなのだと問うている。

この疑問は、国民の疑問でもある。国家安全の根本の考えが全く違うような党は、党とは言えない。これでは、国会審議で、自公は怖くもなんともない。なぜなら、一番の肝の芯がどっちつかずだからである。これが、今の民主党の低迷の一番の原因と思っている。こんな曖昧な党には、投票出来ないからである。


毎日社説:視点 民主と安保法制
http://mainichi.jp/opinion/news/20150506k0000m070118000c.html
2015年05月06日 

 ◇野党第1党の重い責任
 民主党が、新たな安全保障法制についての見解をまとめた。
 安倍政権の国会軽視が目立つ中、民主党の役割は重大だ。安全保障政策をめぐる党内対立を恐れず、日本の安全にとって何が必要かを現実に即して深掘りするような議論をしてほしい。
 民主党の見解は、最大の焦点の集団的自衛権について「専守防衛に徹する観点から、安倍政権が進める集団的自衛権の行使は容認しない」と反対している。ただし「安倍政権が進める」と前提をつけることで将来的な行使容認に含みを残し、党内リベラル派と保守派の対立に配慮した。両勢力の折衷案だ。
 国会審議で、民主党は憲法論や法律論を中心に政府を追及していくのだろう。それはもちろん重要だが、民主党がもう一度、政権復帰を考えるなら、具体的なケースを想定した現実的な議論を心がけてもらいたい。
日本の安全にとって何が本当に必要な安全保障政策で、何がそれを越えるものか、国民によくわかるような議論を堂々と展開してほしい。それが野党第1党の責任である。(論説委員 佐藤千矢子)


国の根本政策を決めることも出来ない民主党の低迷の原因は、以下の記事に良く表れている。孫崎氏は、集団的自衛権の根本政策が決められないのは、第二自民党と言われている野田氏、前原氏、長島氏らがいるからであるとしている。沖縄県民の総意である辺野古基地移転反対の意見にも、全く無関心である。

孫崎氏の意見には同調するものであるが、今のような一番の根本政策について、党内で決められない政党は分裂するしかない。これが出来ないようなら、益々党勢を失っていくだろう。その結果、1強多弱の状況を変えることは出来ないだろう。


「野田や前原と手を切って、国民の望む政策を掲げて動けないか:孫崎 享氏」
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/318.html

民主党のリベラルの方々へ:

「反原発」「反TPP]「反集団的自衛権」「反辺野古移転強硬」貫ぬき、「命」「健康」「格差なき社会」「平和」の旗印で風を起こせる。

国民が求める路線をなぜ選択できないか。
野田や前原と手を切って、国民の望む政策を掲げて動けないか。
安倍首相、「戦争に巻き込まれる」というレッテル貼りが行われてるのは残念」。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/454.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「八紘一宇で五族協和。江戸しぐさで身を整え、ヘイトスピーチでおもてなし! つうのが美しい日本の正体」
「八紘一宇で五族協和。江戸しぐさで身を整え、ヘイトスピーチでおもてなし! つうのが美しい日本の正体」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17297.html
2015/5/6 晴耕雨読


氏家法雄氏のツイートより。https://twitter.com/ujikenorio

「『ナチス時代を知る責任ある』独メルケル首相、国民へ呼びかけ」『朝日新聞』2015年5月4日付 http://t.co/qB0IsT6EbK


「歴史に終止符はない…ナチス時代に行われたことを知り、注意深く敏感に対応する責任がある」。



メルケル氏は映像メッセージで、ドイツ国内のユダヤ系施設を警官が警備している現状を「恥だ」とし、「意見を異にする人々が攻撃されるのは間違っている」と指摘。


学校や社会でも歴史の知識を広めていくことの重要性を強調… http://t.co/qB0IsT6EbK

これほんと日本と対照的。


考えみろよ。


戦前日本の歩みとは、その「侵略性」の迷惑の末破産した訳ですけど、一国の責任者が「侵略の定義は定まっていない」、従軍慰安婦の強制性は曖昧、頑なに「おわび」を口にできない…。


