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2015年4月20日00時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK183] 雑感。日経の世論調査(在野のアナリスト)
雑感。日経の世論調査
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52700628.html
2015年04月19日 在野のアナリスト


最近、Appleが大規模な広告戦略にうって出ています。Apple Store前の行列がトラブルとなり、今後は行列をつくらせない、と表明したことが影響するのでしょうが、行列が広告戦略の一つだったとしたら、それはサクラの存在を疑わせるものとなります。逆に、お金をかけない広告だったのなら、今回はかなりコストアップを強いられる、ということにもなります。日本の飲料メーカーも出荷停止をくり返す、飢餓感商法が問題視されていますが、ある意味でこうした商法にも転換がみられるように、世界は今、大きな転換点に来ているのかもしれません。

日経新聞の世論調査で、景気回復を実感しているか? との問いに78%が「実感していない」と答えています。しかも増税から1年たち、1年前と比べて生活は? との問いに「変わらない」が60%、「悪くなった」が37%、「良くなった」が1%と、衝撃的な内容です。この1年、一貫して実質賃金が下がりつづけたのですから当然ですが、昨年もこの時期は賃上げ、賃上げと好意的に取り上げてられて、この結果というのが重要です。さて、今年も安倍首相が、賃上げを桜前線に準えましたが、まさに桜のように春だけ大騒ぎするだけでは、まったく意味がありません。再来年の消費税再増税も58%が反対と、この結果をみても経済政策の失敗がうかがえます。

しかも集団的自衛権、辺野古移設、原発再稼動まで、安倍政権の政策には悉く反対の方が多い。日経なので、経済意識の高い層の回答が多い、とみられますが、それでも政策全体にまで反対するのは、安倍政権への評価がそれだけ低い、ということの表れなのでしょう。ただ、政権の支持率は50%超え。ただし支持する理由で、もっとも多いのが「安定感がある」というのですから、要するに支持率の高いことが理由であって、ここには奇妙な好循環が生まれている形です。

以前から、世論調査には懐疑的な見方も強いですが、支持する→安定する→だから支持する、という流れで支持率が高いのなら、政策自体の評価が低くても納得できます。安倍政権でなければいけない、という積極的支持ではなく、安定する政権を支持する、ということです。

しかし世論調査にはサクラもいる、とされます。それこそ同じ家に何度も調査して、前回と同じ結果を導こうとしているのでは? とも囁かれるものです。つまりその方が全体の意思を確認する、という世論調査の意味合いが変わり、傾向の変化を読み解く、といった形にもなるからです。確かにそれだと視聴率の調査とも同じです。同じ家庭がみる番組が変わったら、それは趣味嗜好の変化を知る、との意味もあるのでしょう。ただし、世論調査としては正しくありませんが…。

安倍政権では広告宣伝費が拡大しており、それもメディア統制の一つ、とされています。中国をもちだし、危機感を煽って集団的自衛権や辺野古移設の必要性を説いても、電力が足りないと原発再稼動を訴えても、国民にはまったく伝わらない。Appleの広告宣伝戦略も転換しましたが、安倍政権の行っているちぐはぐな広告宣伝戦略は、まったく的外れであり、失敗している、とも言えるのでしょう。安倍政権の支持者が過半数なのに、政策はまったく支持しない、という流れは、政治への飢餓感の方がより高まっている、といえるのかもしれませんね。


本社世論調査 質問と回答の詳細
2015/4/19 22:00 日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO85876300Z10C15A4000000/


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/500.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 沖縄の苦しみを説き続ける翁長雄志の義憤  佐高 信(ダイヤモンド・オンライン)
沖縄の苦しみを説き続ける翁長雄志の義憤
http://diamond.jp/articles/-/70303
2015年4月20日 佐高 信 [評論家] ダイヤモンド・オンライン


 沖縄県知事の翁長雄志と会ったのは3月11日の夜だった。東京は目白の椿山荘で、菅原文太の「惜別の宴」が開かれ、その席で名刺を交換しながら、少し話したのである。いい笑顔だなと思った。首相の安倍晋三や官房長官の菅義偉が翁長との会見を拒む険しい状況の中で、しかし、それを感じさせない佇まいだった。沖縄の政治家として、何度も苦しい状況をくぐりぬけてきたからでもあろう。

■いまの日本は相当危ういところにきている

 昨年の11月1日、病を押して菅原文太は翁長の応援に沖縄に行き、那覇での知事選1万人集会に臨んだ。そして、「プロでない私が言うんだから当てになるのかならないのかわかりませんけど、政治の役割は二つあります。一つは国民を飢えさせないこと。安全な食べものを食べさせること。もう一つは、これが最も大事です。絶対戦争をしないこと」と言って、満場の拍手を浴びた。

 文太が主演の『仁義なき戦い』の決めゼリフで結んだこの演説が、知事選を制する大きな要因となり、翁長知事が誕生したといわれる。もちろん、翁長はそのことが十分にわかっていて、「惜別の宴」に姿を見せたのだろう。

 文太と対照的なヤマトンチュウは安倍や菅だった。4月5日にようやく会った菅に翁長はこうぶつける。

「去年の暮れ、今年の初めと、どんなにお忙しかったかわかりませんが、こういった形でお話をさせていただいて、その中から物事を一つひとつ進めるということがありましたら、県民の方も理解はもう少し深くなったと思うんですがね」

 翁長が「どんなにお忙しかったかわかりませんが」と痛烈な皮肉を法政大学同窓の菅に浴びせたのは、2年前の2013年1月27日には安倍と菅が一緒に那覇市長だった翁長に会っているからである。

 その日、沖縄へのオスプレイ配備撤回と米軍普天間飛行場の県内移設断念を求める「建白書」を首相の安倍に手渡した翁長ら沖縄県の首長や議長は東京の銀座をパレードして、それを訴えた。先頭に立った翁長をはじめ、当時は多くが自民党である。その彼らに、「売国奴、日本から出ていけ」「琉球人は中国人のスパイだ」といった罵声が浴びせられた。多くは安倍を支持するといわれる在特会やネット右翼の主張である。

 翁長はショックを受けたが、それ以上に不気味だったのは、100本か200本の日の丸を掲げて自分たちを非難している狂信者たちのそばを、何事もなく通り過ぎて買い物をしている人たちの存在だった。

「何か起きたのか?」と立ち止まるわけでもない。

 それらは無関係のことだとして日常の生活をしている人たちを見ながら、翁長は、いまの日本は相当危ういところにきているんじゃないかと思った。

■沖縄と日本じゃ歴史が違う

 もちろん、翁長は自民党を全否定してはいない。ただ、沖縄の地元誌『モモト』の2013年7月号のインタビューで、前記の東京行動などにからんで、保守のイメージが強かったのに最近の動きは意外だったと問われ、「沖縄という視点に立つと、イデオロギーとは関係ないところがあります。復帰までは中央自民党と沖縄自民党という別の組織でしたから、若干の違いはありながらも積み残してきた部分はある。その積み残しが、僕みたいな発言になるんですよ」と答えている。

 ちなみに、「僕みたいな発言」とは2012年11月の全国紙での次のような発言を指す。

「沖縄には経済援助なんかいらない。税制の優遇措置もなくしてください。そのかわり、基地は返してください。国土の面積の、6%の沖縄で、在日米軍基地の74%を引き受ける必要は、さらさらない」

『モモト』での次の発言も興味深い。

「同じ自由民主党じゃないかと言われるが、何が違うって、沖縄と日本じゃ歴史が違う。イデオロギーじゃなくて、アイデンティティですよ」

 その沖縄の苦しみを少しでも理解しようとする政治家が自民党にもいた。しかし、いまは理解しようともしない人たちが自民党を名乗っている。公約を裏切って辺野古基地建設を容認した前知事は沖縄のアイデンティティをブチ壊したと翁長は言いたいだろう。

 自民党の格別の変化を、翁長は小泉純一郎以降に顕著になったと見る。

「小泉さんからは新自由主義というか、新保守主義ですね。旧来の橋本(龍太郎)さんや小渕(恵三)さん、野中(広務)さんなどはね、沖縄戦のこともよくわかっていたし、保守の懐の深さがありましたよ。それが小泉さんからは、沖縄国際大学に(米軍の)ヘリが落ちても知事に会おうともしません。美しい日本とか日本を取り戻すとか、沖縄とはかけ離れた発言をするようになった自由民主党は、変わったなあと思います」

 名指しこそしていないが、「沖縄とはかけ離れた発言をするようになった自由民主党」の総裁が安倍晋三である。安倍は、沖縄県民にとって「切り捨てられた日」である4月28日に主権回復記念の式典を挙行した。那覇市長だった翁長は、その日、庁舎の前に、悲しみを表す紺色の旗を何本も掲げている。

 梶山静六を含めて、「保守の懐の深さ」を持った橋本、小渕、野中はいずれも田中角栄の薫陶を受けた人たちである。田中は金権政治家の側面もあったが、ハト派だった。だから私は田中派の政治家をダーティなハト派と呼んでいる。それに対して、田中の政敵の福田赳夫の系譜を継ぐ小泉や安倍はタカ派であり、政治の面でも経済の面でも統制色が強い。田中派に比してクリーンだけれども、ダーティなハトよりクリーンなタカの方が国民にとっては有害なのである。戦争も辞さないし、沖縄に対する態度でわかるように、すこぶるつきに強権的な手法で臨む。

 翁長は「オール沖縄」の立場から、いわゆる革新とも行動を共にするようになったが、従来の(ヤマトの)革新の主張に対しても厳しい。「平和」について問われて翁長は言う。

「日本は戦後から今日まで外国と戦争もしてないし、誰一人戦死したわけでもない。それを支えてきたのは沖縄ですよ。戦後、ずっと米軍基地があって、そこからベトナムに出撃をしていたわけで、憲法9条があるから日本は平和なんだと主張する人たちは、憲法の埒外にあった沖縄の負担の中で、戦後日本の高度経済成長があったということがわかっていない。それを、沖縄が本土復帰をした頃は高度経済成長にかげりが出て、『日本もお金がないのに何で沖縄にお金をやらなければならない』という、このさもしさ。日本という国の平和が架空の、虚構の中に保たれているということも理解されていない」



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/501.html

記事 [政治・選挙・NHK183] エンジョウトオル絶句!安倍首相の花見会に太田光が! ももクロも春クリも…みんなあっち側にいってしまった(リテラ)
「安倍首相はバカ」発言していたのに……楽しげに写真に写る太田光(YouTube「FNNnewsCH」より)


エンジョウトオル絶句!安倍首相の花見会に太田光が! ももクロも春クリも…みんなあっち側にいってしまった
http://lite-ra.com/2015/04/post-1040.html
2015.04.19. リテラ


 なんだよ、それ? 18日、新宿御苑で開催された安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の模様を知って、こうつぶやいたのは筆者だけではないだろう。

 この会には、毎年、政財界人にまじって多くのタレント、文化人、スポーツ選手らが招待され、彼らが時の権力者に尻尾をふる気色の悪い様子が大々的に報道される。ただ、それも毎年のことだし、芸能人も身すぎ世すぎというものがあるのだろうと、気にとめないようにしていた。しかし、今年はそうはいかなかった。その中にあの爆笑問題・太田光がいたからだ。

 周知のように太田はほんの1ヵ月ほど前、ラジオで安倍首相を「バカ」と罵倒して炎上したばかりだ。

 3月29日放送のTBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』でのこと。太田は米軍基地の辺野古移設をめぐって、沖縄の民意を無視し、翁長雄志沖縄県知事に会おうとしない安倍首相をこう批判した。


「安倍っていうバカ野郎」「私は個人的に(安倍首相を)バカだと思ってますけど」「沖縄は日本ですよ。何で日本を守らないのあのバカは」

 これに対して、安倍首相を支持するするネトウヨ、ネトサポたちがヒステリーを起こし、「一国の首相をバカよばわりするとは」「芸人風情が政治に口を出すな」などといった的外れな論理で太田攻撃を展開したのだ。

 しかし、本サイト・リテラはもちろん、この太田の発言を全面擁護してきた。太田の「バカ」という言葉は、選挙で示された民意を踏みにじり、翁長知事に幼稚な嫌がらせをする安倍首相の政治的態度に向けられたものであり、当然の形容である、と。お笑い芸人が権力者を罵倒し、揶揄することについても、他の民主主義国家では当たり前に行われていることであり、芸能人がバッシングを恐れて政治的発言ができないこの国のほうが異常であると指摘。むしろ、そんな状況の中で、太田が自分の意志を鮮明にしたことを高く評価してきた。

 ところが、その太田が安倍首相の誘いに応じて、あんな権力者の宣伝のための宴にノコノコ出かけていたのである。しかも、当日の様子を見ても、さらに翌日のTBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』のトークを聞いても、批評的な言動をした形跡はまったくない。

 それどころか、安倍首相のほうから近づいてきて「一緒に写真を撮りましょう」といわれ、隣でおどけたポーズをとったあげく、「番組に出てください」などと依頼。安倍首相から「もちろん」と快諾されて喜んでいる始末だ。

 なんだろう、この腰砕けっぷりは……。もちろん、嫌な予感はしていた。太田光という芸人はこれまでもこうした転向と日和見を繰り返してきたからだ。

 たとえば、10年近く前、太田は雑誌連載や単行本、さらにはラジオで、教科書問題、歴史認識、靖国神社などに踏み込み、右傾化の風潮を徹底批判していた。日本国憲法についても「人類が行った一つの奇跡」と敢然と擁護していた。

 ところが、2006年、こうした言動に対して右翼団体から抗議を受けると、太田の連載やラジオの発言から徐々に憲法や歴史認識などを扱う機会が減り始め、07年ごろには、こういうイデオロギー的なテーマに触れることはほとんどなくなった。

 また、最近も「NHKで政治ネタをボツにされた」と告発しながら、後になって「政治ネタをやらないというのは、打ち合わせの段階で僕らは了承している」「言論統制なんてない」と前言撤回している。

 こうした太田光の転向には、常に光代夫人の意向が強く働いているといわれ、今回も「バカ発言」の後に、光代夫人はツイッターで「無礼です。」「バカと言う言葉は、いけません。」と説教していた。

 そのため、本サイトも「(太田の安倍政権批判が)またしても光代氏によって封じ込められるとするなら、残念で仕方ない」と懸念を表明していた。しかし、まさか「桜を見る会」の招待まで受けるとは……。

 そもそも、安倍首相サイドが「桜を見る会」に太田光を呼んだのは、このお笑い芸人を懐柔しようという意図があったのは明らかだ。

 安倍政権になってからの「桜を見る会」の招待客の人選を見ていると、話題のタレント、人気がブレイクした芸能人以外に、ワイドショーや情報番組で発信力のあるMCやコメンテーターをターゲットにしている傾向がある。

 太田についても同じだ。『サンデー・ジャポン』(TBS系)という政治のニュースも扱う情報番組のMCをつとめ、ラジオ等で再び政治的発言を口にし始めていた。そんな芸人を取り込み、批判を封じ込めるために、これといった大きな話題がないにもかかわらず太田を呼んだと考えるべきだろう。
 
 そして、太田が「バカ発言」をした後も、官邸は招待をキャンセルすることなく、逆にわざとニュースになるよう安倍首相が太田にアプローチし、プラスのイメージを拡散させた。ようするに、太田は安倍首相の宣伝戦略、情報操作戦略に全面協力してしまったのである。この浅はかさにはもはや、言葉もない。

 しかも、こうした安倍首相の思惑に乗っかった芸能人は、太田だけではない。昼のワイドショーの中でも高い視聴率を誇り、官邸がマークしているという『ひるおび!』(TBS系)のMC・恵俊彰や、安倍首相の靖国参拝を「海外ではヒトラーの墓参りと受け取られる」と批判した春香クリスティーンも招待され、嬉々として駆けつけた。

 結局、権力者からのアプローチには誰もさからえないのか。今後、『ひるおび!』からさらに政権批判が減り、春クリが歴史修正主義批判を一切口にしなくなるような気がしてしようがないのだ。

 あ、それからついでに言っておくと、個人的にショックだったのは、ももいろクロ―バーZだ。ももクロは13年にもこの会に招待されているが、その年の夏に出版された古市憲寿の著書『誰も戦争を教えてくれなかった』(講談社)に収録された対談で反戦への思いを語り、「日本でも、韓国にいいイメージを持たない人もいるのと同じで、韓国には韓国の言い分があるじゃん。もっとちゃんと韓国の言い分も知りたい。歴史のこととか」と、一方的な嫌韓の空気も批判していた。

 さすがももクロ、政権に尻尾をふって広告塔に接待役まで務めるAKBとはまったくちがうと思っていたのだが、今年、そのももクロが再びこの宴に参加して、安倍首相と仲良く写真を撮っている姿を見て、ああ、ももクロちゃんたちまであっち側に行ってしまったのか、とかなり絶望的な気分になったのである。そもそも、ももクロはおまえらの側にいねーよ、と笑わば笑え。筆者はとにかく期待していたのだ。

 実はこの「桜を見る会」のあった日、あるネトウヨらしき読者がリテラ編集部宛てに「ねえねえ、どんな気持ち?」とのコメント付きで会の模様を報道した記事を送りつけてきた。

 どんな気持ちか、だと? はっきり言おう。ちょっと鬱気味である。

(エンジョウトオル)



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/502.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 坂野潤治著『昭和史の決定的瞬間』(ちくま新書、2004年)をご紹介いたします@AB =歴史板リンク=
坂野潤治著『昭和史の決定的瞬間』(ちくま新書、2004年)をご紹介いたします@(古村治彦の酔生夢死日記)
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/861.html

坂野潤治著『昭和史の決定的瞬間』(ちくま新書、2004年)をご紹介いたしますA(古村治彦の酔生夢死日記)
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/863.html

坂野潤治著『昭和史の決定的瞬間』(ちくま新書、2004年)をご紹介いたしますB(古村治彦の酔生夢死日記)
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/864.html
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/503.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 電源構成 自民揺らす 原発推進・再生エネ 論争広がる 意見集約に曲折も

自民党にも安倍総裁を筆頭に河野太郎氏など脱原発依存を政策として掲げる政治家がいるのだが、原発推進派と再生エネ派の対立だけで脱原発依存派を見出しに載せないところが原発大好きの日経新聞らしい。

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電源構成 自民揺らす
原発推進・再生エネ 論争広がる 意見集約に曲折も

 エネルギー政策で焦点となっている2030年の電力源の構成をめぐり、自民党内の議論が揺れている。原発推進派が政府や経済界と足並みをそろえて再稼働を後押しする動きが主流だが、風力や太陽光など再生可能エネルギーの拡大や脱原発依存を訴える意見も相次いでいる。政府の決定を前に党総務会の了承を求める声もあり、最終調整に手間取る可能性もある。

 安倍晋三首相は6月にドイツで開く主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)で、30年までの温暖化ガス削減目標を表明する考えだ。原発・石炭・水力の「ベースロード電源」など30年の電源構成は削減目標を決める前提となる。経済産業省や環境省を中心に4月末をメドに原案をまとめ、自民、公明両党の協議を経て、首相表明までに正式に決める。

 17日の党原子力政策・需給問題等調査会。会長の額賀福志郎元財務相は「原発の再稼働を前提に首相に提言した。自民党として真正面から取り組んで答えを出さなければならない」と力説した。

 額賀氏が「再稼働を前提」と言ったのには訳がある。7日の首相への提言で、今は4割のベースロード電源について、原発再稼働を前提とした「6割程度を確保」との明記を見送ったためだ。

 脱原発依存派などの反発を受け、提言は「欧米の多くの国で、漸減傾向にあるが現状6割以上の比率について、国際的に遜色のない水準を確保する」とあいまいにした。それでも額賀氏は東日本大震災前の約6割に高める方針は変わらないと強調する狙いだった。6割を求めるのは経済産業省と同じ主張だ。

 原発回帰を鮮明にする姿勢に反発しているのが、河野太郎行政改革推進本部長や柴山昌彦財務金融部会長ら脱原発依存派だ。「額賀氏は先走りすぎだ。原発再稼働は簡単ではない」と訴える。

