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2015年5月02日00時18分 〜
記事 [政治・選挙・NHK184] “女子の刀剣萌え”に騙されるな! 日本刀ブームとネトウヨの根っこは同じだ(リテラ )
            別冊宝島ムック『日本刀 至極の名刀92振りの足跡を辿る』(宝島社)


“女子の刀剣萌え”に騙されるな! 日本刀ブームとネトウヨの根っこは同じだ
http://lite-ra.com/2015/05/post-1065.html
2015.05.01. リテラ


 今、日本刀が空前の大ブームとなっているらしい。刀剣を扱った本やムックもバカ売れしているとネットニュースで話題になっている。これはやっぱりあれなのだろうか。世の“右傾化”というヤツと関係しているのだろうか。


 たしかに、日本刀は右翼思想との結びつきが非常に強い。たとえば戦中、靖国神社では、靖国刀と呼ばれる軍刀が造られ、陸軍将校らに供給されていた。これは日本刀の復活を唱えた陸軍の希望によるものだったと言われている。


 戦後も、三島由紀夫が陸上自衛隊東部方面総監部に乗り込みクーデターを狙った事件の際、愛蔵の日本刀を身につけていたのは有名な話だ。帯刀していたのは関孫六という軍刀仕様の日本刀で、三島の切腹にあたって介錯にも使われた。


 近年の草の根右翼と呼ばれる人々も、日本刀との関係が取りざたされる事案がしばしば見られる。


 たとえば、2003年、外務省で日朝国交正常化交渉を担当していた審議官・田中均氏の自宅に時限爆発物が仕掛けられた事件があったが、犯人の「建国義勇軍」「国賊征伐隊」を名乗る右翼グループには、「刀剣友の会」という日本刀の愛好団体の会員が数多く参加しており、会長を務める男性が逮捕された。


 ほかにも、08年には、東京・赤坂の米国大使館前の路上で、男が日本刀を振り回し、銃刀法違反で逮捕されたことがあった。男は右翼団体の構成員を自称していたと報じられている。


 実際、今年1月に発売されたムック『日本刀 至極の名刀92振りの足跡を辿る』(宝島社)を読んでみると、こんなリードが書かれていた。


「神話の時代から、日本民族の守りの象徴として剣が存在してきた」
「しかし今に生きる私たちは感じることができるのだろうか。先人が遺した刀に込められたメッセージを。粋で洗練された、古来日本人が持つ魂を」
「私たちは忘れてはいないだろうか。長い間培われてきた日本の高い美意識を」


 つまり、右翼思想がどんどん薄まりながら広まって大量のネトウヨをつくりだしたみたいに、一部の右翼が愛好していた日本刀がネトウヨたちにうっすらと浸透し、ブームになっているということではないのか。そんな疑念がアタマから離れないのだ。


 もっとも、このままだと筆者の仮説にすぎないので、ウラをとるため都内大型書店へと取材に赴き、売り場担当者に聞いてみた。


「たしかに“刀剣本”の売れ行きはすごいですね。宝島社のムック『日本刀』はうちの書店ではたちまち売り切れて、追加注文も出しました。ほかの刀剣本も好調ですよ」(書店員売り場担当者)


 刀剣本はやはり本当に売れているらしい。いずれも昨年出版された、ビジュアルつき刀剣ムック『歴史人別冊SPECIAL 日本刀大図鑑』(KKベストセラーズ)や、日本刀愛好のための入門書的な文庫本『日本刀 妖しい魅力にハマる本』(KADOKAWA 夢文庫)などは、年明けから突然、大きく売れ行きが伸びているという。だが、いったいどういう人たちが買って行ったのか。


「以前は40代から50代の男性が購買層でしたが、今年に入ってから、若い女性ばかりが次々と刀剣本を買って行くので、驚いています」(前出・書店員売り場担当者)


 ほ〜ら、やっぱりネトウヨ……と思ったら、なんとうら若き乙女たちが日本刀を眺めて「ハアハア」と興奮しているらしいのだ。そういえば、少し前に若い女子の間で刀剣がブームだとか言う話を聞いたことがあるが、まさか本当だったなんて。しかし、なんで?


「明らかに、今年のはじめに流行し始めた『刀剣乱舞』というゲームの影響があります。イケメンに擬人化した日本刀を育成し、戦わせるゲームですね」(前同)


 気になって調べてみると、『刀剣乱舞』は今年の1月にサービスを開始するやいなや、たちまち盛況をみせているというブラウザゲームらしい。運営元は『艦これ』で知られるDMM.comで、ソフトをインストールする必要のない手軽さも『艦これ』と同じだ。さらに『魔法少女まどか☆マギカ』の脚本担当で有名な、今ゲームアニメ業界でもっとも売れているシナリオライター・虚淵玄氏が所属するニトロプラスが、『刀剣乱舞』の原案とキャラクターデザインを担当しているようだ。


 ゲームの内容は、公式サイトによれば〈名だたる名刀が戦士の姿となった刀剣男士。あなたは刀剣男士たちの主となって彼らを育て、強化し、自分だけの白刃隊を結成しよう〉ということで、実在の日本刀をモデルにした美少年キャラたちが多数登場し、くんずほぐれつの模様……いやはや、これだけ売れる要素が盛り込まれていると、婦女子の方々が日本刀に殺到するのも頷ける。



イケメン日本刀のみなさま(『刀剣乱舞-ONLINE-』の公式トップページより)


 しかし、日本刀ブームのもとが『刀剣乱舞』だったと聞いて思い出したのが、去年、朝日新聞に掲載され、物議をかもした『艦これ』についての投稿文だ。投稿者は75歳の男性で、こんな指摘をしていた。


「(『艦これ』のブームは)戦争体験者である私にとっては心を震撼させるに十分のように思えた。時の政府は右傾化を強め、軍備強化を半ば強引に推し進めようとするように見える。それに対し、戦争を知らない人たちの中にはそれに呼応するかのごとき反応を示す者がいるのではないかと危惧する。戦争を知らない年齢層が体験した者より多くなっていく。そんな若者が、模型から本物にあこがれを持つようになっていくのではないかと心配してしまう。(略)ゲーム感覚で戦争を考えないでほしい」(朝日新聞14年5月24日付「声」)


 これにはネトウヨだけでなく、アニメファン、ゲームファンからも批判が集中。


「艦これに戦中派不安とかバカだろwwwさすが朝日新聞www」「被害妄想もたいがいにせぇや(笑)」「艦これブームを右傾化に結びつけるとか…さすがにムチャクチャすぎるわ」


 たしかに、この朝日新聞の投稿はちょっと大雑把過ぎるだろう。薄れゆく戦争忌避の意識を流行のゲームに見いだす心境は察するが、兵器や軍隊を扱った映画やプラモデルはずっと前からあったわけで、「ゲーム感覚で戦争を考えるな」、とまで言ってしまうと、それらすべてがNGということになってしまう。


 しかし、『艦これ』ブームと右傾化が全く関係ないかというと、そうではないだろう。少なくとも、軍艦が擬人化されて「萌え〜」になったことと、ネトウヨの増殖には共通の背景がある。それは本物の戦争への無知と浅薄な自意識だ。


 彼らは人と人が殺し合う本当の残酷さや人間性まで破壊される凄絶な実態をまったく知ろうともせず、かっこいい戦闘シーンと使命感や勇壮さに満ちた人々を描く右傾エンタメで、ひたすら美化された戦争のイメージを増幅させてきた。そのイメージが、一方で「愛する人のために自分を犠牲にすることをいとわず、規律正しく戦った美しい日本の軍隊を取り戻したい」というお手軽なネトウヨ思想を生み、もう一方では、殺戮と侵略の道具だった日本の軍艦を美少女にするという悪い冗談のようなコンテンツを生み出したのだ。


 それは、今、ブームになっている日本刀も同様だろう。たかだか1000年の歴史しかなく、日本の人口の1割も満たない階級がもっていたにすぎない武器を「日本民族の守りの象徴」「古来日本人が持つ魂」などと平気で言ってしまう歴史認識の上に、『刀剣乱舞』というゲームがあり、刀剣本のブームがある。


 何もネトウヨや刀剣に興奮する女子、軍艦美少女に萌えるオタクだけではない。れっきとした保守論客も同様だ。


 そのことがよくわかるのが、ちょっと前に文庫化された『ゼロ戦と日本刀』(PHP文庫)なる一冊だ。このなかに『永遠の0』の作者である百田尚樹氏と、「南京大虐殺はなかった」が持論の極右評論家・渡部昇一氏の対談が収録されているのだが、そこで百田氏はこんなふうに語っている。


「ゼロ戦は、あらゆる意味で日本と日本人を象徴している」「たとえるとその切れ味は、日本刀に似ています」「まさに名匠がつくった名刀といえます」「だからこそ、現在でも世界中にファンがいる。これも日本刀と似ています」


 なんというか、本当に文章で飯を食っている作家なのか?と思えるほど安直なご感想だが、結局、彼らにとって、「ゼロ戦」や「日本刀」というのは優越感を満たしてくれるわかりやすいアイコンみたいなものにすぎないのである。ここから透けて見えるのは、「ゼロ戦って世界最強だったんだぜ!日本人スゲー!」とか「日本刀のような美しい武器をつくれる日本人って……ほわああああ!」なる観念性自慰的思考回路にすぎない。


 しかし、この薄っぺらい自意識こそが今のネトウヨの群れの原動力となり、安倍政権を動かし、日本を戦前に引き戻そうとしている。


 だとしたら、同じような浅い歴史認識と薄っぺらな自意識をベースにした『艦これ』オタクや刀剣女子にもやはり言っておかねばならないだろう。


 アブナいよ、キミたち。


(宮島みつや)





http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/246.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「日米同盟強化が意味するもの」(NHK 時論公論)


「日米同盟強化が意味するもの」
島田 敏男 解説委員 / 高橋 弘行  解説委員
NHK 時論公論 2015年04月30日 (木) 午前1:15〜1:30


(島田)
安倍総理大臣のアメリカ議会での演説に続いて時論公論です。今回の安倍総理のアメリカ訪問、とりわけ日米首脳会談は、これまで以上に両国の同盟関係を強化すると同時に、質的な変化が現れたことを印象付けるものでした。
今夜はアメリカ担当の高橋委員と共に、今回の日米同盟強化が意味するものは何かを、番組を15分間に拡大して考えます。
 

(島田)
まず高橋さん。終わったばかりの安倍総理の議会演説を、どう聞きましたか。
 
(高橋)
過去の反省にも触れてはいましたが、未来志向を前面に押し出しているのが印象的でした。その根底にあるキーワードは「感謝」と「希望」でした。
硫黄島で戦ったアメリカの退役軍人を紹介し、日米の戦争の傷に触れつつ、日本の復興と民主主義国家への仲間入りをさせてくれたアメリカへの感謝を伝えました。
そして「希望」については、これまでの日米同盟、これからの日米同盟がいずれも我々の希望なのだと強調していました。
 
(島田)
私は2つのことが気になりました。一つはアメリカ政府や議会の中でも関心が高まっていた日本と韓国との関係改善について触れられていない点です。
そしてもう一つは、同盟強化の中身としている集団的自衛権の行使容認などに必要な法案の成立を、「この夏までに必ず実現する」と言い切った点です。
この法案は、まだ閣議決定もしていませんので、今の段階での発言としては、いささか物議を醸すかもしれません。
 
(高橋)
アメリカでは、議会で事実上の公約のようにして表明されたことで、安倍総理大臣の強い決意を示したものと受け止められていると思います。
 

【日米首脳会談の内容・評価】
(島田)
それが日本国内では、どう受け止められるかですね。
さて、この議会演説の柱にもなっていたように、日米同盟の新たな姿を明確に打ち出した安倍総理とオバマ大統領の日米首脳会談について見て行きます。
ニュースでも詳しくお伝えしていますのでポイントだけ見てみます。
 
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▼第1に、直前に関係閣僚が合意した新しい日米ガイドライン・防衛協力の指針に基づいて、アジア・太平洋地域のみならず世界規模の同盟協力に拡大・強化して行く。
▼第2に、TPP・環太平洋パートナーシップ協定は単なる経済的繁栄だけではなく、地域の安定に役立つもので、日米が交渉をリードして早期の妥結を目指して行く。
▼第3に、中国の海洋進出に厳しく向き合い、中国が提唱するAIIB・アジアインフラ投資銀行についても日米は慎重に対処して行く。

☆最大の特徴は、安倍総理が自衛隊の役割を大幅に拡大することを約束して、日本の負担を増やす代わりに同盟をゆるぎないものにしようとした点です。
高橋さん、アメリカ側の反応はどうだったのでしょうか。
 
(高橋)
今回安倍総理大臣は公式訪問という、日本の総理大臣が受ける儀礼上の最高の待遇を受けていますが、今回の訪問で、日米間の長年の懸案であった日本の集団的自衛権の行使を初めて可能にする方針を携えてやってきた、と言う意味では、やはりアメリカにとっては歓迎に値する訪問だったと言えると思います。
 
(島田)
ただ、気をつけなくてはいけないのは、例えば尖閣諸島で万一の事態が起きた場合にアメリカがどこまでの事をするかは依然曖昧だという点です。
去年、オバマ大統領が日本訪問した際に、「尖閣諸島は日本の施政下にあるので、日米安保条約の対象になる」と明言しましたが、一方でアメリカ政府は領土に関する問題では中立という立場は変えていません。
つまりその時々の判断で対応を決めるのが基本ですから、同盟強化で日本側が持ち出しを多くしても、必ずしも日本が期待する所までアメリカが行動してくれるとは限らないという点を、忘れてはいけないと思います。

☆いずれにしても、日米関係は中国の存在抜きには考えられなくなっています。
オバマ大統領は、リバランス・アジア重視を掲げていますけれども、その中で日米同盟と対中国という要素を、どう位置付けているんでしょうか。
 

【日米と中国】
(高橋)
まさにオバマ政権は、対中国政策で、大いなる苦悩といいますか、二面性を抱えています。
 
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まずなんと言ってもアメリカにとって東アジア地域の最大の懸念材料は今や中国の軍事的台頭ですから、なんとか中国を抑え込んでおきたい、コントロールしたいと考えています。特にこの一年で中国は海洋進出をさらに活発化させましたし、軍備増強も続いています。
しかし一方でアメリカにとって中国は、何としても衝突は避けたい存在になっています。経済上の結び付きはあまりにも強くなっています。また軍事面でも、アフガニスタンとイラクの戦争で疲弊したアメリカにとっては、軍備の増強は難しい情勢です。そもそも、アジア太平洋地域へのリバランス、といっても、これは本来中国と敵対するための政策ではなく、中国に安定的に発展してもらい、その利益をアメリカが享受するための政策の位置づけです。
こうしたよく言えば多面的な、悪く言えばどっちつかずのアメリカの対中国政策の中で、アメリカとしては、日米同盟を最大限利用することで、安全保障面では中国への強いけん制になり、経済面でもアメリカの力を強く見せる効果がある、とオバマ大統領は考えているようです。
ただ、会談後の記者会見を見ますと、オバマ大統領は、
『強い日米同盟が中国への挑発になるとは考えていない』とか、AIIBを念頭に、『中国は我々と共に途上国の開発を負担する仲間になりうるかもしれない』と述べていまして、単純に中国に対抗するのではない中国への配慮ものぞかせていました。
 
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(島田)
日本政府関係者は、中国の経済力・軍事力が、トータルで日本を上回る時代になってしまったので、東アジアの安定のためには日米同盟を強化して、両国の力のトータルが中国を上回るというパワーバランスが必要だと言います。
 
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これは中国を仮想敵国として包囲するという意味ではなく、日米で主導権を握り、経済でも、安全保障でも、中国にとっても、そこに寄り添うのが得策になるような構図を作るということだと思います。
 
(高橋)
ですから、今の段階では、日米の思惑が一致したタイミングでの日米同盟強化をうたった日米首脳会談、ということになりますが、この力関係、果たして今後変化するのかしないのかは常に慎重な分析が必要だと思います。
 

【ガイドラインと日米安保のこれから】
(島田)
今回の同盟強化の柱になったのが、首脳会談の直前に関係閣僚同士で合意した新しい日米ガイドライン・防衛協力の指針です。
ただ、この中身はと言いますと、まさにこれから政府が法案を国会に提出し、審議する安全保障法制の仕上がりにかかっています。
野党からは「法案を提出してもいないのにアメリカ政府と勝手に約束するのは、国会無視で、余りに拙速だ」と早速、反発が出ています。
自民党のベテラン議員の中にも「安倍さんは急ぎ過ぎだ」という声は有ります。
私も同感ですが、アメリカ側はどう見ているんですか。
 
(高橋)
アメリカ政府は、もう長い間日本が集団的自衛権の行使を可能にすることを待ち続けていましたから、急ぎ過ぎ、とは思っていないと思います。それに18年前のガイドラインの見直しの時も、日米が見直しを合意した時に、まだ国会ではガイドライン関連法案の審議は終わっていませんでした。しかもアメリカから見れば、今の安倍さんは非常に強いリーダーであり、強い与党を持っているので、先に日米で必要な項目を決めてしまい、それを後から法案審議する、と言う流れはアメリカにとっては「大変都合がいい」と考えていると思います。
 
(島田)
新しいガイドラインの中身のポイントを見ておきましょう。
 

まず、東シナ海などでの情報収集や警戒監視で協力する。
次に、自衛隊の島嶼防衛、離れ島の防衛をアメリカ軍が支援する。
そして、日本が集団的自衛権を行使して行う協力について、弾道ミサイルの迎撃や機雷の掃海活動などを中心的なものとして挙げています。
この他にも平時から有事にわたって、日米が幅広く協力し、地理的な制限を設けずに活動するとしています。
アメリカ側は、日本の大幅な協力拡大と受け止めているのですか。
 