ドイツと比べてもしゃーないけど、歪んだ認識で過去を美化するだけで、未来など展望できるはずがない。


八紘一宇で五族協和。


江戸しぐさで身を整え、ヘイトスピーチでおもてなし! つうのが美しい日本の正体ですがな。


アホくさ。


「改憲の動き強める政権、改正論者も疑問 識者3人に聞く」『朝日新聞』2015年5月4日付 http://t.co/vfQUKouVNV

「憲法とは権力者を縛り、国民の権利を守る法」。


都合の良い読み解き 許されぬ(小林節)



憲法改正は必要と考えています。


ただし自民党が2012年に発表した改正草案のように、国民を、しつけ直そうとするのは間違い。


国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という現憲法の三大原理は変えるべきではない。


人類がたどり着いた真理だからです


コバセツが基本の基本を高調するほどの時代の劣化


憲法学者になったころ…私も未熟で、「1億人を守る戦争で3千人が死ぬのは『コスト』のうち」といった乱暴な議論もしていた。


少しずつ考えが変わる、最初のきっかけは、娘が生まれたこと。


赤ん坊を抱きしめる妻を見て、ひとつの命にたくさんの人の思いがあるのを感じました。小林節


これはよくわかる


子供と対峙して「はじめて分かる」という「現象」だけではありませんけど、結局、数に象徴されるように、人間を「物」と見るのか、「物」と見ないのかで、大きく分岐しますよね。


> 松井計 不思議なポスターだ。<あなたが主役>てのが総理の言葉で<あなた>が国民を指すのなら、総理はこちらを向いてる、つまりカメラ目線じゃなきゃいけない。でもこれは違う。つまり<あなたが主役>てのは総理の写真のキャプションで、総理を指すんだね。



顔を見ているのかどうかですよ。


顔を見るとは、その目のうちに殺人への誘惑を読み取ると同時に、 「汝殺すなかれ」( Tu ne tueras point )を聞くことですから(レヴィナス)。


「不戦の誓い 至高で最大の防御 若者よ 権力を疑え 浜矩子さん」『東京新聞』2015年5月5日付 http://t.co/kcIwOqkwpI

憲法には、断固たる戦争との決別の思いが託されている。


不戦の誓いこそ至高にして、最大の防御



日ごろ接する学生の多くは、改憲の動きにあまり関心を持っていない。


「権力を疑ってかかるという知的姿勢が足りない」。


権力に立ち向かい、社会を変えるのは若者。


浜さんは「怒ることを覚えてほしい」と若者に願う。


壁を打ち破るには、自分の思いを萎縮せず表現し、みんなで声を上げること。


浜矩子先生、白雪姫で時代精神と戦っているのか。


すげえなあ 辺野古への関心が高まって欲しい。


「移設阻止『仁義』の心で 『同志的連帯』菅原文太さんの妻 辺野古基金1億円超す」『朝日新聞』2015年5月5日付 http://t.co/GG2IVmd6jj

沖縄の基地問題は、憲法や人権問題なのです。


〈政治の役割は二つあります。一つは国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと〉菅原文太。


戦後70年間耐えてきて「もっと我慢しろ」と言う権利が誰にあるのでしょう。


税金を払う者として、諸外国との同盟のために国民の生活を軽んじる政治姿勢に信託することは出来ません。


晩年、菅原は、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定をし、安保法制の整備を進める安倍政権の動きを心配していました


政権批判を鬱陶しく感じる方々が、時々、どっちもどっち式の語りでフラットを装い、批判を遮ることがあるのですけど、落ち着き先は、政権批判側をdisって権力に回収されるパターン。


別に権力「より」ではないにも関わらず、自主的に収斂するこの手の現象を何と呼ぶべきか最近悩んでいます。


こちらに詳細な記事があります、ご参考までに→ 改憲派の憲法学者が安倍政権の改憲を批判する理由…愛国の義務化で“非国民”再教育制度が!:リテラ http://t.co/n0NtBM213u



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/455.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 大阪都構想を巡って賛成派と反対派が激論!反対派研究者らが記者会見!賛成派「2700億円の財源」反対派「1億円程度」
大阪都構想を巡って賛成派と反対派が激論!反対派研究者らが記者会見!賛成派「2700億円の財源」反対派「1億円程度」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6398.html
2015.05.06 22:00 真実を探すブログ