 30年の温暖化ガス削減目標を議論する環境・温暖化対策調査会の山本公一会長や小池百合子顧問らは、原発再稼働が遅れる中、石炭火力で温暖化ガス排出が膨らみかねないと懸念する。ベースロード電源の6割には否定的で、再生エネ拡充を狙う環境省の立場に近い。17日には再生エネの大幅拡充を求める提言を菅義偉官房長官に渡した。

 提言は原発推進にも理解を示しつつ、再生エネによる技術革新やエネルギー安全保障の強化という利点を強調。同時に、温暖化ガスを「30年に05年比で30%以上削減」とした当初の案を「国際的にも評価される高い目標」と修正し、政府や原発推進派にも配慮を見せた。だが菅長官は「党内でもよく議論してください」と語るにとどめた。

 経済界と良好な関係を築いてきた自民党は、今でも原発推進派の発言力が強い。しかし東日本大震災後の反原発の世論の高まりを受け、脱原発依存をかかげる河野氏らや公明党など与党内の論争の幅は広がっている。都市部選出の若手議員は「世論次第で脱原発の声にも耳を傾けざるをえなくなってくる」と話す。


ベースロード電源とは

 ▼ベースロード電源 季節や天候に左右されず、昼夜を問わず安定的に発電できるとされる電力源。原子力や石炭火力、水力、地熱などがある。ベースロード電源以外には液化天然ガス(LNG)など「ミドル電源」や、石油など「ピーク電源」の分類がある。ベースロード電源は調達コストが低く、比率が高まれば電気料金の引き下げにつながるとみられている。

[日経新聞4月19日朝刊P.2]



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/504.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 農相「コメに問題残る」 TPP交渉 きょう日米閣僚協議:隷属国家のような通商交渉が“平穏裏に”進められている日本

 転載する日経新聞記事に、「両国はコメの関税を維持する代わりに米国産コメに特別輸入枠を設ける方向で議論している。米国は主食米で17万5千トンを主張し、日本は5万トン規模に抑えたい考え」とあるが、特別輸入枠であるミニマムアクセス(MA)米は、日本が米の関税化をしない代償として行ってきた制度であり、本来なら、米の関税化が実施された99年以降のMA米は廃止もしくは縮減されるべきものである。(MA数量の上乗せは2000年以降やめた)

 MA制度の活用で日本向け輸出を17.5万トンしかも主食用米(現在は外食産業向け)を“無競争”で増やせという米国側の要求は、自由貿易のルールにももとる理不尽極まりないものでる。

(MA米の残り67万トンは加工用・飼料用・援助用だが、米国に対しては、主食用のシェア30%と割り当てを合算すると、MA米のほぼ半分(49%)に達するほどの優遇を行っている)

 米国の主張は、主食用として設定された10万トンという全量さえ超える17.5万トンを上乗せした約20万トンの主食用米を“無競争”・“選択の自由ナシ”という条件で日本に輸入しろというものである。
 20万トンと言えば、日本の総需要770万トンの2.6%に相当する。

(他のMA米30万トンを加えると、対日米輸出総量は50万トンに達する)

 参照投稿で説明したが、米作農家の経営努力と身を切る出荷価格に加えここ2年あまりの円安傾向により、日本の米価格は国際価格に負けないレベルになっている。
 だからこそ、10万トンの枠が設定されている主食用SBS米は、昨年1.1万トンと枠の10%ほどしか輸入されなかったのである。

 主食用特別輸入枠10万トンのうち1.1万トンしか実績がないという状況で、「日本は5万トン規模に抑えたい考え」といったまるで隷属国家のようなトンチンカンな対米交渉が行われているのに、メディアも農業組織も大騒ぎをしない状況に唖然とする。
 米国産主食用米に需要がない状況でも、否応なく5万トンは輸入しなければならなくなるのである。
(やむえないことではあるが、MA米の処理=保管料及び売買差額で大きな財政負担を強いられている)

 重大な農業政策の転換につながりかねない話が、メディアの曖昧な報道で事足りるという発想はとうてい許されない。
 事実と影響を政府がきちんと国民に明らかにしたうえで交渉を進めなければならないレレベルの問題である。


※ 関連参照投稿

「TPP日米閣僚級協議 コメで厳しい交渉も:輸入実需激減の主食用で枠総量を超える17.5万トンの増加要求という無理難題」
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/455.html

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農相「コメに問題残る」 TPP交渉 きょう日米閣僚協議

 日米両政府は19日から、東京で環太平洋経済連携協定(TPP)に関する閣僚協議を開く。甘利明経済財政・再生相が来日する米通商代表部(USTR)のフロマン代表とコメや自動車など両国間の懸案事項について直接話し合う。コメを巡っては林芳正農相が18日、「問題が残っている」と指摘するなど厳しい交渉が続いており、どこまで歩み寄れるかが焦点だ。

 両国はTPP交渉に参加する12カ国での合意を見据え、今月15日から事務レベルで協議してきた。「一定の前進がみられた」(甘利氏)として、今月28日の日米首脳会談を前に閣僚間で一段の進展を目指す。協議は2日間の予定だ。

 林農相は18日、都内で記者団に対し、コメの扱いで「まだ詰めるべきこと、決めるべき問題が残っている」と語った。両国はコメの関税を維持する代わりに米国産コメに特別輸入枠を設ける方向で議論している。米国は主食米で17万5千トンを主張し、日本は5万トン規模に抑えたい考えだ。

 米国は加工用などでも4万トンの輸入枠を求めている。自動車部品では日本が即時関税撤廃を要求し、米国は認めない方針を貫いている。

 米国のオバマ大統領は17日の記者会見で、TPPに関連して「(米国内で)日本市場の開放に反対するのは分からない」と述べ、対日輸出拡大の好機と強調した。「我々がアジアで競争できるルールをつくれなければ、中国が自国の労働者や産業に有利なルールを設定するだろう」と対中戦略からもTPPが重要との認識を示した。

[日経新聞4月19日朝刊P.3]



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/505.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 自民聴取「拒否すべきだ」 民主・枝野氏、テレビ局批判[産経ニュース]
自民聴取「拒否すべきだ」 民主・枝野氏、テレビ局批判
http://www.sankei.com/politics/news/150419/plt1504190016-n1.html

 民主党の枝野幸男幹事長は19日、自民党がNHKとテレビ朝日の幹部から番組内容について17日に事情を聴いたことをめぐり、テレビ局側は聴取を拒否すべきだったとの認識を示した。「報道内容で呼ばれたと知っていたと思う。出ていくのはどうかしている。そんな姿勢は報道機関ではない」と批判した。さいたま市で記者団の質問に答えた。

 枝野氏はこれに先立つ会合で「政党がテレビ局の幹部を呼びつけるのは気にくわないから体育館の後ろに来いと呼び出すようなものだ」と自民党を非難。NHK、テレ朝双方に対しては「ぼこぼこにされると分かっていながら、のこのこついて行く方も、ついて行くほうだ。報道機関としての矜持(きょうじ)がない」と強調した。

[産経ニュース 2015/4/19]
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/506.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 公安注目!中国共産党(中連部)の後押しを受けた民間シンクタンクが翁長沖縄県知事の背後に!?
New Diplomacy Initiative(新外交イニシアティブ)
https://ja-jp.facebook.com/NewDiplomacyInitiative/posts/726698380700939

【ND訪中報告 後半】
7月20日〜23日の4日間の日程で行った第一回ND訪中団について、後半のご報告をいたします。
・・・

中国共産党中央対外連絡部(中連部)の二局に表敬訪問を行い、同局の趙世通副局長、同局日本所の沈建国所長及び史趙セイ(にんべんの右側に青)氏にご対応いただきました。中連部は、各国との政党間外交を取り扱うセクションであり、二局日本所はまさに日本の政党との外交を担当している機関です。安倍政権の現状、今後の見通し、信頼関係がゼロに等しい状況となってしまっている日中関係の打開策等について意見交換をした後、趙副局長より、NDの活動への後押しや、継続的な情報交換を続けていきたいとのご発言をいただきました・・・
https://ja-jp.facebook.com/NewDiplomacyInitiative/photos/pcb.726698380700939/726696320701145/?type=1

 
 
 
ここま開けっぴろげに中国共産党から支援を受けてますって。。。。

北朝鮮シンパの活動家とシンポジウムを開催していた女性弁護士を始め、
「鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、藤原帰一(東京大学教授)、マイク・モチヅキ(Mike M. Mochizuki、ジョージ・ワシントン大学教授)、山口二郎(北海道大学教授)、柳澤協二(元内閣官房副長官補[安全保障担当]、元防衛省防衛研究所所長、元防衛庁官房長)らが名を連ねる・・・」(Wikipedia)

中国共産党の支援を受けて、日米でロビー活動ですか?

南シナ海、太平洋進出を目論む中国が注目する中、沖縄では翁長沖縄県知事が反米、反米軍基地闘争。これを背後で支援するわけですね。

これってモロ中国の工作機関みたいなんですけど。

中政府が河野洋平氏や翁長沖縄県知事を中国に招いて安倍首相の歴史談話やAIIB参加に圧力をかけたわけですが、その背後にも「新外交イニシアティブ」の存在があったんでしょうか?

<参考リンク>

■沖縄を中国に売る為に動くと、中国共産党から金が出るのか?潤沢な活動資金はいったい何処から出ているのか?
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/462.html


■脱原発の前に人間終わってる!地震、津波、原発で被災した福島県民に対する悪質なデマを拡散する人々に怒り心頭!
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/862.html


■新外交イニシアティブ | IWJ Independent Web Journal
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%96%B0%E5%A4%96%E4%BA%A4%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96


■New Diplomacy Initiative(新外交イニシアティブ)
https://www.facebook.com/NewDiplomacyInitiative/photos/a.473705306000249.98404.469403579763755/783774828326627/
【戦力的な翁長外交 期待】
猿田佐世事務局長の論考が、11月21日付の沖縄タイムスに掲載されました。沖縄タイムス社にデータをご提供頂き、許可を得て掲載いたします。


■沖縄のタブー【中国・過激派・美人弁護士】徹底図解
http://megahit-rule.com/okinawa-taboo/


■沖縄の米軍基地問題におけるNDの活動意義とは 〜民間シンクタンク「新外交イニシアティブ」(ND)猿田佐世事務局長インタビュー〜
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201409231215542


■南沙諸島での滑走路建設、「正当」と中国将軍
http://www.afpbb.com/articles/-/3032547


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/507.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 古賀茂明氏「自民党権力が世論を抑えて行こうと民間(広告会社)も含めて動いちゃっている。これは大変」トークライブ4/12
2015年4月12日に行われた「自由報道協会が斬る!2015トークライブ特別編」における、古賀茂明氏(元経産省職員)の話の一部書き起こしです。動画は下記URLで見ることができます。当該箇所は1:12:35あたりからです。(本投稿の添付画像はこの動画をキャプチャしたもの)

Ustream.tv: ユーザー LOFTch: 0412自由報道協会, Recorded on 2015/04/12
http://www.ustream.tv/recorded/61017501

(書き起こしここから)

古賀:それから、広告会社の人にですね、広告会社と言っても大きいところはいくつかしかありませんけれども…。

伊田浩之氏:汐留にある?

古賀:いや、どこに本社があるか、私はよく知りません。そこの人に聞いたら…。

山口一臣氏:大きな広告会社。

古賀:やっぱりね、自民党がめちゃめちゃお金を持っているんですね、今。

山口:今、広告費を相当使っていますね。

古賀:政党交付金って言うか、議員の数が増えちゃったから。それでしかも経団連の献金とか、ちょっと前まで止めていたのがまた再開されたりですね。で、ジャブジャブにお金があるんですよ。

広告会社としてはですね、よく、この広告会社は自民党に近いとか何か色々言われるんですけど、そんなんじゃない、全然関係ないと、金だと。とにかく自民党には金が唸ってると。だったらあれを取りに行くのが営業マンだということで、広告会社がありとあらゆるアイディアを出して、こうやったら安倍さんの人気が上がりますよと、こうやったら民主党を叩けますよっていうのをね、どんどん持って行っているらしいんですよ。

それで採用されて、これはもしかすると拡大するぞと思ったら、もうそこにね、広告会社って割と縦割りが厳しいんですね。例えば、日本ってちょっと変なんですよ。同じ自動車業界を1つの広告会社が2社とか3社とか持ったりするんですけど、そういうこともあるから縦で完全に壁を作ってバラバラにして非常に独立性を高くするんですけど、もうそういうのは関係なくてね、とにかく自民党でこういう有望な事業が取れるかもしれないとなったら、もう一番優秀な奴をそこら中から引っ張って引っこ抜いて、プロジェクトの途中でも有無を言わさず持って来て、それで最強のチームで自民党にサポートに入るというのを、巨額なお金を狙ってね、みんなが動いているということで、国全体がね、世論を自民党権力が抑えて行こうっていうふうに民間も含めて動いちゃっているので、これはね、大変ですよ。

山口:そうですね。

伊田:政府の広報予算も、民主党の野田さん時代よりも、はるかに増えてる。

古賀:そうですね、今年も倍増するとか言ってましたし。

(書き起こしここまで)


[関連]
2015/03/27 【速報】「報道ステーション」終了直後の古賀茂明氏に岩上安身が緊急直撃インタビュー!降板の内幕を衝撃暴露 | IWJ Independent Web Journal
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240770
政府広報予算83億円に メディアが食らう“毒まんじゅう”(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo180/msg/386.html
安倍政権で「政府広報」予算が倍増!「ジャンプ」「ViVi」にまで政策PR広告バラマキ(リテラ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo180/msg/884.html
税金使って増税押しつけ/政府広報12.6億円 テレビ・新聞・ネット
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/394.html
<詳報>「メディアのトップが権力に擦り寄っている」古賀茂明氏が会見(BLOGOS)
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/321.html
【イベント】トークライブ「自由報道協会が斬る!2015 特別編」 | 公益社団法人自由報道協会 公式サイト
http://fpaj.jp/?p=6265
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/508.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 安倍首相は自己利益のために国益を売り渡すのか(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-0fee.html
2015年4月20日

日本の国民生活を根底から破壊するTPP(環太平洋経済連携協定)が妥結に向けて動いている。

鍵を握るのは米国の対応だが、民主、共和両党の超党派議員が、大統領に通商交渉の権限を一任する「大統領貿易促進権限(Trade Promotion Authority=TPA)」法案を議会に提出した。

米国では議会が通商に関する強い権限を握っている。

政府が外国と貿易に関するルールなどを決めた場合、米議会は個別の条文ごとに細かい修正を求めることができる。

TPP交渉が妥結しても米国議会が妥結内容を修正する場合、政府は相手国と再交渉しなければならなくなる。

TPP交渉参加国は、米議会がTPAを認めなければ協定案に署名しないと指摘されている。

米政府と交渉してルールを取り決めても米議会にひっくり返される可能性があるからだ。

この意味で、米国議会にTPA法案が提出された意味は大きい。

議会には民主党を中心にTPPに反対する主張が根強く、TPA法案が可決されるかどうかは不透明であるが、TPA法案が可決される場合にはTPPが妥結に向けて大きく動き出す可能性が一気に高まる可能性が高い。

これと表裏一体の関係にあるのが安倍晋三氏の4月末の訪米に際しての米議会上下両院合同会議で演説機会の獲得であるとの指摘がある。


安倍首相は訪米の際に、米議会上下両院合同会議で演説する。

日本の首相が米議会で演説するのは、1961年6月の池田勇人首相以来54年ぶり。

上下両院合同会議での演説は、日本の歴代首相の中では初めてである。

韓国の歴代大統領は過去6回も両院合同会議で演説しているが、日本の首相は演説機会を提供されてこなかった。

池田首相の前には、吉田茂首相、岸信介首相が議会で演説しているが、背景には米ソ冷戦の激化があった。

しかし、池田首相以降は日本の首相に議会演説の機会が与えられていない。

小泉首相は靖国参拝がネックになって機会を得られなかった。


安倍晋三氏が靖国参拝を実行したにもかかわらず議会演説の機会を得たの背景として指摘されているのが、TPP交渉での日本譲歩のシナリオなのである。

これに呼応するかのように、日米の閣僚会合が4月19、20日に東京で開かれる。

4月23日に参加国全体の首席交渉官会合が開かれることを踏まえて、その前に日米の交渉進展を明示することがTPP早期妥結に必要であるとの判断が働いている。

基本シナリオは安倍首相に議会演説の機会を与えることと引き換えに、日本の大幅譲歩を提示させ、これを材料に議会でのTPA法案を可決に持ち込むというものである。


米国はアジアにおける中国のプレゼンス拡大に対する警戒を強めている。

中国を含まないTPPが米国のアジアへの影響力確保の最重要のツールとして位置付けられている。

日本の譲歩を見せることで、TPPに反対している民主党議員を懐柔する戦術が練られているわけだ。

こうした図式を見る限り、議会演説機会の獲得と引き換えに、日本がTPP交渉で大幅譲歩することは、安倍氏が自分の利益と引き換えに、国民の利益を売り渡すということになる。

これこそが、「売国の作法」なのだ。

国民の利益を失うくらいなら、議会での演説機会など蹴り飛ばす、

というのが「愛国者作法」である。


安倍氏の行動を見る限り、優先されるのは自分の利益であって、国民の利益ではないということになる。

とはいえ、安倍氏の行動は、これまでの安倍政権の基本からすれば理解しやすいものである。

安倍首相の基本は「対米隷属」である。

日本の主権者の意思を基礎に据えるのではなく、米国の命令が基礎に据えられているのだ。

原発を推進するのも米国の命令である。

自衛隊を米軍の支配下に組み入れて、米国が創作する戦争に自衛隊が駆り出される体制を整えるのも、米国の命令に基くものである。

沖縄県民が2010年以来のすべての名護市議選、名護市長選、沖縄知事選、および2013年の参院選、2014年の衆院選で、辺野古米軍基地建設拒絶の意思を明示しているのに、辺野古米軍基地建設を強行しているのも、ひとえに、これを米国が命令しているからである。

つまり、安倍首相の行動を日本国の首相の行動として理解することは困難である。


しかし、これを米国の植民地日本の総督の行動として理解するなら、すべての疑問は氷解する。

安倍政権は米国が用意したシナリオに沿って、日本の国益を売り渡すTPP参加に向けて、突き進んでいるのだと理解できる。

この安倍政権の暴走に対して、

「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」

http://tpphantai.com/join/

が違憲訴訟を5月14日に提訴する見通しである。

一人でも多くの市民が会に参加して、国民生活を根幹から破壊するTPPへの日本参加を阻止してゆかねばならない。


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/509.html

記事 [政治・選挙・NHK183] テレ朝に菅への謝罪を問う自民&政府の脅迫によるメディア統制はアブナイ(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22969684/
2015年 04月 20日

 これは『自民がテレ朝を呼び出し〜メディア、国民は民主政破壊の暴挙に怒るべしhttp://mewrun7.exblog.jp/22960829/』の続報になるのだが・・・。

 自民党の情報通信連絡調査会(会長・川崎二郎)は、先週17日、報道番組に問題があったとして、テレビ朝日と自民党の幹部を党に呼び出し、事情聴取を行なった。(`´)

 ただ、この呼び出しの件については、NHKのことはヨコに置いて、テレビ朝日の呼び出しのことを主体に書くことにする。(・・)
 というのも、今回、NHKはカムフラージュで呼ばれた可能性が大きいからだ。(-_-)

<「テレ朝だけに政治的な圧力をかけたと思われないよう、NHKも一緒に呼ぶことにした(毎日18日)」、「川崎氏に近い同党関係者は「首相官邸とはあうんの呼吸で(テレビ朝日を)呼んだ。NHKはカムフラージュだと語る(時事18日)。そして、実際「45分間にわたったこの日の会合で、NHKへの聴取は約10分。大半は政権批判の内容が問題視されたテレビ朝日への質疑に費やされた」んだって。(北海道18日)>

* * * * *

 そして、mewは、先週も書いたように、自民党がテレビ朝日の幹部を呼び出したこと自体、マジで日本の民主政を壊すような大問題だと思っているのだけど。
 この週末に調査会に関するニュースを色々見て、も〜っと愕然とさせられたことがあった。(>_<)