(高橋)
アメリカは、日本は憲法改正は極めて困難だということや、しかも与党内に公明党という集団的自衛権の行使に慎重な党を抱えていることは知っていますから、安倍政権はその範囲で最大限の協力を打ち出していると言う認識です。
 
(島田)
とはいうものの、日本国内ではこれから大型連休明けに、ようやく安保法制の法案が国会に提出され、審議が始まる所です。議論すべき点は山ほどあります。
 
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▼集団的自衛権の行使に関して、政府・与党が示す新しい要件の「密接な関係にある国への攻撃で、我が国の存立が脅かされる事態」とはどういう状況か。
▼また、外国軍隊に対する後方支援では、遠く離れた地域の外国軍の戦闘に、どこまで物資の提供や輸送などをする必要があるのか。
▼武力行使との一体化を避けると言いながら、弾薬の提供に問題はないのか。
政府・与党が、どこまでこうした疑問や懸念にきちんと応えることができるかです。アメリカ政府は日本国内での議論をどう見守ろうとしているのでしょう。
 
(高橋)
アメリカからは、「自衛隊の協力は大幅に拡大するだろう」との期待の声が上がっています。アメリカ海軍の太平洋地域を管轄している第7艦隊のロバート・トーマス司令官は、今年に入って、南シナ海での海上パトロールに自衛隊の協力ができることを期待していると発言しています。
また今月23日に出されたアメリカ議会の事務局による報告書では、「今回の日本の方針決定によって、アメリカの抱える紛争に、アメリカにとってより重要な局面で、協力してくれることが期待できる」とありますので期待値はやはり高いと思います。
日本にとって、アメリカとの関係重視と言う大前提の中でどこまで日本独自の判断ができるのかは大きな課題だと思います。
 
(島田)
日本の自衛隊が今まで以上に海外でアメリカ軍と協力し合う姿をアメリカ側が求めている。その背景には、アメリカ自体の国力の低下もあると思います。
オバマ大統領から次の大統領に代わっても日本に負担を求めてくる姿は変わらないでしょう。だから「アメリカから言われたら何でもやる」のではなく、ノーと言うべき時には言える日米関係でなくてはならないと思います。
そのためには、対話の積み重ねによる相互理解が必要ですよね
 
(高橋)
しかも日本にとっては日本とアメリカで中国への向き合い方が違うということに注目すべきだと思います。
アメリカの中国に対する戦略が今後どう変化して、日本はそれにどこまで合わせていけるのか、常にアメリカが中国とどのような距離感を持って接しているのかを把握していくことは極めて重要になってきていると思います。またそれは、日本がそもそも中国にどう向き合っていくのか、ということも同時に問われているのだと思います。
 

【まとめ】
(島田)
以上、見てきましたが、今回の日米同盟の強化は、冷戦の崩壊後、政府同士で長く議論されてきた内容が、実際の日米合意になったものです。                        
その背景にある中国の台頭という現実を冷静に受け止め、日米同盟を強化する一方で、中国との互恵関係、互いに利益を得ることができる協力関係の構築に一層力を注ぐことが重要になると思います。
 
(島田敏男 解説委員/高橋弘行 解説委員)

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【関連記事】

NHK番組で安倍首相の米議会演説を批判「今の段階での発言としては物議をかもす」
http://news.livedoor.com/article/detail/10066929/
http://blog.livedoor.jp/gataroclone/archives/43860171.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/247.html
記事 [政治・選挙・NHK184] ビックリ仰天!紹介された視聴者投稿が「赤旗」掲載と変わらない“左派”的内容で占められていたBS日テレ「深層NEWS」

 30日深夜に放送されたNHK総合「時論公論」で、島田敏男NHK解説委員が安倍首相の米国における演説について苦言を呈したことが話題になっている。
 しかし、昨夜(1日)10時からBS日テレで放送された「深層NEWS」が取り上げた視聴者コメントの内容を知れば、島田解説委員の苦言なぞかわいいものに見えてしまうだろう。


 昨夜の「深層NEWS」のテーマは、米国連邦議会上下合同会議での演説を中心とした安倍首相の訪米を検証するというものである。ゲストとして、元外務審議官である田中均日本総研国際戦略研究所理事長と渡辺靖慶応大学教授が出演した。
 親米だがリベラルでアジア寄りの田中氏の言動を含めて出演者の解説は当たり障りがないものでだらだらと見ていたが、最後に紹介された視聴者から寄せられたコメントを見て驚いた。3つ紹介されたそのすべてが“反戦・対米自立・政権批判”と言える内容だったからである。

 3つを番組が取り上げた順番で紹介する。

(念のため、本当に視聴者が書いたものかどうかはおくとして、番組に寄せられた投稿は3つだけではなかったはずだから、3つの選択には番組編成責任者の強い意志が働いていると言える)

1) 東京都60代男性会社員

「米国に寄り添う日本。日本国はまだまだ米国の占領下に過ぎないのではないかと感じます。戦後の教育を受けた世代ですが、何だか戦前に戻って行くような不安を感じます。」

2) 東京都60代男性会社員

「安倍さんは私と同世代ですが、政治家の大局的見識と発言、行動が謙虚に小さな幸せを願う我々の願いをどれだけくみ取って頂けているのか不安です。」

3)東京都60代男性会社員

「自衛にせよ武力行使による解決や、武力抑止力の考え方はそろそろ卒業しませんか。それを考え実行するのが期待される政治家だと思います。」


 自民党から経営幹部が呼び出しを食らったテレビ朝日「報道ステーション」事件が決着をみていない状況で、BSとはいえ日本テレビが、「偏向報道」と指弾されても抗弁はとうていムリと言えるほど“左”寄りばかりの視聴者コメントを紹介したのは驚くべきことである。
 視聴者のコメントを3つ紹介するのなら、1つは安倍政権の政策に危惧を抱く内容にするとしても、過半数の2つは、安倍首相訪米の成果や「日米同盟」強化を称える内容にするのが、日本テレビなど主要メディアがこれまで考えてきた“公平中立”であったはずだからである。
 そのような認識から、BS日テレ「深層NEWS」責任者の視聴者に名を借りた過激な言動の背景に、官邸サイドの暗黙の了解があると推測してもそれほど間違っていないと思う。

 最後に、そうすると思っているが、安倍首相には、8月15日に発する談話を中国・韓国・北朝鮮も受け容れられるものにして欲しいと願っている。

 日本国総理大臣が語る内容は、歴史認識ではなく、あくまでも政治的判断に過ぎないのだから...


※ 関連投稿

「日米の新防衛指針、反対47・9% 共同通信世論調査 賛成上回る:反対の声拡大が重要だが、安倍首相も真意は“反対”」
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/227.html


※ 参照投稿

「孫崎さんの錯誤:読売新聞社説は、安倍首相が支持層から反発を受けずに反省やお詫びの表明ができるよう日米関係を利用したもの」
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/789.html

「翁長さん、安倍さん、猿芝居をぎりぎりまで続けてください」
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/401.html

「日米首脳会談で「沖縄県知事は辺野古移転に反対」と「普天間基地の5年以内の運用停止」の二つを明確に語った安倍首相に“敬意”」
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/146.html

「石油ショック(1973年) 対中東交渉、「油断」回避せよ:対米自立的匂いでも排除されてしまう日本の首相(田中角栄)」
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/832.html

「日米首脳会談で「沖縄県知事は辺野古移転に反対」と「普天間基地の5年以内の運用停止」の二つを明確に語った安倍首相に“敬意”」
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/146.html

「民主・岡田代表 安倍政権下の行使容認認めず:安倍首相より“危険”で“恐い”岡田民主党」
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/748.html

「首相「反省・和解」前面に バンドン会議・米議会演説:お詫び抜きでは何を反省しているのか不明でケンカを売るようなもの」
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/348.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/248.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 山本一太氏が安倍首相のアカウントを乗っ取り? 「爆睡」つぶやきでネット騒然 「誤操作で混乱招いた」と謝罪[産経ニュース]
山本一太氏が安倍首相のアカウントを乗っ取り? 「爆睡」つぶやきでネット騒然 「誤操作で混乱招いた」と謝罪
http://www.sankei.com/politics/news/150501/plt1505010037-n1.html

 自民党の山本一太参院議員は1日、訪米中の安倍晋三首相のツイッターに誤って自らの記事をつぶやいたとして、自身のツイッターで謝罪した。首相の要請で代理投稿することがあるため誤操作してしまったようだが、インターネット上では「一太が首相のアカウントを乗っ取った?」と騒動になった。

 騒動は4月30日夜の首相のツイッターのアカウントで起きた。首相のツイッターなのに「空港で総理を出迎える。昨晩はほとんど寝ていない。機内で爆睡する」といった不自然な文章に、なぜか山本氏の写真が添えられてあった。

 実は山本氏も訪米中で、首都ワシントンから政府専用機で移動する首相よりも一足早く民間機でサンフランシスコに到着していた。

 山本氏が1日にツイッターで行った釈明によると、その際、「誤って総理のパーソナルアカウントに投稿してしまった」という。誤った投稿はすでに削除されている。

 第2次安倍内閣でIT担当相を務めた山本氏は現在、自民党総裁でもある首相の「総裁ネット戦略アドバイザー」の肩書を持つ。1日のツイッターでは「総理のパーソナルアカウントのツイートは『総理自身の言葉』だ。本人がツイートする時間がなかなか取れないので、総理の要請でネット戦略アドバイザーの自分が代わりに総理の言葉を投稿している」と釈明。

 さらに「総理にも直接、お詫びしたが、誤操作で混乱を招いたことを重ねてお詫びします。以後十分に気をつけます」と平謝りだった。

[産経ニュース 2015/5/1]
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/249.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 安倍首相の英語、「高校生よりひどい」「米国議会に恥ずかしい」 米議会演説批判の民主党小西洋之議員が炎上[J-CAST]
安倍首相の英語、「高校生よりひどい」「米国議会に恥ずかしい」 米議会演説批判の民主党小西洋之議員が炎上
http://www.j-cast.com/2015/05/01234490.html?p=all


アメリカ議会上下両院の合同会議での安倍晋三首相の演説について、単語を読み上げているだけで、「日本の高校生よりひどい」、などと安倍首相批判を繰り広げた民主党の小西洋之参議院議員のツイッターが炎上している。

小西議員は国会で質問に立つと相手の知識を試す質問を繰り返すことで「民主党のクイズ王」との名前が付いている。これまでも安倍首相批判や、飲酒後に自転車に乗ったなどとツイートして炎上騒ぎを起こすなど、その言動がネット上でなにかと注目されている人物だ。


■国会無視の言語道断の暴挙だ、と批判

小西議員は2015年4月29日から30日にかけ、安倍首相が日本の総理大臣として初めてアメリカ議会上下両院の合同会議で行った演説について批判を繰り返した。NHKで首相演説の生中継を見ている最中だ、としたうえで、

“「しかし、ひどい棒読みだな。単語を読み上げているだけ。日本の高校生よりひどい。せめてちゃんと練習ぐらいして行けと」
「日本国の国会議員として、この上なく米国議会に恥ずかしいし、この上なく申し訳ない」

などとつぶやいた。そして、内容以前にカンペの英語の読み上げすらできていない歴史的な演説だ、とした。演説の内容にも触れ、米国従属と取れる安全保障関連法案を今夏までに成立させると明言したが、日本の国会で全く審議もしていない法案であり、成立を約束するなど国会無視の言語道断の暴挙だ、と批判した。

ネットでは「高校生よりひどい」という表現にカチンと来た人が多数出て、日本の総理大臣に向ける言葉ではないし、英語が上手い、下手うんぬんよりも安倍首相の心が伝わってくる素晴らしい演説なのに、安倍首相と日本を貶めるような発言をなぜ日本の国会議員がするのか、などと小西議員のツイッターに批判が殺到、軽い「炎上」状態になった。


■「あの謝罪は何だったんだ?」と火に油を注ぐ事態に

小西議員は自分に対する批判に、安倍首相の英語力を馬鹿にしたのではなく、カンペの英単語を途切れ途切れに読み上げるだけの演説を批判したのだと説明した。批判がさらに高まると、反省したからなのか、小西議員の主張には賛成するけれども、嫌悪感や反感を抱かれるような表現をしないほうがいい、と一般の方から助言があった、とし、

“「戦前の日本やナチスの教訓から、誰かが本気で警鐘を鳴らさなければならないという思いなのですが、不快に感じられた方々に御詫び申し上げます」

などと謝罪した。これで終了かと思われたのだが、小西議員の安倍首相に対する批判は止まらなかった。

“「安倍総理の英語能力以前の政治家としての根本問題が原因です。『顔を上げ拍手を促すカンペ』といった事務方の努力も根本がずれていました」

などと続けたため、「あの謝罪は何だったんだ?」と火に油を注ぐ事態となり、小西議員のツイッターには、

“「違う言語で一生懸命演説している日本国の代表に向かって言う言葉か!国会議員として恥を知れ!」
「馬鹿かお前は!歴史的な名演説を聞いて、その程度の理解力?」
「悪口と揚げ足取り、日本の政治家に、そんなクズみたいな奴いらないんだけど。恥ずかしくないのかガキ」

などといった罵詈雑言が並んだ。


■安倍総理の訪米と連邦議会で演説を行うこと自体が、国民を無視し、日本の国会を無視した暴挙

ジェイキャストニュースは小西議員に今回の騒動についてメールで質問した。回答は以下の通り。

―――安倍総理の演説をツイッターで批判した理由や意図は?

“小西:安倍総理の演説をNHK中継で観ながら、その英語の話し方について、「文章として演説できていない。棒読みで、ただ単語を読み上げているだけのようだ」など、ツイッターで批判をしたのは事実です。これは私だけではなく、多くのいろんな立場の方々からも同様の批判をされていると承知しています。
ただ、私は、安倍総理の英語能力そのものを批判したのではありません。その証拠に、安倍総理には留学経験もNY駐在経験もあることを知っていましたが、そうしたことを示して批判はしていません。
私が、ツイッター上で最も批判していることは、この度の安倍総理の訪米と連邦議会で演説を行うこと自体が、国民を無視し、日本の国会を無視した暴挙であるということです。安倍総理は、確かに一生懸命演説をしたのだと思います。しかし、憲法9条の解釈改憲に基づく安保法制の既成事実化など、その動機と内容については、私は、国民の皆様から選出して頂いている国会議員として、絶対に容認できないものです。
また、立憲主義や議会制民主主義といった普遍的な原理の本質を理解する資質を有していない、さらには、国家ではなく国民目線に立ってそうしたものを理解する努力ができていない安倍総理であるが故に、いつもの日本語の演説も決して褒められたものではありませんが、この度の英語の演説は、その喋り方においても大変にひどいものになったと理解しています。
外国の報道によって明らかになっていますが、安倍総理の手元にあった読み上げ原稿には、「ここで顔を上げて拍手を求める」「ここを強く強調する」といった外務省の事務方の指南が詳細に描き込まれていました。これは、日本の国民を代表する内閣総理大臣が、米国民を代表する米国議会で与えられた最上の格式の舞台において、その演説を自分のものとして体化することなく、ただ単に官僚の筋書きで書かれている文字を読み上げていた証拠以外の何物でもありません。
演説の中で、拍手やスタンディングオベーションを求める瞬間というのは、演者自らが作り出し、聴衆に訴えて実現するものであって、原稿を棒読みする中で、あらかじめ官僚にお膳立てをしてもらうものではありません。

―――一般の方から電話で忠告を受けてツイッター上で一旦お詫びをしたのに、さらに批判を続けていると指摘されています。

“小西:演説の翌日の日中に、ある一般の方から事務所に御電話を頂き、「小西先生のこの度のツイッター上の主張には賛成で、個人的に支援もしたいと思っているのだけれど、ツイッターに対して反発や嫌悪感を持つ人もいる。得策ではないのでやり方を工夫した方がいい」という御厚意からの有り難いアドバイスを頂きました。 こうした御厚情に御礼を申し上げた上で、「私としては、安倍総理が強行している立憲主義や法の支配を蹂躙する行為に国会議員の誰かが真剣に警鐘を鳴らさなければならないという思いで行っています。しかし、そのことによって不快な思いをされた方がいらっしゃるのであれば、それは決して本意ではないことであり、御詫びをさせて頂きます」という趣旨のツイートを行いました。
不快な思いをされていた方々には恐縮ですが、これは、安倍総理の演説を批判したこと自体についてお詫びをさせて頂いたものではありません。しかし、結果的に、私のツイッターによって不快な思いをされた方々には、率直に御詫びをさせて頂きたいと思います。なお、ぜひご理解頂きたいことは、私は、来日した外国の要人が慣れない日本語でスピーチをして下さったことに対して、その喋り方の出来不出来を批判するようなことは断じて致しません。これまで国会議員としてそうした機会に多数臨んできましたが、いつも、参議院の本会議場の議席からひときわ大きな拍手をお送りするなど、心からの感謝と敬意を表させて頂いておりました。
私が、国民の皆様に最も訴えたいことは、安倍総理の演説の技術的な側面ではなく、その内容であり、その動機、背景です。この度の演説は、国民の皆様の憲法を閣議決定だけで変容させた解釈改憲による国民、国会無視の安保法制の既成事実化のためのものなのです。

[J-CASTニュース 2015/5/1]
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/250.html