5月17日に投開票される大阪都構想を巡って、賛成派と反対派が激論を繰り広げています。5月5日に反対派の学者たちが共同記者会見を開き、大阪都構想は防災対策や経済政策への取り組みが不足しているなどと問題点を指摘しました。


大阪都構想では大阪市が5つの特別区に分裂しますが、いずれも市町村以下の権限となっています。そのため、各特別区は災害派遣の権限等を保有しておらず、大規模災害時には対応の遅れなどが問題視されているのです。


一方で、橋下市長は積極的に数百人規模の集会を開いて、大阪都構想のメリットをアピールしました。
しかしながら、集会にやって来る市民からも「デメリットを隠そうとしている」という声が相次ぎ、橋下市長が返答に追われる場面も発生しています。集会場に設置されている金属探知機なども、橋下市長の強行的な姿勢を強調しました。


また、賛成派と反対派では言っている数字に大きなズレがあることも市民から問題視されています。
大阪都構想の推進派は「都構想のムダ削減で2700億円の財源が生まれる」と主張し、大阪都構想反対派は「新庁舎建設やシステム改修など最低600億円の初期コストが必要で利益はほぼ無い」と述べました。


最新の世論調査ではやや反対派が多くなっていますが、賛成派も40%以上をキープして、結果は分からない状況です。大阪だけではなく、大阪都構想は日本全体の行政にも影響を与えます。今後もこの選挙の行方には注目です。









☆反「大阪都構想」研究者が会見 防災、経済政策取り組み不足
URL http://www.47news.jp/CN/201505/CN2015050501001722.html
引用:
 大阪市を廃止し特別区を新設する「大阪都構想」の住民投票が17日に投開票されるのを前に、都構想に反対する研究者19人が5日、同市で共同記者会見し、防災対策や経済政策への取り組みが不足しているなどと問題点を指摘した。


 防災・減災学を専門とする河田恵昭関西大教授は、都構想の議論を優先した結果、大阪市の防災、減災対策が後回しになっていると指摘。「最大の行政サービスは安心安全なのに、東日本大震災の教訓も生かされていない」と批判した。
:引用終了


☆住民投票の行方は?「大阪都構想」で攻防激化
URL http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2485629.html
引用:
大阪市を分割再編する、いわゆる「大阪都構想」の是非を問う住民投票が、いよいよ今月17日に行なわれます。「大阪都構想」では、現在24ある行政区を5つの特別区に再編。そのメリットとされるのが、府と市が近隣地域で同じようなサービスを提供する「二重行政」の解消ですが、「新たな無駄が生まれる」など批判の声もあがっています。
 対象の有権者はおよそ211万人。史上最大と言われる住民投票まで、あと2週間を切りました。
:引用終了


☆大阪都の財政効果は 賛成派2700億円×反対派1億円
URL http://www.asahi.com/articles/ASH5544P0H55PTIL00Q.html
引用:
大阪市をなくして五つの特別区を設けるいわゆる「大阪都構想」の財政効果は、どれくらいか――。賛成派は「2700億円」の財源が生まれるとアピールし、反対派は「1億円」にすぎないと反論。17日の住民投票に向け、まったく異なる数字が飛び交っている。
:引用終了


☆住民投票の行方は?「大阪都構想」で攻防激化


☆【大阪都構想住民投票】大阪都構想の危険性を明らかにする学者記者会見生中継


☆<大阪都構想>橋下市長生出演して激論


☆「都構想で「自治を捨てる」という最悪の不幸」 (超人大陸・藤井聡教授シリーズ10)





























http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/456.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「憲法改正を「緊急事態」条項から手をつけようとしているようだが、これが一番危険だ:きむらとも氏」
「憲法改正を「緊急事態」条項から手をつけようとしているようだが、これが一番危険だ:きむらとも氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17299.html
2015/5/7 晴耕雨読


https://twitter.com/kimuratomo

あの米国でさえ、大統領が戦争したくても議会が許さなければ戦争できないのに、安倍政権の目論む「戦争法案」が成立すれば、無力化している日本の議会など何ら「歯止め」にもならず、政権の思うがままに「戦闘状態に入れり」となるのだ。

一番戦争から遠い国だったはずが、戦争に一番近い国となるのだ。

一国の総理大臣の精神状態を制御している「薬剤」の処方内容を決めている医師、その医師も人間。

イデオロギー、政治的価値観など「諸事情」があるはずだ。

そういった「諸事情」が、その処方内容に影響しないと誰が保証出来るのか?