 何と川崎会長が、テレビ朝日の専務に、番組で名前が出た人(=菅官房長官)に謝罪したのかどうか確かめたというのである。 (゚Д゚) 

『自民党の調査会は17日、テレビ朝日とNHKの報道番組に問題があったとして、両社の幹部を呼び、事情を聞いた。
 調査会にはテレビ朝日の福田俊男専務とNHKの堂元光副会長が出席した。テレビ朝日の報道ステーションでコメンテーターが一方的に政権を批判した事について、出席した議員が「名指しされた菅官房長官に対し、テレビ朝日はその後、謝罪したのか」と質問した。それに対し、福田専務は「面談の上でおわびという事はまだやっていない」と答えた。また、「官房長官の反応を報じる事で政治的公平性のバランスを取ったという認識か」との質問に、福田専務は「そういう認識だ」と述べた。(NNN15年4月17日)』

『「(番組で)名前が出た人に、おわびはしたのか」。調査会会長の川崎二郎元厚生労働相は17日の会合で、テレビ朝日の福田俊男専務にこう質問した。

 自民党は、自民党が問題視するテレビ朝日の番組「報道ステーション」は3月27日の放送で、コメンテーターが自身の番組降板に関して菅義偉官房長官らから「バッシングを受けてきた」と発言。質問は菅氏への謝罪要求にも取れるが、川崎氏は会合後の記者会見で「事実関係を聞いただけ」と否定した。(北海道新聞15年4月17日)』

* * * * *

 今回の調査会は冒頭部分しか公開されなかったのだが。まず、mewは、このような発言をわざわざカメラの前で行なう&そのようなことができる政治家の神経と資質を疑う。(-"-)

 また、北海道新聞が書いているように、この言葉は菅官房長官や安倍官邸への謝罪要求だと受け取られても仕方ないだろうし。「官房長官の反応を報じる事で政治的公平性のバランスを取ったという認識か」なんて確認しているところを見ると、(菅さまに)謝罪をしなかったから呼び出したと。謝罪や反省をしないと、また呼び出すぞと脅しをかけていると受け取ることも可能だろう。(`´)<また呼び出す可能性があるとか言ってたみたいだし。^^;>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 この調査会の聴取に関して、民主党の枝野幹事長が19日、さいたま市内の会合で、「ちょっと気にくわないから体育館の後ろに来いよ」と呼び出しをするのにたとえて、「都合の悪い報道をしたから呼び出して、圧力をかける。うっぷん晴らしだ」と批判していたのだけど。<しかも、「てめえら、ウラ番の菅さまに謝らなくて済むと思ってんのか」って?(>_<)>
 mewも、同じような印象を受けている。(・・)

『報道の中身について、自民党がNHKとテレビ朝日の幹部を呼びつけました。(両社は)のこのこ出て行った。どっちも問題だと思っています。

 自民党のやっていることは、個別の報道が偏向しているんじゃないかみたいな話で、「ちょっと気にくわないから体育館の後ろに来いよ」って呼び出すみたいなもんです。なおかつ、体育館の後ろに呼び出されたらボコボコにされるのがわかってるくせに、のこのこついて行くのもついて行くほうだという話です。これは両方について強く批判しなければならない。のこのこついて行った方も、報道機関としての矜持(きょうじ)がない。こういうことは、きちっと声をあげていかないといけません。

 自分に都合の悪い報道をしたから、公然と呼び出して圧力をかける。もちろん、この2年間だって公然とは呼び出さずに圧力をかけていたんだと思うが、普通は恥ずかしくてできないですよね。うっぷん晴らしですよ。我々は厳しくやっていかないと危ない。政治が右傾化するというレベルではないと思っていて、社会が幼稚化している象徴だと思っています。(さいたま市での集会で・朝日新聞15年4月19日)』

* * * * * 

 しかも、川崎会長は、この調査会で、テレ朝の「報道ステーション」が「真実でない放送をした」ことに問題があると指摘。
 そして、また放送法を持ち出した上に、何と停波の権限にまで言及したとのこと。さらにはTV各局で作る放送倫理・番組向上機構(BPO)のあり方にまでクチを出したという。(~_~;)

『川崎自民調査会長の発言要旨

 自民党情報通信戦略調査会の川崎二郎会長が17日、記者団に語った内容は次の通り。
 (テレビ朝日の「報道ステーション」とNHKの「クローズアップ現代」では)放送法の(禁じる)真実ではない放送がされていたのではないか。
 (自民党の放送局聴取を野党が批判していることに対し)民主党も放送機関を(党会合に)呼んでいる。(籾井勝人NHK)会長に辞めろとまで(国会の)委員会で言っている。それは介入ではないのか。

 われわれは放送法に照らしてやっている。真実を曲げた放送がされるならば、それは法律に基づいて対応させてもらう。独占的に電波を与えられて放送を流すテレビ局に対して、例えば停波の権限まであるのが放送法だ。
 (報道ステーションの中で)名誉を傷つけられた菅義偉官房長官が放送倫理・番組向上機構(BPO)に訴えることになれば、それは正規の方法だ。BPOが「お手盛り」と言われるなら、少し変えなければいけないという思いはある。テレビ局がお金を出し合っている機関ではチェックができないならば、独立した機関の方がいい。(時事通信15年4月17日)』

* * * * *

 放送法やBPOの件については、また別の記事で扱いたいと思うのだが。自民党内には、TV局で作る審査機関(BPO)が機能していないから、テレ朝のような放送が行なわれたのだと批判し、政府がもっと関与することを望む声も出ているようで。
 17日、『NHKと民放各社でつくる「放送倫理・番組向上機構」(BPO)について、政府が関与する仕組みを含め、組織のあり方を検討する方針を固めた』とのこと。(毎日17日)(・o・)
<自民党って、マジで憲法感覚がゼロのダメ政治家が増えちゃったのね。^^;>

 川崎氏らの放送法やBPOに関する発言は、まさに圧力がけ、脅迫と受け止められても致し方あるまい。(-"-)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 安倍官邸&自民党は、要は、自分たちの認識や考えと異なることは「真実ではない、誤り」だと決め付け、自分たちに都合の悪い事実や意見は、国民の目や耳に触れさせないようんしたいわけで。
 彼らが忌み嫌っている中国や北朝鮮のメディア統制、戦前の日本やナチス・ドイツのメディア支配にどんどん近づきつつあると言えるだろう。(~_~;)

<安保法制や憲法改正を進めるに当たって、メディアを統制したい、反対の論調をできるだけ封じたいって思惑もあるのよね。(-"-)>

 北海道新聞の記事は、報道の萎縮、政権党の広報機関化を強く憂慮していたのだが。mewも、同感だ。(・・)

『放送法は、公共の電波を使う放送局の社会的影響の大きさを踏まえ、公平・公正な報道を求めている。自民党が「事実と異なる報道は放置できない」と聴取の正当性を主張する根拠にもなっている。だが、政権与党による特定の番組内容への調査は報道の萎縮につながるとの懸念は根強い。

 上智大の田島泰彦教授(メディア法)は「(両局幹部を)呼ぶこと自体が力関係を背景にした圧力」と指摘。「日常的に行われると自由な放送は非常に制約され、政権党のある種の広報機関になる」と危惧する。元NHKプロデューサーの永田浩三・武蔵大教授は「自民党の揺さぶりは続く。報道機関は自民党ではなく、国民に味方になってもらうため、自ら襟を正さなければならない」と話した。(北海道新聞15年4月17日)』

* * * * *

 ただ、政権与党が報道内容をめぐってテレビ局に直接説明を求めるのは異例なことだけに、さすがに、今回の聴取に関しては、連立を組む公明党も懸念している様子。

『連立のパートナー、公明党からも「慎重な対応」を求める声があがりました。
 「(報道、自民党)双方に慎重な対応が必要ではないかと。自民党としても説明責任を果たされた方がいいのではないかと」(公明党 井上義久幹事長)(TBS15年4月17日)』

 野党からは疑問や批判の声が出ている。(**)

『民主党の岡田代表は17日の会見で、「放送法の何に関係するのか、ちょっとわからない。こじつけに近い話ではないか」と批判した。(FNN15年4月17日)』

『維新の党の柿沢未途政調会長も「問い詰める場を設定すれば現場の萎縮をもたらす」と批判し、共産党の穀田恵二国対委員長は取材に「衆院選の期間中から続いている報道機関に対する圧力と取られかねない」と語った。(時事通信15年4月17日)』

 また、17日から19日にかけては、民放のニュースやワイドショー番組でも、この件を取り上げて、(保守系と言われるフジサンケイや日テレ読売系の番組でも)聴取を行なったことを問題視するキャスターやコメンテーターが少なからずいたときく。(・・)

* * * * *

 今、mewが、何より残念に&心配に思うのは、このような安倍自民党の暴挙やその問題性に、一般国民の多くがいまだに気づいておらず。その危険性を認識していない上、主権者として怒りを覚えていないことだ。(-"-)

 報道の自由の保障は、民主政にとって最も重要なものだし。当ブログは、以前からそのことにこだわって色々と書いて来たので、今後もしつこくこの問題について書き続けたいと思うのだけど。
「このままだと日本がどこかの非民主的なor独裁的な国家と同じような不自由なアブナイ国になっちゃうぞ〜」と、大きな声でアピールして回りたい気分になっているmewなのだった。(@@)

                         THANKS


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/510.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 5・17大阪都構想の住民投票 最後まで賛否は分からない状況(週刊ポスト)
5・17大阪都構想の住民投票 最後まで賛否は分からない状況
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150420-00000006-pseven-soci
週刊ポスト2015年5月1日号


 大阪市を解体し、5つの特別区に再編することを柱とする「大阪都構想」の住民投票(4月27日告示、5月17日投開票)まで1か月を切った。

 橋下徹・大阪市長率いる大阪維新の会は、前哨戦と位置づけた府議選・市議選直前の“浪速のエリカ様”こと上西小百合衆議院議員のスキャンダル炸烈で思わぬ苦戦を強いられた。維新と反対派が激しく争う「大阪春の陣」で、「負ければ辞任する」と明言する橋下氏はいよいよ崖っぷちに立たされた。

 大阪府議・市議選投開票から2日後の4月14日、大阪市による住民説明会が始まった。会場には開場前から住民が列をなし、関心の高さを窺わせた。

 入り口では大阪市民であることを示す身分証の提示に加え、金属探知機によるボディチェックも行なわれる物々しい雰囲気に、「わしらはテロリストか」と憤慨する市民の姿もあった。

「橋下市長にはこれまでに殺害予告の脅迫状が送られたことがある。住民は驚くかもしれないが、万が一に備えるためだ」(維新関係者)

 橋下氏の説明に住民らは熱心に耳を傾けていたが、質疑応答では批判的な意見や野次も飛び交い、橋下氏が「僕が間違っていると思うなら住民投票で反対して」とヒートアップする場面も見られた。橋下氏がこれまで以上に必死になるのは訳がある。

 府議選は42議席、市議選は36議席を獲得し、いずれも第1党の座を確保したが目標の過半数には及ばなかった。橋下氏は「一定の成果は出た」としながらも微妙な表情を浮かべ、維新の会幹事長の松井一郎府知事も「過半数に及ばなかったのは負け」と敗戦を認めた。

 苦い表情の橋下氏らの脳裏には恐らく、告示直前に「国会病欠旅行疑惑」が発覚した上西氏の顔がちらついていただろう。疑惑発覚の2日後にスピード除名したが、この騒動が選挙戦を暗転させたことは間違いない。

「このタイミングで週刊誌に報じられたのは都構想反対派に巧妙に仕掛けられたワナだ。おかげで、橋下代表は街宣で『僕の不徳の致すところ』とお詫び行脚しなくてはならなくなった」(維新関係者)

 橋下氏の悲願である「大阪都構想」は大阪市を廃止して5特別区を設置し、府と再編する政策だ。5月17日の住民投票で賛成多数となると、2017年4月に大阪市は「大阪都特別区」になり、現在の大阪市が持つ強大な行政権は大幅に縮小される。

 これに自民、公明、民主、共産はいずれも反対する。

 NHKが12日に行なった世論調査では「賛成」が52%、「反対」が48%、大手紙の調査でも賛成と反対がほぼ拮抗している状態だ。

 大阪在住のジャーナリスト・吉富有治氏が指摘する。

「橋下氏は選挙前から400回以上のタウンミーティングを開くなどして支持を訴えてきた。アピールの度合いに比べて賛成が増えていないのは住民の理解が進んでいない証拠です。上西議員のスキャンダルも尾を引き、最後までどちらが勝つかわからない状況です」


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/511.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 路チュー不倫の中川農水政務官 官邸の更迭論に二階氏が一泡(週刊ポスト)
路チュー不倫の中川農水政務官 官邸の更迭論に二階氏が一泡
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150420-00000007-pseven-soci
週刊ポスト2015年5月1日号


 自民党の中川郁子・農水政務官の「路チュー不倫」スキャンダルの際、中川更迭に傾く官邸の思惑に一泡吹かせたとされるのが二階俊博総務会長だった。

 中川氏が辞任するかどうかは、世耕弘成・官房副長官の将来にとって大きな意味を持っていた。現在世耕氏は、官邸で菅義偉・官房長官とともに実権を握り、存在感を増している。安倍側近議員が語る。

「参院の和歌山選出で当選4回の世耕さんがさらに上を目指すには衆院への鞍替えが必要で本人もそれを意識している。路チュー相手の門博文・代議士は和歌山1区で落選して比例で復活。仮に中川氏が農水政務官を辞任し2人の連帯責任となれば、世耕さんには次の総選挙で衆院和歌山1区に鞍替えするチャンスがあった」

 安倍晋三首相も「彼女の言い訳が見苦しく更迭に傾いていた」(同前)とされる。

 それを阻止したのが二階氏である。同じ和歌山選出の世耕氏とは年の差があるものの長年ライバル関係にあり、門氏と中川氏は二階派所属だ。

「二階さんは水面下で中川さんに辞任を思いとどまらせ、安倍総理に掛け合って更迭を防いだ」(二階派議員)

 派閥領袖として官邸の安倍側近の思惑をはねのけ、子分たちを守ったのだ。それは二階氏が今も大きな力を持っていることを示すとともに、安倍氏もそれを無視できないという意外な力関係を見せつけた。


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/512.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 古賀茂明が安倍政権の改革逆行を糾弾!「天下り天国を復活させ、官僚に忠誠を求めているだけ」(週プレNEWS)
古賀茂明が安倍政権の改革逆行を糾弾!「天下り天国を復活させ、官僚に忠誠を求めているだけ」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150420-00046709-playboyz-pol
週プレNEWS 4月20日(月)6時0分配信


『報道ステーション』の発言でも波紋を呼んだ古賀茂明氏が、『週刊プレイボーイ』のコラム「古賀政経塾!!」で安倍政権をバッサリ斬っている。

***

改革を断行すると叫ぶ安倍政権。しかし、その言葉とは裏腹に、現実には改革の先送り、後退が際立つ。その象徴が政府系金融機関の民営化後退、そして天下りポストの復活だ。

今、主だった政府系金融機関は「日本政策投資銀行」「日本政策金融公庫」「国際協力銀行」「商工組合中央金庫」(商工中金)の4つがある。

もともと政府系金融機関は政策目的に沿って長期資金や中小企業向けの融資を行ない、戦後の日本経済の高度成長を支えるという大切な役割を果たしてきた。

しかし、日本が先進国となってからは民間銀行の業務を圧迫したり、本来は市場で淘汰(とうた)されるべき企業にまで融資をし、結果的に日本の経済構造改革を阻害するなどの欠点が目立ってきた。

そのため、2005年に当時の小泉内閣が政府系金融機関を統合、再編してスリム化、あるいは政府の持つ株式を売却し、完全民営化するとの方針を打ち出していた。

ところが今年2月20日、安倍政権は閣議決定で2022年までに民営化すると定められていた日本政策投資銀行と商工中金について、その期限を「できる限り早期に」と書き換え、代わりに「当分の間、株式を保有する」「株式保有の必要がなくなったら速やかに売却する」と書き込んだ法改正案を国会に提出したのだ。

これは政府系金融機関の民営化はほぼなくなったということを意味する。官僚の理屈からすると、政府が保有の必要性があると考えれば、いつまでも株を売却しないでよい=民営化しないでよいという理屈になるからだ。

民営化後退と軌を一にして、トップの座も再び官僚OBが天下るようになってしまった。

それまでは民営化方針に伴い、「政府系金融機関のトップへの官僚天下り廃止」が打ち出され、民間人経営者が登用されていた。

ところが、安倍政権になって政府系金融機関4行のうち、3行で天下り人事が復活してしまった。

●日本政策金融公庫総裁=細川輿一(こういち)元財務省事務次官。

●国際協力銀行総裁=渡邊博史(ひろし)元財務官。

●商工中金社長=杉山秀二(しゅうじ)元経産省事務次官。

といった具合だ。残る日本政策投資銀行のトップの座に官僚OBが返り咲くのももはや時間の問題だろう。

政府系金融機関トップのポストは官僚にとって最上級の天下りポストのひとつだった。官僚の巻き返しを安倍政権があうんの呼吸で見過ごしたおかげで、官僚機構は民間に明け渡していたそのポストを再び手中にすることができた。

官僚の退官後の暮らし向きは、天下りポストがあるかないかで大きく変わる。彼らにとって、天下りポストの確保は至上命題といってもいい。だから、「政策の実現と天下りポストの確保のどちらを取るか?」と政権から聞かれたら迷うことなく天下りポストの確保に走る。

安倍政権はそんな官僚機構の習性を熟知している。民営化先送り、天下りポストの復活を許す代わりに、官僚に政権へのさらなる忠誠、忠勤を求めているのだ。

しかし、行政改革は国民との約束である。それを無視し、官僚優遇を復活させることは明らかな国民への公約違反だ。

首相は今国会を「改革断行国会」と名づけたが、もはや看板倒れ。「改革逆行国会」と呼ぶのが実情に合っている。

●古賀茂明(こが・しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元幹部官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して20 11年退官。著書『日本中枢の崩壊』(講談社)がベストセラーに。新著『国家の暴走』(角川oneテーマ21)が発売中


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/513.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 京大大学院・藤井教授が警告「橋下維新が暗示する日本の危機」(日刊ゲンダイ)
       近著に「大阪都構想が日本を破壊する」(文春新書)(C)日刊ゲンダイ


京大大学院・藤井教授が警告「橋下維新が暗示する日本の危機」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159113
2015年4月20日 日刊ゲンダイ


 橋下徹・大阪市長が最重要課題に掲げる「大阪都構想」。その可否を決める住民投票が1カ月後の5月17日に行われる。前哨戦とされた統一地方選では、大阪維新の会が府議会と市議会ともに第1党の座を確保。もっとも、府議会は目標の過半数には届かず、都構想の実現可能性は、まったく読めない。住民投票の行方に注目が集まる中、都構想の問題点を舌鋒鋭く指摘し、橋下維新と激しいバトルを繰り広げてきたのが京都大学大学院教授の藤井聡氏(46)だ。


――世論調査では、都構想への賛成・反対が拮抗しています。


 たしかに賛成と反対が拮抗しているように見えますが、都構想の具体的な中身については「知らない」、もしくは「よく分かっていない」人が多い。つまり、「都構想で何かが変わる」というイメージだけが先行している。このままでは、十分な情報がないまま住民投票が行われ、とてつもなく重い決断が下されてしまいかねない。そこに大きな不安を感じています。


――最新刊の「大阪都構想が日本を破壊する」(文春新書)では、都構想の設計図は「論外」とバッサリですが、最大の問題点はどこにあるのでしょう?


 都構想の設計図である「協定書」の中身をじっくりと見ると、都構想とは「大阪市を解体して5つの行政区に分割し、大阪市民が自治を失うだけの話」だということが分かります。「大阪都」という名称に変わるわけでもない。大阪市は年間約2200億円分の財源を大阪府に吸い上げられ、巨額の予算を市の判断で使う権限まで失うのです。それによって、大阪市民への行政サービスが低下する恐れもあり、メリットはほとんどありません。


――橋下市長は、大阪府と大阪市のいわゆる「二重行政」が解消され、行政が効率化して大阪が活性化すると主張していますが、それはウソだと?