記事 [政治・選挙・NHK184] オウム麻原彰晃「死刑執行Xデー」5月16日説が流れる理由(日刊ゲンダイ)
         “最期の逃亡者”高橋克也被告は「無期懲役」(警視庁提供)


オウム麻原彰晃「死刑執行Xデー」5月16日説が流れる理由
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/159514/1
2015年5月2日 日刊ゲンダイ


 東京地裁は30日、オウム事件の“最後の逃亡者”だった高橋克也被告(57)に対し、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。地下鉄サリン事件ではこれまでに、麻原彰晃死刑囚(60)ら14人の有罪が確定している。

 高橋克也の1審が終了したことで、年内にも麻原彰晃の“死刑”が執行されるという見方が強まっている。“Xデー”は早ければ5月16日だ。警視庁が山梨県上九一色村の教団施設で麻原彰晃を逮捕したのが、1995年5月16日だった。

「5月16日執行説には、政治的な思惑もあるようです。安倍内閣は、5月15日に“安保法案”を閣議決定する予定ですが、世論調査では“集団的自衛権”に反対する声が圧倒的。安倍政権は、あまりメディアに大騒ぎして欲しくない。そこで、死刑執行説が流れているのです。もし、翌16日に死刑が執行されたら、メディアは麻原一色になるはず。しかも、翌17日は“大阪都構想”の住民投票日だから、17日以降は大阪都構想の話題で持ちきりになるのは確実。結果的に安保法制の閣議決定は大きく扱われないでしょう」(霞が関関係者)

 死刑を執行した場合、警戒が必要なのは、オウム残党による「暴発テロ」だ。いまだに信者は麻原彰晃を崇拝しているという。施設には麻原の肖像が掲げられ、3月2日には、60歳の誕生日を祝う「生誕祭」が全国各地の施設で開催されている。地下鉄サリン事件が起きた20年前と違って、いまは50〜60機の「ドローン」を使えば、簡単に猛毒テロを起こせるだけに、要注意だ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/251.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 大風呂敷が一転…都構想から消えた経済効果「年間4000億円」(日刊ゲンダイ)
         うのみにしていいのか(C)日刊ゲンダイ


大風呂敷が一転…都構想から消えた経済効果「年間4000億円」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159515
2015年5月2日 日刊ゲンダイ


 果たして、どっちが正しいのか。

 大阪市選挙管理委員会は30日、「大阪都構想」(5月17日投開票)の「投票公報」を公開。これは、通常の選挙でいうと、選挙公報にあたるもので、1日から市内の約140万世帯に配布していくという。

 公報は一般紙と同じサイズで全4ページ。1、2ページ目に「反対派」の意見、3ページ目には「賛成派」の意見、4ページ目に投票のやり方などが書かれている。

 反対派は「めっちゃ危ない『都構想』」「ダマされないで!」とアピール。賛成派は景気のいい話を並べ、政策を訴えている。

「両者とも主張に明確な根拠がなく、どちらが正しいのか市民はよくわからないでしょう。賛成派の橋下市長は『オレを信用してくれ』という論理にもっていこうとしています」(政治評論家の有馬晴海氏)

 なんだか、このままでは、橋下市長の勢いに押されてしまいそうだが、ホントに「都構想」は素晴らしいものなのか、実現したら二重行政のムダはなくなり、大阪市民の生活はよくなるのか。

 橋下市長は当初、二重行政の解消による経済効果は「年間4000億円」と、大風呂敷を広げていたが、反対派はわずか「1億円」であると主張。さらに、初期費用が600億円かかる上、年間コストが20億円かかり、トータルではマイナスになるとしている。

 これについて、橋下市長サイドは「都構想で使えるお金は4000億円以上」などとアイマイな言い回しに変えている。

 結局、大阪市が解体されれば、年間約2200億円の財源と権限が失われ、大阪市民への行政サービスが低下するだけではないのか。

 京都大学大学院教授の藤井聡氏は以前、日刊ゲンダイ本紙のインタビューでこう言った。

「中身を理解しないままに、ムードやイメージで何となく判断を下してしまえば、取り返しがつかない」

 大阪市民は口のウマい橋下市長に乗せられてしまうのか。


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/252.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 安倍首相の「米議会演説」の原稿はどうやってできたのか? 演出したスピーチライターの知恵とは(現代ビジネス)
      上下両院議長を背中にしたがえ、演説する安倍首相   phot0


安倍首相の「米議会演説」の原稿はどうやってできたのか? 演出したスピーチライターの知恵とは
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43188
2015年05月02日(土) 歳川 隆雄「ニュースの深層」 現代ビジネス


 安倍晋三首相は4月29日午前11時過ぎ(米国東部時間)から米連邦議会上下両院合同会議で約45分間演説した。心配された演説中の傍聴席からのヤジなどの妨害は一切なかった。それどころか、出席上下両院議員のスタンディングが何と13回もあったほどだ。

■希望の同盟

 「安倍演説」(英語)のキーワードは、「hope」と「reconciliation」の2つである。

 前者の「hope」(希望)は、そもそも安倍演説のタイトル「Toward an Alliance of Hope」(希望の同盟へ)に使われており、最後のパラグラフ=見出し「Hope for the future」(未来への希望)の中では3.11東日本大震災時に日本はトモダチである米国からの支援を得て希望を抱いたと述べた上で、「日米同盟」を「希望の同盟」にしようと呼びかけた。

 後者の「reconciliation」(和解)は、前日の28日午前、ホワイトハウスで行われたバラク・オバマ大統領との日米首脳会談後の共同記者会見に合わせて日本政府が発表した3つのペーパーの一つ「日米共同ビジョン声明」の冒頭にも使われた言葉である。

 以下、引用する。「第二次世界大戦終戦から70年を迎える本年、我々二国間の関係は、かつての敵対国が不動の同盟国となり、アジア及び世界において共通の利益及び普遍的な価値を促進するために協働しているという意味において、和解の力を示す模範となっている」――。この「和解の力」の英語表記が「the power of reconciliation」である。

■演説最終稿は出発直前に決定

 「安倍演説」では、事前に同行記者団にも知らされていなかった、議会傍聴席に招かれたサプライズ・ゲストとの関連で言及された件で使われた。即ち、70年前の2月、当時23歳の海兵隊大尉として硫黄島に上陸したローレンス・スノーデン海兵隊退役中将(93歳)と、玉砕した硫黄島守備隊の栗林忠道司令官(陸軍中将)の孫である新藤義孝前総務相(第2次安倍政権)の2人が隣り合わせに座って傍聴した。

 そして安倍首相は演説の中で、今なお硫黄島で開催される日米合同の慰霊祭に欠かさず参加するスノーデン海兵隊中将が座る傍聴席に向かって「スノーデン中将、和解の努力を尊く思います。本当に、有難うございます(To General Snowden, I say that I pay tribute to your efforts for reconciliation. Thank you so very much.)」と述べた。

 後者のワーディングは、改めて指摘するまでもないが、終戦後の日米の和解がその後の日米協働による世界平和と繁栄実現に貢献したと自賛することで、「安倍演説」の中で歴史認識についての言及に注目していた中国、韓国に対するアピールとして使われたのだ。

 「侵略」、そして「お詫び」という言葉を使わないことに拘った安倍首相自身が、スピーチライターの谷口智彦内閣官房参与(慶応義塾大学大学院教授)と繰り返し話し合う中で、「希望」と「和解」を議会演説のキーワードにすることにしたのだ。と同時に、谷口氏が草案準備の過程でスノーデン海兵隊退役中将と新藤衆院議員に「奇縁」を知り、演説に盛り込んだというのだ。そして2人は招かれた。

 それだけではない。演壇上のジョセフ・バイデン副大統領(上院議長)の隣に座っていたジョン・ベイナー下院議長は、安倍首相がその前のパラグラフ「第2次大戦メモリアル」でアーリントン国立墓地の第二次世界大戦記念碑とホロコースト記念博物館を訪れた時の印象を語り、さらに第二次世界大戦の激戦地であったバターン・コレヒドールなど固有名詞を挙げた頃からハンカチを取り出して、終には硫黄島の名前が出たところで涙を拭ったのだ。

 因みに「安倍演説」の最終稿は、政府専用機で米国の最初の訪問地・ボストンに向け飛び立った26日午後5時23分直前まで東京・富ヶ谷の自宅滞在中の2時間に内容とレトリックが決まったという。

『ニューヨーク・タイムズ』など一部の米メディアの中には批判的な報道があったのは事実だが、まさに“安倍の、安倍による、安倍のため”の米議会演説であった。 


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/253.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 自民質問 農水省代作か/“秘書から原稿案依頼ありました”/「御発言メモ」と議事録うり二つ/内部文書入手(しんぶん赤旗)
自民質問 農水省代作か/“秘書から原稿案依頼ありました”/「御発言メモ」と議事録うり二つ/内部文書入手
「しんぶん赤旗」 2015年5月2日 日刊紙15面

 自民党の若林健太参院議員の事務所が、2月の参院決算委員会での質問にあたって、答弁する側の農林水産省に代作を頼んだ疑いがあることが1日、本紙の取材でわかりました。国会でチェックを受けるべき行政機関に、質問を丸投げする実態からは、TPP(環太平洋連携協定)で農業つぶしを推進する一方で、真面目に農政に取り組まない政権与党と政府の無責任ぶりがみえてきます。   (矢野昌弘)

参院決算委で若林議員

 本紙が入手したのは、農水省の国会連絡室が作成した「院内情報」と題した内部文書で、若林議員秘書の依頼を伝える内容です。同連絡室は作成したことを認めました。
 
 文書は「2月10日の(参)決算委で質疑に立つことになったため、以下の5項目について、それぞれの問題意識を踏まえ、読み上げ原稿案を作成するよう依頼がありました」。担当者に2月5日までに原稿案を提出するよう求めています。
 
 さらに本紙は「若林健太議員御発言メモ」と題する農水省が作成した“代作原稿”も入手しました。
 
 「御発言メモ」は、台本の形式になっており、「土地改良の予算についてお伺いします」「大臣の考えをお聞かせください」「農林水産省からの答弁」などと、質問の筋きが書かれています。
 
 若林議員が2月10日に決算委員会で行った実際の質問内容と「御発言メモ」を照合すると、質問5項目のうち2項目が、ほぼ同じ内容です。
 
 残り3項目については、質問前日の9日に、自民党と全国農業協同組合中央会(JA全中)が「農協改革」で大筋合意したことから、質問内容を一部変更したものとみられます。
 
 “代作原稿”での質問とみられる2項目では、「私の地元である長野県の農家や土地改良区の方から、土地改良の予算が十分ではない、足りないとの声が寄せられております」などと同じ言い回しです。
 
 質問テーマは「農地利用の集積・集約化」など、農水省が推進していることを露骨に後押しするものです。
 
 行政機関が、議会質問を代作することは、憲法が定めた公務員の政治的中立を侵すもの。実際に「御発言メモ」には、「現場の要望に応え得る予算が確保されました」と、自公政権の“成果”を強調する文言があり、政権与党に肩入れする内容でした。国会審議を形骸化させ、議会制民主主義を骨抜きにするものです。


 
 本紙は、どちらの文書も質問前日の2月9日までに入手しました。若林氏は、父親の若林正俊元農水相の参院議員辞任後の2010年に長野選挙区から初当選。党副幹事長などを歴任しています。

 若林議員の事務所からは本紙の取材に回答がありませんでした。
 
 農水省国会対策室は、文書作成を認めた上で 「代作ではない」と主張。「質問の整理の一環で作成したもの。(議員の質問が)どんな流れになるか(まとめたものをわれわれは『読み上げ原稿』と呼んでいると釈明しました。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/254.html
記事 [政治・選挙・NHK184] 「地球規模で戦う自衛隊」は、「大日本帝国の復活」「帝国陸海軍=天皇の軍隊である皇軍の再建」を促す(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/10eb7196599d5b84be48bcb87d3ad6fd
2015年05月02日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「大日本帝国の復活」「帝国陸海軍=天皇の軍隊である皇軍の再建」「ハワイ以西の大日本帝国の支配」「極東軍事裁判史観の否定」「大東亜戦争聖戦論」などは、日本民族のなかの保守層のいわば「悲願」である。その保守層は、いまでも日本の岩盤を形成し続けている。
その代表例が、全国各地に深く根づいている「神社神道」である。このなかに「靖国神社」が厳然と存在していることを忘れてはならない。

◆米国は、自国の国防と国益のために日本に憲法改正を強く要請してきた。要するに「再軍備」である。米国に武装放棄を強制され、バター臭い「平和憲法」を無理矢理持たされた日本が、米国のご都合主義で「再武装のための憲法改正」を迫られれば、どういうことになるか。
 改めて問うまでもない。安倍晋三首相が「(戦前の)日本を、取り戻す。」と宣言するまでもなく、民族の誇りとして「大日本帝国の復活」「帝国陸海軍=天皇の軍隊「皇軍」の再建」「ハワイ以西の大日本帝国の支配」「極東軍事裁判史観の否定」「大東亜戦争聖戦論」などを復活させようとするのは、言うまでもない。決して、「米国帝国主義」の思うツボには行かない。つまり、オバマ大統領は、「軍国主義」を指導してきた「薩長藩閥」の直系である安倍晋三首相の本質を見抜けず、その意味で「騙されている」とも言える。

 長州は、帝国陸軍の創設者である大村益次郎を輩出した藩であり、安倍晋三首相は、伝統的な「軍国主義思想」「軍閥思想」を継受してきている。だからいかに「ハト派」を装っても、「タカ派」の爪を隠すことはできない。だからこそ、陸海空3自衛隊の最高司令官であるにもかかわらず、鉄兜を被って戦車に乗って悦に入り、防衛大学校の卒業式に臨んでは、卒業生に「制帽投げ」を所望するほど、「軍隊的な勇壮」を子ども的に好むのである。

◆だが、日本民族が、存亡の危機に直面しない限り、最高司令官たる総理大臣=首相が、「バイ・ハンギング(絞首刑)」に処せられるような責任を問われることはない。つまり、戦場にいて、激しい戦闘により、戦死するような危険にさらされることはないのである。生死を賭けた危険な目にさらされるのは、「戦地」に派遣される陸海空3自衛隊の将兵である。 イラク戦争の際、小泉純一郎首相(当時)にサマワに派遣された陸上自衛隊の隊員のなかから、29人が自殺したという。小泉純一郎首相が「戦闘地域ではない」と明言したため、PKFのような重武装が許されず、軽武装で送り込まれたため、「戦闘」を許されなかった。武装勢力の攻撃の音に恐怖感を抱きながら、「思う存分戦う」ことが許されないのであるから、基地内でブルブル震えているしかない。

この恐怖心から、自衛隊員が精神異常になるのは、当然である。むしろ、重戦車軍によって、激戦に「思う存分」戦わせた方が、たとえ戦死してもよほど精神衛生上は、良好である。武人たる自衛官将兵を「犬死に」させてはならないのである。


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/255.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 安倍の自己満演説〜犠牲者への悔悟の念と米国ヨイショで評価得る作戦。(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/23044014/
2015年 05月 02日

安倍首相は先月29日に米議会で行なった演説に関して、様々な評価がなされている。(@@)

 安倍首相は、「ともかく自分も世界の大国の首脳のとしての扱いを受けたい」「自分も祖父や他国の首脳のように米議会で演説をしたい」という思いが強かったようで。(天敵・韓国や敗戦国のドイツの首脳も演説しているのだから、自分だってって感じ?)
 今回の訪米に当たって、本人の自己満足やプライド、プチ野望を満たすために、何とか演説を実現させたいと懸命になっていたのだけど・・・。
 
 米議会に演説の実施や内容をOKしてもらうためだったのかか、『「アメリカ様とこんなになかよくなれて幸せですぅ?」「日本が今あるのはアメリカ様のおかげですぅ?」「これからもアメリカ様にどこまでもついていきますぅ?」(リテラ後述)』という内容の演説を展開することになった。^^;

 先にmewの感想をチョットだけ書くなら、演説の内容をきいて「ここまで米国に対して、flatterちゃん(媚びへつらう人)になるのか〜」と情けなくなったとこがあったし。<これぞまさに、超保守派が嫌う土下座外交に近いかも。(>_<)>

 また、野党や識者なども問題にしているが、「ここまで日本の国民の意思、存在を無視して、勝手に国際公約をすることは許されないだろう」と問題を覚えたりもした。(-_-)
 さらに、英語のスピーチとしては、かなり練習したはずだったのに、あまりにもダメダメだったので、チョット恥ずかしかったかも。_(。。)_ <ってか、スタッフがダメなのかも。^^;>

* * * * *

 日本の大手メディア(特に保守系?)の中には、首相の演説が米議会に好意的に受け止められているという強調するものが多くて。どうやら彼らは、十数回のスタンディング・オベーションがあったことを自画自賛しているようなのだが。その大半は、戦争被害者への悔悟も含め、米国ヨイショの話が出た時のもの。

 ただ、mewがうまくやったな〜と(戦略的な意味で)感心させられる面もあった。
 安倍首相&スタッフは、米国の議員やメディア(&ユダヤ・ロビー?)に首相の演説を受け入れてもらい、評価してもらうためにはどうしたらいいか、かなり策を練ったようで。米国との戦争+αで犠牲になった人たちに哀悼を尽くすことで、演説のはじめに議員のハートをつかむ作戦をとったのだ。(・・)
 
 安倍氏は、演説のはじめに、まずは軽いエピソードとして、自分が米国に留学、勤務していた時に米国の自由主義的な文化の影響を受けたことを話したのであるが。(笑えないジョークと共に?^^;)