総理大臣の精神状態は、まさにその国の安全保障に直結する大問題だが。

自民高村正彦氏、「戦争法案」採決について「横暴なことしたら選挙に負ける」と言ってるようだが、”いつものように”選挙前には「政権の不都合」は放送させずに、娯楽番組ばかりにさせておけば、「横暴」しても自民は負けることはない。

彼自身、そう思ってるんだろうが、日本国民て「そんなもん」だ。

自民党、憲法改正を「国民の理解が得やすいもの」として「緊急事態」条項から手をつけようとしているようだが、これが一番危険だ。

政権が「緊急事態」と決めたら国民の人権がいつでも制限できる。

国家権力を縛るためだった憲法を、国民を縛るための憲法へと根底から覆す。

まさにこれ、その「象徴」だ。

「緊急事態なら多少みんな我慢しなきゃならないし、それを憲法で決めたって別に悪いことじゃないんじゃない?」と思う人も少なくなかろう。

だが、311を思い出してみるがよい。

パニックを生じさせぬため、などとして政府は情報を隠蔽して棄民したのだ。

改憲せずとも、そうだ。

改憲されたら、どうだ?



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/457.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「私は「日本国憲法」が持つ総合的な「力」を、今まで過小評価していたかもしれないと思う:山崎 雅弘氏」
「私は「日本国憲法」が持つ総合的な「力」を、今まで過小評価していたかもしれないと思う:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17300.html
2015/5/7 晴耕雨読


https://twitter.com/mas__yamazaki

茂木健一郎さんの憲法についての論考(http://on.fb.me/1DRBXmU )は至言だと思う。

私も現行憲法に安全保障面での瑕疵があることは承知しており、いずれ不備を修正する必要があると思っているが、立憲主義に基づく憲法を「立憲主義など眼中にない、憲法に似せた国民支配の制約集」に差し替えようとする政治的な策謀があるうちは、「現行憲法ホールド」という立場をとらざるを得ない。

「護憲」というよりは「システム乗っ取りを企てる連中が操作盤の前から立ち去るまでホールド」。

今この国で巧妙に進められている「本物の憲法を社会から排除する政治的変化」に、加担する気はない。

現行憲法の瑕疵を、形式的に指摘するのは簡単で、私も昔はよくやっていた。

しかし、今はそれとは違う「別の視点」も持っている。

それは、「1945年から2015年までの70年間を振り返って、日本とその他の国民はどんな環境で暮らしてきたのか」ということ。

私の人生47年は、日本の戦後70年の3分の2を占めるが、1945年以後も終わることなく地球上で進行している凄惨な戦史・紛争史の観点で見れば、日本の戦後70年は(沖縄を除けば、と補足しなくてはならない現状が悲しいが)、世界中の戦後70年の中でも、飛び抜けて恵まれた、安心して日々の暮らしを送れる「平和な環境」だった。

それを考えると、私は「日本国憲法」が持つ総合的な「力」を、今まで過小評価していたかもしれないと思う。

地政学的な境遇での幸運という面も無視できないが、形式的に文章の瑕疵や欠落を指摘するだけでは見えない「力」が、日本と世界の戦後70年を虚心坦懐に比較すれば見えてくる。

> Nari 現状を見るに、『アプリをアップデートしますか?』とのダイアログに対して“なんか良くなるんだろ? はいはいOK”ってクリックしたら、全然別物のアプリに書き換えられてしまって大後悔…という流れが目に浮かびます。

中野晃一上智大学教授「押しつけとは、そう感じた人、戦前、戦中の日本の形が良かったと思う人たちがうめき声をあげているだけで、国民が共有する必要はありません」(朝日)http://bit.ly/1DRCs0h

「安倍首相の特徴は、『日本を取り戻す』という選挙スローガンが典型的ですが、被害者意識が強く、何かを取り戻さないといけないという強迫観念みたいなものがあります」

「政府は印象操作で『この道しかない』と言いますが、普通の知性をもって考えれば、この道しかないはずはないと分かります。おかしいと思ったら、その理由にこだわり、突き詰め続けるしかない」