 二重行政の解消による財政効果は、11年の時点で「年間4000億円」といわれていました。ところが、都構想が具体化していく中で、どんどん減額され、昨年の府と市による行政的試算によれば「年間平均155億円」にまで激減。市議会では、「年間1億円にすぎない」という市役所からの試算も報告されています。これに呼応するように、当初は財政効果を前面に出して、「これが都構想のすべてといっても過言ではありません」と言っていた橋下市長が、「僕の価値観は、財政効果に置いていない」と発言を修正しています。


■改革イメージを鵜呑みにしてはいけない


――NHKの最新の調査によれば、賛成派の実に3分の2の人々が、都構想に賛成する最大の理由として「二重行政の解消」を挙げています。それがマヤカシだとすると、都構想を進める意義が失われてしまう。


 むしろ、初期費用だけで600億円から800億円かかり、ランニングコストも毎年20億円ほどかかると言われています。大阪市という1つの役所を解体して5つの特別区に分ければ、二重行政解消によるコスト節約どころか、業務内容によっては5倍のコストがかかってしまう。それはあまりに非効率ということで、多くの項目で5つの特別区全体で業務を行う「一部事務組合」という“プチ大阪市役所”をつくることが議論されていますが、こんな矛盾はない。これまで大阪市役所1つで済んでいたのに、都構想によって「大阪府・プチ大阪市役所・特別区」という三重構造が生まれるわけです。


――大阪では今、橋下市長が登場して「徹底した改革なんですよ」「まだまだできるんです」と叫ぶCMがガンガン流れている。中身をよく知らないまま、有権者が改革イメージに引きずられれば、住民投票では賛成多数になるかもしれません。


 大阪維新の会によるCMで、「大阪都で二重行政を解消し、豊かな大阪をつくる」というメッセージが日々、喧伝されています。万が一、有権者が事実と乖離した認識を勘違いしながら鵜呑みにすれば、これほど危険なことはない。中身を理解しないままに、ムードやイメージで何となく判断を下してしまえば、取り返しがつかない。都構想で大阪が衰退し、関西がエンジンを失えば、西日本全体が沈んでいく。ひいては日本全体が沈没することになりかねません。こんな大事なことが大阪市民だけの住民投票で決まってしまうのですから、有権者の責任は重大です。


公権力が批判を許さなければ言論封殺になる



――大阪市民の中には、「オモロそう」とか「一回やってみて、アカンかったら戻せばええやん」と、軽いノリでとらえている有権者もいるようですが……。


 残念ながら、「アカンかった」と気づいた時には手遅れです。大阪市を廃止して特別区をつくる法律はあっても、特別区を廃止して市をつくる法律は存在しないからです。「都構想自体には賛成だが、この中身は賛成できない」という場合は、はっきり「NO」と意思表示しなければいけません。


――ただ、CMの大量オンエアなど、大阪都構想のメリットばかりが強調されている現状では、反対意見や問題点が有権者になかなか届かないのではないでしょうか。


 橋下市長はツイッター等で「都構想に対して専門家から批判は出なくなった」などと主張しますが、実は学者などの専門家筋では、反対派が圧倒的です。アマゾンで都構想関連の書籍を検索すると、賛成派2冊に対し、反対派は13冊。書いた学者の数でいえば、賛成1人、反対7人です。唯一の賛成派学者にカウントしたのは、「専門的大学人」でなく「特任教授の経験あり」という経歴の堺屋太一さんです。


――堺屋さんは「経済人・大阪維新の会」の最高顧問や維新政治塾の名誉塾長に就任されているから、利害関係者というか、維新の“身内”ですよね。有識者の多くが反対しているのに、その声が大きくならないのが不思議です。


 皆、バッシングを受けることを恐れているのだと思います。橋下市長の意にそぐわない発言をすれば、ツイッターや記者会見の席上で名指しされ、激しく非難され、シンパの方々から抗議の電話や手紙がひっきりなしに来る。それが分かっているから、テレビや新聞で積極的に発言しようとしない。報道記者もそうだと思います。記者会見の場で連日、同業者が罵倒されるのを見ていれば、萎縮してしまい、モノが言えなくなっていく。


■「維新との公開討論はケンカにしかならない」


――藤井教授も、メルマガで都構想を批判した途端、橋下市長のツイッターで「嘘八百」「デマ」と攻撃され、「バカ学者」「こチンピラ」と罵られました。大阪維新の会からは公開討論の申し入れもありましたが、拒否しましたね。


 理性的な議論ならいつでも応じますが、ケンカの申し入れには応じません。橋下市長と在特会の桜井氏との討論という名の「ケンカ」など、テレビ視聴率にとってはいいのかもしれませんが、有権者の理性的判断には有害です。先方は私の批判が嘘・デマだと罵倒を繰り返していますが、どこが嘘なのかについて理性的説明はなく、これではケンカにしかならない。討論を要請するなら、まずは理性的反論を文書でお出しいただいて「議論できる資格」の明確化をお願いしたいとの声明を出していますが、今日に至るまで、そうした文書は送られてきていません。


――橋下市長は、敵をつくってケンカを吹っかけ、勝ったように見せる演出が得意です。公開討論には自信があるのでしょうが、そういう政治手法には危ういものを感じます。


 大阪では、言論の自由が深刻な危機を迎えています。公権力者が自分への批判を許さなければ、それは言論封殺になる。維新の党は、在阪テレビ局に「藤井を出演させるな」という趣旨の文書まで送っています。公党によるあからさまな言論封殺と言わざるを得ない。歴史的に見ても、そういうタイプの政治が最初にターゲットにするのが、報道と学問の自由というのが相場です。だからこのやり口を放置することは、大阪の未来の破壊につながるばかりでなく、日本の「自由社会」「民主政治」そのものの危機に直結している。今回の件が我々に暗示する重大な問題の本質は、実は、そこにあるのではないかとも感じています。


▽ふじい・さとし 1968年奈良県生まれ。京大大学院工学研究科修了後、スウェーデン・イエーテボリ大心理学科客員教授、東工大助教授を経て、09年から京大教授。専門は公共政策論、都市社会工学。現在、内閣官房参与(防災・減災ニューディール)も務めている。近著に「大阪都構想が日本を破壊する」(文春新書)。




http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「反安倍勢力」はなぜ勝てないのか? 最後の頼みの綱は天皇陛下(現代ビジネス)
    早くも再選確実? photo Getty Images


「反安倍勢力」はなぜ勝てないのか? 最後の頼みの綱は天皇陛下
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42968
2015年04月20日(月) 田崎 史郎「ニュースの深層」 現代ビジネス


野党はもちろんのこと、国民やメディアに、首相・安倍晋三が行うことには何がかんでも反対する、安倍の思い通りにはさせたくないという「反安倍勢力」が厳然として存在する。

この勢力は安保法制、憲法改正、沖縄の基地問題、原発再稼働などで、政権の方針にことごとく激しく反発する。世論調査における安倍内閣の不支持率が3割程度なので、有権者の3割は濃淡はあっても「反安倍勢力」なのだろう。

この層は岩盤のように固く、特定秘密保護法審議の時のように、政権が進む道で立ちはだかる。だが、多数派となることもこれまでなかった。なぜか−。

■対抗する自民党実力者が不在

この勢力は、安倍に対抗する自民党実力者に熱いエールを送る。昨年夏は、安全保障法制担当相就任を拒んだ、当時の自民党幹事長・石破茂だった。だが、石破は地方創生担当相を提示されるとすんなり受け入れ、今では「こんなおもしろい仕事はない」と言って、地方創生に取り組む。

次の期待は後任の谷垣禎一に向かった。谷垣は昨年9月の就任当初、元首相・大平正芳が唱えた「楕円(だえん)の理論」を引き合いに出し、「円みたいに一つしか中心がないのは良くない。(中心が)二つある中でバランスがとれる。私が幹事長に任命されたのも楕円みたいなことでうまく回していけ、ということかと思う」と語り、党の多様性を取り戻すことに意欲を示した。

しかし、谷垣は昨年暮れの衆院解散・総選挙に全面的に協力した。安倍から事前に衆院解散の意向を伝えられても、一切漏らさず、「谷垣さんに何を相談しても大丈夫だ」(首相側近)という信頼を得た。安倍は年明け以降、谷垣とほぼ週1回の割合で会い、最も信頼を置く。安倍の会談回数は石破の比ではない。

石破も谷垣も、9月の自民党総裁選で安倍の再選を支持する方針を早々に表明した。今、「反安倍勢力」が期待するのは自民党総務会長・二階俊博。二階は対中、対韓関係で安倍に注文を付ける。しかし、二階は10日発売の月刊誌「Voice」のインタビューで、「自民党の幹部の一員として安倍晋三首相の再選を支持する」と明言した。

もちろん、安倍に近い政調会長・稲田朋美も再選を支持している。9月の総裁選で安倍の再選を疑う人は永田町にいない。

■民主党の責任重大、解党が早道

安倍の対抗勢力は本来、野党であるべきだ。だが、野党第1党の民主党と第2党の維新の党は憲法改正や安保法制など重要問題で意見が異なり、政権のスキャンダル追及でようやく結束できるだけだ。

自民党にも野党にも期待できないとなると、連立を組む公明党に望みを掛ける。公明党は自民党との与党協議でブレーキ役を果たしている。だが、連立を離脱する気はまったくなく、妥協を重ねている。

となると、期待は結局、元首相の小泉純一郎、福田康夫、元幹事長の野中広務、古賀誠、元副総裁・山崎拓らに向かう。しかし、彼らは国会議員バッジを着けていない。つまり国民の審判を受けていないということだ。発言の重みは自ずと異なってくる。

かつて、自民党所属ではないのに自民党を支配した政治家がいた。元首相・田中角栄だ。しかし、田中は現職の国会議員で、かつ自民党最大派閥だった田中派を率いていた。その影響力において、小泉らと雲泥の差だった。

「反安倍勢力」の最後の頼みの綱は天皇陛下だ。陛下は戦争の悲惨さを忘れないように、平和の尊さを折に触れて述べられている。慰霊の旅を続けられ、今月上旬、パラオを訪問された。反安倍勢力の中心となっている「左」が陛下を熱烈に支持するという奇妙な構図となっている。

こうした政治状況を招いた最大の責任は政権を担当していた当時、失敗を繰り返した民主党にある。安倍政権が多少つまずいても「民主党政権よりマシ」と思ってしまうのだ。

今、民主党内では統一地方選での敗北を受けて、党勢低下が止まったとする「底打ち」論と、低下が続くとみる「底無し」論が入り乱れている。そんな内向きな議論をしているよりも、解党して出直した方が早いのではないか。(敬称略)


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/515.html

記事 [政治・選挙・NHK183] ニセモノの限界かもしれない あーあ、やっちゃった……菅官房長官「粛々と」大失敗の巻(週刊現代)
    初の翁長沖縄県知事との会談では、終始目をそらしていた〔PHOTO〕gettyimages


ニセモノの限界かもしれない あーあ、やっちゃった……菅官房長官「粛々と」大失敗の巻
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42964
2015年04月20日(月) 週刊現代 :現代ビジネス


「粛々」には「静か」「おごそか」という意味がある。しかし「静かに工事を進めたい」というのは政権の勝手な都合にすぎない。相手の気持ちを考えずに澄ましてばかりだから、コテンパンにされるのだ。

■直接対決で大恥

「沖縄県と協力しながら、しっかり進めていきたい」「しっかり連携しながら」「しっかりお約束は守っていきたい」「しっかり進める」「しっかり」……。

その日、菅義偉官房長官はいったい何度「しっかり」と口にしただろう。それはまるで、自分自身に言い聞かせているようでもあった。

いつもの定例記者会見で、壇上から記者を見下ろす表情とは様子が違う。目の前に座る翁長雄志沖縄県知事の目を、なかなかまっすぐ見ることができない。何とか自分の言葉で答えようとするが、繰り返しになってしまう。額に汗が光る—。

4月5日、那覇市内のホテルで行われた会談を終えて、翁長氏は「まあ、テレビ(で見る)よりは付き合いやすかったですけどね」と余裕綽々で皮肉った。菅氏にとっては、この会談は疑いようもなく大失敗だった。

「結局、疲れる仕事はみんなオレだよなあ……」

官邸に戻った菅氏は、自民党関係者にこうぼやいた。その人物は、菅氏を心配している。

「『沖縄は、菅さんにしかやれないから』と励ましておきましたよ。さすがの菅さんも疲れが見えている。まだあと2~3回は翁長さんと会わなきゃいけないですからね」

しかし、もとはと言えば、翁長氏の面会要求を再三突っぱね続けたのは菅氏自身である。政治評論家の浅川博忠氏が言う。

「翁長知事は昨年11月の当選以降8回上京して、何度も官邸を訪ねようとしましたが、いずれも菅氏は門前払いしています。この冷たい対応に世論の、特に沖縄県民の反発が高まり、慌てて会いに行かざるを得なくなったというのが実情でしょう。

これまで菅氏は、その強権ぶりも含めて、安倍政権の『官邸主導』の立て役者ともてはやされてきました。しかし、よく考えれば、少し図に乗りすぎていた気もします」

翁長氏との初の直接対決は、第二次安倍政権発足以降、「陰の総理」「政権の軍師」の異名をほしいままにしてきた菅氏の威光が、すっかり陰ったことを如実に示していた。わずか1時間足らずで、菅氏は翁長氏に、ふたつも恥をかかされたのだ。

ひとつめは、「粛々と」という言い草についてである。

「官房長官が、『粛々と』という言葉を何回も使われるんですよね」「上から目線の『粛々』という言葉を使えば使うほど、県民の心は離れて怒りは増幅していくのではないか」

こう諭す翁長氏を、菅氏は苦笑とも憤慨ともつかない微妙な顔をして眺めていた。

基地移設反対派の翁長氏が県知事に当選した際にも、また先月23日、辺野古沖での工事を中止するよう沖縄防衛局に指示を下した際にも、菅氏のコメントは「工事を粛々と進めていきたい」の一点張りだった。その言外に、「沖縄県民が何と言おうと、政府が決めた通りに工事は進む」というニュアンスが込められていたのは明らかだ。

■使いっぱしり扱いされた

翁長氏に「『粛々』は上から目線」と言われた翌日、4月6日の記者会見で菅氏はこう言った。

「『上から目線』ということだったので、そう感じるのであれば表現は変えていくべきでしょう。不快な思いを与えたなら、使うべきではない」

沖縄県知事に説教されて、官房長官が言動を改める。このような事態は、沖縄返還から43年が経とうとしている今まで、一度もなかった。

6日の会見では、いつも通りのポーカーフェイスに戻った菅氏。記者に答えながら、「それにしても、知事の分際で官房長官に意見するとは」と翁長氏の顔を思い出し、ハラワタを煮えくり返らせていたのか。それとも「この程度のことで収まるなら、安いもんですよ。オレってなんて寛大なんだ」と思っていたのか。

一方で、菅氏がかいたふたつ目の恥—こちらは、言葉尻を変えたらどうにかなるという域を超えていた。会談の最後、翁長氏はこう言い放った。

「私は今日、官房長官にお話はさせていただきましたが、安倍総理にもこのような形でお話しする機会があればたいへんありがたいと思いますけどね。その面談の手配をお願いしたいと思います」

つまり、簡単に言えば、

「今日はいろいろ言わせてもらったが、アンタみたいな使いっぱしりじゃ埒があかないから、次は上司を呼んで来い」

ということだ。全国紙政治部デスクが解説する。

「菅氏はこれを聞いた瞬間、内心で激怒したことでしょう。

そもそもの誤算は、菅氏が年明けの佐賀県知事選で、『オスプレイを佐賀空港で引き受ける』と確約した候補者を勝手に推薦し、敗れたことでした。

菅氏としては、この選挙で勝てば沖縄対策もできて、一石二鳥だと考えていた。しかし、フタを開けると惨敗。自民党内部からも『菅さんは人を見る目がない』『地方選の指揮もできないなんて』と、さんざんに叩かれた。

そこにきて、統一地方選とGWの安倍総理のアメリカ訪問直前という、これ以上ないタイミングで翁長氏がカードを切ってきた。ただでさえ憔悴しているところに『総理に会わせろ』ですからね。ああ見えて翁長氏は計算高い政治家ですから、当然、官邸のスケジュールや菅氏の消耗ぶりも意識して次の手を練っている」

翁長氏の視野に、もはや菅氏は入っていない。安倍総理、さらに官邸そのものを飛び越して、アメリカ政府に直接働きかけたうえで、改めて日本政府に条件を突き付けることさえ考えている。このデスクが続ける。

「先日、翁長氏は北京を訪れて中国共産党の要人と会うことを決めました。大義名分は『日中の観光交流促進』でしたが、真の目的が基地問題にあることは明らかです。

翁長氏は以前から『沖縄の中でいくら騒いだって無駄だ』と漏らしていた。もとはと言えば、琉球は東シナ海の要衝ですからね。米中両国を直接巻き込み、事を大きくして言い分を通そうという戦略なのです」

菅氏はなぜ、強気の翁長氏と渡り合うことさえできないのか。あの会談で菅氏は、なぜ血の通った言葉を一言も発することができなかったのか。そこには、政治家としての菅氏の「器」が深くかかわっている。

菅氏の経歴については、このような定説が流れている。秋田の豪雪地帯・雄勝町から集団就職で上京、段ボール工場に勤め、その後法政大学の夜間部を卒業。政界を志して横浜で小此木彦三郎・元通産大臣の下足番を務めたのち、横浜市議を経て国政に進出した、筋金入りの叩き上げ—。

「しかし、彼は集団就職の世代よりも少し若い。また、大学には昼間通っていたと本人も認めていますが、あえて『夜間卒』という情報を訂正しようとしません。かつて自分が落下傘候補だったのを隠すため、『土着型の政治家』『陰の存在』というイメージを前面に出しているようにも見えます。

その一方で、政治家として何がやりたいのか今一つわからない。以前主張していた『世襲制限』は、安倍政権に入ってから一切口にしなくなった」(全国紙官邸担当記者)

■哀れな捨てゴマ

安倍総理という派手な政治家の隣で、地味な実務家に徹して、菅氏は官房長官の地位に上り詰めた。だが、沖縄の基地問題は、日米中という大国同士の駆け引きで動く。「地味」「朴訥」をウリにするばかりで中身のない政治家が、「粛々と」立ち向かえるような、小さな問題ではない。

歴代の官房長官にとって、沖縄の基地問題は宿題であり続けている。かつて小渕政権の官房長官を務めた野中広務氏は、沖縄県民に涙を流して頭を下げ、信頼を勝ち得た。国民はその姿に、立場やプライドを超えた覚悟を見て取った。

しかし菅氏は、頭を下げるでもなく、かといって必死で説得を試みたり、悪役を引き受けて強面で押し切るでもない。無表情に、事を荒立てることなく、この場を切り抜けられると思っている。

「野中氏や、菅氏が師と仰ぐ故・梶山静六氏といった『名官房長官』ならば、ひたすら頭を低くして沖縄での人間関係作りに励み、県民と国民双方の情に訴えつつ、解決策を探ったでしょう。あるいはその逆に、あくまで強硬な態度を崩さずに臨んだかもしれません。

彼らに比べると、菅氏が見劣りすることは否めない。沖縄の件を発端に、党内でも『菅さんは過大評価されていたのではないか』という声が噴出しています」(前出・浅川氏)

マスコミを巧みに抑えつけ、懐柔し、安倍政権に欠かせない「名軍師」というセルフイメージを築き上げてきた菅氏。だが、安倍総理に近い自民党議員はこう漏らす。

「沖縄の件は、失敗したら菅さんの責任なんだ。一人でやらせとけばいい。ゴタゴタの間にも、(辺野古沖の)工事は進む」

官房長官とはいえ、しょせん菅は汚れ役、捨て駒だ。いざとなれば切ったところで、支持率には何の影響もない—悲しいかな、安倍総理とその周辺の人々はそう考えている。彼らは「菅には何もない」と分かっているからこそ、菅氏を実体以上に持ち上げ、弾除けにしているのだ。