 そこから、先日、第二次メモリアルを訪問した話に移り、真珠湾、バターン・コレヒドール、珊瑚海……と戦場の名を挙げ、「アメリカの若者の、失われた夢、未来を思いました。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。私は深い悔悟を胸に、しばしその場に立って、黙とうをささげました」と、戦争の犠牲となった米軍兵に対して、(謝罪に近いような)強い悔悟の念を示し、大きな拍手を浴びたのである。(・o・)

 実は、安倍首相は、この演説を効果あらしめるために、米国に到着後、演説の前日までにホロコースト記念館、アーリントン墓地、第二次大戦メモリアルを次々と訪れて、花や祈りを捧げて追悼の念を行動でも示していたわけで。それも、米議員たちに真摯さをアピールして、彼らのハートをとらえることに成功した要因になったと見られている。(・・)

 そして、その悔悟の念の表明や、お友達の新藤議員も参加しての演出などが効を奏して、演説のはじめの部分からスタンディング・オベイションを得ることができたのだ。(++)

『安倍首相が29日午前(日本時間30日未明)に米議会上下両院合同会議で行った演説は、出席議員や傍聴者らが何度も起立して拍手を送るなど好意的に受け止められた。
 特に、戦後の日米和解や女性の人権侵害反対に関する言及には関心が高く、歓声が上がる場面も見られた。ただ、一部の議員からは慰安婦問題などに関する発言がなかったことに批判の声も上がった。演説は英語で約45分間行われ、計十数回のスタンディングオベーション(総立ちでの拍手)があった。

 議場を最も沸かせたのは、首相が第2次世界大戦の戦没者を追悼する記念碑の訪問を踏まえ、「深い悔悟(deep repentance)」の念を表明した上で、「日本国と、日本国民を代表し、先の大戦にたおれた米国の人々の魂に、深い一礼をささげる」と述べた時だ。その後、太平洋戦争の激戦地だった硫黄島に上陸したローレンス・スノーデン米海兵隊中将と、日本側で戦いを指揮した栗林忠道中将の孫にあたる新藤義孝・前総務相を紹介。「熾烈しれつに戦い合った敵は、心の紐帯ちゅうたいが結ぶ友になった」と和解を強調し、2人が握手を交わすと、議場中の視線が一斉に2人に集まり、スタンディングオベーションが見られた。(読売新聞15年4月30日)』

<ただ、あとでアップするリテラの記事にもあるけど。安易分にも45分間にも及ぶ演説だったので、後半はたるくなったのか、なおざりになっていた議員が増えているようにも見えた。(~_~;)
<しかも、またの機会に書くけど、この拍手は自発的なものというより、安倍首相が原稿の指示に従って、聴衆の拍手を促したようなものも含まれているです。^^;>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 このあと、安倍首相は、日本に民主主義、自由主義を与えてくれたのも、戦後の荒廃期に助けてくれたのもアメリカさまだったと。
<安倍氏らの超保守派の中には、「米国が民主&自由主義を押し付けて戦前の日本を破壊した」とか、「戦後に欧米の食料や文化を押し付けて、強引に食料を輸入させた&日本文化をダメにした」と批判している人も多いんだけど。安倍っちは、米国に感謝しちゃうのね。(・o・)>

 そして、これから米国のリバランスを「徹頭徹尾」支持すると表明。(この表現もスゴイよね。^^;)
 もともと安倍陣営は、日本を経済的、軍事的に(中国に打ち勝って)世界のTOPにしたいという目標があることから、ここは日米同盟をうまく活用して、まずは米軍の手足となって世界に進出しようと。<日本の憲法や民意はお構いなしにね。>
 財政難の米国は、日本が軍事、経済面で貢献してくれれば、もちろん喜んでくれるわけで。米議会には、そのことを評価して拍手した議員もいたようだ。(~_~;)

 安倍首相&スタッフは、この演説内容に関しては、米政府側と綿密な打ち合わせをしていたようなのだが。
 安倍陣営は、オバマ大統領や米議会に気に入られるために、安保政策やTPPなど含めて、米政府に対してほぼ言いなりになってしまったような感じがある。(-"-)

<『公明党の山口那津男代表は30日夜のBS日テレ番組で、安倍晋三首相がワシントンで行った米上下両院合同会議での演説について「言葉を準備しながら、米国の人たちに響くような言葉、内容の演説で、なかなかいい演説だった」と評価した(産経5.1)』とのこと。
 「米国の人たちに響くような言葉、内容の演説」という言い方を見て、めっちゃ当たっている&優れていると思ったりして。(・・) 

 尚、mewは、この言葉が好きではないので、ブログで使わないようにしているのだが。MY知人は、小泉以上の戦後史上最悪の「売国奴」だと怒っていたです。(-"-)>

* * * * *

『「アメリカ様とこんなになかよくなれて幸せですぅ?」「日本が今あるのはアメリカ様のおかげですぅ?」「これからもアメリカ様にどこまでもついていきますぅ?」

 安倍晋三首相が米議会で語っていたのは結局、こういうことだろう。とにかくひたすら米国に媚びまくり、忠誠を誓い、あげくは国内での議論の一切ないまま、自衛隊が地球上のあらゆる場所で米軍の戦争に協力できるための安全保障法制整備をこの夏までに必ず実現すると約束してしまった。報道によれば、演説は米議会から大絶賛を浴びているらしい(映像を見た限りでは、ドヤ顔のわざとらしい称賛やサムいギャグに米議員は引き気味で、スタンディングオベーションもさほど多くなかったように思えるのだが......)。

 もっとも、安倍首相の演説がこうした内容になるのは最初からみえていたことだ。「日経ビジネス」(日経BP社)や「フラッシュ」(光文社)も報じていたように、実は今回の演説前、首相のスピーチライターである谷口智彦・内閣官房参与が訪米して、議会関係者にヒアリング。米国側が求めている内容を草稿に反映させていた。また、谷内正太郎・国家安全保障局長も3月17日、ワシントンを急遽訪問し、スーザン・ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)と緊密な協議をしている。

 いや、たんなるスピーチの言葉だけではない。官邸と外務省はかなり早い段階から安倍首相の米議会での演説を実現するために根回しをしていたのだが、その際、米側から突きつけられたのが、集団的自衛権の容認、新ガイドラインの策定、そしてTPPの早期締結だった。

「安倍さんはとにかくおじいさんの岸信介さんを追いかけていますからね。岸さんもやっている米議会での演説をどうしてもやりたかった。そのために、集団的自衛権の容認、新ガイドラインの策定をあんなに焦っていたんですよ」(全国紙政治部記者)

 ようは、安倍首相は個人的な野心を達成するために、自衛隊や日本の農業を拙速に米側に差し出したのである。(中略)

 リテラ15年4月30日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 これを、もっともらしい文章に直すと、こんな演説の要旨になる。(@@)

<「英文全文」はコチラ、「邦訳全文」はコチラにあるので、興味のある方はそちらをどうぞ。>

『安倍晋三首相の米議会上下両院合同会議での演説要旨は次の通り。

 歴史とは取り返しのつかない苛烈なものだ。日本国と、日本国民を代表し、先の戦争に倒れた米国の人々の魂に深い一礼と、とこしえの哀悼をささげる。
 戦後の日本は先の大戦に対する痛切な反省を胸に歩みを刻んだ。自らの行いがアジア諸国民に苦しみを与えた事実から目を背けてはならない。これらの思いは歴代首相と全く変わるものではない。

 日本と米国がリードし生い立ちの異なるアジア太平洋諸国に、いかなる国の恣意(しい)的な思惑にも左右されないフェアでダイナミックで、持続可能な市場をつくり上げなければならない。環太平洋連携協定(TPP)には、単なる経済的利益を超えた長期的な安全保障上の大きな意義があることを忘れてはならない。日米間の交渉は出口がすぐそこに見えている。米国と日本のリーダーシップでTPPを一緒に成し遂げよう。
 私が心から良かったと思うのは、かつての日本が明確な道を選んだことだ。その道こそは米国と組み、西側世界の一員となる選択にほかならない。この道が、日本を成長させ、繁栄させた。そして今もこの道しかない。

 アジア太平洋地域の平和と安全のため、米国の「リバランス(再均衡)」を徹頭徹尾支持することを明言する。アジアの海について三つの原則を強調したい。第一に国家が何か主張するときは国際法に基づいてなす。第二に武力や威嚇は用いない。第三に紛争解決は平和的手段による。太平洋からインド洋にかけての広い海を、自由で法の支配が貫徹する平和の海にしなければならない。そのためにこそ日米同盟を強くしなくてはならない。

 日本は安保法制の充実に取り組んでいる。この法整備によって、自衛隊と米軍の協力関係は強化され日米同盟はより一層堅固になる。それは地域の平和のため、確かな抑止力をもたらすだろう。戦後初めての大改革だ。この夏までに成就させる。
 法整備を前提として、日米がその持てる力をよく合わせられるようにする仕組みができた。一層確実な平和を築くのに必要な枠組みだ。それこそが日米防衛協力の新しいガイドラインにほかならない。オバマ大統領と私はその意義について互いに認め合った。私たちは真に歴史的な文書に合意をしたのだ。

 紛争下、常に傷ついたのは女性だった。私たちの時代にこそ、女性の人権が侵されない世の中を実現しなくてはいけない。「国際協調主義に基づく積極的平和主義」こそは、日本の将来を導く旗印となる。日米同盟は米国史全体の4分の1以上に及ぶ期間続いた堅牢(けんろう)さを備え、深い信頼と友情に結ばれた同盟だ。それは常に法の支配、人権、そして自由を尊ぶ価値観を共にする結び付きだ。
 私たちの同盟を「希望の同盟」と呼ぼう。米国と日本、力を合わせ、世界をもっとはるかに良い場所にしていこうではないか。(時事通信15年4月30日)』

* * * * *
 
 チョット中途半端ながら、とりあえずこの記事はここで終わりにしたいのだけど。この何日かのうちに、もう少し今回の演説について書いてみたいと考えている。(・・)

 ただ、mew的には、安倍政権からも日米同盟からも「失望」という言葉しか出て来ないような感じがあったりして。(>_<)
 何とか日本の国民が早く平和で平穏な生活を取り戻せるように、そして「希望」の持てる日々を取り戻せるように、やっぱ早く安倍政権を倒さなければと、改めて強く思うmewなのだった。(@@)

                            THANKS


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/256.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 安倍首相の米議会演説に猛反発 韓国サイドいやがらせの異常さ(東スポ)
安倍首相の米議会演説に猛反発 韓国サイドいやがらせの異常さ
http://news.livedoor.com/article/detail/10072034/
2015年5月2日 9時0分 東スポWeb


 安倍晋三首相(60)が4月29日(日本時間同30日)米連邦議会で行った演説に、村山談話が言及した「植民地支配や侵略」や「心からのおわび」が盛り込まれなかったことについて、韓国、中国両政府は同日、遺憾の意や不満を相次いで表明した。

 韓国外務省は演説について「正しい歴史認識を通じ、周辺国と真の和解と協力を成し遂げる転換点になり得たにもかかわらず、そうした認識も心からのおわびもなかった」との報道官声明を発表。侵略や慰安婦問題などに言及しなかったことを批判したが、具体的にどの部分が遺憾なのかは示さなかった。

 一方、中国外務省の報道局長は、演説の具体的な内容については論評を避けた。

 特に韓国メディアはヒステリックな批判報道を繰り返している。「韓国呪術と反日」などの著作がある但馬オサム氏はこう語る。

「安倍首相の訪米に関して、韓国サイドは常軌を逸した妨害、いやがらせ行動を仕掛けていました。2007年に下院で可決したいわゆる“慰安婦決議”の提案者であるマイク・ホンダ議員は、演説の日のために韓国から来た元慰安婦の李容洙氏をわざわざ帯同し、会場入りした。演説終了後の満場の拍手に肩透かしを食った形でしょう」

 その李氏を前面に押し出した在米韓国人による抗議デモもあった。安倍首相の訪米に合わせ、韓国の大学教授がニューヨーク・タイムズに「真珠湾攻撃を忘れるな」との広告を掲載。日本はいまだ米国の敵というわけだ。

「ハーバード大での質疑応答では案の定、韓国留学生から慰安婦問題をどう思うかと切り出された安倍首相は、慰安婦を『人身売買の被害者』と表現し『胸が痛む』と語りました。慰安婦を“性奴隷”と認識させたい韓国に対する現時点での精一杯の切り返しです。同時に慰安婦問題を過去、戦時に起きた不幸の一つと一般化したのは見事。なぜなら、慰安婦問題は女性一般における人権問題と主張していたのは他ならぬ韓国なのですから」と但馬氏は指摘した。


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/257.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 中韓発狂!安倍首相の米議会演説にスタンディングオベーションの嵐 「カルトオブヤスクニ」はどうなった?
【青山繁晴】 安倍総理の米議会演説に涙 涙のスタンディングオベーション 中国 韓国 為す術なし 2015/04/30
https://www.youtube.com/watch?v=7HCtzjgr078

『希望の同盟へ』米国連邦議会上下両院合同会議 安倍総理演説−平成27年4月29日
https://www.youtube.com/watch?v=HpLDJ_J-V88

【ワシントン時事】安倍晋三首相は29日の米議会演説で、日米和解の象徴として、1945年の硫黄島の戦いに
23歳で参加し、慰霊祭に出席してきたローレンス・スノーデン元米海兵隊中将(94)と、硫黄島守備隊司令官だった
栗林忠道陸軍大将の孫の新藤義孝前総務相(57)を紹介した。首相は傍聴席に並んで座った2人を指し示し、
「これを歴史の奇跡と呼ばずして何と呼ぶのか」と強調した。

 安倍首相は「硫黄島に行っている厳かな目的は、双方の戦死者を追悼し、栄誉をたたえることだ」
とのスノーデン氏の言葉を引用。首相が「熾烈(しれつ)に戦い合った敵は、心の紐帯(ちゅうたい)が結ぶ友になった」
と述べると、立ち上がっていたスノーデン氏と新藤氏は、出席者総立ちの拍手喝采を浴びながら握手を交わした。
「(中略)」

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015043000076

・・・・・

どっかの学者崩れの評論家が「カルトオブヤスクニ」として安倍晋三はアメリカに切られると主張していたが、国際政治の認識を誤ったようだ。

ソ連崩壊で日本に対する経済攻撃を強めたアメリカだったが、気がついてみれば、アメリカの国力は凋落し、中国に核攻撃で恫喝され、アジア・太平洋の覇権を寄越せと言われて愕然とした。

中国は、アジア・太平洋の権益を日本から継承したと戦勝国気取りで主張。
南シナ海は自分のものだと実力行使する。AIIBも自国の外貨準備の活用、中国企業のインフラ輸出、新興国への影響力強化、人民元の国際化を狙ったもので、アメリカへの宣戦布告みたいなもの。

そりゃ、安倍首相を国賓待遇で迎えて、「不動の日米同盟」を演出するのは当たり前。

チャイナマネーや韓国のロビー活動に転んだ野党やマスコミが批判するが、見るに堪えない。

大きく世界は日米vs中国の戦争に歩み出すのだろうか?