「沖縄の基地問題についても政府は、威圧することで県民に無力感を持たせ、抵抗できない気分にしようとしています」

「政府の国民に対する基本的な考え方は、沖縄に現れていることを直視し、県外の人はひとごとではないと理解すべきでしょう」 

この中野晃一さんの認識と提言にも強く同意する。

>むかしベンダサンというユダヤ系の方が日本国内でだけ売れた本を日本語でお書きになり、英語版は他の人が翻訳して売ったが(ご本人は英語ネイティブではなかったらしい)あまり売れなかったという故智に学んだのかも知れませんね。

あとポール・ボネ(以下略)ベンダさんは、元々日本人だから別にいいんですよ(笑)。

ストークス氏は「滞日50年」とされていますが、それにしては日本語で情報発信したりテキストを書く能力が全然ないように見えるのも不思議。

いつも特定勢力に属する翻訳者や通訳がそばに付き添っていますね。

しかも、イギリス人なのに、イギリスのアジア植民地を占領した日本が、敗戦までそこでどんな「統治」をしたかについても全然知らないのが不思議。

当時の日本は、旧英領マラヤや旧英領シンガポールで「独立運動」を支援したことなど、ただの一度もなく、後者は勝手に「昭南島」と地名まで変えて昭南神社を建てて日本語教育を住民に施し、昭南特別市という形式で日本に併合し続けた。

その一方で、産経新聞が盛んに宣伝するような、彼らにとって都合のいい「当時の日本人から見た事実」だけは、当時の用語を含めて、なぜか詳しく知っている。http://togetter.com/li/809343

> 北島遊正 シンガポールが白人支配からの解放を望んでいたというのはとんでもない嘘ですね。昭南神社がとり壊された一方、現代でも、イギリス時代の建造物は大事にされているし、「ラッフルズ」と名のつくものは「いいもの」の代名詞です。(むしろやや横行気味ですが笑)

> 北島遊正 先日のリークアンユーの葬儀でも、首相リーシェンロンのスピーチでは、日本の支配からの解放、ということを数度、繰り返し言っていました。クアンユーは日本軍侵攻に伴う大学閉鎖で、学業中断の憂き目にもあったということです。白人からの”解放”が聞いて呆れます。

時代の正体〈89〉日本会議を追う(上)(神奈川新聞)http://bit.ly/1brbYMr

時代の正体〈90〉日本会議を追う(下)(同)http://bit.ly/1If8hrL

神奈川新聞は、現在の日本の政治で最も重要な部分に光を当てている。

大手紙記者にも一読をお薦め。

>現行憲法はダメ憲法だけど、改憲派はワヤだから改憲反対という理屈なら、自分で改憲案を作った上で既存の改憲派を圧倒すれば良いのに。結局、自分では行動しないのね。

「自分で改憲案を作った上で既存の改憲派を圧倒すれば良いのに」というのは、一見もっともらしい意見ですが、公共放送をはじめ大手メディアを独裁的政権と特定政治勢力が牛耳る社会的状況では、そのような対抗策は機能しない、という歴史的事実を無視した空理空論だと思います。

土井敏邦「日々の雑感」5月5日(火)「『茶色の朝』と安倍政権」http://on.fb.me/1QlcMSY

少し長い文だが、最後まで読む価値あり。

フランク・パヴロフとヴィンセント・ギャロの絵本『茶色の朝』http://amzn.to/1Po7iEy  に関する論考。

安心という錯覚。

> perspective 「アメリカ高速鉄道協会の会長、アンディ・クンツ氏は、地殻変動等による小さな動きでもリニアのシステムに影響を与え、事故に繋がる恐れもあると述べ、実用には問題もあると指摘」|4/22世界最速リニア603キロも、海外メディアは冷ややか http://t.co/ZyJIHt6QPg

> perspective 「ドイツでは、2006年の走行実験で23人が死亡する事故が起き、リニア計画は停止している(ロサンゼルス・タイムズ紙)」|4/22NewSphere:世界最速リニア603キロも、海外メディアは冷ややか 安倍首相の売り込みも苦戦か? 