菅氏自身は、「実務家のオレがいなければ、安倍政権は回らない」と考えているかもしれない。だが菅氏は今「粛々と」失点を重ねている。このままでは、「粛々と」切り捨てられてしまうだろう。

「週刊現代」2015年4月25日号より



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/516.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「安倍訪米」のいかさまぶりを見事に暴いた月刊FACTAの記事  天木直人
「安倍訪米」のいかさまぶりを見事に暴いた月刊FACTAの記事
http://www.amakiblog.com/archives/2015/04/20/#003242
2015年04月20日 天木直人のブログ


 発売中の月刊FACTA最新号(5月号)に、「独りよがりの『安倍訪米』」という見出しの記事がある。

 これは安倍訪米を直前に控えたいま、国民必読の極めてタイムリーな記事だ。

 内部関係者からのインサイダー情報にもとづいて書かれたと思われるこの記事の内容は、ひとことで言えば次の通りだ。

 すなわち、すべてに行き詰まった安倍首相は今度の訪米の成功にすべてを賭けている。

 安倍首相の「極右」歴史修正主義に生理的嫌悪と倫理的軽蔑を感じているオバマの米国は、当初安倍訪米に乗り気でなかったが、官邸と外務省が必死で頼み込んで実現し、おまけに小泉首相でもかなわなかった議会演説まで目玉にさせた。

 これは一見して安倍外交の成功に見えるが、その裏で安倍首相はあらゆる政策で米国に譲歩した。

 その最大のものは日米同盟強化という名の、なりふり構わない対米従属ぶりだ。

 しかし、急速に展開する世界情勢は日米同盟基軸と言う「信仰」がすでに時代遅れになりつつあることを示している。

 そんな独りよがりの安倍外交は危うい。

 以上がFACTAの記事の要旨である。

 問題は読売新聞を筆頭としたこの国のメディアが、政府内部の者でさえ認めているそのような安倍外交の危機的状況を国民に知らせないことだ。

 このままいけば安倍外交の下で日本の国際的地位はどんどん低下していくだろう。

 安倍訪米の礼賛報道一色の裏で、日本はどんどん米国に利用され、捨てられて行くだろう。

 外交を私物化して国を滅ぼそうとしている安倍首相を誰かが止めなければいけない。

 そうFACTAの記事は警鐘を鳴らしているのである(了)


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK183] まるで会社の規約を変えるようなお気軽さで改憲を語る政界の失楽園。虫唾が走ります。(くろねこの短語)
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-175e.html
2015年4月20日


 統一地方選後半戦告示ってんだが、我が地元はまったく蚊帳の外。区長選も区議選もないので、静かなもんです。それにしても、27の市の首長選挙が無投票って、納得いかんなあ。

 でもって、納得いかないことだらけの世の中で、その最たるものが改憲論議ですね。あたかも普通の法律を改定するのと同じような軽々しい感覚で改憲が語られるなんて、ふざけるのもいい加減にしろってなもんです。政界の失楽園・船田君がその急先鋒なんだが、沖縄の宜野湾市での講演で、「積極的平和主義を全文に盛り込みたい」とか「日本固有の文化が優れていることを絶対に載せたい」とか、まるで子供のおねだりみたいにのたまったそうだ。

・憲法前文に「積極的平和主義を」 自民・船田氏が意欲
 http://www.asahi.com/articles/ASH4L5D19H4LUTFK009.html

 自民党の船田元・憲法改正推進本部長は18日、沖縄県宜野湾市で講演し、憲法改正をめぐり憲法前文に安倍晋三首相が掲げる「積極的平和主義」を盛り込むことに意欲を示した。憲法改正の手続きを定めた96条の改正についても「2回目以降の国民投票でやったほうが良い」と語った。

 船田氏は現行憲法について、「我々は『憲法古着論』と言っている。背広をずっと着ているとほころびや汚れが出る。それをクリーニングできれいにしようというのが我々の方向性だ」と説明。その上で「積極的平和主義も前文に書かれても良いのではないか」と述べた。さらに日本の「国柄」も前文に反映させるため、「日本固有の文化が優れていることを絶対に載せたい」と強調した。

 改正手続きを定めた96条については、改正発議に衆参両院の3分の2の賛成が必要なことから、「国民主権からみて(国民投票の)機会が与えられない。民主主義に反するという考え方もある」と発言。安倍首相が意欲的だった改正発議の2分の1への引き下げによる改憲手続きの緩和を改めて目指す考えを示した。(安倍龍太郎)


 「こうしたい」とか「ああしたい」なんて個人的な思いを憲法に盛り込もうなんて、こやつらは何様のつもりなんだろう。それこそ、「憲法尊重擁護の義務」に違反してますね。

 会社の規約を変えるようなお手軽さで改憲論議が進んでいくってのは、いかにこの国の政治が野蛮化してるかってことの証です。無投票で選ばれる首長が増えているってのも、そうした野蛮化する政治の象徴ってことか。小役人ヅラした政界の失楽園が「こんなこと憲法に入れたいんだよね」って甘ったれたことを白昼堂々とのたまっちまうなんて、百年早い今日この頃なのだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「左折の改憲 考える時」――なのか?(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/1c07d2e48ce8359e7fe660db3ddb4e42
2015-04-20 09:57:36

 日本が押し付けられた屈辱的な条約・安保条約からの呪縛を一気に排除する。そして、日本が真に独立するための”秘策”、それが、「リベラル勢力による憲法改正」だ。こうした主張を、池澤夏樹が今月4月9日付け朝日新聞に寄稿しました。

 このコラムのタイトルは、「左折の改憲 考える時」。サブ・タイトルは「主権回復のために」。「終わりと始まり」(5面、大阪版)と題する池澤夏樹さんの月1回定番コラムです。

 まず、「憲法について自分は姿勢を変えるべきなのか」と、悩ましい心境を正直に吐露しました。1冊の本を前に、暫く前から考え込んできたというその本の名は、「日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか」(集英社インターナショナル)です。

 「箕面通信」でも、2274号(先月3月16日付け)をはじめ複数回で取り上げた矢部宏治さんの実に内容のある一冊です。日本がなぜ、アメリカの属国となっているのか、いわゆる「権力の奥の院」とは何か、を具体的に露わにした”真実の書”といえます。

 池澤さんは、「辺野古に基地を造らせないと沖縄県民が言っても、アメリカが造ると言えば日本政府には反論の権限がない。彼らは空疎な発言を『粛々と』繰り返して暴力的に建設を進めるしかない」と、指摘しました。

 そうです。日本政府には全く権限がありません。残念ながら、日本では憲法が最高法規ではない。最高位に位置する法規は、日米安保条約です。最高裁を信じて最後まで争っても、肝心の最高裁は、「統治行為論」なる詭弁を弄して、判断停止を起こすことにしています。すでに世紀以上前、砂川判決(1959年)で田中耕太郎・最高裁長官がその詭弁をひねり出し、その後この判例が確定して、日本国民は手も足も出せなくなっています。法的に日本をアメリカに売り渡したのは、最高裁の田中長官なのです。

 そしてその後はずっと、独立国と信じている日本国が、実はアメリカの思うままの隷従国に過ぎない事態が続いています。アメリカは、日本安保条約に定められた法理によって、合法的に「日本のどこへでも、いつでも、そしていつまでも」基地を造ることが認められています。

 「そんな、バカな」といっても、れっきとした法律に定められた事実なのです。日本政府が、日本国民の反対を押し切って、そうした条約をアメリカ政府と結んだのだから従わざるを得ません。

 こんな屈辱的な条約をひっくり返す「奥の手がある」というのが、池澤コラムです。そして、「左折の改憲」を訴えます。リベラルの側からの改憲によって、「施行後、外国の軍事基地、軍隊、施設は、国内のいかなる場所においても許可されない」という条項を入れれば、日本国内からアメリカ軍基地は一掃され、日本は国家主権を回復できる、と記しました。

 「もちろんアメリカは嫌がるだろうが、日本国民の総意とあれば従わざるを得ない。それを実現したフィリピンの実例もある。さあ、どうする」と、ボールを私たちの方に投げてきました。

 左から右まで広範な読者をかかえる朝日新聞の紙面とあって、池澤さんは直截な言葉遣いを避けましたが、いわんとするところは、「安保条約を破棄せよ。そのための改憲を」という過激な内容です。さあ、どう受け取りますか。



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 官僚による独裁国家・日本。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4788.html
2015/04/20 05:41

 日本国民は官僚独裁によるマスメディア報道統制により情報を極端に制限されている。たとえば日本の農業は過保護で国民に過度な負担をしている、という常識が蔓延している。

 しかし「農業の保護比較」を見ると米国55.3%、英国78.0%、仏国42.0%なのに対して日本27.8%となっている。米国や英国で農家の個別所得保障制度に多額な予算が投じられていることは周知の事実だ。日本も英米に真似て農家への戸別所得補償制度を創設しようと掲げた2009民主党マニフェストは徹底的に「財源はーー」という民主党潰しキャンペーンにより潰えた過去がある。

 TPPは日本の農業も含めた産業界の米国従属策だ。いや米国というよりも米国の投機家と米国の刻多国籍業への隷属を意味する、というべきだろう。

 安倍自公政権は軍事的な米国隷属化を「国際平和支援法」(案)により世界の何処でも何時でも米軍とともに戦争に参加できる自衛隊にすることで隷属化を進め、米国の覇権低下を防ごうとしている。それは官僚の独裁を支えているのがGHQ以来の米国の後ろ盾だからだ。

 民主党が政権を執ろうが官僚の協力なくしては沖縄の米軍基地の一つとして県外移設を果たせなかった。現在も翁長知事が頑張っても、安倍氏は「辺野古沖移設」しかない、と言い切る始末だ。それにより米軍を沖縄に繋ぎ止め、米国との軍事一体化を図ろうとしている。

 日本は決して独立国ではない。これほど米国に隷属している「独立国」は日本以外に世界にはない。かつての盟友・英国ですら米国や日本の期待に背いてAIIB参加を表明した。それは米国ドル体制による金融の世界支配の終焉が近づいていることを示している。

 日本は米国の軍事・経済的な威信を背景として戦後国際社会に復帰し、経済大国として復活を果たした。確かに米国が築いた覇権世界のルールに則って日本は復活したが、それは同時に日本の経済大国としてもたげた頭を米国により押さえつけられた歴史でもある。

 繊維交渉やドルショックやプラザ合意でどれほど日本が痛めつけられてきたか、「水に流す」国民性はそれほど根に持っていないかも知れないが、国民の大半が忘れ去っているのではないだろうか。その延長線上に安倍自公政権の安保法制改正やTPP参加交渉がある。それらは日本の米国への隷属化でしかないし、それを陰で主導しているのは官僚たちだ。日本は官僚独裁国家だということを忘れてはならないし、それを可能にしているのはこの国の官僚広報機関に過ぎない腐りきったマスメディアだ。

 TPP参加はISDS条項発動を梃にした米国投機家たちによる日本の国内支配に他ならない。既に日本独自の制度である農協は解体されようとしているし、自動車の「軽基準」も税制面の優遇策をなし崩しに解消しようとしている。

 官僚たちが独裁的な日本支配を続けるために、米国の威を借り続ける必要がある。それは日本国民の利益や国益よりも優先される。独善的な「共済年金」制度にも日本のマスメディアに指一本たりとも触れさせない。もちろん人事院制度や会計検査院制度の「官僚による官僚のための制度」は頑なに温存する。そうした国家制度に火を鳴らさないマスメディアに、日本国民は沈黙していてはならない。官僚独裁国家を打破して、真の民主主義国家に脱皮しなければ、日本の戦後は終わらない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 町村・衆院議長が辞任の意向 後任は大島氏で最終調整(朝日新聞)
町村・衆院議長が辞任の意向 後任は大島氏で最終調整
http://www.asahi.com/articles/ASH4N3TJWH4NUTFK007.html
2015年4月20日12時40分 朝日新聞


 町村信孝衆院議長(70)は20日、体調不良を理由に衆院議長を辞任する意向を固めた。同日午後に辞表を提出した上で、記者会見で発表する予定だ。後任の議長について、自民党は大島理森・衆院予算委員長(68)を充てる方向で最終調整している。

 町村氏の事務所によると、町村氏は体調不良を訴えて14日に検査のため入院。16、17日の衆院本会議を欠席していた。町村氏は早期の体調回復が難しいと判断した。

 野党時代の2012年、自民党総裁選に立候補し、安倍晋三首相らと争った際も、軽い脳梗塞(こうそく)で入院し、実質的な選挙運動を取りやめた経緯もあった。

 町村氏は昨年12月の衆院選後の特別国会で衆院議長に選出された。

 旧通商産業省出身で衆院当選12回。小泉内閣や第1次安倍改造内閣で外相、福田内閣で官房長官などを歴任した。安倍首相の出身派閥である旧町村派(現・細田派)の会長も務めていた。

 大島氏は、自民党国会対策委員長を務めるなど、国会運営に精通したベテラン。今後、国会では、安倍政権が重視する安全保障関連法案の審議が控えており、公明党や野党の一部に人脈を持つ大島氏の起用で国会を乗り切る狙いがあるとみられる。

 衆議院議長が衆院解散以外で任期途中に辞任するのは、1989年の原健三郎議長以来となる。原氏は自民党が予算案を単独採決した本会議開会の責任を問われ、辞任に追い込まれた。


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK183] <ワロタ>地方統一選に変態が出馬していると話題に!一度見たら目に焼き付く超強烈なポスター!千代田区議選の後藤輝樹候補
【ワロタ】地方統一選に変態が出馬していると話題に!一度見たら目に焼き付く超強烈なポスター!千代田区議選の後藤輝樹候補
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6222.html
2015/04/20 Mon. 13:30:58 真実を探すブログ



4月19日に地方統一選の後半戦が公示されましたが、東京千代田区議選にとんでも無い候補者が出馬しているとネット上で話題になっています。


驚くべきはそのポスターで、写真はアウトな場所を除いてほぼ全裸です。まるで野生の蛮族という感じですが、この候補者の方は過去にも何度か出馬した経験があります。
名前は後藤輝樹氏で、前の選挙でも動物に乗っているインパクトのあるポスター等を掲示していました。


地方統一選の前半戦ではニートから出馬した青年が話題になりましたが、彼と比べるとやや下品です(苦笑)。このポスターにOKが出た事を含めて、ネタ枠候補者なのでしょうね。
ちなみに、海外でもこのようなネタ候補者は多く、前にダース・ベイダーの出馬が話題になったこともありました。

















http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/522.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 放送局「許認可権」政府支配の陳腐…欧米では独立機関が監督(日刊ゲンダイ)
         自民党の聴取に入るテレビ朝日(左)とNHKの幹部ら(C)日刊ゲンダイ


放送局「許認可権」政府支配の陳腐…欧米では独立機関が監督
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159169
2015年4月20日 日刊ゲンダイ


 先週、自民党に経営幹部が呼び出されたテレビ朝日とNHK。抗議することもなく、ノコノコ“ご説明”に出向くところに、多くの識者が「テレビジャーナリズムの存亡の機」と呆れていたが、この問題の本質は、放送局の「許認可権」を総務大臣が握っていることだ。

 実は欧米では放送事業者の監督は、政府から独立した機関が行うのが主流。国際ジャーナリストの神保哲生氏がこう言う。

「米国はFCC(連邦通信委員会)、英国はオフコム(Ofcom=情報通信庁)と言いますが、いずれも政府から独立した監督・規制機関です。ところが日本は直接、総務省が監督する。この制度を変えない限り、政府による放送局のコントロールはなくなりませんよ」

 電波は国民の有限資産なので、日本の場合、放送局は5年に1度、総務相から放送免許の更新を受けなければならない。政府が気に入らないことがあれば、今回のように「放送法」を盾にして、暗に、更新拒否や免許取り消しをチラつかせることができてしまうのだ。

 政府が直接、放送局を監督する制度は、戦後のGHQによる占領が終わった直後に作られたという。

「戦前はメディアが軍部にコントロールされていた。そのため、GHQは『電波監理委員会』を作り、放送局の監督機関を政府から独立させたのです。ところが1952年4月、日本政府が施政権を回復すると、当時の吉田内閣は電波監理委員会をつぶし、逓信省の直接管轄に変えてしまいました」(神保哲生氏)

 独立した電波監理委員会は米国のFCCに相当するものだったが、日本政府は、これをわずか3カ月でお払い箱にしたのだ。政府のメディアコントロールへの、並々ならぬ執着が分かるというものだが、要するに「政府に弱い放送局」という力関係はいまだ戦前と変わらないということだ。

「放送局側にとっても、免許自体が『既得権』になっているので、その分、政治からの介入に甘んじているところもある。今回のことをキッカケに、制度をいじるいいチャンスだと思うのですが、どうもメディアの側にそうした問題意識は希薄です」(神保哲生氏)

 自制心があればまだしも、「私が権力者」と言い放つ政権である。テレビ局は、このまま圧力に屈し続けるのか。


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/523.html

記事 [政治・選挙・NHK183] “不倫&路チュー”田中美絵子元議員が結婚 現職民主党議員と(日刊ゲンダイ)
       美絵子氏は石川で浪人中、右はお相手の小山議員(C)日刊ゲンダイ


“不倫&路チュー”田中美絵子元議員が結婚 現職民主党議員と
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/159166/1
2015年4月20日 日刊ゲンダイ


 元衆院議員で、最近はよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属してタレント活動もしている田中美絵子氏(39)が、現職の民主党衆院議員と婚約していることが分かった。5月7日に入籍予定だという。

 田中美絵子氏といえば、2012年6月、国交省のキャリア官僚と不倫&路チューを週刊誌にスクープされた“お騒がせ議員”。現在は出身地(金沢)の石川1区で次期衆院選に向け活動中だが、ようやくマトモな幸せをつかんだのか。

 お相手は、田中氏と初当選同期で現在2期目の小山展弘氏(39)。選挙区は静岡3区で、12年選挙は落選したものの、昨冬に比例復活した。

「田中さんが議員時代、2人は本会議場の席が隣同士の同期の友人、という間柄にすぎなかったのですが、昨年12月の選挙で小山さんが金沢の親戚を田中さんに紹介するなど、浪人時代をお互いに励まし合った。今年2月末に婚約、統一地方選終了後に関係者に挨拶して、GW明けに入籍というスケジュールだそうです」(事情通)

 2人とも、バツイチの再婚だ。

「小山議員は、消費税政局で小沢一郎さんたちが民主党を離党する直前、両院議員総会の場で『党が分裂したら野田首相には辞任して欲しい』と本人に面と向かって発言し、話題になった人です。いまは農水委員会に所属し、農協改革に反対の論陣を張っています」(民主党関係者)

 19日、石川の地元紙が婚約を報じたため、2人はそれぞれのホームページで事実を明らかにしている。石川と静岡で選挙区が離れているうえ、田中氏はいまも浪人中。結婚しても別居生活だという。



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/524.html

記事 [政治・選挙・NHK183] <正論>民主党の枝野氏「NHKとテレビ朝日はのこのこ自民党に出て行った。どっちも問題」
【正論】民主党の枝野氏「NHKとテレビ朝日はのこのこ自民党に出て行った。どっちも問題」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6223.html
2015/04/20 Mon. 15:00:03 真実を探すブログ



民主党の枝野幹事長は自民党がNHKやテレビ朝日の幹部らを呼び付けた問題について、「(両社は)のこのこ出て行った。どっちも問題だと思っています」とコメントしました。


さいたま市で行われた集会に参加した枝野幹事長は、「これは両方について強く批判しなければならない。のこのこついて行った方も、報道機関としての矜持(きょうじ)がない」と述べ、自民党と同時に報道機関にも問題があると指摘。
自民党が報道に圧力を加えていることに関しても、「うっぷん晴らしですよ。我々は厳しくやっていかないと危ない。政治が右傾化するというレベルではないと思っていて、社会が幼稚化している象徴だと思っています」と枝野氏は話しています。


また、最近の国会で行われた自民党答弁を例にしながら、「自民党は、福島みずほさんの国会での発言を自分に気にくわないことがあるからそんなのは取り消せ、と小学生のガキみたいなことを堂々とやっています。ちょっと、社会人としての水準が低すぎる」と枝野氏は強い言葉を語りました。