<参考リンク>

■「かつての敵対国が不動の同盟国に」首脳会談に合わせ共同声明(J-CAST)
http://www.j-cast.com/2015/04/29234241.html


■【米議会演説】演説で首相が“硫黄島の戦い”における両国の勇兵を紹介 議場では多くの議員が立ち上がって盛大な拍手(動画あり)
http://www.honmotakeshi.com/archives/44536271.html


■【びっくり速報】「(安倍首相の米議会演説に)謝罪を要求する人たちは、声は大きいが少数派です」発言者は“NYタイムズ記者”、報じたのは“テレ朝・報ステ”(キャプあり)
http://www.honmotakeshi.com/archives/44534753.html


■【安倍首相/米議会演説】バイデン米副大統領「好感持った」モンデール元駐日米大使「最高評価だ」 ...一方、マイク・ホンダ下院議員「恥ずべき演説、20万人の慰安婦への侮辱」
http://www.honmotakeshi.com/archives/44528771.html


■【サヨク悲報】韓国政府、日米同盟の『“新”蜜月時代』に焦りの色あらわ... 外交・国防関係者らが集まり緊急対策会議
http://www.honmotakeshi.com/archives/44535827.html


■【動画】テレビ朝日「安倍首相の米議会での演説、多数の議員が歓迎。反発してるのは選挙区に韓国系の住民を抱えるという事情もある議員」
http://hosyusokuhou.jp/archives/43856368.html


■<「カルトオブヤスクニ」安倍晋三の逆転>米中対立を利用しながら、自虐史観を脱し、「普通の国」への転換を図る安倍政権
http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/448.html


■「ザ・カルト・オブ・ヤスクニ」騒動1 NYTで執筆する反日学者
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/archives/37117150.html


■外交部、日本衆議院のいわゆる「決議」は国際法と歴史的事実に背く(人民網)
http://j.people.com.cn/n/2014/0613/c94474-8740991.html

「西沙諸島は中国固有の領土であり、疑いを差し挟むことは許されない。中国は第2時大戦終結時にカイロ宣言やポツダム宣言といった国際的法的文書に基づき、日本侵略者の手中から西沙諸島を取り戻した。日本の衆議院外務委員会のいわゆる「決議」は国際法と歴史的事実に背く、極めて無責任で、魂胆のあるものだ」

http://blog-imgs-68.fc2.com/a/s/i/asiareaction/140604-2-01.jpg


■【南シナ海】人民解放軍副総参謀長、「中国は2000年前から南シナ海を管理してきた」―中国紙[06/02]
http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plusd/1401676570/1


■中国離れくっきり 日米欧やASEANの対中投資が軒並み減少、韓国は微増
http://www.sankei.com/economy/news/150116/ecn1501160011-n1.html

http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/258.html

記事 [政治・選挙・NHK184] いまこそ暮らしの中に憲法を活かしましょう(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/4704f8c50f9fd7924d756e572ab57efc
2015-05-02 10:24:43

安倍晋三という男が、現行憲法の最も大切な宝物の部分を見るも無残に壊しつつあります。中東の過激派組織が世界遺産を見るも無残に破壊しましたが、それに勝るとも劣らないのが安倍という男の蛮行です。

とくに平和条項の9条は風前の灯火です。基礎部分をブルトーザーで掘り返し、あと一押しでどさっと倒すところまで壊しました。

 具体的にはつい先日、安倍がオバマ大統領と会談する前日に日米防衛協力のガイドラインを18年ぶりに改訂し、自衛隊が世界中に出かけられるようにすることで合意しました。

 9条は、「国権の発動たる戦争や武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と明瞭に禁じています。従来は、「自衛権は禁じられていない」として、自分の国に火の粉が降りかかってきた時のみ、それを振り払うことを認めてきました。これは当たり前の措置です。

 ところが、アベチンがやろうとしているのは、他人の喧嘩にわざわざ出かけて行って加わろうとするものです。それを「切れ目のない防衛措置」という屁理屈で押し通そうとしています。「専守防衛」「周辺事態」のみに限ると“切れ目”を作ってこそ意味があるものを、ご丁寧に切れ目をなくしてしまおうとするとんちきさんです。

 安倍がIS(イスラム国)という組織を挑発したおかげで、日本はテロの対象としてリストアップされました。日本国内で、たとえば東京であるいは大阪の街中に爆発物を投げ込まれる危険性が現実のものとなっているのです。

 憲法は私たちに平和に暮らす術を教えています。それの極めつけが9条ですが、そのほかに25、26、27条などでも国民の社会権を認めています。

 25条は、いわずとしれた「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」です。26条は、「普通教育を受ける権利であり、普通教育は憲法で「無償とする」と決めています。しかし現実は、小中学校の義務教育でも親にかなりの出費を強いています。憲法違反を国が犯しているのです。

 憲法99条は、国務大臣はもちろん、国会議員などに憲法の尊重・擁護義務を課しています。しかし、安倍をはじめ与党議員は、憲法の尊重・擁護義務をないがしろにしています。

 私たちは、憲法を日々の暮らしの中に生かそうとすれば、まず国会議員どもに「憲法を護れ」といわなければならないはずです。場合によっては、憲法違反で訴えてしかるべきところともいえます。

明日5月3日は、憲法記念日。ボクが住む箕面では、午前9時に箕面駅前で「平和の訴え」を行います。その後中央図書館がある芦原公園で集会を持ち、10時にピース・パレードが出発、かやの中央まで歩きながら平和を訴えます。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/259.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「ネット戦略アドバイザー」って「草履取り」みたいなもんなんだね。セコイ仕事やらされてたんだなあ、山本一太は。ちいせえ、
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-8d30.html
2015年5月 2日 くろねこの短語


「ネット戦略アドバイザー」って「草履取り」みたいなもんなんだね。セコイ仕事やらされてたんだなあ、山本一太は。ちいせえ、ちいせえ。


 相も変わらず、GWっていうと渋滞情報なんだが、もうウンザリです。こういうステレオタイプの報道を季節ごとに繰り返すのがこの国のジャーナリズムのイッチャンのお仕事なんだね。そういえば、民主党政権の時に、高速道路無料化政策がらみで、まるでGWの渋滞が鳩山ポッポのせいでもあるかのごとくラジオががなりたてていたのを懐かしく思い出す。


 なんて感傷に耽っていたら、とんでもない笑い話が飛び込んできました。スピッツ一太がレレレのシンゾーのアカウントでツイッターしてたのがばれちゃったそうで、言い訳におおわらわしてます。この男は、確か、「ネット戦略アドバイザー」とかいう肩書きで、ツイッターの「なりすまし」なんかもチェックする立場だったんだよね。その張本人が、どう言いつくろったって、典型的な「なりすまし」をしてたってんだから、これはもうアウトです。




・安倍首相Twitterアカウントで“誤爆”騒ぎ 山本一太氏が釈明
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1505/01/news123.html
 ようするに、これまでもレレレのシンゾーに成り代わって、せっせとツイートしてたんだろうけど、まるで親方様の草履取りみたいな、ちいせえ仕事まかせられたんだね。レレレのシンゾーはけっこうネトウヨっぽいつぶやきしたりしてたようだが、てことはスピッツ一太の頭の中がネトウヨってことか。


 もう存在すら忘れかけてたんだが、知らないところでこんなセコイことやってたんだね。ていうか、やらされてたんだね。哀しいねえ。もっとも、ハナっからレレレのシンゾーが自分でツイートしてるなんて誰も思っちゃいないだろうけど、それがよりによってスピッツ一太だったったてことが、このお笑い話がさらなる爆笑を誘う要因であることは確かなんだね。その意味では、存在感示したってわけです・・・って、皮肉ですから、そこんところよろしく。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/260.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 首相、戦後70年談話「歴代内閣の立場前提に作成」(日経新聞)
首相、戦後70年談話「歴代内閣の立場前提に作成」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE02H05_S5A500C1MM0000/
2015/5/2 10:51 日経新聞


 【ロサンゼルス=永沢毅】米国訪問中の安倍晋三首相は1日午後(日本時間2日午前)、ロサンゼルス市内で同行記者団と懇談した。夏に発表する戦後70年談話について「歴史認識は歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、これを前提に作成する」と述べた。先の大戦への反省や戦後の歩み、国際社会への貢献をめぐって世界に発信したい考えを強調した。

 首相は歴代内閣の歴史認識に関して「戦後50年には村山談話、60年には小泉談話が出されている」と指摘した。1995年の村山富市首相談話と2005年の小泉純一郎首相談話は「植民地支配と侵略」や「心からのおわび」を明記している。首相は4月29日の米議会演説ではこれらの表現には触れなかったが、認識の基調は継承する立場を強調した。

 日本が議長国として主催する16年の主要国首脳会議(サミット)の開催地については「(立候補している)8都市以外はない」と明言、6月にドイツで開くサミットまでに決めると強調した。「宿泊施設、会議場、交通アクセス、警備などあらゆる観点から検討中だ。いまの段階ではどこにしようか迷っている」と話した。三重県志摩市や長野県軽井沢町など8市町が名乗りを上げている。

 首相は、安全保障法制を夏までに成立させると明言した米議会演説での発言は「初めてではなく、ずっと言ってきている。安保法制に触れたら『この国会で』というのは当然だ」と語り、今国会中の成立に重ねて意欲を示した。今後の日程として「5月半ばに関連法案を一括して提出できるよう与党と相談して詰めの作業をしている」と説明した。

 自らの任期満了に伴う9月の自民党総裁選への対応をめぐっては「まだ先の話だから、まずは総裁選のことを考えるよりも、しっかりとこの国会で結果を出していくことに全力を尽くしたい」と述べるにとどめた。


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/261.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 安倍首相の米国議会演説、カンペが酷すぎると話題に!アメリカのメディアも取り上げる!「顔を上げ拍手促す」等と分かり易い説明
安倍首相の米国議会演説、カンペが酷すぎると話題に!アメリカのメディアも取り上げる!「顔を上げ拍手促す」等と分かり易い説明!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6354.html
2015.05.02 12:00 真実を探すブログ



4月30日に安倍首相がアメリカの議会上下両院合同会議で演説した問題で、安倍首相の手元にあったカンペ(台本)が話題になっています。ウォールストリート・ジャーナルやロイターは大きな写真と一緒に安倍首相のカンペ画像を大々的に報じており、そこにはかなり大きなサイズで英単語が並んでいました。


また、「顔を上げ拍手促す」などの書き込みも目立ち、ネット上ではこのカンペを巡って賛否両論のコメントが相次いでいます。「事前準備がシッカリしている」「カンペ用紙を何度も使った跡が見られ、安倍首相は努力家」という好意的な意見から、「単語を読み上げているだけ」「まるで中学生の英語スピーチ」等と批判的な意見も多かったです。


☆"Alien" creature mystery solved in South Africa
URL https://ca.finance.yahoo.com/photos/alien-creature-mystery-solved-in-south-africa-1373865179-slideshow/japanese-prime-minister-abe-holds-text-while-addressing-photo-191617065.html


☆安倍首相の演説が笑いモノに「8割の米議員わからず」の声も
URL http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159518/1
引用:
米メディアが安倍首相を笑いモノにしているのは、安倍首相が英語で書かれた原稿をひたすら棒読みしただけでなく、原稿に日本語で「顔を上げ、拍手促す」「次を強く」などと、あんちょこが書かれていたからだ。「ウォールストリート・ジャーナル」などが、あんちょこペーパーを大きく報じている。アメリカ人記者たちは、「まるで中学生の英語スピーチ大会だ」と笑い合っているそうだ。素直に日本語でやればよかったのだ。
:引用終了


☆安倍首相の演説、海外でカンペ画像が報じられる「顔を上げ拍手促す」
URL http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/30/shinzo-abe-speech-note_n_7177172.html
引用:




安倍晋三首相が4月29日、アメリカ議会上下両院合同会議で演説した。この様子を報じた海外の記事が話題になっている。


この日、安倍首相は英語で演説を行ったが、ウォール・ストリート・ジャーナルは安倍首相が手に持った原稿を、大きな写真で紹介した。原稿には、「次を強く」など抑揚をつける位置や、息継ぎの箇所が赤ペンで書き込まれていた。
カナダ版のYahoo!ニュースに掲載されたロイターの記事には、「顔を上げ拍手促す」などの書き込みも見られる。
:引用終了


以下、ネットの反応






















個人的には安倍首相の演説内容のほうが突っ込みどころが満載なので、別にカンペその物を批判する気にはなれません。国会を無視して法案成立を約束したことやTPP早期締結宣言、集団的自衛権強化などの方が大問題です。


このような個人に対する誹謗中傷行為はあまりにも幼稚で、一部の人達以外からは険悪されると思われます。安倍政権は大っ嫌いですが、今回のカンペ用紙だけを批判するのはあまりにも下衆です。
もっとも、安倍首相の英語は聞き苦しいほど下手だったと感じましたが・・・(苦笑)




http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/262.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 安倍首相の米議会演説を批判=村山元首相[時事通信/産経ニュース]
安倍首相の米議会演説を批判=村山元首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015050200177

 村山富市元首相は2日、テレビ西日本の番組に出演し、安倍晋三首相が米議会演説で過去の植民地支配や侵略に対する「おわび」に言及しなかったことについて、「言いたくないことはできるだけ言わないという意味だろう。さらに(中韓両国などの)不信を強めたのではないか」と批判した。
 村山氏はまた、首相が今夏に発表する戦後70年談話をめぐり、村山談話に盛り込まれた「侵略」や「おわび」の表現を入れることに否定的な見解を示していることについて、「何でそんなふうにこだわるのか。過去の歴史をどう受け止めているかが問われている」と指摘した。

[jiji.com 2015/5/2]

 ◇

70年談話「『引き継ぐ』はごまかし」 村山元首相
http://www.sankei.com/politics/news/150502/plt1505020018-n1.html

 村山富市元首相は2日、テレビ西日本(福岡市)の番組で、安倍晋三首相が、夏に発表する戦後70年談話について「歴代内閣の立場を引き継ぐからいいと言ってごまかすぐらいなら、もっとはっきり言った方が素直に伝わる」と述べた。

 安倍首相は4月29日の米連邦議会演説で「先の大戦に対する痛切な反省」を表明した一方、平成7年の村山首相談話が言及した「植民地支配や侵略」や「心からのおわび」には触れなかった。村山氏はこの表現について「オブラートに包み、隠蔽するような印象を与えるのは、かえって不信を募らせる」と批判した。

[産経ニュース 2015/5/2]
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/263.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 埋立承認撤回を拒絶する翁長知事の一貫性(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-e0ef.html
2015年5月 2日

4月28日は、サンフランシスコ講和条約と日米安保条約発効の日(1952年)であった。

2年前の2013年4月28日、安倍政権が出席した「主権回復の日式典」は「天皇陛下万歳」の合唱で閉幕した。

サンフランシスコ講和条約で日本は主権を回復したが、それと引き換えに切り棄てられたのが沖縄である。

また、主権回復とともに占領軍の撤退が定められたが、例外規定を設けて、日米安保条約を制定して、米国軍の駐留を継続させた。


日本は米国の属国、反植民地状態に移行し、沖縄は切り棄てられた。

沖縄が切り棄てられることになった直接の契機は昭和天皇による「沖縄メッセージ」である。

昭和天皇は1947年9月20日に「天皇メッセージ」を発した。

宮内庁御用掛の寺崎英成を通じ、GHQの政治顧問シーボルトに、

「米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を継続するよう天皇が希望している」

と伝えたのである。

「天皇の見解では、そのような占領は、米国に役立つ」

と伝えられた。

この事実は筑波大学名誉教授の新藤栄一氏によって初めて明らかにされた。

その新藤栄一氏が4月28日付琉球新報で次のように指摘している。

「天皇は、(中略)基本的に戦前体制を維持しながら米国にすり寄って日米同盟の中で新日本を築き上げようとした。日米同盟基軸路線だ。天皇メッセージは、そのための道具として沖縄を差し出しますよ、と提案したもので、天皇制を守るために沖縄を『捨て石』にする考え方だ」

(天皇メッセージの狙いは天皇制の存続か、との質問に)

「もっと直接的だ。戦争責任から逃れることだ」

沖縄問題については、

「アリの一言」様ブログ(旧「私の沖縄日記」)

http://blog.goo.ne.jp/satoru-kihara

の記述をぜひご熟読いただきたい。

常に冷徹な視点から現実を解析されている。


昨年11月の沖縄県知事選で当選した翁長雄志氏が、辺野古埋め立て承認の撤回・取消を確約してこなかったこと、そして、いまも埋め立て承認の撤回、取消に進んでいないこと、の問題点を鋭く問いただしてきたブログでもある。

翁長雄志氏は昨年9月13日に、千数百人の支持者を集めて出馬記者会見を行った。

私は、昨年10月9日付ブログ記事

「沖縄の主権者必見「翁長雄志氏出馬表明会見」」

に、この会見での翁長雄志氏の発言を取り上げた。

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-004e.html

会見での記者の質問と翁長雄志氏のやり取りを改めて掲載する。

会見の模様はYOUTUBE投稿動画で確認していただくことができる。

「今大議論となっている翁長市長、県知事選出馬記者会見2」

https://www.youtube.com/watch?v=aZEIXJRXFiY#t=421

4分45秒経過時点〜6分45秒経過時点のやり取りを文字化した。


読売新聞:すいません、読売新聞のカイヤと申します。よろしくお願いします。

あの、少ししつこいようなんですが、あの重大な問題なので重ねてお聞きしたいんですが、あの辺野古移設に関して、ま、具体的な方法論は、ま、今後というようなことでしたけど、ま、現にいまあのー、名護では名護市長が、明確に反対を唱えながら、政府は一貫して移設計画を進めています。

で、知事選の結果にもかかわらず、移設計画に影響はないという方針を示していますが、そういうなかで、反対はしたけれど、政府に強行されて、造らせてしまったと、いう結論になったときに、どう、こう、有権者に、絶対に造らせないという部分を、こう、まあ担保してゆくというか、選挙戦の前には具体的なものをきちっと明記されていくお考えでしょうか。

翁長:私はね、まあ、あなたはマスコミだからそれでよろしいかと思うんですが、普通の人がそういう質問をするとね、大変失礼だなっと思うんですよね。

日本政府とアメリカ政府を相手にね、沖縄県は69年間戦ってきたんですよ。

10万人集会も何回もやったんですよ。

このこう要請行動に、県41市町村長、41市町村議長、ね、みんなそろってだめですよと言って一顧だにしないんですよ。

こういう政府を相手にね、私たちにね、具体的に何も見えなかったらね、あんた責任に負えないんじゃないんですか、などというのはね、よくあなたがそういう考え方を持っているんならば、もしあれば、こういうことも考えられるんじゃないでしょうかという話をね、すると日本政府もね、ちょっと折れ曲がるんじゃないですかという話があれば少しはいいんですが、それをね、とっても厳しい中をね、僕らはね、穴を開けてね、そしてそれをね、みんなでね、力で阻止をして、やっている。

と方法論は、いまこれだけの人間がね、価値観を持ちながら来てますので、必ずね、相談をしながらね、いい形でね、えーやっていける。これが・・・。」


上記の「アリの一言」ブログ様が、この会見について次の指摘をされたことを上記ブログでも紹介させていただいた。

会見では、翁長氏に対する厳しい質問を許さないという「異様な」聴衆の「ヤジ」が轟いていた。

これがいわゆる「翁長タブー」である。

「沖縄県知事選「翁長出馬会見」の驚愕」

http://blog.goo.ne.jp/satoru-kihara/d/20140915

「そしてそのヤジは、ある記者の質問でピークに達しました。記者は「辺野古反対といいながら、結局政府に押し切られた、という形にならないか」と聞いたのです。実に的を射た質問です。

ところがこれに対し質問の途中から大きな怒声のヤジが何度も飛ばされ、翁長氏はそれに乗じるように、「普通の人がそういう質問をすると大変失礼なことになる」と、暗に記者を罵倒したのです。