> perspective エドウィン・マーナー(アトランティス・インベストメント・リサーチ社長)「資源の配分を間違えている。新幹線の需要は限られているだろう」|4/21ブルームバーグ:リニア新幹線が世界最高速度603キロを達成、経済性に疑問の声も http://t.co/hAY94vVzNK

これは最近よく私も感じる。

「マイルド」という表現が言い得て妙。

昨晩の「報道ステーション」も世界遺産の話で、官邸が用意した原稿を全部押し込んだかのような肯定的表現(および首相の姿)満載のビデオを流していたが、批判的観点は皆無だった。

RT @Toyokeizai 【テレビ朝日の報道が「マイルドブレンド化」?】 メディアが政府に牙を抜かれる異常事態: http://bit.ly/1GZbgUY

世界遺産候補の「軍艦島」は、旧時代の鉄筋コンクリートの高層建築が既に老朽化で崩壊し始めており、それを「現状を維持したまま保存する」のに百数十億円単位の予算が要るという。

さらに維持管理でも高額の資金が出て行く。

行政の担当者は「国にも負担して貰う」と当たり前のようにコメントしていた。

「軍艦島」の歴史的価値はゼロではないと思うが、今の日本の状況で、税金を100億円単位で投じるに値する案件なのか?

しかも遺産登録は経済関係に重点を置きつつ「明治」という括りで、松下村塾なども紛れ込ませて、首相の地元の長州藩の利益に奉仕する。

NHKに続きテレビ朝日もそれに奉仕する。


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/458.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 連休に硬骨外交官の『回想録』を読み直した  田中良紹
連休に硬骨外交官の『回想録』を読み直した
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakayoshitsugu/20150506-00045462/
2015年5月6日 21時57分 田中良紹 | ジャーナリスト


安倍総理の訪米で幕を開けた今年のゴールデンウィークに『村田良平回想録』上下巻(ミネルヴァ書房)を読み直した。村田氏は外務事務次官や駐米大使を歴任した大物外交官だが、戦後日本の従属一辺倒外交を批判し、日米核密約の存在を証言した硬骨の外交官として知られる。

また憲法改正や集団的自衛権の行使を認め、中国や韓国に対する謝罪のしすぎを批判した事から安倍総理の外交姿勢に与えた影響を指摘する声もある。

私が外務省担当記者の頃、村田氏はオーストリア大使で直接取材をする機会はなかったが、1990年にアメリカの議会中継専門テレビ局C−SPANと提携して米議会情報を日本に配信する事業を始めた頃、駐米大使が村田氏であった。その頃の日本はアメリカにとってソ連を上回る脅威であり、アメリカの新聞とテレビは日本経済がアメリカに失業と貧困をもたらすと盛んに日本批判を繰り広げていた。

その中で全米のケーブルテレビ1千局に配信されるC−SPANは、「あるがままをあるがままに報道する」という哲学を持ち、全く編集と解説を行わないテレビ局で、それならば日本の主張はそのまま報道される。特にドイツ語が専門の村田大使が英語をおかしく編集されては困ると考えた外務省がC−SPANを利用することになった。

村田大使だけでなく外務報道官もワシントンを訪れれば必ずC−SPANに出演して日本の主張を全米七千万世帯のケーブルテレビ視聴者に訴える。そうした活動のささやかなお手伝いをさせてもらったが、村田氏にとって駐米大使の仕事は楽しいものではなかったようだ。

特に湾岸戦争で日本が人的貢献をしなかった事が米国民やメディアから批判され、増税までして巨額の財政貢献をしたにもかかわらず、日本は全く感謝されなかった。アメリカ政府は本音では財政貢献を評価していたが、しかし反日感情をあえて抑えない事で将来の日本に対する圧力の材料を作った。

その背景にはアメリカに脅威を与える日本経済への妬みがあり、それがその後の在日米軍駐留経費の増額要求につながる。湾岸戦争後には在日米軍経費の7割以上を日本政府が負担させられる事になり、さらに村田氏の『回想録』によれば湾岸戦争とは関係のないコメの交渉にまで湾岸戦争がらみの対日不満が現れたという。

サンフランシスコ平和条約で日本が独立した年に外務省に入省し、ドイツで研修と外交官生活をスタートさせた村田氏は、戦後同じ立場から復興を目指す日本とドイツを複眼で見ながら対米関係を考えてきた。すると日本とドイツの差を否応なく感ずる事になる。