☆民主・枝野氏「NHKとテレ朝、のこのこ出て行って」
URL http://www.asahi.com/articles/ASH4M6451H4MULFA00C.html
引用:
報道の中身について、自民党がNHKとテレビ朝日の幹部を呼びつけました。(両社は)のこのこ出て行った。どっちも問題だと思っています。


 自民党のやっていることは、個別の報道が偏向しているんじゃないかみたいな話で、「ちょっと気にくわないから体育館の後ろに来いよ」って呼び出すみたいなもんです。なおかつ、体育館の後ろに呼び出されたらボコボコにされるのがわかってるくせに、のこのこついて行くのもついて行くほうだという話です。これは両方について強く批判しなければならない。のこのこついて行った方も、報道機関としての矜持(きょうじ)がない。こういうことは、きちっと声をあげていかないといけません。


 自分に都合の悪い報道をしたから、公然と呼び出して圧力をかける。もちろん、この2年間だって公然とは呼び出さずに圧力をかけていたんだと思うが、普通は恥ずかしくてできないですよね。うっぷん晴らしですよ。我々は厳しくやっていかないと危ない。政治が右傾化するというレベルではないと思っていて、社会が幼稚化している象徴だと思っています。


 自民党は、福島みずほさんの国会での発言を自分に気にくわないことがあるからそんなのは取り消せ、と小学生のガキみたいなことを堂々とやっています。ちょっと、社会人としての水準が低すぎる。(さいたま市での集会で)
:引用終了


☆民主・枝野氏、自民党のテレ朝・NHK聴取は「うっぷん晴らし」(15/04/19)


☆統一自治体選2015(枝野幹事長遊説/青森県)2015年4月11日


☆枝野幹事長ぶら下がり会見 2015年4月12日


以下、ネットの反応






















正に枝野幹事長の言う通りですね。右翼化というようなレベルではなく、政治の幼稚化が起きていると言えるでしょう。メディアも自分で記事を作ろうという意欲が弱いですし、政治とメディアの腐敗が日本全体を悪くしています。


やはり、民主党は経験が豊富で人脈を持っている枝野氏がトップをするべきです。元弁護士ということで話し方も上手ですし、野党議員の中では総理大臣になれる可能性を秘めている貴重な議員だと私は見ています。





http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 冗談では済まされない安保法制をめぐるこの国の国会論争の空疎さ  天木直人
冗談では済まされない安保法制をめぐるこの国の国会論争の空疎さ
http://www.amakiblog.com/archives/2015/04/20/#003243
2015年04月20日 天木直人のブログ


 きょう4月20日の日経新聞が一段の小さな記事で報じていた。

 民主党は4月中に政府・与党が検討を進める新たな安全保障法制への見解をまとめると。

 安保調査会(会長・北沢俊美元防衛相)の会合を連日開き、集団的自衛権に関する議論を詰めると。

 なんということか。

 まだそんなことをやっているのか。

 いままでまといまらなかったものをどうして10日足らずでまとめられるのか。

 誰がまとめるのか。辻元か、福山か、それとも長島か。

 野党第一党がこの体たらくだ。

 もっとも、安倍自民党政権もそれに劣らずひどい。

 いまだに野党に提示できる政府案が出来ていない。

 高村と北側がおしゃべりを繰り返している。

 平和の党である公明党が歯止めになるか、ならないか、などといういつもの芝居をしている。

 その一方で安倍首相は、日米防衛協力の新ガイドラインを日米の外務・防衛官僚や軍人、制服組に丸投げして、4月末にはその結果をオバマでの米国に飲まされ、それで決まりだ。

 国の存立にかかわる安全保障政策の議論がこの国の政治家たちによてまともになされないうちに、米国の意向で決められ、後追いで法案がつくられるのだ。

 こんな不毛な国会論戦はない。

 もはや冗談では済まされない国民不在の政治だ。

 それにもかかわらずメディアは国民に問題の本質を教えないままだ。

 この国の政治家も官僚もメディアも、すべからく役立たずであり、不要だ。

 それでいて権力を独り占めし、血税を好き放題に使っている。

 国民はいいかげんに、本気で怒らなくてはいけない。

 自分たちの政治家や政党をつくる事を本気で考えなければならない時が来ている(了)


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/526.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 5年間を振り返って/フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイツゥング紙の東京特派員カーステン・ゲルミス氏



5年間を振り返って
FCCJ Monday, April 20, 2015
http://www.fccj.or.jp/number-1-shimbun/item/588-5.html

以下はドイツの日刊紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイツゥング紙の東京特派員カーステン・ゲルミス氏による、5年間の特派員生活を振り返った手記です。特派員生活のあいだに体験した、安倍政権による報道機関への抑圧の一例を紹介した記事であり、外国特派員協会会報誌「Number 1 Shimbun」ウェブ版に2015年4月1日付けで掲載されたところ、短期間に大きな反響を得たものです。現在の日本におけるジャーナリズムが直面している危機的状況を把握する一助として、ゲルミス氏の了解を得て日本の読者のために全文の日本語訳を掲載いたします。

 

私は日刊紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙での5年を越す特派員生活を終え、このたび帰国の途にある。

20101月の着任時と比べ、この国は表面的には変わっていないようで、社会要素的にはゆっくりとではあるが着実に変化してきている。特に過去一年間は私も仕事上かなりの影響を受けたと感じている。

日本の政治的エリートたちが理解していることと海外のメディアで報じられていることとの間には大きなギャップが存在する。しかもそれは拡張の一途をたどっており、在日外国人ジャーナリストたちにとって問題を引き起こしはしないかと危惧している。もちろん、日本は報道の自由がある民主主義の国であり、おぼつかない日本語しかできない外国人特派員でも情報にアクセスすることは可能だ。しかし、このギャップは安倍晋三首相のリーダーシップのもとで行われている変革、つまり歴史を修正しようとする右派的活動によるものである。日本のエリートたちにとって、海外のメディアによる反対的な見解や批判に向き合うことに困難があるならば、極めて問題ではないだろうか。

日本経済新聞は最近、ドイツのメルケル首相がこの2月に行った日本訪問についてベルリン特派員の記事を載せた。「首相の日本訪問は友好というより日本批判という結果をもたらした。日本の専門家とは原子力利用を終わらせるという自国の政策を語った。朝日新聞社での講演でも、安倍首相との会談でも、メルケル首相は戦争責任のことについて語った。最大の野党、民主党の岡田克也総裁とも会談し.友好的であったのはドイツ企業を訪問したときとロボット・アシモと握手をするときだけであった」

これは厳しく見える。だが、それを呑んだとしても、友好的とはなにか。友好的であるとは単に同意することだろうか。友人が自らを傷けるようなことをしようとしているときに、自分の信念を伝えることではないだろうか。メルケル首相の訪問は、確かに、単なる批判をするのではなく、もっと複雑なことを伝えようとしたのだ。

私の立場をはっきりさせておこう。着任以来5年経って、私のこの国への愛情は募るばかりだ。特に東日本大震災以後、私の記事を読んでくれた日本人の友人や読者のほとんどが私の書いた記事に愛情を感じると言ってくれている。

ところが、東京の外務省の官僚たちやある日本のメディア関係者たちはまったく違った見方をする。つまり私は厳しい批判ばかりする「日本批判家」であって、日独の友好を阻害する存在だと。

フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙は政治的には保守、経済的にはリベラルで市場志向型と言っていい。だが、安倍首相の歴史修正主義に対しては常に批判的な立場を貫いてきた。ドイツでは、リベラルな民主主義者が他国への侵略の責任を否定するなどということは信じられない所業とみなされるものであり、ゆえに、もしドイツにおける日本への親近感が薄らぐようなことが起きるとすれば、それはメディア報道のせいではなくて、ドイツ人のもつ歴史修正主義への反感から来るものである。

私の日本滞在期間には様々な事柄があった。2010年の民主党政権時、私の取材した鳩山・管・野田歴代三内閣はみな海外メディアに政策を理解してもらおうという姿勢があった。「国を運営していくためにもっと頑張らなくてはならない」と口を揃えて言っていたことを覚えている。

外国特派員は当時、岡田克也副総理に意見交換会によく呼ばれた。官邸で毎週の定例会があり、オープンに時事問題についてよく議論をたたかわせた。我々はある特定の事象について政府の立場をたびたび批判したりもしたが、それでも彼らは我々に彼らのスタンスを理解させようと辛抱強くつとめた。

2012年の選挙の後、自民党が政権を担うことになると事態は一変した。首相がフェイスブックなどの新しいメディアにご執心なのに反して、閣僚が外国人報道陣に開放的だったことはない。財務大臣の麻生太郎は外国特派員と懇談したり、膨大な国家の借金についての質問に答えようと努めることはなかった。

実際、外国特派員には尋ねたい事柄の膨大なリストがある。エネルギー政策、アベノミクスの危険性、憲法改定、若い世代の失業問題、地方の人口減少など。しかし、閣僚たちが外国特派員たちに質問の場を設けるような気はないらしい。それどころか、この新しい政権を批判しようものなら、「日本バッシャー(批判家)」と呼ばれた。

5年前にはあり得なかった新しいことといえば、外務省からの攻撃に曝されるようになったことだ。私が直接攻撃されるばかりでなく、ドイツ本国の新聞本社の編集部への攻撃もあった。私が安倍政権の歴史修正主義に批判的に書いた記事が掲載されると、フランクフルトの日本総領事が、新聞本紙の外交担当のデスクを訪ねてきて、「東京」からの異議を伝えた。中国がこの記事を反日プロパガンダに利用していると抗議したのだ。

事はさらに悪くなった。冷え切った90分間の会談の終わりに、デスクは記事が間違えているという事実を証明する情報を総領事に求めたが、それは無駄に終わった。「金が絡んでいると疑いざるを得ない」と外交官は言った。それは、私を、デスクを、そして新聞社全体を侮辱することにほかならないことだ。そして、私の記事の切り抜きのフォルダーを引き出しながら、中国のプロパガンダ記事を書く必要があるとは、ご愁傷様ですなと続けた。私がビザ申請の承認を得るためにその記事を書く必要があったらしいと考えているようだった。

私が?北京の雇われスパイだって?そこに行ったこともなければ、ビザの申請をしたこともないというのに。もしこれが、日本の目指すものを理解してもらうための、新しい政権のやり方だとすれば、そんな簡単にことが運ぶものではない。もちろん、親中国という非難は私のデスクの気に入るところではなく、むしろ私にレポートを続けるようにとの青信号を出した。

高圧的な姿勢は過去数年にわたって増え続けた。2012年まだ民主党政権だったころ、私は、元慰安婦に取材する機会を求め、また紛争の渦中にある竹島(韓国語では独島)を訪ねるために韓国に旅行をした。もちろん、それは韓国政府のPRに違いなかったが、論争の中心を私自身の目で見てみるという滅多にない機会だった。私はその直後外務省より昼食の招待を受け、島が日本のものであると証明する何十ページもある資料を渡された。

2013年、もう安倍政権になっていたが、三人の元慰安婦のインタビューについて書いたあと、私は再び昼食に招待された。そして首相の考えを理解するための資料を再び手渡された。

だが、2014年になると事態は変化した。外務省の当局者は今や、批判的な報道に公然と攻撃するように見えた。私は、首相のナショナリズムが対中国貿易にもたらした影響について記事を書いた後に呼び出された。私は公式に発表された統計を引用しただけだと伝えたが、彼らは数字が違っていると反論してきた。

話は戻るが、ドイツでの総領事とデスクとの会談の2週間前にも、私は外務省当局者たちと昼食をとっていた。そこで彼らは、私が「歴史を修正する」という言葉を使ったり、安倍首相の国粋主義的な方針は「日本を、東アジアの中だけでなく孤立」させかねないという考えを書いたりすることに抗議した。その口調は、説明しようとか、理解してもらおうというのではなく、冷淡なもので、その態度はまるで怒っているようだった。私が、なぜドイツのメディアが歴史的修正主義にとくに敏感なのかを説明しようとしても、誰も聞こうとしなかった。

政府の役人たちからの外国特派員たちへの昼食会の招待の数が増えてきていることや、第二次世界大戦の日本の見解を広めるための予算が増えていること、あまりに批判的に見なされている外国特派員たちの上司を(もちろんビジネスクラスで)招待するという新しいトレンドのことも聞いている。そこで私は、政府側の方たちに対してひとつ提言したい。こうしたデスクたちは政治的なPRに遭遇することは日常的なことと言っても過言ではなく、政府側の不注意な努力はしばしば意図とは反対の効果をもたらしやすい。私のケースで言えば、デスクがドイツで領事に会った際、中国から私が基金を受けていると領事が発言したことを後日外務省に公式に抗議を申し入れたところ、外務省が「それは誤解だった」と言ったのみで、結局なんの意味ももたなかったのである。

私が去るにあたってのメッセージとしては − ほかの人とは違っていて、私は日本における、言論の自由に対する脅威を感じてはいない。民主党政権のときより批判的な声はずっと静かになってきてはいるけれど、確かに存在しているのだ。そしてそれは以前よりもっと多くなっているはずだ。

日本の政治的エリートたちの閉鎖的なメンタリティーと、政権指導者たちに海外メディアとオープンな議論をする危険を冒す能力が欠如していることは、報道の自由には影響を与えない。情報を集めるための取材源は他にもたくさんあるのだ。しかしこのことは、民主主義の下では政府が政策を国民に、そして世界に向かって説明する義務があることをほとんど理解していないことを示すものであろう。

自民党の報道部には英語を話す人を置いていないことや、外国人ジャーナリストには情報を提供していないということを聞かされても、私はもう、おかしなことだとは思わない。また、よく海外出張すると公言している今の首相が、外国特派員協会で私たちと話すためにほんのちょっと足を運ぶことすらしないとしても、変なことだと驚くことはない。事実、今の政府が外国の報道に対してだけでなく、自国の市民に対しても、いかに秘密主義であるかを知って悲しむばかりである。

過去5年間、私は東京だけではなく、日本列島を北海道から九州まで動き回ったが、日本に非友好的なことを書いたことを非難する人に会ったことがない。それどころか、どこでも面白い話や楽しい人たちに出会ってきた。日本はやはり、世界でもっとも富んで開放的な国の一つである。外国人特派員にとって、住んでも報道をしても楽しいところである。

私の希望は外国人ジャーナリストが、そしてもっと重要なことだが日本の民衆が、自分の意見を発し続けることである。調和は抑圧や無視からは生まれてはこない。真に開かれた、健全な民主主義は、私が過ごした5年の我が家に相応しいゴールであると信じている。

カーステン・ゲルミス、フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙 元東京支局長(2010-2015) 外国特派員協会理事



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/527.html
記事 [政治・選挙・NHK183] 「翁長知事の娘は中国に留学していた」「夫は中国共産党員」という虚偽情報を流布する田母神は告訴に値する。






西村茂樹さんによる「翁長・沖縄県知事の娘にまつわるデマ」の真相

 「翁長知事の娘は中国に留学していた」「夫は中国共産党員」というデマを吹聴しているのは惠隆之介であったことが判明。この人とその周辺は嘘ばかりついてます。

まとめはこちら ⇒ http://togetter.com/li/809772



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/528.html
記事 [政治・選挙・NHK183] 「平和と言い換えろ!」安倍政権が安保法制強行で「戦争」という言葉の取締りを開始(リテラ)
           4月1日の参議院予算委員会で答弁する安倍首相(首相官邸ホームページより)


「平和と言い換えろ!」安倍政権が安保法制強行で「戦争」という言葉の取締りを開始
http://lite-ra.com/2015/04/post-1042.html
2015.04.20. リテラ


 安倍政権がめざす「美しい国」が北朝鮮や中国のような国であることがいよいよハッキリしてきた。国家や政府が決めたことには一切の批判や反論を許さないという方針で、メディアに圧力にかけていることは何度も指摘したが、今度は、国会でも言論狩りを始めた。

 社民党の福島瑞穂参院議員が国会で、一連の安全保障関連法案を「戦争法案だ」と述べたことについて、自民党が「一方的な決めつけだ」として議事録からの削除や修正を求めているという一件だ。すでに新聞・テレビでも報じられているが、福島氏の発言があったのは今月1日の参院予算委員会でのこと。安倍晋三首相への質問の際に、「安倍内閣は14本から18本以上の戦争法案を出す」と発言した。これに対して安倍首相が「レッテルを貼って、議論を矮小化していくことは、断じて甘受できない」と反論したが、福島氏も引き下がらなかった。

 たったこれだけのことだが、自民党は異様に問題視し、議事録から削除しろというのだから尋常ではない。ちなみに、国会で「戦争法案」という言葉が出たのはこれが初めてではない。たとえば、1999年に周辺事態法案の審議で共産党の議員が同法を「戦争法案」と批判したことがある。ところが当時の小渕恵三首相は「御党から言えば、戦争法案ということであると思うが」と応じている。当たり前だ。国会は言論の府であり、議員が自らの価値観に基づき言葉を選んで質問をするのが当然だからだ。

 安倍政権はいったい何を恐れているのだろう。実は、こうした“言葉狩り”的対応は、安倍政権のイメージ戦略──もとい、誤魔化し戦略の常套なのだ。

 わかりやすい例が、まさに安全保障法制の名称だ。安倍政権は、安全保障法制の一環で戦争をしている他国の軍隊を後方支援する恒久法(一般法)の名前を「国際平和支援法」にすることを決めた。これは、国際社会の平和と安全を目的に掲げて戦争をしている他国軍を支援するため、自衛隊をいつでもどこでも行けるようにするための法律だ。「支援」というのは、前線より後ろで、武力を使わずに他国の軍隊に食料や燃料を補給する活動を想定しているというが、戦争に協力することに変わりはない。

 しかも、ヘ理屈ではなく常識的に考えて、自衛隊が支援・協力するのは国際平和を実現するための「戦争」という行為であって、「平和」という状態を支援・協力するというのは日本語としてあり得ない。安倍首相が大好きなアメリカの「テロとの戦い」は、“WOT”(War on Terrorism)と呼ばれている。 まんま、戦争そのものなのだ。その戦争に協力するのだから、どう考えても「平和支援」でなく「戦争支援」だろう。福島氏の発言は、レッテル貼りでもなんでもない。

 では、なぜ安倍自民党があそこまで神経質になるかといえば、この言葉の言い換えによる誤魔化しこそが、安倍政権の本質といえるからだ。昨年4月に「武器輸出三原則」を「防衛装備移転三原則」と言い換えて閣議決定したのもそうだし、「残業代ゼロ法案」を「高度プロフェッショナル制度」(ホワイトカラーエグゼンプション)と呼んだり、「正社員首切り自由化」を「労働規制緩和」と言ったりするのも同じなのだ。いずれも、国民に対して正々堂々と説明できない、後ろめたい政策だから、言葉の言い換えによって誤魔化して乗り切ろうという、安倍首相らしいなんとも姑息な話なのだ。

 だからこそ、国民に法律の本質が丸わかりの「戦争法案」といった言葉が使われると、過剰な反応をするわけだ。今回は、たまたま国会が舞台だったので圧力が可視化されたが、実はこうした“言葉狩り”はマスコミに対しても日常的に行われているという。在京キー局の報道関係者はこう話す。

「最近話題の『公平・公正』と同じくらい言ってくるのが『意図をねじ曲げないように』というセリフですね。もちろん、ねじ曲げるつもりなど毛頭ありませんが、政権にとって都合の悪い解説をしたり、意見を紹介したりしただけで、意図をねじ曲げたことにされる。後方支援のための法案を『戦争支援』ととらえるか『平和支援』ととらえるかは事実ではなく評価の問題なのに。現場が萎縮するのは当然です」

 さらにここ最近はネトサポ(自民党ネットサポーターズクラブ、J-NSC)と呼ばれる連中の“活躍”も喧しい。ネットを使った自民党の応援団で、ネット上に自民党や安倍政権に批判的な言論を見つけては「事実のねじ曲げ」「レッテル貼り」「デマによる煽り」との書き込みを拡散させている。「一連の安保法制は戦争を推進させる」とか「自衛隊に死者が出る可能性がある」などと書こうものなら、たちまち袋叩きにあう。結果、政権に批判的な論評がマスコミからもネットからも姿を消すという寸法だ。