この光景に背筋が寒くなる思いがしました。これは翁長氏と会場の支持者が一体になった記者への圧力であり、質問封じではないのか。

痛いところを突かれた質問を、こうして翁長氏と会場が一体になって封じ込めるなど、民主主義社会では絶対にあってはならないことです。

そもそもこういう異例・異様な「記者会見」にしたこと自体に疑問を禁じえませんが、その懸念がはっきり表れた光景でした。

会場にはいわゆる「革新」といわれる政党やその支持者、「反基地」でたたかっている人たちが多数いたはずです。その人たちはこの光景をどう受け止めたのでしょうか。

熱狂的空気の中で、「翁長擁立」で「がんばろう」と拳をあげた人たちは、この異様な「記者会見」に何も感じなかったのでしょうか。

もしもそうだとするなら、私は沖縄の「民主主義」に大きな疑問を抱かざるを得ません。」


安倍首相は沖縄の「屈辱の日」に日米首脳会談に出席し、辺野古米軍基地建設を米国のオバマ大統領と確認した。

翁長雄志氏は、

「辺野古に基地を造らせない」

ことを公約に掲げて知事に選出されたが、現状で、「辺野古に基地を造らせない」ことを確実に前進させる、唯一の実効性のある知事権限行使とは、

「埋め立て承認の撤回」と「取り消し」であるが、この有効な方策の行使について、翁長氏はほとんど触れようとしない。

「辺野古に基地を造らせない」

ことを求める沖縄県民は、「翁長タブー」を踏越えて、知事に「埋め立て承認の撤回」と「取り消し」を求めるべきではないだろうか。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/264.html

記事 [政治・選挙・NHK184] <速報>MXテレビにもついに自民党の報道圧力か?(NOBORDER)


【速報】MXテレビにもついに自民党の報道圧力か?
http://no-border.co.jp/archives/32524/
2015年05月02日(土)【ノーボーダー編集部】


自民党の佐藤勉国会対策委員長が4月28日の記者との懇談の場で、元経済産業省官僚の古賀茂明氏を使わないよう、テレビ局側に事実上の圧力をかける発言をしていたことが、ノーボーダーの取材で明らかになった。

佐藤委員長はテレビ局の記者に対して「新聞と違うんだから公正公平じゃないといけない。最近どっか古賀さん使ったんだって?勇気あるよなあ」と述べた。

古賀氏は3月27日にテレビ朝日「報道ステーション」を降板して以来、地上波テレビでは4月25日にMXテレビ「淳と隆の週刊リテラシー」にゲスト出演しており、このことを指しての発言だと思われる。

ノーボーダーは28日の懇談が実際に行われ、また同様の発言があったことを複数の情報源より確認している。

佐藤氏の発言は、古賀氏を出演させることが、テレビ局側の不利益になることを匂わすもので、今後さらにテレビ局側の自主規制が強まることが懸念される。

〈写真:ノーボーダー編集部〉


関連記事
田村淳&上杉隆の週刊リテラシー ゲスト:古賀茂明 あの生放送での発言・外国人特派員協会での会見についてなど
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/815.html


週刊リテラシー(ゲスト:古賀茂明)20150425





http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/265.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 2015年5月1日 第5号 立候補について  天木直人
2015年5月1日 第5号 立候補について 
http://new-party-9.net/archives/1133
新党憲法9条 天木直人


 私は自らが立候補して政治家になることは最初から考えていません。「お前が政治家になりたいから、このような新党をつくったのだろう」といったつまらない事を誰にも言わせないためです。さらに言えば、この新党構想は、私の初心の通りに完成させたいためです。みなさんに約束した通りの新党をつくる事に専念して、私は指導力を発揮したいと思います。私はあなたであり続けます。

 もちろん、私が立候補する事で新党の実現の可能性が少しでも高まるのであれば、その覚悟はあります。すべては新党実現のために最善の選択をすると言う事です。


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/266.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 中韓系団体、安倍首相車列に抗議 ロスのホテル前騒然(朝日新聞)
      安倍晋三首相の滞在先ホテルの前で抗議運動をする人たち=1日、米ロサンゼルス、宮地ゆう撮影


中韓系団体、安倍首相車列に抗議 ロスのホテル前騒然
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150502-00000028-asahi-int
朝日新聞デジタル 5月2日(土)14時26分配信


 安倍晋三首相は1日午前(日本時間2日未明)、訪米中の最後の訪問地ロサンゼルスに到着した。宿泊先の市内のホテル前には、太平洋戦争中の日本軍の行いへの謝罪を求める韓国や中国系の団体など300人あまりが集まり、抗議の声を上げた。市内中心部の大通りが通行止めになるなど、一時騒然となった。


 集まったのは、慰安婦問題や「南京大虐殺」などへの謝罪を求める活動をしている韓国や中国系などの十数団体。ホテルの向かいの広場で集会をしたあと、ホテル前で抗議活動を行った。安倍首相らが乗ったとみられる車列がホテルに入っていくと「日本は謝罪を」「隠すのはやめろ」などと、声を張り上げた。ロサンゼルス市警などが一帯の警備に当たったが、路上に広がったデモ隊が通りをふさいだため騒然となり、手前で車を降りた日本政府関係者がホテルに駆け込む一幕もあった。


 抗議した団体の中には、安倍首相が早期妥結を目指すとしている環太平洋経済連携協定(TPP)に反対する団体もあった。



安倍晋三首相の滞在先ホテルの前で抗議運動をする人たち=1日、米ロサンゼルス、宮地ゆう撮影



安倍晋三首相ら日本政府関係者の車列に抗議の声を上げる人たち=1日、米ロサンゼルス、宮地ゆう撮影



安倍晋三首相の宿泊先ホテル前の通りをふさいだデモ隊=1日、ロサンゼルス、宮地ゆう撮影




http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/267.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 遂に専業主婦の負担増大へ!安倍政権が配偶者控除の見直しに動き出す!配偶者控除、17年に新制度!
遂に専業主婦の負担増大へ!安倍政権が配偶者控除の見直しに動き出す!配偶者控除、17年に新制度!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6358.html
2015.05.02 19:00 真実を探すブログ



安倍政権は専業主婦らの所得税などを軽減している「配偶者控除」の大幅な見直しを2017年にも検討するように指示しました。政府の推進している女性の社会進出に配偶者控除が邪魔になるとの考えから、配偶者控除を排除して女性労働者の拡大を目指すとしています。


ただ、与党内部からも配偶者控除の見直しには反対の声があり、実際の作業は難航中です。安倍政権は「女性活躍」の目玉政策として成長戦略に盛り込む考えで、現在の配偶者控除とは別の新制度を創設する案も検討しています。


☆配偶者控除、17年に新制度 首相が検討指示 夫婦単位で控除 軸に
URL http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS01H3Y_R00C15A5MM8000/
引用:
 政府は専業主婦らがいる世帯の所得税を軽くする配偶者控除を2017年にも見直す検討に入った。配偶者控除を意識して女性が就労時間を抑えるケースが目立つため、働きやすい制度に改めて共働きの子育て世帯を後押しする。夫婦単位で一定額の新たな控除を創設する案などを検討する。安倍政権が推し進める「女性活躍」の目玉政策として成長戦略に盛り込む考えだ。
:引用終了


☆配偶者控除など見直し協議する場を設置へ 安倍総理(14/05/28)


☆森永卓郎×阿川佐和子×大竹まこと:配偶者控除廃止と専業主婦いじめ


☆三橋貴明が配偶者控除廃止で竹中平蔵をガチ批判「女性の活用という名のレトリック」【産業競争力会議の民間議員】


以下、ネットの反応














ネット上の反応を見てみると、8割くらいの大多数は反対となっていました。一部の方は「女性が保護されているから排除」「同姓愛の差別」等と言ってこれに賛成しているようですが、それは論点がズレていると言えるでしょう。
そんなワガママを言ってドンドン日本の制度を排除していけば、最終的には国民を支援する制度は全部無くなってしまいます。


どうにも、最近は「自分が不幸だから相手にも同じ状態を」みたいな考えで安倍政権の政策に賛同している方が見られ、社会が歪んでいるような感じが強いです。配偶者控除が無くなれば専業主婦は激減し、日本の少子高齢化は今以上に加速してしまいます。
既に子どもが居る家庭には実質的な増税となるわけで、国民の生活を考えれば論外過ぎる政策です。


関連記事 ※日経記事全文
配偶者控除、17年に新制度 首相が検討指示 夫婦単位で控除 軸に(日経新聞)
http://www.asyura2.com/15/hasan95/msg/910.html




http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/268.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 祖父を超えられなかった安倍首相  天木直人
祖父を超えられなかった安倍首相
http://new-party-9.net/archives/category/%E5%A4%A9%E6%9C%A8%E7%9B%B4%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0
2015年5月1日 天木直人のブログ


 安倍首相が祖父である岸信介元首相を師と仰いで尊敬していることは、自ら吹聴しているくらいだから周知の事実だ。

 その岸首相でさえ出来なかった米上下両院合同会議での演説を日本の首相として初めて行う事が出来たのだから、安倍首相はさぞかし有頂天 だろう。  

 しかし、岸首相と安倍首相の議会演説には決定的な違いがある。  

 あの時は冷戦最中だ。日米安保条約を強化して共産主義のソ連から日本を守るという外交・ 安保政策は、イデオロギーの違いからくる反対はあったにせよ、日本の国益を考えた一つの選択だった。  

 ところが今度の安倍演説はまったく違う。  

 もはや東西冷戦は遠い昔の事だ。そんな中で、かつての共産主義ソ連に代わる脅威として中国を全面的に出した。

 つまり、いまや日本の最大の脅威は大国になった中国であり、その中国の軍事的覇権主義に日米同盟を強化して立ち向かおうというわけだ。

 そのためには日本の米軍基地を更に強化し、ついに自衛隊を米国に差 し出すという。

 これほど愚かな外交・防衛政策はない。  

 岸信介首相は同じく改憲論者であったが、その背景には、日本から米軍基地をなくし、みずから日本を守ることによって真の独立を実現する という考えがあった。  

 たとえそれがかなわなかったとしても、そうする努力はした。  

 ところが今の安倍首相はどうか。  

 米国への更なる負担を約束する一方で、ますます米国に占領されてしまおうとしている。  

 岸信介首相を超えるどころか、逆戻りだ。  

 米国にやられっぱなしだ。  

 今度の訪米中にオバマ大統領とゴルフをさせてもらえなかった安倍首相が、 アイゼンハワー大統領とゴルフを楽しんだ祖父岸首相に及ばなかったのは、まだ笑い話で済まされる。  

 しかし、日米関係のここまで屈辱的な後退は、日本国民への裏切りだ。

 祖父を超えられなかったどころの話ではない(了)



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/269.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 立憲主義の危機だ! 池上彰が安倍首相の憲法軽視と自民党の改憲草案をぶった斬り(リテラ)
                    『超訳 日本国憲法』(新潮新書)


立憲主義の危機だ! 池上彰が安倍首相の憲法軽視と自民党の改憲草案をぶった斬り
http://lite-ra.com/2015/05/post-1067.html
2015.05.02. リテラ


 明日5月3日は憲法記念日。そんななか、自民党の憲法改正推進本部が発表したマンガ「ほのぼの一家の憲法改正ってなぁに?」が物議を醸している。

 物語は、憲法記念日に家で団欒する一家の様子からスタート。なぜか話題は現行憲法の話となるのだが、するとおじいちゃんが突然、“現行憲法はアメリカの押し付け憲法だ”と怒りをたぎらせはじめる。そして、このような説教を展開するのだ。

「戦争を放棄さえすれば戦争がないと思っとるのか?」
「敗戦した日本にGHQが与えた憲法のままでは いつまで経っても日本は敗戦国なんじゃ」

 ほのぼのとした絵柄と相反する、おじいちゃんの強迫的な台詞の数々。しかしこのマンガには触れられていない、自民党が考える肝心の改憲内容がある。

 その点にまで突っ込んで憲法について考えているのが、池上彰氏の新刊『超訳 日本国憲法』(新潮新書)だ。この本では、池上氏が現行憲法をわかりやすく超訳している。さっそく、憲法改正の焦点となっている第九条の池上訳を見てみよう。と、その前に、まずは現行の憲法第九条を確認してみたい。


《日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。》

 そもそも、この第九条について歴代の政府によって違う解釈が行われてきたのは、昭和21年(1946)年当時、自由党の芦田均委員長が第九条二項の冒頭に「前項の目的を達するため」という文言を挿入したことだ。草案が提出されたとき、吉田茂首相は「自衛権まで含めての戦争放棄を考えて」いた。しかし、芦田修正によって「自衛権は認められることになった」とも解釈することが可能になった。

 そのため池上氏は、第九条の超訳にあたり、2パターンを用意。「すべての戦争を放棄した」と解釈するバージョンと、政府の「自衛権は保持した」と解釈したバージョンだ。

◎すべての戦争放棄バージョン
《日本国民は、正義が守られ、混乱しない国際社会を実現することを誠実に強く求め、あらゆる戦争を放棄する。国際紛争を解決する手段として、武力を使って脅すことや武力を使うこともしない。
A 武力は使わないと宣言したのだから、陸軍も海軍も空軍も、その他の戦力も持たない。国が他国と戦争する権利は認めない》

◎政府の「自衛権は保持した」バージョン
《日本国民は、正義が守られ、混乱しない国際社会を実現することを誠実に強く求め、侵略戦争を放棄する。武力を使って脅すことや武力を使うことは、国際紛争を解決する手段としては放棄する。しかし、自衛権まで放棄したわけではない。
A 侵略戦争や国際紛争を解決するための武力による脅し、武力行使はしないので、そのための陸軍や海軍や空軍や、その他の戦力も持たない。国が他国と戦争する権利は認めない。だが、自衛のための力を持つことまでは否定しない》

 この、後者の解釈によって自衛隊が生まれたわけだが、自衛隊は憲法違反ではないのかという議論はずっとつづいてきた。しかし、そうしたこともすっ飛ばしたのが、自民党が2012年に発表した改正草案だ。

 この改正草案のなかで自民党は、第二項の冒頭を「前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない」と変更して第一項を骨抜きにし、さらには「第九条の二」なるものまで新設している。ここでは《内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する》ことや《国防軍の組織、統制及び機密の保持に関する事項は、法律で定める》こと、国防軍の軍人や公務員が罪を犯した場合の裁判を行うため《国防軍に裁判所を置く》ことなどを明記している。

 平和主義と謳われた現行憲法のかけらさえ見当たらない、自民党による改正草案。もちろん、前述した自民党マンガでも、「国を守る「自衛隊」とそれを行使する軍隊を管理する規定はやはり憲法の中で明確にしていた方が望ましいのじゃよ」とさらっと流し、草案にあるような物騒さを打ち消している。池上氏はこの改正草案について、こう解説する。

「国防軍が米軍と一緒になって海外で戦闘に参加することが可能になります。戦前には軍人を裁く軍法会議がありましたが、その現代版も創設されます」

 しかし問題は、この空恐ろしい改正草案が一体どれほど国民のあいだで周知されているのか、ということ。池上氏も、このようにツッコミを入れている。

「自民党は、この草案を作ったのですから、第九十六条の改正より、この草案の支持を広げればいいのにと私は思うのですが」

 もちろん、自民党がこの草案を前面に押し出さないのは、あまりに物々しい言葉が並びすぎているからだろう。「国民の本当の思いはどこにあるのか。いまこそ国民的議論が必要なのです」と池上氏は述べるが、それ以前に、安倍政権はもっと、どんな憲法に改正する気なのかをオープンにするべきだ。

 だが、肝心なことはひた隠しにしてきたのが安倍政権の歩みでもある。たとえば池上氏は、安倍首相による「集団的自衛権の必要性を強調する記者会見」で「日本人母子を保護した米軍の艦隊が攻撃された場合、自衛隊は米軍の艦隊を守るべきだと主張」した発言を、このように解説する。

「ところが、アメリカ国務省領事局のウェブサイトを見ると、「緊急時にアメリカが救出できるのは米国籍の市民を最優先する」と書いてあります。さらに「市民救出のために米軍が出動するというのは、ハリウッドの台本だ」とも。つまり、安倍首相が例に挙げた「米軍が日本人の母子を救出」というのは、二重にありえない設定なのです」

 そして池上氏は「感情論に訴えて自己の主張を通そうとする。よくある手法ですね」とバッサリと切り捨てている。

 だいたい、昨年12月に行われた衆院選では、安倍首相はアベノミクスを焦点とし、憲法改正についてはお茶を濁していた。そこに切り込んだのが池上氏で、『池上彰の総選挙ライブ』(テレビ東京系)にて「憲法改正に向けて、一歩一歩進んでいくということですね?」と質問すると、安倍首相は「その通りです」と回答。その後はあたかも選挙の焦点が改憲だったかのように、憲法改正へ積極的に舵取りをはじめた。これでは有権者に対するペテンそのものだ。

 こうした安倍政権の傍若無人ぶりのみならず、池上氏が危惧するのは、「憲法を守る」ということ自体が「政治的発言」になってしまっている現状である。

 たとえば、天皇による先の戦争に対する反省と「平和と民主主義を、守るべき大切なもの」という至極真っ当な発言すら政治的発言だと批判を浴びた。これに対して池上氏は「天皇は憲法を守る義務があることが憲法に定められています。天皇陛下は、この憲法擁護義務を確認されただけ、とも受け取れるのですが」と述べる。

 また、「憲法九条を守ろう」と集会を開こうとしただけで、公共施設が「政治的な主張の集会には会場は貸せない」としていることも池上氏は強く批判する。

「「憲法を守ろう」という主張が、「公民館の考えだと誤解されてしまう可能性がある」とは、よくも言ったり、です。公務員には、「憲法を守る」ことが義務づけられているのに、です」

