<首相>今国会での成立「国民との公約」 安保法制巡り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150502-00000080-mai-pol
毎日新聞 5月2日(土)23時20分配信
【ロサンゼルス高山祐】安倍晋三首相は1日夕(日本時間2日朝)、夏に発表する「戦後70年談話」について「歴史認識は歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、それを前提に作成する」と述べた。訪問先のロサンゼルス市内で記者団に語った。同時に「次の80年、90年、100年に向けてどのような国を目指すのか、世界に発信できるようなものを英知を結集して考えたい」と強調した。
首相は談話を検討している有識者会議「21世紀構想懇談会」の役割については「新たな談話は、この議論を伺いながら検討したい」と語った。
米議会演説で安全保障法制を夏までに成立させると明言したことに関して、首相は「3回の(国政)選挙で安保法制の成立を明確に言い、大きな勝利を挙げた。国民に公約をしている」と強調。「この国会で(成立を図るのは)当然で、そのために努力をしていく」と語り、「国会軽視」との野党の批判は当たらないとした。
2016年の主要7カ国首脳会議(G7サミット)開催地については「8都市以外はない」と述べ、現在名乗りを上げている仙台市や三重県志摩市などから選定する考えを明言。「落ち着いた雰囲気で議論できるのが大切だ。どこにしようか迷っている」と述べるにとどめた。