 国家に楯突く者は容赦なく取り締まる。「この道しかない」と異論をいっさい許さない。そして、自由にモノが言えない。安倍政権がいま粛々と進めているのは、そんな恐ろしい国づくりなのである。

(野尻民夫)



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 爆問太田、首相主催の「桜を見る会」で満面の笑み 「安倍バカ発言」を「手のひら返し」と批判の声(J-CASTニュース)


爆問太田、首相主催の「桜を見る会」で満面の笑み 「安倍バカ発言」を「手のひら返し」と批判の声
http://www.j-cast.com/2015/04/20233455.html?p=all
2015/4/20 15:34 J-CASTニュース


安倍晋三首相(60)が主催する「桜を見る会」が2015年4月18日、東京・新宿御苑で行われた。各界の著名人ら約1万5000人が招待され、その中にはお笑いコンビ「爆笑問題」の姿もあった。


「爆笑問題」といえば、太田光さん(49)が先ごろのラジオ番組内で安倍首相を再三「バカ」呼ばわりし、物議を醸したばかりだ。


■「なんだかがっかり」「どの面下げて行ってるんだ」


さる3月29日の「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ系)で、太田さんは米軍普天間基地の移設問題について語る中、


“「安倍っていうバカ野郎」
「総理大臣でもバカはバカでしょ」
「国を守りたい、日本を取り戻したいって言うのなら、沖縄を取り戻せと思うし。沖縄は日本ですよ。なんで日本を守らないの、あのバカは」


などと痛烈な首相批判を展開した。発言は波紋を呼び、タイタン社長で妻の太田光代さん(50)も「バカと言う言葉は、いけません」などとたしなめた。


そんな爆笑問題の2人と光代さんが18日の「桜を見る会」に出席した様子がニュース番組等で紹介された。映像に映っていたのは、声をかけられた3人が首相と楽しそうに会話する姿だった。太田さんのはじける笑顔が印象的で、写真撮影時には首相の隣でおどけてみせる場面もあった。


しかし「バカ発言」とのギャップに、戸惑った人も少なくなかったようだ。インターネット上には、


“「結局本人を前にした何も言えず...おちゃらけでごまかすだけか...」
「爆笑問題の太田が安倍首相の隣で破顔一笑しててなんだかがっかり」


と残念がる声や、太田さんの態度を「手のひら返し」と受け止め、


“「爆笑太田はどの面下げて行ってるんだ」
「官邸主催の花見会にノコノコ出席するわ、近づいてきた総理に何も物申せないわで太田さんダサいですね」


などと批判する声がいくつも寄せられた。


■「安倍さんわざわざ俺んとこ来た」


こうした声に光代さんは20日、ツイッターで、


“「首相主催の花見に行っては、いけませんでしたの。自分で交通費負担して、花見をしただけです。私は」
「なんで、桜を見に行っただけで、皆さんに、なんだかんだを言われる意味が分かりません」


などと反論。会に招待されたのは「バカ発言」の前であり、行くと言ったのは太田さんだったとも明かした。


ところで太田さんは首相と何を話したのか。19日昼の「爆笑問題の日曜サンデー」(TBS系ラジオ)ではこの時のやりとりを報告している。


曰く、会話できた時間はほんのわずかだったそうだが、「番組出てくださいよ」と依頼したところ、「もちろんですよ」と快諾を得たという。太田さんはこれについては「まぁ政治家の言う事だから、あてにならないっちゃあてんならないから」と素っ気ない。とはいえ、安倍首相の心づかいを感じたようで、


“「安倍さんわざわざ俺んとこ来て。『あ、じゃあ太田さんと一緒に写真撮りましょう』って。なんかあれ...気にしてたのかな?」


と振り返った。すると相方の田中裕二さん(50)も


“「多分知ってるだろうからね。このラジオでの発言も当然耳に入っているし。まわりのスタッフも分かっていただろうし」


との見方を示し、最後には2人で「安倍さんお待ちしております」と出演を呼びかけた。


桜を見る会は和やかなやりとりに終始したようだが、首相が爆笑問題の番組に出演した時には、歯に衣着せぬ「太田節」が炸裂するのだろうか。



安倍首相、地方の景気浮揚に全力で取り組む考え示す(15/04/18)



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 愛川欽也が靖国に残した日本国民へのメッセージ(simatyan2のブログ)
愛川欽也が靖国に残した日本国民へのメッセージ
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12016690677.html
2015-04-20 17:53:30NEW ! simatyan2のブログ


先日、肺がんで亡くなった愛川欽也氏は靖国神社に下のような
メッセージを残しています。



https://twitter.com/itten10/status/588864973058637825

特別なことが書いてあるわけでもなく当たり前な文言なのですが、
心にジンと響くメッセージです。


しかしネトウヨたちは愛川さんの思いを笑いものにしています。


かかと落とし(茸)@\(^o^)/[sage] :2015/04/20(月) 13:10:43.65 ID:6w70QTtc0.net
年取って思想に目覚めるようなジジイにはなりたくないな


メンマ(チベット自治区)@\(^o^)/[sage] :2015/04/20(月) 13:13:17.22 ID:mv+XULSX0.net
チベットに日本国憲法があったら侵略されてなかった
ってことかね?


張り手(大阪府)@\(^o^)/[sage] :2015/04/20(月) 13:15:03.28 ID:ICl+xClb0.net
宗教かよ・・
ねーよw


スターダストプレス(中部地方)@\(^o^)/[sage] :2015/04/20(月) 13:22:52.39 ID:fjV2qXZS0.net
そらアンタ憲法は守るものだわさ
しかし憲法が私達を守るとは限らない


フェイスクラッシャー(内モンゴル自治区)@\(^o^)/[sage] :2015/04/20(月) 13:27:33.23 ID:DC412MbgO.net
自宅に泥棒が入ったらどうするのか聞いてみたい


中年'sリフト(禿)@\(^o^)/[sage] :2015/04/20(月) 13:36:29.31 ID:1A1kqP6m0.net
最後守ってくれるのは自衛隊なんだよね。


トラースキック(SB-iPhone)@\(^o^)/ :2015/04/20(月) 13:40:08.35 ID:kkZYdSV10.net
サヨクはどうして憲法が平和を保ってるなどど嘘八百言うのか?
刑法があれば犯罪者はいなくなるのだろうか?


張り手(神奈川県)@\(^o^)/ :2015/04/20(月) 13:44:39.90 ID:EIzXNoyB0.net
拉致被害者は守れましたか?


名前 名無しさん@まとめたニュース 2015年04月20日 15:28 ID:ucrp2AeS0
まあもう日本の6割はすでに右翼方面の思想だからな。今更すぎる。


名前 名無しさん@まとめたニュース 2015年04月20日 15:32 ID:Ecw4hZ0L0
憲法さんが、飛んできたミサイルを撃ち返してくれるのかね。


名前 名無しさん@まとめたニュース 2015年04月20日 15:36 ID:i9vSYJMT0
人の病気を期待してた愛川が先に逝ったせめて真人間になれよ


名前 名無しさん@まとめたニュース 2015年04月20日 16:17 ID:tL0j4ILD0
戦争をしないのと軍を持たない事を最後まで理解出来ないバカだった


ネトウヨってのは、どうしてこうも好戦的な連中ばかりなんだ
ろうと思いますね。


「戦争反対」「戦争は嫌だ」「戦争はしない」と叫ぶ人はみんな
ブサヨ呼ばわりです。


別に左翼でなくても戦争が嫌いな人は大勢いる、というより誰も
が戦争なんかしたくないと思ってる人ばかりじゃないでしょうか。


ネトウヨは本当に馬鹿ばかりです。


まあ右翼にもなりきれないのがネトウヨですから馬鹿なのは当然
なんですけどね。


だから日ごろ偉そうなことを言っていても、いざ本当に戦争にな
れば前線から逃げて一番役に立たないのがネトウヨだと思います。


憲法改正を急ぐ連中の言う論法に次のようなものがあります。


○憲法が飛んできたミサイルから守ってくれるのか?
○自宅に泥棒が入ったらどうするのか?


これらは憲法を「改正」しようが「今のまま」だろうが同じこと
でしょう。


彼らが言うように、憲法を改正したからと言って守ってはくれ
ないんですからね。


例えばアメリカは軍事大国で核兵器も所有して、日本の何倍もの
軍備と強力な軍事力が有ります。


また日本のように戦争を放棄した憲法もありません。


だから戦争やりたい放題です。


しかしISなどに人質を取られた上、数えられないほど兵士が
何人も殺されています。


つまり核兵器を含む軍事力は抑止力にはならないということが
すでに証明されているのです。


先日2人の日本人が拘束されて殺されましたが、もし自衛隊が
派兵されたならもっと多くの死者が出るのは必死です。


なぜなら実戦経験のない日本の自衛隊に地上戦ができるはずも
なく、逆に自衛隊員が人質になって20億ドル要求されるのが
おちでしょうね。


デヴィ夫人なら「自決しろ」とでも言うでしょうけどね。


しかもこれが日本の自衛のためじゃなく、アメリカのために死んだ
となれば目も当てられないでしょう。


安倍政権が目指してる憲法改正とはこれなんですね。


これを日常生活に例えると、


自分の家に入られた泥棒を撃退するんじゃなくて、知人の家に
入った泥棒を撃退しに行くようなものです。


そして逆に自分が泥棒に捕まって殺されるようなものです。


愛川さんはリテラでこう言ってますよね。


「憲法を素直に読んでごらんなさいよ。


これ、誰がこさえたか、最初が英文だったとか、
そんなことはどうでもいいんだ。


立派なもんだよ。


「戦争放棄」、つまり武力でもってよその国と争うことはしない
なんて言っちゃう憲法なんてね、ちょっと嬉しくない?」


この言葉が愛川さんの思いがぎっしり詰まってるように思います。


パックインジャーナルは数年前から何度も見ていましたが、政府
からの圧力はテレビ朝日など比べものにならないほど半端じゃ
なかったと思います。


「安倍さんに殺される!」愛川欽也が受けた圧力、そして最後まで訴えた反戦への思い
http://lite-ra.com/2015/04/post-1039.html

古くても押し付けられた憲法でも良いものは良いのです。



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK183] <酷い>自民党が医療や福祉を含めた社会保障費3.9兆円の見直しを検討へ!5月中にも削減案公開!国民からは反発の声
【酷い】自民党が医療や福祉を含めた社会保障費3.9兆円の見直しを検討へ!5月中にも削減案公開!国民からは反発の声
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6227.html
2015/04/20 Mon. 21:00:46 真実を探すブログ



増大する社会保障費について自民党の行政改革推進本部(河野太郎本部長)が3.9兆円規模の大規模な見直しを提言しました。自民党は既に高齢者老人用の病床数を削減したり、社会保険料の値上げ等を実施していますが、それでも増大する社会保障費に対応できないと見ています。


そこで4月に行われた会議では、社会保障費の3.9兆円を削減する案が浮上。具体的には物価や賃金の上昇、医療技術の高度化による経費の増加分に照準を定め、5月中にも歳出抑制の案を提出する方針です。


ただ、国民側の反発は強く、ネット上でも多くの方がこの政策に反対を表明していました。自民党も「高齢化に伴う経費の増加分や、年金に手をつけるのは難しい」と述べており、反発の弱い場所が重点的に削減される可能性が高いです。


☆3.9兆円の見直し着手 社会保障費抑制へ自民行革本部
URL http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS17H8C_Z10C15A4PE8000/
引用:
 自民党の行政改革推進本部(河野太郎本部長)が高齢化などで膨らみ続ける医療や介護などの社会保障費について、2020年度までの5年間の伸びのうち、3.9兆円の見直し作業に着手した。物価や賃金の上昇、医療技術の高度化による経費の増加分に照準を定め、5月中に歳出抑制の具体策を示す考えだ。
:引用終了


☆医療費60兆円の危機 何を消滅し何を残す? 新報道2001 2015年04月19日(2/3)


☆医療保険制度改革の骨子 国保に1700億円投入へ(15/01/08)


☆“過去最大”予算案固まる 社会保障費の伸び抑制(15/01/13)


以下、ネットの反応

















http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「言論への圧力は「反政府的な意見を言い続けてきた人間」には無効:内田樹氏」
「言論への圧力は「反政府的な意見を言い続けてきた人間」には無効:内田樹氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17167.html
2015/4/21 晴耕雨読


https://twitter.com/levinassien

>フジヤマガイチ 因みにフェニックステレビは、NHKなど比較にならない、全世界に三億人以上の視聴者がいるアジア系最大規模のテレビ局である/麻生太郎氏が海外メディアを嘲り爆笑 記者「笑われる理由が分からない」 #ldnews http://t.co/5LK5p2LN0V

言論への圧力は「反政府的な意見を言い続けてきた人間」には無効で、「自分に圧力がかかるはずはないとたかをくくってきた来た人間」において選択的に有効だというのは、ほんとうにその通りだと思います。

政府が僕の言論を弾圧してくれば、それは「僕の言ってきたことが正しかった」ことを反論の余地なく証明してくれるだけです。

圧力を受けて腰を抜かすのは「別に反政府的なことを自覚的に言った覚えはなく、みんながしてるから、『そういうこと』を言っても書いても平気だと思ってしていた」連中です。

悪いけどいまの日本のメディアは「みんなが批判するときは一緒に批判し、みんなが批判するのを手控えたらすぐ止める」という人たちで埋め尽くされております。

そういう人のことを「ジャーナリスト」と僕はもう呼びたくありません。

このあといずれ安倍政権は崩壊すると僕は確信してますけれど、いま御用記事提灯記事を書いている諸君は、そのときには今度は「安倍政権の失政を徹底検証する」というような記事を書くのです。

必ず書きます。
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http://t.co/5LK5p2LN0V
麻生氏、会見で海外メディア嘲り「爆笑」 世界に恥さらす
2015年4月19日 16時0分

dot.(ドット)

 安倍政権の問題発言が止まらない。上から目線の「粛々」だけではない。麻生太郎財務相は会見で海外メディアの記者をからかい、世界に恥をさらす。

「粛々」という台詞を、よほど使い慣れていたに違いない。福井県の高浜原発の再稼働を認めない福井地裁の仮処分に対し、菅義偉官房長官は14日の記者会見で「粛々と(再稼働を)進めたい」と語った。

 でも「粛々」は、沖縄県の翁長雄志知事から「上から目線」と叱られたばかりではなかったか。「封印」した後も安倍晋三首相は、国会で「粛々」を思わず使った。「やめられない、止まらない」の状態である。

 安倍政権の「会見力」があやしい。使われる言葉がどこかとげとげしく、荒っぽいのだ。政権の支持率は安定し、日経平均株価は一時2万円を突破。統一地方選の前半戦でも勝利した順風満帆な政権運営に気持ちが高ぶっているのだろうか。

 問題発言は「粛々」だけではない。麻生太郎財務相は4月3日の会見で、海外メディアの記者を「嘲笑」している。

 問題のやりとりは、香港・フェニックステレビの李Α淵螢潺礇・傍[圓箸隆屬埜鬚錣気譴拭・蠅魑鵑欧董⊆・・僚蠡阿鮃陲欧襪函∨秬源瓩蓮屬◆・.侫Д縫奪・后・廚噺世辰涜臟リ弌5[圓篋睫馨覆隆盈修皸貊錣砲覆辰鴇个ぁ△修両譴婆簑蟷襪垢覽[圓呂い覆・辰拭


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 山本太郎氏の元妻?衝撃のヌード写真集発売 渦中の山本氏を直撃
芹菜々子の写真集「深海」の表紙


山本太郎氏の元妻?衝撃のヌード写真集発売 渦中の山本氏を直撃

東スポWeb 4月17日(金)6時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150417-00000000-tospoweb-ent

 政界のお騒がせ男もビックリ!? 国政政党「生活の党と山本太郎となかまたち」の共同代表を務める山本太郎参院議員(40)の元妻とみられるAさんが、17日にヘアヌード写真集を発売。さらにAV出演の情報が駆け巡り、永田町に衝撃が走っている。元妻は“華麗なる転身”を果たしたのか――。騒動の渦中にある山本氏を直撃した。

 写真集「深海」(双葉社)でB85・W59・H86、推定Dカップの一糸まとわぬ姿を披露したのは、芹菜々子(せり・ななこ=25)。「2つの顔を持った謎の美女がアスリートのような美しい肢体を惜しげもなくさらした」とのコピーが躍る。この芹が山本氏の元妻のAさんだという。

 双葉社の担当者は「彼女の過去はお答えできない。写真集を作ったのは今の彼女が魅力あふれる方だから。過去やプライバシーではない」と芹とAさんが同一人物かの特定は避けた。

 山本氏は議員当選前の2012年5月に18歳年下で、当時プロサーファーだったAさんと交際1か月で電撃結婚したが、わずか3か月でスピード離婚した。13年の参院選当選後に離婚が判明。200万円の慰謝料が支払われた円満な協議離婚だったが、Aさんの家庭環境が複雑だったこともあり、山本氏は「友人として見守っている」とたびたび相談に乗っていた。

 Aさんはプロサーファー時代に美人選手として評判となり、異例となるアイドルDVDも販売されたほど。今回の写真集も当時の人気ぶりからすれば、さして驚くものではないが、双葉社のウェブ上にある紹介欄には「『まさかこんな子が脱ぐなんて…』超大型新人がAVデビュー。美しいルックスと均整のとれたスーパーボディーで、AV界を席巻すること間違いなし」とヘアヌードのみならず、今後のAV出演をにおわせているのだ。

 版元は「写真集を発売するに当たって、AVを準備する情報はあったが、実際に販売するかはメーカーさんでないと分からない」と話す。販売元とされるAVメーカーは「うちからは出ません」と否定する。AVではなく、イメージDVDが5月に発売されるとの情報も流れている。

 16日に発売された「週刊文春」にも「山本太郎元妻がAV女優になっちゃった」との記事が掲載され永田町も大騒ぎだ。

 ある関係者は「過去にも某大臣の娘がAVに出演したとか、議員になる前の大昔にヘアヌード写真集を出した女優さんはいましたが、元妻というのは珍しい。まがりなりにも山本氏は小沢一郎氏と並んで、国政政党の代表の要職に就いているので、反響は大きいでしょうね」と話す。

 山本氏を直撃すると、「(ヘアヌード写真集の)話自体は聞いていない。本人かどうなのか、電話をしたが、つながらなかった」と困惑の表情を浮かべる。続けて「彼女のスタンスから考えると(本人かどうかは)怪しいと思うが、“写真”(写真集)と“映像”(AV)と2つ噂が出ていますよね。本当に彼女で、“写真”があったとすれば、もともと表現者だったので、理解できる部分もあるし、自分の夢とつながるのなら頑張ってもらいたい」と意外にもエールを送る。

 一方で「“映像”となると複雑な思いがありますね。でも互いに自分の人生を生きるということで新たなスタートを切ったわけで、彼女のやりたいことに対し、ボクがとやかく意見する立場ではない」とさしもの“国会の爆弾男”も元妻の「エロスの世界」へのチャレンジには、神妙な面持ちだった。

http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/534.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「翁長からオバマ大統領に沖縄の声を伝えてくれと言われて窮地に立っているのは安倍だろう:二見伸明氏」
「翁長からオバマ大統領に沖縄の声を伝えてくれと言われて窮地に立っているのは安部だろう:二見伸明氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17166.html
2015/4/20 晴耕雨読


https://twitter.com/futaminobuaki

安部首相と翁長会談。

背景に小沢一郎の安部沖縄政策を真っ向から批判する論文が米の外交誌に掲載され、国際社会で大反響を呼んでいることがあるのではないか。

翁長からオバマ大統領に沖縄の声を伝えてくれと言われて窮地に立っているのは安倍だろう。

小沢の実力をオバマも米政界も知っているからだ。

愛川欽也死す。

埼玉県立浦和高校の同級生だ。

堅苦しい校風に嫌気が差して俳優座にいった根からの自由人だ。

戦争を嫌悪し「反戦とは憲法を守ること」と言い続けた権力を恐れぬ硬骨漢だ。

「高校の同級生の二見が運輸大臣になった」と深夜ラジオで喜んでくれた人情家でもある。

惜しい人がまた一人消えた。
ーーーーーーーーーーーー
川内 博史氏
https://twitter.com/kawauchihiroshi

翁長知事・安倍総理会談。

今日のポイントは、翁長知事から総理に対して「沖縄県民及び沖縄県知事は辺野古移設に明確に反対していることをオバマ大統領との会談で発言してもらいたい」と申し入れたこと。