 池上氏が強調するのは、「日本国憲法は立憲主義にもとづいている」ということ。立憲主義とは、「権力を持たない人びとが、権力者に「憲法を守れ」と命令すること」だ。他方、安倍首相は「私が政治の最高責任者。私が決めることができる。反対なら、次の選挙で政権交代させればいい」と言って憚らない。

「権力者が勝手なことができないように、国民が憲法で縛る=制約をかける。これが近代の「立憲主義」の考え方なのに、安倍首相は「自分は権力者だから何でもできる」と言っているというわけです」

 この状態を池上氏は「民主主義のジレンマ」というが、もはや安倍首相の態度は民主主義を否定する、権力の暴走といっていいものだ。安倍政権がほのぼのマンガの裏に隠すほんとうの狙い、そして憲法のあり方について、この機会に考えてみてほしいと思う。

(水井多賀子)


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/270.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 安倍氏の反論は民主主義を履き違え驕り切った人の妄言だ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4810.html
2015/05/02 12:18

 安倍氏がこの夏の国会で安保法制改正を成立させると米国議会で表明したことに対して、野党の国会議員から反発が上がっていることに関して「選挙で勝った政党が公約を国会で成立させるのは当然のことで、私は間違ったことを言っていない」と強弁したという。

 それなら自公は先の選挙で安保法制を「世界の何処でも戦争できるように改正する」と表明して、それを公約に掲げて選挙を戦ったのだろうか。安倍氏が国民に選挙で公約したのは地方創生と消費税を10%に増税する時期を半年だけ先延ばしにする、ということだけだった。それだけのために安倍氏は国会を解散して選挙準備していなかった野党を騙し打ちにしただけだ。

 安倍氏が胸を張って「選挙に勝った政権が公約を実施するのに何の問題があるのか」と開き直られる公約を掲げた選挙をやっていない。原発に関しても再稼働を急ぐとした公約を掲げて自公が選挙を討ったことは一度もない。そのくせ政権を執ると突然言いたいに政策を打ち出し、多数を恃みに得て勝手をやりだす。

 翼賛マスメディアに巣食う言論人は安倍氏の言辞に賛辞を送っているようだが、米国議会の英語弁論を聞いた限りでは彼が真面目に英会話を勉強していなかったことだけは明らかに判った。その彼が米国に留学していたと自ら披瀝するのを聞いて、彼は一人でファストフードへ行ってハンバーガーすら食べたことがないのではないかと思わざるを得ないほど、彼の英語は稚拙だった。なぜそれほど英語が苦手なら、なぜ日本語で演説をしなかったのだろうか。

 米国に自衛隊もTPPも何もかも差し出して、やっと米国議会で演説する機会を得た割には、準備不足な稚拙な演説だった。それは英語だけでなく、日本国民と説明していないどころか、国会で審議入りすらしていない「安保法制改正」与党協議の合意ペーパーでしかないものを、日本で明らかにする前に日米がインドラインにそれを盛り込み、米国議会で夏までに成立させると確約したのだ。これほど国会と国民を舐めきった政治家は空前絶後だ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/271.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 率先して中国との戦争に飛び込む安倍首相は万死に値する  天木直人
率先して中国との戦争に飛び込む安倍首相は万死に値する
http://new-party-9.net/archives/category/%E5%A4%A9%E6%9C%A8%E7%9B%B4%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0
2015年5月2日 天木直人のブログ


 きょう5月2日の東京新聞に、「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」に関する半田滋編集委員の署名入り解説記事が掲載されている。

 私が注目したのは次の二点だ。

 すなわちひとつは、今回の改定は日本側から持ち掛けたというところだ。

 そしてふたつめは、日本への武力攻撃が発生した場合の米軍の関与については、旧指針とくらべて弱まっているというところだ。

 このふたつが教えてくれていることは何か。

 それは、この記事が、安倍首相が中国との戦争に率先して飛び込もうとしている愚を犯している事を見事に証明しているということだ。

 こんどのガイドラインが中国の脅威を念頭に置かれている事はもはや誰もが知っている。

 そのガイドラインづくりを日本側がもちかけたというのだ。

 そのような日本側のガイドライン修正要請に対し、米国は、どう応じたか。

 従来の米軍の関与を少なくする形で応じたのだ。

 財政的余裕がないから日本が肩代わりしてくれるなら渡りに船だ。

 そう皆が思う。

 そしてそれはその通りだ。

 しかし、それだけではなかったのだ。

 この米軍の関与の減少を、半田編集委員は柳沢協二元内閣官房副長官補の言葉を引用して、「中国との争いごとに巻き込まれたくない米国の本音が見え隠れする」と書いている。

 そうなのだ。

 米国はみずから中国と戦う気などないのだ。

 中国との戦争にみずからすすんで飛び込んでいこうとしているのは安倍首相なのだ。

 自らの歴史認識の誤りが原因で中国から批判されているのに、それに逆ギレした安倍首相が中国の脅威をことさらに言いたてて、自衛隊を強化して中国に対抗しようとしている。

 こんな馬鹿な事はない。

 しかし米国にとってはこれほどの好都合はない。

 中国との関係では脅威を煽ってるのは日本だと、日本を悪者にし、日本との関係では、日本の修正要請を歓迎する。

 それはそうだろう。日本の金と命で中国をけん制してくれるのだから、これほど都合のいいことはない。

 そう考えた時、この東京新聞の記事に書かれている事が、いかに噴飯ものかがわかる。

 みずからの私欲のために日本を中国との不要な戦争に巻き込もうとする安倍首相は万死に値するということである。

 それに気づかず安倍首相を支持する日本国民はおめでたいということだ(了)


http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/272.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「憲法改正すべき」が2分1秒、「改正すべきでない」が17秒。驚くべき「偏向報道」:山崎 雅弘氏」
「憲法改正すべき」が2分1秒、「改正すべきでない」が17秒。驚くべき「偏向報道」:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17266.html
2015/5/3 晴耕雨読


https://twitter.com/mas__yamazaki

憲法改正不要48%、必要43% 朝日新聞社世論調査(5月1日)http://bit.ly/1E3lRXK

憲法改正 必要28% 必要ない25% NHK世論調査(5月1日)http://bit.ly/1ONvLIu

与党改正案が「立憲主義の否定」という重要な論点はスルーされる。


昨晩のNHKの午後9時のニュースでは、憲法改正についての「各党の声」を紹介していたが、自民党「憲法改正すべき」民主党「憲法改正すべき」公明党「憲法改正すべき」維新の党「憲法改正すべき」という翼賛報道ぶりに驚いた。


反対意見は共産党だけ。



民主党内には憲法改正に賛成の議員と反対の議員がいるが、NHKは「憲法改正についての党の方針」として、少数派である賛成派の松原仁議員だけを取り上げている。


松原仁議員は「日本会議国会議員懇談会」の一員で、首相周辺と政治的主張がかなり近い。



民主党の松原仁議員が所属する団体を見ると、「新憲法制定議員同盟」「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」「慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会」など、日本会議系列の国家神道系政治団体の政治的主張に賛同する団体の名前が並ぶ。


民主党が、本気で政権批判しない理由の一端を示している。


民主党の松原仁議員は、昨年12月の衆院選の際に毎日新聞が行った候補者アンケートの中で、「首相の靖国神社参拝→問題ない」「村山談話→見直すべき」「河野談話→見直すべき」と回答している。http://bit.ly/1GDQl4c



「美しい日本の憲法をつくる国民の会」メンバーに在特会元幹部団体顧問(NAVER)http://bit.ly/1zlqCAr

「共同代表に日本会議の三好達会長」


「衛藤晟一議員(自民)、松原仁議員(民主)、平沼赳夫議員(次世代)、松沢成文議員(みんな)の各党議員が来賓の挨拶」


和田政宗「美しい日本の憲法を作る国民の会 設立総会」(BLOGOS)http://bit.ly/1zlqJfd

「櫻井よしこ先生や長谷川三千子先生のご挨拶、各党代表挨拶がありましたが、民主党からは松原氏だけの参加」


NHKが「民主党の意見」として選んだ議員は、民主党の主流ではない。


話を昨晩(2015年5月1日)の「ニュースウォッチ9」に戻すと、「各党代表の意見」は0:13:49から0:16:07までの2分18秒で、内訳は「憲法改正すべき」が2分1秒、「改正すべきでない」が17秒。


前者が88%、後者が12%。


驚くべき「偏向報道」だが、首相周辺は問題にしない。


NHKニュースを観た後、テレビを消し忘れて「日本会議系の大河ドラマ」の再放送を聴いているが、相変わらず「にっぽん国を守る」「今のままではこの国は守れん」等の刷り込みフレーズが連呼されている。


少し前には朝ドラでも「にっぽん人の手で作るんじゃ!」という同種のフレーズが連呼されていた。


番組内での扱いも、「憲法改正反対」の共産党は他の「憲法改正すべき」の政党群と違う。


他党の人間は「なぜ改正すべきか」という理由を長々と説明し、動画で放送された発言の全てがテロップ化されているが、志位委員長の発言は「憲法九条を真っ向から破壊する暴挙を断じて許すわけにはまいりません」と「安倍政権の憲法破壊のたくらみを必ず打ち砕こうではありませんか」の2フレーズしかなく、しかも前者はテロップなし。


憲法改正に反対するのは「反安倍の人間だけ」であるかのように、受け手の印象を誘導する恣意的編集になっている。




> 江川健太 これ、今日の朝のニュースでも取り上げられていたけど、一議員の意見があたかも当該政党の意見として流されていた。明らかに意図的だし、改憲に向けての世論への働きかけにしか見えなかったなぁ。


民主党の執行部が、昨晩の「ニュースウォッチ9」で放送された「民主党の代表として憲法改正に賛同する松原仁議員」という報道を「党の方針とは違う」「松原議員の個人的意見を『党の方針』であるかのように報じたのは、恣意的な偏向、事実の歪曲だ」と抗議するかどうかですね。


新憲法制定議員同盟 民主・松原氏も改憲訴え(産経)http://bit.ly/1JfUzSE

松原「米国によって短期間につくられた憲法にはドラマがない。日本人を奮い立たせる背景はない。憲法を変えることによって初めて日本人は大きなエネルギーと活力を持つようになる」


産経も同じ流れ。


民主党の松原仁議員には、憲法が権力を縛るという近代の立憲主義の考え方は毛頭無く、「ドラマ」「日本人を奮い立たせる背景」「大きなエネルギーと活力」など、国威発揚のスローガンか何かと勘違いしている。


松原議員は名目上「民主」党員のはずだが、民主主義の観点から憲法を捉える発想が全然ない。


>想田和弘 それにしても、「府」構想なんぞというしょーもない橋下氏の妄想的野望に振り回され、膨大なエネルギーと時間を空費していること自体が、大阪にとっては既に大きな損失だよね。議論の俎上に乗っていること自体が信じられない。


大阪のテレビ番組は、昔から政治に辛辣で、公務員の無駄遣いや天下り、国会議員の問題なども踏み込んで批判していましたが、「都構想」の話題が出て以降、夕方の情報番組もそちらの問題に時間とリソースを割かれて、憲法問題など国政や官僚の話題が激減したように思います。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/273.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「「これでは『世界を守る』という名目で、世界中で戦争できます。」古賀茂明氏インタビュー:岩上安身氏」
「「これでは『世界を守る』という名目で、世界中で戦争できます。」古賀茂明氏インタビュー:岩上安身氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17264.html
2015/5/2 晴耕雨読


https://twitter.com/iwakamiyasumi

まもなく14:30より、「岩上安身による元経産官僚・古賀茂明氏インタビュー」の模様を実況します。

( #iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh )

岩上「前回、古賀さんが立ち上げた『フォーラム4』について話す時間がありませんでした。軍事立国化に抗する運動とつながる聞いています」

古賀「一昨年くらいから構想があり、始まったのは今年の3月中旬。最近、急に外交・安全保障が国民に注目されてきました」

古賀「自民の野党時代に小泉進次郎さんと話したことがあります。自民党には3つの大罪がある、と進次郎さんがおっしゃった。『借金大国』『少子高齢化』『成長できない国』。『フォーラム4』はそこに『原発神話を作って事故を起こした』ことを加えています」

古賀「自民党はどうしても守りに入りますが、リベラル派がいました。しかし安倍さんが超タカ派でハト派が小さくなっていきました。しかし、安倍さんは『アベノミクス』『集団的自衛権』で改革派だと思われていることもあります」

古賀「民主党は前原さん、細野さんのようなタカ派と輿石、大畠さんのようなリベラルがいます。結は維新と一緒になり、江田さんも橋下さんに付いて行って、リベラル色を失っていきました。こうなると民主も維新も怖いね、となる。戦争への不安感を集めたのが共産党」

古賀「ですので、『改革はやるが戦争はしない、原発は動かさせない』という層の行き場がないんです。私はここの部分に政党を作れ、と言ったんですが、それが難しい。長妻昭さんなどはこうした部分だと思いますが」

古賀「じゃあ政党をいきなり作るよりも市民活動から…ということで『フォーラム4』を作りました。基本は新しい勢力にしないといけないと思っています。市民活動から始めて、その中から候補者が出てくればいいと思うんです。最初は無名でもいいんです」

岩上「活動は何をしていくんですか?」

古賀「まずは議論の環境を作り、『フォーラム4』に入る人には、『フォーラム4』が何をできるかを提案してもらうようにしています。集会を開く、シンポジウムを開くのもいいし、議論しながら山登りでもいい」

古賀「最初から『政党を作るので付いてきてください』とはしません」

岩上「ピースウィングとも重なりますか?」

古賀「重なるところは多いです。滋賀の嘉田由紀子さん(元知事)も近い。政治家同士のつながりでなく、市民の草の根を広げられればと思っています」

岩上「『平和主義的なティーパーティー運動』のようなイメージですかね?」

古賀「米国のように、日本では政治活動に支援金を出す文化があまりないので、どこまでできるかなぁというのはあります。日本の最大の問題は、みんなが働き過ぎていることです」

古賀「なので、せっかくいい番組を作っても、皆さん、帰った時には疲れている。そして土日は家の仕事です。1日1時間早く帰ってIWJを観れば特すると思います」

岩上「ありがとうございます。フォーラム4はどこかとパートナーを結ぶ予定はあるんですか?」

古賀「ゆるやかに連携や協力の可能性は持ち、つながって、それぞれの団体にカムバックしてもらって、修練してゆく。そうしていけば、選挙などで共闘できると思います。考えが近いことが重要。民主党などは考えが広すぎてよくわからないことになっています」

岩上「改革か否か、戦争か否か、どっちかに重心を置かなければならなくなるときがくるかもしれません。どちらを優先しますか?」

古賀「どちらも優先します。安保法制に対しては共産党と考えが近かったりすると思います。社民、生活とも重なると思います」

古賀「改革にも戦争にも、譲れない一線があると思います。直近では、安保法制をどうするかが大きなテーマ。改革は『遅れる』という話ですが、安保法制は『後戻り』できませんから。新・日米ガイドラインも、米国からしたら今更『チャラ』では通じないでしょう」

岩上「古賀さんは政治家になるつもりはありますか?」

古賀「40000%ありません。これは長い取り組みです。僕ももうすぐ還暦ですよ。これから10年、15年先の長い戦いを考えれば、50代の若い層に中心に引っ張ってほしいな、と思います」

岩上「安倍訪米についてお聞きします。安倍総理は、『安保法制をこの夏成立させる』と勝手に約束しました。日米同盟を強化しようということですが、これは倍総理が発表した『セキュリティダイヤモンド構想』に基づいています」

古賀「日米安保条約について『片務条約』という人がいます。そういう意味では今回、『双務条約』に近づいたのかと思いますが、それは、日本の負担がかなり大きく増すことになります。ではその見返りとして、米国からは何をしてもらう? 何もないんです」

古賀「日本が逆の立場になって使う戦略だと思うんです。米国が便りにならない、中国もいるからねぇ、という交渉をしていけばいいが、安倍さんが中国嫌いだから、まんまと乗せられている感じですね」

岩上「日本は鉄砲玉として消耗されるだけでは?」

古賀「安保法制の議論を見ても、例えば機雷掃海にしても、『なぜできるのか』、では『何ができないのか』がわからない。つまり、歯止めがないんです。集団的自衛権の行使で『日本の存立が危なくなる事態』の中に「経済的ダメージ」も含まれています」

古賀「となると、日米安保が崩れそうだという理由で集団的自衛権を行使する可能性もあります。民主・岡田氏の質問に、岸田外務大臣は『米国が言ってきた場合にはそういう事態に該当する可能性がある』と言っています」

岩上「自衛隊と米軍が一体化しています」

古賀「これでは『世界を守る』という名目で、世界中で戦争できます。今国会の残り3ヶ月で戦後70年の歴史が変わろうとしています。安保改定よりも大きな出来事だと思いますが、それをこんな簡単に変えられるのか、と」

岩上「統一地方選の結果をあてはめると、参院選後には、改憲勢力が3分の2を超えるという見立てもあります」

古賀「去年、一昨年の衆院、参院選で国民が『アベノミクス』の踏み絵を踏まさせられ、蓋を開けたら全然関係ない『安保法制』が真打ちだったんですね」

古賀「日本は株が上がって経済がいいというが円安で、円の価値も下がっています。外で戦争をする装備を整えようとすれば、米国からまたいっぱい買わなければいけません。米国は国防費を削る長期計画ができています。米国から見れば新ガイドラインはいいものです」

古賀「なぜそこまで米国に付き合うのか。安倍さんや取り巻きは『列強』を目指すと言っています。つまり、経済力だけでなく、軍事力を背景に世界を仕切っていくことを目指しています。英国のように、米国の腹心として。そういう考えでなければ説明できないな、と」