基本法(憲法)を何度も改正しているドイツと全く憲法改正しない日本、教育制度の変更に抵抗したドイツと占領軍の要求通りに受け入れた日本、そして特に冷戦後は対米独立の度を高めるドイツと従属の度合いを益々強める日本、それが対比されることになる。

村田氏が憲法改正、特に前文と9条2項の欺瞞性を指摘し、同時に「集団的自衛権を持ってはいるが行使できない」とする内閣法制局の見解を批判、また東京裁判を公平、公正な裁判とは言えないと否定し、平和条約の締結によって日本は過去の罪をあがなったのでそれ以上の謝罪は不必要とするなど、村田氏の考えは安倍総理の外交姿勢に影響を与えたとの指摘がある。

しかし村田氏に貫かれているのは、敗戦国に対する戦勝国の理屈に合わない横暴に対する怒りである。その怒りは理屈に合わない横暴を唯々諾々と受け入れて保身を図る一部の日本人にも向けられる。日本は孤立を恐れず誇りを持てという所に村田氏の考えはある。

例えば憲法9条2項で日本は戦力と交戦権を持たないと規定されている。それはアメリカが日本の軍事力を根こそぎなくそうと考えたからである。それが全く平和目的でない事はすぐに証明される。冷戦が起こるとアメリカは180度逆のことを要求してきた。国に自衛権があるという理屈で自衛隊が作られたのである。しかし戦力を持たず交戦権もないのに、どうして自衛できるのか。憲法を変えない限り個別的自衛も集団的自衛もただの欺瞞である。

従ってアメリカは憲法改正を要求してきた。すると吉田元総理は憲法改正を拒み経済復興を優先させた。そのため日本は防衛を米軍に頼る事になり、国家は独立しても米軍基地がなくならない永続被占領国となる。そして欺瞞だらけの憲法体制が続く事になる。

欺瞞を生み出したのは冷戦だが、しかし冷戦のおかげで日本は経済大国になれた。朝鮮戦争とベトナム戦争から巨利を得る一方、軍事負担を韓国と台湾に押し付け、アメリカを凌ぐ経済成長を成し遂げた。従属国家でありながら金だけは儲けた。

ところが冷戦が終わり、その欺瞞が続かなくなる時に、日本はギアチェンジを忘れていた。各国が新世界秩序を模索するとき、日本だけは冷戦時の体制を見直すことなく、漫然と平和の訪れを夢想していた。

そこにアメリカがつけ込む。「年次改革要望書」によって日本型資本主義を徹底的に解体し、日本の利益をアメリカが吸い上げる仕組みを作り、一方で北朝鮮の核と中国の台頭を実態以上の脅威と宣伝して、アメリカの軍事戦略に深々と組み込むことにしたのである。

当時米議会の議論を見ていた私は冷戦の終焉が重大な転換点になると訴えて歩いたが、日本の国会は「政治とカネ」の問題にかかりきりで、霞ヶ関にも冷戦後への対応を議論する様子が全く見られなかった。小選挙区制の導入を巡る政治改革に日本中の目が注がれていた。

仮想敵としていたソ連が敵でなくなり、冷戦が始まった事で必要とされた米軍基地も日米安保条約も根底から見直す作業を日本政治は行わなければならなかったのに、それを誰も言いださなかった。

米議会ではそれと対照的にCIAの存続や米軍の配置を根本から見直した。CIAは廃止するのが当たり前という前提から議論が始まり、2年がかりで出した結論は、さらなる強化が必要というものだった。その間に冷戦後の世界がどうなるかをアメリカの国益という視点で様々な角度から議論していた。議論を見て国家とか政治というものを初めて実感させられた気がした。

冷戦の終焉を全く議論しないままにしてきた日本は、アジアにだけは冷戦が残っているとアメリカに言われると、それ以前の意識と何も変わらなくなり、日米安保条約も被占領体制もそのままとなったが、それを誰も不思議に思わない事が私には不思議だった。その延長上に憲法改正をすることなく集団的自衛権を行使してアメリカの言いなりになろうとする安倍政権の姿がある。