日米首脳会談で、それを言えば状況は変わるでしょう。

因みに、安倍総理が「沖縄県民及び沖縄県知事が辺野古移設に反対なんですけど」と、オバマ大統領に伝えるかどうかは、日米首脳会談の後プレスリリースされる「会談の概要」に記述されるかどうかに注目しておけばよいです。

愛川欣也さんの最後の放送が、KINKIN.TVの「パックインジャーナル」3月21日放送の回。

私は、そのキンキン最後の放送のコメンテーターだった。

浪人中の私を、現職時代と変わらず可愛がってくれた。

本番前「この政治状況では死んでも死にきれないよ」と語っていたのが心に残る。

合掌。

作家の村上春樹氏が「原子力発電所」ではなく「核発電所」と呼ぶべきと提案している。

nuclear=核、だから。

実態を正確に把握できる言葉を使うべき、というのは目から鱗ですね。

「核発電所」を「原子力発電所」と言い換えるところから情報操作が始まっていたのですね。


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/535.html

記事 [政治・選挙・NHK183] <世論調査>「安倍内閣で暮らしが良くなった」、たったの11%だけに!約8割が「悪くなった」と回答!アベノミクスの効果なし
【世論調査】「安倍内閣で暮らしが良くなった」、たったの11%だけに!約8割が「悪くなった」と回答!アベノミクスの効果なし!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6228.html
2015/04/20 Mon. 22:00:01 真実を探すブログ



4月20日にANNが発表した最新の世論調査によると、第二次安倍政権になってから「暮らし向きが上向いた」と回答した方は全体の11%しか居なかったとのことです。回答者の内、約8割の方は「暮らしが良くなったとは思わない」と回答しています。


この世論調査は1000人を対象に無作為抽出で、全国125地点を対象にして行われた物です。安倍内閣の支持率は前回よりも1.5%低下して47.3%となっています。他の政策では沖縄の辺野古新基地について、「移設を支持する」とした人は39%、「支持しない」と答えた人は34%となりました。
原子力発電所の再稼働は「支持する」が29%、「支持しない」が57%で、いずれも安倍政権の政策に批判的な声が多く見られます。


安倍政権の支持率が50%前後で高止まりしているのは、世論の流れを上手くコントロールしているからです。どの世論調査でも安倍内閣を支持している方の半数は、「何となく良さそうだから」、「他に支持している人が居ないから」等と回答していました。


「アベノミクスでいずれは賃金アップ」等と盛んに宣伝されていることから、律儀にそれを期待して待っている国民が多いことを示しています。
ただ、このまま8割の国民に暮らしが良くなった実感が無ければ、急激に安倍政権の支持率が低下することになるかもしれません。






☆「株価上がれども…わが暮らし楽にならず」約8割(04/20 11:53)
URL http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000048772.html
引用:
第2次安倍内閣が発足して以降、暮らし向きが上向いたと思っていない人が約8割に上ることがANNの世論調査で分かりました。


 調査は18日と19日の2日間、行いました。まず、安倍内閣の支持率は、先月の前回の調査と比べて1.5ポイント下がって47.3%となりました。また、第2次安倍内閣以降、暮らし向きが上向いたと思う人が11%だったのに対し、思わないと答えた人は約8割に上りました。普天間基地を巡っては、沖縄県名護市辺野古への移設を支持するとした人は39%、支持しないと答えた人は34%となりました。さらに、原発に関して、2030年の時点で電力の2割を原子力が賄うとする安倍内閣の方針を支持しないとした人が5割を超えたほか、再稼働についても支持するが29%、支持しないが57%となっています。
:引用終了


☆「株価上がれども・・・わが暮らし楽にならず」約8割(15/04/20)


☆沖縄県知事の辺野古作業停止指示「評価」が半数超 FNN世論調査(15/03/30)


☆金子勝×室井佑月×大竹まこと:絶対に失敗と言わせないアベノミクス


☆【アベノミクス失敗】はじめに結論ありきの消費再増税で国民総貧乏へ【三橋貴明】





http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/536.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 翁長知事がケネディ大使に会談申し込むが拒否。米国批判への口封じ。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201504/article_19.html
2015/04/20 22:40

大手の新聞、テレビには出ていないニュースであるが、沖縄タイムズに、翁長知事が米駐日大使のケネディ氏に会談を申し込んだ記事が掲載されている。沖縄県の東京事務所を通じて、大使館側に会談の要望を出しているほか、7日にうるま市のキャンプ・コートニーを訪れ、在沖米軍トップのジョン・ウィスラー四軍調整官、アルフレッド・マグルビー在沖総領事にケネディ氏との面会の希望を伝えていたという。

これには、日本政府、ケネディ大使も驚いただろう。翁長氏の会談要請に対して、「会談の目的が不明確」と言って、会談を拒否しているという。目的が不明確と逃げをうったが、「目的」は不明確どころか明確過ぎる。翁長氏の目的は、辺野古基地移転に反対である沖縄の総意を、オバマ大統領に伝えてほしいと言いたいことは明らかである。敢えて、「拒否」と書いたのは、会いたくないからだ。つまり会ってしまうと、米国が当事者になってしまうからである。断れば、米国が悪者になる。日本国民の怒りの矛先が、日本政府から米国政府への向かうのは目に見えている。

翁長氏は、やはり早く米国に行って、米国政府に直訴した方がいい。日本の今の安倍政権は、全く取り付く島がない。むしろ、米国の政府関係者に沖縄の総意を説明する方が、はるかに現実味がある。


翁長知事と米大使の会談困難に 大使館「目的が不明確」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=112317

· 翁長知事とケネディ米大使の会談は実現が困難に

· 大使館側が「会う目的が不明確」と難色を示している

· 知事は辺野古移設反対を伝え、訪米へ協力を求める考え

 翁長雄志知事が今月中の実現を目指しているキャロライン・ケネディ駐日米大使との会談について、駐日米大使館側が「この時期に会う目的が明確ではない」と難色を示していることが19日分かった。関係者によると、こうした米大使館側の意向のほか、翁長氏の台湾出張など日程の調整が難しいことなどもあり、会談の実現は困難な情勢だ。

 翁長氏は、日米両政府が進める米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する立場をケネディ氏に伝える方針。安倍晋三首相や菅義偉官房長官との会談と同様、沖縄戦以降に県民が米軍基地を負担させられてきた歴史的な経緯などを取り上げ、理解を求める考え。



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/537.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「アホじゃないのか、麻生 マジこれ恥ずかしい:ふるまいよしこ氏」
「アホじゃないのか、麻生 マジこれ恥ずかしい:ふるまいよしこ氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17168.html
2015/4/21 晴耕雨読


https://twitter.com/furumai_yoshiko

> 津上俊哉 麻生さんは、フェニックスのバック=中国はご存じだったようだが、リミァオがなかなか気骨ある記者だっつうことまではご存じなかったようだ。RT 麻生氏、会見で海外メディア嘲り「爆笑」 世界に恥さらす http://t.co/vZQymdkw4L #dot_asahi_pub

この記事で抜粋されている部分だけでは分からないが、皮肉をぶつけられたフェニックステレビのリミャオ記者は、バランスのとれた日本報道で、中華系メディアにおいては最も優れた記者の一人。

その人を「中華系」というだけであざ笑うとは恥ずかしい。http://t.co/oh6pkDHRN2


そんな人が堂々と大臣という地位についており、さらには他国の記者の前で堂々とその姿をさらして恥ずかしいとも思わない。

それが世界の目に映る「日本」だということを、もうちょっと国内日本人は知るべきだと思う。

> フジヤマガイチ 因みにフェニックステレビは、NHKなど比較にならない、全世界に三億人以上の視聴者がいるアジア系最大規模のテレビ局である/麻生太郎氏が海外メディアを嘲り爆笑 記者「笑われる理由が分からない」 #ldnews http://t.co/5LK5p2LN0V

> 野原燐 問題のやりとりは、香港・フェニックステレビのリミャオ記者との間で交わされた。手を挙げて、自分の所属を告げると、麻生氏は「あ? フェニックス?」と言って大爆笑。記者や財務省の官僚も一緒になって笑いその場で問題視する記者はいなかったhttp://t.co/fzS2MiZbEv

リミャオ記者は、反日騒ぎの時も3.11の時も熱心に日本の現実を中国に届け続けた。

反日の時には「叛國」のレッテルすら貼られたのに。

2010年の尖閣騒ぎの時は、沖縄の新聞まできちんと目を通して、現地の声を伝えていたのに。

そういう人を敵に回して、何が嬉しいんだろう、アホじゃないのか、麻生 マジこれ恥ずかしい。

> TrinityNYC ドイツの特派員には、麻生は外国人相手には記者会見しない大臣だと書かれ、記者会見したらしたでイヤラシサ爆発にみんなキョトンとしてるってさw もう、何がなんだか、さっぱり分からんなw

嘲笑の的にされた、フェニックステレビのリミャオ記者は、日本報道における中国の第一人者。

日本語堪能、非常にバランスのとれた報道をする記者さんで、2010年の尖閣沖での漁船衝突事件の時は沖縄の新聞まできっちり読んで現地の声を中国に伝えていた。

日本から報道する中国系記者の中でもトップクラスの優秀さだ。

そういう人を、生半可なイメージで公衆の前で笑い者にするとは、大臣として恥ずかしいにも程がある。



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/538.html

記事 [政治・選挙・NHK183] メディアが政権批判をすることの意味(在野のアナリスト)
メディアが政権批判をすることの意味
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52700721.html
2015年04月20日 在野のアナリスト


今日の東京株式市場は落ち着いた取引でした。19日、中国人民銀行が預金準備率を1.0%引き下げ、市場に融和的な態度を示し、上海市場が落ち着いていたことも影響するのでしょう。先週末の空売り拡大も、機関投資家など一部にその権限が与えられるだけなら、これらはヘッジの空売りをしても、市場を暴落させるような売りは出さない、と推測されます。それ以上に、預金準備率を下げたことで余剰マネーが市場に流れ易くなる、との思惑が先行した形です。

なぜか、ギリシャ懸念についてはほとんど材料視されませんでしたが、もう食傷気味なのかもしれません。しかしEU再編など、ギリシャ問題の影響がどこまで拡大するか、実はまだまだ不透明な部分が多いものです。7月までにギリシャ政府が折れるのか、EUが見放すのか、いずれにしろ答えが出るのでしょう。そのときは今融資をしているIMFふくめ、不良債権下するのかも考慮して、経済の影響を考えていかなければいけないのでしょう。

あるブログでNHK、テレ朝が自民から呼び出された件を取り扱った記事で、『メディアが政権批判をすると国民にウケる。人気が出る』と述べられ、それを前提に論理が構築されている点が、少し気になりました。実はこの『メディアが政権批判を…』の論調は、安倍政権支持の方に多いのですが、まったく論拠がありません。むしろその背景を考察すれば、簡単に論旨が覆ります。

政権批判がウケるのは、国民が相応しくない、政治家の資質も劣っている、と思っているからこそ、その意に添う論調には同調が集まるのであって、逆に政治家としての力量もあり、かつ国民の声に応える政権なら、メディアが批判するにもリスクが伴います。つまりメディアが政権をどう評価するか、ではなく、国民が政権をどうみているか、が政権批判が国民にウケるかどうかに、深く関係するのです。そしてそれは政権に携わる政治家の行動、言動によって決まるのであり、決して批判のための批判が面白いから、国民がそうした番組、記事をみるわけではないのです。

例えば、山場を迎えたといわれるTPP交渉。中国主導のAIIBが、交渉加速の流れをつくったともされますが、本質は安倍氏の訪米前、手土産にしたいからこそ今ここで焦って交渉しています。貿易協定と、投資銀行ではその中身があまりに違い過ぎますし、環太平洋とアジアと、多少の地域的な重なりはありますが、枠組みも目的も異なる。それに双方へ参加する国も多く、AIIBとあえて重ねる必要はありません。それこそ『粛々と』交渉し、双方のメリットを話し合えばよく、安倍政権の焦りは国益を損ねかねない、妥協の産物になりかねない懸念の方が強くなります。

安倍政権に外交手腕があるなら、AIIBの流れを読み間違えることもありませんし、また国民の声を聞くなら、TPPには参加していません。しかもこのタイミングでTPPを加速させても、米議会ですら大統領貿易促進権限(TPA)が提出された段階で、まだ成立はしていないのですから、どうなるかは不明です。日本側の事情、特に安倍政権の未熟さが露呈した結果として、このTPP交渉をここでまとめようとするなら、国民はその不誠実さに批判的な気持ちを抱くのです。そしてその意を汲むからこそ、それをズバリと言ってくれる人間、番組、記事に称賛を与えるのです。

卑近な例をあげれば、小泉政権のときに政権批判が力をもち得たか? と考えれば分かり易いでしょう。今でも特に、小泉政権が特に優秀で、すばらしい政策を打っていたとは考えていませんが、当時は国民がすばらしい、と思っていたからこそ、その意に反する報道はできなかったのです。世論調査でも、暮らし向きが悪化した、は過半数を大きく超えます。それなのにメディアは景気が好調や、安倍政権を称賛する記事ばかりを垂れ流し、国民が悶々とした気持ちを抱くのです。今こそ、政権批判が力をもつのに、それを人為的、無理やり止めているような状態です。

G20でも、麻生財務相が香港紙の記者を嘲り、笑ったと報じられます。財務省としては既得権であるADBの脅威となるAIIBなどができて、中国が不倶戴天の敵にみえるのでしょうが、国際社会からみて麻生氏の態度は、非常に危惧されるもの、と映ります。そしてそれらは国民も見ているのです。この政治家たちでいいのか? 日本の代表として相応しいのか? 自分たちの暮らしを託せるのか? それがNOであった場合、『メディアが政権批判をすると国民にウケる。人気がでる』のです。少なくとも、そうしたことを必然と誤解してしまうのは、日本の政治が劣化し、国民からみてNOである政権がつづいている、ということが影響しているのでしょう。少なくとも、安倍政権も国民からみてYESではありません。それを人為的に、特定の層により守られているのが、今の安倍政権です。国民の不満の高まり、鬱屈した気分が高まっているからこそ、その流れを変える何かがあると、がらりと変わってしまう予感もしています。それが海外から来るのか、国内で芽生えるのか、その差でしかないのかもしれませんね。


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/539.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 村山談話の「侵略・おわび」、首相「再度書く必要ない」(朝日新聞)
村山談話の「侵略・おわび」、首相「再度書く必要ない」
http://www.asahi.com/articles/ASH4N71K8H4NUTFK017.html
2015年4月20日22時00分 朝日新聞


 安倍晋三首相は20日夜のBSフジの報道番組で、戦後70年の節目に出す「安倍談話」をめぐり、戦後50年の「村山談話」などにある「植民地支配と侵略」「心からのおわび」などの文言を使うかどうかについて、「同じことを入れるのであれば談話を出す必要はない」と述べた。


 番組は生放送で、約50分間出演した。首相は村山談話や戦後60年の「小泉談話」について、「村山総理は村山総理として語られ、閣議決定した。小泉総理の時には村山総理の談話を下敷きにしているという感じはある」とした上で、「(同じものを出すなら)名前だけ書き換えればいいだけの話になる」と語った。


 また、「(村山、小泉両談話の)基本的な考え方を継いでいくということはもう申し上げている」と言及。「引き継いでいくと言っている以上、これをもう一度書く必要はないだろうと思う」と強調した。


 中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)については、「まずしっかりとしたガバナンスがあるということ。そうしたものを見ていくことが大切だ」と指摘。「いわば悪い高利貸からお金を借りた企業は、その場しのぎではあっても未来を失ってしまう。そういうものになってはならない」とし、「前提条件が満たされるかどうか、慎重に考えていくのは当然。米国はもちろん、参加を表明しているG7の国々も基本的に同じ懸念を持っている」と語った。


 21日からのインドネシア訪問にあわせ中国の習近平(シーチンピン)国家主席と首脳会談を行う可能性については「まだ何も決まっていないが、自然な形で機会が設けられるなら、お目にかかる用意はもちろんある。意思疎通していくことは、両国にとって必要ではないか」と意欲を示した。
















http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/540.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「外交的に絶対にやっちゃいけないタイミングで軽口を叩いてしまう安倍外交のお粗末さは、本当にスゴい。」
「外交的に絶対にやっちゃいけないタイミングで軽口を叩いてしまう安倍外交のお粗末さは、本当にスゴい。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17169.html
2015/4/21 晴耕雨読


kazukazu88氏のツイートより。https://twitter.com/kazukazu881

>NHKニュース 公明 「加憲」の具体的な項目検討へ http://nhk.jp/N4Ir4DY9 #nhk_news

総理大臣による国会の解散権の制限と政治から中立な憲法裁判所の設立を提案してくれれば良いのに。


「今の最高裁は機能していない」と言って。


> 弁護士神原元 これ、深刻な問題だよ→「女性ゼロ」地方議会一覧 2015年1月1日時点、朝日新聞調べ - 朝日新聞デジタル http://t.co/HPCezxLYKT

> きむらとも 「圧力だ」と言われたら「圧力ではない」としか言えず、「戦争法案だ」と言われたら「戦争法案ではない」としか言えない。「本質」をズバリ指摘されたら、説明どころか、もはや満足に反論することさえ出来なくなってしまった安倍政権だが、「丁寧な説明」ってのは、一体いつになったら聞けるんだろか。


>この記事で抜粋されている部分だけでは分からないが、皮肉をぶつけられたフェニックステレビのリ・ミャオ記者は、バランスのとれた日本報道で、中華系メディアにおいては最も優れた記者の一人。その人を「中華系」というだけであざ笑うとは恥ずかしい。http://t.co/oh6pkDHRN2

麻生は、野中広務を部落出身者だという理由で総理大臣になることに反対したクズですからね。


ウクライナがナチや共産党のシンボル禁止法を受けて、歴史まで書き換えへ。


Ukraine to rewrite Soviet history with controversial 'decommunisation' laws http://t.co/6F9YMIFWDq

どこも迷走する国は、まず歴史を書き換えるしようとするよねw


より良い未来を創っていくより、過去を書き換える方が簡単だからなのだろうけど。


> ken 日経の世論調査、ここには載ってないけど紙面では安倍政権に国民が望むことの一位が社会保障50%超えで、この記事の横には安倍の社会保障費削減の記事があてつけのように載ってる。これで民主の支持率が上がらないって激しく駄目。岡田選んだツケ。http://t.co/qEWBCgXwSE


> こたつ 安倍、70年談話から侵略の文言なくすの遂に明言したのか....



NYTの社説。


安倍首相の訪米との成功は、安倍が歴史に対して誠実な態度を示すことができるかにかかっているだろうと。


歴史に対する態度の模範例として、皇室に言及。


Shinzo Abe and Japan’s History http://nyti.ms/1P3vm1a

NYTが、安倍に歴史に対して誠実さを示せと言っている社説に使っている写真。



日本人がISISに人質にされているときに中東で「人道支援を反ISIS支援」と言ったり、訪米直前に「侵略・おわびの文言を消す」と言ったり、外交的に絶対にやっちゃいけないタイミングで軽口を叩いてしまう安倍外交のお粗末さは、本当にスゴい。


> Yuka Hayashi U.S., Japan close to agreement on TPP. PM Abe talks to WSJ ahead of his US visit. http://on.wsj.com/1J2rwot


> Hideyuki Hirakawa おそらく憲政史上、最悪の暗愚だな。安倍は。


関連記事
村山談話の「侵略・おわび」、首相「再度書く必要ない」(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/540.html




http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/541.html

   

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