岩上「その軍事費をどう調達する気でしょう」

古賀「日本経済の制約を考えると、イケイケドンドンで軍事力を上げます、とはやっていられない。日本を守るなら経済を立て直すよう考えるのが正しい考え方ですが、真逆になっています」

古賀「国債は『5年先は危ない』と思われてしまえば、売られてしまいます。今のこれだけ経済が厳しい状況なら、歯をくいしばっても絶対に戦争しないことが重要。軍事費は成長にはなりません。今こそ平和国家として生きていかなければなりません」

岩上「安倍さんがなぜこんなにおかしな方向に行くのか。安倍さんは『中国NO』の気持ちが強過ぎます。中国が『AIIB』を呼びかけたら多くの国が集まりました」

古賀「世界の流れが変わった。日本はまだ中国封じ込めができると考えている」

古賀「IMFは日米から見れば正義です。何かあれば途上国を助けるが、一方で厳しい注文を付けるため、途上国からは正義には見えない。中国などはそうしたIMFの改革を申し出たが、受け入れられませんでした。なので、中国が『途上国の正義』を出したんです」

古賀「日本は常に近視眼的で、特に安倍さんたちの『嫌中』の発想で動いていることは非常に危険です。本音はあっても、隠しながらやっていくべきです。すぐに中国に覇権が移るのは難しいが、米国が弱くなり、中国が強くなる可能性が高い」

古賀「しかし中国にもリスクがある。立ち回りをうまくやるのが外交です。しかし安倍総理は『中国嫌い』が出過ぎていて、稚拙ですよね。日本の企業や国民を中国から儲けさせてもらえばいいんですから。しかし米国と『軍事力』だけやっているんですね」

以上で実況を終えます。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/274.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 日本の将来を論ずるマスコミとして、読売新聞は時代錯誤も甚だしい。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201505/article_2.html
2015/05/02 22:52

今の安倍政権と同じように時代錯誤のマスコミが、読売新聞である。温室ガス削減に、「原発活用で、高い目標に挑もう」と社説で述べている。

『温室ガス削減 原発活用で高い目標に挑もう
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150501-OYT1T50141.html

これを、日本の将来をリードするマスコミの仕事として本気で主張として書いているとしたら、この新聞社の見識を疑う。本気でそういうことを書く論説委員がいるとしたら、時代錯誤も甚だしい。

ただ、善意に解釈すると、読売新聞が政府の御用達新聞としての立場を取っているので、仕方なしに社員として本意でないことを書かされているということかもしれない。この会社のトップが、もう時代遅れの超老人だからかと、勝手に考えている。

炭酸ガスの削減をするために、原発を活用するという時代遅れの考え方がわからない。原発は、炭酸ガスは出さないが、核廃棄物として1万年オーダーの負の遺産を残すことを無視している。ドイツでは、原発を2022年までには全廃する。現在、炭酸ガスを出さないなら、再生可能エネルギーを増やすことをなぜ考えないのか理解が出来ない。日本は全電力の中で再生可能エネルギーはまだ2%程度であるが、ドイツは25%を超えている。ドイツの50Hzという送電会社では、もう40%が再生可能エネルギーを供給している。

そんなことも知らないとは、恥ずかしい限りである。他の新聞社は、少なくとも真っ当な社説を書いている。


毎日新聞社説『原発温存の電源構成 これでは納得できない
http://mainichi.jp/opinion/news/20150429k0000m070151000c.html

朝日新聞社説『原発政策 「決め方」を見直すときだ
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11536441.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11536441

経産省は、2030年で原発の電力比率を20-23%とすると、たわけたことを言っているが、もう一度原発事故が起こらないと目が覚めないらしい。それでは余りに情けない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/275.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「発信」を丸投げ 安倍さんは首相としての発言、発信に責任を持っていないということ。:川口創弁護士」
「発信」を丸投げ 安倍さんは首相としての発言、発信に責任を持っていないということ。:川口創弁護士」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17261.html
2015/5/2 晴耕雨読


https://twitter.com/kahajime

> 山本一太 誹謗中傷・なりすまし対策に関しては、メールアドレスの表示義務(違反者には罰則)、氏名等の虚偽表示罪(235条の5)の見直し、選挙の自由妨害(225条)の見直し、候補者等のホームページアドレスの周知(なりすまし防止)、虚偽記載等の防止・抑制のための規定の創設を提言。


山本一太さんブログ「相乗効果を上げるための「発信の使い分け」が必要だ」http://amba.to/1zYgeth

「首相としての発信と自分の発信の使い分け」を自認しているような…。


政治家が、自分の秘書にツイッターなどの発信を任せることはあるだろう。


内容のチェックも当然しているはず。


しかし、一国のトップが、他の議員にノーチェックで「発信」を丸投げということは、およそ考えられない。


とりわけ訪米中の首相の発言は外交戦略上極めて重要。


首相として重要な発信を一議員に丸投げしていたということが仮に事実とすれば、安倍さんは首相としての発言、発信に責任を持っていないということ。


ますます信用できない。


> The Independent On the 70th anniversary of his death, five facts about Hitler's final hours http://ind.pn/1EuKwId


山本一太さんの「誤爆」という角度で指摘がされていますが、訪米中の日本の首相としての発信を、何の戦略性もなく、舞い上がった一議員に任せていた事実は、国家の危機管理として極めて深刻。


おもしろがって終えてしまう話ではない。


大事な仕事であればこそ、任せる人をきちんと選びましょう。





http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/276.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「米国につけ込まれてロシアとの戦争に引きずり込まれたウクライナの悲劇。油断すると日本も:藤原直哉氏」
「米国につけ込まれてロシアとの戦争に引きずり込まれたウクライナの悲劇。油断すると日本も:藤原直哉氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17268.html
2015/5/3 晴耕雨読


https://twitter.com/naoyafujiwara

これで株が暴落したら焼き討ちだわな。


ということは可能性の問題ではなくて時間の問題。


年金、海外より高リスク 最低給付部分も株式運用http://t.co/vkZZbpz6jP

これ、参加すべきは台湾の国民党軍なんだけどね。


中国、対ロ存在感さらに 戦勝式典に人民解放軍も参加http://t.co/Za9BNC94ta

国連前事務総長、「アメリカの攻撃がイラク危機の要因」http://t.co/kunDJwTGcI

読売新聞の報道である。


読売は安倍に注文を付けている。


「なぜ談話の言葉使わないのか」…元外務審議官http://t.co/w09nSh8yBw

私は中国へのかませ犬ですと安倍がテレビで語る。


「中国が念頭」首相明言…新日米防衛協力指針http://t.co/6S99X2PX2Z

「格差が固定化」51% 再分配を求める声 世論調査http://t.co/6cgoGA0HBS

ウィキリークス、新たな暴露を準備中。


スパイ機関に関する情報が暴露される模様。http://t.co/Q86qJHt9DY

ボーイング787のチップにはバックドアがあって、それがサイバーテロの危険要因になっている。http://t.co/3RnUlghJ4c

岸田派(宏池会)が動き出した。


自民党:若手「ハト派」が勉強会 過剰な右傾化憂慮http://t.co/D1JmCebg9C

<北朝鮮>幹部集団銃殺に機関銃使用か 米団体が衛星写真公開http://t.co/VaY0eFVrGQ

<北朝鮮>女性労働者が集団職場放棄 当局の約束違反に反発http://t.co/oUbEgJUaUS

株価急落で始まった“上げ底相場”の終焉 「毎日が要警戒」の声http://t.co/tgslGitNe9

黒田が安倍に財政赤字を何とかしないと国債が大変なことになると言ったものの安倍はまったく意に介さず。


上げ潮がどうだこうだ云いながら平気な顔をしていたそうだ。


日銀は民間銀行とも近いからまだ情報が入る。


結局財務省が油断しきっていた。


今頃もうこりゃ大変だと慌てている。


日本政府の中枢はこんな程度である。


安倍首相の米議会演説を批判=村山元首相http://t.co/xXbsToTSLt

大島理森衆議院議長http://t.co/ttIYHOOi7h自民党派閥「山東派」と「麻生派」が合流して、「非清和会(ハト派)」合流は、第2段階へと向かうhttp://t.co/Z6eUMHnXye

習近平会談後の福田康夫インタビューhttp://t.co/nwrYKHYPHk

20150330凤凰视频 習近平会談後の福田康夫インタ... 投稿者 8choubori


5月、株価は本当に大暴落するかもしれないhttp://t.co/RPATzvbkpL

中韓系団体、安倍首相車列に抗議 ロスのホテル前騒然http://t.co/nV7ygCPNf1

自民若手、党の現状に危機感 「保守中道」勉強会発足へ


「参加予定議員の一人は「自民党にもいろんな考えがあることを示したい」と語る。」http://t.co/cak7mcE0eZ

米国につけ込まれてロシアとの戦争に引きずり込まれたウクライナの悲劇。


油断すると日本も米国に同じ目に遭わされる。


ウクライナ実業界、米国はもう信じないhttp://t.co/SLe7xi8MDk

ドイツ大統領「ナチズムからのドイツ解放におけるソ連の役割を強調」http://t.co/wtYBRhCm19

ベトナム首相、「アメリカの戦争犯罪は残忍」http://t.co/MUNXdYZejj

安倍首相、大戦でのアメリカ兵の殺害にのみ悔悟の念http://t.co/AU6L7XjOiT

これも面白い論文だ。


他の友好国が米国を次々疑ってかかるなかで、日本の安倍だけはまるまる米国の戦略に乗ってくれた。


米国は安倍を必要としている。


まさにどこまでもソ連に忠誠を誓った東ドイツだな。


大丈夫かね、日本は。http://t.co/MfMZ3Vi6TK



http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/277.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 「>憲法を変え、個人の尊重にまで制限を加えようとする自民党を支持している人たちって……。:松井計氏」
「>憲法を変え、個人の尊重にまで制限を加えようとする自民党を支持している人たちって……。:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17267.html
2015/5/3 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

まあね、時の為政者をメディアが持ち上げるなんてのは、独裁国家か、そうじゃなくても後進国のやりかたで、私は好みじゃないな。


なんだかさあ、最近、辛いことがあった子供みたいに、<おうち帰る>と言いたい心境だなあ。


ここでいう<おうち>てのは、まだ政治家がマトモで、日本社会に希望があった頃のことだよ。


私は、今の政権や、その周辺のばか騒ぎが辛くてたまらんね。


> kazukazu88 今度は「ガイドラインは「指針」で今後国会で民主的に決定されていく」ってのが出てきたけど、どこの首相が、今の憲法や法の限界を超える軍事行為を含んだ「指針」を他国と共同制作してそれを議会に法制化しろと命令するかって話だろ。行政府ができることは、今の法の範囲内で他国と指針を作ることだろ 


> きづのぶお 「ドイツは60回も憲法を改正してる」←いやいや、ドイツ憲法は人権、人民主権、権力の分立、民主主義等は「永久条項」として絶対改正できない。そこに触れずに「日本だけ改正しないのは異常」みたいな印象操作。



> デミアン 憲法を変え、個人の尊重にまで制限を加えようとする自民党を支持している人たちって……。


>小倉秀夫 右派の人が言うところ「行き過ぎた個人主義」の是正を可能とする個別立法を具体的に考えてみると、グロテスクなものしか思い浮かばないんだけど、右派系の改憲論者は憲法改正した後どのような立法によって「行き過ぎた個人主義」の是正を実現していこうというのでしょうね。


>デミアン 現行憲法って、個人主義(=一人一人を個人として大切にする)に立脚して、個人を尊重することに最大の価値を置いているのに…。それを否定されたら、もう憲法そのものの持つ意味が変わってしまいそうだ。


だけど、現政権、ほんっとに個人の権利を〈時の為政者が〉制限できるような改憲案を発議して国民投票に付す気なのかね?


だとしたら、狂ってますよ。


また、それに賛成する国民がいたとしたら、これもまた、狂ってるか、さもなくば事を理解できてないかのどっちかですよ。


大変な話だ。


今の政権は信用できないからね。


改憲でも嘘の説明をしかねない。


事後に、こんなつもりじゃなかったと感じる人が多くなると思うよ。


だから、条文を出しての国民投票の前に、今の憲法の基本原理である国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を変えていいかどうかを聞く国民投票をやった方がいいと思うね。


> NHKニュース 【実質賃金は23か月連続のマイナス】ことし3月の1人当たりの給与総額は、速報値で27万4924円。前の年の同じ月より0.1%増えましたが、物価の上昇分を差し引いた実質では2.6%のマイナスでした。グラフを動かして確かめてください。http://t.co/Rra4u434AS

あれ? NHKって、そんなこと報道していいんだっけ? 叱られるんじゃないの?


> litera 立憲主義の危機だ! 池上彰が安倍首相の憲法軽視と自民党の改憲草案をぶった斬り http://t.co/7bpZm3DuoN

安倍内閣支持層、自民支持層でも、「変える必要がある」と答えたのは51%なのか。


となると、まさに時期尚早というほかないね。


⇒ 憲法改正不要48%、必要43% 朝日新聞社世論調査 - 朝日新聞デジタル http://t.co/Z7BENl0Fv8

この動きを私は歓迎します。


⇒自民若手、党の現状に危機感 「保守中道」勉強会発足へ - 朝日新聞デジタル http://t.co/NxjehivBuR

自民が配る改憲マンガには『敗戦した日本にGHQが与えた憲法のままではいつまで経っても日本は敗戦国なんじゃ』という爺様のセリフがあるようだけど、憲法を変えたって敗戦の事実は変わらないし、それ以上に、今でも一人沖縄に戦争の傷を背負わせてる状況で、この解決なくしては戦後すら終わらない。




http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/278.html

記事 [政治・選挙・NHK184] 中韓系団体が安倍首相の車列前でデモ!ロサンゼルスのホテル前が騒然に!米国は中韓の批判に反論「安倍首相は悔悟した
中韓系団体が安倍首相の車列前でデモ!ロサンゼルスのホテル前が騒然に!米国は中韓の批判に反論「安倍首相は悔悟した
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6361.html
2015.05.02 23:03 真実を探すブログ



アメリカのロサンゼルスで訪米中の安倍首相が滞在しているホテル前で中国や韓国系の市民団体がデモを行い、ホテル前が騒然とした状態になりました。


デモは「LA韓人会」や「在郷軍人会」「北京連合USA」等の団体が行ったもので、参加者は約500人ほど居ると報じられています。辺野古の米軍基地建設反対を訴えるために沖縄からやって来たデモ参加者も居たようで、「日本は謝罪を」「隠すのはやめろ」などと言葉が飛び交っていました。


一方で、中国や韓国の「謝罪の言葉がない」という抗議に対してハーフ報道官代行は、「安倍首相は戦争や日本がアジア諸国に与えた苦しみについて深い悔悟の意を表明しました。また28日のホワイトハウスでの記者会見では河野談話の堅持も表明しています」とコメントしています。アメリカ政府関係者は「安倍晋三首相が世界大戦の反省を述べた」と見ているようです。


↓ホテル前の様子






☆訪米中の安倍首相に在米中韓系市民団体が抗議デモ
URL http://dailynk.jp/archives/41299
引用:
訪米中の安倍晋三首相に対して、ロサンゼルス市内中心部で抗議するデモが開かれ、中国系、韓国系などの団体を中心に500人あまりが参加した。
デモには、韓国系の「LA韓人会」「在郷軍人会」「カリフォルニア州韓米フォーラム」など35団体をはじめ、中国系の「北京連合USA」「南カリフォルニア中国団体」などの団体が参加。さらに、ヒスパニック系や訪米した日本人も参加し「安倍首相は、第二次世界大戦の慰安婦に対する責任逃れをせず謝罪せよ」とシュプレヒコールを叫んだ。
:引用終了


☆中韓系団体、安倍首相車列に抗議 ロスのホテル前騒然
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150502-00000028-asahi-int
引用:
安倍晋三首相は1日午前(日本時間2日未明)、訪米中の最後の訪問地ロサンゼルスに到着した。宿泊先の市内のホテル前には、太平洋戦争中の日本軍の行いへの謝罪を求める韓国や中国系の団体など300人あまりが集まり、抗議の声を上げた。市内中心部の大通りが通行止めになるなど、一時騒然となった。
:引用終了


☆中韓が安倍首相演説を猛批判、米国が反論―米メディア
URL http://news.livedoor.com/article/detail/10073861/
引用:
中国、韓国は植民地支配に関する「謝罪」と「おわび」という文言が盛り込まれるかに注目している。米議会演説にはこの文言がなかったとして批判している。
米国務省のハーフ報道官代行は「安倍首相は戦争や日本がアジア諸国に与えた苦しみについて深い悔悟の意を表明しました。また28日のホワイトハウスでの記者会見では河野談話の堅持も表明しています」とコメント、安倍首相は歴史問題について言及していたとの見方を示した。(翻訳・編集/増田聡太郎)
:引用終了


☆安倍首相宿泊のロサンゼルスのホテル前などで抗議デモ(15/05/02)


☆安倍首相、米議会で歴史的演説 大戦の犠牲者に「とこしえの哀悼」 Abe becomes first Japan PM to address US Congress joint meeting


以下、ネットの反応




















アメリカには韓国人街や中国人街もかなりあるので、このようなデモは予想が出来たと言えるでしょう。私は安倍首相の演説の中身に問題があると感じているので、変なデモで中途半端に世論を誘導されるのは迷惑です。
特にTPPや様々な法律の成立を宣言したのは大問題で、謝罪の言葉で争点がズレそうなのが気になります。




http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/279.html

   

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