安倍総理の外交姿勢には確かに村田氏の主張と重なるところはあるが、しかしベースの部分が全く異なっていると私は思う。「年次改革要望書」に代わるTPPとアメリカの要求通りの安保法制の実現を手土産に、アメリカを訪問して持ち上げられた安倍総理の外交姿勢を、泉下の村田氏なら何と言うか聞いてみたいと思いながら『回想録』を再読した。


田中良紹
ジャーナリスト
「1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、日米摩擦、自民党などを取材。89年 米国の政治専門テレビ局C−SPANの配給権を取得し(株)シー・ネットを設立。日本に米国議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年からCS放送で「国会TV」を放送。07年退職し現在はブログを執筆しながら政治塾を主宰」


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/459.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 雑感。日韓のナショナリズム(在野のアナリスト)
雑感。日韓のナショナリズム
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52702205.html
2015年05月06日 在野のアナリスト


連休中、シカゴ日経平均先物が大変です。4日には17800円台近くまで上昇しましたが、5日には17300円台へと、一気に400円の急降下です。その間、米ダウは142$の下落であって、日経平均だけが右往左往しています。為替が大きく動いているわけでもなく、米経済への不安だけで、日経平均がこれほど動いてしまう。マネーゲームの仕儀が今後も続いてしまうのかもしれません。

日本では箱根の大涌谷で、警戒レベルが上がっています。水蒸気爆発? ともされますが、富士山も同様、箱根で大きな変動があると、東海道の大動脈が寸断される恐れのある点が重要です。これは東名高速道、東海道線ばかりでなく、空路も羽田、成田に影響があるかもしれません。首都圏の物流網、備えが改めて試されることになるかもしれず、注意が必要です。

安倍首相が米上下両院合同会議で行った演説を、『名演説』などと持ち上げる向きもありますが、これはそうした類のものではありません。あの演説にタイトルをつけるとすれば『米国と私』。安倍氏が米国とどう関わってきたか、どう関わっていくか、を一貫して述べています。

CMでも「I have a dream」だったり、「Fight for Liberty」などが流れていますが、名演説とは多くの人が共感したり、耳に残るフレーズがあってそれをくり返しつかったり、などで後世に評価されるものです。安倍氏の演説には、そのどちらもありません。発音がたどたどしいという以上に、心を打つような言葉もなく、閉塞した気分を一丸にさせるような中身もありません。もし安倍氏が演説で、ボルティモア暴動にふれ、人種間の対立やその融和に向けて何らかのメッセージを発したら、もしかしたら名演説になったのかもしれませんが、日米協力やTPPに関して話をしても、問題意識をもつ人が少ない以上は、その演説もスルーされるのが必然なのです。

一方で、韓国紙がこの演説をとりあげている記事の場合、注意が必要です。それはすでにダメ大統領と化した朴氏を攻撃するのに、うってつけの材料として利用されているだけ、だからです。それをとり上げる日本のメディアも、韓国が騒いでいる、と書き立てれば安倍政権の側面支援となる。つまり嫌韓も安倍氏の支持層にいることを見越して、それを利用しているのです。日韓メディアがそれぞれ、ナショナリズムを煽っているだけでもあるのです。

世界遺産登録に関しても同様です。韓国外相まで日本を非難し「人類の普遍的な価値をもつ遺産を保護」とする精神に反するとしますが、これがそれに合致するかどうかを審査してもらうための申請であって、韓国がそれを判断する立場にありません。しかし日本を非難することで、嫌日のナショナリズムを煽り、朴政権の失点を盛り返そうとする意図がミエミエです。

むしろ安倍氏は米議会演説で、ナショナリズムに頼って国家運営することの愚を訴えた方が、多くの賛同を得られたかもしれません。しかし安倍政権自身、その禁断の手法に手を染めている以上、空疎な言葉となったことでしょう。世界遺産における「人類の普遍的な価値」とは、人種も民族も、宗教も国家もなく、誰もが大切だと思えるようなことであって、それを後世に残そうとする試みが、世界遺産です。ナショナリズムに歪んだ人たちでは、すでに「人類の普遍的な…」の部分から分からない価値観であることが、こうした慮国の動きからも読み解けるのでしょうね。


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/460.html

   

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